八尾市議会 2022-03-03
令和 4年 3月文教常任委員会−03月03日-01号
〇
出席者氏名
出席委員
委員長 阪 本 忠 明
副委員長 畑 中 一 成
委員 鑄 方 淳 治
委員 南 方 武
委員 前 園 正 昭
委員 吉 村 拓 哉
委員 田 中 裕 子
副議長 五 百 井 真 二
説明のため出席した者
市長 大 松 桂 右
副市長 植 島 康 文
<いじめからこどもを守る課>
次長兼いじめからこどもを守る課長
平 尾 克 之
<
こども若者部>
部長 吉 川 貴 代
次長 辻 内 直 樹
次長兼
こども若者政策課長 岩 井 耕 二
こども総合支援課長 目 黒 靖 忠
こども施設運営課長 阪 本 聡 史
保育・
こども園課長 野 本 哲 朗
<
教育委員会>
教育長 中 山 晶 子
副教育長 田 中 淳 二
次長 万 代 辰 司
生涯
学習課長 松 田 勝 人
<その他
関係執行部>
若 干 名
職務のため出席した
市議会事務局職員
参事 松 田 誉 伸
議事政策課主査 花 田 侑
令和4年3月3日(木曜日)午前10時開会
○委員長(
阪本忠明)
出席委員が定足数に達しておりますので、ただいまから
文教常任委員会を開会いたします。
─────────────────────
○委員長(
阪本忠明)
本日は、委員並びに執行部の皆様方には御参集を賜りまして、厚く御礼申し上げます。
今期定例会の委員会及び分科会で御審査願います案件は、議案第14号「八尾市生涯
学習センター条例の一部改正の件」外4件の
付託案件審査及び「
所管事務調査の件」であります。
慎重な御審査を賜りますとともに、
議事運営にも格段の御協力をお願い申し上げます。
また、
新型コロナウイルス感染症対策のため、質疑及び答弁は簡潔明瞭に行っていただくよう、よろしくお願いいたします。
あわせて、
委員会室における換気の強化を行い、適宜、休憩も取ってまいります。
以上の点につきましても、併せて御協力をお願い申し上げます。
それでは、市長から挨拶願います。
市長。
◎市長(大松桂右)
おはようございます。
本日は、委員会を開会いただきまして、ありがとうございます。
これより
付託案件審査を行っていただくわけでございますが、慎重なる御審査をいただきますよう、お願い申し上げまして、簡単ではございますが、開会の御挨拶とさせていただきます。
どうかよろしくお願いいたします。
○委員長(
阪本忠明)
それでは、お
手元配付の次第
書どおり審査を行います。
なお、オブザーバーで出席を願っております副議長には表決権はありませんので、あらかじめ申し添えておきます。
─────────────────────
○委員長(
阪本忠明)
それでは、当
委員会所管分関係について審査を行います。
議案第14号「八尾市生涯
学習センター条例の一部改正の件」を議題といたします。
松田生涯
学習課長から
提案理由の説明を求めます。
松田課長。
◎生涯
学習課長(松田勝人)
ただいま議題となりました議案第14号「八尾市生涯
学習センター条例の一部改正の件」につきまして、
提案理由を御説明申し上げます。
本件は、子供の最善の利益を考え、子供の育ちに応じた切れ目のない支援を推進するため、八尾市生涯
学習センター内に、
こども総合支援センターを設置すること及び生涯
学習センター学習プラザ運営審議会を終了するにつき、条例の一部を改正するものでございます。
それでは、お
手元配付の
議案参考資料、八尾市生涯
学習センター条例の一部
改正新旧対照表に沿いまして御説明申し上げます。
条例改正の内容でございますが、第1条及び第2条において、
こども総合支援センターの設置目的及び名称を定めるものでございます。
次に、第3条第3項において、
こども総合支援センターの事業について規定するものでございます。
次に、第4条の2第2項において、条文の削除に伴い引用する条文が変わるため、第15条に規定するを「第13条に規定する」に改めるものでございます。
次に、同条第4項において、
こども総合支援センターの開館時間を規定し、第4条の3第4項において、休館日を規定するものでございます。
次に、文言整理としまして、第10条第2項中、「・
教育委員会」を削るものでございます。
次に、生涯
学習センター学習プラザ運営審議会が令和4年3月31日をもって終了するにつき、第13条の審議会の設置及び第14条の
審議会委員の委嘱について規定している2条を削るものでございます。
次に、条文の削除に伴い、第15条を「第13条」に、第15条の2を「第14条」に、第15条の3を「第15条」に、それぞれ改めるものでございます。
次に、第16条において、
こども総合支援センターの
管理運営等に関し必要な事項について、規則で定める旨の規定を置くものでございます。
次に、
こども総合支援センターの
設置工事に伴い、
学習プラザ内の施設の一部について変更が生じるため、別表第1の(1)施設の使用料の表中、
OAルームの項及び
視聴覚室の項を削り、施設の名称、
スタジオを「第1
スタジオ」に、ウェルネスコーナーを「第2
スタジオ」に改めるものでございます。
続きまして、議案書66ページ、改め文の附則を御覧ください。
この条例は、令和4年10月24日から施行するものでございますが、第10条第2項の
改正規定は公布の日から、第4条の2第2項の
改正規定、第13条及び第14条を削り、第15条を「第13条」とし、第15条の2を「第14条」とし、第15条の3を「第15条」とする
改正規定は、同年4月1日から施行するものでございます。
また、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の別表中、八尾市生涯
学習センター学習プラザ運営審議会委員の項を削り、同年4月1日から施行するものでございます。
なお、
こども総合支援センターの
開設予定日は、この条例の施行期日である令和4年10月24日を予定しており、いじめからこどもを守る課と
こども総合支援課が、同日に、本庁舎本館と社会福祉会館より移転する予定でございます。
また、
こども総合支援センターが市民の皆様に親しまれ、活用いただける施設となるよう、愛称募集を行う予定でございます。
以上、甚だ簡単な説明でございますが、
提案理由の説明とさせていただきます。
何とぞよろしく御審議の上、御承認賜りますよう、お願いいたします。
○委員長(
阪本忠明)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑に入りますが、本件は後の分科会で審査いたします当初予算案と密接に関連しております。
よって、審査に当たっては、当初予算案の内容も含めた質疑を認めていきたいと考えておりますが、いかがでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
阪本忠明)
それでは、そのように進めてまいります。
それでは、質疑ありませんか。
南方委員。
◆委員(南方武)
それでは、質問させていただきます。
当初予算のほうからも質問させていただいて大丈夫ということなので、まず、当初予算書の125ページのほうなんですが、
子育て総合支援ネットワークセンター経費ということで2176万円計上されています。
「みらい」の機能が完全に
総合センターのほうに移行すると考えているんですが、これは10月までの経費と考えていいのか。それとも移転の費用等も含まれているのか。説明をお願いいたします。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
お答えいたします。
その
こども総合支援ネットワークセンターの経費につきましては、10月までではなくて、その先の分、移転後の分の費用も含まれております。
○委員長(
阪本忠明)
南方委員。
◆委員(南方武)
ということは、10月に移転する中でも、その先も「みらい」の分の予算も含まれているということですか。分かりました。
また、131ページのほうには、
こども総合支援センターの
整備事業費ということで、1億9889万円が計上されています。これは純粋に工事と備品購入の予算のみと考えていいのか。その他に何か含まれるのか。その点を教えてください。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
この金額につきましては、
工事費用と備品の費用ということでございます。
○委員長(
阪本忠明)
南方委員。
◆委員(南方武)
もう純粋にそれだけということですね。
続いて、予算書の121ページなんですが、こちらにかなり細かく様々な人件費、また報酬という予算が載っているんですが、この中で、本件の
学習センターに関する部分は、どちらが該当するのか、項目を教えていただいてよろしいでしょうか。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
この中でいきますと、121ページ、
子育て総合支援ネットワークセンター1人分の人件費、
子育て総合支援ネットワークセンターの相談員の8人分報酬、それから125ページの
子育て総合支援ネットワークセンター経費です。以上の分になります。よろしくお願いいたします。
○委員長(
阪本忠明)
南方委員。
◆委員(南方武)
子育て総合支援ネットワークセンターの相談員と、また、
センターの相談員はトータルして9名分になるんですが、先ほど125ページのほうで
子育て総合支援ネットワークセンター経費の中にも人件費が含まれるというお話ですか。これは何人分か教えてもらっていいですか。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
この
子育て総合支援ネットワークセンターの相談員の1人分の経費と、
子育て相談員8人分の経費の内訳ということでしたか。すみません。
○委員長(
阪本忠明)
25ページの経費のところの内訳を教えてほしいということです。
古賀所長。
◎
子育て総合支援ネットワークセンター所長(古賀仁)
ネットワークセンター経費の内訳ということでよろしかったですか。(「特に人件費とか、その報酬の分、人が何人入るのかと、そこを知りたいんです」と呼ぶ者あり)
先ほどの報酬の分です。1人分報酬というのと、8人分報酬というのがあったと思うんですけれども、それがその
会計年度職員の分の報酬という形になりまして、それ以外は正職のほうとかで人員として賄うという考え方になっております。今ので合っていますか。
○委員長(
阪本忠明)
南方委員。
◆委員(南方武)
要するに、何人分の人件費が取られているのかと、そこを聞きたいんですけれども、基本構想のほうでは、おおむね40人程度の人員を配置すると書かれていると思うんです。
その中で、この当初予算で、どこに人件費が含まれているのか、何人分かという話なんです。
この
子育て総合支援ネットワークセンター経費の2176万円の中にも、人件費が含まれているのかどうかを知りたいということです。
○委員長(
阪本忠明)
古賀所長。
◎
子育て総合支援ネットワークセンター所長(古賀仁)
一応、職員の人件費につきましては、
児童福祉総務費のほうで、121ページの職員69人
分人件費というものがございまして、そちらの中で、
児童福祉関連の職員の分の人件費をまとめてみているという形になっています。最終的に、その人員は
人事異動が確定した後に、また配置になりますので、最終的な人員の確定というのは、まだなんですけれども、今現在での職員の人件費としての
こども若者部関連の部分での見込みが、見込みというか、予算としてはこういう形で持っているという段階しか、ちょっと今の段階では示せないという感じです。
○委員長(
阪本忠明)
南方委員。
◆委員(南方武)
今のお答えが、大体想像していた答えなんですが、そういうことですね。
図面とかも見せていただいているんですけども、40人が入る執務室と聞いています。ここに、実際に入る方が40名の体制なのか、今、完全に固まっていない部分やと思うんです。席の配置とかを考えると、おおよその配置といいますか、人数の配分というのは、想定した中で進めていると思うんです。
その中で、この40名という体制が全てなのか、それプラス、例えば、いじめからこどもを守る課の人が追加で入ってくると。その方々はどこに入るんだろうとか、席が十分に足りているのか。そこを聞きたいんですが、その予定に関しては、どこまで決まっているか、教えてもらっていいですか。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
想定といたしまして、
こども総合支援課、それからいじめからこどもを守る課、合わせて40名ということで想定をしております。
○委員長(
阪本忠明)
南方委員。
◆委員(南方武)
合わせて40名ですか。ということは、この執務室の
スペースは40人分の席が用意されると、そう考えていいわけですか。分かりました。
私の想像では、その40名プラスアルファで守る課の方々が入ってくるかと考えていたんですが、それは違うということです。確認しといてよかったです。
その中で、
スペースが足りないとか、もしくは、守る課も入ってきて、全部で40名であれば、人員が足りないとか、そういうことがないようにしていただきたいんですが、その点は大丈夫ですか。
○委員長(
阪本忠明)
吉川部長。
◎
こども若者部長(吉川貴代)
この
こども総合支援センターの人員に関しましては、この間も人事課と協議を重ねてまいりました。最終的に何人配置されるのかというのは、今後、令和4年度の
定期人事異動の中で明らかにされると思いますが、人員不足がないように努めてまいりたいと考えております。
○委員長(
阪本忠明)
南方委員。
◆委員(南方武)
しっかり留意して人員を考えていただきたいと思います。
今回、
条例改正ということで、条例の部分を聞いていくのですが、およそ5つの事業が追加されるという認識でおります。条例に加筆された部分で、その
事業内容について説明をお願いします。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
条例の内容の部分でございます。
条例の内容で追加された部分につきましては、
こども総合支援センターが行う事業といたしまして、
情報発信、交流及び
ネットワークの推進に関する部分、それから子供・子育ての
総合相談に関する部分、それから子供の教育・発達の相談に関する部分、それから
児童虐待に関する部分、それから保健、医療、福祉、子育て、教育等の
関係機関との連携により支援を行うための調整及び
情報共有に関する部分が追加されているということでございます。
○委員長(
阪本忠明)
南方委員。
◆委員(南方武)
今の御説明いただいた5つの事業の中に、いじめという文言がなくて、不登校という部分もちょっと見当たらないんですが、そのいじめに関する部分はどのように、特に守る課も、今、来ていただいているので、どう関わっていくのか。また、事業としてはどう受け止めたらいいのか、教えてください。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
文言の部分につきましては、第3条の第3項の第3号の中に、教育の相談という部分が入っておりますので、そこの部分がいじめに関する部分ということで、考え方としております。
○委員長(
阪本忠明)
南方委員。
◆委員(南方武)
この中に含まれているということで、
いじめ対策の部分をしっかりと、この
センターでやっていただけるかと期待している部分であります。
弁護士の方も、この
センターに常駐する形になるのか、その点についてお答えください。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
いじめからこどもを守る課も一緒にということですので、弁護士の方も常駐されることになります。
○委員長(
阪本忠明)
南方委員。
◆委員(南方武)
法律の専門的な方がいらっしゃると。これは市民の安心にもつながるのではないかと感じます。
その中で、
こども情報システムと、新しい
データベースを使用されると聞いているんです。その
データベースに
相談内容を登録していくと思うんですが、例えば、その部分で
個人情報とか、そういう部分に関して法的な部分で問題がないのか、既存の
システムとどのような部分で変わっていくのかという部分を教えてください。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
まず、法的な部分に関しましては、昨年12月に
個人情報保護審議会のほうに諮問をしておりまして、そちらのほうで答申を頂いているというところでございます。
それと、
あとシステムのほうがどのように変わっていくのかというところでございますが、こちらのほうは、今までは
児童家庭相談システムという中で、
こども総合支援ネットワークセンター「みらい」のほうで運用をしておったわけなんですけれども、それが各関係課と情報の連携を、
システム上の連携をしていくということによって、やはり切れ目のない支援でありますとか、あと分野でまたがる部分を埋めていくというようなところを行っていきたいと考えております。
○委員長(
阪本忠明)
南方委員。
◆委員(南方武)
しっかり法的な部分も審議していただいてという答弁を頂きました。より広範囲で、その
個人情報を活用していくことになると思いますので、そのあたりしっかりと
プライバシーポリシーを徹底した上で運用をしていただきたいと思います。
その
プライバシーポリシーという点で、いま一度、利用者が安心できる説明を、こう運用するので安心して相談してくださいというような内容があれば、教えてください。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
利用に関しましては、関係課が誰でも見られるというわけではなくて、相談を受けた者のみが見ることができるということでございます。
それと、やはりIDであるとか、パスワードであるとか、そこで管理をしていくであるとか、あと使用したログを取っていくとか、そういったところはきっちりとやっていくということで考えてございます。
○委員長(
阪本忠明)
南方委員。
◆委員(南方武)
不特定多数が見られるという状況ではなくて、見られる方を限定するという答弁だったと思います。
ということは、外部企業にそのデータを簡易に渡したりということもないのだとは思うんですが、
情報共有というのは、非常に大事な部分だと思います。この目玉だと思いますので、よりスムーズに連携を取って、利用者の方が安心して便利に、利便性が向上した上で相談できるという体制につながるものだと信じておりますので、利用される方も安心して御利用いただけるように、セキュアな運用をお願いいたします。
その中で、その連携という部分なんですけども、要するに、そのメリットというのが、利用者は
ワンストップで利用できる部分が大きいかと思っています。昨日、我が会派の代表質問でもさせていただきましたが、もう一度、確認したいんですが、例えば、隣にあります
保健センターの保健師とか、そういう方々が、例えば相談者が必要だということになれば、
ワンストップでそちらに来てもらって相談できるのか。それとも隣の建物なので行ってくださいとなるのか。そのあたりの
ワンストップ化について、ちょっと教えてもらってよろしいですか。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
御相談いただく方は、様々な相談がございますので、窓口は、
保健センターに行かれる方もおられるでしょうし、
こども総合支援センターのほうに来られる方もおるかとは思います。
まず、
こども総合支援センター、
こども総合支援課のほうに御相談者が来られたら、すぐに
保健センターのほうへ行ってくださいというわけではなくて、私どものほうで、まずはお聞きをする。恐らくは、その
保健センターの相談以外の部分もあると思いますので、そういった部分は整理をして、適切につないでいきたいと考えております。
もし、次回以降、その継続して専門的に、ちょっと
保健センターのほうで見ていただいたほうがいいということであれば、適切にその情報をつなぎまして、御本人に確認をした上でということであるんですが、適切に情報をつなぎをして、次回以降、もし
保健センターのほうに行っていただいたらいいとかいうことであれば、そのように対応していきたいと考えております。
○委員長(
阪本忠明)
南方委員。
◆委員(南方武)
専門的な相談であれば、その窓口へ行ったほうがいいというケースもあるとは思います。極力、その利用される方があっちへ行き、こっちへ行きということがないように、せっかく1か所に多くの施設が固まって、より利便性が増すわけですので、
ワンストップ化という部分は工夫をしていただければと思いますので、よろしくお願いします。
続いて、
児童虐待についてなんですが、こちらも
総合支援センターの大きな取組だと思います。この当初予算でいきますと、123ページで、261万5000円計上されているんですが、これは額だけを見ると、昨年度よりも半減しているような金額に見えるんです。より
児童虐待について、一歩を進めていくのか、それともどういう取組になるのか、教えてもらっていいですか。
○委員長(
阪本忠明)
古賀所長。
◎
子育て総合支援ネットワークセンター所長(古賀仁)
当初予算のほうで、経費のほうが変動しておりますのは、もともと
家庭児童相談システムという今の
情報共有システムのほうの経費とかも、その
児童虐待の経費のほうで見ておったんですけれども、それを
ネットワークセンター経費、より
ネットワークで全体のほうで見るということで、そちらに振り替えている関係もありまして、経費のほうは変わっておる部分があります。
ただ、
児童虐待対策経費につきましては、
研修予算、研修を受けるため、職員の資質を上げるための部分であったり、あと、外部のスーパーバイズを行ってくれる機関とかに入ってもらって、より判断として適切かどうかというところを加えていくような形の予算にしておりますので、より虐待対応においても強化をしていくという考え方の予算となっております。
○委員長(
阪本忠明)
南方委員。
◆委員(南方武)
データを効率的に持つということで、財源的な工夫をしているということですね。後退することなく、ぜひ強化をお願いしたいと思います。
その中で、昨日の質問の中でもありましたけども、相談件数が非常に増えているとお聞きしております。9478件ということで一気に増えているわけなんですが、その通告の件数としては、どのような状況なのか。相談件数と別で、通告件数の推移というのを教えてもらってよろしいですか。
○委員長(
阪本忠明)
古賀所長。
◎
子育て総合支援ネットワークセンター所長(古賀仁)
通告件数につきましては、八尾市のほうで受けている通告件数としては、現在200件前後になってまして、これがその通告自体が、児童相談所のほうでも受けている分があるんですけれども、全体で申しますと、昨年度はちょっと児童相談所のほうの通告がちょっと減っている関係もあって、全体としてはもう横ばい、微増というか、そういう状況ではあるんですが、近年の傾向で申しますと、徐々に増加をしてきているという状況ではあります。
ただ、これは一概に悪いというものではなくて、近隣の方も含めて、
関係機関も含めて、状況をよく見ていただいていて、適切に通告をいただいている結果かということもありますので、そういう意味では、通告が増えているのが、必ずしも悪いというわけではないと認識しております。
○委員長(
阪本忠明)
南方委員。
◆委員(南方武)
確かに適切に通告していただくというのはいいことなんですが、増えること自体は良くないことですので、今200件前後というお話があったんですが、私の掌握ではもっと多いんです。身体・心理・性的、またネグレクト、それぞれの件数を、念のために教えてもらってもよろしいですか。
○委員長(
阪本忠明)
古賀所長。
◎
子育て総合支援ネットワークセンター所長(古賀仁)
すみません。先ほど200件というのが、通告件数の部分になっていまして、人数です。例えば、その兄弟とかがおられると、それぞれにカウントをするので、そこの違いがちょっとあるんです。
一応、その人数で分析するほうがいいかと思いますので、人数で申し上げますと、令和2年度の実績で申しますと、ネグレクトが97人、身体的虐待が96人、心理的虐待が94人、性的虐待が1人という形になっております。合計287人という形です。
○委員長(
阪本忠明)
南方委員。
◆委員(南方武)
そうですね。200前後というより、280なら300近い数の通告が来ていると。これは「みらい」だけの数ですか。ちょっと教えてください。
○委員長(
阪本忠明)
古賀所長。
◎
子育て総合支援ネットワークセンター所長(古賀仁)
そうです。今のは「みらい」だけの分析になります。
○委員長(
阪本忠明)
南方委員。
◆委員(南方武)
「みらい」だけの数でいうと、
総合センターの基本構想にも数字が載っているんですけども、令和元年183件と載っているんですが、これは間違いないですか。かなり増えている状況になるんですか。
○委員長(
阪本忠明)
古賀所長。
◎
子育て総合支援ネットワークセンター所長(古賀仁)
そうです。183というのは、件数になりまして、人数で申し上げますと257人という形ですので、人数で申しますと257人から287人に、令和元年度から令和2年度に移行しているという感じです。
○委員長(
阪本忠明)
南方委員。
◆委員(南方武)
平成29年から数字が載っていますけども、確実に増えていっているということですね。
児童虐待についても、しっかりと連携体制を生かして取り組んでいただきたいと。件数が増えているということ自体は、通告が増えるのはいいんですが、件数が増えている。人数が増えているというのは、決していいわけではないので、お願いいたします。
あと、
総合支援センターの中には、プレイルームが設置されると聞いているんですが、こちらは有料になるのか。1階の
スペース自体が有料なのか、プレイルームの料金体系について教えてください。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
1階のプレイコーナーのお尋ねの分かと思いますが、そちらのほうは特に料金は必要とするものではないということでございます。
○委員長(
阪本忠明)
南方委員。
◆委員(南方武)
ということは、2階部分とか、その他のプレイルームに関しては、事前に予約を取ってとか、お金を払った上で使える
スペースだということですか。
○委員長(
阪本忠明)
古賀所長。
◎
子育て総合支援ネットワークセンター所長(古賀仁)
すみません。2階のプレイルームは、生涯
学習センターの
学習プラザのほうで、指定管理で管理している部分になるんで、うちの所管ではないんですけれども、一応、そちらのほうは料金を頂いての利用とお聞きしております。
○委員長(
阪本忠明)
南方委員。
◆委員(南方武)
ごめんなさい。今、2階と言いましたが、4階のプレイルームです。すみません。訂正します。
無料で使える、気軽に使用できるというのは、1階の
スペースのみと。ちょっと狭いような気がするんですが、こちらはどういう利用を想定されているのか。誰でも来てもらっていいですという部分なのか、教えてください。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
1階のプレイコーナーの部分でございますが、こちらのほうは、気軽に来ていただいて、その場で親子の交流を図っていただくということを想定しております。
○委員長(
阪本忠明)
南方委員。
◆委員(南方武)
そうですね。プレイルーム、プレイコーナーだけではないんですが、とにかくこういう
児童虐待の防止であるとか、ヤングケアラーの早期発見とか、虐待もそうで、様々な部分において、市民が気軽に、例えば雨が降ったから、今日は公園じゃなくて、
総合支援センターに行こうかというぐらい気軽に使えるような
スペースにしていただきたいと。
それでこそ、この連携が生きてくるんじゃないかと思いますので、プレイコーナーが1階だけ無料というお話がありましたけども、ぜひ工夫をして、予約が入っていなくても空いている部屋があるのであれば、そういう部分も自由に使っていただけるような取組、またイベントを開催していただきたいと思います。
最後に、それだけ聞いて終わります。どういう考えなのか、教えてください。
○委員長(
阪本忠明)
古賀所長。
◎
子育て総合支援ネットワークセンター所長(古賀仁)
すみません。4階の件なんですけれども、4階のプレイルームのほうは、相談に来ていただいた方であったりとか、親子教室とかで利用するような形ですので、そちらのほうも特に有料というわけではありませんので、そちらのほうをちょっと補足をしておきます。
あわせて、お伝えいただいたみたいに、1階のプレイコーナーは、様々な方に来ていただいて、気軽に相談につなげていくための1つの大事なツールだと考えておりますので、おっしゃっていただいているみたいに、気軽に来ていただけるような
スペースとなるように、工夫をしていきたいと思っております。
○委員長(
阪本忠明)
他にありませんか。
鑄方委員。
◆委員(鑄方淳治)
よろしくお願いします。
いろいろとお話が出ておりましたので、今、聞かれていなかったところを確認していければと思っております。市政運営方針でも大々的に取上げていただいている。そして、プレスリリースをしっかりとしていただいて、アピールをしていただいているところかと思うんです。これまでのこの部局だけではなくて、保健、福祉、医療、教育、そういったところの子育ての部局がしっかりと連携していく。これは窓口の一元化をしっかりとしていただいて、非常に利用者にとっては、すごく意義のある施設ができるんじゃないかと思っております。
私も議員にならせていただいてから、たくさん要望もさせていただいて、それも着々と反映をさせていただいて、本当に感謝しているところなんです。
ただ、ちょっと確認をさせていただきたいところがありまして、今までも、例えば
保健センターであったりとか、そういった福祉のところとはしっかりと連携をされていたと思うんですけども、医療のところは、これから新しく入ってくるところかと思っております。ここに関しての連携というのは、どういった体制を取られているのか、詳しく教えていただいてよろしいでしょうか。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
医療との連携の部分でございます。
今年1月なんですけれども、市立病院の先生とか、あと民間の小児科の先生も含めて、医療連携会議というのを開催をいたしまして、発達に関する親子教室であるとか、あと各機関における訓練とか、社会資源について現状を話し合ったというところでございます。
それから、
こども総合支援センター開設後に、そういった医療機関の方々とどのように連携していくのかというところも意見交換をしておるところでございます。また、今年度予算のところで、子供の発達の相談とかいうところもできるのを、医師の方に対して、謝礼をお支払いできるようにということで計上もしております。
今後は、特に発達に関しては、専門職によるチームアプローチというところが必要になってきますので、そういったところにも会議とかにも、そういった医療職の方というところも御参加をいただいて、アドバイスをいただければとは考えております。
○委員長(
阪本忠明)
鑄方委員。
◆委員(鑄方淳治)
御説明ありがとうございます。
ここに関しては、会議をしていただいて、お話をされていくと。また、ドクターにも入っていただいているということで、非常に安心するところではあるんですが、もう1つ、あと違う部局といえば、教育との連携というところがあるかと思います。
教育との連携で、例えば守る課が移管されると、その施設も一体になるので、いじめであったりとか、ほかに教育相談も今までされていたので、不登校の相談であったりとか、いろんなところというのはされていたかと思います。
また、この発達に関しても、特色の1つであったかと思うんですけども、この発達相談に関して、その福祉、保健的な視点と、医療的な視点と、またこれも別のアプローチがあるかと思っております。そういったところは発達に関して、ドクターに御相談されたときに、しっかりと対応をしていただけるということなんですけれども、それはもう定期的に、例えば個別案件を、それぞれ扱っていくと思うんですが、そういったところを、例えば、定期的にケース会議をやったりとか、そういったイメージを持っていてよろしいでしょうか。
○委員長(
阪本忠明)
古賀所長。
◎
子育て総合支援ネットワークセンター所長(古賀仁)
発達に係る部署との連携に係る会議というのをワーキングという形で、今も実施をしておりまして、どういう形でやっていくかというのは、その中で検討をしておるんですけれども、一定、定期的な形でその発達に係る部署が集まって、どういう形で支援していくほうがいいのかということも含めて、あと全体のほうで進めていく方法であったりとか、そういうことも含めて検討していくような形では、現在も考えているところであります。
○委員長(
阪本忠明)
鑄方委員。
◆委員(鑄方淳治)
何で聞かせていただいたかというと、例えば、学校で起こっている問題で、恐らくこのこども
センターで扱われる問題はたくさんあると思います。守る課がいて、例えばいじめの問題でも、先ほど申し上げました不登校、虐待にしたとしても、そこの中に、やっぱり発達の問題は、結構、担当されている方は、まさに私なんかが言うことではないと思うんですけども、そこがちょっと隠れていると言ったらあれなんですけど、見えてこない部分というのがあると思います。
なので、この個人的なところ、
個人情報を幅広く共有して扱っていくということに、非常に意味があると思っております。そこに関しては、今までなかったようなドクターからの見解というのを入れていただくというのは、非常に大事かと思います。これから検討されるということなんですけども、そこは趣旨の1つであったかと思いますので、そこはしっかりと定期的に個別案件を、しっかりと精査して対応をしていただければと思っていますんで、よろしくお願いをいたします。
先ほど
個人情報のお話がありましたけども、本当に横断的に扱って大丈夫なんかということで、何回か、私も委員会等で御質問させていただいておりました。その中で、
個人情報保護審議会にしっかりと答申をもらっているということで安心をするところではあるんですけども、例えば、この頂いた資料で、日曜、祝日、夜間等の相談に関しては、時間外電話相談を実施予定と。これは委託でされるということなんですけども、これは委託というと、やっぱり外部の事業者になるかと思っています。
そこに関して、結構センシティブな内容の情報が入ってくるかと思います。例えば外部の方との関わり、
個人情報の保護に関して、どういう対策を取っておられるか、教えていただけますか。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
先ほど、
個人情報保護審議会のお話を頂きましたけれども、そちらのほうからは、やはり実施機関である市長部局と
教育委員会に属していない
関係機関への情報提供については、保護者の同意が得られた場合に限るものとするというような条件を頂いておりますので、外部の
関係機関との情報連携については、保護者の方に同意を取った上で情報連携をしていきたいと考えております。
○委員長(
阪本忠明)
古賀所長。
◎
子育て総合支援ネットワークセンター所長(古賀仁)
あと、すみません。先ほどの委託の話ですけれども、一応、こども家庭総合支援拠点の国のほうの設置要領でも、外部委託をする部分は、
個人情報の関係がございますので、社会福祉法人等に限って、その市町村がちゃんと
個人情報が守れるという状況にした上で委託という部分になっていますので、当然、その委託をするに当たっては、そこに十分配慮した形で委託をすることを考えております。
○委員長(
阪本忠明)
鑄方委員。
◆委員(鑄方淳治)
ありがとうございます。
社会福祉法人、公共性が高いようなところに限るということなので、そこに関しては大丈夫かと思います。
もちろんそこに対する手当とか、そういったものはしていただいていると思うんです。これは学校もそうだし、例えば、民間園からの御相談があったりとか、そういったこともあろうかと思います。
民間園から提供していただくのは大丈夫かと思うんですけども、そこから、また先に逆にこういった状況でしたとお返ししたりだとか、そういったところは必要になってくるかと思います。そして、先ほどのように、例えば、役所内であれば、担当者以外は見ないだとか、そういった制限がかかっていたりだとか、そういったことはあるかと思うんです。例えば、保育の現場であったりとか、教育の現場であったりとか、担当者の方だけじゃなくて、やっぱり共有しとかないと、実際に対応が難しかったりだとか、そういったことはあるんじゃないかと思うんですけども、そこら辺に関してはどうお考えですか。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
まず、内部の共有の部分でございますが、こちらのほうは、各所属で得られた情報については、その制限したことによって、子供の不利益にならないようにということで、しっかりと共有はしてまいりたいとは考えております。
それと、民間園も含めて、外部への共有の部分でございます。そちらのほうにつきましては、先ほども申し上げましたように、基本的には同意を取っていくというところではございますが、やはり切れ目なく支援を進めていくためということでいきますと、やはり子供に予防的な対応であるとか、支援ができないことによって、相当な不利益が生じるケースもございます。そういった場合は、要保護児童対策地域協議会の支援対象とすることで支援を行ってまいりたいと考えております。
○委員長(
阪本忠明)
鑄方委員。
◆委員(鑄方淳治)
誰のためにするのかというところの観点かと思います。要対協で、しっかりと対応もできるようにと、今、お話しいただきました。ちょっと細かいことを申し上げているような気はしますけども、
個人情報保護法では、何かちょっといろいろな規定があったと思います。要するに、身体、生命であったりとか、そういったところにも害が及ぼすような場合は、その限りではないというので、ちょっと正確には覚えていないですけども、そういった文言があったかと思います。
そういったところもしっかりと御協力いただいていると思いますけども、多分、今までしてこなかったいろんなことをすると、トラブルであったりとか、思いもよらないことというのが起こるかと思います。それを可能な限り想定していただくことが大事かと思っておりますので、そういったところは、今、御説明いただいたので大丈夫かとは思っております。
1つ、今、情報の共有のことに関しては、いろいろ
個人情報保護に関しては聞かせていただいたんですけども、今、ちらっとお伺いしましたけど、学校からの共有というのは、どういうケースが想定されるのか。ちょっといろいろイメージしていたんですけども、例えば今であれば、教育
センターの発達相談であったりとか、いろんな相談があったかと思います。そういったところから話が来るのか、それとも教育現場からそのまま行くのか。ちょっとそこら辺のイメージができないので、そこら辺のフローが分かっていれば、想定内のフローがあれば、教えていただけますか。
○委員長(
阪本忠明)
万代次長。
◎
教育委員会事務局次長(万代辰司)
教育
センターを通じての情報の共有ということでございますけれども、定期的なワーキング等々もございますし、相談の内容を教育
センター内だけで解決できないような複合的な内容もあろうかとは思います。そういったケースについては、その都度、こども
センターの中にも教育相談の担当者も配置しておりますので、そういったところと協議をしつつ、必要に応じて、必要な
総合支援センターの担当と協議をしていくというような形になろうかと考えております。
○委員長(
阪本忠明)
鑄方委員。
◆委員(鑄方淳治)
全てが個別ケースかと思っていますんで、そこに関して密に情報連携をしていただくということで、そういったことはしっかりとしていただければ大丈夫かと思うんです。
ただ、定期的に会議をされていて、そういったところに上がってきたりするかと思っているんですけども、そういう理解でいいんですか。
○委員長(
阪本忠明)
万代次長。
◎
教育委員会事務局次長(万代辰司)
個別のケースということも緊急性を要する場合であるとか、また、その定期的な報告で共有できる分とか、個々のケースによって違いはあろうかと思います。
それぞれのケースで、適切な判断の下に、それに応じた対応をしてまいりたいと考えております。
○委員長(
阪本忠明)
鑄方委員。
◆委員(鑄方淳治)
フレキシブル、かつスピーディーに対応していただくことが大事かと思います。個別案件に関しては、そのようにしっかりと扱っていただければと思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。
あとは、基本的な構想のところにも書いてあったかと思いますけども、やっぱり情報の一元化していくというところが、非常に大きな、これまでとの違いかと思っているんです。先ほど何か
ワンストップの話もありましたけども、できるだけそこで総合的に受けられるのが理想的かと思うんです。
ただ、これはちょっと私の個人的な見解かもしれないですけども、そこで対応できないことはもちろんしっかりと適切なところにつないでいただく。この受けたところが、ここよりも違うところのほうがいいですとつないでいただくというのは、非常に大事かと思っております。
これはつどいの広場であったりとか、そういったところでも申し上げましたけども、どこから情報が来るのか。先ほどの教育のところから来るのか、それともやっぱり民間園から来るのか、それは分からないところであります。そういったところからのつなぎ先にもなるし、逆に言えば、このこども
センターからつなぐということも出てくると思います。1つ先につなぐというのは非常にいいと、感覚的には思うんですが、2つされるとたらい回しと。急に何かあっちこっちに回されると、そんなようなことになってしまうと思います。ここに関しては、しっかりと編み目のような感じになると思いますので、まさに、このセーフティーネットと思うところを、しっかりとつなげていただいて、機能していただくようにお願いできればと思っております。
あともう1つ、ちょっと議案の条例文のところなんですけども、審議会です。
学習プラザ審議会は、私の理解が足りないのかもしれないですけども、どういったメンバーで、どういうことを、今まで審議されていたのか。そして、これがなくなることによって、どういった影響があるのか。そういったところを教えていただけますか。
○委員長(
阪本忠明)
松田課長。
◎生涯
学習課長(松田勝人)
ただいまの御質問の
学習プラザ運営審議会のメンバーでございます。
まず、構成委員としましては、学校関係者、それから社会教育関係者、それからPTAの関係であったりとか、学識経験者、家庭教育に資する活動を行う者という形で、大きくはそういったメンバーで、今現在9名いらっしゃっております。
主な活動といいますか、審議いただいている内容につきましては、生涯
学習センターの運営審議、運営管理ということをメインに置いておると。
ただ、運営管理の中で、いろいろと生涯学習に関わることであったりとか、そういう助言であったりとか、提言であったりとか、議論をしていただいていると。その部分につきまして、
教育委員会はその内容を踏まえまして、きちっと生涯学習につなげていくかと、そういう形で運営していただいているところでございます。
○委員長(
阪本忠明)
鑄方委員。
◆委員(鑄方淳治)
なくなることのデメリットも教えてもらっていいですか。
○委員長(
阪本忠明)
松田課長。
◎生涯
学習課長(松田勝人)
すみません。実際に、この運営審議会につきましては、過去から生涯学習の運営審議という形で、きちっと対応をしていただいていたところでございます。
一方で、私どもが所管しております社会
教育委員会議は、大きく社会教育、生涯学習全般について議論をしていただいている場でもございます。こちらのほうにつきましては、今までもいろんな生涯学習であったり、スポーツであったり、社会教育全般について議論をしていただいていたところでございますので、今後は、生涯
学習センターの運営審議会の役割を一定、社会
教育委員会議の中で担っていただけると。そこの中できちっとした議論をしていただけるということを考えてございますので、終了させる分につきましては、生涯学習の施策の後退にはならないというような形で認識してございます。
○委員長(
阪本忠明)
鑄方委員。
◆委員(鑄方淳治)
そういった御答弁をいただいたので安心するところであります。社会教育審議会でやっていただくと。今までは、逆に言えば、ちょっとかぶっているようなところがあったというところです。そこに関しては、今まで我々は、ひょっとしたら、早くに指摘をしていかなければいけなかったのかもしれないんですけども、ほかのことでも何かいろいろ言わせていただいていますように、かぶっているところ、そして、整理してしっかりと一本化できるところというのはしていただくべきかと思っております。
そこで、やっぱり報酬も出ているところなので、1つでもこれは市民の皆さんからお預かりしている税金、そして、国や府、これは幅広く我々の税金という言い方をさせていただきますけども、そこはしっかりと今までよりも効率良く使っていただけるように、しっかりとスリムになっていくと思っております。
そういったところも含めて、非常に期待の大きいこども
センター事業は、皆さんにも頑張っていただいていると思うんですけども、よりよい施設になるように、これからもあと半年ほど、頑張っていただければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
私の質問を終わります。
○委員長(
阪本忠明)
他にありませんか。
前園委員。
◆委員(
前園正昭)
よろしくお願いいたします。
総合支援センターが、10月にいよいよ開設ということで、先ほど
南方委員からもありました。とにかく我々としても、もう本当に、要は
ワンストップで子供・子育ての相談を一元化することができるということで、お願いをしたいと思います。今回、事業概要のところにも
関係機関との連携や行政内部での子供たちの支援に必要な情報の共有による切れ目のない相談支援体制を強化することで、子供にとって安心かつ安全な環境を目指すとあります。まさに、目的はここかと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。
今までの御答弁のところも含めて、ちょっと2点ほどお聞きさせていただきたいんですが、まず、先ほど委員のほうから、この支援
センターの時間外相談について、外部委託で電話を受けるという御答弁がありましたけども、ちなみに受付の時間帯は何時までとか決まっているんでしょうか。教えてください。
○委員長(
阪本忠明)
古賀所長。
◎
子育て総合支援ネットワークセンター所長(古賀仁)
予算がついてから、これから詳細のほうは詰めていく形になるんであれなんですけれども、一応想定しておりますのは、夜間でありましたり、市が開いていない時間帯に、そこで受け付けていただいて対応していくところを考えております。
○委員長(
阪本忠明)
前園委員。
◆委員(
前園正昭)
ということは、開庁時間はともかく、閉まっている時間帯は全て、要はもう24時間体制で受付予定ということなのか、もう一度、お願いします。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
おっしゃるとおりでございます。
○委員長(
阪本忠明)
前園委員。
◆委員(
前園正昭)
であれば、安心をいたしました。この
こども総合支援センターは、子供・子育ての中心拠点というところで、やはり先ほど来、
個人情報保護の観点からも議論もありましたけども、やはり電話で相談をされるという方については、休日であったりだとか、時間帯はどちらかというと、遅い時間帯が多いかとは感じておりますので、そういう意味では、24時間365日受付の体制が整えていただけるということであれば、そこは安心かと思いますので、よろしくお願いをいたします。
それと、これもちょっと先ほどの
南方委員の最後の御答弁のところで、ちょっと気になって、改めて確認をさせていただきたいんですけど、要は親子で触れ合えるというプレイコーナー、またプレイルームでも相談を行うということでしょうか。頂いている委員会資料を見てみましたら、要は1階の相談ブースがあって、4階にも相談室があると思うんです。この4階のプレイルームは小と大があると思うんですけど、こちらのほうでも相談を行うということでしょうか。
○委員長(
阪本忠明)
古賀所長。
◎
子育て総合支援ネットワークセンター所長(古賀仁)
大プレイルームとかは親子教室とかが中心にはなってはくるんですけれども、プレイルームは、相談をされるときに、親子、母子で来られた場合とかでも、母子分離ができる場合とできない場合もございます。同室で一緒にいてる状況じゃないと、なかなか相談も聞けない。
ただ、常に誰かが見ていないとお母さんもゆっくり相談できませんので、例えば、保育士が同じ部屋で子供を見ながら、お母さんはゆっくり別の者が相談を聞くというような形もありますので、相談対応としてはプレイルームのほうでも行う形になります。
○委員長(
阪本忠明)
前園委員。
◆委員(
前園正昭)
そういうことですか。ということは、そのプレイルームで相談を行っていただくという場合は、当然、料金はかからないということかという認識をいたしました。
ただ、そうなったときに、ちょっとそのお子さんを見ていただきながらとなったときに、どうなんでしょうか。どれぐらいの方が相談に来られるかというところもあろうかと思うんですけど、このプレイルーム自体は、ちょっと管轄外というところもありましたけども、小と大で貸館としても運営をされるということですか。そうではないですか。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
今のところ、貸館としては予定しておりません。
○委員長(
阪本忠明)
前園委員。
◆委員(
前園正昭)
ということは、ちょっとまだちゃんと理解できていないかも分かんないです。その資料のところに書いてあるプレイルームのこの費用が1000円とかあるんですけど、これはどういった場合に発生をするんですか。
○委員長(
阪本忠明)
松田課長。
◎生涯
学習課長(松田勝人)
ただいまの委員の御質問でございます。
生涯
学習センターの
学習プラザの指定管理の中で、貸館事業というのをさせていただいてございます。
この別表のところに書いておりますのは、従来から貸館として貸し
スペースとしての部屋貸しというような形で表示をさせていただいている部分が、プレイルームという名称にはなってございます。
たまたま今回、こども
センターの設置に伴いまして、きちっとした正式な名称というのは、当然、条例とかで定めてはおるんですけども、呼び方であったりとか、そこら辺でちょっと誤解が生じる部分が、可能性がありますので、運用のところできちっと貸館としては貸せる場所、それから無料でこども
センターが使っていただく場所というのを、きちっとこちらとしても周知のほうもさせていただきたいと考えてございます。
○委員長(
阪本忠明)
前園委員。
◆委員(
前園正昭)
ちょっと分かりにくいんですけど、要は、この頂いている資料に図面があると思うんですけど、ここに4階のところプレイルーム小というのが2部屋あります。プレイルーム大というのが1部屋あります。
先ほどの親子で相談に来られた方については、このプレイルームでも相談を行っていただくこともあります。その場合は無料ですという御答弁がありました。
一方で、貸館業務としてのプレイルームというのは、この資料の中でいう小と大を合わせて3部屋あると思うんですけど、また別の場所ということになるんですか。ちょっとすみませんが、もう一度、お願いします。
○委員長(
阪本忠明)
松田課長。
◎生涯
学習課長(松田勝人)
申し訳ございません。説明ができてございませんでした。
生涯
学習センターの貸館の部分というのは、2階の部分で従来からありますプレイルームを指しているというところでございます。
こども
センターとは全く管轄が違ってまいりますので、そこら辺はよろしくお願いしたいと思います。
○委員長(
阪本忠明)
前園委員。
◆委員(
前園正昭)
分かりました。このプレイルームと、この表にあるプレイルームは、また別ですと。そういうお話で理解をいたしました。
そういう意味では、もう一遍ちょっと繰り返しになりますけども、この4階のプレイルームの小と大が両方ありますけども、この1階のプレイコーナーはどなたでも親子で触れ合っていただける空間ですと。この4階のプレイルームも、その親子教室だとか、そういう開催のときに使ったりとか、また場合によっては、相談室としても使う場合もありますし、そうでなければ、もし空いておれば、ここも自由に使ってくださいという
スペースなのか。そこのあたりを教えてください。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
今のところ4階のプレイルームにつきましては、そういう親子教室を行っていただく、あるいは相談を聞かせていただくというところで考えておりますので、自由に使っていただくところは、1階のプレイコーナーのみということで考えてございます。
○委員長(
阪本忠明)
前園委員。
◆委員(
前園正昭)
そういう予定なんですね。先ほど
南方委員のほうからもありましたが、今後、その八尾市の子供・子育ての総合拠点ということで、そういう意味でいうと、もう本当により多くのところでも、親子が憩えるような場所というのを、ぜひこの4階のプレイルームも、使い方はいろいろあろうかと思うんですけども、ぜひ有効活用していただければと切に思います。
折しも、御承知のように、つい先日、国のほうでも、こども家庭庁の法案も閣議決定をいたしました。新聞を見てましたら、もうこども政策の司令塔というような大きなお題目も上がっておりますけども、まさに、この10月に開設される
総合支援センターは、八尾市にとっても、こども政策の司令塔と言えるんじゃないかと思います。
そういう意味では、本当にあらゆる相談を一元化、
ワンストップでできるような、そういう皆さんに安心して使っていただける、集っていただける、そういう
センターにぜひともお願いをしたいと思います。どうかよろしくお願いをいたします。以上です。
○委員長(
阪本忠明)
他にありませんか。
吉村委員。
◆委員(吉村拓哉)
お願いします。
今るる皆様からあったんですけれども、様々な本当に子供に対しての相談というのが集まる場になると思います。
今、本庁でも市職員の方が様々に対応されていると思うんですけれど、今現状、どういった形で会議をやったりとか、各担当課とのつながりを、どうやって会議をやっているのか。例えば、ケース会議とか、そういったものも含めて、今どうやって会議をやられているのかというのをお聞かせいただいていいですか。
○委員長(
阪本忠明)
古賀所長。
◎
子育て総合支援ネットワークセンター所長(古賀仁)
今、会議をやっておりますのは、市のほうで、つなげる支援室というのができまして、全体の分のちょっとつながりの分のところを強化するような取組とか、研修とかを行っておるんですけれども、それ以外には個別のケースごとにケース会議という形で開催をしておりまして、その方にとって必要な部分で、必要な課に集まっていただいて、会議をするというような形で行っております。これは、要対協とか、そういうケースに関しては、
個人情報の関係をクリアしているんで、そういう形ですし、それ以外の場合ですと同意ベースで会議を開いたりという形になっております。
○委員長(
阪本忠明)
吉村委員。
◆委員(吉村拓哉)
ありがとうございます。
今現状もやってはいただいているんですけれども、今回、かなり広い範囲で、広範囲でこの
こども総合支援センターに集まるわけなんですけれど、今回でしたら教育部門であったり、いじめからこどもを守る課も入る中で、ビジョンとしてどうつながっていくのか。ここに移管して、移動した中で職員同士の顔が見える関係になると思うんです。
その中で、担当課をまたいでケース会議であったり、今おっしゃられたのは専門的な部分ですけれども、日々の日常的な部分も含めて、どう担当課同士で交流を図っていくのかというのが、ちょっと心配をしている部分はあるので、そこをもしビジョンがあれば、お聞かせいただきたいんです。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
担当課間の連携の部分でございますが、まずは場所が生涯
学習センターのほうに、我々としては移ります。隣に
保健センターがございますので、そちらの
保健センターとの連携というところは、今後さらに密にしていかないといけないという部分はあろうかと思います。
それから、
こども総合支援センターの中には、職員として教育の経験者の方も来ていただくということになりますので、そういった中で教育に関する相談のほうも受けていくというところになります。
こういった観点でいきますと、今まで以上に、教育
センターであるとか、あるいは
教育委員会、学校も含めて、そういったところの連携も密にしていかないといけないとは考えてございます。
それとあと、
こども情報システムのほうも導入をいたしまして、各課とも情報連携をしていくということでございますので、
システムでつないだからといって、すなわちその連携ができるというところではございませんので、その情報を使いながら、各課と必要に応じて会議を開きながら対応してまいりたいと考えております。
○委員長(
阪本忠明)
吉村委員。
◆委員(吉村拓哉)
ありがとうございます。
今、ちょうど情報支援
システムのほうが出ましたけれど、この情報の集約化を行っていって、誰でも見れるわけじゃないという話は、先ほど来からされているとおりで、ただ、ちょっと気になるのは、例えば相談者が当事者とは限らないわけです。当事者が相談に来るというケースは、数的に言えば、もしかしたら第三者もそれなりに数としては出てくる可能性があるので、その第三者から頂いた意見であったり、相談というものを、その情報にどう載せていくのかというのも、少し教えていただけるんであれば、いけますか。
○委員長(
阪本忠明)
古賀所長。
◎
子育て総合支援ネットワークセンター所長(古賀仁)
イメージではあるんですけれども、一応、その子供に関する情報
システムでありますので、子供に関しての情報として、第三者の方とかの話であったとしても、それはそういう部分の情報というのは、当然、反映していくような形になりますんで、それも含めて、関係課のほうで共有しながら、なおかつ、ちょっと心配な部分があるのであれば、必要な情報というのを確認して、早期の支援というのができるような形でのイメージとなっております。
○委員長(
阪本忠明)
吉村委員。
◆委員(吉村拓哉)
ありがとうございます。
当時頂いている資料で、基本構想にもあるんですけれども、身近な相談窓口のところで、かなりの件数を書いていただいているんです。その中につどいの広場であったりとか、人権コミセンとか、民生委員とか、こうやっていろんな方がやっぱり子供の見守りをやっていただいているとは感じているんです。
ただ、その方々からの意見集約というのを、どうやってやっていくのか。例えばつどいの広場でちょっと心配な方がいらっしゃると。行くように促したけれど、行っていただいていないみたいな相談も、もしかしたら入る可能性があるんです。そういった内容も、名前とかは分からないとか、そういう案件に対しても載せるわけではないですか。さすがにそのあたりは載せれないですか。どこかに記入はしとかないといけないとは思います。
○委員長(
阪本忠明)
古賀所長。
◎
子育て総合支援ネットワークセンター所長(古賀仁)
今も相談の中には匿名とか、ちょっと特定ができない相談というのもあります。
ただ、そういうものも
システムの中には載せておくと、また何かのときに、それがヒントになるという場合もありますので、そういう形での登録はしていく想定となっております。
○委員長(
阪本忠明)
吉村委員。
◆委員(吉村拓哉)
ありがとうございます。
やはりこの1本に集約するということのメリットとデメリットがあるとは思っているので、メリットの面はすごく大きく感じています。
ただ、例えばヒューマンエラーはあり得る話なので、情報が漏れるということも、1つの可能性としてはありますし、もう1つは、相談に来ていただいたんやけど、しっかりとつながらなかった。漏れてしまうという可能性も十分にあり得る。ただ、ここで漏れてしまったら、もう集約化しているので、もうどこにも引っかからないような形になってしまうという怖さを秘めているので、そこだけはちょっと心配をしています。
ただ、皆さんはプロですんで、そこも安心してお任せできるとも思っていますので、よろしくお願いします。
次に、先ほど来からプレイルームとか、いろいろなお話が出ているんですけれども、内装関係でもちょっとお聞きしておきたいんです。コロナ前なんで、かなり前なんですけど、いろんなところに視察に行かせてもらう中で、こういったこども関係の相談を扱うような場所を視察させていただく機会があったんですけれど、相談室という部分で、相談に来た方がそこの相談室に入るというプロセスについて、かなり気をつけている都道府県が多かったんで、例えば、入り口をもう全く別に、動線は全く別にしているような、そこはそれを含めての設計で作られているんで、できたんです。今回はちょっと難しいとは思うんですけれど、そういう相談者に配慮した何かを考えていらっしゃるのかというところを、ちょっとお聞きしておきたいんです。
○委員長(
阪本忠明)
古賀所長。
◎
子育て総合支援ネットワークセンター所長(古賀仁)
基本的には、1階は気軽に相談に来ていただけるための
スペース、4階は逆に安心して相談ができる、
個人情報が守れる
スペースとして、要は相談室とか、プレイルームを固めた形で行っておりますので、相談自体をしたいという形になれば、きちんとプライバシーも守れるという形での考え方になっております。
○委員長(
阪本忠明)
吉村委員。
◆委員(吉村拓哉)
ありがとうございます。
この集約していいと思うのは、そこの施設に行ってることが、ちょっと気持ち的に行きにくいという親御さんがいらっしゃったりとか、実際にするんです。でも、こうやっていろんな相談があることで、自分がそこに行っているということに関して行きやすくなるとも感じているので、そこの相談体制も含めて、例えば、他市の事例でいえば、部屋の色に気を使われて、白とかピンクとか、少し明るめの色を使われているところもあります。そういった配色に関してもやっぱりちょっと気にしていただくような、今がちょうどいい機会ですので、そういった部分でもやっぱり手を入れていただくというのが、1つの方法かと思っているんですけど、そういった内装に関してというのも、今回の工事とか、いろいろな内装も含めて、手を入れていく予定はあるんですか。そういうのはありますか。
○委員長(
阪本忠明)
古賀所長。
◎
子育て総合支援ネットワークセンター所長(古賀仁)
一定、壁であったり、床材であったり、その辺の色合いであったりという部分のところは、工事の担当のほうからも、まだこれからちょっと実際に工事に入っていくに当たって決めていく部分とかもありますので、そちらのほうはおっしゃっていただいているとおり、相談がしやすい環境にするために、色合いであったり、その雰囲気であったりというところは、うちのほうの専門職の意見も聞きながら行っていきたいと考えております。
○委員長(
阪本忠明)
吉村委員。
◆委員(吉村拓哉)
ありがとうございます。
入っていって、すごい暗いとかは、あまりよくないというか、入りにくい状態をつくるのは、ちょっとあまりよくないと思っているので、行って楽しいところやと。子供を一緒に連れて来ても大丈夫だというのを、やっぱり発信していくというのがベストかと思っています。
名前を決めていくのか、公募と言っていましたか。ごめんなさい。そこを、もう1回お願いしていいですか。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
愛称募集のほうなんですけれども、予定としましては、この市政だよりの4月号、3月20日の発行の分で募集をしまして、4月あたりで募集をして、それから決めていくということで考えてございます。
○委員長(
阪本忠明)
吉村委員。
◆委員(吉村拓哉)
ありがとうございます。
親しまれる愛称も含めて募集という形なんですけれども、今回
教育委員会も入られているということで、子供に関することなので、お願いじゃないですけど、思いとしては各小学校区にこういうところができると、名前の愛称をみんなで考えましょうということで、場所の周知と名前の周知を行うというのも、1つの方法かと思っています。何ぼ言ってもお子さんに対する施設だと思っているので、親御さんも含めて、子供にこんなところができんねんというのも、ただ単に市政だよりを見ていただいている年齢幅が、やっぱり若い層になればなるほど、ちょっと見ていただきにくい場合もあるので、そういった場面で考えるんであれば、
教育委員会も入っているということで、お子さん全体に働きかけるというのも、1つの方法かと思っているんで、そこだけはお願いしておきます。
次に、教育相談機能も入れていくわけなんですけれども、人材の部分で学校教育経験者を配置とあるんです。この人材に関してはどんな人材を考えられているんでしょうか。もともと校長先生をやられていた方とか、そんな感じの方ですか。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
もともと校長先生なのか、教頭先生なのかという部分はございますが、学校のほうで、そういった教育の御経験がある方に来ていただくということでは考えております。
○委員長(
阪本忠明)
吉村委員。
◆委員(吉村拓哉)
いろいろな方がいらっしゃるとは思うんですけれども、子供の教育上の様々な課題や悩みということなので、これはいじめからこどもを守る課も一定入っていくというような考えですか。そこの連携がちょっと見えなくて、教育関係の相談に関してはどうつながっていくのかというのも、ちょっと細かくなっちゃいますけど、お聞かせいただけますか。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
教育相談ですので、当然、いじめの部分の御相談もあろうかと思います。
来ていただいた方がどういう御相談をされるのかというところにもよるかと思うんですが、
こども総合支援課が聞いていくのか、いじめからこどもを守る課が聞いていくのかというところはあるんですが、どちらの課が聞いたとしても、そういった情報連携はしながら対応はしていきたいとは考えておりますし、やはりいじめですとか、あと不登校の部分でありますとか、そういったところはやはり学校のほうで、御対応いただく部分が多いのかと思っております。そういった連携を学校あるいは教育
センターとしていく中で、やはり学校教育のその経験者の職員というところがつなぎ役となって、行っていくと。つなぎを行っていくというところで、メリットがあるとは考えております。
○委員長(
阪本忠明)
吉村委員。
◆委員(吉村拓哉)
ありがとうございます。
やっぱり本当に多岐にわたる子供に対しての相談になると思っているので、ある意味、皆さんが自分の担当のところだけではなくて、今もやられていると思うんですけれども、日々、勉強されている中で、他分野にも広くいかないと、それこそ誰に言ったらいいんかという話になってしまう。今は各担当課で分かれている部分が集約されて、顔の見える関係性になって、挨拶できる、おはようから始まるのかは分かんないですけれども、顔が見れる関係性になったときに、こういう事案が来てるねんけど、どうかと気軽に聞けるというのを期待しているので、そこに関しては、各担当課が手をつなぎながらやっていただくようにつながっていくと思っています。
10月からなので、もう1年切っているということなので、かなり皆さんも大変だとは思うんですけれども、誰のためにやるのかというところで、子供のためにということと、それを取り巻く環境をよくしていくというためだと、皆さんも意識が高いと思います。そのあたり、また意識の高い市民の方ともつながりながらやっていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いを申し上げます。
以上です。
○委員長(
阪本忠明)
他にありませんか。
田中裕子委員。
◆委員(田中裕子)
今回、
条例改正が提案をされているんですけど、主に2点について、ちょっと質疑したいと思うんです。
まず、1点目は、今回のやっぱりこども
総合センターが加わるということで、そのことについてということです。2点目は、審議会を今回なくすということであるので、この2つのことについて、ちょっとお聞きしたいんです。
まず、今回の条例のこども
総合センターです。これが条例上に位置づけられると。このことについて、ちょっと教えていただきたいんです。
私もちょっとなかなか理解不足のところもあって、先に委員が質問されたことを繰り返すかもしれないんですけど、ちょっと申し訳ないです。ちょっとなかなかまとまらないとか、なかなか全体像を理解するのが、私自身も難しくて、幾つかお聞きしたいと思うんです。
今回、条例で
こども総合支援センターを位置づけると。そこの
センターが位置づけられて、そこに結局、今回、機構図も添えていただいているんですけど、従来の
こども総合支援課がすぽっとそこに来ると。「みらい」も来ると。いじめからこどもを守る課も来ると。そういう理解でよろしいんでしょうか。
それぞれの人数も教えていただきたいと思います。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
まず、お尋ねの
こども総合支援センターに、いじめからこどもを守る課、それから
こども総合支援課全体が来るのかというところでございますが、
こども総合支援課に関しますと8階におる職員と社会福祉会館の「みらい」におる職員が、
こども総合支援センターのほうに行くということでございます。
それから、いじめからこどもを守る課については、そこの職員が行くということでございます。
それと、あと人数に関しましてなんですが、今、行く予定の人数で、
こども総合支援課のほうでいいますと、8階の職員と、それから「みらい」の職員で12月1日現在の人数ではございますが、28名が行く予定になっております。
○委員長(
阪本忠明)
平尾次長。
◎いじめからこどもを守る担当部次長兼いじめからこどもを守る課長(平尾克之)
いじめからこどもを守る課の人数のほうはお答えさせていただきます。
これは、今回の予算でついている人件費としまして7名分の人件費が、いじめからこどもを守る課についておりまして、行政職3名、心理士1名、教育職OB1名、弁護士2名の7名でございます。
○委員長(
阪本忠明)
田中裕子委員。
◆委員(田中裕子)
分かりました。
今、8階にある
こども総合支援課の職員と、それから社会福祉会館にある「みらい」で、いじめからこどもを守る課が、その
センターに移動すると。今の時点でいえば、総勢35人やということなんですが、ちょっとそこから今回の
センターの果たす役割を教えていただけたらと思うんです。
こども総合支援課、いじめからこどもを守る課が、今まで果たしてきた役割というのがあると思うんです。これがこども
総合センターになることによって、さらにどのような役割が追加というか、発展するのかというのを、ちょっと分かりやすく教えていただきたいんです。
今回、条例にも位置づけられているんですけど、5つの機能があると思います。子供・子育て
総合相談に関すること。子供の教育発達の相談に関すること。
児童虐待の相談に関すること。保健・医療・福祉・子育て・教育等の
関係機関との連携による支援を行うための調整及び
情報共有に関することと。ここを中心にした、また他の関連機関とのいろんな連携や、そういうイメージもあるかと思うんですけど、今まであった
こども総合支援課、いじめからこどもを守る課が、ここの
センターの中で仕事をすることによって、この今までやってきたものに、
センターで仕事をすることによって、こういうことがさらに発展する、追加されたんですと。そこをもう少し具体的に分かりやすく教えていただけたらと思います。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
こども総合支援センターに、この
こども総合支援課と、いじめからこどもを守る課が行くということになります。
こども総合支援課のほうとしては、教育の相談というところが第3条の第3項の3号のところに記載をしております。
先ほどから申しておりますように、教育の経験者の職員も配置をいたしまして、教育の初期段階の御相談については聞いていくということになります。その中で、やはりいじめの御相談というところも出てこようかと思います。そういったところに関しましては、いじめからこどもを守る課が同じ場所におるということになりますので、連携のほうが取りやすくなるということがあります。
それと、
こども総合支援課のほうに教育経験者の職員がおるということによって、やはり
教育委員会、教育
センター、学校現場も含めて、連携が取りやすくなるというところが、違ってくるところかというところでございます。よろしくお願いいたします。
○委員長(
阪本忠明)
田中裕子委員。
◆委員(田中裕子)
それだけですか。それ以外にもあるんじゃないかと思うんですけど、5つの機能をこれから果たしていくと。
例えば、子供の発達相談機能とか、こういう点でいえば、今までどこが中心にされていたかというのもあると思うんですけど、
こども総合支援課として、今までこういう取組をしてきたけれど、この
センターで仕事をすることによって、そこがこうなりますとか、そういう形をちょっと教えていただけたらと思うんですけど、それぞれについて、教えていただけたらと思うんです。
○委員長(
阪本忠明)
古賀所長。
◎
子育て総合支援ネットワークセンター所長(古賀仁)
子供に関する相談に関しましては、いじめ問題も含めて、それが単体であるというわけではなくて、その背景には、先ほど言われた発達課題があったり、もしくはお母様のほうの御病気であったり、障がいであったり、いろんな事情があります。
ですので、こども
センターのほうで、今までも「みらい」のほうでも、そういった対応は行ってはきているのですけれども、いじめからこどもを守る課のほうも一緒の場所で仕事をする。あわせて、学校教育経験者も配置する。これによって、よりその機能を高めると。
要は、うちの専門職による対応プラスそこの連携を強化することによって、この
こども総合支援センターの支援、市全体の支援を上げていくと考え方になっております。
○委員長(
阪本忠明)
岩井次長。
◎
こども若者部次長兼
こども若者政策課長(岩井耕二)
発達の部分につきましては、これまでも、一番小さいときは母子のほうで、
保健センターのほうで対応をしていて、それから個々の相談を「みらい」のほうが対応する。また、学校に入れば
教育委員会が対応していたと。ある程度、分散しながらも対応もあったかと思っているんです。
まず、
こども総合支援センターができることによりまして、切れ目のない支援の部分がより充実していくかと。先ほどから、るる御答弁もさせてもらっていますけども、情報の共有ということもしっかり図っていく中で、連携ができていくというのが、まず1点です。
それと、あといじめからこどもを守る課も同じところに入ってきます。
こども総合支援センターにつきましては、子供・子育ての相談につきましては、
総合相談ということで、何か子供・子育てのことで相談したいことがあれば、
こども総合支援センターに、まず相談してくださいということになります。相談は何でも受け付けさせていただきますということになりますので、個々で相談されていた部分が、一定集約化されるというような部分も、非常に大きな機能として加わる部分になるかと考えておるところでございます。
○委員長(
阪本忠明)
田中裕子委員。
◆委員(田中裕子)
分かりました。すみません。私の理解がちょっと悪いと思うんです。大体分かってきました。
今回、この
センターをつくることによって、切れ目のない支援を
情報共有して連携していくというのが、はっきりと条例上にも位置づけられて、それを基本理念として、今までやってきた仕事に対して、それプラス発展させていくという形で理解をさせていただいたんですが、そこに今回、教育の相談もちょっと入ってきていると。これは今までにないプラスアルファやと認識をしました。
今、人数が35人です。今の時点なんですけど、初期の段階で40人弱と基本構想でも書かれていたわけなんですが、今回、人事要望でどれぐらいの人数を要望されていて、その40人弱に到達させるために、今、何人不足していて、それをどう埋めていこうとしているのか。そこについて具体的に教えていただけたらと思います。
○委員長(
阪本忠明)
吉川部長。
◎
こども若者部長(吉川貴代)
職員体制についてですが、基本構想40人をベースに、この間、要望をしているところです。
具体的にどう埋めるのかというようなことですが、これも人事課のほうで最終されることになります。他部署からの異動なのか、それとも新たに任用された方を配置するのか。いずれか人事課のほうで判断されることと考えているところでございます。
○委員長(
阪本忠明)
田中裕子委員。
◆委員(田中裕子)
それと、初期の段階で40人弱とあるんですけど、それが今後、もっと人数を増やしていくとか、そういう考えがあるんでしょうか。基本構想を見てたら、ちょっとそこがよく分からなくて、それと関連してなんですが、第2期の実施計画にこう書いてあるんです。
こども総合支援センターにおけるこども家庭総合支援拠点の体制整備を進めると。私は、
こども総合支援センターだけをイメージしていたんですけど、ここにこども家庭総合支援拠点というのがあるんです。これは一体どういうものなのか、ちょっと教えていただきたいと思うんです。
それと、こども家庭庁との関係です。そこについて、ちょっと分かりやすく教えていただけますでしょうか。
○委員長(
阪本忠明)
吉川部長。
◎
こども若者部長(吉川貴代)
まず、最初に人数で、初期の段階40人で、今後どうするかですけれども、今後、相談件数がどう推移するのか。ひょっとしたら急増するかもしれません。そうなってきますと、この相談業務に関しては、機械で取り代わることができませんので、やっぱり相談員の体制というものは、一定必要になってまいります。これは今後の件数等を見ながら、また必要な人員については、我々は人事のほうに要望をしていきたいと考えているところでございます。
それから、こども家庭総合支援拠点でございますが、こちらにつきましては、平成29年の児童福祉法の改正に伴いまして、同児童福祉法10条の2に規定されている機能でございます。それは本市は、この
こども総合支援センターに含めているという内容になってまいります。
それから、今、開会中の通常国会で議論されることになりますこども家庭庁との関係でございますが、こども家庭庁につきましては、子供を広く支援していくために、厚労省と、それから内閣府の機能を統合していく。内閣府の外局としてつくられるということでございますが、当然、このこども家庭庁の動向も見ながら、新たに、これから展開していく施策についても、しっかり本市においても実施してまいりたいと考えているところでございます。
子供の範囲につきましても、今度のこども家庭庁につきましては、具体的な年齢も定めがありませんので、そういった18歳のところにこだわらずに、必要な方については、一定対応していく考えでございます。
○委員長(
阪本忠明)
田中裕子委員。
◆委員(田中裕子)
こども家庭庁の動向を見ながら、これはもうこども
センターだけじゃなくて、もう全体的な中身になってくると思うんですけど、特に、この
こども総合支援センターです。この
こども総合支援センターとこども家庭庁との関係性は、どう捉えたらいいのか、ちょっと教えていただけますでしょうか。
○委員長(
阪本忠明)
吉川部長。
◎
こども若者部長(吉川貴代)
こども家庭庁です。国を挙げて、子供と家庭の施策を展開していくためにできる新たな省庁でございます。
私どものこども家庭
総合支援センターにつきましては、本市におきますこども施策の拠点と考えております。そういう関係性で我々は考えておりまして、今度10月に設置してまいります。また動かしながら、新たに必要な機能があるとすれば、それはそれでまた追加をしていきたいと考えておりますし、多様な市民の皆さん、
関係機関の皆さん共々、八尾市の子供たちのために、鋭意努力をしていくという関係でございます。
○委員長(
阪本忠明)
田中裕子委員。
◆委員(田中裕子)
この
センターが、こども施策の拠点になると。今後必要な機能については、動向も見ながら、実態を見ながらと思うんですけど、広げていく可能性もあるという御答弁があったと思うんです。具体的に、その必要な機能というのは、どういうものなんでしょうか。そこはもうちょっとイメージを持ちたいと思うので、教えていただけたらと思います。
○委員長(
阪本忠明)
吉川部長。
◎
こども若者部長(吉川貴代)
具体的にといいますか、先のことを全て予測しているわけではないんですけれども、昨今の話題になりますと、本会議でも出てまいりましたが、ヤングケアラーという子供たちのそういう支援でありますとか、あと子どもの権利擁護に関することです。こういった部分が、今後、取り組んでいくべき優先的な課題ではないかと考えているところでございます。
○委員長(
阪本忠明)
田中裕子委員。
◆委員(田中裕子)
分かりました。
続いて、ちょっと具体的な中身についてお聞きしたいと思うんですけど、今回、教育が相談を受けるというところなんです。教職の経験、教育の経験を持たれた方が、初期段階の相談に応じていくということで、例えば、いじめの問題やったらすぐに連携が取れるし、
教育委員会や学校とも連携を取っていくことができると。こう御答弁があったかと思うんです。この八尾市
こども総合支援センター基本構想で言えば、この教育相談機能のところで、教育相談機能については、教育
センター等との連携を基本として対応するとあるんですけど、これは具体的にどういうものなのか、ちょっと教えていただけますでしょうか。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
教育
センターとの連携の部分でございますが、教育
センターのほうの強みというか、教育
センターにしかできないというところで、やはり学校との連携の部分については、教育
センターの強みであるとは考えております。
それと、あと教育
センターのほうでは、就学の相談であるとか、あと適用指導教室であるとか、そういったところの事業も行っておると。そういうところは、
こども総合支援課、ないし
こども総合支援センターのほうではできない部分というところではございますので、そういったところにつないでいくということがあれば、教育
センターと連携を図りながら、支援を行っていきたいと考えております。
─────────────────────
○委員長(
阪本忠明)
議事の都合により、暫時休憩をいたします。
午前11時36分休憩
◇
午前11時40分再開
○委員長(
阪本忠明)
休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
─────────────────────
○委員長(
阪本忠明)
それでは、2回目の質疑に入ります。
質疑ありませんか。
田中裕子委員。
◆委員(田中裕子)
その教育の相談の部分で、私はずっと聞いていて気になっているんです。誤解が解けたらと思うんですけど、つなぐことがあれば、教育
センターにつないでいくと。そこが私には、すごく強調されて聞こえてしまって、そこがすごく不安なんです。
基本構想で言えば、教育
センターとの連携を基本として対応するというのがあるんです。先ほど御答弁でも、教育
センターの強みというのは、学校との連携やとおっしゃっておられるんですけど、教育
センターと学校、
教育委員会所管の関係と、それから今回の
こども総合支援センターの教育の相談を受ける教育経験者の方が持つ学校の連携とか、
教育委員会との連携は、全く質の違うものであって、私はこの連携を基本として対応すると。そのこととつなぐことがあればつないでいくというのが、すごく違和感があって聞こえるんです。そこについては、ちょっとどう考えておられるのか、御答弁をいただきたいと思います。
○委員長(
阪本忠明)
田中副教育長。
◎副教育長(田中淳二)
教育と
総合支援センターとの連携の件でございます。
先ほどほかの委員への御答弁でも、
こども若者部のほうからありました。まず、我々教育現場に関わった管理職について、人材がいていないだろうかというような相談を受けながら、この10月から始まる、ここの体制に適切な人材をというようなところで、教育の中でもいろいろと人選をしながら、こういう人だったら、過去、この間の教育職の経験を生かして、いろんな相談に乗れるんではないだろうかというような人材を考えて、次の配置に向けて市長部局と協議をしてきたというような流れがございます。
教育の管理職経験者というようなものを想定しておりますけれども、この
こども総合支援センターに来ていただいた相談者の方が、先ほどもありましたように、まずは、ここに行けば、子供たちのいろんなことが相談できるんだというような認識を持っていただけるような周知が前提になりますけれども、そういった人たちがいろいろと複合的な要因の相談ごとも増えてきています。教育に関しても、一定、相談をしっかりと受けれるというようなことをさせていただきながら、専門的な部分になると、やっぱりその専門的な機関につなぐほうがいいんだろうというところにつきましては、相談者に寄り添いながら、そこにつないでいくと。その先が、先ほど市長部局のほうから答弁ありました教育
センターであり、7階の
教育委員会事務局の場合も、当然ございますし、そういったところでしっかりと切れ目のない支援をしていくというような中で、教育のほうもしっかりその役割の一翼を担っていくというような考え方でございます。
○委員長(
阪本忠明)
田中裕子委員。
◆委員(田中裕子)
今、御答弁を聞いて、本当に今度できる新しい
センターに、やっぱりしっかりした人材の方を配置して、初期のそういう相談で、一元的な相談窓口として役割果たしていくことは、非常に大事なことやと思うんです。
ただ、すごく気になるところが、教育
センターは、教育相談を受けているところなんです。教育
センターに相談すれば、教育の相談ができるんだと。この周知徹底は、今までどう図られてきたのかと。どこに相談したらいいか分からへん。今度、新しくできた
センターへと。そうじゃなくて、教育
センターそのものが、今まで相談としての機能も果たしてきたわけやし、それについての周知徹底が、今まで不足してきていたんじゃないのかと。
今後、
センターができて、あそこも相談できるけど、教育
センターとしてもきちんと相談を受けていくんですという周知徹底とか、その機能を果たしていくのはどうなのかというのが、ちょっと気になったので、そのことを、まず、お答えいただきたいのと。
それと、専門的なところは教育
センターにつないでいくと。その専門的なところというのが、よく分からないんです。私がすごく懸念しているのが、本当はないと思います。ないと思うし、あってはならないと思うんですけど、ここの新しくできる
こども総合支援センターで、子供が学校に行き渋っているんやと、ちょっと不登校の傾向があるんやということで、相談に行ったときに、そこで止まってしまうんじゃないかと。ちゃんと教育
センターにつないでもらえるんかと。非常に初期の段階やったら、こうしたらいいん違うか、ああしたらいいん違うかということで、止まる可能性はないのかというのが、すごく懸念するんです。
不登校の場合は、もう常々おっしゃっておられるんですけど、やっぱり初期段階から関わっていくことがすごく大事で、教育
センターでも早い段階から来てねと働きかけがあったりするんです。そういう点をすごく懸念しているんです。
2つの点です。すみません。御答弁ください。
○委員長(
阪本忠明)
田中副教育長。
◎副教育長(田中淳二)
もちろん教育
センターは、この間もこういった教育の内容については、しっかりと相談を受けさせていただきますというようなことについて、いろんな媒体を使いながら、
情報発信はさせていただいているところでございます。
それに加えて、今回、
総合支援センターというような新たな拠点、総合的に子供・子育てを支援するというようなところも、しっかりと市長部局、
教育委員会の両面が連携しながら、我々としては教育
センターは教育相談の専門的な場所であり、教育
センターそのものは相談を受けるだけではなくて、相談を受けた事象に関して、例えば、いろいろなケースございます。そういったものを研究しながら、それを次の機会に生かしていく、研修につなげていく。それで新たな対策に、展開につなげていくというようなところは、もちろん教育
センターしっかりこれまでどおり、引き続きやっていきますし、相談者に寄り添いながら、しっかりと受けていくと。
ただ、そういったノウハウも
総合支援センター、今は教育プラス若干プラスアルファの部分で、今言わせていただいたような中身について、発展的な展開というようなことがありましたけれども、さらに、1つの場所に行くことによって、多様な目線で、また広がりが、そういう対策について出るんではないかというようなメリットも、我々あるかと思っております。
あと、専門的というようなところにつきましては、教育
センターについては心理士、あるいはSSWの関係の内容のケースを、いろいろと研修したりというようなこともございますので、そこは引き続き、しっかりと力を入れながら、教育としてもやっていきたいと考えてございます。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
あと、先ほど事例で上げていただいた不登校で行き渋っている場合の部分でございます。
先ほどから恐らく
こども総合支援センターに御相談いただいた方が、教育の相談をしていただいたときに、教育
センターであるとか、学校のほうにちゃんとつながれるのかというところを御懸念いただいているところかと思うんですが、こういった不登校とか、そういった部分については、いずれは、その学校に通っていただきたいという部分がございますので、当然、教育
センターあるいは学校現場のほうにも、きちっとその情報はつなぎながら、連携して対応してまいりたいとは考えております。
○委員長(
阪本忠明)
田中裕子委員。
◆委員(田中裕子)
ここに書いてある教育相談機能については、教育
センター等の連携を基本として対応すると、そこをきちんと確認をさせていただいたかと思います。
やっぱり学校と切り離して教育の問題は考えることはできないので、私は、
こども総合支援センターが教育の相談窓口を設けるということについては、決して反対するものではないんですけど、教育の相談というのは、第一義的にはやっぱり
教育委員会、教育
センター、学校、ここにあると思うので、そこについては、ちょっと懸念というか、不安があったので、質問をさせていただきました。
それと、もう1つなんですが、先ほどからの御答弁とかでも、こども施策の拠点であるとおっしゃっておられるんですけど、私がちょっと気になることがあるんで教えていただきたいんです。
今回、委員会資料として、八尾市行政機構の新旧比較表を頂いています。ここで、
こども総合支援課に地域子育て支援係、
子育て総合支援ネットワークセンター「みらい」です。今はそうなんですけど、それが今度、
こども総合支援課の下に、地域子育て支援係は変わらないんですけど、
子育て総合支援ネットワークセンター「みらい」が、今度、こども相談係になっているんです。言ってみれば、今、「みらい」の位置づけというのは室扱いやと思うんですけど、それが今度、係になるんです。
今度、「みらい」が今まで果たしてきた役割というのが、まさに、この
センターの中で、さらに大きく発展をしていくと御答弁もあったし、非常に重要な役割を果たすんじゃないかと思うんですが、それが室から、今回、係になるということが、よく理解ができないので、そこについて、教えていただけますでしょうか。
○委員長(
阪本忠明)
岩井次長。
◎
こども若者部次長兼
こども若者政策課長(岩井耕二)
組織の話でございます。
今まで、
子育て総合支援ネットワークセンターという課内室を置いていたというのは、場所的に、まず離れていたというところがございます。室というのは、課長補佐級の職員を配置すると。一定、管理職としての判断をできるという位置づけとして置かせてもらっているものでございますので、場所が離れている中で、係として管理職がいていない体制で、なかなか一定の判断が下せないというような状況がありますが、今度は、1つの場所に、
こども総合支援センターという場所のほうに行かせていただきます。その中で、その課長がしっかりマネジメントをし、課長としての判断をしながらやっていくという形になります。同じ1つの場所で、一体となって仕事を進めていくという形でありますので、係という形にさせてもらっているという形ですので、決して機能が弱まわるとか、そういったものではないと。さらに連携しながら、一体となって進めていく、機能として強化していくという意味合いでの機構改革ということでございます。
○委員長(
阪本忠明)
田中裕子委員。
◆委員(田中裕子)
場所が離れているからとか、近くにいるから室や係やと言われても、よく分からないんです。そんなもん、違うやろうという思いもあるんです。
具体的に言うと、今、「みらい」は所長がいてはるわけです。課長補佐級の所長がいてると。それが今度、「みらい」そのものが係になると。今度、係長がトップと言ったらあれなんですけど、係長級になるわけです。係の中の一番の責任者というか、トップは係長というと、私としては、これは今まで21人体制の「みらい」に課長補佐級の所長がいた。それが今度、
センターになることで人員要望もしていると。人数も恐らく増えていくと思います。増える中で、なぜ係になるんだと。トップは係長で、課長補佐は恐らく別につけるとか、いろいろ手だては講じると思うんですけど、そこについて、ちょっとよく理解できないんです。機能が弱まわらないというんやけれど、位置づけは弱まっているとしか、私にはちょっと思えないんです。なぜ室から係になるんだと。
具体的に、例えば、課長補佐が、今1人やと思うんですけど、それをどういう形にするかとか、そこについてちょっと説明していただけますか。
○委員長(
阪本忠明)
岩井次長。
◎
こども若者部次長兼
こども若者政策課長(岩井耕二)
これは人事の部分になりますけども、今、委員もおっしゃったように、当然、管理職、課長補佐級というのは複数の要望を人事のほうに出してございます。
その中で専門性を持っている方、またラインとしての方等々を要望させていただいているというところでございますので、いわゆる体制として、別に弱まわるものではないと。
係としての判断というのは、あくまで係長として事務的な判断をしていきますので、最終的には課としては課長が判断する。課長が責任を持ってやるということになります。それをサポートする課長補佐についても、一定、充実するような形での要望もさせてもらっておりますので、室長が課長補佐という名称に変わったりはするかとは思いますけども、機能としては人員体制も要望しておりますし、さらに、しっかりしたものになっていくものということで考えておるところでございます。
○委員長(
阪本忠明)
田中裕子委員。
◆委員(田中裕子)
私はそこがちょっとよく分からないんです。今、21人体制で所長がいてる「みらい」が、今度は恐らく人数は増えるやろうけど、係体制になると。これがちょっとよく分からないんです。
今までも、
こども総合支援課の中で、課長はいてはったわけやから、離れたところにおったとしても、ちゃんと責任を持ってやっていたわけです。だから、先ほど言われた答弁でも、なかなかちょっと理解しにくいんです。何で係にするのかと。係にすることで、メリットというか、何がどう機能が発展するのか。「みらい」の果たしてきた役割がどう発展するのか。もう一度、ちょっと分かりやすく説明していただけますか。
○委員長(
阪本忠明)
岩井次長。
◎
こども若者部次長兼
こども若者政策課長(岩井耕二)
室ということになりますと、課長補佐としての権限ですけど、一定、室というところで、完結した中で、業務をやっていくということがございます。
今回、一体となってやっていくという話は、説明させてもらっております。課として、
こども総合支援センターとして一体としてやっていくという部分でいきますと、係間で風通しを良くして、より連携をしっかりしていくという部分につきまして、課長補佐なり、課長がしっかりグループしながらやっていくと。
ですので、先ほどの他の委員のお話もありましたけども、在宅子育て、地域子育ての部分との連携というのも、
こども総合支援センターというのは、これからさらに「みらい」との連携を、しっかりやっていかないといけないと。そういった部分もよりしっかり形になりますし、課としてのマネジメントも、室長から課長補佐という形にはなりましても、別に後退するものではございませんので、さらに、充実した体制で進めていくことができると考えているところでございます。
○委員長(
阪本忠明)
田中裕子委員。
◆委員(田中裕子)
後退させないということですね。私は、ちょっと懸念はあるということは申し上げたいと思います。
よく組織のことを知らないからかもしれないんですけど、やっぱり今まで所長がいて、室やったんが、今度、係になりますと言われたら、今まで「みらい」という
センターがあって、そこに相談に行っていたりとか、いろんなことをして、本当に頼りにしていたのに、今度、係になるんですかと。そういう思いを持ったりするんです。相談窓口は一元化されるけれど、「みらい」が果たしていた役割は1つの係になるんですかというイメージを持ったりするんです。そうじゃないと。後退させない。むしろ発展させるんだというならば、そこについては、きちんと人員配置とか、そういう点で見せていただきたいと思いますし、それを見ながら判断はしていきたいと思うんですけど、私はちょっと懸念があるということは申し上げたいと思います。
それと、もう1つ、
こども情報システムの導入運用についてなんです。
○委員長(
阪本忠明)
田中裕子委員、時間です。
─────────────────────
○委員長(
阪本忠明)
議事の都合により、暫時休憩をいたします。
午後0時休憩
◇
午後1時再開
○委員長(
阪本忠明)
休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
─────────────────────
○委員長(
阪本忠明)
それでは、他に2回目の質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
阪本忠明)
なければ、3回目の質疑に入ります。
質疑ありませんか。
田中裕子委員。
◆委員(田中裕子)
すみません。ちょっとその
こども情報システムのことで、この導入と運用のことについてお聞きしたいんです。
今度の
こども総合支援センターでも、情報の共有という点が、1つの大きな特徴かと思うんですけど、12月議会に債務負担行為で出ていたと思うんです。それが今回、当初予算で生予算として反映されていると思うんですが、ちょっと具体的な説明をお願いします。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
こども情報システムの説明でございます。
こちらの
システムは、子供の育ちに応じたゼロから18歳までの切れ目の支援を推進するために、個々の子供自身の情報でありますとか、その保護者を含めた周囲の状況など、各部署がそれぞれの業務
システムで管理している情報の集約と活用を図ることで、課題の早期発見、早期対応が可能になるほか、これまで把握できなかった課題を抱える子供を発見することで、その課題が深刻化することがないように、予防的な支援を図っていくということで、この
システムを導入するということでございます。
○委員長(
阪本忠明)
田中裕子委員。
◆委員(田中裕子)
導入を図るに当たって、12月議会では、「みらい」の
システムの改修というか、機能更新で債務負担行為が出ていて、この当初予算にそれが反映されていると思うんですが、その具体的な説明と、それは、先ほど御説明された
こども情報システムの一環になると、私は認識しているんですけど、そこについて御説明ください。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
この「みらい」のほうで使用しております
児童家庭相談システムなんですが、こちらのほうが10年以上経過をしております。
その中で、機能更新を図っていかないといけないということで、まず、この
こども情報システムのほうを導入するということがございます。
それと、先ほど申し上げましたように、やはり切れ目のない支援を推進していくというために、各課の必要な情報を、
こども情報システムのほうに集約をいたしまして、複数の部署で切れ目なく支援を行っていくということでございます。
○委員長(
阪本忠明)
田中裕子委員。
◆委員(田中裕子)
すみません。たくさんの委員からも、そのことについては要望とかが出されていたと思うんですけど、私もすごくやっぱり気になるんです。もうちょっと具体的に教えていただきたいんです。
その各課の
システムを集約するということなんですけど、それはいわゆる
データベースとして集約するということになると思うんですけど、素人なんでよく分からないんです。
データベースとして集約するというのは、
システム的にどういう
システムなのか。もっと詳細に、具体的に教えていただきたいのと。それから、子供の情報や周囲の状況と言われたんですけど、その具体的な
データベースに集約される情報の広報をどのように考えておられるのか。
データベースというのを、どのような
システムで
データベース化されるのか。それと、その
データベースに集約される情報の広報を、今どのように考えておられるのか。ちょっと具体的に教えてください。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
まず、
システムの構図の部分でございますが、
こども情報システムというものがございまして、そこに各
システムの中で必要な情報を連携をさせていくということで考えてございます。
情報としましては、住基の情報です。それから健診関係の情報、それから入所の情報、それから障害福祉の情報、それから生活保護の情報ということで考えてございます。その中でも、住基情報ですので、住所でありますとか、お名前でありますとか、障害の部分であると、手帳の情報であるとか、それからあと健康の部分であれば健診の情報ですとか、あと入所の情報、それから生活保護の開始・廃止であるとか、そういった情報を連携をさせるということで構築してございます。
○委員長(
阪本忠明)
田中裕子委員。
◆委員(田中裕子)
すみません。構築をしていくということなんですけど、
こども情報システムというのは、これは具体的にどういうものなんですか。どこが管轄するものなのか。そのことについても、ちょっと教えていただけますか。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
管轄は、
こども総合支援課のほうで行いまして、御相談をお聞きした際に、その方の情報も参考にしながら、御相談、支援を行っていくというような
システムでございます。
○委員長(
阪本忠明)
田中裕子委員。
◆委員(田中裕子)
本会議のときに、答弁では教育
センターや
保健センターとも連携して、リスクの高い子供を早期発見していくということもあったんですけど、先ほどの情報広報の中には、教育関係というのが入っていなかったんですけど、そこはどうなっているのか。教えてください。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
申し訳ございません。先ほど申し上げた情報とプラスして、各課で聞いた相談情報というのが入っております。そちらのほうを、この
こども情報システムの中へ入れて、連携を図っていくということでございます。
○委員長(
阪本忠明)
田中裕子委員。
◆委員(田中裕子)
私も本当にたくさんの委員がおっしゃられたすごくセンシティブな情報があると、人権侵害にもつながるし、情報を集約すると、それでまたプロファイリングとかいうことになってしまったらいけないわけです。
そういう点では、ここだけはちょっと確認をさせていただきたいんですけど、現在の八尾市の
個人情報保護条例に基づいた取扱いをきちんとされておられて、それに基づいて進めていると考えてもいいですか。
ちょっとそこについては、きちんとした答弁を頂きたいです。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
個人情報につきましては、行政内のその各部署の責任で、当然、外部に漏れることのないように保護をしてきたというところでありまして、それは当然、今後も必要であると考えております。
しかしながら、子供の最善の利益を考えて、子供や保護者の方が抱える課題の早期発見、早期対応を可能にいたしまして、課題が深刻化することのないように、予防的支援を行っていくという観点で言いますと、やはり様々な部署に点在している情報を共有して、適切に把握するというところが欠かせないというところでございます。
そういった目的を持って、この情報連携を図っていくということで、
個人情報保護審議会にも諮問をいたしまして、御承認を頂いたというところでございます。
○委員長(
阪本忠明)
田中裕子委員。
◆委員(田中裕子)
承認をもらって、どのように使っていくかというルールを、きちんとつくっていかなければならないと思うんですけど、そのルールづくりというのは、今、どこまで進んでいるのか、教えてください。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
先ほど御答弁させていただいたのとも重なる部分もございますが、職員につきましては、誰でも見ることができるということではなくて、相談を聞いた職員、相談対応をする職員のみということにしておりますし、それぞれID、パスワードを持って管理をする。
あと、どういう情報を見たかという記録です。ログとか、そういったところも取っていくということで考えてございます。
○委員長(
阪本忠明)
田中裕子委員。
◆委員(田中裕子)
分かりました。すみません。
そのこども
総合センターのことについてなんですが、最後にちょっと確認をさせていただきたいんです。この
センターが拠点として、その役割を発揮する大前提としてなんですけど、やっぱり子供支援の現場になります。そこは、やっぱり今、事案の複雑化や増加、年々多忙化していると思うんです。それに対応する職員の数が、私は十分でないと思っています。それと身分保障です。これも不十分だと。今、行うべきは、子供に寄り添う、いろんな大きな範囲で言えば、保育士、教員、スクールソーシャルワーカーの配置基準を引き上げて、きちんと人数を増やしていくことと。自治体の相談窓口には具体的な支援策を熟知し、支援までつなげられる相談員をきちんと配置していくと。このことがどうしても必要かと思います。
こうした職員の専門性を担保するために、やっぱり身分は非常勤ではなく、常勤の専任職員をもう100%配置をし、そのための財政措置は、本来、国の責任で行うべきやと。どこの市であっても、そういう状況をつくっていくと思うんですが、その辺については、どうお考えなのか、お答えいただきたいと思います。
○委員長(
阪本忠明)
吉川部長。
◎
こども若者部長(吉川貴代)
相談業務につきましては、人でしかできないところでございます。当然、スキルを高める。それから、専門性のある職員を必要な人数を配置していきたいと考えております。
ただ、限りある人材の中での配置となっていくところでございます。私どもは人事課に対して、この基本構想に沿って要望しているところでございますが、最終的には人事課のほうで判断されると思いますが、今後とも必要な人員につきましては、原課のこの部局のほうから、しっかり要望はしていきたいと考えております。
○委員長(
阪本忠明)
田中裕子委員。
◆委員(田中裕子)
分かりました。
市長、その辺しっかりと受け止めていただいて、やっぱり人員配置の要望に、もう100%応えていただくように、私からも要望をさせていただきたいと思います。
続いて、審議会の部分なんです。
学習プラザ運営審議会を、今回削除するということなんですけど、ちょっと経過を振り返ってみたいと思うんです。この審議会がそもそもなぜ設置をされたのかと。この歴史的な経過から、ちょっと御説明をしていただけたらと思うんですが、よろしくお願いします。
○委員長(
阪本忠明)
松田課長。
◎生涯
学習課長(松田勝人)
今、委員の御質問の歴史的な経過という部分でございます。
もともと
教育委員会の所管としまして、公民館という部分がございました。その公民館がいろいろその時代の背景が変化とともに、その公民館が一定の期間を経過としましたときに、地区のコミュニティ
センターという形に変わっていっておるところでございます。
その公民館の機能というのは、その当時から地域のコミュニティ
センターに移っていったと。あわせまして、生涯
学習センターが設置をされたときによりまして、中央公民館の機能も、生涯
学習センターが担っていくと。そういうような形で生涯
学習センターがスタートをしているところでございます。その生涯
学習センターの運営管理につきまして、きちっと市として一定の審議をいただくという機関として、生涯
学習センターの
学習プラザ運営審議会が立ち上がったところでございます。
その後、時代の変化とともに、いろいろと
教育委員会が所管しております生涯学習であったり、社会教育を、当然、似通った部分、重なっている部分、違う部分もございますけども、全体的な考え方としまして、より連携した業務、施策を推進しないと駄目だというところで、今回、社会
教育委員会議に、集約といいますか、役割を担っていただいて、きっちりと生涯学習を、社会教育も含めて、社会
教育委員会議で議論をしていただくと。それに合わせて、
教育委員会としては、施策を講じていくと、そういう形で考えておるところでございます。
○委員長(
阪本忠明)
田中裕子委員。
◆委員(田中裕子)
簡潔に説明をしていただいたんですが、そもそも中央公民館機能が生涯
学習センターが建つことによって、生涯
学習センターが建ったということで、当時、平成5年、生涯
学習センター条例が設置されたときの議事録を市議会事務局に無理を言って、ちょっと取ってもらって見せていただいたんです。
中央公民館が廃止したと、地区公民館がコミセンへ統合されたと。この
センターは独自の施設として、生涯学習施設として整備をされたということで報告がありました。長い歴史に培われた本市の公民館活動を高く評価し、その位置づけをきっちり行い、その上に立って、これからの市民の生涯学習を考えていかなければならないと。その拠点の施設として、今まで来たと思うんですが、その辺についてはどうでしょうか。
○委員長(
阪本忠明)
松田課長。
◎生涯
学習課長(松田勝人)
生涯学習施策につきましては、生涯
学習センターが拠点として位置づけられたと。そのときに合わせて、中央公民館の機能も併せ持って、その当時、生涯
学習センターを市の社会教育、生涯学習の拠点として担っていっていただくと。その中心的な役割の下に、各地区のコミュニティ
センターと連携しながら機能をさせていくというような形で、生涯
学習センターはスタートをしておりますので、私ども
教育委員会としましても、きっちりとそこら辺の施策につきましては、今も脈々と引き継いでいただいているという認識を持ってございます。
○委員長(
阪本忠明)
田中裕子委員。
◆委員(田中裕子)
そのとき、当時あった公民館運営審議会、公運審といわれていたと思うんですが、この公運審は、引き続き設置をされると。それは、今回廃止しようとしている
学習プラザ運営審議会の委員が公運審の委員を兼ねて、審議会というのが続けられていくと、そのとき確認をされているんですが、それで間違いないでしょうか。
○委員長(
阪本忠明)
松田課長。
◎生涯
学習課長(松田勝人)
おっしゃるとおりでございます。
○委員長(
阪本忠明)
田中裕子委員。
◆委員(田中裕子)
ところが、平成29年に前の市長のときやったんですけど、この地域のコミセン条例から、公民館が削除されたんです。もう要らんと。同時に、この公運審の委員の委嘱上、いわゆる委嘱基準というのも廃止をされて、言ってみれば、この
学習プラザの運営審議会の、今まで公運審と兼ねていたという、その公運審の位置づけが条例上から削除されたと。このように理解してよろしいですか。
○委員長(
阪本忠明)
松田課長。
◎生涯
学習課長(松田勝人)
ただいまの御質問でございます。
生涯
学習センターの
学習プラザ運営審議会は、平成6年にこの会議体が設置されてございます。
設置当時につきましては、委員がおっしゃるように、公民館の運営
審議会委員が兼ねるという形で、この運営審議会はスタートをしてございます。その後、時代の流れとともに、平成14年にこちらのほうで生涯
学習センター運営審議会の委員だけの委嘱という形に移り変わってございます。
そのときには、まだ公民館の設置条例というのは、そのまま残っていた状態ではございますが、平成29年度に、公民館を全体的に廃止するという形になって、この組織体、会議体自体も、もう終了しているというようなところでございます。
○委員長(
阪本忠明)
田中裕子委員。
◆委員(田中裕子)
平成14年にもう既に、
学習プラザの運営協議会、審議会だけになっていたということです。すみません。そこは、私は見落としていました。平成29年には、もう条例上でももう廃止をしたということで、今ちょっと経過を振り返っていますと、本当に、その当時、公民館というのが、非常に高く評価されていたと。
ただ、私も知らないんです。私がちょうど物心ついて、いろいろものを学び出して、社会に足を踏み出してとかいうときには、もう既に公民館というのがなかったのです。だから、八尾における非常に高い評価された公民館活動というのが、どういうものだったかというのが、よく分からないんです。肌身に感じることはなくて、人からお聞きしたり、ベテランの職員からお聞きしたり、本当に守りたいと思っていたという思いを、聞いたりとか、そういう次元なんです。
今、歴史をずっとお聞きしていたら、本当にこの生涯
学習センターというのは、公民館がなくなっていく。理念すらもうなくなっていく過程を、そのまま表しているというのを、すごく感じました。もう公運審と生涯
学習センター、
学習プラザ運営審議会を兼ねていたのが、それなくなってしまうと。条例上も公民館がなくなってしまうと。
今回は、
学習プラザ運営審議会そのものも、もうなくしていくと。この生涯
学習センターそのものについても、直営から、今、指定管理者になって、その指定管理者も財団法人から、今、株式会社に変わっていっていると。本当に時代の流れと言ってるんですけど、そういう時代の流れやと。これはやっぱり公民館の理念や社会教育の後退やと思います。
そもそもこの
学習プラザ運営審議会……
○委員長(
阪本忠明)
田中裕子委員、まだかかりますか。もうまとまりますか。
それでは、他にありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
阪本忠明)
なければ、4回目の質疑に入ります。
質疑ありませんか。
田中裕子委員。
◆委員(田中裕子)
もうまとめます。
そもそもこの生涯
学習プラザの運営審議会の設置目的は何か、教えていただけますか。
それから、この委員は、今9人いらっしゃると思うんですが、この委員を決める選任に当たっての基準というか、どういう思いで選任をされていたのか。そこについてお答えください。
○委員長(
阪本忠明)
松田課長。
◎生涯
学習課長(松田勝人)
まず、生涯
学習センター学習プラザ運営審議会の設置目的でございます。
こちらのほうにつきましては、設置をされました当初より、生涯
学習センターの運営管理と、その当時から脈々と続いている公民館活動といったところを議論いただき、
教育委員会にいろいろな御意見を頂戴するという形で設置をしておるところでございます。
あわせまして、私どもが所管しております生涯学習課としましては、その運営管理につきましては、当然、指定管理であろうが、直営であろうが、きっちりと最終的な責任を持っておるというところで、きっちりとした運営を、日々確認をしておるところではございます。
あとは、もう1点の運営委員の選任の基準という形でございます。こちらのほうにつきましては、
学習プラザの管理運営規則と、生涯
学習センター条例に基づきまして、それぞれ学校教育の関係者であるとか、社会教育の関係者、家庭教育の向上に資する活動を行う者、学識の方、その他
教育委員会が定める者という形で、それぞれ委員に御承認をお願いしておるところでございます。
○委員長(
阪本忠明)
田中裕子委員。
◆委員(田中裕子)
この審議会は、もうそもそも住民参加なんです。住民参加を、この生涯
学習センターでどのように担保していくかと。そのために設置をされていたと。
その住民参加の中で、かつては運営管理や公民館活動についても議論されていたということやと思うんです。社会
教育委員会に、これから委ねていくというか、やってもらうみたいなことを答弁でもあるんですけど、社会
教育委員会議の中で、この生涯学習というのを位置づけていただくということは、私は結構なんです。でも、この生涯
学習センターそのものの住民参加をどう担保していくかというためにつくられた審議会を廃止するのと、社会
教育委員会議で、この生涯
学習センターのことを議論するのと全く別のもんだと思います。ですんで、この審議会の廃止には、私は反対です。
社会
教育委員会議は、非常に重要な役割を確かに担っています。スポーツや文化が市長部局に行ったとしても、きちんと議会の要望もあったと思うんですけど、社会教育委員と市長部局で懇談をしたりとか、やっぱり握って離さないということをやっておられると思うんです。これは生涯学習施設も入ると、生涯学習施設、文化施設、スポーツ施設で、全部で20施設あるんです。もう社会教育委員に何もかも任せるんじゃ、駄目やと思います。そういう点で、この審議会については、非常に廃止に対する反対やということを申し上げたいんです。
最終的に、この条例に対する態度なんですが、
こども総合支援センターについては反対するものではありません。でも、今回、審議会の廃止という中身が盛り込まれていますので、非常に判断に、今、悩んでいるところです。この委員会では退場させていただきたいと思います。
○委員長(
阪本忠明)
他にありませんか。
副委員長。
○副委員長(畑中一成)
すみません。長くなってはいるんですけれども、まず、この
総合支援センターというのは、構想から15年とかいうのも聞きますけれども、この構想から、この段階の中でかいつまんで、ちょっと振り返っていただくことはできますか。
○委員長(
阪本忠明)
吉川部長。
◎
こども若者部長(吉川貴代)
子育て総合支援ネットワークセンター設置が平成15年でございます。そこから数えますと19年経過しております。こども
センターという名前で長らく議論をしてまいりましたが、こちらが平成20年代に議論をしております。議会のほうで、庁舎周辺の公有地活用の特別委員会で御議論いただいた時代もございました。
その後、候補場所についても、旧図書館跡地が挙がった時期もございます。その後、いろいろな諸事情がありまして、結果的には母子保健と連携しやすい、また生涯学習という分野でも連携しやすいというところで、既存施設を有効活用しまして、費用対効果を総合的に判断しまして、この生涯
学習センターの一部に入るという結論に至ったところでございます。
なお、中身につきまして紆余曲折ございましたが、令和2年度に基本構想を定めておりまして、これによりまして、今回、条例提案をさせていただいたところでございます。
○委員長(
阪本忠明)
副委員長。
○副委員長(畑中一成)
この今日の審議の中で、いろんな部署の方が直接、1か所に集まって、情報交換も非常にしやすい状況をつくりながら、丁寧に子供・子育て支援をしていくということ。このことについて非常に大いに賛同するところではあります。
これまでのいろんな議論の中で、その行政経験というんでしょうか、例えば、要対協で個別ケースに、いろいろ議論をしながら、こういう仕組みつくっていったらいいという、こんな行政の中での積み重ねが、やはりあったかと思うんです。このあたりについて、それは単に1か所というだけじゃなくて、もう1つは、その情報
システムの構築にも関わっているかと思うんです。
ここで改めて、個別ケースなんですが、要対協の主な協議に参加するメンバー、いわゆる部署を、ちょっと教えていただけますか。
○委員長(
阪本忠明)
古賀所長。
◎
子育て総合支援ネットワークセンター所長(古賀仁)
主な部署としましては、
こども若者部関連の部署です。こども若者政策課であったり、
こども総合支援課、こども施設運営課、保育・こども園課、あと民生委員・児童委員の協議会、東大阪子ども家庭
センター、児童相談所です。あと、
教育委員会の人権教育課であったり、教育
センターであったり、あとDVとかの関連課であります人権政策課と。あと警察の生活安全課のほう、消防、医師会、歯科医師会、あとうちの部局の分でいいますと、
保健センター、地域共生推進課です。今、全体のほうで福祉関連とかをまとめています部局も入っていただいております。
主立ったところと言いますと、今みたいなところです。保育所関連とか、学校はその所管の部局から、またつながっているという形になりますんで、そちらも関連部局という形になります。
○委員長(
阪本忠明)
副委員長。
○副委員長(畑中一成)
福祉をまとめているところというのは、つなげる支援室でよかったんですか。確認させてください。
○委員長(
阪本忠明)
古賀所長。
◎
子育て総合支援ネットワークセンター所長(古賀仁)
地域共生推進課、つなげる支援室のほうに入っていただいております。
○委員長(
阪本忠明)
副委員長。
○副委員長(畑中一成)
つきましては、その
システムを構築していく。情報
システムを構築していく中で、我々はそのコンピューターの仕組みというのが、その記録をする、あるいは、例えばこのお子さんの課題というところでは、例えば、名前ですぐに、このお子さんの記録がざっと確認ができるみたいな検索機能ですとか、それから、もう1つは、いわゆる支援
センターの中で、情報だけじゃなくて、共有という形で福祉部局だとか、いろんな部局で、先ほどもありますけれども、ID、パスワードをログファイルで確認をして、必要なもの以外は見れないようにするというような情報の安全性ということについては確認をさせていただいたところです。この閲覧可能という範囲というのが、市役所の中だけ、あるいは、今、出てきました東大阪子ども家庭
センターであるとか、警察であるとか、そういったところまで、その情報閲覧範囲というものはあるんでしょうか。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
閲覧範囲につきましては、庁内のみということになっております。
○委員長(
阪本忠明)
副委員長。
○副委員長(畑中一成)
例えば、子供が家の中でけがしましたと。消防のほうで救急出動しましたと。このお子さんが交通事故だったら、まだ外ということで、あれと思って、名前を検索したら、実は対象児童だったというような検索は庁内という観点から、消防はできるんですか。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
消防のほうには、端末を置く予定はございませんので、そういう閲覧はできないということになります。
○委員長(
阪本忠明)
副委員長。
○副委員長(畑中一成)
分かりました。消防のほうにもないということは、端末は警察のほうにもないということで確認させていただけますか。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
警察のほうにもございません。
○委員長(
阪本忠明)
副委員長。
○副委員長(畑中一成)
情報の共有範囲をどう設定するか、あるいは、子供の利益といったときに、その情報範囲をどう設定するかというのは、これは行政の経験の中で、さらにまた再検討をされていくとは思いますけれども、一定、非常に情報へのアクセスの厳しさを要件にしながら、一方で、いろんな情報がここに入ってくるような、例えば、記録が全部見れるんじゃなくて、その相談の対象者として上がっているか、上がっていないかというところが、今のお話だと消防ですとか、警察関係ですと、こんだけであったけどという形で、
センターのほうに、電話なりで人間がやり取りをしなければできない。
でも、例えば、その相談対象者になっているんだということが、警察側で分かっていれば、この案件は対象者か、対象者じゃないかというだけの判断で、詳細な情報はクローズされていても、一定、そういうことも、今後、検討していけるかとは思うんですが、この点はいかがでしょうか。
○委員長(
阪本忠明)
目黒課長。
◎
こども総合支援課長(
目黒靖忠)
現在も、先ほど申し上げました要保護児童対策地域協議会の中で、
情報共有というのは図っておりまして、その対象のお子様の情報等につきましては、お問合せとかがございましたら、必要に応じてお答えをしておるというところでございます。
○委員長(
阪本忠明)
副委員長。
○副委員長(畑中一成)
そういう意味で、いろんな課題があると思いますけれども、
総合支援センター出来上がった後、さらにまた改善、改善をして、子供の最善の利益のために努めていただけたらと思います。引き続き、よろしくお願いいたします。以上で、終わります。
○委員長(
阪本忠明)
他にありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
阪本忠明)
それでは、質疑を終結して、これより討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
阪本忠明)
それでは、討論を終結して、これより議案第14号について採決いたします。
〔一部委員退場〕
○委員長(
阪本忠明)
本件、原案可決を適当と認めることに、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
阪本忠明)
御異議なしと認めます。
よって、議案第14号については、原案可決を適当と認めることに決しました。
〔前記退場委員入場〕
○委員長(
阪本忠明)
以上で、当
委員会所管分関係の
付託案件審査は終了いたしました。
─────────────────────
○委員長(
阪本忠明)
以上で、委員会における本日の日程は全て終了いたしました。
─────────────────────
○委員長(
阪本忠明)
以上で、
文教常任委員会を散会いたします。
午後1時35分散会
──────────────────────────────────────────────
〇委員長署名
┌─────┬─────┬────────────────────────┐
│文教 │ │ │
│ │
阪本忠明 │ │
│常任委員長│ │ │
└─────┴─────┴────────────────────────┘...