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平成15年 8月26日竜華地区都市拠点整備特別委員会-08月26日-01号
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  1. 八尾市議会 2003-08-26
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    平成15年 8月26日竜華地区都市拠点整備特別委員会-08月26日-01号平成15年 8月26日竜華地区都市拠点整備特別委員会           ┌─────────────────┐           │竜華地区都市拠点整備特別委員会次第│           └─────────────────┘                             ┌─H15.8.26─┐                             └─第1委員会室  ─┘ 1.開  会 2.協  議  (1)竜華操車場跡地及び周辺整備計画について  (2)南久宝寺土地区画整理事業について  (3)その他 3.閉  会 〇出席者氏名    出席委員           委員長        村   松   広   昭           副委員長       谷   沢   千 賀 子
              委員         田   中   久   夫           委員         長   野   昌   海           委員         小   林       貢           委員         越   智   妙   子           委員         伊   藤   輝   夫           委員         小   枝   洋   二           副議長        柏   木   順   子    説明のため出席した者         市長           柴   谷   光   謹         助役           佐 々 木   義   次         助役           岩   崎   健   二      <市民産業部>         部長           大   西   順   一         理事           中   村   昌   也         産業振興室長       吉   田   博   幸         産業振興室長代理     倉   本   清 三 郎      <都市整備部>         部長           前   田   康   二         理事兼龍華地区都市拠点整備室長                      植   野   俊   治         理事           田   代   教   昭         次長兼南久宝寺地区整備事務所長                      津   村   泰   司         龍華地区都市拠点整備室長代理                      吉   岡   祥   光      <その他関係理事者>         若 干 名    職務のため出席した市議会事務局職員         次長兼庶務調査課長    森   田   保   次         議事課長補佐       岩   本   慶   則  平成15年8月26日(火曜日)午前10時開会 ○委員長(村松広昭)  それでは、出席委員が定足数に達しておりますので、ただいまから竜華地区都市拠点整備特別委員会を開会いたします。 ───────────────────── ○委員長(村松広昭)  委員並びに理事者の皆様方には、用務何かと御多用のところ、御参集賜りまして厚く御礼申し上げます。  さて、本日は本年度初の委員会として、当委員会の付議事件について、前回の委員会以降の経過等について報告を聴取し、協議を行うため開会させていただいた次第であります。この点、よろしく御理解の上、慎重なる御協議を賜りますとともに、議事運営にも格段の御協力をいただきますようお願い申し上げます。  なお、申しおくれましたが、さきの5月臨時会におきまして、我々両名が当委員会の正副委員長に就任をいたしました。我々両名当委員会の付議事件の解決に向けまして、この職責を全うすべく、全力を傾注してまいりますので、委員並びに理事者の皆様方の御指導と御協力を賜りますようお願い申し上げまして、開会のあいさつといたします。  それでは、市長からあいさつ願います。  市長。 ◎市長(柴谷光謹)  おはようございます。  本日は、早朝より竜華地区都市拠点整備特別委員会を開会いただきまして、まことにありがとうございます。  この特別委員会で所管していただきます事項につきまして、現況を御報告申し上げ、いろいろと御協議を賜ることになると存じますが、よろしくお願い申し上げます。  また、正副委員長初め委員の皆さん方には、種々御協議を賜りますが、何とぞよろしくお願い申し上げまして、簡単でございますが、あいさつにかえさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(村松広昭)  それでは、これより協議に入りますが、協議順序につきましては、お手元配付の次第書に従い進めさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。  なお、理事者から資料が2枚追加されておりますので、お手元を御確認いただきたいと思います。 △竜華操車場跡地及び周辺整備計画について △南久宝寺土地区画整理事業について ○委員長(村松広昭)  それでは、次第書の付議事件2件の経過等について、理事者から順次報告を求めることにいたします。  まず初めに、竜華操車場跡地及び周辺整備計画について、吉岡龍華地区都市拠点整備室長代理から報告を求めます。  吉岡室長代理。 ◎龍華地区都市拠点整備室長代理(吉岡祥光)  おはようございます。  それでは、竜華操車場跡地及び周辺整備計画につきまして、資料に基づき御報告いたします。  本日の配付資料といたしましては、まず、本編のA4の竜華操車場跡地及び周辺整備計画と、別冊にJR久宝寺南側多目的広場計画に関する意見交換会まとめの概要版、あと先ほど委員長からありましたが、ちょっとできるだけわかりやすくするため、本日になって、JR久宝寺駅南側のイメージ図及び多目的広場イメージ図を配付させていただいております。よろしくお願いいたします。  また、本編の8ページ、9ページには、参考資料といたしまして、竜華地区の経過、南久宝寺地区の主な経過、10ページには、竜華地区の土地利用計画図をつけておりますので、適宜御参照いただきたいと思います。  それでは、本編の1ページをお開き願います。  1番の大阪竜華都市拠点土地区画整理事業の進捗状況についてでありますが、平成9年に都市基盤整備公団が事業認可を得まして、平成17年度末完了の予定で事業を進めております。  まず、道路整備の進捗状況につきましては、16年5月の新市立病院の開院にあわせまして、主要な基盤である竜華東西線久宝寺南駅前線などの道路及び駅前広場の一部供用開始を図り、17年度末全面供用開始を目指しております。  上の図でございますが、市立病院が開院する16年5月の供用予定箇所を黒く塗っております。ただ、竜華東西線、この東西の道路でございますが、一部、この竜華東西線の西側で工事が一部残ることから、4車線のうち、中央分離帯を挟みまして、2車線を供用開始する予定でございます。  次に、2番の駅前広場及び多目的広場等の整備計画についてでありますが、駅前広場は平成15年度、今年度の下期から工事を予定しており、新市立病院の開院時に一部供用開始を図りたいと考えております。  多目的広場につきましては、一番下の図にありますように、雨水貯留池自転車駐車場多目的広場と3層構造にここはなっております。地下に計画している雨水貯留池が平成15年度に、その上部に計画している自転車駐車場多目的広場、これは最終、平成17年度末の完了を目指しております。  なお、この多目的広場が市民の皆様に親しまれる施設とするため、ことしの2月、3月意見交換会を実施しました。  恐れ入りますが、意見交換会につきましては、別冊の意見交換会まとめの概要版というのがございます。  まず、1ページをお開き願います。  はじめにというところで、ここの自転車駐車場の移転した経過とかが書いてます。  真ん中の図ですが、この多目的広場は3層構造になるということで、地下の雨水貯留池、その上に地上式の自転車駐車場、その上は多目的広場になるということを示しております。  次に、多目的広場及び自転車駐車場のスケジュールを示しております。16年から17年度にかけまして、自転車駐車場多目的広場と順次整備していく予定をしております。  2ページには、意見交換会の概要ということで、主に4回やっております。市民の皆さん、大体116名が参加していただきました。  3ページをごらんいただきたいんですが、3ページには、意見のまとめと対応方針、4ページに、当初計画案と意見を踏まえた中での計画変更案をお示ししております。  5ページには、この意見交換会で、皆さんで模型をつくっていただいたわけなんですが、その模型の写真を載せております。  本日、きょう追加させていただきましたのは、別紙のJR久宝寺南側イメージ図ということで、ごらんいただきたいんですが、ここで、意見交換会で出た意見を大体言いますと、多目的広場につきましては、余りつくり込まずにやっていこうということで、そういう意見が出ました。また、イベント等に対応できる広場にしていったらどうかという内容でございました。  駅前広場とここの多目的広場の関係で、意見交換会を踏まえて変更したところでございますが、このイメージ図を見ていただきまして、当初、駅前広場の入り口の部分を越えて、東西に延びるデッキをおろして階段とエスカレーターをつくったんですが、多目的広場まで延ばしまして、その地点で地上と多目的広場、またデッキとをつなぐエレベーターをつけていって、バリアフリーなんかにも対応していこうということと、多目的広場も独立せず、動線上にセットできるということで、このような形になっております。  あと、公衆トイレの設置とか、また、駅前の交番の設置要望などの意見をいただいております。  また、この交番などにつきましては、府に対して要望していく施設でございまして、今後、我々としましては、このイメージ図の実現を目指しまして考えてまいりたいということを考えています。  恐れ入りますが、本編の1ページに戻っていただきまして、1ページの下の図が、先ほどのイメージ図とあわせまして、意見交換会の意見を踏まえた多目的広場周辺の主な施設配置の計画を案として示しておるものでございます。  次に、2ページをごらんください。  区画整理事業に伴います土地の再配置や道路に支障となる建物移転の対象地権者は12人でございました。  建物移転等につきましては、大型工場も含め11名の移転が完了し、残る1名につきましても、補償等の協議が整っておりまして、16年中に移転を終える予定となっております。  4の事業費と進捗率につきましては、下の表をごらんください。  平成15年度末における事業費累計、右、一番下の右から2個目になりますが、218億円、進捗率は81%になる見込みでございます。  次に、3ページをごらんください。  関連道路等の進捗状況についてでありますが、土地区画整理事業にあわせまして、府・市で分担して関連事業に取り組んでおります。  上の図は、その事業箇所を示しております。  まず、1番の竜華東西線の大阪市域の整備事業でございますが、この大阪市域部の延長34メーターにつきましては、本年度に道路築造工事を行います。  また、下の図にも示してますが、竜華東西線の中央環状線への接続に伴いまして、ここの交差点改良工事を行っております。これにつきましては、八尾市から大阪府へ工事を委託し、平成15年度末の完了を目指し、工事を進めております。  次に、2番の竜華東西線区画整理沿道)整備事業としておりますが、区画整理事業に接する沿道約800メーター、元操車場の南側の道路、約4メーターの道路があったんですが、ここを竜華東西線の歩道として整備しております。これにつきましても、15年度末の完了を目指し、工事を進めております。  次に、4ページに移りまして、竜華東西線(春日町)整備事業でございますが、土地区画整理事業区域外の東側、JR八尾駅方面への約400メーターの区間は、これも平成15年末完了を目指し、道路築造工事を進める予定でございます。
     次に、4番の久宝寺線整備事業市道久宝寺第55号線)でございますが、これは、JR線北側地域から竜華地区へのアクセスを確保するため、府道住吉八尾線を、ことしの7月から来年の4月まで、通行どめを行いながら工事をしてます。トンネル部分は大阪府さん、スロープになる掘割部分でございますが、府のところに取りつける部分でございますが、ここにつきましては八尾市が、16年5月の新市立病院の開院にあわせ、供用開始ができるよう工事を進めております。  なお、暫定的な工事でございまして、スロープ部分につきましては、南行き一方通行でございます。スロープも、この路線については南行き一方通行でございます。  なお、またこの工事が、トンネル部分の工事が完成いたしますと、平成16年度にトンネル部分の地上部に駅前の停車スペース等を確保する整備をやっていく予定をしております。  次に、5番の久宝寺太田線の整備事業でございますが、竜華地区の南側からアクセスする道路でございます。延長252メーターの区間は、大阪府が平成17年度末完了を目指し、整備を進められております。現在、対象物件12件のうち10件の用地買収を終え、残り2件の地権者と用地買収協議が進められております。  なお、竜華東西線の供用開始が行われますので、竜華東西線との交差点部分につきましては、平面の交差点にするんですけども、ここの改良工事につきましては、現在、もう着手されております。  次に、5ページをごらんください。  上物施設整備計画でございますが、1番の新市立病院移転建設計画は、16年5月7日の開院(外来診療開始日)でございますが、その予定で進められております。  2番の都市型工場アパートは、今後、事業主体を確立し、事業化のための取り組みを行っていく必要があります。ただ、大阪竜華都市拠点地区における基盤整備の進捗状況や、厳しい社会経済状況等について十分見きわめながら、事業の進捗を図ることとしております。  3番の商業施設は、駅前に市の先行取得した用地、東側でございますが、1.8ヘクタールと公団の保留地西側0.85ヘクタールを予定しております。  この商業施設の誘致につきましては、関連事業の進捗状況や、本市を取り巻く商業関係の変化を見きわめ、進出意向の把握や施設立地に向けた条件整備を進める予定でございます。  4番の竜華水環境保全センターにつきましては、平成11年度末に工事着手され、ことしの夏で、おおむね文化財調査が完了すると聞いております。今後、本体の基礎工事等に順次着手されるという予定でございます。  また、本センターに流入する長吉ポンプ場小阪合ポンプ場からの管渠なども関連工事として進められております。  5番の竜華水環境保全センターの上部利用についてでございますが、当初計画されてました大阪府の高校テクノセンターにつきましては、平成12年の主要プロジェクト評価において、その構想は廃止されましたけども、それにかわる竜華水環境保全センターの上部利用につきましては、公共施設等の構想の具体化に向けて、大阪府において全庁的に検討していくこととされております。  市の産業振興センター計画は、外部環境等を踏まえ、一時休止としています。  なお、将来この上物施設分の補強に関しましては、平成17年度までの期間で、2億6000万円を限度とする債務負担行為を設定しております。  6番の住宅開発計画でございますが、新市立病院の東側でございます。元鉄建公団が所有していた土地につきましては、民間事業者によってマンション建設計画が進められております。  次に、6ページに移りまして、4、まちづくり総合支援事業の施設整備でございますが、まず、この上の図は、まちづくり総合支援事業の箇所図を示しております。  まず、1番の人工デッキの整備でございますが、人工デッキにつきましては、上物施設の整備時期との整合を図りながら整備することとしています。  まず、駅前広場にかかる南北の人工デッキ、この図面では、②番でございます。これにつきましては、下部及び上部工事が完了し、引き続き上屋の一部とエスカレーターと階段について工事をする予定としております。  病院に接続する久宝寺南駅前線の横断デッキと申しますのが、この市立病院の隣に③と書いているところでございます。ここにつきましては、下部工事が完了しました。引き続き上部及び上屋工事を進める予定でございます。  次に、駅前広場の東西デッキ、先ほど多目的広場の方に向かうデッキを話しましたが、ここ、①番でございます。この多目的広場につながるデッキですが、南北デッキの階段とかエスカレーター、上屋工事が完了して、供用開始した段階で、工事着手する予定でございます。そのため、駅前広場の供用開始、16年春に行いますが、このデッキの上部工事ぐらいが供用開始後も、まだ工事をしておるという状況でございます。  次に、再生水の有効利用でございますが、循環型社会の実現を図るため、竜華水環境保全センターで生まれる再生水を、道路植栽への自動かん水を初め、病院のトイレ用水など雑用水、せせらぎ等に有効利用する計画でございます。  このため、竜華東西線の道路築造にあわせまして、再生水を送る管、また水環境保全センターに戻る管と、これは上の図で4番としておりますが、竜華東西線の北側の歩道に入れております。これにつきましては、昨年に引き続き、残っておるところの整備を行う予定でございます。  3番の新市立病院への補助金導入でございますが、昨年から病院に設置される交流・情報スペース、また、一部エレベーターとかエスカレーター、屋上緑化とか、1階部分の植栽・せせらぎ等に、国のまちづくり総合支援事業の補助金を導入し、整備を進めております。本年度も、昨年とことしで完了する予定でございます。  次に、民間への補助金の導入についてということでございますが、竜華地区におきましては、土地区画整理事業による道路・公園等の公共施設の整備にあわせまして、地区計画による建築物の規制・誘導等を決めており、合理的な土地利用を図っていこうということで考えております。  今後、地区内に立地する上物施設のせせらぎなど、公共空間と一体となる部分に対しまして、国の補助制度に準じて、市の協調助成を検討しているところでございます。  次に5番、その他というところで、バス路線の導入についてでございますが、久宝寺駅や新市立病院を経由するバス路線の導入を図れるよう、現在、関係部局及び関係機関、バス事業者とも協議を進めておるところでございます。  竜華地区の関連の説明は以上でございます。  引き続きまして、南久宝寺土地区画整理事業につきまして、津村所長の方から説明させていただきます。 ○委員長(村松広昭)  津村所長。 ◎都市整備部次長南久宝寺地区整備事務所長(津村泰司)  引き続きまして、南久宝寺土地区画整理事業について御報告申し上げます。  資料の7ページをお開き願います。  まず、(1)事業の経過についてでありますが、平成9年3月の事業認可の取得から平成13年6月の判断に至るまでの経過をまとめさせていただいたものでございます。  次に、(2)事業地区内の現況及び今後の取り組みについてでございます。  まず、①南久宝寺のまちづくりについての現況でございますが、市といたしましては、住民主体の新たなまちづくりへの実現に向けまして、さまざまな立場の住民が、話し合っていただくことのできる場づくり等の支援を行うことが必要と考え、白紙に向けた凍結との判断から1年が経過いたしました。昨年6月以降、改めてこのような場づくりの具体化について御提案いただくよう、地権者の方々との意見交換の場や、まちづくりニュース等を通じ呼びかけてまいったところでございます。  そのような中で、一部の地権者団体におかれましては、この機会に、もう一度まちづくりについて検討していくべきではないかと話し合われ、昨年7月からは月1回程度、住民主体のまちづくり等について、継続して話し合いを進めておられます。  本年3月には、地権者の方から提案をいただきまして、滋賀県長浜市のまちづくり事例の視察を行ったところでもございます。  また、5月には、市も各地権者団体の話し合いに参加し、久宝寺線の整備概要や病院等周辺事業進捗状況等を説明させていただいたところでございます。  その後、地権者団体の方から、住民主体の新たなまちづくり案の策定に向けて、住民と行政と協働して進めたいとの提案をいただいたところでございまして、現在、その協議を行っているところでございます。  次に、②久宝寺線の整備「市道久宝寺第55線拡幅事業」についてでございますが、先ほど4ページでも御説明させていただきましたとおり、JR北側の久宝寺線トンネル部が、本年1月から大阪府によって事業着手されたところでございます。  また、JR久宝寺駅北側につきましては、駅前の自動車等の停車スペースもなく、駅利用者の安全確保や利便性の向上が求められていることから、久宝寺線トンネル部の整備後の平成16年度事業といたしまして、トンネル地上部を利用した駅前停車スペースの整備を予定いたしております。  なお、JR線以北の久宝寺線の残区間につきましては、南久宝寺地区まちづくりにあわせ、都市計画道路の整備を図る予定といたしております。  以上、南久宝寺地区関係の御報告を終わらせていただきます。  よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○委員長(村松広昭)  報告は終わりました。  ただいまの報告に対して質疑・御意見等はありませんか。  長野委員。 ◆委員(長野昌海)  今の報告を聞きまして、特に基盤整備という形で、市の方は順次取り組まれているということでございます。  そこで、先ほどの御報告ありました竜華の水環境保全センターの上部利用はこれからということなんですが、本体の水環境保全センター自体の、これは計画どおりいっているのかどうか、この辺について、その下ができんことには上がでけへんわけですから、この辺についての進捗状況について、非常に工事が長くなっているという状況ですので、その辺についてお伺いしたいと思います。 ○委員長(村松広昭)  室長代理。 ◎龍華地区都市拠点整備室長代理(吉岡祥光)  竜華水環境保全センターにつきましては、平成8年7月31日に、この竜華地区と一緒に計画決定を行いました。用地取得等行いながら、11年から本格的に工事に着手され、文化財調査がことしの夏で終わるということで聞いております。それは先ほど説明させていただきました。  今後、不確定な文化財調査がこれで終わるということで、あとは大体時間と金をかけたらできるわけでございますが、私ども今聞いているところによりますと、平成21年度末に供用開始できるということでございます。これは、非常に地下深い構造物で、地下約20メーターぐらいの構造物でございます。今現在、文化財調査がGLからマイナス6メーターぐらいまで文化財調査されました。ここから下は文化財等の遺構がないということで掘削して、基礎くいを打って工事が進められるということで、それから、16、17、18、19、20、約5年間ぐらい工事がかかってくると。いろんな機械設備とか電気設備、非常に多くございます。ですから躯体が上がってくるのは大体20年ごろだと、21年度は、そういう機械とか電気設備されてこられるということで聞いております。最速でそれぐらいの予定になるということで聞いております。 ○委員長(村松広昭)  長野委員。 ◆委員(長野昌海)  水環境保全センター、21年度というふうに延びたいうのが、今初めて御報告いただいたと思うんですけれども、このことで、5番のその下の上部利用についても、17年度末までに保全センターが、ある程度めどがついて、その上で上部利用できるために債務負担行為、これ市として2億6000万やっているわけです。これについて、期間がこれ延びるわけですけども、この辺については、このままでいいんでしょうか、その辺についての取り組みについて、お聞かせ願いたいと思います。 ○委員長(村松広昭)  吉岡室長代理。 ◎龍華地区都市拠点整備室長代理(吉岡祥光)  債務負担、今、議会承認もらいまして、17年度までで2億6000万をやっております。これにつきましても、当然、躯体にかかってくる費用を上げているわけですから、平成20年ごろまで延長して、額は変わりませんけども、延長していきたいということで考えております。  あと、上物の関係でございますけれども、市といたしましては、大阪府さんの方に躯体が立ち上がるにあわせまして、大阪府の施設誘致が図れるよう検討していただきたいということで要望しておるところでございます。 ○委員長(村松広昭)  長野委員。 ◆委員(長野昌海)  この水環境保全センターが延びるということですから、今の御報告いただいて、来年度の病院が開院すると、そして、それに続いて、それについてのアクセスについては完備していく、人工デッキ途中までなんですけれども、そして住宅についても一定のめどがついている。そしたら、来年度というのが非常に大事なまちづくりの形として市立病院が開院して、人の流れが、これ出てくるわけなんですね。そういった関係で、また住宅が整備される。  そこで聞きたいのは、一番前の商業施設ということが非常に難しい状況であろうと思うんです。基盤整備ができてから商業施設、これ何回も竜華の委員会でお話させてもらっているんですが、ある程度できて、一、二年が勝負なんですという、そういう答えは今までいただいてます。  こういったことを考えたときに、今、周辺の住民の方からも、近くで買い物をしたいという、そういう切実な要望があるわけなんです。  そういった意味で、この公団所有の商業施設、それから市保有の商業施設、この辺については、やはり知恵を絞ってやっていかんと、竜華の久宝寺の駅前の顔になるわけですから、この辺については、答えにくい部分もあると思うんですけれども、どういった方法で、いつぐらいに勝負をかけてやっていかないかんのか。  実は、八尾市全体見渡しましても、南部分で大型スーパーができたという状況、それから、近鉄八尾駅前のコクヨの跡地の問題、こういう1つの大きな視点から見た上で、この久宝寺駅前の、この商業施設がどういう形でやっていくのか、これはまちづくりの、まあ言うたら目玉になってくると。そしてまた、住民からしても、また市民からしても、市民病院の開院、または住宅ということが、来年度から見えるわけですから、その辺の1つの一定の流れの中で、非常に来年度というのが、市として、こういうふうに考えて、こういうふうな魅力あるまちづくりやるんですよという、そういうチャンスだと思うんですね。  そういった意味で、駅前の商業地の取り組みの考え方、これは本当にフレキシブルな考え方も要りますし、アイデアも要りますし、そしてまた、相手がいるわけですので、こういったことについて、どのような現時点でのお考えがあるのか、聞かせていただきたいと思います。 ○委員長(村松広昭)  室長代理。 ◎龍華地区都市拠点整備室長代理(吉岡祥光)  今、委員が指摘されたとおり、駅前で、ここは余り買い物する場所もございません。平成10年度に、約1000名の生活者のアンケートしたときも、一定商業施設は必要だということで意見をいただいております。  この中で、今、基盤整備が平成16年5月ぐらいで、竜華東西線とか一定できてまいります。先ほど報告した中で、久宝寺太田線、南北の道路の移転に対してでございます。  今、商業施設の誘致、我々駅前にどうしても必要な施設と、商業というのは、当然どこの駅でも必要なもの出てきます。ここの商業につきましては、当初できるだけ、1週間に一遍買い物に来るとか、一月に一遍買い物に来るとか、できるだけ広域的な商業ということも考えておりましたが、今、先ほど委員の話の中にも出ましたが、八尾市の商業環境は、ことしの7月に、イズミヤさんが7月にオープンしたと。ことしの秋に東大阪で荒本にカルフールができると。また、2000年の秋にはイトーヨーカドーの東大阪店もできてまして、さらにコクヨさんが商業系になるか、ほかの用途になるかは、ちょっとまだわかりませんけども、7ヘクタールという大規模な用地から、全部使い切っていこうと想定すると、一定商業も入ってきます。  その中で、近鉄八尾商業地とJR久宝寺に広げて、直線で2キロメートルぐらいの距離ですけれども、やっぱりダブってくるということで、できるだけ、そういう既存商業との競合も避けるということでありますし、商業関連については、一定そこらが、ある程度はっきりした後、日常の買い周りなどというようなふうにしていきたいというような考えを持っております。  先ほど申しました道路整備ですね。関西線から以南、商業とか少なくて、この関西線から以南の商業のところは竜華だというようになると思っておったんですけれども、久宝寺太田線の進捗から、道路の一定補償協議が確定しまして、金と時間さえつぎ込めば道路ができるという段階になった段階に、その事業コンペなんかも考えていきたいと思っています。  それとまた、我々16年ぐらい待った土地で、これから大事やでということなんですけれども、今、西側が公団の保留地でございます。ここに今、仮設の自転車駐輪場を置いております。ここの、先ほど説明した中で多目的広場の中に駐輪場をつくっていきましたということで、公団が土地をまた売りますと、仮設駐輪場が、昔は、この地区外の南側で、年間1000万近くで駐輪場を借りておったわけですけども、今、東側の商業地に一時的に移転させて、本体の自転車駐輪場ができたら、また動かすというようなことを考えまして、市が持っている商業地も、そういう工事の段取りで使っていきたいということも考えております。  ですから、そこらのことを、いろんな商業環境とか、関連道路とか、事業の組み立て等を16年に考えて、17年の初めぐらいに事業コンペができれば最速かなというような状況です。  はっきりした形で言えませんが、今そのような考えを持っております。 ○委員長(村松広昭)  長野委員。 ◆委員(長野昌海)  今、17年度事業コンペという、そういう方向はあるんですけどもね、それが今、非常に厳しいかなというふうな、今の答弁聞いてて思うわけです。市の先行取得した用地1.8ヘクタール、これ購入したいきさつについては、駅前であって、それが民間が取得すれば、これは違う形で、市の思ったまちづくりと違うようになるという形で、急いで市がこれ先行取得したわけなんです。ある一定、高い値段で買ったという経過があるわけなんです。  そういった意味で、この1.8ヘクタールいうたら、もう市民の財産であると。そういった思いで、今、17年度事業コンペという方向で進んでいるということですけれども、これについては、やっぱり商業施設どういったものが来るか。今の答弁やったら、大型店舗ばっかし言うてますけれども、それではなしに、それも1つの選択肢、それからまた、地元の商業地が、商業をやっている方が、どういう形で参加できるか。そういったいろんな角度から、これ知恵を絞ってやっていかなあかんと思う。  その辺についてね、担当課だけでは、これはでけへんことやと思いますんでね、ある一定の基盤整備できた段階で、これを勝負かける、その時期についてね、やっぱり市全体としても、これがやはり大事なことだと思いますので、助役、この辺について商業施設、一定のときになったら、市としてどういう形で市民の財産を生かすか、この辺についての考えを聞かせていただきたい。 ○委員長(村松広昭)  岩崎助役。 ◎助役(岩崎健二)  ただいまの長野委員さんの御質問でございますけれども、我々も当初は、竜華全体が平成17年度末で完了ということで事業を、平成9年から着々と進めてきたわけでございますけれども、何せ社会情勢がこういうことになっておりますので、今申し上げましたように、水処理センターの文化財の発掘調査によりまして、下もおくれておりますし、上部についてもおくれていくと。そして、我々が先行取得しております1.8ヘクタールのところにつきましても、我々としましては、将来像としては久宝寺、以前、今申し上げましたけれども、四千数百名の人口増を見た中で、やはり一番新都市核としてのまちづくりを持っていきたいと。  そういう思いで担当者頑張っておるわけですけれども、今、吉岡代理が申し上げましたように、南の方でも新たなまちづくりができていく、そして近鉄八尾駅も新たな形ができていく、そして東大阪のカルフールにしても、新しい庁舎の隣にでき上がって、新たな町ができる。  そういう意味では、我々も今、委員おっしゃっておりますように、本来は15年度でもコンペをやりたいという考えでおりましたけれども、何せこの時期ですので、なかなか数十億の土地を購入してやろうというような、いろいろ、なかなかあらわれないのではないかということもございまして、1つは、平成16年の春にオープンなります新病院の開設によってどう変わっていくか、そして平成17年度の外環状鉄道の導入によって、久宝寺の新しいまちづくりがどうなるかと。  このあたりを十分見きわめながら、そういうことになってきますと、早くても17年度かなということもございますが、最近の状況を見ておりますと、やや企業さんも設備投資に取り組まれている嫌いもございます。若干リストラだとか、いろいろ努力されまして、大企業については回復基調にございますので、一部のところでは新しい土地を求められて、企業さんが乗り出そうという動きもございますので、そこらあたりを十分見きわめながら、できるだけ早い、新しいまちづくりに取り組んでいきたいと。
     こういうふうに思っておりますので、時期が今いつかということは、なかなか厳しいんですけれども、できるだけ早く、我々としてもコンペなり、全国的にも竜華の新しいまちづくりに取り組んでますよということを知らさないと、民間の事業者にもわかりませんのでね、そういう意味では、一日も早く努力してまいりたいと、こういうふうには思っております。 ○委員長(村松広昭)  長野委員。 ◆委員(長野昌海)  今、助役から答弁ありましたけれども、本当に、いつ社会に対して、こういうメニューがあるんですよということを提示できるか、これは早い方がいいと思うんです。こういうまちづくりの中で、こういう利用を呼びかけていく、これは早うやっていかんといかんわけですから、それの予定について、17年度コンペという形で、今答弁いただきましたんで、それができるように、また、いろんな知恵を絞りながら、いろんなノウハウのあるところの相談もしながら、市民のためのまちづくりになるように努力していただきたいと、このように要望しておきます。 ○委員長(村松広昭)  他にありませんか。  小林委員。 ◆委員(小林貢)  まず、南久宝寺の区画整理事業について申し上げたいと思います。  新たなまちづくりを進めるということで、(2)①のところで、きちっと上げていただいてます。地権者団体から、新たなまちづくり案策定についてというふうなことで、御提案があったということなんですが、その中で、住民と行政が協働して進めたいというような提案があったということでございます。  私は白紙に向けた凍結と、一時は取りやめだというふうな不安にかられたこともあったんでございますが、その間いろいろと申し上げてきた、その成果も出てきたのか、新たなまちづくりということで、きょうこういう形で御提案をいただきました。  この新たなまちづくりに向けて、実際に動き出そうという、市長初め理事者の皆さんの、そのお考えをはっきりと示していただいたということに対しましては、評価させていただきたいなと、このように思います。  そこで、私は、これまでの経過から思うんでございますけれども、この区画整理は、やはり土地をお持ちの地権者の皆さんの御意向というものが、十分反映されなければならんと、そういうふうにしてもらわないといけないと、このことを強く思うわけでございます。  したがいまして、地権者の皆さんの御理解と御協力の得られるもの、この地域の将来の発展が期待される形で、もちろん地権者の土地利用が、あるいは地域住民の利便性その他が、向上するということもあわせ持ってもらわないかんわけなんですが、そういうことを十分にクリアするような形で、今、国・府・市も、我々の市も言っていただいてますが、安全・安心のまちづくりをしていただきたいなと、このことを思います。  それとここで、文書の中で住民と行政が協働してとありますが、この住民の中には、もちろん地権者も入っていただいていると思いますし、地権者の御意向を十分に入れていただくというふうにすべきだと、先ほども申しましたが、思いますが、その点について、まずお答えいただきたいと思います。 ○委員長(村松広昭)  津村所長。 ◎都市整備部次長南久宝寺地区整備事務所長(津村泰司)  お答えいたします。  ただいま、先ほども御説明申し上げましたように、住民の方々、地権者の方々から、住民と行政とで協働して、新たなまちづくり案の策定に向けて検討、協議を進めたいという御提言をいただきました。  現在、我々が地権者団体なり住民の方々とお話し合いさせていただいておりますのは、今、委員お示しのように、南久宝寺地区全体、全住民といいますか、地権者の方々を対象にして、そういう組織を立ち上げて、そこでそういう皆さんの意向を十分反映できるような形で設けたらどうかということで、(仮称)まちづくり協議会と申しましょうか、そういった部分で、その組織づくりを立ち上げたらどうかという御提案を、具体的な提案をいただいておりますので、それの実現に向けて、今現在、協議をさせていただいておるという状況でございます。  以上です。 ○委員長(村松広昭)  小林委員。 ◆委員(小林貢)  繰り返しますが、各地権者の方のお考えを十分配慮する中で、慎重に進めていただきたいと思います。  それと、これに関連しましてなんですが、平野中高安線の拡幅整備、これ、前々からお願いしておるんでございますが、久宝寺線の仮開通も病院の開院に向けて、何とかやっていこうということで、今、進められているところでございますが、そういうことも踏まえまして、ここら辺の進捗状況を改めてお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長(村松広昭)  植野理事。 ◎理事兼龍華地区都市拠点整備室長(植野俊治)  平野中高安線につきましては、これは本市の中心部の東西幹線道路ということで、外環状線と中央環状線を東西真っ直ぐに抜けている道路ということで、この路線の整備につきましては、外環状線から八尾高校前交差点まで完了しております。それから以西、中央環状線までの整備につきましては、過去から対府要望として、強く大阪府の方に早期整備を要望してきたところでございます。  最近、大阪府さんの方でも、そこらの交通状況、まちづくりの状況を勘案していただきまして、来年度、国の国庫補助事業として概算要望されたというようなことを聞いております。区間は、八尾高校前交差点から西へ400メーター程度、これは都市計画街路事業ではなく、当区間歩道もございませんので、交通安全対策事業というような事業手法を用いられまして、事業化に取り組んでいきたいということを情報入手いたしましたので、詳しくは来年度予算が、また確定次第等で、また報告させていただきますけども、一定、八尾高校交差点から西400メーターぐらいについて、用地買収の方向で事業化に向けて取り組まれるという、最近の情報を入手いたしましたんで、御報告させていただきます。  あと久宝寺線につきましては、現在、今年度から本トンネルの築造工事、現在、掘削工事やっていただいております。今回の工事、来年のここの病院の開院に向けて、北からのアクセスを確保するということで、ボックス26メーターですか、本都市計画道路の断面で、つくっていただくということ、それに市が暫定の掘割車路を取りつけて、16年度、そのトンネルの上を駅前の交通混雑なりの緩和の広場、暫定的なすれ違い用地として利用していきたいと思っております。  そして今、これまで供用しておりましたトンネル、これにつきましては、歩道が1.5メーターと、非常に狭くて、自転車利用者の方には御不便、危険な環境にありましたけども、これを自転車・歩行者専用道路として、病院開院までの早期の時期に、一定自転車・歩行者道として供用できるよう、府・市力合わせて、現在工事を進めているという状況でございます。  あと、平野中高安線までの都市計画どおりの整備につきましては、現在、南久宝寺地区につきましては、新たなまちづくりに取り組んでいこうということで、市も住民の皆さんの御意見を十分聞きながら、その整備手法なり改め、計画の中で、また取り組んでまいりたいと思っております。  よろしくお願いします。 ○委員長(村松広昭)  小林委員。 ◆委員(小林貢)  八尾高校の交差点から西へ400メートルと、どの辺までいくのかな。日本電炉のとこですと、400メートルもありませんね。すると、どの辺までですか。 ○委員長(村松広昭)  植野理事。 ◎理事兼龍華地区都市拠点整備室長(植野俊治)  日本電炉、一定ここまで大体250メーターぐらいだと思います。日本電炉の次の交差点までですね。そこから若干北側の空き地等なったところについては、用地の買取請求があれば、用地取得できることに、主には、こちらから先に、北側サイドから用地の取得していきたいと。八尾高西交差点から、この区間ですね、重点的には、この区間を先にやっていきたいと、そのような情報なんですけども。 ○委員長(村松広昭)  小林委員。 ◆委員(小林貢)  久宝寺4郵便局か、あるいはもうちょっと西ぐらいまでは、400メートルの範囲に入りますよと、このように今理解させていただきました。  久宝寺線の仮開通があって、交差点部分も、この交通安全施設だということで、その辺の改善も早期にやっていただけるような話を以前に伺ったんですが、そこら辺の進捗はいかがですか。 ○委員長(村松広昭)  植野理事。 ◎理事兼龍華地区都市拠点整備室長(植野俊治)  久宝寺線との交差点も大阪府に改善を要望しておったんですけども、今般、国への概算要望で事業化を図れるには、当面こちらということで、ここの具体の事業化というのは、まだちょっと大阪府の方から回答をいただいてないというのが実情でございます。  今後も同様に、当然、病院等への交通の流れも、ここで変わってきますんで、引き続き大阪府の方に要請していきたいと思っております。 ○委員長(村松広昭)  小林委員。 ◆委員(小林貢)  交差点部分の改良だというふうに伺ってましてね、400メートルもやっている、これは非常にありがたい話で、これと撤回していただく必要ないんですけどもね。交差点部分、あこの交通量ふえてくると思うんですよ、当然ね。そうすると、今でも危険なんですよ。あこね、今の図面ではね、遠くから見れば三差路のように見えているんですけどね、もう一本、村の中から出て行く道があるんですよ。ここ一方通行ですけど、結構車の量が多いんです。  もう一つは、ちょうど真北の方から、余りここは車の通り抜けはないですけどね、車としては行きどまりの道路、100メーター足らずしかないですが、人、自転車等が出てきますからね。だから変形の五差路なんですよね。変形の四差路であり、五差路であるわけなんですよ。非常に危険なんですよね。交差点の改造も、過去、横断歩道を人の流れに沿った形でやりかえていただくように改善してもらったりとか、いろいろ警察あたりと相談できる範囲でやれることはしてもらってきているんですよ。ガードレールの設置であるとか、これは車、飛び込んだ後の対応だったんですけどもね、新たなやりかえなんかもしてもらったこともあるんですけど。  さらに交通量がふえてくると、ここの交差点改良、やっぱりあわせてやってもらう必要があるん違うかなと思うんですけど、どのようにお考えですか。 ○委員長(村松広昭)  植野理事。 ◎理事兼龍華地区都市拠点整備室長(植野俊治)  確かに過去から、繰り返し言いますけども、屈曲部で、非常に車が歩道の方へ突入したと、ガードレールぶち破って突入した、そういう事故も発生しておりますし、我々としましては、道路管理者でございます大阪府の方に、そのたびに八尾市の要望を伝えてまいった次第でございます。  今後も大阪府に、この議論を踏まえて、大阪府八尾土木事務所、並びに本庁の方の道路部局の方にも、我々、要望をですね、この声を届くよう頑張っていきたいと思っておりますんで、御了解賜りたいと思います。 ○委員長(村松広昭)  小林委員。 ◆委員(小林貢)  交差点改良の話は、そうすると、この八尾高以西400メートルの話と振りかえで、ここの交差点改良の話は、もう絶望的なんですか。もうできないんですか。 ○委員長(村松広昭)  植野理事。 ◎理事兼龍華地区都市拠点整備室長(植野俊治)  当然、大阪府も改良は必要だという考え、認識には立っておられます。ただ、大阪府さんの府道の八尾市域の中で、平野中高安線で、これ、今回過去から要望していることは、一定事業化を図っていこうかと、今の財政状況、道路整備のプログラムの中で、一定取り組んでいただいて、これ八尾市域、まだ先日の広域防災の関係でありましたが、南方面でも八尾道明寺線なり、いろいろ府道の改良事業を要請しておりますので、そこらを十分踏まえていただいて、今後もできるだけ早く事業化、改良事業をやっていただくよう、八尾市の事務担としては、やっぱりそのたびにお話、要望してまいるよう努めたいと、そのように思っています。 ○委員長(村松広昭)  小林委員。 ◆委員(小林貢)  この平野中高安線、非常に古くからあるんですよね。第二次大戦終了前にはもう、未舗装でしたけども、道路としてあったんですよね。それが舗装もされて、ずっと現在まで至っているわけなんですけどね、早くからあったのに、ずっとそのままなんですよ。何でそんなに置いといてもらわなあかんのかなと。そこ400メートルするんやったら、こっちの交差点を、ちょっとその金一部、250で交差点部分まで置いといて、途中でやめたらおかしくなるから、ちょっとこっちへ回してもろてした方が、お金の使い方としては生きるんやないかなと思うんですよね。一遍それよう考えてみてくださいよ。  それが、どうしてもだめな場合は、あこの交差点を金のかからん方法で、一遍改善すること、安全に改善することを考えてほしいんですわ。  例えば横断歩道、もっとシビアに引いてもらったらいいと思うんです。それと信号機、もっとうまく、今の信号じゃなしに、うまく信号機をセットしてもらったり、時差信号であるとかね、一斉にとまる信号もありますな。そんなようなことにするとかね、金のかからん方法で、安全に使えるようにしてもらわないと、事故が起こりますよ。できれば改善してもらったら、どっちみちやらないかんとこですから、お答えいただけますか。 ○委員長(村松広昭)  植野理事。 ◎理事兼龍華地区都市拠点整備室長(植野俊治)  重々我々も、私も、個人的には道路の方、長いこと担当させていただいて、大阪府さんに、その都度、過去から要請させていただいてて、きょうの御議論、要請事項を十分踏まえまして、大阪府さんの方へ伝え、早期整備の方に働きかけてまいりたいと思いますんで、よろしくお願いしたいと思います。 ○委員長(村松広昭)  小林委員。 ◆委員(小林貢)  よろしくお願いしておきます。  時間ですんで、1回目終わります。 ○委員長(村松広昭)  他にありませんか。  越智委員。 ◆委員(越智妙子)  南久宝寺の区画整理についてお伺いしたいんですが、先ほどの御説明の中にもありましたが、住民と行政が一緒になって、新しいまちづくりをしていくと。  そのことについては何も否定するものでありませんが、私、過去にも、ここの委員会で申し上げましたように、平成13年6月議会で、この南久宝寺の区画整理事業は白紙に向けた凍結をすると、このように表明されたわけですね。前回でしたか、前々回でしたか、この問題を取り上げましたが、白紙に向けたということは、白紙を目標として、それに向けてやっていくと、こういうことだと申し上げましたが、そのときの理事者の皆さん方の御答弁は、白紙というのは、これは区画整理事業を廃止することではないと。事業を残したままで白紙だと、新たなまちづくりするんだと、こういう答弁をされたかというふうに思うんですが、そのことのお考えを、もう一度改めてお伺いしたいと、白紙に向けた凍結というのは、やっぱりゼロに戻す。区画整理事業そのものを一たんなくして、市民と一緒に新たなまちづくりを進めていく、こういうことだと思うんですが、それについて、もう一度見解をお伺いしたいと思います。 ○委員長(村松広昭)  津村所長。 ◎都市整備部次長南久宝寺地区整備事務所長(津村泰司)  ただいまの白紙に向けての凍結の解釈といいますか、趣旨でございますが、13年6月の白紙に向けた凍結をということで、市の方針を表明させていただいたわけでございますが、そのときに、これにつきましては、これまでの経過を踏まえる中で、現事業計画での区画整理事業の実施は困難だ。一方では、この事業認可を受けた都市計画事業であり、当初の目的が達成されずに、この代替手法も明確でない状況では、事業の廃止はできないと、非常に困難であると。したがって、住民主体による新たなまちづくりをスタートしていただくために、白紙に向けた凍結と判断したものであるということで、これは当初から、そういうことで御説明申し上げてきたというふうに理解しております。  以上です。
    ○委員長(村松広昭)  越智委員。 ◆委員(越智妙子)  何度も言いますが、白紙というのはゼロに戻すことですから、白紙に向けて凍結をするというのは、白紙、何もない、区画整理事業のそういう網をなくして、それに、そういう状態をつくるために、今、その期間凍結をしているというのが、私、本来の日本語の中身だというふうに思うんですがね。  そのことから、もう少しお伺いをしたいと思うんですが、先ほども言われましたが、事業の廃止が、こういう中でできないというふうに言われたんですが、この事業の廃止ができないというのは、例えば府や国と相談をされた上で、廃止ができないという答えが返ってきているのか、それとも八尾市が、いろんなこの諸事情の中で廃止ができないと考えておられるのか、そこをちょっとお伺いしておきたいと思います。 ○委員長(村松広昭)  津村所長。 ◎都市整備部次長南久宝寺地区整備事務所長(津村泰司)  13年6月から今日までの経過でございますが、この廃止ができないということにつきましては、法的に、区画整理法に、その廃止については、市施行については規定されておらないわけでございまして、これは市の責務として、当然やるべきであるという部分から、法上、そういう廃止という規定はされておりません。  事業の性格上も、やはり市施行ということで、この事業目的を掲げて都市計画決定をいたしておりますので、そういった当初の目的が達成されておらない、あるいは代替手法も明確に示してないという状況においては、そういう法的には廃止はできないというふうに、これは府ともいろいろ協議させていただいた経過でございます。  以上でございます。 ○委員長(村松広昭)  越智委員。 ◆委員(越智妙子)  この間、白紙に向けた凍結だということで、この凍結の期間、住民の皆さん方は勉強会もし、また、市からいろいろ提案してくれ言われる中で、いろんな案を出されたり、そういう努力を住民の方はしてこられました。特に地権者の方々やってこられたわけですね。  前回も言いましたが、それでは八尾市として、白紙に向けて、どういう努力をされたのか、そのことをお伺いをしたんですが、今、前回と同じように、法的に廃止の規定がないから、廃止は想定できないということを、前回もそんなお答えをされたんですけれども。例えば、行政がやれることですね。行政が白紙に向けて、どういう努力をするのか、どういう研究をするのか、そのことが私、いかに八尾市として、この問題に、住民に誠実に答えていくのかということだというふうに思うんですけどね。  例えば、法上に廃止の規定がないからできないということですが、例えば、法に規定がなくてもやめた事業、例えば、区画整理事業もありますが、ほかのいろんな事業、ダムとか、いろいろありますね。例えば、ダムの事業でしたら、河川法ですかね。その法の中で廃止の場合はこうするという廃止の手続がありますわ。でも、法に、そういう廃止の手続がないけど、その事業を廃止したという、こういう例は全国にないですか、お伺いします。 ○委員長(村松広昭)  津村所長。 ◎都市整備部次長南久宝寺地区整備事務所長(津村泰司)  お答えいたします。  今のダム等の関係で、その部分の法制度、ちょっと私熟知しておりませんので、今おっしゃるように、ダムの場合は、そういう河川法等で、そういう廃止の規定があると。ただ、その区画整理法では、市施行については、そういう規定がないわけですから、当然そういう規定のない中で廃止というのは非常に困難かなと思います。  ただ、我々も前回もいろいろ議論していただいて、そのときもお答えさせていただいていると思うんですが、その白紙という部分、白紙に向けたという解釈なんです。前回もいろいろ議論されたように聞いておりますが、我々、白紙というものが目標じゃなくて、南久宝寺のまちづくりをどうしていくんだと、そちらが目的にしたいというふうな部分で、これまでも住民主体のまちづくりということで、住民の方々にいろいろ御検討いただくという形で来ておりますので、そういう白紙という目標というふうには、前回もそういうふうにお答えしたと思うんですんで、そういうふうに理解をいたします。 ○委員長(村松広昭)  越智委員。 ◆委員(越智妙子)  それは詭弁だと思うんですよ。事業を凍結、白紙にすべきという意向が7割あったと、そのことから白紙に向けた凍結ということですから、その前にも区画整理の網の目がかぶさった中で、どんなまちづくりかというのは、住民の皆さん方から声聞かれてたわけですから、その以前と、白紙に向けた凍結と言われた以後、この分け目があるわけですね。その分け目は何かと、今のお答えでしたら、それ以前と変わらないわけです。わざわざ白紙に向けた凍結と言われたわけですから、白紙という何もない状態、前にも言いましたが、辞書で調べましたら、何もない状態を白紙というと、そのように辞書にも書かれてますが、そういう状態に向けて努力をせなあかんかったわけです。  今言いましたように、例えば、前回も言われましたが、区画整理法の中に、市が施行する場合に廃止の手続がないと、だから、廃止はできないというふうに言われたんですが、私、その後調べたんです。全国で、ほんまに法の中に廃止が書いてないけども、その事業を廃止した例がないか、全国北海道から沖縄まで、私、電話かけまくって調べたんです。  そしたら、ある自治体がこのように言われたんです。これ、区画整理事業ではないんですが、農道の事業なんですが、法の中で、そのやめるという廃止の手続を書いてないというのがあったんです。それまでいろいろ調べたんですが、みんな法の中にあるんですね。法に書いてなくて、事業をやめたとこがないかと思って探して、それがあったんですが、その職員さん言われてましたが、廃止の手続はないと。しかし、住民の皆さん方が、こんなところに、こんな農道整備必要ないやないかという声が圧倒的に上がる中で、そこの自治体は、国に対して、これ法の中に廃止の手続ないけど、廃止したいということで上げたら、国はオーケーしたというんです。じゃ、補助金もらってはったん、どうなったんですかと聞いたら、もちろん補助金の返還も一切ありませんと、このように言われたんです。  そして、その後に、その法の中に廃止の手続がなかったのですが、廃止の手続が入ったんです。  私は、その区画整理事業で、前にも言いましたが、全国的に市施行でやめた、そういう例はない中でもね、八尾のこういう中で、住民の皆さん方が一生懸命、この何年間か頑張ってこられた中で、八尾市が白紙に向けて凍結をするという、そういう決意された、そのことについて、前回も私大いに評価をすると、このように言いましたがね、私はやっぱりその市民の皆さん方のその思いにこたえていく、誠実にこたえることが私、行政にとって本当に大事だと思うんです。  今言いましたように、私でも、全国の中で、そんな事例がないかと思って探したら、出てきたんですよ。もっと調べたら、もっといろいろ出てくるかもしれませんが、私らの範囲ですから、調べられた範囲、余りなくて、やっとその1つあったので、私はそこで終わってしまったんですがね。  私、今、全国で、その大型公共事業のむだをやめよう、そういう動きの中で、これまでの前例ないけど、改めてそういう前例をつくっていく、法まで変えていく、こういう動きが全国である中でね、この八尾市もそんなふうに頑張ってもらえると思ったんですが、残念ながら、前回も、今回も、この問題では、白紙というのは、そんな白紙じゃないと、まちづくりをするということやと、法の網の目かぶさったままやるいうことやと、そんなお答えをいただいてるんですが、私は、それは誠実ではないなというふうに思うんです。やっぱりね、そういう廃止の手続が法に載ってなくても、やったとこがあるんかな、ないんかな、それでやっぱり行政が調べていく、あれば、それを市民に示して、そして、こんなふうにやめたところがあるけど、こういうことで一たん白紙にしよう思いますが、どうですかと、市民に提案をする。そして、市民の方は、白紙にせんでもええと、今のそんな網かぶさった中でまちづくりしようやないかと、そう言われて、今の状況があるんなら、私はそれはそれでいいと思うんですよ。住民の皆さん方の声によって、やっぱりやるんですから。  ところが調べもしてないし、市民にも、もちろん知らせもしてない。そんな中で、廃止の手続ないから、新たなまちづくりは網の目かぶったままでやるんやというのはね、私は余りにも、市民に対して不誠実ではないかなというふうに思うんです。  市民の皆さん方も一生懸命、このたび勉強会もやって取り組まれてますから、市として、やっぱり改めてね、そういう法に書いてなくても、できる方法はないのか。法に、もしないままでも、例えば再評価制度、これは5年とか10年で、その事業に着手してないとか、そんなことがあれば廃止できると、事業廃止できるいう、そういう制度ですが、その再評価制度の対象に、区画整理事業もありますから。  例えば、法の中でどうしてもできないとなれば、そしたら、次にどんな方法があるかなと。そういうことは、市民の皆さん方、いろいろ当たっている中でも、そういう情報ってなかなか入らないわけですから、市民と一緒にやるというのならね、行政のできる、本当に行政が、そのことに市民の願いに誠実にこたえる、そのために努力をすることをね、ぜひやっていただきたいと思うんです。もちろん今からでも遅くないですから、この区画整理の網の目は、もう絶対とれないんやということでなくって、やっぱりそういうことの研究をぜひしていただきたいと思うんですが、その点についてはどうですか。 ○委員長(村松広昭)  津村所長。 ◎都市整備部次長南久宝寺地区整備事務所長(津村泰司)  同じ答弁になるかもわかりませんが、この白紙に向けての凍結という趣旨につきまして、先ほども申し上げましたように、現事業計画での区画整理事業の実施は困難、一方では、その都市計画事業でもあり、当初の目的が達成されずに、その代替手法も明確でない状況では、法的にも、廃止することはできない。  したがって、この白紙に向けた凍結と、住民主体による新たなまちづくりをスタートしていただくために、一たん白紙に向けた凍結をさせていただき、新たなまちづくりを考えていただくということになります。  それと、先ほど農道の事業を廃止した例があるという御提示いただいたんですが、これも事業の内容なり、法的な規定の仕方なり、そういった部分をちょっと十分見きわめ、ちょっとまた後で教えていただこうかな思うんですが、そういった状況が、この農道の部分で廃止できたから、区画でできるんだと。一挙にそうは結びつかないという部分もあるかと思いますので、これはちょっと一遍私も、その農道の廃止の事例、一遍ちょっと研究させていただきたいなとは思います。  以上です。 ○委員長(村松広昭)  越智委員、時間がなくなりました。 ◆委員(越智妙子)  はい、わかってます。あと1分だということで、さっきいただいたんかな、もう1分過ぎたんか。これで1回目の質問終わりますけども、農道でできたからね、区画整理でできるとかいうことの以前の問題としてね、そういう事例がないのかどうか、そういうことにまず、やっぱり調べてみようと。あれば、それがこれに、この八尾の区画整理事業に当てはまることができるのかどうか、できないとなれば、新たなものを八尾でつくろうとか、それもできないのなら、ほかの手法でできないのか、そういうことをね、やっぱり研究もし、市民の皆さん方にも知らせ、そこで一緒にやっていくと。これがね、私、白紙に向けた凍結をするというふうに判断された、その後の行政の市民に対する誠実な態度ではないかなというふうに思うんですが、現実は、そんな誠実な態度になってないなというふうに思いますのでね、ぜひ研究も含め、市民の皆さん方と一緒に、白紙に向けた凍結という言葉が生きてるわけですから、市民の皆さん方も、もう白紙要らんと言われるなら、それは別ですよ。そこはやっぱり十分まじめに、誠実に、私取り組んでいただきたいと、これお願いをしながら、1回目終わらせいただきます。 ○委員長(村松広昭)  他にありませんか。  小枝委員。 ◆委員(小枝洋二)  もうええ加減でね、これ白紙に向けたとか、何とかいう、その真贋論争をええ加減なところでピリオドを打つようにね、皆さんも考えてくださいよ。だれが考えたってね、白紙に向けた凍結いうたら、僕はやっぱり越智さんの方が正しいと思うよ、はっきり言って。ただの凍結でよかったんよ、あの時点で。凍結をして、新たな方策を含めて、まちづくりを皆さんと考えましょうやというんやったら、こんな議論、何回も何回も、その都度せんでよかったんや。白紙ということを入れたから、こんな真贋論争白紙とは何ぞや、何ぞやというようなことを言わないかんのや。そこいらをはっきりと整理をして、誤解を招いた発言があったから、撤回しますなら撤回します、しかし、区画整理を強行しません。新たに皆さんと考えますとか、そういうことをきっちりせえへんかったらね、毎回毎回こんなことで、あんた時間とらなあかんで、前へ進まんで、これ。  これ一遍、市長でも、助役でも、どないでっか。これ日本語考えたら、白紙に向けた凍結いうたら、だれが考えたって、やっぱり越智さんの方が正しいと、おれは思うで。しかし、そんなことでけへんと、法的にでけへんということもわかりながらやね、我々もこれ、どっかで決着つくやろうと思って、ずっと辛抱して聞いてんねや、これ。  ただの凍結、もう今、どうしても前へ進まんから凍結しようやと。そんで、この区画整理だけに固持せんと、新たな方向も含めたまちづくりを考えましょうというなら、こんな議論を何回も何回もせんでええのや、これ、何年やってんのな、こんなこと。そこいらはっきりとね、一遍、もうきょうでなかったっら次の委員会に、はっきりこのことをどうするんやと、どういうふうに周囲の皆さんに納得できるように、一遍ね、だれが聞いてもわかったと言えるような見解を出してくださいよ。こんないつまでも、これまた、次の委員会になって、また白紙に向けた凍結、どんだけ努力しましてんと。それから、また入らないかんやん、こんな。  この点について、市長、助役、どっちでも結構ですわ、どないでっか。 ○委員長(村松広昭)  岩崎助役。 ◎助役(岩崎健二)  今の御質問でございますけれども、平成13年6月7日ですか、当委員会で、我々は初めて白紙に向けた凍結という言葉を使わせていただいて、その後、毎回の委員会、あるいは本会議、建設委員会等で、この問題が取り上げられてきて、今日に至っているわけですけれども、我々は、そのたんびに、十分説明もさせていただきました。  今、小枝委員からも、再度ということでございますが、我々これだけ説明させていただいて、まだおわかりいただけないかなと、むしろ残念な思いでございますけれども、我々はもともと国や府の特定再開発事業ということで認可を受けてやっていく上で、やはりこの南側だけでなくて、北側の方も同じように、23.4ヘクタールの面積について、一体的に開発をして、新しい都市核をつくっていこうということでやってきたわけですから、そのときに申し上げてましたように、その手法については、区画整理事業に固執するものではないんだと。そして原点に戻って、住民の新たなまちづくりをスタートするための意味で、白紙に向けた凍結ということで使わせていただいたわけであって、我々は基盤整備は、ぜひ必要だということは十分認識もし、また、説明もさせてきてもらってるわけですね。  その意味で、地権者の大半が、70%を超える方が、やはり地価の下落の趨勢に伴って、やはり気持ちが反対の方に向かわれたので、このまま一方的に行政が事業推進すると、非常に問題が起こるということもあって、むしろ住民主体の新たなまちづくりをスタートさせていただくという意味で、一たん白紙に向けた凍結ということを使わせていただいて、現に2年数カ月たちまして、いろいろと新たな動きも出てきたと。我々は、向こうさんの方も一緒になって、行政と一緒になって、まちづくりやっていきましょうという声も聞いておりますが、提案としてね。そういう意味で、我々は引き続き、この問題は取り組んでいく必要があるというふうに考えておるわけでありまして、今おっしゃっていますように、白紙に向けた凍結やから、もうないんだということはないということで、再三再四説明をさせていただいておるわけですね。一方的な事業推進はしませんよと。そして、新たなまちづくりという中で、住民さんの方から提案があれば、我々も努力をして、南の方と一緒にやっていきたいと。この気持ちは十分前から説明させていただいておりますので、再度そういうことでございます。 ○委員長(村松広昭)  小枝委員。 ◆委員(小枝洋二)  今の話聞いておったらね、結局凍結でよかったんや。  もう一つ事務的なこと聞きますけどね、約7割が事業凍結、白紙にすべきとの意向が示されたということが書かれてありますが、アンケートでは、白紙ということは入っておったんですか。 ○委員長(村松広昭)  津村所長。 ◎都市整備部次長南久宝寺地区整備事務所長(津村泰司)  お答えします。  アンケートの項目の中には白紙または凍結という文言でアンケートを実施いたしてます。 ○委員長(村松広昭)  小枝委員。 ◆委員(小枝洋二)  そうすると、白紙に向けたと、白紙に戻すということは、皆さんの頭の中には、やめるということではなくって、区画整理やるかやらんかのアンケートをとってやな、白紙に戻すというようなことを入れとったらやな、住民の皆さん白紙言ったら、やめるということやと、とるの当たり前のことやないの。出発点から間違っておるがな、そんなんやったら、日本語的に言うて。凍結をして、考え直すということであるというんなら、まだ話わかるで。こんなもん白紙に戻されへんということわかりながら、白紙に戻したらどうですかというアンケートとること自体間違っておるやないの、そんなもん。まあ、今のあんたに言うてもしょうないこっちゃ、変わってるのやから。そやけどもね、やっぱり日本語でここは議論しとるねんから、日本語が理解できるようなお互いの議論をしていかないとね、こんなもんいつまでたったって、これ続きまっせ。  そんで、恐らくやめてほしいという人はね、白紙に向けた凍結やったら、やめるととるのが、日本語的にはそうやがな、そんなん。何ぼかそれでね、僕らがそんな白紙に向けた凍結いうたって、やめられへんと、これは。都市計画上必要なことやねんから、代替案がなかったら、中止なんかできやせんということは、我々ちょっとかじったもんはわかるわ。しかし、一般市民の皆さん、そんなこと理解できまっか。そこまで説明しましたか。白紙に向けた凍結とは、やめるということ違いますよと。代替案がなかったら、やめられませんよというのを説明、現地にしましたか、そのことを。  そういうね、一つ一つどっかで狂ってきとんねん、これ。一つも前へ進まんのよ。  まあ、きょう、これ説明受けたら、もう一度住民の皆さんからやね、協働して進めたいとの提案があったということは、物すごい僕は前進やと思うよ。しかし、この白紙に向けたということはね、いつまでもついてくるわ。まさに3歩進んで2歩下がる。3歩進んで4歩目に何で行かへんのやと言ったら、この白紙ということを言うたやないかということで、いつまでたっても、これ着いて回ると思うよ。  だから、白紙に向けた凍結、これもね、もうええ加減にどっかで議論打ち切らないと、おれ、恐らくこれ、住民の皆さんで、だれが考えたって、白紙に向けた凍結いうたら、こんなもん、あんた、やめる言うてはんのやわなと。何でこんな話また出てくるのやということも、おれ絶対出てくると思うわ。  区画整理が絶対あかんということだけではなくって、区画整理の手法も、あるいは、新たな手法もいろいろ取り上げた、住民の皆さんから提案があったら、そのことで取り入れられるものは、あらゆるものを駆使してやっていかないかんと思うよ。それは現行法制度の中で、若干の無理があるか知らんけども、今の時代や特区をやろうかというような時代の中でね、やっぱりそういうことを、あらゆるものを考えて前進をさせていかないかんというときにね、いつまでもこれがネックになるわ。おれ、恐らく、これ次、何月に開くんか知らんけども、恐らくそのときに、また一から白紙に向けた凍結、どんだけ努力しましたんやと、これまた、聞かされないかんねん。一遍ここいらをきっちり整理してくださいよ、お願いしときますわ。  それから、先ほど平野中高安線の話がありましたが、これね、やっぱりこれとは物すごい、今やっている竜華地区とは関係のあることですから、早急にやっぱりあれの拡幅は進めてもらわないかん。あれな、大東亜戦争終わって、初めて八尾の都市計画の1号やったと、僕はもう三十何年か前に聞いたことあるねん。それが、いまだにでけてへんねん。  これが、なるほど南の方で、いろいろ方々やってもろて、府道もどうのこうの言いますがね、南の方でやってるのは、何も八尾のためやあらへんが、極端に言うて。防災基地どうのこうの言うてやね、あんなもん八尾であんた、はっきり言うて、おれ要らんで、こんなもん、極端に言うたら。防災基地になると、1町ほどあったらやな、そこからは、もうヘリコプターあんだけ飛ぶんや。極端に言うたら迷惑施設かもわからんがな。そんなことも、それもしてもろて結構、しかし、本来やらないかんところをやってくれと。そんなやったら、こっちもやってもろてええわというぐらいのことをやな、せないかん。  それは、はっきり言うて、これは事務担の皆さんだけでは済む話やないわ。これはやっぱり市長とか、助役とか、やっぱり府会議員さんも動いてもろて、これは八尾にとって、あっこは今一番必要な道路やということでね、東西の道路、ほんまにあれしかないあれと、八尾木のあれぐらいしかないわけやから、何とか早いとこするように、これ、八尾の総力挙げて、やっぱり大阪府に対して当たってくださいよ。でないと、せっかくここでええもんできたってね、肝心なところでだんごになってまうねん。  ましてやこれ、先ほど来、商業施設言うてますけども、これ、今度コクヨのあれができてみなはれ、これ。この間からイズミヤか何か沼でできただけでも、外環状線動かへんかったやん、その7月から。今度はここできてみなはれ、ますますもっとひどいことになりまっせ。  そういうことも考えたら、やっぱりコクヨのことは、あれは府関係ないこっちゃ、極端に言うたら。これは、今やっているやつは、一番最初にうたわれたように、府の中核都市として位置づけられたことやから、大阪府も大いに関係あることやから、これはやっぱり八尾市の総力を挙げてね、一日も早いとこ中央環状線まで抜けるように、ひとつやってくださいよ。  これは事務担当者で努力していただくことは当然でありますが、これはやっぱり市長、助役、あるいは政治力を総力挙げて取り組むということをひとつお願いをしておきたいというふうに思います。  あと1点ちょっと言うておきたいことあったんですが、環状鉄道、先ほど17年ということで御報告をいただきましたが、大体こんなんは予定よりおくれるもんだから、予定どおり進んでおるのんか、そこいらと、これの今取り組んでいることとの関連は、ドッキングはうまいこといくんかどうか、ひとつ御説明いただきたい。 ○委員長(村松広昭)  植野理事。 ◎理事兼龍華地区都市拠点整備室長(植野俊治)  大阪外環状鉄道の概要でございますけども、現在の進捗状況でございますけども、今後の見通し、当初、我々が聞いておるのは17年度末、久宝寺から新大阪までの開通を目指すということで、大阪外環状鉄道会社の方で現在事業を進めていただいております。  今後の見通しでございますけども、本年淀川でしたかね、本年新大阪から淡路区間の事業認可も取得されたというふうに聞いております。  そして、現在の工事の状況でございますけども、特に八尾市域の久宝寺駅から加美区間、これについても一部工事着手された模様でございます。それから、あと加美から俊徳道等についた電通の工事等に、もう既に着工されております。  それから、放出駅までにつきましても、それぞれ工区割をされまして、事業工事の方に着手されたと聞いております。  今後の見通しでございます、開通の見通しでございますけども、今のところ、当初17年度末、新大阪まで開通を目指して、現在のところは事業を進めていくというふうに、現在のところは聞いております。 ○委員長(村松広昭)  小枝委員。 ◆委員(小枝洋二)  まさに、これ近鉄の八尾の駅前も大きな工事でした。しかし、この竜華の工事も、それにまさるとも劣らん、本当に八尾の将来のまちづくりの拠点ですから、ひとつ一日も早くね、大変難しい経済的にもしんどい時代ですが進むように、ただ強引にやってね、怨念が残ってもいかんしというて、拙速は避けないかんけども、下手な長談義も、これまたいかんわけでありましてね、これは言いたくないけども、やっぱり3000万円。年間、やっぱり固定資産税の問題もあるわけですから、そういうことも、あらゆる面を勘案して進むようにお願いをしておきたいと思います。  先ほど言いましたが、真贋論争をいつまでもせんでええように、一遍じっくり皆さんも検討していただいて、方向が決まったら白紙を撤回したって、何やそんなことはええわけや、極端に言うて。最初から白紙というのをやめるのが白紙やないと言うんやったらやで、もっと本当に市民の皆さんが納得できるような、そういう表現に変えることも含めて、検討してください。
    ○委員長(村松広昭)  他にありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(村松広昭)  それでは、2回目の質疑・御意見等はありませんか。  小林委員。 ◆委員(小林貢)  よろしいですか、先ほどちょっと言い残したことをまずお願いしておきたいなと思うんですけども。今、病院アクセスということで、道路改良ということで頑張っていただいているんですけども、7月1日からとめられているんですけども、非常に不便なんですね。そんな長いことかかるのかなと、何でかかんねんと言われてまんねん。事業の進捗状況といいますか、時々あこへ行って眺めているんですけども、もうちょっと早いことできんのん違うかいなという気がするんですわ。これは素人が言うとんで、あんまり当てになりまへんけどな。  一般的に、公共事業の場合は、民間でやる場合の二、三倍の期間がかかるというようなことをよく聞かされるんですけども、2分の1、3分の1にしとくんなはれというような、そんな酷な話はしませんがね、せめてこれから先、まだ数カ月ありますのでね、病院開院5月7日、それに向けてと。4月いっぱいまでは何とかというようなお話ですけども、1カ月でも、2カ月でも早く利用ができるように頑張っていただけたらなと、このように思うんですよ。  自転車に乗っている人にはね、貸し出ししまっせというて、随分サービスしていただいてるんですけども、この方々には割合御理解得られていると思うんですがね、車の人はね、あこ割合に抜けると道すいてますねん。物すごい時間的に節約になるんです。東へ回っても、西へ回っても、大分距離はありますし、結構混むんですね。だから、そういう点、何とか短縮するように御希望もありますんで、お願いします。  ちょっと答弁お願いします。 ○委員長(村松広昭)  室長代理。 ◎龍華地区都市拠点整備室長代理(吉岡祥光)  今、委員指摘のとおりでございまして、市民の皆さん初め、御不便をおかけしていることは十分認識しております。  一方通行の道路ですけども、あこやっぱり1日に2000台以上通っておりましたんで、毎日利用される方々にしては非常に不便だと思います。  我々も、ここで大阪府の工事、八尾市の工事、あわせてやっております。今後、円滑に工事施工が図れるようにしながら、関係者一同、公団も、大阪府も、八尾市も関連しますんで、できるだけ早い竣工に向けて頑張っていきたいと思います。 ○委員長(村松広昭)  小林委員。 ◆委員(小林貢)  その線でひとつよろしくお願いします。  それから次に、再生水の有効利用ということで、ちょっとお聞きしたいなと思っているんですけども、今回、民間への補助金導入の検討ということもお書きいただいているんですね。国の補助制度に順次、市が協調助成を検討しているということなんですね。これ本当に必要なら、それも結構かなと思うんですけどね、再生水は、水処理センターで処理すれば水は出てくるんですよね。それを利用するためには、それなりの施設が要るわけですよね。例えば、ポンプアップの施設も要るでしょうし、配管も要るでしょうし、それからそのものを常時ポンプで加圧しているというようなやり方もあると思いますし、また、どっかにためて、給水タンクにためて、自然圧で落として、それを使うというような方法もあるかもしれませんしね、いろいろ考えますと、設備費も結構かかるん違うかなと思うんですね。再生水の配管、例えば病院のトイレで使うのやったら、再生水用の配管と、普通に使われる浄水の配管と2本引かないかんわけですよね。我々一般家庭では、そんなことが、もし可能であっても、2つ引く金の方が高くつくとかいうようなことて、実際もったいないけど、上水をトイレに流したりしてやっているわけですよね。もちろん手洗った水を流す方に使うとか、ちょっとあんまりきれいな話やないですけどもね、そういうふうにして、二重に使ったりというようなことでやってますけどもね、実際これ、そういうふうに考えていきますと、再生水の利用というのは、設備費どれだけかかるねんと、設備の費用はどれだけかかるねんということもあると思います。  それから維持管理にどれだけ金かかるんですかということもあると思うんですよね。それがどれだけ省力化というんですか、省経費というんですかね、あるいは省エネという面で考えていただいてんのかというようなこともありますしね、どの辺まで使うのが一番いいのかというようなこともあるし、まして民間への助成までというようになってくると、そこら辺の細かい計算もしてね、やっぱりこれはやるべきかと、やらないかんなというふうに考えられるのかどうか、その辺がよくわからないんですよ。水があるから、再生してあっちこっち流したらええねんというようなことなんですよね。  例えば植木なんかでも、道路の植栽なんかでも、自動かん水しましょうということになっているんですね。あるところでは、雨でも自動かん水しとるんですよ。自動ですから、タイマーでやっていると、いつでも水出まんねん。これも自動かん水の1つですわ、水をかける。実際そんなん要るかどうかですわな。下が地面であったら、ある程度雨が降ったりしたら地中に水分たまりますからね、それがなくなったころに水かけてやったらいいわけですから、自動というのは、そういうシビアな意味での自動かん水ならいいんですけど、これだけ広い場所、いつも時間でばっと出しとったらですね、それこそ省エネに反しますよね。  そんなことを実際どこまで考えていただいているのかなと。今回民間助成の話まで出てきたんでね、その質問をしたくなったんですけど、いかがでしょうか。 ○委員長(村松広昭)  室長代理。 ◎龍華地区都市拠点整備室長代理(吉岡祥光)  今、委員の御質問でございますけども、この竜華水環境保全センターで、将来、全部供用、ここの寝屋川南部流域、約八尾市の98%が川俣処理場で処理されてまして、その第2の処理場ということで、水環境保全センターができてます。将来使うと、約13万8000トンの処理をすると。それに伴いまして、ここでは水処理だけを行いますんで、その水を有効活用していこうと、水循環の社会をつくっていこうという考えでございます。  大阪府におきましても、21世紀コスモス計画というのが立てられまして、できるだけ今までは処理だけやってましたけども、できるだけ水循環もやっていこうという考えです。  当初、竜華にこの施設、水環境保全センターを誘致のときに、都市計画の段階に地元も回っております。今までこれまで一般に嫌悪施設と言われていたわけなんですけども、地下に入れて公益施設入れる、また、水処理をやっていって、その水も活用して、河川浄化等にも活用していって、嫌悪施設を歓迎できる施設に変えていこうやないかということで、この施設を入れていったわけです。  コストだけで比較することはできませんねけども、病院さんも、ここの竜華の地区内では、ここで循環型をやっていこうというふうに考えてます。  また、広域的には、この再生処理できた水を平野川とか、また、市内の中小河川では、流域幹線のところで流していこうという計画がございます。  この竜華の中での再利用の計画ですけれども、地区計画で決めてる、竜華東西線の北側につきましては、地区計画で壁面後退を決めてます。歩道が4メーターあって、その道路境界いっぱいいっぱい建物が建たないように、4メーターいうのを決めておるんですけども、そこにせせらぎを流していこうと。  実は大阪府の下水道さんの方で水処理センター、この地区の中央部の公益文化地区で約300メーターの区間、この場所でせせらぎをつくられます。このせせらぎを流されるのは、先に流すかわりに、市の方で水を東の方に送りまして、水を借りて、またここで返しますわということを言うてます。ですから、ここでの計画を、町全体の中で広げていこうということで、昨年から、八尾市の方では、ここから竜華東西線の北側に送る管、要は水道管みたいな形で、水をもらって送る管を入れて、それはまた、ここへ戻して、ここで返すということで、ここでのオゾン処理される費用とか、それはもう下水道の方で、大阪府で見てくださいねと、うちは流させてもらいますというようにしてます。  ただ、先ほど言われましたように、圧力をかけておかなあきませんので、そういう電気代は、八尾市の方で持っていかなきゃなりません。  ただ、市立病院とか、また、今後民間はどうかわかりませんけども、市立病院も、トイレの洗浄水とか、1日に相当の水を使われます。65トンから100トンと、試算ですけども、そういう水がございます。  あと、商業での分はまだわかりませんけども、道路の自動かん水、例えば八尾中央線ございますけども、あこ400メーターの区間ございます。それで今、雨の日も流れておるときもあるでと言われますけども、できるだけ夏の場合だけ水出るようにしてますねんけども、それが大体60万から65万ぐらい、400メーターの区間で要ります。八尾市が今、自動かん水採用しましたんが、昭和57年ごろでしたかな、異常に干ばつが続きまして、道路植栽が枯れたんですわ。補植とか、いろいろ考えていったら、今後の新しい道路については自動かん水していこうということで、道路建設の方の、我々の新しい道につきましては、こういう制度を入れてますが、水をまかなくてもいいし、木の植えかえもいらんということで、ですから、道路のかん水、ここの道路につきましても、2400メーターぐらい、あこの道路の約6倍ぐらいの延長ございますし、そこらの水にも使えると。  また、病院さんなんかは、トイレの洗浄水とか雑用水に使っていくという中で、病院、水道の料金いうのが、使えば使うほど高くなるようになってます。一般家庭でしたら、ちょっと私、細かいこと、ちょっとわかりませんけども、1立方メートル当たり、150円とかそういうふうになってますねんけども、病院さんとか、そういうのも非常にたくさん水を使われるわけですね。その中で、その一部を再生水を活用して節水していくという考えで、そういう受益あるところからは、病院さんからは、このポンプの電気代を一定持ってもらうと、ユーザーから一定持ってもらうという仕組みで考えていきたいということで考えてます。  今、全体の額がどれぐらいなるのんかと、民間助成ともいうことが話がありますが、今、ポンプの基本的な容量とか、そういうのを決めておりまして、また、需要者ですね、どこまで使ってもらえるかということによって、市の負担も、また変わってきますんで、今、最終のコストはどれぐらいというのはまだ出ておりません。ただ、まちづくりのために、下水道の水を町の中で生かしていくという意味で、市も一定、この中でせせらぎをつくっていくにしても、一定の負担はお願いしていかなければならんということを考えております。 ○委員長(村松広昭)  小林委員。 ◆委員(小林貢)  やっぱりね、新たなことに取り組んでいくという場合はね、例えば今、やろうとしているイニシャルコストですね。設備費どのぐらいかかんねんというようなことも、まず出ますわな。発注しているものも多分あるの違うかなと思うんですよ。そんなこととか、それ以外についても、そういうコスト計算はできると思うんです。維持管理かて、電気代はどれぐらいかかるのとか、出てくると思うんですね。  そんなことをいろいろと計算していってね、それは10年とか15年たてば、設備の更新も入ると思いますから、それも計算の中へ入れてもらわなあかんと思うんですけど、そんなことをして、実際に上水を使ってた場合とね、どれぐらい差があって、再生水は有利なんですよというのがないとね、大阪府の21世紀コスモス計画、水循環社会ですねと言ってですね、そのうたい文句だけで飛びついていってやってて、結果的には後でようけ金出さなあかんのやったら、何しとるこっちゃわかりませんわな。大阪府のやってること。あんまり信用したらだめでっせ、向こうえらい破産しているところありますからね。だから、きちっとやっぱり見てもらわなあかんですよ。  やっぱり、その辺やっぱりちゃんと計算して、これだけ有利やから、やっぱりやっていくんですよというふうに持っていってもらいたいなと思うんですね。出てるのかもしれませんで、そやけど、我々にもそれを知らしてほしい。次回でもいいですけどもね、あるいはこれ終わってからでもいいですけども、そんなところをやっぱりお示しいただいて、本当にこれだけ有利なんですから、こうしていきますよと、民間の助成も、こういうことですから、やっぱり必要なんですよというふうに出していっていただきたいなと、そう思います。  もう一つ、ここに交番所の要望があったいうことで、この方向で考えたいということでおっしゃっていただいてましてね、交番の設置というのは、絶対必要やと思っているんですね、私どもはね。これまでも地域要望があって、1年半ぐらい前に個人質問もさせていただいて、地域要望あったというのは、盗難があったり、あるいは傷害事件、ひったくりがあるとか、強盗といっていいんかな、何かそういうのがあったということで、暗いところがあって、そんなところを、暗いって、そんなに極端に暗くないんですけどね、民間企業も協力もされているところも出ているんですけどもね、照明のためにもね。  そんなこともあったりして、地域からは交番の設置要望が出て、何とか早いことしてくださいと。とりあえず北、南の行き来が不便ですから、北側に何とかなりまへんかと、これは地域要望を受けて、そういう個人質問させていただきました。最終まちづくりができれば、そちらに、これは移動するというのは、当然の成り行きなんですけど、そんな質問させてもらって、要望させてもらってきました。そのときも申しましたけども、八尾市内のほとんどの駅には交番所、既にあるんですね。本当にないというのは、ずっと東の方の乗降客の本当に少ない駅の近くにはないんですね。離れたところにはありますけどね、そんな状態なんですね。ここのように乗降客の多いところでないところはない、そんな要望もしてまいりました。皆さん、御記憶いただいてますよね。それと、今回との兼ね合いはいかがですか、どういうふうに御判断いただいてますか。 ○委員長(村松広昭)  室長代理。 ◎龍華地区都市拠点整備室長代理(吉岡祥光)  委員、今話がありましたように、1年半ほど前に個人質問してもらい、十分承知しております。  また、一定の乗降客がある駅に、すべて交番があるじゃないかということです。私どもも、今、駅前広場とか多目的広場、これを整備していこうとしています。  先ほどちょっと話の中で、傷害事件とかいうのを出てきましたが、たしか昨年の連休、5月4日か、連休の前後だったと思うんですけども、ちょっと久宝寺駅で、やっぱり傷害事件がありました。その以前からも、地元からも、議員の方からも、交番所いうのを聞いております。  我々もちょうど、そのころ、駅前広場とか多目的広場を考えていかなん時期になりまして、市も要望し、地元の方も、こういう事件をきっかけに要望し、議員も八尾警察の方に昨年にそういう要望して、また、昨年の対府要望、大阪府への予算づけの要望があるんですけども、企画とも、とにかく自治推進ともに連携をとりまして、久宝寺駅に交番を設置してほしいということで要望してます。  現実的な話を申し上げますと、大阪府さん、これは大阪府警の方から聞いてる話なんですけども、大阪府で今現在、50ぐらいの建てかえ時期にきている交番もあるらしいです。しかし、財政的な問題も逼迫しておりまして、もう今こけそうなやつも、なかなか建てかえられへん状況で、新たな新設は非常に難しいということで、八尾市の中で、中央環状線の竹渕にあるやつなんか、中央環状線できるまで、もっと東の方にあったというのを聞いてます。ここらが、その中で、整理統合の中でつくりかえていくということで、大阪府警さんも、ここでは非常に必要やという認識はしていただいておるんですわ。悲しいかな今の財政状況の中で、今すぐ乗っていくというのはなかなかできないですよと。しかし、我々は将来に備えて、場所とかスペースはあけていきましょうということで、今やっている状況でございます。あと、いついつになったらできるとかいう返事はいただいて、おりません。 ○委員長(村松広昭)  小林委員。 ◆委員(小林貢)  当初の担当の部門と、今回御報告いただいている部分と違うわけですから、皆さんの方からお答えいただくと、その程度しか聞かせてもらえないかなと思うんですけどね、市長、助役は、そのときにもおられて、ちゃんとお聞きいただいてますからね、何か、もうなかなか交番というのはね、人も要るとか、金もかかるとか、何かいうようなことでいろいろおっしゃいますわな。  私ね、こんなこと言ってたんですよ、警察行って。もっと交番も機械化していただいたらどないでんねんと言ったんです。交番建てますよね、そこの近隣に防犯カメラ設置して、5メーターとか、10メーターとか人が近づいて来られたら、そのときの様子によって、何ですか、警察のセンター的なところから監視する。それでそういう状態で来られた人をキャッチする。大きなテレビ画面を交番の中に設置しておく。それで警察官が、外にも聞こえるような声で対応するとかね、そういうふうにすれば、今みたいに、行ったって電話1つで、どないかけたらええかわからへんと、緊急の場合間に合わんというようなもんでなくて、例えばそういう機械化装備された交番をつくれば、6人とか、8人とか、3交代で勤務していただかなあかんですから、結構たくさんの警察官の方、ついてもらわなあかんらしいんですがね、今、人件費が一番高いんですからね、だから、そういうふうに機械化していけば、もっと安く交番も設置していけるんと違うかなと。そんな話もしてたことあったんですけどね。  とにかく金がかかるとか何とかでなしに、もっと安く地域の皆さんに安全・安心を保障するような、保障とまではいかないにしても、少しでも安全・安心のまちになったなと思ってもらえるような、そういうサービスをしてもらえるようにね、ここもそうですけどもね、それ以外の地域に対しても、そんなふうに頑張っていただいたらありがたいんかなと、こう思うんですけども。どなたか御答弁いただけませんか。 ○委員長(村松広昭)  助役。 ◎助役(岩崎健二)  今の交番の件でございますけれども、我々も府警の方とも話し合いをさせていただいておりますが、今おっしゃっているように、1カ所交番を設置しますと、大体24時間体制でやっておられますので、最低6人は要るということも伺っております。今、府職員全体が、非常に削減もされて厳しい対応されていますけれども、警察官については、若干そういう配慮はしていただいてるわけですけれども、そうではあっても、非常に厳しい状況だと。  ただ、八尾市内、例えば見渡して、再整備につきましてはね、これは可能なんですけども、新たにふやすとなると、委員が今申し上げましたように6人要るということで、財政的な負担が大きいという。ただ、我々も新しい町ができてね、かなりの人口が集中してきますと、やはりおっしゃっていただいているように、ほとんどの駅でございますんでね、必要だなという認識は持っております。  引き続き、そういう意味でできてくれば、それなりに府警の方とも訴えていって、早期に整備されるように努力はしていきたいと、こういう事由としてはそういう背景があると、こういうことだけ認識いただきたいと。 ○委員長(村松広昭)  小林委員。 ◆委員(小林貢)  最近、スーパー防犯灯とかというようなことで、防犯灯なんかもスーパーがついて、いろいろと装備された防犯灯がついて、犯罪防止抑止に、あるいは検挙に役立ってきてますね。交番も、スーパー交番とは言うていいんかどうかわかりませんけどもね、そんなことも考えていただきながら、一つでも多くつくっていただいて、多く、また早く設置していただいて、我々の地域が、八尾市が安全・安心のまちづくりに1歩でも2歩でも近づくようにお願いして終わらせていただきます。  よろしくお願いします。 ○委員長(村松広昭)  他にありませんか。  越智委員。 ◆委員(越智妙子)  商業施設について御質問をしたいんですけれども、平成15年度にコンペをしていきたいというふうなことで、以前言われているんですけれども、今回しないというふうなことを言われたわけですが、このいただいた計画、きょう出された資料ですね。この資料の中で、商業施設の誘致については、関連事業の進捗状況や、本市を取り巻く商業環境の変化を見きわめ、進出意向の把握や施設立地に向けて条件整備を進めるというふうに書かれているんですが、本市を取り巻く商業環境というところでは、先ほど言われたことが、そうかなというふうには思うんですけれども。  例えばことしの7月にイズミヤがオープンし、あの周辺にも何ぼか、そういう商業施設がオープンしてますが、東大阪のイトーヨーカドーや、秋には荒本で何とか名前言われましたけど、コクヨの跡地の問題も言われましたけど、八尾の中で、あっちにもこっちにも、こういう大型の商業施設がある中で、JRの久宝寺の駅となれば、近鉄八尾と直線では2キロぐらいしか離れないということですから、ダブってくるという御説明があったんですが、今現在で、例えばコンペするということも公に言われているわけですから、うちとこ、できたらここに進出したいとか、そんなふうに今、いわゆる手を挙げておられるようなところというのは何件ぐらいあって、その中で、こんな状況では進出できないという、そういう理由ですね、それと、ここに書かれている、例えばこういう条件整備をしたら来れるとか、何かそんなものを、今つかんではる、その辺の部分をちょっと示していただきたい。 ○委員長(村松広昭)  室長代理。 ◎龍華地区都市拠点整備室長代理(吉岡祥光)  商業誘致に向けた、これまで、どんなことをやってきたんかということですけれども、この事業がスタートする平成8年度に、一定ヒアリングしております。そのときですけれども、このときは、大体大手の流通事業者でございますけれども、大体出店意向は5社、初めのときですね、ダブるんかしらんけども、道路計画が整備されれば、ぜひ出店したいというのが3社程度ありました。  あと、平成10年になって、ちょっと先ほども報告しましたが、5キロ圏の約1000人の方に、生活者がどんなような施設を求めているのかと。ここの地区で、どんなニーズがあるのかということでお聞きして、やっぱり先ほど長野委員がおっしゃいましたように、日常の買い物できる店がないとか、この久宝寺にですね。やっぱり、市民の方は日常の買い物、また、商業の方向性として、趣味と嗜好などの入った専門的な店も欲しいというのが、平成10年の状況でございました。  それ以降、平成13年に再度状況、流通事業者に意向を聞きまして、その段階で出店意向、そのときに5社ありました。ただ、もうこのころになりますと、いろいろ流通事業者も長引く消費低迷といいますか、その中で非常に厳しくなってきた時代でございまして、できたら出店時期を、そういう消費、13年のときも消費が低迷しておりましたから、流通事業者としては、ここしばらく景気の回復でもって、出店がちょっと17年とか、遅い方がいいという意向も出ております。  近年で聞いている分につきましては、コクヨさんのところに行って、コクヨの開発でもって、そこらの状況をちょっと見きわめたいと言うておられる事業者もございます。  このヒアリングの中では、「取得しますか」で、「いや、取得までできない、借りてしかできない」とか、それはいろんな状況もございます。  我々も、今後、事業コンペをやっていく中では、そういうところを十分条件整備をしていかなければならないと考えておる次第です。  今の段階で細かく条件を示しながら動いているという状況ではございません。今、我々、竜華、ここを担当しているのが、今とりあえず基盤整備ですね。ここの平成15年は、とりあえず基盤整備をきっちりやっていこうということを目標にしまして、平成16年が、これは先ほど長野委員にも申しましたが、今後の土地利用については大切な年やと。ことしの後半から16年に向けて、土地利用について十分検討していきたいというふうに考えておる次第でございます。 ○委員長(村松広昭)  越智委員。 ◆委員(越智妙子)  商業施設ですから、お客さんが来なかったら採算とれないわけですから、当然大手の商業施設といえども、ここの場所で今やって、お客が入るか入らないか、採算がとれるかとれないか計算をされているというふうに思うんですね。ですから、これまでに5社とか、3社とか言われましたけど、そういうところが、ここに進出したいと思いながらね、今できないというのが、先ほども言われましたが、長引く消費の低迷、それとコクヨの開発の問題もあると。先ほど言われましたイズミヤもあるわけですから、イズミヤだけでなく、その周辺の大型のができてますから、そういうことを考えたら、ここに出て、ほんまに採算とれるやろかと。とられへんかったら一たん出たけど、あかんようになったら大変なことですから、そういうことを今考えておられると思うんですが。  私は、この委員会で、これも何回も言うてきてますが、やっぱり税金を投入して、まちづくりをしていくというのはね、基本は目的といいますか、何かというたら、住民の暮らしを守ることですから、ここに、JRの久宝寺の駅に、そういう大型の商業施設ができてきて、そのことによって周辺、また八尾市内の商店や商店街がつぶれるようなね、そんなことになったらあかんということを再三申し上げてきたんですけれども、私、先ほどの話も聞いて、先日この説明に来られたときも思ってたんですけども、大きなとこでも今ね、こういう、しかも駅前の一等地ですわ。こんなところに進出することでも、今のこの景気の状態やとか、よそにそういう大型商業施設がある中で、行こかとはならへん、やっぱりちゅうちょせざるを得ない状況にあるわけです。採算とれないやろなという、そういう計算があるわけですからね。  例えば、八尾市内の小さな商店や商店街ならね、本当にあっちこっちに大型商業施設ができる、このJRの久宝寺の駅のとこに、そういうものができたら、どれほど影響を受けるかというのはね、私、今その大手のところがちゅうちょしているところから見れば、ほんまに八尾の商店や商店街がどれだけ影響を受けるのかなと、改めて私この説明を受けて思っているところなんですがね。  今、いろいろと調査もし、条件もこれから整えていくということを言われましたが、平成10年に1000人の消費者のアンケートをとられたわけですが、先ほど長野委員さんも言われましたが、南側に今、またちょっと大きなスーパーもできてますわ。状況も変わってきてます。  それと、私、議会で個人質問でも取り上げましたが、平成10年から見れば、もう5年たつわけですが、この間、どれほど市内の商店が本当に店を閉じていっているかです。特に薬やお酒、こういうところが、本当に大きな痛手を受けて、長年続いてきたとこも廃業に追い込まれているわけですね。それに追い打ちをかけるようなことを、行政がやるようなことを絶対してはあかんと思うんですね。私は今、改めてね、ここに本当に商業施設が必要なのかどうか、消費者の声だけでなくって、市内のやっぱり商店の声も、住民の声もしっかり聞いて、ここを今本当に何に使うのが住民にとって一番いいのか、こんな駅前の一等地です。住民のやっぱり税金をかけるわけですからね、本当に住民の暮らしや営業を守るためのものでなかったらあかんわけですから、先ほど言われました大手なら、もうちょっと景気が回復するのを待ってよかということもあり得ると思うんですが、小さなところは待つこともできなくて、もう今閉店せざるを得ない、廃業せざるを得ない、そんなところにまで追い込まれているわけですからね、私は、ここに今本当に何が必要なのかということをね、改めてこの平成10年の消費者の1000人のアンケートにこだわることなくね、その後の状況も変化してきているわけですから、そして住民のその願いにこたえていくということをね、今、もう一度この時点でやらなければならないんじゃないかなというふうに思うんですけど、その点はどうですか。 ○委員長(村松広昭)  室長代理。 ◎龍華地区都市拠点整備室長代理(吉岡祥光)
     確かに平成10年にやってから、大分状況も変わり、さらに厳しさが増しているかとは思います。ちょっとことしになりまして、最近、景気の回復の兆しが、ちょっと見えるというのは一部ちらほら出てますが。  確かに、ここでの土地利用、当初考えていた形につきましては、見直しも必要かなとは思ってます。  ただ、駅前で、皆さんこのここで乗りかえされて、また、家に戻られると。一定駅前に必要な商業いうのは必要やと思うんですよ。それがどれぐらいの規模かというのは、今後とも調査しながらやっていくわけですが、商業施設、やっぱり5年前にやったとしても、そんな5年もたって、大分変わっているやないか言われながら、毎日の日常の買い物をされるようなものを、やっぱり商業施設として、ここ全然不足しておりますし、そういうものが必要やと思います。そういうものは、ここにある程度やっぱり誘致していかなければならないと考えてまして、それで残る部分につきまして、例えば広域の特化型のものを入れられるんかどうか、そこらにつきましては、今後とも今後の検討になっていくかと。  また、商業オンリーで埋められないとなれば、ほかの、もっと地価負担力の高い用途も考えていかなければならないだろうということで考えてまして、そこらにつきましては、今後、議員皆様の意見などを踏まえながら検討していきたいという考えでおります。 ○委員長(村松広昭)  越智委員。 ◆委員(越智妙子)  もう一度繰り返しますが、消費者の声だけでなくてね、やっぱり商店の声をやっぱり聞くいうことはせないかんというふうに思うんですよ。  さっきも言いましたが、ほんまに大手のとこでも今ちゅうちょせざるを得ない状況なのにね、八尾市内でほんまにこの5年間見てみたら、どれだけ廃業に追い込まれてるかね、やっぱりまちづくりをするときには、そういう商店や住民が、そのことで暮らしがやっぱりよくなるというね、そのことのために税金を注ぐわけですから、そのことが逆に商店の首を絞めていくようなことに絶対なってはあかんというふうに思いますのでね、そのためには商店の方々の思い、そういうものをやっぱり把握する、それにこたえていくということは大事なことやというふうに思うんです。ですから、商店や、そういう住民の声をしっかり、もう一度この時点でアンケートをとるいうことが必要ではないかなというふうに思います。それについて、もう一度お答えをいただきたいと思います。 ○委員長(村松広昭)  室長代理。 ◎龍華地区都市拠点整備室長代理(吉岡祥光)  今、アンケートと言われましたが、まだ、そこまで深くどうやっていくかというのは、今の時点で考えていません。  消費者の意見、また、中小小売店の意見と、さまざまございます。  例えば、市全体の商業とか産業、市民の方にも関係しておるんですけども、消費者の意向、商業者の意向、この兼ね合いといいますか、折り合いをいかにつけていくかが非常に難しいことだと思います。民間事業者ベースでやられたら、市がそこに介在するわけにはいかないわけですけれども、市が、ここの土地は八尾市が持っておるという中で、そういうのには十分注意を払っていかなければならないというのは十分認識しております。  ただ、民間の中で、今、例えばイズミヤさんでしたら、毎日安売りですな。EDLPか、毎日がロープライスやということでやっておられます。  我々もこの事業の中で、これコンペやるときも、一定の商業、事業コンペやるときに、どれだけの規模のもんとか、どういう商業形態とか、なかなか難しいと思うんですわ。ですから今後ね、実際事業コンペもいろんな提案型で、どういう形で借りますよとか、買いますよとかいうことになってきて、その提案を受けて選択していく、市が直接テナントを全部ミックスするわけに、これいかないと思うんですよ、商業のことですから。  消費者、また周辺の商店街等も十分頭に入れながら、今後検討していきたいとしか、今は、ちょっとそこまでの答弁になろうかと考えております。 ○委員長(村松広昭)  越智委員。 ◆委員(越智妙子)  商業そのものについては、産業振興室ですので、おられますのでね、直接ここの利用云々でないかわかりませんが、やっぱり商店の、そういう今どんな状態に置かれているのかね、それはやっぱり行政が、それこそ一軒一軒歩いて回って調査をするぐらいのことを今やっていただかなあかんぐらい、市内の商店はやっぱり大変な状況に追い込まれてます。ですから、そういう調査をしていただきたいということと、そのJRの久宝寺の駅に、やっぱりそういう大型商業施設が来るということが、どれほどの影響を及ぼすのか、これまで、例えば西武ができたり、サティができたり、こういうことで、その商店のところや、商店街にも影響を及ぼしてきていると思うんです。  議会で取り上げ、本会議の個人質問で取り上げたときも、その個人商店への影響は否定できないという御答弁いただいてます。ですから、これまでやっぱり大型の商業施設ができたときの、その市内の商業施設、小売業者への影響というのは、当然把握されているというように思います。  それから見たら、今度、例えば沼の地域にでき、コクヨにでき、JRの久宝寺にそういうものができたら、どれほどの影響を及ぼすのかというのは、一定のシミュレーションもできると思いますわ。そういうシミュレーションもし、そして、市内の業者の、小売業者のそういう声もしっかり聞いて、その上で、今ここ何が必要かというね、そういう、もう一回原点に返って、ぜひ考えていただきたいと、このことをお願いをしておきたいというふうに思います。  続けて、ほかの方もおありかと思いますから、あと、今もう一つだけ聞いておきたいと思います。  1ページで、道路整備の進捗状況ということがありましたね。ここで、平成16年5月に、竜華東西線久宝寺南駅前線の一部供用を図ると。その後、17年末で全面供用開始ということですが、当面先に竜華東西線は西側の方ですね。西側の方は4車線だけど、2車線を供用開始すると。東側はJRの八尾駅に抜けるところは、もともと2車線計画ですから、要するに2車線とも供用開始するいうことで、ですから来年5月からは、中央環状線からJR八尾駅まで、とりあえず2車線でずっと通行するという、こういう形でいいんですかね、理解は。 ○委員長(村松広昭)  室長代理。 ◎龍華地区都市拠点整備室長代理(吉岡祥光)  はい、そのとおりでございます。 ○委員長(村松広昭)  越智委員。 ◆委員(越智妙子)  そしたら、この竜華東西線の西側部分は4車線で想定されているわけですから、2車線でいくいうことは、その間、どんな支障を考えられておられますか。 ○委員長(村松広昭)  室長代理。 ◎龍華地区都市拠点整備室長代理(吉岡祥光)  先ほどちょっと説明しましたが、この竜華東西線の西側の部分で、一部工事が残っておるから、やむを得ず2車線開放ということです。  今、委員の質問なんですが、どういう支障かということなんですけども、今の市立病院の開院があります。この段階ではまだ土地利用が市立病院だけなんで、暫定の2車線で支障はないということで考えております。 ○委員長(村松広昭)  越智委員。 ◆委員(越智妙子)  市立病院にあわせて2車線で、もう一回ごめんなさい、もう一回ちょっと御説明いただけますか。 ○委員長(村松広昭)  室長代理。 ◎龍華地区都市拠点整備室長代理(吉岡祥光)  4車線といいますのは、すべて商業施設とか、竜華水環境保全センターに伴います上の公共公益施設等、将来建ったら、ここで発生交通が出ますから、将来は4車線と。今の段階では、土地利用が今、市立病院、ここの1.5ヘクタールだけなので、2車線暫定供用でも支障はないということで考えておると。 ○委員長(村松広昭)  越智委員。 ◆委員(越智妙子)  そしたら、将来的にこの西側の部分、竜華東西線西側の部分は、1日、1万台ですかね、想定されていたと思うんですが、今現在、そしたら、ここに水処理センターと商業施設が建つまでは、1日、何台を見込んでおられるのか。  それから、東側については、将来も含めて何台を見込んでおられるのか、当面もあわせて結構ですが、ちょっとそこを教えていただきたいです。 ○委員長(村松広昭)  室長代理。 ◎龍華地区都市拠点整備室長代理(吉岡祥光)  病院での発生集中が、たしか、将来のこの1ページの図面でいきますと、久宝寺太田線から中央環状線側、ここでは一番交通量の多くなるところが、今、竜華東西線と書いておる西側の方が一番多くなります。ここでの交通量は将来計が約1万台と。東側につきましても8000台から4000台ぐらいという交通が、たしか出ておったと思います。  今の病院ができた段階での暫定の交通量というのは、きちっとした推測はしておりませんけれども、一応やっぱり商業施設とか、そういうのが一番、交通量が一番ファクターとしては多うございます。  ですから、きっちりとした病院だけで、竜華東西線の部分は交通量は何ぼになるかという、現状プラス病院が供用開始したときの数字が、ちょっと戻ったらちょっとわかるんですけども、今、僕の頭の中はちょっと、調べたら、二、三日くれはったら出すことはできます。 ○委員長(村松広昭)  越智委員。 ◆委員(越智妙子)  済みません。そしたら、久宝寺太田線から中央環状線までを1万台と見込んでいるということでいいんですか、そういうことですね。  そんで、それを1万台を見込んで、今は暫定的に2車線でいくけど、何台ということは、今は持ってないということですね、帰ったらわかるけど。  久宝寺太田線から東側は、8000から9000と言わはったんですかね、1日。 ○委員長(村松広昭)  室長代理。 ◎龍華地区都市拠点整備室長代理(吉岡祥光)  8000から4000。 ○委員長(村松広昭)  越智委員。 ◆委員(越智妙子)  4000から8000ということですか。4000から8000、今現在、当面は、これも何ぼかちょっとわからないということですね。  そしたら、先ほど言われましたけど、商業施設に来る車が、一番多いやろうというふうに言われたんですが、例えば八尾市で見たら、この久宝寺の駅というのは、全体の中の、もう本当に左の、左というか、西端になるわけですから、市民が来るとなれば、当然東から来ますわ。この商業施設も、この久宝寺太田線よりも東側にあるんですね。そしたら、例えば八尾市民が、この商業施設に来ようと思ったら、わざわざ中央環状線まで出て、西から入ってくるという形にならざるを得ないというふうに思うんですけれども、商業施設も、病院も東側にあって、八尾市民は東側にいてて、なぜ西側にそういう1万台見込んでね、東側は4000から8000なのかというのはね、よくわからないんですよ。  例えば、他市からもどんどん来はるというふうに言われるかもわかりませんが、この商業施設、何が来るかも今のところわからないし、例えば、八尾市内にこれまでできた、その大型商業施設ですね、そこに他市からどれだけ買い物に来ているかというのは、一定つかんではると思いますが、そのことから見たら、今回、このJR久宝寺駅に、例えば商業施設つくって、他市からこんだけ来んねんと、今、これ4000から8000と、1万台と比べたら、はっきりわかりませんが、5000としたら2倍ですから、そっちの方から来るという計算が、どうして出てくるのかというところが、ちょっとよくわからないんです。  要するに、なぜ西だけが1万台になって、4車線要るのに、東側は要らないのか。それと、西側は今2車線でいけると、支障がないと言われたけど、何ぼになるかもわからへんということやったら、支障があるのか、ないのか、ないとなぜ判断ができるのか、そこのところがよくわからないんです。  一貫して、この竜華東西線で、西の部分だけが4車線というのはおかしいと、27メーターのはおかしいと。そして東側の、要するに八尾の市民の住んでる方へ行こう思えば、2車線になり、1車線が少なくなると。なぜかというのは、一貫して詳しく御説明いただいてないのでね、改めてこの時点で御説明いただきたいと思うんです。 ○委員長(村松広昭)  室長代理。 ◎龍華地区都市拠点整備室長代理(吉岡祥光)  道路交通量の問題ですけども、大阪都市圏というのは、大阪市中心に、周りに衛星都市があるかと思います。八尾市から大阪市を中心に、交通の流れいうのは、この地区でも、東南の方向から北東の方に交通が大体流れています、東南の方から北西。だから、西側に行くほど交通量が多くなってきます。都市に集中してくるわけですから。  今、委員の話の中で、八尾市民の方は東から来るとおっしゃいますけれども、我々生活のパターンの中で、買い物するときに、市域がどうのこうのいうことで、買い物は行きません。普通近くとか、便利なとこへ買い物に行くわけですから、ここの竜華の地区、商業が来たからいうて、八尾市の人だけ買い物に来ると。西側からの道が要らんわけになるわけですが、そういうわけにいきません。  全体的に交通量いうのは、母都市の大阪市の方へ、下流へ行くほど太くなっていくと、東に行くほど道が細くなっていくというのが一般的でございます。  都市計画の段階で、すべての道路計画が、都市計画の道路があったとして、将来平成22年の交通量を流したときに、どういう形で皆さんが道を通っていくかと。その合計が、ここの交通量になってくるわげございまして、それでいくと約1万台ということでございます。  東の方が少なくなっていくということで、4車線と2車線が久宝寺太田線、ここを中心にして分けたという次第でございます。 ○委員長(村松広昭)  越智委員。 ◆委員(越智妙子)  市民が住んでるのは、多くは東側に、この駅よりも東側にいてる、これは事実ですね、商業施設か何かわかりませんけど、今のところは商業施設と言われてますが、それと病院があるのも、この久宝寺太田線よりも東側になるわけですね。それで東の方からね、だからたくさん利用されるやろなと、私は素人の感覚で思ったんです。  そのときに、この竜華東西線だけでなくて、先ほどからも出てます平野中高安線で来られる場合もありますし、その下の亀井停車場線ですね、そこから来られる場合もあるやろから、いずれにしても東から来る道は、そんなふうにして何本かあるわけやし、東から来れるわけですね。  それで、先ほどから西側の方が多いということなんですが、例えばね、その病院や、その商業施設ですね。そこにそしたら来られる患者数とか、お客さんですね。そういうものは、一定想定されていると思うんですけど、それは、例えば市外からどれだけ来られるとか、そんなふうなことは、当然シミュレーションされていると思いますが、それについては、どんなもんですか。 ○委員長(村松広昭)  室長代理。 ◎龍華地区都市拠点整備室長代理(吉岡祥光)  病院の患者の方が、どの方面で、どうというのは、私どもの方で、ちょっと資料を持ってません。病院の方ではあるかと思います。  ただ、一般的な病院が入ったとして、交通量、発生集中と申しますが、そういう値は一般的な、全国的な数字を入れております。 ○委員長(村松広昭)  越智委員。 ◆委員(越智妙子)  私、思うんですけど、例えばここの地域にね、こういう道路が必要やとか、ここからここへ通り抜けすることが必要やとか、私、全然専門家でないからわからないんですけど、普通そういう道路をつけようと思ったときは、やっぱりこことここを結ぶから、ここで1日これぐらいのが必要やろとか、何台ぐらい交通量があるやろとか、ここにこういう施設が来たら、ここの施設の利用者は大体どういう方面から来るとか、市内でどれぐらいの利用者があるやろかとか、そんなことは一定やっぱり普通計算をして出すと思うんですね。それがやっぱり何というのかな、確かな数字として見えてこないんです。  先ほどからも4000から8000、1万、数は言われてるんですが、それが何を根拠にして、それはきちっとしたものは当然出ないですよ。何ぼか、その差出てくるのは当たり前ですけど、何を根拠として言われてるのかなと思うんです。
     例えば、中央環状線から1万台入ってきたものが、その先4000から8000と言われたら、これはえらい差がありますが、例えば4000の真ん中とって5000としたら、1万台入ってきた車が5000に減ろうと思ったら、どこへどう抜けようとするのかね、例えば、平野中高安線に抜けたら、こっちへ行けば、また中央環状線に舞い戻るわけですから、亀井停車場線に行ってもそうです。こっちへ行ったら中央環状線に舞い戻るわけですから、そんなことはあり得ないし、そしたら、東へ抜けようと思ったら、こう来た車は、初めから亀井停車場線へ行けばいい話であって、平野中高安線でもそうです。平野中高安線に行けばいいわけであって、わざわざ1万台の、ここへ入ってきたものが、ここから先に5000に減るね、この行き先は、どんなふうに考えてはんのかなと思うんですけども。 ○委員長(村松広昭)  室長代理。 ◎龍華地区都市拠点整備室長代理(吉岡祥光)  だんだん非常に細かい話になってくるんですけども、まず交通量いうのが、1日のその場所における断面交通量で、行き帰り往復でございます。要は、その東に行くのが何台、西に行くのが何台、合わせて1万台だったら1万台ということです。  例えば、大阪市に朝行って、帰りこの道を通るということで、2回カウントされるわけです。  ここの交通量、先ほど一番冒頭に言いましたように、母都市の方になるほど、一般的な道路は太くなりますよと。例えば、東から来る分が2車線ですよと。この中で、この下の亀井八尾停車場線から、この久宝寺太田線ですね、ここらでの発生集中もございまして、また、地区内の発生集中も合わせて、久宝寺線から西については1万台という交通量になってくるわけです。  平成22年の国において、どういう移動が、交通事情があるかいう基本的なパターンがございます。その中から、例えば道路が最短距離を結ぶ、普通すいてる場合は最短距離をその道通るわけなんですけれども、道路が混みだすと、別のルートも通るわけです。ですから最短時間を求めると。そういう中で、道路のQV曲線と、専門的になるんですが、QV曲線というのを出しまして、最終的に、この道路は、どれだけの交通量になってくるという計算をいたします。  そういう形をやった中で、冒頭申しましたように、現在の八尾市の都市計画道路はできたと。平成22年に、これだけの社会経済活動があって、大きな中で大阪または全国的に車の移動がこういう、日々の生活だけでなくして、物流とか、そういう中で大きな移動の空間いうのが、当時建設省の方で交通の台数を持っております。そこらに、この地域の交通を合わせて推定したのが、ここの竜華東西線やったら、西側で約1万台の台数が出ておるという結果でございます。 ○委員長(村松広昭)  越智委員。 ◆委員(越智妙子)  もう時間が時間ですから、これ以上お伺いしませんが、2車線で供用開始されて、その中で支障がないと。実際試してみるわけですからね、そういうことも、もしあるということであって、その後、商業施設、水処理施設でどういう車の動きするのか、また示していただけたらというふうに思いますが、その中で、もしそのまま支障なく行けるようであればね、むだなお金は、今からの分ですが、むだなお金かける必要はないわけですから、できるだけむだを省くというね、そのことでは、新たなそういうものができるに当たっては、どっからどういうふうに行くのかね、その台数についても教えていただきたい。  当面は、その支障がないのかどうかを見ていきたいなというふうに思います。 ○委員長(村松広昭)  他にありませんか。  副委員長。 ○副委員長(谷沢千賀子)  簡単に、ちょっと2点お聞きしたいと思います。  6ページの一番下、バス路線の導入ということで、今、協議を進めているということを書かれているんですけども、今この時点で、もう来年の5月から開院いうことですので、もう大体考えられていると思うんですけども、ちょっと詳しく御説明いただきたいなと思います。 ○委員長(村松広昭)  室長代理。 ◎龍華地区都市拠点整備室長代理(吉岡祥光)  市立病院を含めまして、JR久宝寺駅の乗降客も非常に飛躍的に増加してきています。そのことから、公共交通体系としても路線バスの導入が急務となっております。このため、交通対策課さんも含め、我々都市整備部、また関係部局、病院の開院に合わせまして、路線バスが入ってくるようにということで、近鉄八尾が今、八尾がやっぱり中心でございます。近鉄八尾駅からJR八尾、久宝寺駅と、バス事業者は鉄道と並行にバス路線を走らすのは、非常に嫌がっておるわけなんですけども、病院も入ってくるということで、JR八尾から市立病院経由して、JR久宝寺駅へ入る路線バスを要望をしております、現在ですね。それが実現するように、ぜひ実現させてほしいとうことで動いております。  また、コミュニティバスにつきましても、竹渕線てすか、竹渕線の利用、この途中で太子堂の市立病院があったんですけども、この市立病院が移転します。そのために、その運行ルートの一定変更見直しをしていきたいということで、現在検討をしているところでございます。 ○委員長(村松広昭)  副委員長。 ○副委員長(谷沢千賀子)  新たなバス路線を要望しているということと、あともう一つは、竹渕ルートのコミバスを走らせるということですわね。これで、十分いけるかどうかわからないんですけどね、やっぱり病院というのは、その交通がどれだけ便利か、これによってね、たくさん患者が集まるかどうか決まってくると思うんです。特に高齢の方が、八尾市内からね、もう交通が不便やから、もう市立病院やめとこかと、こういうふうになってしまったら困りますしね、やっぱりバス路線というのは、高齢者にとったら、本当に一番のアクセスの大事なものですのでね、ここは充実させないといけないと思います。  例えば、医真会八尾病院なんかはね、もういろんなところに自分とこのバスを持ってはって、駅からアクセスをつくっていると、そういうふうなところもあるわけなんですよね。そういう努力、やっぱり足をしっかりと確保するということは大きいことですし、やっぱりここの地域、八尾全体としっかりとバスで結ぶというね、そういう観点に立って、例えばですよ、コミバスにしても、近鉄のバスにしましてもね、シルバーパスをつくるとか、それはここで言うべきことではないかもわかりませんけども、利用しやすいように、市立病院に行きやすいという、そういう条件をつくるということもあわせて、今の時点でしっかり考えるべきやと思うんですけど、この点について、市長か、助役か、また御答弁いただきたいと思います。 ○委員長(村松広昭)  助役。 ◎助役(岩崎健二)  今、担当から申し上げておりますように、来年の5月7日から新しい病院ができ上がるということで、当然、前段階から考えておりましたけれども、申し入れもしておりますし、十分そのあたりについては協議していきますので、また今おっしゃっていただいておりますように、せっかく新しい病院ができても、患者さん多く来ていただかなければ経営も成り立たないわけでございますから、いろんな方法を模索して、市民の方が利用しやすいような方法は十分講じていきたいと、こういう考え方でおります。 ○委員長(村松広昭)  副委員長。 ○副委員長(谷沢千賀子)  これまでもシルバーパスについては、もう何回も議会でも要望してきましたし、検討するという答えもいただいてますのでね、もうぜひこの際、この病院の開所に合わせてね、今、早急に検討して、前向きに進めていただきたいということを要望しておきたいと思います。  それから、そこの6ページの上1番のとこですね、人工デッキの整備、これ幾つかの人工デッキ進めていくということで書かれていますが、病院に接続する久宝寺南駅前線、横断デッキですね。こういうのを計画されて、病院の2階が受付という、そういう構造になっているいうことなんですけどね、何か今の段階でね、こういうデッキですね、本当に必要なんかなというのを非常に疑問を持つんです。もう本当に何もかもが行き詰まってしまっていると。おくれおくれになっている。こういう事態の中でね、そういう人工デッキ、ここだけじゃないですけど、人工デッキを進めていくということそのものがね、今必要なのかなと。改めてちょっと疑問に感じるんですけども、この際、こういう財政難と言われるんだったらね、こういうところこそ見直すべきじゃないかなと。1階から十分上がるエレベーターエスカレーターもちゃんと設置されていると思いますしね、今すぐそういう外に行く人工デッキも、何か必要でないんではないかという気もしますしね、人工デッキそのものをちょっと見直す考えはないかどうか、お聞きしたいと思います。 ○委員長(村松広昭)  室長代理。 ◎龍華地区都市拠点整備室長代理(吉岡祥光)  竜華の事業につきましては、過去、当特別委員会いろいろ議論していきながら進めてきております。  この人工デッキにつきましても、平成10年に地区計画の中で決めていったものでございまして、ここが、鉄道が2階で整備され、また、久宝寺線が掘割の道路やと。ふくそうする交通を駅前周辺については、立体的な通路で処理していこうと。その中で市立病院の立地が決まってきたという中で、この人工デッキを決めてきたわけでございます。  これにつきましては、必要ないという意見もございますが、これまでの中で必要という考えで進めてきたものでございまして、何とぞ御理解をいただきたいと思います。 ○委員長(村松広昭)  副委員長。 ○副委員長(谷沢千賀子)  今、市民の生活が本当に苦しいという状況の中で、八尾市がそういときにもね、何やかやんと福祉や教育どんどん削って、もう市民に負担をかけていると、もうこういう実態ですわね。そんなときに公共事業だけは、もう計画にあるから、もう決まっているからやるんやと。もう何十億円ものお金をどっと使ってやっていくと。そういう姿勢ではね、やはり市民に理解も納得も得られないと思います。やはり見直せるところをしっかりと見直して、財政を浮かしていくと。その分やっぱり市民の暮らし、福祉、教育を充実させると、そういうふうな立場で考えていただきたいなと。人工デッキについては、ぜひそういう立場で考えていきたい、見直していただきたいということを強く要望しておきたいと思います。  あと3ページのところなんですけども、竜華東西線大阪市域整備事業とありますね。ここに中央環状線のところをまたぐような形で、アクセス道路みたいなね、考えておられて、もうこれは八尾市が大阪府へ工事を委託していると。そしてこの15年度末完了で、もう工事進めているということなんですけどね、ちょっと意味がわからないんですけどね、どうして八尾市が大阪府に委託をしなければならないのか。これ大阪府が工事をやって、大阪府が費用も持っても当たり前やないかなと思うんですけども、どうして八尾市が費用を持たなければならないのかということでしょう。委託するいうことはそういうことですね。そこの意味がわからないのでお願いします。 ○委員長(村松広昭)  松本室長補佐。 ◎龍華地区都市拠点整備室長補佐(松本吉朗)  委員御指摘のとおり、なぜこの中央環状線の部分の改良について、そもそもこれは大阪府さんの府管理区域であるというようなこともございますんですけれども、実際、今回の竜華の開発に伴いまして、中央環状線に接続していくというようなことで、新たに先ほど交通量の話もございましたんですけれども、将来的には1万台近くの交通量も発生してくるというようなこともございます。  それと、交差点につきましては、それに伴う改良も必要であるというようなことから、そもそも工事の原因としては、八尾市がやっていかなくてはならないのじゃないかというふうにも考えておるわけですけども、そもそも道路そのものを管理者以外が工事するということは、非常に大変なことでございまして、本来の管理者である大阪府さんの方で事業をしていただくというのは、最も道路工事としては合理的な工事の進め方であるというようなことでございまして、そのような意味からも、大阪府さんの方で交差点改良いただくということで、原因者である八尾市の方から費用負担しまして、大阪府さんに工事をしていただくというようなことで進めておるわけでございます。 ○委員長(村松広昭)  副委員長。 ○副委員長(谷沢千賀子)  交差点改良工事ですよね。これ本来、やっぱり管理者である大阪府がやるべきやということなんですけど、結局これでいくと、費用は八尾市が持つわけなんですよね。結局どのぐらい費用がかかるか、ちょっと教えてください。 ○委員長(村松広昭)  補佐。 ◎龍華地区都市拠点整備室長補佐(松本吉朗)  全体交差点改良だけで、約7000万程度委託をさせていただくという形になります。 ○委員長(村松広昭)  副委員長。 ○副委員長(谷沢千賀子)  その中には、もちろん新たにつくる、この斜めのあれも入って7000万ということですわね。 ○委員長(村松広昭)  松本補佐。 ◎龍華地区都市拠点整備室長補佐(松本吉朗)  そういうことです。 ○委員長(村松広昭)  副委員長。 ○副委員長(谷沢千賀子)  やっぱりこういう費用はね、どう考えてもやっぱり大阪府が持つべき費用だと思うんですけども、それを八尾市が負担すると、そこの意味が全くわからないんですけどね。やはり、その管理者である大阪府がきっちりと、そういうアクセスの道路もつくっていくと。もうそれは最初から話進められていると思うんですけども、なぜ八尾市がこういう形になったのか、ちょっとそこのところが全然理解に苦しむので、再度ちょっとお聞きしたいと思うんですけど。やはりできるだけ八尾市としては、必要でないお金は使ってほしくないし、やはり大阪府の管理の道路やから大阪府がやってもらって当たり前と、そういうことで市民に説明しないと、市民も納得できません。私たちもよう説明しませんわ。ちょっと意味教えてください。 ○委員長(村松広昭)  植野理事。 ◎理事兼龍華地区都市拠点整備室長(植野俊治)  済みません、通常供用開始している、こういう幹線道路に新しく道路、別の道路管理者が接続していくというときに、従前供用している道路の交差点なり、そういう改良事業が必要になった場合は、それをならしめた別の道路管理者が、その費用を持って、そういう改善事業するのが、道路管理者間の通常のパターンでございまして、ですから今回、ここの改良事業が必要にならしめたのは、八尾市が竜華東西線を接続させていって、交差点改良が必要になってきたということで、その原因である八尾市の道路管理者が費用を負担するということでございます。これは、通常新たな既存の道路に新たな道路を接続させた場合、道路管理者間の協議で、そういう原因者負担ということで、そういうならしめ、発生させたものの方が費用負担するというようなことで、これは一般的な事業のやり方ということで、また、工事については、道路管理者である大阪府八尾土木さんの方へ事業を委託して、道路管理者の工事ということでやっていただくということで、今回進めておるところでございます。 ○委員長(村松広昭)  副委員長。 ○副委員長(谷沢千賀子)  今の説明で、ようやくちょっと理解はできましたけどもね、こういう道路つくるということ、こういう改善をするということをね、前回1月の特別委員会で、初めて突然出てきたわけですね。あのときの記録を見ましても、ちょっとよくわからないところがありましてね、こういう道路が、もう絶対に必要だというんなら、何でもっと早くね、そこら辺の計画がなかったのかなというのも思いますしね、本当にこれが必要なのかというのも、ちょっと疑問に思うのでね、ちょっと今質問させていただいたんですけども、やはり市民にとったらね、もうできるだけ必要のないものは削っていくと、今使える既存のところだけでも十分いけるんやったらね、もう新たにそんなん必要ないということで、もう公共事業については額が大きいですからね、できるだけもう見直して見直して抑えていくと。そういう立場ですべきだと思うんですけども、その点で、この事業全体ですね、やはり今すぐ必要でないところは後回しにしてでもね、できるだけ財政面でのむだを省いていくと、そういう姿勢で、デッキにしましても、ここら辺のことにしましてもね、全体を見直していただきたいなということを、最後にちょっと強く要望しておきたいと思います。 ○委員長(村松広昭)  他にありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(村松広昭)  なければ、本件についてはこれをもって終わります。 ───────────────────── ○委員長(村松広昭)  次に、その他として、この際委員の皆さんから当委員会付議事件について、何か御発言はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ───────────────────── ○委員長(村松広昭)  なければ、以上で本日の日程はすべて終了いたしました。 ───────────────────── ○委員長(村松広昭)  委員並びに理事者の皆さん方には、終始慎重かつ熱心に御協議を賜りますとともに、議事運営にも格段の御協力をいただきまして、厚く御礼を申し上げます。  さて、来年5月の新市立病院の開院にあわせ、関連道路の一部供用も開始されますが、竜華操車場跡地整備並びに南久宝寺土地区画整理事業については、さまざまな課題が山積しております。市長並びに理事者におかれましては、委員から指摘・要望のありました諸点について、さらに精査・検討を加えるとともに、本市の現状と今後の将来像を十分見据え、適切な対応をしていただきますよう強く求めまして、閉会のあいさつといたします。  それでは、市長からあいさつ願います。
     市長。 ◎市長(柴谷光謹)  本日は、竜華地区都市拠点整備特別委員会を開会いただきまして、まことにありがとうございます。  所管をしていただきます事項につきまして、いろいろと御審査を賜ったわけでございます。解決すべき問題もございます。委員の皆さん方から賜りました御意見を検討させていただきまして、今後に生かしてまいりたいと存じます。  本日は、大変ありがとうございました。 ───────────────────── ○委員長(村松広昭)  以上で、竜華地区都市拠点整備特別委員会を閉会いたします。  午後0時53分閉会  〇委員長署名  ┌──────┬────┬────────────────────────┐  │竜華地区  │    │                        │  │都市拠点整備│村松広昭│                        │  │特別委員長 │    │                        │  └──────┴────┴────────────────────────┘...