八尾市議会 2019-12-20
令和 元年12月定例会本会議−12月20日-04号
令和 元年12月
定例会本
会議−12月20日-04
号令和 元年12月
定例会本
会議
┌──────────────────────────┐
│ 12月20日
八尾市議会定例会(第4日)
会議録 │
└──────────────────────────┘
〇
議事日程第4号
令和元年12月20日(金)午前10時開議
┌───┬───────┬──────────────────────────────┐
│日 程│事 件 番
号│ 件 名 │
├───┼───────┼──────────────────────────────┤
│第 1
│ │会議録署名議員指名の件 │
├───┼───────┼──────────────────────────────┤
│第 2
│ │議会の委任による
専決処分について(
報告) │
├───┼───────┼──────────────────────────────┤
│第 3
│議案第83
号 │損害賠償に関する
和解専決処分承認の件 │
│ ├───────┼──────────────────────────────┤
│ │議案第84
号 │損害賠償に関する
和解専決処分承認の件 │
│ ├───────┼──────────────────────────────┤
│ │議案第85
号 │損害賠償に関する
和解専決処分承認の件 │
│ ├───────┼──────────────────────────────┤
これより、議題となっております16件のうち、
議案第83号から第88号まで及び第91号の7件について、一括して
討論に入りますが、通告がありませんでした。
よって、
討論なしと認め、
討論を終結いたします。
これより、7件一括して採決いたします。
本7件、いずれも
委員長報告どおり、
原案承認または可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
越智妙子)
御異議なしと認めます。
よって、ただいま議題となっております16件のうち、
議案第83号から第88号まで及び第91号の7件については、いずれも
原案どおり承認または可決されました。
─────────────────────
○
議長(
越智妙子)
次に、
議案第92号について
討論に入りますが、通告がありませんでした。
よって、
討論なしと認め、
討論を終結いたします。
これより、
議案第92号について採決いたします。
〔一部
議員退場〕
○
議長(
越智妙子)
本件、
委員長報告どおり、
原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
越智妙子)
御異議なしと認めます。
よって、
議案第92号については、原案どおり可決されました。
〔
前記退場議員入場〕
─────────────────────
○
議長(
越智妙子)
次に、
議案第94号から第98号までの5件について、一括して
討論に入ります。
通告により、まず、
松本議員、
討論願います。
◆3番
議員(
松本剛) 〔登壇〕(拍手)
議案第94号「
八尾市
職員給料条例等の一部改正の件」について、
大阪維新の会を代表して、賛成の立場から
討論を行います。
昨年まで、我が会派は、
人事院勧告に従い、
職員の
給料を値上げる
議案には、全て反対の立場をとってまいりました。
それは、平成28年12月
定例会の
討論で述べたとおり、危機的な
財政状況下で、
人事院勧告に安易に従うものではなく、まずは、
行財政改革を推し進め、
職員給料への還元は、
八尾市の
財政状況が健全化したときに
職員に行うべきであると考えるからであります。そして、その考えは今も全く変わりません。
議案に対する賛否について、会派内でも議論を繰り広げ、議会においても
議案質疑を含め、慎重に
審査を行ってまいりました。
総務常任委員会の答弁の中で、
市長は、今進めている
行財政改革の結果がまだ出ていない中で、
職員の
給料を上げる
提案をすることには逡巡した。達成できなければ、
職員の
給料を減額することも検討しなければならない。どう責任をとればいいのか教えてほしいと述べられました。また、
市民サービスにプラスになることに税金を投入していきたいとも述べられました。
今回のこの
議案が可決されることで1億円強の歳出が増加しますが、
市長は、その財源を用いて、
職員の
皆さんに、
行財政改革の中で約7億8000万円を生み出す仕事をしてもらい、必ず
改革を達成しますと、リーダーとして非常に強い姿勢を見せていただき、いわば、
約束手形つきの聖域なき
行財政改革に向けた本当に強い姿勢を示されております。
前
市長の
財政状況に関係なく、
人事院勧告に準拠するだけという他力本願、右へ倣えの
議案提案とは異なり、今回の
職員の
給料等改定議案は、約8億円の財源を生み出す厳しい仕事を
職員には必ずさせます。
民間事業所所得水準に鑑み、今年度、
給料等引き上げの
人事院勧告があり、約1億円、
人件費歳出増に充てますが、内容は
若手職員への手厚い充当を主とし、
職員のやる気と能力を引き出す中で、
行財政改革を必ず達成します。私が責任を持ちますという、見方によっては非常に厳しい
提案であることが、
審査を行う中で明らかになりました。
そこまでの
市長の
市政運営に対する厳しい姿勢を持って、我々は、当
議案への賛成を表明する次第です。
職員の
皆さんも、この
議案が可決され、
給料等がふえた暁には、
議案提案に至る、
市長、そして、我々
議員の思いをしっかりとかみしめ、全ての市民に光を当てるために、職務に励んでいただきたいと思います。
市長が示した新やお
改革プランを進めることで、約30億円の財源が生まれます。今回の
職員人事費の
歳出増は、この
プランの遂行に向けて、
職員の
皆さんがやりがいを持って取り組み、これを達成するために必要な未来への投資でもあると解釈いたします。これからの新たな
八尾市の
行財政改革断行に期待し、賛成するからには、その進捗と
改革の
達成ぐあいについて、しっかり4年間、
執行部と
市長の
市政運営を見届けてまいりたいと考えます。
以上で
賛成討論を終わります。
御清聴ありがとうございました。(拍手)
○
議長(
越智妙子)
次に、
杉本議員、
討論願います。
◆26番
議員(
杉本春夫) 〔登壇〕(拍手)
議案第94号「
八尾市
職員給与条例の一部改正の件」及びこれに関連する
予算議案第95号から第98号までの5件について、一括して、日本共産党を代表して、賛成の立場から
討論を行います。
本
議案提出に当たり、
市長は苦渋の選択だったとの思いを披歴されました。少し要約しましたが、おおむね、以下の点が苦渋の内容だったかと思います。
1つは、
職員給料等は、
人事院勧告が出たから、それに漫然と右に倣えではなく、
八尾の物差しをつくることが必要だと考えている。2つ目には、いい人材を確保するために、初任給を含む若年層の
給料を上げることが必要。3つ目には、
市民サービス向上の前に
職員給与を上げるということに非常に迷った。民間の給与と比較で、今上げる段階ではないと思っている。
大体、こんな理由を示されたかと思います。
しかし、この
市長の考え方には大きな問題があることを指摘しておきたいと思います。
まず、
人事院勧告とは何かです。
働く労働者全てに労働基本権という権利が保障されております。しかし、日本の公務員には、この労働基本権が全面的に保障されてはいません。ですから、国連の労働部会ILOは、日本政府に対して、11回、22年にわたり、公務員にも労働基本権を認めよという勧告を出しているのです。
しかし、日本政府は、そのILOの勧告を無視し続けているのであります。そして、その代償として、
人事院勧告という制度で賄っているのであります。
公務員の労働基本権を守る。この姿勢がないところに、
八尾の物差しなど存在し得ないのであります。
職員の労働基本権を保障し、暮らしや仕事を守り、より豊かにする。ここにこそ、市民の命や暮らしを守る道があるのではないでしょうか。なぜなら、
職員の仕事は住民の福祉の増進にあるからであります。
2つ目の、若い、いい人材のための
給料アップについてでは、
職員の
給料アップや待遇改善は、いい人材のためだけのものではなく、
職員が住民の命と暮らしを守り、住民の奉仕者としての役割が十分果たせるようにするためであります。
今回の30代半ば以降、40代、50代の給与据え置き、もっと言えば、住居手当引き下げの影響で、給与がマイナスになる人も生み出されることになります。40代、50代といえば、子どもが高校生や大学生で、子どもに一番お金がかかるときであります。この年代の
職員が、消費税10%の増税のもと、なぜ給与が上げられないのか。このことが地域経済にどんな影を落とすことになるのか。非常に危惧いたします。全ての年代層で
給料アップすべきであったのではないでしょうか。
3つ目の
市民サービス向上の前に
職員給与を上げるということに非常に迷った。民間の給与との比較で、今、上げられる段階でないと思っているとのことについてでありますが、市民の暮らしの向上と
職員の暮らしの向上は一体のものであります。その一体の向上の道は、ただ1つです。国民の暮らしを壊し、民主主義を壊す政治にストップをかけること。トランプ大統領に言われて、1機、100億円を超すF35戦闘機の100機以上の爆買いの一方で、高齢者の介護保険外しやケア
プラン作成の有料化、国民健康保険の大幅な値上げなど、弱者切り捨てが現政権のもとで強行されております。首相主催の桜を見る会に見られるように、国民の税金の使い方に大きな疑惑の声が上がりながら、説明責任を果たさない現政権。こんな政治を野放しにしておいて、どうして市民の暮らしが守れるのでしょうか。どうして
市民サービスを向上させることができるんでしょうか。
市長が言うように、
職員の
給料を削減したり、新やお
改革プラン実行計画にあるような、ぜんそくの子どもたちへの補助金の打ち切りや就学援助制度の基準の改悪、ごみ収集の民営化などをして、幾らお金を生み出しても、市民の暮らしはよくならず、むしろ暮らしの破壊、格差と貧困の拡大にしかなり得ません。
私たちは
市長に、市民の命と暮らしを守るために、新やお
改革プラン実行計画の撤回を求めるとともに、市民の暮らし破壊の安倍政権はやめよの声を上げていただくことを強く求めるものであります。
今回の
議案については、30代半ば以降、40代、50代の給与据え置き、住居手当の引き下げなど、問題点はありますが、労使合意を尊重する立場から、日本共産党は当
議案に賛成するものであることを表明いたします。
なお、
議案第95号から第98号までの4件につきましても、この条例に基づく予算でありますので、賛成とすることを述べまして、
討論を終わり、日本共産党を代表して、
賛成討論とさせていただきます。(拍手)
○
議長(
越智妙子)
通告に基づく
討論は終わりました。
それでは、
討論を終結して、これより5件一括して採決いたします。
本5件、いずれも
委員長報告どおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
越智妙子)
御異議なしと認めます。
よって、
議案第94号から第98号までの5件については、いずれも原案どおり可決されました。
─────────────────────
○
議長(
越智妙子)
次に、
議案第89号について
討論に入ります。
通告により、谷沢
議員、
討論願います。
◆24番
議員(谷沢千賀子) 〔登壇〕(拍手)
議案第89号「
令和元
年度八尾市
一般会計第6
号補正予算の件」について、日本共産党を代表して、反対の立場から
討論を行います。
反対理由の第1は、市民課窓口業務を委託していたパソナの元従業員による公金横領事件とのかかわりで、パソナからの弁償金1055万円余りと市
職員の人件費84万円余り、合計1100万円余りを歳入に上げながら、市民課窓口業務をまたまた民間委託するための選定
委員会報酬8万4000円を計上していることです。
今回の公金横領事件の本質は、
八尾市が公金や個人情報を取り扱う市民課窓口業務の公的責任を放棄し、民間業者に丸投げしてきたことにあります。今回、次回の民間委託選定からパソナを排除しないこと自体、この姿勢が根本的に変わっていないと言えます。
日本共産党は、この間、
八尾市の業務管理責任を問うとともに、市による事件の徹底調査、元契約社員の刑事告発、パソナとの契約解除、公金や個人情報を扱う窓口業務は直営に戻すことなどを要望してきました。このことを、今、改めて求めるものです。
反対理由の第2は、生涯
学習センターの今後5年間の指定管理経費として、6億0700万円の債務負担行為補正を計上していることです。
生涯
学習センターは、いつでも、誰でも、生涯にわたって学ぶことができる社会教育施設です。また、
八尾市全体の生涯学習の拠点施設です。ところが、長年、市の外郭団体である文化振興事業団が指定管理を担いながら、施設目的に見合う役割を十分果たせてきませんでした。生涯
学習センター、学習プラザの運営審議会の中心を担いながら、こういう状況を放置してきた点では、
八尾市の責任が厳しく問われます。
さらに、今回、株式会社が候補者に選定されましたが、企業の目的は営利であり、社会教育施設本来の学習権保障とは矛盾します。生涯
学習センターの管理運営は、指定管理者でなく、直営で行うべきです。
八尾市は、今こそ、市民の学習権保障の立場に立ち返るべきです。
反対理由の第3は、
令和2年度に文科省が全国一斉に導入するキャリア・パスポートの準備経費として、市内全小・中学生にファイルを購入する予算362万6000円が計上されていることです。
キャリア・パスポートとは、生徒自身が変容や成長を自己評価するものとしていますが、小学校入学から高校卒業まで、児童・生徒の全人格を把握し、内心まで統制できる点では、戦前の修身と似ています。安倍政権が推し進める、従順な人づくり、戦争する人づくりに沿った教育政策の一環と言えます。このような狙いを持つキャリア・パスポート関連予算は認められません。
今回、議会に
報告された新やお
改革プラン実行計画は、安倍政権の進める地方行政サービス
改革を推進し、直営で残ることをターゲットに、さらなる民間委託、市場化を進めるものです。当然、公共施設の縮小、統廃合も総務省の要請を受けて検討されています。このような実行計画は撤回することを強く求めます。
6
号補正予算には、人件費の過不足調整など、必要な予算も多く計上されていますが、容認できない予算が含まれているため、あえて反対するものです。
以上で、第89号の反対
討論を終わります。(拍手)
○
議長(
越智妙子)
通告に基づく
討論は終わりました。
それでは、
討論を終結して、これより
議案第89号について採決いたします。
本件は、起立により採決いたします。
本件、
委員長報告どおり、
原案可決することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○
議長(
越智妙子)
起立多数であります。
よって、
議案第89号については、原案どおり可決されました。
─────────────────────
○
議長(
越智妙子)
次に、
議案第90号について
討論に入ります。
通告により、大野
議員、
討論願います。
◆13番
議員(大野義信) 〔登壇〕(拍手)
議案第90号「
令和元
年度八尾市
国民健康保険事業特別会計第2
号補正予算の件」について、日本共産党を代表して、反対の立場から
討論を行います。
この
議案は、2018年度の決算で生まれた4億3546万円の黒字を基金積立金に入れるというものです。
反対する理由は、今やるべきは、基金積立金に入れるのではなく、保険料の引き下げに使うべきであるということです。2018年度の保険料は、所得200万円の4人世帯では1万0416円、250万円の4人世帯では1万8220円の引き下げとなっています。この引き下げにより、滞納分が現年分5901万円、繰り越し分675万円減り、収納率で0.4%アップしています。滞納世帯も、平成17年度末6673世帯から、平成18年度末6438世帯と、235世帯減っています。高過ぎる国保料を引き下げることが収納率を上げる一番の特効薬であることは誰の目にも明らかです。
平成19年度の国保料は、全ての所得階層で大幅に引き上げられ、資格証発行世帯は89世帯から111世帯へとふえています。さらに、10月からの消費税10%への増税が暮らしと営業の困難に拍車をかけています。
市内でも、創業94年の老舗屋、市場の廃業が相次いでいます。帝国データバンクの小売業の動向調査によると、飲食店の倒産が最多更新の勢い。増税を機に廃業を検討する業者が増加している。レジの改修など、消費税増税に伴う設備投資の負担が重く、廃業を検討する中で倒産に至るケースも出ているとしています。製造業でも、先週、仕事がなかった。今週、ようやく仕事が入った。こんな悪いのは初めてだ。今までで一番悪い。家賃、従業員の給与を払うので精いっぱいなど、苦しい状況が異口同音に出されています。
3月議会で基金条例を決めました。単年度収支で出た黒字をずっと積み立てていくのかというと、そういうことではなく、適正な保険料、市民の方が払える保険料として計算した場合に、財源が足りない場合がありましたら、それを基金から繰り出していくということになります。これが、基金条例の際の確認事項です。
市長が言う
令和5年度の統一化、標準保険料に向けて、今から上げていくのではなく、払える保険料に引き下げることは、地方自治体の本旨に基づく使命ではないでしょうか。
国保料問題の解決は、住民の健康と生活を守り、国民皆保険を持続可能にし、社会の公平、公正を確保する上で、避けて通れない喫緊の課題です。加入者の所得は低いのに、保険料は一番高いという国保の構造問題は、
八尾市を初め、地方六団体や国保中央会が一致して解決を呼びかけ、安倍政権も矛盾を認めざるを得ない状況となっています。1兆円の公費負担増によって、国保料を協会けんぽ並みに引き下げる案は、全国自治会、地方団体や幅広い住民がこぞって要求していることです。
以上の理由により、
議案第90号「
令和元
年度八尾市
国民健康保険事業特別会計第2
号補正予算の件」について反対するものです。
御清聴ありがとうございました。(拍手)
○
議長(
越智妙子)
通告に基づく
討論は終わりました。
それでは、
討論を終結して、これより、
議案第90号について採決いたします。
本件も、起立により採決いたします。
本件、
委員長報告どおり、
原案可決することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○
議長(
越智妙子)
起立多数であります。
よって、
議案第90号については、原案どおり可決されました。
─────────────────────
○
議長(
越智妙子)
次に、
議案第93号について
討論に入ります。
通告により、谷沢
議員、
討論願います。
◆24番
議員(谷沢千賀子) 〔登壇〕(拍手)
議案第93号「
八尾市生涯
学習センターの
指定管理者指定の件」について、日本共産党を代表して、反対の立場から
討論を行います。
反対理由の第1は、長年にわたり、
八尾市の外郭団体である文化振興事業団が生涯
学習センターの指定管理者として管理運営を担ってきたにもかかわらず、なぜ施設の役割にふさわしい運営ができてこなかったのかという問題です。
昨年の12月議会に、指定期間を1年間延長し、アンケートで市民ニーズを把握するなど、一定、努力を行ってきましたが、その後も、抜本的な改善は図られていません。原因がどこにあるのか、問題点を明らかにすべきです。
この間の生涯
学習センター指定管理者事業
報告を見ると、平成27年度から平成30年度までの4年間に、指定管理料が約1300万円減額されながら、人件費は約700万円ふえています。平成24年度との比較では、人件費が1000万円以上増額されております。指定管理料が減り、人件費だけが大幅増、これについては、
八尾市の指導責任が問われます。根本原因を曖昧にしたまま、指定管理者をかえて幕引きすることは許されません。
市民の生涯学習の拠点施設であり、市が100%出資している外郭団体が指定管理を担っていた公共施設だからこそ、
八尾市の責任で改善を図るべきではなかったでしょうか。
反対理由の第2は、今回の指定管理者選定に幾つかの疑問点があることです。
まず、事業計画書の
職員体制は、
八尾市文化振興事業団が、正規
職員7人、契約社員1人、パート4人、計12人。ザ・ビッグスポーツ、プラスキッズ共同企業体は、正職6人、契約2人、パート3人、計11人に対し、今回選定された、
八尾かがやき未来プロジェクトは、正職6人、アルバイト3人、計9人だけです。これだけの少人数で、掲げている事業全てをやりこなせるとは思いません。事業計画の中で、コナミスポーツやミキハウスなどの地元企業との連携をうたっていますが、結局、企業頼みではないでしょうか。企業にとって最大の目的はもうけであり、いつでも、誰でも、安い料金で利用できる、社会教育施設本来の目的とは相入れません。
さらに、地域のさまざまな機関や団体との協働、連携を図れるのは、地方自治体である
八尾市しかありません。生涯
学習センターの本来の目的に沿って、役割、機能を果たすには、市みずからが直営で管理運営を担うべきです。
以上の理由から、
議案第93号に反対します。(拍手)
○
議長(
越智妙子)
通告に基づく
討論は終わりました。
それでは、
討論を終結して、これより、
議案第93号について採決いたします。
本件も、起立により採決いたします。
本件、
委員長報告どおり、
原案可決することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○
議長(
越智妙子)
起立多数であります。
よって、
議案第93号については、原案どおり可決されました。
─────────────────────
△
請願第2号「
子育て支援施策の充実を求める
請願の件」
○
議長(
越智妙子)
次に、日程第4、
請願第2号「
子育て支援施策の充実を求める
請願の件」を議題といたします。
△
文教常任委員長報告
○
議長(
越智妙子)
本件は、
文教常任委員会に
審査を付託しておりましたので、その結果について、
委員長から
報告願うことにいたします。
露原
議員。
◆
文教常任委員長(
露原行隆) 〔登壇〕
ただいま議題となりました
請願第2号「
子育て支援施策の充実を求める
請願の件」について、
審査の結果を御
報告申し上げます。
本
請願は、去る12月9日の
委員会において慎重に
審査を行いました。
審査では、まず、紹介
議員の趣旨説明を受けた後、
審査の参考として、
執行部から見解を求め、本件に対する現状確認等を行いました。
採決に先立ち、採択の立場から
討論があり、
起立採決の結果、不採択を適当と認めました。
以上で、
文教常任委員長報告を終わります。
○
議長(
越智妙子)
委員長の
報告は終わりました。
それでは、これより、
委員長報告に対する質疑に入りますが、通告がありませんでした。
よって、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより、
請願第2号について
討論に入ります。
通告により、
田中裕子議員、
討論願います。
◆23番
議員(
田中裕子) 〔登壇〕(拍手)
請願第2号「
子育て支援施策の充実を求める
請願の件」について、日本共産党を代表して、採択が適当という立場から
討論を行います。
全国町村議
会議長会編集の
議員必携では、
請願の
審査についてこう書いています。
請願の採択に当たっては、法令上の基準はないので、
委員会の自主的判断によるが、一般的には、願意が妥当であるか。次に、実現の可能性があるか等、その判断基準とされていると。この願意の妥当性とは、法令上あるいは公益上の見地から見ても、合理的なものをいい、また実現の可能性とは、その緊急性や重要性及び財政事情などから見て、ごく近い将来、実現の可能性のあるものをいい、厳格に解釈しなければならないとしています。
この立場に立って、
請願項目は全て満たしているということを、まず最初に申し上げたいと思います。
まず、
請願項目1、保育を希望しても、毎年、200名前後が待機状態となるのを改善するため、ことし廃止した公立施設、堤・弓削保育所等、直ちに活用・再開してください。
請願項目2、保育の待機状態が解消されないままでの公立保育所、荘内・末広の廃止を見直してくださいについてです。
八尾市は、待機児童ゼロとして、本当に保育に困っている人は解消したかのようなイメージを振りまいています。しかし、
請願者が指摘をするように、
八尾市内で、車で30分かかる保育所を拒否すると待機児童にカウントされません。待機児童の定義は現実からかけ離れており、ゼロに見せかけるためのものと言わざるを得ないのです。ことしの8月の時点で、316人が保育所に入れていません。保育施設が緊急に必要であると求める
請願者の願意は、極めて当たり前ではないのでしょうか。
ある私立の保育園では、規模と年齢を拡大するため、土地を探して確保したものの、近隣との関係で、2年越しの計画を断念しました。全国で問題になっているが、土地確保と保育園建設がこんなに困難だとはと、がっくり肩を落とされていました。今ある保育施設を活用することは、保育施設整備にとって極めて有益で、合理的な手段です。
しかも、現在、継続園となっている公立末広保育所などで、引き続き、保育の継続を行うことは最も合理的であり、再来年度に移転を予定している在園児にとっても選択肢がふえます。仮に、公立として存続させたとしても、末広保育所で、平成30年度の決算で、20人の正
職員で約1億円、非正規14人を合わせると、人件費では合計1億5000万円と推測されます。
八尾市の
一般会計が約1000億円なので、その1%ほどです。
また、
八尾の子どもたちの成長、発達を47年にわたって行ってきた堤保育所について、草ぼうぼうで放置をせず、困っている子どもたちのために、再び、子どもたちの声があふれる保育施設として活用を緊急に求めることは当然ではないでしょうか。
八尾市としても、
八尾市子ども・
子育て会議での教育、保育の見込み量で、5年間で子どもの数が大幅に減少するものの、ゼロから2歳児の保育料の無償化の影響もあって、1、2歳児だけで、保育ニーズの見込みは100人以上増加するとしています。6月議会には、4つの旧保育・教育施設の保育等の施設を活用すると基本方針を示されました。旧堤保育所や末広保育所はそこに含まれています。老朽化を口実に、前に進もうとしない市の姿勢こそ、重要性を認識せず、緊急性を理解せず、妥当性のない言いわけをしているのではないのでしょうか。
請願の願意には妥当性があり、市が直ちに有言実行すれば、実現の可能性が高いものと考えます。
請願項目3、幼児教育・保育の無償化の対象となっているゼロから2歳児の保育料と3歳児以降の給食費を無償化にしてくださいについてです。
保育料の無償化は
市長の公約です。
なお、
請願項目1と2は、ゼロから2歳の保育料の無償化に伴う保育ニーズの増加に応えるための具体的な
提案になっているということを申し上げたいと思います。
請願項目4、子どもにかかわる施設
職員による子どもへの虐待、性的虐待を含む行為が発生しないよう取り組みを強めてください。
請願項目5、保育施設を利用中の子どもたちが急に施設を変更させられるなど、安定的な保育が阻害されることのないよう取り組みを強めてください。
請願項目7、子どもが利用する施設・事業において、子どもの安全確保が確実にされるよう取り組みを強めてください。
これら3つの
請願項目は、ファミリーサポート事業の重篤事故や全国初の社会福祉法人の幼保連携型認定こども園の休園にまで至った事件など、まさに当事者となった親御さんの切実な訴えと願いです。その願意は妥当であり、緊急性や重要性もあり、多額の財源も必要といたしません。
請願項目6、放課後児童室の施設環境と
職員配置を、全学年の子どもの成長・発達にふさわしくなるよう改善してくださいです。
現在、27小学校区の放課後児童室のうち、13校区は、現場の指導員の先生、親御さんの声や運動、それに応えた原課のたゆみない努力によって、おおむね40人の基準を満たしています。しかし、まだ残りの14校区は満たすことができていません。また、40人でも大変窮屈です。ゆったりと過ごせる空間、お外遊びができる指導員の複数体制を
請願者は求めています。
子どもの権利条約を第一に考えるならば、願意は妥当なものであり、緊急性も重要性も高いと言わざるを得ません。
また、空き教室や旧公立幼稚園の活用など、効率・効果的な実践や検討をされており、13校区の今までの成果を見るならば、残り14校区についても実現の可能性は高いと考えます。
以上で、日本共産党を代表いたしましての
請願採択を適当とする
討論を終わらせていただきます。(拍手)
○
議長(
越智妙子)
通告に基づく
討論は終わりました。
それでは、
討論を終結して、これより、
請願第2号について採決いたします。
本件は、起立により採決いたします。
本件、採択することに賛成の方は起立を願います。
〔賛成者起立〕
○
議長(
越智妙子)
起立少数であります。
よって、
請願第2号については、不採択とすることに決しました。
─────────────────────
△
議案第99号「
八尾市
教育委員会委員を選任するについて同意を求める件」
○
議長(
越智妙子)
次に、日程第5、
議案第99号「
八尾市
教育委員会委員を選任するについて同意を求める件」を議題といたします。
市長から
提案理由の説明を求めます。
市長。
◎
市長(大松桂右) 〔登壇〕
ただいま議題となりました
議案第99号「
八尾市
教育委員会委員を選任するについて同意を求める件」につきまして、
提案理由を御説明申し上げます。
本件につきましては、本市
教育委員会委員であります御喜田知子氏の任期が、来る12月21日をもって満了となりますので、その後任
委員といたしまして、新たに藤井奈緒氏を選任するにつきまして、市議会の御同意をお願い申し上げるものでございます。
藤井氏の経歴等につきましては、お
手元配付の参考資料のとおりでございます。
同氏は、市内の小学校に通う児童の保護者であるとともに、府内の支援学校に通う生徒の保護者でもあり、これまでの御自身の体験を生かし、障がいのある子を持つ保護者の方たちが、親なき後の将来に向けて備えることの重要性について、講演活動等を通じて訴え、障がい者の家族が安心して、笑顔で暮らしていくための支援活動に努められております。
また、同氏は、幅広い識見と豊かな経験をお持ちであり、温厚で高潔なお人柄は、本市
教育委員会委員として最適任であると考えております。
何とぞ、市議会の御同意を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○
議長(
越智妙子)
これより質疑に入りますが、通告がありませんでした。
よって、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については、
委員会付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
越智妙子)
御異議なしと認めます。
よって、本件については、
委員会付託を省略することに決しました。
これより
討論に入りますが、通告がありませんでした。
よって、
討論なしと認め、
討論を終結いたします。
これより、
議案第99号について採決いたします。
本件、原案同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
越智妙子)
御異議なしと認めます。
よって、
議案第99号は、原案どおり同意されました。
それでは、ただいま
教育委員会委員に選任同意されました藤井さんから挨拶したいとの申し出がありますので、お受けすることにいたします。
それでは、藤井さん、御挨拶願います。
◎(藤井奈緒)
議長のお許しをいただきましたので、一言、お礼の御挨拶を申し上げます。
ただいま
八尾市
教育委員会委員の選任に当たりまして、温かい御同意をいただき、厚くお礼を申し上げます。
申し上げるまでもなく、教育におきましては、現在、さまざまな課題が山積しており、大変厳しい状況にあると認識しております。このようなときに、教育
委員に就任させていただき、その重責に改めて身の引き締まる思いでございます。もとより微力な私ではございますが、
八尾市の教育の発展、向上のために努力してまいる所存でございます。
どうか、
議員の皆様におかれましても、御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、簡単措辞ではございますが、お礼の御挨拶とさせていただきます。
本日は、どうもありがとうございました。(拍手)
─────────────────────
△
議案第100号「
八尾市
固定資産評価審査委員会委員を選任するについて同意を求める件」
○
議長(
越智妙子)
次に、日程第6、
議案第100号「
八尾市
固定資産評価審査委員会委員を選任するについて同意を求める件」を議題といたします。
市長から
提案理由の説明を求めます。
市長。
◎
市長(大松桂右) 〔登壇〕
ただいま議題となりました
議案第100号「
八尾市
固定資産評価審査委員会委員を選任するについて同意を求める件」につきまして、
提案理由を御説明申し上げます。
本件につきましては、本市
固定資産評価審査委員会委員であります浅野佳子氏の任期が、来る12月31日をもって満了となりますので、その後任
委員といたしまして、新たに、益井茂氏を選任するにつきまして、市議会の同意をお願い申し上げるものでございます。
益井氏の経歴等につきましては、お手元 配付の参考資料のとおりでございます。
同氏は、幅広い識見をお持ちで、公正にして高潔なお人柄は、本市
固定資産評価審査委員会委員として最適任であると考えております。
何とぞ、市議会の御同意を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○
議長(
越智妙子)
これより質疑に入りますが、通告がありませんでした。
よって、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については、
委員会付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
越智妙子)
御異議なしと認めます。
よって、本件については、
委員会付託を省略することに決しました。
これより
討論に入りますが、通告がありませんでした。
よって、
討論なしと認め、
討論を終結いたします。
これより、
議案第100号について採決いたします。
本件、原案同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
越智妙子)
御異議なしと認めます。
よって、
議案第100号は、原案どおり同意されました。
─────────────────────
△議会
議案第8号「「あおり運転」に対する
厳罰化とさらなる対策の強化を求める意見書提出の件」
○
議長(
越智妙子)
次に、日程第7、議会
議案第8号「「あおり運転」に対する
厳罰化とさらなる対策の強化を求める意見書提出の件」を議題といたします。
お諮りいたします。
本件については、提出者の説明及び
委員会付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
越智妙子)
御異議なしと認めます。
よって、本件については、提出者の説明及び
委員会付託を省略することに決しました。
これより質疑に入りますが、通告がありませんでした。
よって、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより
討論に入りますが、通告がありませんでした。
よって、
討論なしと認め、
討論を終結いたします。
これより、議会
議案第8号について採決いたします。
本件、
原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
越智妙子)
御異議なしと認めます。
よって、議会
議案第8号は、原案どおり可決されました。
─────────────────────
○
議長(
越智妙子)
以上で、本日の日程は全部終了いたしました。
─────────────────────
○
議長(
越智妙子)
12月
定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
去る12月2日に招集されました
今期定例会は、19日間の会期を終え、ここに閉会の運びとなりました。
この間、
議員各位には、本
会議あるいは
委員会において熱心かつ慎重に御審議賜りますとともに、議事の円滑な運営にも格段の御協力を賜り、心から厚くお礼を申し上げます。
市長を初め、執行機関の皆様には、
議員から指摘のありました事項をしっかりと受けとめられ、今後の行政運営に適切に反映されますよう、強く求める次第でございます。
さて、本年、4月の統一地方選挙において、我々が市民の信託を受けてから、はや8カ月が経過しようとしております。この間、
市長から
提案されました数多くの
議案に対しまして、住民の福祉の増進を図るという視点から審議を行い、議決してきました。
執行部各位には、いま一度、地方自治の原点に立ち返り、全体の奉仕者として市政の運営に臨んでいただきますよう求めておきます。
ことしも、台風19号を初め、全国各地で大規模な自然災害が発生し、改めて、地方自治体における防災対策の課題が浮き彫りになりました。
防災・減災対策にはさまざまな施策が求められますが、一番大切なことは、市民一人一人が、市の
職員一人一人が、その役割を果たすと同時に、ともに助け合いながら、1つのチームとして対応していくことではないでしょうか。
この点を踏まえた取り組みを
執行部にお願いするとともに、我々、議会としても進めてまいります。
皆様、御承知のとおり、来年は東京で
オリンピック、パラリンピックが開催されます。世界中の人々が夢や希望を持つことができる、また、感動を与えてくれる大会になることは間違いありません。
そのような中、本市では、今後の
市政運営の未来を左右する第6次総合計画を策定する年となりました。市議会としても、さきの9月議会で、6年ぶりに特別
委員会を設置いたしました。全ての市民が夢や希望を持って暮らすことができるまちづくりのために議論を重ね、議決機関としての責任を果たしてまいります。
結びに、寒さが日に日に厳しくなってまいりました。
議員各位並びに
執行部の皆様方には、健康には十分御留意いただき、御健勝にて輝かしい新年を迎えられますよう、心から御祈念申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。
それでは、
市長から挨拶願います。
◎
市長(大松桂右) 〔登壇〕
令和元年12月
定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
本
定例会は、去る12月2日に開会され、数多くの重要
議案を御
提案申し上げましたところ、
議員各位におかれましては、本
会議あるいは各
委員会、
分科会におきまして、終始、熱心かつ慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございました。
各
議案につきまして、それぞれ御可決、御承認を賜り、厚く御礼申し上げます。
また、
八尾市
教育委員会委員並びに
八尾市
固定資産評価審査委員会委員を選任するについて御同意をお願い申し上げました人事
案件につきましても、御同意を賜り、重ねて厚く御礼申し上げます。
本
会議、各
委員会、
分科会を通じまして、
議員の皆様から賜りました御指摘、御意見、御要望の諸点につきましては、これを十分に検討し、今後の
市政運営に生かしてまいりたいと考えております。
さて、本年も残りわずかとなりました。振り返りますと、百舌鳥・古市古墳群の世界遺産への登録やG20大阪サミットの開催など、日本、大阪が世界から注目を受ける明るい話題が数多くありました。
とりわけ、ラグビーワールドカップ2019では、日本代表チームが初の決勝トーナメントに進出する大躍進を果たすなど、日本のみならず、全世界に感動と勇気を与え、そして、元気と活力をもたらしてくれました。
来年には、東京
オリンピック、パラリンピックを初め、2021年にはワールドマスターズゲーム2021関西、2025年には大阪関西万博の開催が予定されており、今後のインバウンド需要の高まりなど、時代の流れや動きを的確に捉え、今まで以上に、魅力向上と戦略的、効果的な情報発信に取り組むとともに、大阪府や大阪市との強い結びつきを生かした連携を強化し、本市の成長に努めてまいります。
一方で、ことしも、全国各地で記録的な大雨や台風など、大規模な災害が相次ぎ、自然災害の脅威を改めて痛感するとともに、人の命のとうとさを重く受けとめなければならない年でありました。犠牲となられた皆様に深く哀悼の意を表するとともに、被害に遭われた皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
本市におきましては、今後も、災害対策には、命を守る行動を第一に考え、迅速かつ円滑に対応できるよう万全を期すとともに、市民の皆様と地域防災力の向上に取り組んでまいります。
来年はね年であり、十二支の最初の年であることから、全ての始まりと、未来への大いなる可能性を秘めた年と言われています。
八尾新時代を創造するために掲げた6つの成長戦略を着実に実践していくことで、
八尾の成長、飛躍へとつなげるとともに、全ての市民が生涯を通じて安心し、生きがいを持ち、より多くの人に選ばれる町、暮らし続けたい町、
八尾と感じていただけるよう、未来へつなぐまちづくりに邁進してまいります。
市民並びに
議員の皆様、また、関係機関、団体の皆様には、ことし1年の御高配に厚く御礼を申し上げますとともに、来る
令和2年の
市政運営に、さらなる御支援と御協力を賜りますようお願いを申し上げます。
結びとなりますが、年の瀬を迎え、寒さも一段と厳しくなってまいりました。
議員の皆様におかれましては、健康に十分御留意をいただきまして、新年を健やかにお迎えになられますよう、心から祈念申し上げまして、簡単ではございますが、閉会の御挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。
─────────────────────
○
議長(
越智妙子)
以上をもちまして、
令和元年12月
定例会を閉会いたします。
午前11時07分閉会
───────────────────────────────────────────────────────────────
〇
会議録署名議員
┌───────┬────────┬─────────────────────────┐
│市議
会議長 │越 智 妙 子 │ │
├───────┼────────┼─────────────────────────┤
│市議会
議員 │松 田 憲 幸 │ │
├───────┼────────┼─────────────────────────┤
│市議会
議員 │南 方 武 │ │
└───────┴────────┴─────────────────────────┘...