物流ゾーンは、
日本GLP株式会社による物流施設が進出予定であり、緊急時の避難や支援物資の提供などをイメージして検討されております。
今後、これらの方向性をもとに、
まちづくりの具体的な内容を検討していくことになっております。
以上で、南部地域における
広域幹線道路沿道整備についての説明を終わらせていただきます。
○
青木委員長 「令和元年度事業の
進捗状況について」の説明は終わりました。
休憩いたします。
(午前10時30分 休憩)
(午前10時31分 再開)
○
青木委員長 再開いたします。
「令和元年度事業の
進捗状況について」、発言なさる方はございませんか。
○安孫子委員 それでは、今のご説明をお聞きして、私から何点か、お尋ねしたいと思います。
最初に、
中心市街地活性化基本計画の資料の1-2の中で、
中心市街地活性化の基本方針と目標のところなんですけれども、目標が2つ書いてある、その1つの
中心商業機能の質の更新のところで、日常のちょっとぜいたくができる魅力ある商空間の形成というふうに書かれているんですけれども、先ほどのご説明の中では、大型店との差別化を図っていって、活性化を進めようというようなご説明だったんですが、私も、ちょっとぜいたくができるという、結構、人によって、ちょっとぜいたくって、多分、大分違うというふうに思うんですけれども、この差別化を図る意味で、ここで表現されている、ちょっとぜいたくというのは、どういうイメージをおっしゃっているのかというのをご説明いただけたらと思います。
○
福田市街地新生課長 ちょっとぜいたくというところでございますけれども、今、
中心市街地のほうで考えておりますのが、いわゆる、どこにでもあるようなチェーン店であるとか、そういったお店とかということではなくて、いわゆる茨木らしいといいますか、茨木にふさわしいようなお店ということで、例えば、ご家族なんかでお食事ができるような空間であったりとか、家族連れであったりとか、あとは主婦の方であったり、女性同士がゆったりできるよというところの中で、それがぜいたくというか、そういった居心地のいい空間も含めて、ぜいたくというようなことで考えさせていただいております。
○安孫子委員 ということは、チェーン店ではないというのであれば、ちょっとしたレストランとか、カフェとかで、ちょっとぜいたくって聞くと、例えば1つ利用する、1食当たりの単価とかが高いものを提供しているお店とかをふやすんだろうかというふうに考えてしまったんですけれども、案外、そういうふうにしてしまうと、利用できる人が、経済的にどういう層の人をターゲットにしてるんやみたいな話になっていくとは思うんですけれども、できたら、いろんな方に幅広く利用してもらえるような形であったらいいなと思ってますので、何かちょっとぜいたくできるというのは、その人によっても、ぜいたくの度合いも違うでしょうし、なかなかそこがわかりづらかったなというふうに、私は思いました。
今おっしゃっているように、家族や日ごろの中で、ちょっと楽しめる、空間を楽しみたいというふうにおっしゃったんですけれども、じゃあ、その下の部分で、目標指標と目標値の設定の中で、滞在や活動の場の創出の目標指標が平日昼間の
歩行者通行量として、基準値と目標値を上げておられるんですけれども、今、先ほどおっしゃったように、例えば、ちょっとぜいたくができるような空間で、お友達同士やファミリーで楽しめるというふうになると、茨木市にお住まいの方で、例えば、休日に家族でちょっと出かけていく、出かけ先として、こういう
中心市街地あたりを使ってもらえたらいいなと私は思うんですけれども、そういうふうに考えたときに、これ、平日というふうに、一応目標を定められているんですけれども、休日のあり方とかについては、どのように考えておられるのか、そこもお聞かせください。
○
福田市街地新生課長 今回、
中心市街地活性化基本計画の目標指標ということで、平日昼間の
歩行者通行量ということで、挙げさせていただいているものでございます。
これは、
基本計画の掲載事業を実施することによる効果ということでございまして、
事業実施前を基準値、
事業実施後を目標値ということで設定しております。
現時点で考えておりますのは、特に平日に、なかなか茨木市の
中心市街地に出てきていただいていない方とか、そういった方に、できるだけ滞在していただくということを想定しておりまして、逆にまた、その平日昼間、利用された方が、例えば、ご家族であったりとか、友人であったりとか、そういった方に、この
中心市街地の魅力を伝えていただきまして、そういった中で、休日も利用される方が増加していくということを想定しております。
ですので、決して休日を考えていないということではなくて、休日はいろいろ今、中央公園なんかでもイベントなんかも開催されておりますし、そういった中で、休日も利用していただくような形になっていくことを、目指しているものでございます。
○安孫子委員 休日のことを考えましたら、大型の店舗でしたら、土日なんかはやはり車なんかで、家族で来られて、みんなでお買い物をされているというような姿が一般的だと思いますので、そういう大型店ばかりに行くんじゃなくて、こういう
中心市街地にも、お休みの日でも来てもらえるようになればいいなと私は思うんですが、今おっしゃったように、平日というふうになりますと、結構、家にというか、平日もお家にいらっしゃる高齢者の方とか、そういう子育て中で家におられる方とか、そういう方がターゲットで、もっと来てもらおうという、そういう意味でおっしゃっているということでいいんでしょうか。
逆に言うと、今のこの店舗とか、状況からいくと、平日に利用してもらう方がすごく少ないというふうに思って、そこを今、重点的に頑張ろうという、そういう考え方であるということで、いいでしょうか。お願いします。
○
福田市街地新生課長 今回、計画作成に当たりまして、
アンケートなんかも実施している中で、
中心市街地に来てはいただいているんですけれども、それはあくまでも銀行であったりとか、役所であったりとか、そういった用事に来られる方が結構多いのかなということで、こちらのほうにもちょっと書かせていただいているんですけれども、滞在時間というのは非常に短いという中で、できたら
中心市街地にもっととどまっていただきたい、もっと回遊していただきたいという思いも含めまして、例えば、特に平日昼間でしたら、当然、高齢者の方もおられますし、主婦の方であったりとかですね。通勤、通学者以外の方で、
中心市街地に来ていただきたいという思いでございます。
○安孫子委員 わかりました。本当に、平日であろうと、休日であろうと、やっぱり、
にぎわいがやってくるという形を目指してもらうということで、私も理解しましたので、お願いをいたします。
続いて、私、もう1つ、
JR茨木駅の西口についてなんですけれども、この取り組みがずっと続けられているのは、重々承知した上でなんですけれども、私も前からずっと気になっています、
JR茨木駅の東口が整備されて、駅ナカのほうもエスカレーターも設置されて、いよいよ周辺の皆さんは、西口側が整備されるというふうに考えておられるんですけれども、それがなかなか進まないということで、じゃあ今、ご説明受けましたけれども、こういう計画に沿って、この西口をきっちり再開発していけば、いつごろ完成できるというふうにお考えなんでしょうか。
ということが1つと、この
JR茨木駅の西口にやっぱりエスカレーターとかの設置がないということで、あるいは、障害者の方の駐車スペースの位置が非常に不便で、車いすで駅まで移動してもらうときに、道路を横断してもらわないといけないというような物すごく不便なことが起こってるんですけれども、そういうことを把握した上で、同じように課題として考えておられるのかということを、お聞かせください。
○
福田市街地新生課長 JR茨木駅の西口についてということでございます。
現在、協議会のほうにおきまして、今回、
計画作成パートナーの方と、より具体的な計画作成を行って、今、検討区域の中の権利者の皆さんの意識醸成であったりとか、合意形成に向けた取り組みを継続的に進めているところでございます。そういったところで、現時点において、いつ完成するかという中でのその
スケジュールというのは、具体的にまだ今、現在お示しできる段階にはございません。
○岸田
都市整備部長 エスカレーターの件についてでございますけれども、今、
JR茨木駅西口に、駅に直結したエスカレーターがないということで、駅利用者の方々に大変なご不便をおかけしているということは、十分認識しております。しかしながら、エスカレーターを設置となりますと、上下1基ずつで約2億円、工事費として2億円、ランニングコストとして、年間約250万円ほどの費用がかかるという中で、今現在、
計画作成パートナーからの提案を受けて、再
整備計画素案について、協議会において検討している現段階では、設置するという判断をするという段階ではないのかなというふうに考えております。
しかしながら、今後、再整備についての決定がなかなか困難であり、長期間を要すると判断した場合には、改めてエスカレーターの設置について検討してまいりたいと考えております。
○安孫子委員 今、ご説明いただきました。
もし、上下につけるとなると2億円、ランニングコストで250万円ということで、お聞きしたんですけれども、今もご答弁にあったように、もし長期にわたるならば考えるということだったんですが、私も今、現実的に
阪急茨木市駅のほうは、割と年度が出てきて、それでも5年、6年、7年かかりそうな状況で、今のこの
阪急茨木市駅と比べても、
JR茨木駅のこの状況だと、阪急のほうよりも絶対長くかかるのは、もう目に見えてるなと思うんですよ。となると、10年ぐらいはかかるのかなというふうに考えましたら、今、いろいろとご不便をかけていて、いろいろと、骨折されていても、つえをついている高齢者の方でも、もうそれを持ったまま、階段を上がっておられる状況を見ると、何かまだ10年も我慢してもらうのかなというのは、すごく、何か辛いなと私は思っています。例えば、バリアフリー化の観点、あるいは、障害者や高齢者の移動における、そのバリアフリー法の観点からというふうに考えた場合ですね。例えば、
国土交通省でも、鉄道駅のバリアフリー化の推進ということを進めていますし、特に、この基本方針の中では、1日3,000人以上の乗降客がある駅については、これ、平成32年度末までとなっていたので、令和2年度末までには、できるだけ、いろんなアクセスについては解消していこうというようなことを目標に上げておられるんですけれども、そういうところを加味して考えたら、長期的になるんだったら、また別な判断をしましょうっておっしゃった、その判断というのは、いつごろ出されるように考えておられますか。
○岸田
都市整備部長 今、西口の
スケジュールについては、現在、お示しすることはできないという中で、エスカレーターの耐用年数というのが、一般に15年から17年というふうに言われております。長期間というところで、本市としては、その耐用年数を超えるぐらいの年月がかかるようであれば、設置したいというふうに考えているんですけれども、なかなか15年から17年というのは先のことですので、そこまでいかなくとも、ある程度、今、協議会で協議している内容を踏まえて検討してまいりたいと考えております。
○安孫子委員 15年から17年って、生まれた子どもが高校生になって卒業してしまうなというふうに私は思ってしまいました。確かに、お金もかかる話ですし、一旦つけたものを、次、再整備するときに、また取り外して壊さないといけないのは、確かにもったいないなというのは思うんですけれども、それが二、三年というなら、我慢してくださいって言いやすいんですが、十七、八年待つという判断が出てからとなると、その判断もいつになるのかわからないのであれば、なかなか、やはり市民の方に理解していただくのは難しいのではないかなという感じています。
それと、本市では、バリアフリー基本構想を持っていますし、それで3つの地域、
JR茨木駅と
阪急茨木市駅や阪急総持寺駅周辺、南茨木駅周辺は、重点整備地区というふうにして、取り組みをするというふうにされていますし、その重点地区の取り組みの中にも、短期、中期、長期というふうに位置づけておられるんですけれども、そういう話の中に、やっぱり、このエスカレーターを設置したり、バリアフリーを進めたりというふうなことについては、何かぱっと見たとき、入ってなかったように思ったんですけれども、今回のやっぱり、こういう計画があるので、そこに具体的にリンクしていないというふうに考えたらいいんでしょうか。
というか、今回この
JR茨木駅西口について、今、お聞きしていますけれども、この計画を進めるに当たっては、本市のそのバリアフリー基本構想というものを踏まえた上で、今、一緒に進めてもらっているというふうに認識していいのかということをお聞きしたいと思います。
○岸田
都市整備部長 エスカレーターにつきましては、特にバリアフリー基本構想とリンクして考えているものではありません。
○安孫子委員 となると、おっしゃったように課題であるということや、皆さんにご不便をおかけしているということは認識してもらっているので、取り組みの中で、やっぱり課題である以上、そこは一緒に考えていただきたいし、また、そのバリアフリーの基本構想で、一応、駅のことも、きっちり押さえていただいているんですから、もうやはり私、十五、六、七年という先まで延ばすというのは、ちょっと延ばし過ぎじゃないかなというふうに私は思います。ちょっとそれはお話ししておきたいと思います。
それと、バリアフリー基本構想ですかね、その取り組みの整備目標というのは、市民や当事者のニーズを把握して決めるというふうにされているんですけれども、そういうニーズを把握したりして取り組んでいくとなると、今回この
JR茨木駅西口駅周辺整備については、関連する権利者の方の、そのニーズ調査とかをされたと思うんですけれども、駅自体を整備することに関して、この利用者の方の、やはりニーズとかいうのも、私は把握しておくべきではないかなというふうに思うんですけれども、そのようなことについての取り組みは、どのようにお考えでしょうか。
○
福田市街地新生課長 JR茨木駅の西口の取り組みということで、現時点では権利者の方々との意識醸成を図っているというところでございますけれども、今後、周辺地域も含めまして、次年度以降、
アンケートであったりとか、そういった何らかの形で、ほかの市民の方のご意見なんかも伺っていけたらというふうに考えております。
○安孫子委員 ぜひ意見をお聞きいただいて、そのときにちょっと、今後どうするかというのも、改めて考えていただけたらいいなというふうに思います。
あともう1つ、2020年、来年度の国会でバリアフリー法の改正が予定をされています。その中に、道路上のバスターミナルについても、今度、バリアフリー法が適用されるというふうに、私は聞いているんですけれども、ではこの、今、
JR茨木駅西口、
阪急茨木市駅などのバスターミナルについても、本市で、やはりこのことについては、影響があるんじゃないかなというふうに思うんですけれども、これの対応について等も、今後この進めていかれる取組状況の中に含めて、対応していくということでよろしいのでしょうか。
○
福田市街地新生課長 今、委員のほうからご指摘いただきました、道路上のバスターミナルということでございます。今回、
JR茨木駅にしましても、
阪急茨木市駅にいたしましても、
駅前広場、一定のその交通のバスターミナルを整備する予定にしております。そうした中で、
駅前広場の中にバスを入れていくという考え方もございますし、あと、道路上に一部、例えば、降車だけできるようなバースを設けるとか、いろんな考え方があるかなというふうに考えておりますので、そういったことも含めまして、今回の整備の中に、いろんな可能性を含めて検討していきたいというふうに考えております。
○安孫子委員 わかりました。じゃあ、今回本当に、国で法律改正されるということであれば、それに合致した様式に変えていくというのが、やはり十七、八年先では、とてもその法律に沿っているというふうには言えないと思いますので、そのことも含めて、さらに取り組みを進めていただきますようにお願いしまして、私の質問を終わらせてもらいます。
○
青木委員長 他に発言なさる方はございませんか。
○福丸委員 それでは、私のほうから、気になる点について、質問させていただきたいと思います。
まず、先ほどのエスカレーターの話なんですけど、やっぱり
JR茨木駅の西側に生活している方、私も生活していますし、そういう方とのつながりが多いもので、非常にニーズは高いです。さらに、この計画はぎりぎり入っているか、入っていないかのところですけれども、西駅前交差点、郵便局のところ、あそこもやっぱり歩行者にとってはすごく不便で、バリアフリーの観点からも、あそこを超えて、さらに駅に来て、また階段を上らなあかんみたいな、すごいストレスが、時代とともに、バリアフリーがだんだん推し進められているこの社会において、すごくストレスが、あの西側においては高まってきているなということは、生活をしている身として感じておりますので、安孫子委員からもご指摘があったように、しっかりそういう市民のニーズとか、市民の感情もしっかりくみ取っていただいて、
まちづくりをしていただきたいなということで、要望させていただきます。
今、パワーポイントでご説明をいただいて、すごくこれから、茨木の
まちづくりが進んでいくんだなということを認識させられたと同時に、常々、議会でも質問させていただいたりしているんですけれども、そのハードの整備だけじゃなくて、そのソフト、コミュニティーのデザインという部分をいかに形づくっていくのかというのが、すごく重要になってくるんだなということを、改めて感じさせていただきました。
そう考えたときに、この
まちづくり会社のFICベースさんというのは、すごくキーになってくる会社だなと思いますし、この5年4カ月ですね、茨木のまちでFICベースさんに暴れ回っていただいて、まちを活性化していっていただきたいなというふうに感じました。
そこでちょっと、中活の関係で確認をしたいのが、今後の
スケジュールのところで、内閣府へ毎年度
フォローアップ報告を行うということで書かれているんですけど、この報告はFICベースさんが行うのか、それとも市が行うのか、また、どういう形態で報告を内閣府のほうに行っていくのかというような、その辺のイメージを教えていただけたらと思います。
○
福田市街地新生課長 内閣府への
フォローアップ報告ということでございます。
こちらにつきましては、今回、計画が
内閣総理大臣認定を受けたという中で、目標の
達成状況等につきまして、評価をいたしまして、市のほうが、内閣府のほうに報告するというものになっております。
フォローアップといいますのは、計画期間内に実施する定期フォローアップといいますのと、定期期間、計画期間の終了後に実施する最終のフォローアップということで2つございまして、定期フォローアップにつきましては、計画期間中に原則、毎年実施していくというものでございまして、こういった自己の評価で明らかとなりました目標達成の見通し等を踏まえまして、もし目標の達成が難しいということで判断されるなど、必要と認められる場合につきましては、例えば、その目標達成に資する事業の追加であったりとか、変更とか、そういった見直しが行われるということになっております。
また、最終のフォローアップにつきましては、計画期間のこれは終了後ということでございまして、事業の
進捗状況であったりとか、あと目標の
達成状況等に加えまして、この
中心市街地全体の活性化の状況でありますとか、市民の皆さんの意識の変化であったりとか、そういったところを、
中心市街地活性化に向けた取り組みに対する総合的な評価を実施するものでございます。
○福丸委員 これ、報告して、進捗が思わしくないとか、目標達成してないとなった場合に、例えば何か補助金が削減されるとか、そういったようなことはあるのか、ないのか、教えてください。
○
福田市街地新生課長 特に、目標を達成していないから補助金をカットとか、そういうことではないです。そういう罰則みたいな形にはなっておりません。
○福丸委員 ちょっと確認させていただいたのは、こういう報告を上げていくと、何ていうのかな、実際の事業の目的より、報告書をつくることに、何か目的がいってしまって、その数値合わせだけで、報告書の体裁を整えんがための何か活動をしたりとか、本当は、まちを活性化させるつもりが、逆に、ぎすぎすさせてしまうみたいなことが、民間企業とかにいてて、その報告書をつくるための仕事をし出すみたいなことが起こっちゃったりするもんですから、今聞いていると、そういう罰則もないし、毎年事業を確認して報告するだけということで、市からね、それも、ということなので、そういった不安はないのかなというふうには感じさせていただいたんですけれども、そういうことも意識しながら、何か報告書をつくるために仕事をし出すというようなことは、今後しないようにしていただきたいなということで、お願いしたいと思います。
それから、あともう1点、中活のところで気になったのが、先ほども質問がありましたけれども、この休日の滞在、活動の場の創出の部分が、非常に私の肌感覚として、この茨木の中心地を歩くときに、平日はまだお勤めなされておられる方とかの
にぎわいが若干あるのかなというふうに感じるんですけれども、これ休日、土曜日とか日曜日に中心部を歩くと、本当に寂しい、これが28万都市なのかなと思うことが、多々あります。これ、実際にどうなんでしょう。この数値は、今、平日は2万7,438人ととっておられますけれども、休日の数字はとっておられないんでしょうか。お答えをお願いします。
○
福田市街地新生課長 現在、休日で、特に歩行者交通量を、この関係でとってはおりません。
○福丸委員 ぜひとっていただきたいと思うんです。先ほどの質疑の中での答弁でも、当然、平日だけにぎわったらいいというわけじゃなくて、その平日の
にぎわいを通じて、休日もそれを家族に伝えながら、休日もにぎわうという、そういうご答弁があったわけですから、当然、休日の
にぎわいというのも、射程に入っていることだと思うんですね。
と考えたときに、今、現状、この中活をつくる前の現状の人が、実際のこの2万7,000人よりどうなのか、2万人ぐらいなのか、それとも、いやいや少ないと思うけれども、実は3万人ぐらいおりますよという話になるのかということすらも、今、現状つかめていないということですから、実際に、その数値もつかんでいただいた上で、これから5年4カ月のこの計画を遂行していく上において、どう変化してきたのかということもとらないと、ちゃんと茨木のまちのイメージというのが、リアルなものがとれないと思うんですけれども、ぜひとっていただきたいと思うんですけれども、見解をお示しいただきたいと思います。
○
福田市街地新生課長 今、委員からご指摘いただきましたように、確かに今、今回の計画自体の目標指標というのは、平日昼間の
歩行者通行量ということで、平日を狙っていっているというところがあるんですけれども、その中で当然、休日の利用され方もふえていくことも想定はしておりますけれども、そうした中で、今回の指標は、こういった形なんですけれども、別途、事業の実施前、また実施後とか、そういった形での数値を計測するという方向で考えていきたいというふうに思っております。
○福丸委員 はい、ありがとうございます。ぜひ、よろしくお願いいたします。
あと、続いて、この資料の1-3の部分で、FICベースさん中心に、さまざまな事業を今、これから検討していただいているということだったんですが、これ、多分、一遍に実施するというのは、なかなか難しいんだろうなと思うんですね。そう考えたときに、優先順位的なもので、どの事業を優先的に、1番目に展開していってという、その辺のイメージとか、
スケジュール感とかといったようなものを、ちょっと詳しくご説明いただけたらと思いますので、よろしくお願いします。
○
福田市街地新生課長 今回、計画のほうに記載させていただいております中で、
まちづくり会社ですね。FICベース株式会社が担う事業ということで、商店街の
にぎわい空間整備事業であったりとか、
クリエイターズマーケット整備事業、あと、店舗誘致事業なり、
道路空間活用事業ということで上げさせていただいているものでございます。
時間軸としましては、一番早くなるのが、やっぱり
道路空間活用事業かなというふうに考えております。その中で、今考えておりますのが、今回認定を受けることによりまして、道路占用の特例が使えるということになりますので、
JR茨木駅東口のスカイパレットでありますとか、
阪急茨木市駅の西口のデッキなんかに、そういった道路空間にカフェなどを設置いたしまして、待ち合わせや休憩などができるような、居心地のいい空間として、しつらえを整えていけるのかなというふうに考えております。
スケジュールとしましては、今後、会社の中で、この整備の内容の検討であったりとか、設計が進んでいくということになるんですけれども、あと、
道路管理者との道路占用の特例に当たっての特定道路区域の指定であったりとか、道路占用許可ということで、手続が要りますので、おおむね令和2年度末ぐらいを目標として整備が進められる予定となっております。
あと、空き店舗なんかを活用しました、この店舗誘致であったりとか、設置ということなんですけれども、このクリエイターズマーケットとか、その辺につきましては、今回、計画の認定をとることによりまして、経済産業省に整備に必要となる補助というのがございまして、そういったことの権利を受けられるということで、こういったことも活用していけるように、調整が今後進んでいくというところになっておりまして、こちらにつきましては、令和4年度末ぐらい、そういったところを目標として、
まちづくり会社の中で、また整備は進んでいくというふうに考えております。
○福丸委員
スケジュール感をお聞かせいただきまして、何かすごい時間がかかるなと思ったんですけれども、まずカフェのところ、これ、令和2年度末ということは1年以上あるわけですよね。そうですよね。ちょうど1年以上あるんですけれども、何か私のイメージ的には、ここの社会実験でもありますけども、ちょっと小ましな簡易テントを張って、そこでカフェを出されて、そんなイメージだったので、すぐにできるのかなというふうに思っていたんですけど、その1年以上かかる理由というか、どういう形で設置をお考えになっておられるのかというところを、教えていただきたいと思います。
○
福田市街地新生課長 今回設置を、これもあくまで会社の中でまた決まっていくことですので、私が断定的に申し上げることはできないんですけども、例えば、カフェなんかでも、どちらかというと、一時的なものではなくて、常設のカフェみたいなものをイメージしておりまして、そうなると、一定、建物みたいなものができていくのかなというふうに考えておりますし、あと、例えば、
いばらきスカイパレットでありましたら、例えば、芝生をちょっと敷くとか、いろんな方法があるのかなというふうに考えております。そうしたところでいきますと、当然、手続関係も必要になってくるという中で、あと、これは市だけでぽんと決めることではなくて、今後、会社の中で、そういったところも含めて、採算性も含めて検討していくことになりますので、設計なり、検討を進める中で少し時間は、やっぱりかかるのかなというふうには考えております。
○福丸委員 今回、FICベース株式会社が立ち上がった1つの目的は、官庁の欠点を補うという、やっぱり民間としてのスピード感であったりとかというのも非常に重要であるということで、この
まちづくり会社が設立されたんだというふうに認識しているんですけど、そう考えたときに、やっぱり私の思いとしては、今現状やれること、現状でもやれることはあると思うんです。社会実験でもなされておられるように、箱ができるまで何もできませんではなくて、箱ができなくても、今、例えば、簡易テントとかで社会実験的に、週1なのか、月1なのか、でも、そういう
にぎわい創出の事業ができますよということは、やりようによっては、十分やれるんだと思うんです。それは、最終的にFICベースさんの会社の意思決定になってくるんだと思うんですけれども、そのあたりも、ぜひ議会からこんな意見もあったということで、市からも伝えていただいて、スピード感もしっかり持っていただきながら、本来の目的である中心地の、
にぎわいをしっかり活性化していく、それをスピード感を持ってやっていく、こういうところをしっかりイメージしながらやっていただけたらいいなと思いますので、ぜひよろしくお願いします。要望しておきます。
それと、続いて資料2の
阪急茨木駅西口のところでちょっと気になったのでお聞かせいただきたいんですが、この将来
イメージ図の作成ということで、
スケジュール的には、もう再来月に、この
イメージ図、絵ができるということでございます。それは、
阪急茨木市駅
周辺まちづくり学集会で、市民、商店街、自治会、行政とともに議論してきたということで、ちょっと気になるのは、要は駅前ですので、当然、市民の方も利用して、ここの組合の方とか、利害関係者の方とか、そういう方の意見は、当然、大事なんですけど、それプラス、当然、多くの市民の方が利用していて、その市民の方の意向というか、思いというか、そういったようなことも非常に重要になってくるのかなと。福岡市政になってから100人会議であったりとか、非常に丁寧に市民の意見もお聞きしながら、市民とともに、このまちのイメージを形づくってきたという手法をとってきていると認識しているんですけども、そう考えたときに、2カ月でぽんと絵が出てくるというのが、何か「えっ、そうなん」みたいな戸惑いが起きたりしないのかなというふうに、ちょっと不安な面もあるんですけど、これをつくるに当たってのつくり方、市がもう、そのままつくるのか、それとも、何か設計会社にお金を払って、外注してつくってもらうのか、そのあたりの
イメージ図のつくり方の細かいところをちょっとお示しいただけたらと思います。
○
福田市街地新生課長 今回、作成いたします将来の
イメージ図ということでございます。
今、学集会の中で、中に商店街だけではなくて、周辺の自治会も含めて、あと、誰でも来ていただけるような、一応形にはなっておりまして、そういう点では、多様な市民の皆さんに参加していただいているのかなというふうには考えております。
ただ、そういった形の中で、これまでも茨木
市総合計画であるとか、
都市計画マスタープランなんかを策定しておりますし、そういった計画策定の中でも、いろんな市民さんからのご意見というのは抽出しているところもございます。そういったところも反映させていきながら、それらも踏まえた中で、今回、茨木市として、どんな駅前を目指していくのかというところを絵にしていきたいなというふうに考えております。
今後、やり方ということなんですけども、今現在、学集会のほうに参加していただいているデザイナーの方がおられまして、そういった方に、ご協力を求めながら、つくっていきたいなというふうに考えております。
○福丸委員 わかりました。市民の意見を無視するわけではなく、これまでもいただいた意見をしっかり拾い上げながらということで認識をいたしましたので、ちょっと私の今の懸念もおくみ取りいただいて、おつくりをいただけたらと思いますのでよろしくお願いいたします。
あともう1つ、この南目垣、東野々宮地区と、あと何年か前までは平田地区も、いつも話に上がって、報告とかもあったと思うんですけど、この平田地区に関しては、完全になくなったということの認識でいいのかどうかだけ確認させてください。
○
福井都市政策課長 平田地区ということで、玉島地区も含めた取り組みになっておるんですが、平成28年に野々宮地区も含めてやっていくということについて断念したというところなんですが、それは地権者の合意形成が進んでいなかったというところがあって、取り組みが進んでいないというところで、地元のほうでは、まだ合意形成に向けての取り組みを、今話し合っておるという状況です。ただ、検討状況はまだちょっと進んでいないというところですので、特別委員会の資料でも、ちょっと今進んでいない中で報告する形になるので、説明は省かせてもらっているという状況です。
○
青木委員長 休憩いたします。
(午前11時09分 休憩)
(午前11時20分 再開)
○
青木委員長 再開いたします。
他に発言なさる方はございませんか。
○河本委員 それでは、何点か質問をさせていただきたいと思います。
まず、資料1-1で、
中心市街地活性化基本計画に関しまして、
内閣総理大臣認定を取得されたということで、本当にご努力をしていただいたなと思っております。これまでに236計画ということですので、割と早くやっていただいたのかなというふうに、そのように思っております。
そうした中で、これから目標値を決めながら、実際にされるということでございますけども、特に商業機能の質の更新と、こういうことでございまして、基準値としても毎年ふえているというか、やめられるところもありますので、実質ふえているかどうかというのは難しいなと思うんですが、少なくとも、計画、掲載事業を活用した
新規出店数ということで、ここのところ、ふえつつあるという認識ですが、この目標値はさらに上げておられますので、これが本当に、今ある商業店がしまわれずに、このままどんどんふえていくと、確かに活性化するかなと、こういうイメージも持つわけでございますが、まず、ここの、実際にこれに取り組まれる部署と申しますか、そういったところはどういうふうに、例えば市のこの課が取り組むとか、例えば、先ほどのFICベースですか、そこが取り組まれるとか、その辺をちょっと聞かせていただけますか。
○
福田市街地新生課長 今回、この目標指標ということで、掲載事業を活用した
新規出店数ということで掲げさせていただいております。
その中には、今回、FICベース株式会社ということで、
まちづくり会社を設立したわけですけども、そうしたところでやる事業、商店街の
にぎわい空間の整備事業でありますとか、あと、クリエーターズマーケット整備事業並びに店舗誘致事業というところで、今回の計画期間の中で一定、店がふえていくということを想定しております。
あと、今現在、商工労政課によりまして、商業促進補助事業というのがございます。そうした中での今の数値というのが、およそ平成26年度から平成30年度の間の平均になるんですけども、約5.2店舗ということになっております。
あと、小売店舗の改築補助事業というのもございまして、それがおよそ平均3.2店舗ということになっておりますので、今現状が8.4店舗という形での基準値を設定させていただいているところなんですけども、それにプラスアルファ、今申し上げましたような、主に、いわゆる
まちづくり会社による新規出店なり、店舗改築なり、店舗誘致なりというところでの数値を上げていって、この数値を設定しているということでございます。
○河本委員 ぜひ、この目標値を達成できるように頑張っていただきたいなと、このように思います。
次に、資料1-2の右上に
中心市街地の図を書いていただいておりますが、地図で示していただいておりますけれども、この
JR茨木駅と
阪急茨木市駅、ここを結びます道路としまして、特に
阪急茨木市駅からですと、ちょうど真ん中から府道がずっとJR方向に伸びておりまして、これがどん突きにぶち当たらずにJRのほうへ抜けていくと、東口側のほうに回っていける、また、逆に、
JR茨木駅の東口の
いばらきスカイパレットのところからは市道がずっと東に伸びておりまして、これも阪急の駅にぶち当たらずに、ちょうど南側を抜けまして、東側へ抜けるという、非常におもしろい構造だなといつも思っているんですけれども、この感覚からしますと、今までシビックセンター環状道路とか、この道路を活用しながら歩道空間等も考えながらやるというお考えもあったと思うんですが、まず、そういった観点を踏まえまして、この資料2の1.
まちづくりの方向性のところにございますけども、1つは、通路空間、これは府道ですし、先ほど言いました、市道ですね、これは鮎川線になりますかね、ここのところに関しては、どういうふうに、まず市としてこの流れみたいなものとか、空間のつくり方、この辺をちょっとどういうふうに考えておられるか、ここをもう1回ちょっと確認をしておきたいと思います。
○
福田市街地新生課長 今現在、茨木駅前線、いわゆる中央通りを行き合う車両なんかにつきましては、かなりやっぱり市外からの通過交通が非常に多いという中で、今後大阪府が将来的に施行いたします広域幹線の都市計画道路茨木寝屋川線というのがございまして、そういったところの整備でありますとか、あと今後、自動運転化でありますとか、交通を取り巻く環境というのが変化をしていく可能性があるという中で、例えば、今、
阪急茨木市駅の東口のほうに、例えば、交通ターミナル機能を持っていくような形をとりまして、その中で、茨木駅前線中央通りの一方通行化でありますとか、そういったところの議論を進めていければなというふうに思っております。
こういう形で、今後進んでいきますし、また、計画についてもそういった形で、例えば、茨木市の総合交通戦略であったりとか、そういった中で、時期とか内容等は、まだ今後もう少し検討する必要があるんですけども、そういった中への位置づけをしていく形になっていくのかなというふうに思っております。
○河本委員 今お話を聞いておりますと、
阪急茨木市駅西口にございます、そういった交通拠点を東側に移していこうかと、そういうようなお考えを示していただきましたけれども、ちょうど先ほど資料2の
まちづくりの方向性の下の図を見ておりますと、商店街というところの紫色で示していただいているんですかね、ここのところが、例えば、
JR茨木駅の東口からずっと伸びていきますところも、途中でとまっている、しかし、現実には
阪急茨木市駅の南側のとこら辺も、商店も張りついている、そういうような現状もありますし、交通機能が将来的に変わっていくとなりますと、この道路は今の府道よりも実際には広いですよね。ここの交通空間といいますか、また、歩行者空間とか、
まちづくりに関して、
中心市街地にかかわりまして、どういうふうに市のほうとしては考えておられるか、もう1度ここを確認をさせてください。
○
福田市街地新生課長 まず、シビック環状道路ということであるんですけども、まだその辺のあくまで目的としましては
中心市街地の歩行者が快適に通行できるような
空間づくりということになっております。現時点でその区間であったりとか、方向であったりとか、その辺というのは、まだ明確には決まってはおらないんですけども、例えば、将来的には、委員ご指摘いただいておりますような茨木鮎川線ですね、そちらのほうが、
中心市街地の東西の主交通というような形になっていくのかなというような考え方を今持っているところでございます。
○河本委員 先ほど
基本計画の目標値のところを見ましても、今後の商店街の誘導とか、そういったことにもかかわりまして、この道路は非常に重要かなというふうに思っておりますので、ぜひその現状と今後と今おっしゃっていましたように、これから鮎川線のほうを、そちらのほうが、もうさらに発展していくだろうと、こういうようなことですので、ぜひ広く考えていただくといいのかなというのをちょっと要望しておきたいと思います。
そうしますと、1つは、この中心のパークエリア、中央の部分でございますけれども、ここのところに関しましても、今は駅前線のところが中心となっておりますけれども、南側の道路も含めて、この空間というものがうまく機能するといいのかなと思うわけでございますが、現在、市民会館跡地活用、先日プレゼンテーションも行われまして、どういった施設になるか、大体イメージが出てきたわけですけれども、非常にそうなりますと、消防署の前付近、ここの交通量もまださらにふえるかなと思ったり、それから、そちらもある意味では顔、要するに顔が北も南も両方あるんじゃないかなというふうな感じもしておりまして、そこに大きな壁ができるというのを、ちょっと私参加できなかったものですから、ちょっと細かいところまでは見ておりませんが、そこに大きな壁ができるというようなこともございますので、そこはぜひ、ちょっとそういう将来的な機能を見越しながら、やっぱりここにどういう施設があるべきかということもしっかり考えないといけないかなというふうに思っておりますので、これはちょっと私の感想として申し上げておきたいと思います。
それと、もう1点、資料2の今度は右ページになりますけれども、将来形、今回の整備ということでありますけれども、先ほどおっしゃいましたように、将来形は
阪急茨木市駅西口は憩いの広場としてなっていく。しかし、一方では、今のところは交通広場として整備をする。しかしながら、先ほど言われましたように、ここの機能は東側に持っていこうと、こういうことになりますと、果たして東側にそういうことができるのかなというのがまず1点と、それから、ここには府道が出ておりますけれども、先ほどの南側の茨木鮎川線側のほうの動きとちょっと連動がもう少しできてもいいのかなと思うんですけど、そのあたりのお考えはどのように考えておられますでしょうか。
○岸田
都市整備部長 委員おっしゃるように、
阪急茨木市駅西口の交通機能を東口に持っていくということになりますと、今の
駅前広場の区域だけでは、なかなかそういった整備は難しいかなというところで、
駅前広場へ隣接しております、みずほ銀行ですとか、阪急電鉄のビルもございます。そういった隣接した地権者の方々と今後勉強会を開催して検討してまいりたいと考えております。その中で、茨木鮎川線との連続性であったり、その辺の形態についても協議してまいりたいと考えております。
○河本委員 そうなっていきますと、これからの
阪急茨木市駅西口、また、東口、このあたりが変わっていくと、そういうイメージがちょっとできてきたわけでございますが、これは具体的に、これから構想ですとか、どこかの計画に位置づけていかれるのか、その辺のお考えはどのように考えておられるのかをお聞かせいただけますか。
○
福田市街地新生課長 位置づけというところなんですけども、先ほども申し上げましたように、総合交通戦略であったりとか、そういった計画に今後位置づけがされていくのかなというふうには考えております。
○河本委員 今後のことですけれども、できるだけ計画、もしくは、構想などをつくりながら、やはりこれはもう市民の皆さんの理解、協力がないとできないものですから、そういう将来像を示しながら、できるだけ協力を得られるような形で、ぜひ進めていただきたいなというふうに思います。
そして、次ですけれども、この資料2の今後の
スケジュールということで、この
阪急茨木市駅西口のところに関しましては、7月のときの資料では、今後の
スケジュール、ここのところを余り詳しく先々出ておりませんでしたけれども、今回、そのとき申し上げました、今回書いていただきまして、大体の感覚がつかめてきたなと、このように思っております。これは示していただいてありがたいなと思っております。
そうした中で、前回、どんな今後の課題がありますかということでお聞きしまして、半年ぐらいしかたっておりませんので、そんなに進んでいないかもしれませんけれども、ここのところ、福田課長のほうから、前回、公金支出に対する費用対効果と、こういうことも考えていかないといけないということを言われておりました。できるだけスピーディーにやっていただく意味でも、この辺のところをどんどん進めていっていただく、決めていくかどうかは別としましても、方向性的なものをどんどん出していく必要があるんじゃないかなということも申し上げたわけでございますけれども、ここのところは、その後、進捗がありますでしょうか。
○
福田市街地新生課長 今回の再整備に当たりましての公金支出、費用対効果であったりとか、そういったところの進捗というところでございます。
現在、事業化
パートナーさんなり、権利者の方々から出されてきている
都市計画素案なんかをもとに、今いろいろ協議をさせていただいているところでございます。そうした中で、いろんな可能性があるというところで、例えば、公共貢献として、まとまった広場空間を確保していただくとか、そういったところなんかもいろいろ協議をさせていただいているところでございます。また、特にまだ今確定しているものはないんですけども、今回、例えば道路をつけかえることによりまして渋滞の緩和を図っていくでありますとか、先ほど申しましたように、アイレベルを意識したような商業の工夫をやっていくとか、あとはセットバックしたりなんかして歩行者空間を充実させていくとか、今申し上げました広場空間を創出していくとか、そういったところについて今いろいろ協議をさせていただいているところでございますので、まだ確定したものはないんですけど、そういった方向で今いろいろ話をさせていただいているというところでございます。
○河本委員 まだまだこれからでしょうけれども、できるだけ早い目、早い目に示していただきますと、こちらも理解もしやすいんじゃないかなと思っております。また、市民の皆さんからの理解も得ていくためには時間がかかるかなというふうに思っておりますので、どうぞ早い目によろしくお願いをいたします。
もう1点、前回お聞きしました、超高層建築物の立地に関する基本的な方針にということで、前も申し上げましたけれども、この基本方針づくりの中のメンバーといいますか、審議会として参加させていただいたわけでございますけれども、ちょうど、全部で市内4カ所ですね、そういう場所があるわけでございます。そのうちJR、阪急の西口に関しましてもそこに該当するわけでございますけれども、ここにつきましても、今後、権利者の方とどういう整理されるかというようなこともお話をお答えいただいたと思いますけれども、この辺の何かその後の進みというものがあるのでしょうか、お聞かせいただきたいと思います。
○
福田市街地新生課長 今おっしゃっていただいた、超高層建築物との関係というところでございますけれども、今具体にまだどこまでどうということはないんですけども、今回、超高層建築物の立地に関する基本的な方針ということで定められておりますので、そういったところも考慮に入れながら、今、事業化
パートナーさんでありますとか、そういったところから、一定、案のようなものも作成していただいたりしておりますので、具体にまだそこは決定したものはないんですけども、今後、
都市計画決定であるとか、そういった手続を進めていく中におきましても、そういったところをクリアしていくことが、当然必要もございますし、今後詳細にわたって協議を進めていきたいというふうに考えております。
○河本委員 そうしますと、最後でございますけれども、参考資料のところに、「
まちなかウォーカブル推進プログラム」、
国土交通省のホームページより抜粋ということで資料をつけていただいております。茨木市の特徴、以前から申し上げておりますけども、茨木市の中でも中心のほうになってきますと、割と交通網が発達しておりまして、大体、駅と駅の間を歩くと20分ぐらいで歩けるかななんて、そのように思っておりまして、茨木市もそういった特徴があるなと、よく市長も高槻市との比較ということでおっしゃっておりますけど、高槻市はJRと阪急の間の
にぎわいとかということで、よく比較されるということを言われておりますけれども、歩ける
まちづくりというのは非常に、茨木市というのは、そういうところを見ますと、目標で20分ぐらい行くと駅があったりとか、何かこんなので、疲れたら、そこから電車に乗って帰ってくるとか、そのような構造にもなっておりまして、特に、今後将来、人生100年時代と言われる中にありまして、まちを活用した健康づくり、これも随分言っておりますけれども、そうした観点で、1つは、全然ここの範囲ではないかもしれませんけど、アスマイルというシステムを大阪府がつくっていただきまして、その中に市町村、3市が今参加しております。ウオーキングだけのポイントをつけているのは茨木市だけどいうことで、特に茨木市が先進的にそこを取り組んでいるわけでございますけども、ちょうどそういう歩きながらとか、目標があってそこへちょっと歩くを足すとか、そういう考え方も広報いばらき9月号で伝えていただいておりますが、本当に、これからの社会の変化を見ていきますと、やはりここに当然出ています、この
中心市街地をどうしていくかということに、非常に期待も持てるわけでございますけれども、やはり一方では、高齢化、長寿化、そういったところも踏まえましての
まちづくりというのは非常に大事かなと思っておりますので、これはちょっと答えていただけないと思います。そういう面では要望をいたしまして、質問を終わりたいと思います。
以上です。
○
青木委員長 他に発言なさる方はございませんか。
○萩原委員 では、私のほうから、何点か確認と要望だけさせてもらえればなと思います。
中心市街地活性化基本計画のところで、先ほどの質問もそうですけれども、平日の
歩行者通行量をふやすというのを目標値に設定されていると思うんですけれども、この歩行者というのは、どこから来ることを想定されているのかなをちょっと考えておりまして、先ほど専業主婦の方がどうだとか、そういう話もされていましたが、ここの通行量をふやすと駐車場をどうするのかとか、外から来る人はどうなるのかとか、あと今、課題としてほかにも挙げられている交通量、交通渋滞、余計悪化するじゃないのかとか、そういうことを考えるんですけれども、まずはこの歩行者というのは、どういうところから来るのを想定しているのか、また、それに伴う歩行者がふえることによって駐車場問題等々、どのように考えられているのかなというのをお聞かせください。
○
福田市街地新生課長 今回、目標指標として設定させていただいています、平日、昼間の
歩行者通行量ということですけども、こちらにつきましては、今、ポイントを一定、
阪急茨木市駅であったりとか、
JR茨木駅であったりとか、あと、中央公園の部分であったりとか、あと、商店街の中なんかに設定しておりまして、そういった部分の通行量の総計ということで今やっておりまして、今回、この事業をやることによりまして、要は市内の
中心市街地をやはり回遊していただくということでございますので、特定のどこからどこに誰が来ることというそういう想定はしておりませんけども、今は
中心市街地を回遊していただくというところを目標にして、今回この数値を設定させていただいているというところでございます。
駐車場なり、交通渋滞の問題というところもあるんですけども、その辺につきましては、例えば、
中心市街地でしたら、中央公園の駐車場であったりとか、阪急、JRなんかにも市営の駐車場もある中で、一定阪急に来られた方が、例えば、中央公園まで歩いていただく、ましてや、そこからもし足を伸ばしていただけるんでしたらJRまで伸ばしていただけるとか、要は中心地にできるだけ魅力的な店舗なんかもいろいろ誘致したりしまして、できるだけ回遊していただきたいということで考えております。
○萩原委員 そうですね、回遊性を高めるということで、その趣旨は理解したつもりなんですけど、ただ、阪急に車をとめた人がJRまで行くのか、なかなか難しいのかなというのは思いますので、どこから来るかというのをちょっと意識したほうがいいんじゃないのかなというのは思っています。
また、令和6年に今より1割超、歩行量をふやすという中で、あと、ただ資料の現状では、2025年には人口は減っていきますよとか、あと先ほどおっしゃった主婦をターゲットにするといいながらも今は共働きがふえていて、なかなか主婦とかいう方というのは減っていくのか、専業主婦という意味では減っていくのかなと。お年寄りの方というのは激増していくという前提ですので、このちょっとしたぜいたくができるとかというのは、どこ向けの年齢層であるのかというのをちょっと考えられているとは思うんですけれども、そこをちゃんとFICベースさんですか、そこと連携してやっていただければなと思っております。それは要望です。
あと、資料1-3のところで、
中心市街地機能の質の更新というところで、商店街の空間整備事業とか、クリエーターズマーケット、あと、FICベース株式会社による店舗誘致事業等々、かなりFICベースさんというのがこの計画の中心になっているとは思うんですけれども、ここのFICベースさん単体で動くというか、この方々がどうなるかというのと、先週プレゼンを行われた市民会館の跡地ですか、跡地の活用のあそこを今、説明の中でも図書館とか、
にぎわいのところの話は出てきてはいるんですけれども、そこの事業とこのFICベースさんは、どういうふうに絡んでいくのかなと。点だけで整備をしても余り意味がなくて、この計画もそうですけど、JRと阪急でその間をどうつなぐかと考えられていると思うんですけど、その中の非常に重要な要素であるFICベースというのと今、中心に考えて150億円を超える建設費を予定している市民会館、そこら辺の
プロジェクトと、どのようにして関連させていく予定なのかというのをお聞かせ願えればなと思います。
○岸田
都市整備部長 FICベース株式会社と市民会館跡地との関係なんですけども、今現在、特に具体化しているものはないんですけども、例えば、跡地にできる芝生広場の活用なんかでFICベース株式会社といろんな活動ができるのではないかというふうに考えております。
○萩原委員 ぜひ、その連携というのを図っていただければなと。あと、民間を入れて、非常にいろいろスピーディーにというところがあって、先ほど福丸委員のほうから、東口とか、非常に寂しいと。令和2年度末というので、もうちょっと早く、いろいろできないのかという話があったと思うんですけど、私も本当に全く同意で、東口、今も非常に寂しい中、今飾っているイルミネーションが余計寂しさを倍増させているようなふうにも、今見えますので、ぜひ早期の対応というのを図っていただければなと思います。
あと、ちょっと時間もあれなので、先ほどの安孫子委員がおっしゃった
JR茨木駅のエスカレーターなんですけど、ちょうどいろいろ整備に2億円かかって、年間250万円、あと、耐用年数15年ぐらいというと、ざっと計算したら、例えば、15年間それを運用するとした場合、365日が15年続いて、もろもろのコストを足すと、大体1日4万3,000円ぐらいのコストになると思うんです、計算の詳細はちょっとざくっと計算しているのであれですけども。そこの
JR茨木駅を使われている方というのは乗降者が9万人ぐらいだったと思うんですけれども、その6割ぐらいが西口を使うと考えると、全然、金額的に言うと15年で計算しても、1人頭、一日1円以下になりますし、年間で300円、400円の負担をしているだけだと考えると、全然早目に実行してもいいんじゃないのかな。ずっと前から進んでいる
阪急茨木市駅の計画自体が、どれだけ整備事業が早く進んだとしても4年後で、今話が始まったばっかりの
JR茨木駅の整備なんて、これも前の繰り返しになるんですけども、本当に何年かかるか、10年かかったとしても1.5倍になるだけですから、全然コストとしては見合うものだと思いますし、市民さんの理解も得られるものだと思いますので、そんなにゆっくりと、ちょっと様子を見て長期化するなら考えるとかではなくて、もうしますと言っていただければなと要望して、私からの質問とします。
以上です。
○
青木委員長 他に発言なさる方はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
青木委員長 以上で、「令和元年度事業の
進捗状況について」の協議を終わります。
休憩いたします。
(午前11時50分 休憩)
(午前11時51分 再開)
○
青木委員長 再開いたします。
以上をもって、本日の特別委員会を散会いたします。
(午前11時51分 散会)
以上、会議の顛末を記載し、茨木市議会委員会条例第27条の規定により、ここに署名する。
令和2年1月24日
市街地整備対策特別委員会
委員長 青 木 順 子...