守口市議会 > 2020-10-19 >
令和 2年決算特別委員会(10月19日)

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  1. 守口市議会 2020-10-19
    令和 2年決算特別委員会(10月19日)


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    最終取得日: 2021-05-05
    令和 2年決算特別委員会(10月19日)             決 算 特 別 委 員 会 ─────────────────────────────────── 〇開催年月日 令和2年10月19日(月曜日) ─────────────────────────────────── 〇開催時間 開会 午前9時59分 閉会 午後2時56分 ─────────────────────────────────── 〇開催場所 委員会室 ─────────────────────────────────── 〇出席委員   委員長   小鍛冶 宗 親   副委員長    高 島   賢   委員    坂 元 正 幸   委員      竹 嶋 修一郎   委員    福 本 健 一   委員      井 内 昌 幸   委員    池 嶋 一 夫 ─────────────────────────────────── 〇委員外出席者   議長    立 住 雅 彦   副議長     甲 斐 礼 子   議員    杉 本 悦 子   議員      嶋 田 英 史   議員    工 藤 百合子
    ─────────────────────────────────── 〇説明のために出席した者   副市長       中 村 誠 仁  教育長         太 田 知 啓   水道事業管理者   南 野 哲 廣  理事兼会計管理者    工 藤 恵 司   危機管理監     田 中 秀 典  企画財政部長      西 川 謙 太   総務部長      助 川 勝 彦  市民生活部長      多 田 昌 生   健康福祉部長    上 甲   一  こども部長       尾 崎   剛   都市整備部長    長 田 幸 一  環境下水道部長     白 井 秀 樹   環境政策監     前 川 智 則  教育監         森 田 大 輔   教育部長      大 西 和 也  選挙管理委員会事務局長 巽   光 規   市民生活部次長   佐 藤 貴 志  環境下水道部次長    金 光 龍 一   会計室長      久 野 隆 博  財政課長        西 川 博 康   人事課長      西 岡 貴 之  課税課長        新 庄 裕 之   納税課長      西 田 清太郎  コミュニティ推進課長     吉 本 知 亮   保険課長      米 田 幸 司  保険収納課長      大 西 真 裕   生涯学習・スポーツ振興課長             宮 垣 義 隆  こども施設課長     後 藤 勝 義   道路公園課長    宇都宮   哲  道路公園課参事     小 森   勝   下水道管理課長   髙 田 拓 人  下水道施設課長     老 後 良 策   下水道施設課参事  西 村 正 直  お客さまセンター長   神 崎   創   水道局総務課長   加 藤 久 隆  配水課長        河 井 俊 範   配水課参事     河 村 良 太  浄水課長        前 田 宗 利   その他関係者 ─────────────────────────────────── 〇議会事務局出席者   事務局長  小 浜 利 彦   議事課長    北 口 雅 朗   議事課主任 菅 原 なつみ   議事課主任   村 澤 恵 太   議事課主任 大 倉 清 史 ─────────────────────────────────── 〇付議事件  1 付託を受けた認定第1号から認定第6号までの各決算の審査について(質疑)   (1)第8款教育費第4項幼稚園費から下水道事業会計まで                   (午前9時59分開会) ○(小鍛冶委員長)  おはようございます。朝早くからお集まりをいただきましてありがとうございます。  ただいまより、決算特別委員会を開催させていただきます。本日、審査の4日目となりますが、皆様におかれましては、引き続き、慎重かつスムーズな審査のほど、よろしくお願いを申し上げます。  本日は全員の御出席でございますので、会議は成立をいたします。  それでは早速、審査に入ります。  前回の委員会におきまして、第8款教育費、第3項中学校費まで終了しておりますので、第4項幼稚園費から第5項社会教育費について説明を受けます。 ○(宮垣生涯学習・スポーツ振興課長)  それでは、8款教育費、4項幼稚園費、1目教育振興費について御説明申し上げます。決算に関する調書224ページをお開き願いたいと存じます。  1目教育振興費でございますが、予算現額に対します執行率は89%でございます。19節負担金、補助及び交付金のうち、負担金は、子ども・子育て支援法の一部改正により、私立幼稚園に通園する児童の保護者に対する就園奨励費補助事業が終了し、子育てのための施設等利用給付が新設されたことにより、令和元年10月から新制度未移行幼稚園に対し給付しているものでございます。補助金は、同じく令和元年9月までの私立幼稚園に通園する児童の保護者に対する就園奨励費補助事業に要した経費でございます。  続きまして、5項社会教育費について御説明申し上げます。1目社会教育総務費でございますが、予算現額に対します執行率は95%でございます。1節報酬は、社会教育委員及び社会教育関係団体の育成などを行っていただいております、社会教育指導員に対する報酬が主なものでございます。7節賃金は、もりぐち歴史館中西家住宅の嘱託職員と臨時職員に対するものでございます。8節報償費は、旧中西家住宅で開催しますイベントに要した講師等への謝礼でございます。225ページにまいりまして、9節旅費は、社会教育委員が参加いたしました、近畿地区社会教育研究大会への交通費が主なものでございます。11節需用費は、もりぐち歴史館に要する光熱水費と施設修繕料が主なものでございます。12節役務費は、もりぐち歴史館電話使用料等でございます。13節委託料は、もりぐち歴史館の機械警備及び清掃業務並びに植木剪定等に要した費用でございます。14節使用料及び賃借料は、もりぐち歴史館AED使用料でございます。15節工事請負費は、収蔵庫棟腰板防水工事に要した費用でございます。19節負担金、補助及び交付金は、社会教育委員研究大会への参加負担金と大阪府社会教育振興協議会への負担金及び青少年スポーツ関係団体活動の一部の補助などが主なものでございます。  226ページにまいりまして、2目文化財保護費でございますが、予算現額に対します執行率は89.8%でございます。1節報酬は、守口市文化財保護審議会委員に対する報酬でございます。8節報償費は、市民文化財講座の講師謝礼と一里塚跡地の清掃に係る謝礼及び大枝中村家文書文化財記念講演等講師謝礼でございます。11節需用費は、文化財講座で使用します消耗品と大枝中村家文書目録印刷製本費でございます。12節役務費は、大枝中村家文書目録に係る筆耕翻訳料でございます。13節委託料は、大枝中村家文書目録データ作成及び分類作業等業務委託でございます。227ページにまいりまして、14節使用料及び賃借料は、文化財展における展示ケースの借上料及び国有地であります一里塚の借地料に要した使用料でございます。  3目図書館費でございますが、予算現額に対します執行率は91%でございます。1節報酬は、守口市立図書館指定管理者選定委員会委員に対します報酬でございます。11節需用費でございますが、守口市立図書館の机、椅子などの消耗品でございます。13節委託料でございますが、守口市立図書館改良工事監理業務委託が主なものでございます。228ページにまいりまして、15節工事請負費でございますが、守口市立図書館改良工事費でございます。18節備品購入費でございますが、事務用器具費及び図書購入費でございます。  以上、誠に簡単な説明ではございますが、よろしく御審査の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○(小鍛冶委員長)  それでは説明が終わりましたので、224ページの第4項幼稚園費、第1目教育振興費から質疑を受けることといたします。ございませんか。                  (「なし」の声あり)  ではないようですので、続きまして224ページの第5項社会教育費、第1目社会教育総務費について質疑を受けることといたします。 ○(福本委員)  旧中西家住宅管理運営事業について質問したいんですけれども、今年、コロナの感染症が増えて、もりぐち歴史館も2月29日に休館をするんですけれども、今年の2月と3月を除いた場合、令和元年度の4月から、この令和2年1月までの来館者数は2,389人です。これをちょうどその前の年度と比べてみたときに、ちょうど前の年度の10か月間で言えば2,094人で、大体300人ぐらい、約10%以上増えているという状況になるんです、コロナを除くとですね。そういう意味では、少しずつではあるんですけれども、この旧中西家の来館者、増えているんじゃないかなというふうに思います。その中でも、昨年の8月と10月はちょっと減ったように思います。11月はぐーんと増えたんですけれども、この11月に増えたのは、これはちょうど前年度で言えば38人だったんですけれども、今年度115人になりました。この増えた原因というのは何か分かりますか。 ○(藤井生涯学習・スポーツ振興課長代理)  その増えた原因に関しましては、イベント等を開催しておりまして、その割合で増えていると考えております。 ○(福本委員)  関西文化の日というのがあったように思うんですね。この関西文化の日で38人から115人になっていると思うんですけれども、これは関西文化の日っていうのはどういった行事だったんですかね。 ○(藤井生涯学習・スポーツ振興課長代理)  関西文化の日につきましては、関西広域連合及び関西元気文化圏推進協議会が毎年実施しておりまして、そちらのほうにもりぐち歴史館のほうも参加させていただいておりまして、この事業に関しましては、関西圏内の美術館や博物館等を無料にしまして、文化財や美術の愛好者の増大を図るとともに、施設、蔵書資料のアピールということを目的としている事業でございます。 ○(福本委員)  そういった関西文化の日が一つアップした原因であるかなと思うんですけれども、あと、例えば減った数で言えば、平成30年度が574人集客していたのが、令和元年115人になったんですね。これは文化財企画展というのがすごく減った要因だと思うんですけれども、この文化財企画展というのはどんなものだったんですか。 ○(藤井生涯学習・スポーツ振興課長代理)  毎年、企画展というのを開催しておりまして、そちらのほうにつきましては、歴史館の内容について、歴史館に残っております器であったり、そういうものとか、文書であったりするものを展示して行っているものでございます。 ○(福本委員)  これは1回限り、このような文化財企画展をやるというものなんですか。何回もやるものなんですか。 ○(藤井生涯学習・スポーツ振興課長代理)  1回開催いたしまして、期間を1週間設けまして開催しております。 ○(福本委員)  このときに、前年度と比べたときに460人ぐらい減っていたということなんですね。これはやはり何か、周知の徹底不足だとか何かそういった原因があるんですか。 ○(藤井生涯学習・スポーツ振興課長代理)  周知につきましては、毎回、ホームページや広報等で周知しておりまして、周知方法には変わりはないと思うんですけれども、内容によって参加される方が減ったり増えたりということだと考えております。 ○(福本委員)  そうであれば、また少し、次のときは研究をしていただきたいなというようにも思いますし、また対策を考えていただきたいなというふうに思います。  あと、こういう文化財のところに海外の方を呼び込むような工夫とかはされているんですか。 ○(藤井生涯学習・スポーツ振興課長代理)  現在のところ、海外の方をお呼びしたことはございません。 ○(福本委員)  今後、守口市の大変貴重な歴史館でもありますので、そういったことも視野に入れて検討していただきたいなというふうに思います。これは要望です。 ○(小鍛冶委員長)  ほかにはございませんか。 ○(池嶋委員)  225ページの需用費の修繕料なんですが、どういう修繕されたんでしょうか。 ○(藤井生涯学習・スポーツ振興課長代理)  修繕につきましては、畳の表替えとトイレ修繕でございます。 ○(池嶋委員)  畳は毎年されてるんですか。 ○(藤井生涯学習・スポーツ振興課長代理)  畳につきましては、30年度に半分させていただきまして、令和元年度に半分させていただいております。 ○(池嶋委員)  そうしたら分けて畳の表替えをしているということなんですね。 ○(藤井生涯学習・スポーツ振興課長代理)  今回につきましては、半分ずつに分けてさせていただいております。 ○(池嶋委員)  分かりました。 ○(小鍛冶委員長)  いいですか。ほかはございませんか。 ○(坂元委員)  中西家なんですけれども、僕もちょこちょこ行ったりするんですね。そのときに、以前行ったときに、偶然、コスプレをされている方がいらっしゃいまして、和装の服で、刀とかを持って写真を撮っておられると。そういう方ってやはり、撮って満足ではなくて、SNSに発信とかされていて、結構なフォロワー数がいらっしゃる方とかもいてたんですよ。  なので、そういうところから、こんなんありますよというのをもっともっと守口市としても、SNSとかで、こういう格好でコスプレをして写真を撮るにはお勧めの場所ですよ、みたいなものを出してもいいんじゃないかなと思いますので、そういうのも検討していただけたらと思います。お願いします。
    ○(小鍛冶委員長)  ほかにはございませんか。                  (「なし」の声あり)  ではないようですので、続きまして226ページの第2目文化財保護費について質疑を受けることといたします。 ○(池嶋委員)  ここの需用費の印刷製本費で、中村家古文書という説明があったんですが、これだけですか。 ○(藤井生涯学習・スポーツ振興課長代理)  印刷製本費につきましては、中村家文書のみでございます。 ○(池嶋委員)  この守口文化財ガイドマップとか守口ぶらり歩きガイドマップなんかは、印刷はされてないんですか。 ○(藤井生涯学習・スポーツ振興課長代理)  令和元年度につきましては印刷はしておりません。 ○(池嶋委員)  そうしたらこの分については、昨年度に作成した分なんですか。 ○(藤井生涯学習・スポーツ振興課長代理)  文化財マップにつきましては、一番新しいものにつきましては最近はしておりませんで、平成23年度に行っております。 ○(池嶋委員)  これホームページからダウンロードできるんですけれども、そうしたらその資料というのは、平成23年度の分なんですか。 ○(藤井生涯学習・スポーツ振興課長代理)  そのとおりでございます。 ○(池嶋委員)  おおむね7年から8年前の資料ということなんですけど、やはりある程度、2年から3年に1回、やはりちょっと情報も更新しなきゃならんのではないかなと思うので、その辺も今後、ちょっと気をつけて業務に当たっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○(小鍛冶委員長)  ほかにはございませんか。 ○(竹嶋委員)  中村家文書なんですけれども、この古文書は今どこに保管をされておるんですか。 ○(藤井生涯学習・スポーツ振興課長代理)  古文書につきましては、守口市立図書館の収蔵庫というのがございまして、そちらのほうに保存しております。 ○(竹嶋委員)  中身のほうは大体、精査が終わってということを聞いているんですけども、やはり古文書というものの扱いというのか、それもやはりちょっと難しいと思うんですけれども、どういった管理方法というのをされているんですか。 ○(藤井生涯学習・スポーツ振興課長代理)  クーラーをつけまして、温度管理という形でさせていただいております。 ○(竹嶋委員)  先日聞いた、南画と同じ扱いをされているということですね。 ○(藤井生涯学習・スポーツ振興課長代理)  そのとおりでございます。 ○(竹嶋委員)  前回も言ったんですけれども、絵の保存方法と古文書の保存方法というのは多分違うと思うんですよ、厳密に言えばですね。どれぐらいそれが大事だと思っているかによって、多分、その保存の方法というのも違うと思うんですけども、そこに何千万円かけろと言っているわけではないんで、もうちょっと物々によって保管の方法も考えていただいて、守口市が所蔵する大切なものですので、保管方法をもう一回精査していただきたいなと思っております。意見にとどめておきます。 ○(小鍛冶委員長)  ほかにはございませんか。                  (「なし」の声あり)  では続きまして、227ページの第3目図書館費について質疑を受けることといたします。 ○(福本委員)  図書館費のところですね、守口市立図書館、コロナ禍でありましたけれども、3密に注意してオープンをいたしました。当初、オープンした3か月間で前年度の来館者を超えたと言われていましたけれども、現在、どれぐらいの数で増えていっているんですかね。 ○(河野生涯学習・スポーツ振興課主任)  図書館の来館者数につきましては、毎月約2万人弱の方に来館いただいているということで、報告を受けております。 ○(福本委員)  毎月約2万人弱の方が来られているという形で、すごくやっぱり多くの方が来館されているというふうに思います。年齢層とかは、どういった方が多いとか分かりますか。 ○(河野生涯学習・スポーツ振興課主任)  年齢層につきましては、来られた方の年齢というのを把握する術を今ちょっと施設のほうで持っておりませんので、なかなか把握状況が難しいんですけれども、スタッフのほうに確認しますと、やっぱり若い方から高齢者の方まで、幅広く来ていただいているということでお聞きしております。 ○(福本委員)  そうですね、そういった幅広い方が来られるのが一番理想であるし、また、その中で夜の22時までオープンをしているということで、自習室とかには、学生とかそういった方々が遅くまで勉強とかされていますか。 ○(河野生涯学習・スポーツ振興課主任)  委員おっしゃるとおり、自習室、自習スペース、2か所あるんですけども、やはりそのどちらも平日、休日ともにいっぱいになるぐらいたくさん来ていただいておりまして、朝も少し並んでいただいたりであるとか、盛況しているところでございます。 ○(福本委員)  火曜日が休館日ということなんですけれども、この自習室が少ないなと、そういった学生からの意見とかはありませんかね。もう少し増やしてほしいとか、そういったことはないですか。 ○(河野生涯学習・スポーツ振興課主任)  直接、少ないというような御意見をまだお伺いしていないんですけれども、やはり長時間利用される方等もございますので、そういった中でルールの徹底であるとか、そういったものはきっちり整備してほしいというような意見は頂戴しております。 ○(福本委員)  私のほうからも先ほど言われましたように、ずっと長いことおられる方が占領されているというのがありまして、ちょっとその辺も工夫しながら、みんなに行き渡るような形の自習室をつくっていただきたいなというふうに思います。  もう1点、図書館の蔵書の件でお伺いしたいんですけども、今回、5次の補正で、1万冊のすこやかステイ云々の形でされるということなんですけれども、今、守口市としては、何十万冊の計画で、どれぐらいの蔵書を今、計画できたということで把握したらいいんでしょうか。 ○(河野生涯学習・スポーツ振興課主任)  まず、現在の蔵書数でございますが、こちらが約19万冊となっております。こちらを当初の予定では、令和6年度時点で21万5,000冊を目標としております。 ○(福本委員)  21万5,000冊を目標に現在、19万冊までしているという形ですね、分かりました。この図書館の後ろの公園も、また今後、整備ということでもありますので、さらに市民の方に親しまれて、利便性の高い図書館になっていきますように期待していますので、よろしくお願いします。意見です。 ○(小鍛冶委員長)  ほかにはございませんか。 ○(竹嶋委員)  ちょっと一言だけなんですけれども、車で来館される方なんですけれども、駐車場の入り口が非常に分かりにくいというような話を聞くんです。で、通り過ぎてしまったという方がいるので、駐車場の車の入り口のところだけ何かちょっと考えていただけたらと思うんですけれども、意見にしておきます。 ○(小鍛冶委員長)  ほかにはございませんか。 ○(坂元委員)  本は何冊購入されたんですか。 ○(河野生涯学習・スポーツ振興課主任)  昨年度の購入数でございますが、まず、図書を9,220冊、DVDを156枚、CDを230枚、合計9,606点購入いたしました。 ○(坂元委員)  その選ぶのはどういうふうに選ぶとか、何か基準とかあるんですか。 ○(河野生涯学習・スポーツ振興課主任)  昨年、守口市立図書館資料収集方針等定めさせていただきまして、その方針に基づきまして、今年度、指定管理しておる事業者と協議の上、購入のほうをさせていただきました。 ○(坂元委員)  具体的にはどんな本を選んだとか分かりますか。 ○(河野生涯学習・スポーツ振興課主任)  いろんな種類の図書を購入しておるんですけれども、特に図書館の1階が子ども読書コーナーということになることから、児童書の充実のため、絵本などの児童図書を中心に選書のほうをさせていただきました。およそ約6割程度、児童図書を購入させていただいております。 ○(坂元委員)  分かりました。前に僕も行ったときに子どものところを見ていると、自分が子どものときに見ていたような図鑑とかもあったりするんですよね。図鑑ってやはり年月が過ぎると、世界一のものも全然違ったりすると思うので、そういうものも情報としては新しいほうがいいんじゃないかなと思うので、そういうのは入れ替えるとかもできればお願いしたいと思います。 ○(小鍛冶委員長)  ほかにはございませんか。 ○(井内委員)  すみません、音楽スタジオなんですけれども、機材選定とかは市のほうでやられたんでしょうか。 ○(河野生涯学習・スポーツ振興課主任)  防音スタジオ等に置いてある機材選定については、市のほうでさせていただきました。 ○(井内委員)  あそこの目的としては、バンド演奏とかそういったものも含まれているんでしょうか。 ○(河野生涯学習・スポーツ振興課主任)  おっしゃるとおり、楽器の練習等も含まれております。 ○(井内委員)  ドラムセットなんですけど、一つにおいて言うと、エレドラっていって、電子ドラムになっているんですけれども、結構、音楽のスタジオを借りる上で、ああいうエレドラが置いてあるところってほとんどないんですね。大体、普通の本当のドラムが置いてあるんですよ。それは音に配慮したり振動に配慮したり、そういったところがあったのかなと思ったんですけど、いかがなんでしょうか。 ○(河野生涯学習・スポーツ振興課主任)  防音スタジオということですので、ある程度の防音状況の問題はないんですけども、やはりそういったところも含めまして、選定のほうをさせていただいたところでございます。 ○(井内委員)
     結構、バンドマンとかミュージシャンをやっている方々というのは、割と機材を見るんですね。で、ほとんどああいうふうな電子ドラムであったり、例えばキーボードであったり、アンプもそうなんですけれども、やはり自分で買えない、そういったちょっとだけ高級な楽器の機材が置いてあると、よりちょっと、ここでやってみたいなとかいうのが興味が湧いてくるんですけれども、その辺もちょっとしっかりといろんなところを見られて考えていただけたらなと思います。これちょっと意見です。 ○(小鍛冶委員長)  ほかにはございませんか。                  (「なし」の声あり)  それではないようですので、以上で第8款教育費を終了いたします。  職員の入替えを行いますので、暫時休憩いたします。                 (午前10時25分休憩)                 (午前10時28分再開) ○(小鍛冶委員長)  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  それでは、第9款災害復旧費、第10款公債費、第11款予備費を一括して説明を受けます。 ○(西川財政課長)  それでは、引き続きまして、228ページの9款災害復旧費でございます。費目取りをさせていただいたもので、執行はございませんでした。  10款公債費につきましては、市債に係ります償還元金及び利子並びに一時借入金の利子に要したものです。  11款予備費でございますが、令和元年10月に発生した、台風19号による被害に対する義援金等として、日本赤十字社等へ寄附するため、総務管理費、一般管理費、寄附金へ20万円を充当したものです。次に、令和元年7月に発生した2件の火災により、多数の世帯が被災されたことから、これに係る食糧費及び見舞金に備えるため、災害救助費、災害救助費、需用費へ9万7,000円及び扶助費へ45万円を充当したものです。次に、損害賠償請求事件について、和解が成立し、その損害賠償金として、教育総務費、事務局費、補償、補てん及び賠償金へ50万円を充当したもので、合計124万7,000円の予備費支出となっております。  以上、誠に簡単な説明でございますが、よろしくお願い申し上げます。 ○(小鍛冶委員長)  説明が終わりましたので、228ページの第9款災害復旧費から第11款予備費まで、一括して質疑を受けることといたします。ございませんか。                  (「なし」の声あり)  ではないようですので、以上で第11款予備費まで終了いたします。  次に、人件費について説明を受けます。 ○(西岡人事課長)  それでは、令和元年度一般会計給与費につきまして、給与費支出明細書に基づきまして御説明申し上げます。恐れ入りますが、決算に関する参考資料の14ページ、15ページをお開き願いたいと存じます。  支出済額について御説明申し上げます。報酬、給料、職員手当等を合わせた給与費は56億8,637万4,947円、執行率98.1%で、前年度と比較して、4億193万4,084円、6.6%の減となっております。また共済費でございますが、執行率99.5%で、前年度と比較いたしまして、1億2,938万6,855円、11.3%の減となっております。最後に、給与費と共済費を合わせました給与費合計につきましては、前年度と比較いたしまして、5億3,132万939円、7.3%の減となっております。  以上、誠に簡単ではございますが、一般会計給与費の説明とさせていただきます。よろしく御審査の上、御認定賜りますようお願い申し上げます。 ○(小鍛冶委員長)  説明が終わりましたので、人件費について質疑を受けることといたします。 ○(坂元委員)  昨年度、補正予算を組むほど退職される方が多かったかと思うんですけれども、内訳を教えていただけますか、定年退職の方と早期退職の方と。 ○(東山人事課主任)  令和元年度の退職手当を執行した事由の内訳でございますが、定年退職者が27名、中途退職者が27名、任期満了による退職手当の執行、こちら特別職の方によるものですが、合計56名、以上の内訳となっております。 ○(坂元委員)  中途で退職された方の年齢、年代別で教えていただけますか。 ○(東山人事課主任)  今、年代が何名というのは、ちょっと手元に持ち合わせてはいないんですけれども、20代から50代まで、各年代1名ずつは最低おったというふうに認識しております。 ○(坂元委員)  やはり20代、30代、40代なんか、これからの人たちだと思うんですけれども、何でこんなにいっぱい退職されたか、理由とかは把握されているんですか。 ○(東山人事課主任)  結論としては、各退職された方にそれぞれ退職された理由を個別に聞くことというのはしていないんですけれども、またその後どこへ、例えば就職されたですとか、そういうところも私共としては確実に把握することもできませんので、個別にやはり理由までは分かりかねるところはあるんですけれども、例えば休職、心身の不調から退職された方ですとか、個別に親の介護ですとか、そういう家庭の事情で辞められた方が実際おるというのは聞いております。 ○(坂元委員)  実際、職員さんがいついつで辞めたいんですと言われたときに、引き止めるようなこととかはされるんですか。 ○(東山人事課主任)  そうですね、引き止めると言いますか、もちろん仕事上ですね、やはりこちらとしても職員というのは人材でありますので、何とか、例えば業務量が問題ですとか、いろいろその理由がもしかしたらあるのかもしれないんですけれども、話の中でもうちょっと頑張ってみないかですとか、そういうところの、辞めるまでの過程としては、実際、それが引き止めになっているかというのは本人さんの認識のところもあるとは思うんですけれども、すぐさまその退職の手続に入るということはないです。 ○(坂元委員)  3月ってもう既にコロナ禍にも入って、なかなか次の就職先とかも見つかりにくい時期じゃないかなと思うんです。企業としては、今いる人の人件費ですら大変だという状況で、次、また新しい人を採用するかというとなかなか難しいと思うんですけれども、それでも辞めたいという思いになられたというので、よほどのことが何かあったのかなと思うんですけれども、そういうことは、何か悩み相談みたいなことはされたりとかはあったんですか。 ○(東山人事課主任)  そうですね、人事課としてはもちろん、そういうような悩みと言いますか、抱えている悩み、御相談がありましたら、人事課としてその悩みをもちろん聞いて、話を聞くというところは実際あります。 ○(坂元委員)  実は僕、1月頃だったんですけれども、どこの部署とかはちょっと隠させてもらってはいるんですけれども、投書があったんですよ。全部は読まないですけども、〇〇部の職員さんで、何名、早期退職がなぜ起きたのかと。原因の多くは上司とのスムーズな意思疎通ができていなかったというような感じの内容なんですね。こういうのがあったというのは、人事課としては把握されていますか。このことじゃないですよ、この手紙が来たということではなくて、そういう事情があったというのは人事課としては把握されているのかなと。 ○(東山人事課主任)  先ほどから退職のお話をさせていただいていますけども、退職された中で、そういう事実を直接伺ったというのは、人事課としてはないというふうに考えております。 ○(坂元委員)  入ってくる人、皆さんやはり守口市のためにこんなことしたいという夢を持って入って来ておられると思うので、すごく大事にしてあげてほしいんですよ。ちゃんと入ってきたときの気持ちも忘れずに、ずっと守口市のために尽くしたいと思って入ってきてくれている人ばかりだと思うので、本当に若い人とかも大事にしてあげて、育てていってあげてください。よろしくお願いします。 ○(小鍛冶委員長)  ほかにはございませんか。 ○(池嶋委員)  関連ですけども、その中途退職された方の退職理由を聞いてないとおっしゃってたけども、何で聞かへんのですか。何か理由があるからお辞めになるんじゃないですか。 ○(福前人事課長代理)  人事課に申出がある時点では、一身上の都合でという理由が多いんですけども、個別に話をする中で、先ほど申し上げましたように、家族の介護であるとか、転職を理由にということは聞いております。 ○(池嶋委員)  やはり各担当課、いろいろありますけれども、その中で、やはり一生懸命仕事をしていただいている方、大体30代、40代の方が多いというような話、確実な年代別の資料を持ち合わせていないということやったけども、大体お辞めになっているのは30代、40代の方がやはり多いんですか。 ○(東山人事課主任)  割合としては40代以上の方が多いです。 ○(池嶋委員)  やっぱり先ほど坂元委員のほうから発言があったように、職員として採用されたときは、やはり守口のために一生懸命やっていきたいという希望を持って入職されたと思います。ところが10年、20年たってくると、その意欲も消えうせてしまうような何かがあるのかな。 ○(福前人事課長代理)  そういったことがあるとはちょっと認識はしていないんですけども、退職する職員の理由としましては、退職よりは転職が多いのと、あと家族の関係ですとか、あと保育士の中ですと、職員の体がもう保育にはついていけないというようなことで退職される理由もございますので、組織的に問題があるとか、そういったことは考えておりません。 ○(池嶋委員)  保育士さんなんかの場合でしたら、ある程度年齢がいってくると、小さい子どもさん相手に業務をされるので、それは体力的なことは十分分かりますけども、例えば技術職の方なんかにあっては、やはり自分のやりたいことを認めてもらえないということも一つの理由にはなかったですか。 ○(福前人事課長代理)  そういった個別の事案については把握しておりません。 ○(池嶋委員)  全て、その個別の事情については把握していないという答弁が今あったんですけれどね、やはり、おのおの一人一人思いを持ってやっているので、なぜ辞めるんだということもきっちり聞き取り調査をした上で、今後の人事行政に生かしていかないといけないんじゃないかと思うんですが、その辺どのようにお考えですか。 ○(福前人事課長代理)  今おっしゃっていただきました内容につきましては、今後の退職者の聞き取り等で改善していきたいと考えております。  以上でございます。 ○(池嶋委員)  今後、そのようにするという答弁をいただきましたので、その辺についてはしっかりと今後の人事管理について反映していただきたいと思いますので、この点については以上で終わります。 ○(小鍛冶委員長)  ほかにはございませんか。 ○(高島委員)  職員さんの年間総残業時間とかって分かるんですかね。平成30年度と令和元年度、教えていただければ。 ○(東山人事課主任)  御質問いただきました、令和元年度の全体の時間外勤務時間の合計でございますが、4万4,278時間となっております。参考ではありますが、平成30年度は6万340時間でして、前年度比で約25%のマイナスとなっております。 ○(高島委員)  コロナが1月ぐらいからあって、総残業時間増えてるんかなと思って質問したんですけど、減ってるんですね。その減った要因とか、分かれば教えてください。 ○(東山人事課主任)  こちら組織として、昨今言われています、働き方改革の取組を人事課主導で実施しまして、職員一人一人、やはり働き方を見直したことが、令和元年度の当初から引き続いて行っておりましたので、全体としてはやはりそういう取組で減少につながったと考えております。 ○(高島委員)  次に、休出した日数とかって分かりますかね。 ○(小鍛冶委員長)  休出って何。 ○(高島委員)  すみません、休日出勤です。 ○(東山人事課主任)  平日以外の週休日、土・日・祝になるんですが、令和元年度としまして、時間数で申し上げますと8,259時間となっております。 ○(高島委員)  比較するために、平成30年度、分かれば教えてください。 ○(東山人事課主任)  平成30年度の週休日等の出勤、時間外勤務時間でございますが、1万3,153時間となっております。
    ○(高島委員)  分かりました。こちらの休日出勤数も、平成30年度からは減っているという理解でよろしいですね。 ○(東山人事課主任)  委員おっしゃるとおりです。 ○(高島委員)  この市の職員数、一般職で言いますと平成30年度が649人、令和元年度が608人ということで、毎年、計画に基づいてやっておられると思うんですけれども、なかなか、どんどん減っていっているという状況の中で、先ほど、僕ちょっと危惧していたのが、市職員数が減っていくことによって総残業数が増えているんじゃないかなというふうに思ってたんです。そして休日出勤数も増えているんじゃないかなとか思ってたんですけれども、ちょっと安心したんですけども、総残業数にしろ、休日出勤数にしろ、両方が減っているということで、若干安心はしました。  しかしながら、一人当たりの残業時間、日数、まだまだ減らしていかなあかんのだろうなというふうに思っている中で、結構、人に偏ってしまう部分も残業ってあると思うんですよね。この人はできるから、頼みやすいから、この人には残業頼んでしまおう、もう毎日5時で帰る人は5時でぱあっと帰って、残業せなあかん人は、という偏りも出てくると思うんですよね、働き方改革の一環として、そういうバランスも見て、そういうものは上司がしっかり見て判断してほしいなと思っています。  さらには、今、職員数も減っていっているという中で、ちょっと生活保護費のところで出てきました、ケースワーカーがいまだに足りていないということ、議論の中で出てきておりました。若干人を、職員数を減らしていくという中でも、そのバランスを取って、ケースワーカーのところにはちょっと増員をかけていくとか、そういったバランスを見た上で、今後の人事行政というのはやってほしいなと思いますので、こちらのほうは要望としておきますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○(小鍛冶委員長)  ほかにはございませんか。 ○(池嶋委員)  関連で、30年度から元年度について、残業時間、1万3,153時間から8,259時間に減ったとおっしゃってるけども、結構夜も庁舎の電気がこうこうとついているときがあります。まさかそんなことないと思うけども、退勤のカードを通らせて、あとまた職場へ戻って、職務に従事しているというようなことはないですね。 ○(福前人事課長代理)  そういった事実はございません。 ○(池嶋委員)  ちょっと何件か聞いた話ではあったんやけども、人事のほうでそれは把握できていない、そういった事実はないという答弁だったんですが、間違いないですね。 ○(福前人事課長代理)  はい、間違いございません。 ○(池嶋委員)  公のでそのように発言されたんだから、その言葉は信じようと思いますが、俗に言うサービス残業とかないように、職員が減っている中で、仕事量が増えていっている、その執務時間内に仕事をこなさなければならんというプレッシャーも、相当職員さんの中にあると思いますので、その辺の仕事量についてもある程度職員さんの負担にならないように、その辺もちょっと各担当課で仕事を割り振って、今、高島委員からも話があったように、この職員には頼みやすいからやってもらおうというようなのではなしに、その課内で十二分に仕事を分散して、できるだけ執務時間内に残業することなく、執務時間内に作業を終えてもらうというように、今後、また一層取り組んでいただきたいということを要望しておきます。  以上です。 ○(小鍛冶委員長)  ほかにはございませんか。 ○(高島委員)  すみません、あと1個。2年前ぐらいの決算で言ったかなと思うんですけれども、出退勤のカードというのを入り口、出口でピッとされていると思うんですけれども、それをし忘れるというのを把握されているんでしょうかね。何件ぐらいあったんでしょうかね。なければなかったでいいんですけれども。 ○(福前人事課長代理)  出勤、退勤の打刻をし忘れた件数というのは、実際、把握はしていないんですけれども、1階でもし打刻し忘れた場合は、管理職に申し出るとシステム上で打刻ができるようなシステムになっておりますので、所属の中で労務管理を適切に行っております。 ○(高島委員)  市役所の出入口で結構、4、5か所あると思うんですけれども、その全てにこのピッは付いてましたか。 ○(東山人事課主任)  厳密に申し上げますと、庁舎外から庁舎内に入れる、例えば全ての出入口にタイムレコーダーなんですが、それは付いてはいないです。一部、合計3台、庁舎には付いておるんですけれども、全ての出入口には、短い距離には付いていないというところになっております。  以上です。 ○(高島委員)  今3か所ということなんですけれども、特に市職員にはこの3か所で帰ってねというのは、来るのと帰るのは、ここの3か所からというのは徹底されているんですよね。 ○(福前人事課長代理)  基本的には、タイムレコーダーを通して出勤・退勤するようにということになっておりますので、そういった形で指導徹底しております。 ○(高島委員)  先ほども言うてました、打刻を忘れたら、管理職に報告して後から入力するみたいな形になるということなので、そういったところの、後からというと不正とかにもつながりかねないので、しっかりと毎日、朝晩来るときと帰るとき、しっかりと打刻するというのをもっともっと、物理的にもしっかりと、しないと入れない、しないと出れないみたいな形にもう持っていってほしいなと、難しいですけれどもね。そういった検討も今後していって、打刻忘れが全くないような形に持っていってほしいと思いますので、そちらのほうも併せて検討のほう、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○(小鍛冶委員長)  ほかにはございませんか。                  (「なし」の声あり)  それではないようでございますので、以上で人件費を終了いたします。  職員の入替えを行いますので、暫時休憩いたします。                 (午前10時52分休憩)                 (午前10時54分再開) ○(小鍛冶委員長)  それでは休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  それでは一般会計歳入全般について説明を受けます。 ○(西川財政課長)  それでは引き続きまして、歳入でございますが、3ページをお開きいただきたいと存じます。款を追って説明を申し上げます。  まず、1款市税につきましては、3ページから6ページにわたる6税目でございます。市税全体の収納率は、現計予算に対しまして100.9%となっております。決算額でございますが、収入済額は、前年度に比べ約2億300万円、0.9%の増で、徴収率は97.7%でございます。  税目ごとの対前年度増減額及び増減率は、個人市民税につきましては徴収率の向上は見られたものの、前年度高額所得者の納税額が減少したことなどから、前年度に比べ約1億4,600万円、2.0%の減少となっており、法人市民税につきましては、企業業績が堅調に推移したことなどから、前年度に比べ約1億1,200万円、6.3%の増加となっております。  3ページから4ページの固定資産税及び5ページから6ページの都市計画税につきましては、新築家屋等の増加や徴収率の向上などから、固定資産税が約1億6,500万円、1.8%の増加、都市計画税が約3,400万円、1.8%の増加となっております。4ページの軽自動車税につきましては、新税率や重課税率が適用される車両の増加及び環境性能割が創設されたことにより、約800万円、5.4%の増加となっております。市たばこ税につきましては、喫煙本数が減少したものの、税制改正の影響により、前年度に比べ約1,100万円、1.1%の増加となっております。事業所税に関しましても、納税義務者の増加により、約1,800万円、2.5%の増加となっております。  6ページにまいりまして、2款地方譲与税でございますが、収納率は98.7%となっております。まず、地方揮発油譲与税及び自動車重量譲与税は、それぞれ国税から本市の道路の延長及び面積に従いまして譲与を受けたものでございます。また、森林環境譲与税につきましては、税制改正において令和元年度から創設され、私有林人工林面積、林業従業者数及び市人口に従いまして譲与を受けたもので、対前年度比549万9,000円の皆増となっております。  次に、7ページにまいりまして、3款利子割交付金から、次の8ページの8款環境性能割交付金までにつきましては、いずれも地方税法の規定によりまして、大阪府から交付を受けたものでございます。まず、3款利子割交付金でございますが、収納率は60.8%となっております。  4款配当割交付金につきましては、収納率は97.5%となっております。  5款株式等譲渡所得割交付金につきましては、収納率は55.1%となっております。  8ページにかけまして、6款地方消費税交付金につきましては、収納率は88.0%となっております。  8ページの7款自動車取得税交付金の収納率は131.3%となっておりますが、消費税率10%への引上げ時の令和元年10月から廃止されております。  8款環境性能割交付金につきましては、令和元年10月から自動車税及び軽自動車税に導入された、環境性能割を原資とする交付金として、同年10月から創設されたものです。本市の道路の延長及び面積に従いまして交付を受けるもので、対前年度比1,879万8,000円の皆増となっております。  9ページにかけまして、9款地方特例交付金につきましては、住宅借入金等特別税額控除による減収分に係るものと、令和元年10月から実施された国の幼児教育の無償化に係る経費について、令和元年度に限り、地方負担分の全額を国費対応とするため臨時的に措置された、子ども・子育て支援臨時交付金によるもので、収納率は95.3%となっております。  10款地方交付税につきましては、収納率100.0%となっており、内訳といたしましては、備考欄に記載のとおりでございます。  10ページにかけましての、11款交通安全対策特別交付金につきましては、交通反則金を原資といたしまして国から交付を受けたもので、収納率は87.0%となっております。  10ページの12款分担金及び負担金につきましては、収納率は86.0%となっており、11ページにまいりまして、2目衛生費負担金のうち公害健康被害補償費負担金が主なものでございます。  次に13款使用料及び手数料につきましては、収納率は99.5%となっており、1項使用料につきましては、14ページまでにかけての各施設の使用料などでございます。14ページにまいりまして、2項手数料につきましては、1目総務手数料のうち住民票等の各種証明に係ります発行手数料や、16ページにまいりまして、2目衛生手数料のうちごみ処理手数料が主なものでございます。  次に、17ページからの14款国庫支出金でございますが、収納率は93.7%となっております。1項国庫負担金につきましては、1目民生費国庫負担金のうち、18ページにまいりまして、2節自立支援給付費等負担金、6節児童福祉費負担金、19ページにまいりまして、7節児童手当国庫負担金、10節生活保護費負担金が主なものでございます。20ページにまいりまして、2項国庫補助金につきましては、21ページにまいりまして、2目民生費国庫補助金のうち2節児童福祉費補助金や、23ページにまいりまして、低所得者・子育て世帯向けプレミアム付商品券発行等事業に係る4目産業費国庫補助金、24ページにまいりまして、5目土木費国庫補助金のうち、市道三郷5号線他歩道改良工事などに係る4節社会資本整備総合交付金や都市計画道路豊秀松月線整備事業などに係る5節防災・安全交付金や、25ページにまいりまして、7目教育費国庫補助金のうち市立図書館整備事業に係る4節社会資本整備総合交付金が主なものでございます。25ページにまいりまして、3項委託金でございますが、次の26ページにまいりまして、2目民生費委託金のうち、1節国民年金事務費委託金が主なものでございます。  27ページにまいりまして、15款府支出金につきましては、収納率は96.6%でございます。1項府負担金は2目民生費府負担金のうち、28ページにまいりまして、2節自立支援給付費等負担金、4節保険基盤安定負担金、5節後期高齢者医療保険基盤安定負担金、7節児童福祉費負担金、29ページにまいりまして、8節児童手当府負担金が主なものでございます。30ページからの2項府補助金でございますが、33ページにまいりまして、2目民生費府補助金のうち、34ページにまいりまして、2節重度障がい者医療費助成事業費補助金、35ページにまいりまして、3節児童福祉費補助金が主なものでございます。恐れ入りますが45ページにまいりまして、次に3項委託金でございますが、1目総務費委託金のうち、府税の徴収に係ります1節徴税費委託金、2節選挙費委託金が主なものでございます。  47ページにまいりまして、16款財産収入でございますが、収納率は116.5%でございます。1項財産運用収入でございますが、1目財産貸付収入につきましては、普通財産の貸付収入、48ページにまいりまして、2目利子及び配当金につきましては、基金運用などの利子収入でございます。49ページにまいりまして、2項財産売払収入、2目不動産売払収入は、未利用地の売払いといたしまして、旧大宮保育所跡地、旧金田保育所跡地及び旧寺方団地跡地を売却したものでございます。  次に、17款寄附金につきましては、個人や団体などから御寄附をいただいたもので、1目一般寄附金は、寄附者から使途が指定されていない、ふるさと納税寄附金などでございます。2目指定寄附金は、使途が特定されている、ふるさと納税寄附金が主なものでございます。  50ページにまいりまして、18款繰入金につきましては、備考欄に記載しておりますが、主なものといたしまして、愛のみのり基金は、コミュニティバス運行事業、ブックスタート事業等の財源として、減債基金は第三セクター等改革推進債の償還財源として、学校教育施設整備基金はさくら小学校の新築工事等の財源として、公共施設等整備基金は市立図書館整備工事等の財源として、それぞれ基金から繰り入れたものでございます。  次に、19款繰越金につきましては、51ページの備考欄に記載しておりますとおり、平成30年度一般会計決算における歳計剰余金約9億3,500万円の処分として、財政調整基金3億円及び減債基金3億円を直接基金に編入し、その残余である純繰越金や、平成30年度からの繰越明許事業などの経費に充てるための繰越事業費等充当財源繰越額となってございます。  次に、20款諸収入につきましては、52ページにまいりまして、5項雑入が主なものでございます。56ページまでにかけまして、備考欄に、具体的にそれぞれの記載をさせていただいております。  次に、56ページの21款市債につきましては、収納率は64.7%でございます。1目総務債から、58ページの5目教育債までにつきましては、建設事業などの財源として起債したものでございます。58ページの6目借換債につきましては、既発債のうち当初の借入契約の満期到来に伴い、借り換えたものでございます。7目臨時財政対策債は、国の交付税原資の不足分を代替措置するための起債でございます。  最後に、歳入合計の収納率でございますが、93.9%となっております。  以上、誠に簡単な説明ではございますが、よろしく御審査の上、御認定賜りますようお願い申し上げます。 ○(小鍛冶委員長)  説明が終わりましたので、歳入全般について質疑を受けることといたします。 ○(福本委員)  14ページのところなんですけれども、土木使用料のところですけれども、節で言えば、4節の住宅使用料のところになるんですけれども、ここの調定額と収入済額が約1,002万円ぐらい違うんですけれども、この原因は何ですか。 ○(長田都市整備部長)  市営住宅の家賃、駐車場、共益費の滞納でございます。 ○(福本委員)  1,002万2,909円という形で滞納があるということなんですけれども、これ具体的に申しますと、住宅のところはどれぐらいの滞納があるんですか。 ○(長田都市整備部長)  市営住宅の滞納の件数でございますが、22世帯ございまして、令和元年度につきましては217万5,141円でございます。この数字には過年度分が含まれております。 ○(福本委員)  過年度分はちなみに幾らですか。 ○(長田都市整備部長)  過年度分は761万3,714円でございます。 ○(福本委員)  やはりかなり多いかなという気がします。現行においての徴収率はどれぐらいですか。 ○(長田都市整備部長)  市営住宅の家賃についてでございますが、98.13%でございます。 ○(福本委員)  滞納繰越における徴収率はどれぐらいになっていますか。 ○(長田都市整備部長)  9.53%でございます。 ○(福本委員)
     これは、前の年から比べたらどれぐらい減っているんですか。その辺分かりますかね。 ○(長田都市整備部長)  前年度と比べますと、0.87%徴収率が落ちております。 ○(福本委員)  滞納繰越のほうはどうですか。 ○(長田都市整備部長)  滞納繰越のほうは、5.51%徴収率が落ちております。 ○(福本委員)  どちらも少し落ちているということですけれども、ちなみに駐車場のほうは、現年度はどれぐらいの滞納があったんですかね。 ○(長田都市整備部長)  滞納は5世帯、22か月ありまして、6万8,040円でございます。 ○(福本委員)  滞納繰越のほうは、何世帯、何ぼぐらいあるんですか。 ○(長田都市整備部長)  滞納繰越は、4世帯、15か月、11万383円でございます。 ○(福本委員)  駐車場を滞納するというのは、これは今4世帯と言われましたけれども、1世帯の人で長いこと滞納している人もいるということですか。ちょっとその4世帯といっても、一人が長いのか、一人ずつが短いのか、ちょっとその辺も教えてほしいんですけれども。 ○(長田都市整備部長)  具体的な数字は今ここではお示しできないんですけれども、長い方もおられます。 ○(福本委員)  この滞納に関しては、しっかりと公平性の立場から徴収のほうを進めていただきたいなというのはすごく思うところなんですけれども、この辺はどうですかね。 ○(長田都市整備部長)  現在、市営住宅に関しましては、毎月督促状と納付書の送付をしております。さらに電話、来庁もしていただいております。ただ、その滞納があるというのは非常にいけないことと認識しておりまして、今後、市営住宅、指定管理を行っていく中で、市と共同で徴収率を上げていきたいというふうに考えております。 ○(福本委員)  今、答弁がありましたように、公平性の立場から、きちっと徴収のほうをしていただきたいなと思いますので、今後ともよろしくお願いします。意見です。 ○(小鍛冶委員長)  ほかには。 ○(竹嶋委員)  関連で。すみません、今の市営住宅の滞納の件でお聞きしたいんですけれども、実際、滞納が何か月続いたら、どういう文書を送っていますか。 ○(長田都市整備部長)  何か月というのは、ちょっと今持ち合わせてないんですけれども、督促状は毎月送付させていただいております。 ○(竹嶋委員)  1か月でも遅れたら督促状を送るということですか、まずは。 ○(長田都市整備部長)  すみません、今、そこについては確認できないです。少し時間頂いてよろしいですか。 ○(小鍛冶委員長)  では暫時休憩します。                 (午前11時14分休憩)                 (午前11時16分再開) ○(小鍛冶委員長)  それでは休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  理事者、答弁願います。 ○(長田都市整備部長)  議会の貴重な時間を頂き、申し訳ございません。  先ほどの督促の状況ですけれども、1か月でも遅れた場合、速やかに督促をしているという状況でございます。 ○(竹嶋委員)  そうしたら、そのまままた滞納が続くようでしたら、次の処理というのはどういうふうに移っていくんですか。 ○(長田都市整備部長)  繰り返し、督促状と納付書の送付を行っております。その後、3か月程度で電話をして、ケースによって来庁してもらうということを行っております。 ○(竹嶋委員)  何か月かたまってきたらもう債務になってくると思うんで、内容証明郵便等送って、ということを多分、民間の賃貸業者というのはされていると思うんですけれども、市営住宅は取扱いが違うんですか。 ○(長田都市整備部長)  内容証明までは送っておりません。 ○(竹嶋委員)  でもその時点でお金がたまって、債務としてたまっているわけですよね。それ、ただ督促状を送るだけでいいんですか。 ○(長田都市整備部長)  今後、かなり滞納があるというか、問題に思っておりまして、今後、徴収を強化していくというような取組を行っていきたいと思っております。 ○(竹嶋委員)  具体的に半年たまったら、内容証明郵便等で債務を確定して、それでそれを払う意思がなければやはりもう出ていただく、退去していただくということをしないと、ずっと多分、債務ってたまり続けるんじゃないかなと思うんですけれども、ずっとそういう処理で来られてるんですか、市営住宅。 ○(長田都市整備部長)  分納誓約で、急にたくさんの家賃を払えない方もおられますので、過年度分を少しずつ払ってもらうであるとか、お住まいの方々、それぞれについて相談をしたりとかということを行っております。 ○(竹嶋委員)  その分納の仕方も、要は10万円の家賃で毎月1万円ずつ入れていくとかいうたら、永遠に追いつかないですよね。具体的にだから、その家賃額プラスのお金を払っていただくというような分納の誓約をされるんですか。 ○(長田都市整備部長)  確認したいので、暫時休憩していただけますか。 ○(小鍛冶委員長)  暫時休憩します。                 (午前11時19分休憩)                 (午前11時24分再開) ○(小鍛冶委員長)  それでは休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  理事者、答弁お願いします。 ○(長田都市整備部長)  議会の貴重な時間を頂き、申し訳ございません。  先ほどの滞納があった方への取扱いなんですけれども、条例では、明渡しの請求を3か月でできることになっております。しかしながら、平成29年度に明渡しの請求をして以来、実態として、市営住宅にお住まいの方々の個々の事情もございますので、請求には至っていないという状況でございます。 ○(竹嶋委員)  個々の事情というのがちょっと私は分かりかねるんですけれども、要は私たちもこれを業務としてやっている以上は、やはりしっかりと処理のほうもしていかなあかんと思うんです。民間の賃貸業務ですと、大体3か月たまったら内容証明、それ以上たまりましたらもう明渡しの請求というのをしていくんですけども、市営住宅だからってそれができないということはないですよね。別に、やれることはやれますよね。 ○(長田都市整備部長)  条例で定められておりますので、手続を取ることはできます。 ○(竹嶋委員)  だから、それ以外の付随する何か事情があるんでしたら、やはりそこをちゃんと処理をしていただかないと、市営住宅は市営住宅として、要は住宅の賃貸の話をしていかなあかんわけなんで、明確にお金をためられたらやはり督促をしていく、それでそれ以上払えなかったら次は明渡しをしていくということをしていかないと、市営住宅ただで入れるん違うかと思っているような人もいてるんじゃないかなと思うんです。それではやっぱりちょっとまずいです。やはりちゃんとお金を頂いて、民間よりもちょっと安く市営住宅って賃料を設定しているので、その金額を払っていただかないといけないと思うんですけども、どうですか、その明渡しまでやったことってあるんですか、今、市営住宅の。 ○(長田都市整備部長)  平成29年度に明渡しの請求をしまして、その方については退去されたということです。 ○(竹嶋委員)  やっぱり市営住宅でも、お金をためたら出ていかなあかんということを分かっていただかないと、何かもう市営住宅だけは特別だと考えられるとやっぱりちょっとまずいと思うんです。民間の賃貸住宅と同じように、賃料をもらって、そこにお金がたくさんかかっているわけですから、市民の方の税金もつぎ込まれていたりしてるわけなので、処理のほうもやはり適切にしていっていただきたいなと思っております。  督促、何か月たまったら次はもう内容証明だと、それはもう月数で決めていったらいいんですよ。人のいろいろあると思うんですけれども、お金がたまったらやはり払っていただくというのは当然のことなので、それをちょっと、その辺の処理のほうも考えていただきたいなと思っております。意見にしておきます。 ○(小鍛冶委員長)  ほかにはございませんか。 ○(福本委員)  少し、先ほど言い忘れた件を付け加えさせてほしいんですけども、収入未済額ですね、これが1,002万2,909円なんですけども、これ前年度と、前の平成30年度と比べますと、平成30年度が840万8,558円やったと思うんですね。その差額、約160万円ぐらいあるんですけども、これはまさしく回収できなかったという形でよろしいですか。 ○(長田都市整備部長)  160万円、令和元年度に回収できなかったトータルの金額よりも少し小さい額になっておりまして、滞納されている方が過年度分は支払っているというケースもございますので、数字自体は同じものではございません。 ○(福本委員)  例えば、滞納されている方が1年間滞納したとしますよね、今現在の家賃で。そして次の年に、収入申告しなかったと、家賃的にはどうなるんですかね。 ○(長田都市整備部長)  市営住宅の家賃の決め方なんですけれども、収入を確認しまして、その収入で家賃の決定を行います。それで不服があるときは申立てができるんですけれども、家賃の申告がない場合につきましては、近傍同種の家賃となります。 ○(福本委員)  ということは、上がるということですか。 ○(長田都市整備部長)  上がるケースが多いと思います。
    ○(福本委員)  ということは、今現在の家賃も払うことが大変なのに上がってしまったという状況になると、余計に払いにくくなってくるという環境が出来上がるということになるんですかね。 ○(長田都市整備部長)  払いにくくなります。 ○(福本委員)  そういうことにならないためにも、やはり早め早めの、2か月とか滞納したときには、早めの処理をしていくことが大事じゃないかなというふうに思うんですが、どうですかね。 ○(長田都市整備部長)  徴収に関して、部としてしっかりルールをつくりまして、徴収率を上げていきたいというふうに考えております。 ○(福本委員)  今、答弁いただきましたように、やはりしっかりルールを決めてやっていかないと、真面目に払っている方がばかを見るような、そういうふうな体制を組んでしまったらいけないと思いますので、きちっと説明していただいて進めていってほしいと思いますので、よろしくお願いします。意見です。 ○(坂元委員)  滞納繰越分については、少しでも徴収率をアップするために、いろいろな手段で徴収に取り組んでおられるかと思います。ただ、徴収はやっぱり現年度で支払い切ってもらうというのが原則であると思いますので、支払いがしんどい方には相談に乗ってあげながらも、現年度でという気持ちと、体制の構築を強化していただいて、いろいろと知恵を出し合いながら取り組んでいってもらえたらと思っています。よろしくお願いします。 ○(小鍛冶委員長)  ほかには。 ○(池嶋委員)  47ページの普通財産貸付収入で、歳入額が7,860万4,742円とあるんですが、これ当初予算で7,800万円ほどの予算だったんですけれども、60万円ほど増えているのはどのあたりで増えたんでしょうかね、普通財産の貸付で。ちょっとそれを教えていただきたいです。 ○(小鍛冶委員長)  暫時休憩します。                 (午前11時32分休憩)                 (午前11時33分再開) ○(小鍛冶委員長)  それでは休憩を閉じ、委員会を再開いたします。 ○(飯田財政課主任)  議会の貴重なお時間、申し訳ございません。  委員御指摘の増加の要因なんですけれども、大きな要因はございませんでして、新たに貸し付けた財産等の要因で増えたのではなく、個々の事象で、ちょっと把握は今、手元にある資料からはできないんですけれども、個々の事象が積み重なって、当初予算より増えたということでございます。よろしくお願いします。 ○(池嶋委員)  今、答弁いただいたように、個別の事象で増加したという答弁だったんですけれども、ちょっとちなみに、あそこの文禄ヒルズ、年間どれぐらいの地代、収入があるんですか。 ○(西川財政課長)  文禄ヒルズのほうでございますけれども、こちらのほう、年間で1,574万8,800円の貸付収入という形になってございます。あと、併せて先ほど飯田のほうから答弁させていただいた部分でございますけれども、1点、学校法人大阪聖心学院のほうに、こちらのほう貸し付けている部分で、1,007万2,000円という部分も新たに生じてきております。今現状、未利用地の部分で、寺方南とか四中とかの敷地ございますけれども、そちらのほう、敷地として持っておく以上に、短期間の部分で貸し付けてという部分の収入も図っているところでございます。  以上でございます。 ○(池嶋委員)  今、文禄ヒルズだけで約1,600万円ほどの地代の収入があるという答弁をいただいたんですけども、不動産売払収入の中でも、旧の保育所跡地を解体して売却ということをされているんですけど、やはりちょっとこの辺ももう少し考えていかなきゃならんのではないかと思います。といいますのは、子どもさんが急増したときに、当時の市が子どものために何とかちょっと土地を提供してほしいという話で、こういった保育所、大宮とか金田、あるいは寺方団地等なんかもなっていたと思うんですけれども、園児の人数が少なくなって、閉園されて、建物を壊して、あと売却してしまうということよりも、先ほどお伺いしたように、文禄ヒルズ、旧の電子計算センター跡地のように、その辺を有効利用、売却するのではないけれども有効利用、やはりこれも市民の大事な財産ですからね、その辺から果実を生むような、今後、方策も取っていっていただきたい。  先ほど、西川課長のほうからもお話がありましたように、未利用地の活用という話もありましたけど、やはりその辺も加味していただいて、これから以降、そういった事案があれば、やはりその辺ももう少し、貸し付ける、売却ではなしに貸し付けるという方向でも進んでいっていただきたいと思いますので、これは指摘とさせてもらっておきますので、よろしくお願いいたします。 ○(小鍛冶委員長)  ほかにございませんか。 ○(池嶋委員)  それと、52ページの収益事業収入で、競艇の事業収益金、競艇企業団から頂いているんですけども、これについても年々、配分金が多くなってきているんですけども、やはりこの辺についても市広報等で収益金、こういう競艇企業団からこれだけの収入がありましたということを、やっぱり載せたらいいのではないかと思うんですが、先日も議会の役員会がありまして、そので話をすると、複数の市のほうで広報等にそれも記載しているという話もありましたので、できれば来年の広報誌に、決算状況の中でこれだけの収入がありましたということもちょっと入れていただければいいんじゃないかと。市民の方に周知する意味でも、やっていただけたらいいんやないかということで、これはちょっと要望としておきますので、よろしくお願いいたします。 ○(小鍛冶委員長)  ほかにございませんか。 ○(池嶋委員)  昨年1年間、元年度で、やはり不納欠損も結構あります。対前年、平成30年度に比べると1,000万円ほどは減少しています。これは恐らく、徴収員の方々が非常に御苦労していただいて、徴収していただいた効果だと思うんですけども、ちなみにこの不納欠損というか滞納されている方で、元年度は差押えって何件ぐらいされましたか。 ○(新城納税課長代理)  市税の昨年度の差押え件数でございますけれども、775件の差押えを執行しております。 ○(池嶋委員)  今、775件という答弁をいただいたんですけれども、30年度に比べると相当、件数が増えているように思うんですが、ちなみに30年度、150件というように記憶していたんですが、間違いなかったですかね。 ○(新城納税課長代理)  市税につきましての差押え件数ですけれども、30年度が645件、それで令和元年度が775件でございます。 ○(池嶋委員)  そうしたら、30年度に比べると、主に130件ほど多くなったということなんですけども、これはやはり滞納分、それまでに、差押えに行くまでにいろんな個別相談等されていると思うんですけども、やはりそれに従われなかった方々に対しての差押えという判断でいいですか。 ○(新城納税課長代理)  市税の滞納整理におきましては、もちろん納期限が過ぎましたら、翌月に督促状を発送しまして、その後、財産調査等を行いまして、やはり差押え可能な財産があれば差押えを執行しているというような状況でございます。もちろん、その間に滞納者の方から誠意のある納付相談があれば、随時対応させていただいているというような形でございます。 ○(池嶋委員)  先ほども竹嶋委員とか福本委員のほうからありましたように、公平感がありますので、不公平感のないような、滞納者に対しての対応といいますか、その辺きっちりやっていただきたい。手ぬるいことをやっておれば、恐らく先方の方も、ああもうこの辺でいいのかなと、錯覚される場合もないとは言えないと思うので、やはり徴収するものは徴収するという形で、ある程度強い態度で出ていただけるように、これについてもちょっと指摘をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○(小鍛冶委員長)  ほかには。 ○(竹嶋委員)  すみません、守口市のホームページのバナー広告なんですけれども、今、これ掲載料、1か月何ぼですか。 ○(西川企画財政部長)  お答えいたします。ホームページのバナー広告につきましては、税込みで1枠1万1,000円となっております。 ○(竹嶋委員)  もうちょっと高かった、3万幾らだったと。 ○(西川企画財政部長)  3枠契約があって、それで3万になっているかと思います。 ○(竹嶋委員)  契約上は3万幾らじゃないと駄目なんじゃないですか。1万円の契約ってあるんですか。 ○(小鍛冶委員長)  暫時休憩します。                 (午前11時43分休憩)                 (午後 0時00分再開) ○(小鍛冶委員長)  それでは休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  休憩前に引き続きまして、理事者答弁願います。 ○(西川企画財政部長)  議会の貴重なお時間、大変申し訳ございませんでした。  確認いたしましたところ、ホームページのバナー広告につきましては、市には1枠1万1,000円入ってくるという契約をしてございます。  以上です。 ○(竹嶋委員)  今、広告がない状態ですので、寂しい状態が続いておりますので、なるべく出展しやすいような、要は広告を出しやすいような状況の整備をお願いいたします。  以上、意見にしておきます。 ○(小鍛冶委員長)  ほかにはございませんか。 ○(池嶋委員)  自主財源と依存財源についてお尋ねしたいんですけど、自主財源、平成元年度おおむね255億6,000万円、依存財源が380億2,000万円なんですけども、やはりこの中でも130億円ほどやはり依存財源に頼っておると。この比率からも、比率は30年度は、自主財源40.9%だったのが40.2%になっている。依存財源については、30年度が59.1%だったのが59.8%に上がっているんです。  先ほどの質問の中でも答弁いただいたように、徴収についてはいろいろ、職員の皆さん一生懸命頑張っていただいて、徴収率上げていただいているんですけども、この結果を見ると、そこだけとは言いませんけども、依存財源が増えて、本来の自主財源が少ないということについて、今後、この辺について自主財源をもう少し上げていくというようなこと、もちろん考えていただいていると思うんですけども、毎年下がっていっているような状態なので、今後、どのような方策で自主財源の数字ですね、率を上げていただけるか、ちょっとその辺をお聞かせいただきたいんですが。 ○(西川財政課長)  今、委員御指摘のとおり、やはり自主財源につきましては市税が34.8%、全体を占めておりまして、この市税の高が自主財源の高につながっている側面がございます。この間、徴収率のほう、向上に努めておりまして、平成からの確認が取れるところでございますけれども、市税収入については、過去最高の97.7%の徴収率となっております。また、先ほども不納欠損での御指摘もございました。こちらのほうにつきましても、大きく減ってきているところでございます。平成28年度で申し上げますと、全体で1億8,882万円の不納欠損額が、令和元年度6,209万3,000円ということで、大きく減ってきております。この不納欠損が減るということは、やはり自主財源の獲得にもつながってまいると考えてございます。  また、歳入部分につきましても、先ほど委員御指摘の競艇のほうも非常に貴重な財源、自主財源となっております。こちらのほうも1億4,000万円強ということで、年々こちらのほうも財源のほう増えてきているところも多うございます。また、先ほど御指摘いただいた未利用地、また普通財産の貸付収入、こちらのほうも貴重な自主財源となっております。このあたり、御指摘の部分を踏まえながら、市税がやはり伸びにくい、またこういうコロナ禍でもございます。そういったことから、地道な徴収努力、また、知恵を絞った貸付収入など、努力を行っていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○(池嶋委員)  今、西川課長のほうからいろいろ御答弁いただきましたけども、今後は、増収に向けていろんな知恵を出していただいて、全員の方から知恵を絞っていただいて、たとえ少しでも歳入が多くなるように努力していただきたいと思いますので、これは要望としておきますのでよろしくお願いいたします。  以上です。 ○(小鍛冶委員長)  ほかにはございませんか。 ○(井内委員)  使用料及び手数料、使用料、総務使用料で文化センター使用料なんですけれども、喫茶室使用料が50万円なんですけれども、240万円、予算を立てたと思うんですけれども、これどういうふうに予算立てされたのかなと。 ○(多田市民生活部長)  文化センターの使用料につきまして、徴収済みで、喫茶室の使用料50万円となっております。こちらの分につきましては、喫茶室のほうが平成30年3月まで事業者が事業を運営しておりました。これ以降、事業者が撤退いたしました。この撤退した事業者なんですけれども、平成29年の8月から平成30年の3月までの8か月間、月額10万円の使用料だったんですけれども、これを滞納しておりました。この金額が80万円ということになっております。令和元年度におきましては、このうちの5回分、つまり50万円を納付していただいたことによりまして、50万円が入っておる次第です。  収入未済につきましては30万円、現在も残っておるんですけれども、こちらの分につきましても、訪問や電話で督促を続けているような状況ですが、現在のところもなかなか、その30万円の分について納付できていない状況です。現在、この事業者と1回当たりの納付額を10万円から少し引き下げて、分割的な要素を入れまして、納付していただくような形で連絡をしております。  以上です。
    ○(井内委員)  その予算の240万円というのは、喫茶室使用料が正当に支払われた場合の予算ということでいいんですね。 ○(小鍛冶委員長)  暫時休憩します。                  (午後0時08分休憩)                  (午後0時12分再開) ○(小鍛冶委員長)  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  休憩前に引き続きまして、理事者答弁願います。 ○(多田市民生活部長)  委員会の貴重な時間、申し訳ございませんでした。  先ほどの使用料の件ですけれども、1か月20万円で、12か月で240万円の予算を当初組んでおりました。令和元年度につきましては事業者が撤退しておりますので、240万円組んでおりましたけれども、歳入としてはゼロ円ということになっております。  先ほど御答弁させていただいた80万円の分につきましては、平成30年度の部分でございまして、そちらの部分を80万円のうち50万円を徴収したというものでございます。  以上です。 ○(井内委員)  これまだずっと、その喫茶室が空いている状態ということになるんですかね。 ○(多田市民生活部長)  現在のところも空いているような状況です。 ○(井内委員)  実はこの質問ですけれども、平成30年の決算委員会でも同じ質問がされたんですね。それ以来、ずっと喫茶室については全然使用されていないということになっているので、できるだけそういった、もし貸し出す予定があるのであれば、しっかりと周知して貸し出すように、喫茶室を貸し出してまた使用料をもらえるように取り組んでいただきたいと思います。  以上です。 ○(小鍛冶委員長)  ほかにはございませんか。 ○(高島委員)  起債をちょっとお聞きしたいんですけども、参考資料の12ページよろしいですかね。ここに起債の状況という形で記載されています。その中で、起債を発行する際に、借入先というのはこちらで選べるものなんですかね。もう決まっているものなんですかね。それをちょっと教えていただければなと。 ○(西川財政課長)  基本的には大阪府のほうに協議という形でさせていただくんですけれども、総務省のほうでいわゆる公的資金のほうも財務省とともにあっせんといいますか、していただけますので、この部分については財務省資金、例えば、地方公共団体金融機構資金となって、また、いわゆる民間からこの分については借りてくださいというような形で下りてきておりますので、それに基づいて借入を行っているところでございます。 ○(高島委員)  ということは、こちら側で選べないということでいいですね。 ○(西川財政課長)  基本的には選べない、それで我々としましてはやはり財務省資金、地方公共団体金融機構資金というのは、長期でかつ低利で借入れすることができますので、こちらの枠という部分は十分活用していきたいというふうに考えてございますけれども、今申し上げたように、枠が定められて、それが下りてくるというところでございます。 ○(高島委員)  何で聞いたかというと、年利率というところが結構開きがあって、やはり銀行等というのは民間だと思うんですけれども、その民間が1.47%であったりとか、あと財務省とかでしたら0.003%とかなので、こちら側で選べたら、低いところに選んでほしいと当然思っていますし、この1.47%の銀行とかはほかのところに借り換えるということはできないんですかね。 ○(西川財政課長)  こちらのほうにつきましては金銭消費貸借契約ということで、当該金融機関と契約を結んで、その期間、そのレートで借り入れるという形に原則なっております。場合によっては、途中、繰上償還しようとした際には、いわゆる違約金というかペナルティーがかかるという部分は結構多うございます。そのあたりもございますので、こういった形で満期到来まで借りるという部分は、一つ形にはなっているところでございます。 ○(高島委員)  先ほども答弁で、選べないということなので、ここは致し方ないのかなと思います。  以上です。 ○(小鍛冶委員長)  ほかにはございませんか。                  (「なし」の声あり)  それではないようですので、以上で歳入全般の質疑を終了いたします。  それでは暫時休憩いたします。                  (午後0時17分休憩)                  (午後1時15分再開) ○(小鍛冶委員長)  それでは休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  それでは国民健康保険事業決算について説明を受けます。 ○(米田保険課長)  それでは、令和元年度特別会計国民健康保険事業の決算について御説明申し上げます。恐れ入りますが、決算に関する調書の267ページをお開き願いたいと存じます。  国民健康保険事業会計の実質収支でございますが、歳入総額169億9,823万3,000円に対し、歳出総額は163億1,453万4,000円で、歳入歳出差引額は6億8,369万9,000円の黒字となっております。前年度までの累積黒字は7億4,449万7,000円でございますので、令和元年度の単年度といたしましては、6,079万8,000円の赤字となっております。  それでは、歳出から御説明申し上げます。恐れ入りますが、249ページにお戻りいただきたいと存じます。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費でございますが、執行額は2億6,720万7,849円でございます。2節給料から、250ページの9節旅費までは、保険課と保険収納課の職員に係る人件費等でございます。11節需用費は、OA機器の消耗品費や被保険者証・納入通知書等の発送時に使用いたします、国保のしおり及び封筒類の印刷製本費が主なものでございます。12節役務費は、被保険者証・納入通知書等の郵送料と、口座振替やコンビニ収納に伴います手数料が主なものでございます。13節委託料は、あんま・鍼灸・マッサージ施術に係る受領委任制度に伴うシステム改修や、251ページにまいりまして、窓口業務等のほか、大阪府国保連合会に対するレセプト点検、保険料収納対策業務や第三者行為求償に係る事務などの委託に係るものでございます。次に252ページにまいりまして、19節負担金、補助及び交付金は、現在、窓口で行っているキャッシュカードによる口座振替の受付について、必要となるネットワークシステムを利用するための負担金が主なものとなっております。  2目連合会負担金でございますが、大阪府国保連合会に対する負担金でございます。  2項徴収費、1目滞納処分費でございますが、差押えなど滞納処分に係る経費でございます。  3項運営協議会費、1目運営協議会費は、国民健康保険運営協議会の運営に要する経費でございます。  次に253ページにまいりまして、2款保険給付費、1項療養諸費、1目一般被保険者療養給付費でございますが、執行額は92億2,219万7,420円でございます。  2目退職被保険者等療養給付費でございますが、執行額は1,052万1,841円でございます。  3目一般被保険者療養費及び254ページにまいりまして、4目退職被保険者等療養費は、柔道整復師の施術を受けた場合や医師の同意を得た鍼灸等の施術費、コルセット等補装具の費用のほか、被保険者が医療機関で被保険者証を提示せず、療養に要した費用の10割を負担した場合において、一部負担金を除いた額などを療養費として支給したものでございます。  5目審査支払手数料は、大阪府国保連合会に支払いました、レセプト審査に係る手数料でございます。  続きまして、2項高額療養諸費でございますが、医療機関等で1か月に支払う一部負担金が自己負担限度額を超える場合に、その超える額を申請により支給するもので、1目一般被保険者高額療養費の執行額は14億4,227万1,505円、2目退職被保険者等高額療養費の執行額は259万5,921円となっております。  255ページにまいりまして、3目一般被保険者高額介護合算療養費につきましては、医療保険及び介護保険の自己負担の合計額が高額になる場合の負担を軽減する制度でございます。  次に、4項出産育児諸費、256ページにまいりまして、1目出産育児一時金でございますが、妊娠4か月を超える出産1人につき、原則として42万円を支給するもので、5,138万9,560円を執行したものでございます。  5項葬祭諸費、1目葬祭費につきましては、被保険者が亡くなられた場合に葬儀執行者の方に5万円を支給するもので、執行額は955万円でございます。  6項任意給付費、1目精神・結核医療給付費でございますが、精神・結核の治療に要した医療費の一部負担金に対して助成を行ったものでございます。  次に257ページにまいりまして、3款国民健康保険事業費納付金でございます。平成30年度からの広域化により、各市町村は大阪府から示された市町村標準保険料率を基に、賦課、徴収した保険料等を財源として、大阪府に対して事業費納付金を納付することとなっており、合計は45億9,224万8,498円でございます。内訳といたしましては、医療給付費分33億1,534万8,205円、258ページにまいりまして、後期高齢者支援金等分9億866万5,481円、259ページにまいりまして、介護納付金分3億6,823万4,812円でございます。  次に、4款共同事業拠出金でございますが、大阪府国民健康保険団体連合会に委託しております、退職者医療制度の対象者把握のための年金受給者一覧表の作成に係る拠出金で、1,380円の執行となっております。  次に、5款保健事業費、1項特定健康診査等事業費、260ページにまいりまして、1目特定健康診査等事業費でございますが、40歳以上の国保被保険者に対する特定健康診査等の実施に伴う費用で、5,653万5,998円を執行したものでございます。8節報償費は、管理栄養士への報酬として99万1,200円を執行したものでございます。19節負担金、補助及び交付金は、国保被保険者の特定健康診査に係る負担金として4,779万8,784円、補助金は、令和元年度から実施いたしました脳ドック助成事業として183万6,450円、人間ドック助成事業は、拡充分が151万2,670円、既存分が252万6,200円の合計403万8,870円を執行したものでございます。  261ページにまいりまして、2項保健事業費、1目趣旨普及費でございますが、2,022万2,716円の執行でございます。11節需用費は、ジェネリック医薬品の普及のため、被保険者証等に同封するジェネリック医薬品希望シールの作成等に要する費用でございます。12節役務費は、医療費通知等の送付に係る郵送料が主なものでございます。13節委託料は、令和元年度から業務委託を開始しました、生活習慣病重症化予防事業や特定健康診査等ウェブ予約システムのほか、国保ヘルスアップ事業などの委託に係るものでございます。  次に、262ページにまいりまして、6款基金積立金、1項基金積立金、1目国民健康保険財政調整基金積立金でございますが、平成30年度の決算剰余金のうち2分の1を下らない金額を積み立てたものなどで、3億8,091万9,448円となっております。なお、令和元年度末時点の基金残高は15億177万1,678円となっております。  次に、8款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目一般被保険者保険料還付金、263ページにまいりまして、2目一般被保険者保険料還付加算金でございますが、既に保険料を納付された被保険者が、国保資格を喪失された場合等に還付いたしました返還金と、それに伴う還付加算金で、それぞれ1,385万3,276円と18万700円となっております。  5目保険給付費等交付金償還金は、府からの交付金の精算で、100万8,000円となっております。  以上、歳出の概要とさせていただきます。  次に、歳入の説明に移らせていただきます。恐れ入りますが、237ページにお戻りいただきたいと存じます。  1款国民健康保険料、1項国民健康保険料は、総額で申しますと30億1,275万1,978円を収納いたしております。保険料の収納につきましては、平成26年度に保険収納課を設置し、よりきめ細やかな納付相談や滞納処分等により、引き続き適正な収納事務に努めております。収納率は、現年分が91.64%で、対前年度比1.11ポイントの減となっております。また滞納繰越分は、19.67%で、対前年度比3.04ポイントの減となっております。  次に、242ページをお開き願います。4款府支出金、1項府補助金、1目事業助成補助金でございますが、大阪府の制度として実施しております医療費助成制度により、国庫負担金が減額されることから、その影響額の2分の1などで、1,695万6,898円を歳入したものでございます。  続きまして、2目保険給付費等交付金でございますが、1節普通交付金は、市町村が納付する事業費納付金を財源として、大阪府が市町村に対して市町村ごとの保険給付費や保健事業に要する費用分を交付するもので、110億7,133万903円を歳入しております。2節特別交付金は、市町村の特別事情に応じて交付される特別調整交付金や保険者の取組等に応じて交付される保険者努力支援制度に係る交付金などで、2億1,476万5,000円となっております。  次に243ページにまいりまして、5款財産収入、1項財産運用収入、1目利子及び配当金でございますが、国民健康保険財政調整基金の利子収入で91万9,448円でございます。  次に、6款繰入金、1項繰入金、1目一般会計繰入金でございますが、1節保険基盤安定繰入金は、保険料の法定軽減分に係る繰入金と、保険料の法定軽減の対象となった被保険者数に応じて繰り入れられる保険者支援分の繰入金の合計11億5,413万2,323円でございます。2節職員給与費等繰入金は、保険課、保険収納課の職員の人件費や事務費として2億7,180万1,025円を、3節出産一時金等繰入金は、出産育児一時金の3分の2に相当する額として4,182万3,593円を、244ページにまいりまして、4節財政安定化支援事業繰入金は、国民健康保険財政の安定化を図るものとして3億4,515万4,000円を、5節その他一般会計繰入金は、老人、障害者及びひとり親家庭医療費助成の実施による国庫負担金の減額分の2分の1、並びに乳幼児医療費助成の実施による国庫負担金の減額分として2,444万6,000円を、それぞれ一般会計から繰り入れたものでございます。  2目基金繰入金は、保険料の還付額が不足したことから、230万3,000円を国民健康保険財政調整基金から繰り入れたものでございます。  次に、7款諸収入でございますが、9,534万6,793円を歳入しております。1項延滞金、加算金及び過料でございますが、合計4,115万492円を歳入しており、主な内訳といたしまして、1目一般被保険者延滞金が4,109万4,454円、245ページにまいりまして、2目退職被保険者等延滞金が5万2,866円となっております。  3項雑入、246ページにまいりまして、2目一般被保険者第三者納付金は、交通事故等に伴う第三者納付金として、2,276万5,653円を歳入しております。  4目一般被保険者返納金は、国保被保険者の資格喪失後受診に伴う返還金が3,050万7,916円でございます。  6目雑入は、窓口委託備品等使用料や保険料収納対策業務委託備品等使用料などで、92万2,732円を歳入しております。  以上、簡単な説明でございますが、よろしく御審査の上、御認定賜りますようお願い申し上げます。 ○(小鍛冶委員長)  説明が終わりましたので、国民健康保険事業全般にわたり質疑を受けることといたします。 ○(池嶋委員)  256ページの出産育児一時金の金額、負担金なんですが、これ一人当たり42万円の給付とおっしゃっていましたね。 ○(内橋保険課長代理)  委員おっしゃるとおり42万円、産科医療補償制度加入の医療機関で産まれた方が42万円でございます。 ○(池嶋委員)  これ、負担金は42万円で割ると122.……、ちょっと小数点以下が出るんですけれども、これは何でなんでしょうか。 ○(内橋保険課長代理)  委員御質問の部分は、この1円単位になっているところということでございますかね。 ○(池嶋委員)  42万円であれば端数は出ないと思うんですけども、それちょっとお聞きしたいんです。 ○(内橋保険課長代理)  失礼いたしました。確かに委員おっしゃるように1件当たり42万円という形で、基本端数は出ない形なんですけれども、直接支払制度というのを利用している方に関しましては、窓口でまず出産費をお支払いはされません。そして42万円を下回る分娩をされた方に関しては、一旦、そちらのほうは直接支払制度でお支払いする形になります。これは42万円を下回ることがございます。  その後、その被保険者の方が42万円との差額の部分というのを保険課の窓口のほうに申請に来られます。そこが同一年度内であれば、直接支払制度の分と御本人請求分で足して42万円になるんですけれども、直接支払制度利用分を請求されて、御本人が来るのが遅かったりした場合は、一旦、42万円を下回った部分だけの支出になりますので、1円単位まで出ることがございます。
     以上でございます。 ○(池嶋委員)  そうしたら該当する方が、その申請が遅れたタイムロスで、金額的に端数が出たという理解でいいんですか。 ○(内橋保険課長代理)  委員おっしゃるとおりでございます。 ○(小鍛冶委員長)  ほかにはございませんか。 ○(高島委員)  261ページの趣旨普及費ですけど、この委託料のところで、平成30年には行っていた市民総合健診とか胃がん検診、歯科健診、大腸がん検診、これは毎年のやつではないんですかね。 ○(内橋保険課長代理)  委員おっしゃいますように、胃がん検診、各種がん検診の委託料はございました。ただこちらに関しましては、今年度予算から一般会計のほうに委託料のほうは移管しましたので、ここを特別会計のほうで計上するという分ではなくなったものでございます。 ○(高島委員)  はい、了解しました。次にもう1点。243ページの財産収入のところなんですけど、予算額が820万4,000円ということで、あと収入済額が91万9,000円、これ国保財政調整基金利子収入ということで、利子収入だったら予算立て、簡単に分かるんかなと思うんですが、あとその財政調整基金の利子収入以外に何か見込んでいたのかなと思って、ここを教えてください。 ○(田中保険課主任)  こちらの分なんですけれども、平成30年度末時点の基金の見込み残高に対して、0.7%の運用利率で計上することとしたもので、820万4,000円の予算要求をしたものでございます。しかしながら、結果的には当初より短い期間でかつ低い運用利率で運用した結果、運用利息91万9,448円となったものでございます。  以上です。 ○(高島委員)  そしたらここの項目は、財政調整基金の利子収入のみということでいいんですね、それの運用が違っただけで。 ○(田中保険課主任)  はい、委員おっしゃるとおりでございます。 ○(小鍛冶委員長)  ほかにはございませんか。 ○(池嶋委員)  聞き忘れました。監査委員さんから出ている報告書の中で、30ページに保険給付費の内訳と出てるんですが、ここに出産育児諸費5,141万2,000円と出てるんですが、こちらの決算書のほうにある5,138万9,560円の差が2万2,440円あるんですが、これは何でなんでしょうか。さっき言ってた差なのかな。 ○(内橋保険課長代理)  恐れ入ります、幾らずれていると、もう一度よろしいでしょうか、御質問。 ○(池嶋委員)  こちらの監査委員さんから出ているほうの30ページに載っている5,141万2,000円と記載があるんですが、こちらの決算書のほうの、先ほどお尋ねした負担金5,138万9,560円の差額2万2,440円の差って何なんでしょうかとお聞きしているんですが。 ○(小鍛冶委員長)  暫時休憩いたします。                  (午後1時39分休憩)                  (午後1時43分再開) ○(小鍛冶委員長)  それでは休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  理事者答弁願います。 ○(米田保険課長)  委員会の貴重な時間を頂戴いたしまして申し訳ございません。  今、御指摘の監査意見書30ページの出産育児諸費5,141万2,000円と、決算書の出産育児一時金5,138万9,560円のまず差異なんですけれども、こちらは支払手数料2万2,470円、こちらがまずずれております。これを合算いたしますと、5,141万2,030円となります。監査意見書のほうは1,000円単位、端数未満切捨てで記載しておりますので、またその端数分もずれるという形になります。  以上でございます。 ○(池嶋委員)  そうしたら、監査委員さんから出ている分については1,000円以下は切捨てということで、この30円の差が出ているということですね。分かりました。ありがとうございます。 ○(小鍛冶委員長)  ほかにはございませんか。 ○(井内委員)  令和元年で言いますと、1月頃より徐々に新型コロナウイルスの発生がありましたけれども、何か国民健康保険事業で、1月から3月末までで何か影響というのはあったんでしょうか。 ○(内橋保険課長代理)  令和元年度、委員おっしゃいましたように、1月から3月の状況でございますけれども、窓口にまず来られる方、被保険者の方に関しましては、令和元年の同時期と比較いたしますと、2月頃からやはり被保険者の方、窓口に来られる方が減少しておる状況でございます。  医療費につきましても、原因が新型コロナウイルス感染症の影響かどうかというところまでは分からない状況ではございますけれども、数字だけを見ますと、3月診療分の医療費につきましては、同じく対前年度比が約92%という状況でございますので、やはり医療費のほうも減少傾向が見られるという状況でございます。  以上でございます。 ○(井内委員)  ちょっと決算の質問からずれるかもしれませんけれども、今後、どのような影響が考えられるでしょうか。 ○(米田保険課長)  今後、新型コロナウイルスが国保運営に及ぼす影響ですが、まず現時点なんですけれども、医療費の推移としまして、現時点の集計の数字を若干述べさせていただきますと、4月診療分、5月診療分と対前年同月と比べまして大幅に減少しているという状況になっております。ただ、6月以降回復しておりまして、完全に戻っているとは言えないんですけれども、回復傾向にあるという形になっております。医療費全体で見ますと、現時点では低い水準で推移していると感じております。  ただ、同時に国等の指摘によりますと、コロナ禍による失業数、あるいは収入が減少する労働者が増えるということで、国保収入全体の減少というものが生じまして、国保財政、公的保険財政が悪化するという可能性も一方で指摘されております。したがいまして、国保運営に及ぶ影響としましては、全体的には今後の推計を見ないと分からないというのが実情でございます。  以上でございます。 ○(井内委員)  保険料を払えない人がたくさん出てくる可能性もあるということですね。しっかりと推移を見ながら取り組んでいただきたいと思います。お願いします。 ○(小鍛冶委員長)  ほかにはございませんか。 ○(高島委員)  説明の冒頭に、収納率が現年度分も滞納繰越分もどちらも若干下がったというところがちょっと心配かなと思ってるんですけど。あとその中で、保険料収納対策事業というのを頑張ってやっておられると思うんですけど、その中で参考資料の116ページに架電件数というのが1万824件、件数があって、未応答というところが8,375件ということで、8割方が未応答というところで、未応答のところはそのままなのか、その後どんな形で活動されているのか、ちょっと教えてほしいなと思います。 ○(細川保険収納課長代理)  委員御指摘のとおり、昨年度と比較いたしまして、滞納繰越分の収納率約3%減少しております。冒頭申し上げましたが、平成26年度から保険収納課、新設されまして、平成26年度からはほとんど実施しておりませんでした、差押え処分を中心といたしました滞納処分を執行いたしまして、平成29年度の滞納繰越分の徴収率が23.08%、こちらをピークに減少しているというのが今の事実でございます。  昨年度におきましても、滞納世帯につきましては、徹底した財産調査を進めておりまして、当然、差押えすべき財産がございましたら、不公平感を正すためにも、当然に差押え、滞納処分というものを実施しておりますが、差押えすべき財産がない方、こちらの方も多くいるのも事実でございます。また、会社勤めされている方が会社をお辞めになった、そうなりますと国民健康保険に加入される方が多いんですけども、そういった方々、無職ですので収入がない、支払いが困難だというような御相談も多く、また仕事には就いているんだけども収入が安定しない方、収入が減った方、払いたくても払えない方というのも多くいるのが事実でございます。こういったことが徴収率減少につながったものであるというふうに考えてございます。  2点目の未応答件数なんですけども、こちらコールセンター事業を設置しておりまして、時間帯といいますか、朝にかけてつながらなかった方、昼にかける、それで昼につながらなかった方は、今度夜にかける。平日につながらなかった方、月1回程度、休日の相談日を設けておりますので、休日もかけるというような創意工夫をしながら、未応答につきまして対処しているところでございます。  以上でございます。 ○(高島委員)  今のその未応答のやつで、朝・昼・夕方に電話をかけていただいていると。それで訪問とかってされるんですか、これは。 ○(細川保険収納課長代理)  訪問のほうは実施しておりません。 ○(高島委員)  この未応答件数っていうのは8,375件っていうことなので、電話してもずっと出ないところたくさんあると思うんですけど、そういった場合、訪問等とかしないと何も解決されないと思うんですけど、そこら辺はどうですか。 ○(細川保険収納課長代理)  訪問ということになりますと、そこでどのようなことが起こるのか、いわゆる納付相談になるのか、徴収職員としての権限でやらないといけない部分も出てくるのかというところも、非常に問題にはなってくるかとは思うんですけども、現状において、訪問のことにつきましては、今のところ保険収納課としてはまだ考えてはいないというところでございます。 ○(大西保険収納課長)  申し訳ございません。現実は訪問と言いますか、もうかなりの長い間、全然連絡のつかない方につきましては、一度自宅には伺っております。ただ、そういう方ですので、御本人さんに会う確率がほとんどないということで、実際には家に伺ったよというものについての文書は入れさせていただいております。  以上です。 ○(高島委員)  分かりました。平成30年と比べて、その未応答件数というのも5,900件何がしから8,300件に増えていますので、ちょっと僕ここは心配になったところです。納付金額については、平成30年度の2,300万円から3,900万円にすごい増やしていただいていて、非常に努力していただいているなということで、引き続き、この未応答件数をそのままにせずにしっかりと対応いただきたいと思いますので、要望いたします。よろしくお願いします。 ○(小鍛冶委員長)  ほかにはございませんか。                  (「なし」の声あり)  それではないようですので、以上で国民健康保険事業の質疑を終了いたします。  次に、後期高齢者医療事業決算について説明を受けます。 ○(米田保険課長)  それでは、令和元年度特別会計後期高齢者医療事業の決算について御説明申し上げます。恐れ入りますが、決算に関する調書の283ページをお開き願いたいと存じます。  後期高齢者医療事業会計の実質収支でございますが、歳入総額20億4,553万3,000円に対し、歳出総額は20億288万3,000円で、歳入歳出差引額は4,265万円の黒字となっております。  それでは、歳出から御説明申し上げます。恐れ入りますが、275ページにお戻りいただきたいと存じます。  1款総務費、1項総務管理費でございますが、事業運営に要した人件費や事務的経費、窓口業務等委託に係る委託料並びに差押えなど、滞納処分に係る経費でございます。  次に277ページにまいりまして、2項後期高齢者医療広域連合納付金、278ページにまいりまして、1目後期高齢者医療広域連合納付金でございますが、後期高齢者医療に要する費用に充てるため、被保険者から徴収した保険料や保険料の法定軽減分について一般会計から繰り入れた額など、大阪府後期高齢者医療広域連合に対して市が負担する納付金でございます。  続きまして、2款諸支出金、1項償還金及び還付加算金でございますが、保険料の過誤納付等による返還金及びそれに伴う還付加算金でございます。  以上、歳出の概要とさせていただきます。  次に、歳入の説明に移らせていただきます。恐れ入りますが、271ページにお戻りいただきたいと存じます。  1款後期高齢者医療保険料、1項後期高齢者医療保険料、1目特別徴収保険料でございますが、年金から徴収させていただきました保険料でございます。  2目普通徴収保険料でございますが、口座振替等により納付していただきました保険料でございます。  2款使用料及び手数料、1項手数料、1目証明者手数料でございますが、納付証明の発行に係る手数料でございます。  2目督促手数料でございますが、保険料の督促に係る手数料でございます。  次に272ページにまいりまして、3款繰入金、1項一般会計繰入金、1目事務費繰入金でございますが、一般会計からの繰入金で、事業運営に要した事務的経費及び人件費に対するものでございます。  2目広域連合に対する市負担分でございますが、一般会計からの繰入金で、広域連合で要する共通経費について、本市の負担分に対するものでございます。  3目保険基盤安定繰入金でございますが、一般会計からの繰入金で、保険料の法定軽減分に対するものでございます。
     次に、4款繰越金、1項繰越金、273ページにまいりまして、1目繰越金でございますが、平成30年度からの純繰越金でございます。  5款諸収入、1項雑入、1目雑入でございますが、窓口業務等の委託に伴う業者からの備品等の使用料や後期高齢者医療広域連合からの補助金が主なものでございます。  2項延滞金、加算金及び過料、1目被保険者延滞金でございますが、納期限後に納付された保険料に係る延滞金でございます。  以上、簡単な説明ではございますが、よろしく御審査の上、御認定賜りますようお願い申し上げます。 ○(小鍛冶委員長)  説明が終わりましたので、後期高齢者医療事業全般にわたり質疑を受けることといたします。                  (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で後期高齢者医療事業の質疑を終了いたします。  次に、公共用地先行取得事業決算について説明を受けます。 ○(西川財政課長)  それでは引き続きまして、令和元年度守口市特別会計公共用地先行取得事業歳入歳出決算について説明を申し上げます。恐れ入りますが、293ページをお開きいただきたいと存じます。本事業会計の実質収支でございますが、歳入総額2億3,282万8,000円に対し、歳出総額も2億3,282万8,000円で、歳入歳出差引額はゼロ円となっております。  それでは、歳出から説明を申し上げます。恐れ入りますが、289ページにお戻りいただきたいと存じます。1款用地取得費は、都市計画道路豊秀松月線の土地購入等に係る予算を計上しておりましたが、この特別会計では執行に至らず、全額不用額となったものでございます。  2款公債費は、平成30年度に購入しました、旧大阪府守口保健所の土地等の購入に係る市債の償還元金及び利子に要したものでございます。  3款予備費は執行に至らず、全額不用額となったものでございます。  次に、歳入の説明に移らせていただきます。恐れ入りますが、287ページにお戻りいただきたいと存じます。1款繰入金、1項繰入金、1目一般会計繰入金、1節用地取得事業費繰入金は、対象経費が生じなかったため歳入しておりません。2節公債費繰入金は、公債費に係る利子分について、一般会計から2万7,761円を繰り入れたものでございます。  2款財産収入は、旧大阪府守口保健所の土地等について、一般会計へ2億3,280万円で売払いをしたものでございます。  3款市債は、新たな用地取得が生じず、起債しなかったため歳入しておりません。  以上、誠に簡単な説明ではございますが、よろしく御審査の上、御認定賜りますようお願い申し上げます。 ○(小鍛冶委員長)  説明が終わりましたので、公共用地先行取得事業全般にわたり質疑を受けることといたします。                  (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で公共用地先行取得事業の質疑を終了いたします。  職員の入替えを行いますので、暫時休憩いたします。                  (午後2時00分休憩)                  (午後2時03分再開) ○(小鍛冶委員長)  それでは休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  それでは、水道事業会計決算について説明を受けます。 ○(加藤水道局総務課長)  それでは、令和元年度守口市水道事業会計の決算概要につきまして、御説明申し上げます。恐れ入りますが、決算書の1ページをお開き願いたいと存じます。令和元年度守口市水道事業会計決算報告書の(1)収益的収入及び支出でございます。  まず、収入の第1款水道事業収益の決算額は27億9,756万5,741円で、執行率は98.5%でございます。  第1項営業収益の決算額は26億4,540万3,562円で、執行率は99.2%でございます。この収益の主な内容といたしましては、メーター使用料を含む、水道料金収入が全体の97.1%を占めており、その他受託工事収益及び下水道使用料徴収受託収益などでございます。  第2項営業外収益の決算額は1億5,216万2,179円で、執行率は88.5%でございます。この収益は、加入金収入が全体の70.5%を占めております。  第3項特別利益は、執行がございませんでした。  続きまして、2ページをお開き願います。支出の第1款水道事業費用の決算額は28億4,135万3,415円で、執行率は91.5%でございます。  第1項営業費用の決算額は22億4,696万7,605円で、執行率は90.4%でございます。この費用の内容といたしましては、水の製造に要する費用が26.6%、供給に要する費用が19.3%、検針及び徴収に要する費用が7%、減価償却などを含みます一般管理費が47.1%でございます。  第2項営業外費用の決算額は2億4,873万4,371円で、執行率は96.4%でございます。この費用の主な内容といたしましては、企業債の償還利息、消費税及び地方消費税納付額などでございます。  第3項特別損失の決算額は3億4,565万1,439円で、執行率は96.1%でございます。これは、旧取水施設撤去費用が主なものでございます。  第4項予備費は、執行いたしておりません。  これらの結果の損益につきましては、恐れ入りますが5ページをお開き願います。損益計算書でございますが、その次のページ、6ページの下から3行目に記載しておりますとおり、当年度は9,881万6,201円の純損失となったものでございます。  続きまして、恐れ入りますが3ページにお戻りいただきまして、(2)資本的収入及び支出でございます。  まず、収入の第1款資本的収入の決算額は5億2,569万5,414円で、執行率は87.8%でございます。  第1項企業債の決算額は5億200万円で、執行率は91.8%でございます。この収入につきましては、配水管整備事業及び浄水施設整備事業の財源に充当したものでございます。  第2項他会計出資金は、執行がございませんでした。  第3項固定資産売却代金の決算額は6万1,600円で、執行率は48.5%でございます。これは、車両の売却代金でございます。  第4項他会計負担金の決算額は2,363万3,814円で、執行率は68.1%でございます。これは、公的消火栓の設置に対する一般会計からの繰入金収入でございます。  第5項工事負担金は、執行がございませんでした。  続きまして、恐れ入りますが4ページをお開き願います。支出の第1款資本的支出の決算額は14億9,255万978円で、執行率は93.9%でございます。  第1項建設改良費の決算額は6億8,487万7,732円で、執行率は87.8%でございます。この費用の主な内容といたしましては、配水管路の耐震化の向上を図るための配水管整備事業や東郷配水の老朽化した変電設備の更新に係ります浄水施設整備事業などでございます。  第2項企業債償還金の決算額は8億767万3,246円で、執行率は99.7%でございます。これは、企業債の償還元金でございます。  次に、表の下に記載しております文言部分でございますが、資本的収入額が資本的支出額に不足する額9億6,685万5,564円につきましては、過年度分損益勘定留保資金1億5,566万9,604円、当年度分損益勘定留保資金7億5,740万1,130円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額5,378万4,830円をもって補填したものでございます。  以上、誠に簡単な説明ではございますが、令和元年度守口市水道事業会計決算の説明を終わらせていただきます。  なお、次のページ以降に決算参考書を添付いたしておりますので御参照の上、よろしく御審査、御認定賜りますようお願い申し上げます。 ○(小鍛冶委員長)  説明が終わりましたので、水道事業会計全般にわたり質疑を受けることといたします。 ○(福本委員)  水道の件について少しお聞きしたいんですけども、15ページを見ていただいたほうが分かりやすいかと思うんですけど、総括的なことを踏まえてお聞きしたいんですけど、今回で第9次の配水管の整備事業が耐震化も踏まえて、また耐震の配水管も踏まえて、布設また新設が終わるかなと思うんですね。3.39キロ、4.9億円かけて、耐震化率31.6%という状況だと思うんですけども、年率で言えば1.6%ですか、進捗している状況で、これが守口市の配水管全てを更新していくとなると、313キロありますので、もう70年ぐらいかかってしまうと思うんですね、この状況でいくとね。これ、水道としてはどのように、ピッチを早めていくとかという考えとかはあるんでしょうか。 ○(竹本配水課主任)  今後におきましては、現在の年1%程度から、年1.3%にペースアップさせる予定でございます。このペースで実施した場合、約50年程度に短縮できる見込みとなってございます。 ○(福本委員)  70年のところを何とか早めて50年にしていこうという形で、了解いたしました。  実際、この耐震化の工事を、第1工区から第14だと思うんですけれども、14工区までやってきた中で、何か見えてきたこととかありましたでしょうかね、守口市の中で。あれば教えてください。 ○(竹本配水課主任)  現在の事業は、拡張期に布設された配水管を更新しているもので、今後、大量に更新期を迎えようとしております。また、拡張期とは異なり、水の需要が減少傾向とありますことから、将来の水需要に見合った、費用効率の高い管路に再構築する必要があると認識しております。この2点が主な課題であるかなというふうに認識しております。 ○(福本委員)  分かりました。今の2点も踏まえて、配水管工事を進めていく中の手法とか、また期間を短縮していく方法なんかあれば、教えていただきたいんですけれども。 ○(竹本配水課主任)  大量の更新需要に対応するため、アセットマネジメントにおきまして事業の平準化を検討いたしました。また、今年度に将来の水需要を勘案した、配水管の再編検討業務を実施しております。これは、管路のダウンサイジングを含めました、将来の管網を検討しております。これらを基に、次期配水管整備事業を令和3年度に策定し、より効率的な配水管の耐震化事業を進めてまいるつもりでございます。 ○(福本委員)  分かりました。令和3年からですか、第10次の配水管のほうに入ってくると思うので、しっかりとまた検討して、ダウンサイジングも踏まえて進めていってほしいなと思います。  続けてですけども、この15ページのエのところにあります、鉛給水管解消事業、これが16年間行っていて、本年度、令和2年度で終わるという形なんですけども、この鉛の給水管の残存率は1年間で2%減って、1,316か所減りましたと。残り7.5%ですと、これ率で言えば、多分4,600か所ぐらいまだ残っていると思うんですけども、これは今後、どのように取り組んでいかれるとか、何か計画はあるんですか。 ○(羽藤配水課主任)  密集している地域が少なく、飛び飛びになるため、舗装費等費用対効果が得れないことがあります。しかし、配水管の布設替え工事、メーター取替えの際の解消工事のとおり、解消してまいりたいと思います。 ○(福本委員)  この鉛の給水管工事、作業は進めていってほしいと思うんですけども、これはやっている中で、難しい箇所とかあるんですか。もうここ入られへんとかいうところとか、そういう場所とかはやはりあるんですかね。 ○(羽藤配水課主任)  掘削の同意が得れない、また、家屋の中に鉛給水管があり、物理的に困難な場所など解消できない部分もございます。 ○(福本委員)  分かりました。そういったところは大変でしょうが、まずはできるところからしっかりと進めていってほしいなと思います。これ意見です。  次にカのところなんですけども、この有収率ってどういうことですか。教えていただけますか。 ○(家村お客さまセンター主幹)  有収率と申しますのは、簡単に申し上げますと、各家庭で使用した水量の合計を水道局から配水された水量で割ったものでございます。 ○(福本委員)  分かりました。それが本年度は91.8%であって、前年度より0.2%減ったという表示だと思うんですけど、これは92%を切ってきた、これはもちろん、水道局のほうで水をばっと給水をしていくときの、機械の誤差とかもやはり考えないといけないと思うんですね。100%送ったから、全部家庭に100%届くかといったらそうではないと思うので、これ誤差というのは、何%ぐらい我々見ておったらいいんですか。許容範囲というか。 ○(柳お客さまセンター主幹)  大体誤差というものは、守口市のほうでは、大体93%から94%程度を維持しておりましたので、大体5%程度見ていただいたほうがいいかなと考えております。 ○(福本委員)  私の中で2%ぐらいかなという認識やったんですけども、違いますか。5%も見ていいんですか。ということは、100から5を引いて、95からスタートしたらいいということなんですかね。ちょっとその辺。 ○(柳お客さまセンター主幹)  様々な要因がありますので、浄水から各御家庭に送っている水道の誤差ですね、あとそれと事業用で使用している水量、あと漏水にかかった水量、様々ございます。それと合わせて大体5%前後ぐらい見ていただいたらいいかなと思っています。 ○(福本委員)  分かりました。そうすると、100から5を引いて95%、ここからスタートしたらいいということでよろしいですね。そして今回、この91.8%になったということは、92%切ったということは、3.2%ぐらいがちょっと無駄になっているのと違うかというところからスタートしたらいいんですか。 ○(柳お客さまセンター主幹)  先ほど5%というのを言わさせていただきましたけれども、あと徴収する料金のほうの水量の合計ですね、それとまた排水量、これとまた給水量と、またちょっと若干誤差がございますので、有収率で言いますと、大体、今年度では8%の誤差が出てしまったということになるんですけれども……。すみません、もう一度お願いします。 ○(福本委員)  本来ならば、100%出して100%受けたらいいと思うんですけども、そういうのはやはり無理だと思うんですよね、やはり機械的なものもありますし。そういった機械的なものも踏まえて、我々は、この水を受ける我々としては、何%ぐらいの機械誤差とかがあるところから認識をして進めていったらいいのかということを聞いていて、今、御答弁をいただいたのは、5%の最初から誤差があっていいと言うのであれば、もう95%からスタートして、今回91.8%になったから3.2%の誤差を埋めていったらいいというふうに捉えたらいいんですか、という形で聞いているんですけども。僕は2%ぐらいかなと思っておったんですね、誤差というのは。その辺をちょっと教えてほしいんですよ。 ○(神崎お客さまセンター長)  今、委員がおっしゃっています2%というのは、有収率からメーターの不感率ということで2%の算出をさせていただいています。それから有収率91.8%ですけども、残りの8.2%はどこにいっているんだというようなことで、有償の無収水量として、料金徴収の対象とならない消防用水であったり、局の事業用水量等で、1.9%使用してございます。それから無効水量として、調定減額水量、それから本管から宅内までの漏水量として、各把握している水量とその他不明水として、6.3%ございます。 ○(福本委員)  不明になっているのは、6.3%あるということでいいんですか。
    ○(神崎お客さまセンター長)  令和元年度については、無収水量としては6.3%でございます。 ○(福本委員)  分かりました。6.3%の無収率があるという形で、この6.3%を縮めていこうという形で、この経過を見過ごしてはいけないと思うんですけども、こういったものは何か、今年とか、調査をしたりとかは何かするんでしょうかね。 ○(家村お客さまセンター主幹)  今後の対応なんですけれども、令和2年度、今年度の対応のお話になりますけれども、市内を3分割いたしまして、3か年をかけまして、市内一円の漏水調査を行い、結果を受け、優先度を見極め、修繕工事を実施していこうと、このように考えております。  以上でございます。 ○(福本委員)  分かりました。今回、こういった大がかりなことをやる上において、例えば、大分前にこういった漏水調査をやったという実績とかはあるんですか。 ○(家村お客さまセンター主幹)  前回、平成13年度の有収率93.2%から平成14年度有収率91.1%に低下し、平成15年度についても有収率の減少が見込まれますことから、平成15年度から平成18年度にかけまして、地下漏水の早期発見による有収率の向上を図るとともに、道路陥没や赤水など、二次災害の防止を目的として漏水調査を行いました。その結果といたしまして、平成15年度の有収率90.2%から平成19年度有収率94.0%に改善することができました。  以上でございます。 ○(福本委員)  今、答弁いただいた90%から94%に上がったという形で、足かけ4年ぐらいかけてやったということでよろしいですか。 ○(柳お客さまセンター主幹)  はい、そのとおりでございます。 ○(福本委員)  4年間かけて、この有収率が上がったということで、このときの漏水箇所というのは何か所ぐらいあったんですかね。分かりますか。 ○(家村お客さまセンター主幹)  4年間で399件の漏水を発見し、修理をいたしました。 ○(福本委員)  分かりました。そういう中で、言ってみたら、平成15年以来の今回調査をしていこうと、17年ぶりぐらいですか、という形でやっていこうということですので、しっかりと漏水箇所を見つけていただきながら、有収率を上げていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。  本当に、今回こういうことを聞かせていただきまして、やはりすごく水が大事だなというのはすごく思いますし、配水課また浄水課の職員の方々の技術の継承がすごく大事になってくると思いますので、これからも守口市全域の安心な水のためにどうか尽力いただきたいと思いますので、よろしくお願いします。要望です。 ○(小鍛冶委員長)  ほかにはございませんか。 ○(高島委員)  職員数のことについてお聞きしたいなと思っております。17ページですかね。平成29年度からの変遷で見ていきますと、ちょっと特別職除いて、事務職員15名、平成29年ですけれども、技術職員29名、再任用8名ということで52名。平成30年になって、事務職員12名、技術職員29名、再任用職員が3名という形で合計44名となって、結構、29年から30年がどんと人が減っているなということです。  それで、平成30年から令和元年度が事務職員12名、技術職員28名、再任用3名、平成30年から令和元年度は技術職員1名だけが減っているという形なんですけど、この減った部分はやはり派遣社員さんとか、委託されて、その人員で賄っているんですかね、ここの部分は。 ○(乾水道局総務課長代理)  委員おっしゃりますように、委託等により人員の確保をしております。 ○(高島委員)  先ほどの福本委員のところからもありましたけども、その技術的なものの継承というのはなかなか難しいことなのかなと思っていまして、派遣、委託するのがあかんと言っているわけではなくて、やはりこの安心な水を安定的に供給するという重要なライフライン、最後のライフラインとしてやっていただいている中で、やはり市民の口に入るものなので、万が一のミスというのは許されないことと思っています。その中で、技術職員が今でも28名は残していただいていますけども、その技術職員がどんどん減っていくというのがちょっと不安で、それが簡単に派遣社員さん等では、そんなに技術的なものの継承とかは難しいと思っていますので、そこら辺は一定の余力というものは残しつつやっていただきたいなと思っているんですけども、そこら辺はどうですかね。技術職員、特に残してほしいなと思うんですけど。 ○(加藤水道局総務課長)  技術職員、いろいろと若手の継承とか技術の継承というものがございます。今後もそれらのことを勘案しながら、それぞれの職員の育成に進んでいきたいと考えております。  以上でございます。 ○(高島委員)  ここはもう本当に僕の意見、要望でしかないと思いますので、安心な水を安定的に、また技術のほうの継承とかも、人材育成もしっかりやっていただきながら、安定的に供給いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○(小鍛冶委員長)  ほかにはございませんか。                  (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で水道事業会計の質疑を終了いたします。  職員を入れ替えますので、暫時休憩をいたします。                  (午後2時29分休憩)                  (午後2時31分再開) ○(小鍛冶委員長)  それでは休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  続きまして、下水道事業会計決算について説明を受けます。 ○(髙田下水道管理課長)  それでは、令和元年度守口市下水道事業会計の決算概要につきまして、御説明申し上げます。恐れ入りますが、決算書の1ページをお開き願います。令和元年度守口市下水道事業決算報告書の(1)収益的収入及び支出でございます。  まず、収入の第1款下水道事業収益の決算額は44億1,625万8,254円で、執行率は98.1%でございます。  第1項営業収益の決算額は35億7,730万876円で、執行率は97.6%でございます。主な内容といたしましては、下水道使用料収入が全体の65.3%を占めており、その他一般会計からの負担金等でございます。  第2項営業外収益の決算額は8億3,564万5,130円で、執行率は99.7%でございます。主な内容といたしましては、長期前受金戻入が全体の91.8%を占めており、その他一般会計からの負担金等でございます。  第3項特別利益は331万2,248円で、内容といたしましては、過年度損益修正益でございます。  次に、2ページをお開き願います。支出の第1款下水道事業費用の決算額は36億3,665万5,588円で、執行率は95.2%でございます。  第1項営業費用の決算額は34億993万3,196円で、執行率は96.3%でございます。主な執行内容といたしましては、管渠、ポンプ、処理の維持管理に要する費用が27.1%、下水道事業全般に要する費用が7.4%、減価償却費、資産減耗費及び流域下水道維持管理負担金が65.5%でございます。  第2項営業外費用の決算額は2億2,672万2,392円で、執行率は82.5%でございます。主な執行内容といたしましては、企業債の償還に対する利息でございます。  次に、第3項特別損失は、執行いたしておりません。  第4項の予備費につきましても、執行いたしておりません。  恐れ入りますが、5ページをお開き願います。これらの損益の結果を基に作成いたしましたのが、損益計算書でございます。その次の6ページをお開き願います。令和元年度の下水道事業会計の当年度純利益としては、6億8,690万4,683円となったものでございます。  恐れ入りますが、3ページにお戻り願います。(2)の資本的収入及び支出でございます。まず収入の第1款資本的収入の決算額は14億4,227万209円で、執行率は66.3%でございます。  第1項企業債の決算額は9億240万円で、執行率は63.3%でございます。この収入につきましては、管渠整備事業、ポンプ整備事業、処理整備事業及び流域下水道建設負担金の財源に充当したものでございます。  第2項他会計負担金の決算額は7,764万9,905円で、執行率は99.6%でございます。収入の内容といたしましては、一般会計からの繰入金でございます。  第3項国庫補助金の決算額は4億6,202万円で、執行率は68.9%でございます。収入の内容といたしましては、建設改良事業に対する国からの補助金でございます。  第4項負担金等の決算額は20万304円で、執行率は200.3%でございます。収入の内容といたしましては、受益者負担金でございます。  次に、4ページをお開き願います。支出の第1款資本的支出の決算額は27億2,986万6,913円で、執行率は78.9%でございます。  第1項建設改良費の決算額は15億3,571万1,483円で、執行率は68.7%でございます。主な執行内容といたしましては、管渠の耐震化や改築更新、浸水対策のための放流幹線築造等を行う管渠整備事業、施設の設備更新などを行うポンプ及び処理整備事業でございます。また、令和元年度におきましては、建設改良費5億5,118万8,400円を令和2年度へ継続費逓次繰越を行っております。  第2項固定資産購入費の決算額は1億6,297万4,136円で、執行率は84.0%でございます。執行内容といたしましては、寝屋川北部流域下水道建設負担金などでございます。  第3項企業債償還金の決算額は10億3,118万1,294円で、執行率は99.9%でございます。執行内容といたしましては、企業債の元金償還分でございます。  次に、表の下に記載しております文言部分でございますが、資本的収入額が資本的支出額に対しまして不足する額12億8,759万6,704円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額9,269万7,983円、過年度分損益勘定留保資金3億1,171万5,392円、当年度分損益勘定留保資金4億8,318万3,329円及び減債積立金4億円をもって補填いたしたものでございます。  以上、誠に簡単な説明でございますが、令和元年度守口市下水道事業会計の決算の説明とさせていただきます。  なお、次のページ以降に決算参考資料を添付いたしておりますので、御参照の上、よろしく御審査、御認定賜りますようお願い申し上げます。 ○(小鍛冶委員長)  説明が終わりましたので、下水道事業会計全般にわたり質疑を受けることといたします。 ○(竹嶋委員)  まず、ちょっと基本的な部分からお聞きしたいんですけども、下水道管渠、守口市内総距離数、どれぐらいになりますか。 ○(松持下水道管理課主任)  守口市内の下水道管渠の総延長は、355キロでございます。 ○(竹嶋委員)  令和元年度の更新距離数はどれぐらいになりますか。 ○(松持下水道管理課主任)  耐震化工事につきましては、300メートルになります。 ○(竹嶋委員)  300メートルだけしか工事してないんですか。耐震管だけじゃなくて、全ての管の更新の距離数を聞いているんですけれども。 ○(小鍛冶委員長)  暫時休憩します。                  (午後2時43分休憩)                  (午後2時43分再開) ○(小鍛冶委員長)  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  理事者答弁願います。 ○(松持下水道管理課主任)  改築管工事につきましては、1.2キロになります。 ○(竹嶋委員)  それが全ての距離数でいいですか。 ○(松持下水道管理課主任)  耐震工事と管渠の改築に関しましては、そのトータルを合わせまして1.5キロとなります。 ○(竹嶋委員)  1.2キロ、1.5キロ、どっちですか。 ○(松持下水道管理課主任)  1.5キロになります。
    ○(竹嶋委員)  それはどのぐらいのパーセントになるんですか。全体に対しての。 ○(松持下水道管理課主任)  総延長355キロに対しまして、1.5キロですので……、約0.3%になります。 ○(竹嶋委員)  下水道の決算ですけども、財源も安定しているし、毎年黒字だというのも分かるんですけども、一般会計から繰入れがあるんですけども、このルールについてちょっと詳しく教えていただけませんでしょうか。 ○(辻野下水道管理課主任)  一般会計からの繰入金なんですけれども、主に3つに分かれております。一つが、営業収益でいただいております雨水処理負担金、営業外収益のほうで流域下水道の建設に要する起債等を発行しておりますので、それに対する利子等ですね。あとは資本的収入のほうで流域の建設に関する起債を発行しておりますので、それの元金の一部を頂いている形になっております。 ○(竹嶋委員)  ちょっと難しいので、一個ずつ細かく、どういう内容か教えていただけませんか。 ○(辻野下水道管理課主任)  まず、営業収益の雨水処理負担金のほうなんですけれども、こちらは雨水に要する維持管理費ですね。こちらと、雨水処理に要する資本費、2つに分かれております。主に資本費のほうなんですけれども、こちらはこれまで建設してきた下水道資産ですね、そちらの減価償却費等が毎年発生しますので、そちらの60%等を頂いております。  その他営業外収益ですと、流域下水道の建設負担金ですね、こちらに臨時措置分という起債を発行しておりますので、こちらの利子ですね。その他細かいものでありましたら、高度処理費用に関するものであったり、下水道に排除される、下水の規制に要する事務に関する経費、こういったもの、ちょっと細かいものになるんですけれども計上されております。  そのほか、資本的収入ですと、流域下水道の建設に要する経費、こちらも臨時措置分という形で起債を発行しておりますので、こちらの元金償還分を一般会計から繰入れしていただいております。  以上です。 ○(竹嶋委員)  なかなか難しい、最後の3つ目がちょっと分かりにくいんですけども、取りあえずそういうルールを守りながら、ずっと会計、黒字を続けてられるんですけども、先ほど言われました、0.3%という更新のペースについてはいかがお考えですか。 ○(髙田下水道管理課長)  恐らくその0.3%といいますのは、下水道の耐震化工事の率で、令和2年度ですね、施工した率でございますけれども、これにつきましては下水道事業としまして、総合地震対策計画というものを策定してございます。それにおきまして、事前に耐震の管であるかどうかと、そこの調査を行わせていただきまして、その調査をした結果を基に、耐震診断を行います。それの耐震診断を行いまして、耐震性がないという判断につきまして、施工しなさいというような判断になった場合につきましては、施工していくというような形になってございますので、その0.3%といいますけれども、これは引き続き、継続的に調査診断を行いまして、耐震化を行っていくというふうになってございますので、進捗率は伸びていくというふうには考えてございます。 ○(竹嶋委員)  簡単に考えますと、要は黒字が割と出ているので、その分を、更新のペースを上げていくのがいいのかなと思うんですけども、あとポンプのほうの細かな工事とか改良工事等行っているんですけども、これも更新とか新設とか、そんなことはお考えなんでしょうか。 ○(髙田下水道管理課長)  委員のおっしゃるとおり、管だけではなしに、本市の下水道事業におきましても、ポンプ及び処理がございますので、これにつきましても随時、改築更新及びポンプ処理の建物部分ですね、建築部分につきましても、今後、建て替え等必要になってございますので、昨年度、今年度におきましても、寺方ポンプの更新におきまして、基本設計及び導入可能性調査を行わさせていただいているところでございますので、これにつきましても今後、進捗を図っていきたいというふうに考えてございます。 ○(竹嶋委員)  あと、先ほど出てきました終末処理なんですけども、これもちょっと今後の在り方をそろそろどうしていくかというのを決めていかなあかんのかなと思っているんですけども、その中で、単独処理のメリットとデメリットというものをいかがお考えでしょうか。 ○(髙田下水道管理課長)  今後につきましては、大阪府及び他市とも連携しまして、広域化、共同化ができる部分等もございますので、この部分につきましても、今後、各市、大阪府も通じまして、検討を重ねてまいりたいというふうに考えてございます。 ○(竹嶋委員)  ごみ、水道と、ずっと今広域化が広がっておりますので、下水のほうもそろそろ考えていかなあかん時期なのかなと思っておりますので、意見でございます。 ○(小鍛冶委員長)  はい、分かりました。 ○(福本委員)  私も関連で、少し質問させていただきたいんですけども、下水道としては、この管渠とポンプの2つの二本柱で進んでいくと思うんですけど、先ほどあったように、守口市もやっぱり、守口市自身が持っているポンプは、これは4つでよろしいんですか。 ○(蔵本下水道管理課長代理)  はい、市内に4つのポンプがございます。 ○(福本委員)  菊水のほうは、これは大阪府という形でよろしいんですね。 ○(蔵本下水道管理課長代理)  大阪府の流域のポンプとなっております。 ○(福本委員)  守口市で4つ、また大阪府として管轄しているのが1つ、5つでポンプを運営しているという形でありますけども、守口市として、令和元年のときに大きく行った工事としては、松下菊水放流幹線、これだと思うんですね。これは補正、工事も組みました、途中で。その中で、1年間通してみて、この問題で分かったこととか、また今後につなげていけそうなこと、そういうことがあれば教えていただけますか。 ○(松持下水道管理課主任)  松下菊水放流幹線築造工事においては、令和元年度に増額の補正をさせていただいています。これは、工事の施工開始後に土質の違いが判明し、その処理費用が必要になったことや、大阪府の事業である、守口調節池との接続作業で、工法変更の必要が生じたことによる増額でした。これらは、設計段階での予見は難しく、実際に施工している中で判明するものですが、こういった施工中に生じた事象に、早期に適切に対処するためには、まずもって、業者との綿密な情報共有と関係各所との確認・連携が必須であることから、今後の工事の実施においても生かしてまいりたいと考えております。 ○(福本委員)  分かりました。本当に、ある意味掘ってみて、何があるか分からないというところもありますので、しっかりと綿密に調査しながら進めていってほしいなという点でもあります。  それでもう一つあるんですけども、今回、守口処理、寺方ポンプを新築で建てていくという形で、令和2年は調査ですけども、この今やっている決算の中では、基本設計という段階は、これは一応やったという形でよろしいんですか。 ○(松持下水道管理課主任)  基本設計につきましては、令和元年度末時点でほぼ完了となっています。 ○(福本委員)  この基本設計やっていこうという状況の中で、民間の力を借りる、PPPとかPFIとかやっていく状況の中で、どこか施設とか行って勉強とかはしてきはったんでしょうか。 ○(北村下水道管理課主任)  本市の下水道事業会計におきまして、寺方ポンプのような、施設の抜本的な更新というのはこれまでに例がございませんので、民間活力の導入手法など、そういったものを総務省の資料等から情報をまず調べてまいりました。  加えて、今、御質問がありましたとおり、自治体の先行事例の調査も必要であると考えられましたので、大阪市と神戸市に足を運ばせていただきまして、それぞれ処理、ポンプの更新をされておりますので、聞き取りの調査をさせていただきました。  以上です。 ○(福本委員)  しっかりと、先進的な市もありますので、事例も調査しながら、また守口市に生かしていってほしいなというふうに思います。  最後ですけれども、今回、下水道黒字化と、黒字になっているという形で、なかなか市民の方には見えない部分だと思うんですね。一番下のところの縁の下の力持ちでもあると思うんですけども、やっぱりこの工事をやっている状況、また、完成した状況なんかをしっかり市民の方にアピールしてほしいなと、私思うときがあるんですね。なかなか、どういったことをやられているのかというのが分からない状況の中でおられるという状況もありますので、SNS等々駆使しながら、これだけ私たちの大事なインフラ工事をやっているんだということをぜひとも紹介していただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。意見です。 ○(小鍛冶委員長)  ほかにはございませんか。                  (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で下水道事業会計の質疑を終了いたします。  暫時休憩します。                  (午後2時56分休憩)                  (午後2時56分再開) ○(小鍛冶委員長)  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  先ほど、全会計の質疑は終了いたしましたわけですけども、休憩中に御協議いただきましたとおり、次回の決算特別委員会は10月21日の水曜日、午前10時から開会をし、討論、採決を行いますので、よろしくお願いを申し上げます。  本日の署名委員は池嶋委員にお願いを申し上げます。  それでは、本日の委員会を閉会いたします。どうも御苦労さまでした。                  (午後2時56分閉会)...