貝塚市議会 > 2021-06-28 >
06月28日-03号

  • 子どもの貧困(/)
ツイート シェア
  1. 貝塚市議会 2021-06-28
    06月28日-03号


    取得元: 貝塚市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-24
    令和 3年  6月 定例会(第2回)令和3年6月28日(月曜日)(第3日)───────────────────────────────────          令和3年第2回定例会議事日程 議事日程第4号                       令和3年6月28日(月)                           午前10時開議日程 番号議案事件名備考種別番号1  会議録署名議員指名 2議案30貝塚市市税条例一部を改正する条例制定件一括上程 各担当 常任委員会 審査報告3〃31貝塚固定資産評価審査委員会条例一部を改正する条例制定件4〃32貝塚特定道路構造に関する基準を定める条例一部を改正する条例制定件5〃33貝塚市都市公園条例一部を改正する条例制定件6〃34(仮称市道東貝塚前線外1線道路新設改良工事工事請負契約を締結する件7〃35市道路線を認定する件8〃36字区域変更及び町を新設する件9〃37令和3年度貝塚一般会計補正予算(第5号)件10〃38令和3年度貝塚病院事業会計補正予算(第1号)件11〃39損害賠償額を決定する件委員会付託省略12〃41貝塚教育委員会委員任命について同意を求める件一括上程 委員会付託省略13〃42貝塚公平委員会委員選任について同意を求める件14〃43人権擁護委員候補者推薦について意見を求める件委員会付託省略15議会 議案女性差別撤廃条約選択議定書速やかな批准に向けた環境整備を求める意見書件一括上程 委員会付託省略16〃10子ども性犯罪被害から守るために刑法規定を見直すこと等を求める意見書件17〃11「こども庁仮称)」設置を求める意見書件18〃12小学校中学校及び高等学校入学時におけるランドセル、制服、体操服等購入や入学金等に係る保護者負担を軽減するため助成制度を早急に創設するよう求める意見書件19〃13貝塚市議会委員会条例一部を改正する条例制定件20議案40令和3年度貝塚一般会計補正予算(第6号)件各担当 常任委員会付託21〃40令和3年度貝塚一般会計補正予算(第6号)件各担当 常任委員会 審査報告───────────────────────────────────本日会議に付した事件名 日程第1から日程第21まで───────────────────────────────────出席議員(18名)      1番  谷口美保子      2番  中川 剛      3番  牛尾治朗      4番  出原秀昭      5番  明石輝久      6番  阪口芳弘      7番  真利一朗      8番  南野敬介      9番  田中 学     10番  食野雅由     11番  田畑庄司     12番  籔内留治     13番  前園隆博     14番  中山敏数     15番  北尾 修     16番  阪口 勇     17番  平岩征樹     18番  川岸貞利───────────────────────────────────説明ため出席した者  〔市長部局〕  市長             藤原龍男  副市長            田中利雄  副市長            小川文章  (都市政策部)  都市政策部長         小池吉裕  政策推進課長         常國清孝  行財政管理課長        梶本順也  (総務市民部)  総務市民部長         井谷 真  総務市民部参与総務課長   守行英樹  人事課長           西川隆昭  (福祉部)  福祉部長           服部 旭  (健康子ども部)  健康子ども部長        藤原康成  (都市整備部)  都市整備部長         溝端悦規  (上下水道部)  上下水道部長         森内成彦  (危機管理室)  危機管理室参与        一色正仁  (消防本部)  消防長            朝倉幸博  〔病院事業〕  病院事業管理者        片山和宏  (市立貝塚病院)  事務局長           奥野哲也  〔教育委員会〕  教育長            鈴木司郎  (教育部)  教育部長           樽谷修一  教育部参与          浦川英明  〔選挙管理委員会〕  事務局長           茶谷幸典  〔公平委員会〕  事務局長           茶谷幸典  〔監査委員〕  監査委員           南野敬介  事務局長           茶谷幸典  〔農業委員会〕  事務局長           溝端悦規───────────────────────────────────事務局職員出席者  事務局長           加藤広行  次長             藤原 薫  主幹             川崎宏志  主査             撫 英生─────────────────────────────────── △午前10時00分開会 ○議長谷口美保子) 皆様、おはようございます。 これより令和3年第2回貝塚市議会定例会第3日会議を開会いたします。─────────────────────────────────── △開議 ○議長谷口美保子) 議員定数18名中、出席議員18名でありますので、会議は成立しております。 本日会議を開きます。─────────────────────────────────── ○議長谷口美保子) これより事務局長から諸般報告をいたします。加藤広行事務局長。 ◎事務局長加藤広行) 諸般報告を申し上げます。 本日開議通知は、6月24日にご送付申し上げました。 追加提案されました事件は、議案5件、議会議案5件であります。議案書議会議案議事日程議案参考資料及び委員会付託調べにつきましては、6月24日にご送付申し上げました。 次に、さき会議において各常任委員会に付託されました議案審査が終わりましたので、委員会審査結果をプリントいたしまして、これも6月24日にご送付申し上げました。 次に、監査委員から地方自治法第235条2第3項規定により、6月23日に4月分一般会計特別会計及び4月分企業会計例月出納検査結果について、さきにご配付申し上げたとおり報告がありました。 以上、報告を終わります。─────────────────────────────────── ○議長谷口美保子) これより審議に入ります。 まず、日程第1 会議録署名議員指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条規定により、議長において、7番 真利一朗議員、8番 南野敬介議員を指名いたします。─────────────────────────────────── ○議長谷口美保子) 次に、日程第2 貝塚市市税条例一部を改正する条例制定件から日程第10 令和3年度貝塚病院事業会計補正予算(第1号)件まで9件を一括して議題といたします。─────────────────────────────────── △議案第30号貝塚市市税条例一部を改正する条例制定
    議案第31号貝塚固定資産評価審査委員会条例一部を改正する条例制定件 △議案第32号貝塚特定道路構造に関する基準を定める条例一部を改正する条例制定件 △議案第33号貝塚市都市公園条例一部を改正する条例制定件 △議案第34号(仮称市道東貝塚前線外1線道路新設改良工事工事請負契約を締結する件 △議案第35号市道路線を認定する件 △議案第36号字区域変更及び町を新設する件 △議案第37号令和3年度貝塚一般会計補正予算(第5号)件 △議案第38号令和3年度貝塚病院事業会計補正予算(第1号)件 ─────────────────────────────────── ○議長谷口美保子) まず、日程第2 貝塚市市税条例一部を改正する条例制定件から日程第9 令和3年度貝塚一般会計補正予算(第5号)件まで8件について一括して委員長報告を求めます。真利一朗総務産業常任委員長。 ◆総務産業常任委員長真利一朗) 〔登壇総務産業常任委員会審査結果をご報告申し上げます。 当委員会に付託されました議案審査ため、委員会は6月18日、協議会室において開会いたしました。 出席委員は全員で、議案説明ため藤原市長、田中副市長、小川副市長鈴木教育長ほか関係職員が出席して審査をいたしました。 その審査結果は次とおりであります。 議案第30号 貝塚市市税条例一部を改正する条例制定件、議案第31号 貝塚固定資産評価審査委員会条例一部を改正する条例制定件、議案第32号 貝塚特定道路構造に関する基準を定める条例一部を改正する条例制定件、議案第33号 貝塚市都市公園条例一部を改正する条例制定件、議案第34号 (仮称市道東貝塚前線外1線道路新設改良工事工事請負契約を締結する件、議案第35号 市道路線を認定する件、議案第36号 字区域変更及び町を新設する件、議案第37号 令和3年度貝塚一般会計補正予算(第5号)件中、第1条歳出第2款総務費、第8款土木費、歳入全部及び第2条については、それぞれ原案とおり可決すべきものと議決いたしました。 以上とおり報告いたします。 ○議長谷口美保子) これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑はないものと認めます。 これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論を終結します。 これより日程第9 令和3年度貝塚一般会計補正予算(第5号)件を除き、日程第2 貝塚市市税条例一部を改正する条例制定件から日程第8 字区域変更及び町を新設する件まで7件を一括して採決いたします。 7件に対する委員長報告は可決であります。 委員長報告とおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。 よって、7件は委員長報告とおり可決されました。 次に、日程第9 令和3年度貝塚一般会計補正予算(第5号)件及び日程第10 令和3年度貝塚病院事業会計補正予算(第1号)2件について一括して委員長報告を求めます。食野雅由厚生文教常任委員長。 ◆厚生文教常任委員長食野雅由) 〔登壇厚生文教常任委員会審査結果をご報告申し上げます。 当委員会に付託されました議案審査ため、委員会は6月17日、協議会室において開会いたしました。 出席委員は全員で、議案説明ため藤原市長、田中副市長、小川副市長片山病院事業管理者鈴木教育長ほか関係職員が出席して審査いたしました。 その審査結果は次とおりであります。 議案第37号 令和3年度貝塚一般会計補正予算(第5号)件中、第1条歳出第3款民生費、第4款衛生費及び第10款教育費議案第38号 令和3年度貝塚病院事業会計補正予算(第1号)件については、それぞれ原案とおり可決すべきものと議決いたしました。 以上とおり報告いたします。 ○議長谷口美保子) これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑はないものと認めます。 これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論を終結します。 これより日程第9 令和3年度貝塚一般会計補正予算(第5号)件及び日程第10 令和3年度貝塚病院事業会計補正予算(第1号)2件を一括して採決いたします。 2件に対する各委員長報告は可決であります。 各委員長報告とおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。 よって、2件は各委員長報告とおり可決されました。─────────────────────────────────── ○議長谷口美保子) 次に、日程第11 損害賠償額を決定する件を議題といたします。─────────────────────────────────── △議案第39号損害賠償額を決定する件 ─────────────────────────────────── ○議長谷口美保子) 提案理由説明を求めます。小川文章市長。 ◎副市長小川文章) 〔登壇議案第39号 損害賠償額を決定する件について、提案理由をご説明いたします。 本件は、本年2月6日、本市西町児童遊園において、当時3歳利用者が園内に設置されているブランコ座面に座ろうとしたところ、後方に転倒し、落下地点にあった地面くぼみ防止用マット留め金具に後頭部を接触させたことにより裂傷を負った事故につきまして、当該利用者保護者と協議を行ってまいりました結果、今般、示談することで合意に達しましたので、地方自治法第96条第1項第13号規定に基づき、損害賠償額を決定しようとするものであります。 その主な内容につきましては、本市がこの事故による被害者であります議案書1ページに記載利用者及びその保護者に対しまして、治療費慰謝料等として3万9,210円損害賠償を行おうとするものであります。 以上とおりでありますので、何とぞよろしくご審議上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長谷口美保子) お諮りいたします。 本件委員会付託を省略してご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。 よって、本件委員会付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑はないものと認めます。 これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論を終結します。 これより本件を採決いたします。 原案とおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。 よって、本件原案とおり可決されました。─────────────────────────────────── ○議長谷口美保子) 次に、日程第12 貝塚教育委員会委員任命について同意を求める件及び日程第13 貝塚公平委員会委員選任について同意を求める件2件を一括して議題といたします。─────────────────────────────────── △議案第41号貝塚教育委員会委員任命について同意を求める件 △議案第42号貝塚公平委員会委員選任について同意を求める件 ─────────────────────────────────── ○議長谷口美保子) 提案理由説明を求めます。藤原龍男市長。 ◎市長藤原龍男) 〔登壇議案第41号 貝塚教育委員会委員任命について同意を求める件及び議案第42号 貝塚公平委員会委員選任について同意を求める件につきまして、その提案理由をご説明いたします。 まず、議案第41号 貝塚教育委員会委員任命について同意を求める件につきましては、本市教育委員会委員西村卓也氏が本年9月30日をもって任期満了となりますことから、その後任者といたしまして同氏が最適任者と存じ、再度同氏本市教育委員会委員に任命いたしたく、地方教育行政組織及び運営に関する法律第4条第2項規定に基づき本会同意を賜ろうとするものであります。 次に、議案第42号 貝塚公平委員会委員選任について同意を求める件につきましては、本市公平委員会委員清原泰司氏が本年9月28日をもって任期満了となりますことから、その後任者といたしまして同氏が最適任者と存じ、再度同氏本市公平委員会委員に選任いたしたく、地方公務員法第9条2第2項規定に基づき本会同意を賜ろうとするものであります。 以上とおりでありますので、何とぞよろしくご審議上、ご賛同賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長谷口美保子) お諮りいたします。 この2件は、委員会付託並びに質疑討論を省略してご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。 よって、2件は委員会付託並びに質疑討論を省略することに決しました。 これより2件を一括して採決いたします。 原案とおり同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。 よって、2件は原案とおり同意されました。─────────────────────────────────── ○議長谷口美保子) 次に、日程第14 人権擁護委員候補者推薦について意見を求める件を議題といたします。─────────────────────────────────── △議案第43号人権擁護委員候補者推薦について意見を求める件 ─────────────────────────────────── ○議長谷口美保子) 提案理由説明を求めます。藤原龍男市長。 ◎市長藤原龍男) 〔登壇議案第43号 人権擁護委員候補者推薦について意見を求める件につきまして、その提案理由をご説明いたします。 人権擁護委員甲和子氏は本年12月31日をもって任期満了となりますことから、その後任者といたしまして同氏が最適任者と存じ、再度同氏人権擁護委員候補者に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項規定に基づき本会意見を賜ろうとするものであります。 以上とおりでありますので、何とぞよろしくご審議上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長谷口美保子) お諮りいたします。 本件は、委員会付託並びに質疑討論を省略してご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。 よって、本件委員会付託並びに質疑討論を省略することに決しました。 これより本件を採決いたします。 原案とおり賛成することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。 よって、本件原案とおり賛成されました。─────────────────────────────────── ○議長谷口美保子) 次に、日程第15 女性差別撤廃条約選択議定書速やかな批准に向けた環境整備を求める意見書件から日程第19 貝塚市議会委員会条例一部を改正する条例制定件まで5件を一括して議題といたします。─────────────────────────────────── △議会議案第9号女性差別撤廃条約選択議定書速やかな批准に向けた環境整備を求める意見書件 △議会議案第10号子ども性犯罪被害から守るために刑法規定を見直すこと等を求める意見書件 △議会議案第11号「こども庁仮称)」設置を求める意見書件 △議会議案第12号小学校中学校及び高等学校入学時におけるランドセル、制服、体操服等購入や入学金等に係る保護者負担を軽減するため助成制度を早急に創設するよう求める意見書件 △議会議案第13号貝塚市議会委員会条例一部を改正する条例制定件 ─────────────────────────────────── ○議長谷口美保子) 提案理由説明を求めます。阪口芳弘議会運営委員長。 ◆議会運営委員長阪口芳弘) 〔登壇〕お許しを得ましたので、ただいま議題となりました女性差別撤廃条約選択議定書速やかな批准に向けた環境整備を求める意見書件から貝塚市議会委員会条例一部を改正する条例制定件まで5件につきまして、まず意見書についてはその内容をお手元にご配付議案書を読み上げ、説明に代えさせていただきます。 女性差別撤廃条約選択議定書速やかな批准に向けた環境整備を求める意見書 1979(昭和54)年、国連はあらゆる分野で女性が性に基づく差別を受けない権利と平等権利を保障する女性差別撤廃条約を採択し、日本は1985(昭和60)年、この条約を批准した。2021(令和3)年現在、189か国が批准している。 さらに1999(平成11)年、条約実効性を強化し女性が抱える問題を解決するために、個人通報制度調査制度を認めた「女性差別撤廃条約選択議定書」が国連総会で決議・採択され、2000(平成12)年12月末に発効している。2021(令和3)年現在、条約批准189か国中114か国が批准しているが日本はまだこれを批准していない。 選択議定書個人通報制度とは、条約で保障された人権を侵害された被害者が、国内救済手続きを尽くした後、条約機関に申立てを行うことができ、条約機関がこれを審査して見解を出すという制度である。条約機関が通報者人権侵害を認める見解を出したとしても、この見解は当該締約国に対し法的な拘束力を持つものではないが、国際的にも国内的にもその影響は小さくない。 このような選択議定書を批准することにより、締約国は国際的な人権基準に基づき女性人権侵害救済と人権保障をより強化できる。 女性差別撤廃条約実効性確保を図ろうとする国際的動向下で、日本政府は選択議定書審議に参加し、決議に加わったものである。 しかし、日本は男女格差を測る「ジェンダーギャップ指数2020」が153か国中121位に後退している。新型コロナウイルス感染拡大で非正規職員雇止めをはじめ、特に女性影響が大きい。女性差別撤廃条約が採択されて40年を超え、女性に対する差別を撤廃し、男女平等社会を実現するためさらなる施策が急務となっている。 政府は、第5次男女共同参画基本計画で「女性差別撤廃条約選択議定書については、諸課題整理を含め、早期締結について真剣な検討を進める」としている。 よって本市議会は国に対し、我が国司法制度や立法政策と関連課題等が早急に解決されるよう環境整備を進め、女性差別撤廃条約選択議定書を早期に批准するよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条規定により意見書を提出する。 令和3年6月28日                              貝塚市議会 次に、子ども性犯罪被害から守るために刑法規定を見直すこと等を求める意見書 性犯罪は被害者心身に大きな後遺症を残し、その後人生を左右する魂殺人であり悪質な犯罪である。 多く性被害当事者声が届き、2017(平成29)年に刑法性犯罪に関する規定が大幅に改正されたが、性暴力実態が十分に反映されたとは言えず、課題が積み残された。現在も、法務省性犯罪に関する刑事法検討会にて議論が続けられているが、刑法を性被害実態に即したものに改正し、関連法整備や性被害者支援施策強化を早急に行うことが必要である。 性交同意年齢については、明治時代に制定されて以来、「13歳以上」と規定ままとなっている。この規定により、性犯罪被害者が13歳以上場合、裁判で暴行脅迫が立証できなければ、加害者は罪に問われない状況となっている。そのため、2019(平成31)年3月には、無罪とされる判決が相次ぎ、被害者同意ない行為だと裁判で認定されながらも被害者状態が抗拒不能状態だったとするには合理的な疑いが残るとして無罪となったケースもあり、改正後規定でもなお不十分であることが指摘されている。 また、改正後も、罪が成立する為に要求されるハードル・要件が非常に高いままとなっており、刑法規定において、強制性交等罪・強制わいせつ罪等は「暴行」「脅迫」、準強制性交等罪・準強制わいせつ罪等は「心神喪失」「抗拒不能」が起訴要件となっている。 さらには、性犯罪被害年齢が幼い事例もあり、その時点では、性知識が不足しており、自身が被害を受けても何をされているか判断できないという問題もある。そうしたことからも、被害者が表立って声を上げるには長い年月がかかり、その被害を認識し、被害届を提出したいと願い出た時には、時効を迎えているというケースも少なくはないと聞き及ぶ。 以上刑法規定に関することに加えて、未成年者を性犯罪被害から守るには、加害者が再犯者である事件も多いことから、再犯防止取組を強化することも重要な視点である。 よって本市議会は国に対し、子ども性犯罪被害から守るため、未成年性犯罪被害者が置かれていた実態や環境等を考慮した刑法規定見直しや法改正等を行うよう、下記事項について強く要望する。                 記 1.地位・関係性等立場を利用した性交について処罰規定創設や、性交同意年齢引き上げ、公訴時効期間延長など課題について再検討を行い、性被害実態に即した法改正に取り組むこと。 1.未成年者を性犯罪被害から守るため加害者再犯防止取組を国が主体となって進めること。 以上、地方自治法第99条規定により意見書を提出する。 令和3年6月28日                              貝塚市議会 次に、「こども庁仮称)」設置を求める意見書 家庭、学校、地域等を問わず、こども命や安全を脅かす深刻な状況が続いている。 新型コロナウイルス感染症による混乱が続いた2020年は、児童虐待で死亡した児童は前年より増加し61人、自ら命を絶った児童生徒は500人近くに上る一方、平成30年に公表された厚生労働省「2040年を見据えた社会保障将来見通し」では、子育て関連支出対GDP比率は1.7%と先進諸外国と比較しても著しく低いまま水準である。 一人ひとりこどもが健やかに育つこと、こども権利条約理念を十分に踏まえ、こどもが自分意思で楽しく生きられる環境を整えること、こどもを持ちたい・育てたいと願う人々に寄り添い、こどもを産み育てやすい日本とするため、わが国は今こそ「こども最優先(チルドレン・ファースト)」こども・子育て施策に大きく舵を切るべき時である。 府省庁間縦割り行政弊害、不妊治療・妊娠・出産や教育費などに対する負担感、虐待などに対するやり場ない不満や保育と教育質について不安など、子育て世代に共通する多く悩み・課題に応えるため、府省庁間連携を確保するとともに、国・都道府県・市区町村一体となったチルドレン・ファーストこども行政を実施しなければならない。 よって本市議会は国に対し、「こども庁仮称)」創設をはじめ、チルドレン・ファースト行政推進を実現するため、下記事項について強く要望する。                 記 1.専任所管大臣によって率いられる「こども庁仮称)」を新たに創設すること。 1.「こども庁仮称)」には、こどもに関する課題(こども虐待、自殺、事故、不登校、いじめ、貧困、DV、非行、教育格差等)網羅的・一元的把握と医療・保健・療育・福祉・教育・警察・司法等各分野におけるこども関連施策について、縦割りを克服し府省庁横断一貫性を確保するため総合調整、政策立案、政策遂行強い権限をもたせること。 1.「こども庁仮称)」指揮もと、チルドレン・ファーストこども行政推進にあたっては、国施策のみならず都道府県、市区町村間で連携にも十分に留意するとともに、行政手続きについて、デジタルを活用し簡素化、情報連携を図ること。 1.「こども庁仮称)」採用や人事あり方や専門人材育成あり方については、所管内容をよく論点整理した上で、実効性あるものとすること。 以上、地方自治法第99条規定により意見書を提出する。 令和3年6月28日                              貝塚市議会 次に、小学校中学校及び高等学校入学時におけるランドセル、制服、体操服等購入や入学金等に係る保護者負担を軽減するため助成制度を早急に創設するよう求める意見書 令和元年12月18日に公表された文部科学省「平成30年度子供学習費調査」によると、学年別で小学校中学校及び高等学校それぞれ第1学年において学習費総額が大きく跳ね上がる傾向にあり、その要因として入学時におけるランドセル、制服、体操服等購入や入学金等に係る費用負担が考えられる。 国において、幼児教育段階的無償化、義務教育段階における就学援助、高等学校等就学支援充実など教育費負担軽減に加え、令和元年10月から幼児教育・保育無償化、令和2年4月から私立高等学校授業料実質無償化がそれぞれ開始されたことに伴い、大阪府が実施する「私立高等学校等授業料支援補助金制度」に係る予算、約200億円うち約65億円が毎年度軽減されることとなったところであり、当該軽減された財源を活用し、家庭経済事情に左右されることなく、誰もが希望する質高い教育を受けられるよう、さらなる子育て世帯負担軽減策を拡充させていくことが極めて重要であると考える。 よって本市議会は大阪府に対し、大阪府が広域自治体役割として実施している、市町村「乳幼児医療費助成制度」に対する補助制度ように、小学校中学校及び高等学校入学時におけるランドセル、制服、体操服等購入や入学金等に係る保護者負担を助成する市町村に対し、財政負担が大幅に軽減できるよう支援制度を早急に創設するよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条規定により意見書を提出する。 令和3年6月28日                              貝塚市議会 次に、貝塚市議会委員会条例一部を改正する条例制定件につきまして、提案理由説明を申し上げます。 本件につきましては、委員選任について、これまで会議に諮り選任していたものを議長が指名することができるよう改正することにより、委員会開催まで間に事故によりやむを得ず出席できなくなった場合などに速やかに委員を選任できるよう改正するものであります。 以上でありますので、何とぞよろしくご賛同賜りますようお願い申し上げます。 なお、ご決定いただけますならば、意見書提出先については議長に一任したいと思いますので、併せてご了承賜りたくお願い申し上げます。 ○議長谷口美保子) お諮りいたします。 この5件は委員会付託を省略してご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。 よって、5件は委員会付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑はないものと認めます。 これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論を終結いたします。 これより5件を一括して採決いたします。 原案とおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。 よって、5件は原案とおり可決されました。─────────────────────────────────── ○議長谷口美保子) 次に、日程第20 令和3年度貝塚一般会計補正予算(第6号)件を議題といたします。─────────────────────────────────── △議案第40号令和3年度貝塚一般会計補正予算(第6号)件 ─────────────────────────────────── ○議長谷口美保子) 提案理由説明を求めます。田中利雄市長。 ◎副市長田中利雄) 〔登壇議案第40号 令和3年度貝塚一般会計補正予算(第6号)件について、提案理由をご説明いたします。 まず、第2款総務費、第1項総務管理費における698万6,000円追加補正は、市民文化会館感染症対策に係る経費を追加するものであります。 第3款民生費、第1項社会福祉費における1億6,573万1,000円追加補正は、国補正予算に伴う新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金給付事業に係る経費を追加するものであります。 第9款消防費、第1項消防費における50万円追加補正は、近畿市町村災害復旧相互支援機構に対する出捐金を追加するものであります。 第10款教育費、第5項社会教育費における2,747万2,000円追加補正は、感染症対策に係る経費として、浜手地区公民館1,695万2,000円、山手地区公民館1,008万円、善兵衛ランド22万円、自然遊学館22万円をそれぞれ追加するものであります。 歳入につきましては、特定財源国庫支出金を充当しましたほか、一般財源である財政調整基金を繰入れし、歳入歳出それぞれ2億68万9,000円を追加補正するものであります。 以上とおりでありますので、何とぞよろしくご審議上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長谷口美保子) これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑はないものと認めます。 これをもって質疑は終結いたします。 それでは、ご配付しております付託調べとおり、各担当常任委員会に付託いたします。 それでは、各常任委員会を開催する間、暫時休憩いたします。 △午前10時37分休憩 ─────────────────────────────────── △午前10時47分再開 ○議長谷口美保子) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 お諮りいたします。 ただいま各常任委員長から付託議案に対して委員長報告が提出されました。 この際、議案第40号 令和3年度貝塚一般会計補正予算(第6号)件を日程第21として日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。 よって、本件日程第21として日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。─────────────────────────────────── ○議長谷口美保子) 次に、日程第21 令和3年度貝塚一般会計補正予算(第6号)件を議題といたします。─────────────────────────────────── △議案第40号令和3年度貝塚一般会計補正予算(第6号)件 ─────────────────────────────────── ○議長谷口美保子) 委員長報告を求めます。まず、真利一朗総務産業常任委員長。 ◆総務産業常任委員長真利一朗) 〔登壇総務産業常任委員会審査結果をご報告申し上げます。 当委員会に付託されました議案審査ため、委員会は本日6月28日、協議会室において開会いたしました。 出席委員は全員で、議案説明ため藤原市長、田中副市長、小川副市長鈴木教育長ほか関係職員が出席して審査をいたしました。 その審査結果は次とおりであります。 議案第40号 令和3年度貝塚一般会計補正予算(第6号)件中、第1条歳出第2款総務費、第9款消防費及び歳入全部については、原案とおり可決すべきものと議決いたしました。 以上とおりご報告いたします。 ○議長谷口美保子) 次に、食野雅由厚生文教常任委員長。 ◆厚生文教常任委員長食野雅由) 〔登壇厚生文教常任委員会審査結果をご報告申し上げます。 当委員会に付託されました議案審査ため、委員会は6月28日、協議会室において開会いたしました。 出席委員は全員で、議案説明ため藤原市長、田中副市長、小川副市長鈴木教育長ほか関係職員が出席して審査いたしました。 その審査結果は次とおりであります。 議案第40号 令和3年度貝塚一般会計補正予算(第6号)件中、第1条歳出第3款民生費及び第10款教育費については、原案とおり可決すべきものと議決いたしました。 以上とおりご報告いたします。 ○議長谷口美保子) これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑はないものと認めます。 これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論を終結いたします。 これより本件を採決いたします。 本件に対する各委員長報告は可決であります。 各委員長報告とおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。 よって、本件は各委員長報告とおり可決されました。─────────────────────────────────── ○議長谷口美保子) これにて本日日程は終了いたしました。─────────────────────────────────── ○議長谷口美保子) この際、市長にあいさつため発言を許します。藤原龍男市長。 ◎市長藤原龍男) 〔登壇令和3年第2回定例会閉会にあたりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 今回定例会は、本月15日から本日まで14日間にわたり開かれましたが、議員各位におかれましては終始慎重なるご審議を賜りましたことに対しまして厚く御礼を申し上げます。 本会議並びに各委員会におきまして議員各位より賜りましたご高見につきましては、その意を十分に体し、今後市政運営に反映をいたしてまいる所存であります。 特に、ご心配をおかけいたしました新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種ですが、菅内閣総理大臣がおっしゃっておられますように、7月中には65歳以上希望者皆さんに対して1回目接種はほぼ終了する見込みであります。64歳以下皆さん、希望者に対するワクチン接種につきましては、これも菅内閣総理大臣が言っておられますように11月中までには第1回目接種を終わる予定で、懸命努力を重ねているところであります。議員各位ますますご指導、ご鞭撻を市長として心よりお願い申し上げるところであります。 結びに、暑さもいよいよ本格的になってまいります時節柄、議員各位におかれましてはご健康により一層ご留意いただき、ますますご活躍をお祈り申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、閉会にあたりましてごあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。─────────────────────────────────── ○議長谷口美保子) 一言御礼ごあいさつを申し上げます。 今回定例会は本日をもちましてここに閉会運びに至りましたことは、議員並びに理事者各位ご協力たまものでありまして、厚く御礼申し上げます。 このたび議案に対しまして、本会議並びに常任委員会等において終始慎重なご審議をいただき、心から感謝申し上げます。 理事者各位におかれましては、引き続き事務事業遂行について十分留意され、市政運営に精励されるよう切望するものであります。 終わりにあたり、議事運営にご協力賜りました各位に重ねて御礼申し上げまして、簡単ではございますが、私ごあいさつといたします。─────────────────────────────────── ○議長谷口美保子) これをもって、令和3年第2回貝塚市議会定例会を閉会いたします。 誠にご苦労さまでございました。 △午前10時55分閉会 ───────────────────────────────────    貝塚市議会議長  谷口美保子    貝塚市議会議員  真利一朗    貝塚市議会議員  南野敬介...