守口市議会 2021-03-22
令和 3年 2月定例会(第5日 3月22日)
討論に先立ち、
委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
立住雅彦議長 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
立住雅彦議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより議案第18号を採決いたします。本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案を
委員長の報告のとおり決することに異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
立住雅彦議長 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に移ります。日程第10、議案第19号、「令和3年度守口市
一般会計予算」を議題といたします。
ただいま議題の議案第19号につきましては、それぞれ所管の常任
委員会に分割付託して審査を願ったものでありますので、これより各
委員長から報告を受けることといたします。なお、この報告は慣例により款を追って受けることといたしますが、
総務建設委員会の報告は最後に願うことといたします。
それでは、まず、
市民環境委員会を代表して、
西尾委員長から報告を受けることといたします。
西尾委員長。
〔
西尾博道市民環境委員会委員長 登壇〕
○
西尾博道市民環境委員会委員長 御報告申し上げます。
本
委員会が付託を受けました議案第19号中、所管費目に関する審査の結果を御報告申し上げます。
本
委員会といたしましては、あらゆる角度から検討を加え、慎重に審査を行いました結果、次に申し述べます
希望意見を付し、
満場一致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
それでは、本
委員会が付した
希望意見を申し述べます。
第1点、本市と友好都市において実施されている
子ども交流会については、今般のコロナ禍において中止を余儀なくされているところであるが、新年度においては様々な状況を見極めながら友好都市との協議を行い、実施に向け取り組まれたいこと。また、オンラインを活用したウェブ交流会など新たな手法についても検討を加えられたいこと。
第2点、成人式については、新成人による式典の案内状やプログラムのデザイン作成等に参画いただいたところであるが、新成人の目線に立った運営をさらに進める観点から、例えば、より多くの意見を取り入れるため、新成人で構成する実行
委員会を設置し、式のテーマや企画を考案するなど自らがやりがいや楽しさが実感できるような式典となるよう取り組まれたいこと。
第3点、魅力発信冊子については、若年層に向けた旅行ガイドブック等を製作する事業者と連携し、市内の飲食店や名所等の魅力を効果的に発信することを目的に制作されるとのことであるが、掲載に当たっては、市の魅力を幅広く知っていただく内容となるよう努めるとともに、その周知に当たっては、
市内外を問わず様々な情報発信媒体を活用するなど市の魅力発信に鋭意取り組まれたいこと。
第4点、がんばる守口助け合い基金を活用し、府内トップ水準での災害見舞金の支給や災害時の被害者緊急宿泊料補助金の支給などが予定されているところであるが、支給等に関しては、できる限り迅速かつ的確な対応を心がけ、被災者の負担軽減に意を配されたいこと。
第5点、MCA防災行政無線については、市内の指定避難所等に設置され、災害時の情報伝達手段として運用されるということであるが、災害時には、地域住民も防災行政無線を使用することが想定されることから、引き続き防災訓練などを通して災害時に問題なく使用できるよう万全を期すとともに、関係機関とも連携を図りながら、地域における危機管理意識のさらなる向上に取り組まれたいこと。
以上、
委員長報告といたします。
○
立住雅彦議長 次に、
福祉教育委員会を代表して、
高島委員長から報告を受けることといたします。
高島委員長。
〔高島
賢福祉教育委員会委員長 登壇〕
○高島
賢福祉教育委員会委員長 本
委員会が付託を受けました議案第19号中、所管費目に関する審査の結果を御報告申し上げます。
本
委員会といたしましては、細部にわたり検討を加え、慎重に審査を行いました結果、次に申し述べます
希望意見を付し、
満場一致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
それでは、本
委員会が付した
希望意見を申し述べます。
第1点、福祉に関する様々な相談に応じ、必要な支援につなげるコミュニティソーシャルワーカー、いわゆるCSWについては、コロナ禍の影響で生活に不安を抱える市民が増加していることから、引き続きその活動内容の周知に努めるとともに、相談者が抱える課題の解決に向け、きめ細やかな相談・支援体制の充実にも意を配されたいこと。また、外出自粛等により
高齢者の孤立が懸念されることから、CSW、民生・児童委員、地区福祉委員など関係機関と連携し、
高齢者が地域の中で安心して生活できるよう、今後とも見守り支援活動の充実などにも努められたいこと。
第2点、被保護者健康管理支援事業については、令和2年度に策定した計画を基に健康診査の受診勧奨や保健指導を行っていくとのことであるが、取組に当たっては、中・長期的な視点を持ち、被保護者の健康寿命延伸と医療扶助費の適正化に努められたいこと。また、コロナ禍の影響によりセーフティーネットとしての生活保護の重要性が増していることから、引き続き保護決定から自立支援までの一連の業務を適切に実施できるよう、組織体制の充実にも意を配されたいこと。
第3点、子育てに対し、不安や孤立感などを抱える世帯に支援員を派遣し、指導・助言を行う養育支援訪問事業については、各世帯の家事や育児に踏み込んだ支援を行うことから様々困難な点はあると思うが、関係機関と連携し情報把握に努めつつ、対象世帯への働きかけについてはさらなる検討を加え、課題を有する世帯に必要な支援が届くよう取り組まれたいこと。また、ネグレクト状態にあるなど特に支援の必要性が高い世帯に対しては、
子どもの生活環境の改善が図られるよう、継続的な支援に鋭意努められたいこと。
第4点、保育人材の確保については、令和2年度から制度の周知を行っている民間保育士緊急確保支援事業により、多くの新規学卒者が市内の民間園に就職を予定しているとのことであるが、今後とも幼児教育・保育の安定的な提供に向け、官民協力の下、効果的な人材の確保・定着に取り組まれたいこと。また、民間園での障害児受入れに当たっては、加配保育士等を確保し支援を要する
子どもにきめ細やかな援助が行えるよう、入所選考時期を検討するなど、市としてもでき得る限りの対策を講じられたいこと。
第5点、GIGAスクール事業については、児童・生徒一人一台端末の整備が完了され、令和3年度からICT機器を活用した学習活動が本格的に展開されることとなるが、学習指導が円滑に行われ、その教育効果が最大限に発揮されるようGIGAスクールサポーターやICT支援員など必要とする専門人材を十分に確保・活用しつつ、着実な事業推進に向け取り組まれたいこと。また、指導に当たる教員用の端末については、当面は児童・生徒用端末とは異なるものを活用するとのことだが、児童・生徒用端末との操作性の違いや端末同士の連携に制限があるなどの課題があるとも聞き及んでいることから、効果的・効率的に学習活動を進めるために、でき得る限り早期に環境改善を図られたいこと。
第6点、令和3年度から各小・中学校に配置されるスクール・サポート・スタッフについては、資料の印刷や行事準備等、教員の補助的業務を担うとのことであるが、人材確保に当たっては、例えば、教員経験者など、その質の確保に意を配置するとともに、学校支援ボランティアや部活動指導員等の多様な外部人材と効果的に業務分担を行い、教員の負担軽減が図られ、児童・生徒への指導や教材研究等に注力できる環境が構築できるよう鋭意取り組まれたいこと。
以上、
委員長報告といたします。
○
立住雅彦議長 最後に、
総務建設委員会を代表して、
江端委員長から報告を受けることといたします。
江端委員長。
〔
江端将哲総務建設委員会委員長 登壇〕
○
江端将哲総務建設委員会委員長 本
委員会が付託を受けました議案第19号中、所管費目に関する審査の結果を御報告申し上げます。
本
委員会といたしましては、あらゆる角度から検討を加え、慎重に審査を行いました結果、次に申し述べます
希望意見を付し、賛成多数をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
なお、杉本委員におかれましては、アスベスト対策が不十分であり、民間委託も多く、他の費目も不十分な点があるとの理由から、反対の意を表明されましたことを付言いたします。
それでは、本
委員会が付した
希望意見を申し述べます。
第1点、人工知能を活用した自動会話プログラム、いわゆるAIチャットボットについては、
市民等からの定型的な問合せに対して自動的に返信を行うシステムであり、行政サービスの向上と業務の効率化の観点から、導入に当たっては、他市の事例も参考にしつつ想定される
市民等からの問合せの抽出・整理に万全を期されたいこと。また、早朝や深夜など閉庁時間外にも問合せが可能となることからも、新たな行政サービスの一つとして周知の徹底に努められたいこと。
第2点、公共交通の在り方研究事業については、人口減少や超高齢社会といった本市を取り巻く状況を鑑み、持続可能な公共交通ネットワークの構築に向け、引き続き学識経験者等で構成される研究会の意見なども参考にしつつ鋭意検討を進められたいこと。また、コミュニティバスについては、
新型コロナウイルス感染症の影響もあり
利用者数が減少していることも考えられる。よって、引き続き車内換気の徹底など感染防止対策を講じた上で、市民が安心・安全に利用できるよう取り組まれたいこと。
第3点、路面下空洞対策工事については、これまでから業者による路面調査を実施し、迅速かつ計画的に整備が行われているところである。今後も、これまでの調査結果や日常点検などを通じて継続的に道路状況を把握しつつ整備に努め、安心・安全な道路環境の維持に取り組まれたいこと。
第4点、微細ミスト噴霧設備については、大日駅前交通広場に設置されたところであるが、
京阪守口市駅前への設置に当たっても、猛暑対策の一助として
市民等に快適に利用いただけるよう意を配されたいこと。
第5点、エリアリノベーション戦略(素案)については、
京阪守口市駅北側のエリア価値向上を図るため策定するとのことであるが、策定に当たっては、豊秀松月線整備事業や旧本庁舎跡地の活用方法なども踏まえ、関係部局はもとより、関係機関との連携を図りつつ、市の魅力創出ひいてはまちのにぎわいづくりや活性化へとつながるものとなるよう鋭意取り組まれたいこと。また、旧徳永家住宅については、今後、民間事業者へのヒアリングの実施や提案なども踏まえ、文化的価値や活用方法等について研究・検討に努められたいこと。
以上、
委員長報告といたします。
○
立住雅彦議長 委員長報告は終わりました。
討論に先立ち、
委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
立住雅彦議長 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。――杉本
議員。
〔杉本悦子
議員 登壇〕
○6番 杉本悦子
議員 日本共産党、杉本悦子です。私は、議案第19号、令和3年度守口市
一般会計予算に反対の討論を行います。
本予算案は、総額627億2,000万円と昨年当初予算より4.2%の減となっています。歳入では、昨年のコロナ禍の下での景気の後退を反映して、市税が5.3%の減で約208億5,300万円、地方交付税をはじめとして国からの交付金が軒並み減となっています。まさに、新型コロナウイルスの感染による景気の低迷が市民生活を直撃し、市民の暮らしが大変になっていることを表しています。
そのような中、自治体に求められているのは、市民の暮らしを応援する施策の充実であります。個人質問でも申し上げましたが、
子ども医療費助成の充実や不妊治療の拡充など評価すべきものが散見されますが、全ての市民のための施策が見受けられません。この間、地方創生臨時交付金が総額で20億円以上が交付されていますが、守口市単独での事業のうち事業継続で困っている中小事業者への支援が3事業で事業費2億円余り、生活に困っている世帯や個人への支援は3事業で1億4,000万円余りでしかありません。全市民対象事業は50%のプレミアムが付く商品券の発行のみというのが実態です。ほかの自治体では、地方創生臨時交付金と合わせ、財政調整基金を取り崩してでも知恵を出して全市民対象事業を実施していますが、守口市ではこの予算案でも市民の暮らしを応援する事業が見受けられません。
また、人件費だけが異様に連続して削減され続けています。かつて守口市の市政運営に携わっていた幹部の人々は、財政が厳しいときでも自治体は金で潰れることはない。人で潰れると述べていました。人材こそが自治体の宝だという信念がありました。今はどうでしょう。職員の削減で昨年決算での普通会計の職員は一般職、教育公務員合わせて588人、水道や下水など他会計を合わせて総員694人です。この3月には定年退職31人、途中退職6人と聞いています。これで本当に市民サービスに影響がないと言えるのでしょうか。台風などの災害は事前に予測できますが、突然襲ってくる地震やそれに伴う津波、大火など突発的な災害時に職員が市民に寄り添って市民の安全・安心を守ることができるのでしょうか。甚だ疑問です。行き過ぎた職員削減は、自然災害や
感染症の拡大、突発的な災害時に多大な影響を及ぼします。これ以上の人員削減はやめるべきです。
また、人事施策にも異論があります。この間、1年で在任した部署を交代するという人事異動が目に余ります。仕事に慣れる時間がありません。市役所全体の仕事を知ることも必要ですが、エキスパート、専門家も必要です。そのバランスが大きく崩れていると言わなければなりません。人を育てるのも人事政策の重要な柱です。
次に、アスベストの問題です。解体工事において、関係法令等を遵守し実施するように特記仕様書に記載していると本会議場で答弁されましたが、本会議での私の質問の後、慌てて告知板が追加されました。大阪府の条例は当該特定解体等工事が完了するまでの間、事前調査書面の写しを公衆の閲覧に供しなければならないとなっていますが、旧中央コミュニティセンターの解体工事業者は遵守していませんでした。守口市も大阪府の条例について熟知していなかった感があります。これではアスベストから市民の安全を守ることができるはずもありません。アスベストに関する知識、関連法令等を熟知した職員の育成が求められています。令和5年10月から
建築物では必要な知識を有する者による事前調査の実施が義務づけられますが、守口市では直ちに要綱などで要件を徹底すべきです。
次に、民間委託とりわけ学童保育の問題です。学童保育の実施主体は守口市であることは論を待ちません。共立メンテナンスに運営を委託しているものです。私の質問に、わざわざ学校臨時休業対応なども含めて適切に運営していると述べられました。委託前の支援員が希望すれば継続して雇用するとし、選定
委員会の付帯意見にも現支援員等の雇用については、保護者や児童の安心確保のために転籍希望者の受入れや処遇に係る具体的な提案がなされており、かつ収支計画書において、その提案が裏づけられていることは高く評価できると明記されています。当然、収支計算書の裏づけは委託期間5年間にわたってのものでした。ところが、この事業者は昨年3月末をもって13名もの支援員を雇い止めしました。選定
委員会の期待を大きく裏切ったのです。選定委員の優先交渉者の決定を受け入れて、守口市は現在の事業者を選定しました。つまり、選定
委員会の期待を裏切ったということは、守口市の期待をも裏切ったということです。であるにもかかわらず、守口市は、その解決のために何もしようとしていません。事業者に何の遠慮が要るのでしょう。遠慮といえば、学校の臨時休業対応での出来事です。学校休業中、朝から学童保育を開設する必要が生まれました。守口市は、1クラスに複数の有資格者の支援員で運営してきましたし、委託契約書にもそのように決められています。ところが、休業中の開設は1クラス1人の有資格者がいれば残りは無資格者で構わないという契約に変更しました。民間委託のメリットとして公立よりも民間のノウハウを生かし、支援員を集めることができるとしていたのにです。なぜ事業者に遠慮したのでしょう。民間のノウハウを生かして、有資格者を募集せよとなぜ言わなかったのでしょうか。守口市がこんなに弱腰になって、市民にではなく事業者に配慮しているのに、適切に運営していると言える根拠はどこにあるのでしょうか。少なくとも、これまではサービスが向上する、財政効率が図れるという2つの要件をクリアすることが民間委託の基準でした。1クラス2人の有資格者というこれまで作り上げてきた守口市の学童保育のよさもかなぐり捨てて、市民サービスも向上しない、財政効率も図れず、市民の税金と国・府の補助金を民間業者の利益に使うこんな民間委託は断じて認められません。
市有地売却について、本予算案に大久保保育所跡地、おおくぼ幼稚園跡地が計上されています、大久保保育所跡地は障がい福祉課が活用について提案していたところ、2回目の重要資産処分等に関する連絡会では、何の説明もないまま売却と位置づけています。不動産は売却してしまえば元には戻りません。公共施設の建て替え時の利用とか、市民に開放する空き地とか、知恵を出し合えば活用することができます。なぜ、売却を急ぐのか、さっぱり意味が分かりません。先人が苦労して築き上げてきた財産をいとも簡単に手放すやり方には反対です。
反対理由はほかにもたくさんありますが、新型コロナウイルス感染拡大の中での本会議ですので、以下は省略し、私の反対討論を終わります。
○
立住雅彦議長 他に討論はありませんか。――
竹嶋議員。
〔竹嶋修一郎
議員 登壇〕
○7番 竹嶋修一郎
議員 それでは、議案第19号、令和3年度守口市
一般会計予算に賛成の立場から討論をさせていただきます。
本市では、昨年来、新型コロナウイルスが猛威を振るう中、延べ9回にわたる
補正予算で市独自にスーパープレミアム付商品券の発行や
高齢者、妊婦の方々へのマスク配布など様々な取組を実施し、命を最優先とした上で経済も止めることのないようにと最大限配慮してこられました。そんな中、令和3年度予算においては、一層の
子育て支援や教育の充実、安全・安心の確保とにぎわいと潤いある都市環境の形成を着実に進めるためには、徹底した行財政改革が必要不可欠との思いから、本年4月から「第3次もりぐち改革ビジョン」(案)をスタートさせるとのことで、今回の627億円の予算は、コロナ禍の下、歳入が減少し歳出が増加することが当然予想される中、非常に厳しい財政運営となるものの、選択と集中で必要なところには続けて注力していくという市長の強い思いの表れであると感じております。
その中より、今回私は特に3点に絞って意見を述べさせていただきます。
1点目は、さらなる
新型コロナウイルス感染症対策の実行です。今年に入りいち早く市長を本部長とする
新型コロナウイルス感染症ワクチン接種推進本部を設置し、続いて、実務組織として新型コロナワクチン接種推進室も創設し、ワクチンの接種体制の構築を進めることで、ワクチン接種を希望される市民への円滑なワクチン接種を実施できるように準備を進めておられます。
また、市民及び事業者の皆さんへの支援としては、国費を活用したプレミアム付商品券の第2弾の発行を予定されております。このほか、
高齢者施設や私立認定こども園などに対する感染防止に係る経費の支援も今年度に続いて予算が計上されており、新型コロナウイルスから
高齢者や
子どもたちを守るための策もしっかりと施されております。
次に、2点目は、安全・安心な暮らしとにぎわいのあるまちづくりです。安全・安心なまちづくりを実現するために行ってきた密集市街地対策ですが、これまでは火災や地震に強い建物への建て替えを促進するために、老朽木造賃貸住宅への除却費用の一部を助成してきましたが、令和3年度も引き続いてこの助成を行う一方、戸建て老朽木造住宅へ助成対象を拡充されるとのこと。南海トラフ地震の脅威が迫る中、さらに密集市街地の防災性の向上が図られるものと期待しております。
また、にぎわいのあるまちづくりを進める上で、京阪電鉄守口市駅北側エリアのエリアリノベーション戦略を策定するとのことで、これによってこのエリアのエリア価値向上のために様々な側面から調査・検証を行うことで、実際にこの後の京阪電鉄守口市駅北側エリアの開発につなげていただけるものと思います。
最後に、3点目は、
子どもの学力向上です。令和3年度の市政運営方針の中で、市長は今後の本市の最重要課題は
子どもたちの学力向上であると述べられました。また、教育
委員会も学校教職員の皆さんと心を一つにして教育の充実、とりわけ学力の向上を最重要課題として取り組んでいくと宣言されております。そのような中、今回の予算では、全小学校及び義務教育学校前期課程において行われている民間事業者による土曜日学習会によって、
子どもたちの学力向上が図られていることが検証されたことから、これを拡充して全中学校及び義務教育学校後期課程においても行うとのこと。また、GIGAスクール事業により、令和2年度末から小・中学校の全ての児童・生徒にタブレットが貸与され、令和3年度予算では、ICT機器を効率的に活用した授業を図るため、運用マニュアル作成や技術支援などを行うGIGAスクールサポーターを新たに配することで、ICT先進市をうたってきた本市のICTへの取組がより前へ進むものと期待しております。
その中、一度は棚上げされていた八雲小学校と下島小学校の統合について再び検討が始まることは、学校の統合によって学力向上について一定の成果が出ていることを鑑み、また、学習環境の整備という面から見ても非常に効果的であると考えており、心より歓迎いたします。そして、同地域にある八雲中学校の老朽化も進んでいることから、より学力向上の効果が見られる義務教育学校としての整備も考慮し、効果的な学校の整備を期待いたします。
以上、申し上げた3つの点においても、今回の予算は、
新型コロナウイルス感染症対策のための予算と言わざるを得ない状況下ではありますが、限られた予算の中で市として何ができるのか、今回の予算はこれを追及された中で編成されたものであることがよく表れております。その上で、私たちはコロナウイルス
感染症対策として使われる莫大な支援金や助成金の原資は全て国民の、そして市民からお預かりした税金であるということを常に念頭に置いておく必要があります。そして、次世代に大きな負担を残すことのないように、私たちの世代でできる限りこれを処理できるよう、これからも続けて徹底した行財政改革で無駄を削減していっていただきたいと願います。
以上、私の賛成討論といたします。
○
立住雅彦議長 他に討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
立住雅彦議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより議案第19号を採決いたします。本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案を
委員長の報告のとおり決することに賛成の
議員は起立願います。
〔賛成者起立〕
○
立住雅彦議長 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。
この際申し上げます。暫時休憩いたします。
◇ 午前11時09分 休憩
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◇ 午前11時17分 再開
○
立住雅彦議長 休憩を閉じ、これより本会議を再開いたします。
休憩前に引き続き、議事を行います。
次に移ります。日程第11、議案第20号、「令和3年度守口市
特別会計国民健康保険事業予算」を議題といたします。
ただいま議題の議案第20号につきましては、所管の
福祉教育委員会に付託して審査を願ったものでありますので、これより同
委員会を代表して、
高島委員長から報告を受けることといたします。
高島委員長。
〔高島
賢福祉教育委員会委員長 登壇〕
○高島
賢福祉教育委員会委員長 御報告申し上げます。
本
委員会は本予算案につき歳入歳出にわたり審査を行いました結果、特段の異論もなく、
満場一致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、
委員長報告といたします。
○
立住雅彦議長 委員長報告は終わりました。
討論に先立ち、
委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
立住雅彦議長 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。――杉本
議員。
〔杉本悦子
議員 登壇〕
○6番 杉本悦子
議員 私は、議案第20号、令和3年度守口市
特別会計国民健康保険事業予算に反対の討論を行います。
令和3年度は、大阪府がこれまで各自治体に交付していた激変緩和のための交付金を料金算定時に繰り入れたため、全体としては保険料の所得割、均等割、平等割が令和2年度よりも低く抑えられています。しかし、それでも所得に占める割合は高く、被保険者にとって大きな負担に変わりはありません。少なくとも、府内保険料統一年度とされる令和6年度までは自治体において独自の保険料設定ができます。今年度末の見込みでは、国保の財政調整基金が18億5,297万円余りが積み立てられています。1人当たりに換算すれば、6万円強という金額です。被保険者は個人事業主が多く含まれています。コロナ禍による景気の低迷の中で、大変な思いをしている市民が多く含まれています。今、この基金を使って市民の負担を軽減しなくて、いつ使うというのでしょうか。財調基金を半分でも取崩し、保険料の独自軽減を図るべきであるということを申し上げまして、反対討論といたします。
○
立住雅彦議長 他に討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
立住雅彦議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより議案第20号を採決いたします。本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案を
委員長の報告のとおり決することに賛成の
議員は起立願います。
〔賛成者起立〕
○
立住雅彦議長 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に移ります。日程第12、議案第21号、「令和3年度守口市
特別会計後期高齢者医療事業予算」を議題といたします。
ただいま議題の議案第21号につきましては、所管の
福祉教育委員会に付託して審査を願ったものでありますので、これより同
委員会を代表して、
高島委員長から報告を受けることといたします。
高島委員長。
〔高島
賢福祉教育委員会委員長 登壇〕
○高島
賢福祉教育委員会委員長 御報告申し上げます。
本
委員会は本予算案につき、歳入歳出にわたり審査を行いました結果、特段の異論もなく、
満場一致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、
委員長報告といたします。
○
立住雅彦議長 委員長報告は終わりました。
討論に先立ち、
委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
立住雅彦議長 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
立住雅彦議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより議案第21号を採決いたします。本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案を
委員長の報告のとおり決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
立住雅彦議長 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に移ります。日程第13、議案第22号、「令和3年度守口市
特別会計公共用地先行取得事業予算」を議題といたします。
ただいま議題の議案第22号につきましては、所管の
総務建設委員会に付託して審査を願ったものでありますので、これより同
委員会を代表して、
江端委員長から報告を受けることといたします。
江端委員長。
〔
江端将哲総務建設委員会委員長 登壇〕
○
江端将哲総務建設委員会委員長 御報告申し上げます。
本
委員会は本予算案につき、歳入歳出にわたり審査を行いました結果、賛成多数をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
なお、杉本委員におかれましては、豊秀松月線整備事業は、不要不急の工事であるとの理由から、反対の意を表明されましたことを付言いたします。
以上、
委員長報告といたします。
○
立住雅彦議長 委員長報告は終わりました。
討論に先立ち、
委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
立住雅彦議長 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。――杉本
議員。
〔杉本悦子
議員 登壇〕
○6番 杉本悦子
議員 私は、議案第22号、令和3年度守口市
特別会計公共用地先行取得事業予算に反対の討論を行います。
この会計は、豊秀松月線という幅員11メートル、長さ260メートルの都市計画道路の幅員を倍の22メートルにするための事業において、いつでも資金繰りができるようにと設置された会計です。守口市役所が現在の地に移転し、市民会館や国際交流会館などの公共施設も廃止され、この道路の幅員を広げる意味はなくなっています。それでも平成26年事業認可時の説明では、
京阪守口市駅周辺地区は施設の老朽化やにぎわいの低下など、多くの課題を抱えており、将来を見据えた駅前の再整備や活性化は喫緊の課題であるという認識をいたしております。そのため、地区の課題の抽出を行い、駅前再整備や活性化を見据えたまちづくり基本構想の策定と駅前への重要なアクセス道路である都市計画道路のうち、まずは豊秀松月線の整備を進めるための調査費用を計上し、事業化に向けて進めてまいりますとしていました。
つまり、
京阪守口市駅前活性化のための一つの事業として、豊秀松月線を位置づけているとしていたのです。しかし、令和3年度では、守口市駅北側エリアのエリアマネジメント推進事業の中に位置づけられています。
京阪守口市駅北側エリアは、現在、その都市施設の老朽化や事業撤退による空き家・空き店舗の増加等により、まちのにぎわい・イメージが低下しつつあるので、エリア価値の向上を図るとしている、その事業の一つとして位置づけられ、当初の説明にあった
京阪守口市駅前活性化という文言はなくなっています。このことは、まさにこれまでの豊秀松月線整備事業が不要不急の事業であり、開発ありきで進められてきたことを物語るものです。理念なき開発事業を認めることはできません。
以上、反対討論とします。
○
立住雅彦議長 他に討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
立住雅彦議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより議案第22号を採決いたします。本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案を
委員長の報告のとおり決することに賛成の
議員は起立願います。
〔賛成者起立〕
○
立住雅彦議長 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に移ります。日程第14、議案第23号、「令和3年度守口市
水道事業会計予算」を議題といたします。
ただいま議題の議案第23号につきましては、所管の
市民環境委員会に付託して審査を願ったものでありますので、これより同
委員会を代表して、
西尾委員長から報告を受けることといたします。
西尾委員長。
〔
西尾博道市民環境委員会委員長 登壇〕
○
西尾博道市民環境委員会委員長 御報告申し上げます。
本
委員会は本予算案につき、歳入歳出にわたり審査を行いました結果、令和6年4月からの大阪市との庭窪浄水場共同化に向けた送水管新設工事が予定されているところであるが、その際には、地域住民への十分な説明を行い工事を進められるとともに、今後も水道事業の計画的な更新・運営に取り組まれたいとの
希望意見を付し、
満場一致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、
委員長報告といたします。
○
立住雅彦議長 委員長報告は終わりました。
討論に先立ち、
委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
立住雅彦議長 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
立住雅彦議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより議案第23号を採決いたします。本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案を
委員長の報告のとおり決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
立住雅彦議長 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に移ります。日程第15、議案第24号、「令和3年度守口市
下水道事業会計予算」を議題といたします。
ただいま議題の議案第24号につきましては、所管の
市民環境委員会に付託して審査を願ったものでありますので、これより同
委員会を代表して、
西尾委員長から報告を受けることといたします。
西尾委員長。
〔
西尾博道市民環境委員会委員長 登壇〕
○
西尾博道市民環境委員会委員長 御報告申し上げます。
本
委員会は本予算案につき、歳入歳出にわたり審査を行いました結果、守口処理区においては市単独公共下水道事業として運営を行っているところであるが、守口市下水終末処理場をはじめとする各施設・設備の老朽化が懸念されるところである。国においては、下水道の広域化・共同化を推進するための目標も定められたことも考慮し、本年3月に守口市下水道事業経営戦略を策定されたところであり、今後においては、現状の厳しい下水道事業を取り巻く環境を踏まえ、広域化・共同化に向けた研究を深めつつ、できる限り早急に関係機関との協議を行い、持続可能な事業運営に取り組まれたいとの
希望意見を付し、
満場一致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、
委員長報告といたします。
○
立住雅彦議長 委員長報告は終わりました。
討論に先立ち、
委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
立住雅彦議長 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
立住雅彦議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより議案第24号を採決いたします。本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案を
委員長の報告のとおり決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
立住雅彦議長 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に移ります。日程第16、議案第28号、「令和3年度守口市
一般会計補正予算(第1号)」を議題といたします。
ただいま議題の議案第28号につきましては、それぞれ所管の常任
委員会に分割付託して審査を願ったものでありますので、これより各
委員長から報告を受けることといたします。なお、この報告は慣例により款を追って受けることといたしますが、
総務建設委員会の報告は最後に願うことといたします。
それでは、まず、
市民環境委員会を代表して、
西尾委員長から報告を受けることといたします。
西尾委員長。
〔
西尾博道市民環境委員会委員長 登壇〕
○
西尾博道市民環境委員会委員長 御報告申し上げます。
本
委員会が付託を受けました所管費目の補正内容は、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策の影響に伴う市民生活への支援と市内消費の喚起による地元事業者への活動支援を目的に、本市独自事業として守口市スーパープレミアム付商品券をより多くの市民が利用しやすいものとし、発行するための費用であります。
本
委員会といたしまして審査を行いました結果、市民及び
市内事業者への周知徹底はもちろんのこと、郵送に伴う引換券の返戻の対応等についても遺漏なきよう対処されたいとの
希望意見を付し、
満場一致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、
委員長報告といたします。
○
立住雅彦議長 次に、
福祉教育委員会を代表して、
高島委員長から報告を受けることといたします。
高島委員長。
〔高島
賢福祉教育委員会委員長 登壇〕
○高島
賢福祉教育委員会委員長 御報告申し上げます。
本
委員会が付託を受けました所管費目の補正内容は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、令和3年度も引き続き市内介護施設等に新規入所する65歳以上の希望者に対するPCR検査を実施するための費用、新型コロナウイルスのワクチン接種に係るコールセンターの運営や集団接種の実施に要する費用などが主な内容であります。
本
委員会といたしまして審査を行いました結果、コールセンターについては、国・府との役割分担が示されているところであるが、市民にとって身近な市の窓口に問合せが殺到することが想定されることから、市民が不安を抱くことのないよう、適切な情報提供やきめ細やかな対応に努められたいこと。また、ワクチンの集団接種については、関係機関と緊密に連携を図り、会場運営や万が一の副反応への対応等について、事前に十分な検討を行い、円滑な実施に向け万全を期されたいとの
希望意見を付し、
満場一致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、
委員長報告といたします。
○
立住雅彦議長 最後に、
総務建設委員会を代表して、
江端委員長から報告を受けることといたします。
江端委員長。
〔
江端将哲総務建設委員会委員長 登壇〕
○
江端将哲総務建設委員会委員長 御報告申し上げます。
本
委員会が付託を受けました所管費目の補正内容は、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保に係る国庫補助金などの歳入に関するものであります。
本
委員会といたしまして審査を行いました結果、特段の異論もなく、
満場一致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、
委員長報告といたします。
○
立住雅彦議長 委員長報告は終わりました。
討論に先立ち、
委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
立住雅彦議長 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
立住雅彦議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより議案第28号を採決いたします。本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案を
委員長の報告のとおり決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
立住雅彦議長 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に移ります。日程第17、議案第31号、「守口市
固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する
条例案」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。巽
選挙管理委員会事務局長。
〔巽 光規
選挙管理委員会事務局長 登壇〕
○巽 光規
選挙管理委員会事務局長 議案第31号、守口市
固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する
条例案につきまして御説明を申し上げます。追加で御提出をさせていただきました議案書、議31ー1から3を御覧いただきたいと存じます。
本案の
改正内容といたしましては、固定資産の課税台帳価格についての不服申出の際に、申出人による審査申出書への押印等を廃止するものなどでございます。
具体的な改正箇所につきましては、第6条におきまして、申出人による審査申出書への押印を義務づけていた第4項の削除等を行うとともに、第12条におきまして、口頭審理を行う際の提出者による口述書への
署名押印義務を廃止するものでございます。
なお、附則でございますが、
施行期日を令和3年4月1日とするものでございます。
以上、簡単な説明でございますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○
立住雅彦議長 これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
立住雅彦議長 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
この際お諮りします。ただいま議題の議案第31号については
委員会付託を省略したいと思いますが、これに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
立住雅彦議長 異議なしと認めます。よって、議案第31号については
委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
立住雅彦議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより議案第31号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
立住雅彦議長 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
以上で今期定例会に付議した事件は全て議了いたしました。
それでは、閉会に際し、市長から御挨拶を受けることといたします。西端市長。
〔西端勝樹市長 登壇〕
○西端勝樹市長 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
去る2月17日に
市議会定例会を招集申し上げ、令和3年度の当初予算をはじめ、重要諸議案について御審議をお願いいたしましたところ、いずれも御承認、御可決を賜り厚くお礼申し上げます。
御審議の過程で賜りました御意見等につきましては、その御趣旨を尊重させていただき、いつまでも住み続けたいまち守口の実現に向け、市政運営に取り組んでまいる所存でございます。
どうか
議員各位におかれましては、今後とも御理解と御協力を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げ、甚だ簡単ではございますが、閉会の御挨拶とさせていただきます。
どうもありがとうございました。
○
立住雅彦議長 続きまして、閉会に当たり、私からも御挨拶を申し上げます。
本定例会におきまして、私どもは令和2年度関係議案をはじめ、令和3年度当初予算並びにこれに関連いたします重要諸議案等につきまして、真剣に討議を尽くしてまいりました結果、本日ここに成立を見た次第でございます。
長時間にわたり真摯かつ熱意あふれる討議を重ねられました
議員各位に対しまして、深く敬意と感謝の意を表し上げる次第でございます。
以上、誠に簡単ではございますが、閉会の挨拶といたします。
それでは、本定例会はこれをもって閉会いたします。どうも御苦労さまでした。
◇ 午前11時45分 閉会
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜...