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令和元年市民会館跡地等整備対策特別委員会( 8月21日)

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  1. 茨木市議会 2019-08-21
    令和元年市民会館跡地等整備対策特別委員会( 8月21日)


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    最終取得日: 2021-09-14
    令和元年市民会館跡地等整備対策特別委員会( 8月21日)               市民会館跡地等整備対策特別委員会 1.令和元年8月21日(水)市民会館跡地等整備対策特別委員会を第二委員会室で開いた 1.出席委員次のとおり  委 員 長 松 本 泰 典  副委員長 上 田 光 夫  委  員 長谷川   浩  委  員 大 嶺 さやか  委  員 大 村 卓 司  委  員 友 次 通 憲 1.欠席委員 な  し 1.説明のため出席した者次のとおり  市  長 福 岡 洋 一  副 市 長 河 井   豊  副 市 長 井 上 茂 治  教 育 長 岡 田 祐 一  企画財政部長 秋 元 隆 二  企画財政部次長財産活用課長 西 川 裕 二  市民会館跡地活用推進課長 向 田 明 弘
     市民文化部理事 小 田 佐衣子  文化振興課長 辻 田 新 一  スポーツ推進課長 小 西 勝 二  健康福祉部理事 北 逵 和 雄  健康福祉部次長保健医療課長 河 崎 一 彦  保健医療課参事 浜 本 恭 子  こども育成部長 岡   和 人  こども育成部次長子育て支援課長 中 井   誠  子育て支援課参事 浦   佳 代  建設部長 中 田 弘 之  建築課長 南 詰 芳 郎  公園緑地課長 古 谷 裕 二  中央図書館長 吉 田 典 子 1.出席事務局職員次のとおり  事務局長 増 田   作  事務局次長兼議事課長 野 村 昭 文  総務課長 大 橋 健 太  議事課長代理兼議事係長 山 本 倫 子  議事課主査 駒 井 寿 代 1.協議事項次のとおり  (1) 事業者募集について  (2) 暫定広場整備について  (3) 北グラウンドの拡張について  (4) 管理運営計画について  (5) 元市民会館及び人工台地解体工事について  (6) 行政視察について     (午後1時00分 開会) ○松本委員長 ただいまから、市民会館跡地等整備対策特別委員会を開会いたします。  現在の出席委員は6人でありまして、会議は成立いたしております。  委員会開会に当たり、市長から挨拶を受けます。 ○福岡市長 皆さん、こんにちは。  開会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  本日、松本委員長をはじめ、委員の皆様におかれましては、何かとご多忙の中、本委員会を開催いただきまして、まことにありがとうございます。  市民会館跡地エリアの活用につきましては、前回5月の本委員会におきまして、事業者募集に係る検討状況のほか、デザインビルド事業に係る事業費等について、ご報告を申し上げたところでございます。  本日は、前回に比べまして、ご報告事項は少し少な目ということではございますけども、去る7月31日に公告をいたしました募集要項及び要求水準書等を踏まえまして、事業者募集についての概要のほか、元市民会館及び人工台地解体後の暫定広場の整備、北グラウンドの拡張等について、ご説明をさせていただきたく考えております。  以上、よろしくお願い申し上げまして、簡単ではございますが、開会に当たってのご挨拶とさせていただきます。  どうぞよろしくお願いいたします。 ○松本委員長 休憩いたします。     (午後1時01分 休憩)     (午後1時01分 再開) ○松本委員長 再開いたします。  これより、協議に入らせていただきます。  「事業者募集について」、「暫定広場整備について」、「北グラウンドの拡張について」、「管理運営計画について」、「元市民会館及び人工台地解体工事について」、以上5件について説明を求めます。 ○向田市民会館跡地活用推進課長 それでは、資料に基づき、ご説明いたします。  お配りしました資料のうち、市民会館跡地等整備対策特別委員会と書かれた資料をお開きください。  まず、目次において、本日の案件についてご説明いたします。  本日の案件は5つございます。  1つ目は、先日、公告いたしました市民会館跡地エリア整備事業者募集についてでございます。  2つ目は、現在、進めております元市民会館及び人工台地の解体後に行う暫定広場の整備についてでございます。  3つ目は、設計を進めております北グラウンドの拡張についてでございます。  4つ目は、新しい施設や広場の管理体制、組織、事業者計画等を検討する管理運営計画についてでございます。  5つ目は、元市民会館及び人工台地解体工事について、現況等の報告でございます。  では、順次、内容について、ご説明いたします。  ページをめくっていただきまして、1ページをお願いいたします。  まず、事業者募集について、ご説明いたします。  去る7月31日付で募集要項及び要求水準書を策定いたしまして公告いたしております。  募集要項要求水準書の内容につきましては、前回の委員会でお示ししました実施方針を基本としたものですので、本日、新たにお示ししている募集等に係るスケジュール、審査選定に係る事項等について、順次、ご説明いたします。  まず、(1)募集に係る事項をごらんください。  募集、選定等に係るスケジュールといたしましては、参加表明となる1次審査書類の提出を8月30日までとしております。その後、事務局において審査を行い、審査結果を9月6日までに通知いたします。1次審査を通過した者には、12月6日までに技術提案書を提出いただきます。提案書に基づく公開プレゼン及び2次審査は、令和2年1月18日を予定しており、ここで受託候補者を選定いたします。受託候補者とは仮契約を締結いたしまして、3月議会において本契約締結の議案を上程させていただきたいと考えております。  続きまして、②竣工、引渡し等のスケジュールについて、ご説明いたします。  あくまで現時点での想定ですが、令和5年9月に竣工引渡しを受け、10月ごろには記念式典の実施や供用開始を行いたいと考えております。ただし、大ホール及び多目的ホールについては、一般的に運営開始までの間に一定の習熟期間が必要とされることから、一般の方への貸出開始は令和6年4月からとしております。  本事業の上限価格につきましては、6月補正で計上いたしました152億8,000万円としております。  続いて、2ページをお開きください。  (2)審査及び選定に係る事項について、ご説明いたします。  まず、①として、1次審査についてでございますが、参加表明が6者以上あった場合に行うこととしております。配置予定技術者設計受賞歴を審査基準とし、事務局による客観審査を行いまして、5者を選定いたします。ただし、これはあくまで6者以上の表明があった場合に行うものですので、参加表明が5者以内であった場合は、1次審査を行わず、資格要件の適否のみを確認することとしております。  なお、1次審査の評価点は1次審査でのみ使用いたします。  続いて、2次審査について、ご説明いたします。  2次審査では、要求水準書を基準として、上限価格の範囲内において、次に示す各項目について、参加者から提案書を提出いただき、審査を行うこととしております。  提案項目につきましては、(ア)から(コ)まで全10項目ございまして、順に、簡単にご説明いたしますと、まず、(ア)の業務計画に関する提案書では、業務の実施体制や工程計画等についての提案となります。  (イ)では、提案コンセプトゾーニングデザイン計画まちづくりへの貢献などについて提案を行うもので、30点の配点を設けております。  (ウ)では、各機能、空間に関する提案として、ホールや子育て、図書館、広場などの各施設機能、相乗効果などについての提案としており、配点は45点としております。こちらが最も大きな設定としております。  (エ)では、公共施設が備えるべき基本的な性能として、災害、ユニバーサルデザイン、環境配慮、経済性等についての提案となっております。  (オ)では、品質や安全確保等の方策など、施工計画に関する提案でございます。  (カ)では、市内企業の活用、市内調達等地域貢献に関する提案をいただきます。  (キ)では、価格についての提案でございます。  (ク)では、提案全体の概要をまとめていただきますが、これはあくまで概要でございますので、具体的な評価対象とはしておりません。  (ケ)では、設計図書についての記載となります。提案の裏づけ、根拠等となる資料ですので、この設計図書自体を個別で評価対象とはせず、評価の補足や根拠として、また、要求水準が満たされているかどうかを確認する資料となります。  (コ)では、全体イメージ提案として、今回整備する敷地A、Bだけでなく、C、Dを含めた周辺まちづくり全体に関する整備についてのイメージを提案いただきます。この提案につきましては、先ほど申しました(イ)全体計画に関する提案のまちづくりへの貢献として評価を行うこととしております。  次に、3ページの下段、公開プレゼンテーション及び2次審査についてでございますが、公開プレゼンテーションは令和2年1月18日土曜日に、ローズWAMWAMホールでの開催を考えておりまして、1者当たり、プレゼンテーションが30分、質疑30分の60分程度を想定しております。公開プレゼンテーションの終了後に、選定委員会による2次審査を行い、評価点の高い順に、受託候補者、次点者を選定する予定です。  続きまして、4ページをお開きください。  ここからは暫定広場整備について、ご説明いたします。  現在、解体工事を進めております元市民会館及び人工台地につきましては、令和2年3月に工事が完了し、更地となる予定としております。その後の利活用の検討が必要となるところですが、令和6年4月から予定しております福祉文化会館解体工事におきましては、市民会館跡地工事ヤードとなる予定をしておることから、恒久的な整備は行わず、福祉文化会館解体までの、およそ3年間の利活用を想定した暫定的な広場としての整備を行うこととしております。  まず最初に、解体工事終了後の状況と想定している基本の仕上げについて、ご説明いたします。  ここからは4ページ下段の暫定広場基本イメージのほうをあわせて見ながら聞いていただきたいのですが、暫定広場につきましては、大きく2つのエリアに分かれております。1つが、もともと市民会館が建っていた場所で、広さは約1,500平方メートル、道路面と同じ高さまで埋め戻しを行うこととしております。もう1つが、東側の人工台地下というエリアで、1,000平方メートルほどの広さでございます。こちらは、アンダーパスの利用を阻害しないよう、現時点では埋め戻しを行わないこととしており、地盤面が、府道から見ると、約二、三メートル下になります。イメージ的には、ちょうど南グラウンドを府道から見おろすような感じになると考えております。  なお、人工台地下につきましては通路等を含みますので、広場として利用できるのは500平方メートルほどと見込んでおります。  次に、②として、基本となる表面仕上げ等について、ご説明いたします。  市民会館跡地には、人工芝を基本とした表面仕上げを行いたいと考えております。  一方、人工台地下につきましては、通路もございますので、舗装を行う予定です。  のり面や水路につきましては、落下防止の柵等を設置し、のり面については種子吹きつけを行います。  また、府道から人口台地下へおりられる階段を設置するほか、市民会館跡地には100平方メートルほどの防災倉庫を設置する予定です。これは、これまで元市民会館の内部に危機管理課所管の倉庫がございましたので、解体後の代替措置として防災倉庫を設置するものです。  次に、5ページをお願いいたします。  暫定広場の整備に当たりましては、昨年の社会実験IBALAB同様、育てる広場の取り組みの1つとして、広場づくりの段階から市民の皆様と一緒に考えることとしております。また、次なる茨木・クラウドプロジェクトにおける活動の場として活用していきたいと考えております。そこで、暫定広場につきまして、みんなで考えて設計につなげていくワークショップというのを7月15日に開催いたしました。このワークショップでは、暫定広場でやりたいことや使い方を考え、それを実行するためには、どんなものが必要なのかをグループで考えていただいております。  6ページをお願いいたします。  この中では、ワークショップで出された意見を一部抜粋して示しております。例を挙げさせていただきますと、「やりたいこと、使い方」のほうでは、演奏会やミニコンサートキッチンカーやビアガーデン、マルシェやフリーマーケット、ダンスの練習などがございまして、横の「必要なもの」としては、ステージや屋台、ベンチやタープなどの日陰、電源や水道設備、照明、芝生、緑などが挙げられておりました。  ここでいただいた意見をもとに、できる、できないのかげんはございますが、詳細設計や備品調達を検討いたしまして、広場完成後の活動へと継続していきたいと考えております。  下段にありますイメージ図につきましては、ワークショップでの意見をもとにしたイメージ図となっております。  7ページでは、暫定広場整備スケジュールをお示ししております。  現在、設計のほうを進めておりますが、来年1月ごろから整備工事に入りまして、7月末ごろに完了すれば、8月から9月ごろには暫定広場としての供用が開始できるかと考えております。  ④では、整備内容及び経費を示しておりますが、経費としては9,800万円ほどを見込んでおりまして、9月議会において補正予算計上をさせていただきたいと考えております。整備概要としては、外構工事や電気設備、給排水などの工事のほか、防災倉庫の新築工事としております。
     続いて、8ページをお願いいたします。  こちらでは、現在、設計を進めております北グラウンドの拡張について、ご説明いたします。  こちらも北グラウンド拡張イメージのほうをごらんいただきたいのですが、中央公園のテニスコートクリエイトセンター前の公園を一部使いまして、グラウンドを北側に拡張することで、2面利用を想定したグラウンドとしたいと考えております。  下の(2)スケジュールといたしましては、表にありますように、新施設、広場整備工事が始まり、南グラウンドが利用できなくなる令和3年1月までの間に北グラウンドの拡張工事を終える必要があると想定しております。そのため、必要な経費につきましては、12月議会において補正予算計上を行い、今年度内に工事着手に入りたいと考えております。これにより、南グラウンドが使えなくなる時点で、拡張された北グラウンドの利用が開始できるというふうに考えております。  続きまして、9ページをお願いいたします。  ここでは、管理運営計画について、ご説明いたします。  管理運営計画では、管理運営手法だけでなく、組織体制や市民参加、事業展開の方向性などについても検討し、定めるものです。また、運営に係る課題として、開催日や時間等の調整、ネーミングライツ等についても検討し、方向性をまとめる予定としております。  なお、中段に参考として構成案をお示ししておりますが、これはあくまで現時点での想定でございますので、今後、大きく変わる可能性がございます。  スケジュールにつきましては、これまで管理運営計画の策定を令和2年度において着手、完成の予定としておりましたが、本施設が複合施設であること、市民参加や敷地C、Dを含めた検討が必要であることなどを踏まえると、一般的なホール等の施設と比べまして、より十分な検討期間が必要であると考え、着手時期を前倒ししたいと考えております。そこで、12月議会において補正予算を計上いたしまして、1月末に予定している整備事業者候補者の選定を踏まえて、管理運営計画の策定に着手したいと考えております。  続きまして、10ページをお開きください。  市民会館及び人工台地解体工事の現況について、ご報告いたします。  全体スケジュールといたしましては、おおむね予定どおりに進捗しておりまして、現在、人工台地側からのアプローチで地上部の解体工事を進めております。このまま地上部の躯体解体を9月下旬ごろまでに完了しまして、10月中旬からは地下部の解体に取りかかる予定をしております。また、歩道橋の撤去につきましては、9月下旬から行う予定としております。  11ページをごらんください。  これまでに内装の撤去やアスベスト除去作業を行っております。下の写真のほうをあわせてごらんいただきたいんですが、大ホールを例にとりますと、まずは①、②にありますように、いすや内装の撤去を行い、その上で、③の写真のように、ホール内に天井までの足場を設営いたしまして、天井のアスベスト除去作業を行っております。アスベスト除去作業におきましては、④にございますように、飛散防止の密閉措置を図った上で、防護服を着用した作業員が行っております。  最後に、12ページをお開きください。  こちらは、解体工事の地上部の躯体解体の工事についてでございます。既にごらんいただいているところもあるかと思いますが、人工台地及び大階段を解体の上、元市民会館の東側の壁を解体しまして、そこから重機が入り、内側から高さを減らしていくような形で解体を行っております。作業に当たりましては、足場への衝突音を軽減するメッシュシート、足場、防音シート防音パネルで囲うなど、作業音や粉塵による影響低減を図っております。  説明は以上となります。よろしくお願いいたします。 ○松本委員長 以上で、説明は終わりました。  本5件について、発言なさる方はございませんか。 ○大嶺委員 それでは、今、ご説明いただいた中で、順次、お聞きしていきます。  まず最初に、事業者募集についてということです。1点目なんですけれども、この事業者募集の部分では、運営開始までに習熟期間が必要だということで書かれていますが、習熟期間というのは、具体的には何をする期間と考えたらいいのか、お示しください。  一般への貸し出しということで、先ほど言われましたので、会議室などの貸し室も同じように4月からの一般供用開始という理解でよいのかと思いますが、それについても答弁をお願いいたします。  2つ目の事業者選定に係る事項なんですが、2次審査の点数配分をこういう形で置かれた理由について、少しご説明いただけたらなと思います。その上で、私がお聞きしておきたいのは、(カ)の地域貢献に関する提案書についての審査点数は10点となっていますが、ここがこの中では一番低い点数になっていますが、ほかと同じ点数ぐらいに上げるべきではないかなと感じていますが、この点数が、なぜこのような配点になっているのかということと、配点を同じ点数にできないのかというところについてもお答えをお願いします。 ○向田市民会館跡地活用推進課長 順次、ご答弁いたします。  まず、習熟期間に具体的に何をするかというところですが、こちらにつきましては、運営する事業者が機器であるとか動線、人を入れる、出す、そういったところについて、習熟するまで、なれるまでの期間が一定必要だというのを先進事例からお伺いしております。大ホールですと、1,000人規模が出たり入ったりを一気にしますので、通常の会議室の貸し出し等と比べると、一定の期間が必要である、また、中に入っている運営する機器につきましても、それぞれの施設ごとに違いもございますので、そこに一定期間が必要だというふうに聞いております。一般貸し出しの中に、会議室もこの習熟期間が必要なのかという点につきましては、会議室はそういった期間が必要ではございませんので、ほかの施設の供用開始とあわせて、会議室の利用はしていただけるというように予定しております。  次に、2次審査の点数配分についてでございます。こちらにつきましては、特に重要視しているのが、(イ)の全体計画に関する提案、こちらのほうでゾーニングであるとかデザイン、それからまちづくりへの貢献などを挙げておりまして、こちらが30点、それからもう1つ、各機能、空間計画に関する提案書、こちらはそれぞれ図書館であるとかホール、子育てなどの各機能の諸室の提案、それから相乗効果、広場などの提案になっておりまして、こちらが45点、この2つは特に今回の事業者選定においては重要視するところではないかと考えまして、一定配点のほうは手厚くしております。また、それぞれの内容につきましては、特に、(ウ)の各機能、空間計画につきましては、10枚程度とボリュームのほうも大きいので、点数も高くなっているというところです。地域貢献についての項目が若干、点数が低いのではないか、もしくは、もう少し上げられないかというご質問ですが、今回、市内企業の活用などを地域貢献とし、独立したテーマとして設定しておりますので、市内企業の活用などについては、必要な提案は得られるのではないかと考えております。  配点の多寡につきましては、さまざまな意見、考え方があるかと思いますが、10点という点数をとってみますと、こちらは、先ほどの(ウ)の各機能、空間計画のところ、こちらはさらに内訳がございまして、例えばホール機能についての提案は、同じく10点となっております。ですので、必ずしも地域貢献が低い点数をつけているというふうには考えておりません。ただ、評価に当たっては、総合的な評価という形で、審査委員のほうにはお願いしたいとは考えております。 ○大嶺委員 今、ご答弁いただいたところで、もう少しお聞きしておきたいのは、会議室について、貸し室については10月から供用開始ができるということでわかりました。ただ、会議室自体、この要求水準書でいくと、部屋数自体は今までの市民会館福祉文化会館の総数に比べても少ないのではないかなというふうに感じるんですが、この点、2つの会館をあわせた数の会議室を、室数として用意するつもりはないということ自体は、これまでも答弁を受けていたので理解しているんですけれども、この要求水準書で、これまでの市民利用の要求は満たせるという判断で、要求水準書をつくられているのかどうか、その辺の詳細な考え方について、答弁をお願いします。 ○向田市民会館跡地活用推進課長 会議室が十分な数かというところでございます。  要求水準書上でございますが、多目的室、これは会議室系です。これが7室とさせていただいておりますが、部屋数でいいますと、これは福祉文化会館の会議室、現状の会議室数と同数となっております。また、用途がちょっと変わってきますが、楽屋やリハーサル室など、市民の皆様が利用できる諸室をあわせますと、全部で18室となっておりまして、これは福祉文化会館市民会館にあった会議室とか楽屋等、市民利用の諸室などと同数となっております。さらに、現時点で具体的な貸出方法等は決まってはいないんですが、これ以外に市民の方が利用できる諸室として、子育て交流室調理実習室、また、オープンフロアにはなるんですが、市民交流スペース等もございます。そういったスペースを全部あわせますと、一定ニーズは満たせるのではないかというふうに考えております。ただ、会議室等につきましては、新施設だけの過不足だけではなく、クリエイトセンターローズWAMなど、周辺施設の利用も含め、中心市街地全体でバランスをとっていきたいというふうにも考えております。 ○大嶺委員 会議室の貸し室という点では、今の一定のご答弁でわかったんですけれども、今回、音楽室とかがふえているということでは、この間、市民の皆さんが要望していたところがふえるのかなというふうに思うんですが、1つは、会議室というものを、今までと同じように同数を置かなくても構わないけれども、リハーサル室なども会議室と同様に、あいているときは貸し出しができるようにすべきではないかということも、この間、求めてきたんですけれども、今のご答弁でいくと、こういうリハーサル室なども会議で使いたいという申し込みでも利用ができるという方向で検討されているという理解でよろしいですか。 ○向田市民会館跡地活用推進課長 リハーサル室等につきましても、会議室等で使えるような仕様として、今、要求水準は整理しております。 ○大嶺委員 あと、ちょっと大ホールについてお伺いしておきますが、大ホールの性能ですね。いろいろと市民の皆さんや団体の皆さんから要望があったところでもありますが、これについては、今回、事業者募集をするに当たって、どこまでの意見が取り入れられているのか、言うたら、この要求水準書でいけば、どういうホールができるのかというところと、これまで市民の皆さんや議会の中でも出ている要望で、そこまでは取り入れていないものがあるのかどうかという点について、答弁をお願いします。 ○向田市民会館跡地活用推進課長 ホールの性能について、市民意見の反映というところでございます。  個別具体に挙げていくことはできないんですが、例えば今回、間口を20メートルというふうに設定させていただいておりますが、これは学校関係から200人程度の生徒が一度に乗る幅ということでご要望いただいたのを、その部分を取り込んで反映したものとなっております。また、ヒアリングにおきましては、おおむね舞台の奥行きや幅、間口、それから使い方なんかについてのご意見がございましたので、そういった点につきましては、極力反映のほうをさせていただく形で進めております。  一方、反映できなかった部分というところですが、例えば、客席の大きさにつきましては、やはり大、小、ご希望がさまざま、一定ございましたので、できる限りいろんな意見が反映できる大きさとして1,200席で、800席としても使えるホールというのを今回、提案させていただいております。意見だけで言えば、2,000席のホールというご意見もございましたし、もう少し小さいホールという意見もあったかというふうに捉えております。 ○大嶺委員 要求水準書に係る部分というのは、それぞれの担当課も含めて、この間、意見を聞かれて、こういう形になっているのは委員会でも聞いてきたところですが、要求水準書にまとめた後、日本共産党は審議会でもきちんと市民の意見を聞くべきじゃないかということをこの間、主張していますけれども、要求水準書になった後、開かれている審議会では、これに対する意見、それぞれの分野で聞かれているのかどうかという点について、お聞かせください。 ○松本委員長 休憩いたします。     (午後1時31分 休憩)     (午後1時32分 再開) ○松本委員長 再開いたします。 ○向田市民会館跡地活用推進課長 審議会への意見聴取というところでございますが、具体的には、茨木市文化振興施策推進委員会のほうでホールについてのご意見を賜る機会を設けております。 ○大嶺委員 それでは、どのような意見が出たかというのは、お聞きしておきたいと思います。 ○小田市民文化部理事 ちょっとメモを見ながらになりますので、たどたどしくなるかもわかりませんが、各委員から、いろいろな細かいところでの感想のほうもいただいております。複合施設となれば、音響がほかの部屋に響くのではないかとかいうことで、音響について、専門業者のほうにきちんと確認をしながらやってほしいというご意見であったり、あと、見切れ席ということで、階層が分かれるようなホールになるのであれば、見えにくい席が生じないようにしてほしいであるとか、あと、大ホールについて、それをいろいろな目的に使用されるということで、例えば花道もセッティングでつくることもできるようなつくりにしてはどうかであるとか、その他、細かいご意見ですが、それぞれの委員のお立場からご意見のほうをいただいております。 ○大嶺委員 今、お聞きした、いろいろな意見というのは、設計段階で取り入れられる部分もあると思うんですよね、要求水準書になっていなくても。ただ、これは伝えないとそういうことが反映されるかどうかという点では、伝えないと反映されないものではあると思いますので、こういった、今、出ているような意見や今後開かれる審議会で、私は、市民会館要求水準書に基づいた、それぞれの分野の今後つくろうと思っている方向性といいますか、市がつくろうと思っているものというのを説明した上で、意見を頂戴したものを設計にきちんと反映していくべきではないかなと思いますけれども、この点については、どのような方法で行っていただけるのかということをお示しください。 ○向田市民会館跡地活用推進課長 現時点では、要求水準というところでございますので、今後、設計に入っていく中で、詳細な部分を詰めていくところでは、これまでいただいた意見なんかも反映できるところは反映していきたいと考えております。 ○大嶺委員 今後、どのような打ち合わせをされて、その内容を反映されるのかというところを本当はもうちょっと詳細にお伺いしたかったわけですけれども、業者が決まって、これをきちんと伝えていただくということは要望をしておきたいと思います。  次に、暫定広場の整備についてお伺いいたします。  暫定広場表面仕上げについてなんですけれども、1つは、人工台地の下という部分ですね。この部分というのは、舗装による仕上げを行うということで書いてありますが、ただ、6ページの広場の活用イメージを見ていると、私は、この人工台地の下の部分というのは、舗装で仕上げてしまうというよりは、土のような、芝を敷けとは言わないですが、もうちょっと夏でも利用しやすいといったらあれですけど、舗装してしまうと、暑くて夏も利用しにくいんじゃないかなという懸念も1つはしているんです。そういう意味では、土の面にして、利用がしやすいような形にする、涼しい対策もできるような形にするという意味では、舗装よりも土で整備をしておくというほうがいいのではないかというふうに感じますが、この面を市民会館の敷地の部分のように、天然芝で整備をしてしまうという方法と舗装による方法と土による方法ということでは、どれだけ費用が違うのかということが、もしわかるのであれば、教えていただきたいと思います。実際に、既にもう補正予算でこれだけということで見込んではるので、現在、舗装による仕上げで、どれぐらいの費用と見込んで積算されているのかというところについては答弁できると思いますので、最初の部分がわからなければ、それはお答え願いたいと思います。  もう1つは、この間、心配しているバスの待合場所の確保ですね。現在、階段をそのままにしていただいて確保されているんですけれども、最終的な整備になると、もうその場所もなくなるということでは、バスの待合の確保という点では、どのようになるのかなということについて、答弁をお願いいたします。  現在、ワークショップを進められているということで、このワークショップはずっと続いていくということでいくと、最終的な広場を整備するまで続くという理解でいいのかなと、ちょっとこの辺がよくわかっていないので、広場整備に関する市民参加、このスケジュール、どこまでを予定しているのかというか、今回の暫定広場以降は、どのように考えているのかというところをちょっと、スケジュール的なものが何かあるのであれば、お示しください。  それと、ワークショップの中で、いろいろとやりたいことなどが出てきているんですが、昨年度実施している広場の活用、社会実験の中で、ここに出てきている部分でも実際に行われたことがあるものが入っているなと思って見受けました。お聞きしておきたいのは、昨年度実施したときに、キッチンカーやマルシェなど、販売収益が出るものというのは、ここで実施されていたと思います。その場合の収支というか、その際に貸し出すに当たって賃料を取っていたのか、売り上げとしては本人が受け取るだけになっていたのか、この辺について教えていただけたらと思います。  今後、この広場を整備した後に、こういったものをやる場合の使用料みたいなものというのは、現状、どのようにお考えなのかお示しください。 ○向田市民会館跡地活用推進課長 順次、ご答弁させていただきます。  まず、人工台地下の仕上げについてというところでございます。こちら4ページと6ページでちょっと表現が変わっているのは、一旦、基本的な仕上げとしては舗装をベースに考えていると。特に通路であったり、あるいはイベントをする際に駐輪場として使ったりということも今まで想定されておりましたので、そういったところを踏まえて、ベースは舗装でさせていただけたらと考えております。また、のり面がそれぞれの面にございますので、そういった土なんかを押さえるためにも、一定舗装は必要でないかと考えております。ただ、ワークショップをした際に、人工台地の下のほうにもやっぱり芝生的な緑の雰囲気が欲しいということでご意見いただいたので、これはあくまで参考なんですけども、一旦、舗装した後に、表面に敷くような人工芝などでちょっと雰囲気を変えてみようかなというのは考えております。  それから、金額の違いというところですが、最も安いのは天然芝になると考えているんですが、ちょっと今、天然芝の平米単価が手元にないので申しわけありません。  舗装で、インターロッキングの仕上げにした場合で大体、平米8,000円ぐらい、人工芝にすると、それより高くて、平米で1万6,000円ぐらいというのを想定しております。  あと、バスの待合についてでございますが、現時点では、府道部のバス停前の部分というのは、府道でも歩道でもなく、ちょうど人工台地の敷地の側になっておったんですが、現時点では、府道部のところの拡幅というのは考えてはおりません。  それから、ワークショップ市民参加のところでございます。暫定広場の設計につきましては、今回のワークショップの意見をベースにというところで考えておりますが、暫定広場の整備の段階に当たりましては、昨年度、IBALABでやりましたように、一緒に芝生を敷いたり、あるいは備品であるような机とかテーブルなんかもつくりながら、つくり上げていきたいと考えています。  その後も今、次なる茨木・クラウドプロジェクトというところで、いろんな場を使った社会実験等をやっておりますが、この場所もその1つとして社会実験等を今度、敷地のA、Bの完成までの間、続けていきたいというふうに考えております。  それから、貸し出しをした場合の賃料等についてということでございますが、現時点で暫定広場の貸し出しのときにお金をとるかどうか等も含めての、検討はまだしておりません。これから検討させていただけたらと思っております。ただ、昨年度に実施した際、キッチンカー等が入ってきており、マルシェも行いましたが、基本的には、企画自身は市民の皆さんが自分で考えて企画したものになっております。キッチンカーも、企画された市民の方が知り合いなりを誘ってやっておったものになっておりますので、特に、昨年度、IBALABでは賃料等は取ってはおりません。  ワークショップがいつまで続くかというところで聞いていただいていたかと思いますが、1つの目標は、最終整備というところは目標にしておりますが、育てる広場はかかわり続けていただくことが大事だというふうに思っておりますので、広場整備後も、さまざまな形で、市民の方にかかわり続けていただくような取り組みを継続していきたいと考えております。 ○大嶺委員 広場の点では、舗装仕上げにする場合の平米単価についても教えていただけたらと思います。  それと、バスの待合の確保というのは本当にしなくて大丈夫なのかなというのは心配する部分なんですが、これについては、現状、考えていないというのはわかりましたが、確保しなくても、フェスティバルや、ここは市民がたくさん集まってくる場所ですから、そういった場合に混乱が起きないようにバスが乗れるのかというか、バスの待合の人も安心して待てる歩道幅があるのかどうかという点では、市として、ここをどのようにお考えなのかというのは聞いておきたいと思います。  人工台地の下を駐輪場としても活用する方向性を今お示しされましたけれども、駐輪場として使う場合、自転車はどこから出入りするのですかというのがちょっと今のお話では疑問だったので、答弁をお願いいたします。 ○向田市民会館跡地活用推進課長 バスの停留所についてでございますが、イベント等がある場合には、バス停の移動等で一定対応はしているというふうに聞いております。ただ、必要なバスの待合のスペース、幅等につきましては、担当課とも調整させていただけたらと思います。  あと、舗装の単価につきましても、ちょっと今、手元のほうに具体的な数字を持っておりませんで、先ほど答えましたインターロッキングと同じぐらいか、それより若干安価で敷けるかとは思っております。  自転車の進入につきましては、北側のクリエイトセンターの前から養精中学校の北側のほうからの進入、もしくは、アンダーパスを通って南グラウンド側からの進入というふうになると考えております。 ○大嶺委員 バスの待合の確保については、本当にきちんと検討をお願いしたいと思います。  バス停の移動をイベントのときにされているというのは以前もお聞きしていましたけれども、それはまだ市民会館があったときに活用ができていた場所であったのではないかなというふうに感じていますので、市民会館側が福祉文化会館と同じ高さで整備をされるということですが、歩道もある中で、どこまでの移動をされるのかも含めて、この点については、暫定広場の整備について市民にお示しするときには、バスの待合の確保についてもきちんと説明をいただきたいというふうに要望をしておきます。  暫定広場の整備についての費用を9月議会で示されるというふうに書いていますけれども、約9,800万円、この中に備品調達を検討すると書いていますが、この費用が入ってるのかどうかについて答弁をお願いいたします。 ○向田市民会館跡地活用推進課長 備品につきましては、こちらには入っておりません。ただ、備えつけの電気の機器等につきましては含んでおります。 ○大嶺委員 ということであれば、備品調達の費用については、どうされるおつもりなのかということについて、お示しください。  もう1つ、市民会館のあった場所の埋め戻しについてなんですけれども、この間、市内の工事の中では、山の工事で使った残土を活用されているという現場もありましたし、こういう形で、市内で出たものを活用できるようなことも、入札する中には入れていただけたらなというふうに思いますが、これについては、そういう提案ができるのかどうかというのは聞いておきたいと思います。 ○向田市民会館跡地活用推進課長 暫定広場につきましては、供用開始が来年の夏ごろと考えておりますので、備品調達につきましては、当初予算のほうに計上させていただきたいというふうに考えております。  埋め戻しの土についてでございますが、今回は解体の設計のほうで、購入として組んでおります。 ○大嶺委員 購入するのを、いうたら市内で出た残土を使うとかということが方法としてできないのかということを聞いたわけですが、そういう方法は検討できないものなのでしょうか。 ○秋元企画財政部長 有効活用的なことにつきましては基本として、検討できるものについては検討すべきと思っておりますので、調整したいと思っております。 ○大嶺委員 ぜひ、そこは検討していただきたいというふうに思っています。  次に、北グラウンドの拡張についてですけれども、北グラウンドの拡張は現在設計が行われていて、2面利用を想定したグラウンドということで設計されていると思うんですが、設計委託が完了した後、私たちに設計の内容を見せられても、もう既に完了した業務に対して意見を言って変更してもらうということは難しいんじゃないかなと私は思うんですよね。ということで言えば、一番何を心配しているかというと、本当に2面利用をするという部分に対して、どのような設計がされるのかというところなんです。それと、管理事務所をどのように置こうとしているのかという部分について、きょう、お示しがないので、現状、設計してもらっている業者とかとの関係で、どこまでを市が要望して、どういう配置になっているのかというところを聞かせておいてほしいと思います。  それと、2面利用を想定しているということでいけば、仕切りがきっちりついてしまうということなのか、1面で大きく利用もできるという意味合いのものなのかという点についても答弁をお願いいたします。  もう1つ、これで心配しているのは、テニスコートの利用については、どうなるのかということがここには一切説明がないんですけれども、それは市民の皆さんの一番の関心事だと思います。それについても説明をお願いいたします。 ○古谷公園緑地課長 2面利用に対して、今、いろいろな意見を反映しながら設計のほうに組み込んでいますので、大まかなレイアウトしかできておりません。ただ、2面利用につきましては、少年野球的なもののグラウンドを2面確保するような方向で、今動いております。  あと、管理事務所につきましては、テニスコートの取り壊しに伴って管理事務所も取り壊しますが、既存の、今、倉庫に使っているところを暫定的に使わせていただいて、また今後の公園のC、D区間、市民会館跡地のところの公園整備のときに、もう一度、管理事務所等の検討を進めていきたいと思っております。 ○小西スポーツ推進課長 テニスコート利用者への対応でございますが、中央公園テニスコート撤去説明会を令和元年7月19日と20日の2日に分けて開催させていただきました。そのときに、テニスコートの廃止時期、利用受付停止時期などを説明させていただきました。  先ほどご質問がありました、グラウンドの2面を1面で使用するということにつきましては、全面使用は可能となっております。  テニスコートの利用につきましては、令和2年2月まで利用できるということでご説明させていただいております。 ○大嶺委員 2月まで使えるという説明の後、3月から使えないという点での代替をきちんと用意することということは、この間、議会でも議論されていたところだと思いますけれども、その点については、どういう説明をされたのか答弁をお願いいたします。 ○小西スポーツ推進課長 説明会の中では、現在、テニスコートの代替整備について検討しておりますということで、説明をさせていただいております。 ○大嶺委員 それは3月から使える状況になっているのかどうかという答弁は求めておきます。  それと、さっきのグラウンドの設計なんですけれども、今、いろんな意見を反映しながら設計しているというふうにご答弁いただきました。私は、最初に言わせていただいたように、特別委員会も開いていることですし、今現状、どういうようなイメージで設計されているのかということは、特別委員会にきちんと示していただいて、特別委員会でも設計の議論の対象に、設計の内容というか、配置ですね。そういう点では、特別委員会の議論の対象にすべきではなかったかなというふうに感じています。  ですので、今後の特別委員会では、こういう途中経過で、市の内部でも意見を反映しているものというものは、特別委員会でもきちんと意見を聞いていただいて、それを反映した最終決定のものにしていただくよう求めるものですが、そういった流れで作業していただけるのかどうかという点について、答弁を求めておきます。 ○小西スポーツ推進課長 テニスコートの代替の件ですが、現在、次の場所が決まっている状況ではありませんが、決まった段階で設計委託期間が必要となりますので、3月から不可能であると、使用については、3月以降、代替のテニスコートが決まるまでは3面がないという状況であります。 ○河井副市長 特別委員会に各時点において、どれぐらいの具体性を持った資料をご説明するかという点でございますけれども、この北グラウンド市民会館跡地エリアそのものではございませんが、派生する問題として非常に大きな問題であるのでご説明をさせていただいております。8ページにも書いておりますとおり、今設計に取りかかっているところでございまして、施設の配置等につきましても、ただいまご説明申し上げたレベルで考えているところということで、12月議会において工事というふうに考えておりますが、一定、またこの前段階になれば詳しい内容をご説明できるものと考えております。 ○大嶺委員 内容の説明を求めているのではなくて、きちんと意見を取り入れて整備をしてほしいという意味合いでこの点については、今後の作業について適宜、特別委員会でも示せる資料をきちんと示していただいて、特別委員会の意見もきちんと取り入れた方向で整備していただくよう求めておきます。  次に、管理運営計画についてお聞きしますけれども、ちょっとこの構成案では、イメージがわからない点についてお聞きしておきます。  事業展開の方向性ということで書かれて、(3)連携・相乗効果の事業の検討というところと、(4)通年事業展開の検討というもの、具体的にどういうものを検討されるのかということをちょっとイメージ的にこのタイトルだけではわかりにくいので、もうちょっとご説明いただけたらと思います。  この管理運営計画支援等委託を行うということですけれども、この管理運営計画を策定する事業者、募集する事業者というのは、どのような業者になるということでしょうか、その点についても説明をお願いいたします。 ○向田市民会館跡地活用推進課長 お示しした構成案はあくまでイメージですので、具体的な中身については、現時点では想定しておらないんですが、連携・相乗効果事業としては、今回、子育てと図書館が一緒に入ることによって、その2課による連携した事業展開、ハードもソフトもいろいろ出てくるかとは思いますが、そういったような部分、ホールとの絡みなどを新しい施設として、どう展開していくかという方向性。それから、通年の事業展開というところにつきましては、同じ一つの施設として入りますので、その施設の中で1年間の間にどこの部署がどのような事業展開というのを簡単なスケジューリングに落とし込んで、施設全体が1年間にぎわっていけるような形というのを考えていきたいというふうに思っております。  それから、管理運営計画の計画策定の事業者につきましても、現時点では特に想定はしておりませんが、これまでさまざまな計画等をつくってきているようなコンサル等の事業者が手を挙げてくるのではないかというふうに考えております。
    大嶺委員 この管理運営計画、今、ご説明いただいた内容でいくと、ホールの中でやられる事業は、市が直営していたり、ホールなんかは文化振興財団がするとか、この間お示しされている内容でいけば、運営する形態がさまざまあるという中で、この管理運営計画というのは、私としては、市がきちんと責任をもってつくるべきじゃないかなという、業者に委託してつくってくださいというような計画ではなくて、これまでの間、市民参加も含めて意見を聞いてきている内容をきちんと反映した形でつくるためには、委託しないで、市がきちんと責任をもってつくるべきではないかなというふうに感じますが、この点について見解をお聞きしておきます。 ○向田市民会館跡地活用推進課長 管理運営計画につきましては、あくまで支援等の委託というふうに考えております。当然責任をもってつくるのは市でございますので、事業者につきましては、例えばヒアリングをした際の意見の集約であるとか、アンケートなどの結果のまとめ、それから純粋に作業量が必要な作業、発送であるとか、印刷とか、そういったところについても支援をいただくというのが基本かと思います。それから、当然、専門業者ですので、それぞれの専門事業者の知見なりというのは活用していきたいとは思っております。ただ、最終的な責任、作成は全部市のほうで行いたいと思っております。 ○大嶺委員 今お聞きした内容でいっても、別に委託する必要のない業務ではないかなというふうに思いますので、ぜひ市が委託しないで、きちんと責任をもってやっていただくことを要望しておきます。  最後にお聞きしますけれども、このスケジュールですね、お示ししていただいたスケジュールでお聞きするんですが、暫定広場の工事が1月からということになっています。市民会館解体工事は3月までということなので、ここが私にとっては、ちょっとよくわかりにくいというか、どちらも工事が始まるという点では、どこからさわり始めるということでつくっているのかということが余りよくわからないので、この重なっている部分について説明をお願いいたします。 ○河井副市長 業務委託ということと、市が責任を持つということに少しこだわられておられるようですので、改めて申し上げますが、課長が答弁しておりますように、業務委託をして一定の計画、この案件に限らずですけれども、策定するというのは、基本的にさまざまな作業の支援、また、コンサルが有している専門的な知見、また、他市事例も含めて、いろんなところの情報を引っ張ってくると。そういうところの策定支援のための業務委託をさせていただいておりまして、その基本的な大きな流れとか、内容をしっかり詰めていくのは、当然市の責任において、どんな計画でもさせていただいております。  また、そういったことにつきましては、本市職員限られた人数で実施をしておりますので、業務委託を活用して、これまでもやらせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。 ○向田市民会館跡地活用推進課長 暫定広場の工事の期間と解体工事がかぶっているのではないかということでございます。暫定広場につきましては、防災倉庫の設置を考えておりまして、こちらプレハブの建物を考えておりますが、このプレハブの建物の製作期間を先行して行う予定としております。 ○大嶺委員 河井副市長、ご答弁いただきましたけれども、他市事例とかを引っ張っていただくとか、アイデアを出していただくというところは、やっぱり私はそういうことこそ、市の職員がするべきところではないかなと。そういうことができてこそ、自治体として発展していくのではないかなというふうに考えておりますので、この点では、こういう本当に、市として今後の計画を決めていく。今回特に市民参加で、市民とともにと言っているところでやる部分というのは、やはり市民と市が一体となって市が前面に出て、きちんとつくっていくということが私は一番必要ではないかなと思いますし、今後の管理運営という点では、特に必要な部分だというふうに感じていますので、ここに関しては、そういった専門知識もきちんと取り入れていただく研修もしながら、職員も育てていただくことは市として大切なことですし、足りない職員はきちんと入れていただくということも含めて、市の責任できちんとやっていただきたいということは再度要望して、質問を終わります。 ○松本委員長 休憩いたします。     (午後2時12分 休憩)     (午後2時18分 再開) ○松本委員長 再開いたします。  他に発言なさる方はございませんか。 ○大村委員 それでは、私のほうからも幾つか質問いたします。  まず、業者の選定についてなんですけれども、参加表明者が6者以上あった場合は、上位5者を選定、その後、2次審査へということになっております。この中で、選定を行うに当たって、選定委員というのが設置されるということで、この選定委員に関しましては、当然、名簿等は出てこないとは思うんですけれども、この中立かつ公正を保つための審査、これをどう担保されるのかということをまずお聞かせいただきたい。といいますのが、やはりこういう設計、施工、そういう特化した業者というのは、かなり狭い範囲の方々になってくるのではないかなというふうに感じているところがありまして、その中立、公正を茨木市として、どういうふうに担保するのか。後々、市民の方から疑義があったときに、どういうふうにそれを茨木市としては中立、公正であったということを証明するのかということをお知らせいただけますでしょうか。 ○向田市民会館跡地活用推進課長 選定委員につきましては、まさに中立、公正を担保するために構成委員メンバーは、事業者が選定されるまでの間、全て非公開とさせていただいております。また、事業者選定が終わりましたら、選定会議での会議録につきましては、公開させていただく形をとることで、中立、公正さを担保したいと考えております。 ○大村委員 その辺、本当に中立、公正な立場で選定していただきたいと思います。その点につきましては、これで終わらせていただきます。  あと、暫定広場につきまして、大嶺委員からも幾つか質問があったので、私のほうからはちょっと簡単に一つだけ。暫定広場は、人工芝を基本にというふうにここにはなっておるんですけれども、令和6年4月からは工事ヤードとして使うので、本当に暫定なのだというふうな説明だったかと思うんですけれども、なぜその暫定広場に先ほどお聞きしたら一番平米単価が高い、1万6,000円の人工芝を使う。これは何か意味合いがあるのかどうか、ここをお知らせいただきたいのと、私個人的には人工芝というのは、すごく反対しておりまして、前にほかの委員会でもお話しさせていただいたんですけれども、人工芝というのは側溝から河川を使って海に流れていくマイクロプラスチックの原因になるという部分がありまして、できれば人工芝はやめていただきたいなと個人的に思うのとともに、単価が安いのであれば、天然芝をぜひとも使っていただいて、暫定広場が終わった後にも、その天然芝をほかへも転用できるような形で考えていただけないかということをちょっとお聞かせいただけますでしょうか。 ○向田市民会館跡地活用推進課長 この市民会館跡地エリア全体にも言えることなんですが、もともとは市民ワークショップ等でこのエリアに何が欲しいかという話をした際に、芝生の広場という意見がたくさん出てきたというところから、昨年度のIBALABに始まるような、この芝生を活用したような取り組みというのを進めております。その中で、この暫定広場につきましても、ただの舗装にしてしまうのではなく、一定、芝生の形で新しい広場として整備したいというふうに思っております。昨年度、天然芝の社会実験というのをやりまして、今度は社会実験という意味合いからも一度人工芝のほうも試してみたいというふうに考えておりまして、人工芝のほうを整備したいと思っております。ただ、一部につきましては、天然芝につきましても敷いてみて、その天然芝と人工芝の違いなんかも実験的に試してみたいというふうには考えております。  あと、マイクロプラスチックの懸念につきましては、人工芝の選定の際に、そういった影響ができるだけ少ないような種類というのを探してみたいと考えております。 ○大村委員 社会実験ということで、一部試してみるという話は一定理解はできるんですけれども、令和6年にはめくってしまうと。多分、人工芝にしたら、そのすり減った人工芝をもう一度再使用するというのは難しいかなと思います。天然芝にすると、また再利用もできるのではないかということで利活用、経費削減という面におきましても、その辺を主軸に考えていただけたらなというふうに思います。そこにつきましても、終了させていただきます。  あと、それと今、テニスコートにつきましても、先ほどの大嶺委員への答弁によると、今現在検討中だというお話で、いつから使えるか、まだその確定のお答えもいただけていないようですけれども、代替地を検討するに当たって、公明党からも要望させていただいております。できるだけ市民の皆様が活用しやすい場所で検討いただければ、ただ単にテニスコートがあればいいというのではなく、皆さんが使いやすいところでの検討をよろしくお願いいたします。そこは要望だけにさせていただきます。  あと、スケジュールのほうにございます南グラウンドの整備が令和2年度の終盤から整備が始まるように書いてありますけれども、今現在、南グラウンド、埋蔵文化財の発掘調査が行われております。これが順次、森のほうへも進んでいくというふうにお伺いはしているんですけれども、この発掘調査のいかんによって、このスケジュールが変わってくることがあるのかどうか、その点ちょっとお聞かせいただけますでしょうか。 ○向田市民会館跡地活用推進課長 現在、試掘を行っておりますが、この結果次第では、本掘に進まなければならないと考えております。このタイミングで試掘を行っておりますのは、来年度、本掘に入れば工事のほうに影響が極力出ない形でスケジュールが進められるのではないか等を考えまして、今のタイミングで試掘調査を行っております。ですので、現時点では影響は出ないというふうに想定しております。ただ、試掘で物すごい文化財が出てきた場合は、また考えさせていただきたいと思います。 ○大村委員 下には、貯水タンクもたしか入っていたと思います、前のときにも話が出たかなと思うんですけれども、一定ここは市が一度掘り返しているところですよね、全部。なので、新たな大きなものは出てこないのかなとは想像はしているんですけれども、もし試掘で何か出てきて本格的に調査をしないといけないということがありましたら、また早急にそこは対処していただきますようによろしくお願いします。 ○松本委員長 他に発言する方はございませんか。 ○長谷川委員 私のほうからも何点かにわたって質問をしたいと思います。  まず、今、参加表明書をとっているところだと思うんですが、8月30日までと。今実際どれぐらい出てきているのか。それと6者以上とありましたが、想定しているのは何者なのかというのをお聞かせいただきたいのと、あと、このスケジュールでいいますと、1次審査、結果を通知するのが9月6日で、2次審査の書類提出が12月6日と、3カ月あって、その次のプレゼンテーションが1カ月以上あくんですが、この2次審査の書類を提出されて、そのプレゼンテーション、2次審査が始まるまでに、1カ月以上あるというのはこの理由は何なのかと、あと、そのプレゼンテーションが終わって決めるまでが1週間もないんですが、こんなことで決められるのかどうか。どういう想定でされているのか、まずこのスケジュールからお聞かせいただきたいと思います。 ○向田市民会館跡地活用推進課長 参加表明の提出につきましては、現時点ではまだ出てきてはおりません。  それから、技術提案書を提出してからプレゼンテーションまでの1カ月間でございますが、この間に事業者募集選定委員会を一度開催させていただきたいと考えております。出てきた技術提案書につきまして、一度選定委員のほうに見ていただく機会というのを設けたいと思っております。逆にプレゼンテーションから2次の審査結果までが短いというところでございますが、今の予定といたしましては、プレゼンテーションが終わった後に、2次審査を行っていただきまして、その場で審査結果をつけていただきたいというふうに考えております。もちろんその場で決まらないこと等がありましたら、延期等もあるかもしれないんですが、スケジュールとしては、このプレゼンテーションから2次審査までは同一日の間に行いたいと考えております。こちらにつきましては、プレゼンテーションの際に、選定委員がどなたであるかというのが、公開プレゼンテーションで行いますので、事業者のほうにもわかってしまうことになると考えています。ここから日をあけてしまうと、結果までの間に、事業者が選定委員に接触する可能性がございますので、ここは短い期間で終わらせてしまいたいと考えております。  参加事業者の想定数についても、お答えすることができません。事業者にとってみれば、何者かがわかることによって、例えばこれが逆に1者でしかないということになれば、選定の意味、力かげんも変わってきますので、その辺は伏せておきたいというふうに考えております。 ○長谷川委員 あと、その1次審査等で出てきた、何者か出てくるか出てこないかわかりませんけれども、それをどこですよというようなところは、この特別委員会での報告はあるのかどうか。  あと、この特別委員会をどのタイミングで今後行っていくのか、もし今、決まっていることがあれば、まず教えていただきたいと思います。 ○向田市民会館跡地活用推進課長 参加事業者につきましては、特別委員会のほうにご報告することによって、議事録が公開されることになりますので、この特別委員会にも事業者名等は伏せさせていただきたいと考えております。事業者がわかることによって、事業者同士の談合等、期間がちょっとあきますので、その間に談合等も考えられますので、これがわかるのは公開プレゼンテーションのタイミングというふうにさせていただけたらと考えております。 ○長谷川委員 よくわかりました。そのとおりだと思います。  では、ちょっと大嶺委員も言われたんですが、私も思うところで、2次審査に係る点数なんですけれども、まず先ほど向田課長も言われましたけれども、2ページの(ア)、(イ)で、(イ)が非常に重要ですよと。そうですよね、実際にデザインというか、ゾーニング、景観というのが非常に重要で、以前からお話ししていますが、最初は市民会館というか、南グラウンドのほうの施工を始めるけれども、敷地C、Dというんですか、今の市民会館の跡地及び福祉文化会館も含めてエリアデザインを考えるというお話でしたので、非常に大事だと思うんですが、そう思うと、この(ウ)というのは、もちろん(ウ)もデザイン性も空間デザインも大切だと思いますが、(ウ)というのは要求水準書にあることができていれば最低限ですよね。しかし、(イ)のほうは完全に自由な発想で考えてもらうということであれば、(イ)のほうが重要ではないかなと考えますが、そうなれば、点数もこの配分ではないのではないかなと思いますが、いかがでしょう。 ○向田市民会館跡地活用推進課長 委員ご指摘のとおり、(イ)のほうも非常に重要だと考えております。ただ、見ていただきましたら(ウ)のところ、A3判片面10枚以内とありますように、この(ウ)の中に各項目が分かれておりまして、ここに図書館であるとか、ホール、子育て、それから広場であるとかという、それぞれの分野ごとに一定の配点をつけておることから、合計点としては(ウ)のほうが大きくはなっております。ただ、項目数でいうと、(イ)のほうが少ないような形にはなっております。重要視するところとしては、(イ)と(ウ)、それぞれ重要視して審査のほうは行っていただきたいと思っております。 ○長谷川委員 今のでいきますと、項目が多いから点数がふえているという理解でいいんでしょうか。そうなると、各項目が何点ずつというのは、細かな詳細が出ているということで理解していいのであれば、お示しください。 ○向田市民会館跡地活用推進課長 2次審査の点数の項目につきましては、募集要項の21ページのほうで、それぞれの項目ごとにお示しをさせていただいております。具体的には、(イ)が5項目、(ウ)が7項目とさせていただいております。 ○長谷川委員 確かにデザイン性とかは高い点数になっています。  では、最後の質問ですが、非常に疑問に思うところの質問なんですが、今、暫定広場整備について、いろいろと各委員のほうから質問がありましたが、暫定広場スケジュールを見ますと、設計がまだできていない、途中なんですね、まだ。そこからまた整備に入るということですが、今何で解体工事をしているのに、この暫定広場というのは、もちろん今、要求水準書を出されて本格的な跡地エリア活用の中に含まれているエリアながらも、まだ時間があるから、とりあえず使えるようにしようということで書かれていたと思うんですけれども、そのようなところが、なぜ今、解体工事しているのに、同時進行で設計もされて、同じ業者、例えば業者に頼んだらもしかしたら安くなるかもしれないんですが、そういうことを考えずに分けてやっているのかというのが非常に疑問なので、内容というか、理由をお聞かせください。 ○向田市民会館跡地活用推進課長 暫定広場整備工事解体工事を一連でしてしまったほうが効率がいいのではないかということですが、設計するに当たりましては、同じ課で発注をかけておりますので、そこの都合は、できるだけつけるような形では設計しております。ただ、もともと解体工事の設計と、この公園とか広場の整備の設計という内容ですと、設計の内容であるとか、工事の内容なども一定異なるところもございますので、設計工事というのは、それぞれ分けさせてはいただいております。ただ、委員おっしゃるように一緒にしたほうが都合がいいじゃないかというところもございましたので、今回設計をするに当たりましては、発注のタイミングは別にはなりましたが、設計の事業者は同じ事業者で随意契約をする形で、一連の流れで設計が行えるような形では進めさせていただいております。 ○秋元企画財政部長 設計の内容といいますか、その辺の融通といいますか、効率性というのは、そういう形で今、課長が言いましたような形でやっております。  あと、暫定広場というのは、あくまで暫定ですけれども、暫定であっても使う期間というのは、やはり少しでも長いほうが整備するに当たって、やはり価値もありますし、いろんな効果もあると思っておりますので、解体工事期間中に設計を行って、速やかに工事をして、今だったら約3年間という期間を確保したいと思っておりますので、そういうスケジュールと捉えております。 ○長谷川委員 今のお話でいくと、設計は一緒のところでありますと、事業者も一緒と考えていいんですか。 ○向田市民会館跡地活用推進課長 事業者につきましては、解体を行う事業者と、公園整備を行う事業者ですと、必ずしも一致しない可能性がございますので、現時点では別と考えております。 ○長谷川委員 ということは、設計者のほうで解体をしながらも、次の整備につながるような解体をしていくと。そういうことを設計者のほうが配慮をしてもらえるということでいいんでしょうか。 ○向田市民会館跡地活用推進課長 設計監理等は同じ事業者でやるなり、解体工事の最終的な仕上げの部分につきましても、二度手間にならないような調整というのはさせていただいております。 ○長谷川委員 お金のかかることですから、よろしくお願いをしたいと思います。  最後にもう1つ聞きます。北グラウンド南グラウンドの通路を今閉鎖されていますが、先ほど通るようにするようなお話がありましたけれども、これは広場が完成したら通して、南グラウンドの工事等始まって、どれぐらいまではあそこを通れるようにされるのかだけ、最後にお聞かせいただいて終わりたいと思います。 ○向田市民会館跡地活用推進課長 暫定広場整備後、アンダーパスを通れるようにします。その後、南グラウンドの工事が始まった後も、現時点では、できる限りあそこを通れるような形で、ちょっとどれぐらい残せるかというのは事業者との調整になるんですが、引き続き、アンダーパスは通れるように考えております。ただ、アンダーパスを通って、すぐに道路側に出ていただくような流れにはなると思います。 ○松本委員長 他に発言なさる方はございませんか。 ○友次委員 数点質問させていただきます。3人の委員から質問がありましたので、ほとんど出尽くしているので、ダブらないところで質問をしたいと思います。  まず、事業者募集ですが、2次審査の配点についてお尋ねします。  課で地域貢献のポイントを10点つけていただいて、市内企業の活用提案をポイントづけするということですが、その他地域貢献方策というふうに書かれているんですが、これは具体的にどんなことを評価の対象にされているのか、お尋ねします。 ○向田市民会館跡地活用推進課長 これはあくまで事業者の提案を待つというのが基本にはなるのですが、他市の事例などを見てみますと、地元の行事への参加であるとか、協賛、それから清掃活動等への参加などが見てとれました。具体的なところは提案に期待したいと考えております。 ○友次委員 他市の事例をお聞きすると、この地域貢献の事業計画は提案いただくものの、実際に市内企業の活用がほとんどなかったり、地域貢献の方策も計画ではあるのに、実際に実行されない。不履行が発生したときの対応というのは具体的にどのように考えられているのか、お尋ねします。 ○向田市民会館跡地活用推進課長 提案があったのにできなかった場合というところでございますが、違約金が生じるというふうに考えております。違約金につきましては、現時点での想定ですが、全体の点数のうちの提案された地域貢献なりの部分の点数で、金額を案分するなりで違約金を考えたいと思っております。 ○友次委員 違約金ということですが、不履行時の具体的なペナルティーについても、しっかりと議論をして準備をしていただきたいというふうに思います。  次は、北グラウンドの拡張について、テニスコート廃止に関する質問があったわけですが、令和2年2月まで、今のテニスコートが使えるというご答弁をいただきました。代替のコートも検討しているということなんですが、この代替コートの場所の決定というのは、具体的にいつになるのか。また、それを決定してから利用が可能になるまでの期間というのは、どれぐらいの期間が必要なのか。要は、いつ使えるようになるのかということ、お答えできる範囲で答弁いただきたいと思います。 ○小田市民文化部理事 現在、テニスコートの代替地につきましては、今現在ありますテニスコートからできるだけ近いところというところで探しておりますが、市街地の中心部に近いところとなりますと、なかなか非常に厳しいような状況でございます。そのほかには、これまでテニスをされておられた方がこういうところにあったらいいのにと言っていただいているご要望等もございまして、そのようなところも含めて、いろいろな調査等、今調整を行っているところでございます。できるだけ近くに決定をさせていただきまして、そこから設計委託等の期間がどうしても必要となってまいりますので、また、その土地の形状とか、それをどういうふうに整地していくかということによっても、その時期というのが非常に確定はしづらいところでございますが、設計の費用につきましては、今年度の予算でとらせていただいておりますので、すぐに設計には入れると思っております。なので、できるだけ次年度の早い時期に工事にかかれるような形で進めていきたいというふうに、今現在考えているところでございます。 ○友次委員 テニスコートの件、よろしくお願いします。  最後に、管理運営計画についてお尋ねします。  今回、管理運営計画支援等委託費を計上するために、1年前倒しで、12月議会に補正予算を計上するというふうに説明をいただきました。先ほどコンサル、アンケートの取りまとめ、アンケートの発送等を出していくということですが、この支援等というのは、このほかにどんな業務をコンサルへ委託をしていくのか。また、12月に提出が予定されている補正予算の全体枠というのは、どれぐらいの金額を上程されようとしているのかお尋ねします。 ○向田市民会館跡地活用推進課長 支援等の等の部分でございますが、先ほど答弁させていただきましたように、意見の取りまとめ等のほかにも、当然専門的な知見を持っておられますので、そういったところからアドバイス等、意見等もいただきながら計画をつくっていくというところで、支援等という文字が入っております。  それから、委託費の大枠につきましては、現時点ではまだ見積もりを徴しておりませんので、具体的な数字については、答弁できないところでございます。 ○友次委員 このコンサルから具体的な提案をいただくわけですが、やはりこの事業展開の方向性でうたわれているように、連携や相乗効果をいかに新しい建物の中で生み出していくのかというのがポイントだというふうに思っています。私は前回のこの特別委員会でも指摘をしているように、要は市直営の事業と指定管理と混在するのは、その連携、相乗効果というのは、大きなものが生まれないというふうに思っていますので、ぜひこのコンサルのアウトプットを見させていただきながら、あるべき姿に向かって再度提案していきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○松本委員長 他に発言なさる方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○松本委員長 以上で、「事業者募集について」、「暫定広場整備について」、「北グラウンドの拡張について」、「管理運営計画について」、「元市民会館及び人工台地解体工事について」の協議を終わります。  次に、「行政視察について」ご協議をお願いいたします。  休憩いたします。     (午後2時49分 休憩)     (午後2時50分 再開) ○松本委員長 再開いたします。  本特別委員会は、10月16日(水)から17日(木)まで、岐阜岐阜市の「みんなの森メディアコスモスについて」、愛知県豊橋市の「穂の国とよはし芸術劇場PLATについて」を調査することでご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○松本委員長 ご異議なしと認め、そのように決定いたします。  なお、調査事項につきましては、委員長に一任願います。  以上をもって、本日の特別委員会を散会いたします。     (午後2時51分 散会)  以上、会議の顛末を記載し、茨木市議会委員会条例第27条の規定により、ここに署名する。  令和元年8月21日            市民会館跡地等整備対策特別委員会            委員長  松  本  泰  典...