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令和元年総務建設委員会( 6月19日)

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  1. 守口市議会 2019-06-19
    令和元年総務建設委員会( 6月19日)


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    令和元年総務建設委員会( 6月19日)                 総 務 建 設 委 員 会 ──────────────────────────────────────── 〇開催年月日 令和元年6月19日(水曜日) ──────────────────────────────────────── 〇開催時間 開会 午前10時00分 閉会 午前11時10分 ──────────────────────────────────────── 〇開催場所 委員会室 ──────────────────────────────────────── 〇出席委員  委員長    甲 斐 礼 子   副委員長    服 部 浩 之  委員     梅 村 正 明   委員      西 田 久 美  委員     小鍛冶 宗 親   委員      立 住 雅 彦  委員     阪 本 長 三   委員      江 端 将 哲 ──────────────────────────────────────── 〇委員外出席  議員     坂 元 正 幸   議員      高 島   賢  議員     土 江 俊 幸   議員      竹 嶋 修一郎  議員     嶋 田 英 史   議員      工 藤 百合子  議員     井 内 昌 幸   議員      福 西 寿 光
    ──────────────────────────────────────── 〇説明のために出席した  市長         西 端 勝 樹  副市長      泉 谷   延  副市長        中 村 誠 仁  企画財政部長   工 藤 恵 司  総務部長       助 川 勝 彦  都市整備部長   馬 場 正 人  都市整備管理監    長 田 幸 一  企画財政部次長企画課長                               尾 崎   剛  総務部次長人事課長 上 甲   一  都市整備部次長都市計画課長                               金 光 龍 一  財政課長       西 川 博 康  総務部総務課長  西 岡 貴 之  道路課長       谷 本 英 樹  住宅まちづくり課長                               宇都宮   哲  住宅まちづくり課参事 西 端 義 晶  住宅まちづくり課参事                               川 上 大 輔  その他関係職員 ──────────────────────────────────────── 〇議会事務局出席   事務局長    巽   光 規  議事課長   北 口 雅 朗   庶務課長    松 原 俊 三  議事課長代理 山 岡 真 吾   議事課上席主査 菅 原 なつみ ──────────────────────────────────────── 〇付議事件  1 議案第31号 守口生産緑地地区に定めることができる農地等の区域の規模に関           する条例案  2 議案第36号 市道三郷5号線他歩道改良工事請負契約の締結について  3 議案第37号 梶第一団地(A・B棟)大規模改修工事請負契約の締結について  4 議案第38号 令和元年守口一般会計補正予算(第1号)中所管に係る費目                  (午前10時00分開会) ○(甲斐委員長)  おはようございます。着座での御挨拶、御容赦ください。このたび総務建設委員会委員長を仰せつかることと相なりました。公平公正な委員会運営を心がけ、委員各位の御協力を賜りながら全力で職責を全ういたしたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。  それでは、服部副委員長に御挨拶いただきます。 ○(服部副委員長)  皆様、おはようございます。このたび副委員長を仰せつかりました服部でございます。委員長のもと、公平公正な委員会運営に向け、職責を全ういたしたいと思いますので、皆様の御協力をどうかよろしくお願いいたします。簡単ではございますが、御挨拶とさせていただきます。ありがとうございます。 ○(甲斐委員長)  それでは、江端議長より御挨拶いただきます。 ○(江端議長)  改めまして、おはようございます。19期、今期初定例会総務建設委員会ということでございます。今期に入りまして、議会運営のほうも改革、創生ということで、少し変わっていくことを皆様御承知いただいていることと思います。よろしくお願いいたしたいと思います。そして、また、きょうの委員会は十分な御審議をいただきますようお願いいたしまして、簡単ではございますが、御挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○(甲斐委員長)  それでは、西端市長より御挨拶いただきます。 ○(西端市長)  おはようございます。総務建設委員会の開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  本日は何かとお忙しい中、御参集を賜りまして、まことにありがとうございます。  さて、本委員会に付託いただきました条例案を初め、工事請負契約及び一般会計補正予算につきまして、よろしく御審議のほどお願いを申し上げ、まことに簡単ではございますが、開会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。 ○(甲斐委員長)  ありがとうございました。  本日は全員の御出席でございますので、会議は成立いたします。  それでは、これより当委員会が付託を受けました案件の審査に入ります。  まず、議案第31号、「守口生産緑地地区に定めることができる農地等の区域の規模に関する条例案」を議題とし、金光都市整備部次長都市計画課長から説明を受けます。 ○(金光都市整備部次長都市計画課長)  それでは、議案第31号、守口生産緑地地区に定めることができる農地等の区域の規模に関する条例案につきまして、御説明申し上げます。恐れ入りますが、付議事件議31−1から2を御参照賜りたいと存じます。  平成29年5月に都市緑地法等の一部を改正する法律が制定され、平成30年4月からは生産緑地法第3条第2項の規定に基づき、市町村は土地利用状況等を勘案して必要があると認めるときは、同法第3条第1項第2号の規定にかかわらず、政令で定める基準に従い、区域の規模を別に定めることができることとなりました。このことから、本市における土地利用状況等を勘案し、生産緑地地区の区域の規模に関する条件を本条例で定めようとするものでございます。  それでは、内容につきまして御説明申し上げます。本市における生産緑地地区に定めることができる農地等の区域の規模に関する条件を300平方メートル以上の規模の区域としようとするものでございます。  最後に、附則でございますが、本条例施行期日を公布の日からとしようとするものでございます。  以上、まことに簡単な説明でございますが、よろしく御審査の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○(甲斐委員長)  なお、上衣の着用は御随意にお願いいたします。  説明が終わりましたので、質疑をお受けいたします。 ○(西田委員)  生産緑地地区指定されたらどんなメリットがあるんでしょうか。 ○(川見都市計画課主任)  生産緑地指定されることによるメリットでございますが、まず固定資産税が宅地と比べまして非常に安くなる点と、その農地の所有納税猶予を受けられるという点がメリットでございます。 ○(西田委員)  固定資産税って大体どれくらい安くなるんですか。 ○(川見都市計画課主任)  土地の性質とかその辺により個々に異なるところではございますが、一般的に言われてますのが、宅地の固定資産税に対しまして何十分の1から何百分の1というような固定資産税になるというふうに認識しております。  以上です。 ○(西田委員)  今、何地区指定というか登録されてるんでしょうか。 ○(川見都市計画課主任)  現在、本市では54地区生産緑地地区として指定しております。 ○(西田委員)  じゃあ、これから新しく対象になるところということで、500平米から300平米は今幾つぐらい、何地区ぐらいあるんでしょうか。 ○(川見都市計画課主任)  農業委員会を通じまして調査をさせていただいたところ、28件、300平米以上500平米未満の農地がございます。 ○(西田委員)  そもそもなんですけど、国の法改正に基づいて今回の条例が制定されるということですけれども、これは国の都市部指定緑地に対する考えが変わったっていう話を伺ってるんですけれども、簡単でいいんですけど、どういうふうに変わったのか教えていただきたいんですけど。 ○(川見都市計画課主任)  都市緑地法等の一部改正では、都市公園の再生、活性化であるとか、緑地、広場の創出であるとか、都市農地の保全、活用という3本柱で法改正がされておるところでございます。今回、生産緑地法に基づいて条例を変えさせていただく部分では、まずは、市街化区域内農地の保全というのが大前提ではございます。ほかには、生産緑地として、比較的小規模農地も今後は保全していくという観点から、300平米以上の農地も保全していくというふうなことと、生産緑地地区内で建築できるものがふえたりとか、そういった点が今回の法の趣旨でございます。 ○(西田委員)  今までは、市街地はどっちかと言うたら家を建てようという方針で、今回はそれを緑地として残そうというふうに変わったっていう部分もあるって伺ってます。それでよろしいでしょうか。 ○(川見都市計画課主任)  委員おっしゃいますように、過去は市街化区域内農地というのは、宅地化すべき農地としての方針は国のほうから出されていたところでございますが、今回の法改正では農地を積極的に保全、活用していくということになっております。 ○(西田委員)  そしたら、それを受けて今回条例をつくられたと。守口市ももちろんその方針ということですよね。 ○(川見都市計画課主任)  委員おっしゃるとおりでございます。 ○(西田委員)  指定後30年営農の条件があるというふうにも伺っています。今、その思いで指定を受けたとしても、後継の問題とかやっぱりどんな条件が変わるかわからない中で、それが存続できなくなったときに、指定を外すということもあるんでしょうけれども、それよりもこの方針に基づいて何とか継続ができるものであればできたほうがいいと思うんですね、その方針であるならば。  そのときに、今回ちょっと調べてみたら、これはもうすみません、多分運営のことになると部署が変わると思うので、最後意見で述べさせてもらいたいと思うんですけれども、国は貸すっていうことがすごくしやすく、今回法改正もしたっていうふうにありました。説明国土交通省と農林水産省が結構行われたりしてて、そういうことが行われる中で、市としてはもうなくしてしまったんですけど、守口市でもいまだにやっぱり貸農園を求める御意見をたくさん伺ってて、枚方市とかへ行かれてたりするので、すばらしい条例やと思うんですが、この条例を生かして、これから本当に守口市のまちづくりとして、課はまたがるかもしれませんけど、そういう何か生きた使い方とかニーズに合った使い方をこれから検討していただけたらうれしいなと思いますので、これは意見として述べさせていただきます。 ○(甲斐委員長)  他にございませんか。 ○(梅村委員)  これは緩和される条例だと思うんですけど、市民の方にとってメリットがあると思いますので、周知徹底していただけたらなと思います。要望です。 ○(甲斐委員長)  ほかにございませんか。                  (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。
                     (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第31号を採決いたします。本案を原案のとおり可決すべきものと決することに異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり)  異議なしと認めます。よって、議案第31号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、次に、議案第36号、「市道三郷5号線他歩道改良工事請負契約の締結について」を議題とし、谷本道路課長から説明を受けます。 ○(谷本道路課長)  それでは、議案第36号、市道三郷5号線他歩道改良工事請負契約の締結について、御説明を申し上げます。恐れ入りますが、お手元の付議事件議36−1から2を、あわせまして、参考資料議36−1から3を御参照賜りたいと存じます。  本工事対象路線は、都市計画道路馬場菊水線でございまして、大枝公園整備事業にあわせまして、平成29年度から一部区間の整備を行ったところでございます。今回、その一部完成区間を除きます全区間を再整備しようとするものでございます。  それでは、工事の概要につきまして御説明申し上げます。恐れ入りますが、参考資料議36−2の標準横断面図を御参照賜りたいと存じます。  現在の幅員3メートルの歩道を4メートルに拡幅し、安全で快適な歩行空間を確保するとともに、車道部の一部におきまして自転車走行空間整備し、自転車走行利便性を高めようとするものでございます。歩道部につきましては、透水性カラー舗装を施し、都市景観の向上を図るとともに、車道部につきましても排水性舗装を施すことにより、路面の排水機能を高め、雨天時の視認性の向上と安全な走行環境を創出するものでございます。工事期間につきましては、議決の日の翌日から令和3年3月15日までといたしております。  続きまして、契約方法につきまして御説明申し上げます。去る令和元年5月17日に条件つき一般競争入札を行い、機動建設工業株式会社関西支店予定価格範囲内の6億3,261万3,300円で落札し、令和元年5月21日に仮契約を締結したものでございます。  以上、まことに簡単な説明でございますが、議案第36号の説明とさせていただきます。よろしく御審査の上、御決定賜りますよう、お願い申し上げます。 ○(甲斐委員長)  説明が終わりましたので、質疑をお受けいたします。 ○(阪本委員)  まだはっきりは恐らく決まってないとは思うんですけど、この中の工程であったりとか、工事期間が令和3年3月15日までという部分で、工事される時間帯であったりとか、その辺はある程度はもう決めてはるんですか。まだ打ち合わせ等もあると思うんですけども。 ○(遠藤道路課主任)  工事の時間帯でございますけれども、道路使用という警察の許可をとる必要がございます。一般的には9時から5時ということで、許可基準を明示されることが多うございますので、基本的にはその時間帯をメーンで工事させていただくことになろうかと思います。ただ、この工事に附属する電柱移設工事とか他企業さんがやられる工事というのも発生することがございます。それにつきまして、やはり停電工事ということでございますので、夜間、他企業様の主体的な工事としまして、そういった工事が発生することもございます。  以上です。 ○(阪本委員)  大体9時から5時というような理解をさせていただきます。  あと、事前説明であったりとか、そういう部分には今後はどのような形を考えられてるんですかね。 ○(遠藤道路課主任)  住民への周知につきましては、昨年度末に住民説明会というのを開催させてはいただいておりますけれども、そのときには具体的な工事時間帯でございましたりとか、工事の具体的な工程とか、そういったものをお話しできてはございませんので、工事業者を決定させていただきましたら、工事業者とともに詳細な工程とか、住民へのお願い事ということにつきまして、改めて工事説明会という形で開催したいと考えております。  以上です。 ○(阪本委員)  住民、地域の皆さんに事前説明するということはしっかり理解していただいて説明していただきたいと思います。  あと、これはもう意見とさせていただくんですけども、ここの5号線の部分なんですけど、大枝公園が再整備されて本当にすばらしい公園ができたと。今まで利用が少なかったにもかかわらず、この再整備で倍以上、もう倍ではきかないぐらいの人がこの公園に集まって、今大枝公園周辺はすごくにぎわっております。その部分に関して、子どもさんたち、お年寄りから子どもまで集ってる人らがこの5号線を通って行き来をするわけで、工事の時間帯9時から5時っていうのは車も多い時間帯でもあるんで、細心の注意を払って工事をしてもらうように業者の方にもしっかりと言っていただきたいと思います。歩道部分においても、子どもさんたちもよく通ってますので、事故が絶対にないように、その部分はしっかりと業者の方に伝えていただきたいと思います。意見とさせていただきます。 ○(小鍛冶委員)  現在は片側2車線ですよね。今回この工事で片側1車線になりますけど、こういう道路形態というのは、もともと警察との協議で決めていってるわけですか。 ○(遠藤道路課主任)  2車線化につきましては、平成17年に2車線化というものが都市計画決定、変更されてまして、それに基づく今回の整備になります。  以上です。 ○(小鍛冶委員)  じゃなくて、平成17年に2車線化にしたということですか。それで、今回はこういうふうな道路形態にするのに警察との協議の中で決めていかれたということ。 ○(遠藤道路課主任)  2車線化というもの自体が平成17年の都市計画決定がされてるというのがまず前提でありまして、交通量調査とかそういったものを実施させていただいて警察と協議を進めていく中で、今回協議が整いまして2車線化の実施をさせていただきたいなと思っておるところでございます。 ○(小鍛冶委員)  2車線から1車線になるということで、今、交通量とかをはかりながらとかいうのを言ってはりましたけど、結構ここ交通量多いですよね。2車線から1車線になったらかなり車が混むような感じもしますけど、警察との話し合いでそれはいけるということで決まったということですか。 ○(遠藤道路課主任)  平成28年の12月に交通量調査というのも実施しております。その際に、検討すべき各種の支障につきまして許容限度内におさまっておりまして、単純に車線を1車線減らすことでございますので、当然のことながら現状の交通量よりは混雑することというのが想定されるんですけれども、一般的に求められる数値基準につきましては全てクリアしておりますので、渋滞が若干発生するとは思いますけれども、一般的な許容限度内におさまるというような結果が出ておりますので、それに基づいて警察のほうに協議をしております。  以上です。 ○(小鍛冶委員)  まあまあ警察の協議の中で、交通量等も調べてそれでクリアしてるということならばそれでいいとは思うんですけど、でも、ちょっと懸念されるのが、やはりどうしても1車線道路になるので、あとまた駐車する車とかも出てきたりするので、せっかく非常にいい道路というか歩道も広げて自転車通行帯もつけられてということでいいんですけど、今、2車線でしたら駐車してる車が、あそこ結構あるので、大概は2車線やけども、中央よりの右側車線をほとんど走る車が多いんですけども、完全に1車線になっちゃうので、駐車する車とかの取り締まりの強化もしていかなあかんと思いますけども、あと、だからその辺のちょっと懸念する部分があって、例えば、最近でしたら高齢の方の事故とかも多いし、そういうことなんで、結構これまで走ってこられてる、なれてる人なんかは、2車線が1車線になって非常に走りにくいなと思うんですよ。そのあたりもあるような気もするので、警察との連携をしっかりとやりながら、この道路にしたから事故がふえたとかいうんやったら、全く本末転倒になるので、しっかりとそのあたりは、もう常に気をつけていきながら、しっかりと連携して事故の起こらないようにしていただきたいと思いますので、要望ですけど、その辺よろしくお願いしておきます。 ○(甲斐委員長)  ほかに質疑はございませんか。 ○(立住委員)  大枝公園の西側が整備されて、また東側もあわせてグランドオープンと、新しいシンボリックな点ができたかなというふうに思います。その点から線、いろんなアクセスの整備に今回非常にお金がかかっておるわけですけれども、今後この線から面へと、また西部から東部へと展開していく一つかなというふうには思って喜んでおります。  その中で、ちょっと幾つか気になるところがありましたので、質させていただきたいと思うんですけど、まず一つ目ですね。今後大枝公園に対する負荷が大分かかってくると、整備はするというふうなことなんですけど、老若男女やっぱり誰もが使えるということで、特に内環状線に近いほうがかなり段差歩道等があったんですけど、今回の公園周辺、西と東の間はもうフルフラットになって、非常に使いやすくなったなっていう感じはあるんですけど、これ全体的に今段差がかなり残ってますけど、今後は歩道についてこの段差の解消というのはどのようになるか、簡単に説明してもらえませんか。 ○(遠藤道路課主任)  委員のおっしゃる段差歩道につきましてですけれども、大枝公園につきましては公園整備にあわせて歩道整備というのも実施させていただいてる関係上、バリアフリーに対応した完全なフラット歩道整備させていただくことができました。ただ、今回させていただく区間につきましては、やはり民地の家の高さがもう決まった状態でというところでございますので、若干あのような形で完全にフラットな形の整備というのは難しいところではございますけれども、ただ、歩道を広げることによってある程度の勾配の解消でありますとか、段差につきましても極力解消するような形で現状の民地と道路の取り合いを精査しまして、極力段差の解消に努めて整備したいと考えております。  以上です。 ○(立住委員)  段差については、民地のレベル道路レベルはあるんで、あんまり勾配をつけ過ぎると車椅子がいがんでしまうということもありますので、どれぐらいの勾配までいけるのかというふうなことで、特に西側は植栽がようけあったりもしましたよね。まあ、大分道路歩道の設計の思想が変わってきましたんで、前は車をはっきり分けるためにというふうなことで段差をやってましたけど、今は大阪市内なんかは本当に2センチどころかもうフルフラットっていうような、今、高齢化社会において、目指すべきものやというようなことになってますので、本当は車椅子を持った人たちでも耐えられるんかというふうなレベルで、設計とか施工のほうのレベルじゃなくて、できる限り、生活レベルできちっとこのフラットっていうのを目指してほしいなというふうには思います。これ一つ要望です。  2つ目は、今、大津の事故等もありましたけれども、横断防止柵というのは、簡易型のやつとしっかりとした支柱のやつと、要は車がするんじゃなくてぶつかっても大概大丈夫やっていうものをされるというふうに、施工の図で推測しますと思うんですけど、それはどんなもんですか。横断防止柵について。 ○(遠藤道路課主任)  今回の防護柵につきましては、一定の車両の衝突を想定した強度の強いものを設置したいと考えております。  以上です。 ○(立住委員)  まあ、しっかりしたものがつくんだろうなという説明は受けておるんですけど、特に今気をつけなければいけないのは何かと言うと、交差点ですね。あそこは逃げ場がないんですよね。だから、交差点の四隅にしっかりとしたポールを立てることによって、多少でも――幼稚園児のやつもそうでしたよね。何もなくて玉突きで飛び込んできて、逃げるところがなかったですから。しっかりとその辺の交差点における安全対策っていうのも、これから中の調整の範囲でしょうから、きちっと確保してほしいなというふうには思います。  もう一つ、自転車の通行帯についてなんですけど、これは法定外ということで、道路交通法にのっとっていない非常にグレーな部分で、本当は道路交通法にのっとっていれば違反したら罰則、また検挙というようなことになるんですけど、そうじゃなくて様子見というところで、非常にこの自転車通行帯というのも、まあ一つの試みですけれども、その途上にあるとは思ってるんですね。特に、大阪府が市内で社会実験を行って、まあこれはいいよねということで今、主要な大阪の府道にやろうとして、特に大日から仁和寺までの府道13号線、俗称京守線で施工された様子を見ておるんですけど、いいところと悪いところ、要は以前の自転車と人がぐちゃぐちゃで危険やというのは一定解消されたけれども課題はあるなと、こういうふうには思っておるんですけど、まず、市の考え方で今後警察ともやりとりがあると思うんですけど、車が一車線になるわけで、右折のほうはゼブラがあってその先で停止位置がありますからいいんですけど、左折等が一車線になるわけですから、車が駐停車する場合、どういう形ですればいいんですか。矢羽根のところは一応路側帯が引いてありますけれども、路側帯の外、路側帯をまたがって有効幅をとって、これはどういう感じになるんですかね。停め方ですよね。実線と波線と、実線2本、要は道路交通法の路面標示は非常に厳格に決められてますけど、法定外で答えにくいところもあろうかなと思うんですけど、どうですかね。どんな考え方ですかね。 ○(篠部道路課長代理兼八島大久保線拡幅整備促進室長)  委員のおっしゃる駐車、停車方法につきまして、現時点でありますが、私どもと警察との認識のすり合わせというのが現状まだ行われておりませんので、そのあたり駐車方法についてもどういうふうにしていくのかという形は確認を取りながら、今後進めていきたいと思います。 ○(立住委員)  そういうふうなことで今後課題もあるということですので、しっかりと協議してリターンしてほしいなというふうには思いますね。  あと京都守口線で一番困ったなと思うのは、矢羽根のところ、要は車道のほうを走るようになったんですけれども、非常に排水という点で、京都守口線も恐らくここも、設計の断面図を見ますと、車道のほうはかまぼこ型で、これは排水性の舗装やと。要は路面に落ちた水は側道のほうに流れるようにすると。それから、何と言うか歩道のほうは、透水性やと。その下に路盤をやって、同じく排水の装置のほうをやろうとしているということなんですけど、京都守口線で一番この自転車通行帯で困るのは、あそこは透水性なんですけども、あふれ出た水が側道、L型側溝のところにくるんですね。このL型側溝のところに自転車の通行帯があるわけですわ。この間の雨でも水が引くのにもう2日ぐらいかかってるんですよ。だから、びしょびしょの中を自転車は通れみたいな形になってるんですね。排水計画っていうのがとても大事やなというふうに思いまして、京都守口線の場合はグレーチングをやって飲み込み口、ブロックをやったやつをグレーチングにして、しかもちょっと口をふやしたと、箇所数をふやしたということをやってるんですけど、この新しい市道に関してはどんな排水計画なんでしょうか。非常に施工するときにやらないと、今、大阪府も後でバタバタしてあかんところがあったら教えてくださいというふうな調査を求めて、我々は今現地調査、写真撮りながらやってるんですけど、やっぱり施工を先にやっておけば無駄も省けますし、安全性も確保できると思いますから、その辺排水計画を教えてほしいなと思ってるんですわ。 ○(遠藤道路課主任)  委員のおっしゃる排水の計画でございますけれども、今回歩道車道部分の間のところにライン導水ブロックという2次製品を計画しております。それによりまして、京都守口線ではそういった集水ますというところで、グレーチングのあるところで基本的に排水されているかと思うんですけれども、今回の馬場菊水線の整備につきましては、ライン導水ブロックということで、歩車境界石のところで全面的に縁石に穴があいてございまして、排水性舗装の1層目で水をしみ込ませまして、それをそのまま歩車境界石の穴のところに吸い込ませるというような形で処理させていただくことになっておりますので、現状の排水機能より大幅にアップしていると考えております。  以上です。 ○(立住委員)  それでちょっと安心したわけですけど、やはり不陸があると、水は低いところから高いところまで流れませんから、結構やっぱりグレーチングは排水の仕掛けが悪いなと思ったんですね。ですから、竣工検査されるときでも、晴れのときに、見た目きれいなじゃなくて、しっかりとその辺の排水の仕上がりですよね、きちっと流れるんかというふうなところまで気をつけて見てほしいなと。それによってやっぱり市民の利便性というのは大きく変わってきますし、先ほど申し上げたこの大枝公園というのは、今、小さい子どもたち、子育てをするお母さんたちが恐らく自転車で行くこともあろうかなと、多いだろうなって今思いますので、しっかりとこの道路はどこにアクセスする道路なのかと、どういう人たちが現に使うのかというふうなこともしっかりと頭に入れて、今後警察とのやりとり、いろんなニーズ、交通集中による負荷のかかり過ぎ等々、これはもう公園側もやっていかなあかん部分もあるでしょうけど、いや、公園公園で、道路道路ですよというこんな話ではなくて、しっかり連携してやってほしいなって希望しておきたいと思います。  以上です。 ○(甲斐委員長)  よろしいですか。他に質疑はございませんか。 ○(服部委員)  少し教えていただきたいんですけど、横断防止柵を新設するということですけど、これはほぼすき間なく全部つなげるんですか。それとも、歩道のほうに乗り上げれる間っていうのはつくられるんですか、どちらですかね。 ○(遠藤道路課主任)  横断防止柵につきましては、この路線の特徴といたしまして、歩道側に車庫を設けられてる方が多うございます。そちらにつきましては当然つけることが不可能でございますので、ただ今後車庫をつくる予定であるとか、そういった意見もあろうかと思いますので、前回の住民説明会の中で、防護柵を設置する場所につきましては、1軒1軒戸別にまたヒアリングを行った上で、その可否を決定していきたいということで、住民の方には説明させていただいておりますので、そういった形で、歩道の中に車が侵入しないような形で、極力防護柵はつけれるところにつきましてはつけさせていただきたいと思っておるところでございますけれども、地元住民の方との調整の上で、設置場所につきましては考慮していきたいと考えております。  以上です。 ○(服部委員)  わかりました。そこはやっぱり兼ね合いとかバランスもあると思いますので、安全面と利便性と両方を踏まえてしっかりと慎重にやっていただけたらと思います。  あと、自転車通行帯なんですけど、僕は車を持ってないので自転車に乗ることのほうが多いんですけど、今はピクトグラムでも方向性を決めてると思うんですけど、実際自転車に乗ってると、どうしても反対向きに走ってくる方もまだまだ多々いらっしゃると思うんですよね。そういうときにかち合ってぶつかりそうになるとき、どうしてもやっぱりよけなくてはならない場面って多々ありまして、ある程度の広さがこの自転車通行帯にないと、逆によけようとして車道のほうにはみ出してしまったり危ないこともあると思うんですけど、車道の広さと自転車通行帯の広さは、仮に自転車が反対方向同士に来て、すれ違ってもぶつからないぐらいの広さが取られているのか、その辺ってどうなのかなとちょっと思いまして。 ○(遠藤道路課主任)  基本的には、自転車につきましても車両という扱いでございますので、一般的に矢羽根の方向と反対の方向で走られるということにつきましては、ちょっと問題があるのかなというところでございますので、それを想定するというのはなかなか難しいところではございますけども、今回整備させていただく予定の自転車通行帯の幅員としましては1.5メートルございます。一般的には自転車の通行空間としては75センチから1メートル程度というところでございますので、若干すれ違いということを想定はしてませんけれども、ある一定の幅はあるので、事故につきましては、警察と連携しましてそういったことのないような指導をしていくしかないのかなとは思っております。  以上です。 ○(服部委員)  もちろん常識を考えるとだめなんですけど、ただ、こういうピクトグラムというか、自転車通行帯というのはまだまだできて新しいので、実際多々見かけることもありますので、そのあたりのモラルではないですけど、方向をちゃんとわかってもらうように指導とか、わかりやすく表示するとか、市民の方への周知徹底を今後そこら辺もあわせてやっていっていただけたらと要望いたします。  以上です。 ○(甲斐委員長)  他に質疑はございませんか。 ○(小鍛冶委員)  確認ですけど、歩道は1メートル延びるんですよね。延びるということは、外側、道路側に1メートル、ドーンと延びると思うんですけど、今立ってる電信柱がありますよね。電信柱は今ずっと歩道に沿って道路側に立ってますけど、電信柱の位置とかはそのままなのか、どうなるんですか。 ○(遠藤道路課主任)  電柱につきましては、現在、関西電力、NTTの電柱が委員のおっしゃられてるとおり、歩道と車道の境界付近にあります。それにつきましては、1メートル確保することによって通行に支障が生じますので、ただいま関西電力、NTTと協議の上、大枝公園のときも移設させていただいたんですけれども、そういった形で移設の協議を同時に進めていっているところでございます。  以上です。 ○(小鍛冶委員)  わかりました。そしたら、確かに大枝公園のところはそうなってますけど、全部それもやっていただけるということで、よろしくお願いします。  以上です。 ○(甲斐委員長
     ほかに質疑はございませんか。                  (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。                  (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第36号を採決いたします。本案を原案のとおり可決すべきものと決することに異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり)  異議なしと認めます。よって、議案第36号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第37号、「梶第一団地(A・B棟)大規模改修工事請負契約の締結について」を議題とし、宇都宮住宅まちづくり課長から説明を受けます。 ○(宇都宮住宅まちづくり課長)  それでは、議案第37号、梶第一団地(A・B棟)大規模改修工事請負契約の締結につきまして、御説明申し上げます。恐れ入りますが、付議事件の議37−1から2を、あわせまして参考資料の議37−1から4までを御参照くださいますようお願い申し上げます。  梶第一団地は、A棟が平成2年、B棟が平成6年に竣工しており、ともに老朽化が進んでおるため、改修工事を行うものでございます。  それでは、工事の概要につきまして御説明いたします。参考資料の議37−3にはA棟の平面図及び立面図、同じく議37−4にはB棟の平面図及び立面図を記載させていただいております。  工事の内容につきましては、A・B棟共通して屋根の防水工事、外壁の補修及び塗装工事、給排水管の取りかえ、それに伴います外構工事等となっております。工事期間につきましては、議決の日の翌日から令和元年12月27日までを予定しております。  次に、契約方法につきましては、条件つき一般競争入札により5月22日に開札いたしましたところ、予定価格の範囲内の税抜き1億4,665万円で、株式会社新建築総合が落札し、議案書に記載のとおり契約金額1億6,131万5,000円で、令和元年5月24日に仮契約を締結させていただいたものでございます。  以上、まことに簡単な説明ではございますが、よろしく御審査の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○(甲斐委員長)  説明が終わりましたので、質疑をお受けいたします。質疑ございませんか。 ○(梅村委員)  この近くに学校とかもあると思うんですけれども、通学路とか何か影響とかはありませんでしょうか。 ○(白山住宅まちづくり課主任)  通学路の影響についててですけども、工事自体については通学路に影響はございませんけれども、工事の車両等の通行に関しては、細心の注意を払って行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。 ○(梅村委員)  どれくらいの工事車両とか、この辺予定されてますか。動きですね。 ○(白山住宅まちづくり課主任)  工事車両につきましては、今後本契約後に施工業者と詳細は検討してまいりますけれども、この工事工事車両を使うと言いましても、足場の搬入が一番大きな物になってくるかと思いますので、大きくても4トンまでとなると考えております。 ○(梅村委員)  この近くには消防署もあって多分緊急車両とかもたまに走ってると思うんですけれども、また、この地域は住宅密集地になってますので、万が一、ないとは思うんですけれども、こういう緊急車両等について配慮といいますか、その辺も要望しておきます。  以上です。 ○(小鍛冶委員)  工期が半年ぐらいとなってますけど、外壁の工事をするので足場を組みますよね。足場を組んでる時期というのは今の時点でわかりますか。 ○(白山住宅まちづくり課主任)  工事のスケジュールに関しまして、実際の工事工程につきましては、本契約後施工業者と検討し決定していきますけれども、現在想定している中では、まず1カ月ほどで準備期間がございまして、その後、足場を組み立てていく予定でございます。 ○(小鍛冶委員)  これは工事期間中は、職員の方ももちろん何度か見に行ったりはするんですかね。 ○(白山住宅まちづくり課主任)  工事の監理につきましてですけれども、本工事工事監理業務の委託を予定しておりますので、基本的には工事監理委託業務の受注が監理するものと考えておりますけれども、本市職員と工事監理業務委託との調整がありますので、その定例会のときなどには市の職員もまいります。 ○(小鍛冶委員)  また夏、秋にかけて、台風のシーズンということで、去年の台風21号とかで足場が強風で崩れてっていう事故が何件かありましたけれども、それを思ってですけれども、そういうことは万が一ということなんで、ないと思いますけれども、やっぱりそのあたりはしっかりまた大きな台風が来る可能性もなきにしもあらずなので、しっかりとそのあたりは絶対に事故のないように協議のほうでしっかりと進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○(甲斐委員長)  他に質疑はございませんか。 ○(立住委員)  今回は屋上防水、外壁、それから一部の給排水ということですので、躯体をいじる工事でもないんで、今まで学校の解体、新築というのとはレベルが違うのかなというふうには思うんですけど、ただ両方とも新耐震の後で、大体70年ぐらいもつっていうふうには聞いてるんですけど、それはそのとおりなんですかね、確認で。 ○(白山住宅まちづくり課主任)  委員のおっしゃるとおりでございます。 ○(立住委員)  中期における大規模修繕、耐用年数のちょうど真ん中ぐらいですから、非常に地震に対するIs値も高いでしょうし、どうですか、その辺はもう大丈夫なんですか。1981年の新耐震の後で建てた建物で、5階ぐらいですから、その辺は問題ないんですよね。 ○(白山住宅まちづくり課主任)  耐震性につきましては問題ございません。 ○(立住委員)  はっきり断言していただいたのでよかったかなと思うんですけど、あとは今回は新築のときと違って生活しながら、リニューアルをかけていくというふうなことで、特に足場をやりますと、大久保団地でもありましたけど、要は真っ暗で、塗るのに全部囲ったりとかして、日が全く当たらへんねんというね。それが1日、2日だったらいいんですけど、何週間もっていうことがありましたので、特に府営住宅なんかは耐震強度が足りなくて耐震壁をつくって、何かベランダと連結してというふうなことで、かなり大がかりな工事をしたものも見てまいりました。そういうのも参考にして、やはり日常生活に極力負担がかからないように、洗濯物のこととか、細かいことですけど、高齢の方も多いですし、住民のためにあるのもあるわけですから、たまにしか見に行かないじゃなくて、よくその辺は聞く耳もちょっと大きくして、しっかりやってほしいなと思います。  もう一つ、ここの戸数は何戸でしたっけ、A・B合わせて。 ○(中瀬住宅まちづくり課主任)  A・B棟合わせて65戸でございます。 ○(立住委員)  何戸入ってますか。 ○(中瀬住宅まちづくり課主任)  平成31年4月末現在で54戸の入居でございます。 ○(立住委員)  11戸があいていて、54戸があいていないと。せっかくきれいにするわけで、お金をこんだけかけるわけですから、これを一つのチャンスとして、みんな入ってもらえるように努力はしてほしいなと、これは要望しておきます。無事に工事が済みますように。  以上です。 ○(甲斐委員長)  ほかにございませんか。 ○(梅村委員)  要望なんですけれども、足場を組まれるということで、防犯上の点で、玄関側はふだんあいてると思うんですけど、やっぱりベランダ側から登って行って家に入ることもできると思うんで、その辺もお願いしておきます。  以上です。 ○(甲斐委員長)  ほかにございませんか。                  (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。                  (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第37号を採決いたします。本案を原案のとおり可決すべきものと決することに異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり)  異議なしと認めます。よって、議案第37号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  それでは、職員の入れかえをいたしますので、暫時休憩いたします。                 (午前10時56分休憩)                 (午前10時58分再開) ○(甲斐委員長)  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  次に、議案第38号、「令和元年守口一般会計補正予算(第1号)」のうち、当委員会が付託を受けました所管費目を議題とし、西川財政課長から説明を受けます。 ○(西川財政課長)  それでは、議案第38号、令和元年守口一般会計補正予算(第1号)につきまして、御説明を申し上げます。恐れ入りますが、お手元の付議事件、青色の区分紙の次の議38−1ページをお開きいただきたいと存じます。  第1条歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3億7,178万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ639億8,178万2,000円とさせていただこうとするものでございます。第2条につきましては、債務負担行為の補正を、第3条につきましては、地方債の補正をお願いするものでございます。  それでは、予算に関する説明書に基づきまして、歳出から御説明を申し上げます。なお、本委員会の御所管は歳入及び歳出における総務費のうち庁舎管理費並びに地方債補正でございますが、歳入との関係から他の委員会の御所管も含めました歳出全般につきましても御説明させていただきます。  恐れ入りますが、議38−14ページをお開きいただきたいと存じます。総務費、総務管理費、1目庁舎管理費、15節工事請負費は、庁舎空調設備の制御装置が故障したため、その補修工事に係る経費を補正しようとするものでございます。  次の2目生涯学習費、15節工事請負費は、守口文化センターのエナジーホールにおいて、現在使用している音響卓は平成8年から使用しているアナログタイプであり、過去にふぐあいが生じた際には運用面で工夫し対応してまいりました。しかし、今年度に入り音が消えるなど運営に支障が出かねないふぐあいが生じたことと、部品が既に製造されておらず抜本的な修繕ができないことから、今回音響卓の更新に係る経費を補正しようとするものでございます。次の19節負担金、補助及び交付金は、一般財団法人自治総合センターが実施している宝くじの社会貢献広報事業であるコミュニティ助成事業助成金を全額活用し、天乃神社太鼓保存会の太鼓の整備に係る経費を補正しようとするものでございます。  次の3目諸費、11節需用費は、本市の青色防犯パトロール活動を行う6団体のうち、現在パトロール車両にドライブレコーダーを未設置の3団体に対し、市からドライブレコーダーを貸与し、全団体のドライブレコーダーを動く防犯カメラとして活用することで、市内の防犯カメラとの相乗効果を図り、犯罪のより一層の抑止につなげようとするもので、大阪府地域見守り力向上事業補助金を一部活用し、ドライブレコーダーの購入に係る経費を補正しようとするものでございます。次の19節負担金、補助及び交付金は、コミュニティ活動の振興を図ることを目的とし、市内3カ所の地域集会所の大規模修繕に要する費用に対しての一部助成に係る経費を補正しようとするものでございます。  次の民生費、児童福祉費、1目児童福祉総務費、7節賃金から12節役務費までは、国において10月から消費税率の引き上げとなる環境の中、子どもの貧困に対応することを目的に、児童扶養手当の受給のうち、これまでに婚姻歴がない未婚のひとり親に対し、今年度に限り臨時・特別の給付金支給事業を実施することから、国の母子家庭等対策総合支援事業費補助金を全額活用し、必要な事務経費を補正しようとするものでございます。次の13節委託料は、10月から国が幼児教育・保育の無償化を実施することに伴い、本市の子ども・子育て支援システムにおいても対応が必要となることから、国の子ども・子育て支援事業費補助金を全額活用し、システム改修に係る経費を補正しようとするものでございます。  次の2目児童措置費、20節扶助費は、先ほど児童福祉総務費で御説明いたしました未婚の児童扶養手当受給に対する臨時・特別給付金支給事業において、事務経費と同様に国の補助金を全額活用し、給付に係る経費を補正しようとするものでございます。  次に、議38−16ページにまいらせていただきます。産業費、商工費、1目商工振興費、13節委託料は、国において10月からの消費税率の引き上げによる低所得、子育て世代の消費に与える影響を緩和することなどを目的に、プレミアム付商品券の販売を各市町村にて行う事業が実施されることとなったため、国のプレミアム付商品券事務費並びに事業費補助金を全額活用し、当該事業を実施するための経費を補正しようとするものでございます。  次の消防費、消防費、1目非常備消防費、11節需用費は、国の防災・減災、国土強靭化のための3カ年緊急対策として創設された消防団救助能力向上資機材緊急整備事業に係ります消防団設備整備費補助金の一部を活用し、災害時の救助活動に役立てることなどを目的に、全分団における油圧ジャッキ及びチェーンソーの整備に係る経費を補正しようとするものでございます。  次に、議38−18ページにまいらせていただきます。教育費、教育総務費、1目教育研究費は、新学習指導要領において令和2年度より小学校・義務教育学校前期課程において、プログラミング教育を導入することとされております。プログラミング教育の円滑な実施に向け、専門的な外部人材を活用し、小学校教員の指導力の向上と質の高い授業の実現を目指すため、昨年度国のWEB会議システム等を利用した遠隔教育システム導入実証研究事業を錦小学校で実施するとのことで申請したところ、採択されましたことから、国の学校ICT環境整備促進実証研究事業委託金を全額活用し、8節報償費から14節使用料及び賃借料までの経費を補正しようとするものでございます。  次の小学校費、1目学校管理費、13節委託料は、学校トイレの改修につきましては、国の防災・減災、国土強靭化のための3カ年緊急対策において、安全性及び機能性の面での学校施設強靭化とともに、教育環境の改善を図るための交付金として予算措置され、先般今年度事業の追加募集が行われたところでございます。つきましては、当該交付金を活用したトイレ改修事業の実施に向け、新築校を除く10小学校のトイレを改修するための実施設計に係る経費を補正しようとするものでございます。  次に、議38−20ページにまいらせていただきます。中学校費、1目学校管理費、13節委託料につきましても、小学校費と同様に6中学校のトイレを改修するための実施設計に係る経費を補正しようとするものでございます。  以上が歳出に係ります補正の内容でございます。  次に、歳入の説明に移らせていただきたいと存じます。恐れ入りますが、議38−8にお戻り願いたいと存じます。
     議38−8ページの国庫支出金、国庫補助金、1目民生費国庫補助金から、議38−10ページ、府支出金、府補助金、1目総務費府補助金までは、歳出の事業費見合いで補正をさせていただくものでございます  次の議38−11ページにまいらせていただきまして、繰入金、繰入金、1目基金繰入金は、本補正予算に必要な一般財源といたしまして、財政調整基金から繰り入れるものでございます。  次の議38−12ページにまいらせていただきます。諸収入、雑入、1目雑入は、一般社団法人自治総合センターからの補助金を補正させていただくものでございます。  次に、市債、市債、1目教育債は、小・中学校のトイレ改修事業の実施設計業務委託の財源として追加しようとするものでございます。  以上が歳入歳出予算の内容でございます。  次に、地方債の補正について御説明を申し上げます。恐れ入りますが、議38−5ページへお戻り願いたいと存じます。  第3表地方債補正でございますが、義務教育施設整備事業費債につきまして、小・中学校のトイレ改修事業の実施設計業務委託の財源とするため、借入限度額を変更させていただこうとするものでございます。  以上、まことに簡単な説明ではございますが、令和元年守口一般会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。よろしく御審査の上、御決定を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○(甲斐委員長)  説明が終わりましたので、質疑をお受けいたします。質疑はございませんか。                  (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。                  (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第38号を採決いたします。本案を原案のとおり可決すべきものと決することに異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり)  異議なしと認めます。よって、議案第38号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、本委員会が付託を受けました案件は全て終了いたしました。  署名委員は、梅村委員お願いいたします。  それでは、本日の委員会を閉会させていただきます。  ありがとうございました。                 (午前11時10分閉会)...