高槻市議会 > 2002-05-21 >
平成14年第3回臨時会(第1日 5月21日)

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  1. 高槻市議会 2002-05-21
    平成14年第3回臨時会(第1日 5月21日)


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    平成14年第3回臨時会(第1日 5月21日)    平成14年第3回高槻市議会臨時会会議録                              平成14年5月21日(火曜日)   日程第 1          会議録署名議員の指名について 日程第 2          会期の決定について 日程第 3          諸般の報告について 日程第 4  議案第56号  議会運営委員会補欠委員の選任について 日程第 5          市街地整備促進特別委員会中間報告について 日程第 6          阪急高架・交通体系対策特別委員会中間報告について 日程第 7          史跡整備等特別委員会中間報告について 日程第 8  議案第49号  高槻市固定資産評価審査委員会委員選任につき同意を求めること                について 日程第 9  報告第 1号  平成13年度高槻市一般会計補正予算(第4号)の専決処分報告                について 日程第10  報告第 2号  高槻市市税条例中一部改正の専決処分報告について 日程第11  議案第50号  平成14年度高槻市老人保健特別会計補正予算(第1号)について 日程第12          高槻市議会議長辞職許可について 日程第13  選挙第 1号  高槻市議会議長選挙について
    日程第14          高槻市議会議長辞職許可について 日程第15  選挙第 2号  高槻市議会議長選挙について 日程第16  議案第51号  議会運営委員会委員の選任について 日程第17  議案第52号  常任委員会委員の選任について 日程第18  議案第53号  特別委員会委員の選任について 日程第19  選挙第 3号  大阪府都市競艇組合議会議員補欠選挙について 日程第20  選挙第 4号  安威川、淀川右岸流域下水道組合議会議員補欠選挙について 日程第21  選挙第 5号  淀川右岸水防事務組合議会議員補欠選挙について 日程第22  議案第54号  高槻市農業委員会委員の推薦について 日程第23  議案第55号  高槻市監査委員選任につき同意を求めることについて  ─────────────────────────────────────────── 〇本日の会議に付した事件 日程第1から日程第15まで  ─────────────────────────────────────────── 〇出席議員(34人)     1番  三 本   登 議 員         2番  角   芳 春 議 員     3番  吉 田 康 人 議 員         4番  小 西 弘 泰 議 員     5番  林   啓 二 議 員         6番  中 浜   実 議 員     7番  久 保   隆 議 員         8番  安 好 一 弘 議 員     9番  中 村 玲 子 議 員        10番  橋 本 恵美子 議 員    11番  市 田 忠 夫 議 員        12番  岩   為 俊 議 員    13番  藤 田 頼 夫 議 員        14番  稲 垣 芳 広 議 員    15番  筒 井 俊 雄 議 員        16番  岡 本   茂 議 員    17番  堀 田 和 喜 議 員        18番  松 雪 芳 信 議 員    19番  森     清 議 員        20番  二 木 洋 子 議 員    21番  池 下 節 夫 議 員        22番  須 磨   章 議 員    23番  根 来 勝 利 議 員        24番  川 口 雅 夫 議 員    25番  源 久 忠 仁 議 員        26番  福 井 浩 二 議 員    28番  大 川   肇 議 員        29番  岡 本 嗣 郎 議 員    30番  (欠   員)            31番  小 野 貞 雄 議 員    32番  高須賀 嘉 章 議 員        33番  新 家 末 吉 議 員    34番  久 保 隆 夫 議 員        35番  段 野 啓 三 議 員    36番  鳥 本 高 男 議 員 〇欠席議員(1人)    27番  石 橋   守 議 員  ─────────────────────────────────────────── 〇説明のため出席した者の職氏名 市      長  奥 本   務  助      役   寺 本 武 史 助      役  安 塲 信 夫  収入役        安 満 二千六 教育長       立 石 博 幸  自動車運送事業管理者 井 上 五 伸 水道事業管理者   井 出 正 夫  市長公室長      中 野 昭 三 総務部長      中 寺 義 弘  財務部長       畠 中 富 雄 人権生活文化部長  伊 達   章  産業市民部長     吉 田 定 雄 民生部長      山 本   隆  保健医療監      清 水 怜 一 環境部長      石 本 征 範  建設部長       杉 原   尚 都市整備部長    林   昭 幸  管理部長       岩 本 輝 雄 学校教育部長    大 森   勝  社会教育部長     西 田 和 生 消防長       笹 川   茂  ────────────────────────────────────────── 〇議会事務局出席職員氏名 事務局長        沼   雅 和  事務局次長庶務課長 具 志 裕 一 議事課長        舟 木 正 志  議事課主幹      小 島 善 則 庶務課長補佐調査係長 川 上 榮 司  議事係長       山 田 清 好  ────────────────────────────────────────── 〇会議録署名議員    35番  段 野 啓 三 議 員        36番  鳥 本 高 男 議 員 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~     〔午前10時 0分 開会〕 ○議長(川口雅夫) ただいまから平成14年第3回高槻市議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員数は34人です。  石橋 守議員から欠席届を受理しています。  したがって、会議は成立します。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において段野啓三議員及び鳥本高男議員を指名します。  日程第2、会期の決定についてを議題とします。  お諮りします。  今期臨時会の会期は、本日から5月23日までの3日間としたいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川口雅夫) 異議なしと認めます。  したがって、会期は3日間と決定しました。  日程第3、諸般の報告を行います。  市長から行政報告があります。      〔市長(奥本 務)登壇〕 ○市長(奥本 務) 開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、小満、中国伝来の二十四節気の一つであり、西日本ではいわゆる走り梅雨があらわれ、蛍が姿を見せ始めるころでございます。  さて、本日ここに平成14年第3回市議会臨時会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては、何かとお忙しい中、ご参集を賜りまして、まことにありがとうございます。  今議会に付議申し上げます案件につきましては、専決処分報告を含めまして4件でございますが、これら案件の概要説明に先立ちまして、閉会中におきます行政上の主要な事柄につきまして、3件ご報告させていただきます。  まず最初に、先般の新聞報道等で既にご承知のことと存じますが、東五百住実行組合に対する補助金返還請求についてでございます。本件につきましては、監査委員からの要望を受けまして、大字東五百住財産区が去る平成9年度に東五百住実行組合に支給した補助金についての事実調査を実施した結果、不正に受給されている補助金があることが判明いたしました。そのため、財産区管理者である市長名をもって、今月9日付で、同組合に対し、補助金の返還請求を行ったものでございます。  なお、平成10年度以降、同組合に交付いたしました補助金につきましても、至急に事実調査を実施し、不正受給が判明した補助金については、同様の手続をとってまいりますので、よろしくお願いいたします。  次に、災害に伴う損害賠償請求事件につきまして、ご報告申し上げます。  本件は、去る平成11年6月、早朝からの大雨により、摂津峡公園内山林から流出した泥水が建物に浸水し、被害を受けたとして、その所有者が本市を相手取って、国家賠償法に基づき、賠償金の支払いなどを求めて提訴されていましたが、第一審に引き続き、控訴審においても本市が全面勝訴しており、このことは、昨年の12月議会で報告したとおりでございます。その後、原告側から昨年12月30日、最高裁判所に対し、上告受理申し立てがなされ、本年4月18日付で、大阪高等裁判所による事件記録の送付を受けた旨の通知が最高裁判所からあり、今後、最高裁判所で審理されることになりました。本市といたしましては、引き続き適切に対応してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。  最後に、牧田小学校玉川小学校へ統合いたしました第1次学校規模適正化事業についてご報告申し上げます。  本件に関しましては、昨年の12月議会において関連条例をご可決いただき、本年3月末日をもちまして、牧田小学校の25年間の歴史に幕を閉じました。これに先立つ3月23日には、正副議長を初め、多くの関係する方々のご臨席を賜り、それぞれが思い出を回顧する中で閉校式がとり行われました。これまで、玉川、牧田両校においては、円滑な統合に向けて教科学習や校外学習等、 計画的に交流教育を進めてこられたこともあり、4月以降今日までの様子では、旧牧田小学校子どもたちは元気に玉川小学校に通学し、勉強に励んでいるとのことでございます。今後におきましても、児童一人一人が多くの友と一緒に切磋琢磨しながら、力を伸ばしていってほしいものと願う次第でございます。  なお、牧田小学校の跡地利用につきましては、当面、現有のまま、地元の方々にグラウンド、体育館等をご利用いただいておりますが、全面的な活用計画につきましては、現在、地元の意見等をも参考に検討いたしておりますので、しかるべき時期にお示ししてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。  以上、行政報告を終わらせていただき、引き続き、本日ご提案申し上げてまいります付議案件概要説明をさせていただきます。  初めに、人事案件といたしまして、高槻市固定資産評価審査委員会委員選任につき同意を求めることについての1件をご提案申し上げております。  次に、専決処分報告といたしまして、平成13年度高槻市一般会計補正予算(第4号)を本年3月29日付で、また高槻市市税条例中一部改正を同月31日付で、いずれも専決処分といたしましたので、議会にご報告申し上げ、承認をお願いするものでございます。  さらに、予算案件でございますが、平成14年度高槻市老人保健特別会計補正予算(第1号)において、所要の補正をいたそうとする提案を申し上げております。  以上、今議会にご提案申し上げております付議案件の概要でございますが、詳細につきましては、後ほどそれぞれご説明いたしてまいりますので、よろしくお願い申し上げまして、まことに簡単ではございますが、行政報告並びに付議案件概要説明も含めまして、開会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。 ○議長(川口雅夫) 市長の行政報告は終わりました。  これで諸般の報告を終わります。  日程第4、議案第56号 議会運営委員会補欠委員の選任を行います。  ────────────────────   議案・議事関係書類綴  1ページ参照  ──────────────────── ○議長(川口雅夫) 本日付で議会運営委員会委員全員が辞任されましたので、同補欠委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、中村玲子議員、岩 為俊議員、藤田頼夫議員、岡本 茂議員、須磨 章議員、源久忠仁議員久保隆夫議員、以上7人を指名したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(川口雅夫) 異議なしと認めます。  したがって、ただいま指名しました以上の議員を、議会運営委員会補欠委員に選任することに決定しました。  ここで、ただいま選任しました議会運営委員会補欠委員の方々は、休憩中に委員会を開き、正副委員長の互選を行い、その結果を報告願います。  議会運営委員会補欠委員の方々は、第1委員会室に直ちにお集まりください。  したがって、約30分間休憩します。     〔午前10時 9分 休憩〕     〔午前10時30分 再開〕 ○議長(川口雅夫) 会議を再開します。  議会運営委員会の正副委員長の互選結果について報告します。  委員長に久保隆夫議員、副委員長に岩 為俊議員が選任され、就任されました。  正副委員長を初め、委員の方々には議会運営はもとより、各会派の交渉、連絡、協議等に関しまして、格別のご協力をいただきますようお願い申し上げます。  また、前委員の皆様方には、過去1年間にわたりまして、議会運営に多大のご貢献を賜り、ここに改めて各委員のご尽力とご苦労に対し厚く御礼を申し上げますとともに、今後ともよろしくご協力を賜りますようお願いを申し上げます。  お諮りします。  日程第5から日程第7に至る3件は、いずれも 各特別委員会の報告ですので、以上3件を一括して行いたいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川口雅夫) 異議なしと認めます。  したがって、以上3件の各特別委員会の報告を一括して行います。  順次、ただいまから各特別委員会委員長から報告を求めます。  まず、市街地整備促進特別委員会中間報告を求めます。       〔稲垣芳広議員登壇〕 ○(稲垣芳広議員) 平成13年5月以降における市街地整備促進特別委員会審査経過の概要について、中間報告を申し上げます。  まず、JR高槻駅北地区市街地再開発について申し上げます。  理事者側概要報告に従い、順次申し上げます。  最初に、事業計画の見直しについて。  まず、施設計画については、商業棟は従前の地上4階建てからシネマコンプレックスを導入し、6階建てに変更されたことにより、全体床面積を約2万6,700平方メートルと、約8,500平方メートル増床された。商業棟全体を大きくされたことに伴い、住宅棟Bは、階下にある一般保留床や権利者店舗の位置や面積なども見直しをされたほか、建物の階数を29階から28階に、また戸数も約210戸から約180戸に変更された。駐車場についても、一般用が約450台から約440台に、住宅用も約370台から約350台に変更されている。なお、今回、約1,500台の一般駐輪場も配置計画されている。  さらに、保留床処分計画については、商業保留床面積は約1万5,000平方メートルから、約2万2,300平方メートルに、住宅保留床面積は、約5万7,500平方メートルから、約5万4,000平方メートルに変更されている。今回の見直しにより減少した住宅棟Bの階下にある一般保留床約2,100平方メートル、及び住宅棟Aの階下にある業務系保留床約100平方メートルの床処分についても、組合として処分先の誘致に努められる。  今回の変更による資金計画の概算全体事業費は、保留床処分金が230億9,100万円、駅前広場等公共施設に要する公共施設管理者負担金が74億9,100万円、市街地再開発事業補助金が96億4,500万円、その他が21億1,800万円で、合計額は423億4,500万円で、従前と比較して、13億3,400万円の減額をされている。  なお、事業全体に対する補助金の合計額は171億3,600万円となり、府の歳出金として、本市を通さず、府から直接組合に補助される補助金は48億2,200万円となるもので、この府の歳出金を除く金額123億1,400万円が、本市で計上する補助金の合計額で、その内訳は国費が56億6,900万円、府費が2億800万円、そして、市費としては64億3,700万円として試算している。  次に、昨年5月以降の主な経過報告について申し上げます。  組合では、7月には、オリックス・リアルエステート株式会社及び株式会社平和堂と、それぞれ商業床の処分等に関する契約等を締結され、また、近鉄不動産株式会社と、今回の施設計画の見直しに伴う変更協定書を締結された後、最終的な事業計画をまとめられ、総会を開催され、事業計画の変更と定款の一部変更の2件の議案を審議され、議決された。その後、7月30日付で本市に対し、大阪府知事あて定款変更及び事業計画変更認可申請書を提出され、9月4日付で、その変更に関する認可及び公告がなされた。その後、都市再開発法第83条第1項の規定に基づく権利変換計画の縦覧を、組合事務所にて2週間にわたり行われた結果、1通の意見書が組合に提出がされたが、審査委員会を開き不採択とする決定をされている。10月25日には権利変換計画を決定する総会が開催され、反対者なしで、原案のとおり決定する議決が行われ、法で定める事前の手続をすべて終えられた後、本市を通じて権利変換計画認可申請書大阪府知事あてに提出され、11月26日付で、知事よりその認可を受けられた。権利変換計 画の認可後、この認可に関する公告が行われ、あわせて関係権利者に対して通知をされるとともに、本事業参加組合員である近鉄不動産株式会社と、協定書に基づく事業参加契約を締結され、同社から保留床処分金の一部として負担金を受領された。本年1月4日の権利変換期日までに、91条補償といわれる転出補償費を、一部転出者を含めたすべての対象者に支払いを完了され、権利変換期日以後、97条補償といわれる通損補償を行いながら、土地等の明け渡しに関する契約を、各権利者との間で順次とり行われている。  また、12月10日には仮設店舗の設置や、本事業区域内の建物等の除却、及びその後の整地工事請負契約を締結された。仮設店舗の工事費は、屋上の駐輪施設を含めて約3億6,650万円で、店舗の営業は平成15年度の後半までとされている。  さらに、2月8日には施設建築物工事に関する請負契約がフジタ・三井特定建設工事共同企業体と237億3,000万円で締結をされ、完成時期は、商業棟は平成16年4月、住宅棟は同年3月の予定をされている。  また、市が平成12年3月に、土地開発公社から取得した高槻駅前線用地の残地部分、面積207.60平方メートルについては、本事業の建築敷地に位置していることから、かねてから約束していた本事業協力者である株式会社フジタとの合意に基づき、その子会社で、本事業の先行取得業務を担っている芥川再開発株式会社との間で、13年9月10日に土地売買契約を締結し、売買代金を受領した。売買価格は、本市が土地開発公社から買い戻した額に、本市が取得代金を支払った平成12年3月31日から、その当日までの間の利息分並びに物件移転補償等についても、面積案分して算出した額を、売買価格に加算している。  次に、再開発施行地区周辺都市計画道路整備計画について申し上げます。  整備の進捗状況としては、上田辺芥川線については100%近い用地買収率で、高槻駅原線の南北部分についても約60%の買収率に達した。高槻北駅南芥川線は、11年度に市道真上南芥川線として道路事業の採択を受け、13年度でほぼ完了する見込みである。高槻駅前線は、駅前広場を含んだ路線で、測量が完了し、物件等調査も一部完了しているが、未買収地の方々の協力を得ながら、引き続き調査を継続するとともに、今後、地元説明等を行い、具体的な用地買収交渉を行う予定である。また今回、再開発施行区域の西側から国道171号までの都市計画道路高槻北南芥川線を、中心地への重要なアクセス道路であることから、新たに整備する道路として位置づけ、平成14年度には事業認可を受けて、取り組む予定をしている。工事については、ことしの6月ごろから、まず上田辺芥川線の工事に着手し、順次、高槻北駅南芥川線及び高槻駅前線の工事を進め、仮設店舗解体工事終了後、駅前広場を整備する工事に着手することから、最終的な工事の完了は、平成16年9月ごろと予定している。  この報告に対して委員からは、JR高槻駅の上り線のホームを拡幅すべきではないか。ホームを拡幅するとなれば、線路がこの高槻北駅南芥川線に一部食い込む可能性があるとJRから聞いているが、この際、市として、費用の面もあると思うが、きっちりとすべきではないか。今やらなければ、恐らく将来的には不可能であろうと思われるが、全く検討の余地はないのか。また、上田辺芥川線のガードは、後でもできないことはないと思うが、同じするなら、あの辺一体の整備ということも含めて、きっちりとすべきではないか、とただしたところ、ホームを拡幅するとなると高槻北駅南芥川線と関係してくるが、JRとしては、京都-大阪間を130キロ運行を基本にしているので、ホームを広げるには芥川の橋梁付近から線路を振らなくてはならないことから、簡単にできる状況ではないとの考えであると聞いている。また、ガードについては、今後、高槻北駅南芥川線のJR西口から国道171号までの間の測量調査等を行い、来年度、事業認可を取得しようとしているが、高槻北駅南芥川線との関係で、上田辺芥川線のJRのガード下を通る交通量が変化してくるで あろうというようにも考えられるので、もうしばらく様子を見る必要があるのではないかと考えている、との答弁がありました。  これに対して、ホームの拡幅については、技術的には何ら問題ないと聞いており、問題は費用である。高槻北駅南芥川線が完成した後で、5年か10年経ってから、ホームを拡幅した場合、いびつな形の玄関口になってくるのではないか。この再開発そのものは、本来、市の玄関口にふさわしい整備をしようというのが、一つの大きなねらいでもあるわけだから、もう時間的に余裕はないので、再度考えてほしい、との要望がありました。  次に、公的駐車駐輪場について申し上げます。  この公的駐車駐輪場の取得は、市街地再開発事業の成立性を高め、さらに公営駐車場がない北地区に、広く市民が利用できる都市施設としての駐車場整備を図ることによって、中心市街地活性化に寄与することを目的とし、運営方式としては、駐輪場については公設公営で、駐車場については公設で効率的な運営を図る方針である。この駐車場における効率的な運営とは、地方自治法第244条の2にある、地方公共団体は、公の施設設置の目的を効果的に達成するため、必要があると認めるときは、条例に定めるところにより、その管理を地方公共団体が出資している法人等に委託することができる、という規定に基づいた運営手法の活用を、今後の検討の視野に入れながら、その熟度をさらに高めていくという趣旨のものである。  施設概要としては、駐輪場の床面積は2,000平方メートル、収容台数は約1,500台で2段式のものを、駐車場の床面積は約1万8,000平方メートル、収容台数は約440台で自走式を計画している。  この取得費用としては、組合の資金計画では駐輪場が約3億円、駐車場を約21億円と試算されており、これに市として別途、料金管制システム等、附帯設備費として約4億円を見込んでいるところから、合計額は約28億円になるものと、現在試算している。  駐輪場の概算収支予測は、営業時間を24時間として設定した場合、年間維持経費として約3,700万円の支出を試算しており、年間収入予測としては、収容台数約1,500台のうち、9割が定期契約による使用料と見込むと、年間約3,600万円の収入が試算され、また一時使用料としては、100台が年間を通じて1.5回転すると想定した場合、年間収入は約500万円となり、合計収入額は約4,100万円になるものと予測できる。  駐車場の概算事業収支予測は、設定料金については、駅周辺の駐車場の時間貸し料金が、1時間当たり300円から400円の範囲で設定されているところから、今回400円と300円の料金設定を行った。年間収入としては、収容台数約440台をすべて時間貸しとし、駐車する滞留時間を1.5時間と想定して試算すると、駅周辺の公設公営駐車場が1.1から1.4回転しているデータをもとに、400円で1.2回転の収支で、維持経費をクリアできる水準である。また、回転率の高い民営駐車場の状況から判断して、営業時間を24時間で設定すると、年間の維持経費としては約1億900万円となり、年間の収支予測は約1,300万円から約3,500万円であることから、公設で効率的な運営を行えば、赤字になることはなく、一定額を償還できるものと考えている。今後、収支予測の検討についても、より詳細に、実際的な検討をしなければならないと考えており、広く市民が利用でき、中心市街地に寄与する運営の内容のさらなる検討を進めているところである。  次に、仮設店舗の駐輪場について申し上げます。  高槻駅北第3自転車駐車場の移設の経過については、閉鎖となる当該自転車駐車場、及び7か所の民営自転車駐車場が現在収容している約1,800台の移転収容先について検討作業に入った。事業区域外にある公営、民営の自転車駐車場の空き状況を調査したところ、約900台分が収容できると判明した。そこで市としては、高槻駅北地区の自転車対策上、残る900台分を収容できる駐車施設が必要と考え、1に事業区域内、2 に既存公営施設の増設、3に区域外にある民地の順で、移設先の手当てをする選定作業に入ったが、候補地の絞り込み作業が進まない状況の中で、事業区域内の道路であるが、仮設店舗用地ではどうかという案の再検討に入った。工事期間中、継続して使用することができ、駅からの利便性、面積要件、費用についても種々検討した結果、仮設店舗屋上への設置を最終案とした。  仮設店舗屋上部の自転車駐車場としては約880平方メートル、管理人室、スロープ部が約130平方メートルで、駐車台数としては約800台を考えている。組合が建設する仮設店舗の、行政財産使用許可で、その一部を市が自転車駐車場として使用することを許可条件とするところから、市は、組合が自転車駐車場の建設工事を竣工させ、竣工検査に合格したときは支払い請求書の提出を求め、工事費負担金として支払うとしている。使用期間終了後の除却費については、組合の負担としており、本協定書は平成14年1月31日に締結した。  この報告に対して委員からは、当初から、こういう課題があるということを示しておけば、また違った議論の展開になった可能性もあると思う。結末だけの報告を受けても、議論する余地がないという議案の提案の仕方は、少しまずいのではないか。どういう課題があるのかということも踏まえ、政策決定していかなければ、結論だけを報告しても、議論する余地のない報告であれば、委員会審査をする必要もなくなってくる。事前に報告をすべきであり、その課題について議論を求めていくという行政的な役割が、一番大事ではないのか。今後、このような課題がたくさんあると思うので、全体的な施策推進という立場で、議論を庁内的に進めていくというシステムを、ぜひ確立し、政策の決定のあり方について、ぜひ精査をお願いしたい、との要望がありました。  さらに、今回の仮設駐車場は、この商店街だけの自転車駐車場ではなくて、鉄道を利用する人の自転車駐車場でもあるわけであるから、そういう意味からいくと、自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律の趣旨からも、鉄道事業者に協力を求めることができるわけであるから、鉄道事業者に対して仮設駐車場を建設するために、費用負担を求めてきた経過があるのか、とただしたところ、鉄道事業者への費用負担については求めていないし、そういった協議もしていないのが実態である、との答弁がありました。  これに対して、法律の趣旨からいっても、いささか弱腰と思う。東京都内のある区では、駅周辺の放置自転車に対しても、鉄道利用者の放置自転車であれば、その自転車を引き揚げるための費用負担の一部を鉄道事業者に求めていくとか、また、区が設置した自転車駐車場においても、鉄道を利用するための自転車駐車であれば、その費用負担を鉄道事業者に求めていく、それを条例で定めていこうという動きもある。そういう状況から見れば、今回の仮設駐車場に対しても、その対策を求めていくべきだと思うし、今からでも求めていく姿勢が大事ではないか。同時に、再開発ビルの駐車場についても、駐車場の一部負担を鉄道事業者に対して費用負担を求めていくという姿勢がなければいけない。すべて公営で駐車場を設置をして、その費用を負担するという社会状況ではないと思う。この法律の趣旨に基づいて、自転車駐車場条例を改めて設置すべきだと思うが、他市の動向を十分に確認しながら、前向きな検討をお願いしたい、との要望がありました。  次に、阪急高槻市駅南地区市街地再開発について申し上げます。  本件については、次のとおり概要の報告がありました。  準備組合としては、今日まで都市計画施設の整備及び地域の活性化の必要性を踏まえ、法定再開発の可能性を含めて幅広いまちづくりの観点から、引き続き可能性を検討するという、平成13年度の方針のもとに、種々検討を重ねられてきた。これまでの検討を踏まえる中では、準備組合、あるいはコンサルタント、そしてデベロッパーの関係3者においては、現時点で法定再開発としての都 市計画決定を、現在、すぐに行うということについては、困難であるということの、一定の認識を持たれている。しかしながら、地元準備組合では、城北地区におけるまちづくりの必要性の認識のもと、引き続き課題を整理をしつつ、可能なまちづくりの方法を検討していきたい、との報告を受けている。  市としては、当該地区における都市基盤の整備と町の活性化については、総合計画にも示しているとおり、重要な課題であると認識しており、今後とも地元と連携を図りながら、引き続きその活動の支援を行っていく。  以上が本特別委員会審査経過の概要でありますが、JR高槻駅北地区市街地再開発については、21年の長きにわたり、数多くの困難を乗り越え、平成16年4月の完成を目指し、工事が順調に進捗する中、再開発組合を初め関係者の喜びもひとしおであると思われます。今後も事業完成まで、市としても、引き続き最重要施策として指導、支援されますよう、また阪急高槻市駅南地区市街地再開発についても、厳しい状況が続いているが、まちづくりの合意形成に向け、市も一定の役割を果たすことを要請して、本特別委員会中間報告といたします。   平成14年5月21日    市街地整備促進特別委員会委員長               稲 垣 芳 広 ○議長(川口雅夫) 委員長の報告は終わりました。  これから、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。     〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川口雅夫) 質疑はないようです。  次に、阪急高架・交通体系対策特別委員会中間報告を求めます。       〔岡本 茂議員登壇〕 ○(岡本 茂議員) 平成13年5月以降における阪急高架・交通体系対策特別委員会審査経過の概要について、平成13年11月21日開催の本特別委員会時点での中間報告を申し上げます。  まず、交通体系への対応策について申し上げます。  本件に関し、第二名神自動車道の現状について、概要次のとおり報告がありました。  まず、平成13年7月に、道路公団において、工事区の変更がなされ、梶原トンネル西口から茨木市との境界までを新たに高槻工事区と設定された。したがって、従前の大阪工事区は、枚方市域から梶原トンネル西口まで、また箕面工事区は、茨木市との境界から西となっている。  次に、各工事区の現況としては、大阪工事区の上牧地区については、平成13年4月から地元協議用図面作成の予備設計に入っている。梶原地区は、同年10月に地元との協議が調い、今後、現地測量、土質調査等に入り、それに伴い環境の現況調査も実施する予定となっている。  高槻工事区の、ジャンクション・インターチェンジ部分を含んだ成合地区は、上牧地区と同様、予備設計に入っている。原地区は、現地の測量調査が終了し、近々、土質調査に入る予定となっている。また、萩谷地区も、今後、土質調査に入る予定となっている。  次に、アクセス道路である牧野高槻線について、安満地区では、大阪府が既に土質調査等に入っており、その後、測量調査、環境調査を実施する予定となっている。また、高垣地区においては、10月6日に地元説明会を再度開催されており、早期に理解を得るよう、今後さらに地元調整を進めていくことになっている。高槻インターチェンジ料金所から牧野高槻線までの約500メートルの区間については、大阪府において現地測量、土質調査等を終えられ、今後、予備設計に入る予定となっているところである、との報告がありました。  以上の報告に対し、本事業は、本市の総合計画の大きな柱の一つになっているが、一方、国においては、構造改革に関連して、特殊法人の整理統合問題、道路整備計画の見直しなどが論議されており、これらの影響を受けて本事業が遅延していくのではないかという懸念もされるところから、本事業が順調に進捗するように、いろいろな機会 をとらえて関係機関への働きかけを強めてほしい、との要望に対し、本事業は本市のまちづくりにとって大変重要な事業であることを、道路公団、関係省庁、さらには関係する国会議員等にもいろいろな機会に要望しているところであるが、国の構造改革という政治問題とも大きくかかわっているところから、今後とも国の動向を注視していきたい、との意思表示がありました。  次に、阪急京都線富田駅周辺の高架化について申し上げます。  富田西踏切道の拡幅整備、及び富田奈佐原線の一部暫定整備の内容については、昨年の中間報告で述べられているところであるが、これらの工事は順調に進捗しているところであり、今後は、これらの整備に伴い、交通動線の変化が予想されるので、交通の流れの変化が一定落ち着いた時点で実態調査をして、関係機関との連携の中で適切な対応に努めていきたい、との報告がありました。  以上が本特別委員会における審査経過の概要でありますが、理事者側においては、第二名神自動車道に関する今後の進捗状況に対し、適宜適切な対応を図ること、また、阪急富田駅周辺の高架化については、この事業化への取り組みができるだけ早期に再開できるよう努力されることを要請して、本特別委員会中間報告といたします。   平成14年5月21日   阪急高架・交通体系対策特別委員会委員長               岡 本   茂 ○議長(川口雅夫) 委員長の報告は終わりました。  これから、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。     〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川口雅夫) 質疑はないようです。  次に、史跡整備等特別委員会中間報告を求めます。       〔安好一弘議員登壇〕 ○(安好一弘議員) 平成13年5月以降における史跡整備等特別委員会審査経過の概要について、中間報告を申し上げます。  本委員会は、付託審査事件のうちの中期的課題である今城塚古墳・安満宮山古墳などの古墳群の整備について、昨年8月31日には今城塚古墳の現地視察も実施し、引き続き審査を進めてきたところであります。  本件に関し、史跡今城塚古墳の整備基本計画の再構築について、理事者側から概要次の説明がありました。  1点目に、古墳の整備と公開の基本方針として、第4次高槻市総合計画に上げているとおり、歴史遺産の中核的施設として今城塚古墳の保存と活用を図り、都市の風格並びに市民の郷土への誇りと愛着を醸成し、特色ある地域文化をはぐくみ、内外に情報を発信することを目標とする。また、整備基本計画の再構築に当たっては、昭和59年度に策定した、史跡今城塚古墳整備基本計画報告書を基軸とし、①郷土の歴史文化の学習施設、②市民の憩いの場、③歴史文化に関する活動拠点として活用できる史跡整備を基本方針とする。そのため基本的整備像は、①古墳の保存とその後の歴史所産である今城山城跡の保存を前提に、史跡への理解が進むように、わかりやすい説明施設や休憩等便益施設の充実を図る。②墳丘、内濠、内堤及び外濠などの古墳の遺構と今城山城の遺構との整合を図る中で、古墳の築造過程や改変の様子が理解できる展示公開施設の整備を行っていきたいと考えている。  2点目に、基本計画については、(1)史跡及び近隣地を計画対象地として史跡内を復元展示ゾーン、野外ガイダンスゾーンに位置づけ、墳丘や埴輪祭祀区等の復元、古墳模型や説明板などを整備する。また、近隣地には体験学習ゾーンを設け、歴史文化の体験学習施設を整備する。(2)管理運営計画として史跡整備地と体験学習施設の公開活用は、基本的には、国指定史跡として教育的な配慮のもとに取り組む。(3)遺構調査計画については、引き続き確認調査を実施し、整備に生かしていきたい。  3点目に、事業計画として、国の補助制度である歴史ロマン再生事業の採択を軸にし、事業展開を図っていきたい。今後の予定は、平成13年度 で整備基本計画の再構築を終え、14年度には、整備の基本設計を策定し、遅くとも16年度には整備に着手できるよう、文化庁との協議を強めていこうと考えている。  以上の説明に対し、各委員からは、まず、基本設計は、総合計画では15年度となっているが、14年度に1年早く繰り上げる理由は何か。また、整備の実施に、どういう補助事業を活用するのか、とただしたところ、事業採択の協議を含め、事業期間は今後10年と長期間が想定されるため、1年でも早く事業実施を図る趣旨で、14年度に基本設計を繰り上げたものである。また、整備の実施は、国の補助制度である歴史ロマン再生事業の採択を目指したい。この補助事業は、5年間の継続事業で、最大限18億円で、その2分の1が補助金となっている。その他、規模は小さいが数千万円程度の関連補助制度があり、それらを活用していきたい、との答弁がありました。  次に、未買収地の今後の取得の見通しはどうか、また、体験学習施設、駐車場等を古墳のエリア外に設けるとのことだが、補助はあるのか、とただしたところ、平成13年度の公有化率は83%であり、残地の主なものである財産区有のため池4か所のうち2か所を、平成14年度中に公有化できると、公有化率は89%となる。できるだけ早期の100%公有化を目指したい。また、体験学習施設本体は、歴史ロマン再生事業で5割の補助があるが、体験学習施設の土地購入費や、駐車場等については、補助の対象外となる、との答弁がありました。  次に、古墳を一望できるビューポイントの設置は、どのあたりを想定しているのか、また、施設整備計画で公園的要素を持たせ、管理運営計画で観光、広域連携を重要視し、史跡を生かしたイベントを企画するとあるが、どういうものを考えているのか、とただしたところ、ビューポイントとして、古墳内では、墳丘が眼前に臨めるような地点、古墳外では近くにある弁天山古墳群の中の岡本山古墳で今城塚古墳との相対的効果が得られる地点を選定していきたい。また、施設整備計画では、今城塚古墳は、千数百年、高槻の地で培われてきた歴史的な遺産ということも踏まえ、学術的部分を押さえながら、緑も大事にする公園的要素を持たせ、観光、広域連携として、高槻の他の史跡とのネットワーク化を図り、イベントとして、高槻の歴史風土に親しんでもらえるよう歴史遺産をつないで歩く歴史ウオークのようなものを、民間と連携しながら企画していくことが考えられる、との答弁がありました。  このほか、各委員から、史跡の整備に当たっては、バリアフリーの観点から、車いすの方、体の不自由な方でも見学できるように配慮をしてほしい、との要望を初め、古墳の復元については、天皇の墓ということで愛国心に結びつけられることがないように、純学術的な立場から、手を加え過ぎないような形で整備すべきであるとの意見、施設の入場料の有料、無料の十分な検討等の要望がありました。  なお、付託審査事件のうちの短期的課題であった仮称歴史遺物展示館の建物本体が、本年3月に竣工したことに伴い、委員会は、去る5月8日に現地視察を行いました。  以上が本特別委員会における審査経過の概要でありますが、仮称歴史遺物展示館は、平成15年3月のオープンを目指し、万全の準備を進められるとともに、史跡今城塚古墳については、各委員の意見、要望を踏まえ、平成14年度中に基本設計を策定し、国、府等の関係機関と十分協議しながら、円滑に整備が進むよう要請して、本特別委員会中間報告とします。   2002年5月21日    史跡整備等特別委員会委員長               安 好 一 弘 ○議長(川口雅夫) 委員長の報告は終わりました。  これから、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
        〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川口雅夫) 質疑はないようです。  以上で質疑を終結します。  したがって、これで以上3件の各特別委員会中間報告を終結します。  ただいま市長から、特別委員会の設置について要請があります。      〔市長(奥本 務)登壇〕 ○市長(奥本 務) ただいま議長からございましたように、議会におかれまして、特別委員会を設置していただきたく、ここに要請する次第でございます。  今日、少子高齢社会の到来、環境問題、情報化など、多様化、高度化する行政課題や、国、地方を通じる財政の悪化など、市政を取り巻く厳しい社会経済状況の中で、市民要望に的確にこたえるために、議会で十分なご論議を賜り、適宜適切な方向性と対応策を講じていかなければならない課題があります。  このようなことから、特別委員会につきましては、先月末に開催の臨時会において解散されました中核市対策特別委員会を除きまして、現在、市街地整備促進特別委員会、阪急高架・交通体系対策特別委員会及び史跡整備等特別委員会の3特別委員会があり、それぞれの課題の解決や事業の促進にご尽力を賜り、大きな成果をおさめてまいっておりますが、いまだ残る課題も多くあり、引き続き、よろしくお願い申し上げます。  一方、早急にその対応が求められている事柄といたしまして、地方分権の推進があります。本市におきましても、平成7年の地方分権推進法、また、これに続く地方分権推進委員会による数次の勧告等を踏まえ、庁内において、その具体化や課題について、研究、検討し、平成13年度からは、特例市レベルの事務移譲も大阪府知事から受けております。また、平成12年4月1日に、いわゆる地方分権一括法が施行されて以来、地方公共団体は国と対等、協力の関係に立脚し、自己決定、自己責任のもとで、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割がますます期待されております。それと同時に、住民に最も身近な基礎的な自治体である市町村にとりましては、住民の視点に立ち、地域の実情に合った行政を展開する必要が年々増大してきております。  地方分権という時代の流れや、本市が来年4月に中核市へ移行することを踏まえ、1つには、中核市に移譲されます権限を生かして、どのように個性的、創造的なまちづくりを進めていくのか、2つには、時代の要請として、広域行政の推進があります。現在、この北摂地域において、7市3町の事務レベルで、北摂広域連携行政研究会を設置し、また、施政方針でも申し上げておりますように、島本町と本市とにおいて、高槻市・島本町広域行政勉強会を設置し、調査、研究に取り組んでおりますが、さまざまな諸課題も山積しております。殊に、島本町との関係では、行政として、現在も既に下水道、火葬場、救命救急医療などについて連携をとっており、また、行政以外にも農業協同組合や医師会など、両市町にわたって活動されている団体もございます。このたび、助役をトップとする研究会を新たに設置し、さらにさまざまな観点から連携のあり方、その拡大について検討してまいりますとともに、合併問題も含めて論議してまいる予定でございます。  つきましては、議会からも種々のご示唆やご意見を伺いながら、中核市の権能を生かしたまちづくりについて、並びに広域行政推進に係る諸課題について、適切な方向性を見出したく、ここに新たなる特別委員会の設置をお願いいたしたく存じております。  なお、名称につきましては、仮称地方分権推進特別委員会とし、担当所管は市長公室と考えております。  以上、当面する諸課題の解決に向けまして、今後とも一層努力してまいる所存でございますが、市議会におかれましても、温かいご支援、ご助言を賜りますようお願い申し上げまして、特別委員会設置の要請とさせていただきます。 ○議長(川口雅夫) 市長の発言は終わりました。  ただいま市長から、審査事件として、中核市の権能を生かしたまちづくりについて、及び広域行政推進に係る諸課題について、特別委員会設置の要請がありました。  お諮りします。   この事件の付託審査については、市長の要請のとおり特別委員会を設置することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川口雅夫) 異議なしと認めます。  したがって、特別委員会を設置することに決定しました。  お諮りします。  特別委員会の名称、構成人員及び審査の方法についてお諮りします。   〔久保隆夫議員「議長、動議」と呼ぶ〕 ○議長(川口雅夫) 久保隆夫議員。 ○(久保隆夫議員) 動議を提出いたします。  本件については、9人の委員で構成する地方分権推進特別委員会を設置をし、これに審査事件を付託の上、事件審査の終結まで継続して審査することとし、その特別委員の選任については、議長より指名されることを望みます。 ○(中村玲子議員) ただいまの久保隆夫議員の動議に賛成します。 ○(岩 為俊議員) ただいまの久保隆夫議員の動議に賛成します。 ○議長(川口雅夫) ただいま久保隆夫議員から、本件については、9人の委員で構成する地方分権推進特別委員会を設置し、これに審査事件を付託の上、事件審査の終結まで継続して審査することとし、その特別委員の選任については、議長より指名するようにとの動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立しました。  したがって、本動議を直ちに議題とし、採決します。  お諮りします。  本動議のとおり決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川口雅夫) 異議なしと認めます。  したがって、本動議は可決されました。  ただいま設置されました地方分権推進特別委員会委員の選任については、後刻お諮りしたいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川口雅夫) 異議なしと認めます。  したがって、地方分権推進特別委員会委員については、後刻選任することに決定しました。  日程第8、議案第49号 高槻市固定資産評価審査委員会委員選任につき同意を求めることについてを議題とします。  ────────────────────   議案・議事関係書類綴  2ページ参照  ──────────────────── ○議長(川口雅夫) 提案理由の説明を求めます。      〔市長(奥本 務)登壇〕 ○市長(奥本 務) ただいま議題に供されました議案第49号 高槻市固定資産評価審査委員会委員選任につき同意を求めることにつきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  本市固定資産評価審査委員会委員でございました氏家哲男氏の任期が昨日5月20日をもちまして満了いたしました。そこで、その後任といたしまして、池田良治氏を同委員に選任いたしたく、ご提案を申し上げるものでございます。  同氏は、昭和19年5月27日生まれの57歳のお方で、本市真上町五丁目6番28号にお住まいでございます。  昭和44年に大阪大学法学部をご卒業になり、同49年まで大阪府職員として奉職、同53年、司法試験に合格されました。同56年に大阪弁護士会の登録の後、由良数馬法律事務所勤務を経て、同59年、大阪市北区において池田良治法律事務所を開設され、現在に至るまで弁護士としてご活躍になっておられます。その傍ら、これまで日本弁護士連合会の交通事故センター相談員、大阪弁護士会においては法律扶助委員会委員、大阪府国民健康保険連合会では個人情報保護委員会副委員長等の要職を務められ、関係各方面からの人望たるや、まことに厚いものがございます。よって、本市固定資産評価審査委員会委員として適任のお方であると考えておる次第でございます。  よろしくご審議の上、ご同意を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(川口雅夫) 提案理由の説明は終わりまし た。  お諮りします。  本件については質疑並びに委員会付託を省略し、直ちに採決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川口雅夫) 異議なしと認めます。  したがって、本件については質疑並びに委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定しました。  ただいまから採決します。  議案第49号 高槻市固定資産評価審査委員会委員選任につき同意を求めることについては、原案のとおり同意することに賛成の方は挙手を願います。        〔賛成者挙手〕 ○議長(川口雅夫) 全員賛成と認めます。  したがって、議案第49号は原案のとおり同意することに決定しました。  お諮りします。  日程第9、報告第1号及び日程第10、報告第2号の2件は、いずれも報告事件ですので、以上2件を一括議題としたいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川口雅夫) 異議なしと認めます。  したがって、以上2件を一括議題とすることに決定しました。  ────────────────────   議案・議事関係書類綴  3ページ参照  ──────────────────── ○議長(川口雅夫) 順次提案理由の説明を求めます。     〔財務部長(畠中富雄)登壇〕 ○財務部長(畠中富雄) ただいま議題に供されました報告第1号及び報告第2号の専決処分報告につきまして、順次ご説明を申し上げます。  この2点につきましては、地方自治法第179条第1項の規定により、平成14年3月29日及び3月31日にそれぞれ専決処分をいたしたもので、同条第3項の規定に基づき報告をさせていただくものでございます。  まず、報告第1号 平成13年度高槻市一般会計補正予算(第4号)の専決処分報告につきまして、ご説明を申し上げます。  本件は、歳入におきまして、市税の決算見込みに基づく補正のほか、地方譲与税を初め、利子割交付金、地方消費税交付金、地方交付税、自動車取得税交付金の最終確定分などを補正するとともに、歳出におきましては、退職手当の不足分や老人医療等の医療扶助費の精算に伴う減額など、3月補正後に生じました事項につき、必要最小限の補正を行い、平成14年3月29日付で専決処分をさせていただいたものでございます。  なお、最終決算見込みによります精算を行いました結果、一般財源で残余が生じましたので、財政調整基金へ6億円を積み立て、年度間調整を行ったところでございます。  それでは、補正予算書(第4号)の第1ページをお開きいただきたいと存じます。  専決補正いたしました額は、歳入歳出それぞれ4億421万4,000円の追加でございまして、最終の予算総額を1,034億11万9,000円といたしたものでございます。  次に、5ページの第2表 繰越明許費補正は、上田辺芥川線ほか2線の改良事業におきまして、地権者との協議に時間を要し、対象家屋の調査、算定業務を年度内に完了できなかったため、本業務に係る委託料を繰り越したものでございます。  続きまして、歳入歳出の補正内容につきまして、ご説明を申し上げます。12ページの歳入から申し上げます。同ページの市民税から13ページの市たばこ税につきましては、それぞれ市税の決算見込みに基づく過不足額を計上いたしたものでございます。  次に、13ページの地方譲与税から16ページの地方交付税におきましては、3月補正後に、交付額の確定したものにつきまして、予算額との差額をそれぞれ補正をいたしたものでございます。  16ページの財産収入は、公共施設整備基金を初めとする各基金運用利子の精算分でございまして、それぞれの収入を歳出におきまして各基金に 積み立てをいたしておるものでございます。  17ページの寄附金は、3月補正後の市民からの指定寄附分を計上いたしたものでございます。同ページの繰入金は、萩之庄308号線改良事業につきまして、本年度に着手できなかったことに伴い、事業財源としておりました公共施設整備基金の取り崩しを取りやめたことによる補正でございます。  18ページの諸収入は、消防団員退職報償金収入の精算分でございます。  次に、20ページ以下の歳出につきまして申し上げます。20ページの総務費 総務管理費 一般管理費の退職手当等につきましては、退職手当の不足分を計上いたしたものでございます。  同ページの民生費 社会福祉費 社会福祉総務費の積立金は、3月補正後にいただきました寄附金を福祉施設建設等基金に積み立てたものでございます。同ページの福祉事務所費、21ページの老人福祉費及び児童福祉費 母子医療費における扶助費につきましては、それぞれ決算の最終見込み額と予算との差額を精算いたしたものでございます。  22ページの土木費 道路橋梁費 道路新設改良費の役務費及び公有財産購入費は、萩之庄308号線改良事業の用地買収交渉が難航したため、当該事業分を減額いたしたものでございます。  23ページの消防費 非常備消防費の報償金は、消防団員の退職に伴う報償金の不足分を増額をいたすものでございます。  同ページの諸支出金 諸費の積立金につきましては、それぞれの基金の積み立てとともに、余剰財源につきまして、年度間調整のため、財政調整基金への積み立てを行うものでございます。  以上、簡単な説明でございますが、よろしくお願い申し上げます。  続きまして、報告第2号 高槻市市税条例中一部改正の専決処分報告につきまして、ご説明を申し上げます。  本件は、平成14年度の年度改正に関する地方税法の一部を改正する法律が去る3月27日に国会で可決成立し、3月31日に公布されたことによりまして、平成14年度の年度改正に関連する高槻市市税条例の一部を改正する条例を去る3月31日付で専決処分をいたしましたので、報告をさせていただくものでございます。  また、本条例は、地方税法の改正に伴う市税条例の改正の事項のうち、本年4月1日から施行するものにつきまして改正を行ったものでございます。専決処分による改正の主な内容といたしましては、まず市税条例第13条第2項におきまして、国民生活水準等との関連におきまして、低所得者層の税負担に配慮を加える必要があるという趣旨から設けられております個人市民税の均等割の非課税限度額につきまして、前年の生活扶助額との調整を図るため、扶養親族等を有する者の加算額を5万円引き上げ、24万円とするものでございます。  次に、附則第14条の2におきましては、個人市民税の所得割の非課税限度額につきまして、均等割と同様の理由から、前年の生活保護基準額との調整を図るため、扶養親族等を有する者の加算額を4万円引き上げまして36万円といたすものでございます。  次に、附則第34条第1項におきましては、現在の土地をめぐる諸情勢を勘案し、長期的な視野に立った土地取得にも配慮する見地から、平成16年度分の個人市民税まで、その適用が停止されております土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得に対する税率のうち、課税長期譲渡所得金額が8,000万円を超える場合の税率6%を廃止し、当該部分の税率を5.5%といたすものでございます。  続きまして、附則第19条、第30条及び第31条におきましては、固定資産税、都市計画税と特別土地保有税につきまして、それぞれ課税標準の特例措置の見直し等に伴う規定の整備を行うものでございます。そのほか、地方税法等の改正に伴いまして、所要の規定整備をいたしております。  詳細につきましては、新旧対照表をご参照の上、 よろしくお願い申し上げます。  以上、要点のみでございますけども、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(川口雅夫) 提案理由の説明は終わりました。
     ただいまから質疑に入ります。  まず、報告第1号 平成13年度高槻市一般会計補正予算(第4号)の専決処分報告について。     〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川口雅夫) 質疑はないようです。  次に、報告第2号 高槻市市税条例中一部改正の専決処分報告について。     〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川口雅夫) 質疑はないようです。  以上で、質疑を終結します。  お諮りします。  以上2件については委員会付託を省略し、直ちに採決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川口雅夫) 異議なしと認めます。  したがって、以上2件については委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定しました。  ただいまから採決します。  報告第1号 平成13年度高槻市一般会計補正予算(第4号)の専決処分報告については、報告のとおり承認することに賛成の方は挙手を願います。        〔賛成者挙手〕 ○議長(川口雅夫) 全員賛成と認めます。  したがって、報告第1号は報告のとおり承認されました。  報告第2号 高槻市市税条例中一部改正の専決処分報告については、報告のとおり承認することに賛成の方は挙手を願います。        〔賛成者挙手〕 ○議長(川口雅夫) 全員賛成と認めます。  したがって、報告第2号は報告のとおり承認されました。  日程第11、議案第50号 平成14年度高槻市老人保健特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。  ────────────────────   議案・議事関係書類綴 12ページ参照  ──────────────────── ○議長(川口雅夫) 提案理由の説明を求めます。    〔保健医療監(清水怜一)登壇〕 ○保健医療監(清水怜一) ただいま議題に供されました議案第50号 平成14年度高槻市老人保健特別会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  今回の補正は、平成13年度老人保健特別会計におきまして、国庫負担金の概算交付額が所要額を下回りましたため、平成13年度の本会計の決算見込みにおいて、歳入不足となり、その不足分を平成14年度老人保健特別会計から繰り上げ充用させていただこうとするものです。あわせまして、平成13年度の老人医療費の確定に伴う精算をさせていただき、歳入超過となりました各費目の返還金を計上させていただくものでございます。補正予算書1ページをごらんいただきたいと存じます。  今回の補正は、第1条にありますように、歳入歳出それぞれ6,695万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ278億9,255万2,000円にいたそうとするものでございます。  内訳といたしましては、2ページ第1表に示しておりますとおり、まず歳出では、償還金及び還付金として、支払い基金交付金と府負担金の償還分合計で4,003万円を計上し、前年度決算の歳入不足見込み額として2,692万1,000円を繰り上げ充用いたそうとするものでございます。これらに対応する歳入といたしましては、国庫負担金6,695万1,000円の翌年度精算による追加交付分をそれぞれ増額するものでございます。  なお、詳細につきましては、補正予算説明書5ページ以下をご参照いただきたいと存じます。  以上、まことに簡単な説明ではございますが、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(川口雅夫) 提案理由の説明は終わりました。  ただいまから質疑に入ります。     〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川口雅夫) 質疑はないようです。  以上で質疑を終結します。  お諮りします。  本件については委員会付託を省略し、直ちに採決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川口雅夫) 異議なしと認めます。  したがって、本件については委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定しました。  ただいまから採決します。  議案第50号 平成14年度高槻市老人保健特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。        〔賛成者挙手〕 ○議長(川口雅夫) 全員賛成と認めます。  したがって、議案第50号は原案のとおり可決されました。  ここでしばらく休憩します。     〔午前11時31分 休憩〕     〔午後 4時29分 再開〕 ○議長(川口雅夫) 会議を再開します。  お諮りします。  本日の会議時間は、議事の都合により、午後8時までこれを延長したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川口雅夫) 異議なしと認めます。  したがって、本日の会議時間は午後8時まで延長することに決定しました。  ここでしばらく休憩します。     〔午後 4時30分 休憩〕     〔午後 7時49分 再開〕 ○議長(川口雅夫) 会議を再開します。  お諮りします。  本日の会議時間は、議事の都合により、午後10時まで延長したいと思います。これに異議ありませんか。 ○(小西弘泰議員) ただいま議運を傍聴いたしましたが、委員長の延長の提案に対して、どの会派もそれに反対されないという事態について、本当に怒りを覚えます。議長というのは、本来、立候補して、あるいは立候補がなければ、どなたかが推薦して、ここで投票して決めるというのが本来の決め方であって、さっさとそれをやればいいんですよ。私は反対です。 ○議長(川口雅夫) 異議がありますので、挙手により採決したいと思います。  午後10時まで延長することに賛成の方は挙手を願います。        〔賛成者挙手〕 ○議長(川口雅夫) 多数賛成と認めます。  したがって、本日の会議時間は午後10時まで延長することに決定しました。  ここでしばらく休憩します。     〔午後 7時50分 休憩〕     〔午後 9時10分 再開〕 ○副議長(市田忠夫) 会議を再開します。  ただいま川口雅夫議員から議長の辞職願が提出されました。  日程第12、高槻市議会議長辞職許可についてを議題とします。  地方自治法第117条の規定により、川口雅夫議員の退席をお願いします。       〔川口雅夫議員退席〕 ○副議長(市田忠夫) 辞職願を朗読します。 ○事務局長(沼 雅和)         辞  職  願  今般都合により高槻市議会議長を辞職したいから、許可されるよう願い出ます。  平成14年5月21日          高槻市議会議長 川口雅夫   高槻市議会副議長 市田忠夫様 ○副議長(市田忠夫) 朗読は終わりました。  お諮りします。  川口雅夫議員の議長の辞職を許可することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(市田忠夫) 異議なしと認めます。  したがって、川口雅夫議員の議長の辞職を許可 することに決定しました。  川口雅夫議員の退席を解きます。  ただいま議長が欠員となりました。  ただいまから日程第13、選挙第1号 高槻市議会議長の選挙を行います。  ────────────────────   議案・議事関係書類綴 14ページ参照  ──────────────────── ○副議長(市田忠夫) 議場を閉鎖します。         〔議場閉鎖〕 ○副議長(市田忠夫) ただいまの出席議員数は34人です。
     投票用紙を配付します。        〔投票用紙配付〕 ○副議長(市田忠夫) 投票用紙の配付漏れはありませんか。     〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(市田忠夫) 配付漏れはないと認めます。  投票箱を点検します。        〔投票箱点検〕 ○副議長(市田忠夫) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。  投票は単記無記名です。白票は無効とします。  投票用紙に被選挙人の氏名を記載してください。  氏名を朗読しますので、順次投票願います。  氏名を朗読します。 〔事務局長(沼 雅和)氏名朗読、各議員投票〕 ○副議長(市田忠夫) 投票漏れはありませんか。     〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(市田忠夫) 投票漏れはないと認めます。  投票を終了します。  議場の閉鎖を解きます。         〔議場開鎖〕 ○副議長(市田忠夫) ただいまから開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、立会人に久保 隆議員及び小野貞雄議員を指名します。  したがって、両議員の立ち会いをお願いします。         〔開  票〕 ○副議長(市田忠夫) 立会人、投票の効力に異議ありませんか。     〔立会人「異議なし」と呼ぶ〕 ○副議長(市田忠夫) 異議なしと認めます。  選挙の結果を報告します。    投票総数    34票  これは先ほどの出席議員数と同じです。  そのうち    有効投票    33票    無効投票     1票  有効投票中    根来勝利議員  16票    堀田和喜議員  16票    二木洋子議員   1票    白票       1票  以上のとおりです。  すなわち、根来勝利議員の得票と堀田和喜議員の得票が同数であり、しかもその得票数は法定得票数9票を超えています。  したがって、地方自治法第118条第1項の規定により準用する公職選挙法第95条第2項の規定により、当選人はくじで定めることになりました。  くじの手続について申し上げます。  まず、くじを引く順序をくじで決め、その順序に基づいて当選人を定めるくじを引いていただくことにします。  以上、ご了承願います。  根来勝利議員、堀田和喜議員の登壇を願います。   〔根来勝利議員、堀田和喜議員、登壇〕 ○副議長(市田忠夫) まず、くじを引く順序をお決め願います。     〔両議員、順序くじを引く〕 ○副議長(市田忠夫) ただいまのくじの結果、根来勝利議員が先にくじを引くことになりました。  したがって、根来勝利議員、くじをお引き願います。     〔根来勝利議員、くじを引く〕 ○副議長(市田忠夫) くじの結果を報告します。  根来勝利議員が当選のくじを引かれました。  したがって、根来勝利議員が議長に当選されました。  ただいま議長に当選されました根来勝利議員に、会議規則第32条第2項の規定により、議長当選を告知します。  根来勝利議員、議長当選のあいさつをお願いします。       〔根来勝利議員登壇〕 ○(根来勝利議員) ただいま当選いたしました根来です。  私、議員生活20年目に入っておりますが、くじで議長になったのは初めての経験でございます。それだけに、多くの責任を負わされたと思っております。したがって、私自身、まずやりたいことは、議会の権威といいますか、本来、議員や議会が持つべき機能を十二分に発揮してまいりたいと思います。どうか皆さんのご支援、また理事者の皆様のご理解をお願い申し上げまして、甚だ簡単措辞ですが、皆様にお礼のごあいさつといたします。ありがとうございました。(拍手) ○副議長(市田忠夫) あいさつは終わりました。  根来勝利議長、議長席へお着き願います。    〔議長(根来勝利)議長席に着く〕 ○議長(根来勝利) ここで、前議長 川口雅夫議員のあいさつをお願いします。       〔川口雅夫議員登壇〕 ○(川口雅夫議員) 議長退任に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。  昨年5月、議員の皆様方のご推挙を賜り、議長の大任をお受けして、はや1年が過ぎました。あっという間の1年でございましたが、市田副議長を初め、議員の皆様方の温かいご支援とご指導を賜り、本日を迎えることができまして、皆様方に心から、感謝と御礼を申し上げます。まことにありがとうございました。  また、奥本市長初め、理事者の皆さん方のご支援とご協力を賜り、心から御礼を申し上げます。任期中は、市内の各地域や各団体の皆様方にお招きをいただき、ごあいさつの機会をいただきました。多くの市民の皆様方ともお会いし、さまざまな立場で市政の推進にご協力をいただいており、感謝と御礼を申し上げてまいりました。また、この1年間は、懸案となっておりましたJR高槻駅北地区再開発事業が着工し、新しいまちづくりが始まりました。そして、来年の中核市移行を目指した取り組みにつきましては、4月の臨時議会において市長の申し出についてご可決を賜り、中核市移行を一歩前に進めることができました。このことは、皆様方のご支援のたまものであると深く感謝し、御礼を申し上げるところでございます。今後は、一議員として、市政の発展のために微力を傾注してまいる決意でございますので、なお一層のご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、私の御礼のごあいさつとさせていただきます。  1年間大変ありがとうございました。(拍手) ○議長(根来勝利) あいさつは終わりました。  ただいま市田忠夫議員から副議長の辞職願が提出されました。  日程第14、高槻市議会議長辞職許可についてを議題とします。  地方自治法第117条の規定により、市田忠夫議員の退席をお願いします。       〔市田忠夫議員退席〕 ○議長(根来勝利) 辞職願を朗読します。 ○事務局長(沼 雅和)         辞  職  願  今般都合により高槻市議会副議長を辞職したいから、許可されるよう願い出ます。  平成14年5月21日         高槻市議会副議長 市田忠夫   高槻市議会議長 根来勝利様 ○議長(根来勝利) 朗読は終わりました。  お諮りします。  市田忠夫議員の副議長の辞職を許可することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(根来勝利) 異議なしと認めます。  したがって、市田忠夫議員の副議長の辞職を許可することに決定しました。  市田忠夫議員の退席を解きます。  ただいま副議長が欠員となりました。   ただいまから日程第15、選挙第2号 高槻市議会副議長の選挙を行います。  ────────────────────   議案・議事関係書類綴 14ページ参照  ──────────────────── ○議長(根来勝利) 議場を閉鎖します。         〔議場閉鎖〕 ○議長(根来勝利) ただいまの出席議員数は34人です。  投票用紙を配付します。        〔投票用紙配付〕 ○議長(根来勝利) 投票用紙の配付漏れはありませんか。     〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(根来勝利) 配付漏れはないと認めます。
     投票箱を点検します。        〔投票箱点検〕 ○議長(根来勝利) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。  投票は単記無記名です。白票は無効とします。  投票用紙に被選挙人の氏名を記載してください。  氏名を朗読しますので、順次投票願います。  氏名を朗読します。 〔事務局長(沼 雅和)氏名朗読、各議員投票〕 ○議長(根来勝利) 投票漏れはありませんか。     〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(根来勝利) 投票漏れはないと認めます。  投票を終了します。  議場の閉鎖を解きます。         〔議場開鎖〕 ○議長(根来勝利) ただいまから開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、立会人に安好一弘議員及び岡本嗣郎議員を指名します。  したがって、両議員の立ち会いをお願いします。         〔開  票〕 ○議長(根来勝利) 立会人、投票の効力に異議ありませんか。     〔立会人「異議なし」と呼ぶ〕 ○議長(根来勝利) 異議なしと認めます。  選挙の結果を報告します。    投票総数    34票  これは先ほどの出席議員数と同じです。  そのうち    有効投票    32票    無効投票     2票  有効投票中    稲垣芳広議員  16票    大川 肇議員  15票    二木洋子議員   1票    白票       2票  以上のとおりです。  この選挙の法定得票数は9票です。  したがって、稲垣芳広議員が副議長に当選されました。  ただいま副議長に当選されました稲垣芳広議員に、会議規則第32条第2項の規定により、副議長当選を告知します。  稲垣芳広議員、副議長当選のあいさつをお願いします。       〔稲垣芳広議員登壇〕 ○(稲垣芳広議員) 副議長就任に当たり一言ごあいさつを申し上げます。  ただいまは、多くの議員の皆様のご賛同をいただき、副議長に就任することになりました。心から厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。  責務の重大さを考えると、身の引き締まる思いでいっぱいであります。今年度は、多くの山積する課題があり、大変大事な1年であることを深く自覚をし、議長を補佐し、精魂を込めて頑張っていく所存でございます。議員各位並びに理事者の皆さんにご指導、ご鞭撻を心からお願い申し上げまして、甚だ簡単措辞でございますけれども、お礼のごあいさつとさせていただきます。本当にありがとうございました。(拍手) ○議長(根来勝利) あいさつは終わりました。  ここで、前副議長 市田忠夫議員のあいさつをお願いします。       〔市田忠夫議員登壇〕 ○(市田忠夫議員) 副議長を退任するに当たりまして、一言お礼のごあいさつを申し上げます。  顧みますれば、皆様方のご推挙によりまして、副議長を拝命いたしましたのは、昨年のこの時期でございました。この間、多様な市民ニーズを市政に反映させるため、微力ながらも川口議長の補佐役として、議会の権能を多少なりとも高め、諸課題を前進させることができましたことは、議員の皆様方、並びに奥本市長を初め、理事者の皆様の大きなお力添えの結果と、厚くお礼を申し上げる次第でございます。  昨今の本市を取り巻きます状況は、税収等の落ち込みの中で、環境問題や教育問題など、市民の皆様の合意と協働が不可欠な行政課題が山積しておりまして、健全財政と課題解決の両立を目指して、さらなる行財政改革推進の必要性を感じているところでもございます。  先月末の臨時会では、懸案でございました中核市への移行が可決され、市民の健康に直接責任を持つ保健所の設置や、福祉権限の移譲などの内容もおおむね定まり、地方分権を推進する立場から、その責務は今後ますます重くなるものと存じます。新しい議長さん、副議長さんのもとで、私も一議員として、こうした課題に積極的に取り組み、市政の発展と住民福祉のため、精いっぱい努力する決意でございますので、変わらぬご支援、ご協力のほどをお願い申し上げまして、簡単措辞ではございますが、退任のごあいさつとさせていただきます。  この1年間、まことにありがとうございました。(拍手) ○議長(根来勝利) あいさつは終わりました。  お諮りします。  本日の会議は以上にとどめ、明22日を休会とし、5月23日午前10時から本会議を開会したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(根来勝利) 異議なしと認めます。  したがって、本日の会議はこれで散会します。     〔午後 9時42分 散会〕  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。  議  長   川 口 雅 夫  議  長   根 来 勝 利  副議長    市 田 忠 夫  署名議員   段 野 啓 三  署名議員   鳥 本 高 男...