守口市議会 2009-08-10
平成21年もりぐち緑・花協会の基本財産調査特別委員会( 8月10日)
法規文書課長 向 井 弘
都市計画課長 高 島 修
公園課長 野 澤 廣 志
公園課長代理 高 登 信 雄
財政課主任 工 藤 恵 司
公園課緑・
花係長 土 橋 国 治
───────────────────────────────────
〇
議会事務局出席者
事務局長 笠 井 宏 行
庶務課長 浜 崎 行 宏
議事課長 藤 沢 実
議事課長代理 巽 光 規
議事課書記 米 田 幸 司
議事課書記 山 下 聡 太
───────────────────────────────────
〇
付議事件
1 財団法人もり
ぐち緑・
花協会の
基本財産の
管理運用に関する
調査について
───────────────────────────────────
(午前11時28分
開会)
○(小
東委員長)
(
あいさつ)
○(
上田議長)
(
あいさつ)
○(
西口市長)
(
あいさつ)
○(小
東委員長)
本日は、全員の御
出席でございますので、会議は成立いたします。
なお、上衣の着用は御随意にお願いいたします。
初めに、前
委員会で
資料の要求がありましたので、
資料を配付いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(
資料配付)
それでは、
説明を受けることといたします。
○(
野澤公園課長)
まず、
自主事業でございます。
予算が13万6,190円、
決算額は15万5,601円、1万9,411円の
増額ということになっております。その内容につきましては、春に行います
大枝公園、
大久保中央公園、これに関しますところの
植木市の
夜間警備業務、これを一部
協会に
負担していただいたということでございます。
次に、
受託事業(
花図かん管理運営費)でございますが、
予算額146万3,000円に対して
決算額168万8,838円ということで、22万5,838円の
増額でございます。これにつきましては、
平成18
年度の未払金33万5,054円のうち、前
年度精算金21万3,155円が発生したためでございます。
次に、
受託事業(
花壇植栽)でございます。
予算額470万円に対しまして、
執行額493万6,640円、23万6,640円の
増額になっております。これにつきましては、年2回植えかえをしておりますけれども、その間の枯れた
部分の
補植の費用が23万6,640円でございます。
次に、
管理費でございますが、
花図かんにおきましては常時1名の方が
シルバー人材センターから来ておりますけれども、それ以外に
臨時の方1名を雇い入れたということに対することの37万8,778円の
増額ということになっております。
以上でございます。
○(小
東委員長)
それでは、ただいまの件に関しまして質疑がございましたらお受けいたします。
○(
澤井委員)
まず、
自主事業で
植木市の
夜間警備がふえたと。これは、もう一度なぜふえたか
説明してください。
○(
野澤公園課長)
植木市につきましては、
夜間警備以外に
材料費等がございます。その中で、最終的に
夜間警備費につきましては、18
年度から
協会も出展しているということの中で、一部
夜間警備費を
負担していただいたものでございます。
○(
澤井委員)
夜間警備ね、18
年度はなかって、19
年度に初めて発生したということでいいですか。
○(
野澤公園課長)
澤井委員のおっしゃるとおりでございます。
○(
澤井委員)
これね、そしたら、18
年度はこの
夜間警備はどこが
負担してたんですか。
○(
野澤公園課長)
18
年度につきましては、市及び
出店業者4者が
負担しておりました。
○(
澤井委員)
そうすると、18
年度までは市と
出店業者4者が
負担していたのが、19
年度から緑・
花協会にも
負担してほしいということでの
負担ということで、そういうふうに理解してよろしいか。
○(
野澤公園課長)
おっしゃるとおりでございます。
○(
澤井委員)
今度は市のほうとして、市のほうは、19
年度予算が大体決まるのが、1月末から2月初めに
予算編成をなさいます。そうすると、
協会のほうに19
年度、新
年度は幾らか
負担してほしいよと、市のほうは多分
財政的に大変だから幾らか
負担してほしいというような話があったのか、なかったのか。――
別に
資料を見なくても、市のほうは、そしたらいつ
警備の
負担を緑・
花協会にしてほしいという話があったんですか。例えば18
年度中にあったのか、それとも19
年度になってから話があったのか。多分、
植木市は4月ですから、4月に入ってから
警備費の
負担という話ではないと思うんですね。新
年度予算を組む時点で、多分市のほうは10%
カットとか、何かその辺のところで
警備負担を緑・
花協会にもしてほしいと事前に話があったと多分思うんですよ。だから、
予算組みでは
カットの
予算をしているはずだから、その時点でその
カットした分をいつ緑・
花協会のほうに19
年度分の
負担依頼があったのかどうか。なかったらなかったでいいですよ。
○(
高登公園課長代理)
19
年度の
協会の
予算は、18
年度当時担当していました私が作成いたしましたが、正確に記憶しておりませんが、正式に市から書面なりで幾らか
協会で
負担しなさいというようなことはなかったように記憶しております。
以上でございます。
○(
澤井委員)
ということは、実際に新
年度になって
植木市をする段になってから
警備負担をしてほしいという理解でいいんですか。
警備費が緑・
花協会の19
年度予算よりもふえているということは、何か特別な事故があって
警備員を急にふやしたとか、そういうことがない限り、
契約自身は多分市がしてるんでしょう。
警備員の
契約は市がしてるわけでしょう。ということは、この
警備費の
負担を緑・
花協会がして払っているということでしょう、これは。そうせんと、
協会が
警備費を
警備会社に払っているということならおかしいよ。そうでしょう。今までは市と
出店業者で
警備費を
負担していたと。
警備会社へは多分市が払っているはず。だから、
出店業者からは市へその分、雑入か何かで入ってるはずですからね。皆ばらばらで
警備会社に
警備費として払っているというような
契約にはなってないはずだと思うんですよ。
その辺、こっち(
財政)はどうなってるの。この
警備費はどこが払ってるの。どこが
契約者になってるの。
○(
南野財政課長)
手元に詳しい
資料はございませんけれども、
植木市の
警備に関しましては、市のほうから直接払っている分があると思います。ただ、この3万9,050円に関しましては、
警備会社と
協会のほうで
契約されて、
協会のほうが
警備会社に払っておられます。
以上です。
○(
澤井委員)
これね、そしたら二重
契約してるということかな。独自で、また余分に
警備が必要ということで
警備会社と
契約したと。今の話を聞いていると、市のほうから、今までの
警備費総額のうち、緑・
花協会も出店しているんだから
負担してくれという
説明やったわけでしょう。そうすると、市と
協会との話は一致しない。
委員長、ちょっとまとめてもらってください。
○(小
東委員長)
暫時
休憩いたします。
(午前11時42分
休憩)
(午前11時46分
再開)
○(小
東委員長)
休憩を閉じ、
委員会を
再開いたします。
○(
澤井委員)
休憩中に、
植木市の
夜間警備の
契約内容をちょっと聞いたんですが、書類が手元にないということで、後でまた書類を持ってきていただくということで、後に回していただけますか。
それで、引き続きすみませんが、2番目は、例の
収支計算書と
損益計算書の違いでこういう誤差が出たと。18
年度分と19
年度分の合算をしたからふえたというふうに、これは理解したらいいんですね。
○(
野澤公園課長)
澤井委員が言われたとおりと思います。
○(
澤井委員)
ですから、ここに書いている
損益計算書では147万4,859円ということで、1万1,859円がオーバーした程度ということですね、実際には。
○(
野澤公園課長)
澤井委員がおっしゃるとおりでございます。
○(
澤井委員)
続いて、
花壇植栽の470万円の
部分で、493万6,640円になって23万6,640円オーバーしたということで、ここにこの
理由については、「
補植に要した費用(
材料費を含む)」と書いてあるんですけれども、これは当初
予算が470万円であれば、扱っている品物は生ものですから、幾ら世話しても、虫にやられたりということで枯れてしまう、傷んでしまうというのは、あなた方はずっと経験されていてわかっているはずですから、470万円を丸々最初の一発にどんと使えば、穴があくのは当然だと僕は思うんですね。当然だれでもこんなことはわかること。この年は大量に虫が発生したのか、大量に枯れるような
異常気象だったのか、これはなぜそんなことになったんですか。
○(
野澤公園課長)
申しわけありません。本来なら、
澤井委員がおっしゃるとおりに、470万円のうちにそういうのを見越して発注すべきところを、前
年度と同じような数量で発注してしまったということがあります。申しわけございません。
○(
澤井委員)
そしたら、前
年度はこの
予算は幾らやったんですか。
○(
野澤公園課長)
500万円であります。
○(
澤井委員)
30万円
予算が減ったおかげで、23万6,640円の赤が出たと。これは素人がしているのではないので、毎年やっておられる方が、やはり総
予算が減れば仕入れの数を減らすというのは当然のことですから、あなたは簡単に申しわけございません、申しわけございませんと言っているけれども、これはやっぱり職務としては大失態だということを十分
認識していただかないと、何のための
予算組みやと、
予算組みしている意味がない。
どんぶり勘定そのものですからね、こんなもの。欲しいと言われたらそれだけ配るというんだったら、
予算も何も必要ない。だから、その辺のところをきちんと、20
年度、21
年度はどうなっているのかわかりませんけれども、我々が中身を詮索するのはよくないことで、意見にしておきますけれども、これは今後も
十分気をつけてほしいなと思います。
続いて、
管理費は
説明を受けましたけれども、何かややこしいことを言われましたね。もう一度この
管理費の
説明をしてください。
○(
野澤公園課長)
管理費につきましては、
花図かんに
シルバーの人が1名常時ついております。ただし、19
年度につきまして、常時ついている1名の方以外に
臨時の方が必要という
判断のもとに、
臨時の方を
シルバーから派遣していただいたということの増でございます。
○(
澤井委員)
だから、必要になったのなら、なぜ必要になったかということを
説明してくれんと、一々また同じことを聞かない
かんからね、なぜ必要になったのか。
事業がふえたのか、別の新しい
事業をしたために手が足りなくなったというのか、何か
理由があると思うんですね。
○(
野澤公園課長)
臨時職員につきましては、その
必要性から、当時の
事務局長が必要ということの中で雇い入れたものでございます。
○(小
東委員長)
暫時
休憩いたします。
(午前11時53分
休憩)
(午後 2時44分
再開)
○(小
東委員長)
休憩を閉じ、
委員会を
再開いたします。
○(
野澤公園課長)
夜間警備費の増でございますが、これにつきましては、
大枝公園の
開催日の増加により
夜間警備日数がふえたために、一部
協会に
負担していただいたものでございます。
以上でございます。
○(
澤井委員)
当初
予算よりも
大枝公園の
開催日がふえたということですか。
○(
野澤公園課長)
そうでございます。
開催日数といいますのは、
大枝公園につきましては、当初2週間、14日の
開催を予定しておりましたけれども、実質、5月6日が祭日ということで
開催日数もふえております。また、
大枝公園から
大久保中央公園に移るときに、
大枝公園の
撤去日と
大久保中央公園の設置がありまして、移動するのに2日間とっております。その中の一部、本来なら
開催日数と
夜間警備日数が同じなんですけれども、一部
撤去日、
開催日の
最終日でございますが、この
日数がふえることによって
夜間警備日数がふえたというふうに考えております。
○(真
ア委員)
関連。17年の
財政危機対策指針では、
開催日数の
縮減ということで
方針が出ていたと思うんです。それで、その方向に基づいて、みんな市はその
財政危機対策指針に基づいてやっていこうとしておったわけです。そういう時期に
開催日数がふえたというのはよくわからんのですけどね。
○(
野澤公園課長)
当時、春の
植木市として
大枝公園1週間、秋に
大久保中央公園で1週間予定しておりました。ところが、
大久保中央公園につきましては、
調整池の工事のため
開催ができないということで、その分を春の
大枝公園の
植木市でふやして2週間、
大枝公園の1週間と
大久保中央公園の1週間を足して、春に
大枝公園で
開催したものでございます。ところが、
大久保中央公園の
調整池が完成したという中で、
業者と事前に相談したところ、秋の
大久保中央公園の
植木市につきましては、これから冬を迎えるために人気がない、客が寄りつかないということの中で、
開催を中止したいという旨が出ておりました。しかしながら、
協会というんですか、市といたしましては、人気のある春の
植木市はそのまま2週間とし、秋の
植木市も
業者に
説明をし、
業者負担でやるならオーケーですよということで、秋の
大久保中央公園も
開催にこぎつけたということでございます。
○(真
ア委員)
そうすると、
財政危機対策指針に基づいて
事業を実施しておる中で、それは、あなた方は逆の道を行ったということですか。
○(
野澤公園課長)
夜間警備費につきましては、
夜間警備は毎晩2人つきます。その中で、
大枝公園の
夜間警備につきましては、1人分を市が見ております。で、1人分を
業者案分ということでございます。
大久保中央公園につきましては、すべて
業者負担ということの中で
開催いたしたということでございます。
○(真
ア委員)
そうすると、市の
持ち出しはもちろん減ってるわけですけれども、市が打ち出した
財政危機対策指針に基づくものについては、
業者負担でやればできるというふうに
判断をされたというふうに聞こえたんですが、それはどこの
方針ですか。
○(
野澤公園課長)
今お話しさせていただきましたのは
夜間警備費のみでございます。実際は、
植木市の
行事費につきましては、
材料費とか、ほかもろもろのことが実費として
予算計上されておりますけれども、そういったことについては縮小してまいったというふうに考えております。
○(真
ア委員)
いやいや、
財政危機対策指針では、
持ち出し云々じゃなくて、市の
財源の効率的な
運用ということで、今の
財政危機に何とか
対策を講じていかなければい
かんということで、市の
方針としては、
危機対策の
方針としては、
開催日数の
縮減というふうに我々は
説明を受けておったんです。
ところが、
公園課は、いや
自己負担でやりますから、それはかめへんねんと、金さえ出せへんかったら、私らが勝手に延ばしてもいいねんというふうに、自主的にそういうふうに
判断をされたんですね。
○(
野澤公園課長)
申しわけございません。
開催日数は反対にふえております。ただし、
予算は
縮減ということで進めてまいりました。
○(真
ア委員)
市の
持ち出しは減ったけれども、緑・
花協会の金がふえてるやないの。これも市の
運用基金から出てるじゃないか。結局、
財源を右から左に動かしただけと違うんですか、これ。何のための
財政危機対策指針なの。市の
方針が市の
方針たり得ないんやな、これからは。
○(
野澤公園課長)
市の
方針は市の
方針として、我々はこれからは適切に対処していきたいと考えております。また、
協会につきましても、
公園の足りない分を
協会に
負担していただくというようなことはないようにしてまいります。
以上でございます。
○(真
ア委員)
いや、今後のことを聞いてるのと違う、今までのことを聞いてるんです、私は。これからいろいろ市が、あるいは
市長がいろいろ
対策を出される。
財政危機対策を出される、あるいは
健全化計画を出される。これは徹底されないんですか。
勝手なことをやっていいの、こんなん。
財源が右から左に行っただけや。直接の市の税金から
運用益に変わっただけやないの。
金額は一緒やないの、これやったら。もちろん何ぼか減ってますけどね、トータルしたら。そんなことが許されるんですか、
財政危機対策指針とか
健全化計画とか出されている中で。それなら、今出されている
健全化計画も守らなくてもいいと、ほかに
財源を手当てすれば何ぼでもできるんやと、こういう考え方か。
○(
野澤公園課長)
今真
ア委員がおっしゃったとおり、以前は市の
負担分、足りない分を
協会で
負担するような形をとっておりました。申しわけございません。以後は、これからにつきましては、市の
負担分、
協会とは別に、我々は
公園課としてそのようなことのないように努めてまいるということでございます。
○(
澤井委員)
今、真
ア委員の言うてるのとあなたの
答弁とはちょっと合わない。真
ア委員は縮小するということであって、だから
開催を
大枝で1週間、
大久保中央で1週間、トータル14日を
財政危機対策指針で縮小するということにした。あなたの
答弁は、要請があったから
大久保でもやった、だけど
お金は使ってませんよと。だけど、真
ア委員は、勝手にしてもいいのか、金が伴わなかったら勝手に
方針を変えてもいいのかと。市の
主催でする
行事を縮小するという
方針で来ているものを、
お金が要らなかったら、
お金を使わなかったら
行事を膨らませてもいいのかということを真
ア委員は質問してるわけよ。
これは19
年度の話。20
年度はどうしたの。20
年度はどういう
行事の日にちのとり方をしたの、
植木市は。
○(
野澤公園課長)
20
年度も、今お話しさせていただいたとおりの形で、
大枝公園についてはゴールデンウイークを挟むような形で2週間
開催しております。また、それに引き続いて
大久保中央公園で1週間
開催いたしました。
○(
澤井委員)
ということは、あなた
たちの
認識は、
お金としては、公費、
公園課の
お金としては2週間分しか使ってないと。だけど、実際に
開催は合計で21日間。
大枝2週間、
大久保中央1週間で、
公園課としてはこれからもその
方針でやっていきたいというその根底は何ですか、根底は。それは、あなた
たちが勝手にやってるけれども、来てくれる
業者さんもそのほうがメリットがあると思っているのか、それともあなた
たちが無理やりやれと言っているのか、それとも市民がそれだけ開いてくれと言っているのか。
あなたの
答弁は、その辺がいつも抜けてるねんね。だから、その辺のところのなぜそうしたかという
理由がはっきり伝わってこない。その辺のところをきちんと
説明してくれないと、真
ア委員が言っているように、勝手にしやがってと、それでいいのかと。そしたら、
企画財政のほうに、そんな勝手なことをやらせておいていいのかと、今度はそこへ行くからね。その辺のところをきちんと整理して、もう一遍ちゃんと
答弁してください。あわててせんでいいよ。考える時間が必要やと思ったら
休憩してもいいねんし。
○(
大西都市整備部長)
ちょっと
休憩していただけますか。
○(小
東委員長)
暫時
休憩いたします。
(午後2時59分
休憩)
(午後3時19分
再開)
○(小
東委員長)
休憩を閉じ、
委員会を
再開いたします。
○(
野澤公園課長)
植木市につきましては、
財政危機対策指針で
行事の
開催日数の縮小を言われておりましたが、
公園課としての
認識が甘く、
開催日数の縮小は行いませんでした。しかし、市民からの
植木市の
開催要望が強く、また経費につきましては削減しながら、
大枝公園及び
大久保中央公園で
開催したものでございます。
以上でございます。
○(真
ア委員)
財政危機対策指針は、
議会とも
十分議論をして、そして
原課からの意見も吸い上げて、手続を十分踏まえた上でつくったわけですね。今の
財政健全化計画とは違って、
十分議会とも議論をしてきたわけですから、その辺の
認識が足らなかったということについては、厳しく指摘をしておきたいというふうに思います。
○(
澤井委員)
先ほどの
警備費の件ですけれども、これ、役所と
協会だけの
金額なのか、それともほかから
お金の出どころがあるのか。
警備費の
総額とそれの割り振りをちょっと教えてください。
○(
野澤公園課長)
平成19
年度の
夜間警備費の
総額は89万2,500円でございます。そのうち、
市負担が30万3,450円でございます。次に、
大枝公園で出店しております4
業者につきまして各10万円、計40万円でございます。次に、
大久保中央公園、これは3
業者でございますが、1
業者5万円として15万円いただいております。その中で、全体が89万2,500円ということで、足らない分の3万9,050円、これを
協会として
負担をお願いしたものでございます。
○(
澤井委員)
そうすると、先ほど(
休憩中)、これは個々に
見積書があって、個々に
領収書が発行されたというふうにおっしゃったように思いますが、それで合ってますかね。
○(
野澤公園課長)
私、
先ほど答弁で間違っております。
金額が少ないために、
契約書はございません。申しわけございませんでした。
○(
澤井委員)
ということは、それは
協会の
部分は3万9,050円だから、
金額が少ないから、
契約書なしに
見積書と
領収書があるということですか。
○(
野澤公園課長)
そのとおりでございます。
○(
澤井委員)
この
植木市の
主催者はどこになるんですかね。共催ですか。
○(
野澤公園課長)
主催は市でございます。
○(
澤井委員)
そうすると、
警備にしても何にしても、
主催者がすべての
予算組みを多分していると思うんですね。そこから
持ち込み負担ということで、
警備費は幾らですよとか、
電気代――
必要経費ですね――が幾らですよとかといって市のほうに入って初めて
予算組みすると思うんですけれども、もちろんそういうふうになさっていますね。
○(
野澤公園課長)
予算時に
夜間警備費を計上するわけですが、そのときに見積もり等で
金額をとっており、それを
予算で計上しているということでございます。
○(
澤井委員)
ということは、
警備会社から個々に、
お金の出ているところの3つに対して
見積書と
領収書、
見積書と
領収書と、だから3部別々に支払ったということですか。市は市で
警備会社に払った、
業者さんは
業者さんが直接
警備会社に払った、緑・
花協会は緑・
花協会で直接
警備会社に払った、そういうことですか。
○(
野澤公園課長)
今、
澤井委員の言われたそのとおりでございます。
○(小
東委員長)
暫時
休憩いたします。
(午後3時24分
休憩)
(午後3時49分
再開)
○(小
東委員長)
休憩を閉じ、
委員会を
再開いたします。
○(
南野財政課長)
植木市の
夜間警備の執行についてでございますけれども、本来、
予算というのは総計主義でございますので、市のほうで全体の執行歳出を組むべしと存じます。また、それに対する雑入を組んで、
予算を市のほうが組むべきかと思います。また、そのとき、雑入に関しましては、その
予算を組むときに
業者さんとお話をさせていただいて、仕様書に従いまして持ち分がどれぐらいということを決めて、その分を雑入として組み入れるようにして執行していただければと思います。
続きまして、市民の要望があったとはいえ、
予算もなく、また計画にもない
植木市を追加して
開催したことに対しましては、その
開催に対しまして
業者がその分の
予算の
負担をするということで進めるべきところを安易に
協会に
負担を求めたということを含めまして、今後はこのようなことがないよう強く
原課のほうに指導してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○(
澤井委員)
いろいろと問題がまだまだ残っていると思うので、
公園課のほうはきちんとその辺のところも把握して、また
協会のほうもきちんと運営をしていただいて、出さなくてもいい
お金を執行しているということについても――これは本来なら、
協会のことはあんまり言いたくありませんが、
協会で
警備のこの
お金というのは新規
事業だと思うんですよ。だから、本来は、
予算のときに新規
事業で理事会にかけて
予算組みをしておかなくては、出すべき
お金であれば、本当はそうしてでないと執行してはいけない
お金、審議していない
お金を出したということで、安易に出してしまっているということも十分
認識していただきたいなと、かように思います。
そしたら、
委員長、もう次に移ってもよろしいか。
○(小
東委員長)
どうぞ。
○(
澤井委員)
管理費のところですけれども、大きな問題の前に、一番下のこれは何ですか。
管理費の決算のところの一番下に書いてあるやつ、これは何と書いてあるのか、ちょっと読んでください。
○(
野澤公園課長)
佐太東語らい花壇除草業務2回分3万2,760円でございます。
○(
澤井委員)
これはどこかから作業委託をお受けになられたんですか。
○(
野澤公園課長)
作業委託は受けてなかったと記憶しております。
○(
澤井委員)
これはどこの
公園ですか。どこの持ち物ですか。
○(
野澤公園課長)
場所につきましては、庭窪中学の向かい、八島
大久保線の交差点を右に曲がるところでございます。佐太東あじさい
公園がございます。その手前の大阪府の拡張用地として残っているところを、市のほうが語らい花壇として管理しているところでございます。
○(
澤井委員)
ということは、これは大阪府の土地で三角形に残っている
部分だと思いますが、市が管理を任されている。ということは、この3万2,760円は、もちろん市から手間賃というんですか、作業業務代としてもちろん
お金をお受けになっておられますね。
○(
野澤公園課長)
この場所につきましては、アダプト・ロードという制度を取り入れて、大阪府の枚方土木事務所と市と地元の方々と3者でアダプト・ロードの里親制度ですか、そういう協定を結ばれております。そういう語らい花壇でございます。
○(
澤井委員)
いやいや、それはよろしいやん。だから、この除草作業をなさったのは、緑・
花協会の
お金でなさったわけです。そうでしょう。だから、ここに載っている。その大阪府の語らい花壇と緑・
花協会はどんな関係ですか。
○(
野澤公園課長)
今お話しさせていただきましたように、協定としましては、大阪府の枚方土木と市、それと地元の方々でやっております。ただし、本来なら、助成金につきましては、守口市道あるいは市内の
公園については助成をしておりますけれども、ここにつきましては大阪府道ということの中で、ただし、そういった市内ということの中で、
協会のほうから花の苗を地元に助成するための制度でございます。
○(
澤井委員)
いやいや、別に花の助成やなくて、ここには「除草業務」と書いてあるわけです。だから、緑・
花協会と語らい花壇について、今のお話を聞いていると、何の関連もおっしゃっていない。関連をおっしゃってないところの除草作業をなさるということなら、うちの家もお願いしたいね。――
本来なら、あなた
たちの今の発言を聞いていると、守口市がやるべきものでしょう。守口市が除草するものを、さっきの
警備員と同じ、緑・
花協会がすべきものではないところをあなた
たちは勝手にやっている。これはなぜかというと、先ほども申し上げたように、
公園課長が緑・
花協会の
事務局長をしていてどんぶりになってしまっている。この両方とも、これは物すごくはっきりとした実例ですよ。この辺もきちんと今後どうするのか。もしことしもやっているのなら、これはまた問題ですよ。
あなた
たち、そんな
認識がないというなら、職員としてあなた
たちは資格がない。極端な言い方をしたら、こんなものは、あなた
たちが自費で弁償すべきや。あなた
たちはいつも、公費というものをもう本当に湯水のごとく使ってしまう。自分の金なら、全然関係ない人の土地に、自分で
お金を出して除草をしに行かせますか。そんなこと、絶対にあり得へんでしょう。
警備もそう、この分もそう。あなた
たちは、緑・
花協会の
お金に物すごく損害を与えているということですよ。それを、あなた
たちは何の痛みも感じず、当たり前のようにやっている。もうちょっと仕事に対して真剣にやってほしい。もうこれはこれで置いておきます、横道の付録やから。
もう一つのこの
臨時、これはどういうことですか。必要で
臨時を雇ったんですかというところで話がとまってしまっている、何かややこしい
答弁があって。この
臨時、これは19
年度、過去からずうっとこの
臨時というのはあったんですか。その経過だけ言うてください。
○(
野澤公園課長)
臨時職員といたしましては、18
年度から採用しているということでございます。
○(
澤井委員)
そうすると、非常にオーバーしているということは、18
年度はこんな55万円もなかったということですか。18
年度の
臨時の費用は幾らですか。
○(
大西都市整備部長)
ちょっと時間をとっていただけますか。
○(小
東委員長)
暫時
休憩いたします。
(午後4時01分
休憩)
(午後4時03分
再開)
○(小
東委員長)
休憩を閉じ、
委員会を
再開いたします。
○(
野澤公園課長)
先ほどの
澤井委員のお話の中で、委託料の
臨時の分でございます。トータルで20万3,129円、これを出費しております。
以上でございます。
○(
澤井委員)
ということは、18
年度からこの
臨時の
部分が出てきたということですか。
○(
高登公園課長代理)
私が17
年度後半に行ったとき、それで
平成18
年度の
予算を作成したときには、この方の人件費は計上はしておりませんでした、18
年度予算編成時に。それで、当時、ちょっと詳細なことは記憶にございませんけれども、突然当時の局長のほうからそういう話がありましたので、あわてて
契約書を作成したと、これは
シルバーさんとの
契約でございますが、そういう記憶はございます。
それと期間につきまして、正直申し上げて、なぜ1カ月飛んだか、また翌年1、2、3月としなかったことについても正確な記憶はございません、申しわけありませんが。
○(
澤井委員)
その当時の局長が、新たに人が必要だということでやったということですね。
○(
高登公園課長代理)
はい。
○(
澤井委員)
ということは、その当時も、18
年度予算も、
臨時職員給はこれと同じように赤が出た、
予算よりもオーバーしたということですね。
予算がないとさっきおっしゃっていたから、18
年度も
臨時職員給としての
予算組みはしてないから、ほかの場所から持ってきたということですね。
○(
高登公園課長代理)
18
年度決算が19
年度に行われております。したがいまして、通常であれば、これは新たに無理やり
管理費しか入れるところがございませんので、
管理費の大枠の中で赤字に一般的にはなろうかと。約20万円でございますので、結構大きな
お金でございます。したがいまして、18
年度の決算を出しにいくときには、当然、何がしかの赤字は出てきたと考えますが。
○(
澤井委員)
そしたら、18
年度の7月から何か特殊な
事業でも、人手が要るということが起きたんですか。
○(
野澤公園課長)
協会として、特に新たな
事業、大きな
事業は発生しておりません。
○(
澤井委員)
書類が残っていれば、なぜ人が要るか、
理由を書いてますわな、稟議書に。この人を
臨時に入れなくてはならない
理由があるはずですね。ただ単にその当時の局長があしたから人を雇うというようなことで、ほんならどうぞ雇ってくださいとはならんと思うので、それなりの稟議書が残ってると思うんですけどね。
○(
高登公園課長代理)
これは私の手持ちの
資料として、18年7月1日から18年10月31日までの見積もり兼
契約書のコピーを持っております。それをもって
事務局長までの起案、「
平成18
年度花図かん業務委託
契約(
臨時)について」というタイトルで起案を上げまして、1時間当たりの単価で
契約したということでございます。その中には、仕事の内容、
花図かん草花維持管理(
臨時)と、以下草花の
かん水、温水、草花苗置き場、木製デッキその他の清掃、除草、片づけということでございます。
以上でございます。
○(
澤井委員)
そうすると、
花図かんの雑用も含めて一般業務をなさってたということですね。今おっしゃった水やりとか、草引きとか、何かそういう普通の一般業務、
花図かんでの普通の業務ということですね。
○(
高登公園課長代理)
おっしゃるとおり、若干その補助的な要素のほうが強かったと、私は
認識しております。
○(
澤井委員)
ということは、要らない人を採用したということですか。特別な
事業もなければ何にもない。18
年度に初めて
花図かんができたんじゃない。その過去のときは要らないのに、余分な人をその時点から採用、要らない人を採用したということでしょうね、特別な
事業もない、特別な仕事もないということならね。
○(
野澤公園課長)
本来、
花図かんの業務といたしましては、
シルバーの方1名が常時
花図かんの仕事についております。で、今回
臨時ということで上げております。適切ではなかったという
判断をしております。申しわけございません。
○(
澤井委員)
あなたの今の
答弁の仕方は、適切ではなかったと。その適切でなかった人に55万円も払ってる。これは
臨時というより、何か定期的におられるような気がするんですね。
そしたら、先ほどおっしゃっていた3勤3休の人に払った19
年度の
金額は幾らですか。――
○(小
東委員長)
暫時
休憩いたします。
(午後4時12分
休憩)
(午後4時21分
再開)
○(小
東委員長)
休憩を閉じ、
委員会を
再開いたします。
○(
野澤公園課長)
3勤3休の方の給料というんですか、100万3,708円、これが年額、19
年度に支払っている額でございます。
○(
澤井委員)
3勤3休の約100万円の方が1名、そして土・日の方が1名、このお二人で、17
年度までずっとこの体制が続いていたということですね。
○(
野澤公園課長)
そのとおりでございます。
○(
澤井委員)
突然、18
年度7月からもう1人、それも
予算組みもないのに、前の
事務局長から採用する、人を雇うという話が出てきたということですね。
○(
野澤公園課長)
そのとおりでございます。
○(
澤井委員)
これね、何も
事業もなかった、特別な人を雇い入れる
理由がないのに雇ったということで、今お二人の方に御
答弁いただいて、お二人とも、前の
事務局長が突然雇い出したということですから、これ以上幾ら聞いても、この方
たちはわからないということだと思うんですよ。そんな関係もあって、
市長のほうで後こんな問題をどうするねんと、今のこの問題ね、ということもありますから、後で御
答弁を僕はいただこうと思ってるんです。
で、このことについてほかの方はまだ御意見があると思いますので、ほかの方に御意見を聞いていただいたらいかがかと思います。
○(小
東委員長)
それでは、他にありませんか。
○(真
ア委員)
そしたら、今
澤井委員がおっしゃったことをもう一回確認したいんですが、3勤3休の方がおって、そして土・日の方が別におる、別にまた雇用している。まず、これが基本だということで間違いないですか。
○(
野澤公園課長)
間違いございません、そのとおりでございます。
○(真
ア委員)
実は19
年度の4月分の出勤簿を見せてもろたんですが、3勤3休の方が水曜から日曜、4、5、6、7、8。7、8は土・日ですね。それからあと22、これも日曜日です。28、29と3勤3休の方がお勤めになっておられる。で、別に土・日をやっておられる方が同じように、後半の
部分はいてはりませんけれども、前段ではいらっしゃる。これはなぜこうなっているのかというのが一つ疑問な点があります。7、8はお互いダブってますね、SさんとKさん。
これはどういう――土・日と3勤3休の方というのは区別はついているわけですか。きちっと分けて
シルバー人材センターのほうにお願いをしているわけですか。
○(
高登公園課長代理)
当時、18
年度も19
年度も、まず3勤3休の方、これは単価的に820円のAさん、私らはしょっちゅう顔を見ますので、Aさんでございます。それと土・日専門の方が単価的に766円で、AさんとBさんと仮定したら、そのご都合に合わされて、確実に私どもは360日あけているという前提にしておりますので、たまたま前半はAさんが土・日に出てくるケース、後半がBさんが出てこられるケースというふうに、土・日の方と3勤3休の方とは明らかに人が違っております。
以上でございます。
○(真
ア委員)
じゃ、具体的に聞きます。19年の4月7日と8日、これはあなたが言うAさんもBさんも同じように来てはる。私、全体を
調査する時間がなかったので、とりあえず4月分だけ見たんですがね。――
○(小
東委員長)
暫時
休憩いたします。
(午後4時27分
休憩)
(午後4時35分
再開)
○(小
東委員長)
休憩を閉じ、
委員会を
再開いたします。
○(
野澤公園課長)
真
ア委員から御指摘がありました4月7日と8日につきましても、
シルバーから派遣で来る方2名ということでダブることがあります。
以上でございます。
○(真
ア委員)
ダブることもあるということだと思うんです。厳密に区別はしてないと。必要があれば、
花図かんの体制によっては、
シルバーに言うて、勤務はそのときの調整ですから、急遽来てもらうこともあると、こういうことだろうというふうに思います。
それで、ダブるといえば、
臨時で雇った人、この人も結構ダブってるんですね。3勤3休の合間でやるんじゃなくて、ずうっとダブってはると思うんですよ。その辺も指摘をしておきたいと思うんですが、ほんまにこれが必要やったかどうかというのが、私も非常に疑問に思ってます。
ただ、この起案の最初のところに書いてあるんですが、いろいろと
理由、
臨時の
契約を結ぶに当たって、これは
事務局長決裁ですか、いろいろ書いてますけれども、手書きで括弧して「
臨時女性の配置」というふうに追加されておるんですけれども、これは何で
臨時女性の配置なんですか。
○(
野澤公園課長)
これにつきましては、
臨時職員を配置するという意味の内容じゃなしに、記録として、
臨時職員ということで担当者があえて残したということでございます。
○(真
ア委員)
あえて括弧つきのやつを残したということで、後々の証拠にしたいという思いがあったんだろうと思いますがね。
もう一つ、これは先ほども言いましたけれども、この
臨時職員の女性の方は、4月6日からいらっしゃって、6日、9日、10日、11、12、13、19、20、25、26、27、4月は11日間お見えになって、64時間30分ですか、64.5時間来てはりますけれども、820円で5万2,890円。もちろん派遣元といいますか、委託元の
シルバー人材センターにお支払いになっておられるわけですが、この起案が上がったのが4月20日、決裁が23日、施行が4月24日、公印で
契約を結んだのが4月24日というふうになっているんですけれども、これはなぜ6日から来れるんですか。これは、あなたは知らんとはちょっと言われないと思うんです。
○(
野澤公園課長)
申しわけございません。普通で言うところの事後処理でございます。
○(真
ア委員)
臨時でやる。18
年度も5カ月ほどこの方はお見えになっておる。いかにもこの起案用紙で名指しのような「
臨時女性の配置」というところまで指示して、そして4月6日からお見えになっているにもかかわらず、20日に起案を上げている。これは非常に、事後処理、事後処理とおっしゃるけれども、これ全体が事後処理になっていはしないかというふうに思うんですが、これはどのように
認識したらいいんでしょうね。
○(
野澤公園課長)
本来であれば、
協会といたしましても、19
年度の
事業予算について理事会の承認を得れば、それをもって、ここであれば
シルバー人材センターと
年度契約を交わすようなことで進めて、4月1日付で
契約を結ぶというような形が適切かなと思いますけれども、申しわけございません、その適切な措置がなされていない異常処理でございます。
○(真
ア委員)
シルバーには罪はないんですよ。
シルバーとは4月1日に
契約した形をとるんです、
契約書はね。これはひとえに
協会のほうの問題だと思うんです。これは非常に大きな問題だと私は思うんですがね。
本来ならば、上司が無理をしようとすれば、とめない
かん。公務員というのは、これはきちっととめない
かんと思うんです。違法な手続を進めようとしている場合、これはみんなでとめない
かん。とりわけあなたは事務局次長でいらっしゃったわけで、ここはとめなきゃならなかったんじゃないですか。今振り返ってどう思いますか。
○(
野澤公園課長)
事務局次長といたしまして、本来その立場にある以上、責任もある以上、
事務局長に対してだめなものはだめという形の意見というんですか、とめなければならないところを、私の過ちというんですか、それをとめられなかったということが、この一件につきましても、あとの事件につきましてもすべてがつながってくるように、そんなふうに私は反省しております。
以上でございます。申しわけございません。
○(真
ア委員)
もう一点、
臨時で
シルバーからお雇いになった方なんですが、18
年度の話もさっき出たんですが、18
年度の
臨時の分というのは、
かん水・清掃業務と勘定元帳には載っておるんですね。それが今度19
年度には、これが
花図かんの管理運営委託と変わっておるんです。これは仕事が変わったんですか、18
年度と19
年度は。この方の仕事が変わったんですか。
○(
野澤公園課長)
仕事内容は変わってないように記憶しております。
○(真
ア委員)
そうすると、どっちがほんまの仕事ですか、この方は。
○(
野澤公園課長)
今ペーパーでお渡しさせていただいています
管理費の
花図かん及び周辺維持管理業務、これが本来の仕事だと、そういうふうに解釈いたします。
○(真
ア委員)
その仕事は3勤3休の方と同じ仕事じゃないんですか。
○(
野澤公園課長)
同じ仕事でございます。
○(真
ア委員)
そうすると、先ほどあなたは、本来必要のない雇用であったというふうに
認識をされておられるんですが、しかし、私は4月の時点しか見てませんけれども、本来の
契約の時間を超えて、残業までなさってるんですよね、残業まで。で、3勤3休の方というのは、あんまり残業がないんですよ。大体予定どおり6時間半ですか。これはね、いかにも残業までしていただいて賃金を上げようと。で、本来の業務の方はいらっしゃる。
臨時やと言いながら残業させている。
これはもう時間がありませんから指摘だけにとどめますけれども、この辺もやっぱり厳しく見ておかないとあ
かんと思うんですよ。やっぱりそういうずさんな体質が緑・
花協会の中にあったと。それを本来正していかなきゃならない市の職員として派遣されている部隊の長が率先してやったという点は、これはゆゆしき重大問題であると私は思うんです。
先ほど
澤井委員のほうから、いずれ
市長からのお話もあるだろうからということで、私ももう結論に行きますから、きょうはこれでおきますけれども、その辺をぜひきちっとやっていっていただきたいし、この件については事実の解明もしていかなければい
かんと思ってます。
○(小
東委員長)
他にございませんか。
○(立住委員)
先ほどありましたあじさい
公園内の語らい花壇についてちょっと確認だけしておきたいんですが、これは底地はどこのものですか。
○(
野澤公園課長)
語らい花壇そのものの底地所有者については、大阪府でございます。
○(立住委員)
大阪府の土地、将来的には道路の拡張用地ということですけれども、どういうふうな形態で
契約されているんですか。
○(
高登公園課長代理)
枚方土木事務所のほうに、行政財産の目的外使用ということで、当維持係のほうで毎年更新の事務手続を経て、私どもがお借りしているという状況でございます。
○(立住委員)
その借りた土地を守口市はどのように今使用している現状ですか。
○(
野澤公園課長)
地域の方々に利用していただけるための語らい花壇として利用しております。
○(立住委員)
これは花壇の除草業務、特に
管理費の他の内容がすべて人件費、土・日、夏期、冬期、残業その他もろもろになっているんですが、この佐太東の語らい花壇の除草業務というのは、実際に何か作業を委託されたんでしょうか。
○(
野澤公園課長)
私が記憶しておりますのは、雑草、特に地被類が繁茂している状態なので、普通のガザニアと思うんですけれども、それが広がらない、雑草で邪魔されるということで、
シルバーに雑草というんですか地被類を除草するように委託したことを記憶しております。
○(立住委員)
ということは、これは作業ではなく、その苗、ガザニア等、こういったものも含めてされたということですか。
○(
野澤公園課長)
除草だけでございます。
○(立住委員)
シルバーからここの管理依頼を受けてされている方をよくお見かけするんですけれども、その方の人件費ということですか。
○(
野澤公園課長)
本日お渡ししております
管理費の佐太東語らい花壇除草業務の2回分、これにつきましては、あくまでも
シルバーで雑草を刈っていただくために支払った料金でございます。
○(立住委員)
そしたら、先ほどガザニア等出てきたんですけれども、これは別の項目にあるということですね。
○(
野澤公園課長)
ここにつきましては、先ほど
説明させていただきましたアダプト・ロード制度を取り入れて、大阪府と地域の方々と守口市と協定を結んでおります。その中で、花の苗等をそのアダプト・ロード制度を取り入れた方々に対して配布しております。
以上でございます。
○(立住委員)
アダプト・ロード制度はよく存じておるんですけれども、守口市は大阪府から借りた土地を緑化のために生かそうと。で、その諸経費については市が
負担するということ、それで今ガザニア等を購入されているということで、こういう理解でよろしいんですかね。
○(
野澤公園課長)
佐太東あじさい
公園の業務につきましては、1人当たり800円で3名の方に出ていただいております。相手先は
シルバー人材センターでございます。
○(立住委員)
もう一度確認しますけど、ガザニア等の苗なんかは別の項目に入って、ここにはあらわれていない、単なる人件費だけやという理解でいいんですね。
○(
野澤公園課長)
そのとおりでございます。
○(立住委員)
そしたら、
公園の緑化というのは、まさに緑・
花協会の目的、また
事業に合目的であるということで、たまたま今回のペーパーというのは、
予算に対して決算が赤になった、それを一覧表にするものであったからこういう形になりましたけれども、部材に関しては別にきちっと記載されているということでよろしいんですね。
○(
野澤公園課長)
今回
管理費として佐太東語らい花壇除草業務2回分ということで上げさせていただいておりますけれども、
自主事業の中で、また
協会としてアダプト・ロードに対して花の苗等を助成させていただいております。
以上でございます。
○(小
東委員長)
他にございませんか。
○(和仁委員)
きょうで10回目ということで、前回の継続というか残りとして、先ほどいろいろと論議があった
管理費、これのプラス分のところともう一つ、たしか7月10日付で
市長あてに
協会から出てきた、これまでの責任の所在も含めて8月末日までに専門家を入れた
調査委員会をつくってその方向性を出してくるということで、それがまだ決裁がとれていない云々の話になっておったんですが、その後の経過はどうなってますか。
○(土橋
公園課緑・
花係長)
取り急ぎ
契約を交わしまして、
調査のほうは進めております。
○(和仁委員)
たしか税理士さんと弁護士さんと事務局、この3者で進めるんですか。
○(土橋
公園課緑・
花係長)
おっしゃるとおりでございます。
○(和仁委員)
契約以降、何回やられましたか。
○(土橋
公園課緑・
花係長)
事前の打ち合わせを含めますと、5回やっております。
○(和仁委員)
いやいや、打ち合わせは、
契約内容とかどういったものをやるかということで、我々としてはノルウェー債についてどういう対応をして、いわゆる責任を明らかにするかというその入り口の回数は結構ですけれども、実質的な審議を何回されたかということ。だから、いつ
契約が終わって、それ以降何回やったのか、そのことだけ教えてください。
○(土橋
公園課緑・
花係長)
8月5日に
契約いたしまして、8月7日に1回
調査しております。
○(和仁委員)
1回でしょう。だからね、7月10日付の文書が、やっと
契約できたのが8月5日でしょう。1カ月かかってるんですね。で、もう8月末には理事会にかけて
市長あてに出てこなければあ
かん。
市長は、それを受けて、9月
議会にはいわゆる一定方向を出して、確たる方向性を出してもらわない
かんわけです。そのために、我々としては早急にやってほしいということを言っておったんですけれども、それで8月末までに終わるという自信がおありやと思うんですけれども、3者の話し合いがいつ終わって、いつごろに理事会にかける
資料を作成する、そんなことは想定されていますか。
○(土橋
公園課緑・
花係長)
8月17日の週で一応完成品をいただくという打ち合わせにはなっております。
○(和仁委員)
打ち合わせのとおりやっていただけば結構ですけれども、できるだけ前倒しをしてやっていただきたい。ここまでこの10回のうちで、いかにずさんな管理なり仕方、
公園課や緑・
花協会の処理の仕方、そういうものを何度も指摘をしてきておりますから、私はこれはそんなに簡単に出てくるものじゃないと思ってるんです。根の深いものですから、17日の週でということであれば、21日をめどで、即これは報告書もつくっていただかないとい
かんわけです、早期の対応が必要でありますから。ところが、聞いていると、5日に終わってもう5日たってるのに、1回しかやられていない。まだ事前の打ち合わせに毛の生えた程度しかやられてないんじゃないかなというのが私の推測です。ですから、当然こちらの指摘の
部分はありますけれども、早急に対応をしていただきたいということでお願いをしておきたいと思います。
それからもう一点ですが、
平成20
年度のノルウェー債の帳簿価格というんですか、時価というんですか、これはどういう報告を受けておられますか、
協会としては。
○(土橋
公園課緑・
花係長)
平成21年7月31日現在の時価でございますが、70円36銭でございます。
○(和仁委員)
土橋さんの報告は近々の報告ですけれども、
平成20
年度の
事業報告が6月19日付で出されていますね。これでは、ノルウェー地方金融公社債は5,729万円になってますね。ということは、今の時価の70円幾らでするとどうなりますか、その時点と比べて。
○(土橋
公園課緑・
花係長)
7,036万円になると思います。
○(和仁委員)
ということは、6月19日から1カ月半ぐらいでそういうふうになるんですか。それだけ変動してるのかな。僕もある委員から聞いておったのは、そんな数字だったらおかしいなと思ったんですが、
平成20
年度の
事業報告、
資料の17−14に、時価は5,729万円になってますね。これは計算が違うのかな。私はそんなに極端に変わってないと思うけれども。これはあなた方が出してきた
資料やで。これは報告書として
市長に行くんでしょう。
大阪府の公募公債は5,000万円のまま、大阪市の公募公債も1億円です。
○(
野澤公園課長)
収支計算書におきます3月31日付の時価額、それとまた5月末の評価損、これも時価額でございます。今お話しさせていただいた計算のやつも時価額ということで、皆すべてその時点その時点の為替レートの時価額ということでございます。
○(和仁委員)
数字のほうは、当然豪州ドル建てですから動くというのはわかっておるんですけれども、要は、この報告書を見ても、はっきり原価割れしてるわけですね。それが7,000万円になったどうのこうの話じゃなしに、これは上がるだけでなしに落ちることもあるわけですから、そんな一喜一憂できてないんですけれども、要は、こういうものを抱えておると。で、冒頭から言うておるように、我々としては、1億円のいわゆる出資額がきっちり返ってこんことには、守口市民に申しわけないわけですわな。
ですから、その辺も含めて、こういうものを抱えておるということ自体にどう対応していくのか。これは
公園課に聞いてもあれだと思いますので、先ほど質問のあった
管理費、委託費のいわゆる上増しの問題、あるいは弁護士を入れた
調査の
部分、それらも含めて、このようなものを持っておるということ自体がもう既に法令に違反をしておるというのははっきりしているわけですし、その分も含めた
市長からの
答弁を含めて、私としてはこの2点を指摘をしておきたい、こういうように思います。
○(真
ア委員)
先ほどの質問でちょっとわからない点をもう1点だけ、質問をし損ないましたので、お聞かせ願いたい。
受託事業の委託費と
管理費の委託費というのはどう違うんですか。
○(
野澤公園課長)
受託事業につきましては、市からの委託分、
協会にしたら受けた分でございます。その分が
花図かん管理
事業と
花壇植栽管理
事業、この2本がございます。
○(小
東委員長)
受託事業と
管理費の委託費の違いです。
○(
野澤公園課長)
管理費につきましては、
協会そのものが、周辺にあります温室とかひな壇とか、実際にやっておりますところの
管理費でございます。
○(真
ア委員)
市からの
受託事業には、温室の管理だとか
花図かんの周辺の維持管理だとかというのは入ってないんですか。――
○(
南野財政課長)
花図かん管理運営業務委託
契約書の仕様書の中で、業務内容といたしまして、
花図かんの管理運営がありまして、その中に
花図かん及び
花図かん周辺花壇等の維持管理、2番目としまして来館者へのサービス業務がございます。次に、温室の維持管理ともう一つ、花苗の育苗、その3点でございます。
以上でございます。
○(真
ア委員)
それを踏まえた上で、
花図かんの管理運営
受託事業の委託費と
管理費の委託費の違いを教えてください。
○(
高登公園課長代理)
受託事業の
花図かん管理運営費の委託費でございますが、先ほどの議論の中で、3勤3休のお話があったかと思います。その中に、上段のほうでございますね、市のほうの委託費が入っております。で、御指摘の下のほうの
管理費における委託費につきましては、先ほど来議論になっておりました土曜日・日曜日の委託費が含まれております。
以上でございます。――
○(小
東委員長)
暫時
休憩いたします。
(午後5時10分
休憩)
(午後5時27分
再開)
○(小
東委員長)
休憩を閉じ、
委員会を
再開いたします。
○(
野澤公園課長)
貴重な時間をいただきまして、まことにありがとうございます。
本来、
管理費といいますのは、一般的な内部会計費であります。例えば理事会経費、電話代、車の維持管理等でございます。今回、温室開閉器等及び
かん水業務につきましては、受託
契約に基づいた
花図かんの管理運営費の委託で執行するべきところ、誤って
管理費の委託費で執行いたしました。以後このようなことがないようにいたします。申しわけございません。
○(真
ア委員)
私は誤ってやったとは思ってないんです。あえてそこに持っていったのかなと。といいますのは、守口市全体が
財政危機になって、みんなでいろいろ議論して
平成17
年度の
財政危機対策指針を策定し、そして一定の補助金や委託料、
負担金等について削減の方向で行った。その中で、当然委託料も減少をしたわけですよね。ところが、19
年度は減少はしたけれども、再任用職員を
協会のほうに派遣をして、そして一般的な事務をやっていただいておる。そうすると、当然手厚い施策をやっておきながら、これに甘えて、いかにも
受託事業では21万3,155円を戻入します、削減をしましたというふうに見せかけながら、実際は
受託事業の中に含まれている
部分を
管理費という外にはみ出して、そしてそれを大幅に
増額して、その実態を市のほうにわからないようにしていく、これが根底にあったんじゃないかと、こういうふうに僕は疑っておるんです。そうでなければ、これは
説明がつかないんです。
こういうことが二度とないようにというのは当然ですけれども、こういった市が出した
方針にいろんな団体、
事業課、それぞれ市民の方、いろんな痛みもありましょうし、
負担もふえるでしょうけれども、しかし決めたことを必ずやるという、実行するという、この姿勢を市の職員が率先してやらなければ、絵にかいたもちになってしまうと思うんです。そのことが、全く危機意識、危機感がここにあらわれていない。ここに私は大きな問題点があると。そういった土壌がこの中で育成されていたんじゃないかというふうに思ってるわけです。
これはもう中のことですから、指摘にとどめておきたいというふうに思います。
○(小
東委員長)
他にございませんか。
○(
西口市長)
きょうは、先ほど来から本当に長時間にわたり御審議をいただいて、まことに御労苦をおかけいたしております。
私もずっとその論議を聞かせていただいておりましたけれども、いかにずさんな管理状態であるかということに対して、私のほうも大変にこのことは遺憾に思っておるところでございます。
先ほど来、
澤井委員、そしてまた各委員の御指摘もございました
管理費につきましても、私自身も全く納得のいかないというところでございまして、このことにつきましては、私のほうから
調査をさせていただきまして、この次の13日の特別
委員会に御報告できますように徹底
調査をさせていただき、御報告を申し上げたいと思いますので、よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。
○(小
東委員長)
他にございませんか。
(「なし」の声あり)
ないようでございますので、暫時
休憩いたします。
(午後5時32分
休憩)
(午後5時38分
再開)
○(小
東委員長)
休憩を閉じ、
委員会を
再開いたします。
それでは、今回10回目ですけれども、今まで各委員の言われた分がありますので、それで集約させていただきたいと思います。
当
委員会は、緑・
花協会の
基本財産が外国債で
運用されていることなどに関しまして、その実態解明に向け
委員会調査を行ってまいりました。当
委員会においては、可能な限り問題点が浮き彫りになったと考えております。また、
市長からは、8月末の
協会からの回答を受け、市の
方針を明らかにするとのことであります。この報告を受けることとし、
委員会としましては、ここで
調査に一定の区切りをつけさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
それでは、そのように取り扱いをさせていただきます。
また、次回
委員会は、これまでの
委員会調査の経過並びに
委員会で出されました御意見などを取りまとめて
委員会の総括とさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
それでは、次の
委員会の日程は8月13日午後1時でお願いいたしたいと思います。
それでは、本日の
委員会は以上で閉会いたします。
署名委員は立住委員にお願いしますので、よろしくお願いいたします。
どうも御苦労さまでございました。
(午後5時40分閉会)...