泉大津市議会 > 2022-02-21 >
02月21日-01号

  • "年度現金出納検査"(/)
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  1. 泉大津市議会 2022-02-21
    02月21日-01号


    取得元: 泉大津市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-09
    令和 4年  3月 定例会(第1回)1.令和4年2月21日午前10時泉大津市議会第1回定例会第1日を泉大津市議会議事堂に招集した。1.出席議員は次のとおりである。   1番  村岡 均         2番  溝口 浩   3番  大塚英一         4番  中村与志子   5番  丸谷正八郎        6番  谷野 司   7番  野田悦子         8番  高橋 登   9番  中谷 昭        10番  貫野幸治郎  11番  林 哲二        12番  池辺貢三  13番  村田雅利        14番  堀口陽一  15番  森下 巖        16番  田立恵子1.地方自治法第121条の規定により本会に出席を求め出席したる者は次のとおりである。  市長       南出賢一     副市長      重里紀明  教育長      竹内 悟     病院事業管理者  石河 修  参与兼市立病院  吉田利通     市長公室長    中山秀人  事務局長  政策推進部長   川口貴子     危機管理監    政狩拓哉  総務部長     虎間麻実     保険福祉部長兼  松下 良                    社会福祉                    事務所長  健康こども部長  藤原弥栄     都市政策部長   山野真範  兼社会福祉  事務所長  消防長      藤原孝治     教育部長     丸山理佳  教育部理事兼   櫻井大樹     都市政策部理事  二木 均  教育政策統括監           兼上下水道                    統括監  選・監・公・農  南出宏実  委員会事務局長1.本会に出席せる議会事務局職員は次のとおりである。  局長       藤原一樹     次長       橋本幸男  次長補佐兼    中川雄介     書記       北野優子  議事調査係長1.本日の議事日程は次のとおりである。  日程第1         会期の決定  日程第2 監査報告第1号 令和3年度現金出納検査結果報告の件  日程第3 監査報告第2号 令和3年度現金出納検査結果報告の件  日程第4 監査報告第3号 令和3年度定期監査結果報告の件  日程第5 報告第1号 専決処分報告の件(令和3年度泉大津市一般会計補正予算の件)  日程第6 報告第2号 令和2年度健全化判断比率報告の件  日程第7 報告第3号 令和2年度資金不足比率報告の件  日程第8 議案第1号 泉大津市附属機関設置条例の一部改正の件  日程第9 議案第2号 泉大津市職員の育児休業等に関する条例の一部改正の件  日程第10 議案第3号 泉大津市保育所設置条例の一部改正の件  日程第11 議案第4号 泉大津市国民健康保険料条例の一部改正の件  日程第12 議案第5号 泉大津市立学校園条例の一部改正の件  日程第13 議案第6号 泉大津市消防手数料条例の一部改正の件  日程第14 議案第7号 泉大津市消防団条例の一部改正の件  日程第15 議案第8号 泉大津市非常勤消防団員等公務災害補償条例の一部改正の件  日程第16 議案第9号 泉大津市立条南小学校校舎棟長寿命化改良工事請負契約の一部変更の件  日程第17 議案第10号 財産の無償譲渡の件  日程第18 議案第11号 忠岡町と泉大津市との間における大阪府から移譲される事務の委託に関する規約の変更に関する協議の件  日程第19 議案第12号 指定管理者の指定の件  日程第20 議案第13号 令和3年度泉大津市一般会計補正予算の件  日程第21 議案第14号 令和3年度泉大津市国民健康保険事業特別会計補正予算の件  日程第22 議案第15号 令和3年度泉大津市介護保険事業特別会計補正予算の件  日程第23 議案第16号 令和3年度泉大津市後期高齢者医療特別会計補正予算の件  日程第24 議案第17号 令和3年度泉大津市水道事業会計補正予算の件  日程第25 議案第18号 令和3年度泉大津市病院事業会計補正予算の件  日程第26 議会議案第1号 令和4年度予算審査特別委員会設置の件  日程第27        施政方針  日程第28 議案第19号 令和4年度泉大津市一般会計予算の件  日程第29 議案第20号 令和4年度泉大津市土地取得事業特別会計予算の件  日程第30 議案第21号 令和4年度泉大津市国民健康保険事業特別会計予算の件  日程第31 議案第22号 令和4年度泉大津市介護保険事業特別会計予算の件  日程第32 議案第23号 令和4年度泉大津市後期高齢者医療特別会計予算の件  日程第33 議案第24号 令和4年度泉大津市水道事業会計予算の件  日程第34 議案第25号 令和4年度泉大津市下水道事業会計予算の件  日程第35 議案第26号 令和4年度泉大津市病院事業会計予算の件1.本日の会議事件は次のとおりである。          会期の決定  監査報告第1号 令和3年度現金出納検査結果報告の件  監査報告第2号 令和3年度現金出納検査結果報告の件  監査報告第3号 令和3年度定期監査結果報告の件  報告第1号 専決処分報告の件(令和3年度泉大津市一般会計補正予算の件)  報告第2号 令和2年度健全化判断比率報告の件  報告第3号 令和2年度資金不足比率報告の件  議案第1号 泉大津市附属機関設置条例の一部改正の件  議案第2号 泉大津市職員の育児休業等に関する条例の一部改正の件  議案第3号 泉大津市保育所設置条例の一部改正の件  議案第4号 泉大津市国民健康保険料条例の一部改正の件  議案第5号 泉大津市立学校園条例の一部改正の件  議案第6号 泉大津市消防手数料条例の一部改正の件  議案第7号 泉大津市消防団条例の一部改正の件  議案第8号 泉大津市非常勤消防団員等公務災害補償条例の一部改正の件  議案第9号 泉大津市立条南小学校校舎棟長寿命化改良工事請負契約の一部変更の件  議案第10号 財産の無償譲渡の件  議案第11号 忠岡町と泉大津市との間における大阪府から移譲される事務の委託に関する規約の変更に関する協議の件  議案第12号 指定管理者の指定の件  議案第13号 令和3年度泉大津市一般会計補正予算の件  議案第14号 令和3年度泉大津市国民健康保険事業特別会計補正予算の件  議案第15号 令和3年度泉大津市介護保険事業特別会計補正予算の件  議案第16号 令和3年度泉大津市後期高齢者医療特別会計補正予算の件  議案第17号 令和3年度泉大津市水道事業会計補正予算の件  議案第18号 令和3年度泉大津市病院事業会計補正予算の件  議会議案第1号 令和4年度予算審査特別委員会設置の件         施政方針  議案第19号 令和4年度泉大津市一般会計予算の件  議案第20号 令和4年度泉大津市土地取得事業特別会計予算の件  議案第21号 令和4年度泉大津市国民健康保険事業特別会計予算の件  議案第22号 令和4年度泉大津市介護保険事業特別会計予算の件  議案第23号 令和4年度泉大津市後期高齢者医療特別会計予算の件  議案第24号 令和4年度泉大津市水道事業会計予算の件  議案第25号 令和4年度泉大津市下水道事業会計予算の件  議案第26号 令和4年度泉大津市病院事業会計予算の件1.地方自治法第123条第2項の規定による会議録署名議員は次のとおりである。  16番  田立恵子         1番  村岡 均     ------------------------------               会議の顛末 △開会      令和4年2月21日午前10時開会 ○議長(丸谷正八郎) 皆さん、おはようございます。議員各位には、本日招集されました令和4年泉大津市議会第1回定例会にご参集をいただき、厚くお礼申し上げます。 本定例会におきましては、新型コロナウイルス感染防止のため、一部議場にあるドアを開放し、換気に努めておりますので、ご留意いただきますようよろしくお願いいたします。 ただいま全員の出席をいただいておりますので、令和4年泉大津市議会第1回定例会は成立いたしました。よってこれから開会いたします。     ------------------------------ ○議長(丸谷正八郎) 会議規則第80条の規定により、本日の会議録署名議員を指名いたします。 16番田立恵子議員、1番村岡均議員、以上のご両名にお願いいたします。     ------------------------------ ○議長(丸谷正八郎) この際、市長から、市議会招集の挨拶のため発言の申出がありますので、これを許可いたします。     (南出賢一市長 登壇) ◎市長(南出賢一) 皆さん、おはようございます。議長のお許しをいただきまして、泉大津市議会令和4年第1回定例会の開会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 本日の定例会を招集申し上げましたところ、議員皆様方にはご多忙中のところご出席いただき、誠にありがとうございます。 さて、新型コロナウイルスオミクロン株の急速な感染拡大によりまして、本市においても陽性者の確認が増えております。全国的にも少しピークアウトした感はございますが、いまだ予断は許さない状況であると考えております。 現在、全国、本市におきましてもワクチンの3回目接種が進められています。また、去る1月21日、厚生労働省が5歳から11歳に接種できるワクチンを薬事承認したことにより、今後小児へのワクチン接種が進められることから、本市におきましても小児へのワクチン接種に向けた体制を整備してまいります。 一方で厚生労働省は、小児への新型コロナワクチンの接種について、オミクロン株へのワクチンの有効性などを示すデータが十分ではないとして、予防接種法に基づく努力義務は適用しない方針を決定しました。こういった状況からも、ワクチン接種、特に小児へのワクチン接種に当たっては、そのベネフィットと副反応のリスク、年代別の重症化率や死亡率、接種する方の健康状態、流行しているウイルスの特徴などをご確認の上、接種するかどうか慎重に判断していただきますようお願いいたします。つきましては、本市においても市民の皆様にとって有用な情報を引き続き発信してまいります。 新型コロナウイルスの陽性者が増加する中、明るい話題もあります。2月4日から20日まで北京オリンピックが開催されました。皆様も、連日繰り広げられる日本選手の熱い戦いをテレビの前でご覧になったことと思います。本市でも小・中学生が空手や体操、ハンドボールなどで優秀な成績を収めており、その報告にお越しいただきました。 市制施行80周年を迎える本年は、市民の皆様と一緒につくり上げ、共に楽しめるイベントや事業を実施し、本市を盛り上げていきたいと考えています。80周年を迎える本年を契機に、皆様と共にコロナ禍を乗り越え、にぎわいを取り戻し、泉大津市を前に進めてまいりますので、引き続き議員の皆様、市民の皆様のご理解とご協力をお願いします。 さて、本定例会にご提案しております案件は、報告としまして専決処分報告の件が1件、令和2年度健全化判断比率報告の件、令和2年度資金不足比率報告の件、議案としまして条例の一部改正の件が8件、条南小学校校舎棟長寿命化改良工事請負契約の一部変更の件、財産の無償譲渡の件、忠岡町と泉大津市との間における大阪府から移譲される事務の委託に関する規約の変更に関する協議の件、指定管理者の指定の件、令和3年度一般会計、特別会計及び事業会計補正予算の件が6件、令和4年度一般会計、特別会計及び事業会計予算の件が8件でございます。 いずれも重要案件でございますので、どうかよろしくご審議の上、ご可決、ご承認いただきますようお願い申し上げまして、誠に簡単ではございますが、開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(丸谷正八郎) 市長の挨拶が終わりました。 △日程第1 会期の決定 ○議長(丸谷正八郎) それでは、これから日程表に従い議事に入ります。 日程第1、「会期の決定」を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期につきましては、本日から来る3月17日までの25日間と定めることにご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本定例会の会期は本日から来る3月17日までの25日間と定めることに決定いたしました。 △日程第2 監査報告第1号 令和3年度現金出納検査結果報告の件 △日程第3 監査報告第2号 令和3年度現金出納検査結果報告の件 △日程第4 監査報告第3号 令和3年度定期監査結果報告の件 ○議長(丸谷正八郎) 次に、日程第2から日程第4までの監査報告3件は、いずれも監査委員からの現金出納検査及び定期監査の結果報告でありますので、一括議題といたします。 上程3件につきましては、既に議員各位にご送付申し上げておりますように、令和3年度一般会計、特別会計並びに公営企業会計の令和3年11月及び12月のそれぞれ末日現在の出納検査の結果報告と令和3年度定期監査の結果報告であります。 つきましては、既にお目通し願っていることと思いますので、これから質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、上程3件は以上をもって終結いたします。 △日程第5 報告第1号 専決処分報告の件(令和3年度泉大津市一般会計補正予算の件) ○議長(丸谷正八郎) 次に、日程第5、報告第1号「専決処分報告の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。虎間総務部長。 ◎総務部長(虎間麻実) ただいま議題となりました報告第1号専決処分報告の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項の5ページでございます。 本件につきましては、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により市議会にご報告申し上げ、ご承認を求めるものでございます。 本件は、専決第1号として、令和3年12月27日付で令和3年度泉大津市一般会計補正予算(補正第12号)を専決処分したものでございます。 次に、9ページの補正予算の内容につきましてご説明申し上げます。 歳入歳出予算の補正でございますが、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ15億1,288万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ366億8,212万7,000円としたものでございます。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、10、11ページの第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。 それでは、20、21ページの歳出から内容につきましてご説明申し上げます。 第3款民生費は14億4,600万円を追加するもので、第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費は、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金及びそれに係る事務費を追加するものでございます。 第4款衛生費は6,688万8,000円を追加するもので、第1項保健衛生費、第2目予防費は、22、23ページにわたっておりますが、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を前倒しで実施することに伴い、追加の費用を計上するとともに、報償費を委託料へ組み替えることとしたものでございます。 続いて、歳入でございますが、18、19ページにお戻り願います。 第14款国庫支出金は15億1,288万8,000円を追加するもので、歳出で説明いたしました臨時特別給付金及び新型コロナウイルスワクチン3回目接種の前倒しに係る費用の財源として追加するものでございます。 以上で説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(丸谷正八郎) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、承認いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件、承認することに決定いたしました。 △日程第6 報告第2号 令和2年度健全化判断比率報告の件 △日程第7 報告第3号 令和2年度資金不足比率報告の件 ○議長(丸谷正八郎) 次に、日程第6、報告第2号「令和2年度健全化判断比率報告の件」及び日程第7、報告第3号「令和2年度資金不足比率報告の件」の2件を一括議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。虎間総務部長。 ◎総務部長(虎間麻実) ただいま議題となりました報告第2号令和2年度健全化判断比率報告の件及び報告第3号令和2年度資金不足比率報告の件につきまして、一括してご説明申し上げます。 会議事項の29ページでございます。 本件につきましては、令和2年度健全化判断比率地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、市議会にご報告申し上げるものでございます。 内容でございますが、実質赤字比率につきましては、一般会計等の令和2年度決算におきまして実質赤字額がございませんので、比率は表記しておりません。また連結実質赤字比率につきましても、全会計の連結実質赤字額はございませんので、比率は表記してございません。実質公債費比率につきましては8.7%、将来負担比率につきましては29.3%でございます。 続きまして、会議事項の31ページをお開き願います。 本件につきましては、令和2年度資金不足比率地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、市議会にご報告申し上げるものでございます。 内容でございますが、水道事業会計下水道事業会計につきましては、いずれも資金不足がございませんので、比率は表記してございません。病院事業会計につきましては3.6%でございます。 以上で報告を終わります。何とぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(丸谷正八郎) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、本件は以上をもって終結いたします。 △日程第8 議案第1号 泉大津市附属機関設置条例の一部改正の件 ○議長(丸谷正八郎) 次に、日程第8、議案第1号「泉大津市附属機関設置条例の一部改正の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。櫻井教育政策統括監。 ◎教育部理事教育政策統括監(櫻井大樹) ただいま議題となりました議案第1号泉大津市附属機関設置条例の一部改正の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項33ページをご覧ください。 本件提案理由につきましては、泉大津市立小・中学校の児童及び生徒に係るいじめの防止、いじめの早期発見及びいじめへの対処のための対策を効果的に推進するため、いじめ防止対策推進法の規定に基づき、泉大津市いじめ問題対策連絡協議会及び泉大津市いじめ問題調査委員会教育委員会の附属機関として設置するとともに、泉大津市いじめ問題再調査委員会を市長の附属機関として設置するため、所要の改正を行うものでございます。 改正内容につきましては、35ページの条例(案)によりご説明申し上げます。 改正内容は、当条例別表第1項市長の附属機関の表にいじめ防止対策推進法第30条第2項に規定する同法第28条第1項の規定による調査の結果についての調査審議に関する事務を行う泉大津市いじめ問題再調査委員会を、また、当条例別表第2項教育委員会の附属機関の表にいじめ防止対策推進法第14条第1項に規定するいじめの防止等に関する機関及び団体との連携を図るための情報交換及び連絡調整に関する事務を行う泉大津市いじめ問題対策連絡協議会及びいじめ防止対策推進法第14条第3項に規定するいじめの防止等のための対策についての調査審議及び同法第28条第1項に規定する重大事態に係る事実関係を明確にするための調査審議に関する事務を行う泉大津市いじめ問題調査委員会を追加するものでございます。 36ページに移っていただきまして、附則といたしまして、この条例は令和4年4月1日から施行するものでございます。 なお、次ページ以降に新旧対照表を掲載しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(丸谷正八郎) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。高橋議員。 ◆8番(高橋登) ただいまご提案をいただきました泉大津市附属機関設置条例の一部改正につきまして質問をさせていただきたいというふうに思います。 まず、1点目でありますけれども、今回設置される附属機関に関しまして、これが施行後に一定その運用の基準に関わる部分は具体的に設けられるのかどうか、これをまず1点の質問とさせていただきたいと思います。 2つ目に、今回教育委員会の所管に関わっての附属機関と市長の附属機関、この2つに附属機関が分かれているわけでありますけれども、それぞれの情報の公開の部分についての考え方についてお聞かせをいただきたいというふうに思います。 3つ目でありますけれども、この附属機関の委員さんの地方公務員法上の身分はどのように位置づけられておられるのか、この部分についてお聞かせをいただきたいというふうに思います。 さらに、4つ目でありますけれども、特に再調査等総合教育会議も経て市長が再調査を依頼する、この場合に市長の権限というんですか、それまでの再調査の報告が市長のほうに出されるだろうというふうに思うんです。これを受けて、その調査の方向性に基づいて市長が再調査を委任するという構造になるのか、それともあくまでも市長権限によって市長が必要と認めるという形で再調査に付されるものなのかどうか、そこの部分についての考え方、開設についてお聞かせをいただきたい。 以上4点についてのご答弁、よろしくお願いします。 ○議長(丸谷正八郎) 答弁願います。櫻井教育政策統括監。 ◎教育部理事教育政策統括監(櫻井大樹) まず、第1点目、組織等の決め方でございますが、組織及び運営に関する事項につきましては規則のほうで定めてまいりたいというふうに考えております。 2点目でございます。公開についての考え方というところでございますが、個人のプライバシーの保護の観点から、会議についてはその部分に関して非公開という形になりますが、その会議におきまして市として方針を定めるといったものであるとかいじめの防止のための対策については公開できるものというふうに考えております。 3点目でございます。身分についてでございますが、地方公務員法上の特別職の職員であるということで認識をしてございます。 4点目の再調査の委員会の設置の権限というところでございますが、市長が必要であると認めた際には、設置するものと、開催するものであるというふうに考えております。 以上です。 ○議長(丸谷正八郎) 高橋議員。 ◆8番(高橋登) ご答弁をいただきました。 1点目の質問、運用基準を設けられるのかということに関しましては、規則で設けていくというふうにご答弁をいただきました。規則で設けられるということでありますので、どのような内容の規則になるのかということについて具体的にお聞かせをいただくことは、現状ではまだそこまでまとまっていないのか知らんけれども、この規則はいつ頃にどのような形で我々市民にも知らされるのか。ここの規則の中に具体的に運用の基準というものが当然設けられてくるんだろうというふうに思うんですけれども、少なくとも、この規則の中身も含めてぜひとも我々にもお聞かせをいただきたいというふうに思います。取りあえずは、この規則が施行されてすぐに提示をしていただけるものなのかどうか、この時期について再度お聞かせをいただきたいというふうに思います。 2つ目に、公開、非公開の公開の部分で質問をさせていただきました。この部分については、基本的には答弁を聞く限りにおいては非公開というニュアンスで聞きました。これは、教育委員会に属する部分、少なくとも教育委員会の附属機関、泉大津市いじめ問題調査委員会、この部分も基本的には非公開ということなのかどうか、ここをちょっと確認させてください。 同時に、下のほうの市長の権限で設けられる市長の附属機関、泉大津市いじめ問題再調査委員会、これは具体的に全て非公開という位置づけがなされるのかどうか、これは、先ほど質問をさせていただきました規則の中に具体的に盛り込まれるのかなという感じもしておるわけでありますけれども、これは両方とも非公開というのが原則だということで、部分的に今ご答弁をいただきました会議の方針あるいは会議の対策等の部分についてのみ公開をしていくという、こういう考え方になるのかどうか、これは教育委員会の所管の部分あるいは市長の所管の部分、両方とも同じような形で言えるのかどうか、この点について整理がされておりましたら、もう少し詳しくお聞かせをいただきたいというふうに思います。これが2点目であります。 身分については、これは附属機関の職員の身分でありますので、地方公務員法の第3条第3項第3号の2の職員であるということを改めて確認させていただきました。 さらに、4点目に質問させていただきました市長の権限に基づく泉大津市いじめ問題再調査委員会であるということでありますけれども、少なくともこの部分についての市長のある意味でいじめ問題に対する感覚、感性、特にここの部分につきましては、この法律のきっかけとなった滋賀県大津市の市長と教育委員会との関係が影響をした上でこの構造が出来上がっているもんだというふうに理解はしておりますけれども、ここをどのような形で市民に共有しながら全体のいじめ対策に寄与していくのかということは、私は大切な部分であるというふうに思います。これは市長の公開も含めて考え方によるものなのかどうか、この辺、少し今考え方がまとまっておるんであればお聞かせをいただきたいと思います。 再質問としては3点目を除いて1点目と2点目と4点目、よろしくお願いをしたいと思います。 ○議長(丸谷正八郎) 答弁願います。櫻井教育政策統括監。 ◎教育部理事教育政策統括監(櫻井大樹) 1点目でございます。いつ規則を定めるのかというところでございますが、この条例案を可決いただいた後、速やかに規則のほうを制定してまいりたいというふうに考えております。 2点目でございますが、会議の公開、非公開というところの問題でございます。再調査委員会調査委員会のほうも原則非公開という形で考えております。ただし、先ほど申し上げましたように、対策の方向性、方針であるとかそういった部分を協議する部分においては公開ということも考えられます。 そして、4点目でございますが、再調査委員会の結果の報告でございます。これは、再調査委員会の結果につきましては市長が議会へ報告をすることというふうに定められておりますので、そういった形での公開という形になるかと思いますが、同時に市民に対しましても公開をしていくことになろうかというふうに考えております。 以上です。 ○議長(丸谷正八郎) 高橋議員。 ◆8番(高橋登) 一応2回の質問については終わったわけでありますけれども、特に私が意見として申し上げたいし、ある部分で懸念をしておる部分について、この附属機関が秘密裏あるいは徹底した非公開で行われるということについて懸念を表明する部分でありまして、特にプライバシーに関わる部分は当然のこととして公開する必要はあえてないんですけれども、しかし、いじめ問題の深刻さ、あるいは当該のそれぞれ当事者の意向も含めて社会的にやはり解決をしていかなくてはならない、そういう課題も含めて、私は非公開にしていくということについては懸念を表明しておきたい。なるべく公開をしながら、市民の議論も我々の議論も含めてこの問題に取り組む私は必要があるのではないかということを改めて申し上げておきたいというふうに思います。 特に、4点目に質問をさせていただきました市長の権限に関わる部分、これはやはりぜひ市長も含めて市長の権限でこの公開も含めてできるだろうというふうに思いますし、多くの議論をしながら全体として泉大津市のいじめ問題に地域の社会問題として解決していく、情報を共有しながら市民がしっかりとこの重要問題に向き合うような、そういう構造をつくり出す必要があるのではないかということを申し上げて、質問を終わります。 ○議長(丸谷正八郎) 他に。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第9 議案第2号 泉大津市職員の育児休業等に関する条例の一部改正の件 ○議長(丸谷正八郎) 次に、日程第9、議案第2号「泉大津市職員の育児休業等に関する条例の一部改正の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。中山市長公室長。 ◎市長公室長(中山秀人) ただいま議題となりました議案第2号泉大津市職員の育児休業等に関する条例の一部改正の件につきましてご説明を申し上げます。 会議事項の39ページでございます。 本件提案の理由といたしましては、国家公務員におきまして妊娠、出産、育児等と仕事の両立支援のための措置が講じられること等に伴い、本市職員におきましても適切な措置を講じるため、所要の改正を行うものでございます。 改正の内容につきましては、43ページの条例(案)要綱によりご説明を申し上げます。 1、主な改正内容でございますが、(1)といたしまして、非常勤職員の育児休業、介護休暇及び介護時間の取得要件のうち、「引き続き在職した期間が1年以上」との要件を廃止するものでございます。第2条及び第8条関係でございます。 (2)といたしまして、育児休業をした職員が職務に復帰した場合におきまして、引き続き勤務したとみなす期間を育児休業をした期間の「2分の1に相当する期間」から「100分の100以下の換算率により換算して得た期間」に改めるものでございます。第6条関係でございます。 (3)といたしまして、妊娠または出産等を申し出た職員に対し、育児休業に関する制度等を個別に知らせるとともに、育児休業の承認の請求に係る当該職員の意向確認を行うための措置を講じなければならないとする規定を設けるものでございます。第12条関係でございます。 (4)といたしまして、職員に対し、育児休業に係る研修の実施及び相談体制の整備など、育児休業の承認の請求が円滑に行われるための必要な措置を講じなければならないとする規定を設けるものでございます。第13条関係でございます。 2、その他所要の規定の整備を行うものでございます。 3、附則に関する事項でございますが、(1)施行期日といたしまして、この条例(案)は令和4年4月1日から施行するものでございます。附則第1項関係でございます。 (2)経過措置といたしまして、この条例(案)の施行に伴い、所要の経過規定を定めるものでございます。附則第2項及び第3項でございます。 なお、44ページ以降に新旧対照表を添付してございますので、ご参照いただきたいと存じます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(丸谷正八郎) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第10 議案第3号 泉大津市保育所設置条例の一部改正の件 ○議長(丸谷正八郎) 次に、日程第10、議案第3号「泉大津市保育所設置条例の一部改正の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。藤原健康こども部長。 ◎健康こども部長兼社会福祉事務所長(藤原弥栄) ただいま議題となりました議案第3号泉大津市保育所設置条例の一部改正の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項の49ページでございます。 提案理由としましては、泉大津市立条東保育所を廃止することについて所要の改正を行うものでございます。 内容につきましては、51ページの条例(案)に基づきご説明申し上げます。 泉大津市保育所設置条例の一部改正につきましては、第1条の表中「泉大津市立条東保育所」の項を削るものでございます。 次に、附則に関する事項としまして、この条例は令和4年4月1日から施行するものでございます。 なお、52ページに新旧対照表を掲載しておりますので、ご参照ください。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丸谷正八郎) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第11 議案第4号 泉大津市国民健康保険料条例の一部改正の件 ○議長(丸谷正八郎) 次に、日程第11、議案第4号「泉大津市国民健康保険料条例の一部改正の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。松下保険福祉部長。 ◎保険福祉部長兼社会福祉事務所長(松下良) ただいま議題となりました議案第4号泉大津市国民健康保険料条例の一部改正の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項の53ページでございます。 提案の理由といたしまして、大阪府の市町村標準保険料率等が示されたことに伴い、一般被保険者に係る基礎賦課額の保険料率、後期高齢者支援金等賦課額の保険料率及び介護納付金賦課額の保険料率について所要の改正を行うとともに、国民健康保険法施行令の一部が改正されたことに伴い、未就学児に係る被保険者均等割額の減額措置の導入等について所要の改正を行うものでございます。 内容につきましては、58ページの条例(案)要綱によりご説明申し上げます。 1、国民健康保険料率の改正につきましては、(1)一般被保険者に係る基礎賦課額の保険料率を次のとおり改めるものでございます。第5条第1項関係でございます。所得割について、現行「8.41%」を「8.51%」に、均等割について、現行「2万9,910円」を「3万1,142円」に、平等割について、現行「3万1,110円」を「3万1,387円」に改めるものでございます。 (2)一般被保険者に係る後期高齢者支援金等賦課額の保険料率を次のとおり改めるものでございます。第5条の5の5第1項関係でございます。所得割について、現行「2.73%」を「2.66%」に、均等割について、現行「9,478円」を「9,426円」に、平等割について、現行「9,858円」を「9,500円」に改めるものでございます。 59ページにまいりまして、(3)介護納付金賦課額の保険料率を次のとおり改めるものでございます。第5条の9第1項関係でございます。所得割について、現行「2.47%」を「2.48%」に、均等割について、現行「1万8,213円」を「1万8,306円」に改めるものでございます。 2、全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備等に関する政令による国民健康保険法施行令の一部改正等に伴う改正につきましては、(1)子育て世帯の経済的負担軽減の観点から、未就学児がいる世帯において当該未就学児に係る被保険者均等割額について5割を減額することとされたため、本市国民健康保険においても同様の措置を講じるよう所要の規定を整備するものでございます。第10条の2関係でございます。低所得者世帯軽減の適用を受ける場合においての軽減の適用方法を下記の表に記載しております。簡単にご説明いたしますと、7割、5割、2割の軽減を受けた後の未就学児の均等割額をそこから半額にして計算するもので、例えば7割軽減世帯における未就学児均等割額については、7割軽減後の残り3割の半分は1.5割になることから、7割と1.5割を合わせて合計8.5割を当該均等割額から軽減、同様に、5割軽減世帯においては5割軽減後の5割の半分、2.5割と合わせて合計7.5割の軽減、2割軽減世帯では2割軽減後の8割の半分、4割と合わせて6割の軽減を行うものでございます。 60ページにまいりまして、(2)その他所要の規定の整備を行うものでございます。第2条、第5条の5の2及び第9条関係でございます。 3、附則に関する事項につきましては、(1)この条例(案)は令和4年4月1日から施行するものでございます。 (2)この条例(案)の施行に関し、所要の経過規定を定めるものでございます。 なお、61ページから69ページにかけて新旧対照表を掲載しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 以上で説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(丸谷正八郎) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。田立議員。 ◆16番(田立恵子) 上程されております泉大津市国民健康保険料条例の一部改正につきまして、本定例会の開催に先立ちまして開かれております厚生文教委員会協議会におきましても一定のご説明をいただきました。既にその場でご説明いただいたことと若干重複することをお許しいただきながら、賛否の判断が求められているこの場で幾つかの点で質問させていただきたいと思います。 まず、1点目でございます。ご提案の内容は、大阪府の標準保険料率をそのまま本市に導入するのではなく、基礎賦課分、医療分につきましては一定これを引き下げていくという考え方で構成をされております。そのことによりまして大阪府への納付金の不足が生ずると。100%収納していただいても、保険料を集めても不足になるというその財源につきましては、国保財政調整基金を充てるというご説明でございました。 そこで、1点目といたしましては国保財政調整基金の状況について確認をさせていただきます。昨年度末と、そして今年度末の基金残高の見込みをお示しください。 2点目でございます。国保広域化の今、現段階では統一保険料に向かっていく暫定期間、激変緩和の期間とも言われておりますが、2024年度、大阪府による統一保険料が予定をされています。このことにつきましては、今のまま予定どおり進むことについては幾つかの自治体から疑義を唱える声も上がっているというふうに聞いておりますが、現時点での予定では2024年度、実質的な統一保険料ということになる。この統一後の基金の活用の方法などについて、大阪府、そして泉大津市の考え方をお示しください。 3点目でございます。今回のご提案では、大阪府の標準保険料率をそのまま導入することはしないとしても一定の引上げの提案でございます。これを仮に新年度、2022年度の保険料率を今年度の保険料率で据え置いた場合に、大阪府への事業費納付金は支払い財源としてどの程度の不足が見込まれるのかどうか、以上3点、お尋ねをいたします。 ○議長(丸谷正八郎) 答弁願います。松下保険福祉部長。 ◎保険福祉部長兼社会福祉事務所長(松下良) 3点の質問でございます。 まず1点目、国保財政調整基金残高ということでございます。 残高につきましては、令和2年度末の決算時点の基金残高は1億6,100万円となっております。令和3年度では、当初から予定しています取崩しの3,000万円に加えまして、前年度の剰余金など約9,400万円の積立てを今回の補正予算案で計上しておりまして、予算どおり実行した場合ですと令和3年度末では2億2,500万円の基金残高となる見込みとなってございます。 2点目、統一後の基金の活用方法ということですが、令和6年度の統一保険料化以降の財政調整基金の活用方法でございますが、令和6年度以降であっても本市国保運営についての予算、決算、これは本市で調製するものでございますから、突発的な収支不足、また赤字転落などの不測の事態への備えとして一定の基金残高の確保は必要なものと考えてございます。 一方、平成30年度の広域化以降、市町村国保の財政運営は以前よりも安定していますことから、多額の基金を必要としないのも事実と思われます。また、令和6年度の統一保険料化以降につきましては、基金等を活用しての保険料の独自軽減はできない見込みでありまして、使い道も限られたものになります。したがいまして、基金として備えるだけではなく、例えば基金により健康づくりや保健事業の充実を図るなど、被保険者への何らかの還元ができる使い方、これを検討してまいりたいと考えております。 なお、新年度の予算におきましても、こういった考え方に基づきまして一部基金の取崩しを図った上で、健康活動に向けた取組を提案させていただきたいと考えております。 3点目、保険料率を令和3年度の保険料率より据え置いた場合ということでございます。この影響額の見込みですが、現在提案しています料率案で見込まれる保険料収入額よりもおおよそ1,000万円程度保険料収入が減る見込みとなりますことから、大阪府に事業費納付金を納付するためには、今回の料率案で予定している3,000万円の基金取崩しと合わせて4,000万円程度の財源の手当てが必要になると見込まれております。 以上です。 ○議長(丸谷正八郎) 答弁が終わりました。田立議員。 ◆16番(田立恵子) まず、国保財政調整基金の残高についてお示しをいただきました。今年度末の見込みで2億2,500万円ということでございます。国保加入世帯は9,800世帯ほどかというふうに思っておりますので、1世帯当たり割り戻しますと約2万3,000円ぐらいになっていると、そういう基金の状況をお聞かせいただきました。 そして、この基金が、保険料統一後におきましては原則として保険料の独自軽減には活用できないということでございます。これにつきましても、本市だけではなくて多くの保険者、自治体で、黒字でこの基金が積み上がっている状況がございます。そうした中で、大阪府の国民健康保険運営方針の策定に係る市町村からの意見の聴取、法定聴取でありますが、この意見の表明の中でも、幾つかの自治体からこういう状況は決して市民の理解を得ることができないというふうな意見も上がっております。具体的に河内長野市などからは、統一後も保険料の減免や軽減に活用できるようにするべきだというふうな意見、そのほかにも幾つか散見をされます。こういったことを見ましても、今2億円を超えるという見込み、この基金を抱えているということが、その必要がないだけでなくて、本当に市民の加入者の理解を得られるものかどうかということについて疑問を感じるところでございます。 健康づくり、保健事業ということでありますけれども、これはもちろん大切なことではありますが、国の考え方としては医療保険者に保健事業の役割を委ねることによって、ある意味競わせるというふうな、そういう方向性もあるように思います。しかし基礎自治体として、国保加入者のみならず全ての市民の健康づくり、保健事業、これは極めて重要な役割の一つであるというふうに考えておりまして、一般財源をもって全ての市民の健康づくりの事業を大いに進めていくべきだというふうに思います。それにしても、健康づくり、保健事業だけでこれが還元できるような金額でももう既にないということではないかというふうに思っております。 最後に、仮に据え置いた場合の影響についてもお聞かせいただきましたけれども、これは今の基金残高を見たときに、引上げを行わなくても、少なくとも新年度においては十分一般会計からの繰入れなどをする必要もなく基金の活用によって対応できる、そうした規模のものであるというふうに理解をいたしました。 以上を申し上げまして、そのことを踏まえて、それ以上のことにつきましては討論の中で意見を申し上げたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(丸谷正八郎) 他に。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。田立議員。 ◆16番(田立恵子) 日本共産党市会議員団を代表して、議案第4号泉大津市国民健康保険料条例の一部改正につきまして反対の立場で討論を行います。 提案されている条例改正案は、迎える新年度、2022年度の国民健康保険料の算定に当たって、大阪府が示す標準保険料率をそのまま導入するのではなく、基礎賦課額医療分の所得割率、均等割額、平等割額を大阪府の基準よりも低く設定したものです。その意図は、今年度に続き被保険者の負担を少しでも抑制するという考えに至ったものと理解し、国保担当課、保険福祉部局の努力には敬意を表します。 しかし、そうした措置を講じた上でも、新年度の国保料は、委員会協議会でお示しいただいた資料で明らかなように、高齢世帯、現役世代を問わず全ての所得階層で現行保険料より引上げとなります。今でも高い、暮らしを圧迫している保険料であります。まして、長引くコロナ禍で、総じて所得の低い国保加入世帯です。保険料はせめてこれ以上上げない、最低でも据え置くことが必要だと考えます。それは、年度末残高の見込みで2億円を超えて積み上がっている国保財政調整基金の活用によって十分可能であることが先ほどの質疑の中で明らかになりました。 国保会計が黒字となって多額の剰余金が生じるというのは、保険給付の実績に対して保険料の算定が結果として高過ぎたことにほかなりません。本来は剰余金があれば翌年度に繰り越し、保険料軽減に活用されるのが被保険者の立場からは当然であります。国保加入者の負担能力の限界を超えた保険料負担を求めながら、その一方で国保会計は黒字で多額の基金を積み上げていくことは、到底加入者、市民の理解を得られるものではありません。大阪府下の自治体からも、大阪府の国保運営方針策定に係る法定聴取を通じて、基金活用について意見が上がっていることを先ほども申し述べました。 最後に、本市がこの法定聴取の中で挙げていただいた意見を引用させていただきます。 加入者の所得水準は相対的に低いという構造的な課題を抱え、高過ぎる保険料は被保険者の安全・安心な暮らしを阻害すると、このように書いて大阪府に対して意見を挙げていただいていることを、公開されているホームページで拝見いたしました。極めて真っ当な見解であり、こうした認識であるからこそ、大阪府の標準保険料率を機械的に導入することは避けたんだと思っております。この立場で国と大阪府に対し、収入に見合った適正な保険料負担の在り方について、社会保障制度の原点に立ち返って見直しを行うことを強く求めていただきたいと思います。 とりわけ、今回導入されました就学前の児童についての均等割の軽減、これは子育て世代の負担の軽減に一定の役割を果たすとはいえ、極めて微々たるものであります。全ての子供を対象にした均等割の軽減に本格的に踏み出すことを特に大阪府・国に対して求めていただきたいと思います。 当面は、1世帯当たり2万3,000円にも膨らんでいる国保財政調整基金の活用により、保険料の据置き、減免制度の拡充によって、長引くコロナ禍で疲弊し切っている市民、加入者の暮らしを支えることを求め、それがなされない下では条例改正に反対の立場を表明いたします。 以上です。 ○議長(丸谷正八郎) 他に。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、反対のご意見がありますので起立により採決いたします。本件、原案可決することに賛成の方はご起立願います。     (起立者多数) ○議長(丸谷正八郎) ありがとうございます。起立多数であります。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第12 議案第5号 泉大津市立学校園条例の一部改正の件 ○議長(丸谷正八郎) 次に、日程第12、議案第5号「泉大津市立学校園条例の一部改正の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。藤原健康こども部長。 ◎健康こども部長兼社会福祉事務所長(藤原弥栄) ただいま議題となりました議案第5号泉大津市立学校園条例の一部改正の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項の71ページでございます。 提案理由としましては、泉大津市立条東幼稚園を廃止することについて所要の改正を行うものでございます。 内容につきましては、73ページの条例(案)に基づきご説明申し上げます。 泉大津市立学校園条例の一部改正につきましては、第2条中第3号を削り、「第4号」を「第3号」とするものでございます。 次に、附則に関する事項としまして、この条例は令和4年4月1日から施行するものでございます。 なお、74ページに新旧対照表を掲載しておりますので、ご参照ください。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丸谷正八郎) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第13 議案第6号 泉大津市消防手数料条例の一部改正の件 ○議長(丸谷正八郎) 次に、日程第13、議案第6号「泉大津市消防手数料条例の一部改正の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。藤原消防長。 ◎消防長(藤原孝治) ただいま議題となりました議案第6号泉大津市消防手数料条例の一部改正の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項の75ページでございます。 本件提案の理由といたしまして、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部を改正する政令が公布され、事務の内容の変化に伴い現行の手数料の標準額の見直しが必要となる事務及び人件費単価、または物価水準の変動に伴い現行の手数料の標準額との乖離が大きくなっている事務に係る手数料の標準額が改定されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。 改正内容につきましては、78ページの条例(案)要綱によりご説明させていただきます。 1の改正内容ですが、(1)販売契約を締結している一般消費者等の数が1万戸以上の液化石油ガス販売事業者からの液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律第35条の6第1項の規定に基づく保安確保の機器の設置及び管理の方法の認定の申請に対する審査手数料を引き下げるものでございます。別表第6関係でございます。 (2)といたしまして、液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律第37条の2第1項の規定に基づく貯蔵施設の位置、構造もしくは設備の変更または特定供給設備の位置、構造、設備もしくは装置の変更の許可の申請に対する審査手数料を引き下げるものでございます。同じく別表第6関係でございます。 2の附則に関する事項といたしまして、(1)施行期日につきましては、この条例(案)は令和4年4月1日から施行するものでございます。 (2)経過措置といたしましては、この条例(案)による改正後の泉大津市消防手数料条例の規定は、この条例(案)の施行の日以後に申請を受理するものから適用し、同日前までに受理したものについては、なお従前の例によるものでございます。 なお、79ページに新旧対照表を掲載しておりますので、ご参照いただきますようお願い申し上げます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(丸谷正八郎) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第14 議案第7号 泉大津市消防団条例の一部改正の件 ○議長(丸谷正八郎) 次に、日程第14、議案第7号「泉大津市消防団条例の一部改正の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。藤原消防長。 ◎消防長(藤原孝治) ただいま議題となりました議案第7号泉大津市消防団条例の一部改正につきましてご説明申し上げます。 会議事項の81ページでございます。 本件の提案理由でございますが、消防庁長官通知の「消防団員の報酬等の基準の策定等について」の趣旨に鑑み、消防団員の処遇改善を図るため、消防団員の報酬等について所要の改正を行うものでございます。 それでは、改正内容につきまして、84ページの条例(案)要綱により説明させていただきます。 1の改正内容といたしましては、消防庁から示された非常勤消防団員の報酬等の基準を踏まえ、次のとおり改めるものでございます。 (1)といたしまして、消防団員に支払われる報酬の種類は、出動回数によらず年額により支払われる年額報酬及び出動に応じて支払われる出動報酬の2種類とするものでございます。第12条関係でございます。 (2)団員の階級の者の年額報酬につきましては、年額報酬を「3万6,000円」から「3万6,500円」に引き上げるものでございます。別表第1関係でございます。 消防団員の出動報酬につきましては、これまで1回の出動につき支給するものとしていたものを出動の実態に応じた報酬を支給するものとし、出動報酬額を水火災その他の災害または警戒を「1回につき3,000円」から「1日につき8,000円」に、訓練その他の活動を「1回につき2,000円」から「1日につき3,500円」に定めるものでございます。別表第2関係でございます。 2、その他所要の規定の整備を行うものでございます。 3、施行期日につきましては、この条例(案)は令和4年4月1日から施行するものでございます。 なお、85、86ページに新旧対照表を掲載しておりますので、ご参照いただきますようお願い申し上げます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(丸谷正八郎) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第15 議案第8号 泉大津市非常勤消防団員等公務災害補償条例の一部改正の件 ○議長(丸谷正八郎) 次に、日程第15、議案第8号「泉大津市非常勤消防団員等公務災害補償条例の一部改正の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。藤原消防長。 ◎消防長(藤原孝治) ただいま議題となりました議案第8号泉大津市非常勤消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてご説明申し上げます。 会議事項の87ページでございます。 提案理由でございますが、年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律により、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律が改正されたことに伴い、年金の受給権保護の観点から年金生活者の一時的な資金需要に対して年金受給権を担保として小口の資金の貸付けを行う年金担保貸付事業が廃止されることを踏まえ、所要の改正を行うものでございます。 それでは、改正内容につきましては、90、91ページの新旧対照表によりご説明申し上げます。 非常勤消防団員等の損害補償を受ける権利のうち、これは91ページ下段でございます。第3条のただし書、「傷病補償年金又は年金である障害補償若しくは遺族補償を受ける権利を株式会社日本政策金融公庫又は沖縄振興開発金融公庫に担保に供する場合は、この限りでない。」とする規定を削るものでございます。 恐れ入ります。前ページの条例(案)に戻っていただきまして、附則に関する事項でございますが、1、施行期日につきましては、この条例は令和4年4月1日から施行するものでございます。 2、経過措置といたしまして、この条例の施行の際現に担保に供されている傷病補償年金または年金である障害補償もしくは遺族補償を受ける権利は、この条例の施行の日以後も、なお従前の例により担保に供することができるものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(丸谷正八郎) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第16 議案第9号 泉大津市立条南小学校校舎棟長寿命化改良工事請負契約の一部変更の件 ○議長(丸谷正八郎) 次に、日程第16、議案第9号「泉大津市立条南小学校校舎棟長寿命化改良工事請負契約の一部変更の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。櫻井教育政策統括監。 ◎教育部理事教育政策統括監(櫻井大樹) ただいま議題となりました議案第9号泉大津市立条南小学校校舎棟長寿命化改良工事請負契約の一部変更の件につきましてご説明いたします。 会議事項の93ページでございます。 本件は、泉大津市立条南小学校校舎棟長寿命化改良工事につきまして、工事内容に変更が生じたため令和2年6月18日議決に係る同工事請負契約の一部を変更するもので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、市議会の議決を求めるものでございます。 変更内容といたしまして、契約金額が10億8,108万7,700円だったものを変更後10億9,560万2,200円とするもので、1,451万4,500円の増額でございます。 次に、契約の相手方でございますが、住所は大阪市中央区瓦町2丁目4番7号、名称は栗本建設工業株式会社、代表取締役岩崎光延でございます。 95ページに移っていただきまして、次に変更理由でございますが、泉大津市立条南小学校校舎棟長寿命化改良工事については、工事の進捗に伴い、設計時の想定より外壁タイル仕上げ面の状態が悪いことによる外壁改修範囲の増、天井ボードに非飛散性アスベストの含有が確認されたことによる処分費用の増、本工事契約締結後に整備したGIGAスクール構想に伴う校内LANの盛替え工事などの変更が生じたことにより、当該請負契約の一部変更を行い、契約金額を増額するものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(丸谷正八郎) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件は可決することに決定いたしました。 △日程第17 議案第10号 財産の無償譲渡の件
    ○議長(丸谷正八郎) 次に、日程第17、議案第10号「財産の無償譲渡の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。藤原健康こども部長。 ◎健康こども部長兼社会福祉事務所長(藤原弥栄) ただいま議題となりました議案第10号財産の無償譲渡の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項の97ページでございます。 本件は、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、次のとおり財産を無償で譲渡することについて市議会の議決を求めるものでございます。 1、譲渡する財産は、(1)建物について、所在、泉大津市千原町2丁目11番1号、名称、泉大津市立条東幼稚園、構造、鉄筋コンクリート造2階建て、延べ面積1,692.91平方メートル、(2)遊具その他備品等でございます。 2、譲渡の相手方は、所在、柏原市法善寺3丁目801番地、名称、社会福祉法人不易創造館でございます。 3、譲渡の目的は、条東幼稚園及び条東保育所を統合して民営化することに伴い、公募により選定された上記相手方に建物等を無償譲渡することにより、市民に対し安定的かつ良質な保育を提供できるようにするものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丸谷正八郎) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第18 議案第11号 忠岡町と泉大津市との間における大阪府から移譲される事務の委託に関する規約の変更に関する協議の件 ○議長(丸谷正八郎) 次に、日程第18、議案第11号「忠岡町と泉大津市との間における大阪府から移譲される事務の委託に関する規約の変更に関する協議の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。川口政策推進部長。 ◎政策推進部長(川口貴子) ただいま議題となりました議案第11号忠岡町と泉大津市との間における大阪府から移譲される事務の委託に関する規約の変更に関する協議の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項の99ページでございます。 地方自治法第252条の14第2項の規定により、忠岡町と泉大津市の間における大阪府から移譲される事務の委託に関する規約を変更することについて、忠岡町と協議するものでございます。 提案理由につきましては、地方自治法第252条の14第3項において準用する同法第252条の2の2第3項本文の規定に基づき、議会の議決を得る必要があるものでございます。 規約の変更につきまして、104ページ、新旧対照表によりご説明いたします。 第1条関係の別表について、地方自治法第252条の17の2第1項の規定により、大阪府知事の権限に属する事務の一部を大阪府条例の定めるところにより忠岡町が処理することとされた事務のうち、本市が管理及び執行を受託している事務に関し、今後大阪府条例の改正があった場合においても速やかに事務を執り行うことができるよう、忠岡町から委託する事務の規定について、現行の大阪府条例の条項を引用する規定から根拠となる大阪府条例名及び受託事務の内容を規定する規定に変更するものでございます。 103ページにお戻りいただきまして、附則につきましては、この規約は令和4年4月1日から施行するものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(丸谷正八郎) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第19 議案第12号 指定管理者の指定の件 ○議長(丸谷正八郎) 次に、日程第19、議案第12号「指定管理者の指定の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。藤原健康こども部長。 ◎健康こども部長兼社会福祉事務所長(藤原弥栄) ただいま議題となりました議案第12号指定管理者の指定の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項の107ページでございます。 地方自治法第244条の2第6項の規定により、次の施設の指定管理者の指定について市議会の議決を求めるものでございます。 施設の名称は、泉大津市立児童発達支援センターでございます。 指定する団体は、泉大津市東豊中町2丁目4番26号、社会福祉法人豊中福祉会でございます。 指定の期間は、令和5年4月1日から令和10年3月31日まででございます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丸谷正八郎) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第20 議案第13号 令和3年度泉大津市一般会計補正予算の件 ○議長(丸谷正八郎) 次に、日程第20、議案第13号「令和3年度泉大津市一般会計補正予算の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。虎間総務部長。 ◎総務部長(虎間麻実) ただいま議題となりました議案第13号令和3年度泉大津市一般会計補正予算の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項の111ページでございます。 本件は補正第13号でございまして、歳入歳出予算の補正でございますが、第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ7,559万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ366億653万5,000円とするものでございます。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、112ページから114ページの第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。 なお、第2条、繰越明許費の補正及び第3条、地方債の補正につきましては、後ほどご説明申し上げます。 それでは、132、133ページの歳出から内容につきましてご説明申し上げます。 第2款総務費は3億9,288万6,000円を追加するもので、第1項総務管理費、第1目一般管理費の人件費の追加は人事異動等による調整を行うものでございまして、以降における人件費につきましては同内容となることから、説明を割愛させていただきます。 電算処理事業は、マイナンバーカード所有者の転出入手続ワンストップ化に関する住民基本台帳システム等改修に係る費用の追加、第4目広報費、ガバメントクラウドファンディング活用支援事業は寄附金額が確定したことによる減額、第21目財政調整基金費は本補正予算の財源調整として追加するものでございます。 134、135ページにまいりまして、第4項戸籍住民登録費は、新型コロナウイルス感染症の影響によりパスポート発給申請減少に伴い、交付時に必要な収入印紙を減額するものでございます。 第3款民生費は1億250万8,000円を減額するもので、第1項社会福祉費、第3目老人福祉費は、介護保険事業特別会計繰出金事業は介護保険給付費の増加に伴う繰出金の追加、老人保護措置事業は保護措置を行っていた者が養護老人ホームを退所したことによる減額、後期高齢者医療特別会計繰出金事業は基盤安定負担金の確定による繰出金の追加でございます。 第4目老人医療助成費の減額は医療費の減によるもの、第8目障がい者福祉費、社会福祉施設建設補助金交付事業は補助金の交付要件に該当しなかったための減額、障がい福祉サービス事業所特別支援事業は事業費が確定したことによる減額、第9目障がい者総合支援費は障がい福祉サービスの伸びによる追加でございます。 136、137ページにまいりまして、第2項児童福祉費、第1目児童福祉総務費は、他市の児童発達支援センター利用見込み数の減に伴い児童発達支援センター処遇改善補助金を減額するもの、第2目児童措置費は児童手当の、第3目母子福祉費は、児童扶養手当、母子家庭等高等職業訓練促進給付金及び母子生活支援扶助費の各支給対象となる者の減による減額、第6目子ども医療助成費の減額は、医療費の減によるものでございます。 第6項国民健康保険事業費は、その他繰出金の減額及び基盤安定負担金の確定により繰出金を追加するものでございます。 138、139ページにまいりまして、第4款衛生費は7,772万5,000円を減額するもので、第1項保健衛生費、第3目母子保健事業費、母子健康診査事業は1人当たりの妊婦健診費用の増に伴う委託料の追加、母子健康管理事業は不妊治療対象拡大による負担金の追加でございます。 第2項清掃費、第1目清掃総務費は泉北環境整備施設組合への負担金の減額、第2目塵芥処理費は指定ごみ袋無料配布事業の事業費確定による減額でございます。 140、141ページにまいりまして、第6款商工費は804万8,000円を追加するもので、第1項商工費、第2目商工業振興費は、大阪府新型コロナウイルス感染症無料検査事業実施に係る委託料を追加するものでございます。 第7款土木費は1億8,689万3,000円を減額するもので、142、143ページにまいりまして、第2項道路橋りょう費、第2目道路維持費、地籍調査整備事業、第5目交通安全対策費、放置自転車等対策事業、第6目道路新設改良費、小松町4号線道路改良事業は、いずれも契約額確定に伴う減額でございます。 第4項都市計画費、第3目街路事業費は事業計画見直しによる減額、第5目緑化推進費は事業費の確定による減額でございます。 144、145ページにまいりまして、第5項下水道事業費は泉北環境整備施設組合負担金の減額でございます。 第9款教育費は1億334万7,000円を減額するもので、第2項小学校費、第1目学校管理費は国の補正予算で補助対象となった教員用タブレット購入費の追加、第2目教育振興費は就学援助の認定数が想定より少なかったことによる減額でございます。 146、147ページにまいりまして、第3項中学校費、第1目学校管理費、中学校教材整備事業は小学校と同様、教員用タブレット購入費の追加、中学校施設整備事業は小津中学校長寿命化改良工事の設計委託料及び3中学校の屋内運動場空調設備整備工事設計委託料と工事費の減額で、第2目教育振興費は就学援助の認定数が想定より少なかったことによる減額でございます。 第5項社会教育費、第3目図書館費は空気触媒塗布業務の契約額確定による減額、第9目留守家庭児童会費、留守家庭児童会運営事業は長期休業期間中に係る委託業務の事業費確定による減額、第6項保健体育費、第3目スポーツ施設費は総合体育館非常用発電機更新工事に係る契約額確定による減額でございます。 148、149ページにまいりまして、第10款公債費は2,961万6,000円を減額するもので、前年度地方債の発行額及び借入利率の確定に伴い、長期債利子を減額するものでございます。 第11款諸支出金は2,356万3,000円を追加するもので、人事異動による人件費の増などにより、水道事業会計への繰出金を追加するものでございます。 続いて、歳入でございますが、122、123ページにお戻り願います。 第10款地方交付税は4億8,477万2,000円を追加するもので、国の補正予算に伴い、普通交付税の再算定が行われたことによるものでございます。 第14款国庫支出金は1億5,440万2,000円を追加するもので、第1項国庫負担金、第1目民生費国庫負担金、障がい者総合支援負担金は歳出でご説明申し上げました障がい者総合支援費の増に伴う追加、母子生活支援施設費負担金、児童扶養手当負担金及び児童手当負担金はそれぞれ支給対象者の減に伴う減額、国民健康保険基盤安定負担金は金額の確定に伴う追加でございます。 第2項国庫補助金、第1目総務費国庫補助金は、マイナンバーカード所有者の転出入手続ワンストップ化に関する住民基本台帳システム等改修の財源として社会保障・税番号制度システム整備費補助金を追加するもの、124、125ページにまいりまして、第2目民生費国庫補助金は母子家庭等高等職業訓練促進給付金の減に伴う減額、第4目土木費国庫補助金、地籍調査補助金は歳出の減額に伴う減額、都市構造再編集中支援事業費補助金は、補助金の額の確定に伴い各費目で追加または減額するものでございます。 第5目教育費国庫補助金は、小・中学校における教員用タブレット購入費に係る補助金を追加するものでございます。 第15款府支出金は1,431万5,000円を追加するもので、第1項府負担金、第1目民生費府負担金、障がい者総合支援負担金は障がい者総合支援費の増に伴う追加、母子生活支援施設費負担金及び児童手当負担金はそれぞれ支給対象者の減に伴う減額、国民健康保険基盤安定負担金、126、127ページにまいりまして、後期高齢者医療保険基盤安定負担金は、それぞれ金額の確定に伴う追加でございます。 第2項府補助金、第2目民生費府補助金、老人医療費等助成事業補助金及び乳幼児医療費等助成事業補助金の減額は、それぞれ歳出の医療費助成の減額によるものでございます。 第5目商工費府補助金は、歳出でご説明申し上げた大阪府新型コロナウイルス感染症無料検査事業実施に係る委託料の財源を追加したもので、第6目土木費府補助金は歳出の減額に伴うものでございます。 第17款寄附金は2,500万円を減額するもので、ガバメントクラウドファンディング寄附金額の確定に伴う減額でございます。 128、129ページにまいりまして、第18款繰入金は900万6,000円を減額するもので、第2項基金繰入金、第9目辻川穐太郎やすらぎ基金繰入金の減額は、民生費でご説明申し上げた社会福祉施設建設補助金交付事業の減額に伴うもので、第12目地域環境基金繰入金は、この後ご説明申し上げます二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金の交付決定がなされたため、財源振替により減額するものでございます。 第20款諸収入は6,368万2,000円を追加するもので、後期高齢者医療定率負担金精算金は定率負担金の確定による精算金の追加で、収入印紙売払金はパスポート発給申請が想定より少ないことによる減額、二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金は、新エネルギー計画策定に係る費用に対して交付決定がなされたため、追加するものでございます。 130、131ページにまいりまして、第21款市債は7億5,875万7,000円を減額するもので、第1項市債、第4目土木債及び第6目教育債はそれぞれ事業費等の確定により減額するもので、第8目臨時財政対策債の減額は、国税収入が想定を上回る見込みから、令和3年度の臨時財政対策債発行可能額の一部について、後年度の公債費として償還する額を令和3年度普通交付税として追加交付されるとともに、後年度の基準財政需要額に算入されないこととなったため、借入金を減額することとしたものでございます。 続きまして、115ページにお戻りいただきたいと存じます。 第2表繰越明許費補正でございますが、第2款総務費、電算処理事業から第9款教育費スポーツ施設管理運営事業につきまして、事業の実施期間等を勘案し、それぞれ記載の金額を上限とし、翌年度に繰り越すものでございます。 次に、116ページにまいりまして、第3表地方債補正でございますが、歳入でご説明申し上げましたように、市債発行額を7億5,875万7,000円減額することに伴い限度額の変更が生じましたので、補正後の限度額を30億8,855万4,000円と定めるものでございます。 以上で説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(丸谷正八郎) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件は可決することに決定いたしました。 △日程第21 議案第14号 令和3年度泉大津市国民健康保険事業特別会計補正予算の件 ○議長(丸谷正八郎) 次に、日程第21、議案第14号「令和3年度泉大津市国民健康保険事業特別会計補正予算の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。松下保険福祉部長。 ◎保険福祉部長兼社会福祉事務所長(松下良) ただいま議題となりました議案第14号令和3年度泉大津市国民健康保険事業特別会計補正予算の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項の157ページをご覧ください。 今回の補正は第3号でございまして、第1条に掲げておりますように、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億5,959万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ83億6,627万1,000円とするものでございます。 第2項といたしまして、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。 それでは、まず歳出からご説明申し上げます。 170、171ページをご覧ください。 第2款保険給付費、第1項療養諸費につきましては、医療費の増加に伴い、不足が見込まれる給付費6,000万円を追加するものでございます。 第3款国民健康保険事業費納付金につきましては、172、173ページにまいりまして、財源内訳を変更するものでございます。 第5款基金積立金は、国民健康保険事業財政調整基金積立金として9,422万2,000円を追加するものでございます。 第7款諸支出金は、令和2年度に概算で交付を受けていました新型コロナウイルス感染症に係る特例減免の補助金について、精算のため537万6,000円を国に返還するものでございます。 続きまして、歳入についてご説明申し上げます。 恐れ入りますが、166、167ページにお戻りいただきたいと存じます。 第3款府支出金のうち保険給付費等交付金(普通交付金)は、歳出でご説明いたしました保険給付費の財源として追加で交付される金額を見込んだもの、特別調整交付金は新型コロナウイルス感染症の特例減免に係る交付金の追加、老人医療費、障がい者医療費及びひとり親家庭医療費助成補助金は、交付額の確定により減額するものでございます。 第5款繰入金につきましては、一般会計繰入金を365万8,000円追加するもので、保険基盤安定繰入金の保険料軽減分、168、169ページにまいりまして、保険者支援分は国及び大阪府の保険基盤安定負担金の確定による繰入金の追加、その他繰入金は、令和3年度の新型コロナウイルス感染症の特例減免に対しての補助金が当初20%から40%程度の補助率とされ、不足分について地方創生臨時交付金を財源とした一般会計繰入金を予定しておりましたが、その後100%の国費対応に改められたことから、補助金に振り替えるため当該繰入金を減額したものでございます。 第6款繰越金につきましては、前年度繰越金としまして8,848万3,000円を追加するものでございます。 第8款国庫支出金につきましては、新型コロナウイルス感染症の特例減免について全額国費対応に改められたことから、必要額を追加するものでございます。 以上、誠に簡単でございますが、令和3年度泉大津市国民健康保険事業特別会計補正予算(補正第3号)につきまして説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(丸谷正八郎) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第22 議案第15号 令和3年度泉大津市介護保険事業特別会計補正予算の件 ○議長(丸谷正八郎) 次に、日程第22、議案第15号「令和3年度泉大津市介護保険事業特別会計補正予算の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。松下保険福祉部長。 ◎保険福祉部長兼社会福祉事務所長(松下良) ただいま議題となりました議案第15号令和3年度泉大津市介護保険事業特別会計補正予算の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項の177ページでございます。 本件は補正第4号でございまして、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,929万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ63億3,067万9,000円とするものでございます。 第2項といたしまして、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出補正予算補正によるものでございます。 それでは、歳出からご説明申し上げます。 192、193ページをご覧ください。 第1款総務費は、介護事業所における施設整備に係る介護施設等整備事業補助金の追加でございます。 第2款保険給付費、第1項介護サービス等諸費は、第1目の居宅介護サービス給付費、第3目の施設介護サービス給付費及び第6目の居宅介護サービス計画給付費については伸び率の増によりそれぞれ追加し、第2目の地域密着型介護サービス給付費については伸び率の減により減額するものでございます。 194、195ページにまいりまして、第2項介護予防サービス等諸費及び第4項高額介護サービス等費は、介護予防サービス給付費及び高額介護サービス費の伸び率の減によりそれぞれ減額するもので、第2款保険給付費全体で1億2,753万1,000円を追加するものでございます。 続きまして、歳入でございます。 186、187ページをご覧ください。 第2款国庫支出金は、歳出で説明いたしました保険給付費の増に伴う介護給付費負担金及び調整交付金の追加のほか、介護保険災害等臨時特例補助金は新型コロナウイルス感染症に起因する介護保険料の減免措置が同補助金の交付対象とされたことに伴う追加でございます。 第3款支払基金交付金は、歳出で説明いたしました保険給付費の増に伴う追加でございます。 188、189ページにまいりまして、第4款府支出金は、歳出で説明いたしました保険給付費の増に伴う介護給付費負担金の追加及び介護施設等整備事業補助金に係る府からの補助金の追加でございます。 第6款繰入金は、190、191ページにわたっておりますが、一般会計及び介護給付費準備基金からの繰入れのほか、第1項第5目その他繰入金は、第2款国庫支出金で説明いたしました介護保険災害等臨時特例補助金の追加に伴い、当初に見込んでいた地方創生臨時交付金の相当額80万1,000円を減額するものでございます。 以上、誠に簡単でございますが、令和3年度泉大津市介護保険事業特別会計補正予算(補正第4号)につきましての説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(丸谷正八郎) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第23 議案第16号 令和3年度泉大津市後期高齢者医療特別会計補正予算の件 ○議長(丸谷正八郎) 次に、日程第23、議案第16号「令和3年度泉大津市後期高齢者医療特別会計補正予算の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。松下保険福祉部長。 ◎保険福祉部長兼社会福祉事務所長(松下良) ただいま議題となりました議案第16号令和3年度泉大津市後期高齢者医療特別会計補正予算の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項の199ページをご覧ください。 今回の補正は第2号でございまして、第1条に掲げておりますように、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ19万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10億3,637万3,000円とするものでございます。 第2項といたしまして、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。 それでは、内容につきましてご説明申し上げます。 会議事項の210、211ページをご覧ください。 第2款後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、歳入の保険基盤安定繰入金の追加に伴い、納付金を19万5,000円追加するものでございます。 続きまして、歳入についてご説明申し上げます。 208、209ページにお戻りいただきたいと存じます。 第2款繰入金につきましては19万5,000円を追加するもので、保険基盤安定負担金の確定に伴う一般会計繰入金の追加でございます。 以上、誠に簡単ではございますが、令和3年度泉大津市後期高齢者医療特別会計補正予算(補正第2号)につきまして説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(丸谷正八郎) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第24 議案第17号 令和3年度泉大津市水道事業会計補正予算の件 ○議長(丸谷正八郎) 次に、日程第24、議案第17号「令和3年度泉大津市水道事業会計補正予算の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。二木上下水道統括監。 ◎都市政策部理事兼上下水道統括監(二木均) ただいま議題となりました議案第17号令和3年度泉大津市水道事業会計補正予算の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項の215ページをご覧願います。 今回の補正は、第1条で定めておりますように補正予算(第2号)でございます。 それでは、内容につきましてご説明いたします。 恐れ入りますが、222、223ページをご覧願います。 収益的収入の第1款水道事業収益につきましては、2,346万2,000円を減額し、19億5,680万1,000円とするものでございます。内容としましては、第1項営業収益、第2目受託工事収益を2,337万2,000円減額するもので、仮設工事費等負担金の減、第2項営業外収益、第2目他会計負担金を4万7,000円増とするもので、人件費等負担金の増、第3目他会計補助金を13万7,000円減額するもので、主に福祉減免対象世帯の減による福祉料金実施に要する補助金の減でございます。 次に、収益的支出の第1款水道事業費用につきましては、2,055万円を減額し、17億8,111万6,000円とするものでございます。内容といたしましては、第1項営業費用、第3目受託工事費を2,055万円減額するもので、受託工事費の委託料及び請負工事費の減によるものでございます。 次に、224、225ページにまいりまして、資本的収入の第1款資本的収入につきましては、5,991万5,000円を減額し、3億1,015万2,000円とするものでございます。内容といたしまして、第2項工事負担金、第1目工事負担金を5,991万5,000円減額するもので、堺泉北港水道施設工事及び配水管布設替工事などの負担金の減によるものでございます。 次に、資本的支出の第1款資本的支出につきましては、1億5,254万5,000円を減額し、9億2,278万円とするものでございます。内容としまして、第1項建設改良費、第7目堺泉北港水道施設費を2,004万5,000円減額するもので、委託料及び請負工事費の減、第8目配水管整備費を1億3,250万円減額するもので、委託料及び請負工事費の減によるものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、ご説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(丸谷正八郎) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件は可決することに決定いたしました。 △日程第25 議案第18号 令和3年度泉大津市病院事業会計補正予算の件 ○議長(丸谷正八郎) 次に、日程第25、議案第18号「令和3年度泉大津市病院事業会計補正予算の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。吉田市立病院事務局長。 ◎参与兼市立病院事務局長(吉田利通) ただいま議題となりました議案第18号令和3年度泉大津市病院事業会計補正予算の件につきまして説明申し上げます。 会議事項の229ページでございます。 今回の補正は、第1条で定めておりますように、令和3年度泉大津市病院事業会計補正予算(第2号)でございます。 第2条におきまして、予算第5条継続費について、230ページ記載の第1表継続費補正のとおり改めるものでございます。この内容といたしましては、新病院建設に係ります契約の締結に伴い、令和4年度から6年度までの年割額の変更によるものでございます。 なお、231ページに継続費に関する調書を記載しておりますので、ご参照いただきますようよろしくお願い申し上げます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丸谷正八郎) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第26 議会議案第1号 令和4年度予算審査特別委員会設置の件 ○議長(丸谷正八郎) 次に、日程第26、議会議案第1号「令和4年度予算審査特別委員会設置の件」を議題といたします。 本件につきましては、既にご協議いただいておりますので、特別委員会を設置することとし、定数については9名と定めたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって特別委員会は設置することに決定いたしました。 なお、委員につきましては、私からご指名申し上げます。 貫野幸治郎議員、高橋登議員、田立恵子議員、谷野司議員、林哲二議員、堀口陽一議員、溝口浩議員、村岡均議員、村田雅利議員、以上9名の方々を委員とし、選任したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって委員には、ただいまご指名申し上げました方々を選任することと決定いたしました。 この際、暫時休憩いたします。再開は午後1時からといたしますので、よろしくお願いいたします。     午前11時46分休憩     ------------------------------     午後1時再開 ○議長(丸谷正八郎) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第27 施政方針 △日程第28 議案第19号 令和4年度泉大津市一般会計予算の件 △日程第29 議案第20号 令和4年度泉大津市土地取得事業特別会計予算の件 △日程第30 議案第21号 令和4年度泉大津市国民健康保険事業特別会計予算の件 △日程第31 議案第22号 令和4年度泉大津市介護保険事業特別会計予算の件 △日程第32 議案第23号 令和4年度泉大津市後期高齢者医療特別会計予算の件 △日程第33 議案第24号 令和4年度泉大津市水道事業会計予算の件 △日程第34 議案第25号 令和4年度泉大津市下水道事業会計予算の件 △日程第35 議案第26号 令和4年度泉大津市病院事業会計予算の件 ○議長(丸谷正八郎) 次に、日程第27、「施政方針」並びに日程第28、議案第19号「令和4年度泉大津市一般会計予算の件」から日程第35、議案第26号「令和4年度泉大津市病院事業会計予算の件」までの令和4年度当初予算議案8件を一括議題といたします。 市長から令和4年度当初予算編成に当たっての施政方針をお受けいたします。     (南出賢一市長 登壇) ◎市長(南出賢一) 令和4年泉大津市議会第1回定例会の貴重なお時間をいただき、令和4年度の市政運営の基本方針を申し述べる機会をいただきましたことに対し、感謝を申し上げますとともに、議員各位並びに市民の皆様にご理解とご協力を賜りたいと存じます。 2期目の市長に就任して1年が経過しました。この間、官民が力を合わせて市民と共にまちづくりを進め、市民の皆様の暮らしに笑顔が一つでも多く生まれるよう全力で取り組んでまいりました。 昨年を振り返りますと、6月にはベイエリアのなぎさ公園で、にぎわいづくりや環境美化を目的とした実証実験により市民ニーズの高いシーサイドバーベキュー施設がオープンし、都市型アウトドアによる地域活性化の可能性が開かれた年でした。 9月には“新しい”図書館シープラがオープンし、開館後5か月の1月末には来館者が15万人を突破しました。市民の皆様に親しまれ、たくさんの取組が創出されるなど、新たな人の流れができています。 そして、(仮称)小松公園においても「みんなでつくる未来の公園」と題し、市民参加型で設計や運用、活用についてワークショップを行うなど令和5年供用開始に向けた取組を進めるとともに、令和6年の開院を目指し、市民の皆様が安心してより質の高い医療を受けることができる、(仮称)新泉大津市立病院の実施設計・施工事業者を決定するなど、泉大津を未来につなぐための取組も着実に進んだ1年でありました。 一方で、昨年は一昨年に引き続き新型コロナウイルス感染症によって、市民生活や市内経済が大きな影響を受けた1年でした。変異株の出現により幾度となく感染の波に翻弄されながらも、市民の皆様の命と生活を守り、地域経済を取り戻す、健康の根本を見直す、こういった信念の下に、感染予防対策や市内経済の活性化対策、市民生活の安定化、コロナ禍での多様な視点を持った防災対策、コロナの後遺症やワクチンの後遺症で悩んでいる人をサポートする後遺症者改善プログラムやオンライン相談などにも取り組んでまいりました。 しかし、長期化するコロナの影響により、これまで見えてこなかった問題や課題も顕在化しています。ジェンダーギャップや広がる格差、ひとり親や独居高齢者の孤独や孤立化、子供の心身への影響、健康や環境問題、経済に関する不安要素等、先送りできない問題に対して、既成概念にとらわれることなく善処してまいります。 さて、3年後の2025年には、「大阪・関西万博」が開催されます。 本市は、官民連携・市民共創の理念の下、様々な全国共通の課題解決に向けた取組を先駆けて展開しています。万博を追い風に、引き続き、関西万博の共創パートナーの一員として、生物多様な海づくりやリビングラボ等、共創チャレンジとして様々な実証実験を実施し、市民の生活の質(QOL)向上や社会課題の解決につながる取組を創発してまいります。 そして、泉大津市は、本年、市制施行80周年の節目の年を迎えます。「つむぐ ひろがる #おづの未来」のキャッチフレーズの下、コロナ禍を乗り越え、市民の皆様と心を一つに、様々な事業を実施し、未来に向けて希望が感じられる1年を共につくり上げていきたいと存じます。 市制施行80周年を迎える本年を「再始動(Restart)・泉大津」の起点とし、市民の皆様と手を取り合いながら、未来へと続く持続可能なまちづくりを進めるための礎の1年にしてまいります。 それでは、令和4年度の主要事業を、「第4次泉大津市総合計画」の基本計画に掲げます7つの政策分野に沿ってご説明いたします。 1点目、「力を合わせて市民の笑顔があふれるまちづくり」についてでございます。 初めに、令和4年4月1日に市制施行80周年を迎えるに当たり、その節目を祝うため80周年記念事業を実施し、コロナ禍を乗り越え未来へと続く持続可能なまちづくりに向けて、市民の皆様と心一つに一丸となって泉大津市を前に進めていく契機とします。そこで、官民連携・市民共創の視点の下、市民ワークショップやアンケートを通じて、小・中学生や市民の皆様の思いやアイデアを取り入れ企画した13のシンボル事業を実施します。加えて、市民、団体の皆様が主体となって企画、実施する市民提案事業に対しても事業費の一部を助成するなど、本市の魅力を市内外に発信する事業を市民の皆様と共につくり上げてまいります。 さらに、人口減少や少子高齢化、新たな感染症の拡大、大規模な自然災害の頻発などにより顕在化した様々な社会課題や地域課題に迅速に対応するためには、民間事業者等の持つ技術やノウハウ・アイデアを活用することが重要であることから、官民連携・市民共創による課題解決を推進する、ふるさと納税型クラウドファンディングを活用した資金調達を昨年度に引き続き実施するとともに、市民の生活の質(QOL)の向上に向けた様々な選択肢の提供や、本市が抱える課題の解決につながる事業提案に対して、事業費の一部を支援するリビングラボ推進事業を昨年度より拡充して実施します。 また、コロナ禍においても市民公益活動が停滞しないよう、自治会や市民公益活動団体のニーズに応じた内容でICT活用出前講座を実施するとともに、自治会連合会においてICTを活用したネットワークの構築を目指し調査研究に取り組みます。 さらに、女性の働きやすい職場環境を整備するとともに、キャリアアップに関する意識を改革し、行動変容へとつなげ、職員の多様で積極的なキャリアアップを後押しするため、令和元年度から実施している「女性活躍推進に向けたワーキンググループ」が職員自ら検討を重ねつくり上げた研修内容を、「女性のキャリアデザイン研修」へと進化させ本格実施します。 2点目、「学びあうひとづくり 彩りあるまちづくり」についてでございます。 初めに、小・中学校の教育活動については、本年度も新型コロナウイルス感染症から子供たちを守ることはもとより、子供たちの安全な学びの環境を保障し、子供たちや保護者に安心していただけるよう『子どもたちの学びを止めない』ための取組を行ってまいります。 その取組の一つとして、本市では、オンライン学習ドリルと授業支援アプリを有効に活用することにより、児童・生徒1人に1台配備されたタブレットを効果的に活用した家庭学習の充実及び授業の質的な向上を図ります。 また、英語教育の質的向上、児童の意識及び英語活用力の向上を図るため、小学校1校をモデル校とし、英語を母国語とする外国人を配置し、児童が英語科以外においても英語によるコミュニケーションの機会を持ち、使用できるようにイマージョン教育を導入します。 さらに、天候により授業時間確保が不安定となるケースや施設の維持管理等の課題があることから、モデル校において民間施設での水泳授業を実施し、専門指導者による水泳実技指導により、子供たちの健全な体づくりと水泳技術の向上とともに教員の負担軽減を図ります。 加えて、留守家庭児童会の保護者のニーズに応え、夏休みなどの長期休業期間のみの利用を全校で実施します。 また、令和4年度から全小・中学校区に学校運営協議会制度(コミュニティ・スクール)を導入し、学校・家庭・地域が連携・協働した取組を進め、「地域とともにある学校づくり」「学校を核とした地域づくり」の推進を図ります。その一環として、小津中学校の長寿命化改良工事に当たり、学校と地域の連携・協働の拠点となる地域交流ゾーンを組み入れていきます。 加えて、就学前施設や学校給食において、保護者負担を変えることなく、安心・安全で今まで以上においしい給食を提供するために、まずは米やみそなどからオーガニック等の食材を導入し、子供の健全な体づくりを目指します。また、季節を感じたり、子供たちがわくわくするような特別な給食日を設定して食育を推進します。 また、第3次泉大津市文化芸術振興計画を策定し、これまで培ってきた文化芸術資源の保存・活用を図りながら、時代に対応した文化芸術施策を展開し、より多くの市民が文化芸術を通じて交流するまちづくりを目指します。その一つとして、本市のアートやカルチャーの未来について検討する文化ミーティングを引き続き開催し、既存の事業の見直しや新規事業化を進めます。 加えて、国史跡池上曽根遺跡や泉穴師神社本殿・木造神像などの国指定重要文化財、旧海野家住宅などの国登録文化財のほか、新たに市指定文化財となった3万点を超える田中家文書など、本市が有する数多くの文化財について、デジタルデータを作成し、その魅力と価値をインターネット等で広く発信しPRすることで、泉大津市への愛着心と文化的魅力度の向上を図ります。 さらに、80周年記念事業として実施する健康スポーツフェスティバルや、ウオーキング事業など市民参加型のスポーツイベントを実施し、市民が運動する機会や仲間づくりの場を創出し、生涯スポーツの推進や健康増進を図ります。 同時に、地域のスポーツ活動の活性化とスポーツ指導者の充実を図るため、スポーツ指導者人材バンク制度を構築し、市内で活動可能なスポーツ指導者を募集します。 そして、図書館シープラは、「すべての市民が価値を創造する図書館」をコンセプトに、書籍や絵本・雑誌の充実に加え、9種類の商用データベースなどビジネスに活用できるコンテンツも取りそろえています。また、多彩な企画・イベントが毎日のように行われており、令和4年度は、様々なノウハウを持つ企業との連携講座も多数開催していく予定です。今後も、多様な学びに出会える“にぎやかな”図書館として、より多くの方に愛される存在となるようサービスの向上に努めてまいります。 3点目、「誰もがすこやかにいきいきと暮らせるまちづくり」についてでございます。 コロナ禍で交流や見守りの場、相談する機会の減少がより一層顕著となり、孤独・孤立の問題が顕在化・深刻化してきています。これらの問題を解消するため、官民連携によるオール泉大津での取組として、民間の活力を活用した新たな居場所づくりを進めるとともに、従来から様々な分野で実施している施策を整理した新しい冊子やポータルサイトを作成し、施策や事業の見える化を進め、生活困窮者への支援策も含め、個々の課題に応じたサービスにつながりやすくすることで課題の解決を図ります。 また、孤独・孤立対策として、引き籠もりがちな在宅高齢者の生活状況の実態把握に努め、適切な支援につなげます。 さらに、認知症の早期発見・対応のため、無料の認知症検診を実施することに加え、リビングラボ推進事業を活用した市民参加型のプログラムを実施し、軽度認知症の症状の改善等につながるノウハウの構築に向けて取り組むとともに、寝たきり高齢者等の尊厳の保持、生活衛生の向上を図るため、訪問理美容サービス利用への助成を行います。 また、令和5年度から令和11年度を計画期間とする泉大津市第5次障がい者計画の策定を行い、引き続き障がい者(児)施策を総合的かつ計画的に推進します。 障がいや発達に課題のある児童とその家族に対し、発達段階に応じた切れ目のない支援を行うため、発達支援の中核となる児童発達支援センターの整備を行うとともに、先天性難聴の早期発見、早期療育により、聴覚障がいによる言語発達等の影響を最小限に抑えるため、新生児聴覚検査に係る費用を助成します。 さらに、子ども医療費助成の対象年齢を18歳到達年度末までに引き上げ、未来を担う子供たちの健康と子育てを支援します。 また、国の健康・医療戦略のポイントの一つである未病・予防に関しても、“自分の健康は自分で守る”というセルフケアの推進強化に向けて、市民一人一人の健康づくりを推進するための基本理念などを定めた「(仮称)泉大津市健康推進条例」を制定し、市民、地域、団体、企業などが健康づくりに関する施策を包括的に推進し、元気な泉大津市の実現を目指します。 その一つとして、まずは市民が自分の体の状態を多様なヘルスケアデータなどから可視化し、状態を知り、整え、改善することで、市民の生活の質(QOL)の向上を目指します。そのために、質の高い多様なサービスが提供できるよう、市全体をリビングラボの場として、官民連携・市民共創による実証実験を行いながら、健康力の向上に取り組んでまいります。 加えて、大阪府の健活スマートフォンアプリ「アスマイル」に泉大津市の独自ポイントを設定し、市民が取り組む「あしゆび運動」や「健康教室」への参加など、様々な健康活動に対して、電子マネー等に交換できるアスマイルポイントを付与することで、健康活動参加への機運を高めてまいります。 また、がん患者の抗がん剤の副作用や手術後の外見上からくる社会参加への不安や精神的苦痛の軽減を図るため、医療用ウイッグや乳房補正具の購入費用を助成する「アピアランスサポート事業」を開始します。 あしゆびプロジェクトの取組としては、新たに高齢者を対象としたあしゆびケアモニターを募集し、足部の状態を整えいつまでも自分の足で生活することができるよう歩き方やあしゆび体操などの運動講座による足部機能の改善状況の検証を行うとともに、就学前児童を対象として事業効果を高めることを目的とした測定業務の導入に向けた調査研究を進めます。 昨年、市独自の対策として官民連携で実施した、コロナ陽性者に対するオンライン相談、コロナ後遺症者やワクチン後遺症者に対する対策については、市民を守るための事業として、継続して実施してまいります。 4点目、「安全で心やすらぐまちづくり」についてでございます。 変化の激しい時代にあっても、協力し助け合うことが最大の災害対策であることに変わりはありません。「自助・共助・公助」にご縁をいただいた企業の「縁助」も加え、助け合いの仕組みづくりを進めてまいります。 そして、次代を担う若年層ほど防災意識が低い傾向にあることから、若年層の防災意識の向上を図るため、楽しみながら防災を学べる体験を提供します。 加えて、ジェンダーレスの取組として、性別で区分していた防災服の色や機能を順次統一していきます。さらに、洪水浸水想定区域に居住する妊産婦を対象に、コロナ感染による重症化を低減させるためホテル避難制度を継続します。 また、近年、様々な災害が多発化し、地域防災力の要となる消防団員の役割が多様化する中、消防団員の確保と士気の高揚につなげるため、報酬制度等を見直し処遇の改善を図ります。 さらに、住宅火災から高齢者を守るため、住宅用火災警報器の設置、維持管理を促進します。 近年、食料価格の高騰が続いており、食料問題が深刻化してくる可能性を危惧しています。農地の少ない本市において、安定的な食料確保と流通の仕組みの構築に向けた研究を進めてまいります。 5点目、「コンパクトで居心地のよいまちづくり」についてでございます。 初めに、官民連携・市民共創により、都市ブランド「アビリティタウン」の形成を先導する場として、市民会館等跡地に市街地の中でもより“みどり”を感じることのできる“ヘルシーパーク”としての公園空間等の整備を行います。 加えて、市民会館跡地周辺の防災性や利便性の向上を図るため、小松町4号線ほかの整備工事を行います。 また、大規模災害への備え、インフラの老朽化対策として、上水道の耐震化ループ幹線の構築をはじめ、重要施設路線等の耐震化や老朽管布設替えの計画を推進するとともに、下水道施設の適正な維持管理及び年次計画的な更新を引き続き推進していきます。さらに、道路橋の長寿命化改修工事を計画的に進めるとともに、道路照明柱の点検、建て替え工事も計画的に行っていきます。 そして、気候変動の影響がますます顕在化しつつある今日、脱炭素化への取組は国全体の課題です。本市においても2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す「泉大津市ゼロカーボンシティ宣言」を令和2年6月に表明しており、その脱炭素社会の実現に向け「泉大津市第3次環境基本計画」、「再生可能エネルギー導入ロードマップ」、「泉大津市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」を策定し、脱炭素化の取組を、より効果的に推進するため調査研究するとともに、市民、団体、企業の一人一人が意識して取り組めるよう啓発、連携を進め、地球温暖化対策を推進してまいります。 加えて、「きれいにしよか!泉大津!」を合い言葉に、ごみ拾い活動を楽しんでもらえるよう、ごみ拾いアプリ「ピリカ」を活用した事業やスポGOMI大会などを実施し、清掃活動のモチベーション継続に取り組みます。 6点目、「誇れる・選ばれる・集えるまちづくり」についてでございます。 新型コロナウイルス感染症の影響を受けた地域経済や交流人口の回復を図るため、地域資源を生かしながら、人と企業が集まり、アイデアと活気にあふれるまちを目指した取組を展開してまいります。 初めに、80周年記念事業として、市民の皆様にまちへの愛着や誇りを一層高めてもらえるよう、本市の地域資源であり、ふだんは訪れる機会が少ない泉大津フェニックスや市内の店舗等をはじめ、泉大津の魅力あるスポットを紹介し、市民をはじめ多くの人が訪れ、泉大津の魅力を再発見していただくイベント等を実施します。 加えて、港湾エリアの公園や緑地を活用した都市型アウトドアなどの親水空間の創出を目指し、社会実証実験等を通じて、港湾エリアのにぎわいを創出する事業を行う民間事業者等を支援します。 また、市内宿泊需要の回復を図るとともに、泉大津市への来訪・滞在を促進し、地域の活性化を図るため、地域特産品付宿泊プランの利用者に対し宿泊割引を行う宿泊等促進事業を実施します。 さらに、市内における創業・起業を促進するため、泉大津商工会議所と連携し、国の特定創業支援等事業に加えて、本市独自の会社設立支援事業等を推進し、創業時の支援を行います。 7点目、「健全な行財政と都市経営に基づく市民サービス」についてでございます。 コロナ禍によって社会課題の影響が深刻になる中、社会全体のデジタル化に向けた取組は、ますます重要となっています。本市においても、自らが担う行政サービスについてデジタル技術やデータを活用し、市民の利便性を向上させるとともに、自治体DX、デジタル市役所の推進を図ってまいります。 初めに、市民サービスの向上や新型コロナウイルス感染症の感染リスクを抑え、非接触・非対面での行動様式や社会全体としての行動変容の在り方などを確立させていくため、市役所に来庁せずに手続ができるオンライン申請サービスの拡充を図ります。 加えて、市役所内の環境整備として、電話問合せに対し、自動音声案内を導入し、応答の取次ぎや保留による待ち時間の減少などスムーズな電話応対につなげるとともに、市民課窓口にキャッシュレス対応可能なセミセルフレジを設置し、現金授受の接触を減らすとともに、キャッシュレス支払いを進めることにより、市民の利便性の向上を図ってまいります。 スポーツ施設や学校体育施設の利用に際しても、4月利用分よりインターネット上で利用手続が完結でき、鍵の受渡しなく、予約者自身で施設の開錠ができる予約システムを導入するとともに、総合体育館内にWi-Fi通信環境を整備します。 一方で、これらのデジタル技術の活用に不安を抱える高齢者に対し、デジタル社会の利便性を実感し、安心してご利用いただけるよう、令和3年度に引き続き、スマートフォン教室を拡充して実施します。 また、様々な分野においてデジタル化が進む中にあっても、広く市民の皆様に直接情報をお届けできる手段として「広報紙」は重要な役割を担っています。ついては、より情報が伝わりやすい広報紙の実現に向けて、民間事業者のノウハウを活用して広報紙の作成を行います。 最後に、市立病院についてです。 コロナ禍以前から経営的な苦境にある泉大津市立病院においては、病院事業会計の健全化に向けた収支構造の抜本的な転換を図るため、地理的に近接し、かつ機能的にも類似・重複する府中病院との機能統合、再編・ネットワーク化により、今後の人口動態予測に基づく将来の医療需要の変化を見据えた持続可能な医療提供体制の構築を目指しています。 この実現に向けて、令和4年度においては、(仮称)新泉大津市立病院整備事業を着実に進めるとともに、現在の市立病院の改修に係る設計業務に着手します。 加えて、これらの統合、再編・ネットワーク化を着地点として見据えながら、新たに国から示される公立病院改革ガイドラインを踏まえた「経営強化プラン」の策定作業を進めます。 令和4年度当初予算案について、一般会計341億7,413万円(対前年度比7.5%増)、特別会計(国民健康保険事業特別会計外3特別会計)157億3,745万円(対前年度比3.1%増)、水道事業会計28億7,412万円(対前年度比0.3%増)、下水道事業会計58億9,155万円(対前年度比4.5%増)、病院事業会計81億4,583万円(対前年度比18.6%増)、全会計合計668億2,308万円(対前年度比7.1%増)でございます。 以上が令和4年度に向けての私の市政運営の基本方針ですが、結びに当たりまして、例年同様に市民の皆様に「3つのお願い」があります。それは、挨拶、ごみ拾い、緑を増やす運動です。「人と人のつながりを大切にする」「まちを綺麗にする」「みどりを育む」まちづくりを基本とし、市民の皆様一人一人とともに、小さなアクションを積み重ねていきたく思います。1人の力は微力であっても無力ではない。「一燈照隅 万燈照国」という言葉のように、一人一人が持つ力を信じています。自然との調和、お互いさま、おかげさま、利他の心など、日本が古来より紡いできた和の心を、職員、市民の皆様と大切にしながら、共にコロナ禍を乗り越え、泉大津市を前に進めていくために全力を尽くす所存です。議員各位並びに市民の皆様におかれましては、格段のご支援・ご協力をいただきますよう、心からお願い申し上げまして、私の施政方針と、令和4年度の取組及び当初予算案についての説明といたします。 令和4年2月21日、泉大津市長、南出賢一。 どうぞよろしくお願いします。 ○議長(丸谷正八郎) 市長の施政方針は終わりました。 この際、お諮りいたします。予算大綱説明につきましては、令和4年度予算審査特別委員会において予算説明を行っていただくことといたしまして、本会議におきましては説明を省略させていただきたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって説明は省略することに決定いたしました。     ------------------------------ ○議長(丸谷正八郎) お諮りいたします。本日は以上をもって延会し、来る3月2日午前10時から再開したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本日は以上で延会し、来る3月2日午前10時から再開することに決定いたしました。 本日はこれをもちまして延会いたします。 慎重ご審議ありがとうございました。     午後1時34分延会    会議録署名議員         泉大津市議会議長    丸谷正八郎         泉大津市議会議員    田立恵子         泉大津市議会議員    村岡 均...