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  1. 八尾市議会 2019-06-27
    令和 元年 6月27日予算決算常任委員会(総務分科会)−06月27日-01号


    取得元: 八尾市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-02
    令和 元年 6月27日予算決算常任委員会総務分科会)−06月27日-01号令和 元年 6月27日予算決算常任委員会総務分科会)             ┌─────────────┐             │  予算決算常任委員会  │             │   総務分科会次第   │             └─────────────┘                           ┌─令和元年6月27日──┐                           └─第1委員会室  ──┘ 1 開  会 2 審  査 【消防関係】  (1) 議案第54号「令和元年度八尾市一般会計第3号補正予算の件」のうちの消防所管分 【消防を除く当分科会所管分関係
     (1) 議案第54号「令和元年度八尾市一般会計第3号補正予算の件」のうちの消防を除く当分科会所管分     議案第59号「令和元年度八尾市一般会計第4号補正予算の件」のうちの当分科会所管分         <以上2件一括審査> 3 閉  会 〇出席者氏名    出席委員           委員長          田   中   裕   子           副委員長         田   中   久   夫           委員           松          剛           委員           土 井 田   隆   行           委員           大   星   な る み           委員           田   中   慎   二           委員           越   智   妙   子    説明のため出席した者         市長             大   松   桂   右         副市長            轉   馬       潤         副市長            植   島   康   文      <危機管理課>         危機管理監          石   田   隆   春         次長兼危機管理課長      太   田   浩   子      <政策企画部>         部長             吉   川   貴   代         理事             一 ノ    大   治         次長             馬   場   正   浩         秘書課長           福   井   良   仁         政策推進課長         藤      寿   江         行政改革課長         岩   井   耕   二         参事             阪      聡   史         参事             目   黒   靖   忠         参事             金       廷   成      <総務部>         部長             小   田   泰   造         人事担当部長         太   尾   利   治         次長             浅   井   啓   志         総務課長           大   井   雅   博         政策法務課長         北   川   英   樹         市政情報課長         林   田   眞 希 子         人事課長           魚   住       哲         職員課長           上 野 山   喜   之         参事             森      享   秀      <財政部>         部長             松   岡   浩   之         理事             森      悦   次         理事             山   原   孝   英         次長兼市民税課長       辻   内   直   樹         資産税課長          宮   崎   正   浩      <人権文化ふれあい部>         部長             村   上   訓   義         市民ふれあい担当部長     山   原   義   則         理事             網   中   孝   幸         次長兼人権政策課長      中   野   龍   介       次長兼         桂人権コミュニティ         センター館長         文化国際課長         鎌   田   邦   治       曙川出張所長           酒   井   英   紀         コミュニティ政策推進課長   的   場   清   信      <消 防>         消防長            藤   原   正   彦         次長             岩      真   一         署長             森      勝   久         副署長            丸   尾   京   弘         消防総務課長         橋      和   彦         予防課長           山   口   康   英         警防課長           川   村       明         指令課長           黒   田   誠   二         救急救助課長         福   井   英   次      <その他関係執行部>         若 干 名     職務のため出席した市議会事務局職員         事務局長           渡   辺   孝   司         議事政策課長補佐       山          尚  令和元年6月27日(木曜日)午前10時11分開会 ○委員長(田中裕子)  出席委員が定足数に達しておりますので、ただいまから予算決算常任委員会総務分科会を開会いたします。 ───────────────────── ○委員長(田中裕子)  当分科会では、担当する予算の質疑を行い、討論と採決は7月3日の全体会で一括して行いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、お手元配付の次第書どおり審査を行います。 ───────────────────── ○委員長(田中裕子
     まず、消防関係の審査を行います。  議案第54号「令和元年度八尾市一般会計第3号補正予算の件」のうちの消防所管分を議題といたします。  橋本消防総務課長から提案理由の説明を求めます。  橋本課長。 ◎消防総務課長(橋本和彦)  ただいま議題となりました、議案第54号「令和元年度八尾市一般会計第3号補正予算の件」のうちの消防所管分につきまして御説明申し上げます。  恐れ入ります、補正予算書の52ページをお開き願います。  歳出予算の補正でございますが、款8消防費、項1消防費、目1常備消防費では、自主防災活動支援事業におきまして、女性防災リーダーの確保・育成等に要する経費について201万5000円を増額補正いたすものでございます。  次に、目2非常備消防費では、消防団消防機械器具置場整備事業費におきまして、木の本屯所等の建てかえ等に伴う経費について6019万6000円を増額補正いたすものでございます。  次に、目3消防施設整備事業費では6253万8000円を増額いたすもので、消防資機材整備事業費におきまして、ラグビーワールドカップ2019開催に係る資機材整備を含めた消防・救急体制の充実に要する経費で5694万6000円を、消防水利整備事業費におきまして、消火活動用資器材の設置・更新等に伴う経費で559万2000円を、それぞれ増額補正いたすものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  よろしく御審査賜りますよう、お願い申し上げます。 ○委員長(田中裕子)  提案理由の説明が終わりました。  これより、質疑に入りますが、消防関係につきましては、歳入関係も含め質疑を行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、質疑ありませんか。  松本委員。 ◆委員(松本剛)  何点かお伺いさせていただきます。  今回、女性防災リーダーとあるんですけども、今現在、女性消防団員もあるかとは思うんですけども、女性防災リーダー女性消防団員を分けるというのは、どんな形でなっているんですか。 ○委員長(田中裕子)  丸尾副署長。 ◎消防署副署長(丸尾京弘)  女性防災リーダー女性消防団員、これの区別といいますか、そういったところですけれども、女性防災リーダーというのは、災害が発生した場合には、各地域のそれぞれの自主防災組織の一員として自助・共助、こういったところでみずから地域で活動をしていただくこととなっております。  一方、女性消防団員といいますのは、災害が発生した場合には、八尾市消防団員の一員として、八尾市域全体での活動というところで区別できるものと考えております。  以上です。 ○委員長(田中裕子)  松本委員。 ◆委員(松本剛)  女性防災リーダーというのは、ボランティアの、地域のボランティアの方々と認識させてもらってよろしいかなと思うんですけども、どんな感じですか。 ○委員長(田中裕子)  丸尾副署長。 ◎消防署副署長(丸尾京弘)  御指摘のとおりです。女性防災リーダーというのは、地域のボランティアといいますか、町会の役員さんであったり、PTAの役員さんであったりとかになるかと思います。  以上です。 ○委員長(田中裕子)  松本委員。 ◆委員(松本剛)  ここに書いてある確保と育成と書いてるんですけども、どういう形で女性防災リーダーの確保をしているのかと、育成というのは、どういう災害に対してのマニュアルというか、こういうことをやってくださいねという形の講習をしているのか教えてもらっていいですか。 ○委員長(田中裕子)  丸尾副署長。 ◎消防署副署長(丸尾京弘)  女性防災リーダーの育成につきましては、毎年、これは平成14年度から毎年、年1回、防災リーダーの育成ということで、研修会を実施させていただいております。  もちろんその中には男性の方もおられますし、女性の方もおられます。そういった中で、防災リーダーの育成をやっているところでございます。  それと、平成30年度、昨年度は女性を対象にした防災リーダーの育成、女性に特化した防災リーダーの育成、これも実施させていただいて、その中で防災公園、あるいは可搬ポンプですね。こういったものを使って、放水体験をしていただくと、そういったことも実施しているところでございます。  以上です。 ○委員長(田中裕子)  松本委員。 ◆委員(松本剛)  今、女性防災リーダーというのは、八尾市で何人ぐらいいてはるのかというのと、あと、年1回講習とか、そういうような形でやってはると、今、言っていただいたんですが、大体場所はどの辺で開催をしてはりますか。 ○委員長(田中裕子)  丸尾副署長。 ◎消防署副署長(丸尾京弘)  現在、女性防災リーダーの数ですけれども、159名、防災リーダーの育成の研修を受講していただいております。  開催場所につきましては、毎年1回やっておりますのは、南木の本の防災公園、先ほどお伝えさせていただきました、平成30年度の女性防災リーダー、これにつきましては、大阪府の中部広域防災拠点、ここで実施した次第でございます。  以上です。 ○委員長(田中裕子)  松本委員。 ◆委員(松本剛)  現在159名ということで、結構、八尾市全体でも入っていただいている方、加入していただいている方が多いかと思うんですけども、本当にこの年1回の講習で、南木の本でやってる、それはそれですごく大事なことやと思うんですけども八尾市全体で見ていくと、場所を固めてしまうと行ける人、行けない人というのがいてるかとは思うんです。交通の便というのもかかわってくるかと思います。  ですから、地域で防災組織が、今、確立されていて、防災意識が高い中、防災訓練は各地域でやっていただいてたりとか、あと地域の、例えばまちづくり協議会会議などに出向いていただいて、そこで講習なり説明なりというのを、その地域の方々にあくまでもボランティアの方々なので、目で見て感じてもらわないと。例えば南木の本で1回で説明させていただいて、説明した人が地域に帰って、こんなことがあったんやということを言葉で説明しても、なかなか聞いた側は伝わらないと思うんです。  今のやり方でいくと、女性防災リーダーという、すばらしい地域の方々、何かがあったときに助けていただける地域のボランティアの方々がいてる中で、2年、3年と続けていくと、だんだんだんだん人数も減っていくでしょうし、名前ばかりというのが先行していくおそれもあるかとは思います。  ですから、もし今後、こういう講習というのも、消防署の方々、消防団というのも各地域に配置してはると思いますので、本当に防災訓練並びに地域の会議などに、女性防災リーダーの方々に一度行っていただいて、説明とか講習というのをしていただいたら、地域の方々が2人が4人、4人が6人、6人が10人という形で、そういう人々がふえていくかと思いますので、また、そういうのも御検討に入れていただけたらなと思っております。  次に、木の本屯所のことで、ちょっとお伺いさせていただきます。  この屯所のところで、建てかえなんですけども、これは現状建てかえなのか。また、違うところでの建てかえなのか。この辺の詳細を教えていただけたらと思います。 ○委員長(田中裕子)  川村課長。 ◎警防課長(川村明)  消防機械器具置き場の整備につきましては、計画を立てて、年次行っております。  木の本の屯所につきましては、場所は移転します。 ○委員長(田中裕子)  松本委員。 ◆委員(松本剛)  済みません。その移転は、消防署のほうで決めたのか、地域の方々、ほかの方々の意見を聞いて場所を変えたのか。お聞かせ願えますか。 ○委員長(田中裕子)  川村課長。 ◎警防課長(川村明)  その移転につきましての経緯なんですけども、立地条件等を加味しまして、地域と、また地元消防団と協議した上で、関係課と調整した結果、南木の本三丁目の南木の本防災公園南東に移転するものでございます。 ○委員長(田中裕子)  松本委員。 ◆委員(松本剛)  済みません。今回、屯所の予算も結構上がってるかと思うんですけども、広さ、大きさ等はどんな形、今まであった屯所の大きさと新しく建てる大きさ、広さ等、利便性何かありましたら、お答え願えますか。 ○委員長(田中裕子)  川村課長。 ◎警防課長(川村明)  今度、南木の本の防災公園に建てる屯所につきましては、平米は約35平米、延べ70平米の2階建ての建物でございます。  ほぼ今までの屯所と、今、これから順次計画している屯所というところがあるんですけど、もちろん地域の要望、消防団が主となって協議することがあるんですけども、大体はその建物の大きさということで考えております。 ○委員長(田中裕子)  松本委員。 ◆委員(松本剛)  各地域の消防団というのは、本当に身近な存在で、地域の方々に安心感を与えて、本当に大事な分野だと、私も常々感じております。  これからも八尾市の消防の屯所に関しましても、建てかえ等はこれからも続いていくかと思います。本当に、各地域の方々、消防団の方々と緊急時のときに、一番最適に行けるような利便性を考えて、これからも取り組んでいただけたらなと。やみくもに建てるのではなく、地域の要望というのを、あとその地域柄というのもあるかと思いますので、その辺、配慮して進めていただけたらなと思います。  次に、ラグビーワールドカップのことで、ちょっとお伺いさせていただきます。  ワールドカップの資機材5600万円ほど上がってるんですけども、この詳細を教えていただいてよろしいですか。 ○委員長(田中裕子)  川村課長。 ◎警防課長(川村明)  ただいま御質問にありました資機材の詳細なんですけども、主な費用といたしまして、備品購入費としてラグビーワールドカップ2019年消防特別警戒にかかる資機材購入費で、除染テントであるとか、化学剤検知器であるとか。生物剤検知器であるとか、化学防護服等で約1122万円。ほかに消防車両更新計画に基づく高規格救急自動車の更新で約3700万円。その他として現場活動用資機材救急活動用資機材で約873万円でございます。 ○委員長(田中裕子)  松本委員
    ◆委員(松本剛)  今、消防自動車という話出たんですけども、それは増車という形ですか。乗りかえという形ですか。 ○委員長(田中裕子)  川村課長。 ◎警防課長(川村明)  消防自動車の更新計画の中で、更新するということでございます。 ○委員長(田中裕子)  松本委員。 ◆委員(松本剛)  あと、資機材の防護服等の購入なんですけども、ワールドカップが今回あるということで購入という形なんですけども、ワールドカップが終わった後というのは、その購入した資機材というのは、どのような形で使われますか。 ○委員長(田中裕子)  川村課長。 ◎警防課長(川村明)  この資機材については、国からの補助でございます。ワールドカップが終わりましたら、八尾市の消防で使わせていただくということになっております。 ○委員長(田中裕子)  松本委員。 ◆委員(松本剛)  また、何かこういう大きいイベント、ワールドカップみたいな、こういう形の世界が注目する、日本中が注目する何か大きいイベントが八尾市並びに八尾市に隣接する都市で消防署の方々が出動するというときには、また、それを使うという認識でよろしいですか。 ○委員長(田中裕子)  川村課長。 ◎警防課長(川村明)  それで結構です。 ○委員長(田中裕子)  松本委員。 ◆委員(松本剛)  ありがとうございます。  消防というのは、本当に地域の方々、ボランティアの方々、消防署の方々、消防団の方々、本当に大規模災害の発生時に八尾市を一番守っていただかないといけないと、みんなの不安を中和していただかないといけないという重要なポジションだと思います。  女性消防リーダーに関しましても名前だけで終わらないように、地域の方々にもっと推進していけるような形で、八尾市はこれから高齢化になっていきますので、皆さん不安に思っているかとは思います。  防災訓練にいたしましても、1回で終わってしまうと、緊急時にはどうしたらええんやろうと、戸惑う方もいてはると思います。何回も重ねるごとに、継続は力なりという言葉もありますように体になれ親しんでいくと、それがいざというときには、発揮できるかなと思いますので、これからもお忙しいとは思いますが、いろいろな活動をお願いいたしまして、私の質疑を終わらさせていただきます。 ○委員長(田中裕子)  他にありませんか。  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  目1、常備消防費女性防災リーダーの件、お聞きしたい部分があるんですけども、この女性防災リーダー。実は、うちの地元というか美園でもよく活動されておられまして、コミセンでやっておられるのを拝見させていただきましてたが、すばらしいんです、女性の目線という部分。やっぱりこれを広げていっていただかないといけないんですけども、なかなかあそこまで徹底してやっていただける女性防災リーダーというのは、少ないと思うんですけど、どうでしょうか。受講されに来ている、受講されたのと、活動されるというのは若干違うとは思うんですけども、受講された方に対してどうやってテンションを上げていくというか、活動していくようにしていこうとお考えでしょうか。 ○委員長(田中裕子)  丸尾副署長。 ◎消防署副署長(丸尾京弘)  女性防災リーダー。研修を受けていただいた後のフォローといいますか、その点についてですけれども、いろんな機会を捉まえて、各地域の自主防災組織防災訓練、これを促進させていただくと。そういった中で、反復して訓練することによって防災意識の向上に努めていただくということを考えております。  以上です。 ○委員長(田中裕子)  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  本当に、女性防災リーダーというものを、どんどん発展させていただきたいし、なぜ、これを言うかというと、やっぱりまだ女性署員の方も数少ないですし、女性消防団員の方も、今、何人ですか。教えてもらっていいですか。 ○委員長(田中裕子)  丸尾副署長。 ◎消防署副署長(丸尾京弘)  現在10名です。 ○委員長(田中裕子)  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  10名という部分で、各地域割っていったとしても12名必要なのかなと思います。  そういった部分の活動、先ほど女性団員のほうは、八尾市全体という部分でおっしゃっておられて、まだまだ全体という部分には難しいのかなという部分も感じます。  女性消防団員女性防災リーダー、これがうまいことリンクして、各地域までいけば、本当にいい形の部分があるかなと思っています。  なぜ、ここまでいろんな思いがあるかというと、迫っています南海トラフ。今、国で盛んに言われていますように、どうしても南のほうの地域に国は手厚くやっていきはるんやろうと。そしたら、八尾のエリアというのは、どうしても自助・共助、自治体、八尾市で独自で何とかしていかなあかんという期間が、ある一定続くと私も感じます。これはもう仕方がないんやと思います。  そういった中で、女性防災リーダーに地域の方、そして、防災リーダーの方々、自主防の方々に地域の方をしっかり見てもらうと。そういった部分では女性の目線も入れていただくということで、非常にいいなと思っているんですが。この自主防、女性防災リーダー、今後どうやっていきたいんやという思いとか、あと、ついでに女性消防団員をどうやっていきたいんやというビジョンがありましたら、教えていただければと思います。 ○委員長(田中裕子)  川村課長。 ◎警防課長(川村明)  先ほど丸尾副署長から女性分団10名ということでありましたけども、今後の女性団員、分団のビジョンということなんですが、今現在、平成30年4月に女性分団が創設されました。女性のネットワークを生かしまして、まちづくり協議会であるとか、自主防災組織であるとか、その他、地域拠点と連携をとりながら、活動展開をしております。  今後のビジョンとしまして、積極的に女性分団をPRしていって、地域に根づいた活動を展開して、地域防災力向上につなげてまいりたいと考えております。 ○委員長(田中裕子)  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  余り女性消防団員のほうにいくと話が変わってしまうので、この辺、決算でまた9月以降にやっていこうと思います。  本当に、防災リーダーというものは、本当に小っちゃい単位の地域の中心となって、活動をしていただけるように、名前だけじゃなくて、しっかりと活動していただけるようにしていただきたいなというのと。  あと、防災リーダーやとわかるような、何かぱっと見て、あの人が防災リーダーやとわかるような、何か今はあるんですか。 ○委員長(田中裕子)  丸尾副署長。 ◎消防署副署長(丸尾京弘)  現在のところ、そういった一目でわかるものはございません。ですけれども、今回、この補正予算で計上させていただいています金額の中に、そういった研修を終了していただいた方に対して、防災リーダーを修了したあかしになるような備品、そういったものも今回配布させていただこうと考えております。  以上です。 ○委員長(田中裕子)  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  そういうのがあったら、余計に責任感というのが出てくると思うんです。その辺はしっかりと、これをつけてもらえますよという部分も含めて、受講していただければ、もっと親身になって、思いを強くやっていただけるようになるかもわかりません。検討していただいているということですので、ぜひ進めていただきたいと思います。  あとは細かいところで、もう一点、消防施設設備事業費の高規格消防自動車の入れかえという部分、これは計画にのっとって入れかえを行っているということでよろしいですか。 ○委員長(田中裕子)  川村課長。 ◎警防課長(川村明)  消防にございます消防車両更新計画に基づいて行っております。 ○委員長(田中裕子)  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  結構でございます。計画に基づいて、計画的に入れかえていただいて、いざというときに、しっかりと機能しないといけませんので、そういった部分は計画に基づいてやっていただいていると聞きまして、安心しております。ぜひよろしくお願いします。  以上でございます。 ○委員長(田中裕子)  他にありませんか。  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  もう余り重ならないように質問したいと思います。  私も、女性防災リーダーの確保と育成ということで、今回201万5000円の予算が計上されていることについて、お聞きしたいと思います。  毎年、防災拠点で行われている自主防災フェスタ。昨年は特に女性防災リーダーの育成ということに力点を置いて取り組んでいただいたと思います。私も見学させていただきました。  そこで、育成講習が行われていたときに、どんな方が来られているんかなと思って関心を持って見ておりましたが、先ほど講習を受けられた方159名とおっしゃいましたけれども、その場所でも本当に若い学生から高齢者まで、幅広い年齢層の女性の方がたくさん集まっておられて、私は本当に頼もしく感じました。  もちろん、そこで講習を受けて、次の活動につながっていけるような、モチベーション高めていただくというのは、どなたかおっしゃったそのとおりだと思うんですけれども、まずは、これだけ多くの方が集まったと、関心をお持ちだということについては、本当によかったかなと思っています。  ただ、今回の予算ですが、確保と育成にということで上げていただいているんですが、先ほど一部研修を受けていただいたあかしになるようなものと答弁いただきましたが、ほかに、この201万5000円をどんなものに使うか、教えてください。 ○委員長(田中裕子)  丸尾副署長。 ◎消防署副署長(丸尾京弘)  今回、計上させていただいております201万5000円の内訳いうことですけれども、新しい資機材、今回研修するに当たっての新しい資機材の購入費。そのほか先ほど言いました研修修了の備品、それと講師派遣料、会場の使用料、こういったものも含めて、この金額になっているものでございます。 ○委員長(田中裕子
     大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  昨年の実績を踏まえて、さらに、ことしはバージョンアップしたというか、去年にはない何かに取り組みたいとか。そういう意味で、予算も計上していただいているのかなと思うんですが、そのあたり、ことしはこういうことをポイントに狙いとして取り組んでいきたいんだというものがあれば、教えてください。 ○委員長(田中裕子)  丸尾副署長。 ◎消防署副署長(丸尾京弘)  ことしの狙いというところなんですけれども、先ほども言いましたとおり、防災リーダーの育成につきましては、例年、年に1回の実施というところなんですけれども、今年度はこの経費を活用しまして、複数回の防災研修をやらせていただいて、今までの防災リーダーと区別化といいますか、差別化といいますか、そういったことを狙いとさせていただいております。  なお、今回の201万5000円、このうち約150万円が自主防災組織とリーダー育成連携促進事業という国の助成金、これを申請いたしまして、採択され、これを活用するものという内容でございます。 ○委員長(田中裕子)  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  私も美園小学校区とか、久宝寺の地域でもワークショップ等で女性の方が本当に女性の視点、女性ならではの見方で防災や避難所運営、どうしていったらいいかということを積極的に話し合っている風景、私もいろいろ報告等でも拝見しております。  ぜひ、そういう取り組みが広がっていくように、そのためにはリーダーがしっかりそこにコミットできるというか、かかわっていけるような仕組みもぜひともつくっていただきまして、女性がますます活躍できますように取り組みをお願いして終わりたいと思います。 ○委員長(田中裕子)  他にありませんか。  土井田委員。 ◆委員(土井田隆行)  女性消防リーダー防災リーダーのこともずっと言われてたんで、同じことはダブるのでしないと、私たち公明党としては、今までも消防の女性職員の拡充とか、また、女性消防団の設置等を含めて、ずっと推進もしてきました。  また、女性の防災リーダーについても推進もさせていただき、いろいろ御意見があったと思いますので、それを充実していただきたいということだけ、要望しておきます。  先ほど議論の中で、木の本の屯所の話がありました。移転、建てかえと。移転するところは、こういう施設であるということも確認しました。  現屯所の場所は、今後どうなるのか。そこら辺を含めて、どうなんですか。お聞きします。 ○委員長(田中裕子)  川村課長。 ◎警防課長(川村明)  建てかえる、現の屯所の場所なんですけども、今、その部分25平米ございます。  今後の利活用といいますか、活用については、関係課と調整いたします。 ○委員長(田中裕子)  土井田委員。 ◆委員(土井田隆行)  関係課は、どこら辺のことを言うてはるのかも含めてありますし、その土地自体は八尾市のものでしょう。消防が跡地をどうするんかということを検討するんですか。お聞きします。 ○委員長(田中裕子)  川村課長。 ◎警防課長(川村明)  今の屯所は八尾市のものです。移転してからといいますか、とりあえず今のところは消防所管ということで。その部分、移管後は関係部局、関係課とまた調整をやっていかないといけないかなと思っております。 ○委員長(田中裕子)  土井田委員。 ◆委員(土井田隆行)  消防の方は、市民の安心・安全、そのために全力を尽くしていただいて、跡地とか、そういう部分については、消防でするんではなくて、財産活用課とか、財政課とか、政策企画部とかいろんな形のところで本来やるべきではないんかなと思うんです。  そういう意味でも、これは消防でするんではないと。きっちりと、これは消防、市長の所管分でしょう。であるならば、消防が跡地をどうするねん、ああするねんじゃなくて、後ほど協議会等でもあるんですけども、今、就学前施設の跡地について、いろいろ検討をするわけですから、しっかりとそういう所管でしないと、全庁的なことを含めて考えたら、公有財産ですから、しっかりと跡地をどうしていくのか。売り払うのか、それとも跡地を地域にとってどうするべきなのかとかいろんなことを考えるのは、消防じゃないと私は思っているんです。  跡地については、しっかりと市長部局で考えていただきたい。でも、ここは消防だけなんで、所管の副市長、見解も含めて聞かせていただけますか。 ○委員長(田中裕子)  轉馬副市長。 ◎副市長(轉馬潤)  跡地、消防に限らず、いろいろ市で利用されていない土地ございますので、そういったところは、売却も一つの方法ですし、また、市民の方に御利用をいただくというのも、一つの方法でございますし、そのあたりは、政策企画部の公共施設マネジメントチームが中心になって、今後しっかりと検討してまいりたいと思います。 ○委員長(田中裕子)  土井田委員。 ◆委員(土井田隆行)  確認しときます。公マネも含めていうことになってるので、消防ではなくて、今、副市長が言われたところで、今後の検討は進めるということで理解してよろしいですか。それだけ確認します。 ○委員長(田中裕子)  轉馬副市長。 ◎副市長(轉馬潤)  御指摘のとおりでございます。 ○委員長(田中裕子)  他にありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(田中裕子)  なければ、2回目の質疑に入ります。  質疑ありませんか。  副委員長。 ○副委員長(田中久夫)  一点だけお伺いしたいんですけども、先ほど消防施設整備事業費の中で、ワールドカップ関連の経費というようなことをあったと思うんですけども、私自身も学生時代ずっとラグビーをやっておりましたんで、もうここから見えます、花園ラグビー場。本当に我々の聖地の花園ラグビー場ということで、こんな近くで世界的なイベントされるというのは、これは初めてやと思うんです。  これは世界中から、ほんまに人がたくさん、東大阪市も含めて、多分この八尾市にも世界から人がたくさん流れ込んで来られるとは思います。  さっき説明の中で、特別警戒用の何か資機材という御答弁やったと思うんですけども、これは例えば、人員的なものであったり、東大阪の消防と連携して、何か人為的なものであったり、そういう連携とかはないんでしょうか。人為的なものを含めて。 ○委員長(田中裕子)  福井課長。 ◎救急救助課長(福井英次)  人為的な連携ということなんですけども、現在のところ救助隊1隊5名、それから救急隊1隊3名。災害の状況等々に応じて協力していくという予定となっております。  以上です。 ○委員長(田中裕子)  副委員長。 ○副委員長(田中久夫)  それは、近隣の市町村も含めてですよね。それでいけるかどうかというのは、微妙なところあるんですけど。その都度、それ以上のことがあっても、すぐ対応できると理解しといてよろしいんですかね、わかりました。  とにかくワールドカップの成功、皆さんでぜひ導けたらなと思いますので、よろしくお願いいたします。  それと、あしたからG20ですか、大阪市内の高速道路であったり、通行禁止という、道もがらがらにすいているんですけど。これについては、国とか府から八尾市には何か要望はないんですか。 ○委員長(田中裕子)  川村課長。 ◎警防課長(川村明)  G20、大阪サミットということで、消防特別警戒ということで、大阪市の消防局が主となって、八尾市は派遣期間が、6月24日から30日の7日間ということで、首脳会談が開催される28日、29日ですね、この前後において特別警戒を実施します。 ○委員長(田中裕子)  副委員長。 ○副委員長(田中久夫)  警察官であれば、今、大阪市内に行くと、本当に日本全国から警察官が集まっておられますけども、同じように市の消防から人為的な派遣はされるんですか。 ○委員長(田中裕子)  森本署長。 ◎消防署長(森本勝久)  現在、6月24日から6月30日までの間、救助隊、消火隊、救急隊。この3隊が向こうに張りついて、警備についております。  以上です。 ○委員長(田中裕子)  副委員長。 ○副委員長(田中久夫)  これもほんまに世界的なイベントですんで、しっかり御協力いただいて、成功裏に終わると思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長(田中裕子)  他にありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(田中裕子)  それでは、本件の質疑を終わります。  これをもって、消防関係の審査を終了いたします。 ───────────────────── ○委員長(田中裕子
     議事の都合により、分科会を暫時休憩し、10時50分から総務常任委員会を再開いたします。  午前10時46分休憩       ◇   午後1時15分再開 ○委員長(田中裕子)  休憩前に引き続き分科会を再開いたします。 ───────────────────── ○委員長(田中裕子)  なお、本日の分科会には、オブザーバーとして、越智議長に出席をいただいておりますので、申し添えておきます。  それでは、次に、消防を除く当分科会関係の審査を行います。  議案第54号「令和元年度八尾市一般会計第3号補正予算の件」のうちの消防を除く当分科会所管分及び議案第59号「令和元年度八尾市一般会計第4号補正予算の件」のうち当分科会所管分の2件を一括議題といたします。  2件一括して、山原理事から提案理由の説明を求めます。  山原理事。 ◎理事(山原孝英)  それでは、ただいま議題となりました議案第54号「令和元年度八尾市一般会計第3号補正予算の件」のうちの消防を除く当分科会所管分につきまして御説明申し上げます。  恐れ入ります、補正予算書の1ページをお開き願います。  歳入歳出予算の補正といたしまして、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ15億0509万円を追加し、歳入歳出予算の総額を、それぞれ1012億9463万6000円といたすものでございます。  それでは、歳出予算の補正につきまして御説明申し上げます。  恐れ入ります28ページをお開き願います。  款2総務費、項1総務管理費におきましては、目1一般管理費で878万8000円を、目2文書広報費で359万7000円を、目6財産管理費で8584万5000円を、目7企画費で1969万3000円を、目8人権啓発費で550万円を、次に、30ページでございますが、目9自治推進費で84万7000円を、目12人権コミュニティセンター費で777万5000円を、それぞれ増額いたすものでございます。  次に、項6監査委員費で64万8000円を減額いたすものでございます。  次に、36ページをお開き願います。  款3民生費、項4災害救助費で900万円を、項6介護保険事業特別会計繰出金で1億7183万1000円を、それぞれ増額いたすものでございます。  次に、56ページをお開き願います。  款9教育費、項5社会教育費、目6文化会館費で2808万4000円を増額いたすものでございます。  以上が、歳出予算の補正内容でございます。  次に、歳入予算の補正につきまして御説明申し上げます。  恐れ入りますが、18ページのほうにお戻り願います。  今回の補正の財源といたしまして、まず、款1市税、項1市民税、目1個人で4億4246万4000円を増額いたすものでございます。  次に、項3軽自動車税、目2環境性能割で860万円を増額いたすものでございます。  次に、款10地方交付税、項1地方交付税で、9000万円を減額いたすものでございます。  次に、款14国庫支出金、項1国庫負担金、目2民生費国庫負担金で8525万4000円を増額いたすものでございます。  次に、18ページから21ページにかけまして、項2国庫補助金で、目1総務費国庫補助金から目7教育費国庫補助金まで、合わせまして2億6586万3000円を増額いたすものでございます。  次に、項3委託金、目5教育費委託金及び目6消防費委託金で167万円を増額いたすものでございます。  次に、22ページでございます。  款15府支出金、項1府負担金、目2民生費府負担金で4262万7000円を増額いたすものでございます。  次に、項2府補助金で、目2民生費府補助金から、目8教育費府補助金まで、合わせまして5489万4000円を増額いたすものでございます。  次に、款17寄附金、項1寄附金、目1総務費寄附金で175万円を増額いたすものでございます。  次に、24ページでございますが、款18繰入金、項1基金繰入金で、目5災害支援基金繰入金から目17森林環境譲与税基金繰入金まで合わせまして2679万5000円を増額いたすものでございます。  次に、款20諸収入、項6雑入で1267万3000円を増額いたすものでございます。  次に、24ページから27ページにかけまして、款21市債、項1市債で、目1総務債から目7教育債まで、合わせて5億4250万円を増額いたすものでございます。  次に、26ページでございますが、款22環境性能割交付金で1億1000万円を増額いたすものでございます。  以上が、歳入予算の補正内容でございます。  次に、恐れ入りますが、6ページにお戻り願います。  債務負担行為の補正でございますが、文化会館改修に係る基本設計及び実施設計業務につきまして、期間及び限度額を新たに設定いたすものでございます。  次に、8ページをお開き願います。  地方債の補正でございますが、人権コミュニティセンター整備事業外8事業につきまして追加し、庁舎機能更新事業外12事業につきまして、それぞれ限度額を変更いたすものでございます。  引き続きまして、議題となっております議案第59号「令和元年度八尾市一般会計第4号補正予算の件」のうち、当分科会所管分につきまして御説明を申し上げます。  恐れ入ります、第4号補正予算書の1ページをお開き願います。  歳入歳出予算の補正といたしまして、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ5億4157万4000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1018億3621万円といたすものでございます。  次に、歳出予算についてでありますが、当該補正予算におきましては、当分科会所管の歳出はございません。  それでは、歳入予算の補正につきまして御説明申し上げます。  補正予算書の12ページをお開き願います。  今回の補正の財源といたしまして、まず、款1市税、項1市民税、目1個人で3億0097万円を減額いたすものでございます。  次に、款9地方特例交付金、項2子ども・子育て支援臨時交付金で2億8218万6000円を増額いたすものでございます。  次に、款12分担金及び負担金、項1負担金、目1民生費負担金で9478万2000円を減額いたすものでございます。  次に、款13使用料及び手数料、項1使用料、目6教育使用料で1026万4000円を減額いたすものでございます。  次に、12ページから15ページにかけまして、款14国庫支出金、項1国庫負担金、目2民生費国庫負担金で4億4697万3000円を増額いたすものでございます。  次に、14ページでございますが、項2国庫補助金、目7教育費国庫補助金で1620万6000円を減額いたすものでございます。  次に、款15府支出金、項1府負担金、目2民生費府負担金で2億2348万6000円を増額いたすものでございます。  次に、款20諸収入、項6雑入で1115万1000円を増額いたすものでございます。  以上、今回の補正予算における当分科会所管でございます。  何とぞよろしく御審査賜りますよう、お願い申し上げます。  以上でございます。 ○委員長(田中裕子)  引き続き、補正予算案に関連いたしまして、「組織機構の見直し」について、岩井行政改革課長から報告を求めます。  岩井課長。 ◎行政改革課長(岩井耕二)  それでは、令和元年度八尾市一般会計第3号補正予算に関連して、組織機構の見直しについて御報告申し上げます。  お手元配付の資料、「令和元年度組織機構の見直し」についてを御参照願います。  令和元年度における組織機構の見直しについては、この間の組織機構の見直し以降に政策課題が顕在化したものであって、早急に課題解決を図る必要があるものや、平成30年度をもって組織が従前より担っていた任務や課題が完了あるいは縮小等するものについて、限定的に実施するものとし、平成31年4月より、現行の組織体制となったところでありますが、今般の見直しは、これに加えて実施するものでございます。  実施内容といたしましては、幼保一体化施設整備プロジェクトチーム及び公私連携幼保連携型認定こども園共同事業推進プロジェクトチームについて、それぞれ設置の目的を達成したことから、令和元年7月末をもって廃止するものでございます。  以上、甚だ簡単ではございますが、組織機構の見直しについての御報告とさせていただきます。  何とぞ、よろしくお願い申し上げます。 ○委員長(田中裕子)  提案理由の説明が終わりました。  これより2件一括して質疑に入りますが、2件は、先に審査いたしました条例制定に関連する補正予算も含まれております。  委員の皆様におかれましては、重複しない範囲での質疑を、お願いしておきます。  それでは、質疑ありませんか。  松本委員。 ◆委員(松本剛)  広報のほうでちょっとお伺いしたいことがあります。  PRパンフレット等などの経費の件ですけども、これはどういったものをつくられたのか教えていただけますか。 ○委員長(田中裕子)  林田課長。 ◎市政情報課長(林田眞希子)  PRパンフレットにつきましては、これから製作をさせていただくものなんですけれども、昨年度から八尾市の町のPRに取り組んでおります。  この広報媒体をつくりまして、市内のあちこちに置かせていただくことによって、八尾のいいところをもっと知っていただきたいということで、その手法の一つとして、広報物としてつくらせていただく予定をしておるものでございます。 ○委員長(田中裕子)  松本委員。 ◆委員(松本剛)  それは、八尾市外の方に八尾のことを知ってもらうという認識でいいんですか。八尾の方に八尾のことを知ってもらうの。どちらの形で知ってもらう形のポスター等なんですか。 ○委員長(田中裕子)  林田課長。 ◎市政情報課長(林田眞希子)  ポスターということでよろしいでしょうか。ポスターにつきましては、人々の目に触れる形で掲示していきたいと思っております。  一義的には、まず、市内のあちこちに掲示をさせていただきまして、市民の方にも八尾市にもっといいところがあるよと、八尾をもっと好きになっていただきたいと考えておるところでございます。  ただ、市内だけにかかわらず、今現在、八尾以外の駅にも張らせていただいておりますけども、もちろん八尾市民の方はもとより、八尾市外の方にももっと八尾に対して好印象、好感を持っていただきたいということで取り組んでいるところでございます。 ○委員長(田中裕子)  松本委員
    ◆委員(松本剛)  今、大体ポスター等を何枚ぐらい製作される予定なのかと。あと、それは広報でつくっているのか外部委託しているのか教えていただけますか。 ○委員長(田中裕子)  林田課長。 ◎市政情報課長(林田眞希子)  ポスターにつきましては、昨年度600枚製作をさせていただいておりまして、こちらの製作につきましては、業者に委託して作成しております。  今後、補正予算も含めましてですけれども、トータルでやはり5000枚ほどは必要かなと感じておるところでございます。 ○委員長(田中裕子)  松本委員。 ◆委員(松本剛)  この八尾の魅力というのは、本当にすごく難しいと思うんです。難しいというのは、八尾市内のいろいろいいもの、いいところというのを、外にアピールするというのに、本当に広報というのは一番しんどい重要な責かなと、すごく感じています。  八尾の方々でも、八尾は何なんといわれるときに、えだまめ、若ゴボウというのは、八尾市外の方でも知ってる方はいてるかとは思うんですけども、実際のところ、八尾に古墳がある。例えば玉串川が世界かんがい施設遺産になったということを、まだ八尾の方も知らない現状というのは、実際あると思うんです。  今現状で八尾というのは、何かやると、こういうパンフレット、チラシ等はつくるんですけども、実際、それがつくったということで終わってるパターンはすごく多いと思うんです。  でも、これから、先ほどもありましたワールドカップ、隣の東大阪市でやる、隣接してる八尾市というのもありますし、また、万博ということで、八尾というのを注目していただかないといけないと、私は八尾市民が一番感じてると思うんです。  今後どういう形でできるかというのは、またこれから議論をされるかと思いますけど、見て感じていただいてというのは、すごく一番難しい、数字、統計のとれないものやと感じているんですけども。今後もしできるのであれば、ポスター、掲示板などで見ていただいた方々の人数が把握できたりとか。あと、八尾市外の方が例えば八尾を見たときに、例えば、古墳がある。世界かんがい施設遺産、大阪で玉串川しかないよということは、八尾市外の方というのは知らない方が多いと思うんです。  逆に、八尾の方でも知らない人がいてる。今の現状というのを踏まえて、よりいいものをつくっていただき、一番近くであれば、ワールドカップが東大阪で開催されるということなので。何かそれに関連できて、隣やから試合前に八尾に寄ろうかと思っていただけるような、ポスター、掲示板などで本当に目で見て一瞬で感じていただいて、八尾のよさがわかるという、一番難しい問題やと思うんですけども、本当にそれに対して、予算というのを、また議論をしてつけていかないといけないという形になろうかと思いますけれども、今後、本当に八尾のアピールに最大限に生かしていただけるように頑張っていっていただけたらと思います。  以上で、終わります。 ○委員長(田中裕子)  他にありませんか。  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  総務費の一般管理費から聞いていきます。  特定ロボットによる業務自動化の試験的導入に伴う経費として、行財政改革推進経費で157万円、これは具体にどういうスケジュールで、どのようにされるかというのを、教えてもうていいですか。 ○委員長(田中裕子)  岩井課長。 ◎行政改革課長(岩井耕二)  スケジュールの件でございます。この6月議会で、御議決いただければ、まず、業者の選定というのを早急にさせていただきたいと、考えておるところでございます。  業者選定が終わりましたら、秋口ぐらいですか。9月から10月ぐらいにかけて、庁内の中で調整を図りまして、可能な業務から試行的な導入、また検証ということをさせていただきたい。試行的なということになりますので、そういった検証をした上で、効果が十分出るということであれば、次年度以降、本格導入という形で進めていけたらと考えておるところでございます。 ○委員長(田中裕子)  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  可能な業務も業者選定の後に、業者とともに探していくという感じですか。 ○委員長(田中裕子)  岩井課長。 ◎行政改革課長(岩井耕二)  現在も、一定検討は進めております。他市でもそういった部分で、RPAを使っての試行導入というのはされているところもございます。  例えば、他市であれば、職員の超過勤務管理でありましたりとか旅費等の管理であったりとか。また、あと税の関係での新規登録、課税の部分であったりとか。あと各種、福祉とか、子育てとか、そういったシステムの入力業務であったり、そういったところをやっておられるとかありますので。市としても、そういったことを踏まえながら、さらに検討を進め、また業者とともに検討も進めながら、どういったものが市にとって、RPAになじむのかというところを決めていく中で進めていきたいと、そのように考えております。 ○委員長(田中裕子)  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  RPAを進めるに当たって、今、お聞かせいただいたんですけど、危惧する部分としてたくさんのシステムがこの庁内同時に走ってるよという部分で、全部が同じメーカー、同じところからきてるんやったら規格が統一化されていて、ロボット化もしやすいという部分はあると思うんですけれども。先にそっちの整理していかなあかんの違うかなと思ったりもするんですけども、その辺は支障はないんですか。どういう感覚なんですか、今のシステムがあって、かつ、そこにロボット化を進めるものを加えていくのか。また、新たに別に置くんやというものなんですか。 ○委員長(田中裕子)  岩井課長。 ◎行政改革課長(岩井耕二)  RPA自身いろいろありまして、システムの中にデータを取り組んでいくという部分もあろうかと思いますし。実際、私どもがやっているパソコン業務です。例えばメールを開きまして、データ取り出して、それをエクセルのデータに張りつけるとか、そういった実際のシステムを介さなくてもできる部分等々もあろうかなと思っています。  その辺、今できるところで、しっかり可能な部分から、試行ですので検証をまずしていきたいなというところで考えておるところでございます。 ○委員長(田中裕子)  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  試行ということなんですけれども、これは試行をして、検証をして、実際、使うのかどうかというのを決めていかれるという感じだと思うんです。そのスケジュール感というのは出ているんですか。 ○委員長(田中裕子)  岩井課長。 ◎行政改革課長(岩井耕二)  まず、先ほども申しましたけども、秋口にはできるものから試行的に効果を見て、RPAを入れていきながら、市の業務に効果を見ていきたいなと思っております。  実際、効果としてどういう形かといったら、今まで、例えば200時間かかっていた部分が、RPA入れたら50時間でいけましたということになれば、150時間業務の効率化図れたというようなところがありますので、そういった部分を一定積み上げて、本格導入していけるのかという検証を、今年度させていただくと。  本格導入ができる、一定、本格導入していきたいと、我々は思っておるんですけど、そういった形になるのであれば、来年度しっかり予算要求させていただく中でやっていきたいと考えているところでございます。 ○委員長(田中裕子)  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  今年度中に、そういった部分を進めていって、来年度の予算に反映させていきたいという御答弁いただきました。何を心配してるのかといったら、働き方改革、もう耳によくする内容ですけども、これは業務をいかに減らしていくかという部分、大きくかかってくると思います。  そういった部分で、本当に例えば200時間で、それが50時間で終わったら150時間減ったやないかというだけ、単純にそこで算出できるのか。逆に、見えへん部分で、ソフトウエアロボットを走らす部分に対して、いろんな人がかかわっていて、その辺で人件費かかっていってという見えへん部分が、もしかしたらあるんかわかりません。  そういった部分を含めて、これをやってどうやねんという部分、総合的に見ていただきたいのと。全てに関して、業務の効率化のために、これを入れられるわけですから、行財政改革、先般も本会議でもしっかりと無駄を削いで、本当に最少の人員で、しっかりとした仕事、住民サービスをしていくんだということをおっしゃっておられましたので、そういった部分、非常にここ大きくかかわってくると思いますので、ぜひぜひ頑張っていただきたいなと。  先ほどおっしゃった、相当、他市でもいろんなところでやってます。奈良市であったり、いろんな市でもう実証が始まっているところもあります。そういったところもしっかり見ながら、八尾市もこんなこともできるんやということが、もしかしたらあるかもわかりません。そういった部分も含めて、全てゼロベースで考えていただきたいなということが、非常にあります。本当に、ここ今後の業務効率化に大きくかかわってくる可能性がある部分と思いますので、しっかりと実証を進めていっていただきたいと思いますので、どうぞ、よろしくお願いを申し上げます。  これは、市政運営方針にもあったんですけれども、災害受援計画の推進経費という部分で上がっているんですけど、これは具体的にどのようなものなんでしょうか。教えてもらっていいですか。 ○委員長(田中裕子)  太田次長。 ◎危機管理担当部次長兼危機管理課長(太田浩子)  災害受援計画についてのお尋ねですが、こちらは八尾市の地域防災計画がございまして、それに基づきまして、平成29年に業務継続計画ということで、いかに早く日常の業務に戻るかということの計画を立てさせていただいて策定しております。  これと関連づけまして、八尾市がもし被災した場合に、より的確に、スピーディーにさまざま、他市でありますとか、他の企業でありますとか、民間でありますとかそういったところから応援を受けて、スムーズに復興へ向けて進めていくための計画ということで、今年度策定の予算として400万円を計上させていただいております。 ○委員長(田中裕子)  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  今まではそのような計画はなかって、新たにつくるという感覚でよろしいでしょうか。 ○委員長(田中裕子)  佐々木補佐。 ◎危機管理課長補佐(佐々木康弘)  策定させていただく受援計画につきましては、今回初めてつくらさせていただく計画となっております。  今、次長答弁しましたように、まずは、地域防災計画というのが、本市にはございます。それを受けまして、平成29年度に業務継続計画。これらは別のものではなくて、関連してる計画というところで、今回の受援計画につきましても、業務継続計画で策定しました、必要な資機材であったりとか、必要な業務というところを、より実効的に対応できるようにというところでつくる、今回初めての計画となっております。 ○委員長(田中裕子)  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  他のところから助けたるよということで来られても、こっちに計画がなかったら、何も動けない。せっかく好意というか、そういった部分で助けたるということで、いつもの業務に早く戻れる。そういったものをしっかりつくっていくんだということで、これも非常にわかりよくていいんかなと。  今まで何でなかったんかなというのが、逆に感じる部分ではあるんですけれども、早急に練ってもらって、これも他市の状況もしっかり見てください。きっと他市さんで練られたものが、もうでき上がってきてると思います。それをまたブラッシュアップしていく中で、しっかりと八尾市に則した受援計画というのを立てていただきたいなと思っております。  もう一点、外国人市民相談窓口の運営に伴う経費として云々という部分なんです。これは具体どのようなものなんでしょうか。 ○委員長(田中裕子)  鎌田課長。 ◎文化国際課長(鎌田邦治)  こちらにつきましては、昨年の入管法改正に伴いまして、国から外国人材の受け入れ共生のための総合的対応策の一つであります、相談窓口の整備、運営についてのことでございます。  既存の相談窓口2カ所の拡充に加えまして、新たに基幹的な相談窓口を開設いたしまして、さらなる多文化共生の実現に向けた環境づくりを進めるということで、従来、桂人権コミセンと安中人権コミセンで外国人相談窓口というのをやっておりましたけれども、今回、新たに国際交流センターを中心といたしまして、基幹窓口を設けて、従来の2つの窓口もしっかり拡充していきながら、外国人の相談、外国人市民の相談窓口を拡充していくというものでございます。 ○委員長(田中裕子)  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  私も、八尾市を見させてもらう中で、外国人の相談窓口というのは、しっかり、割と八尾市は先行して進めておられるんだなという部分は、非常に感じています。  それをまた拡充していってやっていくんだということで、非常に安心して、八尾に外国の方も住んでいただけるような環境をつくるために、こういったことを進められていくんだろうなということはわかるんですけれども。こういった部分、ほかにもどんどん広げていければ、もっともっと手厚くできる部分もあるでしょうし、やっぱりいろんな諸処の問題、各家庭での問題なんかもあると思います。細かいことも出てくると思うんですけれども、そういった部分はほかの所管ともきちっと連動して、外国人の方が窓口に来られて、しっかりとかみ砕いた中で、それを各部署に振っていくという作業が、ここでできるということでよろしいでしょうか。 ○委員長(田中裕子)  鎌田課長。 ◎文化国際課長(鎌田邦治)  相談事業につきまして、さまざまなやはり相談があると思います。日常の言葉の問題でありますとか。家庭の子どもさんの問題でありますとか。医療の問題。それから福祉、さまざまな問題があると思います。  その一つの相談窓口で、全て解決できるわけではございませんので、関係課としっかりつないでいきながら、そちらでサポートをしながら、解決を図っていきたいと考えております。 ○委員長(田中裕子
     田中委員。 ◆委員(田中慎二)  言葉の問題は、すごく大きいんです。何を言ってるのかわからない状況で、お隣さん同士が話をしていく。そういった中でトラブルも起こったりもしてると、地域からも聞いています。  あと、家庭内の問題も出てきてるとも聞いています。お母さんは買い物とか行くんで日本語、大分覚えてしゃべれると。子どもさんは学校で日本語を教わってると。ただ、お父さんは職場と家との行き帰りで、母国語しかしゃべれないと。家庭内で言葉が通じない。フラストレーションがたまって、それによって起こるDVであったり、そういったことも起こっていると聞いていますので、そういった部分もしっかりと行政として、どう受けていくのか。国際交流センターとしてどう受けていくのか。いろんな持ち分、役割あると思いますので、ぜひぜひこういった費用を使って、そういった部分まで伸ばしていっていただければと思いますので、どうぞ、よろしくお願いを申し上げます。  次、財産管理費でございます。  財産管理費のほう、今回庁舎の経年劣化に伴う屋上防水工事等のため、更新費用を増額補正という形なんですけれども、これは何かの計画にのっとった中で、今回上がってきたものなんでしょうか。それともとりあえず雨漏りしてるから直さなあかんねんというのでやったものでしょうか。 ○委員長(田中裕子)  大井課長。 ◎総務課長(大井雅博)  こちらのほう、計画に基づくものなんですけれども、実は平成25年3月に八尾市の庁舎の中長期の修繕計画というものがございまして、そちらで規定されているもので、できる限り、庁舎を長寿命化させたいというところで、水がしみ込むのを防止する、あるいは、この中に空調機の更新工事というのもあるんですけども、それも含めて、計画に規定されているものであるということでございます。 ○委員長(田中裕子)  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  この後の企画費の中に公共施設マネジメントの事業経費というものが上がってきてるんですけど、これは公共施設マネジメントの一環としてではないんですか。 ○委員長(田中裕子)  大井課長。 ◎総務課長(大井雅博)  こちらは、あくまで庁舎の更新ということで、中長期修繕計画に基づいたもので、実は、公共施設マネジメントは、これができた後にできているものですので、また別物ということになっております。 ○委員長(田中裕子)  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  庁舎は、これは公マネに含まれていないという理解をいたします。  ただ、この間も停電ありました。いろんなふぐあいが庁舎も出てきていると思うんです。突発的なふぐあいなんかもあるでしょうし、どんどん経年、年がたてばたつほど劣化はしていく。きれいになっていくことはないと思うんで、どこか手入れていかなあかんと思うんですけれども、ちなみに、この庁舎何年使っていこうと思ってはりますか。 ○委員長(田中裕子)  大井課長。 ◎総務課長(大井雅博)  数字を明確にいうと、ひとり歩きする可能性もあるんですが、このような庁舎、一般的ですけれども、平均50年から60年程度もつものと規定されておりますが、この中長期修繕計画におきましては、それは事前に適切な維持保全した上で、5年、あるいは、最大10年程度延ばそうということで考えておりますので、そのあたりをもたせるための目標だろうかと考えております。 ○委員長(田中裕子)  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  中長期の計画というのは、何年分でつくられているんですか。 ○委員長(田中裕子)  大井課長。 ◎総務課長(大井雅博)  基本的には70年もたせるためのということになっております。 ○委員長(田中裕子)  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  今、庁舎できて26年ぐらいですか。何年ですか。教えてもらっていいですか。 ○委員長(田中裕子)  大井課長。 ◎総務課長(大井雅博)  平成6年にできておりますので、25年です。 ○委員長(田中裕子)  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  ということは、あと残り45年の計画ができているということでいいんですか。70年もたすための計画とおっしゃっておられたんで。 ○委員長(田中裕子)  大井課長。 ◎総務課長(大井雅博)  中長期修繕計画の中におきましては、一般的には平成25年当時の段階で、どのような定期的な修繕、例えばこの防水工事やったら20年もつから、この時期にやって、この時期にやってといった一般的な計画というのを立てているものですので。もちろんその程度もたせるための計画ということで、いついつどのような工事をすべきかとか。あるいは、どのような機器を入れかえるべきかというのは書いておりますけれども、何分日もたっておりますし、あと突発的な工事というのも、当然ありますので、なかなか一概にそのまま適用できるというものではございませんけれども、一般的にもたせるためには、このような補修、あるいは更新事業が要りますよという形では書いてございます。 ○委員長(田中裕子)  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  25年前につくった分を、今、走らせていってる中で、もたせるための計画やったわけです。ただ、今に至ってはその計画どおりにいっていないという部分もあるよというような御返答だと思います。  それをいってなければもたないんじゃないんですか、70年。その辺は、お聞かせいただいてよろしいですか。 ○委員長(田中裕子)  大井課長。 ◎総務課長(大井雅博)  計画の概要を御説明させていただきたいなと思うんですけど、まず、一つは長期的にもたせるために必要な維持補修という部分、あともう一つは災害に強い庁舎をつくるということで、防災中枢拠点の整備ということで、一つ大きな章がございます。  あと、もう一つ市民の利便性を高める。市民の皆様に優しい市役所をつくるというところで、例えば、トイレの洋式化であったり、授乳室、あるいは地下のサイン表示を適正にするとか、大半の部分、特に防災中枢拠点につきましては、平成28年に全て完了しておりますので非常に進んでいる、計画どおりに進んでいるところも非常に多くなってございます。  ただ、今、申しました長期にもたせるという部分につきましては、やはり多額の費用がかかるということもございます。  先ほど申し上げたとおり、例えば2階とかで雨漏りがあったというところでは、もう計画を度外視までとは言わないですけども、前倒しで補修というものをしなければならないといった事態も、これまでここ数年ございました。  そういうところで、もうやむを得ず、本当に緊急性、特に、職員、あるいは来庁者の安全性にかかわる部分について、もう積極的に、優先的に実施させていただいているというところで、確か、適切なタイミングで、適切な補修をすればもつであろうとは考えておりますけれども、現在の状況の中ではできる限りベストな選択をしながら、補修をさせていただいているといったところでございます。 ○委員長(田中裕子)  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  適切にやっていけばいいよという部分ではわかるんですけれども。先ほど公マネができる前に、もう計画練ってたから、それを走らせているんだよと。でも、見直しは必ずどこかで、どの時点かでやっていっておられるわけですから。庁舎だけの見直しをしていったら、今度はほかの部分との取り合いがあって、財政的にすごくしんどくなる日が来るよということがあるんです。これは公マネの中に組み込んでいくということはできないんですか。 ○委員長(田中裕子)  藤本課長。 ◎政策推進課長(藤本寿江)  今年度、公共施設マネジメントの事業経費で上げさせていただいている取り組みの中で、個別施設計画の策定というものを考えてございます。  これまで公共施設マネジメントにつきましては、公共施設等総合管理計画という、大きな考え方をまとめたものと、それと、一般の公共施設につきまして、公共施設マネジメント実施計画というような主要な建物につきまして、こういう期間に更新をしていくというようなこと、あと長寿命化を図っていくというところを取りまとめさせていただいて、取り組みを進めてきたところでございます。  ただ、国から、総務省のほうから令和2年までに個別施設計画をつくって、市で持っている全体の建物、施設について、どの時期にどのような改修が出てきて、どのようなコストが出るのかというところを、全体を把握して、平準化を図っていくという目的を持って、そういう計画をつくるようにと言われておりますので、今年度と来年度と2年をかけてつくっていこうと思っていますので、庁舎につきましても、先に中長期の計画というのは持ってございますが、今後、個別施設計画をつくる中で、改めて、位置づけして検討していきたいと考えてございます。 ○委員長(田中裕子)  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  よくわかりました。しっかり固めれるものは固めて、一つで取り組んでいくほうが、効率がいいと思いますので、よろしくお願いします。時間もきましたので、2回目以降に回します。 ○委員長(田中裕子)  他にありませんか。  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  まず、文化会館の改修に関する経費で、お聞きしたいと思います。  今回、2800万円余り、これから実施設計等するための選定委員会の委員さんの報酬でとかがあるんですが、まず、この2800万円の内訳を教えてください。 ○委員長(田中裕子)  鎌田課長。 ◎文化国際課長(鎌田邦治)  今回、計上させていただいております補正予算の2808万4000円でございます。こちらにつきましては、基本設計の費用と実施設計の費用になりますが、債務負担行為であと6500万円設定させていただいております。  この6500万円と2800万円を合わせまして9300万円。こちらが基本設計、実施設計の上限額ということになってございます。  それから、今回、上げさせていただいております8万4000円。こちらについては、設計事業者を選定するための選定委員の報酬として8万4000円を計上させていただいているというところでございます。 ○委員長(田中裕子)  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  今回の2808万円のうちの2800万円と6500万円の債務負担行為の部分を足して、9300万円がその上限になるんだということを、今、確認させていただきました。  文化会館の改修については、去年の12月議会においても、指定管理者の指定期間の延長ということで、かなり議会の中でも議論をされてきたんではないかなと記憶しているんですけれども。その際に、公共施設マネジメント実施計画にもありますように、これは単なる改修ということにとどまらず、文化会館のあり方も検討しながら進めていくんだと、改修についてはというお答えがあったし、公共マネジメント実施計画にもそのように記載されております。  そういう意味では、あり方検討については、進捗状況はどうなっているでしょうか。 ○委員長(田中裕子)  藤本課長。 ◎政策推進課長(藤本寿江)  昨年度、公共施設マネジメントの取り組みの一つといたしまして、文化会館のあり方について検討をさせていただいたところです。
     一点は、文化拠点としての目指す姿の検討という部分。  それと、建物がどうなのかというところで、建物でありますとか、設備の現状調査。それから一般的に他の類似団体におけます施設で、多額の費用を要するということから、民間手法の活用につきましても、検討をしていくということで、公民連携の手法の導入事業の可能性調査というものを実施をさせていただいたところでございます。  検討の中で、改修の手法でありますとか、工事の規模感とか、そういったところも含めて、検討を行ってきたところなんですけども、改修の手法については、PFIの導入とか、そういったところもいろいろ考えてまいりましたけどもコストメリットは、確かに費用は抑えていけるということがあるんですけれども、今まで事業団さんがやってこられたソフト事業でありますとか、付帯事業とか、さまざまな取り組みをトータルで考えますと、必ずしもPFIの導入が適切ではないという結論に至りまして、従来の手法によって工事をやっていくということで結論をつけさせていただいたところでございます。 ○委員長(田中裕子)  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  プリズムホール、文化会館が市民の文化の拠点としてということについては、これは今さらということでもなくて、以前から確認をしてきたところですし、改修に当たっての民間手法の活用とか、いろいろ検討課題になっていたことも、一応、あり方検討の中には含まれている、探っていただいたんですね。だけども、なかなかいいアイデアは出なかったと。だから、従来の手法と、直営、市がこういった改修とかする手法でやっていくということですね。  そのときに、参考になる類似団体、どれぐらい改修費用がかかるかということで、40億円という数字も上がっておりました。私、その40億円に捉われる、固執するつもりはないんですけれども、今回の改修がどういった内容で、どれぐらいの規模で行われるかということを考えたときに、大体総額どれぐらいやろうと、どうしても考えちゃうんです。  まず、今回、改修の内容については、とにかく安全性を確保するのと、それから、バリアフリー対応というところが中心になると、代表質問のときにも御答弁いただいていると思うんですけれども、その中身を、もう少し詳しく教えてください。 ○委員長(田中裕子)  鎌田課長。 ◎文化国際課長(鎌田邦治)  バリアフリー対応の内容につきましては、多目的トイレの改修でございますとか、便器の洋式化、それから大ホールに上がります大きな階段がございますけれども、そちらについても手すりの設置が必要かなと考えております。  あと、ホールの車椅子席の拡大でありますとかさまざまな壁につける、ホールの中でも手すりがない部分がございますので、そちらについて設置していくという内容になっております。  こちらについても、基本設計をしっかり進めていく中で、どこまでできるかというところですけれども、可能な限り改善に努めてまいりたいと考えておるところでございます。 ○委員長(田中裕子)  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  実際には改修に当たっては、ここもここもこんなん直したいなというところはたくさんあると思うんです。今まで文化会館の改修は、今回初めてです、こういう大規模にやっていくの。少しは緊急にやらないといけないところはやったと思うんだけど。そしたらかなりの改修必要な場所というのが出てきてるんじゃないかなと思います。  それは、これから検討しながら、もちろんどれぐらいのお金を使ってという、財政的なことも考えながら、これから中身を組み立てていくということになるかと思うんですけれども。例えば、今、手すりだとか、トイレだとかということを聞きました。  それから、音響設備もちょっと、あそこで音響設備悪かったら問題です。何で今までそこまで手が届かなかったんですかと、逆に言いたいところなんですが、もうそんなものは絶対直さないといけないじゃないですか。例えば、私もよく利用させてもらうんやけど、椅子です。今の基準には合ってない狭い椅子だと思うんですけれど、そういった椅子を取りかえるなんていうことは、今回想定の中には入っていない、計画というか、できたらやりたいという中には入っていないんでしょうか。 ○委員長(田中裕子)  鎌田課長。 ◎文化国際課長(鎌田邦治)  改修の内容ですけれども、まず、やはり安全対策という部分がございまして。一番直さなければならないのは、天井部分でありますとか耐震にかかわるところかなと考えております。  先ほどおっしゃっていただいたように、音響機器でありますとか照明なんかについては、本番中にとまってしまったら大変なことになるというところで、そこはしっかり直していかないといけないというところでございます。それから、舞台機構についてもしっかり直していかないといけないというところでございます。それから、先ほど申しましたトイレ等のバリアフリー化を進めていくというところでございます。  さまざまに進めていく中で、座席もと考えておるところでございますけれども、こちらについてはトータルの費用面を検討しながら、基本設計を進めていく中での決定になっていくかなと考えておるところでございます。 ○委員長(田中裕子)  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  もしかしたら、前の総務常任委員会で出たかもしれませんけれど、この工事については、規模、それから中身については、まだこれから計画していくということになるだろうと思うんですけれども、その期間、市民の皆さんには使用を控えていただくとかそういった可能性は当然、出てくるんでしょうか。 ○委員長(田中裕子)  鎌田課長。 ◎文化国際課長(鎌田邦治)  やはり大規模改修ということになりますので、改修期間中は休館をして、工事を行うというところでございます。 ○委員長(田中裕子)  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  期間はわかりませんけれど、休館せざるを得ないということになってくると、市民の皆さんから見れば、いつも使っている施設が使えないと。それでも改修して使いやすくなるんやろうなと。別にきらびやかな、東大阪に立派なホールができるのかもしれませんが、別にそんなものは求めていなくても、市民の皆さんが扱いやすくなったなとか。便利になったなとか、居心地いいなとか、期待をして待ってくれてると思うんですけれども。そういう意味で、私、本当はどれぐらいの規模の改修を考えてるのと言いたいところなんですけれども、最大限、市民の皆さんの期待に添うような形で努力していただけると理解していいですか。 ○委員長(田中裕子)  鎌田課長。 ◎文化国際課長(鎌田邦治)  おっしゃっていただいておるとおり、なかなかきらびやかなホールでありますとか、東大阪市のような最新鋭のホールというのは、やはり難しいとは考えております。  しかしながら、予算の範囲内でできるだけ市民の皆さんに喜んでいただけるようなホールにと考えておるところでございます。 ○委員長(田中裕子)  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  本当に文化会館は、去年でしたか、地域何だったか、賞もとっていただきましたし、その分、国の助成金もうまく活用して、小さい子どもさんから若者、高齢者まで幅広く利用していただけるような、取り組みを積極的に進めていただいております。  市民の皆さんにとったら、日ごろのいろんな文化活動の発表の場として、小ホール、大ホールも大いに使っていただいている大事な施設であると思っていますので、ちょっと財政的なことは気になりますが、市民の皆さんが何やここしか直ってないんかということにならないように、そこは最大限、踏ん張っていただきたいなということを申し上げたいんですが、何かそのことに対する決意、部長ありますか。 ○委員長(田中裕子)  村上部長。 ◎人権文化ふれあい部長(村上訓義)  ただいま御意見をいただきました、文化会館の改修の内容でございますけども。文化会館につきましては、竣工後30年以上たつと。 こういう中で、これまで大規模な改修というのをなかなか行ってこれなかったと、こういう状況でございます。  そのために、今後の文化会館のあり方の検討を行う中で、文化会館はこれからも市民にとって大切な財産であると。本当に文化の発表をしていくという、こういうところでしっかりと認識もされ、また、今後もそれを続けていこうと。こういう意思決定のもとで、今現在、検討に入らせていただいたところでございます。  そのために、本当にこのたび大規模改修を手がけていこうと、こういうことになりまして、我々も実際、その作業に着手しているところでございますけども。やはり文化会館だけではなくて、公共施設全般を、公共施設マネジメント等の中で、これから検討していくに当たりましては、やはり行財政改革全体の中で、公共施設の整備の見直しであるとか、また、維持管理コストの縮減に向けた取り組みを行っていくということで認識をいたしております。  その中で、改修事業につきましては、本当に全てが全て、全部できればベストなんですが、やはり優先順位を決めていきながら、優先順位の高いものをやっていく。こういう方針を持ちながら、一方、やはりその中でどうしても優先順位の低いものは、今後の課題になってくるというものもあろうかと思っております。  その中で、我々も全体の財政とか、関係課と詰めていきながら、できる限り、いいような改修になるようにと努力はしてまいりたいとは考えておりますが、今後、本当にこれから存続していく上での課題として、ずっと継続して認識していきながら、市民の文化振興を進めていけたらと、このように思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○委員長(田中裕子)  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  先ほど公共施設マネジメントの件も出ました。私も平成29年6月に出された実施計画をずっと見せていただいているんですけれども。確かに、これから先、公共施設、相当多くの施設が改修であるとか、更新であるとか、整備だとか、そういうのがこれからどっと押し寄せてくる時期になるのかなというのは、私も実感しております。  そういう中で、文化会館だけぎょうさん金かけれるかといったら、そうじゃないということもわかるんです。  ただ、これは30年たって、あと何年もたせるんですか、30年ですか。大体、あの建物であれば、あと30年ぐらいもたせられるとお考えでしょうか。教えてください。 ○委員長(田中裕子)  鎌田課長。 ◎文化国際課長(鎌田邦治)  今後何年というところは、ちょっと難しいというところではございますけれども、今回改修をかけまして、10年間は大きな休館を伴うような改修工事はないものと考えております。その先につきましては済みません。 ○委員長(田中裕子)  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  そういう意味では、ほかの施設の改修等も絡めながら計画的に考えていただかないと。これは必要だから、必要だから、お金ないからといって少しずつ、少しずつ手を入れてるほうが、逆にコストがかかりませんかと。例えばあと20年先、30年先を見込んで、ちょっと今、お金かかるけれども、今、直せるところを直したら30年もつやんと。そのかわり起債で平準化してというようなことも考えられるわけで。そういう意味でいうと、10年もったらいいんかみたいな、10年先はまたいっぱいお金要るん違うかなという心配もあるんで、その辺もっと計画的に考えられへんもんかなと思いますが、どうでしょうか。 ○委員長(田中裕子)  村上部長。 ◎人権文化ふれあい部長(村上訓義)  ただいま課長から申し上げましたけども、基本的には、公共施設のマネジメントをやる上で、長寿命化を図っていくということになっていきますと、やっぱり60年というものを想定しながら、維持管理をやっていくと、こういう形になろうかと考えております。  ただ、やはり60年を、今回の大規模改修で一括でやってしまうのがいいのか。それとも、やはりいろんな財政バランス、また事業の重点度、そういうものを加味していきながら、今やらなければならないものを、しっかりやって、また、申し上げましたように、10年間はまずしっかりとやっていきながら、その次に状況を見ながら、どこまでやっていくというように分割でやっていくのがいいんかどうかというのは、それぞれの状況状況に応じて、判断していくべき事項になるかなと、このように思っております。  そのために、今回につきましては、やる限りには、最低10年間はもたせていきたいという思いを持ちながら、状況を見ていきながら、今後のリスクは、その都度考えていくと。こういうやり方も今回の一つの状況かなということで、これから設計のほうを詰めていく中で明らかにしてまいりたいと、このように思っております。 ○委員長(田中裕子)  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  これから基本設計、実施設計の中で、そういう視点からも検討をいただけたらなとお願いしておきます。 ○委員長(田中裕子)  他にありませんか。  土井田委員。 ◆委員(土井田隆行)  今、文化会館の話が出てたんで、文化会館についてもう一度聞きたいんですけど、うちの前園議員も個人質問でも言うてました。  今回の改修について、大規模改修にはなるんですけども、安全確保、またバリアフリーを中心にしながらということで、これは大規模改修をするときには、国費か何かはつくようになるんですか。それとも市単費での支出になるのか。教えてください。 ○委員長(田中裕子)  鎌田課長。 ◎文化国際課長(鎌田邦治)  ホールの天井等につきましては、国費を申請しているところでございます。 ○委員長(田中裕子)  土井田委員。 ◆委員(土井田隆行)  大規模改修で基本設計を出してやったときには、天井部分だけ国費がつく部分、例えば2分の1とか、3分の1とかあるけども、天井だけなんかどうかも含めて、国のメニューにいろいろあると思うんです。例えば改修するときに、防災対策的なこととか、そういうのが入ってたらオンされるとか。いろいろ考えられる部分も含めて、国からの補助金、また交付金がつくようなことも考えてしておられるのかどうか。お聞きします。 ○委員長(田中裕子)  鎌田課長。 ◎文化国際課長(鎌田邦治)  その他の有利な起債でありますとか。そういうものについても、今、検討しているところでございます。
    ○委員長(田中裕子)  土井田委員。 ◆委員(土井田隆行)  今やろうとしていることが、なかなか見えてない部分があるんで。そういうところがある程度わかっていたら、この部分はどうなんですかということも含めてできると思うんです。  文化会館というのは、市民の皆さんに文化ということも含めて、使いやすい文化会館としてという部分もあって、それを最優先で安全確保とバリアフリー、以前からちょっとバリアフリーだけはなかなかできてないところがあるんで、当然だとは思うんです。  そういう中で、文化会館というのは、基本的には、これは指定管理者にお願いしてやっていて、貸館業務が中心になりながら、いろんな事業もやっていただいているということになると思うんですけど。私の認識間違っていたら、合うてたら合うてたで言っていただけますか。 ○委員長(田中裕子)  鎌田課長。 ◎文化国際課長(鎌田邦治)  文化会館、貸館業務もちろんやっておりますけれども、芸術文化振興事業として、自主事業としてさまざまな業務を指定管理者で担っていただいているところでございます。 ○委員長(田中裕子)  土井田委員。 ◆委員(土井田隆行)  私が言うてるのは、合うてたんですね。それに委託事業もあるから、いろいろやと思うんですけど。そういう中で、貸館事業から考えたら、うちの前園議員が言うてたけども、リハーサル室、使える施設として貸館業務の中でリハーサル室も、値段も貸館料金もみんな書いてあるわけでしょう。  あるところを使ってたら、そこが使えないとか。本来、貸館業務やからどこでやっていても使えるようにしていて当たり前の話ではないんかなということも含めて、本会議でいろいろ議論をしていた部分があるんで、細かいかもわからへんけど、最後に、そこら辺も含めて確認をしたいんです。  貸館業務としてするんやったら、あいてるのに使えないということがあることに対しては改修をしていかなあかんの違うかなと思うんですけども、部長どうですか。 ○委員長(田中裕子)  村上部長。 ◎人権文化ふれあい部長(村上訓義)  本会議でも、御質問をいただいたところでございますけども。今回の改修のポイントとなる点、申し上げましたように、まず、老朽化の関係、そして、安全対策、バリアフリーというところを重点的に絞った中でさせていただくと。こういうところで、今、設計を、これから手がけていこうというところでございます。  確かに、防音の関係というのは、一つの課題であるという、こういう認識はいたしております。  ただ、優先順位から考えていくと、少しやはり今回の重点ポイントから低くなってこざるを得ないなというところで、課題と認識している中で、もう一つはリハーサルをしていただく、場所の問題が一番ないんではないかなと。こういうところで、御指摘をいただいていると認識はいたしておりまして、文化会館、こちらも実際その場合どうするかということで、これはあいてるあいていないの問題はありますが、小ホールがもしあいておれば、大ホール、小ホール使われるときのリハーサルで、今の金額よりさらに安価に使っていただける。こういう制度もございまして、こういうところを提示させていただきながら、リハーサルもやっていけるようなところになればなという、こういうところも想定はいたしております。  今後は、効果的、効率的に、今回投じていくお金が使われるようにということで、設計を進めていけたらと思っておりますんで、どうか、よろしくお願いしたいと思っております。 ○委員長(田中裕子)  土井田委員。 ◆委員(土井田隆行)  優先順位って、貸館業務やってるのに貸し室を使えないということ自体、優先順位が低いんですねんな。当然、そんなん5割、3割いうのはわかっています。わかって聞いてるわけです、そんなことは。  貸館業務するのやったら、そこを使えるように、改修するときにやるのも当然ではないんかなと思うんです。  これ以上は言わないですけども、そこら辺をしっかりと、どこまで優先順位を上げてされるんか。まさしく貸館業務の一つの部屋を歳入の確保ということも含めて、せいだいに使っていただいたら、指定管理者へ支出する市の財源も少なくて済むんでしょう。違いますか。 ○委員長(田中裕子)  村上部長。 ◎人権文化ふれあい部長(村上訓義)  確かに、貸館業務ということになれば、機能として高次機能になれば、その分だけ貸館がふえてくるという形にはなります。一方では、貸館業務ということを見ていきますと、どれだけの財を投じて、どれだけ入ってくるか、こういうシビアなものを見ていかないといけない。こういうことにもなりますので、今、その面だけではなくて総合的なところで、今回検討していけたらと思っておりますんで、よろしくお願いいたします。 ○委員長(田中裕子)  土井田委員。 ◆委員(土井田隆行)  どれぐらいかかるかというのを、それやったら幾らぐらいかかるか試算してください、先に。それやったらね。幾らかわかってはって、言うてはるんですか。どうですか。 ○委員長(田中裕子)  村上部長。 ◎人権文化ふれあい部長(村上訓義)  実際にはどの程度かかるかというのは、もしやったとしても、手法にもよってくると思いますし、これからの形になるかなと思っております。 ○委員長(田中裕子)  土井田委員。 ◆委員(土井田隆行)  だから、さっき言うてた、莫大なお金がかかるから、大変やというようにしか、私は取れへんかったよ。だから、ある程度試算してはるのかなと思ったんで、聞いたんです。  そうでないんやったら、もう一度検討していただきたいと、強く要望しておきます。  次に、気になっている部分、総務費の中で、地方版の総合戦略と総合計画と予算が出ているんですけど、総合計画と総合戦略の策定期間というのが、一年ずれてると思うんです。これについてどのように考えておられ、平成27年でしたか、この議論をしたときに、総合計画があって、そこに総合戦略があってとか、誰かと一生懸命、いろいろ4年前議論したこともあるんですけれども。これもひっくるめて、総合戦略の中にこれが入ってくるのか。地方版の総合戦略が総合計画の中に入っていくということと。  1年のタイムラグをどのように考えているのか、お聞きしたい。 ○委員長(田中裕子)  藤本課長。 ◎政策推進課長(藤本寿江)  総合戦略についてのお尋ねでございます。  この間、第1期の総合戦略につきましては、平成27年から平成31年ということで、今年度で計画期間が終わるという流れになってございます。  第2期の総合戦略をつくるに当たりまして、国から6月21日に地方創生の基本方針が閣議決定されまして、それに基づいて国で総合戦略をつくっていかれるとなってございます。  地方の総合戦略につきましては、国の総合戦略の考え方に沿って、策定をしていくということになっているんですけども、第2期の国の総合戦略につきましては、12月ごろの策定と聞いてございます。  そうなりますと、策定期間が3カ月程度の短い期間で策定ということになってきますので、国からは、国の戦略を踏まえてつくってほしいということもあり、現在の第1期の総合戦略の計画期間を、1年延長してもよいという考え方が示されてございます。  したがいまして、第2期の市の総合戦略につきましては、担当レベルでございますけれども、1年計画期間を延長して、令和3年からの計画としてつくっていくのがいいのではないかと考えてございます。  そうすることで、結果、総合計画と一緒に推進していくということが可能になるのかなと考えてございますが、本会議でも、御答弁させていただいてるかと思うんですけども、一体的に、形につきましては、今後の検討ということでお願いしたいと思います。 ○委員長(田中裕子)  土井田委員。 ◆委員(土井田隆行)  平成27年のときに、総合戦略も人口ビジョン、これも国、府の動向を見ながら市はという答弁も含めて、ある意味、この話も私3月にしたと思うんです。  そこに、今、国の話だけされたんですけども、あのときに府との間で、府が策定せな市はというような、私はそういうぐあいに、いまだにまだとってるんですけど。今の答弁ではなかったんで、そこら辺、府との関係も含めてどうなんかなと。 ○委員長(田中裕子)  藤本課長。 ◎政策推進課長(藤本寿江)  今、申し上げたのは、国との関係しか申し上げなかったんですけども、大阪府、都道府県につきましても、市町村と同様に国の戦略に沿った形で策定をされるということがございます。  ですので、本市におきましても、府の策定の状況とかそういったところは十分に動向を踏まえながら、調和がとれる計画、総合戦略にしていきたいと考えてございます。 ○委員長(田中裕子)  土井田委員。 ◆委員(土井田隆行)  府はそのまま改定するのかな。1年間のタイムラグ、たまたま八尾市は総合計画との1年のずれの部分があってですけど、府はそのままの予定で進めるんかなとは思うんですけども、そこは違うんかな。 ○委員長(田中裕子)  藤本課長。 ◎政策推進課長(藤本寿江)  申しわけございません。府の策定の動向につきましては、まだ、国の指針が21日に出たところということもありまして、今のところ確認できていない状況でございます。 ○委員長(田中裕子)  土井田委員。 ◆委員(土井田隆行)  そこも含めて、総合戦略も、総合計画も、今後、これは議案としても出てくると思うし、議会としてもしっかりと議論はしていかなければならないのかなと。これからのことですけど、これからの八尾市の市民にとって大事な総合計画でもあると思うし、安心・安全で住んでよかった、住みたい町、市長が言われる市民に選んでいただくような町のために、しっかりとつくっていかなあかん。そのために議会としても、しっかりと議論を重ねなければならないのかなと思います。  もう一つ、提出議案その2の第4号補正です。この中には、幼児教育・保育の無償化というのがあるんです。その分の補正が出てると思うんです。これについては、国からの財源だと思うんです。これによって八尾市として、一般財源等がどれだけ支出が軽減されるのか。減額するのか教えていただけますか。  これは国の消費増税に伴う社会保障、また子育て支援の財源に充てる、無償化として来てる部分なんで、丸々国からの分だと思うんです。国から入ってくる歳入によって、八尾市として、この施策についての負担軽減されるようになると思うんです。どれぐらい軽減されるのか、教えていただけますか。 ○委員長(田中裕子)  山原理事。 ◎理事(山原孝英)  たくさんあります。まず国からの地方特例交付金ということで、初年度につきましては、約2300億円ほどの地方負担については、この特例交付金によって全額措置するということで、2億8218万6000円、交付金としていただくという形。  また、あと国庫負担金ということで、昨日来ありました施設給付費の負担金ですとか、そういったもので、4億4697万3000円です。あと大阪府からも同じように、そういった施設型給付費の負担金ということで、約2億2348万6000円と、あと雑入ということで給食費の保護者負担とか、そのあたりが1115万円ほど入ってくると。  これらによります部分で、市税で3億0097万円、あと利用者負担金の収入で9478万2000円、あと保育料収入とかも変わってきまして1026万円、国からの、私立の幼稚園の就園奨励費の補助金等で1620万円ほど、合計で4億2222万2000円ほどの減額がございます。  これで、一般財源で、第3号補正予算にも事務費、準備経費として約5000万円ほど、これも全額国費で賄っていただけるということで、一般財源として、約3億円は八尾市として浮いてくるというところでございます。 ○委員長(田中裕子)  土井田委員。 ◆委員(土井田隆行)  これは、半年分の金額、施設費の部分もあるけども、例えば令和2年度やったら、年額でどれぐらい変わってくるんですか。 ○委員長(田中裕子)  山原理事。 ◎理事(山原孝英)  今、申し上げました特例交付金の部分、もう御承知やと思いますけれども、地方負担分の2349億円、先ほどちょっと2300億円程度と言いましたが、この部分の初年度の経費を一旦は交付金化ということで地方負担ゼロということで出していただいていると。  ただ、次年度以降の分につきましては、交付税等で需用額として見ていただけるとは考えておるんですけれども、国の地方財政計画も明らかになっておらないというところで、まずは初年度は交付金で負担は、国費で全額するというところまで、今把握しておるというところでございます。 ○委員長(田中裕子)  土井田委員。
    ◆委員(土井田隆行)  施設整備とか、そういう部分は、そのときだけだとは思うんだけども、保育料の件等も含めて、今年度の半年間の分でも、一般財源でも3億円からということもあって、当然、この財源も含めて、無償化による消費増税による子ども支援、社会保障の中で八尾市として今まで子どもの事業に支出していた部分を、今回、単純に言ったら、倍の6億円以上になってくると思うんですけど、それについてはしっかりと子育て支援に新たな部分も使われるんだとは思うんですけど、ぜひともお願いします。時間が来ましたんで、終わります。 ○委員長(田中裕子)  他にありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(田中裕子)  なければ、2回目の質疑に入ります。  質疑ありませんか。  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  引き続きさせていただきます。  先ほど来、公共施設マネジメント事業経費で、各施設が含まれていく、個別計画というのを打っていくとおっしゃっておられたと思うんですけども、これは何個ぐらいの個別計画ができる形になるんですか。各施設に対してできてくるとなると、大量の数になると思うんです。 ○委員長(田中裕子)  吉岡室長。 ◎公共施設マネジメント推進室長(吉岡秀周)  今、予定していますのは、約160施設程度を予定しております。 ○委員長(田中裕子)  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  個別計画を打っていった中で、一個一個、このぐらいの時期に修繕しなあかんよとか、いろんな計画出てくると思うんですけれども、それがかぶる時期が出てくると思うんですけれども、そういった場合は動かしたりするんですか。それとも大体年間のグロスの金額、このぐらいやったら、こういう部分に使っていくから、これで合わせていこうかという感じでつくっていくものなんですか。どういう感じですか。 ○委員長(田中裕子)  吉岡室長。 ◎公共施設マネジメント推進室長(吉岡秀周)  先ほど申しました160施設をジャンル分けいたしまして、精緻には、ここ5年から10年の中期的なところの計画はしっかり立てていきまして、それ以降は、建物寿命等をもう一度見直ししまして、かぶるところ、かぶらないところを平準化していこうという計画でございます。 ○委員長(田中裕子)  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  全体を見渡した上での平準化ということで理解させていただきます。  本当に、それは大事やと思います。ここもせなあかんねん、ここもせなあかんねん、ここもせなあかんねん、その年えらいことになるよということでかぶってしまって、優先順位つけてずらしましょうかといったら、何のための計画かわからなくなってしまうので。計画をつくるのであるならば、計画は計画的につくるのは当たり前ですので、必ずそれが行える状況の計画をつくっていただきたいと思いますので、ぜひその部分に関して、本当にこれは大きなお金がかかってくる部分だと、私、考えています。多分、先ほどの文化会館の話であったとしても、相当な額がかかってきて、そういった中でどれを選んでいくねんというお話がありましたんで、多分、これは160施設、ジャンル分けしたとしても、おのおの出てくると思いますので、そういった部分をしっかりと計画を練っていただきたいなと思っておりますので、どうぞ、よろしくお願いを申し上げます。  人権啓発費でお聞きしたいんですけども、人権尊重の社会づくり審議会という部分があるんですけれども、これはどういうものを、どうされるかというのを教えていただいてよろしいでしょうか。 ○委員長(田中裕子)  中野次長。 ◎人権文化ふれあい部次長兼人権政策課長(中野龍介)  人権尊重の社会づくり審議会の経費なんですけども、これにつきましては、御承知のように2016年度に障害者差別解消法、ヘイトスピーチ解消法、部落差別解消推進法が施行されました。  そして、個別の人権課題への意識が高まっていく中で、八尾市人権尊重まちづくり審議会におきましても、それぞれの個別事案につきまして、より議論を深めていく必要があるという意見をいただいております。  それで、人権尊重まちづくり審議会の回数であるとか、委員さんであるとかをふやすということで、ここの経費を上げさせていただいております。 ○委員長(田中裕子)  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  あと、私ちょっと気になってるのがLGBTQの方も、こういった部分にはまるのかなと思ったんですけども、そこは関連はしてこないんでしょうか。 ○委員長(田中裕子)  中野次長。 ◎人権文化ふれあい部次長兼人権政策課長(中野龍介)  LGBTの関係なんですけども、現在、国でまだでき上がっていないんですけども、法案の審議がとまったり動いたりして、まだ完全にでき上がっていないんですけれども、LGBTの関係につきましても、我々といたしましても必要なものだなと考えております。  それで、まずは、LGBTについて、正しい知識や理解を深めていくことが大切だなということで、これまで市民向けの研修会、あるいは職員向けの研修会というのを実施をいたしまして、そのような問題を知ってもらう機会を創出していってるところでございます。  ただ、まだ法案ができていない中なんですけども、他市ではパートナーシップ制度といいまして、そういう制度をつくって、LGBTの人たちを認めていこうという制度もつくっている自治体も少ないんですけどもあります。  そういったところも、我々は研究しまして、どういった形でできるかということも考えていきたいなと思います。 ○委員長(田中裕子)  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  例えば、委員さんにそういった部分から意見を言っていただける方を入れるというのはなかなか難しいんですか。今の時点では。 ○委員長(田中裕子)  中野次長。 ◎人権文化ふれあい部次長兼人権政策課長(中野龍介)  先ほど申し上げました差別解消3法ができまして、個別の人権課題への対応というのを、やっていこうということにはなっているんですけども。LGBTの関係につきましては、まずは法律ができ上がりまして、それについてより議論を深めていく必要があるだろうと、どういう施策をしていったらいいだろうということになってきましたら審議会の中で、LBGTの関係のことを考えていく必要が出てくると。そういう可能性はあると思うんですけども、今の段階でLGBTの専門部会を直ちにつくっていくというところまでは、まだいっていない状況でございます。 ○委員長(田中裕子)  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  あくまでも、この審議会の委員さんというのは、3法の部分がかかわってくる部分の審議会の委員さんという形で考えてよろしいでしょうか。 ○委員長(田中裕子)  中野次長。 ◎人権文化ふれあい部次長兼人権政策課長(中野龍介)  まず、人権尊重の社会づくり審議会といいましたら、八尾市の人権のマスタープランみたいなものですので、人権の関係でいいましたら、全て、女性であるとか、子どもであるとか、高齢者、障がい者、同和問題、外国人であるとか、今、言われています性的マイノリティーに対する人権問題とかいうのも、この中で議論はしております。  ただ、今回それとは別に個別に差別3法というのができまして、それができたことに伴ってより議論を深めていくということが必要になりましたので、審議会の中に部会をつくって、そこの部分を掘り下げて議論をしていこうということで、今回、この部会をつくらせてもらったということでございます。 ○委員長(田中裕子)  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  その3法の部分にかかわる部分の掘り下げるための部会やからという認識でよろしいんですか。もう一度確認です。 ○委員長(田中裕子)  中野次長。 ◎人権文化ふれあい部次長兼人権政策課長(中野龍介)  済みません。一遍に3つの専門部会というのはできませんので、まず、一つずつやっていくということでございます。 ○委員長(田中裕子)  村上部長。 ◎人権文化ふれあい部長(村上訓義)  今回、審議会につきまして、専門部会をつくっていこうという、こういう流れで、今、予算も組まさせていただいております。  今回、お尋ねいただいておりますLGBTにつきましては、本当にこれからの大きな課題として、我々捉えておりまして、今、法案はどうしていくかというのを、国で、今いろいろ議論はされております。  一方、我々市町村としましては、なかなかそれをどこまで持っていくんかどうかという、今後の大きな課題がある中で、一方ではそれらの方々への理解をどう深めていくかという、これは非常に重要な問題でございまして、これは法案ができるできないの中の以前に、市民に対する啓発。  そして、また我々職員の中でもしっかりその辺の理解を深めていく必要があるだろうと、こういう形で考えております。  したがいまして、今できることとしましては、それらの課題、問題点というのをしっかり庁内、そしてまた庁外に向けて共有をしていくというところをスタートといたしまして、また実態も確認していきながら、そして、その後、恐らく法案ができてくると思います。できてくれば、当然、それらを具体的に何を審議をしていかなあかんのか。どういうものを、八尾にとって考えいかなあかんのかというものも、当然、見えてくるだろうと思っておりますので、そのときには、当然、専門部会等の中で、しっかり深めていく必要もあるだろうと思っております。  ただ、その前に本当に人権課題として、まず、専門部会よりも、その前にどう深めていくんかどうかという、ここのあたりをしっかり議論していく体制は整えていく必要があるかなと、このように思っておりますので、よろしくお願いします。 ○委員長(田中裕子)  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  実は結構、私の周りでもいろいろおられまして、そういった話をするんですけども。これも広く世間に、まず知ってもらうことが、LGBTQに関して知ってもらう部分ができたと。自分はそういうLGBTなんですということが発信できるようになってきたと。そうなってくると、その中で、いろんな方から差別というか、偏見です。そういったのを非常に受けるんだということを、おっしゃる方も中にはおられます。  そういった部分を、先ほど部長おっしゃっていただいた、まずはそういった専門部会をつくる前に、しっかりとやっていかなあかん。それもわかります。ですけれども、できるだけ、世相の状況に合わせて、どんどん進めていっていただいて、もう要らぬ差別をふやさない。要らぬ偏見を持たせないような、きちっとした形、最初からつくっておれば、そういった部分も最小限で抑えられることがどうしてもあると思いますので、ぜひその辺も含めて、進めていっていただきたいなと思いますので、どうぞ、よろしくお願いを申し上げる次第です。  ちょっと話を戻して、LGBTQの話をした後に男女共同参画云々という話もなかなか、男女で分けて本当にいいんですかという話も、しないといけない部分はおいおい出てくるんでしょうけれども、男女共同参画をするために12万7000円、女性活躍のために3万4000円とか、男女共同参画推進費が出てきてますけれども、今まで進んできた部分と、これから進めていかないといけない部分、おのおのあると思うんですけれども、今回、そういった部分を入れて見直していくという形でよろしいですか。 ○委員長(田中裕子)  藤本課長。 ◎政策推進課長(藤本寿江)  今回、補正予算で上げさせていただいている経費なんですけども、男女共同参画、第3次八尾市男女共同参画基本計画、この間進めてきているところなんですが、ちょうど中間年に当たるということで見直しをさせていただきます。  この間、女性の活躍とかいう視点も加えながら進めてきたところなんですけども、今後、令和3年の総合計画の推進とタイミングを合わせて、次の計画を進めるに当たりまして、どういった点に力をより入れていくべきかというところら辺を明らかにするために、今年度アンケート調査とかそういったところも実施して進めていきたいと考えています。 ○委員長(田中裕子)  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  いろんな計画がどんどん進んでいく中で、まずは検証もしっかりとしていただいた中で、何が足らなかった、こういった部分を強化していかなあかんねと、アンケート等々をやっていただく中で、あと専門家の御意見を聞く中で、どんどん見えてくる部分があると思うんです。そこをきっちり組み込んでいって、それもしっかり計画的にできることをやっていくと。絵に描いたもちにならないように、でも、できていないのにできたように見せるような、そういったこともしないでもええように。しっかりと指針を出した中で、検証ができるもの、検証をしやすいものを、ぜひともこういった中でつくっていただきたいなと思います。  できたかどうかわからへんけどという、やってるほうも一番不安ですし、わかりにくいものというのは、非常に検証しにくいですから、結果がしっかり見えるものを、ある一定含んでいっていただきたいと、それは思いますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。  それで、最後もう1回、文書広報費なんですけども、検証しやすいという部分で、例えば、今、本当にいいポスター、去年来から八尾と書いた。4種類ですか。あのポスター5種類、何種類ですか。 ○委員長(田中裕子)  林田課長。
    市政情報課長(林田眞希子)  PRポスターにつきましては、9種類作成させていただいております。 ○委員長(田中裕子)  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  9種類、本当に目を引くポスターなんです。そこにQRコードなんかをつけていけると思うんですけども、例えば、ポスターに張ってあるQRコード。どのポスターがQRまでいったんやという統計がとれたら、それもまたおもしろいと思うし、すごくわかりやすいと思うんです。  広報をやっておられるほうも、なるほどこういった部分でという統計がとりやすいと思って、次の戦略が練りやすいと思うんですけれども、そういったギミックというか、仕掛けをつくるようなことというのは考えたりとかしてはりますか。 ○委員長(田中裕子)  林田課長。 ◎市政情報課長(林田眞希子)  今、言っていただいたのは、効果検証のところかなとは思うんですけれども。なかなか広報につきましては、直接的な効果検証が難しいので、日々悩んでいるところではございます。  直接的な数字としては、ポスターの掲示であったりとか、費用対効果ではないんですけど、広告換算といったものはさせていただいてるんですけど、ホームページのアクセス数のカウントはさせていただいているんですけども。具体にどういった方法、何がきっかけで訪れていただいているのか。例えばホームページにつきましても、何がきっかけで見ていただいているかというところまでは分析できていないのが現状でございます。  そういった意味では、いろんな手法の効果測定、今、言っていただいたQRコードにつきましても、他市の状況等、研究しまして、よいもの、すぐできるものについては、積極的に取り入れていきたいという考えはございますので、今後とも研究のほうをしてまいりたいと思います。 ○委員長(田中裕子)  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  本当に、結果が目に見えるとおもしろいですし、やりがいも出てくると思います。  このポスターの何がよかったんやろうという、その具体的な話であったり、いろんなツール。今も「やおっぷ」も出しておられて、ついでに聞いておこう、「やおっぷ」はどのぐらい今、出ていますか。 ○委員長(田中裕子)  林田課長。 ◎市政情報課長(林田眞希子)  生活応援アプリの「やおっぷ」ですが、ことしの2月に導入をしまして、今現在、直近先週で約5000超です。5000をちょっと超えたところでございます。 ○委員長(田中裕子)  田中委員。 ◆委員(田中慎二)  「やおっぷ」が、今5000超えたと。どうやって広報していこうと、練れるわけです。具体的に何個出た。だからどうしたらええ。これええもんつくった。どんどん広報していかないといけない。そういった部分、わかりやすくできる。今5000、まだまだやろうと思ってますねんという部分であれば、全庁的に配布していただいたり、もっともっと1万超えて、2万登録してもらえるようにするんやという目標も立てやすいと思いますので、そういった目標が立てやすい指標でやっていくことによって、やりがいも出ると思いますし、おもしろみも出ると思うんです。これやったらこれだけふえたでとか。これは結構わかりやすいんで、ぜひぜひ結果が何で出たか。何をしたからこれになったという、わかりやすい指標を、ぜひともつくっていただきたいです。  指標で言ったら、実施計画書にいろんな指標出ていますけど、こういった部分もわかりやすい指標にしていけば、もっと職員の皆さん、これをこうしたらAになるねんとか。どうやったらこれAになるねんというやつが中には入ってたりしますから、よろしくお願いいたします。これはもうぜひぜひお願いいたします。  本当に簡単にできることもたくさんありますから、広報、本当に大変やと思います。皆さんが何やっても、広報しなかったらわからないんで、その辺は、本当に力入れてやっていただきたいなと、心から思っておりますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○委員長(田中裕子)  他にありませんか。  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  先ほど出ました外国人の基幹的相談窓口の設置について、ちょっと別の角度から質問をさせていただきたいと思います。  今回、生涯学習センター内に窓口を整備すると、その整備費用については、3月の議会で可決をして、そして、繰り越しということで今年度990万円使うということになります。  これについては、国が全て助成するというか、国が出してくれるということなんですけれど、今回上がっております1058万円、そちらについては運営費ということになるんですが、こちらの財源はどうなっていますか。 ○委員長(田中裕子)  鎌田課長。 ◎文化国際課長(鎌田邦治)  運営費といたしまして1058万3000円、このうち2分の1が国の交付金により措置されるということで、残りの2分の1につきましても交付税算入されるということで聞いております。 ○委員長(田中裕子)  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  今年度については、単費の必要はないというか、交付税措置、交付金ということなんですけれども。この1058万円、運営費とされていますが、実際には何に使うか教えてください。 ○委員長(田中裕子)  鎌田課長。 ◎文化国際課長(鎌田邦治)  運営費につきましては、国際交流センターの委託料ということになっております。  実際に、やはり相談員を雇っていただいての人件費が主になると思います。  それから、翻訳機等いろいろ使いまして、相談員の言語で対応できないような少数言語の方については、翻訳機等を使って対応していただくということになりますので、それの通信費でありますとか。運営していく費用ということになるところでございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(田中裕子)  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  基幹窓口ということになりますので、かなり専門的な、もちろん言葉も話せてということが前提になると思うんですけれども、そういったケースワークもできる専門委員さんの配置ということになるのかなと思っているんですが、ただ現在、行われている安中と桂でも、私も直接委託をされていますNPOのトッカビさんからもいろいろお話を伺うんですけれども、専門相談員さん、人材確保がなかなか難しいと聞いているんですが、この窓口スタートの時期も含めて、その辺のめどが立つのかどうか教えてください。 ○委員長(田中裕子)  鎌田課長。 ◎文化国際課長(鎌田邦治)  この窓口のスタートでございますけれども、現在、生涯学習センター1階で、場所を調整中でございまして、いろんな整備の入札、工事もありますので、しばらく時間をいただきたいということで、秋ぐらいにはスタートをさせていただければと考えております。  それから、専門の相談員の確保についてでございますけれども、しっかり公募をかけながら進めていきたいと考えております。  ただ、いろんな言語の専門的な相談員を、しっかりと確保していくということで、いろんな機関、NPO、外国人の支援団体等とも相談しながら、しっかり雇用に努めていきたいと聞いておるところでございます。 ○委員長(田中裕子)  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  一応、場所はできたけど、人がまだそろわんねんというふうなことも、可能性としてはないわけではないので、そのあたり力を入れていただいて、早目に人材確保をお願いしたいなと思っています。  3カ所体制になって、しかも今回、新たな窓口というのが基幹的な役割を果たして、一元的に運営していくんだということで、ますます相談体制の充実ということにはつながってくるだろうと、私も期待をしているところなんですけれども。ただ、さっき言ったように、これからも通訳さんとか、専門員さんとか。募集するだけではなくて、現在いてくださっている方についても、例えば一定の研修をするとか、育成をするとか。そうやって質を高めていくということも必要だと思うんですが、いかがでしょうか。 ○委員長(田中裕子)  鎌田課長。 ◎文化国際課長(鎌田邦治)  基幹窓口ということで、役割といたしましては、残りの2カ所の窓口もございますけれども、トータル的なコーディネートの役割を担っていただくと考えております。  ですんで、いろんな窓口での相談内容についても、しっかり把握して傾向を分析しまして生かしていきたいというところでございます。  困難なケースについても、一定集まって、困難ケースについての対応策なども協議していきながら、全体の相談員の質の向上ということで研修の企画なんかもしっかり行っていきたいと考えているところでございます。 ○委員長(田中裕子)  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  今現在、相談に当たっていただいている中で、どういう相談が多いかということを調査していただいていて、医療とか、保険の相談が最も多いと。場合によっては、病院に相談員さんが同行していく。あるいは通訳さんが一緒にいくというケースもたくさんあるようです。  そして、また妊娠とか、出産、若い親御さんの場合はそういった悩みも非常に多く相談に来られているということなので、さっきおっしゃっていただいたと思うんですが、十分機能を果たせるように、体制づくりをしていただきたいなと思っています。  それから、外国人が、今どんどん技能実習という形で、もう日本に来られていると。国の調べでは、日本全国で技能実習の方が32万8360人と、昨年比でも19.3%増という数字もあります。そういう意味では、八尾市ももともと多くの外国人の方が住んでいる町なので、そういう方を頼って技能実習の方なんかもどんどん入ってこられるという可能性はかなり高いと思います。  そういった場合に、こういった窓口だけではなくて、働く場所での支援ということでは、産業もいろいろと手を打ってはるんじゃないかなと思うんですが。例えば、そういう方々の当事者の支援というのはあっても、その周りの人たちがしっかり外国人を迎え入れて、対応できるかというのが、これから言葉の問題もそうだし、文化とか、習慣とか、そういう違いもそうだし、きっといろんなところで、会社でもこれから御苦労されていくんじゃないかなと思うんですが、そういった周りの人たちの人権意識というか、外国人に対する理解というか、そういうものをこれからもっと意識高めていかなあかんの違うかなと思っているところもあるんですが、そういった意味で、企業さん、会社の側への人権という視点のアプローチみたいなものは、何かお考えでしょうか。 ○委員長(田中裕子)  鎌田課長。 ◎文化国際課長(鎌田邦治)  そちらのほうは、労働、産業と連携していかないといけないと考えておりまして、所管外にはなるんですけれども、労働とは、いろいろ意見交換してるところでございまして、企業などへの啓発なんかについても、しっかり行っていかないといけないと認識していると聞いております。 ○委員長(田中裕子)  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  就労、雇用、それから生活、あるいは、子どもの教育という部分で、さまざまな課題が出てくると思いますが、今、国が政策的に外国人の受け入れに対して、共生という視点も持ちながら、ちゃんと対応しましょうということで、お金も何とかことしも国のお金でスタートできるということですが、いつまで国のお金をあてにできるんかということもあるので心配はあるんですけれども、できるだけ国の事業、お金を活用していただいて、外国人の方が安心して八尾の町で暮らせる。  そして、いろいろ聞くところによると、外国人に対して、ふれる機会がないだけに偏見があったり、それから少し違和感があったりという方の声も耳に入ってきます。とても気になっているんだけれども、せんだっての市議会議員選挙においても、八尾市に限らずですが、そういう排外的なことを主張されている候補者の方もいらっしゃっているということもありますので、本当に自治体として、差別のないまちづくりをどう進めていくのか。ヘイトスピーチの対策法もできていますが、これは理念法でなかなか罰則規定とかはないんですけれども。でも、ある自治体では独自に条例をつくって、そういった罰則規定なんかもつくり始めてるという動きもありますので、そういうことも情報としてつかみながら、八尾で何ができるかということを探っていただきたいなと思っています。  最後に、人権のところに入りましたので、ちょっと一点お聞かせいただきたいのは、今回、部落問題の見直しだったかな、経費がついてます。同和問題を解決するための施策のあり方についての見直しに伴うと。見直しの中身を教えてください。 ○委員長(田中裕子)  中野次長。 ◎人権文化ふれあい部次長兼人権政策課長(中野龍介)  今、委員の御質問の件ですけども、補正予算書の31ページの説明のところの2つ目のところで、同和問題協議委員経費248万円となっていると思うんですけれども、これにつきましては、平成28年度に部落差別解消推進法ができたんですけども、そこで大阪府や大阪市で行われている国勢調査のデータを活用した分析というのが、大阪府と大阪市で行われております。  これについて、今回、八尾市でも近隣3市を含めまして、大阪市立大学との共同研究として、国勢調査のデータを活用した分析を行っていくということでございます。  この分析をもとに、先ほど委員おっしゃいました、これまで本市で同和問題を解決するための施策のあり方についてという方針みたいなやつがあったんですけども、それが2020年度に期間が終わるということで、先ほどの国勢調査のデータをもとに、次期方針をつくっていくということで、この経費を上げさせていただいております。 ○委員長(田中裕子)  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  国勢調査の結果も見ながら、今後の施策のあり方について検討をするための経費やと。そのあり方の中身はまだ、これからということなんですか。 ○委員長(田中裕子)  中野次長。
    ◎人権文化ふれあい部次長兼人権政策課長(中野龍介)  2016年度に部落差別解消推進法ができましたので、部落差別の解消に向けた今後の方針みたいな、そういう形になってくるのかなと考えております。  ですので、2020年度にあり方という、一定のそういう方針みたいなやつが期間が切れましたので、次期の方針を決めていくために国勢調査のデータを使って、大阪市立大学と一緒になってやっていくということでございます。 ○委員長(田中裕子)  村上部長。 ◎人権文化ふれあい部長(村上訓義)  ただいま次長から答弁申し上げましたけども、この件につきましては、もともと大きくは人権教育・啓発プランの見直しというものが、大きくございます。このために、今回、審議会の中で策定において、議論をしていただくために、専門部会等を設けていきながら、これから策定を行っていくわけでございます。この専門部会の一つとして、差別解消3法ができた中で、部落差別解消推進法というものが、我々の所管として一つ大きくございまして、その議論を進めていくための予算というのを、専門部会としてとっていただいております。  そこで、具体的にこれまで同和問題を解決するための施策のあり方につきましては、特別措置法が切れた後に、一般対策としてどう部落差別を解消していくのかということを、ずっと進めていくための一つの方向性として持っておったわけでございますが、その中で、それを実施していた中でも、部落差別解消推進法ができたということは、その背景として、まだ部落差別は残っておるということで、それらをどう解決していくかということで、大きな背景としてインターネットによる新たな差別の形態というものが、今、横行してきておる。その中でどういう形で解決していくべきかどうかというところ等々を検討をしていかなければならない。他市の事例も当然ございます。  そういうものを、もっと深めていかないといけないということで、今回、人権教育・啓発プランに最終的に反映していくべく、これらのあり方、今まであった分をさらに法ができたということで、その見直しをかけていって、そして最終的に広く、人権課題をそれぞれ解決していくための方向性を出していきたいと。このように一つの予算として、今回出させていただいた次第でございます。 ○委員長(田中裕子)  大星委員。 ◆委員(大星なるみ)  そういう認識を持っていただいているということで安心いたしました。  そもそも部落差別解消法の成立のきっかけというのは、部落地名総鑑、それが書籍になったり、ネット上でばらまかれたりということがきっかけになりまして、訴訟問題になりました。それがきっかけになって、法律の必要性ということが国会で確認されて、可決されたということです。  その中には、現在も部落差別はあると。情報化の進展に伴って、差別に関する状況の変化が生じていると。そのとおりだと思います。そういう問題について、しっかりとどう自治体として取り組んでいくのかということが盛り込まれないと意味がないと思うんでお聞きいたしました。  その点、踏まえていただければ結構です。  以上です。 ○委員長(田中裕子)  他にありませんか。  副委員長。 ○副委員長(田中久夫)  もう時間もあれですので、大概かぶらんようにとは思うんですけど、ちょっとかぶってしまうんですけど、確認も含めて。  大規模災害の受援計画策定で400万円増額補正という話があったと思うんですけども、これは昨年、総務常任委員会で所管事務調査で熊本市と益城町に行ったわけでありまして、その視察帰ってきてから、受援計画の策定を、委員会として要望しておって、そんな中で計画策定に取り組んでいただけるということで、この辺は感謝をしているところもあります。  ただ、熊本市さんでは、この計画を持っているにもかかわらず、大規模な、あれだけの災害が起これば、もう本当に混乱、なかなか計画どおりいかなかったという、いろんな反省もお聞きもしましたので、そういったものを含めまして、しっかりした計画の策定をお願いしておきたいと思います。  それと、続いて、官民連携の地域大学との連携強化というふうな予算が上がっておったと思うんですけど、これは具体的にどのような連携を考えておられるのか、お聞きしたいんです。 ○委員長(田中裕子)  藤本課長。 ◎政策推進課長(藤本寿江)  企業・大学・地域と連携推進事業でございます。  この間も、大阪経済法科大学さんとか、あと近畿大学と包括協定締結して、連携の取り組み進めてきたところでございます。  今まで、連携の取り組みに当たりまして、負担金をお出しして取り組みを進めてきたというところがあるんですが、今後より取り組みを充実していきたいということで、例えばですけども、大学のゼミと委託契約を結びまして、具体的に地方創生に資する取り組みの提案とか、市のデータを分析してもらって、そこから新たな取り組みを提案してもらうとか。そういった取り組みをさせていただきたいと思っていまして、増額しているというようなところでございます。 ○委員長(田中裕子)  副委員長。 ○副委員長(田中久夫)  それともう一個、企業・大学・地域等推進経費のような形で出てますけども、確か、2年ぐらい前に、セブンアンドアイホールディングスと包括連携を結んだと思います。  ただ、連携した中で、どんな取り組みされていたかというのが見えてこないので、何か具体的な成果があるのであれば、示していただきたいです。 ○委員長(田中裕子)  藤本課長。 ◎政策推進課長(藤本寿江)  セブンアンドアイホールディングスさんとの連携の取り組みにつきましては、主にアリオのレッドコートとか、そういったところを活用してイベントをさせていただくというところ、通年でさせていただいていたところでございます。  それと、当時、締結時期が3月だったので、若ゴボウがシーズンだということもあり、新たな商品開発をしていただいて、市の特産物である若ゴボウをPRしていただくという取り組みをしてきたところでございます。 ○委員長(田中裕子)  副委員長。 ○副委員長(田中久夫)  今、連携、連携という形で、我々も大学であったり、いろんな連携があって、どれだけの連携あるのか。ぱっと思いつかんぐらいの、いろんな分野で連携してるわけで、それも確かに重要なことではあるとは思うんですけども、本当に目に見えた連携という形で、しっかり成果として、これからも出していってほしいと思います。  それと、先ほど田中委員からもありましたけど、私も先日、本市にお住まいのトランスジェンダーのカップルです。私も非常にあれなんですけど、LGBTとトランスジェンダー、全くイコールではないらしいです。その辺勉強不足でいろいろお話も聞いたんですけども。カップルから、御相談をいただきながら、パートナーシップ制度ですか。例えば大阪市とこの辺やったら堺市、そして枚方市にはあるけども、八尾市ではどういう取り組みをされていくのか。  これからどういう形での取り組みをしていくのかという相談があって、原課にも一緒に相談に入ってもらったんですけども、意外やったんが、この相談が原課でも初めての相談やったということやって、いろいろ話聞きますと、先ほど田中委員もおっしゃったとおり、これは結構いろんな形でいてますよと。もう本当にいろんな形のつながり持って、かなりのたくさんの人がいてますよというとこら辺で、そのカップルの方が言うていただいたんは、この制度、こういった形のものが前へ進むのであれば、私たちは表へ出て、しっかりいろんな場で議論させてもらいますということまでも言うていただいておりました。  だから、さっき法律が云々どうやこうやという部分があるんですけど、法律待ってたら、これは多分何もできへんと思います。  また、少なくとも、パートナーシップ制度ですか。ここだけでも特化して、何か前へ進めてるようなことはできませんか。 ○委員長(田中裕子)  網中理事。 ◎理事(網中孝幸)  まさしく副委員長御指摘のとおり、LGBT等につきましては、いわゆるいてないから見えてないというような、今、状況であるのかなと認識しております。  その分では、先ほど来、こちらも答弁させていただいておりますけれども、例えば、淀川区が進んでおるということで、淀川区の市民課の係長さんに来ていただきまして、職員研修等を実施したりとかいうのを、今現在、八尾市の庁内の中ではやっておるところでございます。  そういう意味では、パートナーシップ制度という部分で、今、他市の自治体が進んでおることにつきましては、今後、今、第2次の八尾市人権教育・啓発プランの中でも、しっかりと盛り込んでいかなあかん、人権課題であると考えておりますので、パートナーシップ制度につきましても、引き続き前向きな検討を進めてまいりたいと考えております。 ○委員長(田中裕子)  副委員長。 ○副委員長(田中久夫)  何でその部分だけというか、このカップルも言うておられたのが、極端な話、お金さえあれば、大阪市へ引っ越しすると。大阪市は認めてくれるから、一緒にそういった形で認めてくれるから、お金がないから、八尾にとどまっていると。 そこまでおっしゃっていたんで。いかにして八尾市にとどまってもらうかと、これも我々の責任と思いますんで、ぜひとも何とか早急に制度づくりも含めて、何でも相談乗ると言ってくれてはったんで、ぜひともお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(田中裕子)  他にありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(田中裕子)  それでは、2件の質疑を終わります。  これをもって、消防を除く当分科会所管分の審査を終了いたします。  以上で、当分科会が担当する案件の質疑は全て終了いたしました。 ───────────────────── ○委員長(田中裕子)  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 ───────────────────── ○委員長(田中裕子)  閉会に当たり一言御挨拶を申し上げます。  委員各位におかれましては、慎重かつ熱心に御審査をいただき、議事運営にも格段の御協力を賜りましたことに対し、厚くお礼を申し上げます。  また、執行部各位におかれましては、本日の質疑を十分に精査・検討され、今後の行政運営に積極的に反映されますよう要望しておきます。  なお、先ほどの委員会において、所管事務調査の件を議決しました。  今後、執行部の皆様方には、所管事務調査の実施に際し、本市の現状報告等を求めることとなりますので、格段の御協力をいただきますよう、お願い申し上げます。  それでは、市長から挨拶願います。  市長。 ◎市長(大松桂右)  本日は、委員会並びに分科会を開会いただき、慎重なる御審査を賜る中で、各委員よりいただいた御意見等を参考に、今後の市政運営、議会対応に生かしてまいりますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。 ───────────────────── ○委員長(田中裕子)  以上で、予算決算常任委員会総務分科会を閉会いたします。  午後3時15分閉会 ──────────────────────────────────────────────  〇委員長署名  ┌─────┬─────┬────────────────────────┐  │予算決算 │     │                        │  │常任委員会│田中裕子 │                        │  │総務分科会│     │                        │  │委員長  │     │                        │  └─────┴─────┴────────────────────────┘...