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  1. 枚方市議会 2020-12-01
    令和2年12月定例月議会(第1日) 本文


    取得元: 枚方市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-23
    検索結果一覧に戻る 検索をやり直す 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2020-12-08 令和2年12月定例月議会(第1日) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 全文表示 選択表示 発言者の表示切り替え 全 229 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1   ◯野村生代議長 選択 2   ◯淨内俊仁市議会事務局長 選択 3   ◯野村生代議長 選択 4   ◯野村生代議長 選択 5   ◯野村生代議長 選択 6   ◯伏見 隆市長 選択 7   ◯野村生代議長 選択 8   ◯野村生代議長 選択 9   ◯野村生代議長 選択 10   ◯田中哲夫総合政策部長 選択 11   ◯野村生代議長 選択 12   ◯野口光男議員 選択 13   ◯田中哲夫総合政策部長 選択 14   ◯野口光男議員 選択 15   ◯田中哲夫総合政策部長 選択 16   ◯野口光男議員 選択 17   ◯木村亮太議員 選択 18   ◯田中哲夫総合政策部長 選択 19   ◯木村亮太議員 選択 20   ◯田中哲夫総合政策部長 選択 21   ◯木村亮太議員 選択 22   ◯小池晶子議員 選択 23   ◯田中哲夫総合政策部長 選択 24   ◯小池晶子議員 選択 25   ◯田中哲夫総合政策部長 選択 26   ◯小池晶子議員 選択 27   ◯野村生代議長 選択 28   ◯野村生代議長 選択 29   ◯野村生代議長 選択 30   ◯野村生代議長 選択 31   ◯野村生代議長 選択 32   ◯野村生代議長 選択 33   ◯野村生代議長 選択 34   ◯野村生代議長 選択 35   ◯川南 裕環境部長 選択 36   ◯野村生代議長 選択 37   ◯野村生代議長 選択 38   ◯野村生代議長 選択 39   ◯野村生代議長 選択 40   ◯野村生代議長 選択 41   ◯野村生代議長 選択 42   ◯野村生代議長 選択 43   ◯野村生代議長 選択 44   ◯田中哲夫総合政策部長 選択 45   ◯野村生代議長 選択 46   ◯野村生代議長 選択 47   ◯野村生代議長 選択 48   ◯野村生代議長 選択 49   ◯野村生代議長 選択 50   ◯野村生代議長 選択 51   ◯野村生代議長 選択 52   ◯野村生代議長 選択 53   ◯石田智則市民生活部長 選択 54   ◯野村生代議長 選択 55   ◯野村生代議長 選択 56   ◯野村生代議長 選択 57   ◯野村生代議長 選択 58   ◯野村生代議長 選択 59   ◯野村生代議長 選択 60   ◯野村生代議長 選択 61   ◯野村生代議長 選択 62   ◯武田俊哉観光にぎわい部長 選択 63   ◯野村生代議長 選択 64   ◯野村生代議長 選択 65   ◯野村生代議長 選択 66   ◯野村生代議長 選択 67   ◯野村生代議長 選択 68   ◯野村生代議長 選択 69   ◯野村生代議長 選択 70   ◯野村生代議長 選択 71   ◯白井千香保健所長 選択 72   ◯野村生代議長 選択 73   ◯野村生代議長 選択 74   ◯野村生代議長 選択 75   ◯野村生代議長 選択 76   ◯野村生代議長 選択 77   ◯野村生代議長 選択 78   ◯野村生代議長 選択 79   ◯野村生代議長 選択 80   ◯山下 功土木部長 選択 81   ◯野村生代議長 選択 82   ◯野村生代議長 選択 83   ◯野村生代議長 選択 84   ◯野村生代議長 選択 85   ◯野村生代議長 選択 86   ◯野村生代議長 選択 87   ◯野村生代議長 選択 88   ◯野村生代議長 選択 89   ◯藤原卓也総務部長 選択 90   ◯野村生代議長 選択 91   ◯八尾善之議員 選択 92   ◯山下 功土木部長 選択 93   ◯八尾善之議員 選択 94   ◯山下 功土木部長 選択 95   ◯八尾善之議員 選択 96   ◯野村生代議長 選択 97   ◯野村生代議長 選択 98   ◯野村生代議長 選択 99   ◯野村生代議長 選択 100   ◯野村生代議長 選択 101   ◯野村生代議長 選択 102   ◯野村生代議長 選択 103   ◯野村生代議長 選択 104   ◯野村生代議長 選択 105   ◯野村生代議長 選択 106   ◯山崎 宏健康福祉部長 選択 107   ◯野村生代議長 選択 108   ◯松岡ちひろ議員 選択 109   ◯山崎 宏健康福祉部長 選択 110   ◯松岡ちひろ議員 選択 111   ◯田中哲夫総合政策部長 選択 112   ◯松岡ちひろ議員 選択 113   ◯山崎 宏健康福祉部長 選択 114   ◯岡市栄次郎議員 選択 115   ◯山崎 宏健康福祉部長 選択 116   ◯岡市栄次郎議員 選択 117   ◯山崎 宏健康福祉部長 選択 118   ◯岡市栄次郎議員 選択 119   ◯野村生代議長 選択 120   ◯野村生代議長 選択 121   ◯野村生代議長 選択 122   ◯野村生代議長 選択 123   ◯松岡ちひろ議員 選択 124   ◯野村生代議長 選択 125   ◯野村生代議長 選択 126   ◯野村生代議長 選択 127   ◯野村生代議長 選択 128   ◯野村生代議長 選択 129   ◯山下 功土木部長 選択 130   ◯野村生代議長 選択 131   ◯泉 大介議員 選択 132   ◯山下 功土木部長 選択 133   ◯泉 大介議員 選択 134   ◯野村生代議長 選択 135   ◯野村生代議長 選択 136   ◯野村生代議長 選択 137   ◯野村生代議長 選択 138   ◯野村生代議長 選択 139   ◯野村生代議長 選択 140   ◯野村生代議長 選択 141   ◯野村生代議長 選択 142   ◯山下 功土木部長 選択 143   ◯野村生代議長 選択 144   ◯野村生代議長 選択 145   ◯野村生代議長 選択 146   ◯野村生代議長 選択 147   ◯野村生代議長 選択 148   ◯野村生代議長 選択 149   ◯野村生代議長 選択 150   ◯野村生代議長 選択 151   ◯田中哲夫総合政策部長 選択 152   ◯野村生代議長 選択 153   ◯妹尾正信議員 選択 154   ◯田中哲夫総合政策部長 選択 155   ◯妹尾正信議員 選択 156   ◯藤田幸久議員 選択 157   ◯田中哲夫総合政策部長 選択 158   ◯藤田幸久議員 選択 159   ◯田中哲夫総合政策部長 選択 160   ◯藤田幸久議員 選択 161   ◯野村生代議長 選択 162   ◯野村生代議長 選択 163   ◯野村生代議長 選択 164   ◯上野尚子議員 選択 165   ◯山崎 宏健康福祉部長 選択 166   ◯佐藤伸彦危機管理監 選択 167   ◯上野尚子議員 選択 168   ◯山崎 宏健康福祉部長 選択 169   ◯佐藤伸彦危機管理監 選択 170   ◯上野尚子議員 選択 171   ◯広瀬ひとみ議員 選択 172   ◯山崎 宏健康福祉部長 選択 173   ◯前村卓志教育委員会事務局総合教育部長 選択 174   ◯広瀬ひとみ議員 選択 175   ◯山崎 宏健康福祉部長 選択 176   ◯前村卓志教育委員会事務局総合教育部長 選択 177   ◯広瀬ひとみ議員 選択 178   ◯田中優子議員 選択 179   ◯前村卓志教育委員会事務局総合教育部長 選択 180   ◯田中優子議員 選択 181   ◯前村卓志教育委員会事務局総合教育部長 選択 182   ◯田中優子議員 選択 183   ◯松岡ちひろ議員 選択 184   ◯山崎 宏健康福祉部長 選択 185   ◯松岡ちひろ議員 選択 186   ◯山崎 宏健康福祉部長 選択 187   ◯松岡ちひろ議員 選択 188   ◯野村生代議長 選択 189   ◯野村生代議長 選択 190   ◯野村生代議長 選択 191   ◯野村生代議長 選択 192   ◯広瀬ひとみ議員 選択 193   ◯野村生代議長 選択 194   ◯野村生代議長 選択 195   ◯野村生代議長 選択 196   ◯野村生代議長 選択 197   ◯野村生代議長 選択 198   ◯石田智則市民生活部長 選択 199   ◯野村生代議長 選択 200   ◯山下 功土木部長 選択 201   ◯野村生代議長 選択 202   ◯山崎 宏健康福祉部長 選択 203   ◯野村生代議長 選択 204   ◯水野裕一子育ち支援監 選択 205   ◯野村生代議長 選択 206   ◯伊藤竹彦上下水道事業管理者 選択 207   ◯野村生代議長 選択 208   ◯岡市世紀市立ひらかた病院事務局長 選択 209   ◯野村生代議長 選択 210   ◯丹生真人議員 選択 211   ◯白石金吾上下水道局上下水道事業部長 選択 212   ◯丹生真人議員 選択 213   ◯白石金吾上下水道局上下水道事業部長 選択 214   ◯丹生真人議員 選択 215   ◯鍜治谷知宏議員 選択 216   ◯白石金吾上下水道局上下水道事業部長 選択 217   ◯鍜治谷知宏議員 選択 218   ◯野村生代議長 選択 219   ◯野村生代議長 選択 220   ◯野村生代議長 選択 221   ◯野村生代議長 選択 222   ◯野村生代議長 選択 223   ◯野村生代議長 選択 224   ◯野村生代議長 選択 225   ◯野村生代議長 選択 226   ◯野村生代議長 選択 227   ◯野村生代議長 選択 228   ◯野村生代議長 選択 229   ◯野村生代議長 ↑ ページの先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1 ◯野村生代議長 開議に先立ち、事務局長から議員の出席状況を報告します。淨内事務局長。 2 ◯淨内俊仁市議会事務局長 本日の会議のただいまの出席議員は、30名です。  以上で報告を終わります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~     (午前10時 開議) 3 ◯野村生代議長 ただいま報告しましたとおり、出席議員は定足数に達していますので、これから令和2年12月定例月議会を開きます。  なお、本定例月議会の議会期間は、本日から12月22日までの15日間とします。 4 ◯野村生代議長 ただいまから本日の会議を開きます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 5 ◯野村生代議長 冒頭、市長から挨拶したい旨の申出がありますので、これをお受けします。伏見市長。 6 ◯伏見 隆市長 おはようございます。令和2年12月定例月議会の冒頭に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  初めに、去る12月4日には、枚方市駅周辺再整備及び新庁舎整備の取組状況について御説明させていただくため、全員協議会を開催いただき、誠にありがとうございました。議員の皆様からいただきました様々な御意見も踏まえながら、引き続き取組を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。  さて、新型コロナウイルス感染症につきましては、府内における重症患者が急増したことを受け、大阪府では、先日、独自基準である大阪モデルの警戒度を、非常事態を示すレッドステージへと移行いたしました。本市におきましても、11月に入ってから連日新たな感染者が複数人報告されており、医療現場では、病床や従事者の不足が深刻化してきております。  こうした状況を踏まえ、本市では、12月7日から15日までの間、生涯学習市民センターやスポーツセンターなど市所管施設の利用を中止するとともに、市が主催、共催するイベントにつきましても、同様の対応としております。  また、当初、使用期間を12月31日までとしておりましたコロナ対策店応援クーポン券につきましても、まだ使用されていない市民の皆様に安心して買物や食事を楽しんでいただくため、令和3年2月28日まで延長することを決定いたしました。  先日も、市内の複数の高齢者施設でクラスターが発生するなど、保健、福祉の現場も含めて今後さらなる対策、体制の強化が必要な状況になってきており、この危機的状況を乗り越えるためにも、国・府や関係機関とも連携を図りながら、全力で取組を進めてまいります。  それでは、令和2年12月定例月議会でございますが、提出議案といたしまして、補正予算案をはじめ、条例の制定、一部改正、工事請負契約の締結のほか、指定管理者の指定や人事案件などを提出させていただく予定でございます。よろしく御審議の上、御可決、御同意いただきますようお願い申し上げまして、開会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 7 ◯野村生代議長 次に、本定例月議会の会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、一原明美議員、田中優子議員の2名を指名します。
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 8 ◯野村生代議長 日程第1、議案第93号「枚方市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例の制定について」を議題とします。 9 ◯野村生代議長 理事者から提案理由の説明を求めます。田中総合政策部長。 10 ◯田中哲夫総合政策部長 ただいま上程いただきました議案第93号 枚方市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。  議案書の178ページをお開き願います。  本件につきましては、本条例を制定することにつきまして、地方自治法第96条第1項第1号の規定に基づき議会の議決をお願いするものでございます。  本条例につきましては、情報通信技術を利用し、いわゆるオンライン申請により、行政手続等における利便性の向上や行政運営の簡素化、効率化を図る上で必要となる事項を定めるため、制定するものでございます。  それでは、制定内容につきまして、御説明申し上げます。  179ページにございます第1条では、本条例の目的を、第2条では、本条例で用いる用語の定義を定めております。  第3条につきましては、オンラインによる申請等の取扱いを規定しておりまして、第1項では、他の条例等において書面等により行うことが規定されているものについて、オンラインによる手続ができることを定め、180ページに参りまして、第4項では、署名等について、個人番号カードの利用等で代替できることを定めております。また、第5項では、手数料等の納付について、電子納付により行うことができることを定めるものでございます。  第4条につきましては、オンラインによる処分通知等の取扱いを規定しており、前条と同様に、書面等によらずオンラインによる方法で行うことができることなどについて定めるものでございます。  181ページに参りまして、第5条及び第6条では、電磁的記録によります縦覧及び書面などの作成等の取扱いについて、それぞれ規定しております。  第7条につきましては、申請時等における添付書面等の省略について規定しており、住民票の写しなどの添付について、個人番号カードの利用や行政機関間の情報連携等により入手、参照できる場合については添付を要しないことを定めております。  182ページに参りまして、第8条につきましては、オンライン化の推進状況の公表に関することを規定しております。  最後に、附則でございますが、本条例は公布の日から施行することとしております。  以上、議案第93号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 11 ◯野村生代議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。野口議員。 12 ◯野口光男議員 ただいま上程されました議案第93号 枚方市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例の制定について、質問させていただきます。  この条例については、本市の手続のオンライン化を進める対応として整備することで、申請、届出等がオンライン上で行えるようになり、市民の利便性が向上するということになります。その一方で、本人確認を必要とする申請、届出が多く存在しますが、その本人確認が必要な場合の方法について、お伺いします。 13 ◯田中哲夫総合政策部長 オンライン化に伴う本人確認の方法についてでございますが、各種申請・届出等には本人確認を要するものが多くあり、オンラインによる受付を行う際には、電子的な本人確認の仕組みが必要となってまいります。国からは、マイナンバーカードに搭載されている電子証明書を活用した公的個人認証サービスの利用を基本とする考え方が示されており、本市におきましても、そうした公的個人認証サービスによる本人確認を基本とした対応を進めてまいります。 14 ◯野口光男議員 電子申請における本人確認の対応方法については、マイナンバーカードを用いた公的個人認証サービスを活用することを基本とするということですが、全国的に見ても、マイナンバーカードの普及はまだまだ進んでいない状況にあり、本市の普及率も2割程度であると聞いています。  これ以外の方法での対応を考えるべきだと思いますが、この対応について考えていないのか、市の見解をお伺いします。 15 ◯田中哲夫総合政策部長 国からは、先ほど申し上げましたとおり、マイナンバーカードの利用を基本とする考え方が示されているところでございますが、この点に関しましては、現在、別の方法による本人確認の方法につきましても、調査、検討を進めているところでございます。 16 ◯野口光男議員 3回目は、意見、要望にさせていただきますが、ただいまの答弁にありましたように、総務省はオンライン申請での本人確認をマイナンバーに限っているということであります。それは、戸籍情報や保険情報をマイナンバーと結びつけ、一層のマイナンバーカードの普及を促すことを目的にしているためです。また、マイナンバーでの申請は、家族関係などの機微な個人情報を行政が一体で管理するため、個人情報が漏えいした場合のリスクが高まるものであり、このようなことに対して危惧を持ち、マイナンバーを持たない市民も多くいらっしゃいます。  このようなことからも、マイナンバー以外の手段によるオンライン申請方法をぜひ検討していただくとともに、オンライン手続ができない市民の方には、従来の窓口をしっかり保障、そして、その場を維持していただくように要望して、質問を終わります。 17 ◯木村亮太議員 ただいま上程されました議案第93号 枚方市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例の制定についてですが、今回、本条例を策定する目的について、改めて確認のため、お伺いいたします。 18 ◯田中哲夫総合政策部長 本条例の制定目的についてでございますが、国では、令和元年12月にデジタル手続法を施行し、本人確認や手数料納付のオンライン化など、行政手続の利便性の向上や行政運営の簡素化、効率化を目的に、オンライン化に向けた環境整備を進めています。さらには、今般のコロナ禍の影響から、3密を回避する新しい生活様式に準拠した行政サービスが強く求められており、申請、届出等のオンライン化を進めることにより、来庁機会の削減や手続の簡素化等を図っていく必要があります。  そのため、各種手続等を規定した個々の条例、規則等を改正することなく、包括的にオンライン化を可能とするため、本条例の制定を行うものでございます。 19 ◯木村亮太議員 条例を制定する目的については理解いたしました。  11月に行われた総務委員協議会の案件資料によりますと、6月に実施した所管手続調査の対象となった1,295の手続のうち、オンライン化が可能と回答された手続が347手続、年間の届出件数が1,000件以上のものが55手続あり、まずは、これらの手続から順次オンライン化を進めていくということです。  55手続以外のものについてもオンライン化の対応は進めていかないのかというところですが、6月の定例月議会においても、国は行政サービスの100%デジタル化を目標に掲げており、本市においても同様に、原則全ての手続についてオンライン化を目指していくということでした。今回の調査結果ではオンライン化が可能と回答があった手続が1,295手続のうち347手続にとどまっているのですが、このことについてはどのように考えているのか、市の見解を伺います。 20 ◯田中哲夫総合政策部長 今回実施いたしました所管手続の調査におきましては、そもそも来庁して手続を行っていただく必要があるのかなどの観点で、オンライン化の可否について調査を行いました。  今後の対応といたしましては、まずはオンライン化が可能であると回答があった手続の中で、年間の届出件数が1,000件以上のものを優先して対応を進めてまいりますが、届出件数が少ないものにつきましても、順次オンライン化を図ってまいります。  また、現時点では対応が困難とされているものにつきましても、原則全ての手続をオンライン化していくことを目標に、対応を不可としている理由の精査や業務手法の見直し等を行った上で、順次対応を進めてまいります。 21 ◯木村亮太議員 本市のオンライン化に向けた考え方については理解いたしました。  現状、手続のオンライン化が困難であるとされているものについても、その要因の精査を進めて、できる限り多くの手続、原則全ての手続がオンライン上で行える環境を早期に整備していただきたい、そして、それによって多くの市民が利便性を享受できるように進めていただきたいと要望します。  国も、行政のデジタル化に向けてデジタル庁の創設の議論等を進めて、人材の確保についても、海外や民間からなどのお話があります。枚方市においても、本気で行政のデジタル化を進めていくためには人材の確保や育成が必要です。  ヤフーの元社長で、現在は東京都の副知事として行政のデジタル化などにも携わっている宮坂さんは、デジタル化に当たっては人材が必要とおっしゃっておりまして、都庁には水道インフラや道路インフラに携わる職員は多いがITインフラに関わる職員は限られたほどしかいないと言っております。枚方市も、ざっくり調べると、ITに関わる職員としては、ICT戦略課の職員は実質13人で、一方で、道路インフラであるとか、上下水道インフラに関わる職員は、土木部は117人、上下水道局は192人です。  それぞれの部署で担当をつけて育成していくというのであれば、現在は各部署にOAリーダーがいらっしゃるということですが、役割や位置づけ、名称を再度検討し、それぞれの部署でデジタル化を推進する役割を担っていただくということも検討していただきたいと要望しておきます。  また、特別定額給付金のオンライン申請においては、申請内容の不備等、多くの混乱を招いたことから、市民、利用者にとって分かりすい表示、利用しやすいサービスが提供できるように、ユーザビリティーの向上、使いやすさとか、最近はユーザーインターフェースの向上、ユーザーエクスペリエンス、UIとかUXとか言いますけれども、インフォームの向上を意識するとともに、申請データの受付処理にシームレスに連携していただくことで業務効率の向上を図るなど、行政サービス全体の効率化を進めていただくことを重ねて要望して、終わりとさせていただきます。 22 ◯小池晶子議員 ただいま上程されました議案第93号 枚方市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例の制定について、お伺いいたします。  枚方市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例を制定し、オンライン化が可能とされる手続で、年間の届出件数が1,000件以上のものから順次オンライン化の対応を進めていくとのことをお聞きしております。  我が会派として要望してきたところですが、具体的にどのように取組を進めていかれるのかについて、お伺いいたします。  また、既に条例を制定している自治体では、行政サービスの向上を目的に、情報通信技術を利用し必要な対策を講じることに努める旨の努力義務規定がありますが、今回制定する本市の条例にそのような規定がないことにつきまして、市の見解をお伺いいたします。 23 ◯田中哲夫総合政策部長 まず、取組の進め方についてでございますが、本条例を制定することにより、本市の条例等で規定する手続についてオンライン化を可能とする条例整備を行った上で、本市のあらゆる手続を対象にオンライン化の適用に向けた調整を進めてまいりますが、一度に全ての手続について対応することは困難でございますので、優先順位をつけて取組を進める考えでございます。  取組を進めるに当たりましては、国の進めるワンストップサービスに該当する手続や年間届出件数が1,000件以上の手続の中で、オンライン化の対応が可能な手続を優先的に対応してまいります。  また、対面による応対が必要となるものや原本の添付書類が必要となるものなど、現時点では対応が困難とされるものにつきましても、業務プロセスの見直し等により対応が可能か精査を進めてまいります。  次に、オンライン化の推進に関する努力義務規定についてでございますが、本条例は、国のデジタル手続法の趣旨を踏まえて制定するものでございまして、同法におきましては、既に地方公共団体の行政手続のオンライン化に関する努力義務が規定されていることから、本条例には、そうした規定を設けていないというものでございます。 24 ◯小池晶子議員 手続のオンライン化の進め方については一定理解しました。  本市では、新型コロナウイルス感染症対策として、窓口で受け付けていた手続の郵送受付を進めてこられたように、業務の見直しや工夫によって多くの手続がオンライン化できるように取組を進めていただきますようお願いいたします。  また、努力義務については、法律に規定されているので、本市の条例に規定されていないことに関しては一定理解いたします。しかし、市として、何が何でもオンライン化を進める強いメッセージを市民に伝える意味でも、努力義務規定を入れてもよかったのではないでしょうか。コロナの感染拡大防止の観点や業務の効率化の観点からも、可能な限りオンライン化を進めていただきますよう要望します。  次に、手続のオンライン化を進めていくことに合わせて、市民がインターネットを経由し様々な環境から利用できるよう配慮する必要があると考えていますが、この点、本市ではどのような見解をお持ちなのか、お伺いいたします。 25 ◯田中哲夫総合政策部長 近年、スマートフォンやタブレットの急速な普及に伴い、日常生活のあらゆる場面で情報化が進展しており、自宅のパソコンからだけではなく、身近なスマートフォン等からの電子申請サービスを利用される方が今後増えていくことが予想されます。そのため、電子申請サービスの入力フォーム等を検討する際には、スマートフォンやタブレットからでも利用しやすいものとなるよう検討を進めてまいります。 26 ◯小池晶子議員 先日、マイナンバーカードの受取りの際に窓口手続をさせていただきました。既に捺印をしなくてもよくなっており、スピーディーな取組で驚きました。  自宅のパソコンだけでなく、モバイルでのサービス利用が可能になれば、今まで課題であった市役所には9時から5時半の間しか来れないという負担から解放され、役所内の書類の管理にも、RPAやERPの推進とともに、業務の効率化が図られると思います。  今回は、市民サービスに対しての情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例の制定ですが、今後は庁内における業務の推進にもスピーディーに取り組んでいただきたいと要望して、終わります。 27 ◯野村生代議長 これをもって質疑を終結します。 28 ◯野村生代議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第93号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 29 ◯野村生代議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 30 ◯野村生代議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 31 ◯野村生代議長 これから議案第93号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 32 ◯野村生代議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 33 ◯野村生代議長 日程第2、議案第94号「枚方市市町村から委託を受けて非常災害により生じた廃棄物の処分を行うための一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例の制定について」を議題とします。 34 ◯野村生代議長 理事者から提案理由の説明を求めます。川南環境部長。 35 ◯川南 裕環境部長 ただいま上程いただきました議案第94号 枚方市市町村から委託を受けて非常災害により生じた廃棄物の処分を行うための一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例の制定について、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書183ページをお開き願います。  本件は、大地震など今後起こり得る大規模な災害等で多量に発生する災害廃棄物を、既存の焼却施設が機能しなくなるなどにより処理できない事態が生じた場合に、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第9条の3の3に基づく、非常災害に係る一般廃棄物処理施設の設置の特例の適用を受けて、迅速に処理施設を設置する際に必要となります、市町村から委託を受けて非常災害により生じた廃棄物の処分を行うための一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例を制定することにつきまして、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  それでは、条例案の内容について、御説明申し上げます。  恐れ入りますが、184ページをお開き願います。  まず、第1条で条例の趣旨を、第2条では、対象となる施設の種類を規定しております。  第3条では、縦覧を実施する場合の届出について、第4条では、縦覧の告示及び公表について規定しております。  185ページに移りまして、第5条第1項では、縦覧の場所を受託者の事業所、市の庁舎及び生活環境影響調査を実施した地域のうち市長が指定する施設とし、第2項で縦覧期間を30日間とし、災害廃棄物の処理を速やかに行う必要がある場合には、市長が定める期間としております。  第6条では、意見書の提出について規定しており、第1項は意見書の提出先について、第2項では、意見書の提出期限を縦覧期間満了の翌日から起算して14日を経過する日とし、災害廃棄物の処理を速やかに行う必要がある場合は、市長が定める日としております。  第7条は、規則への委任規定を定めております。  附則でございますが、本条例の施行日を公布の日としております。  以上、甚だ簡単ではございますが、議案第94号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 36 ◯野村生代議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 37 ◯野村生代議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第94号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 38 ◯野村生代議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 39 ◯野村生代議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 40 ◯野村生代議長 これから議案第94号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 41 ◯野村生代議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 42 ◯野村生代議長 日程第3、議案第95号「職員の服務の宣誓に関する条例及び枚方市火入れに関する条例の一部改正について」を議題とします。 43 ◯野村生代議長 理事者から提案理由の説明を求めます。田中総合政策部長。 44 ◯田中哲夫総合政策部長 ただいま上程いただきました議案第95号 職員の服務の宣誓に関する条例及び枚方市火入れに関する条例の一部改正について、提案理由を御説明申し上げます。  議案書の186ページをお開き願います。
     本件につきましては、条例の一部を改正することにつきまして、地方自治法第96条第1項第1号の規定に基づき議会の議決をお願いするものでございます。  今回の条例改正につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止と市民サービスの向上、業務の効率化の観点から押印原則を見直し、市に提出を求める書面について押印を要しないこととするものでございます。  それでは、改正内容につきまして、新旧対照表に基づき御説明申し上げます。  188ページをお開き願います。  まず、職員の服務の宣誓に関する条例につきましては、別記宣誓書の様式最下段にございます氏名欄の印を削除いたします。  次に、枚方市火入れに関する条例につきましては、189ページの中段にございます様式第1号火入許可申請書の申請者欄の印を削除いたしますとともに、所要の文言整理を行っております。  恐れ入りますが、187ページにお戻り願います。  最後に、附則でございますが、本改正条例は公布の日から施行することとしております。  以上、議案第95号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 45 ◯野村生代議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 46 ◯野村生代議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第95号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 47 ◯野村生代議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 48 ◯野村生代議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 49 ◯野村生代議長 これから議案第95号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 50 ◯野村生代議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 51 ◯野村生代議長 日程第4、議案第96号「枚方市債権管理及び回収に関する条例等の一部改正について」を議題とします。 52 ◯野村生代議長 理事者から提案理由の説明を求めます。石田市民生活部長。 53 ◯石田智則市民生活部長 ただいま上程いただきました議案第96号 枚方市債権管理及び回収に関する条例等の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書191ページをお開き願います。  本件は、枚方市債権管理及び回収に関する条例等の公債権に係る延滞金の割合の特例を変更することにつきまして、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  今回の条例改正は、租税特別措置法の一部改正に伴う地方税法の一部改正に合わせ、枚方市債権管理及び回収に関する条例をはじめ、6本の条例について一部改正を行うものでございます。  恐れ入りますが、議案書192ページをお開き願います。  第1条では枚方市債権管理及び回収に関する条例、第2条では枚方市国民健康保険条例、第3条では東部大阪都市計画下水道事業受益者負担金に関する条例、第4条では枚方市介護保険条例、第5条では枚方市公設浄化槽の設置及び管理に関する条例、193ページの第6条では枚方市後期高齢者医療に関する条例について、それぞれの条例を改正することにつきまして規定しております。  変更内容につきましては、参考資料の新旧対照表により御説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の194ページをお開き願います。  まず、枚方市債権管理及び回収に関する条例でございますが、附則の第3項で定める公債権に係る延滞金の割合の特例につきまして、文言の整理などの所要の変更を行うものでございます。  その他の条例につきましても、同様に所要の変更を行っております。  議案書の193ページにお戻り願います。  附則でございますが、第1項では、条例の施行日を令和3年1月1日と定めております。  第2項では、各条例の附則で定める規定は、この条例の施行日以後の期間に対応する延滞金について適用し、施行日前の期間に対応する延滞金については従前の例によるものと規定しております。  以上、議案第96号の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 54 ◯野村生代議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 55 ◯野村生代議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第96号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 56 ◯野村生代議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 57 ◯野村生代議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 58 ◯野村生代議長 これから議案第96号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 59 ◯野村生代議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 60 ◯野村生代議長 日程第5、議案第97号「枚方市総合文化芸術センターの設置に伴う関係条例の整備に関する条例の一部改正について」を議題とします。 61 ◯野村生代議長 理事者から提案理由の説明を求めます。武田観光にぎわい部長。 62 ◯武田俊哉観光にぎわい部長 ただいま上程いただきました議案第97号 枚方市総合文化芸術センターの設置に伴う関係条例の整備に関する条例の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の199ページをお開きください。  本件は、条例の一部改正に当たり、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものです。  それでは、改正内容について、御説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書200ページをお開きください。  令和3年9月にオープンを予定している総合文化芸術センターの美術ギャラリー展示室について、利用者の多様なニーズに応えるため、利用区分を細分化するとともに、展示室の室番を変更するものです。  恐れ入りますが、議案書201ページの新旧対照表を御覧ください。  現行の美術ギャラリー展示室の区分では、施設の入り口から見て、展示室3、展示室2、展示室1となっておりますが、それを入り口から見て、展示室1・2・3に変更するとともに、各室に半室利用の区分を設けるものです。半室利用時の使用料は、全室利用の半額に設定しております。  以上、甚だ簡単な説明ではございますが、議案第97号 枚方市総合文化芸術センターの設置に伴う関係条例の整備に関する条例の一部改正についての提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 63 ◯野村生代議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 64 ◯野村生代議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第97号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 65 ◯野村生代議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 66 ◯野村生代議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 67 ◯野村生代議長 これから議案第97号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 68 ◯野村生代議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 69 ◯野村生代議長 日程第6、議案第98号「枚方市保健所事務手数料条例の一部改正について」を議題とします。 70 ◯野村生代議長 理事者から提案理由の説明を求めます。白井保健所長。 71 ◯白井千香保健所長 ただいま上程いただきました議案第98号 枚方市保健所事務手数料条例の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書203ページをお開き願います。  本件は、関係法令の改正、制定に合わせて、本市の手数料を一部改正するものです。  1点目は、令和2年7月14日に食品衛生法施行規則等が改正されたことから、生活衛生関係営業の事業譲渡において、施設の構造設備に変更がない場合には、許可申請等手数料を減免するものです。  2点目は、令和2年4月1日に農林水産物及び食品の輸出の促進に関する法律が施行に伴い、輸出証明書の発行及び適合施設の認定に係る手数料を定めるもので、地方自治法第96条第1項第1号の規定に基づき議会の議決をお願いするものでございます。  それでは、恐れ入りますが、207ページをお開きください。  改正内容につきまして、新旧対照表により御説明申し上げます。  別表第1でございますが、食品営業者から当該営業を譲り受けた者が同一の営業許可を受けようとする場合であって、施設の構造設備に変更がない場合の手数料の額を、表に定める額の10分の8に相当する額とするものです。  次に、208ページをお開きください。  別表第2でございますが、理容所の開設者から当該営業を譲り受けて届出をした者が検査を受けようとする場合でございますが、当該施設の構造設備に変更がない場合の手数料の額を1万2,900円と定めるものです。  次に、別表第4でございますが、興行場の経営の許可を受けた者から当該興行場営業を譲り受けた者が同一の許可を受けようとする場合であって、当該施設の構造設備に変更がない場合の手数料の額を、常設について1万3,500円、常設以外について8,700円と定めるものです。  次に、210ページをお開き願います。  別表第5でございますが、旅館業の経営の許可を受けた者から当該旅館業を譲り受けた者が同一の許可を受けようとする場合であって、当該施設の構造設備に変更がない場合の手数料の額を1万6,300円と定めるものです。  次に、別表第6でございますが、浴場業の経営の許可を受けた者から当該浴場業を譲り受けた者が同一の許可を受けようとする場合であって、当該施設の構造設備に変更がない場合の手数料の額を1万6,300円と定めるものです。  次に、212ページをお開きいただきまして、別表第10でございますが、クリーニング所の開設者から当該営業を譲り受けて届出をした者が検査を受けようとする場合であって、当該施設の構造設備に変更がない場合の手数料の額を1万2,900円と定めるものです。  次に、213ページを御覧ください。  別表第14でございますが、美容所の開設者から当該営業を譲り受けて届出をした者が検査を受けようとする場合であって、当該施設の構造設備に変更がない場合の手数料の額を1万2,900円と定めるものです。  最後に、215ページをお開き願います。  別表第19でございますが、輸出証明書の発行手数料の額を870円と定めます。また、施設認定の審査手数料について、実地検査を行う場合は2万900円、行わない場合は1万400円と定めます。  その他関連法令の改正に伴う条項の訂正等を行います。  恐れ入りますが、議案書の206ページにお戻りください。  附則でございますが、本条例の施行日を令和2年12月15日とするものです。  ただし、輸出証明書の発行及び適合施設の認定に係る手数料に係る施行日は公布の日とし、また、条項の訂正等については公布の日、または改正法令の施行日に合わせて令和3年8月1日といたします。
     以上、簡単な説明ではございますが、議案第98号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 72 ◯野村生代議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 73 ◯野村生代議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第98号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 74 ◯野村生代議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 75 ◯野村生代議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 76 ◯野村生代議長 これから議案第98号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 77 ◯野村生代議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 78 ◯野村生代議長 日程第7、議案第99号「枚方市道路占用料条例等の一部改正について」を議題とします。 79 ◯野村生代議長 理事者から提案理由の説明を求めます。山下土木部長。 80 ◯山下 功土木部長 ただいま上程いただきました議案第99号 枚方市道路占用料条例等の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入ります、議案書218ページをお開きください。  本件は、枚方市道路占用料条例等の一部を改正することにつきまして、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  道路占用料は、道路法第39条第2項の規定に基づき占用料を決定し、徴収しています。占用料につきましては、国が策定している道路占用料改定のポイントに基づいて算定しておりますが、このたび、その内容の一部が変更されたことを受け、改正するものでございます。  なお、同占用料に準じて定めている行政財産使用料条例など関係する条例についても改正するものでございます。  議案書219ページをお開き願います。  第1条は、枚方市道路占用料条例の一部を改正するもので、占用物件ごとの単位、占用料について記載している別表(第2条関係)の備考以外の部分を改めるものでございます。  221ページから226ページには、第2条枚方市行政財産使用料条例、第3条枚方市都市公園条例、第4条枚方市準用河川占用料条例、第5条枚方市法定外公共物の管理に関する条例を、それぞれ一部改正について記載しております。  現行の占用料及び使用料との比較につきましては、232ページから249ページに参考資料として、改正する条例の新旧対照表を掲載しておりますので、御参照願います。  お手数ですが、226ページにお戻り願います。  附則でございます。第1項施行期日といたしまして、公布の日から施行するものでございます。  第2項適用区分につきましては、第1条から第5条の規定による改正後、令和3年4月1日以後に適用するものでございます。  第3項から231ページの第12項では、経過措置について記載しております。今回の改正において占用料及び使用料が前年の2割を超える占用物件につきましては、占用者に対する急激な負担を軽減するため、令和3年度、令和4年度で段階的に価格を設定しております。  以上、甚だ簡単な説明でございますが、議案第99号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 81 ◯野村生代議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 82 ◯野村生代議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第99号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 83 ◯野村生代議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 84 ◯野村生代議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 85 ◯野村生代議長 これから議案第99号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 86 ◯野村生代議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 87 ◯野村生代議長 日程第8、議案第100号「樟葉駅前広場ロータリー改良工事請負契約締結について」を議題とします。 88 ◯野村生代議長 理事者から提案理由の説明を求めます。藤原総務部長。 89 ◯藤原卓也総務部長 ただいま上程いただきました議案第100号 樟葉駅前広場ロータリー改良工事請負契約締結について、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の250ページをお開き願います。  本件は、請負契約を締結するに当たりまして、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  まず、工事の概要につきまして、御説明申し上げます。  253ページを御覧願います。  工事概要書の5.施工理由といたしまして、樟葉駅前広場ロータリーにおきまして、ロータリー内の交通混雑の解消や安全性の向上、また、公共交通の利便性の向上に向けた改良工事を実施するものでございます。  恐れ入りますが、250ページにお戻り願います。  契約締結内容でございますが、1.発注者は、枚方市市長 伏見 隆、2.受注者は、枚方市岡東町26番3号、大神工業株式会社代表取締役 田中弘済、3.契約金額は、1億3,808万3,000円でございます。  また、7.工期は、本契約締結日から令和4年1月31日までで、その他の項目につきましては、記載のとおりでございます。  本案件は、制限付き一般競争入札(低入札価格調査制度対象型)で、落札候補者となりました大神工業株式会社に対しまして、当調査を行った上、落札者としたものでございます。  なお、251ページから254ページにかけまして、入札執行調書、設計委託の入札執行調書、工事概要書及び工事場所位置図を添付させていただいておりますので、御参照いただきますようお願い申し上げます。  以上、簡単な説明ではございますが、議案第100号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 90 ◯野村生代議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。八尾議員。 91 ◯八尾善之議員 ただいま上程されました議案第100号 樟葉駅前広場ロータリー改良工事請負契約締結について、お伺いいたします。  先ほど提案理由の説明の中で、工事概要書の施工理由では、ロータリー内の交通混雑の解消や安全性の向上、公共交通の利便性の向上に向けた改良工事を実施し、この改良工事に伴う事業の契約金額が1億3,808万3,000円であるとの内容でありました。  私も、この樟葉駅前ロータリーを見る中で、一般車両がメインロータリー内に進入してバス乗降場周辺に停車することにより、路線バスとふくそうし、交通混雑を引き起こしている状況となっていると感じております。  先日、建設環境委員協議会で計画平面図を示されましたが、この改良工事によりサブロータリーにあったタクシー乗降場がメインロータリーに移動されている内容となっています。  そこで、改めて、この改良工事によりメインロータリーにタクシー乗り場が移動してくることによって現状より密になるわけで、万が一、自家用車がこれまでのようにメインロータリーに進入してくると、これまで以上に混雑してしまい、危険度が増すようなことも考えられますが、どのようにこれらの交通環境の改善がなされるのか、お伺いいたします。 92 ◯山下 功土木部長 この改良工事により、ロータリーの利用形態を公共交通と一般交通に分離し、車道のカラー舗装や路面標示など、利用者への視覚的な分離を図ることで、一般車両のメインロータリーへの進入を抑制し、メインロータリーに集中する交通混雑の解消と安全の向上を図るものでございます。  加えて、バス乗降場を利用者が乗り降りしやすい形状に改良することにより、公共交通のさらなる利便性の向上を図るものでございます。 93 ◯八尾善之議員 ただいまの答弁をお聞きいたしまして、この工事による改善効果について一定の理解をいたしますし、期待もしているところであります。  その中で、メインロータリーのバス乗降場では歩道部分を三角形切り込み型、いわゆるのこぎり型として車道側に歩道部分を張り出すことで、バスの停留時にバスと歩道との隙間をなくして、また、段差なく利用者が乗り降りしやすい形状に改良することで、バス利用者のさらなる利便性の向上が図られると感じます。私はバスの乗務員をしておりましたので、バス利用者が安全に乗降ができる、この改良工事について、非常に期待しているところであります。  しかしながら、一方で、車道側に歩道部分を張り出すことで、バスの運行上、正着及び発車時にスムーズな運行ができるのか、若干の不安も感じるところであります。  そこで、そのあたりについての市の見解をお伺いいたします。 94 ◯山下 功土木部長 バスの運行につきましては、設計時において、道路の構造基準に基づきバスが走行する際の軌跡図により検証を行うとともに、バス事業者とも協議や確認を行った上で設計しております。 95 ◯八尾善之議員 ありがとうございます。  この改良工事は、樟葉駅前ロータリー内の混雑解消による安全性の向上に加え、バスなど公共交通の利便性の向上につながる工事であり、私自身、非常に喜んでおります。  ただ、欲張って言わせていただくのであれば、事業者の上の方と机上だけで事を進めるのではなく、場合によっては市民とじかに接している現場で働く方々の意見などをお聞きいただいて、施策に反映させていただきたかったと感じております。そうすることにより、いつも私が申し上げています、これからますます超高齢社会が進展する中で、上屋についても車道側に張り出して悪天候でもぬれることのないようにしていただくなど、利用者目線の意見を取り入れて、さらなる安全で利便性の向上に向けての改善ができたのではないかと感じます。  これから先、枚方市駅をはじめ、市内の主要駅においても、公共交通を利用する誰もが安全、安心に利用できるよう、駅周辺の交通環境の改善に向けた取組を全力で進めていただきたいと切に願います。そうした中で、今回工事を実施する際においても、バスの正着及びスムーズな発車については、バス事業者の協力を得ながら実際に現地での実車による確認など、引き続き現場に即した対応ができるように事業者の意見をしっかりとお聞きいただきまして、この改良工事を無事故で早期に完成させていただきますよう、よろしくお願いいたしまして、私の質問を終了いたします。 96 ◯野村生代議長 これをもって質疑を終結します。 97 ◯野村生代議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第100号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 98 ◯野村生代議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 99 ◯野村生代議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 100 ◯野村生代議長 これから議案第100号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 101 ◯野村生代議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 102 ◯野村生代議長 午前11時10分まで本会議を休憩します。     (午前11時1分 休憩)     (午前11時10分 再開) 103 ◯野村生代議長 本会議を再開します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 104 ◯野村生代議長 日程第9、議案第101号「枚方市立総合福祉会館の指定管理者の指定について」を議題とします。 105 ◯野村生代議長 理事者から提案理由の説明を求めます。山崎健康福祉部長。 106 ◯山崎 宏健康福祉部長 ただいま上程いただきました議案第101号 枚方市立総合福祉会館の指定管理者の指定についての提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の255ページをお開き願います。  本件は、枚方市立総合福祉会館の指定管理者の指定につきまして、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき議会の議決をお願いするものでございます。  指定管理者の指定を行う施設名称は、枚方市立総合福祉会館で、団体の名称は、HUG(ハートユニフィグループ)共同事業体、指定の期間は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間でございます。  次に、選定の概要を御説明申し上げます。  議案書256ページの参考資料、枚方市指定候補者選定調書を御覧ください。
     総合福祉会館の指定候補者の選定に当たり、令和2年9月7日に枚方市立総合福祉会館指定管理者選定委員会に諮問し、同年11月7日に答申をいただき、11月16日に指定候補者として選定いたしました。  次に、審査概要でございます。  まず、同委員会の意見を踏まえた上で募集要項等の内容を確定し、本年9月28日から10月26日までの間で公募したところ、HUG(ハートユニフィグループ)共同事業体1者から申請がございました。その後、選定委員会におきまして、申請団体から提出された事業計画書が募集要項に掲げた条件を満たしているかの審査が行われ、全ての項目におきまして満たしていることが確認されました。  また、事業計画書の各提案内容につきまして、申請団体のプレゼンテーションを実施し、要求項目ごとに審査を行い、その内容審査と指定管理料の額をそれぞれ点数化した総合評価方式による評価が行われました。  その結果、申請団体は、本施設の指定管理者として地域に根差した福祉事業を展開してきた実績を有し、障害者や高齢者への福祉サービス、地域相談で実績の高い枚方市社会福祉協議会が代表団体となり、建物管理、スポーツの分野でそれぞれ豊富な実績がある企業を構成団体としており、3つの団体、企業が役割や機能を分担し事業を展開されることが期待できることや、様々な提案の中で、申請団体は省エネ等に力を入れ、利用者サービスの質を低下させることなく経費削減を図ろうとしているほか、スポーツ関係企業が共同事業体に参加しており、夜間の水泳教室の運営が行いやすくなり、利用促進を図ることができるという点において評価できることから、本施設の安定した管理運営が期待できるため、HUG(ハートユニフィグループ)共同事業体を指定候補者に選定したものでございます。  指定管理料につきましては、5年間で8億4,040万5,000円でございます。  なお、議案書257ページから261ページには、評価結果、事業計画に関する確認事項一覧、指定候補者選定の経過及び同選定委員会の構成を記載しておりますので、御参照いただきますようお願い申し上げます。  以上、甚だ簡単な説明でございますが、議案第101号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 107 ◯野村生代議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。松岡議員。 108 ◯松岡ちひろ議員 ただいま説明がありました議案第101号は、来年度からの総合福祉会館の指定管理者の指定を行うものです。指定管理者選定委員会にて選定された事業者については何ら異論はありませんが、選定までの在り方について、質疑していきたいと思います。  今回の総合福祉会館指定管理者の指定の手続は、事業者を応募するに当たり、過去4回の事業者応募が1者だけだったことを理由に、事前に事業者になぜ応募ができないのかとサウンディングを行い、事業者の意向に沿い、指定管理者の業務から相談事業などを外して実施されました。応募者を増やすために施設の設置目的である福祉相談事業を指定管理者の業務から外す条例改正も行ったわけですから、大変大きな変更です。にもかかわらず、複数の事業者からの応募にはならず、1団体のみの応募という結果でした。  5度も複数の事業者の応募がなかったことに対して、先日の市民福祉委員協議会では、後日、他の事業者などに再び応募をしなかった理由を聞いたところ、ほかにも応募を拒む理由が示された、次期の応募時には競争性を確保するためにさらに検討を行っていくとされました。  改めて、なぜ競争性にここまでこだわり事業者を公募しなければならないのか、見解をお尋ねいたします。 109 ◯山崎 宏健康福祉部長 指定管理者制度は、住民ニーズの多様化に効果的、効率的に対応するために民間のノウハウを有効に活用するために設けられた制度であり、複数の事業者の提案内容を吟味し、よりよい提案を選択することが市民サービスの向上につながるものと考えております。  総合福祉会館の指定管理者の選定におきましては、これまで1者の応募であり、包括外部監査におきましても競争性の確保について指摘されております。  今回の選定におきましては、事前に複数の事業者に対して行ったサウンディングにより、最も参入しづらい要因になると判断した専門性の高い福祉相談業務を指定管理業務から切り離すため条例改正を行ったものでございまして、前回は1者の参加であった現地説明会にも8者が参加され、御検討いただいたところでございます。結果として申請は1団体でありましたが、初めて複数の事業者による共同事業体として選定されましたことから、対外的にも管理運営体制が明確になり、より各団体の専門性が発揮されるものと考えております。  しかしながら、今回も1団体の応募であったことについては真摯に受け止め、次回の公募に向け、複数の事業者に応募していただけるように検討を重ねてまいりたいと考えております。 110 ◯松岡ちひろ議員 今の答弁では、全く納得することができないわけです。  包括外部監査で競争性を確保しなさいと指摘されたことも理由にされておりますが、それは指定管理者制度のそもそもに基づいた御指摘をいただいているわけです。しかし、市としても制度の趣旨に沿い事業実施してきたものの、複数の応募者にはならないわけです。こんな繰り返しが市民のために地方自治体としてやらなければならない業務なのか、それを問うているわけです。  では、市の指定管理者の手続に関する条例について、お聞きいたします。  この条例の第2条の第3項第3号を適用するときはどういったときなのか、お聞きいたします。 111 ◯田中哲夫総合政策部長 指定管理者制度は、民間事業者等が有する専門知識や経営資源を公の施設の管理運営に活用し、市民サービスの一層の向上を図るとともに、より効率的、効果的な管理運営を行うことを目的とした制度でございます。このことから、指定管理者の選定に当たりましては、幅広い民間事業者等の中から最も適した事業者を選定し、施設におけるサービスの最大化を図るため、条例におきましては公募による選定を原則とし、例外的な取扱いといたしまして、公募しないことができる場合を規定しております。  議員お示しの第2条第3項第3号は、この例外について規定するもので、当該施設の管理運営について、特に必要とされる知識及び経験を有する団体が継続的に管理運営を行うことが施設の設置目的をより効果的に達成することができる場合に適用されるものでございます。 112 ◯松岡ちひろ議員 ありがとうございます。  つまり、必要とされる知識及び経験を有する団体が継続的に管理運営を行うことが施設の設置目的をより効果的に達成することができる場合においては、公募しなくてもいいという定めがしっかりとあるわけです。改めて、なぜ今回はこの第2条第3項第3号を適用することができなかったのでしょうか。お聞きいたします。 113 ◯山崎 宏健康福祉部長 事業者とのサウンディングから、業務の整理や参入業者による再委託、共同運営により実施可能な環境が整い、複数事業者による応募が可能な施設と考えまして、本条項については適用すべきではないと判断したものでございます。 114 ◯岡市栄次郎議員 ただいま上程されました議案第101号 枚方市立総合福祉会館の指定管理者の指定について、お伺いします。  今回の公募に当たっては、先ほど市から御説明があったように、事前にサウンディングを行い、最も専門性の高い福祉相談事業を切り分けるという判断で公募を行ったとのことでした。また、今回は、現地説明会の参加状況から、複数の事業者から応募があるものと期待されていたともお伺いしていますが、結果として1団体の応募となりました。  これまでの指定管理者の選定において、枚方市指定管理者制度に関する基本指針の中にあります競争性の確保が課題になっており、事前サウンディングは重要な項目の一つだと思いますが、どのような内容で行われたのか、お伺いします。 115 ◯山崎 宏健康福祉部長 今回の指定管理者の選定事務におきましては、事前サウンディングは緊急事態宣言が解除された直後の6月に実施し、新型コロナウイルス感染症等の社会情勢による影響のほか、福祉分野や水泳教室の開催を含む温水プールの管理運営など、専門性が高いと思われる事業を中心に聞き取りを行いました。  その際、応募するのに最も大きな課題となるのは福祉相談に関する業務で、プールの管理運営業務等につきましては再委託やJVの必要性はあるものの、プールの管理運営業務自体が大きな支障となるような御意見ではなかったことから、全体的な指定管理の効率性等を総合的に判断いたしまして、今回のような仕様といたしました。 116 ◯岡市栄次郎議員 今回の指定管理者の公募に当たり、御答弁の内容で実施されたサウンディングを踏まえ、条例を改正して公募されました。今回、初めて共同事業体ということで複数の団体が参画することになりましたが、競争性の確保には、なお課題が残るように思われます。  1団体のみの応募となったことについては、様々な要因があると思いますが、その主な要因はどこにあると考えておられるのでしょうか。また、競争性の確保に向けた今後の見解をお伺いします。 117 ◯山崎 宏健康福祉部長 今回、現地説明会に来られた8者のうち、申請いただいたのは3者でJVを組んだ1団体であったことから、残りの団体に応募を見送った要因につきまして確認いたしましたところ、事業者の想定よりも大規模な複合施設であるため積算が難しかったことや、再委託、あるいはJVによる共同参画が必要となるが、パートナーを探すなどの調整がつかなかったとの声を聞いております。これらが主な要因ではないかと考えており、また、公募の時期であります9月から10月には、新型コロナウイルス感染症の感染者が増加しており、その収束がなお見通せない状況であったことも応募に至らなかった遠因ではないかと推測しているところでございます。  今回の申請団体が1団体のみということの結果を踏まえまして、議員御指摘のとおり、競争性の確保の課題がある中、次回を見据えてコスト面や募集の形態を検討するため、サウンディングの実施手法や内容について、これからも研究してまいりたいと考えております。 118 ◯岡市栄次郎議員 最後は、要望とさせていただきます。  今回、条例改正を行い公募を行ったところですが、平成29年3月に策定されました枚方市指定管理者制度に関する基本指針の中に、競争性の確保に向けた取組として、民間事業者等の参入機会の十分な確保と明記されています。まずはサウンディングでしっかりと問題点を洗い出していただきまして、民間事業者の参入機会を増やしていただきたいと思います。やはり、民間企業と一緒で、競争性を図ることがサービスの向上、コスト削減につながってくると考えます。  指定管理者の公募については、各部署が取り組んでいますが、その中でも効果の大小はあるかと思います。さらなる市民サービス向上には、行革推進課と施設所管課が連携を取り、施設の魅力を引き出せるインセンティブを設定していただきたいと思います。  また、今回の指定管理者の公募では、施設管理とプール施設管理が一緒になっていることで参加者が少なくなったことも一つの原因かと思います。  基本指針の中で、民間事業所等のノウハウの積極的な活用とあります。例えば、民間事業者では、スポーツ施設やシティホテルなどで施設とプールを一括管理しているところもたくさんあります。そういったところともサウンディングを行うことで新たな発見が見つかるかと思いますので、積極的に取り組んでいただき、また、施設管理とプール施設管理を分けて行うことも一つの手法かと考えます。  サウンディングを行い、総合的に1者しか公募がなかったことをしっかりと認識していただき、今後を見据えた円滑な制度運営を要望します。  来年には、隣に総合文化芸術センターもできることで、利用率も上がるかと思います。施設の利用率の向上は課題と考えますので、コロナ禍ではありますが、それを理由にせず、来年度からもしっかりとチェックしていただき、たくさんの市民の皆様が利用されるよう取り組んでいただきたいと重ねて要望して、質疑を終わります。ありがとうございました。 119 ◯野村生代議長 これをもって質疑を終結します。 120 ◯野村生代議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第101号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 121 ◯野村生代議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 122 ◯野村生代議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。松岡議員。 123 ◯松岡ちひろ議員 議案第101号 枚方市立総合福祉会館の指定管理者の指定について、日本共産党議員団を代表いたしまして、賛成の立場で討論いたします。  議案第101号は、来年度からの総合福祉会館の指定管理者の指定を行うものです。日本共産党市議団では、指定管理者選定委員会で選定され、今回指定していく事業者については何ら異論はないため、この議案には賛成の立場です。  しかし、この議案を賛成するに当たり、以下、意見を述べさせていただきます。  今回の新たな指定管理者を公募するための手続は、これまでと異なり、応募者を増やすために事前に事業者に意向を確認し、その意向に沿い、相談などの業務を外すために条例改正まで行ったにもかかわらず、応募者を増やすことができず、その目的を達成させることができませんでした。  本来、枚方市がやらなければならないのは、指定管理者の手続に関する条例を念頭に置き、施設の設置目的を果たせる適切な方法についての検討が必要ですが、今回、施設の設置目的をより効果的に達成できる場合は公募しないことができるとする第2条の検討を行った形跡は見られず、どうすれば複数の応募者になるのかという検討ばかりを行っておられます。  枚方市総合福祉会館の設置目的は、障害者、高齢者などに対する福祉サービスの充実を図るとともに、市民の福祉活動を促進することです。このために、福祉に関する相談並びに情報の収集及び提供を行うことが、この施設の事業として一番に記載されているわけです。  さらに、災害時には枚方市の福祉避難所となる施設です。施設管理者には高度な専門性が求められ、効率性や採算性ではなく、最も重視しなければならないのは高齢者や障害者に対する知識や経験であり、その積み重ねこそが施設の設置目的を達成することができるものです。  よって、今回の指定候補事業者は従前からの事業者であり、指定については賛成でありますが、総合福祉会館の今後の指定管理者制度の在り方については非公募で行うべきだと申し上げ、討論を終わります。 124 ◯野村生代議長 これをもって討論を終結します。 125 ◯野村生代議長 これから議案第101号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 126 ◯野村生代議長 御異議なしと認めます  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 127 ◯野村生代議長 日程第10、議案第102号「枚方市自動車駐車場の指定管理者の指定について」を議題とします。 128 ◯野村生代議長 理事者から提案理由の説明を求めます。山下土木部長。 129 ◯山下 功土木部長 ただいま上程いただきました議案第102号 枚方市自動車駐車場の指定管理者の指定についての提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入ります、議案書の262ページをお開き願います。  本件は、枚方市自動車駐車場の指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき議会の議決をお願いするものでございます。  指定管理者の指定を行う施設の名称は、枚方市自動車駐車場、指定する団体の名称は、ミディ総合管理株式会社、指定の期間は、令和3年4月1日から令和4年3月31日までの1年間でございます。  選定の概要につきましては、次ページの参考資料、枚方市指定候補者選定調書により御説明申し上げます。  指定候補者の選定につきましては、新型コロナウイルス感染拡大により事業者が新規参入に極めて消極的な状況であり、競争性の確保が難しいことから公募は行わず、現在の指定管理者を1年間の指定候補者として特定し、令和2年8月28日に枚方市自動車駐車場指定管理者選定委員会に諮問いたしました。  同選定委員会において、本市の要求事項を確認するとともに、事業者の実績等も踏まえ、総合的に判断された結果、10月27日にミディ総合管理株式会社を指定候補者として選定する旨の答申をいただき、11月10日に指定候補者として選定させていただきました。  なお、提案指定管理料の額は、令和3年度の1年として3,058万5,000円でございます。  その他の参考資料としまして、議案書264ページから265ページに事業計画に関する確認事項一覧を、266ページには、指定候補者選定の経過、同選定委員会の構成、参考として同選定委員会からの評価内容を掲載しておりますので、御参照いただきますようお願い申し上げます。  以上、甚だ簡単な説明ではございますが、議案第102号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 130 ◯野村生代議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。泉議員。 131 ◯泉 大介議員 ただいま上程されました議案第102号 枚方市自動車駐車場の指定管理者の指定について、お聞きします。  平成27年度に実施されました前回の指定管理者の公募では、結果は1団体のみの応募でした。そして、今回の公募では、現指定管理者を1年間延長する形になっています。さきの総合福祉会館の指定管理者公募と状況が若干かぶり、競争性の確保という意味では不安を感じます。  今回の指定管理者の更新に当たり複数の事業者へのヒアリングを行ったとお聞きしておりますが、緊急事態宣言前と後のヒアリングで把握したこと、指定管理期間を1年間とし、現在の指定管理者を特定して募集された理由をお聞きします。 132 ◯山下 功土木部長 次期指定管理者の公募に当たり、昨年度より複数の事業者にヒアリングを実施しており、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言前の段階では、複数の事業者が公募に参加する意向を示されておりました。  しかし、緊急事態宣言後に改めて事業者にヒアリングを実施したところ、新型コロナウイルスの影響により今年度は指定管理者の募集については応募しないことを決定するなど、新規参入に関しては極めて消極的な意見がありました。  主な理由といたしましては、利用者の外出自粛等から売上が減少する中で、事業者は現在管理している施設を維持することを優先しており、リスクが高い新規施設の応募には余裕がないとのことでした。  このことから、今年度は公募による募集を行っても複数の事業者からの応募は期待できないため、現指定管理者を特定とし、来年度1年間の指定管理者の選定を行いました。 133 ◯泉 大介議員 事業者へのヒアリングの結果、コロナ禍での新規参入が困難であったこと及び今回1年間の特定による指定管理者を選定されたことについては一定理解しました。  来年度の募集の際は、事業者へのヒアリングを再度実施し、複数の事業者が参入しやすい公募条件の把握をしっかり行い、競争性の原理の働いた指定管理者の選定になるよう要望いたしまして、質疑を終わります。 134 ◯野村生代議長 これをもって質疑を終結します。 135 ◯野村生代議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第102号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 136 ◯野村生代議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 137 ◯野村生代議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 138 ◯野村生代議長 これから議案第102号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 139 ◯野村生代議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 140 ◯野村生代議長 日程第11、議案第103号「市道の廃止について」及び日程第12、議案第104号「市道の認定について」を一括議題とします。
    141 ◯野村生代議長 理事者から提案理由の説明を求めます。山下土木部長。 142 ◯山下 功土木部長 ただいま一括上程いただきました議案第103号 市道の廃止について、議案第104号 市道の認定について、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入ります、議案書267ページをお開き願います。  まず、議案第103号の市道の廃止については、道路法第10条第3項の規定により議会の議決をお願いするものです。  今回廃止を行います路線は、本市の道路網の再編を図るためのもので、廃止-1の西招提第14号線から廃止-7の東香里元町15号線までの合計14路線でございます。  以上の廃止路線につきましては、270ページから273ページに各路線の位置及び起終点の参考図面を添付しておりますので、御参照ください。  続きまして、議案第104号 市道の認定について、御説明申し上げます。  恐れ入ります、議案書274ページをお開き願います。  本件は、市道の認定につきまして、道路法第8条第2項の規定により議会の議決をお願いするものです。  今回認定を行います路線は、道路網の再編、開発行為に伴う帰属、寄附及び事業による先行認定路線で、認定-1の楠葉中之芝第13号線から認定-27の岡東新町1号線の合計91路線でございます。  以上の認定路線につきましては、286ページから299ページに各路線の位置及び起終点の参考図面を添付しておりますので、御参照願います。  以上、甚だ簡単な説明ではございますが、議案第103号及び議案第104号の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 143 ◯野村生代議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 144 ◯野村生代議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第103号及び議案第104号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 145 ◯野村生代議長 御異議なしと認めます。  よって、本2件については、委員会の付託を省略することに決しました。 146 ◯野村生代議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 147 ◯野村生代議長 これから議案第103号及び議案第104号の2件を一括して採決します。  本2件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 148 ◯野村生代議長 御異議なしと認めます。  よって本2件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 149 ◯野村生代議長 日程第13、議案第84号「令和2年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第12号)」を議題とします。 150 ◯野村生代議長 理事者から提案理由の説明を求めます。田中総合政策部長。 151 ◯田中哲夫総合政策部長 ただいま上程されました議案第84号 令和2年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第12号)につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  議案書の1ページをお開き願います。  第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ13億1,726万1,000円を追加し、補正後の総額を2,020億6,951万2,000円と定めるものでございます。  第2条から第4条につきましては、それぞれ別表により御説明申し上げます。  4ページをお開き願います。  債務負担行為の補正につきましては、第2表にございますとおり、気象情報提供業務委託など、今年度中に契約を行っておく必要がある経費につきまして107件の補正を行い、補正後の限度額につきましては、8ページに参りまして、合計欄にございますとおり、221億2,137万9,000円と定めるものでございます。  10ページをお開き願います。  地方債の補正につきましては、第3表にございますとおり、高齢者施設等非常用自家発電整備事業など4件の補正を行い、補正後の限度額を、11ページの最下段にございますとおり、182億9,799万5,000円と定めるものでございます。  12ページをお開き願います。  繰越明許費につきましては、第4表にございますとおり、枚方市総合文化芸術センター整備事業経費など3件について、繰越明許費の設定を行っております。  それでは、事項別明細書によりまして、主な補正内容について、御説明申し上げます。  14ページをお開き願います。  まず、歳入の補正でございます。  第15款国庫支出金では、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などで、31億1,024万4,000円の増額補正を行っております。  16ページをお開き願います。  第16款府支出金では、障害者自立支援給付費負担金などで、3億6,374万2,000円の増額補正を行っております。  最下段にございます第19款繰入金では、財政調整基金繰入金の減額などで、21億5,412万5,000円の減額補正を行っております。  18ページをお開き願います。  第21款市債では、教育債の減額などで、180万円の減額補正を行っております。  続きまして、歳出の補正でございます。  20ページをお開き願います。  今回の補正では、人事院勧告等に伴う人件費の補正といたしまして、総額4,954万6,000円の減額補正を行っております。各款でそれぞれ補正を行っておりますが、個別の説明は省略させていただきます。  まず、第2款総務費では、枚方市総合文化芸術センター整備事業経費などで、2億3,879万5,000円の増額補正を行っております。  26ページをお開き願います。  第3款民生費では、障害者自立支援費のほか、高齢者施設等入所時PCR検査事業費や保育所等における新型コロナウイルス感染症対策経費などで、12億3,366万5,000円の増額補正を行っております。  34ページをお開き願います。  最下段にございます第4款衛生費では、東部清掃工場のごみ処理経費などで、5,427万9,000円の増額補正を行っております。  38ページをお開き願います。  第5款農林水産業費では、ため池ハザードマップ作成経費の減額などで、843万円の減額補正を行っております。  40ページをお開き願います。  第7款土木費では、牧野長尾線整備事業費の減額などで、1億2,488万円の減額補正を行っております。  42ページをお開き願います。  第8款消防費では、避難所等の新型コロナウイルス感染症対策事業費などで、401万3,000円の増額補正を行っております。  44ページをお開き願います。  第9款教育費では、学校園施設改善事業経費の減額などで、7,695万6,000円の減額補正を行っております。  なお、52ページから77ページに給与費明細書等の参考資料を添付しておりますので、併せて御参照いただきますようお願い申し上げます。  以上、議案第84号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 152 ◯野村生代議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。妹尾議員。 153 ◯妹尾正信議員 ただいま上程されました議案第84号 令和2年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第12号)について、お伺いいたします。  議案書14ページの15.国庫支出金のうち、総務費国庫補助金では、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金として約27億円が増額されております。この交付金は、コロナ関連の財源として活用を図るものだと理解していますが、今回の補正予算を含めたコロナ関連経費に対する市負担額は歳出ベースで幾らになっているのか、お聞きします。  また、この市負担額については、予算上、財源として財政調整基金の繰入れを見込んでいると思いますが、今回の補正予算で見込む交付金増額後の市負担額は幾らになるのか。また、これに伴い、財政調整基金の残高は幾ら見込まれることになるのか、お聞きいたします。  また、議案書の18ページの21.市債のうち、教育債の補正理由について、お伺いいたします。 154 ◯田中哲夫総合政策部長 まず、新型コロナウイルス感染症に係る市負担額及び財政調整基金の残高についてでございますが、新型コロナウイルス感染症への対応につきましては、今回の12月補正予算を含め、市負担額は53億4,000万円となっております。  また、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金につきましては、本市では9月補正予算で計上済みの第1次配分として10億1,400万円と、今回の補正予算で計上しております第2次配分の約27億2,700万円を合わせ、約37億4,000万円を見込んでおります。これを新型コロナウイルス感染症に係る市負担額となる53億4,000万円の財源として加味いたしますと、市負担額は16億円となり、財政調整基金の残高といたしましては、予算ベースでは約90億200万円、また、見込みベースでは100億円となります。  次に、教育債の補正理由についてでございますが、いずれも今回の歳出予算の補正に対応したものでございます。  お手元の議案書19ページにございます教育債のうち、(1)施設改善維持補修事業は、新型コロナウイルス感染症の影響で不執行となりました枚方幼稚園のスロープ改修工事の減額に対応したものでございます。  (2)のトイレ改善事業は、同じく新型コロナウイルス感染症の影響で不執行となりました長尾中学校のトイレ改善工事の減額などに伴うものでございます。  また、(3)の学校施設整備事業は、津田中学校の長寿命化改修工事におきまして、外壁の補修数量の変更及び新型コロナウイルス感染症の影響による工期変更を行い、工事費を増額することに伴うものでございます。 155 ◯妹尾正信議員 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の増額により、財政調整基金繰入金が抑制されたことは、財政的には大きなプラス効果だと思います。  しかし、今般のコロナ禍の財政運営を考えると、市税収入の減少などが想定され、収支上は厳しさを増すことが当然予測されます。今年度は、予算執行の見直しにより減額が可能なものは予算を落とすことに取り組んでいますが、引き続き、今年度予定する事務事業経費について、適切な執行により少しでも抑制できるよう取り組むべきだと要望いたします。  また、国や地方自治体は、最近、借入金に対する危機感の持ち方が弱くなり、財政規律を守るという意識が希薄になっているように感じております。将来世代にツケを先送りしないためにも、全集中で財政規律の遵守を図っていただくことを強く要望いたしまして、質疑を終わります。 156 ◯藤田幸久議員 ただいま上程されました議案第84号 令和2年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第12号)について、お伺いいたします。  議案書14ページ、総務費国庫補助金に、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金として27億2,661万2,000円が計上されております。先ほど妹尾議員からも質疑がありましたが、これは、国に提出した第2次実施計画において、主にどのような事業に反映されるものなのでしょうか。改めてお聞かせください。 157 ◯田中哲夫総合政策部長 今回の補正予算で計上しております新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の27億2,700万円につきましては、主に6月補正予算から9月補正予算の間に予算措置をいたしました本市の単独事業について、国に対し第2次実施計画を提出したものでございます。  主な事業といたしましては、コロナ対策実施店舗応援事業で15億6,000万円や水道料金減免事業で2億5,600万円、新しい生活様式に係る高齢者ICT活用事業で1億5,500万円などとなっております。 158 ◯藤田幸久議員 先ほどの答弁で御説明がありました主な事業は、我が会派がこれまで6回にわたり市長に提出してきた新型コロナウイルス感染症対策に関する緊急要望に盛り込んだ、全市民一律に支援が行き渡る事業も含まれており、一定評価いたします。  さて、今回の補正を受け、地方創生臨時交付金は総額で幾らになるのでしょうか。また、これにより、予算上、財政調整基金の繰入金で対応してきた新型コロナウイルス感染症対策関連経費に対する市負担額の抑制が図られると考えられますが、今回の補正を受け、市負担額及び財政調整基金の残高はどのように見込まれるのでしょうか。お聞かせください。 159 ◯田中哲夫総合政策部長 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金につきましては、第1次分と今回の補正予算で計上した第2次分の約27億2,700万円を合わせ、約37億4,000万円となります。  これにより、新型コロナウイルス感染症に係る市負担額は16億円となり、財政調整基金の残高につきましては、予算ベースでは約90億200万円まで回復し、見込みベースでは100億円まで回復する見込みでございます。 160 ◯藤田幸久議員 財政調整基金の残高が約90億200万円まで回復することは一定理解いたしましたが、先日の全員協議会での枚方市駅周辺再整備事業の財政シミュレーションでは、財政調整基金の残高が減少していくことが示されました。また、大阪府は、今月3日、大阪モデルで初の赤信号である医療非常事態宣言を発令し、府民に対して12月15日まで不要不急の外出自粛を要請しており、引き続き、新型コロナウイルス感染症対策において財政調整基金の活用が求められるとともに、その残高確保の取組が重要であると考えます。  現在、国では第3次補正予算案編成の最終調整を迎えておりますが、今後、本市において、この補正予算を活用した市民の生活と経済活動を効果的に支援する施策の作成に際しては、スピード感を持って取り組んでいただきますよう要望いたしまして、私の質疑を終了いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 161 ◯野村生代議長 午後1時30分まで本会議を休憩します。     (正午 休憩)     (午後1時30分 再開) 162 ◯野村生代議長 本会議を再開します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 163 ◯野村生代議長 引き続き、議案第84号についての質疑を行います。上野議員。 164 ◯上野尚子議員 議案第84号 令和2年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第12号)について、お尋ねします。  初めに、議案書29ページ、3.生活困窮者自立支援事業費、(1)住居確保給付金給付事業費について、お尋ねします。  住居確保給付金については、当初予算103万円、そして5月補正に続き、今回3,184万6,000円を増額補正するものです。  これは、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、私ども会派は支援拡大の声を国会議員にもお届けし、現在、支給対象の要件が緩和されたことにより対象が拡大し、4月から10月までに全国で11万件以上の支給決定が行われているとお聞きしています。本市における現在の申請及び給付状況について、お尋ねします。  2点目、同じく議案書45ページの避難所等の新型コロナウイルス感染症対策事業費について。
     避難所等に対する備品として503万7,000円を計上されていますが、何をどの程度購入する予定なのか、お伺いします。また、これまでも新しい生活様式に対応し、私ども会派も要望し、避難所の備蓄品を準備されてきたかと思いますが、今回との違い、状況をお聞かせください。 165 ◯山崎 宏健康福祉部長 住居確保給付金について、お答えいたします。  今年度の本市における住居確保給付金の申請状況につきましては、令和2年11月末現在での新規申請件数は228件、延長申請件数は125件、再延長申請件数は65件で、支給総額は3,879万4,500円となっております。 166 ◯佐藤伸彦危機管理監 避難所等の新型コロナウイルス感染症対策事業費について、お答えいたします。  今回の備品購入費につきましては、キャンプ用などの簡易ベッド、パーティションの購入費に充てる予定をしております。その台数としましては、既に購入したパーティションと合わせて、当面53か所の第1次避難所に15台ずつ割り当てられるよう、簡易ベッド795台、パーティション636台としております。簡易ベッド、パーティションともにコンパクトなものを選定する予定としております。  これまでの取組としましては、災害時応援協定を締結し、地震等の大規模災害が発生した場合は、協定締結事業者から段ボールベッドやパーティション等の必要な物資の供給を受け対応することとしておりますが、実際に物資が届くまでには3日程度の時間が必要であると想定しております。  こうした状況から、協定と並行しまして、今回追加で資機材の備蓄を進めるものであり、今後、適切な備蓄数を精査し、充実に努めてまいります。 167 ◯上野尚子議員 2回目の質問を行います。  1点目の住居確保給付金について。  本市におきましても、たくさんの方が住居確保給付金の手続を取られていることを理解しました。延長申請や再延長申請の背景には、今なお就職が困難であったり、増収できない状況が続いていると考えられますが、本市においては、そのような方に対しどのような支援を行っているのか、お聞きします。  2点目の避難所の備品について。  第1次避難所当たり15台ずつの割当てが可能とのことですが、コロナ禍での避難所において、簡易ベッド、パーティションはともに開設直後から必要となる資機材であり、第1次避難所での備蓄が求められると考えます。  今回購入する資機材の備蓄場所について、お伺いします。また、今後、避難所に配備する個数のめどはどのように考えているのか、お伺いします。 168 ◯山崎 宏健康福祉部長 健康福祉総合相談担当では、住居確保給付金の申請に伴い、毎月、求職活動状況報告書を提出していただき、その都度、状況確認を行っております。  また、延長申請や再延長申請の手続の際には、御本人との面談を行っておりますので、必要に応じ、就労支援事業や社会福祉協議会が行っております緊急小口資金等の提案、また生活保護制度の説明など、日常生活を維持するための支援を各関係機関と連携して行っております。 169 ◯佐藤伸彦危機管理監 避難所の備品について、お答えいたします。  今回購入する簡易ベッド等につきましては、まずは市の防災倉庫で一旦受け入れた後に、第1次避難所の施設管理者と備蓄可能数等について協議しまして、できる限り避難所への配備を行ってまいります。  今後も、資機材の充実と並行して、備蓄スペースの確保についても取り組んでまいります。  次に、今後の避難所への配備についての考え方でございますが、突然発生する災害に備える観点からは、平時より第1次避難所に簡易ベッドやパーティションを備蓄することは重要であり、体育館で避難者を受け入れるために必要な個数の配備を進めたいと考えております。 170 ◯上野尚子議員 3回目は、それぞれ要望です。  1点目の住居確保給付金について。  コロナの終息が見えない中、住まいや生活に不安を抱えている方への支援は重要であり、今後も国の動向等を見ながら、適切な支援を実施できるよう取り組んでいただくことを要望します。  2点目の避難所の備品について。  災害時には道路が不通になり、輸送ルートが確保できない場合も想定されます。そういった状況を想定し、可能な限り避難所での備蓄を充実させることが不可欠であると考えます。避難所となっている小学校や教育委員会ともしっかり連携して、避難所での備蓄に取り組んでいただきますよう要望して、議案質疑を終わります。 171 ◯広瀬ひとみ議員 私のほうからも、補正予算に対して質問させていただきます。  まず、少し重なりますが、議案書29ページの生活困窮者自立支援事業経費のうちの住居確保給付金給付事業費について、お聞きいたします。  先ほども上野議員から御質問がありましたが、これは、離職等により経済的に困窮し、住宅を失うおそれがある方などを対象に、一定期間、家賃相当額を支給するものです。  この間、新型コロナ対策として対象が拡充され、申請の増加に対応するため、5月にも増額補正を行ってきて、今回さらに補正が必要ということでありますが、申請者の推移を、延長申請の状況も含めて、各月の状況が分かるようにお伺いしたいと思います。  次に、議案書29ページの高齢者施設等入所時PCR検査事業費について、お聞きします。  この事業は、先日の市民福祉委員協議会でも説明があったように、高齢者施設や障害者施設に入所する65歳以上の方や基礎疾患を有する方のうち、希望される方にPCR検査を無料で実施するというものです。  しかしながら、高齢者の方や基礎疾患を有する方は、新型コロナウイルスに感染した場合、重症化するリスクが高いわけですから、こういった方々に対し、できるだけ幅広く無料でPCR検査を受けていただくようにすべきと考えますが、対象を高齢者施設等へ新たに入所する方に限定された理由について、お伺いいたします。また、この事業をどのように実施していくのかについても、併せてお伺いします。  最後に、予算執行の見直しによる減額として学校園施設改善事業経費が挙げられており、議案書の46ページから49ページにあります中学校管理費のトイレ改善事業経費、幼稚園費の施設改善維持補修経費などの減額で5,874万8,000円が減額補正されていますが、これらの理由について、お伺いいたします。また、学校園施設改善事業経費として予定されていたものは、学校や幼稚園で整備が待たれていたものではないでしょうか。今後どのように対応されるのか、お伺いいたします。 172 ◯山崎 宏健康福祉部長 まず、住居確保給付金について、お答えいたします。  住居確保給付金の各月の申請状況でございますが、4月14件、5月87件、6月49件、7月18件、8月27件、9月13件、10月9件、11月11件の合計228件の申請がございました。  支給期間は原則3か月でございますが、求職活動を誠実に行っているにもかかわらず収入が減少した状況が継続している場合には、さらに3か月の延長が可能で、最長9か月の支給が可能となっております。そうした延長申請につきましては、6月11件、7月50件、8月31件、9月11件、10月14件、11月8件となっております。再延長につきましては、9月8件、10月38件、11月19件でございました。  次に、高齢者施設等入所時PCR検査事業費について、お答えいたします。  今回の事業につきましては、国の助成対象となりますが、その実施要件といたしまして、行政検査を含めた管内の検査の全体調整を行う都道府県と協議することが示されております。一方、高齢者施設等の入所者や介護従事者で発熱等の症状がある方に対しては、行政検査を徹底するよう、国から都道府県等に要請がなされております。  そこで、本市が行う事業が府内で実施される行政検査に支障を及ぼすことがないよう、大阪府と協議を行った上で、新たに高齢者施設等に入所される方の安心と、こうした施設でのクラスター発生防止に資するため、今回の事業を実施することとしたものでございます。  また、実施方法についても大阪府が推奨する形を取り、具体的には、新たに入所される方で検査を希望される方やその御家族などから市役所へ電話等で御連絡をいただければ、唾液検査のキットを郵送するとともに、その後の手続について、丁寧な説明を行ってまいります。  なお、この事業につきましては、広報紙やホームページで御案内するほか、介護保険施設等へ個別に通知を行いますので、新たに入所される方やその御家族などへ情報が適切に伝わるものと考えております。 173 ◯前村卓志教育委員会事務局総合教育部長 次に、学校園施設改善事業経費の減額理由につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により学校の夏季休業期間が短縮され、授業期間中にも工事が必要となったことから、学校運営への影響等について学校とも協議する中で、一部の工事を見送ったことによるものでございます。  今後の学校施設の整備や保全につきましては、不執行となった改修工事を含め、令和2年3月に策定しました枚方市学校整備計画の内容を精査し、計画的かつ着実に実施できるよう取り組んでまいります。 174 ◯広瀬ひとみ議員 それぞれ御答弁いただきまして、ありがとうございます。  2回目の質問と要望をさせていただきたいと思います。  まず、高齢者施設等入所時PCR検査事業費についてなのですが、本市が行う事業が府内で実施される行政検査に支障を及ぼすことがないよう大阪府と協議を行った上で事業内容を決定されたということでありますが、府下でも、豊中市が65歳以上の高齢者を対象にしたPCR検査の実施を行うとされています。市民の方が聞かれても、同じ大阪府と協議しているにもかかわらず、この違いは何なのだろうかと疑問を持たれるのではないでしょうか。無症状の方から感染することを考えると、施設職員も含めた積極的検査がやはり有効なのではないでしょうか。感染拡大防止に向け、ぜひ御検討いただきたいと思いますし、また、議員団としても改めて一般質問でお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、住居確保給付金についてですが、申請件数を伺うと、新型コロナウイルス感染症の影響による離職などで経済的困窮に陥っている方が多くいらっしゃるということが分かりました。  それでは、住居確保給付金の申請をされる方は、どういった年代や世帯構成の方が多いのか。また、家賃以外の生活上の相談はどのように対応されているのか、お聞きいたします。  次に、学校園施設改善事業経費の減額については、今年度不執行となった工事については枚方市学校整備計画の内容を精査し着実に実施するというお答えをいただきましたが、精査という言葉が気になります。  本来であれば、今年度予算の減額は行わずに、予算を繰り越して来年度の実施につなげるべきではなかったのでしょうか。このような判断を取らなかった理由について、お伺いいたします。 175 ◯山崎 宏健康福祉部長 住居確保給付金について、お答えいたします。  住居確保給付金申請者の年代別の内訳は、30代の方が約25%、20代、40代、50代の方がそれぞれ約20%となっており、世帯構成では、1人世帯が約50%、2人世帯が約20%となっております。  生活上の相談につきましては、健康福祉総合相談担当でいつでも相談を受ける体制を整えておりますが、住居確保給付金を受給している方々には、毎月、求職活動についての状況報告書を提出していただいており、その中に困っていること、不安なことを記入する欄を設けておりますので、お困りごとを記入された方には、電話や面談にて相談を行っております。 176 ◯前村卓志教育委員会事務局総合教育部長 次に、学校園施設改善事業経費について、お答えいたします。  今回のような契約が未契約となった工事の予算につきましては、繰越しがなじまないことから減額措置としたものでございます。 177 ◯広瀬ひとみ議員 まず、住居確保給付金についてですが、比較的若い方、また、単身の方も多く利用されているということでありました。家賃が給与に占める割合、また収入に占める割合なども高いのではないかと思います。  窓口では毎月の聞き取りの中で必要な支援につなげられるようにと御努力いただいているとのことですが、制度のほうは最大9か月までの活用、2回の更新までが限度となっておりまして、先ほどの答弁でも、4月に申請された方々のうち、再申請を重ねてきた方は、もうこの12月いっぱいで支援が打ち切られることになってしまいます。  大阪の状況は、赤信号がともり、15日までの自粛要請が出されるなど、極めて厳しい状況です。住居確保給付金の期限延長を国に求めていただきたいし、国制度が間に合わないようならば、市独自での支援も含めて、対策をぜひ講じていただきたいと思います。  また、年末年始についても、医療、暮らしの相談にしっかりと対応できるようお願いしておきたいと思います。  学校園施設改善事業経費についてですが、繰越しがなじまないということでありますが、当初予算の中で実施するとしてきたものであります。先ほど田中部長のほうからは、長尾中学校のトイレと、そして枚方幼稚園のスロープというようなお話もありました。もちろん、長尾中学校でもトイレの改造を本当に早くしてほしいと切望されておりますし、枚方幼稚園は、3年保育が実施されるようになって、3歳の子どもたちが入園されるようになりました。そうすると、今までの急なスロープをとても一人では歩くことができないということで、園庭に行くのに危ないので、必ず先生が手をつないでスロープを通行しないといけないという状況で、本当に大変頑張って園運営に当たっていただいているところであります。  各学校や幼稚園にとっては本当に必要な工事でありますし、だからこそ今年度予算化していただいたわけでありますから、これを確実に実施していただくよう要望いたしまして、質問を終わります。 178 ◯田中優子議員 議案第84号 令和2年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第12号)について、お伺いします。  議案書8ページにあります庁舎等維持管理委託の中に、空調設備維持管理業務委託料が含まれていますが、この業務委託がどのような内容なのか、お伺いします。 179 ◯前村卓志教育委員会事務局総合教育部長 空調設備維持管理業務委託の内容につきましては、学校の空調設備に係るフロン排出規制法に基づく簡易点検、フィルター清掃、保守点検、故障の一時対応などを実施するものでございます。 180 ◯田中優子議員 令和2年度まで取り組んでこられたPFI事業は、我が会派が推進させていただき、大きなコストメリットを出し、学校園の教室の空調設備を一斉整備することができました。  このたび、令和3年度の空調設備維持管理については従来方式で行うということですが、今年度までのPFI事業と比較して遜色のないものかどうか、お伺いします。また、令和4年度以降の空調設備維持管理についてはどのように考えているのか、お伺いします。 181 ◯前村卓志教育委員会事務局総合教育部長 従来方式におきましては、故障時の対応の一部を市職員で行うなど、PFI事業と維持管理手法は異なりますが、児童、生徒の学習環境に支障を来すことのないよう努めてまいります。  また、令和4年度以降の空調設備の維持管理につきましては、令和3年度に予定しております可能性調査の検討内容を踏まえ、より効率的かつ効果的な維持管理に努めてまいります。 182 ◯田中優子議員 意見、要望です。  令和3年度の空調設備維持管理業務委託料については一定理解しますが、ただ、我が会派がかねてより、機会あるごとに今後の事業について質疑してきたところで、それに対し一向に明確な回答がなく、結果、1年間のブランクが生まれてしまいました。  そして、今年度事業が完了する学習環境整備PFI事業においては、児童、生徒の環境教育の目的として、緑のじゅうたん・緑のカーテン事業として校内緑化による環境負荷軽減なども含まれていましたが、これに関しては学校園によって様々な状況があったとお聞きしていますし、今後、令和3年度の可能性調査において、財政面も含め、しっかりと協議を重ね、以前から要望しております体育館空調整備も併せて、計画的かつ着実に進めていただくよう要望して、質疑を終わります。 183 ◯松岡ちひろ議員 私のほうからは、議案書5ページにあります債務負担行為の補正予算のうち、総合福祉会館福祉相談・福祉情報提供等事業委託について、お尋ねいたします。  この補正予算の5,071万8,000円は、総合福祉会館の指定管理者を新たに応募するに当たり、相談事業をこれまでの指定管理者の事業から切り離し、別途委託事業としたことによって必要となった経費です。  この経費は、これまで指定管理料に含まれていましたが、今回委託に当たり、この金額とした積算根拠について、お聞きいたします。指定管理者業務から外したことで指定管理料と委託料と別々の事業費となり、これまでよりトータルコストが上がったのではないでしょうか。この件についても、お聞きいたします。 184 ◯山崎 宏健康福祉部長 総合福祉会館福祉相談・福祉情報提供等事業に係る事業費につきましては、事前に参考見積りを各福祉関係事業者に依頼して得た額を参考としております。  現在の指定管理料と比べ、来年度以降の指定管理料と委託料のトータルコストが上がったのではないかとの御指摘につきましては、消費税率の変更や新型コロナ感染症対策、また社会情勢の変化などに伴う増額要素もございますので、単純な比較はできないものと考えております。 185 ◯松岡ちひろ議員 つまり、増税の影響などもあって単純な比較はできないということですが、先日、市民福祉委員協議会でお聞きした、これまでの指定管理料と相談事業を外した指定管理料との差額は約3,000万円ということでしたので、2,000万円以上は経費が上がっているという事実があるわけで、スケールメリットが損なわれてしまったことについて否定もできないということです。  ところで、相談等事業の委託方法については、公募とするのか、非公募とするのかは検討中だとされていましたが、どのように考えておられるのか、お聞きいたします。 186 ◯山崎 宏健康福祉部長 適切に契約の相手方を選定し、委託契約締結に関する事務を進めてまいりたいと考えております。 187 ◯松岡ちひろ議員 来年4月からの事業なのですけれども、12月になっても相談事業の事業者の選定方法について決まっていないということは疑問なのですけれども、公募にしても事業者が集まらないということもあるのでしょうか。相談などの事業は施設の設置目的を果たすための事業ですから、これを4月から実施できないということになれば、これは大問題となるわけです。結局は、これまで実施してきた社会福祉協議会に委託事業として随意契約でお願いするしかなくなるのではないでしょうか。効率性を下げ、市民負担を増やすだけで納得ができないと申し上げ、質問を終わります。 188 ◯野村生代議長 これをもって質疑を終結します。 189 ◯野村生代議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第84号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 190 ◯野村生代議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 191 ◯野村生代議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。広瀬議員。 192 ◯広瀬ひとみ議員 議案第84号 令和2年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第12号)に対し、日本共産党議員団を代表し、反対討論を行います。  まず初めに、本補正予算では、人事院勧告に伴う人件費補正が母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計、自動車駐車場特別会計を除く各特別会計への繰出金を含め、5,130万7,000円減額されています。30日に開催された緊急議会に給与条例等の一部改正が提案され、その質疑、反対討論でも述べさせていただきましたが、マイナス人勧そのものがコロナ禍で奮闘する公務労働者の労苦に応えず、コロナを経て求められる内需主導型への経済転換にも背を向けるものであり、反対です。また、関連する特別会計も、この立場から反対させていただきます。  次に、他の補正予算の内容について、意見を述べます。  大阪の感染拡大は、医療体制を逼迫させ、命が危険にさらされています。医療現場の疲弊も深刻です。医療を守り、命を守るためには、感染拡大の波を抑える人々の行動変容とともに、無症状者からの感染拡大を防ぐための社会的検査の充実、医療機関の減収補填、支援が欠かせません。  本補正予算では、新規の高齢者・障害者施設への入所者に対するPCR検査の実施経費が計上されましたが、極めて限定的な内容です。府下でも、豊中市が12月議会で、65歳以上の高齢者を対象にしたPCR検査の拡大と市内医療機関に対する慰労金の給付を提案され、また、寝屋川市では、特別養護老人ホーム等の職員1,000人に対し2週間ごとの検査実施が議会の中で提案されております。市内でも、高齢者施設関連で相次ぎ集団感染が生じているところです。抜本的な充実を求めます。  年末年始を控え、暮らしや営業への新型コロナによる影響は厳しい状況が続いており、一層の支援強化が求められます。住宅確保給付金の延長をはじめ、暮らしや営業、医療への支援を国に求めるとともに、自治体独自の取組も引き続き充実していただきたいと思います。  学校園施設改善事業経費の減額については、新型コロナの影響を受け実施できなかったことはやむを得ないにしても、夏休みの大幅短縮は市教委の判断でもあります。学校トイレの改修や公立幼稚園の3歳児受入れなどに伴い必要となった危険箇所改修であり、条件が整えば、直ちに実施すべきものです。確実な実施を求めます。  最後に、総合福祉会館相談業務についてです。  従来、社会福祉協議会に指定管理業務と一体に任せられてきた業務が、指定管理事業者選定に当たり競争性確保のために切り分けられることになったため、債務負担行為として計上されています。結果として、コスト削減に反するものとなったことを重く受け止めるべきです。  また、社会福祉法第109条に位置づけられた社会福祉協議会は、地域の中で起きる様々な福祉課題を組織構成員と共に考え、地域福祉の推進を目指す組織です。その組織の窓口に寄せられる福祉相談は個々の問題解決にとどまらず、問題解決を通じて市民福祉の向上、福祉のまちづくりに寄与するものです。今後の市政運営に当たっても、こうした役割を十分に認識し、市にとって欠かすことのできない地域福祉の担い手として育成、支援に努められること、また、適切な相談業務の契約をしていただくよう求めて、討論を終わります。 193 ◯野村生代議長 これをもって討論を終結します。 194 ◯野村生代議長 これから議案第84号を起立により採決します。  本件は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立)
    195 ◯野村生代議長 起立多数です。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 196 ◯野村生代議長 日程第14、議案第85号「令和2年度大阪府枚方市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)」、日程第15、議案第86号「令和2年度大阪府枚方市自動車駐車場特別会計補正予算(第2号)」、日程第16、議案第87号「令和2年度大阪府枚方市介護保険特別会計補正予算(第3号)」、日程第17、議案第88号「令和2年度大阪府枚方市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」、日程第18、議案第89号「令和2年度大阪府枚方市母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計補正予算(第4号)」、日程第19、議案第90号「令和2年度大阪府枚方市水道事業会計補正予算(第5号)」、日程第20、議案第91号「令和2年度大阪府枚方市病院事業会計補正予算(第8号)」及び日程第21、議案第92号「令和2年度大阪府枚方市下水道事業会計補正予算(第5号)」を一括議題とします。 197 ◯野村生代議長 理事者から順次提案理由の説明を求めます。  まず、議案第85号及び議案第88号について、石田市民生活部長。 198 ◯石田智則市民生活部長 ただいま一括上程いただきました議案のうち、まず、議案第85号 令和2年度大阪府枚方市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の78ページをお開き願います。  第1条歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額から、それぞれ88万5,000円を減額し、補正後の総額を427億3,233万6,000円と定めるものでございます。  次に、第2条債務負担行為の補正につきましては、議案書81ページの第2表を御覧ください。  内容といたしましては、口座振替磁気ファイル化処理委託のほか8件につきまして、今年度中に契約を締結する必要があるため、それぞれ期間及び限度額を設定し、補正後の限度額の合計を2億72万7,000円とするものでございます。  歳入歳出補正予算の内容につきましては、議案書82ページからの事項別明細書により御説明申し上げます。  まず、歳入でございますが、第2款府支出金につきましては、保険給付費等交付金で7,000円の減額補正を行っております。  次に、第3款繰入金につきましては、職員給与等繰入金などで、87万8,000円の減額補正を行っております。  続きまして、歳出でございますが、84ページを御覧ください。  第1款総務費では、給与改定に伴う人件費補正によりまして、87万8,000円の減額補正を行っております。  次に、第4款保健事業費では、人件費補正のため、7,000円の減額補正を行っております。  なお、86ページから88ページにかけまして給与費明細書、90ページから91ページにかけまして債務負担行為に関する調書を添付しておりますので、併せて御参照いただきますようお願い申し上げます。  続きまして、議案第88号 令和2年度大阪府枚方市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)につきまして、御説明申し上げます。  議案書の110ページをお開き願います。  第1条歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額から、それぞれ23万2,000円を減額し、補正後の総額を67億8,200万円と定めるものでございます。  次に、第2条債務負担行為につきましては、議案書113ページの第2表を御覧ください。  内容といたしましては、口座振替磁気ファイル処理委託のほか1件につきまして、今年度中に契約を締結する必要があるため、それぞれ期間及び限度額を設定し、限度額の合計を846万円とするものでございます。  歳入歳出補正予算の内容につきましては、議案書114ページからの歳入歳出補正予算事項別明細書により御説明申し上げます。  まず歳入でございますが、第2款繰入金につきましては、職員給与等繰入金で23万2,000円の減額補正を行っております。  続きまして、歳出でございますが、116ページを御覧ください。  第1款総務費につきましては、給与改定に伴う人件費補正によりまして、23万2,000円の減額補正を行っております。  なお、118ページから120ページにかけまして給与費明細書、122ページから123ページにかけまして債務負担行為に関する調書を添付しておりますので、併せて御参照いただきますようお願い申し上げます。  以上、議案第85号及び議案第88号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 199 ◯野村生代議長 次に、議案第86号について、山下土木部長。 200 ◯山下 功土木部長 ただいま一括上程いただきました議案のうち、議案第86号 令和2年度大阪府枚方市自動車駐車場特別会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書92ページをお開き願います。  第1条の債務負担行為でございますが、次ページの第1表債務負担行為のとおり、自動車駐車場の指定管理者の指定に伴い、指定管理料の補正を行い、補正後の限度額を3,058万5,000円とするものでございます。  なお、議案書94ページ、95ページに債務負担行為に関する調書を添付しておりますので、併せて御参照いただきますようお願い申し上げます。  以上、簡単な説明ではございますが、議案第86号の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 201 ◯野村生代議長 次に、議案第87号について、山崎健康福祉部長。 202 ◯山崎 宏健康福祉部長 続きまして、議案第87号 令和2年度大阪府枚方市介護保険特別会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の96ページをお開きください。  第1条の歳入歳出予算の補正では、歳入歳出をそれぞれ65万1,000円減額し、補正後の総額を363億8,541万9,000円と定めるものでございます。  第2条債務負担行為の補正につきましては、99ページの第2表を御覧ください。  表に記載のとおり、枚方市地域包括支援センター包括的支援事業委託など8件につきまして、年度内に契約行為を進める必要があることから、債務負担行為の設定を行い、限度額を17億7,567万2,000円とするものでございます。  それでは、補正内容につきましては、歳入歳出補正予算事項別明細書により御説明いたします。  100ページをお開きください。  まず、歳入でございます。  第6款繰入金につきまして、一般会計繰入金のうち人件費の調整分として、職員給与等繰入金を65万1,000円減額するものでございます。  次に、歳出につきましては、102ページをお開きください。  第1款総務費につきまして、人件費の調整分といたしまして、65万1,000円を減額するものでございます。  なお、104ページ以降に給与費明細書及び債務負担行為調書を添付しておりますので、御参照いただきますようお願いいたします。  以上、甚だ簡単ではございますが、議案第87号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 203 ◯野村生代議長 次に、議案第89号について、水野子育ち支援監。 204 ◯水野裕一子育ち支援監 続きまして、議案第89号 令和2年度大阪府枚方市母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計補正予算(第4号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書の124ページをお開き願います。  第1条の債務負担行為につきましては、125ページの第1表を御覧ください。  母子父子寡婦福祉資金回収委託料など3件の業務につきまして、今年度中に契約を締結する必要があるため、総額210万8,000円の債務負担行為の限度額及び期間を設定するものでございます。  なお、126ページ以降に債務負担行為に関する調書を添付しておりますので、併せて御参照いただきますようお願いいたします。  以上、議案第89号の提案理由の御説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 205 ◯野村生代議長 次に、議案第90号及び議案第92号について、伊藤上下水道事業管理者。 206 ◯伊藤竹彦上下水道事業管理者 続きまして、議案第90号 令和2年度大阪府枚方市水道事業会計補正予算(第5号)及び議案第92号 令和2年度大阪府枚方市下水道事業会計補正予算(第5号)につきまして、順次提案理由の御説明を申し上げます。  まず、議案第90号につきまして、御説明いたします。  恐れ入りますが、議案書の128ページをお開き願います。  第2条収益的支出でございますが、人事院勧告に伴う人件費のほか、新型コロナウイルスの影響に伴う予算の組替えなどにより、第1款水道事業費用の第1項営業費用を1,606万円減額するものでございます。  次に、第3条資本的収入及び支出でございますが、同じく人事院勧告に伴う人件費のほか、新型コロナウイルスの影響に伴う予算の組替えなどにより、収入では、第1款資本的収入の第1項企業債を4億2,900万円、第2項工事負担金を1,200万円それぞれ減額、129ページの支出では、第1款資本的支出の第1項建設改良費を5億163万3,000円減額するものでございます。  なお、人件費の個別の内容につきましては、誠に勝手ながら説明を省略させていただきます。  これにより、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額等につきましては、第3条本文に記載のとおり、予算第4条本文括弧書きを改めております。  次に、第4条継続費でございますが、津田低区配水場耐震化事業につきまして、工期の変更に伴い、期間及び年割額を変更するものでございます。  次に、第5条債務負担行為でございますが、130ページに記載のとおり、令和3年度当初から執行する必要がある各施設機械警備等委託など合わせて9件を設定するものでございます。  次に、第6条企業債でございますが、津田低区配水場耐震化事業を4億2,900万円減額するものでございます。  次に、131ページの第7条議会の議決を経なければ流用することのできない経費では、職員給与費を200万3,000円減額するものでございます。  なお、132ページ以降に補正予算説明書等を添付しておりますので、併せて御参照いただきますようお願い申し上げます。  続きまして、議案第92号 令和2年度大阪府枚方市下水道事業会計補正予算(第5号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の160ページをお開き願います。  第2条収益的支出でございますが、人事院勧告に伴う人件費等につきまして、第1款下水道事業費用の第1項営業費用を160万8,000円減額するものでございます。  次に、第3条資本的収入及び支出でございますが、人事院勧告に伴う人件費のほか、新型コロナウイルスの影響や楠葉排水区下水道浸水被害軽減総合事業におけるトラブルの影響に伴う予算の組替えなど、収入では、第1款資本的収入の第1項企業債を15億9,040万円、第3項国府補助金を4億3,500万円それぞれ減額、161ページの支出では、第1款資本的支出の第1項整備事業費を18億8,598万3,000円、第2項建設改良事業費を1億6,218万9,000円、それぞれ減額するものでございます。  なお、人件費の個別の内容につきましては、誠に勝手ながら説明を省略させていただきます。  これにより、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額等につきましては、第3条本文に記載のとおり、予算第4条本文括弧書きを改めております。  次に、第4条継続費でございますが、楠葉排水区下水道浸水被害軽減総合事業につきまして、工期の変更に伴い、期間及び年割額を変更するものでございます。  次に、第5条債務負担行為でございますが、162ページに記載のとおり、令和3年度当初から執行する必要がある下水道施設維持管理等委託などや新型コロナウイルスの影響による予算の組替えなどにより、合わせて9件を設定するものでございます。  次に、第6条企業債でございますが、公共下水道整備事業を15億9,040万円減額するものでございます。  次に、163ページの第7条議会の議決を経なければ流用することのできない経費では、職員給与費を245万円減額するものでございます。  なお、164ページ以降に補正予算説明書等を添付しておりますので、併せて御参照いただきますようお願い申し上げます。  以上、議案第90号及び議案第92号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 207 ◯野村生代議長 次に、議案第91号について、岡市市立ひらかた病院事務局長。 208 ◯岡市世紀市立ひらかた病院事務局長 続きまして、議案第91号 令和2年度大阪府枚方市病院事業会計補正予算(第8号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  今般、期末手当の支給率の改正に伴う人件費補正のほか、新型コロナウイルス感染症対策として国の2次補正等を財源とした病床の空床補償や、感染拡大防止のための医療機器及びオンライン資格確認システムの購入費などを補正するものです。  恐れ入りますが、議案書の145ページをお開き願います。  第2条で収益的収入としまして、第1款第2項の医業外収益を4億7,010万1,000円増額し、収益的支出としまして、第1款第1項の医業費用を344万4,000円減額するものです。  146ページをお開き願います。  第3条で資本的収入としまして、第1款第6項の補助金を2,880万7,000円増額し、資本的支出としまして、第1款第1項の建設改良費を2,901万8,000円増額するものです。  これにより、資本的収支の不足額につきまして、予算第4条本文括弧書きを改めております。  第4条で債務負担行為につきまして、トイレ関連用品賃借など、年度内に契約締結を行う必要があるものにつきまして、それぞれ期間及び限度額を設定するものでございます。  第5条で議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして、給与費を1,065万5,000円減額するものでございます。  それでは、主な内容につきまして、148ページからの予算説明書により御説明申し上げます。  1.収益的収入の(1)病院事業収益でございますが、医業外収益のうち医療機関体制確保事業補助金として721万1,000円、府補助金につきましては、病床の空床補償等に係る新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金4億6,289万円を計上し、150ページに参りまして、2.収益的支出の(1)病院事業費用でございますが、医業費用のうち給与費につきまして、人事院勧告に伴う給与改定分1,065万5,000円を減額し、次に、材料費につきまして、感染拡大防止診療消耗品の購入費68万8,000円、経費につきまして、感染拡大防止のための清掃及びガウン滅菌委託料652万3,000円を増額するものでございます。  次に、152ページに参りまして、3.資本的収入の(1)資本的収入の6.補助金でございますが、先ほど収益的収入でもありました国庫補助金を1,478万9,000円、府補助金を1,158万7,000円、その他補助金としまして、オンライン資格確認システム導入費243万1,000円を計上し、154ページに参りまして、4.資本的支出の(1)資本的支出の1.建設改良費でございますが、マイナンバーカードを活用したオンライン資格確認システムの購入費264万2,000円、感染拡大防止機器の購入費2,637万6,000円を増額するものでございます。  なお、156ページ以降に給与費明細書等を添付しておりますので、併せて御参照いただきますようお願い申し上げます。  以上、議案第91号の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 209 ◯野村生代議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。丹生議員。 210 ◯丹生真人議員 ただいま上程されました議案第92号 令和2年度大阪府枚方市下水道事業会計補正予算(第5号)のうち、楠葉排水区下水道浸水被害軽減総合事業の継続費45億8,100万円について、お伺いいたします。  令和2年度までを工期として実施している楠葉排水区における雨水貯留管整備工事において、昨年12月にマシントラブルが発生し、整備工事が中断していることなどは、これまで議会への報告をいただいていたところです。  今回の補正予算については、このマシントラブルの影響によって貯留管整備工事の進捗が遅れ、継続費予算の総額には変更はないものの、期間を令和2年度から令和4年度へ変更するものと理解しております。
     そこで、改めて確認ですが、まずこれまでの経緯について、お聞かせください。 211 ◯白石金吾上下水道局上下水道事業部長 楠葉排水区下水道浸水被害軽減総合事業の継続費について、お答えします。  これまでの経過については、シールド掘進作業中の令和元年12月24日に、受注者から前日の掘進作業中に原因不明のトラブルにより、マシン先端の掘削ビットが掘削土砂とともに排出されたとの報告を受けました。また、あわせて、今回の掘削ビットの脱落程度では大きな影響はないとし、引き続き掘進作業を進めているとの報告がありました。このような状況の中、作業を継続しましたが、令和2年1月6日に、さらに10メートル掘り進めた地点で、掘削土砂を搬出するためのスクリューコンベヤーが機能しなくなり、掘進不能な状況となりました。このトラブル発生の原因に関しましては、受注者からの報告を基に協議を行い、本市、受注者ともに予見できない原因によるものと想定していました。  しかし、令和2年4月16日に提出されたトラブル当日の詳細な掘進履歴データを確認したところ、トラブル発生時から本市に報告のあった翌日までの間、複数回停電を伴うシールドマシンの停止などの事象が発生していることが判明し、この間のマシン操作方法に疑念が生じ、このことからトラブルの原因とその責任の所在などについて受注者と幾度となく協議、調整を進めましたが、その解決には至りませんでした。  また、当該貯留管整備工事とは別発注している流入管の整備工事については、貯留管の整備工程との調整が必要であることから、現在、令和3年1月8日までの工事一時中止の措置を取っている状況です。  そのため、早期の工事再開を必要とする観点からも受注者と協議を重ねた結果、令和2年7月22日に引き続き原因とその責任の所在などの協議は継続していくものの、受注者が修理費用を一旦負担し、作業を進めることで合意したことから、7月28日に議会に報告させていただいたものです。 212 ◯丹生真人議員 マシントラブルの状況、修理工事の着手までに受注者と協議を重ねてきたこと、また、受注者が一旦修理費用を負担して作業を進めるということなどについては理解いたしました。  次に、現在の状況と今後の予定について、お聞かせください。 213 ◯白石金吾上下水道局上下水道事業部長 まず、現在の状況ですが、受注者との合意を受け、令和2年8月から着手していたシールドマシン先端部を掘削するための準備作業となる地盤改良工事が11月上旬に完了し、その後、マシン内部からの先端部分の掘削、土砂搬出作業及び掘削部分の補強作業等が11月26日に完了しました。これによりマシン先端部分の全容が明らかとなり、その損傷状況につきましては、マシン前面の部材が複数脱落しているものの、修理部品の製造期間も含めて、令和2年度中に修理が可能であることが確認できました。  このことから、今後の予定については、令和3年度当初からシールドマシンの掘進作業及び流入管整備工事の施工を再開し、令和4年度中の完成を目指すとともに、今後も引き続き、受注者とシールドマシン損傷並びに掘進作業停止に係る責任の所在につきまして協議を進めてまいります。 214 ◯丹生真人議員 3回目は要望です。  受注者と責任の所在については協議を進めるということですので、これについては今後も注視していきたいと考えております。  いずれにしましても、マシンの修理が令和2年度中ということで、工事の再開は令和3年度当初からであって、今年1月のマシントラブルによる中断から1年以上、もう大体1年2か月、3か月、整備工事自身は止まっているという状況になります。  今さら言うまでもありませんけれども、楠葉排水区、特に楠葉中央交差点付近は、これまで大雨によって何度も浸水被害を受けてきておりました。平成24年8月の大雨のときなどは、私も現場を回りましたけれども、床上・床下浸水、道路冠水、もう大変な状況になっている、それを目の当たりにしてまいりました。本市として、そうした浸水被害を軽減するために、国費を使いながら大規模な貯留管整備を進めてきたという経緯があります。  それだけに、この地域の皆さんは、この貯留管の完成を心待ちにされておられます。完成は当初の予定から大幅に遅れますけれども、今後はマシントラブル等が発生しないよう、着実な工事を進めてもらうことは当然とした上で、令和4年度のできる限り早い段階で貯留管の運用開始ができるように進めてもらいたいことを要望とさせていただいて、質疑を終わります。 215 ◯鍜治谷知宏議員 ただいま上程されました議案第92号 令和2年度大阪府枚方市下水道事業会計補正予算(第5号)についてのうち、議案書162ページにある債務負担行為、下水道施設維持管理等委託について、お聞きします。  この委託の内訳として、さだポンプ場施設維持管理業務委託が含まれているとのことですが、この維持管理業務委託の目的と具体的な内容について、お聞きいたします。 216 ◯白石金吾上下水道局上下水道事業部長 今回の維持管理業務委託の目的としましては、行政改革実施プランの取組を踏まえ、民間にできることは民間に委ねるなど、より効果的な行政運営を目指すものです。  業務委託を予定しておりますさだポンプ場は、自然吐け機能が整備され、雨天時の運転稼働率が少なく、また、初期対応まで時間的な余裕があるポンプ場です。  維持管理業務委託の内容につきましては、これまで職員が担っている大雨警報等の発令時や淀川水位上昇により、ポンプ運転が必要となった場合のポンプ排水運転業務や維持管理業務、場内維持管理等を令和3年度より3年間の維持管理業務委託として実施するものです。  また、市民の安全、安心の確保の観点から、3年間の委託期間において効果検証を行ってまいります。 217 ◯鍜治谷知宏議員 今回は議案質疑ということですので、これ以上の詳細については別の機会にお聞きしたいと思いますので、2回目は要望のみとさせていただきます。  市としては、雨水ポンプ場の民間委託は初めての試みですが、民間委託を活用した効率的な施設管理については上下水道ビジョンに、技能労務職員の適正配置については新行政改革実施プランにおいて示されており、今回の委託は、これらの具体化を図るためのものと理解します。  今年6月定例月議会の一般質問でも、雨水ポンプ場への民間活力の導入について要望させていただきましたが、今後、雨水や浸水対策のインフラ整備については多額の経費が必要となることから、施設の維持管理業務については、できる限り効果的、効率的な手法で行うことが求められます。これから3年をかけて効果検証をしていくとのことですが、安全面については当然のこととして、コスト面を含め、民間活力導入についても様々な手法が考えられますので、より適正な維持管理業務の在り方について、しっかりと検証していただくよう要望しまして、私の質疑とします。 218 ◯野村生代議長 これをもって質疑を終結します。 219 ◯野村生代議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第85号から議案第92号までについては、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 220 ◯野村生代議長 御異議なしと認めます。  よって、本8件については、委員会の付託を省略することに決しました。 221 ◯野村生代議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 222 ◯野村生代議長 これから議案第85号から議案第92号までの8件を分割して採決します。 223 ◯野村生代議長 まず、議案第85号、議案第87号及び議案第88号並びに議案第90号から議案第92号までの6件を一括して起立により採決します。  本6件は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) 224 ◯野村生代議長 起立多数です。  よって本6件は、原案のとおり可決されました。 225 ◯野村生代議長 次に、議案第86号及び議案第89号の2件を一括して採決します。  本2件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 226 ◯野村生代議長 御異議なしと認めます。  よって本2件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 227 ◯野村生代議長 お諮りします。  議事の都合により、明日12月9日から12月14日までのうち、市の休日を除く4日間を休会としたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 228 ◯野村生代議長 御異議なしと認めます。  よって、明日12月9日から12月14日までのうち、市の休日を除く4日間を休会とすることに決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 229 ◯野村生代議長 以上で、本日の日程は全部終了しました。  本日はこれにて散会します。     (午後2時38分 散会) 発言が指定されていません。 Copyright © Hirakata City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...