八尾市議会 2020-06-22
令和 2年 6月22日予算決算常任委員会(総務分科会)−06月22日-01号
ただいま議題となりました、議案第72号「令和2年度八尾市
一般会計第8
号補正予算の件」のうちの
消防所管分につきまして御説明申し上げます。
恐れ入ります、
補正予算書の26ページをお開き願います。
歳出予算の補正でございますが、款8消防費、項1消防費、目1
常備消防費では781万円を増額致すもので、
救急高度化事業費といたしまして
新型コロナウイルス感染症に係る
感染防止等のため、
救急業務における
感染防止衣等を購入する経費でございます。
次に、目3
消防施設整備事業費では826万7000円を増額致すもので、
新型コロナウイルス感染症に係る
感染防止等のため、
消毒用資機材等を購入に要する経費等として、
消防資機材整備事業費で121万円、
消防体制充実・
強化対策事業費で705万7000円をそれぞれ増額致すものでございます。
以上、
提案理由の説明とさせていただきます。
よろしく御審査賜りますよう、お願い申し上げます。
○委員長(
越智妙子)
提案理由の説明が終わりました。
これより、質疑に入ります。質疑ありませんか。
松本委員。
◆委員(松本剛)
本当に、また、先ほども申し上げたんですけども、今回の
新型コロナ対策に、本当に最前線で御尽力をいただいたことを、この場をお借りして御礼申し上げます。
何点かお伺いさせていただきます。
常備消防費のほうなんですけども、緊急事態の
感染防止衣類というのは、具体的に何を購入されたのかというのを、詳しく教えていただいていいですか。
○委員長(
越智妙子)
西村課長。
◎
救急救助課長(
西村元一)
感染防止衣について、お答えさせていただきます。
感染防止衣といいますのは、よく救急隊が着ている青色の不織布の生地になっております
感染防止衣、それを上下、
新型コロナウイルス疑いの患者等のために着ていくという形で、購入させていただいております。
また、
新型インフルエンザが八尾市内でも約1000名出るというようにお話を聞いておるということから、その1000名全てが
入院患者ということで、救急隊3名が活動するということで、約3000着必要ということになります。
現在、
消防本部としましても、2000着が保有という形になっております。それの在庫分が少ないという分と。
新型コロナウイルス第2波、第3波がいずれ来るであろうということも踏まえまして、約1700着要求させていただきました。
以上です。
○委員長(
越智妙子)
松本委員。
◆委員(松本剛)
でしたら、今回のやつは、今まで在庫をしていた分、それ在庫をしていた分というのは、
新型コロナウイルス用での在庫の分なのか、何か大規模災害とか、衛生面的な面で在庫をした、また、種類が違うものなのか。その辺詳しく教えてもらっていいですか。
○委員長(
越智妙子)
西村課長。
◎
救急救助課長(
西村元一)
これにつきましては、
感染症患者疑いも踏まえて、全ての
新型インフルエンザ、
新型コロナウイルスも踏まえて、全てで感染症という形で在庫を保有しておりました。
以上です。
○委員長(
越智妙子)
松本委員。
◆委員(松本剛)
今回のこの
感染防止衣類等というのは、
救急車両に乗っていただく方に配布するということで、例えば、火災現場とか、消防署、火災を消しにいく現場にいかれる方というのは、また別という形でいいんですか。
○委員長(
越智妙子)
西村課長。
◎
救急救助課長(
西村元一)
感染症における在庫としましては、もう感染症の疑いのある患者に対して、備蓄ということをさせていただいています。
ただ、それも踏まえまして、救急隊、消火隊、全てのものにも
感染防止を着ていかなければいけない
災害現場等もありますので、在庫という形は、総在庫数はまた別で確保しております。
以上です。
○委員長(
越智妙子)
松本委員。
◆委員(松本剛)
本当に在庫の確保の数というのは、すごく一定難しいものがあって、やっぱり第2波、第3波向けて、足りないとなると、すごく大事なもので、大きな問題になると思いますので、それも踏まえて、在庫のほうを余裕を持ってと、どこまでが余裕かというのは分からないですけども、在庫のほう余裕を持ってお願いしたいと思います。
続きまして、
消防設備のほうで今回、
設備機材事業費並びに
強化体制、この内訳を詳しく教えていただいていいですか。
○委員長(
越智妙子)
橋本課長。
◎
消防総務課長(
橋本和彦)
まず、
消防士機材整備事業費の121万円でございますが、こちらについては、
オゾン発生器を1台購入する経費でございます。
次に、
消防体制充実強化対策事業費では、消防署における
救急隊員を含めた職員の
感染防止としまして、
指令センター内に
空気清浄機を1台及び消防署及び出張所の各仮眠室の
ベッド周辺に
パーティションの設置、これは88台。そして、
空間除菌脱臭機としまして23台、これを設置する経費でございます。
以上です。
○委員長(
越智妙子)
松本委員。
◆委員(松本剛)
本当に、この
ウイルスというのが目に見えないものなので、どこでどういうふうな形で接触するかというのは、すごく皆さん気になるところだと思うんです。
いろいろオゾンとかという、こういう機器材というのは、今回初めての購入になるかと思うんですけども、これは何年ぐらいめどで、今後また第2波、第3波、これから先のことも考えて増やしていくような考えなのか。その辺お聞かせ願えますか。
○委員長(
越智妙子)
橋本課長。
◎
消防総務課長(
橋本和彦)
オゾン発生器につきましては、各救急車には、既に救急用として
オゾン発生器を設置させていただいております。
今回の
ポータブルタイプというところで、まず、移送用というところで整備させていただきたいと思っておりまして、今後、状況に応じて、そういった整備が必要になれば、その都度、更新なりしていきたいと考えております。
救急ほかの仮眠室の
パーティションについては、今回、実施させていただければ、一定、対応はできるものとは認識しております。
以上です。
○委員長(
越智妙子)
松本委員。
◆委員(松本剛)
本当に、
救急車両に関しましては、本当に患者さんの移送並びにそういう疑いのある方が救急車を、呼ばれる方が増えてるかと思います。
職員さんの方々が、もう安心していけると、私は大丈夫ですよという形で思ってもらえるような内容を、今後とも、第2波、第3波に向けまして、いろいろと対策をもんでもらえたらと思います。
以上です。
○委員長(
越智妙子)
他にありませんか。
田中慎二委員。
◆委員(
田中慎二)
さっきの
感染防止衣の件なんですけども、在庫があって、今、これまた発注して1700着ですか。それは納品は大体どのぐらいになる感じ。今、これ予算通ったら、発注と納品と。
○委員長(
越智妙子)
西村課長。
◎
救急救助課長(
西村元一)
5月当初、業者のほうに確認させていただきましたところ、11月ぐらいに納入ができるというようなお話を聞いていたんですけど。
コロナウイルスがもうずっと続いているということで、各都道府県の
消防本部が
感染防止衣というのを、かなり発注をかけてはるということで、現在のところ、入荷に関するのは、日程等は答えられないという形で、返事を得ております。
以上です。
○委員長(
越智妙子)
田中慎二委員。
◆委員(
田中慎二)
これは入札になったのか、随意契約、各、一つの企業さんにお願いしますという形になっていたんでしょうか。この分に関してはどう考えておられるんでしょうか。
○委員長(
越智妙子)
西村課長。
◎
救急救助課長(
西村元一)
これは入札になるように考えております。
以上です。
○委員長(
越智妙子)
田中慎二委員。
◆委員(
田中慎二)
いつ入ってくるか分からないとなると、多分消防さんも同じやと思うんですけど、これほど不安なことはないと思うんです。
現状2000枚でしたか、在庫があって、1700枚足したいんだという部分で、でも、いつ第2波が来るかも分からない。この在庫がどのぐらい持つと考えておられるのか。大体の、さっき1000人で発生するというのをどう考えておられるのかも含めて、教えてもらってよろしいでしょうか。
○委員長(
越智妙子)
西村課長。
◎
救急救助課長(
西村元一)
現在、
八尾消防としまして、
感染防止衣という在庫全てが約3000枚あります。これを全て
コロナウイルスの患者さん、最も多かった月が4月、38件の
新型コロナウイルスの患者さん救急搬送しております。それに関しまして3名の救急隊が出場するということを計算させていただきまして、約2年4か月持つというように考えております。
以上です。
○委員長(
越智妙子)
田中慎二委員。
◆委員(
田中慎二)
2年4か月もてば、そこまでには入ってくるやろうなという認識で考えさせていただいてよろしいんですか。分かりました。
ずっとこの間、
感染防止衣であったりだとか、
備品関係です。それしか隊員さん守るものがないんで、そこがもし足らなくなってしまうだとか、不足していってしまうとなると、先ほど、それこそ別の課の部分で、人事院の分で
緊急出動手当というか、コロナの手当で1000円、3000円にする云々の話はあったんですけれども、それよりも何よりもこっちのほうが大切なんで、きっとしっかりと2年半もつという、今のお答えお聞きして、なるほどなと思いましたので、2年半もつんやったら、何で今なのというのも、実際問題として、ちょっとあるんです。手に入らないときに、わざわざ買わなあかんのという思いも、若干ありますけども、それは念には念をという部分であるという部分で、予算計上されたなと思いますので、かしこまりました。
以上でございます。
○委員長(
越智妙子)
他にありませんか。
大星委員。
◆委員(
大星なるみ)
何点か、お伺いしたいと思います。
いつも特にコロナ
感染症蔓延下においては、御苦労をいただいていると思います。ありがとうございます。
今回も、コロナの
感染症予防ということで、様々な経費が計上されてありますけれども、これは国の
一定補助金の
メニューであるとか、そういったものは調べていただいたんですか。今回は市の単費ということになっているんですが、その辺の状況を教えてください。
○委員長(
越智妙子)
橋本課長。
◎
消防総務課長(
橋本和彦)
国の一次補正におきましては、消防における
消防活動用の
車両資機材の整備というところで、13億2000万円という額が
ホームページ等でありましたが、今回購入させていただく
資機材等には、そういった
メニューはなく、
救急車両であったり、搬送用のアイソレーター、そういったものが
メニューになっておりまして、今回、
八尾消防で購入する資機材には入っておりませんでした。
また、二次補正ですか。国のところでも、消毒やマスクの
感染防止具の配布というのがあるんですが、これも3億円というところを、国のほうでは計上されているんですが、今現在では、我々、八尾市のほうに
配布状況等の調査等が、今のところは具体的にはございません。
○委員長(
越智妙子)
大星委員。
◆委員(
大星なるみ)
そういう中で、やっぱり現場にとったら、今、必要なものだということで上げていただいたと認識しております。
先ほど聞いて、例えば、今回の経費の中に、
消防職員の方の仮眠室の
パーティションというようなことも含まれておりましたけれども、これは今までも、もう当然のことながら
感染防止という観点で、そういう対策を打ってきたのではないかなと思うんですが、いかがでしょうか。
言ったら、今頃ですかという、もっと前から
パーティションなんかあるんかなと思ったりしてたんですが、その辺はどのように考えたらいいですか。
○委員長(
越智妙子)
橋本課長。
◎
消防総務課長(
橋本和彦)
今まで、
新型コロナウイルスのこの感染症を発生する前までは、もう各仮眠室にベッドが並べて、職員が一斉に仮眠を取ってるというところでございました。
今回、感染症が拡大したことによりまして、
一定仮眠室の分散というのはさせていただいたんですが、何分スペース的な問題もございますので、全てが分散できたというわけではないので、今回、こういった
パーティションを設置させていただいて、
飛沫感染の防止というところを徹底させていただきたいというところで、購入を考えております。
以上です。
○委員長(
越智妙子)
大星委員。
◆委員(
大星なるみ)
今までなかったと、分散したり、いろいろ工夫はされていたけれどもなかったということなので、逆に驚きました。
そんな中で、本当に職員の中での感染というのがなかった、一部外からというのはありましたけど、というのは、本当によかったなと思っているところです。
どの職員もそうですけれども、特に、
消防職員の皆さん、
感染防止に関しては恐らくすごい緊張感を持って職場で働いて、予防に努めていただいていると思っております。
今後も、
感染防止にぜひとも力を入れていただきたいと思っています。
それから、もう一点だけお聞きしたいと思います。
先ほど
オゾン発生器1台分と121万円でしたか、計上されておりますけれども、その
オゾン発生器について、もう少し詳しく教えてください。
○委員長(
越智妙子)
西村課長。
◎
救急救助課長(
西村元一)
オゾン発生器といいますのは、
新型インフルエンザ、
新型コロナウイルス等、いろいろな感染症に当たりまして、除菌できるというような装置になっております。
現在、救急車にも全て
オゾン発生器装着しております。その
オゾン発生器によりまして、救急隊が搬送しました
感染症等の患者さんに対して、オゾンを使い除菌をし、その後、
アルコール等で
救急車内を消毒し、完全な
除菌状態にして、次の
救急出場に当たるように努めております。
以上です。
○委員長(
越智妙子)
大星委員。
◆委員(
大星なるみ)
感染者を搬送する場合に、搬送した後です。除菌する、消毒というのがいいのか、するために、
オゾン発生器を使うということなんですが、これはコロナにも非常に効果があるということで、先日、奈良県立医大の
研究グループの方も発表していて、注目を浴びているところなんですが、これは今までも使用されていたんでしょうか。
○委員長(
越智妙子)
西村課長。
◎
救急救助課長(
西村元一)
新型インフルエンザに限らず、季節性の
インフルエンザ等にありましても、患者さん搬送時にはオゾンで除菌をしておりました。
以上です。
○委員長(
越智妙子)
大星委員。
◆委員(
大星なるみ)
ということは、今回追加、その装置を追加して買うということなんですか。
○委員長(
越智妙子)
西村課長。
◎
救急救助課長(
西村元一)
現在、
オゾン発生器にありましては、救急車には装置しておるんですけど、1台
ポータブル式の
オゾン発生器を
八尾消防として使用しております。この
オゾン発生器にありましては、平成21年に購入しており、もう既に11年経過しております。
業者等に確認しましたところ、耐用年数にありましては7年ということを聞いております。修理等のメンテナンスも、現在のところできないということも聞いておりますことから、もう一台購入を要望させていただきました。
以上です。
○委員長(
越智妙子)
大星委員。
◆委員(
大星なるみ)
実質的には、追加というよりは更新に近いというようなことですか。分かりました。
それでしたら、追加は追加で必要なのかなと、私は思っていたので、取りあえず新しい装置を1台確保するということは、今後必要だと思いますので、提案に対して、私は賛成するところです。確認させていただきました。
○委員長(
越智妙子)
他にありませんか。
田中裕子委員。
◆委員(
田中裕子)
消防のほうでは、5月の上旬に感染者が出たということで、誰もがいつなってもおかしくないことですから、そのことについては、どう対応したかと、そこが非常に大切なことかなと思うんです。
そういう経験から得られた教訓や課題とかが、今回の予算にどう込められているのか。その辺について教えていただけたらなと思います。
○委員長(
越智妙子)
山口副署長。
◎消防署副署長(山口康英)
まず、私のほうから
司令センターで感染発生したときの対応です。そのことについて御説明をさせていただきます。
御存じのように4月26日に一名、5月1日に2名ということで、消防士でセンターのほうで職員の感染が判明したわけですけれども、その際、いずれの際におきましても、保健所の指導に基づきまして濃厚接触またはその疑いのある職員を速やかに自宅待機という形の措置を取らせていただきました。
そして、同時に
司令センターを含めた庁舎内の消毒作業、これを入念に実施いたしております。
また、来庁者の方の
感染拡大防止、そういった観点から
消防本部庁舎の立入りを一時禁止させていただく、そういう措置を取らせていただいてところでございます。
以上です。
○委員長(
越智妙子)
橋本課長。
◎
消防総務課長(
橋本和彦)
この今回の補正予算にどのように反映しているかというところなんですが、まず、感染者が発生した場合に、保健所のほうから調査という形で
消防本部に来られたときに、まず、感染リスクの高いというところが、仮眠室、ここが感染リスクの拡大が非常に危ないところだというところでありました。
それに伴いまして、今回
パーティションの設置であったり、そういった
空気清浄機、また除菌脱臭機、これを設置させていただいて、一定のリスク回避というのをさせていただきたいということで、上げさせていただいております。
また、そのほかにも寝具です。これのシーツなんかも、今まで共用で使っていたものを、個人対応という形で切り替えさせていただいて、現在、対応しているところでございます。
以上です。
○委員長(
越智妙子)
田中裕子委員。
◆委員(
田中裕子)
分かりました。それも踏まえてなんですけど、引き続いて、今回の予算について、具体的にお聞きしたいんですが、先ほどからも質問が、質疑があった
感染防止衣のことなんですけど、今現在2000着あると、今回1700着要求をしたと、3700着確保ができると御答弁があったと思うんです。
3000着必要だと、その根拠として
新型インフルエンザ、これが重症者、入院する方が1000人出てくると、これ掛ける3人の隊員で3000着必要だということで、おっしゃっておられました。
それでいうと、3700着のうち、
新型インフルエンザ用は2000着、残りの700着が純粋にいけば新型コロナ感染症かなと思うんですけど、私は想定として
新型インフルエンザもいつ来るか分からないという想定が必要だと思うんです。
そもそも
新型インフルエンザ特措法、大阪府においては行動計画、八尾市においても行動計画ができていると。私は
新型インフルエンザのほうが先に来るん違うかと思っていたんですけど、今回、新型コロナが来たと、これは同時に来てもおかしくないわけです。想定としては、
新型インフルエンザがいつ来てもおかしくないという想定で、今回、この
感染防止衣です。その確保を考えておられると考えてもよろしいでしょうか。
○委員長(
越智妙子)
西村課長。
◎
救急救助課長(
西村元一)
新型インフルエンザに関しましては、先ほど述べさせていただきましたように、1000名の方が八尾市内で入院される患者さんが発生するということで、3000着を要望させていただいています。それプラス700着というのは、
新型コロナウイルスも踏まえまして、
新型インフルエンザ、
新型コロナウイルス、それ以外の感染症もひょっとしたら出てくるかもしれないということも踏まえまして、余剰分という形で要求させていただいております。
以上です。
○委員長(
越智妙子)
田中裕子委員。
◆委員(
田中裕子)
ちなみに、感染爆発には至らなかったけれど、第1波のときに、どれだけこの
感染防止衣を使われたのか。そこについて教えていただけますでしょうか。
○委員長(
越智妙子)
西村課長。
◎
救急救助課長(
西村元一)
5月末日まででお話させていただきます。
新型コロナウイルス疑い陽性の患者さん、5月末日までで70件、救急で搬送しております。救急隊にありましては、1隊3名出場という形で210着を使用しております。
それプラス救急活動に関しましても、疑いじゃないんですけど、発熱等で
感染防止衣上下を着ていってるということもありまして、現在、約300着使用しております。
以上です。
○委員長(
越智妙子)
田中裕子委員。
◆委員(
田中裕子)
疑いも含めて、約300着、第1波のときに使用してると。
ただ、これも感染爆発は起きていないんです。防ぐことができたということで、それで300着を使用したと。
今後、700着で
新型コロナウイルスやその他とおっしゃっておられたんですけど、これは第2波、第3波が必ず来ると言われているんですけど、その心構えで、今、望んでいると思うんですけど。あってはならないことですが、感染爆発やいろんな状況を想定したときに、第1波で300着使ったと。今の時点で700着、これで足りるのかどうか。ここについては、私もやっぱり非常にこれで足りるか足りないかという判断でいえば、ちょっと不安だなと、正直言って実感として思ったんです。
だから、臨機応変にこの点については700着を一気に増やせるような、そういう状況というのを作っておいていただきたいなと思いますし、
新型インフルエンザと
新型コロナウイルス感染症同時に来るということもあり得ると、そのことについては、想定もして、しっかりと対応をしていかなあかんのではないかなと、これは要望として申し上げたいと思います。
この
感染防止衣をどれだけ使ったかというのを聞かせていただいて、5月末までに70件の救急搬送があったと、疑いもある搬送もあったということなんですけど、参考に聞かせていただけたらなと思うんですけど、八尾の救急の現場で、この
新型コロナウイルス感染症の方の搬送先を確保するために、非常に時間がかかったとか、困難を来したとか、そういう事例はあったかどうか。教えていただけますでしょうか。
○委員長(
越智妙子)
西村課長。
◎
救急救助課長(
西村元一)
現在のところ、時間を要したという救急事案はありませんでした。
ただ、もともと既往症という形で、別の病気を持っておられている方が、発熱等が発生したという場合、疑いも踏まえまして、その患者さんを搬送するに当たって、病院がそういった形では診れないというのはあったんですけど、すぐ病院のほうは救急隊のほうで調べさせていただいて、時間かかることなく搬送はできております。
以上です。
○委員長(
越智妙子)
田中裕子委員。
◆委員(
田中裕子)
分かりました。
先ほど、御答弁でもあったんですが、保健所からの指導も踏まえて、リスクが高かったのが、仮眠室であったと。そこで今回、
パーティションをしたりとか、
空気清浄機を置いたりとか、そういうことを手だて打つという、そういうこともあるし、
司令センターについてもいろいろ高度な機械とかあるので、窓を開けっ放しでやるとかもできないので、業務用の
空気清浄機を置かれるということで、御答弁もあったと思うんですけど。これは本来でいえば、仮眠室はやっぱりもっと広げるべきやと思うんです。狭いならば広くすると。
パーティションもきちんと設けていくと。
司令センターについて言っても、業務用の清浄機ではなくて、本来ならば高度な機械にも対応する空調機の設置が必要じゃないかなと思うんですけど、その辺については、限られた条件の中やったと思うんですけど、検討や議論はどうされたのか。教えていただけますでしょうか。
○委員長(
越智妙子)
橋本課長。
◎
消防総務課長(
橋本和彦)
仮眠室につきましては、現有の庁舎のスペースというところで、多くの
消防本部では、今、感染症のリスクとかいう回避のための個室化が進んでおりますが、現有の庁舎でその個室化をする場合に、どうしても仮眠できる人数が減ってしまうというところで、今回は個室化というのは断念したというところでございます。
司令センターの空調につきましては、一定機械換気というのは設置させていただいているんですが、能力的にも足りないというところもあり、その辺の機械のバージョンアップです、グレードアップも検討はさせていただきましたが、ダクトの大きさであったりとかいうところも問題もありましたので、今回、
空気清浄機というところを選定させていただいたというところでございます。
以上です。
○委員長(
越智妙子)
田中裕子委員。
◆委員(
田中裕子)
当面の対策として、
パーティションとか、あと司令室では
空気清浄機もあり得るかなと思うんですけど、例えば司令室でいえば、ダクトの大きさとか、バージョンアップについては、これは早急にやっていく必要があるんじゃないかなと、このように考えます。
それと、これは八尾市公共施設マネジメント実施計画のパブリックコメントも行われていて、今回、それの案もとれた中身も出されているんですけど、素案のとき、パブリックコメントのときにも書かれてたんですけど、25ページに防災拠点施設の保全の方向性についてとあるんです。
そこで、
消防本部庁舎は建築後46年を経過しており、老朽化による堅牢性の低下の観点から、機能更新等の検討時期を迎えています。
また、大規模化する災害への対応が求められており、施設の強靱化はもとより、消防の組織力を最大限に発揮するため、
消防本部庁舎の規模の見直しや訓練、施設等の機能充実も必要になっていますと。これらの課題を踏まえ、
消防本部庁舎は防災中枢拠点として、あるべき機能や規模等について検討をし、建て替えを含めた機能更新について、機能構想等の策定を進めますと、こうあるんですが、これについての具体的なスケジュールというか、どういう時期的なものとして捉えたらいいのか。そこについて教えていただけますでしょうか。
今回の予算で狭い仮眠室や、あと司令室を本来空調機付けるところを、今、業務用の
空気清浄機という形で対応されているんですが、これは抜本的な改築というか、抜本的な拡充、機能更新が必要だと思っているんですけど、その辺については、どうお考えになっているのか。お聞かせください。
○委員長(
越智妙子)
橋本課長。
◎
消防総務課長(
橋本和彦)
庁舎の関係については、築50年を過ぎた建物もございます。今、仮眠室の話でもありましたように、機能というのがかなり個室化であったりというところが、全国的に進められているというところです。
また、庁舎のスペースです。ほかの
消防本部の保有資機材も増えてきておりまして、その収納スペースの問題も出てきておりますので、そういったところは、我々認識した上で、今後、庁舎を検討する上では、しっかり基本構想なりでうたっていきたい。このようには考えております。
以上です。
○委員長(
越智妙子)
田中裕子委員。
◆委員(
田中裕子)
分かりました。ぜひ、急いでいただきたいと思います。
それと、これは特殊勤務手当のときにも、要望させていただいたんですけど、今回、
感染防止衣の予算とか、あと緊急搬送のこととか、たくさん出てきました。ここでも改めて要望させていただきたいなと思うんですけど、私は本来ならば
救急業務に携わる方全員のPCR検査、これが必要だと考えます。
でも、少なくとも今の時点で、この特殊勤務手当、これに該当する方についてはPCR検査を定期的に、また業務に携わった後、しかるべき時期にきちんと受けていただくと、このことが必要だと考えているんですが、現場としてどうお考えなのか。お答えください。
○委員長(
越智妙子)
山口副署長。
◎消防署副署長(山口康英)
救急隊員の検査の実施につきましては、感染の早期把握、そういったことを踏まえますと、効果的なものであるということは認識はしております。
ただ、PCR検査につきましては、保健所のほうにお伺いしましたところ、有症状の方、それと濃厚接触、それと今は妊婦の方、そういった方に限られているということで、無症状の
救急隊員が全て受けれるという状況には、今はないと伺っております。
ですので、
救急隊員、全ての救急事案で感染を頭に置いた活動をするようにということで、標準の感染予防策をしっかり取って、感染リスクの低減・回避、図っているところでございますけれども、少しでも自覚症状が出れば、速やかに申し出るように隊員にも徹底しておりますので、必要に応じて保健所の指導に基づきまして、迅速・適切な対応に当たってまいりたいと、このように考えております。
○委員長(
越智妙子)
田中裕子委員。
◆委員(
田中裕子)
全ての
救急隊員の話はそうなると思うんです。でも、それだとしても、自覚症状が出る前、2日前ぐらいからもう感染広がっていますよと、もうWHOでも、今、基準が、厚労省でも変わっているわけですから、そこについては、症状が出てからの対応では遅いんです。
私が、今、お聞きしたのは、特殊勤務手当です。やっぱりこれを受けるような方に対して、PCR検査をきちんと受けるべきではないかと、その辺についての認識はどう考えておられるのか。お答えください。
○委員長(
越智妙子)
山口副署長。
◎消防署副署長(山口康英)
委員御指摘のとおり、検査の受診というのは、我々も希望するところではございますけども、今現在、その検査の受診の体制というものが、先ほど御説明させていただいたとおり、限られた条件という形になっておりますので、今後も保健所のほうと相談させていただきながら、速やかに対応をさせていただきたいと考えております。
○委員長(
越智妙子)
他にありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
越智妙子)
なければ、2回目の質疑に入ります。
質疑ありませんか。
田中慎二委員。
◆委員(
田中慎二)
さっき
オゾン発生器の件で、気になったんですけど、これは搬送後に使うんですか。搬送時に使うというのが、分からなかったんですけど、搬送している間に、そんなんオゾン炊いてしもうてええんかというのがあるんですけど、その確認だけ。
○委員長(
越智妙子)
西村課長。
◎
救急救助課長(
西村元一)
搬送後に使用させていただきます。
以上です。
○委員長(
越智妙子)
田中慎二委員。
◆委員(
田中慎二)
結構でございます。
○委員長(
越智妙子)
他にありませんか。
田中裕子委員。
◆委員(
田中裕子)
最後に、強く要望ということで、これは何のために、今回予算が組まれたかと、
感染防止なんです。絶対に感染したらあかんと。その最後のとりで、感染してるかどうかという検査は、やっぱり職員にとっても決定的であり、また患者さんにとっても決定的なわけなので、強く要望して終わらせていただきたいと思います。
○委員長(
越智妙子)
他にありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
越智妙子)
それでは、本件の質疑はこれをもって終わります。
これをもって
消防関係の審査を終了いたします。
─────────────────────
○委員長(
越智妙子)
議事の都合により、暫時休憩いたします。
午後0時04分休憩
◇
午後1時10分再開
○委員長(
越智妙子)
休憩前に引き続き分科会を再開いたします。
─────────────────────
○委員長(
越智妙子)
次に、消防を除く当分科会関係の審査を行います。
まず、議案第59号「令和2年度八尾市
一般会計第6
号補正予算専決処分承認の件」のうちの当
分科会所管分を議題といたします。
下村
財政課長から
提案理由の説明を求めます。
下村課長。
◎
財政課長(下村利幸)
ただいま議題となりました、議案第59号「令和2年度八尾市
一般会計第6
号補正予算専決処分承認の件」のうち、当
分科会所管分につきまして御説明申し上げます。
恐れ入ります、
補正予算書の1ページをお開き願います。
今回の補正は、歳入
歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ7億5790万円を追加し、歳入
歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ1326億3822万9000円とするものでございます。
それでは、
歳出予算の補正につきまして御説明申し上げます。
14ページをお開き願います。
歳出予算の補正でございますが、款3民生費、項5国民健康保険事業特別会計繰出金におきまして、目1国民健康保険事業特別会計繰出金で2億円を増額するもので、国民健康保険料の負担緩和を図るための
一般会計からの繰出金でございます。
以上が、
歳出予算の内容でございます。
次に、歳入予算につきまして御説明申し上げます。
恐れ入ります、12ページにお戻り願います。
今回の補正の財源といたしまして、款18繰入金、項1基金繰入金、目1財政調整基金繰入金におきまして、一般財源として7億5790万円を増額補正するものでございます。
以上が、歳入予算の補正の内容でございます。
なお、本件につきましては、
新型コロナウイルス感染症に係る対応といたしまして、特に緊急を要したため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、令和2年5月22日付で、専決処分をさせていただきましたもので、同条第3項の規定により、市議会の御承認をお願いするものでございます。
以上、
提案理由の御説明とさせていただきます。
よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。
○委員長(
越智妙子)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
越智妙子)
なければ、2回目の質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
越智妙子)
それでは、本件の質疑はこれをもって終わります。
─────────────────────
○委員長(
越智妙子)
次に、議案第65号「令和2年度八尾市
一般会計第7
号補正予算の件」のうちの当
分科会所管分を議題といたします。
下村
財政課長から
提案理由の説明を求めます。
下村課長。
◎
財政課長(下村利幸)
ただいま議題となりました、議案第65号「令和2年度八尾市
一般会計第7
号補正予算の件」のうち、当
分科会所管分につきまして御説明申し上げます。
恐れ入りますが
補正予算書の1ページをお開き願います。
今回の補正は、歳入
歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ5億9089万9000円を追加し、歳入
歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ1332億2912万8000円とするものでございます。
それでは、
歳出予算の補正につきまして御説明申し上げます。
20ページをお開き願います。
歳出予算の補正でございますが、款2総務費、項3戸籍住民基本台帳費、目1戸籍住民基本台帳費におきまして、国外転出者によるマイナンバーカード等の利用に係るシステム改修を行うための費用として、住民基本台帳システム経費で1109万8000円を、個人番号カード発行業務交付金の引上げに伴い、事務経費で3034万5000円を、それぞれ増額するものでございます。
以上が、
歳出予算の内容でございます。
なお、戸籍住民基本台帳費の補正に係る資料を、お手元に配付させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。
次に、歳入予算につきまして御説明申し上げます。
恐れ入ります、16ページにお戻り願います。
今回の補正の財源といたしまして、まず、款1市税、項1市民税、目1個人で5063万8000円を増額するものでございます。
次に、款10地方交付税、項1地方交付税、目1地方交付税で1億5000万円を減額するものでございます。
次に、款14国庫支出金におきまして、項1国庫負担金では、目2民生費国庫負担金で4372万5000円を、目3衛生費国庫負担金で8068万2000円を、項2国庫補助金では、目1総務費国庫補助金で4144万3000円を、目2民生費国庫補助金で1億9279万3000円を、目5土木費国庫補助金で4866万4000円を、目7教育費国庫補助金で1066万3000円を、それぞれ増額するものでございます。
次に、18ページをお開き願います。
款15府支出金、項1府負担金、目2民生費府負担金で1029万1000円を増額するものでございます。
次に、款18繰入金、項1基金繰入金、目8産業振興基金繰入金で200万円を増額するものでございます。
次に、款21市債、項1市債におきまして、目2民生債で2420万円を、目6土木債で3580万円を、それぞれ増額するものでございます。
次に、款22法人事業税交付金、項1法人事業税交付金、目1法人事業税交付金で2億円を増額するものでございます。
以上が、歳入予算の内容でございます。
恐れ入りますが6ページにお戻り願います。
次に、地方債の補正でございますが、社会福祉施設等施設整備補助事業ほか2事業につきまして、それぞれ限度額を変更するものでございます。
以上、
提案理由の御説明とさせていただきます。
よろしく御審査賜りますよう、お願い申し上げます。
○委員長(
越智妙子)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑ありませんか。
松本委員。
◆委員(松本剛)
マイナンバーカードの件で、お伺いさせていただきます。
これは、今回マイナンバーの海外転出者の方という意味合いで、これは国費が入ってるんですけども、これは八尾市において、何人ぐらいが対象の方になっているのか、教えていただいていいですか。
○委員長(
越智妙子)
西野課長。
◎
市民課長(西野賢二)
お答えさせていただきます。
手元にございます資料でございますが、平成30年度と令和元年度の直近の数字でお答えさせていただきますが、八尾市におきましては、平成30年度が359人、令和元年度が330人という数字で把握しているところでございます。よろしくお願いいたします。
○委員長(
越智妙子)
松本委員。
◆委員(松本剛)
これは、現在なんですけども、逆に現在、海外にいてはる方に対してとか、例えば新しくこういう形になりましたよということを伝えていくという意味合いで、何かお考えはあるのか。教えてもらっていいですか。
逆に、これは今回新しく海外に行かれる方というのも、新しくなっている上で、知らないままいかれる方というのがいてると思うんですけど、その辺の周知について、何か考えておられるんであれば、教えていただいていいですか。
○委員長(
越智妙子)
西野課長。
◎
市民課長(西野賢二)
先ほどお答えさせていただいた数字なんですが、補足させていただきますと、国外へ転出される方が毎年360人、330人いらっしゃるというところで、数字のほうをお答えさせていただいたところです。
周知のところなんですけど、今回、システムの改修ということで、国のほうにおきましては、これから4年ぐらいかけて、このシステム、第一歩になります。市町村のほうで、一定システム改修をしながら、今後そういったマイナンバーが使えるような体制を構築していくというための補正予算を、今回計上させていただいているところです。
具体的な周知の方法とかにつきましては、まだ現状においてどのようにやっていったらええかということにつきましては、まだ我々も持ち合わせてはいないところなんでございますが、一定、海外へ転出される届出がなされたときに、こういった制度がありますよという周知は考えられるのかなと、今現状においては考えているところでございます。
○委員長(
越智妙子)
松本委員。
◆委員(松本剛)
八尾市におきましては、マイナンバーカードの取得されている方というのは、大阪でも一番やと、全国でも有数になっているという中で、海外に行かれるからということで、何も分からず行かれる。逆に、また八尾市にいてはる方々が、もっと今以上にマイナンバーを取っていただけるように、せっかく出張所窓口等も復活しますので、そういうなんも含めた上で、周知していただく。逆に、新しくマイナンバーのほうを取得していただけるような何か内容を組んでいただけたらなと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。
○委員長(
越智妙子)
他にありませんか。
大星委員。
◆委員(
大星なるみ)
歳入のところで、教えてほしいことがあります。
予算書の16ページに、地方交付税、補正額としてマイナス1億5000万円ということになっているんですが、それは何か原因があるのか。教えてください。
○委員長(
越智妙子)
下村課長。
◎
財政課長(下村利幸)
今回、地方交付税で1億5000万円の減額をさせていただいている要因なんですけれども、予算書の18ページ、19ページの一番下段のところに、法人事業税交付金というものが、今回、創設されておりまして、今回、これの補正を2億円計上させていただきました。
今回、この税を計上させていただくに当たりまして、それの差引きということで、交付税のほうで、いわゆる基準財政需要額というところで参入される税なんですけれども、それの75%、基準財政収入額という形で計上させていただくものなんですけども、それが1億5000万円相当ということで、1億5000万円の減額。法人事業税交付金の裏返しという形でございます。
以上です。
○委員長(
越智妙子)
大星委員。
◆委員(
大星なるみ)
なかなか難しいなと思って、今の説明。法人事業税交付金そのものが、これは割と新しい交付金の制度です。確か消費税が8%から10%に上がったときに、税制の改正がいろいろ行われて、その際にできたと。法人事業税の一部を都道府県から八尾市であれば、大阪府から八尾市に交付するもんやと、いろいろ算定の計算や何やと見ましたけど、もう一つぴんと来なかったんで、お聞きしたんですけれども。この法人事業税交付金という2億円というのは、何かやっぱりそういった算定方式によって、今回が2億円ですよという、細かいことはいいんですが、そういうことなんですか。
○委員長(
越智妙子)
下村課長。
◎
財政課長(下村利幸)
委員御指摘のとおり、これは大阪府が税源としてもらう法人事業税の一部を交付金という形で、市町村に交付されるもので、その一部のその率が毎年変わってまいります。
今回は、その率に応じて算定した結果、2億円というような形で計上させていただいておるんですけども。委員御指摘のとおり、これは消費税の8%から10%に引き上げられるのに当たりまして、いわゆる地域間の税源の是正を図るために、市の直接の財源となる、いわゆる法人市民税が減少されて、それの差引分として、交付税あるいは、これの法人事業税交付金という形で、交付されるような、組み替えをされた関係上、今回、2億円という形で補正をさせていただくものでございます。
以上です。
○委員長(
越智妙子)
大星委員。
◆委員(
大星なるみ)
法人市民税との兼ね合いもあるということだったんですが、これはイメージとしてです。間違っているかもしれないんですけど、例えば、今回こういうコロナの影響があって、事業者さんも大変厳しい状況にあると。そしたら、そういう事業者さんの厳しい状況というのは、来年のこの法人事業税交付金というのに、やっぱり影響があるということなんでしょうか。漠然と思っているんです。
だから、この金額は、その年その年によって、いろんな計算が、いろんな関係もあると思うんですが、今、事業者さんが厳しい状況であれば、ここも普通は減ってくる、あるいは、逆に補填する分が増えてくるということなんか。そういう考え方については、教えていただけたらと思います。
○委員長(
越智妙子)
下村課長。
◎
財政課長(下村利幸)
委員御指摘のとおり、今回、補正予算を計上させていただくに当たりまして、この2億円という、大阪府の算定結果について、今後、このコロナの影響を受けるんじゃないかという形で問合せはさせていただいたんですけども、現時点では、どれほどの影響があるか分からないということで、一旦は、今回この配分結果という形で2億円交付していただいたんですけども、今後、恐らく法人・個人どちらもコロナの影響はあろうかと思いますので、その辺りについては、こういう交付金についても影響は一定あるものと考えております。
○委員長(
越智妙子)
他にありませんか。
田中裕子委員。
◆委員(
田中裕子)
戸籍住民基本台帳の住基システム経費です。このシステム改修のことで、教えていただきたいんですが、先ほど御答弁で4年をかけてシステム改修を行っていくと。今回は、その第一歩だということで、御答弁があったと思うんです。
今回の改修については、頂いた資料読ませていただいたんですが、デジタル手続法による国外転出者によるマイナンバーカードの公的個人認証の利用とあるんですけど、これは具体的に4年かけてシステム改修するというのは、どういう中身なのかと。
今回、第一歩だというのは、どの範囲なのかというのを、教えていただけたらなと思うんです。事前に、私きちんと聞けていない部分も含めてなんですけど、よろしくお願いします。
○委員長(
越智妙子)
西野課長。
◎
市民課長(西野賢二)
私のほうが、第一歩という説明をさせていただいたんで、混乱を生じさせたかなという気はするんですけど。まず、令和2年度におきましては、当然、この連携を図っていく上で、やっぱり環境整備を整えなあかんということで、国もそうですし、各市町村で持ってるシステムを、連携させていく上でのシステム改修ということで、今回国のほうで10分の10の補助金を補助していただきながら、システム改修を行うということになってございます。
今後、国のほうから、今、示されている作業スケジュールというところで、4年をかけてという御説明をさせていただいたんですが、システム改修をさせていただいた以降、令和3年、令和4年、令和5年にかけて、そのシステムがちゃんと稼働するのかといったようなテストデータの送付とか、そういった分の稼働状況を見ていくというスケジュールになっていまして、この辺の部分について、市町村のほうでお金が生じるのかというのは、まだ現状においては示されていないところなんですが、今年度につきましては、システム改修を一定する中で、今後、令和3年から令和5年にかけて、稼働に向けて様々な作業がなされていくというスケジュールになっているところでございます。
○委員長(
越智妙子)
田中裕子委員。
◆委員(
田中裕子)
そのシステム連携についてなんですけど、具体的に何と何のシステムが連携して、その根拠となる法律です。どの条項とどの条項が結び付いて、その根拠となる法律は何かとか。詳しく教えていただけたらなと思うんです。
この資料には、戸籍の附票です。戸籍の附票が、今回、記載事項の追加とか、システムの連携となるのかなと思うんですけど、私もよく分からない部分があって申し訳ないんですが、分かりやすく、ゆっくり説明していただけたら助かります。
○委員長(
越智妙子)
西野課長。
◎
市民課長(西野賢二)
今現状のお話をさせていただきますと、国外へ転出された方につきましては、マイナンバーカードにつきましては、これは住民基本台帳をベースにしていますんで、海外へ転出された方につきましては、システム上、除くというか、削除されるような形になっています。自ずとその結果、マイナンバーについては、海外へ転出された結果、そのまま活用ができないという状況が、今、課題となっています。
それを受けまして、一定どういったら海外でマイナンバーを使えることになるのかというところで、戸籍のほうで附票というのがございます。この附票を活用しまして、マイナンバーカードを運用する上で、必要な情報をこの附票の中を見にいくことで、海外に行かれても、一定マイナンバーが使えるようなシステムを構築すると。今は全然ばらばらの住民基本台帳しか見にいってないもんを、一定附票と結び付けることで、海外に行かれた方もマイナンバーを使えるようなシステムを構築するというところになってございます。
具体的には、これに伴いまして、法律のほうも所々改正のほうもされているところなんですけども、例えば、住民基本台帳法の一部を改正することで、これまで戸籍の附票の中で情報を持てなかった分を、一定情報を持てるようになったりとか、当然、マイナンバー法の一部の改正もされていますし、公的個人認証法の一部改正ということで、関係法令の改正がもろもろされているというところでございます。
○委員長(
越智妙子)
田中裕子委員。
◆委員(
田中裕子)
先ほど御答弁の中で、対象となる人が330人だとおっしゃっておられたんですけど、今回、私の理解では、間違ってたら言ってください。今回のシステム改修というのは、全市民対象に、全市民の戸籍の附票がマイナンバーと結び付くと、こう理解していてもよろしいんでしょうか。
○委員長(
越智妙子)
西野課長。
◎
市民課長(西野賢二)
先ほど申し上げた数字の330人の方だけではなくて、全ての住民の方のデータと言いますか。それが附票のほうとリンクをすることで、国外へたとえいかれても、マイナンバーが使えるような環境を整えるというところでございます。
○委員長(
越智妙子)
田中裕子委員。
◆委員(
田中裕子)
現在、戸籍の附票というのは、過去の住所全て記載されているものと。私も詳しいことが分からないので、戸籍とかというのは奥深い分野やなと思うんですけど、住民票と戸籍の附票の違いと、先ほどおっしゃられた戸籍の附票に情報が追加されると、これは具体的にどんな情報が追加をされて、マイナンバーと結び付くのか。そこについて教えていただけますでしょうか。
○委員長(
越智妙子)
西野課長。
◎
市民課長(西野賢二)
今現行、氏名と住所が附票の中で持っている情報になっています。
マイナンバーを活用して連携して海外でもマイナンバー使っていただく上では、この氏名と住所に加えて、性別と生年月日の情報、また住民票のコード、これを持たす必要があるということで、今回システム改修をする中で、こういったシステムを附票の中で持たせるというところでございます。
○委員長(
越智妙子)
田中裕子委員。
◆委員(
田中裕子)
分かりました。今回、この予算で出ているシステム改修は、そういう中身なんですけど、この背景にデジタルシステム手続法ですか。これと、今回に関わる戸籍法、これが変わると。しかも、同時にこれは健康保険法も、これは変わっているんです。
だから、今回の予算で現れているのは、マイナンバーと、今度戸籍が結び付くと、戸籍の附票が結び付くということと、同時に、今回の予算では上がっていないけれど、健康保険も、これは結び付いてるわけです。その認識でいいんでしょうか。全体像をつかめたらなと思うんです。個人情報という観点から教えていただけたらと思います。
○委員長(
越智妙子)
西野課長。
◎
市民課長(西野賢二)
国のスケジュールでいきますと、委員おっしゃるように、健康保険、保険証とマイナンバーとのリンクというのも、国のほうでも想定されていまして、それにつきましては、一応、スケジュール的には来年の年明けの3月から、マイナンバーで健康保険証の代わりにできるというのが、国の中では計画としてなっているところでございます。
ただ、今回のシステム改修と、それが直接的に関わるというわけではなくて、あくまでも、今回のシステム改修というのは、海外にいかれてもマイナンバーを使って、今までは紙ベースでのやりとりしかできなかった分を、一定マイナンバーを使うことで、オンラインでもう申請ができますよというための改修やという認識でございますんで、そういった意味での御理解をいただけたらなと思っていますんで、よろしくお願いいたします。
○委員長(
越智妙子)
田中裕子委員。
◆委員(
田中裕子)
名目はそうやと思うんです。今回の予算の計上の名目というのは、マイナンバーカードを使うと、国外へ出るときでも、今度使えるようになりますよと。いかにマイナンバーカードを普及させるのか。ここに重点を置いて、そういう予算の提案のされ方をしていると思うんですけど、実態で見れば、マイナンバーと戸籍の附票が結び付いたと。来年には健康保険のこの情報も結び付いていくと。
しかも、今、国においては、一人一口座、これは国に登録を義務づけてやっていくという方針の検討が開始したとあるんですけど、ここでこの実態から見るならば、私は特に戸籍と結び付いたというのが、もう非常にこれは家族の構成や出自とか、いろんな部分についての可能性もあるのかなと考えたりするんですけど、これは情報というのは集積されるほど利用価値が高くなって、攻撃されやすくなると。
情報漏えいを100%防ぐ完全なシステム構築は不可能であると。意図的に情報を盗み売る人間がいる中で、一度漏れた情報は流通売買され取り返しがつかなくなると、このように思うんですが、今回、予算で計上されているマイナンバーと戸籍の附票が結び付くと。しかも、来年健康保険と結び付く。しかも、国は銀行口座とも結び付けようとしていると、そういう危険はないんでしょうか。私はすごく危険な思いでいっぱいなんですけど、個人情報を扱う市役所、部署として、どう考えておられるのか。御意見聞かせていただけたらなと思います。
○委員長(
越智妙子)
西野課長。
◎
市民課長(西野賢二)
今回、国のほうでも、これはマイナンバーを持っていると、いろんな市民の方からも御懸念の声みたいなんが、ホームページとかでも見てたらあるんですけど。これはマイナンバーで情報を集約するというわけではなくて、一定それぞれが持っている情報を連携することで、情報を何回も同じような手続を踏まなくても、効率的な行政運営をする上で、マイナンバーが活用されていると理解しているところです。
マイナンバーの基盤とかでも、そこにそれそのものに情報を持たせてるというわけではないということもありますし、なおかつ、一定そのマイナンバーの基盤についても複数回パスワードを間違えると、すぐに使えなくなったりとかいった、そういった防御策というのも、十分張られているのかなと理解していますので、我々としては、効率的な行政運営をやっていく上には、こういったマイナンバーの活用というのは、積極的に進めていく必要があると理解をしているところでございます。
○委員長(
越智妙子)
村上部長。
◎人権文化ふれあい部長(村上訓義)
ただいま課長のほうから申し上げましたけども、このマイナンバー制度そのものというのんが、行政の効率性というのもちろんあるんですけども、市民サービスにどうやって効果的に提供するかどうかというのでは、もともと構築されたもんやという認識はいたしております。
今回、国民健康保険の分、医療保険の連携もそうですし、口座番号につきましても、それぞればらばらに持つことによって、利用者に対して、時間が遅れたり、そして、また新たに情報を取り直したりという、こういうようなところが生じてきたというところで、この利用者の利便性に立ったような形のものが、徐々に徐々に進んでいってるのかなと。このような認識をいたしております。
もちろん安全性、セキュリティの面を十分、しっかりとやっていくというのは、これは市町村にとっても、国にとっても、もうもともとから問われておったところでございまして、我々も最大限、そのような対応をしていきたいと思っておりますが。これから様々な、やっぱり一回の手続でいろんなサービスを併せて利用できるような形に、どうやってやっていくか。スピーディさが求められるような、こういう時代にはそういうものが必要やと思っておりますんで、その意味で、両面を見ていきながらの対応になるんではないかなと、このように思っております。
○委員長(
越智妙子)
田中裕子委員。
◆委員(
田中裕子)
代分、大きな視点での御答弁があったので、私もその立場でお返ししたいかなと思うんですけど、まず、利便性とおっしゃられたわけです。
ただ、利便性でいえば、もっとマイナンバーカードを作って使う、利用率が高いと思うんです。
ところが、今、全国レベルでいっても2割、3割、八尾市はちょっといってるんですか。そういう状況です。そこに、どこに利便性があるのかなと。中身の問題もそうやけど、国民が必要と感じていないものを、今、何とかして押し付けようとしていると。そこの裏に何があるかというところを、私はしっかり見ないといけないと思うんです。
先ほど御答弁の中で、情報は集約されていないとおっしゃられたんですけど、私の言葉が聞き取りにくかったかもしれないんですけど、集約という言葉使っていません。集積です。これは情報が集積されるほど、利用価値が高くなると。これは結び付いてしまうと、非常に危険な状況になってくるんです。
もうこのマイナンバー制度についてや、個人情報については、この間も多く議論してきたので、これ以上、議論はするつもりはありませんが、この行政デジタル手続法、先ほど利便性が高いとおっしゃられたんですけど、このデジタル化に伴う個人情報保護が置いてけぼりになってると。オンライン化された行政手続の利用は、自己責任になってると。使える人が使ったらええと。これはまさに出張所問題とか、あと今回の10万円給付問題とか、直結してるなと思いました。
マイナンバー制度は、我々やっぱり廃止すべきだと考えていますし、マイナンバーカードの普及ありきの先走りは非常に危ないと、その先頭に立ってる八尾市については、私は危ないということを申し上げて、質問は終わらせていただきたいと思います。
○委員長(
越智妙子)
他にありませんか。
田中久夫委員。
◆委員(田中久夫)
今回のこの補正予算の中で、予算書の中で、単純に、疑問に思う部分をお聞かせいただきたいんですけども。この予算書16ページの歳入の部分なんですけども、個人市民税の所得割で5063万8000円増額とあるんですけども、これまで6月の補正で市民税の増額というのは、あまり記憶にはないんですけども、なぜ、この時期に、この市民税の増額補正となったんか。まず、教えてほしいんです。
○委員長(
越智妙子)
下村課長。
◎
財政課長(下村利幸)
通常、この6月補正に限らず、補正をする際には、当初予算に留保をしている、いわゆる留保財源というのを活用して、対応させていただく形が通例でございます。
ですので、当初予算の際に、市税で4億円程度、地方交付税で2億円程度、6億円程度の財源を6月補正以降の財源として、当初のときには留保させていただくもので、むしろ 各補正のタイミングで、この市税を充てさせていただくというのが、むしろ通例でございます。
ただ今回、
新型コロナウイルスの関係で、当初留保させていただいている、この財源がどれだけ確保できるのか分からない。あるいは、短期間にかなりな市税を投入する必要があるということで、今年度につきましては、例外的に財政調整基金、これも一般財源なんですけれども、財政調整基金を積極的に充てさせてもらう形で対応してきておりまして、今回、この7号補正につきましては、
新型コロナウイルスというより、むしろ通常の6月で補正をする内容でございますので、市税を充てさせてはいただきましたけれども、後ほど、議論をしていただく
新型コロナウイルスの財源につきましては、財政調整基金を、それ以外の通常の補正につきましては、こういった市税を充てさせていただいているというのが通例でございます。
以上です。
○委員長(
越智妙子)
田中久夫委員。
◆委員(田中久夫)
何が言いたいかいったら、単純に、普通に見て、これは市税が大体約138億円、そのうちの5000万円増額というふうなとこら辺で、普通に考えたら、今、この状況の中で、来年の市民税5000万円を、留保財源かも分からへんけども、数字の上でいったら、来年の当てにしてる5000万円を、先に食うてるという認識、見えてしまうねんね、これ単純に考えたらね。
だから、ほかのもうちょっと財源の引っ張り方なかったんかなという単純な疑問です。説明聞いて、通常のというのは分かるねんけど、この時期に限って、そういう違和感を感じたから言わせてもうたんでね。
それと、もう一個、さっき
大星委員も言ってはったけど、この普通交付税の1億5000万円、これは法人事業税、法人事業交付金の2億円のあれやというねんけども、これは、法人事業税2億円入ってきたからといって、これは減額の補正というのは、絶対せなあかんかったんかな。
○委員長(
越智妙子)
下村課長。
◎
財政課長(下村利幸)
通常、この法人事業税交付金につきましては、算定根拠となる地方交付税の算定根拠にも影響するものでございまして、これはセットのものと考えてございます。
以上です。
○委員長(
越智妙子)
田中久夫委員。
◆委員(田中久夫)
だから、これも何でか言ったら、例えば、今年の交付税、正確にはまだ確定していないわけですやんか。でしょう。確定していない数字を、入り繰りしているから、ちょっと違和感あるねん。
だから、これは、また最終的な確定したら、また、これ補正になるわけでしょう。これは当然、今、出してる数字と100%同じということはあり得へんから、多分、これは12月ぐらいで補正、だから、そのときに一緒にできへんかったんかなと思って聞いてんけども、できへんかってんね、もう一遍答えだけもうとくわ。
○委員長(
越智妙子)
山原部長。
◎財政部長(山原孝英)
法人事業税交付金の件でございますが、我々もこの当初からこの分を、要は当初予算として上げていければ、交付税も、要は、その内容で収入額から入る見込みを引いて、当初予算計上をさせていただけたんですけども、何分この分の見込みが出せる機会というのが、少し遅れてしまったというところで、まずは、法人住民税のほうを、要は落ちるということ。税制改正の絡みで、まずは、歳入のほうを引かせていただいていたという部分もございます。
法人事業税交付金のほうが、一定このぐらいの額が確定しそうだというところで、今回、申し訳ないんですけども、6月に上げさせていただく中で、これは上げたとすれば、普通交付税の中に入っておる分の差引きをさせていただいたというようなところですので、当初予算から上げておったり、こういう手続はなかったというところでございますので、今回6月にはっきりした数字で上げさせていただいて、その分を上げたとすれば、交付税から75%を差し引いて、1億5000万円の減額を、補正をお願いしていると、こういう状況でございますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(
越智妙子)
田中久夫委員。
◆委員(田中久夫)
何で聞いたかといったら、これは茨木市とか、高槻市さんは、当初予算で、これは見込んでもう組んではるでしょう。
だから、八尾市もこれ何で当初予算で見込まれへんかったんかなと思ったんで、そこだけもう一遍説明、当初予算で見込まれへんかった理由。
○委員長(
越智妙子)
山原部長。
◎財政部長(山原孝英)
この分、おっしゃるとおり、私ども見込みの時期がかなり早い段階で対応をさせていただいているという現状がございます。
他市の状況で申しますと、これはいつも都道府県の
財政課長会議、市町村担当者の課長の合同会議等がございます。この部分が、大体1月中頃、下旬ぐらいにあって、そこで大体、交付税の考え方なり、率のほうが大枠確定するんですけども、八尾市はそこまで待った中で、予算書の作成ができていないのが現状でございます。
ですので、それまでの情報を使った中で、予算書作成をさせていただいているという部分がございまして、なかなか交付税の見込みが大きく変わってくるというところも、その辺りの要因もございます。
ですので、今回の法人事業税交付金につきましても、私どもが予算書を作成させていただく段階においては、確定まで時間を要したというところで、他市とはそこが八尾市違った状況になってございますので、本来であれば、委員さんおっしゃるように、当初に載せてこれれば、一番、今回補正をせずに済んだのかなというところは思っておりますが、そういった個別の事情がございますので、御理解のほど、お願いしたいと思います。
○委員長(
越智妙子)
田中久夫委員。
◆委員(田中久夫)
だから、その辺ほかと違うから、あれと思った部分があって、とにかく本当に厳しい、この財政状況の中ですけども、予算のやりくりも、なかなか大変やと思います。
そんな中で、市長は
新型コロナウイルスの市独自の対応として、水道料金の基本料金を7月から4か月間、全額免除であったり、大阪府の基準から外れた6500人の児童への図書カードの配布だったり、仕事が
コロナウイルスの影響を受けた方の任期付職員への採用など、取組をしていただいたと。それプラス市議会から要望した国民健康保険料の引下げや、市内中小零細企業や事業者に対する市独自の支援策なども実施していただいたと。市議会全体としましては、議員報酬の月額10%の削減、政務活動費の20%を執行保留、視察旅費の執行見送り、併せて、2559万7000円の予算を
新型コロナウイルス対策に活用するよう、市長に申し入れたところでもあり、また、有志議員23人では、政務活動費の残りの80%、1545万6000円についても執行を保留し、
新型コロナウイルス対策に活用するように、市長に申し入れたところでもあります。
本当に厳しい中、これはリーマンショック時よりも厳しいと言われている中で、これは市と議会と、あと市民の皆さん、みんなが一丸となって、オール八尾で取り組んでいかな、なかなか乗り切られへんと思いますんで、みんなで力を合わせて、一緒に頑張っていきましょう。
以上です。
○委員長(
越智妙子)
他にありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
越智妙子)
なければ、2回目の質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
越智妙子)
それでは、本件の質疑はこれをもって終わります。
─────────────────────
○委員長(
越智妙子)
次に、議案第72号「令和2年度八尾市
一般会計第8
号補正予算の件」のうちの消防を除く当
分科会所管分を議題といたします。
下村
財政課長から
提案理由の説明を求めます。
下村課長。
◎
財政課長(下村利幸)
ただいま議題となりました、議案第72号「令和2年度八尾市
一般会計第8
号補正予算の件」のうち、消防を除く当
分科会所管分につきまして御説明申し上げます。
恐れ入りますが
補正予算書の1ページをお開き願います。
今回の補正は、
新型コロナウイルス感染症に係る
感染防止等のため、増額補正するもので、歳入
歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ13億1815万2000円を追加し、歳入
歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ1345億4728万円とするものでございます。
それでは、
歳出予算の補正につきまして御説明申し上げます。
16ページをお開き願います。
歳出予算の補正でございますが、まず、款2総務費、項1総務管理費、目18防災対策費におきまして、指定避難所における備蓄物資用の消毒液等を購入する経費として、防災対策資器材等整備経費で665万8000円を増額するものでございます。
次に、20ページをお開き願います。
款3民生費、項6介護保険事業特別会計繰出金、目1介護保険事業特別会計繰出金におきまして、介護サービス事業所等に対するサービス継続支援事業の実施に伴い250万円を増額するものでございます。
次に、28ページをお開き願います。
款9教育費、項5社会教育費、目6文化会館費におきまして、文化施設における空調設備改修の実施に伴い、文化会館改修事業費で2800万円を増額するものでございます。
以上が、
歳出予算の内容でございます。
次に、歳入予算につきまして御説明申し上げます。
恐れ入ります、14ページにお戻り願います。
今回の補正の財源といたしまして、まず、款14国庫支出金におきまして、項2国庫補助金では、目2民生費国庫補助金で1億5494万3000円を、目7教育費国庫補助金で6億1656万5000円を、それぞれ増額するものでございます。
次に、款15府支出金、項2府補助金、目2民生費府補助金で853万9000円を増額するものでございます。
次に、款18繰入金、項1基金繰入金、目1財政調整基金繰入金で、一般財源として5億2860万5000円を増額するものでございます。
次に、款21市債、項1市債、目8教育債で950万円を増額するものでございます。
以上が、歳入予算の内容でございます。
恐れ入ります、4ページにお戻り願います。
次に、地方債の補正でございますが、文化会館改修事業につきまして、限度額を変更するものでございます。
以上、
提案理由の御説明とさせていただきます。
よろしく御審査賜りますよう、お願い申し上げます。
○委員長(
越智妙子)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑ありませんか。
松本委員。
◆委員(松本剛)
文化会館の改修工事のことで、お伺いさせていただきます。
今回1000万円、国費が入っての空調システムの工事ということなんですけども、これは現状で文化会館の工事等というのは、今回空調の修繕ということなんですけど、そのほか等は順調に、順調というのか、計算というか、段階を経てやっていけるような、そういう何かはちゃんとできているのか。教えていただいていいですか。
○委員長(
越智妙子)
鎌田課長。
◎
文化国際課長(鎌田邦治)
今回、計上させていただいております文化会館の空調にかかります2800万円というところでございます。
来年度に改修事業も予定しておるわけですけれども、今回、国のほうからの補助事業ということで、有意義な補助金が上がってきたということで、空調の設備についても改修を来年度に控えておるところですけれども、前倒しで改修しようというものでございます。
○委員長(
越智妙子)
松本委員。
◆委員(松本剛)
本当に、文化会館、もう長い年月たってる中で、今後、また20年、30年と使用していく中で、やっぱり中身のもの、外観のもの、計画して予算を立てていかないと、何かが駄目になったので、次、またこれが要りますという、そういうやり方ではなかなか予算もついていかないのかなと。
今回、国費で賄えているということもあるんですけど、今後、一般財源導入していくということもあるであろうという中で、外観というのはすごく大事なところかも分かりませんけど、個人的なところでは、市民さんが文化会館によりよく活用してもらう。足を出向いてもらう。八尾市以外の方々がいっていただけるような、もう外観等も大事ですけども、中身の充実した文化会館、そのものによる中身の充実した内容というのも、今後、そういうのにも予算を使っていただけるようなことを、お願いさせていただいておきます。
それと、次、防災対策費のことでお伺いさせていただきます。
今回、防災対策費、消毒液等の購入という形なんですけども、今回の購入は消毒液だけという認識ですか。そのほかも何か購入しているのか。お聞かせ願えますか。
○委員長(
越智妙子)
太田次長。
◎危機管理担当部次長兼
危機管理課長(太田浩子)
今回、補正を上げさせていただきました物品内容につきましては、大阪府が避難所運営マニュアル作成指針というものを作成しておりまして、それに基づきまして、マスク、消毒液、ペーパータオル、ティッシュペーパー、ハンドソープ、非接触型体温計、フェイスシールドと書いておりまして、こちらのものを補正で予算要求させていただいております。
○委員長(
越智妙子)
松本委員。
◆委員(松本剛)
本当に、避難所マニュアル、拝見させていただきました。これは今回八尾市においても、やっぱりマスク、消毒液等、様々なものが足らない。皆さん、市民の方が不安に感じてきたというような形で、備蓄という意味合いではすごくありがたい内容かなと感じました。
これは、今回のこの備蓄用の購入というのは、八尾市の中でどれぐらいといったら変なんですけど、難しいんですけども、この在庫的には十分なのかという、その辺、何か規定があれば、教えていただいていいですか。
○委員長(
越智妙子)
太田次長。
◎危機管理担当部次長兼
危機管理課長(太田浩子)
今回、
コロナウイルス感染症の対策ということで、補正予算上げさせていただいております。市内に48の指定避難所、それから2か所の防災倉庫ございますので、合わせて50か所を、大体約3日間ぐらいの想定、3日間後には様々なプッシュ支援であるとか、国、府からの支援が求められるであろうということで、3日間を想定した数量の予算要求となっております。
○委員長(
越智妙子)
松本委員。
◆委員(松本剛)
本当に3日間、その3日間というのが長い、短いというのは難しいところもあると思うんです。実際、今回八尾においてもマスクが、なかなか手に入らないという事情も、すごくありました。
民間の企業との連携という意味合いで、八尾市民の方々というのは安心していただけたというお声もたくさん聞いています。
逆に、大阪府の基準が3日間というのは、すごく大事な一定の基準とは思うんですけども、それ以上に、八尾市独自でそれが4日、5日になるのか、日にち的には分からないですけども、その辺もうちょっと増やしていただいてもいいのかなと、今回の件に関しましては、本当に市民の方々の不安、何かが足らないと慌てる。その分、いろんな方々からの御寄附等ありましたけども、また考えていただけたらなと思っております。
以上で、終わらせていただきます。
○委員長(
越智妙子)
他にありませんか。
田中慎二委員。
◆委員(
田中慎二)
文化会館費で、一点確認だけさせてください。
今回、空調の部分を触ると言っておられたんですけども、これは次の改修が終わっても、それは生きてる状態ですか。改修のときに、また潰して、また、それで別途お金かかるというわけではないということの確認だけさせてください。
○委員長(
越智妙子)
鎌田課長。
◎
文化国際課長(鎌田邦治)
今回の改修で、その後もずっと使い続けていけるというものでございます。
○委員長(
越智妙子)
他にありませんか。
大星委員。
◆委員(
大星なるみ)
文化会館の改修に関して、お伺いします。
それで、もしよかったら協議会での御説明がある予定だった文化会館改修にかかる基本設計の概要について、委員会のほうに上げていただければありがたいなと思うんですが、いかがでしょうか。
○委員長(
越智妙子)
ただいま
大星委員から文化会館改修にかかる基本設計内容等につきまして、この際、報告を受けてはどうかとの提案がありますが、いかがでしょうか。
よろしいですか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
越智妙子)
それでは、そのようにさせていただきます。
それでは、鎌田
文化国際課長から報告願います。
鎌田課長。
◎
文化国際課長(鎌田邦治)
それでは、文化会館改修にかかる基本設計内容等について、お手元配付の資料に基づきまして御報告させていただきます。
初めに、1、改修の目的につきまして、文化会館は竣工から30年以上が経過し、施設設備の老朽化が進行していることに加え、現在の安全基準を満たしていない箇所や、時代の変化に十分な対応ができていない箇所がございます。
今回の改修は、これらの点を改善していくことで、引き続き文化会館が八尾市の芸術文化振興の拠点としての役割を果たしていくとともに、にぎわい創出拠点としての役割を高めることを目的に実施いたします。
次に、2、改修の基本方針につきまして、これまでも多くの市民に愛されてきた文化会館ということを踏まえ、市民にとって使いやすい施設ということを第一に、先の目的を果たしていくための改修をしていくことを、基本方針としております。
次に、3、改修のコンセプトにつきまして、改修の目的及び改修の基本方針を受け、安全対策、講演中止リスクの解消、老朽化が著しい部分の改修、更新年数を超える設備の更新、バリアフリー、ユニバーサルデザイン対応、施設としての機能の充実をコンセプトとしております。
次に、主な改修内容につきまして、1、特定天井といたしまして、大ホール及びエントランスホール、光のプラザの特定天井と呼ばれます天井の耐震性を向上する改修を行います。その他に安全対策にかかる改修といたしましては、8、外周劣化改修、9、内装劣化改修、10、非常用設備改修を予定しております。
次に、2、客室設備更新といたしまして、利用頻度の高い大ホール1階及び小ホールの客席の更新により、利用者が快適に鑑賞できるようにいたします。
次に、バリアフリー、ユニバーサルデザイン対応といたしまして、館内のバリアフリー化を図るとともに、授乳室及びベビー休憩室を設けてまいります。
また、4、サイン改修により、案内サインの多言語化を初め、利用者にとって分かりやすい案内サインへと改修してまいります。
次に、5、にぎわい創出改修といたしまして、市の中心市街地のにぎわい創出拠点としての役割を高め、誰もが訪れやすく、気軽に集える施設としていくために、1階及び2階の改修をいたします。
そのほかに、施設の機能の充実にかわる改修といたしまして、6、レセプションホールの改修により、レセプションホールの遮音性能の向上を図り、音楽練習等の利用がしやすくなるようにいたします。
次に、トイレ改修といたしまして、便器の洋式化を初め、誰もが快適に利用できるトイレに改修してまいります。
その他老朽化が進んでいる設備や更新年数を超えております設備の更新を行ってまいります。
また、舞台設備につきましては、設備の老朽化に伴い、機器等の故障による講演中止のリスクも抱えているため、こういった課題を解消すべく設備の改修を行ってまいります。
なお、今後の予定といたしましては、詳細な実施設計を行う中で、改修内容の精査と事業費の積算を行い、年内での工事入札の実施に向けまして、9月補正予算として工事に要する事業費の提案をさせていただき、令和3年4月より工事に着手してまいりたいと考えております。
現在の予定では、令和4年4月試運転、プレオープンを経て、8月1日より開館する予定となっております。
以上、甚だ簡単ではございますが、文化会館改修にかかる基本設計内容等についての御報告とさせていただきます。
○委員長(
越智妙子)
大星委員。
◆委員(
大星なるみ)
基本設計の大枠が見えてきて、昨年の8月に出た文化会館改修基本計画です。それから、まず、また一歩前進していると思うところがありますが、まずは、この予算の議案に関してから、御質問をしたいと思います。
先ほど御答弁ありましたように、今回の2800万円の経常予算は、空調設備改修ということです。この機会に国の補助金を使って、多分、補助金1000万円ということになって、後は市債と、今、一般財源を使って2800万円ということになると思うんですけれども。先ほども御質問が出たと思うんですが、この2800万円の中には、ここの先ほど示していただいた主な改修内容の12番、空調設備改修、空調機のオーバーホールと、それから冷却塔の更新と、これはそのままそっくり2800万円でやるということなんですか。
○委員長(
越智妙子)
鎌田課長。
◎
文化国際課長(鎌田邦治)
文化会館、来年度に予定しております改修内容の中に、空調設備の改修ということで上げさせていただいております。
今回、国の補助金を使って、先行して空調改修をさせていただく2800万円というのは、この中の冷却塔を更新してまいると、その費用でございます。
○委員長(
越智妙子)
大星委員。
◆委員(
大星なるみ)
冷却塔だけですか。
○委員長(
越智妙子)
鎌田課長。
◎
文化国際課長(鎌田邦治)
屋上に据え付けられています巨大な冷却塔というものがございます。こちらについても30年たっております。この補助金を使いまして、しっかりと改修していくということでございます。
○委員長(
越智妙子)
大星委員。
◆委員(
大星なるみ)
分かりました。前にもお願いしていましたけれど、そういう国の補助金を活用していただいて、できるだけ市単費の部分下げてもらうようにということをお願いしてありましたので、今回の対応は、私は評価しています。
あと、せっかく今、御報告いただいたので、何点か御報告内容について確認だけさせていただきたいんですが。今回の改修内容について、前回の計画では重要度がBだったというところの客席の設備改修が含まれておりました。これは、一年間休館して、市民の皆さんに御辛抱していただく限りは、もちろん安全性とか、バリアフリーということは当然大事なんですけれども、快適さであったり、ちょっと我慢したけど、ええ文化会館になったな、ホールになったなと言っていただくためには、客席の更新というのは、私は以前から市長にもお願いをしていたところで、今回、
メニューの中には入るのかなと喜んでいるところなんですが、もう少し客席についての御説明だけ頂けたらと思います。
○委員長(
越智妙子)
鎌田課長。
◎
文化国際課長(鎌田邦治)
おっしゃっていただいていたとおり、安全対策を第一にということで、最低限の改修ということで進めてまいったところですけれども、一年以上にわたる休館期間、それから相当の費用をかけての改修ということで、利用をしていただく市民の方にも一定リニューアル感を感じていただくということも大事かなという庁内議論もございました。
今回、客席を改修させていただくということで進めております。
若干、規格も変わりますし、幅がちょっと広くなりますんで、今、大ホールでいいますと1400席あるんですけれども、若干減少ということになります。
それから、小ホールにつきましても、客席を改修していくということで、こちらについても若干減っていくということです。
逆に、車椅子席のところについては、しっかり拡充していきたいと思っておるところでございます。
○委員長(
越智妙子)
大星委員。
◆委員(
大星なるみ)
ほかにももう少し実施設計がまとまってくれば、もっともっと中が見えてくるのかなと思っておりますので、これは今後のスケジュールとしては、大体、全体でどれぐらい、もっと細かい実施計画と、それからそれにかかる予算どれぐらいと、全体的な予算です。そういったものは、今後スケジュールとしては9月議会くらいには示していただけるということでしょうか。
○委員長(
越智妙子)
鎌田課長。
◎
文化国際課長(鎌田邦治)
おっしゃっていただいたとおり、現在、その詳細な予算というのをお示しすることはできませんけれども、現在の予定では9月の補正予算でお示しさせていただきたいと考えておるところでございます。
○委員長(
越智妙子)
大星委員。
◆委員(
大星なるみ)
最後に、一点だけ聞かせてください。
先ほどの空調設備の改修、今回、空調機のほうも対象になるんかなと思っていたので気になっていたことは、それがありました。
空調機をオーバーホールするという、いいのかな。質問をしてもよかったですか。さっきの報告に対してということですから、よかったですか。
オーバーホールということで、最初は更新計画のときには、更新となっていたんですが、オーバーホールにするというのは、何か予算的なことを配慮してなのか。これはオーバーホールというのは、部品を全部解体して、また清掃して組み立てるという、それでええんかなというのは、これだけちょっと疑問に思っていたので、聞かせてください。これで終わりにします。
○委員長(
越智妙子)
鎌田課長。
◎
文化国際課長(鎌田邦治)
空調設備は、熱源、それから空調機、それから冷却と、大きく分けるとこういうところからなっております。
以前には、熱源というのも改修させていただきましたし、今回冷却塔というのも更新してまいります。
空調機送風する部分につきましては、しっかりしたオーバーホールで対応できるということで、今回オーバーホールで対応するというところでございます。
○委員長(
越智妙子)
他にありませんか。
田中裕子委員。
◆委員(
田中裕子)
防災対策費のことで聞かせていただきたいんですけど、個人質問もありましたし、先ほども御質問された委員さんもいらっしゃるので、避難所50か所、3日間の想定で府のマニュアル指針に基づいて、マスク、消毒液、何かペーパーですか。ハンドソープ、非接触型体温計、フェイスシールドなど、大体1カ所10万円ぐらいを使っての予算を計上していますというふうな中身だったと思います。
今、なぜこういう予算が必要になってきているかと、そこの大元を質せば、4月7日、国の通知と。それから、この府のマニュアルの指針と、これが今、出ているわけなんですけど、その大元には、この新型コロナの影響です。災害時の避難所への移動を避ける傾向があるかもしれないと、あると。その結果、被害を大きくするのではないかと、危険な場所、これは自治体のハザードマップで判断をして、逃げるかどうするかという判断をするわけなんですけど、八尾もそうだったんですけど、空振りを恐れずに避難すると、その心構えの壁が心理的ハードルが生まれるんじゃないかと。
ここについては、非常に手を打っていかなあかんなと思うし、もう課題がいっぱいあるなと思うんですけど、まず、この点について、どう考えておられるのか。教えていただけたらなと思います。
新型コロナの影響によって、本来、避難せなあかんのに空振りを恐れても避難して、避難してとこっちも言ってるし、避難してほしいんやけど、なかなかそうなれへんかもしれんと、そういう状況の中で、今、それをどう受け止め、どうしていこうとしているのか。どういう思いを持っていらっしゃるのか。お答えいただけますでしょうか。
○委員長(
越智妙子)
太田次長。
◎危機管理担当部次長兼
危機管理課長(太田浩子)
ただいまの御質問は、
新型コロナウイルス感染症による市民の方々の避難に対する考え方、また、行政の対応ということだと思うんですが、この間、避難所に関しましては、本会議でも御答弁させていただいたとおりまずは安全して避難していただくということを積極的に対策を取っていくということでございまして、体育館が一定指定避難所の第一義的な避難場所になっておりますが、体育館だけではなく、教室等でも避難していただけるような対策。それから垂直避難の方法、それに併せまして、自宅もしくは自宅でなくても、友人の家、御親戚の家、早めにそういったところで避難していただくことも結構ですといったことで、国からも通知がありまして、我々もできるだけ感染の拡大を防ぐための対策を取ってきたということでございますので、避難所を利用しないということではなく、避難所にも安全に避難していただけるよう、また、避難所だけではなく、自宅以外の避難所も探せるような、そういった対策もしていくということで、現在、進めているところでございます。
○委員長(
越智妙子)
田中裕子委員。
◆委員(
田中裕子)
新型コロナの感染が実際にリスクがある中で、やっぱり自分自身の身をいかに安全なところに移動させるかと。そのための心構えや心理的ハードルをいかに下げていって、そういう環境整備を進めていくかと。今、そういう立場で具体的に物事が進んでいってるのかなと思っています。
実際に、今回の予算というのも、そのためのものだという認識をしています。
引き続き教えていただきたいんですが、今回の予算措置の根拠として、今現在では、基金の取崩しですか。そういう形で出てると思うんですけど、これは6月の二次補正の臨時交付金や一次補正とか、この活用はできるんでしょうか。防災活動支援事業というのが含まれていたと思うんですけど、財源根拠について教えてください。
○委員長(
越智妙子)
下村課長。
◎
財政課長(下村利幸)
委員御質問の国の、いわゆる地方創生臨時交付金というような一次補正、国の一次補正、あるいは二次補正で、それぞれ1兆円、2兆円配分されているところでございますけれども、今現在、八尾市への限度額としましては約7億6000万円という形で通知がございます。
ただ今回、この8号補正までについて、今回、国のまだ交付金は充てておりません。今後は、いわゆる今回この7億6000万円以外、2兆円分も含めまして、まだ追って通知があろうかと思いますけれども、今後の補正のタイミングで予算の組替えというような形で充てさせていただきたいと思いますが、今、委員御指摘のそういった防災、要は、
新型コロナウイルスに係る、そういった防災的な経費についても、こういった交付金の活用が可能かと考えてございます。
以上です。
○委員長(
越智妙子)
田中裕子委員。
◆委員(
田中裕子)
一点確認もしておきたいんですが、これは6月10日の内閣府のQ&Aで、万が一、この梅雨の時期ですし、台風もこれから来るということで、災害が発生したときに、災害救助法が適用されない場合でも、この地方臨時交付金など財政支援を受けることができるということは、確認させていただいといてもよろしいでしょうか。避難場所とか、そういうことについてです。
○委員長(
越智妙子)
下村課長。
◎
財政課長(下村利幸)
この臨時交付金については、いろんな経費に充てれるということで、最終どれに充てるのかというのは、また今後の議論になろうかと思います。
今現時点で、国のほうに出していただいている計画の中には載せてはおりませんけれども、今後、追加交付されるに当たって、こういった事業計画の変更等もございますので、可能性の一つとしてはあるというレベルで御認識いただければと思います。
○委員長(
越智妙子)
田中裕子委員。
◆委員(
田中裕子)
具体的な中身について、聞かせていただきたいんですけど、今回予算に上がっていて、50か所の避難所で3日間、何とか感染予防ができるような物資を、今回予算計上されているんですけど、それが今、言われた中身でいえば、6品目なんです。
大阪府のこの避難所運営マニュアル作成指針、これによると、もっとたくさんあるんです。これは個人質問でも同僚議員の方が指摘をされていたと思うんですけど、かなり具体的な中身で言えば、簡易ベッドとか、段ボールベッドとか、
パーティションとか、これについては、今回予算も上がっていないし、今後についても具体的に示されていなかったという認識なんですが、それでいいでしょうか。
○委員長(
越智妙子)
太田次長。
◎危機管理担当部次長兼
危機管理課長(太田浩子)
段ボールベッド、簡易ベッド等につきましては、非常に備蓄で重なるということ。
それから、災害協定で段ボールベッドを作成している会社とも協定を行っております。
また、そういった大きなものについては、ただいま大阪府とも協議させていただいておりまして、被災したときにすぐに各市町村に入れてもらえるような形で協議等も行っているところですので、今回の補正予算には計上させていただいておりません。
ただ、一つ、先ほど申し上げたのは、幾つかの例で、避難ルームといいまして、
パーティションのような仕切りといいますか、そういったものだけは、少し予算要求はさせていただいているところです。それは感染した方であるとか、そういった濃厚接触者の方等、熱のある方等が避難されてきたときには、お部屋の中でのある程度仕切りがいるということで、それも少し予算計上させていただいております。
○委員長(
越智妙子)
田中裕子委員。
◆委員(
田中裕子)
その中身で確認をさせていただきたいんですが、従来から災害の支援物資については、3日間何とか頑張ると。3日後に国からプッシュが来るんだとお聞きしてたんです。
でも、今回でいえば、
新型コロナウイルス感染症は、その3日間待ってくれないわけです。だから、国においても、22品目そろえなさいと、府においては、これは12品目ですか。そろえなさいということであるんですけど。先ほど御答弁で言われた府の協議でかさばるもの、かさばるものについては、今、府と協議して、これはできるだけ早くというふうな思いで御答弁されたかと思うんですけど、これは3日以内を想定しての協議をされているのか。その自力で3日間、その後のことをおっしゃっておられるのか。そこについてお答えいただけますか。
○委員長(
越智妙子)
太田次長。
◎危機管理担当部次長兼
危機管理課長(太田浩子)
一定プッシュ支援等が入るのは、即日というのは、まず、難しいかとは思っておりますが、ただ、簡易ベッドが届くまでの間、
パーティション届くまでの間も、できるだけ分散して避難ができるような対策ということで、民間事業者の方々のスペースをお借りするとか、できるだけ分散して避難していただけるような対策も、今、進めているところでございますので、御理解いただきたいと思います。
○委員長(
越智妙子)
田中裕子委員。
◆委員(
田中裕子)
府との協議の中身をお聞きしているんです。府との協議の中身で、先ほど即日は難しいとおっしゃられたんですけど、従来でいう3日以内にという思いは持っていらっしゃるのかどうか。そこについては聞かせていただけますか。
○委員長(
越智妙子)
太田次長。
◎危機管理担当部次長兼
危機管理課長(太田浩子)
実際に、どういった形で支援が来るのかというところはあると思いますが、現在、大阪府と各市町村の危機管理の対策している担当部局との間、様々な意見交換を行っておりますんで、そういったことにつきましては、できるだけ早く支援物資が届くような形で、要望もしてまいりたいと考えております。
○委員長(
越智妙子)
田中裕子委員。
◆委員(
田中裕子)
ただ、即日対応が難しいとおっしゃられたんですけど、やっぱり
新型インフルエンザの感染対策というのは、待ったなしなんです。それがあるからこそ、先ほども言った心理的ハードル、安心して安全な場所に身を置くことができると、移動させることができるという決断ができると思うんです。
そういう意味では、かさばるものであったとしても、きちんと備蓄をしておくと。このことが、私は必要じゃないかなと思います。
これは、府の避難所運営マニュアル作成指針でも、府でも書いてあるんです。だから、府からも届くし、市もちゃんと備蓄をしていると。3日後は国からもプッシュが来ると、こういう体制にしとくのが、一番望ましいんじゃないかと思うんですけど、どうでしょうか。
○委員長(
越智妙子)
宮田管理監。
◎
危機管理監(宮田哲志)
災害備蓄の件でお尋ねいただいております。
備蓄に関しては、府の指針にも載っておりますとおりなんですけれども、プッシュ型、プル型の支援につきましては、もっと大きい視点で議論をすべきところもあるのかなと。と言いますのは、まず、道路警戒、道路がしっかりしていないと来るものも来ないし、助けにも来ていただけないというところもあります。
ですから、そういった道路警戒であったりとか、防災に必要な道路の整備なんかも必要ですし、プッシュ型、プル型で来たとしても、それを備蓄しておく場所なんかも必要です。
そういったところも踏まえた中での考えは必要だというところの大前提を置きながら、段ボールベッド、
パーティションについても、当然、備蓄は必要だと思います。
ただ、今まさにそういった
コロナウイルス関連対策の備蓄に関する議論が始まったばかり、待ったなしなんですけども、そういったところを踏まえた中で、できる限りのことはしていきたいという形です。大阪府とのやりとりの中でも、まだ若干、議論中というところもあります。
そういった中で、今、申し上げましたとおり、大きい視点で、トータルで考える中で必要というところは認識しておりますけれども、できるだけスムーズに、国、府からしっかりプッシュ、プルで来ますので、そういった受入れをしていく準備を、今後も必要だと考えております。
○委員長(
越智妙子)
田中裕子委員。
◆委員(
田中裕子)
それを大前提にしながら、市独自で、そのプッシュが来るまでの間どうしていくかというのを、市独自での備蓄や、あと府との協議を、今されているとは思うんですけど、そこについては、今できることをすぐやっていくという立場で、いろいろやられると思うんですけど、やっぱりかさばるものであっても、市で備蓄をきちんとすべきだということは、要望を申し上げたいと思います。
こういう新聞記事があるんです。今回、感染対策ということで、消毒液とか、いろんな物資についての予算が計上されているんですが。個人質問でも、我が党の大野議員が紹介したんですけど、感染予防の物資を使って、感染拡大の防止、感染予防を図っていくためには、また、分散避難をしていくためにも、職員です。人手がどうしても必要になってくると。これが各自治体で、これは福岡のほうなんですけど、アンケートを採ったら、職員の数が課題だと、職員の人手をどう配置するか。地域住民やボランティアの応援を要請することは、ちゅうちょがあるという声も聞かれたということなんですけど、今、まさにこういう対策は始まったばかりなので、もう前に進みながら検討をされているかなと思うんですけど。この職員などの人手の配置とか、あと地域住民やボランティアへの応援の要請などについて、今の時点で感じておられる課題とか、そういうものがあったら教えていただきたいなと思うんです。
それも含めて、国に対して、住んでいる自治体によって環境が違ったらあかんわけです。ここの自治体住んでたら助かるけど、ここの自治体住んでたら助からへんとか。そういうわけじゃないので、やっぱり我々もこういう問題は党派を超えた問題なので、国に対して必要な財源やマンパワーの確保というのは求めていかなければいけないと思いますので、ぜひ参考に聞かせていただけたらなと思います。
○委員長(
越智妙子)
太田次長。
◎危機管理担当部次長兼
危機管理課長(太田浩子)
災害時の避難については、大変重要な問題だと認識しております。
今、避難所の開設に当たりましては、職員6名を配置させていただいております。
また、実際、今、委員御指摘の避難所運営につきましても、今年度から地区防災計画ということで、地域の方が主になって、地域の住民の皆様の避難、それから避難所運営、そういったものを計画を立てていくということを進めておりまして、これに行政のほうもしっかり支援してまいりたいと考えておりますし、しっかり行政の職員は、まず、命を助ける。市民の命を助けるというところで、行政の職員は全力を挙げて一丸となって進めてまいりたいと考えておりますし、また、避難所の運営にありましては、行政の人間だけではとてもできないということは、これまで被災地に応援職員として派遣した職員の様々な意見を聞いても、やっぱり地域の方々、それから行政、そういった方々と一緒になって進めていかないと、なかなかうまく運営ができないということも聞いておりますので、こういった中でも、地域の方々と一緒に自助・共助・公助とございますけれども、これらがうまく絡み合いながら、避難所を運営していく。安全に生活をして、できるだけ元の生活に戻す努力をしていく。こういったことが大切かなと考えております。
○委員長(
越智妙子)
田中裕子委員。
◆委員(
田中裕子)
従来どおりの答弁かなと思うんです。
でも、今、国の通知でもあるし、府のマニュアル指針でもあるように、新たな局面を迎えているわけです。
新型コロナウイルスの感染症と、これは今回の
新型コロナウイルスだけじゃなくて、
新型インフルエンザも、これはいつ起きるか分からないんです。そういう中で、分散避難をしていく。運営をする。しかも感染のリスクがある中で、自助・共助という、そこに地域の方とか、ボランティアの方に応援を要請するのは、やっぱりちゅうちょが出てくると、こういうことも生まれてくるんです。
だから、その辺についての課題というのは、今も進みながらやっておられるので、私はしっかりと聞かせていただきたいなと思いますし、私の思いとしては、抜本的に職員の数を増やさないと、これは対応できないと思います。日頃から余裕をもった行政運営を行ってこそ、こういう危機管理のときも、その力発揮すると。反対にいつもぎりぎりやったら、もう危機のときには、お手上げになると、このことは申し上げて終わりたいと思います。
○委員長(
越智妙子)
それでは、他にありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
越智妙子)
それでは、なければ2回目の質疑に入ります。
質疑ありませんか。
副委員長。
○副委員長(土井田隆行)
いろいろと議論がありました。
さっき国の一次補正の分で、八尾市のほうで地方臨時交付金7億6000万円と、これは1兆円に対しての分やね。
いろいろとこの歳入の部分、財源があってこそ、いろんな事業ができるということも含めてあります。この歳入の部分で言ったときに、私ども南方議員が個人質問もしましたけど、そのときに市政運営方針で2月の末ぐらいに、私らも頂いて、発表されて、それから未曾有のこの
新型コロナウイルス対策をせなあかんようなところまで来たという中で、3か月以上、相当、国自体、世界が変わったという中で、市政運営方針の財源というところを見たときに、この令和2年度の予定どおりの財源の支出というのは、考えておられるんですかというようなことを、お聞きしたんですけども、そこら辺について、どう思っておられるのか。市長もしあれやったら、お聞かせいただけたらとは思うんです。それか財政部長か、副市長でもいいです。
○委員長(
越智妙子)
そしたら、財政部長。
◎財政部長(山原孝英)
まさに、今おっしゃっていただいている国の配分、これがかなり今回のコロナの対策については、大きな期待すべき財源ということで考えております。
まだ、今2兆円の配分というのは、まだ、国のほうでも調整がということで、まだこちらには一定回ってきていない部分がございます。
ただ、常識的に考えますと、1兆円が2兆円になってるということで、八尾市に不利な配分になったとしても、前回の7億6000万円は上回るんではないかなというところで予想をして、期待もさせていただいているところでございます。
この市政運営方針以降、私どもも、まず最初に34億円が当初予算におきましては、財政調整基金のほうを取り崩す中で、収支均衡を目指していくというような中で、その中では執行において、その34億円をどれぐらい圧縮するのかというところで来ておったところでございますが、今、今回の補正におきましても、さらに、財政調整基金を取り崩すというところで、今、3号、6号、8号、8号は、今、議論をしていただいているところでございますが、約17億9000万円ほどの基金を取り崩すということで、当初の34億円を含めますと、もう約10億4000万円程度が基金の残になってしまうというところで、今、おっしゃっていただいた7億6000万円プラス、この2兆円の臨時交付金の活用をしながら、そんな中においても健全財政を目指していきたいと考えておるところでございます。よろしくお願いします。
○委員長(
越智妙子)
副委員長。
○副委員長(土井田隆行)
そやから、元の考えられることを、もう一度、再考されるんかなというようなことを確認しようと思ったけど、そういう答弁はこれっぽっちもなくて、そのままいくんやなと思います。
一ノ本理事が頭振って、そうやという思いをしているんか分かりません。
そういう中で、さっき財政調整基金の話も含めて、議会からの要望があってということで、職員の皆さんもよく口にされているんですけども。議会から要望があってやってるのんか、行政側もそれをしっかりと考えた上で、必要やなと思った。だから、議会もその思いが一緒になった。だから、これはしっかりとやっていかなあかんということで、やってるんかと思いますねんけど。そうではなかったら、議会から言われたから、付けましょうかじゃないでしょうと。執行部側もそれに対して、これは必要や。やろうやないか。議会も応援してくれてる。これをコロナ対策の思いで、市民の方に不安を与えないようにどないかしよう。事業者の方にどないかしようという発信をされてるんだと思うんで、議会からの要望、議会からの要望ばかり言いはるけど、議会が言ったからやったんかと。そうじゃないと思うんです。共に同じ思いがあったから、やってるんだと。そうでなかったら、議会からの要望といったら、20ぐらいあったんで、全部やってくれるんですかとなるんですが、そうじゃないと思うんです。
だから、しっかりと行政側と、これこそ両輪でやる部分やろうと思うんです。市民へ向けて。
そういう中で、この
補正予算書が分かりにくい。財政調整基金を使ってる部分であって、どれに使ってるのかどうか。6号補正のやったら、まだ分かるんです。でも、今回の分なんかでも、どれとどれに、なぜか言ったら、全部一般財源にしか書いていないと。私、決算書まで指定しました。当初予算も指摘しました。この補正予算も財政調整基金、これしっかりと市政運営方針でも、先ほど財政部長が言ったように、64億円を支出しながら、でも、3年後には40億円でしっかりとそこまで財政調整基金は戻しますよというところまで言われてるんでしたら、そこら辺もう見える化していかなければならないんではないかなと。
そういう中で、私が最後やと思うんで、あまり言いませんけども、国の二次補正、これもまだしっかりと分担部分が分からないという部分はあるかも分かりませんが、1億円から2億円やから、単純に倍じゃなくて、私の仄聞しているところでは、八尾市でも約3倍ぐらいになるの違うかと。
一つは、事業継続のためにどうするんやという、ここが大きい数字になってくるんです。新しい生活様式の部分で、どうするんかが今までの分ぐらいの金額で来るんではないかと。このように聞いております。
だからこそ、しっかりとその分の議論はしていかなあかんのや。でも、今はなかなかしっかりとした正式な数字が、まだ来ていないというのもあるやろうけど。その内容によっては、9月でいけるのか。そうじゃなかったら、しっかりと臨時議会開いてでもやっていかなあかん部分があるんではないかなと。
だから、9月に待つんではなくて、この休会中に、7月3日で予定では閉会になりますけど、臨時会を開いてでも、しっかりとやっていかなあかんのではないか。そういう意味では、この歳入の部分があってこそ、補正も含めて組めるということもありますので、それがしっかりと、それを市民の皆様の安心・安全のために、また、事業者の継続をつないでいく支援ができるようにやっていくのが、国でもあり、府でもあり、我々基礎自治体である八尾市でもあるということもありますので、そのときには、しっかりと臨時会の要望をしていただきながらやっていただきたいなと、このように思います。
そういう中で、もう一つ、すみません。これは急に出されたチラシ、私が聞いたのは前の日かな。こういうすばらしい市民へのということで、八尾市議会としても啓発をしっかりやってほしいということで、これは連合配布をするために、通常市政だよりは10万5000枚か。それを14万枚刷られて、ポスティングしたと。これは一面が事業所の部分あるんですけど、まだ、これは議決されていない分、今やっているやつです。それがあるんです。
裏面が、これは10万円の分、これは八尾市民に26万8000人の方、全部対象の分、これが裏なんです。これが事業者のほうが、まだ議決していないのもあって、電話だけがかかってくると、いつからですか、どうですかというような形も含めてなっています。
これは、広報する部分もしっかりと、ここら辺は精査をしながらやらなあかんのではないかな。例えば国民健康保険も6億円入れて、そういう激変緩和だけではなくて、コロナ対策のために、少しでも市民の方に負担を軽減したいと、この思いで出した6億円、なかなか見えないような状態に、一生懸命やっていて見えないという部分がいっぱいありますので、そういう啓発も含めて、しっかりとやっていただき、これからもこの9月も、12月も含めて臨時議会も含めて、やっぱり議会と行政がしっかりとタッグを組んで、市民、また事業者への支援をやっていくと、この立場で頑張っていきたいなと。そのための皆さんにも、しっかりと頑張っていただくということもお願いをしておきまして、もうこれ以上聞きませんので、言うだけで終わりますんで、終わります。
○委員長(
越智妙子)
他にありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
越智妙子)
それでは、本件の質疑はこれをもって終わります。
これをもって、消防を除く当
分科会所管分の審査を終了いたします。
以上で、当分科会が担当する案件の質疑は全て終了いたしました。
─────────────────────
○委員長(
越智妙子)
以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
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○委員長(
越智妙子)
閉会に当たり一言御挨拶を申し上げます。
委員各位におかれましては、慎重かつ熱心に御審査をいただき、議事運営にも格段の御協力を賜りましたことに対しまして、厚くお礼を申し上げます。
また、執行部各位におかれましては、本日の質疑を十分に精査・検討され、今後の行政運営に積極的に反映されますよう要望しておきます。
なお、先ほどの委員会におきまして所管事務調査の件を議決いたしました。
今後、執行部の皆様方には、所管事務調査の実施に際し、本市の現状報告等を求めることとなりますので、格段の御協力をいただきますよう、お願い申し上げます。
それでは、市長から挨拶願います。
市長。
◎市長(大松桂右)
本日は、委員会並びに分科会を開会いただきまして、誠にありがとうございました。
各議案につきましても、熱心かつ慎重なる御審議をいただきまして、重ねて厚く御礼申し上げます。
審査に際しまして、皆さんから委員会から賜りました御指摘等につきましては、十分検討をさせていただく中で、今後の市政運営に反映してまいりたいと考えておりますんで、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
─────────────────────
○委員長(
越智妙子)
以上で、
予算決算常任委員会総務分科会を閉会いたします。
午後2時43分閉会
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〇委員長署名
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│予算決算 │ │ │
│常任委員会│
越智妙子 │ │
│
総務分科会│ │ │
│委員長 │ │ │
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