八尾市議会 > 2019-06-10 >
令和 元年 6月定例会本会議−06月10日-01号
令和 元年 6月定例会本会議−06月10日-目次

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  1. 八尾市議会 2019-06-10
    令和 元年 6月定例会本会議−06月10日-01号


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    令和 元年 6月定例会本会議−06月10日-01号令和 元年 6月定例会本会議         ┌─────────────────────────┐         │  6月10日 八尾市議会定例会(第1日)会議録  │         └─────────────────────────┘ 〇議事日程第1号    令和元年6月10日(月)午前10時開議 ┌───┬───────┬──────────────────────────────┐ │日 程│事 件 番 号│       件               名      │ ├───┼───────┼──────────────────────────────┤ │第 1│       │会議録署名議員指名の件                   │ ├───┼───────┼──────────────────────────────┤ │第 2│       │会期決定の件                        │ ├───┼───────┼──────────────────────────────┤ │第 3│       │議会の委任による専決処分について(報告)          │ ├───┼───────┼──────────────────────────────┤ │第 4│報告第1号  │平成30年度八尾一般会計繰越明許費繰越計算書報告件   │ │   ├───────┼──────────────────────────────┤ │   │報告第2号  │平成30年度八尾水道事業会計継続費繰越計算書報告件   │ │   ├───────┼──────────────────────────────┤
    │   │報告第3号  │平成30年度八尾水道事業会計予算繰越計算書報告件    │ │   ├───────┼──────────────────────────────┤ │   │報告第4号  │平成30年度八尾公共下水道事業会計予算繰越計算書報告の件 │ ├───┼───────┼──────────────────────────────┤ │第 5│議案第44号 │町の区域及び名称の変更の件                 │ │   ├───────┼──────────────────────────────┤ │   │議案第45号 │執行機関附属機関に関する条例の一部改正の件        │ │   ├───────┼──────────────────────────────┤ │   │議案第46号 │八尾手数料条例の一部改正の件               │ │   ├───────┼──────────────────────────────┤ │   │議案第47号 │八尾市税条例等の一部改正の件               │ │   ├───────┼──────────────────────────────┤ │   │議案第48号 │八尾市子どもの医療費の助成に関する条例の一部改正の件    │ │   ├───────┼──────────────────────────────┤ │   │議案第49号 │八尾介護保険条例の一部改正の件              │ │   ├───────┼──────────────────────────────┤ │   │議案第50号 │八尾火災予防条例の一部改正の件              │ │   ├───────┼──────────────────────────────┤ │   │議案第51号 │八尾市長等の常勤特別職職員の給料及び退職手当の特例に関する条│ │   │       │例制定の件                         │ │   ├───────┼──────────────────────────────┤ │   │議案第52号 │八尾森林環境譲与税基金条例制定の件            │ │   ├───────┼──────────────────────────────┤ │   │議案第53号 │八尾児童福祉法に基づく指定通所支援の事業等の人員、設備及び│ │   │       │運営に関する基準等を定める条例制定の件           │ │   ├───────┼──────────────────────────────┤ │   │議案第54号 │令和年度八尾一般会計第3号補正予算の件         │ │   ├───────┼──────────────────────────────┤ │   │議案第55号 │令和年度八尾介護保険事業特別会計第1号補正予算件   │ └───┴───────┴──────────────────────────────┘ ──────────────────────────────────────────── 〇本日の会議に付した事件  1.日程第1から日程第5まで。 ──────────────────────────────────────────── 〇出席者氏名    出席議員(28人)            1 番 議 員     稲   森   洋   樹            2 番 議 員     鑄   方   淳   治            3 番 議 員     松   本       剛            4 番 議 員     山   中       宏            5 番 議 員     松   田   憲   幸            6 番 議 員     南   方       武            7 番 議 員     前   園   正   昭            8 番 議 員     五 百 井   真   二            9 番 議 員     土 井 田   隆   行           10 番 議 員     重   松   恵 美 子           11 番 議 員     西   田   尚   美           12 番 議 員     畑   中   一   成           13 番 議 員     大   野   義   信           14 番 議 員     吉   村   拓   哉           15 番 議 員     西   川   あ   り           16 番 議 員     大   星   な る み           17 番 議 員     竹   田   孝   吏           18 番 議 員     坂   本   尚   之           19 番 議 員     桝   井   政 佐 美           20 番 議 員     田   中   慎   二           21 番 議 員     阪   本   忠   明           22 番 議 員     奥   田   信   宏           23 番 議 員     田   中   裕   子           24 番 議 員     谷   沢   千 賀 子           25 番 議 員     越   智   妙   子           26 番 議 員     杉   本   春   夫           27 番 議 員     露   原   行   隆           28 番 議 員     田   中   久   夫    職務のため出席した市議会事務局職員(4人)         事務局長           渡   辺   孝   司         次長兼議事政策課長      田   口   琢   也         次長             原   田   奈 緒 美         参事             藤   本   隆   行    説明のため出席した者(30人)         市長             大   松   桂   右         副市長            轉   馬       潤         副市長            植   島   康   文         病院事業管理者        福   田   一   成         水道事業管理者        森       孝   之         危機管理監          石   田   隆   春         政策企画部長         吉   川   貴   代         総務部長           小   田   泰   造         人事担当部長         太   尾   利   治         財政部長           松   岡   浩   之         人権文化ふれあい部長     村   上   訓   義         市民ふれあい担当部長     山   原   義   則         地域福祉部長         浅   原   利   信         健康まちづくり部長      西   田   一   明         保健所長           高   山   佳   洋         こども未来部長        新   堂       剛         経済環境部長         浅   川   昌   孝         環境担当部長         鶴   田   洋   介         都市整備部長         宮   田   哲   志         下水道担当部長        赤   鹿   義   訓         建築部長           比 留 間   浩   之         会計管理者          佐   野   正   樹         消防長            藤   原   正   彦         市立病院事務局長       植   野   茂   明
            水道局長           井   出   信   夫       (教育委員会)         教育長            中   山   晶   子         副教育長           吉   川   慎 一 郎         教育総務部長         尾   谷   祐   司         生涯学習担当部長       田   中   淳   二         学校教育部長         今   岡   誠   司 ────────────────────────────────────────────  令和元年6月10日(月曜日)午前10時 ○議長(越智妙子)  開会に先立ち、八尾市議会議員特別顕彰規程に基づく顕彰状の贈呈式を行います。  市長は演壇前までお出ましください。  本日は、小枝前議員並びに平田前議員に御出席いただいております。  それでは、小枝前議員並びに平田前議員に御入場いただきます。 ○議長(越智妙子)  八尾市議会議員特別顕彰は、市議会議員として10期以上在職の後、退職された方に市長から贈呈される顕彰であります。  それでは、顕彰状の贈呈並びに記念品の贈呈をお願いいたします。  まず、小枝前議員、一歩前へお出ましください。  〔市長から小枝前議員に対し顕彰状(10期以上在職表彰)贈呈、拍手〕 ○議長(越智妙子)  次に、平田前議員、一歩前へお出ましください。  〔市長から平田前議員に対し顕彰状(10期以上在職表彰)贈呈、拍手〕 ○議長(越智妙子)  それでは、顕彰状の贈呈に当たり、市長から御挨拶いただきます。 ◎市長(大松桂右)  一言、御挨拶申し上げます。  小枝前議員におかれましては、13期、52年、そして、平田前議員におかれましては、10期、40年と、本当に長きにわたりまして御活躍、また、この八尾市政発展のために御尽力いただきましたこと、まずもって、心から感謝を申し上げる次第でございます。  私も、平成11年に八尾市議会議員として初当選をさせていただきまして、16年間、お二人には、大所高所から本当に御指導いただきましたこと、この場をお借りいたしまして厚く御礼を申し上げる次第でございます。  小枝前議員におかれましては、本当に、委員会、議会で舌鋒鋭く質疑等々をされているのを今でも思い起こし、非常に私も見習わなければならないと感じておりました。  また、平田前議員におかれましても、議長を3度務めるということで、非常にこの議会の取りまとめ役、そして、ひいては、この市政運営にしっかりと御意見、また御指導いただいたこと、今でも思い起こす次第でございます。  そんな中で、お二人におかれましては、これからも、この八尾市政、また、この議会の発展のために御尽力いただきたく、心からお願いを申し上げる次第でございます。  今、人生100年時代と言われております。まだまだ、お二人方におかれましては、これから、どうぞ、健康に御留意をいただきまして、大所高所より御指導賜りますことをお願い申し上げまして、簡単ではございますが、一言、感謝のお礼とさせていただきます。  ありがとうございました。 ○議長(越智妙子)  それでは、市長は自席にお戻りください。  この際、小枝前議員並びに平田前議員から御挨拶をいただきます。  まず、小枝前議員、よろしくお願いいたします。 ◎小枝洋二   実は、老老介護で大変疲れておりまして、最後の御挨拶でございますので、間違いのないようにと、きのう、原稿をつくってまいりまして、朗読をして、御挨拶にさせていただきたいと思います。  まず初めに、このたびの統一地方選挙において当選をされました大松市長並びに議員の皆さん、本当に御当選おめでとうございます。  今、大松市長からじきじきに顕彰状を頂戴したわけでございますが、身に余る光栄でいっぱいでございます。本当にありがとうございました。  ここで、時間を頂戴し、一言、お礼の言葉を申し述べたいと思います。  さて、改めて、今、この議場に立たせていただいたわけでございますが、これまでのことを思い返しますと、私が市議会議員に初めて当選したのが、昭和42年4月、ちょうど26歳、そして、26番目で当選をさせていただきました。  そのころの八尾市の人口は、まだ20万人にも満たない8万5000人でありました。日本中が高度経済成長の真っただ中の時代であり、この八尾市も人口急増期を迎え、子どもの人数も右肩上がりにふえ、学校や保育所の建設、また、道路や下水道の整備など、現在の都市基盤の原形が、まさに形づくられ始めた時代でもありました。  当時の庁舎も、人口増に合わせて業務が拡大し、本庁舎の増築はもとより、庁舎機能が4つ、5つに分かれる、いわゆる、タコ足庁舎でもありました。  そうした時代の中にあって、中でも印象に残っておりますのは、近鉄八尾駅の駅前再開発事業であります。  若手の議員の皆さん、また、ひょっとしたら大松市長もそうかもしれませんが、八尾市の表玄関とも言える近鉄八尾駅は、もともと現在の位置にはなく、上本町寄りに約300メートル西、駅前には路線バスが二、三台も停車すればいっぱいになるような小さな広場しかない地上駅でもありました。  八尾市の玄関口にふさわしい駅前とすべく、高架化とセットの再開発に向け、当時としては、全国でも例のない、駅舎をも移転させるという一大プロジェクトになって、当時の議会で相当な議論を重ね、私も、特別委員長としてこれに参加をさせていただきました。  また、執行部とともに力を合わせたことで現在の駅前広場が完成し、その周辺がにぎわいのある中核エリアとして発展したことは、一議員という微力ではありましたが、大変感慨深いものがあります。  元号も、昭和を経て平成にかわり、そして、令和になりました。私は、平成とともに議員を引退させていただきました。  13期、52年間という、半世紀を超える議員生活の中で、5人の歴代市長と、それぞれの時代の市政運営について、さまざまな場面でちょうちょうはっしの議論をさせていただきました。そして、時には、同僚議員ともけんけんがくがくの議論をさせていただきました。  そうした中にあって、無事、任期を全うできたことは、皆さんの温かい御理解はもとより、ともに八尾の町をよくしていこうという思いのたまものであると思っており、改めて、ここに深謝を申し上げたいと思います。  結びになりますが、今後、誰もが経験したことのない人口減少社会を迎えてまいります。私は、このような、教科書のない時代を迎える前に一線を引かせていただいたわけでありますが、ぜひ、今ここにおられる議員の皆さん、また、執行部皆さん、20年先、30年先、否、50年先、100年先を、この八尾のまちづくりを見据えて、互いに車の両輪として活発に議論をされ、後世のために、すばらしい八尾の町を残していただくことを御祈念申し上げて、私のお礼の言葉とさせていただきます。  本当に、長い間、13期、52年、ありがとうございました。(拍手) ○議長(越智妙子)  ありがとうございました。  次に、平田前議員、よろしくお願いいたします。 ◎平田正司   おはようございます。  原稿がありませんので、ほどほどに御挨拶をさせていただきたいと思います。  元号が平成から令和になって、新しい時代を迎えた初めての定例会。この場において、ただいまは、新市長の大松市長様より、顕彰状、そして、祝意を賜りまして、大変うれしく、身に余る光栄で、心から厚く御礼を申し上げたいと存じます。  さて、私は、昭和54年、郷土愛に燃えるスポーツマンということをスローガンに八尾市議会に送っていただきました。そして、微力ではありましたが、八尾の市政、とりわけ、スポーツの振興に精いっぱい汗をかいたつもりでございます。  長いようで短い40年でした。  しかし、この40年間、大過なく議員活動をさせていただいたのも、まずは、傍聴の皆さんではございませんが、八尾市民の方々の温かい御支援のたまものでございました。  そして、内に入れば、歴代執行部皆さん、そして、先輩議員同僚議員の温かい御厚情のたまもので、心から感謝を申し上げます。  思いは尽きませんが、私なりに印象に残ることがございます。それは、この議場において、3回、真面目に歌を歌わせていただいた。恐らく、この中で私の歌を聞いた方の数は少ないと思いますが、1回目は八尾市の歌、八尾の市歌。恐らく、傍聴者の方は聞いてはると思います。  山河明るき河内野にと。この歌は、今でも、ある会合では、必ず開会の折に唱和されておりまして、大変うれしく、頼もしく、誇りにも思っております。ありがとうございます。  2回目は大阪国体、なみはや国体がありました。その折は、八尾市がソフトボールを担当しましたが、国体の歌、大会歌、若い力と感激にと。これが国体の歌です。  そして、3回目は、御承知のとおり、八尾河内音頭まつりがございまして、この議場でも、あぁえんやこらせーどっこいせーと。  3回歌わせていただきましたが、これも、市民への啓蒙・啓発、そういう意味で歌わせていただきました。  しかし、事務局の方には大変御迷惑をかけました。議事録つくるの大変やったんです。文言ではできますが、歌の整理というのはなかなか考えられました。おたまじゃくしを何匹か書いていただきました。  これからは、私のモットーであります、信念をもって義を貫いて、そして、スポーツマンとして、一市民として何を求めたいのか、何をすればいいのか、何をもらえばいいんかということではなしに、何かを返すことが、つまり、今までに御恩を受けた多くの方々に、今度は、我が身から返さなければならない、贈らなければならない。つまり、恩送りの人生を、豊かに、そして、元気でやっていきたいなと思っております。  つきましては、この場においでの皆さん方、とりわけ、八尾市民、5月1日現在、26万6557人。八尾市民の皆様方の末永い御健勝、御多幸と、そして、大松新市長を初め28名の議員の皆様方の一層の御活躍、とりわけ、今回は、新しく10名の新人の議員が誕生いたしました。  ひとつ、新しいきょうのスタート、この思いを生涯胸に秘められて、そして、初心忘れることなく、精いっぱい、粉骨砕身、いい汗をかいて、すばらしい議会生活を送っていただきますことを心から御祈念を申し上げ、結びになりますが、執行部皆さん、後ろ向いてすいませんでしたが、皆さん方とも、またお会いできますことを楽しみにして、御挨拶といたします。  本日はどうもありがとうございました。皆さん、どうもありがとうございました。(拍手) ○議長(越智妙子)  ありがとうございました。  小枝前議員並びに平田前議員におかれましては、今後、ますますの御健康と御多幸を心から祈念いたしております。  いま一度、皆さんの大きな拍手でお送りさせていただきたいと思います。(拍手) ○議長(越智妙子)  次に、前期在職議員に対しまして、市長から感謝状が贈呈されます。  市長は演壇前までお出ましください。  被贈呈者を代表して、杉本議員、演壇前までお出ましください。 ○議長(越智妙子)  それでは、感謝状の贈呈並びに記念品の贈呈をお願いいたします。  杉本議員、一歩前へお出ましください。 〔市長から杉本議員に対し感謝状贈呈、拍手〕 ○議長(越智妙子)  杉本議員は自席にお戻りください。  市長はそのままお待ちください。 ○議長(越智妙子)  続きまして、前正副議長に対し、市長から感謝状が贈られます。  それでは、田中久夫前議長、大星前副議長、演壇前までお出ましください。  それでは、感謝状の贈呈に記念品の贈呈をお願いいたします。  まず、田中久夫前議長、一歩前へお出ましください。 〔市長から田中久夫前議長に対し感謝状贈呈、拍手〕 ○議長(越智妙子)  次に、大星前副議長、一歩前へお出ましください。
    〔市長から大星前副議長に対し感謝状贈呈、拍手〕 ○議長(越智妙子)  それでは、感謝状の贈呈に当たり、市長から前正副議長に対しまして御挨拶いただきます。 ◎市長(大松桂右)  一言、御挨拶申し上げます。  田中久夫前議長、そして、大星なるみ前副議長、この1年間、本当にお疲れさまでございました。  議会も70周年という節目を迎える中で、その中での正副議長ということで、非常な大役を担われまして、その重責をしっかりと果たされましたこと、感謝を申し上げる次第でございます。  私も、議員のときから、お二人にはいろいろ御指導いただきながら、開かれた議会ということで、前年度も、高校生、若者と一緒に、この開かれた議会ということで御尽力いただきましたことを、本当に感謝を申し上げる次第でございます。  市民により身近な議会となり、そして、この八尾市発展のために、お二人のこれまで積み上げてこられました識見を、議会、そして、市政運営に反映していただきますことをお願い申し上げまして、簡単ではございますが、私からの言葉とさせていただきます。  どうか、引き続き、よろしくお願いいたします。  ありがとうございました。 ○議長(越智妙子)  それでは、被贈呈者を代表して、田中久夫前議長から御挨拶をいただきたいと思います。 ◆28番議員(田中久夫)  ただいま、大松市長から我々両名に対しまして感謝状の贈呈並びに御丁重なる御挨拶を頂戴いたしまして、本当にありがとうございます。  我々両名は、昨年5月の臨時会におきまして、平成最後の正副議長という形で就任をさせていただきました。  任期中、至らぬ点も多々あったとは存じますが、識見の高い大星副議長のサポート、そして、先輩議員、また、同僚議員の皆様の御指導、御協力のもと、職責を全うできたと考えております。本当に皆さん、ありがとうございました。  昨年、就任時に、私は、温故知新の精神でもって取り組むと述べさせていただきました。  昨年は、本市も中核市へ移行するという、新しいステージへと踏み出した年でもありますし、市制施行70周年という節目の年でありました。また、80年、100年に向けたスタートの年でもあります。  そういった意味で、私自身は、先人たちが、本当に苦労して築いてこられた、英知と、そして、八尾市議会の歴史と伝統、ここを礎にして、新しいスタートを切れればといった思いで、温故知新という言葉を使わせていただきました。  さて、時代は平成から令和へ移ったわけでありますが、平成最後の統一地方選挙、4月の統一地方選挙大松市長が見事当選され、第7代の八尾市長に就任をされたわけでありますが、大松市長と私自身は、平成11年の八尾市議会議員選挙におきまして同期で当選させていただきましたという縁もありまして、きょう、こういう形で感謝状をいただくのは、本当に感慨深いところでもございます。  大松市長とは同じ釜の飯を食った仲間として、今後、立場は変わりますけれども、ともに切磋琢磨して、八尾市の発展に努めてまいりたいと考えておりますので、どうかよろしくお願いしたいと思います。  結びに、我々両名は、今後も引き続き、先輩議員同僚議員並びに市長を初め執行部の皆様の御指導、御鞭撻を賜りますことを切にお願いをいたしまして、簡単ではございますが、お礼の御挨拶とさせていただきます。  本日は、まことにありがとうございました。(拍手) ○議長(越智妙子)  ありがとうございました。  それでは、市長は自席にお戻りください。  この際、議員一同を代表して、田中慎二議員から前正副議長に対し謝辞があります。  田中慎二議員、演壇前までお出ましください。  それでは、田中慎二議員、よろしくお願いいたします。 ◆20番議員(田中慎二)  まことに僭越ではございますが、全議員を代表いたしまして、前正副議長にお礼の御挨拶を述べさせていただきます。  田中久夫前議長、大星なるみ前副議長におかれましては、1年間、議会の代表として御活躍いただき、まことにありがとうございます。  昨年、八尾市議会は70周年という節目を迎え、市議会70周年記念誌を作成し、これまでの議会活動や改革の歩みを取りまとめるとともに、市内高校生と連携した市議会だよりの紙面づくりの作成に取り組まれるなど、市民の議会に関する関心を高める取り組みを進められました。  また、近畿大学の講義への議員派遣や、大阪経済法科大学より議員研修会の講師を招くなど、大学との交流・連携を深める取り組みも進められたところであります。  さらに、議会改選を前に、市議会の先例や申し合わせについて、運営基準として改めて取りまとめられたところであり、この間のお二人の御尽力に心から感謝を申し上げます。  両議員におかれましては、これまでの貴重な経験を生かされ、今後、さらなる市民福祉の向上と、八尾市のますますの発展に御尽力いただきますよう、また、同僚、後輩議員への御指導を賜りますことをお願い申し上げまして、甚だ簡単でございますが、お礼の御挨拶にかえさせていただきます。  本当にありがとうございます。(拍手) ○議長(越智妙子)  ありがとうございました。  田中慎二議員、自席へお戻りください。  田中久夫前議長並びに大星前副議長に対しまして、いま一度、大きな拍手をお願いいたします。(拍手) ○議長(越智妙子)  以上をもちまして、顕彰状並びに感謝状の贈呈式を終わります。 ─────────────────────  令和元年6月10日(月曜日)午前10時28分開会 ○議長(越智妙子)  ただいまから、本日をもって招集されました、令和元年6月八尾市議会定例会を開会いたします。 ───────────────────── ○議長(越智妙子)  開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  本日、6月定例会を開会いたしましたところ、議員並びに執行部の皆様には御出席を賜り、厚くお礼を申し上げます。  さて、今期定例会は、議員並びに市長の一般選挙後、初めての定例会であり、市長から提案されます案件は、今年度当初予算の肉づけ予算ともいえる「令和元年度八尾一般会計第3号補正予算」など、いずれも、市行政にとりまして重要なものであります。  本会議あるいは委員会を通じまして慎重な御審議をいただきますとともに、議事の円滑な運営にも格段の御協力を賜りますようお願いを申し上げまして、開会の挨拶といたします。  それでは、市長から挨拶を願います。 ◎市長(大松桂右) 〔登壇〕  6月定例会の開会に当たりまして、一言、御挨拶を申し上げます。  本日、ここに、6月定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御多忙中にもかかわりませず御出席を賜り、心より厚く御礼申し上げます。  さて、本定例会に御提案申し上げます案件は、条例の一部改正を初め、令和元年度八尾一般会計第3号補正予算など、いずれも重要な議案でございます。  これら議案につきましては、後ほど、副市長から御説明を申し上げますとともに、報告案件につきましては担当部長から御説明をいたしますので、何とぞ、慎重なる御審議を賜りまして、御可決賜りますようお願い申し上げます。  なお、「八尾市有功者推挙の件」外2件の人事案件につきましては、最終本会議に御提案申し上げますので、何とぞ、御可決、御同意、御意見を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  さて、このたび、市長当選の栄に浴し、市政のかじ取りを託されたわけでございますが、市民の皆様に信頼される市政の実現に向け、市議会の御支援もいただきながら、誠実に、そして、積極果敢に取り組んでまいりたいと考えております。  令和という新しい時代を迎えた、今年度最初の定例会となるわけでございますが、議員各位におかれましては、よろしく御指導、御鞭撻を賜りますよう、重ねてお願い申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、開会の御挨拶といたします。  どうかよろしくお願いいたします。 ───────────────────── ○議長(越智妙子)  それでは、出席議員が定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 ───────────────────── ○議長(越智妙子)  この際、市議会事務局長から事務報告をさせます。 ◎市議会事務局長(渡辺孝司)  今期定例会に際しまして、議事説明員の回答がお手元配付のとおりに参っておりますので、御報告を申し上げます。  以上でございます。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               八総総第33号             令和元年5月24日  八尾市議会議長    越智 妙子 様          八尾市長 山 本 桂 右   八尾市議会定例会議事説明員の氏名について(通知)  八議第161号をもって依頼のあった令和元年6月八尾市議会定例会議事説明員として、次の者を出席させ、議案の説明及び議員の質問に応ずるよう委嘱したので、通知します。          記  副市長       轉 馬   潤  副市長       植 島 康 文  病院事業管理者   福 田 一 成  水道事業管理者   森   孝 之  危機管理監     石 田 隆 春  政策企画部長    吉 川 貴 代  総務部長      小 田 泰 造  人事担当部長    太 尾 利 治  財政部長      松 岡 浩 之  人権文化ふれあい部長村 上 訓 義  市民ふれあい担当部長山 原 義 則  地域福祉部長    浅 原 利 信  健康まちづくり部長 西 田 一 明  保健所長      高 山 佳 洋  こども未来部長   新 堂   剛  経済環境部長    浅 川 昌 孝  環境担当部長    鶴 田 洋 介  都市整備部長    宮 田 哲 志
     下水道担当部長   赤 鹿 義 訓  建築部長      比留間 浩 之  会計管理者     佐 野 正 樹  消防長       藤 原 正 彦  市立病院事務局長  植 野 茂 明  水道局長      井 出 信 夫 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜             八教総人第193号             令和元年5月24日  八尾市議会議長    越智 妙子 様           八尾市教育委員会教育長               中 山 晶 子   八尾市議会6月定例会出席者の氏名について(通知)  令和元年5月24日付け八議第161号にて出席要求のありました八尾市議会6月定例会には、下記の者が出席しますので報告いたします。          記  教育長       中 山 晶 子  副教育長      吉 川 慎一郎  教育総務部長    尾 谷 祐 司  生涯学習担当部長  田 中 淳 二  学校教育部長    今 岡 誠 司 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜              八選管第134号             令和元年5月30日  八尾市議会議長    越智 妙子 様         八尾市選挙管理委員会委員長               垣 内 博 美   八尾市議会6月定例会出席者の氏名について(通知)  令和元年5月30日付け八議第207号にて出席要求のありました八尾市議会6月定例会には、下記の者が出席しますので通知します。          記  選挙管理委員会事務局長  三 谷 美佐緒 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ───────────────────── △会議録署名議員指名の件 ○議長(越智妙子)  それでは、日程第1、「会議録署名議員の指名」を行います。  本日の会議録署名議員に、3番松本議員、4番山中議員の両議員を指名いたします。 ───────────────────── △会期決定の件 ○議長(越智妙子)  次に、日程第2、「会期決定の件」を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日から7月12日までの33日間といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(越智妙子)  御異議なしと認めます。  よって、今期定例会の会期は33日間と決定いたしました。 ───────────────────── △議会の委任による専決処分について(報告) ○議長(越智妙子)  次に、日程第3、地方自治法第180条第2項の規定により、「議会の委任による専決処分の報告」がありますので、お手元配付のとおり御報告を申し上げます。 ───────────────────── △報告第1号「平成30年度八尾一般会計繰越明許費繰越計算書報告の件」外3件一括 ○議長(越智妙子)  次に、日程第4、報告第1号「平成30年度八尾一般会計繰越明許費繰越計算書報告の件」外3件を一括議題といたします。  まず、報告第1号について、財政部長から報告願います。  財政部長。 ◎財政部長(松岡浩之) 〔登壇〕  ただいま議題となりました、報告第1号につきまして御説明を申し上げます。  報告第1号「平成30年度八尾一般会計繰越明許費繰越計算書報告の件」についてでございますが、地方自治法施行令第146条第2項の規定によるもので、さきの3月議会におきまして議決をいただいたものでございまして、合計しまして、15件、24億4425万7000円の繰越明許費の報告でございます。  まず、款民生費の認定こども園等施設整備費補助金では、建設工事の工期おくれ等により、年度内事業完了が達成できないため、繰り越ししたものでございます。  次に、款衛生費の清掃運搬車更新事業では、納車時期がおくれたため、繰り越ししたものでございます。  次に、款産業費の認定農業者支援事業では、台風21号の被災農業者向け経営体育成支援事業が年度内に完了しないため、繰り越ししたものでございます。  次に、玉串川沿道整備事業では、玉串川護岸整備工事において、関係機関との調整に時間を要したため、繰り越ししたものでございます。  次に、款土木費の道路新設改良事業では、市道高安第31号線道路改良工事において、関係機関との調整に時間を要したため、繰り越ししたものでございます。  次に、大阪外環状線鉄道整備促進事業では、淀川北岸の河川管理用通路整備工事に当たり、整備方法の再検討が必要となったことに伴い、工事着手が遅延したため、繰り越したものでございます。  次に、款教育費の桂小学校改築事業では、配置計画の調整に時間を要したため、繰り越したものでございます。  その他の8件の事業につきましては、いずれも、平成30年度の国の補正予算を活用し、12月補正予算及び3月補正予算に計上したものですが、そのうち、各種予防接種事業を除く7件の事業を繰り越ししたものでございます。  以上、御報告を終わらせていただきます。  何とぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(越智妙子)  次に、報告第2号及び第3号について、水道局長から報告願います。  水道局長。 ◎水道局長(井出信夫) 〔登壇〕  ただいま議題となりました、報告第2号「平成30年度八尾水道事業会計継続費繰越計算書報告の件」につきまして御説明申し上げます。  本件につきましては、地方公営企業法施行令第18条の2第1項の規定に基づき、繰越計算書を調製いたしましたので、御報告申し上げるものでございます。  繰り越しの内容といたしましては、平成28年度を初年度とし、令和2年度までの5カ年の継続事業として、総額22億8000万円の継続費を設定して実施しております配水管整備(老朽管更新)事業につきまして、前年度の繰越額を加えた、平成30年度予算総額7億8950万0787円をもちまして事業推進に努めてまいりましたが、平成30年度の支払義務発生額は6億0232万7435円となり、予算額に対しまして1億8717万3352円の残額が生じましたので、これを令和元年度に逓次繰り越しいたすものでございます。  なお、財源につきましては、損益勘定留保資金をもって充当することといたしております。  以上、まことに簡単ではございますが、報告第2号の御説明とさせていただきます。  続きまして、報告第3号「平成30年度八尾水道事業会計予算繰越計算書報告の件」につきまして御説明申し上げます。  本件につきましては、地方公営企業法第26条第3項の規定に基づき、繰越計算書を調製いたしましたので、御報告申し上げるものでございます。  繰り越しの内容といたしましては、平成25年度から30年度までの6カ年事業として実施してまいりました施設耐震化事業におきまして、高安受水場送水ポンプ棟更新工事を実施し、送水ポンプ棟の建替え及びポンプ設備、電気計装設備等の主な工事を完了いたしましたが、場内の最終配管工事の際に、当初の予定になかった、地中障害物の撤去等が必要となりましたことから時間を要し、期間内の竣工に至りませんでした。このため、5億0136万3928円を令和元年度に繰り越しし、引き続き、工事を実施いたすものでございます。  次に、第7号及び第8号配水管布設工事につきまして、地元及び関係機関等との事前協議に時間を要しましたことから、工事におくれが生じ、年度内の竣工に至らなかったため、第7号においては678万8880円を、第8号においては3754万0800円を令和元年度に繰り越しいたすものでございます。  次に、加圧式給水車の購入につきまして、入札の不調により、契約締結に時間を要しましたことから、年度内の納品が不可能となり、1242万円を令和元年度に繰り越しいたすものでございます。  なお、これらに要する財源につきましては、いずれも、損益勘定留保資金をもって充当いたすことといたしております。  以上、まことに簡単ではございますが、報告第3号の御説明とさせていただきます。  何とぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(越智妙子)  次に、報告第4号について、下水道担当部長から報告願います。  下水道担当部長。 ◎下水道担当部長(赤鹿義訓) 〔登壇〕  ただいま議題となりました、報告第4号「平成30年度八尾公共下水道事業会計予算繰越計算書報告の件」について御説明申し上げます。  本件につきましては、地方公営企業法第26条第3項の規定に基づき、繰越計算書の調製をいたしましたもので、御報告申し上げるものでございます。  繰り越しの内容といたしましては、款1資本的支出、項1建設改良費の公共下水道事業における管渠築造工事につきまして、地元及び関係機関等との協議に日数を要し、工事の一部が平成30年度内に完了しないため、4億8829万4077円を令和元年度に繰り越しいたすものでございます。  なお、繰越事業の財源につきましては、計算書の中ほどの財源内訳のとおりでございます。  以上、まことに簡単でございますが、予算繰り越しの御報告とさせていただきます。  何とぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(越智妙子
     報告は終わりました。  ただいまの報告4件に対する質疑の通告はありませんでした。  よって、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいまの報告4件は議決不要であります。  よって、これをもって終わります。 ───────────────────── △議案第44号「町の区域及び名称の変更の件」外11件一括 ○議長(越智妙子)  次に、日程第5、議案第44号「町の区域及び名称の変更の件」外11件を一括議題といたします。  それでは、まず、市長から、令和元年市政運営方針について説明を願います。  市長。 ◎市長(大松桂右) 〔登壇〕  令和元年6月市議会定例会の開会に当たり、所信並びに市政運営方針を申し上げます。  まず、議員各位におかれましては、このたびの統一地方選挙におきまして、市民の信託を得て、市民の代表になられましたことに対し、ここに、改めて、心からお祝いを申し上げます。  このたび、私がこよなく愛する、生まれ育った八尾の町と、温かな心で支え合う、市民のために全力を尽くし、赤ちゃんから高齢者まで、誰もが笑顔で暮らすことができる、もっともっと元気で明るい八尾の町へと変えていきたい、市民とともに新しい八尾の未来をつくりたい、この一心で市長選挙に臨み、市民の皆様の御支持と御期待を賜り、市長に就任をさせていただきました。  そして、令和という希望に満ちあふれた新たな時代の幕開けとともに、八尾市政を預かる責任者として、市民の皆様とともに手を携え、また、市議会と執行部が車の両輪としてその歩みを始めることができる喜びと、市民の幸せと八尾の未来を託された重責を改めて実感し、全ての市民に光が当たる市政運営を行うべく、粉骨砕身の努力をもって邁進していくことをここに決意するものでございます。  少子高齢化に伴う人口減少や、社会情勢の急激な変化、また、景気の変動に加え、大規模災害の発生など、さまざまな困難に立ち向かう激動の平成の時代を経て、一人一人があすへの希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる、このような願いが込められた令和という新たな時代を迎えました。  私は、この新たな時代にふさわしい、全ての市民が将来に夢と希望を持ち、生き生きと暮らせるまちづくりを進めてまいる所存であります。  また、本市には、お互いを気遣い、人の役に立ちたいという八尾の気質により、連綿と培われ、受け継がれてきた、自治を担う市民の力と、地域の強いきずなからなる地域の力により広がってきたコミュニティーの輪を初め、自然や歴史、芸術文化や食文化など、誇るべき数多くの資源があります。  これらの豊かな資源が持つ八尾の力、八尾のよさをさらに伸ばし、子どもが人の温かさの中で育ち、若い世代は、子育てのしやすさと、八尾で働く喜びを感じ、全ての世代が生涯を通じて生きがいを持ち、安心できる、生活がしやすくなったという生活実感が得られる、もっと元気になれる新しい八尾への成長を目指し、さまざまな施策を展開いたします。  そして、より多くの人に選ばれる町、暮らし続けたい町八尾と感じていただけるよう、市民を最優先としたまちづくりを進めてまいります。  このような思いのもとで、私は、市民とともに八尾を変え、八尾の将来、さらには、子どもたちの将来にも責任を果たしていく、八尾新時代を創造するための成長戦略として、次世代を担う子どもたちが大切にされる町、つながりの豊かなコミュニティーがある町にぎわいと活気にあふれる町、命を守り、安全で安心して暮らせる町、生き生きと活気にあふれる健康都市八尾、地方分権時代にふさわしい、持続可能な町という6つの観点から、町の創造に取り組み、市民の皆様や市議会の期待に応えられるよう、市政運営に全力で取り組んでまいります。  このような考え方を原点としつつ、私の初めての市政運営におきましては、次世代を担う子どもたちへの取り組みとして、本年10月から始まる予定の、国による幼児教育・保育の無償化の円滑な実施に加え、本市独自の制度拡充に向け取り組み、生涯にわたる心身の発達に最も重要な、乳幼児期の育ちを支えてまいります。  また、来年1月から、こども医療費助成の対象を、高校生までの子どもに拡充し、18歳までの健やかな育ちを支えてまいります。  さらに、このような教育、子育て環境の充実だけにとどまらず、「みせるばやお」を初めとする、市内の企業や団体、大学、地域などのさまざまな人との出会いや、新たな体験、学びや気づきの機会を通して、子どもたちが日々の生活の中で豊かな経験を重ね、楽しさを感じ、大人になっても八尾で働き、住み続けたいと感じていただけるよう取り組んでまいります。  次に、地域のつながり強化の取り組みとして、出張所における証明書発行等の窓口業務を速やかに再開し、市役所窓口の混雑解消を図り、身近な場所で手続ができる、利便性の高さを感じていただくだけでなく、手続に来られた市民が、生活の中での不安や悩み、疑問などを気軽に話せるなど、多様な市民ニーズに対応できる、行政の身近な窓口として、安心感と信頼感を実感いただけるよう、行政サービスの向上を図ってまいります。  あわせて、地域における人と人とのつながりの強化や、校区まちづくり協議会など、地域の人による自主的な地域課題の解消や、住みやすい地域づくりのための活動がより一層活発に行われるよう、地域拠点のあり方等について検討を進めます。  次に、にぎわいと活気創出の取り組みとして、公共交通の拡充や、交通不便地における新たな交通手段の確保の実現に向け取り組み、交通弱者対策など、全ての市民の移動の円滑化を図ります。  これらに加え、未来へつなぐまちづくりに向け、経済効果や、国際社会における存在感の強化が期待されるG20大阪サミットや、大阪・関西万博の開催、大阪が誇る百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録への大きな前進や、近年のインバウンド需要の高まり、産業のグローバル化や、ロボット・AI等の新たな技術革新への対応といった、時代の流れや動きを的確に捉え、町の発展のチャンスに変えていくことが今後の八尾のまちづくりに必要であります。  本市の可能性をより一層高めるために、大阪観光局を初め、大阪府や大阪市との強い結びつきを生かした広域連携の強化や、成長戦略、人口減少対策などに取り組み、大阪、そして、関西有数の都市として、魅力向上と活気創出を積極的に進めてまいります。  また、このような取り組みを進める中で、八尾で何か楽しいことができる、新たなビジネスチャンスが広がり、成功するという経験を積み重ね、人と企業がさらに集まる好循環を生み出すことで企業誘致につなげるなど、本市全体の活力の向上を図ってまいります。  次に、安全で安心な暮らしを守る取り組みとして、近年、多発している、自然災害の被災地では、初動期における地域での声かけ、互いの安全確認や助け合いにより、多くの命が守られ、外部からの支援を最大限生かし、市民生活の再建を迅速に進められています。  このような環境や、体制整備の重要性を受けとめ、行政と市民の基本的な役割を明確にしつつ、災害時要配慮者への実践的な支援の強化や、災害受援計画の策定などを進めてまいります。  とりわけ、発災時において大きな力となる、豊かな地域コミュニティーにおける防災の取り組みを高め、市民の命と財産を守るために全力で取り組んでまいります。  次に、健康を高める取り組みとして、健康寿命の延伸や、全ての市民が住みなれた地域で、健康で、生きがいと安心感を持って、自立した生活をできるだけ継続していけるよう、地域共生社会の実現を目指して、地域包括支援センターの機能充実に向けた検討を進めてまいります。  次に、持続可能なまちに向けた取り組みとして、市民の暮らしを守り、町の成長をとめることのないよう、大規模事業の検証、検討や、広域連携の強化を進め、改革と成長により生み出した財源により、市民サービスを充実させるとともに、市民の目線、感覚からの行財政改革の徹底、職員がやりがいとやる気を感じ、市民のために全力で業務を進められるような、市役所の組織改革や仕組みの構築など、行政のスリム化、効率化の取り組みを精力的に進めてまいります。  また、改革を進めるリーダーとして、みずからの姿勢を示すために、私の月額給与の30%カットと、退職金の廃止を行い、身を切る改革を実践してまいります。  このように、私のマニフェストに掲げたさまざまな政策が早期に実現できるよう、私のリーダーシップのもと、市民の皆様や、市議会を初め、企業や団体等の理解と協力をいただきつつ、大阪府や近隣自治体との連携強化を図りながら、職員と一丸となって積極的に取り組みを進めてまいります。  今こそ、新しい八尾への変革が必要なんです。新たな時代に選ばれる町、暮らし続けたい町八尾を切り開く喜びを、市民の皆様、そして、職員とともに分かち合えるよう、市民の皆様や市議会の声を謙虚に受けとめつつ、これまで、踏み切ることができなかった改革にも、勇気を持ち、次の世代に町をつなぐために、新たな取り組みにも果敢に挑戦し、市民に支持され、信頼される市政運営を進めていく、このような強い意志と覚悟で臨む所存であります。  続きまして、令和元年度において、八尾市第五次総合計画に掲げる6つのまちづくり目標の実現に向け、市民最優先の考えのもと、重点的に進める取り組みを施策、体系順に御説明申し上げます。  目標1の、誰もが安全で安心して住み続けられる八尾におきまして、安心を高める防災力の強化の取り組みでは、地域防災計画推進事業として、新たに公表された浸水想定や、各種災害種別ごとの被害想定、防災知識等の情報も含めた防災マップに更新し、地域や関係機関と連携を図り、全ての市民の暮らしの安全を守ります。  次に、自主防災組織の育成事業として、地域による避難所運営マニュアルの作成支援を実施するほか、日々の生活による多様な知識を生かすため、若い世代や女性のより一層の自主防災活動への参加を促し、自主防災組織の活性化を支援いたします。  次に、災害受援計画策定等事業として、大規模災害発生時において、外部からの支援を最大限生かし、市民の生活を支えられるよう、支援を要する業務や、受け入れ態勢などについて、具体的に定めた災害受援計画を策定します。  次に、災害に強い消防体制づくりでは、消防連携協力推進事業として、高機能消防指令センターの次期更新に合わせ、近隣自治体との指令システムの共同整備と、指令業務の共同運用開始に向けた検討協議を行うとともに、近隣自治体との消防の連携、協力を推進し、市民の安全・安心を守ります。  次に、自主防災組織活動支援事業として、校区まちづくり協議会、消防団等との連携を強化し、自主防災組織の災害時における対応力向上に向けた活動を支援するとともに、若い世代や女性のより一層の防災活動への参加を促し、地域防災力の次世代の担い手育成につなげます。  次に、消費者の保護と自立を支援する取り組みでは、消費生活センター事業として、八尾警察署との連携により、迷惑電話対策として、自動録音器を新たに貸し出し、高齢者が特殊詐欺等の被害に遭わないよう取り組むとともに、消費者教育や啓発、被害に遭った市民の保護、救済を行い、消費者の自立促進を図ります。  次に、安心して暮らせる良質な住まいづくりでは、空き家等利活用及び適正管理促進事業として、八尾市空き家等対策計画に基づき、連携協定を締結した13団体とともに空き家等の利活用を進めるため、啓発や空き家バンク制度を活用した取り組みを進めます。管理不良空き家等については、所有者に対する是正指導等を行います。  次に、疾病予防と健康づくりの推進では、地域健康づくり支援事業及び各地域健康づくり支援事業として、地域と連携して、健康コミュニティづくりを推進するとともに、健康文化の醸成に取り組み、市民の健康意識の向上、健康増進に取り組みます。  次に、健康づくり推進事業として、大阪大学大学院等との連携により、生活習慣病と介護予防の推進など、新たな健康課題への対応を進めるとともに、八尾市健康まちづくり宣言の意義を踏まえ、次期健康日本21八尾計画及び八尾市食育推進計画の策定に着手し、健康都市八尾の実現に取り組みます。  次に、健康推進事業として、集団方式による子宮がん検診の実施や、胃内視鏡による胃がん検診の導入により、市民が受診しやすい検診事業の展開を図ります。  次に、自殺対策推進事業として、校区まちづくり協議会と連携した、ゲートキーパー養成講座を実施するなど、自殺や自殺関連事象等の正しい知識の普及啓発を進め、市民一人一人の気づきと見守りを促し、誰もが自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指します。  次に、感染症対策事業として、医療機関と連携した講習会など、感染症の未然予防の啓発に取り組みます。  また、これらの取り組みを福祉施設及び学校園等へ広げつつ、感染症の正しい知識の普及啓発に取り組みます。  次に、健康危機事象対策事業として、保健所が中心となり、保険センターや地域の医療機関等と連携し、人材育成研修を実施するなど、災害時等の健康危機事象への対応の充実を図り、市民の安全・安心の確保に取り組みます。  次に、ともに支え合う地域福祉の仕組みづくりでは、地域福祉計画推進事業として、地域包括支援センターを初め、福祉の各分野における関係機関が参画し、地域住民とともにつくる地域共生社会の実現に向け、市民アンケートを実施し、福祉分野の上位計画である、第4次八尾市地域福祉計画の策定に着手します。  次に、支援を必要とする人の把握、見守り体制の充実として、平常時からの声かけや見守りを通じた地域でのつながりづくりを進め、災害時の支え合いにもつながるよう、支援を必要とする人の把握や、見守り活動の充実に取り組みます。  次に、高齢者の生きがいづくりと、高齢者を支える仕組みづくりでは、介護予防生活支援サービス事業として、在宅における自立生活を目指すため、機能回復訓練等を行う、短期集中サービスや、基準緩和型生活支援サービスに従事する、新たな福祉介護人材育成について、効果、検証を行いつつ、取り組みを進めます。  また、住民ボランティア等が主体となり、自主的、自発的に運営する通所型サービスの立ち上げや、運営支援などの新たなメニューの創設に取り組みます。  次に、災害時要配慮者支援事業として、避難行動要支援者名簿の同意者リストについて、支援を必要とする方の状況把握を行いながら、地域の関係団体等との情報共有を進めるとともに、災害時に効果的な運用が図れるよう、災害時要配慮者支援プランを見直します。  次に、障がいのある人の自立支援では、福祉型児童発達支援センター事業として、受け入れ枠の拡大や、障がい児支援利用計画の策定など、サービス提供体制を強化し、関係機関と連携して、地域の障がい児支援や、その家族への相談支援の充実を図ります。  次に、医療型児童発達支援センター事業として、外来児童への言語、聴覚療法の拡充や、障がい児支援利用計画の策定などの機能強化を図るとともに、必要な改修を行うことで、サービス提供体制を強化し、中核的な施設として、関係機関との連携により、地域の障がい児支援や、その家族の相談支援の充実を図ります。  次に、生活困窮者への支援では、生活困窮者自立支援事業として、生活困窮世帯の中学生を対象とした学習支援の実施箇所数を拡大することにより、学習機会の提供を充実し、家庭での学習習慣の定着や、学習意欲の向上に向けた支援を進めます。  目標2の、子どもや若い世代の未来が広がる八尾におきまして、母子保健の増進では、妊産婦包括支援事業として、妊婦健康診査において、多胎妊婦及び出産予定日超過などにより、健康診査の回数が増加する方への助成回数を拡充するほか、産婦健診や産後ケア事業を実施し、母子の健康保持を図るとともに、安心して子育てができる支援体制の確保に取り組みます。  次に、母子保健相談支援事業として、全ての妊産婦に保健指導の専門職がより積極的にかかわり、寄り添い型の相談支援体制のさらなる充実に取り組むことで、子どもを産み育てる場面で感じる不安を解消し、深刻化を未然に防ぎます。  次に、地域での子育て支援と児童虐待防止の取り組みでは、子育て総合支援ネットワークセンター事業として、子どもとその家庭を対象にきめ細やかな支援を行うため、子ども家庭総合支援拠点の体制充実を図り、子育て世代包括支援センターと連携し、切れ目のない支援に取り組みます。  次に、プレママ・親子相談交流事業として、地域の集会所等の身近な場所において、保育士スマイルサポーターなどの地域人材が連携し、妊婦や子育て世帯が気軽に相談、交流できる場を提供し、地域全体で子どもを見守り、育み合う環境づくりを進めます。  次に、妊娠・出産・育児の切れ目ない支援推進事業として、アプリ等を活用した子育て情報の発信や、次世代の親づくりを目的とした、小・中学生の乳幼児ふれあい体験等に取り組みます。  また、庁内連携の推進により、子どもの育ちを総合的に支援する、寄り添い型の相談支援を進めます。  次に、こども医療費公費負担事業として、子どもの健全な育成に寄与するとともに、子育て世帯の経済的負担を軽減するため、こども医療費助成の対象を満18歳まで拡充します。  次に、子どもの未来応援推進事業として、ひとり親世帯の中学生を対象とした学習支援の実施箇所数を拡大するほか、ひとり親家庭向け相談会の実施等、ひとり親世帯の包括的な支援に取り組みます。  次に、児童虐待対策事業として、八尾市要保護児童対策地域協議会を中心に、関係機関との連携強化を進め、児童虐待の未然防止、早期発見、早期対応に向けて、子育て家庭の抱える不安や悩みに応え、子どもを守る環境づくりを進めます。  次に、保育サービスの充実では、公立認定こども園等運営事業として、公立認定こども園において、質の高い就学前教育・保育や、子育て支援に取り組むとともに、公立と民間が一体となって子どもの健やかな育ちを支えられるよう、就学前教育・保育の充実を図ります。  次に、施設型給付等事業及び幼児教育・保育の無償化対応事務として、子ども・子育て支援法の一部改正に伴い、10月から実施される予定の、幼児教育・保育の無償化に着実に取り組むとともに、認可外を含めた対象施設への積極的な実地指導を行うなど、教育・保育の質の向上に取り組みます。  また、本市独自の制度拡充に向けた検討等に取り組みます。  次に、幼児教育の充実では、幼児教育研究・研修事業として、就学前施設と小学校との合同研修会や、小学校一斉授業見学を実施するほか、公立認定こども園においても、さまざまな遊びの中で健やかに育つ子どもの育成を目指した研究・研修に取り組み、その成果を市内全域の就学前施設や小・中学校等へ発信し、就学前の子どもたちの健やかな育ちを支える質の高い教育・保育を推進いたします。  次に、次代を担う青少年の健全育成では、放課後児童室事業として、亀井地区を初め、学校施設等の活用により整備を進めるとともに、保護者の就労時間に応じた多様な対応を行う社会福祉法人との連携も図ることにより、保護者の働き方に応じた、子どもの安全な居場所づくりを進めます。  次に、知徳体のバランスのとれた小・中学校の育成では、小・中一貫教育推進事業として、全中学校でキャリア教育の視点を生かし、義務教育9年間を見通した一貫した指導を行うとともに、義務教育学校及び教育課程特例校制度を導入した、中学校区を研究拠点校に位置づけ、さまざまな分野の知見も取り入れながら、特色ある学校づくりに取り組み、成果を発信することで、さらなる本市の教育振興を図ります。  次に、子どもが輝く学校園づくり総合支援事業として、今日的な教育課題の解決と学校の活性化を目指し、保護者や地域からより信頼される学校園となるよう、児童・生徒や、地域の実態に応じた特色ある学校園づくりに、制度設計の見直しも含め取り組みます。  次に、教育機会の均等では、スクールソーシャルワーカー活用事業として、スクールソーシャルワーカーを増員し、不登校やいじめ等の問題行動の未然防止、早期発見につなげるとともに、教職員等への研修や具体的な事案へのアセスメント等を通して、子どもを取り巻く環境の複雑化、多様化に対応する、生徒指導体制の充実を図ります。  次に、学校園整備計画推進事業及び学校施設管理運営業務として、小学校の教室へのエアコン設置や、ブロック塀の撤去、改修を着実に進めるなど、各種施設を整備することで、学校を、児童・生徒にとってより安全で良好な教育環境にしていきます。  次に、学校・地域連携推進事業として、学校や地域等が連携して課題を共有する仕組みを活用し、保護者や地域の力を学校運営に生かすとともに、地域全体で子どもの成長を見守る環境づくりを進めます。  目標3の、町の魅力を高め、発信する八尾におきまして、八尾の魅力発見と発信では、八尾の魅力発信事業として、大阪観光局と連携した事業展開を図りつつ、G20サミットや大阪・関西万博の開催を好機と捉え、国内外への発信も見据え、おおさか東線をキーとした、沿線市等との連携による広域的なイベントの開催や、「みせるばやお」を活用した魅力発信イベントを企画、実施し、町の魅力やにぎわいづくりにつなげます。  次に、歴史資産などの保全と活用では、高安千塚古墳群保全活用事業として、高安千塚古墳群について、国史跡の追加指定に向け、郡川西塚古墳等の調査を進めます。  また、市民ボランティアとのさらなる協働を推進し、文化財の保全に向けて、市民が主体的にかかわることができ仕組みづくりを進めます。  次に、歴史資産のまち八尾推進事業として、国史跡、由義寺跡について、保存活用計画を策定するとともに、その保全活用に係る取り組みを進めます。  また、他の分野と連携し、本市の歴史資産の効果的な発信手法を検討します。  次に、生涯学習の取り組みでは、生涯学習推進事業として、若者が活躍する場づくりを推進し、若者が生涯学習やスポーツの分野において強みを発揮し、地域で活躍できるように支援を図ります。  また、生涯学習に取り組む市民がさまざまな地域や分野において活躍し、学習成果を社会に還元できる人材や、その人材が活躍できる場づくりを進めます。  次に、生涯学習人材バンク推進事業として、市民がみずからの特技や強みを生かして、地域の生涯学習活動を支援するリーダー的役割となる、まちの中の達人の登録を促す取り組みを進めるとともに、登録した人が活躍できる場づくりを進めます。  次に、芸術文化の振興では、文化会館改修事業として、市民の芸術文化振興の拠点である、八尾市文化会館について、今後も、市民が安心して利用できるように、安全面や機能面に関する改修を進めます。  目標4の、職住近在のにぎわいのある八尾におきまして、産業政策を生かしたまちづくりの推進では、産業人材戦略推進事業として、市内中小企業が地域内外のデザイナーやクリエイターと新たにつながる機会を創出することで、ブランド戦略を総合的に支援するほか、次世代経営者の養成講座を実施する中で、企業家が指導役となり、後進を地域内で育むサイクルの好循環を創出し、次々と新たな事業に挑戦する企業が輩出される、自発的なイノベーションエコシステムの構築を目指します。  次に、世界に誇るものづくりの振興と発信では、ものづくり人材育成支援事業として、生産性の向上や人材育成を図るべく、市内企業と大企業や大学等々をマッチングし、新たなアイデア創出プロジェクトの展開や、市内企業の特性を生かした一般市民向けのプログラム開発を行うなど、マッチングやプロジェクト開発に係るイベントを実施することにより、地域経済の活性化を図っていきます。  次に、地域に根差し、貢献する商業の育成と振興では、商業団体活性化促進事業として、意欲ある起業希望者の育成に加え、大学連携による商店街の活性化を促進するとともに、地域商業の機能強化を図り、地域に根差した商い、市民の買い物の利便性向上を図ります。  次に、土地の有効利用と都市景観の保全では、都市計画推進事業として、大阪外環状線沿道の服部川、郡川地区について、有効な土地利用を図るため、都市計画手法の活用を進めるとともに、八尾市郡川土地区画整理組合設立に向けた支援を行います。  次に、曙川南土地区画整理事業として、曙川南の土地区画整理事業では、曙川南土地区画整理組合が実施する事業において、組合への技術支援を行い、令和元年度末の完成を目指します。  次に、魅力ある都市核などの充実では、近鉄河内山本駅周辺整備事業として、玉串川や桜並木等、地域資源が豊かな副次核である近鉄河内山本駅周辺において、市民生活の安全性、利便性を向上させ、魅力あるまちづくりを進めます。  まずは、歩行者や自転車の通行の安全性を確保するために、山本第1号踏切の改良から取り組みを進めます。  次に、都市計画道路などの整備では、都市計画道路整備事業として、都市計画道路JR八尾駅前線及び久宝寺線について、整備に向けた取り組みを着実に進めるとともに、八尾富田林線から大阪府中部広域防災拠点に直結する、(仮称)都市計画道路八尾空港線については、都市計画決定に向けた取り組みを行います。  また、大阪柏原線及び八尾富田林線、東大阪中央線については、早期整備されるよう、それぞれ国や大阪府に対して要望していきます。  次に、公共交通網の充実では、交通まちづくり推進事業として、八尾市公共交通事業者会議において示された、検討すべき公共交通の方向性をもとに、持続可能な移動手段の制度設計を行うため、ニーズの把握に努めるとともに、地域公共交通会議を設置し、実証運行に向けた取り組みを進めます。
     目標5の、環境を意識した暮らしやすい八尾におきまして、資源循環への取り組みでは、一般廃棄物処理基本計画推進事業として、大規模災害により発生する災害廃棄物の円滑かつ迅速な処理を実現するため、災害廃棄物処理計画を策定し、市民生活の安心・安全のため必要な方策を講じます。  目標6の、みんなでつくる八尾におきまして、人権意識の高揚と差別のない社会の推進では、人権啓発の推進として、障害者差別解消法、ヘイトスピーチ解消法、部落差別解消推進法が施行されると、個別人権課題への意識が一層高まっている中で、市民一人一人が差別されることのない地域社会づくりを進めるとともに、八尾市人権啓発推進協議会の協力のもと、市内各地区福祉委員会が実施する人権研修を支援するなど、地域に根差した人権啓発の取り組みを進めます。  次に、多文化共生の推進では、多文化共生推進事業として、国の外国人材の受け入れ・共生のための総合的対応策の一つである、相談窓口の整備運営について、既設の相談窓口2カ所の拡充に加え、新たに基幹的な相談窓口を開設し、さらなる多文化共生社会の実現に向けた環境づくりを進めます。  次に、地域のまちづくり支援・地域拠点の充実では、地方分権推進事業として、第2期わがまち推進計画に基づく、各校区まちづくり協議会の取り組みを支援するとともに、校区まちづくり協議会のあり方検討会議の内容を踏まえ、地域拠点のあり方を含めた現在の制度について、見直しに着手するなど、市民目線による施策展開を意識し、地域のまちづくりを進めます。  次に、小学校区集会所整備事業として、公立幼稚園・保育所跡地を活用し、未整備校区を中心とした、小学校区集会所の設置について、庁内連携を図りながら検討していきます。  次に、市民の社会貢献活動の促進では、市民活動支援事業として、中間支援を行う、八尾市市民活動支援ネットワークセンター「つどい」のコーディネート機能を充実強化し、団体相互の親和性を深め、さまざまな主体が交わる機会づくりに取り組むとともに、幅広い層の市民活動・地域活動への参画を促進する仕組みづくりを進めます。  次に、女性活躍の推進では、全ての女性が輝くまち八尾実現事業として、女性がみずからの働き方や活躍の場を選択できるよう、校区まちづくり協議会で活動する女性を中心とした交流会や、起業を目指す女性が希望を実現できるよう、より実践的な知識やノウハウを学ぶ場と、学んだことを生かし、体験できる場を提供するなどの取り組みを行うほか、若い世代への男女共同参画に対する意識の醸成に取り組みます。  次に、計画行政の推進では、総合計画の推進として、第6次総合計画の令和3年度のスタートに向け、八尾市総合計画審議会での議論を踏まえ、市民とともに新計画の策定を進めます。  また、新たな地方版総合戦略の策定に向け、国及び府の動きと歩調を合わせながら取り組みを進めます。  次に、公共施設マネジメント事業として、今後予測される人口構成などの社会情勢や、財政環境の変化を見据え、持続可能な行政運営を進めるために、公共施設マネジメントを着実に推進していきます。  次に、企業・大学・地域等連携事業として、若い世代を中心とした市民等との連携協力による取り組みや仕組みづくりに取り組むことで、企業や大学等との連携をより一層強化し、若い世代に選ばれるまちづくりに向けた、官学民連携による取り組みを進めます。  次に、広域行政の推進では、近隣自治体との連携について、中河内3市の枠組みでの新たな連携強化の可能性検討を進めるほか、大阪府や大阪市とのインバウンドを含む観光分野、ICT分野での連携の具体化等、市民サービスの向上につなげるため、広域連携による取り組みを進めます。  次に、行財政改革の推進では、行政改革推進事務として、市民サービスの向上に資する新たな事業の推進と、持続可能な行財政運営の両立を実現するため、市民の目線と感覚から行財政改革を進める新たな計画を策定し、さらなる事業の選択と集中及び財源の確保を図るとともに、新たな技術の活用等による行政の効率化を進めていきます。  次に、行政情報の提供と個人情報保護では、広報宣伝活動推進事業として、市の施策や魅力ある資源を、庁内及び関係機関、市民等と連携しつつ、広報アドバイザーによる助言を得ながら、さまざまな手法により、市内外へ積極的に発信することで、本市への関心・好感度や、定住魅力をより一層高めていきます。  次に、窓口サービス機能の充実では、各出張所事務として、多様な市民生活に幅広く対応するとともに、行政窓口の利便性を一層高めるため、出張所における証明書発行等の業務を速やかに再開し、市民サービスのさらなる向上を図ります。  続きまして、財政運営の考え方についてでありますが、令和元年度の市全体の6月補正後の予算規模については2097億9841万円で、前年度当初予算額との比較では、17億0728万2000円の減、率で0.8%の減となっています。  一般会計では、総額1012億9463万6000円で、前年度当初予算額との比較で、歳入面では、市税、地方交付税などで増、市債などで減となり、歳出面では、性質別で、人件費、物件費、扶助費、補助費等、繰出金などで増、公債費、投資的経費で減となり、全体として23億0269万3000円の減、率で2.2%の減となっています。  特別会計では、総額635億0736万3000円で、前年度当初予算額との比較で、国民健康保険事業特別会計では保険給付費などで減、介護保険事業特別会計では保険給付費などで増、後期高齢者医療事業特別会計では後期高齢者医療広域連合納付金などで減、土地取得事業特別会計では土地取得費で増、母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計では母子父子寡婦福祉資金貸付事業費で増となり、全体として7億5774万円の増、率で1.2%の増となっています。  企業会計では、総額449億9641万1000円で、前年度当初予算額との比較で、病院事業会計では医業費用、建設改良費などで増、水道事業会計では建設改良費で減、公共下水道事業会計では、営業費用、企業債償還金で増となり、全体として1億6232万9000円の減、率で0.4%の減となっています。  新しい八尾の改革を進め、全ての市民に光が当たる、市民が最優先の行政サービスと、未来への投資が着実に行えるよう、みずからも率先して身を切る改革を行うとともに、効率的な事業運営を徹底し、財政負担の平準化など、次世代への過度な負担を残さないよう将来負担を抑制し、今後の財政運営に必要な財源の確保に努めてまいります。  最後に、結びといたしまして、一言述べさせていただきます。  さきの選挙におきまして、多くの市民の皆様の御支援と、改革への大きな期待を託していただき、愛する八尾の市政運営という重責を担うこととなりました。  私は、市議会議員として初当選して以来、20年間にわたり、さまざまな場において、多くの市民の皆様の声に耳を傾け、また、心を寄せる中で、将来にわたり、豊かな八尾を築いていくために、今必要なことこそが改革であり、全ての市民に光が当たる新しい八尾として、市民最優先の視点での行政サービスを充実させていくことが何よりも重要であると強く確信しています。  今年度に取り組みを進めるものを初め、マニフェストの実現に当たっては、財政負担を伴うものも含まれており、その実行には、財源確保のために、市民の目線と感覚から、行政の無駄をなくす改革が不可欠であります。  改革の推進は決して容易なことではありませんが、変化・変革を求める市民の声を真摯に受けとめ、改革を掲げ、選ばれた市長として責任を十二分に果たしつつ、未来の八尾のあるべき姿を見据え、市民の皆様や職員と対話し、進むべき方向を指し示し、私のリーダーシップのもと、市民を最優先とした市政運営に邁進してまいる所存です。  最後に、八尾の改革、まちづくりを大きく前進させるために、選挙においては、私の政策を支持いただけなかった市民の皆様の声も謙虚に受けとめさせていただくとともに、一人でも多くの市民に、今後の私の市政に対する取り組みを評価いただけるよう努力していきたいと考えております。  議員の皆様を初め、市民の皆様の御理解、御協力、御支援を賜りますことを心よりお願いを申し上げまして、令和元年度の市政運営方針とさせていただきます。  御清聴ありがとうございました。 ○議長(越智妙子)  次に、予算議案を除く一般議案について、轉馬副市長から提案理由の説明を求めます。  轉馬副市長。 ◎副市長(轉馬潤) 〔登壇〕  それでは、一般議案につきまして御説明申し上げます。  初めに、議案第44号「町の区域及び名称の変更の件」についてでございますが、本件は、地方自治法第260条第1項の規定により、本市内の町の区域及びその名称を変更する件につき、市議会の議決をお願いするものでございまして、東部大阪都市計画事業曙川南土地区画整理事業の換地処分に伴い、大字二俣を廃止するとともに、柏村町三丁目、都塚二丁目、三丁目、四丁目、二俣一丁目、大字刑部、大字都塚、大字東弓削のそれぞれの区域について、別図1の斜線で示す区域を除いた区域に変更し、また、別図2に示すとおり、当該廃止した区域及びこれら除いた区域のうち、その一部をもって、都塚北一丁目、都塚北二丁目、都塚南一丁目、都塚南二丁目をそれぞれ新設し、残る区域を、柏村町三丁目、都塚三丁目、四丁目の区域にそれぞれ編入するものでございます。  本件につきましては、曙川南土地区画整理事業の換地処分の公告の日の翌日から実施するものでございます。  なお、昨年12月17日に、本市町名地番改正審議会に本件について諮問し、御審議をいただき、原案適当と認める旨の答申を得たところでございます。  次に、議案第45号「執行機関の附属機関に関する条例の一部改正の件」についてでございますが、本件は、附属機関を新たに設置するにつき、条例の一部を改正するものでございます。  改正内容といたしましては、市長の附属機関として、「八尾市都市農業振興基本計画審議会」及び「八尾市地域公共交通会議」を追加するとともに、附則におきまして関係条例を改正し、当該委員の報酬を規定するものでございます。  なお、この条例につきましては、公布の日から施行するものでございます。  次に、議案第46号「八尾市手数料条例の一部改正の件」についてでございますが、本件は、建築基準法の一部改正に伴い、新たに手数料を定める等につき、条例の一部を改正するものでございます。  主な改正内容といたしましては、既存建築物の有効活用を図る観点から、既存建築物の用途変更に係る全体計画認定制度及び既存建築物を一時的に他の用途に転用する場合の制限の緩和制度が導入されたことに伴い、特定行政庁が行う認定等に関する手数料を規定するものでございます。  その他、所要の規定整備を行うものでございます。  なお、この条例につきましては、公布の日から施行するものでございます。  次に、議案第47号「八尾市市税条例等の一部改正の件」についてでございますが、本件は、地方税法等の一部改正に伴い、個人市民税等において条例の規定整備を行うものでございます。  主な改正内容といたしましては、まず、個人市民税関係としまして、合計所得金額が135万円以下である単身児童扶養者について非課税措置を講ずるものであり、令和3年度課税分から適用するものでございます。  次に、軽自動車税関係としまして、種別割に係るグリーン化特例について、適用期限を令和2年度課税分及び令和3年度課税分の2年間において延長するとともに、令和3年4月1日以後に新規取得した軽自動車に対するグリーン化特例の適用対象を、自家用乗用車であって、電気自動車等であるものに限定するものでございます。  また、令和元年10月1日から令和2年9月30日までの間に取得した軽自動車であって、自家用乗用車に該当するものに対する環境性能割を臨時的に軽減するものでございます。  その他、所要の規定整備を行うものでございます。  なお、この条例につきましては、一部の規定を除き、公布の日から施行するものでございます。  次に、議案第48号「八尾市子どもの医療費の助成に関する条例の一部改正の件」についてでございますが、本件は、子どもの健全な育成に寄与するとともに、子育て世帯の経済的負担を軽減するため、子ども医療費助成の対象を、満18歳に達した日以後における最初の3月31日までの間にある者に拡充するにつき、条例の一部を改正するものでございます。  なお、この条例につきましては、令和2年1月1日から施行するものでございます。  次に、議案第49号「八尾市介護保険条例の一部改正の件」についてでございますが、本件は、介護保険法施行令の一部改正に伴い、所得の少ない第1号被保険者の保険料を軽減するにつき、条例の一部を改正するものでございます。  改正内容といたしましては、令和元年度及び令和2年度の保険料率について、これまで、所得段階が第1段階に該当する者に対して行ってきた保険料率の軽減をさらに拡大するとともに、軽減の対象を、所得段階が第2段階及び第3段階に該当する者まで拡大するものでございます。  なお、この条例につきましては、公布の日から施行し、平成31年4月1日から適用するものでございます。  次に、議案第50号「八尾市火災予防条例の一部改正の件」についてでございますが、本件は、「住宅用防災機器の設置及び維持に関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部改正」に伴い、住宅用防災警報器等の設置免除の要件を追加する等につき、条例の一部を改正するものでございます。  改正内容といたしましては、宿泊施設等で、延べ面積が300平方メートル未満のものに設置することができる、特定小規模施設用自動火災報知設備を取りつけることにより、住宅用防災警報器等の設置を免除できる規定を追加するほか、所要の規定整備を行うものでございます。  なお、この条例につきましては、公布の日から施行するものでございます。  次に、議案第51号「八尾市長等の常勤特別職職員の給料及び退職手当の特例に関する条例制定の件」についてでございますが、本件は、本市における厳しい財政状況に鑑み、市長としてみずからの姿勢を示し、身を切る改革を実行するとともに、あわせて、その他の常勤特別職職員にあっては総合的に考慮し、給料及び退職手当を減額する措置を講ずるにつき、条例を制定するものでございます。  内容でございますが、第1条におきまして給料の減額を規定するものでございまして、令和元年8月1日から市長の任期中における、常勤特別職職員の給料月額については、市長にあっては30パーセントを、副市長にあっては20パーセントを、病院事業管理者水道事業管理者、監査委員及び教育長にあっては15パーセントをそれぞれ減額するものでございます。  ただし、手当の算出基礎となる給料月額については減額しないものでございます。  次に、第2条におきまして、退職手当の不支給等を規定するものでございまして、この条例の施行の際、現に在職する常勤特別職職員及びこの条例の施行の日の翌日から、市長の任期中において就任する常勤特別職職員の在職期間に基づく退職手当については、市長にあっては不支給とし、その他の常勤特別職職員にあっては半額支給とするものでございます。  また、附則におきまして、市長の給料の減額の特例並びに国家公務員から引き続き副市長に就任した者の給料及び退職手当の減額の特例を規定するものでございます。  なお、この条例につきましては、公布の日から施行するものでございますが、給料の減額に関する部分は、令和元年8月1日から施行するものでございます。  次に、議案第52号「八尾市森林環境譲与税基金条例制定の件」についてでございますが、本件は、森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律第34条第1項に掲げる施策に要する費用に充てるため、基金を設置するにつき、条例を制定するものでございまして、基金の設置、基金として積み立てる額、基金の管理、運用益金の処理、繰替運用、基金の処分及び委任について規定するものでございます。  なお、この条例につきましては、公布の日から施行するものでございます。  次に、議案第53号「八尾市児童福祉法に基づく指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例制定の件」についてでございますが、本件は、児童福祉法の規定に基づき、障害児通所支援事業を行う者の指定等に係る基準、指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準を定めるにつき、条例を制定するものでございます。  なお、この条例については、公布の日から施行するものでございます。  以上で、提案理由の説明を終わらせていただきます。  よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(越智妙子)  次に、予算議案について、植島副市長から提案理由の説明を求めます。  植島副市長。 ◎副市長(植島康文) 〔登壇〕  それでは、予算議案につきまして御説明申し上げます。  まず、議案第54号「令和元年度八尾一般会計第3号補正予算の件」でございますが、今回の補正につきましては、当初予算が骨格予算でございましたので、肉づけ予算といたしたもので、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ15億0509万円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ1012億9463万6000円といたすものでございます。  それでは、歳出予算の内容につきまして御説明申し上げます。  まず、総務費の総務管理費で1億3204万5000円を増額補正いたすもので、特別職職員人件費などにおいて減額をし、行財政改革推進等経費、多文化共生推進経費、災害受援計画推進経費、全ての女性活躍推進経費、総合計画推進経費、公共施設マネジメント事業経費、企業・大学・地域等連携推進経費、広域行政推進経費、市民活動支援経費などにおいてそれぞれ増額をいたすものでございます。  次に、監査委員費では、常勤監査委員人件費で64万8000円を減額補正いたすものでございます。  次に、民生費の社会福祉費で2961万6000円を増額補正いたすもので、地域福祉計画推進事業経費、災害時要配慮者支援事業経費などにおいてそれぞれ増額をいたすものでございます。  次に、児童福祉費で2億9228万7000円を増額補正いたすもので、福祉型児童発達支援センター整備事業費、切れ目のない支援推進経費、子どもの未来応援推進経費、医療型児童発達支援センター整備事業費、子ども医療助成費、放課後児童室施設整備事業費、放課後児童室経費などにおいてそれぞれ増額をいたすものでございます。  次に、災害救助費では、災害見舞金で900万円を増額補正いたすものでございます。  次に、介護保険事業特別会計繰出金で1億7183万1000円を増額補正いたすものでございます。  次に、衛生費の保健衛生費で4102万5000円を増額補正いたすもので、健康危機事象対策経費、健康日本21八尾計画及び食育推進計画策定経費、がん検診経費、自殺対策推進経費などにおいてそれぞれ増額をいたすものでございます。  次に、清掃費で1億1089万1000円を増額補正いたすもので、一般廃棄物処理基本計画(ごみ編)推進経費などにおいてそれぞれ増額をいたすものでございます。  次に、労働費では、地域就労支援事業経費で274万8000円を増額補正いたすものでございます。  次に、産業費の農業費で3053万1000円を増額補正いたすもので、ため池等災害復旧事業費などにおいてそれぞれ増額をいたすものでございます。  次に、商工費で4752万5000円を増額補正いたすもので、消費生活・多重債務相談経費、ものづくり人材育成支援経費、地域資源魅力発信経費などにおいてそれぞれ増額をいたすものでございます。  次に、土木費の道路橋りょう費で3052万6000円を増額補正いたすもので、交通まちづくり推進経費などにおいてそれぞれ増額をいたすものでございます。  次に、河川費で1150万円を増額補正いたすもので、流域貯留浸透事業費などにおいてそれぞれ増額をいたすものでございます。  次に、都市計画費で3億0741万9000円を増額補正いたすもので、空き家等利活用及び適正管理促進経費、久宝寺線整備事業費、JR八尾駅前線整備事業費などにおいてそれぞれ増額をいたすものでございます。  次に、住宅費で5086万5000円を増額補正いたすもので、安中住宅整備改善事業費などにおいてそれぞれ増額をいたすものでございます。  次に、消防費で1億2474万9000円を増額補正いたすもので、自主防災組織活動支援経費などにおいてそれぞれ増額をいたすものでございます。  次に、教育費の教育総務費で1585万1000円を増額補正いたすもので、特別職職員人件費において減額をし、特別支援教育施設整備事業費、スクールソーシャルワーカー活用経費などにおいてそれぞれ増額をいたすものでございます。  次に、中学校費で156万2000円を増額補正いたすもので、施設整備費などにおいてそれぞれ増額をいたすものでございます。  次に、幼稚園費では、施設整備費で322万1000円を増額補正いたすものでございます。  次に、社会教育費で4828万9000円を増額補正いたすもので、生涯学習人材バンク推進経費、高安千塚古墳群保存活用事業費、高安千塚古墳群保存活用経費、歴史資産のまちやお推進経費、文化会館改修事業費などにおいてそれぞれ増額をいたすものでございます。  次に、保健体育費では、体育施設整備事業費で4425万7000円を増額補正いたすものでございます。  一方、歳入予算の補正といたしまして、市税、国庫支出金、府支出金、寄附金、繰入金、諸収入、市債及び交付金をそれぞれ増額し、地方交付税を減額し、総額15億0509万円の増額補正をいたすものでございます。  次に、債務負担行為の補正でございますが、健康日本21八尾計画及び食育推進計画策定支援業務外3件につきまして、期間及び限度額を新たに設定するものでございます。  次に、地方債の補正でございますが、人権コミュニティセンター整備事業外8件につきまして限度額等を追加し、庁舎機能更新事業外12件の限度額の変更をいたすものでございます。
     次に、議案第55号「令和元年度八尾介護保険事業特別会計第1号補正予算の件」でございますが、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ687万5000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、それぞれ258億9703万1000円といたすものでございます。  補正の内容といたしましては、歳出予算におきまして、地域支援事業費で687万5000円を増額し、保険給付費で、財源組み替えをいたすものでございます。  一方、歳入予算におきましては、国庫支出金、府支出金及び繰入金をそれぞれ増額し、介護保険料を減額いたすものでございます。  以上で提案理由の説明を終わらせていただきます。  よろしく御審議賜りますようお願いを申し上げます。 ───────────────────── ○議長(越智妙子)  以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  なお、6月13日木曜日、午前10時から代表質問を行います。 ───────────────────── ○議長(越智妙子)  本日は、これをもって散会いたします。  午前11時50分散会 ──────────────────────────────────────────── 〇会議録署名議員 ┌───────┬────────┬─────────────────────────┐ │市議会議長  │越 智 妙 子 │                         │ ├───────┼────────┼─────────────────────────┤ │市議会議員  │松 本   剛 │                         │ ├───────┼────────┼─────────────────────────┤ │市議会議員  │山 中   宏 │                         │ └───────┴────────┴─────────────────────────┘...