• LINE(/)
ツイート シェア
  1. 八尾市議会 2019-09-18
    令和 元年 9月18日予算決算常任委員会(文教分科会)−09月18日-01号


    取得元: 八尾市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-02
    令和 元年 9月18日予算決算常任委員会文教分科会)−09月18日-01号令和 元年 9月18日予算決算常任委員会文教分科会)             ┌─────────────┐             │  予算決算常任委員会  │             │   文教分科会次第   │             └─────────────┘                           ┌─令和元年9月18日──┐                           └─第1委員会室  ──┘ 1 開  会 2 審  査 【教育委員会関係】  (1) 議案第77号「令和年度八尾一般会計第5号補正予算の件」のうちの当分科会所管分
    3 閉  会 〇出席者氏名    出席委員           委員長          露   原   行   隆           副委員長         西   田   尚   美           委員           鑄   方   淳   治           委員           山   中       宏           委員           西   川   あ   り           委員           桝   井   政 佐 美           委員           谷   沢   千 賀 子           議長           越   智   妙   子    説明のため出席した者         市長             大   松   桂   右         副市長            植   島   康   文      <教育委員会>         教育長            中   山   晶   子         副教育長           吉   川   慎 一 郎       (教育総務部)         教育総務部長         尾   谷   祐   司         生涯学習担当部長       田   中   淳   二         次長             木   下   直   人         次長             万   代   辰   司         総務人事課長         山   本   博   士         教育政策課長         式       龍 一 郎         生涯学習スポーツ課長     南       昌   則         八尾図書館長         谷       裕   之         文化財課長          み な も と       斎         参事             田   頭   正   光         参事             松   田   勝   人       (学校教育部)         学校教育部長         今   岡   誠   司         次長             山   崎   敦   子         学務給食課長         大   木   英   和         指導課長           仁   科   尚   裕         教育センター所長       塚   本   妙   一         人権教育課長         森       英   世      <その他関係執行部>         若 干 名    職務のため出席した市議会事務局職員         次長             原   田   奈 緒 美         議事政策課主査        花   田       侑  令和元年9月18日(水曜日)午後1時45分開会 ○委員長露原行隆)  出席委員が定足数に達しておりますので、ただいまから予算決算常任委員会文教分科会を開会いたします。 ───────────────────── ○委員長露原行隆)  当分科会では、担当する各予算質疑を行います。  なお、討論と採決は9月25日の全体会で一括して行います。  それでは、お手元配付の次第書どおり審査を行います。 ───────────────────── ○委員長露原行隆)  それでは、教育委員会関係について審査を行います。  議案第77号「令和年度八尾一般会計第5号補正予算の件」のうちの当分科会所管分議題といたします。  山本総務人事課長から、提案理由説明を求めます。  山本課長。 ◎総務人事課長山本博士)  ただいま議題となりました議案第77号「令和年度八尾一般会計第5号補正予算の件」のうち、教育委員会所管分につきまして御説明申し上げます。  恐れ入りますが、補正予算書24ページをお開き願います。  歳出予算補正でございますが、款9教育費、項1教育総務費、目4教育振興費におきまして、八尾いじめ調査委員会答申等を受け、いじめ対策会議の開催及び相談体制強化に伴う経費として219万円を増額いたすものでございます。  以上、甚だ簡単な説明でございますが、よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○委員長露原行隆)  提案理由説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  山中委員。 ◆委員山中宏)  いじめ対策会議相談体制強化ということなんですけれども、具体的にいじめ対策会議とは、どういう形で開催されるのかというのと、相談体制強化というのも、具体的に教えてください。 ○委員長露原行隆)  森課長。 ◎人権教育課長森英世)  まず、八尾いじめ対策会議についてでございますけれども、会議につきましては、外部専門家方々に入っていただきまして、いじめに係るケース会議的なものをイメージしております。これについては、毎月1回定例で行う予定です。会議の中では、学校で生起いたしましたいじめ事案の状況や対応に係る課題などに対して、各専門家から助言をいただいた上で、学校取り組みに反映させていくというものをイメージしています。これを翌月、その助言に基づいた取り組みを行った上で、また新たな課題、成果、その辺も共有しながら、次の対応に生かしていく、PDCAサイクル事象対応に当たっていくといったものをイメージしております。  2点目の相談体制充実という部分になりますけれども、これも八尾いじめ調査委員会提言を受けてになりますが、これまで教育委員会のほうに、直接市民の方が来られて、いじめ相談を含めて、いろんな相談を受けることになっていました。これまでは教育職中心にその相談対応に当たっていたわけなんですけれども、ここに臨床心理士スクールカウンセラー等配置することによって、相談段階教育職とともに、いわゆる心理の専門的な見地から、市民相談に当たっていって、さまざまな課題についての早期解消を図っていきたい。そういうことを考えております。以上です。 ○委員長露原行隆)  山中委員。 ◆委員山中宏)  この有識者を集めての会議なんですけれども、この参加されるメンバーを教えていただけますか。 ○委員長露原行隆)  森課長。 ◎人権教育課長森英世)  まず、外部専門家の構成になりますけれども、現段階検討していますのは、弁護士1名、臨床心理士2名、社会福祉士1名、学識1名の5名の外部専門家の方を参加していただくことを考えています。合わせて、事務局として教育委員会人権教育課中心になって対応する。それと学校という形になることを考えています。以上です。 ○委員長露原行隆)  山中委員。 ◆委員山中宏)  学校というのは、つまりは校長、教頭先生が、市内の全校の校長先生か、教頭先生がいらっしゃるということですか。 ○委員長露原行隆)  森課長。 ◎人権教育課長森英世
     会議の中においては、一つ一つの事例、ケースごと検討を進めていきたいと考えております。そういった意味では、例えば全ての学校で起こっているいじめ事象が全部の対象にはなっていきますけれども、その内容等について学校長ともしっかり協議しながら、一定事案について整理をしていくということを考えています。  ただ、学校報告者については、管理職を基本としておりますが、いわゆるその担当教員が入ることが有効であると認められる場合は、そういった参加についても考えております。以上です。 ○委員長露原行隆)  山中委員。 ◆委員山中宏)  あと臨床心理士のほうなんですけれども、これはどこに設置されて、市役所に設置されてなのか。あと、どれぐらいの頻度体制で設置されるのでしょうか。 ○委員長露原行隆)  森課長。 ◎人権教育課長森英世)  相談体制充実の一環で配置する臨床心理士についてでございますが、人権教育課の課内に所属をいたしまして、週に2回、各6時間の相談ということで、現段階では考えております。以上です。 ○委員長露原行隆)  山中委員。 ◆委員山中宏)  先日の鑄方議員個人質問の中でもあったのかなとは思うんですけれど、いじめ認知を、ちょっと広げてるということで、昨年度80何件だったのが、今年度、既に200件を超えてるようなことだったのかなとは思っております。  やはり八尾市のいじめ問題、大きないじめ問題を抱えておる中で、このいじめをゼロにするという方向、目標が大きくあるとは思うんです。その手前で、そうやって認知を広くできるようにというので、もう既に200件を超えている。これらのふえた数字は子どもたち思いだとは思うんですけれども、このふえた思いに対して、今回の補正は応えるという意思表示なのか。それとも、それで足りると思っているのか。今後ふやしていくのか。その辺のお考えと、今後の方向性をちょっとお示しください。 ○委員長露原行隆)  森課長。 ◎人権教育課長森英世)  まず、今、認知件数の件がございました。今回、教育委員会のほうでは、調査委員会報告書を受けまして、全ての学校長に対して調査報告書周知であったりとか、いじめの防止というところでは、まずは積極的ないじめ認知をすることからスタートであるということを周知をしてまいりました。その結果、本会議の中の答弁でもありましたように、今年度1学期は、その認知件数は大幅に増加しております。  今、委員の御指摘のとおり、このいじめ問題、いじめ認知について、当然、解消を全て目指していくというのは、これはもう当然のことになります。この中で、今回配置させていただいているスクールカウンセラーが、限られた回数、時間ではありますけれども、より効果的にやっぱり活用していかないといけないと思っています。  今回は、週2回という勤務になっていますけれども、今年度の実績等を踏まえて、そのあたりもしっかりと検証しながら、今後拡充していくことも、当然、検討していかないといけません。  ただ、それについては今年度の実績をしっかりと検証していくことが必要かなと考えております。 ○委員長露原行隆)  山中委員。 ◆委員山中宏)  わかりました。やはりスタートということで、まずは、早期の対応ということなのかなとは理解しましたけれども、やはり200件を超えるという、その現段階でという中では、足りないだろうと、素人ながらでも思う部分はありますので、今後、子どもたちのためにも、しっかりといじめに対して対応できるというのは、続々と今後、行動をしていっていただきたいと思います。私からは以上です。 ○委員長露原行隆)  他にありませんか。  鑄方委員。 ◆委員鑄方淳治)  幾つかお伺いしたいんですが、山中委員から、かなり要所のところに関しては質問をされてお答えがあったので、ちょっと補足としてなんですが、その会議体いじめ対策会議が常設であると。月1回の頻度でやっていくと。そういったことですが、初動に対して、ちょっと甘かったんではないかというところの対処を目的とされているということなんですが、この会議体権限など、こういったものはどんな権限があるのか。ちょっと教えていただければと思います。 ○委員長露原行隆)  森課長。 ◎人権教育課長森英世)  権限というところについては、いわゆる各委員方々に、特別な権限を与えるということについては考えておりません。第三者という立場の中で、いわゆるフラットな形で事象を、それぞれの専門的見地から見ていただいて、御助言をいただくというところを目的としております。 ○委員長露原行隆)  鑄方委員。 ◆委員鑄方淳治)  もちろん権限などはないですが、指示や命令といったことではないんですが、もうこの提言をいただいたのを最大限に尊重されるということでよろしいですか。 ○委員長露原行隆)  森課長。 ◎人権教育課長森英世)  もう今、まさしくおっしゃっていただいたように、やはりこの専門家方々に集まっていただいて、学校との協議の中で、今後の対応考えていくわけですので、専門家方々の御助言については、真摯に受けとめて積極的に活用してまいりたいと考えております。 ○委員長露原行隆)  鑄方委員。 ◆委員鑄方淳治)  ありがとうございます。なかなかこの個別の事象に関して、お話をされるような会議体と認識しておりますので、なかなか難しいかなとは思うんですが、これはやはり公開ではなくて、クローズの会議体ということで、認識してよろしいでしょうか。 ○委員長露原行隆)  森課長。 ◎人権教育課長森英世)  この会議については、委員が御指摘のとおり、個別の事案を扱うものであります。子どもたちの名前であったり、いろんな背景というところも取り扱うことから、いわゆる公開という形は考えてはおりません。 ○委員長露原行隆)  鑄方委員。 ◆委員鑄方淳治)  ありがとうございます。この会議体については、これぐらいにさせていただければと思います。  あとは、スクールカウンセラー人権教育課配置の点なんですけども、ちょっと山中委員質問と重複するかもしれないんで、深く聞きたいというところなんですが、これから今後、やっぱり週2回では足りないのではないかということで、今年度の配置が完了して、そして、それを検証して、また計画をということではあるかと思うんですけども、今の段階でこう進めていこうであったりとか、そのスケジュール感であったりとか、今の段階でやっぱり決まってることというのもあろうかと思いますので、そこに関してわかっている段階で教えていただければと思うんですが、いかがでしょうか。 ○委員長露原行隆)  森課長。 ◎人権教育課長森英世)  ちょっと私の説明が十分でなかったら申しわけないです。この人権教育課配置するスクールカウンセラーなんですけれども、この方については、主に窓口に来られた市民相談というところを中心に担っていただく予定です。  一方で、これまで15中学校区のほうには、各中学校に1名のスクールカウンセラー配置されています。この方々は日常の相談業務の中で保護者子どもいじめだけではございませんが、いろんな多岐にわたる相談業務を受けています。この中学校区に配置されたスクールカウンセラーと合わせて、今回、市役所窓口配置考えておりますスクールカウンセラーの2つの立場を有効に活用しながら、しっかりとこの相談というところについて当たってまいりたいと考えております。 ○委員長露原行隆)  鑄方委員。 ◆委員鑄方淳治)  当然、しっかりとその窓口配置の方、そして、学校配置の方の連携というのは、もちろんとっていただくことになるんかなとは思いますけども、そこの情報の共有であったりとか、集約であったり、そこの検証であったりというのは、人権教育課で担われるということで、よろしいでしょうか。 ○委員長露原行隆)  森課長。 ◎人権教育課長森英世)  本課に配置されている部分については、人権教育課になりますが、ただ、いじめ事案ということになりますと、当課だけで受けるわけではございません。指導課であったり、教育センターで受けることもございますので、そのあたりについては、やっぱり教育委員会オール情報共有もしながら、一定やっぱり子どもたちの最善というところを目指しながら、対応を進めてまいりたいと考えております。 ○委員長露原行隆)  鑄方委員。 ◆委員鑄方淳治)  ありがとうございます。教育委員会の皆さんでやっぱり考えていただくと。そして、もちろん我々も考えていかないといけないですし、市民外部の方にもいろいろ御意見をいただかないといけないのかなとは思っております。  ただ、学校の現場でどういった対応をされていくかというのは、今年度、特に積極的に認知件数がふえているということで、吸い上げというのがしっかりと、以前よりもできるようになってきたのかなとは思っております。  ちょっと重ねてにはなるんですが、今後の体制をしっかりと整えていく中で、拡充というのをもっと検討していっていただかないといけないのかなと考えておりますので、今回のことに関しましても、しっかりとやっていただいて、そして、さらに拡充というのを、スケジュールを立てて、機会があればしっかりとお示しいただければと思っております。以上です。 ○委員長露原行隆)  他にありませんか。  西川委員。 ◆委員(西川あり)  今、お二人の委員から質問があったと思うんですけれども、いじめ件数がふえたということは、子どもたち気持ちをすごく酌んでいただいて、認知の数がふえたと思うんです。そのふえた分の子どもの声を聞くような体制、例えば子どもが担任や学校関係の方には言えないけれども、このようなスクールカウンセラーの方にだったら言えるということもあると思うんですが、この実施される1日6時間というのは、どういう配分でお考えなんでしょうか。 ○委員長露原行隆)  森課長。 ◎人権教育課長森英世)  1日6時間の勤務ということになりますけれども、それになりますと、庁舎開庁時間中ということになりますので、とりわけ子どもたちが帰った後の夕刻とかに相談がふえてくるのかなと思っております。終了時刻については、閉庁時間を1つの区切りにして、そこから逆算して6時間ということで考えています。 ○委員長露原行隆)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  ありがとうございます。今、すごく子ども学校が終わってからということを念頭にお答えいただいたと思うんですけれども、現実の話で、校区を離れて子どもたち市役所窓口相談に来るということは、なかなか本当に難しいことかなと思うんです。  例えば、LINEを使っての相談であったりとかは、今の時点ではどうなんでしょうか。何かお考えはありますでしょうか。 ○委員長露原行隆)  森課長。 ◎人権教育課長森英世)  市として、今後やはり多様な相談ツールということでは、LINE相談も含めて、SNS等活用というところについても、調査委員会提言の中では、一定、示されていますので、この点については検証していかないといけないと思っています。  一方で、大阪府教育庁のほうで、中学生対象にはなりますけれども、現段階でもLINE相談というのは実施されております。これについては、中学生のほうに周知をしながら、活用を一部されているのか、その辺の詳細は私自身はつかめていませんけれども、我々としたら、SNSを使ったLINE相談も含めて、多様な相談窓口があるということについては、しっかりとカードを配ったり、また、この9月には教育委員会のほうで教育庁メッセージという形を出しました。その中でも、相談窓口というのを周知しておりますので、こういったところについて、しっかりしていきたいと考えております。 ○委員長露原行隆)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  ありがとうございます。カードも実際に子どもたちの手に渡って、電話もしやすくて、すごくいいメッセージになると思いますので、周知のほうをしていただければと思います。  それと、学校側相談できるというところの学識者の方とか、いろんな資格の方が集まって、月に1回でもされるというシステムを聞いたときに、私自身川西市がされている川西子ども人権オンブズパーソンというのが頭に浮かびました。  ここは、子どもたちが実際に一人で行って、いじめや体罰、虐待、差別に苦しんでいる気持ちを聞いてもらえるところなんです。大人自身も、また先生自身も聞いてもらえる第三者的機関なので、公平な判断をしていただけると思うんです。ですから、実際に子どもが行って話をするというのは、なかなか難しいかもしれないんですけれども、そこにずっとあるということが、子どもが行きやすくなるということにもなるので、直接、身の回りの人に言えない悩みもたくさん抱えている子どもたちが、第三者機関で聞いてもらえるという体験を、本当にしていただきたいし、してもらいたいと思っているんです。八尾市には子どもセンターという設置目的もあるんですけれども、その中でなくてもいいんですが、子どもの声を聞く第三者機関検討してもらえたらというのも、少し思ったりするんですけれども、今の段階ではいかがでしょうか。
    委員長露原行隆)  森課長。 ◎人権教育課長森英世)  まず、今回の対策会議については、市内小学校で起こったいじめ事案を受けて、その中で初動体制等課題があったということがございました。これについて、まずは早急に解決をしていくための会議ということで、とりわけ学校職員対象にしています。  ただ、先ほど委員指摘のとおり、我々としたら、子どもたちには、まずは教員であったり、保護者であったり、身近な人たち相談してほしいという思いがございます。  ただ、子どもたちのいろんな思いの中では、委員指摘のとおり、違う立場の方のほうが話しやすいといったところもあるかと思います。そんなところでは、教育委員会の中には、教育センターであったり、人権教育課も含めてそうなんですけれども、多様な相談窓口というのは、やはりしっかりと検討していかないといけない部分かなとは思っています。  現段階で、これについて具体的なところというと、申しわけございませんが、まだ、そこまでの検討には至っていません。 ○委員長露原行隆)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  ありがとうございます。現段階では難しいことを、本当に山積みだとは思うんですけれども、実際、川西市のほうでも、子ども相談件数もふえてきたということを聞いておりますので、おくればせながら、八尾市でもそういった検討をしていただければと、切に願います。  以上で終わります。ありがとうございます。 ○委員長露原行隆)  それでは、他にありませんか。  谷沢委員。 ◆委員谷沢千賀子)  先ほど、今、現状、各中学校に15人配置されてるスクールカウンセラー、この方たちはどういう形態で何時間勤務されているのか。また、主な相談内容です。どういう相談をたくさん受けはるのか。その15人の中学校配置カウンセラーについて、教えていただきたいと思います。 ○委員長露原行隆)  仁科課長。 ◎指導課長仁科尚裕)  現在、中学校区15校に配置している配置形態なんですけども、1日6時間、年間35回の配置になっております。  これにつきましては、児童や生徒、その保護者に対して、臨床心理に関する専門知識を生かしながら相談を行っているところでございます。 ○委員長露原行隆)  谷沢委員。 ◆委員谷沢千賀子)  35回ということは、週に1回ということでいいんですか。 ○委員長露原行隆)  仁科課長。 ◎指導課長仁科尚裕)  週1回でございます。 ○委員長露原行隆)  谷沢委員。 ◆委員谷沢千賀子)  今回は、週2回という形で配置されるということなんですが、臨床心理士の方とかが、各学校相談を受けるということなんですが、例えば、多い相談内容です。今、それについて不登校とか、かなり多いんじゃないかなと推測するんですが、今回のスクールカウンセラー1名の方は、いじめ中心ということでやられるのかなと。それはいろいろあると思いますけど、これまでは、どういう相談が多かったのか。ちょっと教えていただけたらなと思います。 ○委員長露原行隆)  どうしましょうか。ちょっとだけ食い違いが、答弁と食い違いがある気がしますので、今回の議案部分と、ちょっと丁寧にいけますか。  まず、森課長。 ◎人権教育課長森英世)  まず、人権教育課に今回配置しようと提案させていただいているスクールカウンセラーの件で、お話させていただきます。  これまで、教育委員会窓口には、子どもの成長という部分について、保護者のほうから、例えば養育であったりとか、いじめであったりとか、生活指導面であったりとか、健康面であったりとか、その相談内容は多岐に及んでいます。  今回、この人権教育課配置するカウンセラーは、いじめというところについて軸に置きますが、保護者方々は、直接的にいじめ相談と来られる方もいらっしゃいますし、場合によったら、いろんな相談の中でいじめということがわかってくるケースもございます。  ですので、いじめじゃないから、うちのSCは使わないとかではなくて、いろんな相談を受けてしっかりと丁寧に聞き取る中で、いじめであれば、当然、いじめ対応を我々としては進めていくことと考えています。  以上が、今回の補正予算で上げさせていただいているSCの配置についてです。 ○委員長露原行隆)  私が聞き間違えてたらごめんなさい。SCは追加で1人ずつ各校にとおっしゃいましたか。違いますか。(「いえ、違います」と呼ぶ者あり)  次に、仁科課長も付随して、お願いします。 ◎指導課長仁科尚裕)  具体的ないじめ相談、SCの相談内容については、個別の統計はとっておりませんけれども、基本的には友人関係の問題、進路にかかわる不安、いじめ、不登校、さまざまな子どもを取り巻く中での悩み等について相談を受けていただいているところでございます。また、あわせて教職員に対する児童・生徒への臨床心理からの視点からのかかわり方への助言も、そういったこともやっていただいているところでございます。 ○委員長露原行隆)  谷沢委員。 ◆委員谷沢千賀子)  いろんな相談を受けておられるということで、本当に大きな役割を果たしてはると思うんです。これからも、また、こういう形で配置されることによって、今度は窓口でいろんな相談を受けるということで、私はこれは大きな前進やなとは思っているんです。  ただ、この人数、まだまだ足りないんじゃないかなと思ったので、さっきお聞きしたんですけど、週に1回6時間でしょう。何か、小学校の親御さんが、不登校になりかけていてどうしたらいいのかという相談を受けようと思ったときに、なかなか予約がとれないとか、そういうことも聞いたことがあるんですが、今の人数で、今の体制で足りてるのかどうか。そこのところをちょっと教えてほしいんです。 ○委員長露原行隆)  仁科課長。 ◎指導課長仁科尚裕)  今回は、人権教育課のほうに配置されるところの取り組みと、今、現状、指導課において、小・中学校において臨床心理部分対応しているようなところと、少し分けた形での御説明が必要なのかなとは思っておりますけども、今、現状、各中学校区に配置をいたしております。その中で、希望をする週に予約がとれないといったような状況が、確かにあるのは事実でございます。  ただ、その場合においても、緊急を要する場合については、我々のほうで緊急派遣という形で別途市単費での配置、派遣もする中で子どもたちの悩み、また保護者、教職員への臨床心理での支援をさせていただいているところでございます。我々としては、当然、人数の配置が多ければ、それにこしたことはないんですけれども、現状における体制の中で取り組みを進めているところでございます。 ○委員長露原行隆)  谷沢委員。 ◆委員谷沢千賀子)  済みません。ちょっとよくわからなくて質問してるんですが、その緊急派遣という方は、どういう方が来ていただけるんでしょうか。 ○委員長露原行隆)  一応、答えていただきます。  ただ、今回、人権教育課の提案ですので、一応、お答えいただける範囲で、お答えいただけますか。 ◎指導課長仁科尚裕)  緊急派遣をさせていただくのも、当然、臨床心理の資格を持ったスクールカウンセラーの者でございます。学校の要望に応じて、我々はその臨床心理士を派遣をさせていただいているというところでございます。身分としては同じでございます。 ○委員長露原行隆)  谷沢委員、今、お答えいただいているんですけれども、一応、今回はこの人権教育課議案ということに沿っての範囲で、お願いをしたいと思います。  谷沢委員。 ◆委員谷沢千賀子)  わかりました。もちろん、今こういう教育困難がたくさんあると。もう全国的にも教育困難がたくさん生まれていると。国の教育政策のもとで、また、格差や貧困が広がるもとで、いろんな問題が起きてるという中で、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、いろんな形で体制をとってやっておられるという意味で、今回のそういう増員は、配置はすごく必要なことやし、賛成なんです。  ただ、これについては、さらにふやしていただきたいという意味があって、そういう対応ができるようにということで、今ちょっと質問をさせていただいたんですが、それについては随時、必要となったら派遣していただけると理解しました。それでいいですか。 ○委員長露原行隆)  連携していくというイメージで、今おっしゃったわけですか。状況に応じてというイメージでいいのかということなんですけども、きっとそうです。  指導課と、担当課が分かれていると思うんですけど、指導課指導課で緊急派遣されているのもあるし、新たに設置されているのを、高く評価いただいている中で、今後うまいことやっていっていただけるという確認なんですけど、山崎次長。 ◎学校教育部次長(山崎敦子)  今、御質問があったように、新しく設置していただけるものについても、指導課のほうでも、今までも十分に緊急派遣ということで対応はしておりますけれども、委員が御指摘のとおり、事案もふえておりますというところで、有効活用というところが必要かなと思っています。十分にそこのところも考えて取り組んでいきたいと思っていますので、御理解いただきたいと思います。 ○委員長露原行隆)  谷沢委員。 ◆委員谷沢千賀子)  そういう形でやっていただきたいし、やっぱり人員も足らないようなら、また時間をふやすような、できることなら、そういう形もとっていただけたらということだけ要望しておきます。  それから、先ほどの八尾いじめ調査委員会答申等を受けてということで、今回こういう措置がされたわけですが、調査報告の中で、こういうことが書かれているんです。  ふだんから教職員は多忙であり、余裕がないこと自体が、いじめの発生を認知しにくい結果にもつながっていることからすれば、平常時から余裕のある人的配置が必要であると、こう書かれています。これについて、今、教職員の増員などについては、どう考えておられるのか。これは人権教育課としてお答えいただけますか。 ○委員長露原行隆)  これはちょっと人権教育課では答えにくいですか。なので、これはもう端的に、これまでもずっと委員からは指摘いただいている部分でありますので、今回は必要に迫られて、こういう人権教育課のほうに設置された中で、やっぱり現場のほうはどう考えていくのかというのは、これは責任を持ってお答えいただけたらと思います。  木下次長。 ◎教育総務部次長(木下直人)  このいじめということにかかわらず、教職員の増員、配置については、今、委員長に言っていただいたように、課題であるという認識を持っておりますし、国や府の基準にのっとって配置はしておりますけれども、増員についても機会を捉まえて、引き続き、今後も要望は続けたいと考えております。以上です。 ○委員長露原行隆)  谷沢委員。 ◆委員谷沢千賀子)  国や府に要望をしていくということと合わせて、やっぱり八尾市独自でも必要な人員については確保するということも、ぜひ検討していただきたいということで、これは要望しておきます。 ○委員長露原行隆)  他にありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長露原行隆)  なければ、2回目の質疑に入ります。  質疑ありませんか。  西田副委員長
    ○副委員長(西田尚美)  いじめ対策会議の開催及び相談体制強化に伴う経費ですけれども、時期についてお伺いしたいと思います。いつごろに立ち上げを考えていらっしゃいますか。 ○委員長露原行隆)  森課長。 ◎人権教育課長森英世)  補正予算を認めていただいた後、速やかにと思っています。具体には、10月の早い段階ではやりたいと思っております。 ○委員長露原行隆)  西田副委員長。 ○副委員長(西田尚美)  そしたら、それに伴って人の配置です。先ほど専門家第三者専門家配置の人数をおっしゃっていただきましたが、これも時期的には同じ時期と考えていいですか。それか、設置した後ということになりますか。 ○委員長露原行隆)  森課長。 ◎人権教育課長森英世)  外部専門家方々についての助言というのは、非常にこの会議の中では大きい役割を果たすことから、この1回目の会議を開く際には、この専門家方々一定お集まりいただけるような準備はしていかないといけないと考えております。 ○委員長露原行隆)  西田副委員長。 ○副委員長(西田尚美)  それでは、立ち上げの時期の10月に合わせて、議決した後は、9月の最終本会議を受けてすぐにという認識でよろしいですか。 ○委員長露原行隆)  森課長。 ◎人権教育課長森英世)  そういう形で考えております。 ○委員長露原行隆)  それでは、本件の質疑はこれをもって終わります。  以上で、教育委員会関係審査を終了いたします。  これをもって、当分科会担当する案件の質疑は全て終了いたしました。 ───────────────────── ○委員長露原行隆)  閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  委員各位におかれましては、慎重かつ熱心に御審査をいただき、議事運営にも格段の御協力を賜りましたことに対し厚く御礼を申し上げます。  執行部各位におかれましては、審査を通じて委員から指摘または要望のありました諸点について、十分に精査・検討され、今後の行政運営に積極的に反映されますよう要望しておきます。  それでは、市長から挨拶願います。  市長。 ◎市長(大松桂右)  本日は、委員会並びに分科会を開会いただきまして、まことにありがとうございます。  また、各議案につきまして、熱心かつ慎重な御審査を賜りまして、厚く御礼申し上げます。  審査に際しまして、種々御指摘を賜りました諸点につきましては、十分に検討をさせていただき、今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えております。  本日は、まことにありがとうございました。 ───────────────────── ○委員長露原行隆)  以上で、予算決算常任委員会文教分科会を閉会いたします。  午後2時21分閉会 ──────────────────────────────────────────────  〇委員長署名  ┌─────┬─────┬────────────────────────┐  │予算決算 │     │                        │  │常任委員会│露原行隆 │                        │  │文教分科会│     │                        │  │委員長  │     │                        │  └─────┴─────┴────────────────────────┘...