令和 元年 9月 定例会(第2回)1.令和元年9月30日午前10時
泉大津市議会第2回定例会第3日を
泉大津市議会議事堂に招集した。1.出席議員は次のとおりである。 1番 村岡 均 2番 溝口 浩 3番 大塚英一 4番 中村与志子 5番 池辺貢三 6番 谷野 司 7番 野田悦子 8番 高橋 登 9番 村田雅利 10番 堀口陽一 11番 林 哲二 12番 丸谷正八郎 13番 中谷 昭 14番 貫野幸治郎 15番 森下 巖 16番 田立恵子1.
地方自治法第121条の規定により本会に出席を求め出席したる者は次のとおりである。 市長 南出賢一 副市長 森田雅明 監査委員 池田 学 教育長 竹内 悟
総合政策部長 吉田利通 総務部長 重里紀明
健康福祉部長 川口貴子
都市政策部長 朝尾勝次 兼社会福祉 事務所長
病院事業管理者 石河 修 市立病院 杉田拓臣 事務局長 消防長 高寺一徳 教育部長 丸山理佳
教育部理事 櫻井大樹
総合政策部理事 藤原一樹 兼教育政策 兼
危機管理監 統括監
総合政策部次長 政狩拓哉 選・監・公・農 南出宏実 兼政策推進
委員会事務局長 統括監
健康福祉部次長 藤原弥栄
都市政策部次長 向井秀樹 兼
健康こども 兼上下水道
政策統括監 統括監1.本会に出席せる
議会事務局職員は次のとおりである。 局長 松下 良 次長 丸山美徳
議事調査係長 森杉洋一 書記 北野優子1.本日の議事日程は次のとおりである。 日程第1 認定第1号 平成30年度泉大津市一般会計及び
特別会計決算認定の件 日程第2 認定第2号 平成30年度泉大津市
水道事業会計決算認定の件 日程第3 認定第3号 平成30年度泉大津市
病院事業会計決算認定の件 日程第4 議選第11号 泉大津市
選挙管理委員選挙の件 日程第5 議選第12号 泉大津市
選挙管理補充員選挙の件 日程第6 請願第1号
図書館駅前移転整備の再考を求める請願の件 日程第7 議会議案第4号 高齢者の
安全運転支援と移動手段の確保を求める意見書の件 日程第8 議会議案第5号
災害救助法の見直しを求める意見書の件1.本日の会議事件は次のとおりである。 認定第1号 平成30年度泉大津市一般会計及び
特別会計決算認定の件 認定第2号 平成30年度泉大津市
水道事業会計決算認定の件 認定第3号 平成30年度泉大津市
病院事業会計決算認定の件 議選第11号 泉大津市
選挙管理委員選挙の件 議選第12号 泉大津市
選挙管理補充員選挙の件 請願第1号
図書館駅前移転整備の再考を求める請願の件 議会議案第4号 高齢者の
安全運転支援と移動手段の確保を求める意見書の件 議会議案第5号
災害救助法の見直しを求める意見書の件1.
地方自治法第123条第2項の規定による
会議録署名議員は次のとおりである。 1番 村岡 均 16番 田立恵子
------------------------------ 会議の顛末
△開議 令和元年9月30日午前10時開議
○議長(池辺貢三) おはようございます。 ただいま全員の出席をいただいておりますので、これより
泉大津市議会令和元年第2回定例会第3日目の会議を開きます。
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○議長(池辺貢三) 会議規則第80条の規定により、本日の
会議録署名議員を指名いたします。 16番
田立恵子議員、1番村岡均議員、以上のご両名にお願いいたします。
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△日程第1 認定第1号 平成30年度泉大津市一般会計及び
特別会計決算認定の件
△日程第2 認定第2号 平成30年度泉大津市
水道事業会計決算認定の件
△日程第3 認定第3号 平成30年度泉大津市
病院事業会計決算認定の件
○議長(池辺貢三) それでは、これより日程表に従い議事に入ります。 日程第1、認定第1号「平成30年度泉大津市一般会計及び
特別会計決算認定の件」、日程第2、認定第2号「平成30年度泉大津市
水道事業会計決算認定の件」並びに日程第3、認定第3号「平成30年度泉大津市
病院事業会計決算認定の件」を、前回に引き続き一括議題といたします。 上程3件につきましては、去る9月12日の本会議において平成30年度
決算審査特別委員会に審査を付託し、既に委員会において慎重ご審議を願っておりますので、これより審査の結果等につきまして
一括委員長報告を願い、その後、1件ごとにお諮りいたします。 それでは、上程3件について報告願います。平成30年度
決算審査特別委員会堀口委員長、お願いいたします。 (10番
堀口陽一議員 登壇)
◆10番(堀口陽一) それでは、ただいまより、去る9月12日の本会議におきまして、
決算審査特別委員会に審査を付託されました認定第1号平成30年度泉大津市一般会計及び
特別会計決算認定の件、認定第2号平成30年度泉大津市
水道事業会計決算認定の件並びに認定第3号平成30年度泉大津市
病院事業会計決算認定の件につきまして、慎重に審査を行っておりますので、審査結果についてご報告申し上げたいと存じます。 まず、反対討論といたしまして、一般会計について、少
人数学級拡充の具体的な方向性が示されていない点、
家庭ごみ指定袋制導入による減量効果の過大評価、補助金等により多くの事業を委託している
社会福祉協議会の諸事業に対し効果検証を行った上で改善すべきは早期に改善を求めること等の問題を指摘した。新
図書館整備事業は、駅前移転の是非について市民に問うことなく、行政の判断で駅前移転を前提とした構想策定を進め既成事実がつくられつつある。20年間の賃貸借の図書館に投じられる市費負担も不明で、市財政の硬直化が続く中、耐えられる財政負担であるのかかどうか懸念が払拭できない。市民への情報公開、説明責任が果たされていないことなど、市民の市政への参画の意思、信頼を覆すことになりかねない。
国民健康保険、介護保険、
後期高齢者医療制度においては、主には国の制度設計の問題ではあるが、持続可能な制度の旗印のもと、保険あって医療なし、保険あって介護なしの状態が既に生まれている。これらを含む一般会計、
特別会計決算認定に反対する。 また、賛成討論といたしまして、一般会計の実質収支は約3億3,961万円の黒字となっているが、
経常収支比率は高い数値を示し、まだまだ厳しい財政状況が続いている。一般会計について、保育士の配置に関して、待機児童が生じている現状下、1人でも多くの児童の受け入れを可能とするために早急に改めるよう要望した。また、
中学校給食事業に関して、限られた材料費の中で、メニューの工夫などを行うことにより、今後もおいしい給食の提供を要望した。 特別会計の6事業については、3億7,135万円の黒字となっているが、今後も歳出に見合う適正な歳入の確保に努め、
経営健全化に尽力することを要望する。
水道事業会計について、安全・安心な水を供給するために、経済性、公共性を考慮した経営を要望する。
病院事業会計について、依然として厳しい財政状況であり、
経営効率化に取り組むとともに、財政指標を注視した
行財政運営に尽力することを要望し、一般会計、特別会計、企業会計の全会計に対して賛成とする。 また、一般会計について、
経常収支比率は96%で前年度より1.7ポイント増加しており、本市の財政構造は硬直化した状況が続いている。今後、人口減少、
少子高齢化のさらなる進展が予測される中、自主財源である市税の減少、扶助費の増加が予想されるとともに、公共施設の整備、改修などで多額の支出が見込まれ、
行財政運営はさらに厳しいものになると考える。各施策や事業の緊急性及び必要性等を見きわめ、
市民サービスの向上に努めることを要望する。 決算審査を通じて意見・要望したことを、次年度の予算編成に向け堅実に取り組むことをお願いし、一般会計、特別会計、企業会計の全会計に対し賛成とする。 また、一般会計については、実質収支は黒字となっているが、
経常収支比率は昨年と比較して悪化しており、厳しい状況であることは間違いなく、強固な基盤構築に向けた取り組みが必要である。 決算審査において、防災訓練の
訓練プログラムコンテンツの充実、災害に対する備蓄物資の備えなど
防災意識向上に向けた積極的な取り組みや、高
効率エネルギーシステム設置助成事業の継続実施、
先端教育人材育成事業における
ICT支援員の活用などの人員等の体制構築を要望した。 特別会計については黒字であり、歳入歳出のバランスを考え、さらなる
経営健全化に努めるよう要望する。
水道事業会計については、計画に基づく
インフラ整備により、安全で安心な水が供給できるよう、公共性を念頭に置いた経営で、さらなる
経営健全化を図っていただくことを要望する。
病院事業会計については、純損失は昨年度と比較して改善が見られるが、資金不足額が発生し、資金不足率も8.8%と依然として厳しい財政状況であるが、今後の
経営効率化やさらに質の高い医療が提供できるよう取り組み、経営改善に努めていただくよう要望し、一般会計、特別会計、企業会計の全会計に対し賛成する。 また、一般会計の
実質収支額は3億3,961万円の黒字であるが、
経常収支比率は高い数値であり、財政構造の硬直化した状況は続いている。
財政力指数、
実質公債費比率は、ともにわずかながら改善しているものの、まだまだ健全とは言えない状態である。 今決算では、大型台風21号に見舞われ、
災害復旧費の歳出が生じた。今後、発生が予測される大型台風や地震を想定した対応や訓練を進めるとともに、市民に対して災害に対する備えについての周知をお願いする。
行財政運営については、戦略を練って果敢に攻める姿勢も大切である。各事業無駄がないか精査を行い、今後も元気で楽しい泉大津を目指して着実に取り組むことを条件に、一般会計、特別会計、企業会計全ての会計に賛成とする。 また、一般会計については、実質収支は黒字であるが、単年度収支では赤字である。要因としては、台風被害による施設改修などである。早急な対応は評価するが、
財政調整基金を初めとする基金残高をふやす必要性を感じる。地方債残高や
実質公債費比率の今後の動向について質問し、元金償還額を上回る額の起債を行わないという方向性をもとに
財政健全化施策の実施を強く要望した。 決算審査の中で、「
あしゆびプロジェクト」施策に対する効果の検証の必要性について意見を述べ、流動人口の取り組みや定住人口の維持、企業誘致など財源を獲得できる新たな施策を行うことを要望した。 特別会計については、
国民健康保険事業では、
府内統一基準に向けた
激変緩和措置の期間終了時の各世帯の
国民健康保険料のシミュレーションを示しながら事業を検討することを要望し、
介護保険事業及び
後期高齢者医療事業では、利用者の増加が予測され、制度維持のため引き続き収納率向上や滞納・不納欠損額を改善するよう要望した。
病院事業会計については、未
処理欠損金が病院財政を大きく圧迫している状況である。今後の市立病院のあり方について有識者などを交え、議論できる場の設置を要望し、決算認定について、全て賛成とする。 また、水道会計については、
泉北水道企業団の水源地問題について、将来にわたって禍根を残さない判断ができるように、説明責任を十分果たすことを求め、賛成とする。
病院事業会計については、市民が健康で暮らし続けるため、病院の専門的な知識や技術を生かし、福祉行政と一体で取り組むとともに、
災害拠点病院としての役割を十分に担える電源や水の確保、職員の参集体制などを早期に見直し、万全の態勢を整えることを求め、賛成とする。 また、一般会計及び特別会計について、実質収支は黒字であり、市債の現在高も減少していることや、
財政健全化判断比率の4指標においても前年度より
実質公債費比率、将来
負担比率ともに改善されており、収支改善が進んでいることについては一定評価するが、
経常収支比率は96%と前年度より1.7ポイント悪化しており、財政の硬直化が懸念される。今後、さまざまな歳入の増収を図る施策を展開し、さらなる
財政健全化に取り組むよう要望する。 決算審査において、
南海本線高架下や
市営自転車駐輪場の設置などさまざまな活性化策について評価し、新たな
ふるさと納税制度への対応策や
創業支援事業における
シェアハウスの研究・検討、
学校運営協議会が子供たちを地域で見守り、育むシステムになるよう要望した。
病院事業会計については、純損失は前年度より改善しているが、未
処理欠損金が83億4,301万3,017円となっており、依然として大変厳しい状況である。将来世代に大きな負担を残さないよう、効率的な運営を心がけ、経営改善により一層取り組むようを要望し、一般会計、特別会計、企業会計の全会計に賛成とする。 そこで、委員会といたしましては、討論を終結し、採決を行いましたところ、認定第1号平成30年度泉大津市一般会計及び
特別会計決算認定の件については賛成多数で、また、認定第2号平成30年度泉大津市
水道事業会計決算認定の件及び認定第3号平成30年度泉大津市
病院事業会計決算認定の件については、全会一致をもちまして認定することに決定した次第であります。 以上、本委員会の審査結果につきましての報告を終わりますので、本会議におかれましてもご賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(池辺貢三) 上程3件についての
委員長報告は終わりました。 これより、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) ないようでありますので、質疑を終結し、討論に入ります。討論はありませんか。田立議員。
◆16番(田立恵子) 2018年度の決算認定に対し、
日本共産党市会議員団を代表して意見を申し上げます。 認定第1
号一般会計特別会計についてでございます。 決算審査の過程で多くの意見・要望を申し上げてまいりましたが、改めてこの機会に今後の市政運営にもかかわる問題として、以下の点で意見を申し上げます。 まず、第1に、市民の暮らしを支える行政の役割と責任についてでございます。
生活困窮者自立支援法に基づき、2015年度より、市役所1階に市の直営事業として開設された
市民生活応援窓口は、2017年度より
社会福祉協議会に一部委託、今年度からは全面委託となっています。行政からの紹介で尋ねた相談者が、自立に向けて希望の光を見出すとは真逆に心深く傷ついて窓口を後にした事例を紹介し、真に相談者に寄り添い、市役所の関係各課また外部の関係機関とも連携のかなめの役割を果たすためには、全面委託ではなく、市の正規職員が最低1人は直接かかわる体制に戻すことを求めました。 また、
社会福祉協議会の活動に対する
支援事業費に加え、
生活困窮者自立支援事業ほか3事業の委託料、
福祉センターの指定管理などで総額1億3,000万円以上の財政支援が行われていますが、各事業の効果検証を市の責任で行い、改善すべきは速やかに対応することを求めます。 昨年9月の台風21号の襲来で、住宅に著しい被害があり住み続けられなくなった市民の方から救済を求める声が上がる中、大阪府のみなし仮設住宅の活用もなされず、市営住宅の空き家提供は、2週間以上が経過してから最長3カ月の期間限定で、遅きに失したと言わなければなりません。直近の台風15号による千葉県の住宅被害に対し、政府は、従来対象外であった一部損壊を救済対象とすることをようやく決定いたしましたが、地元自治体が補助を実施することが前提です。被災者の窮状に迅速に応える自治体の姿勢が問われます。 病気、失業、災害など突然の不幸に見舞われ、自助努力ではどうにもならないときにこのまちであすへの希望を持って生きていける、そのための血の通った支援を公の責任で行うことが、魅力あるまちづくりの土台であることを申し上げます。 2つ目に、
非核平和都市宣言を掲げる本市の
非核平和施策についてでございます。
核兵器禁止条約が国連で採択されたのが2017年7月、市の
ホームページ上で条約採択を求める署名の協力も呼びかけてきたにもかかわらず、条約の採択についての記載がないことを昨年の決算審査で指摘いたしましたが、1年たって今もなお変わらず、また本市が取り組んでいる啓発事業についても紹介もなく、
ホームページを見る限り、非核平和に取り組む熱意が伝わらないことは残念です。
核兵器廃絶国際デーのこの9月26日、条約への新たな署名批准が行われ、署名は79カ国、批准は32カ国で、条約の発効にあと18カ国と迫っています。こうした状況を広く市民に伝え、南出市長も参加しておられる
平和市長会議の呼びかけに応えて、唯一の被爆国である日本の政府に条約への署名批准を働きかけ、非核平和、核兵器廃絶に向けた活動を市民とともに進めることを求めます。 3つ目に、教育の問題です。 昨年、1年間をかけて教育みらい構想の議論が
有識者会議においてなされ、本年5月、新教育長のもとで成案とされました。今、目の前にいる子供たちこそが
未来そのものです。1人1人の子供たちがそれぞれに輝き成長を遂げることができるよう、
決算説明資料に明記された小学校3年生以上の35人
学級編制実施に向けての研究を早期に実らせ、現行の
市費非常勤講師による少人数指導から、学級規模を小さくする文字どおりの少人数学級へと進めることを求めます。 4つ目に、
公共施設適正配置基本計画と新
図書館整備事業についてでございます。 2017年の6月に成案とされた
公共施設適正配置基本計画に沿って、そこに掲げた事業の優先順位を精査検討し、年次計画をもって推進してこそ、足かけ3年をかけ数千万円の予算を費やして計画を策定した意味があります。その場合の優先順位とは、市民の命を守ることであるはずです。あわせて、既に廃止された市民会館、計画上で廃止とされている
勤労青少年ホームにかわる市民活動の場をどう保障していくのか。その将来ビジョンを示して、利用者、市民の不安の声に応えることも、また行政の責任でした。 ところが、教育施設の一環として
教育委員会が所管する図書館のあり方について、
教育委員会での議論に先んじて
公共施設適正配置基本計画の
推進委員会、つまり、市長部局の庁議によって決定したとして
施設所有者との交渉を重ねてきたこと、昨年1年間をかけて
市民アンケート、
団体ヒアリング、
パブリックコメントなどで市民の声を聞いたと言われますが、全て移転を前提としたその範囲の中で聞いたのであり、移転の是非については市民に一度も問うてはいないことを決算審査の中でもお認めになりました。 駅前移転に賛成の意見もあるとのことですが、移転に伴う財政負担などについては全く情報公開がされていないもとでのことです。既に成案とした計画と異なる方向に踏み出すに当たって、その理由、財政負担、その他、必要な説明責任を果たすことなく、計画と異なる方向で既成事実を積み重ねてきたことは、行政の裁量権の範囲を逸脱したものであり、市民との信頼関係を損なうものと言わざるを得ません。 以上の問題を指摘し、一般会計の決算認定に反対いたします。 特別会計のうち、
国民健康保険、介護保険、
後期高齢者医療については、既に社会保障の制度としての所得再配分の機能を失っています。国や大阪府に対し、保険者として、
加入者市民の医療、介護を守るため役割を果たしていただくことを求め、反対をいたします。 その他の特別会計については賛成でありますが、認定第1号は、
一般会計特別会計の認定に一括の態度表明が求められていますので、反対とさせていただきます。 認定第2
号水道会計、認定第3
号病院事業会計については、
委員長報告どおり、賛成といたします。
病院事業会計につきましては、国の医療政策、診療報酬の動向を見るとき、
自治体病院の経営は今後も大変厳しいものが予測されます。しかし、その中にあっても地域の医療機関、市の福祉行政とのより緊密な連携のもと、市民の命と健康を守るとりでとしての役割を果たし続けていくために、公設公営の病院としての運営を続けられることを要望いたします。 以上です。
○議長(池辺貢三) 他にございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 他にないようでありますので、以上で討論を終結し、ただいまより1件ごとにお諮りいたします。 まず、認定第1号「平成30年度泉大津市一般会計及び
特別会計決算認定の件」についてお諮りいたします。本件、反対のご意見がありますので、起立により採決いたします。 本件、認定することに賛成の方はご起立願います。 (起立者多数)
○議長(池辺貢三) 起立多数であります。よって本件、認定することに決定いたしました。 次に、認定第2号「平成30年度泉大津市
水道事業会計決算認定の件」についてお諮りいたします。本件に対する
委員長報告は認定であります。
委員長報告どおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件、認定することに決定いたしました。 次に、認定第3号「平成30年度泉大津市
病院事業会計決算認定の件」についてお諮りいたします。本件に対する
委員長報告は認定であります。
委員長報告どおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件、認定することに決定いたしました。
△日程第4 議選第11号 泉大津市
選挙管理委員選挙の件
○議長(池辺貢三) 次に、日程第4、議選第11号「泉大津市
選挙管理委員選挙の件」を議題といたします。 本件につきましては、あらかじめご協議をいただいておりますので、この場合、選挙の方法は指名推選によることとし、その方々を私よりご指名申し上げ、当選人といたしたいと存じますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることとし、その方々を私よりご指名申し上げます。 辻川宏喜氏、釜野芳一氏、奥野孝一氏、湊隆氏、以上4名の方々を当選人といたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって、本件はただいまご指名申し上げました4名の方々を当選人とすることに決定いたしました。
△日程第5 議選第12号 泉大津市
選挙管理補充員選挙の件
○議長(池辺貢三) 次に、日程第5、議選第12号「泉大津市
選挙管理補充員選挙の件」を議題といたします。 本件につきましても、あらかじめご協議をいただいておりますので、この場合、選挙の方法は指名推選によることとし、その方々を私よりご指名申し上げ、当選人といたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることとし、その方々を私よりご指名申し上げます。 祐仙淳子氏、井上啓子氏、石原成昭氏、下出裕子氏、以上4名の方々を当選人といたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって、本件はただいまご指名申し上げました4名の方々を当選人とすることに決定いたしました。 なお、補充員の順位につきましては、ただいまのご指名順位といたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって、補充員の順位はただいまのご指名順位とすることに決定いたしました。
△日程第6 請願第1号
図書館駅前移転整備の再考を求める請願の件
○議長(池辺貢三) 次に、日程第6、請願第1号「
図書館駅前移転整備の再考を求める請願の件」を議題といたします。 直ちに紹介議員の趣旨説明を求めます。
田立恵子議員。 (16番
田立恵子議員 登壇)
◆16番(田立恵子) ただいま議題となりました図書館移転整備の再考を求める請願につきまして、紹介議員であります野田悦子議員、私、田立恵子、2名を代表して、私より趣旨説明をさせていただきます。 請願書に記載されております請願の趣旨及び請願項目を読み上げ、趣旨説明にかえさせていただきます。 「
図書館駅前移転整備の再考を求める請願書 請願趣旨 市は「2021年4月、泉大津駅前に新図書館開館をめざす」としています。 昨年3月、「図書館の駅前移転を視野に入れて検討」との市の考え方が示されて以来、
団体ヒアリングや
パブリックコメント、ワークショップの中で、「駅前商業施設に子どもだけでは行かせられない」「自転車が停めにくい」など、様々な不安の声が上がっていましたが、これらに対する十分な説明もされていません。さらに、議会での答弁によると、移転先の改装費用に約6億円、そのための設計費用ですでに6千万円以上、20年間の賃貸料が総額10億円など、施設新設と比べて軽減とならない費用負担です。現行図書館の蔵書を全て置くことができないことも問題です。市の計画で「廃止」とした青少年ホームの代替施設や「図書館との複合化」としている公民館の整備方針も何ら示されないまま、図書館の移転整備だけを進めることは認められません。 私たちは、市が策定した「図書館整備基本構想」に掲げた「全ての市民が新しい価値を創造する図書館~集い・学び・交流・つながる~」という基本コンセプトに期待を寄せています。その実現のために「泉大津駅前への移転」を拙速に進めるのではなく、現行図書館の大規模改修・増設、公民館等との複合施設として建て替えなど、複数の選択肢を比較検討し、図書館サービスの充実とともに、生涯学習施設の整備を進めることを要望します。 請願項目 1
図書館駅前移転整備を見直し・再考し、図書館を含む生涯学習施設の更新・整備の計画を明らかにすること。 2 図書館購入費の増額、専門職員の配置・拡充を行って、図書館サービスの充実を図ること。 請願者 住所 泉大津市森町2丁目17-8 氏名 井上菊秋 他1,019名」 でございます。 なお、本定例会の議題となる期限の8月19日に提出された署名は、代表者を含めて1,020名でありますが、その後も賛同の署名は随時提出され、その総数は3,459筆となっていることをご報告申し上げます。 紹介議員として議員の皆様にお願いを申し上げます。これまで、この本会議場で交わされてきた一般質問などから、議員の皆さんの中には今、市が進めている図書館駅前移転による整備を評価し、それを推進するお考えの方もおられることを承知しています。 一方、私自身は先ほどの決算認定に対する意見でも表明したとおり、移転整備の方針に疑念が払拭できません。対立することもあれば、一致することもあります。これは、毎議会、一般質問の発言通告を提出した日に私たち16人の議員が町へ出て、市民の皆さんに議会傍聴の呼びかけをしながら手渡ししているチラシの中の言葉です。対立することもあれば、一致することもあります。図書館問題もその一つかもしれません。市民の中にさまざまな意見があり、16人の議員の考え方も多様です。だからこそ、その多様な意見、それぞれが持っている情報、考え方を出し合って、その過程で議会として市民の意見を聞き、慎重な審議と慎重な判断を行うことを本請願は求めています。 私たち
泉大津市議会は、個々の問題での意見の違いはあっても、市民に開かれたわかりやすい議会を共通の目標として議会改革を重ねてまいりました。2013年3月、議会が全会一致で制定した議会基本条例第2条には、議会は市長とともに二元代表制の一翼を担っており、その機能を最大限に発揮するために情報公開と市民参加を原則とし、地方分権時代にふさわしい市民に身近な存在として市民の負託に応えるとともに、絶えずそのあり方を検証し改革に努めるものとするとうたっています。この基本条例の立場に立って、請願の採択にご賛同いただきますようお願いを申し上げ、趣旨説明の結びとさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。高橋議員。
◆8番(高橋登) ただいま請願に対する紹介議員さんからのご説明をいただきました
図書館駅前移転整備の再考を求める請願の件につきまして、若干質問をさせていただきたいというふうに思います。 今回の請願でありますけれども、あくまでも議会のほうに出されました慎重に審議をしてほしいという趣旨でございます。特に、今回、
請願署名3,500筆近くが集まっておるということも、ただいま紹介議員さんのほうからご紹介をいただきました。署名にご協力をいただきました市民の方々、また賛同をいただけなかった、ご協力をいただけなかった市民の方々、それぞれのご意見、反応等々、多々あろうかというふうに思いますけれども、まずどのようなご意見あるいは反応があったのか、わかる範囲で結構でありますので少しご紹介をいただきたいというふうに思います。これが1点目の質問であります。 2つ目でありますけれども、駅前民間商業施設でありますけれども、今後、この商業施設にはパチンコ店あるいは風俗店等々が入居する可能性もあるというふうにも考えられますけれども、行政、教育施設である図書館として利用することに対する市民の声等々、聞かれている部分があれば、具体的にご紹介をいただきたいというふうに思います。 以上2点、よろしくお願いをいたします。
○議長(池辺貢三) 野田議員。
◆7番(野田悦子) 同じく紹介議員となりました市民みらいネットの野田悦子でございます。今回、高橋議員からいただきました質問2点についてお答えをさせていただきます。 趣旨がちょっと合っているのかどうかわかりませんが、賛同いただけた方、賛同いただけなかった方というふうに、請願をお願いしたときにあったかと思うということでしたけれども、少なくとも私が署名をお願いした方、しっかりと説明をさせていただいたら、少なくともこの請願の趣旨であります議会でしっかりと話をしてほしいという点に関しては、賛同いただけたということが一つございます。 その上で、市民の方からどんな意見があったかという質問であったかというふうに思っておりますので、その点についてご紹介をさせていただきます。私自身がお聞きしただけではなくて、市民の会の皆さんがそれぞれに説明をされて、もしくはご自身の思いも含めていろんな所でいろんなお話を聞いていらっしゃいました。その中から代表的なものを少し紹介させていただきたいと思います。 まず、さきの請願の中にもございましたけれども、子供たちだけで新しい図書館に、アルザの商業施設のほうへ行かせることは不安であるというような声だとか、現行図書館が今まだ使えるのに、今の場所がいいというような声。それや、現行図書館を新しくする方法もあるのではないか。複合化というふうに聞いていたのに、南公民館や
勤労青少年ホームのかわりになる施設はどうなってしまうのか。 それだとか、また賛成のほう、アルザのほうへ移転をすること、新図書館として動くことが賛成だとおっしゃる方の中にも、そちらのほうへ行ったほうが駅から近くて便利である、にぎわいづくりになる、こういうふうな意見が確かにあったことはあります。その方々の中でもどうして賛成として請願に署名をしてくださったのかというと、そちらのほうへ行くのに費用が年間賃借料として5,000万円かかると知っていますか、そんなことは聞いていない。6億円かけて改装するというのは知っていますか、そんなことも聞いていない。借りるのに何でそんなようさんかかるのか、改装するのに何でそんだけかかるのか、そんなの聞いていなかったわ、そんなお金はどこにあるの、そんなお金があるんやったら、今の図書館でもっと充実した図書館サービス、
市民サービスをしていただきたいというような声が多く上がっていました。 もう一点ありましたのは、アルザの商業施設のほうへ行くその後の問題についてだったかというふうに思っております。アルザのほうへ行かせることの不安、現在もある。商業施設だし、ゲームセンターが入っていたりすることもあります。あそこは今度なくなるそうですけれども、3階があいているということは、ゲームセンターが3階に来る可能性だってある。子供たちで行かせることが不安である。また、エレベーターの位置が、入り口によっては奥まったところにあってエレベーターに行くのが不安である。そんな意見もあります。 今あそこのところに、市がおっしゃっておられる利便性について、和泉市とそれから高石市の施設についてご紹介がありました。確かに駅前に図書館があります。今回、高石の図書館が入っている商業施設にスロットの店がオープンした。そういうことが、今回質問している中で、泉大津のアルザでは起きないのかという質問に対して、それはわからない、確約できないということでありました。より一層大きな不安の声が上がっているということをお伝えしたいと思います。
○議長(池辺貢三) 高橋議員。
◆8番(高橋登) 市民の率直な声をご紹介いただきました。少なくとも現状では、不安の声あるいは懸念をする声が市民の中にはあるということは事実だろうというふうに思います。多くの市民の皆さんの声に、やはり議会として責任を持って応えていかなくてはならないのじゃないかというふうにも思っておるところであります。 少なくとも、今ご紹介をいただきました不安や市民の懸念の声を払拭する努力を、我々としては説明責任をしっかり果たすという、こういうことを先ほどの趣旨説明の中で紹介議員の田立議員もおっしゃっていただきましたですけれども、特に議会基本条例にうたわれました開かれた議会の理念に、私は沿うものであるのだろうというふうに思います。最低限、議論をしっかりして懸念を払拭するような、100%というまではいかなくても、少なくともそのための努力をしっかりしていくことが大切であるという意見を述べて、質問を終わります。
○議長(池辺貢三) 他に。丸谷議員。
◆12番(丸谷正八郎)
図書館駅前移転整備の再考を求める請願書について、趣旨説明の内容から質問させていただきたいと思います。 先ほど、高橋議員からもいろいろと趣旨説明があったのですけれども、駅前商業施設に子供だけで行かせられないと不安の声が上がっているということなので、現在の図書館に比べて商業施設の治安がどれほど悪いのか。私たちはそこまで悪くないというように思っているんですけれども、先ほども答弁いただきましたけれども、もう少し具体的にお示しください。 2点目といたしまして、図書館の駅前移転に係る費用が、施設新設と比べて軽減とならない費用負担であるというように言われております。請願者が考えております新図書館の建設費用や建設場所等の具体的な代案があればお示しください。 以上2点、よろしくお願いいたします。
○議長(池辺貢三) 答弁願います。田立議員。
◆16番(田立恵子) 商業施設の中がどれほど治安がいいのか悪いのかと、そういう問題ではないと思うんです。市民の皆さんの中にある懸念というのは、図書館というのは無料が原則の施設です。対価を取らないということで。だから、夏休みとか放課後とか、子供たちだけで学習の場として出かけることもございます。そこに、商業施設というのは治安がどんなによかろうともさまざまな誘惑があると、お金を持って行かせるということで、駐輪場でも有料でありますし、そういった点での素朴な市民の皆さんの不安の声だというふうに思っています。今のアルザがそんなに治安がいいとか悪いとかということについて、私は物を言う立場ではございません。 2つ目の財政負担の問題ですけれども、これもさまざまな考え方があって、それは市民の皆さんの中には、例えば今、市民会館の跡地の活用の検討がなされておりますけれども、そこに大ホールも備えた大きな施設をつくって、その中に図書館を入れたらどうかという意見もありますし、また、現地、2つの中学校の前、ここのところが一番市内の中心でもあり、そこに
勤労青少年ホームを老朽化によってこれを廃止していくならば、そのときに、そこに生涯学習施設の機能も備えて、前の中学校が4階建てですから、それに対して4階建てというふうな施設をつくったらどうかというご意見もあります。 また、そこまで行かなくても、今の図書館はまだ十分に耐震診断の基準もクリアしているということでありますから、いましばらくはそれを活用することによって必要な改修を行いながら、将来の計画についてはもっとゆっくり考えたらいいのではないかということもあります。 ですから、図書館をよくする市民の会全体として、こうあるべきだという結論を持っているわけではありません。それぞれのさまざまな考え方について、もっとデメリット、メリットを出し合って慎重な検討をしていく。駅前移転、それだけの選択肢の中で考えるのではなくて、より今の私たちの図書館に対するニーズや、そして将来にも責任を持つあり方をさまざまに検討してほしいということ、それが請願の趣旨でありますので、会として何かこれにかわるものを固まって持っているということではないというふうに、私は会の皆さんから聞いております。
○議長(池辺貢三) 丸谷議員。
◆12番(丸谷正八郎) 答弁いただきました。 まず、1点目、子供だけでは行かせられないというのは、素朴な市民の不安があるということで理解するんですけれども、ただ、あそこには学習塾もありますし、小学生や中学生も通っているんです。特に、小学生高学年、中学生ぐらいになるとダイソー等にやっぱり買い物にも来ています。そういったことで、今まで大きな事件、事故も発生していないと思うんです。防犯カメラもたくさん設置されておりますし、特に警察署が近くなりまして、旭自治会、東雲の自治会もそうですけれども、駅前のパトロールを重点的にお願いした結果、最近、若い人でボードとかやっている人もほとんど見なくなったというのが現状なんです。 そういったところで、ほか、プラスしてどういう安全対策が必要と考えておるのか。また、子供というのは何歳を示しているのか、そこだけもう一度、答弁願いたいと思います。 質問の2点目については、具体的な案というのはまだ現在考えておらないと。ただ、駅前に移転することは反対であるというようにお聞かせいただきました。できればもう少し具体的な提案があれば、それと比較していろんな話もできると思うんですけれども、だから将来的な図書館のあり方について、私どもとはやっぱり見解が少し違っているというところも話させていただきます。 今、言われたようにさまざまな意見もたくさんあります。そしてまた、情報についてもいろいろと流れてくると思います。ただ、正確な情報を確認してしっかりと判断していきたいと、私たちはそのように思っていますので、これについては再質問は控えさせていただきます。 1点目のところだけ、もう少しお聞かせいただきたいと思います。
○議長(池辺貢三) 田立議員。
◆16番(田立恵子) 子供というのは何歳ぐらいの子供さんかということ、これ厳密に聞き取ったわけではありませんけれども、多くの保護者の皆さんからお聞きするのは小学校低学年、
パブリックコメント、
団体ヒアリングの中でも、特に小学校低学年の子供だけでは行かせられない、そういう声が寄せられていたことをご紹介させていただきます。 今、丸谷議員さんのほうからお話がありましたように、その見方、考え方というのはさまざまだというふうに思います。それらをどんな安全対策があるのか、どんな不安があるのか、そのことをもっと慎重に検討してほしいというのが請願の趣旨であります。 2つ目の質問については、これは質問はしないということでございましたけれども、あえて私はその請願の趣旨について非常に誤解があったらいけませんので申し上げておきたいと思います。駅前移転に反対だということを言っている請願ではありません。あくまでもさまざまな選択肢を持って、そして慎重に検討してほしい。いろんな不安についても、それを一つのテーブルに乗せて議論をしてほしいということを求めているということであります。そのことを申し添えさせていただきます。
○議長(池辺貢三) 丸谷議員。
◆12番(丸谷正八郎) 種々質問させていただきました。質問回数2回という形なので、意見として述べさせていただきます。 先ほど言われたように、安全対策については、これで絶対ということは私もないと思います。しかし、駅前の商業施設が、現在治安が悪いとは思えません。学習塾があり、防犯カメラなど防犯対策も整っています。特に警察署や交番所も近くにあり、警察の安全パトロールも実施されています。 また、今後のまちづくりのための環境整備としても、多くの人々が利用しやすい交流の場であり、人が集い、つながりとなるような空間として、図書館が今必要なときであると思います。特に、平成23年度の貸し出し人数が9万6,000人ぐらいであったのが、平成28年に8万人ぐらいになってしまったという形で激変しているんです。特に、12歳から30歳までの方が貸し出しをほとんどしていないような状況が見えてまいります。一番いろいろと勉強もして、これから図書に親しんでほしい方がほとんど借りられていないというのが本当にどういうことを意味するのかとなると、やはり立地条件も踏まえてもう少し改善する必要があると私たちは考えております。何をしても課題はあると思います。でも、この課題は何かしてクリアできることと私は考えております。 私たち市民クラブは、まちづくりの観点からも総合的に判断し、図書館駅前移転については賛同していることを申し上げまして、意見等を述べさせていただきます。
○議長(池辺貢三) 他に。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 他にないようでありますので、質疑を終結いたします。 答弁者の方は自席へお戻りください。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。丸谷議員。
◆12番(丸谷正八郎) 市民クラブを代表いたしまして、反対討論を述べさせていただきます。
市民アンケートの今後の図書館に求める機能については、行きやすい場所にあり、目的がなくても気軽に立ち寄れるが、最も多い結果となっています。また、図書館整備基本構想の基本コンセプトは「全ての市民が新しい価値を創造する図書館~集い・学び・交流・つながる~」であるように、できるだけ多くの市民が利用しやすい場所で出会いが生まれ、つながりとなって、泉大津市民、住民だけでなく、泉大津市の交流のある方々や関係のある方々など多種多様な方々が集い、泉大津市を活気あるまちに盛り上げていくためにも、まちづくりの一役を担い、コミュニティーの役割を持つ図書館としては駅前商業施設に移転するのが最適と思っておりますので、
図書館駅前移転整備の再考を求める請願については反対といたします。
○議長(池辺貢三) 他に。森下議員。
◆15番(森下巖) ただいま上程されております
図書館駅前移転整備の再考を求める請願に対して、賛成の立場で討論をさせていただきます。 本請願は、
泉大津市議会では初めて、市民からの意見陳述が議会運営委員会で行われました。私は残念ながら委員ではありませんので、発言を直接お聞きすることはできませんでしたが、提出団体の図書館をよくする会の皆さんから、この署名になぜ取り組んだのかなど、私もその思いをさまざまに聞かせていただきました。先ほども紹介がございましたが、意見陳述を伴う本
請願署名は当初1,020名分でありましたが、提出後のその後も続々と集まり3,459筆になったとお聞きいたしました。なぜ、これだけの署名が短期間で集まっているのか、その背景やそうした市民の声、思いに議会はどう考え、判断するのか、そのことがまさに問われていると思います。 議会基本条例には、先ほども少しご紹介がありましたが、議会は市民の代表機関であり、市の意思決定機関としての位置づけの重要度が増しています。二元代表制の一翼を担う市長を初めとする執行機関に対して対等に議論をし、議会と行政が緊張感を維持し、市民の立場に立ち、市民の声を集約していくことの必要性を前文冒頭でうたっています。 提出された請願趣旨は、市が駅前商業施設4階への移転ありきで進めてきたことに対して、一度立ちどまって再考し、複数の選択肢を示し、比較検討した上で判断することを求めています。市民の声や意見についてはワークショップや
団体ヒアリング、
パブリックコメントなどで聞いてきたということをこれまでも言われていますが、図書館整備基本構想の策定についても、当初から駅前移転が前提として進められました。また、ワークショップも
団体ヒアリングも
パブリックコメントも、かかる費用、家賃が年5,000万円、20年契約で10億円、改装費が6億円以上など、費用負担が明らかになる前に行われたものです。これだけの費用負担をしても駅前がいいのかどうか。駅前移転の賛否は、市民に対しても、また代表機関である議会に対しても、一切問われることなく進められています。 図書館をよくする市民の会の中には、これまで図書館をよくしたいという、こういう思いでさまざまに協力してきた人たちが多く含まれています。ワークショップや
団体ヒアリングにも協力し、
パブリックコメントで意見を出しても、出された心配や不安の声にまともに応えることなく強行に進めていることに対して、市民は不信を募らせています。だから急速にこれだけの短期間に、これだけの
請願署名が集まったのではないでしょうか。 しかも、市の計画で掲げていた南公民館との複合化など、計画に基づいて進めるという行政のあり方、裁量権を逸脱していると言わざるを得ない状況があります。図書館を含む生涯学習施設の更新、整備の計画を再度明らかにし、現行図書館の今後も含め複数の選択肢を比較検討すること、器だけがきれいに新しくなっても魅力ある図書館にはなりません。図書費の増額などで図書サービスの充実を図る、このことも求めている市民の会からのこれほど真っ当な請願を拒否する理由は、議会基本条例を掲げる本市議会においても考えられません。よって、私どもは本請願に賛成といたします。 以上です。
○議長(池辺貢三) 他に。村岡議員。
◆1番(村岡均) 公明党を代表いたしまして、意見を申し上げます。 現在、図書館を取り巻く環境は変化しつつあります。全国的にも人口減少、
少子高齢化といった課題を抱える時代を迎え、読書や貸し出し中心の機能から、まちづくりの拠点としての役割が期待され、図書館の集客力をいかに周辺に波及させるかという視点が重要になっています。 泉大津市図書館整備基本構想の中で、図書館のあり方についてのアンケート調査では、現図書館の課題は、図書が少ない、行きにくい、座る席がないなどであり、新しい図書館に求める機能は、行きやすい場所にあり目的がなくても気軽に立ち寄れること、話題の本や専門図書、雑誌が充実していること、開館時間が長くゆっくりと滞在できること等であります。読書量日本一を目指すための環境づくりとして、多様な市民の意向を把握、反映させるためにも駅前移転は重要な条件であります。 請願趣旨のさまざまな不安の声や現行図書館の蔵書を全て置くことができないなどのさまざまな課題については、さきの定例会でしっかり取り組んでいくとの答弁がありました。また、図書館の移転整備だけを進めている、駅前移転を拙速に進めるのではなくとありますが、決してそのようには思いません。商業施設への移転の機会を逃すことなく、2021年の7月オープンを目指し、計画に沿って準備を進めているところであります。 今後も、市民の声を聞くためのワークショップ等が開催されると聞いています。多額の税金が使われるからこそ、魅力あるすばらしい図書館になるようにさまざまな課題に取り組み解決し、図書館サービスの充実を図ることが重要であります。 以上のことから、
図書館駅前移転整備の再考を求める請願書については、見直し再考しなければならない理由は見当たらず、反対とさせていただきます。 以上です。
○議長(池辺貢三) 他に。
◆10番(堀口陽一) 立志会を代表しまして、討論を申し上げます。
公共施設適正配置基本計画の中で、将来の推計人口をもとに市民1人当たり、公共施設面積2.4平米、施設機能維持、複合化・多機能化を適正に判断して、この
公共施設適正配置基本計画の中では、平成51年末までには15%以上削減することを当面の目標とするとなっています。 図書館駅前移転はこの中に含まれていませんが、駅前商業施設の賃貸借契約の期間が切れるタイミングで急な判断を求められたことが必定であったと理解いたしますが、
公共施設適正配置基本計画を一部変更して議論を尽くすべきであったと、私は考えております。議論を尽くせば、よい施策がよりよい施策になる可能性もあります。気づかなかったことに気づくこともありますので、今後、この点については気をつけてください。 また、高度情報化社会となった今日、図書館の存在価値に改めて注目が集まっています。従来の図書館は本の貸し出しサービスに偏重してきたが、近年、文化交流拠点、情報発信拠点、アーカイブ、これは未来に記録を伝えるといった意味があります。電子図書館といった新たな役割を重視した取り組みがなされています。 近隣市では、高石市や和泉市が駅前に図書館を移し、既にこういった対応が始まっています。また、駅前商業施設へ移転することによって、まちづくりの拠点になるということも考えられ、駅前の交通の結節点であることから市民の多くが通いやすい場所であり、さらにはその立地面からも、今後、整備予定である市民会館の跡地や高架下との連携もとりやすく、まちづくりの全体構想を考えたとき、これらの動線の確保にあわせて今後のまちづくりの拠点となるだけでなく、情報の拠点、知の拠点とさまざまな可能性を秘めた施設となることが考えられます。 また、実際に実施された
市民アンケートでは、現行図書館の不満理由として、来館しづらい場所にあるが回答の上位となっており、同アンケートによる本市市民が他市の図書館を利用している理由として、買い物や通院のついでに行けるから、また駅から近くて便利だからなど、利便性など立地的なニーズも高いということが推測され、このアンケート結果からも、今後の図書館に求められる機能については、行きやすい場所にあり、目的がなくても気軽に立ち寄れるが最も多く、より多くの市民の方の利用や、さらには市内外からの利用を考えたとき、駅前は好立地であると考えます。しかしながら、こういった多くの賛成派の意見はサイレントマジョリティーとなっており、なかなか表には出てきませんが、現実にこういった意見があるということです。私の周りからも、図書館をぜひ駅前にといった声も多く聞きます。 このことから、今回の駅前移転をきっかけに、図書館を基幹施設として、図書館構想のコンセプトである全ての市民が新しい価値を創造できる図書館として、駅前図書館にはまちづくりの拠点としての推進力を発揮していただきたいことと、
図書館駅前移転整備の情報発信の充実は、こういった請願が提出される前に十二分な対応力を求めて、請願第1号
図書館駅前移転整備の再考を考える請願の件に対し、反対とさせていただきます。
○議長(池辺貢三) 他に。中村議員。
◆4番(中村与志子) 図書館駅前移転に賛成、反対の意見表明は別として、平成29年
公共施設適正配置基本計画と違った計画で、まだまだ議会として解明しなければならない部分が多く残っているとともに、市民への説明をもう少し時間をかけて行う必要があると考えることから、本請願に賛成といたします。
○議長(池辺貢三) 他に。野田議員。
◆7番(野田悦子) 賛成の立場から討論をさせていただきます。
請願署名の紹介議員でもありますが、なぜ私が紹介議員になったのか、今回の請願の趣旨も踏まえ、思いをお伝えしたいと思い立ちました。 請願の趣旨説明の中にもありましたが、今年度の当初予算で唐突に出てきた新図書館の設計費は6,207万1,000円で、予算総括の中で、私は民間商業施設であるアルザタウンビルの施設管理者及び所有者とは契約等、何らの約記も交わされていないと表明されています。予算を計上する時点で、民間所有者の同意、意向を確認する仮契約すら交わされていないことは、所有者の同意あるいは現在入居し営業されているテナント事業者の契約条件等権利関係なども明らかにされないまま工事設計委託料を計上することは、所有者が了解しない場合は、予算が不執行になる可能性もあることが想定できる予算措置であり、予算に対する信頼性を損なうものと言わざるを得ない。 さらに、今議会の中でアルザタウン商業ビルの中に、床の補強工事、四、五億円からまた6億円、借り床占有が年間5,000万円、20年間契約という試算も明らかにされ、合わせて16億円となる。費用対効果と
市民サービスを考え合わせても、市民の同意が得られるのか疑問を持たざるを得ませんというふうに私は総括をさせていただきました。 この総括をさせていただいた後、いろんなことが明らかになってまいりました。設計予算が計上されて議会で通ってしまった。それは議会の判断です。でも、公共施設適正配置計画を一部変更して、新図書館へ移転するという話し合いはされていないというふうに認識をしております。この間、一般市民の皆様から、アルザへ移転するのは本当か、もう決まったのか、今の図書館はなくなるのかと問う声を多く聞くようになりました。また、さまざまな事実が、そのことに応えようとしてもこちらからの質問としなければ出てこず、一度出てきた答弁が後には違うスパイスが加味されて雰囲気や意味合いが変わってしまうなど、理解が深まるよりも問題がより明らかになってきたというふうに感じております。 私は、泉大津の駅前のにぎわいづくりに取り組むことには賛成でございます。市長がおっしゃっておられる読書量日本一のまち、まちぐるみ図書館、私は図書館を利用させてもいただいておりますし、また図書館を利用しているという多くの方と活動をともにさせていただいております。図書館をどうして利用しないのか、泉大津ではなく他市の図書館へ行くのかというふうなことの話もたくさん出てまいります。本市には欲しい本がない、借りたい本がない、この本と思って借りに行っても他市でしかない、それが一番大きな理由だったりします。 また、アルザのほうへ移転することについても、先ほど質問の中で答弁をさせていただきました。この後も討論として用意をさせていただいておりましたが、先ほど来の質問、そしてまた反対の討論の方々のご意見を聞いて、それを読み上げるのではなく、私自身が皆さんに、この議員の皆さんにここを、ここが言いたいのだということをお伝えさせていただきたいと思います。 図書館、駅前にふらっと立ち寄れる場所が欲しい、これは私が市民活動支援センターを泉大津の駅前につくれないかというようなことを口にしたときにも、ココフレアの問題が出たときにも、開かれた場所で親子連れがふらっと買い物の途中で立ち寄れる、表のスペースでお茶を飲みながらベンチに座って話ができる、そんな誰でも入ってこられるようなそんな施設をつくってほしいといった中にあるので、それが図書館ではなくて実現しなかったことは残念に思っています。アルザ施設の中にそういう施設があってもいいでしょう。でも、それが公共施設適正配置計画が決まった、皆さん有識者の方々、市民の皆さん方のご意見を聞いてつくられたそのすぐ後に、アルザに持っていくという話が唐突に勝手に決められたのだとしたら、それは違うんじゃないかというふうに思っています。議会でしっかりと話し合いをされた、それであるならば、私は市民の皆さんに、私とは違う意見で進んだとしても説明ができます。私はそれができないんです。 議会で賛成の意見、反対の意見、当然あります。これはアルザに持っていくことを反対してくれという
請願署名ではございません。アルザに行くのがいいのか、今の場所でどんな形でするのがいいのか、大規模改修して少し複合化のための建屋を横に建てるのがいいのか。それとも、向いにある
勤労青少年ホーム、あちらも潰すのだったら、あちらを潰した時点で駐車場に新しく建てる。建てたら幾らかかるかというふうに、市のほうに確認をしましたら14億、維持管理費20年間で2億8,000万円という数字が出てきました。それで私は厚生文教委員会のほうで計算をした試算を伝えさせていただきました。その言われた金額で30年後に大規模改修をしたとして、60年間使用すれば4,500万円だ。20年間の延べ床の賃料の5,000万円よりも安く済むじゃないか。それで市民の方々が集える、それが町の真ん中につくれるんだったらそれがいいんじゃないかと、そういうふうな方法もあるんじゃないかというふうに考えています。 大規模改修でするのか、アルザに行くのか、そして建てかえるのか、それはどのようにするのが一番いいのか、それを考えてくださいと。いろんな意見がある、もっともんだらこんなふうにいい案が出てくるのじゃないかというふうに反対意見の方からも出てきました。当然そうです。一方的な話じゃなくて、まだ2期目に入ったばかりの私よりも、多くの市民の意見を聞き、そして理事者の方々、そしてまたいろんな他市の条件などをお聞きになっていらっしゃる議員の皆さんにお願いいたします。その意見、聞かせてください。出してください、討論しましょうよ。議会です。議員だからこそ議会で討論をして、これが賛成なのか反対なのか、こうやったほうがいいんじゃないか、アルザへ行くならこういうことは気をつけなきゃいけないよね、それは市に対して言っていこう、そんな場を設けていただきたいという趣旨の請願であるということを申し上げまして、私の賛成討論とさせていただきます。どうぞお願いいたします。
○議長(池辺貢三) 他に。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 他にないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。本件、反対のご意見がありますので、起立により採決いたします。本件、原案採択することに賛成の方はご起立願います。 (起立者少数)
○議長(池辺貢三) 起立少数であります。よって本件、不採択とすることに決定いたしました。
△日程第7 議会議案第4号 高齢者の
安全運転支援と移動手段の確保を求める意見書の件
○議長(池辺貢三) 次に、日程第7、議会議案第4号「高齢者の
安全運転支援と移動手段の確保を求める意見書の件」を議題といたします。 直ちに提出議員の趣旨説明を求めます。村岡議員。 (1番村岡均議員 登壇)
◆1番(村岡均) ただいま議題となりました議会議案第4号高齢者の
安全運転支援と移動手段の確保を求める意見書の件につきまして、提出者を代表して趣旨説明を行います。なお、案文の朗読をもちまして説明にかえさせていただきます。 「議会議案第4号 高齢者の
安全運転支援と移動手段の確保を求める意見書(案) 東京・池袋で87歳の高齢者が運転する車が暴走し、母子2人が亡くなった事故以降も高齢運転者による事故が続いている。 近年、交通事故の発生件数は減少傾向にあるが、75歳以上の高齢運転者の死亡事故の割合は高まっており、単純ミスによる事故も目立つ。 警察庁は、昨年末時点で約563万人いる75歳以上の運転免許保有者が、2022年には100万人増えて663万人に膨らむと推計している。 こうした状況を踏まえ、国は17年施行の改正道路交通法で、75歳以上の免許保持者は違反時や免許更新時に認知機能検査を受けることを義務づけたが、いまや高齢運転者の安全対策及び
安全運転支援の取り組みは待ったなしの課題である。 また、過疎地域を中心に、未だ「生活の足」として車が欠かせない高齢者も多い中、自主的に免許を返納した場合などの地域における移動手段の確保も重要な取り組みである。 政府におかれては、地方自治体や民間事業者とも連携しながら、総合的な事故防止策としての、高齢運転者の
安全運転支援と地域における移動手段の確保を進めるため、下記の事項について早急に取り組むことを強く求める。 記 1 自動ブレーキやペダル踏み間違い時の急加速を防ぐ機能など、ドライバーの安全運転を支援する装置を搭載した「安全運転サポート車」(サポカーS)や後付けの「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」の普及を一層加速させるとともに、高齢者を対象とした購入支援策を検討すること。 2 高齢運転者による交通事故を減らすため、自動ブレーキなどを備えた「安全運転サポート車」に限定した免許の創設を検討すること。 3 免許を自主返納した高齢者が日々の買い物や通院などに困らないよう、地方自治体などが行う、コミュニティバスやデマンド(予約)型乗合タクシーの導入など「地域公共交通ネットワーク」のさらなる充実を図るための支援をすること。また、免許の自主返納時における、タクシーや公共交通機関の割引制度などを支援すること。 以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和元年9月30日
泉大津市議会」 なお、送付先は内閣総理大臣、国土交通大臣、経済産業大臣、総務大臣、国家公安委員長であります。 以上、皆様方のご賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 お諮りいたします。本件につきましては、質疑、討論並びに委員会付託審査を省略いたしまして、ご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって、本件は質疑、討論、委員会付託審査を省略し、採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって、本件は可決することに決定いたしました。
△日程第8 議会議案第5号
災害救助法の見直しを求める意見書の件
○議長(池辺貢三) 次に、日程第8、議会議案第5号「
災害救助法の見直しを求める意見書の件」を議題といたします。 直ちに提出議員の趣旨説明を求めます。
田立恵子議員。 (16番
田立恵子議員 登壇)
◆16番(田立恵子) ただいま議題となりました議会議案第5号
災害救助法の見直しを求める意見書の件につきまして、提出者を代表して趣旨説明を行います。なお、案文の朗読をもちまして説明にかえさせていただきます。 「議会議案第5号
災害救助法の見直しを求める意見書(案)
災害救助法は、国が地方公共団体、日本赤十字社その他の団体及び国民の協力のもとに、応急的に、必要な救助を行い、被災者の保護と社会の秩序の保全を図ることを目的に、昭和22年10月18日に制定された。
災害救助法による救助は、法定受託事務として都道府県知事が行い、市町村長がこれを補助するとして、避難所、応急仮設住宅の設置・住宅の応急修理、食品・飲料水・被服・寝具等・学用品の給与、医療、助産、被災者救出、埋葬、死体の捜索及び処理、住居またはその周辺の土石等の障害物の除去が定められ、内閣総理大臣が定める基準に従って、都道府県知事が定めるところにより現物で行うこととなっている。 しかしながら
災害救助法による救助は、災害により例えば、人口30万人以上で全壊150世帯と、市町村の人口に応じた一定数以上の住家の滅失がある場合に行うとの適用基準があり、平成30年7月豪雨災害では、全国で11府県67市39町4村が適用を受けたが、近隣で相当な被害があったにも関わらず、適用されなかった自治体があった。 土石等の障害物除去についても、民有地での土砂撤去は、住宅等の日常生活に欠くことのできない場所に限られており、全てがその対象になっておらず、個人の資力では、到底除去は困難である。 また、被災者住宅の応急修理、生活必需品や応急仮設住宅の供与等に欠くことのできない家屋被害認定調査や罹災証明書の発行業務に要する経費についても自治体の負担となっており、その改善が求められる。 よって、国におかれては、下記のとおり、
災害救助法に基づく応急救助について被災者の生活再建に結びつくよう見直すことを強く要望する。 記 1
災害救助法の適用要件を、現場の実態に応じ、同じ被害を受けた全ての被災地域が等しく支援を受けられるよう、制度の見直しを行うこと。 2
災害救助法における「障害物の除去」について、土砂災害の場合、対象を「私道」「一部損壊」まで拡充し、費用の限度を引き上げること。 3 家屋被害認定調査や罹災証明書の発行業務に要する経費を災害救助費の対象とし、
災害救助法に基づく国庫負担を引き上げること。 以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和元年9月30日
泉大津市議会」 なお、送付先は衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、財務大臣、内閣府特命担当大臣(防災)であります。 以上、皆様方のご賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 お諮りいたします。本件につきましては、質疑討論並びに委員会付託審査を省略いたしまして、ご異議ございませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって、本件は質疑、討論、委員会付託審査を省略し、採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって、本件は可決することに決定いたしました。 なお、ただいま議決いただきました意見書につきましては、直ちに関係大臣等に対しまして送付いたしますので、よろしくご了承をお願いいたします。
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○議長(池辺貢三) 以上で、本定例会に付議された議案は全て議了いたしました。よって、直ちに閉会いたしたいと存じますが、閉会に当たりまして、市長より挨拶のため発言を求められておりますので、これを許可いたします。南出市長。 (南出賢一市長 登壇)
◎市長(南出賢一) 泉大津議会令和元年第2回定例会の閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 去る9月11日より開会されました本定例会におきましては、ご提案申し上げました諸議案につきまして、いずれも慎重な審議のもと、全てご可決、ご承認を賜りましてまことにありがとうございました。また、本会議を通じましていただきました貴重なご意見、ご要望につきましては真摯に受けとめ、市政の推進に一層努めてまいる所存です。どうか今後とも変わりませぬご支援、ご協力をいただきますよう、心からお願いを申し上げます。 結びになりますが、朝夕はめっきり涼しくなり、秋の気配が深まってまいりましたが、議員皆様方にはくれぐれもお体にご留意をいただきまして、ますますご健勝にてご活躍されますよう心からお祈りを申し上げまして、
泉大津市議会令和元年第2回定例会の閉会に当たりましてのお礼のご挨拶とさせていただきます。まことにありがとうございました。
○議長(池辺貢三) 市長のご挨拶が終わりました。
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○議長(池辺貢三) 以上をもちまして、
泉大津市議会令和元年第2回定例会を閉会いたします。 慎重ご審議いただきまして、ありがとうございました。 午前11時23分閉会
会議録署名議員 泉大津市議会議長 池辺貢三
泉大津市議会議員 村岡 均
泉大津市議会議員 田立恵子...