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  1. 茨木市議会 2021-03-17
    令和 3年建設常任委員会( 3月17日)


    取得元: 茨木市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-13
    令和 3年建設常任委員会( 3月17日)                   建設常任委員会 1.令和3年3月17日(水)建設常任委員会を第三委員会室で開いた 1.出席委員次のとおり  委 員 長 上 田 光 夫  副委員長 畑 中   剛  委  員 辰 見 直 子  委  員 萩 原   佳  委  員 岡 本 壱 郎  委  員 大 村 卓 司  委  員 稲 葉 通 宣 1.欠席委員 な  し 1.説明のため出席した者次のとおり  市  長 福 岡 洋 一  副 市 長 井 上 茂 治  建設部長 中 田 弘 之  下水道総務課長 中 田   敬  建設部次長下水道施設課長 田 邊 武 志  下水道施設課参事 馬 場 克 二
     水道部長 福 岡 俊 孝  水道部次長 吉 備 眞 人  総務課長 松 本   衛  水道部次長営業課長 岸 本 哲 児  営業課参事 安 藤 光 雄  営業課参事 杉 林 二 郎  水道部副理事兼工務課長 酒 巻 靖 弘  工務課参事 中 崎 盛 夫  浄水課長 伊 藤 孝 幸 1.出席事務局職員次のとおり  議事課長代理議事係長 山 本 倫 子  議事課職員 永 原 友 矩 1.委員会において審査した案件次のとおり  議案第30号 令和年度大阪茨木下水道等事業会計予算  議案第31号 令和年度大阪茨木水道事業会計予算     (午前10時00分 開会) ○上田委員長 ただいまから、建設常任委員会を開会いたします。  現在の出席委員は7人でありまして、会議は成立いたしております。  これより議案審査を行います。  議案第30号「令和年度大阪茨木下水道等事業会計予算」を議題といたします。  提案者説明を求めます。 ○中田下水道総務課長 議案第30号につきまして、ご説明を申し上げます。  本予算は、安全で快適な生活環境を創出するため、都市基盤施設であります下水道拡充念頭に、浸水対策として、市街化区域の雨水等整備を促進するとともに、水洗化普及促進及び適正な維持管理に留意し、編成したものでございます。  予算書の1ページをお開き願います。  第1条 総則は省略いたしまして、第2条からご説明申し上げます。  第2条は、業務予定量で、汚水処理人口汚水処理戸数排水面積を定めております。  第3条は、収益的収入及び支出予定額を定めております。  収入の第1款事業収益内訳といたしまして、第1項営業収益下水道等使用料などを、第2項営業外収益は他会計からの負担金補助金長期前受金戻入などを、第3項特別利益過年度分返還金等に係る過年度損益修正益などを、それぞれ計上いたしております。  また、支出の第1款事業費用内訳といたしまして、第1項営業費用下水道施設維持管理費流域下水道維持管理負担金及び固定資産減価償却費などを、第2項営業外費用企業債支払利息並びに消費税及び地方消費税などの経費を、第3項特別損失過年度分未収金等減額に係る過年度損益修正損などを、第4項では予備費を、それぞれ計上いたしております。  2ページに移りまして、第4条は資本的収入及び支出予定額を定めております。  収入の第1款資本的収入内訳といたしまして、第1項企業債公共下水道事業債流域下水道事業債などを、第2項負担金受益者負担金などを、第3項工事負担金流域下水道施設建設に伴う負担金を、第4項他会計負担金雨水に係る下水道整備に伴う一般会計からの負担金を、第5項他会計補助金浄化槽整備に伴う一般会計からの補助金を、第6項補助金建設改良事業に対する国庫補助金などを、第7項貸付金水洗便所改造資金貸付金償還金をそれぞれ計上いたしております。  支出の第1款資本的支出内訳といたしまして、第1項建設改良費下水道等整備に要する事業費及び流域下水道整備に要する建設負担金などの事業費を、第2項企業債償還金企業債元金償還金を、第3項投資は水洗便所改造資金貸付金を、第4項では予備費をそれぞれ計上いたしております。  なお、資本的収入額資本的支出額に対し不足しておりますが、これは損益勘定留保資金等で補填いたします。  第5条は、継続費として、4ページの第1表のとおり、事業名、総額、年度年割額を定めております。  第6条は、事業実施のための財源措置として発行いたします企業債につきまして、4ページの第2表のとおり、起債目的限度額起債方法利率及び償還方法を定めております。  3ページに移りまして、第7条は一時借入金の限度額を定めております。  第8条は、各項経費流用することができる場合は、営業費用営業外費用特別損失との間と定めており、第9条は、議会議決を経なければ流用できない経費としまして、職員給与費を定めております。  第10条は、他会計からの補助を受ける金額を定めており、第11条は利益剰余金を処分する金額処分先を定めております。  以上で説明を終わります。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 ○上田委員長 説明は終わりました。  これより質疑に入ります。 ○畑中委員 では、下水道会計について、幾つかお尋ねいたします。  まず、一般会計でもお聞きしましたけれども、コロナ対策事業についての終了事業継続事業新規事業について、特別会計のほうでもお聞きしたいと思います。  それから、下水道事業における新年度の特徴的な取組についてもお聞かせください。  1問目以上です。 ○中田下水道総務課長 コロナ対策事業についてでありますが、令和年度において、一般家庭における日常生活を支援するため、下水道等使用料を軽減しております。  また、下水道等使用料支払い猶予を実施しておりまして、令和年度も継続して実施してまいります。 ○田邊下水道施設課長 新年度下水道事業の特徴的な取組ということでございます。  雨水整備を積極的に進めていくため、柳川排水区では工事費などを計上しております。  また、松沢排水区におきましては、雨水排出先現況調査に着手することを予定しております。 ○畑中委員 今、新規事業はなかったということで理解してよろしいんですね。よろしくお願いします。  それから、特徴的な事業でお聞きしたんですけれども、松沢排水区という言葉もあったんですけども、今さっき、きのうの一般会計でもお聞きしましたけれども、阪大からの雨水排出抑制問題に関わって、阪大側対策一定めどが立ってきたということで、雨水基本構想では、それと併せて、茨木市のほうもハード対策として松沢排水区における水路拡幅、または雨水環境整備がということが記述されています。  構想添付の地図を見てますと、ちょうど春日丘川の支線部分でのハード整備を示唆してるように思われますが、どのような内容と方針になってるのか、お聞かせください。 ○田邊下水道施設課長 まずは、茨木市側の雨水抑制対策というところでございます。  下水道雨水事業といたしましては、これまで、法的な位置づけがございませんでした。そのため、下水道事業としての対策は行っておりません。ただ、一般会計側では、できる整備をこれまで進めてきたというところでございます。  また、雨水基本構想整備内容でございますが、松沢排水区におきましては、令和年度現況水路や側溝などの雨水排水施設状況を把握するための現況調査を行うことを予定しております。  その結果を踏まえまして、既存の施設で例えば対応が可能なところ、下水道施設として対応が可能なところ、また新たに雨水管整備しなければいけないところ、そういったところを振り分けながら精査をしていきまして、必要な法手続をとった後、事業に着手という予定をしております。 ○畑中委員 今1点お答えいただきまして、工事の時期のめどっていうのは、わかりますでしょうか。 ○田邊下水道施設課長 今の予定では令和年度ぐらいから着手できるんではないかというふうに考えております。 ○畑中委員 それでは続きまして、雨水貯留施設国補助市事業化の研究、検討状況、これは昨年の委員会で求めたところなんですけども、現状、どのようなってるか、お聞かせください。 ○田邊下水道施設課長 国の個別の補助制度内容ですけれども、当該地区の置かれた状況でありましたり、過去おおむね10年間に発生した延べ床上浸水戸数、または、浸水被害戸数などが、事業採択要件となっております。  本市で発生した被害につきましては、そういった要件にいずれも現時点では満たしておりませんので、活用できないという状況でございます。  そのため、引き続き社会資本整備総合交付金を活用してまいります。 ○畑中委員 ぜひ国のそういう負担制度、ぜひ活用していただいて、茨木市内対策が進みますように意見いたしまして、質疑終わります。ありがとうございました。 ○上田委員長 他に質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○上田委員長 質疑なしと認め、質疑を終了いたします。  これより採決いたします。  本件原案のとおり可決すべきものと決定することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○上田委員長 ご異議なしと認めます。  よって議案第30号につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。     ───────〇─────── ○上田委員長 議案第31号「令和年度大阪茨木水道事業会計予算」を議題といたします。  提案者説明を求めます。 ○松本総務課長 議案第31号、令和年度大阪茨木水道事業会計予算につきまして、ご説明申し上げます。  本予算水道事業運営健全化に努めつつ、安定供給の確保を図るため、水道管整備拡充水道施設維持管理に留意し、編成したものでございます。  予算書の1ページをお開きください。  第1条は省略いたしまして、第2条からご説明申し上げます。  第2条は業務予定量で、給水戸数、年間総給水量、1日平均給水量及び主な建設改良事業を定めております。  第3条は収益的収入及び支出予定額を定めており、第1款水道事業収益内訳といたしまして、第1項営業収益水道料金などを、第2項営業外収益分担金長期前受金戻入などを、第3項特別利益過年度損益修正益をそれぞれ計上いたしております。  第1款水道事業費用内訳といたしまして、第1項営業費用浄水及び給水、さらに料金徴収業務など、営業活動に要する経費を、第2項営業外費用企業債支払利息並びに消費税及び地方消費税などの経費をそれぞれ計上いたしております。  2ページをお開きください。  第3項特別損失は、使用できなくなった量水器売却処分過年度分未収金等減額に係る過年度損益修正損などを、第4項は予備費をそれぞれ計上いたしております。  第4条は、資本的収入及び支出予定額を定めており、第1款資本的収入はその内訳といたしまして、第1項企業債設備改良事業に係る企業債を、第2項工事負担金受託事業による水道管布設工事などに伴う負担金を、第3項他会計負担金水道料金システム構築及び消火栓新設に伴う下水道等事業会計及び一般会計からの負担金を、第4項固定資産売却代金量水器売却処分による売却代金を、第5項出資金簡易水道整備に要した企業債償還に係る一般会計からの繰入金を計上いたしております。  また、第1款資本的支出内訳といたしまして、第1項建設改良費水道管更新などに要する経費を、第2項企業債償還金企業債償還元金を、第3項補助金等返還金工事負担金の精算による返還金を、第4項は予備費を計上いたしております。  これにより、資本的収入額資本的支出額に対して不足しておりますが、これは損益勘定留保資金等で補填いたします。  第5条は、債務負担行為につきまして、水道事業債務を負担する事項、期間及び限度額を定めております。  次に、3ページに移りまして、第6条は、企業債につきまして起債目的限度額起債方法利率及び償還方法を定めております。  第7条は、各項経費流用につきまして、営業費用営業外費用特別損失不足が生じた場合における項間の流用並びに補助金等返還金不足が生じた場合における建設改良費及び補助金等返還金流用を定めております。  第8条は、議会議決を経なければ流用できない経費として、職員給与費及び交際費を定めております。  第9条は、一般会計からの補助金を定めております。  4ページをお開きください。  第10条は、棚卸資産購入限度額を定めております。  以上で説明終わります。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 ○上田委員長 説明は終わりました。  これより質疑に入ります。 ○畑中委員 それでは水道会計のほうについても、コロナ対策事業終了事業継続事業、そして新規事業があるのかどうか、お聞きしたいと思います。  それと併せて、令和年度(2021年度)の特徴的な取組について、お聞かせください。
    岸本営業課長 コロナ対策事業としましては、令和年度におきまして、一般家庭における日常生活を支援するため水道料金を軽減しております。  また、令和2年3月18日付、厚生労働省水道課長通知によりまして、水道料金支払い猶予を実施しており、令和年度も継続して実施してまいります。 ○松本総務課長 令和年度の特徴的な取組といたしましては、水道事業営業課窓口業務につきまして、市民サービスの向上を念頭に、効率的な事業運営を図るために債務負担行為を設定し、令和年度から検針開閉栓業務等との包括業務委託を行います。  また、平成30年に改定いたしました水道事業ビジョン及び平成31年に策定いたしました経営戦略につきまして、令和年度予定する水道事業ビジョン中間見直しに合わせ、経営戦略改定案作成等を、令和年度業務委託いたします。 ○畑中委員 包括業務委託検針開閉栓業務とどこで行われて、直営で内部の人材で行われてきたのかについて、ちょっとお聞きしたいと思います。  それから、続けて耐震化率についてお聞きしたいんですけれども、各年度水道管耐震化率予算決算について2018年、2019年、2020年、2021年について、基幹管路全体とそして基幹管路耐震化率について、お聞かせいただきたいと思います。 ○岸本営業課長 これまで検針開閉栓業務につきましては、民間業務委託を行ってまいりまして、今回債務負担行為を設定させていただいておりますのは、窓口業務につきまして、民間委託を考えております。それらを合わせて、債務負担行為を設定したものでございます。 ○酒巻工務課長 各年度耐震化率予算決算状況でございますが、管路全体及び基幹管路耐震化率予算決算の順に、申し上げます。  管路全体の耐震化率でございます。  平成30年度(2018年度)が21.2%と21.8%、令和年度(2019年度)が22.7%と23%、令和年度(2020年度)の予算及び決算見込みですが24.3%と24.5%、令和年度(2021年度)の予算でございますが25.5%でございます。  続きまして、基幹管路耐震化率でございます。平成30年度(2018年度)が43.5%と42.7%、令和年度(2019年度)が43.3%と43.2%、令和年度(2020年度)の予算及び決算見込みは43.6%と44.7%、令和年度(2021年度)の予算は44.8%でございます。 ○畑中委員 今、お聞きしましたけれども、特に基幹管路決算見込み数字が、例年に比べて大きく伸びているというように思われるんですけども、その理由、併せて2021年度、新年度決算見込み44.7%に対して予算段階で44.8%と。これについては数字の動きを0.1%しか変わらないということなんですけども、2021年度基幹管路耐震化予定、具体的な内容について、お聞かせいただきたいと思います。 ○酒巻工務課長 令和年度(2020年度)の決算見込み例年より多く伸び理由でございますが、令和年度(2020年度)の予算耐震化率を推定する時点におきまして、令和年度(2020年度)への繰越工事が反映できなかったことが主な理由でございます。  続きまして、令和年度(2021年度)の予算で44.8%の伸びのことでございますが、庄中央線で行っている道路事業に伴いまして、基幹管路を約0.1キロメートルを更新することで0.1%の伸びになっております。 ○上田委員長 他に質疑はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○上田委員長 質疑なしと認め、質疑を終了いたします。  これより採決いたします。  本件原案のとおり可決すべきものと決定することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○上田委員長 ご異議なしと認めます。  よって、議案第31号につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。     ───────〇─────── ○上田委員長 次に、「常任委員会所管事項に関する事務調査について」を議題といたします。  休憩いたします。     (午前10時23分 休憩)     (午前10時24分 再開) ○上田委員長 再開いたします。  本件は、国内をその範囲とするものであります。  お諮りいたします。  常任委員会所管事項に関する事務調査は、1.商工行政について、2.農林行政について、3.環境行政について、4.都市整備行政について、5.建設行政について、6.下水道行政について、7.水道行政についてのとおり、令和4年3月31日まで、閉会中も調査することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○上田委員長 ご異議なしと認め、そのように決定いたします。  以上をもちまして、当委員会に付託されました案件審査を終了いたしました。  なお、会議録作成にあたりましては、委員長に一任願います。  これをもって建設常任委員会を散会いたします。お疲れさまでした。     (午前10時24分 散会)  以上、会議の顛末を記載し、茨木市議会委員会条例第27条の規定により、ここに署名する。  令和3年3月17日           建設常任委員会           委員長  上  田  光  夫...