高槻市議会 2017-06-08
平成29年第3回定例会(第1日 6月 8日)
以上で、
行政報告を終わり、引き続き、今議会に提案しております24議案の概要を説明させていただきます。
まず初めに、人事案件といたしまして、高槻市
農業委員会委員任命につき
認定農業者等が委員の過半数を占めることを要しない場合の同意を求めることについてと、高槻市
農業委員会委員任命につき同意を求めることについての2件を提案いたしております。
次に、6件の報告案件でございますが、平成28年度の高槻市
一般会計における継続費及び
繰越明許費、また
下水道等事業会計予算、
自動車運送事業会計予算、並びに
水道事業会計予算及び継続費につきまして、その繰越状況をご報告し、それぞれご承認をお願いするものです。
次に、
契約案件といたしまして、平成29年度高槻駅
高垣線道路築造工事請負契約締結についてなど、7件を提案いたしております。
次に、
財産取得案件といたしまして、子どもが主役となる
拠点整備事業に係る用地買収についてなど、2件を提案いたしております。
最後に、条例案件でございますが、高槻市職員の退職手当に関する条例中一部改正についてなど、7件を提案いたしております。
以上が、今議会に当初提案しております案件の概要ですが、詳細につきましては後ほどそれぞれ説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
以上、まことに簡単ではございますが、本日のご挨拶とさせていただきます。
○議長(
山口重雄) 市長の
行政報告は終わりました。
次に、議長から報告します。
去る5月24日、第93回
全国市議会議長会定期総会において、議員の永年勤続表彰が行われました。
本市関係者として、
太田貴子議員が10年表彰を受けられました。
太田貴子議員には、長年にわたるご精励とご貢献に深く敬意を表しますとともに、今回の受賞に心からお祝いを申し上げ、ここにご報告します。
次に、
事務局長から
議会関係の報告をします。
○
議会事務局長(内方孝一) 平成29年第2回
高槻市議会臨時会以降の
議会関係の主な事項について、ご報告申し上げます。
去る5月24日に、
全国市議会議長会第93回定期総会が開催され、議長が出席いたしました。会務報告として、
一般事務報告及び平成27年度会計決算並びに平成29年度
会計予算の報告があり、いずれも報告のとおり了承されました。
また、
地方行政委員会ほか6委員会、及び
都市行政問題研究会ほか9
協議会等から
事務報告があり、いずれも報告のとおり了承されました。
議案審議として、各部会から提出された
東日本大震災からの早期復旧・復興についてほか26件、また、会長から提出された、地方創生の推進に関する決議ほか3件が審議され、いずれも原案のとおり決定されました。なお、役員改選が行われ、札幌市が会長市に選任されました。
次に、5月25日に
市議会議員共済会第114回
代議員会が開催され、議長が出席いたしました。
事務報告として、会議等の開催状況及び平成28年度の
給付決定状況並びに
年金受給者等の
状況報告等があり、いずれも報告のとおり了承されました。
審議事項として、平成28年度会計の決算報告があり、報告のとおり認定されました。なお、役員改選が行われ、
全国市議会議長会の会長が当共済会の会長に就任され、兵庫県南あわじ市が副会長市に選任されました。
以上で、
議会関係の報告を終わります。
○議長(
山口重雄)
議会関係の報告は終わりました。
これで、諸般の報告を終わります。
ここで、表彰のため、しばらく休憩します。
〔午前 10時 8分 休憩〕
〔午前 10時10分 再開〕
○議長(
山口重雄) 会議を再開します。
日程第4、議案第43号 高槻市
農業委員会委員任命につき
認定農業者等が委員の過半数を占めることを要しない場合の同意を求めることについてを議題とします。
――
―――――――――――――――――――――
議案・
議事関係書類綴 1ページ参照
――
―――――――――――――――――――――
○議長(
山口重雄)
提案理由の説明を求めます。
〔市長(
濱田剛史)登壇〕
○市長(
濱田剛史) ただいま議題に供されました議案第43号 高槻市
農業委員会委員任命につき
認定農業者等が委員の過半数を占めることを要しない場合の同意を求めることにつきまして、
提案理由のご説明を申し上げます。
農業委員会委員任命に当たりましては、
農業委員会等に関する法律の改正に伴い、
農業経営基盤強化促進法に定める
認定農業者等が委員の過半数を占めるようにしなければならないとされましたが、本市におきましては
認定農業者が少ないため、委員の過半数を占めることは困難な状況になっております。
そこで、区域内の
認定農業者等が一定数を下回る場合には、委員の過半数を
認定農業者または
認定農業者に準ずる者とすることについて議会の同意を得ることにより、
認定農業者等が委員の過半数を占めることを要しないとする同
法施行規則第2条第1号の規定により、委員の過半数を
認定農業者または
認定農業者に準ずる者といたしたく、ご提案を申し上げるものでございます。
なお、この後にご提案させていただきます
農業委員会委員の
任命候補者の中には、
認定農業者または
認定農業者に準ずる者が9人おられますので、14人の委員の過半数を占めることとなります。
以上、まことに簡単ではございますが、
提案理由のご説明とさせていただきます。
○議長(
山口重雄)
提案理由の説明は終わりました。
ただいまから、質疑に入ります。
○(
北岡隆浩議員) まず、5点伺います。
1点目、
農業委員を公募した結果、応募はゼロだったと聞きました。事実でしょうか。また、その後はどのような対応をされたんでしょうか、お答えください。
2点目、高槻市には
認定農業者が6人いるということです。委員の定数が14なので、過半数に満たないわけですが、法律では
農業委員の過半数を
認定農業者とするのが原則のようです。そういう法律の趣旨からすると、過半数に満たなくても
認定農業者にはできるだけ委員になってもらうべきかと思いますが、この
認定農業者6人の方に対しては、委員になってもらうよう全員に声はかけなかったんでしょうか、お答えください。
3点目、今回、議案第44号で同意を求めている
委員候補者についてはどのように選んだんでしょうか、お答えください。
4点目、
委員候補者については団体から推薦してもらったとも聞きましたが、どのような団体が推薦したんでしょうか。推薦した団体を全てお答えください。
また、推薦された方は、全て議案第44号で同意を求められている
委員候補者に含まれているんでしょうか。それとも、推薦はされたけれどもお断りしたケースもあるのでしょうか。そういうケースがあるのであれば、なぜなのか具体的な理由をお答えください。
5点目、元市職員の方も4名
委員候補者に含まれていますが、なぜなのでしょうか、お答えください。
以上です。
○
農業委員会事務局長(斎藤卓夫) ただいまのご質問に対し、ご答弁いたします。
なお、数点の質問の中で、議題に関連する2点目についてご答弁いたします。
本市は、
認定農業者が少ないため、
認定農業者及びこれに準ずる者を委員の過半数とするものであり、応募された方の中から選んでおり、個人への呼びかけをしておりません。
以上でございます。
○(
北岡隆浩議員) 次に、4点、伺います。
1点目、国の資料を見ると、
農業委員会等に関する法律、(通称)
農業委員会法なんですけども、それの改正の、改革の方向として、地域の農業をリードする担い手が透明な
プロセスを経て確実に就任するようにするために、先ほどの
認定農業者を原則として委員の過半とする旨の記載があります。そのほかにも、農業者以外の者で中立な立場で公正な判断をすることができる者を1人以上入れるということも書かれています。これについては、どのようにされたんでしょうか、お答えください。
2点目、同様に、国の資料には、女性・青年も積極的に登用するとも書かれています。女性と青年については、それぞれどのように、どれだけ登用されたんでしょうか、お答えください。
3点目、先ほどのご答弁では、市内の
認定農業者に対して呼びかけはしていないということでしたが、市内の
認定農業者の方は全員今回の
農業委員の公募についてはご存じだったんでしょうか、お答えください。
4点目、今回の
農業委員の選び方は、国が掲げる、地域の農業をリードする担い手が透明な
プロセスを経て確実に就任するようにするためのものになっているのでしょうか、市の見解をお聞かせください。
以上です。
○
農業委員会事務局長(斎藤卓夫) ご質問にご答弁いたします。
なお、数点のご質問の中で、議題に関連する3点目について答弁いたします。
委員の募集につきましては、広報誌及び
市ホームページに掲載して周知いたしました。
以上でございます。
○(
北岡隆浩議員) 最後、意見だけですけども。
この議案は、
農業委員会法が改正されたために上程されているわけですけれども、この法改正の趣旨の一つとして、国は先ほど申し上げたように、
農業委員には地域の農業をリードする担い手が透明な
プロセスを経て確実に就任するようにというふうにしています。国としては、その、地域の農業をリードする担い手を
認定農業者だとして、委員の過半数をその
認定農業者とするのが原則だとしています。
農業委員の募集については、広報誌と
ホームページで周知したということですけれども、果たしてそれだけでよかったのかなという気がしております。
認定農業者は6名しかいないわけですから、個別に案内するとか、それが差し支えるなら
農業関係の団体から呼びかけてもらうとか、確実に情報が届くようなやり方をすべきだったのではないかなと思います。
また、国は、委員には、農業者以外の者で中立な立場で公正な判断をすることができる者を1人以上入れるとか、女性・青年も積極的に登用するとかしていますが、それらについて質問しても、何もお答えいただけない。何も配慮しなかったということであれば、国の方針に反するということになるのではないでしょうか。
議案第44号で、議会に同意を求めている
委員候補者について、どのように選んだのか、どんな団体が推薦したのかとお聞きしても答えていただけない。これでは、
委員候補の方々が透明な
プロセスを経て選ばれたのかどうかわかりません。人事案件だから答弁しないということなんですが、選び方を質問しているわけですから、答えられるはずです。元市職員の方が4名おられるわけですから、天下りとか利益供与とかの批判を払拭するためにも、積極的にどのように選んだのか、説明をするべきではないでしょうか。
先ほどの答弁では、透明な
プロセスを経て選ばれたとは言えないと思いますので、この議案には賛成できないということを表明して、質問を終わります。
以上です。
○議長(
山口重雄) 質疑は尽きたようです。
以上で、質疑を終結します。
お諮りします。
本件については、
委員会付託を省略し、直ちに採決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口重雄) 異議なしと認めます。
したがって、本件については
委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定しました。
ただいまから採決します。
議案第43号 高槻市
農業委員会委員任命につき
認定農業者等が委員の過半数を占めることを要しない場合の同意を求めることについては、これに同意することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
山口重雄) 多数賛成と認めます。
したがって、議案第43号はこれに同意することに決定しました。
日程第5、議案第44号 高槻市
農業委員会委員任命につき同意を求めることについてを議題とします。
――
―――――――――――――――――――――
議案・
議事関係書類綴 2ページ参照
――
―――――――――――――――――――――
○議長(
山口重雄)
地方自治法第117条の規定により、
久保隆夫議員、
中村玲子議員の退席をお願いします。
〔退 席〕
○議長(
山口重雄)
提案理由の説明を求めます。
〔市長(
濱田剛史)登壇〕
○市長(
濱田剛史) ただいま議題に供されました議案第44号 高槻市
農業委員会委員任命につき同意を求めることにつきまして、
提案理由のご説明を申し上げます。
本市農業委員会委員につきましては、来る7月19日をもちまして任期が満了いたします。新たな委員につきましては、
農業委員会等に関する法律の改正により、市町村長が議会の同意を得て任命することとされ、また任命に当たりましては、あらかじめ農業者、
農業団体等に推薦を求めるとともに、募集をすることとされております。
そこで、このたび推薦と募集の結果により、次の14名の方を委員に任命いたしたく、ご提案を申し上げるものでございます。
まず、小野敏彦氏でございます。昭和21年7月18日生まれの70歳のお方で、
本市安満北の町にお住まいでございます。民間企業で勤務された後、高槻市
民生委員児童委員協議会磐手地区委員会委員長などを務められ、平成26年7月から
本市農業委員会委員としてご尽力をいただいております。
次に、門川 進氏でございます。昭和17年12月3日生まれの74歳のお方で、本市大塚町2丁目にお住まいでございます。民間企業で勤務された後、高槻市東部土地改良区理事、高槻市農業協同組合理事などを務められております。
次に、北口 哲氏でございます。昭和24年10月8日生まれの67歳のお方で、本市芝生町1丁目にお住まいでございます。本市
教育委員会学校教育部長、市立芝谷中学校校長などを歴任された後、高槻市農業協同組合理事などを務められ、平成26年7月から
本市農業委員会委員としてご尽力をいただいております。
次に、久保隆夫氏でございます。昭和22年8月31日生まれの69歳のお方で、本市芝生町1丁目にお住まいでございます。本市議会議員であり、平成9年から平成23年までの間で4年間、
本市農業委員会委員を務められ、現在も平成27年5月から委員としてご尽力をいただいております。
次に、阪口和義氏でございます。昭和24年2月18日生まれの68歳のお方で、本市梶原1丁目にお住まいでございます。本市
農業委員会事務局理事などを歴任された後、本市選挙管理委員会委員、梶原実行組合組合長などを務められております。
次に、髙谷敏宜氏でございます。昭和33年6月30日生まれの58歳のお方で、本市塚脇1丁目にお住まいでございます。民間企業で勤務された後、高槻市農業協同組合農風館監査などを務められております。
次に、辻本豊廣氏でございます。昭和27年2月28日生まれの65歳のお方で、本市唐崎中2丁目にお住まいでございます。民間企業で勤務された後、唐崎北新地実行組合組合長などを務められ、平成23年7月から
本市農業委員会委員としてご尽力をいただいております。
次に、堤 勇氏でございます。昭和24年4月1日生まれの68歳のお方で、本市郡家本町にお住まいでございます。本市阿武山図書館長などを歴任された後、郡家水利組合幹事などを務められ、平成26年7月から
本市農業委員会委員としてご尽力いただいております。
次に、中村玲子氏でございます。昭和29年1月25日生まれの63歳のお方で、本市古曽部町2丁目にお住まいでございます。本市議会議員であり、平成7年から平成17年までの間で9年間、
本市農業委員会委員を務められ、現在も平成21年5月から委員としてご尽力いただいております。
次に、橋長俊彦氏でございます。昭和20年9月12日生まれの71歳のお方で、本市東天川2丁目にお住まいでございます。高槻市農業協同組合で勤務された後、同代表理事組合長、大阪府農業協同組合中央会監事などを務められ、平成26年7月から本市
農業委員会会長としてご尽力いただいております。
次に、藤井 博氏でございます。昭和30年1月20日生まれの62歳のお方で、本市富田町6丁目にお住まいでございます。茨木市農業協同組合で勤務された後、西富田実行組合組合長などを務められております。
次に、藪内 周氏でございます。昭和18年3月2日生まれの74歳のお方で、本市大字原にお住まいでございます。民間企業で勤務された後、大阪府森林組合副組合長理事、公益社団法人高槻市観光協会理事などを務められております。
次に、山本正義氏でございます。昭和22年6月15日生まれの69歳のお方で、本市奈佐原元町にお住まいでございます。本市交通部運輸課主幹などを歴任された後、奈佐原実行組合組合長などを務められ、平成26年7月から
本市農業委員会委員としてご尽力いただいております。
最後に、渡邊美広氏でございます。昭和43年12月26日生まれの48歳のお方で、本市大字出灰にお住まいでございます。民間企業で勤務された後、高槻しいたけセンター代表、出灰実行組合組合長などを務められております。
以上、14名の方につきましては、本市における農業の振興と発展にご尽力をいただけるものと確信しておりますので、よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げまして、
提案理由のご説明とさせていただきます。
○議長(
山口重雄)
提案理由の説明は終わりました。
お諮りします。
本件については、質疑並びに
委員会付託を省略し、直ちに採決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口重雄) 異議なしと認めます。
したがって、本件については、質疑並びに
委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定しました。
ただいまから採決します。
議案第44号 高槻市
農業委員会委員任命につき同意を求めることについて。
まず、小野敏彦さんについて、これに同意することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
山口重雄) 多数賛成と認めます。
したがって、小野敏彦さんについては、これに同意することに決定しました。
次に、門川 進さんについて、これに同意することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
山口重雄) 多数賛成と認めます。
したがって、門川 進さんについては、これに同意することに決定しました。
次に、北口 哲さんについて、これに同意することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
山口重雄) 多数賛成と認めます。
したがって、北口 哲さんについては、これに同意することに決定しました。
次に、久保隆夫さんについて、これに同意することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
山口重雄) 多数賛成と認めます。
したがって、久保隆夫さんについては、これに同意することに決定しました。
次に、阪口和義さんについて、これに同意することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
山口重雄) 多数賛成と認めます。
したがって、阪口和義さんについては、これに同意することに決定しました。
次に、髙谷敏宜さんについて、これに同意することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
山口重雄) 多数賛成と認めます。
したがって、髙谷敏宜さんについては、これに同意することに決定しました。
次に、辻本豊廣さんについて、これに同意することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
山口重雄) 多数賛成と認めます。
したがって、辻本豊廣さんについては、これに同意することに決定しました。
次に、堤 勇さんについて、これに同意することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
山口重雄) 多数賛成と認めます。
したがって、堤 勇さんについては、これに同意することに決定しました。
次に、中村玲子さんについて、これに同意することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
山口重雄) 多数賛成と認めます。
したがって、中村玲子さんについては、これに同意することに決定しました。
次に、橋長俊彦さんについて、これに同意することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
山口重雄) 多数賛成と認めます。
したがって、橋長俊彦さんについては、これに同意することに決定しました。
次に、藤井 博さんについて、これに同意することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
山口重雄) 多数賛成と認めます。
したがって、藤井 博さんについては、これに同意することに決定しました。
次に、藪内 周さんについて、これに同意することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
山口重雄) 多数賛成と認めます。
したがって、藪内 周さんについては、これに同意することに決定しました。
次に、山本正義さんについて、これに同意することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
山口重雄) 多数賛成と認めます。
したがって、山本正義さんについては、これに同意することに決定しました。
次に、渡邊美広さんについて、これに同意することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
山口重雄) 多数賛成と認めます。
したがって、渡邊美広さんについては、これに同意することに決定しました。
久保隆夫議員、
中村玲子議員の退席を解きます。
お諮りします。
日程第6、報告第4号から、日程第11、報告第9号に至る6件は、いずれも報告事件ですので、以上6件を一括議題としたいと思います。これに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口重雄) 異議なしと認めます。
したがって、以上6件を一括議題とすることに決定しました。
――
―――――――――――――――――――――
議案・
議事関係書類綴 5ページ参照
――
―――――――――――――――――――――
○議長(
山口重雄) 順次、
提案理由の説明を求めます。
〔
総合戦略部長(上田昌彦)登壇〕
○
総合戦略部長(上田昌彦) ただいま議題に供されました報告第4号及び報告第5号につきましてご報告申し上げます。
まず、報告第4号 平成28年度高槻市
一般会計継続費繰り越し状況報告についてでございますが、総務費 総務管理費の市役所耐震化事業につきましては、平成26年度から平成31年度の6か年で総額36億円の継続費を設定しておりますが、平成28年度の執行残額を翌年度に逓次
繰り越ししたものでございます。
以上、
地方自治法施行令第145条第1項の規定に基づきましてご報告申し上げます。
次に、報告第5号 平成28年度高槻市
一般会計繰越明許費繰り越し状況報告についてでございますが、事業進捗のおくれ等により、年度内に完了できなかった事業のほか、国の補正予算(第2号)等を受けて実施するもので、国庫支出金の内示時期の関係から
繰り越した事業でございまして、合わせて19事業ございます。
まず、総務費 戸籍住民基本台帳費の個人番号カード交付関連事業につきましては、発行事務を受託する地方公共団体情報システム機構のシステム遅延等により、予定していた交付枚数が見込めなかったため、事務委任に係る負担金を
繰り越ししたものでございます。
次に、障がい者福祉施設整備等補助事業につきましては、補助対象施設の整備のおくれによるほか、国の補正予算(第2号)の活用により
繰り越したものでございます。
次に、農林水産業費 林業費の山林地籍調査事業助成事業につきましては、補助対象事業の進捗のおくれ等により
繰り越したものでございます。
次に、商工費の中心市街地活性化基本計画策定事業につきましては、内閣府への認定申請時期に変更が生じ、事業の年度内完了が見込めないため
繰り越したものでございます。
次に、土木費 土木管理費の高槻インターチェンジ開通イベント事業につきましては、完成時期の延期により事業の年度内実施が見込めないため
繰り越したものでございます。
次に、道路橋梁費の歩道整備事業につきましては、用地買収のおくれにより
繰り越したものでございます。
次の道路案内標識設置事業につきましては、関係機関等との協議に時間を要したため
繰り越したものでございます。
次の原成合線改良事業につきましては、一体的に整備している新名神本線の完成時期の延期により、予定していた工程よりも時間を要することとなったため
繰り越したものでございます。
次に、河川費の新名神高速道路関連事業につきましては、用地買収のおくれにより
繰り越したものでございます。
次の都市計画費の古曽部天神線改良事業及び南平台日吉台線改良事業につきましては、関係機関等との協議に時間を要したことなどにより
繰り越したものでございます。
次に、教育費 小学校費及び中学校費の営繕維持事業、校舎改修事業、エレベーター設置事業、トイレ整備事業につきましては、いずれも国の補正予算(第2号)を活用して実施する事業でございます。
以上、
地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づきましてご報告申し上げます。
まことに簡単な説明ではございますが、よろしくお願い申し上げます。
〔
都市創造部長(梅本定雄)登壇〕
○
都市創造部長(梅本定雄) ただいま議題に供されました報告第6号 平成28年度高槻市
下水道等事業会計予算の
繰り越し状況報告につきましてご説明を申し上げます。
平成28年度高槻市下水道等事業会計の建設改良費における予算額30億5,883万円のうち、年度内の支払い義務発生額は19億8,950万4,650円でございます。年度内に支払い義務の発生しなかった金額のうち、9億8,100万円を地方公営企業法第26条第1項の規定に基づき、平成29年度に
繰り越ししたものでございます。また、契約差金などにより、8,832万5,350円を不用額として処理したものでございます。
繰り越しの理由でございますが、地下埋設物管理者を初めとする関係機関との協議・調整に不測の日数を要したことなどにより、工事10件と国の補正予算で実施している業務委託などを合わせ、12件を
繰り越したものでございます。また、繰越事業につきましては、本年8月31日までに全て完了する予定でございます。なお、繰越額の財源といたしましては、企業債、国庫補助金及び損益勘定留保資金をもって充当するものでございます。
以上、まことに簡単な説明ではございますが、地方公営企業法第26条第3項の規定に基づきご報告いたしますので、よろしくお願い申し上げます。
〔
自動車運送事業管理者(西岡博史)登壇〕
○
自動車運送事業管理者(西岡博史) ただいま議題に供されました報告第7号 平成28年度高槻市
自動車運送事業会計予算の
繰り越し状況報告につきましてご説明申し上げます。
今回の報告でございますが、地方公営企業法第26条第1項の規定に基づき、平成28年度高槻市自動車運送事業会計の建設改良費における予算額7,171万2,000円のうち、支払い義務の発生しなかった額5,174万円を平成29年度に
繰り越しいたしましたもので、同条第3項の規定に基づき報告させていただくものでございます。
繰り越しました理由といたしましては、平成28年度中に乗合用大型ノンステップバス2両の更新を予定しておりましたが、国内バス需要の急増に伴い、納車までの期間が大幅に長くなり、納期及び代金の支払いが平成29年度になったことによるものでございます。
以上、まことに簡単な説明ではございますが、よろしくお願いいたします。
〔
水道事業管理者(吉里泰雄)登壇〕
○
水道事業管理者(吉里泰雄) ただいま議題に供されました報告第8号 平成28年度高槻市
水道事業会計予算の
繰り越し状況報告及び報告第9号 平成28年度高槻市
水道事業会計継続費繰り越し状況報告につきましてご説明申し上げます。
まず、報告第8号でございます。
平成28年度高槻市水道事業会計の建設改良費における予算額12億6,367万1,000円のうち、年度内の支払い義務発生額は10億5,082万2,720円、年度内に支払い義務の発生しなかった金額は2億1,284万8,280円でございます。支払い義務の発生しなかった金額のうち1億4,161万1,480円は、契約差金などによる不用額であり、差額の7,123万6,800円を平成29年度に
繰り越しいたしました。
繰越理由といたしましては、城西町地区ほか配水管改良跡路面復旧工事ほか3件につきまして、他埋設物に伴う現場条件の変更などに伴う工期延長及び道路管理者との施工方法の協議に時間を要し、工事の発注時期がおくれたことなどによるものでございます。なお、繰越額の財源といたしましては、損益勘定留保資金をもって充当するものでございます。
続きまして、報告第9号でございます。
平成28年度は、第8次水道施設等整備事業計画の初年度といたしまして、より安全で安定した水道水の供給を目指し、地震対策などさらなる安定強化に向けた施設の構築に努めるため、老朽施設の更新や配水幹線などの整備を行ってまいりました。
その結果、平成28年度高槻市水道事業会計の継続費における予算額9億7,193万円のうち、年度内に支払い義務の発生しなかった金額5億5,754万5,760円を平成29年度に
繰り越したものでございます。
繰越理由といたしましては、集中監視システム更新工事の継続等によるものでございます。なお、繰越額の財源といたしましては、損益勘定留保資金をもって充当するものでございます。
以上、地方公営企業法第26条第3項及び地方公営企業法施行令第18条の2第1項の規定に基づくご報告とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
山口重雄)
提案理由の説明は終わりました。
ただいまから、質疑に入ります。
まず、報告第4号 平成28年度高槻市
一般会計継続費繰り越し状況報告について。
〔「な し」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口重雄) 質疑はないようです。
次に、報告第5号 平成28年度高槻市
一般会計繰越明許費繰り越し状況報告について。
○(
北岡隆浩議員) まず、高槻インターチェンジ開通イベント事業について伺います。
980万円が繰り越されていまして、これが開通イベントの予算だということですが、開通はいつになる見込みなんでしょうか。イベントは、いつ行うんでしょうか、お答えください。
次に、歩道整備事業の913万2,000円についてお聞きします。
地権者との調整に不測の日数を要した等という理由で
繰り越したということです。日吉台芥川線の歩道整備のことだと事前の説明でお聞きしましたが、平成26年12月議会でも指摘したとおり、市道として認定されている道路の一部の土地について、高槻市が昭和38年に買収したという契約書があるにもかかわらず、別の人が所有権を有するとして登記されていました。これについては、どのように解決されたんでしょうか、お答えください。
また、この土地については、固定資産税を徴収してきたということですが、そもそもこの土地が高槻市のものであるということであれば、徴収してきた固定資産税は返還しなければならないと考えられます。この点については、どのようになったんでしょうか、お答えください。
最後に、新名神高速道路関連事業の2,600万円についてお聞きします。
これは、五領町の土地の買収等に関する費用だということです。2,600万円の内訳は何なんでしょうか、具体的にお答えください。
また、その土地に隣接する里道が不法占拠されていることを以前指摘しましたが、それについてはどのようになったんでしょうか。里道の占用料相当額を買収費や補償費から差し引くのでしょうか、それぞれ具体的にお答えください。
以上です。
○
都市創造部長(梅本定雄) 都市創造部の
繰り越し事項に関する数点のご質問にお答えをいたします。
1点目の高槻インターチェンジの開通につきましては、西日本高速道路株式会社から現時点で明確な時期は示されておりませんが、本市として本年秋ごろの開通予定である高槻-川西間より前の早期開通を同社に対して要望いたしております。
また、イベントにつきましては、開通を心待ちにするプレイベントを7月15日、また高槻インターチェンジの開通日にもイベントを予定いたしております。
2点目の日吉台芥川線の土地につきましては、寄附を受けることにより、既に解決いたしております。
また、固定資産税に関するご質問ですが、税に関する個人情報についての質問となりますので、お答えすることはできません。
3点目の高槻東道路事業に伴う五領町地内の水利用地についてでございますが、繰越額の内訳は、公有財産購入費が1,000万円、補償費が600万円でございます。なお、隣接する里道につきましては、現在、協議を行っております。
以上でございます。
○(
北岡隆浩議員) まず、高槻インターチェンジ開通イベントについてです。
開通を心待ちにするプレイベントを7月15日に行うということです。なぜ、そのようなイベントを行う必要があるんでしょうか。開通したときにイベントを行うだけでよいのではないんでしょうか。プレイベントを行う理由をお答えください。
また、それは何円の費用がかかるのか、内訳もお示しください。
次に、歩道整備事業についてです。
日吉台芥川線の土地については、寄附を受けることにより解決したということです。歩道整備事業として913万2,000円が計上されていますが、この内訳は何なんでしょうか。寄附を受けた地権者に対する何らかの支払いも含まれているんでしょうか、お答えください。
最後に、新名神高速道路開通事業についてです。
五領町の土地に隣接する里道については協議中だということですが、この不法占拠に関する占用料相当額を補償費等から差し引いたり、その他のものと相殺したりということはしないんでしょうか。別途占用料相当額を請求するんでしょうか、お答えください。
また、この不法占拠については、いつまでに合意するんでしょうか。協議が整わない限り、公有財産購入費や補償費を支出すべきではないと私は思いますが、市としてはどうする方針なんでしょうか、お答えください。
以上です。
○
都市創造部長(梅本定雄) 2問目にご答弁いたします。
1点目のプレイベントにつきましては、本市の悲願である高槻インターチェンジの開通を市民の皆様とともにお祝いし、開通日までの間の機運を盛り上げるため、心待ちイベントを行うものでございます。費用につきましては、業務委託契約の金額内で実施するものでございます。
2点目の日吉台芥川線に係る繰越額の内訳は、公有財産購入費が685万1,000円、補償費が228万1,000円でございます。これらは、当然ながら新たに歩道を整備する部分に用いるものでございます。
3点目の五領町地内の水利用地に関してでございますが、1問目でもご答弁いたしましたが、隣接する里道につきましては、本事業とは別の事案として解決に向け、現在、協議を行っているところでございます。
以上でございます。
○(
北岡隆浩議員) まず、高槻インターチェンジ開通イベントについてです。
イベントについては、ことしの秋ごろと思われる開通日、イベントを行うだけではなくてプレイベントもするということで、2回イベントを行うわけですが、プレイベントをする理由については開通を市民の皆様とともにお祝いし、開通日までの間の機運を盛り上げるためだということでした。開通を祝うなら、開通日のイベントだけでいいし、開通を心待ちにするためのイベントを特にやらなければならないんだという必要性も全くないとは思うんですが、以前伺ったところでは、高速道路の上を歩くウオーキングイベントなどを行うということで、堂々と高速道路の上を歩くなんてことは今後高槻ではできないかもしれませんし、同じようなイベントがほかの市でもされていて、結構盛り上がっていますので、開通を心待ちにするかどうかにかかわらず、めったにない機会ということで市民の皆さんには楽しんでいただければと思います。やるからには、盛り上げていただきたいと思います。
次に、歩道整備事業について、さらに3点伺います。
1点目、公有財産購入費が685万1,000円、補償費が228万1,000円というのは、どの部分のものなんでしょうか。過去に高槻市が買収したものの、所有者が別の方の名義になっている土地に関するものも含まれているんでしょうか、明確にお答えください。
2点目、日吉台芥川線の土地については、寄附をしてもらって解決したということですが、市が寄附を受けたということは、その土地については登記上の名義人に所有権があるということを市は認めたということなんでしょうか、明確にお答えください。
3点目、その登記名義人に対して、寄附を受けた土地に関して何らかの支払いをしたんでしょうか。あるいは、今後支払いをするのでしょうか。そういった金銭のやりとりが必要なのであれば、なぜ必要なのか理由をお答えください。
最後に、新名神高速道路関連事業についてです。
五領町の土地に隣接する里道の不法占拠については、本事業とは別の事案として協議中だということですが、市は不法占拠をしている方に補償費を払おうとしているわけですよね。こういう場合は、債権債務を相殺するのが一般的ではないんでしょうか。相手方に対して、不法占拠に関して賠償するという合意をしていただかない限り補償費は払いませんよというのが当たり前ではないんでしょうか。そのようにしていただきたいと思います。強く要望しておきます。
以上です。
○
都市創造部長(梅本定雄) 3問目にお答えをいたします。
日吉台芥川線に関してでございますが、1点目につきましては、2問目でもお答えしましたように、新たな歩道の整備に用いるものでございます。
2点目につきましては、50年以上が経過しているため、当時の事情が把握できない中、寄附を受けることにより解決を図ったものでございます。
3点目の寄附を受けた土地に関しまして、何ら支払いは行っておりませんし、今後も一切ございません。
以上でございます。
○議長(
山口重雄) 質疑は尽きたようです。
次に、報告第6号 平成28年度高槻市
下水道等事業会計予算の
繰り越し状況報告について。
〔「な し」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口重雄) 質疑はないようです。
次に、報告第7号 平成28年度高槻市
自動車運送事業会計予算の
繰り越し状況報告について。
〔「な し」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口重雄) 質疑はないようです。
次に、報告第8号 平成28年度高槻市
水道事業会計予算の
繰り越し状況報告について。
〔「な し」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口重雄) 質疑はないようです。
次に、報告第9号 平成28年度高槻市
水道事業会計継続費繰り越し状況報告について。
〔「な し」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口重雄) 質疑はないようです。
以上で、質疑を終結します。
お諮りします。
以上6件については、
委員会付託を省略し、直ちに採決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口重雄) 異議なしと認めます。
したがって、以上6件については、
委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定しました。
ただいまから採決します。
報告第4号 平成28年度高槻市
一般会計継続費繰り越し状況報告については、報告のとおり承認することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
山口重雄) 多数賛成と認めます。
したがって、報告第4号は、報告のとおり承認することに決定しました。
報告第5号 平成28年度高槻市
一般会計繰越明許費繰り越し状況報告については、報告のとおり承認することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
山口重雄) 多数賛成と認めます。
したがって、報告第5号は、報告のとおり承認することに決定しました。
報告第6号 平成28年度高槻市
下水道等事業会計予算の
繰り越し状況報告については、報告のとおり承認することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
山口重雄) 多数賛成と認めます。
したがって、報告第6号は、報告のとおり承認することに決定しました。
報告第7号 平成28年度高槻市
自動車運送事業会計予算の
繰り越し状況報告については、報告のとおり承認することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
山口重雄) 多数賛成と認めます。
したがって、報告第7号は、報告のとおり承認することに決定しました。
報告第8号 平成28年度高槻市
水道事業会計予算の
繰り越し状況報告については、報告のとおり承認することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
山口重雄) 多数賛成と認めます。
したがって、報告第8号は、報告のとおり承認することに決定しました。
報告第9号 平成28年度高槻市
水道事業会計継続費繰り越し状況報告については、報告のとおり承認することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
山口重雄) 多数賛成と認めます。
したがって、報告第9号は、報告のとおり承認することに決定しました。
お諮りします。
日程第12、議案第45号から、日程第18、議案第51号に至る7件は、いずれも
契約案件ですので、以上7件を一括議題としたいと思います。これに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口重雄) 異議なしと認めます。
したがって、以上7件を一括議題とすることに決定しました。
――
―――――――――――――――――――――
議案・
議事関係書類綴 17ページ参照
――
―――――――――――――――――――――
○議長(
山口重雄) 順次、
提案理由の説明を求めます。
〔総務部長(津田良恵)登壇〕
○総務部長(津田良恵) ただいま議題に供されました議案第45号から議案第51号までの7件につきまして、順次、
提案理由のご説明を申し上げます。
まず、議案第45号 平成29年度高槻駅
高垣線道路築造工事請負契約締結についてご説明申し上げます。
本工事は、安満遺跡公園南側に接する高槻駅高垣線の整備を行うもので、公園南側西端から東端まで、710メートルの間において主に車道、歩道、自転車レーンなどを整備しようとするものでございます。
本契約につきましては、制限つき一般競争入札として公募いたしましたところ、3つの共同企業体の応募があり、5月15日に入札を執行いたしました結果、5億3,676万円をもちまして大日本永大共同企業体、代表者 大阪市浪速区湊町1丁目4番38号、大日本土木株式会社大阪支店執行役員支店長 丹羽 譲氏、構成員 高槻市北大樋町45番3号、株式会社永大興業代表取締役 吉竹央行氏に決定し、現在、仮契約中でございます。
この工事の工期は、議決の日から平成31年3月15日までといたしております。
次に、議案第46号
都市計画道路南平台日吉台線新設工事請負契約締結についてご説明申し上げます。
都市計画道路南平台日吉台線につきましては、本年3月30日に暫定開通したところですが、今回の工事は、迂回道路の撤去を初め、道路土工、排水構造物設置、舗装等の工事を行い、完成形状へ整備するものでございます。
本契約につきましては、制限つき一般競争入札として公募いたしましたところ、6つの共同企業体の応募があり、5月15日に入札を執行いたしました結果、4億910万4,000円をもちまして大日本永大共同企業体、代表者 大阪市浪速区湊町1丁目4番38号、大日本土木株式会社大阪支店執行役員支店長 丹羽 譲氏、構成員 高槻市北大樋町45番3号、株式会社永大興業代表取締役 吉竹央行氏に決定し、現在、仮契約中でございます。
この工事の工期は、議決の日から平成30年3月15日までといたしております。
次に、議案第47号
ごみ処理施設第二
工場定期検査修理工事請負契約締結についてご説明申し上げます。
本工事は、廃棄物処理等の関係法令に基づき、
ごみ処理施設2基について各施設の機能回復と長期的な維持を図るために毎年度実施しているもので、今年度につきましては例年の定期整備に加え、通風設備、受入供給設備、燃焼設備等の点検及び整備を行うものでございます。
ごみ焼却プラントは、焼却炉本体及びその他の設備が相互に密接なつながりを持って機能しており、短い停止期間内での確実な施工が求められますことから、プラント全体の現場状況に精通し、かつ技術蓄積もある業者による施工が不可欠でございます。
したがいまして、本契約につきましては、プラントの設置メーカーである川崎重工業株式会社関西支社との間におきまして、
地方自治法施行令第167条の2第1項第2号の規定に基づき随意契約を締結いたそうとするものでございます。5月12日に見積書を徴取いたしました結果、2億9,581万2,000円をもちまして、大阪市北区堂島浜2丁目1番29号、川崎重工業株式会社関西支社支社長 松村圭二氏を契約の相手方とし、現在、仮契約中でございます。
この工事の工期は、議決の日から平成30年3月15日までといたしております。
次に、議案第48号から議案第50号までの3件につきましては、安満遺跡公園隣接地に整備いたします(仮称)
高槻子ども未来館に関するもので、建築、機械設備、電気設備の各工事を分離して契約いたそうとするものでございます。
まず、議案第48号 (仮称)
高槻子ども未
来館新築工事請負契約締結についてご説明申し上げます。
本工事は、保育施設、母子保健施設及び子育て支援の研修・研究施設等を有する鉄骨造3階建て、木造2階建て、延べ面積6,155平方メートルの(仮称)
高槻子ども未来館を新築するものでございます。
本契約につきましては、制限つき一般競争入札として公募いたしましたところ、3つの共同企業体の応募があり、5月15日に入札を執行いたしました結果、14億3,208万円をもちまして、大鉄広成小阪共同企業体、代表者 大阪市淀川区西中島3丁目9番15号、大鉄工業株式会社代表取締役社長 荻野浩平氏、構成員 大阪市淀川区西中島7丁目4番17号、広成建設株式会社大阪営業支店支店長 林 浩氏、同じく、構成員、高槻市本町1番40号、株式会社小阪工務店代表取締役 小阪大輔氏に決定し、現在、仮契約中でございます。
この工事の工期は、議決の日から平成31年1月31日といたしております。
次に、議案第49号 (仮称)
高槻子ども未
来館新築機械設備工事請負契約締結についてご説明申し上げます。
本工事は、(仮称)
高槻子ども未来館新築工事に伴う空調設備、給排水設備、ガス設備、消火設備等の機械設備工事を行うものでございます。
本契約につきましては、制限つき一般競争入札として公募いたしましたところ、5つの共同企業体の応募があり、5月15日に入札を執行いたしました結果、4億2,789万6,000円をもちまして、大成温調日設高木共同企業体、代表者 大阪市中央区北浜3丁目6番13号、大成温調株式会社大阪支店上席執行役員支店長 今井康之氏、構成員 大阪市西区土佐堀1丁目4番14号、株式会社日設関西支店取締役上席執行役員支店長 前田 暁氏、同じく、構成員 高槻市城西町11番16号、株式会社高木工業所代表取締役 髙木祐樹氏に決定し、現在、仮契約中でございます。
この工事の工期は、議決の日から平成31年1月31日までといたしております。
次に、議案第50号 (仮称)
高槻子ども未
来館新築電気設備工事請負契約締結についてご説明申し上げます。
本工事は、(仮称)
高槻子ども未来館新築工事に伴う受変電設備、非常用発電設備、電灯設備、自動火災報知設備等の電気設備工事を行うものでございます。
本契約につきましては、制限つき一般競争入札として公募いたしましたところ、6つの共同企業体の応募があり、5月15日に入札を執行いたしました結果、3億3,577万2,000円をもちまして、西部広沢共同企業体、代表者 神戸市灘区都通4丁目1番1号、西部電気建設株式会社代表取締役社長 坂上 彰氏、構成員 高槻市富田丘町4番1号、広沢電気工事株式会社代表取締役 廣澤勝政氏に決定し、現在、仮契約中でございます。
この工事の工期は、議決の日から平成31年1月31日までといたしております。
次に、議案第51号 高槻市立第九
中学校昇降機設置その他
工事請負契約締結についてご説明申し上げます。
本工事は、階段による移動が困難な生徒の安全と学習環境を確保するため、第九中学校の東棟に昇降機を設置するとともに、南棟及び東棟の外壁改修工事を行うものでございます。
本契約につきましては、制限つき一般競争入札として公募いたしましたところ、9社の応募があり、5月15日に入札を執行いたしました結果、1億2,441万6,000円をもちまして、高槻市藤の里町9番2号、株式会社前田組代表取締役 小林周史氏に決定し、現在、仮契約中でございます。
この工事の工期は、議決の日から平成30年1月31日までといたしております。
以上、まことに簡単な説明でございますが、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
山口重雄)
提案理由の説明は終わりました。
ただいまから、質疑に入ります。
まず、議案第45号 平成29年度高槻駅
高垣線道路築造工事請負契約締結について。
○(
北岡隆浩議員) まず、3点伺います。
1点目、この工事を行う道路の延長――道路の延長というのは道路の長さのことなんですが、その道路の長さは710メートルだということです。工事をしないといけない道路の長さはもっと長いはずですが、なぜこの長さになったんでしょうか。なぜほかの部分は工事をしないんでしょうか、理由を具体的にお答えください。
2点目、この工事契約に含まれていない区間は、いつ工事をするんでしょうか、お答えください。
3点目、(仮称)
高槻子ども未来館がこの道路に面して建てられる計画になっていますが、その敷地の出入りの部分には、何か配慮をするんでしょうか。右折して敷地に入る場合でも、安全に入れるように右折レーンをつくるんでしょうか。配慮するのであれば、どういった安全上の配慮をするのか、具体的にお答えください。
以上です。
○
都市創造部長(梅本定雄) 高槻駅高垣線に関する数点のご質問にお答えをいたします。
1点目の工事延長につきましては、用地買収が完了している安満遺跡公園の西端から東端までの区間を整備しようとするものでございます。
2点目につきましては、八丁西町交差点から安満遺跡公園西端までの区間について、平成30年度の整備を予定いたしております。
最後、3点目につきましては、右折レーンの設置はございませんが、入出の際の安全対策について、現在、関係機関と協議中でございます。
以上でございます。
○(
北岡隆浩議員) 次、2点伺います。
1点目、八丁西町交差点から安満遺跡公園西端までの区間は、用地買収が完了していないということですが、この区間の用地買収についてはどのような状況なんでしょうか。地権者の方は全員買収に応じてくれるんでしょうか。それとも、やはり拒否されている方がおられるのでしょうか、詳細をお答えください。
また、買収を拒否され続けた場合、最終的にはどうなるんでしょうか。道路の工事は諦めるのでしょうか、強制収容となるのでしょうか、具体的にお答えください。
2点目、(仮称)
高槻子ども未来館の出入りの際の安全対策については、右折レーンは設置しないものの、現在、関係機関等と協議中だということです。具体的には、どのような協議をされているんでしょうか。どういった安全対策をされるんでしょうか、お答えください。
以上です。
○
都市創造部長(梅本定雄) 2問目にお答えをいたします。
1点目の用地買収の状況につきましては、地権者の皆様方に本事業へのご協力をいただけるよう個別に説明を行っております。今後につきましても、地権者の皆様方に丁寧な説明を行い、ご協力をいただいてまいりたいと考えております。
2点目につきましては、安全に車両が出入りできるよう、関係機関等と協議中でございます。
以上でございます。
○(
北岡隆浩議員) 最後は意見だけです。
八丁西町交差点から安満遺跡公園西端までの区間は、地権者の方に買収の合意をいただいていないということのようですが、安満遺跡公園とJR高槻駅との間の部分ですから、この区間の工事を完了しないと、まさにボトルネックの状態になります。この区間をどうするのかと、先ほどお聞きしましたが、地権者の方に説明するといった答弁だけでした。道路が全部完成できるかどうか答弁できないのに、道路の一部分だけを工事するということを認めてくださいというのはどうなのかなと、議会として認めちゃいけないんじゃないかなと私は思います。
(仮称)
高槻子ども未来館の出入りの部分についても、どういった安全対策をするのかについて、具体的な答弁はありませんでした。子ども未来館には、たくさんの子どもたちが訪れるでしょうし、子どもを車で送迎する人も少なからずいると思います。やはり事故が心配になりますよね。なのに、こうした子どもたちの安全にかかわる部分も答えられない。安全対策をどうするのか、しっかりと説明していただけないのに、議会が賛成したら、市民の方から議会は子どもたちの安全をないがしろにするのかと批判されるんではないでしょうか。この部分だけでも、私はとても賛成できません。
高槻駅高垣線については、避難路だという位置づけにもかかわらず、市の言う幅員の基準が曖昧だということは、これまでも何度か指摘してきました。市は、八丁西町交差点から西は幅員14メートルでよいとしているのに、交差点から東は15メートル必要だとして、それが住民の方に立ち退きをさせようとしている原因の一つですが、そもそもは奥本市長が京大農場にサッカースタジアムを建設するという実現不可能な公約をしたせいで、スタジアム建設の費用を軽減するために防災公園にするという案が出て、その案だけが残って、それが進められた結果、避難路という位置づけの高槻駅高垣線の整備を含む現在の状況に至っているわけです。
ほかにもいろいろありますが、くどくどは言いません。必要もないのに市民の方に立ち退きを迫って、不幸に陥れるこの高槻駅高垣線の工事には到底賛成できないということを表明して、質問を終わります。
○
都市創造部長(梅本定雄) 北岡議員、るる自分の考え方をおっしゃられましたが、この都市計画道路高槻駅高垣線は、安満遺跡公園のアクセス道路として、また、市中心部の交通ネットワークの強化を図るとともに、防災機能を有する公園へ2方向からのアクセスを確保するもので、都市の骨格を形成し、安全で安心な市民生活と機能的な都市活動に不可欠なものでございます。
このような観点から、議会にもご説明し、ご承認を賜って進めている事業でございます。これまで、地元の関係者の方々にも時間をかけて丁寧な説明を行いまして、事業の意義や必要性はご理解をいただいております。今後につきましても、地権者の皆様方には誠意を尽くして説明を行い、ご協力いただけるよう取り組んでまいりたいと考えております。
以上でございます。
○(
中村玲子議員) 私からも、数点質問させていただきます。
提案されている
契約案件のうち、制限つき一般競争入札6件あります。その全てで低入札になっています。低入札になった理由と、それでも高槻市が大丈夫と判断された根拠、また、下請事業者に低入札の影響があったのかどうか、下請事業者への聞き取りは実施されたのか、お答えください。
○総務部長(津田良恵) 低入札に関するご質問でございますが、入札金額につきましては各事業者が資材調達の集約、工期の短縮等、それぞれに企業努力をして経費の削減を図ったものと考えております。
また、市といたしまして、下請事業者への聞き取り調査は実施していませんが、下請事業者の見積もり等をもとに算定された入札金額が設計で規定している工法、仕様、数量等と大きく乖離していないか、適切に理解されているのか等、ヒアリングを通じて調査いたしまして、その結果、問題がないと判断したところでございます。
○(
中村玲子議員) 答弁では、企業努力で経費の削減というふうにおっしゃいました。低入札価格調査の報告では、事業者が低価格で入札した理由が書かれていました。高槻駅高垣線道路築造工事を請け負う事業者も、南平台日吉台線新築工事を請け負う事業も隣接する工事をしているので、労務の外注や資材調達は協力できるという理由でした。そういう理由なら、隣接地、また近くで工事を請け負った事業者が入札については有利になるのではないかと思いますが、お答えください。
2点目は、子ども未来館の新築工事です。事業者は、低価格でした理由として、経験を積むことでさらに営業展開が図れるという内容でした。次に工事を請け負えるように、安く今回は請け負ったと、こういうふうに私には思えるんです。こういう理由で低価格にしたということで、工事の安全性、内容について影響はないのか、お答えください。
3点目ですが、下請事業者への影響です。お答えでは、元請事業者への調査だけで、下請事業者への直接の調査はされていないということでした。それぞれの工事の金額が大きいですし、特に子ども未来館は14億円という工事です。共同事業体以外にも、下請事業者がそこには当然参入されます。特に、労働者の供給というのは、下請会社から受けるというふうに計画されていました。下請事業者に対しても、私は調査をするべきだと思いますが、なぜ調査をされなかったのか、お答えください。
以上です。
○総務部長(津田良恵) 2問目にお答えいたします。
まず、1点目、2点目でございますが、入札に当たって各事業者はそれぞれの事情や考え方のもとで入札金額を決定されているものと考えております。
次に、3点目の下請事業者への影響につきましては、低入札価格調査におきまして、法令により義務づけられている施工体系図等の提出を受けることで適正な下請契約を行うこと、あるいは下請事業者に対し社会保険等の加入を徹底することについて指導を行っていくことなどを確認しているところでございます。
これらを含めまして、低入札価格調査の落札者決定におきましては、調査対象者に対し隣接各部に支障を及ぼさないか、契約内容に適合した履行ができるかを資料やヒアリングを通じて確認し、契約先として適切であると判断したところでございます。
以上でございます。
○(
中村玲子議員) それぞれの事業者の考え方で金額を決めておられると、そうだと思うんですね。
先ほど言いました道路工事におきましては、隣接地で工事をしているから、そこと融通をきかせていくということで経費の削減というのはできるというのは納得できるんですけれど、子ども未来館については、やはり今後のことにつなげるために安くしたと、低入札にした、低価格にしたというふうにしか思えないんですね。そういうやり方が本当に影響がないのかどうかということは丁寧に見ていただきたいと思いますし、実際にそういうことでヒアリングと書類でやったということです。
ただ、私は、実際に下請事業者がどうだったのか、影響があったのかなかったのか、そこで働いている人に本当に適切に賃金が払われていたのか、働く環境がきちんと整っていたのか、そういうことを市としても調査をすることは私は大事なことだと思うんですね。事前には、そういう形でおやりです。そしたら、工事が終わってから、事後についても実際はどうだったのか、その中身を検証するという点では、事後の調査についても元請事業者、そして下請事業者、そこで働く人、そういうところにまで行って調査をしていただきたいと思います。これは、要望しておきます。
また、先ほど質問もありました道路工事、こういう工事の中で住民の皆さんへの安全確保というのは本当に基本的にやらなければいけないことですし、事業者だけの問題ではなくて、これは高槻市も問われることですから、ぜひその点にも十分配慮して、これから契約されますが、その点も確認しながら工事を進めていただきたいと思います。
以上です。
○議長(
山口重雄) 質疑は尽きたようです。
次に、議案第46号
都市計画道路南平台日吉台線新設工事請負契約締結について。
〔「な し」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口重雄) 質疑はないようです。
次に、議案第47号
ごみ処理施設第二
工場定期検査修理工事請負契約締結について。
〔「な し」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口重雄) 質疑はないようです。
次に、議案第48号 (仮称)
高槻子ども未
来館新築工事請負契約締結について。
○(髙木隆太議員) 少し確認でお聞きしたいんですけれども、この(仮称)
高槻子ども未来館は、安満遺跡公園の隣接する市街地区域内に建てられるということなんですけれども、安満遺跡公園は防災公園という位置づけになっておりまして、そういった場所に子ども未来館を併設するということですので、防災上の機能を備えるとか、あるいは災害時の利用といったことを想定しておられるのか、そのあたりをお聞きしたいと思います。
それと、子ども未来館の建物は、1階が認定こども園や病児保育を行う施設になると。低層部分になっているところが木造になるということですけれども、ここで使用される木材の産地はどこになるのか。地元木材であれば、国や大阪府の補助金制度があると思うんですけども、こういった補助金を活用されたのか、お聞きしたいと思います。
最後に、2019年度に開設するということで、そこに向けて建物の部分は今回着手することになるんですけれども、施設の運営、ソフトの部分、保育やその他事業の運営についての方針や運営基準といったものの策定はどのように進めておられるのか、お聞きします。
以上です。
○
子ども未来部長(万井勝徳) (仮称)
高槻子ども未来館に関するご質問にお答えします。
1点目の子ども未来館の防災機能等についてですが、当該施設は災害時にも活用できる施設として、災害時における緊急対応が必要な児童の預かり、被災者への食事の提供、避難生活における乳幼児の健康相談、保育スタッフの活動拠点といった利用を想定しております。
2点目の木材の産地等についてですが、構造部材の一部に大阪府産材を活用する仕様となっております。なお、地元木材使用に関する国・府の補助金等の活用はございません。
最後に、3点目の運営方針や運営基準策定の進め方についてですが、現在、各保育所、幼稚園を初め、関係所管課にて検討を進めているところでございます。
以上でございます。
○(髙木隆太議員) 子ども未来館も災害対応を視野に入れているというお答えでした。
最後に、2点お聞きして終わりたいと思うんですけれども、木材について、本市は公共施設への木材利用による林業の再生や資源循環型の社会を促進させるということで、そういった方針を本市も打ち出しておられます。
答弁では、子ども未来館の柱とか、はりといった構造部材のところに府内の木材を使用するということでしたけれども、またそれとは別に、大阪府で、子育て施設木のぬくもり推進事業という、府内の木材を保育施設の内装などに利用すれば、かなり少額なんですけれども補助金が受けられるというような制度を行っているんですけれども、今回この制度は活用できなかったのか、お聞きしたいと思います。
それと、施設の運営方針、運営基準については、現在、関係所管課で検討中ということですけれども、こういったものは策定の時期、いつごろになるのか、お聞きして終わりたいと思います。
以上です。
○
子ども未来部長(万井勝徳) 2問目にお答え申し上げます。
1点目の府の補助金の活用についてですが、(仮称)子ども未来館は、内装等に対して大阪府産材を活用する仕様ではないため、府の補助制度の対象外となっております。
2点目の運営方針等の策定時期でございますが、今年度中の策定を予定しております。
以上でございます。
○議長(
山口重雄) 質疑は尽きたようです。
次に、議案第49号 (仮称)
高槻子ども未
来館新築機械設備工事請負契約締結について。
〔「な し」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口重雄) 質疑はないようです。
次に、議案第50号 (仮称)
高槻子ども未
来館新築電気設備工事請負契約締結について。
〔「な し」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口重雄) 質疑はないようです。
次に、議案第51号 高槻市立第九
中学校昇降機設置その他
工事請負契約締結について。
〔「な し」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口重雄) 質疑はないようです。
以上で、質疑を終結します。
お諮りします。
以上7件については、
委員会付託を省略し、直ちに採決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口重雄) 異議なしと認めます。
したがって、以上7件については、
委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定しました。
ただいまから採決します。
議案第45号 平成29年度高槻駅
高垣線道路築造工事請負契約締結については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
山口重雄) 多数賛成と認めます。
したがって、議案第45号は原案のとおり可決されました。
議案第46号
都市計画道路南平台日吉台線新設工事請負契約締結については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
山口重雄) 全員賛成と認めます。
したがって、議案第46号は原案のとおり可決されました。
議案第47号
ごみ処理施設第二
工場定期検査修理工事請負契約締結については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
山口重雄) 全員賛成と認めます。
したがって、議案第47号は原案のとおり可決されました。
議案第48号 (仮称)
高槻子ども未
来館新築工事請負契約締結については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
山口重雄) 全員賛成と認めます。
したがって、議案第48号は原案のとおり可決されました。
議案第49号 (仮称)
高槻子ども未
来館新築機械設備工事請負契約締結については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
山口重雄) 全員賛成と認めます。
したがって、議案第49号は原案のとおり可決されました。
議案第50号 (仮称)
高槻子ども未
来館新築電気設備工事請負契約締結については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
山口重雄) 全員賛成と認めます。
したがって、議案第50号は原案のとおり可決されました。
議案第51号 高槻市立第九
中学校昇降機設置その他
工事請負契約締結については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
山口重雄) 全員賛成と認めます。
したがって、議案第51号は原案のとおり可決されました。
日程第19、議案第52号 子どもが主役となる
拠点整備事業に係る用地買収についてを議題とします。
――
―――――――――――――――――――――
議案・
議事関係書類綴 41ページ参照
――
―――――――――――――――――――――
○議長(
山口重雄)
提案理由の説明を求めます。
〔
子ども未来部長(万井勝徳)登壇〕
○
子ども未来部長(万井勝徳) ただいま議題に供されました議案第52号 子どもが主役となる
拠点整備事業に係る用地買収につきまして、
提案理由のご説明を申し上げます。
子どもが主役となる拠点整備に係る(仮称)
高槻子ども未来館を整備するため、高槻市土地開発公社において先行買収を行った土地の買い戻しをするものでございます。
土地の所在地は、八丁畷町184番3、面積は、実測で5,698.51平方メートル、買収金額は、5億3,947万9,248円でございます。
以上、まことに簡単な説明でございますが、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(
山口重雄)
提案理由の説明は終わりました。
ただいまから、質疑に入ります。
〔「な し」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口重雄) 質疑はないようです。
以上で、質疑を終結します。
お諮りします。
本件については、
委員会付託を省略し、直ちに採決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口重雄) 異議なしと認めます。
したがって、本件については
委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定しました。
ただいまから採決します。
議案第52号 子どもが主役となる
拠点整備事業に係る用地買収については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
山口重雄) 全員賛成と認めます。
したがって、議案第52号は原案のとおり可決することに決定しました。
日程第20、議案第53号
消防緊急情報システム更新機器購入契約締結についてを議題とします。
――
―――――――――――――――――――――
議案・
議事関係書類綴 43ページ参照
――
―――――――――――――――――――――
○議長(
山口重雄)
提案理由の説明を求めます。
〔総務部長(津田良恵)登壇〕
○総務部長(津田良恵) ただいま議題に供されました議案第53号
消防緊急情報システム更新機器購入契約締結について、
提案理由のご説明を申し上げます。
本件は、平成23年度に整備いたしました消防緊急情報システムにつきまして、各種システムの障害を未然に防ぐことを目的として、指令装置、指揮台、無線統制台、消防ネットワーク設備等の一部機器の更新を行うものでございます。
本システムの機器更新に当たりましては、ソフトウエアや機器全体にふぐあいがないように導入する必要があることから、本システムの機器及びネットワーク構成に熟知した業者からの購入が不可欠となります。
したがいまして、本契約につきましては、本システムの設置業者であります富士通株式会社関西支社との間におきまして、
地方自治法施行令第167条の2第1項第2号の規定に基づき、随意契約を締結いたそうとするものでございます。
5月12日に見積書を徴取いたしました結果、3,639万6,000円をもちまして、大阪市中央区城見2丁目2番6号、富士通株式会社関西支社支社長 竹田錠一氏を契約の相手方とし、現在、仮契約中でございます。
なお、納期は、議決の日から平成30年3月23日までといたしております。
以上、簡単な説明でございますが、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
山口重雄)
提案理由の説明は終わりました。
ただいまから、質疑に入ります。
〔「な し」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口重雄) 質疑はないようです。
以上で、質疑を終結します。
お諮りします。
本件については、
委員会付託を省略し、直ちに採決すること異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口重雄) 異議なしと認めます。
したがって、本件については、
委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定しました。
ただいまから採決します。
議案第53号
消防緊急情報システム更新機器購入契約締結については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(
山口重雄) 全員賛成と認めます。
したがって、議案第53号は原案のとおり可決することに決定しました。
お諮りします。
日程第21、議案第54号から、日程第27、議案第60号に至る7件は、いずれも条例案件ですので、以上7件を一括議題としたいと思います。これに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口重雄) 異議なしと認めます。
したがって、以上7件を一括議題とすることに決定しました。
――
―――――――――――――――――――――
議案・
議事関係書類綴 44ページ参照
――
―――――――――――――――――――――
○議長(
山口重雄) 順次、
提案理由の説明を求めます。
〔総務部長(津田良恵)登壇〕
○総務部長(津田良恵) ただいま議題に供されました議案第54号から議案第56号までの3件の議案につきまして、順次、
提案理由のご説明を申し上げます。
まず、議案第54号 高槻市職員の退職手当に関する条例中一部改正についてご説明を申し上げます。
本条例では、第10条におきまして、退職時に支給された退職手当の額が雇用保険法の失業給付相当額に満たない場合に、その差額分を失業者の退職手当として支給することができる旨を規定しているところ、今般、雇用保険法の一部改正に伴い、国家公務員退職手当法が一部改正されたことから、これに準じて改正を行うものでございます。
改正の内容でございますが、第10条第6項第2号におきまして、定数の減少等により退職した一定の者などに対して、失業給付の個別延長給付に相当する金額を退職手当として支給することができるよう規定するとともに、同条第7項第5号におきまして、一定の職業紹介事業者等の紹介した職業につくため、
転居等を要する者に対して移転費の額に相当する金額を退職手当として支給する旨を規定するものでございます。
なお、本条例は、公布の日から施行し、平成29年4月1日から適用することとし、移転費に係る部分は平成30年1月1日から施行しようとするものでございます。
次に、議案第55号 高槻市職員の
育児休業等に関する条例中一部改正についてご説明を申し上げます。
本件は、今般、人事院規則におきまして、再度の育児休業などができる特別の事情が追加されましたことから、これに準じて改正を行うものでございます。
改正の内容でございますが、本条例第3条の再度の育児休業ができる特別の事情、第4条の育児休業の期間の再度の延長ができる特別の事情及び第11条の育児短時間勤務の終了後1年を経過しない場合に育児短時間勤務ができる特別の事情として、新たに保育所等における保育の利用の申し込みを行っているものの、当面その実施が行われないことを規定するものでございます。
なお、本条例は、公布の日から施行しようとするものでございます。
続きまして、議案第56号 高槻市市税条例中一部改正についてご説明を申し上げます。
本件は、去る3月31日に公布されました地方税法及び航空機燃料譲与税法の一部を改正する法律による地方税法の一部改正等を受けまして、所要の改正を行うものでございます。
主な改正の内容でございますが、個人市民税関係といたしまして、配偶者控除及び配偶者特別控除の見直しに伴い、定義規定が改正されたため、第16条の2などにおきまして文言を整備するとともに、消費税率引き上げの延期に伴い、附則第16条の2の2におきまして、住宅ローン控除制度の適用期限を2年間延長するものでございます。
また、固定資産税及び都市計画税関係といたしまして、企業主導型保育事業や家庭的保育事業などの用に供する固定資産について、いわゆる、わがまち特例が導入され、課税標準の特例割合を条例で定めることとされたことから、法が標準としている割合を適用することとし、第63条の2及び附則第9条の2におきまして、それぞれ規定しようとするものでございます。
なお、本条例は、一部を除いて公布の日から施行し、個人市民税の配偶者控除等に関する改正規定は、平成31年1月1日から施行し、平成31年度以降の年度分の個人市民税について適用するものでございます。
以上、簡単な説明でございますが、ご審議賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
〔消防長(大西道明)登壇〕
○消防長(大西道明) ただいま議題に供されました議案第57号 高槻市
消防団員等公務災害補償条例中一部改正につきまして、
提案理由のご説明を申し上げます。
平成28年11月に、一般職の職員の給与に関する法律、いわゆる給料法の一部が改正され、平成29年4月1日以降、扶養手当の支給額が段階的に改定されることとなりました。非常勤消防団員等が公務により死亡などした場合に支給される補償基礎額の加算額及び加算の対象につきましては、給料法の規定による扶養手当の支給額及び支給対象に基づき定められているところでございます。
今般、その給料法の改正に基づき、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部が改正されましたことから、本市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正し、所要の規定整備を行おうとするものでございます。
改正の内容といたしましては、補償基礎額の加算額につきまして、配偶者にあっては現行の「433円」を「333円」に、「その他の扶養親族にあっては、現行217円及び配偶者がない場合にあっては367円」としているものを、改正後は、子とその他の扶養親族に区分するとともに、「子にあっては267円」に、「配偶者がない場合にあっては333円」に、「配偶者及び扶養親族たる子がない場合にあっては300円」に改めようとするものでございます。
なお、本条例は、公布の日から施行し、経過措置といたしまして、補償基礎額の加算額を引き下げる部分の改正規定につきましては、施行日以降に支給すべき事由の生じた損害補償等について適用することとし、その他の部分の改正規定につきましては、平成29年4月1日から適用しようとするものでございます。
以上、まことに簡単な説明ではございますが、ご審議されますようよろしくお願いいたします。
〔
都市創造部長(梅本定雄)登壇〕
○
都市創造部長(梅本定雄) ただいま議題に供されました議案第58号 高槻市
道路法施行条例中一部改正、及び議案第59号 高槻市
附属機関設置条例中一部改正について、順次、
提案理由のご説明を申し上げます。
まず、議案第58号 高槻市
道路法施行条例中一部改正についてでございます。
今回の改正は、平成29年2月に施行されました道路標識、区画線及び道路標示に関する命令の一部を改正する命令等により、本条例において引用する道路標識、区画線及び道路標示に関する命令における案内標識の番号が移動したため、番号の変更等を行うとともに、その他所要の規定整備を行うものでございます。
次に、議案第59号 高槻市
附属機関設置条例中一部改正についてでございますが、水害及び土砂災害に係るハザードマップの記載内容について、調査審議を行うための附属機関として、高槻市水害・土砂災害ハザードマップ検討委員会を設置しておりましたが、当該委員会における担任事務が終了したことから、同委員会を廃止するため条例改正を行うものでございます。
また、これに伴い、特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例につきましても、委員会の委員報酬に係る規定を削除しようとするものでございます。
なお、いずれの条例も、公布の日から施行しようとするものでございます。
以上、まことに簡単な説明でございますが、議案第58号及び議案第59号につきましての
提案理由のご説明とさせていただきますので、よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。
〔
健康福祉部長(西田 誠)登壇〕
○
健康福祉部長(西田 誠) ただいま議題に供されております議案第60号 高槻市
国民健康保険条例中一部改正につきまして、
提案理由のご説明を申し上げます。
まず、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、低所得者層の保険料負担の軽減措置において、軽減対象世帯が拡大され、5割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定において、被保険者数に乗ずべき金額を「26万5,000円」から「27万円」とし、2割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定において、被保険者数に乗ずべき金額を「48万円」から「49万円」とする軽減判定所得の引き上げを行うものでございます。
次に、地方税法及び所得税法等の一部改正を踏まえ、国民健康保険法施行令の一部改正に基づき、国民健康保険料の所得割算定等に係る所得規定が改正されたため、所要の改正を行うものでございます。
なお、この条例は、公布の日から施行し、平成29年度分の保険料から適用しようとするものでございます。
以上、甚だ簡単な説明ではございますが、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
山口重雄)
提案理由の説明は終わりました。
お諮りします。
本日の会議は以上にとどめ、議案調査のため、明6月9日から6月11日までの3日間休会とし、6月12日午前10時から本会議を開会したいと思います。これに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口重雄) 異議なしと認めます。
したがって、本日の会議はこれで散会します。
〔午前11時50分 散会〕
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地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
議 長 山 口 重 雄
署名議員 吉 田 章 浩
署名議員 橋 本 紀 子...