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09月07日-02号

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  1. 貝塚市議会 2021-09-07
    09月07日-02号


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    最終取得日: 2023-05-24
    令和 3年  9月 定例会(第3回)令和3年9月7日(火曜日)(第2日)───────────────────────────────────          令和3年第3回定例会議事日程 議事日程第2号                        令和3年9月7日(火)                           午前10時開議日程 番号議案事件名備考種別番号1  会議録署名議員の指名 2  一般質問 ───────────────────────────────────本日の会議に付した事件名 日程第1から日程第2まで───────────────────────────────────一般質問提出者一覧表質問者質問形式質問要旨12番 籔内留治一問一答式1市道森阿間ヶ滝線について16番 阪口 勇一問一答式1週刊誌報道に伴う市政運営への影響について2義務教育学校設置後の第五中学校活用方法について3番 牛尾治朗一問一答式1幼児教育・保育の負担軽減について2習い事などに使える教育バウチャー制度導入について3二色の浜公園周辺利便性向上について───────────────────────────────────出席議員(18名)      1番  谷口美保子      2番  中川 剛      3番  牛尾治朗      4番  出原秀昭      5番  明石輝久      6番  阪口芳弘      7番  真利一朗      8番  南野敬介      9番  田中 学     10番  食野雅由     11番  田畑庄司     12番  籔内留治     13番  前園隆博     14番  中山敏数     15番  北尾 修     16番  阪口 勇     17番  平岩征樹     18番  川岸貞利───────────────────────────────────説明のため出席した者  〔市長部局〕  市長             藤原龍男  副市長            田中利雄  副市長            小川文章  (都市政策部)  都市政策部長         小池吉裕  政策推進課長         常國清孝  行財政管理課長        梶本順也  (総務市民部)  総務市民部長         井谷 真  総務市民部参与総務課長   守行英樹  人事課長           西川隆昭  (福祉部)  福祉部長           服部 旭  (健康子ども部)  健康子ども部長        藤原康成  (都市整備部)  都市整備部長         溝端悦規  (上下水道部)  上下水道部長         森内成彦  (危機管理室)  危機管理室参与        一色正仁  (会計管理者)  会計管理者          西川三矢子  (消防本部)  消防長            朝倉幸博  〔病院事業〕  病院事業管理者        片山和宏  (市立貝塚病院)  事務局長           奥野哲也  〔教育委員会〕  教育長            鈴木司郎  (教育部)  教育部長           樽谷修一  教育部参与          浦川英明  〔選挙管理委員会〕  事務局長           茶谷幸典  〔公平委員会〕  事務局長           茶谷幸典  〔監査委員〕  監査委員           南野敬介  事務局長           茶谷幸典  〔農業委員会〕  事務局長           溝端悦規───────────────────────────────────事務局職員出席者  事務局長           加藤広行  次長             藤原 薫  主幹             川崎宏志  主査             撫 英生─────────────────────────────────── △午前10時00分開会 ○議長(谷口美保子) おはようございます。 これより令和3年第3回貝塚市議会定例会第2日の会議を開きます。─────────────────────────────────── △開議 ○議長(谷口美保子) 議員定数18名中、出席議員18名でありますので、会議は成立しております。 本日の会議を開きます。─────────────────────────────────── ○議長(谷口美保子) これより事務局長から諸般の報告をいたします。加藤広行事務局長。 ◎事務局長加藤広行) 諸般のご報告を申し上げます。 本日の議事日程は、本日お手元へご配付申し上げております。 以上、報告を終わります。─────────────────────────────────── ○議長(谷口美保子) これより審議に入ります。 まず、日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、11番 田畑庄司議員、12番 籔内留治議員を指名いたします。─────────────────────────────────── ○議長(谷口美保子) 次に、日程第2 一般質問を行います。 前会の議事を継続いたします。 順次質問を許します。12番 籔内留治議員。 ◆12番(籔内留治) (拍手起こる)おはようございます。今日は、2日目のトップバッターで、後ろの傍聴席にたくさんの人がいて、緊張しています、私は。お許しをいただきましたので、通告順に従い質問をいたします。 市道森阿間ヶ滝線についてですが、この道路は、昔は森から三ケ山へ通ずる道でした。時代の流れで大阪府営貝塚森住宅の開発により、今の大阪府道40号線から大阪府営貝塚森住宅までの間については道路の拡幅がなされましたが、またこの後、東山丘陵地開発により、大阪府道40号線から三ケ山の区間については、開発区域に吸収されてなくなっております。この市道森阿間ヶ滝線についての質問は、道路の拡幅という観点で2点に分けて質問をさせていただきます。 まず1点目は、森駅前箇所についてお聞きします。 大阪府営貝塚森住宅建替えに際し、森町から大阪府への交通安全対策として、近木川への橋の設置、または森駅前箇所の拡幅の要望に対し、協議の結果、森駅前箇所の拡幅を実施すると決定されました。森町からは、私も一緒に行ったのですが、スムーズに拡幅工事、大阪府との交渉がスムーズにいくように貝塚市選出の大阪府議会議員にお願いしたところですが、大阪府営貝塚森住宅建替えから10数年経過した現在において、道路拡幅についての進展はありません。そこで、大阪府から本市にどのような報告がなされているのか、お尋ねいたします。 ○議長(谷口美保子) 答弁願います。溝端悦規都市整備部長。 ◎都市整備部長溝端悦規) ご答弁いたします。 籔内議員おっしゃいましたとおり、市道森阿間ヶ滝線水間鉄道森駅周辺の道路拡幅につきましては、平成15年の大阪府営貝塚森住宅第1期工事の実施にあたり、事業主体である大阪府と地元町会との協議により決定したものであると聞いております。道路拡幅にあたりましては、大阪府が関係地権者と協議を行っているところでございますが、現時点において協議が調っておらず、事業の進捗が遅延しているとの報告を大阪府より受けております。 ○議長(谷口美保子) 12番 籔内留治議員。 ◆12番(籔内留治) ちょっと聞きたいのですが、ヒアリングに来たときに、最初はいつから来て、今現在いつまでで止まっているのか、その辺のところが分かっているなら、私はこの市役所で大阪府の職員と2回会っています。そして、森町内での大阪府との交渉に、そのときの大阪府の職員はこれから貝塚市に行きますと、最低でも私が知っている間でも3回あるのです。その3回以上に、貝塚市に大阪府から寄っていると思います。そのとき大阪府からどういった言葉が出ているのか、分かれば教えてください。 ○議長(谷口美保子) 溝端悦規都市整備部長。 ◎都市整備部長溝端悦規) お答えいたします。 以前から、この道路拡幅の件につきましては大阪府の担当と何回か協議を行っておりまして、その中で用地交渉をするにあたりまして、道路の線形をどっち側に拡幅するかとか、その辺もなかなか協議の中で決定していないと、そういうことで、その辺の事業の進捗が、用地交渉がうまくいっていないということで、なかなか前に進んでいないということを聞いております。 先日も大阪府に問い合わせたところ、平行線というか交渉が前に進まないと、そういうことを聞いております。
    ○議長(谷口美保子) 12番 籔内留治議員。 ◆12番(籔内留治) なかなか地権者との話がうまくいかないと、これは森町と大阪府との話合いです。しかし、この道路は市道、もう少し、市として関与していただきたい。その答弁的なものはひとつもなかった、これは今までの経過だからいいのですが、今、この場所、この道路は本市が管理する市道です。私の記憶の中でも4回ほどの事故があったと聞いています。本市として、事故があったときの安全対策を考え行動しているのかいないのか、またこの道路を本市としてどのように認識しているのか、お尋ねします。 ○議長(谷口美保子) 溝端悦規都市整備部長。 ◎都市整備部長溝端悦規) お答えいたします。 この道路につきましては、大阪府営貝塚森住宅にアクセスする道路という位置づけもございますし、あと、は~もに~ばすも通行しておりますので、本市といたしましても道路拡幅が必要だと、そのように認識してございます。 ○議長(谷口美保子) 12番 籔内留治議員。 ◆12番(籔内留治) 危険度の高いような道路と認識はしてくれているのですが、どういうような対策を考えているのか、本市としてですよ。もし考えているなら、それを教えてください。私もこの森駅前については、もう10数年たって私もしんどくなった。 そこで、私の提案ですが、本市はこの拡幅に関与していただいて、本市・大阪府・地元、3者でこの話を進めていただきたいのですが、その点どうですか。 ○議長(谷口美保子) 小川文章副市長。 ◎副市長(小川文章) お答えいたします。 おっしゃるように、この箇所は市道でございますので、今交渉しているのは大阪府のほうで、費用負担も大阪府というふうに聞いておりますが、私どものほうもやはり道路管理者、それから地元をよく知る者の立場として、極力積極的に関与をしていきたいと思っております。 特に、道路事業といいますのはこれは用地取得というのが大前提でございますので、関係する地権者の方につきましては丁寧にご説明をしていきながら、速やかに取得ができるように努力していきたいというふうに考えております。 ○議長(谷口美保子) 12番 籔内留治議員。 ◆12番(籔内留治) 地権者の人がなかなか了解してくれなかったので、今なお進んでいないと。私なりに思うのですが、我々地元としても汗をかいて、大阪府の担当する職員の人もいろいろと足を運んで工夫してくれていました。この拡幅についての話は、2回ほどほぼ達成するという経過もあります。約9割達成できて、大阪府、あとは予算だけですよということが2回あった。そこでぽつんぽつんと来年の予算組んでくださいというところで打切り。 やはり地元、本市のほうも話の流れに関与していただいて、森町のほうも地権者に対してはこれだけの理解を得るように努力はしています。副市長、先頭を切ってまたこの話を進めていってくださいよ、お願いしておきます。 次に、2点目ですが、森駅前から大阪府道40号線までの区間について、この東山丘陵地開発が進むにあたり、当時の私の所属する拓進クラブの仲間から、都市計画道路を進めるか、市道森阿間ヶ滝線の拡幅をするかの質問をしています。私もちらっとこういう質問をしたことあるなと、2期目の初めごろだったか、そういう記憶もあるのですが、東山のまち開きから十数年経過し、この道路には大勢の車、人が通って、大変危ないという声も聞きます。 これは道路に接する住人から聞いたことですが、まち開きがあって、車、自転車、人の通りが年々増えて危ないと私は聞いたのですが、この人は特に大阪府道40号線の森東交差点から森駅方向20メートルぐらいは特に危ないと、このことを本市の職員にも言っているのですと。この人はどの本市の職員に言ったのか私は分かりませんが、この間の道路拡幅というものは、もう10数年前にも開発と同時に質問されている。今の人の話で、たくさんの交通量が増えている。道路拡幅について、本市の考えをお聞かせください。 ○議長(谷口美保子) 溝端悦規都市整備部長。 ◎都市整備部長溝端悦規) お答えいたします。 市道森阿間ヶ滝線につきましては、地域における重要な生活道路であると認識しておりますが、まずは交通量の比較的多い森駅周辺の道路拡幅がまず最優先と考えております。籔内議員ご質問の市道清児水間線から府道貝塚中央線までの道路拡幅事業実施には、用地買収費用を含む多大な事業費が必要なことから、国の交付金採択が不可欠でございまして、今後、大阪府による森駅周辺の道路拡幅工事が着手され、本事業に対する国の交付金採択のめどが立てば、事業化に向け検討を行ってまいりたいと考えております。 ○議長(谷口美保子) 12番 籔内留治議員。 ◆12番(籔内留治) 私、今、いろいろと答弁聞きましたが、今の流れの中で国の交付金と、それなしではなかなかかかられないという答弁と思います。この交付金というのは、黙っていてもくれないのですよね、これ。きちっと国のほうにこういった事業で、市が盛んに国の交付金お願いしますと、これ、口だけで言っていても前へ進まないと思います。この際調査をして、きちっと国のほうに申請していただけるか、その点確認してお聞きします。 ○議長(谷口美保子) 小川文章副市長。 ◎副市長(小川文章) お答えいたします。 交付金の要望につきましては、積極的に要望していきたいというふうに考えております。 ただ、道路の予算といいますのが、10数年前に特定財源が廃止になって以降、非常に厳しいというふうに聞いておりまして、全国的にこのような生活道路の対策というのが非常に要望が多くて、優先順位がちょっと下のほうになってしまっているという状況がございます。先ほど籔内議員のほうからも、大阪府道40号線の近くの数十メートルが非常に危ないというふうにお聞きしましたので、その部分的な改良等も含めて検討できないかということを考えてまいりたいと思います。 ○議長(谷口美保子) 12番 籔内留治議員。 ◆12番(籔内留治) 今、小川副市長の答弁を聞いたら、部分的しかできないというふうに聞こえます。私のところは森駅に駐輪場を設置していただいて、その辺のところは安全対策と喜んでいる。あそこのところに今、自転車が約100台止まっている。これ、今第三中学校に通っている東山の住民の生徒、何人いているかちょっと教えてください。 ○議長(谷口美保子) 樽谷修一教育部長。 ◎教育部長樽谷修一) ちょっと数字については今手元にございません。 ○議長(谷口美保子) 12番 籔内留治議員。 ◆12番(籔内留治) いきなり人数を聞いたので、答えにくいというのは分かりますが、答えにくいぐらいの人数が第三中学校に通っているんですわ。 分かりましたか。 ○議長(谷口美保子) 樽谷修一教育部長。 ◎教育部長樽谷修一) ご答弁いたします。 現在、767名でございます。     〔「そんな数じゃない。東山から通っている数」と呼ぶ者あり〕 失礼いたしました。ちょっと今の数字は全校生徒だと思いますので、訂正いたします。申し訳ございません。 すぐに数字は出ませんので、また後ほど調べてご報告いたします。 ○議長(谷口美保子) 12番 籔内留治議員。 ◆12番(籔内留治) それを後に見せてくれるのは構わないですよ。 東山丘陵地には、もう1,000軒以上の家が建っていると。その辺の計算すれば何人ぐらい出るか分かるわ。それ、中学校を卒業して高校に行きます。カブ(バイク)で行く人、自転車で行く人、また森駅を利用する人。森駅を利用する生徒が、三ツ松、三ヶ山口、水間、名越、清児という水間鉄道の駅があるのですが、やはり森駅に来ます。だから人数は減らないのですよ、今。私が言っている意味分かりますか。そういう悠長なことを言わないで、事故があってから「ああ、ああ」と言わないでくださいよ。そんな一部のところだけ直して、道幅が広くなって歩道がついて安全対策ができるのです。それは、今、貝塚市の人口が減少、しかしあの地域のところは人口は増えているのです。そのことをもっと認識いただいて答弁していただかないと、藤原市長、どんな考えでいるのか教えてください。 ○議長(谷口美保子) 藤原龍男市長。 ◎市長(藤原龍男) この場所に限らず、児童・生徒の安全確保で歩道の要望というのは市内の至るところであります。その中でもここについては今、小川副市長がご答弁させていただいたように、本市としても特定財源、国からの交付があれば前へ進めると言っていますので、ほかのところはなかなか国や大阪府に頼らざるを得ないのですが、この点についても本来、国のほうに特定財源の確保なりいろいろな手続をするという観点では、議員の皆さん方にお願いをするという必要がありますが、私も市長になってちょうど12年です。籔内議員がおっしゃっていたのはその前の世代のことで、町会と大阪府がどんな話合いをしたかというのはつぶさに私もよく分かりませんが、そういう話がありましたら、町会、本市、大阪府と入って前へ進めるような話合いをもう一回大阪府のほうに要望していきたいと、このように考えています。 ○議長(谷口美保子) 12番 籔内留治議員。 ◆12番(籔内留治) 私はもうこれぐらいで終わりますが、あとはよろしくお願いいたします。 どうもありがとうございました。 ○議長(谷口美保子) 次に、16番 阪口 勇議員。 ◆16番(阪口勇) (拍手起こる)議長より許可が出ましたので、通告順に従いまして一問一答方式で質問させていただきます。 質問番号1番、週刊誌報道に伴う市政運営への影響についてです。 8月26日発売の週刊新潮に掲載されましたヤミ献金疑惑の記事については、市政運営にも影響があることから、藤原市長にその説明を求めるものです。また、多くの市民が驚き、疑念を抱く問題であり、私のところにも多くの市民から問合せがありました。市民の代表としての市議会議員、また市政のチェック機能の役割を担う市議会議員として見過ごすことができないことであり、今回の一般質問で取上げさせていただくことにしました。 藤原市長から昨日の本会議の挨拶で、今回の報道についての釈明がありました。12年前の30万円は後援会から今井府議会議員後援会への寄附で広報紙代として支出したもの、記載漏れは大阪府の選挙管理委員会事務局に連絡して修正を行ったということでした。8年前の20万円は今井さんの勘違いで、そのようなことはなかったとのことです。今年の50万円は後援会から後援会への寄附で来年の収支報告書に記載すると、今井氏との間でヤミ献金はありませんという説明でした。 しかし、この説明は週刊誌の内容と随分違ったものとなっています。週刊誌では、今井府議会議員が、「貝塚市長が内緒のお金うちに持ってきたんや、これ受け取っているから要はヤミ献金や、トータル100万円」とヤミ献金を説明され、ヤミ献金を認めています。また記事では、ヤミ献金提供者と名指しされた藤原市長に話を聞くと、確かにこれまで3回お金を渡しています。1回目は12年前、私が1期目の市長として当選した選挙のときで30万円、2回目は8年前、2期目の市長選のときで20万円、3回目は今年の春先で50万円と。1回目と2回目については、応援で電話をたくさんかけたりしてくれたので、その電話代として渡しましたと。3回目については、国政を目指すというので頑張りよという意味で渡したと書かれています。また、3回目は来年提出する政治資金収支報告書できちんと記帳しますと書かれていて、領収書を取ったかどうか確認すると、領収書はないと掲載されています。 週刊誌の記事では、今井氏はトータル100万円のヤミ献金を受け取ったと書かれていて、藤原市長は自ら確かにこれまで3回お金を渡したと話したと、そう載っていますし、その時期と金額、目的まで自ら取材で答えています。当初このように答えたことでは公職選挙法違反となりかねないから、意図的に現在違う説明をしているかのように、誰もが思っているのではないでしょうか。いかがでしょうか。 ○議長(谷口美保子) 藤原龍男市長。 ◎市長(藤原龍男) 私の見解は昨日述べたとおりです。 一つ言わせてもらえば、週刊誌の報道をあなたはまるで信用されていますが、一つだけ言いますと、私は週刊新潮の記者に、完全にこれは間違っていると言いました。それでも記者は、こういう返事が返ってきました。藤原市長の言う話はそのとおりやろう、だけど当時大阪維新の会副代表でしたので、立場のある人の話のほうが面白くて採用しました。それ以後の各新聞、テレビの報道ではそんな話は全くないということをご理解願いたいと思います。 ○議長(谷口美保子) 16番 阪口 勇議員。 ◆16番(阪口勇) それでは、この最初週刊誌に3回にわたって渡したと、その時期、金額、目的という、話された記事の中身は、週刊誌の取材ではそのようには言っていないと、うその記事であるということでしょうか。 ○議長(谷口美保子) 藤原龍男市長。 ◎市長(藤原龍男) 記事の真偽の質問というのはどうかと思いますが、私は明確にこういうふうに答弁をしました。急に来られて12年前の話なんか分からないと、向こうがばあっと言ってきたので、私はきっちりと月曜日に、私どもの後援会会計責任者、今井 豊後援会事務長、お二人に来ていただいて確認をして、そういう事実はないということを明確にお伝えをしていますのでね。ただ、週刊誌というのは裏を取らんと書くのが週刊誌ですので、その辺だけをご理解した上で質問してもらいたいと思います。 ○議長(谷口美保子) 16番 阪口 勇議員。 ◆16番(阪口勇) ただ、この週刊誌、これを多くの市民が見ていて疑念を多く抱いていると思いますので、その辺をやはり明確にしていくべきだというふうに思っています。 貝塚市長選の前に献金がなされているということです。2回目の20万円はないということですが、今回の2月に渡された50万円についても、維新の会は早々と来年の貝塚市長選挙藤原支持を決めたというふうにも耳にも入っています。市長選対策として、今井府議会議員にお金を渡したに違いないと思われても仕方がないのではないでしょうか。こういった市長選のときに、そういった寄附献金後援会からであろうが行うことは不適切ではないのでしょうか、いかがですか。 ○議長(谷口美保子) 藤原龍男市長。 ◎市長(藤原龍男) 議会なので、何を言ってもいいということじゃないと思います。そんな揣摩臆測のことは私がするはずないし、維新の会がどなたを推薦しようが、私は全然意に介しませんし、今まで維新の会の人らと政策協定も結んだこともないし、そこでおられます日本維新会貝塚支部の支部長にお聞き願っても、私はこの3回の市長選挙、どこの政党とも協定を結んでいませんので、今回またそんなことを頼むよしもない。 はっきり言いますと、今井先生が幹事長を降りられた後、国政に出られるという話は幾つか聞きました。今井さんは大変スピード感と行動力のある、政治家としてはすばらしい能力をお持ちだと思います。我々貝塚市も今井さんに大変お世話になり、市民福祉センターの跡へ貝塚警察署市役所別館に大阪府岸和田子ども家庭センター、二色の浜パークタウンの皆さんがおっしゃっているような道路渋滞解消についてもいろいろと間に入ってもらっています。昨日言っていましたスケートボードパーク、この人が貝塚市民から国会で活躍をしてもらうということは、市長としてご支援するのは当然だと思います。貝塚市の細かいことまでご存じの貝塚市民の方に、国会議員になって頑張ってもらうということをご支援することを、阪口 勇議員がおかしいと言うのであれば仕方がありませんが、私は市長として、私の後援会からご支援するのは当然のことだと考えています。 ○議長(谷口美保子) 16番 阪口 勇議員。 ◆16番(阪口勇) お金を渡された方が違法な献金と認め、議員辞職されています。渡したほうは正当な手続での献金と言われていますが、要は多くの市民の方が信じ難いものであると思われても仕方がないのではないでしょうか。雑誌では、政治資金の問題に詳しい上脇博之教授の話として、領収書の受取りがないなら、両者の政治資金収支報告書や選挙運動費用収支報告書にその収支について記載されていないのは明らか。2人の間で表に出ない闇のお金だという認識があったと考えるのが妥当です。金銭を渡した側は、河井夫妻選挙違反事件のように公職選挙法にあたる可能性がありますとまで載っています。 寄附するのは、多くの市民がまだまだそのように映っているということです。公職選挙法221条の買収及び利害誘導罪は、3年以下の懲役もしくは禁錮または50万円以下の罰金です。政治資金規正法第25条収支報告書の不記載、虚偽記載の罰則は、5年以下の禁錮または100万円以下の罰金です。発覚したからそのときに修正すればいいというのは、私はおかしいことではないかと思います。 ただ、いずれにせよ、この罪に対しては公訴時効が3年ということになっています。しかし、時効が成立しているから問題がないのではなく、だからこそ市議会が追及すべき問題であり、真実を市民に明らかにすることが求められるというふうに思います。 岸和田市でも、信貴元市長が政治資金をめぐる問題で、議会が調査特別委員会、百条委員会を議会で設置することを議決して行われました。まだまだ多くの市民は、その疑念が晴れていないというふうに思うわけであります。 昨日夕方、私のところにもまた1人投書がありました。市民の声として読み上げさせてもらいます。週刊誌ヤミ献金について、市長は市民、議会に説明する義務がある。後援会の寄附というのは数千円、数万円が普通である。20万円、30万円、50万円は異常である。そこには何らかの思惑があったはずと思われても仕方がない。50万円は、収支報告書に今後記載するとのことであるが、先に20万円、30万円はどう説明するのか。時効があるとしても道義的に許されるものではない。今回の一連の報道について、阪口議員以外、皆口をつぐんでいる。貝塚市議会はこれでいいのかとありました。私は、この人だけじゃなしに多くの方もそのように思われている問題だというふうに思います。そういった意味で、今後の市政運営にも影響するとも考えます。貝塚市議会のほうも、そういう意味での追及は必要だと思いますし、藤原市長におきましては、より市民に本当にこのことが、先ほど申し上げているようなことが真実だということを、もっと証拠や、誰がいつどこでというのも説明の機会として、自ら記者会見を開いて市民に対して説明の場を設けるべきではないでしょうか。いかがでしょうか。 ○議長(谷口美保子) 藤原龍男市長。 ◎市長(藤原龍男) 阪口 勇議員は、まるで私が罪人のような質問をされていました。 領収書は、今井 豊事務所からうちの後援会にはもう届いています。今井 豊さんの法廷代理人であります弁護士法人橋下綜合法律事務所も記載をすると、私は今井さんがどういうところでヤミ献金と言われたのか、本人には確かめていませんが、それがこの問題の発端なのですよね。これが今井さんの問題で、私も話をしたいのですが、ちょっと連絡が今のところつきませんので。 今井さんに話を聞きたいと思うのですが、それは今井さんが話したことで、私から一言もヤミ献金なんて言っていません。その辺をご理解願いたいし、記者会見を開くようにということですが、これ木曜日に発売になりましたが、水曜日に全てのプレス、新聞、テレビと私は会見をしています。そのことが木曜日の朝、水曜日の夕方に流れています。その中の記事をよく読んでいただければ、デイリー新潮の記事によると、と書いています。そこをよりどころにして記事を書いていて、その後、私の言うことを皆さんご理解いただいて、全く取材もありませんし、NHK(日本放送協会)に至っては、貝塚市長の言うことをきっちりとうちは放送するということで、今井さんが辞職をしたというニュースの後に、弁護士法人橋下綜合法律事務所がこういう見解を示していると、私に意見をどうぞ述べてくださいということで、私はこう言いました。NHK(日本放送協会)を見られた人はいると思いますが、あくまで今井さんの勘違いであって、ヤミ献金と言われるようなことはあり得ません、全くないと、こう言っており、在阪のプレスについてはそのようにご理解を願えているということです。 ○議長(谷口美保子) 16番 阪口 勇議員。 ◆16番(阪口勇) 一般の人はインターネットで、どこどこの新聞社の記者会見というか来られて、またこういうふうに答えた動向を私も見ていますが、あまり見ていないのでやはりこの週刊誌の記事が一番独り歩きしていると思うのです。そういう意味でもっと説明の場を、今この定例会でも私も質問もして、もっと詳しく答えられていますが、まだまだ市民の疑惑、晴れているというふうに感じませんので、そういう場を設けたらいかがでしょうかという意味でございます。いかがですか。 ○議長(谷口美保子) 藤原龍男市長。 ◎市長(藤原龍男) 昨日、今定例会の冒頭に私の見解はもう既に述べさせてもらっています。阪口 勇議員のところにも市民の方から幾つか質問があるとおっしゃったのですが、そのようにお答えを願って、議員さん方で、貝塚市議会でこういう話になっているということをちゃんと皆さんにお伝え願えたらと、このように思います。 ○議長(谷口美保子) 16番 阪口 勇議員。 ◆16番(阪口勇) この質問は終わりますが、貝塚市議会としてもやはり市民は、その辺貝塚市議会もしっかり取り上げてすべきだという声も来ていますので、再度検討もお願いしたいと思います。 それでは、質問番号2番、義務教育学校設置後の第五中学校活用方法についての質問に移らせていただきます。 二色小学校・第五中学校区の義務教育学校設置後、第五中学校は廃校となると思いますが、まず、そういう流れになっているのか、お教え願います。 ○議長(谷口美保子) 樽谷修一教育部長。 ◎教育部長樽谷修一) ご答弁いたします。 義務教育学校の方針につきましては決まっております。ですが、その後廃校と、一応そういう方向になろうかと思いますが、現在のところ方向性、活用についての考えはございません。 ○議長(谷口美保子) 16番 阪口 勇議員。 ◆16番(阪口勇) 要は、その後の活用方法については今は何も考えていないということでいいのですか。 ○議長(谷口美保子) 樽谷修一教育部長。 ◎教育部長樽谷修一) ご答弁いたします。 現在のところにつきましては、跡地の活用については未定でございます。 ○議長(谷口美保子) 16番 阪口 勇議員。 ◆16番(阪口勇) 第五中学校では、二色小学校もそうですが、体育館やグラウンドなど校庭開放を行い、毎週、少年野球やサッカー、バレーボールなど、子どもたちや地域の方が利用しています。また、避難所として重要な位置づけであり、南海トラフ地震が起こったときは地域の避難計画に校舎の3階へ避難するように、逃げ遅れた方、逃げるのに時間がかかる方はそちらへ避難するようにという計画を立てています。これらの機能をぜひ残していただきたいと考えますが、いかがでしょうか。 ○議長(谷口美保子) 樽谷修一教育部長。 ◎教育部長樽谷修一) お答えいたします。 第五中学校の跡地につきましては、避難所の指定を継続する予定でございます。また、体育館やグラウンドなどにつきましても、今現在、体育施設開放事業を行っておるところでございまして、新たな活用方法が決定するまでの間は地域の方々にご利用いただけるものと考えております。 ○議長(谷口美保子) 16番 阪口 勇議員。 ◆16番(阪口勇) そして、学校というのも地域の財産でもあります。地域コミュニティーや地域福祉、そういったものに寄与する活用を、今後その利活用について考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(谷口美保子) 樽谷修一教育部長。 ◎教育部長樽谷修一) お答えいたします。 第五中学校の跡地の活用方法につきましては、今後、本市として必要な施設は何かというところを検討してまいりたいと考えております。 ○議長(谷口美保子) 16番 阪口 勇議員。 ◆16番(阪口勇) そこで、今回、まだ先の話だと思いますが、早速質問させていただいたのが、地域では、市営プールの廃止の決定など市民への説明会や意見を聞く場を持たずに行われたことに、非常に不信感を抱いています。地域の財産である学校の今後の活用について、何が必要かを検討する上で、地域の声をしっかりと聞いて検討していただきたいと思いますが、いかがですか。 ○議長(谷口美保子) 樽谷修一教育部長。 ◎教育部長樽谷修一) ご答弁いたします。 まだ義務教育学校の方針は決まったところで、この説明会もコロナ禍の関係で、当初予定していた時期から、なかなか実施できずにもうこの9月の末になろうかと思うのですが、そういう状況でもございますので、まずは義務教育学校のほうを着実に進めていくというところが今現在のところでございます。 ○議長(谷口美保子) 16番 阪口 勇議員。 ◆16番(阪口勇) 義務教育学校のことをどうのこうの質問しているのではなしに、当然それが9月30日に変更になって、広い場所で行われるのですが、それは地域の方々、保護者の方々にしっかりと説明をしていただいて、そういうふうなことになったときには、私は二色小学校で行うというふうに聞いていますので、そうなったときの第五中学校の利活用については地域の声などもしっかり聞いて、その利活用をしていただきたいということを前もって聞いているだけなので、それとこれと別とかいうものではないので、お答え願います。 ○議長(谷口美保子) 樽谷修一教育部長。 ◎教育部長樽谷修一) ご答弁いたします。 繰り返しになろうかと思いますが、今後本市としてまず何ができるかというところをやはり考えていかなければならないというところを進めていきたいと考えております。 ○議長(谷口美保子) 16番 阪口 勇議員。 ◆16番(阪口勇) 今後のことを考えるにあたって、地域の住民の声もしっかり聞いてくださいよと言っているのです。というのが、この義務教育学校の説明会に、住民のほうにも皆お知らせがあって、皆行かれようとしているが、その中の危惧するところが、義務教育学校自身は反対ではないが、第五中学校がなくなってしまうと、それに不安を覚えているということもあるのです。そういう意味で、前もって地域の声もしっかりと聞いて検討を考えるということを、今回ご質問をわざわざさせていただいているのです。いかがですか。 ○議長(谷口美保子) 樽谷修一教育部長。 ◎教育部長樽谷修一) お答えいたします。 どういう状況に今後なろうかというところもあるのですが、いろいろな声をこれからお聞きするかということになろうかと思います。これは、そういう場を提供できるかどうかは別といたしまして、その辺も含めて今後、本市としても検討していくところになろうかと思います。今、一応そういう答弁になっているのですが、方向性についての説明がまず私のほうは第一かと思っております。その中で、学校としてまだ一部、いろいろな活用の方法もあったりするところもあるので、ちょっとその辺がなかなか今のところ検討中というところで、意見をお聞きするまでのところには至らないかとは思いますが、方針としてはいろいろなご意見は出たのも加味しながら進めていきたいと思っております。 ○議長(谷口美保子) 16番 阪口 勇議員。 ◆16番(阪口勇) 地域の声を聞いて、そのとおりするという格好にはならないと思いますよ。ただ、知らない間にこういうものになるとか、売ってしまって住宅地になるとか、もうそういう市民が分からないままに進めるのはやめてくださいと。地域の財産になっている、避難所にもなっている、スポーツや文化のいろいろな意味での地域の催物するときも、あそこで大々的に子どもたちのふるさとづくりと始めて盆踊りをしています。そういったもので使える場所であるということで地域の声を聞いて、検討をしていただきたいと思っています。しつこいですが、もう一度だけお願いします。 ○議長(谷口美保子) 鈴木司郎教育長。 ◎教育長鈴木司郎) ご答弁申し上げます。 地域の中に学校がある、これは非常に大切なことで、常に藤原市長も地域に学校がある、それでないと住民の人々は住まないだろうということで、私自身、何としても第五中学校区に学校を残していきたいと。これから、第五中学校は1クラスになります。1クラスになりますと、教員の数がすごく減ります。国から割り当てられる教員の数でいきますと、今後先生が、それぞれの教科の担任の先生が賄えない、そのような数に残念ながらなる。それでも、やはり二色校区に学校を残していかなければ二色の浜パークタウンの発展はない、これからないということで、何とか第五中学校区に学校を残していくために、義務教育学校をつくりながら小学校の高学年の子どもたちも、自由参加ではありますがクラブとかにも行けるようにしてあげたら、第五中学校のクラブも人数が少なくてできないというようなことも少しはましになるのではないかとか、専科制をうまく取り入れたら何とかできるのではないかとか、いろいろ工夫をすることで、何とか今後、第五中学校の人たちがたくさん住んでいただけるようにという思いで、今後、義務教育学校を進めてまいりたいと考えているところです。 第五中学校につきましては、まだ利用方法は決まっておりませんが、部活でも今使っておりますのでそれらにつきましても、やはり小学校の体育館では少し小さいところもあります。そういうところでは、やはり中学校の体育館も使えるような形、試合もできるような形というのを模索していきたいと思っておりますし、よりよい子どもたちの教育活動、それ以外の教育活動としてもうまく活用していかなければならないと思っております。 ただ、やはり貝塚市全体のことも考えながら、貝塚市全体の中で第五中学校がどういう状態であるべきかというのは、今後を見据えながら十分検討してまいりたいと思っておりますが、そこに住む人たちや子どもたちの幸せというものをないがしろにするということは考えておりませんので、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(谷口美保子) 16番 阪口 勇議員。 ◆16番(阪口勇) いや、それは理解しているのです。義務教育学校を反対しているわけでなく、当初から人数が1クラスとかなっている中では、小中一貫教育で一つの学校にしたらどうかというのは、私はもう言ってきたことであり、義務教育学校、小中9年制にするというのは私は賛成なのです。前に、結果として第五中学校が廃校になるが、その利活用を今の地域に財産として使われていること、避難所となっていること、地域のコミュニティーやいろいろな面にも寄与するようなものになってほしいという思いもあって、やはり少なくとも地域の声も、貝塚市全体のことを考えながら考えるのは当たり前ですよ。だから地域の声もその中にしっかりと耳を傾けてほしいというのを申しているだけで、そのことを何回聞いてもあれなので、ここではお願いして私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(谷口美保子) 次に、3番 牛尾治朗議員。 ◆3番(牛尾治朗) (拍手起こる)おはようございます。議長より発言のお許しをいただきましたので、通告順に従い一問一答形式で質問を進めさせていただきたいと思います。 質問番号1番の幼児教育・保育の負担軽減についてお伺いをさせていただきます。 これまでも定例会で何度か質問させてもらってきました。令和3年3月定例会大阪維新の会代表質問に対しては、幼児教育の無償化は令和元年の10月から、2020年3月までの費用については全額国に負担してもらえるが、2020年の4月からは、国、大阪府、そして貝塚市が負担となる見込みとのご答弁をいただきました。その後、いろいろあって国・大阪府・貝塚市の負担が変化しているものと思うのですが、貝塚市は無償化開始前と比べて、幼児教育・保育無償化についての財源的な負担はどのように変化しているのかを伺いたいと思っております。 調べた範囲では、100%市負担だが基準財政需要額にその分は算定して、交付税措置で返ってくるような流れになっているのかなと思っております。そうなると、地方交付税自体はグロス(全体)で入ってくるので、幼児教育・保育無償化分でいくら入ってきたとかいうのはちょっと計算しにくいのかなと思っております。もしそういった部分、数字で把握できているのであればお答えをいただければと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(谷口美保子) 答弁願います。藤原康成健康子ども部長。 ◎健康子ども部長藤原康成) ご答弁申し上げます。 本市は、民間園に対しまして運営費から利用者負担分を除いた額を施設型給付費として支払います。施設型給付費のうち2分の1が国、4分の1が大阪府、残り4分の1を貝塚市が歳出として負担することになっております。 牛尾議員ご指摘のとおり、認定こども園の運営費は保育料の無償化の前後ともに、原則、地方交付税措置がされております。しかしながら、交付税の性質上、事業ごとの明確な算定ができない仕組みになっておりますことから、実質的な本市の財政負担額の算定は困難でございます。 ○議長(谷口美保子) 3番 牛尾治朗議員。 ◆3番(牛尾治朗) ありがとうございます。なかなかやはり難しいところだと思いますので、財源論についてはちょっと今回は飛ばさせてもらって話を進めさせてもらおうかなと思います。 保育利用料の軽減についてお話を進めさせていただきたいなと思います。現在、3歳から5歳児と、0歳から2歳児の非課税世帯は無償化が実際に行われております。一方で、0歳から3歳児未満の保育料は、現在も幼児教育・保育無償化が始まる前の水準をそのまま設定されているものと認識をしております。現在の利用料でも、国基準と比べるとかなり抑えた利用料が設定されており、階層も国基準とは異なって、貝塚市のお住まいの皆様の世帯の状況に合わせた設定がされているのかなと、負担が少しでも軽減されるような保育料になっていることは非常にすばらしいと思っておりまして、これはもっと貝塚市民の皆さんには私としてもお伝えをしていきたいなと思っております。 しかしながら、新型コロナウイルスの影響で、やはり長期的に収入が減少している世帯、子育て世代、ここもやはり出てきております。一時的に何とか支援するということはされていると思うのですが、なかなか今年、来年、再来年とかで回復するかどうか、結構不透明なところがあると思っております。特に家計が苦しいとまではいかないですが、平均的な家庭の中でもなかなか保育料の負担というのが大きくなってきていますので、そこを少しでも軽減するということは、本市にお住まいの子育て世代の方々の負担を軽減することにもつながるのかなと思っております。 具体的に、全ての階層の保育料を全体的に引き下げるというのは財源的にかなり負担が大きくなってくるので、長期的に必要になってくるのでこれは厳しいかなと思っております。ですので、現実的なところとしては、本市において特にボリュームゾーンと思われる階層の範囲において、現状より少しでも保育料軽減を推進していただきたいと思っているのですが、この点についてはいかがお考えでしょうか、お答えいただきたいと思います。 ○議長(谷口美保子) 藤原康成健康子ども部長。 ◎健康子ども部長藤原康成) ご答弁申し上げます。 現在、倒産などにより失業して、引き続き3箇月間、前年度の収入と比較して一定割合減額となる場合には保育料を減額していることから、新型コロナウイルス感染症の影響による失業の場合でも適用して、保育料を軽減するような措置を取っておりますし、牛尾議員がご指摘のとおり、国基準から3割ぐらいは減らした額の保育料の徴収となっております。 ○議長(谷口美保子) 3番 牛尾治朗議員。 ◆3番(牛尾治朗) ありがとうございます。いろいろやっていただいたのはもう本当によく認識しております。ただ、本当にこの状況なので、月々本当に数千円でも、年間でいうと数万円になりますし、そういった部分でも、世帯年収によってはかなり大きな差になってきますので、僅かでも結構ですので恒久的な引下げが可能なのかどうか、そういった可能性を検討するお考えはあるのかどうか、再度お伺いできればと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(谷口美保子) 藤原康成健康子ども部長。 ◎健康子ども部長藤原康成) ご答弁申し上げます。 恒久的な負担軽減につきましては、仮に0歳から2歳児までの保育料、現在の人数において無償化した場合、地方交付税措置の対象外でございますので全部市単費になってございますが、民間園で約1億9,000万円、公立で約3,000万円、合わせて約2億2,000万円の負担が生じるため、本市独自での実施については難しいと考えておりますことから、今後ともに国・大阪府に対して、0歳から2歳児に対しての無償化について要望等をしてまいりたいと考えております。 ○議長(谷口美保子) 3番 牛尾治朗議員。 ◆3番(牛尾治朗) ありがとうございます。全体的にやるとかなりの財源が必要だというのはもう認識しております。もちろん貝塚市単費でそんなお金なかなか出せるような状況ではないというのも分かっておりますので、私も大阪府や国に対しても、地元府議会議員はちょっといなくなりましたが、国会議員の方も今はいませんが、頑張って政党を通じて応援といいますか支援していきたいと思いますので、一言お願いできればと思います。 ○議長(谷口美保子) 田中利雄副市長。 ◎副市長(田中利雄) ちょっと補足で答弁させていただきます。 牛尾議員からのお話もありましたが、既に藤原健康子ども部長も答えましたように、貝塚市の保育料の基準というのは国よりも、各階層によっていろいろありますが、大体3割ぐらい既に下がった基準になっていますので、それをまたご理解いただきたいということでよろしくお願いいたします。
    ○議長(谷口美保子) 3番 牛尾治朗議員。 ◆3番(牛尾治朗) よく存じ上げてございます。承知しております。そういった形で、私どももできることは協力させていただこうと思っておりますので、引き続きそういった方向で一緒に頑張っていければなと思いますので、よろしくお願いいたします。 続きまして質問番号の2番、習い事などに使える教育バウチャー制度導入についてお伺いさせていただきたいと思います。 これも何度も定例会で、同じ大阪維新の会の議員も通じて質問しておるのですが、やはり子育て世代の経済的負担を軽減することは非常に重要だと思っております。同時に、子どもたちの学力や学習意欲、個性や才能を伸ばす機会を提供することも重要であると思っております。ただ、塾代助成事業、教育バウチャー制度の導入については、大阪市が今実際に実施しておりまして、この間ヒアリングも行ってきたのですが、もう100%市単費の事業で、かなりの財源負担が生じているというのは伺っております。また、大阪市の場合は対象となる方が全中学生の約5割ということで、人数も膨大ですのでかなりの費用がかかっておりまして、また補助額についても、大阪市内の平均的な塾代の費用は約2万円なのでその半分の約1万円を毎月支給するという制度をつくっているということです。担当者の方のお話を聞く限りでは、かなり実験的な試みなので、それが正解かどうかなかなか分かりにくいというところと、アウトカムというか成果を何ではかるのかというのが非常に難しい政策だというところで、いろいろ担当者としても考えあぐねているところもあると伺っております。 ただ、大阪市の場合は約5割対象にしているのですが、何で約5割かという点に関しましては実は明確な基準がなくて政治決着で、最初は約8割で当時の大阪市長は言っていたらしいのですが、議会との調整の中で落ち着いたところが約5割だったから対象を約5割にしたとなっているそうです。ですので、この点につきましては、本市においてはまた状況が違うのかなと思いますので、所得制限といいますかキャップについては、もう少しどちらかといえば学習機会の確保という、経済的に苦境にある家庭の学習機会の確保という意味で、福祉的な側面からキャップを設定するということもあり得るのかなと思っております。そうすることによって、財源的な負担も大きく抑えられようとも思っております。 ただ、いずれにしましても全く新しい政策になりますので、事業を導入するとなれば様々な調査研究が必要になることも存じ上げておりますし、また、財源的な負担は単費ではなかなか難しいだろうと思っております。この点につきましては、我々大阪維新の会、そして国政の日本維新の会としても、国会の中で議論を通じて、教育バウチャー制度を導入する自治体に対して何らかの財政的な支援できないかというところを議論させていただきたい、提案させていただきたいと思っております。まだこれから提案して働きかけていく分になりますので、こういう制度を導入するからぜひ貝塚市が先陣を切ってやってほしいということはなかなか言えないのですが、我々としても国に対して、あるいは大阪府に対して、自治体に対する支援というものを働きかけていきたいと思いますので、導入に向けて調査研究、教育バウチャーの調査研究、導入に向けて進めていただきたいと思うのですが、その点についてご見解を伺えればと思います。 ○議長(谷口美保子) 藤原康成健康子ども部長。 ◎健康子ども部長藤原康成) ご答弁申し上げます。 牛尾議員のおっしゃるとおり、現在、国の特定財源がない中で、習い事を対象とした教育バウチャー制度を導入するという考えはございませんが、先ほど牛尾議員が国のほうにも制度を働きかけていただけるということなので、財政的支援等がなされた場合につきましては、その内容を確認しながら取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(谷口美保子) 3番 牛尾治朗議員。 ◆3番(牛尾治朗) ありがとうございます。なかなかこちらも提案する側の立場ですので、受け入れていただけるかどうか、実際に国や大阪府で支援していただけるかどうかというのは未知数でありますが、全力で我々もその制度づくりについては働きかけていきたいと思いますので、本市のほうもぜひ協力をいただければと思います。よろしくお願いいたします。 それでは、質問番号3番の二色の浜公園周辺利便性向上についてお伺いさせていただきたいと思います。 二色の浜公園については、もう従前から何度も定例会でもお話を聞かせてもらいました。既に大阪府の公募が始まっておりまして、令和5年の4月から新しい管理者による新たな二色の浜公園の利活用が始まる予定となっております。あの辺は非常に、大阪府の公園と貝塚市の一番海側に行けば海浜緑道があり、そこから大阪府の海浜緑地公園があり、そこから貝塚市の市民の森があって二色の浜公園があって、さらに最近は第5プールの跡地もあるということで、本市と大阪府の土地といいますか施設といいますか、ちょっと入り乱れているような状況になっております。以前からこういったところ、大阪府と協力しながら一元的に管理したほうが、よりスケールメリットを生かした管理費の圧縮であるとか、より積極的な利活用の推進が進められるのではないかというお話は様々な場面でさせてもらってきました。 また、海浜緑道については、民間事業者による新たな利活用を本市としても検討を進めていただけるというふうにもこの間の定例会で伺っております。第5プール跡地につきましては、駐車場利用などの話も出ていたようには仄聞はしているのですが、今ちょっとその話も未定なのかなというふうに思っております。いずれの場所も大阪府営公園の新たな形の管理が始まる時期というのが一つのターニングポイントになるのかなと思っておりますので、大阪府と協力して、あの辺りのエリアの一元的な管理等も含めた合理的な利活用方針が必要かと思いますが、いかがお考えでしょうか、お聞かせいただけますでしょうか。 ○議長(谷口美保子) 溝端悦規都市整備部長。 ◎都市整備部長溝端悦規) お答えいたします。 本市が管理いたします市民の森と、大阪府営二色の浜公園の新しい指定管理者による一体管理につきましては、以前から貝塚市と大阪府で協議を重ね、現在大阪府が公募を行っている新指定管理者の募集要項の中の留意事項にも、隣接する貝塚市の市民の森との連携が必要との記載がされております。今後、新しい指定管理者が決定した後、市民の森との一体管理について意向確認を行い、一体的な管理に向けた協議を進めてまいりたいと考えております。 また、二色の浜公園に隣接いたします二色南緑地や第5プール跡地についても、今後一体的管理が可能であるか検討を行ってまいります。 ○議長(谷口美保子) 3番 牛尾治朗議員。 ◆3番(牛尾治朗) ありがとうございます。かなり前向きなお話をいただきまして、非常にありがたいなと思っております。市民の森については、従前からもずっと話合いを大阪府と継続していただいておったということで、そういった形で具体的に連携について進めていただいているのは非常に頼もしいなと思っております。先ほどもお話に出ました第5プール跡地と二色南緑地についても、これはちょっと今まで聞いていなかった部分ですが、時期を同時にできるのであれば、それが一番最適かなと思いますので、この点も新たに大阪府との協議を進めていただいて、また大阪府営公園の新管理者が決まりましたら、そういった事業者の方とも意見交換をしていただければと思うのですが、この点についてはいかがでしょうか。 ○議長(谷口美保子) 溝端悦規都市整備部長。 ◎都市整備部長溝端悦規) お答えいたします。 牛尾議員が、今おっしゃったことについても、引き続き今後検討を進めてまいります。 ○議長(谷口美保子) 3番 牛尾治朗議員。 ◆3番(牛尾治朗) ありがとうございます。あの辺り、大きく今変わり始めている時期だと思いますので、時期を逃すことなく大阪府と本市で協力して、いい形のエリアに生まれ変わっていってほしいなと思いますのでよろしくお願いいたします。 また、ちょっと昨日スケートボードパークの話も出ておりましたが、この場面でもちょっと二色の浜公園内でのスケートボードパーク整備というお話も地域のスケーターの方からも伺っておりますので、一部触れさせていただきたいなと思っております。二色の浜公園内でもスケートボードパークを整備してほしい、整備しようという動きが実際に進んできております。もちろんそれは新事業者、新管理者が決まるかどうかによって中身は変わってくる部分はあるのですが、新事業者として、新管理者として提案されている事業内容の中にスケートボードパーク整備が入っていると仄聞はしております。大阪府としてもスケートボードパークの整備は大事だというふうには認識されているようですので、一定の形で整備が進んでいくものと認識をしております。 それと同時に、具体的に、泉州地域にもスケーターの方たくさんいらっしゃいまして、貝塚市にそういった泉州地域のスケーターがよく来られるスケートボードショップ、結構有名なスケートボードショップもありまして、その方々が中心になって、実際にスケートボードパークができればそういったところを自分たちできちんと管理して育てていくと、事業者の方が来て管理すると、やっぱりなかなかそこでスケーターの方たちの文化といいますか人間関係が形成されないという事例がありまして、スケートボードパークを運営するのであれば、やっぱりスケーター自身が主体的に整備するのがベストだろうというふうに実際のスケーターの方やショップの方から伺っております。そういった方々も、実際にそういう整備がされましたら自分たちで頑張りたいというふうにはお話をいただいているので、一つやり方としては、今までは貝塚市単独で整備してくれというお話だったと思うのですが、それはやっぱりちょっとなかなか難しいのかなと、整備する費用もかかりますし、整備して以降の管理もかなり過大になってくると思いますので、なかなかクリアすべきハードルは高かったのかなと思っております。なので現実的には動かなかったのかと思っています。 ただ、今の状況ですと、大阪府と新管理者が協力してスケートボードパークの整備を進めつつ、管理については地元のスケーターたちが自分たちで主体的にスケートボードパークづくりをしていく、管理をしていくということができるので、ハードルはかなり大阪府や事業者、そして地域のスケーターの協力がある程度得られる形まで持ってこられましたので、最後、そこで本市としてもある一定の部分は協力いただきたい、いただければ非常にありがたいというふうに思っております。もちろんまだまだ未確定の話なのですが、例えば大阪府、貝塚市、そして新管理者が整備するにあたって、整備費の幾らかを案分して整備して、管理運営は完全に地域のスケーターにお願いする、そういった形でも一つのやり方としてはあり得るのかなと思っておりますが、そういった本市としてスケートボードパーク整備について協力できる部分もあるかどうか、お考えをお伺いできればと思います。 ○議長(谷口美保子) 藤原龍男市長。 ◎市長(藤原龍男) 昨日、真利議員のご質問にお答えをいたしましたように、今井前府議会議員が強力にこれを私とタッグを組んで進めていたことは事実です。ただ、費用の分担は大阪府営公園なので大阪府のほうでお願いをしたいと、今、新しい大阪府議会議員がこれから選挙を経てなるのでしょうが、その人と私はタッグを組んで進めていこうと思います。やはり大阪府のことですので、大阪府営公園に本市から税金を投入するというのは、地方自治法上ふさわしいのかどうかということも確認をしなきゃいけませんし、必要であるというのは、昨日真利議員にお答えいたしましたように私の思いですので、その辺は私は大阪府と連携を取っていきますし、新しい大阪府議会議員とも密接な連携実現に向けて頑張っていこうと、このように考えています。 ○議長(谷口美保子) 3番 牛尾治朗議員。 ◆3番(牛尾治朗) ありがとうございます。新しい大阪府議会議員がどなたになるか分かりませんが、大阪維新の会も大阪府政では与党をやっておりますので、私も大阪維新の会に所属しておりますので、そちらを通じて大阪府のほうに頑張って整備してくれと、そしてまた本市と協力して、そういった形で新たなスケーターの方々が練習できる場所を確保するようにというお話はさせてもらおうと思っておりますので、今後も協力してやっていければなと思っておりますのでよろしくお願いいたします。 最後に、あの辺り一帯をそういった形で利活用を進めていくと、当然交通量が増えますよねという話になっていきます。これも本当に何度も定例会でも出ているのですが、やはり令和5年4月から新管理者になるというところが一つのポイントなのかなと思いますので、できればそれまでには渋滞問題の解消、これについては具体的な対応をお願いしたいと思っております。特に地域の大きな課題となっている渋滞の場所、もう本市も十分認識されていると思いますので、今後大きなイベントとかがあって一時的に交通量とか増えたりとかした場合に、やはり地域住民の方にご迷惑おかけしてはいけないと思っておりますので、これについては具体的には令和5年4月までには何らかの整備を進めていただきたいと思います。この点についてはいかがでしょうか。 ○議長(谷口美保子) 小川文章副市長。 ◎副市長(小川文章) お答えいたします。 牛尾議員ご指摘の渋滞問題につきましては、以前から対策、ご要望いただいているところでございますが、具体的な対策方法としまして、渋滞の主な原因となっています府道大阪臨海線脇浜西交差点からパークタウン側にあります市道二色大橋線二色一丁目交差点まで約60メートルの区間におきまして、両側の歩道にあります植栽部分を撤去しまして、大阪臨海線に向かう車道の1車線、出る側の車線の増設を計画しているところでございます。 今後の事業のスケジュールにつきましては、本定例会に上程させていただいております調査設計委託料につきまして、ご承認得られれば調査設計に着手いたしまして、道路整備に向けた協議につきまして岸和田土木事務所、大阪府警察本部、関西電力株式会社と行ってまいります。 なお、協議が順調に進みましたら、道路整備の完了、来年令和4年の秋ごろを予定しております。 それから、渋滞対策についての貝塚警察署の協議の過程におきまして、現地の信号機がございますが、青色の点灯する時間でありますとか赤色に変わるタイミング、そういったところについても併せて調整を行ってまいりたいと考えております。 ○議長(谷口美保子) 3番 牛尾治朗議員。 ◆3番(牛尾治朗) ありがとうございます。順調にいけば完了が令和4年秋頃ということで、かなり具体的なスケジュールをお示しいただけて、本当に府市協働で、こういった形で地域住民の方の不安を解消しながら地域の活性化も進めていけるというのはすばらしいことだと思っておりますので、ぜひこれからも継続して事業推進に当たっていただければと思います。 最後になりますが、今まで本市と大阪府で協力してきた事業、たくさんございます。この間はたわわ(農業庭園奥貝塚・彩の谷)とそぶら・貝塚ほの字の里が同じ事業者に決めていただいて、あのエリアも一体的な利活用が推進されていくのかなと思っております。もちろんせんごくの杜のエリアの利活用についても、都市計画道路泉州山手線、大阪府の事業が今進められております。それだけではなく、本当に様々な事業が府市連携で進んできております。今回いろいろなことが起こっておりますが、今後も府市連携ということは進めていっていただきたいと思っております。 先ほどちょっと、ほかの方の質問の中で、維新の会は早々に現職の市長を応援すると決めただろうと言われましたが、大阪維新の会の副幹事長として申し上げますと、そのような事実はございません。政党として特定の方を今回市長選挙で支援するということは一切方向性を持っておりません。日本維新会貝塚支部としても中川支部長をはじめ、自主的にそこは判断して行動していくということが決まっておりますので、政党としての見解はそのようなものはございませんので、この場を借りて申し上げさせてもらいつつ、最後に藤原市長から今後の府市連携について、二色の浜公園の利活用も含めてお答えいただければと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(谷口美保子) 藤原龍男市長。 ◎市長(藤原龍男) 私は3期、無投票2回ありますが、維新の会の皆さんに推薦を求めたこともありませんし、今回もそんな話をしたこともなくて、どこからそんな話が出てきているのか、中川支部長びっくりしているところですが、揣摩臆測の話をされるとみんなが余計誤解をされるのですが、私はやはりまちを前に進めるには大阪府の連携、いわんや国の連携、都市計画道路泉州山手線の道路は事業主体は当然大阪府でありますが、事業費の持分は55%が国であります。 これを振り返りますと、11年ぐらい前にも都市計画の決定から除外して、都市計画道路泉州山手線が消えるという事態になりました。当時、国土交通副大臣が北川イッセイさん、大阪府の選出の方なのでそこのレストラン雅苑にほかの用事で来られたので、当時の副市長でした波多野副市長、国土交通省から来てもらっていましたが2人で強力にお願いをして、これを消さないで、市のためには何とか国・大阪府・貝塚市一体となってこれをステージに乗せてくれと何度も頼んできました。私は東京にも行き、国土交通省の近畿地方整備局にも行きました。その結果、まずは地籍調査をやろうと、他市でないようなこともどんどんやっていこうということで進めてきた結果、大阪府の事業決定をいただいたのですよね。やはり本市だけではとても無理です。会派の皆さん方からご要望いただいた二色の浜パークタウンの交通渋滞についても、補助金の確保、特定財源の確保は、総務大臣政務官であります谷川とむ先生にもお願いをいたしておりますし、大阪府のほうには大阪府議会議員を通じて要望いたしております。やはり、市民から頂いた税金をより有効に活用していくというのは、これは市長の責務ですので、そのためには国と大阪府と今後もさらなる密接な連携をすることによって安全・安心なまちができると、このように考えています。 ○議長(谷口美保子) 3番 牛尾治朗議員。 ◆3番(牛尾治朗) ありがとうございます。 以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(谷口美保子) 以上で一般質問を終結いたします。─────────────────────────────────── ○議長(谷口美保子) これにて、本日の日程は終了いたしました。 次会の議事日程は、追って通知いたします。 本日は、これにて散会いたします。ご苦労さまでした。 △午前11時26分散会 ───────────────────────────────────    貝塚市議会議長  谷口美保子    貝塚市議会議員  田畑庄司    貝塚市議会議員  籔内留治...