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  1. 高槻市議会 2017-09-12
    平成29年文教市民委員会協議会( 9月12日)


    取得元: 高槻市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-27
    平成29年文教市民委員会協議会( 9月12日)             文教市民委員会協議会記録              平成29年9月12日(火)
                   高槻市議会事務局    日  時  平成29年9月12日(火)午前10時45分招集  会議時刻  午前10時45分 開議        午前11時42分 散会  場  所  第2委員会室  事  項  別紙審査日程のとおり  出席委員(8人)  委  員  長    岡 井 寿美代     副 委 員 長    真 鍋 宗一郎  委     員    米 山 利 治     委     員    出 町 ゆかり  委     員    髙 木 隆 太     委     員    宮 田 俊 治  委     員    岡   糸 恵     委     員    久 保   隆  副  議  長    吉 田 忠 則  理事者側出席者  副市長        乾     博     教育長        一 瀬   武  市民生活部長     田 中 之 彦     コミュニティ推進室長 船 本 松 雄  市民生活部部長代理  中 村 一 喜     教育管理部長     平 野   徹  教育管理部部長代理  田 中 宏 和     教育管理部参事    加 納   彰  教育管理部参事    境 谷 圭 太     教育指導部長     横 山   寛  教育指導部部長代理  小 澤 康 信     教育指導部参事    北 堂   薫  その他関係職員  議会事務局出席職員  事務局次長      中 村 秀 行     事務局副主幹     清 水 丈 二  事務局職員      杉 谷 真二郎     〔午前10時45分 開議〕 ○(岡井委員長) ただいまから、文教市民委員会協議会を開会します。  ただいまの出席委員数は8人です。  したがって、委員会協議会は成立します。  傍聴がありますので、よろしくお願いします。  まず、「行政サービスコーナー廃止後における行政サービスあり方についての報告書」についてを議題とします。  理事者側説明を求めます。 ○(田中市民生活部長) それでは、案件1つ目、「行政サービスコーナー廃止後における行政サービスあり方についての報告書」についてのご報告をさせていただきます。  昨年9月の文教市民委員会協議会におきまして、市民課所管行政サービスコーナー平成29年9月末で廃止をさせていただくということをご報告し、市民への周知に努めてまいりました。  一方、そのような中、市民の方からはコンビニ交付により、サービス向上が図られることについては一定の理解が得られましたが、コンビニ交付における端末操作への不安感などから、対面による証明書交付存続のご要望をいただきました。  本市といたしましては、これらのご要望や議会での議論を踏まえ、庁内関係部署からなる行政サービスコーナー廃止後の行政サービスあり方等検討委員会を設置し、5回の議論を重ね、7月27日に報告書として取りまとめたものでございます。  それでは、報告書内容につきましてご説明を申し上げます。  恐れ入ります。お手元の資料1の1ページをごらんください。  1の行政サービスコーナー廃止決定に至った経緯では、昨年12月より実施をいたしましたコンビニ交付サービスの開始に伴い、重複するサービスである行政サービスコーナー廃止することに決定した経緯記載しております。  内容につきましては、昨年9月の文教市民委員会協議会でご報告をいたしました報告書を要約したものでございます。  続きまして、2ページにお進みください。  2の検討委員会発足経緯では、先ほど冒頭に述べましたとおり、検討委員会発足経緯記載しております。  次の3、行政サービスコーナー存続要望についてですが、行政サービスコーナー廃止方針の公表後、市民の皆様やコミュニティ協議会自治会などの団体から存続のご要望をいただきました。それらの要望内容を分析したものを下段の表に取りまとめております。  具体的には近くて便利を初め、対面で相談できないことが不安や、キオスク端末を自身で操作することが不安などのご意見が多数を占めております。3ページには存続希望をされるサービスコーナー名を件数として表にまとめております。  続きまして、4ページをごらんください。  4の証明書発行窓口の現状ですが、市民課及び税制課証明書発行窓口として本庁及び3支所に加え、行政サービスコーナーがターミナル型として5か所、公民館型として4か所あることを記載しております。  次に5ページでございます。  5の新サービス方式検討についてでは、市民から要望のございました、コンビニ交付では代替できない対面サービス実施について検討してきたことを記載しております。  コンビニ交付が始まって間もないことから、行政サービスコーナー廃止後の当面の経過措置として実施可能なサービス検討をいたしております。その際、端末等機器類を設置しない、土曜日、日曜日、祝日等は除くなど、運用費用を最低限に抑えることを前提費用効果も勘案して検討を行っております。  また、実施場所につきましては、行政サービスコーナー配置地域的公平性を担保するために設置してきた経過を考慮し、廃止に伴い、コンビニ以外に代替となる証明書発行施設がない地域について、対面によるサービス実施できる施設検討いたしました。  検討委員会では他市の事例等も踏まえまして、費用効果を勘案した実施可能なサービス手法として証明書取次方式と、相談電話方式の2通りの手法を挙げております。それらのメリット、デメリットなどを議論した結果、市民からご要望がございましたサービス実施につきましては、証明書取次方式によることが望ましいとの結論に至っております。  次に6ページでございます。  6の証明書取次方式についてでは、新しいサービス手法として望ましいといたしました証明書取次方式について、取り扱う内容をわかりやすく伝えるため、名称を新たに住民票等取次窓口とし、その内容について具体的な検討を行っております。  まず、(1)の取り扱う証明書は、コンビニ交付と同程度の住民票の写し、住民票記載事項証明書印鑑登録証明書戸籍証明書といたしております。  また、(2)の請求資格者コンビニ交付サービス移行への暫定措置として実施するため、その請求範囲である本人等に限定をいたしております。  7ページに移りまして、(3)です。  利用可能日時は、取り次ぎの際、市民課への問い合わせが必要な場合があるため、平日のみの受け付けとし、受付時間は取り次ぎ後の送付準備等が必要なため、就業時間の前後1時間を省き、平日の午前10時から午後4時までといたしております。  (4)のサービス実施期間につきましては、行政サービスコーナー業務終了後、新サービスへの移行準備期間を設けまして、10月10日からの実施といたします。  なお、コンビニ交付サービス移行への暫定措置と考えておりますので、期間は1年間と限定し、平成30年9月末の終了とするものです。  次に、(5)サービス手順ですが、取次窓口申請書を受け付けし、その申請書文書連絡便本庁市民課へ送付し、市民課では受け取った申請書に基づき証明書を作成いたします。作成した証明書文書連絡便取次窓口へ返送し、証明書交付するという流れになります。なお、文書連絡便でのやりとりとなるため、申請から交付まで、約1週間要することとなります。  (6)新サービス実施場所につきましては、服部図書館五領公民館、今城塚公民館磐手公民館阿武山公民館南大冠公民館といたします。  なお、服部図書館五領公民館につきましては、実施主体が変更されるため、新たな人員配置が必要といたしております。  8ページに移りまして、7、行政サービスコーナー廃止後の跡地についてですが、行政サービスコーナー廃止後、おのおのの施設について整理をしております。  具体的には、JR高槻駅前行政サービスコーナー阪急高槻市駅行政サービスコーナー及び阪急上牧駅前行政サービスコーナーにつきましては、その空きスペースについては、全庁的に利活用検討すべきとし、服部図書館行政サービスコーナー服部図書館内に設置されているため、服部図書館として利活用検討することといたします。  また、公民館型の行政サービスコーナーは、公民館一般窓口として実施しておるため、跡地利用の課題は生じないなどとしております。  最後に9ページの8、まとめでは、この報告書まとめ記載しております。  コンビニに設置してあるキオスク端末の操作への不安や対面サービス継続などの要望があったため、検討委員会において行政サービスコーナー廃止後の行政サービスあり方及び証明書発行に関する事務の見直しを行い、その結果、現在、コンビニ交付サービスへの移行期であることから、経過措置として、費用を抑制して行えるサービスとして住民票等取次窓口を暫定的に実施することが妥当であると判断をいたしております。  一方、コンビニ交付サービス利用にはマイナンバーカードの取得が必要であるため、今後もさまざまな機会を通してマイナンバーカード普及にも努めていくべきであるといたしております。  また、暫定措置のため、期間は1年間と限定しておりますが、住民票等取次窓口利用状況等により、期間については必要に応じて検討することが望ましいとの記載を付記いたしております。  以上、まことに簡単ではございますが、案件1の「行政サービスコーナー廃止後における行政サービスあり方についての報告書」につきましてご報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○(岡井委員長) 説明は終わりました。  ただいまの説明に対し、特に質問があればお受けします。 ○(髙木委員) どの程度の利用件数を予測されてたのかお聞きしようと思ったのですけど、ちょっとそれは飛ばしまして、3ページのところで存続を求める自治会さんや団体さんの数というところが出ているのですけれども、この取次窓口をするということについては、事前にこういった団体さんに対して説明等をされたかどうかお聞きしたいと思います。  それと、6ページに現在の行政サービスコーナー、駅の中と公民館コンビニと、それで次のその住民票取次窓口対応できる部分が出てるんですけども、今、公民館対応している、例えば年金現況届住民票記載事項証明書だとか、身分証明というものについては、今回の出されている取次窓口では扱わないというふうになっているのですけれども、その理由をお聞きしたいと思います。  それと、7ページのほうで実施に当たっては平日のみということなのですけれども、行政サービスコーナーは今、曜日別利用は土日が多いんじゃないかなと思うのですけれども、そのあたりをお聞きしたいのと、平日のみの実施となるとこで、市民課への問い合わせが必要というような説明が書かれているんですけれども、その市民課問い合わせが必要になる場合というのは、どういう場合を想定されているのか、ちょっとお聞きしたいと思います。  以上です。 ○(阿部市民課課長代理) 1点目の事前説明したかということについてですが、9月の文教市民委員会協議会報告後、10月号の広報誌窓口でのチラシ配布などにより、いろいろご意見をいただきました方を初め、広く市民の皆様へ周知していく予定でございます。  次に、公民館等取り扱い対象外となった理由についてですが、住民票等取次窓口では、コンビニ交付への移行期間として考えておりますので、マイナンバーカード取得期間の位置づけとしてコンビニ交付での取得可能な証明書取り次ぎ対象といたしております。  次に、土日の利用状況ですけれども、平日とほぼ隔たりはございません。また、市民課への問い合わせについてですが、取次窓口申請における疑問点を質問された場合、窓口ではお答えすることのできない疑問は市民課に確認いただき、お答えすることになります。  以上でございます。 ○(髙木委員) もう1つ、マイナンバーカード交付率がそんなに高くないということで、既にその行政サービスコーナー廃止して、コンビニ交付のみをやられている自治体で、今、マイナンバーカード交付率は高いのかどうかお聞きしたいと思います。 ○(阿部市民課課長代理) コンビニ交付を導入している近隣のマイナンバーカード交付率についてですが、未導入の自治体と比べると若干高くなっております。  以上でございます。 ○(髙木委員) 若干高いと言いましても、ほとんど小数点つくぐらいの違いであって、コンビニ交付をしたからといって、マイナンバーカードをじゃあとろうかという話にはなってないと思うんですよね。それで、やはりたくさんの住民の方が行政サービスコーナーを残してほしいという声を出されて、市にも署名なり、多分出されてたと思うのですけども、そういった中で、多分、この取り次ぎサービスについて市民方たち事前説明をされてなかったと思うのです、今の答弁をお聞きすると。  この二度手間というような、一度窓口へ行って、もう1回とりにいかないとあかんというような取次窓口をしますということで、果たして地元の方々が納得されるのかなと。やはり、事前にこういった案がありますけど、どうでしょうかということを私は相談しながら決めていかなければいけなかったなと。その10月の広報でというのは、先ほど久保委員からもありましたけど、それで事足りるというふうには全く思っておりません。  で、やはり、1回窓口で行けば、それで済むと。窓口対応を望む声が非常に多かったという中で、取次窓口については答えられないことについて、わざわざ市民課問い合わせてということで、まずその部分も市民の方に待たせるというような状況が出てくるわけで、報告書の最後のところでも、期間は1年間に限定するけども、利用状況等により必要に応じて検討するというのは、恐らく利用が少なくなるだろうと。もう1年に満たなくても、もうこれ事業をやめてしまおうやというようなことになるんではないかなというふうにもちょっと思ってますので、そういうところからすると、何かこう意図的に使い勝手の悪いようなものにして、いきなり行政サービスコーナー全廃というふうにするとていが悪いので、とりあえずガス抜きでこれしましたというふうにしか私は思えませんので、やっぱり地元の地域人たちの声を真摯に受けとめて、取次窓口をするのであれば、ある程度利便性のあるものにしなければいけなかったと思います。  マイナンバーカードについては、国は何としてでも、強制的にでも持たせるように、これから多分してくると思うのですけど、私はそれ大反対ですけれども、市の立場から言えば、ある程度そういった状況マイナンバーカードをめぐる状況を見ながら判断するというのも1点あると思うので、今の状況で私は、行政サービスコーナー廃止すべきではないですし、取次方式についても、もっと市民の立場に立ったものにしなければ、到底これは納得できないという意見を申し上げて終わります。
     以上です。 ○(出町委員) 報告書の中身について質問します。  髙木委員とダブるところがありますが、ご了承ください。  住民票証明書取次窓口ということが提案されています。申請から受け取りまで1週間かかるということです。しかも、申請時と受け取りと2回行かなくてはいけません。本当に高齢者にとっては大変なことですし、急ぐときはバスを乗り継いで本庁まで来なくてはいけない。これはちょっと本当に大変だと思うのです。少し待ち時間がふえても1回で済むようにできないのかお聞きをします。  次、2点目ですけど、住民票証明書取次窓口は、1年間に限るとあります。利用状況により、期間については必要に応じて検討するとありますが、利用が多ければ延長するということでしょうか、お答えください。  以上、1問目です。 ○(阿部市民課課長代理) 先ほどの答弁と重複するところもあるのですけれども、受け取りまで1週間かかるということですけれども、それは新サービス費用効果前提としたもので検討いたしましたので、今回、取り次ぎ方式となったものでございます。  次に、1年間の期間を区切ったものですけれども、これにつきましても住民票等取次窓口はあくまでコンビニ交付への移行期間として、マイナンバーカード取得期間として位置づけておりますものなので、この期間コンビニ交付利便性を周知するとともに、マイナンバーカード普及促進に努めてまいります。  以上でございます。 ○(出町委員) 2問目の1点目です。  どう考えても申請から受け取りまで1週間かかる、2回行かなくてはいけないということは市民にとって大変不便です。やはり1回で済むような工夫をしてほしいと思います。  また、上牧行政サービスコーナーのかわりに、五領公民館でということですが、あそこはバスの本数も少なく、証明書をとった後、次のバスまで随分待たなくてはなりません。もともとは五領公民館実施していたのを駅前でと要望があって、上牧駅前サービスができたわけです。  また、今の公民館の方法はファクスのやりとりなので、このままだったら、公民館はそのままでもいいし1回で済むのではないでしょうか。服部図書館のほうもぜひ1回で済むように検討してほしいし、また、そのことについて検討はしたのかお聞きをします。 ○(阿部市民課課長代理) 新サービスにつきましては、先ほども申し上げましたとおり、場所等も含めて費用効果前提として検討しております。  あくまでもコンビニ交付への移行期間と考えておりますので、暫定的に1年間実施するものでございます。  以上でございます。 ○(出町委員) 暫定1年間というと、中身を見れば、確実に利用者は減るわけですよ。大変なことになるわけだから。でも、減ったとしても利用する人がいる限りは、やっぱり実施をするべきだというふうに私は思ってます。  ぜひ、さっき髙木委員も言いましたが、関係する自治会には広報とか周知ビラではなくて、やっぱり要望書をきちんと形として出しているわけですから、その自治会には直接来てもらうか、出向いて、今度の経過をぜひ説明してほしいということを思いますが、そういう機会を持つ、そういう計画はあるのでしょうか。  2問目です。 ○(阿部市民課課長代理) 今のところ、広報等を含めて広く市民皆さん広報する予定ですので、個別の説明は特に考えておりません。  以上です。 ○(出町委員) 3問目、要望です。  それぞれの自治会がきちんと要望書をつくって市に持ってきたわけですよ。せめて、そういう自治会には、こちらもきちんと文書で答えるというのが礼儀ではないでしょうかね、私はそう思います。  そして、マイナンバーカード自体に反対している市民も多い中で、証明書がとれない、だったらマイナンバーカードをとれというのは、本当に市民の責任にするということだと思うのですね。それ自体が本当に行政としてどうなのかなというふうに思ってますし、このやり方とか制度というのは反対をします。  以上です。終わります。 ○(米山委員) 私からは意見要望なのですけれども、この報告事項住民票等取次窓口対応については暫定的なサービスであるものの対応ができるということはいいことだと思っております。ですので、行政サービスコーナー業務終了については一定の理解はしました。  しかし、ここでJR高槻駅前のクロスパルに整備されたパスポートセンターがありますが、それに関して、パスポートをとろうと思ったら1度市役所に来て、戸籍なりの証明書取得して、またパスポートセンターへ行かなければならず、二度手間となってしまいます。  そこで意見ですが、やはり1度に済ませることができるように、何らかの方法を考える必要があると思っております。  例えば、市役所にこのパスポートセンターを移転して、ついでに証明写真機などを設置したらどうだろうかと私は考えております。これだったら1度で済みますので。  以上、私の意見です。終わります。 ○(久保委員) これも先ほど駐車場の件で発言させてもらいましたけども、これも五領にしても上牧にしても、行政サービスコーナーというのは10数年前に今のところにできて、市民サービス向上だということで、当時は本当に脚光を浴びる市民サービス対応だということで私ども喜んでいたのですけども、先ほども言いましたが時代の流れなのかなというふうに思いますけども、ここの報告書について会派のほうでもいろいろと議論したのだけども、7月の末に一応報告書が出て、説明を聞いたのが8月の末という1か月間のタイムラグがどうやったのかなというのも少し感じます。これだけのことを皆さん、議員が言われるだけあって、やっぱり取り組みの内容については、やっぱり重たいものがあったと思うんですよ、これは。国がマイナンバーカードをするから高槻としてもこうしてコンビニ交付しましょうかという、仕組みとしては、流れはそうかもわからんけども、一つの自治体としては、どれだけの思いでやってきたかというのがわかった上で、制度として受け入れて、次の対応に持っていくということが大事だというようなことを考えると、議員に対する説明はそれは1か月おくれたからどうこう言いませんけども、市民に対する説明、これ10月1日ですわ。どうするねんと言ったときに、広報もう10月出せませんねん。あれ、広報出そうと思ったら2か月前でしょう、締め切り、ねえ。ということは、10月、もう市民35万人の方々には見せられへんから、あと市役所とか公民館とか行政サービスコーナーに来た方が見て初めて、ああ、なくなったんやなという、このことの確認ですよね。今から15万6,000世帯か16万世帯にチラシをつくって入れますかといったって、こんなもんできませんわね。せっかく広報という手法があったのに、7月ぐらいに段取りしとけば10月何とか間に合ったのになという、これはもう後の祭りやから言いませんけども、やっぱりそこまで少し考えておいていただきたかったなと。10月の広報に何か載るのか、そこら考えてはんねんやったら、また答弁していただいたらありがたいですけど、それが一つ。  先ほど髙木委員も言いにくかったと言ってはるから、これはやめておきますわ。次、利用率どれぐらいになるのかって、これは多分、利用率相当減るやろうなということで、あんまり数字を聞くとショック大きいので聞かないようにしておきます。  次に、この新たなサービス実施ということで、服部図書館と、阪急でいうと五領の公民館で新たな人事配置が必要と書いてあります、サービスコーナーを運営するのに。図書館仕事公民館仕事に、行政サービス仕事をしてもらうのやから、違う仕事を入れるわけですよね、その中に。ですから、人でやってもらうのか、今おられる方にこの行政サービス仕事を覚えてもらうのかという、依頼するのか、そのことをできる人を入れるのかという、人の配置の仕方やね。  だから、これ、多分新たな人員配置が必要と書いていると思うので、新たな人員配置なのか、今、おられる方に新たな仕事を覚えてもらうのかという見方。これ、ちょっと確認しておきたいんです。新たな人を配置ということであれば、一応、人をふやすということですよね、配置やから。じゃなしに、今おられる方にこの新サービスを覚えてもらって作業をしてもらうということであれば、人はかわりません。仕事量がふえるだけです。ということから考えたら、新たな人員配置が必要と書いてあるのは、これちょっとどういう意味かだけはっきりしておかんことには、人をふやすと言ってるのか。いや、人はふやしませんと、中で対応しますと言わはるのか。これも10月1日ですから、今からもう検討はされてると思うけれども、10月1日にちゃんとその仕事ができる人がそこにちゃんと行ってもらうということなのか。新たに市民生活部から、ちゃんと人を送り込みますと言わはるのかという、この辺の部分がなければ、10月1日に市民の方が来られたときに「えっ、なくなったんですか。どこ行ったらいいんですか。」と言われたら、いや、市役所へ行ってください、どこどこへ行ってくださいというのが、図書館の職員に言うてもらうのか、これは誰がそれを言うねんという話になってくるのかなというふうに思うので、やっぱりその10月1日という、切りかわったときの1週間、もしくは次の10月10日からこうなりますよという説明も含めて、ちょっとそこが気になるので、これ混乱がないように確認だけさせてもらいたいと思います。僕らも聞かれたら、そう答えないとあかんので。そこの部分、どういうふうに、人員の配置の問題とPRの仕方。10月に広報出すのか、10月広報ちゃんと出すのかという段取りができてるのかというのが一つと、新たな人員配置というのは人をふやすのか、中でこの作業のできる人に、要は仕事量の中身を変えるというだけで、1をふやすとか、1のままやけど仕事量をふやしてもらうというやり方なのか、この意味を教えてもらいたいなと、この2点だけお願いします。 ○(福井市民課長) まず、1点目の広報の関係でございますけれども、10月1日に広報は出します。事前に枠取りをしてまして、その中に入れ込む形で、きょうの文教市民委員会協議会のほうで提案させていただいて、もう枠入ってますので、きっちり9月の末ぐらいには各家庭に配布をされる予定でございます。  それと、2点目の新たな人員配置という文言の部分ですけども、これにつきましては、上牧行政サービスコーナーの代替措置として五領公民館配置をするということを含めまして、あそこは非常勤職員の館長が1人しかおりませんので、絶対に最低限必要だということを前提にしまして、現行の市民課の職員、これを教育委員会のほうにお願いをしまして、補助執行の形で市民課業務をしていただくという意味で職員配置が必要ということで書かせていただいてますのでご理解をお願いします。 ○(久保委員) 了解です。今、言われた五領の公民館のほうは今言われた1名をふやすということで、服部図書館のほうはどうなんかな。1名ふやすのか、それとも教育委員会と調整して補助執行でやってもらうのか。今、五領公民館のことを言ってくれはったからわかったけど、服部図書館のほうもちゃんとしとかんことには、1名ふえるのか、それとも要は中身でやるのかということだけ、ちょっと確認させてください。 ○(福井市民課長) 服部図書館については、現在のところ、まだ調整中ではございますけれども、2名配置が必要だということで考えております。なお、服部図書館につきましては、月曜日が休館日になっておりますので、週4日ということを含めまして、その範囲内で職員配置を行っておきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○(久保委員) 了解しました。新たな制度に切りかえるということで、今、多分、市民生活部もいろいろ考えておられると思うのですけども、これも先ほどちょっと話がありましたけども、これ、本当に言ったら、マイナンバーカードがまだ10%ぐらいなんです、加入率。一応、1年間と言ってます。加入率も、課長代理、一生懸命言ってはりますわ。加入率上げます、加入率上げますと言って。これ加入率何ぼやったら、これ1年後ちゃんとやめれますっていうような目標設定をしているのか。いやいや、もう加入率上げます、上げますと言い続けるけども、1年後にはやめますとなるのか。これ、つらいけど、僕もあんまり言いたくないんやけど、やっぱりこれぐらいまで上がったらやめてもいいねという何か目標設定がなかったら、単純に1年間やります、けれども、10%のままでした。ふたを開けたら、ほな終わりますと、1年で終わりますと言われてしまうというのは、今、課長代理が一生懸命うたう、加入率を上げます、上げますといったときに、1年後何%になってたら気持ちよく、こういう制度をやめますと言えるのか。これも大事なことだと思うんですよ。やっぱり目標設定なしに、単純に上げます、上げますと言ったって、例えば5%、10%か15%でも、もしくは20%でも、ここまで上がったらというのか、いやいや35、50%まで行きますよなんかは全然レベル違うから。そういう意味で、やっぱりある程度設定はしてほしいのと、加入率の促進のために努力してまいりますというのはよくわかるんやけれども、今のマイナンバーカード、申しわけない、私も入ってないので、家にこんなカードあります。写真持って、ここに来て、次にまた取りに来いという話になってますよね。で、行くと。今考えたら、今のデジタルカメラの技術からいったら、別にそんな写真を持ってこなくても、そこでぴかっと撮ってもらったら、そんなカードの発行なんかすぐにできますので。あと、お返しだけは免許の切りかえと一緒で郵便で送り返してあげたら1回で済みますねん。写真を撮らんでも、そこへ座ってかちゃっと撮って、はいどうぞと言ったら。それやったら1人数分ぐらいで済むんやったら、何かそういうサービスを逆に提案せえへんかったら、今、ちょっと加入率を上げます、加入率を上げますと言ってるけど、なかなかやっぱりしんどいやろうなと。本当は市役所でなくても服部図書館とか、ああいう図書館のところに来られてでも、マイナンバーカードの加入促進をしますよとか。例えば1年間はとか。何かそういうことをしてへんかったら上がるという経過がないのに、上げます、上げますと言っても、じゃあ僕らとしてはどこへ行ったらいいんですか。結局前と何も変わらんけども、マイナンバーカードに入ってくださいというだけでは、変化がなければ市民も、自分たちも変化を起こそうとしませんので、言う以上は、行政が変化をすることによって、市民の心に変化を起こすということをしてへんかったら、なかなか変わってくれないだろうし、数字は上がりにくいだろうと思ってます。だから、1年間ということで目標設定はいいですけども、加入率を上げるための具体的な方法をもう少し踏み込んで考えてもらって、やっぱりちょっと言いにくいけど、目標設定は言いませんけど、あったほうがええんじゃないかなにしときますわ。何ぼですかと聞いたらしんどいから、何ぼかにやっぱり上げていくということがあって、1年後にやめるという、その辺のことをやっぱり議会に対しても言ってくれへんかったら、もう何となく精神論だけでやります、こうします、あれにします、こうしますだけでは1年後になったときに、これでほんまに終わっていいんですかとなったら、またこれ来年の9月議会で同じ議論をしないとあかん可能性があるんで、これ、つらいです。同じ議論をしたくないです。だから、この1年間のうちにきちっとこうしたいということを、この9月議会で言うておいてもらって、1年間、私、様子を見たいと思うのだけど、その加入率の促進というものについての何か考え方なり、やり方なり、今まではここやから、予算もとれてないから言わんでええけど、何か考えてるということが案だけでもあったら、課長なりに言ってもらえたらありがたいなというふうに思います。 ○(福井市民課長) 現在、マイナンバーカード取得には、一度役所のほうに出向いていただいて、でき上がってから、また取りに来ていただくということで2回ほどの手間暇かけておりますけども、それを1回で済むように、申請時台帳方式といいまして、この9月の末ぐらいから1回で済むように、写真も要らなくて、本人さん来られて、証明書を持ってこられたら、1回で、そこで写真を撮って、もちろん無料ですけども、無料でJ-LISのほうに送って、でき上がったマイナンバーカードにつきましては、うちのほうから自宅のほうに郵送します。ですから、本人さんは1回で済むというのと、無料でいけるということで、この9月の末から実施をしていきたいと考えております。  それと、もう1点、これ米山委員先ほどの質問にもちょっとあったんですけども、戸籍のほう、今、住民票ばっかり、印鑑証明とかはマイナンバーカードでとれるということになってますけども、これ、戸籍もとれますので、高槻市内に戸籍のある方は、高槻市民であれば戸籍もとれますので、パスポートセンターのほうでご利用の場合は、近くのコンビニですぐとれるということでつけ加えたいと思います。  そのほか、各窓口につきましては、申請のやり方、これについてのチラシ等を含めて設置をしておりますので、より広く、具体的に啓発といいますか、普及促進のために今後とも取り組んでいきますので、よろしくお願いします。 ○(久保委員) そういうことですね。そういうのは、職員の皆さん、プロやねんから、そんなん僕ら言わんでもやってる、考えてるはずやねん。ただ、僕ら、情報がなかなか入ってこんかったり、まばらに入ってくるものやから、どこでそれをちゃんと聞いたらいいねんという話やから、しゃあない、委員会協議会で聞こうかという話なんですね。聞いとかないと、これ、議事録に載ってくれんので、どこかである議員は聞いたけど、ある議員は知らんかったとか、そんなんにならんようにしておかないとあかんので、やっぱりこの9月からきちんと促進のための対策を打ちますと。10月にちゃんとPRしますと。来年、これぐらいまで上がったら、申しわけないけど、これはこういう形にしますというふうなストーリーをつくってくれへんかったら、聞いてる側はわからへんねんね。やっぱりこれは何でも、やっぱりストーリーですよ。事業というのはストーリーがなかったら、エンドを、the endをハッピーにするのか、そうでないのかというのによっては全然映画を見てても楽しくないし、楽しくするのかというのは最後がやっぱり大事なのですよね、エンドが。そういった意味では、今回やるときには、エンドはこういうふうに持っていくということを言っていただく。それとまあ、特に文教市民委員会の担当委員にきちっと伝えておく。それと同時に議員も加入促進についても努力するとか、協力しようと思うし、そういうふうな部分での取り組みをもう少し、ちゃんと情報公開というか、議員にも丁寧に説明してもらいながら、やっぱりこれ協力してもらわんことには、市民課の職員だけでやったって、36万人なんか動かせませんから、やっぱり多くの力を借りてやるということが大事やと思ってますので、それをお願いしておきます。  最後、副市長、さっき言ってはった人員配置の件、まだ決まってへん言ってはるから、きっと教育委員会とちゃんとそれしてもらって、人の問題ですから、2週間も3週間も前に言われへんけど、ちゃんとやっぱり10月1日には人員配置含めてちゃんとしてもらうと。あと教育委員会のほうも、行政サービスコーナーと教育委員会と所管違うからということではなしに、来られる方は同じ市民ですので、図書館運営であろうとも、行政運営であろうとも、来られる方は市民ですということで、うまく市民の方々の混乱なきように運営していただけたらありがたいと思いますので、よろしくお願いしておきます。  以上です。 ○(宮田委員) 今、このマイナンバーカードをつくりたくないという人の対策、対応なのかなというふうに聞いてる中で、こういう取り次ぎコーナーをつくっても、マイナンバーカードをつくれば、コンビニがあるわけですから要らんわけなのですが、結局、そういう人もいるということで尊重するならば、思いつきではあるのですけれども、そうした郵便の往復で、郵便で申請して郵便で返ってくる。これも1週間ぐらいかかるかわかりませんけども、もうちょっとそういう、それに普及していくというのも大事なのですけども、普及しても入らないという人もいるということを考えると、そういうこの取り次ぎサービスを1年間やるということですけども、もう1つ別の形のサービスも考えていただきたいという提案だけしておきます。  以上です。 ○(岡井委員長) 質問は尽きたようです。  次に、合葬墓の進捗状況についてを議題とします。  理事者側説明を求めます。 ○(田中市民生活部長) それでは、案件2の合葬墓の進捗状況についてご報告をさせていただきます。  本協議会では、本年2月に策定をいたしました合葬墓整備基本計画に基づきまして、現在、実施設計に取り組んでおりますが、合葬墓の整備場所が決まりましたので、ご報告をさせていただくものです。  それでは、資料2の1ページをごらんください。  最初に、1の合葬墓整備場所でございます。  公園墓地概略図にお示しをしておりますように、基本計画では合葬墓の整備候補地として、Aが第3区内の公園区域、Bが安満宮山古墳横の駐車場区域、Cが第10区と第11区間の駐車場の区域の3区域を選定いたしたところです。  まず、候補地Aの第3区内公園区域ですが、市街地への眺望がよく、遊具やトイレが設置されている公園区域でございます。  候補地Bにつきましては、安満宮山古墳横の駐車場区域ですが、本市が誇る郷土の歴史遺産、青龍三年の丘 安満宮山古墳に隣接をいたします駐車場区域となっております。  候補地C、第10区と第11区間の駐車場区域ですが、公園墓地の10区、11区の間にある駐車場で、公園墓地の南に位置する駐車場区域となっております。  これらの3つの区域を候補地として、それぞれの区域について、公園墓地内での位置づけや利便性、眺望や施工性などについて検討をいたしました。その結果、候補地Aの第3区内公園区域が公園墓地中央部北側の高台に位置し、墓地の中心的な位置づけであること。樹木の伐採等環境への負荷をかけずとも眺望にすぐれるなど、他の候補地との比較の中で最もすぐれていると判断をいたしました。  公園墓地概略図に赤色の丸印でお示しをしておりますが、この第3区内公園区域を合葬墓の整備場所と決定し、整備を進めてまいります。  次に、2ページをごらんください。  2の合葬墓整備スケジュールでございます。  今後の主なスケジュールですが、本委員会協議会でご報告の後に、11月には合葬墓の地上建造物であるシンボルモニュメントの選定を市のホームページ等を活用して市民投票で行う予定といたしております。その結果につきましては、12月の本委員会協議会にて、またご報告をさせていただく運びとなります。  その後、平成31年4月の供用開始に向けまして、施工業者を決定し、建設を行うとともに、事前広報を行う予定となっております。  以上、まことに簡単ではございますが、案件2の合葬墓の進捗状況についてのご報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○(岡井委員長) 説明は終わりました。  ただいまの説明に対し、特に質問があればお受けします。 ○(出町委員) 要望が。候補地区として3か所挙げられていたのですけれども、第3区内の公園区域に決定したということですけども、ここは、桜がきれいで、春のお花見にたくさんの市民が集う、また、駐車場、トイレ、フラットで、高齢者や体が悪い人も利用できるというところで、有名なところなんですね。本当にこの場所しかないのか、再考してほしいというのが要望です。  以上です。 ○(米山委員) この第3区内公園区域、このAの地点に決まったということなのですけど、これ、私もここのところにお墓があるのですけど、昭和40何年かにうちの墓もあるのですけど、これお彼岸とお盆のときに、すごくこの墓参バスが出て大渋滞するんですよ、この辺。駐車場もいっぱいになりまして、ちょっと行くときも帰るときも大変なんで、この駐車場、これで行けるのかと。それと、これをつくるときに、このトイレは、きれいなトイレ、この公園のところにあるのですけど、これは潰すのかどうかとか、その辺ちょっとどう考えておられるのか、それだけちょっとお聞きしたいと思います。 ○(小林斎園課長) 米山委員のご質問にご答弁いたします。  今回、場所のほうが候補地Aということで、第3区内公園区域ということでお示しのほうをさせていただきました。整備につきましては、今後、検討させていただきます。  以上でございます。 ○(岡井委員長) 質問は尽きたようです。  次に、平成28年度高槻市教育委員会事務点検及び評価の結果報告についてを議題とします。  理事者側説明を求めます。 ○(平野教育管理部長) 平成28年度高槻市教育委員会事務点検及び評価の結果報告について説明申し上げます。資料は3になります。  本点検及び評価は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条の規定におきまして、教育委員会は、毎年その事務について点検、評価を行い、議会に報告書を提出し、公表することが義務づけられているものでございます。  お手元の資料でございますけれども、インデックス1つ目には、総括的評価、2つ目には点検・評価表、評価委員意見をそれぞれ付しております。  次に、実施方法について説明いたします。  2つ目のインデックスの部分ですけれども、まず、教育委員会事務局において、教育諸事業全般について、平成28年度の教育努力目標の具体的目標ごとに点検・評価を実施し、点検・評価表を作成いたしました。  次に、3つ目のインデックスの部分ですが、教育に関し、学識経験を有する者3名の委員から構成される高槻市教育委員会事務評価委員会を設置いたしまして、3回の審議を経て、教育委員長宛てにご意見をいただきました。これが評価委員意見でございます。  さらに、1つ目のインデックスですけれども、これら点検・評価表と評価委員意見を教育委員会で審議いたしました。結果を総括的評価として教育委員長から市議会議長宛て、平成28年度高槻市教育委員会事務点検及び評価の結果報告についてで報告させていただきました。  本日はこの総括的評価の主な内容についてご報告をいたします。  それでは、1つ目のインデックス、総括的評価1ページをごらんください。  中ほど、2、点検及び評価の総括では、2行目ですけれども、課題も見られるが、細部でさまざまな工夫がされており、全体的に充実した教育がなされているとの評価をいたしております。  その下、3、点検及び評価の結果では、(1)確かな学力の育成につきまして、アの2行目、各中学校区において合同授業研究会等を行うことで小、中学校の連携をさらに密にするとともに、学校や地域、保護者との連携を図りながら、連携型小中一貫教育の特徴を最大限に生かす努力をしていくことが望まれるとしております。  2ページをごらんください。  下段、豊かな人間性の育成では、ア、自立した社会人・職業人の必要な能力や態度の育成手法として、「なぜ仕事をするのか」、「自分の人生の中で、仕事や職業をどのように位置づけるか」など、十分時間をかけて学ぶことが大切であり、児童生徒の勤労観や職業観を形成させることが必要であるとしております。  次の(3)健やかな心身の育成では、ア、子どもの体力向上に関しては、どれだけ子どもたちに運動を楽しませることができるかが重要である。飛びまして、下から3行目、そのための手法として、子どもたちが運動を楽しむ仕組みや環境づくりの確立に向けた体育の授業改善を図るための教員の研修の充実を図ることが必要であるとしております。  4ページをごらんください。  (4)学校力の向上では、ア、経験の浅い教員が増加する中で、教員の指導力の向上を目指す研修の充実を図ることが必要なのは言うまでもない。飛びまして、下から2行目、また、大学や研究機関、企業等の関係機関との連携をより一層深めて、教員のレベルアップに努めることも必要であるとしております。  次の(5)家庭力の向上では、アの2行目の末尾、家庭の教育力の向上に向けては、PTAの役割は非常に重要であるため、PTAへの支援内容効果を検証し、改善を図りながら継続して実施することが必要であるとしております。  5ページをごらんください。  (6)地域力の向上では、ア、全中学校区における地域教育協議会の取り組みについて、活発に活動している校区とそうでない校区とでは、活動の差が大きいように思う。地域力の向上に向け教育委員会のさらなる支援が必要であると考えるとしております。  以上でございます。  なお、本資料は、本協議会終了後、全議員の皆様に配付させていただき、ホームページを活用して公表してまいります。  以上、まことに簡単な説明ですが、平成28年度高槻市教育委員会事務点検及び評価の結果報告とさせていただきます。  以上でございます。 ○(岡井委員長) 説明は終わりました。
     ただいまの説明に対し、特に質問があればお受けします。    〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○(岡井委員長) 質問はないようです。  次に、平成28年度高槻市立小中学校におけるいじめ・不登校の現状についてを議題とします。  理事者側説明を求めます。 ○(横山教育指導部長) 平成28年度高槻市立小中学校におけるいじめ・不登校の現状についてをご説明いたします。  資料4をごらんください。  まず、いじめの状況について報告いたします。  いじめ防止対策推進法の定義に基づき、平成28年4月1日から平成29年3月31日の期間に学校が認知した件数は、小学校が32校で94件、中学校が16校60件となっております。  また、学年別では、小学5年生から中学校2年生に多く、特に中学1年生が最も多くなっております。認知件数の大幅な増加はいじめ防止対策推進法のいじめの定義を踏まえ、各校で策定した、いじめ防止基本方針をもとに、日常での児童生徒の観察、教育相談、アンケートの実施による早期発見、早期対応のための取り組みの推進、教員研修の充実など、各校での組織的な指導体制の充実により認知件数が増加していると考えております。  今後もいじめ、またはいじめと疑われる事案が起きた場合は、いじめ対策委員会等を中心とした組織的対応の意義を再度周知し、教職員の意識改革を促すとともに、第一に被害児童の相談や訴えをサインと捉え、早期発見、早期解決を図ることができるよう研修体制の充実に努めてまいります。  次に、2、長期欠席・不登校の状況について報告いたします。  まず、不登校とは、年間30日以上欠席した長期欠席児童生徒のうち、その他、病気、経済的理由を除いた者のことです。平成28年度の不登校の児童生徒数は、小学校が90名、1,000人当たりでは4.8人、中学校が254名、1,000人当たりでは28.3人となっており、小、中学校ともに平成27年度より増加しております。  また、不登校にその他、病気、経済的理由による欠席も加えた長期欠席の児童生徒全体の数については、小学校は197名、1,000人当たりでは10.6人、中学校は443名、1,000人当たりでは49.4人となっており、平成27年度と比較して、小学校では約20%、中学校では約12%増加しております。  不登校対策の課題といたしましては、新たな不登校児童生徒、いわゆる新規数の増加、中学2年生の不登校の増加が挙げられます。これらの課題に対応するために、初期対応や自立支援としましてはスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーなどの専門家や関係諸機関と適切に連携し、不登校の初期の段階での子に応じたきめ細かな支援を行っております。不登校の状況が継続している児童生徒については、不登校等支援員の派遣や教育センター内に適応指導教室を開設し、専門スタッフが学校復帰に向けての支援を行っております。  新たな不登校を出さないための対策につきましては、本市では昨年度より国立教育政策研究所から阿武山中学校区が魅力ある学校づくり調査研究事業の委嘱を受けており、不登校児童生徒を減少させるため、全ての児童生徒を対象に魅力ある学校づくりの推進に取り組んでおります。  今後も各学校及び中学校区での創意工夫を生かした取り組みや各校における効果的な初期対応についての研究を行ってまいります。また、中学2年生の増加につきましては、不登校を心の問題としてのみ捉えるのではなく、広く進路や学習、友人関係の問題として捉え、不登校生徒が一人一人の個性を生かし、社会へと参加していくための道筋を築いていく活動を計画的に支援していきたいと考えております。  以上、まことに簡単な説明ではございますが、よろしくお願い申し上げます。 ○(岡井委員長) 説明は終わりました。  ただいまの説明に対し、特に質問があればお受けします。    〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○(岡井委員長) 質問はないようです。  以上で、所管事務報告の聴取を終結します。  ここで、しばらく休憩します。    〔午前11時39分 休憩〕    〔午前11時41分 再開〕 ○(岡井委員長) 再開します。  次に、本年度の本委員会の行政視察についてですが、検討の結果、お手元に配付しております内容のとおり実施いたしますので、ご了承願いたいと思います。  詳細の日程等は、後日、決まり次第、連絡をしますので、よろしくお願いします。  なお、この委員会行政視察について理事者側から発言を求められています。 ○(乾副市長) ただいまご決定をされました文教市民委員会の行政視察につきまして、執行部側といたしましても関係職員を同行させていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 ○(岡井委員長) それでは、職員の同行についてご了承願います。  以上で、本委員会協議会を散会します。    〔午前11時42分 散会〕  委 員 長...