茨木市議会 2019-07-19
令和元年市街地整備対策特別委員会( 7月19日)
令和元年市街地整備対策特別委員会( 7月19日)
市街地整備対策特別委員会
1.令和元年7月19日(金)
市街地整備対策特別委員会を第二委員会室で開いた
1.出席委員次のとおり
委 員 長 青 木 順 子
副委員長 萩 原 佳
委 員 畑 中 剛
委 員 福 丸 孝 之
委 員 安孫子 浩 子
委 員 河 本 光 宏
1.欠席委員 な し
1.説明のため出席した者次のとおり
市 長 福 岡 洋 一
副 市 長 河 井 豊
副 市 長 井 上 茂 治
都市整備部長 岸 田 茂 樹
都市整備部次長兼都市政策課長 福 井 龍 也
都市政策課参事 砂 金 隆 浩
都市整備部副理事兼
市街地新生課長 福 田 文 彦
都市整備部次長兼用地課長 大 神 平
1.
出席事務局職員次のとおり
事務局長 増 田 作
事務局次長兼議事課長 野 村 昭 文
総務課長 大 橋 健 太
議事課長代理兼議事係長 山 本 倫 子
議事課職員 篠 塚 勇 希
1.協議事項次のとおり
(1) 平成30年度事業報告及び令和元年度事業計画について
(2) 行政視察について
(午後1時00分 開会)
○青木委員長 ただいまから、
市街地整備対策特別委員会を開会いたします。
現在の出席委員は6人でありまして、会議は成立いたしております。
また、委員会散会後、現地視察を行いますので、よろしくお願いいたします。
委員会開会に当たり、市長から挨拶を受けます。
○福岡市長 皆さん、こんにちは。
本日、青木委員長を初め、委員の皆様におかれましては何かとお忙しいところ、本委員会を開催いただきまして、まことにありがとうございます。
本市は、「次なる茨木へ」をキーワードに、これからのまちづくりを進めておりますが、今後の人口減少、
少子高齢化社会においては、インフラの再整備等、次世代にどのようなまちをつくり上げていくのかという岐路に立たされていると感じております。
社会経済環境が大きく変化する中、中心市街地におきましては、
中心市街地活性化主要事業の推進母体となります、
まちづくり会社の設立、あるいは両駅前の再整備など、さまざまなプロジェクトに取り組んでいるところでございます。
本日は、昨年度の事業報告と今年度の計画等についてご説明をいたしたく考えております。
どうぞよろしくお願い申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。
○青木委員長 休憩いたします。
(午後1時01分 休憩)
(午後1時02分 再開)
○青木委員長 再開いたします。
これより、協議に入らせていただきます。
「平成30年度事業報告及び令和元年度事業計画について」、説明を求めます。
○
福田市街地新生課長 それでは、平成30年度事業報告及び令和元年度事業計画として、1つの計画と3つの事業について、お手元の資料と同じものを前方のスクリーンにもお示ししながら説明してまいりますので、よろしくお願いいたします。
それでは初めに、
中心市街地活性化基本計画についてご説明いたします。
資料1をお開きください。
まずは、
中心市街地活性化基本計画の進捗状況でございますが、本市の中心市街地では、市民会館の跡地活用検討、JR茨木、阪急茨木市両駅前の再整備検討がそれぞれ進められてきており、都市機能の増進及び経済活力の向上を総合的、一体的に推進するため、平成26年度から事業実施計画となる基本計画作成に取り組んできました。
現状分析、課題の抽出、
人口等各種データ整理等を行い、平成27年7月には基本計画作成に必要な事項を協議するため、茨木市観光協会、
茨木商工会議所、大学、
商業団体連合会、市等により、茨木市
中心市街地活性化協議会が設立されました。
その後、基本計画のエリア設定や
市民アンケート調査による現状把握を行い、具体的な事業を抽出するために、
公共空間活用社会実験を実施するとともに内
閣府等関係機関協議を行い、平成29年度には現状分析を踏まえ、効果のある具体的な事業の検討を進め、事業実施の担い手となる、
まちづくり会社の設立について検討を始めました。
次に、平成30年度の取り組みについて、ご説明いたします。
平成30年度は、効果のある具体的な事業の継続検討や内
閣府等関係機関との協議を継続して行うとともに、
まちづくり会社の設立に向けた検討を継続し、
道路空間活用事業実施において、必要となる道路占用特例の同意取得に向けた、大阪府公安委員会や道路管理者との協議等を重ね、基本計画に掲載する事業を抽出し、事業実施による効果を図る目標指標の設定など、基本計画作成に取り組みました。
まず、
中心市街地活性化の目標として、1つ目に、中心商業機能の質の更新として、日常のちょっとぜいたくがかなう魅力ある商空間の形成を掲げています。
これは、激化する大都市や大型店等々の競争環境を踏まえ、売上高や商業床面積を競うのではなく、それらとの差別化を図り、市民ニーズに応える個性ある個店を中心とした商業を集積し、魅力ある商空間の形成を目標としています。
具体的には、例えば、平日昼間に主婦の方らが、ほっとできる時間を提供する飲食店や、毎日の暮らしに楽しみを与えてくれる飲食、物販店等、市民の皆様に日常のちょっとしたぜいたくが感じられるような個性豊かな個店を積極的に誘致するものです。
また、個性豊かな個店の誘致に向けては、創業、起業及び事業の拡大を支援し、エリア内の空き店舗活用を有機的につないだ施策展開を図り、魅力ある商空間の形成を目指すものです。
主な事業として、
まちづくり会社による
クリエイターズマーケット整備事業、
商店街にぎわい空間整備事業、店舗誘致事業や茨木市
創業促進補助事業を考えております。
2つ目に、滞在・活動の場の創出として、新たな魅力づくりと多様な主体が参画した恒常的なにぎわいの創出を掲げています。
これは、公園用地を活用し、ホールや子育て支援施設及び図書館機能を備えた文化複合施設と、市民の方が多様な用途で利用できる広場空間を整備し、計画区域の中央に滞在し、活動したくなるにぎわいの拠点を形成するものです。
また、
まちづくり会社がJR茨木駅東口にある
いばらきスカイパレットや阪急茨木市駅西口デッキについて、道路占用の特例制度を活用しながら、市の玄関口として、ふさわしいしつらえにするとともに、居心地のよい空間を駅前に創出することで、住むまちとしての評価や魅力を高めていくものです。
主な事業として、
まちづくり会社による
道路空間活用事業、市による「次なる茨木・クラウド。」プロジェクト、
文化複合施設整備事業、元茨木川緑地再整備事業、
中央公園整備事業を考えております。基本計画には、これら事業を含む、民、官合わせておよそ60の事業を掲載しています。
資料右側をお開きください。
国においては、基本計画の事業期間は、おおむね5年間とし、その期間内に事業を実施し、効果があらわれるよう定められており、本市では、令和元年12月から令和7年3月までの5年4カ月間を計画期間とし、この期間内に事業を実施し、効果をあらわすような指標を定めています。
本市の基本計画では、掲載事業の実施による効果をはかる目標に応じた目標指標を2つ定めています。1つ目の目標である中心商業機能の質の更新に応じた指標として、事業の取り組みの成果をはかることができる計画掲載事業を活用した新規出店数を、また、2つ目の目標である滞在・活動の場の創出に応じた指標として、文化複合施設と広場空間の整備などにより公共施設の活用を図ることによって、平日昼間のにぎわいの増加を目指していることから、平日昼間の歩行者通行量を指標として定めております。また、取り組みの成果をはかる参考指標として、
公共空間活用件数をそれぞれ掲げています。
次に、
まちづくり会社についてでありますが、これまで協議会構成員を中心に、設立に向けた検討が重ねられてきておりますが、設立の目的として、都市の持続的発展に寄与する事業を推進していくことが掲げられています。この
まちづくり会社は、基本計画に掲載している主要な事業の担い手として位置づけられております。
また、
まちづくり会社は、これらの理念や方向性を共感できるメンバーで組織化を目指しており、茨木市
中心市街地活性化協議会構成員を中心に、出資、役員を構成するものとしており、
茨木商工会議所、民間企業、大学、市等が連携し、組織するものです。
基本計画認定に向けた関係機関協議としましては、平成31年2月に、内閣府幹部による本市の現地視察や、茨木市
中心市街地活性化協議会及び市との意見交換を行い、認定申請に向けた適正な取り組みが行われていることを確認していただきました。
最後に、今後のスケジュールについて、ご説明いたします。
ことし11月の基本計画の
内閣総理大臣認定取得に向け、大阪府公安委員会や道路管理者より、
道路空間活用事業実施に係る
道路占用特例同意を取得するとともに、計画掲載事業の実施による効果をはかる目標指標の値を確定させ、9月の内閣府への申請手続を進めてまいります。
また、
まちづくり会社については、8月設立に向けた準備組織が設置され、出資者との調整が行われているところです。
会社設立後には、事業を推進する
プロデューサー等事務局社員の採用や事業実施に向けた準備が進められる予定となっております。
以上で、
中心市街地活性化基本計画についての説明を終わらせていただきます。
次に、JR茨木
駅西口駅前周辺整備について、ご説明いたします。
資料2をお開きください。
まずは、JR茨木
駅西口駅前周辺整備検討の進捗状況でございますが、赤枠で示しております約2.5ヘクタールの範囲で検討を行っているところです。
西口駅前周辺においては、車両と歩行者動線、駅利用交通と通過交通の分離などの交通に関する課題と、建物の老朽化への対策、シンボル空間の改善、にぎわいや交流を生み出す空間の創出、ニーズに合った魅力ある
商業業務等機能の導入などのまちに関する課題があり、課題解決と本市の中心部としての魅力や交流といった将来のまちづくりに関係者が連携して取り組むことが必要となっております。
このため、市では、平成24年度から駅前の現状把握と課題の抽出を行うとともに、
駅前広場等公共用地の範囲内での再整備について検討を始め、平成26年度には、駅前広場と駅前ビル等を含めた区域内での検討、平成27年度には、施設配置案を作成するとともに、検討区域内の関係権利者へ配置案の提示を行いました。
資料右側をお開きください。
一方、茨木駅前ビルでは、平成26年度より将来のビルのあり方についての検討を始められ、平成27年度には、駅前ビルにおいて再
整備検討委員会が設立され、市はオブザーバーとして参加いたしました。
委員会では、旧耐震基準により建設され、耐震性能が現行法の基準を満たしていない駅前ビルについて、耐震改修を行うのか、建てかえを行うのかの検討が行われ、平成29年1月に
管理組合臨時総会において再開発事業による建てかえを推進していく旨の決議がなされました。
このため、市では、検討区域の関係権利者で構成する
西口駅前周辺地区まちづくり協議会の設立に向けた勉強会を開催し、平成29年12月には、市、駅前ビル、
密集市街地等権利者による協議会を設立し、再整備に向けた検討を行っています。
次に、平成30年度の取り組みについて、ご説明いたします。
平成30年度は、協議会における協議に加え、参加者との個別の意見交換を実施してまいりましたが、権利者の皆様からは、再整備検討区域から外してもらいたい、権利の共同化は望まないや、早く進めてほしい、具体的なスケジュール、将来像が知りたいなど、さまざまなご意見がありました。
協議会では、これらのご意見を共有した上で、計画の方向性を見定めるため、駅前整備の実績豊富な不動産開発業者や総合建設業者を対象に、
計画作成パートナーという立場で広く計画案に対する意見をいただいた上で、具体的な計画案を作成し、地権者の皆様方の個別の条件を確認する必要があるとの結論に至りました。
このため、
計画作成パートナー募集の方法について検討を行ってまいりました。
最後に、今後のスケジュールについて、ご説明いたします。
4月より協議会による
計画作成パートナーの募集を開始したところでありますが、8月にパートナーを決定した後、パートナーからの提案を受け、協議会において再整備計画の検討を進めるとともに、計画の作成状況に応じて、国、府、交通事業者等を初め、関係者との協議を行ってまいりたいと考えております。
以上で、JR茨木
駅西口駅前周辺整備についての説明を終わらせていただきます。
次に、阪急茨木市
駅西口駅前周辺整備について、ご説明いたします。
資料3をお開きください。
まずは、阪急茨木市
駅西口駅前周辺整備検討の進捗状況でございますが、検討区域は、こちらの図の赤枠で囲んだ部分で、駅前広場、市営西口駐車場、茨木ビル、永代ビル用地を含めた面積約2.1ヘクタールの範囲で検討を行っているところです。
阪急駅前ビルの動向としましては、平成26年12月に約93%の区分所有者による市街地再開発事業の建替え推進決議がなされ、建替推進委員会が発足され、平成27年3月に
事業パートナーとして、
阪急阪神不動産株式会社と株式会社大林組が選定され、平成27年度、平成28年度には、建替推進委員会において、
都市計画要望案の検討が行われました。
平成29年4月には、約96%の区分所有者など皆様の同意を得て、
都市計画要望案策定等に関する決議がなされ、同年5月に
都市計画要望書が市に提出され、同年11月には、将来を見据え、事業の施行予定者となる阪急茨木市駅西地区再開発会社が設立されておりますが、現時点において都市再開発法に基づく認可要件を満たしていない会社となっております。
一方、市では、駅前ビルの動向を受け、平成26年度に駅西口周辺の現状と課題の整理や
西口駅前周辺整備の方策の検討を行い、平成27年度、平成28年度には、駅前広場の配置計画や周辺道路と交差点計画の検討や整備方針の整理を行いました。
平成29年度、平成30年度には、駅前ビルからの
都市計画要望案を受け、駅前広場等の配置計画検討を進め、平成30年2月に大阪府による都市再開発方針の都市計画決定が行われました。
次に、平成30年度の取り組みについて、ご説明いたします。
阪急駅前ビルの動向としましては、都市計画決定に向けた課題について、市と連携し、関係機関協議を実施するとともに、再整備後の駅前ビルや周辺商店街等の持続的発展に向けた
エリアマネジメント部会の取り組みの1つとして、9月15日に茨木JAZZ&
CLASSICフェスティバルが開催されています。
一方、市の取り組みとしましては、駅前ビルからの
都市計画要望案に対する事業性の確認等を
事業パートナーと行うとともに、駅前周辺に必要な公共公益施設について庁内関係課とのヒアリングを実施し、また、バス事業者や阪急電鉄、警察、大阪府などの関係機関との協議を行っております。
また、阪急茨木市駅周辺の将来像について、周辺商店街や自治会の皆さんと展望を共有する場である
まちづくり学集会を4回開催し、駅周辺の現況や課題、駅周辺のまちの特徴などを共有するとともに、実現したいまちや思い描くまちを実現するために、駅周辺をどうしていくのかなどについて議論を行っております。
その中で出されたご意見として、思い描く暮らしの姿は多世代交流のある暮らし、まちなかを歩いて楽しもう、まちなかの広場でゆっくり過ごすなどがあり、それを実現するために必要なコト・モノは、駅前にイベントや休憩など多目的に活用できる芝生広場や地域資源を生かし、駅前を拠点に回遊性が生まれる仕掛け、駅と商店街など拠点同士のつながりや地域のつながりを生かした地域交流と魅力発信、歩行者や自転車が安全で快適に通行できる空間などであります。
最後に、今後のスケジュールについて、ご説明いたします。
まず、今年度のスケジュールとしましては、駅前ビルにおいて、平成30年12月に市が策定した超高層建築物の立地に関する基本的な方針に計画が合致していることの取りまとめと、計画の事業化案の作成を行っていただき、市は駅前ビルからの事業化案を受け、案の確認や施設計画、概算事業費、資金計画等の調整や関係機関協議を行ってまいります。
また、
まちづくり学集会を引き続き開催する予定としており、それらを踏まえた計画案が整った段階で、
都市計画審議会による意見聴取を行ってまいりたいと考えております。
そして令和2年度に、都市計画素案の作成と
都市計画審議会での意見等を踏まえて、市街地再開発事業等の都市計画決定を目標に取り組んでまいります。
以上で、阪急茨木市
駅西口駅前周辺整備についての説明を終わらせていただきます。
○
福井都市政策課長 南部地域における
広域幹線道路沿道整備につきまして、ご説明いたします。
資料4をお開きください。
都市計画道路十三高槻線沿道の南目垣・東野々宮町地区の進捗状況でございますが、当該地区は、交通利便性のすぐれた幹線道路沿道で、産業立地のポテンシャルを有することから、平成25年3月から
土地利用意向調査及び勉強会を実施し、平成26年5月に
まちづくり協議会が設立されました。
その後、平成29年2月に
土地区画整理準備組合が設立され、同年5月にホームセンターを中心とした複合的商業施設を展開しているLIXILビバと、大型物流施設の開発、運営を手掛けている日本GLPを進出事業者の核として選定するとともに、同年9月に竹中土木を
業務代行予定者に決定されました。
さらに、昨年12月の準備組合総会におきまして、
土地利用計画案について承認され、現在、その
土地利用計画案に基づき、本組合設立に向けた同意書の取得が進められております。
同意書の取得率は、この6月末時点において、権利数ベースで97%でございます。
こちらが昨年12月の準備組合総会で承認された
土地利用計画案でございます。青線で囲まれた範囲が、市街化区域への編入を予定している区域であり、その中に、赤色点線で囲まれた範囲が
土地区画整理事業の施行予定区域でございます。
土地利用計画案につきましては、日本GLPが進出を予定している青色の物流ゾーンとLIXILビバが進出を予定している紫色の商業ゾーンを核とし、農地としての利用を予定しているオレンジ色の農地ゾーンと、主として換地を受けた地権者が自己利用を予定している緑色の事業ゾーンをその周辺に配置する計画とされております。
次に、南目垣・東野々宮町地区におけるスケジュールにつきましてご説明いたします。
左側の都市計画の
変更スケジュールでございますが、ことしの9月の都市計画決定、変更に向け、昨年度は、区域区分の変更などの都市計画決定、変更に係る大阪府との協議や都市計画決定、変更の手続を進めてまいりました。
具体的なスケジュールについてですが、ことしの1月19日及び20日に
都市計画説明会を行ったところ、延べ87人の方が参加されました。
また、2月18日に大阪府におきまして、区域区分に関する公聴会が開催されましたが、本件に関する公述はございませんでした。
さらに、同じく2月14日から28日に、地区計画原案の縦覧及び意見書の提出期間、さらに、5月27日から6月10日に、都市計画案の縦覧及び意見書の提出期間を設けましたが、意見書の提出はございませんでした。
また、7月10日に、市の
都市計画審議会を開催したところ、都市計画案についてご承認をいただいたところでございます。
今後は、8月に大阪府が
都市計画審議会を開催され、区域区分に関してご審議していただいた上で、9月に都市計画決定、変更を行う予定でございます。
右側の事業化へのスケジュールでございますが、平成30年度は
土地利用計画案の検討のほか、現地測量や基本設計などが行われております。
都市計画決定及び変更後の
事業スケジュールでございますが、11月ごろに土地区画整理の組合設立と事業計画の認可を取得し、事業に着手する予定でございます。
令和2年3月ごろに仮換地指定を行い、令和4年度の中ごろから順次、使用収益を開始し、令和5年度末に換地処分を行う予定と聞いております。
最後に、まちづくりの方向性についてでございますが、こちらが現在、準備組合や進出事業者において検討が進められている将来イメージパースでございます。
商業ゾーンは、交流やにぎわいの形成、食材の地産地消、緊急時の支援物資の提供などに資する取り組みを検討されております。
また、物流ゾーンは、緊急時の避難や支援物資の提供などを検討されております。
今後、これらの方向性をもとに、まちづくりの具体的な内容を検討していくこととなっております。
なお、
都市計画道路茨木寝屋川線沿道の平田、玉島、野々宮地区につきましては、地権者の合意形成等が進んでおらず、取り組みの進捗は見られない状況でございます。
以上で、南部地域における
広域幹線道路沿道整備についての説明を終わらせていただきます。
○青木委員長 「平成30年度事業報告及び令和元年度事業計画について」の説明は終わりました。
休憩いたします。
(午後1時27分 休憩)
(午後1時28分 再開)
○青木委員長 再開いたします。
「平成30年度事業報告及び令和元年度事業計画について」、発言なさる方はございませんか。
○安孫子委員 今のご説明をお聞きして、私からは3点ほど聞かせていただきたいと思います。
最初に、中心市街地の
活性化基本計画の作成のところなんですけれども、先ほどのご説明の中で、この中心市街地を大型店との差別化を図って、個性豊かな個店を集めてくるというようなご説明だったと思うんですが、そのときに、平日昼間の利用者に主婦の方が、何かゆったりくつろいでいただけるようなというようなご説明だったと思うんですけど、ちょっと済みません、そこの主婦の方がというところにちょっとひっかかったんですけども、昼間の消費者といいますか、この中心市街地のあたりを利用していただく方というのを、どのように捉えておられるのかなと。
滞在活動の場の創出の目標指標としては、平日昼間の歩行者通行量を指標とするというふうにおっしゃっていましたので、大体どういう年齢層の方がここを利用するというようなことの、まず調査とか把握をされているのかなというのを、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。
○
福田市街地新生課長 平日昼間の主婦の方ということで、例えばということでお話はさせていただいたかと思うんですけれども、今現在、朝夕はJR茨木駅、阪急茨木市駅につきましては、中心地をかなり人の往来があるということで考えておりますけれども、平日の、特に昼間ですね、昼間につきましては、人の回遊も少ないという中で、なかなか通勤、通学者以外の方が街に出てきていただけていないという現状がある中で、例えば、今、中心地におられる主婦の方であるとか、当然、高齢者の方もおられますし、いろんな世代の方がおられると思います。ですので、年代を特定しているということではないんですけれども、一定そういった昼間比較的中心地で活動できる方、比較的出てこれる方、そういった方をターゲットということで今は考えております。
○安孫子委員 ということは、具体的に何か調査とか基づくものがあるというわけではないという感じですかね。
今、主婦とおっしゃったけれども、主婦にもいろいろくくりもありますけれど、やはりこれから高齢者の方がすごく多くなると思いますので、どういうお店を出すかというときには、昼間利用していただける方がどういうところを求めておられるのかというのは、やっぱりその年齢層や世代層に応じても変わってくると思いますので、その辺の何かちゃんとした基礎となる数量的なデータを持たれた上で、そういうマーケティングもされた上で、進出されていくものじゃないのかなというふうに思いましたので、もしそういう具体的な調査がまだだというのだったら、一度そのあたりも検討していただければいいかなというふうに思います。
2つ目をお聞きしたいんですけれども、JR茨木駅の東口の周辺整備の点なんですけれども、今、ご説明の中でいろいろと進捗の状況をお聞きしたんですけど、多分これを聞いていますと、まだこの先5年、10年、もしかしたら、もっと先までかかるかもしれないかなという印象を受けました。
JR茨木駅に関しましては、東口がああやってデッキができて、すごく便利になりましたし、エスカレーターも何基もつきました。駅の中にもエスカレーターができましたので、次、もう市民の皆さんは、じゃあ西口がそういうふうになるだろうと、西口にも順番が来ますからというようなお話をしていましたので、じゃあ、いつなんですかというのをすごく聞かれます。
その中でも一番言われるのは、やはり駅に上がっていくときに、エスカレーターがないですので、やはり最近、高齢者の方とか、いろいろけがされている方とかでも、もう無理やり朝、階段を上がって行かれているような様子をよく見ています。エレベーターだけではなかなか上っておりての時間がかかりますので、やはり少しでも早くエスカレーターを設置してほしいという声はすごく多いんですけれども、この状況でいくと、これ15年ぐらい待たないと無理というようなことなんでしょうか。ちょっとそのあたりの状況を教えてください。
○岸田都市整備部長 JR茨木駅西口にエスカレーターがなく、駅利用者の方々にご不便をおかけしているというのは十分認識しております。しかしながら、エスカレーターを設置するということになりますと、多額の設置費用であり、ランニングコストが必要となりまして、また、国庫補助金の活用もしていくことになると思います。
今、将来、再整備、5年、10年後にするという際には、その補助金の返還なんかも求められるということもありますので、現在、JR茨木駅西口の再整備を検討している現段階においては、まだ設置をするという判断をする状況には至っていないというふうに考えております。
○安孫子委員 でも、今、お答えがまだまだということなんですけれども、実際、バリアフリーじゃないということは、すごく生活にとっても不便ですし、これからもっと高齢化が進むと、やっぱりもっと階段を上っていくのも大変になりますので、確かにおっしゃるように、15年先ぐらいに補助金の返還があるかもしれないですけれど、何とか、もし本当にそんなに先になるんであれば、少しやはりバリアフリーのことも考えていただいて、やはり市民の皆様方の利便性をちょっと考えていただける取り組みとして、できるのかどうかわからないですけれど、とりあえずエスカレーター1基つけてもらわれへんのかなという、素直な気持ちがありますので、そういうお声がすごく大きいということをお聞きいただいて、検討いただけたらと思います。
あともう1つ、阪急茨木市駅の西口の整備のほうのお話なんですけれども、こちらはかなり進めていただいているというのがわかりました。
1つお聞きしたいのは、この
まちづくり学集会についてなんですけれども、これは周辺の市民の方も入っていただいて、いろいろされているということでしたので、まず、専門家以外の方とかだと、どの辺の範囲の方がこの学集会に来られているのかなというのと、自治会さんとか、そんな感じなんでしょうかね。ちょっとその辺がどういう方が入られているのかというのと、どれぐらいの人数でやられているのかということと、ことしもまた6回開催されて、あと2回は終わられているということなんですが、どういうテーマとかでお話をされているのかということと、あとこういうお話の後、都市計画の中にこのご意見というのを取り入れた上で計画をつくられていくのかということをちょっとお聞かせください。
○
福田市街地新生課長 阪急茨木市駅周辺の
まちづくり学集会についてでございますけれども、今現在、出席していただいている方といいますのが、周辺の商店会の方ですとか、自治会の方、また、ソシオの管理組合の方、当然、市の関係部局も参加させていただいているということでございます。
商店会でも、阪急周辺だけではなく、JRの方などにも来ていただくなど、広く参加していただいているということでございます。
人数でございますけれども、回によって多少のばらつきはあるんですけれども、大体20人ぐらい来ていただいているような形かなと。少ないときなんかは10人ぐらいになったりとかいうこともあるんですけれども、大体20人ぐらいということになっております。
テーマについてでございますけれども、阪急のいわゆる周辺の現況や課題なんかを共有させていただいたりとか、あとは駅周辺のまちの特徴でありますとか、課題、実現したいまち、あと思い描くまちを実現するために、駅周辺をどういうようにしていくのかとか、そういったことをワークショップ形式のほうで参加者による意見交換をさせていただいているということでございます。
こうした意見なんかを今後参考にさせていただきながら、今現在、作成しています西口の駅前周辺の整備の機能であるとか、施設配置でありますとか、そういったところに、いただいた意見なんかも参考にしながら、協議を進めていきたいというように考えております。
○安孫子委員 実際どうなんでしょうか、プロの方が考えられる駅周辺のこんな配置というだけじゃなくて、市民の方が入ったことで、何かこんなふうに変わったとか、こういうのがあったとかいう、何かちょっと特徴的なことがあったら教えてください。
○
福田市街地新生課長 実際に商店会の方でありますとか、女性の方のご意見もいただいている中で、やはり日常目線のお声というのですか、特に働いておられる方でありましたら、駅前にやはり、惣菜屋が欲しいとか、いろんなそういう本当に日常の身近なお声をいただける場になっているのかなというふうに考えておりまして、そういったことを少しでも、この計画のほうに移していけたらなというふうには思っております。
○安孫子委員 ぜひ市民の皆さん方の意見を取り入れた形で進めていただきますようにお願いをいたしまして終わります。
○青木委員長 他に発言なさる方はございませんか。
○福丸委員 それでは、私から、説明をお聞きしていて気になった点を質問させていただきます。
まず最初に、
まちづくり会社の関連なんですけれども、当初3月議会では、6月から設立をされて進めていかれるというお話だったんですが、今のご説明で、8月にということになってございます。ちょっとこのあたりが心配だなというふうに感じるんですが、おくれた理由、なぜおくれたのかというところをお聞かせいただきたいと思います。
それから、
まちづくり会社のタウンマネジャーなんですけれど、8月の設立に当たって、今、どういった形で採用をしていこうというふうに考えておられるのか、現状でお示しできる範囲でお答えをいただけたらと思います。
○
福田市街地新生課長 まちづくり会社の設立時期ということでございます。当初、中心市街地のもともと協議会の構成メンバーを中心にということで、そういった方からの出資ということで考えておりました。協議会の会長でありますとか、商工会議所でありますとか、また市ですね。あと大学ということで考えておりましたが、実際にいろんな議論をしていく中で、なかなか今のメンバーだけではいろんな幅広い意見なんかもなかなか出てこないということもございますし、また、ほかの民間の企業の方なんかに入っていただくことによって、よりいろんな自由な活動が展開されていくのと違うかなということで、民間企業なども出資していただけるような形でということで、協議会の中で協議いたしまして、今、商工会議所を中心に民間企業の方にもいろいろお声かけをしていただいて、そういった形で、今、出資者の調整を行っているというところでございまして、若干時期がおくれてきているというところでございます。
それとあと、タウンマネジャーの採用なんですけれども、こちらにつきましては、今後、会社が設立されてから、採用なり人選ということになろうかと思うんですけれども、当然、熱意を持って事業を積極的に展開できる方というのが非常に重要であり、そういった方を確保していくというのが非常に重要だなということで考えております。
市としても、いろんなチャンネルを活用させていただきながら、人材確保について尽力していきたいというふうに考えております。
○福丸委員 今、気になったんですけど、そのタウンマネジャーは、8月に会社が設立されてから募集をかけて採用ということになる、もしかしたら早かったら9月とか10月とか、ちょっと時期がずれた形でタウンマネジャーは採用されるという、そんな認識でよろしいんでしょうか。
○
福田市街地新生課長 正式には、会社が設立されて会社の社員という形になりますので、会社が設立されてからということにはなるんですけれども、実際には、我々もそうですし、今の協議会のメンバーの中で、いろんなそういう人選について協議もさせていただいているというところでございます。
○福丸委員 ということは、8月と同時に調整がついてタウンマネジャーが採用されてスタートする可能性もあるんだなというふうに認識をさせていただきました。
非常にこの
まちづくり会社は、本市にとっても初めての試みで、半官半民で、官庁と民間のよさをしっかり発揮していきつつ、茨木のまちの活性化を図っていっていただけるものと大変期待しておるところでありますけれども。
最初で大丈夫なんかなというふうに、ちょっと心配したもので質問させていただいたんですが、3月でもご指摘させていただいたように、決して官のスピード感のなさとかっていうことが出ないように、民間のスピード感を持って、また創意工夫された、官庁ではなかなか発想しにくい斬新なアイデアを、スピード感を持って進めていっていただけるような会社にならないと、つくる意味はないと思いますので、そこを目指してしっかり、8月ということでございますので、8月から茨木のまちづくりがどんどん、中心市街地が変わっていったなと思っていただけるような、そういう組織、
まちづくり会社をつくっていっていただきたいということで、再度、要望させていただきます。よろしくお願いします。
あと、JR駅前の関係で、ちょっと気になったのが1点、時間がかかるんだろうなというふうには感じたんですが、計画を練っていく上において、やっぱり駅前というと市民の玄関口でもございますので、当然、関係の事業者ということの調整がまず第1ステップだと思うんですけれども、当然、市民の方々のニーズでありますとか、また、他市の駅前再開発の状況をいろいろ調査させていただく中で、いいなと感じるのは、これまで駅前を利用していなかった、通勤、通学でも使ってなかったんだけれども、駅前で新たなコミュニティーを創出していくようなソフトの仕掛けができるような形で、ちょっとした広場を、空間をつくって、何か少年野球とかサッカーチームとか、これまでは駅前は通行していなかったような方たちを呼び寄せるような仕組みをつくっていっているような仕掛けをしている自治体もございます。
そう考えたときに、やっぱり市民の方々の意見とか、またこれまで駅前を利用していなかった人たちの意見とか思いとか、こういったこともしっかり酌みとっていかないといけないんじゃないかなというふうに、最近の各地の自治体の先進事例を見ていますと感じるわけでございますけれども。
このあたりの市民のかかわり方、これは阪急も含めてなんですけれども、本市としては、どのように考えておられるのか、お示しをいただきたいと思います。
○
福田市街地新生課長 区域のほかの方といいますか、周辺の方を含めた、これまで使っておられなかった方のかかわりということでございます。
今現在、区域の中の市も含めた権利者による協議会において、今、計画の検討をさせていただいているというところでございます。
今後、作成パートナーからいろんなそういった提案やノウハウなりを受けまして、より具体的な検討を進めていきたいというふうに考えていますけれども、まずは区域内の方の関係権利者の再整備に対する意向でありますとか意識なんかの醸成を図っていくということが、まずは最重要というふうに考えております。
そうした中で、次の段階において、そういった区域外の市民の皆様方への発信でありますとか意見聴取なんかも行っていきたいというふうに考えております。
あと、広場ということで、今、委員のほうからお声をいただいた中で、当然、今、駅前にそういった憩いの空間であるとか、そういったことも今後考えていきまして、その中で、今、市民の皆さんがいろんなかかわりを持って、そこで新たな交流が生まれるなど、そういった形での展開を図っていければいいなというふうに考えております。
○福丸委員 市民の方の意見も今後しっかり聴取していっていただけるという答弁だと認識いたしましたので、ぜひよろしくお願いをいたします。
あと1点、阪急のほうでちょっと気になったので、お聞かせいただきたいんですが、今、区域には入っていないんですけれども、東側の現在の駐輪場で利用している空間もございます。ここも市として、今後何らかの方向性を持って進めていかれるんだと思うんですが、このあたり、要は分離して、今のこの区域だけ、西側だけの区域だけで本当に考えていいんだろうかというふうに感じるんですね。
というのは、一体感を持たせて、素人考えですけれど、例えば、線路の上をデッキか何かでつないで、西と東の一体感を持たせたほうが、この阪急茨木市駅のにぎわいづくり等々を考えたときにいいんじゃないかというようなことも、もしかしたらあるんじゃないかなというふうに感じますので、はなから分けて別々で考えるよりかは、今の現段階においては、そういった一体感を、何かほかの道路整備等々を、下部の整備とかも含めて、そういう可能性というのを排除せずに、市としても検討していかれるのがいいんじゃないかなというふうに感じるんですが、本市の見解をお示しいただきたいと思います。
○
福田市街地新生課長 今、阪急のほうでは、西口の、先ほどお示しさせていただいた区域の中で検討させていただいているというところでございます。
しかしながら、今後、将来のことも見据えた中で、東口も、エリアに入れるかどうかは別としまして、東口の将来のあり方なんかも踏まえた中で、西口の整備検討を行っていきたいというふうに考えております。
○青木委員長 他に発言なさる方はございませんか。
○畑中委員 まず1点目に、
中心市街地活性化基本計画についてお聞きしたいんですけれども、1つ目が、資料の中に9点の主な事業が上げられているんですけれども、11月に認定も行われる予定の中で、その後、国からの補助金というのが、9つの事業の中でどのように茨木市として補助金の活用を考えておられるのか、事業別について、お聞かせいただきたいと思います。
それから、2つ目に、中心商業機能の質の更新ということで、4番が茨木市
創業促進補助事業なんですけれども、これ改めて、もうちょっと具体的に事業の内容をお聞かせいただきたいのと、この1番から4番の事業のうち、4番の比重ですね。どの程度の比重で考えておられるのか。重要な柱と考えておられるのか、その点について、お答えいただけたらと思います。
○
福田市街地新生課長 今回の基本計画の認定によりまして、どういった国の補助が受けられるかということでございますけれども、今考えておりますのは、
まちづくり会社が今回
クリエイターズマーケット整備事業でありますとか、商店街のにぎわい空間整備事業なり、店舗誘致事業ということでやる中で、経済産業省が出しております、地域まちなか活性化・魅力創出支援事業費補助金というのがございまして、そういったものも対象になってくるかなというふうに考えております。
こちらにつきましては、あくまでも、
まちづくり会社への直接の補助ということになっておりまして、経済産業省の審査を経て、認められた場合に取得できるということになっております。
あと、茨木市
創業促進補助事業ということでございますけれども、こちらにつきましては、市の単独の補助ということになっておりまして、飲食店でありますとか、小売店舗の新規創業に対しまして、開業に要する経費を補助するということで、そういったことで創業を促進して、商業機能の更新を図るものでございます。
あと、今、申し上げましたような形での、この1番から3番の事業ですね、こちらが
まちづくり会社でやっていくような事業になっていまして、あと、5番の
道路空間活用事業というのがございまして、こちらは、計画の認定を取得することによりまして、道路の占用特例が活用できるということになっております。
そうしたことから、現在、道路として位置づけられておりますような、
いばらきスカイパレットでありますとか、阪急茨木市駅西口の2階デッキでありますとか、そういったところに、オープンカフェが設置できるとかといったことによって、市民の皆さんが求められているような居心地のいい空間を創出することができるということ。そういった形での道路占用の特例が、今回の
中心市街地活性化基本計画の認定によって使えるということでございます。
4番の茨木市
創業促進補助事業についてでございますけれども、こちらにつきましては、今、現時点でも商工労政課のほうでこういった補助をしているということでございまして、引き続き、こちらの事業につきましては、今現在もあるんですけれども、継続してやっていくということでございます。
○畑中委員 先ほど他の委員からの質問にもあったんですけど、この中心商業機能の質の更新のところで、言葉として主婦の方というのが代表的な事例として挙げられたんですけれども、その中で、やっぱり全体的に、やはり買い物客、そこへ来て、お金を出して利用するという方をもっと呼び寄せるということを第一義的に考えてはるのかというのを、ちょっと確認のためにお答えいただきたいです。
その対象は時間の余裕のある学生でもいいですし、高齢者の方が中心でも、もっと高齢者に魅力のある施設ができれば、もっとたくさんの高齢者の方が集まってくるかもしれません。子育てをされている、言葉がいいかどうかわかりませんけれども、主婦の方、そういう方が寄ってこられるというのは、事業としてあるとは思うんですけれども、それを否定はしないんですけれども、そこまでなのかというところなんです。
新たな価値の創造というところでいえば、それ以上の発展のことを考えておられるかどうか、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。
先ほどお聞きした国の補助金の活用ということで、1番、2番、3番の事業については、お答えいただいたんですけれども、5番については、そういう規制緩和の利点があるということで、そうしたら、国の補助金の活用を市が直接受けるか受けないかにかかわらず、考えているのは1番から3番のみで、ほかの4番は単独事業、5番から9番も
中心市街地活性化基本計画による国の補助金の活用は考えておられないのかということを、ちょっと確認のために、お聞かせいただきたいと思います。
○
福田市街地新生課長 商業の質の更新というところでございます。
実は今回、
中心市街地活性化基本計画をつくるに当たりまして、市民の皆さんにアンケートを実際とっております。そうした中で出てくる意見といいますか、中心市街地をどんな方が訪れているのか、どれぐらいの時間を訪れられているのかという中で、非常に滞在時間が短いということで、本当に銀行であるとか、買い物、あと、市役所に来るとかですね。用事を済まされたら、結構もうぱっと帰られるとかという傾向が見えてまいりましたので、そういった実際に出てこられている方でも、なかなか中心市街地に滞在していただいていないという現状がある中で、そういった方に、本当にほっとくつろいでいただけるような空間であるとか、居心地のいい空間なんかをつくっていくことによりまして、そういった意味での新たな価値の創出ということになるんですけれども、そういった形で、できるだけ中心市街地に皆さんが来ていただければというふうに思っております。新たな方についても、来ていただきたいというふうに考えております。
補助金についてなんですけれども、もともと文化複合施設の整備事業につきましては、中心市街地の計画に位置づけるということと、あと、立地適正化計画における都市機能誘導施設として位置づけるということによって、そういった都市再構築戦略事業による交付金を受けるということが可能でありますけれども、いずれを活用するのが望ましいのかということで、これまで検討を行ってきた中で、一応、国との協議によりまして、都市再構築戦略事業による交付金を受ける方向で、今、調整を進めているというところでございます。
○畑中委員 続けて、JR茨木駅西口の駅前周辺整備検討について、お聞きしたいと思います。
これはちょっと市民からのお話を聞いての質疑なんですけれども、この資料を見て思い当たるのが、茨木駅前ビルの動向の中で、一番下の平成29年1月の
管理組合臨時総会にて再開発事業による建てかえ推進決議と、区分所有者数ベース、約72%、持ち分割合ベース、約88%、これがちょっと今回ちょっとお聞きしたいと思うんですけれども、個別の駅前ビルの住戸の方のところに、コンサルタント会社の社員が訪問して、判こをもらうのに、もらうまで帰らないというような強引な迫られ方をしたというお話でした。
そういう事例がもし仮にあったとしたら、非常に大きな問題だし、この整備については、市も一定かかわっておりますし、今後そういう中で、市の補助金なんかも可能性がある中で、そういう住戸の方に自由な意思形成を圧迫、阻害するような、事の進め方というのは、非常に不適切ではないかと考えるんですけれども、その辺について、茨木市は把握しておられるのか、それとも、これは民民のことなんで、直接とは言われるかもしれませんけれども、やはりそういうことが起こっているのは、それは問題ですので、市として実態把握も必要だと思いますし、そういうことが起きないような、市としての対応も必要かと思うんですけれども、お答えいただきたいと思います。
○
福田市街地新生課長 これまで、駅前ビルの管理組合の方々と今回こういったJRの西口の再整備に関する協議なんかは、今までいろいろ行ってきております。
しかしながら、市でありますとか、市の委託業者が直接その権利者の方に、何か印鑑による同意を求めるとか、そういったことは現時点においてございません。
しかしながら、これまでの駅前ビルのほうで実施されている再整備の検討委員会に、コンサルタント会社が入っておられたという中で、どういったことがあったかということは、我々としては、現時点で把握はしていないということでございます。
○畑中委員 把握しておられないということで、改めて私のほうからは把握していただきたいと、問題があったとすれば、それについては是正の対象、市としてできるものについては、やっていただきたいというふうに改めて意見したいと思います。
JRの問題については以上ですが、追加で、先ほどほかの委員からもありましたけれども、5年、10年、それ以上にかかるという中で、私も改めて、10年かかるんやったら、やっぱりエスカレーター1基つけてもいいんじゃないかと思うんですよ。ですから、ぜひ改めて積極的に検討していただきますように、私からも意見したいと思います。
それから、阪急の茨木市駅西口の問題についてもお聞きしたいと思います。
こちら、資料3の一番右下の市のところで、事業化案の確認、調整ということで、事業化案を作成していく中で、一定、市もかかわっていくと思うんですけれども、今回具体的な事業化案が出てくる中で、これまでモデル案というか、事業化案の案という形で一定そういう資料が作成されておって、その中でも一定の概算事業費なり資金計画なり、そういう資金面についての計画はあったと思うんですけれども、その中で、やっぱり市の負担というのも、一定想定されたと思うんです。
そういう中で、その案から今回、事業化案という形で、案の案から事業化案という形で進んでいくに当たって、茨木市として、公的負担の内容について、どのような対応で臨まれる考え方なのか、お聞きしたいと思います。
○
福田市街地新生課長 西口の事業費ということでございますけれども、現在、概算事業費につきましては、ある程度、施設計画の定まった段階におきまして、
事業パートナーと協議していくということに、今後もなっていくかなというふうに思います。ことし中には算出する予定ということになっております。
あと、額につきましても、当然、市の負担、公的負担ですね、そういったものが過大なものにならないように、市民の皆さんの理解が得られるような形になるように、今後協議していきたいなというふうに考えております。
○畑中委員 ことし中に概算で出てくるということですか。今年度中、ことし中。資金計画も含めた事業化案が示されるのは、今のところ、いつごろを予定しておられるのか。改めてお聞かせを願えますか。
○
福田市街地新生課長 あくまでもまだ概算ということでございますけれども、一定の施設計画が定まった段階でということになりますけれども、今、目指しておりますのは、年内を目指してやっていきたいなというふうには考えております。
○畑中委員 JRと阪急の駅前の、いわゆる再開発のことについて、一定ちょっと私のほうからも提案というかさせていただきたいと思います。
これはどちらも、言ってみれば、超高層ビル、上に超高層タワーマンションを前提とした計画ではあると思うんですけれども、我が会派としての提案として、こうした駅前の再開発について、両駅ですけれども、低層低容積型の再開発への転換を求めているということです。土地を公共が取得して事業費の財源として事業化する手法をとれないのかということを模索していただきたいと思います。
高度利用、超高度利用しなければ、事業採算がとれないのかという観点から、今、大量の保留床を第三者に処分して再開発事業費を回収する図式があるんですけれども。
これ、関東では、いっぱい行われていて、事例には、いとまがないんですけれどもね。そういう判で押したような、どこの駅でも行われているような、そういう再開発ではなくて、保留床を売って事業費を確保する、ほかには公的資金もたくさん、じゃぶじゃぶ入れられてしまうんですけれども、こういう保留床ではなくて、保留地を処分する図式を模索して、再開発ビルを比較的低層、低容量で採算がとれる事業に転換していくと。
超高層ビルによる再開発事業に膨大な市の補助金を事業費に突っ込むくらいでしたら、そのお金を公有地をふやす方向で事業計画を見直して、増加した公有地を緑のオープンスペースとして、心休まる周辺景観環境の構築や市民の憩いの場、防災上の活用にも取り組むべき方向に転換すべきであると、今回は意見、とりあえず第1弾として意見したいと思います。
再開発については以上です。
最後に、南目垣と東野々宮地区の進捗状況、これは前回の特別委員会でもお聞きしたんですけれども、その後のことについてちょっとお聞きしたいんですけれども、事業ゾーンについては、その後、何か動きがあったとしたら、ちょっと教えてください。
○
福井都市政策課長 事業ゾーンのその後なんですが、具体的な協議は市のほうは、まだ何も受けておりませんので、進展はないというように思っております。
○青木委員長 他に発言なさる方はございませんか。
○河本委員 それでは、端的に何点かお聞きしたいと思います。
まず、1点、
中心市街地活性化基本計画の中で、先ほど9つの事業の説明もあったわけですけれども、今後、近々で比較的関心が強いなと思われますのは、やはり阪急茨木市
駅西口駅前周辺整備、この点だろうと思うんですが、ここのところと、この
道路空間活用事業、ここはどういうふうにリンクしてくるのか。この辺をまず1点お聞かせをいただきたいと思います。
○
福田市街地新生課長 今回、
中心市街地活性化基本計画の中で、阪急なりJRの駅前のデッキということで、道路空間活用に位置づけております。
阪急西口の再整備自体は、まだ今後もう少し工事完成までに期間がかかるというそういったこともある中で、中心市街地の魅力、特に駅前なんかの魅力を高めていきたいというところで、まずは今の現時点であるスカイパレットでありますとか、阪急の西口なんかの道路空間を、今回、中活の特例を使うことによりまして、居心地のいい空間なり、そういったしつらえをしていきたいというふうに考えております。
○河本委員 そうしましたら、続きまして、資料3の阪急茨木市駅西口駅周辺整備の件ですけれども、今後のスケジュールということで、当面のスケジュールをここに出していただいていると思うんですが、今後の事業着手まで、どういった、これでもうすぐ事業着手ということでいけるのか、まだ、ほかにもやるべきことがあるのか。その辺につきましては、大きなスケジュールは、どのようになっていますでしょうか。
○
福田市街地新生課長 阪急茨木市駅西口駅周辺整備の今後のスケジュールということでございます。
こちら資料のほうにも書かせていただいておりますように、今年度、駅前ビルのほうで超高層建築物の関係の基本方針を取りまとめていただくということと、事業化案を作成していただくということになろうかと思います。
そうしたところで、我々としましては、この事業化案の確認、特に施設の計画でありますとか、概算の事業費とか、そういったところを確認をさせていただいた中で、そうした中で審議会による意見聴取なんかもやっていけたらなというふうに考えております。
そういった手続が順調にいけばということでなんですけれども、その後、令和2年度に審議会での意見聴収を2回ほどしまして、計画決定のほうを進めていくということになろうかと思います。
それが順調にいきますと、その後、事業認可なり権利変換計画認可なりということに進んでいきますので、その後、工事ということになろうかというふうに思っております。
おおむね一年一年という単位で、それらの計画期間が必要になってくるということでございます。
○河本委員 そうしますと、事業着手には、例えば令和元年度、令和2年度、令和3年度ぐらいのそういう間を見て、令和4年度ぐらいからの事業着手ぐらいの見込みなのか、そういう観点でしょうか。
○
福田市街地新生課長 令和3年度が例えば事業計画認可なり、令和4年度が例えば権利変換計画認可なりということで、おおむねそれぞれの手続に1年ぐらいは、やっぱりかかりますので、最短で令和5年度とかということになろうかというように思います。
○河本委員 これまでからもそうですけれども、非常にスピード感が少し、私どもも思っておりました理解と比べますと、やはり随分かかるんだなと、もしくは、かかっていきそうだというような観点を感じるわけですけれども。これはもう少しスピードアップができるんじゃないかなという、そういう印象も持っているところもあるんですが。
例えば、この1番のポイントあたりが最近にこの直近のところに来ているんじゃないかと思うんですけど、課題として、こういったところを早くやれば、もう少しスピード感を持ってやれるんじゃないかというような、そういう課題というのは、どういったところにあるんでしょうか。
○
福田市街地新生課長 これまで、駅前ビルのほうといろんな協議をさせていただいているというところでございます。市のほうとしましても、駅前広場なり市営の駐車場ということがありますので、いろんな協議をさせていただいているんですけれども。
これまで、駅前ビルとだけ、協議、当然、関係機関はあるんですけれども、行ってきているんですけれども、実際にこういった事業をやっていく中では、当然、多額な公金投入をしていかないといけないということになりますので、そういった中で、市民の皆さん方のご理解を得るために、今も周辺の方と
まちづくり学集会とか、そういったことをやりながら、ご理解をいただくような形で、今、取り組んでいるというところでございます。
ですので、実際に事業をやっていくに当たって、そういった公金支出に対する費用対効果という、そういったものをしっかりとやっていかないといけないのかなというふうに考えておりまして、そういったあたりを進めていくことがやはり課題かなというふうに思っております。
○河本委員 今、公金支出の話も出ましたんですけれども、先ほどの話では、例えば都市再構築戦略事業の交付金ですか、そういったようなものも活用するようなお話もありましたけれども、例えばここのところを公金を使うという観点については、やはり理解が非常に必要だろうと思うんですが、そういう面では、早目早目にどんどん概算的なものもできましたから、これでというよりも、もっと早目早目に協議もしていただいて、どのぐらいの規模になりそうなのか、国からどのぐらい交付金等を引っ張ってこれそうなのかというようなことを、できるだけ早く示していただくということが大事じゃないかなと。
要するに、これ、大体概算ができて、そこからまた話をして、また延びちゃうんじゃないかと、そういう危惧もあるわけでして、できるだけ今年度内に、ある程度、こういう委員会も通じながら、できるだけ理解が進むような示し方もあるんじゃないかと思いますけれども、その辺はぜひご検討いただければというふうに思います。
それからもう1点、この超高層建築物の立地に関する基本的な方針に合致していることの取りまとめと、こういうことでございますけれども、昨年から随分、この検討もされてきまして、特にその中で、例えば公共公益性、その中には、例えば公共整備、都市機能の誘導、広場機能の充実、周辺環境への配慮と、こういうようなこともありますけれども、こういったことも、早目早目に、もう課題といいますか、検討する部分がはっきりしておりますので、ここら辺も、事業者さんのほうで、母体さんのほうでできてきて、そこから一つ一つやるというと、またこれも時間かかるんじゃないかと。
ですから、できるだけ早目に、市も協力をしながら、事業が進むような取り組みもできるんじゃないかと思うんですが、その辺の取り組み方というのは、どのように考えておられますでしょうか。
○
福田市街地新生課長 超高層建築物の関係ということでございますけれども、今、駅前ビル側からの検討案ということでは、今、南側なり一定そういった高層棟とかいうことも検討されている中で、現時点では、高さとか、そういったものは決まっておりません。しかしながら、実施する、こういったことを仮に実施していくということになりますと、この「超高層建築物の立地に関する基本的な方針」というところに合致していることの整理というのが必要になってきます。
そうした中で、今、パートナーさんなり権利者さんのほうと、そういったところの整理というのをやっていくということで、こちらのスケジュールのほうにも書かせていただいているんですけれども、合致していることの取りまとめというのをやっていくということで、そういった手続なんかも進めながらやっていくということでございます。
結局は、最終的に
都市計画審議会の中で、そういったことが議論されるということで必要となってまいりますので、そういったことがスムーズに進むように、今の段階からやっていっているということでございます。
○河本委員 この「超高層建築物の立地に関する基本的な方針」と、ここにも私もかかわってきたわけでございますけれども、特に、例えば先ほど申しました公共公益性の中で、周辺関係への配慮ということになりますと、ここに書いてありますけれども、例えば環境とか景観とかっていうことにもかかわってくるわけですけれども、これがまた後になって振り出しに戻るような動きにならないといいんじゃないかなという危惧をもともと持っておりまして、実際にこの基本方針をつくると同時に、こういったところについては、高層の建物に関しては、ある程度もう環境ですとか、景観みたいなことも同時並行で、別途議論を進めておかれて、いざ出てきて、
都市計画審議会でもって、またここら辺がごちゃごちゃなるような話にはならないような仕組みも大事じゃないかなと思っておるわけでございます。
できるだけ市として想定できるようなところについて、市の側としての検討ができるところにつきましては、早目早目に検討していただいて、また、ご相談なんかがあれば、そこも協力しながらやっていくという、そういう両輪で進むような、やっぱりしっかりいい方向に、いい事業となるような形をぜひ進めていっていただきたいなと、また、スピーディーにやっていただきたいなと、そのように要望して終わりたいと思います。
○青木委員長 他に発言なさる方はございませんか。
○萩原委員 私のほうからは、1番の
中心市街地活性化基本計画のところの、他の委員からもあったんですけれども、タウンマネジャーとか事業実施プロデューサーの選任ですね。
そこで、お話を聞いていると、これからどういう形で選んでいくかというところで、そもそもの主婦がどうだとか、誰に来てほしいのかとか、そこら辺がすごい具体的ではないというか、ターゲットがはっきりしていないのかなという中で、今回の、どういう人を呼び寄せたくて、市内の人なのか、市外の人なのか。そんなん含めて、それをマネージする人を選ぶというので、もう一回お聞きするんですけれども、どうやって、何を選任していくのか、どういう基準で選任されるのかというのをお示しください。
○
福田市街地新生課長 この
まちづくり会社のタウンマネジャーについてということでございます。こちらにつきましては、今後、
まちづくり会社が設立されてからの具体的な条件を含めての人選という形になりますし、まだ具体に誰をどうということはございません。
そうした中で、今、当然、この
まちづくり会社といいますのは、市だけで設置するものではなくて、商工会議所なり、民間なり、大学なり、協議会の会長なりということで、いろんな方が出資していただいた中で設置していくということになっておりますので、そのあたりの人選についてどういった方がというところも踏まえて、今後いろんな議論を会社の中でやっていった中で、採用していきたいというふうに考えております。
○萩原委員 これから決めていくということだとは思うんですけれども、ちょっとどういう出資割合になるのかわからないんですけれども、当然、市の意向というのは非常に強いのかなと。
あと、
中心市街地活性化基本計画の中心商業的機能の質の更新というので、①からある中で、これを進めていく上で重要なプレイヤーになるのが
まちづくり会社だと思っているんですけれども。そもそもの主婦という表現がどうかという話があったんですけれども、そういう人たちを誰を呼ぶのかというのがはっきりしない中、そういうことを進めても、ふわっと進んで、余り効果がなかったねっていう形にならないように、ターゲッティングというのをもうちょっとはっきりと方針として打ち出していただければなというのを、これ要望して終わっておきます。
資料のJR茨木駅西口、あと阪急茨木市駅西口ですかね、ここら辺のところは、スピード感を持ってというところは一緒ですので、細かい話をいろいろ聞きたいのはあるんですけれども、駅前がずっと変わらないというので、市は何しているんだろうというのを、市民の皆さん共通の理解かと思いますので、ぜひスピード感を持って進めていきたいなというのと、これも西口のエスカレーター、いつ西口関係とかですね、JRのほうですね、事業化されるのかわからないような状況だとは思いますので、補助金がどういう切られ方をするのか、返還するのかわからないんですけれども、使用期間に応じてとか、計画期間に応じて、減価償却じゃないですけど、エレベーターとか20年も30年も減価償却あるようなものとは思えないので、十何年かかるんなら、早目にやっちゃってもいいんじゃないのかなというのを思いますので、ここもできれば進めていただきたいなというのは、これも要望として上げておきます。
○青木委員長 他に発言なさる方はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○青木委員長 以上で、「平成30年度事業報告及び令和元年度事業計画について」の協議を終わります。
次に、「行政視察について」、ご協議をお願いいたします。
休憩いたします。
(午後2時24分 休憩)
(午後2時26分 再開)
○青木委員長 再開いたします。
本特別委員会は、10月23日(水)から24日(木)まで、福井県福井市の「福井駅西口中央地区第一種市街地再開発事業について」、石川県金沢市の「片町A地区第一種市街地再開発事業について」を調査することでご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○青木委員長 ご異議なしと認め、そのように決定いたします。
なお、調査事項につきましては、委員長に一任願います。
以上をもって、本日の特別委員会を散会いたします。
(午後2時27分 散会)
以上、会議の顛末を記載し、茨木市議会委員会条例第27条の規定により、ここに署名する。
令和元年7月19日
市街地整備対策特別委員会
委員長 青 木 順 子...