• "前園正昭"(/)
ツイート シェア
  1. 八尾市議会 2022-06-21
    令和 4年 6月21日予算決算常任委員会(文教分科会)−06月21日-01号


    取得元: 八尾市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-02
    令和 4年 6月21日予算決算常任委員会文教分科会)−06月21日-01号令和 4年 6月21日予算決算常任委員会文教分科会)             ┌─────────────┐             │  予算決算常任委員会  │             │   文教分科会次第   │             └─────────────┘                           ┌─令和4年6月21日──┐                           └─第1委員会室  ──┘ 1 開  会 2 審  査 【こども若者部関係】  (1) 議案第56号「令和4年度八尾一般会計第6号補正予算専決処分承認の件」のうちの当分科会所管分教育委員会関係
     (1) 議案第57号「令和4年度八尾一般会計第8号補正予算の件」のうちの当分科会所管分 3 閉  会 〇出席者氏名    出席委員           委員長          田   中   裕   子           副委員長         阪   本   忠   明           委員           鑄   方   淳   治           委員           南   方       武           委員           前   園   正   昭           委員           畑   中   一   成           委員           吉   村   拓   哉    説明のため出席した者          市長            大   松   桂   右          副市長           植   島   康   文          副市長           村   上   慶 太 郎       <こども若者部>          部長            吉   川   貴   代          次長こども若者政策課長  岩   井   耕   二       <教育委員会>          教育長           浦   上   弘   明          副教育長          原   田   奈 緒 美          教育監           小   山   健   治          次長            太   田   浩   子          次長            木   下   直   人          教育政策課長        川   添   浩   司          教育センター所長      打   抜   真 由 美          参事            辻   本   貴   昭       <その他関係執行部>          若 干 名     職務のため出席した市議会事務局職員          議事政策課長補佐      村   井   浩   之          議事政策課主査       花   田       侑  令和4年6月21日(火曜日)午前10時05分開会 ○委員長田中裕子)  出席委員が定足数に達しておりますので、ただいまから予算決算常任委員会文教分科会を開会いたします。 ───────────────────── ○委員長田中裕子)  当分科会では、担当する各予算質疑を行います。  なお、討論と採決は6月29日の全体会で一括して行います。  それでは、お手元配付の次第書どおり審査を行います。 ───────────────────── ○委員長田中裕子)  まず初めに、こども若者部関係について審査を行います。  議案第56号「令和4年度八尾一般会計第6号補正予算専決処分承認の件」のうちの当分科会所管分議題といたします。  岩井こども若者部次長から提案理由説明を求めます。  岩井次長。 ◎こども若者部次長こども若者政策課長岩井耕二)  ただいま議題となりました議案第56号「令和4年度八尾一般会計第6号補正予算専決処分承認の件」につきまして、御説明申し上げます。  恐れ入ります、補正予算書の14ページをお開き願います。  款3民生費、項2児童福祉費、目1児童福祉総務費におきまして510万円を増額補正いたすもので、子育て世帯生活支援特別給付金給付事業の実施に伴い、超過勤務手当として職員人件費を増額するものでございます。  次に、目10子育て世帯生活支援特別給付金給付費におきまして5億0445万8000円を増額補正いたすもので、子育て世帯生活支援特別給付金で4億7140万円、事務経費で3305万8000円を、それぞれ増額するものでございます。  なお、本件につきましては、特に緊急を要したため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、令和4年5月26日付で専決処分をさせていただいたもので、同条第3項の規定により市議会の御承認をお願いするものでございます。  以上、誠に簡単でございますが、提案理由説明とさせていただきます。  よろしく御審議、御承認を賜りますよう、お願い申し上げます。 ○委員長田中裕子)  提案理由説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  南方委員。 ◆委員南方武)  それでは、質問させていただきます。  今回、子育て世帯に対する生活支援特別給付金事業ということで、全額、国庫負担、国の政策でそのまま行っていくわけですけども、他市では、市独自の施策をこれに追加して、例えば金額上乗せしたり、近隣の市でも、その対象を拡大するような、かなり大きな予算をつぎ込んで、子育て世帯への支援という部分を、市独自の部分を足している自治体もあるんですが、八尾市においては、そのような上乗せ、もしくは対象の拡大というようなことは考えたのかどうか、教えてください。 ○委員長田中裕子)  岩井次長。 ◎こども若者部次長こども若者政策課長岩井耕二)  お答えいたします。  上乗せ等の検討という部分についてはさせていただいたところでございます。  ただ、市全体としての臨時交付金等々を活用した独自事業を実施する部分につきましては、他事業が優先されたと認識しているところでございます。 ○委員長田中裕子)  南方委員。 ◆委員南方武)  予算が無限にあるわけではないので、取捨選択は必要だと思いますが、この物価高騰の中で、コロナも長引いている中で、子育て世帯の負担はかなり大きいと思います。引き続き、しっかりとその光の当たっていないところがないかという部分は目を凝らせていただいて、子育て世帯への追い風を送っていくという部分では、しっかりと検討はしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  この中で、事務経費が約3300万円盛り込まれているわけですけども、その中の委託料であるとかシステム改修と、もろもろあると思うんですが、内訳をちょっと教えてください。 ○委員長田中裕子)  岩井次長。 ◎こども若者部次長こども若者政策課長岩井耕二)  お答えいたします。  事務経費全体の3300万円程度の内訳ですけれども、人材派遣委託料が一番多く占めておりまして1980万円でございます。あと、システム改修委託料で267万3000円、業務システムの端末のリース料で154万円、あと案内とか申請書等郵送料で281万円等々となっておるところでございます。 ○委員長田中裕子)  南方委員。 ◆委員南方武)  委託費が結構大きいということで、これは何名分の予算か、教えてください。 ○委員長田中裕子)  岩井次長。 ◎こども若者部次長こども若者政策課長岩井耕二)
     委託費につきましては、派遣を想定しておりまして、4名を予定しておるところでございます。 ○委員長田中裕子)  南方委員。 ◆委員南方武)  過去にも行っている事業で、ほぼ同じような内容で進めていくと思うんですが、この委託で派遣の方を4名雇って、さらに総務費のほうでは超過勤務の手当も取られていると思います。  このあたり予算というのは、以前やっているので慣れてきたとか、予算を多少、少なくできるような効果は出ているのかどうか、教えてください。 ○委員長田中裕子)  岩井次長。 ◎こども若者部次長こども若者政策課長岩井耕二)  予算としましては、不足がないように見込んでいくという考えを持っておりますので、前年度も踏まえまして、不足のない人数で見込ませていただいておるというようなところでございます。  超勤の実績等も踏まえて、不足なく見込んでおるんですけれども、予算をつけていただいた中で、執行部分では、職員の負担のこともありますので、縮減に努めていきたいと考えておるところでございます。 ○委員長田中裕子)  南方委員。 ◆委員南方武)  他の給付事業に関しても、減免事業もそうですが、特にシステム改修においては、以前行ったことがあるということで、半額近い予算でいけている部署もあります。  今回のこの子育て世帯への給付という部分では、システム改修予算というのは、先ほどリース料がかなり大きな金額を取られていますけども、それも含めて、多少減額できているのか。それとも以前と同様の金額が、どうしてもかかってしまうのか。そのあたり説明をお願いします。 ○委員長田中裕子)  岩井次長。 ◎こども若者部次長こども若者政策課長岩井耕二)  国費とはいえ、効率的な執行というところが必要だということで、システム改修費等も、業者と話をさせていただいて、縮減できないかという話はさせていただいたんですが、システムとしましては、パッケージシステムをどうしてもカスタマイズするという部分につきましては、前年と同様に費用がかかるというお話でございましたので、昨年度の実績と同額という形になっておるところでございます。  それと、あと端末部分につきましては、必要台数というのは、職員の人数を基に積算していきますんで、その必要台数というところで積算しておるところでございます。 ○委員長田中裕子)  南方委員。 ◆委員南方武)  ということは、そのシステムそのものリース代というよりは、その職員必要台数分のパソコン、もしくはそういう機材が必要だということですか。  なかなか削るのも難しい部分もあるかと思いますが、先ほども限られた予算の中でという話もありましたので、今後、長期化する中で、また同様の給付が行われる可能性は、十分あり得ると思います。ノウハウをしっかり蓄積していただいて、確保した予算の中から、少ない予算執行率で済んだと言えるような形に持っていっていただきたいとは思います。  細かい話なんですけど、参考までにお聞かせいただきたいんですが、先ほど郵送料金額もありました。この対象者基本市内だと思うんですが、その郵送料が幾らになるのか。もしくは、その件数がかなり多いと思いますので、割増しの手数料などがかかるのかどうか。もしくは、割引が利くのかどうか。そのあたり、細かい数字があれば教えていただきたいと思います。 ○委員長田中裕子)  岩井次長。 ◎こども若者部次長こども若者政策課長岩井耕二)  郵送料全体では、先ほども答弁しましたけど、288万1000円を計上しております。内容としましては、実際に支給・不支給の決定の通知を送らせていただいたりとか、あと個別の勧奨通知等をさせていただくということで考えておりまして、そういったものにつきましては、単価73円で見込んでおるところでございます。  また、物によりましては、送付物が多くなってきたりとかいうことになりますと、重量の関係が出てきますので、そういった部分については、プラスの金額になっておったりとか、そういった形での積算になっておるところでございます。 ○委員長田中裕子)  南方委員。 ◆委員南方武)  なるほど、84円ではなくて、市内ですから73円になるということですか。分かりました。  この勧奨もしくは、その通知に関しては、もう既に6月に行われていると認識でいいのか。また、最短の方で申請不要の方は、いつ頃に振込がなされるのか。教えてください。 ○委員長田中裕子)  岩井次長。 ◎こども若者部次長こども若者政策課長岩井耕二)  今回の特別給付金につきましては、独り親対象にしている部分と、あとその他世帯という形での分けがございます。独り親のほうを先に進めておるところでございますけども、既に申請不要の方については、案内のほうを送付させていただきまして、今の予定ですけど、6月28日に振込をさせていただくという予定で進めております。  また、二人親の部分につきましても、今年度の税額が確定した後、速やかにということですんで、今、作業を進めておりまして、7月上旬に申請不要の方に対しては案内を送らせていただいて、7月中旬にお支払いをするといった予定で、今、進めておるところでございます。 ○委員長田中裕子)  南方委員。 ◆委員南方武)  ということは、例えば15歳から18歳のお子様のみの御家庭、高校生世帯には、どのようにして、その通知をするのか、ちょっと教えてもらっていいですか。 ○委員長田中裕子)  岩井次長。 ◎こども若者部次長こども若者政策課長岩井耕二)  高校生世帯につきましては、申請が要るという形になりますけれども、そういった世帯の方のデータと、あと税データを突き合わさせていただいて、非課税の方というのは一定、把握できる部分がありますので、その方につきましては、改めて、案内のチラシと申請書を送らせていただくといった対応をさせていただこうと考えてございます。 ○委員長田中裕子)  南方委員。 ◆委員南方武)  しっかり御案内が行くということで、安心いたしました。  今回、全額国費ということで、対象が多ければ多いほど助かったという世帯が増えるという認識でいています。  あとは、家計急変世帯は自分で申請が必要だけども、自分が本当に対象になっているのかどうか。気づかない方も中にはいらっしゃるかもしれませんので、他部署ともしっかり連携していただいて、様々な御相談で市役所を訪れた際に、このような制度ありますと。案内しすぎるのも対象にならなかった際にショックを受けられるかもしれませんが、適正に御案内して、この給付を受けられる方に、本来、受けられたであろうというような、受けられなかった方が出ないように、どんな手法で案内していけばいいのか、しっかりと知恵を出していただいて、1人でも多くの方にこの給付で助かったと言っていただけるような制度にしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長田中裕子)  他にありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長田中裕子)  なければ、2回目の質疑に入ります。  質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長田中裕子)  それでは、本件の質疑は、これをもって終わります。  以上で、こども若者部関係審査を終了いたします。 ───────────────────── ○委員長田中裕子)  執行部交代のため、暫時休憩いたします。  午前10時15分休憩       ◇   午前10時45分再開 ○委員長田中裕子)  休憩前に引き続き分科会を再開いたします。 ───────────────────── ○委員長田中裕子)  次に、教育委員会関係について審査を行います。  議案第57号「令和4年度八尾一般会計第8号補正予算の件」のうちの当分科会所管分議題といたします。  川添教育政策課長から提案理由説明を求めます。  川添課長。 ◎教育政策課長川添浩司)  ただいま議題となりました議案第57号「令和4年度八尾一般会計第8号補正予算の件」のうち、教育委員会所管分につきまして御説明申し上げます。  恐れ入りますが、令和4年度八尾一般会計第8号補正予算書22ページをお開き願います。  歳出予算補正でございますが、まず、款9教育費、項1教育総務費、目4教育振興費におきまして、学校ICT活用事業経費で、ICT支援員配置に係る経費として4192万7000円を増額するものです。  以上、甚だ簡単ではございますが、よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○委員長田中裕子)  提案理由説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  鑄方委員。 ◆委員鑄方淳治)  では、お伺いします。よろしくお願いいたします。  今、御説明いただきましたけども、補正予算書を拝見して、国庫支出金であると。全てそういった財源であるということは見てとれるんですが、今の御説明で、何人配置されるのか。そして、この配置によって、合計何人になるのか。そこを教えていただいてよろしいでしょうか。 ○委員長田中裕子)  打抜所長。 ◎教育センター所長(打抜真由美)  お答えいたします。  今回の補正で9名の増員を想定しております。今年度、令和4年度につきましては、既に2名の配置を行っておりますので、合わせまして11名の配置になります。 ○委員長田中裕子)  鑄方委員
    委員鑄方淳治)  ありがとうございます。年度当初の予算にときに、文科省基準は、なかなか厳しいんじゃないかといったような議論があったかと思います。  そして、私もGIGAスクールが導入される際に、各学校から1名のGIGAスクール担当の方が出て、そこでいろんな協議であったりだとか、情報共有をして進めていくというお話で、そこは学校先生方の能力のばらつきというか、得意な方、苦手な方もいらっしゃると思いますので、ここに関してはちょっと不安があるということでお伝えしていたかと思います。そこが解消されるようなことになるとは思うんですけども、小学校、中学校を合わせて43校ありますので、単純に割って、11名なので1人当たり4校を担当されるといった認識でよろしいでしょうか。 ○委員長田中裕子)  打抜所長。 ◎教育センター所長(打抜真由美)  今、委員がおっしゃられましたように、4校に1名の配置で、国が示している方向性に合わせた基準で配置を想定しております。 ○委員長田中裕子)  鑄方委員。 ◆委員鑄方淳治)  ありがとうございます。なので、この9名の配置によって、合計11名となって、文科省基準がきちんとクリアされると。  そういう好ましい状況になるということが確認できたんですが、もともと2名の方が活動をされていた。別の方が9名入ってくる。また、この9名の方というのは、ちょっと予算も大きいので、入札であるとか、そういった選定になるかと思うんですけども、そういった認識でよろしいですか。 ○委員長田中裕子)  打抜所長。 ◎教育センター所長(打抜真由美)  今回の9名の追加増員につきましても、入札を行い、業者を選定する方向で考えております。 ○委員長田中裕子)  鑄方委員。 ◆委員鑄方淳治)  ということは、もともと2名配置されていたところと違う業者に委託することになる可能性が高いのか、それはちょっと分からないですけども、そうなった場合、もともと2名の方がされていたところに9名の方が増える。この11名でしっかりと連携であったりだとか情報共有を、これは悩みであったりだとか、問題というのは近しいような状況が起こると容易に予測できるんですけども、そういったところはいかがでしょうか。 ○委員長田中裕子)  打抜所長。 ◎教育センター所長(打抜真由美)  入札により業者選定を行いますので、2名と9名は、業者が異なる可能性ももちろんございます。  ただ、教育センターといたしましては、仕様書によりそれぞれの業者が仮に異なった場合でも、業務内容に変化がないようにするとともに、それぞれの11名のICT支援員情報共有を行う場を設けていく方向で考えております。 ○委員長田中裕子)  鑄方委員。 ◆委員鑄方淳治)  もちろんそういった共有の場が持たれるんだろうとは思います。  そして、教育センターがこのICTに関しては、しっかりとグリップをされていると思いますけども、ここに関して、管理監督というのはきちんとやっていくんだと。進捗状況を確認するような場も設けるとおっしゃっていましたけども、これは定期的に行っていくという認識でよろしいでしょうか。 ○委員長田中裕子)  打抜所長。 ◎教育センター所長(打抜真由美)  ある程度、一定の期間を設けて、定期的に行っていく方向で考えております。 ○委員長田中裕子)  鑄方委員。 ◆委員鑄方淳治)  ありがとうございます。  ここに関して、今はまだ入っておられない方なので、どういった方が来られるのかも分からない。もちろん仕様書に沿って、きちんとした業者に入っていただけるんだろうとは思ってはいるんですけども、やっぱり方向性であったりだとか、問題解決のために、ここはやっぱり教育センターできちんとやっていただかないといけないところかと思いますので、そこはしっかりとやっていただきますようにお願いを申し上げます。  そして、これは令和4年度だけの配置という認識でいいですか。 ○委員長田中裕子)  打抜所長。 ◎教育センター所長(打抜真由美)  ICT支援に関しましては、学校教職員へのICT専門家による助言や支援が、これからも必須であることから、次年度以降につきましても、国の動向等を速やかにキャッチしながら、ICT支援員配置の充実に務めてまいりたいと考えております。 ○委員長田中裕子)  鑄方委員。 ◆委員鑄方淳治)  今年度の配置によって、各校の先生方熟練度が上がって、ひょっとしたら必要のないような学校も出てくるかもしれないですけども、ここに関しては、ICT教育というのは、もう日進月歩でどんどん進んでいくところではありますので、やっぱり配置というのは、これからも必要になってくるんじゃないかと思います。  今、所長から国の動向をしっかり見ながらということでおっしゃっていましたけども、やっぱり八尾市としては、こういった基準をしっかりとクリアしていくんだと。文科省基準だけによらず、そういった方向性というのを示していただく必要があると思っていますけども、そこに関して教えていただけますか。 ○委員長田中裕子)  打抜所長。 ◎教育センター所長(打抜真由美)  今回11名という形で配置を行いますので、この11名のICT支援員に関しましても、市としましても、しっかりと効果検証を行って、次年度につなげていきたいと考えております。 ○委員長田中裕子)  鑄方委員。 ◆委員鑄方淳治)  いつも国の補助メニューというのは、何か下りてくるのが直前のような、ぎりぎりのようなイメージがすごくあるので、そこに関しては、もちろん動向はぎりぎりまで見極めていただかないといけないと、十分承知はしているんです。  ただ、八尾市としては、こういう方向性ICT教育をやっていくんだと、本会議でも様々な議論がありました。やっぱりここはしっかりと教育委員会方向性ビジョンを描いていただいて、それに向かってやっていくようなことを、ひょっとしたら市単費でもやる必要が出てくるのかもしれないです。  それはもう今、うまく国の補助金を使っていただくのがいいと思うんですけども、ここはつかなかったから、これだけしかつかないようになったから、これだけしかできませんというような、そういったことになると、子供たちへの学びというところがおろそかになってしまうと思いますので、ここに関しては、しっかりと方向性は見ていただく。方向性をつくっていただく。  そして、それに沿った動きというのを、やっぱりビジョンとしてしっかり描いていただいて、様々な予算要求等々をしていただいて、よりよいICT教育進めていただければと思いますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。以上です。 ○委員長田中裕子)  他にありませんか。  南方委員。 ◆委員南方武)  それでは、質問させていただきます。  文科省の示す4校に1人の配置という部分に関しては、何年も前から目標として掲げられていまして、私の記憶では令和4年度までにという目標だったと思うんですが、そう考えると、もう既に令和4年を過ぎていますので、遅いのではないかという認識になります。こちらには、どのような見解をお持ちか、教えてください。 ○委員長田中裕子)  打抜所長。 ◎教育センター所長(打抜真由美)  GIGAスクールの推進に伴いまして、教育センターの情報チーム、それから今年度の7月から実施されますGIGAスクール運営支援センターの広域的な部分の活用も見込みながら、ICT支援教育の推進を進めてまいりました。  そこの部分の検証を行い、今回、やはり新型コロナウイルス感染症の第6波の感染拡大を受け、方向性ICT支援員の各校への配置という形に進めさせていただいております。 ○委員長田中裕子)  南方委員。 ◆委員南方武)  今の答弁を聞きますと、今現在、効果検証を行っているところですと。文科省の示す目標はあるけども、八尾市はまだその目標には至っていない。現在、コロナ対策として、臨時的にICT支援を増員するという聞こえ方になります。  おっしゃるとおり、先ほど説明でもありましたとおり、今回の財源は全て地方創生臨時交付金で間違いないですか。そこだけちょっと確認をお願いします。 ○委員長田中裕子)  原田副教育長。 ◎副教育長(原田奈緒美)  予算書の12ページ、13ページを御覧いただきたいんですけども、学校教育費補助金ということで、全額臨時交付金のほうが当てられているということを御確認いただけると思います。 ○委員長田中裕子)  南方委員。 ◆委員南方武)  そんな難しいことを聞いていませんので、全額臨時交付金ということです。  何が言いたいかといいますと、令和4年度までにという配置を進めていれば、国からの交付税として、そのICT支援員の費用に関しては、半額を国が負担してくれるというような内容だったと思うんです。  そうなると、今回、コロナ対策ということで、臨時交付金4000万円を、このICT支援員に割り当てるわけですが、その文科省の示すとおり進めていれば、今回の4000万円というのは、もっと別なコロナ対策に使えたのかもしれないという気持ちになるんですが、そこについて説明を願います。 ○委員長田中裕子)  打抜所長。 ◎教育センター所長(打抜真由美)  今回はコロナ対策というところもございますが、やはり日常的なICT支援員の活用につきましても、学校においては進めていきたいと考えております。  あわせて、コロナ対策と日常的な活動と両方の部分ICT支援員配置を考えております。 ○委員長田中裕子)  南方委員。 ◆委員南方武)  日常的にICT支援員が必要である。それは我々も訴えているとおりでありまして、分かっています。それならば、なおさらもっと早く体制を整えて、今回のコロナ対策という部分予算については、もっとほかの使い方ができたのかもしれないという気持ちになるという話です。  4月から2名が既に着任していただいているということでしたが、今現在、どのようなお仕事をしていただいているのか。教えてください。 ○委員長田中裕子)  打抜所長。 ◎教育センター所長(打抜真由美)  現在の2名の業務内容ですが、年度当初に各校でのアカウント登録の支援やオンライン授業の支援、それから教職員のオンライン授業実施に関する研修資料、そしてICT活用に関する授業支援資料の作成といったことを行っております。
    委員長田中裕子)  南方委員。 ◆委員南方武)  2名しかいない中で、43校のサポートというのは、実質的にかなり難しい部分があると思います。  その中で、今回の増員を検討されたということだと思うんですが、今のお話を聞くと教育センターなり、どこかの中枢拠点において、その中で要望がある場所、必要のある場所に出向いていってサポートを行っているという認識ですが、現在の動きとしては、それで正解ですか。教えてください。 ○委員長田中裕子)  打抜所長。 ◎教育センター所長(打抜真由美)  今回の2名の配置に関しましては、年度当初につきましては、教育センターを拠点に、各校のニーズに応じて活動を行っております。  6月中旬からは、各校を拠点にそれぞれ学校のほうで業務を行っております。 ○委員長田中裕子)  南方委員。 ◆委員南方武)  そこをちょっと聞きたかったんです。11名体制になることで、どこに軸足を置くかというと、各校に軸足を置いてると。それでも4校を1人で見ていくわけですけども、例えば週5の中で、月曜日、火曜日と、1日しっかりとその学校についていただくのか、要望があればその4校に出ていくのかと、そのあたりをちょっと教えてください。 ○委員長田中裕子)  打抜所長。 ◎教育センター所長(打抜真由美)  4校に1名の11名配置になりましたら、業務の活動拠点は、各校において行うことを想定しております。 ○委員長田中裕子)  南方委員。 ◆委員南方武)  各校は分かるんです。  1日、その学校にいてくださると。次の日は別の学校に行くという形でいいんですか。一応、お答えいただいときましょう。 ○委員長田中裕子)  打抜所長。 ◎教育センター所長(打抜真由美)  今、委員がおっしゃいましたとおり、それぞれの曜日によって、1日各学校でという勤務を想定しております。 ○委員長田中裕子)  南方委員。 ◆委員南方武)  そのICTの専門家が1日いてくださると。その中で、学校の現場でちょっと聞きたいとか、これを何とかしたいというような要望にも応えていただけると。非常にいい形になったと、私は今回の増員に関しては、非常にありがたく思っております。  せっかく11名になりますので、先ほど鑄方委員のほうから質問がありましたが、業者が分かれた場合、また、その11名をどう統括していくのかという部分で、ちょっと答弁が曖昧だったような気がします。  一定の定期的なミーティングを行うという話でしたけど、例えば、せっかくICT支援員ですので、ズームであったり、チームズであったり、そういうオンラインを活用すれば、毎日でもミーティングが行えるわけです。そういうミーティングの計画、予定というのは立てていない状況ですか。それとも週1回、例えばオンラインで会議を行って、月1回ぐらいはリアルで顔を合わせて打合せをしようと、そのような計画があるのか。それとも、これから流動的に考えていくのか。その辺をお答えください。 ○委員長田中裕子)  打抜所長。 ◎教育センター所長(打抜真由美)  これから業者の選定も行うところでございます。  ただ、ICT支援員の業務につきましては、共通理解が必要だと考えておりますので、定期的に月1回程度のミーティング、それからオンラインに関しましては、常時必要に応じて行うことができると考えております。 ○委員長田中裕子)  南方委員。 ◆委員南方武)  そうです。ICTの利点を生かして、しっかりと連携を取っていただきたいと思います。可能であれば毎日です。特に、着任スタート時においては、もう頻繁にやり取りを行うような体制をつくっていただきたいと思います。  その中で、11人の方がしっかりと各学校に軸足を置いていただけるということでありがたいと思うんですが、あくまでこのICT支援員というのは、コロナ対策のみという部分が、活動の主ではないと思っております。ICTを活用した様々な教育、また先進的な取組も、八尾市はすごいと、あんなことやっていると言われるような取組も、現場にはアイデアがあって、あと技術、やり方が分からないとかいう部分もあると思いますので、そこに追い風を送るような形になってほしいと、私は思っております。  例えば、オンライン授業の要望に応じてという部分がありましたが、教室にどうしてもいけないという子供の代わりに、自分の席にロボットを置いていてアバターとなる。  これはちょっと特殊な話ですけど、そのロボットを通して見える景色をVRゴーグルを使って教室の風景を見るとすると、右を見ればクラスメイトがいて、左を見れば窓口から校庭が見えるとか、その場にいるような授業も、ICTでは可能になると思うんです。難しい話をしているかもしれませんけど、それができたらいいということができるのがICTだと、私は夢を持っているんですが、そのようなこんなことできますというアプローチも、ICT支援員からしていただけるのか。それとも、今現在の黒板を映すだけの機材をセッティングして、はい、あとはどうぞというようなICT支援員のオンライン授業、コロナ対策という部分に留まるのか。どのような考えを持っていらっしゃるか。ちょっと教育長から、御答弁いただいてよろしいですか。 ○委員長田中裕子)  教育長。 ◎教育長(浦上弘明)  ただいまの質問に関して、アバターを教室に置いて、とにかく違う空間をつくり出すといいますか、私もちょっと経験があるんですけども、オンライン上で子供の居場所をつくり上げるというのは、いろんな業者が開発したりとかもしています。  そんな中で、やっぱり教室の授業に参加できない子供たちが、やっぱりそこで劣等感を抱かない。また、自分もそこに参加しているということを、私は教育の中では一番大事やと思っていますので、そういうあたりも今後、いろんなことが、今研究されています。教育センターのほうでも、そういう部分がありますので、研究し、そして、新しいものをつくり上げていきたいと考えていますので、積極的にさせていただきたいと思っております。どうもありがとうございました。 ○委員長田中裕子)  南方委員。 ◆委員南方武)  非常に心強い答弁をありがとうございます。  本当に夢のある話でありまして、ICTを使えば、教育長のおっしゃったように、不登校の方とか、登校できない方も教室にいるような形をつくれる。病院にいて、どうしても教室に行けない子も、ロボットがあれば、一緒に授業に参加して手を上げることもできます。もしくは、離れた国々をつないで、いろんな国の同級生と一緒に授業を受けることもできますし、下手をすれば、今日は時間も超えて江戸時代の町並みを見学しに行こうというような授業もできるわけであり、そういう夢の広がるICT支援員の活用につなげていっていただきたいと。  その中で、私個人としては、各校に1人、そういうスペシャリストがいて、この学校ではこんなことできましたというような成功事例を共有しながら、八尾市の教育のレベルがICTでぐっと底上げされるような活用に至ってほしい。そうなれば、当然、コロナ対策とか、一時的な予算ではなくて、当初予算にがっつりと盛り込んでいただいて、日本一のプログラミング教育という部分にも必要なんじゃないかと思うんですが、市長の見解はいかがでしょうか。教えてください。 ○委員長田中裕子)  市長。 ◎市長(大松桂右)  今、るるICT等につきまして御質問を、これまでいただいております。  私自身も、しっかりとそういったところは、やっぱり進めていくというところで、八尾市にもそういった企業もたくさんいらっしゃいますし、やはりその八尾の我々行政だけじゃなしに、一般企業、また一般の市民も巻き込んだ中で、しっかりと八尾子供たちをそういった時代に応じた形での教育というところはやっていくべきやと思っていますんで、よろしくお願いいたします。 ○委員長田中裕子)  他にありませんか。  前園委員。 ◆委員前園正昭)  何点かだけお聞きをさせていただきます。  まず、今回、ICT支援員に関しまして、新たに9名増員をして、国が示す4校に1人程度の配置ということになるということについては、我々もずっと訴えてきたことであり、歓迎をしているところであります。  新学習指導要領にもありますように、情報活用能力というのは、やっぱりもう全ての学習基盤の基になることだという意味では、今後のICT支援、デジタル教育という部分については、非常に大事な部分になってくると思います。国が示したこの5か年計画で、2018年から2022年までの5年間で、4校に1人のICT支援員配置ということで、先ほどもありましたけども、本市においても最後の最後で、どうにかその目標というのは達成をされると。  一方でも、全国的なところで言うと、各県においても、市においても、まだまだICT支援員配置実態はまだ低いところがある。また国が調査をしたところによると、もう50%もいっていない状況があると見ております。そういう意味では、八尾市においては、少なくとも今年度、人員配置が完了されるということで、今後ともしっかりお願いをしたいと思います。  今申し上げました国が示している5か年計画の目標の中で、今回、ICT支援員4校に1人ということで拡充をしていただきます。それに係るほかの幾つかの目標とかもあると思うんですけど、例えば総合型校務支援システムも100%に整備していくだとか、あと、ICT教育に係る大型提示装置、モニターが普通教室に最低限1台、あと特別教室用として6台ぐらい設置をしていくというような、そういう5か年計画の中の目標というのがあろうかと思うんですが、そのあたりについては、達成度を含めて、どんな状況かというのは分かれば、教えてください。 ○委員長田中裕子)  打抜所長。 ◎教育センター所長(打抜真由美)  お答えいたします。  大型提示装置につきましては、小学校につきましては、各教室のほうにテレビを設置しております。中学校につきましては、プロジェクターを設置しまして、そういった機器を利用して、それぞれ大型装置を利用しての学習を進めているところでございます。 ○委員長田中裕子)  前園委員。 ◆委員前園正昭)  分かりました。  あと、今回、4校に1人の支援員を配置されるということで、当然、配置をされたら、もうそれで終わりというわけではなくて、これから実際に、各学校にどういう支援をしていっていただくか。それによって、各学校ICTのスキルというのが上がっていくということが、一番大事になってこようかと思います。そういう意味では、ICT支援員も、先ほどもありました横のつながりもそうですし、ある意味、その業務の明確化というのは、絶対的に必要だと思います。  文科省も、ICT支援員のスキルレベルというのを示されておられるかと思います。基本的なところとして、ICTの機器を用いた、活用した授業案であったり、そういうのを作成、支援をしていく。それに関連して、ICT機器の適切な準備であるとか、片づけであるとかというのを支援をしていく。これがスキルレベル1というか、基本的な支援員に求めるスキルがあろうかと思います。  その次の段階として、一歩踏み込んだところとして、例えば、支援員に対して授業案の中身の作成に関して、他校であるとか、場合によっては、ほかの自治体の先進事例なんかも参考にしながら、いいところを取り入れながら支援員同士で情報共有も図りながら、各校にそれをフィードバックをしていく。そういうような業務もあろうかと思うんですが、八尾市としては、そのICT支援員に対する業務の明確化については、どう考えていらっしゃるか、教えていただけますか。 ○委員長田中裕子)  打抜所長。 ◎教育センター所長(打抜真由美)  今、委員がおっしゃられたところと重なる部分もあるかと思いますが、八尾市としましては、ICT支援員の日常的な業務としまして、授業支援、授業計画の作成支援等でございます。あと、校内研修支援、教職員のスキルアップのために、ICTを活用した学習指導等についての校内研修を実施することです。あと、環境整備支援、機器ソフトウエアの設定や簡単なメンテナンス支援等も想定しております。 ○委員長田中裕子)  前園委員。 ◆委員前園正昭)  ありがとうございます。  今おっしゃった中で、教職員の方に対する指導であったりとか、助言というのがあったと思うんです。例えば、オンライン授業であったりだとか、それでなくても、タブレットを使った授業の中で、児童・生徒、子供に対して、例えば支援員が教室を回られていく中で、ちょっと助言をされたりとか、使い方を教えてあげたりだとか、そういったことも想定をされるという認識でいいのか、教えてください。 ○委員長田中裕子)  打抜所長。 ◎教育センター所長(打抜真由美)  各校に配置を行いますので、それぞれのニーズに応じて教室のほうに入り込み、児童・生徒の個別の支援に当たることも想定しております。 ○委員長田中裕子)  前園委員。 ◆委員前園正昭)  せっかく今回、大幅に増員をしていただくということで、そういう意味では、八尾市のICT教育に、本当に、より一層底上げをしていくために、大事な議案だと思います。  先ほどもありましたが、今回の分は来年の3月までの分ということなんですが、ぜひとも、来年度以降も、このICTの環境というのは、もう本当に日進月歩で、大きく進んでいくと。そういう中で、学校のほうもそうですし、児童・生徒、子供ももう年々、状況も環境も変わっていく。その中で、やはり常に支援員がそばにいるという状況というのは大事かと思いますので、来年度以降も、ぜひこのICT支援員に係る予算というのは、しっかりと確保していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。
    委員長田中裕子)  他にありませんか。  吉村委員。 ◆委員(吉村拓哉)  すみません。数点教えていただければと思います。  今回、教育振興費というところで金額が出ているんですけれども、単純計算したら、1人で大体月60万円とかになっちゃうんです。このあたりの実務費というか、人に当てる部分と、事務費的な会社のほうに払うお金とか、そのあたりの詳細があれば、お聞かせいただきたいです。 ○委員長田中裕子)  打抜所長。 ◎教育センター所長(打抜真由美)  お答えいたします。  入札により業者選定を進めてまいりますので、まだ詳細の部分につきましては、ちょっと現時点では申し上げることが難しくなっております。 ○委員長田中裕子)  吉村委員。 ◆委員(吉村拓哉)  ありがとうございます。  人材を確保する。しかも、年度途中ということもありますので、ちょっとどういう金額が出てくるか分からないんですけれど、しっかりつけていただくということは、ここの金額を見ても分かりますので、業者選定に関しては、よろしくお願いしますということで、お伝えさせていただきます。  先ほど来から、委員の皆さんがおっしゃっているとおりで、やっぱり学校ICTが進まなかった要因も含めてですけれども、現場の先生方は、このICTが進んでこなかった理由、なかなか進みにくかった理由は、先生はやっぱり多忙なので、テレビ等でもやられているとおりで、やっぱり過労死レベルと言われているところもある。そこに、また新しいものを入れていくということに対して、例えば文部科学省の調査によったら、授業におけるICT活用が進まない最大の理由は、ICT活用をサポートしてくれる人材がいないことだということで、学校のほうからアンケートとかを徴収しているわけなんですけど、八尾市としての意見としては、学校先生方にお話を聞いたりとかされていますでしょうか。 ○委員長田中裕子)  打抜所長。 ◎教育センター所長(打抜真由美)  委員御指摘のとおり、学校の教職員のほうからも、このICT活用につきましては、意見を聞き取り、進めているところでございます。 ○委員長田中裕子)  吉村委員。 ◆委員(吉村拓哉)  ありがとうございます。  正直なところ、先生たちのキャパがいっぱいなので、1を足すんであれば、1を引いてあげないと、お仕事としては回っていかないと思っているのです。  それが例えば、先ほど来からもあるとおり、先生の技量、特にICTというところの技量によって、例えば生徒の授業が止まってしまうとか、デジタルでやっていて家で見ていて、この間もお話も聞きましたけど、先生の声が聞こえていなかったとかいう話が、子供によって差が出てくるという可能性もあるのです。  ここに関しては、ICT支援員が、今回11人になるということで、その方々に全力でバックアップしていただいて、お子さんたちの教育に関しては確保していくという意思が見てとれるので、そこはよろしくお願いしますということなんですけど、僕的には、この4校に1名では、もう正直足りない。  先ほど来からもあったんですけど、本当はもう一番を言えば、1校に1人いればベストなんです。それがなかなか金額面でもできないという話ではあると思うんですけど、チーム学校として、やっぱり学校の先生だけではなくて、先生は授業であったり、お子さんのことに専念してもらって、そのほかのところを、やっぱりカバーしていける。  当時の話になりますが、看護師の自死率もそうですし、過労死の方が増えたことで、看護助士というのができたのと一緒で、やっぱり教員の方に対しても、教員の助手なのか何なのか分かんないですけど、そういった教育をサポートするメンバーをどんどん増やしていかないといけないと感じています。  例えば、2001年から教育情報化コーディネーターというのがあるらしいんです。調べたらあるんです。  これは、ICT支援員と似ているんですけど、教育情報化コーディネーターという形で、2001年から、10年以上前から、早く試験が実施されていると。ICT支援員と違うのは、実質の機械をいじるとかはICT支援員がやるんですけど、全体的な教育の情報化のコーディネーターをやるのが、こういう方だと言われているんです。  例えば、通信簿の管理であったりとか、先生の出勤であったりとか、いろいろなものを情報化していって、簡略化させていこうというコーディネーターをされるような人もあるわけなので、そこにお金の話は出てきてしまいますけれど、先生の味方をどんどん増やしていったほうがいいんじゃないのかと、僕は思うんです。このあたりの見解が、もしあるんであれば、お聞かせいただきたいんです。 ○委員長田中裕子)  木下次長。 ◎教育委員会事務局次長(木下直人)  チーム学校ということで、御質問いただいた部分でお答えさせていただこうと思います。  学校現場では、教職員だけではなくて、これまでも様々な人材等を本市でも活用、もしくは協力いただきながら、教育活動を進めております。  御指摘いただいたような外部人材であったり、専門家であったり、あれもこれもというのは、なかなか難しい部分はございますが、本市の教育課題をしっかりと精査して、適切なタイミングで、適切な人材を活用できるよう、これからも進めてまいりたいと考えてございます。 ○委員長田中裕子)  吉村委員。 ◆委員(吉村拓哉)  ありがとうございます。  例えば、ICT支援員を増やしていこうと。雇うという意味では、なかなか金額面でもあるので、例えばICT支援員の試験とかもある。ここに受けるために補助金を出すとするじゃないですか。ここに1万3800円と書いているんですけど、例えば八尾市として補助金を出して受けていただくと。合格したらボランティアとして入ってもらうような仕組みづくりとか、何でもいいんですけれども、そういった形でICT支援員も、多分まだそこまで、できる方のパイが大きくないはずなんです。  だから、それを増やしていく方向性と、その方々に仕事なのか、ボランティアなのかは分かんないですけど、そういった方に学校に入ってもらうというような流れをつくるというのも、これは1つの御提案なので、そういった方法とかも面白いと思いますので、取りあえず、今回の11人についてはいいことだと。  あと、先ほど来からもあるんですけど、国費なので、正直切れてしまう可能性があるという怖さを感じているので、学校先生方がスキルアップしてできるようになるというのは、1つのメリットではあるんですけれど、先ほど来からお伝えしているとおりで、1を足すんやったら、1を引いてあげることをしないといけないのに、結局、今、どんどん足されていってしまっている。  そこに関しては、人材を入れて、少なくとも業務量を減らしていくという考え方も必要なんじゃないですかということだけ、お伝えして終わります。以上です。 ○委員長田中裕子)  他にありませんか。  畑中委員。 ◆委員(畑中一成)  今、各委員の質問で、その目標値というんですか、このICT化に関して、例えばアバターであるとか、それから江戸時代にタイムスリップという、その目標到達点というお話を、るる議論していただいていたと思うんです。  現状の八尾市の小学校、中学校ICTの進み具合というんですか、その辺について、御説明いただけますか。 ○委員長田中裕子)  打抜所長。 ◎教育センター所長(打抜真由美)  前年度、令和3年度にICT機器を導入し、GIGAスクール元年としまして、今年度、2年目を迎えております。  その中で、それぞれGIGAスクールの中の端末を活用し、日常的に活用が進んでいるような状況でございます。 ○委員長田中裕子)  畑中委員。 ◆委員(畑中一成)  ですから、その目標の到達点に対して、現状進んでいるというところですが、到達点に達していない部分というのは、どういう部分か、できるだけ具体的にお話しいただければと思います。 ○委員長田中裕子)  打抜所長。 ◎教育センター所長(打抜真由美)  各校のGIGAスクール構想の進捗状況教育委員会としましても、状況把握を行っているところでございますが、やはり各校に関しまして、それぞれの取組状況に違いはございます。そこのところを教育センター教育委員会としましても、ICT活用の情報提供、それから教職員研修を、今回のようにICT支援員配置等を行いまして、それぞれの取組の推進を進めているところでございます。 ○委員長田中裕子)  畑中委員。 ◆委員(畑中一成)  個々の学校の状況、あるいは最終的には先生個人のICT能力みたいなところに行くかとは思うんですけれども、いわゆる詳細な把握というのは、教育センターで、今後しっかりとしていただけるのでしょうか。 ○委員長田中裕子)  打抜所長。 ◎教育センター所長(打抜真由美)  教職員ICTの活用についてお話があったかと思いますが、教員のICT活用指導力につきまして、教育センターとしましても、毎年調査を行っております。そういったところを指標にしながら進めていきたいと考えております。 ○委員長田中裕子)  畑中委員。 ◆委員(畑中一成)  授業をつくっていくというのは、先生お一人お一人が、この科目のこの授業はこう進めようと準備をされていると思うんです。  例えば、教室にいてる状況と、それから学校に来れていないというお子さんの授業の進め方というのが、非常に先生からすると負担になってくると思うんです。  もう1つは、先生が一定、選択ができるというんでしょうか、学習指導要領で定められている、学ばなければならない各項目というんでしょうか、テーマというのは、詳細に決まっていると思います。それに対して、このICTに対応するような補助教材的なものを、先生はこの補助教材を使えば、より進むと。授業ではこっちだけども、自宅の子たちには指導要領に基づくものは、これを使えばいいという選択肢というものも、十分提供されているという認識でよろしいでしょうか。 ○委員長田中裕子)  打抜所長。 ◎教育センター所長(打抜真由美)  教育委員会としましても、子供の学び応援コンテンツということで、文部科学省のホームページにございます、こういったICTを活用したコンテンツ等も各校に紹介しながら進めております。 ○委員長田中裕子)  畑中委員。 ◆委員(畑中一成)  このICTの進め方といいますか、いわゆる先生の熟練度、それからいろんなツールを先生が自由に使える状況というものを、ぜひ進めていただいて、いわゆる学校にいても、いなくても、学習ということに関して遅れが出ないように、ぜひともしっかりと進めていっていただければと思います。以上です。 ○委員長田中裕子)  他にありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長田中裕子)  なければ、2回目の質疑に入ります。  質疑ありませんか。  副委員長。 ○副委員長(阪本忠明)  すみません。少しだけちょっと聞かせてください。  今回、この9人増員するというところで、今後のスケジュール感です。これから業者が決まっていくということなので、いつぐらいに入札をして、どう配置して、いつぐらいに配置するのかということを、ちょっと聞かせていただけますか。 ○委員長田中裕子)  打抜所長
    教育センター所長(打抜真由美)  このあと、業者選定の入札を行いまして、配置につきましては、9月から3月までの配置を予定しております。 ○委員長田中裕子)  副委員長。 ○副委員長(阪本忠明)  そしたら、今2名おられる方たちは、今、教育センター配置をしていただいて、この6月から学校現場にはもう来ているという認識でよかったですか。 ○委員長田中裕子)  打抜所長。 ◎教育センター所長(打抜真由美)  6月中旬から、各校のほうに配置を行っております。 ○委員長田中裕子)  副委員長。 ○副委員長(阪本忠明)  そしたら、9人が増員になって11人がそろった時点では、9月から43校で、4校当たり1人の配置になっていくということで、よかったですか。 ○委員長田中裕子)  打抜所長。 ◎教育センター所長(打抜真由美)  今、委員がおっしゃいましたとおり、9月からは4校に1名の配置を行ってまいります。 ○委員長田中裕子)  副委員長。 ○副委員長(阪本忠明)  今回、コロナ対策ということで、国費でやっていただくということです。  やっぱりこのICTを進めるに当たって、支援員というのは、やっぱり我々もしっかりとそこはやっていっていただきたいというような気持ちもありましたし、今回、国費を使ってやるんであれば、ただ、やっている感ということだけではなくて、しっかりとやって、結果検証をしていただいて、次年度につなげていく。当然、しっかり国の動向も見ながらではあると思うんですけど、八尾市の税制を使っていくのであれば、やっぱりしっかりと結果検証をして、効果的なものというものにしっかりと財源を充てていくということをやっていただきたいので、しっかりと、やっている感だけではなくて、しっかりと効果検証をしていっていただきたいというところだけ、お願いして終わります。 ○委員長田中裕子)  市長。 ◎市長(大松桂右)  今、副委員長のほうから質疑がありまして、まさしく私もそのとおりだと思っております。このICTは徹底的に進めるべきだとは思っております。それについて、支援員が必要であれば、しっかりと予算はつけていきたいと考えております。  ただ一方、懸念されるのが、ICTのみならず、SSWとかいろんな議論もあります。配置をすれば、それで解決じゃありません。配置をして、しっかりと効果というんですか、しっかりとそういった目的が達成されるんであれば、しっかりと増員も含めてさせていただきたいと思います。  極論な言い方になりますけど、それで結果が出なければ、違う方向も考えていかなければいけないということは思っております。ですんで、決して、否定的ではなしに、しっかりとICTも含めてやっていくというところで、入れた限りは、しっかりとそういったところが充実するような形でやっていきたいと思っています。  ちょっと話が長くなるんですけど、今、本当にこういったパソコンというか、私はちょっと疎いんで、言葉がなかなか出てこないところあるんですけど、スマホ1つにしてもそうです。私の知り合いの子供が、当時何年か前に、3歳か4歳の子供だったと思うんですけど、もう独りでこれを開いて、ユーチューブを見だすんです。  そこから、私も2歳の子供がおるんですけど、今、スマホを渡したら、自分で勝手にユーチューブを見ています。文字とか、そんなんは打てませんけど、もう感覚でやっています。それを見て、大人がすごい、すごいじゃないんです。こういった形で子供というのは、やはりその環境に応じて、どんどん身につけていくんで、しっかりとその子供を預かる我々行政も含めてですけど、この教育も含めて、そういったところにもうついていけないんじゃなしに、しっかりとそういった将来ある子供に、しっかりとやるための今回の増員でもあると、私は認識しております。  そういったところで、効果検証というものもしっかりやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。 ○委員長田中裕子)  他にありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長田中裕子)  それでは、本件の質疑は、これをもって終わります。  以上で、教育委員会関係審査を終了いたします。  これをもって、当分科会が担当する案件の質疑は全て終了いたしました。 ───────────────────── ○委員長田中裕子)  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 ───────────────────── ○委員長田中裕子)  閉会に当たり、一言、御挨拶を申し上げます。  委員各位におかれましては、慎重かつ熱心に御審査をいただき、議事運営にも格段の御協力を賜りましたことに対し、厚く御礼を申し上げます。  執行部各位におかれましては、本日の質疑を、十分に精査・検討され、今後の行政運営に積極的に反映されますよう、要望しておきます。  なお、今後、執行部の皆様方には、所管事務調査の実施に際し、本市の現状報告等を求めることとなりますので、格段の御協力いただきますよう、お願い申し上げます。  それでは、市長から挨拶願います。  市長。 ◎市長(大松桂右)  本日は、委員会を開会いただきまして、誠にありがとうございました。  委員会として頂きました御意見等につきましては、しっかりと検討の上、今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えておりますので、どうかよろしくお願いいたします。  本日は、どうもありがとうございました。 ───────────────────── ○委員長田中裕子)  以上で、予算決算常任委員会文教分科会を閉会いたします。  午前11時33分閉会 ──────────────────────────────────────────────  〇委員長署名  ┌─────┬─────┬────────────────────────┐  │予算決算 │     │                        │  │常任委員会│田中裕子 │                        │  │文教分科会│     │                        │  │委員長  │     │                        │  └─────┴─────┴────────────────────────┘...