枚方市議会 2016-03-05
平成28年3月定例月議会(第5日) 本文
以上、専決第6号の報告とさせていただきます。
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◯大森由紀子議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。
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◯大森由紀子議長 以上をもって、報告第22号の聴取を終結します。
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◯大森由紀子議長 日程第2、議案第109号「市長の給与に関する特別措置条例の制定について」を議題とします。
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◯大森由紀子議長 理事者から提案理由の説明を求めます。奥総務部長。
11 ◯奥
誠二総務部長 ただいま上程されました議案第109号 市長の給与に関する特別措置条例の制定について、提案理由の御説明を申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の152ページをお開きください。
本条例は、現市長の任期中の給与につきましてその2割を減額するとともに、現任期の退職手当を不支給とするため、新たに制定するものでございます。
恐れ入りますが、議案書の153ページをごらんください。
第1条は、この条例の趣旨を規定するものでございます。
第2条は、特別措置として、市長の給料月額を現行の102万3,000円から2割を減額し、81万8,400円とするものでございます。なお、これにより、地域手当につきましても同様に減額措置されることとなります。
第3条は、期末手当につきましては特別措置を講じないとするものでございます。
第4条は、退職手当を支給しないとするものでございます。
附則でございますが、第1項はこの条例の施行日を公布の日が属する月の翌月の初日と定めるものでございます。
第2項は、このたびの給与の2割を減額する特別措置が現市長の就任日である平成27年9月23日から適用されたものとなるよう、施行日から2カ月間における給与の支払い方法について定めるものでございます。
第3項は、この条例を現市長に限って適用させるための規定でございます。
以上、議案第109号の提案理由の御説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。
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◯大森由紀子議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。大塚議員。
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◯大塚光央議員 ただいま上程されました議案第109号 市長の給与に関する特別措置条例の制定について、質問させていただきます。
今回の措置条例は市長が選挙公約にも掲げられていたものですが、自身の給与を何割減額するかというのは、別に市長が5割と言うならば5割でも構わないと、いわば言い値のようなものであると思っています。そこに確固たる根拠というものが存在しないのではないかとも思います。
そこで、まず、今回の2割という割合はどういったお考えのもとで上程されているのか、お尋ねいたします。
14 ◯伏見 隆市長 私自身の給与カットにつきましては、少子・高齢化とそれに伴う人口減少の進展により、今後、より厳しさを増すことが予想される本市の財政状況の中で市政改革を推進するために、市長として率先して身を切る姿勢をお示しすることが必要との判断に基づき行うものであります。
この2割という割合につきましては、こうした私自身の覚悟をお示しするため、適切な割合として私が判断したものであります。
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◯大塚光央議員 減額をされる2割という割合については、市長としての覚悟から判断をされたとのことですが、そもそも市長は選挙公約において、現在の市長の給与は市民感覚からすれば大変高額な状況であるとした上で、2割の減額を掲げられていたのではないかと思います。であるなら、まずは特別職報酬等審議会等に現在の市長の給与が果たして高額なものか意見を聞くべきだったと思います。なぜ、市民感覚から高額であると言っていた市長の給料額について、特別職報酬等審議会に諮問することなく議会に上程されたのか、その理由をお聞かせください。
16 ◯伏見 隆市長 今回の市長の給与減額措置はみずからの姿勢をお示しするために実施するもので、特別職報酬等審議会には、今回のような政治姿勢による判断についてではなく、条例で規定する本来の額について諮問するものと考えております。
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◯大塚光央議員 3回目ですので、質問と意見をまとめて述べさせていただきたいと思います。
今、あくまでも自分の意思、判断による給与の減額とのことですが、2割の減額は覚悟を示すための適切な割合、現時点での条例規定額1,917万5,112円は妥当な金額だと、しかしながら、政治姿勢の判断であるため、報酬等審議会への答申もしなかったと私は理解しました。
この給与減額は、市長が選挙で公約された、いわば政治家としての有権者へのアピールといった側面があることは否定できないと思います。そうした側面を持つ給与の減額を、行政改革の名のもとに、市民に応分の負担を求めるきっかけにしたり、また、副市長など他の特別職や市民サービスの最前線で勤務している一般職員の給与に影響を与えることがあってはなりません。特に一般職の職員については、先日の市政運営方針においても、職員のやる気が高まるようなめり張りのある職員の人事・給与制度の充実に、地方公務員法の趣旨を踏まえ取り組むとされています。
そこで、改めて確認をさせていただきますが、今回の市長の御自身の給与減額について、現在においても他へ波及させるようなお考えがないのかどうか、お聞かせください。
さらに、最後に意見を述べて、質問を終わります。
まず、市長の市民感覚についての認識には、大いに疑問があります。先般も申し述べましたが、特別顧問の高額な報酬などは、市民感覚とすれば到底受け入れられるものではありません。しかしながら、市長の判断で雇用されています。
今回の市長の報酬に関しては、市民感覚として高額な報酬だという、だから2割減額するとの選挙公約から始まったものであると私は認識しております。しかしながら、市政改革を推進するために、市長として率先して身を切る姿勢を示すことが必要との判断に基づき判断をされたという御回答でございます。そこには論理的な整合性はありません。
いずれにしても、市長の覚悟は、今回、議会に条例として上程され、可決されれば、公に示されたことになります。だからこれからは御自身でみずから率先して身を切る姿勢を示したと宣伝しないほうがよいと思います。でないと、人として、また、政治家として値打ちが下がるのじゃないかと思います。市民の多くが、本当に政治的なパフォーマンスじゃなかったんだと、市長の覚悟が前面に出て、行政改造に取り組まれる、そういったことで多くの実績を残されるように期待をし、質問を終わります。
18 ◯伏見 隆市長 市長の給与につきましては、現在、条例で制定されている額につきましては、必ずしも妥当と申し上げているわけではございませんが、私自身の給与の減額は、あくまで首長としての覚悟をお示しするために行うものでありまして、今回の給与減額に連動して、他の特別職や一般職の職員給与にも反映させるといった考えはございません。
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◯手塚隆寛議員 私も、市長の給与に関する特別措置条例の制定について、質問させていただきます。
この条例では、市長御自身の給与を2割カットするとともに、退職手当をゼロにされるということですが、期末手当については減額措置を講じないということです。条例の規定では、地域手当や期末手当は給料月額を算定基礎として計上されると思われますが、なぜ、今回の措置による2割減後の給料月額を地域手当の算定のみに適用し、期末手当には適用しないのか、お伺いしたいと思います。
20 ◯伏見 隆市長 今回の給与減額措置につきましては、今後の市政運営を担う上での私自身の覚悟をお示しするものとして、今回提案した給料の減額と退職手当の不支給が適切なものであると判断したものでございます。
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◯手塚隆寛議員 先ほどからずっと適切と言われる。適切かどうかというのは置いておきますが、余り、この中身でどうやこうやとやり合いしても仕方ないと思いますが、私のほうからちょっと意見を述べさせてもらいたいと思っています。
給与カットといいますと、期末手当も当然対象になる、普通の常識ではそういうふうに思われると思うのですが、私自身もこの条例案を見るまでは、当然2割カットというのは期末手当も含んでいるんだろうなと思っていたのですが。そして私がこういうことで、ほかの市民の方にこんなことやでとお話をすると、みんなびっくりされるんですよね。やはり、なぜ対象にしないのか理解できないという、ちょっと常識と違うんじゃないか、こういう形で言われる方がたくさんおられました。
そういう意味で、非常に、今回の2割カットというのは、ある意味では市長の意気はわかるんですが、2割カットの内容が非常にわかりにくいということになるのではないかと私は危惧しています。だから、市民の理解も得にくいという中で、今回出された条例案で、変えるということは難しいと思いますが、せっかく2割カットされたんですから、市民の皆さんにわかりやすくするために、今後、期末手当も対象にするようにぜひ検討していただけたらと、私の意見として申し上げておきます。以上です。
22 ◯千葉清司議員 何か緊張してますので、伏見市長、ちょっと肩の力を抜いてやってください。私はやわらかく質問しますので、よろしくお願い申し上げます。
ただいま上程されました議案第109号 市長の給与に関する特別措置条例の制定について、御質問させていただきます。
言うまでもなく、今、40万人のまちですから、市会議員が32名、平均しますと1万2,500人の代表です。そういう視点で、やはりどうしても私は発言せざるを得ないということで、御理解をいただきたいと思います。
今回の市長の給与減額は、選挙の公約に掲げられたものでありまして、確かに、選挙の際のパフォーマンスとして有権者の受けはよいかもしれませんけれども、こういったことを前面に押し出すような選挙は私はあんまり好きじゃないです。昨今の風潮では、そのような状況もなきにしもあらずでありますけれど、私自身は余り好みません。
今回の給与カットは、市長が言うところのみずから身を切る改革であると思われますけれども、身を切るというのは、私は、政治手法としては余り前向きではなく、率直に考えますと後ろ向きではないかと、こう思っています。そのようなカットをすることなどなく、市長は40万都市のボスとして、堂々と、本来の給与を受け取り、その給与に見合っただけの仕事をすればいいんじゃないですか。結果的に、本市に利益がもたらされるような施策は、例えば、100年も続いた菊人形の再構築とか、地場産業の酒とかそうめんなんかもほとんどなくなりました。
そういうものを呼び起こして財源確保に結びつけてくるような、そういう積極的な施策を講じて、枚方をもっと元気づけるようなトップであってほしいと、私はこのように思いますので、こうしたことから、私は、このようなパフォーマンス的な手法を行政運営に持ち込むべきではないと。今回の条例制定に際し、私が申し上げましたような視点から、市長はどのように受けとめられているのか、改めて市長のお考えをただしておきたいと思います。
23 ◯伏見 隆市長 今回の給与減額措置は、私が市政改革を推進するために、市長として率先して身を切る姿勢とともに、市政運営にかける覚悟をお示しするものであります。こうした強い思いのもと、徹底した市政改革を行いつつ、さまざまな手法で財源を創出し、豊かで誇りある枚方の実現に向け、取り組みを着実に進めてまいります。
24 ◯千葉清司議員 今、市長から熱い決意をいただきました。私も理解はできます。
そこで、要望、意見を添えておきますけれども、御案内のとおり、枚方市は40万人のまちで、地下鉄もない、橋もない、ホテルもない、高速道路もない。インフラ、基盤整備が大変遅れているんです。私は、あんまりパフォーマンスのほうにエネルギーをとられないで、こういう方向にリーダーシップを発揮してほしい。これが1点。
それから、2つ目は、これからやはり都市間競争に勝っていかないといけないわけですから、お金がないとやっぱりだめなんです。同時に、転入者が枚方に、若い人たちを中心にどんどん枚方に集まってもらわなきゃいけないと。そのためには、先人が残した文化遺産が市の指定、府の指定、国の指定を含めまして70ぐらいあると思うんですよ、この遺産を観光資源に創出して外貨を稼いでいくという、そういう施策を市長がやるべきだと思うんです。私はずっとそのことを訴えてきましたけども、歴代の市長さんは余り耳をかしてくれませんでした。しかし、このことをやらないと、都市間競争に打ち勝っていけないと私は思うんですよ。せっかくある遺産を財源確保に生かしていくということですから、当たり前の話です。2つ目にはそういうことでお願いをしておきたい。
最後に、やっぱり本当の力をつけなければ、私は枚方市は生きていけないと思うんですよ。表面だけじゃだめです。ですから、もう議会も理事者も一緒くたになって、何が足りないのか、その足りない部分をどう補っていくのか、そういう精査から私はまずスタートを切ってほしい。それが伏見市長の最大の、今与えられている仕事じゃないかと私は思いますので、そのことを申し添えて、この項についての質問を終わります。ありがとうございました。
25
◯大森由紀子議長 これをもって質疑を終結します。
26
◯大森由紀子議長 お諮りします。
ただいま議題となっています議案第109号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
27
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。
28
◯大森由紀子議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。
29
◯大森由紀子議長 これから議案第109号を採決します。
本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
30
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって本件は、原案のとおり可決されました。
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31
◯大森由紀子議長 日程第3、議案第110号「東部大阪都市計画茄子作南地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について」を議題とします。
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◯大森由紀子議長 理事者から提案理由の説明を求めます。戸野谷都市整備部長。
33 ◯戸野谷伸夫都市整備部長 ただいま上程いただきました議案第110号 東部大阪都市計画茄子作南地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について、提案理由の御説明を申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の154ページをお開き願います。
本議案に係る対象区域は、第二京阪道路の交通利便性を生かした利用環境を形成するため、現在大阪府が都市計画手続を進めております区域区分の変更にあわせ、土地区画整理事業及び地区計画の都市計画決定を行う区域でございます。
今回、この都市計画決定にあわせ、建築物の制限に関する条例を制定することにつきまして、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。
それでは、条例の内容につきまして、御説明申し上げます。
議案書155ページをごらん願います。
まず、第1条は、本地区計画区域内における建築物に関する制限を定めることにより、適正な都市機能と健全な都市環境を確保することを目的と定めております。
第2条は用語の定義を、第3条は適用区域をそれぞれ定めております。
第4条の建築物の用途の制限につきましては、用途地域が準工業地域で建築できる建築物のうち、ホテルや住宅等を規制するものでございます。
第5条は建築物の敷地が地区計画の区域の内外にわたる場合の措置を、第6条は公益上必要な建築物等の特例を、それぞれ定めるものでございます。
次に、156ページに参りまして、第7条及び第8条は罰則規定を、第9条では委任規定を、それぞれ定めております。
附則でございますが、本条例は、茄子作南地区地区計画に係る都市計画法第20条第1項の規定に基づく都市計画決定告示の日から施行するものでございます。
以上、甚だ簡単ではございますが、議案第110号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。
34
◯大森由紀子議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。
35
◯大森由紀子議長 お諮りします。
ただいま議題となっています議案第110号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
36
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。
37
◯大森由紀子議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。
38
◯大森由紀子議長 これから議案第110号を採決します。
本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
39
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって本件は、原案のとおり可決されました。
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40
◯大森由紀子議長 日程第4、議案第111号「枚方市スポーツ推進審議会条例の制定について」を議題とします。
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◯大森由紀子議長 理事者から提案理由の説明を求めます。中路社会教育部長。
42 ◯中路 清教育委員会事務局社会教育部長 ただいま上程いただきました議案第111号 枚方市スポーツ推進審議会条例の制定についての提案理由を御説明いたします。
恐れ入りますが、議案書の157ページをお開きください。
本件は、枚方市スポーツ推進審議会条例を制定するにつき、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
提案理由でございますが、スポーツ基本法の規定に基づき、本市の実情に即したスポーツ推進計画並びにその他スポーツの推進に関する重要事項を調査、審議するため、教育委員会の附属機関として、枚方市スポーツ推進審議会を設置するものでございます。
それでは、主な内容につきまして、御説明申し上げます。
議案書158ページをお開きください。
第1条は、審議会の設置についての規定でございます。
第2条では、審議会の担任事務について、教育委員会の諮問に応じて、本市のスポーツ推進計画の策定及び推進に関すること、その他スポーツの推進に関する重要事項について調査、審議すると規定するものでございます。
第3条第1項では、審議会を委員12人以内で組織すること、第2項では、委員の構成として、学識経験を有する者、市民団体または関係団体を代表する者、公募による市民と規定し、このうちから教育委員会が委嘱するものと規定するものでございます。
第4条では、委員の委嘱期間や補欠の委員、委員の再委嘱について、第5条では、必要があるときには臨時委員を委嘱できること、第6条では、審議会の会長及び副会長について、第7条では、審議会の会議の招集や議事について規定するものでございます。
159ページをごらんください。
第8条では、審議会の会議は原則公開であることや会議録の作成について、第9条では、必要があるときには審議会に部会を置くことができること、第10条では、必要があるときには関係者に資料の提供や説明等の協力を求めることができること、第11条では、委員の守秘義務について規定するものでございます。
また、第12条において、この条例に定めるもののほか、審議会の組織や運営に関して必要な事項については、教育委員会が別に定めると規定するものでございます。
附則でございますが、本条例の施行日を平成28年4月1日とするものでございます。
同日以降に委員の委嘱等を行い、スポーツ推進計画策定に係る審議会を開催し、平成28年度中に計画を策定する予定でございます。
以上、甚だ簡単な説明ではございますが、議案第111号 枚方市スポーツ推進審議会条例の制定についての提案理由とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。
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◯大森由紀子議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。千葉議員。
44 ◯千葉清司議員 ただいま上程されました議案第111号 枚方市スポーツ推進審議会条例の制定について、お伺いいたします。
まず、社会の高齢化が進む中、健康で元気に暮らすためには、子どものころから運動する習慣をつけることが非常に大切だということが言われて久しいわけであります。今回設置するその目的は何なのかについて、まずお尋ねいたします。
また、審議会委員でありますけれども、これまでの審議会では、学識経験者、市民団体または関係団体の代表者に、複数の審議会の委員を兼任されている方が多く見受けられます。スポーツ人口減少が進んでいる中、特にグラウンド・ゴルフのように競技人口が増えているスポーツ分野など、高齢者の視点を取り入れることが非常に重要ではないかと考えております。
したがいまして、委員になる方については、委員自身も活動されているスポーツの現場に近い方になっていただきたいと思いますが。以上、この2点について、見解を求めたいと思います。
45 ◯中路 清教育委員会事務局社会教育部長 スポーツ推進計画は、子どもから高齢者までが、安全に身近でスポーツやレクリエーション並びに健康・体力づくりに親しめる環境づくりを総合的かつ計画的に推進するために策定するもので、競技スポーツや子どもたちのスポーツとともに、健康スポーツの充実を進めるために策定するものでございます。
次に、審議会の委員でございますが、学識経験者はスポーツマネジメントや地域スポーツの専門家を、また、市民団体や関係団体を代表する者については、各種スポーツに取り組まれている団体の方や高齢者、障害者の分野から参画していただく予定でございます。
46 ◯千葉清司議員 御答弁ありがとうございます。
要望と意見を添えておきたいと思いますけれども、ただいま御答弁いただきましたように、スポーツは市民の健康的な心身を構築するため、今回の条例制定であると理解するものであります。したがいまして、特に高齢者の医療費の削減につながると思いますし、結果的には市の財政に大きく貢献するものと確信するものです。
そういう狙いがあるわけでありますので、どうか、条例を制定して条例を安眠枕にしてやすやすと眠らないように、実効性のある条例になるように、日々、御努力いただきたいことを申し添えて、質問を終わります。
47
◯大森由紀子議長 これをもって質疑を終結します。
48
◯大森由紀子議長 お諮りします。
ただいま議題となっています議案第111号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
49
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。
50
◯大森由紀子議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。
51
◯大森由紀子議長 これから議案第111号を採決します。
本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
52
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって本件は、原案のとおり可決されました。
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53
◯大森由紀子議長 日程第5、議案第112号「枚方市上下水道事業経営審議会条例の制定について」を議題とします。
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54
◯大森由紀子議長 理事者から提案理由の説明を求めます。島田水道部長。
55 ◯島田雅彦上下水道局水道部長 ただいま上程いただきました議案第112号 枚方市上下水道事業経営審議会条例の制定について、提案理由の御説明を申し上げます。
恐れ入りますが、議案書160ページをお開き願います。
本件につきましては、枚方市上下水道事業経営審議会条例を制定することにつきまして、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。
この審議会は、上下水道事業に関する将来計画や料金体系のあり方などの重要な課題について、外部の客観的な視点で調査、審議し、答申をいただくため設置するものでございます。
それでは、条例の内容につきまして、順次御説明申し上げます。
議案書161ページをごらんください。
まず、第1条は、審議会の設置について定めております。
次に、第2条では、審議会の担任事務について定めております。審議会は、管理者の諮問に応じ、(1)上下水道事業の経営上の重要な課題に関する事項、(2)上下水道事業の経営及び事業の計画に関する事項、(3)上下水道事業の経営及び事業の評価に関する事項などについて、調査、審議するものでございます。
第3条は、第1項で委員の定数を11人以内とし、第2項では委員の構成を定めております。
第4条は、委員の委嘱期間を2年と規定しております。
第5条は臨時委員について、第6条は会長及び副会長について、それぞれ規定しております。
162ページをお開き願います。
第7条は会議について、第8条は会議の公開、非公開の取り扱いなどについて、第9条は部会について、第10条は関係者に対する協力要請について、第11条は委員の守秘義務について、第12条は委任について定めております。
最後に、附則でございますが、本条例の施行日は平成28年4月1日としております。
以上、甚だ簡単ではございますが、議案第112号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。
56
◯大森由紀子議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。
57
◯大森由紀子議長 お諮りします。
ただいま議題となっています議案第112号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
58
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。
59
◯大森由紀子議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。
60
◯大森由紀子議長 これから議案第112号を採決します。
本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
61
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって本件は、原案のとおり可決されました。
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62
◯大森由紀子議長 日程第6、議案第113号「枚方市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について」を議題とします。
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63
◯大森由紀子議長 理事者から提案理由の説明を求めます。北村財務部長。
64 ◯北村昌彦財務部長 ただいま上程いただきました議案第113号 枚方市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の163ページをお開きください。
今回の条例改正は、行政不服審査法の改正に伴い、地方税法が一部見直されたことを受け本条例の一部改正を行うもので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。
それでは、議案書165ページ以降の参考資料、新旧対照表に基づきまして、主な改正内容を御説明させていただきます。
議案書の165ページをごらんください。
今回の改正は、行政不服審査法の改正により新たに規定が置かれたものにつき、地方税法においてこれを準用することとされたものについて、条例に規定を置く理由がなくなったためこれらを削除し、または同法の改正に伴う条例の文言整理のほか、所要の規定整備を行うものでございます。
まず、第5条第2項については、審査申出書の記載事項について、行政不服審査法において規定が置かれたため、同項の文言整理を行うとともに、各号を削除するものでございます。第3項についても同様に、該当部分を削除しております。
次の第7条の弁明書に関する書面審理について、166ページになりますが、第2項のただし書きが行政不服審査法において削除され、また、第3項は同法に新たに規定が置かれたため、それぞれ削除するものでございます。
次に、第9条は、口頭審理に係る調書の記載事項について、審査申出書など他の書面に合わせて同一の記載内容とするものでございます。
次に、167ページの第12条第1項は、決定書作成の規定について、行政不服審査法において規定が置かれたため、これを削除するものでございます。
次の第15条は、手数料の減免に関し、本市の該当条例を準用する規定を新たに置くものでございます。
恐れ入りますが、164ページにお戻りください。
附則第1項をごらんください。この条例は、平成28年4月1日から施行するものでございます。
附則第2項では、その経過措置を定めております。
以上、議案第113号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。
65
◯大森由紀子議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。
66
◯大森由紀子議長 お諮りします。
ただいま議題となっています議案第113号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
67
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。
68
◯大森由紀子議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。
69
◯大森由紀子議長 これから議案第113号を採決します。
本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
70
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって本件は、原案のとおり可決されました。
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71
◯大森由紀子議長 日程第7、議案第114号「枚方市事務分掌条例の一部改正について」を議題とします。
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◯大森由紀子議長 理事者から提案理由の説明を求めます。木村行政改革部長。
73 ◯木村 聡行政改革部長 ただいま上程されました議案第114号 枚方市事務分掌条例の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。
恐れ入りますが、議案書168ページをお開きください。
本件につきましては、本年4月に予定しております機構改革に関しまして、市長事務部局の組織及びその事務分掌を変更するため、枚方市事務分掌条例の一部を改正することにつきまして、地方自治法第96条第1項第1号の規定に基づき議会の議決をお願いするものでございます。
それでは、条例改正の主な内容につきまして、171ページ以降の新旧対照表に基づき御説明申し上げます。
まず、条例の第1条の室及び部の設置についてでございますが、現行の行政改革部及び政策企画部につきましては、市政の総合推進機能の強化を図るため総合政策部に改編するとともに、市政の企画・総合調整機能と秘書機能等を区分し、市長公室を設置するものでございます。
次に、地域振興部につきましては、産業文化部に名称変更いたします。
次に、環境保全部及び環境事業部につきましては、環境施策・事業の一元化により効率的、効果的な業務執行を図るため、統合し環境部に改編するものでございます。
次に、公共施設部につきましては、現在所管している事務分掌を都市整備部に移管するなどにより廃止するものでございます。
次に、第2条の室及び部の分掌する事務についてでございます。
まず、市長公室でございますが、政策企画部の事務分掌から秘書に関すること、次ページに参りまして、市民相談及び広報に関すること、平和施策及び人権に関すること、男女共同参画に関することを移管するものでございます。
次に、総合政策部につきましては、政策企画部の事務分掌を一部移管するとともに、行政改革部の事務分掌である行政改革の推進に関すること、行政組織に関すること、事務事業の見直しの総括に関すること、地方分権の推進に関することを移管するものでございます。
次に、健康部と福祉部につきましては、健康・医療保健分野との連携により、高齢者施策の推進を図るため、福祉部の事務分掌から介護保険に関すること、高齢者福祉に関することを健康部に移管するものでございます。
次に、環境部につきましては、次ページにかけまして、環境保全部及び環境事業部の事務分掌を統合するものでございます。
次に、都市整備部につきましては、公共施設部の事務分掌である市有建築物の整備に関することを移管するものでございます。
第4条及び第5条につきましては、所要の文言整理を行うものです。
恐れ入りますが、170ページにお戻りください。
附則でございますが、本改正条例は本年4月1日に施行する予定としております。
以上、簡単な説明ではございますが、議案第114号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。
74
◯大森由紀子議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。野口議員。
75 ◯野口光男議員 ただいま上程されました議案第114号 枚方市事務分掌条例の一部改正について、伺います。
今回の機構改革で公共施設部がなくなり、教育施設の維持管理は教育委員会に移管されることになりますが、これは私も代表質問で求めていたことで合理的だとは思いますが、都市整備部に市有建築物の整備に関することが移管されるわけです。現在建設中の総合文化施設建設や市庁舎の整備事業など大きなプロジェクトがあり、その後の市有財産の公共施設更新や、また、この間の市有施設の一元管理と説明していた公共施設部の役割というものが終わったのかどうか、お伺いしたいと思います。
次に、地域振興部から産業文化部に名前を変える目的をお伺いいたします。
3つ目ですが、環境事業部と環境保全部を統合して環境部にするということです。
環境保全部についてですが、産業廃棄物の管理監督や、河川、山林の環境保全や、住環境を守り地球温暖化対策を進める従来の業務に加えて、新年度から新たに空き家・空き地対策について取り組むことにもなります。また、環境事業部は、廃棄物を収集し処理するだけではなく、減量するという重要な役割と、穂谷川・東部清掃工場、淀川衛生工場の3つの管理運営をする上に、新たな清掃工場を、京田辺市と合同ではありますが建設することになります。このような環境保全部と環境事業部は事業量と役割を考えても単独の部としてやるべきではないのか、お伺いいたします。
76 ◯木村 聡行政改革部長 まず、公共施設部につきましては、市有建築物や学校施設の整備について、市長と教育委員会のそれぞれの責任と権限のもと、事務執行を図る体制を整備することに伴い、組織規模の観点も踏まえ、その位置づけを見直すものです。総合文化施設等の市有建築物の整備に係る必要な機能は都市整備部に移管し、着実に取り組みを進めていく考えです。
次に、産業文化部につきましては、産業振興基本条例に基づく産業振興の推進体制を明確化する趣旨から変更を行うものです。
次に、環境保全部と環境事業部につきましては、環境施策事業の一元化により、より効率的、効果的な業務執行体制の構築を図るため統合し、環境部とするものです。あわせて、両部の関連業務の再編を図ることなどにより、スリムでより機能的な組織とすることにしており、こうした体制整備のもと環境施策全般の着実な推進を図っていく考えです。
77 ◯野口光男議員 2回目の質問をさせていただきます。
産業文化部については、部内で所管する事務については地域振興部と変わらないということです。今回、産業振興基本条例の推進体制ということで、仄聞しているところによると、産業振興室をつくり、商工、観光、農業を統括するということですが、これについては理解できます。こうした産業振興と文化振興に特化した部として、生涯学習の分野については、文化振興と絡めた曖昧な位置づけとするのではなく、教育委員会に移管することのほうが合理的ではないでしょうか。見解をお伺いいたします。
環境部については、これまでの環境事業部と環境保全部が果たしてきた役割と、これからの枚方市の廃棄物行政と良好な環境を守り発展させる観点からも、それぞれの役割と責任を明確にして、これまでと同様の体制で進めるべきだと意見を申し上げておきます。
78 ◯木村 聡行政改革部長 文化振興、生涯学習につきましては、それぞれ関連性の高い総合文化施設や市民ギャラリー、御殿山生涯学習美術センターといった文化・生涯学習施設や事務事業をあわせて所管し、より効率的かつ機能的な推進を図っていくため、産業文化部において分掌することとしているものです。
79 ◯八尾善之議員 済みません。ただいま上程されました議案114号 枚方市事務分掌条例の一部改正について、質問させていただきます。
この組織や機構を改編することは、政策課題の解決を行うために必要であると考えているところでありますけれども、今回の機構改革案については、甚だ疑問に思うところがございます。この後に提案されます第5次枚方市総合計画におきましては、交通戦略が重要課題として随所に記載されております。また、さきの建設委員協議会では、都市計画マスタープランや立地適正化計画が案件として上がっており、枚方市の交通政策の重要性がクローズアップされていました。しかしながら、今回の組織体制にはこれらのことが反映されていないと思っております。
私といたしましては、機構改革において、極めて重要であるこのような交通戦略を推し進めるためには部レベルの組織をつくるべきであると前々から申し上げ、考えておりますが、ただいま提案されている機構改革案では、行政の重要課題である交通戦略を推し進める組織が見当たりません。どのようなお考えなのか、お伺いしたいと思います。
80 ◯木村 聡行政改革部長 交通戦略に係る推進体制につきましては、現在、庁内委員会として総合交通計画策定委員会を設置するとともに、総合交通計画策定事務を所管する土木部に総合交通戦略担当のスタッフ職を配置しているところです。こうした体制を中心に、立地適正化計画等を所管する都市計画部門や、魅力あるまちづくりを進める観点から、必要に応じ、総合調整部門との連携を図りながら取り組みを進めてまいります。
81 ◯八尾善之議員 いつもと同じように、関連部門との連携を図っていくという答えでありますよね。これではやっぱり今までと同じではないかと私自身思っています。本当にこれでいいのかなと。
国においては、中央省庁再編に伴いまして、平成13年1月に運輸省、建設省、国土庁などを統合して国土交通省が設置された経過があります。運輸行政などを取り扱う運輸省と、国土や都市計画、道路、住宅政策を取り扱う建設省が統合したということは、交通政策の充実をまちづくりという観点から捉えていくというのが一つの理由であったかと思います。
私は、これまでから、交通政策の充実が魅力あるまちづくりにつながると訴えてきたにもかかわらず、今回の機構改革案ではこれらのことが形になっていないことが本当に残念であります。来年度には総合交通計画の策定に向け動き出されるところでありますし、交通政策の重要性につきましては、これまでの市長の答弁からも御認識いただいているところであろうかと思います。縦割りの施策を推し進めるのではなく、早急に、国のように交通施策とまちづくり施策を統合した推進体制を整備することを強く要望して、質問を終わります。
82
◯手塚隆寛議員 議案第114号 枚方市事務分掌条例の一部改正について、私からも質問します。
今回の条例改正で、介護保険に関すること、高齢者福祉に関することを福祉部から健康部に移管するとされています。平成24年度の機構改革で健康部から福祉部に移管したと思いますが、わずか4年で今回改めて健康部に移管するわけですが、このような事務の移管はどのような理由によってされるのか、お伺いします。
83 ◯木村 聡行政改革部長 高齢者福祉施策の所管について、お答えいたします。
平成24年度の機構改革におきましては、福祉部において、福祉に関する事務所としての機能の集約化を図る観点から、高齢社会室を福祉部に置くものとしたものです。
今回の機構改革におきましては、地域包括ケアシステムの構築などを踏まえ、健康・医療保健部門との連携強化を図る点を重視し、健康部へ移管するものです。
84
◯手塚隆寛議員 2回目は要望にさせていただきますが、地域包括ケアシステムの構築などを踏まえて、健康・医療部門との連携強化を図っていくということについては理解はできるわけですが、高齢者施策や介護施策は、医療的な側面とともに福祉の側面というのが非常に重要だと考えています。ですから、今回の機構改革で、福祉の視点からの高齢者施策や介護施策が弱まってはならないと考えています。本来は、高齢者施策は高齢者福祉部、こういうものをつくってトータルにやるのが望ましいと思いますが、少なくとも今回の健康部への移管については、福祉部との連携を絶対に強化していただいて、やはり医療だけではなく福祉の視点というのが大変重要ですから、これを堅持した形で介護・福祉・高齢者施策を推し進めていただきますように強く要望いたします。以上です。
85
◯大森由紀子議長 これをもって質疑を終結します。
86
◯大森由紀子議長 お諮りします。
ただいま議題となっています議案第114号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
87
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。
88
◯大森由紀子議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。野口議員。
89 ◯野口光男議員 議案第114号 枚方市事務分掌条例の一部改正について、日本共産党議員団を代表して反対討論をします。
この間、枚方市では毎年のように機構改革を繰り返しています。昨年の機構改革では、市政の重要施策を推進するに当たり、統合、調整及び実現に向けたアプローチをより積極的に行うため、戦略本部を政策企画部の都市戦略室に改編し、今回はなくなりました。
環境事業部と環境保全部とを結合して、今回、環境部にするということですが、環境保全部は枚方市が環境を守る強い意思をあらわしてきた部であり、産業廃棄物の管理監督や、河川、山林の環境保全、住宅環境を守り地球温暖化対策を進める従来の業務に加えて、新年度から新たに空き家・空き地対策についても取り組むことになります。環境事業部は、廃棄物を収集し処理するだけでなく、減量するという重要な役割を果たし、穂谷川・東部清掃工場、淀川衛生工場の3つの管理運営をする上に、新しい清掃工場を、京田辺市と合同ではありますが整備することになります。このようなことから、環境保全部、環境事業部は現状のまま単独の部とすべきです。
産業文化部は、産業振興室をつくり、産業、工業、農業、観光を推進するのは理解できますが、生涯学習については教育委員会が所管すべきです。市民ギャラリー、美術センターなど生涯学習施設があるから産業振興部が所管するとしていますが、本来、社会教育法第5条12項において、教育委員会の事務として、音楽、演劇、美術その他芸術の発表会等の開催及びその奨励に関することと規定しています。これらの施設は、本来社会教育法に基づいて設置されるものであり、教育委員会が所管するべきです。
以上の理由から、本条例改正案については反対といたします。
90
◯大森由紀子議長 これをもって討論を終結します。
91
◯大森由紀子議長 これから議案第114号を起立により採決します。
本件は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
92
◯大森由紀子議長 起立多数です。
よって本件は、原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
93
◯大森由紀子議長 日程第8、議案第115号「議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について」を議題とします。
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94
◯大森由紀子議長 理事者から提案理由の説明を求めます。奥総務部長。
95 ◯奥
誠二総務部長 ただいま上程されました議案第115号につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の174ページをお開きください。
本件につきましては、地方公務員災害補償法施行令が改正されたことを踏まえ、非常勤職員等の補償に係る給付についても法の適用を受ける正職員と同様の取り扱いとなるよう、本条例の見直しを行うものでございます。
それでは、主要な改正部分につきまして、新旧対照表により御説明を申し上げます。
恐れ入ります。議案書の176ページをお開きください。
附則第5条第1項では、同一の事由により公務災害による傷病補償年金と障害厚生年金等による補償をあわせて受給する場合について、重複部分の調整率を正職員と同じ0.86から0.88となるよう改定するものでございます。
次に、議案書の177ページの附則第5条第2項では、同一の事由により公務災害による休業補償と障害厚生年金等による補償をあわせて受給する場合について、重複部分の調整率を正職員と同じ0.86から0.88となるよう改定するものでございます。
恐れ入ります。議案書の175ページにお戻り願います。
附則でございますが、第1項は、施行日を平成28年4月1日とするものでございます。
第2項につきましては、改正後の調整率は、この条例の施行日以後に支給される傷病補償年金及び休業補償について適用することとし、適用日前に支給される補償には適用しない旨の規定を定めるものでございます。
以上、議案第115号の提案理由の御説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。
96
◯大森由紀子議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。
97
◯大森由紀子議長 お諮りします。
ただいま議題となっています議案第115号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
98
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。
99
◯大森由紀子議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。
100
◯大森由紀子議長 これから議案第115号を採決します。
本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
101
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって本件は、原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
102
◯大森由紀子議長 日程第9、議案第116号「枚方市手数料条例の一部改正について」を議題とします。
──────────────────────────────────────────
103
◯大森由紀子議長 理事者から順次提案理由の説明を求めます。
まず、山口福祉部長。
104 ◯山口 広福祉部長 ただいま上程いただきました議案第116号 枚方市手数料条例の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の178ページをお開き願います。
今回の改正は、介護保険法の改正により、平成28年4月1日から、小規模な通所介護、いわゆるデイサービスについては利用者の身近なところでサービスを提供する地域密着型通所介護へ移行することから、地域密着型通所介護と介護予防通所介護を同時に、かつ同一の事業所において一体的に運営する場合における新規指定申請及び指定の更新申請に係る手数料を追加するものでございます。
また、高齢者の居住の安定確保に関する法律に基づくサービス付き高齢者向け住宅の5年ごとの登録、更新審査に関する手数料を追加するとともに、都市の低炭素化の促進に関する法律に係る事務についての手数料の見直し及び建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律に係る事務についての手数料を定めるため、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
それでは、改正の主な内容につきまして、まず、介護保険法に係る事務手数料につきまして、参考資料の新旧対照表に基づき御説明申し上げます。
議案書192ページをお開き願います。
別表第2の民生関係事務に関する手数料の1介護保険法関係事務でございます。
ページ中段の第6項で、地域密着型通所介護と介護予防通所介護を同時に、かつ同一の事業所において一体的に運営する場合の新規指定申請に係る手数料を3万5,000円に、議案書193ページ上段の第9項で、地域密着型通所介護と介護予防通所介護を同時に、かつ同一の事業所において一体的に運営する場合の指定の更新申請に係る手数料を1万円にそれぞれ定めるものでございます。
なお、今回の手数料の追加に伴いまして、文言の説明と表の各項にずれが生じますことから、あわせて所要の加除、文言整理を行うものでございます。
恐れ入りますが、議案書191ページにお戻り願います。
附則でございますが、第1項のただし書きで、別表第2の1の項の表の改正規定は公布の日から施行とし、第2項で、これに伴う経過措置を規定するものでございます。
以上、甚だ簡単な説明でございますが、議案第116号のうち介護保険法に係る事務手数料の説明とさせていただきます。
105
◯大森由紀子議長 次に、戸野谷都市整備部長。
106 ◯戸野谷伸夫都市整備部長 続きまして、議案第116号のうち、都市整備部の所管事務に係る手数料につきまして、改正の主な内容を新旧対照表に基づき御説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の194ページをお開き願います。
まず、別表第4の建築関係事務に関する手数料表第2項の高齢者の居住の安定確保に関する法律関係事務でございます。
本市では、平成26年4月の中核市への移行に伴いまして、同法に基づくサービス付き高齢者向け住宅の登録に係る審査に要する手数料を定め、事務を行っているところでございますが、5年ごとの登録更新の際にも当初と同様の審査事務が必要となりますことから、第1号に括弧書きで、同条第2項の登録の更新を含むの記述を追加するものでございます。
次に、195ページをごらん願います。
第5項、都市の低炭素化の促進に関する法律関係事務でございます。
第1号におきまして、低炭素建築物新築等計画の認定申請に対する審査手数料を定めておりますが、本年4月1日に一部施行される建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律に基づく評価方法を、都市の低炭素化の促進に関する法律の認定審査に反映するため、195ページから198ページにかけまして、表に記載の建築物等の区分や床面積の区分に応じて手数料を定めるものでございます。
198ページの備考では手数料の区分の変更に伴う用語の定義を改めるとともに、199ページから201ページにかけましては文言の整理等を行っております。
また、201ページの第5号は低炭素建築物新築等計画の変更の認定申請に対する審査手数料を定めたものでございますが、先ほどと同様の理由により、表を改めるものでございます。
次に、205ページをお開き願います。
第6項の建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律関係事務でございます。
建築物のエネルギー消費性能向上を図るため、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律が平成27年7月に公布され、エネルギー消費性能に関する認定制度が施行されますことから、当該認定の申請に対する審査手数料を定めるものでございます。
まず、この205ページの第1号から212ページの第4号にかけましては建築物エネルギー消費性能向上計画の認定審査手数料を、212ページの第5号は変更の認定申請に対する審査手数料について、215ページにかけ定めております。
216ページをお開き願います。
第6号では、建築物エネルギー消費性能に係る認定の申請に対する審査手数料について、220ページにかけまして定めております。
220ページをごらん願います。
第7号は、それぞれの認定を受けたことを証する書面の交付手数料を定めるものでございます。
恐れ入りますが、191ページにお戻り願います。
附則でございますが、ただいま御説明させていただきました別表第4の建築関係事務に関する改正内容につきましては平成28年4月1日から施行するものでございます。
以上、甚だ簡単ではございますが、議案第116号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。
107
◯大森由紀子議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。
108
◯大森由紀子議長 お諮りします。
ただいま議題となっています議案第116号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
109
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。
110
◯大森由紀子議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。
111
◯大森由紀子議長 これから議案第116号を採決します。
本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
112
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって本件は、原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
113
◯大森由紀子議長 日程第10、議案第117号「枚方市基金条例の一部改正について」を議題とします。
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114
◯大森由紀子議長 理事者から提案理由の説明を求めます。中路社会教育部長。
115 ◯中路 清教育委員会事務局社会教育部長 ただいま上程いただきました議案第117号 枚方市基金条例の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の221ページをお開き願います。
本件は、子どもの読書環境の充実を図る仕組みを構築するために、新たな基金として枚方市子どもに本を届ける基金を設けるため、枚方市基金条例の一部を改正することにつきまして、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
それでは、条例改正の内容につきまして、新旧対照表に基づき御説明をいたします。
議案書の223ページをお開き願います。
改正内容は、表の左側、新(改正後)の欄の別表の最下段にありますとおり、枚方市基金条例別表第1の表に、新たに、名称「枚方市子どもに本を届ける基金」、設置の目的「子どもの読書活動の推進に関する施策に係る子どもに届ける図書の購入費に充てるため。」を加えるものでございます。
恐れ入りますが、議案書の222ページにお戻りください。
附則といたしまして、施行日を平成28年4月1日とするものでございます。
以上、甚だ簡単ではございますが、議案第117号の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。
116
◯大森由紀子議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。上野議員。
117 ◯上野尚子議員 ただいま上程されました議案第117号 枚方市基金条例の一部改正について、質問させていただきます。
私はかねてより、子どもたちの読書環境を整えることは、学力向上の観点からも心を豊かにするという観点からも非常に有意義であると考え、さまざまな機会を通じて質問等をしてまいりました。この、枚方市子どもに本を届ける基金の取り組みは、そのことを実現するための一歩になる内容であると思います。改めて、この事業の趣旨について、お聞かせください。
また、この事業を実施するには多くの寄附金と多くの寄贈本が必要になると思います。そのためには、市民の方々に効果的にPRをする必要があると思います。どのような方法でPRをしていくのか、お尋ねいたします。
118 ◯中路 清教育委員会事務局社会教育部長 この事業の趣旨でございますが、子どもの読書活動を支援する新たな仕組みを、行政だけではなく市民とともに構築しようとするもので、市立図書館から学校や幼稚園、保育所などの子どもたちのもとへ届ける児童書や絵本などの購入資金に充てる寄附を募るとともに、広く不要本の寄贈を呼びかけ蔵書として活用するほか、売却した収入を基金に積み立てるものでございます。
制度のPRにつきましては、掲示やチラシ、『広報ひらかた』やホームページ、各報道機関への記事提供、ツイッター、エフエムひらかたなどを通じて広く周知するとともに、学校や幼稚園、保育所などの保護者、子育て関係団体等の皆さんへの御説明を強化してまいります。
119 ◯上野尚子議員 心を豊かにするとともに、学力向上や情報取得能力を高める効果が期待される読書の習慣をつけるには、子どものころからの読書が大切です。多くの本と出会うことで、子どもたちが夢や希望を育み、いろいろな知識と出会うきっかけを広げることはとても重要であると考えております。今後、積極的に広報、PRに努め、財源を確保し、より多くの本を子どもたちに届けていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
120
◯大森由紀子議長 これをもって質疑を終結します。
121
◯大森由紀子議長 お諮りします。
ただいま議題となっています議案第117号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
122
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。
123
◯大森由紀子議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。
124
◯大森由紀子議長 これから議案第117号を採決します。
本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
125
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって本件は、原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
126
◯大森由紀子議長 日程第11、議案第118号「枚方市指定地域密着型サービスに関する基準を定める条例等の一部改正について」及び日程第12、議案第119号「枚方市指定障害福祉サービス事業者の指定並びに指定障害福祉サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部改正について」を一括議題とします。
──────────────────────────────────────────
127
◯大森由紀子議長 理事者から提案理由の説明を求めます。山口福祉部長。
128 ◯山口 広福祉部長 それでは、ただいま上程いただきました議案第118号 枚方市指定地域密着型サービスに関する基準を定める条例等の一部改正について及び議案第119号 枚方市指定障害福祉サービス事業者の指定並びに指定障害福祉サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部改正について、一括して提案理由の御説明を申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の224ページをお開き願います。
今回の条例改正は、本年2月に公布されました介護保険法及び障害者総合支援法などに関する厚生労働省令の一部改正にあわせ、それぞれ関係する本市の基準条例の一部を改正するもので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
それでは、初めに、議案第118号について、御説明申し上げます。
介護保険法の改正により、平成28年4月から、小規模な通所介護、いわゆるデイサービスについては、利用者の身近なところでサービスを提供する指定地域密着型サービスになります。これに伴う厚生労働省令の改正にあわせ、本市の基準条例の一部を改正するものでございます。
なお、いずれの基準条例につきましても省令と同じ内容で一部改正を行うものですが、サービス提供記録の保存につきましては、既に施行している基準条例との整合等を勘案し、省令ではサービス提供の完結の日から2年間とされている保存期間を、サービスを提供した日から5年間に変更するものでございます。
次に、225ページをごらん願います。
本改正条例は、第1条で、枚方市指定地域密着型サービスに関する基準を定める条例の一部改正について、議案書234ページに移りまして、中段の第2条で、枚方市指定地域密着型介護予防サービスに関する基準を定める条例の一部改正について、235ページ下段の第3条で、枚方市軽費老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、第4条で、枚方市特別養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、続きまして、236ページ上段の第5条で、枚方市指定居宅サービス事業者の指定並びに指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、ページ下段の第6条で、枚方市指定介護予防サービス事業者の指定並びに指定介護予防サービス等の事業の人員、設備及び運営並びに指定介護予防サービス等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について、237ページ中段の第7条で、枚方市指定地域密着型サービスに関する基準を定める条例等の一部を改正する条例附則第2項の規定によりなおその効力を有するものとされた同条例第4条の規定による改正前の枚方市指定介護予防サービス事業者の指定並びに指定介護予防サービス等の事業の人員、設備及び運営並びに指定介護予防サービス等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について、ページ下段の第8条で、枚方市指定障害福祉サービス事業者の指定並びに指定障害福祉サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、238ページ中段の第9条で、枚方市指定居宅介護支援事業者の指定並びに指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、それぞれ必要な整備を行うものでございます。
それでは、改正の主な内容につきましては、参考資料の新旧対照表に基づき御説明を申し上げます。
議案書の240ページをお開き願います。
まず、枚方市指定地域密着型サービスに関する基準を定める条例関係でございます。目次中のページ中段に第4章の2を追加しております。
続きまして、議案書242ページをお開き願います。
ページ中段の第4章の2地域密着型通所介護について、第1節7基本方針を、第2節人員に関する基準を、243ページ中段の第3節設備に関する基準を、続きまして、244ページ上段で、第4節運営に関する基準をそれぞれ規定しております。
続きまして、議案書の250ページをお開き願います。
ページの8行目以降で、第5節指定療養通所介護の事業の基本方針並びに人員、設備及び運営に関する基準を規定しております。
続きまして、議案書268ページをお開き願います。
ページ下段の枚方市指定地域密着型介護予防サービスに関する基準を定める条例関係では、269ページ下段の第40条で、地域との連携等を規定しております。
続きまして、議案書276ページをお開き願います。
ページ下段、枚方市指定居宅サービス事業者の指定並びに指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例関係でございますが、277ページ目次中の第5節につきましては、指定療養通所介護が居宅サービスから地域密着型サービスへ移行するため、削除するものでございます。
続きまして、議案書279ページをお開き願います。
これも同様に、第5節を削除するものでございます。
これらのほか、先ほどお示しいたしました各条例につきまして、小規模な通所介護の地域密着型サービス移行に係る所要の加除、文言整理を行うものでございます。
恐れ入りますが、238ページにお戻り願います。
ページ中段の附則でございますが、第1項で本改正条例の施行日を平成28年4月1日とし、第2項から第4項につきましては経過措置を規定するものでございます。
以上、議案第118号についての説明とさせていただきます。
続きまして、議案第119号について、御説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の296ページをお開き願います。
議案第119号につきましても、厚生労働省令の改正にあわせ、本市の基準条例の一部を改正するものでございます。
297ページをごらんください。
本改正条例は、第1条で枚方市指定障害福祉サービス事業者の指定並びに指定障害福祉サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、規定しております。
続きまして、議案書298ページをお開き願います。
第2条で、枚方市指定障害者支援施設の指定並びに人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、第3条で、枚方市障害福祉サービス事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、第4条で、枚方市障害者支援施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、それぞれ必要な整備を行うものでございます。
それでは、改正の主な内容につきまして、参考資料の新旧対照表に基づき御説明申し上げます。
議案書299ページをごらんください。
枚方市指定障害福祉サービス事業者の指定並びに指定障害福祉サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例関係でございますが、300ページ及び301ページにかけましては、所要の加除、文言整理を行うものでございます。
続きまして、301ページ上段、第111条中の「通いサービス、」の次に「第132条の2の規定により基準該当自立訓練(機能訓練)とみなされる通いサービス若しくは第143条の2の規定により基準該当自立訓練(生活訓練)とみなされる通いサービス又は」を加え、現行の「又は厚生労働省関係構造改革特別区域法第34条に規定する政令等規制事業に係る省令の特例に関する措置を定める省令(平成15年厚生労働省令第132号)第4条第1項の規定により自立訓練とみなされる通いサービス」を削除いたします。
次に、302ページ及び303ページ、それぞれ中段に記載の指定小規模多機能型居宅介護事業所等に関する特例の規定として、第132条の2及び第143条の2を加えるほか、所要の加除、文言整理を行うものでございます。
続く304ページから305ページにかけて記載の枚方市指定障害者支援施設の指定並びに人員、設備及び運営に関する基準を定める条例関係、枚方市障害福祉サービス事業の設備及び運営に関する基準を定める条例関係、枚方市障害者支援施設の設備及び運営に関する基準を定める条例関係においても所要の加除、文言整理を行っております。
恐れ入りますが、298ページにお戻りいただきます。
附則といたしまして、本改正条例の施行日を平成28年4月1日とするものでございます。
以上、議案第118号及び議案第119号の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。
129
◯大森由紀子議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。
130
◯大森由紀子議長 お諮りします。
ただいま議題となっています議案第118号及び議案第119号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
131
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって、本2件については、委員会の付託を省略することに決しました。
132
◯大森由紀子議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。
133
◯大森由紀子議長 これから議案第118号及び議案第119号の2件を一括して採決します。
本2件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
134
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって本2件は、原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
135
◯大森由紀子議長 日程第13、議案第120号「枚方市国民健康保険条例の一部改正について」を議題とします。
──────────────────────────────────────────
136
◯大森由紀子議長 理事者から提案理由の説明を求めます。人見健康部長。
137 ◯
人見泰生健康部長 ただいま上程されました議案第120号 枚方市国民健康保険条例の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。
議案書の306ページをお開き願います。
今回の条例改正は、平成28年4月1日に施行されます国民健康保険法施行令の改正にあわせまして、国民健康保険料の基礎賦課限度額の引き上げ及び保険料の減額の基準となる所得の額の引き上げを行うものでございます。
改正の内容につきましては、参考資料の新旧対照表に基づき御説明申し上げます。
308ページをお開きください。
第17条の基礎賦課限度額については、その限度額を52万円から54万円に引き上げ、第24条の保険料の減額については、第1項第2号において、5割軽減の基準となる世帯1人当たりの金額を地方税法施行令第56条の89第1項に規定する金額、これは具体的な額としましては26万円であったわけですが、それを26万5,000円に改め、第3号においては2割軽減の基準となる世帯1人当たりの金額を47万円から48万円に改めることにより、それぞれ軽減対象世帯の拡充を行うものでございます。
恐れ入りますが、307ページにお戻り願います。
附則第1項におきまして、改正条例の施行日を平成28年4月1日と定め、第2項では、今回の規定を平成28年度分以後の保険料から適用し、平成27年度分までの保険料につきましてはなお従前の例によることを定めるものでございます。
以上、議案第120号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。
138
◯大森由紀子議長 ただいま議題となっています議案第120号についての質疑は行いません。御了承願います。
139
◯大森由紀子議長 本件は、厚生常任委員会に付託します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
140
◯大森由紀子議長 日程第14、議案第121号「枚方市食品衛生法等施行条例の一部改正について」を議題とします。
──────────────────────────────────────────
141
◯大森由紀子議長 理事者から提案理由の説明を求めます。人見健康部長。
142 ◯
人見泰生健康部長 ただいま上程されました議案第121号 枚方市食品衛生法等施行条例の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。
議案書の310ページをお開き願います。
今回の条例改正は、食品営業施設の衛生管理の基準について、国の指針が改正されたことにあわせ営業者が講ずべき措置の基準を変更するものでございます。
改正の内容につきましては、320ページからの参考資料、新旧対照表に基づき御説明申し上げます。
条例第3条の営業者が講ずべき措置の基準に危害分析・重要管理点方式を用いる場合は、別表第1のとおり、第1項全般の衛生管理から338ページの第19項販売までそれぞれ具体的な基準を定め、一方、これまでの従来型基準を用いる場合は、別表第2のとおり、第1項全般の衛生管理から344ページの第17項販売までの基準をそれぞれ定めております。
恐れ入りますが、319ページにお戻り願います。
附則におきまして、改正条例の施行日を平成28年4月1日と定めるものでございます。
以上、甚だ簡単な説明でございますが、議案第121号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。
143
◯大森由紀子議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。
144
◯大森由紀子議長 お諮りします。
ただいま議題となっています議案第121号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
145
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。
146
◯大森由紀子議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。
147
◯大森由紀子議長 これから議案第121号を採決します。
本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
148
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって本件は、原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
149
◯大森由紀子議長 日程第15、議案第122号「枚方市理容師法施行条例及び枚方市美容師法施行条例の一部改正について」を議題とします。
──────────────────────────────────────────
150
◯大森由紀子議長 理事者から提案理由の説明を求めます。人見健康部長。
151 ◯
人見泰生健康部長 ただいま上程いただきました議案第122号 枚方市理容師法施行条例及び枚方市美容師法施行条例の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。
議案書の349ページをお開き願います。
今回の条例改正は、昨年6月に閣議決定されました国の規制改革実施計画を踏まえまして、理容所及び美容所を同一の場所で開設できるよう、法律の運用が規制緩和されたことを受けまして、理容所及び美容所について講ずべき措置を変更するものでございます。
改正の内容につきましては、351ページからの参考資料、新旧対照表に基づき御説明申し上げます。
枚方市理容師法施行条例第7条及び枚方市美容師法施行条例第7条に、美容所及び理容所に必要な衛生上の要件を満たし、かつ理容師及び美容師の双方の資格を有する者のみから成る事業所に限り、これを同一の場所で開設することができるよう例外規定を追加するものでございます。
恐れ入りますが、350ページにお戻りください。
附則におきまして、本改正条例の施行日を平成28年4月1日と定めるものでございます。
以上、甚だ簡単な説明でございますが、議案第122号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。
152
◯大森由紀子議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。
153
◯大森由紀子議長 お諮りします。
ただいま議題となっています議案第122号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
154
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。
155
◯大森由紀子議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。
156
◯大森由紀子議長 これから議案第122号を採決します。
本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
157
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって本件は、原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
158
◯大森由紀子議長 日程第16、議案第123号「枚方市保健所事務手数料条例の一部改正について」を議題とします。
──────────────────────────────────────────
159
◯大森由紀子議長 理事者から提案理由の説明を求めます。人見健康部長。
160 ◯
人見泰生健康部長 ただいま上程されました議案第123号 枚方市保健所事務手数料条例の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。
議案書の353ページをお開き願います。
今回の条例改正は、本市保健所での水質検査及び室内空気検査の受付業務を廃止することに伴い、検査関係事務についての手数料を見直しするものでございます。
改正の内容につきましては、355ページからの参考資料、新旧対照表に基づき御説明申し上げます。
本市では、平成26年4月の中核市移行に伴い大阪府の保健所業務を全て引き継いでまいりましたが、水質検査と室内空気検査については、実施できる民間検査機関が数多くあり、これまでの約2年間、専用水道の検査を含めて当該検査の受け付け実績がございませんでした。こうした実情を踏まえまして、検査関係事務の手数料を定めております別表第20の2の項から6の項及び8の項を削除するものでございます。
恐れ入りますが、354ページにお戻り願います。
附則第1項におきまして本条例の施行日を平成28年4月1日と定め、附則第2項では、施行日前の依頼による検査手数料についてはなお従前の例によることを規定しております。
以上、議案第123号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。
161
◯大森由紀子議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。
162
◯大森由紀子議長 お諮りします。
ただいま議題となっています議案第123号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
163
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。
164
◯大森由紀子議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。
165
◯大森由紀子議長 これから議案第123号を採決します。
本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
166
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって本件は、原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
167
◯大森由紀子議長 日程第17、議案第124号「枚方市水道事業給水条例の一部改正について」を議題とします。
──────────────────────────────────────────
168
◯大森由紀子議長 理事者から提案理由の説明を求めます。島田水道部長。
169 ◯島田雅彦上下水道局水道部長 ただいま上程いただきました議案第124号 枚方市水道事業給水条例の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の358ページをお開きください。
本件は、枚方市水道事業給水条例を一部改正するに当たり、地方自治法第96条第1項第1号の規定に基づき議会の議決をお願いするものでございます。
今回の条例改正につきましては、水道の使用をやめたときの使用水量の認定の方法を前回の使用水量を日割り計算する方法から、検針による方法へと変更するものでございます。
それでは、改正内容につきまして、議案書360ページの新旧対照表に基づき御説明申し上げます。
第25条第1項におけるただし書きの後段、定例日を変更して点検することができるを、定例日以外の日に検針を行い、その日までの分の料金を算定することができるに改めるとともに、第26条第3項を削除するものでございます。
恐れ入りますが、議案書359ページにお戻り願います。
附則でございますが、本業務は平成29年度からの委託業務に追加し実施することから、改正条例の施行日を平成29年4月1日としております。
以上、甚だ簡単ではございますが、議案第124号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。
170
◯大森由紀子議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。
171
◯大森由紀子議長 お諮りします。
ただいま議題となっています議案第124号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
172
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。
173
◯大森由紀子議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。
174
◯大森由紀子議長 これから議案第124号を採決します。
本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
175
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって本件は、原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
176
◯大森由紀子議長 日程第18、議案第125号「平成28年度包括外部監査契約の締結について」を議題とします。
──────────────────────────────────────────
177
◯大森由紀子議長 理事者から提案理由の説明を求めます。奥総務部長。
178 ◯奥
誠二総務部長 ただいま上程されました議案第125号 平成28年度包括外部監査契約の締結について、提案理由の御説明を申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の361ページをお開きください。
平成28年度の包括外部監査契約を締結するに当たりまして、地方自治法第252条の36第1項の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。
なお、本契約の締結予定内容につきましては、同条同項の規定に基づき、あらかじめ監査委員より異議がない旨の御意見をいただいております。
それでは、契約の内容につきまして、御説明申し上げます。
まず、契約の相手方といたしましては、兵庫県明石市在住の公認会計士である榎本 浩氏を予定しております。
榎本氏につきましては、今年度におきまして、水道事業の事務の執行及び上下水道組織の統合に関する管理運営につきまして、包括外部監査を行っていただいたところです。その監査結果の報告内容につきましては、外部有識者で構成しております包括外部監査人選定審査会におきまして、的確な分析がなされていることなどが高く評価され、十分にその役割を果たしているとの判断を得ております。
平成28年度の選定に当たりましては、この結果を踏まえ、今年度も引き続き榎本氏を包括外部監査人候補者として選定し、議案として提出させていただくものでございます。
次に、契約の目的につきましては、包括外部監査人の監査を受けるとともに、監査の結果に関する報告の提出を受けるものでございます。
契約期間の始期につきましては、平成28年4月1日からとし、契約期間の終わりは平成29年3月31日でございます。
契約金額につきましては、予算額を上限とし、費用の支払い方法につきましては、監査の結果に関する報告が提出された後に一括して支払うものでございます。
以上、議案第125号の提案理由の御説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。
179
◯大森由紀子議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。
180
◯大森由紀子議長 お諮りします。
ただいま議題となっています議案第125号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
181
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。
182
◯大森由紀子議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。
183
◯大森由紀子議長 これから議案第125号を採決します。
本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
184
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって本件は、原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
185
◯大森由紀子議長 日程第19、議案第126号「東部公園第2期造成工事請負変更契約締結について」を議題とします。
──────────────────────────────────────────
186
◯大森由紀子議長 理事者から提案理由の説明を求めます。北村財務部長。
187 ◯北村昌彦財務部長 ただいま上程いただきました議案第126号 東部公園第2期造成工事請負変更契約締結について、提案理由の御説明を申し上げます。
お手数でございますが、議案書の362ページをお開き願います。
本議案は、平成27年6月定例月議会において議決をいただきました契約議案につきまして、地方自治法第96条第1項第5号の規定に基づき変更契約の議決をお願いするものでございます。
変更理由といたしましては、本造成工事の区域には当初より湧水等による地盤の不良箇所がございましたため、事前に確認できる範囲で深度1メートルの安定処理工を計上しておりましたが、工事の着手前に草刈り工を行い表土の調査と土質試験を行いました結果、想定より軟弱な地盤を広い範囲で確認したため、処理面積の追加を行うものでございます。
それでは、議案書に基づきまして、変更契約締結内容を簡単に御説明申し上げます。
発注者は枚方市市長 伏見 隆、受注者は枚方市中宮西之町3番8号、河本興業株式会社代表取締役 河本能久でございます。
変更内容は、契約金額を1億1,094万8,400円から1億1,851万560円に増額変更するものでございます。
なお、議案書363ページから364ページにかけましては、工事概要書及び工事場所位置図を添付させていただいておりますので、御参照をお願いいたします。
以上、議案第126号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。
188
◯大森由紀子議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。
189
◯大森由紀子議長 お諮りします。
ただいま議題となっています議案第126号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
190
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。
191
◯大森由紀子議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。
192
◯大森由紀子議長 これから議案第126号を採決します。
本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
193
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって本件は、原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
194
◯大森由紀子議長 日程第20、議案第127号「財産(道路事業用地)の取得について」を議題とします。
──────────────────────────────────────────
195
◯大森由紀子議長 理事者から提案理由の説明を求めます。小山土木部長。
196 ◯小山 隆土木部長 ただいま上程いただきました議案第127号 財産(道路事業用地)の取得について、提案理由を御説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の365ページをお開き願います。
本件は、地方自治法第96条第1項第8号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
内容につきましては、まず、1.の取得物件でございますが、所在地及び地番は、枚方市上野3丁目500番29、同番30及び同番32と600番35及び同番36の5筆で、取得面積は6,215.73平方メートルでございます。
2.の契約先は、枚方市土地開発公社でございます。
3.の取得予定価格は、総額が4億1,782万2,122円で、この価格には、記載のとおり公社事務費及び金利を含んでおります。
4.の用途は、御殿山小倉線整備事業用地でございます。
参考資料といたしまして、366ページに位置図、367ページに平面図を添付しておりますので、御参照いただきますようお願い申し上げます。
以上、甚だ簡単な説明でございますが、議案第127号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。
197
◯大森由紀子議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。
198
◯大森由紀子議長 お諮りします。
ただいま議題となっています議案第127号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
199
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。
200
◯大森由紀子議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。
201
◯大森由紀子議長 これから議案第127号を採決します。
本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
202
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって本件は、原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
203
◯大森由紀子議長 日程第21、議案第128号「財産(楠葉台場跡保存整備事業用地)の取得について」を議題とします。
──────────────────────────────────────────
204
◯大森由紀子議長 理事者から提案理由の説明を求めます。中路社会教育部長。
205 ◯中路 清教育委員会事務局社会教育部長 ただいま上程いただきました議案第128号 財産(楠葉台場跡保存整備事業用地)の取得について、提案理由の御説明を申し上げます。
議案書の368ページをお開き願います。
本件は、地方自治法第96条第1項第8号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
1.の取得物件の表示ですが、所在地は、枚方市楠葉中之芝2丁目、枚方市楠葉中之芝土地区画整理組合保留地、街区番号16、画地番号1、取得面積は、楠葉台場跡史跡指定地のうち2万2,932.71平方メートルでございます。
2.の契約先は、京都府八幡市橋本東刈又17番地、枚方市楠葉中之芝土地区画整理組合、3.の取得予定価格は、21億4,420万8,385円でございます。
4.の用途は、楠葉台場跡保存整備事業用地でございます。
参考図面といたしまして、369ページに位置図、370ページに求積表を添付しておりますので、御参照いただきますようお願いいたします。
以上、甚だ簡単な説明ではございますが、議案第128号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。
206
◯大森由紀子議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。千葉議員。
207 ◯千葉清司議員 ただいま上程されました議案第128号 財産(楠葉台場跡保存整備事業用地)の取得について、お尋ねいたします。
本件は、楠葉台場跡史跡指定地のうち2万2,932.71平方メートルを、21億4,420万8,385円の金額で取得するものであります。その中で国庫補助金が8割といえども、多額の費用を要して取得するからには、史跡の保存に加え、有効に活用する必要があると考えます。そのためには、市民が理解しやすいように、台場を立体的に復元するなど本格的に整備すべきだと考えますが、今後の方向性について、お尋ねいたします。
208 ◯中路 清教育委員会事務局社会教育部長 国史跡楠葉台場跡は、平成27年3月に策定した歴史文化遺産の保存と活用のための整備構想において、京街道歴史回廊の拠点の一つと位置づけております。京街道に沿って点在する歴史文化遺産をつなぐウオーキングイベントの開催などを通じて市民に周知してまいります。
また、国史跡の整備については、学識経験者等による整備検討委員会を組織して保存活用計画を策定するなど、段階的に進めていく必要があり、文化庁、大阪府と協議しながら将来の本格整備に向けて検討していく考えでございます。
209 ◯千葉清司議員 ありがとうございます。
今、最終的には文化庁、大阪府と協議しながら将来の本格整備に向けて検討してまいりますという御答弁をいただきました。私は、この国のせっかくの史跡、楠葉台場跡でありますから、台場に大砲を設置して、誰が見てもやはり台場跡だという歴史観が持てるような整備をしてほしい。それから、その時期は、ややもすると行政はなおざりにされるわけですから、いつごろまでと、やはり年月を一定切って、文化庁、大阪府と本格的な整備にしてほしい。さらにまた、せっかくの文化遺産ですから、観光資源を意識し、市の財源に貢献できるような整備をしてほしいということを添えて要望しておきます。以上です。
210
◯大森由紀子議長 これをもって質疑を終結します。
211
◯大森由紀子議長 お諮りします。
ただいま議題となっています議案第128号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
212
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。
213
◯大森由紀子議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。
214
◯大森由紀子議長 これから議案第128号を採決します。
本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
215
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって本件は、原案のとおり可決されました。
216
◯大森由紀子議長 午後1時まで本会議を休憩します。
(午後0時1分 休憩)
(午後1時 再開)
217
◯大森由紀子議長 本会議を再開します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
218
◯大森由紀子議長 日程第22、議案第129号「枚方京田辺環境施設組合の設置に関する協議について」を議題とします。
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219
◯大森由紀子議長 理事者から提案理由の説明を求めます。阪本環境事業部長。
220 ◯阪本
徹環境事業部長 ただいま上程いただきました議案第129号 枚方京田辺環境施設組合の設置に関する協議について、提案理由の御説明を申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の371ページをお開き願います。
本件は、可燃ごみ広域処理施設の設置に関する事務を共同処理するため、枚方京田辺環境施設組合を設置することに関し京田辺市と協議するに当たり、地方自治法第290条の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。
まず、趣旨でございますが、平成26年12月に枚方市長・京田辺市長間で締結された可燃ごみの広域処理に関する基本合意書に基づき、平成27年7月に枚方市・京田辺市可燃ごみ広域処理に関する連絡協議会を設置し、可燃ごみの広域処理事業に係る検討を行い、平成35年度の可燃ごみ広域処理施設の完成、稼働を一部事務組合方式で目指すこととしたことから、規約を定め、組合を設立して事業を進めようとするものでございます。
それでは、規約の内容について御説明申し上げます。
議案書の372ページをごらん願います。
第1条では組合の名称を、第2条では組合を組織する地方公共団体を、第3条では組合の共同処理する事務を、第4条では事務所の設置を定めております。
続きまして、第5条から第7条までは、組合議会の組織に関する事項として、議員定数及び議員の選挙方法等について定めております。
次の373ページをごらんください。
第8条では執行機関の組織と選任の方法について、第9条では組合の監査委員の選任の方法等を、第10条では組合経費の支弁の方法について定め、別表に経費区分ごとの負担割合を定めております。
第11条では、規約の施行に際し必要な事項は管理者が別に定める旨を記載しております。
最後に、附則で、規約の施行日は総務大臣の許可の日としております。
以上、甚だ簡単な説明ではございますが、議案第129号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。
221
◯大森由紀子議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。広瀬議員。
222 ◯広瀬ひとみ議員 ただいま御提案いただきました議案第129号 枚方京田辺環境施設組合の設置に関する協議について、質問させていただきます。
枚方市と京田辺市で清掃工場を共同で設置するため両市で環境施設組合を設置するということですので、改めて枚方市におけるメリットとデメリットをお聞きいたします。
また、今回の可燃ごみ処理施設における用地は京田辺市が取得し、その費用負担もされるということですが、可燃ごみ処理施設の次の後継施設のことについてはどのように進められるのか、お聞きいたします。
223 ◯阪本
徹環境事業部長 昨年策定いたしました一般廃棄物処理基本構想において記載しておりますように、広域化による共同処理を行うことにより、環境保全面では、規模が大きくなることにより安定燃焼が維持できることから排出ガスなどによる環境負荷を低減でき、経済面では、スケールメリットにより熱回収効率が上がることから売電量を多くすることができ、ごみ処理に係る行政コストの削減が図られる等のメリットがございます。
また、ごみ処理施設整備基本構想において、両市それぞれが単独で建設した場合に比べ両市で約40億円のメリットがあるとしています。
次に、可燃ごみ広域処理施設の次の後継施設につきましては平成26年12月24日に可燃ごみの広域処理に関する基本合意書を締結しており、今回は京田辺市において京田辺市内での用地取得を行いその費用を負担することとし、次回の後継施設に必要な枚方市内での用地取得及びその費用につきましては枚方市としております。
224 ◯広瀬ひとみ議員 ありがとうございます。
これまでも、こうした施設の整備に当たっては十分な説明により理解を得て進めなければならないと述べてきました。しかしながら、立地市である京田辺においては納得できる対応がされていないと伺っております。ただいまの説明にもありましたように京田辺市との広域処理にはメリットがあり、私たちも基本的には賛成の立場ですが、現時点で組合を設立していくことには賛成しかねると述べておきます。以上です。
225 ◯千葉清司議員 本題に入る前に申し上げておきたいんですが。今、部長答弁にもありましたように合意に近づいているということで、千葉市会議員、今さら何を言うんだということかもしれませんけれども、私は、市会議員としてこの経緯をひもといてみますと、やはり放っておけないと。これからこういう公共事業がなされるわけですけれども、このようなプロセスでやられたら、もう納税者はたまったものじゃないと、そのように思いますので、改めて問題を提起することになりました。
それでは本題に入ります。
まず、今上程されました議案第129号 枚方京田辺環境施設組合の設置に関する協議について、御質問いたします。
可燃ごみの広域処理に関して、一部事務組合を設立する規約案が議案提出されましたが、そこに至るまでのプロセスがやはりどうもすっきりしない。東部清掃工場のときの地元の反対があったにしても、非常に判断の甘さが見受けられる。そういうことで、2点ほど御質問いたします。
1つ目は、現在、穂谷川清掃工場の第3プラントが稼働しているわけでありますけれども、これは、御案内のとおり、北牧市長時代からスタートした処理事業であります。もちろんそのときには地元の皆さんの反対もあり、いろいろな論議をされて、最終的にはあそこで操業することになったわけですけれども、その間、何ら問題が起きていない。にもかかわらず、30年以上もたった段階で、30年強の歴史がありながら、そういう大事な場所について、難問があったとしても、交渉した形跡もあんまりない。交渉力の欠如といいますか、そういう問題についてどのように考えているのか、お尋ねしたい。
2つ目は、ちょうど7年前に東部清掃工場が稼働いたしました。当初、600トンの構想でありましたけれども、これも、尊延寺地区等々、地元の皆さんのいろいろな御意見がありまして、最終的には240トンの事業に縮小され、そして現在に至っているということであります。反対があったのは事実ですけれども、7年後も見通せない事業展開、そして今度は何と現在のところから700メートルしか離れてない他市、隣のまちの京田辺市です。そこにまた処理場をつくる。堀井先生はきのう何て言いましたかね、お化けと言いましたけれども、私は何か足のない幽霊みたいな感じがしてならないんですよ。こういう事業展開はいかがなものなのか。
この2点、穂谷川清掃工場の地元との再交渉、それから2点目は、7年後の見通しも立たないような事業展開をした洞察力のなさ、この辺の2つをまず問いたいと思います。
226 ◯阪本
徹環境事業部長 まず、京田辺市に建設することになった経過につきましては、京田辺市がごみ処理施設の老朽化に伴う後継施設の検討をする中で、平成26年1月に京田辺市から広域処理に係る申し入れがございました。これを受けて、協議の結果、ごみ処理施設建設地は京田辺市内とする可燃ごみ広域処理に関する基本合意書を平成26年度に締結いたしました。
穂谷川清掃工場第3プラントの後継施設につきましては、廃棄物減量等推進審議会や市議会、また、パブリックコメントにより御意見をお聞きし、ごみ処理施設整備基本構想として策定しております。
また、東部清掃工場は平成11年に都市計画決定を行い、平成20年の稼働後は、市内のごみを効率よく処理し、廃棄物処理体制を適正に維持しております。
将来のごみ処理体制につきましては、ごみ処理量の将来予測や処理方法、処理体制等の基本的な内容につきまして、適切な体制維持に向け、ごみ処理施設整備基本構想を策定してまいりました。この計画に基づき、現在、ごみ処理施設整備基本計画を京田辺市と両市で策定しているところでございます。
227 ◯千葉清司議員 あえて質問はしませんけれども、やはり今後こういう重要な事業が展開されていくわけですから、私は新市長に申し上げておきたいんです。
こういう大きな事業、京田辺市と合同で組合を設立してやるわけですけれども、特に今回提起されていることを数字的に申しますと、168トンの処理量なんですね。枚方市が104トン、京田辺市が64トン。これは大体の概算ですけれども、設立する費用というか事業費は140億円から200億円弱だと思います。その前に東部清掃工場をつくったのが7年前で、240トンの処理量で大体110億円ぐらいです。経費、資材も労務費も非常に上がりまして、総合文化施設も今話題になっていますけれども、4割ぐらい上がっているということなんですね。ですからこのような計算になるんです。
結果論を申すわけじゃないんですけれども、今、東部清掃工場が240トン体制。京田辺市と枚方市は140トン。240トンと140トンで380トン。600トン構想のときに、多目に見て、400トンの東部清掃工場に整備をすればこういう話が出るわけはないんですね。ですから、私は先ほど幽霊と言いましたけれども、40万市民で中核都市という、全国的にも評価されるような町なのに、実際はこういう、本当に幽霊的な実態だという、何か漫画的なやり方だと言っても決して過言ではないと私は思いますよ。
これは新市長さんの責任でも何でもございません。ただ、今後新市長さんもこういう事業をいろいろ展開されていくわけですから私は新市長さんに申し上げておきます。いい悪いは別で、常に庁内委員会という委員会を立ち上げるんですよ。僕は余り賛成の立場じゃないんですけれども。それから、学識経験者を含めて専門委員会。これは結論的にはどちらも市長の人事なんですね。ですから私は申し上げておきたいんですけれども、こういう庁内委員会とか専門委員会というのは、市長がそこに諮問して答申をいただくわけです。こういう類いのものは、少人数で、密室でやられるわけですが、あんまり公開制じゃないわけですから、虫がひっつきやすいんですよね。ですから市長に申し上げておきたいんですが、こういう大きな事業は全員協議会で、やっぱりこの議場で市長が提案して、そして論議し結論を見出してという全会一致の方法をとっていったら、後で何も問題は起きないんですよ。
伏見市長がこれからどんどんいろいろな事業展開をするわけですから、ぜひ、大きな事業はこの議場で論議して決めていくんだと、そういう基本姿勢を私は貫いてほしい。そうすれば、無駄なお金も、あるいは後でいろいろ問題も起きないと私は思うんですよ。市長が新しくなってこれからいろいろなお仕事をされるわけですから、あえてそういう手法、大きな事業はこの議場で論議して決めていくんだと。同時に、教育的なもの、それから市民の命と財産に係る問題は多数決で決めたらいけないと。必ず後々まで尾を引いていく。ですから、教育問題、あるいは市民の命とか財産に係る問題は、多少時間がかかってもやはり全会一致になるまで論議を尽くしていくと。そういうことでひとつ、市長、身を切る改革と言っていますから、まさに身を切る改革の中にそういう手法を、議会制民主主義の根本の手法を入れてやってほしいと、そのことを再度お願い申し上げまして、質問を終わります。
228 ◯堀井 勝議員 ごく簡単に質問させていただきたいと思います。
組合規約案が提案されておりますが、この第5条に、組合議会の議員の定数は12名にすると、枚方市が7名、そして京田辺が5名ということで、12名にするということなんですが、その根拠について、お尋ねしたいと思います。
229 ◯阪本
徹環境事業部長 当該一部事務組合がごみ処理施設のアセス、設計、建設工事という重要な業務を担う時期であり、組合議会が事業執行組織となる組合を監視するという機能を十分に果たす必要があることから、京田辺市と協議の結果、相応の人数である12名といたしました。
選出区分につきましては、先ほどおっしゃいましたように、京田辺市と協議の結果、今回の建設に係る費用負担割合に準じることとし、枚方市7名、京田辺市5名としております。
230 ◯堀井 勝議員 これから事業を展開する上で監視を強めていただくと、こういうことで12名という人数が出ているわけですが、いよいよ定着してきましたら、我々、消防議会の組合でも定数を減らしてきたように、この12名もぜひ定数を減らしてもらうための努力をひとつお願いしておきたいと思います。
2点目は、一部事務組合の議員報酬について、お尋ねしたいと思います。
枚方市議会の議会改革調査特別委員会で議論された結論、すなわち議員報酬は無償とするということを議長に提案されて、京田辺市とはそういう趣旨に沿って協議されるよう、大森議長から市長に提言していただいているものと思いますが、この点についてはどうなっているのか、お尋ねいたします。
231 ◯阪本
徹環境事業部長 京田辺市からは、京田辺市議会議長から議員報酬を無償とする案を提案され、現在、市議会において協議中であると聞いております。
232 ◯堀井 勝議員 京田辺市の議長さんにも御苦労いただいているようでありますが、やっぱり両市の理事者で協議されて。議員報酬について云々かんぬん言うべき問題でないかもわかりませんが、当枚方市議会の大森議長が提言されているように、報酬を無償とする方向で頑張っていただきますように、これも要望にとどめておきます。以上です。
233
◯大森由紀子議長 これをもって質疑を終結します。
234
◯大森由紀子議長 お諮りします。
ただいま議題となっています議案第129号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
235
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。
236
◯大森由紀子議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。
237
◯大森由紀子議長 これから議案第129号を起立により採決します。
本件は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
238
◯大森由紀子議長 起立多数です。
よって本件は、原案のとおり可決されました。
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239
◯大森由紀子議長 日程第23、議案第130号「第5次枚方市総合計画について」を議題とします。
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240
◯大森由紀子議長 理事者から提案理由の説明を求めます。岸政策企画部長。
241 ◯岸 弘克政策企画部長 ただいま上程されました議案第130号 第5次枚方市総合計画について、提案理由の御説明をさせていただきます。
恐れ入りますが、議案書の374ページをお開きください。
本案件は、昨年の12月25日に枚方市総合計画審議会から基本構想及び基本計画から成る第5次枚方市総合計画の策定についていただいた答申をもとに、12月下旬にパブリックコメントを実施し、その結果を踏まえてこのほど計画を取りまとめましたので、枚方市総合計画策定条例第5条及び枚方市議会基本条例第10条第3号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
なお、本案件につきましては、策定の進捗に合わせまして、平成26年12月に基本構想(試案)について、平成27年6月には基本計画(試案)について、11月には基本構想及び基本計画から成る総合計画(案)について、それぞれ全員協議会をお開きいただき御説明させていただいておりますので、本日は概要について御説明させていただきます。
それでは、議案書とは別冊で配付させていただいております第5次枚方市総合計画に基づき、順次御説明させていただきます。
表紙を1枚おめくりいただきまして、まず目次といたしまして、1ページから12ページまでは、I 総合計画の策定について、次に、13ページから20ページまでは、II 基本構想を、21ページからは、III 基本計画について、述べております。
次に、3ページをお開きください。
1.総合計画策定の趣旨や、2.計画策定の背景と枚方市が抱える主な課題を掲載しております。
次に、11ページをごらんください。
3.計画の基本的な考え方として、下段の枠囲みのとおり、3つの項目をお示ししております。
次に、12ページをお開きください。
4.計画の構成と期間として、総合計画が基本構想と基本計画で構成されることや、基本構想は計画期間を設定しないこと、基本計画は、基本構想を実現するために、12年間において重点的に進める施策やさまざまな部門における必要な施策を設定することなどをお示ししております。
また、基本計画の重点化施策を踏まえた具体的な実現計画として4年間の実行計画を作成し、毎年度、新たに取り組む事業を含めて計画の検証を行い、必要な見直しを行うこともお示ししております。
次に、13ページをごらんください。
ここからが基本構想となります。
15ページをお開きいただきまして、1.めざすまちの姿として、「持続的に発展し、一人ひとりが輝くまち 枚方」を掲げております。
次に、16ページをお開きください。
2.基本構想の実現主体として、市民、市民団体、事業者、行政がともにつながり、支え合いながら、まちの目標を共有し、それぞれの役割を理解してまちづくりを進めていくことを掲げております。
次に、17ページをごらんください。
ここでは、3.まちづくりの基本目標として、本市の「めざすまちの姿」を実現するための5つの基本目標を定めております。なお、この5つの基本目標に基づきどのような取り組みを進めていくのかを、17ページから19ページにかけてお示ししております。
20ページをお開きください。
ここでは、4.基本構想を実現するためにとして、5つの基本目標の実現に向け、効率的、効果的な行政運営を進めていくための取り組みの方針をお示ししております。
続きまして、21ページをごらんください。
ここからが基本計画となります。
24ページをお開きいただきたいと存じます。
ここでは、基本計画の期間における、4つの重点的に進める施策をお示ししております。
次に、25ページには、基本計画における部門別の取り組みとして、基本構想で定める5つの基本目標を実現するための28の施策目標を体系化した一覧をお示ししております。この内容につきましては、次の26ページから87ページにわたり、施策目標ごとに「現状と課題」、「取り組みの方向」、「行政の主な取り組み」、「市民、市民団体、事業者の主な取り組み」及び「取り組みの進捗を測る指標(施策指標)」を掲載しております。
続きまして、89ページをお開きいただきたいと存じます。
89ページには、「計画の推進に向けた基盤づくり」として、基本計画に掲げる28の施策目標の実現に向けた取り組みを着実に進めていくための基盤として、どのように効率的、効果的に行政運営していくのかを、4つの取り組みとしてお示ししております。その内容につきましては、次の90ページから99ページにかけまして掲載しております。内容の構成につきましては、先ほど説明させていただきました「部門別の取り組み」と同様になっております。
100ページをごらんいただきたいと存じます。
100ページ、101ページには、「計画の進め方」として、計画を効率的、効果的に推進していくために、取り組みの進捗状況を適切に評価し、評価結果に基づき継続的な改善を図っていくPDCAサイクルを確立することが必要であることや、基本計画の推進に当たっては実行計画を毎年度検証、評価し、評価結果や社会状況などを踏まえて次年度の事業の改善や見直しにつなげていくこと、また、基本計画は、実行計画4年間の総括をもとに検証、評価を行い、必要に応じて改定を行うことなどをお示ししております。
以上、甚だ簡単ではございますが、議案第130号 第5次枚方市総合計画についての御説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願いいたします。
242
◯大森由紀子議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。
243
◯大森由紀子議長 お諮りします。
ただいま議題となっています議案第130号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
244
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。
245
◯大森由紀子議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。
246
◯大森由紀子議長 これから議案第130号を採決します。
本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
247
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって本件は、原案のとおり可決されました。
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248
◯大森由紀子議長 日程第24、議案第101号「平成27年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第6号)」を議題とします。
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249
◯大森由紀子議長 理事者から提案理由の説明を求めます。北村財務部長。
250 ◯北村昌彦財務部長 ただいま上程されました議案第101号 平成27年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第6号)につきまして、提案理由を御説明申し上げます。
それでは、議案書の5ページをお開きください。
第1条歳入歳出予算の補正では、歳入歳出それぞれ1億9,442万5,000円を減額し、補正後の総額を1,366億4,975万7,000円と定めるものでございます。
次に、第2条から第4条につきましては、それぞれ別表により御説明いたします。
9ページをごらんください。
第2条の債務負担行為の補正でございますが、第2表のとおり、児童発達支援センター整備事業の補正を行い、補正後の限度額を171億3,317万1,000円とするものでございます。
次に、10ページをごらんください。
第3条の地方債の補正でございますが、第3表のとおり、留守家庭児童会室建替等事業など18件の補正を行い、補正後の限度額を130億554万2,000円とするものでございます。
次に、12ページをごらんください。
第4条の繰越明許費でございますが、第4表のとおり、社会保障・税番号制度事業など15事業について、予算の繰り越しを行うものでございます。
続きまして、事項別明細書によりまして、主な補正内容について、御説明いたします。
14ページをごらんください。
まず、歳入の補正でございます。
第6款地方消費税交付金では12億円の増額補正を行っております。
第10款地方交付税では1億6,494万8,000円の増額補正を行っております。
次に、16ページをごらんください。
第14款国庫支出金では、学校施設環境改善交付金の減額などにより、5億3,100万7,000円の減額補正を行っております。
次に、20ページをごらんください。
第15款府支出金では、連続立体交差事業関連委託金の減額などにより、5億8,858万6,000円の減額補正を行っております。
次に、26ページをごらんください。
第18款繰入金では、減債基金繰入金の増額などにより、4億6,253万1,000円の増額補正を行っております。
次に、28ページをごらんください。
第20款市債につきましては、先ほど申し上げましたとおり、11億140万円の減額補正を行っております。
以上を合計いたしますと、30ページの最下段の歳入合計のとおり、1億9,442万5,000円の減額補正となり、補正後の歳入総額は1,366億4,975万7,000円となります。
続きまして、歳出でございます。
32ページをごらんください。
第1款議会費では、活動経費などの減額により、923万5,000円の減額補正を行っております。
第2款総務費では、施設保全整備基金や新庁舎及び総合文化施設整備事業基金への積立金、土地取得特別会計への繰出金の増額などにより、5億4,952万2,000円の増額補正を行っております。
次に、38ページをごらんください。
第3款民生費でございますが、私立保育所等経費の減額や国民健康保険特別会計への繰出金の増額などにより、6,771万1,000円の増額補正を行っております。
次に、46ページをごらんください。
第4款衛生費では、新病院整備事業に対する出資金の増額などにより、1億7,853万8,000円の増額補正を行っております。
次に、50ページをごらんください。
第7款土木費では、下水道事業会計に対する補助金の増額などの一方、京阪本線連続立体交差事業経費の減額などにより、12億2,681万2,000円の減額補正を行っております。
次に、58ページをごらんください。
第9款教育費では、第一学校給食共同調理場整備事業経費の減額などにより、4億991万円の減額補正を行っております。
以上を合計いたしますと、66ページの最下段の歳出合計のとおり、1億9,442万5,000円の減額補正となり、補正後の歳出総額は1,366億4,975万7,000円となります。
なお、68ページ以降に給与費明細書や債務負担行為に関する調書等を添付しておりますので、あわせて御参照をお願いいたします。
以上、議案第101号 平成27年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第6号)の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。
251
◯大森由紀子議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。
252
◯大森由紀子議長 お諮りします。
ただいま議題となっています議案第101号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
253
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。
254
◯大森由紀子議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。
255
◯大森由紀子議長 これから議案第101号を採決します。
本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
256
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって本件は、原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
257
◯大森由紀子議長 日程第25、議案第102号「平成27年度大阪府枚方市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)」、日程第26、議案第103号「平成27年度大阪府枚方市土地取得特別会計補正予算(第2号)」、日程第27、議案第104号「平成27年度大阪府枚方市財産区特別会計補正予算(第2号)」、日程第28、議案第105号「平成27年度大阪府枚方市介護保険特別会計補正予算(第5号)」、日程第29、議案第106号「平成27年度大阪府枚方市水道事業会計補正予算(第4号)」、日程第30、議案第107号「平成27年度大阪府枚方市病院事業会計補正予算(第3号)」及び日程第31、議案第108号「平成27年度大阪府枚方市下水道事業会計補正予算(第3号)」を一括議題とします。
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258
◯大森由紀子議長 理事者から順次提案理由の説明を求めます。
まず、議案第102号について、人見健康部長。
259 ◯
人見泰生健康部長 ただいま一括上程されました議案のうち、議案第102号 平成27年度大阪府枚方市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
議案書の79ページをお開き願います。
第1条歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出の総額にそれぞれ1億833万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を557億268万5,000円とするものでございます。
内容につきましては、議案書82ページからの事項別明細書により御説明申し上げます。
まず、82ページの歳入でございますが、第7款繰入金では、法令及び国通知に基づく一般会計繰入金として、7億9,575万8,000円を増額しております。
次に、第8款諸収入につきましては、先ほどの一般会計繰入金の増額に伴う財源調整として、6億8,742万6,000円を減額するものでございます。
次に、84ページの歳出でございますが、第2款保険給付費につきましては負担金の財源調整による減額を、また、第10款諸支出金につきましては、1億833万2,000円を増額しております。
以上、議案第102号の提案理由とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。
260
◯大森由紀子議長 次に、議案第103号及び議案第104号について、北村財務部長。
261 ◯北村昌彦財務部長 一括上程されました議案のうち、議案第103号及び議案第104号につきまして、順次提案理由の御説明を申し上げます。
まず、議案第103号 平成27年度大阪府枚方市土地取得特別会計補正予算(第2号)につきまして御説明を申し上げます。
議案書の87ページをお開きください。
第1条の歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出それぞれ1,382万7,000円を追加し、補正後の総額を9億7,010万7,000円と定めるものでございます。
次に、歳入歳出補正予算の内訳につきましては、90ページの歳入歳出補正予算事項別明細書をごらんください。
歳入の補正では、第1款財産収入の不動産売払収入で2,460万円を増額しております。これは、総合文化施設整備事業用地の一部を一般会計に売り払いすることによるものでございます。
第2款諸収入の雑入で1億2,350万円を減額し、第5款繰入金に一般会計からの繰入金1億1,272万7,000円を増額しております。
以上を合計いたしますと、最下段の歳入合計のとおり1,382万7,000円の増額補正となり、補正後の歳入総額は9億7,010万7,000円となります。
続きまして、92ページをお開きください。
歳出の補正では、第1款公債費の元金として基金償還金2,460万円を増額しております。これは、総合文化施設整備事業用地を平成18年度に本会計において取得した際、その財源として新庁舎及び総合文化施設整備事業基金より50億円の借り入れを行っておりますので、今回の用地の一部売却に伴い、同基金に償還するものでございます。また、利子として、長期債利子を1,077万3,000円減額しております。
以上を合計いたしますと、最下段の歳出合計のとおり1,382万7,000円の増額となり、補正後の歳出総額は9億7,010万7,000円となります。
続きまして、議案第104号 平成27年度大阪府枚方市財産区特別会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
議案書の95ページをお開きください。
第1条歳入歳出予算の補正では、歳入歳出それぞれ779万5,000円を減額し、補正後の総額をそれぞれ4億5,080万5,000円と定めております。
次に、歳入歳出補正予算の内訳ですが、98ページの歳入歳出補正予算事項別明細書をお開きください。
歳入の補正では、第1款財産収入の財産売払収入について、不要となった財産区財産の一部を処分することにより、1,020万5,000円を増額しております。
また、第2款繰入金につきましては、財産区各地域の公共的な事業の実施が少なかったことから、不用額として1,800万円を減額しております。
以上を合計いたしますと、最下段のとおり779万5,000円の減額補正となり、補正後の歳入総額は4億5,080万5,000円となります。
続きまして、100ページをお開きください。
歳出の補正では、第1款総務費につきまして、水利組合への補償金として237万4,000円、基金積立金として579万円をそれぞれ増額し、地区公共事業等実施経費につきましては1,800万円を減額しております。
また、第2款繰出金につきましては、財産売払収入の2割相当分の204万1,000円を増額しております。
以上を合計いたしますと、最下段のとおり779万5,000円の減額補正となり、補正後の歳出総額は4億5,080万5,000円となります。
以上、議案第103号及び議案第104号の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。
262
◯大森由紀子議長 次に、議案第105号について、山口福祉部長。
263 ◯山口 広福祉部長 続きまして、議案第105号 平成27年度大阪府枚方市介護保険特別会計補正予算(第5号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
議案書の103ページをお開き願います。
第1条歳入歳出予算の補正では、予算の総額から歳入歳出それぞれ1億7,856万5,000円を減額し、予算の総額をそれぞれ285億3,519万4,000円と定めるものでございます。
歳入歳出補正予算の内容につきましては、議案書106ページからの補正予算事項別明細書により御説明申し上げます。
まず、歳入の補正でございますが、第1款保険料では、本年度から実施されている公費投入による低所得者の保険料軽減について対象者数が見込みより増加したため、保険料額の減少分として62万7,000円を減額するものでございます。
次に、歳出の保険給付費及び地域支援事業費の減額補正に伴い、介護保険法に定める負担割合に応じて、第2款支払基金交付金を6,170万7,000円、第3款国庫支出金を6,215万7,000円、第4款府支出金を1,950万9,000円、それぞれ減額するものでございます。
続きまして、108ページをお開きください。
第6款繰入金につきましては、介護給付費繰入金及び地域支援事業繰入金を法に定める負担割合に応じ減額するとともに、事務費等分繰入金の減額及び低所得の方の保険料軽減のための繰入金の増額と合わせ、一般会計繰入金を3,456万5,000円減額するものでございます。
次に、歳出の補正につきましては、110ページをお開きください。
第1款総務費につきましては、介護認定費551万6,000円を減額するものでございます。
第2款保険給付費につきましては、サービスごとの給付費見込みにより、2億2,038万2,000円を減額するものでございます。
続きまして、112ページをお開きください。
第3款地域支援事業費につきましては、事業費見込みにより1,090万1,000円を減額するものでございます。
第6款基金積立金につきましては、保険給付費及び地域支援事業費の減額補正に伴う保険料の余剰分として、5,823万4,000円を増額するものでございます。
以上、甚だ簡単でございますが、議案第105号 平成27年度大阪府枚方市介護保険特別会計補正予算(第5号)の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。
264
◯大森由紀子議長 次に、議案第106号について、島田水道部長。
265 ◯島田雅彦上下水道局水道部長 続きまして、議案第106号 平成27年度大阪府枚方市水道事業会計補正予算(第4号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
恐れ入りますが、議案書114ページをお開き願います。
まず、第2条収益的支出ですが、第1款水道事業費用の第1項営業費用を8,996万2,000円、第3項特別損失を2,100万円、それぞれ増額するものでございます。
次に、115ページの第3条継続費でございますが、送配水管更生事業の施工方法の見直し等によりまして、総額及び年割額を変更するものでございます。
次に、第4条債務負担行為ですが、水道施設情報管理システム関連機器賃貸借につきまして、契約期間の延長に伴い、債務負担行為を設定するものでございます。
それでは、主な内容につきまして、補正予算説明書に基づき御説明いたします。
恐れ入りますが、116ページをお開き願います。
まず、収益的支出の水道事業費用ですが、営業費用の減価償却費につきまして、資産の確定に伴い、1億1,096万2,000円増額し、次の資産減耗費は、水道施設更新に伴います減価償却中の固定資産の除却分につきまして2,100万円減額し、同額を下の特別損失に組みかえるものでございます。
なお、118ページ以降に継続費に関する調書、債務負担行為に関する調書を添付しておりますので、あわせて御参照くださいますようお願い申し上げます。
以上、甚だ簡単ではございますが、議案第106号 平成27年度大阪府枚方市水道事業会計補正予算(第4号)の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決くださいますようお願い申し上げます。
266
◯大森由紀子議長 次に、議案第107号について、西村市立ひらかた病院事務局長。
267 ◯西村良成市立ひらかた病院事務局長 続きまして、議案第107号 平成27年度大阪府枚方市病院事業会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
議案書の123ページをお開き願います。
まず、第2条の収益的収入及び支出の補正でございますが、第1款病院事業収益といたしまして、2億4,187万7,000円を増額いたします。内訳といたしまして、第1項医業収益を2億9万5,000円、第2項医業外収益を4,178万2,000円、それぞれ増額するものでございます。
次に、支出では、第1款病院事業費用といたしまして、3億3,596万1,000円を増額いたします。内訳といたしましては、第1項医業費用を2億円、第2項医業外費用を1,000万円、第3項特別損失を1億2,596万1,000円増額するものでございます。
124ページをお開き願います。
第3条の資本的収入及び支出の補正でございますが、資本的収入といたしまして、3億1,592万2,000円減額いたします。内訳といたしましては、第1項一般会計出資金を1億4,902万9,000円増額、第2項企業債を4億8,510万円減額し、新たに第3項補助金を2,013万円、第4項貸付金返還金を1万9,000円、それぞれ計上するものでございます。
次に、支出では、第1款資本的支出を4億3,525万4,000円減額いたします。内容といたしましては、第1項建設改良費を減額するものでございます。
なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額につきましては、過年度損益勘定留保資金などで補填する旨、括弧書きを改めております。
次に、第4条継続費につきましては、病院改築事業が完了に近づき、現時点における工事の進捗による見込み額に基づきまして総額を減額し、平成27年度と平成28年度の年割額の変更を行っております。
次に、125ページの第5条企業債につきましては、事業費の確定による限度額の補正でございます。
次に、第6条他会計からの補助金は、一般会計からの補助を受ける額を改めるものでございます。
それでは、主な内容につきまして、補正予算説明書に基づき御説明申し上げます。
126ページをお開き願います。
収益的収入の病院事業収益でございますが、医業収益につきましては、外来診療に係る高額な肝炎治療薬の導入と決算見込みから、外来収益で1億3,200万円の増額、その他医業収益では、一般会計繰入金の平成26年度決算に伴う精算分といたしまして、一般会計負担金で6,809万5,000円を増額するものでございます。
医業外収益につきましては、一般会計繰入金の平成26年度決算に伴う精算分といたしまして、一般会計負担金では957万5,000円の減額、一般会計補助金では3,434万7,000円の増額を行うものでございます。補助金では、府補助金として、救急搬送患者受入促進事業費補助金などの決算見込みに伴い201万円の増額、引当金戻入は、貸倒引当金の残高に不用額が生じる見込みであることから、1,500万円を計上しております。
次に、128ページをお開き願います。
収益的支出の病院事業費用でございますが、医業費用では、先ほど申し上げました高額な肝炎治療薬の購入費用といたしまして、材料費で2億円増額するものでございます。
医業外費用につきましては、消費税及び地方消費税の決算見込みに伴い、1,000万円を増額するものでございます。
特別損失につきましては、その他特別損失といたしまして、既に工事が完了いたしました旧病院解体工事の工事費のうち、有効活用地分に係る部分を病院の固定資産から除却する予算として、1億2,596万1,000円を計上するものでございます。
次に、130ページをお開き願います。
資本的収入及び支出でございますが、まず、資本的収入の内訳といたしまして、一般会計出資金につきましては、一般会計繰入金の平成26年度決算に伴う精算分といたしまして1億4,902万9,000円を増額、企業債につきましては、新病院整備事業の事業費の確定などに伴い4億8,510万円の減額、補助金につきましては、地域医療機関ICT整備事業補助金などの交付決定に伴い2,013万円の増額、貸付金返還金につきましては、医師大学院修学資金貸付に係る返還金として、新たに1万9,000円を計上するものでございます。
132ページをお開き願います。
資本的支出の内訳でございますが、建設改良費の資産購入費におきましては、地域医療連携システムの契約額の確定による減額などを行うものでございます。新病院整備事業費につきましては、工事請負費などの決算見込みに伴い、4億2,799万6,000円を減額するものでございます。
134ページ、135ページには継続費に関する調書を添付しておりますので、あわせて御参照いただきますようお願い申し上げます。
以上、甚だ簡単な説明ではございますが、議案第107号の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようよろしくお願いいたします。
268
◯大森由紀子議長 次に、議案第108号について、伊藤下水道部長。
269 ◯伊藤竹彦上下水道局下水道部長 続きまして、議案第108号 平成27年度大阪府枚方市下水道事業会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の136ページをお開き願います。
まず、第2条収益的収入でございますが、収入につきましては、第1款下水道事業収益の第2項営業外収益を1億75万8,000円増額するものでございます。
次に、第3条資本的収入及び支出ですが、収入につきましては、第1款資本的収入の第1項企業債を2億5,580万円、第3項国府補助金を1億1,350万円それぞれ減額し、第6項他会計補助金を3,694万3,000円増額するものです。
137ページの支出につきましては、第1款資本的支出の第1項整備事業費を3億9,655万7,000円、第2項建設改良事業費を630万2,000円、それぞれ減額するものでございます。
なお、これにより、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額等につきましては、136ページに記載のとおり、予算第4条本文括弧書きを改めております。
次に、第4条継続費につきまして、工事契約締結や工事施工方法の変更に伴い、総額及び年割額を変更するものでございます。
次に、139ページの第5条企業債につきまして、公共下水道整備事業に係る企業債の限度額を変更するものでございます。
次に、第6条他会計からの補助金につきまして、金額を変更するものでございます。
それでは、主な内容につきまして、補正予算説明書に基づき御説明いたします。
議案書の140ページをお開き願います。
まず、収益的収入の下水道事業収益ですが、平成26年度の決算に伴う精算分といたしまして、1億75万8,000円増額するものです。
続きまして、142ページの資本的収入では、企業債を2億5,580万円、国府補助金を1億1,350万円それぞれ減額するものです。
次に、他会計補助金では、平成26年度決算に伴う精算分といたしまして、3,694万3,000円増額するものです。
続きまして、144ページからの資本的支出ですが、各継続費について、工事契約の締結や工事施工方法の変更等に伴い補正するものでございます。
整備事業費につきましては、まず、溝谷川ポンプ場整備事業費では2億6,230万円減額、新安居川ポンプ場整備事業費では2,472万4,000円減額、船橋本町雨水支線整備事業費では9,167万9,000円減額、さだ排水区下水道浸水被害軽減総合事業費では1,385万4,000円減額、楠葉排水区下水道浸水被害軽減総合事業費では400万円減額するものです。
次に、建設改良事業費につきましては、汚水管更生事業費について、630万2,000円減額するものです。
なお、146ページから151ページにかけまして、継続費に関する調書を添付しておりますので、あわせて御参照いただきますようお願い申し上げます。
以上、甚だ簡単ではございますが、議案第108号 平成27年度大阪府枚方市下水道事業会計補正予算(第3号)の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。
270
◯大森由紀子議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。
271
◯大森由紀子議長 お諮りします。
ただいま議題となっています議案第102号から議案第108号までについては、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
272
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって、本7件については、委員会の付託を省略することに決しました。
273
◯大森由紀子議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。
274
◯大森由紀子議長 これから議案第102号から議案第108号までの7件を一括して採決します。
本7件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
275
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって本7件は、原案のとおり可決されました。
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276
◯大森由紀子議長 日程第32、請願第2号「国民健康保険料の引き下げ等を求める請願」を議題とします。
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277
◯大森由紀子議長 紹介議員から請願趣旨の説明を求めます。野口議員。
278 ◯野口光男議員 ただいま議題となりました国民健康保険料の引き下げ等を求める請願につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。
お手元の請願文書表をごらんください。
本請願は、・・・・・・・・・・・・・、枚方の国保をよくする会代表 ・・・・氏外7団体1,582人から提出されたものです。
それでは、請願要旨の欄を朗読することにより、本請願の趣旨説明とさせていただきます。
国の社会保障費抑制や所得格差、貧困の進行により、市民生活は悪化しています。市民が安心して医療を受けられるように、次のとおり請願します。
1.高過ぎる国民健康保険料を引き下げてください。
2.「生活困窮」、「医療費等やむを得ない支出」等による保険料減免制度の拡充をしてください。
3.胸部X線、血液検査項目等、特定健診の検査項目を増やしてください。
4.人間ドック等への健診補助額を大幅に引き上げてください。
「国民健康保険法」では、社会保障制度として国や自治体がその運営に責任を持ち、加入者が安心して病院等にかかれることを目指すとされています。
しかし、国が国庫補助を引き下げたため、市民の支払い能力の限度を超える高い保険料となっています。
新年度(平成28年度)の保険料案は、今年度と比べ、賦課総額は下がりましたが、所得割料率は上がり、所得割が賦課される加入世帯では新年度も値上げとなっています。市は、「保険料軽減のため」としてこれまで実施してきた年度当初の一般会計からの独自繰り入れを、「賦課総額が下がったから」としてやめてしまいましたが、引き続き保険料を引き下げるために一般会計からの繰り入れが求められています。
所得割が賦課される所得層は、子育てや親の介護等で家計のやりくりが大変な現役世代が中心で、収入が同じなのに保険料は毎年値上げされ、「払いたくても払えない」保険料になっています。
同時に、支払いが大変なときの市の独自減免制度も基準が厳しく、暮らしに見合ったものとは言えません。また、病気を予防し、早期発見するための検診制度も不十分です。国民健康保険制度の改善、充実をしていただくよう請願します。
以上、簡単でございますが、請願趣旨の説明とさせていただきます。
議員各位におかれましては、どうか本請願の趣旨に御賛同賜りまして、御採択いただきますようお願い申し上げます。
279
◯大森由紀子議長 本件は、お手元に配付の請願文書表のとおり、所管の厚生常任委員会に付託します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
280
◯大森由紀子議長 お諮りします。
議事の都合により、3月9日から3月25日までのうち、市の休日を除く12日間を休会としたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
281
◯大森由紀子議長 御異議なしと認めます。
よって、3月9日から3月25日までのうち、市の休日を除く12日間を休会とすることに決しました。
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282
◯大森由紀子議長 なお、休会中に開催されます諸会議の日程につきましては、お手元に配付しています諸会議日程表のとおりです。
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諸 会 議 日 程 表
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┃会 議 名│開 議 日│ 時 間 │場 所│ 案 件 名 ┃
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┃ │ │ │ │ ┃
┃建 設│3月8日 │本 会 議│第 1 │(1) 枚方市駅周辺再整備について ┃
┃委員協議会│ (火) │散 会 後│委員会室 │ ┃
┃ │ │ │ │ ┃
┠─────┼─────┼─────┼─────┼──────────────────┨
┃ │ │ │ │ ┃
┃建 設│3月8日 │建 設│第 1 │ ┃
┃常任委員会│ (火) │委員協議会│委員会室 │(1) 枚方市駅周辺再整備について ┃
┃ │ │散 会 後│ │ ┃
┃ │ │ │ │ ┃
┠─────┼─────┼─────┼─────┼──────────────────┨
┃ │ │ │ │ ┃
┃ │ │ │ │(1) 議案第120号 枚方市国民健康保険条┃
┃厚 生│3月10日 │午前10時 │第 1 │ 例の一部改正について┃
┃常任委員会│ (木) │ │委員会室 │(2) 請願第2号 国民健康保険料の引き┃
┃ │ │ │ │ 下げ等を求める請願 ┃
┃ │ │ │ │ ┃
┠─────┼─────┼─────┼─────┼──────────────────┨
┃ │ │ │ │ ┃
┃議会改革 │3月11日 │ │第 1 │(1) ICT等の活用について ┃
┃調査特別 │ (金) │午前10時 │委員会室 │(2) 設備の充実について ┃
┃委 員 会│ │ │ │(3) 中間報告(案)について ┃
┃ │ │ │ │ ┃
┠─────┼─────┼─────┼─────┼──────────────────┨
┃ │ │ │ │ ┃
┃ │3月15日 │ │ │ ┃
┃ │ (火) │ │ │ ┃
┃ │3月16日 │ │ │(1) 議案第90号 平成28年度大阪府枚┃
┃ │ (水) │ │ │ 方市一般会計予算 ┃
┃予 算│3月18日 │午前10時 │第3・第4│ ~ ┃
┃特別委員会│ (金) │ │委員会室 │(11)議案第100号 平成28年度大阪府枚┃
┃ │3月23日 │ │ │ 方市下水道事業会計予┃
┃ │ (水) │ │ │ 算 ┃
┃ │3月24日 │ │ │ ┃
┃ │ (木) │ │ │ ┃
┃ │ │ │ │ ┃
┗━━━━━┷━━━━━┷━━━━━┷━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━┯━━━━━┯━━━━━┯━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃会 議 名│開 議 日│ 時 間 │場 所│ 案 件 名 ┃
┣━━━━━┿━━━━━┿━━━━━┿━━━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃ │ │ │ │ ┃
┃建 設│3月17日 │午後2時 │第 1 │(1) 枚方市駅周辺再整備について ┃
┃常任委員会│ (木) │ │委員会室 │ ┃
┃ │ │ │ │ ┃
┠─────┼─────┼─────┼─────┼──────────────────┨
┃ │ │ │ │ ┃
┃各 派│3月18日 │予 算│ │(1) 人事案件について ┃
┃代表者会議│ (金) │特別委員会│議会公室 │(2) その他 ┃
┃ │ │休 憩 中│ │ ┃
┃ │ │ │ │ ┃
┠─────┼─────┼─────┼─────┼──────────────────┨
┃ │ │ │ │ ┃
┃議会運営 │3月23日 │予 算│第 1 │(1) 追加議案について ┃
┃委 員 会│ (水) │特別委員会│委員会室 │(2) 意見書の取り扱いについて ┃
┃ │ │休 憩 中│ │(3) その他 ┃
┃ │ │ │ │ ┃
┗━━━━━┷━━━━━┷━━━━━┷━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
(注) 諸会議の招集通知は、議会期間中のため省略します。
──────────────────────────────────────────
283
◯大森由紀子議長 委員各位におかれましては、よろしく御出席くださるようお願いします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
284
◯大森由紀子議長 以上で、本日の日程は全部終了しました。
本日はこれにて散会します。
(午後2時6分 散会)
発言が指定されていません。 Copyright © Hirakata City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...