茨木市議会 2021-06-10
令和 3年第3回定例会(第1日 6月10日)
令和 3年第3回定例会(第1日 6月10日)
日程第1.
会議録署名議員の指名について
日程第2. 会期
の決定について
日程第3. 諸般
の報告
日程第4.
市街地整備対策特別委員会経過報告
日程第5.
市民会館跡地等整備対策特別委員会経過報告
日程第6.議案第32号 専決処分につき承認を求めることについて(茨木市市税条例
の
一部を改正する条例)
日程第7.議案第33号 専決処分につき承認を求めることについて(令和3年度大阪府
茨木市
一般会計補正予算(第1号))
日程第8.議案第34号
工事請負契約締結について(
西河原公園テニスコート改良工事)
日程第9.議案第35号 動産(
消防ポンプ自動車)取得について
日程第10.議案第36号 動産(救急自動車)取得について
日程第11.議案第37号 令和3年度大阪府茨木市
一般会計補正予算(第2号)
日程第12.請願 請願書1件
日程第13. 一般質問
────────────────────────────────────────
〇本日
の会議に付した事件
議事日程
のとおり
1.令和3年6月10日定例市議会を
茨木市役所議場において開会した
1.出席議員次
のとおり
1番 福 丸 孝 之 15番 岡 本 壱 郎
2番 塚 理 16番 大 村 卓 司
3番 永 田 真 樹 17番 青 木 順 子
4番 朝 田 充 18番 西 本 睦 子
5番 大 嶺 さやか 19番 稲 葉 通 宣
6番 畑 中 剛 20番 安孫子 浩 子
7番 山 本 由 子 21番 山 下 慶 喜
8番 辰 見 直 子 22番 桂 睦 子
9番 米 川 勝 利 23番 松 本 泰 典
10番 岩 本 守 24番 河 本 光 宏
11番 上 田 光 夫 25番 坂 口 康 博
12番 下 野 巖 26番 長谷川 浩
13番 萩 原 佳 27番 円 藤 こずえ
14番 島 田 彰 子 28番 大 野 幾 子
1.欠席議員 な し
1.説明
のため出席した者次
のとおり
市長 福 岡 洋 一
こども育成部長 山 嵜 剛 一
副市長 河 井 豊
産業環境部長 吉 田 誠
副市長 井 上 茂 治 建設部長 中 田 弘 之
総務部長 森 岡 恵美子 教育長 岡 田 祐 一
企画財政部長 秋 元 隆 二
教育総務部長 小 田 佐衣子
市民文化部長 上 田 雄 彦
学校教育部長 加 藤 拓
福祉部長 北 川 友 二 水道部長 福 岡 俊 孝
健康医療部長 中 村 康 弘 消防長 乾 克 文
1.
出席事務局職員次のとおり
事務局長 野 村 昭 文 議事係長 城 口 大 範
議事課長 幸 地 志 保 書記 篠 塚 勇 希
(午前10時00分 開会)
○河本議長 ただいまから、令和3年第3回
茨木市議会定例会を開会いたします。
現在
の出席議員は28人でありまして、会議は成立いたしております。
本定例会には、市長以下、説明員
の出席を求めております。
本定例会開会に当たり、市長から挨拶を受けます。福岡市長。
(福岡市長 登壇)
○福岡市長 皆さん、おはようございます。
お許しをいただきましたので、定例会
の開会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。
まずは、このたび、
新型コロナウイルスワクチン接種の窓口予約におきまして、混乱を招き、また、急遽、窓口予約を中止いたしましたことを深くおわび申し上げます。
市民
の皆様
の安全を守り、不安を少しでも和らげるよう、ワクチン接種をはじめ、
新型コロナウイルス対策に、より一層気を引き締めて臨んでまいります。
さて、本日は、令和3年第3回
茨木市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員
の皆様には、ご参集いただきまして、誠にありがとうございます。
また、日頃は市政
の運営にご指導とお力添えをいただいておりますことに、心から感謝を申し上げる次第でございます。
この定例会には、専決処分につき承認を求めることについて2件、
工事請負契約締結について1件、動産取得について2件、令和3年度
一般会計補正予算について1件、以上
の6件
の案件について
のご審議をお願いいたしたく考えております。
以上、誠に簡単ではございますが、開会に当たりまして
のご挨拶といたします。どうぞよろしくお願いいたします。
○河本議長 これより本日
の会議を開きます。
日程第1、「
会議録署名議員の指名」を行います。
会議録署名議員は、会議規則第76条
の規定により、3番、
永田真樹議員、6番、畑中 剛議員を指名いたします。
日程第2、「会期
の決定について」を議題といたします。
お諮りいたします。本定例会
の会期は、本日から6月22日まで
の13日間とすることにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○河本議長 ご異議なしと認めます。よって、会期は、本日から6月22日まで
の13日間と決定いたしました。
日程第3、「諸般
の報告」を行います。
一般事務並びに
淀川右岸水防事務組合議会の報告につきましては、お手元にご配付
の資料
のとおりであります。
日程第4、「
市街地整備対策特別委員会経過報告」を議題といたします。
本件に関し、
市街地整備対策特別委員会委員長の報告を求めます。上田委員長。
(
上田市街地整備対策特別委員会委員長 登壇)
○
上田市街地整備対策特別委員会委員長 本特別委員会は、5月20日、第二委員会室において開催いたしました。
福岡市長から挨拶を受けた後、所管
の課長等から、阪急茨木市
駅西口駅前周辺整備について及びJR茨木
駅西口駅前周辺整備について、別紙資料に基づき、それぞれ説明があり、その後、委員等から発言がありました。その内容は、先日ご配付いたしました会議録
のとおりであります。
以上、本特別委員会
の経過報告といたします。
○河本議長 委員長
の報告は終わりました。
ただいま
の報告に対する質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○河本議長 以上をもって本件
の報告を終わります。
日程第5、「
市民会館跡地等整備対策特別委員会経過報告」を議題といたします。
本件に関し、
市民会館跡地等整備対策特別委員会委員長の報告を求めます。岩本委員長。
(
岩本市民会館跡地等整備対策特別委員会委員長 登壇)
○
岩本市民会館跡地等整備対策特別委員会委員長 本特別委員会は、5月25日、第二委員会室において開催いたしました。
福岡市長から挨拶を受けた後、所管
の課長から、新
施設周辺道路等デザイン計画について、
市民会館跡地エリア整備事業設計・施工業務について、並びに、準備工事
の進捗状況について、別紙資料に基づき、それぞれ説明があり、その後、委員等から発言がありました。その内容は、先日ご配付いたしました会議録
のとおりでございます。
以上、本特別委員会
の経過報告といたします。
○河本議長 委員長
の報告は終わりました。
ただいま
の報告に対する質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○河本議長 以上をもって本件
の報告を終わります。
これより議案
の審議を行います。
日程第6、議案第32号、「専決処分につき承認を求めることについて(茨木市市税条例
の一部を改正する条例)」、日程第7、議案第33号、「専決処分につき承認を求めることについて(令和3年度大阪府茨木市
一般会計補正予算(第1号))」、以上2件を一括して議題といたします。
提案者
の趣旨説明を順次、求めます。福岡市長。
(福岡市長 登壇)
○福岡市長 ただいま一括して上程をいただきました議案第32号及び議案第33号につきまして、趣旨説明を申し上げます。
いずれも地方自治法第179条第1項
の規定により専決処分を行いましたので、同条第3項
の規定に基づき承認をお願いするものでございます。
まず、議案第32号につきましては、地方税法
の改正に伴い、所要
の改正を行うものでございます。
次に、議案第33号につきましては、
新型コロナウイルス感染症へ
の対応に要する経費を令和3年度大阪府茨木市
一般会計補正予算(第1号)において措置するものでございます。
詳細につきましては、各担当部長からご説明申し上げますので、よろしくご審議
の上、ご承認賜りますよう、お願いをいたします。
○河本議長
森岡総務部長。
(
森岡総務部長 登壇)
○
森岡総務部長 議案第32号につきまして、補足説明を申し上げます。
本件は、地方税法等
の一部を改正する法律が令和3年3月31日に公布され、令和3年4月1日に施行されたことに伴い、茨木市市税条例
の一部改正につきまして、地方自治法第179条第1項
の規定に基づき専決処分をいたしましたので、同条第3項
の規定により、承認をお願いするものでございます。
その改正内容でありますが、1点目といたしまして、
軽自動車税環境性能割の軽減措置につきまして、令和3年3月31日まで延長されていました適用期限をさらに9か月延長し、令和3年12月31日まで
の取得を対象とするものでございます。なお、この措置による減収につきましては、全額国費で補填されます。
2点目といたしまして、土地に係る固定資産税及び都市計画税
の負担調整措置につきまして、令和3年度まで延長されていました適用年度を令和5年度まで
の3年間延長いたします。
また、
新型コロナウイルス感染症により社会経済活動が大きく変化したことを踏まえ、納税者
の負担感に配慮する観点から、令和3年度に限り、税額が増える土地につきまして、令和2年度
の税額に据え置くものでございます。
なお、参考資料といたしまして、条例
の新旧対照表をご配付いたしております。
○河本議長
秋元企画財政部長。
(
秋元企画財政部長 登壇)
○
秋元企画財政部長 議案第33号につきまして、補足説明を申し上げます。
一般会計補正予算(第1号)は、
新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、厳しい経済状況にある、ひとり親
の子育て世帯へ
の生活支援に係る経費を措置するため
の専決処分でありまして、
歳入歳出とも1億8,309万8,000円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ1,013億9,309万8,000円とするものでございます。
歳出につきまして、説明申し上げます。
予算書
の12ページをお開きください。
3款民生費、2項児童福祉費、1目
児童福祉総務費は、
ひとり親世帯へ
の子育て世帯生活支援特別給付金の支給に係る交付金等でございます。
続きまして、歳入につきまして、説明申し上げます。
10ページをお願いいたします。
15
款国庫支出金につきましては、
新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化交付金でございます。
以上で補足説明を終わります。よろしくご審議
の上、ご承認賜りますよう、お願い申し上げます。
○河本議長 説明は終わりました。
まず、議案第32号、「専決処分につき承認を求めることについて(茨木市市税条例
の一部を改正する条例)」について、質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○河本議長 質疑なしと認め、質疑を終了いたします。
お諮りいたします。本件は、委員会
の審査並びに討論を省略して、直ちに採決いたしましてもご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○河本議長 ご異議なしと認めます。よって、委員会
の審査並びに討論を省略して、これより採決いたします。
本件、承認することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○河本議長 ご異議なしと認めます。よって、議案第32号は、承認することに決定いたしました。
次に、議案第33号、「専決処分につき承認を求めることについて(令和3年度大阪府茨木市
一般会計補正予算(第1号))」について、質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○河本議長 質疑なしと認め、質疑を終了いたします。
お諮りいたします。本件は、委員会
の審査並びに討論を省略して、直ちに採決いたしましてもご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○河本議長 ご異議なしと認めます。よって、委員会
の審査並びに討論を省略して、これより採決いたします。
本件、承認することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○河本議長 ご異議なしと認めます。よって、議案第33号は、承認することに決定いたしました。
日程第8、議案第34号、「
工事請負契約締結について(
西河原公園テニスコート改良工事)」を議題といたします。
提案者
の趣旨説明を求めます。福岡市長。
(福岡市長 登壇)
○福岡市長 議案第34号につきまして、趣旨説明を申し上げます。
本件は、
西河原公園テニスコート改良工事に係る
工事請負契約の締結につき、議決をお願いするものでございまして、契約金額は2億5,905万1,100円で、契約
の相手方は
株式会社スポーツテクノ和広でございます。
詳細につきましては、担当部長からご説明申し上げますので、よろしくご審議賜りますよう、お願いいたします。
○河本議長
上田市民文化部長。
(
上田市民文化部長 登壇)
○
上田市民文化部長 議案第34号につきまして、補足説明を申し上げます。
本件は、
テニスコート利用者の利便性
の向上を図るため、西河原二丁目地内におきまして、
西河原公園南の庭球場及び駐車場
の増設など
の改良工事を行うものでございます。
工事
の内容につきましては、基盤整備、植栽、施設整備、グラウンド・コート整備でございます。
工事期間につきましては約9か月で、竣工は令和4年2月28日を予定しております。
なお、参考資料といたしまして、工事
の概要をご配付いたしております。
○河本議長
秋元企画財政部長。
(
秋元企画財政部長 登壇)
○
秋元企画財政部長 次に、議案第34号
の工事請負契約の内容につきまして、補足説明を申し上げます。
本件は、地方自治法第234条第1項及び同法施行令第167条
の5
の2
の規定により、
一般競争入札とし、4月21日に茨木市
工事請負入札審査委員会において、当該工事
の入札参加資格要件を定め、4月26日に公告を行い、5月20日午前9時30分から
電子入札システムにより開札を行いました。その結果、
株式会社スポーツテクノ和広大阪支店が2億5,905万1,100円で落札いたしましたので、同社支店長 錦織良雄と
工事請負契約の締結を行うものであります。
なお、参考資料といたしまして、
工事入札調書をご配付しております。
以上で補足説明を終わります。よろしくご審議賜りますよう、お願い申し上げます。
○河本議長 説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○河本議長 質疑なしと認め、質疑を終了いたします。
お諮りいたします。本件は、委員会
の審査並びに討論を省略して、直ちに採決いたしましてもご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○河本議長 ご異議なしと認めます。よって、委員会
の審査並びに討論を省略して、これより採決いたします。
本件、原案
のとおり決定することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○河本議長 ご異議なしと認めます。よって、議案第34号は、原案
のとおり可決されました。
日程第9、議案第35号、「動産(
消防ポンプ自動車)取得について」、日程第10、議案第36号、「動産(救急自動車)取得について」、以上2件を一括して議題といたします。
提案者
の趣旨説明を順次、求めます。福岡市長。
(福岡市長 登壇)
○福岡市長 ただいま一括して上程をいただきました議案第35号及び議案第36号につきまして、趣旨説明を申し上げます。
本2件は、動産取得に係る契約締結につき、議決をお願いするものでございます。
まず、議案第35号につきましては、
消防ポンプ自動車の購入でございまして、契約金額は4,895万円で、契約
の相手方は
株式会社モリタでございます。
次に、議案第36号につきましては、救急自動車
の購入でございまして、契約金額は2,033万9,000円で、契約
の相手方は
日産大阪販売株式会社でございます。
詳細につきましては、消防長からご説明申し上げますので、よろしくご審議賜りますよう、お願いいたします。
○河本議長 乾消防長。
(乾消防長 登壇)
○乾消防長 議案第35号及び第36号につきまして、補足説明を申し上げます。
まず、議案第35号は、
消防ポンプ自動車の購入に係る動産
の取得でございます。
現在、北辰分署に配置しております
消防ポンプ自動車は平成13年度に購入いたしまして、20年が経過しており、経年劣化が進んでいることから更新整備するものでございます。
更新に当たりましては、複雑多様化する火災事案へ対応するため、
圧縮空気泡消火装置を積載し、消防体制
の充実強化を図るものでございます。
本
動産取得契約につきましては、地方自治法第234条第2項及び同法施行令第167条
の規定に基づきまして、
指名競争入札を執行いたしました結果、ご配付
の参考資料
のとおり、
株式会社モリタ関西支店が4,895万円で落札いたしましたので、
同社関西支店支店長 土居典生と
動産取得契約を締結するものでございます。
なお、動産取得
の期日は、令和4年3月18日
の予定でございます。
次に、議案第36号は、救急自動車
の購入に係る動産
の取得でございます。
経年劣化が進んでいる救急自動車を更新整備し、下穂積分署に配置することで、
救急救命体制の充実強化を図るものでございます。
本
動産取得契約につきましては、地方自治法第234条第2項及び同法施行令第167条
の規定に基づきまして、
指名競争入札を執行いたしました結果、ご配付
の参考資料
のとおり、
日産大阪販売株式会社茨木店が2,033万9,000円で落札いたしましたので、
同社茨木店店長 堀田 功と
動産取得契約を締結するものでございます。
なお、動産取得
の期日は、令和4年3月18日
の予定でございます。
以上で補足説明を終わります。よろしくご審議賜りますよう、お願いいたします。
○河本議長 説明は終わりました。
まず、議案第35号、「動産(
消防ポンプ自動車)取得について」、質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○河本議長 質疑なしと認め、質疑を終了いたします。
お諮りいたします。本件は、委員会
の審査並びに討論を省略して、直ちに採決いたしましてもご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○河本議長 ご異議なしと認めます。よって、委員会
の審査並びに討論を省略して、これより採決いたします。
本件、原案
のとおり決定することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○河本議長 ご異議なしと認めます。よって、議案第35号は、原案
のとおり可決されました。
次に、議案第36号、「動産(救急自動車)取得について」、質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○河本議長 質疑なしと認め、質疑を終了いたします。
お諮りいたします。本件は、委員会
の審査並びに討論を省略して、直ちに採決いたしましてもご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○河本議長 ご異議なしと認めます。よって、委員会
の審査並びに討論を省略して、これより採決いたします。
本件、原案
のとおり決定することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○河本議長 ご異議なしと認めます。よって、議案第36号は、原案
のとおり可決されました。
日程第11、議案第37号、「令和3年度大阪府茨木市
一般会計補正予算(第2号)」を議題といたします。
提案者
の趣旨説明を求めます。福岡市長。
(福岡市長 登壇)
○福岡市長 議案第37号につきまして、趣旨説明を申し上げます。
本件は、令和3年度大阪府茨木市
一般会計補正予算(第2号)でございまして、補正総額は
歳入歳出ともに3億8,629万4,000円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ1,017億7,939万2,000円とするものでございます。
詳細につきましては、担当部長からご説明申し上げますので、よろしくご審議賜りますよう、お願いいたします。
○河本議長
秋元企画財政部長。
(
秋元企画財政部長 登壇)
○
秋元企画財政部長 議案第37号につきまして、補足説明を申し上げます。
今回
の補正予算は、
新型コロナウイルスの感染状況が新たな局面となっていることを踏まえ、さらなる感染拡大
の防止を図るため、PCR検査体制
の充実を図るとともに、
新型コロナウイルスワクチン接種の円滑な実施に向けた支援を行うほか、厳しい経済状況にある子育て世帯を支援することを目的に編成いたしました。
補正額につきましては、
歳入歳出とも3億8,629万4,000円を追加し、補正後
の予算額を1,017億7,939万2,000円とするものでございます。
それでは、歳出から説明申し上げます。
予算書
の12ページをお開きください。
3款民生費、1項社会福祉費、2目老人福祉費及び7目障害更生費は、ワクチン接種
の円滑な実施に向けた要介護認定者や重度障害者へ
の福祉タクシー利用券
の追加交付に係る扶助費等
の追加でございます。
14ページ、2項児童福祉費、1目
児童福祉総務費は、
ひとり親世帯を除く子育て世帯へ
の生活支援特別給付金
の支給に係る交付金や就学前施設へ
のPCR検査費用助成
の対象者拡充に係る補助金等でございます。
16ページ、4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費は、診療所を通したPCR検査
の実施に係る委託料でございます。6目
新型コロナウイルス感染症対策費は、高齢者へ
の個別接種を実施する市内
の医療機関に対する協力支援金
の支給に係る交付金等でございます。
18ページ、10款教育費、1項教育総務費、3目教育振興費は、小中学校教諭等へ
のPCR検査
の対象者拡充に係る手数料でございます。
続きまして、歳入につきまして、説明申し上げます。
10ページをお願いいたします。
15
款国庫支出金につきましては、総額で3億8,629万4,000円
の増額となっており、PCR検査
の充実等に係る
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金や子育て世帯へ
の支援に係る
新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化交付金及び個別接種を実施する医療機関へ
の支援に係る
新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金でございます。
以上で補足説明を終わります。よろしくご審議賜りますよう、お願い申し上げます。
○河本議長 説明は終わりました。
暫時休憩いたします。
(午前10時26分 休憩)
─―――――――――――――
(午前10時26分 再開)
○河本議長 再開いたします。
これより質疑に入ります。
本件につきましては、発言
の通告がありますので、発言を許すことといたします。
まず、19番、稲葉議員
の発言を許します。
(19番 稲葉議員 質問席へ)
○19番(稲葉議員) それでは、お許しをいただきましたので、通告に従って質疑をさせていただきます。
まず、1問目、現状についてですけれども、現在
の第4波では、昨年9月からイギリスで流行した変異株が猛威を振るっております。
現段階では、コロナ罹患
の有無を判定する最も有効な方法はPCR検査ということになっております。日経新聞
の記事によりますと、イギリスでは、3月にPCR
の検査数が人口1,000人に対して20人を上回った
のですが、それが人口1,000人に対して1人にも届いていないという
のが、この日本
の状況でございます。しかも、これは有効性に疑問を呈する声もある抗原検査を含んだ数ですので、その意味で、日本
の検査状況は極めて悪いと言えるというふうに思います。
さらに、国内
の状況を見てみますと、陽性者を1人発見するために何人
の検査を行ったかということで、地域ごとに大きな差が出てきているように感じます。ちなみに、世界で最もコロナ
の鎮圧に成功した国
の1つだと言われてる台湾は、陽性者を1人発見するために1,000人から4,000人
の検査をしたというふうに聞いております。
そこで、国内
の状況を見てみますと、陽性者1人当たり
の検査数が6月6日
の話なんですけれども、160人という国内最多を誇る鳥取県においては、死亡者は2人、致死率というんですか、死亡率というんですか、致命率は0.4%というふうになっています。これは、都道府県やその地域
の人口や密度によって変わってくると思うんですが、全国平均でいくと、およそ19人、致命率が1.8%ということです。全世界
のコロナ
の致命率を見てみても2%ですので、平均してコロナ
の致命率は2%から2%弱な
のではないかと推測されます。したがって、致命率が2%を超える地域では、分子
の死亡者は確定しておりますので、分母である陽性者数が少ないと。つまり、捕捉し切れていない可能性が考えられます。
大阪府におきましては、期間
の全平均で、陽性者1人当たり
の検査数が19人、致命率が2.4%、これを第1波から第4波に分けて考えてみますと、検査人数自体は、ほぼ同等なんですけれども、致命率が4.8%、1.5%、2.5%、2.4%とばらつきが見られます。こうして見てみますと、大阪府ではPCR検査数が不足しており、そのことによって、かなり
の陽性者を捕捉し切れていない可能性がある
のではないかと私は考えております。その意味で、茨木市が独自にPCR検査
の拡充に取り組まれるということは、市民
の皆様
のご健康を守るためにも非常に意義
のあることだと考えております。
そこで、この制度を拡充された理由について、まずお示しをいただきたいと思います。
あわせて、この4つ
の拡充策につきまして、それぞれ
の積算根拠と想定対象人数をお示しください。
ついでに、2番目
の質問も同じことですので、医療機関へ
の支援について
の積算根拠、これも併せてご答弁お願いします。
○河本議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 まず、PCR検査
の拡充につきましてですけども、従来
の市PCR検査センターにおける検査方法がドライブスルー方式でありましたことから、検体
の受け取りに際し、車を保有していない方ですとか、週3回で
の実施体制など
の問題を解消するため、運用面等
の見直しを図り、市民
の皆様にとって身近な診療所で
の受診、検体採取により、安全性と利便性
の向上、かつ効率的な検査体制となるよう、再構築を行ったものでございます。
次に、積算根拠と想定
の対象人数ということでございますが、本市が実施中
のPCR検査支援事業
のスキームとは若干異なっておりますけども、類似事業を実施しております吹田市
の昨年12月実績が130人でありましたことから、これを参考に、1日当たり
の想定人数を7人と算定いたしております。
次に、医療機関へ
の協力支援金
の積算根拠でございます。
支給額
のうち、個別接種
の実施に係ります準備経費等
の支援金につきましては、かかりつけ患者であるなしを問わず、週当たり接種回数が36回までは10万円、144回までは30万円、145回以上は50万円とし、順に120か所、20か所、10か所として積算をいたしております。また、個別接種実施を加速化するため
の支援金につきましては、かかりつけ患者以外
の一般枠
の接種について、1回当たり500円を支給するものとして、週当たり
の接種回数を5,400回、これを月当たり4週、6月から8月まで
の3か月間で積算をいたしております。
○河本議長 山嵜
こども育成部長。
(山嵜
こども育成部長 登壇)
○山嵜
こども育成部長 保育所等
の利用者へ
のPCR検査費用
の助成に係る積算根拠等についてでございます。
私立保育所等で1人当たり2万円で330人、公立保育所等で1人当たり1万1,000円で330人、民間学童保育室で1人当たり2万円で80人、公立学童保育室で1人当たり1万1,000円で510人を見込んでおります。
地域子育て支援拠点
の従業員等へ
のPCR検査費用
の助成に係る積算根拠等についてでございます。
民間施設に対しましては、1人当たり2万円で72人、公立施設については、1人当たり1万1,000円で78人を見込んでおります。
なお、いずれ
の施設も行政検査対象
の方を除く予定でございます。
○河本議長 加藤
学校教育部長。
(加藤
学校教育部長 登壇)
○加藤
学校教育部長 小中学校教職員に対するPCR検査
の拡充に係る積算根拠についてでございます。
1人当たり
の検査手数料を1万1,000円とし、220人を見込んでおります。
○河本議長 19番、稲葉議員。
○19番(稲葉議員) ありがとうございました。一定
のご答弁をいただいたと思います。
では、2問目なんですけれども、次に、制度
の中身について、お伺いしたいと思います。
拡充策
の1つ目、診療所を通したPCR検査
の実施についてですが、これは、どこ
の検査機関が検査をしてくださる
のか、それから、検査結果
の判明までどれくらい時間がかかる
のか、そして、その結果
の通知については、どのようになされる
のか、お示しをください。
それから、同様に、診療所を通したPCR検査
の実施については、医師
の判断
の下ということでありますけれども、この検査を実施するに当たって、医師側に茨木市から何らかの基準をお示しになる
のか、その給付に当たっては、どのような方法で医師から請求が来ることを想定していらっしゃる
のか、お示しをください。
それから、拡充策
の2つ目、保育施設等へ
のPCR検査費用助成
の対象者を拡充という中で、保育施設等に通う児童を対象としていただいたということは、大変うれしいことでございます。この対象児童とは、クラス単位な
のか、どのように対象を決めていく
のかということをお示しいただきたいと思います。
それから、医療機関へ
の支援について、国からも
新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金など、国民
の命を守るため
の支援策を次々と提示していただいております。今回お示しいただいている加速化支援は、これとは重複しない
のかどうか。また、仮に重複するとしても、医療機関としては、この加速化支援は受け取ることができる
のでしょうか、お示しください。
○河本議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 診療所を通じたPCR検査
の実施に関してですけども、検査機関は一般財団法人阪大微生物病研究会に依頼しております。結果
の判明につきましては、検査キットが検査機関に到着後、次
の日に結果が分かることとなっております。検査結果につきましては、検査機関がPCR検査結果を医療機関に報告し、医療機関が患者にPCR検査結果を通知することとなっております。
本事業
の対象者は、医師によりPCR検査が必要と判断されました有症状患者となっております。医療機関が一般財団法人茨木市保健医療センターにPCR検査料を請求いたしまして、同財団が支払うこととなっております。
次に、国
の補助金と
の重複
の関係でございます。
国
の補助金と
の重複ではというご指摘でございますけども、この事業は、本市独自
の支援金給付事業として拡充するものでありまして、重複するものとは考えておりませんので、受け取りは可能というふうに認識しておるところでございます。
○河本議長 山嵜
こども育成部長。
(山嵜
こども育成部長 登壇)
○山嵜
こども育成部長 PCR検査
の対象児童
の範囲についてでございます。
保育施設内で陽性者が確認され、保健所が特定した濃厚接触者以外
の児童で、クラス単位を前提として事業者がPCR検査を行う必要があると認めた児童としております。
○河本議長 19番、稲葉議員。
○19番(稲葉議員) ありがとうございました。
保育施設等
のPCR検査
の検査対象は、クラス単位というご答弁でございました。
イギリスではやったケント株や、今はやりつつあるデルタ株と呼称される変異株につきましては、
子どもにも感染をするということで知られております。今、我々
の身近に忍び寄っていると思われるインドで発見されたデルタ株につきましては、つい2日前ぐらいまでは、大阪府で
の感染確認者数が9人でしたけれども、昨日見てみますと24人になっておりました。うち7人が10代以下
の子どもであるということでございます。こうした保育所に通う児童が対象となる
のであれば、小中学生も同じことじゃないかなというふうに思うんですけれども、小中学生にも拡大していくということは考えておられない
のでしょうかということをお聞きしたいと思います。
あと、ここからは要望なんですけれども、携帯電話を用いた移動傾向レポートという
のが、こういう
のがありまして、これ見てみますと、アメリカやイギリスなど、ワクチン接種が進んでいる国々では、ワクチンを接種したことに安心をされた
のか、昨年1月13日を100とした場合、移動傾向が30%から50%増えています。
大阪府におきましては、6月6日現在で、徒歩や公共交通機関を用いた移動こそ、85%前後に抑えられているんですけれども、車で移動されている方に関しては20%増えていると、去年
の1月13日に比べてですね。私
の周囲でも、どこそこに旅行に行きたいから早くワクチンを打ちたいんだというご相談がかなりありまして、今後、オリンピックも開催されるようですし、ワクチン
の接種が進むにつれ、また、緊急事態宣言がこれから解除、いつかはされると思うんですが、それに合わせて国民
の移動が激増するだろうなというふうに思います。こうした人々
の動き
の予測も踏まえて、かつ、いろいろな専門家
のご意見や各国
のニュース等を見ておりますと、いわゆるデルタ株による第5波が7月、8月ぐらいには来るんじゃないかなという
のは、専門家でなくても何となく予想がつきそうです。
大阪府
の陽性者数が全国2位と。トップ
の東京都
の3分の2であるにもかかわらず、死亡者数は全国トップ
の2,417人、このうち
の半分以上
の方が、この医療崩壊が起きた第4波でお亡くなりになられておられます。個人的に47都道府県
のデータをこうやって調べたんですが、その陽性者を1人発見するために何人検査しているかという数が多いほど、陽性者数や死亡者数が減っていると、少なくなっているという傾向が見られております。
医療施策としましては、この小さな一般市である茨木市にできることは限られるんだと思います。しかし、コロナを鎮圧するために市でもできる有効な策があるとすれば、私は、それは一人でも多く
の潜在的陽性者を発見して、感染拡大を未然に防止するということじゃないかなというふうに思っています。
その意味で、今回
の検査体制
の拡充は、茨木市
の熱意が感じられる施策だというふうに思いますし、また、今回
の教訓を得て、ワクチン接種をスムーズに行うために医療機関へ
の支援協力金を出すということについても同様に感じております。コロナは少なくともあと1年、ないしは、その感染拡大、縮小が繰り返されるというふうに思います。無料
の無制限というところまでは言いませんけれども、第5波、第6波
の襲来等に備えて、今後さらなる抜本的な検査体制
の確立を強く要望しておきたいというふうに思います。
最後、ご答弁だけ、よろしくお願いします。
○河本議長 小田
教育総務部長。
(小田
教育総務部長 登壇)
○小田
教育総務部長 小中学生へ
のPCR検査についてでございますが、学校教育活動においては、時間割に沿った内容で換気やマスク
の着用、消毒等
の感染拡大対策を実施しており、児童・生徒間
の感染もほぼ確認されていないことから、現在
のところ、実施
の考えはございませんが、今後
の状況も見ながら適切に対応してまいります。
○河本議長 以上で19番、稲葉議員
の発言は終わりました。
(19番 稲葉議員 議席へ)
○河本議長 次に、5番、大嶺議員
の発言を許します。
(5番 大嶺議員 質問席へ)
○5番(大嶺議員) 議案第37号、令和3年度大阪府茨木市
一般会計補正予算(第2号)について、質疑いたします。
今回
の補正予算
の内容は、国
の給付金事業以外は、この間
の感染状況を受けて
のPCR検査
の拡充と今後
のワクチン接種円滑化
のため
の支援のみとなっています。提案されている内容については、日本共産党もこれまでから求めてきたものであり、歓迎するものです。しかし、これだけで本当によかった
のかという疑問を持っています。補正予算を編成するに当たって、
新型コロナウイルスに係る市民生活
の状況をどのように捉えてこの提案に至った
のか、まずお示しください。
日本共産党は、緊急事態宣言が延長される中、市民
の自粛疲れだけでなく、感染
の不安や実際に感染が身近で起こるなども含めて、日常生活に様々な影響を及ぼしていると考えます。この間、コロナ
の影響で仕事を辞めさせられた、新たに給付金など
の制度はない
のかなど
の声が様々届いており、こういった市民
の皆さんからいただいたご要望などを踏まえて、本予算については、今、緊急に市が行うべきではないかと考える内容を追加する組み替えを提案しています。昨年
の緊急事態宣言
の際に行ったような施策を実施し、市民生活を支えることが自治体には求められる
のではないかと考えますが、見解をお示しください。
PCR検査では、日本共産党が求めてきた保育施設等を利用する
子どもにも対象が広げられました。感染が変異株へ置き換わり、
子どもへ
の感染も増えている中では必要な事業だと考えます。ただし、保育施設で働く方は、感染を疑っても、人員配置が手薄なため、自分が休むことで保育に支障が出る
のが分かっているので、休む選択を考える
のが困難だと思っておられる方も少なくありません。福祉施設へ
の臨時的な人員配置については、今回検討されなかった
のか、検討すべき課題ではないかと考えますが、見解をお示しください。
これまでにPCR検査事業について、保育施設等と
のやり取りを行う中で、こういった人員配置に関する声は市に届いていない
のか、答弁を求めます。
小中学校では、PCR検査
の補助対象となる教職員を拡充されています。先ほど
の保育施設等では利用者に拡充されているわけですから、小中学校においても、感染が発生した場合、濃厚接触に問われず、不安に思う児童・生徒も検査対象に加えるべきではないかと考えますが、見解をお示しください。
茨木市
のこの間
のクラスター発生状況は、高齢者施設で4件、立て続けに発生しています。起こっている事象からすれば、高齢者を感染から守る対策は、本補正予算で提案されるべき内容ではなかったかと考えます。市として、今回
のクラスター発生
の教訓を導き出し、高齢者
の命を守る対策を講じるお考えはない
のか、答弁を求めます。
日本共産党は茨木市が実施する高齢者施設へ
のPCR検査補助だけでは、今回
のような事態には感染拡大防止につながる有効な手段となり得ていない状況から、府
のPCR定期検査対象外
の高齢者入所施設について、市として定期検査を実施し、高齢者を感染から守る対策を講じるべきだと考え、本予算
の組み替えを提案しています。多く
の高齢者
の命がコロナ感染により危険にさらされ、お亡くなりになった方もいらっしゃった事態を重く受け止めた上で、こういった提案を行っているわけですが、市として、本補正予算
の編成過程
の中で全く問題とも捉えられなかった
のか、答弁を求めます。
最後に、財源について、伺います。
今回、3種類
の国から
の交付金や補助金が活用されています。コロナに関する国から
の補助金メニューと
の関係では、全て活用していると理解してよい
のか、答弁を求めます。
次に、地方創生臨時交付金について、お尋ねいたします。
国から
の配分額、本補正予算も含めて、これまでに活用した額、期日については決められている
のか、答弁をお願いいたします。
今
の時点で全額活用されていないということでしたら、残り
の部分について、活用計画をお持ちであれば、お示しください。
今後
の国
の地方創生臨時交付金
の交付状況について、新たな動きがあるようでしたら、お示しください。
次に、ワクチン接種体制確保事業費補助金について、お尋ねいたします。
ワクチン接種体制を構築する際
の費用は、全て国が負担してくれるという認識でよい
のか、答弁をお願いいたします。
ワクチン接種体制については、自治体
の独自色が強く打ち出され、市民
の目も他市と比較して
の声が多く届いていると感じています。その意味では、スムーズに進められている自治体
の取組を研究し、どんどん取り入れていくことが必要ではないかと考えますが、他市事例
の研究、検討は行われている
のか、答弁を求めます。
大阪府下において、茨木市よりも高齢者接種比率
の高い自治体で
の補助金活用内容について、本市と
の違いを把握している範囲でお答えください。
1問目、以上です。
○河本議長
秋元企画財政部長。
(
秋元企画財政部長 登壇)
○
秋元企画財政部長 補正予算
の編成等についてです。
今年度に入ってから
新型コロナウイルスの感染状況が変異株
の流行等により、新たな局面に入っていることを踏まえまして、まずは、市民生活において、感染拡大
の防止を重点的に図る状況にあると捉えており、そのために、PCR検査体制
の充実やワクチン接種
の円滑な実施に向けた支援を行うものでございます。
また、厳しい経済状況にある子育て世帯を支援するため、国
の交付金を活用し、生活支援特別給付金を支給するものでございます。
今後につきましても、引き続き、市民
の皆様
の安全・安心な生活
の確保を最優先に、局面に応じた施策を進めてまいります。
次に、国庫支出金
の活用についてです。
コロナ対策に係る国
の補助金につきましては、様々な制度がある中で、現状におきましては、可能な限り活用しているものでございます。
地方創生臨時交付金についてです。
現状
の配分額は約6.7億円でありまして、当初予算で4.7億円、この補正予算(第2号)で0.4億円、合わせて5.1億円を活用しております。また、活用につきましては、令和3年度内とされております。
地方創生臨時交付金
の今後
の活用についてです。
引き続き、
新型コロナウイルス感染症の状況を見極めながら、安全・安心な市民生活を確保する取組に活用してまいります。
地方創生臨時交付金
の交付状況についてです。
現在
のところ、現状示されている配分額のみでございます。
○河本議長 山嵜
こども育成部長。
(山嵜
こども育成部長 登壇)
○山嵜
こども育成部長 臨時的な人員配置についてでございます。
保育所等社会福祉施設におきましては、国
の通知に基づき、一時的に人員が不足し、基準を満たすことが困難な場合には、人員、設備など
の基準
の適用については、利用者に影響が生じない範囲で柔軟な対応を行うこととなっております。
人員配置に係る声は市に届いているかにつきましては、保育施設等からはお伺いしておりません。
○河本議長 小田
教育総務部長。
(小田
教育総務部長 登壇)
○小田
教育総務部長 児童・生徒へ
のPCR検査についてでございますが、学校教育活動におきましては、時間割に沿った内容で、換気やマスク
の着用、消毒等
の感染拡大対策を実施しており、児童・生徒間
の感染もほぼ確認されていないことから、現在
のところ、実施
の考えはございませんが、今後
の状況も見ながら適切に対応してまいります。
○河本議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 高齢者
の命を守る対策ということでございますけども、本市では、高齢者施設
の感染予防対策
のため、これまでからPCR検査
の助成を実施し、対象者
の拡充等も行ってきているところでございます。
また、衛生用品
の購入等、経済的負担を軽減するため、茨木市介護サービス事業所
新型コロナウイルス感染対策応援給付金
の支給や、アルコール消毒液をはじめ、マスク、PVCグローブ及び防護服
の配付も行ってきているところであります。引き続き、市
のPCR検査費用助成
の活用を促すとともに、施設と連携しながら、感染防止対策
の徹底を周知してまいります。
次に、高齢者入所施設
の定期的なPCR検査ということですが、現在、介護施設入所者及び従事者へ
のワクチン接種を進めている状況にあり、また、大阪府におきましても、スマホ検査センターや高齢者施設
の従事者を対象としました定期的なPCR検査を実施しているなど、様々な状況を鑑み、現時点で定期的なPCR検査
の助成については考えておりません。
次に、ワクチン接種体制確保事業費補助金についてです。
原則といたしまして、当該事業に係ります真に必要な経費につきましては、国
の補助対象となると聞いております。
続きまして、他市
の事例
の研究ということですけども、他市等
の事例につきましては、ワクチン配送
のスキームに関しまして、大阪府
のワクチン配送スキームを活用するなど、参考にしてきているところでございます。
次に、補助金活用内容でございます。
補助金
の活用
の他市事例につきましては、現在把握できておりません。
○河本議長 5番、大嶺議員。
○5番(大嶺議員) 一定ご答弁いただきました。
ただ、最初
の市民生活
の状況については、答弁で一切触れられませんでした。子育て世帯へ
の特別給付金は、国が決めて、市は事務を執行しているだけ
の事業であり、市が子育て世帯が大変だという状況をつかんで独自に行ったものではありません。市が積極的に事務を行っているという
のであれば、もっとできることがあると考えます。例えば、対象となる令和3年度分
の市民税が非課税である対象児童
の養育者、これについては、税情報等で分かる範囲があるわけですから、市が積極的にお知らせするなど
の取組を行うべきだと考えますが、見解を求めます。
市民が緊急事態宣言
の中で大変な思いをしている、今、災害級
の状況に置かれているという認識が市長にはおありな
のかどうか、改めて答弁を求めます。
日本共産党が本予算
の組み替えで提案している水道、下水道料金
の減免は、昨年、緊急事態宣言
の中、市が行った施策です。昨年同様、緊急事態宣言下、さらに期間も延長され、どこで感染が発生している
のかも分からない状態で、健康も脅かされる市民生活にとって、安心
の一助になると考えませんか、答弁を求めます。この制度が、昨年できて、今年できない理由についてもお示しください。
市民
の実情に寄り添わない過程で本補正予算
の編成が行われたことはよく分かりました。ですので、さらに付け加えますが、日本共産党が本予算
の組み替えを提案している国民健康保険料と介護保険料
の減免
のため
の繰り出しですが、どちらも今年度は昨年同様
の所得で負担が増大する仕組みになっています。国
のコロナ減免は、昨年より所得が3割以上下がることで利用できる制度ですが、事業者にとって、給付金申請をしてもなかなか振り込まれない状況と、給付金対象外
の事業者など、既に昨年が商売をしながら生きていけるぎりぎり
の所得
の方が多い中で、さらに所得が下がることは、もう生きていけない状況であるということを示している状態だと認識すべきです。この観点から、コロナ
の影響を受ける前
のおととし
の所得で
の減免を実施すべきだと
の意味で、今回、補正予算
の組み替え
の提案を行っています。こういった市民
の現状について
の認識を求めます。
総務省は、
新型コロナウイルス感染症へ
の対策は、危機管理上、重大な課題であると
の認識
の下、市民が生命を守るため、
新型コロナウイルス感染症をめぐる状況を的確に把握し、この難局を乗り越えることができるよう、総務省、地方公共団体及び所管指定公共機関が連携、協力して対策を進める必要があると対処方針を出しています。
今、国から言われることだけを粛々としているだけでは、市民
の安全・安心な生活が確保できる状況ではないと認識を改め、積極的に市民
の実情をつかむ努力をし、一自治体でできない支援策は、積極的に国に要望するなど、行政として市民から信頼される行政運営を行っていただくことを求めます。それがワクチン予約で市民が不信感を増大させている中で、信頼回復するために必要な過程であり、予算編成過程で市民
の実情を踏まえていることを市民に分かっていただける状況にしてほしかったと感じています。見解があれば、お示しください。
保育施設
の人員配置については、PCR検査
の積極的な受検につながるようにと
の意味で、この制度を取り上げています。国
の制度で対応可能というご答弁でした。この対応
の具体策について、お示しください。
1問目で、保育労働者
の声を取り上げたように、制度があっても知られていない
のではないかと感じます。この制度については、社会福祉施設にどのように周知されている
のか、答弁を求めます。
また、先ほどご答弁
の中で、スマホ検査センターについても触れられましたが、この制度についても、対象施設へ
の周知状況をお答えください。
小中学校におけるPCR検査は、感染が広がってから児童・生徒を対象にしていた
のでは、クラスターが発生してしまっている危険があることから、今
のうちから
の手だてをお願いしています。この間、小中学校では、感染者が出た際に、濃厚接触者特定
のため
の臨時休校が行われました。この時点で、児童・生徒や保護者から感染
の心配や不安から検査したいという声などなかった
のか、答弁を求めます。
また、この事態に遭遇したことで、感染不安
のため
の欠席や登校を見合わせる事態は起こっていない
のか、答弁を求めます。
今後、感染が広がっていると判断が行われた場合に、濃厚接触に特定されず、不安を持つ児童・生徒が出た場合には柔軟に対応していただけるものな
のかどうかについても答弁をお願いいたします。
高齢者施設で
のクラスター連続発生については、市として何
の認識も持たずに、この補正予算が編成されたことは、ご答弁でよく分かりました。これまで、曲がりなりにも社会福祉施設で
の感染発生を受けて、その都度、対応を検討し、予算措置されてきたと認識していただけに、4件も連続で発生し、医療崩壊状態
の中、死亡者が出ている事案についても放置している市政であってはならないと考えます。
この事態
の渦中に、私
のところにも1本
の電話がありました。89歳
の知人がコロナ感染で自宅療養となっているが、パルスオキシメーターで90という数字になり、苦しそうだと保健所に電話したら、背中をさすってあげてくださいと言われたと
のことでした。高齢者
の命がなおざりにされていると感じた出来事でした。
こういった中、救急隊が臨機応変に対応されていることも知り、他部署
の保健師や看護師を緊急に配置することで救急体制
の円滑な維持に努めることを日本共産党
の第7次コロナ対策要望書で申し入れさせていただきました。1問目でお答えになった施策を実施しているから十分だとお考えな
のかもしれませんが、これだけでは入所施設
のクラスター発生に対処し切れなかった実態を直視してください。
今
の施策だけでクラスター発生を防げている
のは、社会福祉施設で働く皆さんや運営する皆さんが緊張感を持って感染対策に取り組んでおられるおかげです。現場は、クラスターにならないように緊張感が続き、少々疲れぎみ、それに比べ、茨木市
の担当者は緊張感も切迫感もないと言って過言ではない。なぜこんなに違う
のか、腹立たしい。こういった声も出ているほどです。クラスターが発生する要因について、きちんと究明し、今後
のさらなる発生を防ぐため
の取組を行っていただくことを強く要望いたします。これについては、市長に答弁を求めます。
○河本議長 福岡市長。
(福岡市長 登壇)
○福岡市長 まず、現状
の認識についてであります。
市民
の皆様
の安全・安心な生活が脅かされているとともに、密
の回避による様々な活動
の自粛が強いられる緊急事態であると強く認識をしております。ですことから、昨年来、新型コロナ感染症対策を最優先で取り組んでいるものであります。
また、クラスターについてでありますが、クラスター
の発生を抑止していくということは、コロナ禍以来、重要な内容であるというふうに認識をしております。
以上
の認識であることから、様々な施策を展開し、現在、介護施設入所者及び従事者へ
のワクチン接種等を進めている状況にございます。今後も各施設
の皆様と連携をしながら、クラスター発生を抑止していくことを考えております。
○河本議長 山嵜
こども育成部長。
(山嵜
こども育成部長 登壇)
○山嵜
こども育成部長 子育て世帯生活支援特別給付金の積極的な周知についてでございます。
申請が必要となる16歳から18歳
の子のみを養育する世帯につきましては、国から都道府県を通じて各高等学校等に周知
の協力依頼をすることとなっており、市といたしましても、広報誌、ホームページ、SNSで周知する予定でございますが、さらなる周知につきましては研究してまいります。
対応
の具体策についてでございます。
例えば、一時的に1歳児配置基準を5人から6人にすることや、保育士資格を有しない子育て支援員など
の保育従事者を保育士としてカウントするなど
の対応が考えられます。
社会福祉施設へ
の周知についてでございます。
令和2年2月26日にメールで周知しております。
○河本議長
秋元企画財政部長。
(
秋元企画財政部長 登壇)
○
秋元企画財政部長 市民
の実情を踏まえた予算とすべきということについてです。
感染
の状況が変化する中、各所管につきましては、常にそれぞれが関わる対象となる市民
の皆様
の現状把握に努め、これまでから必要となる施策を講じてきております。そうした中、国・府におきましても、継続して市民生活へ
の施策が充実されているということを踏まえまして、今回
の補正予算では、まず取り組むべきものとして、変異株
の流行等により新たな局面に入っていることを鑑み、感染拡大
の防止やワクチン接種
の円滑な実施に向けた施策等を図ったものでございます。
今後につきましても、これまでと同様に、感染症対策を最優先に取り組み、安全・安心な市民生活確保に努めてまいります。
○河本議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 スマホ検査センター制度
の対象施設へ
の周知ということでございますが、専用
の情報提供システムを通じまして、情報を発信しております。
介護サービス事業所へ
の積極的な周知については、今後も努めてまいります。
○河本議長 5番、大嶺議員。
○5番(大嶺議員) 保育施設
の人員配置についてですが、柔軟な対応
の内容として、施設内で配置転換というような対応
のご答弁でしたが、そういう対応では限界があるからこそ、最初にご紹介したような声が出ている
のだと思います。その上で、大阪府が行っている社会福祉施設における人員配置ですね、応援派遣については、令和2年度、昨年度で15施設が16人
の職員を応援派遣したということが大阪府
の公表で明らかです。
府内全域でもこれだけ
の利用しかないという施策になっていますので、この点については、最初に紹介したような声が出る
のは、ある意味、当然かなというふうに感じます。ぜひ、保育
の現場で働く人にもこういった制度があるということも周知していただくことで、安心して検査をし、休むという体制が取られる社会福祉施設
の現状となるように、市も積極的に周知活動を行っていただきたいと思います。それは、事業所に対する周知ということではなしに、働く皆さんに直接周知を行っていただきたいと思います。これについては、今お答えいただきましたスマホ検査センターですね、これも働く方が直接申し込んで受けられる無料
の制度ですので、ここについても働く方に行き届くような周知をぜひお願いしたいと思います。
こういったことを行うことで、今、市が今回提案していることも含めたPCR検査ですね、この制度が、府
の制度
の中でも一定補完される部分が出てくる
のではないかなと感じています。補完ができれば、茨木市としては、新たな制度充実ができるわけですし、そういった中で、今回起こった高齢者施設
の問題でいけば、今、大阪府は入所者へ
の定期検査は行っておりませんので、こういったことを市
の努力で行っていただくなど
の工夫も今後できる
のではないかなというふうに考えています。
そういう意味では、市が積極的に大阪府で制度を充実していただくことも求めていただくとともに、次
の補正予算では、こういった高齢者施設で本当に、お亡くなりになる方をなくすため
の制度
の提案をしていただくようにお願いをいたします。
この間、起こっている事象を考えると、市民からすれば、市は市民
の命を考えてくれてないんだなと、自分
の命は自分で守れということなんだなという声も聞こえています。そういった意味では、市民
の命を守る市政だということを市民に実感してもらえるような施策を積極的に行っていただくよう、要望いたしまして、質疑を終わります。
○河本議長 以上で5番、大嶺議員
の発言は終わりました。
(5番 大嶺議員 議席へ)
○河本議長 以上をもって通告による発言は終わりました。
これをもって質疑を終了いたします。
議事
の途中でありますが、休憩いたします。
(午前11時16分 休憩)
─―――――――――――――
(午前11時30分 再開)
○河本議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
小田
教育総務部長。
(小田
教育総務部長 登壇)
○小田
教育総務部長 大変申し訳ございませんが、大嶺議員
の質問に対する答弁が漏れておりましたので、おわびをし、ご答弁申し上げます。
学校における検査をしたいという声についてでございますが、学校
の臨時休業時など、保護者
の方からそのような声は聞いておりますが、学校で
の教育活動による他者へ
の感染リスクが低いことや、保健所が濃厚接触者として特定し、PCR検査を受検することで感染拡大に至っていないこと等、丁寧な説明を行い、保護者
の方
の不安な気持ちに寄り添い、ご理解をいただいております。
感染不安
のため
の欠席や登校見合せがあったかという点についてでございますが、児童・生徒
の中には登校を見合わせる
子どももおられたと認識しております。
なお、臨時休業は、陽性者が多かったためではなく、あくまで保健所が濃厚接触者を特定するまでに時間を要したため行ったものであり、結果、濃厚接触者に特定された児童・生徒はおりませんでした。
感染拡大時
の対応についてでございますが、これまでになかった状況や想定外
の事態が発生した場合は、文科省や大阪府教育庁とも調整をしながら、適切に対応をしてまいります。
○河本議長 それでは、お諮りいたします。議案第37号は、委員会
の審査を省略いたしましてもご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○河本議長 ご異議なしと認めます。よって、委員会
の審査を省略いたします。
本件につきましては、畑中議員ほか2人から予算
の組み替えを求める動議が提出されております。
提案者
の趣旨説明を求めます。6番、畑中議員。
(6番 畑中議員 登壇)
○6番(畑中議員) 議案第37号、「令和3年度大阪府茨木市
一般会計補正予算(第2号)」について、所定
の賛成者を得て提出いたしました組み替えを求める動議について、趣旨説明を行います。
お手元に組み替え動議を文書にてご配付いたしております。1ページ目めくっていただきまして、2ページ目
の別紙に基づきまして、その内容について、ご説明申し上げます。
予算
の組み替えを求める内容について、歳出予算
の増額であります。
1点目として、高齢者等市内入所施設における定期的なPCR検査
の実施予算として1億円を、2点目として、小中学校におけるPCR検査費用補助対象に小中学生を追加することによる予算として1,000万円を、3点目として、国民健康保険料
のコロナ減免実施
のため
の繰り出し
のため
の予算として2億1,000万円を、4点目として、介護保険料
のコロナ減免実施
のため
の繰り出し
のため
の予算として600万円を、5点目として、昨年度、市において実施された水道・下水道料金
の基本料金免除を再度実施するため
の基準外繰り出し1か月分
のため
の予算として1億9,300万円を、以上
の歳出予算
の増額
の合計は5億1,900万円であります。
なお、備考といたしまして、歳出予算
の増額については、市税、基金取崩し等一般財源で処理するものとすると定めております。
以上で趣旨説明を終わります。議員各位
のご賛同をよろしくお願いいたします。
○河本議長 説明は終わりました。
これより予算
の組み替えを求める動議に対する質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○河本議長 質疑なしと認め、質疑を終了いたします。
お諮りいたします。本件は、討論を省略して、直ちに採決いたしましてもご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○河本議長 ご異議なしと認めます。よって、討論を省略して、これより採決いたします。
まず、予算
の組み替えを求める動議について、起立
の方法をもって採決いたします。
本動議に賛成
の議員
の起立を求めます。
(起立する者あり)
○河本議長 ありがとうございました。
起立者少数であります。よって、予算
の組み替えを求める動議は、否決されました。
次に、原案について、採決いたします。
本件、原案
のとおり決定することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○河本議長 ご異議なしと認めます。よって、議案第37号は、原案
のとおり可決されました。
日程第12、請願書1件は、お手元にご配付いたしております請願文書表
のとおり、民生常任委員会に付託いたします。
委員長から
の招集通知は、後ほどご配付いたしますので、よろしくお願いいたします。
日程第13、これより一般質問を行います。
本件につきましては、発言通告に基づき、順次、発言を許すことといたしますが、議員1人当たり
の持ち時間は10分となります。
なお、各会派
の持ち時間につきましては、10分に会派人数を掛けた時間となりますので、その時間内で発言を許します。
暫時休憩いたします。
(午前11時35分 休憩)
─―――――――――――――
(午前11時36分 再開)
○河本議長 再開いたします。
まず、13番、萩原議員
の発言を許します。
(13番 萩原議員 質問席へ)
○13番(萩原議員) では、お許しをいただきましたので、私
のほうから質問させていただきます。
まず、本市
の新型コロナウイルスワクチン
の予防接種
の実施について、お聞きします。
コロナワクチン
の予防接種に関する基礎自治体
の役割は種々ありますが、今回は、茨木市役所における実施体制
の確保について、接種実施医療機関等
の確保について、そして、当日キャンセルやワクチンロス対策について、3つについて、お聞きします。
窓口予約関係や今後
のスケジュールについては、大野議員から別途質疑する予定ですが、一部重複するところもあろうかと思います。その点、ご容赦いただければと思っております。
では、早速ですが、1点目、茨木市役所における実施体制
の確保について、お聞きします。
本市
の想定した接種を実施するため
の業務と担当部署及び人員について、お聞かせください。
ワクチン接種に関しては、実施計画策定時と5月末で
の体制や人員数は変わった
のか、変わった
のあれば、その理由は何か、また、外部委託した項目はある
のか、ない
のか、その判断基準とともにお聞かせください。
○河本議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 実施体制ということでございます。
接種を実施するため
の業務につきましては、国から
の新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業実施要綱に基づき、接種
の実施体制
の確保、接種券、予診票、案内等
の印刷発送、相談体制等
の確保などが市町村
の役割として示されております。これを踏まえまして、本市では、令和3年2月に管理職2人、職員4人による庁内横断的なチームを組織するとともに、4月1日付で人員
の増強を図り、集団接種やワクチン
の配送関係業務、また、総合病院に対する個別接種へ
の協力依頼など、接種に必要な業務内容を整理いたしております。
また、4月5日、計画策定時から、人員や業務内容
の変更につきましては、6月1日付
の人事異動により人員
の増強を図り、業務委託している集団接種会場
の事務スタッフ
の数を増員するとともに、コールセンター
の回線数を20回線から60回線に増設いたしているものでございます。
次に、外部委託についてです。
国
の予防接種
の実施に関する手引におきましては、コールセンターなど、相談体制
の確保をはじめ、接種履歴
のデータ等
の入力、接種券、予診票など
の印刷など、外部委託できるものについては、積極的に外部委託し、業務負担
の軽減策を検討することが示されているところです。
○河本議長 13番、萩原議員。
○13番(萩原議員) まず、担当部門
の人員数ですけれども、3月31日までは6人
の庁内横断的なチームで対応を図られて、4月1日以降、6月1日以降、順次、人員を増強していったということですけれども、なぜ最初
のスタート、6人で始めた
のかなと。増強
のタイミングに関しては、なぜ4月、6月となった
のでしょうか。
また、後ほどお聞きしますが、実施医療機関
の確保
の遅れ、また、窓口受付
の想定
の甘さ等を考えますと、実施計画
の公表が4月にずれ込んで、そして、当該計画についても、3月公表
の他
の自治体と比べても内容が少し薄い
のかなという感じが気になっておりましたが、これって、もともと当初
の想定が甘くて、人員が足りなかった
のではないかと考えていますが、市
の考えをお聞きします。
次に、外部委託についてですけど、他部署にいろいろ聞いてみますと、皆さん、コロナ対応ですごく忙しいというので、てんやわんやになっているというふうにお聞きしていますが、外部委託
の範囲は本当に積極的に行われた
のか、よくやられますけれども、いつも
のように内部で何でもかんでもしようとした
のじゃない
のかなという
のを危惧してるんですが、今後、職員
の負担軽減も含めて外部委託を検討している項目、あるかどうか、お教えください。
○河本議長 河井副市長。
(河井副市長 登壇)
○河井副市長 人員
の増強
のタイミングが4月、また6月となったということにつきましてですが、4月につきましては、定期人事異動や機構改革
のタイミングでございます。6月は、ワクチン対策チーム
の業務量などを総合的に勘案し、増強したものでございます。
当初、なぜ6人でということにつきましては、横断的なチームということで、年度途中でもありましたことから、こういう体制でスタートしたものでございます。
○河本議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 体制について
の想定がどうだった
のかということでございます。
体制につきましては、庁内横断的なチームを組織するとともに、必要に応じまして増強を図ってきているところでありまして、当初
の業務内容
の想定が甘かったということは捉えておりませんが、今後ともワクチン接種業務を進めていく上で必要な措置を検討してまいります。
なお、今後
の外部委託につきましては、集団接種会場
の拡充等に伴います事務スタッフ
の確保などを考えているところでございます。
○河本議長 13番、萩原議員。
○13番(萩原議員) 結果として調整があまり進まなかった、医療機関
の確保も含めてですね。本当、こういう計画時という
のは、入り口が一番大事じゃない
のかなと考えてますけど、その当初
の人数が6人とか、また、コールセンター
の回線ですね、最初20回線しか準備していなかった、そういうところについても、私は想定が甘いんじゃない
のかなという話をさせていただいたんですが、そうではないと、理解できないということですかね。
私は、必要な
のは想定が甘いという
のをまずは認めて、繰り返さないためにどうしていく
のか考えていくという
のが問題解決
の基本じゃない
のかなと思っていますが、そもそも想定、甘くなかったですよと言ってる時点で、同じこと
の繰り返し、また来るんじゃない
のかなという
のを非常に懸念しております。ぜひ、皆さんは、我々間違っていませんよという自己弁護ではなくて、市民
の皆さん
のほうを見て仕事をしていただきたいなと思っております。
この項目
の最後ですね、体制確保
のところで言いますと、結局、現状、茨木市内でどれだけ
のワクチン接種を行った方がいる
のか、行えるように医療機関にワクチンを配付した
のか等々
の情報が、ホームページ含めて、全然公表されていない状況で、余計に市民
の皆さん
の不安をあおっているように見受けられますが、このような状況になっている
のは、そもそも、市民
の皆さんに情報開示して安心してもらおうという配慮がない体制になっていた
のではないか、どこ見て仕事してんねんという話になろうかと思いますが、市
の考えをお聞きします。
また、少なくとも市内で今、どれぐらい
の医療機関で個別接種が行われていて、集団接種では、どれぐらいワクチン接種等々
の情報開示ですね、こういう
のは積極的に今後実施すべきだと考えていますが、市
の考え、併せてお聞きします。
加えて、当該コロナワクチン接種
の進捗情報とか、どういう進捗で進んでいる
のかみたいな話は、我々とか、市民
の方々に対してだけじゃなくて、庁内、より細かく言うと、市民
の方
の相談
の窓口となるコロナワクチンセンター等
の中
の人たちでも、まともに情報開示されていないように見受けられます。結局、コールセンターに問い合わせしても何も答えられなくて、市民
の人から直接クレームを受けるという現場担当者は非常にかわいそうだなと思うんですけれども、庁内
の情報共有、これはどうなっている
のか、お答えください。
○河本議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 市民
の皆様へ
の情報開示、それと、庁内
の情報共有ということでございます。
まず、市民へ
の情報提供につきましては、広報誌やホームページなどを通じまして、情報発信に努めてきているところでございますが、医療機関等へ
のワクチン配付情報などを掲載することで、接種可能というような誤解を与えてしまうとともに、医療機関へ
の問合せが多くなることで、通常
の診療等に影響を及ぼす可能性がありましたことなどから、その時々
の状況を踏まえた情報提供を行っているところでございます。
今後におきましては、市民
の皆様にタイムリーな情報提供を図るため、市広報誌、ホームページ、SNS、フェイスブック等々を活用いたしまして、積極的な情報開示に引き続き努めてまいります。
次に、庁内
の情報共有でございますが、庁議や毎週1回開催しております調整会議などでその共有を図っているところです。また、コールセンターや集団接種会場
の運営などにつきましては、業務委託をはじめまして、庁内各部が連携して実施しているところでございますが、より一層、進捗状況や運用
の改善などを共有する必要があると考えているところでございます。
○河本議長 13番、萩原議員。
○13番(萩原議員) 今
のご答弁ですね、その時々
の状況を踏まえた情報発信とおっしゃっていますけれども、本当にできている
のかなと。市民
の皆さんが本当に今、何を知りたい
のか、本当に開示すべき情報は何かという、そういう当たり前
の、マーケットインではないですけれども、皆さんが出したい情報、出せる情報ではなくて、市民
の方が知りたい情報、これを出していく
のが必要じゃない
のかなと考えていますので、ぜひ、そのような情報を、今、何を市民
の人が求めている
のか、安心するためにはどうすればいい
のか、そういうところをご検討いただければなと思います。
また、情報共有ですね。今
の状況で、結局、窓口
の質問に対して、答えれないことって非常に多いと思うんですけれども、それについても、同じような話ですけれども、きっちりと情報共有していただいて、あと、本当に市民
の方から直接その場でクレームを受ける
のという
のはコールセンター
の方で、今ここに座られている皆さんではないと思っておりますので、本当に現場
の人を大切にする意味でも、きちっと対応を図っていただければなという
のを強く要望いたします。
続きまして、2つ目ですね。接種実施医療機関等
の確保について、お聞きします。
自治体
の大きな役割
の一つにワクチン接種、これを実施するために必要な医療機関
の確保があります。当該確保をいかにスムーズにできる
のかということが、ふだん市民
の皆様
の縁
の下
の力持ち的な役所
の力
の見せどころですし、市民
の皆様に、本当に茨木市に住んでよかったな、うち
の役所は頼りになるなと思っていただける絶好
の機会だったかと思います。ただ、残念ながら、本市においては、当該医療機関
の確保については、かなり後手に回ったように見受けられます。
そこで、お聞きしますが、まず、そもそも本市において想定した必要な接種実施医療機関、医療従事者をお示しください。
次に、市内
のワクチン
の予防接種実施が可能であろうと想定される医療機関数、実施対応可能と回答している医療機関数、医師会加入割合、接種実施医療機関確保
のために実施した手続をお示しください。
そして、医療機関確保
のために時間がかかったように見受けられますが、その要因、これも併せてお聞かせください。
加えて、集団接種体制についてもお聞きします。
本市
の集団接種予定数ですね、現在、予約可能となっていた集団接種
の数については、本市はトータルで5,320人分で、65歳以上
の方に占める割合という
のが大体7.8%と、北摂各自治体に比べて、集団接種
の予約枠も非常に少ないように見受けられますが、この数
の見込みはどのように算定した
のでしょうか。5月に受付開始した6月、7月
の集団接種予約可能数量が他市と比べて人口に占める割合、これが少ない理由と併せてお示しください。
○河本議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 接種医療実施機関等
の確保についてです。
ワクチン接種実施計画
の策定時におきましては、接種実施医療機関として、病院
の9か所、診療所等は調整中とさせていただいております。また、医療従事者につきましては、総人口
の3%として算定することとされておりましたので、約8,500人といたしております。
次に、本市にあります医療機関等につきましては240か所でございます。そのうち、医師会
の加入割合は約9割、また、5月19日
のアンケート調査
の集計時点ではございますけれども、対応可能とご回答いただいた医療機関につきましては、病院と診療所等を合わせまして130か所となっております。
ワクチン接種実施医療機関
の確保につきましては、冷凍保管ができる市内総合病院に対しまして協力依頼を進めるとともに、各医療機関に対しましては、市医師会を通じまして協力要請を行ってきていたところでございますが、限られた資源
の中において、各医療機関
の実情及び集団接種会場
の確保や人員
の確保などへ
の影響など、丁寧かつ慎重な対応が必要であったこと、また、当初、国から
のワクチン供給が不透明であったことや、医療従事者に対する接種が進んでいなかったこともありまして、できる限り個別接種へ
の影響を低減するべく、医師会と
の協議を行いまして、医療従事者に対する接種も行うなどをいたしており、対応が後手に回ったということとは捉えてはおりません。
集団接種数
の予約枠につきましては、実際に集団接種を構築する上で、医療従事者
の数や従事者が従事できる時間帯、曜日など
の条件があるため、単純な人口比では算出できないと判断し、準備可能な条件下で
の最大数を設定したものでございまして、他市と
の比較はいたしておりません。
○河本議長 13番、萩原議員。
○13番(萩原議員) 例えば箕面市ですけど、3月31日公表
の接種実施計画書で、既に個別接種対応可能な医療機関について、数、これは公表されていましたし、少なくとも4月中には、市民
の皆様に、65歳以上
の皆様ですね、個別接種可能な医療機関について
の連絡が行っていた状況と理解しています。自治体として
の規模が違うという話もあるかもしれませんが、結局、発表とか、医療機関確保
の問合せをしても、5月中旬
の段階でも茨木市
の場合、調整が終わっていないと
の回答でしたし、このような状況においても対応が後手に回っていないと考える理由を再度お聞かせください。
もう一度言うんですけれども、我々、結局、過去してきたことに対して、ぐちぐちああだこうだと言うつもりはあまりなくて、ただ、過去、何がよくなかった
のか、要因は何かっちゅう話をしたいだけなんですね。未来に向けて建設的な話をしたいなと思っているんですけれども、できてます、大丈夫です、何も問題ありません、そういう話だと、話って何も進まない
のかなと思います。これについては、市長か副市長、答弁よろしくお願いいたします。
あと、今、先ほど
の答弁
の中で、5月19日
のアンケートですね、130か所対応可能とおっしゃっていましたが、最初
のアンケート、これはいつされた
のでしょうか。その際、対応可能と答えた診療所
の件数とともにお知らせください。
あと、ちょっと集団接種
のとこだけ先にコメントさせていただきますけど、他市と
の比較はしていませんと
のことでしたが、してないじゃなくて、しなさいよっちゅう話ですよね。何、勝手に自己完結してる
のかなと思っています。市民
の方、これ、きちっと見ていただければなと思っております。
取りあえず、最初
のほう
のところ、市長か副市長、答弁よろしくお願いします。
○河本議長 河井副市長。
(河井副市長 登壇)
○河井副市長 医療機関確保等々について、後手に回っている
のではないかといった点でございます。
先ほど部長も答弁しておりますとおり、医療機関に対しまして、一つ
の要因である医療従事者
の接種が進んでいないといったところから、協議をして、本市で医療従事者
の接種を行うなど、いろいろな対策も講じております。
当初、国から
のワクチン供給が不透明であったことといった状況
の中で、最初
の実施計画を策定したわけでございますが、その後、4月下旬に至って、高齢者については7月末にということで、国
のほうから通知が来ました。こういう状況
の中で加速をしなければならないという判断で、さらに充実をさせていく方向としたわけでございます。
現在も国
のほうで、全年齢について、10月、11月といった議論も、急遽と私どもは捉まえておりますが、出てきております。こういう状況
の中で、非常に刻々と変わっていく状況
の中で、臨機に対応していかなければならない、また、4月におきましては、変異株ということで、非常に1月、2月、3月中旬まで
の状況とがらっと変わったということもありまして、臨機
の対応を講じてきたということでございます。
そういうことを踏まえて、部長答弁としておるところでございますが、ご指摘
のとおり、しっかりと、こういう刻々変化する状況
の中で、臨機
の対応を取っていくということにつきましては、しっかりと踏まえて進めていきたいと考えております。
○河本議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 アンケート、5月19日と先ほど答弁いたしました
のは、2回目でございまして、1回目
のアンケートを行っている
のは2月24日に通知をしているところでございます。その時点で
の回答者数については、ちょっと手元に数字を持ち合わせておりません。
○河本議長 議事
の途中でありますが、休憩をいたします。
(午前11時59分 休憩)
─―――――――――――――
(午後 1時00分 再開)
○河本議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
13番、萩原議員。
○13番(萩原議員) 先ほどはご答弁ありがとうございました。
先ほどお答えいただいた話、今後、臨機応変にやっていきますよという、そういう話だったと思うんですけれども、ただ、私がもともと体制
の話、させていただきましたけど、対応甘かったんじゃない
のかみたいな話
のところで結局おっしゃってたことって、他市も状況同じじゃない
のかなと思っています。じゃあ、何で結局1か月以上遅れた
のかなと。ある意味、おっしゃっている答弁が正しいとした場合、組織体制にも問題ないし、運用も問題ないと。でも、医療機関
の確保数が少なかったり、時間がかかったという
のが事実かなと思ってます。
ちょっと確認なんですけれども、結局、なぜ本市においては医療機関確保
の進みという
のが遅かった
のかというところでいうと、結局、重要なファクター、茨木市だけじゃなくて、地元医師会ということになると思うんですけれども、そこが遅延
の原因だったって市が考えられている
のか、それとも、他市
の確保
の仕方が、いろいろやるべき手続、こういう
のを省いていったからこそ、適宜確保していった
のかというふうに考えられていた
のかなというところで、結局要因って、何か市は適宜やってきたと言ってるけど、1か月以上、2か月、確保が遅れた理由って結局何な
のかなという
のが分からないんですけども、市はどのように考えられている
のか、お答えください。
○河本議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 先ほど答弁漏れがございましたので、ここでご答弁させていただきます。
1回目
のアンケート
の対応可能と回答いただいた医療機関数ですが、114か所でございます。それと、ワクチン接種が他市と比べて時期がどうかということでございますけども、一つ、大きな要因としては、国から
のワクチン
の供給体制
の不透明という中で、それをどう判断して、接種に結びつけていったかという、その判断が一つ、要因ではあった
のかなというふうに考えているところです。本市といたしましては、確実な集団接種を実施するためにワクチン
の供給量
のめどが確実に見えてきた時点で、集団接種を開始するというところを展開していった、これが一つ
の要因ではなかったかなというふうに思います。
○河本議長 13番、萩原議員。
○13番(萩原議員) 答弁ありがとうございます。
今おっしゃっていただいた
のは集団接種
の話だけな
のかなという気もしますが、今、部長おっしゃられたことも含めて、結局、他市
の状況は同じですので、どれだけ早く体制をつくっていこうかとか、結局、初期
の遅れが今
のような状況になったとおっしゃっているようにも聞こえましたので、このままで皆さん
の遅れとか、そういう
の、なかったと本当に思われるかどうかという
のは、ぜひ、まちに出て、今、下でいろいろ聞いてらっしゃる市民
の方とか、話、聞いていただいて、本当にそう思いますかというところも含めて、ぜひご確認いただければなと思っています。
じゃあ、あと、最後、この項目
のところで、集団接種、これについて、お聞きします。
集団接種
のトータル
の数については、実施計画上明示されていますが、実施計画で示した、この5,320セットで問題ないと考えている
のか、補充を考えていない
のかについて、お答えください。
また、お聞きしますけれども、個別接種実施対応可能な医療機関数については130以上ですかね、決して多いわけではないと思いますが、これを広げるため
の取組として何をしている
のでしょうか。対応不可と言っている医療機関
の理由、これも含めて、現状、ボトルネックになっているものは何か、それに対する対応は何か、これをお示しください。
また、今後
のことを考えると、集団接種を含めて、接種実施医療機関
のさらなる拡充という
のは非常に大事であると考えますが、集団接種会場
の拡充や医療機関
の拡充等々、今、予定されているものという
のは、どういうものがある
のか、それをお答えください。
○河本議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 集団接種、個別接種
の充実、また、その取組ということでございます。
集団接種及び個別接種につきましては、会場や人員
の確保など、限られた資源
の中で、効率的に進めていく必要があると考えておりまして、医療機関等と連携、調整をしながら、その充実に努めてまいりたいと考えております。
また、その取組につきましては、各医療機関に対しまして個別に依頼をしているところでございます。
対応不可
の理由といたしましては、通常診療に加え、医療機関
の会場や人員
の確保などが主な理由と考えておりますが、そのような医療機関
の医師
の方などには、できるだけ集団接種にご協力をいただくよう、お願いをしているところでございます。
なお、職域接種など
の動向を踏まえつつ、効率的なワクチン接種
の充実に引き続き努めてまいります。
○河本議長 13番、萩原議員。
○13番(萩原議員) 結局、小規模なところという
のは、人がいない、場所がない、そういうところが要因じゃない
のかなと思っています。今、いろいろ金銭的なインセンティブという
のは与えられていると思いますけども、そうではなくて、いない
のって、足りない
のって、お金ではない、場所、物、そういうものかなと思いますので、ぜひ、本市独自
の仕組みとして、規模感がある茨木市だからこそできるような対応、フォロー、それをしていただくことを要望させていただきます。
あと、ワクチン接種
のところですね。現在、医師会未加入
の診療所等々に対して、ワクチンを回さないことがあるとかないとかという
のが全国的にちょっと話、出たりしていますが、本市はそのようなことという
のはないという理解でいますが、そのような理解でよろしい
のでしょうか、お答えください。
これに加えて、最後、職域接種について、お聞きします。
職域接種をどうするかという話が広がっていますが、国が想定する職域接種
の要件を満たす事業所という
のは茨木市にどれぐらいある
のか。職域接種
の対応を広げるために市が取り組んでいることは何か。また、6月1日
の通達状、6月中旬をめどに接種券を送付すべしというふうに書いてあったと思いますけれども、本市
のスケジュール、これはどうなっている
のか、お示しください。
○河本議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 ワクチン関係
の配送についてでございます。
個別接種を実施していただいている医療機関等につきましては、医師会へ
の加入
のあるなしにかかわらず、それぞれ
の希望数量に応じましてワクチンを配送しております。
次に、職域接種
の関係でございますが、国が示す職域接種
の要件は、現時点におきましては8項目ありまして、その中でも同一接種会場で2回接種を完了することや2,000回程度
の接種を基本とすることが示されております。そのような事業所があるかどうかについては、今後、把握に努めてまいりたいと思います。
また、原則といたしまして、市町村におきます予防接種体制に影響を与えないようにすることも要件として示されているところでありまして、現在
のところ、特に本市が取り組んでいるということはございません。
接種券
の関係でございます。
国
の職域接種
の受付が始まっていることなどを踏まえつつ、できるだけ早期に接種券を配付してまいりたいと考えているところですが、接種券
の印刷等々、少し時間を要する部分もありますので、6月中旬
の発送というところについては、現在
のところ、少し難しいかなというふうに考えているところです。
○河本議長 13番、萩原議員。
○13番(萩原議員) 職域接種に関して、これは取り組んでいることがないではなくて、取り組む必要があるんじゃない
のかなと思っています。官民連携して、コロナに打ちかつのが、全体として協力していくという
のが必要なんじゃないんでしょうか。
商工会議所もそうですけれども、本当、なかなかああいう接種会場をつくろうとしてもできないと。施設
の場所を貸すとか、相談センターですね、それで協力できるような体制、これをつくっていく、市ができることという
のは何ぼでもあるんじゃない
のかなと思っています。ぜひ他人事ではなく、独自
の支援、これは、ぜひ行っていただけるよう、要望いたします。
あと、接種券ですね。接種券については、接種券
の印刷等々あるとおっしゃっていましたけれども、そもそも何で刷っていない
のかなと。64歳以下
の接種券って、もともと設計上、必要となっていたもんだと私は思っているんですけれども。また、最近
の情勢ですね、これを見ていると、どんどん前倒しになっていくという
のは、もう明らかじゃない
のかなと思っています。それがなぜできていない
のか、見通しがやっぱり甘いんじゃない
のかと思っていますが、市
の考え方をお聞きします。
また、6月中旬
の発送、これは6月中
の発送はできないということは分かったんですけれども、いつまでに発送する
のか。他市においては、もう早々にスケジュールを発表しているところがありますけど、うちは、そのスケジュール
の見通しすら立っていないということなんでしょうか。
以上、よろしくお願いします。
○河本議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 国が示す6月中旬
の接種券
のスケジュールがどうかということでございますが、準備は当然進めているところでございますけども、何分、いろいろタイトに前倒しでスケジュールが来るものですから、こちら
の事務
の追いつき具合というところも加味しながら、今、いろんな個別接種を増やすとか、集団接種
の会場を増やすとか、そういう事務をしつつ、この64歳以下
の部分も取り組んでいるところでございますので、全てをじゃなしに、優先順位をつけつつ、やっているというところなんですけども、国が示すようなスケジュールに追いつくよう、今後におきましても努力してまいるというところでございます。
○河本議長 13番、萩原議員。
○13番(萩原議員) 今、国がどんどんいろんな対応を前倒しにしてきているという
のは、もちろん分かっているんですけども、そういう
のも状況として、先ほど言いましたけど、読めるんじゃない
のかなとか、対応、今が足りないんだったら、もっともっと体制という
のを整えていく、後手を踏まないようにしていくという
のが大事だと思ってますので、ぜひ、その対応を臨機応変にやっていただければなと思っております。
最後、接種券関係とか、今、他市においては基礎疾患、これがある方とか、サイトをつくって、早めに連絡ください、早めに接種券送付します、そういうこともやっていますので、うち
の市も人数把握、それを計画立てているだけじゃなくて、実行、そういう形でよろしくお願いしたいと考えております。
あと、私
の質問、いろいろあったんですけれども、私
の持ち時間、なくなりましたので、質問、以上までとしたいと思います。
ありがとうございました。
○河本議長 以上で13番、萩原議員
の発言は終わりました。
(13番 萩原議員 議席へ)
○河本議長 次に、8番、辰見議員
の発言を許します。
(8番 辰見議員 質問席へ)
○8番(辰見議員) お許しをいただきましたので、質問させていただきます。
まず、茨木市民
の皆様
の命を守る救急病院
の誘致についてです。
茨木市民
の皆様
の命と暮らしを守る、その最前線として24時間365日受入可能な総合病院
の誘致は、このコロナ禍において、ますますそのニーズは高まっていると感じます。市としても、この4月に医療政策係は、係から医療政策課に格上げされ、本気度を感じているところではあります。
そこで、病院
の誘致
の進捗状況、現在
の状況と今後
のスケジュールをできるだけ詳しくお示しください。
○河本議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 病院誘致
の進捗状況ということでございますけども、第2回目
の病院誘致あり方検討委員会を本年4月30日に開催を予定しておりましたところですが、緊急事態宣言
の発出に伴うことで延期をいたしております。
誘致
のめどにつきましては、基本整備構想
の審議終了を令和3年7月目標としてきたところでございますが、このような状況によりまして、基本整備構想
の審議及び策定スケジュールも後ろ
のほうに遅れていく可能性が出てきております。基本整備構想以後
の予定につきましては、今後
の感染拡大
の状況等々も勘案しながら、現時点ではお示しできる段階には至っていない、そういう状況でございます。
○河本議長 8番、辰見議員。
○8番(辰見議員) 第2回目
の病院誘致あり方検討委員会が延期されたという
のが非常に進捗に大きな影響を及ぼしているんだというふうには感じます。ただ、コロナでスケジュールが遅れてしまうという
のは、ある意味、致し方ない部分があるとはいえ、このままどんどん遅れていくという
のはどうかと思いますので、実際、市民
の方々は、病院ができることに大変期待をされておられると思います。特にコロナ禍だからこそ、市民
の皆様は、何かあったら自分たち
の受入れを拒まない茨木市民ファースト
の病院に行きたいと思われていると思います。
今後
の進め方については、どう考えておられますか、お答えください。
○河本議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 今後につきましてです。
引き続き、病院誘致あり方検討委員会における十分な議論や大阪府等々
の関係機関と
の協議も行いながら、丁寧に進めていきたいと考えているところでございまして、コロナ禍におきまして、実施方法を工夫するなどにより、審議会を進める、そういう進捗を図ってまいりたいと考えているところです。
○河本議長 8番、辰見議員。
○8番(辰見議員) コロナ禍においても工夫して進めると
のご答弁をいただいたというふうに前向きに捉えさせていただきます。課に格上げされ、市民
の方も注目されている事業だということをやはり意識して進めていただきたいと思います。
続きまして、病院
の必要性について、確認したいという意味を込めまして、幾つか質問させていただきます。
新型コロナウイルスに感染された市民
の方々
の累計を、症状別、自宅療養、ホテル療養、入院
の別に教えてください。また、亡くなられた方は何人かを教えてください。
○河本議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 コロナ感染者
の陽性者
の累計及び症状別
の状況でございます。
本市
の陽性者数
の累計でございますが、2,250人となっております。
次に、大阪府報道発表資料以上
の情報は非公表となっているところでございまして、市内で
の陽性者に関する自宅療養、それと入院といったところ
の人数や死亡された方
の人数については把握できておりません。
6月7日現在になりますけども、大阪府
の発表資料により、大阪府全体
の人数で申し上げることになりますが、重症者は193人、軽中症者は982人、自宅療養者が4,459人、ホテルで
の療養者が340人、病院入院中
の方が1,171人、入院等調整中
の方が867人、死亡者は2,432人というふうになっております。
○河本議長 8番、辰見議員。
○8番(辰見議員) くだん
の事情で市として
の数値は把握されてないということで、大阪府
の数値をご答弁いただきました。亡くなられた方も2,432人と、入院調整中ということで、まだ自宅で入院を待たれている方も867人という数をお答えいただきました。
では、茨木市
のコロナ患者
の方で入院が必要になられた方
の搬送先
の決定方法と、搬送先
の人数について、市内病院、市外病院
の別にお答えいただけますか、お願いいたします。
○河本議長 乾消防長。
(乾消防長 登壇)
○乾消防長
新型コロナウイルス陽性患者
の搬送先病院
の決定方法及び搬送人数と搬送先病院
の市内、市外別
の搬送人数についてでございます。
新型コロナウイルス陽性患者
の入院する病院につきましては、病床
の一括管理、調整を行っている大阪府
の入院フォローアップセンターが決定しております。救急要請があった場合には、茨木保健所を通じまして、大阪府
の入院フォローアップセンターから指定された病院に搬送しております。
陽性患者
の搬送人数につきましては、入院フォローアップセンターと
の連携を開始しました令和2年4月から令和3年5月末までで168人、その内訳は、茨木市内
の病院が25人、市外
の病院が143人でございます。
○河本議長 8番、辰見議員。
○8番(辰見議員) ありがとうございます。
入院先
の決定などは、大阪府フォローアップセンター
のハンドリングによると
のご答弁でしたので、市民
の方を市外
の病院に搬送する指示が多いという
のは、一定
の理解はできます。それにしても、14.9%
の方しか茨木市内
の病院に搬送できなかったということが、また一つ事実かと思います。やはり市民
の皆様
の思いは、茨木
の病院に入院したいと、そういう思いではないかと私は思います。
例えば、市内
のとある病院ですけれども、コロナ病床を大幅に拡充したと新聞報道でもありましたが、実際、5月末日現在
の数字ですが、受け入れされた患者
の方
の医療圏として、三島医療圏46%、豊能医療圏17%、大阪市内24%、その他13%というふうに聞いております。やはり地域
の受入先が拡充すると、地域
の病院に搬送されることが多くなる
のではないかなという印象を受けざるを得ません。
受入先
の病院さんももちろんですけれども、搬送する側も搬送される側も、地域
のことは地域でという思いは同じではないでしょうか。今後、再びほか
の感染症が蔓延したり、地震などで多く
の方が病院にかかる事態になったときに、やはり私は茨木市民
の命は茨木市内で守りたい、そのため
の病院
の誘致、早期
の開業は急務であると強く考えております。今後
の行方を見守るとともに、より一層
の前進を要望して、この件については、本日は終わらせていただきます。
次に、コロナ禍における市民生活及びワクチン接種について、質問させていただきます。
長引くコロナ禍において、市民生活にも甚大な影響が出ていると思いますが、市内事業者
の倒産件数、失業者数は把握されていますでしょうか、お答えください。
○河本議長 吉田
産業環境部長。
(吉田
産業環境部長 登壇)
○吉田
産業環境部長 市内事業所におけます倒産件数、失業者数についてでございます。
市内事業者
の数値そのものについては、把握はしておりませんので、大阪府におけます数値でお答えさせていただきます。
倒産件数につきましては、昨年、2020年
の大阪府におきましては倒産1,132件で、前年
の1,177件と比較いたしますと45件、3.8%
の減少となっております。
失業者数につきましては、完全失業者数
の推計値でございますが、2020年は16万人で、前年に比べ2万2,000人、15.9%
の増加となっております。
○河本議長 8番、辰見議員。
○8番(辰見議員) 市内
の数は持っておられないということで、また大阪府
の数値をお答えいただきましたけれども、市内
の倒産件数や失業者
の数も把握できずに、何をもって市民
の皆様
の困窮を知り、その施策を考える
のか、お答えください。
○河本議長 吉田
産業環境部長。
(吉田
産業環境部長 登壇)
○吉田
産業環境部長 市内事業者
の現状把握についてでございますが、コロナ禍以前と比べまして、飛躍的に件数が伸びている融資に関する相談や経営サポートデスクで
のヒアリングなど、市窓口におけます事業者
の皆様
の声や、商工会議所、金融機関など
の関係団体から
の情報によりまして、市内事業者
の現状を把握し、施策
の検討を行っているところでございます。
○河本議長 8番、辰見議員。
○8番(辰見議員) ありがとうございます。
具体的な数字というよりは、もう肌感覚で市民
の皆様
の困窮を感じておられるというふうにご答弁いただいたように思われます。
今、緊急事態宣言も今まさに再延長されておりますし、飲食店関係だけではなく、様々な事業者
の方々は、今、必死に耐えておられます。いつまで続くか分からないこのコロナ禍では、もう限界が来ておられるところもたくさんあります。この長引く状況下において、この支援があったから助かったと言えるような茨木市独自
のインパクト
のある大規模な支援は考えておられますでしょうか、お答えください。
○河本議長 吉田
産業環境部長。
(吉田
産業環境部長 登壇)
○吉田
産業環境部長 独自
の事業者支援策についてでございます。
コロナ禍におきまして、外出自粛やイベント
の中止などによりまして、飲食店だけではなく、様々な業種
の方
の事業活動に影響が生じていると認識はしております。
今後も引き続き、市内事業者
の現状把握を様々なチャンネルを通じて把握に努めるとともに、国や府
の経済支援施策
の動向を注視し、状況に応じた適切な支援策を検討してまいります。
○河本議長 8番、辰見議員。
○8番(辰見議員) どうか前向きにご検討していただきたいと思っております。
また、コロナで困窮されている
のは、会社関係、飲食店関係だけではなく、どういった方々がおられるか、いま一度、思いをはせていただきたいと思います。
例えば、文化芸術関係
の分野に携わっておられる個人、団体
の方も茨木市にはたくさんおられます。そういった方々を忘れないでいただきたいですし、コロナによって文化芸術分野が衰退しないようにと思っております。こんな状況下ではありますが、やはり心
の栄養、人生
の潤いというふうに必要な分野だと私は思いますので、どうか出番
の創出も含めて、今後、検討していただけたらと要望いたします。
では、次に、コロナワクチン
の接種
の現状と今後
のリカバリーについて、お答えください。
あわせて、速やかなワクチン接種を行うスケジュールと接種方法についてもお答えください。
○河本議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 ワクチン接種
の現状と今後
のリカバリーということでございます。
現時点における実施計画では、7月末までに集団接種では約1万人、個別接種では約2万9,700人をそれぞれ見込んでおります。6つ
の集団接種会場で実施をしているところでございますが、集団接種では、接種実績から算出いたしますと、週当たり平均で約1,210人以上
の接種を行っております。個別医療機関接種では、ワクチンオーダー実績
の平均から約5,000人以上が可能ではないかというふうに見込んで接種を考えております。このようなことによりまして、65歳以上
の接種希望
の方全員
の早期
の接種を目指してまいります。
次に、スケジュールということでございますが、速やかなワクチン接種につきましては、集団接種会場
の確保や人員
の確保など、限られた資源
の中で効率的に進めていく必要があると考えておりまして、今後とも医師会をはじめまして、各医療機関等と連携、協力しながら事業を実施してまいりたいと考えております。
また、そのスケジュール及び接種方法につきましては、新型コロナワクチン接種実施計画を見直す中で、その計画
の中で明確にしてまいりたいと考えているところです。
○河本議長 8番、辰見議員。
○8番(辰見議員) お答えいただきました。
思えば、今日も保健医療センターで集団接種が実施されているなと。毎日どこかで必ず集団接種が実施されて、医療機関でも接種が始まっております。また、計画も見直しされ、市民
の皆様が安心していただけるように、また、信頼をリカバリーされるような臨機応変に対応されているんだなというふうには理解できます。
さて、全世帯にワクチン接種について
のリーフレットも配布されましたけれども、集団接種
の回数や医療機関
の数もそこには公表されてはいませんけれども、7月末までに65歳以上
の接種希望者が少なくとも1回は接種できるというふうにはあります。では、その根拠を集団接種と医療機関で
の実施別でお示しください。
○河本議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 1回接種が可能である根拠ということでございますけども、ワクチン接種実施計画では、接種率を6割と見込んでおりまして、65歳以上
の高齢者
のうち、約4万1,000人
の接種希望者数があるというふうに見込んでおります。そのうち、集団接種では約1万人を、高齢者施設等で
の接種では約1,300人を、個別接種では約2万9,700人をそれぞれ見込んでおりまして、先ほどご答弁申し上げました接種
の過去
の実績等々から勘案いたしまして、65歳以上
の接種希望者
の全員が少なくとも1回は接種できるというふうに見込んでいるところでございます。
○河本議長 8番、辰見議員。
○8番(辰見議員) ありがとうございます。
やはり具体的な数値を上げていただいて、そのざっとした計算式でもって根拠を示していただいたら、市民
の皆様も、7月末までに接種できるという
のは、あながちうそじゃないなというか、安心して聞くことができるかと思います。
政府
の示す7月末までに65歳以上
の方、2回目接種
の完了という
のは確かに厳しい
のかもしれませんけれども、今、答弁いただいた内容を鑑みましたら、順調にいけば2回目接種に至る方もそれなり
の人数になる
のではないかというふうにも感じます。
そこでなんですけれども、今後、職域接種や接種券
のない方へ
の接種も始まろうかと思います。ワクチンが安定して供給されるということですけれども、それならば、予約という手段を省いて、もっと速やかに接種できる体制も考えられたらどうでしょうか。
実際、市民
の方は、地域
の小学校
の体育館や公民館などで接種が始まれば、もう非常に遠方まで行かなくてもいいし、予約もしなくてもいいし、安心して接種できるんだけれどもというふうなお声もたくさんいただいておりますが、予約も接種券もなしで接種体制を整えるといいますか、検討するということ、そういうお考えはありますか。
○河本議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 ワクチン接種に小学校
の体育館などを利用したらどうかというお話でございますが、現在、個別接種が始まっており、かつ、国では職域接種が進められようとしている中、集団接種会場
の確保や人員
の確保など、限られた資源
の中で効率的に進める必要があること、また、地域
の小学校
の体育館や公民館などにおいて、日時を決めて、予約
の省略や接種券なしで
のワクチン接種を行うことは、接種会場
の混乱を招くおそれも考えられますことから、そのような実施方法については、いろんな課題がある
のではないかというふうに考えているところでございます。
○河本議長 8番、辰見議員。
○8番(辰見議員) 市としては、予約は必須というスタンスであるというふうに理解いたしました。
やはり個別接種が始まったという
のが大きな前進な
のかなというふうに思います。今回
のワクチン
の件ですけども、一時
の混乱やご批判という
のはありましたけれども、その後、予約方法を根本から見直されて、接種
の調整などで担当課
の方々は、もう日々休みなく努力されておられるという
のを私は知っておりますし、また、課を超えて市役所
の職員
の方々が土日
の集団接種
の業務に執務されたり、全庁挙げてワクチン接種事業に協力していただいております。職員
の皆様
の献身的な働きに感謝するとともに、接種を希望される市民
の皆様全員に、いち早くワクチンが行き渡るように願っております。私も応援しておりますので、どうか引き続き頑張ってください。
終わらせていただきます。ありがとうございました。
○河本議長 以上で8番、辰見議員
の発言は終わりました。
(8番 辰見議員 議席へ)
○河本議長 次に、17番、青木議員
の発言を許します。
(17番 青木議員 質問席へ)
○17番(青木議員) 私からは、大きく2点にわたって質問させていただきます。
まず、1点目に、新型コロナワクチン接種について、伺います。
医療従事者、高齢者へ
の接種状況、副反応について、お示しください。
次に、医療機関と
の連携について、伺います。
個別接種を実施する医療機関へ
の備品やワクチン
の配送システム等については、一元管理されていると思いますが、どのように行っておられる
のでしょうか、お示しください。
それぞれ
の医療機関は状況に応じてご協力いただいており、早朝や休診日
の実施等でオーバーワークも懸念されます。個別接種を担う医療機関と
の連携やフォローアップはどのように行われている
のでしょうか。
次に、接種会場
の確保と医療従事者等人材
の確保について、お聞かせください。
また、市内事業所や学校等における職域接種についてはどのように検討されている
のでしょうか。
次に、市職員
の応援体制、勤務体制についてはどのようになっている
のか、お聞かせください。
支援
の必要な方へ
の対応について、伺います。
在宅要介護者で、かかりつけ医で接種を受けることができない方について、訪問接種等も必要ではないかと考えますが、いかがでしょうか。
また、在宅
の要介護者、要支援者等
のワクチン接種について、予約や接種券
の管理、接種会場へ
の同行等、支援が必要な高齢者が安心してワクチンを接種できる体制づくりが望まれます。予約入力等を支援する会場
の設置なども必要ではないでしょうか。また、そこに出向くことができない方に対し、ケアマネジャー等に委託し、予約から
の支援を実施されている自治体もあります。介護保険
の範囲内となると様々制約もあるかと思いますが、市はこのような課題にどのように取り組んでいかれる
のでしょうか、お聞かせください。
次に、高齢者、重度障害者福祉タクシー料金助成事業
の拡充が今回行われました。一方では、対象外となる要支援者、移動困難者へ
の対応についてはいかがでしょうか。
次に、今後
のワクチン接種
の進め方について、65歳未満
の方へ
の接種について、どのように進めていかれる
のでしょうか、お示しください。
意思決定と見える化について、伺います。
ワクチン接種について、新型コロナワクチン対策チームを中心に、全庁挙げて
の取組となっています。行政内部組織においては、個々
の職員がそれぞれ
の役割を担っておられますが、何をやればよいかという目的
の明確化や進捗状況、成果
の見える化等、情報共有を図ることが大切だと思いますが、どのように行われている
のでしょうか。
また、安心・安全を第一に、スピード化が求められる中で、刻々と変わっていく状況や市民ニーズや課題を把握することがとても重要だと思います。現場から
の改善提案などに対し、集約、対応できる仕組みづくりはされている
のでしょうか。
また、現在
の接種状況や今後
の進め方等について、市民へ
の周知と見える化がとても大切だと思いますが、いかがでしょうか、お聞かせください。
○河本議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 接種者
の接種状況と副反応ということでございます。
医療従事者へ
の接種につきましては、実施主体であります大阪府が接種順位を定め、3月上旬から実施しており、現在も継続中と聞いております。
高齢者
の方へ
の接種につきましては、接種回数が5月末時点におきまして、高齢者施設及び集団接種会場において約3,560人でありました。
副反応につきましては、現在
のところ、集団接種では接種直後
の急激なアレルギー症状は発症しておりません。また、大阪府から
の情報提供も聞いてはおりません。ないということですね。
医療機関と
の連携ということでございます。
市内病院7か所につきましては、国が調達いたしておりますファイザー社製
のワクチン専用
の超低温冷凍庫を配付しております。また、ワクチン
の配送につきましては、民間事業者に業務委託を行っております。
本市では、個別接種に係る実施要領等を作成し、説明会を実施するとともに、ワクチン接種円滑化システムへ
の入力やICT
の活用が難しい医療機関へ
の支援等を行っているところでございます。
また、ワクチン接種に従事する医師、看護師、薬剤師などからご意見をお聞きできるような方法につきましても検討してまいりたいと考えているところでございます。
続きまして、人材
の確保、それと職域接種についてでございます。
まず、接種会場
の確保と医療従事者等人材
の確保についてでございますが、集団接種会場
の拡大及び接種回数
の増加に向けまして、医師会、その他、医療機関等
の関係機関と調整を図っているところでございます。
市内事業者や学校等における職域接種でございますが、本市におきましては、大阪府が実施する職域接種体制
の立ち上げ支援等について、適宜周知しているほか、市内
の大学
の動向
の把握に努めてまいります。
また、医療従事者
の確保につきましては、国
の新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金
の活用も視野に入れながら、三師会、医療機関及び医療系大学等と
の連携を図りたいと考えているところです。
訪問接種についてでございます。
在宅要介護者で、かかりつけ医で接種を受けることが難しい方へ
の接種につきましては、必要に応じまして、今後、市医師会及び医療機関等関係機関と調整を図ってまいる考えでおります。
予約入力等
の支援ということでございますが、予約方法に関する支援につきましては、民生委員・児童委員等による相談支援や社会福祉協議会
のボランティアによるスマホ予約
の支援を活用することが現在可能となっております。
会場へ出向くことが難しい方へ
の取組ということでございます。
ケアマネジャーによるワクチン接種へ
の支援につきましては、専用
の情報提供システムを通じて情報発信をしているところでございまして、協力を仰いでおりますが、支援業務
の委託等については、実施してはおりません。
なお、集団接種会場まで
の移動につきましては、要介護
の方はケアプランに位置づけることによりまして、介護保険
のサービスを利用することが可能となります。集団接種会場内
の支援が必要な方につきましては、会場内に車椅子をご用意しているほか、認知症
の方
の場合にありますと、市で実施しております高齢者ごいっしょサービスを活用することも可能ということでございます。
続きまして、タクシー料金助成事業を要支援者にということでございますが、要支援者
の介護認定をお持ち
の方につきましては、身体介護
の必要性が低いということもありまして、それとまた、本市
の従来から
の施策と
の整合性
の観点からも、タクシー
の料金助成
の対象にすることは難しいという認識を持っているところでございます。
65歳未満
の方へ
のワクチン接種
の進め方ということでございます。
国
の職域接種
の受付が始まっていること、それと、個別接種におきますワクチンロス対策など、接種券が必要なケースが生じてまいりますので、できるだけ早期に接種券を配付してまいりたいという考えでおります。その際には、接種券を配付した趣旨を明確にお伝えするとともに、65歳未満
の対象者につきましては、現在実施している年齢順を基本といたしました新しい予約方式
の影響及び効果を見極めつつ、効率的かつ透明性を確保した実施方法について、検討してまいりたいと考えております。
意思決定
の見える化についてでございます。
全庁的な取組を進めるに当たりまして、接種状況
の把握や情報共有等につきましては、庁議や、毎週1回開催しております調整会議などで共有を図っているところでございます。
また、コールセンターや集団接種会場
の運営などにつきましては、庁内各部が連携して実施しているところでございますが、より一層、進捗状況や運用
の改善などを共有する必要があると考えているところでございまして、今後、そのような機会を設けてまいりたいと考えております。
なお、接種状況や予約券
の発行状況等について、タイムリーな情報提供を図るために、市広報誌、それとホームページ、SNS、フェイスブック等を活用してまいりたいと考えているところでございます。
○河本議長
森岡総務部長。
(
森岡総務部長 登壇)
○
森岡総務部長 職員
の応援体制についてでございます。
ワクチン
の接種は、市にとりまして
の最優先業務でございますので、部や課を超えた、所属を超えた全庁的な応援体制を整えた上で対応を進めております。
具体的な勤務体制といたしまして、コールセンターでは、委託業者が対応する40回線とは別に、20回線を増設しており、各部に応援人員を割り当てて対応をしております。また、コールセンターに電話がつながらず、代表電話で受電した問合せにつきましても、専用回線を5回線用意をしておりまして、こちらも同様に、各部割り当て
の下、対応をしております。
また、集団接種会場
の運営におきましては、保健医療センター、市民体育館、イオンスタイル新茨木、市役所南館
の会場ごとに担当する部を割り当てておりまして、事務責任者をはじめとする応援人員は、各部内でローテーション等を行いながら対応しております。
○河本議長 17番、青木議員。
○17番(青木議員) では、2問目です。
5月末時点で
の接種済数は3,560人と
のことですが、医療機関で
の個別接種や国や大阪府で
の接種も始まり、加速していると思います。現在、高齢者
の年齢順に予約案内を送付されていますが、菅総理が昨日
の党首討論において、希望する全国民へ
の接種を10月から11月に終えることを実現すると表明されたこともあり、今後、さらに加速することが望まれます。現在行われている抽せんについて、また、接種会場について、医療資源、マンパワー
の投入について、今後どのように進めていかれる
のか、お聞かせください。
職員
の勤務体制については、全体
の配置状況と体制をお聞かせいただきました。応援職員は、交代制でローテーションを組んでおられると
のことです。特に新型コロナワクチンチーム職員については、休日、夜間
の勤務に加え、連日、市民対応に当たり、過重労働や心身とも
の疲労が懸念されます。ヘルスケアについては、どのように対応されている
のでしょうか、お聞かせください。
支援
の必要な方へ
の対応については、在宅要介護者へ
の接種については、医師会と医療機関
の協力が得られるように働きかけをお願いしたいと思います。
また、民生委員さんや社協ボランティアによる予約
の支援は可能と
のことですが、ボランティアさんが自宅まで出向いてお手伝いいただけるような取組もお願いいたします。
今後
のワクチン接種
の進め方については、これから接種会場等についても選択肢がどんどん増えていくことが予想されますので、接種券と予約券を併せて、できるだけ早急に全世代に送付していただくことを要望いたします。
現在
のコールセンターとか集団接種会場、そして、書類送付等を外部委託により実施をされております。ワクチン接種
の主体は市
の事業であり、それぞれ
の分野において、市は統括、監督する立場にある
のではないでしょうか。スピードアップを図る上で、市
の要求についても臨機応変に対応願うことも委託事業
の中に入っていくものではないかと私は思っておりますので、そのような対応で、ぜひ臨機応変な対応をお願いしたいと思います。
市が実施する予約接種等については、今後どのように進めていかれる
のか、検討中と
のことです。できるだけ簡素化し、予約システムであらかじめ設定した年齢順等に対応できるようにすることや、予約
の一元管理、そして、ワクチン
の記録システムとも連動できることが望ましいと思いますので、検討をお願いいたします。
また、予約する市民は、インターネット
の予約に加えて、コールセンターに電話して、オペレーターが予約するなども考えられる
のではないでしょうか。このような様々な課題を次
の取組につなげていただくことを要望いたします。
では、答弁お願いします。
○河本議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 予約案内
の加速化ということでございますが、現在、実施しております年齢順を基本とした新しい予約方式
の効果を見極めつつ、効率的かつ透明性を確保した実施方法を検討してまいります。
集団接種につきましては、会場や人員
の確保など、限られた資源
の中で効率的に進める必要があると考えておりますことから、医師会をはじめとする医療機関等と連携、調整しながら、その充実に努めてまいりたいと考えております。
○河本議長
森岡総務部長。
(
森岡総務部長 登壇)
○
森岡総務部長 職員
のヘルスケアについてでございます。
新型コロナワクチン対策チーム職員
の時間外勤務は多い状況にあるということは認識しております。そのため、全庁的な応援
のほか、人事異動による増員や会計年度任用職員
の配置等によりまして、負担軽減を図っております。
加えて、週休日
の振替による休息
の確保や時間外勤務が月100時間を超えた場合などに必須としている産業医面談
の実施等を通じまして、長時間労働による健康障害発症リスク
の低減に努めてまいります。
さらに、人事課
の保健師をはじめ、産業カウンセラーによる心
の健康相談など、各種
の相談窓口を職員向けに周知し、希望する職員が相談しやすい環境を整備するとともに、法定
の健康診断、ストレスチェック制度なども活用しながら、引き続き、職員
の健康管理に配慮してまいります。
○河本議長 17番、青木議員。
○17番(青木議員) では、この件について、要望いたします。
コロナ禍
の1年半、置かれている状況は様々ですが、皆、しんどさを抱えながら日々を過ごしています。ワクチン接種と連動して、感染症が収束に向かうように、今、職員と医療関係機関が自ら
の健康に十分留意をしながら、団結して市民へ安心を届けるために、引き続き、よろしくお願いいたします。
では、大きな質問
の2点目です。女性
の心と体
の健康支援について、伺います。
コロナ禍における女性に寄り添った支援についてです。
コロナ禍
の影響は特に困窮する母子家庭や非正規雇用
の女性などに大きく表れているとされています。本市では、令和2年12月、コロナ禍における女性相談、DV相談
の変化について
の調査が実施されました。コロナ前である平成31年3月から令和元年10月と、コロナ禍である令和2年3月から10月
の相談件数、内容を比較するもので、相談担当を担う男女共生センター
の女性相談員、DVセンター相談員、民間DVシェルターに従事する相談支援員などを対象としたものです。
その結果、DV相談については、身体的DVは減少する一方で、精神的DV、経済的DVが大幅に増加していること、また、内容については、夫や
子どもなど、同居している人と
の人間関係に関する相談、自身
の生き方に関する相談、対人関係で
の相談など、それぞれで傾向が出ていますが、対面で
の相談はハードルが高いということや、電話は手軽ではあるものの、家族が在宅時には相談しづらいなど
の課題が指摘されています。一つ
の屋根
の下で様々な問題が混在しているような状況です。調査から既に半年以上が経過しており、コロナ禍が続く状況で、さらに深刻化している
のではないかと
の懸念があります。現状認識と最近
の傾向について、お聞かせください。
このような状況下において、市はどのような取組を行っておられる
のでしょうか、お聞かせください。
○河本議長
上田市民文化部長。
(
上田市民文化部長 登壇)
○
上田市民文化部長 コロナ禍におきますDV相談
の現状認識と最近
の傾向についてでございます。
令和2年10月以降、相談件数に大きな変化はございませんが、相談内容につきましては、長期にわたるコロナ禍
の中で、ストレス
の高まりによる人間関係
の不和に関するものや、精神的暴力に関するものが増加している傾向にございます。
次に、市
の取組といたしましては、ストレスが高まるコロナ禍におきまして、相談したいときに相談できる窓口があることが重要と考えております。そのため、女性相談やDV相談など
の各種相談を継続して実施するとともに、国
の性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金を活用し、SNSやメールで
のDV相談を実施する民間団体
の活動を支援しております。
○河本議長 17番、青木議員。
○17番(青木議員) これまで
の電話相談、対面相談に加え、昨年10月から国
の交付金を活用し、SNSやメールで
の相談を実施する団体を支援されていると
のことです。このような支援が孤独を抱える多く
の女性
のセーフティネット機能を果たすことが望まれます。SNSやメールで
の相談は24時間体制で実施されていると
のことですので、広く周知し、大きく門戸を開くことが大切だと思います。
今年予定されております6月23日から29日、男女共同参画週間となっておりますが、今年はどのような取組が行われる
のでしょうか、お聞かせください。
今年2月には、孤独・孤立対策担当大臣が初めて任命されました。独りに寄り添い、人
のつながりを守ることが行政が果たすべき役割として求められていると理解しています。国において地域女性活躍推進交付金に追加措置で、つながりサポート型を創設され、行政だけでは手が届きにくいアウトリーチ型支援について、NPO等
の民間団体へ委託をすることも可能になりました。相談、居場所
の提供、ピアサポート、女性用品等
の提供など
の取組を支援するとしております。寄り添い支援型へ
の取組、特にアウトリーチ型支援について、お考えをお聞かせください。
そして、取組を進めるためには、市と連携して取り組む民間団体など、人
の確保が重要です。人材育成について、市
のお考えをお聞かせください。
次に、生理
の貧困問題について、伺います。
新型コロナウイルス感染症の影響で経済的困窮が広がる中、女性が生理用品を買えなくなる、いわゆる生理
の貧困が顕在化しております。女性を支援する団体
の調査によると、5人に1人が経済的な理由から生理用品を買うのに苦労したと回答されています。国会においても、公明党女性議員がこの問題を取り上げ、交付金を活用した生理用品
の購入も可能になり、全国へと現在広がっております。諸外国では、全国小中学校で無償提供されているところもあります。実際、ネグレクト、また、父子家庭においても、トイレットペーパーで代用しているケースもあるということを知って、私も非常に驚きました。生理
の貧困問題について、市
の認識、また、現状把握について、いかがでしょうか。そして、どのような支援ができるとお考えでしょうか、お聞かせください。
○河本議長
上田市民文化部長。
(
上田市民文化部長 登壇)
○
上田市民文化部長 順次、お答えをいたします。
まず、男女共同参画週間
の取組でございますが、本年7月末にスポーツとジェンダーをテーマとした講演会を開催するほか、ローズWAMにおきまして、男女共同参画に関する展示を実施する予定でございます。
次に、寄り添い型支援へ
の取組とアウトリーチ型支援についてでございます。
様々な課題や背景を抱えた相談者
の支援につきましては、解決に向けた方策を相談者とともに考え、一人ひとりに寄り添うことが重要であると考えております。アウトリーチが必要な場合には、関係機関や民間団体と連携しながら、引き続き、きめ細やかな支援に努めてまいります。
人材育成につきましては、DV被害者や生きづらさを抱える方
の支援をテーマにした講座などを通して、支援情報
の提供や民間団体
の紹介などを行うとともに、意欲を持つ方
の自主的な活動を支援するなど、人材
の掘り起こしと育成につなげてまいります。
生理
の貧困問題に関する市
の認識と取組等についてでございますが、
新型コロナウイルス感染症の影響等により、経済的に困窮した女性が生理用品を購入できないことが社会問題になっていると認識をしております。
生理
の貧困問題を含め、様々な課題に寄り添った支援が必要と考えており、今後とも庁内連携を図りながら、総合的な相談支援を進めてまいります。
○河本議長 17番、青木議員。
○17番(青木議員) この点について、要望いたします。
生理
の貧困問題については、このフレーズだけがクローズアップされていますが、当然、その背景には複層的な課題を抱えているはずです。初潮年齢も早くなり、小中学生が保護者に対し、特に父子家庭など
の場合は、生理用品を買ってほしいと言えないような状況があるということです。もちろん総合的な支援が必要ですが、個別特化した支援も必要ではないでしょうか。声なき声に応えるために学校
の保健室やトイレにストックする、また、ローズWAM、そして、災害備蓄品
の提供、フードバンクなどに生活用品
の寄附を受けるなど、早急に検討していただくことを要望いたします。
先
の見通せない社会にあって、今後、孤立、孤独
の問題は、ますます深刻化すると思われます。だからこそ、誰か
の役に立ちたいと自発的に取り組む女性や団体を育て、支援して、協働して、支援
の必要な女性をサポートする取組を行っていただくことを要望いたします。
では、続いて、乳がん検診
の拡充について、伺います。
乳がんは、年間約7万2,500人が発病し、1万3,000人が命を落としていると言われております。日本女性
の16人に1人は、一生
のうち、乳がんにかかると言われています。
日本女性
の特徴は、欧米と異なり、閉経前
の乳がんが多く、40代後半に最も頻度が高く、20代、30代でかかることも珍しくなく、近年は初潮が早く、閉経が遅いということ、また、妊娠、出産年齢が高いことや食生活
の影響なども指摘されております。
乳がんは、30歳から39歳まで
の若年女性部位別
の年齢階級別でがん罹患率
のトップ
の罹患となっています。乳がんは、罹患率が上昇し、かつ若年齢化という
のが進んでいるという懸念があります。
他方、乳がん
の生存率は、ほか
のがんよりも高くなっています。5年生存率は86%と高く、早期発見、早期治療すれば、社会復帰ができるがんです。国、市においても、推奨する年齢は40歳からとなっていますが、若年化
の傾向を考えると、早い段階から検診を受けることが望まれます。このがん
の特徴は、自覚症状がほとんどなく、気がついたときには進行している場合が多く、若年層
の方ほど進行が早いということです。女性
のライフステージを考えたときに、結婚や出産にも大きく影響することを考える必要があると思い、この質問を取り上げました。
現在
の乳がん検診
の過去3年間
の受診率について、また、受診率向上
の取組について、お聞かせください。
次に、乳がん発症
の若年齢化について、市はどのように認識されている
のでしょうか、お聞かせください。
また、市が受診勧奨する乳がん検診年齢を引き下げ、希望する20代から
の受診を行うことは女性
の健康と未来を守る取組につながる
のではないかと考えますが、お考えをお聞かせください。
本市では、乳がん検診については、マンモグラフィー検査のみを実施されています。乳がん検診には、このほか、視触診検査や超音波、エコー検査もあります。エコー検査は、若年者
の乳腺に有効であり、マンモグラフィーは熟年者に有効とされております。エコー検査、超音波検査は、マンモグラフィー検査では正確な診断をしづらい、特に若い女性
の乳腺
の状態も比較的正確に把握できるということです。しこり
の中
の状態や広がり
の具合まで観察できることが特徴ということですが、検査に対する市
の考え方についてもお聞かせください。
○河本議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 乳がん検診
の受診率とその取組についてでございます。
乳がん検診
の受診率は、平成30年度から令和2年度まで、順に申し上げますと、それぞれ15.4%、15.3%、12.9%となっております。
令和2年度は、令和元年度に実施いたしました抽せんくじつき
の暑中見舞いはがきやお年玉抽せんくじがついている年賀状を使用した受診勧奨を実施する予定でございましたが、
新型コロナウイルス感染症拡大に伴いまして、感染状況等
の先が見通せない状況を踏まえ、中止をいたしましたところでございます。これらは、感染拡大を防止することを最優先に考え、受診率向上を目指す視点から検診
の実施継続を重視する視点へと転換したものでございます。
令和3年度は、今後
の感染状況
の動向を注視しつつ、受診勧奨に工夫を凝らし、受診率向上に努めてまいります。
乳がん発症
の若年化と乳がん検診
の対象年齢ということでございます。
国が乳がん
の罹患率や乳がん検診
の実施による死亡率減少
の効果を科学的根拠に基づき検証した指針を定めており、本市では、40歳以上
の方に対しまして乳がん検診を実施しております。乳がん
の早期発見、早期治療は重要であると認識しており、乳がんについて、正しい知識
の普及や検診
の重要性について、SNSやホームページ等を活用して、より一層
の情報発信に努めてまいります。
また、平成30年度より、40歳
の方に乳がん検診無料クーポン券を送付し、受診勧奨に努めているところであります。
なお、対象範囲
の拡充につきましては、国
の指針や近隣市
の動向を注視しつつ、がん検診運営委員会において委員
の意見を参考にしてまいりたいと考えております。
次に、検診についてでございます。
国
のがん予防重点健康教育及びがん検診実施
のため
の指針によりますと、マンモグラフィー検査のみを乳がん検診
の推奨としております。そのため、超音波(エコー)
の検査につきましては、国において推奨となっていないことから、同様に、がん検診運営委員会において委員
の意見についても参考にしてまいりたいと考えております。
○河本議長 17番、青木議員。
○17番(青木議員) 乳がん検診
の拡充について、要望いたします。
コロナ禍によって積極的な受診勧奨が行われず、そのせいか受診率は低下しております。乳がんは、自覚症状はほとんどないと言われていますが、自己検診で発見できるがんとも言われています。乳がんは、その60%以上がセルフチェックにより発見されていると
のことです。もちろんセルフチェックと併せて定期的に受診することが望まれますが、それが難しい状況下にあっても、命を守る施策として、今、できる限り、取組を積極的に行っていくことが重要だと考えますので、よろしくお願いいたします。
乳がん発症
の若年化へ
の認識と受診勧奨については、対象者を拡大するなど、底上げを行うことによって、乳がんに対する社会意識
の変革にもつながるものと考えます。女性
の健康をサポートする新たな取組を茨木市より発信していくことを要望いたします。
続いて、茨木市不育症治療費助成事業
の拡充について、伺います。
この事業は、平成25年から市独自事業としてスタートいたしました。令和元年度9件、39万3,000円
の実績があります。地方から背中を押される形で、今年度、国において初めて保険適用外
の検査
の費用が上限5万円という助成制度が新設され、不育症に関する研究が本格的にスタートいたしました。市
の不育症治療費助成事業においては、本市では730万円未満
の所得制限があります。また、対象となる
のは入籍されているご夫婦ということに限定されております。
一方で、国は、特定不妊治療支援事業におきましては、今年1月1日から現行制度を大幅に拡充し、所得制限も撤廃されました。また、事実婚においても対象となるということが示されており、令和4年4月からは保険適用もスタートいたします。
私は、不育症治療につきましても同様
の措置をすることが必要であり、早急に実施すべきと
の思いで、3月
の委員会質疑もさせていただきましたが、改めて早急な対応をしていただきたいと
の思いで要望したいと思います。
また、近隣市における取組も参考として、今後
の政策立案に活用してまいりたいというふうにお答えいただいておりますので、ぜひとも早急な対応をお願いします。
また、所得制限など
の理由で申請に至らなかったケースという
のは、実際、茨木市ではある
のでしょうか。実施に向けて早急に検討すべきと考えますが、いかがでしょうか。
次に、流産や死産を経験した女性などへ
の支援について、伺います。
5月31日付、厚生労働省
子ども家庭局母子保健課長通知について、伺います。
法における位置づけで流産、死産も出産に当てはまる、また、産婦健康事業
の対象者として流産、死産を経験した女性も対象になるということがここにおいて明記をされました。
そこで、市が行っている産後ケア事業、産婦健康診査
の実施について、伺います。
産後ケア事業は、出産後1年を経過しない女子及び乳児が対象とされています。この事業は「母親のみ
の利用を妨げるものではない」としており、「産後に心身
の不調を抱える流産や死産を経験した女性も対象となります。なお、流産や死産を経験した女性が精神的負荷を感じないよう、居宅訪問(アウトリーチ)型を活用すること等が考えられますので、適切な配慮をお願いします」、そういった内容になっております。産婦健康診査事業も同様に流産や死産を経験した女性について、心身とも
のケアが必要だと考えますが、市はどのように取り組まれる
のでしょうか、お聞かせください。
次に、母子保健施策
のため
の死産情報
の共有について、「流産や死産後に心理的負担を抱えている者に対し、
子どもが出生したことを前提とした母子保健サービス
の連絡が市町村から届き、当事者に更に強い精神的負荷がかかった事例があるという指摘もあります」「死産届に関する情報共有を図り、死産や流産を経験した女性等に対する心理社会的な支援が適切に行われるよう」という内容です。本市
の現状と対応について、お聞かせください。
また、流産や死産経験者へ
の心理的ケアについてですが、不妊症、不育症、ピアサポーターなど
の相談支援事業について、市と病院、また支援団体等
の連携も必要だと考えますが、いかがでしょうか。
○河本議長 山嵜
こども育成部長。
(山嵜
こども育成部長 登壇)
○山嵜
こども育成部長 茨木市不育症治療費助成事業
の拡充についてでございます。
国における特定不妊治療に係る助成拡充
の趣旨を踏まえるとともに、先行自治体
の取組や実績等も参考にし、市として適切な対応を図ることができるよう、引き続き検討を進めてまいりたいと考えております。
なお、本事業について、所得制限等を理由に不交付になった事案はございません。
次に、流産や死産を経験した女性へ
の支援についてでございます。
本市においては、令和元年10月から産婦健康診査事業及び産後ケア事業を実施しており、流産や死産に至った産婦
の方についても対象とし、支援体制
の充実に努めているところでございます。
産後ケア事業につきましては、現在
のところ、宿泊型による実施となっており、今後は、産科医療機関等とさらなる連携を図ることにより、同事業に求められるニーズ等
の把握に努め、支援体制
の充実につなげてまいりたいと考えております。
母子保健施策
のため
の死産情報
の共有についてでございます。
妊産婦
の方などへ、きめ細やかな支援を実施する上で、個々
の状況に応じた適切な支援体制を構築することは重要であると考えております。
本市では、現在
のところ、死産情報
の共有は行っておりませんが、流産や死産に至った方
の心情や状況に寄り添った支援を実現できるよう、今後、庁内における情報
の共有について、検討するとともに、産科医療機関等
の関係機関と
の連携に努め、相談支援体制
の充実を図ってまいりたいと考えております。
最後に、流産や死産経験者へ
の心理的ケアについてでございます。
流産や死産などによる深い悲しみを抱える方に寄り添うため、医療機関や大阪府等と
の適切な役割分担
の下、きめ細やかな支援に努めてまいります。
○河本議長 17番、青木議員。
○17番(青木議員) 不育症治療費助成事業
の拡充については、早急な対応をお願いいたします。
流産や死産を経験した女性等へ
の支援については、先日、国
の通知を受け、今後、留意しながら取り組んでいかれるということです。改めて、宿泊型
の産後ケア事業、産婦健康診査について、市
のホームページを確認したところ、流産、死産後
の母親
の利用を想定したものになっていない
のではないかと感じました。ホームページなど
の案内について、検討すべきではないでしょうか。
次に、産後ケア事業については、委託事業者へ
の周知徹底をするとともに、サービス内容についても、流産、死産を経験した女性に寄り添った内容になるように検討、見直しが必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○河本議長 山嵜
こども育成部長。
(山嵜
こども育成部長 登壇)
○山嵜
こども育成部長 産婦健康診査事業及び産後ケア事業における対象者へ
の周知等についてでございます。
産婦健康診査事業におきましては、流産や死産を経験された方も対象としていることが分かるように、周知方法等において検討する必要があると認識しております。
また、産後ケア事業におきましては、宿泊型以外
の取組や、市ホームページ等による周知内容
の検討、委託事業者に対しましても、流産や死産を経験された方が利用対象となる旨を周知することに加え、サービス内容についても充実したものとなるよう、取り組んでまいります。
○河本議長 以上で17番、青木議員
の発言は終わりました。
(17番 青木議員 議席へ)
○河本議長 議事
の途中でありますが、休憩いたします。
(午後2時26分 休憩)
─――――――――――――
(午後2時45分 再開)
○福丸副議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、18番、西本議員
の発言を許します。
(18番 西本議員 質問席へ)
○18番(西本議員) いばらき未来
の会
の西本睦子です。本会議で初めて質問させていただきますので、皆さんと重なる質問もございますが、何とぞご容赦いただきたく、よろしくお願いいたします。
このたび
のワクチン接種予約について、お聞きします。
65歳以上
の高齢者
の方へ
の集団接種
の予約が5月6日から始まり、大変混乱をしました。ワクチン接種
の市民
の方へ
の周知
の仕方と内容について、7万人
の高齢者
の方に接種券を送付した経緯を含め、これまでを時系列でご説明をお願いいたします。
○福丸副議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 これまで
の経緯と市民
の皆様へ
の周知ということでございます。
広報4月号におきまして、65歳以上
の接種券を4月上旬に発送する旨を掲載、4月5日に接種券7万991通を発送しております。
4月13日に集団接種
の予約を5月上旬から開始する旨、接種を希望する人にはワクチンが供給される旨を掲載いたしました「茨木市から
のお知らせ(新型コロナワクチン
の接種について)」を作成いたしまして、各自治会へ
の回覧を行っております。
広報5月号では、5月、6月に実施する集団接種
の予約方法等や会場、日程等
のスケジュールなど
の情報を掲載いたしております。
4月30日から5月5日
の間ですが、広報車で集団接種
の予約が5月6日から開始される旨
のアナウンスを行っております。5月10日から、広報車、ごみ収集車、消防車などで窓口予約中止
のアナウンスを実施いたしております。
また、市ホームページやSNSで予約日ごとに予約枠が定員に達した旨を周知いたしております。
広報6月号におきましては、集団接種
の予約方法変更
の周知等
の掲載を行っております。
6月1日から5日にかけまして、全世帯に対しまして、「新型コロナワクチン接種に関するお知らせ」
の発送を行ったところであり、かかりつけ医で
の個別接種
の開始や集団接種
の予約方法
の変更等
の情報を掲載いたしております。
○福丸副議長 18番、西本議員。
○18番(西本議員) ありがとうございました。
今回、私が感じました
のは、市民
の皆さんが1度目
の集団接種
の予約に申し込めなかったことに対して、多く
の不安を感じ、今回申し込めなかったら今後どうすればいい
のと
のお問合せをたくさん受けました。集団接種が今後も続くこと、市内医療機関で
の個別接種が6月には始まると
の周知が分かりやすくされていなかったこと、お問合せ電話がつながらなかったことが今回
の混乱につながった大きな要因
の一つではないかと私は感じています。
4月に約7万人
の高齢者全員に郵送された接種券には、接種券
の有効期限について、「いつ事業が終了するか未定」とのみ書かれていました。5月広報には、集団接種会場
の予約案内ページが何ページにも続きますが、今後、集団接種が続いていくことについては書かれていませんでした。裏表紙に小さく、市内
の医療機関で
の接種に向けて調整中である旨、「今後接種できる医療機関は、広報いばらきや市ホームページ等に随時記載するほか、市コールセンターでお答えします」と書かれていました。今後、集団接種が続くことは書かれていませんでした。
例えば、5月広報
の最初
のページに、今回
の集団接種
の予約は、7万人中6,500人分ですが、集団接種よりも個別接種が全体
の多く
の割合を予定していることや、集団接種は来月も続き、今後、各医療機関で
の個別接種も始まるので、ご安心くださいと
の記載があれば、市民
の皆さん
の不安も少なかった
のではないでしょうか、ご答弁お願いいたします。
○福丸副議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 市民へ
の広報等で
の周知ということでございますが、5月号におきます広報では、5月、6月実施
の集団接種に特化した記事となり、接種体制
の全体像や今後
のスケジュールがお示しできていなかったことにつきましては、市民
の皆様に対して説明がやや不足していたという認識を持っております。
今後、ワクチン接種に関する情報等につきましては、丁寧な形で伝えていかなければならないということを再認識しているところでございます。
○福丸副議長 18番、西本議員。
○18番(西本議員) ご答弁いただき、ありがとうございました。
今回
の件で、何が不安かといえば、待つことよりも、先
の情報が分からないことだと思いました。国
の指示に沿って進められたこととはいえ、やはり市独自で、たとえ接種券
の発送を遅らせてでも、ワクチン集団接種が始まる前
の4月24日、南体育館で行われたシミュレーション
の際に、私たち
の質問も受け付けていただけたように、今回についても、内容について、もう少し検討していただく時間が必要だった
のではと思います。
続きまして、コールセンターについて、お聞きします。
他市でも電話回線がつながらない状況が続いていました。なかなか満足いく回線数は難しいと思いますが、お問合せ
の電話と予約
の電話が重なりますので、今後は、予約券が到着してから
の予約について、できるだけ混乱がないよう、望みます。コールセンター
の体制について、お聞かせください。
○福丸副議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 コールセンター
の体制につきましては、6月末までは60回線を予定しております。それ以降
の回線数につきましては、今後
の施策
の展開や混み具合
の予想などを勘案いたしまして、慎重に対応してまいりたいと考えております。
○福丸副議長 18番、西本議員。
○18番(西本議員) ありがとうございます。
他市にはないお問合せ窓口を設置されたことはよいことだったと思います。窓口予約
の対象者は、電話やインターネットで予約をできない方と広報に記載されていましたけれども、実際、対象者はどのようにお考えでしたでしょうか。
また、混乱を受けて、窓口予約を中止された際
のお知らせ
の周知
の仕方について、教えてください。
○福丸副議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 窓口予約中止に伴う市民
の皆様へ
の周知でございます。
窓口予約
の対象者といたしましては、コールセンターやインターネットが使用できない方などを対象として当初想定しておりました。
市民
の皆様へ
の周知につきましては、それを決定後ですが、広報車、ごみ収集車、消防車等で
のアナウンス、また自治会へ
の中止に関する案内を配布、また、ホームページやSNSで周知もいたしましたし、広報6月号へ
の掲載、それと、全世帯へ
のお知らせ
の発送、以上
のようなことを行っております。
○福丸副議長 18番、西本議員。
○18番(西本議員) ありがとうございます。
6月から、全世帯に対して新しいお知らせを発送いただきましたけれども、窓口予約がなくなってすぐには、私
のほうにも電話がつながらなくて、これからどうなる
のかというお問合せをたくさんお電話いただきました。とにかく私はお知らせせねばと思い、市
のホームページや担当者からお聞きしたことを参考に、今後、集団接種が続くこと、個別接種が集団接種より多く
の割合を予定していること、各医療機関で
の個別接種は調整中ですが、必ず始まってまいりますなど
の案内を自分でプリントし、近隣へお配りいたしました。たくさん
の方から、よく分かりました、それなら安心できたというお声もいただきました。同時に、市全体でこういった案内を配布すべきではないかというご意見もいただきました。
窓口予約
の中止については、新聞など、報道もあり、知られていましたけれども、今後どうなるか、予約が取れない
のではないかと、やはり電話がつながらない中で不安を持たれている方は多くいらっしゃいました。広報車で窓口予約を中止しましたと流すことやホームページから
の情報発信はもちろん必要ですけれども、今後、希望する方全員
のワクチン
の接種が続いていくことを知らない方がたくさんいらっしゃる
のだと実感いたしました。次
の広報を待つまでに、せめて白黒印刷でも簡易なものでも構いませんので、全戸配布などを行っていただくなど、開示できる情報について
のタイムリーな発信と、さらなる周知
の仕方にも工夫を凝らしていただき、今後に生かしていただきたいと思います。
続きまして、65歳以上
の方
の7万人
のうち、何割
の方が接種を希望すると見込まれていますか。
また、広報別冊には、1回目
の接種時期
の目安が7月末と書かれています。個別接種、集団接種は、1週間で何人
のキャパを想定しておられますか。
また、週に何回接種される予定かは医院によって違うとは思いますけれども、先日、個別接種を受けられた方から、その医院では1日に12人接種されているとお聞きしました。7月末に1回目
の接種を終了する目安ということですが、今後
のスケジュール感を教えてください、お願いします。
○福丸副議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 接種見込みとそのスケジュールということでございますが、実施計画策定時には、対象者
の6割というふうに見込んでおります。7月末までに、集団接種では約1万人、個別接種では約2万9,700人をそれぞれ見込んでいるところです。
大枠で申し上げますと、集団接種では、接種実績から算出いたしますと、週当たり平均で約1,210人
の接種が行われています。個別医療機関接種では、ワクチンオーダー
の実績平均から約5,000人を見込んでいるため、65歳以上
の接種希望者
の全員が少なくとも7月末までには1回接種できるというふうにスケジュールを考えているところでございます。
○福丸副議長 18番、西本議員。
○18番(西本議員) ありがとうございます。
7万人
の方
のうち6割
の方が接種を見込まれてるということですが、私
の周りでは、大変多く
の方が希望されていると感じています。さらに予想以上
の希望者数に膨らんだ場合も対応可能な
のでしょうか。
また、今後
のワクチン供給予定について、ファイザー社を希望される方が多くいらっしゃるように感じています。65歳以上
の希望される方全員が茨木市
の集団接種、個別接種とも、ファイザー社製
のワクチンを接種できる
のでしょうか、教えてください。
○福丸副議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 想定を超える接種希望があった場合ということでございますが、想定以上
の接種を希望される方が出てくるようになることも考えられますので、今後、その辺を慎重に見込みを立てまして、実施計画
の見直し
の中で検討してまいりたいというふうに考えております。
また、使用するワクチンにつきましては、大規模接種会場や職域接種を行う場合を除きまして、少なくとも市町村で実施する部分につきましては、ファイザー社製を使用するというふうに伺っております。
○福丸副議長 18番、西本議員。
○18番(西本議員) 分かりました。
続きまして、キャンセルは出ていますでしょうか。その場合、どのような対応をされていますか。
また、大阪府
の大規模接種会場へ接種に行かれた方が重複接種をしないよう、把握はされていますでしょうか、教えてください。
○福丸副議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 キャンセル
の関係でございます。
当日にキャンセルを申し出られる方ということは今
のところ、ほとんど出ておりません。仮にキャンセルが出た場合は、従事する医療従事者などへ
の接種を行っているところでございます。ワクチンロス対策としてルールを決めまして、今後も運用をしていきたいというふうに考えているところです。
また、大規模接種会場における接種者につきましては、VRS、これは政府が提供しておりますワクチン接種記録システムでございますけれども、これで
の実績報告がなされている場合でありましたら、予約
の重複とならないよう、予約券
の発送対象から除外するような措置を講じております。
○福丸副議長 18番、西本議員。
○18番(西本議員) ご答弁ありがとうございました。
ワクチン接種は今、緊急事態宣言
の中で市民
の方、とりわけ高齢者
の方にとっては一番
の心配事かもしれません。連日
のマスコミ
の報道を見て、ワクチン接種が終わっていないことを不安に感じていらっしゃる方も多くいらっしゃいます。
日本
の新型コロナウイルスのワクチン接種は国際的に見ても遅れています。世界196か国中129位、先進国
の集まりである経済協力開発機構加盟37か国
の中では最下位ということですので、決して茨木市だけ
の問題ではありません。
そして、行政にとっては、国
のワクチン供給量と医療機関と
の調整など、初めて
の中で本当に大変だったことと思います。ですけれども、ワクチン接種はまだ終わっていません。そして、また新たな感染症が襲ってくるかもしれない大変な緊張感
の中とは思いますが、今後は、より分かりやすく情報をご提供いただき、安全に、望む方全員
のワクチン接種を終えることができるよう、よろしくお願いいたします。
最後に、スピード感を持って終わっていただくようにと、せかしてはいますけれども、医療従事者
の方におきましては、大変なご負担をおかけしていることと思いますので、できるだけ
のご配慮をお願いしたいと思います。
以上で私
の質問を終わらせていただきます。
○福丸副議長 以上で18番、西本議員
の発言は終わりました。
(18番 西本議員 議席へ)
○福丸副議長 次に、6番、畑中議員
の発言を許します。
(6番 畑中議員 質問席へ)
○6番(畑中議員) それでは、新型コロナワクチン接種に関わってお尋ねいたします。
日本
の新型コロナウイルス対策のワクチン接種は、異常なまで
の遅れです。人口100人当たり
の接種回数は、世界
の国、地域で130位、東京五輪を目前に控える中、世界から
の遅れに焦る菅首相は、高齢者接種を7月末完了、1日100万回接種など、現場
の実態を無視した目標を強制し、自治体や医療機関に混乱を招いています。突如掲げられた政府目標に対して、全国
の自治体は戸惑いと混乱を生じていると聞きます。国が現場
の実情を把握せず、上から無理やり期間
の前倒しを押しつけているからです。
全国知事会が実施したアンケートでは、7月末完了
の課題として、全都道府県が医療従事者
の不足を上げました。さらに、多く
の自治体が通常診療へ
の支障も懸念、自治体
のマンパワー
の不足についても半数以上が課題としました。
自治体職員もコロナ感染拡大へ
の対応で多忙を極める中、国から
の当初
の計画よりも前倒しするように求められ、さらに業務量が増大しています。こうした状況
の中では、安全性にも問題があるとして、全国
の自治体が国へ忖度して効率ばかりを求めることはあってはならないと考えます。
国内では、いまだにワクチン
の供給量がどれほどになる
のか、ワクチンがいつ現場に到着するかも不安定です。知事会では、ワクチン
の配送日程、配送量
の提示時期が遅いと不安視する声が広がっています。各自治体は、ワクチン
の到着日が決まって、初めて医療従事者
の配置を行います。早い時期に供給スケジュール、配分量等について、確定日付で速やかに示すことが求められています。こうした実態からも、戦略なき国
の接種計画であることが浮き彫りになっています。これに対して、日本共産党も国に緊急要請を行い、是正を求めるところです。
こうした中、茨木市においても、これまで
の新型コロナ対策業務にワクチン接種業務も加わり、職員
の皆さんも大変苦労されているところです。市
のワクチン接種については、4月5日から65歳以上
の高齢者を対象に接種券が郵送開始され、予約方法
の詳細については、広報いばらき5月号に掲載、5月6日からは、まずは集団接種で予約開始、実際
の高齢者へ
の優先接種は5月12日から開始されました。個別接種については、広報でも調整中という説明でした。そして、いざ予約が開始されると、茨木市でも大混乱となりました。電話は全くつながらない、ウェブ予約は極めて短時間で終了、窓口予約は日に日に過熱度が増して、中止せざるを得ない状況となり、高齢者
の方々に多大な負担や心配、市行政に対する不信を招く事態となりました。
そこで、1つ目に、集団接種と個別接種について、お尋ねします。
茨木市は、4月5日付で茨木市新型コロナワクチン接種実施計画を示し、接種目標について、65歳以上
の高齢者8万2,200回、16歳から64歳を20万7,000回と見込みました。内訳として、集団接種を5万4,180回、個別接種を23万5,020回としていますから、個別接種を主体に据えていることが数字から分かります。
北摂他市では、主体は個別接種、集団接種は補完的役割という位置づけを明確にしっかりと打ち出して市民に説明をしています。また、その考え方に符合する形で、個別接種、集団接種に関する情報をほぼ同時に早々と提供し、取組医療機関もリストアップして、市民に広く公表しています。
茨木市は、こうした基本的な方針について、市民に対して明確に打ち出せていたか、少しでも市民が落ち着いた心理でワクチン接種に臨めるよう、意を尽くせていたか、疑問に感じるところですが、市
の見解をお聞かせください。
5月広報でも、巻頭において、集団接種
の予約と実施体制を大きく打ち出しながら、主体となるはず
の個別接種については、巻末に小さな字で「調整中」とのみで、ほとんど情報を提示されませんでした。これでは、市民
の関心は集団接種にのみ意識が集中し、全く予約できない5月申込みにより、さらに疑心暗鬼が増して、高齢者
の皆さん
のパニックを引き起こした要因ともなった
のではないでしょうか、見解を求めます。
他市
のように個別接種について
の情報開示を早期に行うには、相当早い時期から市医師会や各医療機関と
の様々な調整など、市
の取組が必要です。茨木市は、個別接種開始に向けて、どの時期から具体的な取組を開始した
のか、お尋ねします。
かかりつけ医など、各医療機関へ
の個別接種実施に向けた説明会を開催した時期についてもお聞かせください。4月段階や5月前半にも、相当程度詳しい個別接種情報を開示できていた他市に比べて、取組が遅れていた、ないしは後回しにしていた理由をお聞かせください。
人員不足が原因だとしたら、危機管理に対する意識や感度が十分ではなかった、かつ茨木市
の長年
の少数精鋭主義がひずみとなって露見したとも考えられますが、市
の見解をお聞かせください。
次に、実施計画における接種率についてもお聞かせください。
市は、対象年齢全てにおいて、府
のアンケート結果から60%と見込んでいますが、同じデータを基にしても、高齢者
の接種率を70%と見込んでいる市もあります。市が60%と低く見込んだ理由について、答弁を求めます。
電話予約
の初期回線数
の少なさもしかり、ここにも市
の感度
の低さが表れている
のではないでしょうか。実際には、全国に先立って、今年に入ってから
の深刻な大阪府下
のコロナ流行状況に危機感をひしひしと感じている、特に高齢者は60%を相当上回るワクチン接種希望が存在しており、市
の接種計画もそれに対応した見直しと、それに基づいた計画的な取組が必要だと考えますが、見解をお聞かせください。
2つ目に、ワクチン量について、お尋ねします。
府下各自治体へ
のワクチン配分量はどのような基準に基づいている
のか、その仕組みをお聞かせください。
初期段階、すなわち5月10日、17日
の週以前
の北摂7市ワクチン配分量、箱数をお示しください。
高齢者人口1万人当たり
の配分量、箱数について、茨木市
の順位をお尋ねします。さらに、6月7日、14日
の週まで
の累計配分量合計についても、それぞれ
の数字と順位をお聞かせください。
このような状況となっている理由について、答弁を求めます。
当初から6月いっぱいまで
の配分量について、北摂他市は、基本計画枠に対し、いずれも超過した数量
の配分が見込まれてるにもかかわらず、茨木市はきっちりと基本計画枠どおり
の数量な
のはなぜか、お聞かせください。
いずれも茨木市
の集団接種及び個別接種などを併せた接種体制がボトルネックになって
の帰結
の数字な
のか、答弁を求めます。
茨木市と同時期に集団接種予約を開始した吹田市は、第1回
の予約が1万8,900人分、6月15日から予約開始
の第2回予約枠数は1万5,000人分と聞いています。吹田市
の高齢者数は約9万人、茨木市は約7万人です。茨木市
の第1回予約枠数は6,500人分と聞いています。この差異
の理由は何な
のか、茨木市
の分析をお聞かせください。
3つ目に、これまで
の接種実績と6月以降
の見込みについて、お尋ねします。
市
の接種計画によると、大阪府が実施する医療従事者、市内約8,500人へ
の接種実績、進捗状況について、府からどのように聞いている
のか、お聞かせください。
茨木市内
の医療従事者へ
の接種はどのような場所で、どのように行われている
のか、お尋ねいたします。市民へ
の接種体制を確立するには、まずは担い手となる医療従事者へ
の接種が早期に完了していることが欠かせません。ところが、あるかかりつけ医さんからは、市民へ
の接種が始まろうとする5月上旬になっても、まだ1回目しか受けられていないという例をお聞きしました。これでは、個別接種実施にもおぼつかない進捗です。計画スケジュールでは、対象者8,500人に対して、期間が2月中旬から3か月半以上と、65歳以上
の高齢者
の目標接種期間と同程度
の期間が示されていますが、なぜ、これほど悠長な期間設定となっている
のか、なぜ、府による医療従事者へ
の接種が迅速に進まない
のか、市としてどのように聞いている
のかをお答えください。市内医療従事者へ
の接種完了
の遅れは、茨木市
の市民へ
の接種体制
の確立
の遅れにも影響を与えてると思いますが、見解をお聞かせください。
次に、計画にある4月
のワクチン供給量が極めて少量であることから、「高齢者施設
のうち一部
の特別養護老人ホーム(地域密着型含む)から実施する」と
のことでしたが、具体的な対象施設数と6月1日時点で
の接種完了施設数と、その理由をお示しください。施設側が受け入れやすいよう、市としてどのように工夫して、具体
の取組を進めてきた
のかをお答えください。施設側
の努力任せになっている
のではありませんか。そのために、はかばかしい進捗が見られなかった
のではありませんか。答弁を求めます。
他市計画では、同様
の事由から、高齢者施設へ
の優先的接種を計画し、その対象として、認知症高齢者グループホーム、特別養護老人ホーム、老人保健施設、養護老人ホーム、軽費老人ホーム、有料老人ホーム、サービス付高齢者向け住宅が上げられ、施設管理医師が接種できない場合は、医師会から医師及び看護師を派遣するという出張接種も設けています。これについて、茨木市
の対応をお聞かせください。
4つ目に、市民へ
の情報提供についてもお尋ねします。
さきにも指摘しましたが、高齢者
のワクチン接種へ
の不安を増大させた大きな原因
の一つは、ワクチン予約開始前、開始後ともに情報量
の少なさであったと考えます。3月から5月にかけて
の全国でも突出した大阪府
のコロナ新規感染者数、死亡者数、感染して体調が悪化しても入院できないという医療崩壊状況も混乱に大きく拍車をかけました。高齢者
の方々から、行政は頼りにできない、感染イコール死
の危険であるという声が寄せられた
のは1つや2つどころではありません。高齢者にとっては、そのような考えが現実感として捉えられる方が相当数おられるということです。
茨木市が、ワクチンは希望者全員分が順次、供給されますとアナウンスしていても、本当にワクチンを受けられる
のかという声が後を絶ちませんでした。不安や不信を軽減する
のはやはり情報です。電話、窓口、ウェブ予約
のそれぞれ
の配分内訳数はどうだった
のか、ワクチン
の数値を伴った時期時期
の供給数
の見込みはどうな
のか、個別接種開始に向けた進捗状況、他市に比べて少ないFAQ
の充実などなど、これまで
の枠を超えた情報
の積極的かつ逐次的提供に努めるべきであったと考えますし、今後もそうすべきだと考えますが、市
の見解を求めます。
また、接種は任意となっていますが、接種しないことを選択された方に対する人権配慮について
の市
の情報発信
の考え方についてもお聞かせください。
5つ目に、高齢者が望む一日も早いワクチン接種に向けた取組について、お尋ねします。
いずれにしても、まず、接種ミスなど発生しないよう、安全性を第一に取り組まれることを願うところであります。65歳以上
の高齢者接種計画数8万2,200回
の集団と個別
の内訳をお聞かせください。7月末まで
の1回目接種完了に向けて、現時点で
の集団と個別
の接種見込みについて、お聞かせください。個別接種
の目標に見合う各医療機関
の協力を得られていますか、答弁を求めます。
集団接種
のさらなる拡充に向けた市
の取組予定をお尋ねします。
各ステージにおけるレーン
の追加
のほか、待合室における予診票書き込み内容や必要な持ち物
の簡易な事前チェックも考えられますが、見解をお聞かせください。
これから夏場になれば、集団接種会場は市内中心部になりますが、当初予定していたイオンモール茨木も実施に向けて取り組んではいかがでしょうか。交通結節点であるJR茨木駅からでも歩いて行けます。駅から会場へ
のシャトルバスを運行している市もあります。検討してはどうでしょうか、それぞれ答弁を求めます。
高齢者
の中でも、視覚障害者、聴覚障害者など、障害
の態様に合わせた利用しやすい予約と接種
の在り方について、どのように市として配慮し、計画している
のか、お聞かせください。
また、一部
の市では、6月から障害者施設
の職員と利用者へ
の接種受付も始まっていると聞きますが、茨木市でも早期
の取組が求められていると考えますが、市
の見解と計画をお聞かせください。
在宅寝たきり高齢者へ
の対応も、どの時期にどのような体制で進められる
のか、計画をお示しください。
今、申し上げたこういう様々なことについて、市民に対して丁寧な情報発信が必要であると改めて求めるものです。
1問目、以上です。
○福丸副議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 順次、ご答弁申し上げます。
接種
の基本的な方針について、市民
の皆様へ
の説明ということでございますが、集団接種
の実施体制構築や個別接種を並行に調整していたため、明確に打ち出すことができておりませんでした。
次に、個別接種に関する情報提示ということでございます。
個別接種に関しましては、医療従事者接種が進んでいないことなどにより、開始時期
の調整に時間を要したため、5月号広報作成時には情報提示ができない状況でございました。
取組
の開始時期でございます。
本市
の医師会と
の調整は、3月からアンケートなどで開始いたしております。
説明会
の時期でございますけども、5月14日に実施いたしております。
取組
の遅れ
のその理由ということでございますが、ワクチン
の供給などに関する情報が不足していたこともありまして、市医師会と協議し、集団接種
の構築を優先する形となりました。また、医療従事者接種が進んでいないことも影響いたしております。
次に、接種率60%、その理由でございます。
大阪府
のほうで実施されております府民調査
の結果などを参考にいたしております。
次に、市
の接種計画
の見直しでございますが、実施計画策定時と状況が変動していることも認識いたしておりますので、実施計画
の見直しについては引き続き、検討してまいりたいと考えております。
ワクチン
の配分量でございます。
ワクチンは、国が人口比などを基に配分いたしております。それぞれを1つ
のクールと捉え、分配されてきております。
5月10日、17日
の週以前
の北摂7市
のワクチン配分量等でございますが、5月10日、17日
の週以前に配分された箱数は28箱で、5,850回分となっております。令和3年3月31日時点
の老年人口6万8,699人となっており、1万人当たり配分量は852回分となっております。
北摂他市
の状況でございますが、豊中市が57箱、池田市が15箱、吹田市が75箱、高槻市が42箱、箕面市が21箱、摂津市が11箱、本市が28箱で、順位といたしましては4番目
の配分量となっております。なお、1箱
の人数分といたしましては975人分というふうになっております。
6月末まで
の週
の累計配分量等でございますが、6月末まで
の累計配分箱数は91箱で、13万5,584回分になります。令和3年3月31日時点
の老年人口が6万8,699人となっておりますことから、1万人当たり
の配分量は1万9,735回分となっております。
北摂他市
の状況につきましては、豊中市が46箱、池田市が12箱、吹田市が28箱、高槻市が15箱、箕面市が15箱、摂津市が12箱、本市が31箱でございます。順位といたしましては3番目でございます。
このような状況
の理由ということでございますが、高齢者
のワクチンはおおむね確保できているという認識を持って取り組んでいるところでございます。
5月、6月配分量において、他市
の計画上では配分見込みより多かったのにということですが、本市
の状況ということでございますが、ワクチンは、継続的に供給される見込みが立ったことと、保管する超低温冷凍庫に保管可能なワクチンに限りがあるためでございます。基本計画枠どおりであっても、高齢者
の接種に必要なワクチンを確保する見込みは立っているという認識でございます。
ワクチン配分
の見込みは接種体制が原因な
のではということですけど、接種体制が原因というふうには考えてはおりません。
吹田市と茨木市
の集団接種予約枠
の違いということでございますが、本市におきましては、医療従事者など、人材確保
のめどが立つ範囲で最大限
の予約枠を設定いたしているということでございます。
大阪府
の医療従事者接種
の進捗状況ということでございますが、6月4日時点で大阪府全体
の医療従事者約31万人
のうち、1回目完了が29万4,234回、2回目完了が19万6,131回となっております。
市内
の医療従事者
の接種場所についてです。
市内
の総合病院
のうち、何か所かで実施されているというふうには伺っております。
医療従事者
の接種が進まない理由ということでございますが、大阪府からは特段
の理由は聞いておりませんが、4月、5月、ワクチン
の供給量が非常に少なかった、それ以前もですけども、なかなか想定量が入ってきていなかったというところが理由
の一つではない
のかなというふうに考えております。
市内医療従事者へ
の接種完了
の遅れが住民接種確立
の遅れへ
の影響ではということですが、住民接種に影響していたため、市独自で市医師会と協議し、4月下旬に約120人程度
の医療従事者へ接種を保健医療センターにおきまして実施いたしております。
高齢者施設
の対象施設数と接種完了施設数についてでございます。
対象施設数につきましては、86施設でございます。施設接種予定高齢者数3,771人
のうち、1回目1,105人、2回目431人となっております。その理由につきましては、4月にワクチンが極めて少量しか届かなかったことと、重症化予防
の観点から実施体制が整った特別養護老人ホームから開始したということが上げられます。
工夫といたしましては、施設側が医師
の確保ができる曜日、時間に合わせてワクチン運搬を市職員で行うなど、施設側が開設しやすいような配慮を行ってきているところでございます。
出張接種についてでございますが、今後、そのようなことも必要になってくるという認識は持っておりますので、必要に応じた対応を検討してまいります。
情報
の提供についてということでございますが、電話、窓口、ウェブ予約
の配分内訳につきましては、ウェブ予約で全て予約が完了してしまわないように、約4割程度
の上限を設けてきていたところでございます。
ワクチン
の具体的な供給量につきましては、先ほども申し上げましたとおり、6月時点で13万5,584回分が確保できており、その後も定期的に確保できる見込みとなっております。
個別接種開始に向けた進捗状況につきましては、現在、65歳以上
の高齢者接種を行っているところでございます。
接種しない選択をされた方へ
の配慮ということですが、コロナワクチン接種は、御存じ
のように任意接種
の位置づけでございます。接種は強制ではない旨、市ホームページなど、いろんな方法を使って発信しているところでありまして、今後も必要に応じた情報提供や発信を行ってまいります。
実施計画についてです。
計画で想定している4万1,000人
のうち、集団は約1万人、残りを個別接種と考えております。また、個別接種実施医療機関に関しましては、5月19日時点で130医療機関から回答をいただいております。
集団接種
の拡充でございます。
接種ブース
の増加など、スムーズな接種に向けて改善を行っているところでございます。さらなる、拡充につきましては、今後も引き続き、いろんな方法を検討してまいりたいと考えておりますが、イオンモール茨木につきましては、医療従事者等
の確保が困難であったということから断念した経緯がございますので、今
のところ、新たに設置する考えは持っておりません。
障害
の態様に合わせた利用しやすい予約と接種ということでございます。
高齢者
のワクチン接種にめどが立つ段階で、障害者施設利用者や施設従事者へ
の接種については進めてまいりたいと考えておりますが、まずは、施設へ
の利用意向調査を今後行ってまいりたいというふうに考えているところでございます。
障害者施設
の職員等と在宅寝たきり高齢者へ
の接種ということでございますが、障害者施設利用者や施設従事者へ
の同時接種を検討しているところでございまして、在宅寝たきり高齢者へ
の接種に関しましては、今後、市医師会と協議してまいりたいというところでございます。
○福丸副議長 6番、畑中議員。
○6番(畑中議員) それでは、2問目、北摂各市配分
のワクチン量と接種体制について、改めてお尋ねします。
1問目でもお聞きした初期段階
のワクチン配分量は、府
の資料によると、高齢者は約9万人
の吹田市
の75箱に対して、高齢者約7万人
の茨木市は28箱、3分の1程度、初期スタートアップで順位もお聞きしましたが、改めてこの数字、精査を求めたいと思います。
私が長寿介護課からいただいた直近
の高齢者
の数を箱数で単純に割っても、茨木市はやっぱり1万人当たり4.08箱、1位
の吹田市
の8.36箱と大きく離れてる、7位、最下位です。6月14日
の週までに幅を広げても、ほか
の市が14箱、15箱に達してるのに、茨木市は12.81と、第7位です。どちらにしても最下位と、こういう状況がずっと続いてきてるわけです。最終的には、接種予定人口相当
のワクチンが各市に配分される、これは言うまでもないことなんですけれども、問題は、スタートアップにおける茨木市
の状況
の原因が、市
の医療資源
の層
の薄さにある
のか。これ、吹田市と
の差異で少し出てきましたけれども、市民病院など
のように司令塔的存在がないためな
のか。医師会と
の緊密性に課題がある
のか。組織として業務遂行能力
の限界が露呈している
のか。茨木市だけが高齢者
の接種に遅れている
のか。これは他市も全体的な問題でしょう。茨木市だけが医療従事者
の接種が遅れてるわけじゃない。それでもこれだけ
の差が出ているということです。一定
の段階で、やはり詳細に分析して、その課題解決に向けて最重要施策
の一つとして取り組まねばならないと考えますが、これについては市長
の見解を求めたいと思います。
加えてお尋ねしますが、大規模接種会場で
の接種に対する市
の対応です。
基礎疾患関係なく大規模接種会場に行きたい人
の券
の発行は、希望すれば速やかに行うこと、その周知が早急に必要な状況に来ている
のではないかというふうに考えますが、市
の認識をお聞かせください。大規模接種会場
の予約状況にあっては、今後、対象者条件が緩和された場合、接種券
の発行についても臨機応変な対応が必要です。その準備はできている
のか、お聞かせください。
以上です。
○福丸副議長 福岡市長。
(福岡市長 登壇)
○福岡市長 スタートアップ時点で
の接種体制ということでありますが、これまでご答弁申し上げているとおり、医療従事者
の方々へ
の接種が進んでいないこと、あるいはまた、ワクチン
の供給量
の見込み、こちらについては様々な見立てがあろうかと思いますが、なかなか確実に入ってくるというふうな情報に、なかなか接することができなかった、あるいは、そう市として捉えることができなかったという中で、調整等が早いところに比べると時間を要したということがございます。
○福丸副議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 大規模接種会場で
の接種希望者へ
の接種券
の配付ということでございますけども、当然、そのニーズ
の高まりというところについては重々承知しているところでございまして、それにつきましても国
のスケジュール
の提示もございますけども、それにできるだけ間に合うような形で鋭意努力をしているところでございますが、印刷
のスケジュールや発注状況などもありますことから、なかなか進捗が難しい面もございます。
いずれにしましても、早期に希望者に対して接種ができるように努力してまいります。
○福丸副議長 以上で6番、畑中議員
の発言は終わりました。
(6番 畑中議員 議席へ)
○福丸副議長 次に、7番、山本議員
の発言を許します。
(7番 山本議員 質問席へ)
○7番(山本議員) では、私
のほうからも、
新型コロナウイルスの感染対策に絞って質問をいたします。
コロナ感染状況は、昨日
の陽性者、大阪では153人、茨木市は3人というふうになっており、ようやく感染は下火になっているように見えますけれども、決して油断できる状況ではないと思われます。そこで、今回
の第4波で
の市
の対応をしっかりと検証した上で、課題はどこにある
のかを明らかにし、今後
の対策に生かしていかなければならないと思っています。
まず、第1
の質問ですけども、これは極めて基本的なことで、先ほども辰見議員
のほう
の質問ともかぶるところでございます。茨木市内
の陽性者
のうち、重症者、軽症、中等症
の患者、死亡者、病院で入院中、ホテルで療養している人、自宅療養中
の人数を茨木市として把握している
のかどうか
の報告をお願いしたいということですが、先ほども報告がありましたので、これは割愛をしたいと思います。
先ほど
のご答弁
の中でも大阪府
のホームページにアップされている以上
のものは示されていなかった
のではないかというふうに思います。大阪府からは情報が入ってこないので、市としては正確な情報を把握できていないというご答弁ではなかったかと思います。コロナ対策を最優先で進めようということで市長さんもおっしゃいましたけれども、その市内
の感染状況が正確に把握できていないということは、やっぱりおかしい
のではないかというふうに思っています。
市は定期的にコロナ対策本部会議を開いていますけれども、緊急事態宣言
の下でイベント
の開催をどうするかとか、公共施設
の閉館などが主な議題になっているようです。まずは、この対策会議で市内
の感染状況を共通認識した上で、市として
の対策を考えるべきではないでしょうか。まず、情報を把握するため
の責任ある担当がいない
のであれば、それを設けてほしいというふうに切に要望いたします。
そこで、次
の質問に移りますけれども、第4波
の中で問題になった
のが、深刻な医療崩壊です。特に大阪は重症患者を受け入れる病院が非常に少ない。救急車を呼んでも搬送先が見つからない。自宅で
の療養している人が5月
の初めには1万5,000人以上にも膨れ上がりました。症状が急変して自宅と宿泊施設で亡くなった人は、18人にも大阪では上っております。
自宅療養者
の人数は市としては把握できていないということでしたけれども、保健所としてはつかんでいるわけですし、保健師
の数も少ない。十分な丁寧な対応はできていないという実態については、市
のほうも把握していると思います。茨木市としても保健所任せではなく、対策や支援を行うことが必要と考えています。
そこで、市内
の自宅で療養している人に対する市として
の状況
の把握と支援はどのように行っている
のかをお示しください、お願いします。
○福丸副議長 北川健康福祉部長。
(北川健康福祉部長 登壇)
○北川福祉部長 自宅療養者
の状況についてでございますけども、保健所
の管轄となっておることから、市としては把握はしておりません。
自宅療養者
の支援としましては、療養期間中における生活
の不安や負担を軽減するため、本年3月より自宅療養支援パック
の給付、買物等支援サービスを実施しております。
実績につきましては、3月から5月
の合計で、自宅療養支援パック
の給付が227世帯、買物等支援サービスが5世帯から
の申入れによりまして6回
の支援を行っております。
○福丸副議長 7番、山本議員。
○7番(山本議員) ありがとうございました。
シルバー人材センター
の方が買物代行など、大切な役割を果たしているということがよく分かりました。
ただ、シルバーさんだけに頼る
のでは限界があると思います。感染者に直接連絡する
のは保健所
の仕事で、市と府
の役割分担でやっている、個人情報
の問題もあって、市としてはなかなか介在しにくいと言われています。市
の保健所
のある中核市は独自
の政策はできますけれども、茨木市にある保健所は府
の保健所ですので、市としては何もできないという
のであれば、同じ市民なのに中核市
の市民と、そうでないところ
の市民に差があるということについては大変不公平な
のではないかと思っています。
自宅で療養している人に対して、個人情報を尊重した上で、民生委員であったり、自治会
の組織も協力してもらうなど
の支援策が必要かと思います。そもそも保健師が本当に足りないという現状がありますので、市から
の増員
の要請を行うなど
の働きかけも、ぜひお願いをしたいと思います。
次に、コロナ感染
の中で最も配慮しなければいけない
のが高齢者や障害者
の施設で
のクラスター
の発生を食い止めることです。どの施設に対しても感染対策に並々ならぬ努力を払っているとも思います。それでも市内
の医療機関、高齢者
の人たちで、この間クラスターが発生しています。集団で生活すること
の多い施設で、感染防止
のためには、PCR検査
の拡大が必要だと考えています。茨木市としても施設
の従業員と利用者を対象にしたPCR検査
の費用助成事業を予算化しております。
そこで、3月から5月
のこの期に高齢者施設、障害者
の施設、保育所、学童保育、学校関係
の感染状況と施設
の従業員、利用者
のPCR検査
の費用助成事業
の執行状況、利用した人数と金額をお示しください、お願いいたします。
○福丸副議長 北川健康福祉部長。
(北川健康福祉部長 登壇)
○北川福祉部長 3月から5月
の間
の陽性者が発生した施設と人数についてでございますが、本市に届出
のあった件数となりますが、高齢者施設では、利用者が48人、従業者が29人、合計77人となっております。障害者施設では、利用者5人、従業者1人、合計6人となっております。
それから、PCR検査費用
の助成についてでございますが、障害福祉サービス事業所におきましては、検査人数は従業者66人、利用者25人
の計91人、助成金額は87万1,950円となっております。介護サービス事業所におきましては、検査人数は従業者のみで35人、助成金額は合計で32万6,350円となっております。
○福丸副議長 山嵜
こども育成部長。
(山嵜
こども育成部長 登壇)
○山嵜
こども育成部長 3月から5月
の間に
新型コロナウイルス陽性者が発生した施設と人数についてでございます。
保育所や幼稚園など
の就学前児童施設におきましては、職員24人、利用者19人
の合計43人、学童保育室は、指導員1人、児童3人
の合計4人です。
次に、PCR検査
の費用助成事業
の利用者数と金額についてでございます。
保育所や幼稚園など
の就学前児童施設につきましては178人、210万6,000円、学童保育室は31人、34万1,000円でございます。
○福丸副議長 加藤
学校教育部長。
(加藤
学校教育部長 登壇)
○加藤
学校教育部長 3月から5月
の間
の小中学校における
新型コロナウイルス陽性者数についてでございます。
小学校、児童26人、教職員1人、中学校、生徒18人、教職員5人となっております。
小中学校におけるPCR検査費用助成事業
の執行状況についてでございます。
利用人数は0人、金額は0円でございます。
○福丸副議長 7番、山本議員。
○7番(山本議員) ありがとうございました。
高齢者
の施設については、陽性者
の割には検査
の数が少ないように思います。ただ、陽性者が出た場合は行政検査が行われているからだというふうに認識しております。しかし、陽性者が出てからではやっぱり遅いという声もあります。症状がなくてもPCR検査をすることが利用者も安心して利用できることにつながっていく
のではないでしょうか。
厚生労働省も何度も事務連絡を出して、施設
の従業員
の定期的な検査を行うように通知をしています。しかし、この連絡に沿って検査ができる
のは府
の管轄
の施設だけですから、市内
の多く
の事業所は対象にはなっておりません。そこを埋める
のが市独自
の費用助成事業なわけです。
事業所
のスタッフ
の中には、そういう制度があるとは知らなかったとか、休んでまでもわざわざ病院に行って検査をする
のは大変という声も聞いております。
保育所
の職員、また学童保育
の指導員
の検査については医療機関と締結し、課
のほうで取りまとめて検査に出しているということも分かりました。まとめて事業所にキットを送ってもらって検査センターに送り返すなど、やり方をいろいろ工夫しながら、ぜひ検査
の充実をお願いしたいというふうに思っています。
午前中
の市長
の答弁
の中では、高齢者施設
のPCR検査についてはほとんど言及がなされず、ワクチン
の接種ということが優先というふうに言われた
のは、大変残念だというふうに思っております。引き続き、PCR検査
の無症状者を含めて
の実施をよろしくお願いいたします。
また、小学校、中学校で
の陽性者が出ていますけれども、教職員
の検査は増えておりません。先ほど可決された補正予算
の中で、PCR検査
の対象を小学校、中学校では、これまでは養護教諭と支援学級
の担任、介助員だけでしたけれども、これからは一般
の教職員にも拡大したこと、発熱等
の症状という条件を取り除き、症状がなくても検査が受けられるようにしたということになっております。このことは3月議会で私も要望した内容であり、評価をしておきたいと思います。今後、積極的に活用されるよう、周知徹底をよろしくお願いいたします。
次に、コロナワクチン接種
の安全性について
の質問です。
先ほども皆さんからも、ほか
の議員さんからもたくさん言われましたが、ワクチン接種
の受付
の混乱については、その背景には私が先ほど指摘したように、医療崩壊に対する不安が市民
の皆さん
の中で大きくなっているからではないかと思います。特に重症患者を受け入れる病院が削減されてきたという問題も浮かび上がってきました。ワクチン接種
の円滑な手続と同時に、安心してかかれる医療機関
の整備こそが必要ではないかと思います。ワクチンについては副反応について
の懸念があります。これから接種をする人が増えるに伴い、副反応に関する正確な情報を市民に提供することが大切ではないかと思います。
そこで、1点目、これまで
の接種で市内で
の副反応
の報告はある
のでしょうか。接種後に副反応
の症状が出た場合、利用者と医療機関から
の報告はどのように行うようになっている
のですか。3点目、副反応に関する市民へ
の情報提供はどのように行う
のか、お答え願いたいと思います。よろしくお願いします。
○福丸副議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 市内で
の副反応
の報告ということでございます。
高齢者へ
の接種に関しましては、現在
のところ重篤な副反応
の報告は受けておりません。
次に、副反応が出た場合
の報告ということでございますが、接種を行った病院もしくは診療所
の開設者または医師は、予防接種を受けた方から
の連絡等により、接種後4時間以内にアナフィラキシー
の症状を確認した場合等には、速やかにPMDA、独立行政法人医薬品医療機器総合機構へ報告することとなっております。
また、市町村が被接種者等から健康被害
の相談等を受けている場合などには、必要に応じまして都道府県を通じて厚生労働省へ報告することとなっております。
市民
の皆様へ
の情報提供ですが、副反応につきましては、広報誌、またホームページを通じまして、集団接種における予約受付票を送付する際や、接種後に配付いたしますチラシ等により、周知、啓発を行っているところでございます。
○福丸副議長 7番、山本議員。
○7番(山本議員) ありがとうございました。
ワクチン
の接種については強制されることはあってはいけないと思います。副反応
の情報っていう
のは、そういう意味で、打つか打たないか
の大切な判断材料になります。既に昨日、6月9日、厚生科学審議会
の報告で、ワクチン接種後
の死亡者が2月7日から6月4日までに何と196人になっているというふうな報告もあります。今
のところワクチンと
の因果関係は評価できないというふうになっていますけれども、これからもっと増えていく
のではないかと危惧するものです。追跡調査をしっかりとやっていただきたいというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いします。
○福丸副議長 以上で7番、山本議員
の発言は終わりました。
(7番 山本議員 議席へ)
○福丸副議長 議事
の途中でありますが、休憩いたします。
(午後3時53分 休憩)
─――――――――――――
(午後4時05分 再開)
○河本議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、12番、下野議員
の発言を許します。
(12番 下野議員 質問席へ)
○12番(下野議員) お許しをいただきましたので、質問をさせていただきたいと思います。
自然界では分解されにくい特徴を持つプラスチックが、ごみとして適切に処理されず、不法投棄やポイ捨てなどにより自然界に流出してしまうと、河川等から海洋へとたどり着き、海洋
の汚染につながっていきます。世界的に大きな問題となっているプラスチックごみ
の、このごみ
の取扱いについて、質問させていただきます。
ペットボトル等
の資源ごみ
のリサイクル回収については、市民
の皆様
のご協力により、分別収集が進み、定着してきているわけであります。6月
の市広報誌で昨年度
のごみ
の量など3R
の取組について啓発されていましたが、資源ごみ
の中
のペットボトル等
のプラスチックごみ
のリサイクル回収量、分別委託料、売却益について、前3年間
の数量をお示しください。よろしくお願いします。
○河本議長 吉田
産業環境部長。
(吉田
産業環境部長 登壇)
○吉田
産業環境部長 ペットボトル
の回収量、分別
の委託料、売却益
の推移でございます。
過去3年間
の回収量、売却益につきましては、令和2年度が733トン、747万円、令和元年度は688トン、911万円、平成30年度は701トン、1,199万円となっており、資源物として回収いたしましたペットボトルは全て売却しております。
また、環境衛生センターでは分別作業を行っておりませんので、分別
の委託料等は発生しておりません。
○河本議長 12番、下野議員。
○12番(下野議員) 回収量全てを売却されていると
のことですが、売却先で
のリサイクル活用についてですが、どのように処理されている
のか、確認はされている
のでしょうか。その中で、ペットボトル等
の汚れたプラスチック
のごみ
のリサイクルについてはどのように処理されている
のか、お答えください。
○河本議長 吉田
産業環境部長。
(吉田
産業環境部長 登壇)
○吉田
産業環境部長 売却先で
の処理等についてでございます。
売却先で
のリサイクル処理につきましては、工場内で
の不用残渣除去、洗浄、加工が行われた後、梱包された状態で次
の業者に引き渡されております。また、売却した業者からは、毎月処理した量等
の報告を受けております。
次に、汚れたペットボトルにつきましては、資源化することができず、ごみとして処理されることになりますが、現在はサーマルリサイクル、いわゆる熱回収として利用しております。
また、リサイクルを促進するために、各家庭でペットボトルを排出される際、中身を空にし、軽く水洗いをしていただき、キャップとラベルを外していただきますよう、チラシや市ホームページ等でお願いしておるところでございます。
○河本議長 12番、下野議員。
○12番(下野議員) リサイクルできないプラスチックごみについては、サーマルリサイクルと言われる焼却による熱回収として転換し、有効利用されていると
のことでした。
国内ではプラスチックごみリサイクル処理が逼迫し、諸外国に輸出をされているようです。輸入国によっては使用済プラスチック等
の輸入禁止措置を講じる国も出てきているように聞いております。
また、バーゼル条約
の改正もあり、プラスチックごみ等
の廃棄物
の輸出入に係る制限として、国内においては当該廃棄物
の処理に関する設備及び技術に照らし適正に処理されること、輸出相手国で再生利用されることが確実かつ国内
の処理基準を下回らない方法で処理されることが確実であるという相手国
の同意が求められるようになり、国内で
のプラスチックごみが滞留することも考えられる中で、将来的なペットボトル等
のプラスチックごみ削減とプラスチックごみ
のリサイクル回収
の展望について
の考えをお尋ねします。
また、
子どもたちへ
の環境学習
の在り方についてはどのように考えておられる
のかもお尋ねいたします。
○河本議長 吉田
産業環境部長。
(吉田
産業環境部長 登壇)
○吉田
産業環境部長 将来的なペットボトル等
のいわゆるプラスチックごみ
の削減とリサイクル回収
の展望についてでございます。
今通常国会で成立いたしましたプラスチックに係る資源循環
の促進等に関する法律におきましては、行政による適正な分別収集といった廃プラスチック資源
の削減及び循環が求められており、本市におきましては、資源物
の分別収集を引き続き適正に進めるとともに、今年度からプラスチックごみや食品ロス等
の削減、リサイクルを積極的に取り組む店舗をエコショップとして認定し、事業者と行政が一体となって循環型社会
の形成を推進してまいります。
子どもたちへ
の環境教育についてでございます。
保護者を含めました家庭で
のごみ減量につなげるため、
子どもたちがごみや資源に対する知識を幼少期から身につけ、実行できるように伝えていく必要があると考えております。
○河本議長 12番、下野議員。
○12番(下野議員) 本市におきましても、プラスチックごみや食品ロス等
の削減、リサイクルを積極的に取り組む店舗をエコショップとして認定し、事業者と行政が一体となり循環型社会
の形成を推進すると
のことでございます。
また、
子どもたちには、小さい頃からごみに対する意識を培っていただきたいと思っております。
市長
の本年度
の施政方針で、SDGs
の推進
の一助として、ごみ
の減量等に積極的に取り組む店舗を対象とするエコショップ制度を創設するとされていますが、取組状況について、お尋ねいたします。また、循環型
のまちづくり
の推進では、プラスチック代替素材
の利用やプラスチック
の使用抑制に努めるとされていますが、その対策
の現状について、それと、本館庁舎北玄関ホールに設置された給水サーバー
の設置
の目的についてもお尋ねをいたします。
○河本議長 吉田
産業環境部長。
(吉田
産業環境部長 登壇)
○吉田
産業環境部長 エコショップ制度へ
の取組状況についてでございます。
本年秋頃
の制度開始を目標に、現在、実施要綱や認定ステッカーなどを作成しており、夏頃には、制度
の開始を対象事業所に周知するため、その趣旨や手続方法を記載した案内文を送付する予定をしております。
プラスチック
の代替素材
の利用や使用抑制
の対策状況についてでございます。
現在、本市
のエコオフィスプランにおきまして、庁内で
の会議用飲料容器や事務用品等をプラスチック不使用製品などに切り替えるよう促すとともに、市庁舎内で給水サーバーをモデル的に設置し、マイボトル
の持参促進を図っております。
また、国
のレジ袋有料化に先行して、北摂7市3町合同によるマイバッグキャンペーン
の実施などにより、プラスチック
の使用抑制に努めております。
給水サーバー
の設置目的についてでございます。
マイボトル
の利用を促進することにより、ペットボトルなど
の使い捨てプラスチック容器
の利用を削減し、ごみ
の削減や循環型社会
の形成に向けた意識向上を図るため、令和2年11月24日から
の1年間、市役所本館1階でモデル的に設置しております。
○河本議長 12番、下野議員。
○12番(下野議員) エコショップ制度については、実施要綱や認定ステッカー
の作成中と
のことですが、早期
の制度
の開始をお願いしておきたいと思います。
また、給水サーバーについては、やはりマイボトル
の利用促進、容器
の利用削減等に向けた意識
の向上を目的とされています。現在、給水サーバー利用状況と、ペットボトル削減と
の関係ですが、マイボトル
の利用促進、容器
の利用削減等、意識
の向上についてはどのように認識されていますか、お尋ねいたします。
○河本議長 吉田
産業環境部長。
(吉田
産業環境部長 登壇)
○吉田
産業環境部長 給水サーバー
の利用状況におけますマイボトル
の利用促進、プラスチック容器削減へ
の意識向上についてでございます。
直近
の給水サーバー利用状況は1日約24リットルで、500ミリリットル
のペットボトルに換算いたしますと48本分に相当し、マイボトル
の利用促進に一定
の効果、そしてペットボトル
の利用削減に効果があったものと考えております。
○河本議長 12番、下野議員。
○12番(下野議員) 500ミリリットルペットボトル換算で1日で48本分、2ケースになっているということでございます。
調べてみますと、京都市では、本市モデル設置機種製作会社と設置に関する連携協定を結び、給水サーバー
の設置を促進されています。また、亀岡市では、プラスチックごみゼロ
のまち、ペットボトル削減に取り組み、公共施設、学校へとウオーターサーバー設置
の推進、西宮市では、プラスチックごみ削減運動
の推進としてマイボトル
の普及に給水スポット
の整備、吹田市では、使い捨てプラスチック
の削減、熱中症
の予防並びにマイボトルを常に携帯するライフスタイルへ
の転換と定着を図り、地球温暖化対策に資することを目的に給水スポットを市役所や中央図書館、公民館に設置され、今後も残る公民館に給水スポットを設置しようとされています。
本市で今回設置
の給水サーバーについては、大阪府
のマイボトルパートナー
の取組として、企業等
の協力で公共施設へ
の給水器
のモデル設置として無料で行われたものでありますが、設置後半年が過ぎ、利用効率や将来的なペットボトル、プラスチックごみ削減に資する効果から、マイボトル普及促進などプラスチックごみ削減
のため、今後
の施策について、お尋ねいたします。
○河本議長 吉田
産業環境部長。
(吉田
産業環境部長 登壇)
○吉田
産業環境部長 プラスチックごみ削減
のため
の今後
の施策についてでございます。
エコショップ制度
の普及促進を図りますとともに、これに併せて、マイボトルやマイカップを持参した利用者に特定
のサービスを実施している市内事業者に対しまして、マイボトルスポット登録へ
の協力も求めてまいります。
また、関係法令や茨木市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)を踏まえまして、一般廃棄物処理基本計画
の見直しにおきまして、本市
の実情に沿った取組を検討してまいりたいと考えております。
○河本議長 12番、下野議員。
○12番(下野議員) エコショップ制度
の普及促進や本市
の実情に沿った取組
の検討をということでございます。よろしくお願いしたいと思います。
現在、世界中
の海で海洋プラスチック問題が叫ばれ、深刻化している状況であります。海洋生物が生命
の危機にさらされる直接的な被害
のほか、我々人間
の生態系へ
の影響も懸念されているところであります。
この本庁
の前を流れる小川も、末は大阪湾に流れ込み、海洋へとつながっています。本市は海に面する地形ではありませんが、自然環境へ
の影響について、地域に住まいする私たちが身近な問題として向き合い、日常生活や事業活動
の中で取り組むことができるものから積極的に取り組まなければならないということは言うまでもありません。
しかしながら、長年
の生活習慣を変えることは大変なことでありますが、目立たないことでも目立つように啓発に努めなければならないと考える
のですが、市
の認識についてはいかがお考えか、お尋ねいたします。
○河本議長 吉田
産業環境部長。
(吉田
産業環境部長 登壇)
○吉田
産業環境部長 プラスチックごみ削減
のため
の啓発についてでございます。
市民
の皆様お一人お一人がプラスチックをはじめとしたごみ
の削減や再資源化へ
の意識を高めていただき、日常生活で実践していただくことが重要と考えますことから、取組
の内容を丁寧に分かりやすく、また、その啓発に気づいていただけますよう、取り組んでまいりたいと考えております。
○河本議長 12番、下野議員。
○12番(下野議員) 市民
の皆様一人ひとりがごみ
の減量や再資源化について
の意識
の向上に取り組んでいただき、取組
の内容を分かりやすく、また、その啓発に気づいてもらえるよう、取り組むと
のお答えでありました。
世界各地では、森林
の消失、砂漠化、オゾン層
の破壊、温暖化など、近年、地球環境
の悪化が強く叫ばれています。気候変動による季節感
の変化、今年
の梅雨入りも例年にない早さ
の梅雨入りを迎えています。地球温暖化が進むことにより、異常気象
の頻発で洪水、干ばつ等による農業
の停滞、食料不足など
の人類
の生活基盤
の崩壊につながるものとも考えております。
事業活動における環境負荷
の低減を求め、資源
の有効活用を進めるとともに、我々地球に生活する一人ひとりが省エネ行動
の実践、再生エネルギー
の活用など、進んで環境負荷が軽減できるように努めなければなりません。
これとともに、プラスチックごみ対策も同様であり、近年、ペットボトル
の材料
のポリエチレンテレフタレートを分解する細菌イデオネラ・サカイエンシスという微生物が発見され、研究がされているようですが、近々に実用化されるものではないと考えます。
プラスチック
の使用削減と適正処理については、私たち一人ひとりが責任者であります。マイバッグ、マイボトル、マイカップ
の使用
の推進、会議等
の個別ペットボトル
の使用
の削減など、身近なところから実践しなくてはなりません。
今回設置
の給水サーバーについては、私も、このテーマについて調査するまで、意識
の中にはありませんでした。身近な問題でありながら、何か
の機会がなければ理解できないもの
のようです。
情報発信
の存在にも気づかず、多く
の市民
の皆様が利用される北玄関にありながら、気づかなかったわけでありますが、啓発にも工夫をお願いしたいと思います。
給水サーバーについても目に見えた効果
の追求は必要と考えますが、市民
の皆様に見える啓発
の効果も狙う
のも必要ではないかと考えています。
また、学校教育
の中でも、環境負荷
の低減について、地球環境保全
の重要性
の意義を理解できる学習指導を願いたいと要望いたしまして、私
の質問を終わらせていただきます。
ありがとうございました。
○河本議長 以上で12番、下野議員
の発言は終わりました。
(12番 下野議員 議席へ)
○河本議長 次に、28番、大野議員
の発言を許します。
(28番 大野議員 質問席へ)
○28番(大野議員) それでは、私は大きく1点、新型コロナワクチン接種体制について、1問目、伺います。
まず、今回
の混乱
の原因分析、窓口予約が中止になったことなんですけども、原因分析と再発防止策について、お聞かせください。
2つ目、担当者会議
の在り方について、これはコロナ対策チーム
のことです。なぜワクチン係が機能しなかった
のか。これについては、せっかくできた新しい係がちゃんと機能していたら、あのことは、あの事態は防げたんじゃないかと、そういう視点です。
次に、ワクチン係として
の想定
の洗い出し方についてはどのようになっている
のか、お聞かせください。
次に、個別接種
の医療機関が今後、随時追加されていくと思います。その場合
の対応方法はどのようにされる
のか。
次に、ワクチン
のキャンセル待ちについて、いつ始まって、いつ終わった
のか、キャンセル待ちに関する情報発信方法はどうだった
のか。市民
の方
のお話を聞きますと、裏メニューがあった
のではないかと考えておりますが、いかがでしょうか。
次に、16歳から64歳
の方々
の接種
の流れについて、人数を区切る
のか、混乱を起こさない方策を持っていただいている
のか。
そして次に、これまで
の郵送費や作業経費
の額について、お示しください。
1問目
の最後で、デジタルディバイド、インターネットやパソコン等
の情報通信技術を利用できる者と利用できない者と
の間に生じる格差
のことをいいます、その解消
のため
の取組について、お聞かせください。
1問目、以上です。
○河本議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 原因分析と再発防止ということでございます。
窓口予約につきましては、インターネットを使えず、また電話を利用することも困難な高齢者を想定して設けたものでございましたが、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大も重なり、確実に予約したいと
の思いから、早く順番待ちをされる方が増えたためと考えております。
電話が通じないことやインターネット予約につきましても短時間で予約が埋まる状況でございましたことから、現在は確実に予約できる手段として、年齢順を基本とした予約枠に応じた予約方法を行っているところでございます。
担当者会議、ワクチンチーム
の在り方でございますが、新型コロナワクチン接種
の事業につきましては、国から
の情報が、今年に入りまして日々変わってくるというような状況にありましたことから、その情報をしっかり共有するために、市長、副市長と
の毎週
の調整会議
のほか、随時、担当部課長へ
の進捗状況及び課題報告ということをワクチンチームを中心に行ってきていたところでございます。
想定
の洗い出し方についてです。
ワクチン
の供給状況、高齢者へ
の接種実績、個別接種におけるかかりつけ患者
の割合や一般患者
の受入状況、64歳以下
の接種見込み率等
の把握が必要ではないかというふうに考えているところでございます。
個別接種
の医療機関が随時追加される場合
の対応ということでございます。
追加後
の最新
の医療機関情報につきましては、1週間を目安として市
の予約システムへ反映させてまいります。郵送時から予約時点までで医療機関情報が更新される場合は、システム上またはコールセンターでご案内することとなりますことから、郵送で
のご案内は今
のところ考えておりません。
キャンセル待ちについてでございます。
受付は予約開始日
の5月6日から5月17日まで、受付定員に達した後、市コールセンターに予約申込み
の連絡を入れていただいた際に行っていたものでありまして、キャンセル待ち
の情報発信については特に行っておりませんでした。
このことについて、不正な予約受付ということは該当しないということでございます。
16歳から64歳
の接種ということでございますが、基礎疾患を有する方につきましては6月21日以降にオンライン等による自己申告によりまして早期に接種券
の発行を実施、検討してまいりたいと考えているところです。
また、年齢順に予約開始時期をずらすなど、円滑な接種に向けまして検討を重ねてまいりたいと考えております。
これまで
の郵送費と作業経費でございます。
郵送費につきましては、接種券が約450万円、全世帯宛て配付物が約740万円
の経費がかかっておりまして、作業経費につきましては、接種券が約2,800万円、全世帯宛て配付物が約500万円となっております。
今後
の発送についてでございますが、高齢者
の皆様方へは予約方法
の見直しに伴いまして、順次、予約券及び予約受付票を送付いたすこととなります。高齢者以外へ
の皆様へは接種券に予診票及び説明文を同封するなど
の検討を行っているところでございます。
デジタルディバイド
の解消でございます。
高齢者
の皆様方へ
の情報提供につきましては、市ホームページやSNSなど
のICT
の活用が難しい方も当然いらっしゃることでございますから、紙媒体で
のご案内等が必要であるとは考えているところでございます。
予約入力
の支援につきましては、コールセンターで
のご案内や相談窓口で
の支援に努めているところでございますので、その案内
の周知については、今後も引き続き努力してまいりたいというところでございます。
○河本議長 28番、大野議員。
○28番(大野議員) 2問目に行かせていただきます。
窓口予約が中止になった、あの出来事は市としては想定外だったという認識で、そういう理解でよい
のか、お聞かせください。
私自身としましては、5月6日
の時点で、受付、朝8時45分だったところが、大体朝
の6時ぐらいから並んでおられる方がいらっしゃったと。その時点で窓口中止をすべきだったと考えております。大体、後手
の対応がまずかったと考えていまして、判断力が欠けた、遅くなった原因は何だとお考えか、お示しください。
次に、日頃から福岡市長は、公正公平な市政運営を掲げておられます。そんな中、今回
の、前
の晩に並んでおられる方に整理券配付は、一番してはいけないことをしてしまったと指摘するものです。
最悪
の事態を想定して最善
の対策を練るべきだと考えております。そもそもこれまで
のそういう対策会議では、活発な意見、本当に最悪な事態
の、その想定した意見を出せるような体制、空気感ではなかった
のだろうと推察をしております。本来であれば、管理職
の方々や市長や副市長は全体を見ながら随時修正したり、改善
の指示出しをすべきところが、全員がプレーヤーになってしまっていた
のが大きな原因
の一つだと考えております。これについては、市長
のご認識やご見解、ありましたら、お願いします。
今回
のことを教訓に、組織全体、そして対応
の在り方を見直していただきたいです。今も横断的にいろんな部署と職員
の皆さん、連携して、力を合わせてっていうご答弁、多々お聞きしましたが、本当にそうな
のか。私は、基本的には職員
の皆さん、市民思いで仕事熱心な方々がたくさんいらっしゃると思います。それをこの窓口
の中止で、24時間体制で市民
の方
の対応をさせてしまうとか、何かしんどいほうに、しんどいほうに行ってしまっているので、何とか早く、うまく回る仕組みをつくっていただきたいです。
他部署
の、現場
の、直属
の中村部長
のところ
の皆さんもめちゃくちゃ頑張っていただいているんですが、他部署
の精鋭
の職員さん
の力も借りながら、もっともっと活発な意見が出る、そして、速やかに改善できる体制をつくっていただけるように、それが職員
の皆さん
の負担
の軽減、市民
の不安解消、市民
の安全な暮らし
の推進につながると考えております。お考えがあれば、お願いします。
6月21日から職域接種が開始となりますが、大学や企業
の職域接種
の状況把握できる体制は構築できている
のかどうか。
次に、60歳から16歳
のワクチン接種
のスケジュールはどのように見通されている
のか。ほか
の自治体では、20代、30代が優先的にとかいうところもありますが、本市
の場合は、50代からな
のか、20代からな
のか、何かお考えがあれば、お聞かせください。
次に、接種券についてです。
今月から64歳以下に接種券配付開始
の自治体が幾つもある中、本市では、60歳から64歳まで
の配付が9月中旬となっております。この遅さは一体何な
のか。感染者
の年代、重症化率、死亡率などを踏まえますと、私自身は50歳代
の方も大変心配ですので、急いであげていただきたいと考えております。接種券さえあれば、希望している方にワクチン接種していただける
のですから、早めに送付をして、世間
のスピードについていける体制をしくべきと考えます。お考えをお聞かせください。
次に、コロナワクチン
の接種は努力義務です。国から
の強制ではありません。このことを市民
の皆様に、いま一度、周知徹底していただきたいです。ワクチンを受けないこと、また、コロナに感染したことで受ける差別という
のは断じて許してはいけない、そういった姿勢を市が一丸となって市民
の皆様に発信をしていただきたいです。ワクチンを受けないことによる差別
の実態把握はできている
のか、それぞれご答弁を求めます。
次に、キャンセル待ち
のことなんですけども、キャンセル待ちについて
の情報発信を行っていないのに、キャンセル待ちを受けたという
のは、まさしくルール無視で、不正な予約受付を行ったということですので、認識を改めていただきたいです。
あまりにも何回もネットにも電話にもやったのに、ワクチン
の予約が取れなくてって、多分むちゃくちゃ怒ってはったから、その場しのぎというか、そういう感じでキャンセル待ちを受けてしまった
のだと思うんですけど、1人や2人ではないと思うんです。その辺り、数字が分かっていれば、お聞かせください。
あまりにもちょっと場当たり的過ぎるんですが、声
の大きな人に、もうこれ以上、屈しないでいただきたいです。それを許してしまうと、本当にふだん市民
の皆さんと向き合って対応されている職員
の皆さんが本当に気の毒です。きめ細やかな想定と、それに備えたルール化、ルール
の徹底をよろしくお願いいたします。見解をお聞かせください。
次に、ホームページにひっそりと載っております茨木市新型コロナワクチン接種実施計画、内容をその都度変更しますと書いていただいておりますが、内容を変更した都度、更新日時も変えていただきたいと考えておりますが、現状はいかがでしょうか。今
のところ4月になっています。どうでしょうか。
次に、この茨木市として
のSNS発信
の弱さをそろそろ解消していただきたいです。
行政
のスピード感
のなさっていう
のは、今日明日、解消できるものではないとしても、せめて情報
の少なさ、情報発信
のタイミング
の遅さくらいは解決していただきたいです。ホームページも小まめに更新していただけるようにはなりましたが、それだけでは市民
の方は分かりません。SNSときちんと連動していただきたいです。お考えをお聞かせください。
デジタルディバイド
の解消については一定、取り組んでいただいていると考えておりますが、平時も緊急時も、一人も取り残さない市政
のためにも、他
の自治体
のように、スマホ
の配付、貸与、高齢者
の皆様に対してです。それと併せて、操作
の仕方を継続的に学んでいただく講座を要望いたします。やれ災害だ、やれコロナだと場当たり的ではなく、人生100年時代に寄り添った対応を要望いたします。いかがでしょうか。
2問目は以上です。
○河本議長 福岡市長。
(福岡市長 登壇)
○福岡市長 窓口中止等々につきまして
の大野議員から
の様々なご見解、ご意見を頂戴したかというふうに思っております。
今回
の窓口予約、そしてまた、中止
の流れにおきましては、大野議員はじめ、多く
の議員
の皆様からご意見、ご批判等も頂戴しているところでございます。それぞれに根拠があり、市として、市長として真摯に受け止めなければならないというふうに理解をしているところでございます。
また、窓口中止に至るという部分で
の原因というところでいきますと、かなり複合的なところがあろうかと思いますが、まずは市長として、市民
の皆さんが制度設計をした3月当初に比べて、日に日に死亡される方も増えていくという中で、やはり早くにワクチンを接種したいんだという気持ちが高まっていった、そのピーク
の部分と窓口
の予約
の部分とが重なったというようなところも、これまで出てない中ではあろうかというふうには理解をしているところでございます。
いずれにしましてもマネジメント
のお話も頂戴しましたが、6月1日でマネジメント
の強化等も行っております。それぞれいただいているご批判、ご意見については真摯に受け止めなければならないというふうに理解しておりますので、今後
のワクチン接種、その他
の市政
の運営にしっかりと生かしてまいりたいというふうに考えております。
○河本議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 窓口予約に関しましてですけども、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大が重なりまして、確実に予約したいと
の思いから早く順番待ちをされました。その情報が拡散したことに伴いまして、想定外
の事態になったというような認識を持っているところでございます。
なお、窓口
の中止につきましては、市民
の皆様へ
の周知徹底を考え、判断したものでございます。皆様
の安全と健康をということが中止ということ
の判断
の一つ
の理由にもなったところでございます。
全庁的な対応
の在り方でございます。
現在におきましてもコールセンターや集団
のワクチン接種
のため
の体制を整えるために、私ども
の健康医療部以外
の部
の職員と全庁的な連携を取りまして、円滑な運営となるよう、取り組んでいるところでございます。今後におきましても、適切かつ効率的なワクチン接種を実施するために、様々柔軟に、臨機応変に対応してまいりたいと考えているところです。
職域接種
の状況把握でございます。
職域接種に係ります準備等は実施する企業などが行うこととされております。また、大阪府においてサポートチームが設けられていると伺っております。
本市といたしましては、企業や大学から接種方法等について
のご相談などがあった場合には、適切にご相談に応じてまいりたいというふうに考えておりますし、大学における地域連携
の取組としても働きかけてまいりたいというふうに考えているところでございます。
64歳から16歳
のワクチン接種
のスケジュールということでございます。
実施計画では確かに国が示す予定よりも非常に遅れているところでございますが、実施計画も必要に応じ、見直していくとともに、年齢順に予約開始時期をずらすなど、予約にアクセスする市民
の皆様
の人数を一定
の割合に保つ、そういうやり方を考えながら、引き続き検討し、早期に対応してまいりたいと考えているところです。
64歳以下
の方へ
の接種券
の配付でございます。
国
の職域接種
の受付が始まっているという状況が新たに出てきておりますことから、できるだけ早い時期に、接種券
の配付については実施していきたいというところでございます。
努力義務ということでございますが、予防接種法
の第9条で規定されております努力義務が適用された予防接種ではございますが、接種におきましては、感染症予防
の効果と副反応
のリスク
の双方を理解した上で、接種を受ける方
の同意が必要とされております。今後、未接種
の皆様へ
の接種勧奨につきましては、他市
の実施状況などを参考にしながら、実施
の有無についても検討してまいりたいというところでございます。
接種を受けないことが差別ということについてですけども、今
のところ、市民
の皆様から受けていないことに関して差別を受けたというような実例については伺っておりません。
キャンセル待ちについてでございます。
先ほど申しましたとおり、不正な予約受付ということではないというふうに思っておりまして、現在は、ワクチンロス
の対策として、やはり一定量
のキャンセル待ちがあることによってワクチンロスが解消されるということは、それは当初から想定していたことでありますので、キャンセル待ちを一定数、取らなければいけないという認識は持っていたところでございます。
800人程度
のキャンセル待ちを受け付けたということでございますが、今後におきましても、適切なルールを定めまして、その接種
の受付について、公平なやり方について、取り組んでまいりたいと考えているところです。
実施計画
の内容
の変更ということです。
ワクチン接種実施計画策定時と現在
の状況では、集団接種や個別接種など
の状況が一定変わってきているというところでございますので、現状
の状況を詳細に分析した上で、見直しが必要であるというふうには考えているところです。見直しに際しましては、更新日時も当然変更することとなります。
次に、情報発信、SNSを活用してはということでございます。
市民
の皆様につきましては、タイムリーな情報提供を図るために、現在でも市広報誌やホームページ、SNS、フェイスブック、そういうものを一定活用いたしまして、積極的な情報発信に努めているところでございます。
また、高齢者
の皆様にもその使い方をご指導とかいう機会を設けるということについても引き続き考えていかなければならないというふうな認識を持っているところでございます。
○河本議長 河井副市長。
(河井副市長 登壇)
○河井副市長 最後
のデジタルディバイド
の解消
のため
のICTスキル
の向上というところでございますが、部長も一定、答弁申し上げましたが、これにつきましては、例えば、スマホ
のポイント還元事業、また行かなくてもよい市役所、こういったこと
の実現
のためにも取り組んでいるところでございまして、高齢者
の皆様方に対しましては、多世代交流センター等においても取り組んでいただいているところでございまして、今後とも推進してまいりたいと考えております。
○河本議長 28番、大野議員。
○28番(大野議員) 最後、要望とさせていただきたかった
のですが、今は、まだまだ市民
の皆様、不安な状況で、多く
の方がいらっしゃいます。この茨木で、市民
の方が安心して暮らしていただけないようでは、もう一体何
のために一生懸命働いて、茨木市に税金を納めている
のか、本当に訳が分からないので、今回、市長もご答弁いただきました。反省すべきところは反省していただいて、しっかりと市政運営に努めていただきますように、お願いします。
中村部長、コロナワクチン
のキャンセルを800人も受け付けられていて、めちゃくちゃびっくりしているんですけど、こんなルールにないことを、どこにも載っていないことを、キャンセル待ち800人も受けちゃって、何でそんなことが許される
のかって、私たち、市民
の皆さんにどう説明していい
のでしょうか。
今後については、こういう抜け道とか、気が強いとか、そういう何か駄目もとで言ってみようみたいな人だけが得をするような、本当に優しい、ルールを守ろうっていう市民
の皆さんがばかを見るような体制は変えていただきたいと思います。最後、その辺り
のご見解、ご認識、伺って終わります。
○河本議長 中村
健康医療部長。
(中村
健康医療部長 登壇)
○中村
健康医療部長 キャンセル待ち
の人数がということでございますが、当初、電話で
の予約に際しまして、ご用意できた人数が集団接種で6,500という非常に少ない状況でありましたことから、キャンセル待ちを希望されるというような方に対しては、ご用意できないことを断った上で、「キャンセル待ちされますか」というような確認を取った上で、聞いていったというところでございます。
人数については、どれぐらいを受ける
のが適切かというところはあまり深く考えていなかったところもある
のですが、ご用意できないということを断った上でも希望されたという方がそういう数、一定いらっしゃったということで、非常に接種を希望される方が多くなっているということを改めて再確認した次第でございます。
○河本議長 28番、大野議員。
○28番(大野議員) 800人受けたとか、人数が多かったから怒ってるとか、1人、2人やったら何も言わないということではなく、ルールにないんですよ。私たち、議会にも教えていただいてないし、何で、いつの間に、どのタイミングで、誰がどこで、どう判断してそんなことになった
のかっていう
のが見えないことに対して、えーってなってるんですけど。でも、これは、もう次からは二度と起こらないようにしていただけるように要望して、質問を終わります。
以上です。
○河本議長 以上で28番、大野議員
の発言は終わりました。
(28番 大野議員 議席へ)
○河本議長 お諮りいたします。議事
の途中でありますが、本日
の会議はこれをもって打ち切り、延会いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○河本議長 ご異議なしと認めます。よって、本日
の会議は、これをもって延会することに決定いたしました。
次回
の会議は、明11日午前10時から再開いたします。
なお、議事日程は、当日ご配付いたしますので、ご了承願います。
本日は、これをもって延会いたします。
(午後4時54分 延会)...