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令和元年9月定例月議会(第4日) 本文
令和元年9月定例月議会(第4日) 名簿

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  1. 枚方市議会 2019-09-04
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    検索結果一覧に戻る 検索をやり直す 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2019-10-09 令和元年9月定例月議会(第4日) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 全文表示 選択表示 発言者の表示切り替え 全 275 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1   ◯前田富枝議長 選択 2   ◯福岡一博市議会事務局長 選択 3   ◯前田富枝議長 選択 4   ◯前田富枝議長 選択 5   ◯前田富枝議長 選択 6   ◯宮垣純一理事兼財務部長 選択 7   ◯前田富枝議長 選択 8   ◯淨内俊仁教育委員会事務局社会教育部長 選択 9   ◯前田富枝議長 選択 10   ◯松宮祥久産業文化部長 選択 11   ◯前田富枝議長 選択 12   ◯乾口里美市長公室長 選択 13   ◯前田富枝議長 選択 14   ◯松岡ちひろ議員 選択 15   ◯乾口里美市長公室長 選択 16   ◯松岡ちひろ議員 選択 17   ◯乾口里美市長公室長 選択 18   ◯松岡ちひろ議員 選択 19   ◯岩本優祐議員 選択 20   ◯乾口里美市長公室長 選択 21   ◯岩本優祐議員 選択 22   ◯乾口里美市長公室長 選択 23   ◯岩本優祐議員 選択 24   ◯前田富枝議長 選択 25   ◯前田富枝議長 選択 26   ◯前田富枝議長 選択 27   ◯前田富枝議長 選択 28   ◯宮垣純一理事兼財務部長 選択 29   ◯前田富枝議長 選択 30   ◯八尾善之議員 選択 31   ◯古満園美福祉部長 選択 32   ◯八尾善之議員 選択 33   ◯古満園美福祉部長 選択 34   ◯八尾善之議員 選択 35   ◯岩本優祐議員 選択 36   ◯宮垣純一理事兼財務部長 選択 37   ◯岩本優祐議員 選択 38   ◯宮垣純一理事兼財務部長 選択 39   ◯岩本優祐議員 選択 40   ◯木村亮太議員 選択 41   ◯横尾佳子長寿社会部長 選択 42   ◯古満園美福祉部長 選択 43   ◯木村亮太議員 選択 44   ◯前田富枝議長 選択 45   ◯前田富枝議長 選択 46   ◯前田富枝議長 選択 47   ◯前田富枝議長 選択 48   ◯田中哲夫総合政策部長 選択 49   ◯前田富枝議長 選択 50   ◯松岡ちひろ議員 選択 51   ◯古満園美福祉部長 選択 52   ◯松岡ちひろ議員 選択 53   ◯前田富枝議長 選択 54   ◯前田富枝議長 選択 55   ◯前田富枝議長 選択 56   ◯前田富枝議長 選択 57   ◯木村 聡上下水道局上下水道経営部長 選択 58   ◯前田富枝議長 選択 59   ◯前田富枝議長 選択 60   ◯前田富枝議長 選択 61   ◯前田富枝議長 選択 62   ◯田中哲夫総合政策部長 選択 63   ◯前田富枝議長 選択 64   ◯前田富枝議長 選択 65   ◯前田富枝議長 選択 66   ◯前田富枝議長 選択 67   ◯川南 裕環境部長 選択 68   ◯前田富枝議長 選択 69   ◯石田智則市民安全部長 選択 70   ◯前田富枝議長 選択 71   ◯山下 功土木部長 選択 72   ◯前田富枝議長 選択 73   ◯狩野雅彦教育委員会事務局学校教育部長 選択 74   ◯前田富枝議長 選択 75   ◯小池晶子議員 選択 76   ◯石田智則市民安全部長 選択 77   ◯小池晶子議員 選択 78   ◯石田智則市民安全部長 選択 79   ◯小池晶子議員 選択 80   ◯藤田幸久議員 選択 81   ◯狩野雅彦教育委員会事務局学校教育部長 選択 82   ◯藤田幸久議員 選択 83   ◯前田富枝議長 選択 84   ◯前田富枝議長 選択 85   ◯前田富枝議長 選択 86   ◯前田富枝議長 選択 87   ◯藤原卓也総務部長 選択 88   ◯前田富枝議長 選択 89   ◯前田富枝議長 選択 90   ◯前田富枝議長 選択 91   ◯前田富枝議長 選択 92   ◯前田富枝議長 選択 93   ◯前田富枝議長 選択 94   ◯前田富枝議長 選択 95   ◯前田富枝議長 選択 96   ◯藤原卓也総務部長 選択 97   ◯前田富枝議長 選択 98   ◯鍜治谷知宏議員 選択 99   ◯伏見 隆市長 選択 100   ◯鍜治谷知宏議員 選択 101   ◯伏見 隆市長 選択 102   ◯鍜治谷知宏議員 選択 103   ◯前田富枝議長 選択 104   ◯前田富枝議長 選択 105   ◯前田富枝議長 選択 106   ◯前田富枝議長 選択 107   ◯前田富枝議長 選択 108   ◯前田富枝議長 選択 109   ◯前田富枝議長 選択 110   ◯前田富枝議長 選択 111   ◯山中信之都市整備部長 選択 112   ◯前田富枝議長 選択 113   ◯前田富枝議長 選択 114   ◯前田富枝議長 選択 115   ◯前田富枝議長 選択 116   ◯広瀬ひとみ議員 選択 117   ◯前田富枝議長 選択 118   ◯前田富枝議長 選択 119   ◯前田富枝議長 選択 120   ◯前田富枝議長 選択 121   ◯前田富枝議長 選択 122   ◯木村 聡上下水道局上下水道経営部長 選択 123   ◯前田富枝議長 選択 124   ◯前田富枝議長 選択 125   ◯前田富枝議長 選択 126   ◯前田富枝議長 選択 127   ◯前田富枝議長 選択 128   ◯前田富枝議長 選択 129   ◯前田富枝議長 選択 130   ◯前田富枝議長 選択 131   ◯古満園美福祉部長 選択 132   ◯前田富枝議長 選択 133   ◯松岡ちひろ議員 選択 134   ◯古満園美福祉部長 選択 135   ◯松岡ちひろ議員 選択 136   ◯古満園美福祉部長 選択 137   ◯松岡ちひろ議員 選択 138   ◯前田富枝議長 選択 139   ◯前田富枝議長 選択 140   ◯前田富枝議長 選択 141   ◯前田富枝議長 選択 142   ◯前田富枝議長 選択 143   ◯前田富枝議長 選択 144   ◯前田富枝議長 選択 145   ◯前田富枝議長 選択 146   ◯古満園美福祉部長 選択 147   ◯前田富枝議長 選択 148   ◯松岡ちひろ議員 選択 149   ◯古満園美福祉部長 選択 150   ◯松岡ちひろ議員 選択 151   ◯小池晶子議員 選択 152   ◯古満園美福祉部長 選択 153   ◯小池晶子議員 選択 154   ◯古満園美福祉部長 選択 155   ◯小池晶子議員 選択 156   ◯八尾善之議員 選択 157   ◯古満園美福祉部長 選択 158   ◯八尾善之議員 選択 159   ◯伏見 隆市長 選択 160   ◯八尾善之議員 選択 161   ◯前田富枝議長 選択 162   ◯前田富枝議長 選択 163   ◯前田富枝議長 選択 164   ◯前田富枝議長 選択 165   ◯前田富枝議長 選択 166   ◯前田富枝議長 選択 167   ◯前田富枝議長 選択 168   ◯前田富枝議長 選択 169   ◯前田富枝議長 選択 170   ◯前田富枝議長 選択 171   ◯杉浦雅彦子ども青少年部長 選択 172   ◯前田富枝議長 選択 173   ◯前田富枝議長 選択 174   ◯前田富枝議長 選択 175   ◯前田富枝議長 選択 176   ◯前田富枝議長 選択 177   ◯前田富枝議長 選択 178   ◯前田富枝議長 選択 179   ◯前田富枝議長 選択 180   ◯杉浦雅彦子ども青少年部長 選択 181   ◯前田富枝議長 選択 182   ◯前田富枝議長 選択 183   ◯前田富枝議長 選択 184   ◯前田富枝議長 選択 185   ◯前田富枝議長 選択 186   ◯前田富枝議長 選択 187   ◯前田富枝議長 選択 188   ◯前田富枝議長 選択 189   ◯木村 聡上下水道局上下水道経営部長 選択 190   ◯前田富枝議長 選択 191   ◯前田富枝議長 選択 192   ◯前田富枝議長 選択 193   ◯前田富枝議長 選択 194   ◯前田富枝議長 選択 195   ◯前田富枝議長 選択 196   ◯前田富枝議長 選択 197   ◯前田富枝議長 選択 198   ◯宮垣純一理事兼財務部長 選択 199   ◯前田富枝議長 選択 200   ◯前田富枝議長 選択 201   ◯前田富枝議長 選択 202   ◯前田富枝議長 選択 203   ◯前田富枝議長 選択 204   ◯前田富枝議長 選択 205   ◯前田富枝議長 選択 206   ◯前田富枝議長 選択 207   ◯宮垣純一理事兼財務部長 選択 208   ◯前田富枝議長 選択 209   ◯前田富枝議長 選択 210   ◯前田富枝議長 選択 211   ◯前田富枝議長 選択 212   ◯前田富枝議長 選択 213   ◯前田富枝議長 選択 214   ◯前田富枝議長 選択 215   ◯前田富枝議長 選択 216   ◯田中哲夫総合政策部長 選択 217   ◯前田富枝議長 選択 218   ◯大地正広議員 選択 219   ◯石田智則市民安全部長 選択 220   ◯大地正広議員 選択 221   ◯石田智則市民安全部長 選択 222   ◯大地正広議員 選択 223   ◯石田智則市民安全部長 選択 224   ◯岡市栄次郎議員 選択 225   ◯杉浦雅彦子ども青少年部長 選択 226   ◯岡市栄次郎議員 選択 227   ◯杉浦雅彦子ども青少年部長 選択 228   ◯岡市栄次郎議員 選択 229   ◯広瀬ひとみ議員 選択 230   ◯山下 功土木部長 選択 231   ◯広瀬ひとみ議員 選択 232   ◯山下 功土木部長 選択 233   ◯広瀬ひとみ議員 選択 234   ◯堤 幸子議員 選択 235   ◯杉浦雅彦子ども青少年部長 選択 236   ◯藤原卓也総務部長 選択 237   ◯堤 幸子議員 選択 238   ◯杉浦雅彦子ども青少年部長 選択 239   ◯藤原卓也総務部長 選択 240   ◯堤 幸子議員 選択 241   ◯八尾善之議員 選択 242   ◯宮垣純一理事兼財務部長 選択 243   ◯八尾善之議員 選択 244   ◯前田富枝議長 選択 245   ◯前田富枝議長 選択 246   ◯前田富枝議長 選択 247   ◯前田富枝議長 選択 248   ◯堤 幸子議員 選択 249   ◯前田富枝議長 選択 250   ◯前田富枝議長 選択 251   ◯前田富枝議長 選択 252   ◯前田富枝議長 選択 253   ◯前田富枝議長 選択 254   ◯山崎 宏健康部長 選択 255   ◯前田富枝議長 選択 256   ◯山下 功土木部長 選択 257   ◯前田富枝議長 選択 258   ◯宮垣純一理事兼財務部長 選択 259   ◯前田富枝議長 選択 260   ◯横尾佳子長寿社会部長 選択 261   ◯前田富枝議長 選択 262   ◯杉浦雅彦子ども青少年部長 選択 263   ◯前田富枝議長 選択 264   ◯木村 聡上下水道局上下水道経営部長 選択 265   ◯前田富枝議長 選択 266   ◯岡市世紀市立ひらかた病院事務局長 選択 267   ◯前田富枝議長 選択 268   ◯前田富枝議長 選択 269   ◯前田富枝議長 選択 270   ◯前田富枝議長 選択 271   ◯前田富枝議長 選択 272   ◯前田富枝議長 選択 273   ◯前田富枝議長 選択 274   ◯前田富枝議長 選択 275   ◯前田富枝議長 ↑ ページの先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1 ◯前田富枝議長 開議に先立ち、事務局長から議員の出席状況を報告します。福岡事務局長。 2 ◯福岡一博市議会事務局長 本日の会議のただいまの出席議員は、31名です。  以上で報告を終わります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~     (午前10時 開議) 3 ◯前田富枝議長 ただいま報告しましたとおり、出席議員は定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 4 ◯前田富枝議長 日程第1、報告第12号「平成30年度枚方市土地開発公社の経営状況について」、日程第2、報告第13号「平成30年度公益財団法人枚方体育協会の経営状況について」、日程第3、報告第14号「平成30年度公益財団法人枚方市文化国際財団の経営状況について」及び日程第4、報告第15号「平成30年度株式会社エフエムひらかたの経営状況について」を一括議題とします。 5 ◯前田富枝議長 理事者から順次提案理由の説明を求めます。  まず、報告第12号について、宮垣理事。 6 ◯宮垣純一理事兼財務部長 ただいま一括上程されました案件のうち、報告第12号 平成30年度枚方市土地開発公社の経営状況について、地方自治法第243条の3第2項の規定により御報告申し上げます。  議案書2ページの事業報告書をごらんください。  1 公有用地取得事業では、平成30年度に長尾杉線用地など道路施設用地3事業と公園施設用地の4事業の合計1,980.76平方メートルの用地を取得し、用地費等の金額は1億6,543万2,474円となりました。これに保有地に係る利息3,570万9,140円を加え、取得費合計は2億114万1,614円でございます。  次に、3ページの2 公有用地処分事業では、道路施設用地として中振交野線用地など4事業の合計4,871.42平方メートルを市へ売却し、売却収益は5億8,199万5,308円でございます。  次に、4ページの損益計算書をごらんください。  平成30年度につきましては、市の事務費負担を2%から1%に変更したことなどにより、当期純損失341万644円を計上しております。  次に、5ページの貸借対照表をごらんください。  まず、資産の部でございますが、公社が保有しております公有用地など、資産合計は54億8,107万2,834円でございます。  続いて、負債の部では、金融機関等からの借り入れなど、負債合計は53億961万3,032円でございます。  次に、資本の部でございますが、1の公社の基本財産である資本金に2の前期繰越準備金を加え、当期純損失を差し引いた資本合計は1億7,145万9,802円となり、負債資本合計は54億8,107万2,834円でございます。
     なお、6ページにはキャッシュ・フロー計算書を、7ページから9ページにかけては財産目録を、10ページには監査意見書を添付しておりますので、御参照お願いいたします。  以上、報告第12号の説明とさせていただきます。 7 ◯前田富枝議長 次に、報告第13号について、淨内社会教育部長。 8 ◯淨内俊仁教育委員会事務局社会教育部長 続きまして、報告第13号 平成30年度公益財団法人枚方体育協会の経営状況について、御説明いたします。  恐れ入りますが、議案書11ページをお開き願います。  本件は、地方自治法第243条の3第2項の規定により御報告するものでございます。  初めに、平成30年度事業報告につきまして、御説明申し上げます。  12ページをお開きください。  まず、公益目的事業でございますが、項目1.スポーツ大会事業として、1)枚方市春季・秋季総合体育大会では、表に記載の28の種目で54の大会等を実施いたしました。  また、次ページの2)第68回北河内地区総合体育大会・第72回大阪府総合体育大会のほか、14ページの3)から5)までの各大会に選手派遣を行い、それぞれ表に記載の成績をおさめております。  ページ下方の(2)競技大会開催事業(主催事業)では、42回目となる新春走ろうかいを開催いたしました。新春走ろうかいは、全国各地からの参加がある新春のランニングイベントとして広く定着しております。  15ページ上の(3)、友好都市との交流事業では、予定しておりましたもののうち、四万十市との交歓親善スポーツ大会が台風接近のため中止となりました。  次に、項目2.スポーツ啓発事業として、1)の表、健康スポーツ事業では、体育協会が考案した楽10体操の定期講習会を実施するなど、普及に努めました。  恐れ入ります、16ページをお開きください。  3)は、枚方市こども夢基金活用事業として、トップアスリートとの交流事業を市から委託を受け、平成30年度は、レスリングオリンピックメダリスト吉田沙保里さんトークショー及びノーマライゼーション陸上競技チャレンジを開催いたしました。  (2)高齢者健康スポーツ教室事業では、介護予防のためのスポーツ教室を市から委託を受け実施するなど、高齢者の健康づくりに取り組みました。  このほか、次の17ページ(6)までにかけまして、各種スポーツ啓発事業を実施しております。  18ページをお開きください。  項目3.スポーツ施設活用事業では、指定管理者として1)渚市民体育館、2)総合スポーツセンター及び3)伊加賀スポーツセンターの3施設の管理運営を行いました。  続きまして、19ページの上のほうでございますが、収益事業といたしまして、利用者の利便性向上事業でございますが、各施設におけるスポーツ関係物品の販売を行い、これらを通じて総合型地域スポーツクラブのPRを行いました。  次に、その他の事業のスポーツ施設の管理運営事業につきましては、項目1からページ下段の項目5までに記載のとおりでございます。  続きまして、議案書20ページの平成30年度と平成29年度の実績を比較しております正味財産増減計算書をごらんください。  表中の(1)経常収益の主なものといたしましては、各種スポーツ大会やスポーツ教室の参加料、本市からの補助金、委託料でございます。表の一番下の網かけ欄、経常収益計といたしましては、記載のとおり、4億7,121万4,274円でございます。  次のページをごらんください。  表中の(2)経常費用の主なものとといたしましては、協会職員等の人件費を含んだ総合体育大会等運営費を初めとした各種スポーツ大会事業の運営費やスポーツ施設等の管理運営費、総合型地域スポーツクラブの運営事業経費などでございます。経常費用計といたしましては、表の下から2行目の網かけを施した欄に記載のとおり、4億6,408万958円でございます。  これにより、収益から費用を差し引きました当期経常増減額は、表の一番下の網かけ欄のとおり、713万3,316円の増額となりました。  なお、議案書23ページから29ページまでに貸借対照表、財産目録等を、また、30ページには監査報告書を添付しておりますので、あわせて御参照ください。  以上、簡単ではございますが、報告第13号の説明とさせていただきます。 9 ◯前田富枝議長 次に、報告第14号について、松宮産業文化部長。 10 ◯松宮祥久産業文化部長 続きまして、報告第14号 平成30年度公益財団法人枚方市文化国際財団の経営状況について、地方自治法第243条の3第2項の規定により御報告申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の31ページをお開き願います。  初めに、平成30年度の事業報告書について、御説明申し上げます。  議案書の32ページをごらんください。  枚方市文化国際財団は、音楽や演劇などの鑑賞事業を初めとする文化振興事業、市民の文化芸術活動と国際交流活動への支援・促進事業、海外諸都市との友好交流や市民と在住外国人との交流を推進する事業等を行うことにより、心豊かで生き生きとした市民生活と魅力あふれる地域社会を目指し、事業を実施しております。  まず、文化事業の(1)芸術文化事業として、音楽、古典芸能、演劇、映画等で15事業を実施いたしました。主な事業といたしましては、枚方市と大阪フィルハーモニー交響楽団の連携協定締結記念の演奏会を市内大学の講堂で開催したほか、枚方市こども夢基金を活用し、和太鼓のトッププロ集団「鼓童」による交流型公演など、子どもたちに本物の文化芸術を提供する事業を実施いたしました。  次に、(2)美術事業といたしましては、主催事業として美術鑑賞ツアーと公益財団法人天門美術館の企画展をくずはアートギャラリーで実施するとともに、くずはアートギャラリーの貸館事業を行いました。  33ページをごらんください。  (3)市民の文化活動育成、支援等事業といたしましては、市内で活動する市民団体との共催事業や学校と連携して市内小学校15校へプロの音楽家が出向いて子どもたちに本物の演奏を身近に体験してもらうアウトリーチ事業など、9事業を実施いたしました。  (4)市民の文化活動の振興事業では、市内で活動している音楽団体を音楽ボランティアとして募集、登録し、地域で行われる催しへの出演紹介を行うとともに、(5)情報提供事業では、情報誌『ひらかた文化』の発行や、広報、エフエムひらかた等を通じて、主催事業のPRを行いました。  (6)その他の事業といたしまして、文化芸術及び国際交流事業に対する後援承認を行いました。  なお、平成30年度は、大阪北部地震の被害により市民会館大ホールが廃止となりましたが、市内の公共施設や市内大学の協力により講堂を利用させていただき、事業を展開いたしました。  34ページをごらんください。  次に、国際交流事業の(1)市民の国際交流活動の支援及び促進事業といたしましては、各種語学講座を行ったほか、日本語ボランティアのステップアップ講座や国際交流こども絵画展などを実施いたしました。  (2)海外諸都市との友好交流事業といたしましては、オーストラリア・ローガン市チゾム・カソリック・カレッジの学生受け入れや韓国霊岩郡との友好交流を行ったほか、上海市長寧区から友好代表団を受け入れ、穂谷川清掃工場などを見学されました。  (3)国際理解推進事業といたしましては、韓国の家庭料理を通じた国際理解の推進を行い、(4)国際交流に関する各種情報の提供事業では、情報誌を活用した情報発信や在住外国人の各種相談に対応いたしました。  (5)国際交流事業への協力推進事業といたしましては、エセック・ビジネススクールの学生17名を受け入れ、その中の1名を企業研修先の一つとして当財団で受け入れました。  また、(6)として、市内在住外国人を対象に日本語の指導等を行っている枚方市日本語ボランティアの会の支援を行いました。  次に、35ページの正味財産増減計算書をごらんください。  表中の(1)経常収益でございますが、基本財産運用益や事業収益、市からの負担金や補助金などを合わせました経常収益計は、ページ中ほどの記載のとおり、8,501万9,688円でございます。  次に、(2)経常費用でございますが、事業費や管理費などを合わせました経常費用計は、36ページ下段に記載のとおり、8,519万2,020円でございます。  経常収益計から経常費用計を差し引いた当期経常増減額は17万2,332円の赤字となりますが、経常外費用から充当しております。  38ページから41ページまでに記載しております貸借対照表及び財産目録などにつきましては、まことに勝手ながら説明は省略させていただきます。  なお、42ページには監査報告書を添付させていただいておりますので、御参照ください。  以上、簡単ではございますが、報告第14号の説明とさせていただきます。 11 ◯前田富枝議長 次に、報告第15号について、乾口市長公室長。 12 ◯乾口里美市長公室長 続きまして、報告第15号 平成30年度株式会社エフエムひらかたの経営状況について、地方自治法第243条の3第2項の規定により御報告申し上げます。  恐れ入りますが、44ページをお開き願います。  平成30年度の事業状況について、順次御説明申し上げます。  1.経営戦略プログラムの推進につきましては、平成28年度に策定した第2期経営戦略プログラムに基づき、災害時の体制確保やリスナーの拡大などの取り組みを推進いたしました。  次に、2.災害時における体制の強化では、実災害への対応といたしまして、本市において震度6弱を記録した大阪北部地震や7月の豪雨、9月の台風21号の被災時には、被害状況や被災者支援に関することなど災害に関する情報発信を最優先に、24時間体制で取り組みを行いました。  次に、45ページをお開き願います。  3.リスナーの拡大につきましては、市内の催しや店舗などで中継レポートを行うなど、地域に密着した情報発信を行ったほか、超高齢化社会を迎え、市民からの関心が高い健康に関する番組を充実させ、市内医療機関の専門医が出演する4番組を新たにスタートさせるなど、魅力的な番組づくりに取り組みました。  最後に、4.安定した財政基盤の確立でございますが、エフエムひらかたの情報誌『ひらナビ779』への広告収入や大型店舗でのイベント事業収入の増加などにより、自主財源の確保を図るとともに、制作原価の効率的な執行などの経費削減に努めました。  続いて、議案書46ページをお開き願います。  平成30年度の決算状況につきまして、御説明申し上げます。  まず、貸借対照表の資産の部でございますが、流動資産と固定資産を合わせた資産合計は、最下段に記載のとおり、1億9,631万7,106円でございます。  次に、負債の部でございますが、流動負債と固定負債を合わせた負債合計は、中段に記載のとおり、2,532万8,489円でございます。  次に、その下の純資産の部でございますが、資本金と利益剰余金を合わせた純資産合計は、1億7,098万8,617円となります。  負債、純資産を合計しますと、最下段に記載のとおり、1億9,631万7,106円でございます。  次に、議案書47ページの損益計算書をごらんください。  まず、平成30年度の売上高は、放送収入、広告収入、その他営業収入を合わせまして、8,529万8,909円でございます。これに対しまして売上原価は1,872万520円で、差し引き売上総利益は6,657万8,389円でございます。  ここから販売費及び一般管理費6,509万1,386円を差し引きますと、営業利益は148万7,003円となります。  さらに、純利益利息など営業外収益を加えて、法人税等を差し引きますと、当期純損失は、最下段にありますとおり、16万5,496円となります。  なお、48ページに販売費及び一般管理費の内訳を、49ページに監査報告書を添付させていただいておりますので、御参照ください。  以上、報告第15号の説明とさせていただきます。 13 ◯前田富枝議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。松岡議員。 14 ◯松岡ちひろ議員 報告第15号 平成30年度株式会社エフエムひらかたの経営状況について、質問いたします。  16万5,496円の当期純損失が出たということですが、これまでエフエムひらかたは長い間、黒字経営を続けてこられたと思います。損失が出た主な要因について、お聞かせください。 15 ◯乾口里美市長公室長 エフエムひらかたの昨年度の売上高のうち、広告収入及びその他営業収入は、前年度に比べ増収となりましたが、放送収入につきましては、新しいスポンサーも獲得しましたが、一方で大口のスポンサー契約の減額や打ち切りがあり、当初の事業計画で見込んでいた収入の確保ができず、結果として16万5,496円の純損失を計上することとなりました。 16 ◯松岡ちひろ議員 地域FMは、全国的に見ても自治体からの出資で維持されており、その中でエフエムひらかたも一定の努力をしてきたにもかかわらず、大口スポンサーの撤退による赤字には厳しさを実感しています。今後もスポンサーが打ち切られる可能性もありますが、44ページの事業状況報告を拝見しますと、昨年続けざまに発生した地震や大雨、台風といった被害に関する情報発信を最優先にして、24時間体制で取り組んだと書かれております。具体的な期間や回数も示されており、かなりの時間を災害情報に費やされたと思うのですが、このような緊急放送に切りかわることで通常番組のスポンサー収入に影響はなかったのでしょうか。お尋ねいたします。  また、災害時の緊急放送を行う場合の委託契約内容はどのようになっているのか、あわせてお尋ねいたします。 17 ◯乾口里美市長公室長 昨年度の災害に関する情報発信で一般放送を停止して緊急情報を放送したのは、地震当日から翌朝及び台風21号によるケーブル切断から復旧までの約50時間でございますが、この間の通常番組につきましては、放送日を振りかえるなどで対応し、スポンサーへの影響はございませんでした。  また、緊急情報に関しましては、災害が発生した場合に通常番組を災害情報に切りかえて放送することが委託業務内容に含まれております。 18 ◯松岡ちひろ議員 現行では、緊急情報をエフエムひらかたが流したとしても、枚方市の負担は変わらない契約となっているということです。エフエムひらかたは損失を出しているとはいえ、これからも災害が起こったときに、さまざまな情報を放送していただくことになります。千葉県の災害でも通信手段が遮断され、孤立した地域もあり、情報ツールは複数の手段を持つ必要性を感じております。  今回は、スポンサー収入に影響はなかったということですが、南海・東南海地震は必ず起きると言われていることもあり、災害時、緊急情報を流してもらえるようにするためには、安定した経営の手だてが必要ではないでしょうか。エフエムひらかたには自立運営を求め、放送委託料はこの間削減されてきましたが、何とか災害情報発信のために、現状の職員体制で工夫しながら取り組んできたと聞いております。災害時にできるだけ安定した状況をつくるためにも、枚方市として責任を果たすべきだと申し上げ、質問を終わります。 19 ◯岩本優祐議員 報告第15号 株式会社エフエムひらかたの経営状況について、質問いたします。  議案書44ページ・45ページの事業状況報告書には、実災害への対応のほか、その他の取り組みとして、リスナーの拡大に向けてさまざまな番組づくりや放送をしたことが書かれています。しかし、これらがリスナーの拡大という目的にどう貢献したのかについては触れられていません。例えば、リクエストの件数など、具体的な数字は把握されているのでしょうか。 20 ◯乾口里美市長公室長 エフエムひらかたには、メールやファクスでリクエストなどのメッセージが常時寄せられており、平成30年度は3万8,594件と、前年度に比べ1,478件増加しております。  なお、最もメッセージが多く寄せられた番組は、毎週日曜日午後4時から7時まで放送している「しろたまSweet Spot」で、6,315件でございました。 21 ◯岩本優祐議員 メッセージ数の状況はわかりましたが、本来は、こういったことも報告で触れられているべきだと思います。  これまでも申し上げてきたとおり、自主経営、自立経営に向けての努力が必要だと思っています。ラジオを聞く人が減少し続ける中で、リスナーの拡大を目指すには、単におもしろい番組づくりを目指すだけでは限界があると思っています。さまざまなメディアを活用して、番組を一つのコンテンツと捉えた取り組みが必要です。例えば、ユーチューブにアップして若者へアプローチするとか、人気番組をCD化するなど、あらゆる展開が考えられると思いますが、エフエムひらかたでは昨年度そのような取り組みを行ったのか、お伺いいたします。 22 ◯乾口里美市長公室長 メディアの活用につきましては、エフエムひらかたでは昨年度も無料情報誌『ひらナビ779』を2回発行し、新聞折り込みなどで市内に広く配布しております。また、公式ツイッターで番組情報を随時お知らせするとともに、ユーチューブではパーソナリティーが出演する動画配信や、ホームページでは番組ごとのブログを随時更新するなど、インターネットによる情報発信にも取り組んでおります。 23 ◯岩本優祐議員 3回目ですので、要望させていただきます。  取り組みについては一定理解しました。  この事業状況報告は、行ったアクションばかりが羅列してあって、その結果どういう効果があったのかがわからないものになっています。また、リスナーの拡大という割には、全体に余り数字が出てこないものとなっており、経営状況の報告のうちの事業状況報告というには少し内容が薄いと思います。  以前、枚方市駅中央口のサテライトスタジオに多くの人が集まっており、よく見るとTANEBIのお二人が出演されていました。例えば、番組のことだけでなく、こういったことも含めて報告に入れていただいたり、さきの答弁にあったメッセージ数など、より動きがわかるような内容にしていただいたほうがよいと思います。  先ほども申し上げましたが、そもそもラジオを能動的に聞く人が少なくなっているからこそ、番組をコンテンツと捉えた取り組みは重要で、取り組んでいることがあれば、そうしたことのアピールも積極的に行うぐらいの意気込みが欲しいと思っています。今年度は第2期経営戦略プログラム最終年度ということもあり、エフエムひらかたの動向は注目されているという認識をいま一度新たにしていただきたいと意見申し上げて、質問を終わらせてもらいます。 24 ◯前田富枝議長 これをもって質疑を終結します。 25 ◯前田富枝議長 以上をもって、報告第12号から報告第15号までの聴取を終結します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    26 ◯前田富枝議長 日程第5、報告第16号「債権の放棄について」を議題とします。 27 ◯前田富枝議長 理事者から提案理由の説明を求めます。宮垣理事。 28 ◯宮垣純一理事兼財務部長 ただいま上程されました報告第16号 債権の放棄について、提案理由を御説明いたします。  恐れ入りますが、議案書の50ページをお開き願います。  本議案は、市が保有する債権のうち、債務者の所在不明や破産などの理由で回収不能となったものにつきまして、枚方市債権管理及び回収に関する条例第19条の規定により放棄するもので、平成30年度に放棄したものにつきまして、同条例第20条の規定により議会に御報告するものでございます。  放棄いたしました債権の詳細につきましては、議案書の51ページから52ページにかけまして記載の債権放棄調書のとおり、くらしの資金貸付金など6債権で1,620件、2,609万8,817円となっております。  以上、甚だ簡単ですが、報告第16号の説明とさせていただきます。 29 ◯前田富枝議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。八尾議員。 30 ◯八尾善之議員 ただいまの報告第16号 債権放棄についてのうち、くらしの資金貸付金について、お伺いいたします。  今回、債権を放棄するのは、くらしの資金の貸し付けを利用された方が破産免責の決定を受けたことに伴うものということですが、平成30年度にこの分を放棄したいきさつについて、まずお伺いいたします。 31 ◯古満園美福祉部長 平成30年度において、くらしの資金貸付金のうちで、新たに施行された枚方市債権管理及び回収に関する条例に基づく債権放棄が可能となったものが調書に記載の分であり、これらは、庁内委員会である市債権回収対策委員会において審査の上で、平成31年3月31日付で債権を放棄するに至ったものとして、監査委員による決算審査等を経て、同条例第20条の規定に基づき議会へ報告しているものでございます。 32 ◯八尾善之議員 それでは、この債権の放棄は平成30年度末に行っておられますけれども、時期や金額などについて、民法などの法律に基づいて行ったものなのか、お伺いいたします。 33 ◯古満園美福祉部長 この債権を放棄するに当たりましての時期や金額などにつきましては、特に法律に定めのあるものではなく、本市の関係条例に沿って行うものでございます。 34 ◯八尾善之議員 ありがとうございます。  今回の債権の放棄は、法的根拠がないことを確認させていただきました。  また、この後、議案第53号で改めて質問させていただきますので、この場での質問はこれで終わりたいと思います。 35 ◯岩本優祐議員 報告第16号 債権の放棄について、質疑させていただきます。  ただいま、6債権、約2,600万円の債権放棄を行ったという報告をいただきました。いわゆる債権管理条例が施行されて初めての放棄ということですので、改めて債権放棄に至った経過や理由、また放棄することでどのような効果があるのか、また、放棄した債権は誰が負担することになり、どのような処理がなされるのか、お伺いいたします。 36 ◯宮垣純一理事兼財務部長 今回御報告させていただきましたのは、市税や国民健康保険料などを除く非強制徴収債権の中で、破産等により回収不能と判断した債権や私債権で消滅時効満了を迎えている債権について、条例第19条に基づき放棄し、同条例第20条の定めにより議会に報告させていただいたものでございます。  債権放棄を行うことで、まずは市の持つ債権をより正確に把握することができるとともに、回収可能な債権の回収に努めることで、市民の大切な財産を確保することができるものでございます。放棄した債権につきましては、会計上、不納欠損処理を行うことになり、結果的には、それぞれのサービスにおいて料金などを納付していただいた他の市民や利用者が負担していることとなります。 37 ◯岩本優祐議員 債権放棄を行うことで、結果的に市民や利用者の負担となってしまうことから、そのようなことを防ぐため、現在の市全体の債権回収の取り組み状況と今後の債権回収をどのように進めていかれるのか、お伺いいたします。 38 ◯宮垣純一理事兼財務部長 債権回収につきましては、条例の制定を契機といたしまして、各債権所管課における着実な徴収事務に努めた結果、平成29年度と平成30年度の未収金の決算比較では、約4億3,000万円を減少させるなどの成果が上がっております。  しかしながら、まだ市全体では約32億円の未収金があり、今後さらに差し押さえのできない非強制徴収債権の適正な管理と回収を行うため、弁護士職員を中心に裁判所への手続を進めるなど、より公平で公正な債権の管理と回収に取り組んでまいります。 39 ◯岩本優祐議員 繰り返しになりますが、今回債権放棄した約2,600万円については、市民や利用者の負担となるということですので、市債権の管理と回収において、市民や利用者の中で不公平が生じないよう留意いただき、さらなる市債権の適正な管理と回収を進めていただくよう要望します。 40 ◯木村亮太議員 ただいま上程されました報告第16号 債権の放棄について、6つの債権があると思うのですけれども、そのうちの2つの債権について、お伺いいたします。  くらしの資金貸付金と介護給付費等の不正請求に係る返還金及び加算金の2つの債権についてですけれども、まずは介護給付費等の不正請求に係る返還金及び加算金についてです。  こちらについては、2つあるうちの2件目の条例第19条第6号事由(私債権の時効期間満了)について詳細をお聞きしておりますと、これは事業者の不正請求に係る債権を督促したにもかかわらず、結局のところ消息が不明で時効が来て放棄したというふうになりますけれども、今後、仮にこういうことがあった場合に、同じように債権放棄になってしまうのか、お伺いします。  そして、くらしの資金貸付金の債権について、伺います。  このくらしの資金貸付金は、低所得の一時的生活困窮者に対しての貸付制度として昭和46年から始まったということですが、この制度については過去にも議会で質問があり、私も平成29年6月定例月議会のときに債権の状況についてお伺いしたところですが、改めて直近の貸し付け状況をお聞きいたします。  あわせて、今回は、くらしの資金貸付金については条例第19条の第2号の破産免責の事由に該当する債権を放棄したということですけれども、ほかの債権、例えば先ほどの介護給付費の不正請求に係るものについては、2号事由の破産のほうと6号事由の時効が満了したほうとあります。くらしの資金については2号事由の破産のほうだけになっております。この貸付金は私債権なので古くから滞納が滞っているものについては、民法でいうところの消滅時効の期間に当てはまるものもあるのではないかと思っております。例えば、この直近の貸付金の中に返済期日から民法の消滅時効の期間である10年を過ぎているものはどの程度あるのか、そして、これらの債権については現在どのように対応しているのかも、あわせてお伺いいたします。 41 ◯横尾佳子長寿社会部長 まず、介護給付費等の不正請求に係る返還金及び加算金について、お答えいたします。  この事案は平成16年に発生したものでありますが、介護給付費等の不正請求に係る返還金及び加算金の徴収につきましては、保険者が確実に事業者の不正請求に係る債権を回収できるようにするため、平成21年5月の介護保険法改正により、私債権から強制徴収公債権へと変更されました。この改正に伴い、保険者において調査権限の付与や滞納処分により強制徴収ができるようになったことから、同様の事案が生じた場合につきましては、関係部署と連携を図りながら、財産調査や差し押さえ等により債権の回収強化に努めてまいります。 42 ◯古満園美福祉部長 続きまして、くらしの資金貸付金の債権状況について、お答えいたします。  令和元年7月末現在における状況といたしましては、貸し付け件数が1,380件で、貸し付け累計額は1億2,875万8,552円でございます。このうち、最終の返済期日から起算して民法に規定される消滅時効の期間である10年を過ぎているものは974件で、貸し付け累計額は9,082万3,758円となっており、これらは債務者が市外転出やたび重なる転居などで長らく音信が途絶え、返済への意思確認ができていない状況にあるものが多いため、現在、居所調査なども含めて、債務者に返済に対する働きかけを行っているところでございます。 43 ◯木村亮太議員 御答弁いただきまして、ありがとうございます。  意見、要望にとどめておきますが、これまで債権回収条例を制定して、債権放棄に向けての専門家の意見も含めて整理をされてきたところだと認識しております。そして、今回放棄すべき債権を順次放棄していくということで、この点についてはやむを得ない部分があると思っております。  しかし、債権を放棄するということは、市民や利用者の負担になると思いますので、不公平が生じないように、できる限り債権放棄をしないようにしていただきたいと要望しておきます。  そのためには、やはりそもそも債権を発生しないようにすることや、債権が発生しても早期に督促や回収業務を頑張っていただくことが大事であると思っております。債権を発生させないという点では、介護保険の不正請求については、今後、法人監査、法人指導を強化していただくことを要望しておきます。  そして、くらしの資金貸付金については、最終の返済期日から民法の消滅時効である10年を過ぎているものが、約になりますけれども、全体で1.3億円を貸していて、そのうち9,000万円が10年以上過ぎていると。1.3億円のうち9,000万円というのは、なかなかの金額だと思います。この金額については返済の働きかけ等もされているということですが、恐らく返済の見込みがあるものはとても少ないと思いますので、今後、条例第19条の第6号事由に当たる私債権の時効期間満了に該当して、債権放棄する可能性が非常に高くなっているのではないかと思っております。貸し付け審査と債権回収の事務を担当者が同時に行うこと、また、これを担当しているのは福祉の部署ですので、そこが回収業務を行うなど、やはり組織構造的にも、この事業は厳しいのではないかと思っております。もちろん経済的に厳しい方々に対しての貸し付けですので、返済が厳しいというのも一定理解いたしますが、貸したものについては返していただくのが当然であると思っております。また、督促、回収に係る職員の労力なども考えると、その点からも考えていただきたいと思っております。  このように最終的に放棄がされてしまう2号事由のほうについては既に今回放棄されて、今後6号事由のほうについても恐らく放棄されるものが出てくると思いますので、1人当たりでいうと、くらしの資金貸付金はわずかな金額ではあるのですが、行政自体が貸し金をするのかというのは、しっかりと検討していただきたいと思っております。  一方で、このくらしの資金貸付金は、社会的弱者の自立を促すためのセーフティーネットの機能も果たしていることも承知しておりますので、その点については否定はしません。平成27年度からは、生活困窮者自立支援制度も実施されるなど、福祉を取り巻く環境も大きく変わってきておりますので、債権を放棄しない、そのためには、そもそも債権を発生させないという観点からも、改めて、くらしの資金貸付金の事業のあり方についても、今後は検討していただきたいと要望して終わりにいたします。 44 ◯前田富枝議長 これをもって質疑を終結します。 45 ◯前田富枝議長 以上をもって、報告第16号の聴取を終結します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 46 ◯前田富枝議長 日程第6、報告第17号「平成30年度枚方市基金の運用状況について」を議題とします。 47 ◯前田富枝議長 理事者から提案理由の説明を求めます。田中総合政策部長。 48 ◯田中哲夫総合政策部長 ただいま上程されました報告第17号 平成30年度枚方市基金の運用状況について、提案理由を御説明申し上げます。  議案書の53ページをお開き願います。  本案件は、枚方市くらしの資金貸付基金など3件の枚方市基金の運用状況につきまして、地方自治法第241条第5項の規定により御報告するものでございます。  議案書の54ページの平成30年度枚方市くらしの資金貸付基金の運用状況調書をごらんください。  基金の額は1億6,200万円でございます。  運用状況につきましては、表の最下段にございますとおり、貸し付け件数は7件で79万円、返済件数は424件で233万5,000円、不納欠損件数は83件で791万3,613円となっております。  この結果、平成30年度末の貸付累計は1億2,906万7,052円、基金残高は2,501万9,335円となっております。  続きまして、55ページの平成30年度枚方市土地開発基金の運用状況調書をごらんください。  基金の額は7億1,545万円で、その全額を土地取得特別会計に貸し付けております。  次に、56ページにまいりまして、平成30年度枚方市水洗便所等改造資金融資基金の運用状況調書をごらんください。  基金の額は1,000万円でございます。  運用状況につきましては、上から3つ目の表にございますとおり、融資額が5件で137万8,000円、返済額が11件で69万331円、この結果、年度末貸付残高は9件で167万7,368円となっております。  なお、本報告につきましては、別冊の平成30年度枚方市決算審査意見書及び基金の運用状況に関する調書審査意見書の105ページに監査委員の御意見を付しておりますので、あわせて御参照いただきますようお願い申し上げます。  以上、報告第17号の説明とさせていただきます。 49 ◯前田富枝議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。松岡議員。 50 ◯松岡ちひろ議員 ただいま報告いただきました報告第17号 平成30年度枚方市基金の運用状況についてのうち、くらしの資金貸付基金の運用状況調書について、お尋ねいたします。  ヒアリングなどでお聞きしておりますと、この制度の利用者は年々減少傾向であるということですが、必要な人が制度の利用に結びについているのかと懸念します。何か制度の内容に変更があったのか、お聞きいたします。また、市民へどのように周知されているのかも、あわせてお聞かせください。 51 ◯古満園美福祉部長 制度につきましては、従来から変わりはございませんが、平成27年度からは貸し付け相談を生活困窮者自立支援制度における自立相談支援センターで初期対応しており、くらしの資金の利用のみならず、より多様で適切な支援につながっている例もあるものと認識しております。  また、制度の周知につきましては、市ホームページでの案内や自立相談支援センターが発行するパンフレットや障害福祉室が発行する『福祉のてびき』などに掲載するほか、関連する相談窓口でも必要に応じ制度の利用案内などを行っております。 52 ◯松岡ちひろ議員 ただいまの答弁では、制度の変更も案内の周知も従来どおりということのようです。先ほどの債権放棄のところでも議員のほうから意見がありましたが、本当にこの基金自身は、お困りの方にとってはなくてはならない制度だと思います。  今後も、必要な方に制度案内がしっかりと届くよう、取り組みを進めていただくことを求めて質問を終わります。 53 ◯前田富枝議長 これをもって、質疑を終結します。 54 ◯前田富枝議長 以上をもって、報告第17号の聴取を終結します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 55 ◯前田富枝議長 日程第7、報告第18号「平成30年度大阪府枚方市水道事業会計継続費の精算報告について」を議題とします。 56 ◯前田富枝議長 理事者から提案理由の説明を求めます。木村上下水道経営部長。 57 ◯木村 聡上下水道局上下水道経営部長 ただいま上程されました報告第18号 平成30年度大阪府枚方市水道事業会計継続費の精算報告について、地方公営企業法施行令第18条の2第2項の規定により御報告申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の57ページをお開き願います。  今回御報告いたします事業につきましては、次の58ページから59ページに記載していますとおり、上水道施設整備基本計画策定事業でございます。  事業費といたしましては、平成27年度から平成30年度までの事業費総額5,000万円に対しまして支払義務発生額は4,741万2,000円で、年割額と支払義務発生額の差といたしましては258万8,000円となったものでございます。  以上、報告第18号の説明とさせていただきます。 58 ◯前田富枝議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 59 ◯前田富枝議長 以上をもって、報告第18号の聴取を終結します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 60 ◯前田富枝議長 日程第8、報告第19号「平成30年度健全化判断比率及び資金不足比率の報告について」を議題とします。 61 ◯前田富枝議長 理事者から提案理由の説明を求めます。田中総合政策部長。 62 ◯田中哲夫総合政策部長 ただいま上程されました報告第19号 平成30年度健全化判断比率及び資金不足比率の報告について、提案理由を御説明申し上げます。  議案書の60ページをお開き願います。  本案件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により平成30年度健全化判断比率を、また、同法第22条第1項の規定により平成30年度資金不足比率をそれぞれ御報告するものでございます。  まず、1.健全化判断比率の状況のうち、実質赤字比率につきましては、一般会計及び土地取得特別会計、母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計を対象としており、これらの会計を合わせた実質収支は黒字となっているため、当該指標の値はなしとなっております。  連結実質赤字比率は、先ほどの会計に加えて全ての特別会計と企業会計を対象とし、それらを合わせた収支額は黒字となっているため、当該指標の値につきましてもなしとなっております。  実質公債費比率は、連結実質赤字比率の対象会計に加えて、一部事務組合や広域連合の公債費等が対象となり、平成30年度はマイナス0.5%となっております。  将来負担比率につきましては、これらの対象会計に加えて地方公社や第三セクターも対象となり、平成30年度は、前年度と同様、基金現在高等の額が将来負担額を上回っているため、当該指標の値はなしとなっております。  次に、2.資金不足比率の状況でございますが、対象となる全ての会計において資金の不足額がないため、当該指標の値はなしとなっております。  参考といたしまして、下段の表に本市に適用されます早期健全化基準、財政再生基準及び経営健全化基準を記載しておりますので、御参照いただきますようお願いいたします。  なお、本報告につきましては、別冊の平成30年度健全化判断比率等審査意見書に監査委員の御意見を付しておりますので、あわせて御参照いただきますようお願い申し上げます。  以上、報告第19号の説明とさせていただきます。 63 ◯前田富枝議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 64 ◯前田富枝議長 以上をもって、報告第19号の聴取を終結します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 65 ◯前田富枝議長 日程第9、報告第20号「専決事項の報告について」を議題とします。 66 ◯前田富枝議長 理事者から順次提案理由の説明を求めます。  まず、専決第6号について、川南環境部長。 67 ◯川南 裕環境部長 ただいま上程されました報告第20号 専決事項の報告についてのうち、環境部にかかわります専決第6号 損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分を行いましたので、同条第2項の規定に基づき議会に報告させていただくものでございます。
     恐れ入りますが、議案書62ページをお開き願います。  本件は、平成31年4月17日午前10時23分ごろ、本市環境部減量業務室職員寺内 信、橋本和弘及び臨時職員が枚方市中宮西之町23番20号地先において粗大ごみを収集し、塵芥収集車の後部回転板を動かした際、積み込んだ粗大ごみの一部が飛び、信号待ちで後方に停車していた枚方市所在の法人が所有する普通乗用車に接触し、同車が損傷した事故でございます。  この事故は、積み込み作業時において粗大ごみの破片が飛散するかもしれないという予測と周囲の安全確認が不十分であったことが原因でございます。  損害賠償につきましては、令和元年8月2日に示談が調いましたので、修理代金として49万2,880円を賠償したものでございます。  議案書63ページに現場見取図及び現場付近図を、別冊の参考資料の1ページに示談書を添付しておりますので、あわせて御参照ください。  このたび御迷惑をおかけした関係者の方々に深くおわび申し上げます。  今回の事故につきまして、当該職員に対し厳重に注意を行うとともに、再発防止に向け減量業務室の全職員に対し、収集作業時においては乗組員が連携を図り、周囲の安全を確認し、慎重に積み込み作業を行うよう、朝礼、夕礼を通じて周知徹底を図っているところでございます。今後も引き続き、事故の未然防止と安全運転、安全作業に取り組んでまいります。  以上、報告第20号、専決第6号の報告とさせていただきます。 68 ◯前田富枝議長 次に、専決第7号について、石田市民安全部長。 69 ◯石田智則市民安全部長 続きまして、報告第20号 専決事項の報告についてのうち、市民安全部にかかわります専決第7号の損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分を行いましたので、同条第2項の規定により議会に御報告させていただくものでございます。  恐れ入りますが、議案書の64ページをお開き願います。  本件は、令和元年5月に市役所本館1階の市民室証明発行コーナーにおいて、住民基本台帳事務における支援措置が講じられている枚方市外在住者の住所が記載された課税証明書を抑止対象者に交付したものでございます。  賠償につきましては、令和元年8月2日に示談が調いましたので、既払金を含めまして総額54万3,673円を賠償したものでございます。  別冊参考資料の2ページに示談書を添付しておりますので、御参照くださいますようお願いいたします。  このたび御迷惑をおかけいたしました関係者の方々に深くおわび申し上げます。  今後、このような事件が二度と起きないよう、再発防止に努めてまいります。  以上、報告第20号、専決第7号の報告とさせていただきます。 70 ◯前田富枝議長 次に、専決第8号について、山下土木部長。 71 ◯山下 功土木部長 ただいま上程されました報告第20号のうち、土木部にかかわる専決第8号の損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分を行いましたので、同条第2項の規定により議会に御報告するものでございます。  本件は、令和元年7月27日午後7時20分ごろ、枚方市在住者が所有する小型乗用車を運転し、市道穂谷狭戸線を南から北へ走行中、穂谷2丁目249番3号地先において、道路上のくぼみに右側前輪のタイヤが落ち込み、同車が損傷した事故でございます。  令和元年8月30日に示談が調いましたので、車両の修理に要した費用に対し、本市の過失割合3割を乗じた2万9,905円を損害賠償したものでございます。  議案書66ページには現場見取図を、別添参考資料3ページには示談書を添付しております。  事故の原因となりました道路のくぼみ、穴ぼこにつきましては、事故発生の報告を受けた後、速やかに危険回避の処置を行い、その後、アスファルト舗装による本復旧は完了しております。  御迷惑をおかけしました被害者、関係者の方々に深くおわびを申し上げます。  今後は、このような事故が発生しないようパトロールを強化し、早期発見に努めてまいります。  以上で専決第8号の御報告とさせていただきます。 72 ◯前田富枝議長 次に、専決第9号について、狩野学校教育部長。 73 ◯狩野雅彦教育委員会事務局学校教育部長 続きまして、報告第20号のうち、学校教育部にかかわります専決第9号 損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分を行いましたので、同条第2項の規定により御報告申し上げます。  恐れ入りますが、議案書67ページをお開き願います。  本件は、平成30年5月1日午後2時30分ごろ、枚方市立招提小学校4年生の校外学習として、村野浄水場の施設見学を行っていた際、高度浄水処理棟1階での集合時に、児童1名がガラス壁に衝突し、同ガラス壁が損傷した事故でございます。  なお、当該児童は幸い軽傷でございました。  損害賠償につきましては、修繕費用の8割の額23万3,526円を支払うことで、令和元年9月5日に示談が成立したものでございます。  参考資料といたしまして、次ページに現場見取図及び現場付近図、また、別紙参考資料4ページに示談書をそれぞれ添付しておりますので、あわせて御参照くださいますようお願い申し上げます。  このたび御迷惑をおかけしました関係者の方々に深くおわび申し上げます。  今後、校外学習等において子どもの見守り体制の見直し、安全確保について再度徹底することにより、再発防止を図るよう校長に指導しました。  以上、専決第9号の報告とさせていただきます。 74 ◯前田富枝議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。小池議員。 75 ◯小池晶子議員 専決第7号について、お伺いいたします。  近年、住所漏えいにかかわる事案が全国的にも増加してきております。この10年間で40件を超えるとのことです。  枚方市の市民室において、支援措置対象者となる方の住所が記載された課税証明書を抑止対象者に誤って交付したということですが、誤発行に至った状況について、お伺いします。 76 ◯石田智則市民安全部長 抑止対象者から支援措置が講じられている方の課税証明書の交付申請がなされましたが、住所が変更されていたのを見落とし、また、支援措置情報の共有がなされていなかったため、誤交付に至ったものでございます。 77 ◯小池晶子議員 今後二度と起こらないためにも、再度、防止策を徹底していかなければなりません。どのように再発防止策に取り組んでいくのか、お伺いします。 78 ◯石田智則市民安全部長 市民室内でのチェック体制の強化を図るとともに、庁内各部署との支援措置情報共有の徹底に向けてシステム改修にも順次取り組むなど、再発防止に努めてまいります。 79 ◯小池晶子議員 意見、要望とさせていただきます。  チェック体制の強化や庁内各部署との情報共有の徹底に取り組むということですが、チェックにせよ、情報共有にせよ、人間が行う以上、ヒューマンエラーによって同様の事案が起こる可能性はどうしても残ってしまいます。  市長は所信表明でAIやICT技術を活用したスマート自治体の実現を掲げておられますが、こうした情報セキュリティーの分野についてもシステム化を進めるなど、ヒューマンエラーによる情報漏えいという今回のような事案が二度と起こることのないよう、万全の体制づくりを目指していただきますよう要望とさせていただきます。 80 ◯藤田幸久議員 専決第9号 損害賠償の額を定めることについて、お伺いいたします。  この専決事項は損害賠償の額を定める内容ですが、事故の内容は、児童1名がガラス壁に衝突し、同ガラス壁が損傷したと議案書に記載されております。先ほど部長から当該児童は幸い軽傷で済んだとの御説明をいただきましたが、この事故が起きた経緯、また、事故に遭遇した児童のけがの状態はどうだったのでしょうか。お聞かせください。 81 ◯狩野雅彦教育委員会事務局学校教育部長 ガラス壁に衝突した経緯及び児童のけがの状況について、お答えいたします。  当該児童は冷水機の水を飲んだ後、集合場所付近に来たとき、外へ出たいという思いから急に走り出しました。その際、透明のガラス壁があることに気づかず、正面から衝突したものでございます。  ガラス壁はクモの巣状態にひびが入りましたが、当該児童は幸いにもガラスで体等を切ることもなく、ぶつけた額が赤くなっておりましたので、その場で冷却する処置をとり、そのまま施設見学を続けております。また、当該児童は翌日からも元気に登校しております。 82 ◯藤田幸久議員 これは私の小学校時代の同級生の話ですが、大型スーパーへ買い物に行った際、急いでいたのでしょうか、走って店内へ駆け込もうとしたため入り口のガラスに気づかず、ひざでガラスを破損し、ひざを数針縫う大けがをしました。この昔の記憶がふと思い出され、今回の事件と重なりました。  そこで要望させていただきますが、今後も当該施設を校外学習の見学施設として利用するのであれば、再発防止対策を講じるように施設管理者に要望していただくとともに、本市が管理する校外学習の見学施設においても同様の事故が起こらないように、さらに市民の方が利用する市の施設においても事故が起こらないように、本市として事故防止の安全対策を講じていただきますよう、あわせて要望させていただきます。  以上で質疑を終わります。 83 ◯前田富枝議長 これをもって質疑を終結します。 84 ◯前田富枝議長 以上をもって、報告第20号の聴取を終結します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 85 ◯前田富枝議長 日程第10、議案第47号「成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」及び日程第11、議案第52号「枚方市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正について」を一括議題とします。 86 ◯前田富枝議長 理事者から提案理由の説明を求めます。藤原総務部長。 87 ◯藤原卓也総務部長 ただいま一括上程いただきました議案第47号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について及び議案第52号 枚方市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正についてにつきまして、順次提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の318ページをお開き願います。  本件は、両条例の制定及び一部改正を行うに当たり、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  今回の両条例の制定及び一部改正につきましては、成年被後見人等に係る欠格条項の見直し等を図ることを目的といたしまして、本年6月14日付で成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律が公布されましたことに伴いまして、関係する法律の条項を引用する本市の条例につきまして、必要な改正を行うものでございます。  それでは、両条例の内容につきまして、議案書に基づき御説明を申し上げさせていただきます。  まず、議案第47号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてでございますが、本件につきましては、地方公務員法及び児童福祉法において職員の任命等に係る欠格条項の見直しが行われたことに伴いまして、関係する7つの条例につきまして、それぞれ所要の整備を行うものでございます。  それでは、条例の主な内容につきまして、新旧対照表により御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の321ページをお開き願います。  まず、枚方市職員給与条例につきまして、地方公務員法の改正により、同法第16条第1号に規定する欠格条項が削除されたことに伴いまして、当該条項の引用箇所の文言整理を行うものでございます。  次に、322ページ下段の職員の分限に関する手続及び効果に関する条例関係、続きまして、次のページ323ページの枚方市職員の退職手当に関する条例関係、同じページ下段の職員の旅費に関する条例関係、次のページ324ページの企業職員の給与の種類及び基準に関する条例関係、そして326ページでございますが、枚方市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例関係につきましても、同趣旨の改正を行うものでございます。  恐れ入りますが、325ページにお戻り願います。  枚方市地域型保育事業の設備及び運営に関する基準を定める条例関係につきましては、児童福祉法の改正により、同法第34条の20第1項第1号に規定する欠格条項が削除されたことに伴い、当該条項の引用箇所の文言整理を行うものでございます。  恐れ入りますが、320ページにお戻り願います。  最後に、附則でございますが、この条例の施行期日を整備法の施行日に合わせ、令和元年12月14日からと定めるものでございます。ただし、第6条の規定につきましては、児童福祉法の改正が既に施行されておりますことから、同条の施行期日を公布の日からとするものでございます。  次に、議案第52号 枚方市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正についてにつきまして、御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の337ページをお開き願います。  本件につきましては、地方公務員法において職員の欠格条項の見直しが行われたことを踏まえ、消防団員の任命に係る欠格条項から成年被後見人等を除外するため、同条例につきまして所要の整備を行うものでございます。  それでは、条例の主な内容につきまして、新旧対照表により御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の339ページをお開き願います。  まず、第5条は、現行の第1号に規定する欠格条項を削除するとともに、第2号から第4号までをそれぞれ1号ずつ繰り上げるものでございます。  次に、第6条は、第5条の改正に伴い、引用条項の整理を行うものでございます。  最後に、附則でございますけれども、この条例の施行日を公布の日からと定めるものでございます。  以上、簡単な説明ではございますが、議案第47号及び議案第52号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 88 ◯前田富枝議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 89 ◯前田富枝議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第47号及び議案第52号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 90 ◯前田富枝議長 御異議なしと認めます。  よって、本2件については、委員会の付託を省略することに決しました。 91 ◯前田富枝議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 92 ◯前田富枝議長 これから議案第47号及び議案第52号の2件を一括して採決します。  本2件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 93 ◯前田富枝議長 御異議なしと認めます。  よって本2件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 94 ◯前田富枝議長 日程第12、議案第48号「市長等の給与に関する特別措置条例の制定について」を議題とします。 95 ◯前田富枝議長 理事者から提案理由の説明を求めます。藤原総務部長。 96 ◯藤原卓也総務部長 ただいま上程いただきました議案第48号 市長等の給与に関する特別措置条例の制定について、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、別冊の議案書の1ページをお開き願います。  本件は、現市長の任期中における市長、副市長等の給料につきまして、減額措置を講じるとともに、市長の退職手当を支給しないこととするため、新たに条例を制定するに当たりまして、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。
     それでは、条例の内容につきまして、御説明を申し上げます。  議案書の2ページをお開き願います。  まず、第1条は、この条例の趣旨を規定するものでございます。  第2条は、市長等の給料月額の特別措置について定める規定でございまして、第1項におきまして、現行の給料月額に、市長につきましては100分の80を、副市長につきましては100分の90を、上下水道事業管理者及び病院事業管理者につきましては100分の93を、常勤の監査委員につきましては100分の95をそれぞれ乗じた額を、第2項におきまして、教育長につきましては現行の給料月額に100分の93を乗じた額を、それぞれの職に係る給料月額とすることを定めるものでございます。  なお、これらの措置により、地域手当につきましても、同様の割合で減額されることになります。  第3条は、市長に退職手当を支給しないことを定めるものでございます。  第4条は、期末手当の額及び副市長等の退職手当の額の算定には本特別措置を適用しないことを定めるものでございます。  最後に、附則でございますが、第1項は、この条例の施行日を公布の日が属する月の翌月の初日と定めるものでございます。  3ページにまいりまして、第2項及び第3項は、本特別措置の適用が市長の就任日でございます令和元年9月23日からとなるよう、この条例の施行日の属する月における市長等の給料の支給額について定めるものでございます。  第4項は、第2項及び第3項の規定の適用関係を定めるものでございます。  第5項は、この条例を現市長の任期に限って適用することを定めるものでございます。  以上、簡単な説明ではございますが、議案第48号の提案理由とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 97 ◯前田富枝議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。鍜治谷議員。 98 ◯鍜治谷知宏議員 議案第48号 市長等の給与に関する特別措置条例の制定について、お聞きいたします。  本特別措置条例によって、市長は1期目に引き続き給与を減額し、退職手当を不支給にされるほか、今回は副市長を初め、ほかの特別職についても給与を減額することとなっています。  そこでまず、今回、市長だけでなく、副市長を初めとするほかの特別職にも減額措置が適用されている理由について、お聞きいたします。 99 ◯伏見 隆市長 今回の給与減額措置につきましては、所信表明でもお示しさせていただきましたとおり、本市の未来が輝くものとなるよう、私が先頭を切り、特別職が一丸となって、さらなる行財政改革を着実に進めていく、その覚悟をお示しするため実施するものでございます。 100 ◯鍜治谷知宏議員 今回の減額措置によって得られる効果額は、市長等特別職の給与減額及び市長の退職手当不支給を合わせ、4年間のトータルで約6,000万円であるとお聞きしていますが、市全体の財政規模から見れば決して大きな数字とは言えません。ただ単に、市長と特別職が身を切る改革を行うだけでは効果がなく、市長と特別職の覚悟を市役所全体の改革へとつなげてこそ、初めて意味があると考えます。  少子・高齢化、人口減少が進展し、本市の財政状況が厳しくなる中、市長が所信表明で掲げた施策を着実に実行していくためには、財源の確保が必要であり、徹底的な行財政改革に取り組まなければなりません。聖域を設けることなく、何が何でも改革をやり抜くのだという市長の強い意思表示が必要であると思いますが、そのことを踏まえて、改めて市長自身の身を切る改革に込めた決意をお聞きいたします。 101 ◯伏見 隆市長 今後、少子・高齢化等に伴い、本市の財政状況はより厳しさを増すことが予測されることから、市役所全体でこの危機感を共有するとともに、既成の枠にとらわれない業務のさらなる効率化等を進めるなど、あらゆる財源確保策に努めつつ、市政改革に邁進していく考えです。 102 ◯鍜治谷知宏議員 3回目は要望とさせていただきます。  厳しい財政状況の中、今後、受益者負担の観点などから、市民に負担を求めざるを得ないケースが増えてくることが予測されます。そのような状況の中で、市民の理解を得て改革を進めていくためには、市政に責任のある立場の者が率先して身を切る改革を行い、覚悟を示すことも必要であると考えます。  しかし、先ほども言いましたが、その覚悟が市役所全体の改革へとつながらなければ、身を切る改革の意義も薄れます。市長の思いが幹部職員から新入職員にまで浸透し、危機意識を共有することで初めて市役所一丸となって改革に取り組むことができると考えますが、現在の市役所の雰囲気は、残念ながらそのような状況になっていないのではないでしょうか。最近、業務上のミスや不祥事、事故が目立っているように感じられますが、そういうところを見てとっても、意識の共有が図られているとは感じられません。  現在、ラグビーワールドカップ2019日本大会が開催されていますが、活躍を続ける日本代表チームの合い言葉は、「ONE TEAM」です。喜びも痛みもチームで分かち合いながら、持てる力を一つに結集し、勝利に向かってベストを尽くす姿が多くの国民に感動を与えてくれています。今回の身を切る改革をきっかけに市役所が「ONE TEAM」となって、行財政改革に取り組んでいく組織へと変わっていくためにも、市長がしっかりとリーダーシップを発揮していただきますよう要望いたします。 103 ◯前田富枝議長 これをもって質疑を終結します。 104 ◯前田富枝議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第48号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 105 ◯前田富枝議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 106 ◯前田富枝議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 107 ◯前田富枝議長 これから議案第48号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 108 ◯前田富枝議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 109 ◯前田富枝議長 日程第13、議案第49号「東部大阪都市計画枚方市駅周辺地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について」を議題とします。 110 ◯前田富枝議長 理事者から提案理由の説明を求めます。山中都市整備部長。 111 ◯山中信之都市整備部長 ただいま上程いただきました議案第49号 東部大阪都市計画枚方市駅周辺地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について、提案理由を御説明いたします。  恐れ入りますが、議案書の328ページをお開き願います。  本議案は、市街地再開発事業の実施とあわせて、土地の合理的かつ健全な高度利用を図るため、東部大阪都市計画枚方市駅周辺地区地区計画を定めることから、本地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例を制定することにつきまして、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  それでは、条文に沿って御説明させていただきます。  議案書329ページをごらんください。  第1条の目的につきましては、本地区計画区域内における建築物に関する制限を定めることにより、適正な都市機能と健全な都市環境を確保することを目的とするものでございます。  第2条は用語の定義を、第3条は適用区域を定めるものでございます。  第4条の建築物の用途の制限につきましては、I地区及びII地区では、商業地域で建築できる建築物のうち、ぱちんこ屋、畜舎、工場、キャバレー等を、III地区では、近隣商業地域で建築できる建築物のうち、ぱちんこ屋、畜舎、工場等をそれぞれ規制するものでございます。  第5条から330ページの第11条までにつきましては、まず第5条は建築物の建蔽率の最高限度を、第6条は壁面の位置の制限を、第7条は建築物の容積率の最低限度を、第8条は建築物の建築面積の最低限度を、第9条は建築物の敷地が地区計画の区域の内外にわたる場合の措置を、第10条は既存の建築物に対する制限の緩和を、第11条は公益上必要な建築物等の特例をそれぞれ定めるものでございます。  次ページにまいりまして、第12条及び第13条は罰則規定を、第14条は委任規定をそれぞれ定めるものでございます。  最後に、附則でございますが、本条例は、本地区計画に係る都市計画決定の告示の日から施行するものでございます。  以上、甚だ簡単ではございますが、議案第49号の提案理由の御説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 112 ◯前田富枝議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 113 ◯前田富枝議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第49号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 114 ◯前田富枝議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 115 ◯前田富枝議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。広瀬議員。 116 ◯広瀬ひとみ議員 ただいま提案のありました議案第49号 東部大阪都市計画枚方市駅周辺地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について、日本共産党議員団を代表し、討論を行います。  本条例は、枚方市駅周辺再整備のうち、北口ロータリーから京阪本線と交野線の間にある京阪自社ビルにかけての再整備、3)街区について、都市計画審議会での地区計画の決定に続き、その内容を条例とするものです。駅前広場の拡張やこのエリアでの商業活性化の必要は認識しているところです。  しかし、都市計画審議会でも指摘させていただいたとおり、枚方市駅周辺再整備の基本計画が未策定のまま3)街区の再整備が先行して進められていくことについては疑問があります。また、3)街区に民間が整備予定の複合ビル内に庁舎機能の一部を移転させる考えが示されておりますが、この詳細も不明のままです。財政面からも3)街区の整備に市として約75億円の負担を行うことが示されており、市庁舎再整備を含む全体計画の推進に必要な財政の裏づけを、これまでは11月には示すとされている、そのもとで、全体事業費やその裏づけがわからないまま、3)街区整備を先行実施することはやはり問題です。  加えて、住民の皆さんからも、天野川沿いの外周道路の整備に対して、堤防機能への影響や防災上の問題、歴史街道への自動車流入など心配の声が上げられてきました。こうした状況のもとで急いで条例制定することには納得できません。  以上の理由によりまして、本条例には反対することを申し上げまして、討論といたします。 117 ◯前田富枝議長 これをもって討論を終結します。 118 ◯前田富枝議長 これから議案第49号を起立により採決します。  本件は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) 119 ◯前田富枝議長 起立多数です。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 120 ◯前田富枝議長 日程第14、議案第50号「中宮浄水場更新事業総合評価一般競争入札審査会条例の制定について」を議題とします。 121 ◯前田富枝議長 理事者から提案理由の説明を求めます。木村上下水道経営部長。 122 ◯木村 聡上下水道局上下水道経営部長 ただいま上程されました議案第50号 中宮浄水場更新事業総合評価一般競争入札審査会条例の制定について、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の332ページをお開き願います。  本議案は、中宮浄水場の更新事業に当たり、総合評価一般競争入札による落札者の決定等の審査等を行うため、審査会を設置することにつきまして、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  それでは、条例案の内容につきまして、御説明申し上げます。  333ページをごらんください。  まず、第1条は審査会の設置の目的についてを、第2条では審査会の担任事務としまして落札者決定基準の策定や落札者の決定に関する事項などを規定しております。  第3条は審査会の委員定数を6人以内とし、学識経験や水道事業に関する専門的知識を有するものなどで構成するものとしております。  第4条から334ページの第9条までは審査会の運営についてを、第10条は委任について定めております。  最後に、附則でございますが、本条例は公布の日から施行することとしております。  以上、議案第50号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 123 ◯前田富枝議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 124 ◯前田富枝議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第50号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 125 ◯前田富枝議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 126 ◯前田富枝議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 127 ◯前田富枝議長 これから、議案第50号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 128 ◯前田富枝議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 129 ◯前田富枝議長 日程第15、議案第51号「枚方市立くすの木園条例の廃止について」を議題とします。 130 ◯前田富枝議長 理事者から提案理由の説明を求めます。古満福祉部長。 131 ◯古満園美福祉部長 ただいま上程いただきました議案第51号 枚方市立くすの木園条例の廃止について、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書335ページをお開き願います。  本件は、枚方市立くすの木園条例を廃止することにつきまして、地方自治法第96条第1項第1号の規定に基づき議会の議決をお願いするものでございます。
     恐れ入りますが、議案書336ページをお開きください。  今回の条例廃止は、令和2年4月1日より枚方市立くすの木園の民営化に伴い、同日に枚方市立くすの木園を社会福祉法人に運営移管するため、条例を廃止するものでございます。  附則といたしまして、第1項では施行期日を令和2年4月1日としております。  第2項では、本条例の施行日前の利用料金について、経過措置を設けるものでございます。  第3項では、民営化法人の選定につきまして答申を得たことから、枚方市立くすの木園民営化法人選定審査会につきましては、枚方市附属機関条例から削除するものでございます。  この間の枚方市立くすの木園の民営化に向けた経過でございますが、平成29年5月に新行政改革実施プランに基づき、令和2年4月1日からの民営化実施の方針を決定し、取り組んでまいりました。運営を移管する法人につきましては、平成30年度に2回の募集を行いましたが、いずれも応募法人はなく、令和元年度に3回目の募集をしましたところ、2法人からの応募がございました。  枚方市立くすの木園民営化法人選定審査会において慎重な審査の結果、答申をいただき、令和元年8月に移管する法人を決定したところでございます。  決定後、移管法人との引き継ぎを開始するとともに、保護者への説明や地域との懇談を行っており、今後は令和2年1月から移管法人より職員3名の派遣を受け、現行の職員との合同による支援を行うことで、移管に向けて、より丁寧な引き継ぎを行ってまいります。  以上、簡単な説明ではございますが、議案第51号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 132 ◯前田富枝議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。松岡議員。 133 ◯松岡ちひろ議員 ただいまの議案第51号 枚方市立くすの木園条例の廃止について、お尋ねいたします。  この廃止条例によって、指定管理者制度などにより長く社会福祉協議会によって運営されてきた市立くすの木園が廃止され、民営化となってしまうことになります。平成29年の指定期間満了による新たな指定管理者選定時の選定委員会の会議録では、特にくすの木園が障害区分が重い方が通っていて、ほかでは続かなかった方も受け入れるということは、公的施設としての役割があったと書かれております。今回民営化にということですが、重度障害者の現在の利用者や今後の希望者も今の受け入れ体制と同様に受け入れるということでよろしいのでしょうか。お尋ねいたします。  また、これまでは指定管理者として社会福祉協議会にお願いしてきましたが、今後民営化になれば、市はくすの木園に関与することが可能なのでしょうか。お尋ねいたします。 134 ◯古満園美福祉部長 現在の在園者につきましては、障害支援区分にかかわらず御希望により事業者との契約を行っていただきます。今後においても同様の取り扱いとなります。  また、本市と移管法人におきまして移管運営に関する協定書を締結しており、引き継ぎにつきましては、本市、法人及び保護者代表での三者懇談会を移管後1年までの間設置し、必要に応じて懇談を行うこと、また、期間終了後も本市の求めに応じて懇談を行うことと規定しております。 135 ◯松岡ちひろ議員 民営化後でも、障害区分にかかわらず希望があれば事業者との契約になるという答弁でした。そのあたりがそもそも公的施設として、ほかでは続かなかった方を受け入れてこられたくすの木園が民営化後も市民から選ばれる施設として担っていただくことになるのか、市民が元公的施設となるくすの木園として選んでいただけるのか、そうした施設になっているのかということについては、1年間必要に応じた懇談でかかわれるのだということになるのでしょうが、本来は、例えば保育施設であれば、元保育所長が懇談に参加することも考えられますが、くすの木園は、この間、指定管理者にお願いしてきたために、市としての関与があくまでも外側からだけになっておりました。一体、枚方市がどこまでわかっておられるのか、大いに不安に感じております。  先日の厚生委員協議会で選定結果などを示していただきましたが、選定された法人が選定審査会でどういったお話をされていたのか、審査委員からはどんな発言がされていたのかは、当然、今回の判断には必要となります。ところが、今回民営化に伴う選定審査会の会議録は、今も公開されておりません。廃止条例の上程に当たっては、会議録を準備しておくべきではないかと思いますが、どのように考えておられるのか、お尋ねいたします。 136 ◯古満園美福祉部長 選定審査会の会議録につきましては、会議終了後、速やかに作成し、公表すべきところであり、確認作業が完了次第、速やかに公表してまいります。 137 ◯松岡ちひろ議員 つまり、本来であれば公開しておくべきものだったということです。手続がおくれている部分があっても、廃止条例の手続を進めるのですから、こうしたあり方を認められるものではありません。今回は廃止条例です。長く続いてきた事業を全くなくしてしまうという重大な問題であり、このままではどう考えても賛否の判断ができるような状況ではないこと、また、そもそも2度の不調を経て、利用者、市民に不安を与えることになったことでも、民営化になじまない施設だったと感じております。  今後も公的施設としての役割を果たすべき施設であり、本廃止条例には反対だと申し上げ、質問を終わります。 138 ◯前田富枝議長 これをもって質疑を終結します。 139 ◯前田富枝議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第51号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 140 ◯前田富枝議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 141 ◯前田富枝議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 142 ◯前田富枝議長 これから議案第51号を起立により採決します。  本件は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) 143 ◯前田富枝議長 起立多数です。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 144 ◯前田富枝議長 日程第16、議案第53号「枚方市基金条例の一部改正について」を議題とします。 145 ◯前田富枝議長 理事者から提案理由の説明を求めます。古満福祉部長。 146 ◯古満園美福祉部長 ただいま上程いただきました議案第53号 枚方市基金条例の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の340ページをお開き願います。  さきの報告第16号 債権の放棄について及び報告第17号 平成30年度枚方市基金の運用状況についての中でも報告のありましたとおり、枚方市くらしの資金において貸し付けている債権の一部を放棄したことに伴い、貸付資金に充てるため、本条例で定める枚方市くらしの資金貸付基金の額を減額するもので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  それでは、改正内容につきまして、参考資料の新旧対照表により御説明いたします。  議案書342ページをお開きください。  本条例の別表において、2 特定の目的のために定額の資金を運用する基金として設けている枚方市くらしの資金貸付基金を1億6,200万円から1億5,408万6,387円に改めるものでございます。  恐れ入りますが、341ページをお開きください。  附則といたしまして、本改正条例の施行日を公布の日からとしております。  以上、簡単な説明ではございますが、議案第53号についての説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 147 ◯前田富枝議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。松岡議員。 148 ◯松岡ちひろ議員 ただいまの議案第53号 枚方市基金条例の一部改正について、お尋ねいたします。  くらしの資金貸付基金の減額に伴う条例の一部改正ということですが、今回、私のほうで数年さかのぼって、改めて調べてみましたが、貸し付け件数が平成28年度からぐっと減少しております。これは、先ほどの報告第17号で答弁がありました自立支援センターで適切に対応していただいているということになるのでしょうが、ただ、福祉総務課への相談件数はほぼ3桁で、この間、余り変わっておりませんでした。つまりニーズはあるということです。財源が不足するのではないかと懸念しますが、必要に応じて今後も増額することもあるのか、お尋ねいたします。 149 ◯古満園美福祉部長 過去には、当時の社会・経済情勢等から貸し付け件数が増加したことに伴い基金を増額した経緯はございましたが、今回の条例改正は定額の基金を運用している中で、その一部を債権放棄したことに伴うものであり、月末基金残額も増加していることや、この間の貸し付け実績などからも、現時点においては直ちに運用に支障を来すものとは考えておりません。 150 ◯松岡ちひろ議員 要望しておきたいと思います。  相談件数は変わらないのに貸し付け件数が大きく減少しているところを見れば、市民生活はより一層深刻化しているのではと懸念もするところです。貸し付けに至らない内容については、また別の機会にでもしっかり調査してお尋ねしたいと思うのですが、基金については過去に増額したことがあるということですので、今後も必要に応じ対応していただくことを求めて質問を終わります。 151 ◯小池晶子議員 議案第53号 枚方市基金条例の一部改正について、お聞きします。  これは、くらしの資金貸付基金の額を減額するための条例改正ということですが、くらしの資金における、それ以前の平成27年度から平成29年度の過去3年間での相談件数と貸し付け件数、貸付額について、お聞かせください。  また、一時的な生活困窮状態にある方への生活資金の貸し付けは、本市独自のものとお聞きしておりますが、他市にも同様の制度はあるのか、こうした生活資金の貸し付けへの他市での対応状況について、お聞きします。 152 ◯古満園美福祉部長 くらしの資金における相談件数と貸し付け件数及び貸付額の推移といたしましては、平成27年度では201件の相談に対し31件の貸し付けで合計333万9,000円、平成28年度では156件の相談に対し19件の貸し付けで合計170万2,000円、平成29年度では230件の相談に対し11件の貸し付けで合計112万円となっております。  また、大阪府内で本市と同様の生活資金の貸し付けを実施しているのは、現在のところ11市町村で、未実施の自治体では、市町村にある社会福祉協議会が窓口である生活福祉資金の緊急小口資金の利用を案内しております。 153 ◯小池晶子議員 相談件数と貸し付け件数の推移からは、相談件数に対して貸し付け件数が大きく減少傾向にあることが伺えますが、この状況について、どういった背景が考えられるのか、お聞きします。  また、先ほどの木村議員への答弁でもありましたとおり、1億2,875万8,552円の貸付残高のうち、消滅時効の10年を超えて返済のない貸付累計額は9,082万3,758円とのことでした。これらは、ほぼ回収不能の債権となっていると思います。債権回収の任に当たっておられる職員の方の努力は大変なものと推察します。ここで、相談のあった方へ貸し付けするに当たり、いわゆる商取引にある与信調査のようなことを行っているのか、お伺いします。  また、この制度については、以前より会派から、このような貸し付け業務は市の取り組みである必要があるのかと問題を提起しております。貸し付けと債権管理を職員が同時に行わなければならないことへの非効率や費用対効果の問題に加え、新たな仕組みなども展開される中で、行政が貸し金を行うこの制度も大きな転機に差しかかっているのではないかと思いますが、見解をお聞きします。 154 ◯古満園美福祉部長 貸し付け件数につきましては、これまでから景気の動向に左右されやすい傾向にあることに加え、相談内容も借金がある方や生活保護の受給など継続的に生活支援が必要な状況にある方といった、制度に該当しないことが挙げられます。  なお、いわゆる与信調査のようなことは行っておりませんが、相談時には、金融機関等での借り入れがないかや市税等の滞納がないかなどを相手方から確認を行っております。  生活困窮者自立支援制度などの関連事業も進展を見せる中、くらしの資金の貸し付け動向や他市状況なども踏まえながら、本市における生活資金の貸し付け制度のあり方について、検討してまいります。 155 ◯小池晶子議員 状況と背景について一定理解いたしました。  与信調査の手法ですが、いわゆる本人の自己申告のみという対応では不良債権が増えるのは当然の結果だと思います。小口とはいえ、担保なく税金の中から貸し付けを行うのであれば、親族や紹介者などに連帯保証人になってもらうなどの対策が必要かと考えます。類似事業で社協が行っている生活福祉貸し付けの緊急小口資金は、税金や公共料金の滞納で日常生活に支障が生じている方や生計中心者の賃金未払いで生活費が必要な方にも貸し付け可能な制度と聞いておりますので、セーフティーネットとしては、そちらで十分対応できるのではないでしょうか。崇高な理念であっても市民の税金が投入されているわけです。早急な制度の見直しを要望し、質問を終わります。 156 ◯八尾善之議員 議案第53号 枚方市基金条例の一部改正について、お伺いいたします。  先ほどの報告第16号 債権の放棄についての際にも確認をさせていただきましたが、この減額は法的根拠のない、くらしの資金貸付金の債権放棄に伴うものということで、平成30年度に債権放棄に至ったのは、債務者の破産免責による債権約800万円のみということでありました。  そして、先ほどの木村議員の質疑への答弁にもありました、今、小池議員からもありましたように、実際に貸し付けている約1億2,800万円のうち、最終の返済期日から10年を超えて返済が滞っている、いわゆる民法上の時効になり得るものが9,000万円ほどあることも確認ができました。  その一方で、報告第17号にあったくらしの資金貸付基金の運用状況では、平成30年度1年間で7件、79万円の貸し付け実績でありました。平均すると、1件10万円ほどで、例えば、貸付額が10万円なら、一括返済を求めるのは無理にしても、毎月1万円ずつ返済があれば10カ月ほどの短期で返済が見込めるものであります。  これらの話から、貸し付け実績は昨年度が7件、79万円であるのに比べ、平成30年度の約800万円を大きく上回る放棄のおそれがある債権が存在するという状況は、極めて異常と言わざるを得ません。市として新しい条例での債権放棄に基づく対応は理解させていただきますが、先ほどの担当部長の答弁からも、債権放棄の内容に民法など法律での縛りがあるわけでなく、ほかの民法上の時効になり得る、まだ9,000万円ほどの返済が滞っている債権がある中で、今回は800万円の債権を放棄したというのはどういった考えなのか、お伺いしたいと思います。 157 ◯古満園美福祉部長 くらしの資金における貸し付け債権につきましては、新たに制定した枚方市債権管理及び回収に関する条例に沿って、債権の放棄も含めたより適正な債権管理に努めていくことができるもので、平成30年度においては、債権調査等を進める中で、この破産免責債権について放棄を行うこととしたものでございます。 158 ◯八尾善之議員 9月30日に行われました市長の所信表明では、既成の枠にとらわれない業務のさらなる効率化を進め、これまで以上に財源を生み出す努力を行いますとありましたが、これと相反する話ではないかと思っております。  今後、先ほど申し上げました民法上の時効になり得る9,000万円もの債権にも対応しなければならない中、今回は800万円ほどの債権を放棄し、今後も年度ごとで庁内委員会なども開きながら債権を放棄し、それに合わせ、その都度、このような条例改正して、基金を減額するようなことを毎年繰り返すような事務処理は、それにかかわる担当職員の労力だけでなしに、人件費もはかり知れず、非常に大きな無駄というか、非効率としか私には思えません。舌の根の乾かぬうちに、こうした明らかに無駄とわかるような議案が提案されることに驚きを隠せません。市長は、この非効率な事務執行に対して、どう考えておられるのか、見解を求めます。 159 ◯伏見 隆市長 くらしの資金の債権放棄については、枚方市債権管理及び回収に関する条例に沿って適正に対処した結果として、破産免責債権を今回放棄するに至ったものであり、今後も債権管理への取り組みに努めるとともに、既成の枠にとらわれない業務のさらなる効率化を進め、これまで以上に財源を生み出す努力を行ってまいります。 160 ◯八尾善之議員 今、私が聞いたのは、非効率な事務執行に対してどうかというようなことだったので、答えになっているのかと私は思っています。これは真摯な答弁がいただけなかったと感じております。  今回のくらしの資金の過去の債権は、借りた方が返すに返せなくなり、積もり積もった結果で、これらは実質的に生活再建のための不平等な給付と言っても過言ではなく、制度自体が成り立たなくなっているとも言えるのではないでしょうか。今回のような破産債権分だけの減額を今やるのではなく、例えば、貸し付け制度自体をこの際、皆さん言われているように担当部で見直しながら、債権の管理や回収は専門部署で対応し、きちっと整理した上で、この先、年度ごとに行わなくてもいいよう効率よく条例改正を行うなど、庁内一丸となって対応すべき事案であると考えます。これこそ所信表明で市長がお話になった庁内の横串組織、庁内の連携強化の中で乗り越えていけるものだと感じております。そうでなくても、財源の確保や職員の給与カットなどに今後取り組もうとしているわけですから、制度全体の検討と多額な債権への一括対応の観点から、非効率な市政運営にならないよう強く要望しておきます。  正式な討論は行いませんが、今申し上げました非効率な事務執行につながる本議案の条例改正に対して、ひらかた無所属議員の会は賛成できないと申し上げ、質問を終わります。 161 ◯前田富枝議長 これをもって質疑を終結します。 162 ◯前田富枝議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第53号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 163 ◯前田富枝議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 164 ◯前田富枝議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 165 ◯前田富枝議長 これから議案第53号を起立により採決します。  本件は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) 166 ◯前田富枝議長 起立多数です。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 167 ◯前田富枝議長 午後1時まで本会議を休憩します。     (午後0時2分 休憩)     (午後1時 再開) 168 ◯前田富枝議長 本会議を再開します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 169 ◯前田富枝議長 日程第17、議案第54号「枚方市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例及び枚方市幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」を議題とします。 170 ◯前田富枝議長 理事者から提案理由の説明を求めます。杉浦子ども青少年部長。 171 ◯杉浦雅彦子ども青少年部長 ただいま上程いただきました議案第54号 枚方市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例及び枚方市幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、提案理由を御説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の343ページをお開き願います。  本件につきましては、枚方市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例及び枚方市幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正することにつきまして、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  今回の条例改正は、建築基準法の改正に伴い、児童福祉施設の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令及び幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令が公布されたことに伴いまして、本市の関係条例につきましても、所要の整備を行うものでございます。  まず、本条例の一部改正に至る経過でございますが、本年6月25日に建築基準法が改正され、3階建て以上で延べ床面積が200平方メートル未満の建築物については、耐火建築物でなくても構わないとされました。
     しかしながら、保育所及び幼保連携型認定こども園につきましては、乳幼児が利用する建物であることから、火災等の災害発生時においては、避難に時間を要するため、3階以上に保育室等を設ける場合は、耐火建築物とするこれまでの基準を適用するため、令和元年7月31日に児童福祉施設の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令及び幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令が公布されました。  この省令の改正と同様に、本市の枚方市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例及び枚方市幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例におきまして、建築基準法を引用している箇所につきまして、建築基準法の改正によらず、保育室等を3階以上の階に設ける建物にあっては耐火建築物とする規定を設けるものでございます。  それでは、改正内容につきまして、345ページからの参考資料、新旧対照表により御説明いたします。  まず、第1条関係でございますが、第27条第1項第4号のイの規定は、児童福祉司に係る引用条項の整理でございます。  346ページをお開きください。  第34条第8号のイの規定でございますが、建築基準法の改正にかかわらず、保育室等を3階以上の階に設ける建物にあっては耐火建築物であることと規定するものでございます。  続きまして、第2条関係でございます。  347ページをごらんください。  第27条第1項第4号のイの規定につきましては、少年法改正に伴う引用条項の整理でございます。  続きまして、第3条関係でございます。  第22条第3項は、幼保連携型認定こども園の保育室等に係る規定でございます。  348ページをお開き願います。  先ほどの保育所と同様、保育室等を3階以上に設ける場合は耐火建築物とする規定を設けるものでございます。  恐れ入りますが、議案書の344ページにお戻りください。  附則でございますが、この条例は公布の日から施行するものでございます。ただし、第2条の規定は、少年法改正の施行日に合わせ、令和2年4月1日から施行するものでございます。  以上、簡単な説明ではございますが、議案第54号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 172 ◯前田富枝議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 173 ◯前田富枝議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第54号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 174 ◯前田富枝議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 175 ◯前田富枝議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 176 ◯前田富枝議長 これから議案第54号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 177 ◯前田富枝議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 178 ◯前田富枝議長 日程第18、議案第55号「枚方市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について」を議題とします。 179 ◯前田富枝議長 理事者から提案理由の説明を求めます。杉浦子ども青少年部長。 180 ◯杉浦雅彦子ども青少年部長 ただいま上程いただきました議案第55号 枚方市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について、提案理由を御説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の349ページをお開き願います。  本件につきましては、枚方市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正することにつきまして、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  今回の条例改正は、国において、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準の一部を改正する内閣府令が令和元年5月31日に公布されたことに伴いまして、本年10月からの幼児教育・保育の無償化の実施に当たり、令和元年6月定例月議会におきまして、枚方市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正案を提出し、御可決いただいたところでございますが、規定の一部用語につきまして、令和元年8月30日に内閣府令で正誤表が公布されため、本市の関係する条例につきまして、用語の整備を行うものでございます。  それでは、改正内容につきまして、351ページからの参考資料、新旧対照表により御説明いたします。  第14条でございますが、施設型給付費の定義につきまして、以下同じとする条項を第19条及び第36条第3項に限定しておりましたが、ほかにも定義すべき箇所がございましたので、「以下同じ」と改めるものでございます。  第50条の準用規定につきましても、第14条と同様の規定に改めております。  352ページをお開きください。  「特定教育・保育提供証明証」を「特定教育・保育提供証明書」に改めるものでございます。  第51条第3項でございますが、第50条を前条に改めるものでございます。  354ページをお開きください。  「特定満3歳未満保育認定子ども」を「特定満3歳以上保育認定子ども」に改めるものでございます。  恐れ入りますが、議案書の350ページにお戻りください。  附則でございますが、この条例は公布の日から施行するものでございます。  なお、既に10月1日から幼児教育・保育の無償化が開始されておりますが、今回の改正内容につきましては、無償化には直接影響を与えるものではございませんので、公布の日からの施行としております。  以上、簡単な説明ではございますが、議案第55号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 181 ◯前田富枝議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 182 ◯前田富枝議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第55号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 183 ◯前田富枝議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 184 ◯前田富枝議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 185 ◯前田富枝議長 これから議案第55号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 186 ◯前田富枝議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 187 ◯前田富枝議長 日程第19、議案第56号「枚方市水道事業給水条例の一部改正について」を議題とします。 188 ◯前田富枝議長 理事者から提案理由の説明を求めます。木村上下水道経営部長。 189 ◯木村 聡上下水道局上下水道経営部長 ただいま上程されました議案第56号 枚方市水道事業給水条例の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の355ページをお開き願います。  本件につきましては、枚方市水道事業給水条例の一部改正することにつきまして、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  今回の改正につきましては、水道法の改正により指定給水装置工事事業者制度におきまして、指定の更新制が導入されたことに伴い、更新の申請に対する審査事務の手数料を定めるものでございます。  それでは、改正の内容につきまして、新旧対照表に基づき御説明いたします。  357ページをお開き願います。  まず、第32条第1項でございますが、手数料の徴収について、指定の更新を受けようとする者を追加し、同条第1項第1号において、1件につき5,000円と定めるものでございます。  次に、第37条第1項、第44条及び358ページの第45条につきましては、水道法施行令の改正により、引用条項の整理を行うものでございます。  恐れ入りますが、356ページにお戻りください。  最後に附則でございますが、本条例は公布の日から施行するものでございます。  以上、議案第56号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 190 ◯前田富枝議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 191 ◯前田富枝議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第56号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 192 ◯前田富枝議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 193 ◯前田富枝議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 194 ◯前田富枝議長 これから議案第56号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 195 ◯前田富枝議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 196 ◯前田富枝議長 日程第20、議案第57号「東部清掃工場定期補修工事(後期)請負契約締結について」を議題とします。 197 ◯前田富枝議長 理事者から提案理由の説明を求めます。宮垣理事。 198 ◯宮垣純一理事兼財務部長 ただいま上程いただきました議案第57号 東部清掃工場定期補修工事(後期)請負契約締結について、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書の359ページをお開き願います。  本議案は、請負契約を締結にするに当たり、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  まず、工事の概要につきまして、御説明申し上げます。  議案書の361ページをごらんください。  工事概要書の5.施工理由といたしまして、東部清掃工場焼却施設長寿命化総合計画の施設保全計画及び電気事業法等の関連法令に基づき、東部清掃工場焼却施設の安全かつ安定的な稼働を維持するため、当該施設における設備の点検整備を行うものでございます。  恐れ入ります、359ページにお戻りください。  契約締結内容でございますが、1.発注者は枚方市市長 伏見 隆、2.受注者は大阪市北区曽根崎2丁目12番7号、川崎重工業株式会社関西支社支社長 飛永佳成、3.契約金額は1億7,600万円となっております。  また、7.工期は本契約締結日から令和2年3月13日までで、その他の項目は記載のとおりでございます。  なお、参考資料として、議案書360ページから362ページまでに執行調書、工事概要書及び工事場所位置図を添付させていただいておりますので、御参照ください。  以上、議案第57号の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 199 ◯前田富枝議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。
    200 ◯前田富枝議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第57号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 201 ◯前田富枝議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 202 ◯前田富枝議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 203 ◯前田富枝議長 これから議案第57号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 204 ◯前田富枝議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 205 ◯前田富枝議長 日程第21、議案第58号「訴えの提起について」を議題とします。 206 ◯前田富枝議長 理事者から提案理由の説明を求めます。宮垣理事。 207 ◯宮垣純一理事兼財務部長 ただいま上程いただきました議案第58号 訴えの提起について、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書の363ページをお開き願います。  本議案は、訴えを提起するに当たり、地方自治法第96条第1項第12号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  訴えの提起の内容といたしましては、1.当事者、原告は、枚方市市長 伏見 隆、被告は、枚方市山之上西町6番20号、株式会社太平洋建設代表取締役 来馬哲二。  2.事件名は、賠償金請求事件でございます。  3.事件の概要は、平成28年6月から平成30年2月までの間に執行した藤阪小学校管理棟外壁他改修工事ほか3件の工事の入札に関し、当該工事の受注者である株式会社太平洋建設の代表者が、公契約関係競売等妨害の罪及び贈賄の罪により有罪判決を受け、その判決が平成30年11月13日に確定したことに伴い、当該工事の契約約款に基づき、同社に契約金額の10分2に相当する額の賠償金の支払いを求めるものでございます。  4.請求の要旨は、本市は、被告に対し、この間、契約約款に基づき、賠償金の支払いに係る請求及び督促を行ってまいりましたが、いまだ支払いがないため、訴訟手続により、賠償金5,169万312円及びこれに対する延滞金の支払いを求めるものでございます。  5.訴訟遂行の方針は、訴訟遂行に当たり、本市訴訟代理人を大阪市北区西天満2丁目9番14号、北ビル3号館505号、弁護士 仲田 哲とするものでございます。  なお、次ページに、賠償金対象工事等一覧を添付させていただいておりますので、御参照ください。  以上、議案第58号の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 208 ◯前田富枝議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 209 ◯前田富枝議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第58号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 210 ◯前田富枝議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 211 ◯前田富枝議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 212 ◯前田富枝議長 これから議案第58号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 213 ◯前田富枝議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 214 ◯前田富枝議長 日程第22、議案第37号「令和元年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第3号)」を議題とします。 215 ◯前田富枝議長 理事者から提案理由の説明を求めます。田中総合政策部長。 216 ◯田中哲夫総合政策部長 ただいま上程されました議案第37号 令和元年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  議案書の81ページをお開き願います。  第1条歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ7億6,413万2,000円を追加し、補正後の総額を1,422億7,379万6,000円と定めるものでございます。  次に、第2条から第4条につきましては、それぞれ別表により御説明申し上げます。  85ページをお開き願います。  債務負担行為の補正につきましては、第2表にございますとおり、戸籍システムデータ移行業務委託など19件の補正を行い、補正後の限度額を147億1,064万2,000円と定めるものでございます。  次に、86ページをお開き願います。  地方債の補正につきましては、第3表にございますとおり、私立保育所等施設整備補助事業など8件の補正を行い、87ページにございますとおり、補正後の限度額を128億8,497万5,000円と定めるものでございます。  次に、88ページをお開き願います。  繰越明許費につきましては、第4表にございますとおり、市立くすの木園民営化事業について、繰越明許費の設定を行うものでございます。  それでは、事項別明細書によりまして、主な補正内容について、御説明申し上げます。  90ページをお開き願います。  まず、歳入の補正でございます。  第11款地方交付税では、今年度の交付額の確定に伴い、13億7,829万円の増額補正を行っております。  第15款国庫支出金では、児童福祉費補助金などで3,457万3,000円の増額補正を行っております。  92ページをお開き願います。  第19款繰入金では、大気質等測定局管理基金繰入金などで7,801万3,000円の増額補正を行っております。  第21款市債では、臨時財政対策債の減額などで8億1,562万5,000円の減額補正を行っております。  次に、94ページをお開き願います。  第22款繰越金では、平成30年度決算額の確定によりまして、6,555万7,000円の増額補正を行っております。  続きまして、歳出でございます。  96ページをお開き願います。  今回の補正では、人事異動等に伴う人件費の補正として、総額4億2,854万5,000円を減額しております。各款でそれぞれ補正を行っておりますが、個別の説明は省略させていただきます。  第2款総務費では、人事給与・出退勤システム経費の増額や人件費の減額などによりまして、1億7,680万4,000円の減額補正を行っております。  112ページをお開き願います。  第3款民生費では、後期高齢者医療事業に係る療養給付費負担金や私立保育所等に対する施設整備補助金の増額などによりまして、11億1,270万5,000円の増額補正を行っております。  次に、132ページをお開き願います。  第4款衛生費では、大気汚染測定局管理経費やごみ処理経費の増額などによりまして、8,841万6,000円の増額補正を行っております。  次に、146ページをお開き願います。  第7款土木費では、舗装長寿命化計画事業や王仁公園のあり方検討調査経費の増額を行っているほか、人件費の減額などによりまして、6,940万7,000円の減額補正を行っております。  次に、158ページをお開き願います。  第8款消防費では、防災服購入経費や避難所開設キット購入経費の増額などによりまして、793万6,000円の増額補正を行っております。  次に、160ページをお開き願います。  第9款教育費では、学校施設整備経費や預かり保育事業経費の増額などによりまして、6,344万9,000円の増額補正を行っております。  次に、182ページをお開き願います。  第11款諸支出金では、財政調整基金への積立金によりまして、10億642万9,000円の増額補正を行っております。  なお、184ページ以降に給与費明細書や債務負担行為額調書等の参考資料を添付しておりますので、あわせて御参照いただきますようお願い申し上げます。  以上、議案第37号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 217 ◯前田富枝議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。大地議員。 218 ◯大地正広議員 議案第37号 令和元年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第3号)について、2点お伺いします。  まず1点目、議案書85ページの第2表、債務負担行為補正のうち、防犯カメラ設置事業について、お伺いします。  先日の総務委員協議会において、本市内における全刑法犯の認知件数について、平成23年と平成30年を比較すると、約60%減少しているという説明がありました。詳細をお聞きしたところ、ひったくり被害は、平成23年が90件、平成30年が26件と、約71%減少しているとのことです。防犯カメラが未設置だった平成23年ごろには、路上でのひったくり被害が、未遂も含め、毎日のように頻繁に発生していたように記憶しておりますので、防犯カメラが地域の安全、安心の向上に大きく役立っているものと考えています。  これまでから、我が会派では、防犯カメラの増設について要望してまいりました。私も、昨年の9月定例月議会において、老朽化している機種の更新にあわせて、防犯カメラを増設するよう提案させていただいたところですが、今回の防犯カメラ設置事業の内容について、お伺いします。  次に、2点目、議案書161ページの5.災害対策費の5.避難所開設キット購入経費(安心安全基金繰入金分)について、お伺いします。  避難所開設キットにつきましては、以前より、我が会派として導入を要望しており、地域の防災力向上に大きく寄与するツールとして大変期待していますが、このたび市が導入しようと考えている避難所開設キットは、具体的にどのような内容のものなのか、まずお伺いします。 219 ◯石田智則市民安全部長 防犯カメラ設置事業について、お答えいたします。  本市では、街頭犯罪の抑止や犯罪発生時の迅速な対応等を行うため、市内各所に979台の防犯カメラを設置しておりますが、このうち329台につきまして、老朽化及びリース期間の満了に伴い機器の更新を行います。また、あわせて、通学路の安全点検等により防犯対策が必要とされている区域について、新たに防犯カメラ25台の増設を行うものでございます。  次に、避難所開設キット購入経費について、お答えいたします。  今回導入を予定している避難所開設キットは、平成28年に発生した熊本地震の避難所実態調査に基づき、熊本大学が考案した避難所初動運営キットを参考に、避難所開設初動期に使用するための文具類やメガホン、トラロープ等を1つの収納ボックスにまとめたキットを考えております。 220 ◯大地正広議員 防犯カメラ設置事業と避難所開設キット購入経費について、2回目の質問をさせていただきます。  まず、防犯カメラ設置事業について、今回、防犯カメラを増設する場所の選定についてはどのようにされるのか、お伺いいたします。  次に、避難所開設キット購入経費について、2回目の質問をさせていただきます。  我が会派が考えていた避難所開設キットは、東京都の文京区等が導入しているタイプのもので、避難所開設の前段階から開設後の初期段階までの局面ごとに分けて、必要な行動手順書や書式をクリアケースにまとめており、手順書を見ながら行動すれば誰でも避難所の開設作業ができるというものです。  確かに、避難所初動期に必要となる文具や資材を準備しておくことも大切だとは思いますが、物が用意されているだけでは、どのような手順で作業をすればよいのかわからないのではないでしょうか。これについての市の考えをお伺いいたします。 221 ◯石田智則市民安全部長 まず、防犯カメラ設置事業についてでございますが、増設する防犯カメラの設置場所につきましては、昨年度に実施した通学路の安全点検により防犯対策が必要とされている箇所等について、枚方、交野両警察署の意見を踏まえ、防犯カメラの設置により効果的に犯罪の抑止が期待できる場所を選定いたします。  次に、避難所開設キットでございますが、今回の物品購入にあわせて、避難所開設手順と物品の使用説明書を別途作成し、収納ボックスにおさめることを考えております。 222 ◯大地正広議員 3回目の質問と要望をさせていただきます。  災害はいつ起こるかわかりません。避難所開設キットはぜひ早急に配備をしていただき、避難所運営がスムーズに行えるよう取り組んでいただくことを要望させていただきます。  次に、防犯カメラ設置事業について、3回目の質問をさせていただきます。  本年6月16日に吹田市で発生した交番襲撃事件でも、防犯カメラの画像が犯人の早期検挙・解決につながったことは記憶に新しいところです。地域における安全、安心の向上のため、地域よりさらなる増設を期待する声を聞いています。地域の危険箇所を一番知っているのは、長年その地域で暮らしてきた地域の方々です。  今回の事業では、329台の更新にあわせて25台の増設を行うということですが、その設置場所の選定は、通学路の安全対策としての増設であるということです。地域の皆さんからの防犯カメラ増設の要望に対しては、しっかりと受けとめて、増設の検討が必要と考えます。その後の防犯カメラの増設について、どのように考えているのかお伺いして、私からの質疑を終わります。
    223 ◯石田智則市民安全部長 子どもを狙った犯罪が増加している傾向であるため、通学路等の安全を確保する観点から、引き続き、危険箇所について、警察署や地域の防犯協議会等と協議を重ねながら、必要に応じて防犯カメラを増設するとともに、設置状況などをより広く周知することで、犯罪の抑止効果を高めていきたいと考えております。 224 ◯岡市栄次郎議員 議案書126ページから127ページにかけての7.青少年対策費の3.子ども・若者育成事業経費、(1)子どもの居場所づくり推進事業費(福祉基金繰入金分)、ア.消耗品費の米30万円について、お伺いします。  この事業費の財源については、市内にお住まいの方から、恵まれない子どもたちのために役立ててほしいとの思いから、本市の福祉基金に寄附をいただいたものとお聞きしております。  今回、補正予算で、子どもの居場所づくり推進事業費において、市でお米を購入し、市内の子ども食堂を運営しておられる団体へ配付されるとお聞きしていますが、どのような理由で、この寄附金を子ども食堂の米の購入費用に充てているのか、見解をお伺いします。 225 ◯杉浦雅彦子ども青少年部長 寄附金に係る御質問にお答えいたします。  寄附者からは、児童福祉の充実のため、子ども食堂への活用も含め、恵まれない子どもたちのために使ってほしいとの御意向を受け、寄附金を受領したものでございます。  本市では、子どもの貧困が社会問題となる中、家で1人で食事をとる、夜遅くまで1人で過ごすなどの環境にある子どもたちに食事の提供などを行う子ども食堂に取り組む団体に補助金を交付する子どもの居場所づくり推進事業を進めております。  今回いただきました寄附金につきましては、寄附者の御意向も踏まえながら、子どもたちのために食事の提供や学習、団らんの場などを提供し、子どもたちを見守っていただいている子ども食堂の実施団体への運営支援につながるよう、お米を購入し配付させていただくものでございます。 226 ◯岡市栄次郎議員 現在本市では、約20カ所の子ども食堂が運営されているとお聞きしています。それぞれ主催者の思いで、いろいろな特色のある子ども食堂が枚方市内で実施されていることは実にありがたいことです。  しかし、子ども食堂によっては、先ほどの御説明でもありましたが、家で1人で食事をとる、夜遅くまで1人で過ごすなどの環境にある子どもたちに食事の提供などを行うという趣旨とは、少しずれているようなところもあるとお聞きしております。そうなると、今回の寄附者の御意向とは少し違った活用のように感じますが、改めて、市が子ども食堂を支援している目的と現状について、お伺いします。 227 ◯杉浦雅彦子ども青少年部長 本市が支援している子ども食堂実施団体は、校区コミュニティ協議会を初め、社会福祉事業者やNPO団体、民間の保育施設など多岐にわたっており、子ども食堂に来られる子どもたちは、小・中学生のほか、就学前のお子さんが保護者の方と一緒に来られるなどさまざまでございます。  子どもの居場所づくり推進事業の目的につきましては、さまざまな家庭の事情のある子どもたちに、地域における団らんの場を提供することであり、そういった子どもたちがより参加できるよう、関係機関や地域などと連携を図ることを補助要件としており、実施団体に対し、支援が必要と思われる子どもがいる場合は、行政機関につなぐなど、対応をお願いしているところでございます。  また、事業の趣旨について、毎年度の補助金の交付申し込み時や子ども食堂への定期的な巡回時のほか、団体の取り組み状況を把握するためのアンケート調査などを通じてお伝えしながら、取り組んでいただいているところでございます。 228 ◯岡市栄次郎議員 御答弁ありがとうございました。  それでは最後に、子どもの居場所づくり推進事業が事業の目的に沿って効果的な取り組みとなることは必要なことなので、その目的や効果をしっかりと検証しながら進めてください。  また、子どもの貧困対策は、子ども食堂だけではありませんので、市として、支援を本当に必要とする子どもたちへの貧困対策を講じるよう要望としておきます。 229 ◯広瀬ひとみ議員 私のほうからは、157ページの王仁公園のあり方検討調査経費について、お伺いさせていただきます。  85ページの債務負担行為補正の980万円も含めて、今回の補正予算で1,400万円が計上されています。開設後44年が経過した王仁公園プールの施設の老朽化が進んでおり、近い将来に大規模な改修をしなければ、安全で安定的な運営を継続することができないとのことで、プールの機能を含めた施設全体を包括的かつ経営的にパークマネジメントする視点に立って、民間の力を活用して再整備が図れないか可能性を検討するということが、さきの建設環境委員協議会で御報告されました。  こうした検討の進め方をすれば、市民の皆さんがどんな再整備を求めるかということよりも、民間の参入意欲が高まる事業内容や手法が優先されるのではないかと感じますが、この点はいかがでしょうか。  まずは、市民ニーズを十分に把握することが必要だと感じています。調査委託の中には、市民アンケートの実施も含まれておりますが、アンケート内容や実施方法は誰が決めるのか、現時点ではどのような内容を聞く考えなのか、お聞きいたします。  また、アンケートは、幅広い年代層の御意見をお聞きする必要がありますが、現状はレジャープールですから、子育て世帯の方々の意見とともに、子どもたちの意見もぜひ聞いていただきたいと思っています。どのように考えておられるのか、お伺いいたします。 230 ◯山下 功土木部長 王仁公園のあり方検討調査委託について、お答えいたします。  本調査は、王仁公園について民間の活力を導入することで、効率的な整備とよりよい管理運営が可能になると考えております。検討に当たりましては、市民の御意見もしっかりとお聞きしながら進めてまいりたいと考えております。  アンケートの内容や実施方法につきましては、庁内委員会で決定し、王仁公園の現状や課題をお示しした上で、公園のあり方や求める施設の機能などについて、市民の思い、意見をお聞きしたいと考えております。  また、実施に当たりましては、子育て世代を含め、できるだけ幅広い年代層の方々を対象に行っていきたいと考えております。 231 ◯広瀬ひとみ議員 まずは、どのような整備を目指していくのか、市民ニーズに即した方針を決めていただきたいと思っています。当初、プールは、廃止も含めた検討と言われておりましたが、直接整備する考えはないのか、民間の参入意欲がなければ廃止ということもあり得るのか、お聞きいたします。  民間事業者との対話、この間よくおっしゃっているサウンディングということだと思いますが、これはいつまでにどのような中身で実施されるのか、また、市民説明会の内容はどのような中身となるのか、お聞きいたします。  今後の事業スケジュールは、市民アンケート、市民説明会、パブコメを経て、来年9月には基本方針をまとめるという大変タイトなスケジュールとなっています。市民説明会で出された意見、また、その場に参加できなかったけれども、発表された内容を見て御意見をお寄せいただく市民の方々の声も十分に踏まえた検討が可能なのか、お聞きいたします。  最後に、基本方針策定後、来年9月以降のスケジュールはどのように考えておられるのかもお伺いいたします。 232 ◯山下 功土木部長 王仁公園プールは、施設の老朽化が進み、近い将来に大規模な改修が必要であることから、施設整備から管理運営まで、民間事業者の参入がなければ、安全で安定的な運営を継続することが困難な状況と考えております。  次に、民間事業者へのサウンディングにおいては、質の高い公共サービスを提供できる事業手法や運営方法等について、建設的な意見を伺いたいと考えており、調査の各段階に応じ、随時行ってまいります。  また、市民説明会では、公園の将来像やプールの機能を含めた施設の再編について、事業手法や事業費、運営の効率性などを比較した複数のモデルケースを御説明し、御意見をお聞きする場と考えており、パブリックコメントとあわせ、多くの方々の声を踏まえて検討を行ってまいります。  最後にスケジュールですが、来年の9月には基本方針を策定する予定ですが、以降は、その方針に基づき、再編する施設について、配置や必要な機能、性能を定めるなど、具体化に向けた基本計画の策定を進めてまいります。 233 ◯広瀬ひとみ議員 それでは、要望させていただきます。  民間の参入がなければできないというような御答弁でありましたけれども、できないという根拠は明確ではないと思うんです。王仁公園は、国有地の無償貸与により今活用させていただいております。そこで民間事業者が営利を上げていくような事業手法をとるのではなくて、やはり、できるだけ低廉な料金で多くの市民の皆さんに御利用いただき、健康づくりや子どもたちの健やかな成長に寄与できるものとすべきだと思っています。  また、PFI事業で実施されたプールでの事故も記憶に残っておりますが、コスト優先で安全が軽視されてはなりません。この点は十分に踏まえて御検討いただきたいと思っています。  先日、鶴見緑地プールに行ってまいりました。全天候型のレジャープールですが、流水プールの半分は外とつながっていて明るく、とても開放的でありました。王仁公園プールにもレジャープールとしての機能はぜひ残していただきたいと思っておりますし、個人的には、公園のビオトープと位置づけされているところも、ジップラインやツリーハウスなど、もう少し遊びの要素を入れてもよいのではないかと思っています。先ほど、幅広い世代の声を聞いてということでお答えいただきましたけれども、子どもたちの声もぜひしっかりとお聞きしながら、東部地域のランドマークとして、本当に市民の皆さんに喜んでいただける再整備を目指していただきたいとお願いいたしまして、要望とさせていただきます。 234 ◯堤 幸子議員 私のほうからも、議案第37号の一般会計補正予算について、何点か質問させていただきます。  初めに、85ページの債務負担行為補正のうちの公立保育所民営化事業2億3,250万5,000円について、お伺いします。  これは、渚保育所と渚西保育所の統合、民営化を行う上で、運営法人が新園舎を建設するための土地の購入経費とお伺いしています。これまで公立保育所を民営化する際に、枚方市が土地を購入して、民営化を行ったことがあるのか、また、今回はなぜそのような方法をとるのか、お伺いいたします。  2点目に、99ページの人事給与・出退勤システム経費について、お伺いします。  この経費は、パソコンのシャットダウンシステムに係る経費ということです。債務負担で上げられている経費も含めると5,400万円になります。今回システムを導入前に試行されたと伺いましたが、どのような内容なのか、効果はあったのか、また、これまで時間外を減らすためにどのような取り組みをされてきたのか、お伺いします。  3点目に、125ページに上がっている諸経費は公立保育所の完全給食に必要な食器等を購入するための経費ということですけれども、これまで保護者の方からも完全給食を望む声が多く、本当に、要望が実現して大変喜ばれているところです。完全給食実施に当たって、主食を提供することになり、子ども1人当たりの主食費は月額1,000円になると伺っています。  しかし、例えば小学校の給食の1食分に含まれている主食費は、平成30年度事務概要を見させていただきますと34円となっています。保育所に土曜日も通ったとしても月25日分で、月額にすると850円です。保育所の子どもたちが小学生より主食をたくさん食べるとは思えませんが、1食分を幾らとされたのか、月額1,000円とした根拠をお伺いします。  以上で1回目の質問とします。 235 ◯杉浦雅彦子ども青少年部長 まず、公立保育所民営化に係る土地購入の債務負担について、お答えいたします。  これまでの民営化においては、仮設園舎の用地を一時的に確保した上で、現地で新園舎に建てかえることを主な手法としていましたが、平成24年度に実施したさだ保育所の移転、民営化においては、当時、本市が所有していた元村野中学校跡地と大阪府が所有していた楽寿荘用地及び元枚方西高校跡地を交換という手法で取得し、楽寿荘敷地内に保育所を整備した事例がございます。  今回の渚保育所と渚西保育所の統合、民営化については、保育所の近隣で仮設園舎用地を探していたところ、土地の購入について、地権者の理解が得られたことや仮設園舎の整備が不要となり、在園児の負担を軽減できることなどから、新園舎整備のための土地購入を決定したものです。  次に、保育所費、公立保育所運営経費、諸経費(完全給食実施分)について、お答えいたします。  保育所給食の食材につきましては、安全性を考慮して、低農薬や添加物の少ないものを使用するとともに、加工食品をできるだけ避け、素材を生かした献立づくりに努めています。  また、保育所への食材の納入量は学校給食と異なり、少ない割に配達箇所が多いことから、登録業者を確保するのに苦慮しており、そうした中で見積もり合わせを行い、価格を決定しています。  今回予定している主食の提供につきましては、幼児期の食育推進は今後の食生活に大きくかかわることから、お米に加え、パンや季節の食材を使った御飯、麺類などバリエーションのあるメニューの提供を予定しており、食材の予算額を積み上げますと1食当たり40円から50円で、1月1,000円程度の金額となります。 236 ◯藤原卓也総務部長 次に、人事管理経費の人事給与・出退勤システム経費について、お答えいたします。  この経費は、パソコンのシャットダウンシステムの導入に係る経費でございまして、職員の健康増進やワーク・ライフ・バランス推進の観点を踏まえた長時間労働の縮減のための取り組みの一つとして導入するものでございます。  本システムを導入するに当たり、課題等を検証するため、本年7月に一部の部署で試行を実施し、職員からは、時間を意識した業務遂行や定時退庁の意識醸成などにつながったと確認しております。  なお、昨年の同時期と比較し、約3割の時間外勤務時間数の減少も見られたところでございます。  これまで、長時間労働の縮減を推進するため、職員間の業務の平準化や本年4月から実施しております時間外勤務の上限規制、毎月の上限超過見込み時における所属長からの事前、事後の報告の徹底といった取り組みを進めているほか、RPA、AIの導入など、業務の効率化に向けた情報通信技術の活用についても進めているところでございます。 237 ◯堤 幸子議員 それぞれ御答弁ありがとうございました。  初めに、公立保育所民営化事業の債務負担についてですけれども、2回目の質問をさせていただきます。  仮園舎用地を探していたら、土地を売ってくれる方があったので、購入することになったということについては、一般的には理解できません。土地を購入するとなると、多くの財政負担が生じることとなります。別の市有地に保育所を建てることも可能であったと考えますが、今回はそのようなことを検討されなかったのでしょうか。  また、土地購入費だけでなく、土地購入後には、その土地の造成費、園舎建設のための整備費がかかることとなります。購入する土地の造成に係る必要は幾らぐらいと見込んでいるのか、その費用は枚方市が負担する予定なのか、また、園舎の整備に係る整備費の補助はどの程度見込んでおられるのか、お伺いします。  2点目に、時間外勤務を減らすためにパソコンのシャットダウンを行う、その経費に5,400万円をかけるのですが、本来やらなければならない仕事があるから、時間外勤務をしているのではないでしょうか。先ほどの話では、試行して昨年より3割ほど減ったということですが、昨年の同時期と言えば、地震の後で、大変業務量が増えていた時期なんじゃないかなと感じます。  例えば、現在、国の政策の幼児教育の無償化に加えて、枚方市では来年4月から第2子無料化を進めようとしています。こうした政策を進めるためには、担当職員の仕事量が増えます。こうした職場に必要な職員が質的、量的に配置されているのか、まずそこを解決するべきと思います。そうしたことを進めて、職員が努力すれば、このシステムは必要ないと思います。時間外を減らすために5,400万円もの税金を使うことについて、市民の理解が得られるとは思えませんが、お考えを伺います。  3点目には、完全給食実施のための経費ですが、月額1,000円の完全給食実施の費用、この負担の根拠はわかりました。しかし、本来は、10月からの保育料無償化で自己負担となった食費についても無償とするべきで、負担が大きいために、国は副食費について低所得者への減免制度を設けました。主食費については、国の減免制度は設けられておりませんが、枚方市独自の施策として、主食費の低所得者への減免制度を設けるべきだと思います。見解を伺います。  また、今回食器の購入をされますが、食器の種類と材質はどのようなものなのか、あわせてお伺いいたします。 238 ◯杉浦雅彦子ども青少年部長 まず、民営化に係る新園舎建設の用地については、仮設園舎と同様、現在の保育所の近隣で用地を確保することを基本としています。  渚保育所及び渚西保育所の近隣においては新園舎建設に適した市有地はありませんでした。  土地購入後の造成に係る費用につきましては、現在のところ算出しておりませんが、その費用負担につきましては、今後、過去の事例を参考に検討してまいります。  また、園舎建設に係る整備費の補助は約3億9,000万円程度と見込んでおりますが、国からの補助金を活用することができることから、一般財源での負担は約1億3,000万円程度となり、公立で保育所を整備するよりも少ない負担で整備することができます。  次に、主食費の低所得者への減免等についてでございますが、主食につきましては、施設による実費徴収を基本とする国の考え方に基づき、所得による減免は検討しておりません。  なお、現在、所得にかかわらず、全ての保護者に主食を現物で持参いただいており、その分は各世帯で御負担していただいていることから、主食費についても御負担可能な範囲であると考えています。  さらに、今回購入を予定しているお茶わん等の食器の材質については、持ちやすさに加え、破損しにくく、熱や洗浄に耐久性がある樹脂性の食器の購入を予定しており、さらに幼児が口にすることから、安全性の高いものを使用します。 239 ◯藤原卓也総務部長 時間外勤務につきましては、各部署において、繁忙時期や突発的な業務への対応などにより発生しているものと認識しております。  また、各部署への職員配置につきましては、これまでからも、新たな行政需要や時間外勤務の多寡の状況など、さまざまな要素を総合的に踏まえ、配置しているところでございます。  本システムにつきましては、職員の健康保持や定時退庁の意識づけをさらに進めるために導入するものであり、こうした取り組みを推進することで、職員全体の活力向上につなげ、市民サービスの向上を図ってまいりたいと考えております。 240 ◯堤 幸子議員 ありがとうございます。  3回目は、意見と要望にさせていただきます。  初めに、公立保育所民営化事業の債務負担についてですが、公立保育所の民営化計画の中期計画では、民営化による効果については、待機児童の解消を推進するため、民営化に合わせて定員増を図るとされています。  また、就学前の教育・保育施設に係るひらかたプランの中でも、両保育所の廃止、民営化について、待機児童対策を視野に入れ、民営化に当たっては、施設規模の拡充による定員増につなげるとしています。  今回の渚・渚西保育所を廃止、民営化する方針では、わずか20人の定員増しかなく、民営化の効果が得られません。また、財源の確保と言いながら、民間園を建てるための土地の購入など、5億5,000万円の負担となります。さらに造成に係る費用についても、金額は今わからないようですけれども、これについても、枚方市の負担になる可能性もあるということです。これでは市民の納得は得られないと申し上げておきます。  2点目に、人事給与・出退勤システム経費については、そもそも業務量に見合った人員が配置されていないから時間外が増え、職員も大変なのではないでしょうか。さまざまな施策が進められる一方で、こうしたシステムを導入しても解決になりません。費用対効果を考えても、市民の理解は得られず、適正な人員配置こそ行うように求めておきます。  3点目の完全給食については、1食ごとに御飯などを持参していたのと、まとめてお金を支払うのでは負担感が違うと思います。特に、厳しい暮らしの中でやりくりをしている家庭ほど負担に感じるのではないでしょうか。減免制度について、ぜひ検討していただきたいと思います。  幼児教育の無償化が始まりましたが、待機児童にとっては、その恩恵を受けられない、食費を払うことで、これまでの保育料と変わらない額を支払わなくてはいけないため、負担が軽くなったと感じられないなど矛盾が出てきています。一方で、原資となる消費税が引き上がり、生活が圧迫されています。今回の諸経費については、完全給食に向けての費用ということで反対ではありませんが、月額1,000円の金額設定は、バリエーションのあるメニューを用意する予定であることや仕入れ量の問題があるようですが、保護者の方にそうした根拠も示して説明していただくように要望します。  また、食器の購入については、安全な材質を選んでいただけるということですので、十分な検討をお願いします。また、現在使用している食器についても、古くなった食器などを買いかえるときは、より安全な材質のものを選んでいただくように、あわせて要望いたしまして、質問を終わります。ありがとうございます。 241 ◯八尾善之議員 私のほうからも、議案第37号 令和元年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第3号)のうち、106ページの3.税総合システム費の(1)税総合システム改修委託料について、お伺いしたいと思います。  この改修は、さきの総務委員協議会において報告されました、スマートフォンを利用した新たな納付方法についてに係る予算とお聞きいたしました。これまでは、市税を納付する場合、市の窓口、銀行等の金融機関やコンビニなどに市民が出向かなければなりませんでしたが、これからは24時間、どこにいても納付できる手段が増えることについて、市民の利便性を高めるものであり、評価しておるものでございます。  しかしながら、今回導入されるスマホ決済の中で、電子マネーによる決済方法は、残念ながらLINE Payだけでありまして、枚方市と包括連携協定を結んでいる地元の金融機関である枚方信用金庫が取り組み、推進しているOrigami Payは残念ながら導入されていません。なぜ、LINE Payだけで、ほかのOrigami PayなどのQR決済が導入されていないのか、お伺いしたいと思います。 242 ◯宮垣純一理事兼財務部長 スマートフォンを使った電子マネーによる決済は、主にバーコードやQRコードを用いて行います。現在、市税の納付書に記載しているバーコードをそのまま使えるのはLINE Payだけで、その他の決済方法につきましては、新たなバーコード、またはQRコードを納付書に記載するなどの対応が必要となります。このため、最も早くかつコストをかけずに導入できる方法としてLINE Pay及びモバイルレジ、モバイルクレジットを導入いたしましたが、他の手段につきましても、利便性の向上や導入コストなどについて検討し、可能なものから順次導入していく考えです。 243 ◯八尾善之議員 ありがとうございます。  理事のほうから、一定前向きな答弁をいただきましたが、私は、地域の振興とか、地元企業の応援という観点から、地元の金融機関の枚方信用金庫さんが取り組み、推進しているOrigami Payにつきましても、枚方市として、いろいろな課題はあるかもしれませんけれども、できるだけ早く導入、拡大していただけるようお願い申し上げて、質問を終わります。 244 ◯前田富枝議長 これをもって質疑を終結します。 245 ◯前田富枝議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第37号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 246 ◯前田富枝議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 247 ◯前田富枝議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。堤議員。 248 ◯堤 幸子議員 令和元年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第3号)について、日本共産党議員団を代表し、討論を行います。  今回の補正予算には、人件費の補正のほか、公立保育所の完全給食のための食器などの購入経費、災害時の段ボールベッド等の購入や医療通訳士登録派遣事業費など、必要な予算もありますが、市民の理解を得られない予算も計上されており、賛成できません。  初めに、債務負担行為補正に上がっている公立保育所民営化事業費です。
     これまでも公立保育所の民営化については、行うべきではないと反対をしてきました。今回の債務負担は、渚保育所と渚西保育所を廃止し、統合して民間園を建てるための土地を枚方市が購入するためのものです。今回の民営化では、待機児童の解消のための定員増も20人と少なく、10月からの保育料無償化で増えてくると予想される保育ニーズに対応できません。にもかかわらず、土地の購入約2億3,250万円のほかに、整備費補助がさらに1億3,000万円かかり、さらに土地購入後の造成に係る費用についても、負担の可能性があります。民営化するために枚方市が土地を買ってまで行う必要があるのか。民営化ありきでのこうした手法について、市民理解が得られるとは思えません。  次に、人事給与・出退勤システム経費、債務負担行為補正と合わせて5,400万円の経費です。職員の長時間労働の縮減を推進するための取り組みの一つで、パソコンをシャットダウンするシステムへの経費です。職員の意識向上を進めるためにも有効ということですが、仕事量が増えていけば、幾ら意識を高めても時間外を減らすことはできません。  国のさまざまな施策への対応に加えて、枚方市でも新たな施策を進めていこうとしています。今やらなければいけないことは、業務量に応じた適正な人員の配置です。担当課によっては、職員を増やすことが必要なのではないでしょうか。本来やるべきことをやってから検討するべきです。  以上の点から、本議案には反対と申し上げ、討論といたします。 249 ◯前田富枝議長 これをもって討論を終結します。 250 ◯前田富枝議長 これから、議案第37号を起立により採決します。  本件は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) 251 ◯前田富枝議長 起立多数です。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 252 ◯前田富枝議長 日程第23、議案第38号「令和元年度大阪府枚方市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」、日程第24、議案第39号「令和元年度大阪府枚方市自動車駐車場特別会計補正予算(第2号)」、日程第25、議案第40号「令和元年度大阪府枚方市財産区特別会計補正予算(第1号)」、日程第26、議案第41号「令和元年度大阪府枚方市介護保険特別会計補正予算(第2号)」日程第27、議案第42号「令和元年度大阪府枚方市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」、日程第28、議案第43号「令和元年度大阪府枚方市母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計補正予算(第2号)」、日程第29、議案第44号「令和元年度大阪府枚方市水道事業会計補正予算(第1号)」、日程第30、議案第45号「令和元年度大阪府枚方市病院事業会計補正予算(第1号)」及び日程第31、議案第46号「令和元年度大阪府枚方市下水道事業会計補正予算(第2号)」を一括議題とします。 253 ◯前田富枝議長 理事者から順次提案理由の説明を求めます。  まず、議案第38号及び議案第42号について、山崎健康部長。 254 ◯山崎 宏健康部長 ただいま一括上程いただきました議案のうち、まず、議案第38号 令和元年度大阪府枚方市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の201ページをお開きください。  第1条歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算それぞれに1億1,273万4,000円を追加し、補正後の総額を426億2,973万4,000円と定めるものでございます。  歳入歳出補正予算の主な内容につきましては、議案書204ページからの歳入歳出補正予算事項別明細書により御説明申し上げます。  まず、歳入の第2款府支出金につきましては、人件費の減額及び所要の財源調整に伴い、保険給付費等交付金を260万3,000円減額するものでございます。  次に、第3款繰入金につきましては、人件費補正等に伴う財源調整のため、1,976万7,000円を減額するものでございます。  次に、第5款繰越金につきましては、平成30年度決算の収支が確定したことを踏まえ、前年度繰越金につきまして、1億3,510万4,000円を増額するものでございます。  続きまして、206ページをごらんください。  歳出の第1款総務費につきましては、人件費の調整分といたしまして、2,075万円を減額するものでございます。  次に、208ページをごらんください。  ページ下段の第4款保健事業費につきましても、同じく人件費の調整分といたしまして162万円を減額するものでございます。  次に、210ページをごらんください。  第8款予備費につきましては、平成30年度決算の収支が確定したことを踏まえ、1億3,510万4,000円を増額するものでございます。  なお、212ページから215ページに給与費明細書を添付しておりますので、あわせて御参照いただきますようお願いいたします。  続きまして、議案第42号 令和元年度大阪府枚方市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書の244ページをお開きください。  第1条歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算それぞれに5,657万5,000円を追加し、補正後の総額を65億7,257万5,000円と定めるものでございます。  次に、第2条債務負担行為につきましては、議案書247ページの第2表をごらんください。  内容といたしましては、後期高齢者医療電子計算システムに係るサーバー及び周辺機器賃借につきまして、今年度中に契約を締結する必要があるため、期間を令和元年度から令和6年度まで、限度額を1億94万円に設定するものでございます。  それでは、歳入歳出補正予算の主な内容につきまして、議案書248ページからの歳入歳出補正予算事項別明細書により御説明申し上げます。  まず、歳入の第2款繰入金につきましては、人件費補正に伴い、808万5,000円を増額するものでございます。  次に、第5款繰越金につきましては、平成30年度決算の収支が確定したことを踏まえ、前年度繰越金につきまして、4,849万円を増額するものでございます。  続きまして、250ページをごらんください。  歳出の第1款総務費につきましては、人件費の調整分といたしまして、808万5,000円を増額するものでございます。  次に、第2款後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、平成30年度決算の収支が確定したことを踏まえまして、大阪府後期高齢者医療広域連合負担金として4,849万円を増額するものでございます。  なお、254ページから257ページには給与費明細書を、258ページから259ページには債務負担行為に関する調書をそれぞれ添付しておりますので、あわせて御参照いただきますようお願いいたします。  以上、甚だ簡単な説明でございますが、議案第38号及び議案第42号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 255 ◯前田富枝議長 次に、議案第39号について、山下土木部長。 256 ◯山下 功土木部長 議案第39号 令和元年度大阪府枚方市自動車駐車場特別会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  議案書216ページをお開き願います。  第1条債務負担行為の補正でございます。  議案書217ページの第1表のとおり、岡東町自動車駐車場における満空検知・表示装置賃借料でございまして、具体的には、駐車場内を走行する車両を感知して、各階の満空状況を表示する装置や、車両の走行時や出庫時に点灯する警報灯などの装置一式の賃借料でございます。  これにつきまして、賃借期間の変更等の見直しに伴う金額変更のため、限度額を3,210万円から4,680万円に補正するものでございます。  なお、議案書218ページ及び219ページに債務負担行為に関する調書を添付しておりますので、あわせて御参照くださいますようお願い申し上げます。  以上、甚だ簡単な説明ではございますが、議案第39号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 257 ◯前田富枝議長 次に、議案第40号について、宮垣理事。 258 ◯宮垣純一理事兼財務部長 続きまして、議案第40号 令和元年度大阪府枚方市財産区特別会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書の221ページをごらんください。  第1条歳入歳出予算の補正では、歳入歳出それぞれ133万3,000円を追加し、補正後の総額を歳入歳出それぞれ8,833万3,000円と定めるものでございます。  次に、補正内容につきまして、事項別明細書により御説明いたします。  議案書の224ページをお開きください。  歳入では、第1款財産収入として、禁野財産区及び中振財産区の財産を処分することによる土地売払収入として、133万3,000円を増額するものでございます。  次に、226ページをお開きください。  歳出では、第1款総務費で、財産区財産の処分に伴う財産区基金積立金として、財産売払収入の8割相当分である106万6,000円を増額補正しております。  第2款繰出金につきましては、一般会計への繰出金として、財産売払収入の2割相当分である26万7,000円を増額しております。  以上、議案第40号の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 259 ◯前田富枝議長 次に、議案第41号について、横尾長寿社会部長。 260 ◯横尾佳子長寿社会部長 続きまして、議案第41号 令和元年度大阪府枚方市介護保険特別会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の228ページをお開き願います。  第1条歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出それぞれ1億449万2,000円を追加し、補正後の総額をそれぞれ346億2,549万2,000円と定めるものでございます。  第2条債務負担行為の補正につきましては、議案書231ページをお開きください。  第2表のとおり、介護用品支給事業委託につきまして、令和2年4月から事業を行う必要があるため、限度額を5,303万1,000円と設定するものでございます。  それでは、事項別明細書によりまして、主な補正内容について、御説明いたします。  232ページをお開きください。  まず、歳入でございますが、第2款支払基金交付金のうち、介護給付費交付金につきましては、平成30年度介護給付費決算額の確定に伴い、平成30年度概算交付の不足分3,515万円を増額するものでございます。  第6款繰入金につきまして、人事異動に伴う人件費分983万5,000円の減額とするものでございます。  第8款繰越金につきましては、平成30年度決算額の確定に伴い、前年度繰越金を7,917万7,000円増額するものでございます。  次に、歳出につきましては、234ページをお開きください。  第1款総務費につきましては、人事異動に伴い人件費を983万5,000円減額するものでございます。  第5款諸支出金につきましては、平成30年度介護給付費及び地域支援事業費の決算額確定に伴い、国・府等への償還金を1,068万2,000円増額するものでございます。  次ページにまいりまして、第6款基金積立金につきましては、平成30年度決算額の確定に伴い、歳入の前年度繰越金のうち、償還金に充当する額を除いた残額を介護給付費準備基金に積み立てるため、1億364万5,000円を増額するものでございます。  なお、238ページ以降に給与費明細書及び債務負担行為調書を添付しておりますので、あわせて御参照いただきますようお願いいたします。  以上、甚だ簡単ではございますが、議案第41号 令和元年度大阪府枚方市介護保険特別会計補正予算(第2号)の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 261 ◯前田富枝議長 次に、議案第43号について、杉浦子ども青少年部長。 262 ◯杉浦雅彦子ども青少年部長 続きまして、議案第43号 令和元年度大阪府枚方市母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書260ページをお開き願います。  第1条歳入予算の補正でございますが、歳入予算の補正の款項の区分及び該当区分ごとの金額並びに補正後の歳入予算の金額は、261ページの第1表、歳入予算補正のとおり、諸収入及び繰越金それぞれの区分に90万7,000円を増額及び減額し、補正後の歳入合計を最下段のとおり7,775万3,000円と定めるものでございます。  主な補正内容につきましては、262ページからの歳入補正予算事項別明細書により御説明いたします。  歳入でございますが、第2款諸収入につきましては、貸付金元利収入を90万7,000円増額するものでございます。  第3款繰越金につきましては、前年度繰越金を90万7,000円減額するものでございます。  以上、簡単ではございますが、議案第43号の提案理由とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 263 ◯前田富枝議長 次に、議案第44号及び議案第46号について、木村上下水道経営部長。 264 ◯木村 聡上下水道局上下水道経営部長 続きまして、議案第44号 令和元年度大阪府枚方市水道事業会計補正予算(第1号)及び議案第46号 令和元年度大阪府枚方市下水道事業会計補正予算(第2号)につきまして、順次提案理由の御説明を申し上げます。  まず、議案第44号につきまして、恐れ入りますが、議案書の265ページをお開き願います。  第2条収益的収入及び支出でございますが、収入では、一般会計からの補助金等の実績額が確定したことに伴い、第1款水道事業収益の第1項営業収益を173万2,000円増額し、第2項営業外収益を515万6,000円減額するものでございます。  支出では、人事異動に伴う人件費等につきまして、第1款水道事業費用の第1項営業費用を640万2,000円増額し、第2項営業外費用を1万3,000円減額するものでございます。  次に、266ページの第1款資本的支出の第1項建設改良費では、人事異動に伴う人件費のほか、事業の工事手法や工期の変更などにより2億868万8,000円、第3項固定資産購入費では、車両購入時期の変更により1,000万円それぞれ減額するものでございます。  次に、第4条継続費でございますが、中宮浄水場更新事業につきまして、実施時期の変更に伴い、期間及び年割額を変更するものでございます。  次に、第5条議会の議決を経なければ流用することのできない経費では、職員給与費を732万7,000円減額するものでございます。  次に、第6条他会計からの補助金では、一般会計からの補助金等の実績額の確定に伴い、補助を受ける金額を1億648万5,000円に改めるものでございます。  なお、267ページ以降に補正予算説明書等を添付しておりますので、あわせて御参照いただきますようお願い申し上げます。  続きまして、議案第46号につきまして、恐れ入りますが、議案書の299ページをお開き願います。  第2条収益的支出でございますが、人事異動に伴う人件費等につきまして、第1款下水道事業費用の第1項営業費用を3,992万5,000円増額し、第2項営業外費用を2万円減額するものでございます。  次に、第3条資本的支出でございますが、人事異動に伴う人件費のほか、車両購入の債務負担への組みかえにより、第1款資本的支出の第1項整備事業費を2,768万9,000円減額、第2項建設改良事業費を1,928万9,000円増額、第4項固定資産購入費を880万円減額するものでございます。  次に、300ページの第4条債務負担行為でございますが、複数年で契約を行う北部別館清掃委託など、合わせて2件を設定するものでございます。  次に、第5条議会の議決を経なければ流用することのできない経費は、職員給与費を3,133万8,000円増額するものでございます。
     なお、301ページ以降に補正予算説明書等を添付しておりますので、あわせて御参照いただきますようお願い申し上げます。  以上、議案第44号及び議案第46号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 265 ◯前田富枝議長 次に、議案第45号について、岡市市立ひらかた病院事務局長。 266 ◯岡市世紀市立ひらかた病院事務局長 続きまして、議案第45号 令和元年度大阪府枚方市病院事業会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の286ページをお開き願います。  第2条で収益的支出の補正といたしまして、人事異動に伴う人件費等、第1款病院事業費用を1億1,453万6,000円増額するものでございます。  第3条では、資本的収入の補正といたしまして、寄附金を受けたことにより、第1款資本的収入を200万円増額するものでございます。  これにより、資本的収支の不足額につきましては、第3条本文に記載のとおり、予算第4条本文括弧書きを改めております。  次に、287ページをお開き願います。  第4条債務負担行為でございますが、患者給食調理業務委託など、年度内に契約締結を行う必要があるもの2件につきまして、それぞれ期間及び限度額を設定するものでございます。  次に、議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして、給与費の補正予定額を増額するものでございます。  なお、主な内容につきまして、288ページから291ページに補正予算説明書を、292ページ以降に給与費明細書等を添付しておりますので、あわせて御参照いただきますようお願い申し上げます。  以上、議案第45号の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 267 ◯前田富枝議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 268 ◯前田富枝議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第38号から議案第46号までについては、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 269 ◯前田富枝議長 御異議なしと認めます。  よって、本9件については、委員会の付託を省略することに決しました。 270 ◯前田富枝議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 271 ◯前田富枝議長 これから議案第38号から議案第46号までの9件を一括して採決します。  本9件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 272 ◯前田富枝議長 御異議なしと認めます。  よって本9件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 273 ◯前田富枝議長 お諮りします。  議事の都合により、あす10月10日から10月17日までのうち、市の休日を除く5日間を休会としたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 274 ◯前田富枝議長 御異議なしと認めます。  よって、10月10日から10月17日までのうち、市の休日を除く5日間を休会とすることに決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 275 ◯前田富枝議長 以上で、本日の日程は全部終了しました。  本日はこれにて散会します。     (午後2時33分 散会) 発言が指定されていません。 Copyright © Hirakata City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...