• 雨水貯留管(/)
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  1. 高槻市議会 2020-03-11
    令和 2年市民都市委員会( 3月11日)


    取得元: 高槻市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-27
    令和 2年市民都市委員会( 3月11日)            市民都市委員会記録             令和2年3月11日(水)               高槻市議会事務局
       日  時  令和2年3月11日(水)午前10時 0分招集  会議時刻  午前10時 0分 開議        午後 0時 1分 散会  場  所  第3委員会室  事  件  別紙審査日程のとおり  出席委員(9人)  委  員  長    宮 田 俊 治     副 委 員 長   真 鍋 宗一郎  委     員    鴻 野   潔     委     員   市 來   隼  委     員    三 井 泰 之     委     員   岡 井 寿美代  委     員    山 口 重 雄     委     員   吉 田 稔 弘  委     員    中 村 玲 子  理事者側出席者  副市長        梅 本 定 雄     市民生活環境部長  平 野   徹  コミュニティ推進室長 原 田 由美子     市民生活環境部部長代理                                   八 木 啓 一  市民生活環境部部長代理            技監        細 井 正 也             中 村 秀 行  都市創造部長     新 井   進     都市創造部部長代理 北 野   豊  都市創造部部長代理  小 西 政 治     都市創造部参事   吉 川 芳 宏  都市創造部参事    葛 谷 伸 雄     都市創造部部長代理 松 本 憲 道  その他関係職員  議会事務局出席職員  事務局次長      山 口 紀 子     事務局主幹     龍 野 修 明  事務局副主幹     清 水 丈 二     事務局職員     尾 髙 郁 恵      〔午前 10時 0分 開議〕 ○(宮田委員長) ただいまから、市民都市委員会を開会します。  ただいまの出席委員数は9人です。  したがって、委員会は成立します。  傍聴がありますので、よろしくお願いします。  開会に当たり、委員長から一言申し上げます。  先般、議長より新型コロナウイルス感染症蔓延防止の一環として、議員各位には、本会議、常任委員会委員会協議会におきましてマスクの着用の推奨と、議場等の入り口にアルコール消毒液を配置するなどの対応について、周知されたところでございます。  委員会におきましても、委員、行政の皆様を初め、傍聴者におかれましては、この対応趣旨をご理解いただき、新型コロナウイルス感染症蔓延防止へのご協力をお願いするとともに、発熱などで体調がすぐれない場合は入室をご遠慮願いますよう、よろしくお願いをいたします。  また、高槻市内で新型コロナウイルス感染例が3件確認されたところです。このような状況から、濱田市長には最高責任者として、危機管理業務に専念していただき、また行政職員につきましても、必要最小限の体制とし、質疑及び答弁は的確かつ簡明に要点を端的にお願いをいたします。  なお、委員会中に緊急事案が生じました場合は、委員各位にはご協力をお願いをいたします。  ただいまから議事に入ります。  まず、議案第23号 高槻市印鑑条例中一部改正についてを議題とします。  補足説明があれば、これを求めます。 ○(平野市民生活環境部長) 補足説明は特にございません。よろしくお願いいたします。 ○(宮田委員長) 説明はないようです。  ただいまから質疑に入ります。     〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○(宮田委員長) 質疑はないようです。  以上で質疑を終結します。  ただいまから採決をすることに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(宮田委員長) 異議なしと認めます。  ただいまから採決をします。  議案第23号 高槻市印鑑条例中一部改正については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。         〔賛成者挙手〕 ○(宮田委員長) 全員賛成と認めます。  したがって、議案第23号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第24号 高槻市浄化槽保守点検業者の登録に関する条例中一部改正についてを議題とします。  補足説明があればこれを求めます ○(平野市民生活環境部長) 補足説明はございません。よろしくお願いいたします。 ○(宮田委員長) 説明はないようです。  ただいまから質疑に入ります。     〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○(宮田委員長) 質疑はないようです。  以上で質疑を終結します。  ただいまから採決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(宮田委員長) 異議なしと認めます。  ただいまから採決します。  議案第24号 高槻市浄化槽保守点検業者の登録に関する条例中一部改正については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。         〔賛成者挙手〕 ○(宮田委員長) 全員賛成と認めます。  したがって、議案第24号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第25号 高槻市手数料条例中一部改正についてを議題とします。  補足説明があればこれを求めます。 ○(新井都市創造部長) 特に補足説明はございませんので、よろしくお願いします。 ○(宮田委員長) 説明はないようです。  ただいまから質疑に入ります。     〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○(宮田委員長) 質疑はないようです。  以上で質疑を終結します。  ただいまから採決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(宮田委員長) 異議なしと認めます。  ただいまから採決します。  議案第25号 高槻市手数料条例中一部改正については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。         〔賛成者挙手〕 ○(宮田委員長) 全員賛成と認めます。  したがって、議案第25号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第26号 高槻市営駐車場条例等中一部改正についてを議題とします。  補足説明があればこれを求めます。 ○(新井都市創造部長) 特に補足説明はございませんので、よろしくお願いいたします。 ○(宮田委員長) 説明はないようです。  ただいまから質疑に入ります。     〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○(宮田委員長) 質疑はないようです。  以上で質疑を終結します。  ただいまから採決することに異議ありませんか。
        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(宮田委員長) 異議なしと認めます。  ただいまから採決します。  議案第26号 高槻市営駐車場条例等中一部改正については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。         〔賛成者挙手〕 ○(宮田委員長) 全員賛成と認めます。  したがって、議案第26号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第43号 高槻市道路線の認定及び廃止についてを議題とします。  補足説明があればこれを求めます。 ○(新井都市創造部長) 特に補足説明はございませんので、よろしくお願いします。 ○(宮田委員長) 説明はないようです。  ただいまから質疑に入ります。     〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○(宮田委員長) 質疑はないようです。  以上で質疑を終結します。  ただいまから採決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(宮田委員長) 異議なしと認めます。  ただいまから採決します。  議案第43号 高槻市道路線の認定及び廃止については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。         〔賛成者挙手〕 ○(宮田委員長) 全員賛成と認めます。  したがって、議案第43号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第44号 高槻市営弁天駐車場ほか3施設の指定管理者の指定についてを議題とします。  補足説明があればこれを求めます。 ○(新井都市創造部長) 特に補足説明はございませんので、よろしくお願いいたします。 ○(宮田委員長) 説明はないようです。  ただいまから質疑に入ります。 ○(三井委員) 高槻市営弁天駐車場ほか3施設の指定管理者の指定について、ご質問させていただきます。  45号の自転車の駐車場に関連いたしますけども、ご理解いただきますよう、よろしくお願いします。  昨年11月に指定管理者財務状況の悪化に伴い、12月19日をもって指定を辞退した経緯がございます。指定管理者の指定に際して、財務状況について評価内容等の見直しが望まれております。  そこで、指定管理者選定時の評価と、指定後の経営状況の把握について、今後市としてどのように取り組まれるのか教えてください。 ○(田中管理課長) 指定管理者選定時の評価につきましては、応募団体の財務の状況、及び経営基盤の安定性を評価するに当たっての見直しを検討しております。  具体的には、これまでは評価を行うための提出資料として、前事業年度収支計算書及び貸借対照表を求めておりましたが、今後につきましては、指定管理者選定委員会での意見も踏まえ、前年度1年分だけでなく、3年度分の提出を求めることへと変更することで、団体の経営状況の推移を把握するなど、適切な評価を行ってまいります。  また、指定後におきましても、年度ごとモニタリング評価時において、必要に応じて収支計算書等の提出を求めるとともに、定期的な会議の場を含め、機会あるごとに指定管理者とのコミュニケーションを図っていくことで、より一層施設の運営状況や団体の経営状況の変化の把握に努めてまいります。  以上でございます。 ○(三井委員) 2問目は、意見、要望とさせていただきます。  ご答弁から、選定時の評価に際しましては、過去3期分の決算処理を徴求すると。また、年度ごとモニタリングの際には、収支決算書類等の提出や、指定管理者とのコミュニケーションを図り、より一層施設の運営状況や団体の経営状況の変化の把握に努めるということで、ぜひこの方向で取り組んでいただきたいというふうに思います。  ただ、決算書を徴求して、どういった項目を検証するのか、また妥当な水準の目安はどうなのか、具体の内容が明確でないと、団体の経営状況の適切な把握や評価ができないのではないでしょうか。  また、本市として管理監督責任を果たすためには、指定後においても、指定管理者に対して定期的なモニタリングの充実が求められます。現在、本市のモニタリングのルールによりますと、労務管理につきましては、具体の評価項目を設けて、1項目ごとチェックできるような仕組みがありますが、経営状況を含めたその他の項目についても、このような仕組みが必要ではないかと思います。  さらに、現在本市では、多くの指定管理者に対して多くの部署が担当しております。担当者も、人事異動により定期的に交代いたしますので、誰がモニタリングを行っても、同じ結果が出るような仕組みづくりが必要と考えております。  したがって、指定管理者に対する選定時や、モニタリング時に適切な評価が行われるよう、マニュアルの策定をお願いして、この質問を終わります。  以上です。 ○(宮田委員長) 質疑は尽きたようです。  以上で質疑を終結します。  ただいまから採決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(宮田委員長) 異議なしと認めます。  ただいまから採決します。  議案第44号 高槻市営弁天駐車場ほか3施設の指定管理者の指定については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。         〔賛成者挙手〕 ○(宮田委員長) 全員賛成と認めます。  したがって、議案第44号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第45号 高槻市立高槻自転車駐車場ほか3施設の指定管理者の指定についてを議題とします。  補足説明があればこれを求めます。 ○(新井都市創造部長) 特に補足説明はございませんので、よろしくお願いいたします。 ○(宮田委員長) 説明はないようです。  ただいまから質疑に入ります。     〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○(宮田委員長) 質疑はないようです。  以上で質疑を終結します。  ただいまから採決をすることに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(宮田委員長) 異議なしと認めます。  ただいまから採決します。  議案第45号 高槻市立高槻自転車駐車場ほか3施設の指定管理者の指定については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。         〔賛成者挙手〕 ○(宮田委員長) 全員賛成と認めます。  したがって、議案第45号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第46号 令和2年度高槻市一般会計予算(所管分)についてを議題とします。  まず歳出全般について。ページは別紙分割区分表のとおりです。  補足説明があればこれを求めます。 ○(平野市民生活環境部長) 市民生活環境部都市創造部とも補足説明はございません。よろしくお願いいたします。 ○(宮田委員長) 説明はないようです。  ただいまから質疑に入ります。 ○(鴻野委員) おはようございます。自民・無所属議員団 鴻野 潔です。よろしくお願いします。  議案第46号 令和2年度高槻市一般会計予算について、6問お伺いいたします。  まず、新駅検討事業主要予算1ページでございます。桧尾川以東の立地特性をどのようにお考えか、お伺いします。 ○(西田都市づくり推進課長) 新駅検討事業について、当該地域は、高槻インターチェンジ高槻東道路の開通に加え、十三高槻線の1期区間が供用され、今後、十三高槻線の2期区間、高槻東道路延伸部等の整備により、交通利便性が飛躍的に高まる地域と考えております。  本市では、これら交通環境の変化を踏まえ、現在鉄道事業者と、新駅設置と新たな市街地形成について検討を進めているところです。  今年度行った市場調査においても、道路や公共交通の利便性を重視され、さまざまな業種から、将来性に期待できると非常に高い関心を示されており、当該地域新駅設置により、道路・鉄道双方の交通利便性が高まるとともに、土地利用のポテンシャルも非常に高い地域であると認識しております。  以上でございます。 ○(鴻野委員) ありがとうございます。  桧尾川以東の地域は、本市の飛躍的な成長と発展の可能性を大いに秘めていることがわかりました。この利便性の高さを大きく生かした、新たな市街地形成に大いに期待をしたいと思います。  続きまして、JR新駅候補地に対して、国道171号からのアクセス道路が重要と考えていますが、現在どういった検討をされているのか、お伺いします。 ○(西田都市づくり推進課長) 新たな市街地検討エリアについては、居住人口や交流人口の増加につながる土地利用を検討するに当たり、国道171号からのアクセス道路が何より重要と考えております。  そのため、現在、検討エリアの東側と西側において、鉄道交差等の課題も含め、アクセスルートの検討を行っております。  以上でございます。 ○(鴻野委員) ありがとうございます。  道路や鉄道交通の利便とあわせて、駅周りのアクセスのよさも大変重要な要素であると思います。その中でも、国道からのアクセスが非常に重要だと考えますので、引き続き取り組みに期待をしております。  3問目、要望です。桧尾川以東の地域は、本市の課題である法人関係の税収増、これにつながるように取り組んでいただきたいと思います。そのための企業誘致が極めて重要であると思いますので、引き続き企業誘致につながる環境整備に取り組んでいただきますよう要望いたします。  続きまして、高槻駅緑町線改良事業主要予算3ページでございます。高槻駅緑町線の改良事業につきまして、東側で国道171号に接続する野田交差点についてお伺いします。  野田交差点右折レーンをつくることは、大変重要だと考えますが、現在国や関係機関とどのように協議をされているのでしょうか。また、野田交差点の整備完了の際には、どのような形状になるのか、お伺いします。 ○(福原道路課長) 国道171号の野田交差点につきましては、国が交差点改良の事業化を決定されて以降、市と国による調整会議を定期的に実施しており、これまでに市と国の事業範囲の決定や、交差点の同時施工に関する基本協定を締結いたしました。  本市といたしましては、令和3年の安満遺跡公園の全面開園に合わせた整備を国に強く要望しており、現在国と連携しながら、交差点に係る警察協議や沿道関係者との各種調整を行うなど、円滑な事業進捗を図るべく、鋭意取り組んでおります。  また、野田交差点の整備後の形状につきましては、大阪・京都方面とも、現状の2車線に加え、新たに右折専用レーンを配置した3車線に拡幅する計画となっております。  以上でございます。 ○(鴻野委員) ありがとうございます。  要望でございますが、道路がスムーズに流れるように、交差点の改良を進めることは大変重要であると思います。現在、新名神高速道路の整備が進んでいるこの機を逃さず、富田丘町西・桃園町交差点など、まだ交差点改良が必要な国道の交差点についても、取り組みを進めていただきますようお願いいたします。  続いて、交差点改良事業主要予算3ページでございます。令和2年度、22か所の交差点に、車の侵入を抑制する支柱を設置されるとのことでございますが、市内で対策が必要な交差点は幾つあるのでしょうか。
     また、交差点の安全対策を完了するまで、どれぐらいの期間を想定されているのか、お伺いします。 ○(福原道路課長) 昨年の大津市で発生した事故を受け、内閣府を初め、文部科学省厚生労働省国土交通省、警察庁から、緊急安全点検及び対策の実施に関する通知が発出され、通学路等にある信号交差点に対し、警察等と合同点検を実施いたしました。  それらを検証した結果、84か所の交差点に支柱を設置するなどの安全対策を講じることが望ましいと判断し、今後3から4年をめどに、計画的かつ着実に対策を実施していく予定でございます。  以上でございます。 ○(鴻野委員) ありがとうございます。  特に通学路の安全面を考えますと、ハード面の整備とともに、ソフト面の取り組みも重要かと考えます。通学路の設定や、児童生徒の安全に対する意識の向上といった学校に対する取り組みも、庁内連携で進めていただきますことを要望いたします。  続いて、市道維持補修事業主要予算3ページでございますが、市が管理されている道路延長は900キロメートル以上あります。担当職員だけで舗装のふぐあいを発見するのは難しいと思いますが、日ごろどのような取り組みをされているのかをお伺いします。 ○(福原道路課長) 舗装の補修に関しましては、異常箇所の早期発見が最も重要であると認識しております。しかしながら、市が管理している道路は900キロメートル以上の延長があり、担当職員だけで全ての道路状況を把握することは非常に困難であるため、市民からの通報による現地の状況確認を行うとともに、問題が発生しやすい交通量の多い道路を中心に、担当職員による定期的なパトロールを実施することで、道路の状況監視に努めております。  さらに、全ての職員に対し、道路の異常を発見した場合には、道路課まで連絡する庁内体制を構築するなど、道路の安全確保に向けて、鋭意取り組んでいるところでございます。  以上でございます。 ○(鴻野委員) ありがとうございます。  市民の皆様にとって、道路は最も身近なインフラの一つであることから、常に重要なものだと考えます。穴があいている、路面の標示が消えかかっているなどのご要望も多く受ける現状です。そうした声に迅速に対応できる体制や、そうした声がそもそも出ないような道路環境の維持、またそのための予算措置は非常に重要なものであります。今後も道路の維持補修がスムーズに進むように、取り組んでいただきますよう要望いたします。  また、市民の通報を簡単にするための通報アプリを導入している自治体もあります。こちらのほうも、庁内で連携して検討を進めていただきますよう、重ねて要望いたします。  次に、芥川緑地プール跡整備事業についてお伺いします。主要予算6ページでございます。  子どもから高齢者まで、誰もが楽しみながら健康づくり広場や、児童用・幼児用の遊具のある子どもの広場を整備するとのことですが、利用者がわくわくして、訪れたくなるような特徴はあるのでしょうか。また、駐車場の車をとめる台数はどれぐらいなのでしょうか。 ○(小柳公園課長) 芥川緑地プール跡地の整備についてですが、健康遊具につきましては、約30基という関西最大級の設置数や、利用者一人一人の目的や体力に応じて利用できる、多種多様なものとすることにより、利用者の健康づくりに対する意欲を高めていただくとともに、子どもの広場の遊具につきましても、楽しく遊びながら体力づくりが行えるよう、通常の公園の遊具とは異なる、アスレチック性に富んだ遊具を設置し、あらゆる世代の利用者に満喫していただける公園づくりに取り組んでまいります。  また、駐車場台数は119台であり、自家用車による多くの来園にも対応可能となっております。  以上でございます。 ○(鴻野委員) ありがとうございます。  健康遊具は30基という、関西最大級の設置数、また通常の遊具と異なるアスレチック性に富んだ遊具の設置という、わくわくするような立派な広場です。しかも、車も119台とめられる駐車場がございます。地元の方はもちろんなのですが、高槻市の南部の方、また市外の方もわざわざ行きたくなる広場だと思いますので、期待しております。  また、せっかくのこのすばらしい広場の存在、よさを多くの方に知ってもらわないと、当然意味がございませんし、もったいないです。ですので、周知のほうも庁内で連携し、ご尽力いただいて、メディアにも多く取り上げられ、この広場発信で、高槻がさらににぎわうようお願いいたします。  最後に、個人番号カード交付関連事業についてです。主要予算は56ページになります。  令和4年度末に、ほとんどの住民がマイナンバーカードを保有するという、国の想定でございますが、本市でのカード普及率、そして大阪、全国の平均はどれぐらいなのでしょうか。  また、カードを持つことによる利点は何があるのか、逆に持っていないと困るようなことはあるのか、さらにカード普及促進を図るために、具体的にどのようにしていかれるのか教えてください。 ○(小田市民課長) 本市でのマイナンバーカード普及率は、令和2年1月末現在19.43%であり、大阪府の平均は16.89%、全国の平均は15.12%でございます。  カードを持つことによる利点につきましては、住民票などの証明書がコンビニなどで取得できるコンビニ交付サービスの利用や、e-Taxなどの電子申請の利用があります。  また令和3年3月以降には、マイナンバーカード健康保険証としての利用が開始されるなど、国においてさまざまなサービスの導入が予定されており、今後の活用状況の進捗に応じて、持っていないと不便な場合も考えられます。  カード交付事務に関しましては、令和2年度は国においてマイナポイントが実施予定であり、マイナンバーカードの申請者の増加が予想されることから、円滑なカード交付事務を行うため、カードの申請と交付受付窓口を設置している市役所本館7階の特設会場を、現在の1部屋から、申請と交付の会場をそれぞれ1部屋ずつ確保することで、窓口環境の整備を行い、窓口の混雑緩和を図ります。  また来年度は、市役所窓口以外で申請を受け付ける出張申請受け付けを委託し、積極的に実施する予定です。具体的には、休日など時間外に申請受け付けを実施するほか、イオン高槻店などの集客力のある商業施設での実施や、通勤・通学の際、気軽に申請できるよう、駅周辺施設での実施、また自宅近くでも申請を行うことができるよう、市内の各施設での実施など、市民の申請の機会をふやすことで、カードの普及促進を図ってまいります。  以上でございます。 ○(鴻野委員) ありがとうございます。  最後に要望です。大阪府、全国の平均よりも本市のカード普及率が高いのは、職員の皆さんの日ごろの成果だと思います。でも、わかっていてもカードをつくりに行くのがもう面倒くさい、別にカードなくても困らないと思っている方も多いですし、頭からもう持たない、いらないと決めている方がいることも事実です。今後さらにカード保有によるメリット、持っていないことによるデメリットなどをしっかり市民の方にわかっていただき、複数の施設等でスムーズなカード交付事務を行い、カード普及率アップにご尽力いただくことをお願いして、質問を終わります。 ○(市來委員) 私からは、芥川緑地プールの跡地の活用についてと、沿道まちづくり事業の2つのテーマについて、それぞれ1点ずつ確認だけさせていただきます。  先ほどの鴻野委員と重複する箇所もあるかと思いますが、ご了承のほど、よろしくお願いいたします。  まず芥川緑地プールの跡地の活用について、芥川緑地プール跡地は、子どもから高齢者まで、誰もが楽しみながら健康づくりを行える、関西最大級健康遊具を備えた公園とするとのことですが、利用される方の範囲としては、市内・市外など、どの程度を想定しているのでしょうか。  また芥川緑地は有料駐車場もありますので、多くの人に利用していただき、収益化を図るべきと考えますが、利用者の増加に向けた公園の活用イメージはどのように考えているのか、お答えください。 ○(小柳公園課長) 芥川緑地プール跡地の公園利用者につきましては、周辺地域の住民を中心に、日々の健康づくりに活用いただくことはもとより、関西最大級の特徴的な健康づくり広場が整備されることから、休日などは、自転車、自家用車、バス等により、市内及び市外を含めて、広範囲から来園いただけるものと考えております。  また、利用者の増加につながる取り組みにつきましては、芥川沿いの遊歩道からプール跡地への新たなウオーキングコースの整備により、ジョギングや散歩をしている多くの方を効果的に誘導するとともに、隣接する自然博物館とのさらなる連携や、健康づくりをテーマとした取り組みの推進などを考えております。  以上でございます。 ○(市來委員) ありがとうございます。  芥川緑地プール跡地の公園について、立地状況としては高台にありますので、先ほどのご答弁で、市内及び市外を含めて、広範囲から来場いただけるものと考えているとのことでしたが、高齢者の移動手段にも少し課題があるようにも感じております。市民の方からは、ぷーるぴあの跡地はどうなるのといったたくさんの問い合わせをいただいておりますので、関心も高いと思いますが、ぜひとも地域の皆さんを初め、多くの方々に愛される魅力のある施設運営をお願いいたします。  続きまして、沿道まちづくり事業についてお伺いいたします。1点お伺いいたします。  十三高槻線のまちづくりについて、現在、大阪府において、十三高槻線2期工事及び牧野高槻線の整備が進められておりますが、地域からは同事業に対しさまざまな意思が示されております。そこで、現在の進捗状況と、今後どのように取り組みをされるのかお聞きいたします。 ○(西田都市づくり推進課長) 十三高槻線2期区間及び牧野高槻線につきましては、事業主体である大阪府において、都市整備中期計画に位置づけられた後、平成31年2月に都市計画決定されるとともに、令和2年2月に、事業の妥当性を判断する大阪府の建設事業評価においても事業継続と判断され、現在整備に向けて鋭意取り組まれております。  本市といたしましては、これらの道路は、道路ネットワークや防災上の観点からも重要な幹線道路であることから、早期に整備促進を図る必要があると考えており、事業主体である大阪府に対し、引き続き地域への丁寧な対応を求めるとともに、この地域特性を生かした計画的なまちづくりに向けて、地域と継続的に意見交換を実施してまいります。  以上でございます。 ○(市來委員) ありがとうございます。  ご答弁いただきましたが、ぜひとも地元の方々の声をしっかりと伺い、丁寧な対応をお願いいたします。  以上です。 ○(三井委員) 私のほうからは、ごみ処理施設更新事業、第一工場解体及びリサイクル施設整備について、1問目、2点お尋ねをいたします。  第一工場を解体した跡地に、リサイクル施設を建設する計画ですが、なぜ跡地に整備するのでしょうか。  2点目は、事業費総額28億円の内訳、財源はどのようになっているのでしょうか。  以上、よろしくお願いします。 ○(中島エネルギーセンター所長) 現在のリサイクル施設であるペットボトル圧縮機施設は、稼働後20年を経過し、故障が多発しているため、更新が必要です。  本圧縮施設は、エネルギーセンター敷地奥の場所にあります。今回、第一工場の跡地に移設することで、業務効率の向上が図れます。なお、第一工場の跡地に整備することで、循環型社会形成推進交付金の交付対象事業となり、その交付金は対象事業費の3分の1となります。  総事業費総額28億円の内訳ですが、第一工場解体の直接工事費は19.3億円、リサイクル施設整備費の直接工事費が1.5億円、諸経費が4.6億円、消費税等相当額が2.6億円となります。  なお、財源についてですが、交付金が8.3億円、起債が17.2億円、また起債への交付税措置が8.2億円の見込みとなっております。  以上でございます。 ○(三井委員) 2問目は、意見、要望とさせていただきます。  国の循環型社会形成推進交付金を活用することで、一定の財源確保が可能となるということなど、財源確保について工夫して取り組んでいただいているということがよくわかりました。  一方で、解体費用の財源を一部交付税措置があるというものの、起債で賄うことになっています。解体後市民サービスや価値を生まないものに起債をすることについては、違和感を感じているところです。  今後、エネルギーセンター全体を見ますと、第二工場は平成7年の竣工から約25年が経過しており、高効率の発電設備のある第三工場の活用を積極的に行うなど、2工場を一体として、より計画的また効果的な運転整備を行うことで、第二工場の長寿命化を図り、さらに売電収入の一部を事前に積み立てるなど、ライフサイクルコストを重視した取り組みをお願いしておきます。  また、今後、人口減少、少子高齢化が進展する中で、稼働率がやっぱり低くなってくるんではないかというふうに思っています。茨木市では、摂津市との連携が今進んでおるようです。本市におきましても、広域連携を視野に入れておくことも必要ではないでしょうか。  次に、市全体を見ますと、高槻市公共建築物最適化方針にあるように、公共建築物が建設後長きにわたって多額の費用を要するため、建築物のライフサイクルを考慮したマネジメントを行うという、このことは大変重要と考えております。この建築物のライフサイクルを考慮したマネジメントは、今後更新を迎える本市の全ての公共施設に必要であるというふうに考えております。みらい創生といいましても、20年、30年先のことではなく、日々の取り組みの積み重ねが重要と考えますので、予算編成、事業評価などにおきましても、ライフサイクルコストを重視した取り組みの徹底をお願いし、この質問を終わります。  以上です。 ○(岡井委員) 私から、2つの事業について4点質問したいと思います。  1つは、富田の駅周辺地区のまちづくり事業についてです。この事業の予算内に、JR京都線高架化勉強会も含まれておりますが、この内容についてお答えください。  2点目は、富田のまちなみ環境整備事業における建築物等の修景助成は、これまで何件に助成され、その効果はどのように評価されているのでしょうか。また、来年度のご相談には応じていらっしゃいますか、お答えください。  3点目は、団体活動助成の成果と、今後さらに充実させていくための方針をお尋ねします。  2つ目は、都市景観形成事業についてです。この高槻市の景観賞を契機に、風格と趣のある町並み形成と、良好な景観資源の保全の検討を行うというふうにありますが、来年度予算は少し少なくなっております。その理由と、来年度の具体的な取り組みについてお答えください。 ○(西田都市づくり推進課長) JR高架化事業については、狭隘なJRアンダー部の抜本的な課題解決や踏切除却などを初め、地域の南北分断の解消など、まちづくり効果も高いことから、大阪府をオブザーバーに迎え、関係者で構成される高架化勉強会を開催し、検討を行っているところです。  令和2年度につきましては、国や大阪府の動向を注視しつつ、他地区での事例収集を行いながら、まちづくりについて勉強会で検討を深めるとともに、引き続き大阪府が事業主体となった事業化の検討を要望してまいります。  建築物等の修景助成につきましては、平成27年度の創設より、これまで5件に助成しております。  また、事業を活用されなかったものの、自主的に外壁の色調に配慮された建物もふえており、地域が主体となった歴史的な町並みの形成や、維持に向けた取り組みが着実に推進しているものと考えております。  また、現時点において2件のご相談をいただいており、引き続き良好な町並みの形成に向けて取り組んでまいります。  団体活動助成につきましては、歴史・文化が豊かな地域の魅力を発信する、広報誌の発刊・配布を行う団体に対して助成しており、住民の地域資源に対する意識向上が図られているものと考えています。  本市としましては、富田らしい歴史と趣のある町並みの形成には、地域が主体となった取り組みが重要であると考えており、本事業を活用いただけるよう、積極的に周知に努めるとともに、地域の取り組みを引き続き支援してまいります。  次に、高槻市景観賞についてですが、本市の景観資源や景観まちづくり活動に携わる人々を表彰し、市民の景観意識の醸成を促進することを目的として実施したもので、平成30年度及び令和元年度は、この高槻市景観賞の表彰に向け、市民投票の実施や表彰式典の開催、表彰作品を紹介する作品集の作成などに要する費用を計上していたものです。  令和2年度につきましては、これらの作品を広く周知していくため、市内各所で表彰作品を紹介するパネル展示のほか、作品めぐりを通じて、まち歩きを促すマップづくり等に要する費用を計上しており、引き続き景観意識の醸成を図ってまいります。  以上でございます。 ○(岡井委員) ご答弁ありがとうございました。  2問目は、意見と要望とさせていただきます。  JRの高架化勉強会は、大阪府が事業主体となっていただかないと、なかなか事業そのものが進まないということなので、引き続きよろしくお願いしたいというふうに思います。  富田まちなみ環境整備事業については、建築物の修景にこれまで5件助成されていて、来年度もこの助成を考えて、町並みにご協力いただける方々や、また自主的に町並みに協力していただける方がいらっしゃるということでした。  団体活動助成についても、歴史文化の発信に、特に、けさたんと会の皆様がご尽力いただいて、広報誌配布や歴史学習会なども行っていただいてます。  このように、高槻市や地元の団体さん、地域住民の協力で、意識向上が図られているのは大変うれしいことです。高槻市景観賞の契機も相まって、高槻のよさが市内にPRできればというふうに考えています。  今後は高槻のよさをアピールして、交流人口をさらにふやしていくという観点からも、もちろん市内外、国内だけではなく、これからは体験型また交流型のインバウンドというものも視野に入れた取り組みも必要かと思います。  実はですね、富田の普門寺さんには、隠元さんという方が6年間過ごされて、この方、インゲン豆とかで有名なんですけども、中国福建省の高僧で、江戸時代最も日本に影響を与えた中国人として、2015年に習 近平さんがスピーチされたんですね。このときから、2017年にはニューズウイークの日本版に大きく取り上げられまして、日中で大ブームが起きました。ただこのときは、隠元さんが最初に訪れた地は長崎市でしたので、長崎の地で非常に大きなブームが起こったんですが、このときのニューズウイークの特集を読んでおりましたら、やはり受け入れやすい体制といいますか、そういったものももちろんしっかりと取り組んでおられて、一方この隠元さんが最後亡くなられた宇治市の萬福寺さんがあるんですけど、ここには中国語の表記一つないというふうな、ちょっと悲観的なことも書かれていたんですが、実は次のブームが2023年、これが隠元さんの没後350年ということで、さらに取り組みが進められております。  長崎市の興福寺さんとか宇治市の萬福寺さんなんかを見ると、本当にすばらしいホームページを持っておられて、もちろん多言語表記で、本当にたくさんの方を受け入れられる体制があるのかなというふうに思いました。  この機運に乗りまして、高槻でももちろんこの都市づくり推進課だけではなくって、横断的に文化財課やシティプロモーション等も含めまして取り組んではいただいています。ホームページでも、例えばインターネット歴史館では、多言語表記をするというようなこともやっていただいてるんですが、やはり先ほどお話ししましたように、せっかくこの富田の町並みのところでは建築物だけではなくて、例えば看板にも使用できるというふうなこともありますので、今後こういった多言語化された看板や、また団体助成もそうなんですけど、今すごく頑張っていただいてるということがあるんですが、もう少し枠組みを広げていただいて、例えばまだまだいろんな歴史的なお話や、そういったものをまとめていっていただくような団体さんとか、あと先ほどお話ししましたように、そういったことを多言語化していただくような団体さんとか、そういった方々を募りながら、高槻全体の観光資源を十二分に生かしていただくということを次に考えていただけたらなというふうに思っておりますので、引き続き庁内横断的に取り組んでいただくことを要望いたしまして、発言を終わります。 ○(山口委員) そしたら、私のほうから何点か質問をいたします。皆さん大変シンプルにやっておられますんで、できるだけ私も要望に応えるようにやっていかないと、こういうふうに思います。  本会議で代表質問をさせていただきましたので、代表質問の中でさらにそのことを深めるという、そういう視点で何点か質問させていただけたらなと、こういうふうに思っています。  まず都市計画マスタープランについてということですけども、今、総合計画の見直しをやってますけども、総合計画も結局法律の上からいったら、つくってもつくらなくてもいいと、こういうことですけども、都市計画マスタープランはそうじゃなくって、これはやっぱり高槻市の将来に向けて、どういうまちをつくっていくのかと、こういうことをやっぱり問われる大変大事な計画でありますし、やはりこのマスタープランに入ってないものを、新たに開発したり物をつくろうと、こういうことになったらなかなか法的には無理だと、したがってこの都市計画マスタープランの中で、きっちりとこの計画性を持った計画をつくるという、こういうことが大事かなと、こういうふうに思います。  そういう視点から、今、改定作業をこれから進めていくとこういうことですけども、先日地域の中に、地域別懇談会(オープンハウス形式)ということで配っていただきました。市内8か所でこの懇談会を開かれたと、こういうことですけども、この各地域の中でどのような意見なり要望が出されてきたのか、その辺についてちょっとご紹介いただけたらなと、こういうふうに思います。  それから、私も代表質問の中で申し上げたのは、特に高槻の中では、中心市街地は計画があって、JR高槻駅、阪急高槻市駅周辺含めて、本当ににぎわいが、まちが本当に活性化していってます。  しかし一方、この樫田地域とか川久保地域、そして三箇牧にあります柱本団地とか下田部団地、そういうことでかなり高槻の地域の中で格差が生じてる。こういう形の中で、代表質問でもふれさせてもらったんですけども、その中で答弁いただいたのは、この川久保とか樫田とか柱本、玉川だけじゃなくって、市内全域の中で人口減少が生じてる、そういう状況があるんだと、こういうことでありました。  そんな中で、市域の中で、市長のほうからさまざまな状況があるんだと、こういうことがありましたので、1点目には、市域の中でどのような状況なのか、実態についてお聞かせいただきたいなと。  2つ目には、これ樫田の空き家の対策として、定住支援、住んでいただこうということで、コミュニティの関係で、樫田地域に空き家情報バンクを設定されて、そして古い家とかそういうものについては改修費に補助を出してると、こういう制度をやってきていただいてる、こういうことですけども、その辺の実績は上がってるのか上がってないのか、成果がやっぱりどのように出てるのか、その辺について2つ目にお聞きしたいなと、こういうふうに思います。  それから、定住支援ということですけども、本当に樫田地域の中でどれほどの定住が根づいておるのか、その点も含めて報告いただけたらなと、こういうふうに思います。  したがって、マスタープランの地域で出された意見、要望。それからもう1つは樫田、川久保、そして柱本等を含めた府営住宅の状況とか、そういうことについて、今この2つ、大きく質問させてもらったんですけども、その辺について答弁いただけたらと、こういうふうに思います。
    ○(西田都市づくり推進課長) 都市計画マスタープラン改定に際し、あらゆる世代から幅広い意見を伺うため、公民館や商業施設など、8か所においてオープンハウス形式による地区別懇談会を実施したところ、約600人の方々からご意見をいただくことができました。  主な意見としまして、本市の誇れるものについては、自然や歴史等の地域資源が豊かや交通利便性が高い、商業・医療等の都市機能が充実しているなど、現状を評価される意見を多数いただいている一方、現在困っていることについては、狭隘な道路や道路が混雑しているなど、道路・交通に関する分野や、浸水被害への不安など、安全・安心に関する分野について心配される意見もいただいております。  また、将来の都市像につきましては、公共交通が便利なまちや、安全・安心に暮らせるまち、都市と田舎のバランスがよいまち、子育てしやすいまちなどの意見をいただいております。  これら意見を受け、これまでの取り組みについて一定の評価があるものの、まだ改善すべき課題もあると認識しております。  本市としましては、今後、人口減少や少子高齢化がさらに進行する中においても、にぎわいや活性化に資する取り組みの推進による地域の活力の維持や向上が重要と考えており、今回いただいた意見を踏まえるとともに、地域ごとの課題を的確に捉え、都市計画マスタープランの改定に取り組んでまいります。  次に、市域の状況につきましては、本市は全国と同様、人口減少、高齢化社会が進行していますが、これまで市街地の拡散を抑制し、適切な土地利用を誘導してきた結果、市街化区域と人口集中地区がおおむね一致しており、総人口の約97%が居住していることから、高密度でコンパクトなまちが維持されております。  一方、人口動態につきましては、平成15年から令和元年までを見ると、市全体では1%程度の人口減少となっているものの、特に樫田地区では約33%、府営住宅のある柱本新町、玉川2丁目では約28%、登町では約24%の減少となっております。  また高齢化率を見ると、北部森林地域のほか、北部地域、高槻東地域、南部地域で40%以上の分布が集中しており、樫田、川久保地域では50%を超えているなど、地域によって状況がさまざまとなっております。  以上でございます。 ○(小田部コミュニティ推進室主幹) 樫田地区空き家情報バンク制度と、空き家再生事業補助金の実績と成果についてですが、樫田地区空き家情報バンク制度は、空き家等の有効活用を図り、子育て世代を初めとする移住者の定住を促すことで、樫田地区のコミュニティの再興を目指すもので、平成26年度の制度開始からの実績として、累計で移住世帯数が7世帯、移住者数が20人となっております。  当該制度を通じて契約が成立した際は、空き家の改修等に対して、樫田地区空き家再生事業補助金の適用を受けることができ、現在までに5件の補助実績がありました。  また、移住者は子育て世代が中心で、樫田地区連合自治会等で実施されるコミュニティ活動に参加するとともに、児童が樫田小学校へ通うなど、地域の活力に寄与されていると考えております。  以上でございます。 ○(山口委員) 今、答弁いただいたように、高槻全体として、やはり30%前後のそういう人口減少というんですか、地域の中で起こっているというのは、そういう点を含めて、今回改定に当たってそういう状況を把握いただいてるということについては安心しました。  しかしながら、これからどうしていくかということですから、地域の課題をきっちり、先ほど地域懇談会で出てましたように、捉えていただく必要があるん違うかなと、こういうように思います。  したがって、ここでさらに深く突っ込んだ議論というのは避けていきますけども、樫田地域とか川久保、柱本の関係について、このことについては特に触れておきたいなというふうに思うんですけども、樫田地域は過去、緑の村の構想がありましたし、そのころは本当に地域の人たちがいろんな事業を起こして、そしていろんな市民の方も来るし、市外からも来るという、そういうことで大変栄えた、そういう時期もありました。  しかし、地域のその緑の村構想の事業が全て、今、頓挫してしまったという、そういう中で、やっぱり地域の活性化は起こらないという、そういう厳しい状況の中でさらに人口が減っていく、こういう状況があります。  それからもう1つは川久保、私も何回かこの都市計画マスタープランの過去のを見させてもらったんですけども、川久保という言葉はどこも出てこないんですね。ですから、いわゆる森の中、山の中にあるとこういうことで、エリアとしては入ってるんですけども、川久保地域をどういうふうにこれからしていくかというのは、やっぱり一言も触れられてなかったという実態があります。  そういう点から踏まえて、川久保地域、樫田地域をこれからどうしていくかということを、ひとつ検討いただきたいなと。  特に要望しておきたいのは、樫田とか川久保で土地を、家を売ろうと思っても、調整区域ですから、ほとんど買い手がありません。駅前ならすぐ売れますけども、樫田、川久保なんていうのは住んでくれないですから、まずそういう売れない土地ということになります。  まだ安岡寺、松が丘、日吉台、南平台等々含めて市街化区域ですから、土地の値段、家屋の値段は下がってきてますが、処分しようと思ったらそれは処分できると。しかし調整区域はそういうわけにいかないわけですね。したがって、そういう地域はこれからどうしていくかというのは、ひとつやっぱり検討いただきたいなとこういうように思います。  それから、特に樫田は空き家だけじゃなくって、全国いろんなところの、この限界集落対策見てますと、空き家と田んぼや畑をセットにして、そして地域に住んでいただくと、こういう取り組みが進んでるんですね。したがって若い人が住むんじゃなくって、60歳定年か、65歳で年金をもらうようになってから地域で暮らしていく、そういうような形の取り組みがやっぱり全国的に行われてると。  こういうことからして、ここは農業委員会なり農林は担当では外れてるわけですけども、できましたら、これから検討するに当たっては、空き家だけじゃなくって、やっぱりそういうことを地域活性化するために、遊んでる田んぼや畑を活用したような、そういう取り組みの地域をぜひとも樫田地域でやっていただきたいなと。川久保は名神インターチェンジできましたし、大変これから将来希望ある地域ですから、そういう点を含めた取り組みをひとつお願いしたいなと、こういうふうに思います。  それからもう1つ、柱本、玉川、下田部団地のほうは、これは府営住宅ですから、高槻にも府会議員さんがたくさん出ておられるわけですから、府会議員をつついて何とかせえと、こういうことも含めてやっぱり対応していただく。  本当に柱本団地へ行きますと、飲食店街、商店がもうもたないという、そういう状況が出てるわけですね。それはやっぱり人が住んでないということから、またお年寄りだけやから、そういう状況ですから、やっぱりあの地域を活性化しようと思ったら、あそこに人が入っていただくというんか、そういうことを取り組んでもらうと、こういうことをぜひとも大阪府のほうに要望して、そういうことをお願いしたいなと。  そういうことを総まとめに言えば、この都市計画マスタープランの中で、できれば地域地域に合った地区計画を、これからやっぱりつくっていく必要があるん違うかなと。高槻全体をとか、中心市街地というのはもう今どんどんやってきてるわけですから、そういう格差のある地域をこれから底上げしていくかということですね。できたらマスタープランの中で、ここの地域はこのようなまちづくりをするんやと、こういうことをできたら市民にもわかるような、そういう取り組みをぜひともお願いしておきたいと、こういうように思います。1点目がそういうことです。  それから2点目には、先ほど鴻野委員からもありました点、それから市來委員からもありました点も関連してくるんですけども、私のほうからも、新駅検討事業と淀川の渡河橋について。それからもう1つはバリアフリー計画と、それから先ほど岡井委員からありましたけども、景観賞の関係ということ、この3点でちょっとお聞きしたいなと、こういうように思います。  代表質問で申し上げましたけども、五領地域に新しい駅をつくって新しいまちをつくると。どんなまちをつくるねんと。これやっぱりみんな興味があって、あの地域の皆さん、住んでおられる方、土地持っておられる方、いろいろやっぱり興味津々だと、こういうように思います。  代表質問の中では、これからいろんな調査をして、結果を踏まえてやっていくとこういうことですけども、あの地域に企業誘致をどうやっていくんやと、こういうこともあります。  特に私は心配してますのは、あの五領地域の中で、焼却場の建設ということについての反対運動、地域の皆様されました。したがって、そういうような、推進するようなまちであっては困ると、こういうことがまず前提でなかったらいけない違うかなと、こういうように思います。  そういう点からして、企業誘致をされるのか、さらにショッピングモールというんですか、今イオンがありますけども、そういう形をやっていくのか、さらにはこの前お聞きすると、あそこに工場が閉鎖された跡に物流の開発が行われる、物流のセンターと言うんですか、こういうものが来るというような、そういうこともありました。したがって、工場、住宅含めてどういうようなイメージをお持ちなのか、そしてこの間、地元の皆さんと何回か懇談会開いて意見を聞いていってると、こういうことですけども、先ほどのマスタープランじゃないですけども、この地域に対する、まちづくりに対する地域の皆さんの要望とか意見、その辺があればひとつ聞かせていただきたいなと、こういうように思います。  それから、その新しいまちと関連した中で、さっきは牧野高槻線の質問も出たんですけども、府道東道路ですね、あそこから三菱の自動車屋を通って十三高槻線とドッキングさせると、こういう計画があります。そういう点を含めて、これは大阪府の事業だと、こういうようにお聞きしてますけども、この辺の進捗状況がどうなってるのかと、こういうことが2点目です。  3点目には、先ほど市來委員からありました牧野高槻線の渡河橋、いわゆる枚方と高槻を結ぶ橋を新しくつくると、こういうことです。前島の人たちは、大変いろいろご意見も出されてます。そういう点含めて、今この大阪府のほうで高槻と協力しながらやっていこうということですので、どういう、今、状況にあるのかと、こういうことをお聞きしたいなと、こういうように思います。これが新駅検討と渡河橋の関係であります。  それから大きい2つ目としては、バリアフリー計画についてお聞きしていきたいと、こう思います。この現行のバリアフリー計画のまずスタートというのが、JR高槻駅、阪急高槻市駅周辺のあの地域をどうしていくかということで、バリアフリー計画がスタートした経過があります。いろいろ基本計画つくって今進めていただいてるわけですけども、今この現行バリアフリー計画の進捗状況ですね、この辺がどういう状況にあるのか。さらに今後の計画について、どのような考え方をお持ちなのか、この辺について答弁いただきたいなと思います。  それから4点目には、先ほど岡井委員からありました、景観賞入選作品への今後の取り組み。27か所がこれ作品に選ばれましたけども、この27か所の関係をこれからどういうふうにしていかれるのか。さらには、この景観賞というのはこれからも引き続いてやっていかれるのかどうか、この辺についてお聞きしたいなと、このように思います。  以上、大きく3点、よろしくお願いいたします。 ○(西田都市づくり推進課長) 新駅検討事業と淀川渡河橋に関する3点のご質問のうち、新駅検討事業及び牧野高槻線の進捗状況についてお答えいたします。  新駅検討事業につきましては、当該地域において高槻インターチェンジ高槻東道路の開通など、交通環境の変化を適切に捉え、鉄道事業者とともに新駅と新たな市街地形成について検討を進めており、道路と鉄道双方の交通利便性を最大限生かした、都市的土地利用の実現を図ることが重要と考えております。  地域の主な意見としましては、若い世代を初め、地域の住民全てが便利に暮らせるまちを望むや、高齢化が進み営農の負担も大きくなっており、早期の事業実現を望むなどの、新駅設置を含めた新たな市街地形成に期待する意見を多数いただいている一方で、緑の保全や農地を残すことは重要とする意見や、固定資産税や住環境への影響を心配する意見も伺っております。  本市としましては、これら地域住民等の意向や、今年度実施している市場調査も踏まえながら、本市の交流人口や定住人口の増加、さらには経済活力の増進につながるまちづくりについて、地権者や周辺住民とともに検討の深度化を図ってまいります。  次に、牧野高槻線の進捗状況につきましては、事業主体である大阪府において、平成31年2月に都市計画決定されるとともに、本年2月に事業の妥当性を判断する大阪府の建設事業評価においても事業継続と判断され、現在整備に向けて鋭意取り組まれております。  当該道路は、道路ネットワークや防災上の観点からも重要な幹線道路であり、淀川渡河橋が交差する十三高槻線沿道は、新たな広域交通結節点として土地利用のポテンシャルが高まることから、早期整備と計画的なまちづくりに向け、引き続き事業主体である大阪府と連携し、取り組んでまいります。  以上でございます。 ○(福原道路課長) 私のほうから、高槻東道路の延伸部についてお答えさせていただきます。  高槻東道路延伸部につきましては、本市が用地買収に係る業務を大阪府から受託しており、現在道路に支障となる物件の把握のため、現地調査を行っております。また、大阪府におかれましては、道路の詳細設計を進められております。  今後の計画につきましては、来年度から補償金算定のための物件調査等を行い、その後、地権者との協議を経て用地買収が完了次第、大阪府において道路工事に着手される予定でございます。  以上でございます。 ○(西田都市づくり推進課長) バリアフリー計画及び第1回景観賞についてお答えいたします。  道路のバリアフリー化につきましては、高槻市バリアフリー基本構想に基づき策定している道路特定事業計画に沿って推進しております。その進捗状況についてですが、これまでJR高槻駅北東地区の市街地整備やその周辺道路整備、また高槻町6号線や城北町208号線の整備など、重点整備地区である鉄道駅周辺において、順次バリアフリー化に取り組んでおり、引き続き同計画に基づき、令和2年度は都市計画道路富田芝生線や、高槻駅緑町線などのバリアフリー化に取り組んでまいります。  また、令和4年度にバリアフリー基本構想の改定を予定しており、あわせて次期道路特定事業計画についても検討を進めてまいります。  次に、高槻市景観賞につきましては、本市の景観資源や景観まちづくり活動に携わる人々を表彰し、市民の景観意識の醸成を促進することを目的に取り組んでおります。第1回目につきましては、高槻城跡周辺の町家や、富田の寺社や酒蔵を初め、市内各地の27作品を表彰いたしました。  今後の取り組みにつきましては、これらの表彰作品について、ホームページの掲載や市内のイベントに合わせた展示、作品をめぐるまち歩きマップの作成などにより、重要な景観資源として広く周知に努めてまいります。  また、景観まちづくりの推進に向け、地域の景観意識の醸成を図るとともに、景観重要建造物、さらにはこれを核とした景観重点地区への指定など、引き続き検討を行う考えでございます。  以上でございます。 ○(山口委員) 新駅の検討事業、渡河橋の状況、特に東道路の関係とか、大体状況わかりました。  その点考えたら、結局、今、新名神高速道路が高槻から八幡に向かって道路が進んでる、こういうことですから、その計画が何年先にこれ完成するんやと、こういうことを考えたときに、やはりそれと合わせてこの東道路の延伸の関係と、それから渡河橋の関係を、どういうように事業をジョイントしてやっていくかというのが大変求められてるの違うかなと。ですから、そういう点を含めたやっぱり調整をしていただく、いろいろ皆さんと議論してきた中で、できれば高槻-八幡が開通するときに合わせてそういう努力をしていきたい、こういう担当者の意見もお聞きしてるわけですけども、ぜひともそこでは全てがやっぱり整うような、そういうまちづくりをぜひともやっていただきたいなと、こういうように思います。  それから、先ほどいわゆる新駅の関係、それから五領地域のまちづくり、こういうことを考えたときに、これ枚方と高槻が新しい橋ができますと、前島地区も五領地域ですから、前島も入れた形の、やっぱりこれから大きなまちづくりになっていくん違うかなと。あの地域ほとんど調整区域で、上牧には一部農振地区がありますけども、調整区域がほとんどです。ですから、そういう点含めて、田んぼを残す、畑を残す、そういう部分と開発するもの、そういうようなことを含めたやっぱりすみ分けをきっちり計画を立てていただくと、こういう点ひとつぜひともお願いしていきたいなと。  したがって、マスタープラン、10年先をつくるわけですから、このマスタープランの間に、全部がやっぱり形ができるような形をぜひとも取り組んでいただけたら、こういうように要望しておきたいと思います。  それから、次はバリアフリー計画ですけども、本当に阪急とJRとの間含めて、だんだんまちが見違えるようになってきましたけども、大変まだまだ自転車が放置されたり大変な状況がありますし、まだまだ取り組んでいただきたい。そういう取り組みもたくさんあるわけですけども、いずれにしろ、お年寄りそして障がい者の人が安全・安心に通れるような、そのためにはやっぱりバリアフリーの取り組みしていただくと。  JR北側の芥川商店街に向かっての開発も含めて、具体的に計画も進めていただいてますし、そういう点も含めて、やっぱりバリアフリーをきっちりやっていただく、こういうことですけども、ただ駅周辺だけじゃなくって、やはり富田は富田芝生線やりますけども、それ以外の道路、それから、各地域の中でやっぱりでこぼこの歩道がたくさんありますんで、そういうものを含めて、ここは何年先やっていこうかという、そういう計画はやっぱり地域との関係の中で、先ほども言いましたけども、地区計画やないですけども、そういう中に取り入れて、まちづくりをやっていく必要があるん違うかなと。  ですから、課長の今の答弁では令和4年に改定されると、こういうことですから、令和4年の改定のときにはできるだけ区域を広めていただいて、そういう課題を絞った上でやっぱり計画をつくっていただくと、こういうことをぜひとも要望しておきたいなと、こういうふうに思います。  それからあと、景観賞の関係ですけども、先ほども岡井委員のほうからもありましたけども、第1回目のこの景観で選ばれたところを、これからやはりどういうように市民に周知して、そして誇れる地域のまちづくりにつなげていくかというのは大変求められてるわけですから、指定しただけじゃなくって、それをやっぱりどう活用していくかという、次の手だてをぜひとも検討いただきたいと、こういうように思います。  それからもう1つは、やっぱりまたことしやられるんか、来年やられるんか、景観賞というのは続けてやっていくというんですか。ただ、今回の景観賞を見ますと、新しい建築物、それから古い建築物、それから歴史あるもの、いろいろ選ばれてました。できたらやっぱりテーマを決めて、自然環境、それから歴史ある、先ほど神社仏閣であればそういうものだとか、たくさん選ぶ必要ないですけど、やはりそういう特徴を、こういう形で選んでいくんだということをはっきりして、そこで選んでいくといいますか、そういうことがやっぱりできたら取り組んでいただけたらなと。  結果として、やっぱり地域の人たち含めて、自分たちの地域の中にこういう自慢できるものがあるんだということで、やっぱりまちに対する誇りが出てくるわけですから、そういう点を含めた取り組みをぜひとも進めていただけたらと、こういうように思います。これも一応要望しておきたいと、こういうように思います。  それから次に、芥川創生と森林再生についてということで、代表質問でも取り上げさせてもらいました。これについては、森林再生の取り組みは、農林が中心にやっていただいてるとは重々承知の上で、きょうはちょっと質問させていただくと、こういうことでひとつお許しいただきたいなと、こういうように思います。  今、下水を中心に芥川創生の取り組み、芥川創生基本構想をつくって今取り組んでいただいていると、こういうことであります。中心的には、芥川の桜堤から下流、高槻橋周辺、津之江のあの辺まで含めた親水と言うんですか、芥川と触れ合う、水と触れ合う、こういうことで、江村市長のころから取り組んでいただいて、ただ残念なことに昨年水死事故があって、本当にこれからどうしていくかということもやっぱり大事なことだと、こういうように思うんですけども、そういう点含めて、ただ芥川に水が流れてあってこそ、芥川ですから、やっぱり水がなければ、芥川創生の取り組みというのはできないというふうに思うんです。  そういう点から考えて、樫田の風倒木によって本当にすごい状況になってると。あれをですね、ぜひとも市民参加の森づくりをできたら検討いただきたいと、こういうことを代表質問で要望をさせていただきました。濱田市長からは、後世に伝えていくためにも、森林保全の重要性について広く市民と共有するとともに、市民団体や地域住民等との連携協力を図りながら、森林の再生に取り組んでいこうと、こういうことを答弁いただいているわけです。  そういう点からしたら、北部のあの風倒木の処理をして、あと植栽をするということだけじゃなくって、やっぱり芥川に水をいつまでも保っていこうということになれば、当然この芥川創生基本構想の中で、これもやっぱり協力して取り組んでいっていただく必要があると、こういうように思うんですけども、その辺についてのお考えがあれば聞かせていただきたい、こういうふうに思います。 ○(寺町下水河川企画課長) 本市では、平成18年に、ふるさとの川、芥川において豊かな生態系を取り戻し、多様な生物との触れ合いを通じて、市民の心の豊かさを回復することを目的に、大阪府や市民団体と協働で芥川創生基本構想を策定いたしました。  基本構想においては、森林などの水源を守り、清らかな水や美しい水辺を育むことを取り組みの一つとして掲げており、現在、市民や市民団体が中心となって、クリーンアップ清掃などの美化活動や、竹林間伐などの森林保全に取り組んでいただいているところでございます。  芥川の自然を守るためには、川の中の生き物の住む環境整備に加え、豊かな川の水を供給する役割を果たす森林の保全が重要と考えております。芥川流域における森林は広大な面積を有しており、その保全を図るにはさまざまな課題がありますが、市民参加の取り組みを初め、関係部局とも十分連携しながら、芥川創生に向けて一歩ずつ着実に取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○(山口委員) これから協力していこうと、こういうことで答弁いただきました。ぜひともよろしくお願いしたいなと、こういうふうに思います。  ちょっと紹介しておきますと、この前、箕面の山で植樹で再生ということで、台風21号の倒木で相次いだ箕面市の山を再生しようと、箕面市のNPО法人みのお山麓保全委員会、会員が60人おられるということですけども、倒木を除去したあとにイロハモミジを植樹しようということで、市民参加で参加者を募集していると、こういう取り組みがありました。これを見たときに、箕面でもやろうというふうな、高槻はあれだけ倒れて大変な状況になっている中で、やはり高槻市民の皆さんに協力していただこうと、こういうことは大変大事だなと、こういうふうに思います。  したがって、今ボランティアの皆さん等おられますけども、芥川に魚道をつくって、アユを淀川から芥川に遡上させていこうという、そういう取り組みはまさに水がなかったらできないわけですから、ぜひとも芥川に水がいつまでも流れるような状況にしてほしいと。  よく有名なことには、北海道でサケが上るために、漁協の皆さんが山に入って植林をして、そしてこの北海道の川にサケを戻していこうという、新潟でも取り組まれていると、こういう話も聞きました。  ですから、中心はどこになられるかわかりませんが、今、下水河川のほうでは、芥川のこの創生構想を踏まえて取り組みをしておられる市民団体も含めて声かけていただいて、樫田の森の再生に向けた取り組みを、本当にオール高槻でぜひとも取り組んでいただきたいと、こういうことを要望しておきたいと、このように思います。  最後ですが、市民生活環境部の関係で、3点お聞きしたいと思います。まず2点答弁いただきたいなと思います。  1つはまた環境問題ですけども、摂津峡芥川緑地公園でのバーベキュー等の禁止条例、これを去年の4月から施行していただきました。大変地域の皆さんがこの条例に基づいて、昨年はかなり効果があったと、こういうような評価もいただいてるんですけども、取り組みのやってこられた内容、そして市として効果についてどういうように考えておられるのか、これが1点であります。  それから2点目では、地球温暖化防止事業ということで、これも代表質問で申し上げたんですけども、再生エネルギーということで、樫田で炭を焼いて、その炭を利用してエネルギー、電気を起こそうやないかと、こういう研究をされてます。この辺について、この協力支援ということについて要望しましたけども、この辺についてどのようにお考えなのか、これについても聞かせていただきたいと思います。  以上です。 ○(長谷川環境政策課長) まず、摂津峡における自然環境の保全等に関する条例に係る取り組み状況ですが、昨年度から本年度にかけて、広報誌、ケーブルテレビ、ホームページ等での周知、摂津峡来訪者への周知チラシの配布、啓発用看板の設置など、条例施行の初年度として、あらゆる機会を捉えて周知に努めました。  また、警備員を巡回させ、駐車場や河川区域においてバーベキューの制止を行いました。この結果、バーベキュー目的での来訪者は約8割減少し、残りの約2割も、警備員によりおおむねバーベキューを制止できたと考えております。  令和2年度におきましては、引き続き来訪者に警備員によるバーベキューの制止を行うほか、古くなった看板の書きかえや、広報誌などでの周知を行ってまいります。  次に、バイオマス発電についてですが、市域北部には府内で3番目の広さを有する森林が広がっており、大気中の二酸化炭素を吸収して光合成を行うことで、地球温暖化の防止に寄与しています。このような地球環境保全機能を十分に発揮させるためには、森林の適正な生育を促していくとともに、その利活用の促進が求められます。  そのため、本市ではエコハウス補助金として、木材を圧縮成形してつくられる木質ペレットを用いるストーブの購入に対して支援しているところでございます。また、森林資源を有効活用した木質バイオマス発電については、民間事業者がさまざまな取り組みを進められていることから、本市としても動向を注視し、調査研究を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○(山口委員) 摂津峡の清掃というんですか、バーベキュー禁止というのは、今、課長のほうから紹介いただいたように、大変条例の効果が出てると、こういうことで、地域の方も大変喜んでおられます。ただ条例で決めた、そして行政の責任というんじゃなくて、やっぱり地域の人と一緒にこれからは取り組んでいっていただく、こういうことがやっぱり大変大事かなと、こういうように思いますので、できるだけことしも地域の人に呼びかけていただいて、地元の方に呼びかけていただいて、市民と一緒に清掃活動を行う、こういうことをひとつぜひともよろしくお願いしたいなと、こういうように思います。  それから、2点目の地球温暖化防止事業ですけども、これは樫田のほうで実験的なプラントを設置されてます。お聞きすると、これができれば、安満遺跡公園に設置をすると、安満遺跡公園のあの範囲の電気を全部補えるだけのそういうプラントができるんだと、こういうことで紹介もいただいてます。  したがって、それが本当にできるんかどうかというのは、私も自信はないんですけども、そういう点を含めて、一回研究というんですか、検討いただきたいなと、こういうように思います。  さかのぼれば、本当に高槻は公害のまちで、公害対策ということで、今、環境保全課になってますけども、本当に全国に先駆けた公害対策、環境対策をやってきた市であったわけですけども、今は本当に公害も少なくなってきましたし、しかしこれからやっていくについては、やっぱり新しいそういう地球温暖化防止事業を先駆けていくという、そういう取り組みをぜひともやっていただきたいなと。  先日も課長と議論する中で、ちょっと紹介してましたけども、岡山県の西粟倉村というところでは、間伐材を利用して、それを熱源にして電気を起こしてると。そういう取り組みをする中では、若い方が定住というのか、よそから移り住んで、その村が大変活性化しているというような、そういう状況もありました。  それから、福島県、今、原発でいろいろ課題になってますけども、あそこに土湯温泉というところがあります。土湯温泉では、この温泉の湧くその熱を利用して電気を起こすと、こういうこともやられてる。  沖縄の宮古島へ行くと太陽光発電で、向こうの地域もいわゆる九州電力に電気を売ってるという、そういう取り組みもされてる。  それから郡上八幡へ行ったら、水がたくさんありますから、小さな水車で電気を起こすと、そういうことで取り組まれてるという、全国いろんなことをやられてるわけですね。  ですから高槻では、先ほど言った西粟倉村じゃないですけども、あの北部の山の木は本当に役に立たないんです。せめてリサイクルしてどうしていくかと、建築材料にはならないという山の木ですから、できるだけ再生がきくような形で、これからは森林づくりをどうしていくかと、こういう点について、できたらバイオ炭、製炭システムのプラントによったバイオマス発電ということを、高槻からやっぱり発信していけるような、そういうことをひとつできたら取り組んでほしいと、こういうことを要望しておきます。  次に、最後の質問ですけども、資源持ち去り防止についてということで、これは先日、我々議会にも、ある地域の皆さんから要望・陳情が出てましたけども、市のほうで資源持ち去り禁止の条例をつくったわけですね。しかし、なかなかまだ効果が出てないと。ですから、よく夜の間にトラックで来て持ち去りをしていくという、そういう実態が多く出てるとこういうことで、何とか資源を有効活用するような、そういうように行政のほうで頑張ってほしいと、こういう要望も出ておりました。そんな点含めて、この資源持ち去り防止への対応をどのようにされているのか、その辺についてお聞かせいただきたいと思います。 ○(吉田清掃業務課長) 資源物の持ち去り防止対策につきましては、リサイクルごみ及び不燃ごみの収集日に合わせてパトロールを行い、ごみ集積場から資源物を持ち去る者に対し、資源物持ち去り禁止及び就労支援のチラシを渡し、指導・啓発を行っております。  特に市民からの情報提供を受けた場所や通学路などは、早朝からパトロールを行うなど、重点的に対応しているところでございます。  以上でございます。
    ○(山口委員) 清掃の職員の皆さん頑張っていただいているというのは、本当に重々わかりますけども、ただ高槻市持ち去り禁止条例をつくったわけですから、この条例に基づいてどこまで実効性を上げていくかというのが課題だと思います。市民の皆さんは、本当に市の職員の皆さん頑張っていただいているという評価いただいているわけですけども、ただ夜中に、外国籍の方だというふうに思いますけども、たくさんのごみをあさって持っていかれる、こういうことについて、地域では騒音の問題とかいろんなことを含めて、やっぱり課題が出ているわけです。  したがって、できたらこの前もちょっと議論してましたように、市民の皆さんが資源ごみを出すときに前の日に出すんじゃなくって、できたら当日の朝に出すとか、そういうようなことも含めた相談というんですか、そういうことも含めて、やっぱり住民の皆さんと相談いただきたいなと。ですから、地域の皆さんとできたら協働で、実効性のある取り組みというのはどうしたらいいのかということ、ぜひとも一回検討いただきたいと。ですから、回覧とか掲示するとか、いろんなことも含めてできたらやっていただけたらと、こういうふうに思っています。  以上要望して、私のほうの質問は以上で終わります。 ○(中村玲子委員) 私からも、4項目の質問をさせていただきます。  まず最初に、個人番号カードの交付関連事業です。ことし9月からカードを利用した消費活性化策、マイナポイントを始めるために業務委託をするという予算が組まれてます。  まず、何のために消費を活性化するのか、マイナポイントの目的をお聞きします。カードを利用とありますけれど、具体的にどう利用するのかもお答えください。  実際にはマイナンバーカードを使うのではなくて、ポイント還元などに使われているクレジットカードやスマホからキャッシュレス手段を選んで、2万円をチャージして、国の予算で5,000円ポイントをつけるということになります。マイナンバーカードの交付と、それが一体どういう関係があるのかお答えください。  それから、2万円チャージできる人でないとポイントはつかないのか、消費増税対策として実施されていたプレミアム商品券、これも5冊購入できますけど、2万円のお金が必要ということで、4割しか利用できなかったという結果も出ています。今回も2万円のチャージという点では、どのくらいの利用を見込んでおられるのか、お答えください。  以上で終わります。 ○(小田市民課長) 消費活性化の目的ですが、消費税率引き上げに伴う需要平準化策の一つとして、東京オリンピック・パラリンピック後の消費を下支えする観点から、国において実施するものです。  カードの具体的な利用につきましては、マイキーID設定時及びポイント申し込み時に、パソコンやスマートフォンでの操作で利用いたします。  マイナンバーカードとの関係については、マイナポイント事業は国のマイナンバーカード交付普及促進策の一つでもあります。  ポイント付与についてですが、1人当たりのポイント付与率は25%、最低5,000円であり、上限額2万円の前払いだけでなく、小口での前払い等も可能と聞いております。  また、利用の見込みについては、国において全国で4,000万人が想定されています。  以上でございます。 ○(中村玲子委員) オリンピック後に消費が落ち込むので、その下支えのために、税金を使って4,000万人の方に5,000円の還元をするということですよね。  それなら私は、今も新型コロナウイルスで本当に景気が悪くなっています。そういういろんなことを考えながらやるなら、消費税の増税をやめる、これが一番効果的だと思うんですね。4,000万人の方だけでなくて、日本全国国民に影響するものですから。  それとマイナンバーカードとの関係ですが、5,000円のポイントをつけるからカードを取得してというのを、そういうやり方が問題だと思うんですよね。それも、皆さん、私たちの税金ですから、国全体では2,478億円もかけます。高槻市だけでも、関連事業も含めてですけど、4億5,000万円もかけています。  しかも、マイナポイントを取得するのにカードリーダーがいるということで、マイキーIDが必要になりますし、自分では操作ができない人もいると思います。そういう場合はどうするのか、お答えください。 ○(小田市民課長) マイキーIDの設定など、マイナポイント予約に係るパソコンなどの操作につきましては、本年1月20日から、市役所において設定支援窓口を開設するとともに、電話でも設定操作の案内を行っております。  以上でございます。 ○(中村玲子委員) 本当に新たな窓口をつくる、またそのために人がとられていくということになっていきます。そこまでしてマイナンバーカードを普及しなくてはいけない、それほどやっぱり普及していないということだと思うんですね。  先ほど、マイナンバーカードを持っていることでのメリット、デメリットということもありました。私はマイナンバーカードというのは持っていませんし、使う気もありませんが、それでも何の不自由もありません。国民にとってこれだけ普及しないということは、メリットがないということだと思うんですね。  そういう点では、やっぱり国民に根づかない制度というのは、やめるべきだし、今回も2,478億円もかけるという、そういう点では税金の無駄遣いではないかというふうに思います。  次に、塵芥収集運搬事業業務委託です。現在、高槻市内を4区に分けて4社に委託をしています。入札方法について、1区、2区は随意契約、3区、4区は指名競争入札です。なぜそうなっているのか、理由をお答えください。 ○(吉田清掃業務課長) 本市における塵芥収集事業は、市域を4つの区域に分けて行っております。  第1区及び第2区では、し尿収集業務を行う必要がありますが、し尿収集業務だけで競争入札しても応じる業者がいないことから、第1区、第2区とも随意契約とし、じんかい収集とあわせて契約しているところです。第3区と第4区につきましては、指名競争入札を行っております。  以上でございます。 ○(中村玲子委員) 1区、2区のし尿収集についても、ごみの収集についても設備投資、車両の購入とか人の手配とか、そういうものが要りますし、し尿だけではやはり事業が成り立たないということでもあると思うんです。そこで随意契約として、ごみの収集運搬と抱き合わせでやってるということですね。契約期間も5年と長いんですが、車両なんかも購入していくという点では、5年間の期間というのは必要なのかなとも思います。これはこれで終わります。  次に、皆さんも質問されました新駅の検討です。新駅については、鉄道事業者と検討の深度化を図るということです。それは、具体的にはどういう意味なのか、検討というのはどこまで進んでいるのか、お聞きします。  新駅周辺の土地利用について、2,797社に調査票を送り、341社から回答があったと報告されています。企業が関心のある内容、条件が合えば検討したいというのはどの程度の話なのか、お答えください。  650万円の委託料が上がっていますが、何を委託されるのかお答えください。  以上です。 ○(西田都市づくり推進課長) 新駅検討事業につきましては、新駅設置と新たな市街地形成について、本市と鉄道事業者が適切な役割分担のもと検討を行っており、新駅の候補地や市街地整備の検討エリアを定め、民間企業への市場調査、地域との意見交換などを実施しております。  市場調査においては、駅周辺の土地利用について、新駅や新たな市街地整備など、将来性が期待できる等の理由により、94社が事業進出に関心がある、検討したいと回答されており、その意向等につきましては、今後、継続的にヒアリング調査などを実施していく考えです。  また令和2年度につきましては、今年度実施している市場調査や、地域住民等の意向も踏まえながら、土地利用の検討や、まちづくり活動支援に要する費用を計上しております。  以上でございます。 ○(中村玲子委員) 地元では、やはりまだいろんな意見があります。私のほうにも、賛成すると、進めてほしいという意見もありますし、反対で、やはり今のままの景観を残してほしいという方もいらっしゃいます。はっきりしてるのは、まだ考えが地元でまとまっていないということだと思うんですね。  しかも、全体の市の税金の使い方としてどうなのかということもあります。同じような開発では、阪急上牧駅の駅前の土地区画整理事業があります。そのときの総事業費、市の負担、それから開発面積ですね、それをお答えください。 ○(西田都市づくり推進課長) 阪急上牧駅北特定土地区画整理事業の概要については、施工面積11.7ヘクタール、総事業費約53億8,000万円、そのうち本市が約19億5,000万円を負担しております。  以上でございます。 ○(中村玲子委員) 今回の新駅でいえば、面積は最大で38ヘクタールとなっています。上牧に比べて3倍以上の面積です。事業費、市の負担はやはりどれぐらいになるのかという点でいけば、2倍以上になると思うんですね。そういう点では、40億、50億の負担になります。だからこそ、私は慎重に判断をしていかなければいけないと思うんですね。  地元の方でも、農地を所有している方や、土地だけを持っている方もいらっしゃいます。いろんな立場や、今後の見通しなどによって意見が違ってきます。そういう状況だからこそ、市やJRの考え方を地元に押しつける、そういうことをしてはいけないと思うんですね。  先ほどから、地元の方と話し合いながらということを言っていただいてますし、本当にそういう点は丁寧にしていただきたいと思います。  今、日本では少子化で人口減少が起こっており、高槻でも例外ではありません。しかも隣のJR島本駅西側では開発計画があって、周辺でもマンションが建設されています。新駅が今後どれぐらいのスピードでいくのかわかりませんが、10年近くかかる計画だとも思うんですね。そこまでして、やっぱり、今、開発してうまくいくのか、そういう需要があるのかということも見きわめていかなければいけないと思うんです。  今の、やはり萩之庄や梶原の地域にとって、何が必要なのかも考えていく必要が私はあると思います。そういう点では、本当に地元の方の意見も尊重しながら、市の税金の使い方として、やっぱり40億前後のお金を投入する、そのことがどうなのか、どういう効果があるのかという点も考えながら、慎重に判断をするべきだと思います。  次に、富田駅周辺のまちづくりです。環境整備事業の助成もやろうと思ったんですけど、先ほど質問もありましたので、この点はやめておきます。  富田駅では、JRの高架化について質問します。代表質問の答弁で、JRアンダーの解消、それから赤大路踏切の除却が必要だから、JRの高架化を進めるというふうなご答弁でした。  しかし、だからといって、数百億円もかかるような事業を市がやるわけにはいかないと思うんですね。大阪府は、費用がかかり過ぎること、期間も長くなることを理由に、事業主体になることを断っています。それについてどう理解されてるのか、お答えください。 ○(西田都市づくり推進課長) JR高架化事業につきましては、大阪府は、現時点では大阪府が主体となった事業化の検討は困難であるとの回答をされておりますが、当該事業はJRアンダーやあかずの踏切などの課題を一度に解決可能であり、南北分断の解消など、まちづくり効果も高いことから、広域行政を担う大阪府が取り組むべき事業と認識しており、引き続き大阪府が主体となった事業化の検討が行われるよう、あらゆる機会を通じて要望してまいります。  以上でございます。 ○(中村玲子委員) 富田地区交通まちづくり基本構想には、鉄道と道路の平面交差、踏切があることで分断と渋滞が起こるとして、阪急の高架化が長年の懸案だったとしています。  2005年には、大阪府もオブザーバーで入って、阪急電鉄との立体交差検討連絡会を設置されています。ことし1月の市街地整備促進特別委員会でも、その基本構想に基づいて報告されています。今回はJRの高架化の検討を進めるとしています。富田地区の基本構想にある阪急の高架については、今どういうふうにお考えなのか、お答えください。 ○(西田都市づくり推進課長) 阪急京都線の高架化については、過去の検討において、国の連続立体交差事業の採択基準に合致しないことから、長期的に解決を図る課題とし、まずは高架化に向けたまちづくりの取り組みが重要であることから、富田地区交通まちづくり基本構想を策定し、都市計画道路富田芝生線の整備や、富田まちなみ環境整備事業などにより、交通とまちづくりの両面から施策を推進しているところでございます。  以上でございます。 ○(中村玲子委員) 阪急の高架化事業、JRの高架化事業についても大阪府の事業になりますし、大阪府がやると言わない限りできない事業です。富田の駅周辺の車の通行量ですが、それがずっとこのままなのかどうかという見きわめも必要になると思うんですね。  今後、高齢化とともに、車の交通量というのは減少しますし、駅の周辺は、やはり私は徒歩で歩ける、そういう環境が大事だと思います。いろいろな手法というのはあると思うんですが、踏切とか南北を渋滞なく車が通行するということでいえば、JRの高架化も必要ですが、阪急の高架化もそういう点では必要になります。  私は鉄道ではなくて、車が通る道路を高架化するという方法もあると思うんです。道路を高架化すれば、JRも阪急も道路は高架になっていくということもあると思うんですね。安全なまちにするためには、いろんなことを検討していく、鉄道の高架化ありきではなく、一体何が大事なのか、必要なのか、交通量の予測も含めて考えていくべきだと思っております。  以上ですが、最後に意見表明をさせていただきます。  この予算についてなんですが、新駅の検討の費用や、マイナンバーカード普及のためのマイナポイントの予算が含まれていることを見て、反対をさせていただきます。  以上です。 ○(宮田委員長) 質疑は尽きたようです。  次に、歳入全般、第2表 継続費、及び第3表債務負担行為について。ページは別紙分割区分表のとおりです。  補足説明があればこれを求めます。 ○(平野市民生活環境部長) 市民生活環境部都市創造部とも補足説明はございません。よろしくお願いいたします。 ○(宮田委員長) 説明はないようです。  ただいまから質疑に入ります。     〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○(宮田委員長) 質疑はないようです。  以上で質疑を終結します。  ただいまから採決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(宮田委員長) 異議なしと認めます。  ただいまから採決します。  議案第46号 令和2年度高槻市一般会計予算(所管分)については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。         〔賛成者挙手〕 ○(宮田委員長) 多数賛成と認めます。  したがって、議案第46号所管分は原案のとおり可決されました。  次に、議案第47号 令和2年度高槻市公園墓地特別会計予算についてを議題とします。  補足説明があれば、これを求めます。 ○(平野市民生活環境部長) 補足説明は特にございません。よろしくお願いいたします。 ○(宮田委員長) 説明はないようです。  ただいまから質疑に入ります。 ○(三井委員) 私のほうから、1問目、3点お尋ねをさせていただきます。  一般会計繰出金が発生していますが、その理由について。  2点目は、令和2年度の当初予算での一般会計繰出金の金額について。  3点目は、公園墓地管理基金の目的について。  この3点お願いいたします。 ○(小林斎園課長) まず、一般会計繰出金が発生した理由についてですが、平成31年4月に合葬式墓地の供用を開始して、令和元年度は3,572件の使用申請がございました。これにより、合葬式墓地使用料の増額が見込まれましたので、公園墓地維持管理経費等を補った財源超過を、公園墓地特別会計から一般会計に繰り出したものです。  次に、令和2年度当初予算での一般会計繰出金についてですが、来年度は合葬式墓地2,000件の申請で、合葬式墓地使用料2億1,010万円の歳入を見込んでおりますので、一般会計繰出金として1億8,499万6,000円を計上しております。  最後に、公園墓地管理基金の目的についてですが、公園墓地管理基金条例において、公園墓地の管理に要する費用に充てるとしております。  以上でございます。 ○(三井委員) 2問目は意見、要望とさせていただきます。  令和元年度につきましては、合葬式墓地の供用開始があったということで、予想を大幅に上回る使用申請があったにもかかわらず、適時受付体制を強化するなど適切な対応を行っていただいて、スムーズな申請手続が行われたということで、評価させていただきたいと思います。引き続き令和2年度につきましても、適時適切な対応をお願いしておきます。  もう1点要望させていただきますが、公園墓地の運営維持管理につきましては、特別会計による区分経理が行われているということです。ルール上は問題ないようですが、特別会計として一般的な歳入歳出と区別して経理が行われているのか、また利用料金などで独立採算になっているのか、疑問を感じるところであります。  また、墓地の管理に要する費用に充当できる公園墓地管理基金もありますし、また本市の決算における健全化判断比率等の中で、実質赤字比率の算出に際しましては、当該特別会計は一般会計等として扱われております。  さらに、令和3年度には消費税の納付が発生するようです。設置経緯や運用面・効率面においては、メリットやデメリットを検証いただきまして、一般会計への移行についてご検討いただきますよう、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○(宮田委員長) 質疑は尽きたようです。  以上で質疑を終結します。
     ただいまから採決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(宮田委員長) 異議なしと認めます。  ただいまから採決します。  議案第47号 令和2年度高槻市公園墓地特別会計予算については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。         〔賛成者挙手〕 ○(宮田委員長) 全員賛成と認めます。  したがって、議案第47号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第48号 令和2年度高槻市駐車場特別会計予算についてを議題とします。  補足説明があればこれを求めます。 ○(新井都市創造部長) 特に補足説明はございませんので、よろしくお願いします。 ○(宮田委員長) 説明はないようです。  ただいまから質疑に入ります。     〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○(宮田委員長) 質疑はないようです。  以上で質疑を終結します。  ただいまから採決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(宮田委員長) 異議なしと認めます。  ただいまから採決します。  議案第48号 令和2年度高槻市駐車場特別会計予算については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。         〔賛成者挙手〕 ○(宮田委員長) 全員賛成と認めます。  したがって、議案第48号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第54号 令和2年度高槻市下水道等事業会計予算についてを議題とします。  補足説明があれば、これを求めます。 ○(新井都市創造部長) 特に補足説明はございませんので、よろしくお願いします。 ○(宮田委員長) 説明はないようです。  ただいまから質疑に入ります。 ○(三井委員) 1問目は、財政関係について3点お尋ねをいたします。  収益的収入の予算増について、その主な要因について。  2点目は、建設改良費が減額となっている理由について。  3点目は、企業債残高の推移についてですが、ピーク時と比較して、どのように推移したのか。  以上、3点お願いします。 ○(寺町下水河川企画課長) 収益的収入の予算増についてですが、新名神高速道路の整備に伴い、支障となる下水道の移設に係る補償として、NEXCO西日本からの受託事業収益8,640万円を計上しているほか、公費負担である雨水処理に係る他会計負担金が増加したことなどによるものでございます。  次に、建設改良費の減額についてですが、城跡公園内雨水貯留施設本体の大規模工事が完了したことや、令和2年度に予定していた工事、及び業務委託の一部について国の補正予算を活用し、令和元年度に前倒ししたことによるものなどでございます。  最後に、企業債残高の推移についてでございますが、昭和60年度から、本市の重点施策として集中的に下水道整備を行ったことで、企業債残高のピークは平成12年度末に877億円となりました。その後、国の特例措置により、繰上償還に係る補償金の免除が認められた際に、高金利の借り入れを低金利のものに借りかえるなど、企業債償還を着実に行ってきた結果、令和元年度末の企業債残高は395億円となる見込みでございます。  以上でございます。 ○(三井委員) 今のご答弁から、市の財政的な支援があったとはいえ、企業債の残高につきましてはしっかり努力いただきまして、大幅に減少しているということがわかりました。  次に2問目ですが、ストックマネジメント計画の進捗状況と、その対策に関する国との連動についてご説明ください。 ○(寺町下水河川企画課長) 下水道ストックマネジメント計画についてですが、下水道施設全体を対象に、緊急輸送路や河川を横断する箇所など、損傷が生じた際の影響度を踏まえたリスク評価により優先順位をつけた上で、巡視点検・カメラ調査を実施し、老朽化した施設の改築更新を計画的に行い、長寿命化を図るものでございます。  本計画に基づき、平成30年度から巡視点検を実施しており、令和2年度は点検結果をもとに実施設計を行い、順次改築更新事業を実施してまいります。  次に、国との関係についてですが、本市の下水道の総延長は約1,200キロメートルを有し、現在、耐用年数50年を経過する渠は26キロメートルの2%程度であるものの、20年後には412キロメートルに達し、全体の約35%の渠が耐用年数を迎えることから、将来にわたって多額の更新費用が必要となります。  そのため、これまでも国の交付金を最大限活用してまいりましたが、今後においても国の施策との整合を図りながら、より一層の財源確保に努めてまいります。 ○(三井委員) 3問目は、意見、要望とさせていただきます。  ストックマネジメント計画による取り組みにつきましては、令和2年度が実施設計というところで、令和3年度から改築更新事業ということで、計画どおり進んでいるということが確認できました。  また、本市の下水道につきましては、耐用年数に満たないものが多いということで、予防的な維持管理などを行うストックマネジメント手法によって、安全面、財政面、長寿命化等の効果は大きいです。  さらに、国からの財源の確保につながりますので、引き続き着実な取り組みをお願いしておきます。  今後、本市におきましても、公共施設等総合管理計画に基づいて、膨大な公共施設に対して個別施設計画を作成して優先順位を決めながら、施設等の更新に取り組まなければなりませんが、当該事業で行っているストックマネジメント手法を参考に、メンテナンスサイクルを回し、リスク評価を行い、優先順位を決め、予防保全型の維持管理を行うことで、施設の長寿命化、財源の平準化等において、大変有効であるのではないかというふうに考えております。  ただ、下水道等の事業におきましては、予防保全型の維持管理を行うことで、国からの財政面でのインセンティブが働きますが、公共施設におきましては、予防保全型の維持管理を行っても市の財源、税金を使うということになってしまいます。とはいえ、施設の長寿命化などに、ライフサイクルコストの縮減や財源確保の平準化を図ることで、そのことを新たな資産形成だと認識することはできるのではないかというふうに思いますので、今後厳しい財政状況にはありますが、公共施設等における特に予防保全型の維持管理につきましては、積極的な財源確保ができるように予算編成方針などの見直しをお願いし、この質問を終わります。  以上です。 ○(宮田委員長) 質疑は尽きたようです。  以上で質疑を終結します。  ただいまから採決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(宮田委員長) 異議なしと認めます。  ただいまから採決します。  議案第54号 令和2年度高槻市下水道等事業会計予算については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。         〔賛成者挙手〕 ○(宮田委員長) 全員賛成と認めます。  したがって、議案第54号は原案のとおり可決されました。  以上で、本委員会に付託されました事件の審査は終了しました。  お諮りします。  審査の終結を見た事件については、次回の本会議で委員長報告をすることになります。この委員長報告書の作成については、委員長に一任願いたいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(宮田委員長) 異議なしと認めます。  したがって、委員長報告書は委員長が作成します。  以上で、本委員会を散会します。    〔午後 0時 1分 散会〕 委 員 長...