○議長(池辺貢三) ないようでありますので、討論を終結し採決いたします。 本件、同意いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件、同意することに決定いたしました。
△日程第3 議案第42号 令和2年度
泉大津市
一般会計補正予算の件
○議長(
池辺貢三) 次に、日程第3、議案第42号「令和2年度
泉大津市
一般会計補正予算の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。
重里総務部長。
◎
総務部長(
重里紀明) ただいま議題となりました議案第42号令和2年度
泉大津市
一般会計補正予算の件につきましてご説明申し上げます。
会議事項の9ページでございます。 本件、令和2年度
泉大津市
一般会計補正予算は第4号でございまして、
歳入歳出予算の補正でございますが、第1条
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ1億5,660万6,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ387億6,621万9,000円とするものでございます。 第2項
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額は、第1
表歳入歳出予算補正によるものでございます。 それでは、22、23ページの歳出から主な内容につきましてご説明申し上げます。 第3
款民生費につきましては1億2,893万7,000円を追加するもので、第2項
児童福祉費、第1目
児童福祉費総務費は
新型コロナウイルス感染症対策として
民間認定こども園等に対する
保育環境改善等事業費補助金1,527万円の追加、第3目
母子福祉費は
独り親世帯に対する
臨時特別給付金事業として1億697万円の追加、第4目
保育所費は
公立保育所における
新型コロナウイルス感染症対策経費として387万9,000円の追加、第8目
認定こども園費は
公立認定こども園における
新型コロナウイルス感染症対策経費として281万8,000円を追加するものでございます。 24、25ページにまいりまして、第9
款教育費につきましては2,766万9,000円を追加するもので、第1項
教育総務費、第4目
教育指導費は、
学校再開後の
感染症対策などにより増加する教師等の業務をサポートする
スクールサポートスタッフ及び
学習支援員を配置するための経費として
小学校教育振興事業で492万8,000円、
中学校教育振興事業で228万7,000円を追加するものでございます。第2項
小学校費は、
小学校再開後の
感染症対策や
学習保障などに必要な経費として1校当たり150万円の計1,200万円の追加、第3項
中学校費も、
小学校費と同様、1校当たり150万円の計450万円を追加するものでございます。 26、27ページにまいりまして、第4項
幼稚園費は、幼稚園における
新型コロナウイルス感染症対策に要する経費として395万4,000円を追加するものでございます。 続きまして、歳入でございますが、18、19ページにお戻りいただきたいと思います。 第14
款国庫支出金につきましては1億2,518万7,000円を追加するもので、第2項
国庫補助金、第2目
民生費国庫補助金は
保育対策総合支援事業費補助金及び
ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業補助金の追加、第6目
教育費国庫補助金は
小・中学校における
学校再開に伴う
感染症対策、
学習保障等に係る
支援交付金の追加でございます。第15
款府支出金につきましては、1,957万2,000円を追加するもので、第2項府補助金、第2目民生費府補助金は
新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金の追加、第8目
教育費府補助金は
小・中学校における
スクールサポートスタッフ配置に係る
教育支援体制整備事業費補助金及び
学習支援員配置に係る
学習支援員配置事業費補助金並びに幼稚園の
新型コロナウイルス感染症対策に係る
教育支援体制整備事業費補助金の追加でございます。 20、21ページにまいりまして、第18
款繰入金につきましては、本
補正予算の
財源調整として
財政調整基金から1,184万7,000円を繰り入れるものでございます。 以上で説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認いただきますようお願い申し上げます。
○議長(
池辺貢三) 説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。
高橋議員。
◆8番(高橋登) まず、ただいま補正第4号のご説明をいただきました。国の2次補正に係る補正として理解をさせていただいた上で、本来であれば
常任委員会でこの議論もするところでありますけれども、今日の本会議の最終日に提案をされたということで、具体に今ご説明いただいた事業について少し質問をさせていただきたいと思います。 まず、1点目でありますけれども、民生費について、1つに
保育所環境改善等事業補助金、2つ目に
独り親世帯の
臨時特別給付事業、3つ目に
保育所衛生用品等の購入費、
認定こども園衛生用品等の購入費等々、それぞれご説明をいただきましたが、それぞれこの事業についてのまず詳細についてお聞かせいただきたいと思います。 さらには、民生費に係る部分で結構でありますので、このほか2次補正に係る部分として、補正を考えておられる事業についてはこれで最終の補正ということになるのかどうか。このことの確認もひとつよろしくお願いしたいと思います。 2つ目の
教育費についても説明をいただきました。1点目の
小学校スクールサポートスタッフ及び
学習支援員の
配置事業費、2つ目に
中学校スクールサポートスタッフ及び
学習支援員の
配置事業費、3つ目に
小学校運営事業費、4つ目に
中学校運営事業費、5つ目に幼稚園の
衛生用品等の購入費についてのそれぞれの事業の詳細についてもお聞かせをいただきたいと思います。同時に、
教育費についても2次補正に係る部分で
コロナ関係の補正についてはこの補正が最終というふうに現状では考えておられるのかどうか、このことも併せてお願いをしたいというふうに思います。 3つ目の質問に入りますけれども、本日、議会は終了するわけであります。今後、国の
臨時交付金、これは追加分、5月29日が第1次の交付金の締切りであったというふうに理解をしておりますけれども、この追加分2兆円の関連の補正については、現在、補正の事業等々は構想の中にまとまっておられるのかどうか、これもひとつ確認をさせていただきたいということで、お願いをしたいというふうに思います。 以上、よろしくご答弁をいただきますようお願いします。
○議長(
池辺貢三) 答弁願います。
川口健康福祉部長。
◎
健康福祉部長兼
社会福祉事務所長(
川口貴子) それでは、民生費につきまして、各項目について説明をさせていただきます。
保育環境改善等事業費補助金につきましては、
新型コロナウイルス感染症対策といたしまして、民間の
認定こども園及び民間の
認可外保育施設に対しましてマスクや消毒液、また
感染防止用の
備品等購入の費用として計上しているものでございます。 続きまして、
ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費につきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響により、子育てと仕事を1人で担う低所得者の
独り親世帯について、子育てに対する負担の増加や収入の減少などにより、特に大きな困難が
心身ともに生じていることを踏まえ、こうした世帯を支援するために
臨時特別給付金を支給するものでございます。 3点目といたしまして、
保育所衛生用品等購入費につきましては、公立の4保育所につきまして、
新型コロナウイルス感染症対策といたしましてマスクや
消毒液等の配付、また
感染防止用の
備品等購入に充てるために計上しているものでございます。 続きまして、
認定こども園衛生用品等購入費につきましては、公立の
認定こども園4園に対しまして、
新型コロナウイルス感染症対策におかれますマスクや
消毒液等の配付、また
感染防止用の備品等の購入費に充てるものでございます。 続きまして、
健康福祉部の管轄といたしまして、
教育費の
幼稚園衛生用品等購入費につきましては、これは公立の4幼稚園の
新型コロナウイルス感染症対策におかれますマスクや
消毒液等の配付、また
感染防止用の備品等の購入の費用に充てるものでございます。 続きまして、2点目の今回の国の2次補正での活用でこれ以上福祉部として何か
メニューがあるのかということでございますが、今のところ予定はございません。 以上でございます。
○議長(
池辺貢三)
丸山教育部長。
◎
教育部長(
丸山理佳) ご質問の
教育費、
小・中学校経費に分かれておりますが、大きく3事業ございまして、まず1点目、
スクールサポートスタッフ事業につきましては、
コロナウイルス感染対策によりまして教員の負担が増加していることから、
スクールサポートスタッフを採用したいと考えております。具体的な事業といたしましては、教員の業務等の
補助事業として
学習プリントの印刷、教室内の消毒など、
感染症対策などを行っていただく予定でございます。 続きまして、
学習支援員につきましては、教員の
授業補助や
家庭学習の準備、提出物の採点などを行っていただく予定でございます。 続きまして、
小・中学校運営経費につきましては、校長の判断で
感染症対策や
学習保障等に必要な取組を迅速かつ柔軟に対応するために経費を計上しているものでございまして、1校当たり150万円としております。国が示す具体的な基準といたしましては、
感染症対策では消毒液の購入、非
接触型体温計の購入、あるいは
換気対策備品等への対応を示されております。また
学習保障系では、教材でありますとか
空き教室の
活用備品などの経費に充てることができるというふうに示されております。 それで、
教育費につきましても、今回の文科省の2次補正に係る新たな
メニューについては考えておりません。今回の予定となっております。 以上でございます。
○議長(
池辺貢三) 朝
尾総合政策部長。
◎
総合政策部長(朝尾勝次)
地方創生臨時交付金についての追加の2兆円の部分についてご答弁申し上げます。 この点につきましては、第1次申請と同じように今後
実施計画を提出するという流れになってまいります。これの基になるのが各市町村の
交付限度額ということになりますが、これを基に、本市といたしましてもどういった事業が必要であるかというところを今後検討してまいりまして、
実施計画の
提出期限が一応9月末日とされておりますので、ここを目指して必要な事業等を検討の上、計画を定めてまいりたいと、このように考えております。 以上です。
○議長(
池辺貢三)
高橋議員。
◆8番(高橋登) ご答弁をいただきました。 1つ目に、民生費の款で聞かせていただきました。特に
独り親世帯の
臨時特別給付金、これは今詳しく説明をいただいたんですけれども、本市の中で対象になる件数、これはどれぐらいになるのかということをお聞かせいただきたいというふうに思います。同時に、ここでご説明をいただいた保育所の
衛生品購入費、
認定こども園の衛生費の、これは両方とも
公立保育所、
公立認定こども園の備品の購入費だろうというふうに思うんですけれども、民間の場合は、1番目にご説明いただいた
福祉環境改善等事業費補助金の中に全部含まれるというふうに理解していいのかどうか、民間が備品の購入の対象になっておるのかどうかも併せてご答弁をさらにいただきたいというふうに思います。 2つ目の
教育費につきましては、中学校、小学校の
運営事業費、これは先ほどご答弁の中で
校長先生の一つの判断に基づいて検討される部分やというふうにご説明をいただいたんですけれども、具体的な中身、
配置基準等々、
サポートスタッフ等々の配置の中身はもう既に決まっておるのかどうか、これから検討するということなのかどうか、この点の確認をひとつお願いしたいと。民生費、
教育費双方においても、
コロナ関係の補正については現状ではこれ以上考えておられないということで了解をしていきたいというふうに思います。 大きな3つ目に聞かせていただきました今後の部分についてはこれから検討するということでありますけれども、この追加分、かなり大きな
メニューに私はなっておるというふうに思いますし、今後の第2波あるいは第3波もあるのかないのかということも含めて、ここの対策を具体的にどう打っていくのかということにも大きく関わってくる部分だというふうに思いますし、今、
PCR検査がなかなか進んでおらない現状が、陽性の市民がどれだけおるのかということがなかなか把握できないがゆえに不安が先立って市中に出ていくことも、お店のほうに入ったり、警戒心がかなり市民の中で不安が募っているということもございます。そういった意味では、その対策をやはり私は先行的につくっていかんと、なかなか市民が外に出て経済活動をしていくという形にはならない雰囲気があるのではないかというふうに思っておりますし、ぜひともその辺も含めてよろしく積極的にご検討いただきたいということを申し上げておきたいというふうに思います。1点目と2点目の再質問についてご答弁をお願いします。
○議長(
池辺貢三)
川口健康福祉部長。
◎
健康福祉部長兼
社会福祉事務所長(
川口貴子) ひとり親世帯
臨時特別給付金の支給対象者でございますが、大きく分けて3つございまして、まず1つ目が令和2年6月分の児童扶養手当の支給を受けておられる世帯でございまして、現在約665世帯となっております。2番目に、公的年金給付等を受けておられて児童扶養手当の支給を受けておられない世帯であって、今回児童扶養手当の支給限度額を下回るものにつきましては、今回の
臨時特別給付金の対象となります。3つ目が、
新型コロナウイルス感染症の影響を受けておられて家計が急変して、直近の収入が児童扶養手当の対象となる水準まで下がった世帯につきましても今回対象となります。児童扶養手当の受給世帯への給付額でございますが、1世帯5万円、第2子以降につきましては1人につき3万円の支給となっております。また、それ以外に、収入が特別に減少した児童扶養手当の世帯につきましては、追加給付といたしまして1世帯5万円支給されることになっております。 民生費の
保育環境改善等事業費補助金につきましては、議員さんがお示しのとおり、民間
認定こども園7園と
認可外保育施設10園の
新型コロナウイルス感染症における
衛生用品等の購入の費用となっております。 以上でございます。
○議長(
池辺貢三)
丸山教育部長。
◎
教育部長(
丸山理佳) まず、1点目、
小・中学校の運営事業の150万円、校長判断の予算につきましては、先ほど国の例示をお示しさせていただきましたが、今後大阪府からの要綱が届き次第、柔軟かつ適切に対応してまいりたいと考えております。 もう一つは
スクールサポートスタッフ並びに
学習支援員の基準になりますが、
スクールサポートスタッフについては8名、
学習支援員につきましては3名を予定しておりまして、いずれの業務につきましても地域の方や教員志望の大学生、退職教員など、学校の抱える実情についてご理解とご協力をしていただける方を想定しておりまして、年齢の下限は18歳以上、年齢の上限はございませんので、今後広く募集をかけていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
池辺貢三)
高橋議員。
◆8番(高橋登) ご答弁をいただきました。ありがとうございます。 いずれにいたしましても、今ご答弁をいただきました。まだ十分に設計が固まっていない部分もあろうかというふうに思いますけれども、今後の先ほど申し上げました
臨時交付金との関連の部分もあろうかと思います。後で
臨時交付金の申請の中に今ご提案いただいた部分も盛り込みながら、今の予算につきましては全額補助ということではなくて、その事業ごとに2分の1あるいは5分の3とかそういう形でなっておるんだろうというふうに思いますけれども、今後、
臨時交付金も含めてそこの中で申請をしていくことで、100%、10分の10の補助が受けられるような、交付が受けられるような構造になっていく事業もあろうかというふうに思います。ぜひとも、その辺も精査をいただきながら、補正の財政措置に向けてご努力をいただきたいというふうに思います。 先ほども申し上げましたように、今後、国のほうも手当をいただいております2兆円の
臨時交付金の設計についても、9月末までにその内容をまとめていくということでありますので、まとまり次第、議会のほうにもご提案あるいはご相談をいただきながら、市民がしっかりとこの中で生活あるいは経済活動ができるような補助金のシステムになっていくことを要望して、質問を終わります。
○議長(
池辺貢三) 他に。田立議員。
◆16番(
田立恵子) 今、
高橋議員さんのほうからもご質問があったところなんですけれども、
新型コロナウイルス感染症対応の
地方創生臨時交付金の活用についての考え方につきましてお尋ねをしたいと思います。 一昨日、6月24日、国から市町村の担当課宛に
臨時交付金の取扱いについての事務連絡が発出されております。その中におきまして、
臨時交付金の各地方公共団体への配分についての考え方も示されておりますので、それに基づきまして本市の配分額が幾らになるのかということについて、今の段階で分かっていればお示しください。また、確定はしていなくても、この事務連絡の考え方によりますと、一定の予測は既にあるだろうというふうに思っておりますので、お尋ねをいたします。 それと、2点目でありますけれども、
実施計画の最終の締切りが9月末ということで先ほどご答弁がありました。先行受付として7月末というふうになってございます。これは、先ほど来から議論のある独り親家庭への上乗せの支給、そういうことにつきましても本当に必要なときに手だてがされたかということで考えますと、やはりかなりのご苦労を強いてきたということもございます。一日も早く必要なところにということがあるかと思うんですけれども、7月30日先行受付に向けて、少しでも早くの受付を求めるという事業につきましては、こういったことも示されております。それに向けての準備というのがされているのかどうか、以上2点よろしくお願いします。
○議長(
池辺貢三) 朝
尾総合政策部長。
◎
総合政策部長(朝尾勝次) まず、ご質問の1点目が2次補正分の額ということでよろしいですか。 実は、本市のほうにも通知が来ておりまして、今般の部分が約6億5,300万円というふうにきております。ですので、事実上第1次が2億3,800万円ということで、これらを合わせて約8億9,000万円という枠の中での交付金の活用ということになってまいります。 それと、2点目の早期の受付というところで、
提出期限は9月30日ということなんですが、議員お示しのように一応、早期先行受付ということで7月末が一定設けられております。当然、早期の給付を望む場合には、7月末までに提出すれば一定の交付が少しでも早い時期にということで示されております。 そんな中で、現在の検討状況ということでございますけれども、この辺一定どういった事業が該当するのかという例も含めて国のほうから示されている部分もございますので、十分検討の上、その辺の対応を図ってまいりたいと現時点ではこのように考えております。 以上です。
○議長(
池辺貢三) 田立議員。
◆16番(
田立恵子) 一定金額もお示しいただきました。第1次の国における総額1兆円、そして第2次補正の総額2兆円。これが全ての地方単独事業に当たるわけではないでありますけれども、それにしましても、合計かなりの規模の財源をもって本市独自のデザイン、絵を描きながら市民の皆さんの暮らしや、そして子どもたちの教育環境、こういったものに対する手だてのための予算が組まれるということであります。 これは、先日の本会議での
補正予算に絡んでもお願いいたしましたけれども、案として確定しない段階でまだいろいろな考え方が取り入れられるという、そういう段階でぜひお示しいただきたいということを私はお願いさせていただきました。その折に市長さんのほうからも、議会としてもぜひ積極的な提言、提案をしてほしいという、そういうお話もありまして、いずれにしましても、本当に豊かな内容で子どもたちや市民の皆さんのところに届く、そして有効な手だてを講じられるということが極めて大事だというふうに思っておりますので、そういう点でぜひ、私たちのところに届けられている市民の皆さんからの声や実態やそういったものが案の中に反映される、そういう形でぜひお示しいただきたいということを私は重ねてお願いをしたいと思います。 5月29日付で既に提出されております
実施計画、その内容についても、その詳細は残念ながら私ども議員のところに届けられてはおりません。既に本市として実施を決定している事業の全てを網羅すれば、恐らく5月29日に提出された
実施計画の総額は上回るだろうというふうに思っておりますし、そしてそのまた一部は2次補正、その中でも引き続き対応を検討していくこともできるというふうにも聞いておりますので、ぜひ、1次補正の内容、そしてこれから考えられようとしている内容、それがトータルに市民の方々の実情や意見が反映できる、そういうタイミングでお示しいただきますように重ねてお願いを申し上げます。このことは私個人の私一人の思いということではなく、議会として議長名で市長に対して申入れをしていただいているということでもありますので、どうぞよろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(池辺貢三) 他にございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
池辺貢三) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、
委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件は
委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。
△日程第4
議会議案第7号
新型コロナウイルス感染症の影響から介護、
障害児者の事業所を守り、
介護崩壊を起こさないための特段の支援を求める意見書の件
△日程第5
議会議案第8号
新型コロナウイルス感染症の第2波、第3波に備え、
病院経営への抜本的な支援を求める意見書の件
○議長(
池辺貢三) 次に、日程第4、
議会議案第7号「
新型コロナウイルス感染症の影響から介護、
障害児者の事業所を守り、
介護崩壊を起こさないための特段の支援を求める意見書の件」及び日程第5、
議会議案第8号「
新型コロナウイルス感染症の第2波、第3波に備え、
病院経営への抜本的な支援を求める意見書の件」、2件を一括議題といたします。 直ちに提出議員の趣旨説明を求めます。15番森下巖議員、どうぞ。
◆15番(森下巖) ただいま議題となりました
議会議案第7号
新型コロナウイルス感染症の影響から介護、
障害児者の事業所を守り、
介護崩壊を起こさないための特段の支援を求める意見書並びに
議会議案第8号
新型コロナウイルス感染症の第2波、第3波に備え、
病院経営への抜本的な支援を求める意見書の2件につきまして、提出者を代表し趣旨説明を行います。なお、案文の朗読をもちまして説明に代えさせていただきます。 「
議会議案第7号
新型コロナウイルス感染症の影響から介護、
障害児者の事業所を守り、
介護崩壊を起こさないための特段の支援を求める意見書(案) 政府は、
新型コロナウイルス感染症の拡大が一定程度収束していることを受けて緊急事態宣言の全面解除を行った。全国で経済・社会活動が再開されたが、一部地域では、なおも集団感染の発生が確認されるなど、感染拡大の第2波、第3波の到来が危惧されている。 こうした状況の中で経済・社会活動の自粛により多くの中小企業や個人事業主などが経営難に陥っており、“コロナ不況”の収束を見通すことはできず、失業や倒産・廃業が急増しかねない事態となっている。とりわけ介護や
障害児者事業所においては、休業要請の対象外となりつつも、最大限の注意を払い、感染におびえながらも事業継続をしているが、支援の施策が極めて不十分な状況にあり、感染を恐れた利用者の休所や一時利用のキャンセル、新規の利用者の受け入れ減などが起こっている。一方で心身の安定のために受け入れを継続し利用者の日常生活を支える必要不可欠な事業であり、地域の社会基盤として支える機能が失われれば
介護崩壊を招きかねない。 そのため国においては、地方公共団体と連携・協力し、実態を把握し、感染拡大の防止と経営への支援を、地域の実情に応じた形で取り組まれるよう強く要望する。 以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年6月26日
泉大津市議会」 なお、送付先は、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、厚生労働大臣であります。 続きまして、 「
議会議案第8号
新型コロナウイルス感染症の第2波、第3波に備え、
病院経営への抜本的な支援を求める意見書(案) 政府は新型コロナウイルスに関わる緊急事態宣言の全面解除を行った。ただし、第2波、第3波の到来も危惧されており、依然として感染防止対策の徹底と、医療提供体制の確保が重要である。 政府におかれてはこの間、新型コロナウイルス患者を受け入れる病院の診療報酬を引き上げるなどの柔軟措置・特例も行ってきたが、
病院経営は公立・公的病院をはじめ非常に厳しい状況にある。日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会の病院3団体調査によれば、今年4月の医業利益率は
新型コロナウイルス感染症患者を受け入れた病院ではマイナス11.8%に、病棟を閉鎖せざるを得なかった病院ではマイナス16.0%に落ちていることが明らかになった。 民間も含め医療機関経営が逼迫し、破綻してしまえば、今後の到来が予想される第2波、第3波に対応することが不可能となるばかりか、国民の命と健康を支える医療基盤の崩壊につながりかねない。よって、これまでの診療報酬上の対応に加え、政府として下記のとおり抜本的な支援を行うよう強く要望する。 記 1
新型コロナウイルス感染症の診療の有無に関わらず、すべての医療機関の収入減少に対する助成金等の支給を行うこと。 2 第2波、第3波に備えた
PCR検査や発熱外来などの医療提供体制整備への助成金を支給すること。 以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年6月26日
泉大津市議会」 なお、送付先は、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、厚生労働大臣であります。 以上、皆様方のご賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(
池辺貢三) 説明が終わりました。 お諮りいたします。上程2件につきましては、質疑、
委員会付託審査並びに討論を省略いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
池辺貢三) 異議なしと認めます。よって上程2件につきましては、質疑、
委員会付託審査並びに討論を省略し、これから1件ずつ採決いたします。 まず、
議会議案第7号
新型コロナウイルス感染症の影響から介護、
障害児者の事業所を守り、
介護崩壊を起こさないための特段の支援を求める意見書の件についてお諮りいたします。本件、原案可決いたしましてご異議ございませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件は可決することに決定いたしました。 次に、
議会議案第8号
新型コロナウイルス感染症の第2波、第3波に備え、
病院経営への抜本的な支援を求める意見書の件についてお諮りいたします。本件、原案可決いたしましてご異議ございませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件は可決することに決定いたしました。 なお、ただいま議決いただきました意見書につきましては、直ちに関係大臣に対しまして送付いたしますので、よろしくご了承をお願いいたします。
------------------------------
○議長(
池辺貢三) 以上で、本定例会に付議された議案は全て議了いたしました。よって直ちに閉会いたしたいと存じますが、閉会に当たりまして、市長から挨拶のため発言を求められておりますので、これを許可いたします。
南出市長。 (
南出賢一市長 登壇)
◎市長(
南出賢一) 議長のお許しをいただきまして、
泉大津市議会令和2年第2回定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 去る6月17日より開会されました本定例会では、ご提案申し上げました諸議案につきまして、いずれも慎重なご審議の下、全てご可決、ご承認を賜りまして誠にありがとうございました。また、本会議を通じましていただきました貴重なご意見、ご要望は真摯に受け止め、本市の実情等を勘案しながら十分検討、研究を重ね、市政の推進に一層努めてまいります。どうか、今後とも変わりませぬご支援、ご協力をいただきますよう心からお願い申し上げます。 また、これまで議員の皆様、市民の皆様には、
新型コロナウイルス感染症の拡大防止に対しご協力をいただきましてありがとうございます。今後のコロナウイルス対策として、新しい生活様式が示されています。夏季の気温、湿度が共に高い中でマスクを着用すると、熱中症のリスクが高くなるおそれがあります。このため、屋外で人と十分な距離が確保できる場合には、熱中症のリスクを考慮しマスクを外すようにしていただければと思います。また、免疫機能、自己防衛力、自己治癒力を高めるため、腸内環境を整える発酵食品、善玉菌を増やす食物繊維、体をつくるたんぱく質など、バランスのよい食事を心がけ、免疫力を向上させて、ウイルスに負けない体をつくっていただきたいと思います。 このような
新型コロナウイルス感染症による危機をいかに乗り越えていくか、市民の皆様の安心と安全をしっかりと守っていくことが基本と考えています。新型コロナウイルスの感染拡大で避難所での3密対策が課題となり、国からはホテルや旅館などの活用を検討するよう通知が出されました。この変化を活用し、本市ではホテル避難の検討を進めるとともに、ポストコロナの新しい選択肢、民間企業が持つ多様な資源を生かした新たな避難協定も考案し、既に複数企業と締結に向けた最終調整に入ったところであります。ポストコロナの解決策を展開しながら、子どもたちから高齢者までが安心して暮らせる
泉大津を守っていかねばならないという責任を強く感じておりまして、今後もしっかりと取り組んでまいりたいと思います。 さて、今議会の
補正予算を承認いただきまして、例えばですが、児童・生徒1人1台タブレット、これが実現に向けて動き出しました。できる限り早期の手続を進め、早く行き渡るように努力をしてまいりたいと思います。 また、市内の緊急経済対策では、
泉大津商工会議所とのコラボ事業としまして、7月1日から
泉大津レシート大作戦が始まります。市民参加型で、確実な消費を促し、4,000円の商品券が生活支援にもつながり、さらなる経済効果になると考えています。3万3,650回の換券が行われますが、最大、全て換券が行われた場合には11億4,000万円の経済効果を見込むことができます。ぜひ、一人でも多くの市民の皆様のご参加をお願いしたいと思いますし、議会の皆さんとも一緒になって市民協創型で取り組んでいきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いをしたいと思います。1人の100歩よりも100人の1歩を大事にしたいと考えております。 さらには、
地方創生臨時交付金、これの支給額が提示されました。これからしっかりと有効な活用案をつくるためにも、皆様方のご意見もしっかりといただきながらつくっていきたいと思いますので、どうぞ引き続き、よろしくお願いしたいと思います。 結びに当たりまして、これから蒸し暑い日々が続きますが、議員皆様方にはくれぐれもお体にご留意をいただき、ますますご健勝にてご活躍されますよう心からお祈り申し上げまして、
泉大津市議会令和2年第2回定例会の閉会に当たりましてのお礼のご挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。
○議長(
池辺貢三) 市長の挨拶が終わりました。
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○議長(
池辺貢三) 以上をもちまして、令和2年
泉大津市議会第2回定例会を閉会いたします。 慎重ご審議いただきましてありがとうございました。 午前10時50分閉会
会議録署名議員 泉大津市議会議長
池辺貢三
泉大津市議会議員
堀口陽一 泉大津市議会議員 林 哲二...