高槻市議会 2012-06-12
平成24年第3回定例会(第1日 6月12日)
日程第11 議案第61号
ごみ処理施設第二
工場定期検査修理工事請負契約締結につ
いて
日程第12 議案第62号 平成24年度
高槻市立郡家小学校校舎増築・
耐震改修工事
請負契約締結について
日程第13 報告第63号 平成24年度高槻市立第四
中学校校舎耐震改修工事請負契
約締結について
日程第14 議案第64号 (仮称)
北地区図書館建設工事請負契約締結について
日程第15 議案第65号 パソコン及び
プリンタ等購入契約締結について
日程第16 議案第66号 消防救急デジタル無線設備購入(
製造請負)契約締結につ
いて
日程第17 議案第67号 高槻市市税条例中一部改正について
日程第18 議案第68号 高槻市
森林保全資金貸付基金条例中一部改正について
日程第19 議案第69号 附属機関に関する条例中一部改正について
日程第20 議案第70号
高槻市立総合保健福祉センター条例中一部改正について
日程第21 議案第71号 高槻市手数料条例中一部改正について
日程第22 議案第72号 平成24年度高槻市
一般会計補正予算(第1号)について
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〇本日の会議に付した事件
日程第1から日程第22まで
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〇出席議員(36人)
1番 田 村 規 子 議 員 2番 笹 内 和 志 議 員
3番 宮 田 俊 治 議 員 4番 段 野 恵 美 議 員
5番 岡 井 寿美代 議 員 6番 平 田 裕 也 議 員
7番 木 本 祐 議 員 8番 平 井 和 樹 議 員
9番 髙 木 隆 太 議 員 10番 和 田 孝 雄 議 員
11番 岡 田 みどり 議 員 12番 吉 田 忠 則 議 員
13番 吉 田 章 浩 議 員 14番 岡 糸 恵 議 員
15番 川 口 洋 一 議 員 16番 太 田 貴 子 議 員
17番 蔵 立 真 一 議 員 18番 北 岡 隆 浩 議 員
19番 宮 本 雄一郎 議 員 20番 強 田 純 子 議 員
21番 三 本 登 議 員 22番 灰 垣 和 美 議 員
23番 奥 田 美智子 議 員 24番 山 口 重 雄 議 員
25番 久 保 隆 議 員 26番 中 浜 実 議 員
27番 橋 本 紀 子 議 員 28番 野々上 愛 議 員
29番 吉 田 稔 弘 議 員 30番 中 村 玲 子 議 員
31番 角 芳 春 議 員 32番 藤 田 頼 夫 議 員
33番 久 保 隆 夫 議 員 34番 岩 為 俊 議 員
35番 福 井 浩 二 議 員 36番 二 木 洋 子 議 員
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〇説明のため出席した者の職氏名
市長 濱 田 剛 史 副市長 山 本 政 行
副市長 倉 橋 隆 男
教育委員会委員長 勝 山 葉 子
教育長 一 瀬 武
自動車運送事業管理者 徳 田 忠 昭
水道事業管理者 法 幸 貞 次
政策財政部長 乾 博
総務部長 隈 部 英 幸
市民生活部長 岩 佐 美千子
健康福祉部長 西 岡 博 史
子ども未来部長 正 岡 祥 孝
技監 神 田 忠 士
都市創造部長 北 口 悦 男
産業環境部長 越 山 信 平
会計管理者 福 井 昭 敏
教育管理部長 上 田 昌 彦
教育指導部長 山 岡 利 夫
消防長 西 島 雄 三
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〇
議会事務局出席職員氏名
事務局長 新 美 英 代
事務局次長 野 島 眞 人
事務局主幹 柳 田 雅 幸 議事局主査 清 水 丈 二
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〇
会議録署名議員
13番 吉 田 章 浩 議 員 14番 岡 糸 恵 議 員
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〔午前10時 0分 開会〕
○議長(中浜 実) ただいまから平成24年第3回
高槻市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
ただいまの出席議員数は36人です。
したがって、会議は成立します。
日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において
吉田章浩議員及び岡 糸恵議員を指名します。
日程第2、会期の決定についてを議題とします。
お諮りします。
今期定例会の会期は、本日から6月28日までの17日間としたいと思います。これに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中浜 実) 異議なしと認めます。
したがって、会期は17日間と決定しました。
日程第3、諸般の報告を行います。
市長から行政報告があります。
〔市長(濱田剛史)登壇〕
○市長(濱田剛史) 皆様、おはようございます。
開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
今議会には19案件を付議いたしておりますが、これらに先立ちまして、閉会中における行政上の主要な事項につきまして、ご報告をいたします。
まず初めに、
国民健康保険課における督促状の誤送付について、ご報告とおわびを申し上げます。本件は、コンビニエンスストアで納付された一定期間の保険料の納付データが
国民健康保険課の電算システムに反映されていなかったために、誤って督促状が送付されたというものでした。このようなミスにより、市民の皆様、議員の皆様の信頼を裏切る結果となったことは、まことに遺憾であります。心より深くおわびを申し上げます。
今後につきましては、適切な事務執行のため、複数の担当者によるチェックを一層徹底するとともに、
事務処理手順の見直しを行ってまいります。
なお、本件につきましては、
国民健康保険課長以下、関係職員4名に対しまして、先月31日付で訓告処分を行いました。
次に、交通部における
市営バス営業所売上金不明事案でございますが、現在、特別調査員2名の指導・助言のもと、調査を継続中でございます。
次に、旅館・ホテル等の特別査察の実施結果について、ご報告いたします。
先月13日、広島県福山市で死者7名、負傷者3名を出すホテル火災が発生したことを受けまして、消防本部及び
都市創造部において、先月15日から、市内の旅館・ホテル等12施設に対し、特別査察を実施いたしました。その結果、軽微な指摘事項が認められた8施設について、是正指導を行いました。
次に、
高槻営業戦略の策定について、ご報告いたします。
本市の知名度向上とイメージアップに向けて、総合的な
シティープロモーションの観点に立ち、本市の魅力を市内外へと広く発信するため、このたび、全庁的な
プロモーション活動の底上げを図る内部指針として
高槻営業戦略を策定いたしました。
高槻営業戦略は、定住人口の増加と交流人口の増加を両輪としつつ、最終的には「住みたいまち」として本市を選択していただけるよう、全庁的な取り組みの指針として方向性を示したものです。今後は、この
高槻営業戦略に基づき、私を筆頭に、管理職、一般職を問わず、職員一人一人が高槻の営業マンという意識を持って、「わがまち高槻」を発信してまいります。
最後に、3件の訴訟事件について、ご報告いたします。
1件目は、新たに提起された事件ですが、先月22日、
本市自動車運送事業管理者を被告として、
損害賠償請求及び
不当利得返還請求事件が提起され、この件に係る訴状及び呼び出し状が、今月2日、
大阪地方裁判所から送達されました。
訴えの主な内容は、労働組合の要請による乗務員の勤務変更に関して、
損害賠償等を請求されたものです。本市といたしましては、
訴訟代理人を選任し、適切に対応してまいります。
2件目は、先月の臨時会においても報告をさせていただいた、高槻市長を被告とした今城塚古墳の整備事業・第4次整備工事に関する
損害賠償請求事件についてでございます。
控訴人の請求を棄却した先月の第二審判決を不服として、控訴人が先月28日付で最高裁判所へ上告受理の申し立てを行ったとの通知がございました。本市といたしましては、
訴訟代理人と協議の上、適切に対応してまいります。
3件目は、本市が国から土地の譲与を受けた
市道須賀前島線内に、原告の所有する土地が含まれているとして、昨年8月5日に提起された
所有権移転登記等請求事件についてでございます。原告から、先月2日、
大阪地方裁判所に訴訟の取下書が提出されました。本市といたしましては、
訴訟代理人と協議の結果、訴訟を継続する理由がないと判断、先月22日、
大阪地方裁判所に
訴訟取り下げの同意書を提出したことにより、同日付で訴訟が終了いたしております。
以上で、行政報告を終わり、引き続き、今議会に提案しております19議案の概要を説明させていただきます。
まず初めに、人事案件といたしまして、高槻市
監査委員選任につき同意を求めることについて、高槻市
公平委員会委員選任につき同意を求めることについての2件を提案いたしております。
次に、4件の報告案件ですが、平成23年度の高槻市一般会計における継続費と
繰越明許費、並びに
公共下水道特別会計における
繰越明許費、
水道事業会計の継続費につきまして、その
繰り越し状況をご報告し、それぞれご承認をお願いするものです。
次に、契約案件といたしまして、JR高槻駅
南人工デッキ上屋設置工事請負契約締結についてなど7件を提案いたしております。
以上の13件につきましては、即決で、ご議決、ご同意を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
次に、条例案件といたしまして、高槻市市税条例中一部改正についてなど、5件を提案いたしております。
最後に、予算案件といたしまして、平成24年度高槻市
一般会計補正予算(第1号)がございます。
以上が、今議会に当初提案しております案件の概要ですが、詳細につきましては、後ほど、それぞれ説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
以上、まことに簡単ではありますが、本日のごあいさつとさせていただきます。
○議長(中浜 実) 市長の行政報告は終わりました。
次に、
新美事務局長から議会関係の報告をします。
○事務局長(新美英代) それでは、報告させていただきます。
平成24年第2回
高槻市議会臨時会以降の議会関係の主な事項について、ご報告申し上げます。
5月23日に、第88回
全国市議会議長会定期総会が開催され、議長が出席いたしました。まず、平成23年度の
一般会務報告の承認と、平成22年度一般会計などの決算が認定され、平成24年度
一般会計予算として
歳入歳出総額7億2,441万1,000円の当初予算などが提案され、原案のとおり可決されました。
次に、議案審議に入り、
部会提出議案27件、
会長提出議案4件が提案され、いずれも原案どおり可決されました。
次に、平成24年度の役員改選が行われ、部会長、理事、評議員、
委員会委員が選任され、本市は
地方財政委員に選任されました。また、総会終了後に各委員会合同会議が開催され、議長が出席し、各委員会の正副委員長が選任されました。
以上で議会関係の報告を終わります。
○議長(中浜 実) 議会関係の報告は終わりました。
これで諸般の報告を終わります。
日程第4、議案第58号 高槻市
監査委員選任につき同意を求めることについてを議題とします。
――
――――――――――――――――――
議案・
議事関係書類綴 1ページ参照
――
――――――――――――――――――
○議長(中浜 実) 提案理由の説明を求めます。
〔市長(濱田剛史)登壇〕
○市長(濱田剛史) ただいま議題に供されました議案第58号 高槻市
監査委員選任につき同意を求めることにつきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
このたびご提案申し上げますのは、現監査委員であります服部好伸氏の任期が来る7月5日をもって満了いたしますので、重谷芳人氏を後任の
本市監査委員に選任いたしたく、お願いいたすものでございます。
同氏は、昭和41年4月26日生まれの46歳の方で、高槻市大畑町にお住まいになっておられます。ご経歴等につきましては、平成2年3月に同志社大学を卒業後、監査法人にご勤務になり、平成9年6月に
公認会計士登録をされております。その後、平成12年8月に重
谷公認会計士事務所を開設されるなど、15年近くにわたり
公認会計士として広くご活躍をされております。また、
財団法人高槻市
文化振興事業団の監事としての経験もお持ちで、平成24年4月1日からは
公益財団法人高槻市
都市交流協会の監事としてご就任されております。
なお、同氏は公会計、企業会計に対する知見を広くお持ちでございます。今後、少子高齢化の進展などによります
社会経済環境の変化に対応すべく、本市も効果的かつ効率的な行財政運営が求められる中におきまして、同氏の知見に基づく中長期的な視点でのご点検、ご意見は行政の質の向上に大いに寄与いただけるものと存じております。
よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(中浜 実) 提案理由の説明は終わりました。
お諮りします。
本件については質疑並びに
委員会付託を省略し、直ちに採決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中浜 実) 異議なしと認めます。
したがって、本件については質疑並びに
委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定しました。
ただいまから採決します。
議案第58号 高槻市
監査委員選任につき同意を求めることについては、これに同意することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(中浜 実) 全員賛成と認めます。
したがって、議案第58号は、これに同意することに決定しました。
ここで、ただいま監査委員に選任同意されました重谷芳人さんからあいさつがあります。
〔重谷芳人登壇〕
○(重谷芳人) 皆様、初めまして。ただいまご紹介いただきました重谷芳人と申します。お許しを得まして、一言ごあいさつを申し上げます。
先ほどは議員の皆様からの
監査委員選任のご同意をいただきまして、まことにありがとうございました。このような重大な職務を担うということで、大変身の引き締まる思いがいたしております。皆様方のご協力を得まして、常に誠実な態度で責任を果たしたいと思っておりますので、ご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
甚だ簡単ではございますが、私のごあいさつとさせていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。
○議長(中浜 実) あいさつは終わりました。
日程第5、議案第59号 高槻市
公平委員会委員選任につき同意を求めることについてを議題とします。
――
――――――――――――――――――
議案・
議事関係書類綴 2ページ参照
――
――――――――――――――――――
○議長(中浜 実) 提案理由の説明を求めます。
〔市長(濱田剛史)登壇〕
○市長(濱田剛史) ただいま議題に供されました議案第59号 高槻市
公平委員会委員選任につき同意を求めることにつきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
高槻市
公平委員会委員であります宇多啓子氏の任期が来る7月11日をもちまして満了いたしますが、引き続き同
委員会委員に選任いたしたく、ご提案を申し上げる次第であります。
同氏は、茨木市大手町にお住まいで、昭和26年9月3日生まれの60歳のお方でございます。ご経歴等につきましては、議員各位、既にご承知のことと存じますので、その詳細につきましては省略させていただきますが、平成4年7月から5期20年にわたり本委員を務められ、この間、
地方公務員法の趣旨に基づき、法律の専門家として豊かな知識と経験をもって人事権の適正な行使の保障や、職員の権利利益の保護のため、公正な審査、判定をちょうだいするなど、人事行政の充実にご尽力いただいてまいりました。
温厚篤実にして高潔なお人柄で、中立公平な判断を求められる公平委員として最適の方であると存じておりますので、よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(中浜 実) 提案理由の説明は終わりました。
お諮りします。
本件については質疑並びに
委員会付託を省略し、直ちに採決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中浜 実) 異議なしと認めます。
したがって、本件については質疑並びに
委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定しました。
ただいまから採決します。
議案第59号 高槻市
公平委員会委員選任につき同意を求めることについては、これに同意することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(中浜 実) 全員賛成と認めます。
したがって、議案第59号は、これに同意することに決定しました。
お諮りします。
日程第6、報告第2号から日程第9、報告第5号に至る4件は、いずれも報告事件ですので、以上4件を一括議題としたいと思います。これに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中浜 実) 異議なしと認めます。
したがって、以上4件を一括議題とすることに決定しました。
――
――――――――――――――――――
議案・
議事関係書類綴 3ページ参照
――
――――――――――――――――――
○議長(中浜 実) 順次、提案理由の説明を求めます。
〔
政策財政部長(乾 博)登壇〕
○
政策財政部長(乾 博) ただいま議題に供されました報告第2号及び報告第3号につきまして、ご報告を申し上げます。
まず、報告第2号 平成23年度高槻市
一般会計継続費繰り越し状況報告でございますが、まず消防費の
消防本部庁舎改築事業につきましては、平成21年度から平成24年度の4か年で、総額30億2,755万9,000円の継続費を設定いたしておるところでございますが、平成23年度におきまして、基礎工事の進捗がおくれたことから、
工事請負費の一部を平成24年度に逓次繰り越ししたものでございます。
次に、
消防緊急情報システム整備事業につきましては、平成23年度から平成25年度の3か年で、総額5億1,000万円の継続費を設定いたしておるところでございますが、
国庫補助金の内示時期の関係から平成23年度の
事業費全額を平成24年度に逓次繰り越ししたものでございます。
続きまして、報告第3号 平成23年度高槻市
一般会計繰越明許費繰り越し状況報告でございますが、事業進捗のおくれ等により年度内に完了できなかったため繰り越したもの8事業のほか、国庫支出金の内示時期の関係から事業費を繰り越して実施しております4事業の合計12事業でございます。おのおのの事業につきまして、順次ご説明申し上げます。
まず、民生費
社会福祉費の
障害者福祉施設整備等補助事業につきましては、
東日本大震災の影響により資材等の確保が難航したことから、
補助対象事業が完了せず、事業費を繰り越したものでございまして、事業の完了は平成24年8月末を予定いたしております。
次に、土木費
道路橋梁費の
橋梁耐震補強事業につきましては、
関係機関等との協議に時間を要したため、
工事請負費を繰り越したものでございますが、既に4月末に完了いたしております。
桧尾川左岸1号線改良事業につきましては、工事施工に当たり、関係者との協議や河川の伏流水対策に時間を要したことから
工事請負費を繰り越したものでございますが、既に5月末に完了いたしております。
続きまして、
萩之庄梶原線改良事業、
都市計画費の
富田芝生線改良事業、
古曽部天神線改良事業、
南平台日吉台線改良事業につきましては、それぞれ
用地買収交渉に時間を要し、物件撤去が年度内に完了できなかったことから繰り越したものでございまして、事業の完了につきましては、おのおの平成24年9月末、あるいは平成25年3月末を完了予定といたしております。
公園改良事業につきましても、(仮称)
大字萩谷公園の
用地買収交渉に時間を要したため、年度内に事業完了できず、繰り越したものでございまして、平成24年9月末の完了を予定いたしております。
最後に、教育費 小学校費及び中学校費の小、
中学校耐震改修事業及び
エレベーター設置事業につきましては、国庫交付金の内示時期の関係から事業費を繰り越したものでございまして、事業の完了はおのおの平成25年2月末を予定いたしております。
以上、まことに簡単ではございますが、
地方自治法施行令第145条第1項及び第146条第2項の規定に基づきまして、ご報告を申し上げます。よろしくお願い申し上げます。
〔
都市創造部長(北口悦男)登壇〕
○
都市創造部長(北口悦男) ただいま議題に供されました報告第4号 平成23年度高槻市
公共下水道特別会計繰越明許費繰り越し状況報告につきまして、ご説明申し上げます。
当該事業につきましては、公共下水道管渠事業での国の交付金事業及び市単独事業による
工事請負費並びに委託費でございますが、地盤の状況変化に伴う施工能率の低下、また雨水取り口箇所の見直しに伴う実施設計の変更などに不測の日数を要したことから、7件の工事と1件の委託費を繰り越したものでございます。これらのうち、工事1件と実施設計1件が現在施工中となっておりますが、7月上旬の完了を予定いたしております。
以上、まことに簡単な説明ではございますが、
地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づき、ご報告申し上げます。よろしくお願いいたします。
〔
水道事業管理者(法幸貞次)登壇〕
○
水道事業管理者(法幸貞次) ただいま議題に供されました報告第5号 平成23年度高槻市
水道事業会計継続費繰り越し状況報告につきまして、ご説明を申し上げます。
平成23年度は、第7次水道施設等整備事業計画の初年度といたしまして、より安全で安定した水道水の供給を目指し、地震対策など、さらなる安定強化に向けた施設の構築に努めるため、老朽施設の更新のほか、配水幹線等の整備を行ってまいりました。その結果、平成23年度高槻市
水道事業会計の継続費における予算額6億5,000万円のうち、支払い業務の発生しなかった額1億4,088万8,250円を平成24年度に繰り越しさせていただくものでございます。
主な理由といたしまして、美しが丘1丁目地区ほか減圧弁設置工事につきましては、新名神事業の進捗に合わせて、水圧調整区域を変更していく工事となり、関係事業体との工程調整に時間を要したものであります。さらに、名神町地区ほか、配水管敷設跡路面復旧工事を初めとした4件の路面復旧工事につきましては、本設工事での地元調整に時間を要したことにより、これら各工事について23年、24年度の継続事業としたほか、契約差金等を繰り越すものでございます。
なお、繰越額の財源といたしましては、損益勘定留保資金をもって充当いたすものでございます。
以上、地方公営企業法第26条第3項の規定により報告いたします。
○議長(中浜 実) 提案理由の説明は終わりました。
ただいまから質疑に入ります。
まず、報告第2号 平成23年度高槻市
一般会計継続費繰り越し状況報告について。
〔「な し」と呼ぶ者あり〕
○議長(中浜 実) 質疑はないようです。
次に、報告第3号 平成23年度高槻市
一般会計繰越明許費繰り越し状況報告について。
○(北岡隆浩議員) 土木費
都市計画費の
公園改良事業7,495万7,000円について、1点だけ質問します。
萩谷公園を整備するとのことですが、財政課からは、市バスの回転場にも使用するというような説明を受けました。これは本当なんでしょうか。将来的にはバス停も設けられるのでしょうか、お答えください。
以上です。
○
都市創造部長(北口悦男)
繰越明許費のうち
公園改良事業でございますが、本事業は萩谷地区でも特に狭隘な山間部において、平常時には地域の憩いの場として、また、災害時には地域住民の一時避難地にもなる多目的広場を中心とした公園を、地域からの強い要望を受け、整備しているものでございます。
議員お尋ねのバス回転場につきましては、府道の整備も含めた今後の地域の課題ということで認識いたしておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(中浜 実) 質疑は尽きたようです。
次に、報告第4号 平成23年度高槻市
公共下水道特別会計繰越明許費繰り越し状況報告について。
〔「な し」と呼ぶ者あり〕
○議長(中浜 実) 質疑はないようです。
次に、報告第5号 平成23年度高槻市
水道事業会計継続費繰り越し状況報告について。
〔「な し」と呼ぶ者あり〕
○議長(中浜 実) 質疑はないようです。
以上で質疑を終結します。
お諮りします。
以上4件については
委員会付託を省略し、直ちに採決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中浜 実) 異議なしと認めます。
したがって、以上4件については
委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定しました。
ただいまから採決します。
報告第2号 平成23年度高槻市
一般会計継続費繰り越し状況報告については、報告のとおり承認することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(中浜 実) 全員賛成と認めます。
したがって、報告第2号は報告のとおり承認することに決定しました。
報告第3号 平成23年度高槻市
一般会計繰越明許費繰り越し状況報告については、報告のとおり承認することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(中浜 実) 全員賛成と認めます。
したがって、報告第3号は報告のとおり承認することに決定しました。
報告第4号 平成23年度高槻市
公共下水道特別会計繰越明許費繰り越し状況報告については、報告のとおり承認することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(中浜 実) 全員賛成と認めます。
したがって、報告第4号は報告のとおり承認することに決定しました。
報告第5号 平成23年度高槻市
水道事業会計継続費繰り越し状況報告については、報告のとおり承認することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(中浜 実) 全員賛成と認めます。
したがって、報告第5号は報告のとおり承認することに決定しました。
お諮りします。
日程第10、議案第60号から日程第16、議案第66号に至る7件は、いずれも契約案件ですので、以上7件を一括議題としたいと思います。これに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中浜 実) 異議なしと認めます。
したがって、以上7件を一括議題とすることに決定しました。
――
――――――――――――――――――
議案・
議事関係書類綴 11ページ参照
――
――――――――――――――――――
○議長(中浜 実) 順次、提案理由の説明を求めます。
〔
政策財政部長(乾 博)登壇〕
○
政策財政部長(乾 博) ただいま議題に供されました議案第60号から議案第66号までの7件につきまして、順次、提案理由をご説明申し上げます。
まず、議案第60号 JR高槻駅
南人工デッキ上屋設置工事請負契約締結につきまして、ご説明申し上げます。
本工事は、JR高槻駅南口から昨年度に設置いたしましたエスカレーターまでを主な動線とする通路、及びグリーンプラザ1号館・2号館までの各通路に屋根を新設しまして、市民の利便性、快適性の向上と、地域の商業活性化を図るものでございます。
本契約につきましては、制限つき一般競争入札として公募いたしましたところ、3社の応募があり、5月9日に入札を執行いたしました結果、1億7,745万円をもちまして、高槻市藤の里町9番2号、株式会社ハック代表取締役 妹背靖之氏に決定し、現在、仮契約中でございます。
本工事の工期といたしましては、議決の日から平成25年3月15日までといたしております。
続きまして、議案第61号
ごみ処理施設第二
工場定期検査修理工事請負契約締結につきまして、ご説明を申し上げます。
本工事は、廃棄物処理法等の関係法令に基づき、
ごみ処理施設2基の各装置の機器を点検整備し、各施設の機能回復と長期的な維持を図るために毎年度実施しているものでございます。
本年度につきましては、燃焼ガス冷却設備の廃熱ボイラーの検査整備、及びこれに取りつけられております安全弁の分解整備を行うものでございます。
ごみ焼却プラントは、焼却炉本体、その他の設備が相互に密接なつながりを持って機能いたしており、また、このプラントの機能を長期にわたって維持するためには、プラント全体についての現場状況に精通した技術蓄積のある業者による施工が不可欠でございます。したがいまして、本契約につきましては、本プラントの設置メーカーであります川崎重工業株式会社関西支社との間におきまして、
地方自治法施行令第167条の2第1項第2号の規定に基づく随意契約を締結いたそうとするものでございます。
5月17日に見積書を徴取いたしました結果、2億8,759万5,000円をもちまして、大阪市北区堂島浜2丁目1番29号、川崎重工業株式会社関西支社支社長 前田勇治氏を契約の相手方とし、現在、仮契約中でございます。
本工事の工期といたしましては、議決の日から平成25年3月15日までといたしております。
続きまして、議案第62号 平成24年度
高槻市立郡家小学校校舎増築・
耐震改修工事請負契約締結につきましてご説明申し上げます。
本工事は、児童数の増加に伴う校舎の増築工事及び地震発生時における児童等の安全確保や地域住民の応急的な避難場所としての十分な耐震性能を確保することが重要であることから、郡家小学校中棟の
耐震改修工事を実施するものでございます。主な工事内容といたしまして、増築工事につきましては鉄筋コンクリート造地上4階建て、延べ床面積786.17平方メートルの校舎に下足室、普通教室及びエレベーターを設置し、
耐震改修工事につきましては、鉄筋コンクリート造地上4階建て、延べ床面積1,499平方メートルの校舎に鉄骨ブレース補強及び開口閉塞等を施工するものでございます。
本契約につきましては、制限つき一般競争入札として公募いたしましたところ、4社の応募がございまして、5月9日に入札を執行いたしました結果、1億8,522万円をもちまして、高槻市北大樋町45番3号、株式会社辻村建設代表取締役 辻村 健氏に決定し、現在、仮契約中でございます。
本工事の工期といたしましては、議決の日から平成25年3月15日までといたしております。
次に、議案第63号 平成24年度高槻市立第四
中学校校舎耐震改修工事請負契約締結につきまして、ご説明申し上げます。
本工事は、第四中学校中棟につきまして、耐震改修を実施するものでございます。本校舎は鉄筋コンクリート造地上4階建て、延べ床面積3,154平方メートルでございまして、主な工事内容は窓枠部分への鉄骨ブレース補強、RC柱鋼板巻き補強、及び消火設備改修でございます。
本契約につきましては、制限つき一般競争入札として公募いたしましたところ、5社の応募があり、5月9日に入札を執行いたしました結果、1億9,278万円をもちまして、高槻市藤の里町9番2号、株式会社前田組代表取締役 小林尚史氏に決定し、現在、仮契約中でございます。
この工事の工期といたしましては、議決の日から平成25年2月28日までといたしております。
続きまして、議案第64号 (仮称)
北地区図書館建設工事請負契約締結につきまして、ご説明を申し上げます。
本工事は、高槻市立天神山図書館の老朽化等による建てかえを目的として、行政サービスコーナーも併設した複合施設として建設することにより、市民の学習、市民生活の支援及び利便性、満足度の向上を図るものでございます。建物の概要でございますが、2,212.23平方メートルの敷地に鉄骨造2階建て、建築面積992.05平方メートル、延べ床面積1,657.06平方メートルの建物を建てまして、1階に児童開架、多目的室、行政事務室等を、2階には一般開架、閉架書庫等を配置するものでございます。
本契約につきましては、制限つき一般競争入札として公募いたしましたところ、4共同企業体の応募があり、5月9日に入札を執行いたしました結果、4億7,229万円をもちまして、大昭フエキ共同企業体、代表者高槻市上田辺町18番1号、大昭工業株式会社代表取締役 河上敬一郎氏、同じく構成員 高槻市須賀町1番1号、フエキ工業株式会社代表取締役 笛木 旭氏に決定し、現在、仮契約中でございます。
本工事の工期といたしましては、議決の日から平成25年3月15日までといたしております。
続きまして、議案第65号 パソコン及び
プリンタ等購入契約締結につきまして、ご説明を申し上げます。
本件は、主に平成19年度に購入いたしました行政ネットワーク用パソコン等の更新でございます。主な購入内訳といたしましては、ノート型パソコン538台、モノクロページプリンタ22台、その他、基本ソフト及びソフトウエア一式などでございます。
本契約につきましては、指名競争入札で12社を指名いたしましたが、6社が辞退されまして、残り6社により5月18日に入札を執行いたしました結果、5,706万6,450円をもちまして、大阪市福島区福島6丁目14番1号、株式会社大塚商会LA関西営業部LA関西営業部長 辻本雅美氏に決定し、現在、仮契約中でございます。
なお、納期といたしましては、議決の日から平成24年9月28日までといたしております。
最後に、議案第66号 消防救急デジタル無線設備購入(
製造請負)契約締結につきまして、ご説明を申し上げます。
本契約は、現在、アナログ通信方式により運用されております消防救急無線につきまして、アナログ通信方式による周波数の使用期限が平成28年5月31日までとされていることから、デジタル通信方式による消防救急無線設備を整備するものでございます。主な内訳でございますが、無線回線制御装置一式、共通波用基地局無線装置6式、活動波用基地局無線装置6式、車載型移動無線装置58式、携帯型無線装置45式などとなっております。
本契約につきましては、指名競争入札で6社を指名いたしましたが、4社が辞退いたしまして、残り2社により5月21日に入札を執行いたしました結果、4億9,875万円をもちまして、大阪市中央区城見2丁目2番6号、富士通株式会社西日本営業本部本部長、北岡俊治氏に決定し、現在、仮契約中でございます。
納期といたしましては、議決の日から平成25年9月30日までといたしております。
以上、まことに簡単な説明でございますが、よろしくお願い申し上げます。
○議長(中浜 実) 提案理由の説明は終わりました。
ただいまから質疑に入ります。
まず、議案第60号 JR高槻駅
南人工デッキ上屋設置工事請負契約締結について。
○(北岡隆浩議員) まず、入札の状況についてお聞きします。
この契約については、制限つき一般競争入札が行われたんですが、3社が応札し、そのうち2社が失格しました。残った1社が落札したわけですが、その落札率は99.8%、ほぼ100%ということでした。2社がなぜ失格したのかというと、失格基準価格を下回ったからだということです。この件を含め、入札の状況について2点伺います。
1点目、高槻市では入札契約制度をことし4月から変更していますが、変更以前の基準であれば、今回の入札で失格した事業者は失格していなかったのでしょうか、それとも変更以前の基準であっても失格していたのでしょうか、お答えください。
2点目、入札契約制度の変更前後で落札率はどうなったんでしょうか。ことしの4月から始めたばかりなのでデータは少ないと思いますが、変更前後の平均落札率をお教えください。
次に、太陽光発電のパネルについてお聞きします。横浜市での事件なんですが、民家の屋根に取りつけられた太陽光パネルの反射光が家の中に差し込んで日常生活に支障が出たということで裁判になりまして、結果、裁判所がパネルの撤去と22万円の支払いを命じたということがありました。JR高槻駅の南口はグリーンプラザ等の高いビルで取り囲まれていますけれども、太陽光パネルの反射光による被害が生じるおそれはないのでしょうか。
以上です。
○
政策財政部長(乾 博) 北岡議員の、契約に関しますご質問にお答えを申し上げます。
まず、低入札価格調査制度の失格基準価格につきましては、直接工事費、共通仮設費、現場管理費及び一般管理費の4つの各項目に一定の率を乗じて算定しているものでございまして、本年4月にこの算定率を引き上げております。
今回、工事案件全体4件の入札で7社が失格となっておりますが、仮に変更前の基準でありますと、このうち3社が失格となってございます。
また、建築工事の議決対象案件の平均落札率につきましては、前年度につきましては2件で、平均は72.9%、本年度、ただいまの4件につきましては平均で84.1%の落札率となってございます。
以上でございます。
○
都市創造部長(北口悦男) 2点目の、太陽光パネルに関するご質問でございます。
今回の太陽光パネルは、発電効率を高めるため、光吸収率が高い素材で表面をコーティングしております。反射に対してもまぶしさを抑える効果、いわゆる防眩効果がございますので、反射光害の可能性はないものと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○(北岡隆浩議員) 2回目は4点質問いたします。
1点目、今回の4件の入札では7社が失格だけれども、変更前の基準であれば3社が失格であったと。すなわち4社が失格にはならなかったということですが、仮にその4社が失格でなかったとすると、金額としてはどれだけの差があるのでしょうか。
2点目、そもそも入札契約制度を今年度から変更したのはなぜなんでしょうか。制度改正の趣旨をお教えください。
3点目、失格基準価格を直接工事費で6%、共通仮設費で3%、現場管理費で9%、一般管理費で3%引き上げていますが、その数字の根拠をお教えください。
4点目、落札率が上昇したのであれば、改正は失敗だった、改悪だったとも考えられますが、市の見解をお聞かせください。
以上です。
○
政策財政部長(乾 博) 北岡議員の、2問目にお答え申し上げます。お答えの順番は若干相前後することをお許し願いたいと思います。
今回の低入札価格調査制度の失格基準価格の算定率の引き上げにつきましては、今般の厳しい経済情勢を背景として、特に業者側の安全管理や労働条件の水準の低下を招かないように配慮したもののほか、品質の確保、安全対策、下請へのしわ寄せの防止を図ることなどの総合的な観点に立って実施したものでございます。
落札率の設定基準につきましては、国の各省庁から構成される中央公共工事契約制度運用連絡協議会が標準モデルを定めておりまして、地方自治体の基準価格決定の参考としているものでございます。低入札基準につきましても、ここ数年、連続して引き上げられておりまして、各自治体においても引き上げる傾向にございます。
今回、これらのことも踏まえまして、基準価格の算定率を引き上げたものでございまして、特に現場管理費の引き上げ幅をほかより9%と大きくした理由につきましては、安全管理や労働条件の水準を確保するためのものでございます。
なお、変更前の基準なら落札がどうなっていたのかというお尋ねでございますが、入札に参加される業者につきましては、その時点での失格基準率を踏まえて積算の上、応札されておりますので、単純に比較することはできません。結果といたしまして、落札率が上昇したということは言えると思います。
以上でございます。
○(北岡隆浩議員) 最後に、6点質問します。
1点目、先ほどの2回目の質問の1問目には、なぜお答えいただけなかったのでしょうか。金額にどれだけの差があるのか、しっかりと数字を答えていただきたいと思います。改めてお尋ねしますが、今回は失格になったけれども、昨年度の基準であれば失格にはならなかった事業者が、もし失格でなかったとしたら、その場合の落札金額と今回の落札金額との間にどれだけの差があるのでしょうか。何円ですと、具体的に金額でお答えください。
2点目、入札参加者は今回の基準を踏まえて積算をして入札に参加しているという旨のご答弁でしたけれども、それでは、なぜこれほどの失格者が出るのでしょうか、その理由をお答えください。
3点目、失格基準価格の算定率の引き上げについては、業者側の安全管理や労働条件の水準の低下を招かないように配慮をしたほか、品質確保、安全対策、下請へのしわ寄せの防止を図ったということですが、本当に労働条件の改善や下請へのしわ寄せの防止につながるのでしょうか。下請へのしわ寄せは、そのままで元請だけがもうかるということにはならないのでしょうか。現状はどのようなもので、算定率の引き上げでどの程度改善されるかなどについて調査などはされたのでしょうか。高槻市発注の工事における労働条件や下請の状況は劣悪なのでしょうか。また、労働条件について、どの程度の基準であれば市は適正というふうに考えるのでしょうか、お答えください。
4点目、価格を上げればすべてが解決するわけではありません。場合によっては、ぼったくられるということもあり得ます。ですので、施工状況等に目を光らせなければなりません。業者側の安全管理や労働条件の水準の確保、品質の確保、下請へのしわ寄せ防止などについて、市が業者をチェックし、場合によっては改善の指導をするというようなことは行っているでしょうか、お答えください。
5点目、今回の入札契約制度変更については、業者や業界団体などからの圧力や要望があったのでしょうか、お答えください。
6点目、建設工事の議決対象案件の平均落札率は、前年度で72.9%、本年度は84.1%ということで、これだけを見ると10%以上の差になっています。率の差から単純に考えると、金額にすれば数千万円ぐらいの差になるのではないかと思われます。仮に、労働条件の改善や下請へのしわ寄せ防止などについて、何の調査も指導もせずに漫然と失格基準価格の引き上げを行って、結果、労働条件や下請へのしわ寄せ等は改善されず、単に請負契約の金額がふえただけということであれば、その増加分、差額分というのは、市の損害になるのではないでしょうか。市の見解をお聞かせください。
以上です。
○
政策財政部長(乾 博) 北岡議員の重ねてのお尋ねでございます。答弁は重なるかもわかりませんが、ご容赦願います。
変更前の基準なら具体的な金額の差は幾らになるのかというお尋ねでございますが、先ほどもお答えいたしましたとおり、入札に参加される業者につきましては、その時点での失格基準価格の算定率、これは我々公表しておりますが、それを踏まえて積算され、応札されておりますので、具体的な金額を算出することにつきましてはできない、意味がないものと考えております。
なお、工事内容の調査等につきましては、低入札価格調査案件につきましては、低入札価格調査委員会を設置し、そこで調査を行っております。業者のヒアリング等も実施しておりまして、契約の内容に適合した履行が可能であるかどうかを見きわめ、その上で可能だと判断した場合に正式な落札者とするものでございます。
また、今回の低入札価格調査制度の失格基準価格の算定率の引き上げにつきましては、先ほどお答えいたしましたとおり、品質の確保、安全対策、下請へのしわ寄せの防止など、各業者が一層徹底されることを期待して行ったものでございますので、当然そういうことが徹底されるものと期待いたしております。
今般の算定率見直しにつきましては、先ほども申し上げましたとおり、中央公共工事契約制度運用連絡協議会が標準モデルを、各地方自治体の動向、経済情勢など、諸般の状況を考慮して決定されたものでございますので、よろしくお願い申し上げます。
以上でございます。
○(平井和樹議員) 1点、質問させていただきます。
本年3月にJR高槻駅南人工デッキでエスカレーターとエレベーターの供用を開始いたしましたが、その中で新設された階段の段差が同一色に見えて目の錯覚を起こすという事案が発生し、市民の方から相談をお受けしました。私も現場へ行き、状況を確認いたしましたが、段差の境い目がわかりづらく、階段を踏み外しそうになりました。確認している際にも数名の方が階段を利用されていましたが、途中で立ちどまり、段差を確認する状況がしばしば見受けられました。引き続き、上屋の設置工事を行うとのことですが、この点につきまして、今後どのように配慮して工事を進められていくお考えなのか、お聞かせください。
○
都市創造部長(北口悦男) ご指摘のJR高槻駅南人工デッキのエレベーター、エスカレーターにつきましては、障がい者団体などの関係者の方々と協議調整を重ねながら設計を行い、本年3月17日から供用を開始いたしております。供用を開始した後、階段の段差が見えにくいとのご指摘をいただきましたので、より安全・快適にご利用いただくために、各階段の先端部分に黒色樹脂で幅3センチのラインを入れ、見えやすくする措置を講じました。
この階段につきましては、国のバリアフリーのガイドラインや景観に配慮して整備したものでございますが、ご指摘の内容については、反省材料として今後に生かしていきたいと考えており、これからの工事におきましても、細部にわたり配慮し、進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○(平井和樹議員) 2問目、要望とさせていただきます。
工事が完成して供用を開始してから手を加えるというのは、やはりよくありません。工事の施工段階で何らかの措置が講じられたはずだと考えます。今後は、工事の進捗に応じて段階的に確認を行い、設計図書と相違が発生すれば、速やかに工法の変更等、指導をよろしくお願いします。
以上です。
○議長(中浜 実) 質疑は尽きたようです。
次に、議案第61号
ごみ処理施設第二
工場定期検査修理工事請負契約締結について。
〔「な し」と呼ぶ者あり〕
○議長(中浜 実) 質疑はないようです。
次に、議案第62号 平成24年度
高槻市立郡家小学校校舎増築・
耐震改修工事請負契約締結について。
〔「な し」と呼ぶ者あり〕
○議長(中浜 実) 質疑はないようです。
次に、議案第63号 平成24年度高槻市立第四
中学校校舎耐震改修工事請負契約締結について。
〔「な し」と呼ぶ者あり〕
○議長(中浜 実) 質疑はないようです。
次に、議案第64号 (仮称)
北地区図書館建設工事請負契約締結について。
○(藤田頼夫議員) お時間を少しいただいて何点か。
今も契約案件について説明がございましたけれども、いよいよこれで議論してきた北地区図書館が建設されるわけでございますので、過去から質問させていただいたことも含めてご確認をさせていただきたいと思います。
まず1点は、車両を含め、自転車、駐車場の台数です。実施設計を私も見たかったんですけれども、見せていただいておりません。概略平面図は来ておりますけれども。こういう中で、実施設計に基づいて、台数を含めて最大は幾らかということを聞きたいと思います。
それから、2点目は、図書館の1、2階の書架棚の周りを含めて、読書できるいすは何席対応しておりますか。また、天神山図書館は大変狭隘で、読書する空間、ゆとりがなかったわけでございますが、どういうふうに、雰囲気も含めて対応していくのかということもお聞きしたいと思います。
それから、3点目は、用地取得時にもお聞きをいたしておりますけれども、期日前投票所も視野に入れての検討並びに趣味、写真など、個人の展覧会などの対応はできるようになっておるのか。3月議会で、パスポートセンター条例議案でも芸術への高まりを強く訴えをお願い申し上げましたけれども、多目的室の面積を含めて利用実施検討をされているのか、お伺いしたいと思います。
それから、4点目は、南平台日吉台線の通りから今回の図書館新設場所のところへ、感応式信号機から分岐して進入するわけでありますが、枚方亀岡線に一方通行で狭隘な道が中にあるわけですが、それを抜けて出られる近道の前でもありまして、朝夕、現在でも通行車両も大変多くございます。今後は、さらに増加も考えられます中で、また、清水小学校への通学路でもございますし、昨今の交通事故が起こらないように、通常の信号機への検討も含め、車両の通行時間帯の検討も含め、地元協議をしっかりと丁寧にしていただきたいと思いますが、その点に関して、どのようにお考えいただいているのか、お伺いしたいと思います。
それから、5点目は、図書館についてでございますが、太陽光ソーラーパネルを設置して自然エネルギーを再エネルギーとしての活用は、原発事故後、50基、ほぼ停止した中で、特に活用が注目されておりますけれども、何キロワットの設備であるのか。また、蓄電システムに対応しているのか、お伺いしたいと思います。
また、昨今の中で言われておりますけれども、スマートメーター、見える化を含めて、光熱費、ユーティリティーの経費を削減していこうという、こういう対応も含めて、市民への啓発も大変大事であろうと考えてますけれども、そのお考えをお伺いをいたしたいと思います。
よろしくお願いします。
○
教育管理部長(上田昌彦) (仮称)北地区図書館に関する数点のご質問に、ご答弁申し上げます。ご質問が他部局にまたがるものもございますので、調整の上、私のほうからご答弁申し上げます。
1点目の、駐車台数につきましては、車の駐車台数は障がい者用1台を含めて20台を、また、自転車等については約65台を予定しております。
2点目の、座席数につきましては、現時点では1階の児童用フロアで約30席、2階一般向けフロアで約70席の計100席程度を予定しておりますが、ゆっくり読書を楽しんでいただけるよう、座席配置のあり方や座席数について、さらに検討してまいります。
3点目の、多目的室でございますが、面積は約80平方メートルで、読み聞かせ会や読書に関する講演会、展示会等、さまざまな利用を想定しております。また、期日前投票所の会場としても使用できる広さを有しております。
4点目の、通学路等の交通安全の件でございますが、工事期間中はさまざまな車両の出入りがあり、安全面につきましては、請負業者に十分注意を促しながら安全を期してまいります。また、信号機への対応につきましては、地元の要望をお聞きしておりますので、警察等とも協議していく必要があると考えております。
5点目の、太陽光パネルの容量につきましては、10キロワットを想定しております。なお、蓄電システムにつきましては、太陽光発電システムで得られる電力を施設内ですべて消費することから導入しなかったものでございます。
次に、スマートメーターにつきましては、電力情報の、いわゆる見える化により効果的な節電が期待できると近年注目されております高機能型の電力メーターと理解しておりますが、当施設では対応しておりません。
以上でございます。
○(藤田頼夫議員) 2問目、お伺いさせてもらいたいと思います。
今も答弁いただきましたけれども、座席のあり方、配置については、さらに読書環境を含めて検討していきたい、こういうことでございます。概略図面の中には、そういう、いす席等は入っておりませんから、こういうことを含めて皆さん方に喜んでいただける、そういうスペースを含めて対応をお願いしたいと思います。
また、今、数も言われましたけれども、そういう部分も含めて、少し余裕があるならば、図書館へ来られる人数等を含めて、若干の幅は持ちながら対応いただければありがたいなと思っております。
それから、多目的室の利用の実施の想定については、期日前投票所も含め、展示等への広さは有しているということでございますので、この点については――特に北の方は何でも高槻市役所のこの中心地域、ここにおりてこなければならないという部分でございました。バスが2分に1本走っとるやないかと、こういう声もよくいただくんですけれども、そういう中で今回の施設は大変重要な施設でありますので――ひとつ、しっかりと実施を含めて、期日前投票所等も含めて、お願い申し上げたいと思います。
それから、交通安全の件に関しましては、工事中、また図書館の完成後における車両の通行数は、先ほども言いましたけれども、今まで以上に増加はすると思います。地元自治会、朝の時間帯は一定子どもさんの部分でとめておりますけれども、そういう部分も含めて丁寧に、また、よく話を聞いていただいて、しっかりとした安全対策、こういう部分をお願いをしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
次に、蓄電システム並びにスマートメーターも設置をしていないということですけれども、先ほども言いましたけれども、福島原発事故以後、安全な電気エネルギー対応の中で、年間の日照時間、日の長い日、または短い日もございます。昨今では、もう4時過ぎには明るくなっているという部分もございますが、そういう照度の割合も異なります。太陽光ソーラーパネルだけでは一定時間の照度対応になります。今後は、施設に蓄電システムを取り入れて、スマートメーター等も対応して、できた電気をためて、夜間も含めて――当然、夜間の部分にもかかるわけでございますので、使えるように効率の高い設備対応をして、ユーティリティー経費を節減できる方向へ持っていく必要があろうかと考えます。
先ほどの陸橋の太陽光のソーラー、これも数キロワットと聞いております。また、北地区図書館は、今もご答弁いただきましたけれども、10キロワットと、全部は賄えないと、このようにもお聞きをいたしております。
そういう中で、今後、施設においては効率の高い施設への方向性を検討し、スマートメーターも含めて、市民啓発にもなってまいりますんで、高槻市の今後の施設のエネルギーシステムの方向性をどのようにしていくのかということは、大きく方向転換の中にあるのではないかと思いますが、その点を2問目でお聞きをさせていただきたいと思います。
○
産業環境部長(越山信平) 藤田議員の、2問目のご質問に答弁申し上げます。
議員仰せの、新エネルギーへの対応につきましては、国の制度方針などを注視しながら、その動向に応じて今後検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
以上でございます。
○(藤田頼夫議員) 今、国の動向に応じてということでございますが、これは国ばっかりに頼っておったらいかんわけでございまして、高槻市自身がどうしていくのかということをしっかり見定めてやっていかなければいけない、そう感じます。もう原発は全部とまっておるんですからね。時代の要請なんです。今後は、要するにみずからが電気をつくり、ためて使用していくという、そういう方向の中で、今後の市政の光熱費も含めて、減を含めて、しっかりとシステムをとらまえて進めてもらいたいと思いますんで、ひとつ、これは強く要請をしておきますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
以上でございます。
○議長(中浜 実) 質疑は尽きたようです。
次に、議案第65号 パソコン及び
プリンタ等購入契約締結について。
〔「な し」と呼ぶ者あり〕
○議長(中浜 実) 質疑はないようです。
次に、議案第66号 消防救急デジタル無線設備購入(
製造請負)契約締結について。
〔「な し」と呼ぶ者あり〕
○議長(中浜 実) 質疑はないようです。
以上で質疑を終結します。
お諮りします。
以上7件については
委員会付託を省略し、直ちに採決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中浜 実) 異議なしと認めます。
したがって、以上7件については
委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定しました。
ただいまから採決します。
議案第60号 JR高槻駅
南人工デッキ上屋設置工事請負契約締結については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(中浜 実) 多数賛成と認めます。
したがって、議案第60号は原案のとおり可決されました。
議案第61号
ごみ処理施設第二
工場定期検査修理工事請負契約締結については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(中浜 実) 全員賛成と認めます。
したがって、議案第61号は原案のとおり可決されました。
議案第62号 平成24年度
高槻市立郡家小学校校舎増築・
耐震改修工事請負契約締結については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(中浜 実) 全員賛成と認めます。
したがって、議案第62号は原案のとおり可決されました。
議案第63号 平成24年度高槻市立第四
中学校校舎耐震改修工事請負契約締結ついては、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(中浜 実) 全員賛成と認めます。
したがって、議案第63号は原案のとおり可決されました。
議案第64号 (仮称)
北地区図書館建設工事請負契約締結については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(中浜 実) 全員賛成と認めます。
したがって、議案第64号は原案のとおり可決されました。
議案第65号 パソコン及び
プリンタ等購入契約締結については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(中浜 実) 全員賛成と認めます。
したがって、議案第65号は原案のとおり可決されました。
議案第66号 消防救急デジタル無線設備購入(
製造請負)契約締結については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(中浜 実) 全員賛成と認めます。
したがって、議案第66号は原案のとおり可決されました。
お諮りします。
日程第17、議案第67号から日程第21、議案第71号に至る5件は、いずれも条例案件ですので、以上5件を一括議題としたいと思います。これに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中浜 実) 異議なしと認めます。
したがって、以上5件を一括議題とすることに決定しました。
――
――――――――――――――――――
議案・
議事関係書類綴 40ページ参照
――
――――――――――――――――――
○議長(中浜 実) 順次、提案理由の説明を求めます。
〔総務部長(隈部英幸)登壇〕
○総務部長(隈部英幸) ただいま議題に供されました議案第67号 高槻市市税条例中一部改正につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
本条例改正は、去る3月31日に公布されました地方税法及び国有資産等所在市町村交付金法の一部を改正する法律を受けまして、既に専決処分により改正させていただいた部分を除き、市税条例中必要な部分の改正を行うものでございます。
改正点は2点ございまして、個人市民税に係るものと固定資産税に係るものでございます。個人市民税につきましては、公的年金等の所得のみの方の寡婦(寡夫)控除の申告につきまして、特別徴収義務者である年金保険者に申告することとされることにより、平成26年から市町村への申告が不要となるものでございます。
次に、固定資産税につきましては、地域主権改革の推進の観点から、法が定める範囲内において、地方団体が地方税の特例措置の割合を条例で定めることができる仕組み、通称「わがまち特例」が導入され、今年度につきましては、下水道除外施設等に対する特例措置がその対象とされたことから、当該施設の課税標準の特例割合につきまして、法が標準としている割合を条例において定めようとするものでございます。
なお、条例の施行日につきましては、個人市民税に係るものにつきましては平成26年1月1日から、固定資産税に係るものにつきましては公布の日からでございます。
以上、要点のみの簡単な説明ではございますが、よろしくお願い申し上げます。
〔
産業環境部長(越山信平)登壇〕
○
産業環境部長(越山信平) ただいま議題に供されました議案第68号 高槻市
森林保全資金貸付基金条例中一部改正について、提案理由のご説明を申し上げます。
財団法人高槻市緑化森林・公営施設管理公社が公益財団法人に移行し、本年4月1日付で、その名称を
公益財団法人高槻市みどりとスポーツ振興事業団に変更したことに伴い、所要の規定整備を行おうとするものでございます。
具体的には、第1条中、「
財団法人高槻市緑化森林・公営施設管理公社」を「
公益財団法人高槻市みどりとスポーツ振興事業団」に、第3条中、「公社」を「事業団」に改めるものでございます。
また、附則におきましては、本条例は公布の日から施行しようとするものでございます。
以上、まことに簡単な説明ではございますが、よろしくお願い申し上げます。
〔
健康福祉部長(西岡博史)登壇〕
○
健康福祉部長(西岡博史) ただいま議題に供されました議案第69号 附属機関に関する条例中一部改正について、並びに議案第70号
高槻市立総合保健福祉センター条例中一部改正につきまして、順次、提案理由のご説明を申し上げます。
まず、議案第69号 附属機関に関する条例中一部改正についてでございますが、今回の改正につきましては、高槻市総合戦略プランに掲げる目標を実現するに当たり、相互に密接な関連を有する地域保健及び地域医療に関する施策等を総合的に調査審議する必要から、高槻市保健医療審議会を設置しようとするものでございます。
それでは、条例改正の内容につきまして、ご説明を申し上げます。
まず、第1条におきまして、「高槻市医療問題審議会」を「高槻市保健医療審議会」に改称し、その担任する事務を「地域保健及び地域医療に関する総合的施策その他重要事項の調査審議に関する事務」と定めてまいります。
次に、附則でございますが、この条例の施行期日を平成24年9月1日といたします。
また、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例について所要の改正を行いますとともに、現行の高槻市保健所運営協議会を、今回設置いたします高槻市保健医療審議会に統合いたしますことから、保健所条例につきましても所要の改正を行うものでございます。
続きまして、議案第70号
高槻市立総合保健福祉センター条例中一部改正につきまして、ご説明を申し上げます。
今回の改正につきましては、障がい者の社会参加の促進を図る施策の一環として、市立総合保健福祉センターの駐車場を利用する障がい者に対する当該駐車場の使用料の減額を行うため、所要の改正を行うものでございます。
条例改正の内容でございますが、第22条に、「市長は、特別の理由があると認めるときは、使用料を減額し、又は免除することができる」旨の規定を第3項として追加いたします。
次に、附則でございますが、この条例の施行期日を平成24年7月1日といたします。
以上、まことに簡単な説明ではございますが、よろしくお願い申し上げます。
〔
市民生活部長(岩佐美千子)登壇〕
○
市民生活部長(岩佐美千子) ただいま議題に供されました議案第71号 高槻市手数料条例中一部改正について、提案理由のご説明を申し上げます。
改正の内容といたしましては、平成24年7月9日施行の出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する等の法律により、外国人登録法が廃止されることに伴い、同法に基づく外国人登録に関する証明の発行根拠がなくなることから、高槻市手数料条例第2条第1項第5号を削除し、所要の改正をいたそうとするものでございます。
また、附則におきまして、平成24年7月9日から施行しようとするものでございます。
以上、まことに簡単な説明ではございますが、よろしくご審議を賜りますよう、お願いをいたします。
○議長(中浜 実) 提案理由の説明は終わりました。
日程第22、議案第72号 平成24年度高槻市
一般会計補正予算(第1号)についてを議題とします。
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――――――――――――――――――
議案・
議事関係書類綴 50ページ参照
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――――――――――――――――――
○議長(中浜 実) 提案理由の説明を求めます。
〔
政策財政部長(乾 博)登壇〕
○
政策財政部長(乾 博) ただいま議題に供されました議案第72号 平成24年度高槻市
一般会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
今回の補正予算につきましては、予算費目の組み替えや府支出金の内示時期の関係から補正で計上しなければならないなど、緊急、かつやむを得ないものを計上いたしております。
それでは、順次ご説明申し上げます。恐れ入りますが、補正予算書の1ページをお開き願います。
第1条は、歳入歳出それぞれ51万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,055億3,803万1,000円にいたそうとするものでございまして、款項別の内容は、2ページの第1表 歳入歳出予算補正にお示ししているとおりでございます。
続きまして、補正予算の内容でございますが、まず、9ページ以降の歳出のほうから順次ご説明申し上げます。
9ページの衛生費 保健衛生費の保健衛生総務費、医療対策費及び保健所費につきましては、医療問題審議会や保健所運営協議会など、保健医療に関する既存の審議会等に係る経費を新たに統合して設置する保健医療審議会に要する経費に組み替えるものでございます。次に、予防費につきましては、任意の予防接種の費用助成事業を実施するに当たりまして、ワクチンを購入するための医薬材料費と委託料との間で組み替えを行うものでございます。
次の10ページの農林水産業費 農業費 農業委員会費につきましては、遊休農地対策に係る調査員の報償金等を計上するものでございます。
続く11ページの土木費
都市計画費 街路事業費につきましては、富田北駅宮田線の整備に当たり、交渉が難航しております用地買収に係る家屋調査委託料等を計上するものでございます。
続きまして、歳入でございますが、8ページにお戻り願いたいと存じます。
歳入の府支出金につきましては、遊休農地対策に係る補助金を計上するものでございます。
なお、歳入歳出の差額につきましては、予備費で調整させていただくものでございます。
以上、まことに簡単な説明でございますが、よろしくお願い申し上げます。
○議長(中浜 実) 提案理由の説明は終わりました。
お諮りします。
本日の会議は以上にとどめ、議案調査のため、明6月13日を休会とし、6月14日午前10時から本会議を開会したいと思います。これに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中浜 実) 異議なしと認めます。
したがって、本日の会議はこれで散会します。
〔午前11時23分 散会〕
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地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
議 長 中 浜 実
署名議員 吉 田 章 浩
署名議員 岡 糸 恵...