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令和 2年第4回定例会(第1日 6月 9日)

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  1. 茨木市議会 2020-06-09
    令和 2年第4回定例会(第1日 6月 9日)


    取得元: 茨木市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-14
    令和 2年第4回定例会(第1日 6月 9日)   日程第1.       会議録署名議員指名について 日程第2.       会期決定について 日程第3.       諸般報告 日程第4.       茨木選挙管理委員会委員選挙について 日程第5.       茨木選挙管理委員会委員補充員選挙について 日程第6.       大阪都市競艇企業団議会議員選挙について 日程第7.       令和2年度施政方針説明 ──────────────────────────────────────── 〇本日の会議に付した事件   議事日程のとおり 1.令和2年6月9日定例市議会茨木市役所議場において開会した 1.出席議員次のとおり     1番  大 野 幾 子         15番  大 村 卓 司
        2番  浜 守   毅         16番  青 木 順 子     3番  円 藤 こずえ         17番  松 本 泰 典     4番  朝 田   充         18番  安孫子 浩 子     5番  大 嶺 さやか         19番  稲 葉 通 宣     6番  畑 中   剛         20番  友 次 通 憲     7番  桂   睦 子         21番  長谷川   浩     8番  小 林 美智子         22番  塚     理     9番  米 川 勝 利         23番  河 本 光 宏    10番  福 丸 孝 之         24番  篠 原 一 代    11番  萩 原   佳         25番  坂 口 康 博    12番  岩 本   守         26番  上 田 嘉 夫    13番  下 野   巖         27番  滝ノ上 万 記    14番  上 田 光 夫         28番  辰 見   登 1.欠席議員  な   し 1.説明のため出席した者次のとおり    市長       福 岡 洋 一     代表監査委員   美 田 憲 明    副市長      河 井   豊     教育長      岡 田 祐 一    副市長      井 上 茂 治 1.出席事務局職員次のとおり    事務局長     野 村 昭 文     議事課長代理   山 本 倫 子    議事課長     幸 地 志 保     兼議事係長    総務課長     大 橋 健 太     書記       篠 塚 勇 希     (午前10時00分 開会) ○友次議長 ただいまから、令和2年第4回茨木市議会定例会開会いたします。  現在の出席議員は28人でありまして、会議は成立いたしております。  本定例会には、市長以下、説明員出席を求めております。  議事に入ります前に、このたびの新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、罹患された方々に心からお見舞いを申し上げます。  本定例会開会に当たり、市長から挨拶を受けます。福岡市長。     (福岡市長 登壇) ○福岡市長 皆さん、おはようございます。  お許しをいただきましたので、定例会開会に当たり、一言挨拶を申し上げます。  本日、令和2年第4回茨木市議会定例会を招集申し上げたところ、議員皆様におかれましては、公私何かとご多忙の中、ご参集をいただきまして、まことにありがとうございます。  また、日ごろは市政運営にご指導とお力添えをいただいておりますことに、心から感謝、御礼申し上げます。  さて、本年度は、私にとりまして2期目の市政の初年度に当たります。決意も新たに、市政運営に取り組んでまいりますので、温かいご指導とお力添えを賜りますよう、お願いを申し上げます。  この定例会には、令和2年度の施政方針のほか、令和2年度一般会計補正予算(第2号)についてご審議いただいた後、人権擁護委員推薦の諮問について1件、茨木公平委員会委員選任につき同意を求めることについて1件、茨木農業委員会委員の任命に関することの同意を求めることについて1件、茨木農業委員会委員任命につき同意を求めることについて14件、条例の一部改正について2件、大阪広域水道企業団の共同処理する事務変更及びこれに伴う規約の変更に関する協議について1件、工事請負契約締結について1件、工事請負契約変更について1件、動産取得について2件、令和2年度一般会計補正予算(第3号)について1件、以上26件の案件についてのご審議お願いいたしたく考えております。  以上、まことに簡単ではございますが、開会に当たりましてのご挨拶といたします。  どうぞよろしくお願いいたします。 ○友次議長 これより本日の会議を開きます。  日程第1、「会議録署名議員指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第76条の規定により、12番、岩本 守議員、13番、下野 巖議員指名いたします。  日程第2、「会期決定について」を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会会期は、本日から6月26日までの18日間とすることにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○友次議長 ご異議なしと認めます。よって、会期は、本日から6月26日までの18日間と決定いたしました。  日程第3、「諸般報告」を行います。  一般事務報告につきましては、お手元にご配付の資料のとおりであります。  日程第4、「茨木選挙管理委員会委員選挙」、日程第5、「茨木選挙管理委員会委員補充員選挙」を行います。  お諮りいたします。本2件の選挙方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○友次議長 ご異議なしと認めます。よって、本2件の選挙方法は、指名推選によることに決定いたしました。  お諮りいたします。議長において指名することといたしましてもご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○友次議長 ご異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。  これより議長から指名いたします。  選挙管理委員会委員4人に、大根輝男氏、山本隆俊氏、角野一雄氏、中村信彦氏をそれぞれ指名いたします。  お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました4人の方を選挙管理委員会委員当選人と定めることにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○友次議長 ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました4人の方が選挙管理委員会委員に当選されました。  次に、選挙管理委員会委員補充員の4人に、澤田德次氏目野 徹氏、大平正雄氏、田村英明氏をそれぞれ指名いたします。  お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました4人の方を選挙管理委員会委員補充員当選人と定めることにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○友次議長 ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました4人の方が選挙管理委員会委員補充員に当選されました。  次に、補充順序について、お諮りいたします。補充員順序は、ただいま議長指名いたしました順序のとおり決定することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○友次議長 ご異議なしと認めます。よって、補充順序は、ただいま議長指名いたしました順序のとおり決定いたしました。  この機会に、選挙管理委員会委員に当選されました4人の方から順次、挨拶を受けます。  まず、大根輝男氏から挨拶を受けます。     (大根輝男氏 登壇) ○大根輝男氏 大根輝男でございます。一言挨拶申し上げます。  ただいま茨木選挙管理委員会委員にご指名いただき、まことにありがとうございます。  もとより微力でございますが、民主政治基盤であります選挙が公正に執行されるため、選挙管理委員として努力してまいる所存でございます。どうか議員皆様方、今後ともご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。  本日は貴重な時間をいただきまして、まことにありがとうございました。(拍手) ○友次議長 次に、山本隆俊氏から挨拶を受けます。    (山本隆俊氏 登壇) ○山本隆俊氏 おはようございます。ただいまご紹介をいただきました山本隆俊でございます。  このたびは、茨木選挙管理委員会委員にご指名をいただき、まことにありがとうございます。  私、浅学非才であります。議員皆様方の温かいご指導、ご鞭撻を賜り、多くの市民皆様がそれぞれの立場から選挙に参画していただけるよう、選挙管理委員として、その任務を全うしてまいる所存でございます。今後ともご指導のほど、よろしくお願いを申し上げます。  本日は大変貴重な時間をいただき、まことにありがとうございます。よろしくお願いいたします。(拍手) ○友次議長 次に、角野一雄氏から挨拶を受けます。     (角野一雄氏 登壇) ○角野一雄氏 ただいまご紹介をいただきました角野でございます。貴重なお時間をおかりいたしまして、一言挨拶とお礼を申し上げます。  先ほど、茨木選挙管理委員会委員にご指名をいただきまして、まことにありがとうございます。  選挙民主政治の根幹をなすものであり、明るく公正に執行され、そして、有権者の意思が適正に反映されるよう、微力ではございますが、選挙管理委員として、誠心誠意努めてまいる所存でございます。どうか議員皆様、今後ともご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。  本日は、まことにありがとうございました。(拍手) ○友次議長 次に、中村信彦氏から挨拶を受けます。     (中村信彦氏 登壇) ○中村信彦氏 おはようございます。議会の貴重な時間をいただきまして、一言挨拶を申し上げます。  ただいま茨木選挙管理委員会委員にご指名をいただきました中村信彦でございます。まことにありがとうございました。  もとより微力ではございますが、職責の重大さを十分に踏まえ、法令を遵守し、公平公正な選挙が行われますように、職務に精励をしてまいります。今後とも議員皆様方のご指導、ご鞭撻を心からお願い申し上げまして、御礼のご挨拶といたします。  ありがとうございました。(拍手) ○友次議長 以上で挨拶は終わりました。  日程第6、「大阪都市競艇企業団議会議員選挙」を行います。  お諮りいたします。選挙方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○友次議長 ご異議なしと認めます。よって、選挙方法は、指名推選によることに決定いたしました。  お諮りいたします。議長において指名することにいたしましてもご異議ございませんか。
        (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○友次議長 ご異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。  大阪都市競艇企業団議会議員に、26番、上田嘉夫議員指名いたします。  お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました上田嘉夫議員当選人と定めることにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○友次議長 ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました上田嘉夫議員大阪都市競艇企業団議会議員に当選されました。  ただいま当選されました上田嘉夫議員が議場におられますので、本席から会議規則第26条第2項の規定により告知いたします。  暫時休憩いたします。     (午前10時13分 休憩)     ─―――――――――――――     (午前10時15分 再開) ○友次議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第7、「令和2年度施政方針」について、説明を求めます。福岡市長。     (福岡市長 登壇) ○福岡市長 令和2年6月定例市議会開会に際し、令和2年度当初予算補正並びに諸案件のご審議お願いするにあたりまして、市政運営についての所信と施策概要を申し述べ、議員皆さま並びに市民皆さまのご理解とご協力を賜りたく存じます。  まず、このたびの新型コロナウイルスへの感染により、残念ながらお亡くなりになられた方に、謹んでお悔やみを申し上げますとともに、罹患された方々にお見舞いを申し上げます。  また、医療関係者など新型コロナウイルス感染症の治療にご尽力されている方々をはじめ、感染の危険に身を投じながらも、市民生活を支えるため従事いただいております保育所や介護・障害事業所のスタッフの方々各種イベント自粛休業・営業の縮小など国や府の要請にご協力いただいている多くの皆さまに対しまして、深く感謝を申し上げます。  令和2年度におきましては、市民皆さまの命と健康、そして暮らしを守るため、新型コロナウイルスへの対策本市の最優先課題にして市長として最大の使命であります。  4月には、国から新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」が全都道府県を対象として発出されるなど、世界中新型コロナウイルスの脅威に震撼し、人々の命やこれまでの日常が次々に奪われていくという、人類史上に大きな爪痕を残す一年となっており、本市においても市民皆さま日常に多大なる影響が出ております。  目下、新型コロナウイルス対策として非接触社会的距離が求められることにより、様々な業界生活面においてデジタル融合・進化が加速するなどの社会変化が生じている一方で、接触や近接を前提としてきた業界生活面においては、大きな制約を受け、影響が顕著となっているところであります。  何より、市民皆さまお一人おひとりが、見通しの立たない種々の自粛状況下、不安やストレスを抱えた日常生活を送られております。  新型コロナウイルスと共存するしかない現在の段階、いわゆる「Withコロナ」におきましては、市民皆さまをはじめ影響を受ける様々な主体をサポートし、その影響を最小限に食い止め、ともに乗り越えていかなければなりません。  新型コロナウイルス存在を念頭に置きつつ、心の健康に欠かせないこれまでの日常不要不急を含んだ日常を一歩ずつ取り戻してまいります。  また、新型コロナウイルスを克服した将来の段階、いわゆる「Afterコロナ」についてでありますが、「Withコロナ」下で加速しているデジタル融合進化等もあくまで従前から叫ばれてきた文脈のものが多いことから、現状では劇的な社会変化は生じないと捉えております。  もっとも、予断が許されるものでもなく、「Afterコロナ」への対応としまして、今後の社会情勢の変化を注視しつつ、庁内でのAI、RPAなどICTビジョン実現や働き方改革をはじめ、庁外も含め、本市での先進的な取組推進・サポートしてまいります。  また、新型コロナウイルスから得つつある学びをいかし、第2波、第3波、ひいてはさらなる新たなウイルスへの備えを強化してまいります。  そうした観点から、取り急ぎ、本年3月には、緊急対策【第1弾】として、「安全・安心な市民生活確保」に向けた、感染拡大防止策実施子どもの居場所の確保などを補正予算で盛り込むとともに、5月には、緊急対策【第2弾】として、国や府の緊急経済対策等への対応としての特別定額給付金休業要請支援金などに加え、市独自の支援策として、生活困窮世帯への給付金小学校給食費無償化中小企業個人事業主への給付など「市民生活地域経済支援」を中心とした補正予算を計上し、市議会におきまして可決をいただきました。  今回の6月補正予算では、緊急対策【第3弾】として、「多様な主体活動支援」や「事業者等事業継続支援」に向けた取組を盛り込んでいます。  まず、市民生活への支援につきましては、水道料金及び下水道等使用料国民健康保険料を減額し、市民皆さま負担軽減を図ります。  次に、医療体制確保等につきましては、市内医療体制の中核となる地域医療支援病院への支援として、ICU等設備整備への補助及び救急医療等新型コロナウイルス感染症への対応支援する補助金を創設します。  また、医療機関社会福祉施設等への支援につきましては、医療福祉サービス提供体制継続維持を応援するための給付金の支給や手指消毒液を配付するほか、工賃に影響が出ている障害者に対して就業支援金を交付します。  事業者等事業継続支援につきましては、小規模事業者への支援として、飲食店物品販売等店舗家賃の減額に協力いただける貸主に対する補助金及び新型コロナウイルス関連融資に係る利子補給制度を創設するほか、商店街共同事業者等への支援として、地域生活を支える感染症対応したデリバリー等事業経費への補助制度を創設します。また、正規雇用が困難な状況を踏まえ、再就職支援助成金対象拡充します。  小・中学校の学習支援につきましては、在宅における多様な学習環境整備に向け、通信環境が整っていない家庭に対するタブレット及びモバイルWi-Fiの貸与に向けた整備を行います。また、図書館でも、来館せずに利用できる電子書籍を導入します。  子育て世帯への支援等につきましては、子ども在宅支援児童虐待の発生・重篤化の防止に向け、子育て支援総合センターの体制を充実し、子ども家庭総合支援拠点として位置付けます。また、小学校臨時休業への対応として、利用が増加したファミリー・サポート・センター放課後等デイサービス等利用料補助や、民間学童保育室の開室時間拡充への支援を行うほか、休園や自粛要請への対応として、認定こども園等利用者負担額等減収分民間学童保育室利用料の還付について補助します。  地域活動福祉活動への感染予防支援につきましては、単位自治会に対する集会施設等補助金拡充や、高齢者子ども等への福祉活動団体に対する補助金を創設するほか、創意工夫を凝らして取り組む新型コロナウイルス対策に資する公益活動支援するため、チャレンジいばらき補助金拡充します。  その他の感染予防につきましては、指定避難所75か所に消毒液ダンボールベッド等感染予防用品拡充整備するほか、西河原公園屋内運動場及び市民体育館第5体育室換気設備等を設置します。  また、新型コロナウイルス対策に係る各種取組を応援したいという市民事業者皆さまの想いの受皿として、「#エール茨木寄附」を創設・募集し、市民事業者・行政が一丸となって、健やかな市民生活まち活力の回復をめざします。  以上の新型コロナウイルス対策につきまして、5月補正予算施策も含め、できるだけ速やかに、また、簡素な手続により最優先に取り組んでまいります。  残念ながら、いまだ新型コロナウイルス存在日常であると認識し、警戒と備えが欠かせない状況であることから、市民皆さまにおかれましても、日常生活や働き方において「新しい生活様式」の実践にご協力いただく必要があります。  本市は、2年前、「大阪北部地震」、その直後に西日本を襲った「7月豪雨」、さらに追い討ちをかけるように酷暑に続いての「台風第21号」と、連続する災害により度重なる被害を受けました。しかし、その都度、多くの皆さまのご協力をいただきながら、市民皆さまとともに、職員一丸となって難局を乗り越えてまいりました。寄り添った支援実現に向けた被災者支援会議も、48回目にして先日ようやく終了に至ったところです。  市長として、皆さまと培った経験を糧に、現場目線を忘れることなく、お一人おひとりのニーズとフェーズに応じたきめ細かな施策を講じることで、市民皆さまとともに、新型コロナウイルスによる難局にも立ち向かってまいります。  さて、私は、さきの市長選挙で、緊急事態宣言が発出される異例の状況下ではありましたが、多くの市民皆さまにご信任いただき、市長として引き続き市政を担当させていただくこととなりました。改めて果たすべき責任の重大さに身の引き締まる思いであります。  こうしてご信任いただきましたのは、先の災害対応を含め、「保育の受皿の確保による待機児童ゼロ」や、「対話を重ねてみんなで考えた新しい市民会館計画」、「全国トップレベル教育まち推進」など、「豊かさ・幸せ」が実感できる「次なる茨木」へ向けた皆さまとの4年間の歩みと、その結果としての人口増財政基盤維持といった実績を評価いただいたものと考えております。  これからの4年間は、次の六つの最重要課題中心に突き進んでまいります。  一つ目、「みんなで食べる中学校給食実現」です。  先の「茨木中学校給食審議会」におけるセンター方式が望ましいとの答申を受け、全員給食早期実現をめざし、給食センター事業手法の検討を進めます。  二つ目、「救急病院の誘致」です。  10年、20年先を見据えた、市内医療環境のさらなる向上を図るため、有識者や関係機関のご意見を伺いながら取組を進めます。  三つ目、「駅前の再整備」です。  阪急茨木市駅の西口周辺の再整備につきましては、多くの市民皆さまが集い・憩える空間となるよう、今年度の都市計画決定に向け、計画早期具現化を進めるとともに、東口との連携・連鎖の検討を進めます。  また、JR茨木駅の西口周辺の再整備につきましても、交通結節点としての機能強化とあわせ、魅力ある空間づくりに向け、関係者との協議を進めます。  四つ目、「安威川ダム周辺整備」です。  民間活力による施設整備や湖面の利用を図り、魅力的な空間を多くの皆様にご利用いただくことにより、北部地域活性化ハブ拠点としての機能の実現を進めます。  五つ目、「待機児童問題」です。  引き続き「ゼロ」を維持するため、今後見込まれる保育需要を見極めるとともに、保育の質を確保しつつ施設整備を進めます。  六つ目、「新しい市民会館建設」です。  新型コロナウイルス影響も含め、変化しつつあるオープンスペースの価値や使い方を見据えつつ、ICTの活用などの様々な新しい形での市民皆さまの参加をいただきながら、キーコンセプトである「育てる広場」の実現を進めます。  以上の六つ中心に、これまで築きあげてきた基盤を、さらに拡充・発展させるべく、対話と手続を重んじながら、「次なる茨木」へ歩みを進めてまいります。  今回提案いたしました補正予算の項目中、最重要課題につきましては、新型コロナウイルス世界中で猛威を振るう渦中であり、なおかつ、その対応が最優先であることを踏まえまして、早期の取組が必要不可欠なものに厳選しております。  その内容といたしましては、中学校給食早期実現に向けた中学校給食基本計画の策定及び民間活力導入可能性調査実施病院誘致にかかる基本整備構想策定支援誘致病院の担うべき役割等の整理を行うコンサル業務委託、安威川ダム完成後の周辺魅力向上に資する整備実施するための土地の取得であります。  以上、市政運営にあたっての基本的な考え方、並びに本会議に提案いたしております予算の内容を踏まえ、施策概要について、ご説明いたしました。  私は、4年前のこの場で、対話と議論を重視した公平・公正な市政運営の実践をお約束いたしました。初心を忘れることなく、先人が築きあげてきた茨木の歴史とその魅力、「教育まち」としての伝統を継承し、多くの方々にわがまちへの誇りと愛着を深めていただけるよう、市長として、過去・現在・未来への責任を果たしてまいります。  2期目におきましても、「安全・安心」、「豊かさ・幸せ」を実感できる、「次なる茨木」に向け、全力で市政運営に取り組むことをお誓い申し上げます。  どうか、議員皆さまをはじめ、市民皆さまにおかれましては、市政推進に、より一層のご支援とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。 ○友次議長 令和2年度施政方針説明は終わりました。  以上をもちまして、本日の議事日程は終了いたしました。  次回の会議は、明10日午前10時から再開し、施政方針に対する各会派の代表質問を行います。  なお、議事日程は、当日ご配付いたしますので、ご了承願います。  本日は、これをもって散会いたします。     (午前10時35分 散会)...