泉大津市議会 2021-02-24
02月24日-01号
令和 3年 3月 定例会(第1回)1.令和3年2月24日午前10時
泉大津市議会第1回定例会第1日を
泉大津市議会議事堂に招集した。1.出席議員は次のとおりである。 1番 村岡 均 2番 溝口 浩 3番 大塚英一 4番 中村与志子 5番 池辺貢三 6番 谷野 司 7番 野田悦子 8番 高橋 登 9番 村田雅利 10番 堀口陽一 11番 林 哲二 12番 丸谷正八郎 13番 中谷 昭 14番
貫野幸治郎 15番 森下 巖 16番 田立恵子1.
地方自治法第121条の規定により本会に出席を求め出席したる者は次のとおりである。 市長 南出賢一 副市長 森田雅明 教育長 竹内 悟
病院事業管理者 石河 修 参与兼市立病院 吉田利通
総合政策部長 朝尾勝次 事務局長 総務部長 重里紀明
健康福祉部長 川口貴子 兼社会福祉 事務所長
都市政策部長 藤原一樹 消防長 藤原孝治 教育部長 丸山理佳
総合政策部理事 政狩拓哉 兼
危機管理監 健康福祉部次長 藤原弥栄 兼
健康こども 政策統括監1.本会に出席せる
議会事務局職員は次のとおりである。 局長 松下 良 次長 橋本幸男 次長補佐 日出山孝一
議事調査係長 森杉洋一 書記 北野優子1.本日の議事日程は次のとおりである。 日程第1 所信表明 日程第2 会期の決定 日程第3 監査報告第1号 令和2年度
現金出納検査結果報告の件 日程第4 監査報告第2号 令和2年度
現金出納検査結果報告の件 日程第5 監査報告第3号 令和2年度
現金出納検査結果報告の件 日程第6 監査報告第4号 令和2年度定期監査結果報告の件 日程第7 報告第1号
専決処分報告の件(令和2年度泉大津市
一般会計補正予算の件) 日程第8 報告第2号
専決処分報告の件(令和2年度泉大津市
一般会計補正予算の件) 日程第9 報告第3号 令和元
年度健全化判断比率報告の件 日程第10 報告第4号 令和元
年度資金不足比率報告の件 日程第11 議案第1号 泉大津市
事務分掌条例の一部改正の件 日程第12 議案第2号 特別職の職員の給与に関する条例の一部改正の件 日程第13 議案第3号 泉大津市
保育所設置条例の一部改正の件 日程第14 議案第4号 泉大津市
介護保険条例の一部改正の件 日程第15 議案第5号 泉大津市
国民健康保険料条例の一部改正の件 日程第16 議案第6号
泉大津市立図書館整備工事請負契約の一部変更の件 日程第17 議案第7号 令和2年度泉大津市
一般会計補正予算の件 日程第18 議案第8号 令和2年度泉大津市
国民健康保険事業特別会計補正予算の件 日程第19 議案第9号 令和2年度泉大津市
介護保険事業特別会計補正予算の件 日程第20 議案第10号 令和2年度泉大津市
後期高齢者医療特別会計補正予算の件 日程第21 議案第11号 令和2年度泉大津市
水道事業会計補正予算の件 日程第22 議会議案第1号 令和3年度
予算審査特別委員会設置の件 日程第23 議案第12号 令和3年度泉大津市
一般会計予算の件 日程第24 議案第13号 令和3年度泉大津市
土地取得事業特別会計予算の件 日程第25 議案第14号 令和3年度泉大津市
国民健康保険事業特別会計予算の件 日程第26 議案第15号 令和3年度泉大津市
介護保険事業特別会計予算の件 日程第27 議案第16号 令和3年度泉大津市
後期高齢者医療特別会計予算の件 日程第28 議案第17号 令和3年度泉大津市
水道事業会計予算の件 日程第29 議案第18号 令和3年度泉大津市
下水道事業会計予算の件 日程第30 議案第19号 令和3年度泉大津市
病院事業会計予算の件1.本日の会議事件は次のとおりである。 所信表明 会期の決定 監査報告第1号 令和2年度
現金出納検査結果報告の件 監査報告第2号 令和2年度
現金出納検査結果報告の件 監査報告第3号 令和2年度
現金出納検査結果報告の件 監査報告第4号 令和2年度定期監査結果報告の件 報告第1号
専決処分報告の件(令和2年度泉大津市
一般会計補正予算の件) 報告第2号
専決処分報告の件(令和2年度泉大津市
一般会計補正予算の件) 報告第3号 令和元
年度健全化判断比率報告の件 報告第4号 令和元
年度資金不足比率報告の件 議案第1号 泉大津市
事務分掌条例の一部改正の件 議案第2号 特別職の職員の給与に関する条例の一部改正の件 議案第3号 泉大津市
保育所設置条例の一部改正の件 議案第4号 泉大津市
介護保険条例の一部改正の件 議案第5号 泉大津市
国民健康保険料条例の一部改正の件 議案第6号
泉大津市立図書館整備工事請負契約の一部変更の件 議案第7号 令和2年度泉大津市
一般会計補正予算の件 議案第8号 令和2年度泉大津市
国民健康保険事業特別会計補正予算の件 議案第9号 令和2年度泉大津市
介護保険事業特別会計補正予算の件 議案第10号 令和2年度泉大津市
後期高齢者医療特別会計補正予算の件 議案第11号 令和2年度泉大津市
水道事業会計補正予算の件 議会議案第1号 令和3年度
予算審査特別委員会設置の件 議案第12号 令和3年度泉大津市
一般会計予算の件 議案第13号 令和3年度泉大津市
土地取得事業特別会計予算の件 議案第14号 令和3年度泉大津市
国民健康保険事業特別会計予算の件 議案第15号 令和3年度泉大津市
介護保険事業特別会計予算の件 議案第16号 令和3年度泉大津市
後期高齢者医療特別会計予算の件 議案第17号 令和3年度泉大津市
水道事業会計予算の件 議案第18号 令和3年度泉大津市
下水道事業会計予算の件 議案第19号 令和3年度泉大津市
病院事業会計予算の件1.
地方自治法第123条第2項の規定による
会議録署名議員は次のとおりである。 14番
貫野幸治郎 15番 森下 巖
------------------------------ 会議の顛末
△開会 令和3年2月24日午前10時開会
○議長(池辺貢三) おはようございます。議員各位には、本日招集されました令和3年
泉大津市議会第1回定例会にご参集をいただき、厚くお礼を申し上げます。 本定例会におきましては、感染予防のため、議場にある扉を一部開放し、換気に努めさせていただいております。 また、議員席、理事者席及び傍聴席につきましても議席の間隔を設けさせていただいておりますので、ご留意いただきますようよろしくお願いいたします。 ただいま全員の出席をいただいておりますので、令和3年
泉大津市議会第1回定例会は成立いたしました。よってこれから開会いたします。
------------------------------
○議長(池辺貢三) まず最初に、南出市長には、先般の市長選挙におきましてご当選の栄に浴され、誠におめでとうございます。市議会を代表いたしまして、心からお祝いを申し上げます。
------------------------------
○議長(池辺貢三) 次に、会議規則第80条の規定により、本日の
会議録署名議員を指名いたします。 14番
貫野幸治郎議員、15番
森下巖議員、以上のご両名にお願いいたします。
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△日程第1 所信表明
○議長(池辺貢三) この際、市長から、
市議会招集の挨拶並びに日程第1、「所信表明」を行います。南出市長、どうぞ。 (
南出賢一市長 登壇)
◎市長(南出賢一) 皆さん、おはようございます。
泉大津市議会令和3年第1回定例会の開会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 本日の定例会を招集申し上げましたところ、
議員皆様方には何かとご多忙中にもかかわりませずご出席をいただきまして、心より厚くお礼申し上げます。 現在、本市では、国から示されているスケジュールを踏まえ、速やかに
新型コロナワクチンの接種が可能となるよう、体制の整備を医師会や
医療機関等と連携しながら進めています。 また、
新型コロナワクチンの接種は強制ではありません。任意であります。接種を受ける方には、効果と副反応等のリスクの双方についてご理解いただいた上で、自らの意思で接種を希望される方の同意がある場合に限り接種が行われることになりますので、市としてしっかりと分かりやすい情報を順次市民の皆様にお届けしていきたいと考えています。 職場や周りの方などに接種を強制したり、接種を受けていない人に差別的な扱いがないようにお願いするとともに、そういったことが起こらないようにしっかりと啓発にも努めてまいりたいと思いますし、例えばですが、感染と発症の違い、また陽性の違いについても考え方がごっちゃになっている方が非常に多いと見受けられますし、まだワクチンの製薬会社からは、一定の中間報告ということで結果は表明されているものの、厚生労働省のほうでは、明確な結果を認めるものではなく、あくまでも製薬会社からの今、結果としてメディア等で流れているだけでありまして、そのあたりの冷静な判断をしていただけるようにしっかりと情報をお届けしてまいりたいと考えております。 さらに、明日2月25日から5月31日の期間で、市内に民間の
PCR検査所を誘致し、安心かつ安全な
社会経済活動の継続を目指す考えでございます。市としまして、今後も引き続き、国・府と連携協力し、
新型コロナウイルス感染症に対応してまいります。 さて、本定例会にご提案しております案件は、報告としまして
専決処分報告の件が2件、令和元
年度健全化判断比率報告の件、令和元
年度資金不足比率報告の件、議案といたしまして条例の一部改正の件が5件、
図書館整備工事請負契約の一部変更の件、また、令和2年度一般会計、特別会計及び
事業会計補正予算の件が5件、令和3年度一般会計、特別会計及び
事業会計予算の件が8件、以上の23件でございます。 いずれも重要案件でございますので、よろしくご審議の上、ご可決、ご承認いただきますようお願い申し上げ、誠に簡単ではございますが、開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。 引き続きまして、令和3年
泉大津市議会第1回定例会の貴重なお時間をいただき、市長2期目に当たりましての所信表明並びに令和3年度の市政運営の基本方針を申し述べる機会をいただきましたことに対し、感謝を申し上げますとともに、議員各位並びに市民の皆様にご理解とご協力を賜りたいと存じます。 4年前、「元気な泉大津をつくる」を合い言葉に市長に就任し、議員各位や市民の皆様のご理解とご協力の下、山積する課題解決に向けて果敢に取り組み、財政問題をはじめ市立病院の問題など、長年本市が抱えてきた課題に対して一定の道筋をつけてまいりました。 しかし、この間、平成30年の台風21号による甚大な被害や、現在も猛威を振るっている
新型コロナウイルス感染症など、これまでに経験したことのないような脅威に直面してきました。コロナ禍においては、繊維の
まち泉大津市ならではと言える「
泉大津マスクプロジェクト」をはじめ、市内の落ち込んだ経済を救うため、多くの市民が参加した「レシート大作戦」、全国初で実施した「
自学自習アプリの無償提供」など、官民連携・市民共創により、その時々の課題に迅速に対応するための取組を創出してきました。このように、厳しい状況の中にあっても、
泉大津市民の温もりや結束力、まちの底力を感じる場面が多くあり、本市の潜在的な可能性を強く確信した次第です。 官民が力を合わせて市民とともに創る
まちづくりを進め、市民の皆様の暮らしに笑顔が一つでも多く生まれるよう、引き続き全力で取り組んでまいります。 また、業務改革や事業の見直しなどによる歳出削減、知恵と工夫を凝らした歳入増加により、市長就任以来4年間で財政を着実に改善し、子供の世代にツケを回さない行財政改革を進め、借金を着実に返済しながら、いざというときのための基金積立てを大きく増加させることができました。 しかしながら、今後も老朽化した公共施設の建て替えや統廃合などの更新事業が続きます。自然災害や
新型コロナウイルス感染症のような新たな脅威に対する備えも必要になってきます。そして、引き続き、国・府とも連携しながらコロナ禍を乗り切るべく対策を進めてまいります。 一方、現在進行形の
プロジェクトとしては、「
駅前新図書館の整備」、
市民会館跡地を活用した「みんなでつくる“未来”の公園・(仮称)小松公園の整備」、そして市民の皆様が安心して医療が受けられる持続可能な医療体制への
大改革プラン、
地域医療連携体制強化構想(案)を実現する「新市立病院の整備」など、泉大津の可能性を飛躍させるための大規模事業が同時に進んでいます。
アフターコロナや激変する社会情勢を念頭に、あらゆる分野において
持続可能性を追求し、本市の将来を見据えた事業や改革を進め、次世代に責任を持ってつないでいく所存です。 市長2期目におきましても、引き続き「元気な泉大津」を実現するため、全身全霊で取り組んでまいります。 それでは、令和3年度の主要事業を、「第4次泉大津市総合計画」の基本計画に掲げます7つの政策分野に沿ってご説明いたします。 1点目、「力を合わせて市民の笑顔があふれる
まちづくり」についてでございます。 これまで本市では、官民連携・市民共創の理念の下、様々な取組を展開してきました。そのような中、2025年に開催予定の大阪・関西万博のテーマやコンセプトは、これまでの本市の取組・考え方に合致するため、
公益社団法人2025年
日本国際博覧会協会が開始した、理想としたい未来社会を共に創り上げていくことを目指す「TEAM EXPO 2025」プログラムに共
創パートナーとして登録しました。共
創パートナーとして企業や団体と一緒に市を
リビングラボとして実証実験を行い、
社会課題解決につながる取組を機動的かつ迅速に進めるために、取組を支援する団体を募集し、支援に要した費用を補助する制度を設けます。 また、個々の能力を最大限に引き出す取組の一つとして、女性職員が生き生きと働くことができ、自身の生活を大切にしながらも積極的な
キャリアアップを後押しできる「泉大津市」となるため、まずは市役所がモデルケースとなる取組に着手します。 2点目、「
学びあうひとづくり 彩りある
まちづくり」についてでございます。 昨年は、
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う学校の
臨時休校期間中に、民間企業との協働により
オンライン学習支援の取組を市独自で実施してきましたが、引き続き、児童・生徒1人に1台配備されたタブレットを効果的に活用し、家庭学習の充実並びに学校における授業改善に努めます。 また、小学校に市独自で非常勤講師を配置し、きめ細かな学級運営を行うなど教育の質の向上や児童への学習・生活指導の充実に努めるとともに、新図書館と連携した
学校図書館の充実や
学校図書館を活用した授業づくりの推進を通して、児童・生徒の言語能力の育成に努めます。 さらに、令和元年度より取り組んできた子供たちの身体能力の向上や運動障害・学習障害の改善にもつながる
ビジョントレーニングに加え、バランスのよい体づくりと運動習慣の獲得を目的とする、
スポーツ科学に基づいた
トレーニングプログラムを子供たちに実践するために
教員向け研修会を実施し、先端教育の充実により、中長期的な人材育成や確保を図ります。 加えて、
コミュニティスクールなど学校と地域の連携の拠点として各小・中学校に
地域交流ゾーンを整備する方針と併せて、市内全ての教育施設の持つ役割を整理し効率的・効果的に配置するため、教育施設の適正配置について検討します。 そして、生徒や災害時の避難者の熱中症対策のため、小学校に続き中学校の体育館にガスを熱源とする
自家発電装置付エアコンを整備するとともに、
条南小学校校舎において
長寿命化改良工事、また、
条東小学校校舎及び
小津中学校校舎において
長寿命化改良工事の工事設計を実施します。 加えて、子供たちの健全な体づくりのため、就学前施設や学校給食に
オーガニック食材を導入するための調査研究や、
小学校給食費の公会計化に向けた準備など、学校給食を取り巻く状況の変化に対応した取組を実施します。 また、
市民ニーズに対応し、さらなるサービスの向上を図るため、
留守家庭児童会の延長保育を開始します。同時に、ICTを活用した
学童保育業務支援システムを導入することで、職員の業務負担の軽減と保育の質の向上を図ります。 さらに、
保存活用計画を策定した国史跡指定45周年を迎える
池上曽根遺跡をはじめ、本市の文化財の魅力を広く情報発信します。 そして、いよいよ新図書館「シープラ」が令和3年9月までにオープンします。「シープラ」には、たくさんの本があり、コミュニケーションが取れるスペースや飲食可能なスペース、ビジネスパーソンに役立つパソコンやデータベースがあり、たくさんのイベントやセミナーが開催されるなど、これまでの常識にとらわれず様々な使い方ができる図書館です。本市の魅力・情報の発信拠点として、たくさんの方に愛される図書館になるようしっかりと運営していきます。 3点目、「誰もがすこやかにいきいきと暮らせる
まちづくり」についてでございます。 初めに、
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、生活に困窮する方などからの相談に対応するため、
市民生活応援窓口の支援内容の充実を図り、
社会福祉協議会との連携を強化します。 高齢者の介護予防につきましては、
新型コロナウイルス感染症の拡大に配慮しながら、通いの場等において、
医療専門職等を活用し、
健康づくりと介護予防を一体的に実施するとともに、自宅でできる介護予防の取組の周知・啓発を行います。 また、
新型コロナウイルス感染症の拡大防止や保育士の
業務負担軽減を図るためICTを活用した
保育業務支援システムの運用など、就学前施設の環境整備を進め、教育・保育環境の充実を図ります。 さらに、令和3年度から令和5年度までの3年間を計画期間とする「泉大津市第6期障がい福祉計画・第2期障がい
児福祉計画」に基づき、今後のさらなる障害児・
障害者福祉の増進、並びに障害の有無にかかわらず、相互に人格と個性を尊重し安心して暮らすことのできる
地域共生社会の実現を推進します。 加えて、発達に課題のあるまたは障害のある児童とその家族に対し、発達段階に応じた切れ目ない支援を行うため、発達支援の中核となる
児童発達支援センターの整備に着手します。 また、子供たちが本来持つ身体能力の向上や高齢者の身体機能の維持・向上、健康寿命の延伸を目的に、引き続き「
あしゆびプロジェクト」を展開してまいります。ウイルスから身を守る「免疫力」を高めるためには、「適度な運動」を継続することが有効とされています。コロナ禍の今だからこそ、本
プロジェクトにおける持続可能な事業の取組を進めることが重要であると考えております。あわせて、さらなる普及・定着を進めるため、これまで本
プロジェクトに触れる機会がなかった高齢者や在宅児童へのアプローチを行い、
プロジェクトの理解促進を図るとともに、令和2年度に引き続き、足と健康の関係性を明らかにするため、
プロジェクト参画企業と連携した実証実験を行い、足の健康が身体全体の健康にどれだけ関係するか検証・分析を行います。 さらに、産後鬱の予防や新生児への
虐待予防等を図る観点から、産後2週間、産後1か月の出産後間もない時期の産婦に対する健康診査に係る費用を助成することで、産後初期段階における母子に対する支援を強化します。 4点目、「安全で心やすらぐ
まちづくり」についてでございます。 災害への備えに終わりはありません。民間企業との連携による避難訓練の実施など、1人1人の災害に対する備えや意識を高められるよう様々な取組をこれまで行ってきました。 令和3年度は、「聞こえない、わからない」の解消に向け、
防災行政無線の放送を個人の
スマートフォンに配信できるシステムを導入し、市民への
情報伝達体制の強化を図るとともに、市民通報、職員の現場確認に加え、
AIリアルタイム危機管理情報サービスを導入し、災害情報を迅速かつ網羅的に把握することで、初動対応の強化を図ります。 また、災害時に円滑に給水活動を行うため、新たに車両一体型給水車を購入します。 さらに、住宅火災から高齢者の
死傷者発生を防止するため、消防団や関係部局と連携した防火訪問を推進するとともに、市街地や狭隘地域でより迅速かつ効果的に消防活動を実施するため、
小型水槽付消防ポンプ自動車を積載水量が増した車両に更新整備します。 5点目、「コンパクトで居心地のよい
まちづくり」についてでございます。 初めに、都市公園の整備事業としてだけではなく、“ヘルシーパーク(自分の身体は自分で整える)”をテーマにまちの中心に位置しながらも豊かな自然を感じられ、まち全体の魅力向上につながる公園空間などの整備を行います。 また、防潮堤の改良により安全性と
維持管理性の向上と、
市民会館跡地周辺の利便性向上を図るため、小松町4号線の整備工事を行います。 さらに、「泉大津市第3次
環境基本計画」を策定し、「ゼロカーボンシティ」を目指して、
スマートフォンアプリでの「COOL
CHOICE泉大津」を使った「
地球温暖化におけるメカニズム」や「身近な対策」など、子供から大人まで分かりやすい内容の動画等を配信し啓発を図ります。 加えて、美化意識の高揚により、多くの市民に積極的に清掃活動へ関わってもらえるようにするため、市民・民間企業に対するごみ拾いアプリ「ピリカ」への登録促進やごみ拾いイベントの
スポGOMI大会、ごみゼロ大作戦などを実施し、
地域清掃活動の活性化を図るとともに、
プラスチックごみ削減に向けて、
マイボトル推奨の取組として
給水スポットの設置や、プラごみの資源循環の一つとしてペットボトルのリサイクルの取組等、官民連携・市民共創でよりよい環境の実現に向けて取り組んでまいります。 6点目、「誇れる・選ばれる・集える
まちづくり」についてでございます。
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴って
マスク不足が全国的な課題となっている中で、「
泉大津マスクプロジェクト」は、
泉大津商工会議所との連携、地元企業や小売店の協力により、地場産業の強みを生かして、新しい技術・産業の可能性を見いだし、また、消費喚起と生活支援の両輪による「レシート大作戦」も官民連携・市民共創の発想から生まれました。これらの取組のように多様な主体が力を合わせれば、市民の皆様にとっての課題解決の選択肢を増やすことができます。 課題解決に向けて令和3年度は、「
あしゆびプロジェクト」の一環として、本
プロジェクト参画企業と連携し、
市民モニター約200名によるオーダーメイドインソールの使用前・使用後の足の計測結果から足の健康と身体全体の健康の関係性を検証するとともに、官民連携・市民共創の具現化を目指した
リビングラボについての調査研究にも取り組みます。 また、港湾エリア内の公園や緑地といった資源を活用し、
にぎわい創出などの
活性化事業を行う団体等を支援するための制度を創設します。 7点目、「健全な行財政と都市経営に基づく
市民サービス」についてでございます。 初めに、
市民サービスの向上や
新型コロナウイルス感染症の拡大防止、
業務効率化の推進のため、
オンライン申請サービスの提供を開始するとともに、本市の業務上の課題である「入力」作業の効率化をさらに推進するため、RPAによる自動処理を行う業務を拡大し、職員が企画立案や市民への直接的なサービスに注力できる体制の構築を目指します。 また、「新しい生活様式」に対応するためLGWAN環境に対応したビジネスチャットツールを本格導入し、業務の効率化と
市民サービスの向上を推進します。 さらに、若い世代が
まちづくりに興味を持ち、考え、積極的に参画できる機会を創出するため、学生が主体となって運営を行う「いずみおおつ若者会議」を令和2年度に立ち上げました。今後はこの取組をさらに推進し、将来有望な人材の育成・獲得につなげるとともに、変化の激しい社会情勢に対応するため、優秀な人材の獲得と育成の在り方を常に考え、実践し、強靱な組織を構築します。 加えて、老朽化が著しい市庁舎の空調機器の更新に向けた設計委託業務を行います。 最後に、市立病院についてです。
新型コロナウイルス感染症の拡大は、我が国の医療体制を根底から揺るがす深刻な事態を招いており、全国の医療現場が新たな感染症に直面し対峙している中で、各医療機関は収益の悪化により経営存続も危ぶまれるような甚大な影響を被っています。 “市民の生命と財産を守る”という地方自治体の最大の責務を果たすには、現在ある資源を最大限に生かしながら、将来の安心・安全につながる手だてを講じていかなければなりません。 令和元年12月に示した「
地域医療連携体制強化構想(案)」は、公立病院改革の趣旨にのっとって、地域の中で公立病院が担う役割と将来の医療需要の予測を踏まえながら、働き方改革を見据えた医師の集約化にも資する機能の統合再編を、市立病院と地理的にも近接する民間病院との連携の下に目指すものであります。 コロナ禍に苦しむ今だからこそ、近い将来に発生が予想される南海トラフ巨大地震にも備える形で、救急・災害医療、感染症対策を強化し“救える命を救う”ための医療提供体制の構築に向けた歩みを着実に進めてまいります。 令和3年度当初予算案につきましては、一般会計317億8,805万円、対前年度比4.9%の増、特別会計は国民健康保険事業特別会計外3特別会計152億6,136万円、対前年度比0.9%の増、水道事業会計28億6,598万円、対前年度比13.7%増、下水道事業会計56億3,630万円、対前年度比4.9%の増、病院事業会計68億6,780万円、対前年度比1.6%の減、全会計合計は624億1,949万円、対前年度比3.5%の増でございます。 以上が市長2期目の所信表明及び令和3年度に向けての私の市政運営の基本方針ですが、結びに当たりまして、昨年同様に市民の皆様に「3つのお願い」があります。それは、挨拶、ごみ拾い、緑を増やす運動です。「人と人のつながりを大切にする」「まちを綺麗にする」「みどりを育む」
まちづくりを基本とし、市民の皆様1人1人とともに、小さなアクションを積み重ねていきたく思います。1人の力は微力であっても無力ではない。「一燈照隅 万燈照国」という言葉のように、1人1人が持つ力を信じています。自然との調和、お互いさま、おかげさま、利他の心など、日本が古来より紡いできた和の心を、職員、市民の皆様と大切にしながら、ともにコロナ禍を乗り越え、泉大津市を前に進めていくために全力を尽くす所存でございます。議員各位並びに市民の皆様におかれましては、格段のご支援・ご協力をいただきますよう心からお願い申し上げまして、私の所信表明と令和3年度の取組及び当初予算案についての説明といたします。 令和3年2月24日、泉大津市長南出賢一。 どうぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(池辺貢三) 市長の挨拶並びに所信表明が終わりました。
△日程第2 会期の決定
○議長(池辺貢三) 次に、日程第2、「会期の決定」を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期につきましては、本日から来る3月19日までの24日間と定めることにご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本定例会の会期は、本日から来る3月19日までの24日間と定めることに決定いたしました。
△日程第3 監査報告第1号 令和2年度
現金出納検査結果報告の件
△日程第4 監査報告第2号 令和2年度
現金出納検査結果報告の件
△日程第5 監査報告第3号 令和2年度
現金出納検査結果報告の件
△日程第6 監査報告第4号 令和2年度定期監査結果報告の件
○議長(池辺貢三) 次に、日程第3から日程第6までの監査報告4件は、いずれも監査委員からの
現金出納検査及び定期監査の結果報告でありますので、一括議題といたします。 上程4件につきましては、既に議員各位にご送付申し上げておりますように、令和2年度一般会計、特別会計並びに公営企業会計の令和2年10月、11月、12月分のそれぞれ末日現在の出納検査の結果報告と令和2年度定期監査の結果報告であります。 つきましては、既にお目通し願っていることと思いますので、これから質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) ないようでありますので、上程4件は以上をもって終結いたします。
△日程第7 報告第1号
専決処分報告の件(令和2年度泉大津市
一般会計補正予算の件)
○議長(池辺貢三) 次に、日程第7、報告第1号「
専決処分報告の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。重里総務部長。
◎総務部長(重里紀明) ただいま議題となりました報告第1号
専決処分報告の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項の5ページございます。 本件につきましては、
地方自治法第179条第1項の規定により専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により市議会にご報告申し上げ、ご承認を求めるものでございます。 本件は、専決第1号として、令和2年12月9日付で令和2年度泉大津市
一般会計補正予算、補正(第7号)を専決処分したものでございます。 次に、9ページの補正予算の内容につきましてご説明申し上げます。 歳入歳出予算の補正でございますが、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,711万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ408億3,824万4,000円としたものでございます。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。 それでは、20、21ページの歳出からその内容につきましてご説明申し上げます。 第3款民生費につきまして、4,711万6,000円を追加したもので、ひとり親世帯臨時特別給付金の基本給付の再支給に要する経費を追加したものでございます。 続きまして、歳入でございますが、18、19ページにお戻り願います。 第14款国庫支出金は、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業補助金4,711万6,000円を追加したものでございます。 以上、簡単ではございますが、説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認いただきますようお願い申し上げます。
○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、承認いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件、承認することに決定いたしました。
△日程第8 報告第2号
専決処分報告の件(令和2年度泉大津市
一般会計補正予算の件)
○議長(池辺貢三) 次に、日程第8、報告第2号「
専決処分報告の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。重里総務部長。
◎総務部長(重里紀明) ただいま議題となりました報告第2号
専決処分報告の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項の27ページございます。 本件につきましては、
地方自治法第179条第1項の規定により専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により市議会にご報告申し上げ、ご承認を求めるものでございます。 本件は、専決第2号として、令和3年1月13付で令和2年度泉大津市
一般会計補正予算、補正(第8号)を専決処分したものでございます。 次に、31ページの補正予算の内容につきましてご説明申し上げます。 歳入歳出予算の補正でございますが、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,339万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ409億163万7,000円としたものでございます。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。 それでは、42、43ページの歳出からその内容につきましてご説明申し上げます。 第2款総務費につきましては、5,410万7,000円を追加したもので、ふるさと応援寄附金の収入見込額が当初より増加する見込みとなったことから、謝礼記念品、システム手数料、業務委託料を追加したものでございます。 第4款衛生費につきましては、928万6,000円を追加したもので、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保のため、システム改修費用をはじめ、周知等に要する費用を追加したものでございます。 続きまして、歳入でございますが,40、41ページにお戻り願います。 第14款国庫支出金は、928万6,000円を追加したもので、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金を追加したものでございます。 第18款繰入金は、5,410万7,000円を追加したもので、本補正予算の財源調整として繰り入れるものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認いただきますようお願い申し上げます。
○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、承認いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件、承認することに決定いたしました。
△日程第9 報告第3号 令和元
年度健全化判断比率報告の件
△日程第10 報告第4号 令和元
年度資金不足比率報告の件
○議長(池辺貢三) 次に、日程第9、報告第3号「令和元
年度健全化判断比率報告の件」及び日程第10、報告第4号「令和元
年度資金不足比率報告の件」の2件を一括議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。重里総務部長。
◎総務部長(重里紀明) ただいま議題となりました報告第3号令和元
年度健全化判断比率報告の件並びに報告第4号令和元
年度資金不足比率報告の件につきまして、一括してご説明申し上げます。 会議事項の47ページでございます。 本件につきましては、令和元年度健全化判断比率を地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、市議会にご報告申し上げるものでございます。 内容でございますが、実質赤字比率につきましては、一般会計等の令和元年度決算におきまして実質赤字額がございませんので、比率は表記しておりません。また、連結実質赤字比率につきましても、全会計の連結実質赤字額がございませんので、比率は表記しておりません。実質公債費比率につきましては10.4%、将来負担比率につきましては47.9%となったものでございます。 続きまして、会議事項の49ページをお開き願います。 本件につきましては、令和元年度資金不足比率を地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、市議会にご報告申し上げるものでございます。 内容でございますが、下水道事業特別会計及び水道事業会計につきましては、いずれも資金不足がございませんので比率は表記しておりません。病院事業会計につきましては16.4%となったものでございます。 以上で報告を終わります。
○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) ないようでありますので、本件は以上をもって終結いたします。
△日程第11 議案第1号 泉大津市
事務分掌条例の一部改正の件
○議長(池辺貢三) 次に、日程第11、議案第1号「泉大津市
事務分掌条例の一部改正の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。朝尾
総合政策部長。
◎
総合政策部長(朝尾勝次) ただいま議題となりました議案第1号泉大津市
事務分掌条例の一部改正の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項の51ページでございます。 本件提案理由につきましては、危機事象への適切な対応や新たな行政課題の解決に的確かつ迅速に対応することができる体制を構築するため、泉大津市
事務分掌条例を改正するものでございます。 それでは、改正内容につきましてご説明申し上げます。 会議事項55ページの泉大津市
事務分掌条例新旧対照表をご覧ください。 第1条関係では、総合政策部を部局から独立する危機管理課と市長公室及び政策推進部に分割し、健康福祉部を保険福祉部及び
健康こども部に分割するものでございます。 第2条関係は、第1条で分割した部、室及び課の分掌する事務を定めるもので、今回の行政組織の見直しに伴いまして、分掌する事務の並び替えや文言の一部変更等を行うものでございます。 次に、54ページにお戻りいただきたいと思います。 附則といたしまして、施行期日を令和3年4月1日とするほか、泉大津市
事務分掌条例の一部改正に伴い、関係条例の改正を行うものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認いただきますようお願い申し上げます。
○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。
△日程第12 議案第2号 特別職の職員の給与に関する条例の一部改正の件
○議長(池辺貢三) 次に、日程第12、議案第2号「特別職の職員の給与に関する条例の一部改正の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。朝尾
総合政策部長。
◎
総合政策部長(朝尾勝次) ただいま議題となりました議案第2号特別職の職員の給与に関する条例の一部改正の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項の59ページでございます。 本件提案の理由といたしましては、特別職の職員の給料及び退職手当について、期間を限定して減額するため、所要の改正を行うものでございます。 改正の内容につきましては、62ページの条例(案)要綱によりご説明申し上げます。 本条例(案)は、特別職の職員の給料と退職手当について期間を限定して減額するもので、1、給料の特例につきましては、(1)特例措置といたしまして、市長の本来の給料月額「89万円」を「71万2,000円」に、副市長の本来の給料月額「79万円」を「63万2,000円」にそれぞれ2割減額するとともに、教育長の本来の給料月額「70万円」を「63万円」に1割減額するものでございます。 (2)特例期間といたしまして、給料を減額する特例期間を令和3年4月1日から令和7年1月12日までとするものでございます。 2、退職手当の特例につきましては、(1)特例措置といたしまして、特別職の職員の退職手当を計算する場合に乗じる割合を、市長の本来の割合である「100分の30」から「100分の18」に、副市長の本来の割合である「100分の20」から「100分の12」にそれぞれ4割減ずるとともに、教育長の本来の割合である「100分の15」から「100分の12」に2割減ずるものでございます。 (2)特例期間といたしまして、退職手当を減額する特例期間を、市長にあっては令和3年1月13日から令和7年1月12日まで、副市長及び教育長にあっては令和3年4月1日から令和7年3月31日までとするものでございます。 3、施行期日につきましては、この条例(案)は公布の日から施行するものでございます。 なお、次ページに新旧対照表を添付しておりますので、ご参照いただければと思います。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認いただきますようお願い申し上げます。
○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。
△日程第13 議案第3号 泉大津市
保育所設置条例の一部改正の件
○議長(池辺貢三) 次に、日程第13、議案第3号「泉大津市
保育所設置条例の一部改正の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。藤原
健康こども政策統括監。
◎
健康福祉部次長兼
健康こども政策統括監(藤原弥栄) ただいま議題となりました議案第3号泉大津市
保育所設置条例の一部改正の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項65ページでございます。 提案の理由としましては、泉大津市立戎保育所を廃止することについて所要の改正を行うものでございます。 内容につきましては、67ページの条例(案)に基づきご説明申し上げます。 泉大津市
保育所設置条例の一部改正につきましては、第1条の表から泉大津市立戎保育所の項を削るものでございます。 次に、附則に関する事項としまして、この条例案は令和3年4月1日から施行するものでございます。 なお、68ページに新旧対照表を掲載しておりますので、ご参照ください。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。
△日程第14 議案第4号 泉大津市
介護保険条例の一部改正の件
○議長(池辺貢三) 次に、日程第14、議案第4号「泉大津市
介護保険条例の一部改正の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。川口
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長兼社会福祉事務所長(川口貴子) ただいま議題となりました議案第4号泉大津市
介護保険条例の一部改正の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項の69ページをご覧ください。 本条例(案)は、介護保険事業の円滑な実施と介護保険料の負担の公平適正化を図るため、保険料率について定めるとともに、介護保険法施行令の一部が改正されたことに伴い、保険料率の特例について定めるものでございます。 それでは、内容につきまして、74ページの条例(案)要綱により説明いたします。 1の保険料の区分及び料率等についてですが、令和3年度から5年度までの各年度における保険料率の区分及び料率を次に掲げる第1号被保険者の区分に応じそれぞれに定めるとともに、第1段階から第3段階までの区分における保険料の減額賦課に係る保険料率について定めるものでございます。第4条関係でございます。 まず、区分でございますが、現在の11段階区分を12段階区分といたします。 基準となる段階は第5段階でございます。 第1段階は生活保護受給者、老齢福祉年金の受給者で、市民税非課税世帯の人と世帯全員が市民税非課税で本人の課税年金収入額及び合計所得金額の合計額が80万円以下の人、現行年額「3万4,200円」を年額「3万5,250円」に、減額賦課後は「2万520円」を「2万1,150円」に、第2段階は世帯全員が市民税非課税で、本人の課税年金収入額及び合計所得金額の合計額が120万円以下の人、現行「4万7,880円」を「4万9,350円」に、減額賦課後に「3万780円」を「3万1,730円」に、第3段階は世帯全員が市民税非課税で第1・第2段階に該当しない人、現行「5万1,300円」を「5万2,880円」に、減額賦課後は「4万7,880円」を「4万9,350円」に、第4段階は世帯員に市民税課税者がおり本人が市民税非課税の人のうち、課税年金収入額及び合計所得金額の合計額が80万円以下の人、現行「6万190円」を「6万2,050円」に、第5段階は世帯員に市民税課税者がおり本人が市民税非課税の人のうち、課税年金収入額及び合計所得金額の合計額が80万円を超える人、現行「6万8,400円」を「7万510円」に、第6段階は本人が市民税課税で合計所得金額が120万円未満の人、現行「7万6,600円」を「7万8,970円」に、第7段階は本人が市民税課税で合計所得金額が120万円以上210万円未満の人、現行「8万5,500円」を「8万8,140円」に、第8段階は本人が市民税課税で合計所得金額が210万円以上320万円未満の人、現行「10万2,600円」を「10万5,760円」に、第9段階は本人が市民税課税で合計所得金額が320万円以上400万円未満の人、現行「11万6,280円」を「11万9,870円」に、第10段階は今回細分化した段階で、本人が市民税課税で合計所得金額が400万円以上600万円未満の人、現行「12万6,540円」を「13万440円」に、第11段階は本人が市民税課税で合計所得金額が600万円以上800万円未満の人、現行「12万6,540円」を「13万3,970円」に、第12段階は本人が市民税課税で合計所得金額が800万円以上の人、現行「13万6,880円」を「14万1,020円」と定めるものでございます。 76ページにまいりまして、2の介護保険法施行令の一部改正に伴う改正についてでございますが、介護保険法施行令において、令和3年度から5年度までの保険料率の算定に関する基準の特例として、居宅介護サービス費等の額に係る所得の額の算定における給与所得等を有する第1号被保険者の合計所得金額の計算について、給与所得等の金額の合計額から10万円を控除することとされたことに伴い、同様の規定を定めるものでございます。附則第12条関係でございます。 3の附則に関する事項といたしまして、(1)施行期日でございますが、この条例(案)は令和3年4月1日から施行するものであります。附則第1項関係でございます。 また、(2)の適用区分といたしまして、この条例(案)による改正後の泉大津市
介護保険条例の規定は令和3年度分の保険料率から適用し、令和2年度分までの保険料率については、なお従前の例によるものでございます。附則第2項関係でございます。 なお、77ページから85ページまで新旧対照表を掲載しておりますので、ご参照ください。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。田立議員。
◆16番(田立恵子) 先日、パブリックコメントが行われまして、年度末に向かって推進会議で成案化されるものというふうに思っておりますが、来年度からの第8期事業計画の中での事業計画に基づく保険給付の推計に基づいて、保険料の改定が提案されているものというふうに理解をいたします。その上で、質問は総合事業の拡大についての考え方でございます。 国は、昨年10月22日に省令で、介護保険法施行規則でありますが、これを改定して、総合事業サービスの対象を条件付ではありますが要介護者へ拡大することができるという自治体の裁量権を認めているわけでございます。現行の要支援1、2を対象とする総合事業の対象拡大について、事業計画の策定の中でどのような検討がされたのか、その上で、この事業計画案には総合事業の拡大の考え方が盛り込まれているのかいないのかということをお尋ねいたします。 資料として頂いております事業計画案の中には、50ページに総合事業の対象者や単価の弾力化を踏まえて計画策定することという1行が盛り込まれ、それ以上の言及はないように思いますけれども、その点について1点お尋ねをいたします。 以上です。
○議長(池辺貢三) 答弁願います。川口
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長兼社会福祉事務所長(川口貴子) 議員お示しのとおり、今回、国の改正により対象者の弾力化ということで、要介護者の要支援サービスについての弾力化ということが明記されております。 今回の計画の中には79ページに掲載をしております。 要介護者の総合事業につきましては、要支援者との状態像等もまた異なるものでありますから、利用についても慎重に検討する必要があると考えております。 また、本市においては、補助により実施している事業は現在ございませんので、これも含めて第8期期間中は各市の状況を含め検討してまいりたいと思います。 よって、計画においても、要介護高齢者の介護予防総合事業について検討しますということで記載しております。 以上です。
○議長(池辺貢三) 田立議員。
◆16番(田立恵子) 要支援認定者に対して総合事業を導入するときには、そのことのメリット、デメリットについて非常に様々議論となりました。しかし、今回これを拡大していくという国の方向性につきましては、法改正なしに規則ということで行われているわけです。 しかし、総合事業導入についても、多様なサービスを使えるようにするんだということを言いながら、結局、その内容の本質というのは、いかに保険給付費用を抑制していくのかという、そういう考え方が根本にあっただろうというふうに私は思っておりまして、そのことによってどんな影響が今、現に生じているのかどうか、そのことをしっかりと検証する中で、安易な総合事業の拡大ということは、要するに保険給付を外していくということですから、介護保険、公的保険の保険制度としてのそもそもの役割がどうなっていくのかという大きな枠組みに関わってくることでありますので、少なくとも第8期期間中は現状の保険給付を堅持するという考え方に立っていただきたい、そのことを前提とした保険料の算定であろうというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
○議長(池辺貢三) 他にございませんか。高橋議員。
◆8番(高橋登) まず、2点お伺いをさせていただきたいというふうに思います。 今回、3年ごとの見直しの改定ということでありまして、特に、大阪府内の自治体においても改定状況が明らかになってきておるというふうに思いますけれども、情報として府内全部の自治体がどういう改定状況になっているのかということについては、まだ全てが明らかになっておるわけではないというふうに認識をした上で、阪南各市の改定状況がどのような形になっておるのかということについて、まずお聞かせをいただきたいというふうに思います。 2つ目の質問ですけれども、今回の改定に当たっては、本市も介護保険の積立基金について、これはどのように活用されたのか、基金の状況も併せてお聞かせをいただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。
○議長(池辺貢三) 答弁願います。川口
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長兼社会福祉事務所長(川口貴子) ただいまの高橋議員のご質問にご答弁申し上げます。 まず、阪南各市の保険料の改定状況でございますが、今のところ電話照会等でお聞きした中では、値下げが2市、あと同様の額が1市、値上げが5市1町となっております。その中で泉大津市は一番低い額となっております。 2点目の基金の活用状況でございますが、現在、基金については4億7,700万円ほど保持しております。その中から第8期につきましては2億円を取り崩す予定となっておりまして、あと残りにつきましては、第7期の取崩し分と、あと次年度の返還金等に活用する予定でございます。 以上でございます。
○議長(池辺貢三) 高橋議員。
◆8番(高橋登) ありがとうございます。今、阪南各市の状況をお聞かせいただきました。その中で、2つの自治体については値下げをしておるということ、一つは、値下げの要因が分かっておったらご説明をいただきたいというふうに思います。 2点目の基金については、従前からこの活用についてそれぞれの自治体でばらばらの状況があるんだろうというふうに思いますけれども、こういう改定のときにどう活用して、さらにどういうふうな基金の積み上げ方をしていくのかということがずっと課題になっておるわけでありました。今後の運営状況にどのように今の現状の中で影響を与えていくのかということの認識についてお聞かせをいただければありがたいと思いますけれども、ひとつよろしくお願いします。
○議長(池辺貢三) 川口
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長兼社会福祉事務所長(川口貴子) まず、2市が値下げをされているということなんですが、実際、今回は介護保険料の給付費も0.67%改定しておりますし、高齢化していく中で実際、保険料は上がっていくものと思われます。2市につきましては、ちゃんとお聞きしているわけではございませんが、基金を活用して値下げをしているかと思われます。 2点目の今後の基金の活用について運営状況の中の認識ということでございますが、基金につきましては、積み増していくのではなく、やはり増えていく分については保険料等で還元していくものであると考えております。それについてはそう考えております。 以上でございます。
○議長(池辺貢三) 高橋議員。
◆8番(高橋登) ありがとうございます。 そういった意味では、今後、この基金の活用も含めてしっかりとお願いしたいということを要望するとともに、先ほどのご答弁の中にあったように、阪南各市においては本市の保険料の基準額が一番低位にあるということは一つ評価をしたいというふうに思いますけれども、まだまだ本市の介護保険料の財政については、かなり今後も厳しい運用が図られていくんだろうというふうに認識をしております。今後も、そういった意味では安易な値上げにならないような工夫なりお願いをしたいというふうに思います。 以上です。
○議長(池辺貢三) 他に。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 他にないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。田立議員。
◆16番(田立恵子) 日本共産党市会議員団を代表して討論を申し上げます。 今回の保険料の改定は、2億円の基金の活用によりまして現行の保険料の水準を、やや引上げにはなりますが、ほぼ維持するものというふうに思っております。 介護保険準備基金というのは、一般会計における財政調整基金などとは性格が異なりまして、保険料を3年という枠組みで決めてまいりますので、この3年間の中で保険給付は右肩上がりに上がっていくということを前提として、1年目の分を残し2年目で活用し、3年目を終わったときには保険給付がぴたっと推計どおりであれば、基金としては精算分を除いては残らないという、そういう性格のものだろうというふうに思っております。したがいまして、国や大阪府、そして市、そして2号被保険者、支払基金、これらについて実績に基づいて返還をした、その残っているものというのは、つまり、1号被保険者から取り過ぎた保険料にほかなりません。そういった点で、先ほどの部長さんのご答弁のように、この基金は積み上げていくのではなくて、次期の保険料の算定のときにはそれを活用する、これが当然の考え方だろうというふうに思います。今回は、その2億円の基金の活用によって現行の保険料をそう上げないで済んだということだろうと思います。 ただし、事業計画案の最終ページには、今回の保険料改定とともに、2025年、これは第9期の中間年になりますが、保険料の推計が掲載されております。それによりますと、年額にして1万1,392円、月額にして1,000円近くの大幅な引上げを予測しているわけであります。つまり、今回の保険料の算定の根拠が保険給付の推計が妥当であるとするならば、第8期の末には基金はなくなって、つまり次期の保険料は激増していく、そういうことになるだろうというふうに思います。つまり、3年後の保険料の激増を既に予測した中での今回の保険料の改定です。 高齢化が進みます。保険給付が当然上がっていきます。そうした中で、サービスの充実を求めるなら保険料が上がる。サービスを求めるのか、それとも保険料の引上げを容認するのか、その2択が迫られるというふうな形でのもう枠組みは限界に来ている。そういう中で、他市においては高いところでは基準額で1万円近くになっているところもございます。こういう形での1号被保険者の保険料引上げにつながる仕組みそのものが限界です。 消費税の増税分を原資とする公費の投入によって第1段階から3段階の保険料の軽減が行われていますが、今必要なのは、それにとどまらず、基準額そのものを引き下げるために、国と、そして自治体が公費を投入していくということ、そうした方向性が必要であるということを指摘して、保険料の改定案については反対といたします。 以上です。
○議長(池辺貢三) 他に。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、反対のご意見がありますので、起立により採決いたします。本件、原案可決することに賛成の方はご起立願います。 (起立者多数)
○議長(池辺貢三) ありがとうございます。起立多数であります。よって本件、可決することに決定いたしました。
△日程第15 議案第5号 泉大津市
国民健康保険料条例の一部改正の件
○議長(池辺貢三) 次に、日程第15、議案第5号「泉大津市
国民健康保険料条例の一部改正の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。川口
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長兼社会福祉事務所長(川口貴子) ただいま議題となりました議案第5号泉大津市
国民健康保険料条例の一部改正の件につきましてご説明を申し上げます。 会議事項の87ページでございます。 提案の理由といたしまして、大阪府の市町村標準保険料率等が示されたことに伴い、基礎賦課限度額及び介護納付金限度額並びに一般被保険者に係る基礎賦課額の保険料率、後期高齢者支援金等賦課額の保険料率及び介護納付金賦課額の保険料率について所要の改正を行うとともに、国民健康保険法施行令の一部が改正されたことに伴い、低所得者に対し国民健康保険料を軽減する所得判定基準について所要の改正を行うものでございます。 内容につきましては、91ページの条例(案)要綱によりご説明申し上げます。 1、国民健康保険料等の改正につきましては、(1)賦課限度額について、ア、基礎賦課限度額を「61万円」から「63万円」に引き上げるものでございます。第5条の5関係でございます。イ、介護納付金限度額を「16万円」から「17万円」に引き上げるものでございます。第5条の10関係でございます。 (2)保険料率につきましては、ア、一般被保険者に係る基礎賦課額の保険料率を次のとおり改めるものでございます。第5条第1項関係でございます。所得割について、現行「8.47%」を「8.41」%に、均等割について、現行「2万9,975円」を「2万9,910円」に、平等割について、現行「3万1,633円」を「3万1,110円」に改めるものでございます。 イ、一般被保険者に係る後期高齢者支援金等賦課額の保険料率を次のとおり改めるものでございます。第5条の5の5第1項関係でございます。所得割について、現行「2.61」%を「2.73%」に、均等割について、現行「9,076円」を「9,478円」に、平等割について、現行「9,578円」を「9,858円」に改めるものでございます。 92ページにまいりまして、ウ、介護納付金賦課額の保険料率を次のとおり改めるものでございます。第5条の9第1項関係でございます。所得割について、現行「2.54%」を「2.47%」に、均等割について、現行「1万8,831円」を「1万8,213円」に改めるものでございます。 2、国民健康保険法施行令の一部改正に伴う改正につきましては、(1)地方税等における給与所得控除等の見直しへの対応として、国民健康保険法施行令において、低所得者世帯に対する国民健康保険料の賦課における被保険者均等割額及び世帯別平等割額の軽減に係る基準が改正されたことに伴い、本市においても同様の措置として、国民健康保険料を軽減する所得判定基準について次の表のとおり改めるものでございます。第9条関係でございます。7割軽減基準額につきましては、現行基礎控除額が33万円であるところ、改正案では基礎控除額43万円とし、給与所得者等の数から1を減じた数字に10万円を乗じた金額を加算して基準額を計算するものでございます。これは、税制改正により、地方税法上の基礎控除額が10万円を超えて33万円から43万円に増額されたことにより、軽減判定の基礎控除額が同様に10万円加算するものですが、その一方で、税制改正では給与や公的年金の所得控除額が10万円減額されていることから、軽減の判定において、被保険者にとって意図せぬ不利益が生じることがないよう、2人以上給与公的年金受給者がいる場合に所得控除減額分の10万円を乗じて計算しているもので、基本的には現行の軽減判定水準を維持するために調整しているものでございます。5割軽減基準額につきましては、同様に現行基礎控除額を43万円に増額した上で、被保険者数に乗じて基礎控除額に加算する28万5,000円を据え置き、10万円の給与年金所得者の調整を加算して計算するものでございます。また、2割軽減基準額につきましても、基礎控除額は43万円に増額し、加算する52万円は据え置き、10万円の調整を行うものでございます。 また、(2)その他所要の規定の整備を行うものでございます。第4条における附則第7項関係でございます。 3、附則に関する事項につきましては、(1)この条例(案)は、令和3年4月1日から施行するものでございます。 (2)この条例(案)の施行に関し、所要の経過規定を定めるものでございます。 なお、93ページから105ページにかけて新旧対照表を掲載しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 以上、説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認いただけますようお願い申し上げます。
○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。田立議員。
◆16番(田立恵子) 2点お尋ねをいたします。 国民健康保険の財政運営の新しい制度に移行する、その段階から課題でありました
多子世帯減免、これを大阪府の制度として導入するべきだという、そういう考え方を幾つかの市町村から府に対して要望が上げられている中で、その動向については期待もしていたところでありますけれども、統一保険料、標準保険料率算定の中では、そういう考え方は残念ながら府においてはいまだ形のあるものにはなっていないというふうに私は受け止めております。現在、
多子世帯減免について大阪府の動向と、そしてそれに対する市の考え方、対応についてまずお尋ねをいたします。 2点目でありますけれども、今回も国基準に合わせて限度額を医療分、そして支援分と引き上げていくということです。限度額の引上げを行うことによって低所得者、中間所得者の負担の軽減になるというふうな説明がされてまいりましたし、国保運営協議会からの答申の中にもそういった言葉が見られます。しかし、本当に限度額の引上げを行うことによって限度額超過世帯以外の世帯の保険料に軽減の効果がどの程度影響があるのかどうか、これは私は実は非常に疑問に思っておりまして、言うほどのものがあるのだろうかというふうに思います。 そこで、具体的に被保険者の所得階層についても参考資料の中で出していただいておりますけれども、世帯全体、1万世帯をちょっと割っているぐらいかと思うんです。その中で4割を占めるのが所得階層33万円以下という所得割のかからない、こういう世帯でありますけれども、この所得階層33万円以下の世帯の保険料が、限度額を今回のように引き上げることによって1世帯当たりでどのくらい軽減されるのか、そのことについて試算をされているか、お示しください。 以上2点でございます。
○議長(池辺貢三) 川口
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長兼社会福祉事務所長(川口貴子) 今、田立議員様の2点のご質問にご答弁申し上げます。 まず、最初の
多子世帯減免についてでございますが、府の動向につきましては、現状では
多子世帯減免を府の共通減免に対するところまでの話は出ておらず、国の対策を注視しているような話でございます。国のほうでは、少子化対策、子育て世代の負担軽減を図る趣旨で、令和4年度より未就学児の保険料、均等割についてでございますが、半額に軽減する制度の創設について、報道レベルでありますが出てきております。 本市としましては、府の動向にもよりますが、国の軽減適応についてはもちろん当然でございますが、減免制度についても、統一保険料までは独自であっても
多子世帯減免を維持する考えでございます。 2点目の今回の限度額引上げにより増加額を約400万円と見込んでおりまして、保険料全体としてはその総和分が引き下げられる効果があると考えておりますが、特定の所得層についてどの程度の引下げになるかは、所得割、均等割、平等割を組み合わせて計算する国民健康保険料の仕組みもあり、個々の影響額の試算は困難ではございますが、多分、そんなに大きくないものと考えております。 以上でございます。
○議長(池辺貢三) 田立議員。
◆16番(田立恵子)
多子世帯減免というのが本当に必要であるということは、今、非正規の形で働くということの中で、社会保険に加入できないというそういう世帯、子供さんがおられれば、子供さんが1人生まれることによって保険料が激増するという負担になっているわけです。だから、そこのところはやはり大阪府の統一減免の基準の中に盛り込むと同時に大阪府の財源をそこに投入してもらうということを、先日行われました府の保険運営方針の策定に当たって各市町村からの意見を聴取しております。これは法定の聴取でありますけれども、多くの市町村から
多子減免についての強い要望が上がっています。門真、摂津、そして近いところでは熊取、東大阪などであったかと思いますけれども、そういう中で、残念ながら泉大津市というものは、文字としては出てきておりません。これ、全部法定聴取ですから公開をされているものですので、ぜひいろいろな形で国の制度化を求めていくということと併せて、大阪府がしっかりと子育て支援、少子化対策に取り組んでいくということを、国保財政運営の主体であるならばそこの責任を持つことを求めていただきたいというふうに思っております。 2点目、限度額の引上げがどの程度の影響になるのかということをお聞きいたしました。具体的な数字としてはお示しをいただけませんでしたけれども、例えば単純な話で、162世帯ですか、基礎賦課額での超過世帯。これで基礎賦課額と、それから介護分、合わせて限度額の引上げによる財政の効果は400万円超というぐらいの試算が示されていたと思いますけれども、それを超過世帯以外の全ての世帯で単純に平均的に、これ保険料も全然違うから、平均することの意味があるかどうか分かりませんけれども、単純に1世帯当たりということを計算しますと年間にして400円程度かなというふうに思っておりまして、1か月にして30円程度でありますので、本当に微々たるものであります。そういうことで、中間所得者、低所得者の負担を緩和するために限度額を引き上げていくのだという、そういう理屈というのは実情に全く合っていないではないかというふうに思っております。 そして、でありながらそこのところで、超過世帯であって今回の引上げによってその影響を受ける世帯にとってみたら本当に大きな負担増になるということを、ぜひこの点については考えていただきたいということを申し上げます。 以上です。
○議長(池辺貢三) 他にございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。田立議員。
◆16番(田立恵子) 日本共産党市会議員団を代表して、
国民健康保険料条例の一部改正についての意見を申し上げます。 今回の改定によりまして、多くの世帯で現行保険料より引下げとなります。国民健康保険の基金約3,000万円を活用し、大阪府の標準保険料率が引き上げられている下でも、大阪府への納付金の不足の財源としてこの基金を活用することによって保険料の抑制を行うという今回の市の政策的判断は、極めて適切だというふうに思っております。 しかし、それでも引上げとなる世帯があります。それはどういう世帯かといいますと、介護保険2号被保険者のいない世帯であります。つまり、20代、30代という若い方々、そして賦課限度額を超過する世帯であります。これが例えば所得500万円台であったとしても、家族の人数が多ければ限度額を超えることがあります。20代、30代の子育て世代、自営業や非正規雇用の国保加入者世帯がここで想定をされます。 こういう世帯に対してどれほどの負担をこの間求めてきたか。2016年、5年前です。この5年間で22万円の引上げです。2016年からは77万円でありましたけれども、今回の引上げをするならば、医療分、介護分、支援分合わせて99万円、国保100万円時代ということになってまいります。これほどの負担を押しつけながら、先ほどお聞きしましたように、そのことによる低所得者の保険料軽減効果というのは本当に微々たるものであります。 ということで、抜本的な保険料の引下げ、協会けんぽ並みの保険料に引き下げていくこと、そして、特に子供に係る均等割の廃止、軽減を検討していくということは、極めて急務であろうというふうに思っております。 国や大阪府に、真の意味での国保財政への改革に財政負担、責任を求めるとともに、市としても一層の努力をしていただくことを求めながら、しかし、今回については多くの世帯にとって保険料引下げとなるということを評価し、賛成といたします。
○議長(池辺貢三) 他にございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。
△日程第16 議案第6号
泉大津市立図書館整備工事請負契約の一部変更の件
○議長(池辺貢三) 次に、日程第16、議案第6号「
泉大津市立図書館整備工事請負契約の一部変更の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。丸山教育部長。
◎教育部長(丸山理佳) ただいま議題となりました議案第6号
泉大津市立図書館整備工事請負契約の一部変更の件につきましてご説明いたします。 会議事項の107ページでございます。 本件は、泉大津市立図書館整備工事につきまして、工事内容に変更が生じたため令和2年9月10日議決に係る同工事請負契約の一部を変更するもので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、市議会の議決を求めるものでございます。 変更内容といたしまして、契約金額が4億3,988万2,300円だったものを変更後4億7,639万3,500円とするもので、3,651万1,200円の増額でございます。 次に、契約の相手方でございますが、住所は大阪市東成区神路1丁目12番2号、名称は日本土建工業株式会社、代表取締役池田勉でございます。 次に、変更理由でございますが、泉大津市立図書館整備工事については、工事の進捗に伴い、設計当初では確認できない部分において天井塗装、床の不陸調整、壁下地の仕様変更等による追加工事が生じたことにより、当該請負契約の一部変更を行い、工期延長及び契約金額を増額するものでございます。 また、工期につきましては、令和2年9月10日から令和3年3月11日までだったものを令和3年5月31日までに変更するものでございます。 なお、工期延長の理由につきましては、本工事期間中においてアルザ管理組合における補修工事を実施したことに伴い、全体スケジュールが押したことによるものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認いただきますようお願い申し上げます。
○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。高橋議員。
◆8番(高橋登) まず、ただいまご提案をされました議案第6号市立
図書館整備工事請負契約の一部変更について質問をさせていただきたいというふうに思います。 まず、1点目でありますけれども、今回の契約金額の増額変更の具体的な工事内容とともに、その金額についてお聞かせをいただきたいと思います。 2つ目でありますけれども、契約変更に当たりましては、定期建物賃貸借契約書に基づいて協議をされたというふうに思います。この協議内容と、契約書でいう何条に基づいて変更がなされたのか、その根拠となった条項についてお聞かせをいただきたいというふうに思います。 3つ目でありますけれども、今回の追加の工事に伴いまして、ご説明があったように、2か月間図書館のオープンが延期されたという報告も同時にしていただきました。この延期の主要な責任、これはどちらの側に帰するものだというふうに認識されておられるのか、お聞かせをいただきたいというふうに思います。現在この件も協議中ということであるんであれば、協議内容も具体的にお聞かせをいただきたいというふうに思います。 以上3点、よろしくお願いします。
○議長(池辺貢三) 丸山教育部長。
◎教育部長(丸山理佳) 高橋議員さんの3点の質問にお答えさせていただきます。 まず、1点目、追加工事の内訳でございますが、主なものとしてご説明をさせていただきます。 天井の塗装工事が約300万円、床の不陸調整が約1,200万円、内壁下地の仕様変更等が約700万円、その他設備工事等について700万円、その他諸経費、消費税でございます。 次に、協議内容、この追加工事は契約書の何条に基づくものなのかというご質問かと思いますが、本工事につきましては、工事の区分、契約書に基づくものももちろんなんですけれども、本件の工事につきましての工事区分、そして費用負担、工事の際の遵守事項等におきましては、アルザ側におきますアルザタウン施工指針書も定められておりまして、契約書またはこの指針書に基づき、アルザ側、管理組合側の指示により実施をしております。 3点目、2か月延長の主要な責任の所在ということだと思うのですが、今回はアルザ管理組合側の全体共有部分に雨漏りの跡、これが発覚したことにより工事が押したということが主な原因でございます。直接、契約の相手方である所有者を通じて、アルザ管理組合との現在協議を行っているところでございます。 以上です。
○議長(池辺貢三) 高橋議員。
◆8番(高橋登) 1点目につきましては工事の内容についてお聞かせをいただきました。一つは、この工事の責任の所在に関わる話であります。特に、この工事の変更に関しては、テナント側、すなわち図書館施設を有効に活用するために必要な改修であるということなのか、それとも、これが図書館じゃなくて他のテナントで利用するということであってもこの改修は必要だという認識なのか、この辺をぜひお聞かせいただきたいというふうに思います。 2つ目の質問、これは定期建物賃貸借契約書に基づいて、こちらのほうがかなり詳しく責任の範疇が記載されておるんですけれども、今ご答弁にあった部分につきましては、アルザ管理会社が持っておる規定というんですか、これは我々に、あるいは市民の人に公開をされたものでは当然ないですよね。そこが一つ、今回の工事のどちら側の責任を含めて工事の責任の範疇の所在になっておるというような感じの説明であったのかというふうに思うんですけれども、そうではないのであれば、少なくとも私は定期建物賃貸借の契約書、これが基本になって協議があるんだというふうに認識をしておるわけです。そうではないということなのかどうか、もう少し明確にお答えをいただきたいというふうに思います。 当然のことでありますけれども、ここの中には、少なくとも躯体工事に関わる構造物に関わる部分についてはアルザ側の管理組合側が措置をしなければならない、改修をしなければならない事項になってくるんだろうというふうに思うんですけれども、あえて本市が工事費の増額を提案してくる根拠にはならないんじゃないかというふうに思っておりますので、改めてゆっくりご説明をいただきたいというふうに思います。 同時に、3点目に質問させていただきました2か月の延期については、現在協議中であるという答弁であっただろうというふうに思いますけれども、協議の内容、これは市側、借りる側がどのような主張をして、主張は対立しておるのか対立しておらないのかということも含めて、この結果の方向性に関わる話でありますので、延期というのは大きな部分であります。そこの協議内容についてはもう少し詳しくお願いをしたいというふうに思います。 ご承知のように、質問は2回までなんで的確に分かりやすくご答弁いただきますように改めてお願いしておきます。よろしくお願いします。
○議長(池辺貢三) 丸山教育部長。
◎教育部長(丸山理佳) まず、契約書のどの条文に当たるのかということを大前提にお答えさせていただきたいと思います。 議員さんお示しの第8条に修繕の項目がございますが、今回の図書館の整備工事につきましては、まず大前提としてリフォームに係る工事、内装に関する工事ということをご認識いただいた上でご答弁させていただきます。 議員おっしゃるこの修繕にかかってくるのかどうかというところだと思いますが、本件につきましては、図書館運営に支障がある場合の修繕、これはいわゆる所有者の修繕になりまして、今回の図書館の整備に当たりましても、図書館運営に支障がある防火シャッター等の撤去につきましては、当然所有者の責任において撤去をしていただいております。 今回追加工事でご提案させていただいておりますのは、例えば床の不陸調整が主な部分になりますが、これは、テナント側としてこのまま不陸調整をせずに運営することももちろん選択肢としてはありました。そのまま不陸調整せずして運営することも可能でございます。ただ、長期間にわたりまして多くの市民がご利用なさる公共施設でありますし、子供から高齢者まで多世代が集う公共施設であるという観点から、市として不陸調整をしておくことが最善と判断し、テナント側の意思で、いわゆる市の意思で追加工事をすることでございますので、内装工事の範疇、いわゆるテナント側の負担として計上するものでございます。 最後に、所有者との協議の内容ということでございますが、2か月間遅れたのが全て補修工事の原因ということではございません。その他、複数の原因もございますが、賃借料の減免等につきまして所有者とは現在協議中でございます。 以上でございます。
○議長(池辺貢三) 高橋議員。
◆8番(高橋登) ご説明をいただきました。 リフォームに関わる工事か、図書館運営に支障がある場合、ご答弁によりますと、不陸調整は図書館運営に当たってはやはり必要であるということで、テナント側の意思というんですか、要望というんですか、安全・安心な施設を運営するための部分であるというご説明だったというふうに認識をしておりますけれども、少なくともそうであるんであれば、これは図書館の当初の設計の段階で、図書館でこれを運用するということは当初からそのための設計に入っているわけですから、めくったときに不陸が分かったわけですから、そのときに本来でいえば設計の中に入っておらなくてはいけない。隠れた部分ではないわけですよね、そういう部分では。それは設計上の問題なのか、そこの認識が当初になかったということのほうが私は問題だというふうに、今の答弁を前提にすれば、少なくとも天井も床もめくって状態は見ているはずなんです。そのときに、しっかりと設計の段階でそれは盛り込んでおかなあかん話なんです。民間で言うてもそうですよ、そういう部分では。設計段階で見つからなかった欠陥というふうには思えないわけでありまして、そういうふうな一般的なテナントの契約ではないわけですから、公共施設としての図書館として活用するということを前提に設計がされておるわけですから、そのときに分からなかったというのはどうも納得ができない部分であります。 同時に、3つ目に質問させていただきました2か月延びたという件につきましては、今、賃貸借の部分で協議をしておるということでありますけれども、少なくともこれのどれだけの減免、どれだけの瑕疵が所有者側の中にあるのかということで減免査定がされていくのかなというふうに今のご答弁を聞いて思います。今回の追加の部分も含めて、行政の怠慢とまでは言いませんけれども、少なくとも市民の税を預かる行政として、こういう増額の部分についての認識が私は甘いのじゃないかというふうに思います。少なくとも、そういった意味では厳しく精査をした上で設計もなさらなくてはならないし、その時々に増額を出していくようなレベルの話じゃない。 特に、構造的な話であります。20年以上たった建物であります。当然のこととして雨漏りもしてくるでしょう。あるいは、ひび割れも含めて、雨漏りのしみ出しも含めて、構造的な問題というのはあるだろうというふうに思うんです。そういった意味でこの契約書がまかり通っておるんです。そういう前提に立つのであれば、これは当然所有者側の責任でやっていただかなあかんと工事であるということを申し上げておきます。 以上です。
○議長(池辺貢三) 他にございませんか。田立議員。
◆16番(田立恵子) 今、高橋議員さんのほうからもお話がありまして、過日の厚生文教委員会協議会の中でも契約書に基づいた質問をさせていただきました。 ただいまの丸山部長さんのお話の中で、アルザ商業施設という一体の施設でありますから、その施設の活用の中で起こってくる様々な不具合であるとかいうことについて、一つのテナントとして修繕等に当たるのか、それとも全体として考えていくのかどうか、そのことについて管理組合としての一つの指針をお持ちなのだろうというふうに理解をいたしまして、雨漏りというのは施設全体に影響も及びますので、それについては全体でということなんだろうというふうに思います。 しかし、その一方で、契約書で修繕という言葉を使っておりますけれども、要するに図書館として市が使用するに当たって必要な修繕を行うということは、図書館として使用するに当たって、適切な状態で所有者としての責任において賃貸するのだということだろうというふうに私は読みました。そして、その修繕の費用を所有者が負わない場合というのが、極めて軽微な蛍光灯の取替えなどとか、あるいは個室階、そういうふうに明示をされているわけなんです。まだこれから使用が始まるところですから、もちろん過失であるはずがない。そして軽微でもないということで、一般社会通念としても、安全に使える状態で所有者が賃貸料を取って貸すのだということ、これは当たり前のことだと思うんです。 ですから、公共施設として子供さんやお年寄りも来るので安全をきちっと確保するのだと、そういうことでおっしゃいましたけれども、これは、どんなテナントであったとしても当然のことながら不特定多数の方が来られるわけですよね。子供さんも来られるだろう。高齢者の方も来られるだろう。どんな施設であったとしても一般的にですよ。だから、そういう形で安全な状態でテナントに貸すというのは、これはまさに所有者の責任で、そこのところが安全な状態でないとするならば、安全な状態にするということは所有者の責任だと。この契約書から私はどうしてもそういうふうにしか読めないんですよ。特別に図書館としての何か仕様をデコレーション、そういうものでお金をかけるとかいうことじゃなくて、基本的な部分のまさに先ほどからおっしゃっておられる安全ということですよね。それを保証するというのは施設所有者の責任だと、そのことが契約書に第8条でしたか、修繕という言葉で明記をされていると、私はそのように受け止めているんですけれども、いかがでしょうか。
○議長(池辺貢三) 丸山教育部長。
◎教育部長(丸山理佳) 繰り返しの答弁になるかも分かりませんが、不陸調整という部分につきましては、恐らく民間さんであればそのまま使われることもあろうかと思います。今回も、不陸調整をするかどうかということは市の中でも協議し、所有者側さんとも協議をした上で、やはり長期間にわたる施設であるということから、このタイミングで不陸調整をしていくことが最善であるという市の判断の下で行ったということでございます。 以上です。
○議長(池辺貢三) 他にございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。中村議員。
◆4番(中村与志子) 議案第6号
泉大津市立図書館整備工事請負契約の一部変更について討論いたします。 今議案は、令和2年9月10日に議決した工事請負契約金4億3,988万2,300円から3,651万1,200円を増額するという議案です。 まず、追加工事の内容の経過は、昨年9月1日に引渡しを受け4階フロアの内装を剥がしたところ、天井に雨漏りの形跡が見つかり、2024年にはアルザ管理組合によってアルザ商業ビルの全面改修が計画されているが、今回、図書館の天井のみの補修工事をビル管理者であるアルザ管理組合の負担で工事されることになったと聞き及んでおります。 一方では、内装を剥がして床のひずみが発覚するとともに想定外の湿気等も判明し、今回の追加工事の内容である天井の塗装費約300万円、壁に入れる軽量鉄骨を変更することに約700万円、床約3,200平方メートルを平行にするためレベリング材を投入することに約1,200万円の費用、そしてその他もろもろの増額工事について、本市が負担するという内容であります。 この支出については、内装を剥がしてみると雨漏りと床下地のコンクリートがひずんでいたことが発覚し、壁や床の補修部材が必要になったということですが、これは、本市の造作や設備、リフォーム改修ではなく、隠れた瑕疵に値し、一般的には貸主が負担するものと考えます。 瑕疵については、2020年の民法改正によって瑕疵担保責任は契約不適合責任という名称に変わりました。新民法の下では契約書に書かれていたかどうかが争点となり、より明確化が図られています。瑕疵担保責任から契約不適合責任への移行により、リスクやトラブルを避けるために、特に契約書の重要性が増しました。 そこで、本市の契約書はどのようなものだったのかを検証させていただきましたところ、この定期建物賃貸借契約書の第8条7の2には、大型の金庫、書庫その他の重量の大きな物品等を搬入し、または備え付けることを禁止と明記されております。次に第10条には、貸主は、第3項の場合を除き、本市が本物件を使用するために必要な修繕を行わなければならないとあります。第3項とは電球、蛍光灯、ヒューズの取替えその他の費用が軽微な修繕とあり、泉大津市が本物件を使用するために必要な修繕を貸主は行わなければならないと明記されております。また、図書館として利用するに不適切と思われるものが第8条であると思われます。 つまり、定期建物賃貸借契約書では、今回の追加工事は契約不適合責任の対象であると思われます。よって、今議案はさらなる慎重審議が必要であり、市民の公金の不適切な支出になりかねないと考え、反対といたします。
○議長(池辺貢三) 他にございませんか。田立議員。
◆16番(田立恵子) 日本共産党市会議員団を代表して意見を申し上げます。 私は、昨年の6月議会の一般質問の中で、オープンしてから既に25年以上が経過するこの施設を20年間の契約で使用していくということについての懸念を表明いたしました。つまり、施設の経年劣化による問題が生じてこないのかどうかということでございます。そのときのご答弁は、大規模改修は当然施設所有者の責任において行う、なので20年間問題ないということをお互いに確認しているということのご答弁をいただきました。当時はまだ覚書すら交わされていない時点でありましたけれども、既にこういうお話をされていたということでありました。 しかし、今回の今ご提案いただいている内容をお聞きする中で、雨漏り、そして床の不陸、これらはいずれも経年劣化の中で起こってきているというふうに一般的には言われています。こういうことが今後も恐らくは起こってくるだろうということを考えたときに、今回のように市の責任で改修を行うということならば、今後も様々な事態が生じてくるということを懸念するものでございます。 契約書に明記されておりますように、今現在まだ図書館としての使用は始まっていないとはいえ、賃貸借契約の契約期間であることは紛れもない事実であります。この契約期間の中で起こってきている雨漏りであるとか床の不陸であるとか、こういったことについての安全を担保するための修繕は、当然施設所有者の責任において行われるということが当たり前のことなのではないかというふうに考えます。 高い賃貸料を払ってそこを借りようとしている者としては、安全な状態で提供する、そうした貸主、施設所有者の責任を求めるべきだと、それが契約書の趣旨ではないかということを申し上げまして、反対といたします。
○議長(池辺貢三) 他にございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、反対のご意見がありますので、起立により採決いたします。本件、原案可決することに賛成の方はご起立願います。 (起立者多数)
○議長(池辺貢三) ありがとうございます。起立多数であります。よって本件、可決することに決定いたしました。 この際、暫時休憩いたします。なお、再開は午後1時からといたします。 午前11時58分休憩
------------------------------ 午後1時再開
○議長(池辺貢三) 休憩前に引き続き会議を開きます。
△日程第17 議案第7号 令和2年度泉大津市
一般会計補正予算の件
○議長(池辺貢三) 次に、日程第17、議案第7号「令和2年度泉大津市
一般会計補正予算の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。重里総務部長。
◎総務部長(重里紀明) ただいま議題となりました議案第7号令和2年度泉大津市
一般会計補正予算の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項の113ページでございます。 本件は補正(第9号)でございまして、歳入歳出予算の補正でございますが、第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ9,371万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ408億792万2,000円とするものでございます。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。 なお、第2条、繰越明許費の補正及び第3条、地方債の補正につきましては、後ほどご説明申し上げます。 それでは、134、135ページの歳出から、主な内容につきましてご説明申し上げます。 第1款議会費は、540万円を減額するもので、一般職の職員の給与改定に準じて期末手当を減額するほか、常任委員会視察等の中止により旅費等を減額するものでございます。 第2款総務費は、1,339万7,000円を減額するもので、第1項総務管理費、第4目広報費は、
新型コロナウイルス感染症の影響によるフォーラムの開催中止に伴う派遣委託料、講師派遣料の減額でございます。 136、137ページにまいりまして、第10目自治振興費は、自治会館整備助成金の追加、第17目諸費では、国府補助金の返還金及び市税還付金の追加、第4項戸籍住民登録費、旅券発給事務事業は、
新型コロナウイルス感染症の影響による旅券交付件数の減少に伴う収入印紙購入代金の減額でございます。 138、139ページにまいりまして、第3款民生費は、1億3,069万7,000円を減額するもので、第1項社会福祉費では、人件費の減額のほか、後期高齢者医療特別会計繰出金及び老人医療助成事業医療費の減額が主なものでございます。第2項児童福祉費では人件費の減額、140、141ページにまいりまして、施設型給付費の追加、市外の就学前施設に通う市民に対する支援給付金の追加のほか、児童手当、児童扶養手当及び子ども医療助成事業医療費の減額が主なものでございます。 142、143ページにまいりまして、第3項生活保護費は、人件費の減額、第6項国民健康保険事業費は、基盤安定負担金の確定に伴う国民健康保険事業特別会計繰出金の追加でございます。 第4款衛生費は、2億7,952万9,000円を追加するもので、第1項保健衛生費では、144、145ページにわたっておりますが、新型コロナウイルスワクチンの接種体制確保等に要する経費の追加が主なものでございます。第2項清掃費は、泉北環境整備施設組合に対する負担金の減額でございます。 146、147ページにまいりまして、第5款農林水産業費は、人件費の減額、第6款商工費は、1億225万円を減額するもので、人件費の減額のほか、休業要請を受けた中小企業等に対する府市共同事業支援金の確定による減額でございます。 148、149ページにまいりまして、第7款土木費につきましては、4,852万7,000円を減額するもので、第2項道路橋りょう費では、小松町4号線道路改良事業における工事設計委託料の減、第4項都市計画費では、泉大津駅西地区周辺整備事業に係る物件調査委託料等の減額が主なものでございます。 150、151ページにまいりまして、第8款消防費は、256万円を減額するもので、高機能消防指令システム部分更新工事費の確定によるものでございます。 152、153ページにまいりまして、第9款教育費につきましては、4,428万2,000円を減額するもので、第1項教育総務費では、中学生国際交流事業の中止による減額、第2項小学校費では、給食食材費補助金の追加のほか就学援助費の減額、154、155ページにまいりまして、第3項中学校費では、修学行事に係るバス代の増に伴う感染症対策補助金の追加のほか、中学校給食業務委託料及び就学援助費の減額でございます。第5項社会教育費では、
留守家庭児童会運営業務委託料の減額が主なもので、第6項保健体育費では、スポーツ施設指定管理者支援事業助成金の追加が主なものでございます。 156、157ページにまいりまして、第10款公債費は、1,590万2,000円を減額するもので、前年度地方債の発行額の確定等に伴う長期債利子の減額でございます。 第11款諸支出金は、672万9,000円を減額するもので、新型コロナウイルス対策として実施しました水道料金減免事業の確定に伴う水道事業会計繰出金の減額でございます。 続きまして、歳入でございます。 126、127ページにお戻りいただきたいと思います。 第14款国庫支出金は、3億2,901万8,000円を追加するもので、第1項国庫負担金は、児童扶養手当及び児童手当負担金の減額、施設型給付費負担金、国民健康保険基盤安定負担金及び新型コロナウイルスワクチン接種対策費国庫負担金の追加、第2項国庫補助金は、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金の追加のほか、社会資本整備総合交付金の減額が主なものでございます。 128、129ページにまいりまして、第15款府支出金は、1,152万4,000円を減額するもので、第1項府負担金は、国民健康保険基盤安定負担金の追加、後期高齢者医療保険基盤安定負担金の減額が主なもので、第2項府補助金は、老人医療費等助成事業補助金、乳幼児医療費等助成事業補助金の減額のほか、大阪府国産農林水産物学校給食提供事業補助金の追加でございます。 130、131ページにまいりまして、第18款繰入金は、4億6,695万7,000円を減額するもので、本補正予算の財源調整として財政調整基金繰入金を減額するほか、中学生国際交流事業の中止に伴う深喜人材育成基金繰入金を減額するものでございます。 第20款諸収入は、3,455万2,000円を減額するもので、後期高齢者医療定率負担金精算金の追加のほか、132、133ページにまいりまして、収入印紙売払金の減額が主なものでございます。 第21款市債につきましては、9,030万円を追加するもので、街路整備事業債の減額のほか、公園整備事業債、交通安全施設整備事業債及び減収補てん債の追加が主なものでございます。 続きまして、118ページにお戻りいただきたいと存じます。 第2表繰越明許費補正でございますが、第3款民生費、新生児特別定額給付金給付事業から第9款教育費、新図書館整備事業につきまして、事業の実施期間等を勘案し、それぞれの記載の金額を上限として翌年度に繰り越すものでございます。 次に、119ページにまいりまして、第3表地方債補正でございますが、歳入でご説明申し上げましたように、起債発行額を9,030万円追加することに伴い限度額の変更が生じましたので、補正後の限度額を31億8,717万3,000円と定めるものでございます。 以上で説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認いただきますようお願い申し上げます。
○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。
△日程第18 議案第8号 令和2年度泉大津市
国民健康保険事業特別会計補正予算の件
○議長(池辺貢三) 次に、日程第18、議案第8号「令和2年度泉大津市
国民健康保険事業特別会計補正予算の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。川口
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長兼社会福祉事務所長(川口貴子) ただいま議題となりました議案第8号令和2年度泉大津市
国民健康保険事業特別会計補正予算の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項の167ページをご覧ください。 今回の補正は第4号でございまして、第1条に掲げておりますように、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8,305万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ82億5,588万1,000円とするものでございます。 第2項としまして、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。 それでは、まず歳出からご説明申し上げます。 182、183ページをご覧ください。 第3款国民健康保険事業費納付金につきましては、財源内訳を変更するものでございます。 184、185ページをご覧願います。 第5款基金積立金は、国民健康保険事業財政調整基金積立金として8,205万6,000円を追加するものでございます。 第7款諸支出金は、一般被保険者保険料過誤納付還付金に不足が見込まれることから、100万円を追加するものでございます。 続きまして、歳入についてご説明申し上げます。 176、177ページにお戻りいただきたいと存じます。 第1款国民健康保険料につきましては、
新型コロナウイルス感染症に係る特例減免による減収分を減額するものでございます。 第3款国庫支出金につきましては、
新型コロナウイルス感染症の特例減免に対しての国庫補助金を追加するものでございます。 178、179ページにまいりまして、第4款府支出金につきましては、老人医療費、障がい者医療費及びひとり親家庭医療費助成補助金の確定により、交付見込額を減額及び追加するものでございます。 第6款繰入金につきましては、一般会計繰入金を840万1,000円追加するもので、国及び大阪府の保険基盤安定負担金の確定による保険基盤安定繰入金の追加及び老人医療費助成補助金等の確定により、その他繰入金を補助金見合いの金額に見直し、減額したものでございます。 180、181ページにまいりまして、第7款繰越金につきましては、前年度繰越金としまして7,452万3,000円を追加するものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、令和2年度泉大津市
国民健康保険事業特別会計補正予算(補正第4号)につきまして説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認いただきますようお願い申し上げます。
○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。
△日程第19 議案第9号 令和2年度泉大津市
介護保険事業特別会計補正予算の件
○議長(池辺貢三) 次に、日程第19、議案第9号「令和2年度泉大津市
介護保険事業特別会計補正予算の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。川口
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長兼社会福祉事務所長(川口貴子) ただいま議題となりました議案第9号令和2年度泉大津市
介護保険事業特別会計補正予算の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項189ページでございます。 今回の補正は第4号でございまして、第1条に上げておりますように、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ844万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ57億356万9,000円とするものでございます。 第2項としまして、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。 それでは、歳出からご説明申し上げます。 204、205ページをご覧ください。 第3款地域支援事業費、第1項包括的支援・任意事業費、第2目任意事業費につきましては、高齢者等配食サービス事業委託料の減額に伴う地域自立生活支援事業費の減額、第3項一般介護予防事業費につきましては、
一般会計補正予算の衛生費、高齢者介護予防事業及び
あしゆびプロジェクト事業の減額に伴い、介護予防高齢者施策事業負担金を減額するものでございます。 次に、歳入につきましてご説明申し上げます。 198ページでございます。 歳入につきましては、198ページから203ページにわたっておりますが、第1款介護保険料から第4款府支出金まで及び第6款繰入金につきましては、歳出における地域支援事業費の減額に伴い、それぞれ減額するものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、令和2年度泉大津市
介護保険事業特別会計補正予算(補正第4号)につきましての説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。
△日程第20 議案第10号 令和2年度泉大津市
後期高齢者医療特別会計補正予算の件
○議長(池辺貢三) 次に、日程第20、議案第10号「令和2年度泉大津市
後期高齢者医療特別会計補正予算の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。川口
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長兼社会福祉事務所長(川口貴子) ただいま議題となりました議案第10号令和2年度泉大津市
後期高齢者医療特別会計補正予算の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項の209ページをご覧ください。 今回の補正は第2号でございまして、第1条に掲げておりますように、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,511万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10億652万4,000円とするものでございます。 第2項としまして、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。 それでは、内容につきましてご説明申し上げます。 まず、歳出からご説明申し上げます。 会議事項の220、221ページをご覧ください。 第2款後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、歳入の保険基盤安定繰入金の減額に伴い、納付金1,511万1,000円を減額するものでございます。 続きまして、歳入についてご説明申し上げます。 218、219ページにお戻りいただきたいと存じます。 第2款繰入金につきましては、1,511万1,000円を減額するもので、保険基盤安定負担金の確定に伴う一般会計繰入金の減額でございます。 以上、誠に簡単ではございますが、令和2年度泉大津市
後期高齢者医療特別会計補正予算(補正第2号)につきまして説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認いただきますようお願い申し上げます。
○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。
△日程第21 議案第11号 令和2年度泉大津市
水道事業会計補正予算の件
○議長(池辺貢三) 次に、日程第21、議案第11号「令和2年度泉大津市
水道事業会計補正予算の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。藤原
都市政策部長。
◎
都市政策部長(藤原一樹) ただいま議題となりました議案第11号令和2年度泉大津市
水道事業会計補正予算の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項の225ページをご覧願います。 今回の補正は、第1条で定めておりますように補正予算第3号でございます。 それでは、内容につきましてご説明いたします。 恐れ入りますが、234、235ページをご覧願います。 収益的収入の第1款水道事業収益につきましては、3,036万1,000円を減額し、19億518万円とするものでございます。内容としましては、第1項営業収益、第2目受託工事収益を2,363万2,000円減額するもので、仮設工事費等負担金の減によるものでございます。 第2項営業外収益、第2目他会計負担金12万2,000円を追加するもので、人件費等負担金の追加、第3目他会計補助金を685万1,000円減額するもので、主に
新型コロナウイルス感染症緊急支援対策による水道基本料金減額に要する補助金の精算に伴う減でございます。 次に、収益的支出の第1款水道事業費用につきましては、2,055万円を減額し、16億4,413万2,000円とするものでございます。内容としましては、第1項営業費用、第3目受託工事費2,055万円を減額するもので、受託工事費の委託料及び請負工事費の減によるものでございます。 次に、236、237ページにまいりまして、資本的収入の第1款資本的収入につきましては、9,160万円を減額し、2億3,439万1,000円とするものでございます。内容としましては、第1項企業債、第1目企業債を5,000万円減額するもので、企業債対象工事費の減によるものでございます。第2項工事負担金、第1目工事負担金を4,160万円減額するもので、堺泉北港水道施設工事及び配水管布設替工事等の負担金減によるものでございます。 次に、資本的支出の第1款資本的支出につきましては、2億9,155万円を減額し、5億6,342万9,000円とするものでございます。内容としましては、第1項建設改良費、第7目堺泉北港水道施設費を1,260万円減額するもので、委託料及び請負工事費の減、第8目配水管整備費を2億7,895万円減額するもので、委託料及び請負工事費の減によるものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認いただきますようお願い申し上げます。
○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。
△日程第22 議会議案第1号 令和3年度
予算審査特別委員会設置の件
○議長(池辺貢三) 次に、日程第22、議会議案第1号「令和3年度
予算審査特別委員会設置の件」を議題といたします。 本件につきましては、既にご協議をいただいておりますので、特別委員会を設置することとし、定数については9名と定めたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって特別委員会は設置することに決定いたしました。 なお、委員につきましては、私からご指名申し上げます。 田立恵子議員、谷野司議員、中谷昭議員、中村与志子議員、林哲二議員、堀口陽一議員、溝口浩議員、村田雅利議員、村岡均議員、以上9名の方々を委員として選任いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって委員には、ただいまご指名申し上げました方々を選任することに決定いたしました。
△日程第23 議案第12号 令和3年度泉大津市
一般会計予算の件
△日程第24 議案第13号 令和3年度泉大津市
土地取得事業特別会計予算の件
△日程第25 議案第14号 令和3年度泉大津市
国民健康保険事業特別会計予算の件
△日程第26 議案第15号 令和3年度泉大津市
介護保険事業特別会計予算の件
△日程第27 議案第16号 令和3年度泉大津市
後期高齢者医療特別会計予算のの件
△日程第28 議案第17号 令和3年度泉大津市
水道事業会計予算の件
△日程第29 議案第18号 令和3年度泉大津市
下水道事業会計予算の件
△日程第30 議案第19号 令和3年度泉大津市
病院事業会計予算の件
○議長(池辺貢三) 次に、日程第23、議案第12号「令和3年度泉大津市
一般会計予算の件」から日程第30、議案第19号「令和3年度泉大津市
病院事業会計予算の件」までの令和3年度当初予算議案8件を一括議題といたします。 この際、お諮りいたします。予算大綱説明につきましては、令和3年度予算審査特別委員会において予算説明を行っていただくことといたしまして、本会議におきましては説明を省略させていただきたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって説明は省略することに決定いたしました。
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○議長(池辺貢三) お諮りいたします。本日は以上をもって延会し、来る3月4日午前10時から再開いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本日は以上で延会し、来る3月4日午前10時から再開することに決定いたしました。 本日はこれをもちまして延会いたします。 慎重ご審議ありがとうございました。 午後1時25分延会
会議録署名議員 泉大津市議会議長 池辺貢三
泉大津市議会議員
貫野幸治郎 泉大津市議会議員 森下 巖...