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平成26年建設文教委員会( 3月13日)

  • "橋りょう長寿命化計画"(/)
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  1. 守口市議会 2014-03-13
    平成26年建設文教委員会( 3月13日)


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    平成26年建設文教委員会( 3月13日)                 建 設 文 教 委 員 会 〇開催年月日 平成26年3月13日(木曜日) ──────────────────────────────────────── 〇開会時間 開会 午前10時01分 閉会 午後 9時29分 ──────────────────────────────────────── 〇開催場所 議会第1委員会室 ──────────────────────────────────────── 〇出席委員  委員長    和 仁 春 夫   副委員長    竹 内 太司朗  委 員    福 西 寿 光   委  員    真 崎   求  委 員    立 住 雅 彦   委  員    小鍛冶 宗 親  委 員    木 村 剛 久 ──────────────────────────────────────── 〇委員外出席者  議 長    作 田 芳 隆   副議長     井 上 照 代  議 員    三 浦 健 男   議 員     西 田 久 美  議 員    服 部 浩 之   議 員     甲 斐 礼 子
     議 員    池 嶋 一 夫   議 員     江 端 将 哲 ──────────────────────────────────────── 〇説明のために出席した者  市長        西 端 勝 樹  教育長          首 藤 修 一  水道事業管理者   砂 口 勝 紀  都市整備部長       高 島   修  下水道部長兼下水道業務課長            渡 辺 安 彦  教育次長         村 田 康 博  管理部長      鳥 野 洋 司  指導部長         永 井 竜 二  生涯学習部長    松   良 之  中央公民館長       福 井 光 治  水道局長兼総務課長 平 野 通 洋  水道局技監兼お客さまセンター長                                  馬 場 正 人  財政課長      工 藤 恵 司  都市計画課長       中 西 敬 次  建築指導課長    古 川 政 源  監察課長         石 井 秀 敏  交通対策課長    松 原 俊 三  公園課長         田 中   潔  道路課長      竹 本 一 範  建築課長         川 端 和 夫  下水道管理課長   久 保 元 治  下水道施設課長      宇都宮   哲  教育委員会事務局参事            吉 安 範 純  教育委員会事務局総務課長 藤 本 淳 司  教育施策推進課長  辻 本   進  学校教育課長       水 田 宏 茂  教育・人権指導課長 大 野 友 己  教育センター課長     松 本 紀容子  生涯学習課長兼文化振興係長            北 山 義 人  スポーツ・青少年課長   宇野田 信 幸  放課後子ども課長  西 本 岳 史  配水課長         河 井 俊 範  浄水課長      上 嶋 延 人  その他関係職員 ──────────────────────────────────────── 〇議会事務局出席者  事務局長      笠 井 宏 行  議事課長      巽   光 規  庶務課長      北 口 雅 朗  議事課長代理    飯 島 知 道  議事課主査     山 岡 真 吾  議事課主査     靏 田 成 一 ──────────────────────────────────────── 〇付議事件  1 議案第16号 平成26年度守口市一般会計予算中所管に係る費目  2 議案第17号 平成26年度守口市特別会計公共下水道事業予算  3 議案第20号 平成26年度守口市水道事業会計予算              (午前10時01分開会) ○(和仁委員長)  (挨拶) ○(作田議長)  (挨拶) ○(西端市長)  (挨拶) ○(和仁委員長)  本日は、全員の御出席でございますので、会議は成立いたします。  それでは、当委員会が付託を受けました案件の審査に入ります。議案第16号、「平成26年度守口市一般会計予算」のうち、当委員会の付託を受けた所管費目を議題といたします。それでは、説明に入るわけでございますが、所管に係る債務負担行為についての説明もあわせて行わせていただきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。  それでは、まず初めに、第4款衛生費のうち第3項上水道費について、工藤財政課長から説明を受けることといたします。 ○(工藤財政課長)  それでは、衛生費の上水道費について御説明を申し上げます。恐れ入りますが、予算に関する説明書122ページをお開きいただきたいと存じます。  4款衛生費、3項上水道費、1目上水道費に計上いたしました経費は、本市水道事業会計に対しまして支出をしようとするものでございます。  19節負担金、補助及び交付金は、琵琶湖総合開発事業に対します本市水道事業会計が負担いたします割賦負担金3分の1の額5,936万1,000円を、また、企業職員に係ります児童手当に対する負担金275万2,000円をそれぞれ国が定めました一般会計からの繰り出し基準に基づきまして支出しようとするものでございます。  以上、まことに簡単な説明ではございますが、よろしく御審査の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○(和仁委員長)  続きまして、第6款土木費及びこの費目に係ります債務負担行為について、中西都市計画課長から説明を受けることといたします。 ○(中西都市計画課長)  それでは、平成26年度守口市一般会計予算のうち、第6款土木費について御説明申し上げます。恐れ入りますが、予算に関する説明書128ページをお開き願いたいと存じます。また、一般会計歳入歳出予算の参考資料の20、21ページに、この費目にかかわります主な事業の施工場所を記載しております。それから、本日お配りしております建設文教委員会参考資料の1ページから30ページにも大きな縮尺で施工場所を記載しておりますので、あわせて御参照ください。  平成26年度土木費の予算額は、35億5,302万1,000円で、前年、平成25年度当初予算に比べまして、額にして7億1,213万6,000円、率にいたしまして25.1%の増額となっております。なお、土木費のうち土木総務費、道路橋りょう総務費、都市計画総務費、住宅管理費の各目の2節給料から4節共済費におきまして、都市整備部職員95名の人件費として6億5,440万2,000円を計上しております。  1項土木管理費、1目土木総務費から御説明させていただきます。人件費のほかには、都市整備部で所管する施設、機器の維持に要する経費などを計上しております。前年度に比べまして3.3%減の1億9,845万9,000円でございます。129ページにまいりまして、14節使用料及び賃借料は、建築課で使用しております図面ファイリングシステムのリース料でございます。  130ページをお開きください。2項道路橋りょう費、1目道路橋りょう総務費でございますが、自転車駐車場指定管理料や移送保管業務など自転車対策に要する経費が主なもので、前年度と比べまして5.1%増の1億6,682万2,000円でございます。131ページにかけまして、13節委託料は、大日保管所での放置自転車保管所管理業務放置自転車移送業務や駅前での街頭指導の経費など放置自転車対策業務に要した経費、自転車駐車場指定管理料及び道路台帳や地下埋設物台帳の修正・更新に要する費用などでございます。14節使用料及び賃借料は、大日駅北第1及び第2自転車駐車場敷地の借上料でございます。19節負担金、補助及び交付金は、国道連絡協議会や大阪府道路協会、日本道路協会、大阪府都市計画街路事業促進協議会への負担金でございます。  132ページをお開きください。2目道路維持改良費でございますが、主に道路の維持管理に要する経費や街路灯の電気代、また、京阪守口市駅、モノレール大日駅など主要な鉄道駅の駅前広場の管理に要する経費でございまして、前年度より45.8%増の3億6,181万8,000円で、増額の主な理由は、道路工事及び道路補修工事費を増額したことによるものでございます。11節需要費は、市内街路灯の電気代、大日駅前広場での電気代、水道代などの光熱水費が主なものでございます。13節委託料は、今年度作成しました橋りょう長寿命化計画に基づく橋りょう修繕に伴う詳細点検及び設計業務に要する費用、自転車搬送機、壁泉、道路照明、植栽、地下1階の公衆トイレなどの大日駅前広場や大日駅前線の管理業務、京阪守口市駅前のカナディアンスクウェアなど共同的施設の清掃や植栽などの管理業務、公衆トイレ清掃巡回業務、その他一般道路の清掃などで回収した土砂、廃材などの産業廃棄物の収集・運搬・処理委託に要する費用でございます。14節使用料及び賃借料は、今年度導入いたしました約2,400灯のLED道路照明灯及び土木工事積算システムのリース料金、また、市道2路線の敷地借り上げのための賃借料でございます。133ページから134ページにかけまして、15節工事請負費は、委員会参考資料では1ページから14ページにお示ししておりますが、バリアフリー道路整備事業の市道八雲47号線歩道設置工事や東西橋波22号線ほか道路歩道設置工事など、改良工事関係では京阪守口市駅前エレベーター改良工事、また、補修工事関係では市道南寺方35号線、守口98号線などの道路補修工事や京阪守口市駅前のクリスタル橋の補修工事、その他市内一円の一般道路の維持補修などに要する費用でございます。19節負担金、補助及び交付金は、平成21年度より凍結しておりました一定の条件を満たしました私道の舗装に要する費用の一部を助成する私道舗装工事助成金でございます。  135ページに移りまして、3目交通安全対策費は、主に交通違反の反則金収入を財源として、歩行者の安全で円滑な交通環境を確保するための歩道整備などに充当される交通安全対策特別交付金を活用するもので、前年度と比べまして5.3%減の2,448万2,000円でございます。1節報酬は、守口市交通問題対策協議会委員への報酬でございます。15節工事請負費は、委員会参考資料15ページから17ページにお示ししておりますが、交通安全施設整備として実施いたします市道守口74号線や守口48号線、大久保5号線の歩道整備工事及び街路照明灯やカーブミラー、区画線などの路面標示に要する費用でございます。19節負担金、補助及び交付金は、バスの運行状況を把握するためのバスロケーションシステムの導入及び京阪守口市駅への地上機モニター設置のための補助金や守口市交通安全協会への助成金及び守口市交通安全都市推進協議会への交付金でございます。  137ページをお開きください。3項都市計画費、1目都市計画総務費は、前年度に比べまして0.1%増の4億3,834万3,000円でございます。1節報酬は、守口市都市計画審議会並びに守口市建築審査会委員への報酬でございます。138ページをお開きください。13節委託料は、委員会参考資料18ページにお示ししておりますが、住宅市街地総合整備事業による大庭32号線の一部買収に係ります不動産登記測量及び不動産鑑定に要する費用、また、市道大庭29号線交差点の周辺整備基本検討業務に要する費用でございます。139ページから140ページにかけまして、19節負担金、補助及び交付金は、大阪府住宅まちづくり推進協議会、全国建築審査会、日本建築行政会議、大阪建築物震災対策推進協議会など各種協議会への負担金、密集住宅地区老朽木造賃貸住宅除却助成や、委員会参考資料19ページにお示ししております京阪守口市駅耐震補強事業、木造住宅等耐震診断、設計及び改修補助などの補助金でございます。  2目街路事業費は、京阪守口市駅前及び都市計画道路豊秀松月線都市計画道路八雲大久保線拡幅整備に係る費用を計上しています。13節委託料は、委員会参考資料20ページから22ページにお示ししておりますが、京阪守口市駅周辺地区まちづくり基本調査業務都市計画道路豊秀松月線調査等業務、都市計画道路八島大久保線の物件補償費算定業務に要する費用でございます。  3目下水道費は、公共下水道特別会計への繰出金でございまして、前年度と同額の13億6,500万円でございます。  141ページに移りまして、4目都市下排水路費は、前年度に比べまして12.7%増の1億3,663万5,000円でございます。13節委託料は、水路草刈り業務、浸水対策ポンプ場点検や用水ポンプ場点検に要する費用、15節工事請負費は、浸水対策ポンプ場のポンプ操作盤改良工事水路土留め板柵修理工事などに要する費用でございます。19節負担金、補助及び交付金は、西三荘ポンプ場維持管理負担金が主なものでございます。  142ページをお開きください。5目公園管理費は、2億282万5,000円で、前年度に比べまして111%、1億675万7,000円の増で、大枝公園の再整備に向けた費用を計上したことや維持管理費用の増額が主な理由でございます。11節需要費は、公園内の照明灯の電気代及び水道代が主なもので、13節委託料は、世木公園釣り池の管理委託や花図かん管理運営委託などに要する費用、公園遊具定期点検や塗装、市内各公園の便所の清掃やごみ収集委託、公園内などの流水施設の点検に要する費用などでございます。143ページに移りまして、15節工事請負費は、工事関係として、委員会参考資料23ページにお示ししております旧守口市青少年センター及び大枝公園プール解体工事、大日駅交差点周辺地区バリアフリー基本構想に基づいて実施いたします八雲東第2公園バリアフリー化工事など、改良工事関係では、公園施設長寿命化計画に基づく遊具などの公園施設更新工事、世木公園釣り池デッキ改修工事、補修工事関係では、遊具の補修や各種公園設備に要する費用でございます。19節負担金、補助及び交付金は、日本公園緑地協会などの各種協議会への負担金でございます。  144ページをお開きください。6目公園築造費は、4,340万円で、13節委託料は、委員会参考資料24ページにお示ししております大枝公園再整備事業に係る基本計画及び基本設計業務委託に要する費用、15節工事請負費は、委員会参考資料25ページにお示ししております市営住宅寺方団地において整備いたします、(仮称)南寺方北通2丁目第2児童公園整備工事に要する費用でございます。  7目緑・花事業費は、8,850万9,000円で、主に公園樹木の植栽やその管理に要する費用で、前年度と比べて12.3%の減でございます。145ページにまいりまして、13節委託料は、市内の各公園や歩行路の樹木剪定、除草や樹木の下枝剪定、また、害虫駆除のための薬剤散布、かん水などの管理委託に要する費用や草木類の廃棄物処理費でございます。また、今年度に引き続き保存樹木等の樹木医による診断を行い、この結果を台帳として整理するための台帳作成業務の経費でございます。146ページをお開きください。15節工事請負費は、保存樹林及び保存樹木指定標識設置工事や西三荘ゆとり道のフラワーポールへの花の植えつけや公共施設植栽に要する費用でございます。19節負担金、補助及び交付金は、保存樹木、保存樹林への助成金、25節積立金は、緑・花基金への積立金でございます。  147ページに移りまして、4項住宅費、1目住宅管理費は、4億9,151万6,000円で、大久保団地大規模改修工事や佐太第1団地耐震補強工事などの実施によりまして4億1,240万8,000円、521%の増額となっております。1節報酬は、守口市営住宅のあり方専門委員への報酬でございます。8節報償費は、市営住宅管理人への報償金でございます。148ページをお開きください。13節委託料は、委員会参考資料26ページにお示ししておりますが、梶第2団地(5号棟)耐震補強工事及び大規模改修実施設計業務委託費用や市営団地のエレベーターや防災設備の点検委託に要する費用などでございます。149ページにかけまして、15節工事請負費は、委員会参考資料27ページから30ページにお示ししておりますが、工事関係として、寺方団地木造家屋解体工事、改良工事関係として、市営住宅長寿命化計画に基づく佐太第1団地(B棟)耐震補強工事、大久保団地4、5階住居改良工事、大宮団地大規模改修工事、大久保団地大規模改修工事、補修工事関係として、水道メーター取りかえ工事、梶第2団地排水管改修工事のほか、空き家補修、各団地の防水、給排水、電気設備などの補修工事などに要する費用をそれぞれ計上しております。19節負担金、補助及び交付金は、大阪府市町村営繕主務者会議の負担金でございます。  続きまして、土木費に係るもので、平成26年度に設定いたします債務負担行為について御説明申し上げます。恐れ入りますが、付議事件の中ほど、議15-2の次の次のページ、水色の区分紙で始まります、平成26年度守口市一般会計予算でございます。その10ページ、11ページをお開き願いたいと思います。  第2表債務負担行為の表がございます。当委員会の所管部分といたしまして、第2表の事項欄の2番目、電子計算機及び事務機器等借上事業におきまして、土木総務費の建築図面ファイリングシステム賃貸借契約の期間を平成31年度までに、限度額を1億2,658万9,000円のうちの一部、1,542万円に定めております。なお、予算に関する説明書の209ページでも支出予定額等に関する調書を記載しておりますので、あわせて御参照いただきたいと存じます。  以上、まことに簡単な説明でございますが、平成26年度守口市一般会計予算のうち、第6款土木費についての説明とさせていただきます。よろしく御審査の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○(和仁委員長)  説明は以上で終わりました。これより質疑をお受けいたしますが、慣例により目ごとに進めていきたいと思います。また、所管費目の後に債務負担行為について質疑を受けたいと思いますが、よろしいでしょうか。             (「異議なし」の声あり)  それでは、そのように進めさせていただきます。なお、第8款教育費及びその費目に関する債務負担行為については、職員の入れかえがございますので、後ほど説明を受けることといたします。  それではまず、122ページ、第4款衛生費、第3項上水道費、第1目上水道費について質疑をお受けいたします。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、次に移ります。第6款土木費、第1項土木管理費、第1目土木総務費、128ページについて質疑をお受けいたしたいと思います。              (「なし」の声あり)  では次に、130ページ、第2項道路橋りょう費、第1目道路橋りょう総務費についてお受けをいたします。 ○(真崎委員)  ここが自転車対策が主な費目で出されておりますが、このどこを改正によって自転車の運行について一定の厳しく制限をするということになっておるわけですが、守口市としてこの改正道路交通法を受けて自転車の安全な乗り方、あるいは自転車の法令遵守についてのやり方等について、市民に何か周知をしたり啓発活動をしたりする予定はありませんか。 ○(山中交通対策課長代理)  現在、ホームページや広報紙、エフエムもりぐちでのPRにより大日駅前におきまして自転車マナーアップキャンペーン等、各種イベント等におきまして道路交通法改正によりますリーフレットなどを配布いたしましてマナーの啓発活動を行っております。  また、公民館等公共施設及び小・中学校に自転車マナーに関するポスター及びリーフレットを配布させていただきまして啓発活動に努めておるところでございます。  以上です。 ○(真崎委員)  守口市としては、そういう啓発活動を行っておるということですが、そこでとりわけ大日の地下道をまだ依然として乗ったまま走っておられる方が見受けられるわけですが、これは法律では規制をされてないんですよね。 ○(山中交通対策課長代理)  道路交通法上の歩道ということで規制はかかろうかと思うんですが、今現在、国土交通省の管轄ではございますが、国土交通省の見解といたしましては地下通路という扱いでございまして、警察のほうの規制の対象外というふうになっておるということで聞いております。  以上でございます。 ○(真崎委員)  ですからね、なかなかお願いをするというか、マナーを守ってねというお願いにどうしても依存しなきゃならんと思うんですが、ただ唯一、きちっとおりて押してくださいと言えるのは警察官。警察官の指示があれば道交法の規定によって一定の制限を加えることができるわけですね。そうすると、この大日駅で、ただ単に守口市だけが、あるいは学校の先生だけが啓蒙活動をするのではなく、道交法に基づく地方警察官の配置がやっぱり必要不可欠やと思うんです。そういった意味では、警察との協力という体制をもう少し強化すべきだと私は思うんですが、どうでしょう。 ○(山中交通対策課長代理)  委員御指摘のとおりでございますが、25年度におきましては定期的ではございますが、年間通しまして5回守口警察署及び関係機関、鉄道関係、学校を含めまして啓発活動を行っています。  また現在、エレベーターの設置関係がございまして、大日交差点地区バリアフリー検討会議というものを国土交通省の主宰で設置しておりまして、先月検討会が終わったところでございまして、その中でも御指摘のように、大日地下道の自転車マナーの問題が取り上げられまして、対策といたしましては、地下道内を色分けすることにより歩行者と自転車を分離する、また、音声放送によりまして自転車をおりてくださいと、おりて通行してくださいというふうな放送を流そうではないかというふうな検討をされたところでございます。26年度に向けまして、再度検討いたしまして設置に向けて国土交通省のほうがつけていただくというようなことになっております。  以上でございます。 ○(真崎委員)  そういうことですからね、やっぱり大日駅でもちろんマナーの啓発活動をやるのも大切ですし、そこが中心になろうかとは思うんですが、広く市民に周知をしていくことが啓発活動をやっていくことがマナーを守る上で大事になってくるのかなというふうに思います。一刻も早くスロープの不粋な丸い車輪どめがなくなることを目指して頑張っていただきたいと。これは意見にしておきます。 ○(和仁委員長)
     他にございませんか。 ○(福西委員)  今の関連ですけれども、大日の地下で音声を流すというような話もあったけれども、今エスカレーターでもさんざん流されて、走らないでくださいや何やかんやというて、あれ余り効果がないのかなというような気もするんですけれども、今ちょっとおっしゃったように、レーン分けをぜひともしていただきたいなと思うんですよ。今、目で見てはっきりわかるように、ここは自転車を押すレーンですよと、歩行者は歩行者のレーンですよというね、これを力入れていただきたいと思うんですけれども、それは26年度、来年度にするということなんですか。 ○(山中交通対策課長代理)  検討委員会におきましては、一応案という形で出ておりまして、正式に決定を受けたわけではございません。一応検討会といたしましては、設置してくという方向で進めていくところでございます。  以上でございます。 ○(福西委員)  ぜひそういうレーン分けというのをやっていただきたいなというのがこれも私の要望としておきたいと思います。  それと、自転車に関連してですけれども、自転車の移送台数というのは年度的に見て今どういう傾向にあるんですか。 ○(川野交通対策課自転車対策係長)  ただいま御質問のありました移送台数の変遷ですが、平成25年度におきましては前年比約10%の減少傾向にございます。  以上です。 ○(福西委員)  それは前年度と比べて10%減というお答えだったかなと思うのですけど、もう少し長い目で見たら減ってきてる傾向にあるのか、それとも年によって大幅な違いがあるのか、その辺まで教えてください。 ○(川野交通対策課自転車対策係長)  過去5年比較いたしましても年々減少傾向にございます。  以上です。 ○(福西委員)  その移送台数が減ってきた要因をどのように担当課としては分析されておられるんでしょうか。 ○(川野交通対策課自転車対策係長)  現在、シルバー人材センターのほうで駅前等におきまして指導啓発を行っているのが1点と、やはりマナーアップキャンペーン等行っている結果、各人のマナーもアップした結果ではないかと分析しております。  以上です。 ○(福西委員)  それに伴って、移送する回数そのものも減ってきてるということなんですか。 ○(川野交通対策課自転車対策係長)  移送回数におきましては、やはり移送を行っているという部分においても抑止力になろうかとは思いますので、回数のほうは減少をしておりません。  以上です。 ○(福西委員)  減ってきた要因というのはいろいろ分析できると思うんですよね。今おっしゃったように、啓発活動が実を結んだ結果であるとか、それとも駐輪場が整備されてきた結果、違法駐輪が減ったのかという分析もできますし、守口市の人口そのものが減ってきたから放置自転車が減ったんじゃないかということも言えるわけなんですよね。  だから、そういうことをつぶさに分析をしていただいて、その時期、時期に応じた放置自転車対策に取り組んでいただきたいと思うんですよ。これはまた移送すればするほどコストがかかるという問題もありますので、やっぱり移送台数が減ってきた、よかったというだけじゃなくて、その要因は一体何なのかということまでつぶさに分析していただいて放置自転車対策に努めていただきたいというふうに考えますので、よろしくお願いをいたします。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(立住委員)  今月の23日でしたか、阪神高速と近畿道がつながると。一部市内から松原へ行くのは夏までかかりそうだと聞いてはおるんですけど、放置自転車の保管所が以前は近畿道の下になってたんですけど、今、阪神高速の工事の関係で移されていると思うんですね。ことしの予定どうなっているか、ちょっとお知らせを願いたいんですが。 ○(川野交通対策課自転車対策係長)  現在、大日保管所のほうは寝屋川バイパスの高架下にございますが、移転の予定はございません。  以上です。 ○(立住委員)  そのまま寝屋川バイパスの下であるということで、ちょっとこの業務委託の金額が前年に比べて、前年が830万円でしたから下がってるということがそれに関連してるかなと思ったんですけど、別に委託料との関係はないですね。 ○(川野交通対策課自転車対策係長)  ただいま立住委員御指摘ありました業務委託料の減のことにつきまして、指定管理者の変更が26年度からございまして、その指定管理者の提案額が下がった結果でございます。  以上です。 ○(立住委員)  指定管理料が下がったということで、同様に自転車駐車場というのが去年年間7,000万円ほどあったのが、今度は8,600というようなことになっておるんですが、これも入札の結果、または先ほどから自転車の啓発、特に大日、イオンの横におきましては社会実験的に自転車と歩行者の分離の植栽帯を設けたり、啓発でこういう予定してますので、新たな指定管理の仕様が追加があったために指定管理料が上がったというわけではないんですか。ちょっとその確認だけ。 ○(川野交通対策課自転車対策係長)  指定管理料の増額につきましては、新たに太子橋今市駅自転車駐車場及び滝井千林駅自転車駐車場2カ所が今回守口市の指定管理として新たに追加された結果でございます。  以上です。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(竹内委員)  放置自転車の関連で質問させていただきたいんですけれども、放置自転車が違法で駐輪をして保管されているんですけれども、今、何台ぐらい保管されているでしょうか。 ○(川野交通対策課自転車対策係長)  現在の保管台数でございますが、1,108台でございます。  以上です。 ○(竹内委員)  ルールがわからないところがあるので教えてほしいんですけれども、その1,108台、例えば誰も取りに来なかった場合とか、何年間保管とかというのは決まっているんですか。 ○(川野交通対策課自転車対策係長)  保管期間でございますが、撤去いたしますと告示を行います。告示後1カ月の保管ということが条例で定められておりまして、1カ月経過した自転車は売却処分とさせていただいております。  以上です。 ○(竹内委員)  それでも1,108台残っているんですか。 ○(川野交通対策課自転車対策係長)  撤去を行いました後に守口警察のほうに防犯登録に基づきまして所有者の特定を行っております。その後、判明した自転車につきましては、はがきにおいて本人さんに御通知差し上げているんですが、条例上、告示後1カ月で売却可能ではありますが、実質2カ月間、大日保管所のほうに保管しているということが現状でございますので、約2カ月間の撤去分が現在保管されているということでございます。  以上です。 ○(竹内委員)  ルールというか、それはわかりましたけれども、何か有効活用をする、売却以外に例えば震災で自転車が足らなかったとかという現状もありますので、そういった防災対策で使える方法であったりとか、何かそういったことは考えているんでしょうか。 ○(川野交通対策課自転車対策係長)  ただいま御指摘ございました部分ですが、全て売却しているわけではございませんでして、今、竹内委員から御指摘ございました、震災の折には東北のほうへまだ使用できる自転車を有効活用していただこうということで送らせていただきましたし、あと、海外の主に東南アジアになりますが、海外に対しても無償提供という形で自転車駐車場整備センターを通しまして海外供用を行ってございます。  以上です。 ○(竹内委員)  意見になりますけれども、市民の方々から、1,108台という膨大な量ですので、やっぱり見た目にも余りよろしくないんではないかという声も実は聞いております。なので1カ月か2カ月かそれぞれ対策はあると思いますけれども、しっかり有効活用をして、もちろん違法駐車する方が悪いんですけれども、現時点でそれがあるということですから、しっかりと有効活用を考えながらしっかりとやっていただきたいというふうに思います。  以上です。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、第2目道路維持改良費に移ります。 ○(小鍛冶委員)  橋りょうの修繕について聞きたいんですけれども、クリスタル橋の長寿命計画の中で、この長寿命計画に入っているのが市の中で50橋あると。その50橋の中で、今現在がつくられてから50年経過している橋が10橋あると。今回このクリスタル橋の1つが補修工事になるんですけれども、クリスタル橋はまだ50年もたってませんが、比較的新しいと思うんですけれども、どんな感じの補修になるんですか。 ○(金光道路課主幹)  クリスタル橋の補修につきましては、長寿命化に基づく点検の結果、コンクリートにひび割れが確認されておりますので、主にコンクリートの修繕を見込んでおります。 ○(小鍛冶委員)  わかりました。予防のための補修、長寿命化させるということやと思うんですけれども、今現在で10橋が50年を超えているということですけれども、この10橋の状況は一体どんな感じになっているんですか。 ○(金光道路課主幹)  小鍛冶委員おっしゃってますように、50年経過しているということで老朽化は進んでおりますが、緊急的な対策を講じなければならないという橋はございません。 ○(小鍛冶委員)  まだ今すぐは補修しなくてもいいということですね。 ○(金光道路課主幹)  そのとおりでございます。 ○(小鍛冶委員)  わかりました。この計画の中を見ると、9年後の2023年には約3倍の29橋が50年に到達するとなってますけれども、これからの計画はどんな感じに進んでいくんですか。 ○(金光道路課主幹)  今年度策定いたしました長寿命化計画は今後50年を見越した直近の10年間ということで対策を講じていこうというものでございまして、50年を経過した橋もございますが、対策の優先度を定めまして、50年を超えていない橋についても補修をやっていくということもございます。地域、橋の状況ですね、駅前とかに重要な橋というところから優先度を定めておりまして、今後10年間対策を講じていこうと思っております。 ○(小鍛冶委員)  クリスタル橋はコンクリートのひびということで聞きましたけれども、50年たってる橋は今すぐ補強をしなくてもいいとおっしゃってましたけれども、ひび割れとかそういうのは全然ないんですか。 ○(金光道路課主幹)  ひび割れ等はございます。ただ、緊急的なすぐに落橋するなどのおそれはないということを報告を聞いておりますので、今先ほど申しましたように、緊急的な修繕はないということでございます。 ○(小鍛冶委員)  わかりました。古いから危ないということもないとは思うんですけれども、しっかりと点検していただいて、長寿命化ですので、先々の予防が大切だと思いますので、そして、このクリスタル橋なんかにしたら人や車の通行の多い場所ですので、命にもかかわることで、しっかりとこの先、点検していただきたいと思いますので、お願いしておきます。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。
    ○(竹内委員)  関連でお伺いしたい。ひび割れがあるということをおっしゃったんですけど、落橋というんですか、橋が崩れるということはないという答えだったんですけれども、ひび割れがかけらというか落ちる危険性というのはあるんじゃないですか。 ○(金光道路課主幹)  委員御指摘のとおり、コンクリートのひび割れをもとにした剥落は起こる可能性についてはあるとしかお答えできないんですけれども、予防的に補修前に点検等で剥落しそうな箇所についてはたたいて落とすなりの対策を講じてまいりたいと思っております。 ○(真崎委員)  あなたね、これ出しておるやつね、クリスタル橋、床板下面の横断方向にひび割れが見られると。本橋はPC橋であるため、ひび割れは許容しない構造であると。応力超過の可能性も否定できないと、こう書いておるんです。これはあなた方がつくったやつとちがう。  それで簡単に、剥離して落橋するかもわからんけど構造的には問題ないって、あなた方が問題あるん違うかということを出しておるんとちがうんですか。 ○(金光道路課主幹)  御指摘のように、この長寿命化の点検につきまして委託業者からコンクリートについてのひび割れは本来ならばあってはならないものということですので、緊急対策的に早期に修繕が必要ということで、場所もそうですけれども、早期の対策ということであげさせていただきました。 ○(真崎委員)  簡単に、いや大丈夫、ひび割れ見られるけど大丈夫ですって言わんといてほしいわ。これ公表されておるんでしょう。公表されておるところで、ひび割れは許容範囲を超えるかもわからんと。その中の耐荷力を確認せないかんと、ここまで書いておるんですよ。何ぼなんでも今の答弁ね、ちょっと余り軽視し過ぎやないかと私は思うんです。  もっと言わせてもらえば、このアポロン橋か、ここも同じように書いておるんです。優先順位あるので、どっちも同じような文言で書かれているんです。このひび割れは許容できない可能性が高いとか、ちょっとあなたの今の答弁に矛盾が出てくるんですよ。じゃあ、クリスタル橋を先にしてアポロン橋を後にした理由を教えてください。 ○(金光道路課主幹)  委員おっしゃるとおりで、アポロン橋、クリスタル橋、同時期に同じぐらいの工法でつくられた橋でございまして、重要度に関しましても差はないと認識しております。  来年度クリスタル橋の修繕を計上させていただいておりますが、駅前のクリスタル橋、アポロン橋、体育館に続く3号橋につきまして同時期に詳細点検のほうをやらせていただこうと思っております。その結果を見て、私どもの予定ではアポロン橋については次年度を考えておるんですが、その結果を見てまたちょっと緊急対策が必要であれば、また考えたいと思っております。 ○(真崎委員)  だからね、本来ならクリスタル橋やと決定する前にきちんとこの報告書が出た段階でこの荷重は大丈夫か、このひび割れは本当に橋桁を浸食してないか、あるいは構造的に問題がないかというのが先に調査すべきやと私は思うんですよ。そうしないまま議案でクリスタル橋だけを出して、実際やってみる中で変更あり得るかもしれないと言うたらね、この予算一体何やねんとなるんですよ。我々予算を審議しておるわけですから、この予算でええかということ言うておるのに、いや、途中で変わるかもわかれへんと言われたら議論にならないですよ。そう思わない、部長。あなた責任者やろ、ここの。 ○(高島都市整備部長)  駅前の大きな橋につきましては、構造自体がちょっと違うものが並んでいるんですけど、どちらも特にカリオンの鐘のほうなんかはアポロン橋の主塔のほうにひび割れが目立っております。素人が見ても見えるひび割れになっております。  報告受けましたのは、そういった甲乙をつけがたいのもありますけど、本来の調査、前段の調査では目視を中心にやっておりますので今回新たに調査やらせていただきまして、順次おくれをとることなく解消していきたいということでございます。よろしくお願いします。 ○(真崎委員)  予算に限りがあるから、できたら3つ一遍にやりたいという気持ちはようわかるんですが、しかし、残念ながらそこまで単年度でやるだけの体力が今ないと。ですから、余計に準備に力を注いで間違わないようにしていくことが私は大事だと思うんですよ。そうしなければ、やっぱり途中から変わったらぐあい悪いんです。もちろん金額も変わるだろうし、工法も変わるだろうし、その事前の調査、そして、十分な打ち合わせを行った上でやっていただきたいということを要望をしておきたいと思います。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(木村委員)  また違うところにいきたいんですけれども、LEDの道路照明を26年度で2,400灯ということで出されてると思うんですけれども、今年度からLEDをやっていると思うんですけれども、どれぐらいの効果が出てるのかというのがもしわかれば教えていただきたい。 ○(金光道路課主幹)  LEDの効果といたしまして、電気代ということを想定できると思うんですけれども、平成24年度の電気代は月平均で265万円で年間約3,200万円でございます。しかしながら、原発の稼働停止などの理由から、平成25年5月ごろから電気料金の値上がりがございまして、平成25年度のLEDの効果発現前の電気代は月額約330万円でございます。これをベースに電気料金を試算いたしますと、年間で約3,960万円、また、LED照明灯が導入されまして電気料金に完全に反映された平成25年11月、12月及び平成26年1月、2月の平均電気料金は約103万円でございます。これをベースに試算いたしますと年間約1,236万円、概算ではございますが、電気料金だけを見ますと約2,700万円ほどの効果があると考えております。  以上でございます。 ○(木村委員)  ありがとうございます。やはりLEDを使うということで電気代とかそういうところでもコストが下げれるということもありますし、LEDにかえるとすごくまちが明るくなるところもあると思いますので、今後も26年度も道路照明をLEDにされるということですので、早く進めていっていただきたいなというふうに考えます。意見にしておきます。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(竹内委員)  工事請負費の市道の整備工事についてお聞きしたいんですけれども、この何カ所か今道路が示されていますけれども、これはなぜここの道路に決定したのでしょうか。 ○(金光道路課主幹)  委員御質問の工事請負費について御説明させていただきます。市道八雲47号線歩道設置工事につきましては、大日駅周辺地区バリアフリー基本構想に基づく歩道整備でございます。市道東西橋波22号線ほか歩道設置工事につきましては、第四中学、第二中学の統合校にあわせて整備する歩道整備工事でございます。市道三郷60号線ほか道路整備工事でございますが、南寺方公民館の西側が市道認定されたことから、L型設置構を含めた道路整備工事を予定しております。(仮称)市道大庭73号線道路整備工事につきましては、大日4丁目にございます大日4丁目第2児童遊園の周辺も市道認定されたことから、あわせて道路整備を行おうとするものでございます。歩行路7号線道路整備工事につきましては金田3丁目でございまして、一部歩行路が整備されていないところがございますので、来年度に整備を行いたいと思っております。  以上でございます。 ○(竹内委員)  私の聞き方がまずかったです。補修工事のほうです。補修工事の市道南寺方35号線です。その下のほうです。 ○(金光道路課主幹)  補修工事請負費については、今年度策定いたします道路補修計画に基づいて計上させていただいております。  以上でございます。 ○(竹内委員)  時間を取って申しわけないんですけど、今の説明でわかりにくいんですが、何の計画なんですか。 ○(金光道路課主幹)  失礼いたしました。昨年度実施いたしました路面性状調査の結果に基づいて平成29年度までの劣化予測とあわせまして補修が必要な箇所を選定した道路補修計画に基づいて行おうとするものでございます。  以上でございます。 ○(竹内委員)  その優先順位もあったんですか。ほかにもあると思うんですけれども、大体29年度までの計画の中で、どれぐらいの整備工事が必要で、今ここに優先した理由というのがあったら教えてください。 ○(金光道路課主幹)  現在、昨年度実施いたしましたひび割れというものをもとに優先順位を単純に悪いところから直していこうという補修計画でございます。1点加味するところはバス路線などについては大型車が通るということでランキングをつける際には加味をしたところはございますが、それをもとに、現在補修計画延長といたしましては約20キロほどの補修が必要な箇所があるというふうに把握しているところでございます。  以上でございます。 ○(竹内委員)  ありがとうございます。ちょっと所管が飛び越えてしまって申しわけないんですけれども、やっぱり市民の声から、道路を何回掘るねんという声がすごく多いんですよね。ガスの工事であったりとか水道の工事で道路をまた掘ってみたいな感じがすごく多いんですよ。何とか横の関係もきっちりとして、2回掘ったらそれだけのお金もかかるんで、優先順位等もしっかりと考えた上で道路整備をやっていただきたいなというふうに思っております。意見としておきます。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(小鍛冶委員)  私道の舗装の助成金について聞きたいんですけども、これは平成21年に凍結されたままになりますよね。また復活ということなんですけれども、ちょっとこれの使い道、どんな使い道になるのか、ちょっと教えてください。 ○(大和道路課長代理)  御指摘のように、21年度から凍結でございますが、さまざまな市民の方々の要望等踏まえ、私道が袋地とか、そういうのでなく、公道から公道へとか、両端が道路でつながっている有効性のあるものについて、一定の補助を応出して助成をしたいと思っております。  以上です。 ○(小鍛冶委員)  場所が結構限られるということですよね。袋小路のところとかはだめということになるんですかね。これは、助成って、どれぐらいの助成をしてくれるんですか。 ○(大和道路課長代理)  2分の1を考えております。 ○(小鍛冶委員)  100万円てなっていますけど、これは21年の凍結される前って、どれぐらいやったんですか。 ○(金光道路課主幹)  80万円でございます。 ○(小鍛冶委員)  ふえているのがうれしいのか、喜ばしいのかわかりませんけれど、100万ぐらいじゃ少ないようには思うんです。結構、やっぱり道路を直してほしいという声はたくさんお聞きしています。その中で、「私道は、やっぱりちょっと無理ですね」というふうにお答えはさせてもらっているんですけれども、できるならばもうちょっと金額を上げていただきたいなと。せっかく復活させていただいたのはうれしいんですけれども、もうちょっと金額を上げていただければなと思います。また要望しておきます。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(木村委員)  先ほどちょっと大日の地下鉄で、自転車のことで出ていたんですけれども、ここでちょっと言っていいのかどうかわからないんですけど、道路整備をされるときに、やはり自転車と車とまた歩行者とというところの事故等、今、いろいろと言われていますけれども、12月にも、道路交通法が変わって、質問させていただきました。そのときに、やっぱり自転車が通行するところというのが、そういう専用道路というのがやっぱり必要ではないかなという場所もあるとは思うんですね。そういうときに、道路整備をしていくときに、歩道、車道、そして自転車が通れる道路、守口市の中でそういう大きな道路というのは数少ないとは思いますけれども、そういうような道路も今後必要になってくるんじゃないかなというふうにも思います。以前、代表質問でも少しさせていただいていると思うんですけれども、そういうような検討をしていくということは今後ありますでしょうか。 ○(大和道路課長代理)  委員の御指摘のように、守口市は狭隘な道路が非常に多うございまして、自・歩・車を分けるというのは非常に困難でありますが、おっしゃったように道路交通法も改正されたことから、これらの安全に鑑み、広幅員の道路については、今おっしゃったように検討してまいりたいと考えております。  以上です。 ○(木村委員)  ありがとうございます。今後、そういう事故を減らす、また自転車のマナー等を上げていくことも鑑みて、そういうことを、また検討を今後していっていただきたいなというふうに思います。ありがとうございます。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(立住委員)  橋梁の長寿命化計画を策定されて、今回、危ないものからやろうと。道路の方も、昨年度、路面性状調査をされたと。道路はやっぱり消耗品だと思うので、ほかの公共施設とは一緒にはくくれないと思うんですけど、やはり調査をして、橋梁の概要版をいただいたときでも、業務のフローをどうするのというやり方を確定して、それから業者が一件一件点検して、写真を撮って、それを評価してまとめると。それから、今後、橋について、どういうふうにしていこうかという基本方針を決めて、それから重要度等々と傷み方等をマトリックスをかけて、優先順位を決めてやっていく。しかも、それから、長寿命化による効果、事前に補修することによって、これだけ助かるんですよと、とことんまで使ってつくり直すと費用が上がるというふうな考えのもと、報告書を出されて、それを優先順位で年度で予算化されようとはしていると。非常に合理的やなって思うんですよね。不可抗力のこともあるでしょうし。  今後、守口市がさまざまなもう更新時期を迎えるに当たりまして、このやり方というのは非常に大事だなって思うんですね。  道路課の方も、ここ、今回バーッと出てきているわけですけれど、こういったものを公表できないのかなって。要は、200キロぐらいあるんですかね、市道が。それぞれの路線において、守口市として、これは道路の傷み方とかというのをランクづけされて、それから先ほど言われたバスの道とかあるんですけど、こういったものを公表する、そして年度年度予算づけしていくっていうやり方はできるんですか。どうでしょう。 ○(金光道路課主幹)  長寿命化計画につきましては、ホームページ等で、概要版ではございますが、市民の方向けに公表させていただいております。先ほど、現在何キロが50年を迎えている、10年後に何キロに変わりますというようなグラフを見て、あとそこの10年、50年を見越して10年計画でございますが、4億ほどのコストがというところまでは公表させていただいております。  道路の補修計画につきましては、一定5年後の予測までを含めたところで公表していきたいというふうに考えております。 ○(立住委員)  ちょっと耐久年数が余りにも違うので、橋と道路で、道路は本当に、この間直してもろたとこなのに、もう数年で路面が劣化して、骨材が出てくるというようなところもあったりしまして、その辺の、単サイクルなんで難しいかなと思いながら、そうすることによって恣意が入らない。市が計画的に、そして頑張ってやっているということがわかれば、市民も非常に納得できるのかなという感じがしたんで、そういうふうに聞かせてもらいました。  ちょっと今、さっきの確認ですけど、もう一つ、京阪守口市駅のエレベーター改良工事ということなんですが、どういうふうにされる予定ですか。 ○(渡邊都市計画課総務係長)  現行の利用カード方式を一般的には押しボタン方式にするとともに、防犯カメラを設置するものでございます。  以上でございます。 ○(立住委員)  カード式からボタン式、これはどういう意味合いがあるんですか。 ○(渡邊都市計画課総務係長)  申しわけございません。現行の利用カード方式、利便性が悪いということでいろいろな御意見を賜っておりまして、実際のところ、利用者数もかなり少ないというところで、押しボタン方式、一般的な方式に変えようとするものでございます。
     以上でございます。 ○(立住委員)  カード方式、カードを持つ方はどんな方だったんですか。 ○(渡邊都市計画課総務係長)  現在、エレベーター周辺、例えば宝くじ売り場等におきまして、利用カードにつきまして貸し出しをさせていただいております。利用者は、そちらの方で利用カードを受け取られて、エレベーターの入り口横の挿入口に差し込んでいただきますとエレベーターが利用できると。エレベーターの中にお入りいただいたら、中の返却箱のほうに利用カードをお返しいただくというような形になっております。 ○(和仁委員長)  渡邊係長、これは初めからそうやったんか。なぜそうしたか言わんと全然わからん。なぜそうしたのかという変遷を聞いているの。 ○(渡邊都市計画課総務係長)  供用開始当初につきましては、一般的なボタン式でございました。ただ、その供用開始後2年ほどでいたずらが多発したというところで、一時休止した時期がございました。  ただ、休止しまして、各種方面から、これはちょっと使い勝手が悪いという要望がございまして、そのいたずら防止の関連から、利用カード方式とさせていただいた経緯がございます。申しわけございませんでした。 ○(立住委員)  ボタン方式からカード方式にして、カード方式からまたボタン方式に戻しますと。そして、そのいたずら防止のために防犯カメラをつけると。こういう意味合いですか。 ○(渡邊都市計画課総務係長)  そのとおりでございます。 ○(立住委員)  これは、利用時間は何時から何時までなんですか。もう24時間でしょうか。 ○(渡邊都市計画課総務係長)  利用時間につきましては、先ほど申し上げたいたずら防止という関連がございますので、改良工事の中にはタイマーの設置工事も若干含まれております。それを使いまして、一定、今、駅前のトイレの供用開始時間程度を運転させていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○(立住委員)  はっきりした時間、何時から何時までですか。 ○(渡邊都市計画課総務係長)  6時半から10時半。今、トイレはそのようにさせていただいております。 ○(立住委員)  わかりました。障害を持つ方のためではなく、一般利用を便利化等々、さまざまな方が使えるように、朝方から夕方、夜間、深夜は休止されるというふうなことで理解しましたので。  防犯カメラなんですけど、これはどこが管理しはるんですか。 ○(渡邊都市計画課総務係長)  防犯カメラにつきましては、当然、レコーダーという部分の機器がついてまいります。当然個人情報の関係もございますので、その管理につきましては、市において管理させていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○(福西委員)  市道には歩道もついていると思うんですけども、その歩道の何か基準みたいなのはあるんですか。幅員が何ぼやないといけないとか、そういうものはあるんですか。 ○(大和道路課長代理)  道路構造令上は、歩道の幅員は2メーターとされておりますが、物理的に取れない場合にはこの限りでないと。そのようなことで、1.5メーターのところもあります。 ○(福西委員)  じゃあ市道に対して歩道の設置割合というのは、守口市はどれぐらいあるんですか。 ○(和仁委員長)  暫時休憩します。             (午前11時14分休憩)             (午前11時21分再開) ○(和仁委員長)  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  休憩前に続き、質疑を行います。 ○(大和道路課長代理)  委員会の貴重な時間をいただき、大変申しわけございません。  守口市道総延長201キロのうち、片側でもある歩道については53.5キロ、率にして26%でございます。  以上です。 ○(福西委員)  26%という数字がどういう数字かは別にしまして、例えば守口市内の歩道を見ると、非常に幅が狭いのは事実やと思うんですよね。やはりこれから高齢者なんか非常にふえてきているわけですよ。やっぱり車いすを使わなければ外出できない高齢者の方、もしくは押し車を使ってお買い物に行かれる高齢者の方というのは、これは着実にふえてくるというのは予想できることなんですよね。  そこへきて、歩道がそれだけ十分にないと、26%しかないと。それも非常に狭いと。車いすが通れるか通れないかわからないような広さの歩道も、私、目にしているわけですけれども、そういうことで、じゃあどこを車いすで移動するねんというと、これはもう歩道以外の道路を移動しなければならないわけですよね。  先ほど来からの議論を聞いていますと、まだ20キロは市道を補修しなければならないというようなこともおっしゃっていたんですけれども、それはどこに視点を置いてそういう補修をしなければいけないというふうに考えていらっしゃるのか。それは、健常者が歩くことを前提にしているのか、それとも車の走行を前提にしているのか。多分、そういう視点じゃないかなと思うんですけれども、やはりこれから高齢者の方が移動する手段として、車いす、押し車がふえていくというこの世の中において、またそういう視点からもやっぱり市道の補修というのは考えていかなければならないんじゃないかなと思うんですけれども、その点について、どれぐらい認識を持っておられるんですか。 ○(大和道路課長代理)  委員がおっしゃいましたように、高齢者等の移動を円滑化する、いわゆる交通バリアフリー法というのが平成12年に制定されまして、当面、乗降人口が5,000人以上の駅舎、守口市の場合は全駅でございますが、移動円滑化という観点から、駅舎を中心として主要な公共施設、あるいは病院等について、バリアフリー法に基づく基本構想を立てていきながら、そこで、車いす、あるいは目の不自由な方々、身体障害者の方々がより移動を円滑化できるような歩道を、そこからまずやっていってやる形がバリアフリー法の趣旨でございます。  それと、先ほど言いましたように、路面性状調査に基づく道路基本調査については、それは痛みの激しい部分というふうに分けて考える。そやから、高齢者等の移動円滑化については、基本構想の新バリアフリー法も定められたところでございまして、それに基づいて、今、事業計画を立てているところでございます。  以上です。 ○(福西委員)  それね、今、バリアフリー法に基づいてということですけれども、実際にそれに基づいて、じゃあ守口市内を整備できるのはいつなんですか。 ○(大和道路課長代理)  平成12年に制定されたときに、10年後をめどにということになっておりましたが、それから延長されまして、その10年後、平成32年をめどに考えております。 ○(福西委員)  車いす、押し車、これは高齢者の人が多いんですよね。これは、さっさとしやんとこれ、それはもちろん予算のこともあると思うんですけれども、これはやっぱり迅速にしていかないと、悠長に10年先になったらやりますよという話じゃ、これはちょっと違うのと違うかなと思うんですよね。  それと同時に、やっぱりちょっとのでこぼこでも、車いすの方って非常に困るんですよ。だから、そういう全面的な補修も当然必要ですけれども、やっぱりここが危ないぞとなったら、やっぱり迅速に簡易な対応は、これはぜひともしていただきたいと思うんですよね。  それともう一点は、歩道を見ていても、歩道を車いすを押して歩いていても、この歩道の段差があるところがまた非常に多いんですよ。スロープ化されていない部分があると思うんですけれど、それはどういうふうに認識されていますか。 ○(大和道路課長代理)  歩道のバリアフリー化ができていないところについては、その工事とあわせてやっていっておるところでございますが、バリアフリーの特定経路に当たる部分につきましては、その都度、それを改良していっております。  以上です。 ○(福西委員)  法律を基準に、行政の方ですから、それは仕事をするというのはわかりますけれども、日々利用しているのは高齢者ですから、この地域はその法律にのっとってバリアフリーですね、「うちの近所は違うわ」という話には、これね、多分なってこないんですよね、普通に考えれば。だから、そういうことも十分に勘案していただいて、市道を整備するんであれば、普通の健常者の視点だけじゃなくて、そういった高齢者の視点をぜひとも十分に認識されて取り組んでいただきたいというふうに思うんですけれども、その辺、いかがですか。 ○(大和道路課長代理)  言葉足らずで申しわけございません。バリアフリー法に基づくところについては、もちろん一般でバリアフリー法に基づかない地域につきましても、バリアフリーの整備基準に合わせた整備を行ってまいります。  以上です。 ○(福西委員)  ぜひ、やっぱり「駅周辺」と法律はなっていたとしても、やはり日々の買い物に近くのスーパーに行きますよ、閉じこもらんと自分で買い物に行きますよと、こういう高齢者がふえた方がいいわけなんですから、ぜひともそういう意味で、高齢者、それから身障者の移動手段の確保の提供というのは、ぜひとも行政としても力を入れていただきたいなと思います。  以上です。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(真崎委員)  時間もありませんので、端的に聞きますね。この守口市橋梁長寿命化計画というのは、何年で計画を終了して、総額幾らの費用を今考えておられるのか、それだけ教えてください。 ○(金光道路課主幹)  この長寿命化計画におきましては、総額14.7億円の事業計画でございます。50年で14.7億円を見越してございます。  以上でございます。 ○(真崎委員)  最長50年たったら、全部100%、50年たちますよ。そうやないでしょう。その前に、きちんと維持したなら、修繕をしていくことによって、この14.5億円に4億円のコスト削減ができると言ってはるわけですから、50年たったらみんなだめだと、そういう計画にならないじゃないですか。  だから、何年で50橋の橋を一回きちっと修繕をしていくのかということを聞いておるんです。 ○(和仁委員長)  暫時休憩します。             (午前11時30分休憩)             (午前11時34分再開) ○(和仁委員長)  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  金光主幹、答弁。 ○(金光道路課主幹)  申しわけございません。委員御指摘のこの計画につきましては、50年後を見越しておりますが、適宜、次回点検時になりに見直していって、現在では14.7億円の事業で見込んでおりますが、点検のたびに見直していきたいと思います。  以上でございます。 ○(真崎委員)  ですから、やっぱりこういうふうにして、せっかく18.5億円が14.5億円にコストが4億円削減できるというふうに、もう既にインターネットで発信をしてはるわけですから、それをきちっとするためには、やっぱり細かい数字を積み上げていって、そして計画も、大体さらでも50年たったら50年になってしまうわけですから、そんな長い悠長なことを言っておられませんから、早い目早い目に手を打っていって長寿命化をしていくというわけですよね。だから、そのことを最初に書いているわけですから、それが十分機能できるように、ひとつ頑張っていただきたいというふうに要望しておきます。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、第3目交通安全対策費。
    ○(真崎委員)  バスロケーションシステムの導入ですが、これは路線バスに限るのか、それともタウンくるや、あるいはリムジンバス等についても、いわゆる京阪でバスが運行しておる全てのバスにこれが適用されるのか、この辺についてはどうなっていますか。 ○(山中交通対策課長代理)  京阪バスでございますが、定期路線バスのみでございまして、御指摘のタウンくるとリムジンバスにつきましては計画はないというふうに聞いております。  以上でございます。 ○(真崎委員)  路線バスね、ずっとどんどん減少していっておるんですよね、ダイヤそのものが。だから、待つのにいらいらみんなしてはるんですよ。やっぱり増発というのも少しは考えてもらわないかんと思うんです。  タウンくるのほうは、今、利用率を見たら高いと、すぐそこに行くときにはタウンくるに乗ったほうがいい。ところが、タウンくるはこのロケーションシステムには入らないと。何か矛盾しているように思うんですが、その辺の調整はどうなっていますか。 ○(山中交通対策課長代理)  この導入に際しまして、事前に京阪バスと打ち合わせをさせていただきました中で、他市との協力体制をとるということでございまして、本市におきましては、タウンくるにつきまして、導入を検討していただきたいということで要望はいたしております。  ただ、台数にも制限があるということでございまして、来年度設置に向けては、タウンくるのほうは設置できないというふうな回答をいただいております。  以上でございます。 ○(真崎委員)  引き続き要望して、ずっと実現できるように頑張ってください。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(小鍛冶委員)  今の関連なんですけど、これはどこの路線になるんですか。 ○(山中交通対策課長代理)  全路線でございます。 ○(小鍛冶委員)  全路線でいいんですか。 ○(山中交通対策課長代理)  タウンくる以外とリムジンバス以外の全路線でございます ○(小鍛冶委員)  例えば自宅のPCとかスマホからでも、バスがどこまで来ているとかいうのがわかるんですけども、そういうようなものもすぐに利用はできるんですか。 ○(山中交通対策課長代理)  26年度に設置予定でございますが、実際にバス一台一台にそういうシステムの機器を導入させていただくということで、実際の供用開始につきましては、年度末か、27年当初ぐらいになろうというふうに聞いております。  以上でございます。 ○(小鍛冶委員)  地上機モニターは、守口市駅のところにそのモニターをつけると聞きましたけど、あと、これはどんどんまだまだ計画はずっと広がってはいくんですか。大日の駅につけたりとか。 ○(山中交通対策課長代理)  計画といたしましては、京阪守口市駅にということであげさせていただいておりますが、その動向、利用状況等を見させていただいて、アンケート等をとりながら、その結果を踏まえまして、大日駅前にも設置を検討したいということで、27年度にもし設置できるようであれば、計画をしたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○(小鍛冶委員)  利便性がちょっとでも向上しますので、そういうことも含めてまた要望しといてください。お願いします。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。              (「なし」の声あり)  次に移ります。  第3項都市計画費、第1目都市計画総務費。 ○(真崎委員)  120ページですが、木造住宅耐震診断設計及び改修補助でありますけども、これは56年新耐震以前の建物についての補助というふうに限定をされておるわけですけれども、これは何か理由があるんですか。 ○(新田建築指導課建築審査係長)  昭和56年以前の建物は、「旧耐震」と言いまして、昭和56年6月1日をもちましてその構造機能が変わりましたので、旧耐震の部分を補助していこうということで限定しております。  以上です。 ○(真崎委員)  もう一つ大きな改正があったと思うんですね。平成12年に阪神大震災の教訓から、正方形の建物といいますか、いびつな建物よりもきちんとした形をした建物が強いですよということで、そういうふうにしていきましょうという、こういうのは、もっと詳しく言えば、もっとお聞きになろうと思いますけども、そういう形でもこの耐震の改善が行われた。改正が行われた。  これは、旧耐震であっても、阪神大震災では旧耐震のビルでも大体30%は倒壊をしたけれども、ほとんどが残っている。あと、いびつな、その中で倒壊した建物の中では、いわゆる柱型だけでもっている建物とか、あるいは四角ではなくて、いびつな六角形とか、五角形とか、張り出しがある建物が弱かったということがあったんですね。新耐震の建物でも、これはそういう中で10%の建物が倒壊したということで、56年新耐震の以前ということを言うことよりも、もちろんそれも大きな理由ですけども、それよりも、それとあわせて、建物の形状、あるいは支えている剛性とかいう粘りですか、そういう点についても、計算方式、こういう形を整えようというような形で改正があったということは、新耐震であっても、建物の形状によっては非常に危険な建物もあるということだと思うんですよ。  平成12年のその改正以前ということについても、これはやっぱり検討すべきじゃないかと思うんですが、その辺はどうですか。 ○(古川建築指導課長)  委員御指摘の平成12年改正でございますが、例えば補助につきましては、国の補助、府の補助、市の補助でもって補助をさせていただいております。  国のほうの意見なり、府のほうの意見なり、今御指摘の点を踏まえまして、また研究させていただきたいと思います。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(福西委員)  今の木造賃貸住宅除却助成ですけれども、これは守口市全部という意味じゃなくて、地区を限定して助成をするということでしょうか。 ○(下道都市計画課主幹)  そのとおりでございまして、大日2丁目から4丁目で、佐太中町1丁目、八雲東町2丁目は対象でございます。 ○(福西委員)  対象の地域はわかりましたけれど、これはいわゆる文化住宅のような建物を想定して、その除却費用を助成するということでしょうか。 ○(下道都市計画課主幹)  この密集住宅地区老朽木造賃貸住宅除却助成金については、密集事業に新たに新設した事業でございまして、従来、木造賃貸住宅の建てかえに対して助成を行っておりました。ですが、事業の進捗などを図るために、木造賃貸住宅の除却のみに対して助成するという制度でございます。 ○(福西委員)  具体的な助成内容についても教えてください。 ○(下道都市計画課主幹)  助成内容ですけども、まず除却の対象となる建築物ですけども、地区内の昭和56年5月31日以前に建築された木造、共同建てですね、長屋及び重ね建て賃貸住宅が対象でございまして、助成の内容としましたら、建物所有者に対して3分の1の補助をすると。  すみません。訂正させていただきます。建物所有者に対して3分の2の補助をするということでございます。建物所有者は、3分の1が建物所有者が負担するということになります。  それと、従来、かさ上げ措置としまして大阪府が提案しておりますが、所有者というか、建物所有者の負担を減らすという形ですね、先ほど説明しました3分の1から6分の1に軽減するという形で考えております。  逆に、国・府・市の負担ですけれども、6分の5にふえるという形でかさ上げ措置を考えております。  以上です。 ○(福西委員)  これは、平成26年度は何件の除却助成を計上しているんですか。 ○(下道都市計画課主幹)  26年度の予算につきましては、8棟の除却を考えております。  以上です。 ○(福西委員)  この制度自体は、何か期限が決まってなくなってしまう事業というふうに認識したらいいんですか。 ○(下道都市計画課主幹)  先ほど説明しました大阪府のかさ上げ措置というのが、平成26年度から29年度までで検討させてもらっております。  それとあと、地震時に著しく危険な密集市街地の解消ということですね、国が定めておりますのが平成32年までに安全性の確保、最低限の安全性の確保をするということで、32年度までというふうに制定されております。  以上です。 ○(福西委員)  平成32年度までは、多分この助成が続くだろうということですよね。その中で、これは密集市街地対策ということで、非常に対象地域も市内全域ではなくて、決められてしまっているというお話やったと思うんですけれども、私、これも以前から提言させていただいているように、守口市内に老朽した空き家がやっぱり散見されるんですよね。これに対して、やっぱり積極的な対応をとっていただきたいという話は常々させていただいておりますし、私自身も先進的な自治体を視察してきたりしています。これが一体、この部分はある地域を決めてというのはわかりましたけど、守口市として、これから老朽空き家というのはますますふえていくというのは、これは明確に予想できるわけですよね。それに対する対応を今後どういうふうな形で考えておられるのかなと。「これも研究しています」というようなお答えを今までもいただきましたけれども、もっと踏み込んだ研究が一体どこまでできているのかなと思うんですけれど、その点についてちょっとお答えいただきたいと思います。 ○(石井監察課長)  今、委員の御質問ですけれども、環境保全課と監察課の方で、現在、昨年の10月から老朽空き家についての研究会を発足いたしまして、3回ほど一応研究を行っております。そこで、要は空き家の適正管理とか、あと空き家の除却とか、いろんな全国的な先進市の事例を研究していきまして、ことし4月以降、また研究会からステップアップしまして、検討会議なり、協議会ですかね、そこら辺にステップアップして対応、検討したいと思っております。  以上です。 ○(福西委員)  このように、自治体によって、こういう問題について条例化をして対応している自治体もあると思うんですけれども、この条例化について、どういうふうにお考えですか。 ○(石井監察課長)  例えば国の方でも、空き家とか、ごみ屋敷とか、それを一くくりにした法整備の事務が進んでいると聞いております。法整備になりますと、国のほうから順次法がおりてきますので、条例をつくるまでもなく、国の指示に従って、大阪府の指示に従って、計画を策定していくということになりますので、今のところは条例までは、当然そういう必要性があるんであったら、それはしなきゃだめだと思うんですけれども、そこまで今のところは考えておりません。 ○(福西委員)  これね、今も環境保全課なんかとチームを組んで研究会をされているというふうにおっしゃいましたけども、これはやっぱり一つの、どこの課でじゃあ対応するねんというのは非常に難しい問題でもあるのかなと思うんですよ。消防との連携もしないけないかと思いますし、危機管理であるとか、今おっしゃった環境保全、それからそういう建築関係の部署、これね、やっぱり何らかの形で何かもうプロジェクトチームみたいな形が私は必要じゃないかなと思うんです。今は研究会という形だと思うんですけれども、これが出てきたときの受け皿となって、市民からこういう老朽空き家の問題を何とかしてほしいと、それを一元的に受け付けていただけるような、そういう部署をやっぱり設定していかんとあかんのと違うかなと思うんですけれども、その辺はどうなんですか。 ○(石井監察課長)  ただいま委員がおっしゃったとおり、今は環境保全課と監察課で展開をやっているところでありますけれども、そういう検討会、協議会というのは、当然警察とか、消防署などの関係機関と、いろいろな部署で取り組んでいかないと対応できないような状況だと思いますので、そこら辺は、今後、環境保全、監察以外の部署も取り入れて対応していきたいと思います。  以上です。 ○(福西委員)  この老朽空き家という問題は、これからふえてくるし、現に今守口市内にもたくさんあるというのははっきりしているんですけれども、これはやっぱり市民の安全、それから安心、衛生問題、景観の問題、いろいろな問題を含んでいることですので、早急に、研究していただいているのはわかっていますけれども、早急に結果を出していただけるように、一つの結果を出していただけるようにお願いしたいと思います。  私のほうからは以上です。 ○(立住委員)
     空き家から出火して、類焼で隣も燃えたという、先月の事故がありましたが、空き家からの火事というのは結構多いなって。今の福西委員のことですけど。  今回のここにある木密のやつは、大阪府の南海トラフの被害想定の中でも、八雲東と、それから大日周辺が、ほかでもちょっと注目されているぐらい被害がたくさん出るよということになっているんですね。それで、これは想定ですから、だからこそ、それをどう防ぐかというのが大事かなと思うんですけど。  ちょっとお聞きしたいのは、せっかくこれは補助が出て、かさ上げするという、これは告知する、また実績をつくるというふうなことで、非常に大事になってくるかなと。制度はそういうふうになっても、ピンポイントなわけですから、これはこの制度をどういうふうにお知らせするのか、ちょっとことし特に何かやろうという計画はございますか。 ○(下道都市計画課主幹)  委員のおっしゃっていますPRとか啓発についてですけれども、毎年、主要生活道路沿いの土地や建物所有者の方には郵送にて事業や助成の制度などを案内させていただいております。これが年に2回としておりますけれども。  また、前年度、町会とか運営委員会などが集まる際に、時間をいただいて事業のPR等をさせていただきました。今年度につきましても、ホームページに掲載するとか、地元にちょっと踏み込んで説明するとかを考えております。  以上です。 ○(立住委員)  しっかりと実績をつくっていただきたいなというふうに思います。それによってから、やっぱり空き家対策と、そこしか広がらんと思うんで。  別件なんですけど、きょういただきました参考資料の中の18ページ、住宅市街地総合整備事業ということなんですが、これは円の中に3カ所塗られてまして、交差点等、その他、住宅だと思うんですけど、これの内容についてちょっと説明いただきたいんですが。 ○(下道都市計画課主幹)  住宅市街地整備事業、いわゆる密集事業なんですけれども、ここの位置図の「庭窪公民館」と表示がありますけども、そこの交差点につきましては、今年度市道大庭29号線の交差点周辺整備基本検討業務委託ということで委託発注をさせていただきます。  その下に当たります32号線沿いになるんですけども、小さい丸が主要生活道路  の拡幅ということで、用地買収で、それに見合う測量とか不動産鑑定で整備をさせていただきます。  一番北側の四角が2つあるんですけども、これが密集住宅地区、老朽木造賃貸住宅の除却助成金の分でございまして、この2カ所がですね。右のほうが1棟、左のほうが7棟で、計8棟を今回計上させていただいております。  以上です。 ○(立住委員)  先ほど、木密の具体的なことで、これは関係すべきことやなと思うんですけど、庭窪小学校のというか、交差点なんですけど、これは調査ということなんですけど、何をしようとしてはるんですか。これは、歩道を設置しようということですか。 ○(下道都市計画課主幹)  市道大庭29号線の交差点周辺整備基本検討業務委託のことなんですけれども、密集事業の主要生活道路整備路線に当たりまして、これは大庭29号線と32号線と、府道北大日竜田線との交差点付近の順に、JAの北河内庭窪支店の建てかえ計画がございまして、今回、その当該店舗が主要生活道路の用地買収区域であることや、それに合わせて交差点のコンパクト化などの安全対策を検討したいこと。また、消防跡地を利用しました建てかえ及び用地取得の検討、事業所などの検討や課題を整理したいということで計上させていただきました。  以上です。 ○(立住委員)  わかりました。消防の跡地、JAの建てかえ等々ということで、ちょうどこれは庭窪小学校の府道のほうからちょっと歩道が切れているところですので、恐らく調査ということで盛り込まれると思うんですけれども、子どもたちの安全確保のために歩道の設置というのも加味していただけたらなと思います。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。              (「なし」の声あり)  暫時休憩します。             (午前11時59分休憩)             (午前11時59分再開) ○(和仁委員長)  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  午前中の質疑は終了いたしまして、午後1時から再開いたしたいと思います。  暫時休憩いたします。             (午前11時59分休憩)             (午後 0時59分再開) ○(和仁委員長)  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  第2目街路事業費について、質疑をお受けいたします。 ○(真崎委員)  ここは、守口市駅周辺のまちづくり基本調査ということで、守口市駅北側、南側、全体を含めて調査をし、まちづくりの再開、どういうふうに都計道路をつくっていくか、どういうふうに進めていくかということが考えられているんだろうと思いますが、一体何を中心に調査をするんですか。 ○(河村都市計画課長代理兼都市計画係長)  こちらにつきましては、駅を中心におよそ500メートル範囲、約30ヘクタールを調査地域と考えておりまして、市街化の状況、あと土地利用の状況、都市拠点としての環境、あと道路交通環境、防災環境、緑景観環境など、都市の持っているそういうポテンシャルなんかを調査いたしまして、課題抽出をして、今後総合基本計画における大日都市核の活性化に向けた実現化方策を検討していこうというものでございます。(「守口市駅やろう」の声あり)訂正いたします。守口都市核として、活性化に向けた実現化方策を検討しようというものでございます。 ○(真崎委員)  これで、総計でいろいろと議論をして、まちづくりの中心に守口都市核、大日都市核、そしてそれをどうつないでいくのか、どう連携するのかということがいろいろ議論されて、今のこの都市計画も早期にでき上がっておるんですけども、これに対して、いわゆる土地のマスタープランをつくって、そしてどないかする中の中心地である守口都市核を発展させると、にぎわいをつくっていくというふうなところに主眼が置かれるんだろうというふうに思いますが、そうしますと、このまちづくりを再整備をするというふうに大体方向を決めた上で行われるわけですか。それとも、調査をした上で再整備を行うかどうかということについて検討されるのか、このどっちですか。 ○(河村都市計画課長代理兼都市計画係長)  委員のおっしゃられますように、今回、まちについての課題抽出が中心になっております。その課題解決のための実現化方策の手法の検討を含めてしようとしておりますので、今回はあくまでも課題抽出を重きに置いております。 ○(真崎委員)  そうすると、建設文教委員会が出された参考資料の21ページ、20ページですか、今回この中、こういうところで、20ページ、21ページですね、都計道路を、松月線のこの分についても、これはもう都計道路として確定をしておるわけですね。ということは、これを通すということは、この全体計画の中の守口都市核を構成する大事な部分ですから、それに対する進入の通過路としてもこの松月線を確定しようということですから、当然再整備というのが前提に立っておるんやないですか。  あなた、今、課題を抽出するだけとおっしゃるけども、再整備を行うために課題を抽出するというのが本来の姿じゃないんですか。 ○(河村都市計画課長代理兼都市計画係長)  説明がちょっと不足しておりまして申しわけございません。再整備を含めた範囲を想定しております。 ○(真崎委員)  そうすると、このとりわけ都市計画道路については、一定の期限を決めて進めていかなければ、また同じように都計道路を決めたけれども、なかなか前に進まないということになろうかと思うんですが、それを避けるためには、この豊秀松月線というのは大体何年度をめどにあなた方は考えておられるのか、ちょっと教えてください。 ○(河村都市計画課長代理兼都市計画係長)  年数につきましては、これからの調査で明るみにしていきたいと思っておりますが、まず事業認可取得に向けて、測量関係、その他調査をしていくという形で、豊秀松月線の調査料も上げさせていただいております。 ○(真崎委員)  ちょっと質問が悪かったんですが、じゃあ事業認可を何年度をめどに認可を取ろうとしておられるのかを聞いております。 ○(河村都市計画課長代理兼都市計画係長)  具体的な年数までは、まだ調査業務をして、早期に事業認可取得に向けて調査をしていきたいということで考えております。 ○(真崎委員)  どうも、30ヘクタールのまちづくりの基本調査をやって、再整備を行っていきたいけれども、しかし、その主要な部分である都計道路そのものが、なかなかまだ暗礁に乗り上げて進まないということになれば、10年間の総合基本計画の目標にどうもついていけないような気がするんですがね。 ○(河村都市計画課長代理兼都市計画係長)  ちょっと話はずれるかと思いますが、先般、都市計画道路の見直しをいたしました。その中でも、実現性という観点で見直して、ここの路線についてはその中でも残っている。今後30年について、残った都計道路については着手をしていくという方向でまず明記を、見直しを行いました。その上で、大日都市核、守口都市核の中で、大日都市核については土地利用転換で大分にぎわいも創出されているというところで、守口市駅前についてもまだ老朽化が激しいところもあります。また活性化を実現していかないといけないというところで、都市計画道路についての整備につなげていくと考えております。 ○(真崎委員)  私何も、早くやれと、乱暴に早くやれというつもりは全くないんですが、この都計道路が廃止されずに残っているわけですね、この計画についてだけ残っている。あと問題は、事業認可をどうやって受けていくか、そのために課題が何があるのかということをまずここで基本調査されるんですけども、しかし、これはいつまでたっても基本調査のまま、調査をせないかん、調査をせないかん、課題が出てきた、課題が出てきただけでは、これは現実には進まない。そうすると、いつの間にかまたこれはもとのもくあみになって、どんどんまちの形状が変わっていく、土地利用が変わっていくという、この繰り返しがこの間ずっと行われてきたわけですよ。  だから、それを食いとめるためにどうするのか。今度、改めてこのまちづくり協議をやるわけですから、その辺についての決意なり、一定のめどなり、あるいは目標年次なりがはっきりしておかんと、また同じことにならへんかと、こういう心配があるんです。 ○(河村都市計画課長代理兼都市計画係長)  守口市駅前周辺地区まちづくり基本調査業務委託及び都市計画道路豊秀松月線調査等業務委託によりまして、より具体的に実現化に向けて予算を上げさせていただいておりますので、その延長上には、事業認可の取得、事業化というところを見据えながら予算を上げさせていただいておりますので、事業認可取得に向けて予算計上という形でお考えいただきたいと思います。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。              (「なし」の声あり)  次に移ります。3目下水道費。              (「なし」の声あり)  次に、4目都市下排水路費              (「なし」の声あり)  第5目公園管理費。 ○(福西委員)  委託料の中で、公園施設点検業務委託と公園遊具定期点検業務委託と2つ出ているんですけれども、これは一体どう違うものなのか教えてください。 ○(奥野公園課長代理兼維持係長)  公園施設点検業務委託につきましては、通常、日常点検と言われているものでして、1年間の間において、遊具とかの公園施設を3カ月に1回、年4回ですけれども、安全点検をしておりまして、目視、触診等の確認をしておりまして、危険と判断されたものについては、発見された際に公園課のほうにまで来ていただくなり、あと不法投棄とか放置自転車などを発見した場合につきましても、連絡してもらうようにしておる業務でございます。  公園遊具定期点検業務委託につきましては、遊具のみの点検としておりまして、国土交通省で策定されています都市公園における遊具の安全確保に関する指針の中で、1年に1回、専門技術者による定期点検を行うようにしていただいておりますので、専門技術者により詳細な点検を実施しております。  以上でございます。 ○(福西委員)  これは、ほんなら、それぞれ報告が上がってくるわけなんですよね、ここがこうやないかということで。それに対しては、どういうような対応をとって事に当たっておられるんですか。 ○(奥野公園課長代理兼維持係長)  先ほど申し上げましたが、日常点検上において、シルバーさん、(「ゆっくりしゃべってくれ」の声あり)、点検した際に、それを発見した場合につきましては、公園課職員が現場に参りまして、事前にシルバーさんに委託しておる際にも、危険と判断した場合については使用禁止のテープを張るとかいうお願いをしてありまして、それを受けて、市の職員が現地に行きまして、その判断のもとに、直接職員で補修できるものは職員が補修しますし、業者に出さないとできないというものであれば、業者に補修等をしていただいております。  定期点検においても同様に、危険というものがあれば、早急に使用禁止等、措置をしていただいて、職員の方でまた確認に行くというふうにしております。  以上です。 ○(福西委員)  不備な点があれば、職員さんで対応していただける部分については迅速に対応していただいているという認識でいいかなと思うんですけども、そうじゃなくて、業者に補修をお願いしなければならないという場合、これはどれぐらいのスピードで対応していただけるんですか。 ○(奥野公園課長代理兼維持係長)  当然の話ですね、利用していただく方に御迷惑をおかけするわけでございますので、早急に業者の、消耗品等発注をかけまして、その期間はちょっと御辛抱いただくことになりますけども、入り次第直していただくというふうにしております。 ○(福西委員)  この問題については、うちの会派の三浦議員の方からも、この間、議会で質問があったかと思うんですけれども、こういう安全に関することですので、迅速にぜひとも対応していただくように再度お願いを申し上げたいと思います。  以上です。 ○(真崎委員)  公園長寿命化計画のときに点検したのと違うの、一回全部。 ○(奥野公園課長代理兼維持係長)  長寿命化計画策定の際に、委員のおっしゃるとおりに健全度調査は行っております。行っておりますが、当然利用頻度等ですね、あるいは定期検査等によりまして、やはりその時間的にこの中で異常等も発見しておりますので、そのときに即座に対応させていただいているという状況でございます。 ○(真崎委員)  長寿命化計画をつくるのに点検をした、また日常的に使うから定期点検をするということですが、じゃあ長寿命化のときに点検した不備な部分は、もう全部終わったんですね。
    ○(奥野公園課長代理兼維持係長)  その健全度判定を行いまして、それで25年度に計画策定をしたということでして、これから国庫補助金を利用しながら、ふぐあいがあると、まあ言うたら更新しなければならないところ等につきましては、今後更新等を図っていきたいというふうに思っております。 ○(真崎委員)  ここでは遊具だけということになっていますが、遊具も含めて健全度調査をやったわけですよね、そして今度定期点検をやりますよと。何か点検ばっかりやっているように思うんですよ。それで、長寿命化計画で健全度を点検して、これはオーケーが出ました、これはふぐあいが出ました、ふぐあいが出た部分は、これから計画をつくって改善していきますというんであれば、改善するのはどういうふうにして改善するのか、これもやっぱりあわせてこの中に出とかなあかんのじゃないですか。健全度調査の中では全てオーケーですから、この予算の中には入れていませんということなんですか。 ○(奥野公園課長代理兼維持係長)  今回、工事請負費の中で、改良工事請負費に公園施設更新工事という工事を入れておりますけども、こちらが長寿命化計画に基づく更新工事に当たるものでございます。 ○(真崎委員)  そうすると、4,000万かけて健全度調査をやった結果、改良工事をしやなあかんということになったわけですね。この4,000万の使い道は、じゃあどうですか。何にどれだけ使うのかというのは、全守口市内の公園の中で、特にどういうところが悪かったんですか。 ○(奥野公園課長代理兼維持係長)  今回の4,000万につきまして、まずちょっと初年度といいますか、継続的に工事に当たる工事費につきましては、継続的に予算要望はしてまいりたいというふうに思っておりますが、今回の4,000万の内訳につきまして、一応約40公園の約50カ所の滑り台やブランコなどを更新する予定としております。あとLEDですね、ほか10公園、約10公園につきましては、約30基をLED化のほうに更新工事をしていきたいと思っております。 ○(真崎委員)  そうすると、健全度調査の結果、初年度は4,000万だけども、この全体計画で、いつまでに、総額の費用はどれぐらいかかるかというのは、当然見積もりを出していますよね。 ○(奥野公園課長代理兼維持係長)  この長寿命化計画、10年間の中で更新及び更新した後の消耗品とか、塗装費とか、そういうものが含まれておりまして、10年間において一応約9億円の試算となっております。 ○(真崎委員)  じゃあ9億円、これから10年間かけて使いますよと、それでその初年度が4,000万と、こういう理解でよろしいですか。 ○(奥野公園課長代理兼維持係長)  おっしゃるとおりでございます。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(竹内委員)  ちょっと公園について何点か質問させていただきたいんですけれども、まず備品購入費の遊具でありますけども、何を購入される予定でしょうか。 ○(家村公園課主幹)  主にベンチでございます。 ○(竹内委員)  ありがとうございます。ベンチなんですね。  例えば、意見になるんですけれども、意見で、先質問させていただいてごめんなさい。公園の利用率というか、僕の地元の話で申しわけないですけれど、なかなか子どもが遊んでいる風景を見ないんですね。その中で、子どもたちというのは、公園というのは結構守口市で利用されているんですか。 ○(土橋公園課主幹)  市内各公園について、ばらつきはあると思いますけども、学校の時間帯が終了するあたりからは、かなり利用率は上がっているとは思います。午前中に関しましては、別のまた利用の仕方でにぎわっておるとは思います。 ○(竹内委員)  この質問をさせていただいた理由は、今の子どもたちと本当に今の遊具が合っているのかどうかというのがちょっと不思議になりまして、不思議というか疑問に持ちまして、滑り台が今のはやりかどうかわからないですけども、そういうニーズ調査みたいなのはしているんでしょうか。 ○(奥野公園課長代理兼維持係長)  一応、委員のおっしゃるとおり、ずっと昔の三種の神器といいますか、滑り台やブランコ、ジャングルジムですかね、というものが主流で設置しておったわけですけれども、この長寿命化計画後の更新工事の際に、地元、地域自治体のほうにも、遊具の設置を新しくする際に、一応提案させていただく中で、どういうもの、ニーズですね、というものも、地域の意見をちょっと取り入れながら設置したいというふうにも考えておりますので、その際に、実質子どもさんの利用者がアップすればいいかなというふうに思っております。 ○(竹内委員)  しっかりとしたニーズ調査を行って、今の時代といいますか、これからの時代を見越して、どんな遊具が子どもたちが喜ぶのかとか、あとは親御さんが、親も集まれるような雰囲気ができるのかというようなことを考えていただきたいと思いますし、あと1点なんですけども、砂場がありますよね、これが公園によっては固められている状況なんですけども、これは撤去する予定はあるんですか。それとも、もしくは、ずっとほったらかしでいくのかという計画などがあれば、教えていただきたいと思います。 ○(奥野公園課長代理兼維持係長)  砂場も一応遊戯施設に含まれておりまして、こちらにつきましても、今後その計画に基づいて、実質利用頻度があるところにつきましてはきちっとした再整備を行いまして、今現在埋まっているとこですけども、そこについても、そのままでいいんであれば、はっきりとした、土を撤去するとか、そのような形ではちょっとしなくてはいけないというふうには思っています。 ○(和仁委員長)  それは、何でそうするのか言わなあかん。 ○(奥野公園課長代理兼維持係長)  砂場の利用につきましては、実質、ふんとか、その管理等がなかなか難しい中で、地域自治会のほうへも、意見等もちょっとお聞きした中で、もう埋めてほしいというようなことを要望いただいておるところにつきましては、今の現状、埋めた形になっております。 ○(竹内委員)  利用頻度と言いましたけども、固まっているところは利用頻度はゼロなんで、しっかりと早目の対応をこれから考えていただきたいなと。そのかわりに、もう新しい遊具がそこに入る可能性もありますから、そういった計画をしっかりと持ってやっていただきたいと思います。意見にしておきます。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(木村委員)  少し質問で教えていただきたいんですけど、青少年センターの解体工事というところ、工事請負費で上がっているんですけれども、こちらのほうは青少年センターだけの工事解体でしょうか。 ○(土橋公園課主幹兼緑・花係長)  青少年センターの隣にございます大枝プール、市民プールにつきましても、あわせて解体いたします。 ○(木村委員)  ありがとうございます。青少年センターとプールと一体になって、更地になるということで認識をさせていただきました。  あと、青少年センターを取り壊すときに、青少年センターにある備品等ですね、あれはどこかに保管しないといけないと思いますけれども、その保管については別に費用はかからないところに保管されるんでしょうか。 ○(和仁委員長)  暫時休憩します。              (午後1時24分休憩)              (午後1時24分再開) ○(和仁委員長)  休憩を閉じ、委員会を再開します。 ○(木村委員)  今の質問は、また後ほど質問させていただきます。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(福西委員)  公園のところでちょっと気になるのは、砂場の利用頻度がなくなるからやめてしまえという発想にするのか、これはふんが多いから利用できないという実態もあるんですね。それは、各自治体を見ると、犬、猫が入らないようなことをして、子どもたちがそういう触れ合える、砂場で遊べるような公園にしているところもあるんですよね。  この辺、ふんがあるから、じゃあもうつぶしましょうという、そういう短絡的な発想でいいのかなと思うんですけれども、その辺はいかがなんですか。 ○(奥野公園課長代理兼維持係長)  委員のおっしゃられるとおり、実質今現状、ネットを砂場の上に敷きまして、利用者の方々が見ていて、それで閉めてもらうというようなことで対応しておったわけなんですけども、なかなか犬のふん問題というのがうまいこといっていないというところで、今後、長寿命化計画という形の更新工事の際、おっしゃられたように囲うとかというところも検討していかなあかんというふうに思っていますので、実質ふんがあるから、そこを閉鎖するということではなく、囲いもするなどして、衛生管理のほうにはちゃんと進めていきたいなというふうに思っています。 ○(福西委員)  そういうことも考えて、利用しやすい公園にしていただきたいと。もちろん公園ですから、小さいお子さんとか子どもがそこで遊ぶというのは当然なんですけれども、やはり高齢者も公園で憩うというような視点も大事にしていただきたい。  この中には、工事請負費の中でもバリアフリー化工事というのが出ていますけれども、これは公園イコール子どもじゃないと。やっぱり市民の一つの憩いの場となるような形で公園整備を進めていっていただきたいと。  もう一つ、私、やっぱり気になるのが、さっきも子どもの利用が少ないと。それは、公園で遊ぶよりも、ほかにすることが今たくさんありますから、という理由もあろうとは思うんですけど、例えばボール遊び一つしようと思っても、公園へ行ってボール遊びができるかというと、ボール遊び禁止ですと書いていますね、大概。じゃあ、子どもは一体どこで体を動かして遊べばいいのかと。この場所の保証が、今ほとんどの公園でできていないんですよね。  そういうことまで考えて公園整備していただかないと、「子どもは外で遊びなさい」、「ゲームばっかりしていたらあかんよ」って言われても、子どもは外で遊べないんですよね、現実に。その辺はどう考えてはりますか。 ○(土橋公園課主幹)  委員御指摘の内容につきましては、これまで整備してまいりました公園につきましても、課題ということで向きあってまいっておる次第なんですけども、ボール遊びにつきましては、やっぱり限られたスペースの中ではなかなか危険という要因もありますので、一定の広さを確保できるような公園につきましては、そういったボール遊びもできるような方向を検討しながら、整備というのも考えていきたいなというふうには考えております。 ○(福西委員)  あらゆる年代の市民の方が有意義に利用できるような公園であるように取り組んでいただきたいというふうに思います。  以上です。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、第6目公園築造費。 ○(立住委員)  ここで、大枝公園の再整備事業基本設計が入っておるんですけど、この公園の整備に係るというような、直接のきっかけになった動機というのは何なんでしょうか。この事業に着手しようという事の起こり。 ○(田中公園課長)  大枝公園の再整備につきましては、そのきっかけといたしまして、「もりぐち改革ビジョン」の中で施設の見直しという項目がございます。その中で、そういう見直し等の中で、大枝公園もその中に該当するものということで、大枝公園の再整備ということで検討している次第でございます。 ○(立住委員)  ビジョンの中にあるということで、ちょっと大枝公園について少し基礎的なことをお伺いしたいんですが、これは、守口、たくさんの公園がありますけれども、全部で幾つありますか。 ○(奥野公園課長代理兼維持係長)  都市公園につきましては60カ所ございます。  以上でございます。 ○(立住委員)  都市公園というので60カ所ということなんですけれども、都市公園の中で特に大枝公園はどういう位置づけをされているんですか。 ○(奥野公園課長代理兼維持係長)  地区公園という位置づけにしております。 ○(立住委員)  地区公園の意味合いは、どういう意味合いですか。 ○(奥野公園課長代理兼維持係長)  一応都市公園法の定義でございますが、「主として徒歩圏内に居住する者の利用に供することを目的とする公園で、1カ所当たり、面積4ヘクタールを標準として配する」という定義でございます。 ○(立住委員)  4ヘクタールを超える大枝公園よりも大きい公園は、守口にあるんですか。
    ○(奥野公園課長代理兼維持係長)  大枝公園が一番大きい公園でございます。 ○(立住委員)  河川敷とか、そういう緑地公園は別としまして、やはり大枝公園というのは守口の公園の最大規模である。これはもう皆が認識しているということではないかなと、こういうふうに思います。  地域にあります公園を児童公園というふうに言うようですけれども、今回の整備計画の中で、いきなり基本計画に入っていっているんですけど、公園整備のいわゆる構想、コンセプトに関してはどういうふうに、これは施政方針でも述べられていますけど、今のところどのように考えているんですか。 ○(土橋公園課主幹)  大枝公園でございますけれども、既存の施設等も勘案しまして、基本的にはスポーツと防災という位置づけの公園再整備を考えております。 ○(立住委員)  スポーツを中心とした公園ということですが、大枝公園の面積の中で占めて、どれぐらいまでいけるんですか。 ○(奥野公園課長代理兼維持係長)  運動設備につきましては、一応施設の中、建築物によるんですけれども、一応12から22%の間で設置できると、敷地面積に対してですね。というふうに決められております。 ○(立住委員)  総面積の1割から2割、スポーツ施設をつくれるというふうなことですね。  今度防災公園ということなんですけれども、大枝公園に対して防災公園の機能を持たるというのは、どういう意味合いなんですか。避難所とするということですか。 ○(土橋公園課主幹)  大枝公園につきましては、現在におきましても一時避難地ということで指定されておりまして、防災といいましても結構いろいろ機能としましてもありますけれども、基本的には避難地として一定の広さを有する公園ということで、広場としては確保していきたいなというふうには考えております。 ○(立住委員)  一時避難所としての、近隣の方々が災害を避ける場所というふうなことかなと思うんですけど、これは今新しい想定がまだ出ていない時点で、そういう計画を立てることは可能ですか。 ○(田中公園課長)  今、委員のおっしゃっておるのは、いわゆる地域防災計画ということでよろしゅうございますか。その中での検討ということで、よろしいでしょうか。 ○(立住委員)  南海トラフ被害想定に基づくのが、これから近々出されようと。それに基づいて、守口市の地域防災計画を立てようと。それに基づいて、避難所の箇所づけ、並びに備蓄、また誘導路の想定をしようと、こういうふうな流れにあるように聞いておるんですね。  そんな、まだ、守口市の防災の根本たる計画が未整備の段階において、そういうふうなことが可能かという、こういう意味です。 ○(田中公園課長)  今、大枝公園につきましては、ただいま土橋主幹から話もありましたけれども、市内の公園13カ所が一時避難地として位置づけられております。当然、大枝公園におきましても、今現在においても一時避難地として位置づけられておりますので、今後、次年度に地域防災計画が改定されるということは聞いておりますけれども、今現在でも危機管理課と防災計画については協議しておりますので、新たにそういう方針が決まり次第、次年度の基本計画、基本設計の中で取り入れて検討をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○(立住委員)  今回、解体しながら、防災の計画をにらみながら、そしてスポーツの施設をにらみながら、非常にタイトなスケジュールっていう感じがしてならないんですね。  その中で、防災の場合、この大枝公園の場合は、守口で一番大きな公園なので、地域の方々の公園という意味だけではなく、防災の点においても地域の近隣の方々の一時避難所というだけではなく、震災が起こったところを見てみればわかるように、物資の中継基地としての機能も果たすような流れがあるというふうなこと。要は、全市的な視点で見なきゃいけないということ。同時に、公園機能においても、スポーツで単なる児童公園とか近隣の公園と違って、守口市のスポーツ、全市的なスポーツ大会をやる。かつてもそうだったし、これからもそうなるだろうと思うんですけれども、大きなスポーツ大会をやる拠点でなければならない。近隣のスポーツの愛好者だけのためのものではないと。  こういうふうな観点から、大枝公園というのは、その規模もさることながら、希望も大きいというふうに考えるんですけど、それに対してはいかがでしょうか。 ○(土橋公園課主幹)  御指摘のとおり、私どものほうもそういった認識で検討してまいりたいというふうには考えております。 ○(立住委員)  そうしますと、もう一度ビジョンの中に位置づけられて、一定見直すということに関しては一理あると思います。  しかしながら、構想を飛び越えて、さまざまな計画の中でもみながらやるんではなく、いきなり基本計画及び設計業務までやるということに関しては、いささか性急過ぎないかなという感がしてなりません。  今後、これにつきまして、業務委託ということですので、どのような日程で進められようとしているのかだけ、再度お聞かせ願えますか。 ○(土橋公園課主幹)  大枝公園の再整備につきましては、25年度今現在では各関係課との調整を今行っております。基本構想といたしましては、26年度当初にパブリックコメントを経て基本構想を策定してまいりたいというふうに考えております。それを踏まえまして、基本計画、基本設計へ移ってまいりたいというふうに考えております。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(真崎委員)  ちょっと順番に聞きますね。まず改革ビジョンの中にあると、こうおっしゃったわけですね。どういうふうに載っていますか。  改革ビジョンの裏打ちをしている財政計画には、この大枝公園の施設の見直しについては幾ら予定になっていますか。 ○(和仁委員長)  暫時休憩します。              (午後1時40分休憩)              (午後1時47分再開) ○(和仁委員長)  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  田中課長、答弁。 ○(田中公園課長)  ただいまの真崎委員の質問でございますけども、大枝公園に関しましては一体的に期間等の記載はございません。ただ、具体的な方向性としまして、市民の有益性の向上という形で、大枝公園の再整備などとなっておるものでございます。  以上でございます。 ○(真崎委員)  ですから、大枝公園の再整備という方向性があって、当然それに対する裏打ちの財政計画があるわけですね。その中で、総事業費は幾らになっていましたかと、こう聞いておる。 ○(工藤財政課長)  当時策定いたしました32年までの収支見通しにおきましては、具体的な方向性といたしまして、市民球場、テニスコートを含めました大枝公園の再整備につきましては検討するということでございましたので、収支見通しの中では、箇所づけ、あるいは事業費、そして財源内訳等盛り込んではございません。 ○(真崎委員)  今聞いたように、ビジョンは具体的じゃないんです。方向性だけ示して、それに対する財政の収支計画の中には入ってないの。つまり事業費は入ってないんです。それで、あなた方はここでやるわけですね。ビジョンに書いてあるからやりますと言わはるこの分については、全部増額になる。ビジョンの収支の中では支出の増になるんです。  先ほど来、長寿命化計画だ何だと言って、9億や10億やと、そして今度は、これは企画の掲示板に出た内容を見ると、3年間で15億と書いてある。財政が大変だ、財政が大変だとずっと言っていたけども、先ほど立住委員がおっしゃったように、ここで一つターニングポイントが出てきた。いわゆる都市整備のこの部分、こういった工事にどんどんお金がつぎ込まれていくということになるわけです。財政計画の中では一円もなかったやつが、15億円、3年間で使おうと。公園では10年間で9億円。道路のほうは幾らになるかわかりませんが、橋のほうはね。後ほどこれは住宅の長寿命化も出るでしょう。新しい長寿命化計画にだんだんなったんだと言いながら、どんどんこの公共事業にお金が回っていこうとする。こういうことになるんですが、そうするとこの大枝公園が一つのターニングポイントになると、私はそう思うんです。  それで、先ほど来議論になっている一時避難所、一つだと言うてはるけども、今の防災計画の中では、一時避難所の一時というのはいっときです。いっとき避難所なんです。第1次、第2次の一次避難所じゃないんですよね。そうすると、一次避難所に指定していかないかん。そうしなけりゃ補助金がおりない。そうすると、一般財源の持ち出しが多くなるし、起債が多くなる。どうしても一次避難所としての位置づけをする。そのためには、一定の希望はもちろん、これは大枝公園ですから規模はあります。しかし、それに対する設備が、一定メニューがありますけども、それをクリアしないかん。こういうことになるかと思うんですね。  そうすると、地域防災計画の中での位置づけというのは非常に重要になる。ところが、あなたは、パブリックコメントを先にとって、それから基本構想、基本設計に進んでいきたい、こうおっしゃった。じゃあ地域防災計画との整合性はどこで生まれるのか。パブリックコメントの中には、地域防災計画との整合性がないままやるということになってしまう。そうなってしまいませんか。 ○(高島都市整備部長)  委員御指摘のとおり、地域防災計画と、それに基づきます市の施策、各種の施策が十分な整合を持っているということは極めて大事なことだと思っています。  都市防災、都市災害の原因としましては、地震などの地殻変動によるもの、あるいは豪雨などの気象災害、あるいはそれに伴って二次的に津波、液状化、火災、いろいろなものが起きてきますけれど、それらのものに対処するためには、やはりハードな対策とソフトな対策、これが必要になってくると思います。  御指摘のとおり、非常に大枝公園の再整備を含めたハード面というのは、時間がかかりますし、お金もかかります。あした来るかもわからないというような今状況で、東南海、南海地震等予測されております。時間も待ったなしだと考えております。そうなりますと、時間のかかるものにつきましては早目に手を打つ。先手必勝で手を打つということが大事かと思います。それと、都市計画による誘導、あるいは建築基準法による誘導なんかによります建物の保全化とか、そういったものを、ソフトの部分をあわせてやる。両方の車輪を回していく必要があるというふうに考えておりますので、決して今早いというような状況にはないと思います。 ○(真崎委員)  いやいや、順番、手順をしていかなければならないときはあるんですよ。あなたは、今ね、いつ来るかわからない、いつ来るかわからなかったら、これもいつ来るかわからない。私、そのとき会議している暇はないでしょう。そういうおどしみたいなことはやめたほうがいいと思う。そんな議論するんだったら、議論にならないですよ。いつ地震が来るかわからない。会議をやっている最中に地震が来るかもわからない。待ったなしだったら、待ったなしなんです。  しかし、我々は、行政というのは、一つ一つ手順を踏まないかんもんは手順を踏まないかん。そうしなければ、市民の安全・安心を守られないときもあるんです、逆に。何でもかんでも急いでいって、どんどんお金を使うばっかり使ってしまって、あとは野となれ山となれじゃだめだと言うておるんですよ。  そのためには、一定立ちどまって、地域防災計画との整合性をきちっととる。そして財源も確保をする。そして大枝公園の整備に入っていく。大枝公園がなかったら、守口のまちは全滅するんですか。大枝公園の地域防災計画がなかったら、あした地震が起こったら、守口はだめになるんですか。あなたの言っていることはそういうことですよ。待ったなしだ、待ったなしだと言うんだったら、この大枝公園が地域防災公園として機能しなければ、守口のまちはだめになるというのと一緒でしょう。違うんですか。 ○(和仁委員長)  暫時休憩します。              (午後1時55分休憩)              (午後2時10分再開) ○(和仁委員長)  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  休憩前に続き、質疑を行います。  高島部長から答弁いたします。 ○(高島都市整備部長)  委員会の貴重な時間をお借りしました。まことに申しわけありませんでした。  さらに、先ほどの答弁につきましては、私が非常に感情的な表現を繰り返し使いまして、この点につきましてもおわび申し上げます。申しわけありませんでした。  先ほどの答弁をまとめますと、防災計画につきましては、上位計画である大阪府地域防災計画が想定の見直しなど、その策定がおくれており、このため、本市の地域防災計画につきましても策定がおくれているところでございます。  大枝公園の再整備に当たりましては、新しい地域防災計画の改定内容を、基本構想あるいは基本計画に十分反映させていきたいと考えております。  よろしくお願いします。 ○(真崎委員)  あと要望にしておきますが、一つ一つの施策が、これはばらばらにやるんじゃなくて、きちっとコーディネートされる、そういった役所の機能というのはやっぱり十分発揮をしていかないかんと思うんです。その点だけ、よくお願いしておきたいと思います。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(竹内委員)  大枝公園に関しまして、防災についてはほかの委員からも質問があったので理解しましたけど、スポーツ面でちょっと聞いていきたいんですけども、なかなかイメージがわかなくて、例えばサッカーができるぐらいの大きさなのか、極端な話ですけど、ラグビーができるぐらいの大きさなのか、もしくはテニスコートぐらいのポンポンポンというようなイメージなのかというのは、何かわかりやすいイメージとかありますか。 ○(土橋公園課主幹)  御指摘の内容でございますけども、なかなかイメージは難しいところがございます。ただ、昨今求められておりますやっぱり多目的というところの観点からも申しますと、今の球場の広さだけでは、なかなか多目的というところは難しいところというふうに考えております。  そのあたりにつきましては、教育機関等も調整した上で今後続けてまいりたいというふうに考えております。 ○(竹内委員)  これは一つの意見といいますか、提案なんですけども、例えば吹田のガンバスタジアムとかありますよね。もちろんいいものをつくればつくるほど、お金はたくさんかかると思うんですね。ガンバスタジアムの場合は、寄附金を集めてスタジアムの建設をするという計画なんですけども、その逆に、大枝公園はお金がかかるとは思うんですけども、そういったことが可能なんですか。一応寄附金を集めて、さらによくするとか、それとも予算内でやるのが一般的なやり方なのかというのをちょっと教えていただきたいと思います。 ○(土橋公園課主幹)  確実なお答えはちょっと難しいところはあるんですけども、現在事業といたしましては、国の補助金をあてがって進めてまいりたいというふうに考えております。  そういった寄附金等を要して進めるに当たりましては、そのあたり、また府等と調整をしていかなくてはならないというふうに考えております。 ○(竹内委員)  最後に1点だけなんですが、僕は大枝公園を、スポーツ面の話としてですね、やっぱりすごくよいものにしていただきたいという思いがありまして、例えば、また吹田の話になりますけども、次の東京五輪でサッカーのスタジアムをガンバスタジアムでやりたいというふうに手を挙げているんです、もう既に。守口から吹田まで、車、電車はちょっと面倒くさいんですけども、車で行くとすぐなんですよ。2020年なんで、恐らく大枝公園も整備されていることですから、せめて練習ができるとか、サッカーでガンバスタジアムでやるオリンピック選手の練習場になれるぐらいの、もしくはほかの競技も含めて、そのぐらいの夢といいますか、構想も含んでいただきたいなというふうに要望しておきます。
     以上です。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、第7目緑化事業。ございませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、第4項住宅費、第1目住宅管理費。 ○(立住委員)  今回、大規模な改良工事が入っておるわけですけど、大久保団地では住戸4階、5階部分と、それと集会所が予算書に上がっております。まず集会所のほうですけれども、どういった工事をされようとされているのか、中身を紹介いただけませんか。 ○(西村建築課長代理)  大久保団地の集会所の改良工事ですが、老朽化しております外壁の改修工事。それに合わせまして、屋根周り等の防水工事を行う予定にしております。 ○(立住委員)  集会所の外壁と屋根という、こういう意味ですか。 ○(西村建築課長代理)  そのとおりでございます。 ○(立住委員)  内部の老朽化の対策はしないんですか。 ○(西村建築課長代理)  集会所内部の老朽化工事につきましては行いません。 ○(立住委員)  きれいさっぱり答えられて感動しているんですけど、後でも触れますが、かなり高齢化が進んでおる団地でして、防犯のときとかで回っていったりしますと、バリアフリー、また車いす対応、そして日中の夏場であれば涼むところ、冬場であればというふうな、非常に集会機能ではなく、皆の集まりの場という機能も、今後孤独な単身の方は多いですから、大事になってくると思うんですね。  それに伴いまして、外的な、建築物的な補修もさることながら、これはふれあい喫茶等のことも、サロン等も視野に入れました厨房機能、そしてより車いす利用者が多くなるだろうということで、バリアフリー機能等々、よく地域の方々、自治会長がいらっしゃいますから、御意見を交換しながら、できる範囲で老朽化なんかも考えてほしいなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○(西村建築課長代理)  委員がおっしゃっておられますように、大久保団地の集会所につきましては、利用者の方の数は結構多いところでございます。そのため、建物内に入れる前のスロープ等の設置については、今後も検討していって実現したいと思っております。  ただ、内装改修につきましては、比較的きれいな状態で、天井等も以前に補修等を入れていまして、割かしきれいな状態ではなっておりますので、今後、その傷み方も含めまして行っていきたいなと思っています。 ○(立住委員)  バリアフリー等の考慮を入れていただいているということで、よかったなと思いますが、もう一つ、建物の、これは4階、5階部分を、住居を改良しようということですが、この中身はどうなっておりますか。 ○(川端建築課長)  従来から、4階、5階がオープンしてもなかなか入居者がいないということで、いろいろ考えてまいりまして、今まで委員会でも、空き家があること自体が防犯上いいことがないということをずっと言われたことを受けまして、いろいろ工夫いたしております。  今回、ちょっと話がずれるんですけれども、公募、大久保団地の4階、5階のみ、実は秋に募集した分で、定員割れで応募がなかった部分ですけれども、今回募集いたしまして、それで今回は3室ですけれど、3室とも一応応募があったということがありますので、そういうことを含んで、いろいろ試行錯誤の一貫といたしまして、また若い人にも入っていただきたいとかいうことで、浴室等をちょっと4階、5階で試行的にやってみようかなというのが今回上げさせてもらったものでございます。 ○(立住委員)  ねらいはよくわかりました。それで、具体的に何をされようとしているわけですか。 ○(西村建築課長代理)  具体的な整備の内容ですが、この団地につきましては、現在、2DKタイプの間取りになっております。そのうちの一つの部屋を浴室化することによって、1LDKのような形に住宅全体の中を改造します。そのことにより、おふろ、浴室を設置されたのが、住宅の間取りの改造が実現することでございます。 ○(立住委員)  従前より、近隣のおふろ屋さんが廃業してしまって行くところがないというのをよく相談を受けていました。今回は、部屋数を少なくしもって、入浴設備を整えようというふうなことなので、一定理解できるかなと思います。  ただ、ほかの団地等の入居率を見ますと、やはり階層は上でも、エレベーターがあるところは入っているんですよね。大久保団地だけ際立って入らないというふうなとこなんですが、これについて、入浴施設以外に理由というのは考えられますか。今はやっぱり入浴施設が一番と考えられているんですか。 ○(川端建築課長)  やはり交通の利便性といいますか、それがやはり大きかったみたいです。ただ、最近近くにスーパー等ができましたので、その辺でちょっと環境が変わってきているので、そういうことでまた入居率が上がるんじゃないかなという、ちょっとそこはしております。 ○(立住委員)  長寿命化の中で、この公営住宅を有効に使おう。また、府におきましては、この公営住宅を地域の福祉の拠点にしようという動きもあるように聞いております。とりあえず一歩一歩、今回のものを見させてもらいたいなというふうに思います。  以上です。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、債務負担行為について質疑を受けます。よろしいですか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、債務負担行為についての質疑を終わらせていただきます。  それでは、職員の入れかえを行いますので、暫時休憩いたします。              (午後2時23分休憩)              (午後2時31分再開) ○(和仁委員長)  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  それでは、第8款教育費のうち、第1項教育総務費から第4項幼稚園費まで、及びこの費目にかかわります債務負担行為について、藤本教育委員会事務局総務課長から説明を受けることといたします。 ○(藤本教育委員会事務局総務課長)  それでは、8款教育費のうち、1項教育総務費から4項幼稚園費まで、及び債務負担行為につきまして御説明申し上げます。  恐れ入りますが、予算に関する説明書154ページをお開き願いたいと存じます。  1項教育総務費、1目教育委員会費でございますが、この費目につきましては、教育委員会に係ります内部経費で、昨年とほぼ同額でございます。1節報酬は、平成27年度に小学校教科用図書の改訂に向けた教科用図書選定委員会委員及び教育委員長、教育委員の報酬でございます。11節需用費の行事費は、教育功労者表彰式の所要の費用でございます。19節負担金補助及び交付金につきましては、全国及び近畿都市教育長協議会などの負担金を初めとする各種団体の出席者負担金でございます。155ページに参ります。  2目事務局費でございますが、この費目につきましては、教育委員会事務局の管理運営に要します費用で、対前年度比12.7%の減となっております。1節報酬は、附属機関の奨学生選考委員会委員及び就学指導委員会委員報酬でございます。2節給料から、156ページ、4節共済費までは、事務局管理部、指導部職員の人件費でございます。7節賃金では、梶小学校にございますふれあいの家の管理に伴う臨時職員給及び学校支援員の嘱託給でございます。8節報償費につきましては、点検評価委員会及び新しい学校づくり検討委員会の講師謝礼でございます。11節需用費は、事務局の消耗品などでございます。12節役務費は、事務局の郵便やファクスなどの通信運搬費、教育施設全般の火災保険料、学校内の事故に対する保険料が主なものでございます。157ページに参ります。13節委託料は、学校・園校務業務委託による学校教育委員会との文書などの連絡業務委託、また学務、学校給食、児童クラブなどの教育業務システムの保守委託が主なものでございます。14節使用料及び賃借料につきましては、教育業務システムの使用料及び事務局の簡易印刷機などの使用料が主なものでございます。19節負担金補助及び交付金は、交付金で学校保健会と学校給食協会に対するものでございます。20節扶助費は、災害により教科用図書などに被害を受けた児童・生徒に対する見舞金でございます。21節貸付金は、高等学校、大学などへ進学する生徒への入学準備金及び高等学校へ在学する修学金の奨学資金の貸付金でございます。25節積立金につきましては、学校教育施設整備基金への積立金でございます。  158ページに参ります。3目教育研究費でございますが、この費目につきましては、教職員の教育研究活動などに要します経費で、対前年度比1.0%の減となっております。1節報酬は、英語指導助手、AET事業に要する非常勤職員報酬でございます。7節賃金には、梶ふれあいの家で行っております適応指導教室の指導員及び専門相談員への嘱託給でございます。8節報償費は、教職員を対象とした食物アレルギー緊急対応講習会の講師謝礼のほか、中学校区に図書館司書を配置する読書活動推進支援事業の報償金、学習支援サポート及び学校における教科並びに部活動などを支援するための社会人等指導者の報償金が主なものでございます。159ページに参ります。11節需用費は、教育センターの事業実施に要する経費でございます。12節役務費の通信運搬費では、教育相談業務を含む教育センターの電話使用料、13節委託料にはICT支援員を学校に派遣する学校教育情報コーディネーター委託のほか、160ページ、教育センターの清掃、警備、各種保守点検委託でございます。14節使用料及び賃借料は、小・中学校のインターネット回線使用料が主なものでございます。18節備品購入費は、小・中連携推進事業に係ります教材教具購入費でございます。19節負担金補助及び交付金の負担金では、語学指導を行う外国人青年招致事業に要する負担金及び府の校長会などの負担金。補助金につきましては、市教育研究会や校長会、教頭会の団体に対する補助金でございます。  161ページ、4目教育文化施設でございますが、11節需用費、12節役務費、13節委託料ですが、教育文化会館に係ります維持管理運営経費でございまして、対前年度比5.5%の増となっております。  同ページ、5目人権教育費でございますが、人権教育活動に要します経費で、対前年度比1.6%の減となっております。8節報償費は、外国籍の児童・生徒の自立援助通訳の派遣に対する報酬や、人権教育に係る各種講座などの講師謝礼が主なものでございます。11節需用費は、人権教育教材用消耗品、啓発冊子の印刷製本費が主なものでございます。19節負担金補助及び交付金の負担金では、大阪府人権教育研究協議会、162ページ、北河内人権教育研究協議会などに対する負担金。補助金では、市人権教育研究協議会などに対する補助金でございます。  163ページに参ります。2項小学校費、1目学校管理費でございますが、この費目につきましては、市立17小学校の維持管理に要します経費で、対前年度比6.1%の減でございます。1節報酬は、附属機関の学校結核対策委員会委員の報酬で、2節給料から4節共済費までは、食育の技術職員の人件費でございます。7節賃金につきましては、学校校務業務を民間委託するまでの臨時職員を配置するための臨時職員給でございます。8節報償費では、学校医、学校歯科医などに対する報償金及び特別支援教育支援員派遣事業並びに小学校英語教育支援員派遣事業の講師謝礼が主なものでございます。164ページに参ります。11節需用費は、小学校の学習用、維持管理用、教材用、給食用などの消耗品費、暖房用の燃料費や印刷製本費、電気・ガス・水道料といった光熱水費のほか、学校保健関係の経費が含まれております。12節役務費では、電話、ファクスの通信運搬費及び施設維持管理に要します検査手数料や、児童、教職員に対する各種検診検査などの手数料が主なものでございます。165ページ、13節委託料でございますが、9月より学校校務業務を委託実施するに当たる学校園校務業務委託のほか、滝井・春日小学校統合校の校歌作成業務委託、三郷小学校の校舎棟ほか、及び橋波小学校の校舎棟の耐震診断及び実施設計業務委託、また梶小学校の耐震補強工事の施工に伴う工事監理委託及び仮設校舎への備品等運搬業務委託など、統合や耐震関連の経費でございます。さらに、学校給食調理業務を民間委託する経費、子どもたちの登下校時における交通誘導及び防犯に係る業務の委託でございます。166ページに参ります。14節使用料及び賃借料につきましては、梶小学校校舎棟の耐震補強工事により、仮設校舎設置による仮設校舎使用料、生ごみ処理機や教職員の教育用パソコンの使用料及び学校敷地の賃借料でございます。15節工事請負費につきましては、梶小学校第9棟の校舎棟耐震補強工事費、八雲東小学校の経年劣化によります埋設ガス管取りかえ工事のほか、各学校の施設の営繕工事に伴う経費でございます。167ページに参ります。18節備品購入費では、庁用器具費の放送設備のほか、給食用備品などの事業用器具費、教材教具費では理科・算数教育の設備整備の教材教具の購入費でございます。19節負担金補助及び交付金の負担金は、独立法人日本スポーツ振興センターへの災害共済負担金でございます。  2目、教育振興費に参ります。対前年度比3.5%の減となっております。19節負担金補助及び交付金は、府・北河内の支援教育研究会への負担金、補助金は、児童会やクラブ活動への補助金、市支援教育研究助成金が主なものでございます。168ページに参ります。20節扶助費につきましては、生活保護家庭に準ずる程度の生活困難な家庭に対する就学奨励のための給与金でございます。3目学校建設費でございますが、学校統合建設に係る所要の費用で、前年度より大幅な増額となっております。13節委託料は、滝井・春日小学校・第三中学校統合校の建設に当たり、実施設計業務委託及び春日小学校校舎解体工事の監理委託に要する費用でございます。15節工事請負費でございますが、春日小学校校舎の解体工事費用でございます。  169ページに参ります。3項中学校費、1目学校管理費でございますが、この費目につきましては、市立9中学校の維持管理運営に要します経費でございます。対前年度比72.6%の増となっております。2節給料から4節共済費までは、中学校の教育環境の技術職員の人件費でございます。7節賃金は、学校校務業務の臨時職員を配置いたします臨時職員給でございます。8節報償費は、学校医、学校歯科医などに対する報償金と、特別支援教育支援員の報償金、また大学との連携による中学生への英語学習機会提供による英語学習支援謝礼が含まれております。11節需用費では、第二・第四中学統合校用の消耗品。170ページで、中学校の学習用、教材用などの消耗品費のほか、燃料費、印刷製本費、電気・ガス・水道の光熱水費が主なものでございます。12節役務費では、電話、ファクスの通信運搬費及び施設維持管理に要します検査手数料や、生徒、教職員に対する各種検診検査の手数料でございます。13節委託料でございますが、学校園校務業務委託のほか、171ページに参りまして、第二・第四中学統合校の備品運搬業務委託及び教育システム移設業務委託並びに校歌作成業務委託でございます。また、平成27年1月を予定しております中学校給食の実施によります学校給食調理業務委託の経費でございます。14節使用料及び賃借料は、中学校給食の給食徴収システム及び献立システムの使用料、教職員の教育用コンピュータ使用料が主なもので、172ページ、賃借料は、学校敷地の賃借料でございます。15節工事請負費では、中学校給食導入促進事業で、第一、庭窪、八雲、大久保、錦、各中学校の中学校食堂改修のための食堂改修工事費用のほか、梶中学校の経年劣化によります埋設ガス管取りかえ工事、また各学校の施設の営繕工事に伴う経費でございます。18節備品購入費は、事業用器具費及び教材教具購入費並びに図書購入費で、第二・第四中学統合校用備品や図書の購入費を追加させております。173ページ、負担金補助及び交付金の負担金は、独立法人日本スポーツ振興センターへの災害共済負担金でございます。  2目教育振興費は、対前年度比0.7%の増となっております。9節旅費につきましては、各学校の運動部に所属する生徒の対外試合派遣のための交通費でございます。19節負担金補助及び交付金は、大阪府や北河内中学校体育連盟に対する加盟負担金でございます。補助金は、生徒会及び部活動や市支援教育研究助成金が主なものでございます。174ページに参りまして、20節扶助費は、生活保護家庭に準ずる程度の生活困難な家庭に対する就学奨励のための給与金でございます。  3目学校建設費でございまして、昨年度より大幅な増額でございます。13節委託料では、滝井・春日小学校・第三中学校統合校の建設に係ります実施設計等業務委託及び第二・第四中学校統合校の校舎新築工事の1期、2期の監理委託及び用地鑑定業務委託の費用でございます。175ページ、15節工事請負費では、第二・第四中学校統合校の校舎新築工事1期、2期の工事費でございます。19節負担金補助及び交付金は、統合校の建設による近隣への電波障害対策の負担金でございます。  続きまして、176ページ、4項幼稚園費、1目幼稚園管理費に参ります。この費目につきましては、市立5幼稚園の維持管理に要します経費でございまして、対前年度比2.0%の減となっております。内容といたしましては、小・中学校に準じたものとなっております。2節給料から4節共済費までは、幼稚園教諭の人件費でございます。7節賃金は、支援を必要とする園児の保育に当たり、加配を配置しております臨時職員給及び校務業務の臨時職員給でございます。13節委託料では、学校校務業務委託のほか、警備委託及び施設整備などの保守点検委託が主なものでございます。14節、使用料及び賃借料につきましては、とうこう幼稚園園児送迎用のバス借上料が主なものでございます。  178ページに参りまして、2目教育振興費でございますが、対前年度比17.4%の増となっております。19節負担金補助及び交付金は、私立幼稚園に対する就園奨励費及び私立幼稚園児保護者補助金が主なものでございますが、私立幼稚園就園奨励費におきましては、国の予算単価の増額が予想されますことから、増額させていただいております。  以上が、学校教育関係に係る歳出予算でございます。  続きまして、教育費の平成26年度に新たに設定いたします債務負担行為につきまして御説明申し上げます。  恐れ入りますが、210ページをお開き願いたいと存じます。上から5番目になりますが、梶小学校校舎棟耐震補強工事監理事業874万2,000円、梶小学校校舎棟耐震補強工事に伴う仮設校舎賃貸借事業で7,660万8,000円、梶小学校校舎棟耐震補強工事4億9,291万2,000円の耐震関連事業でございます。  次の学校給食調理業務委託事業は、小学校で、三郷小学校のほか3校、中学校の給食調理業務委託2億6,580万円を、また教育情報化コーディネーター業務委託事業は5,699万6,000円を設定いたしております。  以上、まことに簡単な説明でございますが、学校教育関係の歳出予算及び債務負担行為についての御説明とさせていただきます。  よろしく御審査の上、御決定賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○(和仁委員長)  説明は終わりましたので、154ページに戻りまして、第8款教育費、第1項教育総務費、第1目教育委員会費についてから、質疑をお受けいたしたいと思います。 ○(竹内委員)  質問させていただきますけども、教科用図書選定委員会委員というのは、教科書を選定するという意味合いでよろしいでしょうか。 ○(森田教育・人権指導課長代理)  選定委員につきましては、教科用図書の選定委員会におきまして選定を行う委員ということで、そのとおりでございます。 ○(竹内委員)  構成メンバーを教えていただいてもよろしいですか。 ○(森田教育・人権指導課長代理)  選定委員につきましては、事務局職員、また校長、または教頭代表、PTA代表となっております。 ○(竹内委員)  議事録を読まさせていただいたんですけど、国語とか、社会とか、ほとんど内容に触れてないんですよ。これは、本当に意味があるものになっていますか。 ○(大野教育・人権指導課長)  委員のお持ちの資料につきましては、選定委員会の議事録ということですが、選定委員会で教科書を、教育委員会の諮問に応じまして答申を上げる際に、今申し上げたメンバー、非常に少数ですので、各学校の教職員及び管理職、事務局、指導主事を含めまして調査委員会を立ち上げております。調査委員会の調査資料をもとに議論をしておりますので、議論の中身については、議事録としてのそういう中身ですが、従前資料を十分検討した中での答申作成ということで御理解をいただけたらと思います。 ○(竹内委員)  それでも、国語とか、例えば「興味をひかれるような題材を扱って、いいなと思いました」とか、社会とかでも、「配列がよく工夫されて見やすいイラストだ」と言われるとか、そういうのばっかりなんですよ。もちろんいい意見もありますよ、この中には。本当にこんなやり方でいいんですか。もちろん、いろんな意見を受けてのやり方やと思いますけれども、こういうふうに教科書が改訂される中で、こんなふうなやり方をしているのがすごい不思議なんですけれど、何かありますか。 ○(大野教育・人権指導課長)  選定委員会のメンバーにつきましては、管理職、それからPTAと申し上げましたが、在籍する保護者の代表ということですので、いろんな視点から御意見をいただいております。  しかしながら、最終的に選定委員会では、一科目の一教科書ということではなしに、教育委員会の定例会におきまして公開で採択をさせていただいていますので、そこでいろいろ議論されているという状況であります。 ○(竹内委員)  余り話も、平行線になると思うので。小学校も、中学校も、まだ来年があると思いますけど、教科書って大事だと思うんです。もちろん、教師の能力も大事ですし、教科書も大事だと思うんですね。やっぱり予算をつけているわけですから、しっかりと各内容の話があってからのこの選定委員会というふうにおっしゃっていますけども、しっかりと、どの教科書のどんな部分がいいのかとか、この表現はちょっとおかしいんじゃないかとか、さまざまあると思うんです。社会の教科書でも、いろんな表現があるじゃないですか。  そういった、しっかりと中身の問題を話し合って、私たちが納得いくようにしていかなくちゃいけないと思っておりますので、ことしは期待しておりますという言い方はおかしいですけど、ちゃんとやってください。  以上です。 ○(大野教育・人権指導課長)  26年度は、小学校の採択がございますので、今委員のおっしゃったような、適切に、選定委員会規則に基づき、選定作業を行ってまいりたいと考えています。
    ○(和仁委員長)  他にございませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、第2目事務局費。 ○(福西委員)  報償金の中で、点検評価検討委員会講師謝礼というのが出ているんですけれども、これは何なんですか。 ○(辻本教育施策推進課長)  毎年点検評価というのをつくっております。それに学識経験者の方を助言者として迎えておりますので、その方の謝礼金ということでございます。 ○(福西委員)  これは何回分なんですか。 ○(辻本教育施策推進課長)  実際に来ていただくのは1回ですが、それまでに電話でのやりとりもございますし、実際、こちらから素案としてお見せに行ったり、そういう形では1回行って、電話でも2回ぐらいの対応はさせていただいております。あと、メールでも送信はさせていただいております。 ○(福西委員)  これは、点検評価に関する報告書を見させていただいて、これは全部で108つの項目について点検評価をしているという理解でよろしいですか。 ○(辻本教育施策推進課長)  はい、そのとおりでございます。 ○(福西委員)  これを見ると、ちょっとわかりそうでわかりにくいなというのが正直な感想なんですよ。ここの各評価の目安を見てみますと、二重丸、丸、三角、バツというふうになっているんですよね。108つ項目があって、三角がついているのが6項目だと思うんです。バツは一つもなしと。大体9割ぐらいが丸と。  丸ってじゃあ一体何かなと思ったら、「推進事項に記載された内容がおおむね達成できたもの」と書いてあるんですよね。この「おおむね」という理解の仕方は、この点検報告書を読んでどう受けとめればいいのかが非常にわかりにくいなというふうに、実際の話、思うんですけれども、この評価の目安の中の丸の持つ意味って何なんですか。 ○(辻本教育施策推進課長)  この項目につきましては、各担当課のほうで一応評価をしております。それと、おっしゃったようなことも、助言者のほうからも御指摘もございました。ですから、「自己満足に陥っていないか」という御指摘もございました。  ただ、この項目が出ているということは、それを目標にやっておりますので、やっていることは確かでございますので、こういう表現で、丸という形でさせていただいております。 ○(福西委員)  この項目を取り上げるのは、誰が取り上げてきているんですか。 ○(辻本教育施策推進課長)  毎年、「めざす守口の教育」というものをつくっております。そこに一応項目が出ておりますので、それをもとに今はさせていただいております。  ただ、これがもともと、これで点検評価が正しいかというと、そうでもないかもわかりませんので、今はこれでやっておりますけれども、今後また変えていく必要もあろうかと考えております。 ○(福西委員)  これは、自己満足じゃないかという意見もあったというふうに今おっしゃったけれど、まさしく私はそういう印象を受けるんですよ。これは、ほとんどが「おおむね達成できたもの」と。じゃあ改善点はないのかと。やっぱり一つの項目には書いていましたけれども、これは各評価の目安という、そのもの自体をもっとわかりやすくしないと、例えば通知簿でも、小学生の低学年やったら今でもまだこういうタイプですかね、「よくできました」とか、「もう少し頑張ろう」とか。ところが、高学年になってくると、多分数字で評価されていると思うんですよね、5とか4とか3とか。  これを見る限りでは、一体教育委員会は何を評価して、今後、その課題をどう克服していこうとしているのかがちょっと私は見えづらいなと。教育委員会内部では、もう理解してはるのかもしれませんけども、これは一応公表することというふうになっていますよね。これは、法律上も決まっていますよね。公表して、これを見てくださいと、でも教育委員会は、おおむねできてますねんと言うのでは、私ね、非常にこれ、お金をかけてやっても説得力がないんじゃないかなと思うんですけれど。 ○(辻本教育施策推進課長)  委員御指摘のとおり、先ほども申しましたように、助言者の方からもそういう意見が出ております。そして、私どもも、この点検評価がこれでいいとは思っておりません。また来期でも、さっき言いましたような形も出ておりますので、当然これからまた深くしていくべきものではあると思っております。  ですから、今度は25年度になりますけども、それに向けてある程度フォーマットも変えたり、そういう形で、完全なものはないと思いますので、いいものに向けてつくっていきたいと、このように考えております。  以上でございます。 ○(福西委員)  今、おっしゃっていただいたように、各評価の見直しのあり方も含めて、やっぱり見てわかりやすいように。これは別にできていない箇所があったからあかんと私言っているわけじゃないんですよ。あって当然なんですけれども、いかにもこれはでき過ぎているなという印象を逆に受けるんです。だから、あかん課題は何かを赤裸々に公表して、じゃあその解決のために、守口の学校教育、社会教育のためにこうしていきますよという、次につなげる部分が私は必要やと思いますので、これがもう少し今後、今おっしゃっていただいた視点も含めながら、ぜひともちょっと検討していただきたいなというふうに思います。意見にしておきます。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(真崎委員)  事務局費の中で文書連絡業務委託なんですが、確か12月議会に出されたときは529万円、今回385万6,000円と大幅に減額になっておるんですが、これは何か理由があるんですか。 ○(林教育委員会事務局総務課財務係長)  委員御指摘のとおり、12月議会に上程させていただきました予算額は、1年分の文書連絡業務の委託料でございまして、今回予算計上させていただいておりますのは、26年の10月から27年の3月の6カ月分の計上ということで、金額が下がっております。  以上です。 ○(真崎委員)  単価が下がっておるんじゃないんですか。本当にそうですか。 ○(林教育委員会事務局総務課財務係長)  単価は同じでございます。期間が異なるということです。 ○(真崎委員)  そうすると、2,300円掛ける幾らになるんですか。何日なんですか。 ○(林教育委員会事務局総務課財務係長)  こちらの単価でございますが、1台当たり1万5,000円,1日当たり1万5,000円という単価でございまして、2台で回りますので、1日当たり3万円掛ける119日、半年分で計上させていただいております。 ○(真崎委員)  12月は単価2,300円、時間5時間、日数230、台数2台、これで計算するのと違うんですか。 ○(和仁委員長)  暫時休憩します。              (午後3時07分休憩)              (午後3時14分再開) ○(和仁委員長)  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。 ○(林教育委員会事務局総務課財務係長)  再度業者に見積もりを依頼しまして上げさせていただいた金額で計上させていただいております。 ○(真崎委員)  新たに見積もりを取った根拠は何ですか。 ○(渡教育委員会事務局総務課主幹)  当初、12月に出させていただいたのは、約1年間ということでお見積もりを調整させていただいております。今回につきましては、期間もかなり、半分ということで短くなりますもので、業者側につきましても、その期間によって、単価あるいは、その過渡期であるか等々のこともございますので、改めて新たにまた再度、適正な過渡期であるかどうかも判断するために再度取らせていただいたと、こういうことでございます。 ○(真崎委員)  この間にその変動があったというふうな理解でよろしいか。 ○(渡教育委員会事務局総務課主幹)  当初、12月に計上した単価よりも若干の変動があったと、このようには我々は理解しております。 ○(真崎委員)  はい、わかった。後にしよう。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので次に移ります。第3目教育研究費。 ○(小鍛冶委員)  報償費の食物アレルギーのをお伺いしたいんですけれども、エピペンの使い方についての講習会となっていますけれども、今現在で、先生方の中でエピペンを使ったことがないという先生方はどれぐらいの割合でおられたのか。 ○(水田学校教育課長)  エピペンの使用をしたことがない教職員の割合でございますね。実際にこの学校現場で、今、エピペンを使わなければならなかったという事案というのは起こっておりません。したがいまして、実際に打ったという方は、今のところは把握できておりません。  ただ、これまでも、府の研修であるとか本市においても、本年度、昨年度と研修のほうを行っておりますので、練習というか、そういう研修で模擬エピペンといいますか、それを使っての研修というのは行っております。 ○(小鍛冶委員)  それは、どれぐらいの割合の方がおられるんですか、その模擬エピペンというのは。 ○(水田学校教育課長)  昨年度、研修をしましたところ、61名の参加です。今年度の研修につきましては41名の参加です。教職員が700名余りいてますけれども、その研修に参加した者の人数でございます。あと、ただ各学校で研修を行っていたりとか、あるいは府教委、府での研修であったりとか、その辺の参加者もいております。  どのぐらいの割合でこの研修に参加できているのかというのは、把握できておりません。 ○(小鍛冶委員)  今年度で、これはもう全先生が受けることになるんですか。 ○(水田学校教育課長)  ここで予算を計上させていただきまして、26年度、全教職員を対象とした研修が行えるようにしてまいりたいというふうに考えております。 ○(小鍛冶委員)  例えば、新年度なんかでまだ受けたことのない先生方がここへ入ってこられたとしたら、また新年度も講習はやっていただけるんですか。 ○(水田学校教育課長)  アレルギー疾患のあるお子さんへの対応につきましては、教育委員会としましても大きな課題であるというふうに認識をしております。したがいまして、全教職員がいざというときにエピペンを使用をできるように、継続的に研修を行って、どの職員もが打てるような状況をつくってまいりたいというふうに考えております。 ○(小鍛冶委員)  わかりました。よろしくお願いします。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(福西委員)  この中で教育相談が入っていると思うんですけれども、例えば昨年度電話回線一つふやしたということで、いじめホットラインというのができたかと思うんですけれども、相談件数ってどれぐらいあるんですか。 ○(持田教育センター主任)
     電話相談の件数ですが、今年度1月現在で70件というふうになっております。 ○(福西委員)  それは、多分延べでおっしゃったのかなと思うんですけれども、これはやっぱり1回線のときよりもふえたということになるんですか、過去から比較してみて。 ○(持田教育センター主任)  平成24年度におきましては、電話相談が60件というふうになっておりますので、本年度回線をふやしたことにより、件数も増加しております。 ○(福西委員)  実数で言うたら、どういう数字になりますか。 ○(持田教育センター主任)  実数人数ですが、おおよそ50人程度というふうになっております。 ○(福西委員)  顕著にふえたのかどうなのかということがちょっと微妙に言いにくいとこもあるかなというような数字なんですけれど、これはいろんなところで、例えば電話相談についてはしていますよねという指摘、昨年もしたと思うんですけれど、例えば大阪府は大阪府でしていると。そういう中で、なぜ守口市でも教育電話相談を開設するのかというと、それはどうしてですか。 ○(松本教育センター長)  今、電話相談は70件というふうにお答えさせていただきましたが、今年度、いじめホットラインを開設した中で、いじめホットラインにかかってきたのが12件でございます。  子どもたち、このいじめホットラインを開設するに当たっては、もちろんこのセンターのほうにも電話相談がありますし、御紹介をさせていただいているんですが、教育センターのほうで受けている窓口が一つしかありませんでしたので、電話の相談の内容によっては時間がかかるというのが従来ありましたので、できるだけ電話をかけたときにつながるという状況をつくりたいということで、いじめホットラインを開設させていただいております。 ○(福西委員)  いろんな窓口がある中で、例えば守口で電話がかけやすいという話があるのかもしれないんですけれども、これはホットラインをつけて、電話回線はふやしたけれども、人的資源は別にふやしたわけでも何でもないということですか。 ○(松本教育センター長)  人的には現状でございます。 ○(福西委員)  私、これも昨年度もちょっと指摘させていただいたんですけれども、ホットラインの開設時間が9時から5時という非常に限定された中で、土曜と日曜はお休みですよということなんですよね。それに対してメール相談もありますよということですけれども、メール相談はそんなに来ているような気配もない。34件と聞いていますけれども、余り活用されていないと思うんですよね。  普通に学校へ行っておれば、9時-5時で電話しておいでというのは、これは非常に無理があるんじゃないかなと。だから、これは開設時間についても少し考えていただきたいというようなお話を昨年度のこの委員会でも指摘をさせていただいた。それに対して、教育長からも答弁をいただきました。「時間帯について言えば、不十分だろうかというふうに思いますが」と、「今後検討させていただきたい」と、それから1年たちました。どういう検討をしていただけたんでしょうか。 ○(松本教育センター長)  大阪府のほうでも、24時間電話相談を受け付けているという窓口がございますので、いじめホットラインの情報提供をさせていただくカードのほうにも、24時間電話相談ができる機関がありますよということで周知をさせていただいております。 ○(福西委員)  それを言い出すと、じゃあもう守口で電話相談をする必要がないということですよね。はなからそのカードで、困ったことがあれば、すこやかホットライン、大阪府教育センターの相談窓口に電話しなさいと、そうすればいいわけですよね、今の理屈で言うと。 ○(松本教育センター長)  現状の中で時間帯を延ばすということについては、今の現状の中では、人員配置も含めて必要であろうかと思いますので、そこのあたりを考えるに当たっては、市でできる部分と、それから情報提供できる部分と、またメール相談につきましても、件数としては34件ではございますが、受付をさせていただいて、窓口としては周知をさせていただいております。ということでございます。 ○(福西委員)  これね、昨年度、新年度の施政方針の流れも述べられて、私は、これは何かいなと、ええことやなと思ったら、ふたを開けると、電話を1回線ふやしましたと。今、おっしゃられたように、人的配置がふえたわけでも何でもないと。これね、胸を張って教育相談と言えるのかなと思うんですよね。  時間外は大阪府を活用してくださいと、これやったら、先ほども言いましたけども、守口市の電話相談なんて不必要ですよね、根本的に。  昨年の委員会でも、教育長が今後、検討課題とさせてくださいと、何らかの検討をされたんですかと聞いても、いや、府のほうを紹介していますということであれば、検討されていないんですか。 ○(松本教育センター長)  検討させていただきました内容につきましては、広く周知をするということです。メール、ホームページ、教育センターのほうでのホームページにも掲載をさせていただきましたし、それから、カードをつくって子どもたちにも情報提供をさせていただいております。悩んだときに電話ができる窓口がたくさんあるということを子どもたちに知らせながら、市としてできることをやっているところでございます。  いじめホットラインのほうには、ことし特に子ども自身からも電話がかかってくる、またメールが来るというようなこともございますので、ホットラインを開いたことによって窓口が周知され、利用されているということは実感しております。 ○(福西委員)  今、私も、府があるからもう守口市は要らないと本心は思っていない。いろんなチャンネルがあって、そこに気軽に子どもたちが自分の悩みを打ち明けれるような体制をとっていただきたい。これは当然のことなんです。  ただ、守口市として、昨年度、わざわざ相談体制を充実しますよと銘打ちながら、ただ電話を1回線ふやしました。人的配置もできませんでした。相談があれば、9時・5時で受け付けますよと。土日はだめですよと。これはちょっと、私は不可思議やなと思うんですよね。  前回の委員会でも言いましたけれども、悩みがあっても、子どもは学校へ行っている時間帯ですよね、これね、9時から5時いうたら。土曜、日曜なんか、特に相談したいなと思っても、このいじめホットラインは利用できないというのがどうかなと。  できれば、やっぱり前向きに、それは経費もかかることですけれども、子どもたちを受けとめるという意味で、もう少し前向きに、発展的な方向で考えていっていただけないかなというのが気持ちなんですけれども、それはもう全く無理ですと、それ以外はもう大阪府で相談しなさいという姿勢なんですか、教育委員会のほうは。 ○(大野教育・人権指導課長)  いじめホットラインの開設のきっかけとなりましたのが、昨年度、いじめアンケートを全市でとらせていただきました。その中で、課題としてとらえます部分が、福西委員のおっしゃるように、確かに学校でいじめ等々、生徒間のトラブルがあったときに、当然学校の先生に相談するということもあるんですが、なかなか相談ができないという、この中に非常に多くありましたので、片や、教育相談であるセンターのほうにはそういう窓口が一つしかないと。相談も非常に長引くということがありましたので、まずは子どもたちのアンケートの結果から見た相談の、おっしゃいますような窓口をやはりふやす必要があるだろう。ただ、教育相談という窓口ではなしに、いじめという形を表に出して、特化したものを窓口としてつくるということが、アンケートから基づいた子どもたちの、学校でも家族にもなかなかそういう相談ができないと、顔は見ないんですけど、そういうところで、電話の声を聞きながら相談をするという趣旨で、これがきっかけだったかなと思っております。  ただ、件数が10数件ということで、これが多いか少ないかということもあるんですが、やはり一人でもそういう子どもが相談をしてくれたということについては、一定開設した意義があるのかなというふうには思っております。 ○(福西委員)  今、おっしゃっていただいて、もちろんこれは別に意味のないことやというふうに一つも言うてない。もっと意味のあるように、発展的に、やっぱり守口市の相談窓口としても、人的配置も含めて、間口をもっと広げていただきたいと。それをやっぱり教育委員会、9時・5時ですねん、土日休みですねんと、それ以外は府に言ってくださいと、こういう冷たい対応ではいけないのではないですかということも含めて、これはやっぱり考えていく必要があるんやないかなと思うんですけれども、教育長にもう一回聞いておきたいと思うんですが。 ○(首藤教育長)  いろんな相談というのは、いろいろあると思うんです。ただ、1カ所に固定するというんではなくて、基本は、私が校長に申し上げているのは、基本は学校できっちりやってください、そして学校で解決してください、それでやはりできないと、先ほどアンケートでありましたから、やっぱり誰にも相談できない場合には、教育センターもあるし、あるいは府もあるし、いろんな施設もありますよと、こういうことをきっちり周知していっていくんだと。そして、なるべく早く、いわゆる困っている、特にいじめの問題については解決したい、そういうことでさせていただいたということです。  土日も開設するとか、夜とかいうような、いろんな問題があるというふうに思っております。確かに、土日も開いて、夜も24時間やったらいいということは十分わかっているんですが、いろんな制約等もありますので、この前も申し上げましたが、検討させていただきたいということで御容赦願いたいということです。 ○(福西委員)  私も、この教育相談というのは非常に重要やというふうに認識していますので、やっぱりいろいろな、今、もちろん財政的な問題もあるし、人の配置の問題もありますけれども、これはこれでとどまることなく、やはり間口を広げていく方向で、教育委員会としてもぜひ考えていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(真崎委員)  学校教育情報コーディネーターとか、何かいっぱいコーディネーターという言葉が並ぶんですが、これらの人は一体何をしとるんですか。 ○(棹本教育センター主幹)  学校情報化コーディネーターは、学校の教員の授業づくりをサポートしております。授業の中で、ICT機器を使って子どもたちによりわかりやすくするためのデジタルコンテンツの作成などを手がけたり、またその機器のサポート、また機器のふぐあいがある際のそのメンテナンス等も行っております。 ○(真崎委員)  要するに、ICT授業のサポートをやっておられるということなんですけれども、どういうふうにしてやっておられる。授業中にそのコーディネーターというのはおるんですか。それとも、授業が終わってから入りはるわけですか。どういう形でサポートをしてはるかというのを教えてください。 ○(棹本教育センター主幹)  どちらもございます。授業中の機器のサポートの支援、それから放課後等、デジタルコンテンツ、あるいは機器の操作の研修等、どちらでもサポートを行っております。 ○(真崎委員)  それは、ICT教育をやっておられる先生が、ちょっとこれはぐあい悪いから、こういうふうに変えられへんかと言われたら、表現といいますか、中身について、もうちょっとわかりやすい表をつくったりグラフをつくりたいと言うたら、その場で対応してくれると、授業中に対応してくれるとか、そういうこともやるわけですか。 ○(棹本教育センター主幹)  基本は、学校から業務依頼書を提出をまずしてもらっております。こちらを教育センターのほうが受けまして、その内容を会社のほうに伝えております。会社から、その内容をコーディネーターに伝えて、授業のサポートあるいはデジタルコンテンツの作成を依頼しています。 ○(真崎委員)  そうすると、授業中には、自分たちがつくったソフト、それからカスタムしたことがうまくいっているかどうかというのを見ているだけで、その場ではサポートできないわけですから、終わった後、またそれでカスタマイズをするのにいろいろと助言をしたりというふうにしてはるわけですか。 ○(棹本教育センター主幹)  先ほど申し上げました学校から上がってきます業務依頼書の中には、事前にそのコンテンツの作成を行う際に、教員のほうからの要望等を用紙等で作成したものを渡しております。そこで作成したものを、事前に、授業前に提供してもらい、ふぐあいがあれば、また業務依頼書によって改善等を教員のほうが伝えるようになっております。 ○(真崎委員)  それで、まどろっこしいというか、何人でやってはるか、ちょっと私もようわかりませんけれども、学校の中をぐるぐる回りながらやってはると、それでその授業の依頼を受けて、それから行ってカスタマイズしなあかん、あるいは新しくつくらなあかんというようなことをやってはるわけですね。  それで、そういうふうにして一生懸命やってはるわけですけれども、それが何かワンテンポずれたり、ツーテンポずれたりと、非常に学校のほうからは、すぐに対応できない部分もあるんじゃないかというようなこともあるんですが、この辺はどうですか。すぐ対応できていますか。 ○(棹本教育センター主幹)  こちらで把握している状況では、適切に事前の打ち合わせ等を行って、サポートができているというふうに把握しております。 ○(真崎委員)  やっぱりタイムラグがあると、タイムラグが。なかなかすぐ来てくれないというのも、やっぱり一定苦情があるようです。ぜひその辺はちょっとよう調べて、やっぱり的確に判断して行けるように、迅速に対応できるように、ひとつお願いをしておきたいというふうに思います。  それで、もう一点ですが、学校・家庭・地域の連携による教育支援活動推進講師謝礼と、その下にあるコーディネートって、これは何をするんですか。この下、隠れていますけども、この中にまだコーディネーターというのがあるんですよ。いっぱいコーディネーターがあるから、どのコーディネーターが何をしてはるのかようわからんのですけれども。 ○(寺本教育・人権指導課主幹)  学校支援コーディネーターとは、中学校区に置かれた学校支援地域本部におきまして、学校からのボランティアのニーズを地域に伝えて、その調整役に当たる方に依頼をしております。 ○(真崎委員)  具体的に何をするんですか。 ○(寺本教育・人権指導課主幹)  学校側の、例えばこういうふうな授業をしたいんだけれども、こういう支援に当たってくれる方を探していただけないかとか、あるいは地域のほうから、私、こんなボランティアをしたいねんけど、どこか学校でええのないかとかというふうなことを、学校と地域のつなぎ役になってくださる方にお願いしております。 ○(真崎委員)  それは、ニーズは高いんですか。 ○(寺本教育・人権指導課主幹)  やはり守口のボランティアの活動をしていただいている方は非常に多いものですから、そういう意味では有効活用できているというふうに考えております。 ○(真崎委員)  たくさん名称が、コーディネーター、コーディネーターとあるんですね。何のコーディネートをするのかようわからんというふうに思うんです。わかりやすい名称をつけられへんの。何かこうみんなコーディネーターというて、全体のコーディネートもできへんのに、一つ一つをコーディネートしてもしゃあないわけでね、その辺のわかりやすい名称をつけて、わかりやすく、みんながこういうことをしてはるのやということがわかるように、ちょっと名前だけでも整理してほしい。横文字ばっかり並んでね、コーディネーター、コーディネーターと言うてはるけども、ようわからんです。ちょっとその辺だけ要望しておきます。 ○(福西委員)  今の何コーディネーターでしたっけ、ニーズを調整するというのは。 ○(寺本教育・人権指導課主幹)  学校支援コーディネーターでございます。 ○(福西委員)  それはどういうことができるかと、これは社会人と指導者と何か合わさったようなもの、それの橋渡しをするという意味ですか。 ○(寺本教育・人権指導課主幹)  社会人等人材バンクとは別のものでございます。  学校支援コーディネーターにお願いしておるのが、学校支援に当たって、主に無償のボランティアの方と学校とをつないでいただく役割をお願いしております。 ○(福西委員)  無償のボランティアというのは、例えば、ちょっと具体的に言うとどういうものなんですか。 ○(寺本教育・人権指導課主幹)  地域によってはさまざまな形態がございますが、例えば「声かけ隊」の案内等にも当たっていただいているところもございます。
    ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(竹内委員)  先ほどICTの話をされたので、先にICTからお聞きしたいんですけども、僕、ちょっとごめんなさいね、思いっきり偏っている考え方なんで、いろいろ教えていただきたいんですが、まずICTは何のためにあるんですか。 ○(棹本教育センター主幹)  教員が、子どもたちがわかりできる楽しい授業を体験できるように、より魅力的な授業を展開するのに必要な一つのツールと考えています。 ○(竹内委員)  楽しい授業、魅力的な授業をつくるのは、パソコンじゃなくて、先生じゃないんですか。 ○(棹本教育センター主幹)  委員御指摘のとおり、教員が授業をデザインして行いますが、そのときに、視覚的にわかりやすく提示するのに、ICT機器は有効だと考えております。 ○(竹内委員)  先ほどICTの学校情報教育コーディネーター委託に関して、真崎委員からの質問があったんですけども、本来、そういった準備というのは自分でやるものじゃないんですか。逆に、忙し過ぎてできないんですか。 ○(棹本教育センター主幹)  教員がもちろんできる部分は、自身で作成をすることもできますが、中には専門的な知識を要し、そういったデジタルコンテンツをつくるのに時間をかけてしまうこと、また専門的な技術が必要になります。そこに時間をかけてしまうと、本来、子どもたちによりわかりやすい授業をつくるという観点で授業を設計するのに時間が足りなくなってしまうことから、こういった専門的なところについてはコーディネーターのほうに依頼することが適切かと考えています。 ○(竹内委員)  ちょっといろんな視点で聞きたいんですけども、確か、先日の代表質問の中で、このICT機器を導入することで学力が向上というふうな形をおっしゃっていたんですけれども、学力は向上していますか。 ○(棹本教育センター主幹)  子どもたちの学力の一つであります学ぶ意欲は、ICT機器を活用した授業においては高まっております。 ○(竹内委員)  学ぶ意欲じゃなくて、学力は向上していますか。 ○(棹本教育センター主幹)  学校教育法の中に、学力を3つの要素でとらえ、その要素の一つとして、学ぶ意欲を重要と考えております。本市もそのように考えておりますので、その意味では学力の向上にこのICT機器は効果があると考えています。 ○(竹内委員)  しつこいようですけど、やっぱり保護者とか、我々の視点は、我々の視点と勝手に決めちゃいましたけど、やっぱり学力というのは成績をパッと思い浮かべるんですよ。これが本当に成績が上がるものなのかというのをちゃんと調べているのかどうかとすごい疑問がありまして、例えば、今、小学校でタブレットを導入しているじゃないですか。ほかの学校の平均と比べて、本当に成績は上がっているんですか。 ○(棹本教育センター主幹)  ICT機器を使えば、すぐに、先ほど委員がおっしゃった成績に反映されるという単純なものではないと考えています。したがいまして、その以降の正答率がこのICT機器によって高まっているかどうかということはこちらでは把握しておりません。意欲の面で子どもたちが高まっているということを確認しています。 ○(竹内委員)  生徒の理由を聞かせて。必要なのか不要なのかでも結構ですから。 ○(松本教育センター長)  失礼します。これまでICT機器に関しましては、子どもたちの授業づくりの教具の一つということで導入し、活用してきてまいっております。子どもたちが今課題の中ではやはり意欲的に学習に取り組み、自分たちが発表する内容を教師から一方的な内容ばかりではなくて、お互いに学び合うということは今社会の中で求められている力だというふうに思っております。その力を育成する上において、電子黒板とICT機器、タブレットパソコンについては有効であろうということで今現在進めておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○(竹内委員)  私と考え方が違うことはわかるんですけど、ことしちゃんと見させていただきます。本当に学力がちゃんと上がっているのかどうかとか。用具だけではないと思うんで。あともう一点、学力面ではなくて身体的な問題もあるというふうに言われているんですよ。例えば視力ですよね。これは文部科学省が出した数値なんですけれども、昭和58年は例えば小学校の視力は1.0未満が18.17%。1.0未満ですよ。でも昨年の平成25年は1.0未満の方が30.52%なんですよ。これはすごく視力の低下が今叫ばれているんです。特に、ちょっと話がそれますけど高校とか見ると、高校生ですよ、65.84%なんです。約65%が視力の低下につながっている。原因はさまざまありますけど、昨年のニュースを見るとタブレットの使用やスマートフォンの使用などなどが原因となっているんじゃないかっていうふうに言われているんです。もちろん遺伝の問題とかさまざまありますよ。で、こういう視点に立ってみるとどうですか、タブレットは。 ○(松本教育センター長)  失礼します。今現在研究を進めてもらっております2校におきましては、45分の間で適切に利用すれば効果があるだろうという場面で活用されています。なのでずっとタブレットパソコンを使いながらの授業がずっと継続的にあるということでは使っておりませんので、そのあたりについては視力の低下との判断はとっておりませんが、守口市で進めていますタブレットパソコンの活用は授業の中で使える場面で短時間で構わないと、利活用していきましょうということで進めております。 ○(竹内委員)  最後に意見にしときますけど、いずれこれは大きな問題になると思いますよ。やっぱり今小学校の問題でも中学校もそうですけど、ICTという、いわゆるメリットもありますよ、もちろん、映像とかそういったものもありますけれども、一方ではデメリットのほうが大きいんではないかという意見も今たくさん出てきているんですよ。視力の問題やったり、あとは論理的な思考の問題やったりとか。検索したらすぐ出てきますよね、何でも。あとは読み書きそろばん能力であったりとか。今みんな子どもはタブレットに、極端ですけど字を書くんですよ。そういったこの現状が今後未来に僕はそんないい影響をもたらさないんじゃないかっていうふうに大変危惧しています。本当はもうこういうのをやめてくれっていうふうに言いたいんですけれども、まだ研究をするということなので、ことし1年しっかりこのICTについて私も勉強しながら小学校の現状を、中学校も含め見ていきたいというふうに思っておりますのでよろしくお願いします。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(福西委員)  この読書活動推進支援事業報奨金というのが出ているんですけれども、これは9つの中学校区に司書さんを配置して指導なりなんなりしていくということですか。 ○(山田教育・人権指導課主任)  学校司書として配置しております。 ○(福西委員)  これは小学校と中学校とはどういう形で巡回されるんですか。 ○(山田教育・人権指導課主任)  1中学校に1名配置しておりまして、月ごとに各中学校区で予定を立てていただいて、1日ずつ巡回していただいております。 ○(福西委員)  各学校を1日ずつ回って巡回しているということですか。 ○(山田教育・人権指導課主任)  はい、そうでございます。 ○(福西委員)  これは昨年度からの授業ですか。それによってどういう効果があったのかなということなどを教えてください。 ○(山田教育・人権指導課主任)  効果は徐々にあらわれてきていると思いますけれども、大きく4点挙げさせていただきたいと思います。まず1つ目は図書館の環境の向上、そして図書開館時間の増加、そしてお勧め本・新刊図書紹介による読書意欲の向上、そして最後、読み聞かせ会の充実等が挙げられると考えております。 ○(福西委員)  ぜひそういう読書活動については、また力を入れておいていただきたいと思います。  それとちょっといいですか。ここで小・中推進事業講師謝礼というのが出ているんですけれども、この小中連携推進事業についてちょっと説明してください。 ○(寺本教育・人権指導課主幹)  本市では平成26年度から小中一貫教育を導入してまいりますが、それを前提といたしまして、平成22年度から小学校と中学校が子どもたちの課題を共有して、子どもたちに学力を初めとした生きる力をはぐくんでいこうということで進めてまいった事業が小中連携推進事業でございます。 ○(福西委員)  これはあれですか、私は12月議会の一般質問で学校の裁量予算を導入したらどうですかっていうような提案もさせていただいて、推進事業、今おっしゃっていただいた傾斜的な予算配分を行っているというふうにお答えいただいたんですけど、その部分についてはどうなんですか。 ○(寺本教育・人権指導課主幹)  おっしゃるとおりでございまして、小・中学校がそれぞれの課題に応じて効果的な計画を立案していただきます。それに基づいて予算を傾斜配分しております。 ○(福西委員)  学校みずからが計画を立てて、校長先生のリーダーシップを発揮していただいて、特色ある学校づくりをぜひとも私は進めていただきたいと思うんですよ。その1つがこの推進事業であるというふうにお聞きしました。ただ、やはりこの報償費を見てみましても40万円、9中学校でそれぞれ4万円、それからそのほかの消耗品なんかを入れてみましても7万5,000円を9中学校分というような配分の枠しかないんですよね。やっぱり私も昨年度も東京の学校も見てきましたけれども、学校の裁量予算というのは非常に額的にも大きいものがあるんですよね。その中でやっぱり特色を出して校長がリーダーシップを発揮しながら学校をつくっていこうと、そのためにはやっぱり予算の裏づけがないとできませんよという話になるんです。これに対して教育長も今現在この推進事業がありますと、今後、他市の実例等を参考に研究を深めたいというような答弁もいただいたんですけど、私はやっぱり教育に携わる者のトップとして、もっと積極的な意欲を持っていただきたいんですよ。小・中があるからこれはよしとしましょうという判断じゃなくて、守口市の学校教育をもっとよくしていきたいんで、ぜひとも裁量予算制度、お金の要ることで教育委員会は予算権限がないっていう話ですけれども、ぜひともお金が欲しいということをもっとリーダーシップを発揮していただいてアピールしていっていただきたいと、私は逆にエールを送りたいんですよ。何かこの推進事業をやっているから傾斜配分もあるしというような理解では、私はちょっとあかんのちゃうかと。守口市の学校をもっとよくしていきたい、そのためにもっと金をくれと、はっきりやっぱり物を申していっていただきたいと思うんですけれども、教育長その辺どうですか。 ○(首藤教育長)  確かに学校の特色を出すということは予算的な裏づけが要るということは十分承知しております。今、学校配当予算というのを各学校そういうふうに実情に応じて配分しています。それについては一定配慮しながら総務のほうで分担していっているのですから、明確に全てを現場に渡すということはやっておりませんが、学校配当予算ということでそれなりに先生のおっしゃるようなことも配慮しながらいっておるということです。先ほど申しましたけれども、これからどうするかというのはもちろん教育委員会だけで決められる問題ではございませんので、いろいろ研究しながらやっていきたいというふうに思いますので、御理解願いたいと思います。 ○(福西委員)  ぜひ今の現状、もうやっている部分があるからこれでよしとするんじゃなくて、教育方のトップとしてもっと貪欲にそういう部分をアピールしていっていただいて、学校教育に特色を持たせて守口市の子どもたちの教育力をアップしていただくような姿勢で臨んでいただきたいというふうに、これは意見というかエールというか送っておきますのでよろしくお願いしたいと思います。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、第4目教育文化施設費、ございませんか。              (「なし」の声あり)  第5目人権教育費。              (「なし」の声あり)  第2項小学校費、第1目学校管理費。 ○(真崎委員)  ふれあいの家ですか、宿泊施設、宿泊施設はなくなっとんですけど、宿泊はなくなったんですが、ふれあいの家の財産は学校財産になっとるんですか、それとも普通財産どっち。 ○(宮木教育委員会事務局総務課長代理)  委員さんの御質問なんですけれども、今現在、学校財産になっております。 ○(真崎委員)  そうすると、あそこは学校の施設になっとるわけですね。もちろんずっとふれあいの家のときからも学校教育施設ということでやっとったと思うんです。今はほかの児童クラブが入ったりそういうことで使っておりますけれども、あそこの管理は学校教育課で責任を持っとんですか。 ○(宮木教育委員会事務局総務課長代理)  学校総務課のほうで管理しております。 ○(真崎委員)  そうすると、学校総務課のほうで管理をしとるのであれば、全体の責任についても学校総務課できちっと責任を持つと。で、学校としての管理下にはないわけですか。公共の権利はどこまで負えるんですか。  別にこのことで、こんなところで議論やろうと思っていませんから。ただ、やっぱり学校敷地内ですし、いろんなことがあったときにはやっぱり学校長が最終的に責任をとらなあかんのか、それとも教育委員会がそれにかわって責任をとれるのか、その辺の法的な問題も含めてきちっとしとかんと、余り学校にばっかり責任をぶつけると気の毒なものがありますから、その辺はちょっと整理しておいていただきたいということを要望しときます。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(福西委員)  さっき春日小の校歌作成業務委託っていうふうに出ているんですけれども、これは102万円と出ているんですが、これを計上した根拠っていうのは何なんですか。 ○(西村学校規模適正化プロジェクトチーム主任)  昨年度、債務負担の設定行為を設定させていただく際に、作詞作曲につきましては受けていただく方について幅があることから、おおよそそれぞれ50万円程度ということで他市の自治体の例を参考にさせていただきました。また消費税の税制の改正がございましたので、5%から8%へというのは以前補正の中でしていただいたということでございます。 ○(福西委員)  これは委託の形がちょっとわかりにくいんですけれども、競争入札するわけにもいかないですし、どないするのかなと思うんですけれども。 ○(西村学校規模適正化プロジェクトチーム主任)  こちらにつきましては、統合校連絡会におきまして、どのような形で校歌作成をしていくかという検討をしていただいております。作成の方法につきましては、既に昨年12月20日から1月21日まで1カ月間、三中校区の方々を対象に歌詞に入れたい言葉やフレーズを公募していただいております。この募集結果を受けて検討いただきまして、この連絡会からは三中校区のゆかりのある方に、もしくは三中校区に勤めていたなど何かゆかりのある方に作詞をお願いしたいということを本日提言いただくということで報告を受けております。 ○(福西委員)  校歌の歌詞を見ると、何かどこの学校の歌詞でも生駒が出てきたり淀川が出てきたりということで、もうちょっと何か特色があったほうがいいのになあというふうに思っていたんですけれども、今おっしゃっていただいたように、そういうフレーズも公募していただいて、愛着のある校歌をぜひともつくっていただきたいなというふうに要望しておきます。
     それと、よろしいですか。統合の話なんですけど、この間からの教育委員会からの答弁を聞いていますと、橋波小学校と三郷小学校の話で、三郷小学校に決まりましたっていうようなフレーズがよく出てきたんですけれども、これはいつどの時点でそういうふうに決まったんですか。当初はフリーハンドでやりますよと、地域の皆さんのお声を聞きながらというふうな説明があったかと思うんですけれども、それがいつどういう事情で三郷小学校に決まりましたというふうにおっしゃるけど、私はいつ決まったのかなというような思いを持っているんですけれども、それはどこで発表されたんかなと思うんですけど、その点はいかがですか。 ○(鳥野管理部長)  三郷・橋波の統合問題につきましては地元に当然説明を我々の考え方を、基本方針なんですけれども、これを説明するに際してやはりその場所も一応特定する必要があるだろうということで、教育委員会で一定の方向性を示させていただいて地域さんにもその旨をお伝えさせてもらったと、このような状況でございます。 ○(福西委員)  それは当初言っていたのは地域の声を聞いてということなんですけど、現実今地域の声というのは何かいろいろ分かれているんですよね。それでは話にならへんので特定する必要があるから一定の方向性を決めたと。一定の方向性といっても多分こっちにするかこっちにするか、間をとって全然違うところに新たに建てるかぐらいしかないと思うんですけれども、それが私も初めて聞いた話ですので、ちょっと納得のいくような答弁をいただけます。 ○(鳥野管理部長)  今、私が申し上げましたのは、あくまでもその説明会に当たって教育委員会の原則的な内容を当然示す必要があるだろうと、まだ決定は当然地域さんの合意形成等々があった中で教育委員会が正式に決定していくんですけれども、そこのまだプロセスはなしに、あくまでも一つの要素を我々は示しております。1つは通学距離、そして敷地面積、そして地域間のバランス、これは中学校・小学校の地域間のバランス、こういうものを示した中で、一つの考えとして私どもは三郷で統合を考えていきたいということを説明会の中でもお話をしております。それに対して種々いろんな御議論がその説明会の中でも出てきましたんで、これについてはまだ最終の決定ではございませんというお話をさせていただいております。 ○(和仁委員長)  暫時休憩します。              (午後4時05分休憩)              (午後4時23分再開) ○(和仁委員長)  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、質疑を行います。 ○(村田教育次長)  貴重な質問を頂戴しまして、どうもありがとうございます。先ほど来、三郷・橋波の統合についての御質問でございますが、私、教育委員会といたしましては、残念ながら設置場所については合意形成に至っておらない現状でございます。しかしながら、子どもたちのよりよい教育環境を整備するため、他の統合校との進捗状況を勘案しながら早期に統合に向けた合意形成を図ってまいりたいと考えておりますので、ひとつよろしく御理解賜りますようにお願い申し上げます。以上でございます。 ○(福西委員)  あたかも何か決定してしまったように受けとめられないように、やはり地域の皆さんとの今おっしゃっていただいたような合意形成にぜひとも力を入れていただいて、教育環境がよりよいものになるように努力をしていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(真崎委員)  学校校務員の委託が出ております。これは12月議会でも私はいろいろ議論しましたけれども、小学校はさらに後退をしてブロック制の責任者を置くと、余計に学校からの要請あるいは教員の要請というのがずれてくると。12月の案は1校に1人を置くということで、そこで言えば2人配置ですから、何やかんやいっても割と伝わりやすかったと思うんですけど、それがブロック制になるとますます遠のいてしまうんじゃないかというふうに思うんですよ。不安と勢いがどうしても残念ながら偽装請負のような形が出てこざるを得ないような、私はその辺は非常に危惧をしています。もう12月に言いましたから同じ議論もしたくないですけれども、そういう点でこれについてはやっぱり納得できないという点だけ申し上げておきたい。  もう一点、これは教育委員会としてはどれほどの財政効果があるんですか。全体の人件費は減りませんから、私は経常収支比率の比率を引き上げるというふうに思っていますが、教育委員会としては、教育委員会だけを見てみると財政効果があるというふうに言ってはりますんで、その点だけお尋ねしたいと思うんです。 ○(林教育委員会事務局総務課財務係長)  当該委託に係ります教育費としての効果額は1億777万2,000円でございます。その積算内訳でございますが、臨時職の賃金としまして2,551万円、学校校務業務委託が7,165万5,000円、文書連絡業務、先ほどの件ですが、385万6,000円、経費の合計が1億102万1,000円でございます。これに対しまして学校校務員の24名分の人件費が2億879万3,000円となりますので、差し引きいたしますと、効果額といたしまして先ほど申し上げました1億777万2,000円となるものでございます。以上です。 ○(真崎委員)  基本的には、私はこういう効果額というものは、全体の範囲の中で見ると効果とは言えないというふうに基本的な立場はそうですけれども、ただ教育委員会としてはこうやって行政努力をして1億円何がしの財政効果を生んだとおっしゃるわけですが、市長、これはやっぱり効果を教育にきちっと返していく必要があると思うんですが、どうでしょう。 ○(西端市長)  先ほど福西委員の質疑にもございました。教育にはお金がかかるというところでございます。26年度の予算には反映はできませんけれども、今後こういう効果額を生んだものについてはしっかりと教育に予算を計上していきたいと思っております。 ○(真崎委員)  もう一点、学校の耐震改修は165ページ、これはどうしても私は理解できない。といいますのは、今ある4階建ての建物をわざわざ2階建てに減築してまで7億円何がしのお金をかけると、さらにその上に仮校舎を建ててやると。これは非常に私はどうしても理解できないんです。教育委員会のほうに聞きますけれども、これはどうしてこの減築に固執するんですか。  大体平米27万円で守口小学校はできとるんですよ。それを当てはめると、大体6億円で同じ4階建ての規模の学校ができるんです。さらの建物が。工期で大体今は大阪府の平均で一番高いので坪6万円、平均4.5万円。そうすると5,000万円ぐらいあれば解体費用は捻出できる。6億五、六千万円あれば新築で4階建ての建物ができるんです。それを7億もかけて減築をするというのは、これは僕はどうしても理解できないのですが、その辺はどうなんですか、実際のところ。 ○(渡教育委員会事務局総務課主幹)  真崎委員の御質問でございますけれども、我々教育委員会といたしましては、全ての小・中学校におきまして耐震化を今随時急ピッチで進めているところではございます。教育委員会といたしましては、今後さらに小・中学校の形状が今以上に変わるときが来るだろうということも想定もしております。したがいまして、近い将来に各小・中学校の耐震化が終わった後の小・中学校におきましても、今後新たな学校の整備も必要であるということも我々今の時点で想定しているところでございます。  さらに将来新たな大きな改築並びに大きな学校の再編の際に、今この梶小学校におけます、この今計上させていただいております当該棟におきましてのみ改築もしくは今おっしゃっています新築というものをしてしまいますと、学校の将来の再編並びに整備が思わしいものができないというふうに今現在教育のほうでは考えておるところでございます。したがいまして、耐震工事に今委員がおっしゃっていますように多少の金額が高いということではありますが、今これを進めさせていただくことで将来の学校再編につなげてまいりたいと、こういうようになっていますことから今回耐震の工事ということで進めているものでございます。以上でございます。 ○(真崎委員)  その話がどうしても理解できない。これは私の頭が悪いのかようわかりませんが、例えばですが、守口市の全体の今の公共施設の現状というのは、大体集中して建ってきたんですよね。だから一遍に改造・改修の時期を迎えている。今のあなたの答弁だと、改修をして、また同じ時期にみんなまた同じような工事をせないかんときが来るんですよ。それよりも新築にしておけば50年、60年持つわけです。そうすれば時期がずれて改修工事ができる、大規模改造ができる、そういう利点のほうが私はあると思うんですよ。何でもかんでも一遍にやってしまうから一遍にお金が要る。そうじゃなしに例えばこの二中、四中統合した分が、これは50年、60年持ちますよ。そうすれば今の時期とのずれが少しは和らいでくる。お金をかけてやってもコンクリートの強度は回復しません。しませんから、どんどんどんどん劣化をしていく。寿命が先がもう見えとんですよ。ただ耐震が強くなってもコンクリートの強度は弱っていくわけですから、ここのところがどうも理屈が合わないんです。合わないんですよ。一遍にまた建てかえをせなあかん時期が来る。それはまた一遍にお金が要るということになりませんか。 ○(鳥野管理部長)  当委員会におきましても、私ども耐震化でいろんな御議論をいただきながら、今国の財源も活用させていただいて耐震を進めております。当然耐震ですから委員がおっしゃられるとおりコンクリート強度、あるいは施設全体の老朽化については一定の歯どめが効きますけれども、なかなか新築と同じような状況にはなりません。梶につきましてもちょうど北館の部分が耐震化が完了し、今回上げさせていただいているのは旧棟南館でございます。ここの設置場所、設置の位置等々を考えた場合、将来の梶の全体的な構想の中で、なかなか今の時代にふさわしい新しい学校づくりが非常に難しいこともあります。そういう将来的なことも兼ね合わせてやっていく必要があるだろうと。また耐震化につきましても、先ほど私が言いましたように当然老朽化が進むもんですから、守口市全体の校舎の采配等々も含めた計画を今から私どもも財政的にも無理のないような計画を練って、また議員各位に御説明し、いろんな御議論をいただきながら進めていかなければならないと、このように思っておりますんで、御理解のほどよろしくお願いします。 ○(真崎委員)  苦しい胸のうちはようわかります。ようわかりますけど、梶校区で北側に校舎を、耐震改修をやった。今は職員室のある位置が問題だと、こうおっしゃるんであればもう少し寄ってもいいわけですよ。あるいは右に寄ってもいい。校庭はあるんですよ。例えば子どもがどうしても減って、あるいは減って少なくなってきたと、統合しなあかんということになったとしても、あそこは梶中学校がすぐそばにある。大きな春日と滝井の統合どころじゃないですよ。もっと大きな敷地があるんです。そうすると、あなたが心配しているようなことは将来クリアできると思う。先々の心配を今あなたはしてはるけれども、現実にはどうなるかわからない状況で、この計画がどうしていいかわからなくなるとき万が一のときのためにとおっしゃるけれども、想定の仕方が僕は違うと思うんですよ。だって総合基本計画は人を呼び込んでまちを大きくしようと、人口をもっとふやそう、15万までにしよう、そして若い人が来てもらって活気のあるまちにしようというのが目標なんですよ。そうすれば、この学校の敷地がやっぱり要るんです。絶対に無駄にならない。むしろ私は4階建ての建物にお金をかけて2階建てにして、それで高い金を払うほうがよっぽど問題になると思うんです。これにはあなたとの平行線になるからこれ以上言わないけれども、僕はどうしても理解できない、ここは。本当に理解できないです。何でこういう無駄をしてまでやらないかんのか、減築をせないかんのか、大変な疑問を持っています。このことだけ言うときます。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(立住委員)  財政が少しよくなったけれども、予断は許さない状態と、この前提でさまざまな将来の市政方針が示されているんですけど、持ち越してました校務の業務委託につきまして、我々としても結論を出さなければいけないから一言申させていただきたいなと思うんですが、法的なものを一生懸命努力されて、またサービスの低下にならないようにっていうこと。ここにも一定これからも将来的な運用の約束等々、仕様等で整理したらええかなというふうに思います。  ただ今回やはり最大のやつは委託するっていうのが財政効果を生む、それにおいて非常にハードな着地、結局教育においては効果はあるといってもトータル、市全体としてはそうでもない。この辺について非常に悩んでまいりました。平成15、6年に箕面市がやはり校務を委託していましたんで見に行ってきたんですけれども、確かに民間の活力によって上手にやれば空気が一辺すると、こんなにも違うのかっていうようなこと、これは大きいなと思います。それに新風を入れるっていうか民間委託を導入するに際して、その息吹をこのコスト、今回全体的にはどうだろうなというコストに見合うんかどうか、ここが考えの根拠になるかなあと思うんですけれども、これについてはそういった、ともかく今後は民間委託する場合、財政効果が上がるというふうなこと、またそれに近いもの、できるだけ近いものにすると、こういった詰めて詰めてそしてそれでもということであれば一定の理解はできるかなあと思うんですけれども、最終的には今回のこと、先ほど新たに予算の枠返しをするというふうなことがございましたので、今後はこのシステムについて新しいものについて我会派としては見守りたいなというふうに思います。  機械警備、学校の門、人的なものから機械っていうか委託にかえられたんですけど、今回そのまま上げられているっていうことは当初、去年の段階ではいろいろと鍵等々で小競り合い、小競り合いというか小トラブルがあったみたいなんですけど、その後はないっていうことで、今回もう何か新たに工夫されたことはありますか。インターホン、機械警備で。 ○(宮木教育委員会事務局総務課長代理)  オートロックに関しましては、当初外側からインターホンを押してあけていただくと、出るときはまた防犯カメラで確認してもらうという不都合がありました。それを解消するために内側にカメラつきインターホンを付けまして、職員室との応答をしながら確認してボタンを押して出ていっていただくという方法を今はとっております。以上でございます。 ○(立住委員)  やはり想定外のことも多少起きると思うんですが、きちっと対応されたということなので、これも2年にわたってもう少し見守りたいと思います。以上です。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(福西委員)  教職員の精神疾患が全国的に非常に今多いと。平成24年度については5,000人を切ったけれども、四千九百何がしかの方が精神疾患を患っておられると。大阪府下を見ましても二百何十人の先生がそういう状況にあるということで、やっぱり守口市ではどういう状況なんです。 ○(佐藤学校教育課主幹兼教職員係長)  平成25年度ですが、小学校で3名、中学校で4名が精神疾患によって1カ月以上の病気休暇あるいは休職をとっております。 ○(福西委員)  まずやっぱり大切なのが精神疾患に陥らないような予防的な対策がどうとられているかということだと思うんですけれども、その部分については現状はどうなっています。 ○(佐藤学校教育課主幹兼教職員係長)  当然学校現場で管理職、校長、教頭が教職員の勤務状況を十分把握した中で教員が勤務をしている中で本人の雰囲気であったりとか、あるいは職員室でも下を向きがちな先生、やはりこういった方には教頭がさまざまな形で声かけをして状況の把握に努めている。また必要があれば医師による面接指導というのもございますので、それについても積極的に活用するように勧めているところでございます。以上です。 ○(福西委員)  いろいろなストレスの原因はあると思うんです。今おっしゃっていただいたように管理職がそういった教員の様子をうかがってというお話を聞きましたけれども、今年度はやっぱり管理職の方がそういう精神疾患を患って休職せざるを得ない状況になっているんですよね。これはどないしていったらいいんです。 ○(佐藤学校教育課主幹兼教職員係長)  委員がおっしゃるように、小学校教頭が1名精神による休職をしております。これにつきましては本来あってはならないことではございますので、今年度についても復帰をしておるんですけれども、今後ないように努めてまいらないといけないというふうに考えております。 ○(福西委員)  管理職だからあってはならないということでは、私はないと思うんですよ。やっぱり管理職は管理職なりにいろいろな責任が大きくなって、現に教頭先生のなり手が少ないというような報道もこの間あったかと思うんですけれども、そういうメンタル的なケアを本当どうしていくかというのは非常に大きな問題だと思うんですよ。現にその小学校では教頭先生が長い間不在であったために、やはり保護者との対応にも支障を来したりしているという現実で私も目の当たりにしていますので、その辺を管理職だからあってはならないで済ませられるような問題じゃないと思うんですよね。しっかりとそういうケアができていたのか、その辺は非常にやっぱり守口市教育委員会として問われるんじゃないかなあと思うんですけれども、その辺を答えていただかないと。管理職も人間ですので、あってはならないでは済まされない問題です。 ○(水田学校教育課長)  今、福西委員におっしゃっていただいたとおり管理職であっても当然起こり得るというのは当たり前であるということで、今あってはならないという表現をさせていただいた、それは不適切であると思っております。おっしゃっていただいているように教頭先生の業務というのは非常に多忙であるのは間違いない。その上で、今あったように本市としましても医師による面接指導が受けられるような体制というのはやっているんですけれども、今回このような事案が発生したということについては一つの課題であるなあというふうには認識をしております。以後、こういうことをまた未然に防げるようにも努めてまいりたいと思いますし、気をつけてまいりたいというふうに考えております。 ○(和仁委員長)  暫時休憩します。              (午後4時46分休憩)              (午後4時55分再開) ○(和仁委員長)  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、質疑を行います。 ○(永井指導部長)  貴重な時間をいただきまして申しわけございません。今現状は福西委員がおっしゃっていただきましたように精神疾患等で休んでおります教職員もしくは管理職もおりますが、一般教職員につきましては、管理職によります日常業務の中で様子を見ながら声かけをする中で精神疾患を出さないような体制をとっていくということは、これも通常校長とやりとりをしているところでございますが、それでもどうしても疾患等が出た場合につきましては速やかな対応を持ちまして病院のほう、通院をもちましてケアができるような体制をとらせていただきたいと思います。  それと一般教職員につきましては府のほうから人的配置を、かわりの者を入れていただくことができますので、それについては対応をしていただというふうに思っています。また、先ほどありましたように管理職の精神等疾患につきましては、これは管理職の代替につきましては人的のかえは制度としてございませんので、これにつきましては府と市のほうで協議をしながら何らかの形で、かわりの教頭ということではございませんが人的な支援をしていきたいというふうに思っておりますので、今後とも学校のほうの状況を見ながら進めていきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○(福西委員)  そういう精神疾患を持たれるっていろんな要因があるんだろうと思います。それに対してやっぱり学校としての業務量を精査するとか、先生が余りにも忙し過ぎるというようなことのないように精査していく、行事も今もう精査されていると思うんですけれども、そういった視点も必要ですし、ここ近年ずっと言われ続けている理不尽な要求をする保護者がふえてきたと、それに対する対応が非常にやっぱり教職員に対して精神的な負担を与えているというような現状もあります。これに対してやっぱり個々の教師に任せるんじゃなくて、学校全体、でもやっぱり教育委員会としてもそういう部分に対してのバックアップ体制をとっていかないと、なかなかこれは難しい問題やなあというふうに感じます。そういう意味で、教員がそういう精神疾患に陥らないような予防的な取り組みをぜひとも進めていただきたい。その復帰プログラムとかいうのが用意されているというふうに聞いていますけれども、なかなか予防への取り組みがまだまだ私はできていないんじゃないかなと。それによって困るのは、やっぱり学校現場であり子どもたちであり保護者であると。今回の小学校でもやはりPTAの方からもいろいろなお声を聞かせていただいたと。それに対しては教育委員会のほうでも人を充てていただいたりもしました。そういう部分では感謝するんですけれども、そうならないような体制をぜひとも真剣に取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(竹内委員)  また時間をいただきたいんですけれども、小学校英語教育支援費補助というのがありますけど、1つ目に聞きたいのが使える英語プロジェクトというのがありますけれども、これに変わったものですか。それにかわるものですか。 ○(橋本教育・人権指導課主任)  失礼いたします。使える英語プロジェクト事業の条項の中の一つに小学校英語教育支援員を置くというふうなことがございました。今回事業終了に伴い、小学校英語教育支援事業の中に使える英語プロジェクト事業に係る支援を入れました。以上です。 ○(竹内委員)  その使える英語プロジェクトを学んで使えるようになったんですか、英語は。 ○(橋本教育・人権指導課主任)  外国人とコミュニケーションをする機会がふえる中で、一つのコミュニケーションをするためのツールとして大切なことは英語でまずコミュニケーションをする態度を育成できているかどうかというようなところだと思うんですけれども、使える英語の実践校区内でアンケートのほうをとりましたけれども、そちらの中で、英語の授業中にペアやグループでの活動に自信を持って取り組めるというふうに答えた児童・生徒が小・中学校でも7割以上ございました。これは子どもたち同士で主体的にコミュニケーション活動をする態度を育成する、そういう目標に対する一定の成果だというふうに考えています。 ○(竹内委員)  今ちょっと説明の中で1点気になることがあったんですけど、外国人とのコミュニケーションがふえてきたっていうふうに言いましたけど、外国人とのコミュニケーションはふえたんですか。 ○(橋本教育・人権指導課主任)  英語につきましては、コミュニケーションするためのあくまでも一つのツールだというふうに考えております。 ○(竹内委員)  ちょっと少し話は戻ってしまうんですけれども、小学校で英語の科目というものはないんですよね。 ○(橋本教育・人権指導課主任)  そのとおりでございます。必修化ではございますけれども、教科ではございません。 ○(竹内委員)
     ということは、その英語は外国語活動でやられているんですか。 ○(橋本教育・人権指導課主任)  失礼いたします。小学校では5、6年生に外国語活動がございます。 ○(竹内委員)  外国語活動っていろんな言葉がありますよね。英語、中国語、フランス語、イタリア語などいっぱい。何で英語なんですか。何を目指しているんですか。 ○(森田教育・人権指導課長代理)  英語につきましては世界で最も多く使われている言語ということで、外国語活動におきましても英語、中学校の外国語につきましても英語を学習しております。 ○(竹内委員)  そんなに早くやる意味ってあります、英語を。早くやる意味があるんですか。 ○(橋本教育・人権指導課主任)  学習指導要領にのっとりまして行っております。 ○(竹内委員)  それはわかっていますけど、特別、外国語活動で別に日本語をやってもいいわけですし、一つとして、いろいろやり方はあるんですけれども、何か目指しているんですか。英語を早くやることによって、例えば何か国際人みたいなことを言っていましたけど、そういうのを目指しているんですか。 ○(橋本教育・人権指導課主任)  繰り返しになりますけれども、英語はコミュニケーションするための一つのツールだというふうに考えています。体験的な活動を通し、話すことになれ親しみながら物おじせず自分の思いを伝えることができる人の育成が大切だと思っております。 ○(竹内委員)  もう答弁は平行線になると思うんで、何でそんなに英語を早い時期でやるっていうのはそんなに必要性を感じていないんですよね。国際人、国際人って説明を聞きましたけど、ほかのところで、国際人っていうのは英語が話せるから国際人ではなくて、自分の自国のことをちゃんとわかったりとか、日本語の大切さであったり日本の歴史であったり、そういったものを初めて語れるようになってからいろんな海外のことを勉強し、そういうふうに比較していくことが僕は国際人と思っているので、ほかにも知ってはりますよ。別に高校生からやっても英語は話せますし、それぞれが社会人になってからでも英語を話すことはできるんですよ。そういった視点で何でもかんでも、さっきのICTもそうですけど、何でもかんでも新しいものがいいっていうわけではなくて、これ僕は一般質問で1回言いましたけど、大切なこともやっぱり忘れているんですよね。何でもかんでもはやりものに乗って、英語は早く勉強すればそれでいいみたいな、そんなんどこの根拠も何もないわけですよ。だからそういうふうに勘違いされている方がいらっしゃるかもしれませんけど、そういった中でやっぱり必要な心の教育もそうですけれども、日本のことであったりきちんと学ぶ必要があると思いますので、その考え方はどうですか。 ○(森田教育・人権指導課長代理)  竹内委員におっしゃっていただきました内容について、こちらもそういう認識である部分も多くございます。英語教育につきましては英語を話す力も当然でございますが、それより第一に積極的に英語を使ってコミュニケーションを図る態度、これをまず第一に目指しております。その次にですけれども、先ほど日本の文化等のお話をいただきましたが、こちらにつきましては子どもたちが外国の文化また言語を学ぶ中で、またその際に改めて我が国日本の文化そして言語の大切さやそのすばらしさを知る機会であると思っております。そういう機会を持ちながら英語教育のほうは進めてまいりたいと考えております。 ○(竹内委員)  私は余り賛成する立場じゃないですけれども、しっかりとそういった私が言った視点もちょっと考えていただいて、ことし1年また様子を見たいというふうに思っております。  あと一点よろしいですか。ちょっと違う話で。学校給食調理業務委託について質問ですが、給食の中身になるんですけど、学校の給食法の規則の中にミルクっていうのがありますよね、牛乳、これは飲まなければいけないというふうに決まっているんですけれども、素朴な考えとして、御飯に牛乳って合うと思いますか。 ○(奥本教育・人権指導課学校給食係長)  委員がおっしゃいましたように、学校給食法関連の中で決まっております。ですので、御飯にも、当初はパンばっかりでしたけれども、御飯の給食がふえてきた中でも牛乳はつけてきております。また栄養価の面での摂取の面からもちょっと毎日の牛乳は給食から外されないと考えております。 ○(竹内委員)  牛乳の栄養面って先ほど言いましたけど、いい部分も悪い部分もあるのはわかっていますけど、やっぱり僕は御飯にはお茶かなあっていうふうに思うんですよ。一つ参考例としまして、京都市の教育委員会が小学校給食で和食の比率を上げるというふうな話が去年の12月にニュースであったんですけど、その中で牛乳については米飯と合わないとして給食時はお茶に変えるという文言があるんです。ぜひそういったところも検討していただきたいなと。食育というふうにもおっしゃっているのであれば、やはり米とお茶っていうのもしっかりと伝えてあげるのも食育かなというふうに思っておりますので、その考えについてどうですか、まずお聞きしたいんですけれども。 ○(大野教育・人権指導課長)  一部その京都の例を詳細には存じませんが、まず教育委員会として給食を提供するという観点の中では、先ほど申し上げましたように学校給食法施行規則の中にミルクということで一定栄養価の基準も設ける中で完全給食として提供していると。ただ、当初はパン類が非常に多かったんですけれども、先ほど竹内委員がおっしゃったように、日本の米飯とか食文化を継承していく中で米飯もメニューの中に組み込まれていっておるという状況であります。学校の中で出される食品の観点もそういう部分もメニューの中にも取り入れられていくということですので、即牛乳をやめてお茶にするということについては現状では今のところは考えていないということでございます。 ○(竹内委員)  ぜひ京都市の教育委員会を参考にしていただきたいというふうに思います。  ごめんなさい、あともう一点だけ。すみません、長々と話をして。図書購入費なんですけれども、どんな本を買われるんですか。 ○(林教育委員会事務局総務課財務係長)  学校図書についてでございますが、教育委員会としましては学校図書の購入費用を学校配当として学校に配当しております。その中で、その学校学校で必要な図書というのを選んでいただきまして購入していただいております。内容としましてはさまざまもちろんございまして、小説的なものであったり歴史の本であったり、その学校が必要であるというふうに判断した図書につきまして買っていただいております。我々は予算を管理しておるというふうな状況でございます。 ○(竹内委員)  私も以前、「はだしのゲン」について一般質問させていただいたんですけども、そういう部類といいますか、もちろん図書の自由があるのはわかっていますけど、教育指導要領に含まれている、要は天皇への敬愛の念という形もありますけれども、私も「はだしのゲン」に関してはそれにそぐわないと思っています。そういった本を購入する予定でも、それはもし学校はそういう本を買うということになれば認めるわけですか。 ○(森田教育・人権指導課長代理)  図書の購入につきましては、学校が児童・生徒の指導の際に活用するために、発達段階に応じた適切な資料を購入していると学校が選んでいるものとこちらは認識しております。 ○(竹内委員)  私の意見と違うところがあるんですけど、私はそぐわないというふうに思っていますので、そういったところもきちんと考えながら子どもたちに適した、さまざま指導要領もあったりとか図書の自由とかいっぱいありますけど、やっぱりそれに合った図書を購入していただけるように考えていただきたいというふうに思っています。よろしくお願いします。以上です。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(真崎委員)  それより、そもそも学校の図書は足りているんですか。 ○(林教育委員会事務局総務課財務係長)  平成25年度3月末の見込み、蔵書率なんですが、小学校全校18校の合計といたしまして標準冊数をベースにしますと95%、中学校でいきますと全9校で98%の達成率となっております。以上です。 ○(真崎委員)  もともとこの標準冊数そのものも少ないし、本来図書っていうのはやっぱり幅広くやっていかなあかんのです。教育委員会が中身について介入しちゃだめなの。やっぱり子どもたちが本当に読みたい本を学校が自主的に選んでいくと。あなた方はそのためにどう予算をつけるか、ここに苦労せなあかん。中学校98%、小学校95%、残りわずかや。もう少し頑張ったら届くやないですか。どうです。 ○(林教育委員会事務局総務課財務係長)  おっしゃるとおりだと思います。ところが、この標準冊数の考え方なんですが、特別支援教室がふえますと、その1クラス分に対して何百冊というふうな形でどうしてもふえてしまいます。ですので前年度から見ますと蔵書数はふえましても、標準冊数からすると達成率が低くなってしまうというふうな計算上の差異というのも生じるような現状でございます。 ○(真崎委員)  もちろんそうなんです。だからいつまでたっても追いつかない部分もあるかもわかりません。しかしさらにやっぱり古くなれば廃棄処分もせないかん、新しくせないかん、買いかえもあるだろうし、そういった面も含めてやっぱり図書というのは子どもたちの心の糧、宝になりますから、成長の発展段階に合わせて学校が精査しながらやっていく、そんな中でいつもお金を、もちろんお金は気にしてもらわなあかんのですけれども、余り高額な本が買われへんというようなことがあるわけです。特にそういった面も、専門書は高いですから、小学校で余り専門書を置くところはないですけれども、その辺ではもう少し図書に回す予算もぜひ獲得していただくように、ちゃんと財政当局と話をしていただきたいというふうに思います。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(立住委員)  一つだけ、使用料の中で教育用コンピューター、使用料他とかっていうのが昨年に比べまして激増しているんですけれども、去年はさっき言った使用料が980万円、ことしは使用料が1,500万円。それはどういったことですか。 ○(林教育委員会事務局総務課財務係長)  こちらは教育用コンピューターの使用料ということで計上させていただいておりますが、教育システムがこの26年4月から更新させていただく予定でございます。ですので、旧の使用料から新しいシステムに変わることによりまして使用料がふえたものでございます。 ○(立住委員)  はい。これはコンピューターを変えたんですか。システムを変えたんですか。どっちですか。両方ですか。 ○(林教育委員会事務局総務課財務係長)  ソフトウエアを更新するものでございます。 ○(立住委員)  ソフトウエアの更新ということで、あとサーバー使用料等々かかって非常に校務はこれで効率化していると思うんですけど、仮にパソコンがなくて今の校務っていうのはやることはできますか。  もう今はコンピューターを使うというのは標準装備になっていますから、省力の点でもあるものですから、時代とともに、これは大いに使っていかなきゃいけないし、時代に逆行するものではいかんなと思います。いずれにしましても、大人になりましても、ここは管理ですからあくまでも学校の事務処理のほうになるんでしょうけれども、実社会に出てコンピューターを使ってやっていくっていうことであれば、しっかりとIT教育も進めていってほしいなというふうには思います。意見として。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、第2目教育振興費。 ○(竹内委員)  修学旅行についてお聞きしたいんですけれども、もう行く場所は決まっているんですか。 ○(森田教育・人権指導課長代理)  修学旅行の行き先につきましては各学校が、予約の時期もありますので既に計画は立てられているものと考えております。 ○(竹内委員)  どこに行きますか。 ○(森田教育・人権指導課長代理)  平成26年度の行き先につきましては、こちらでは把握はできておりません。 ○(竹内委員)  例年広島とかに行っていますよね。守口市ではこれは聞いたことがない話なので確認だけはしておきたいと思うんですけれども、他市で広島の修学旅行に行ったときに、例えば戦争の平和教育だというふうな話をする。でも日本人が悪かったんだということを教えられてしまったというような話もあるんです。守口市ではそういう教育はしていないんですか。 ○(森田教育・人権指導課長代理)  本市が平和教育を進めている中では、基本的には戦争の悲惨さを子どもたちが学ぶことで平和のとうとさを改めて学ぶということですので、日本のことを否定するような、そういうことで進めているものではございません。 ○(竹内委員)  きょうは意見にしておきますけれども、広島以外にも毒ガス資料館とか行ったりしていると思うんですけれども、あそこの僕の勉強で、僕の学びでやっぱりこれはちょっと違う表現じゃないんかなっていうのも結構あったりして、そういういろんな教育の視点はあると思いますけれども、そういったところに気をつけながらといったらどうかわからないですけど、そういったきちんとした戦争は二度としてはいけないというところはわかっているんですけれども、そういうゆがんだ平和教育というものは今はないとおっしゃったんで大丈夫と思いますけれども、今後は絶対にないようにしていただきたいと思います。以上です。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。              (「なし」の声あり)  次に行きます。第3目学校建設費。 ○(真崎委員)  ここも気になっているんですが春日小学校校舎解体工事監理委託というので、さっきも言ったんですけど、この監理を委託せないかんというのは、今までずっと直営でやってきたと思うんですが、ここに来て物すごく監理委託料がふえているんですけど、これは何でですか。 ○(吉安教育委員会事務局参事)  工事監理でございます。これにつきまして私ども学校建設の全般に当たり、教育委員会主体でしておるところでございます。ただし、建築課とも十分調整しながら、その設計等に当たっているわけでございます。その調整の中におきまして、本来委員がおっしゃられるようにみずから直営ということもございますけれども、その協議の中でより円滑な推進を図るという意味合いから、今回こういう形で委託をするとなっております。 ○(真崎委員)  仕事ができないときが多かったんですね。ずっと財政危機、15年からずっと大変だと言うことで建設事業をおさえてきた。その間技術職員が現場管理、監督をするノウハウがどんどん落ちてくる。で、団塊の世代が退職をする。そうすると勉強する場、実践をする場がなかった。せっかく勉強する場ができたときに、みんな委託をしていくんではせっかくの技術職員で雇用した人もなかなかノウハウを学ぶことができない。せっかく新しい技術を提案されて、特に新しい学校をつくるときは新しい技術は提案されて、それで現場監理をしながら技術職員も学んでいくという、こういう機会がありながら、みんな民間に委託をしてしまうというのは、これは僕は、みんなとは言いませんけれども、一定そうせざるを得ないのはようわかるんですが、せっかくの機会を奪うことになりませんか。 ○(吉安教育委員会事務局参事)  委員がおっしゃられるとおりの部分もあろうかと思います。先ほど申し上げましたように、設計に当たりましても建築課とは十分協議をさせていただきました。今回さまざまな、この解体に限らず二中、四中、あるいは小中一貫も含めてではございますけれども、プロポーザル方式で設計者を選定する中において建築課も同席して十分、その辺は大変建築課も若い職員が多うございますので、我々と一緒になりながら協力体制の中でしておるところでございます。ただ、この工事監理につきましては残念ながら協議の結果、今回はこういう形で予算計上をさせていただいたところでございます。 ○(真崎委員)  だからやっぱり人事施策が一貫していないんですよ。だからせっかく新しい技術を学ぶ機会がありながら、それを十分活用できないということが現実に起ころうとしている。しかし若い職員も多いし、女性職員も建築課の職員も建築の技術を持った職員もおるわけですから、その辺では監理は業者がするけれども、しかしそのかわりやっぱり日参するぐらいして、この新しい技術を民間のそういった技術を学ぶような体制をぜひとるように、教育委員会のほうからもぜひ進言をしていただきたいというふうに要望しておきます。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。              (「なし」の声あり)  次に移ります。第3項中学校費、第1目学校管理費。
    ○(福西委員)  報償費の中の英語学習支援謝礼、大阪国際大学と連携して中学生に英語の学習の機会を与えるということですけれども、もう少し具体的に説明していただくとどういう内容になりますか。 ○(大野教育・人権指導課長)  予算のほうは報償費ということで上げさせていただいております。この事業につきましては、大阪国際大学との包括協定の中で大学側が主体的に守口市の中学校の子どもたちに学習支援ということで提案をされたというふうに伺っております。その中で、国際大の状況を生かすというか英語を学ぶ学生と思いますので、一定今のところ5名の学生さんをそういう学習支援のサポーター的な人材で置きながら、実施日につきましては現在予定ではありますけれども、土曜日の2時間程度、教科については英語、内容については基礎的なものになるかと思いますが、国際大の教えらえる教員の方々とも協力しながら学生さんと教える内容は決めていくというような内容で、今のところはこういう形で予定しているところであります。 ○(福西委員)  今の説明の中で大学側が主体的に云々と伺っているという、今説明があったんですけれども、これは教育委員会は全くノータッチで、大学はそうしますよと言うからその話に乗っただけというような捉まえ方になってしまうんですけれども、そういうことなんですか。 ○(大野教育・人権指導課長)  当然大学との連携の部分でございますので、連携協定の中でお話をいただいたという中で場も活用しながら、当然子どもたちは守口市内の公立の子どもたちですので、内容を周知させていただくのは教育委員会という形で十分内容も協議しながらさせていただくということでありますので、全然そちら任せということではないと。ただ主体的には場所が学校ではございませんので、大学でということで。 ○(福西委員)  内容もこれから協議していくような申し上げ方をしたけど、私もこれは一体どういう内容でやられるのか全くわからないんですよ。学校の英語の授業の補習的な形でやるのか、それともより進んだ予習的な形でやるのか、それとも英会話を主体にするのか、全くわからないんですよね。その辺をちょっと丁寧に説明していただけたらありがたいです。 ○(永井指導部長)  今大学のほうと協議をする中で固まっておりますのは学生が5人、中学生を10名程度、英語の学習をしていこうということが決まっておりまして、今その段階で協議の中では大学とそこは固まっていると。あと詳細につきましてはまだ完全な固まりができていないのが現状でございますが、これは守口市の子どもたちの学習支援ということで言えば大変ありがたいことだというので、進めていきたいと思っています。 ○(福西委員)  ありがたいかどうか内容が固まっていないのに何でわかるんですか。どういう内容でどういうレベルのことをするのかもはっきりまださっぱりわからへんのに報奨金はとりあえず予算計上しましたよという話では、私はわからないです、全くこれ。31万円の話ですけれども、これは内容が定員15名程度ですよ、学生5名ですよ、英語を教えますよ、土曜日ですよ。この説明では到底理解できないです。 ○(永井指導部長)  まだ説明不足かと思いますが、教材につきましては大学側で大学の教授を中心に教材等つくったものを中学生向けにつくる、もしくはそのやりとりの中で子どもがこのことについて学びたいという要望がありましたら、そのことの内容も大学教授が入っていただいて個別の対応もしていけるということもお聞きしております。 ○(和仁委員長)  暫時休憩します。              (午後5時30分休憩)              (午後5時44分再開) ○(和仁委員長)  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。 ○(永井指導部長)  貴重なお時間をいただきまして申しわけございません。今御説明させていただきましたが、十分御説明できない現状がありますのは大変申しなく思っております。今回報奨金と保険のほうを出させていただいておりますが、まだまだ調整等ができておりませんので、今後、詳細な内容も大学と詰めまして、6月実施ということも予定に入れておりますので、今後4月募集等の状況も踏まえまして御説明に上がらせていただきたいと思いますので、お願いしたいと思います。 ○(福西委員)  やっぱり予算をこうやって提案する限りはもう少し詳細を詰めていかないと。募集するのが教育委員会であればなおのことやと思いますよ。中身はわかりませんけどやりますねんっていう話は、これはもう通らないですよ。だから今後そういう点も気をつけていただいて、これは守口市の子どもたちの本当にメリットになる事業となるように頑張っていただかないと困るということ、これは苦言を呈しておきます。以上です。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(竹内委員)  関連で、今内容を詰めているということなので意見とさせていただきますけれども、やっぱり国際という名前がつく大学なわけですから、英語英語っていうだけではなくて大学生の第二言語とかさまざま学習しているわけですから、何かそういった世界と日本の違いとかいうのをいろいろ研究して、今は英語ってなっていますけど、これからどんどんどんどんいいものにしていってほしいですし、あともう一点なんですが、英語以外に何か防災教育っていうような、そういったことも何か提携されたんですか。 ○(鳥野管理部長)  直接私どもの所管ではございませんけれども、包括協定の中でそのような、例えば学校施設を防災に活用するとか、そういうような内容が含まれているというふうに私は聞いております。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(真崎委員)  決算と違い予算ですから、済んだことよりこれからのことを聞きたいんですが、昨年、中学校給食を実施するに当たって、ちょっと不手際が私はあったと思うんですよ。契約の問題で言えば。本来一般競争入札でやると言いながら現実には指名競争になって、しかも辞退が出てきたということがあったんですが、ことしはそんなことはないんでしょうね。ちゃんと実施方針に基づいて一般競争入札でやるという方向は決まっとるんですよね。 ○(奥本教育・人権指導課学校給食係長)  今委員が御指摘のとおりに去年、25年、不手際がございましたので、今年度についてはそういったことのないようにしていきたいと思っております。 ○(真崎委員)  いやいや、そんなことがないようにじゃなくて、ちゃんと実施方針というのを決めたわけですね。それでこの中では、一般競争入札でもちろん業者が少なくても一般競争入札でやるんだということなんですよ。指名競争した上に辞退が出てきて大分混乱をしている。しかも指名の評価を優先させるということは今回はないですよね。ちゃんと本当の一般競争入札になるんでしょうね。 ○(大野教育・人権指導課長)  委員御指摘のとおり、昨年度梶中学校の調理委託につきましては今おっしゃるような形にさせていただきました。今年度につきましては方針に基づきながら、当然小学校の調理委託業務については条件つき一般競争入札をさせていただいていますので、計画的な施設等の整備もありますし、一定、梶中学校のほうで選択制の給食の業者等々もありましたので、5校にはなるんですけれども、そういうような形で適性に方針に基づき進めていきたいと考えております。御理解お願いいたします。 ○(真崎委員)  それで、この中学校給食で給食費を決めるシステムというのはどこが決めるんですか。例えば小学校であれば学校給食協会で予算、決算をやって食材をいろいろ検討していく中で収支のバランスをとる、そこへ給食代が決まるいうことですね。ところが、この中学校給食は食材から何からみんなもう業者任せになりますから、そうすると収支についてはどこがコントロールするのか、教育委員会がコントロールできるのかどうか。この辺はどうなんです。 ○(大野教育・人権指導課長)  1つ目の値段につきましては、従前小学校につきましては学校給食協会のほうで決定をさせていただいております。今般中学校に関しましては、梶中は一番最初でしたので学校給食協会のほうの規約を改正させていただいて、中学校のほう、校長先生を含めて組織の中に入っていただきました。それ以後、教育委員会臨時会を経まして現状の1食330円という値段を設定させていただきました。  それから当然システム上330円の給食代は食材代になりますので、調理委託業者のほうが管理をいたします。小学校の給食協会とは違いますので、その管理につきましては一定他市の状況もいろいろ考えますと、当然業者のほうの発注の領収書等もありますので、それを後で見合う中で管理をしていくというような方法になろうかと考えています。 ○(真崎委員)  本当は給食費というのは私債権になるわけですね。公債権にならない。私債権ということは民間の債権ですから、例えばこの分について決定権を持つのは民間の業者ですね。本来給食協会であれば一定市の介入ができるんですけれども、中学校給食に限って言えば給食代の設定ができるのは業者ということになるんです。そうすると、この330円、これがどうなるかというのは業者の成績次第だ、収益次第だ、収支のバランス次第だと、こういうことになるんです。それで教育委員会はその金額に歯どめをかけることができるかというとなかなかできないと私は思うんですが、しかし現実的にいうとそんなに高くすることはできない。このようなどういうふうにバランスをとるおつもりでいらっしゃいますか。 ○(大野教育・人権指導課長)  御指摘のように330円と設定をさせていただいた経過につきましても、ある程度選択制の他市の状況の値段設定を勘案し、守口市も他市の例を参考にしながら設定をさせていただきました。委員がおっしゃるように、制度上値段については調理委託業者が設定をしていくというような課題もありますが、難しいと思うんですが、実施の状況等々については給食協会のほうで状況も把握しながら、例えば値段を業者側が非常に上げるというようなことに関しては、当然喫食率等の関係もありますので、設定は選択制ですので当初は30%程度の値段設定も含めて330円ということで委託調理を受け持ってもらっていますので、その点については値段も当然ですが、そういう喫食率等も上げていくようなことも踏まえながら取り組んでいきたいというふうに考えています。 ○(和仁委員長)  暫時休憩します。              (午後5時54分休憩)              (午後5時57分再開) ○(和仁委員長)  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。 ○(大野教育・人権指導課長)  失礼いたします。貴重なお時間をいただきまして、まことに申しわけございませんでした。先ほど真崎委員さんからの御指摘のように、中学校の給食は小学校の給食とは違いまして、そういう値段等の管理につきましては業者が管理しますので、今後業者の撤退やその値段の高騰等が起こらないように、事前協議も含めて検討する組織も含めて教育委員会としても考えていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(福西委員)  ちょっと今の問題と別ですけど、給食について喫食率が先日の議会の中で10%ぐらいでまもなかったからということで周知をすると。周知していただくのは当然いいことやと思うんですよ。中学は選択制の学校給食をしているから希望者はどうぞ食べてくださいと、選択してくださいと言うのはいいんですけど、これは去年も議論したんですけれども、じゃ、喫食率を上げることが、今ちょっと何か業者とのことをちらっと言いはりましたけど、私はそれとは別個の話ですけれども、喫食率を上げることが学校給食の目的になってはいけないというふうに私は思うんですよ。前回も課長が答えてはったけど、やっぱり自分で食を選択する、給食がいいのかそれとも保護者につくっていただいたお弁当を持ってくるのがいいのか、選択をするのも食育やと思うんですよ。そうじゃなくて喫食率が低いからいけない、上げなくちゃいけないという議論には私は絶対してほしくないと思うんですよ。その点はどうなんです。 ○(大野教育・人権指導課長)  答弁の中で少し誤解を生じさせたと思いますが、もちろん守口市の中学校給食につきましては選択制ということで、今、福西委員がおっしゃったように当然小学校の給食から従前中学校では家庭から持ってくる弁当、それが食堂があったときには食堂ということでありましたので、今現状では家庭から持ってくる昼食、それから完全給食として出す中学校の給食、この選択については生徒自身が判断をするということには変わっておりません。しかしながら、教育委員会が責任を持って出している給食については、一定どんなものか味も含めて食べてみるということは、これは必要なことだと思いますので、今現状、周知とともに梶中学校のほうでは学校とも連携しながらこの取り組みをしていただいています。手始めですけれども、給食をみんなで食べてみる日を設定するとか、そういうことは必要かなというふうには思っております。趣旨は変わっておりません。 ○(福西委員)  了解しましたけど、あくまでもやはり食育という観点からすると、やっぱり選択する能力を子ども自身に身につけさせる、これがやっぱり大きな目的やと思うんですよ。喫食率を上げる、どこかの自治体は喫食率が少ないから、じゃ、全員給食にしてしまえというような判断をしている自治体もあったと思うんですよ。それはやっぱり本末転倒やというふうに私は思いますので、そういう食育という観点から取り組んでいただきたいと思います。以上です。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、中学校費の学校管理費でございますが、先ほどの第2項小学校費の第1目学校管理費の中で教育委員会のほうが少し違った答弁をされたので、改めて立住委員の質問に答弁させます。 ○(林教育委員会事務局総務課財務係長)  失礼します。私が先ほど立住委員の御質問で御答弁させていただきました点を訂正させていただきます。先ほどの使用料及び賃借料の教育用コンピューター使用料ほかの項目でございますが、私は先ほどソフトウエアの更新による使用料の増というふうに誤って御答弁させていただきましたが、正しくは25年度途中に導入しました校務用パソコンのハードの使用料が1年分、26年度で計上させていただきましたということにより増加したものが入っておりますということでございます。 ○(和仁委員長)  よろしいですか。 ○(立住委員)  ICTではなくて校務用パソコンということですか。 ○(和仁委員長)  もう一回言って。 ○(林教育委員会事務局総務課財務係長)  校務用パソコンのハードの入れかえに伴う使用料の増加でございます。 ○(和仁委員長)  以上で、再答弁は終わります。  次に入ります。第2目教育振興費。  第3目学校建設費。 ○(真崎委員)  2中・4中、統合校。今前段として杭を抜く仕事がずっと入って、もう既に工期は始まっておるわけですけれども、これは来年の4月に間に合いますね。 ○(西村学校規模適正化プロジェクトチーム主任)  杭抜きのほうは3月末までに完了する予定になっております。 ○(吉安教育委員会事務局参事)  今学校建設が間に合うんかという御質問だと思います。開校は27年4月でございます。施工業者も決まっております。今現在、施工管理計画も含めて詰めておるところでございます。予定どおり建築できるということで今進めておるところでございます。 ○(真崎委員)  第1期工事の完了というのはどこまでですか。 ○(吉安教育委員会事務局参事)  第1期工事につきましては校舎棟を中心としたものでございます。これにつきましても27年、当然3月末までには竣工するというものでございます。 ○(真崎委員)  だから、27年の4月に開校しようと思えば、27年の3月には既に初度調弁の物品も管理をせないかん。4月8日頃ですか、新しい学期が始まるのは、そこまでにはちゃんとそういう中のいろんな備品もそろえて待っとかなあかん。子どもたちが通る通路というのは、きちっとその通路自身も仕上がっとかなあかん。そういうことですよ。外溝がおくれて、その外構工事の中を子どもたちが入ってくるようなことはだめですよ。きちっと外構工事も含めて完了しとかなあかんのですよ。その辺いつも大体この公共工事ってそこがおくれてくるんですよ。間に合わない。中だけはできているけれども、外を子どもたちがこないしながら歩く、あるいは仮設の道路をつくってそこを歩いてくるという、こういうことが起こりますから、その辺をよく注意してください。それは絶対大丈夫ですね。もう一遍念を押しときたい。 ○(吉安教育委員会事務局参事)  さまざまな外溝も含めて、今御指摘いただきまして、当然そういったことも含めて完了できるように鋭意努力してまいります。 ○(和仁委員長)
     他にございませんか。              (「なし」の声あり)  次に移ります。第4項幼稚園費、幼稚園管理費。              (「なし」の声あり)  次、第5目教育振興費。              (「なし」の声あり)  最後に債務負担行為について。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、債務負担行為についての質疑を終わらせていただきます。  それでは、職員の入れかえを行いますので、暫時休憩します。              (午後6時06分休憩)              (午後6時15分再開) ○(和仁委員長)  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  第5項社会教育費から第7項青少年健全育成費について、北山生涯学習課長から説明を受けることといたします。 ○(北山生涯学習課長兼文化振興係長)  それでは、教育費のうち社会教育費関係につきまして180ページから御説明させていただきます。  180ページ、5項社会教育総務費、1目社会教育総務費でございますが、生涯学習課が所管いたしております施設や事業に係ります経費及び公民館の嘱託職員関係並びに生涯学習課、公民館職員の人件費などでございます。前年度と比較いたしますと33.4%の増でございます。増の要因といたしましては、守口文化センター及び生涯学習情報センターの改良工事の経費が増額となったものでございます。1節報酬は、社会教育指導員及び社会教育委員などに対する委員報酬でございます。7節賃金は、旧中西家住宅、公民館の臨時職員及び嘱託職員に対する賃金が主なものでございます。8節報償費は、あけぼの教室及び市美術展覧会の審査員や運営委員並びに子ども読書活動推進事業に伴います講師に対する謝礼が主なものでございます。また平成26年1月1日から現代南画美術館を廃止いたしましたが、引き続き現代南画の普及・促進に努めてまいりますことから、平成26年度から新たな事業といたしまして、日本南画院の協力を得まして生涯学習情報センターの4階イベントホールにて作品展を開催する予定でございます。この作品展でのギャラリートークの講師謝礼を計上させていただいております。9節旅費は、社会教育委員が研修参加に伴う交通費の費用弁償が主なものでございます。11節需用費は、旧中西家住宅の維持管理に係ります光熱水費及び市美術展覧会などの行事費が主なものでございます。182ページにまいりまして12節役務費は、行事の開催に伴います案内状の送付及び事務連絡業務に係る郵便料や日本南画院作品展の動産保険料が主なものでございます。13節委託料は、生涯学習情報センター、文化センターの指定管理料や図書管理システムの図書管理料のほか、旧中西家住宅の管理業務の委託料、日本南画院の作品展に係ります作品の搬入、搬出などの業務委託料が主なものでございます。14節使用料及び賃借料は、図書管理システムの使用料や行事の実施に伴います会場借り上げ料が主なものでございます。15節工事請負費、改良工事費は文化センター及び生涯学習情報センター外壁の改修工事並びに旧中西家住宅の補修工事が主なものでございます。18節備品購入費は、文化センター1階にサテライトスタジオを設置に伴います防音室の備品購入費でございます。19節負担金、補助及び交付金でございますが、負担金は各種協議会等への負担金でございます。補助金につきましては、社会教育関係団体への補助金で、補助団体につきましては説明欄に記載のとおりでございます。184ページにまいりまして20節積立金は、生涯学習援助基金積立金でございます。  次に2目公民館費でございますが、この費目は10館1分室の管理運営に要します経費でございます。前年度と比較いたしますと4.9%の増でございます。8節報償費は、公民館地区運営委員長への報償金及び各公民館が実施いたします講座などの講師謝礼でございます。11節需用費は、各公民館の維持管理に要する経費で、光熱水費が主なものでございます。12節役務費は、各公民館の電話使用料などの通信運搬費及び受水槽清掃の手数料などが主なものでございます。13節委託料は、各公民館の清掃警備委託料のほか、エレベーターなどの各種設備の保守点検に係る委託料が主なものでございます。14節使用料及び賃借料は、電子コピー機及び電話機のリース料でございます。15節工事請負費は、全公民館の消防用設備の補修工事及び庭窪・南部公民館の高圧電気設備の補修に要する費用でございます。18節備品購入費は、各公民館の展示パネルの購入並びに各公民館の図書購入費が主なものでございます。19節負担金、補助及び交付金でございますが、補助金は公民館運営活動事業支援補助金でございます。交付金は公民館地区運営委員会への活動に対するものでございます。  186ページにまいりまして3目文化財保護費は、文化財保護関係の費用を計上しております。前年度と比較しますと40.49%の減でございます。1節報酬は、文化財保護委員に対する報酬でございます。8節報償費は、一里塚の清掃を行っていただいております町会への謝礼でございます。11節需用費は、市民文化財講座や文化財展の行事費が主なものでございます。12節役務費は、文化財保護審議会開催に伴いまして、委員への事務連絡用の郵便料でございます。使用料及び賃借料は、浜町にございます一里塚の賃借料でございます。  以上、5項社会教育費でございますが、全体として対前年度比28.41%の増でございます。  188ページにまいりまして、6項保健体育費、1目保健体育総務費でございますが、スポーツ・青少年課の人件費及び所管に係ります事業の経費などでございます。前年度と比較いたしますと40.81%の増となっております。1節報酬は、スポーツ推進員に対する委員報酬でございます。8節報償費は、各種大会の審判員への報償金及び各講習会の講師謝礼が主なものでございます。9節旅費は、スポーツ推進員が各種会議への出席に伴う交通費の費用弁償及び各種競技大会への派遣費でございます。11節需用費は、学校体育施設等開放事業に伴う管理運営経費が主なものでございます。13節委託料は、小学校のプール開放事業に伴います管理業務の委託料でございます。19節負担金・補助及び交付金のうち負担金は、各種大会への負担金でございます。補助金は、市体育連盟への補助金でございます。  190ページにまいりまして、2目体育レクリエーション施設費でございますが、市民体育館、市民球場、テニスコートなどの体育施設に係る管理運営経費を計上いたしております。前年度と比較いたしますと0.38%の減でございます。11節需用費は、市民球場及びテニスコートの運営に要する光熱水費が主なものでございます。行事費につきましては、市民生活課所管に係ります経費でございます。13節委託料は、市民体育館の指定管理料及び淀川河川敷運動広場の管理運営委託料のほか、体育施設維持管理業務委託は、市民球場の維持管理業務が主なものでございます。14節使用料及び賃借料は、複写機の使用料が主なものでございます。15節工事請負費は、市民球場の観覧席、非常階段の補修工事に要します経費でございます。18節備品購入費は、テニスコートの備品購入費が主なものでございます。19節負担金・補助及び交付金は、市民生活課が所管いたします花園・守口ふるさと村運営費の負担金が主なものでございます。  以上、6項保健体育費でございますが、全体として前年度比25.34%の増でございます。  193ページにまいりまして、7項青少年健全育成費、1目青少年健全育成費は、青少年の健全育成対策に要します経費でございます。前年度と比較しますと10.56%の減でございます。1節報酬は、青少年保護審査会委員の報酬でございます。8節報償費は、青少年育成指導員に対する活動謝礼が主なものでございますが、平成25年度までは青少年育成団体の指導者に対しまして報償金を執行いたしておりましたが、平成26年度からは団体補助へとすることから、指導者分の報償金を減額いたしました。9節旅費は、青少年育成団体の各種執行役等の指導者の派遣費が主なものでございます。11節需用費は、成人式やこどもまつりなどの行事費が主なものでございます。12節役務費は、成人式に伴います郵便料が主なものでございます。14節使用料及び賃借料は、複写機の使用料が主なものでございます。19節負担金・補助及び交付金でございますが、負担金は大阪府こども会育成連合会などの各種団体に対するものでございます。補助金は、青少年育成指導員連絡協議会や青少年団体に対するものでございます。今年度から青少年育成団体への指導者謝礼を減額し、減額した額の2分の1程度を青少年団体、協議会への補助金を増額いたしたものでございます。  次に、2目児童クラブ管理費は、もりぐち児童クラブの運営に係ります経費でございます。前年度と比較しますと2.24%の増でございます。1節報酬は、入会児童室の児童パートナーへの報酬でございます。7節賃金は、入会児童室に係ります障害児加配及び人数加配などのパートナーの臨時職員給が主なものでございます。8節報償費は、パートナーへの研修の実施に伴います講師謝礼でございます。  196ページにまいりまして、9節旅費は、指導パートナーなどの交通費の費用弁償でございます。普通旅費につきましては、児童クラブ事業に係る調査旅費でございます。11節需用費は、入会児童室に係ります運営経費でございます。12節役務費は、入会児童室に係ります損害保険料が主なものでございます。13節委託料は、登録児童室の運営を地域の実行委員会へ委託するための経費でございます。15節工事請負費でございますが、これは各児童クラブの畳の表がえに要する経費でございます。18節備品購入費は、各児童クラブ用の備品購入費でございます。  次に、3目青少年センター費でございますが、平成26年1月1日をもって施設を廃止したことから、26年度の予算は計上いたしておりません。  7項青少年健全育成費でございますが、全体といたしまして対前年度比2.1%の減でございます。  以上、まことに簡単な説明でございますが、教育費のうち社会教育関係の歳出予算についての説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○(和仁委員長)  説明が終わりましたので、これより質疑をお受けいたしますが、第6項保健体育費、第2目体育レクリエーション施設費中、友好提携市民休暇村に関することについては総務市民委員会の所管となっておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、180ページ、第5項社会教育費、第1目社会教育総務費について質疑をお受けいたします。 ○(木村委員)  文化センター内にサテライトスタジオを1階にもってくるということで、今回そこにスタジオをつくるということですけれども、まず初めに、なぜそこにサテライト施設を持ってこようという理由を教えていただきたい。 ○(土江生涯学習課長代理)  駅前の活性化及びまちのにぎわいの創出を図るために、守口文化センター玄関横のスペースを活用いたしまして、組み立て式のコメントブースを設置するということでございます。 ○(木村委員)  ありがとうございます。1階のガラスの内側につくるということで、そこからもたくさんの人が、そこでやっていることを見るということが予測されて、駅前のにぎわいを創出するということだろうというふうに思います。そしたら、どういうときにこのサテライトブースを使われるんですか。 ○(北山生涯学習課長兼文化振興係長)  基本的にはFMハナコさんのほうがスポット的な時間帯を決めまして、そこから放送するのと、また、そういった事業等を行っているときに放送と聞いております。 ○(木村委員)  FMハナコさんのほうで放送されるというところですけれども、やっぱり公開放送されているときというのがたくさんあると思います。特に長期休暇、夏休み等に子どもたちが、お昼時間帯ですかね、それでスタジオへ行って出演するというようなこともやられていると思いますし、そういうので子どもたちが行ったときに、その周りにたくさんの方が集まっていただけるということは想像できるかなというふうに思います。  この施設ですけれども、このサテライトをここにつくると外にも音声が聞こえるんですかね。エナジーホールの外側にはスピーカーといいますか、そういうようなものは設置はされます。 ○(土江生涯学習課長代理)  外部スピーカーを外に向けて出力できるような形で考えております。 ○(木村委員)  常設ではないですか。 ○(土江生涯学習課長代理)  イベント等あるときに外部スピーカーを外に出して、外にも聞こえるような形をとる形です。 ○(木村委員)  ありがとうございます。このサテライトをここにつくって、たくさんの方が駅前に集まっていただいて、にぎわいを創出していただきたいなというふうに思いますので、効果的に使えるような方向で進めていただけたらなというふうに思います。意見を申しておきます。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(真崎委員)  ここで南画院の展覧会会場借上料というのが出とるんですが、これは何か、どういうことや。 ○(北山生涯学習課長兼文化振興係長)  この1月1日をもちまして現代南画美術館を廃止しましたけれども、引き続き現代南画普及促進には努めていくということでございます。生涯学習情報センターのイベントホールにて、今まで御協力いただきました日本南画院さんにも改めてまた御協力いただきまして、その作品をこちらの守口市のほうで展示させていただきまして、より市民にそういった普及促進に努めてまいりたいと考えております。 ○(真崎委員)  倉庫のあの辺を改造して、今、常設できるようにしてますよね。それ以外に表のほうに持ってきて展示をすると、こういうことですか。 ○(北山生涯学習課長兼文化振興係長)  すみません、ちょっと私のほうが説明不足でございます。私どもが所蔵している作品につきましては、常設できる1階でさせていただきますけれども、日本南画院さんのほうが春と秋に大作展等を開催いたしております。その作品をお借りしまして、特別展というような形でムーブでさせていただくように考えております。 ○(真崎委員)  ムーブのどこでやるわけですか。 ○(北山生涯学習課長兼文化振興係長)  4階のイベントホールでございます。 ○(真崎委員)  そこで、ムーブの一番上の今閉まっているところ、あそこの有効活用はどうするんですか。4階のイベントホールもいいんですが、せっかくのスペースがあいたままになってると、これ、ちょっと、長い間ほったらかすというのはやっぱりようないと思うんですね。その辺の検討がどうされているのか、よくわからないんですよ。例えば4階のイベントホールでやりますと言わんでも、有効活用すれば、そこに一定の人を呼ぶような、あるいは展覧する、展示するようなことができやしないかというふうに思っているんですけど、どうでしょう。 ○(北山生涯学習課長兼文化振興係長)  プラネタホール、プラネタドームの有効活用でございますけれども、事業団のほうが自主事業としまして、講演会というか、去年は演劇会等々させていただいたりとか、そういったあきを活用させていただいて、あの形状も特殊なものでございます。そういった使える範囲で、そういった形のホール、プラネタホール、ドームのホールですけれども、そういった活用は今現在させていただいております。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(福西委員)  昨年度の議会でも質問させていただいて、この委員会でも質問させていただいたんですけれども、各公共施設の図書室がありますけれども、その蔵書のインターネット検索ができないかというようなことをお伺いさせていただいて、昨年度、一定のめどが立ったような御答弁をいただきました。それが予算、何らかの形で計上されているんでしょうか、今回。 ○(北山生涯学習課長兼文化振興係長)  26年度の当初予算には今回、計上はいたしておりません。 ○(福西委員)  昨年度の答弁、ここで言いますけれども、27年4月からスタートしていくようなスケジュールで取り組んでいきたいと。現在のシステムは25年11月30日で5年契約が一旦終わって、1年間だけリースアップさせていただきたいと。27年4月からは蔵書がインターネット検索できるように取り組んでいきたいというふうにお伺いしたんですけれども、これ、今年度のこの予算になければ、4月からスタートできるんですか。 ○(北山生涯学習課長兼文化振興係長)  図書室につきましては、私どものほう種々検討させていただいて、やはり市民の利便性も考えれば、インターネット検索できるシステムが必要だろうということで検討いたしておりますけれども、現在、ムーブ、文化センター、他の社会教育施設等ございますけれども、そういったものも含めて、改めてちょっとムーブの図書室を再度検討させていただきたいなと考えております。 ○(和仁委員長)  暫時休憩します。              (午後6時39分休憩)              (午後6時57分再開) ○(和仁委員長)  休憩を閉じ委員会を再開いたします。 ○(松生涯学習部長)  まことに申しわけございません。平成27年からインターネットによる検索も可能なシステムを導入させていただくと、さきの委員会でも御答弁をさせていただいておりましたが、システムの変更が実現に至っておりません。まことに申しわけございません。改めて平成28年4月の導入に向けまして取り組んでまいり、また、予算が確保されるよう努力してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。申しわけございません。 ○(和仁委員長)  松部長から答弁がありましたが、教育委員会全般にかかわることですので、教育長も再度、決意も含めた答弁をいただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○(首藤教育長)  本当に申しわけありませんでした。今後このようなことがないようにしたいというふうに思っております。今、松部長がお答えしましたように、システム、いわゆる図書システムのあり方も含めて検討させていただきまして、28年度には導入できるように努力してまいりたいというふうに思いますので、御理解願いたいと思います。 ○(福西委員)  委員会での答弁を全く覆すようなこういう事態が発生するというのは、これ、ちょっとあいた口がふさがらない。それに対してここでもう一度質問しなければ、その事実さえ明らかにならないというのは、これはやっぱりおかしいなと思います。  このシステムについて、先ほどの教育委員会の点検評価の中でも、108ある項目のうちの6つだけ三角ついてる、この1つです。そういう認識は持ってはるんですよ。しないといけないという。北河内で導入できてないの、守口市だけですよ。やっぱりそのことをもうちょっと重く受けとめて、みずからの答弁をもうちょっとしっかりと受けとめてしていただかないと、これは守口市の文化行政、前へ進まないですよ。先ほど校務委託のところで市長のほうも、効果額は教育に使っていきたいというような決意もおっしゃっていただいたんで、ぜひとも平成28年4月ということではなくて、できれば、これ、補正予算とるぐらいの覚悟で取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○(真崎委員)  市長もずっと入ってはるわけですよ。そうですね。教育委員会が答弁した。最終的に市長は復活予算の折衝というのがあるわけ。ここで答弁したことをよく御存じですから、部下のそういう答弁を応援するような、そういうことをやっぱり市長としてやらないかんと思うんですよ。ほんまに。そうしなければ、この答弁自身、ここでした答弁自身が全く見殺しとは言いませんけれども、無駄になってしまう。それで議会からやっぱり追及されてしまうことになるんですよ。それに、ぜひ市長、これ、そういう点ではずっと入ってはるのは市長さんですから、市長、ぜひそれについてはフォローできるように、ひとつ決意をお願いしたい。 ○(西端市長)  このインターネットの図書検索ですけれども、今、教育長が申しましたように、図書館の図書システムのあり方自体をもう一度検討させていただいて、きちっと検証した上で予算をつけてまいりたいと、このように思っております。 ○(和仁委員長)
     他にございませんか。 ○(竹内委員)  先ほどの真崎委員の質問と関連なんですけど、プラネタリウムのあり方についてなんですが、先ほどの答弁の中で、劇とかですか、などの有効活用をしているというふうにあるんですけど、プラネタリウムのあの場所でできることというのは何があるんですか。 ○(北山生涯学習課長兼文化振興係長)  まず、防音効果とか音響効果がございますので、ミニコンサートという形、出演者の少ない編制のコンサートとか、一応、表というか舞台を若干広げまして、それで舞台演劇等も可能でございます。また、講演なんかもいけますし、また、ドームの壁を使いまして映画等も可能でございます。 ○(竹内委員)  劇とかってあったんですけれども、それはある団体が、ここを使わせてくれと言ったのか、もしくは教育委員会から、これをやろうではないかみたいな、そういう提案でしたか。 ○(北山生涯学習課長兼文化振興係長)  基本的には指定管理の中での自主事業として行っておりました。 ○(竹内委員)  やはり全く使わなくてそのままにしておくのもちょっと無駄やと思いますから、いろんなことを考えて、例えば今はやっているのでは、3Dマッピングで使う。そういうのもいろいろ工夫すれば、人気のあるものを取り入れたりとかすると、やっぱり有効活用できると思いますので、そういったこともぜひ検討していただければというふうに思います。意見にしておきます。 ○(真崎委員)  自主事業でそこまでできるんでしたら、例えばいろんな劇団が使いたい、あるいはそういった団体が使いたいとかいうときには貸し出しをするようにしたらどうですの。 ○(北山生涯学習課長兼文化振興係長)  基本的にはドームが部屋貸しもできるような状況になっておりますので、そういった形でもし希望があれば、貸し出しは行っております。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(福西委員)  もりぐち歴史館ですけれども、いろんなイベントをされていますが、どういったイベントが人気があるというふうな認識されておられますか。 ○(北山生涯学習課長兼文化振興係長)  今まで、基本的には四季折々の、言いましたように季節柄の七夕の部分とか、子どもたちがやりますんで。あと9月、中秋の名月、観月の夕べということで、ミニコンサートみたいな形を土間でさせていただいております。そういった見て楽しめるものとか参加して楽しめるものが人気ございます。 ○(福西委員)  この来館者数というのは、途中から開館日数も変わったと思うんですけれども、どういうような状況ですか。 ○(土江生涯学習課長代理)  来館者数につきましては、平成21年度が2,200人、それから22年が2,300人です。23年が2,300と横並びになっておりまして、大体2,300前後を推移しておるところでございます。 ○(福西委員)  その来館者数は担当課としては十分だとお考えになっておられるのか、いや少ないなと、もっと来てもらわんとあかんなというふうな認識を持っておられるのか、どちらなんですか。 ○(北山生涯学習課長兼文化振興係長)  1人でも、より多くの市民、そういった興味ある方に来ていただくというのは、やっぱり私どもの考えでございます。やはりそれに伴いまして、今回25年度におきましては大阪国際大学の協力も得まして事業展開するなど、やっぱり利用者の増には努めたいと考えております。 ○(福西委員)  利用者増に努めるということですけど、これ、いろんなところに委託して、それの事業評価システムが曲がりなりにもできました。ここがどういう評価をするのかわかりませんけれども、各評価の中にやっぱり来館者数とか利用者数、これは当然入ってくるわけなんですよね。それぞれ目標値を掲げているわけなんです。歴史館として年間の来館者の目標というのを掲げておられますか。 ○(北山生涯学習課長兼文化振興係長)  目標来館者数は掲げておりません。 ○(和仁委員長)  暫時休憩します。              (午後7時06分休憩)              (午後7時07分再開) ○(和仁委員長)  休憩を閉じ委員会を再開いたします。 ○(福西委員)  やっぱり1人でも多くとか、そういう抽象的な表現であってはいけないと思うんですよ。やっぱり来館者数の数値目標というのは必要やと思います。そのために、じゃあどういう魅力のあるイベントを実施していこうかなと。先ほどイベント、四季のいろんなイベントしていますって言うけれども、それでは不足してるから来館者数が少ないのかもしれないし、もっと貸し館的に使ってもらえるような手だてをもっと市民の皆さんに知っていただく、そういう努力がまだ足らないのかもしれないし、そういう足らない部分を検証するためには、やはり数値目標というのは必ず要ると思うんですよね。それもせずに、1人でも多くの人に来ていただきたいなんて、これ、笑い話ですわ。  それともう一つ、私、気になるのは、昨年、この間、先ほども出てきましたけれども、南画美術館が閉館、廃止されました。そのときの理由におっしゃっていたのが、さらなる来館者の増員が見込めないこと、こういうことも閉館の理由に挙げておられたはずですよ。そうであるならば、しっかりと来館者数の目標を掲げて、それを達成するために努力するというのが通常のあり方です。そうじゃなくて、ただ単に少なくなりました、1人でも多く来てほしかったけれども少なくなった、じゃあもう守口市で歴史館も廃止しましょうかと、こういう話につながってこないとも限らないんですよね。だから、その辺を十二分に押さえていただきたいと思うんですけれども、どうですか。 ○(北山生涯学習課長兼文化振興係長)  現在、目標の人数等は掲げておりませんけれども、やはり前年度の来館者を上回る、やはり皆さんに来ていただけるような事業等々をやっぱり取り組んで、より多くの方々に来ていただくように、やっぱり事業面の工夫とか運営面の工夫等々をさせていただきたいと考えております。 ○(福西委員)  昨年度よりふえたら、それはよろしいですわ。ただ、私が言いたいのは、じゃあ今は来館者数の目標設定してないけれども、これからするのか、せえへんのかということですわ。ただ、去年より1人でも多く来てくれたら、それはよかったなって、それで済ますという話じゃないと思いますんで。 ○(松生涯学習部長)  申しわけございません。当然、来館者数という目標値を設定することによって活性化してくるものでございますので、事業一つ一つの見直しを先に図るのか、来館者数を決めて事業を売っていくのか、それはともかくとして、一つ一つの事業に対して、大体このあたりの人数を確保したいというようなことをきちっと出させていただいて、トータルで年間これぐらいを目指すということを決めていきたいというふうに思います。  以上です。 ○(福西委員)  これも貴重な税金でオープンした歴史館なんですから、じゃあ少ななったからやめましょうと、来てもらう努力もせずに、少なくなったからやめましょうって、これ、税金をどぶに捨ててるのと全く同じですよ。そういうことも考えて、きっちりとした数値目標を設定して、それに向かってやっぱり努力していただきたいと。それは、それが達成できない年あるかもしれませんけれども、今のような状況で、1人でも来てくれたらよろしいねんでは私はいけないと思います。そういうことをきっちり設定していただいて、運営に当たっていただきますようにお願いいたします。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、第2目公民館費。 ○(真崎委員)  ハード面はさておいて、この前、情報公開のコーナー行って見とって、ちょっとびっくりしたんですけど、公民館の活動費の領収書の公開があったみたいで、ある地区運営委員長の関連会社の領収書がずらっと並べられているという、こういうことがこの5階行ったら見れますけれども、あるんですよね。やっぱりそういう誤解を与えるようなことがないように、ひとつ公民館としては指導していかなならんと思うんですよ。その辺、どうですか。 ○(福井中央公民館長)  今、真崎委員が御指摘されたはった事項については、我々も確認をさせていただいてございます。ただ、当然、交付金に対する決算報告という形で受理をさせていただいたものでございますけれども、その中で我々も、中身につきましても十分に確認をさせていただいた次第でございます。例えばうどん1個が60円と、チーズケーキ1個が160円ということで、市販のものに比べて著しく高いといったことは発生していないという現実が把握できましたので、受理はさせていただいた次第でございます。ただ、公民館祭あるいは体育祭に使う品目というのは、非常に多種多様の品目を使うことになります。1つの業者でそれらの品目がそろえれば非常に効率的だという考え方も地域にはあるようでございます。そういったことも踏まえまして、今回は受理をさせていただきましたけれども、今後、真崎委員御指摘されましたように、細部について、ちょっと少しは配慮してくださいといったような話はさせていただこうというふうに思っておりますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○(真崎委員)  だから、情報公開を請求した、そして情報公開を出した、そのつづりがあそこに残っとんですね。やっぱりそういう疑問に思った方が情報公開を請求しはるわけです。それを持っていって、いろんなところでそれは回覧されていると。やっぱり何か公私混同しているように誤解を与える。どっちも不幸になると思うんです。だから、その辺は公民館のほうがやっぱりきちっと、その辺について指導、助言をしておくことが僕は大事やと思うんです。その辺で今、きちっとこれからやっていくと言うてはりましたから、それを信頼しておきたいと思います。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。              (「なし」の声あり)  第3目文化財保護費。 ○(真崎委員)  文化財保護って何をすることですかね。保護費というのは。 ○(北山生涯学習課長兼文化振興係長)  文化財保護でございますけれども、やっぱり過去からの考古資料なり古文書等いろいろございます。そういったものをやはり次の世代へ継承していくというのも、やっぱり必要になってきます。そういった形で、今あるものをどう残していくのか、また、そういったものを発掘していかなければならないというのも、保護の1つだと考えております。 ○(真崎委員)  開発があんまりありませんから、新しいものを発掘することがない、この間なかったと思うんですが、今まで収蔵していたやつは、やっぱりきちっと、どこに保管されておるのか。そしてそれは、たまには市民の日の目に見れるように、南画だけやなくて、守口市にはこういう文化財もありますよというようなことをやらなあかんと思うんですよ。例えば天神絵巻やらつくったけれども、全然一般的には知られていない。この文化財って、文化という部分が物すごく何かおざなりにされているような気がするんです。  それで、この文化財保護費というのは年々減ってきている。何もやってない。ちょっとはこの守口市にある文化財、こんなものありますよというのを、市役所の入り口やったりムーブに置いたり公民館に置くだけやなくて、たまには大きなイベントにしていったらどうですか。イベントするほどの価値ありませんか。どうですか。 ○(北山生涯学習課長兼文化振興係長)  やはりそういった私どもの持っている文化財を活用して、やはりイベントを打って、より多くの皆さんに知っていただく必要はあると考えております。そういったものも含めて、まだ規模は小さいですけれども、10月には文化財展等々をさせていただいているんですけれども、やはりもう少し市民の方々にアピールできるイベント等をやっぱり今後検討していきたいと考えております。 ○(真崎委員)  例えば東海道五十三次が五十七次ですか、そういう東海道のイベントとあわせて、いろんなことが、この守口市で発掘されたもの、あるいは守口市に残っている歴史資料、あるいは古文書、そういったものを一堂に集めて、一大、大きなことは言いませんけれども、せめてそれぐらいの気構えを持って取り組んでいただきたいということを要望しときます。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。              (「なし」の声あり)  ないようですので、第6項保健体育費、第1目保健体育総務費。 ○(福西委員)  いわゆるニュースポーツの推進とされているものですけれども、ここで言うニュースポーツというのはどういうスポーツですか。 ○(北川スポーツ・青少年課長代理兼スポーツ振興係長)  ニュースポーツにつきましては多種多様なものでございまして、口では説明しづらいものもたくさんあるんですけれども、子どもさんからお年寄りまで健康でいていただくためのスポーツ競技等でございます。 ○(福西委員)  具体的にどういう種目があるのか。お願いします。 ○(北川スポーツ・青少年課長代理兼スポーツ振興係長)  主に最近使用されているものでシャッフルボード、ペタンク、カローリング、スリータッチ等々が主に貸し出されております。また、教室、講習会等もされております。 ○(福西委員)  私もシャッフルボードとかペタンクとか、それを地域でさせていただいて、大変楽しいなと思うんですよね。ただ、その行事があれば、イベントがあれば、そこではできるんですけれども、楽しさを覚えて、じゃあ日常的にもうちょっと楽しみたいなというふうに考えた場合、じゃあ道具はどこにあるのか。買うわけにもなかなか、幾らするのかわからないんですけれども、そういう道具類を借りようと思えばどうすればいいんですか。 ○(北川スポーツ・青少年課長代理兼スポーツ振興係長)  スポーツ・青少年課のほうで所持しております種類としましては三十数種類あるんでございますが、この中で今申し上げましたようなものが主に利用されております。借りていただくには一応、講習会等に参加していただきまして、講習を修了された方々にスポーツ・青少年課のほうで貸し出し許可を出しております。 ○(福西委員)  それは、ほんなら、それを楽しもうと思ったら、全員が講習会に参加してないと貸し出してはいただけないんですか。 ○(北川スポーツ・青少年課長代理兼スポーツ振興係長)  そういうわけではございません。すみません。その中のお一方で結構です。申請書を出していただきまして、こちらから球場とか倉庫に、スポーツ・青少年課の倉庫のほうに置いております道具を取りに来ていただくという形をとっております。 ○(福西委員)  これ、いいことや思うんですよね。気軽にできるスポーツであるんですけれども、現実問題、本当に推進しようと思うんであれば、もうちょっと拠点配置をしていただいたらどうかなと思うんです。じゃあ青少年課に借りに来てくださいと、これ、ペタンクなんかは割合にお年寄りがされますよね。じゃあ、わざわざ、なかなか借りにはこれないんですよ。それやったら各公民館なんかに拠点拠点に配置して、もっと身近に、公民館でちょっと借りてくるわというような利用の仕方ができればいいかなと思うんですよ。シャッフルボードなんかは多分、体育館の中でやったりしますし、体育館の利用率も上がりますしね。そういうことを考えて、やっぱりもうちょっと普及に力入れていただかないと、イベントは開催しました、じゃあ、楽しいな、やりたいな、それの受け皿がなかなかないのであったら、やっぱりなかなか定着しづらい部分もあるんじゃないかなと思うんですけれども、その辺もやっぱり配慮していただきたいと思うんですが、いかがでしょう。 ○(北川スポーツ・青少年課長代理兼スポーツ振興係長)  委員おっしゃいますように、確かに地区体育館のほうでやらせていただいておるんですけれども、これに全てにというわけにもなかなか、費用面や収納場所等の関係もございまして、一概に置きますということはちょっと言いづらいかと思うんですが、極力、予算のほうもいただきまして、種類等もふやしまして、そういう配置ができるように数があればいいかと思っておるんですけど。
    ○(福西委員)  それはいろいろ、高いもの安いもの、いろいろあろうかと思いますけれども、ペタンクなんかはそんなに場所とるわけでもないですし、そういうのが気軽に、近所のお年寄りが集まって遊ぼうやというような、やっぱり土壌づくりは教育委員会としてやっていただかないと、ただイベントでやったから、ああニュースポーツ普及したなって、そういう見方では私はいけない、足らないかなと思いますので、そういう拠点配備ということもぜひとも今後考えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。よろしいですか。              (「なし」の声あり)  では次に、第2目体育レクリエーション施設費。 ○(竹内委員)  市民体育館の指定管理についてお聞きします。非常に個人的なことで申しわけないんですけど、フットサルあるじゃないですか。フットサルをやりたいという方がいまして、横面であったら、この前、Fリーグと大人がフットサルできたんですけれども、縦面にすると、2面使ってですね、フットサルはできないというふうに答えられたそうなんですね。フットサルだけじゃなくて、いろんなスポーツがあると思うんですけれども、そういう何か破損する危険性があるからできないという視点よりも、破損しないために何か工夫していって、ガラスが割れないように何か。何かありますよね、何かガシャーンとするやつがあると思うんですけど。防護さく、やっぱりそういうのもふやしたりとか、そういう工夫をやっていただきたいんですけど、この指定管理の中にそういった業務というのは含まれているんですか。費用というのは。 ○(北川スポーツ・青少年課長代理兼スポーツ振興係長)  今おっしゃっていただいた、まずはフットサル等に関しましては、縦面は使えなくて横面が使えるというのは、これは館長のほうからの、ちょっと何といいますか、言葉足らずな部分がありまして、今申し上げている防護さくですけれども、ガラスが割れないようにという対策を1面分、ゴールの後ろにですけれども、さくを設けると。だから1面は使えるんですが、2面は防護さくがないため使えないということで体育館職員のほうは申しておりました。  それとあと、近代スポーツ種目で、また市民ニーズには変化がいろいろありますので、これに対しましては、できる限りの施設の改善、安全策を考えまして、利用の拡大促進に努めていきたいと考えております。 ○(竹内委員)  わかりました。以上です。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。              (「なし」の声あり)  では次に、第7項青少年健全育成、第1目青少年健全育成。 ○(木村委員)  今回、青少年センターの解体と、こういう費用が計上されていましたけれども、青少年センター、長年使ってこられて、青少年センターの中に備品等、また青少年センターが使う備品ではない備品等も敷地の中にはたくさんあると思います。その備品を、今度解体されますので、移動させないといけないと思うんですね。その移動先というのは、今回予算を見てますと、予算計上されていませんので、どこか新たなところへ移動させるとは思いますけれども、どういうところに備品を移動させられるのかをちょっとお尋ねしたいというふうに。 ○(岡田青少年センター長)  引っ越し作業なんですけれども、育成団体の備品等がございまして、今活動されています三郷小学校のほうへ移動、職員等の手で移動させていただきました。まだ一部備品等が残ってるのは残ってるんですけれども、それを早急に移動できるように今現在検討中ではございます。 ○(木村委員)  ありがとうございます。育成団体さん以外にも、例えばこどもまつりの道具であったりだとか、後ろの倉庫にたくさんあったと思います。すごい量もあると思いますけれども、場所をすごくとると思うんですね。だから、そういう面でしっかりと確保できるような場所に、しっかり倉庫へしまっていただきたいなというふうに思いますし、業者を使わずに自分たちでやるということですので、苦労だと思いますけれども、しっかりその辺は確保していただいて、保管をしていただきたいと思います。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(小鍛冶委員)  成人式の費用なんですけど、これ、前年度と比べて、前年が59万5,000円ですよね。それが248万。えらい上がってますけど、何かこれは。 ○(柿木スポーツ・青少年課青少年係長)  成人式の費用ですが、前年度25年度は市民会館さつきホールでさせていただきましたので、その費用が割と低価格でやっていただいておりました。今度26年度につきましては、市民会館が閉館ということで、以前、市民会館が漏水で使えないときに使わせていただいた市民体育館を今回も26年度で計上させていただいています。その費用につきましては、何分にも市民会館とはちょっと費用面で、業務委託ということで、委託するという意味から、そのような額になりました。 ○(小鍛冶委員)  わかりました。  あと、成人式、もうちょっと何ていいますかね、一生に一度の式なんで、今まで成人式に何回か出させていただいて、もっともっといい成人式ができないのかなというふうに非常に思うんです。もっとやっぱり出た人の思い出に残るようなね。今、ことしなんかは和太鼓なんかをたたいていただいたりして、よかったなと思うんですけど、もっと何か、形式なんだけど、物すごい形式ばっているように見えるので、何かもうちょっと盛り上がりがあるような式にしていただけないかなと。予算の関係もあるとは思いますけれども、その辺も十分とまた考えてほしいなと思いますので、要望しておきます。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(竹内委員)  先ほども成人式があったんですけど、他市で、門真市でしたかね、何か自分たちで成人式を企画するというのもおもしろいアイデアだと思いますので、式典は式典としてきちっとやるべきだと思いますし、オンオフつけてですね。そういったものを工夫をされてみてはいかがでしょうかね。 ○(宇野田スポーツ・青少年課長)  ただいまお述べいただきました、確かに実行委員会形式等をとりまして、式典とアトラクションと申しますか、部分を分けて実施されていらっしゃる市もございます。その場合にいろいろ、各式典が終わった後に府のほうで各市町村の状況等をまとめたものを送られてくるんですが、なかなかそのイベント部分等々でいろいろと、ちょっとなかなか騒がしいというんですか、いろいろ問題点が起こるというようなデメリットもあるということで、いろいろお聞きしております。本市のほうでも、成人式のあり方自体、いろいろ検討しておるんですけれども、やはり厳粛な成人式というのも、これ、1つであろうというふうに思っておりますので、今後検討させていただきたいと思っております。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(立住委員)  ちょっとこの問題を知らなかったので教えていただきたいんですけど、青少年団体、日常的に本当に休み返上で子どもの育成のためにやっていただいているように思うんですけど、先ほど、今回、46万9,000円の昨年の予算からジャスト100万をここに積んでいるということで、例えば半分、一部、報償金か何かかな、謝礼の一部をここに積もうというふうなことで説明を何か受けたわけなんですけど、何かきっかけというのはあったんですか。その背景を教えていただけたらと思って。 ○(柿木スポーツ・青少年課青少年係長)  背景と申しますところというのはないんですけど、以前、育成団体5団体、今ございますが、その育成団体の指導者に謝礼、報償金といって謝礼金を支出してまいりましたけれども、ほかの社会教育団体等の公平さに欠けるということで、このたび補助金のほうに移行させていただくということを予算計上しました。  詳しくは、今申し上げました平成25年度まで青少年団体5団体、吹奏楽団、合唱団、バトン、ジュニアブラスバンド、少年団の5団体がございまして、その指導者個人に対し、それぞれ謝礼金を支払っていました。しかしながら、市内においての青少年を主体としている活動をしているほかの団体との不公平、今申し上げましたとおり生じるため、個人の支給を廃止し、団体への補助金ということに計上させていただいた次第でございます。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(木村委員)  今、青少年団体のところでちょっとお伺いしたいんですけれども、行事費の中で、定期演奏会、定期発表会等、4団体が挙げられているんですけれども、金額的に吹奏楽は倍違うんですけれども、これはどういうふうな状況で金額的なことが違うんですか。 ○(宇野田スポーツ・青少年課長)  この演奏会でございますが、これはいわゆる発表の場所の借上料で、この吹奏楽、またジュニアブラスバンドの場合は、今までは市民会館のホールで実施させていただいておりました。これが次年度はちょっと実施できないということで、少々いろいろ文化センター等も検討いたしましたが、ステージの広さがどうしても、楽団全部の楽器を備えて演奏するとなると、どうしても狭いと。これを対応できるのが門真市のルミエールホールしかないということで、そちらをお借りする。その借上料がかかっておるということでございます。 ○(木村委員)  ルミエールホール、ちなみにこれ、当然、大ホールですよね。 ○(宇野田スポーツ・青少年課長)  はい。 ○(木村委員)  ありがとうございました。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。よろしいですか。              (「なし」の声あり)  第2目児童クラブ管理費。 ○(福西委員)  これ、今回、主要施策の概要の中にも入ってますけれども、障害のある児童の受け入れを早急に実現するための調査を実施するということで、旅費ほかとして予算が計上されていますが、これは具体的に何をされるんですか。 ○(嶋田放課後こども課長代理)  調査内容につきましては、その受け入れを実際にされている施設の配置、また管理運営状況、実際に生活しているクラスの中で、いろいろ精神や身体に障害を持った児童が一緒に過ごしているのか、いないのか、また操業の仕方はどういった形でされているのか、現在どういう課題があるのかといったところを調査研究させていただきたいと考えております。 ○(福西委員)  先進的な自治体とか、そういう施設をいわゆる視察してくるということですか。 ○(嶋田放課後こども課長代理)  おっしゃるとおりでございます。 ○(福西委員)  この中には、早期に受け入れを実現するためにというふうに書いてあるんですけれども、早期にというのは、どういうタイムスケジュールで考えておられるんですか。 ○(嶋田放課後こども課長代理)  まず、先ほど申し上げましたように、先進自治体への調査と同時に、本市におきまして、どの施設で受け入れをしていくのかということをまず第一に考えていきたいと思います。いわゆるハード面が決まり次第、実際に運営をしていく形のあり方というのを検討いたしまして、ちょっと時期は明確には申し上げれませんが、できるだけ早い時期に実施できるよう取り組んでまいりたいと考えております。 ○(福西委員)  ちょっと非常にアバウトなお答えをいただきましたけど、できるだけ早期にと。本当の意味で早期にしてくださいよ。いついつやりますってはっきり答えても、しないような状況がないようにしてください。よろしくお願いいたします。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(立住委員)  児童クラブ、今、登録待機児童というのはないんですよね。 ○(嶋田放課後こども課長代理)  現在18の小学校で児童クラブ、入会児童室、登録児童室、運営はさせていただいておりますが、いずれも待機児童というのは発生しておりません。 ○(立住委員)  2カ所、建物を建てなければ、増築しないと手狭だというところもあるんですけど、ぎゅうぎゅうに詰め込んで体制できているわけではないんですね。ちゃんと基準にのっとってやっていただいているという、そういう理解でいいですね。 ○(嶋田放課後こども課長代理)  一応、本市の児童クラブにつきましては、国が示しております定員40名、これを基本に運営をしております。ただ、地域といいましょうか、学区によりまして非常に入会児童が多い状況は現にあります。非常に、50、60、70になってきますと、これはもう、やはり児童の安全確保の観点から、クラス分割をしていくということでやらせていただいておりますが、40人を超えましても、まだ分割といいましょうか、できていないという児童クラブも実際にはございます。 ○(立住委員)  保育所、就学前において、待機児童解消ということで新子どもシステム。その後どうなるかというと、働く親にとっては、学年上がると、いわゆる放課後、いわゆる小1問題というのが発生してくると思うんです。これはやはりハード、場所におきましては非常に時間のかかることなので、ことしではないですけれども、来年度ということになりますけど、しっかりと準備しないと、ちょっと大きなトラブルになるというふうに思いますので、準備してほしいなという意見にしておきます。  以上です。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、以上をもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。 ○(真崎委員)  この予算には反対したいと。この間、予算計上してますけれども、いかにも施策の不充分さというか。それから、これは本当に校務委託問題についても納得できない部分が幾つかあるということで、予算に反対したいと思います。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第16号を採決いたします。本案を原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方は挙手を願います。
                   (賛成者挙手)  賛成多数であります。よって、議案第16号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  真崎委員に申し上げます。少数意見の留保をなさいますか。 ○(真崎委員)  やりません。 ○(和仁委員長)  なさいませんね。  それでは、職員の入れかえ行いますので、暫時休憩いたします。              (午後7時41分休憩)              (午後8時00分再開) ○(和仁委員長)  休憩を閉じ委員会を再開いたします。  議案第17号、「平成26年度守口市特別会計公共下水道事業予算」を議題とし、渡辺下水道部長から説明を受けることといたします。 ○(渡辺下水道部長兼下水道業務課長)  それでは、議案第17号、平成26年度守口市特別会計公共下水道事業予算につきまして御説明申し上げます。初めに、付議事件によりまして御説明申し上げます。恐れ入りますが、付議事件の中ほど、水色区分紙の2枚目、予算書の15ページをお開きください。  まず、予算総額でございますが、第1条で歳入歳出それぞれ52億3,200万円と定めさせていただいております。前年度に比べまして6億4,000万円、率にしまして13.9%の増となっております。これは下水管や下水道施設の更新による事業費が増額となっていることによるものでございます。  第2条は債務負担行為でございます。18ページの第2表に記載のとおり、電子計算機及び事務機器等借上事業で事業が複数年度にわたることから、期間、限度額について新たに債務負担行為を設定しようとするものでございます。  次に、第3条は地方債でございます。19ページの第3表に記載しておりますように、下水道施設整備事業等に係ります新規発行債につきまして、起債の目的、限度額、借り入れ条件などを定めたものでございます。  第4条は、一時借入金の借入限度額を20億円と定めようとするものでございます。  第5条は、歳出予算の流用に関する規定を定めたものでございます。  次に、予算の内容につきまして概要を申し上げます。恐れ入りますが、別冊の予算に関する説明書に基づきまして、歳出から御説明申し上げますので、220ページをお開きいただきたいと存じます。あわせまして参考資料の24ページと25ページに、また建設文教委員会参考資料の31ページから44ページに、主な工事の施工箇所などを記載しておりますので、御参照賜りたいと存じます。  まず、1款総務費、1項下水道総務費、1目下水道総務費でございますが、4億5,113万3,000円で、対前年度比23.5%の増でございます。これは主に退職手当で、前年度より4名分増となったことによるものでございます。2節給料から4節共済費は、正規職員6名分で、退職手当は7名分を含んでおります。  221ページ、13節委託料は、水道局に委託しております下水道使用料の徴収委託が主なものでございます。このほか、昨年度に引き続き企業会計化を行うための移行業務やシステム開発を委託しようとするものでございます。26年度は最終の資産調査やシステム開発を計画いたしております。19節負担金・補助及び交付金は、日本下水道協会や大阪府下水道協会などへの負担金が主なものでございます。  222ページ、27節公課費は、下水道事業会計における消費税が主なものでございます。  次に、223ページ、2款事業費、1項下水道管理費、1目一般管理費でございます。6億9,046万6,000円で、対前年度比0.1%の増となっております。これは職員の減などから人件費で減となったものの、寝屋川北部流域下水道の維持管理負担金で増となったことによるものでございます。2節給料から4節共済費は、職員43名分でございます。19節負担金・補助及び交付金は、寝屋川北部流域下水道の維持管理負担金で、補修工事や設備点検の実施予定から、前年度に比べ15.9%の増でございます。  2目管渠管理費は1億6,885万9,000円で、対前年度比49.3%の増となっております。  224ページ、13節委託料は、直営で行っていた管渠しゅんせつ業務等について、既存のものを加えた新たな委託、そのほか汚泥の処分や工場排水の水質検査が主なものでございます。15節工事請負費は、主に雨水升設置などの工事費でございます。  また、225ページにまいりまして、西郷通1丁目下水道管移設工事は、市民保健センター北西側の土地の下水道管を移設する工事を行おうとするものでございます。16節原材料費は、マンホールの鉄ぶたや山土などの工事材料費でございます。18節備品購入費は、貸し出し用ポンプでございます。  3目ポンプ場管理費でございますが、3億3,888万4,000円、対前年度比8.9%の減となっております。13節委託料につきましては、ポンプ場の運転操作業務委託が主なもので、そのほか計装設備や電気設備の保守点検委託などがその内容でございます。  次に、227ページ、15節工事請負費は、大枝第2ポンプ場小口径ポンプ補修工事など、各ポンプ場の施設の補修に要する経費でございます。  4目終末処理場管理費でございますが、2億6,934万円、対前年度比2.0%の増でございます。  228ページにかけまして、13節委託料は、大阪府への下水汚泥処理委託が主なもので、そのほかに既存の夜間に加え、新たに昼間を含めた守口処理場運転操作等業務委託や、守口処理場ブロワ点検整備業務委託などでございます。15節工事請負費は、守口処理場A系曝気槽、返送汚泥管補修工事など、終末処理場の補修工事に要する経費でございます。  229ページにまいりまして、5目水洗便所普及費は260万円で、前年度比0.4%の減となっております。15節工事請負費は、水洗便所の設置に伴う公共升などの設置工事でございます。  次に、230ページ、2項下水道建設費、1目下水道整備費は15億5,430万7,000円、対前年度比60.3%の増で、主に工事請負費の増によるものでございます。2節給料から4節共済費は、職員8名の人件費でございます。13節委託料は、下水道地震対策の耐震診断及び調査業務や、守口処理区事業計画変更業務並びに老朽管調査業務等が主な内容でございます。  231ページ、15節工事請負費は12億7,830万円、対前年度比90.1%の増となっております。主な工事といたしましては、地震対策として下水道管渠耐震化工事、マンホールトイレ設置工事や水源設備設置工事などを行うものでございます。また、老朽管の対策として第1工区から第5工区の改築工事、設備更新として大枝第1ポンプ場雨水ポンプ3号設備工事、継続費として大枝ポンプ場中央監視制御設備ほか工事などでございます。  233ページ、19節負担金・補助及び交付金は、大阪府が行う寝屋川北部流域下水道整備に係る建設負担金が主なものでございます。  次に、234ページ、3款公債費、1項公債費でございますが、市債の定時償還元利金及び一時借入金の利子を合わせまして17億5,591万1,000円、対前年度比3.3%の減となっております。  1目元金では、過去に発行しました市債の定時償還額が減となったことから、2.1%の減となっております。  2目利子では、市債残高の減少や低利債へ借りかえを行ってきたことにより6.8%の減少となっております。  235ページ、4款予備費につきましては、前年度と同額の50万円を計上いたしております。  以上が歳出予算の説明でございます。  続きまして、歳入予算につきまして御説明申し上げます。恐れ入りますが、217ページにお戻りいただきたいと存じます。  1款分担金及び負担金でございますが、これは下水道事業費受益者負担金でございます。現在、受益者負担金の徴収が猶予されている農地につきまして、宅地等に転用された場合に徴収するものでございます。  次に、2款使用料及び手数料につきましては、下水道使用料が主なものでございまして、対前年度比1.8%の減額となっております。これは平成25年度の下水道使用料の収入等の状況を考慮いたしまして、大口使用者の減少等を見込んだものであります。  3款国庫支出金につきましては3億5,830万円で、前年度に比べまして1億1,480万円の増で、これは補助対象事業費の増によるものでございます。  4款財産収入は、基金利子及び物品売払収入でございます。  218ページにまいりまして、5款繰入金は、一般会計からの繰入金でございます。これは前年と同額となっております。  6款繰越金につきましては、費目取りをさせていただいております。  7款諸収入につきましては、西郷通1丁目下水道管移設工事に関する負担金収入及び大阪府からの寝屋川北部流域下水道維持管理負担金の精算金が主なものでございます。  最後に219ページ、8款市債は10億8,250万円、対前年度比102.2%の増となっております。これは主に起債対象事業費が増加したものでございます。  以上、まことに簡単な説明でございますが、何とぞよろしく御審査の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○(和仁委員長)  説明が終わりましたので、これより公共下水道事業会計全般について質疑をお受けいたします。 ○(真崎委員)  この間、いっぱい委託がされているんですね。いろいろと問題点の指摘をしていたと思うんですが、1つは終末処理場の時間を延長するということで、債務負担行為の補正が行われた。そうしますと、当然そこに従事しておった職員という方がいらっしゃるんですね。そこに従事していらっしゃった職員というのは、どこに行ったんですか。 ○(老後下水道施設課主任)  従来従事しておる職員につきましては、ベテラン職員が多数いてます。今現在、恥ずかしい話なんですけれども、いわゆる作業標準書、マニュアル的なものがまだ作成されておらないと。その職員につきましては、その作業標準書、そちらのほうの業務のほうをして、処理場、ポンプ場について作業標準書を作成してまいります。  以上です。 ○(真崎委員)  いや、何人いらっしゃって、何人がどこに行ったのかということを聞いとるんです。 ○(老後下水道施設課主任)  失礼しました。現在その作業に携わっている職員は7名いております。1名に関しては退職して、再任も希望しておりませんので。ポンプ場を含めまして10人の職員がいてます。その中で7名の方がそのような標準書作成の業務に携わっていただく予定でございます。 ○(和仁委員長)  あと3人は。 ○(老後下水道施設課主任)  3名の方につきましては、2名が定年退職で、再任を希望しておりません。1名の方につきましては、面談の上、本人の同意のもと、一応異動という形で考えております。  以上です。 ○(真崎委員)  そうすると、10名いらっしゃった方が2名退職で、1名は配置転換というか、職変と。残りの7名の方がマニュアルをつくるためにその作業に携わられる。そうすると、そのマニュアルというのは、処理場のポンプのマニュアルをつくってらっしゃるのかという疑問が出てくるんですが、それはどうですか。 ○(老後下水道施設課主任)  施設課の持っている施設としましては、処理場及び大枝ポンプ場、梶ポンプ場、八雲ポンプ場、それと寺方ポンプ場がありますので、それぞれの作業標準マニュアルを早急に仕上げていきたいと考えております。 ○(真崎委員)  そうすると、7名の方で4か所のポンプ場と終末処理のマニュアルをつくると、こういうことですね。 ○(老後下水道施設課主任)  そのとおりでございます。 ○(真崎委員)  そうすると、その方々は今まで汚水処理に専門で終末処理場にいらっしゃったということですから、公費と私費の負担でいえば、私費全額、そこに行ってはったわけですね。終末処理場は雨水というのは論理的には入らないようになってるから、処理をしないということになってますから、汚水ですから当然、私の使用料の負担で行われる。アロケーでいうと。それがポンプ場のほうに行きますと、これは別なんですよね。汚水もあれば雨水もある。これはもう、ちゃんとアロケーで私費・公費の負担がはっきり決まったところにいらっしゃる。幾らマニュアルをつくるというても、そういう作業になるわけです。そうすると当然、一般会計からの繰り入れがふえないかんのです。だって、汚水処理のほうの費用がふえるわけですから。そうじゃないんですか。 ○(和仁委員長)  暫時休憩します。              (午後8時19分休憩)              (午後8時24分再開) ○(和仁委員長)  休憩を閉じ委員会を再開いたします。 ○(渡辺下水道部長兼下水道業務課長)  すみません、貴重な時間をおとりしまして申しわけありません。  今、真崎委員から御指摘の汚水と雨水ということで、当然、公費と私費ということもございますので、その辺は今後、人数等も把握しておりますので、それらも考慮した形で検討していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○(真崎委員)  ですから結局、この二重投資というのは特会はすぐ出るんですよ。だって、公費と私費の区別がきっちりしてるんですから。アロケーははっきりしてるんですから。だから、委託料がふえて、これが例えば汚水であればゼロですよ。私費負担ですから。ところがポンプ場に行くと、今度は公費と私費の負担割合があるから、公費がふえる。要するにそれで汚水のほうもふえてくるわけですから、そういった意味でいうと、本当にこの委託をすることによってふえた分は、まともに使用料にはね返ってくるということになるわけです。あるいは公費にはね返ってくるということになるんです。こういう仕組みですから、その辺はきちっと理解をして計算をしとかなあかんと思うんですね。これがまず1点。  それで、もう1点。7名の方がマニュアルをつくるのにどれぐらいかかるんですか。 ○(老後下水道施設課主任)  おおむね2年を考えております。  以上です。 ○(真崎委員)  ポンプ場のマニュアルをつくるのに、普通はメーカーのマニュアルがありますよね。ポンプの運転のマニュアルありますね。それで、メーカーがつくったマニュアルと、そしてそれを、まあまあ古いですから、こつを使わなあかんというのはようわかるんですが、ただ、ここで考えなあかんのは、終末処理場というのは時間を延長しただけなんですよね。そうすると、今使ってはる人というのはわかるわけだ。民間の業者というのはわかるわけですね。わかるわけです。梶もほかのポンプ場も、今の業者やったらわかる。これは当然、競争入札払えるわけですから、業者が変わるかもわからない。そういうことでマニュアルをつくろうと、こうおっしゃっておるわけですね。ただ、基本はメーカーの、その機械を作ったメーカーのマニュアルが、マニュアルどおり使えば使えなきゃならんのです、本来は。そうでしょう。それにプラスしてマニュアルをつくるのに2年かかるというのは、私、どうも信じられないんですがね。 ○(老後下水道施設課主任)  言葉足らずで申しわけないです。保守点検の部分、職員が携わっておった、長年培ってきたノウハウ、そのほうを一応、標準書、マニュアルづくりにかかりたいと、そのように考えております。 ○(真崎委員)  いや、言うてる意味がようわからんのですけどね。そのノウハウをマニュアル化するというのは、普通、日常ふだんにやっておるのは普通の感覚やと思うんですがね。普通の感覚ではそうやと思うんですよ。それが2年もかけてやらなきゃならないという、その理由というのが僕はどうしても理解できない。 ○(宇都宮下水道施設課長)  運転というのは当然、おっしゃっているように、ふだんやっているので、もう現状あります。運転ではなくて、例えば運転を適正にするためには、ばらして掃除したり整備したりというのがあるんですけど、そちらのほうのマニュアルというぐあいに考えております。運転だけではなく、ふだん整備点検をする、そちらのほうのマニュアルというのを考えております。
     ちなみに、施設には1,500の機器があるんです。そのほとんどを網羅していくべきだと考えております。 ○(真崎委員)  それらを今まではベテランの職員さんが10人でやってはったということですか。 ○(宇都宮下水道施設課長)  そうですね。10人でやっておりましたが、また、それが記憶でやられていたんですよね。記憶で。記録ではなく記憶でやられていたので、先ほど言いましたように、これが退職とともに消えてしまうというのに私らはすごく危機感を覚えております。 ○(真崎委員)  そうすると、2名の方が退職、1名配転。3名の方がいらっしゃらなくなるんでしょう。本来だったら、その10名がおる間にやっとかなあかんのちゃうんですか。そういう言い方をするんであれば。その欠けた3名分というのは記憶でやってはったわけでしょう。それで再任用を希望していない。そこの3名分をどうするの。 ○(宇都宮下水道施設課長)  10名でやっておりまして、守口処理場と寺方ポンプ場についてはできましたので、当然そのものが必要なくなりましたので。あとほかのポンプ場について、その7名でやっていきたいと考えております。 ○(真崎委員)  ほかのポンプ場というと、梶と八雲と大枝を、この三つを7人で、今度2年かけてやると。 ○(宇都宮下水道施設課長)  当然マニュアルづくりもするんですけれども、ポンプ場については、その点検について、まだ委託できておりませんので、点検をやりもって進めていこうと考えております。 ○(真崎委員)  そうすると、マニュアルに専念するわけではなく、今までやっとる点検もしながらやっていこうということですね。今まではポンプを運転しながら、終末処理場のポンプを運転しながら、そして点検もしながら仕事をしてはったと。それで、ポンプの運転は委託業者に任せて、点検とマニュアルづくりに励みなさいと、こういうふうに変えたということですか。 ○(宇都宮下水道施設課長)  はい、そのとおりでございます。 ○(真崎委員)  そうすると、よっぽど点検というのは比重が高いなと思うんですよね。2年かけて、点検しながらマニュアルをつくっていくと言わはるけど、そんなに難しいんですか。そんなに点検というのが難しい機械をあなたところは入れてらっしゃるんですか。 ○(宇都宮下水道施設課長)  ただ文章で簡単に書くことはすごいスピードアップできるんですけれども、私どもが今やろうとしているのは、写真で手順を1つずつ撮って、さっき委員がおっしゃったように、業者が変わって人が変わっても、極端な言い方すると一遍の素人でもできるようにしたいと。それは守口市の宝としてつくろうと考えております。 ○(真崎委員)  その前に機械を変えたほうが早いんちゃうかと私は思うんやけどな。あと何年残っとるんですか、この機械の寿命って。 ○(宇都宮下水道施設課長)  当然、機械は計画的に変えていきますが、変えたところでやっぱりそれは必要だと考えております。メーカーがつくるマニュアルというのは、やっぱりそこまでは細かくはなっていないんです。ですから、それは私らの手でやっぱり持っておきたいと考えております。 ○(真崎委員)  そうすると、何か、よそのところで普通、メーカーの仕様書なりマニュアルで間に合わないことが守口で起こってるんですか。いやいや、普通、その機械というのは、だれでも使えるように基本的にはなっとると思うんですよ。基本的には。ポンプ場、ポンプの資格を持っている人だったら大体わかると。そうでなきゃ、特殊な人しかわからないという、そんな機械なんて普及しないですよ。 ○(宇都宮下水道施設課長)  先ほど、順次新しく変えればいいじゃないかと言っていただいたんですけれども、先ほど言いましたようにかなりの数がありますので、一斉に変えることできませんので、順次やっぱり変えていって、当然おっしゃっているように簡単な機器もあると思うんですけれども、今現状やっぱり抱えてるのは、古く、どうしても扱いにくい機器になるのが現実です。ですから、それも変える当日まで、やはり面倒見ていかなくちゃいけませんので、そのためにマニュアルが必要だというふうに御理解をお願いします。 ○(真崎委員)  わかりました。この機器の寿命は、機器を変える時期というのはまだ大分先なんですか。 ○(宇都宮下水道施設課長)  正直申しまして、標準耐用年数というのがあるんですけれども、それはもうかなり経過してしまっております。ほとんどの機器が、約7割超えて8割の機器が標準耐用年数を超えております。ですが一斉に変えることできませんので、順次計画的にやっていきたいと考えています。 ○(真崎委員)  そうすると、順次変えていくわけですから、どんどんどんどん機械は新しくなってくる。つくったマニュアルが役に立たないことも多いというふうになってしまうんでは、当然、あそこの終末処理場、私と同じぐらいの、私が議員になったころに新しくなったと思うんですね。大分古いと思うんです。私は古ないですけど、古いと思うんですね。だから、そういう意味では、ずっと変えていく、変更していくわけでしょう。そうすると、せっかくつくったマニュアルも、違う機器になっていくわけですよ。だから、簡単な、今、だれでも汎用型の機械になってしまうということのほうが早いんじゃないですか、2年たつよりも。  それで、いずれにしても2年かかるとおっしゃるんですから、それは2年かかるんでしょう。しかし、そういう形でマニュアルをつくっていくというのが本当に今必要なのかと疑問に思うんです。何か、つくらないかんからつくろうというんじゃなくて、つくるためにつくるような気がするんですよ。 ○(宇都宮下水道施設課長)  設備の更新はやはりどうしても長くかかると考えております。入れかわるというか、全て新しく更新されるのには時間かかりますので、やっぱりその日まで維持する材料として、どうしても必要だと考えております。 ○(真崎委員)  それやったら、ただ平行線になりますからやめますけれども、これ、2年間かけてつくったマニュアルというのをぜひ見てみたい。ほんまにね。それはその後でいいですけどね。  それで、あと今度、梶ポンプ場、梶分室、今まで直営でやっておった作業が大体93件あったやつを今度委託をすると、こうなるわけですね。梶ポンプ場にいらっしゃった人数というのは何人で、どこにどう配置されるんですか。 ○(久保下水道管理課長)  今、梶分室には一応11名、職員がおります。8名が正職で3名が再任用職員でございます。今回の全面委託拡充に伴い、3名は他部署。特別会計から出まして他部署に異動ということで、8名が下水のほうの本庁勤務ということでございます。  以上です。 ○(真崎委員)  この方々はどういう仕事につかれるわけですか。 ○(久保下水道管理課長)  3名については、人事課と協議をいたしまして、身分的には技術職員維持という形の職員でございます。その職種を変えないで異動されるということを聞いておりまして、人事のほうで調整をとっていただいて、今、委託化を進めて直営作業が少ない中で、外回りの仕事につける場所を今、人事のほうで考えてくれておる次第でございます。  残りました8名につきましては、本庁の下水道管理課の維持係に一応勤務を考えております。現在維持係のほうは4名の職員がおられますけれども、今回、委託の拡充で委託業務の発注と現場確認事項がふえることによる増員と、一時、5年ほど前に、まだ分室のほうの人数が多かったときに、下水の施設物、マンホールの調査なんですけれども、その調査物をやっていましたが、年々現場の職員が減ってきて、調査がとまっているという状態になっています。今回、委託拡充に伴って職員が本庁のほうにまいりますので、そこのふえたところの維持係の職員を使って、その調査物の完成をしたいと。そして維持管理・保守台帳をこしらえて、ポイント的な更新事業に充てていきたいと考えております。 ○(真崎委員)  これもアロケーをちゃんと計算してくださいね。一般会計からもらうものは、きちんとルールどおりもらわなあかんですからね。これも請求をしときたい。  あと、問題は梶分室にあった機材ですね。例えば高圧ポンプ車とか、ああいう動産類は今度はどこに置くんですか。あのまま置いとくんですか。 ○(久保下水道管理課長)  今のところ梶分室の敷地につきましては下水道敷地ということで、一般じゃなくて下水道の施設になっておりますので、建物自身、その中には車の車庫になっている部分と、機材その他、陥没に備えての材料等を置かせていただいています。今回、委託拡充に伴いまして、今御指摘の高圧洗浄車とバキュームについては、作業が一切ございませんので、使うことはないかと思うんですけれども、処分についてはまだ考えておりません。ただ、ダンプその他の機材につきましては、大雨の対策のときにも使いますので、一応、梶分室のほうに置かさせていただいて、活用していこうと考えております。  以上です。 ○(真崎委員)  高圧ポンプは、まだ車検を受けたばっかりですよね。 ○(久保下水道管理課長)  そうでございます。1月末に車検を受けさせていただいたところでございます。 ○(真崎委員)  やっぱり、いつ要るかわからんと思うんです。あれ、あんなもん、売っても二束三文で、安くしか売れない。ところが買おう思ったらむちゃくちゃ高いんですよね。だから、それ、ぜひ確保して。いつ使わなあかんかわからんのですよ。バキュームと高圧洗浄、何や使う予定ないと言われるけれども、万が一というのは、やっぱり公としてはきちっと対応しとかなあかんと思う。持っとっても別に、もう車検も受けとるわけですから、いいわけでしょう。置く場所もあるわけです。置く場所もあるということで、ぜひこれは残していただきたいんですけど、どうですか。 ○(久保下水道管理課長)  今、委員御指摘の高圧洗浄とバキュームでございます。高圧洗浄車につきましては、残存、損料期間でございますけれども、11年ぐらいございます。バキュームも同じく11年の損料期間ということで、あと高圧洗浄車は、それから計算すると1.5年の残存期間で、バキュームにつきましては5年の残存期間がございます。ただ、この高圧洗浄車とバキュームに関しましては、委託化に伴う中で各部署と協議をしてまいりましたけれども、一応、全面委託の中で、作業車を置いとくのは効率的によくないというような御指摘がありまして、一応、使わないという形を見ております。  以上です。 ○(真崎委員)  いや、下水とか、万が一ということがあるんですよ。急に詰まって、業者が手配つけへんとなったときに行かないかん。そのときに機材がないという不細工なことになりかねませんよ。だって、緊急時とか災害時とかいうときに、やっぱり使わなあかんことになったら使わなあかんと思うんですよ。今、平常時に使うことがないから、そんなもん置いとってもしゃあないというだけで、1月に車検を受けたやつを廃車していいのかどうか。そんなもったいないことないでしょう。ねえ部長。 ○(渡辺下水道部長兼下水道業務課長)  今おっしゃっているように、非常時ということも含めまして、今、委託をするという中では、それもカバーできるという判断のもとではやらせていただいているんです。ただ、バキューム自体を車検をする、それとあと日々の点検等々も必要となってきますので、それが委託の拡充すると、職員はうちに8名残りますけれども、それに専従するというようなこともちょっとできないんで、今のところは、処分を今すぐ4月5月にする、そこはちょっと考えてないんですけれども、それを維持していくということに対して、車検だけやなしにその他もろもろの点をとらまえますと、それと、あと数年しか残ってないということもありますので、その辺はちょっと、どうしても残していくという考え方では今はちょっとないというのが下水道部としての考え方です。 ○(真崎委員)  動産ですよ、動産。これ、こんなもん、みすみすせっかくのやつをそんな簡単に手放していいのかどうかって私は思いますよ、ほんまに。緊急時のときに間に合えへんという、例えば大雨のときに間に合わんかったんです、あの業者。だから、ごみの収集から何から、下水道の人はみんな出払って、環境保全も出払って、だから、そのときはもう偽装請負になるけれども、業者、わずかな業者連れて、一生懸命職員が行って、それで対応したわけですよ、市民に。そのときのことを思い出してくださいよ。 ○(和仁委員長)  暫時休憩します。              (午後8時46分休憩)              (午後8時50分再開) ○(和仁委員長)  休憩を閉じ委員会を再開いたします。 ○(渡辺下水道部長兼下水道業務課長)  すみません、貴重な時間をおとりまして申しわけありません。  下水道部としましては、まず委託の拡充を図るというところで、民間を活用して、緊急時にも行けるという判断を一定しているんですけれども、また別の問題としまして、機器等の処分等については、今後の状況を見据えながら検討していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○(福西委員)  以前、議会の質問でも、市内各所にある雨水升のふたの適正な配置について、間違った配置が非常に散見されるということで、やっぱり一度はこれ、広報でも載せていただきました。その後の状況、一体どうなっているかという後追いをされているのかなと思うんですけど、その点はいかがですか。 ○(野々上下水道管理課主幹兼維持係長)  12月1日付けの広報に写真と説明文を入れさせていただき、それで早速12月2日から電話が入ってきまして、12月中の間に9件、個数にいたしまして44カ所のふたがえをしております。最近、ちょうど先週、建売りがありまして、そこの分についても問い合わせがありまして、現場のほう行かせていただいております。  以上です。 ○(福西委員)  じゃあ、今お伺いした中では、問い合わせがあれば出かけていくということであって、下水道部として、どういう状況になっているかというのは、主体的にというのか、能動的に見て回っているということではないということですか。 ○(久保下水道管理課長)  守口市内に今、委員のおっしゃっている雨水升、8万個ございます。今後、先ほどの委託の拡充に伴って8名の梶分室の職員が本庁勤務になりますので、マンホール調査とともにその周辺の雨水升の調査をさせていただいて、向きが逆さまのやつは正規のほうにむけさせていただく、そういうこともやっていこうと考えております。よろしくお願いします。 ○(福西委員)  ぜひそういうことをして、少しでも、どこまでの影響があるのかわかりませんけれども、正しい雨水升のふたを設置していただいて、少しでも浸水対策になるような体制をとっていただきたいのと、やはり、1回広報に載せたからそれで終わりじゃなくて、ちょっと時間を置いて、また市民の皆さんに対して啓発をしていただけたらありがたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(真崎委員)  終末処理場、債務負担でやって、3月末に契約をして、4月からすぐ入るということになっとると思うんですが、これ、入札はどういうふうにされましたか。 ○(西岡下水道業務課料金係長)  処理場につきましては、既存の契約が既に残っておりまして、延長の昼間については夜間の業者に随意契約をお願いいたしまして、引き続き昼間についても業務委託をお願いしようという形にしております。  以上です。 ○(真崎委員)  これ、随意契約でいいんですか。というのは、単純に2時間3時間の延長だったら、確かに時間の延長というふうに言えると思う。ところが昼と夜と別でしょう。これ、新しく契約を結ぶべきじゃなかったんですか。競争入札をすべきじゃなかったかと私は思うんですが、どうですか。 ○(宇都宮下水道施設課長)
     おっしゃっているように、もし業者が変わった場合というのがやっぱりリスクが高くなるかなということで、協議書を交わしまして、契約変更という形をとらせていただきました。 ○(真崎委員)  そうすると、随意契約でもない、いわゆる契約の変更ですか。 ○(宇都宮下水道施設課長)  はい、現契約の変更という形をとらせていただきました。 ○(真崎委員)  それ、ちょっとやり過ぎちゃう。だって、丸々半分行くんですよ。 ○(和仁委員長)  暫時休憩します。              (午後8時56分休憩)              (午後9時03分再開) ○(和仁委員長)  休憩を閉じ委員会を再開いたします。 ○(渡辺下水道部長兼下水道業務課長)  貴重な時間をおとりしまして申しわけございません。  先ほど真崎委員御指摘ありました変更につきまして、変更契約ということでございます。さまざまな事情、状況を踏まえまして変更契約させていただきましたが、今後はこのようなことも考慮いたしまして、いろんな方法を検討してまいりたいと思いますので、慎重に対応してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○(真崎委員)  競争性がきちんと働いて、あれですよ、公費負担のほうに出ていくんですし、私費負担でも、これ、使用料ですから、どっちにしても市民の負担にかかるわけですね。だから、その辺についてはやっぱりいろんな角度から検討して、いろんな角度から検討した上で結論を出していくというふうにぜひしていただきたいということを要望しておきます。指摘をしておきます。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。 ○(福西委員)  今回もマンホールトイレの設置が出ているんですが、それとともにマンホールトイレの水源設備設置工事も出ていると思うんですけれども、マンホールトイレが多分先行して設置されてきたと思うんです。その分、水源設備が多分全部行ってないんちゃうかなと。どないなってますか。 ○(海部下水道業務課長代理兼計画係長)  委員御指摘のとおり、マンホールトイレが先行してさせていただきました。マンホールトイレの水源設備につきましては昨年度から、後追いになっておりますが、設置をさせていただいております。以前に設置いたしました橋波小学校につきましては、水源設備は見送りをさせていただきますが、それ以外の学校につきましては、26年度で全て追いつく形になります。  以上です。 ○(福西委員)  ほんなら、26年度でもうきっちりマンホールトイレと水源設備が一体として設置されるという理解でよろしいんですね。 ○(海部下水道業務課長代理兼計画係長)  委員御指摘のとおり、今、新しく設置しておりますところは、マンホールトイレの水源設備もあわせて設置していっておりますので、追いついていくという形になります。  以上でございます。 ○(福西委員)  了解しました。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。 ○(真崎委員)  今回の下水道、大分考えたんですが、これは反対しとかなあかんなと思いました。というのは、やっぱりこの二重投資というのは、まともにこれ、下水道料金の今までためてきた分まで先食いになってくるんですよ。公費もふえる、私費もふえるということになれば、これ、下水道料金にはね返ってしまうし、今までためた分が先食いされれば、下水道料金の値上げがどんどんどんどん近くなってくるというふうになってしまうんで、どうしてもこれはもう認めるわけにいかんということで、反対しときます。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第17号を採決いたします。本案を原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の委員は挙手を願います。                (賛成者挙手)  賛成多数であります。よって、議案第17号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  真崎委員に申し上げます。少数意見の留保をなさいますか。 ○(真崎委員)  いたしません。 ○(和仁委員長)  以上をもって下水道会計の審査を終わります。  それでは、職員の入れかえを行いますので、暫時休憩といたします。              (午後9時07分休憩)              (午後9時10分再開) ○(和仁委員長)  休憩を閉じ委員会を再開いたします。  まず、議案第20号、「平成26年度守口市水道事業会計予算」を議題とし、平野水道局長から説明を受けることといたします。 ○(平野水道局長兼総務課長)  それでは、議案第20号、平成26年度守口市水道事業会計予算につきまして御説明申し上げます。恐れ入りますが、付議事件33ページの次のページでございますので、よろしく御参照賜りますようお願い申し上げます。  水道事業会計の平成26年度予算は、安心・安全な水を安定的に、かつ永続して供給するために、水道施設の耐震化、緊急時の応急給水体制の強化及び良質な水道水を蛇口までお届けすることを主たる事業目標として編成いたしております。また財政面では、委託化の拡充や事務改善による人件費の抑制など、事業経費の節減と、会計基準等の改正が平成26年度から適用されることにより新たに発生する賞与引当金等の計上を盛り込んだ内容といたしております。  それでは、第1条から御説明申し上げます。これは総則でございます。  第2条は、新年度の業務の予定量を列挙いたしております。このうち(4)、主要な建設改良事業についてでございますが、まず配水管整備事業でございまして、平成22年度を初年度といたします第8次配水管整備事業を最終年度として実施するものでございます。これは老朽化が著しく災害時に被害率が高い鋳鉄管を優先的に耐震型ダクタイル鋳鉄管に更新することを主目的といたしておりまして、本年度は耐震管への敷設がえを3,642メートル、耐震管の新規敷設を158メートル施工しようとするものでございます。工事費は5億9,400万円を予定いたしております。次に、浄水施設整備事業でございますが、平成9年度に設置した高圧配電設備用の無停電電源装置を更新するもので、工事費は5,124万円を予定いたしております。次の配水管改良事業は、他企業の工事に関連いたしまして本市の配水管を移設するための事業でございます。工事費は1,700万円を予定いたしております。次の浄水施設改良事業は、浄水ポンプ、沈殿池等浄水諸施設の補修的工事でございまして、工事費は4,385万円を予定いたしております。  第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるものでございます。まず、収入の第1款水道事業収益は29億3,967万8,000円を予定いたしております。前年度比1.2%の減でございます。これは主として水道料金収入の減収と加入金収入の減収を見込んだことによるものでございます。  第1項営業収益は28億1,187万4,000円と定めるものでございますが、これにつきましては、給水収益が96.6%を占めておりまして、そのほか一般会計からの公的消火栓の維持管理に対する他会計負担金、特別会計公共下水道事業からの下水道使用料徴収負担金収入などでございます。  第2項営業外収益は1億2,779万4,000円と定めるものでございまして、その主たるものといたしましては加入金収入でございます。そのほか会計基準の改正により新たに計上いたします長期前受金戻入でございまして、これは償却資産の取得に伴い交付された補助金等を負債に計上した上で資産の減価償却に対応させて、収益化していくものでございます。  第3項特別利益は1万円と定めるものでございます。  次に、2ページをお開き願いたいと存じます。支出の第1款水道事業費用は30億3,307万4,000円と定めております。前年度対比3.4%の増となっておりますが、これは主として会計基準の改正に伴いまして退職給付費及び賞与引当金繰入額等、新たな費用が約1億3,000万円増加したことによるものでございます。  第1項営業費用は24億1,580万4,000円で、この費用には、鉛給水管解消事業に係る費用、また応急給水用品等災害対策関連費用を計上いたしております。構成といたしましては、水の製造に要する費用が26.4%、供給に要する費用が19.7%、料金の調定・収入に要します費用が7.7%、一般管理費が9.1%、その他減価償却費などでございます。  第2項営業外費用は5億3,367万1,000円と定めておりまして、主たるものといたしましては企業債利息、琵琶湖開発事業割賦負担金利息、繰延勘定償却、また消費税及び地方消費税納付額などでございます。  第3項特別損失は8,259万9,000円と定めておりまして、主たるものといたしましては、会計基準の改正に伴い今年度に限り発生いたします貸倒引当金繰入額及び賞与引当金繰入額等でございまして、8,030万3,000円を見込んでおります。  第4項の予備費は100万円と定めるものでございます。  これによりまして、当年度の収益的収入及び支出の差し引きは9,339万6,000円の赤字を予定いたしております。  次に、第4条資本的収入及び支出についてでございますが、収入の第1款資本的収入の額を7億792万5,000円と定めるものでございます。前年度対比2.7%の増となっておりますが、これは主として建設改良事業等に係る企業債収入の増収によるものでございます。  第1項企業債は6億2,620万円を予定いたしておりますが、内容につきましては第6条で御説明させていただきます。  第2項他会計出資金の5,684万円は、琵琶湖開発事業割賦負担金に対する一般会計からの出資金でございます。  第3項固定資産売却代金の3万円は、固定資産売却に伴う収入でございます。  第4項他会計負担金の2,048万円は、公的消火栓の設置に対する一般会計からの負担金でございます。  第5項工事負担金の437万5,000円は、他企業から依頼された配水管移設工事に対する負担金収入でございます。  次に、支出でございますが、第1款資本的支出の額を16億4,942万2,000円と定めております。前年度対比4.7%の減となっております。これは主として会計制度の改正により退職給付金の計上がなくなったことによるものでございます。  第1項建設改良費は8億2,280万2,000円を予定いたしております。内容につきましては、前ページ第2条(4)、主要な建設改良事業で御説明申し上げました事業経費のほか、固定資産購入費でございまして、内訳といたしましては、市内送水量を計測する機器及び水質を堅持するための検査機器などの購入に係る経費を計上いたしております。  第2項企業債償還金は8億488万9,000円と定めるものでございます。  第3項固定負債償還金の2,173万1,000円は、琵琶湖開発事業に係ります割賦負担金元金分でございます。  以上、資本的収支の差し引きの結果、上段第4条の本文括弧書き文言部分で表示いたしておりますとおり、資本的収入額が資本的支出額に対しまして不足する額9億4,149万7,000円は、過年度分損益勘定留保資金、当年度分損益勘定留保資金及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填しようとするものでございます。  次に、3ページにまいりまして、第5条債務負担行為でございます。債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額を記載のとおり定めようとするものでございます。  次に、第6条企業債でございます。内容といたしましては、起債の目的欄にお示しいたしておりますとおり、配水管整備事業につきましては借入額5億7,600万円、浄水施設整備事業につきましては借入額5,020万円をそれぞれ限度といたしまして、その起債の方法、利率及び償還の方法につきまして、記載のとおり定めようとするものでございます。  次の4ページをお開きいただきまして、第7条は、一時借入金の限度額を5億円と定め、第8条は支出予算の流用の範囲を、第9条は流用の禁止事項を定めるものでございます。第10条は、琵琶湖開発事業割賦負担金等に係ります一般会計からの補助金を527万1,000円と定めております。第11条は、棚卸資産の購入限度額を4,493万8,000円と定めるものでございます。  以上、まことに簡単な説明ではございますが、次ページ以降、予算に関する説明書及び参考資料を添付いたしておりますので、御参照の上、よろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。 ○(和仁委員長)  説明が終わりましたので、これより水道事業会計全般について質疑をお受けします。 ○(真崎委員)  4条予算の赤字の補填財源はわかるんですけれども、3条予算まで赤字になっているということは、これの補填財源というのはあるですか。 ○(望月水道局総務課主任)  3条予算の補填財源でございますが、24年度までの繰越利益剰余金というものがございまして、それで赤字のほうの補填をさせていただきます。なお、24年度決算の繰越利益剰余金というものは6億1,500万円でございます。  以上です。 ○(真崎委員)  そうすると、累積でいうと累積黒字が6億あるんで、この9,300万では、これを補填しても、まだ実質収支は黒字やと、こういうことを言わはったわけですね。 ○(望月水道局総務課主任)  そのとおりでございます。 ○(真崎委員)  ただ、3条予算が赤字になると、すぐ健全化計画というのが出されてくるんで、ちょっと大丈夫かなと思ったんですけれども、まだまだ、ほんなら余裕があると。まだまだちゃうな、まだ余裕があるということで理解してよろしいか。
    ○(望月水道局総務課主任)  はい、真崎先生のおっしゃるとおりでございます。 ○(真崎委員)  どっちでも、今回もうあれですよね、もう退職給付金が引当金から支払われるようになりますから、その分は大分楽になるということにもなるんですね。 ○(望月水道局総務課主任)  もともと退職給付引当金については、現在1億7,000万ほど積んでおりますけれども、今後といいますか、26年度初めに4億8,000万積まないといけませんので、退職給付引当金で楽になるということはございません。 ○(真崎委員)  いや、1回積んで今年度で積んだら、後は、当然その年度はしんどいですけれども、このまま普通にすれば、その引当金の中から退職金が支払われるわけですよね。今は6億ちょっとありますけれども、その分については年々の先行きを計画的に積み立てをすることができるし、計画的に支払いもやっていけるということで、将来を見越した財務活動ができるということで、楽になるんですねと、こう聞いとるんです。 ○(望月水道局総務課主任)  先ほどから言われていますけれども、退職給付引当金というものは4億8,000万ほど積みますので、これで水道事業の財政が楽になるということはございません。本来であれば一括で3億ほど積まないといけませんけれども、これを一括で計上いたしますと財政的に非常に厳しくなりますので、最長15年という分割計上させていただいて、なるだけ市民の方々の負担が先延ばしできるような感じでさせていただくということでございます。 ○(真崎委員)  15年かけて積んでいって、15年かけて支払うわけじゃないわけですから、一括で積もう思ったら詰めるだけの留保金を持ちながら、しかし将来の、今後のあり方も含めて、15年かけてやると、こういうことですから、楽になるというのは、つまり計画的に使えるんですよと、こういうことで、今までみたいに左右されて、この支払いが一気に出てきたりとかいうんじゃなくて、この全体の退職給付引当金をつくるために計画的に積み立てができると、そういうふうにしていこうということが義務づけられたわけですから、そういう意味では財務活動が楽になるんですねと、こう聞いとんです。財務活動の話をしとんです。 ○(望月水道局総務課主任)  真崎先生のおっしゃるとおり、今後は一遍に繰延勘定という形で退職金を出すということはございませんので、計画的に退職給付引当金から退職金をお支払いできるということになりますので、おっしゃるとおり、財務的には計画的に行えるということになります。 ○(真崎委員)  今度の新会計制度は、全国的に比較しやすくなるというのが一番のメリットだろうと思うし、また、そういう意味では、2年3年通して財務諸表を見ていけば、今の守口市の水道会計の状況がより詳しく理解できるという意味では、まあまあ一定理解できるわけですけれども、ただ、やっぱり厳しく義務づけられた部分がありますんで、その辺が本当に企業会計としていいのかどうかというのは、ちょっと私も疑問に思うところもありますけれども、計画的に明らかにしながら公表して、そして見比べることができるという意味では一定の前進かなと、こういうふうに思ってます。  以上です。 ○(和仁委員長)  他にございませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第20号を採決いたします。本案を原案のとおり可決すべきものと決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり)  異議なしと認めます。よって、議案第20号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、本委員会が付託を受けました案件は全て終了しました。  署名委員は木村委員にお願いいたします。  それでは、本日の委員会を閉会させていただきます。  なお、当委員会の所管にかかわります陳情が提出されておりますので、職員の入れかえを早急に行った後、建設文教委員会協議会を開催いたしますので、よろしくお願いいたします。御苦労様でございました。              (午後9時29分閉会)...