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平成17年第2回定例会(第4日) 本文 開催日: 2005-06-22
平成17年第2回定例会(第4日) 名簿 開催日: 2005-06-22

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  1. 枚方市議会 2005-06-22
    平成17年第2回定例会(第4日) 本文 開催日: 2005-06-22


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    検索結果一覧に戻る 検索をやり直す 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2005-06-22 平成17年第2回定例会(第4日) 本文 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 全文表示 選択表示 発言者表示切り替え 全 65 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1   ○山原富明議長 選択 2   ○武 正行市議会事務局長 選択 3   ○山原富明議長 選択 4   ○山原富明議長 選択 5   ○山原富明議長 選択 6   ○松浦幸夫議員 選択 7   ○田中 皓理事都市整備部長 選択 8   ○梅崎 茂土木部長 選択 9   ○大塚光央理事重点プロジェクト推進部長 選択 10   ○森下修造理事文化産業部長 選択 11   ○奈良 渉教育委員会事務局学校教育部長 選択 12   ○井原基次行政改革部長 選択 13   ○小池正明理事総務部長 選択 14   ○上谷好一市民病院事務局長 選択 15   ○田渕哲夫市民生活部長 選択 16   ○竹田肥央健康部長 選択 17   ○松浦幸夫議員 選択 18   ○大塚光央理事重点プロジェクト推進部長 選択 19   ○中司 宏市長 選択 20   ○山原富明議長 選択 21   ○山原富明議長 選択 22   ○西村健史議員 選択 23   ○永田久美子市長公室長 選択 24   ○榎本志郎理事兼企画財政部長 選択 25   ○大塚光央理事重点プロジェクト推進部長 選択 26   ○小池正明理事総務部長 選択 27   ○田中 皓理事都市整備部長 選択 28   ○山原富明議長 選択 29   ○米林 收理事兼財務部長 選択 30   ○梅崎 茂土木部長 選択 31   ○小堀隆恒副市長 選択 32   ○西村健史議員 選択 33   ○山原富明議長 選択 34   ○山原富明議長 選択 35   ○山原富明議長 選択 36   ○小池正明理事総務部長 選択 37   ○田中 皓理事都市整備部長 選択 38   ○小堀隆恒副市長 選択 39   ○木下 誠副市長 選択 40   ○山原富明議長 選択 41   ○山原富明議長 選択 42   ○中司 宏市長 選択 43   ○西村健史議員 選択 44   ○中司 宏市長 選択 45   ○山原富明議長 選択 46   ○山原富明議長 選択 47   ○大隈恭隆議員 選択 48   ○梅崎 茂土木部長 選択 49   ○横田 進教育委員会事務局管理部長 選択 50   ○永田久美子市長公室長 選択 51   ○小池正明理事総務部長 選択 52   ○田渕哲夫市民生活部長 選択 53   ○榎本志郎理事兼企画財政部長 選択 54   ○田中 皓理事都市整備部長 選択 55   ○伊丹 均環境保全部長 選択 56   ○井原基次行政改革部長 選択 57   ○大隈恭隆議員 選択 58   ○小池正明理事総務部長 選択 59   ○榎本志郎理事兼企画財政部長 選択 60   ○小堀隆恒副市長 選択 61   ○山原富明議長 選択 62   ○山原富明議長 選択 63   ○山原富明議長 選択 64   ○山原富明議長 選択 65   ○山原富明議長 ↑ ページの先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1 ○山原富明議長 開議に先立ち、事務局長から議員の出席状況を報告します。武事務局長。 2 ○武 正行市議会事務局長 本日の会議のただいまの出席議員は、33名です。  以上で報告を終わります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      (午前10時2分 開議) 3 ○山原富明議長 ただいま報告しましたとおり、出席議員は定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 4 ○山原富明議長 日程第1、「一般質問」を行います。 5 ○山原富明議長 昨日に引き続き、順次質問を許可します。  まず、松浦幸夫議員の質問を許可します。松浦議員。(拍手) 6 ○松浦幸夫議員 おはようございます。  一般質問も3日目となりますので、かなり前の方々と重複する点もあろうかと思いますけれども、少し御容赦をいただきたいと思います。  それでは、通告書に沿って質問をさせていただきます。  まず、市駅周辺の整備について、お尋ねをいたします。  基本構想を見ますと、「歴史と文化が薫る、川に開かれたまち」を目指し、基本的な考え方として、淀川の河川公園から、かつての宿場町であります歴史街道を通って市駅前、そして市庁舎から建設中の関西医科大学附属枚方病院から淀川へと回遊性のある町をつくっていくとあります。  歩行者が安全に自由に歩いて楽しめるまちづくりのために、駅周辺地域に通過交通が混入しないように、外縁部で通過交通を処理する必要があるとも言われております。今でも来庁者の車で混雑をしている役所周辺の車を、どうしていこうとしているのか。通過交通を処理するには、市駅に入ってきます車の流れをコントロールしていく必要があると思いますが、どのように考えておられるのか、お聞きしたいと思います。  また、電車で枚方に降りたとき、中央口下の正面に立たない限り、案内表示らしき物が見当たりません。駅前の歩道には、あふれるばかりの自転車が止めてあります。市長の言われる魅力ある駅前にはほど遠い状況だと思います。  不法駐車の自転車対策については、大槻議員あるいは西田議員の質問にもございました。駅周辺にある駐輪場には、まだまだ余裕があるとも聞いております。既存施設のアピールをして、駅前には自転車は置かせないといった強い姿勢で、京阪電鉄とともに姿勢を示すべきではないかと考えておりますが、いかがでしょうか。  次に、歴史や文化を感じられるまちづくりのためには、淀川の舟運の再生、歴史街道、そして、来年には中止されると言われております歴史と伝統のある菊人形を枚方市として別の形で保存できるように考えていけば、京都、大阪の中間にありながら観光資源が何もないと言われている枚方にとって、将来大きな観光名所となっていくのではないかと思いますが、お考えをお聞かせ願います。  次に、常に後回しにされてます私の地元であります氷室地区のまちづくりについて、お聞きをいたします。
     焼却場の建設に伴い、地域の自治会と東部整備室を中心に、今後のまちづくりについて検討されておられるようですが、高齢化、核家族化、そして少子化が進む状況で、日本の各地で起こっております若い人がいない町、いわば過疎化にさせないために、行政として、このような地域にどのような整備が必要だと考えておられるのか。  また、氷室地域等住み良い環境整備基金の目的と内容について、お聞きをします。  次に、3番目の市の産業対策について、お聞きします。  市内の製造業にかかわる市民は、農業人口と比べますと1けたも多いわけですが、農業施策に対し、既存の企業に対しての市独自の施策が見当たりません。新たな誘致に関しては取り組みが行われているようですが、近年、景気動向にも影響されているのでしょうが、市内の事業所数を見ますと、ここ5年間で80社以上減少してきております。これを見る限り、枚方は、企業運営がやりやすい環境にあるとは言えないのではないでしょうか。商工会議所が中心となっての中小企業への支援策は、以前から取り組まれております。今後、枚方市として独自の施策をお持ちなのか、お聞かせを願います。  次に、4番目に参ります。  前回、1年前ですが、私の一般質問で、大学が多くあることによる町の魅力について、お伺いをいたしました。市民の生涯学習機会の充実、大学が有する人的資源とすぐれた施設をまちづくりに生かせるとの御答弁をいただきましたが、大学があることによって、財政面で枚方にとってはどのようなものが考えられるのか、お聞きしたいと思います。  次に、5番目の斎場の整備計画について、お尋ねいたします。  市斎場、すなわちここで申し上げてますのは、火葬場の整備計画について、お聞きをしたいと思います。  最近、枚方市民の葬儀開始の時間が午前9時とか9時半とかいうように、今までになかった時間帯に行われることが多くなってきております。亡くなられた枚方市民の約7割の方が他市の火葬施設を利用せざるを得ない状況では、この傾向はますます増えていくと考えられます。  本市の火葬場利用料よりも8倍も高い負担を強いられている枚方市民のためにも、一刻も早く火葬場を建設しなければなりません。そのためには、中央図書館前を通る楠葉中宮線を早く開通させることも必要だと思っております。火葬場建設と楠葉中宮線の進捗状況はどのようになっているのか、お聞かせ願います。  次に、6番目に参ります。  昨日、岡林議員の質問の中にもありましたが、引きこもり・NEET対策について、質問いたします。  文部科学省もNEETの対策を中央教育審議会に諮問し、聞き取り調査にも乗り出すようですが、現在、厚生労働省の集計によれば、15歳から34歳のNEETは、平成16年で64万人と推定されております。精神医学上からいえば、30代からはNEETと引きこもりはほぼ重なるとも言われ、原因の多くが自信のなさと対人関係のつまずき、対人関係を苦手とする面が多いとも言われております。人間形成の時期と言われます小・中学校、高校の時代において、子どもたちの悩みを聞き、そして相談できる体制が本当にでき上がっているのかどうか、お聞きいたします。  いろんな事件が起こるたびに、以前からいじめがあったとか、悩んでいた等、多く耳にいたします。最近起こりました山口県立光高校の事件でも、中学校時代から、いわばいじめがあったようです。相談できる環境であれば、あのような事件を引き起こすこともなかったのではないかと思います。教育現場において、人間関係の構築についての指導はどのようにされているのか、お聞きいたします。  今はないとは思いますけれども、ある中学校の企業見学で、東大阪市にある中小企業を見学に行った帰り際に、引率の先生が生徒へ、勉強しないとこんなところで働くようになるぞと言われたという話をお聞きになったと思いますが、話があります。子どもたちに汗水流して働くことの大切さ、物作りの必要性、働くことの意義を話す機会が授業の中にあるのかどうか、お聞きをしたいと思います。  また、少子化時代において、結婚、出産、子育てについて、教育指導要領以外に、その意義を話される機会をぜひ持っていただくことを強く要望しておきたいと思います。  次に、先に8番目の職員提案について、お聞きをします。  職員の業務改善の意識付けをするための手段として、提案制度は大変重要な制度だと考えますが、実施済みの提案というのが少ない。また、その提案された中身を本当にどのような形で実施をされてきておるのか、それとも中身が改善に値しないのか、実際どうなのか、お伺いしたいと思います。  例えば、物作りの中での改善なら品質・安全面の確認をする必要がありますので、簡単に変更できないこともあるでしょうが、事務事業においては、やってみることが可能な項目もあると思います。既に実施済みの提案が出される、そういった環境になるように、そして自分たちが改善していくのだという意識が十分に浸透できるような形に持っていく必要があろうかと思います。  また、この庁舎以外の出先の機関において、この改革意識の浸透度合いというのはどのようなものなのか、職員提案制度の現状と将来的な方向をお聞かせ願いたいと思います。  次に、7番目に戻りまして、市職員の厚遇問題について、お聞きをいたします。  枚方市のレベルをどう見ておられるかについて、お伺いします。  大阪市に端を発しました職員厚遇問題は、各地で税務調査が入るなど、自治体の意識改革が進んでないのと自浄作用のなさを浮き彫りにしました。現在の財政状況の中で、市民の目線に立ち、市民に理解の得られるコスト感覚を持って行政運営を行っているのか、枚方市の厚遇レベルをどう考えておられるのか、理事者側、民間企業でいえば経営者の皆さんに伺いたいと思います。  次に、国家公務員の人事院改革案について、枚方市はどのように受け止められているのか、お伺いします。  各自治体は、企業等の諸制度について情報公開を進めて、住民、納税者の納得が得られるようにしなければならないと考えます。  去る5月に、人事院から、基本給を一律5%、中高年職員は最大7%の引き下げ、調整手当を廃止し地域手当を支給、勤務成績に基づく昇給制度などの改革案が示されました。どのようにこれを受け止めておられるのか、お伺いをいたします。  次に、市内の民間企業の年収と市職員の比較について、伺います。  人事院の改革案では地域手当が導入されるということですが、枚方市職員の年収は、市内の民間企業と比較してどうなのか。国に準拠しているだけで、地域の実情を反映したものにはなってないのではないか。財政状況を勘案したコスト意識を持って人件費削減に取り組んでもらいたいと、地域水準を見た給与にしていく必要があると思いますが、いかがでしょうか。  次に、評価制度はどの程度賃金に反映されているのか、お聞きします。  また、この人事院の改革案で、年功序列人事から実績、業績に基づいた昇給制度へとなっています。だれでも年数を積めば定期昇給をしていく時代は、民間ではとっくに終わっています。ポストや業績に対し給与を支払う、めり張りのある給与制度の導入が市職員の活性化につながると思いますが、いかがでしょうか。  次に、10番目の市民病院のことについて、お伺いをしたいと思います。  経営状況の改善のために大変苦労をされておりますが、700床の関西医科大学附属枚方病院が開院されますと、ますます経営が苦しくなると思われます。市民病院が生き残っていくためには、市民病院だからこそできるサービス、それもお金をかけずに提供できるサービスに取り組んで、落ち込んでいる市民病院の評価をよくすることだと考えます。  具体例を申しますと、急性期病院を志向されております市民病院は、紹介患者を受け入れるとともに、症状が安定し、回復期や慢性期に入った患者については、他の病院や診療所等を紹介されております。市立の病院として、民間病院では得られない情報もお持ちのはずです。そのような情報を有効に利用して、親身になって患者に最適な医療機関や介護施設を紹介し、十分なサービスが継続して受けられるようにしていくなど、市民病院に行けば十分な満足が得られるというシステム作りが求められていると思います。医師にすべてのことを求めるのではなく、事務員やケースワーカー、看護師なども含めた職員全体で情報を共有化し、患者満足度の向上、接遇改善に努めるため、職員個々の意識改革を図り、市民から信頼される市民病院にしていくことが必要だと思いますが、いかがでしょうか。  次に、11番目のAEDの設置について、伺います。  AED(自動体外式除細動機)の設置についてですが、心疾患による死亡者が増加傾向にある中で、昨年7月に、厚生労働省は、非医療従事者によるAEDの使用について、一定の条件を満たす場合に使用ができる旨の通知を行いました。  そこでお伺いいたしますが、AEDの設置について、各機関で既に取り組みが進められているようですが、枚方市としてはどのように検討されているのか、お伺いします。  また、現在、職員を対象に取り組んでおられる普通救命講習についても、できる限り早期に全職員への受講を進める必要があると考えますが、現在の状況と今後の取り組みについて、お伺いをいたします。  最後に、民生委員児童委員の配置状況と問題点について、お聞きをいたします。  民生委員児童委員は、無給で、社会奉仕の精神を持って、地域で生活困窮者、低所得者層の人々、高齢者、母子家庭、父子家庭、障害者などの支援、援助など、複雑多岐にわたる地域の福祉問題などに対応されており、最近では児童虐待にも対応されているようで、非常に多忙で連絡がとれない場合もあるとお聞きしています。  そこで、まず、民生委員児童委員や主任児童委員の配置の根拠や定数、欠員について、お伺いをいたします。  次に、今後、担当の地域割り等について、市としてどのように対応されているのか、お伺いしたいと思います。  以上で1回目の質問を終わります。 7 ○田中 皓理事都市整備部長 都市整備部にいただきました質問に、順次お答えいたします。  最初に、1.市駅周辺の整備についてのうち、関西医大附属枚方病院から市庁舎にかけての整備計画について、お答えいたします。  枚方市駅周辺は、歩行者が安全にゆったりと歩いてくつろげる空間の整備が大切だと考えております。  枚方市駅周辺に集中する通過交通を抑制するため、府道京都守口線などの周辺の幹線道路の強化や、市駅から淀川方面に歩行者が安全、快適に歩行できる経路として、府道京都守口線などの横断歩道橋やプロムナード整備を、大阪府、関西医科大学の協力を得ながら進めております。  また、枚方市駅から各施設への案内表示につきましては、わかりやすい案内に向け、今後、研究を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、歴史や文化を感じられるまちづくりについてでございますが、枚方宿では、昨年度に引き続き町屋の修景助成や案内サインの整備、万年寺山御茶屋御殿跡展望広場を含め、歴史街道にふさわしい整備を進めてまいります。  また、淀川では、国とともに舟運再生に向けた取り組みを進めてまいります。  これらの施策を進め、歴史や文化を感じられる魅力あるまちづくりに、さらに取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。  次に、2.氷室地区のまちづくりについてのうち、市としての構想につきまして、お答えいたします。  氷室地域につきましては、幹線道路や公共下水道などを整備するとともに、バスなどの公共交通機関の充実に向け取り組んできたところでございます。  今後も、引き続きこれらの整備に努めるとともに、地域に残された里山などの自然や農業などの地元産業を生かした活気あるまちづくりや、市民と行政の協働による里山保全の取り組みを進めるなど、総合的なまちづくりの検討を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 8 ○梅崎 茂土木部長 土木部にいただきました御質問に、順次お答えします。  枚方市駅周辺につきましては、現在、多数の放置自転車等があり、その一部が市駅前に集中している状況でありますが、当該放置場所は京阪電鉄の敷地であり、以前から京阪電鉄に働きかけを行い、看板の設置や放置自転車の整理等が実施されてきましたが、解消には至っておりません。  市民の安全な通行の確保、また市の玄関口としての駅前美化を確保するため、市も協力し、現在、京阪電鉄による撤去方法について協議中であり、早急な対応に努めてまいります。  あわせて、本市として、早期に市駅前周辺に買い物客等一時利用者に対応する機械式自転車駐車場を設置する予定であり、また、自転車駐車場の整備として、既存の土地の活用や既存施設の有効利用など総合的に検討してまいりますので、よろしくご理解いただきますようお願い申し上げます。  続きまして、斎場の整備計画についてのうち、土木部にかかわる都市計画道路楠葉中宮線の進捗状況について、お答えいたします。  都市計画道路楠葉中宮線につきましては、府道枚方高槻線より杉田口禁野線までの約2キロメートルの整備を行うもので、平成19年度末の開通を目指しております。  今年度は、道路築造に先行して、コマツ大阪工場前の歩道部分に雨水管を布設する工事や中央図書館前の交差点を含む改良工事を行い、以後も計画的に工事を進める予定です。  また、課題となっております未取得用地につきましても、精力的に交渉を進めていく考えです。  なお、火葬場建設に関連する部分を受け持っております独立行政法人都市再生機構とは、従来どおり協力体制をとりながら進めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。 9 ○大塚光央理事重点プロジェクト推進部長 重点プロジェクト推進部にいただきました御質問に、順次お答えを申し上げます。  氷室地区のまちづくりについてのうち、氷室地域等住み良い環境整備基金の目的と内容について、お答えをいたします。  氷室地域等住み良い環境整備基金は、氷室地域の緑豊かな自然を生かし、自然環境と調和のとれた地域整備を進めるために、平成11年に設置をいたしました。  また、基金3億円の使途につきましては、環境保全を前提とした都市基盤整備事業に対し、有効に活用したいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。  次に、斎場、すなわち新火葬場建設について、お答えをいたします。  火葬場建設及び周辺整備事業、いわゆる安心と輝きの杜整備につきましては、去る4月17日に、輝きプラザきらら及び中央図書館をオープンすることができました。  また、防災公園も、来春の開設に向け、都市再生機構が順調に工事を進めているところでございます。  新火葬場につきましては、これまで環境影響評価手続などに基づく地元説明会や、都市計画手続及び火葬場基本計画策定作業を行い、平成16年3月には大阪府より都市計画事業認可を受けてまいりました。  そして、本年3月議会におきまして、建築設計委託料と火葬炉整備工事費の予算について御承認をいただいたものでございます。  今後のスケジュールでございますが、今年度、設計に着手いたしまして、平成19年度末の竣工を予定しておりますので、よろしくお願いをいたします。 10 ○森下修造理事文化産業部長 市の産業対策について、お答えをします。  現在、既存の中小企業などに対しまして、制度融資の活用を促進するための利子補給事業や経営相談、さらに、商業の活性化のための各種補助事業などを行っております。  また、輝きプラザきららの地域活性化支援センターでの起業支援なども行っているところです。  しかしながら、製造業を初め商業などの既存企業について、今後も市内で企業経営を続けていくには、本市としての独自施策や環境整備が必要であると認識をしております。  産業活動を支援することは、市の財源や雇用の確保、また循環型社会の実現に向け調和のとれたまちづくりを行うといった面からも重要であり、いろいろな視点から課題整理を行う必要があると考えております。  そこで、これらの課題整理を行うための庁内組織を設置し、検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをします。  次に、大学の経済効果について、お答えします。  大学があることは、地域の消費拡大や市民の生涯学習機会の拡大に寄与する直接的な効果のほか、インターンシップ事業を通じた地元企業への就業体験や、産・官・学連携により大学などが持つ研究成果と産業界の新たな開発需要を組み合わせることから生まれる新技術、新製品への応用などによる産業活性化が期待できるなどの効果があります。  今後も、市内各大学との連携に力を注ぎ、地域経済の活性化につなげたいと考えておりますので、よろしくお願いします。 11 ○奈良 渉教育委員会事務局学校教育部長 学校教育部にいただきました引きこもり・NEET対策についての御質問にお答えいたします。  本市では、すべての中学校にカウンセリングルームを設置し、スクールカウンセラーや心の教室相談員を配置して、生徒が教師や親以外の専門家に自主的に相談できる環境を整備しております。  また、今年度、不登校支援協力員を配置し、小・中学校連携のもと、不登校の未然防止に取り組む不登校緊急対策事業を実施しております。また、校内に設置した適応指導教室において、いじめや不登校生徒への相談や学習支援を行う等、不登校生徒や対人関係づくりにつまずいた生徒の居場所づくりに努めております。  NEET対策にかかわる就労の意義につきましては、中学校において、職業に関する調べ学習や地域で働く人々の話を聞く体験を通して、働くことの意義を理解する取り組みを行っております。さらに、職場訪問や職場体験、保育実習の取り組み等、生徒が実際の就労経験を行い、社会生活に適応する能力を高める等のキャリア教育を推進しております。  教育委員会といたしましては、今後も不登校の未然防止の取り組みを進めるとともに、キャリア教育の充実に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 12 ○井原基次行政改革部長 職員提案について、お答えいたします。  職員提案の実施状況でございますが、平成13年度から15年度に報賞された提案は118件でございまして、このうち約2割が実施されております。  提案数の年間総数は伸びておりませんが、これは、全事務事業を対象とした行政評価システム、窓口サービスの品質管理を行うISO9001、環境マネジメントシステムであるISO14001等によりシステムを稼働させていることも、事務改善につながっているものと考えております。  しかし、組織を超えて、より横断的な事務改善を行うための手法として、職員提案制度は必要であると考えております。したがいまして、職員提案制度を全庁的に取り組み、提案とその成果を明らかにして、職員の意識改革、組織の活性化を推進してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 13 ○小池正明理事総務部長 市職員の厚遇問題について及び国家公務員の人事院改革案について、順次お答えいたします。  大阪市に端を発した公務員の厚遇問題につきましては、行政に対する市民不信を招くものであり、本市におきましても、常に市民の目線に立った行政運営を図っていかなければならないと改めて認識しているところです。  本市の厚遇レベルということですが、大阪市のような実態はありませんが、特殊勤務手当の大幅な見直しを行うなど、社会情勢の変化に伴い、市民の理解が得られにくくなったものにつきましては、機会を逸することなく見直しに着手しており、今後も市民の目線に立った見直しに努めてまいりたいと考えております。  次に、人事院の給与構造改革案についてでございますが、公務員制度改革の柱である能力・実績重視の給与制度の構築に向けた方向性が一定に明らかにされたところではありますが、去る3月に構造改革の3つの基本方針の1つとして策定いたしました人材育成型の人事計画の根本方針でありますめり張りのある人事・給与制度の構築とその方向性は同じものと考えております。今後は、さらにその詳細も明らかになってまいりますので、その動向を注視するとともに、示される改革案につきましては十分に検証、検討を加えたいと考えております。  次に、市内民間企業との年収比較についてでございますが、地方公務員の給与は、地方公務員法第24条に基づき、民間の水準を考慮して定めなければならないとされております。本市職員の給与改定に当たりましては、毎年、人事院が民間と比較して勧告する国家公務員の給与水準に準拠しているところですが、物価水準の低い地方都市は給与水準が高いとの指摘から、官民格差の是正に向け、調整手当を廃止するとともに、基本給を一律5%カットした上で、民間賃金の高い地域に地域手当を新設するという改革案が示されているところです。  地域手当の支給の指定につきましては、人口5万人以上の市の民間賃金を基礎に置くもので、より地域の実情が反映されていくものと考えておりますので、今年度の人事院勧告には特に注目したいと考えております。  最後に、評価制度の給与への反映についてでございますが、改革案でも勤務成績に基づく昇給制度の導入が示されておりますが、本市におきましても、本年度中に主査及びグループリーダーへの昇任選考試験を導入するなど、意欲、能力の高い職員をより早期に登用し、職制に応じた処遇を行う観点から、給与上のめり張りを付けていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 14 ○上谷好一市民病院事務局長 市民病院の市民への対応について、お答えいたします。  平成12年度以来、本院の経営状況は大変厳しい状況にあります。そこで、平成16年2月に、当面の収支均衡を目的に、即効性のある再建策として病院財政再建緊急対応策を策定しました。  この緊急対応策の中でも述べておりますように、地域のかかり付け医の先生方との連携、役割分担を進めているところで、病院長を先頭に、平成16年度では123件の地域の医療機関を訪問し、本院の医療について説明を行い、連携を深める努力をしております。このことなどから、4,846人の紹介患者を受け入れるなど、かかり付け医からの紹介患者は着実に増えております。また、急性期を過ぎた患者さんにつきましては、紹介いただいた病院、診療所に逆紹介することを基本に、できるだけ患者さんの希望がかなうように、紹介先の医療機関との調整を行っております。このように、急性期病院としての特性を発揮するとともに、患者さんのニーズにこたえられるよう努めているところです。
     また、本年4月に行いました機構改革で、地域医療連携室を独立した組織として位置付けました。今後、この連携室を中心に、患者さま相談室とともに、保健・福祉部門や地域の医療機関との連携を強め、情報の共有化を図り、さまざまな相談を受ける中で、患者さんにも情報提供し、患者さんが最適なサービスを選択できるよう引き続き努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 15 ○田渕哲夫市民生活部長 AED(自動体外式除細動機)の設置に関する市の考え方について、お答えします。  昨年の厚生労働省の通知に基づきまして、全国の空港や鉄道駅を初め、大阪府下においても主要な体育館や陸上競技場などを中心に設置が進められており、本市におきましても、今後、体育施設への設置の検討をしてまいります。  また、職員対象の普通救命講習につきましては、消防庁の要綱改正によりAEDの基本操作が必須となるため、本市の応急手当普及員へのAED基本操作研修を本年7月に実施する予定をしており、その後3年を目途に、全職員が普通救命講習を受講するよう取り組んでまいりますので、よろしくお願いします。 16 ○竹田肥央健康部長 民生委員児童委員の配置状況と問題点について、お答えいたします。  民生委員児童委員の定数基準につきましては、民生委員法第4条に基づき、厚生労働省からの通知で人口割区分で定められています。本市の民生委員児童委員の定数は479名、主任児童委員が45名でございます。  配置状況としては、主任児童委員が各小学校校区に1名、民生委員児童委員は校区内の世帯数などに合わせ、民生委員法の基準の範囲内で配置されております。  また、欠員につきましては、現在のところ民生委員児童委員が14名、主任児童委員が1名となっております。  次に、担当区域と担当事項につきましては、民生委員法第24条第1項第1号により、民生委員協議会が定めることとなっています。市としては直接の関与はできませんが、地域奉仕者を育成する視点で、民生委員活動が十分行える適正配置を大阪府へ働きかけてまいりたいと考えております。  欠員につきましては、引き続き地域に推薦を依頼し、地域福祉に支障がないよう努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 17 ○松浦幸夫議員 それぞれに御答弁をいただきまして、ありがとうございます。  2回目の質問と要望をさせていただきます。  駅前の周辺整備につきまして、それぞれ前の方々からも質問がございました菊人形についてでございますが、93回目ということですから、もう明治か大正からスタートされたんだろうというふうに思います。大変に歴史あるものです。枚方での菊人形がなくなるということで、先ほど言いましたように、この技能というのは、今、3名の方しか職人の方が残っておられないということから、京阪電鉄はもう維持できないということでの中止ということを言われてるようでございますが、何とか1人でもこの技術を伝承していただいて、枚方市として、そういう形で菊作りというもの、菊人形というものを残していくようなことを検討していただけないかなという要望をしておきたいと思います。  それから、特に菊人形、あるいは歴史街道にも大変な資金を投入されて維持をされておるわけですから、枚方市の1つの観光名所として、その辺の一体として考えた将来像をやっぱり持って駅周辺整備を進めていただきたいということを要望しておきたいと思います。  次に、氷室地域等住み良い環境整備基金について、平成11年に設置をされたということで、今後、その有効かつ効果的な活用をしたいということですが、まだ何も活用されてないということなのでしょうか、お聞きをしたいと思います。  それから、大学があることによるメリットよりも、最近、デメリットばかりが目に付く。バスは混むし、ごみは出るし、歩くマナーが悪くて交通渋滞が起こる。地方から出てこられて枚方に住んでおられる学生もたくさんおると思いますが、この方々の住民票を変更してもらって、行政費用の貢献に反映できるような施策を少し考えていただいたらいかがでしょうか、これ、提案といたします。  それから、火葬場の整備について、これは要望となりますが、枚方市民が死を迎えたときに、早朝よりの葬儀、高い火葬料などで遺族、知人、御近所に負担をかける、過去に枚方市が四條畷の飯盛霊園への出資をせずに独自に火葬場を建設すると決められたことによって、今の状況が起こってきたわけです。一刻も早く新しい火葬場を建設することが市の責任であります。周辺整備を含めて全力で取り組んでいかれることを強く要望いたします。  引きこもりやNEETの原因の裏に、学校生活の中での陰湿ないじめや思いやりのなさからくる孤立感からの人間不信などもあるのではないかと思います。社会のせいかもわかりません。親の教育も必要だと言われる方もおられます。最近、教育の中で、よいことと悪いことの判断が明確になっていないのではないか。決まりを守ることが重視されていないのではないかと思います。日本の将来を担う若者を育てるために、今以上の御努力をお願いしておきたいというふうに思います。  最後になります。職員の厚遇問題、賃金制度について。  理事者の方々がどうしようとされているのか。株式会社枚方市として見たときに、経営者の方々になるわけですが、財政難の折、赤字の会社の再建にどのような施策を打ち出そうとされているのか。最高責任者の中司市長は社長になるわけです。この考えはいかに、お聞きしたいなというふうに思っております。国の動向とか他市の状況を見るのではなく、枚方独自の賃金制度の提案が早急に出てくることを市民とともに見守っておりますが、市長、いかがでございましょうか、御答弁よろしくお願いいたします。 18 ○大塚光央理事重点プロジェクト推進部長 基金についての使途、これからどうしていくかということというふうに理解しておりますけども、現実には、先ほど答弁をいたしましたとおり、まだ活用はしておりません。ただし、昨年、尊延寺区が反対決議を下ろされまして、ほぼ氷室地区ではそれなりの全体的な清掃工場建設についての合意をいただいたというふうなことがございました。  そういった中で、先ほど申し上げましたように、氷室全体の基金として活用していきたいということが趣旨でございますので、その都度、自治会さん単位での話もございますけども、前提としては氷室全体で都市基盤整備に活用していきたいというふうに考えておりますので、今後、そういった意味ではその活用が早まるだろうというふうに理解をしております。 19 ○中司 宏市長 職員の厚遇問題、また並びに給与・賃金体系等につきましては、非常に今、社会的にも関心の高い状況となっておりまして、本市におきましては、先般来、人材育成型の人事計画をお示しいたしました。その中で、めり張りのある人事・給与制度の構築を目指しておるところでございます。今後、さまざまな御意見をいただく中で、適正な給与制度の構築を目指してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。 20 ○山原富明議長 これにて、松浦幸夫議員の質問を終結します。 21 ○山原富明議長 次に、西村健史議員の質問を許可します。西村議員。(拍手) 22 ○西村健史議員 一般質問も、あと私を含めまして大隈議員との2人となりました。大変同僚議員の皆さんや理事者の皆さんはお疲れだと思いますが、どうぞ御協力よろしくお願いいたします。  それでは、通告に従いまして質問をさせていただきたいと思います。  今回の私の質問は、まちづくりの関連でまとめさせていただいております。  まず最初に、特色あるまちづくり、個性あるまちづくりについて、お尋ねしたいと思います。  市長は、この3月議会の代表質問でも、本市の目指すまちづくりの姿は、人間愛や自然愛、郷土愛が基本理念で、市民が愛着と誇りを持てる地域ブランドが確立された市民満足度の高い自治体をと述べられたわけであります。  言葉はきれいですが、実際のまちづくりでは、市民の満足度はまだまだです。大きな原因に、市民の意見や考えなどがまちづくりに反映されていないのであります。その保障となる市民参加条例、自治基本条例の制定をと、私どももこの間訴えてまいりました。その後の進捗状況はどのようになっているのか、お尋ねいたします。  この間、もっと市民が参加して、条例制定の検討チームにせよと私は担当者に訴えましたが、市民公募は結局2人で出発されようとしています。もっと多くの人で検討したり、せめて中学校区でシンポジウムを開催するなど、広く市民の参加で運営されるような努力をすべきでありますが、お尋ねいたします。  2番目として、まちづくり計画は、総合計画や基本計画、実施計画、そして関連して都市計画マスタープランなどで明らかにされていますが、例えば第2次実施計画で明記されていないもので事業化されているものはどれぐらいあるのか。実施計画にも書かれていないのが事業化される、その基準をお尋ねしたいと思います。  3点目に、基本計画は、2010年度までの10年間の計画で、ことし見直しと検証をするとされています。今年度検証されて、平成19年ごろに出るとのことですが、特色あるまちづくり、個性あるまちづくりのためには市民参加が必要であります。総合計画審議会の構成を少し変えて、市民の参加をもっともっと多くするという運営をなされないでしょうか、お尋ねしたいと思います。  次に、2点目です。第2清掃工場の進捗状況と契約上の問題についてです。  まず最初に、現在の用地確保の問題です。完全買収まであと面積で3万1,000平米、もし前回公社より買い戻しされたときと同様の値段とすると、その買収費用は12億4,000万円以上になると見込まれています。完全買収への努力を続けられてもだめな場合、それでも稼働されるのかどうか、完全買収できない場合のデメリットがあるのかどうか、お尋ねします。  そして、今後発注される土木建築工事や粗大ごみ処理施設など、事業費は極力抑えるべきであります。現在、220億円ぐらいと言われていますが、まだまだ縮減されるべきでありますが、見解を尋ねたいと思います。  あわせて、メンテナンスコストについてであります。  これも3月議会でお尋ねをいたしました。第2清掃工場では、なぜメンテナンスコストが公表されないのか。これは、他会派の議員も質問されました。メンテナンスコストは、プラント設備工事の事業者から、今回、総合評価落札方式による10年間にわたるメンテナンスコストがもう既に提案されているわけです。そして、受注業者、落札者が決まったわけであります。当然ながら、理事者の皆さん、市長は、議会にそれを示す責任があります。焼却炉は安く購入できた。しかし、メンテ費用がどれぐらいかかるのか、こんなことは仮定では考えられないことであります。手続上の大問題であると私は思います。明らかにしていただきたいと思います。  3点目に、火葬場等の建設についてであります。  この火葬場の問題については、これを整理するために、今、市長自身が市民と対話すべき時期に来ている、こういうふうに思います。火葬場事業の承認が、住民の皆さんと会う前提なんだと、市長さんがこの間おっしゃっている。これは、真摯に周辺住民の声に耳を傾けるという行政トップの姿勢としては、私は問題だと思います。  結局、都市計画審議会後、市長が会われた自治会というのは、この関連自治会とは一度も会われずに来ました。ことしの3月以降会われたのは、次長と課長だけであります。地元の基本合意なしに事業を進められていくのか。なぜ、市長は、直接地元の片鉾自治会など一緒になって相談に行かないのか。このことを市長から直接御答弁いただきたいと思います。  この間、小倉東町の地区自治会の中では、賛否両論、これを巡って住民同士がギスギスする、こういうことが起こっているんです。これは、まさしく市長の責任であります。見解をお尋ねしたいと思います。  枚方市緑の基本計画について、お尋ねいたします。  関西外大の敷地跡の防災公園の位置付けがありません。なのに、建設強行されたのです。計画を持ってまちづくりを進めていくというこの点で、私は無理があったと思います。今後、緑の基本計画はどうされるのか、お尋ねしておきます。  小倉、片鉾、甲斐田、田口、出屋敷の共有火葬場から枚方市営に移管されたときの地元の承諾書には、承諾の期限がありませんでした。もし、建設がこのまま強行されるなら、地元との間で、この承諾書の廃棄手続や新たな協定書が必要ではありませんか。地元自治会とは、以前のこの承諾書から新たな協定書、これに書き換える必要があるのではないでしょうか、見解を尋ねたいと思います。  次に、4点目、市駅周辺整備計画の最新状況と市民、議会の参画について、お尋ねをいたします。  この庁舎の建設計画をどう進めるのか。進め方が問題であります。パブリックコメント、広報紙での市民の意見を聞く、市が庁舎建設委員会で計画を作って、市民の皆さんにアンケートなどで意見を聞く、こういう手法では今回はだめなんです。現在持っておられる情報、これをすべて市民に明らかにして、市民と一緒に計画を作っていく、これこそが本当の市民参加ではないですか、市長さん。  平成19年度をめどに財政見込みを出したい、こういうことです。スケジュールでは、来年度の18年度に建設計画の確立を行うと、こういうことなんです。全く逆ではありませんか。一体どういうふうにしてこの3大プロジェクトがもつのかという財政計画が必要なんですよ。庁舎、総合文化施設はPFIで平成25年までに建設と言われていますが、もうあと8年となりました。他のプロジェクトの第2清掃工場、火葬場関連事業と合わせて、投資的経費は一体幾らになるのか、この点であります。庁舎と文化施設の建て替え3案が出されました。歳入を除く歳出だけの財政シミュレーション、これは出せると思います。ぜひともこの財政シミュレーションをお願いしたいと思います。  また、この3案以外にいろんな考え方があるのではないかと私は思います。それも論議しなければなりません。これも情報公開をされるべきであります。  この間2回開催された庁舎建設委員会で、どんなことが議論されたのか、私はお示しいただきたいと思うんです。そして、議事録を提出いただきたい、資料もお出しいただきたい。このことの答弁を求めます。  総合文化施設については、現段階での進捗状況、考え方をお示しいただきたいと思います。  5番目、枚方のまちづくり、建築物の現状と対策について、お尋ねいたします。  枚方市の高塚町で25階建てや15階建て、また樟葉駅前では21階建て、また渚のところではユービック情報学院の跡地に15階建てマンションなど、市内で高層建築物のラッシュが続く予定になってます。各地で紛争が起こっています。大きいまちづくりの観点からすると、まちづくりの上ではまるっきり無計画、民間主導のまちづくり、これがどんどんどんどんできていって、行政はその後を追っている、こういうふうにしか見えません。行政の計画と指導の立ちおくれ、まちづくり計画の大胆さと緻密さが欠けているんです。  今回、開発指導要綱が条例化されようとしていますが、それでも建築紛争は解決できません。地区計画や再開発計画、建築協定や景観指定地区等を増やしていく、こういう努力が必要であります。また、地域のまちづくりを考える仮称まちづくり協議会設立への行政の支援も必要であります。見解を尋ねたいと思います。  じゃあどうすれば建築紛争は防げるのか。関東方面では、いろいろな形で個別条例が大変多いわけであります。大阪ではまだまだ市街化調整区域が多いわけですから、まちづくりに関する条例が少ないのが特徴なんです。それぞれのケースに対応できる個別の条例が必要だと思います。  例えば、あの渚のユービックの跡地、これは私も毎日通りまして、本当にすごい煙が立っている。周りの人から当然ながら苦情が出るだろうと思っていました。このことは建設常任委員会の場でも取り上げましたが、中高層建築物、大規模建築物、30年以上たってきた物が市内にも大変多くなってきました。これから、こういった建物が解体されるときが必ずやってくるわけであります。で、現実に今起こっている。じゃあそれに対応できる条例は何一つもない。こういうことで、建物の解体に係る条例が必要になってきている時代だと思いますが、見解を尋ねたいと思います。  次に、用途地域変更について、(以下5文字発言取消し)○○…○○A社の問題について、お尋ねいたします。  過日の建設委員協議会で私は質問しました。用途地域の変更の報告がありましたが、1社のみ、1社のみ所有しているその用地をことし11月にかける都市計画審議会に諮りたい、こういう報告でありました。建設委員協議会の中での説明では、A社だけの土地、用地を住居専用地域から準工業地域にしたい、昨年1月に口頭で申し入れがあったそうです。  (以下3行発言取消し)○○……………、……………………………………………………………、……………………………。………………………………………、………………………………………、…………………………………………………………○○。  しかも、現地を私は見ましたが、A社の外周の11分の1が準工業地域に隣接して、11分の10は住居地域に面しているわけであります。用途を変更する理由は全くないわけです。  実はこの5年間、18の地域から用途地域の変更の要望が出されました。今回、用途地域の変更がされるのは、ここの場所だけです。しかも、変更するなら変更するで、そのときのA社との面接記録、交渉記録、議事録的なものがあるはずだから、私は見せてくれと、こういうことを尋ねましたが、こういう肝心なところになると、議事録や会議録、交渉記録、ないとおっしゃるんです。中司市長、こんな事態になっているんですが、市長としての思いを私は聞かせていただきたいと思います。部長さんは結構です。  次、マンション問題についてであります。  マンション問題は、もう市政の問題となっています。戸数は、枚方市内で2万2,000戸に及んでいます。  そこでお尋ねをいたしますが、マンション管理適正化法第5条について、地方自治体というのは適切な措置を講じなければいけないとあります。ところが、枚方市が実際に行っていることは、昨年、講演会を開催したこと、共同住宅などの耐震診断補助制度、こういうことであります。多くのマンションでは、昨年、一昨年と、管理規約や管理委託契約を改定されてきました。そういう中で、新しく選出された管理組合の理事長さんが市役所に来て、いろんな形でマンション問題の相談に乗ってくださいと言ったときに、枚方市にはどれだけの受け皿があるのか。  私は、この3年間、1,200世帯のセンチュリーマンションの管理組合で、この管理規約や管理委託契約の改定に取り組んできました。その中で感じたことは、どうすればマンション住民にとってよりよい管理規約などができるかと、こういうことであります。私どものマンションには、弁護士や大手ゼネコンの社員、設計のコンサル社員やマンション管理士が住んでおられました。特別チームを作って、私も入ってこれに対応してきました。しかし、私がいろんな形でお聞きしましたマンションの管理組合の方々は、一体どのように改定すればいいのかわからないと、こういうことでありました。必要な窓口職員、窓口体制が必要ではないか。特に、マンション管理士の資格を取得された職員が配置されることが必要だと思いますが、見解を尋ねたいと思います。  次に、耐震補強についてですが、多くの市民、マンション住民は、耐震診断制度を知りません。昨年からの相次ぐ地震で、昨年、ことしと、少しは増えているみたいですが、その実績は、住宅の耐震診断で、平成15年で1件あっただけで、平成16年、平成17年はゼロであります。全く機能していないんです。もっと増やすべき努力を、アピールをしなければいけません。その見解をお尋ねしたいと思います。  7点目です。公的不動産の処分について、お尋ねをいたします。  枚方市所有の不動産の処分の仕方については、まちづくりの視点が必要です。先日、私の議員団が視察しました東京都世田谷区では、国の研究機関が実は世田谷区にあったんですが、区内からつくば市の研究学園都市に移転をいたしまして、その跡地をどうするかということで、国と都と区、そして住民が、それぞれ地域の将来にとって最適な用途を一緒になって検討した。そして、その結果、林業試験場や東京教育大学の跡地などが都市公園になっていったんです。これらが防災公園にもなっていることは、首都圏の地震対策に大きな都市の資産を残したと、大変評価されているんです。  北牧野小学校の跡地、これを私たちは売却するなと言っています。幼稚園跡地、学校の跡地、これから予定される不動産の処分などがある場合、良好な、しかも安全を意識したまちづくりの視点が必要ではないか。この点でお尋ねしたいと思います。  8点目です。枚方市都市景観形成要綱の条例化と景観指定についてであります。  景観要綱が制定されましたが、本当にまちづくりに生かされているでしょうか。  景観地区の指定は、枚方宿と、そして新町2丁目のみであります。今後、法で景観条例が求められているのですから、条例化の予定をお聞かせいただきたいと思います。  また、同じくスーパー堤防の部分についてでありますが、現実には、このスーパー堤防部分は、大阪市内も含めて、枚方市内もリバーサイドマンションの用地となっている、こういう現状があります。特に、私たちは、先ほど申し上げたとおり北牧野小学校の跡地約7,000平米、この売却予定地、これを売却せずに住民に還元をしていく、こういうことを一貫して主張しています。そして、仮に売却されるんだったら、最後まで行政が責任を持つべきであります。  この地区を、淀川の景観と京都西山の山並みの景観保存のため、行政として、例えば景観の地区として保存をしていく、箕面市などでは山並みなどの保存をしているわけであります。北牧野の用地は、川沿いについ立てが立っているような町にしては絶対いけないと、こういう不動産の処分の在り方とあわせて、これは副市長の見解を尋ねたいと思います。  それから、枚方市駅、樟葉駅、そして東部なども景観地区の指定と、こういうふうに言われていますが、急ぐべきでありますが、見解を尋ねます。  9番目、公共工事についてであります。  けさも、ニュースに、NHKでも各社の報道でもなされていました。この間、官公庁や道路公団発注の鋼鉄製橋梁談合問題、これが起こっています。日本経済新聞によりますと、道路公団には、90年代初めまでにメーカー約40社がみどり会と呼ばれる談合組織を作っていた。そして、そこで受注予定企業、チャンピオンを決めていた。しかし、その後、国発注工事、これについては恐喝事件が起こって解散したと、こういうふうに書かれていました。その後、また新たに2つの談合組織が、名称を変えて、今回のK会とA会という2つの談合組織ができました。  今回、東京高検に摘発されましたK会とA会というこの2つの談合組織、26社が起訴されました。今回起訴された業者で、それを枚方版で見るとどうなるのか。これを調査しますと、枚方藤阪線の杉中学校の横、皆さんも御存じのとおり、あの鋼鉄製の橋梁、これが、今回起訴されたA会の高田機工でありました。落札価格は6億3,800万円。落札率は、問題になった97.9%です。平成11年に、楠葉中宮線の北片鉾橋が、同じく東京高検に起訴された日本橋梁株式会社、落札率は97%です。平成12年に、枚方藤阪線立体交差のこの橋梁は、松尾橋梁であります。ここも起訴されています。ここの落札率は96.5%であります。完全に談合している数値であります。この10年で、枚方では橋を6件造っています。そのうち何と4件が、今回東京高検から起訴された業者であります。まさに談合日本であります。もし有罪が確定した場合、市長としてはどのような対応をされるのか、お聞きしたいと思います。  10番目、枚方市の公共工事における契約関係についてであります。  この間、枚方市の公共事業の契約にあっては、最低制限価格に張り付くということが起こってきています。担当者の努力で談合はなされていないということが、この間よく言われてきました。  そこで提案なんですが、例えば予定価格の85%台、80%台に落ち着いているならば、当然ながら契約差金というのが生まれてくる。表現がおかしいかもしれませんが、その分、税金が節減できたことになります。節減できた部分を、市民の皆さんが望んでいる事業に優先的に充てていく。道路補修や学校の補修、学校の補修は800カ所にも及んでいる。これを市内の建設業者の方に仕事を回せないんでしょうか、お尋ねしたいと思います。  次に、電子入札の状況なんですが、総合契約室が新たにできたわけですが、総合契約室で担当した工事、委託、物品の合計は、昨年度、188億円でありました。総合契約室がかかわっていないのが45億円ありました。これを、総合契約室を作られた経過から、100%に近付けるべきありますが、見解を尋ねたいと思います。  次に、入札監視委員会についてですが、滋賀県草津市では、4月に、弁護士や大学教授を入れた第三者の市入札監視委員会を発足させました。私は、市役所関係者を枚方市の入札監視委員会に入れるべきではないと、この間言ってきましたが、その件はどうなったのか、お尋ねをしたいと思います。  最後に、くずは地域問題について、お尋ねをしたいと思います。  第二名神自動車道の問題が第1点であります。  これは、凍結方針が出されまして、沿線住民の方々は大変喜ばれているわけであります。市長さんと大分認識の違いがあります。見直し区間は建設を中止してほしいと、私は、この間に、東京の方に2回行って、そのことを要望してきました。高速道路が欲しい、高速道路が欲しいとよく言われますが、確かに全国的に見れば必要なところもあるかもしれません。しかし、多くがむだな高速道路であるということが、この間明らかになってきました。国民が道路を欲しいというのではなく、大手ゼネコンが道路工事を欲しいわけであります。  けさもNHKで報道されていましたが、第二東名自動車道の橋梁部分を受注した業者、これも談合で受注されていたということが明らかになって、道路公団にもこれが飛び火しているわけです。  第二名神も、この枚方では淀川を橋梁で渡る路線、こういうふうになっています。費用が一番かかる路線が、この見直し区間なんです。この見直し区間の事業費は約1兆1,000億円です。普通の高速道路を造る費用の6倍もかかってしまう。中司市長は道路関係の会長をされているそうでありますが、そういう意味で、余計に、例えば目的を失った第二名神、この間、私は申し上げました。京滋バイパスができて複数ルートができた、代替ルートができた。第二京阪は間もなく開通しようとしている。市長さんがおっしゃる産業活性化や災害時の迂回路ルートも十分確保されようとしてるんです。なぜ3番目が必要なのか。こういう本来の目的を失った第二名神、この枚方・高槻区間、この区間は中止すべきであるのです。市長さんとは見解が違いますが、重ねて見解を尋ねたいと思います。  W街区マンションについてであります。  楠葉地域では、21階建ての超高層マンションが今建設されようとしています。御承知のとおり、これは3棟目になっています。市として、楠葉の町の全体をどのようにつくっていくのか、楠葉の全体のまちづくりはどうあるべきなのか、私には全然見えてこないんです。もう高層建築物は要らないという住民の意見、これにどうこたえていくのか。圧迫感がある、いろんな意見が出されているんです。市として、都市計画法に基づく地区計画を打つ部分、景観法に基づいて樟葉駅周辺を景観地区に指定するなど、市がリードして都市計画決定などの投網を打つべきではないでしょうか、お尋ねしたいと思います。  楠葉地域の交通渋滞の問題です。  モール街のリニューアルで、多くの市民の方が喜ばれています。ところが、問題がいっぱい出ています。楠葉中央付近や船橋交差点の交通渋滞が大変深刻になっています。住民が住んでいるところに、いわゆる生活道路部分に迂回する車、これが大変多いということで、これは改良されるべきでありますが、見解を尋ねたいと思います。  樟葉駅周辺の電線地中化計画について、お尋ねしたいと思うんです。  大阪府は、電線類地中化マスタープランというのを持ってるんです。その中に、枚方では樟葉駅周辺を電線地中化していく、こういうところだということをきちっと位置付けているんです。だから、この新年度でも、楠葉中央からずっと電線を地中化していく、こういうことでありますが、どういうわけか枚方の市道部分だけは全く手付かずに残っていると。私は、この10年ぐらい、樟葉駅周辺の電線の地中化の問題を訴え続けてきましたが、一体市道部分はどうされるのか、お尋ねしたいと思います。  樟葉駅北ロータリーの改修の問題は、市長とこの場でも何回か討論しました。市長さん、この北ロータリーに対する設計というのは現段階でどういうふうになっているのか、今後の方向性を私は尋ねたいと思います。  また、樟葉駅前の広場についてですが、くずはローズタウンは、京阪電車さんが花と緑と太陽のキャッチフレーズで造られたんです。ところが、今、樟葉の駅、皆さん御存じのとおり、花と緑はありません。太陽はあります。こういう形で緑がなくなったと、こういうふうにおっしゃる市民の方が大変多いんです。今度、あそこの部分は、市に完全に管理を移行されました。枚方市がするんです。座って休むところもなくなりました。樟葉駅前の緑化に対する計画と、ゆっくりして座れるような場所、これを確保すべきでありますが、お聞かせいただきたいと思います。  同じく、樟葉駅周辺のバリアフリーについてですが、これも具体的にどうされるつもりか、お尋ねいたします。  最後に、淀川河川敷を市民に開放してほしい、これは、私、何度も訴えました。そして、楠葉のわんど、これも、この間もまた見に行きましたが、市長さんも行かれたそうでありますが、このわんどの保全、まだまだ楠葉にはわんどがたくさんあったわけです。このわんどの保全、この状況は、今どういうふうになっているのか、お尋ねしたいと思います。  以上、1回目とさせていただきます。ありがとうございました。
    23 ○永田久美子市長公室長 特色あるまちづくり、個性あるまちづくりについての中の市民参加条例の進捗について、お答えいたします。  仮称枚方市市民参加条例の制定に向けて、今年度は、公募を含めた市民や学識経験者などで組織する仮称枚方市市民参加条例制定検討チームを立ち上げ、インターネットなどを活用し、より多くの市民から御意見をいただきながら、市民と行政の協働のまちづくりをさらに積極的に進めるため、本市にふさわしい条例案を作り上げていきたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。 24 ○榎本志郎理事兼企画財政部長 特色あるまちづくり、個性あるまちづくりについて、お答えいたします。  実施計画書には、計画期間の3年間に取り組むべき施策の進め方や主な事業を掲載していますが、これらの施策や事業につきましては、毎年、その時点の社会情勢や市民ニーズに対応して必要な見直しを行っておりますので、例えば安全、安心の観点から、緊急性の高い庁舎本館の耐震改修計画や公共施設の耐震診断等、数事業につきましては、実施計画書に表記をされていないものがございます。これらの事業化につきましては、社会情勢や市民ニーズ、法律的な位置付けなどを総合的に勘案しまして、より緊急性の高いものを優先しております。  また、総合計画策定の際に広く市民からの意見を求めることにつきましては、大切なことだと考えておりますので、さまざまな手法を検討してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。  次に、公的不動産の処分について、お答えいたします。  小学校跡地利用につきましては、庁内検討委員会を設置しまして、学校統合に伴う用地等活用方法についての基本方針に基づき、跡地の整備計画をまとめた計画に沿って利用や処分を行うものでございます。  元北牧野小学校用地につきましては、地元の要望を踏まえまして、地域交流を深める集会施設を初め、福祉関係施設の整備を行うとともに、用地の売却を予定するものでございますので、よろしくお願いいたします。 25 ○大塚光央理事重点プロジェクト推進部長 重点プロジェクト推進部にいただきました質問に、順次お答えをいたします。  第2清掃工場の進捗状況と契約上の問題について、お答えをいたします。  まず、清掃工場用地について、お答えをいたします。  清掃工場用地の買収については、鋭意努力をしてまいりましたが、緊急課題であるごみ焼却施設の建設を取得できた約5万平米で、日量240トンの焼却炉の整備に着手したところでございます。残りの約3万1,000平米につきましては、粗大ごみ処理施設等関連用地として取得を目指していますが、完全買収できないことでのデメリットが生じないよう、引き続き買収の努力を続けていきますので、御理解いただきますようお願い申し上げます。  なお、買収価格につきましては、不動産鑑定等の手続を経て、適正な価格を求めていく考えでございます。  また、今後の事業費につきましては極力抑制していくようコスト縮減に努め、設計事務を行っているところでございます。  次に、総合評価によるメンテナンスコストの提案公表についてのお答えをいたします。  総合評価では、各事業者から技術提案やコストに関する提案をいただいております。提案内容については、総合評価審査委員会の中で、各社の提案内容は公表せず、合計得点のみ公表すると決められています。工事が完了し、メンテナンス契約を発注する時点で明らかにしていきたいと考えております。  次に、火葬場建設等について、市民と対話すべきとの御質問に、私の方からお答えを申し上げます。  安心と輝きの杜整備につきましては、関連する自治会には、節目ごとに説明会を開催するとともに、地元向けに作成の『安心と輝きの杜ニュース』などで、事業内容や進捗状況を逐一、詳細に御説明をさせていただいてきたところでございます。  反対をされている自治会へも市長自身も幾度となく出向き、思いも十分に伝えており、説明責任は十分果たしてきたと考えております。  これまで反対を表明されておりました小倉東町地区自治会連絡会につきましても、防災公園等周辺整備について話し合いを進める中で、火葬場建設を容認し、前向きにまちづくりをしていくための要望書をいただいたところでございます。  なお、小倉東町地区自治会連絡会は、自治会の連合体でございます。それぞれの自治会で御判断をされ、最終的に残りました自治会につきましては、アンケートを実施され、また臨時総会をされ、それぞれ自治会単位で自主的に判断をいただいたものでございます。今後も、反対をされております自治会に対しては、引き続き理解を求める努力を行ってまいります。  次に、枚方市緑の基本計画における位置付けについて、お答えをいたします。  枚方市緑の基本計画は、平成10年度に策定作業を行い、平成11年3月に策定をいたしました。その時点では関西外大跡地の事業化には入っておらず、計画を具体的に盛り込んだものではありませんでした。  しかし、本市の緑の基本計画では、地区公園の積極的な整備と、地区公園以上の比較的大規模な公園、緑地については、防災に資する避難地としての防災機能の充実を図るとされており、この方針に基づいて、防災公園としての地区公園を計画、事業化したものでございます。  今後、緑の基本計画の改定の折には、その位置付けを具体的に盛り込んでまいりたいと考えております。  次に、承諾書の廃棄手続や新たな協定書が必要ではないかとの御質問にお答えをいたします。  昭和25年当時、5カ村の共同火葬場であったものを市営火葬場として運営を始めるに当たり、異議なく同意する旨、各地区より承諾書をいただきました。  新火葬場が建設できれば、現在の火葬場は撤去し、承諾をいただいた当時の地元代表を継承する墓地管理会にお返しをすることとしております。その協議も現在進めております。  また、新火葬場は、現火葬場の隣接地に用地を確保し建設をするもので、新たな協定書は必要ないと考えております。  以上でございます。 26 ○小池正明理事総務部長 市駅周辺整備計画の最新状況と市民、議会の参画について、お答えいたします。  新庁舎及び総合文化施設の整備につきましては、合築も含めた3案について、概算事業費とあわせて建設手順を3月議会でお示ししたところでございます。  今後、新庁舎につきましては、平成17・18年度で、より詳細な検討を行い最終案をまとめる予定であり、その過程でパブリックコメント等を実施し、広く市民の意見を聞いてまいります。  新庁舎の検討につきましては、関係課会議や幹事会を重ねた後、庁内委員会において新庁舎建設に関する基本的な考え方についてまとめ、御報告させていただいたものでございます。なお、委員会の議事録につきましては作成しておりませんので、よろしくお願いいたします。  また、3月議会で御報告いたしましたように、平成19年度に、三位一体の改革の動向を踏まえて本市の財政状況を見極め、財政計画を明らかにすることとしておりますので、現時点では支出に係る財政シミュレーションについては行っておりません。  なお、総合文化施設につきましては、庁舎とあわせてその建設手順をまとめてまいりますので、事業着手は平成19年度以降になる見通しでございます。 27 ○田中 皓理事都市整備部長 都市整備部にいただきました質問に、順次お答えいたします。  最初に、5.枚方のまちづくり、建築物の現状と対策について、お答えいたします。  本市では、都市計画法や建築基準法による通常の規制に加えて、住み良い環境条例や開発指導要綱により、良好な住環境の形成に努めているところでございます。  さらに、それぞれの地域特性に応じたまちづくりの手法として、地区計画や建築協定などがございますが、いずれの手法も、土地所有者など関係権利者の方々の合意形成が必要となってまいります。  本市では、これらのまちづくり手法を活用して、よりよい住環境を目指しておられる地域の方々に対し、市職員による相談とともに、建築協定締結助成金交付要綱や枚方市建築協定コンサルタント派遣要綱を制定し、専門家派遣などの支援を実施しております。現在、地区計画が6地区、建築協定が22地区に上っております。  こういったまちづくり手法や本市の支援制度につきましては、パンフレットや小冊子により周知させていただいておりますが、今後、さらにPRに努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。  次に、建築紛争についての御質問にお答えいたします。  宅地開発や中高層建築などに対する指導や規制につきましては、それぞれの市の市街化の状況や都市基盤施設の整備状況などによって、その取り組んでいる内容と方法は、各市でさまざまでございます。  本市の場合、開発指導要綱や住み良い環境条例で指導してまいりました実績を踏まえ、さらに実効性のある開発事業等の手続等に関する条例を制定し、事業の周知と説明を義務付けることとしており、これにより紛争の防止につなげていきたいと考えております  なお、中高層建築物における事業者と周辺住民との間に紛争が生じました場合につきましては、あっせん、調停に係る制度の趣旨を踏まえ、当事者に働きかけてまいりますので、よろしくお願いいたします。  次に、大規模建築物の解体についての御質問にお答えいたします。  地震を考慮しました日本の建築物は、その解体を行う工事に際して、現在の技術では地域住民の方々への影響が大きく、建築紛争を引き起こす場合がございます。  こうした紛争を未然に防止するため、騒音、振動に関する規制法令、公害防止条例、また建設リサイクル法や跡地開発に伴う中高層建築物協議などについて、各部局が協力し、業者指導を行っているところでございます。  現在のところは、こうした関係法令を遵守するよう指導を強化し、関係部局が一層連携を深めていくことによって、建築紛争の防止に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、用途地域についての御質問でございますが、まず担当の私の方からお答えいたします。  今回の用途地域の見直しにつきましては、府下一斉見直しの中で取り組みを進めているところでございます。  その経過といたしまして、平成15年12月に市民相談会を行った上で、昨年2月より調査に着手いたしました。その後、当該都市計画決定者の大阪府と見直し案の協議、調整を行いながら、現在、今後の都市計画手続に向け、作業を急いでいるところでございます。  また、今回の見直しにつきましても、大阪府の方針等に基づいて作業を行ってきたものであり、本市の上位計画や現状の土地利用に沿った見直し案となるよう、協議、調整を重ねてきたところでございますので、よろしくお願いいたします。  市民からの御要望等につきましては、今後の調査、検討に必要な情報は台帳で整理しておりますが、今後、要望等の内容によりましては、書面の提出を求めることや協議経過の作成など、適切に対応してまいりますので、よろしくお願いいたします。  次に、6.マンション問題について、お答えいたします。  本市では、マンションにお住まいの方や管理組合の方々を対象に、マンション管理についての基礎知識の習得と意識啓発を図るため、昨年11月に市主催のマンション管理基礎セミナーを開催いたしました。今年度につきましても開催を予定しており、現在、テーマについて、マンション管理センターなどの関係機関と調整を行っているところでございます。  マンションの維持管理につきましては、法律、建築、機械設備など、非常に専門的で多岐にわたる問題がございます。  大阪府では、建築士会やマンション管理センターなどとともに、大阪府分譲マンション管理・建替えサポートシステムを構築され、管理組合に対し、それぞれの問題に適したアドバイザーを派遣、紹介されておられます。  本市におきましても、今後増加が予想されるマンション管理についての相談に対し、関係機関からの情報の収集に努めるとともに、大阪府のサポートシステムの活用についてPRしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、マンションの耐震診断制度について、お答えいたします。  本市では、耐震診断・改修を促進するため、状況把握、意向調査のためのアンケート調査や所有者を対象とする耐震診断・改修説明会の案内状及びリーフレットの送付など、これまで啓発に努めてきたところでございます。  こうした結果、マンションの耐震診断補助制度の利用につきましては、相談はかなりございますが、多額の費用がかかること、住戸所有者の意識に差があることなどから、管理組合としての議決が得られない場合が多く、平成9年から現在までの実績は1件となっております。  今後も、マンションの耐震診断補助制度のPRを行い、啓発に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。  次に、8.枚方市都市景観形成要綱の条例化と景観指定について、お答えいたします。  本市では、平成10年10月に枚方市都市景観形成要綱を制定し、高さ15メートル以上などの一定規模以上の建築物等を建築される場合、要綱に基づく届け出を行っていただき、よりよい景観の誘導に努めてきております。  また、枚方宿地区やクラボウ跡地の新町2丁目地区では、景観要綱による地区指定を行い、地域特性に配慮した景観の誘導を行っているところでございます。  景観法につきましては、昨年6月に公布され、本年6月に全面施行されたところでございますので、今後、大阪府との調整や近隣市の動向も見極めながら、研究してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、11.くずは地域問題についてのうち、京阪電鉄によるW街区マンションについて、お答えいたします。  W街区のマンション建設予定地を含む樟葉駅周辺地区につきましては、地域の活性、文化の核となるアメニティー豊かな枚方市北部の地域拠点としての都市計画マスタープランに位置付けております。  このような中、樟葉駅周辺地域につきましては、土地の高度利用が図られておりますが、W街区のマンションにおいては、建物の位置を商業地域内に配置し、南側の第二種住居地域には公園や緑地を配置するなどの工夫もされております。  今後も、開発計画等が示された場合は、楠葉全体のまちづくりを踏まえた土地利用となるよう協議してまいりますので、よろしくお願いいたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 28 ○山原富明議長 この際、本定例会の会議録署名議員として、野村生代議員を追加指名します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 29 ○米林 收理事兼財務部長 公共工事の談合について、市長からとのことでございましたが、財務部から、公共工事の談合も含め数点の御質問に、順次お答えをいたします。  談合は、市場の健全な競争を阻害し、独占禁止法やその他の法でも禁じられている許されない行為であり、本市では、こうした情報を把握した場合には、迅速で厳正な対応を行っています。  御質問の件につきましては、談合情報や公正取引委員会からの問い合わせを一切受けておらないため、御指摘の事実はないと判断しております。  また、新聞報道等により告発等をされました指名業者に対しましては、既に指名停止を行っております。  続きまして、枚方市の公共工事における契約関係についてのうち、契約差金について、お答えをいたします。  当初予算編成後において執行段階で生じます歳入歳出予算の差につきましては、予算全体の執行管理の中で、適正に執行すべきものと考えております。  続きまして、総合契約室の契約の在り方について、お答えをいたします。  平成16年度から、契約の公平性、競争性、透明性をより高めるため、入札手続を総合契約室に集中させ、特に企業会計を含めた工事関係の入札においては、100%近い割合でその事務手続を行っております。  その他の契約を含めますと、担当部署で行う契約もあり、その比率は少し小さくなりますが、担当部署で行う契約であっても入札行為は総合契約室で実施するなど、契約の基本原則の確保を図りながら適正な事務執行に努めております。  今後も、電子入札の可能な契約案件につきましては、その拡大に努めるなどの取り組みを進め、入札・契約事務の適正化の促進と効率化の向上を図ってまいりたいと考えております。  続きまして、入札監視委員会について、お答えをいたします。  平成17年3月31日付で任期満了となりました入札監視員のうち、2名の方につきましては再任を、また、国の行政相談員であった行政経験者の方につきましては、民間の方に後任の監視員として委嘱させていただいておりますので、よろしくお願い申し上げます。 30 ○梅崎 茂土木部長 土木部にいただきましたくずは地域問題についての御質問のうち、まず第二名神自動車道について、お答えします。  第二名神自動車道は、国土幹線自動車道建設法に基づき、国による整備計画が決定され、近畿圏と中部圏を結ぶ新たな国土軸として、また、物流などの経済活動の振興や、防災、緊急医療などの機能が十分発揮される道路施設として位置付けされております。  しかしながら、本市域は、大津・城陽間を含め、さきの国土開発幹線自動車道建設会議で抜本的見直し区間とされたため、速やかなコスト縮減による必要な見直しの実施と全線整備を国に対して要請しております。当該自動車道は、環境に十分配慮された道路として、また、本事業に関連する都市計画道路や公園などの整備も含めた地域の新たな活力と市民生活圏の拡大や円滑な交通網の改善につながる道路として、今後とも、沿線各府県や経済団体などと連携しながら、事業実施に向けた取り組みを進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。  次に、楠葉中央交差点、船橋交差点の交通渋滞について、お答えします。  楠葉中央交差点につきましては、交差点信号の間隔が短いことや、不法駐車などの要因により、また、船橋交差点につきましては、バスなどの大型車の右折車両が直進車を阻害していることなどの要因により、交通渋滞が発生していると考えています。  本市では、既に、船橋交差点の右折レーン設置につきましては、枚方警察署と協議中であります。また、楠葉中央交差点につきましても、枚方警察署と対策の協議を行い、住宅地内道路への迂回車両の削減に努めてまいりたいと考えております。  続いて、樟葉駅周辺の電線地中化について、お答えします。  電線地中化につきましては、大阪府が、大阪府電線類地中化マスタープランに基づいて、府道枚方交野寝屋川線において施工を進めているものです。  府道京都守口線からモール北交差点の区間までは工事が終了し、今年度は、楠葉中央交差点から南へ約250メートルの区間で工事が行われる予定となっております。  市道楠葉中央線につきましては、現在、具体的な計画はありませんが、都市景観形成や歩道の通行空間確保のため、引き続き事業化の可能性を検討していきたいと考えております。  続いて、樟葉駅北ロータリーについて、お答えします。  樟葉駅北ロータリーの改修につきましては、くずはモールの建て替えに合わせ、事業者と協議を行い、一般車両が家族を送迎する、いわゆるキス・アンド・ライドとしての利用を考慮して改修整備が行われ、本年4月に工事が終了しております。  現在、南側の駅前ロータリーでは、一般車両の進入により路線バスの運行に支障が出ている状況となっており、一般車両を北ロータリーへ誘導する啓発活動を進めているところです。
     次に、樟葉駅前広場の整備について、お答えいたします。  駅前広場の植栽につきましては、ムクドリの対策などのため、適正な間隔になるよう樹木を撤去し、その樹木を交北公園などに移植しました。  駅前広場の管理については、市民の皆様へボランティア管理をお願いするアダプト制度の導入を現在進めており、その中で、緑を増やす方策や憩いのスペースの在り方についても、管理をしていただく市民の皆さんと協議、検討していきますので、よろしくお願いいたします。  続いて、交通バリアフリーについて、お答えします。  本市は、ことし3月に枚方市交通バリアフリー基本構想を策定いたしました。この基本構想では、樟葉駅及び周辺地区を重点整備地区に選定し、バリアフリーを推進していくこととしています。樟葉駅では、既に、障害者にも利用しやすい券売機や幅広の自動改札機の設置、案内所の設置、プラットホームへのJIS規格に対応した誘導ブロックの設置など、早期に整備可能な項目については終了しております。また、駅前ロータリーでは、バス乗り場の改修にあわせ、車いす用のスロープや誘導ブロックの設置などが行われています。  本市におきましても、周辺道路の歩道段差解消や縦横断勾配の改良、誘導ブロックの改修などの工事を来年度より進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、淀川河川のわんどについて、お答えいたします。  わんどにつきましては、国土交通省が作成する淀川水系河川整備計画基礎案の中で、わんどの再生等の保全について記載されており、本市におきましても、国家予算に対する要望の中で、楠葉地区でのわんど再生整備推進とアクセス道路の確保について要望しておりますので、よろしくお願いいたします。 31 ○小堀隆恒副市長 私の方からは、2点について、お答えをさせていただきたいと思います。  まず用途地域の見直しの事務処理についてということで、市長にということでございますが、実務的な中身でございますので、私の方でお答えをさせていただきたいと思います。  さきの建設委員協議会の中でも、この用途地域の見直しについては長時間にわたって御質問をいただいたということで思っております。その当時は、何か圧力があったのかというような趣旨だったと思いますが、要望はありましたけれども、圧力というようなものは何ら一切なかったということでお答えをしてきております。用途地域につきましては、個々の要望によって案が左右されるものではございませんが、今回の見直しにつきましても、府の方針等に沿って、府とも調整を重ねてきた結果の答えでございます。  また、担当からも答弁しておりますとおり、事務処理についても、既にお示しをいたしておると存じておりますけれども、用途地域要望台帳一覧表という形で処理をいたしております。(「きょうはそんな質問してない。」と西村議員述ぶ)ということで考えております。事務処理については、適切に処理ができているということで理解をしておりますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。  それから、枚方市都市景観形成に関してということで御質問をいただきました。  樟葉駅のリニューアルにより楠葉地域の玄関口が大きくさま変わりしましたように、このような例も含めて、法、条例等を駆使して、よりよいまちづくりに積極的に取り組んできております。  そこで、さきに部長が答弁をさせていただきましたが、本市では、都市景観形成要綱を制定いたしまして、一定規格以上の建築物を建築される場合には、要綱に基づく届け出を行っていただくこととしております。そして、地域特性に配慮した景観の誘導を行いまして、よりよい景観となるよう全力で努めているところでございます。  景観法につきましては、本年6月に全面施行されたというところでございますので、今後、大阪府との調整や近隣市の動向も見極めながら、研究をしてまちづくりに生かしてまいりたいということで考えておりますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。 32 ○西村健史議員 間もなく12時になろうとするわけですが、議長さんの方からぜひとも続けてくれと、こういうことでございますので、議員の皆さんや理事者の皆さん、ちょっと12時回りますが、御協力いただきたいと思います。  今、御答弁それぞれいただきました。答弁漏れは何点もありましたが、私自身もわかってますし、当局の皆さんもわかっておられると思いますので、もうその点はあえて追及しませんので、ぜひともよろしくお願いいたします。  私は、1点だけ要望し、そして、あと5点について、質問させていただきたいと思います。  まず最初に、これは要望だけしておきます。特色あるまちづくりをするために、その基本となる市民参加条例についてです。  市民参加条例の目的というのは、市の意思形成を作っていく段階から市民の意見が反映されていくということが大切なんですね。市政モニターやインターネット、ワークショップ方式を活用して平成17年度中に提案するんだというんですけれど、それで本当に市民参加と言えるのか。それこそ、まず原点から市民参加条例を作っていかなければいけないと思います。  例えば、庁舎周辺整備の問題でも、介護保険の問題でも、枚方市政で今年度重要なものがたくさんあります。来年もあります。それを最初の段階から市民の皆さんと御一緒になって計画をしていくと、意見を聞いていくと、そして意思形成をしていくと、これが市民参加条例、自治基本条例の基本だと思うんですね。  だから、まちづくりは市長さんがいつもおっしゃっている市民参加と言えるんですが、その保障となるのは自治基本条例であり、市民参加条例なんです。これは、ぜひとも早急に作っていただきたいわけですが、そのまちづくり版と言えるのが東京都世田谷区のまちづくり条例だと私たちは思っています。太子堂2丁目・3丁目地区では、毎月1回地区協議会を開いて、行政も、市民も、そして専門家も一緒になって、どういう町をつくっていこうかという、そういう場を設けて、行政はそれを支援する、そういうふうにやっておられるわけであります。ぜひとも、上から市民参加条例を作るのではなく、市民参加のもとで市民参加条例が作られると、こういうこと。そして、行政の根幹にかかわるものでありますから、これについては、ぜひともそういう形で市民の参加が最初から保障されている、このことを要望しておきたいと思います。  それでは、2回目の質問に入らせていただきます。  まず最初に、第2清掃工場についてです。  今回、私は、3大プロジェクトについて、主に市長さんに尋ねていきたいと思っています。また、副市長さんにもお願いしたいと思います。  3大プロジェクトを進めるためには、どうしてもいろんな問題が出てくる。特に、あの火葬場・防災公園問題のときに、予算特別委員会で言いました。何人かの理事、そして財務部長、財政課長が、金銭的に、経済的にいろいろ問題があるんじゃないかと。財政計画が必要だと、このようにおっしゃってたわけですね。  第3プロジェクトですね、例えば庁舎周辺整備計画、これは2大プロジェクトから1つ増えたわけです。それの至上命令として、この2つの先のプロジェクトは事業費を削減しなければいけない、こういう至上命題が出たわけです。  また、メンテナンスコストの問題で、今後大きく財政負担がかかってくる。なぜこれが公表できないのか。これを担当者に聞くと、総合評価審査委員会が公表するなと言ったから、メンテナンスコストは、毎年どれぐらいの焼却炉が維持するために必要なのかという、それを明らかにできないと。総合評価審査委員会が公表するなと言ったから公表できないんですと、こうなんですね。  ところがね、第3プラントを見ていただきたいと思うんですが、焼却炉というのは、炉の内部の耐火レンガ、これがすぐ傷んでまいります。集じん機の交換もあります。第3プラントのメンテナンスコストというのは、毎年1億数千万円から2億円かかっているんですよ。今回はどうでしょう。今、第3プラントは200トン炉1基ですけど、今回の第2清掃工場は120トン炉2基なんです。1年に1回オーバーホールをする。タービンやボイラーは2年に1回、この検査に合格しなければ、ごみを焼却できないんです。当然、今まで1回で済んでいたこのオーバーホールも2基分しなければいけない。一体何ぼかかるんか。第3プラントで1億数千万円から2億円かかっているのが、今回、何ぼかかるかということを明らかにしないというのは、大問題なんですよ。  今回、川崎重工業に落札されているわけですが、川重と決まったわけですから、なぜそのランニングコストを明らかにしないんですか。議会と審議会、どちらが大事なんですか。川重になりましたから、これからメンテはどうするか。毎年毎年、川重が入れた炉、違った形の物を入れません。だから第3プラントでもほとんど随契でやられてきたわけですね。維持補修、メンテ、今回もそういうことも当然ながら考えられます。一体幾らなのか。これは最初の時点から明らかにすべきなんです。  お隣の八幡市、そして京田辺市などでは、最初の時点で、炉の契約金額はこんだけで、毎年の焼却のコストに関してはこんだけかかっていきますということをきっちりと報告をされているんです、議会に。ところが、枚方市では、毎年これから幾らかかるかいうのが出されない。説明責任がなされていないんです。これも1つ問題があるんです。  市長さんはいろんなことをおっしゃいましたが、今回、先ほど申し上げた橋梁の問題の談合事件、116件中何と39件が、市長さん、今回の第2清掃工場の炉の選定にとられた総合評価落札方式なんですよ。いわゆる橋梁問題では、もう既にこの総合評価の落札方式というのは常識になってきているんです。ただ単に価格だけではなく、技術的にどうなのかということを点数で表していく。ところが、その技術的な内容にまで談合がされてたというのが、きのう、おとといの新聞なんですよ。こういうことが行われている。議会と市民にもっと明らかにすることが、市長さんの責任なんですよ。透明性ということをいつもおっしゃるけれど、全然透明ではないじゃないですか。一体幾らかかるんですか。市長さんがそういうふうに言われているのですから、私は、きっちりと市長さんのこれに対する考えをお聞かせいただきたいと思います。  次に、火葬場についてです。  結局、市長さんは、反対を表明されている関連自治会、片鉾自治会を初めとして、会われていないんですよ。都市計画審議会が済んでから全然会われていない。市長の説明責任を果たしていないから、今回、陳情書が出されて、片鉾自治会長名で出されているんではないですか。半世紀にわたる周辺住民の苦痛を考えると、その心情は痛いほどわかると市長さんはおっしゃっているんです。それだったらそれで、市長さんのやはり最終的なこういう説明責任をとっていくという意味で、課長、次長に任せずに、市長さんが直接会われるべきではないですか。  一方で、新たな協定書は要らない。私は、この答弁聞いてびっくりしました。どんな工事でも、いろんな形で周辺住民と、例を申し上げますとイオン工学センター、公害防止協定結びました。いろんな民間が民民同士で、いろんな建物を造ったとき、ちゃんと協定書を結ぶじゃないですか。それを枚方市は、どうして今回、地元と協定書を結ばないんですか。このことについても、私は、市長さんの政治姿勢としての見解を尋ねたいと思います。  次に、市駅周辺整備計画についてです。  この間、たった2回です。たった2回開催された庁舎建設委員会、その間に3回の幹事会が行われています。私は、その議事録を見せてくださいと言ったら、議事録はありませんと。あるのは回議書だけですと。何をどう議論されたのか、全くわからないんです。  私ども議会は、1992年当時、議会も理事者の皆さんも一緒になって、これは市長さんがおられなかったとき、庁舎周辺整備特別委員会というのを作って、14回にわたって理事者の皆さんと一緒に検討したんですよ。14回も。今回はわずか2回。その議事録を見せてくださいと言ったら見せてくれない。こういう状況なんです。たった2回の委員会、3回の幹事会で報告書が出てきたんですよ。3つの案という形で出てきた。  私は、なぜこんな重要なことの議事録がないのか、もうこれは本当に理解できないんです。もっと時間をかけて、しっかりと調査をして、そして案を出していく。当然ではないですか。市長さん、この重要な3大プロジェクトの1つであるこの市駅周辺整備、庁舎周辺整備の議事録がないという、作られてないということについても、市長さん、これ、どう思われますか。  市長が判断すべきことでありますので、議事録がないとおっしゃってるんだから、せめて委員会に出された資料だけでも全議員に配ってくださいよ、資料だけでも。なぜそれができないんですか。資料も配れないと言うんです。こんなおかしいことがありますか。私たち議会にすべて黙っておいて、資料も示さない、議事録も示さない。あるのは3案だけです。これから議会の意見を聞いてまいります。そんなことないでしょう。  ということであります。市民参加条例を作ろうとしている枚方市なんだから、私は、この件でも市長さんの見解を尋ねたいと思います。  それと、総務部長、各種の庁内の検討委員会ありますね。一体、議事録をとっていないところ、とっているところ、これはあるのかないのか、その具体的なところを、総務部長、ちょっとお答えください。  次に、まちづくりの現状についてであります。  渚にあるユービック、このケースというのは建設常任委員会でも取り上げました。監察課や環境公害課の今の人員では対応し切れないんですよ。市長さんは、今、市の職員をさらに770人削減すると言っているけれど、今後一層、市のチェック機能や市民の命と安全、環境を守る上で問題を生じさせるんですよ。建築確認申請は、今、知ってますか市長、仮に100件建築確認申請やれば、95件はもう民間に行ってるんですよ。枚方市は、その後を、いろんな後始末をやらざるを得ない、こんな状況なんです。  そこで、いろんなトラブルが起こっているというのも、市長さん、聞いておられますか。今の状態では、市は対応できないんです。だから、個別条例を作って、これは市民の命、安全がかかっているわけですから、ここにはきちっとした体制をとるべきなんです。ですから、私は、市の姿勢をきちんと示していくためにも、個別条例、これを作っていくべきであると、建物を解体するときの解体条例を作っていくべきだということ、このことについて、お聞きしたいと思います。  次に、用途地域変更にかかわって、(以下5文字発言取消し)○○…○○のA社の問題についてであります。  先ほど、副市長さんは、私が聞いていないことも答えられました。私は、きょうはね、その立場では聞いてないんですよ。用途地域を変えるというのは重要な事項だと。必ず記録しておかなければなりませんと。それがない、こういうふうに言われるんですよ。で、先ほど担当部長さんは、これからは努力していくと、こういうふうに答えられた。都市計画審議会、今度11月にあるときに、どういうふうにして経過説明されるんですか。回議書では必ずこの経過の説明書付けられるでしょ。私の質問に対して、担当者は、この間の建設委員協議会で、市長さん、よく聞いてくださいね。交渉記録がなぜないんですかと聞いたら、担当者はこんなことを答弁された。交渉記録はないが、頭に入っているというか、認識を一にしています。頭に入っていると言われるのですよ。こういうふうに、頭に入っていると言われます。議事録はないんかと聞いたら、頭に入ってます。また、今答弁された小堀副市長からはですね、重要なものについては記録を残す、これは基本です。しかし、今回のケースは、担当はプロだ。担当者がないと言えば、私としてはそれを信じると、こういう答弁された。交渉の記録を残さず担当者がみんな入れ替わってしまった場合、枚方のまちづくりの基本となるこの用途地域の変更、どうして後世に伝えていくんですか。  私は、建設委員協議会で尋ねたこの5年間で用途地域の変更、これは5年間で18カ所あったということで、その何件かを回っていきました。平成15年8月の香里ヶ丘2丁目の自治会が文書で要望を出されて、第一種中高層住居専用地域、これを第一低層にしてくれと、自治会長名で出された。私は、そこを見に行きました。これは当然だなと思いましたよ。周り住宅街で。  ところが、今回のケースは、11分の10、その会社の11分の10がですよ、住居地域に面しているんです。準工業地域にはわずか1なんですよ。これは、絶対に理解ができないんです。先ほど言いました自治会長名で出されたのは、今回提案されてないんです。わずか1カ所だけです。このA社だけです。  市長、このA社の用途地域の変更、都市計画審議会に提案すべきではありませんが、市長の見解を尋ねたいと思います。  最後になりますが、枚方市の公共工事における契約関係についてでありますが、これは木下副市長に尋ねたいと思います。  枚方市の財政計画では、年間50億円の投資的経費を見込んでおられます。その根拠となるそれぞれの事業の契約額は、予定価格で組まれているのか、それともある一定のラインを設けて積算されているのか、どちらなんでしょうか。  公共事業の契約差金を、その分が節減できた部分を優先度の高い事業に充てていく、道路の補修や学校の補修をしていく、そして、今、枚方市内で苦しんでいる多くの建設業者さんに、その仕事を回していくということができないのか、副市長さんにお尋ねをいたしまして、私の2回目の質問といたします。 33 ○山原富明議長 午後1時30分まで本会議を休憩します。      (午後0時13分 休憩)      (午後1時32分 再開) 34 ○山原富明議長 本会議を再開します。 35 ○山原富明議長 午前中に引き続き一般質問を行います。小池理事。 36 ○小池正明理事総務部長 庁内委員会における議事録の作成状況についてですが、把握いたしておりません。庁内にはさまざまな目的に応じた庁内委員会が多くありますが、委員会内で多角的な検討や課題整理を行い、一定の方向性や庁内案を報告書などとしてまとめ上げることが目的でございますので、特に必要な場合以外は議事録を作ることはないのが通常であると考えています。  なお、委員会資料の公開についてですが、庁内委員会の検討過程での資料につきましては、意思形成過程に係る情報であることから、その公開を控えさせていただきたいと考えていますが、検討結果である市としての報告書については、去る3月議会で報告をさせていただいたところでございます。 37 ○田中 皓理事都市整備部長 再度御質問いただきました5.枚方のまちづくり、建築物の現状と対策についてのうち、大規模建築物の解体に関する個別条例について、お答えいたします。  このことにつきましては、現在のところ、既にある関係法令に基づき、指導をさらに強化し、また、環境保全部など関係部局との連携を深めていくことが重要と考えておりますので、よろしくお願いいたします。 38 ○小堀隆恒副市長 2回目にいただきました質問に、私の方から順次お答えをいたしたいと思います。  まず、総合評価によるメンテナンスコストの提案公表について、お答えを申し上げます。  本市が取り組みました総合評価では、透明性、客観性、競争性の確保に努め、各応札者の提案については総合評価審査委員会で審査し、この得点は応札者が知り得ないシステムをとりました。具体的な評価項目は、総合的なコストに関すること、性能、機能に関すること、環境の維持に関すること、そして社会的要請に関すること等、56項目にわたり各事業者から技術提案やコストに関する提案をいただいております。  お尋ねをいただいておりますメンテナンスコストの提案内容につきましては、総合評価審査委員会の中で、各社の提案内容は公表せず合計得点のみ公表すると決められた経過がございますので、先ほど部長も答弁しましたが、工事が完了し、メンテナンス契約を発注する時点で明らかにさせていただきたいと考えております。  なお、今申し上げましたように、総合評価落札方式については、焼却炉の建設の費用だけではなく、今後のメンテナンスに要する経費や技術的な水準、またメーカーからの提案事項も含め、総合的な評価の中で順位付けをされて決定をされたということで思っておりますし、御心配をいただいております、炉の金額を低くしてメンテで取り返すといったようなこともできない方法として、全国に先駆けて導入したとのことで考えておりますので、御心配には当たらないと思っております。  次に、火葬場建設についての2回目の質問に、お答えを申し上げます。  火葬場建設につきましては、周辺整備とともに、平成13年2月から3月にかけての構想案の説明会を皮切りにいたしまして、隣接する自治会に対して、必要あるごとに説明会を開催してまいりました。また、環境影響評価手続や都市計画手続など関係法令に基づき事務手続を進めてまいったものでございますが、こうした手続の中におきまして、説明会や市民の方から御意見をいただく機会としての公聴会も開催をしております。手順を踏んだ上で環境影響評価手続を終え、都市計画決定も行ってきたものでございます。  このような経過の中で、市長自らも幾度となく地元に出向き、思いを伝えていただいております。その責任は十分果たしていただいたものと考えております。  なお、平成25年(後刻訂正発言あり)の承諾書の内容は、5カ村の共同火葬場であったものを市営火葬場としての運営を始めるに当たり、日没後の火葬を条件として付されたということはございますが、基本的に異議なく同意するという内容のものでありましたので、廃止の際には別の地区へ移転するとか、あるいは廃止手続や新たな協定を必要とするといった約束が交わされた内容のものではございません。新火葬場が建設できれば、現在の火葬場を撤去し、承諾いただいた当時の地元の代表者として継承する墓地管理会に、更地にしてお返しをすることとしております。その協議も既に進めておりますので、御理解をいただきたいと思います。  それから、用途地域の変更案、現在の案をもって都市計画審議会等に手続を進めるのかというお問いでございますが、(「議長、済みません。これ、市長に聞いたやつを全部副市長が答えられるんです。」と西村議員述ぶ)私、事務執行の責任者という立場で答えてさせていただいておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  用途地域の見直しにつきましては、個々の要望によって案が左右されるものではなく、府の方針に沿って、府との調整をしてきた中で現在に至っているということは、先ほども御答弁をさせていただいたと思っております。  今後のスケジュールとしては、説明会、公聴会を経て都市計画案を作成し、案の縦覧を経て、府・市の審議会にお諮りすることとなっております。  したがいまして、現在作成している案については適切なものと判断をいたしておりまして、年末ごろに予定をされております都市計画審議会に向け、所定の手続を進めていきたいということで考えております。よろしくお願い申し上げます。  申し訳ございません。訂正をさせていただきます。  火葬炉の地元から使用させていただいた年を平成25年と申し上げたということで、昭和25年の誤りでございますので、訂正をさせていただきます。 39 ○木下 誠副市長 枚方市の公共工事における契約に関しまして、財政運営上についての御質問がございましたので、お答えさせていただきます。  財政運営の基本方針の中で、投資的経費につきましては各年度50億円程度としておりますが、これは、予算編成時における実施事業の適切な選択あるいは健全財政を確保する観点から、毎年度の総額の目安として設定しているものでございます。  次に、契約差金の活用についてでございますけれど、行政活動の1年間の計画書として作成しているのが予算でございます。したがいまして、契約差金を他の事務事業に流用して使用するということにつきましては、予算編成の原則あるいは財政健全化の立場から、常態化すべきものではないと考えております。  ただ、年度内におきまして、緊急性の高い施策、事業と判断される場合につきましては、当該事業に充当する財源が確保されることも考慮の上、補正予算で対応していると、こういうケースもございますので、よろしくお願いいたします。(「市長に聞いたやつは。」と西村議員述ぶ) 40 ○山原富明議長 暫時休憩します。      (午後1時42分 休憩)      (午後1時43分 再開) 41 ○山原富明議長 再開します。中司市長。 42 ○中司 宏市長 情報公開についての御質問だと思います。  市民との協働を進める上で、市民参加と情報公開は基本であります。これまでから、さまざまな点で、各事業の進捗状況などにつきましても、議会、市民に対して情報公開をしてきていると認識をしております。  しかしながら、本市の情報公開条例に基づいて適正に処理をしておりますけれども、意思形成過程の情報等につきましては、条例の定めにより行っておるというふうに認識をしております。したがいまして、議事録につきましては、必要なものは必要として公開するべきでありますし、そうでないものにつきましては公開できないものというふうに考えておりますし、また議事録をとることにつきましても、一定の状況判断のもとでやらなければならないと考えておりますので、よろしくお願いします。 43 ○西村健史議員 3度目で恐縮です。議員の皆さん、理事者の皆さん、少し時間をオーバーいたしまして、以後、気を付けたいと思います。  3回目の質問を若干させていただきます。  この6月議会というのは、私は、まちづくりを中心に質問をいたしました。このまちづくりから、その側面から見えてきたのは、私にとっては、今、市長の言葉にあったんですけれど、市長、そして枚方市の秘密主義です。中司市長がその先頭に立っておられるように、私には映ります。  3大プロジェクトがその象徴的なんです。まず、第1の第2清掃工場については、総合評価落札方式、鳴り物入りでしたが、総合評価落札方式、初めて採用したと市長は先ほども言われましたが、落札された川重のメンテナンスコスト、毎年幾らになるのかと。今、公表して、一体何の問題があるんですか。ここに秘密主義があるのと違うかと言ってるんです。  2つ目の市駅周辺整備もそうなんですよ。庁内で2回会合を開いたけど、なぜその検討委員会の資料さえも全議員に示されないのか。ここに秘密主義がある。  3点目ですが、火葬場の周辺整備、(以下14文字発言取消し)○○………………………○○。市は、ことし、周辺住民の反対を押し切って、火葬場の設計予算を組みましたね。そして、仮に完成しても、協定書は交わしませんと、先ほどおっしゃったわけです。これ、大問題ですね。  市長に対する私の評価は、表面的には誠実に市政運営をされてると、多くの市民は見られていると思いますよ。だけど、この3大プロジェクトの進め方については、多くの市民や関係者というのは、あなたの政治手法を見抜きつつあると、私はそのように思います。  (以下7行発言取消し)○○…、………………………………………………………………………………………………………………………………………………。……………。……………………………………………………………、…………………………、…………………………………………………………………………………………………、…………………………。……、……………………、…………………、………………………………、………………………………………………………。……………………………………、…………………、……、……………○○。  以前の予算特別委員会で、私は、理事や財務部長、次長、財政課長は、このプロジェクトでは財政的にもつのかという不安があるということを具体的に示しました。その裏付けは、当時の予算特別委員会でも示しました。きょうも示しています。(以下82文字発言取消し)○○……………………………………。  …………、……………、…………………、……………………………………。…………………、……、………………。……、………………○○、この回議書の決裁を、判こもらいに行かなあきませんね、ずっと。これは、皆さんのおわかりのとおり、判こもらっていかなあかん。そのときにですよ、この、例えば平成13年2月15日、そのほかの日でもそうですが、これを担当していた当時の企画課長補佐が、部長クラスに、(以下31文字発言取消し)○○……………………………………、………………………………○○ということを、一企画課長補佐がですよ、部長クラスに対してこういう言葉を言ってるんです。  それから、同じ企画課長補佐は、企画課長補佐というのは起案者になってます、見ましたら。理事に対しても、判こを押してください、(以下41文字発言取消し)○○……………、……………………………………………、…………………………………○○言葉を吐いているのを周辺の人が聞いているんです。一課長補佐が課長や理事や部長クラスにこんな言葉が、市長、言えますか。市長、あなたの強い指示がなければ、こんなことは一企画課長補佐では言えないでしょう。(以下30文字発言取消し)○○…………………、…………………………………………………。そうでしょう。それしか考えられないですよ。もし、市長が否定されるんなら、こういう事例に対する市長の見解を、私、尋ねたいと思います。
     これで私の3回目の質問を終わらせていただきます。市長、お答えください。 44 ○中司 宏市長 ただいま3大プロジェクトにつきまして、(以下18文字発言取消し)○○……………………………………○○御指摘いただいておりますが、そんなことは一切ありません。  本市の情報公開につきましては、先ほどの答弁はちょっと言葉足らずでありましたけれども、本市の情報公開条例に基づいて適切に処理しておりますので、よろしくお願いいたします。  ただいまのことにつきましては、事実かどうかわからないことをあたかも事実であるように発言されているのは心外であります。よろしくお願いします。 45 ○山原富明議長 これにて、西村健史議員の質問を終結します。 46 ○山原富明議長 次に、大隈恭隆議員の質問を許可します。大隈議員。(拍手) 47 ○大隈恭隆議員 一般質問の機会を与えていただきまして、大変にありがとうございます。  私で一般質問も最後ということで、皆さん大変お疲れではあると思いますが、よろしくお願いしたいと思います。  それでは、通告に基づきまして、順次質問をさせていただきます。  最初に、府道13号線出口付近の違法駐車対策についてでございます。  この道路の問題点については、以前より、さまざまな角度で質問させていただいております。しかし、一向に改善されておりません。この道路は、渋滞で有名な中振交差点をバイパスして京都方面に向かえるため多くの車両が通過いたしますが、対面道路は簡単に大阪方面には向かえないため通過車両は少なく、いわば一方通行のような道路になっております。  そのため、昼間など、京都方面の道路に大型車両が駐車し、休憩場所のようになっていることは、当局もよく御存じのことと思います。  そのような状況でございますので、京都方面に向かう車は、対面の大阪方面行き道路を走らざるを得ず、大変危険な状態です。この出口6丁目付近には、近隣の小学校や幼稚園、保育所の児童も多く在住し、駐車している車の陰からの子どもの飛び出しで、いつ重大事故が起きるかもしれません。今までもそのことを訴え、ゼブラゾーンなどを表示し、一定の対策を講じていただきましたが、その効果がうかがえません。抜本的な対策を府に要望する必要があると考えますが、見解をお聞かせください。  次に、枚方公園駅地下横断トンネルの建設について、お尋ねをいたします。  枚方公園駅の踏切については、朝夕のラッシュ時に1時間当たり15分程度しか開かず、急ぐ余りに踏切をくぐる人も多く、危険な状態であります。特に、登校時間を焦る子どもたちに事故が起こらないか危惧しているところを訴えさせていただき、過去に幾度となく質問をさせていただいております。  平成11年の決算特別委員会では、トンネルができるまでの間、駅構内の地下道の利用についても提案させていただきましたが、なかなか京阪電鉄の理解が得られなく、状況は厳しいとの答弁でした。  また、平成15年9月議会では、トンネル自体について、財政状況や連立交差化動向を見据え、検討課題としたいとの答弁でございました。  しかし、平成16年6月議会の大槻議員の質問で、副市長が、連立交差化は長期間を要するので、当面何らかの対応策を見出したいとの答弁をされました。現状どうなっているのでしょうか、お聞かせをください。  次に、都市計画道路中振新香里線の歩道拡幅について、お尋ねをいたします。  この件に関しても、以前より再三質問をさせていただいておりますが、一向に進捗が見られません。ここに、最近の現状を撮影しておりますので、ちょっとお見せしたいと思うんですけども、(資料を示す)実は、この写真、議員の皆さんには見えにくいかわかりませんが、香里丘高校に通う生徒さんと光善寺駅に向かう人たちが、道路を渡ること、歩くことができなくて、車道を歩いているというのを撮影したものでございますが、これが数枚ございますので、とにかく市長と副市長、よく見ていただきたいなというように思います。(資料を渡す)よろしくお願いします。そういうことで、しっかりと見ていただきたいというふうに思います。  さて、先日の大槻議員の質問で、西南総合開発との接合部分については、歩道拡幅について一定の進捗があることは理解いたしましたが、これより少し光善寺駅側に下った東中振2丁目1番地から5番地の部分が、坂道で、特に狭隘であり、人と人がすれ違うことも困難です。今回の開発に伴い人と車が増え、危険度が増加することは間違いありません。その前に、ぜひとも有効な手を打っていただきたいのです。  以前の質問でも、当時の土木部長より、「朝夕の時間帯には歩行者が多く、車道にはみ出して通行している現状は認識をしております。その対策といたしまして、歩道に隣接した民有地の側溝に、所有者の同意を得られれば、ふたをかけて歩道拡幅を図ってまいりたいと考えております。」と御答弁くださいましたが、現状どうなっているのでしょうか、進捗状況をお示しください。  また、進捗が芳しくないのであれば、電柱や街路灯を移設し、少しでも幅員の確保を図ることはできないのでしょうか。  次に、南中振2丁目80付近の用水路鉄板ぶたについて、お尋ねをいたします。  この用水路鉄板ぶたは、20年以上前に、京阪電鉄軌道敷と府道八尾枚方線を横断する歩道橋を建設した際に仮設構造物として設置されたものらしいのですが、現状、鉄板の強度が低下し、危険な場所が多く、簡単な補修はしてあるものの、バリケードなどで閉鎖しているところもございます。ここはさだ小学校の通学路にも指定されており、多くの小学生が通行するところでもあります。  この鉄板ぶたについては、危険かつ景観上も問題があるということで、以前より地元自治会から何度も改善の要望をされ、かつ書面も提出されていると思います。しかし、一向に改善の兆しがなく、役所からも何の返答もないとのことで、自治会長さんは大変悩んでおられます。整備について、当局はどのようにお考えか、お聞かせをください。  次に、枚方西高校跡地の活用について、お尋ねをいたします。  同校は、来年3月に廃校になりますが、以前にも跡地の活用についてお尋ねをいたしました。市として、府に対しどのような要望をされているのか、お尋ねをいたします。  次に、有料広告掲載について、数点のお尋ねをいたします。  厳しい財政状況が続く中、各自治体でも、財源確保の方法として、有料広告掲載の導入を図っているところが多くなっています。  そこで、1点目の質問ですが、本市においても『広報ひらかた』に広告掲載の予定ですが、そのスケジュールについて、お聞かせください。  また、その収入はどの程度で、使途はどのようにお考えですか。  2点目は、以前に我が党の有山議員からも提案があったと思いますが、ホームページ上にバナー広告を掲載することについてはどうなっていますか。  3点目は、以前より、本市公用車に広告を掲載して収入増を図ればどうかと提案させていただいておりますが、昨年6月の総務委員協議会で実施に向けた話をされた後、進捗が見られませんが、現状どうなっているのでしょうか。  4点目、平成15年に、市民課サービス封筒に広告を掲載されましたが、この効果について、お聞かせください。  次に、地域ブランドについて、お尋ねをいたします。  市長は、地方分権の時代の今こそ、地方の特性を生かしたブランドの育成に努めねばならないと常々述べておられますが、本市が考えるブランドとはどのようなものをお考えですか。  また、そのブランドを高めるために、具体的にどのような取り組みをされる予定ですか。  次に、枚方宿街なみ環境整備の進捗について、お尋ねをいたします。  1点目に、以前質問させていただいた秀吉の御茶屋御殿跡地整備の進捗はどうなっていますか。  2点目は、枚方宿本陣跡の復活整備はどうなっていますか。  3点目は、府の天然記念物であります樹齢500年を超えるムクの木ですが、どうも現地の案内などが不備のため、その存在を知らない方も多いようです。これは大変に残念なことですので、多くの市民に認知されるように努力する必要があると思いますが、いかがでしょうか。  次に、私道の維持管理にかかわる市の支援策について、お尋ねをいたします。  平成16年の予算特別委員会におきまして、私は、私道の維持管理について、お尋ねをいたしました。そのときの理事の御答弁では、「昭和47年以前の私道につきまして、私道の舗装要綱という、一定の構造物を造るということでのルール化をしたものがございます。そういったことで、今、道路の側溝とか排水管の改修といいますか、そういったことにつきましては、舗装要綱と同じように一定のルール化を検討する必要があるのかなとも考えておりますので、今後、そういったことについて調査、検討してまいります」との御答弁でした。以後の取り組みについて、お示しをいただきたいと思います。  次に、カーブミラーの維持管理について、お尋ねをいたします。  市内には多くのカーブミラーが設置されており、さらに毎年、関係当局の御努力で設置箇所が増加し安全に寄与していることに、この場をおかりして感謝申し上げる次第でございます。  さて、そこでお尋ねをいたしますが、カーブミラーが曲がっているなどの通報を受け、角度修正のため、同じ場所に出動することも多いと思います。私は、そのような場所については何らかの対策が必要と考えておりますが、当局のお考えをお聞かせください。  また、近年、ボランティアでカーブミラーを清掃してくださる団体も増加しています。こういった団体には、ボランティア保険を担当部署で受け付けすることや、清掃に必要な道具や消耗品を支給するなどのルール付けが必要と思います。私は、このことについても、平成13年の予算特別委員会におきまして質問させていただきました。  当時の課長さんの御答弁は、「委員御提案の清掃用具の支給につきましては、その趣旨に沿えますよう検討していきたい」とのことでした。現状どうなっていますか、お聞かせください。  次に、防犯灯の設置基準について、お尋ねをいたします。  1点目は、防犯灯の付ける位置をもう少し低くできないかということであります。一定の基準があって、余り低いところには設置できないようですが、車道は、大型車の衝突という危険もありますので難しいかなと思いますが、せめて歩道については、もう少し低い位置に取り付けられないものでしょうか。  と申しますのは、余り高いところにあるため、照度が低くなって暗いのです。私自身、夜間に町を歩いていて思うのですが、もう少し低ければ明るいのになあと感じます。  2点目は、これは以前に大槻議員も質問されていましたが、自治会のない地域に設置する防犯灯のことです。私も、近隣住民の方よりよく相談を受けますが、現状では、自治会のない地域に防犯灯を設置することはできません。本市も犯罪を減少するため、明るい町を目指すとのことで、市長も、本年の市政運営方針で、市民の安心、安全を最優先に、生活安心都市を実現すると述べられているわけですから、こういったところにも防犯灯が設置できる方策を講じなければならないと考えますが、いかがでしょうか。  3点目は、犯罪が多発している地域では、防犯灯の照度をアップできないかということでございます。御答弁をお願いいたします。  次に、住み良い環境に関する条例の問題点について、お尋ねをいたします。  1点目は、この環境条例の第6条に、「枚方市において事業活動を営む者は、法令、条例又は規則に違反しない場合であつても、生活環境の保全と向上のために最大限の努力をするとともに、その事業活動によつて生活環境に係る紛争が生じたときは、誠意をもつてその解決に当たらなければならない」と規定されています。  この間、この条例に関し、市民の方々からいろいろと御相談をお受けしましたが、どうも市民が考える紛争の定義と市が考えるそれにギャップがあります。  そこで、市が考える紛争とは具体的にどのようなことを想定されていますか、お尋ねをいたします。  2点目は、紛争の調停等として、第54条に、「市長は、この条例の施行において紛争が生じたときは、これのあつせん又は調停に当たるための委員を置くことができる。」とあります。しかし、実際のところ、事業者が調停に応じたケースはこれまでないようです。したがって、この第54条は、余り意味のない条文ではないのかと思うのですが、当局としてはどのように分析されているのでしょうか。私自身は、もっと実効性のあるものに変えるべきだと思っていますが、いかがでしょうか。  次に、大規模建築物の解体時の対策について、お尋ねいたします。  近年、本市域内において、大規模建築物解体の工事が行われている地域が多くあります。現状、解体時の役所への手続としては、特定建設作業の届け出が義務付けられていますが、近隣への説明などは特に義務付けられていません。そのため、解体時の騒音や粉じん、振動などで近隣住民とトラブルになるケースが多く発生しています。本市として、何らかの対応策が必要と考えますが、いかがでしょうか。  次に、駅前の放置自転車対策について、質問をいたします。  駅前放置自転車の対策については、多くの方から質問がありましたので、私は、光善寺駅前に絞って質問をいたします。  御存じのように、光善寺駅は立体化され、エレベーターやエスカレーターが設置されて、バリアフリーになっております。しかし、駅の西側については、道路幅の半分程度を放置自転車がふさぎ、車いすの方などはとても通行できる状態ではありません。これでは、万一の災害時に救急車や消防自動車の通行もままならないと思います。  このような状況は当局も認識されており、市が派遣した腕章を付けた警備員が自転車を整理されています。しかし、駐輪を注意するのではなく、単に整理のみされているため、これでは違法駐輪を助長しているようなもので、市民からはおかしいのではないかとの苦情が寄せられています。  また、今までの御答弁で、機械式にして解決するとのことですが、この道路の幅員では、それは困難ではありませんか。したがって、新たな対策が必要と考えます。いかがでしょうか。  次に、都市計画法の用途地域の問題点について、質問いたします。  私の近隣の出口地域で、準工業地域、工業地域にある工場が移転した跡に住宅が建設されるという状況があります。工場が移転し、その跡に工場が建設されるのであれば、余り問題は発生いたしませんが、跡地に住宅が建設され、さらにその横に高層マンションが建設された場合、日影規制がないとか、あるいは緩いため、紛争が生じるケースが多くあります。このことについては、本市としても大変苦労されていると思いますし、私ども議員のもとにも、市民から多くの要望が寄せられます。  そこでお尋ねいたしますが、市として何らかの対応策が必要と考えます。御答弁をお聞かせください。  次に、市職員の表彰規定について、お尋ねをいたします。  近年、公務員に対する優遇制度や特殊勤務手当についてマスコミで報道され、職員さんにとっては大変風当たりの強い時代です。しかし、その一方で、やる気のある職員さんや、実際に業務で大なる貢献をしている方も多くおられます。そういった方たちを表彰する制度がないのは大変残念です。  大阪府では、事務改善、活躍賞、発明・開発賞、安心・安全賞などで職員を表彰し、報賞金制度まであると聞いています。本市もそういった制度を作る必要があるのではないですか、お尋ねをいたします。  最後に、スポーツ振興における指定管理者制度の在り方について、お尋ねをいたします。  最初にお断りをさせていただきますが、私は、指定管理者制度の導入は、行政改革の推進にとっては必要不可欠なものと思っております。その上で、以下の質問をさせていただきます。  本市は、スポーツ施設や各種スポーツ事業の管理運営を30年にわたって体育協会に委託してきました。この間、同協会は、スポーツ振興に大きな功労、足跡を残してきたと思いますが、総合スポーツセンターなどのスポーツ施設に指定管理者制度が導入されることにより、私がこれまで機会あるごとに提案をしてきました本市をラグビーの町として全国に発信することの取り組みや、今後予定されているスポーツ振興ビジョン策定など、スポーツ振興施策の実施、展開に影響が出ないか危惧しております。  スポーツ振興を例に取り上げましたが、スポーツだけでなく、同制度の導入で、本市の施策や市民サービスが大きく変化することがないのか、お聞かせください。  また、指定管理者の選定は、具体的にどのようにするのか、お聞かせください。  以上で1回目の質問を終わります。 48 ○梅崎 茂土木部長 土木部にいただきました御質問に、順次お答えいたします。  まず、府道13号線の違法駐車対策について、お答えいたします。  この道路は、車道幅員が広く駐車しやすいことから、多数の路上駐車が発生しております。  この道路を休憩等に使用されているようで、交通安全上危険であるのみならず、不法投棄などのごみ問題も発生しております。  大阪府は、この対策として、センターポールの設置やゼブラ標示などで対応されていますが、再度、現地調査を行った上で対応策を講じたいとのことであります。  市としましても、引き続き大阪府に対し強く働きかけてまいります。また、枚方警察署にも取り締まりを要請しておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、枚方公園駅地下横断トンネルの建設について、お答えします。  当該計画は、財政状況や連続立体交差事業の動向を見据えた検討課題とし、当面の安全対策を検討するとしておりました。  当初、駅構内の地下道を利用してはどうかという提案を受け、鉄道事業者へ働きかけを行い、一旦は、理解を得ることが大変難しいと返答しておりましたが、その後、具体案を持って協議することとなり、現在、鉄道事業者より地下通路の資料の提供を受け、鉄道利用者と一般通行者の分離や構造的な改良が可能かどうかなどの検討を行っているところです。  まだまだ多くの課題がありますが、関係機関と協議を進めながら、可能になるように努めてまいります。よろしくお願いいたします。  次に、都市計画道路中振新香里線の歩道拡幅について、お答えします。  御要望の箇所は、歩道幅員が1.5メートルであり、朝夕の時間帯は歩行者が多く、一部は車道にはみ出して通行する状況であることは確認をしております。  歩行者の安全を確保するために、側溝にふたをすることによって、たとえ30センチでも幅員を広げることができるのではないかとの要望を受け、何度か土地所有者に打診をいたしましたが、承諾を得るに至っておりません。  そのような状況の中で、議員御提案の電柱の移設や街路灯の電柱への共架については、わずかでも歩行者の安全が確保できるよう関係機関に働きかけてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。  次に、南中振2丁目80付近における水路鉄ぶたについて、お答えいたします。  当該鉄ぶたは、部分的な補修を行ってきておりますが、幅の広い水路に鉄製の仮設構造で架けられていることなどから、腐食の状況が目立っております。  また、この場所は、さだ小学校の通学路に指定されていることや、南中振地区から京阪光善寺駅へ通じる道路であることから、子どもから大人まで多くの市民が利用するもので、安全性の確保について地域の要望も多く、本市としても具体的な改修方法を検討しております。  今後、地元との協議内容も踏まえ、具体的な施工方法や費用面での精査を行いながら、整備ができるよう取り組んでまいります。  次に、私道の維持管理にかかわる市の支援策について、お答えします。  私道の維持管理については、道路及び排水管の所有者が行うべきものであり、本市としては、日常管理を行っておりません。  しかし、道路の傷みに伴う補修要望は後を絶たない状況であり、公費を投入し積極的に管理することもできず、その対応としては、危険回避を目的とした緊急を要する舗装補修、陥没の復旧、排水管の清掃等に限り行っているのが実情です。  本市においては、応急措置で根本的な解決には至っておりませんが、市民の安全確保の観点から、私の権利がある道路へ一歩踏み込んで対応しているところであり、御理解のほどよろしくお願いいたします。
     議員御指摘の支援策でございますが、不特定多数の利用者の通行の用に供している私道については、枚方市内の私道の舗装工事に関する実施要綱に基づき、所有者、近隣利用者の承諾があれば、その私道の舗装工事を実施しているところでございます。また、道路側溝、排水管等の改修につきましては、現在、種々検討しているところでございますので、よろしくお願い申し上げます。  次に、カーブミラーの維持管理について、お答えします。  現在、市内に設置されているカーブミラーの数は、平成17年4月時点で約4,000本あり、すべてに管理番号を付し、日常管理を行っています。現在、点検、清掃については業務委託で、補修については日常パトロールと市民からの通報により対応しております。  今後、清掃等については、安全確認をした上で、市民との協働の考え方から、道路アダプトの取り組みの推進も1つの考え方として検討してまいりますので、よろしくお願いいたします。  次に、駅前の放置自転車対策について、お答えいたします。  光善寺駅前の放置自転車につきましては、指導、警告、移送及び整理を実施しておりますが、特に午後は買い物等による短時間駐輪が多く、歩行者の通行に支障を来している状況にあります。  こういったことから、スーパー等の商業事業者に対し、自社の駐輪場への誘導を強化するよう要請を行い、本市においても駐輪場への誘導と整理を行っているところです。  新たな対策として機械式自転車駐車場の設置もありますが、当該地区は道路幅員も狭く、歩道もないため、設置は困難な状況にあります。  本市といたしましては、商業事業者とより一層の連携と協力体制をとり、放置防止に努めてまいりますので、御理解いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 49 ○横田 進教育委員会事務局管理部長 枚方西高校跡地の活用について、お答えいたします。  枚方西高校に関する要望につきましては、これまで在校生が通学されている状況に配慮し、市としての要望は行ってきておりませんが、同校周辺において、近年、マンション等住宅開発が行われ、伊加賀小学校では、児童数の増加に伴い、教室数不足から増築等の対応を行っている現状でございます。  このため、大阪府に対する要望として、跡地利用では、適正な学校規模を今後も維持できる方策を講じるとともに、大阪府が新たな教育関連施設を開設する等の方法を検討するよう、来年度の予算に関する要望の中で求めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 50 ○永田久美子市長公室長 次に、『広報ひらかた』への有料広告掲載について、お答えいたします。  『広報ひらかた』の有料広告については、昨年の総務委員協議会でさまざまな御指摘をいただきました。そのことを踏まえまして、市民アンケートや先進都市の事例調査など検討を行い、現在、8月号から掲載する予定で準備を進めているところでございます。  予算としましては、1号当たり80万円程度、今年度を通しての歳入として720万円程度になると見込んでおります。  この有料広告収入は、平成17年度当初予算では、広報活動経費の特定財源に充てております。  ホームページにつきましては、まず、情報を検索しやすいようトップページの整理を行うなどホームページの調整を行った上で、広報紙での広告掲載の状況や先進都市の調査を踏まえ、バナー広告の検討を進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 51 ○小池正明理事総務部長 有料広告につきましては、これまで広報紙、公用車を含めた市としての統一的な要綱を制定し、取り組みを進めてまいりましたが、公用車につきましては、昨年6月より、こども110番ステッカーを全車に貼付し、子どもの安全を守る取り組みを実施したことにより、広告媒体の有効面積や効果などの再検討に時間を要しておりまして、申し訳ございません。  今後、早急に実施可能な車種や広告の掲載方法などについて整理し、実施に向け取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、市職員の表彰規定について、お答えします。  現在、本市におきましては、職員の意識改革を進める観点から、職員提案制度を実施しており、効率的な行政運営に有効な提案を行った者に対して報賞しております。  また、大臣表彰を受けた職員や、クラブ活動等の教育活動を通じ特に顕著な業績を上げた教職員に対して、市長または教育長による表彰を行っております。  これらは、いずれも職員の日常の職務に関連性の深いものとなっており、職務の内外を問わない大阪府の表彰制度に類似する制度は、現在ございません。  今後の本市の行政改革を進める上で、地域と自治体とのパートナーシップを築き、市民の視線に立った職員の人材育成を進めることが必要と考えておりますので、大阪府の例等も参考にさせていただき、意欲の高揚が図れる職員表彰制度を検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 52 ○田渕哲夫市民生活部長 市民生活部にいただきました質問に、順次お答えいたします。  まず、有料広告掲載についてのうち、市民課での企業広告を掲載した窓口封筒について、お答えいたします。  企業広告を掲載した窓口用封筒の使用につきましては、平成15年6月から寄附を受けまして、市民課、3支所、3サービスコーナー、市駅市民課サービスセンターに備え付けております。  寄附に当たっては、業者と確認書を交わし、公の秩序または善良な風俗に反するものなどの掲載はしないこととし、事前に掲載企業や掲載内容のチェックを行い、掲載基準を遵守しながら実施しております。  削減効果についてでございますが、平成17年寄附予定件数から案分いたしますと、年間で約105万円の削減効果でございます。  続きまして、防犯灯の設置基準に関する御質問について、お答えいたします。  防犯灯の設置の高さにつきましては、道路構造令の建築限界規定などによりまして、地上から4.7メートルの高さ以上に設置することとしておりますが、歩道上に設置する防犯灯の高さにつきましては、安全面にも配慮しながら照度の向上が図れるように、関係部署や関西電力とも協議をしてまいります。  次に、自治会がないところや自治会のエリア外の場所における防犯灯の設置につきましては、関係部署や防犯協議会と十分に相談してまいりますので、よろしくお願いします。  最後に、防犯灯による明るさの向上につきましては、防犯灯の増設に取り組んでおり、昨年度は市内で248カ所の防犯灯が新設され、防犯協議会から助成が行われました。今後も、防犯灯の増設について、防犯協議会と協議していくとともに、町が明るくなるよう、各家庭の門灯や玄関灯の点灯についても市民に協力を働きかけてまいりますので、よろしくお願いいたします。 53 ○榎本志郎理事兼企画財政部長 地域ブランドについて、お答えいたします。  地方分権が進む中、地域づくりは、地域が自らの意思と責任で取り組む時代へと変化しつつあります。こうした中で、選ばれるまちづくりを進めていくためには、枚方の個性と魅力を高めていくことが重要だと考えています。  現段階では、具体的な候補は決定しておりませんが、伝統だけでなく、将来にわたって広がりのあるものを枚方ブランドとして育てていかなければならないと考えていますので、よろしくお願いいたします。 54 ○田中 皓理事都市整備部長 都市整備部にいただきました質問に、順次お答えいたします。  最初に、8.枚方宿街なみ環境整備事業の進捗について、お答えいたします。  枚方宿地区では、歴史や文化を生かした質の高いまちづくりを目指し、枚方宿地区まちづくり協議会など、住民の皆さんとの連携を図りながら整備を進めているところでございます。  万年寺山御茶屋御殿跡地の展望広場につきましては、昨年度、測量、設計を実施しており、今年度内には市民の皆様に御利用いただけるよう整備してまいります。  また、枚方本陣跡の復活につきましては、宿場町を象徴する重要な拠点施設でもあり、街なみ環境整備事業の事業計画に位置付けております。  しかし、本陣跡とされますところは、現在、他の土地利用がなされていることや、整備に当たっては厳しい財政状況も勘案する必要がありますので、今後の検討課題としてまいりたいと考えております。  また、枚方田中邸ムクの木への誘導につきましては、枚方市駅や枚方公園駅などの案内サインで案内させていただいておりますが、よりわかりやすい誘導を図るため、街なみ環境整備事業の中で、万年寺山周道に沿って案内サインを順次整備してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、15.の都市計画法の用途地域の問題点について、お答えいたします。  国道1号及び170号沿道の出口地区につきましては、比較的早くから工場等が進出しておりましたが、近年は、産業構造の変化等に伴い工場を閉鎖され、その跡地に住宅が建設される事例が多く見受けられます。  このような土地利用につきましては、住工混在を招くという観点から好ましくはないと考えておりますので、国道沿道という出口地区の特性を踏まえながら、今後、用途地域指定の課題として研究してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 55 ○伊丹 均環境保全部長 2点の御質問をいただきましたので、順次お答えをさせていただきます。  まず、住み良い環境に関する条例の問題点について、お答えをいたします。  同条例第6条に規定する紛争とは、事業者がその事業を行うに当たって生じる生活環境上のトラブルであり、事業者には誠意を持ってその解決に当たるよう規定をしております。あわせて、事前協議の中で、住民の意見を踏まえて最大限に努力をするよう要請をしているところでございます。  本来、紛争が生じた場合は、当事者間で協議をして円満に解決いただくのが望ましいわけでございますが、それができない場合、同条例第54条で規定をしております紛争のあっせんまたは調停に当たる委員に客観的な立場から調整作業を行っていただき、その経費は市が負担いたします。しかしながら、当事者の一方があっせんまたは調停に応じない場合は、調整不能となります。  市としましては、あっせん、調停に係る制度の趣旨を踏まえ、円満解決に向けて当事者に働きかけてまいりますので、よろしくお願いいたします。  次に、大規模建築物解体時の対策について、お答えいたします。  議員お示しのとおり、最近、鉄筋コンクリート造りの建築物の解体工事に関する苦情、相談が多く寄せられているところでございます。  建築物の解体工事は、建築工事に比べますと短期間ではありますが、周辺の地域の住環境に与える影響が大きいことから、公害防止条例に基づきます特定建設作業の届け出の際に、事業者の責任において周辺地域に事前説明をするように指導を行ってきておるところでございます。  今後は、さらに関係部署と連携をとりながら、関係法令に基づく各種届け出の申請時をとらえて、事業者に対しましてより一層の指導を強化してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。 56 ○井原基次行政改革部長 スポーツ振興における指定管理者制度の在り方についての御質問にお答えいたします。  公の施設に指定管理者制度を導入いたしますと、指定管理者には、それぞれの施設の設置条例に規定されている事業のうち、指定管理者の業務として規定した事業を実施していただき、その他の事業については、市が直接実施するか、業務委託により実施していくことになります。  したがいまして、指定管理者制度の導入により、これまで出資法人等に担っていただいた事業を廃止するものではなく、指定管理者制度を導入することにより、スポーツ振興施策を初めとする本市の施策をさらに推進し、市民サービスを向上することができるものと考えております。  また、指定管理者の選定に当たりましては、それぞれの施設ごとに選定委員会を設け、応募団体に事業計画書を提出させ、管理経費の縮減を初め、施設の機能を最大限に活用できるのか、安定的に管理を遂行できるのかなど、さまざまな項目について総合的に評価を行い、指定管理者を選定するものでございますので、よろしくお願いいたします。 57 ○大隈恭隆議員 それぞれに御答弁をいただきましてありがとうございました。  それでは、2回目の質問と要望をさせていただきます。  最初に、府道13号線出口付近の違法駐車対策についてでございます。  私のもとには、地元自治会より早急な対策を求める声が寄せられています。府に対し強力な働きかけをよろしくお願いいたします。  次に、枚方公園駅地下横断トンネルの建設についてです。  トンネルやあるいは立体交差化までには相当の時間を要します。それまでの間、駅地下道利用について、精力的に実現に向けて課題を克服していただけるよう、強く要望しておきます。  次に、都市計画道路中振新香里線の歩道拡幅についてです。  土地所有者の了解がなかなか得られないとのことですが、部長や副市長にも陣頭指揮を執ってもらいながら、引き続き努力を傾けていただきますよう、よろしくお願いをいたします。  次に、南中振2丁目80付近の用水路鉄板ぶたについてです。  この件については、現地の状況や経過を土木部長には十分に説明し、対策をお願いしてきました。しかし、今回の事業計画でもはっきりとした方針は示されておりません。副市長は現地を見られたことがあるんでしょうか。見られたことがあるなら、どのような感想をお持ちですか、お聞かせください。  次に、枚方西高校跡地の活用についてでございます。  当局もよく御存じのように、隣接地には伊加賀小学校がございます。また、道を挟んで三矢ゆりかご保育園もございます。そういった現環境に十分配慮した跡地の活用となるように、府に対して強く要望していただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。  次に、有料広告掲載についてです。  『広報ひらかた』の広告掲載で、本年は約720万円が見込まれるとのことですので、今後、広報のカラー化などについても御検討願いたいと思います。要望とさせていただきます。  また、市民課サービス封筒に広告掲載したことにより効果が上がっていますので、提案なんですが、神奈川県横浜市では、市が使用している共用物品封筒のうち、年間使用量が多い長3号と角2号の封筒の裏面に広告を掲載し、封筒作成費を軽減しています。本市もこのような取り組みをして経費削減をすべきと考えますが、いかがでしょうか、お考えをお聞かせください。  次に、地域ブランドについてです。  具体的なものについては今後検討されるとのことですが、ラグビーについてはどのようにお考えなのでしょうか。  市長は、『フロムTo』や広報5月号の「中司市長のノートブック」で、地域ブランドについて項目を挙げておられます。しかし、その中にはラグビーはございません。挙げておられるのは、福祉のまち、菊人形、七夕伝説、くらわんか舟、枚方港、教育等で、ラグビーについては触れられておりません。市長の意識にはラグビーのことがないのかなと残念な思いがいたしました。しかし、その一方で、同5月号広報には、「ラグビーのまち枚方を目指し」5月28日にラグビーシンポジウムが開かれると掲載されていました。  私は、過日、ラグビーを地域ブランドとして取り組みをされている埼玉県熊谷市を視察してまいりました。そこで大変勉強になったことがございます。同市では、市のブランドを高めるために、庁内にイメージアップ推進室を設置されています。このイメージアップ推進室では、「さくらのまち熊谷」、「まつりのまち熊谷」、「星川ロマンのまち熊谷」、「ラグビータウン熊谷」の4点を地域ブランドと決めて取り組みをされています。私は、本気でやる気ならば、このような取り組みが必要と思います。  例えば、ラグビー1つをとってみても、現在のようにラグビーカーニバルなどの企画運営を体育協会に任せ切っている状態では、とてもラグビーの町枚方市の取り組みなどできるものではないと思います。私は、体育協会にラグビーの町枚方市の取り組みをせよということ自体酷なことだと思います。というのも、同協会は、あらゆるスポーツに対し公平な立場でなければならないからです。  熊谷市では、ラグビーに対する取り組みを体育協会からは離して、市としてのブランド作りをされています。その結果、当初は東日本大会として行われていた春季大会も、全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会として行われるようになり、今年で6回目を数えています。何とことしの決勝は、啓光学園と東海大附属仰星高校の組み合わせが決勝戦でございました。ここにございますのが熊谷市の5月広報ですが、(資料を示す)これには仰星高校と啓光学園の決勝戦の模様が大きく報道されています。議員の皆さんも見ていただきたいと思います。こういうことで、その両校が1面に大きくその表紙を飾っているわけでございます。このような大会の形になるには、ラグビー協会に対する働きかけを初め、イメージアップ推進室の存在がありました。したがって、ぜひそのような組織作りをしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。  次に、私道の維持管理にかかわる市の支援策についてです。  余り検討されておらないのでしょう。御答弁がもう一つかみ合っていませんが、今後の検討結果に期待をさせていただきます。  次に、カーブミラーの維持管理についてです。  この件も恐らく余り検討されておられないのでしょう。よく理解のできない御答弁ですが、今後の検討結果に期待をさせていただきます。  次に、防犯灯の設置基準についてです。  防犯灯の付ける位置をもう少し低くできないかということについては、関電や関係部署と協議していただけるとのこと、また、自治会のない地域に設置する防犯灯のことについても、防犯協議会と相談されるとのことですので、期待をしておきます。  次に、住み良い環境に関する条例の問題点についてです。  本来でございますと、もう少し突っ込んだ質問をさせていただきたいのですが、今議会に上程されております枚方市開発事業等の手続等に関する条例の制定についてにも触れることになりますので、次回の再質問とさせていただきます。  次に、大規模建築物解体時の対策についてです。  事業者と住民のトラブルを未然に防ぐために、作業前に一定の説明義務を課すことが必要ではないのでしょうか。  東京都の特別区などでは、条例などで、建物の解体やその跡地利用を含めて事前説明を義務付けしています。本市においても、これらの先進都市の事例を参考に検討をしていただきたいと思います。今回は要望とさせていただきます。  次に、駅前の放置自転車対策についてです。  道路幅員の関係で、光善寺駅前については機械式は設置できないとのことです。このままでは何ら抜本的な対策がございません。いつまでもたっても恐らく有効な解決策は見出せないでしょう。  そこで提案でございますが、さだ保育所の移転時に、用地の一部を機械式自転車駐車場に利用できないかということでございます。今回は要望とさせていただきますが、関係部局はそのことを念頭に置いていただきますよう、よろしくお願いをいたします。  次に、都市計画法の用途地域の問題点についてです。  御答弁では、条例による規制はなじまないとのことですので、残された対策は、用途地域の見直ししかありません。用途地域の見直しは大阪府の権限ですが、しっかりと地域の実情を訴えていただき、検討を進めていただきますようお願いをいたします。  次に、市職員の表彰規定についてです。  ヒアリング時にお聞きすると、報賞金までは考慮していないとのことでしたが、ぜひ検討項目に加えていただきますように要望させていただきます。  最後に、スポーツ振興における指定管理者制度の在り方についてです。  御答弁にありましたように、スポーツ振興施策や市民サービスの後退が生じないように、また、だれもが納得のいく指定管理者の選定をよろしくお願いいたします。
     以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 58 ○小池正明理事総務部長 共用封筒の広告について、お答えいたします。  共用封筒の使用につきましては、各課使用量が年間100枚ぐらいから数千枚とさまざまで、必要なときに必要な量が使用できるように一定量保管し、年度に関係なく使用いたしております。  このことから、単年度契約で広告を掲載することになれば、年度末に未使用封筒を回収廃棄する必要があること、また、年度途中において何らかの理由で広告を掲載することが好ましくない状況となったときも、同様に回収することになり、事務に支障が出てくることも予想されることや、導入に伴う経済効果、市民感情など、さまざまな問題についても検討する必要がありますので、今後、導入市の事例も参考に調査、研究してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。 59 ○榎本志郎理事兼企画財政部長 地域ブランドについて、お答えいたします。  ラグビーにつきましても、枚方ブランドの候補の1つとして、今後、庁内で十分な論議を行うとともに、市民の意見もお聞かせいただきながら、市民が愛着と誇りを持てる地域ブランドの確立に努めていきたいと考えています。  また、ブランドの確立に向けました新たな組織についての御質問につきましては、近く庁内に検討委員会を設置し、先進都市の事例も参考にしながら、ブランドの確立、推進に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 60 ○小堀隆恒副市長 南中振の鉄板ぶたでの現地確認をしたかということでございますが、申し訳ございませんが、現地確認はいたしておりません。しかし、長い間の思い、課題と受け止めている中で、担当からは、スライド写真や図面等で詳細な説明を受けておりますので、現状については十分に認識しているところでございます。  そこで御質問にお答えをいたしますが、この場所は、通学路に指定されていることや、駅への通勤者など多数の市民が利用しているもので、特に安全で安心なまちづくりの観点から、十分な安全性を確保するため、何らかの手だてが必要であると認識をいたしております。  現在、改修方法について検討中でございますが、その方法が確定をすれば、財政状況が大変厳しい状況にはありますが、早期に対応してまいりたいということで考えておりますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 61 ○山原富明議長 これにて、大隈恭隆議員の質問を終結します。 62 ○山原富明議長 以上をもって、一般質問を終結します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 63 ○山原富明議長 お諮りします。  議事の都合により、あす6月23日を休会としたいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 64 ○山原富明議長 御異議なしと認めます。  よって、あす6月23日を休会とすることに決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 65 ○山原富明議長 以上で、本日の日程は全部終了しました。  本日はこれにて散会します。      (午後2時44分 散会) 発言が指定されていません。 Copyright © Hirakata City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...