八尾市議会 > 2020-08-05 >
令和 2年 8月 5日予算決算常任委員会(総務分科会)−08月05日-01号

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  1. 八尾市議会 2020-08-05
    令和 2年 8月 5日予算決算常任委員会(総務分科会)−08月05日-01号


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    令和 2年 8月 5日予算決算常任委員会総務分科会)−08月05日-01号令和 2年 8月 5日予算決算常任委員会総務分科会)             ┌─────────────┐             │  予算決算常任委員会  │             │   総務分科会次第   │             └─────────────┘                           ┌─令和2年8月5日──┐                           └─第1委員会室  ──┘ 1 開  会 2 審  査 【消防関係】  (1) 議案第77号「令和2年度八尾市一般会計第10号補正予算の件」のうちの消防所管分
    【消防を除く当分科会所管分】  (1) 議案第77号「令和2年度八尾市一般会計第10号補正予算の件」のうちの消防を除く当分科会所管分 3 閉  会 〇出席者氏名    出席委員           委員長          越   智   妙   子           副委員長         土 井 田   隆   行           委員           松   本       剛           委員           大   星   な る み           委員           田   中   慎   二           委員           田   中   裕   子           委員           田   中   久   夫    説明のため出席した者         市長             大   松   桂   右         副市長            植   島   康   文         副市長            東   口   勝   宏      <政策企画部>         部長             松   岡   浩   之         理事             一 ノ 本   大   治         次長兼秘書課長        今   川   宏   彦         次長兼政策推進課長      森   田   忠   久         行政改革課長         伊   東       健         参事             金       廷   成      <総務部>         部長             原   田   奈 緒 美         人事担当部長         築   山   裕   一         総務課長           大   井   雅   博         政策法務課長         北   川   英   樹         市政情報課長         北   村   知   美         人事課長           魚   住       哲      <財政部>         部長             山   原   孝   英         理事             森   本   悦   次         財政課長           下   村   利   幸      <人権文化ふれあい部>         部長             太   尾   利   治         市民ふれあい担当部長     村   上   訓   義         次長兼人権政策課長      中   野   龍   介         文化国際課長         鎌   田   邦   治         市民課長           西   野   賢   二      <消 防>         消防長            石   田   隆   春         次長             森   本   勝   久         次長             川   村       明         次長兼予防課長        岩   本   真   一         署長             丸   尾   京   弘         副署長            山   口   康   英         消防総務課長         橋   本   和   彦         警防課長           向   井   久   史         指令課長           黒   田   誠   二         救急救助課長         西   村   元   一      <その他関係執行部>         若 干 名     職務のため出席した市議会事務局職員         事務局長           渡   辺   孝   司         議事政策課係長        松   崎   浩   幸  令和2年8月5日(水曜日)午前10時開会 ○委員長(越智妙子)  出席委員が定足数に達しておりますので、ただいまから予算決算常任委員会総務分科会を開会いたします。 ───────────────────── ○委員長(越智妙子)  本日は、委員並びに執行部の皆様方には、御参集を賜りまして、厚くお礼を申し上げます。  本日の分科会で御審査願います案件は、議案第77号「令和2年度八尾市一般会計第10号補正予算の件」のうちの当分科会所管分であります。  なお、当分科会では、担当する各予算の質疑のみを行い、討論と採決は8月6日の全体会で一括して行います。  慎重な御審査を賜りますとともに、議事運営にも格段の御協力をお願い申し上げます。  なお、本日、午前11時からJアラートによる防災行政無線の放送試験が実施されます。  よって、放送試験前に分科会を休憩いたしますので、よろしくお願いいたします。  それでは、市長から御挨拶お願いいたします。  市長。 ◎市長(大松桂右)  おはようございます。  本日は、委員会を開会いただきまして、誠にありがとうございます。  これより付託案件審査を賜るわけでございますが、慎重なる御審査をいただきますよう、お願いを申し上げまして、簡単ではございますが、開会の御挨拶とさせていただきます。  どうぞ、よろしくお願いいたします。 ○委員長(越智妙子)  それでは、お手元配付の次第書どおり審査を行います。 ───────────────────── ○委員長(越智妙子)  まず、消防関係の審査を行います。  議案第77号「令和2年度八尾市一般会計第10号補正予算の件」のうちの消防所管分を議題といたします。  橋本消防総務課長から提案理由の説明を求めます。  橋本課長
    消防総務課長(橋本和彦)  ただいま議題となりました、議案第77号「令和2年度八尾市一般会計第10号補正予算の件」のうち消防所管分につきまして御説明申し上げます。  恐れ入ります。補正予算書の36ページをお開き願います。  歳出予算の補正でございますが、款8消防費、項1消防費、目1常備消防費では297万6000円を増額致すもので、リモート研修システム等の導入に伴うノートパソコン等を購入する経費として、消防本部及び消防署管理経費で35万5000円を、新型コロナウイルス感染症対策に係る感染防止用資機材等で、119番通報受信用ヘッドセットを購入する経費として、高機能消防指令センター運用事業経費で70万8000円、救急患者用感染保護カバー等を購入する経費として、救急高度化経費で191万3000円を、それぞれ増額致すものでございます。  次に、目3消防施設整備事業費では824万2000円を増額致すもので、消防資機材整備事業費におきまして、新型コロナウイルス感染対策に係る現場活動用資機材等として、隊員用空気呼吸器面体マスク等を購入する経費でございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  よろしく御審査賜りますよう、お願い申し上げます。 ○委員長(越智妙子)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  田中慎二委員。 ◆委員(田中慎二)  よろしくお願いします。  ノートパソコンヘッドセット保護カバー面体マスクという部分なんですけど、細かい数とかを教えてもらってよろしいですか。上から順番で結構です。 ○委員長(越智妙子)  橋本課長。 ◎消防総務課長(橋本和彦)  まず、高機能消防指令センター運用事業費におきましては、ヘッドセットは20台、これを購入いたします。  あと、救急高度化経費につきましては、これは2種類あるんですが、プライベートカバーというのが8台、それに付随します取替え用のカバーが170枚。  あと、もう一点のペイシェントシールド、これについては24セットを購入予定です。  あと、消防資機材整備事業費におきましては、空気呼吸器用の面体、これは154体、これを購入しまして、それに付随します面体シールド、これについては5枚入りのものを62セット購入致す予定でございます。  そのほか、資機材整備事業費ではオゾン水発生装置1台、それとオゾンガス発生装置、これは救急車用が8台、これを購入する予定でございます。  あと、最初の管理経費のところで、ウェブパソコンにつきましては、これは2台購入と、あとモバイルルーター、これを1台、その他ウイルスソフト設置費用等を含んで35万5000円となっております。  以上です。 ○委員長(越智妙子)  田中慎二委員。 ◆委員(田中慎二)  これで全てにおいて、数は足りているという部分で出していただいているんですか。確認だけさせてください。 ○委員長(越智妙子)  橋本課長。 ◎消防総務課長(橋本和彦)  ここにつきましては、隊員の数であったり、現場に行くものの必要数を割り出しまして、その分の個数は確保させていただいております。  あと、現場活動で使う保護カバーについても、救急活動の件数等を考慮しまして、この数を設定させていただいております。  以上です。 ○委員長(越智妙子)  田中慎二委員。 ◆委員(田中慎二)  先般の補正でもオゾン発生器というのがあったと思うんですけども、今回の部分と何か違う部分があれば、教えてください。 ○委員長(越智妙子)  向井課長。 ◎警防課長向井久史)  前回のオゾン発生装置につきましては、高濃度で除染という形でさせていただきます。一定の車を運用を停止いたしまして、中を無人化した中で高度なオゾンを発生させて除染をするといったことになっております。  今回のオゾン発生装置につきましては、車を止めることなく、高濃度ではなくて、人体に影響のない範囲で、車内で出場から帰署まで使用し、そして中で、車内の中では通常の救急業務ができる状態で運用するといったところの違いがあります。  ですんで、メリットとしましては、救急隊員につきまして、常に安全に身が守られているというケアの部分。そして、また、同じような感染疑い、もしくは感染者を搬送するといったところの中で、帰署、病院から帰署するまでに同じような患者の119番がかかってきたときに、すぐに、即時に対応できるという違いがあります。  以上でございます。 ○委員長(越智妙子)  田中慎二委員。 ◆委員(田中慎二)  この低濃度の発生器を設置することによって、今まで、先に高濃度の時に聞いたときは、拭いてるんやというようなことで、それはそれでするんですか。それはそれでして、これでさらに安心感を増すという形で考えてよろしいですか。 ○委員長(越智妙子)  向井課長。 ◎警防課長向井久史)  そのとおりでございます。 ○委員長(越智妙子)  田中慎二委員。 ◆委員(田中慎二)  今、また新型コロナウイルス感染症新規発生者数が増えているという部分での必要なものなのかなという認識はいたします。  ただ、購入しただけで終わってしまったらあれなんで、しっかり使っていただくと。どんどんたいていってくださいという部分と、このオゾン発生水、水のほうも何かあったと思うんですけども、これは1個と聞いたんですけども、これはどちらで使われる分ですか。 ○委員長(越智妙子)  向井課長。 ◎警防課長向井久史)  オゾン発生水につきましては、今現在、志紀出張所のほうで新型コロナ専属救急隊を運用している状態でございます。ですので、志紀出張所のところで、一旦活用をさせていただくといったところでなっております。  ただ、持ち運びができるようなものなので、本署もしくは他の出張所を含めまして必要であれば、それで完全除染をするという形でなっております。  以上でございます。 ○委員長(越智妙子)  田中慎二委員。 ◆委員(田中慎二)  持ち運んで使わなあかんようやったら、設置したほうが、僕はいいと思うんで、その辺は、今回1台という部分なんですけども、今後の状況を見ながら、適時やっていただければなと思います。  何にせよ、隊員さんのほうから、まずは新型コロナウイルス感染症の発生が、まず起こらないこと。ここに最大限の注意を払ってください。隊員さんがかかることによって、市民に対して、やっぱりマイナスなことしかありませんので、そこはまずは、一つしっかりしていただきたいと。あと指令のほうのヘッドセット、これも使い回しするよりは、安全だろうということは、もう容易に想像つくんですけれども、これに関してもしっかりと自分のもんやと、それもしっかり消毒しながら使っていっていただくということも、本当徹底してください。これ以上、増やすわけにもいきませんし、一番大切な搬送する人であったり、受ける人が119番通報を受ける人が足らなくなるというのは、もう最低なんで、そこだけしっかりとよろしくお願いをいたします。  以上です。 ○委員長(越智妙子)  他にありませんか。  田中裕子委員。 ◆委員(田中裕子)  特に新型コロナの感染対策ということで、6月議会に引き続き、今回も補正予算が組まれたという認識をしているんですが。先ほど御答弁の中にあった、このオゾン発生水1台を志紀の出張所で活用するとおっしゃっておられたんですが、それが専用の1台と言われてたんですけど、ちょっとどういうシステムになっているのかというのを、教えていただけたらなと思うんです。  救急搬送の場合、常に、やっぱり新型コロナの感染対策として、あらゆる手だてを取っておられることは分かるんですけど、特に、やっぱり疑いのある方とか、あと病院から病院に、本当に感染されている患者さんを運ぶ場合とかもあると思うんですけど、その辺はどう対応されているのかというのを、教えてください。 ○委員長(越智妙子)  向井課長。 ◎警防課長向井久史)  まず、オゾン水発生装置になるんですけども、先ほどおっしゃっていただきました持ち運びができるといったところなんですが、まず、水道水、そこのところから、通常のゴムのホースがあるんですけども、それを接続しまして、本体に接続するといったところになります。  そして、そのホースから通った水道水がオゾン水の発生装置の中でオゾン水に、瞬時に育成されて、本体から出ております、今度はホースから放出されるといったところになっております。  ここの部分のオゾン水につきましては、救急車に直接、除染といったところで、洗い流しができるといったところ。また、オゾンガスでは、十分に落とせないところ、例えば、顔であったり、皮膚であったり、そして、口の中の口腔内、そういったところのうがいの除染についてもメリットがありますので、購入させていただいておる状態でございます。  以上でございます。 ○委員長(越智妙子)  田中裕子委員。 ◆委員(田中裕子)  それをなぜ志紀の出張所に置かれるのか、教えていただけますか。 ○委員長(越智妙子)  向井課長。 ◎警防課長向井久史)  志紀出張所には、現在、コロナ専用の救急隊が1台配置されております。他の救急隊につきましても、もちろん感染防護といったところで救急活動をやっておるんですけども、志紀のところでは、専属といったところで、まず、そこの救急隊が出場するといったことになっております。  ですんで、非常に他の救急隊に比べまして、感染リスクが大きいということを考えましたので、志紀出張所に第一に配置したいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(越智妙子)  田中裕子委員。 ◆委員(田中裕子)  ちなみに、ちょっと参考に聞かせていただきたいんですが、このコロナ専属の救急車なんですけど、これは今ある救急車にプラスアルファという形でされているのか。今ある救急車の中から1台そういうふうな形にされているのか。それをお答えいただきたいのと、それと、この間どれぐらい出動されているのか。教えていただけますか。 ○委員長(越智妙子)  西村課長。
    救急救助課長(西村元一)  コロナ救急隊に関しましては、常備の救急車6台プラスコロナ救急隊専属に1台設けて、救急活動をしております。  8月4日現在で新型コロナウイルス疑いも含みまして、救急搬送した件数といたしましては106件です。うち疑いの搬送件数が96件、病院間の移送の件数が10件となっております。  以上です。 ○委員長(越智妙子)  田中裕子委員。 ◆委員(田中裕子)  分かりました。今回の予算が必要不可欠で、直ちに執行していただきたい予算だなということがよく分かりました。  最後にちょっと要望になるんですが、やっぱり社会的PCR検査の必要性です。これは6月議会にも要望をさせていただいたんですが、感染リスクの高いところについては、やはり集団感染につながっていってもあきませんし、絶対にやっぱり職員の方から搬送する患者さんや市民の方にうつすということもあってはならないので、PCR検査を定期的に携わる職員の方に徹底してやっていくということは、社会的PCR検査としての要望を、引き続きさせていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(越智妙子)  他にありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(越智妙子)  なければ、2回目の質疑に入ります。  質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(越智妙子)  それでは、本件の質疑はこれをもって終わります。  これをもって、消防関係の審査を終了いたします。 ───────────────────── ○委員長(越智妙子)  議事の都合により、暫時休憩いたします。  午前10時15分休憩       ◇  午前10時20分再開 ○委員長(越智妙子)  休憩前に引き続き分科会を再開いたします。 ───────────────────── ○委員長(越智妙子)  次に、消防を除く当分科会関係の審査を行います。  議案第77号「令和2年度八尾市一般会計第10号補正予算の件」のうちの消防を除く当分科会所管分を議題といたします。  下村財政課長から提案理由の説明を求めます。  下村課長。 ◎財政課長(下村利幸)  ただいま議題となりました議案第77号「令和2年度八尾市一般会計第10号補正予算の件」のうち消防を除く当分科会所管分につきまして御説明申し上げます。  恐れ入ります。補正予算書の1ページをお開き願います。  今回の補正は、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ27億7530万4000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ1378億0630万9000円とするものでございます。  それでは、歳出予算の補正につきまして御説明申し上げます。  22ページをお開き願います。  歳出予算の補正でございますが、まず、款2総務費、項1総務管理費、目6財産管理費におきまして、感染症予防資材の購入に伴う経費として、庁舎管理経費で76万9000円を、目8人権啓発費におきまして、誹謗中傷及びDV防止啓発ポスターの作成に伴う経費として、人権啓発推進経費で16万5000円を、目17情報課推進費におきまして、テレワークの試行実施及び庁内ウェブ会議システムの導入に伴う基盤整備を行うため、行政情報システム基盤整備経費で9422万4000円を、それぞれ増額するものでございます。  次に、24ページをお開き願います。  款3民生費、項1社会福祉費、目11特別定額給付金給付費におきまして、国の特別定額給付金の基準日を過ぎて生まれた赤ちゃんに対して給付金を支給するための経費として、新型コロナに負けるな赤ちゃん応援給付金事業経費で2億2000万円を増額するものでございます。  なお、新型コロナに負けるな赤ちゃん応援給付金事業に係る資料をお手元に配付させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、40ページをお開き願います。  款9教育費、項5社会教育費、目6文化会館費におきまして、文化施設における空調設備等の改修を実施するため、文化会館改修事業費で2990万1000円を増額し、地方債の補正に伴い財源組替を行うものでございます。  以上が、歳出予算の内容でございます。  次に、歳入予算につきまして御説明申し上げます。  恐れ入ります。18ページにお戻り願います。  今回の補正の財源といたしまして、まず、款14国庫支出金におきまして、項2国庫補助金では、目1総務費国庫補助金で7467万7000円を、目2民生費国庫補助金で3億4423万7000円を、目3衛生費国庫補助金で2億6761万5000円を、目4産業費国庫補助金で7億2292万4000円を、目5土木費国庫補助金で3170万5000円を、目6消防費国庫補助金で880万4000円を、目7教育費国庫補助金で6億8862万4000円を、目8労働費国庫補助金で51万5000円を、それぞれ増額するもので、このうち20億5135万円につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金でございます。  次に、款15府支出金、項2府補助金、目8教育費府補助金で325万7000円を増額するものでございます。  次に、20ページをお開き願います。  款18繰入金、項1基金繰入金、目1財政調整基金繰入金で、一般財源として6億4244万6000円を増額するものでございます。  次に、款21市債、項1市債、目8教育債で950万円を減額するものでございます。  以上が、歳入予算の内容でございます。  恐れ入ります。8ページにお戻り願います。  次に、地方債の補正でございますが、文化会館改修事業につきまして、限度額を変更するものでございます。  以上、提案理由の御説明とさせていただきます。  よろしく御審査賜りますよう、お願い申し上げます。 ○委員長(越智妙子)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  松本委員。 ◆委員(松本剛)  よろしくお願いします。  それでは、今回の予算の中での総務管理費の中で、庁内のウェブ会議システムを導入するための基盤整備を行うための行政システム等の予算が上がっているんですけども、この内容を、教えていただいてよろしいですか。 ○委員長(越智妙子)  金参事。 ◎政策企画部参事(金廷成)  情報化推進費の詳細の説明ということで回答をさせていただきます。  今回の予算の計上には、テレワーク試行的実施のための環境整備と、職員の3密回避の観点から、庁内ウェブ会議を導入するという経費で計上させていただいている次第でございます。 ○委員長(越智妙子)  松本委員。 ◆委員(松本剛)  そのウェブ会議、本当に、今、密を避けていくということで、すごく前向きな内容とは思うんですけども、このウェブ会議というのは、どういう会議等で使用するかという、ある程度の一定のラインとか、あと何人以上の会議とかという、そういう何か一定の基準というのがあれば、ちょっと教えていただいていいですか。 ○委員長(越智妙子)  伊東課長。 ◎行政改革課長(伊東健)  今現在、想定させていただいている庁内ウェブ会議に、特に基準とか、何名とかということは、その会議の状況によって、こちらのほう相談させていただいたら、やらせていただくという形にはなるんですけど。3密回避になりますんで、もう今、集まっている、普通に会議している5人とか、10人とかというような会議は、もう当然、対象になってきますし、20人以上の会議とかということになっても、各ウェブ会議の場合でしたら、今回の場合は、出張所にも配置を予定していますんで、かなりの人数の中で会議ができるかと考えておりますんで、この人数以上というような、一定基準というのは、特に設けてございません。 ○委員長(越智妙子)  松本委員。 ◆委員(松本剛)  本当に、何人以上が駄目という基準というのは、本当にそのケース・バイ・ケースで、すごく変わってくるもんだと思います。  また、それも何か一定の基準等が作れるんであれば、基準もまた示していかれたほうが、使う側というのも、すごく使いやすいかなと思うので、それもちょっとお願いさせていただきたいなと。  あと、それに伴ってウェブ会議テレワークの試行ということもあるんですけれども、これは市役所内というのは、どうしても市民さんが来られることが多く、あと事業者さんが来られての対面という対応が、すごく多い業種だと思っているんですけども、これは市役所内でのテレワークに関しましては、大体何割ぐらいの方がテレワークを何人ぐらいという、何かそういう目安というのも、今の時点では何か示すものがあったら、ちょっと教えてもらっていいですか。 ○委員長(越智妙子)  伊東課長。 ◎行政改革課長(伊東健)  今回のこの予算で、庁内のテレワークについての試行できる台数、導入台数について20台という形になってございますので、職員の数からいうと、貸出しできる数というのは、極めて限られているという形にはなってまいります。  今後、そしたらどう予定しているのかということの質問につながっていくのかと考えますので、その場合、一旦この試行でテレワークをさせていただいた中で、いろんな課題が洗い出されていくと思います。  今回、入れるシステムの前に緊急事態宣言があった時点でも、一定職場、各職場では工夫をされたテレワークというのをされておられる形になってございまして、このテレワークのやり方も、いろいろなテレワークのやり方があるのかなと考えております。  今回、導入するのは、市役所の執務室で作業をするのと同じ環境を、ある程度自宅でもやれる環境に整えていくという、一つのあれなんですけども、そういうのではなくて、文書を新しく作るとかという形の中で、情報収集するという形のテレワークもあるかと思いますので、この辺りどの台数が今後必要になってきて、職員にやらないといけないかというのは、今後の試行の中で課題を洗い出す中で検討してまいりたいと考えております。よろしくお願いします。 ○委員長(越智妙子)  松本委員。 ◆委員(松本剛)  ありがとうございます。それに伴って、次なんですけど、総務の財産管理費のほうで、新型コロナウイルス感染症の資機材購入とあるんですけども、これのちょっと詳細、教えていただいてよろしいですか。 ○委員長(越智妙子)  田中補佐。 ◎総務課長補佐(田中久雄)
     詳細なんですけども、庁舎内で職員が新型コロナウイルスに感染した場合、その執務室ですとか、庁舎の共用部分の消毒を行うための物品としまして、まず、防護服とか、マスクとかが一式入りました感染症防護対策キットということで49万5000円、それと消毒液のほうで23万円、非接触型体温計で4万4000円、合計76万9000円ということでございます。よろしくお願いします。 ○委員長(越智妙子)  松本委員。 ◆委員(松本剛)  先ほども、様々なウェブ会議等というのが、消毒液等いろいろ資機材というのもあると思うんですけど、ある程度、この購入するに当たって、今現状で最善の対策はしていただいているというのは、もう重々分かっているんですけども、八尾市役所内庁舎外というのは、市民さんの感染防止対策並びに職員の感染防止対策という意味合いでは、やっぱりこういうウェブ会議並びにテレワークの導入に当たって、もしいけるんであれば、ある程度先を見越した上でやっていくというふうな形も取り組んでいただけたらなと。  逆に、テレワークをやっていくからということで、やっぱり対面する中で、市民サービスが低下というのは、これはあってはならないことだと思いますし、すごく難しいはざ間というか、難しい流れにはなると思うんですけど、その辺も取り組んでいただきたいなと。  また、これはちょっと私、一つ思ったのが、このウェブ会議という、テレワークというのもすごく大事だと思うんですけども、本当、市役所内での感染防止対策として、例えば、ウェブを使った市民相談とか、並びに申込み等のそういう手続ができるとか。例えば仮設ブース並びに個室を使って、例えば市民の方と対面する時間が長くなりそうな部署に関しては、そういうなんもちょっと取り入れていただけたらなというふうな形も思いますし、逆に、それがこの市役所内での環境設備の整えの一つになるのかなと。  あと、今、大阪市のほうとかでしたら、本当にネットで手続をオンライン化するという報道とかもされている中で、これもいち早く八尾市のほうも取り入れていただけたら、1階の業務並びに密にならないコロナの感染対策にもなりますし、業務の効率化にもつながると思いますので、その辺もよろしくお願いを申し上げます。  次に、歳入のところで、ちょっとだけお伺いさせていただきます。  今回、国の第2次補正ということで、八尾市への割当て、約23億円が入っているんですけども、これは残りの分も含めて、これは9月の補正で活用されるという認識でよろしいですか。ちょっと聞かせてもらっていいですか。 ○委員長(越智妙子)  下村課長。 ◎財政課長(下村利幸)  委員御指摘のとおり、今回の10号補正にプラス、今後の9月の補正で、この23億円全て充当させていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(越智妙子)  松本委員。 ◆委員(松本剛)  今回、国、府並びに繰入金等々を活用していくというふうな形なんですけども、今回もそれを全て活用するという形の認識でよろしいですか。 ○委員長(越智妙子)  下村課長。 ◎財政課長(下村利幸)  今回のコロナ対策に関連しましては、国あるいは府の制度をフル活用して、予算措置をさせていただいていると認識しております。  以上です。 ○委員長(越智妙子)  松本委員。 ◆委員(松本剛)  本当に、今回新型コロナウイルス、まさに、今、第2波が来ているだろうといわれている中、本当に、これはオール八尾市でと、市長の思い、市議会の思い、職員の思い、八尾市全てを、八尾市民の方々の命と暮らしを守るということで、立ち向かっていくと認識はしております。  今回、議会のことも新型コロナウイルスの要望という形で出されていただいている中で、今回、財政調整基金及び中止となった各事業の不用額を、新型コロナウイルスの財源に充てるようにということに関しましても、本当、市長の下、速やかに、スピーディーに対策等を組んでもらっていると思います。  あと、これに対しましても、基金にも財政調整基金という財源はあるんですけども、これは基金にもやっぱり上限というのが出てくるんですけども、今後また第3波、第4波と来るかも分からないという中で、さらなる市民さんへのコロナ対策というのが求められる可能性もあるとは思うんですけども、そこに関しまして、今後の見通しと基金の状況というのを、ちょっと教えていただいてよろしいですか。 ○委員長(越智妙子)  下村課長。 ◎財政課長(下村利幸)  まず、現在の基金の状況についてでございます。今回の10号補正に関しましても、約6億4000万円の基金を充当させていただいておりますが、これまでの10号補正までの補正予算の総額として、財政調整基金、約24億円充当させていただいています。当初予算でも34億円計上させていただいておりますので、今、10号補正後の基金残高、予算ベースでいきますと4億円という状況になってございます。  ただ今後、9月補正以降に、この財源を組替えをしていく予定をしてございます。具体的には、まだ充当しておりません。第1次補正分7億6000万円については、そのまま充当させていただきますので、その分、財政調整基金が戻ってくるというような形になります。  また、今年度、令和元年度の収支見通しにつきましても、約13億円の黒字ということで、黒字の要因、あるいは交付税も若干上振れしているというような状況もございまして、それらは全て財政調整基金に関しては、プラスに働くという部分ですので、また、そこで一定、蓄えました財政調整基金と、あるいは、それ以外の国費等をフル活用して、2次あるいは、第2波、第3波に備えていきたいと考えてございます。  以上です。 ○委員長(越智妙子)  松本委員。 ◆委員(松本剛)  本当に、このコロナウイルス対策ということで、やっぱり全力で立ち向かっていくということで、今、ちょっとお伺いさせていただいた4億円、また積戻しがあるということも聞かせていただいて、本当にちょっと安心というか、やっぱり皆さん心配、市民の方も、やっぱり心配するのが、国も府も市も大丈夫かなという不安を持たれていると思います。  八尾市としては、100%とは、今、言い切るのはなかなかあれですけども、第3波、第4波、今後のまたさらなるコロナ支援がやっていくに当たっても大丈夫ですよというような認識でいいのかだけ、ちょっと答えるのは難しいかも分かんないんですけど、ちょっと教えてもらっていいですか。 ○委員長(越智妙子)  山原部長。 ◎財政部長(山原孝英)  御心配いただいております。コロナに対応していくということは、まず、市長のほうからも財政のほうに与えられている使命でございます。  その中で、今、財政調整基金4億円、また、国の臨時交付金も活用しながら、安定した財政運営に努めていくというところでございます。それをもって、第2波、第3波に備えていくという強い決意の中で、財政運営のほうも行っていきたいと考えております。 ○委員長(越智妙子)  松本委員。 ◆委員(松本剛)  そのお言葉を聞かせていただいて、本当安心させていただきました。  今後、また、第2波、第3波、新たなるコロナ対策ということに関しましては、国、府からのまた新たな財源確保ということに関しましても、いろいろと御尽力いただかないといけないと。また、必要に応じては、ちゅうちょなく引き続き、新型コロナウイルス対策というのを、お願いさせていただきたいと。  本当に、大松市長のこの思い、市民の命と暮らしを守る八尾市の職員並びに市議会、オール八尾市として立ち向かっていく。この八尾のコロナ対策。これをしっかりと八尾市民の方々、並びに八尾市外の方々が八尾市はこういうことをやっているんやと、こういうコロナ対策やっているんやということを、皆さんに知っていただく情報発信のほうも、お願いといたしまして、私からの質問を終わらさせていただきたいと思います。 ○委員長(越智妙子)  他にありませんか。  田中慎二委員。 ◆委員(田中慎二)  ちょっと一番金額が大きい9422万円何がしかという部分のテレワーク試行と、先ほども出ていましたけど、情報化推進費20台という部分なんですけれども、これは何で20台としたか。教えてもらっていいですか。 ○委員長(越智妙子)  金参事。 ◎政策企画部参事(金廷成)  今回、先ほどの答弁もありましたように、20台なんですけれども、今回、補正の概要にも書かせていただいているという、試行的というようなところで設けさせていただいているところです。試行的な制度と、あと今回システム的な部分でも対応ということで、計上させていただいているんですけども、制度とシステムと相まってしていかなければ、なかなかテレワークの仕組みというのは難しいのかなという中で、そこで制度のほう、システムのほうと費用的な話も含めまして、20人ばかりしていこうというような形で、スタートとして考えさせてもらった数値ということで、具体的にこういった基準でみたいなところではないというところです。  以上です。 ○委員長(越智妙子)  田中慎二委員。 ◆委員(田中慎二)  どこかの部署で取り入れようとか、そういったものじゃなくて、試行やから20台やという認識でよろしいんですか。 ○委員長(越智妙子)  金参事。 ◎政策企画部参事(金廷成)  そうです。試行的というところで、一旦20という数字で設定させていただいた次第でございます。 ○委員長(越智妙子)  田中慎二委員。 ◆委員(田中慎二)  この試行、いつまで試行を続けられますでしょうか。まず、まずは最初の20台と、取っかかりの部分の20台やという御答弁いただきましたけれども、この試行というのを、いついつまでやって、そこでこの試行の中で出てきた問題点であったりとか、こういた使い方もできるよねという提案であったりだとか。そういった部分をいつまでに取りまとめて、例えば、来年度の予算にそれをまた、それを例えば100台、200台に増やしていく部分を出していくのか。その辺はどうお考えになっておられるでしょうか。 ○委員長(越智妙子)  伊東課長。 ◎行政改革課長(伊東健)  今後の予定というところになってくるかと思うんですけども、現在、この予算を頂きまして、今後、整備していってという形になっていくんですけども、一定、今年度中にどれぐらいの課が、この機会を使って試行していきたいというような形で上がってくるかということも含めまして、課題を洗い出していくというようなことをやっていきまして、それとともに人事と調整しまして、制度のほうとかいうような課題の洗い出しと含めながら進めていきますので、次年度に何台要求していくというようなことを、今現在、具体的に数字を持っているわけではありませんけども、その課題の洗い出しの点検の状況で、次のステップ、次のステップという形で台数を増やしていくような形では考えていっておるところでございます。よろしくお願いします。 ○委員長(越智妙子)  魚住課長。 ◎人事課長(魚住哲)  ちょっと制度的な部分で答弁させていただきます。先ほどもちょっと御指摘いただいておりましたけども、市役所の仕事というのは、確かに市民の方と直接対応させていただく部分は、多々あり、様々な場面であるかなとは認識しておるんですけれども、ただ一定、その中でも、例えば計画策定であったり、様々な在宅の部分でできる業務はあるかなと考えておるところでございます。  この間、やはり育児や介護などの様々な理由で、時間制約のある職員が増えている中で、働き方改革という視点で人事のほうでも議論をさせていただいたところですんで、その観点含めて、速やかに、在宅勤務制度の制度設計させていただきたいと、このように考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(越智妙子)  田中慎二委員。 ◆委員(田中慎二)  本当に、ありがとうございます。僕、そのコロナという部分も、確かにあるんですけれども、やはり産休・育休を取られて、ただ、家でだったら仕事できるんだよという、以前からこの話はさせていただいていると思うんです。そういった部分でも生かしていただきたいなと。そういった部分の制度設計を進めていっていただくという部分でございますが。これ速やかにと、いつも言っていただけるんですけれども、これはやっぱりスケジュールを組みましょうよ。試行は、いつまででも試行できるんです。20台で試行して、結果、こうこうこうやったと。こうこうこうで、制度のほうに関してもこういったような問題点が生じるんで、ここは変えていかなあかんと、この辺はハードとソフトの分、両方併せてどんどんブラッシュアップしていかないといけないと思うんですけども、例えば、導入して、先ほどおっしゃっている今年度中にしっかりと試行と検証、問題点の洗い出し、それを問題点はハード的な問題点もあれば、ソフト的な問題点もあると思います。これをしっかりとぶつけて、いいものを作っていただきたいと思います。  これは、本当にいつも、これは言ったら怒られるかもしれないんですけど、試行のまま、いつの間にか消えていくとかいうようなことが、これは国から入ってきたお金かもしれませんけども、これは税金です。大事な大事な市民、府民、国民の皆さんの浄財でございます。しっかりと生かしていただきたい。  それで、総務省のほうもテレワークの推進というのを行っていると思います。7割でしたか。テレワークせえと、役所の部分はなかなか、そういった部分難しい部分もあると思うんですけど、やはり役所が、八尾市役所が旗振り役にならないといけないと、私は思っています。市中の中小企業さんであったり、こういった形でテレワーク、八尾市役所の中の業務をやっていますよということを、しっかり旗振り役になれるような制度であったりだとか、ハード設計であったりだとか。そういった部分はお願いしたいんですけれども、その辺については、どう両課で連携していこうと考えておられるでしょうか。 ○委員長(越智妙子)  魚住課長。 ◎人事課長(魚住哲)  まずは、テレワークという部分があるんですけれども、在宅勤務制度という部分で、早急に、まず、制度設計をさせていただいて、その部分から速やかに、先ほども申し上げましたけども、働き方改革の観点で早急に制度設計をさせていただいて、取組をさせていただきたいと。  ひいては、そういった部分、市の職員は制度を取り組むことで、市民の方へのサービスの向上に努めてまいりたいと、このように考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(越智妙子)  伊東課長。 ◎行政改革課長(伊東健)  一定行政のIT化というのが、全体的に進めていかないといけないと課題認識してございます。情報ネットワークは庁内の中でも、ちょっと脆弱性があるので、今回、ハード、無線LANなんかの配備もさせていただくような形になっていまして、そういう中で、一定テレワークなり、ウェブ会議なりで、様々な応用が利くようなハード整備なんかを考えておるところでございますが、一方で、電子化全体で考えた場合、先ほど委員からも御指摘ございましたけども、様々な電子申請の問題とかいうこともございますので、その辺り全体的な電子申請のIT、行政のIT化という課題を踏まえつつ、できるところからやっていきたいと考えてございます。よろしくお願いします。 ○委員長(越智妙子
     田中慎二委員。 ◆委員(田中慎二)  これは9400万円という部分で、もう見えている部分、ハードの部分で、ソフトの部分であったり、これだけで考えていくと、これだけのお金を使って、ようさん使うなという気になるかもしれませんけど、私、その先を皆さんに見ていただきたいんです。やはりこういったテレワークをできる環境を作るためにはどうすればいいか。そしたら、ペーパーが、紙ベースのものが減っていくと、私は考えています。  以前、うちの稲森議員のほうから庁内の有効利用という部分で、紙を置いているスペースいっぱいあるやろうと。それ減らしていけばスペース空くやないかと。いろんなことに利用できるんじゃないかというような提案もありました。スペースというのも財産です。そういった財産をしっかりと生かしていただけるようにするための第一歩やという、まずは、今回コロナの件ありますけども、まず、そこを一つ頭の片隅に、必ず置いといてください。それを、まず要望いたします。  そして、さっきから言っています。検証をしっかりしてください。失敗してもいいんです。失敗は改善するためのものですから。失敗した、ここが駄目だったといったら改善していただけばいい。  そして、5年、10年を見越したお金の使い方をしていただきたいんです。お金がないから、取りあえずこれでいっとこうかというのでなくて、やっぱり利用しやすいものをしっかりと導入していただく。  先ほどやりたい課があれば手挙げ式やと聞き取れた部分もあるんですけれども、なかなか手挙げ式というのは難しいかもしれません。その辺もしっかりと使っていくんだと。今後の方針としてはこういったものも、もう一本の柱として業務運営の中で生かしていくんだよという、本当にこれは重たい予算ですので、その辺について、この先のことも含めて、教えていただいてよろしいですか。 ○委員長(越智妙子)  伊東課長。 ◎行政改革課長(伊東健)  先のことでなかなか具体的なことが申せない感じになってございますけども、先ほど答弁の繰り返しになるかもしれないですけど、行政のIT化という課題は十分認識してございます。  その中で、電子化の中で電子申請や、庁内テレワーク、職員が働く環境の整理、あるいは、電子決裁なんかも含めた行政文書の電子化なんかも視野に入れながら、これを全体的な整備を一遍にするとなると、やはり膨大な予算がかかってきますので、使える交付金などを活用しながら、それぞれのメニューが出てきた時点で、様々なことをこちらも考慮に入れながら、しっかりと行政のIT化について進めてまいりたいと思っておりますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。 ○委員長(越智妙子)  田中慎二委員。 ◆委員(田中慎二)  もうしつこく言うても、もう取りあえずここだけは言うときたかったんで、しつこう言わさせてもうてます。本当によろしくお願いしますという部分です。  あと、ウェブ会議に関しましても、やっぱりなかなかウェブ会議、今まで取り組んでこられなかった部分もあると思います。ウェブ会議やりにくいとか、いろんな声があるかもしれませんけども、それはそれです。もうウェブ会議でやっていくんだという旗を振ってください。使うならば。  そして、しっかりと利用していただきたいんです。取りあえずシステムはできた。できる環境はある。でも誰も使わない。これは本当にもったいないですから、その辺についての使っていくための方策というのは、何か考えておられたりしますか。 ○委員長(越智妙子)  伊東課長。 ◎行政改革課長(伊東健)  ウェブ会議につきましても、一定これまで、今ある環境でやってきた部分がございますけども、外から、外部環境で有識者の方を集める会議なんかで試行的に、今、導入してやったんですけども、通信の安定性がやはり保てないという部分がありまして、今回、この辺りの通信の安定性も向上するという目的で予算を組ませていただいているところでございますので、この予算を決めていただいて、整理をしっかりしていただくと、さらに、今後、進めていくと、進めていける環境が整うということになってきますので、積極的に使うということも、こちらのほうから声かけを庁内に向かってさせていただきたいということもございますし、今現在、外部のコロナの関係もございまして、本当にこちらに直接来ていただくということも制限されている環境もございますので、できないというわけではなくて、やはりそういう形で審議会でなり、会議なりでも使っていけるような形で、積極的に進めてまいりたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(越智妙子)  田中慎二委員。 ◆委員(田中慎二)  よろしくお願いします。この類いのことに長けた有識者はいっぱいおられると思います。自分たちで全てを抱え込んで、考え込んでやっていくより、有識者の意見も取り入れていくべきやと、私は思っていますし、無駄な費用を、この辺はやればやるほど無駄な費用かかってくる分野でもあるんです。セキュリティの部分をどこまで高めていけばいいんやと、セキュリティをどんどん高めていけば、もうとんでもない金額なってくる。それもあります。  だから、適度な部分、適度といっても、個人情報が流れるようなこと。それは適度ではないですから、しっかりその辺は守られている部分、使い勝手のいいもので、全てを庁内に取り込むんじゃなくて、外に出していく。今、クラウドというものがやっぱり何よりも安全・安心という部分も言われていますので、しっかりとクラウドに出せる部分は出していって、資産を増やさないようにはしてください。外に出していって要らなくなったら、その部分はやめる。そしたら、そこでもう出ていくお金は減るわけですから、そういったような実質的運用をしっかりと行っていただきたい。  そして、人事のほうには、先ほど来から申し上げていますように、テレワークというものを、これは総務省は7割せえというてるわけですから、そこを頭に置いて、テレワークというものは、だから特別なことではないということです。テレワークは、普通に職場に来て働く形と家での働く形、新たな形がこの2本柱で業務を遂行していくんだという認識で、制度設計を行っていただきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。  あと、もう一点、文化会館の部分、エアコンの部分、これは前回の補正でも出てたと思うんです。それにプラスワンということですか。その辺を教えてください。 ○委員長(越智妙子)  鎌田課長。 ◎文化国際課長(鎌田邦治)  6月補正で文化会館の冷却塔を1基更新するというところで出させていただいておりましたけれども、冷却塔2基ございまして、今回、国の交付金を使いまして、もう1基の改修を行うというところでございます。 ○委員長(越智妙子)  田中慎二委員。 ◆委員(田中慎二)  これで2基とも、何らかの国からの予算をつけてやっていくことができたよという認識でよろしいんでしょうか。 ○委員長(越智妙子)  鎌田課長。 ◎文化国際課長(鎌田邦治)  そのとおりでございます。 ○委員長(越智妙子)  田中慎二委員。 ◆委員(田中慎二)  以前、前回の委員会の中でも、何で文化会館を先にするねんという部分では、優先順位というか、今も改修工事のめどが立っている中でやっていくんだと。その部分で使えるもんやったので使っていくと。今回も同じ感覚でよろしいですか。 ○委員長(越智妙子)  鎌田課長。 ◎文化国際課長(鎌田邦治)  文化会館は老朽化が進んでおりまして、来年度改修工事を予定しておるところでございますけれども、この交付金を使いまして、コロナ対策として、国の補助メニューにも上がっておりますので、そちらを活用して更新してまいるというところでございます。 ○委員長(越智妙子)  田中慎二委員。 ◆委員(田中慎二)  使えるものは使っていってという形なのかなと思います。これによって生まれてくる財源もあると思うので、その辺をしっかりと、また別のコロナ対策に使っていくとか、いろんなことできると思いますので、その辺は財政のほう、ちょっとぜひよろしくお願いいたしますは。  あと、国から今回、2次補正の部分、国の2次補正の部分で27億円やったか。23億円か、23億円、これは財政的には多かった、少なかった。その辺教えてもうていいですか。もくろみ。 ○委員長(越智妙子)  下村課長。 ◎財政課長(下村利幸)  なかなか多かった、少なかったと、なかなか表現するのは難しいんですけれども、国の予算措置、予算規模からすると、過去に例を見ない予算配分、その分、八尾市にきっちりと配分されているものと認識してございます。 ○委員長(越智妙子)  田中慎二委員。 ◆委員(田中慎二)  この財政調整基金も生かしながら、この予算も生かしながらという部分で、2つの部分からお金を使いながらやっていくんだという部分あったんですけど、やっぱり財政調整基金、ある一定を保っとかないといけないと思うんですけども、今が財政調整基金の使いどころでもあるという認識、議会多分全員が持っていると思います。以前、コロナ対策会議のほうから、要望の中で財政調整基金しっかり使っていって、しっかりと市民さんに返してくださいねということを言ってきたつもりです。その辺については、どのように、今後の財政調整基金について、ためていかなあかん部分あると思います。使い方に関して教えてもらっていいですか。 ○委員長(越智妙子)  下村課長。 ◎財政課長(下村利幸)  委員御指摘のとおり、まさに、こういう緊急事態に市の独自の判断で、予算措置ができる財源があるのか、ないのかというところでは、財政調整基金、非常に重要な資金だと考えております。  今回も国の予算措置、臨時交付金の規模が決まる前に財政調整基金を投入して先行実施してこれたのも、財政調整基金があった市であったからこその措置だと考えております。  先ほどの答弁もありましたように、今後、後追いで国から入ってくる予算を財源組替をしながら、また財政調整基金という資金を蓄えつつ、今後の突発的な対応をしっかりとしていきたいと考えてございます。  以上です。 ○委員長(越智妙子)  田中慎二委員。 ◆委員(田中慎二)  来年度予算が組まれへんぐらい使ってしまったら、これはまた問題あるんですけれども、ある一定、第2波、第3波、第4波、今後の未来を見据えた中で、しっかりと財政調整基金の活用というのはしていただいて、落ち着いたら、またためていきましょう。そういったもので考えていけばいいと、私は思っていますので、ぜひその辺、ハンドリング、かじ取り難しいと思いますけども、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ───────────────────── ○委員長(越智妙子)  質疑の途中ではありますが、議事の都合により暫時休憩いたします。  午前10時55分休憩       ◇  午前11時05分再開 ○委員長(越智妙子)  休憩前に引き続き分科会を再開いたします。 ───────────────────── ○委員長(越智妙子)  他にありませんか。  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  よろしくお願いします。  先ほど、ほかの委員さんからもありましたけれど、歳入の部分で、今回、国が過去に例のない大規模な臨時交付金を出しまして、八尾市においても、その枠が23億円ということでした。  今回の補正では、地方創生臨時交付金の分が20億5135万円というようなことで、いわゆる残りの約2億5000万円ほどは、9月補正でまた提案していただけると、しっかり使い切るんだというふうな答弁が先ほどございましたけれども、今回、全額使わないで9月補正に2億5000万円に回すよといった、その辺の考え方のすみ分けです。今回の補正で出すのと、9月に出すのと、どのような考え方を持ってされたのか。教えてください。 ○委員長(越智妙子)  下村課長。 ◎財政課長(下村利幸)  お答えいたします。  今回10号補正の事業を精査するのに併せまして、今後9月補正においても、コロナ対策でやっていく予定のものというのを、概数ですけれども数字としては補足してございます。  それら10号補正、それ以後のコロナ対策の事業の総額を、この23億円で案分させていただいたと。この結果、10号補正の充当率については、おおむね8割程度の充当率というような形になっていまして、今後、10号補正以後の数字については、若干数字の増減はございますけれども、そういう総額で案分したというところでございます。  以上です。 ○委員長(越智妙子)  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)
     それでは、今回、9月補正に出す部分についても、ある程度の予定は、こういうものに使うよという予定は、もうあるということですか。 ○委員長(越智妙子)  下村課長。 ◎財政課長(下村利幸)  一定の想定している事業はございます。  以上です。 ○委員長(越智妙子)  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  例えば、ほかの委員会でもいろいろ議会の中で委員さんから発言がありましたけど、ちょっとこの額は少な過ぎるんと違うとか、もっと拡充が必要なん違うというふうな、そんな意見も出てきたかと思いますけれども、そういったものは、次の9月補正に最終検討される際に反映されるということなのかどうか。教えてください。 ○委員長(越智妙子)  下村課長。 ◎財政課長(下村利幸)  既に、提案させていただいている事業につきましては、その時点時点で見積もれる適正な数字として計上させていただいております。  今後提出させていただく数値につきましては、今なお精査中ということでございまして、また適切な積み上げを基に提案させていただきたいと考えてございます。  以上です。 ○委員長(越智妙子)  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  それと、国のこの臨時交付金の資料を見せていただいたら、第3次の交付金の予定があるとスケジュールにあるんですけど、これは国からの情報というのは何かありますか。  それと、この第3次の約3000億円と書いてありますけど、この分については、国のほうでも予算が通らないといけないんですか。ちょっと今後、これについての国の情報があれば、教えてください。 ○委員長(越智妙子)  下村課長。 ◎財政課長(下村利幸)  第3次配分についてでございますが、これにつきましては、国の1次補正で地方創生臨時交付金で措置されました1兆円分のうち、約7000億円を、まず、1次配分として配分されていますので、国の予算措置としては、もう既に配分されている部分でございます。  それが、3次配分というような形で交付される予定なんですけれども、金額については、まだ詳細は分かっておりませんけれども、充当される事業につきましては、国の事業の裏に充てる。要は、国費事業に充当する前提で配分されると聞いてございますので、既存の国費事業の隙間に、既に予算措置をさせていただいている事業の隙間に充当していくような形になっていこうかと考えてございます。  以上です。 ○委員長(越智妙子)  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  ありがとうございます。ちょっと全体の今後のスケジュール確認したかったので、お聞きしました。  それでは、今回の事業についてお聞きしたいと思います。  先ほどもありましたが、テレワークの試行実施ということです。これは、国がかなりコロナ禍においても推奨し、自治体においてもやってくださいというふうなことで、今回も財政的な支援を国が出してきたのかなと思っています。  ただ、なかなか地方自治体でテレワーク等が進んできたかというと、この間、何かある報道によれば、3%程度しか導入できていないというふうなことも聞きました。その中の課題は、やはりコストの問題だったと思うので、そのことは今回、国の交付金も後押ししてもらいながら、少しずつでも、一歩ずつでも進めようというふうな、先ほどの御答弁だったと思いますが、なかなかその自治体でテレワーク等を進んでいくというのは、いろんな課題があると、私も認識していますが、八尾市においては、その辺の課題認識はどのようにお持ちなんでしょうか。 ○委員長(越智妙子)  金参事。 ◎政策企画部参事(金廷成)  まず、システム的なお話をさせていただきます。  先ほど委員の方から、市役所の仕事はやっぱりなかなか市民との接するというようなところで、そういったところでは、なかなか自宅にいながら市民の方と接するというのは難しいところあるんですけれども、一方で、システム的なお話で、やっぱり個人情報を扱うものというのがあったりします。例えば市民課さんであったり、税の部分であったりするんですけども、これについては民間企業でもよく街頭でインタビューされたときには、やっぱり個人情報があって、なかなか自宅ではできないというお話があったように、自治体においてもその点は同じでございます。  また、総務省のほうでもいろいろとその辺りは、いろいろと多分、これからの社会においては検討されていくであろうとは思うんですけども、ハードルは高いといったところです。  ただ、今回の予算においては、やっぱり一方で全てできないのかというわけでは、やっぱりないので、できるところから少しでも3密を回避する、新たな生活様式に応じた形で行政としても対応していくというような意味合いで、今回上げさせてもらった次第ですので、課題としては、先ほどのちょっと最初に申し上げたとおりのような内容になっております。  以上です。 ○委員長(越智妙子)  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  先ほどのやっぱり情報セキュリティの問題、これはすごく職員の方はハードル高いなと認識されているん違うかなと思うんですが、今回のシステム基盤整備というのは、ウェブ会議をしたりとか、在宅勤務を試行してみたりというようなことで、予算化されているんですけれども、当然、セキュリティの問題については、クリアできると。今回の事業においてはクリアできるというような認識でいいですか。 ○委員長(越智妙子)  金参事。 ◎政策企画部参事(金廷成)  システム的には、いろいろとよく2要素認証とか、2段階認証とかいうことであるんですけれども、ID、パスワードとか、今回の配布するパソコンとか、職場にある操作されるパソコンのほう、そういった分に電子証明書等を設けて、ちょっとそういう認証的なやり方で対応していこうというように考えております。  以上です。 ○委員長(越智妙子)  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  当然、そういうことも配慮した上での今回の事業だと思っているんですけれど。例えば、テレワークについては、先ほどもありましたが、これはコロナ禍における3密回避の対策というのは、当然のことなんですけど、やはり先ほどもありました将来的にアフターコロナの部分においても、これは今回試行ですけれども、これをしっかりと検証して、これは非常に効果があるんだと、いろんな意味で効果があるんだということで、継続してやっていってほしいというのは、私も同じく思っているんです。そこで、やはりどんな効果を期待しているのかというところでは、もちろん密を避けるということもあるでしょうし、働き方改革、変えるというようなことも、先ほどありました。  これは行政改革の観点からいえば、私は効果があると思うんですが、その辺りの考え方を聞かせてください。 ○委員長(越智妙子)  伊東課長。 ◎行政改革課長(伊東健)  今回、行政改革の観点からとお答えどおりになるか、ちょっと分からないですけど。我々は効果として考えておるのは、やはり業務を継続的に、安定的に実施していく環境を作るということになってくるのに尽きるのかなと考えております。  市役所の職員が、例えば感染とかになった場合に、窓口閉鎖とかいうような形にならないように、事前にやはりこういう環境を整えながら、密を回避してやっていくということになりますと、やはり業務を安定的に市民に提供していくというようなことにつながっていく、直結するという問題だと考えております。  ウェブ会議の件に関しましては、特に、来なくても安定的に通信環境を整えれば、ある程度の打合せを、今までやったら来て数回しかできなかったようなやつが、もう少し回数を増やしたりとか、あるいは、旅費をかけずに来れたりとかいうようなことも可能になってくるかと思いますので、様々な効果は一定考えれるのかなと、応用の利くシステムに環境整備になるのではないかと、基本的には考えております。よろしくお願いします。 ○委員長(越智妙子)  松岡部長。 ◎政策企画部長(松岡浩之)  補足をさせていただきます。  もともと、コロナで当然、先ほど委員のほうから御紹介ありましたように、後押し、国もしていただいている部分がございますが、コロナのその状況の前に策定をしました。去年の11月新やお改革プランの実行計画の中でも、在宅勤務、テレワークの導入に向けた検討というのは、もちろん盛り込んでおります。  ただ、今になってはどうかと思いますけど、令和1年、2年に検討、令和3年に方針決定、令和4年に方針に基づき実施という、このスピード感が、先ほどございましたように、コロナで優先順位がはるかに上がっておりますので、今回こういう具体的なところまできておるということでございます。  もちろん、もともと今回はコロナが中心でございますけれども、行政改革的な視点でもともと盛り込んでおったということでございます。 ○委員長(越智妙子)  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  そうです。事前に、もう行政改革の取組としてもそうですし、働き方改革としても育児、そして介護と、そういうことも男性、女性にかかわらず担いながら仕事もできるというふうな、そういった働き方改革というのも進めていこうという流れの中で、なかなか今までは財政的に、やっぱりコストがかかるというようなこともあって、足踏みしていたものが、一挙に少し前に進んだと、私も認識しているところですので、先ほど来からもありましたように、これは当然、試行、テレワークは試行ですので、効果検証をやった上で、本当に必要ならば、効果があるならば、さっき言ったような意味で効果があるんだったら、本当に今後しっかりと前へ進めていく具体的な方策も練っていかないといけないんじゃないんかなと思います。  そういう意味でいうと、ほかの自治体なんかも、IT検討会議みたいなものを庁内で作って、具体的にもう関連する、今までもほかの委員からも出てきましたけど、いろんな事業に関連すると思うし、いろんな所管にまたがっていくと思うんで、そういったところでしっかりと庁内で効果検証、検討会議を進めていく中で、せっかくスタートするのですから、今後つながるような取組を進めていただきたいなということを申し上げておきたいと思います。  それと、次に、人権関係の人権啓発費についてお伺いしたいと思います。  今回、新型コロナウイルス感染症に係る誹謗中傷及びDV防止啓発ポスターを作成するということですが、何枚ほど作成をして、どこにどのように発信していくのか、掲示するのか。その辺りを具体的に教えてください。 ○委員長(越智妙子)  中野次長。 ◎人権文化ふれあい部次長兼人権政策課長(中野龍介)  ポスター、新型コロナウイルス感染症に係る誹謗中傷の、及びDV防止啓発ポスターの関係でございますが、まず、枚数なんですけども、それぞれ2000枚を用意する予定でございます。  それで、掲示する場所なんですけども、まず、公共施設と、あと鉄道の駅構内であるとか、あるいは警察の交番であるとか、学校園であるとか、あと自治会の町会の掲示板のほうに貼らせていただいて、啓発をしていきたいと考えております。  それで、コロナのウイルス感染症に関する差別については、いろいろ報道等で言われておりますように、感染者やその家族、外国からの帰国者や外国人感染者の治療に当たっている医療従事者やその家族などに対する心ない書き込み、誹謗中傷をやめていただきたいということで、啓発と、あともしそういうことがあった場合、ここに相談してくださいよというような連絡先をポスターに入れて、啓発のほうをしたいと思っております。  DVについても同じような形で、受けた場合、ここに連絡をしてくださいというような形で、啓発のほうを進めていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(越智妙子)  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  それぞれ2種類、2000枚ずつ製作するということですけれども、2000枚の根拠を教えてください。 ○委員長(越智妙子)  中野次長。 ◎人権文化ふれあい部次長兼人権政策課長(中野龍介)  これまで人権政策課のほうで、いろいろポスターのほうを作っておりまして、ポスターのほうを掲示していただく際に、各種団体であるとか、先ほど申し上げました各鉄道の駅であるとか、警察、学校園、公共施設、自治振興委員会の掲示板というようなところでお願いしているんですけれども、その枚数がほぼ2000枚ということなんで、今回も2000枚ということで発注のほうを予定しております。 ○委員長(越智妙子)  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  今までもいろいろ人権啓発のポスター作成されておりました。それの実績でということの御答弁だったと思います。  一方で、これは本当に2000枚でええんですかということなんですが、取りあえず、まず、この間、こういうコロナの感染に関わる誹謗中傷であるとか、人権侵害であるとか、あるいはDV等について、この間、八尾市においては、どれぐらいの問合せとか、相談があるのかなと、分かったら教えてください。 ○委員長(越智妙子)  中野次長。 ◎人権文化ふれあい部次長兼人権政策課長(中野龍介)
     この間のコロナの関係の差別であるとか、人権侵害というような問合せのほうは、直接には人権政策課のほうでは聞いておりませんし、関係機関のほうからも、こういったもんがあったよということは、こちらのほうでは聞いておりません。  DV相談の件数についてなんですけども、これについては、前年度と比較いたしまして、前年度の4月、5月の2か月では15件であったものが、今年度は38件の御相談があり、23件増加しておるというような状況でございます。  また、38件の御相談のうち、特別定額給付金に係る御相談が24件ございました。というのが、特別定額給付金については、世帯主のほうに申請していただいて、世帯主の口座に振り込まれるということですんで、DVで逃げておられる方と、自分の口座に振り込んでほしいという相談に来られて、その方に特別定額給付金を振り込めるような、そういう御相談で手続のほうを行ったということでございます。 ○委員長(越智妙子)  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  特に、DVのほうは気になっているんですけど、4月、5月についての件数は、今、御答弁いただきました。これは確か6月議会、以前にもお聞きしたと思うんですが、緊急事態宣言とか、6月です。やっぱりそういったところを非常に心配なんですが、そこはまだまとめておられませんか。 ○委員長(越智妙子)  中野次長。 ◎人権文化ふれあい部次長兼人権政策課長(中野龍介)  6月、7月なんですけども、人権政策課のほうでDVの相談を受けた件数でございます。昨年と比較をいたしまして、ほぼ横ばいというような形です。  ですので、実際の数字を申し上げますと、平成31年、令和元年です。令和元年の6月、7月が21件で、令和2年の6月、7月が逆に15件ということで減少しておるような状況でございます。 ○委員長(越智妙子)  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  先ほどポスター2000枚でいいんですかというようなところは、その辺の所管の皆さんが、市民の方の現状を把握されて、いや、かなり深刻やと、通常のポスターよりも、もっとようけ貼らなあかんのと違うかとか。そんなふうな認識につながれへんかなと思って、今、お聞きしたんですけれども、ちょっともう時間がないので、後半ちょっとこの部分だけ、もう少し質問させてください。何か。 ○委員長(越智妙子)  中野次長。 ◎人権文化ふれあい部次長兼人権政策課長(中野龍介)  実際に顕在化しているDVの相談というのは減ってるんですけども、先ほど申し上げましたように、特別定額給付金のほうで、住所はそのまま移さずに逃げておられて、定額給付金を御自身の口座のほうに振り込んでほしいという相談のほうが、かなり増えていますんで、潜在化しているDVというのは、かなり多いのかなと、我々は思っておりまして、そういったところも含めて、今回感染症がまだ拡大しておりますんで、そういった方たちにこういったところに相談していただいたら、いろんなところに支援のところにつないでいきますよということも含めて、今回、ポスターを掲示させていただきたいということで考えております。 ○委員長(越智妙子)  他にありませんか。  田中裕子委員。 ◆委員(田中裕子)  7月の臨時議会が10日間にわたって、今、行われて、補正総額で27億円、今回提案をされました。  他の自治体で臨時議会を、この時期に開いて、10日間審議をしっかりさせていただくというのは、なかなかないので、本当にありがたいというか、非常に有意義な、今、ときを過ごさせていただいているなと考えているところです。  今日が最後の総務の分科会になるわけですが、この間、保健福祉でいえば、保健所長から実質、第2波が始まっていると、このような御答弁もありましたし、八尾市のホームページでは、保健所所長名で、今、危機的な早さで感染が広がっていると。市民の皆さんに切なるお願いと、こういうことがアップをされています。  建設産業常任委員会でも、八尾の景況調査です。1月から3月、マイナス低調やと、この地域経済の危機的状況に対して、どう行政として、議会として応えていくのかという、本当に真剣な議論が行われ、文教分科会でも特に教育を中心に現場の思い、子供たちの立場に立った施策はどうあるべきかと、真剣な議論が行われてきたところです。  今回、歳入で臨時交付金、これが約20億円入っているわけなんですが、これはちょっと教えていただきたいんですけど、今までの6月補正や、あと5月の臨時議会もそうだったんですが、この地方創生臨時交付金が生で歳入に入ってきたというのは、今回が初めてだと思うんです。  私は、ちょっとあまり財政のこと不勉強で申し訳ないなと思うんですけど、今までは、この臨時交付金入ってくるだろうという想定で、基金から取り崩して、事業費に充てて、あとで財源組替を行っていくという形やったんですけど。今回はもう生で20億円臨時交付金がどんと入ってくるという前提で予算を提案されているんですが、これは何か違いというのはあるんでしょうか。  私の認識では、基金を取り崩してやる事業については、臨時交付金に当てはまるかどうかは、最後の最後まで分からへんという不安定さというのもあったのかなと思うんですけど、今回でいえば、もうこれはもうこっちにいけますよという、そういうメリットというか、そういうのはあるんかなと思うんですけど、ちょっと認識が甘いかもしれないんで、その辺、よく教えていただけたらと思います。 ○委員長(越智妙子)  下村課長。 ◎財政課長(下村利幸)  これまでは財政調整基金を充ててきたけれども、今回から臨時交付金を充ててるという、その理由につきましては、先日、9号補正後の時点で、まず、財政調整基金の残高が約10億円になっていたという状況でございます。  今回、新型コロナの関係経費として、総額27億円の予算を計上するに当たり、まずは、全て財政調整基金で対応できるような予算規模ではないということが、まず一つ。  今回、臨時交付金、そもそも財政調整基金を充てて予算措置をしていただいていたものについては、基本的には地方創生臨時交付金の対象となる、いわゆるコロナ対策に資する事業かどうかというのも、一定視野に入れながら予算措置をしてきたところでございますので、今回、臨時交付金を充てさせていただくタイミングが、この10号補正になったというタイミングというような認識でございます。  以上です。 ○委員長(越智妙子)  田中裕子委員。 ◆委員(田中裕子)  今回このタイミングになったと御答弁があったんですが、ちょっと参考に教えていただきたいんですが、これは1次分については、この臨時交付金の財源組替がいつ頃行われるのか。  それと、1次分も不用額が出ると思うんです。思ったよりも利用者が少なかったとか。それは今後どう処理されていくのか。ここについて教えていただけますか。 ○委員長(越智妙子)  下村課長。 ◎財政課長(下村利幸)  まず、1次分の配分につきましては、今現時点では、9月補正のタイミングで財源の組替えをさせていただきたいと考えてございます。  また、あと当初予算と、既に予算措置をしたものについても、一定、決算見込みというような形で、委員御指摘のとおり予算よりも、低くなってきているものもございます。  当然、今後、今回の10号補正も含めて、今後の補正の財源に幾ら臨時交付金を回せるかと見通しにつきましては、もう既に、執行予算措置をしている事業の決算見込みも見合いながら、今後の資金の充当に考えていきたいと考えてございます。  以上です。 ○委員長(越智妙子)  田中裕子委員。 ◆委員(田中裕子)  今回、2次でいえば23億円中20億円、臨時交付金をちょうど今、使うタイミングだということで使われたということなんですが、これは23億円分の20億円を、この7月の臨時議会で提案をしてきたということについて、ちょっとお聞きしたいんですが。これはやっぱりかなり決断がいったと思うんです。  そこについては、私は強い市民の方への命、暮らし、営業へのメッセージがあったと思うんですが、そこについて、どういう思いを持っていらっしゃるのか。私はできれば市長から御答弁いただけたらなと思います。  それと、もう一点が、ただ非常に期間が短かったと思います。国に計画を提出するのも、期限が6月末でしたか。ちょっと、もし間違ってたら申し訳ないんですけど、非常に期間が短かったことは、確かかなと思うんですが。市民の切実な要求や、あと原課でこういうことが必要やという集約というのが、やっぱりこの極めて短期間の中で、非常に困難を極めたんじゃないかと。その中でも、これだけの提案されてきたわけですから、いろんな苦労をされてきたと思うんですけど、その辺についてどういう工夫を行われたのか。これで十分だと考えていらっしゃるのか。そこについて教えていただけますでしょうか。 ○委員長(越智妙子)  森田次長。 ◎政策企画部次長兼政策推進課長(森田忠久)  まず、新型コロナウイルス感染症に対する市としての意気込みといいますか、決意といいますか。そういう形にはなろうかと思いますが、新型コロナウイルス感染症に係る対策につきましては、これまでも国、それから大阪府と歩調を合わせながら、既に実施した事業、それから、今回提案させていただいている事業を含めまして、80を超える取組を実施してきている。また、実施していく予定としております。  現在の先ほど第2波という御発言がありましたけども、新型コロナウイルスの感染の広がりから、しっかり第2波への警戒を高めていく。これは非常に重要なことでありまして、現在の状況にあっては、当面は我慢、それから制約、こういったことが必要とされる状況が続くものと考えております。  社会経済活動、これをしっかり維持、それから回復させていくという活動の一方で、同時にこのウイルスの感染を抑えていく、抑え込んでいくというような、この両方を一緒にやっていくと、これほど難しい作業はございません。  市といたしましては、引き続き、日々の生活に不安を抱えておられる市民の皆さんに、しっかりと向き合いながら、感染拡大の防止、それから市民生活への支援、雇用の確保、事業者の経営支援などに引き続き、しっかり市民の命と暮らしを守るということを念頭に置きながら、取組を進めていきたいと、このように考えています。  それから、緊急対策ということで、コロナ対策に係るその対策につきましては、市として、緊急対策がということでありますことから、そういう今まで市民の安全確保、それから地域経済及び市民生活の回復に向けて、実効性の高い、実効性のある対策を速やかに推進してきたつもりでございます。  この間、市議会の御協力もいただきながら、しっかり取組を進めてきたと考えております。事業の選択、組立て、それから経費の積算等につきましては、緊急対策なので限られた時間の中で、施策所管課とともにいろんな議論もしながら、調整もしながら可能な限り、精緻に取り組んできたと考えております。  一方で、国の地方創生臨時交付金につきましては、本市に対する交付限度額、先ほど財政のほうからも説明がありましたけども、そういった額を下回ることのないように、全体の事業ボリューム面もしっかり考慮しながら進めてきているところでございますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○委員長(越智妙子)  田中裕子委員。 ◆委員(田中裕子)  かなりしっかりした答弁が返ってきたんでびっくりしました。急に言うたんで、長い質問やったんでどうかなと思ったんですけど、本当にそのとおりだなと思いました。  今、先ほどおっしゃられた社会経済活動を維持し、回復しながら感染を抑え込んでいくと。大変難しい作業を、今、強いられているとおっしゃられたんですが、本当にそうだなと思うんです。  今回、23億円の臨時交付金のうち、20億円を活用して、八尾市としてできることを、今やっていこうとされているわけなんですけど。ただ、大きな全体で見ると、この第2波、本当に乗り越えれるかどうか、私はここがすごく今、不安に思っている方多いんじゃないかなと思うんです。GoToキャンペーンの影響が、もうそろそろ出始めるんです。大阪の病床利用率が49%もう超えてきたと。これは厚生労働省の資料からそういう結果が出てるんですけど、そんな中で、臨時国会は開かれない。大阪府と大阪市はもう11月の都構想の住民投票で、私はもう頭がいっぱいじゃないかなと、こういう思いを抱いているんですが。今、イソジンの問題です。誤ったメッセージを送られたと。こういう状況の中で、本当に今回の7月補正を速やかに執行して、かつ次の手だてを、これは本当に戦略を持って取っていかないと、私は目を覆うばかりの惨状。とんでもない事態に陥るのではないかと。絶対そうさせないために、今できることを考えていかなあかんと思っています。  そういう点で、今後の財源確保についてなんですけど、今回、23億円中臨時交付金でいえば20億円、残り3億円は9月議会ですとおっしゃっておられたんですが、あと収支で13億円の黒字、地方交付税上振れしていると、それと1次分の不用額とおっしゃっておられたんですが。これは特に地方交付税の上振れがどのように影響してくるのか。具体的な金額で教えていただけたらなと思うのと。  1次分の不用額も、今の時点で分かっていたら、教えていただきたいなと思います。  それと、財政調整基金の残高を、どれぐらい維持しとけばいいと考えておられるのか。そこについて、教えていただけますでしょうか。 ○委員長(越智妙子)  下村課長。 ◎財政課長(下村利幸)  まず、地方交付税の状況でございますが、先日、議員ファクスさせていただいたとおり、交付税ベースでいきますと、約5億8000万円の上振れ、それの裏返しとしまして、臨時財政対策債の発行額が3億5000万円ぐらい減りますので、合わせて、プラスとしては2億3000万円程度の上振れということでございます。  あと、財政調整基金、幾らぐらいあればいいのかということなんですけれども、これは新やお改革プランで令和4年度を目指すところの40億円、この40億円というのは、当初予算を無理なく財政調整基金を使いながら組める金額ということで40億円というところを設定させていただいております。  財政としましては、これらの当初予算で予算編成をできる40億円というのをにらみつつも、そういったコロナ対策に必要なときにはしっかりと活用していくという両にらみの姿勢で臨んでいければと考えてございます。  それと、最後あと1次の不用額につきましては、すみません。手元に今、ちょっと具体な数字はございませんので、ちょっと御容赦いただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(越智妙子)  山原部長。 ◎財政部長(山原孝英)  今、1次の部分のところで、ちょっと手元に不用の部分はないんですけど、これは参考までに申請額です。1次で7億6000万円の限度の交付金を取りにいくのに、約17億円以上のちょっと事業を上げているというところになりますので、例えば、これは10億円を例えば浮いて、浮いた、使わなかったとしても、なかなか要は国の交付金がどうなのかというところはございますので、ちょっとそこは、要は不用額イコール丸々市として浮いてくるという話ではないというところ。  それと、あと先ほど申しましたこの基金を活用しながらなんですけれども、ただ、当初予算で34億円の基金を、充てて予算を編成しておるというところございます。ここの34億円をいかほど残すことができるかというのは、コロナ対策をしながら、かつコロナ以外の事業で止まっている事業とか、今、中止している事業のお金を残しながら、その部分も含めて組み替えて、コロナ対策に充てていかなければいけないという、この今年、税収も恐らく厳しくなってくるであろうというところがございますので、その辺りも見ながら、対策を打っていかなあかんと考えてございます。 ○委員長(越智妙子)  田中裕子委員。 ◆委員(田中裕子)  分かりました。  ただ、7月臨時議会以降でいえば、国の地方創生臨時交付金3億円です。それと、あと収支13億円の黒字と、これはいろんな考え方もあると思うんですが、地方交付税の上振れ、あと基金残高でいえば、40億円見込んでいるんですが、それがどういう形に基金がなるかどうか分からないんですけど、もし思ったより基金が積めた場合は、その差額というのも出てくるわけですから、言ってみれば、今後の財政見通し、財源見通しとしては、そういう形で認識をさせていただいたらいいのかなと思いました。  これは、今回、7月の臨時議会ですけど、これはもうすぐ終わっても、9月議会がまたすぐ始まるわけなんですが、この第2波がどういう状況になるのかというのを、しっかり見据えながら戦略を立てていく必要があるのかなと、これは強く要望をさせていただきたいと思います。  それと、ICTの関係です。これはちょっと内訳を教えていただきたいんです。テレワーク及びウェブ会議システムを導入するために、約9000万円近い予算が、今回提案をされているんですが、これは予算の内訳を教えていただきたいんです。パソコン20台では、これは9000万円になるわけじゃないんですから、ちょっと詳しくお願いいたします。 ○委員長(越智妙子)  金参事。 ◎政策企画部参事(金廷成)  ICTの今回の補正予算の内訳でございますけれども、先ほどテレワークの分で、端末台数が20台とお話させていただいた分と、ほかに、端末でいいますと、庁内ウェブ会議ということで、一応、端末さらに約100台購入ということで、備品購入費で計上をさせていただいているところです。  あとは、今回、サーバーとか、ソフトウエアとかもあるんですけれども、一部ちょっとクラウドのサービスを受けるというようなところで、例えば、テレワークに直接関係しているような費用でいいますと、約200万円ぐらい計上させていただいております。
     あとは、庁内ウェブ会議、無線LANとか、これについてはテレワークの端末の、先ほどちょっとお話させてもらった電子証明書等の、云々の話でさせてもらったんですけど、そういったシステムを組むに当たっての、まさに基盤というような部分なんですけれども、そういった部分、あとはネットワーク配線等も行ったり、設定等を行っていくというところで、内訳でいうと、かなり細かくなってしまうんですけど、そういった物理的な設定と、そういった部分で約6500万円ぐらいかかるみたいなことを、計上させてもらっています。  その他としては、ウェブ会議で、ちょっと、例えば会議である程度の人数の方は集まったのですけれども、ちょっと庁外の方は、出先の施設から参加していただくみたいなことで、ちょっと例えば、ディスプレイを、ちょっと大型ディスプレイを用意して、そこに映し出してもらって、あたかも会議に参加していただくというようなことを考えたりしていまして、そういったディスプレイについても、複数台考えていまして、それで約300万円考えています。  あとは、ウェブ会議をするに当たって、それなりのツールといいますか、ライセンス費用なんですけれども、それも幾つかの複数のツールを考えておりまして、そういった分でいいますと、合わせて200万円程度を計上させていただいています。  内訳といたしましては、そのような具合になっております。 ○委員長(越智妙子)  他にありませんか。  田中久夫委員。 ◆委員(田中久夫)  今回は、これは今、世界中で新型コロナウイルスというようなことで、大混乱している中で、我が国においても、なかなか収束も見えない中で、これは今回、国に自民党と公明党さんとの連立政権の中で、この2次補正ということで、1次補正の総額約26兆円ですか。2次補正、今回約32兆円といったことで、本市には、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金という形で、23億円とされたということで、先ほど来、残りの約3億円については、どうするねんという話あったと思うんですけども、これは多分、9月に出してくるというようなことで、これはちょっと国から出ている感染症対応に地方創生、活用事例集ですか。こんなんも参考しながらされると、結構、いろんなメニューがあって、結構、目通したらこういうのもやったらどうなのかなというようなもんを、結構、目にするもんもあったんで、その辺しっかりやっていただきたいと思うのと。  これは、また当然、企業会計なんかも絡んでくるんかなと思うんで、その辺しっかりやっていただきたいと思います。  それと、もう一個、もう一点、さっきも出てた不用額、これをもう一遍ちょっと申し訳ない。何に使ってもええというふうな認識なんかな、違うんかな。 ○委員長(越智妙子)  下村課長。 ◎財政課長(下村利幸)  当初、新型コロナウイルス関連で、臨時交付金を充てる対象となる事業につきまして、一定不用額が当然出てまいります。それは全ての事業において、予算の範囲内で執行していただく中で、事業費は下がるものなんですけれども、その中としても、今回、八尾市に割り当てられた1次配分、2次配分、あるいは、今度出てくる3次配分、全てを対象と事業、割り当てるような形で運用していきたいと考えてございます。  以上です。 ○委員長(越智妙子)  田中久夫委員。 ◆委員(田中久夫)  これは、期間というか、年度内で処理するというのが基本なんかな。そういうことですか。  ただ、ちょっと一番、今回の中で出ている体育館のクーラーかな。これで7億4500万円が出てるけど。これは当然、入札とか、いろんな手続があって、これは不調に終わったりして、結構年度をまたぐ。そのための繰越明許を多分打ってはると思うねんけども、例えば、年度またいだ先で不用額出た場合とか、これは当然、これは入札差益何ぼか出てくると思うんです。そんな扱いは、これはどう扱いなのかな。 ○委員長(越智妙子)  下村課長。 ◎財政課長(下村利幸)  委員御指摘のように、全て今年度中に執行しないといけないというものではございませんで、一定、今年度に計画という形で上げたものにつきまして、次年度に繰り越して執行できれば、補助対象となるということでございまして、特に、注意しなければいけないのは、委員御指摘のように翌年度に繰り越した上で、いわゆる差金が出るということも、当然想定されますので、そういうことも見越した上で、一定の事業費の減も見込みつつ、全て交付金を充てるような形で運用してまいりたいと考えてございます。  以上です。 ○委員長(越智妙子)  田中久夫委員。 ◆委員(田中久夫)  それと、またこれもさっきからちょっと各委員さんから出てる財政調整基金、これは、今、ざっと残り4億円と、これは9月に7億円戻すと。一応、これは11億円で今年度は回っていかなあかんという認識でええのかな。 ○委員長(越智妙子)  下村課長。 ◎財政課長(下村利幸)  先ほど、既に財政調整基金24億円充当してございます。これについては、一定臨時交付金と財政調整基金を充てながら事業をしていく形になるんですけれども、今、委員御指摘のとおり事業費が下がりましたら、その分、財政調整基金充てていた部分が浮いてまいりますので、11億円よりも事業費が抑えられれば、その分、財政調整基金は助かるというような形で考えてございます。  以上です。 ○委員長(越智妙子)  田中久夫委員。 ◆委員(田中久夫)  これは、第2波も言われている中で、これからほかの、それだけじゃなくて、例えば自然災害であったり、もう何があるか分からない状況の中で、これは議会としても、これは財政調整基金を使いながら、コロナ対策やってくださいというふうなことも申し上げてきたところでもあってあれやねんけども、これは確定しているのは11億円ですやんか。これはなかなか厳しい数字やと思います。  だから、その辺しっかり今、これは新やお改革プランですか。それも含めて、同時並行、これだけでやっていくんじゃないんで、改革プラン何かも、もうしっかり本当に進めていただいて、その辺の財源確保というのは、しっかり努めてもらいたいと思います。  それともう一点、これは市民さん向けの事業で、物すごい気になったんが、これは、要は市政情報課いてはりますな。これは、今月号の8月号の市政だよりやねんけど、私のところに結構問合せがいっぱいあって、何か言ったら、このページで、申請をお忘れなく、八尾事業者サポート給付金、多分これのことやと思うねんけど、締切りが7月31日と、ばんと打ってあって、下に意欲ある事業者云々と打ってあって、結構問合せもろうたのは、これは大体、市政だよりは一般家庭に届くの20日過ぎですやんか。おまえこれ一週間しかないのに、おまえどないなっとうねんと、全部がこれ7月31日やというふうな認識で、ほんま結構かかってきたんです。できるか、できるかと、何のこと言うてはるのかなと思ったら、確かにこれ内容は、これは当然、産業政策課の分野やけど、これはもうちょっと、これは何か分かると言おうか、これはほんま、これはぱんと一発で出てきたら、ここだけ目いってしまうんで、これは、ただ、ほんまにこれは6月はあれで、7月の市政だよりには載っていないんか。何か臨時号で載せてという中で、なかなか啓発もできへんかった分は分かるねんけども、ちょっとこの載せ方はないん違うかなと思うし。  今回の分は、これは8月号は間に合うのかな。いろんな分で、ぎりぎりか。分からへん。時間もあれやねんけども、私が思うのは、これは今までのコロナ対策の事業も含めて、今回の出されているやつも含めて、もう何かばちっと固めて、しつこいぐらい分かるように、目立つように、分かりやすい、そういうような形の活用できたらなと思いますんで、その辺、一つ御検討よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(越智妙子)  他にありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(越智妙子)  なければ、2回目の質疑に入ります。  質疑ありませんか。  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  そしたら、先ほどの続き、できるだけコンパクトにお聞きしたいと思います。  DVの相談が、6月、7月相談件数は少ないけれども、でも、定額給付金の取扱い等を巡って、いろいろ実情を把握すると、潜在化している。様々な深刻な問題はあると認識していただいているというのは、非常によかったなとお聞きしてよかったなと思っているところです。  それで、例えば、先ほど誹謗中傷等についての相談は直接聞いていないというふうなことですが、これは国にも相談ダイヤルがありますので、国のほうにもしかしたらいってる可能性もあるかもしれません。  ただ、この辺りは、どのように分析されているんでしょうか。相談が来ないと、だけれども、今、世の中には、やっぱりSNS上等で、直接の誹謗中傷という露骨なものもありますし、ちょっとどうしても感染者を避けるというか、近寄らんとこうとか、怖いとか、そういったことを怖いという感情は、そのままいいんですけど、その不安な思いを感染者に向けるという、そういうSNS上の書き込みというのは、やっぱりなくなっていないなと思っているんですが、相談がないことと、現状認識というのはどのようにお考えなんでしょうか。 ○委員長(越智妙子)  中野次長。 ◎人権文化ふれあい部次長兼人権政策課長(中野龍介)  先ほどちょっと説明が不十分であったところもあるんですけれども、今、委員おっしゃいましたように、人権政策課のほうには直接、コロナのことで差別を受けた、あるいは人権侵害を受けたというような御相談はないのですけども、今、委員おっしゃいましたように、ネットの世界を見ますと、やはりコロナの関係で誹謗中傷というのが、かなりあるというのは、我々認識をしております。  それと、あと八尾におきましてもコロナの感染者の方が出ておりますので、その感染者の方の感染者捜しといいますか、そういった事態も出ているということも聞いております。  ですんで、もうそういったことは決して、あってはならないことであると、我々人権サイドとしては思っておりますので、今回のこのコロナ対策の交付金を活用させていただいて、その辺のところを市民の皆さんに、改めて、また今回、コロナの感染症が、また第2波と言われるように広がってきている段階で、改めて周知をして、そして、もしそういうことがあれば、相談できるところはここですよというところも含めて、周知啓発を図ってまいりたいなと思っております。 ○委員長(越智妙子)  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  そうですね。例えば、仮に私が感染したとして、いろいろ誹謗中傷が寄せられていると、ばらまかれているというふうなときに、感染したものがそれおかしいやんと、大変やねんと、しんどいねんと訴えることは、なかなかまたハードルがあると思っているんです。  それはなぜかと言うと、何かやっぱりこれは日本人特有の国民性みたいなもん、日本人というか、あるかなという思いもあるんですが、その大阪大学の教授とかが調査をした、これは報道にも出されているので御存じかとは思うんですけど。やっぱりコロナ感染は自業自得だというふうな考え方を持っている方が、やっぱり日本の国は非常に割合として多いと。調査母数はそんなに多くないんですけれども、日本は11%の方がそう思っている。要するに、感染する人が悪いねんと思ってはる、意識を持ってはる方が結構多い。米英とかの場合の10倍だというふうな調査結果も出ています。  また、そういう意味でいうと、やっぱりそういった独特のそういう意識を持っている住民の、市民の皆さんにどう訴えていったらいいのかというふうなことは、これからポスターに限らず、いろいろ発信していかなければいけないんじゃないかなと。今回ポスターが2000枚がどうやねんというのは、効果検証はまたやってほしいとは思っているんですけれども、取りあえず、私はこういった形で啓発を続けてもらえるということは、非常にいいことなので評価をしていますが、今後、まだまだいろんな発信が必要じゃないかなと思っているところです。  例えば、今回、7月30日付でこういう誹謗中傷は決して許されないことだということで、ホームページのほうにメッセージを載せていただいていました。だから、そういう取組もやっていただいているんだなということは分かりましたけれども、ただ、これがこの記事に検索するまで、なかなかつながっていかなかったんです。  だから、人権とか、コロナとかといって検索したら、やっとこのページが出てきたというふうなことで、ほかの自治体なんかは、各自治体の感染状況とか、八尾市も出しています。やっぱりそういったところと併せて、こういった注意喚起とか、啓発だとか、そんなことをやっているところもあります。  なので、もう少し今後、どんな手だてで、ポスターについてはオーケーです。今後、さらにいろんな形態で、あるいは、いろんなツールでやっていただけると思うんですが、その辺のお考えだけ聞かせといてください。 ○委員長(越智妙子)  中野次長。 ◎人権文化ふれあい部次長兼人権政策課長(中野龍介)  今、御指摘いただきましたように、ホームページにつきましても、大分前から人権への配慮ということで上げさせていただいているんですけれども、なかなかそのページにたどり着かないというようなところがあるとお聞きいたしましたので、その辺はもう改善していきたいと思います。  それと、あと、この先にどういった形で周知、啓発をやっていくんだということなんですけれども、まず、8月20日号に、今回のコロナの関連での差別については、決してしてはいけないというようなことで、記事のほうを掲載させていただきます。  また、人権のほうではFMちゃおのほうで、2か月に一回ぐらいコーナーを持っているんですけども、そこで毎回、今回のコロナウイルスに対しての人権への配慮について、啓発は行っております。  そのほか、人権擁護委員さんであるとか、様々なそういう機会と、あと媒体を通じて、そういう啓発、人権への配慮ということをやっていきたいなと思います。 ○委員長(越智妙子)  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  WHOも、やっぱりこれはこういったコロナ感染者に対する誹謗中傷も世界的な課題なんだというようなことで、見解を示しています。  地域社会に偏見や差別に広がらないような対抗策を講じることを進めておりまして、そのためのステップも幾つか段階的に示しておられます。  その中では、効果的な啓発として、感染経験者の声を広めるですとか、やっぱり事実をしっかりと正確な情報を伝えるというふうなこととか、幾つか、何点か大事なポイントが示されておりまして、その最後に、こんなことも書いてありました。  ちょっと印象的だったのは、偏見や差別は公衆衛生上の脅威だと。だから、単にこの誹謗中傷等が感染者の心や、その周辺の方々に非常に深い傷をもたらせていくということだけじゃなくて、何か結局感染することが罪だとか、悪いとか、怖いとか、そういうことで差別されるのが怖いから、感染を隠すとか、言えないとか、そういうようなことにもつながってくると、結局、誹謗中傷をやっている人たちの問題というか、その人たちにとってもマイナスの影響になるんだと。要するに、感染確率が、むしろ高まるんじゃないんかと、やっぱりそういうことを自然に感染したら、感染してしまったんだというようなことが、普通に受け入れられるような状況であれば、感染したということも言いやすいし、その辺の状況もしっかりとお話しやすいんだけど、その逆になると、却って周りの人たちにも影響があるよと、公衆衛生上、非常に問題があるんだよというふうなことの投げかけもしてありますので、ちょっとまた違った観点からも、いろんな手法、今言っていただいたことをいかしながら、まだ、これはコロナ一つに限らず、人権問題として、しっかりと皆さんにも啓発をしていただきたいということを、要望しときたいと思います。  もうあと一つだけ、簡単に聞かせてください。  新型コロナに負けるな赤ちゃん応援給付金ですが、これは令和2年4月28日から令和3年3月31日までに生まれたお子様に、同じように定額給付金をと交付するということですが、これは申請方法について、この頂いた資料には明記していただいています。もう既に定額給付金を受け取られた方については、八尾市がもう申請書兼請求書を送るので、それに必要事項を書いて出してくださいねということ書いてあります。  その辺については、まず、今日まで生まれている赤ちゃんについては、そういう手続がすぐにでもできると思うんですけれども、これから先3月末までに生まれてくる赤ちゃんについても、同じような申請方法ということになるんでしょうか。 ○委員長(越智妙子)  西野課長。 ◎市民課長(西野賢二)  委員おっしゃるとおり、もう既に出生届出していただいている方につきましては、まとめて郵送のほうもさせていただきます。  また、今後出生届出していただいた方につきましても、適宜情報のほう抽出させていただいて、郵送で申請書のほうを遅らせていただくと、手続的には変わりないところでございます。 ○委員長(越智妙子)  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  単純な発想なんですが、例えば、これから先に生まれてくる赤ちゃんについては、出生届に、手続に来られます。例えば、そのときにこの書類をお渡しするというような、そういうことは考えておられないんですか。 ○委員長(越智妙子)  西野課長。 ◎市民課長(西野賢二)  手続に来られるときに、出生届出せるのが、本籍地であれば、出生届を出せるということにもなっていますんで、必ずしも、この定額給付金の対象の方ばかりが出生届に来られるというわけではございません。
     ですんで、当然、出生届をお出しいただいたときには、チラシか何かでこういう制度がありますよという啓発はさせていただくんですけども、お送りするときには、もうピンポイントではないですけど、適切に対象者の方に確実にお送りさせていただくというふうな形で想定させていただいているところでございます。 ○委員長(越智妙子)  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  今回は、これから生まれてくる子も含めて、2000人ぐらいの赤ちゃんの数を予定しているということは、ちょっと事前にお聞きしておりましたけれども、少しでも、一日でも早く給付金が届くように、できるだけ簡素化、手続を簡素化していただいて、せっかくこれは喜んでいただける事業ですので、スピーディーに対応、簡素に手続できるような対応でお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(越智妙子)  他にありませんか。  田中裕子委員。 ◆委員(田中裕子)  もう手短にさせていただきます。  先ほどICTの関係で、ほぼ基盤整備で6500万円使うと、Wi−Fiの環境を整えるとか、そういうところかなと思うんですけど、ただ、これ一言だけ指摘をさせていただきたいと思うんです。  反対するものではありませんが、非常に大きな違和感を持っています。例えば休校中、学校で大規模な小学校や中学校でも電話が2台しかないとか。あと保育所の現場でもパソコンが、もう一台か、2台しかないと。それで非常に困難を来したとか。いろんな声を聞いてるんです。  今回の補正上げるに当たって、緻密に精査しながらとおっしゃっておられたんですが、やっぱり現状を見て、何が今、一番手だてが必要なのかと。そこについては、しっかりとこれからやっていただけなければいけないんじゃないかなと思います。ICT先にありきでは、市民も、現場も置いてけぼりになってしまって、IT産業の利益しかならないと、こんなことが絶対に起きないようにやっていただきたいなと思っているところです。  最後に、要望になるんですけど、今日の審査を通じて、業務を安定的に継続していかなければならないと。だから密をできるだけ避けるとか、もし、感染者が出た場合は消毒を服を着てやるとか、いろんなことがあったわけなんですが。やっぱりそこに土台として、社会的PCR検査を定期的に行っていくと。やっぱり学校、病院、保育所、市の職員も業務を絶対に途切れさすわけにはいかないわけですから、それを強く要望を、検討をしていただきたいと思います。  それと、感染者捜しや誹謗中傷というのも、絶対あってはならないことなんですが、ただ今、科学的にいえば、市中感染が広がる状況であれば、科学的に感染者を探し出さないといけないわけです。無症状感染者の方が感染を広げていくという事態が、今、起きています。  それでいうなら、診察、診断目的ではなく、防疫目的の大規模PCR検査が必要になってきます。これが今、八尾で必要かどうかは、私も科学者でも、専門家でもないので分からないんですが、必要であるならば、これを八尾市でも実施すべきだと、そこについても強く要望をさせていただきたいと思います。  最後の最後なんですが、これは審査の中でも国、府と歩調を合わせて、この間やってきましたとおっしゃっておられるんですが、今、社会経済活動を維持し、回復させることと、感染を抑え込んでいくという、この両立が非常に難しいと答弁でおっしゃっておられました。本当にそうだなと思うんです。  今現在どうかといったら、どんどん感染者が増え続けているんです。これからどういう事態になるんだろうというのは、もうみんな不安でいっぱいなんです。  国と府と歩調を合わせていてもいいんでしょうか。国は、臨時国会、これを今、開かないと言ってるんです。コロナには夏休みないのに、官邸は夏休みを取って、臨時議会も10月か、11月か。こんなばかげた話も出ているんです。  大阪府、大阪市、ここが一番の決め手になってくるわけなんですけど、ここについていえば、11月に都構想の住民投票やと、こんなことが今、先行しているわけです。私は、この審査の一連の中で、国、府と歩調を合わせてやってきたとおっしゃられるんですが、今、この事態を迎えている中で、私は国、府を動かしていく必要があるのではないかなと思うんですが、そこについては、やっぱり10日間の臨時議会で27億円の補正予算を上げられた市長さんに、どういう思いを持っていらっしゃるのか、きちんと御答弁いただきたいなと思います。こんな状況でいいんでしょうか。国、府が、八尾市は全力尽くしているわけですわ。国、府と歩調合わせるのではなく、今、国、府を動かしていくぐらい、やっぱり八尾市民の命と暮らしtお地域経済守るためには必要ではないかなと思うんですが、御答弁お願いします。 ○委員長(越智妙子)  東口副市長。 ◎副市長(東口勝宏)  御答弁申し上げます。  この間、国、府と歩調を合わせということで、いろいろ私どもで御答弁させていただいておりますけれども、当然、国あるいは、広域自治体である府と、我々基礎自治体である八尾市が全く同じ歩を進めるということでは、決してございません。  やはり適切に役割分担しながら、より私どもは住民の方に近い立場としてやらなければいけないことを、しっかりやっていくと。  その際に、理事者が申し上げたいのは、しっかり綿密に調整をしていくということでございますので、その御趣旨はしっかりとお伝えしたいと思います。決して歩調を合わせるということではございません。適切な役割分担の下、密接に連携していくという趣旨でございます。  それから、府も都構想という話ございました。今回の審議で申し上げるのが適切かどうかは分かりませんけれども、府もこの間様々な都構想も一方で、今、進めておりますけども、健康医療部中心に全庁を挙げて、このコロナ対策というのは、しっかりやっておるところでございますので、決して都構想だけやっているわけではないということは、御理解いただきたい。その一方で、私どもは八尾市として市民に近い立場でしっかりとやっておりますので、御理解よろしくお願い申し上げます。 ○委員長(越智妙子)  田中裕子委員。 ◆委員(田中裕子)  私も、今、府が果たしている役割を否定するつもりはありません。健康福祉部を初めとして、検査体制や、あと病床確保など、いろんな努力をしているなというのは感じているところなんですが。ただ、府、市一体となって、特に大阪市です。ここが区別の陽性率、患者数、検査数すら公開していないわけです。専門家会議、大阪市の会議も、もう6月か、7月以降、開かれていないわけです。そのことについて、府、市一体ということで指摘をさせていただきました。  以上です。 ○委員長(越智妙子)  他にありませんか。  副委員長。 ○副委員長(土井田隆行)  早よ終われというような顔を、皆さんやっているところに、まず最初に聞きたいのは、この臨時議会は、国の補正予算、地方創生臨時交付金の予算を2号補正として、八尾市としての23億円、国の自公政権の中で1号補正があって、そのときは、八尾市に来た部分も専決もしながら、スピード感を持ってやらなあかんやつはやるという形でやってきました。6月議会もある。  また、この2号補正の部分も、国では6月12日に可決され、そして、その使い道等、いろいろな部分が含めてある分については、事例集を、これは6月23日か、24日か、それぐらいに出てると思うんです。24日やね。その後には、新たな生活様式の分で7月3日にも出ています。  今回の臨時議会も10日間やる中で、しっかりとスピード感を持ってやらなければならないという中での、まず、23億円の中の20億円を使いながら、今回の臨時議会をやっていると、この中でしっかりと事例集等も、しっかりと見た上でやってるんかどうかということを、私は見ました。この23億円のこの臨時議会の議案について、事業についてやるべきことなんです。だからやらなければならないんですが、もっとやらなあかんことがあったんではないかということも含めて思うんです。  今コロナ禍で第2波がというような時期に、八尾市としてどういうような市民の安全・安心、また、社会経済活動をどうするんかということを考えたときに、市長は市政運営方針の中でも、全ての市民に光を当てると、このコロナ禍での危機的な状態の中で、この補正予算について、市長はこれで全ての市民に光を当ててるというような予算になっていると思っておられるんか。ちょっとそれだけお聞きします。 ○委員長(越智妙子)  市長。 ◎市長(大松桂右)  今の御指摘の部分でございますが、全ての市民に光が当たると、そういう考えの下、今回の予算も組ませていただいております。  ただ、物理的に全ての八尾市民26万人に、今回の予算が適用できているかという部分につきましては、ない部分もあろうかと思いますが、そういった視点において、しっかりと光が当たるというような部分で、予算をつけておりますんで、よろしくお願いいたします。 ○委員長(越智妙子)  副委員長。 ○副委員長(土井田隆行)  当然、これだけではという部分はあるので、3億円ほど9月議会にということも含めてあるのかも分かりませんし、不用額が出た部分に対してどうするんかということも含めてあると思うんです。  当然、9月議会にという、さっきからの議論もありましたけども、やっぱり時間がないというような思いを持っておられる部分もあるかも分からへんし、いろいろ聞いてたら、原課からの議案の提案というのが多いみたいやけど。もうちょっと企画も含めて、アンテナを張って、国はこういうことに使えるんですよ、ああいうことに使えるんですよと、それの一つが、負けるな赤ちゃん交付金、これかて国も一定、4月27日で締め切らなあかんという一つの節目が必要なんで、そうなっています。これを使っていただいて結構ですと、当然、私どもその中での議論をさせていただいているわけで、こういうことも含めてです。だから、事業の分があって、しっかりと産業のほうでも議論があったけども、不用額がそれこそ3分の2ぐらい出てくるような事業もあるように思います。だからこそ、また、それに関する部分も含めて、先ほど市長にお尋ねしたときも、全ての市民に、それだけではないと、全ての八尾市で事業を行っている事業者も含めて、八尾に関係ある方全てに何ができるんかという行政の思い、それを市長はしっかり持っておられるんだと思うんです。  だからこそ、9月議会では、しっかりとそこら辺も網羅したような事業を出していただきたいなということを思います。  そして、先ほど田中久夫委員が言ってた分で、この給付金のこういう広報の仕方、これもどうなんかといったときに、これはチラシ出してはりました。このところにも250億円の部分もコールセンターで書いてあるんですけど、実際ここに小さい字で書いてあるんです。市議会の審議を経て、実施予定ですと書いてあるんです。  ですが、電話がかかるんです。かかっているんです。私らも聞いたんです。でも、この議会が、審議が終わって、本会議で可決されてやっと、それからでないと詳細が分かりませんと。議会何してるねんと、私ら苦情を聞きました。しっかりとそこら辺の広報の仕方、また、そこら辺を考えていただきたいなと。  また、この今、臨時議会、8月7日に終わります。それについて、各マスコミが入れている部分の中には、8月7日の本会議で可決される見通しという、マスコミはこういうこと好きなように書いてある。そういう形で書いたらいいんですけども、今、市長が今回もプレス発表、7月29日の議会運営委員会の日に終わってから、これをされたと思うんです。これかて、前のときも机上に置いたままというような形がありました。これは7月29日、明くる日か、本会議のときかな。このときにあったんですけど、どこかの委員会でも、こういうのを出すんやったら、しっかりと執行部側は説明責任があるという中で、議案提出するんやったら、こういうことについては、議案とともに最低でも。一緒にでも出すべきではないかなと、こういうようなことも含めて思います。それについてのちょっと見解をお聞かせいただきたい。 ○委員長(越智妙子)  市長。 ◎市長(大松桂右)  まず、ちょっと何点かという、ちょっと全部はちょっとあれかも分かりませんが、9月定例会の部分等々につきましても、しっかりとこれからの状況を判断する中で、今も検討を始めている部分もあります。そういったところでしっかりと市民に光が当たるというような御提案もさせていただきたいと思っています。  今回の部分につきましても、これまでも庁内からのいろんな支援策というのがないかというところで、やはりそれぞれのアンテナを張っていると思います。  しかしながら、このアンテナを張ってでも、なかなか市民が実際思っておられる支援策、助けてほしいという部分がつかみ切れていないというのも、現実としてあります。そういったところをしっかりと私も含めて、市民さんの声をいかに的確に拾うかというところに気をつけながら、今回の予算も作らせていただいたところでありますんで。できましたら、我々だけではなしに、先ほどの他の委員からもありました。議会の先生方、議員の方々も、市民のところで常日頃、いろんな形でお声を聞いておられると思いますんで、過去にもありました議会としても、また何かそういった支援策があれば、御提案いただければ幸いかと思いますんで、よろしくお願いいたします。  先ほどの部分にも関連するんですけど、国が示すメニュー、それも参考にさせていただきました。  しかしながら、それが八尾市にとって当てはまるかどうかというところも、検討を加えながらやっています。この赤ちゃんの応援給付金というところも、我々はもう既に思いを固めて、予算で上げていこうという庁議というんですか、会議で調整をしているところに、唐突に新聞報道で、この交付金は赤ちゃんも、これも使えますよというのが出たので、我々としては、これが示されたから、今回これをやったんではなしに、あくまでも市として、その企画、その提案をしていこうという動きの中では、この赤ちゃんの事業についてもやるという方向で、指示を出しておりましたんで、そういった形でも、八尾市として、しっかりと独自の支援策というところもやっていかなければいけないとは思っております。  それと、情報の部分につきましては、もうおっしゃるとおりでございます。これまで私自身も、このタイムリーな情報の出し方というところを、もう本当に口酸っぱくして担当課、それぞれにも指示をしております。  しかしながら、先ほども御指摘ありました、市政だよりの在り方につきましても、やはりタイムラグがある。この1か月、2か月の間に大きくこのコロナに関連する状況も変化をするというところで、非常に悩ましいところもあります。  そんな中で、全戸配布という形で、全ての市民にしっかりと情報が届くということで、臨時号も作らせていただきました。これもいろいろこの臨時号を出すに当たりまして、議会のほうとも丁寧に説明をしながら、内容についてもしっかりと議会と調整をしていただく中で、議会としてそれがオーケーよ、駄目ということの意見があれば、それを尊重した中で内容を決めていこうということで、指示を出しておりましたんで、全てその辺が皆さん、議員さんが思うような対応になっていなかったとすれば、大変申し訳ないんですが、私どもも決して、議会を軽視しているわけではなしに、丁寧にしっかりとやってほしいということでやっております。  記社レク等々、また新聞報道等の御意見もありました。このタイミングというのが、非常に難しいございます。あくまでも今回は議会の上程が終わった時点で、しっかりとそういった資料も議会にお示しをすると同時に、一刻も早く、やはりスピーディーに市民に、こういったことが、今、議論されています、こういったことが決定しましたというところを示さないといけませんので、これが最終本会議まで待っておりますと、やはり最初はやっぱり議決をいただいて動く部分ではありますが、今の八尾の考えはこうですよというようなところも含めて、発信をしておりますので、その辺は、今後とも議会との調整をさせていただく中で、しっかりと情報発信はしていきたいと考えておりますんで、どうか、よろしくお願いいたします。 ○委員長(越智妙子)  副委員長。 ○副委員長(土井田隆行)  市長が言ってはるんで、もうあまりあれなんですけど。これに書いてるのが、力強く推進する追加の緊急対策を速やかに実施しますと。この下のところには、7月29日、八尾の市議会の臨時会に提案させていただいたということで、提案と同時、もう実施が確定しているような、この部分についてもどうなのかな。例えば、そういう実施に向けての予定とかいうようなことも含めて、やっぱり議会が議決してのことだと思うんです。当然、こんな議案は私ら全然反対するんじゃなくて、もっとスピーディーにやっていただきたいという部分を含めてあるんですけれども、しっかりと議会で可決等をする部分も含めてあるので、説明責任の上で、しっかりとやっていただきたいと。この思いを持っていて、当然、地方創生臨時交付金の分だって、23億円が第1号のときと第2号のときといったら、3倍からなったというのも、これは国や府やが目が届かないところを、しっかりと基礎自治体で、そういう事業をやっていただきたいという予算の部分があるので、言わせていただいておりますので、9月慌ててじゃなく、熟知した事業等の提案もしていただくためには、しっかりと慌てないで出していただけたらということと、議会への説明責任、今、市長が言っていただきましたので、しっかりとそれを受けて、議会としても、この一丸となって、市も、議会も、コロナ禍、これは第2波が始まっているんではないかという中で、しっかりと議論しながら市民の安全・安心、それに向けて頑張っていかなければならないという、私も決意をしておりますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(越智妙子)  市長。 ◎市長(大松桂右)  御指摘をしっかりと受け止めながらさせていただきたいと思っております。  今、お示しの記者レクで使った資料でございます。もうこれは、これまでも八尾市は、この記者レクというのが、なかなかタイムリーに、やっていなかったというところの中で、今回、こういった資料づくりにしても、担当課にかなりタイトなスケジュールの中で作っていただいております。これも別の委員会も御指摘あったんですが、もうちょっと早いこと出してこれたらいいのにというような、確かにそうなんです。今後そういったところはしっかり早めに出そうと思いますけど、今回、こういった試みをどんどん市民に情報発信をいかに早くするかというところで、やはり記者、新聞という報道というのは、非常に広く知らせていただける部分がありますんで、そういったところをしっかりやっていこうというところで、なかなか慣れない中で、こうやってきてる状況でございますんで、これもしっかりと職員の体制も含めて、今後の在り方も含めて整える中で、情報発信の強化を図っていきたいと思っております。  その中で、先ほど御指摘もありました。もし、この記者レク等々の情報の発信の在り方が、もうあくまでおかしいということであれば、議会のほうから、いつ我々は報道に、これまでも報道等々に関しては、記者レクというのもやっていきたいと思っておりますんで、このタイミングでしろというような日程があれば、ぜひ御教示いただけたらと思いますんで、よろしくお願いいたします。 ○委員長(越智妙子)  他にありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(越智妙子)  それでは、本件の質疑は、これをもって終わります。  これをもって、消防を除く当分科会所管分の審査を終了いたします。  以上で、当分科会が担当する案件の質疑は全て終了いたしました。 ───────────────────── ○委員長(越智妙子)  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 ───────────────────── ○委員長(越智妙子)  閉会に当たり一言御挨拶を申し上げます。  委員各位におかれましては、慎重かつ熱心に御審査をいただき、議事運営にも格段の御協力を賜りましたことに対し、厚くお礼を申し上げます。  また、執行部各位におかれましては、本日の質疑を十分に精査・検討され、今後の行政運営に積極的に反映されますよう要望しておきます。  それでは、市長から挨拶願います。  市長。 ◎市長(大松桂右)  本日は、委員会を開会いただき、また、慎重なる御審査を賜りましたこと、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。  この審査に当たりまして、委員の皆さんから、また委員会からいただきました御指摘等につきましては、しっかりと精査、検討を加える中で、今後の市政運営に反映していきたいと思いますんで、どうぞ、よろしくお願いいたします。  本日は、ありがとうございました。
    ───────────────────── ○委員長(越智妙子)  以上で、予算決算常任委員会総務分科会を閉会いたします。  お疲れさまでした。  午後0時34分閉会 ──────────────────────────────────────────────  〇委員長署名  ┌─────┬─────┬────────────────────────┐  │予算決算 │     │                        │  │常任委員会│越智妙子 │                        │  │総務分科会│     │                        │  │委員長  │     │                        │  └─────┴─────┴────────────────────────┘...