守口市議会 2019-06-17
令和元年福祉教育委員会( 6月17日)
令和元年福祉教育委員会( 6月17日)
福 祉 教 育 委 員 会
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〇
開催年月日 令和元年6月17日(月曜日)
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〇開催時間 開会 午前10時00分 閉会 午前11時00分
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〇
開催場所 委員会室
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〇
出席委員
委員長 松 本 満 義 副
委員長 竹 嶋 修一郎
委員 福 本 健 一
委員 井 内 昌 幸
委員 池 嶋 一 夫
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〇
委員外出席者
議長 江 端 将 哲 副議長 小鍛冶 宗 親
議員 梅 村 正 明 議員 坂 元 正 幸
議員 服 部 浩 之 議員 杉 本 悦 子
議員 甲 斐 礼 子 議員 嶋 田 英 史
議員 西 尾 博 道 議員 西 田 久 美
売却ができる、できないというような判断には現時点では至っておりません。ただ、我々としましても、今、林が申し上げましたとおり、
借地料の件につきまして2名の
所有者がおられるんですけれども、それぞれの
所有者の方々も我々の申し上げている趣旨は十分に御理解いただいた上で、今後前向きにお話をさせていただくというような状況になっているということでございます。
○(
池嶋委員)
地権者の方も前向きに話を進めていくということでございますので、いい方向に進んでいただければと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。それともう一点、
先ほど説明の中で、校舎の一部に
大枝交番が入るという話があったんですが、その費用については市が負担するのか、それとも府ですか。
○(
林学校管理課長)
平成28年度から
大阪府警本部もしくは
守口警察署と、
大枝交番の移設に関する調整を進めております。直近で言いますと、平成31年の3月29日に、
建設費に対する応分の負担をいただくということで、
大阪府警本部と
協議書を交わさせていただいておりますので、
建物部分については
一定応分の負担をいただけるという協定を結ばせていただいてるという状況でございます。
○(
池嶋委員)
結構です。
○(
松本委員長)
他に質疑はございますか。
○(
福本委員)
契約総工費が
税込みで37億480万円とあります。これは
建築費もそうですし、
設備費等々全てを含めてという形ではあると思うんですけれども、その中で、
学校の
子どもたちが多くを暮らす
普通教室16クラス、
特別教室4クラスにおいて、
子どもたちの
学習環境の中で
エアコンの占める割合がすごく大きくなると思うんです。例えば、新しい
学校を建てたときでも、その位置が悪いがゆえになかなか十分に冷気が行き届いてないということがあるんですね。そういう意味で、各
教室には
エアコンは何台設置される予定ですかね。
○(有
藤学校管理課主任)
各
普通教室の前面に内機が2台ずつつく想定となっております。
以上です。
○(
福本委員)
その
エアコンは
天つりですか、
天カセですか、天埋め込みですか。
○(有
藤学校管理課主任)
床置き、据えつけるタイプでございます。
以上です。
○(
福本委員)
床置きにされる理由は何ですか。
○(有
藤学校管理課主任)
今回
普通教室の整備に対して、従来の
学校であれば
天井仕上げ材が約2メートル30センチ、50センチぐらいの位置にあるんですけれども、今回の整備に関しましては、屋根裏まで
天井材がございませんので、つるす場所がもとよりないというところと、あとは先ほど
委員おっしゃったとおり、いかに空調を効かすかという観点からも、冷気であったり暖房もしかりなんですけれども、能力的に床置き型のほうが理想であるというところが
設計業者との協議の中で判明したことから採用させていただいております。
以上です。
○(
福本委員)
わかりました。
天つりであれば変えていただきたいという思いがあったんですね、僕の中には。そういう意味では前例を学ばれてやっていただけるということなので、そういう置き式であればいいのではないかと思います。あと、
エアコンというのは汚れるもんなんです、基本的には。ずっと
使いっ放しで、例えば5年、10年、15年というわけにはいかないと思うんで、
メンテナンスのことも、掃除ですね、特に
子どもたちが暮らす部屋です、食事もします、一番出入りが多い
教室なんで、そういうところにおいて、例えば
気化方式の
エアコンを入れるとか、
空気清浄機、空気の中に水分を含める
エアコンというのも今あります。そういったのを検討していただけるように、また、
エアコンの掃除も
メンテナンスもできるように、同じつけるのであればそういったものを使っていただきたいなとすごく思います。どうですか。
○(
松本委員長)
意見ですか。
○(
福本委員)
はい、意見です。
○(
松本委員長)
意見としてお受けします。
他に質疑ございますか。
○(
土江委員)
先ほど御説明いただいた2階
平面図のほうを拝見しましたら、
特別支援教室が3つございます。
支援教育というのはとても大切なことだと思うんですけれども、この中央のほうに配置されて、また
教室の構造として何か特別な配慮はされているんでしょうか。
○(
山下学校管理課主任)
普通教室、
特別教室についてのしつらえに関してですけれども、この校舎の南側にあります
普通教室、1から6
教室、こちらのほうは低学年の
子どもたちが使用していただくような形で想定しておりまして、それぞれデンでありますとか、あとは水道ですね、そういったものを整備しまして、いろんな特徴を持たせております。あと、既存の
学校ですと、8かける8メートルの64平米の
普通教室が一般的ではあるんですけれども、今回は8かける10メートルの広さのやや大きな
教室にする形になっておりまして、また
特別支援教室ですけれども、
部屋数としては3つ大きな部屋が、
特別支援教室1と2と3があるんですけれども、支援に関しましては種類がいろいろありますので、
特別支援教室2に関しては、中に間仕切りといいますか、2つに分けて使用することもできるような、そういったしつらえにしております。
以上です。
○(
松本委員長)
他に質疑ございますか。
○(
高島委員)
この新築の
学校ができることで、
通学路とか大きく変わってくると思うんですけれども、最近痛ましい事件、事故がたくさんあると思うんですけれども、その安全・安心といった面では、どのような感じで今考えられているでしょうか。
○(
山下学校管理課主任)
通学路に関してなんですけれども、開校するのが令和3年度の4月からということで、当然それまでに
準備等ございます。そのために、
通学路に関しましては、まず
保護者の方と
学校のほうで一旦決めていただいて、そちらのルートに応じた対策というものが必要になってくるかと思います。それに関しましては、
関係部局、
道路課でありますとか、
保健給食課ですね、
通学路のほうを所管する部署とも適宜調整しまして、今後開校に向けた準備をしていくという予定をしております。
以上です。
○(
高島委員)
よろしくお願いします。それで、議34−1のページで、西門のほうの歩道、僕もよく通るんですけど、結構歩道が狭くてアップダウンが激しい感じなんで、ひっかけて転んだりとか、そういうこともあるんで、今おっしゃっていただいたように安全・安心な
通学路ということで、しっかりそこら辺もあわせて整備してほしいなと思いますので、よろしくお願いします。要望です。
○(
松本委員長)
他に質疑ございますか。
○(
福本委員)
今、旧
さくら小学校のところはもう全部解体をされて、中央に木が立ってると思うんですけれども、その木が
触れ合い広場の木になるという形でよろしいんでしょうか。
○(
山下学校管理課主任)
三郷小学校時代から残っている大きな
クスノキなんですけれども、今おっしゃっていただいたように、
触れ合い広場の中心にありますのと、
あと芸術広場のほうにも以前からの大きな
クスノキを残す形で整備することになっております。
以上です。
○(
福本委員)
クスノキという形で認識させてもらいます。わかりました。この
クスノキは、枯れずに置いておけるという認識でいいんですか。例えば、桜であればもう枯れてしまう等々あるんですけれども、
クスノキは枯れることはないという形でいいんですか。前だったら多くの
クスノキがあった中の
クスノキだったと思うんですけども、今回は単独で立ってると思うんですよね、1本だけが。そういう点は大丈夫なのかと思って。
○(
山下学校管理課主任)
クスノキも植物ですので、整備に当たりましては
工事業者、
監理業者とも調整して、また造園の
専門家にも話を聞きながら、保存しながら整備はしていきます。それ以後も、
メンテナンスといいますか、樹木に関してですので、それが枯れてしまっては何もなりませんので、適切に
学校のシンボルとしてこれからも生かしていけるように、そのあたりは注意して
管理に努めてまいりたいと思います。
○(
福本委員)
樹木医等々を通して健全に保存していってほしいなというふうに思います。もう一つ、
学校の中におけるさまざまな安全という意味では、
学校の敷地の中に交番がある、また青パトがあるということは、すごくハードの面においては安心ではあるんですけれども、やはり
犯罪者等々はそこのすきを狙ってくるという点において、さらに強化をしていくという意味で、
学校の正門であるとか、裏門であるとかそういったところに
カメラを置くことは考えられているんでしょうか。
○(有
藤学校管理課主任)
正門ですけれども、そちらに関しては、侵入者等把握できるように
監視カメラを整えた上で、その内容については
職員室で常に見れるような状態を確保できるよう整備をしていきたいと考えております。
以上です。
○(
福本委員)
正門にはつくという形でよろしいんですか。裏門はどうなんでしょうか。裏門というか、横ですね、西と東。
○(有
藤学校管理課主任)
正門といいますか、東門、西門と先ほどお話あったと思うんですけど、そういう主要なところに関しては、もちろん門の出入り口のところが見えるような形で
監視カメラの設置を考えております。
以上です。
○(
福本委員)
わかりました。
○(
松本委員長)
他に質疑ございますか。
○(
井内委員)
教室の数なんですけれども、1年生から6年生を含めますと
教室が平均2もしくは3
教室になると思いますけれども、今後この地域での
人口増を踏まえて
教室の数はどうお考えなんでしょうか。
○(
山下学校管理課主任)
教室数なんですけれども、こちら
現状普通教室数は15学級で整備しておりまして、児童の増加に関しましては、少
人数教室が転用可能な部屋として合計最大16
教室、こちらのほうで対応していくという形になっております。
○(
井内委員)
それ以上人数がふえる場合というのは考えておられるんでしょうか。
○(
林学校管理課長)
開校時点の子どもさんの数、もしくは必要な整備数に応じて
学校を整備していくという制度になってますので、そういった形で整備しておりまして、ただし、その後子どもさんの数がふえてきた場合については、今申し上げましたように少
人数教室であったり、ほかの
教室を
普通教室に転用するような形で対応していきます。ですので、最大で16
教室と申し上げたんですが、もちろんそれ以上の子どもさんがいらっしゃった場合については、それ以外の部分についても何らかの対応を取っていかないといけないというふうには考えております。
○(
井内委員)
もう一点、工事の事前説明会、住民に対しての説明会がまだ行われてないというふうなお話ですけれども、しっかりとした
工事の日程、工程を住民に示していただきたいと思いますので、要望しておきます。
○(
松本委員長)
他に質疑は。
○(
土江委員)
ちょっと些末なことになるかもしれないんですけれども、
職員室40席の中に先生ラウンジというのが設置されてまして、これはどのようなもので、どのような効果を狙っているのか、ちょっとこれまでには見られなかったようなコーナーなんで、今回の設置の意義とこの内容をお伺いしたいんですけども。
○(
山下学校管理課主任)
先生ラウンジなんですけれども、
職員室の中で先生同士で簡単な会議、打ち合わせ等ができるようなスペースとして考えております。全員がお集まりになるような
会議室はあるんですけれども、ちょっとした打ち合わせとかは
職員室内で完結できるよう整備をするという形でございます。
○(
松本委員長)
他に質疑ございますか。
(「なし」の声あり)
ないようでございますので、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
(「なし」の声あり)
ないようでございますので、討論を終結いたします。
これより議案第34号を採決いたします。本案を原案のとおり可決すべきものと決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。よって、議案第34号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第38号、「
令和元年度守口市
一般会計補正予算(第1号)」のうち、当
委員会が付託を受けました所管費目を議題とし、後藤
子育て支援課長より説明をお受けします。
○(後藤
子育て支援課長)
それでは、議案第38号、
令和元年度守口市
一般会計補正予算(第1号)のうち、当
委員会が所管しております民生費並びに教育費に係る予算の補正について御説明申し上げます。
付議事件の議38−15ページをお開き願いたいと思います。
民生費でございますが、本年10月に消費税が引き上げとなる環境の中、子どもの貧困対策に対応するため、ひとり親に対する住民税非課税の適用拡大が施行されることになります令和2年までの間の臨時・特例の措置として、児童扶養手当の受給者のうち法律婚をしたことのない未婚のひとり親に対して、1万7,500円を児童扶養手当に上乗せする形で支給することとされました。平成31年度当初予算編成時においては詳細が未定でございましたが、今般、国庫補助、母子家庭等対策総合支援事業費補助金の基準額等についても厚生労働省から通知がありましたことから、本補助金を全額活用し、未婚のひとり親に対して支給いたします臨時・特別給付金並びに支給事務に要する経費につきまして補正しようとするものです。また、本年10月1日から実施されます国の幼児教育・保育の無償化に対応するため、子ども・子育て支援システムに所要の改修が必要となってまいります。システム改修については、平成31年度当初予算におきまして改修費用の一部を計上しておりましたが、その後国の説明会等において、実務フロー等が順次提示され、システム改修費に係る国庫補助、子ども・子育て支援事業費補助金の基準額等についても内閣府から通知がありましたことから、本補助金を全額活用し、子ども・子育て支援システムの改修に要する費用を補正しようとするものです。
それでは、歳出について御説明させていただきます。
民生費、児童福祉費、1目児童福祉総務費のうち未婚のひとり親に対する臨時・特別給付金に係る経費として、7節賃金は、支給受け付けに当たる臨時職員給として、11節需用費は、支給事務に必要な用紙等の消耗品を、12節役務費は、通信運搬費等の給付金支給に係る経費を計上しております。13節委託料は、子ども・子育て支援システム改修業務委託料1,722万9,000円を計上しております。
次に、2目児童措置費、20節扶助費は、児童扶養手当に上乗せいたします臨時・特別給付金として1万7,500円、対象者250人を見込んでおりますことから、437万5,000円を計上しております。なお、歳入財源といたしまして、全額国庫支出金で措置されるものでございます。
次に、教育費について御説明申し上げます。恐れ入りますが、
付議事件の議38−18ページをお開き願います。守口市プログラミング教育の推進につきましては、児童・生徒へのプログラミング的思考等の情報活用能力の育成を目的として、令和2年度より、新学習指導要領において、小
学校、義務教育
学校前期課程にプログラミング教育を導入することとされており、プログラミング教育の円滑な実施に向け、国の
学校ICT環境整備促進実証研究事業(遠隔教育システム導入実証研究事業)を活用し、さらなる情報教育の推進を図ろうとするものでございます。今回の補正予算は、本格実施前の実証研究のためのモデル事業として、文部科学省から公募通知を受けて本市教育
委員会が事業実施申請したところ、採択され、文部科学省から事業委託を受けたことから、事業実施に向けた予算を確保しようとするものでございます。
それでは、具体的な内容につきまして御説明申し上げます。教育費、教育総務費、1目教育研究費、8節報償費の98万5,000円は、遠隔授業に係る大学教授等への講師謝金でございます。9節旅費の24万2,000円は、会議に出席するための市職員の交通費でございます。11節需用費の消耗品費281万6,000円は、遠隔授業に必要な機材の購入費でございます。同じく需用費の印刷整本費18万円は、授業実践事例集及び報告書の作成費でございます。14節使用料及び賃借料22万8,000円は、遠隔授業を実施するために連携大学と研究指定校をつなぐシステム使用料でございます。合わせまして合計445万1,000円の補正でございます。なお、この事業につきましては、全額国庫支出金、委託金での事業でございます。
続きまして、次の議38−19ページをお開き願います。市教育
委員会では、よりよい教育環境整備に係る教育諸条件向上に向け、小・中
学校の
特別教室への空調設置と老朽化が進む
学校トイレの改修について、これまで検討を進めておりました。そのうち
特別教室への空調設置につきましては、国において昨年度の猛暑に起因する健康被害の発生状況を踏まえ、平成30年度において新たに交付金を創設する補正予算措置が行われたことから、当該交付金の交付決定を受け、
令和元年度中の設置完了に向けて事業を進めております。また、
学校トイレの改修につきましても、国が防災・減災、国土強靭化のための3カ年緊急対策を掲げ、安全性及び機能性の面での
学校施設強靭化とともに、教育環境の改善を図るための交付金が平成30年度第2次補正予算及び今年度当初予算で措置されるとともに追加募集が行われ、小・中
学校におけるトイレ改修事業に対し国土強靭化に資する事業として推進するとの方針が示されております。つきましては、国の財政支援である当該交付金を活用し、
新設校を除く小・中
学校合計16校のトイレ改修に向け、実施設計に要する費用の補正予算をお願いするものでございます。
それでは、具体的な内容につきまして御説明させていただきます。教育費、小
学校費、1目
学校管理費、13節委託料につきましては、
新設校を除く既存校10校に係ります小
学校トイレ改良
工事実施設計業務委託で5,700万円を計上しております。
次に、議38−20ページをお開き願います。教育費、中
学校費、1目
学校管理費におきましても、小
学校費と同様に
新設校を除く既存校6校に係りますトイレ改良
工事実施設計業務委託で3,300万円を計上しております。
以上、まことに簡単な説明ではございますが、よろしく御審査の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○(
松本委員長)
説明が終わりましたので、これより質疑をお受けしたいと思います。
○(
土江委員)
プログラミング教育で大学との交流、通信をやるということなんですけれども、これは通信媒体自身は
インターネットを使うけれども、リモートコントロールするためのプログラムが要るということなんですか。
○(市川教育センター主任)
テレビWEB会議システムを用いまして、
学校教室には電子黒板、大学側にはパソコンという形で、それぞれの画面に映像が映る状態です。データもPDFの形でやりとりをすることができまして、そこに双方から書き込みをしたりということで、内容を改善したり指導したりということができるようなシステムを用います。
以上です。
○(
土江委員)
ありがとうございます。
○(
松本委員長)
他に質疑ございますか。
○(
高島委員)
関連で、プログラミング教育なんですけれども、連携大学というのが電通大学と書かれていますけれども、1校だけなんですかね。
○(市川教育センター主任)
連携協定を締結させていただいている大学から御支援をいただこうと考えておりまして、情報教育にノウハウのある大阪電気通信大学に御支援いただこうというふうに考えております。今回の遠隔教育につきましては、プログラミング教育というところと関連しておりますので、プログラミング教育にノウハウのあります大阪電気通信大学の御支援を受けたいと考えております。
以上でございます。
○(
高島委員)
電通1校だけですか。
○(市川教育センター主任)
今回のプログラミング教育の遠隔教育につきましては、大阪電気通信大学1校のみを考えております。
○(
高島委員)
レクチャーのときに、大工大もと言っていたような気がするんですけれども、そこはどうなんですかね。
○(市川教育センター主任)
大阪工業大学につきましては、プログラミング教育についても実施しておるんですが、大学に確認したところ、遠隔教育は行っていないというふうに聞いております。クラブ活動とかそういったところに学生を派遣して、そこでかかわってもらうということはございますので、実際そのようなかかわりを今年度支援していただこうと考えております。
以上です。
○(
高島委員)
今年度電通大学の協力を得てやっていくということですけれども、令和2年度からは全小
学校でやっていくということで、これは電通の方も今後も協力してもらえるのか、あとは
学校の先生が実際やっていくのか、そこら辺はどうなんですかね。
○(市川教育センター主任)
基本的には
学校の先生が主となってやっていくことになりますが、導入してすぐというところで、やはり支援も必要です。教育
委員会としましても、小
学校プログラミング教育につきましては、引き続き連携協定を結んでおります大阪電気通信大学の支援を受けまして、必要に応じて指導主事もかかわりながら進めていきたいというふうに考えております。
以上です。
○(
高島委員)
令和2年度から
学校の先生がやっていくということですけど、結構難しいのかちょっとよくわからないんですけど、今年度のうちにいろいろ研修とかやっていかなあかんと思うんですけど、そこら辺の計画はどうなってますか。
○(市川教育センター主任)
今年度の計画に関しまして、プログラミング教育推進教員ということで、各校に1名担当の教員を位置づけてもらっております。その教員に年間4回、プログラミング教育推進研修として理論から実践、検証というような形で教育センター主催で実施していきます。また、指定校であります錦小
学校の授業公開、そういったところも参観することによりまして、実際授業でどういうふうにしたらいいかということを自校に持ち帰って、自校の中でもその先生方が研修をしていただくことを考えております。
以上です。
○(
高島委員)
そうですね、まず1名で研修を受けてもらって、その後広めていかないとできていかないと思いますし、その人がおらんようになったら困ると思いますので、しっかりと継続した研修をやっていただけるよう、よろしくお願いします。
○(
池嶋委員)
プログラミング教育推進教員の育成を図ると、教育
委員会からもらった資料ではなってるんやけども、今、
高島委員からも指摘あったんですけども、年4回各校から1名出てきてもらって研修するということなんやけども、来年4月からの実施で、それで間に合うんですか。各
学校の先生方に対して、そういう研修で習ってきたことをまた自校の先生方に教えるということは可能なんですか。
○(市川教育センター主任)
プログラミング教育推進研修という形で、今年度だけではなくて昨年度から継続して実施しておりまして、今2年目を迎えております。次年度から本格実施ということで、全先生が実施できるように年間指導計画というものを今年度中に作成して、それに合わせて全ての
学校の先生が
学校の中で取り組めるよう、今年度はまとめるような形になっております。
以上です。
○(
池嶋委員)
今までから
学校の先生方、
子どもたちに教える業務以外にいろんな業務があるというのも聞いてますが、それにプラスしてこの分が加わってくると、先生方本当に大丈夫なんですか。それが心配なんですけどね。
○(中村
教育センター長)
ただいまの
委員の御指摘でございますが、新学習指導要領の導入に向けまして、外国語、プログラミングも含めて新たなものが入っているところでございます。教育
委員会といたしましては、平成29年度より研修等を実施いたしますとともに、今年度も推進教員を位置づけまして、各校で実際に模擬授業をしていただいて、先生方に授業のイメージを持っていただくという取り組みもしているところでございます。また、文部科学省等の作成の資料も共有できるように各校に周知をしているところでございます。まだまだ完全とは言えないとは認識しておりますが、市としては来年度も引き続き研修等をして
学校支援に努めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
○(
池嶋委員)
そもそも、このプログラミング教育の狙いとは何なんですか。
○(市川教育センター主任)
今後AI等が発展してきまして、予期せぬ社会になっていくということで、
子どもたちの論理的な思考、プログラミング的思考を養っていかないとAIを活用する、一緒にやっていく力がつかないということで、そういった力を育成することを目指しております。
以上です。
○(
池嶋委員)
そしたら、児童たちがパソコン等を使うための指導という位置づけなんですか。
○(市川教育センター主任)
プログラミング的思考は情報活用能力の中の思考の部分にありまして、もちろん情報活用スキルとか、あと情報モラルとか、そういったことも含めて指導していく中の一つというふうに考えられております。
以上です。
○(
池嶋委員)
そしたら、これは学力向上とは全然別物の話なんですね。
○(市川教育センター主任)
プログラミング的思考は、情報活用能力だけということではなくて、各教科の中でそれを活用して、各教科で高めていきたい資質能力、ここに生かしていくということになっておりますので、学力向上につながることであります。
以上です。
○(
池嶋委員)
学力向上につながるという話だったんですけども、私の記憶で平成24年かな、
ICT教育導入云々ということで、書画
カメラ等を導入された経緯があると思うんですけれども、今ももちろん続いてますよね。
○(市川教育センター主任)
今も続いております。
○(
池嶋委員)
導入されてから、確か
三郷小学校だったと思うんですけど、その授業があるということで私も一度見させていただいたんですけども、非常に
子どもたちが興味を持って学習に取り組んでたことを記憶してるんですけども、その学習の成果は学力テスト等に反映されてましたか。それとは関係ないか。
○(中村
教育センター長)
ただいまの
委員の御指摘でございますが、書画
カメラ、電子黒板等で
子どもたちが興味、関心を持って授業に取り組めるという成果は十分出ているというふうに認識しております。また、今お示しのプログラミング教育につきましては、御説明申し上げたとおり、プログラミング的思考力、いわゆる論理的思考力を身につけていくものでございますので、これまでツールとして活用していたものから、実際にプログラミングコンピューターに対して順次いろんな指示をしながら実際に動かすという経験を踏まえながら、論理的思考力を身につけていくものでございます。
以上でございます。
○(
池嶋委員)
ICT教育、ずっとやっていただいてるということなんやけども、今現在タブレットパソコンは各
学校に配置されてますよね。それを今現在使ってて、なおかつこのプログラミング教育をするときに機器をまた新たに導入するということなんですか。
○(市川教育センター主任)
現在タブレットパソコンがパソコン
教室に41台、各
学校にiPad42台という形で数は確保しております。それを用いて、今どういうことができるかを研究しておるんですけれども、今回それを踏まえた上で、次年度実施に向けて取り組むという形になっております。
以上です。
○(
池嶋委員)
そしたら今現在使ってるタブレット等を活用していくということですね。それで、先ほど申し上げたんですけども、このプログラミング教育を推進するに当たって、先生方の負担というものは増しますか、それとも一緒ですか。その辺がちょっと一番気になるんですけどね。
○(中村
教育センター長)
負担という御質問でございますが、私どもといたしましては、先生方の負担を軽減させていただくことを目的としまして、この研修会あるいは遠隔教育による研究指定を受けた成果を発信していきたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
○(
池嶋委員)
今答弁いただいたように、先生方にできる限り負担を押しつけることなく、このプログラミング教育を子どもさんに十分広めていただいて、将来にわたって使い方をマスターできるようなシステムをつくっていっていただきたいなと思っておりますので、その点よろしくお願いします。
以上です。
○(
松本委員長)
他にこの件で質問ございますか。
○(
福本委員)
プログラミング教育、小
学校の子たちの中においても、本当に小さいころから学ばれている子もいてるんです。そういう中では、
学校の中におけるデジタル格差ではないんですけども、進んでる子と、そして初めてやる子の格差もあると思うんです、実際に。先生方も初めてやられる方もいるし、経験を積まれている方もいてると思うんですけども、
子どもたちの格差、先生方に対してどのように取り組まれていくのか、その指導方針について、お聞きしたいんですけども。
○(市川教育センター主任)
プログラミング教育に限らず情報活用能力というところでは、各
学校、各学年の段階に応じて取り組んでいるということで、私たちは把握しております。
以上でございます。
○(
福本委員)
取り組んでいる状況というのは、ケース・バイ・ケースでやってるということですか。どういうふうに捉えたらいいんですか。
○(中村
教育センター長)
ただいまの
委員の御質問でございますけれども、もともと文部科学省も申していますとおり、このプログラミング教育はプログラマーを育てるものではございませんでして、あくまでもプログラミング的思考力を養うものでございます。その際コンピューターの活用は当然ではございますが、既に
子どもたちの状況にも差があるという御指摘ではございますが、今年度各
学校におきまして年間指導計画を作成してまいりますので、今申し上げましたとおり、発達段階に応じた指導ができるよう努めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
○(
福本委員)
そういうのであれば、例えばプログラミングの無数にある言語を一個一個説明するとか、そういうニュアンスではなくて、考え方のプロセス、過程を大事にしていく中で、先生方も生徒もともども勉強して考え方を学んでいこうという、そういう捉え方でいいんでしょうか。
○(市川教育センター主任)
委員おっしゃるとおりでございます。
○(
福本委員)
あと、このプログラミング教育、やはり授業の中でやっていく中においては、評価制度というか、
子どもたちへの相対的な評価というのはされるのでしょうか、されないのでしょうか。
○(市川教育センター主任)
評価の点につきまして、各教科の中で取り組むものにつきましては、プログラミングの評価というものではなくて、各教科の資質・能力、そこの部分の評価ということになっていきます。
以上でございます。
○(
福本委員)
教科の中の評価という認識でよろしいんですね。わかりました。あともう一点、
学校で学んだことを家に帰って、例えば生徒の皆さんが宿題をするとか、そういうことも今後あるのかないのか。やったことを復習して勉強しよう、どんどん進めていこうというふうに持っていくのか、
学校の授業と同じように、例えば国語だったら宿題があるんですけれども、プログラミングも宿題が出てくるのかどうかということもちょっと教えてほしい。
○(市川教育センター主任)
学校の中での取り組みになるので、宿題になるかどうかというところは
学校判断になるかなと思うんですけども、
インターネット環境があれば、
子どもたちがやりたいと思ったらできるソフトもございますので、
学校でやったものを実際家でするということは可能だと思います。
以上です。
○(
福本委員)
わかりました。
○(
松本委員長)
よろしいですか。そしたらそれ以外のところの御質問をお受けしますが。
○(
福本委員)
小
学校・中
学校のトイレの問題、本当に多くの相談があります。そういう中で、今回このような形で見直していくということが大事になると思うんですけども、トイレを直していく認識なんですけども、まず本体のトイレを直していく、そして個数も状況に応じて変えていく、そしてあと臭かった管も変えていく、照明も変えていく、認識はこれでよろしいんでしょうか。
○(有
藤学校管理課主任)
委員おっしゃるとおり、まず、内装に関しましてお話しさせていただきますと、床、壁、天井と、あとトイレブースに関しても改修のほうを予定しております。便器のほうも今和式便器が多い中で洋式便器化を図っていこうと。それに附属する配管設備、その他の
委員おっしゃった照明器具に関しても改修を予定しているところでございます。
以上です。
○(
福本委員)
わかりました。あと、
工事日程、これは
学校によってもようさん改修せなあかんところと少なくいけるところとあると思うんです。全体的に終了する時期、工程ですね、そういった目標計画というのはあるんでしょうか。
○(有
藤学校管理課主任)
委員おっしゃるとおり、大規模改修を行っているところを除いた形での改修を計画していることから、改修箇所数が少ない
学校と多い
学校があるんですけれども、少ない
学校に関しましてはもちろん
工事としても早く終わるであろう見込みは立てておるんですけれども、他校も含めまして、一定今年度に終わらせる見込みで今のところ計画をしております。
以上です。
○(
福本委員)
わかりました。今年度で全部改修できるように頑張っていくということで認識させていただきます。本当に大事なトイレ環境ですので、
保護者の方も
子どもたちも心待ちにされてる環境ですので、よろしくお願いいたします。
○(
松本委員長)
他に質疑ございますか。ございませんか。
(「なし」の声あり)
ないようでございますので、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
(「なし」の声あり)
ないようでございますので、討論を終結いたします。
これより議案第38号を採決いたします。本案を原案のとおり可決すべきものと決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。よって、議案第38号は原案のとおり可決すべきものと決しました
以上で本
委員会が付託を受けました案件は終了いたしました。
本日の案件は以上でございます。
署名
委員は
高島委員にお願いいたします。
それでは、本日の
委員会を閉会させていただきます。御苦労さまでございました。
(午前11時00分閉会)...