○議長(
籔内留治) 北尾
修予算特別委員長。
◆
予算特別委員長(北尾修) 〔登壇〕おはようございます。
予算特別委員会の審査の結果をご報告申し上げます。 当委員会に付託されました令和4年度
補正予算関連諸議案2件を審査するため、委員会は6月21日、6月22日、それぞれ午前10時から開会し、
協議会室において慎重に審査を行いました。
出席委員は全員で、議案説明のため
酒井市長、河野副市長、太田副市長、
片山病院事業管理者、
鈴木教育長のほか関係職員が出席して審査いたしました。 その審査の結果は次のとおりであります。 まず、正副委員長の選挙の結果、委員長に私、北尾 修、副委員長に阪口 勇委員が推薦され、満場一致で当選いたしました。 議案第45号 令和4年度貝塚市
一般会計補正予算(第3号)の件及び議案第46号 令和4年度貝塚市
下水道事業会計補正予算(第1号)の件の2件の各
会計予算については、
谷口美保子委員から、
予算特別委員会全委員を代表して、賛成の立場から、 1.
子育て支援センターの土日祝日の開所を実施されたい。 1.
子宮頸がんの予防接種について、副反応に苦しむ人が孤立しないよう、相談体制を整えられたい。 1.
地域活性化ビジネス創出事業について、
事業者選定にあたっては公平性・平等性を守り広く公募されたい。 1.
JR和泉橋本駅山側地区の
市街化区域への編入に向け、努力されたい。 1.住居表示について、一層の推進を図られたい。という意見があり、それぞれ原案のとおり可決すべきものと議決いたしました。 以上のとおりご報告いたします。
○議長(
籔内留治) これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑はないものと認めます。 これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論を終結します。 これより2件を一括して採決いたします。 2件に対する委員長の報告は可決であります。 委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。 よって、2件は委員長の報告のとおり可決されました。───────────────────────────────────
○議長(
籔内留治) 次に、日程第4
処分報告(令和3年度貝塚市
一般会計補正予算(第19号))の件を議題といたします。───────────────────────────────────
△報告第13
号処分報告(令和3年度貝塚市
一般会計補正予算(第19号))の件 ───────────────────────────────────
○議長(
籔内留治) 報告趣旨の説明を求めます。
河野雅子副市長。
◎副市長(
河野雅子) 〔登壇〕報告第13号
処分報告(令和3年度貝塚市
一般会計補正予算(第19号))の件についてご報告いたします。 令和3年度貝塚市
一般会計の
補正予算につきましては、諸般の事情により、やむを得ず、
地方自治法第179条第1項の規定に基づき、本年3月31日付で
専決処分をいたした次第であります。 処分いたしました予算の内容要旨につきまして、歳出よりご説明を申し上げます。 第2款総務費、第1項
総務管理費における7,400万円の
減額補正は、指定寄附に伴う
庁舎整備基金の積立金100万円を追加する一方で、新
庁舎整備事業に係る
公有財産購入費7,500万円を減額するものであります。 第3款民生費、第1項
社会福祉費における976万6,000円の
追加補正は、令和2年度から令和3年度に繰り越した
バリアフリー基金繰入金の精算による積立金を追加するものであり、第3項
生活保護費における3億700万円の
減額補正は、
生活保護扶助事業に係る扶助費を減額するものであります。 第4款衛生費、第1項
保健衛生費における6,600万円の
減額補正は、
予防接種事業に係る委託料を減額するものであります。 第8款土木費、第5項
都市計画費における2億円の
追加補正は、
地域公共交通活用促進基金の積立金を追加するものであります。 第12
款諸支出金、第1項
公共施設等整備基金における10億281万1,000円の
追加補正は、
法定外公共物の
財産売払収入及び将来の
公共施設等の整備に備え
公共施設等整備基金に積み立てるものであり、第3項
財政調整基金における10億2,476万円の
追加補正は、令和3年度
決算剰余金の一部などを
財政調整基金に積み立てるものであります。 歳入につきましては、特定財源の
国庫支出金、寄附金及び繰入金をそれぞれ充当しましたほか、一般財源である市税、
地方譲与税、
配当割交付金、
株式等譲渡所得割交付金、
地方消費税交付金、
環境性能割交付金、
地方特例交付金、
地方交付税、財産収入及び諸収入を追加し、歳入歳出それぞれ17億9,033万7,000円を
追加補正したものであります。 以上のとおり
専決処分をいたしておりますので、何とぞよろしくご承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
籔内留治) お諮りいたします。 本件は、
委員会付託を省略してご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。 よって、本件は
委員会付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑はないものと認めます。 これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論を終結します。 これより本件を採決いたします。 報告のとおり承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。 よって、本件は報告のとおり承認されました。───────────────────────────────────
○議長(
籔内留治) 次に、日程第5 貝塚市教育長の任命について同意を求める件を議題といたします。───────────────────────────────────
△議案第49号貝塚市教育長の任命について同意を求める件 ───────────────────────────────────
○議長(
籔内留治)
鈴木司郎氏の退席を求めます。 〔
鈴木司郎氏 退席〕
提案理由の説明を求めます。酒井 了市長。
◎市長(酒井了) 〔登壇〕議案第49号 貝塚市教育長の任命について同意を求める件について、
提案理由をご説明いたします。
本市教育長、
鈴木司郎氏は、本年9月30日をもって
任期満了となりますことから、その後任者といたしまして同氏が最適任者と存じ、再度同氏を
本市教育長に任命いたしたく、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき、本会のご同意を賜ろうとするのであります。 以上のとおりでありますので、何とぞよろしくご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
籔内留治) お諮りいたします。 本件は、
委員会付託並びに質疑、討論を省略してご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。 よって、本件は
委員会付託並びに質疑、討論を省略することに決しました。 これより本件を採決いたします。 原案のとおり同意することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり同意されました。 〔
鈴木司郎氏 着席〕 この際、お諮りいたします。 ただいま
教育長任命の同意いたしました
鈴木司郎氏のあいさつを受けたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。 それでは、そのようにいたします。
鈴木司郎氏に申し上げます。あなたを教育長に任命することに同意しましたから、この際、あいさつをお願いいたします。
鈴木司郎教育長。
◎教育長(
鈴木司郎) 〔登壇〕おはようございます。 お許しをいただきましたので、ごあいさつ申し上げます。 このたび、本議会のご同意を賜り、10月以降も教育長をさせていただくこととなりました。誠にありがとうございます。 私は、平成30年4月に教育長に就任し、4年と3か月となりました。これまでの経験を糧とし、
酒井市長と思いを一つに、貝塚市の教育の一層の振興に取り組んでまいります。確かな夢と高い志を持ち、本市で学び、育ったことを誇らしく語れる子どもの育成を目指し、引き続き教育行政に全力を注ぐ所存でございます。 議員の皆様におかれましては、今後もご指導、ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。誠に簡単ではございますが、一言のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手起こる)───────────────────────────────────
○議長(
籔内留治) 次に、日程第6 貝塚市
公平委員会委員の選任について同意を求める件及び日程第7 貝塚市
固定資産評価審査委員会委員の選任について同意を求める件の2件を一括して議題といたします。───────────────────────────────────
△議案第50号貝塚市
公平委員会委員の選任について同意を求める件
△議案第51号貝塚市
固定資産評価審査委員会委員の選任について同意を求める件 ───────────────────────────────────
○議長(
籔内留治)
提案理由の説明を求めます。酒井 了市長。
◎市長(酒井了) 〔登壇〕議案第50号 貝塚市
公平委員会委員の選任について同意を求める件及び議案第51号 貝塚市
固定資産評価審査委員会委員の選任について同意を求める件について、
提案理由をご説明いたします。 まず、議案第50号 貝塚市
公平委員会委員の選任について同意を求める件につきましては、
本市公平委員会委員、井隈政弘氏が本年9月29日をもって
任期満了となりますことから、その後任者といたしまして同氏が最適任者と存じ、再度同氏を
本市公平委員会委員に選任いたしたく、
地方公務員法第9条の2第2項の規定に基づき、本会のご同意を賜ろうとするものであります。 次に、議案第51号 貝塚市
固定資産評価審査委員会委員の選任について同意を求める件につきましては、
本市固定資産評価審査委員会委員、塔筋邦正氏が本年9月30日をもって
任期満了となりますことから、その後任者といたしまして同氏が最適任者と存じ、再度同氏を
本市固定資産評価審査委員会委員に選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定に基づき、本会のご同意を賜ろうとするものであります。 以上のとおりでありますので、何とぞよろしくご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
籔内留治) お諮りいたします。 この2件は、
委員会付託並びに質疑、討論を省略してご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。 よって、2件は
委員会付託並びに質疑、討論を省略することに決しました。 これより2件を一括して採決いたします。 原案のとおり同意することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。 よって、2件は原案のとおり同意されました。───────────────────────────────────
○議長(
籔内留治) 次に、日程第8
人権擁護委員の
候補者推薦について意見を求める件を議題といたします。───────────────────────────────────
△議案第52
号人権擁護委員の
候補者推薦について意見を求める件 ───────────────────────────────────
○議長(
籔内留治)
提案理由の説明を求めます。酒井 了市長。
◎市長(酒井了) 〔登壇〕議案第52号
人権擁護委員の
候補者推薦について意見を求める件について、
提案理由をご説明いたします。
人権擁護委員、南 峯子氏、天野英子氏、新川秀彦氏及び天野富美氏は、本年12月31日をもって
任期満了となりますことから、南 峯子氏及び天野富美氏の後任者といたしましては、
浅田真由美氏及び稲葉洋美氏が、また、天野英子氏及び新川秀彦氏の後任者といたしましては、それぞれの方が最適任者と存じますので、これらの方々を
人権擁護委員候補者に推薦いたしたく、
人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、本会のご意見を賜ろうとするものであります。 以上のとおりでありますので、何とぞよろしくご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
籔内留治) お諮りいたします。 本件は、
委員会付託並びに質疑、討論を省略してご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。 よって、本件は
委員会付託並びに質疑、討論を省略することに決しました。 これより本件を採決いたします。 原案のとおり賛成とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり賛成されました。───────────────────────────────────
○議長(
籔内留治) 次に、日程第9
シルバー人材センターに対する支援を求める意見書の件を議題といたします。───────────────────────────────────
△
議会議案第7
号シルバー人材センターに対する支援を求める意見書の件 ───────────────────────────────────
○議長(
籔内留治)
提案理由の説明を求めます。13番
谷口美保子議員。
◆13番(
谷口美保子) 〔登壇〕議長よりお許しをいただきましたので、ただいま議題となりました
議会議案第7号
シルバー人材センターに対する支援を求める意見書の件につきまして、その内容をお手元にご配付の議案書を読み上げ、説明に代えさせていただきます。
議会議案第7号
シルバー人材センターに対する支援を求める意見書の件
シルバー人材センター(以下、「
センター」という。)は、高
年齢者等の雇用の安定等に関する法律に基づき設立された公的団体であり、大阪府内では、43か所の
センターが地域の日常生活に密着した就業機会を提供することなどにより、高齢者の
社会参加を促進し、高齢者の生きがいの充実、健康の保持増進、
地域社会の活性化、医療費や介護費用の削減などに貢献している。 令和5年10月に、消費税において
適格請求書等保存方式(
インボイス制度)が導入される予定となっているが、同制度が導入されると、
免税事業者である
センターの会員は
インボイスを発行することができないことから、
センターは
仕入れ税額控除ができなくなり、新たに預かり消費税分を納税する必要が生じる。 しかし、公益事業を行う
センターの運営は収支相償が原則であり、新たな税負担の財源はない。 人生100年時代を迎え、国を挙げて生涯現役社会の実現が求められる中、報酬よりも
社会参加・健康維持に重きを置いた「
生きがい就業」をしている
センターの会員に対して、形式的に
個人事業者であることをもって、
インボイス制度をそのまま適用することは、
地域社会に貢献しようと努力している高齢者のやる気、生きがいをそぎ、
地域社会の活力低下をもたらすものと懸念される。
センターにとっては新たな税負担はまさに運営上の死活問題である。
消費税制度においては、
小規模事業者への配慮として、
年間課税売上高が1,000万円以下の事業者は消費税の納税義務が免除されているところであり、少額の収入しかない
センターの会員の手取り額がさらに減少することなく、
センターにおいて、安定的な事業運営が可能となるための措置として、「
インボイスによらずに一定の事項を記載した帳簿のみの保存で仕入税額控除が認められる」等の取扱いを講ずる必要がある。 よって、本市議会は国及び政府に対し、
センターの会員への配分金については、
インボイス制度の適用除外とする等の措置を講ずるよう要望する。 以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和4年6月29日
貝塚市議会 以上でありますので、何とぞよろしくご賛同賜りますようお願い申し上げます。 なお、ご決定いただけますならば、提出先については議長に一任したいと思いますので、併せてご了承賜りたくお願い申し上げます。
○議長(
籔内留治) お諮りいたします。 本件は、
委員会付託を省略してご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。 よって、本件は
委員会付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。6番
樽谷庄道議員。
◆6番(
樽谷庄道) 質問させていただきます。 2022年5月18日に行われました衆議院の
厚生労働委員会におきまして、
日本共産党の宮本 徹委員が
インボイスの件で質疑を行い、
後藤茂之厚生労働大臣が答弁をされました。このことについて当然承知されていることだと思いますが、
日本共産党の宮本 徹委員のされた質疑の趣旨は、
シルバー人材センターを
インボイス制度の特例扱いとしてほしいという内容でした。 政権与党の
後藤茂之厚生労働大臣は、
シルバー人材センターに限って税制上の特例を設けることは、
消費税制度や
インボイス制度における公平性の観点から多くの課題があると答弁されています。
インボイス制度の公平性、そして適正な課税を確保するためにも特例扱いしないとの趣旨です。 政権与党の
後藤茂之厚生労働大臣が
シルバー人材センターを特例扱いしないと答弁されていて、今、この本会議では特例扱いすべきだと意見書を出されています。このことについてどのようにお考えでしょうか。
○議長(
籔内留治) 13番
谷口美保子議員。
◆13番(
谷口美保子) ただいまの樽谷議員のご質問の件ですが、今ここに議題に上がっているのは
シルバー人材センターのみですが、これからいろいろな団体にもそのようなことが起こってくると察せられます。 そこで、ただいまの質問によりますと、
日本共産党の宮本 徹委員からの質問は
シルバー人材センターのみのことだったと思いますので、これから各団体に対してのいろいろな税金、この税の控除を考えられていくこととして、まず最初に、
シルバー人材センターへの特例を求めるようにさせていただきました。
○議長(
籔内留治) 6番
樽谷庄道議員。
◆6番(
樽谷庄道) すみません、私の常識では少し混乱しているのですが、改めて確認ですが、ということは今回の
シルバー人材センターのこの要望について、政権与党のご答弁と真逆の立場ということの私の認識でいいのでしょうか。
○議長(
籔内留治) 13番
谷口美保子議員。
◆13番(
谷口美保子)
後藤茂之厚生労働大臣の答弁に対してですが、その場合は
シルバー人材センターのみということに対してのご反対だったと思います。そのように感じておりますので、これからまだ
インボイス方式が導入されるまでの間、いろいろなこれから議論がされていくと思っておりますので、そのように私たちは今回意見書を出させていただきました。
○議長(
籔内留治) 6番
樽谷庄道議員。
◆6番(
樽谷庄道) 今回は
インボイス制度、
シルバー人材センターに対する意見書ですよね。そのように認識しているのですが、大阪維新の会としましては、
インボイス制度の公平性または適正な課税を確保するためにも特例扱いはしないとの
後藤茂之厚生労働大臣の答弁を支持しており、
シルバー人材センターに限って特例扱いはできないとの立場です。様々な業界、そして高齢者の仕事の場は、
シルバー人材センターだけに限らず、多くの高齢者や障害をお持ちの個人事業主も数多くいらっしゃいます。 なぜ、
シルバー人材センターだけに限って今回特例を求めているのか。先ほど、これからどんどん増えてくるとおっしゃっていましたが、ちょっと私にはそのあたりがよく分からないのです。これが私の普通の市民感覚だと思うのですが、その辺いかがでしょうか。
○議長(
籔内留治) 13番
谷口美保子議員。
◆13番(
谷口美保子) 繰り返しても仕方がないとは思いますが、あくまでも今回は
シルバー人材センターの特例は認めないということをおっしゃられたと思っております。これからいろいろな議論がなされていく中で、先ほど樽谷議員がおっしゃったいろいろな高齢者の方、また大変な個人事業主の方への
インボイス方式への対応をまだまだ議論されていく途中であると思っております。
○議長(
籔内留治) 質疑は終わったものと認めます。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、これを許します。5番 中川 剛議員。
◆5番(中川剛) 〔登壇〕議長のお許しをいただきましたので、ただいま議題となっております
議会議案第7号
シルバー人材センターに対する支援を求める意見書の件について、反対の立場で意見を申し述べます。 高齢者が自主的に共に働き、共に助け合っていくということを目指し、追加的収入を得るとともに、健康を保持し、生きがいを持ち、
地域社会に貢献するという活動は大変重要であると考えております。また、組織的に推進する
シルバー人材センターの安定的な事業運営を応援することは賛成であります。 一方で、令和5年10月1日より導入される
インボイス制度の目的は2点あり、1点目は適正な課税の確保であると思います。現在、消費税率は10%でありますが、食品や新聞などは8%の軽減税率が適用されており、10%と8%の二つの税率が混在しているということが現状であります。つまり、売手が買手に対して、この商品が消費税10%、8%を的確に、正確に伝えることにより消費税率が明確になり、適正な課税確保につながると思っております。 もう一点、2点目は益税の阻止です。 通常事業者は、取引の際には消費税を乗せた金額を受け取り、売上げから仕入れ分を引いた残りの額に相当する消費税を納めます。例えば、事業者が1,000円で仕入れて2,000円で販売した場合、事業者は売上げから仕入れ分を差し引いた額の10%である100円を納税することになります。ただし、売上高が1,000万円以下の小規模な事業者の多くは
免税事業者で、この場合は消費税の納税を免除されるため、消費者が支払った消費税200円のうち100円が納税業者の利益となっています。消費者と事業者との税負担が不一致である問題を益税とし、これを削減するということも必要な目的であります。 今回上程されている意見書は、
シルバー人材センターに限って税制上の特例を設けることであり、
消費税制度の
インボイス制度における公平性の観点という点で、大きな問題があると考えております。 本来の
シルバー人材センターを支援するということであるのであれば、国に対して税制上の特例ではなく、安定的な事業運営を継続し、地域における役割を一層発揮していただけるように経営基盤の強化を図るための支援を講じていただけるよう要望することが妥当であると我々は考えております。 したがいまして、
議会議案第7号
シルバー人材センターに対する支援を求める意見書については反対です。議員各位のご賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(
籔内留治) 討論はこれにて終結いたします。 これより本件を起立によって採決いたします。 原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 起立多数であります。 よって、本件は可決されました。───────────────────────────────────
○議長(
籔内留治) 次に、日程第10
災害対応特殊消防ポンプ自動車を取得する件及び日程第11 令和4年度貝塚市
一般会計補正予算(第4号)の件の2件を一括して議題といたします。───────────────────────────────────
△議案第47号
災害対応特殊消防ポンプ自動車を取得する件
△議案第48号令和4年度貝塚市
一般会計補正予算(第4号)の件 ───────────────────────────────────
○議長(
籔内留治)
提案理由の説明を求めます。
河野雅子副市長。
◎副市長(
河野雅子) 〔登壇〕議案第47号
災害対応特殊消防ポンプ自動車を取得する件及び議案第48号 令和4年度貝塚市
一般会計補正予算(第4号)の件について、
提案理由をご説明いたします。 まず、議案第47号
災害対応特殊消防ポンプ自動車を取得する件につきましては、
災害対応特殊消防ポンプ自動車(CD-Ⅰ型)の購入について、本年6月20日、8者の参加による指名競争入札を行いました結果、株式会社モリタ関西支店が4,796万円で落札いたしましたので、同社と購入契約を締結しようとするものであります。 次に、議案第48号 令和4年度貝塚市
一般会計補正予算(第4号)の件につきましては、歳出より、その内容要旨をご説明いたしますと、第2款総務費、第1項
総務管理費における91万1,000円の
追加補正は、ひと・ふれあい
センターに係る感染症対策備品購入費を追加するものであります。 第3款民生費、第2項児童福祉費における1,475万8,000円の
追加補正は、民間教育・保育施設等に対する保育所等給食食材費補助金1,229万5,000円、市立認定こども園に係る賄材料費246万3,000円をそれぞれ追加するものであります。 第9款消防費、第1項消防費における196万円の
追加補正は、備蓄物品整備事業に係る感染症対策備品購入費を追加するものであります。 第10款教育費、第2項小学校費における719万7,000円の
追加補正は、小学校に係る給食食材費補助金を追加するものであり、第3項中学校費における364万円の
追加補正は、中学校に係る給食食材費補助金を追加するものであり、第5項社会教育費における336万7,000円の
追加補正は、青少年
センターに係る感染症対策備品購入費90万6,000円、青少年人権教育交流会に係る感染症対策備品購入費50万円、中央公民館に係る感染症対策備品購入費128万円、図書館に係る感染症対策備品購入費68万1,000円をそれぞれ追加するものであります。 歳入につきましては、特定財源の
国庫支出金を充当し、歳入歳出それぞれ3,183万3,000円を
追加補正するものであります。 以上のとおりでありますので、何とぞよろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
籔内留治) これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑はないものと認めます。 これをもって、質疑は終結いたします。 それでは、ご配付しております付託調べのとおり、各担当
常任委員会に付託いたします。 それでは、各
常任委員会を開催する間、暫時休憩いたします。
△午前10時38分休憩 ───────────────────────────────────
△午前11時05分再開
○議長(
籔内留治) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 お諮りいたします。 ただいま各常任委員長から付託議案に対して委員長報告が提出されました。 この際、議案第47号
災害対応特殊消防ポンプ自動車を取得する件及び議案第48号 令和4年度貝塚市
一般会計補正予算(第4号)の件の2件を日程第12及び日程第13として日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。 よって、この2件を日程第12及び日程第13として日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。───────────────────────────────────
○議長(
籔内留治) 次に、日程第12
災害対応特殊消防ポンプ自動車を取得する件及び日程第13 令和4年度貝塚市
一般会計補正予算(第4号)の件の2件を一括して議題といたします。───────────────────────────────────
△議案第47号
災害対応特殊消防ポンプ自動車を取得する件
△議案第48号令和4年度貝塚市
一般会計補正予算(第4号)の件 ───────────────────────────────────
○議長(
籔内留治) まず、日程第12及び日程第13の2件について、一括して委員長の報告を求めます。食野雅由総務産業常任委員長。
◆総務産業常任委員長(食野雅由) 〔登壇〕総務産業
常任委員会の審査の結果をご報告申し上げます。 当委員会に付託されました議案審査のため、委員会は6月29日、
協議会室において開会いたしました。
出席委員は全員で、議案説明のため
酒井市長、河野副市長、太田副市長、
鈴木教育長のほか関係職員が出席して審査いたしました。 その審査の結果は次のとおりであります。 議案第47号
災害対応特殊消防ポンプ自動車を取得する件、議案第48号 令和4年度貝塚市
一般会計補正予算(第4号)の件中、第1条歳出第2款総務費、第9款消防費及び歳入の全部については、それぞれ原案のとおり可決すべきものと議決いたしました。 以上のとおり報告いたします。
○議長(
籔内留治) これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑はないものと認めます。 これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論を終結します。 これより日程第13を除き、日程第12について採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。 委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。 よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、日程第13について委員長の報告を求めます。北尾 修厚生文教常任委員長。
◆厚生文教常任委員長(北尾修) 〔登壇〕厚生文教
常任委員会の審査の結果をご報告申し上げます。 当委員会に付託されました議案審査のため、委員会は6月29日、
協議会室において開会いたしました。
出席委員は全員で、議案説明のため
酒井市長、河野副市長、太田副市長、
鈴木教育長のほか関係職員が出席して審査いたしました。 その審査の結果は次のとおりであります。 議案第48号 令和4年度貝塚市
一般会計補正予算(第4号)の件中、第1条歳出第3款民生費及び第10款教育費については、原案のとおり可決すべきものと議決いたしました。 以上のとおりご報告いたします。
○議長(
籔内留治) これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑はないものと認めます。 これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論を終結します。 これより本件を採決いたします。 本件に対する各委員長の報告は可決であります。 各委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。 よって、本件は各委員長の報告のとおり可決されました。───────────────────────────────────
○議長(
籔内留治) これにて本日の日程は終了いたしました。───────────────────────────────────
○議長(
籔内留治) この際、市長にあいさつのため発言を許します。酒井 了市長。
◎市長(酒井了) 〔登壇〕令和4年第2回定例会の閉会にあたりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 今回の定例会は、本月2日から本日までの28日間にわたり開かれましたが、議員各位におかれましては終始慎重なるご審議を賜りましたことに対しまして、厚くお礼を申し上げる次第であります。 本会議並びに各委員会におきまして議員各位より賜りましたご高見につきましては、今後の市政運営においてその意を十分に用いてまいりたいと存じます。 暑さもいよいよ本格的になってまいります時節柄、議員各位におかれましては、ご健康により一層ご留意いただきまして、ますますのご活躍をお祈り申し上げまして、甚だ簡単でございますが、閉会にあたりましてのごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。───────────────────────────────────
○議長(
籔内留治) 一言お礼のごあいさつを申し上げます。 今回の定例会は本日をもちましてここに閉会の運びに至りましたことは、議員並びに理事者各位のご協力のたまものでありまして、厚くお礼申し上げます。 このたびの議案に対しまして、本会議並びに
予算特別委員会等におきまして終始慎重なご審議をいただき、心から感謝申し上げます。 理事者各位におかれましては、引き続き事務事業の遂行について十分留意され、市政の運営に精励されるよう切望するものであります。 終わりにあたり、議事運営にご協力を賜りました各位に重ねてお礼申し上げまして、簡単ではございますが、私のごあいさつといたします。───────────────────────────────────
○議長(
籔内留治) これをもって、令和4年第2回
貝塚市議会定例会を閉会いたします。
△午前11時13分閉会 ───────────────────────────────────
貝塚市議会議長
籔内留治 貝塚市議会議員 田畑庄司
貝塚市議会議員 前園隆博...