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平成14年民生産業常任委員会( 3月19日)
平成14年建設水道常任委員会( 3月19日)

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  1. 茨木市議会 2002-03-19
    平成14年建設水道常任委員会( 3月19日)


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    平成14年建設水道常任委員会( 3月19日)   1.平成14年3月19日(火)建設水道常任委員会を第三委員会室で再開した 1.出席委員次のとおり   委員長  大 谷 敏 子   副委員長 村 井 恒 雄   委  員 朝 田   充   委  員 井 上 勝 美   委  員 福 里 俊 夫   委  員 中 村 信 彦   委  員 西 田   孝   委  員 茂手木 幹 久 1.欠席委員  な  し 1.説明のため出席した者次のとおり   助  役 野 村 宣 一   水道事業管理者 田 村   哲   市理事  中 島 俊 行   建設部長 辻 本 元 衛   建設部理事 中 口 庸 昌   建設部次長 黒 川 勝 和   建設管理課長 廣 重 伸 二
      建設管理課参事 郡   幸 蔵   道路交通課長 杉 浦 慶 二   道路交通課参事 松 本   隆   道路交通課参事 吉 川 信 彦   建築課長 笹 川   隆   建築課参事 大 野 欽 市   公園緑地課長 上 田 泰 史   下水道課長 坂 口 晃 司   水路課長 齋 藤   保   建設部次長ダム推進課長 吉 田 喜 信   ダム推進課参事 江 原 竜 二   ダム推進課参事 岡 部 真 治   都市整備部長 段 野 清 良   都市計画課長 上 野 敏 明   都市整備部次長開発指導課長 阿 田 幸 男   都市整備部次長建築指導課長 矢 田 健 二   建築指導課参事 中 島 悦 雄   都市整備部副理事兼彩都推進課長 石 橋 忠 男   彩都推進課参事 尾 花 英次郎   彩都推進課参事 吉 田 俊 見   都市整備部副理事兼用地課長 廣 澤 健 次   用地課参事 赤 沢 秀 一   水道部長 北 川 一 夫   総務課長 市 川 和 夫   総務課参事 鎌 田 恭 二   総務課参事 中 内   宏   営業課長 大 砂 憲 治   工務課長 森     平   水道部次長兼浄水課長 丸 山   巌 1.出席事務局職員次のとおり   議事課長代理 村 西 正 夫   議事課主査 石 原   亨 1.委員会において審査した案件次のとおり   議案第22号 平成14年度大阪府茨木市一般会計予算          ┌第1条歳出中 8款土木費  ┐          │11款災害復旧費(3項土木施設│          │災害復旧費) 第3条債務負担│          └行為            ┘   議案第27号 平成14年度大阪府茨木市公共下水道事業特別会計予算   議案第28号 平成14年度大阪府茨木市水道事業会計予算     (午前10時00分 再開) ○大谷委員長 ただいまから、建設水道常任委員会を再開いたします。  現在の出席委員は8名でありまして、会議は成立いたしております。  休憩いたします。     (午前10時00分 休憩)     (午前10時00分 再開) ○大谷委員長 再開いたします。  これより議案の審査を行います。  昨日に引き続き議案第22号を議題とし、質疑を続行いたします。 ○福里委員 茨木市民のみならず、近隣都市の皆さんから府下各地から出かけてこられる当市の一大イベントとして定着いたしました、さくらまつりにかかわって、お尋ねをいたします。  年々、参加者もふえ、企画の膨らみや施設対応にそれなりの予算が必要と推察いたしますが、平成14年度では1,768万8,000円の予算が計上されています。前年度と比較してどれだけの増加があったのか、平成14年度予算の使途及び前年度と比較して増加した理由をご説明ください。  次に、土地区画整理事業についてお尋ねをいたします。  東奈良に関しましては、間もなく完了と聞いておりますが、島、西豊川の進捗状況をお示しください。  次に、阪急南茨木構内エレベーター設置事業について、お尋ねをいたします。  現在、駅テナント用エレベーターが1基設置されておりますが、小型でラッシュ時等の不便さは、かなりのものがあります。そういうことから駅利用者にとっては、まことにうれしいニュースであります。聞くところによりますと、平成14年度1基、平成15年度で2基の設置ということでありますが、設置場所と規格はどうなっておりますか、お尋ねをいたします。  次に、阪急南茨木駅関連で1つお尋ねいたします。ニッショーストア側から駅までのアクセスとして、中環陸橋下の通路を整備していただいたのですが、現在、歩行者と自転車、バイクと3区分をされています。利用者のマナー問題だと言ってしまえばそれまででございますが、歩行者区分に自転車やバイクが乗り入れ、トラブルが絶えません。何か有効な手だてを講じてほしいという市民の訴えを聞きます。現状をどのように把握しておられるのか、お答えをいただきたいと思います。  次に、議案外になるかもわかりませんけれど、街路樹台帳管理システム構築事業について、お尋ねをいたします。  まず、事業の概要をお示しください。この事業での雇用就業者数は何人になりますか。  1問目、以上です。 ○上田公園緑地課長 さくらまつり実施事業につきましては、本年度予算1,768万8,000円でございます。前年度が1,657万4,000円で92万1,000円の増額となっておりますが、これにつきましては、会期期間中の周辺の駐車対策等に要する会場警備の経費が主なものとなっております。 ○上野都市計画課長 土地区画整理事業の各地区の進捗状況でございますが、まず、東奈良地区につきましては、平成10年度から14年度までの事業として今鋭意進めておりまして、平成13年度におきまして、道路の築造工事等を進めております。現在、現地におきましては、区画道路なり、あるいは都市計画道路の整備はほとんど終わっておりまして、来週から道路の舗装工事に入るということで、この3月末をもってほぼ終える予定でございます。新年度につきましては、あと植栽等の工事、あるいは道路の開放に向けましてのそういった安全対策等を進めまして、道路の供用を図り、土地利用の使用収益の開始も行っていくという状況でございます。したがいまして、今年度、平成14年度でもって事業が完了するということでございます。また、島地区につきましては、平成11年度から18年度までの事業として事業を実施しております。仮換地の指定も終えまして、現地におきましては、現在、主に道路区域におきまして道路の路床工事なり、あるいは下水道の工事を鋭意進めているところでございます。面積31ヘクタールという、かなりの規模の事業でございますが、現在、ほぼ全面的に区域でそういった下水道工事を進めているという状況でございます。今後、区画整理工事を鋭意進めまして、平成17年度ぐらいの整備を目標に現在進めているということでございます。  また、西豊川北地区につきましては、平成11年度から平成15年度までの事業として進めております。現在、道路の築造工事、あるいは主に地下埋関係で下水道、水道、あるいはガス管の敷設工事、そういったこと進めておりまして、一部道路の外構工事なども進めていくということでございまして、平成14年度、本年度におきまして、ほぼ整備を終えたいという形で、現在進めさせていただいておるところでございます。  以上でございます。 ○杉浦道路交通課長 阪急南茨木駅構内のエレベーターの関係でありますが、現在、阪急南茨木駅におけるエレベーターは、東側の阪急共栄店舗の中にコンコースの改札の外へ1基設置されております。  福祉のまちづくりの観点から、高齢者とか交通弱者が安心して利用できる駅舎として改善する必要があることから、南茨木駅にエレベーターをつけるわけでありますが、まず、場所につきましては、駅の構内から下り梅田方面へ1基です。これが平成14年度、次年度にコンコースから京都方面、駅の西側から今度はコンコースへ上がるほうに1基を平成15年度に考えております。具体的な設置場所につきましては、今阪急のほうで検討していただいております。  何人乗りかのエレベーターの規模につきましては、今現在、何人乗りか把握しておりませんので、よろしくお願いいたします。 ○吉川道路交通課参事 阪急南茨木駅のニッショーのストアから阪急のほうへ行く中央環状線の下の歩道ですけれども、平成12年度の道路維持工事で行いまして、地元のほうから、そこは露天商が多いということで、露天商を排除するために歩道とそれから自転車道と設けました。ただ、歩道を真ん中に広くとったせいで、自転車とかバイクが通るということもありましたので、連合自治会長と、それから東奈良の小学校の校長さんとも一応立会して現地のほうを見聞しましたけど、そのときは真ん中へ通る人、乳母車の人とか、そういう方は大変喜んでおったんですけれども、ただ、バイクとかそういうのが通りますので、今後、標識とかそういうのでトラブルの解消を図りたいと考えております。  以上です。 ○上田公園緑地課長 街路樹台帳につきましては、本市におきまして道路緑化等の推進が図られておりまして、年々その数量がふえております。この街路樹につきましては、年々成長もあり、道路標識とか隣接家屋、また、一般的な冠水等の管理につきまして、的確に把握する必要があります。このために大阪府市町村緊急地域雇用特別基金の補助事業といたしまして、14年度に台帳作成をするものでございます。  その内容につきましては、街路樹を有する街路延長が約76キロメートル、街路数は120路線について調査をいたします。樹木の種類や規格状況等を路線ごとに現地調査をし、それを道路台帳としてデータベースに蓄積し、一元的な管理を図るために必要な事業であると考えております。  この事業による雇用就業者の見込みでございますが、1日当たりの労働としまして、延べ2,518人、実人数で37人、そのうち新規雇用就業者数につきましては、1日の雇用としまして延べ1,500人で実人数は15人を見込んでおります。  以上でございます。 ○辻本建設部長 先ほどの南茨木駅のエレベーターの規模でございますけれども、当然、車いす仕様となりますので、人数で言いますと11人以上という形を考えております。 ○福里委員 さくらまつりについて二、三いろんな話を聞いておりますので、ご紹介してみたいと思います。  まず、桜を楽しみ、だんごを楽しむ。こういうさくらまつりでありますが、長い時間おりますと、どうしても一番の大敵が砂じんが舞い上がるということであります。ご承知のとおり、あれだけの人が移動するわけですから、無理もないと言えば無理もないわけでありますけれど、できれば適当な時間帯に散水をするとかいう方法がとれないものか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。  次、トイレでありますけれど、さくらまつり南会場に即して述べますと、既設のトイレが3か所、そして、ここ一、二年の間見ておりますと、期間中にたしか仮設トイレが2か所設置されるかと思います。質、量とも大変不十分でありますので、十二分の対応をお願いしたいと思います。  なお、既設トイレの日常の管理についてですが、極めて不十分でありますので、せめて5メートルのホースが1本でも備えてあれば、近所の市民の皆さんがボランティアで清掃をするという声もありますので、この点いかがでしょうか。  次に、会場の中に小川がございまして、ちょうどコボリマンションの前でありますけれど、高齢者の方が天気のいい日には、そこへ出かけて非常に楽しんでおられるわけでありますけれど、さくらまつりの前後を通して、その期間中は水が流れているわけですけれども、それが過ぎてしまうと、いつしか水も流れなくなっている現状があります。この点についてもう少し長いスパンの中で考えていただくことについて、お尋ねをいたします。  それから、中央環状線のアクセスの件でありますけれども、ただいま答弁ありました点で、何かいい知恵がありましたら、またよろしくお願いしたいと思います。  それから、土地区画整理事業についてでありますけれど、今後の予定があれば、お示しをいただきたいと思います。  以上です。 ○上田公園緑地課長 さくらまつりの砂じんの関係でございますが、桜通りの中の園路につきましては硬化舗装をしておりますが、その他の植樹帯につきましては、ほとんど草が生えているか、地面があらわれている状態でございまして、春は特に乾燥しますので、砂じんやら砂ぼこりが舞い上がる状態もございます。ただ、この散水につきましては、広い範囲でございますし、散水車とかホースでまくことも考えられますが、できる方法について今後研究してまいりたいと考えております。  それと、トイレにつきましては、特に金曜日、土曜日、日曜日の来園者の多い時間帯につきましては、並んでおられる状態になります。今までそれで一応対応してきたわけでございますが、設置箇所数については、ちょっと付近の状況等を考えますと、困難な面もございますが、その箇所にトイレの数をふやすという方法も考えられますので、今後ことしの状況も見ながら対応してまいりたいと考えております。  それと、ボランティアで管理していただける考えにつきましては、市のほうもそういう考えは大変地元の協力を得るということは好ましいことでございますので、今後そういう団体がございましたら、ホースとか、はけ等の提供をいたしまして、やっていただけるようにお願いしたいと考えております。  それと、水の流れ、小川でございますが、本年3月、今月ですね、ポンプを交換しておりますので、今後は常時流れるような状態になると考えております。  以上です。 ○上野都市計画課長 今後の予定ということでございますが、現在この3地区を進めておりますが、現在のところ新たな土地区画整理事業につきまして組合施行で実施するものにつきましては、今のところ具体的な予定はございません。今後、地元等でそういった取り組み等が進められる場合におきましては、市としても検討してまいりたいと考えてございます。 ○福里委員 桜通りの現状についてでありますけれども、やはりせっかくつくったそういう小川、滝ですね、やっぱり所期の目的を達成するように市民の憩いの場として福祉的にも考えても当然、年じゅう水が流れている、そういう形をとっていただきたいというふうに考えます。  それから、トイレの件につきましては、私も先週ソフトボールしましてトイレに入ったわけですけれども、それはトイレの中にへばりついた、そういう状況でありますので、もし、そこにホースでもあれば、私でも清掃できるということですので、ぜひともなんかそういうボランティアを活用したりして、きれいにしていくことを考えていただきたいというふうに考えます。  それから、土地区画整理事業についてでありますけれども、具体的にはないということでありますが、ときに玉島のほうで整備事業が進まないかなという声を聞きますけれども、そういう点については聞いておられないでしょうか。  以上です。 ○段野都市整備部長 区画整理の新たな地区の今後の考え方でございますが、やはり計画的な市街地整備を図る手法として、土地区画整理事業都市計画の母と言われておりますように、手法としては地域とともに取り組めるという点からも踏まえまして、最高の手法であるというふうに認識しております。  本市、かねてこれまで約100ヘクタールの地区につきまして区画整理事業を完了させていただいて、一定の取り組みをさせていただいているわけでございますが、今後につきましては、本市、約半分が調整区域ということもございまして、今後、調整区域の計画的なまちづくりを進める手法として、その区画整理事業の手法は十分念頭に置いておりまして、したがいまして、今後、市街化区域への編入と合わせまして、地域の取り組みと含めて十分念頭に置いていきたいというふうに考えてございます。  ご指摘ございました玉島地区につきましては、現在、調整区域の状況でございますので、次期の線引きにおいて地元の取り組みの状況も踏まえまして、十分検討はさせていただきたいというふうに考えてございます。 ○上田公園緑地課長 桜通りのトイレにつきましては、定期的に業者委託等で清掃いたしておりますが、1週間となっておりますので、その間に汚れることもございます。今、ご指摘のボランティア等のことも含めまして、管理体制を考えてまいりたいと考えております。  それと、水の流れにつきましては、冬の期間、11月から2月までは気温の関係もありますのでとめておりますが、3月から10月の間は常時、水が流れるようにという形で管理に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。 ○大谷委員長 他に質疑はございませんか。 ○茂手木委員 私のほうから何点かお尋ねさせていただきます。  私のほうの考えなり結論を申しあげますので、それに対する担当者のお答え等もいただきたいと思うんですが、まず、道路政策について、阪急茨木駅島線の問題ですが、今回、工事費が計上されております。銀行の前のあのややこしい交差点を直してくれるのかと思ってたんですが、どうも南のほうの道路、つくっても何の効果もないところをやるようでございます。ましてやそれも擁壁だけだということで、6,300万の計上をしておりますけれども、なぜそういう、つくっても10年先までこれ使えない話です、この道路は。なぜかと言いますと、これがもし貫通すると、まず橋をかけないといけない。橋をかけたとしても、次の道路を右へ行けば島の村の中へ入っていきます。左へ行けば野々宮の細い道へ走っていきます。その真っすぐ十三高槻線につながって初めてこれは効果が上がるはずなんです、この道路というのは。ところが、ここは区画整理でやる予定になっているわけです。ということは、ここの480メーターか何か知らんけども、工事をやるということで、なぜそういう工事をするのか全く理解ができないわけです、私としては。なぜそういうことになっているのか、ぜひご説明をいただきたいと思います。
     それからもう一つ、道路で畑田太中線、これは工事をしていただける、これは非常にいいことだと私は思っているんですが、この環状線との接点はどうされるのか、利用はできるのか、この道路をつくって。そのことも、お聞きしておきたいと思うんです。あそこ環状線のですね、向こうへ渡れるようにということで、相当、昔から信号をつけて行けるようにという強い要望もしてきたんですが、警察がふんと言いませんので、高架からすぐ下りての信号というのは非常に危ないとかいうようなことで、いまだにつけませんでしたけれども、今回、どうもこの地図を見る限りでは環状線まで道路ができそうですので、どうするのか、その辺のこともぜひ明らかにしていただきたいというふうに思います。  それから、沢良宜野々宮線の問題についてですが、この計画道路をきちんと、今、中途半端で全部残っているんですね。代表質問でも言いましたけれども、この沢良宜野々宮線なんか美沢を通すということは、いかにも南部地域に、要するに生活形態が変わるわけです、あの道路ができることによって。バスを走らすことによって、お年寄りや若い人たち、障害者の方なんかはバスに乗って南茨木に行けるわけです。それからまた、JRまで行こうと思ったら行けるわけです。そういうバスコースが考えられるわけです。議員さんの質問にもありましたけれども、巡回バスとか、コミュニティバスとかいっておっしゃってましたけれども、そういうことが可能になってくる。そういう意味においても、この島線、今、近畿大阪銀行も、前ですけれども、今もうつぶれてありませんけれども、そこからずっと南のほうを見ていただいたらわかりますけれども、何の障害物もありません。山田先生の家まで。  市が努力してやられたと僕は思うんですけれども、よく聞いてみたら、土地まだどこも買ってませんというようなことを言ってましたけれども、土地買わへんのに、もう道あいてるんです。そういう実態であります。そういうことも含めて、この水尾三丁目からJRの東口までのバス、これ、非常に好評なんです。これはもう皆さんも御存じだと思うんですけど、なぜ好評なのかと。要するに今までバスがあそこを走ってないんです。  それで私もしょっちゅう乗ります。阪急茨木市駅のほうへ、くりっと回ってJRへ行けば、すぐなんですけれども、一周回るんです。戻って行きますから。それでも便利なんです。そういう意味において、ここの島線の完成も急がれるということで、これの取り組みについての担当者の決意のほどをよろしくお願いしたいと思います。  途中に何かパッカー車が3台も4台も最近とまっているんです。何であんなものがとまるようになったんかと思ってるんですけれども、ごみのパッカー車です。パッカー車いうんですね、圧縮機。地主が貸しておられるのかどうかわかりませんけれども、そのように全部空き地になっておりますので、精力的に買収に取り組んでいただきたいとお願いしたいと思います。  それから次に、桜通りの問題ですが、先ほど福里議員のほうからございました。この桜通りについては、本当に大阪府下100選にも選ばれ、茨木市の顔と言われるようなところでもあるわけでございますので、ぜひさらにグレードアップして、そして、市民が茨木に桜通りというすばらしい通りがあるんだと、もっと言っていただけるような形で整備をされたらどうだという観点から、夜間照明とかいうようなことも言っているわけです。大体、朝とか夜という時間ですね、朝、今やったら5時半ぐらいから物すごい人が歩いてますから、私も歩いたことありますのでよく知っておりますが、夜は夜でたくさんの人が歩いています。  その人たちが異口同音に何を言うか、暗いと言うんです。本会議の答弁では、50メーターから60メーター間隔に置いてると、公園灯を。何で置いてるねんやろ、50メーターから60メーター、何で20メーター間隔でせえへんのやろというふうに思うんですけれども、そういうことも含めて、もう趣旨はわかっていただいてると思いますので、ぜひグレードアップできるような形でお願いしたいと。夜間照明なり、そういう公園灯については、コンサルか業者かなんかに委託して、どういう形でしたらいいのかということを今ちょっと相談してますという話を担当者からお聞きしましたけれども、その話聞いたん、たしか2年前だろうと思うんですけれども、去年やったかな、どっちかなと思ってますけれども。また、ことしもそういうことであるということをおっしゃってるんで、ちょっと長すぎるんちゃうかというふうに思うんですが、その辺のこともご答弁お願いします。  それから、先ほど砂じんが回るということでおっしゃってました。私もあそこ散策します。本当に土が細かいです。歩いたら靴真っ白けになります。雨が降ったらくちゃくちゃで歩けません。自転車が通りますから。今、舗装というのは物すごくいい舗装があるのは御存じだと思うんですね、皆さんプロなんだから。そういう舗装に対しても前向きに検討したらどうですか。散水なんていうことを言わないで。そして、ほこりが回るから周りの緑が皆真っ白なんですよ。  だから、遊歩道だから土に置いておいたほうがいいという考えもあるのはわかります。だけれども、それがために歩いている人に迷惑をかけたり、雨が降ったらくしゃくしゃになったりしたら、今は昔みたいな舗装じゃございませんので、浸透性もあるし、いろんな色のカラー舗装もあるし、そういうのを研究して、ぜひ取り組むべきだと思うんですが、どうでしょうか。  それから、計画道路に今、新庄町のところにぽつんと出ております。ことし工事するということで予算計上されておりますが、ぜひ取り組んで、あそこちょうど1年前ぐらいですね。死亡事故があったの御存じだと思うんですけれども、高校生が亡くなったと思います。早速うちの水野議員がせめて明るくしたってくれという要望をしたところ、きょう、きちっと立っております。見事な街灯ができて、対応が早いというふうに私は感じておりますけれども、あれだけで、あそこの暗いところまで光が届くかなと思ってちょっと心配なんですけれども、前に看板がありますから。夜、見させてもらいますけれども、ぜひ確認もしといてください。そういうことよりも早くバックさせて道路をつくるのが先決ですけれども、ぜひそこも頭に入れてやっていただければというふうに思います。  あちこち行きますけれども、次に、府営住宅と大池団地の問題、双葉府営住宅も14年から17年の建て替え施行に大阪府は入れておりますので、本会議の答弁では入ってませんというような、そういう質問してませんので、建て替えの予定がないというようなことをおっしゃってましたけれども、入っておりますので、一回、府に聞いていただければいいと思うんです。大池団地も入っています。そういうことで片方は府営住宅で、片方は公社ですけれども、茨木市にとってはそういう公的住宅でございます。これは、特に双葉町のほうは駅前でありますし、広いですね、敷地的には。だから、十分に茨木市としても駅前の都市景観なり、都市の利便性とか豊かさとか、いろんなものをやっぱり考えて、大阪府と十分詰めて、なるほどと、茨木市の駅前は本当にすきっとしたなというようなことになるように、ぜひ茨木市は茨木市の考えを持って府との交渉をしていただきたい。茨木市は決して大阪府の下請けじゃございませんので、その辺、何か大阪府から言われると、茨木市は上位官庁というのもあるかもわかりませんけれども、やはり皆さんも自信を持って大阪府と話をしていただきたいと思います。例えの話がありますけれども、今、話題になっております桜通りなんていうのは、大阪府の敷地やったんです。あれを時の役所の人が買いに行ったときに大阪府の役人が何を言うたと思う。あそこを一般に売れば、大阪府はもうかるんやと、だから、おまえらに売られへんというようなことを言った部長がおるんです、大阪府の。それに対して、その当時の担当の人は、どなたと言いませんけれども、そんなばかなことを言う、そんなん相手にでけへんということで、勝手にあの事業を始めたんですよ。大阪府の許可なんかなしで。それぐらい根性持って仕事はすべきやと思うんです、自信を持って。後から、あれは買い取ったんです。大阪府から茨木市が。そういう経過もあります。ぜひ大阪府のこういう計画に対しても、茨木市のまちづくりなんです。大池団地もああいう、今住んでいる人に失礼かわかりませんけど、あれはその時代の最先端の建物だったかわかりませんけれども、今から思ったら、箱がずっと並んでるだけですから。もっと緑をふやし、もっと住む人が豊かに感じるような大池団地にもできると思うんです。そういう意味において、ぜひ大池団地の建て替えについても、茨木市は茨木市なりの考えを持って取り組んでいただきたいというふうに思います。さらに言いますと、玉櫛府営住宅、三島府営住宅、福井府営住宅、全部、当初計画より今回減らすみたいです。茨木市の住宅政策にもかかわる問題です。減らして、ほんならその土地どうするねんと。いや、どうするかわかりません。民間に売られて、変なとは言いませんけれども、好きなようにされたんじゃ、たまったもんじゃない。その辺もきちっと、やはり担当の考えを持って大阪府と交渉をぜひしていただきたい。うちにも府会議員おりますので、府会議員にも言ってますけれども、やはり担当の皆さん方はそれなりに仕事をしていただいておるんですので、皆さんは皆さんの考えで、ぜひ取り組んでいただきたいと思うんですが、その辺のことをお聞かせ願います。  それから、街路灯のことなんですが、特に街路灯、府道が暗いんです。大阪府の今までの街路灯に対する考え方は歩行者には電気を当てない、要するに街灯をつけないんです。基本的な考え、大阪府というのは。今回からひったくりが余りにも多いもんですから、歩行者に街灯が当たるように金を出すと言っているんです。府が直接やる事業ではどうもないらしいです。茨木市が委託を受けるか、その補助金を取ってきてやるか、何かそのようなふうに聞いているんですが、ひったくり対策としての府の街灯に対する助成に対して、どう把握されているのかということをお尋ねします。  それから、細街路計画、これは非常に茨木市の誇りでもあり、すばらしい施策だというふうに、これは日本全国で茨木市だけですのでね、こういう施策をやっているのは。これに対して非常に一生懸命やっていただいているんで、茨木市は本当にいいまちづくりができております。そういう中でちょっと引っかかることがあります。今までそういう細街路計画に基づいて、隣が空き地の場合はその空き地にひっつけて道路をつくってあるんです。ところが、その空き地を何か開発するときに、そのままつないで道路をつくるのが普通なんです。だからそれが計画なんですけれども、ところが、そのままつながないで、そこだけまた別な開発をして、道路がそこで行きどまりというような箇所が何か所かあるんですけれども、この間もそういうとこにマンションが建ちましたけれども、どういう形で指導していただいているのか、取り組みしていただいているのか、せっかく細街路計画に協力して、いいまちづくりをということで開発者がちゃんとしたのに、後から開発する人が、それを引き継がないで勝手に開発してしまうというたら、前の人に申しわけないと思うんです。公平性に欠くと思うんですけれども、その辺はどうでしょうか。  それから、これは経過だけちょっと聞かせといてください。彩都に建てる小学校、都市基盤整備公団がやるそうですけれども、経過だけちょっと、なぜそうなるのか、いまだかつてこういうことがありませんでしたので、お教えいただければ。  それから、交通指導員の問題でございますけれども、この交通指導員の導入のきっかけは、中央公園の下に駐車場をつくって、そこに誘導していくというのが、ある意味での目的であったと。駐車場をつくりましたから、そっちへ行ってくださいというようなことも含めて、交通指導員に対して委託をしてやったと思っているんですが、どうも最近、全く効果がないようです。こんなところに、変な言い方ですけど、これやめるとまた雇用問題が出てきますのであれですけれども、効果があるように、やっぱり警察と連携をすぐとるとか、その人自身に権限を持たされないけれども、その人がもうこれは悪質やと思ったら、すぐ警察を呼べるぐらいの、警察と連携をとっておくとか何かしないと、今のままでは何かお金むだ遣いしてるような気がしてしようがないんです。だから、そういうようなこともぜひ考えていただきたいと思います。特に、鮎川線なんて商売やとかいろんな形でとめたりなんかで、ある程度はやむを得ないかなと思ったりもするんですけれども、僕は一番この市内で走っていて思うのは、阪急駅に真っすぐ行く東口のところにパチンコ屋さんがありますけれども、あの向かい同士にパチンコ屋があるんですけれども、あそこにパチンコ屋の客が置いておるわけです。あそこは阪急駅から出てくる車もありゃ、右折する車が右へびゃっと走ってくるしね、前は信号でつかえてるし、非常に危ないとこなんです。空港バスが出入りするし、ところがあそこに必ず両側にとまっているんです。どこの人がとめてるんやと思うたらパチンコ屋の人がとめておる、お客さんが。ところが、あそこで交通指導員がやってるようなあれ見たことないんですけれども。ポリボックスが向かいにあるんだから、すぐ来い言うてできるぐらいにやっぱりしてほしいです。西田議員もおっしゃってた、あの地域も非常に駐車多いとこですけれども、夜間駐車が多いということで、本会議でしたか、答弁されて、水尾なんかも多いという一つに入っているという答弁をいただきまして、あんまり、私も自治会長させていただいておりますけれども、そういうのが二、三おります。ところが取り締まっているの見たことないです。車庫法で取り締まってるとおっしゃってるんですが、車庫法というのは厳しいんですよね。この取り締まりに引っかかると。他府県のナンバーがとまっております。この人たちどうやって車検受けてるんかと思うぐらい、必ずとめているという人がいます。そういうような細かく目を見てやっていただきたいということで、ぜひ警察にも協力を求めていただきたいというふうに思います。  1問目、以上です。 ○杉浦道路交通課長 阪急茨木駅島線の関係でありますが、府道三島江茨木線以南の未整備区間1,102メーターの整備につきましては、府道三島江茨木線から水尾三丁目のニチモグリーンタウンまでの区間につきまして、路線測量及び丈量図の確定作業が終わりまして、昨年度より用地交渉に着手しております。現在の用地の進捗状況でありますが、平成14年2月末現在で10.7%の進捗となっております。また、貨物線から高瀬川の区間290メーターにつきましても、ほとんどの用地が確保できまして、この区間につきましては、まちづくり総合支援事業という形で国費をいただいておりまして、平成14年度に文化財の発掘調査及び道路の詳細設計、擁壁工事を考えております。なお、十三高槻線付近につきましては、区画整理事業として今現在、都市計画課のほうで取り組んでもらっております。  次に、畑田太中線の関係でありますが、畑田太中線につきましても、もうほとんど大半の用地が確保できた関係で、新年度に道路の詳細設計を出すとともに、道路の工事及びここも文化財発掘調査がございますので、文化財の発掘調査を考えております。ここの畑田太中線中央環状線との接続の関係でありますが、畑田太中線につきましては、守口方面から池田方面への本線と接続しますが、守口方面からの下り勾配が終わって、すぐに畑田太中線に取り次ぐ関係もございまして、本線から左折はできません。畑田太中線に入ることができませんので、側道からの左折という形になります。そういうことで、この道路の利用につきましては、丑寅、蔵垣内、天王地域の人の交通アクセスとして利用していただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、茨木鮎川線の4工区、茨木高校の前のところでありますが、ここにつきましては、茨木高校が先日、用地が契約できましたので、今の民団等のところを残して買収できておりますので、茨木高校のところと、それから堀の本屋さんまでの間で新年度工事を考えております。なお、残っている区間ですが、今、街路灯がついた区間でまだ買収できてないところにつきましては、早期に用地買収に取り組んでいきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○上田公園緑地課長 桜通りの照明につきましては、樹木等により照明が届かないところもございますので、必要な箇所につきまして増設してまいりたいと考えております。  また、園路につきましては、現在、真砂土の硬化舗装をしておりますが、劣化しているところもございますので、今後、舗装の方法についても検討してまいりたいと考えております。  以上です。 ○辻本建設部長 府営住宅の建て替えの関係でご答弁をさせていただきます。  私も若干内容までつかんでなかったんですけれども、確かに今、ご指摘ありましたように、大阪府営住宅のストック活用計画の中で、茨木鉄筋等が位置づけされております。当然、これらにつきましては、開発協議もございますが、事前に協議もございますので、その場で市の考えも述べていきたいと思います。なお、特に本会議でもお答えいたしましたが、双葉町の鉄筋住宅につきましては、立地的にもいい場所にありますし、面積も約6,300平米ほどあるというふうに認識しておりますので、いずれにしましても、今後、府の情報を十分つかみまして、市としての対応を述べていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○段野都市整備部長 島線の用地買収の状況につきましては、ただいまの道路交通課長の杉浦課長からお答え申しあげましたように、10.7%ということで鋭意努力をさせていただいているところでございますが、今後とも重要な路線の認識のもとに精力的に用地買収を進めてまいりたいというふうに考えております。  ご指摘ございました水尾一丁目付近でのパッカー車の出入りの状況で、新たな道路計画の中でのそういった状況はどうかと、こういうことでございます。  用地課職員が日参して用地買収に取り組んでいる中で、そういう状況も確認をさせていただいております。その中で土地所有者にこの状況も確認させていただきましたところ、いつでも退去できるような形での契約行為ということで、この3月末には契約行為を解除したいという地主さんの意向であるというふうに聞いておりまして、用地買収につきましては、4月以降に具体の交渉に入らせていただくという約束もいただいている状況でございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○廣重建設管理課長 府道の照明の件でありますが、新聞紙上にも出ておりましたが、大阪府では汚名返上に向けて、来年度から安全なまちづくり条例を制定して予算を計上し、対応していくとのことでありますが、詳細についてはお聞きしておりませんので、早期に詳細等協議してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。 ○阿田開発指導課長 細街路整備につきましては本市独自の事業といたしまして、土地の所有者の皆様方のご協力によりまして、その計画を進めておるところでございます。しかし、マンション等の建設によりまして行きどまりの状況にあることも把握をしておりますが、それぞれ土地をお持ちの皆様方の土地利用の関係で、やむを得ず計画どおり直線で細街路が整備できにくいという状況にはありますが、その場合につきましては、線形の変更等を講じまして、細街路の行きどまりの解消に努めておるところでございます。今後もそうした形で、可能な限り道路というのは直線のほうが望ましいわけでございますので、直線でご協力いただけるよう、その指導に努めてまいりたく考えておりますが、やむを得ない場合につきましては、線を変更いたしまして土地所有者の協力のもと、良好なまちづくりのために細街路整備事業に取り組んでまいりたいと考えております。 ○吉川道路交通課参事 交通指導員についてお答えいたします。  茨木市の違法駐車の防止に関する条例に基づきまして、阪急茨木駅周辺からのJRの茨木駅周辺において交通指導員を配置して違法駐車の防止の啓発チラシとか、または違法駐車の警告ステッカーを張ったり、特に悪質な違法駐車には茨木警察署のほうに通報し、レッカーの移動等の排除活動を行っております。しかし、駅前とか鮎川線、沿道利用されている商品の車が多いんで、なかなか効果はもうひとつかなと思って、警察のほうへも要請しております。また、この4月から茨木警察署の交通指導課の指導係のほうで、駐車違反の摘発のための職員を増員されたと聞いておりますので、なお強く茨木警察署のほうに駐車違反防止を要請してまいりたいと考えております。 ○辻本建設部長 一定の答弁を参事のほうから申しあげましたが、特にご指摘のありましたパチンコ店等の駐車対策でございますので、いずれにしましても警察との連携を密にすることが大変重要やと思っておりますので、そこらに力を入れて取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。 ○杉浦道路交通課長 沢良宜野々宮線の件でありますが、これも本会議でありましたけれども、公害調停が関係住民から提出されておりますが、法の手続に基づき取り組むとともに、沢良宜野々宮線につきましては、計画決定からかなり日がたっており、近隣地域の交通、防災等の観点からも現在においては、より必要と考えております。また、予想していたよりも市街化が進み、沢良宜野々宮線の必要は増していると考えておりますので、一日も早く本件道路を開通させていきたいと考えております。 ○尾花彩都推進課参事 彩都の小学校建設の計画決定についてお答え申しあげます。  現在、小学校、(仮称)第32小学校でございますが、市において実施設計を行ってございます。来年度、平成14年度の下半期からは、いよいよ具体的な建設に向けて取り組み手続を進める予定でございます。これにつきましては、かねてから公団の資金融資制度である公団立替制度の活用を見込んでございまして、建設に当たりましては、現在のところ公団への工事の委託といった方向で検討を進めてございます。この検討理由につきましては、公団が持つこれまで数多く開発を手がけて、その中で公共建築物等の施設工事を手がけてございます。こういったノウハウの活用と、何より平成14、15年度とまちびらきに向けた所要の工事がかなりふくそう、重なり合ってまいります。そういった造成工事や他の施設建築工事が込み合う中で公団が総合調整をしながら、我々の小学校についても建設工事を進めてまいるといったメリットがあろうかと考えてございますので、よろしくお願いいたします。 ○茂手木委員 新和町のところのこの島線だけは、まちづくりをするって、まちなんか今言ったように、その道路をつくれば混乱するだけです。何でか今説明したでしょう。補助金が出ますからやりますと、これ高瀬川で行きどまりです。高瀬川に橋かけたって、その次のところの道路というのは狭い道路で、右へ行けば島の真ん中ですれ違いできないところへ行くんです。僕はしょっちゅう通りますからわかってますけれども、左のほうへ行ったら野々宮のほうへずっと入っていくんです。それで十高線につながるんです。ここ整備して何がまちづくりですか。超大型車があそこに駐車してましたから、どけていただいたんは本当に感謝しておりますけれども。もっとほかにお金かけるとこあるん違うかということを言いたいわけです。あそこの松ケ本線なんかでも、大分セットバックして広がってますけれども、フラワーポットか何か知らんけれども、いっぱい置いて邪魔になるだけです、あんなものは。道路形態にちゃんとしてあげたらいいじゃないですか、市民のために。自分の家の前に道路は広くなっているけれども、何か知らんけど、舗装された上にぽんぽんぽんぽんとフラワーポットみたいなんが並べられている。先ほど申しあげた近畿大阪銀行の前の四つ角だって網をして木を置いて非常に危ない。そういうところを先にしたらどうですかと私言いたい。  まちづくりで、どんなまちづくりをするんか知りませんけれども、ここ道路つくったって車走れないです。走れるんですか。だから言ってるんです。擁壁だけつくるんでしょう。文化財やって擁壁をつくって、補助金が出るからといって補助金1,400万です。1,400万であとの残り市費です。本来走れへん道路つくるんですか。それを言ってる。税金というのは、少し入れて最大の効果を上げるというのが皆さんの仕事だと僕は思っているんです。それをまた我々が言っていくのが議員やと思っています。税金投入しといて2年たっても5年たっても効果が出てこないというのは、そんな税金の使い方、僕はだめだと思っているんです。税金というのは1,000万投入すれば5,000万ぐらいの効果があるというぐらい自信を持って皆さん仕事していただきたいと思うんです。ここに6,000万も投入するのに、この道路いつ通るかわからんという、通れないでしょう。行きどまりなんだから。両方に家があるのかいうたら、別に家ないでしょう、あそこ。家あるとこ知ってますけれども、だれやっていうことも。その人とあんまり関係ないんです。周りの人が迷惑だ。何でそんなとこにまちづくりって、何かまちづくり進んでいるんですか、あそこ。前から言ってるんです。ここ一生懸命土地買いはって、今度また工事する。どうしても納得できないです。これ、できたからいうて、ほんまに使えるんだったらいいですよ。どこかへ抜けれる道があるとか、どこかへ入っていけるとかいうんやったらいいけど。平和堂のとこから真っすぐだあっと南へ突き当たって、そのまま道真っすぐ行ったら行くとこありませんよ。貨物線の下、手前右へ行くか左へ行くしかないです。そこから先はもう道ないんですから、その道をつくる言うてるんでしょう。つくったらどこかへ行けるんやったらいいですけれども、それも川で行けないんです。途中に葦原小学校のところにつなぐんですか。葦原小学校の道につないでも結構ですけども、ここはつないだらいかんとこ違いますか、学校の通学路で。その辺ちょっと厳しく税金の使い方をチェックやっぱり考えてほしいです。もっと効果のあるようにやっていただきたい。長年もう目の前にちょっと整備、きれいにしてくれたら、歩道とか道路形態にしてくれたら、本当に毎日がきちっと生活ができる状態にあるところをいつまでもほったらかしといて、西中条奈良線もそうですやんか、あこも大分セットバックしてはります。そういうとこをやっぱりきれいにしてあげたらどうですか。こういう金があるんだったら。そういうことを言ってるんです。まあどうするかはお任せしますけれども。  それから、桜通りについてはぜひ歩道の舗装とか公園灯とか、いろんなグレードアップということを頭に入れて、市民に本当に自慢していただけるような形での力の入れようといいますか、そういう形で取り組んでいただきたい、というふうに思います。  府営住宅は、ぜひ駅前のことでもあるし、大池団地も広うございますので、こちらはこちらで絵をかくぐらいの気持ちで、こっちの絵をかいたとおりにそっちがやれというぐらいの気持ちで、大阪府に接していただきたいというふうに思います。  玉櫛、三島、福井のこの住宅変更で土地が余ってどうするかわからんというのも、きちっと詰めといていただきたいし、詰めてほしいです。どうするか。ぜひお願いしておきます。  それから、街路灯については、そういうことで府道が暗いし、府がそういう予算も取っているようですので、ぜひ一回聞いてみてください。  細街路計画については、マンションを建てたりした場合に、それはやむを得ないとは思います。だけど全く対応してないようなとこもあるんで、それはちょっと勘弁してほしい。何かちょっと対応してほしい。でないと、今まで協力をしてもらっている人に申しわけないと思うんです。逆に言うたら。一戸建てでも、それできてないとこあるんですよ。1か所はできてるけど、変な道になってますけども、これは原因何やということわかってますけれども。そこから、もうちょっと向こうへ行くと、もう全然できてないというとこもあるんですわ、一戸建ての開発で。横はきれいにできてるんです。そういうところもあるんですけれども、これは個々にいろんな事情があったんだと思うんですけれども、全体として、先ほど答弁にもございましたように、線の変更でもやむを得ないとは思いますから、ぜひそういう協力していただいて、良好なまちづくりをしていただいている人に説明ができるように、きちっと指導もしていただきたいと。後から開発する人に、ぜひお願いしたいと思います。これは要望としておきます。  都市基盤整備公団に小学校建てていただくんですが、発注されているんですか。市が発注しているんですか。今回私ども言ってるのは、これは文教と違いますので、余り学校の内容まではちょっと言えないんですけれども、彩都にふさわしい学校をつくってくれというようなことも言ってますので。ただ、茨木市で大開発いろいろ山もやりましたけれども、市の学校を市がつくらないというのは初めてですので、その辺メリットがあるというふうにおっしゃってますので、メリットを期待して、よろしくお願いしたいと思います。  それから、交通指導員の問題ですが、交通指導員が来たら大変やと市民に思わすようにやっぱりしてあげてほしいんです。今、違いまっせ、交通指導員が来たら、あれちゃうねん、ちゃうねんと、ええねんあんなもんということになってますので、やってるほうも精ないです、逆にね。だから、指導員が来たら、やっぱり気つけなあかんでと、今は許されるけれども、次はあかんでとか、そういう何かやっぱり考えてほしいと思います。効果のあるように。税金毎年7,000万ぐらい使っているはずなんですね、たしかこれで。だから、7,000万も使ってるんだからね、ぜひ効果のあるようにお願いしたいと、これもお願いとしておきます。  それから、新庄町については、これから土地の買収に入るということで、ぜひ早く取り組んでほんまに目立つとこですので、ぜひ、いろんな関係も聞いておりますけれども、精力的に取り組んでいただきたい。  島線のほうも10%といいますけれども、もういいです。しっかりとよろしくお願いいたします。 ○杉浦道路交通課長 JR貨物線付近から高瀬川の区間でありますが、ここにつきましては、今、都市計画のほうで行っております島の土地区画整理事業とあわせまして、まちづくり総合支援事業という国費のメニューがありまして、この補助金をいただいております。ほとんど用地も買収ができてきたわけでありますが、今までも用地買収につきましても、一定の補助金をいただいて実施してきております。新年度の工事につきましては、先ほどちょっと申しましたように、文化財の発掘調査と擁壁工事をいたします。まだ道路供用までには至りません。高瀬川の接続するところの水路につきましても水路の詳細設計をもう出しまして、この南側の区画整理事業の完成が17年度末と聞いておりますので、完成時期につきましては、その補助金を有効に利用して、できるだけあわせたいといいますか、供用をできるだけそれとあわせて整備していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○辻本建設部長 状況につきましては一定課長からもご説明申しあげましたが、今後の取り組みといたしましては、確かに既に用地が確保できて、まだそのままというふうな状況もございますので、ご指摘の趣旨も踏まえまして、最少の経費で最大の効果を念頭に取り組んでまいりたいと思いますので、よろしくご理解をお願いいたします。 ○茂手木委員 新和町の住宅なんですが、この南側の区画整理の工事が17年というふうにおっしゃってますが、今の状況では17年にはできないと僕は踏んでるから質問してるんで、島の今、本体のほうやって、大体17年ぐらいをめどに今取り組んでますけれども、こっち側のほうはまだ何もしてないでしょう。だから、私が言いたいのはそういうことなんです。そこが貫通しないと、ここに金を投入した意味が全くない。あと3年も4年も5年も全く効果が出ないから、もっと効果のあるとこに行ったらどうですかということを指摘しただけでございます。やるとおっしゃって、もうやめろというわけにもいかんでしょうから、橋のなんか計画までやってるようですので、えらい進んでると思って聞いとるんやけど、それぐらいほかのとこも進めてほしいです。本当に。ほんまに効果ないとこなんです。混乱するで、あんなとこに車走らせたら。  それと、さっき聞くのちょっと忘れたんですけど、畑田太中線は環状線から左折はできないので、合流だけは側道からしてもらうと。出ることはできるんやね。ということは左折はできると。右折はできないんですか。こっちの門真のほうへ行く。そこはつなぐんですか。だから、こっちから行く、小川町のほうから行く、突き当たりになってますね、あそこは貫通するんですか。できないようでございます。ぜひ貫通をしていただかないと、この計画道路は目的を達しないということになります。今言ってるバスなんかで走らせようと思えば、あれを真っすぐ小川町へ来ればJRでも行けるわけです。貫通できるように努力してほしいと思うんです。これ、警察が言うてると思うんですけども。そうやってつなぐほうもただつなげるんで、ぜひその辺はどうなのか、なぜだめなのか。変な言い方ですけれども、こっちの茨木の南茨木の全体から池田のほうに行こうと思えば、どこ通ります。ないんですよ。美沢のとこをくりっと回るしかないんです。環状線へ出ようと思ったら、今、野々宮線やっていただければ、そこへまた出れます。今度はそこの今言ってる畑田太中線へ行けば出れます。そういうことで、ここは早くつないでほしいということは言ってたんです。そういうこともあって。もうちょっとそこを説明していただければというふうに思います。 ○大谷委員長 休憩いたします。     (午前11時10分 休憩)     (午前11時11分 再開) ○大谷委員長 再開いたします。 ○辻本建設部長 畑田太中線中央環状線との交差のところでございますが、先ほども課長のほうからも答弁させていただいておりますが、構造的に確かにもう御存じだと思うんですけれども、おりてきてすぐ接続していると、このような形になっておりますので、接続につきましては、いろいろ警察とも協議をしておるんですけれども、なかなか難しいというのが現状であります。しかし、今後もさらに何とか、例えば直接つながらなくてもバイパス的に、今でも曲がってバイパスで通って行ってるんですけれども、その辺の交通の流れも検討いたしまして取り組んでまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○茂手木委員 今の場所については、もう計画をだれが練ってたんやというて、昔、僕も質問しましたけれども、本当にそういう計画を持ってきて、それで自分で追い込められて、それでできないという、本当にまずいことやってるわけです。だけど、そういう状況にあって、市民をまた危険な目にも遭わせられないということもあります。いろいろあるんですが、やはり何とかそこを生かして、多額の税金を使って道路をつくったんですから、ところが全然それが効果が上がらないという、そんな不細工な話はないと思いますので、ぜひ何らかの形で効果が上がるように努力していただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○大谷委員長 他に質疑はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○大谷委員長 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。  これより採決いたします。  本件、原案のとおり可決すべきものと決定することに賛成の委員の起立を求めます。     (起立する者あり) ○大谷委員長 起立者多数であります。  よって、議案第22号中、当委員会に付託された部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたします。  休憩いたします。     (午前11時13分 休憩)     (午前11時30分 再開)       ───────〇─────── ○大谷委員長 再開いたします。  議案第27号「平成14年度大阪府茨木市公共下水道事業特別会計予算」を議題といたします。  提案者の説明を求めます。 ○坂口下水道課長 議案第27号につきまして説明を申しあげます。  本予算は、安全で快適な生活環境を創出するため、都市の基盤施設であります下水道の拡充を念頭に市街化調整区域への整備促進と、彩都関連の公共下水道整備に着手するとともに、水洗化の普及促進及び適正な維持管理に留意し編成したものでございます。  それでは、その内容につきまして予算書の38ページの歳出からご説明申しあげます。  まず、1款下水道事業費、1項下水道管理費につきましては、人件費のほか事務執行に要する経費及び安威川、淀川右岸流域下水道組合維持管理分担金、公共下水道建設負担金、流域下水道建設負担金並びに中央、安威、大池各ポンプ場と管渠の維持管理費等に必要な経費でございます。  次に、44ページの2項下水道整備費につきましては、勝尾寺排水区ほか6排水区の管渠布設工事等でございます。  次に、46ページの2款水洗便所普及費、1項水洗便所普及費は、水洗化普及対策に必要な経費でございます。  次に、48ページの3款公債費、1項公債費は、下水道事業に伴う市債の元金及び利子の償還金でございます。  次に、50ページの4款予備費につきましては、不測の事態に対応するため計上いたしております。  続きまして、歳入につきましてご説明申しあげます。14ページをお開きお願いします。  1款分担金及び負担金、1項負担金は、本年度新たに賦課を予定している区域を含めた下水道事業受益者負担金の収納見込額を計上いたしております。  次に、16ページの2款使用料及び手数料、1項使用料は、下水道使用料の収納見込額を計上いたしております。  次に、18ページの2項手数料は、排水設備等指定工事店登録手数料などの下水道手数料でございます。  次に、20ページの3款国庫支出金、1項国庫補助金は、補助基本額の50%を計上いたしております。  次に、22ページの4款繰入金、1項一般会計繰入金につきましては、一般会計から下水道会計への繰り入れでございます。  次に、24ページの5款繰越金は、前年度からの繰越金でございます。  次に、26ページの6款諸収入、1項延滞金加算金及び過料につきましては、水洗便所改造資金貸付金の延滞金を見込んでおります。  次に、28ページの2項市預金利子は、預金利子を見込んでおります。  次に、30ページの3項貸付金元金収入は、水洗便所改造資金貸付金の償還収入を見込んで計上いたしております。  次に、32ページの4項雑入は、下水道事業負担金等の収入を見込んで計上いたしております。  次に、34ページの7款市債、1項市債は、下水道管理債及び下水道整備債でありまして、下水道整備の財源として借り入れるものであります。  次に、5ページの第2表地方債につきまして説明申しあげます。  事業実施のための財源措置として発行いたします起債の目的、限度額、起債の方法、利率、借入先、及び償還の方法を定めるものでございます。  以上で平成14年度大阪府茨木市公共下水道事業特別会計予算の説明を終わります。よろしくご審査をお願いいたします。 ○大谷委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。 ○西田委員 繰越明許費にかかわって、なぜ、この繰越明許になったかと。大体の話は私も確実な話かどうかは別として聞いておるわけなんですけれども、いわゆる工事を進めていく中で、地質が何か全然調べていたところと異なるというようなことで、工事が非常に難航したということのようなんですけれども、これについてひとつ説明をお願いしたいというふうに思っています。  それから、15日の本会議のときに、14年度の下水道の予算の質疑の中で、いわゆるK建設をめぐる調整区域における下水道整備にかかわって、何かいかにもこう疑惑がありそうな質疑だったと思うんです。ほとんどの方がそういう感じで受けとめられていたんではないかというふうに私は思うわけですけども。そして、本会議が終わりましてから部長にすれ違ったところで、一体何をやっているんだと、そんなことやっているのかというような、こういうことを申しあげたんです。これについてもほとんどの方がああいう質疑ですから、そして、いつも段野部長や辻本部長というのは、割合、歯切れのいい答弁してはります。それが本会議、我々の印象で、何か非常に不明快なような部分がありましたので、何かその辺も誤解を招く一つの要因ではないかと思いますので、これについてひとつ詳細にご説明願ったらというふうに思っています。  以上です。 ○坂口下水道課長 質問について、お答えさせていただきます。
     なぜ繰越明許になったかということでございます。当該工事につきましては、中河原橋から国道171号まで延長約475メートルあります。管径80センチメートルの管渠を推進工法で施工する工事でございます。施工に当たりましては、事前に3か所ボーリング調査を行いました。ボーリング調査の結果では、土質はれき質土ということで想定しておりました。1月17日ですが、具体的に掘進機を搬入いたしまして、1月19日から工事開始いたしております。当初、1日当たりの日進量、1日当たり進む量ですが、15メートルから16メートル進み、非常に順調に工事が進捗しておりました。この段階では3月初旬には推進工事は完了すると我々は見込んでいたんです。ところが、2月12日ですが、中河原橋の発進坑から150メートル推進工事した箇所で、ボーリング調査結果にはない硬質固結粘土層、非常に固い粘土層、それに当たりまして、日進量が極端に落ち込みました。現課といたしまして、対応策といたしまして数種類の薬剤注入、つまり掘進機の先端に付着して取れない泥ですが、固結粘土を引き離す、そういう薬剤を注入させていただきました。繰越明許のその段階では時点を過ぎていましたが、薬剤注入や昼夜間の工事等の自助努力で日進量の回復はまだ可能で、年度内の竣工はできると判断しておりました。しかしながら、2月の末ごろになりますと、1日当たり50センチメートルから60センチメートルぐらいしか推進工事が進まなくなりまして、無理をすれば推進機械がエンジン等の過熱で壊れる、そういう状況となりました。3月6日、年度内竣工は以上の経過から無理と判断して、今後の対応策について協議しまして繰り越しせざるを得ないということになったものでございます。  以上です。 ○黒川建設部次長 K建設の件に関してでございますが、当該土地を含めまして宿久庄、鳥羽等の区域は、昭和58年に制定いたしました勝尾寺第1号汚水幹線に係る公共下水道整備に関する要綱に規定しております全体計画区域内に入っておりまして、本市におきましては下水管渠を年次的に布設してまいっております。  当該地付近につきましては、汚水発生源がないことから下水道が未整備となっております。また、平成12年度に市街化調整区域においても公共下水道事業としての都市計画決定を行いましたので、当該土地に限らず他の土地についても汚水発生源が生じる場合には整備を行うことといたしております。  当エリアの整備につきましては、平成10年度から順次整備に着手しまして、平成11年に工事の案内ビラを配布しましたときに水洗化の要望があったわけでございます。それから管渠布設の検討を行いました結果、河川の占用協議等の協議が整い、整備を計画したということでございます。  なお、工事の実施に当たりましては、当然、汚水発生源の状況を確認した上で着手するということにいたしております。  以上でございます。 ○辻本建設部長 まず初めに、1点目の公共下水道の補正予算の差しかえの件でございますが、内容につきましては下水道課長がお答えしたとおりでございます。予測していなかったことの発生によりまして緊急な対応をお願いしたところでございますけども、その原因はともかく、このようなことになりましたのは、結果から見まして担当部といたしましての判断の時期が適切ではなかったと深く反省しております。よろしくご理解をいただきますよう、お願いいたします。  また、私の本会議での答弁でございますが、本会議におきましては私自身が内容をよく掌握できてないこともありまして、明確なお答えができなかったことに反省しております。しかし、先ほども申しましたように、次長からも経過をご説明いたしましたように、先ほどご指摘のあった疑惑といったことは一切ございませんので、よろしくお願いいたします。 ○西田委員 いわゆる繰越明許の問題ですけど、通常、そういうフラットのところでは考えられないような内容ですね。以前、何年ぐらい前ですか、五、六年前かな、安威川の河川の底で石に当たって、私、いろいろ質疑をさせてもらったんですけれども、こういう場合は、私、予測できない部分もあると思うんですけど、こういうフラットのところでそんなにボーリングして、通常考えられません。  この工事に先立って実施調査される場合、この間隔ですけど、これは通常、フラットのそういうところは今、3か所ぐらいですか。通常そういうことなのですか。やはり私、設計段階でそういうボーリングの箇所を市のほうが指定して、そういう位置と言いますか、距離、こういうふうにやるのか。  それと、今、説明で、2月の末でそういう、もう50センチメートルぐらいしか進まない状態で、そして3月6日。発言通告が締め切られてから差しかえされました。そうすると、例えば質問しようと思っても、これにかかわって本会議で。だからその辺、作為があるのかというふうに思っておったんです。だけれど今、説明を聞きますとぎりぎりの段階まで何とかしようということだったけれども、それは不可能で、3月の6日の時点で繰り越さざるを得ないと。これはよくわかりましたけれども。他意がないということはわかりましたけれども、そのボーリングのそういう距離というのはどうでしょう。そういうややこしい場所にあっては、やはりもう少し間隔を狭めてやる必要があるのと違うかと思います。茨木の中心部の平地部みたいな場所じゃないというところなので。その辺、聞かせてもらえますか。  それと、2点目の問題ですけど、これは確認だけしておきます。そういう汚水発生源が、はっきりした段階で下水道を埋設するんだと。迎えに行くんだという、こういう考え方というのはやはり変わらないわけですね。それだけ再度答えていただいて終わりたいと思います。 ○坂口下水道課長 ボーリング調査の関係でございますが、当初の設計基準では50メートルに1か所ということになっております。私どもがやったボーリング調査が3か所とも砂質土ということで、それで行けるだろうということを判断させていただいた次第です。基準では50メートルに1か所ということになっております。 ○黒川建設部次長 先ほどの汚水発生源の件でございますけども、本市の公共下水道の整備の布設計画につきましては、基本的には原則的には汚水発生源を確認した上で本管布設の計画をしていくということでございます。 ○辻本建設部長 1点、ボーリング調査につきましては、先ほど申しましたように一定の基準が50メートルということでございまして、先ほども答弁申しあげましたように、その3つが同じような砂質だったということで、そのまま進んだんですけども、周囲の状況も見まして、これは危ないなというところについては、また数もふやすというふうな検討も進める必要があると思っています。よろしくお願いします。 ○大谷委員長 それでは、休憩いたします。     (午前11時50分 休憩)     (午後 1時00分 再開) ○大谷委員長 再開いたします。    他に質疑はございませんか。 ○朝田委員 何点か、簡単に質問させていただきます。  本会議で、下水道については国文開発の区域内外の下水道事業についてお聞きしたもので、この点について簡単に聞いておきたいと思うんです。  我々は、この国文関連のこういう下水道整備事業は、原則的には公団が負担すべきだというふうな主張だったんですけども、しかし、そういうことがなかなかならんということならば、百歩譲っても面積割合ではなくて、将来の下水管へ流す汚水量で負担割合を決めるべきだというふうに主張してきたわけです。昨年の3月議会でも、この点どうですかという質疑を私、させてもらったんですけども、そのときの坂口課長、まだこの下水道の協議が整わないということで、その原因としてまさに面積比率でいくか、流量比率でいくかということで、その辺にかかっているんだと、そこら辺が公団との協議が整わない原因なんだというふうにお答えされているわけです。特に、地区外の公共というものについては、流量でいくようにということで公団と協議をしておると。それから、流域については各種の負担割合が面積でという関係で、流量も取り入れていただきたいということで公団にも交渉していると。こういう答弁をされているわけです。  今回、この事業費10%負担ということになったんですけども、この結果は昨年の答弁と比べてどうだったのか、どういうところに落ちついたというふうにいえるのか、その辺のところだけを聞いておきたいと思います。  それから、宿久庄三丁目の下水道工事についてなんですけども、経過は先ほど答弁ありました。昭和58年に、調整区域ということなんですけども、要綱をつくって年次計画でということを決めたんだと。そういうことを知らせるビラを配布したときに、水洗化の要望があったということなんですけども、本会議でも平成12年度にそういう要望があったというふうに答えておられるんですけども、この要望というのは平成12年のいつで、どんな形で、文書なのか口頭なのか、どういう内容なのか、そういった中身を答弁いただけたらと思っています。  それから、宿久庄三丁目の下水道工事なんですけども、新年度、平成14年度の予算で工事が施工予定されていると聞いているんですけども、それは具体的にどんな工事なのか、お示しいただけたらというふうに思います。  1問目は以上です。 ○坂口下水道課長 前段の質問について、お答えさせていただきます。  まず、地区内外ですか、地区外の負担割合はどういうふうに決着したのかということでございますが、国庫補助金を除く10%につきましては、いわゆる旧臨特債分でございますが、これは平成3年に住宅宅地関連整備事業において、国庫補助減少相当額を開発者に転嫁することのないよう地元自治体で負担すべきという国の通達が出ておりまして、この通達といわゆる平成13年1月に出されました起債制度、臨特債が廃止されて通常債が高められたという起債制度の変更によって、10%につきましては公団開発が行われているどの自治体でも負担せざるを得ないということで市としては負担しております。そして、その残りにつきまして、例えば勝尾寺2号ですと流量割合で決めていくと、そういうことで、朝田委員からご指摘もありました汚水量は流量で決まったのかということで、それは流量で決まっております。  それから、流域につきましては、これは各市ともいまだ面積割合でいっておりますから、これは面積で行われております。 ○黒川建設部次長 要望の、いつどんな内容かということでございますけども、先ほども西田委員のときにご説明させていただいておりますように、当付近のエリアの整備を平成10年度から順次整備してまいりました。それで、11年の月はちょっとあれなんですけども、10年度以降の工事で付近のお住まいの方に工事の案内ビラ、または協力依頼のビラを付近住民の方に配布させていただいております。その中に布設の位置図も入れさせておりまして、それを配布したときに現場の担当のもの、また課長を通じまして、こういう工事の中で、言葉は悪いですけど、わしとこここにちょっと土地あるんやけどもというようなことで、水洗したいんやけども、どんなもんやろなというふうな要望がございました。  それから、14年度の施工予定の具体な工事内容でございますけども、まだ今現在、河川協議を終えた段階でございまして、具体の延長とか、そういうものについては、まだ積算の段階に至っておりません。ただ、内容としては、分流区域ですので20センチメートルの汚水管を布設する計画でございます。 ○朝田委員 国文のほうは、そうしましたら今までなかなか協議できていません、できていませんと言っていたのが、協議は終わったと。終わって流量割でいくというふうに決まったというふうに理解してよろしいですね。  それならば協定書ですね、これを我々もずっと関心を持っていた問題ですので、やはり後段の本会議なりに資料として提出していただきたいと、こう思うんですけども、その辺はいかがでしょうか。その辺だけ答弁お願いします。  それから、あと宿久庄三丁目の下水道工事についてなんですけども、もうちょっと具体的に言ってくれますか。20センチメートルの管を入れると。どこからどこまでですか、内容としては。まだ積算とかいろいろやっていないから、それは費用どれぐらいかかるか、わからんであろうと思うんですけど、内容としては管をどこからどこまで入れるんですか、14年度では。その辺をはっきり答弁していただきたいというふうに思っているんです。  宿久庄三丁目の下水道工事にかかわっては、きのう天王川の区域図をもらったんですけども、ここの区域図で、地番で言うと68の2という、この三角形の土地を市が購入しておられます。この68の2を購入したのはいつかということと、多分、答弁あると思うんですけども、下水道工事やられる予定なので、その工事のためにこれは取得したのかと私、思ったりしているんですけど、この三角形の土地は何のために取得したのか。下水道工事にかかわって取得したんだというならば、そう答えてもらえれば結構ですし、その辺のところもご答弁お願いいたします。下水道の工事の中身は今、現況では下水道管が善波橋のところまで来ていますね。この天王川区域図ではこれはちょっと場所が載っていないですけど、この地図でいけば、勝尾寺川のもうちょっと北のほうのところまで、北のほうに善波橋という橋があるんですけども、ここまで管が来ていますね、今現在は。ここからどうなるのかということです。その辺をちゃんと答弁してください。  以上です。 ○坂口下水道課長 協定の前段のご質問にお答えいたします。  費用負担協定につきましては、大筋で合意しております。ただしこれは公団、箕面市、茨木市、三者がありまして、それぞれ内部の決裁ということもございます。年度末までには締結したいということでやっておりますが、現在はまだできておりません。 ○黒川建設部次長 宿久庄三丁目の具体のことでございますけども、現在、今、朝田委員がおっしゃられました善波橋ですか、のところまで現在入っております。それから勝尾寺川の河川敷を約100メートルほど東のほうへ布設したい考えをしております。これはまだあと、現在、未整備地区が残っておりますので、Kさんのための施設ではございません。あくまでも勝尾寺川に面しております未整備地区の整備管を布設するという計画がございます。  それから、天王川に沿いましてKさんのところまでの一部、延長はまだ確定いたしておりませんけども、そういう汚水発生源が出た段階で布設計画を立てたいというふうに考えております。 ○齋藤水路課長 68番の2の用地の取得日でございますが、契約年月日は平成12年2月24日でございます。  それと、購入した理由でございますが、資料として提出しました図面を見ていただけたらいいんですが、1級河川勝尾寺川の管理用道路として、車両は従来、堤防上を通行しておりました。準用河川天王川の改修に当たりまして、勝尾寺川との取りつけについて大阪府と協議を行った結果、勝尾寺川と天王川が交差する地点から天王川上流側での管理用の通路橋、きのうも説明させてもらいましたが、通路橋が天王川の上流のほうに設置するよう指導され、その結果、従来からの勝尾寺川の堤防上での直線の通行が屈曲した動線となったため、河川の水防車両や浚渫の維持管理車両等の通行に支障が起きないよう、隅切りの用地を天王川の右岸側で本市が取得したものでございます。  きのうも資料で説明させていただきましたが、図面の一番左手に1級河川勝尾寺川と書いています。それから、右下に当初の勝尾寺川河川区域と字が入っていますが、その斜め上に橋梁の図面が記入されていると思います。それが当初はこの堤防上まっすぐの形で、直線の形で通行していたものが、橋梁が少し右側に寄りましたので、屈曲した形で直線の通行ができないという理由で68番の2の用地を購入したものでございます。  以上です。 ○朝田委員 国文地域のはそれでわかりました。わかりましたので、これでちょっととめておきます  宿久庄三丁目のほうなんですけども、先ほど西田委員からも質疑があって、汚水発生源が発生することがはっきりした場合には下水道布設するんだと。そういう考えに立っていることは間違いないかということで、そのとおりですという答弁をなさいました。それにしては、そういう答弁を前提にしてはちょっとこの話を聞いていて整合性が合わんのと違うかと。この未整備地区のためと言っていますけど、この地域は未整備地区なんかたくさんありますね。問題は、汚水発生源が生じているのかと、ここですね。未整備地区のためにと言ったらあそこも未整備地区だ、ここも未整備地区だということで、いっぱいあります。しかし、問題は、ここをなぜ下水道管を延伸してつなぐのかと、100メートル。いろんな地域があると思います。まだまだ引かないかんところ。なぜこれが平成14年度に、そういうふうにやらなければならないのかという、こういう合理的な説明です。優先順位。それがぼやっとしていると。やっぱり汚水発生源が生じて初めて引きましょうということになるわけで、その要望も、わしとこ土地があって、将来的に水洗化したいと、こんな要望で下水管を引いてくれるわけですか、市は。それだったら調整区域に土地を持っておられる人、今、田畑であろうが資材置き場であろうが山林であろうが、将来的にいつかわからんけど家を建てたいとかというような、こういう要望さえあれば、そうですかと言って引くわけですか、市は。やっぱり汚水発生源が生じて、またそういう計画が明らかになって初めて下水管を引くわけでしょう。だから、今回の措置はそういうところで僕らは不明瞭だと言っているわけです。合理的に説明をしてほしいんです。納得のいくように。これは市民の皆さんが聞いてもわかりませんよ、こんなの。僕がその土地を持っていて、何か知らないけど将来的に家を建てたいから引いてくれと言ったら引いてくれるんですか。皆さんも土地を持っておられる人がいたら、引いてやってくれといえば引いてあげるわけですか。おかしな話ですよ。  それと、この天王川の68の2ですけども、下水道工事とは直接関係ないみたいです。ただ車両通行のための隅切りと言うんですけども、橋梁がちょっと移動したと。ただ、私、疑問に思うんです。この橋梁自体、地図を見てもわかるようにそんな大型車が渡れるような、そんな橋梁と違うんじゃないですか、これ。こんな小さい橋梁。管理用の橋。なぜわざわざ、そういう小さな橋のために隅切りをしないといかんのかと。これも茨木市はそんな小さな橋をかけたら何でも隅切りしてくれるわけですか、これから。そういうところを納得のいくように説明してくださいと言っているわけです。その辺のところをまとめて答弁お願いいたします。 ○黒川建設部次長 整備の方法につきましては、決しておかしくはございませんで、午前中にも説明させていただきましたように、当区域につきましては昭和58年に制定いたしました勝尾寺汚水1号幹線に係る公共下水道整備に関する要綱、この要綱に規定しております区域に入ってございます。それと、その区域に入っておりまして、本市におきましては年次的に布設をしてまいりました。また、当該地付近につきましては汚水発生源がないことから、今現在まで下水道管が未整備となっております。  また、平成12年度に市街化調整区域につきまして、都市計画決定を行いまして、物理的に整備が可能なところにつきましては順次整備していくという方針でございますので、言ってきたからどうのこうのということは決してございませんので、その点ご理解お願いしたいと思います。 ○齋藤水路課長 先ほども申しあげていますように、河川の水防車両や浚渫の維持管理車両の通行に支障が来ないようにと、そういう理由と、加えて言うなれば、通路と通路、これ交差する場合には隅切りがどうしても必要でございます。そういうものも加えて隅切りを購入したものでございますので、よろしくお願いします。 ○朝田委員 あくまでもそれでいくという感じですね。  やっぱり現時点において汚水発生源が生じていないわけですね。その計画もまだないわけです。だから、その区域内に入っているなんていうのは、そんなものはわかっていて質問しています。区域内でもいっぱいやらないといかんところがあるのに、なぜ平成14年でここをやる、その優先性は何だと聞いているんですけども。汚水発生源が生じたんだというのだったら、話はわかります。そんな対応でいいんですか。私はこんな話を市民が聞いたら納得できないと思います。  それぞれ担当課が答弁しましたけど、助役に聞きたいんですけども、こういう対応でいいのかどうか、下水道行政。非常に、私、問題だと思います。気軽に下水道管延伸しますと、何の合理的な理由もないのに。そういう対応をこれからも続けていくつもりなのかどうか。  やっぱり下水道の場合は市民の目につきにくいわけです。工事して埋めてしまったら土の中ですから。だから、そういう説明のつかない、そういう対応をするというのは、やっぱりこれはあかんと思うんです。不明瞭なのは許せません。  ですから、本会議でも指摘したように、調整区域においてもこれからきっちりとした下水道工事の基準を、下水道布設の場合のきっちりとした基準をつくるべきじゃないかと。そういうきっちりとした基準がないから、こういういいかげんな話になってくるわけで。ちょっと納得できない話ですよ、これはどうにも。まとめて最後に助役、答弁してくれますか。 ○野村助役 まず、第1点目の68の2の三角の隅切りということでございますが、これは天王川の管理用道路の隅切りの意味も込めていますし、もちろん1級河川の勝尾寺川の管理用道路、従来、橋はあったわけですが、天王川を拡幅したために従来の橋を取り壊して、新たに橋をここへつくりましたので、その橋の位置が若干北のほうへ振った関係で、自動車の流れがスムーズにできるようにということでここの隅切りの三角の土地を買ったということが原因だということで考えております。  これにつきましては、もちろん大阪府と十分調整の上で行った事業でありますので、その辺はご理解願いたいと思います。  それから、2点目の公共下水における、いわゆる布設の考え方でございますが、基本は汚水発生源があるというのが基本でございます。14年度でするということでの計画ということでは考えておりますが、決して15年度で実施するのではなくて、汚水発生源がきちんとした段階では、もちろん一つの要望としては聞いていきたいということで考えております。  それから、下水道布設の基準でございますが、これは下水道整備を順番にしていくわけでありますので、それはあえて1件1件基準ということになりますと、非常にどういう点でということが難しい面がございますので、ケースケースに応じた考え方で対応していきたいということを考えております。  もちろん本会議でもご指摘ありましたように、費用対効果とかいろんな面が考えられますので、その辺は十分、市といたしましても勘案して布設は計画してまいりたいと考えております。よろしくお願いします。 ○朝田委員 基準についてはケース・バイ・ケースという、これはもう実態に合わないです。市街化区域にはそういう設計基準があると。ところが、これからいろいろ調整区域においても、そういうふうに進めていこうという段階で、そういう何も実際には基準がないという。これはちょっと今の答弁は納得いきません。  やはり考えていくべきです。私、検討、研究ぐらい言うかと思ったけど、そういうこともおっしゃらない消極的な答弁なので、これは再度答弁をお願いして質問を終わります。 ○野村助役 先ほど申しあげましたのは設計基準とかいうことじゃなしに、下水道を布設する考え方の基準ということでございますので、もちろん基準というような明確なものではございませんが、先ほど答弁いたしましたとおり、費用対効果とかいろんな面を勘案して、ここは適正かどうかということについては、十分研究もしてまいりたいと存じます。 ○大谷委員長 他に質疑はございませんか。 ○中村委員 それでは、簡単に調整区域における公共下水道整備の関係に絞って、質問させていただきたいと思います。  本年度からいよいよ調整区域における公共下水の整備が本格的に取り組まれているわけでありますけれども、お聞きをしますと平成12年の12月に都市計画決定を行って、それに基づいてやっているということなんですが、この機会に調整区域都市計画決定をされました面積と対象世帯数、わかればお示しをいただきたいと。それで、この調整区域における下水道整備の進捗状況、まず最初にお示しをいただきたいと思っております。  それと、本会議の私どもの代表質問に対する答弁の中で、山麓部は公共下水で整備をすると。安威川ダム周辺は特定環境保全公共下水道で整備をすると。山間部は農業集落排水事業、いわゆる農村下水道で整備をするということが言われているわけですけれども、いよいよ調整区域における本格的な公共下水道の整備に着手をされているわけですので、本市としての、地域全体の生活雑排水による水質汚濁の防止でありますとか、生活環境保全という立場から、生活排水処理基本計画というようなものを持つ必要があるんではないかというぐあいに思うわけでして、農水の関係と言いますと所管外になりますので余り触れられませんが、このことについて助役もおられますので、まずご答弁いただきたいと思います。 ○坂口下水道課長 まず、調整区域において、下水道整備の計画決定した面積でございます。3,181.91ヘクタールでございます。  次に進捗状況でこざいますが、まず13年度ですが、13年度ではまず豊川地区では清水一丁目、宿久庄七丁目、宿久庄五丁目、藤の里一丁目の幹線整備にかかっております。福井地区では、福井地区に下水を整備していくため必須の条件であります中河原橋から国道171号まで、これは同時に国文の関連もありますが、幹線管渠の整備を行っております。それから、安威地区では安威一丁目、府道茨木亀岡線から公民館のほうに向かってあがっていく道路でございますが、その整備を行っております。14年度も引き続き市街化調整区域3地区を含めまして、順次整備していく計画でおります。 ○黒川建設部次長 計画決定区域の面積、今、課長が説明させていただきましたですけども、平成12年の12月に追加いたしました面積じゃございませんで、追加面積は314.77ヘクタールでございます。よろしくお願いいたします。 ○野村助役 生活排水の処理基本計画でございますが、過去に私も記憶が定かではございませんが、何か文献を見たような気がいたします。しかしながら、策定いたしましても、かなり古い計画だということで考えております。したがいまして、今現在で浄化槽の処理能力とか、あるいはいろんな公共下水の考え方も変わっておりますので、処理基本計画については大きく今、分けまして、先ほど質疑の中でございましたように山間部は農村下水、山麓は公共下水、ダム周辺は特環という、大まかな処理の基本計画というのは、こちらの中では構想を持っております。  以上でございます。 ○大谷委員長 休憩します。     (午後1時37分 休憩)     (午後1時37分 再開) ○大谷委員長 再開します。 ○中村委員 それでは、対象世帯数がわかりましたら後ほど追加でご答弁いただいたら結構かと思いますので。  なぜ、私、この機会にこの質問をするかと言いますと、市街化調整区域における公共下水道の整備を決定されました平成12年12月の都市計画決定以降に、たしか特定地域生活排水事業、これは以前からあるんですけれども、これが大阪府域が今まで対象外だったんですけれども、多分この都市計画決定以降に大阪府域が対象地域になったというぐあいに伺ってておりまして、間違いないかどうか確認したいんですけれども。その事業の中身そのものは所管外になってまいりますので、細かい話は申しませんが、いわゆる合併浄化槽がこれまでメンテナンス等につきましては設置者、いわゆる個人の責任でやると。府や市町村は一切関与しないということだったんですが、この特定地域生活排水処理事業と言いますのは、市が設置者になって、メンテにつきましても設置者である市がやるということで、利用者である市民の負担は公共下水と変わらないような費用負担で整備がされるということでして、これが府域になってから実際、昨年の12月に高槻市のたしか原地区におきましても、それまで農村下水でやってやつが、この特定地域生活排水事業に切りかえて、その申請でやっているという話がございます。私、調整区域に住む市民の方々に、少しでも早くそういう文化的な生活をやってもらうということで、下水道整備をすることについては大賛成なんですが、この公共下水でやるのがいいのか、今言いましたようないろんな特定地域生活排水事業でありますとか、その他の生活排水処理事業を活用するということがいいのか、費用対効果の問題も含めて、十分に検討する必要があるんじゃないかというぐあいに思うわけでして、そのことにつきまして確認をさせていただきたいと思っております。  先ほどの世帯数、もわかりましたでしょうか。お答えいただけますか。  それでは、続けて質問を時間の関係でさせていただきますけれども。先ほど314.77ヘクタールを平成12年の12月の時点で調整区域における公共下水道の整備ということで決定されたわけですけれども、この区域内に13年度、14年度も引き続き整備をするということですが、整備の今後の見通しですね。来年度以降いつごろの時期に、この区域内での整備が完了するのか。その場合、それ以外の調整区域にまで公共下水道の整備を広げていく考えがあるのかどうか。まずお答えいただきたいと思います。 ○坂口下水道課長 整備の見通しでございますが、当面、公共下水の整備のしやすいところから順次整備していく考えは持っておりますが、いわゆる先の見通しと言いますか、完成年度と言いますか、それについては現時点では未定でございます。 ○野村助役 ご質問の特定地域生活排水処理事業の区域が大阪府が対象となっているかということでございますが、これは対象になっているようでございます。ただし、本事業を実施するためには生活排水対策重点地域の指定を受ける必要がありますので、その辺の手続は別といたしまして、対象区域には入っております。  それから、この事業を取り入れるべきではないかというようなご指摘だったと思いますが、先ほど答弁申しあげましたとおり、今現在、本市として大枠として、そういった3地区に対しての整備は考えております。もちろん、これから事業を実施するわけでございますが、特に山間部につきましては農村下水ということで今、基本的には考えております。先ほど来の質疑にもありますように、いわゆる山間部で農村下水をするについての投資の額、あるいはメンテの額、それからご指摘のように特定地域生活排水処理事業に伴う投資の額、メンテの額、いろいろ総合的にその時点で判断するべきであると。ですから、今の段階で即取り入れてやりますとか、やりませんとかいうことじゃなしに、地域全体として農村下水を事業実施するといった段階で、そういったいろんな仕様については、もちろん研究もしないといけませんし、検討も重ねてまいりたいと存じます。 ○坂口下水道課長 整備の見通しとそれ以降の広げていく考えはあるかということにつきまして、答弁が漏れておりました。  現在、ダム関連地域で、特定環境保全公共下水道ということで、一定、法手続に取りかかる必要がございます。それについては法手続に入っていくということでございます。  それと、佐保と岩阪、国文の周辺の集落ですが、これにつきましてもダム絡みの時期と整合させながら、公共下水として位置づけて整備していきたいというふうに考えております。 ○大谷委員長 休憩いたします。     (午後1時43分 休憩)     (午後1時44分 再開) ○大谷委員長 再開いたします。 ○中村委員 時間がもったいないので先に質問しておきますので、わかったらお答えください。  今の調整区域で決定されました区域内につきましては、積極的に整理をするということなんですけども、恐らく計画はしたけども、なかなか実際実施をするまで、かなりの年月がかかる地域もあるんじゃないかと。農村下水のやつにつきましても網を打っただけで、なかなか実際には難しいということで、それはそれでまた別の所管外になりますので議論が要るんですけども、公共下水の関係で言いましても、今回、314.77ヘクタールを決定されて、そのあと公共下水を広げていくのかということについて、また答弁いただきたいんですけども、私、合併浄化槽よりも公共下水のほうがいいという、きれいだという意識が私も含めて行政の方々の中にも、まだまだ根強いんじゃないかと思うんですが、最近かなりの技術革新で、上水道でおいしい水ということでフィルターがかなり改善されたのに伴って、合併浄化槽のいわゆるフィルターも随分と改善されまして、BODとかCODの処理能力なんかも、むしろ公共下水よりも合併浄化槽の最新の機種のほうが高い能力を示しているということがあるわけです。合併浄化槽の場合には、メンテナンスを個人に任せると、ほったらかしになると、かなりオーバーフローして問題があるということなんですが、今、指摘をさせてもらいました特定地域生活排水事業というのは、メンテナンスもこれは設置者の行政がやるということで、業者に委託するかどうかありますけれども、きちっとしたメンテナンスをされますと、非常に快適に利用ができるわけで、そういうことを言いますと、必ずしも公共下水で調整区域内における生活排水事業を今後とも広げていく必要があるのかどうかということについては、一遍十分に検討する必要があるんじゃないかと。むしろ調整区域ですので、エリアの割に住んでいる方々が少ないと。その家に引くのにかなりの距離を管渠を引っ張らないといかんということを考えますと、ある程度の固まったエリアで、この特定地域生活排水事業を実施するとかいう検討を一度する必要があるんじゃないかと。1年間、調整区域の公共下水道に着手されまして、改めて今後のことも含めて、そのことについて質問させてもらっているわけです。必ずしも公共下水がよくて、合併浄化槽等、ほかの生活排水処理能力が低いということではないという認識に立っているんですけども、その辺、理事者のほうでも結構ですので、ご認識いかがでしょうか。まずお示しをいただきたいと思っております。  それと、山麓部は公共下水、ダム周辺は特定環境保全公共下水、山間部は農業生活排水事業という大枠のすみ分けはしているということなんですけども、これで漏れる地域とか集落はないんでしょうか、今言われている網を打っている中で。それぞれの例えば、これは理事者のほうでご答弁いただいて結構なんですが、農村下水で網を打っているところの各集落の整備の見通しというのは立っているんでしょうか。私、恐らくできていないんじゃないかと。ですから、今言いました指摘も含めて、茨木市の生活排水による水質汚濁防止、あるいは生活環境保全という立場に立って、今言った公共下水とダム周辺の特定環境保全公共下水と農村下水道のすみ分けをしっかりしながら、今後の市内の生活排水処理基本計画というようなものを考える時期に来ているんではないかということを指摘しているわけでして、ご答弁をいただきたいと思います。 ○野村助役 まず、3点ほどご質問をいただいておりますが、総合してご答弁申しあげたいと存じます。  もちろん合併浄化槽の処理能力については十分研究もしないといけませんし、検討もさせていただきたいと思います。  それから、現在、調整区域で公共下水道で決定いたしましたところは、ほとんど旧来の村で、いわゆる集落が結集しているとか、あるいは開発が予定されているという区域が、ほとんどの区域でございまして、その区域を今回、計画決定したものでございますので、もちろん、その中にもご指摘のように離れた宅地もあるかもわかりません。基本的にはそういう考えで計画決定いたしました。したがいまして、これをさらに拡大するということになりますと、それこそ開発ができるのか、あるいは汚水発生源があるのかといった基本的な問題も発生してまいります。  それから、3点目の大枠のすみ分けで漏れる区域はないのかということでございますが、これは別に地図の上で、きちっと線を引いたわけではございませんので、大体こういった考え方で進めようということでの考えでございますので、漏れる区域とか漏れない区域とかいうことには当てはまらないと思います。もちろんご指摘になりましたように、今後、公共下水を進めるに当たって、いわゆる公共下水で行くのがよいのか、あるいは合併浄化槽のほうが、より効果的かにつきましては、これから今年初めて調整区域に手をつけまして、今後、公共下水を普及していくのに、それの投資額、費用対効果などを十分検討する必要があると思います。もちろん、その検討結果によっては合併浄化槽の先ほども申しあげましたが能力によって合併浄化槽ということももちろん考えるべきときは来るかもわかりませんが、そのことにつきましては、今後十分、研究、検討を重ねてまいりたいと存じますので、よろしくお願いします。 ○黒川建設部次長 市街化調整区域都市計画決定の追加をいたしましたときの面積は先ほどご説明させていただきました。世帯数でございますが、まず豊川小学校区につきましては679世帯、あと福井小学校区で367世帯、安威小学校区で807世帯、平田地区で約52世帯、合計で1,905世帯でございます。よろしくお願いいたします。
    ○中村委員 そうしたら、もう質問を終わろうと思うんですけれども、合併浄化槽と言いましたように、今、私、特に言っていますのは、特定地域生活排水処理事業ということで設置後のメンテナンスを、設置者が個人ではなくて、市が設置者となって合併浄化槽のメンテナンスも設置者の市が行うという、要するに個人、市民の負担が、これまでの一般的な合併浄化槽に比べますとはるかに安い、10万円以下の費用でできるというふうに伺ってておりまして、これが平成12年の12月の都市計画決定のときには、まだ大阪府域が対象地域に入っていなかったという理解をしているんですけども。入っていてわからずにやったのか、そのときに入っていなかったから、こういう今の公共下水でやるという判断をされたのか、そのことを確認しておきたかったんですけども。恐らく私は平成12年の12月の都市計画決定以降に、この事業で大阪が対象区域に入ったという理解をしているんですけれども。  既に調整区域に公共下水、走り出していますけれども、もう一度、費用対効果のことを含めて十分に検討いただきたいと。公共下水もそうですし、農村下水にいたしましても網だけ打って、実際に長い管渠を引かないといかんと、金がないから引かれへんということで、いつ来るかもわからん公共下水とか農村下水を待つよりも、ある程度、固まった段階で、より現実的な特定生活排水処理事業につきましても事業決定していくという判断も、やはり具体的に検討する必要があるんじゃないかと思いますので、何でもかんでも公共下水ということじゃなくて、調整区域における整備の手法につきましては、十分に検討されるべきだということを指摘をして、最後にそういうことも含めて、茨木市の生活排水処理基本計画というような、公共下水だけじゃなくて、そのほかの生活排水処理のエリアも含めた、市の生活排水による水質汚濁防止、生活環境保全の基本計画を持つべきだというように思いますので、ぜひ具体に検討いただきますよう、指摘をして質問を終わりたいと思います。 ○大谷委員長 他に質疑はございませんか。 ○茂手木委員 私、二、三質問させていただきます。  まず、今、調整区域の公共下水の整備に入っているんですが、こことの問題でどういうふうに整理をされているのかお聞きしたいんですが、市街化区域の中の市民の皆さんは、何十年という間、都市計画税を払って、下水がやっと10年、20年後に来たという実態であるわけです。ところが調整区域の人たちは、それを払っておられないと私は理解をしているんですが、でも、下水が行っているわけです。その辺の整合性をどう捉えて、この下水整備を進めているのかをご説明いただきたいというふうに思います。行ったらいかんと言っているわけじゃございませんので。  それから、もう1つ、今、話題になっております、調整区域のほうに引いておりますけれども、山麓地域と言われています、この地域は。国文都市が開発され、上では全部開発されていきます。今、山手台も開発されています。そのちょうど間を山麓地域という形で、これをどうするかということで、次の総合計画でも話題にあがると思うんですが、地元の人たちは調整区域を外して市街化区域にしてほしいという人もたくさんおられますし、また、調整区域のままでという人たちもおられますし、まちまちの考えをお持ちのようです。ここでそれを論じるわけじゃないんですけども、将来的にそういう市街化が目の前に出てくる中で、この下水を今引いていただいているんですが、市街化になっていく中で住宅が開発される場合、今引いている下水管は対応できるのかどうか。汚水源が発生できましたから、そこへすっと持っていきました。そこだけしか処理できませんというようなことは、まさかないだろうと思って質問をしているんですけども、周りの土地の面積、そういうことも当然計算して工事をしていると思うんですけども、念のためにお聞きしておきます。  それから、これは細かい話を申しあげますが、新築を建てるときに枡を設置いたします。そのときに市に申請いたしますと6か月から8か月後でないと許可が出ないと。工事ができないということ。去年までそんな話を聞いていました。これは、私はけしからんということでちょっと言いましたけれども、現在はそういう体制は直って、きちっとできているのかどうかだけ確認しておきます。  それから、もう1つ、下水の市債です。今現在の残高も教えておいていただきたいというふうに思います。今、一般会計から大きく繰り入れして市債をお返ししているんですけども。  それから、これは私ももうひとつはっきりわからないんですけど、専門家にお聞きしたいんですけども、合流の流域下水ですね。今ずっと茨木市内、大体、半分近く合流だと思うんですけども。この合流の下水が危ないというような、何かそういう危険みたいな、そんな話を聞いたことがあるんですけども。そこで突っ込んでいろんな話を僕が勉強すればよかったんですけども、要するに下水というのはもともと分流なんだと。ところが合流でやっている地域については、今後いろんな課題が出てきて、大変な状態になるんではないかというようなことをちょっと聞いたんですけども。僕の懸念はどんなことなのか。もし何もそんなことありませんということであれば結構なんですけども、その辺、教えていただければありがたいんですが。  以上です。 ○坂口下水道課長 まず最初に、市街化区域と調整区域との整備に当たっての整合性という問題でございます。これにつきましてはご指摘のとおり、調整区域につきましては都市計画税が賦課されておりません。それで、私ども調整区域の受益者負担金を賦課するに当たりまして1平米当たり1,000円という金額を設定させてもらっていますが、この考え方は事業費345円とそれから都市計画税を一定やはり負担していただく必要があるということで655円、5年分の都市計画税を負担していただくということで一定市街化区域との整合を図っていきたい、図れるものというふうに考えております。  次に、山麓地域の公共下水につきまして、これは公共下水で行くのかということでございます。  先に市債の起債残高につきまして言わせていただきます。13年度末現在で614億3,800万円でございます。  それから、順番がまた逆になりまして申しわけございませんが、公共枡、以前6か月から8か月たっていたと、現在どうかということでございます。現在は申請を受けまして警察との協議等も早めまして2か月で対応できるようになっております。 ○黒川建設部次長 特に調整区域の山麓地域が市街化になった場合の布設計画ということでこざいますけども、本市の公共下水道につきましては、当該地域につきましては分流式で工法を採用させていただいておりまして、今現在のあります市域の面積すべてについて面積カウントいたしまして、今現在迎えに行っております管につきましても、それに対応できるような管を入れさせていただいておりますので、市街化になりましても量的には流下は可能であるということで考えております。  それから、合流区域の下水が危ないというようなことでございますけども、本市の場合は約面積的に半分ぐらいが今現在計画決定で4,400ヘクタールぐらいございますが、約半分が合流区域で整備をしておりまして、残り半分が分流としての計画をいたしております。昨今のゲリラ的な集中豪雨と言いますか、そういうものが降った場合につきましては、今現在入れております合流式の下水管につきましては局所対応と言いますか、予想外の降雨に対して耐え得る施設というものは布設しておりませんので、そういう点からいきますと、そういう集中豪雨に耐えれる局所的な対応、または貯水槽と言うんですか、そういうものも今後、合流区域については見直しをしていく必要があるということで、上位計画である府からもそういうことが一部出ております。合流区域で雨水はある程度たまりますともう直接、河川に放流するわけなんですけども、3Qと言いますか、汚水の3倍以上のやつについてはということになっておりますけども、毎日毎日の維持管理が非常に莫大な金額になりますことから、やはり今後は分流区域にするほうが望ましいということでございまして、また公共用水域の汚濁防止の観点からいきましても、やはり汚水は汚水としての高級処理をして河川に流すという方向に持っていくというのが、今現在の時代の流れでございますので、その点で分流区域のほうへ持っていくという、ある程度の方針が出ておるということでございます。よろしくお願いいたします。 ○茂手木委員 ご説明でわかりましたけども、この1平米1,000円当たりをいただいていると、5年分。これは一括でいただいておられるのか、何年か分割でやっておられるのか。その点だけ  それから、合流については集中豪雨、要するに予想以上の雨が降った場合、対応できないだろうと。これは下水だけじゃなくて川も一緒なんだと思うんですけども、予想以上ですから。予想しているのはちゃんと対応しているわけですから、それはわかりますけども、何かほかのことで聞いたような気がするんで。これは僕がまた勉強しておきますけども。何かほかのことで、管理上の問題で何かあるみたいなことを聞いたことがあるんですけども。まあいいです。  将来的にはやはり合流については集中豪雨で対応できないので、対応できるようにしなきゃいけないという方向で考えていただいているということですので、そういうことも、今後対応していただきたいというふうに思います。  それから、市債の残ですけども、これは一向に減りませんね。減らさんようにしているのかな。たしか七、八年前か、10年前かな、それぐらいから600億とこう言っているんですけど。それはもうこっちが事業しているということですから、それはそれでいいかと思います。  以上で終わります。 ○坂口下水道課長 受益者負担金の払い方でございます。一括の場合は8%の前納報奨金がつきます。それから、分割払いは5年間で20回払いでございます。  失礼しました。前納報奨金につきましては4月から。現行は実質的には16%ですが、4月から規則改正によって率を変えて出します。 ○大谷委員長 休憩いたします。     (午後2時06分 休憩)     (午後2時07分 再開) ○大谷委員長 再開いたします。 ○野村助役 受益者負担金につきましては、本人の希望で一括もありますし、また分割もございます。 ○大谷委員長 他にご質疑はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○大谷委員長 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。  これより採決いたします。  本件、原案のとおり可決すべきものと決定することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○大谷委員長 こ異議なしと認めます。  よって、議案第27号につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたします。 ○大谷委員長 休憩いたします。     (午後2時08分 休憩)     (午後2時20分 再開)       ───────〇─────── ○大谷委員長 再開いたします。  議案第28号「平成14年度大阪府茨木市水道事業会計予算」を議題といたします。  提案者の説明を求めます。 ○市川総務課長 議案第28号、平成14年度大阪府茨木市水道事業会計予算につきまして、ご説明を申しあげます。  本予算は、水道事業運営の健全化に努めつつ、市民サービスの向上を初め、安定給水を確保するための配水施設の整備拡充と水道諸施設の維持管理の適正化に留意し、編成したものでございます。  1ページをお開きください。  第1条は省略いたしまして、第2条から説明を申しあげます。  第2条は業務の予定量でございまして、給水戸数、年間総給水量及び1日平均給水量を定めるものでございます。  第3条では収益的収入及び支出の予定額を定めております。  第1款水道事業収益では、その内訳といたしまして第1項営業収益では水道料金などを、第2項営業外収益では下水道使用料徴収受託料などを、第3項簡易水道等営業収益では水道料金を、第4項簡易水道等営業外収益では一般会計からの補助金を、第5項特別利益では固定資産売却益などをそれぞれ計上いたしております。  次に、第1款水道事業費用では、その内訳といたしまして第1項営業費用では浄水及び給水、さらに料金徴収業務などの営業活動を要する経費を、2ページに移りまして、第2項営業外費用では企業債の支払利息などの経費を、第3項簡易水道等営業費用では簡易水道の営業活動に要する経費を、第4項簡易水道等営業外費用では企業債の支払利息を、第5項特別損失では過年度損益修正損などの経費を、第6項では予備費をそれぞれ計上いたしております。  第4条では資本的収入及び支出の予定額を定めております。新年度から彩都に着工いたしますことから、収支とも大幅に増加となっております。  第1款資本的収入では、その内訳といたしまして第1項企業債では事業の財源として企業債を、第2項分担金では給水装置工事に伴う分担金を、第3項工事負担金では配水管布設工事等に伴う負担金を、第4項他会計負担金では消火栓新設に伴う一般会計負担金を、第5項固定資産売却代金では土地売却代金等を、第6項出資金では簡易水道整備に伴う一般会計出資金を、第7項補助金では配水池整備に伴う国庫補助金をそれぞれ計上いたしております。  また、第1款資本的支出では、その内訳といたしまして第1項建設改良費では拡張などに要する経費を、第2項企業債償還金では企業債の元金償還分を、第3項では予備費をそれぞれ計上いたしております。  これにより、資本的収入額が資本的支出額に対して不足しておりますが、これは過年度分損益勘定留保資金等で補てんをいたします。  次に、3ページに移りまして、第5条では、事業実施の財源として発行いたします起債の目的、限度額、起債の方法、利率、償還の方法を定めるものでございまして、その限度額を6,960万円と定めております。  第6条では、議会の議決を経なければ流用できない経費として、職員給与費及び交際費を定めております。  第7条では一般会計からの補助を受ける金額について定めております。  第8条では、棚卸資産の購入限度額を定めております。  以上で説明を終わります。よろしくご審査賜りますよう、お願い申しあげます。 ○大谷委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。 ○西田委員 私、できるだけ簡単に、時間があれですので。  9拡の内容等がここに示されておるわけなんですけれども、14年度から22年度まで、いわゆる9拡、9年間かかって拡張事業をされるわけですけれども、ただ8拡でまだ目標というか、そういう積み残したものについて、お尋ねしたいというふうに思います。  それから、この参考資料の一番最後のページですけれども、9拡にかかわる概算事業費ですけれども、国文関係を除いて前ページの簡易水道、十日市浄水場の更新等々ですね、これらをトータルしますと186億ということになろうかと思うんですけれども、人口の伸びの鈍化と言いますか、それから水需要の非常に減少、あわせて景気の低迷等、自己資金が138億というふうに示されておりますけれども、非常に厳しい財源の調達になっていくんではないかと思うわけですけれども。やはり市民に対する負担増ですね、これは免れないだろうというふうに考えておるわけなんですけれども、その点について、お尋ねをしておきたいというふうに思います。  それから、簡易水道の上水道に転換できる時期が、府営水道の豊能・能勢町への送水管が本市の山地部を通るということから、水質の安全性、安定供給の両面から早期整備が望まれると。これ事業費が17億というふうに示されておりますけれども、公共下水道の調整区域と同じように、非常に効率という面から、経済性という面から言いますと、非常に厳しい面があるんではないかなと思うんですけれども、これらの見通しです。同時に府の厳しい財政事情を考えたときに、この9拡で目標年次で簡易水道の上水道化が図れるのかどうかということです。  それから、自己水についてお尋ねをしておきたいと思うんですけれども、ことし14年の末で戸伏の水源地の廃止と言いますか、これがもうほぼ確定されておるわけなんですけれども、改めて確認しておきたいんですけれども、戸伏の自己水の全体に対する割合です。それから十日市浄水場、これも更新について31億の費用がかかるということなんですけれども、十日市の自己水の占める割合、そして例えば仮に更新した場合、これは最終的な確認なんですが、どのぐらいの費用がかかるのかということ。  それから、十日市においては、いわゆる伏流水が病原性原虫と言いますか、そういうものを防止するために現在休止していると。そういうふうに休止しながら、別にまた沈殿ろ過処理している深井戸水源の予備として、深井戸の取水量が減少した場合に活用すると。病原性原虫によって取水を中止しているのに、深井戸のその取水量が減少したときに使うということの整合性ですね。そういう汚染があるからやめているのに、深井戸の水量が減少したら、そこから取るというのは、これは私はやっぱり矛盾しているんじゃないかというふうに思っておりますけれども。同じ内容でこの資料に記述されています。それについて、どのように理解したらいいのか、お尋ねをしておきます。  それから、私、昨年の議会で、いわゆる直結給水のことで、5階建て。ことしも一定の回答はありましたけれども、努力をしてもらっていると。3階については、もう既にそういう直結給水ができるということなんです。5階まで近い将来なった場合、そのときに本会議でもう答弁は求めなかったですけれども、いわゆるメーター内で、メーターから中ですね。メーターは1か所しか設置できないと、こういう答弁だったです、去年。だけど、私は中で分岐して、そして受水槽へ行く分、直接、せっかく高い原水買ってよくなっているんです、水道水が。だから、そのメーターを通った中で分岐して、受水槽とそういう直結で将来なった場合、5階以上の分については受水槽で給水せざるを得ません、高いから。しかし、5階まで直結給水が可能とすれば、そういう考え方についてどうでしょう。私は非常に合理的だと思うんです。せっかくおいしい水と言いますか、安全な水をためておかないで直接使えるわけですから、これほど有益のある話はないと思うんですけども。その辺の理解ですけれども、この辺について、まずお尋ねをしたいと思います。 ○森工務課長 第8次拡張事業計画の残事業について説明いたします。  本事業は、平成7年度を初年度として事業を進め、平成13年度末の残事業は14%であります。  主な内容といたしまして、府道茨木亀岡線の改良工事に伴うもの、それから府道茨木寝屋川線の改良工事に伴うもの、3つといたしまして都市計画道路茨木鮎川線改良工事に伴う等の残事業がございます。  今後、道路改良工事の進捗に合わせまして施工してまいりたいと考えております。 ○丸山浄水課長 まず、戸伏廃止に伴います自己水の割合を申しあげます。  平成10年度で約6.6%です。そして、11年度で同じく6.6%、12年度で6.5%、13年度の見通しとしましては約5.2%、14年度で廃止いたしますことから、これも見通しですが5.3%ぐらいの割合ではないかというふうに見通しを立てております。  それから、十日市ですが、同じく10年度で11.2%、11年度で11%、12年度で10.8%、13年度の見込みですが、約10.4%を見込んでおります。それから、14年度は十日市の沈殿池排水処理施設等の耐震化と能力が低下してきておりますので、それの改修工事を行いますので一時停止いたします関係で、14年度につきましては割合が9%に下がっております。それによって処理能力が当初の能力を回復することになってまいりますので、15年度以降につきましては12%ぐらいになる見込みを立てております。  それから、十日市浄水場の伏流水を、休止している水をまた十日市の深井戸の代替水源として活用するという件でございますが、厚生労働省から、私のほうで使っておりました伏流水は湧いた水に塩素を加えただけで、そのまま送っておりました。こういう給水の仕方は非常に塩素に耐抗力を持っておりますクリプトスポリジウムが非常に危険だということで、緩速ろ過並びに膜ろ過といったろ過設備を設置した後、濁度が0.01以下になるように処理をして送りなさいと、こういう通達が来ております。このろ過設備を我々持っておりません関係で、今現在は伏流水を止めております。能力は地下水の処理能力だけしか持っておりません。したがって、今、伏流水は休止しております。深井戸の取水量が減った場合には、深井戸をすぐ掘ってすぐ回復できませんから、深井戸の取水量が減ったときにはすぐ伏流水を取って、沈殿池、ろ過池を通して、そういうろ過設備を通して深井戸の水と一緒にして送ると、そういう水源にとりあえずは使える手立てをとっておこうということで、今現在、休止しております。  戸伏の改修は、概算費用でございますが、拡張事業のレベルで24億の見積りをしております。 ○森工務課長 直結給水についてお答えいたします。  5階直結給水に向けて、その整備に現在努めているところでございますが、本年度マッピングシステムを利用して管網解析を実施しております。それによりまして5階直結給水に必要な配水幹線や配水支管の計画を実施してまいります。  先ほど委員が指摘されましたメーターから以降での直結と受水槽の件につきましては、現在、研究をさせていただいておるところでございます。 ○中内総務課参事 3点目の簡易水道統合時期についての見通しでございますが、第9次拡張事業の目標年次は平成22年度まであり、認可の上では平成22年度までに統合する計画となっておりますが、統合には多額の経費を要しますことから、今後の財政状況等を勘案しながら検討してまいりたく考えております。  したがいまして、実際の問題といたしまして、整備が完了するのは目標年次以降にずれ込むのではないかと考えております。 ○北川水道部長 9次拡張事業の件で、国文関係を除きまして186億というふうな多額の経費でということでございますけども、先ほどから説明させてもらっておりますように、9拡につきましては14年度から22年度までの事業になっておりますので、現段階での整備というふうな形で計上したものでございます。  使用水量も計画時以降、まだ落ち込んでいるというふうな中で、なかなか収入の見通しが厳しい状況でございますので、これは計画としてあげておりますので、毎年の実施につきましては、その年度年度で十分こういうことを加味しながら予算計上をさせてもらいながら、この目標に向けて事業を進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いを申しあげます。 ○西田委員 一定ご説明をいただきまして、財政的には見通しとしては非常に厳しい。このことはもうだれが見てもそうだろうというふうに思いますし、この山間部の簡易水道については、やはり、ご当地の方々は待望しておられると思うんです。ですから、いろいろ優先順位があろうかと思うんですけれども、それもやっぱり府の状況に左右されます。府がこれをやっぱり山地部を通してくれないことにはどうしようもないという内容です。だから、今後ともひとつ格段の努力をしていただきたいというふうに思っています。  それから、自己水ですけど、十日市の浄水場の、これは施設も含めてでしょうけれども更新が31億ですね。戸伏の場合は更新するとすれば24億と。取水量は半分ぐらいですか、半分強ですか、十日市と戸伏と比べたら、ざっと半分ぐらいですけど。だけど、24億程度で、これは、もう決めておられるんだから、今さらそんなことを言って元へ戻せというわけにはいかんでしょうけども、意見として、自己水の確保という面から言えば、十日市の浄水場の更新が31億、戸伏の場合は建物等々も含めてなのかどうかわかりませんけれども、24億で更新できるとしたら、私は非常にもったいない気がするんです。だけど、前回のときもそれなりの理由を聞いていますし、この戸伏を廃止するということ。それについては、やむを得ないというふうには思っておりますけれども。その辺がちょっと取水量から言えば、せっかくあれだけの施設、敷地を持っておって、自己水確保ということから言えば、もったいないなという気がするんですけど。  これは決定されておるんですから、ただ、この跡地です。戸伏の浄水場の跡地についてはどのようにされるのか。計画を立てておられるのか。その辺お聞かせ願っておきたいと思います。  それから、5階までの直結給水、私は技術的に5階まで直結して、それ以降の部分について受水槽で給水するという、非常に考えたら、それだけの工事費はかさむでしょうけど、配管の建築においては。だけど、非常に合理的ではないかと。たまり水を飲むわけじゃないので、5階までは直結だと、それ以上の高い場合はですよ。5階までなら問題ないでしょうけど。それ以上の高い建物についてはそういうことも可能ではないかというふうに。研究されているという答えなので、この5階直結給水が可能な段階において、これらの答えもひとつ出してもらえたらというふうに思います。これはそういうふうに要望しておきます。  それから、災害対策について、8拡で安威配水池について、いわゆる緊急遮断弁の設置です。私、震災直後に神戸のあの状況を、再三現地に行きまして、そしてこの問題をすぐさま提起して、本市もすぐさま取り入れていただいて、緊急遮断弁を設置してもらっておるわけなんですけれども。そして、それとあわせて茨木市水道部震災対策マニュアルを策定されています。これらは必ずしも全部、水道部の財政が非常に圧迫されている中で、災害対策、これは所管がちょっと外れますけど、考え方として水道部が全額負担してこれをやっていく。やっぱり一般会計からもそれなりの災害対策ということであれば、それなりの対応があってもいいんじゃないかというふうに考えていますけど。こういうふうに進めていきますと、水道会計、ますます厳しい状況になっていくんではないかというふうに。それとあわせてもう一つ、このマニュアル、貯水槽なんかは全部やってもらっているわけなんですけれども、そういう緊急時の給水の配車体制なんかもマニュアルの中に含まれて、そういうものがそういう災害があれば即機能すると。そういう検討もあわせて進められているのかどうか。その辺だけ聞かせていただけますか。 ○北川水道部長 自己水の関係でございますけど、戸伏につきましても一応廃止ということで、経費的には24億かかるんですけども、それ以上に十日市はかかるじゃないかということでございますけども、本市にとりましても自己水しか、十日市が残らないということになりますので、ここは少々耐震も含めまして、更新にはお金がかかりましても、ここでは自己水を確保していきたいというふうな思いがありますので、ここにつきましても整備をしていきたいというふうな考えをしておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  それと、もう1点、戸伏の跡地につきましては、水道のほうでは一応14年度末で廃止ということになりますので、まず一般部局のほうに跡地の利用につきましての計画についての意見を聞かせてもらうと。まずそういう手続を踏ませてもらうということでありまして、今後、一般部局のほうで検討してもらう事項になるんではないかというふうに考えておりますので、よろしくお願いを申しあげます。 ○森工務課長 災害時におきます供給配備計画について、ご説明いたします。  市内で震度5以上の地震が発生した場合、水道部は災害対策本部の下部組織として給水対策統括本部を設置し、ライフラインである水道施設の1日も早い復旧を目指し、応急体制を組織して、総務活動、保安活動、応急復旧活動及び応急給水活動の諸活動を組織的、系統的に行うため、必要事項を定めた災害対策マニュアルを作成しております。  その計画では、18か所の給水拠点を確保しており、それに必要な車両配備は62台としております。  以上です。 ○北川水道部長 それと、もう1点、災害対策の関係でございますけども、必要な経費は一般会計からという補助を受けたらどうかというご指摘でございますけども、こういった関係につきまして先ほど委員のほうも質問の中にありましたように、緊急貯水槽につきましては、補助金を活用しながら一般会計のほうで負担していただいている部分がございますので、仕切弁につきましては、現段階では水道部のほうの負担というふうな形での役割分担のもとに事業を進めさせてもらっていると、こういうふうに理解しておりますので、よろしくお願いを申しあげます。 ○西田委員 もう終わります。時間を余り取ったらいけませんので。  特に、ここでお願いしておきたいことは、この災害対策です。これをできるだけ早い時期に。今、策定をされているようなんですけれども、非常に大事な部分ですので、できるだけ早期に策定をしていただきたいと。  以上で終わります。
    大谷委員長 他に質疑はございませんか。 ○朝田委員 簡単にやっておきます。  水道会計なんですけども、平成14年度の予算は、やっぱり当初予算と比べると、営業収益の給水収益のところを見ると13年度の当初予算と比べると、1億3千何がし減になっているというのが大きな特徴だと思うんですけども、その原因は何かというところをご答弁願えたらと。厳しい予算かなというふうに思っていますので、その辺の分析をご答弁願えたらと思います。  それから、9拡でも国際文化公園都市における水道整備ということで、概算事業費で152億ということで出ているんですけども、15年度末のまちびらきに向けての水道事業、その間の水道事業にはどういう事業があるのかということと、そのまちびらきまでの概算の事業費ですね、予測できていましたら、ご答弁お願いしたいと。その事業費はどういう負担になるのかという、本市の負担はどうなのかというところも明確にされたいと思います。  あと、平成7年に公団と水道事業管理者の間で交わした覚書があると思うんですけども、この覚書では第4条に協定の締結が規定されていると思うんです。この費用負担に係る協定の締結はもう決まったのか、されているのか、その辺もご答弁お願いいたします。 ○大砂営業課長 営業収益の減収になっております13年度予算と14年度予算の比較でございますが、原因といたしましては、長引く景気の低迷や節水意識の高揚などから、ここ数年において使用水量が減少しておりますが、その減少傾向が今も引き続いているものと考えております。  以上でございます。 ○中内総務課参事 16年春、西部地区のまちびらきに向けて、それまでの事業費ということでございますが、14年度から本格的に整備をしていくということでございまして、府営水道を受水する新受水場、それから西部地区に一部送水するための配水場の建設、それから現在、国道171から埋設されております府営水道の管から、今回受水する新受水場までの送水管の布設、それから西部地区まちびらきに向けての送水・配水管の布設等を合計いたしますと、約35億円という予定で14年度につきましては参加しております。  この費用負担については水量案分ということでございまして、都市公団が34億7,000万、約99.1%の水量比率、残り0.9%については水道部が約3,000万円というような形になろうかと思います。 ○北川水道部長 まちびらきに向けての経費でございますけども、今、14年度の内容につきましては35億程度というふうにお答えさせてもらいましたけども、私ども15年度で予定をしている数字につきましては30億2,000万程度の分が予定をしておりますので、2か年を合計したことでございますから65億2,000万ぐらいの経費を予定にいたしております。 ○大谷委員長 休憩いたします。     (午後2時53分 休憩)     (午後2時54分 再開) ○大谷委員長 再開します。 ○中内総務課参事 先ほど平成7年に交わした協定の費用負担ということでございますが、平成7年3月1日に締結しておりますのは覚書ということで、水道事業管理者と都市公団が結んだものでありまして、それにつきまして都市公団の費用対象範囲は、土地区画整理事業の区域の給水に必要な施設に関する費用ということで、それにつきまして現在、それの事業実施に向けての協定を結ばれているかということでございますが、今、交わしておりますのは、これまでの関連事業は協定前の費用負担契約で実施いたしておりますので、今おっしゃっているように工事に伴う費用負担の協定については、再三公団のほうにも早く結んでほしいと、結ぶ必要があるのでそれは強く要望しておりますが、その中での作業として費用負担をやる前のということで、協定前の費用負担で結んでおります。 ○朝田委員 ごちゃごちゃ言わないで、まだだったらまだと言ってくれたらいいんですが。  1点目の給水収益が減った予算になっているというのは、現下の経済状況、長引く不況で水量の減少ということなんですね。指摘したいのは、本予算でも事業の予測量というのをされていますけども、給水戸数なんかは10万2,409戸と、年間総給水量は3,440万立方メートルと、1日平均給水量でいくと9万4,247立方メートルということなんですけども、指摘したいのは、昨年、水道料金引き上げのときに水道事業基本計画というか、予測を出しているんですけども、そこからくると大分開きがあるなという。確かに、それは予測ですから、それは開きがあるのは仕方ありませんと言うかもわかりませんけども、しかし現下の経済状況で、実態に合った経営というのをしていくために、やっぱりこういう差は極力小さくしていかないかんのと違うかなという、私、意見を持っていまして、去年の水道料金の値上げの参考資料として出た基本計画書の予測では、例えば1日平均給水量で見ると9万7,661立方メートルということで、差が3,414立方メートルあると。9拡でも1日平均給水量は9万7,131ということで、その差が2,884立方メートルあるということで、この差を極力小さくするという努力が必要なんじゃないかと。実態に合った予測、今の深刻な不況も勘案して、そういう実態に合った見込みを立てるべきじゃないかというふうに思うんですけども、その辺のご見解をお示しください。  昨年、12月議会に9拡に基づく条例の数字の改正があったんですけども、当初、ダム開発も見込んだ過大見積りだと指摘したんですけども、上の計算方式がそうなっているからしようがないんですという、機械的なご答弁を繰り返していたんですけども、やっぱり、もうこういうやり方は時代に合わないよということを上部のほうにも言ってほしいと、私、今でもそう思うんですけども。今回、予算そのものですから反対はしませんけども、現下の経済状況の実態に合った水道事業の展開を強く求めます。それは見解があればおっしゃってください。  それから、国文開発の関係の事業なんですけども、それぞれの負担はわかりました。協定の締結、地域内における費用負担に係る協定の締結はまだたということだと思うんですけども、もう一つ、尋ねておきたいのは、国文地域の水道施設ありますね。この水道施設の市への移管の時期はいつかということを新たにご答弁願えたらと。何でこんな質問をするかと言うと、施設整備については市の負担はそんなにないんですけども、維持管理費についての費用で、これからどうなっていくのかなということで非常に心配しているんです。ご承知のとおり阪南スカイタウンなんか、今、移管時期をめぐってもめていたりしますので、住宅が張りつけばいいんですけど、そういう状況にないところの維持管理費だけがかさむということになってくるので、この維持管理費についての費用負担の協議も公団にやっぱり早期に申し入れるべきだと。強くそういう取り決めをちゃんとした確約を求めていくべきだと思うんですけども、その辺のところのご答弁をお願いいたします。 ○北川水道部長 まず、1点目の水量の関係につきましてご指摘いただいておりますけども、推計する時点におきましては、その年度年度におきまして、過去の実績等を踏まえて推計させてもらっているというような実態でございまして、結果として、その延長線上で下がっているというふうな状況でして、予測の段階ではそれは抑えた数字がそのまま移行するであろうというふうな過程で、すべて抑えているんですけども、結果としては下がるという傾向が下げどまらないと、こういう状況が続いている状況でございまして、その水量を下げるという見込みを出すのは、なかなか難しいというふうに思っております。例えば料金改定のときのお話でございますけども、そういうふうに下げましたら余計に料金の入ってくる収入が減りまして、もっと高い料金アップをしてもらわないと賄えないというふうな結果になりますので、委員のおっしゃっている意味では、料金改定はもっと大幅にしないとできないのかなと。現段階で抑えて数字を伸ばせと言われましたら、水量が減ってきますから料金収入も減るということになりますと、当然、改定率もそれ以上にあげてもらわないと17年までの事業計画が立たないということになりますから、料金改定のときに抑えていますのは、現況を抑えたものの水量でいくだろういう予測のもとに改定させてもらいましたのは、このような数字になっておりますので、その辺、なかなか下げるのは難しいかなと。下げどまりになるんじゃないかというふうなものをもとにそういう傾向が続いていますので、そういうふうな形の水量の見込みをさせていただいております。  ただ、12月議会でのご指摘なんですけども、あれは事業認可変更するために、国のほうに出すための22年の数字について議論をさせてもらったわけでありまして、これにつきましては、22年度におきまして過去10年間の実績で平均給水量と最大給水量、この10年の中で一番最大のことが起こったときにも、水の供給ができるかどうかのチェックをする資料でありまして、必ず22年度に最大水量がそれだけになりますよというふうな意味の数字じゃ全然ないわけでして。仮に過去10年間を見たら、これだけの日照りのときにはそういうことが起こりますよと。そういう起こったときにも22年度では市のほうで水が送れるような施設になっているかどうか、こういうことのチェックをする資料の数字でありまして、必ず22年度には、その数字になるというふうな意味の数字ではございませんので、それは国のほうの指針ですし、国のほうもそういう計算式のもとに数字を出してくれということでございましたので、12月の議会でもそういう答弁をさせてもらったというふうに理解していますので、よろしくお願いを申しあげたいと思います。  それから、国文の関係でございますけども、施設の移管という話でございますが、これは彩都における施設につきましては、彩都のほうから負担金をもらって、市のほうで直接執行していきますので、すべて、もう市のほうの管理になりますので、工事もうちのほうでやると。移管を受けるとかいうふうな性格のものではありませんので、よろしくお願いしたいと思います。  以上でございます。 ○朝田委員 私の言っているのは、そういう過大見積りによって料金にはね返ってくるような、ダムの計画だとか。そういう意味では国文のあれも大いに問題だと思っています。それだけの負担をしていく、しかし住宅が張りつかない、維持管理費だけ、かさんでくるという、そういう面では、非常に今後問題になってくるのかなというふうに思っています。そういう意味で聞いているわけです。  水道事業ですから、小学校の建設だとか道路だとか、そういうのと同じようにはいかないとは思いますけど、しかし、やはり実態に合わないものは見直していくべきだという、こういう考えから市民に料金にはね返ってくるような、そういうのは極力避けていくべきだという観点から聞いていますので、その辺は誤解のないようにされたいというふうに私は思います。見解があればおっしゃっていただければ。 ○大谷委員長 他に質疑はございませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) ○大谷委員長 質疑なしと認め、質疑を打ち切ります。  これより採決いたします。  本件、原案のとおり可決すべきものと決定することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○大谷委員長 こ異議なしと認めます。  よって、議案第28号につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたします。       ───────〇─────── ○大谷委員長 次に、「常任委員会の所管事項に関する事務調査について」を議題といたします。  休憩いたします。     (午後3時08分 休憩)     (午後3時08分 再開) ○大谷委員長 再開いたします。  本件は、国内をその範囲とするものであります。  お諮りいたします。  常任委員会の所管事項に関する事務調査は、1.都市計画行政について、2.建設行政について、3.水道行政についてのとおり、平成15年3月31日まで閉会中も調査することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○大谷委員長 こ異議なしと認め、そのように決定いたします。  以上をもちまして、当委員会に付託されました案件の審査を終了いたしました。  なお、会議録につきましては26日午後1時までに各議員に配付させていただきますので、よろしくお願いいたします。  これをもって、建設水道常任委員会を散会いたします。     (午後3時08分 散会)  以上、会議の顛末を記載し、茨木市議会委員会条例第29条の規定により、ここに署名する。  平成14年3月19日        建設水道常任委員会        委員長  大  谷  敏  子...