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03月22日-04号

  • "被災者生活再建支援事業"(/)
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  1. 泉大津市議会 2019-03-22
    03月22日-04号


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    平成31年  3月 定例会(第1回)1.平成31年3月22日午前10時泉大津市議会第1回定例会第4日を泉大津市議会議事堂に招集した。1.出席議員は次のとおりである。   1番  村岡 均         2番  溝口 浩   3番  大塚英一         4番  井阪正信   5番  堀口陽一         6番  池辺貢三   7番  野田悦子         8番  高橋 登   9番  中村与志子       11番  林 哲二  12番  丸谷正八郎       13番  中谷 昭  14番  清水 勝        15番  貫野幸治郎  16番  森下 巖        17番  田立恵子1.地方自治法第121条の規定により本会に出席を求め出席したる者は次のとおりである。  市長       南出賢一     副市長      森田雅明  総合政策部長   吉田利通     総務部長     重里紀明  健康福祉部長   川口貴子     都市政策部長   朝尾勝次  兼社会福祉  事務所長  病院事業管理者  石河 修     市立病院     杉田拓臣                    事務局長  消防長      東 唯明     教育部長     丸山理佳  教育部理事    櫻井大樹     総合政策部理事  藤原一樹  兼教育政策             兼危機管理監  統括監  総合政策部次長  政狩拓哉     選・監・公・農  南出宏実  兼政策推進             委員会事務局長  統括監  健康福祉部次長  藤原弥栄     都市政策部次長  向井秀樹  兼健康こども            兼上下水道  政策統括監             統括監1.本会に出席せる議会事務局職員は次のとおりである。  局長       松下 良     次長       丸山美徳  次長補佐兼    日出山孝一    書記       北野優子  議事調査係長1.本日の議事日程は次のとおりである。  日程第1 議案第17号 平成31年度泉大津市一般会計予算の件  日程第2 議案第18号 平成31年度泉大津市土地取得事業特別会計予算の件  日程第3 議案第19号 平成31年度泉大津市国民健康保険事業特別会計予算の件  日程第4 議案第20号 平成31年度泉大津市介護保険事業特別会計予算の件  日程第5 議案第21号 平成31年度泉大津市後期高齢者医療特別会計予算の件  日程第6 議案第22号 平成31年度泉大津市下水道事業特別会計予算の件  日程第7 議案第23号 平成31年度泉大津市水道事業会計予算の件  日程第8 議案第24号 平成31年度泉大津市病院事業会計予算の件  日程第9 議案第25号 泉大津市国民健康保険料条例の一部改正の件  日程第10 議案第26号 教育委員会委員の任命について同意を求める件  日程第11 議案第27号 教育委員会教育長の任命について同意を求める件  日程第12 議案第28号 特別職の職員の給与に関する条例の一部改正の件  日程第13 議会議案第2号 泉大津市議会基本条例の一部改正の件  日程第14 議会議案第3号 泉大津市議会委員会条例の一部改正の件  日程第15 議会議案第4号 国民健康保険への国庫負担の増額を求める意見書の件1.本日の会議事件は次のとおりである。  議案第17号 平成31年度泉大津市一般会計予算の件  議案第18号 平成31年度泉大津市土地取得事業特別会計予算の件  議案第19号 平成31年度泉大津市国民健康保険事業特別会計予算の件  議案第20号 平成31年度泉大津市介護保険事業特別会計予算の件  議案第21号 平成31年度泉大津市後期高齢者医療特別会計予算の件  議案第22号 平成31年度泉大津市下水道事業特別会計予算の件  議案第23号 平成31年度泉大津市水道事業会計予算の件  議案第24号 平成31年度泉大津市病院事業会計予算の件  議案第25号 泉大津市国民健康保険料条例の一部改正の件  議案第26号 教育委員会委員の任命について同意を求める件  議案第27号 教育委員会教育長の任命について同意を求める件  議案第28号 特別職の職員の給与に関する条例の一部改正の件  議会議案第2号 泉大津市議会基本条例の一部改正の件  議会議案第3号 泉大津市議会委員会条例の一部改正の件  議会議案第4号 国民健康保険への国庫負担の増額を求める意見書の件1.地方自治法第123条第2項の規定による会議録署名議員は次のとおりである。   5番  堀口陽一         7番  野田悦子     ------------------------------               会議の顛末 △開議      平成31年3月22日午前10時開議 ○議長(林哲二) おはようございます。 ただいま全員の出席をいただいておりますので、これより平成31年泉大津市議会第1回定例会第4日目の会議を開きます。     ------------------------------ ○議長(林哲二) 会議規則第80条の規定により、本日の会議録署名議員を指名いたします。 5番堀口陽一議員、7番野田悦子議員、以上のご両名にお願いいたします。     ------------------------------ △日程第1 議案第17号 平成31年度泉大津市一般会計予算の件 △日程第2 議案第18号 平成31年度泉大津市土地取得事業特別会計予算の件 △日程第3 議案第19号 平成31年度泉大津市国民健康保険事業特別会計予算の件 △日程第4 議案第20号 平成31年度泉大津市介護保険事業特別会計予算の件 △日程第5 議案第21号 平成31年度泉大津市後期高齢者医療特別会計予算の件 △日程第6 議案第22号 平成31年度泉大津市下水道事業特別会計予算の件 △日程第7 議案第23号 平成31年度泉大津市水道事業会計予算の件 △日程第8 議案第24号 平成31年度泉大津市病院事業会計予算の件 ○議長(林哲二) それでは、これより日程表に従い議事に入ります。 日程第1、議案第17号「平成31年度泉大津市一般会計予算の件」から日程第8、議案第24号「平成31年度泉大津市病院事業会計予算の件」までの平成31年度当初予算議案8件を前回に引き続き一括議題といたします。 上程8件につきましては、去る7日の本会議において平成31年度予算審査特別委員会に審査を付託し、既に委員会において慎重にご審査を願っておりますので、これより審査の内容につきまして一括委員長報告を願い、その後、1件ごとに採決いたします。 それでは、上程8件について報告願います。平成31年度予算審査特別委員会中谷委員長、お願いします。     (13番中谷昭議員 登壇) ◆13番(中谷昭) それではただいまより、去る3月7日の本会議におきまして、予算審査特別委員会に審査を付託されました平成31年度当初予算議案8件につきまして、慎重に審査を行っておりますので、討論の要旨と結果についてご報告申し上げます。 まず、反対討論といたしましては、一般会計について、必要な財源を市民の切実な願いへの実現、暮らしを支えるという点で最も有効に活用するものにはなっていないとの判断で、反対する。 国民健康保険事業特別会計については、3年連続の保険料の値上げなど、社会保障制度として余りに大きな負担であり、市民の命と暮らしを守る原点に立ち返ることを求め、反対する。 介護保険事業特別会計については、高い保険料を払い続けても、利用者負担の重さから利用できない状況は変わっておらず、国の施策に基礎自治体から強く抗議の声を上げる意味で、反対する。 後期高齢者医療特別会計については、保険料軽減の特例措置が廃止され、大幅な保険料の負担増が行われる。高齢者を年齢で分ける不合理な点、保険料の負担がますます大きなものになる点を指摘し、反対するとのご意見がありました。 次に、賛成討論といたしましては、実質公債費比率、将来負担比率において、着実に改善は進んでいるが、依然として厳しい財政状況である。本市人口は、平成19年から約4,000人減少しているが、それ以上に重要なのは、生産年齢人口約4,500人の減少である。このことから、市税収入の減収も今後想定され、業務改革の推進、外部人材の積極的な活用、民間事業者への働きかけなど、新たな視点で市政運営に取り組むことを要望する。 一般会計について、定住・転入の促進、小・中学校のカリキュラム・マネジメントの推進、保育士の確保、自治会の加入の促進、不要資産の利活用や売却などを要望する。 特別会計について、高齢化進展に伴う医療費の増大や各保険料の負担増が予想されるため、負担の公平性を基本とした保険料設定徴収業務の適正化、効率化を要望する。 下水道事業について、職員研修などにより、企業会計に対するスキルアップに取り組むことを要望する。 病院事業会計について、医師の確保、地域の医療機関との関係強化による患者数増加の取り組み負担経費の平準化の観点から中長期的な施設修繕計画の策定などを要望し、全ての会計に賛成する。 また、本市の財政状況は、実質公債費比率、将来負担比率について着実に改善が進んでいるが、土地開発公社が抱える保有土地などにより、高い数値を示し、依然厳しい財政状況であり、引き続き健全化に努めることを要望する。 自治会活動助成事業災害対策用備蓄物資整備事業、ファミリー・サポート・センター事業生活保護事業における不正受給防止、ごみ拾いアプリ「ピリカ」、ブロック塀等安全対策補助金の周知、災害時のドローン導入の必要性、小学校プール維持事業小・中学校維持管理事業小・中学校就学援助費について意見を述べ、要望した。 本市の財政状況においては、各事業について一層の費用対効果が求められており、将来に希望が持てる元気な泉大津をつくるため、歳入をふやす仕組みづくりに取り組むことを期待し、一般会計特別会計水道事業会計病院事業会計全ての事業予算に賛成とする。 また、広報活動事業泉州観光DMO負担金被災者生活再建支援事業、庁舎施設整備事業災害対策事業における防災行政無線放送自動音声応答サービス周知方法公共施設の交通手段としてのふれあいバスのあり方の検討、予防接種事業防疫事業橋りょう補修事業市営住宅内道路予防保全型管理中学校施設整備事業文化活動振興事業体育館維持管理事業、モフ草履の取り組みなどについて意見を述べ、要望を行った。 市税収入取り組み自主財源比率を上げ、施策の実行力向上に努めることを要望し、一般会計特別会計について賛成する。 水道事業会計については、計画的な配水管の更新と水の安定供給に努めることを要望し、賛成する。 病院事業特別会計については、大変厳しい状況であるが、泉大津市立病院改革プランにおいて注力していくとされる取り組みの結果が数字にあらわれるよう尽力することを期待し、賛成する。 また、平成24年度から連結実質収支の黒字を堅持し、実質公債費比率、将来負担比率についても改善は進んでいるものの、全会計合わせて約622億円の地方債残高を抱えており、依然として厳しい財政状況である。この財政状況を踏まえた上で、第4次泉大津市総合計画に掲げる「まちの将来像」の実現に向けた施策展開を見据えた予算編成について評価する。 旧市民会館跡地の活用などの大きな課題について着実に進めていくには、市民に対し、今以上に考え方の説明を丁寧に進めることを要望し、一般会計に賛成し、特別会計についても賛成とする。 水道事業会計については、安全で良質な水道水の安定供給に努め、老朽管対策や管の耐震化など、計画的な配水管整備を要望し、賛成する。 病院事業会計については、当初予算の繰入額で収支の均衡を図れるよう、民間病院を含む地域医療機関としての連携の検討など、病院全体で運営努力に励むことを要望し、賛成する。 また、一般会計では、継続した雇用の安定と職員の不足による保育園の待機児童の問題の解消、図書館移転市民的議論の不足と民間商業施設の管理者及び所有者の同意などの確認がない中での移転を前提とした予算措置についての懸念、泉大津市教育みらい構想の策定と教育振興基本計画との整合性、近年の大きな児童数増加による仲よし学級の指導員の負担増について意見を述べ、要望した。 注視すべき点や問題点もあるが、一般会計予算及び特別会計予算に賛成する。 水道事業会計については、老朽管の積極的な更新と安易な料金値上げにつながらない健全な水道経営を要望し、賛成する。 病院会計については、収支改善に向けて、市立病院の一つの顔である周産期医療センターなど、妊娠・出産・子供に優しい病院を前面に出した具体案を模索するとともに、新改革プランの次のプランの検討を進めることを要望し、賛成する。 また、市庁舎内のWi-Fi環境の整備、自主防災組織助成金活用についての指導、相談体制の確保、マイナンバーカードの利便性や申請方法の周知促進による普及率向上シルバー人材センターの安定した業務確保のための事業展開改善に向けた協議、公立認定こども園における保育士不足による待機児童増加時の民営化検討の必要性、一般家庭指定ごみ袋売上金減少の中での環境基金の効率的な活用、キャッシュレス決済における地域経済活性化に向けた泉大津市商工会議所との協力、台風被害による損壊家屋を放置している所有者に対する徹底した注意や指導、プール事業における閉鎖時期の効率的な活用方法の調査・研究、魅力ある図書館づくりとして読書通帳の取り組みについて意見を述べ、要望した。 新しい事業を未来に希望が持てるまちづくりにつなげるために、市長と職員が一丸で取り組み、課題解決することを期待し、全ての会計に賛成する。 また、水道事業会計については、災害時などの非常時も含めて、安定した水の供給をお願いし、賛成する。 病院事業会計については、命と健康を守るとりでとして、保健福祉行政とのさらなる連携を深め、市立病院としての役割を一層発揮することを期待し、賛成するとのご意見がありました。 そこで、委員会といたしましては、討論を終結し採決を行ったところ、一般会計国民健康保険事業特別会計介護保険事業特別会計後期高齢者医療特別会計の各予算については賛成多数で、その他の特別会計及び事業会計予算については全会一致をもちまして、原案どおりそれぞれ可決するものと決した次第であります。 以上で本委員会の審査の概要につきまして報告を終わりますので、本会議におかれましても、よろしくご賛同いただきますようにお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(林哲二) 上程8件についての委員長報告は終わりました。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林哲二) ないようでありますので、質疑を終結し、討論に入ります。討論はありませんか。森下議員。 ◆16番(森下巖) 日本共産党市会議員団を代表し、2019年度の予算について総括的な意見を申し上げます。 一般会計予算についてです。 この新年度予算は、消費税増税を前提にした予算となっています。歳出での2%増の影響により、概算で約8,000万円もの負担増になることを確認しました。これだけの予算があれば、どれだけ多くの市民サービスに活用できるでしょうか。国から押しつけられているプレミアム商品券事業については1億4,000万円もかけ、さらに職員の労力など負担ものしかかってきます。しかも、それらは低所得者、子育て世代対策と言われていますが、いっときだけのものであり、増税の負担が低所得者になるほど重くなるという逆進性のある消費税増税は、生活の困難を拡大し、大きな批判があるもとで実施・強行されようとしています。市内業者に限るとした商品券の経済波及効果も、過去の経験から期待ができないものです。 市長は、施政方針で「持続可能な質の高い行政サービスを実現する」とうたっています。市長が求める質とは何でしょう。市民の願いに沿ったものでしょうか。業務改革推進は、業務の効率化だけでなく、定型化した業務、窓口業務民間委託など、アウトソーシングが一層進められるのではないかと懸念をしています。これ以上の職員削減につながれば、台風21号で経験した災害対応、市民の命と暮らしを守るという自治体第一の役割を果たすのに大きな支障を来します。 コンビニで各種証明書の発行に必要なマイナンバーカードの普及率は、まだ12.8%しかなく、便利になると言われる一方で、年間2,000件以上の利用がある日曜開庁を同時に廃止することは、明らかな市民サービスの低下で、市民に冷たいやり方だと言わざるを得ません。 また、どんな働き方をしているのか依然不透明な特別職2名の600万円の報酬は、市民の理解は得られません。 保育所、待機児童の問題を取り上げてきましたが、保育士不足から起こっている問題点を明らかにしました。専門家としての保育士が働き続けられる労働条件、職場環境の整備などをおろそかにしてきた責任は逃れられません。保育士確保とあわせて、正職比率を上げ、非正規の保育士を含めた処遇の改善を行うこと。コスト論で解決できるものではなく、公的な役割と責任を発揮しなければ、待機児童の問題は解消できないと一貫して求めてきました。本市の子育て世代への決定的な影響を与え、人口減少に一層の拍車をかけることにつながる重要なことです。 困難を抱える人への支援での市民生活応援窓口でのコンシェルジュ機能子供貧困対策生活道路の整備や、これから始まる中学校給食学校施設の安心・安全まで、当然されなければならないそうした点が今どうなのか、どうするのかを各所で問題提起をしました。中でも、とりわけ市民のコミュニティーの場としての公共施設のあり方については、新図書館整備構想市民参加計画づくりを求めてきましたが、反対や不安の声がある中で、駅前商業施設の借上料年間5,000万円、改装工事費最大6億円、新年度には工事設計委託料約6,200万円もの多額の市民の税金が投入されようとしています。20年間で約16億円、建てかえるより費用負担が安くなるというこれまでの説明は、当初の10億円の建てかえが14億円に引き上げられ、管理費2億8,000万円を合わせ、16億8,000万円、20年では若干安くなるという説明がありました。公共施設は自前で持つ時代ではないという答弁までありましたが、20年での比較しか示されていません。その後どうなるのか、その先の40年、50年を見越して比較検討すべきではないでしょうか。これほどの負担をかけても、市民は駅前に移転を本当に望んでいるでしょうか。市民会館跡地活用事業にかかわっても、何がどうなるのか、一部公園という以外、市民にはわからない状況です。何より、公共施設整備計画と全く違う方向で進められ、取り残されている南公民館や、廃止とされている勤労青少年ホームのその後をどうするのかについても、全く示されていません。泉大津市参画及び協働の推進に関する条例には「市民等から広く意見を求め、施策に反映させるように努める」とありますが、そうなっているとはとても思えません。 このまちに暮らす人々の可能性を引き出したい。選択肢を可能な限り用意したい。これは市長が施政方針でぶれることなくすると言われたことでありますが、どこがそうなっているのでしょうか。新図書館での駅前ありきの進め方、市民がかかわるどの計画も、多くの市民参加の中でつくり上げなければ、どれだけよいものだと言われても、決まりきった1ミリも動かない計画を出されても、かえって市民の反発を招き、市民に喜ばれ長く愛されるものにはなりません。このことには強い懸念を申し上げます。計画策定ありきで市民の参加、協働に反するという点。必要な税源を市民の切実な願いの実現、暮らしを支えるという点で有効に活用にするものとはなっていない。こういう判断で、一般会計予算に反対とします。 国民健康保険特別会計介護保険特別会計後期高齢者医療特別会計は、委員長報告のとおり反対といたします。 その他の特別会計、そして水道事業会計は賛成とします。 病院事業会計については、今年度、地域包括ケア病棟の設置により平均在院日数がふえ、患者にとっても、また病院にとっても医業収益の面でも貢献ができ、市立病院が地域と市民の安心、願いに応えるとともに、命と健康を守るとりでとしての役割を、保健福祉行政とのさらなる連携、役割を一層発揮していただくことを期待いたしまして、賛成といたします。 以上です。 ○議長(林哲二) 他にございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林哲二) ないようでありますので、以上で討論を終結し、ただいまより1件ごとに採決いたします。 まず、議案第17号「平成31年度泉大津市一般会計予算の件」について採決いたします。本件、反対のご意見がありますので、起立により採決いたします。 本件、原案可決することに賛成の方はご起立願います。     (起立者多数) ○議長(林哲二) 起立多数であります。よって本件、可決することに決定いたしました。 次に、議案第18号「平成31年度泉大津市土地取得事業特別会計予算の件」について採決いたします。本件に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告どおり決することにご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(林哲二) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 次に、議案第19号「平成31年度泉大津市国民健康保険事業特別会計予算の件」について採決いたします。本件、反対のご意見がありますので、起立により採決いたします。 本件、原案可決することに賛成の方はご起立願います。     (起立者多数) ○議長(林哲二) 起立多数であります。よって本件、可決することに決定いたしました。 次に、議案第20号「平成31年度泉大津市介護保険事業特別会計予算の件」について採決いたします。本件、反対の意見がありますので、起立により採決いたします。 本件、原案可決することに賛成の方はご起立願います。     (起立者多数) ○議長(林哲二) 起立多数であります。よって本件、可決することに決定いたしました。 次に、議案第21号「平成31年度泉大津市後期高齢者医療特別会計予算の件」について採決いたします。本件、反対のご意見がありますので、起立により採決いたします。 本件、原案可決することに賛成の方はご起立願います。     (起立者多数) ○議長(林哲二) 起立多数であります。よって本件、可決することに決定いたしました。 次に、議案第22号「平成31年度泉大津市下水道事業特別会計予算の件」について採決いたします。本件に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告どおり決することにご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林哲二) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 次に、議案第23号「平成31年度泉大津市水道事業会計予算の件」について採決いたします。本件に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告どおり決することにご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林哲二) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 次に、議案第24号「平成31年度泉大津市病院事業会計予算の件」について採決いたします。本件に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告どおり決することにご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林哲二) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第9 議案第25号 泉大津市国民健康保険料条例の一部改正の件 ○議長(林哲二) 次に、日程第9、議案第25号「泉大津市国民健康保険料条例の一部改正の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。川口健康福祉部長。 ◎健康福祉部長社会福祉事務所長(川口貴子) ただいま議題となりました議案第25号泉大津市国民健康保険料条例の一部改正の件につきましてご説明を申し上げます。 会議事項(その2)の1ページでございます。 提案の理由といたしまして、国民健康保険事業費納付金において、算定可能な対象公費が追加されたことに伴い、所要の規定の整備を行うものでございます。 改正の内容につきましては、4ページの条例(案)要綱によりご説明申し上げます。 1、改正内容につきましては、国民健康保険事業費納付金の対象公費について、国民健康保険の調整交付金等の交付額の算定に関する省令第6条第1号ヲ(大阪府知事が定めたものに限る。)が、算定可能な特別調整交付金に追加されたことに伴い、規定の整備を行うものでございます。第2条第2号関係でございます。 2、施行期日につきましては、この条例(案)は、平成31年4月1日から施行するものでございます。 なお、5ページから6ページにかけて新旧対照表を掲載しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 以上、まことに簡単ではございますが、説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(林哲二) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林哲二) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林哲二) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林哲二) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林哲二) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第10 議案第26号 教育委員会委員の任命について同意を求める件 ○議長(林哲二) 次に、日程第10、議案第26号「教育委員会委員の任命について同意を求める件」を議題といたします。 職員に議案の朗読をいたさせます。松下議会事務局長。 ◎議会事務局長(松下良) それでは、議案の朗読をいたします。 会議事項の7ページをごらん願います。 「議案第26号          教育委員会委員の任命について同意を求める件 次の者を泉大津市教育委員会委員に任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律(昭和31年法律第162号)第4条第2項の規定により、市議会の同意を求める。  平成31年3月22日提出                             泉大津市長 南出賢一                 記住所氏名生年月日泉大津市春日町5番10号澤田久子昭和29年1月7日(65歳) 理由 本市教育委員会委員藤原洋子氏は、平成31年3月31日をもって任期満了となるので、その後任を任命する必要がある。」 以上です。 ○議長(林哲二) 朗読が終わりました。 直ちに理事者の説明を求めます。南出市長。     (南出賢一市長 登壇) ◎市長(南出賢一) ただいま議題となりました議案第26号教育委員会委員の任命について同意を求める件につきまして、提案理由をご説明申し上げます。 本市教育委員会委員を務めていただいております藤原洋子氏は、平成31年3月31日をもって任期満了となりますので、その後任として澤田久子氏を任命いたしたく、市議会のご同意をお願い申し上げるものでございます。 澤田久子氏は、昭和49年3月、大阪キリスト教短期大学児童教育学科を卒業、同年4月に高石市立取石小学校教諭として教壇に立たれ、その後、高石市立高陽小学校教諭として奉職されて以来、この間、高石市教育委員会指導主事、和泉市立和気小学校校長、高石市立取石小学校校長などを歴任され、平成26年3月の定年退職を迎えられた後も再任用校長を務めるなど、44年間の長きにわたり小学校教育の発展に多大なご尽力をされてまいりました。その高潔な人格と教育への熱意は、本市教育委員会委員としてまことに適任であると確信しております。 なお、澤田久子氏は昭和29年1月7日生まれの65歳であり、住所は泉大津市春日町5番10号でございます。 よろしくご審議の上、ご賛同いただきますようお願い申し上げまして、説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(林哲二) 説明が終わりました。 お諮りいたします。本件につきましては、質疑、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ございませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林哲二) 異議なしと認めます。よって本件、質疑、委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林哲二) ないようでありますので、討論を終結いたします。 本件、同意いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林哲二) 異議なしと認めます。よって本件、同意することに決定いたしました。 △日程第11 議案第27号 教育委員会教育長の任命について同意を求める件 ○議長(林哲二) 次に、日程第11、議案第27号「教育委員会教育長の任命について同意を求める件」を議題といたします。 職員に議案の朗読をいたさせます。松下議会事務局長。 ◎議会事務局長(松下良) それでは、議案の朗読をいたします。 会議事項の9ページをごらん願います。 「議案第27号          教育委員会教育長の任命について同意を求める件 次の者を泉大津市教育委員会教育長に任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律(昭和31年法律第162号)第4条第1項の規定により、市議会の同意を求める。  平成31年3月22日提出                             泉大津市長 南出賢一                 記住所氏名生年月日泉大津市松之浜町二丁目9番26号竹内 悟昭和34年9月25日(59歳) 理由 本市教育委員会教育長冨田明徳氏は、平成30年12月12日をもって任期満了となったので、その後任を任命する必要がある。」 以上です。 ○議長(林哲二) 朗読が終わりました。 直ちに理事者の説明を求めます。南出市長。     (南出賢一市長 登壇) ◎市長(南出賢一) ただいま議題となりました議案第27号教育委員会教育長の任命について同意を求める件につきまして、提案理由をご説明申し上げます。 本市教育委員会教育長を務めていただいておりました冨田明徳氏は、平成30年12月12日をもって任期満了となりましたので、その後任として4月1日より竹内悟氏を任命いたしたく、市議会のご同意をお願い申し上げるものでございます。 竹内悟氏は、昭和57年3月に大阪体育大学体育学部を卒業、同年4月に泉大津市立誠風中学校体育科教諭として教壇に立たれ、その後、泉大津市立小津中学校教諭、シンガポール日本人学校、高石市立取石小学校教頭、ジュネーブ補習授業校校長、楠小学校校長、泉南市立信達中学校校長などを歴任され、現在までの37年間の長きにわたり学校教育の発展に尽力されてこられました。この間、大阪府中学校体育連盟剣道競技部長を初め、全国都道府県対抗少年剣道優勝大会大阪府代表チームの監督、フランスマルセイユ剣道連盟主催剣道指導講師を務めるなど、剣道を通じた青少年の健全育成に国内外問わず貢献されておりました。その高潔な人格と教育への熱意は、本市教育長としてまことに適任であると確信しております。 なお、竹内悟氏は昭和34年9月25日生まれの59歳であり、住所は泉大津市松之浜町二丁目9番26号でございます。 よろしくご審議の上、ご賛同いただきますようお願いを申し上げまして、説明を終わらせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(林哲二) 説明が終わりました。 お諮りいたします。本件につきましては、質疑、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林哲二) 異議なしと認めます。よって本件は質疑、委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。田立議員。 ◆17番(田立恵子) 教育委員会教育長の任命について同意を求める件の上程に際しまして、日本共産党市会議員団を代表して意見を申し上げます。 昨年12月12日、前教育長が任期満了で退任されてから3カ月余り、教育長不在の状態が今日まで続いています。2014年6月、教育長任命にかかわる事項を含む法改正が行われ、その1年後、文部科学省は新しい制度への移行の状況を調査し、その結果に基づく通知を2016年12月2日に発しています。その冒頭、教育長不在で首長が職務執行者を指名している市町村は、全体の中で5自治体、0.3%という結果を公表し、教育長は法律上必置の職であり、期間をあけずに適切な人材を速やかに任命することが必要であるというふうにあえて強調いたしました。 法律は、教育長の代理は教育委員会の事務局職員の中からではなく委員の中から選任することを求めています。これに基づいて、この間教育委員の中から職務代理者が選任をされてまいりました。本会議に出席の教育部長及び統括監は、教育委員会事務局職員であり、教育長の職務を代理する者ではないことを議案審議の中でも指摘をしてまいりました。教育行政の最高責任者である教育長不在のもとで、新年度の予算審査など重要事項の審議を行う本定例会が開催されてきたこと、この点についての任命権者である市長の責任をここで改めて指摘をさせていただきます。 教育長候補者の竹内氏について、この間、市民、教育関係者等から数多くの意見をお聞きしてまいりました。その多くは、竹内氏の教育長就任に不安、懸念、危惧の念を表明するものでありました。議会が任命に同意をする人事案件で、このような経験はかつて一度もありません。その中には、本市の教育行政の中枢におられた方々からのこれまで長年にわたって積み上げてきた本市の教育の将来が心配だという声もあります。この声に応える議会としてのチェック機能が今問われています。 文部科学省は、2014年の法改正後の7月17日付の通知で「教育長の任命の議会同意に際しては、新「教育長」の担う重要な職責に鑑み、新「教育長」の資質・能力を十分にチェックするため、例えば、候補者が所信表明を行った上で質疑を行うなど、丁寧な手続を経ることが考えられる」としています。今回の事案で、この丁寧な手続が特に求められたと思います。そのため、きょうここの場に候補者である竹内氏の出席がかなわないとの説明を受けた一昨日、20日の議会運営委員会で、本日の会議開始時間をおくらせてでも竹内氏の出席を求めるべきではないかという提案をさせていただきました。残念ながら他の多くの委員の賛同は得られませんでしたけれども、その中にあっても丸谷議運委員長の取りまとめで、改めて理事者にその調整の努力をお願いしていただきました。しかし、実現をしていません。 この場にもし新教育長の候補者、竹内氏がおられたら、私はぜひお聞きしたいことがございます。2月の初め、市民の方から議員全員に寄せられた匿名の投書に、竹内氏に関して若いときから暴力教師として有名とありました。これは単なるうわさではなく、多くの保護者、元生徒の証言をお聞きしています。竹内氏が小津中学校に在職中、私は私自身の子供が中学校に在籍する保護者の一人でありました。竹内氏の生活指導の名による一方的で理不尽な暴力で、心身に傷を負っただけでなく、そのことを契機に学校、教師、大人社会への不信を募らせ、それを乗り越えるのに長い年月を要し、20年以上たった今でもその名前だけは忘れることができないと言っている元中学生がいることを私は知っています。人を育てる教育の営みに、どんな状況でも、どんな理由があっても暴力は相入れません。竹内氏がみずからの若き日の教育実践をどう振り返り、総括し、本市の今後の教育行政に生かしていこうと考えておられるのか。それをご自身の言葉で語っていただきたかったと思います。それができないもとで、教育長の任命に同意することはできません。したがいまして、教育長不在の不正常な状況は一日も早く解消する必要があることは十分に理解するものの、この場で竹内悟氏の教育長任命に同意をすることの賛否の判断をすることができません。 したがいまして、私ども日本共産党市会議員団は、本件の採決を棄権し、採決に先立って退席をさせていただくことを表明いたします。 ○議長(林哲二) 他に討論はありませんか。高橋議員。 ◆8番(高橋登) ただいま提案をされました議案第27号教育委員会教育長の任命について同意を求める件について、市民トライネットを代表して討論、意見を述べさせていただきます。 南出市長から推挙され、議会の同意を求められています竹内悟氏は、本市の出身で、本市の小・中学校を卒業し、本市の小・中学校で教鞭をとられた先生であり、私どもの子供たちにとっても恩師でもあります。また、市民の皆さん、保護者の間でもよく知られた教師でありまして、体育クラブの顧問としても熱血あふれる指導は保護者の中でも定評があるばかりか、実績も残されてきた教師と聞き及んでおります。しかしまた、熱血が過ぎての体罰、暴言の訴えも、卒業生、保護者からの声も多く聞かれることも事実であります。 南出市長は、今回竹内氏を本市教育長に推挙するに当たり、以前の竹内氏の言動、暴力的指導については卒業生、保護者から厳しい評価があることを認めた上で、以前の竹内氏と大きく変わっており、教育者としてすばらしい教育理念を持ち、教育長としてふさわしい人物であるというふうに評価をされております。私どもは、教育長の任命に当たり、竹内市の本市での教鞭をとられていた実績と評価を同意の基準にせざるを得ません。このことを基準にするなら、当然不同意の結論を導かざるを得ませんが、市長の推挙理由である人格的にも大きく変わったと言われる人格像を私どもはどのように確認をすればよいのでしょうか。 竹内氏とかかわりのあった歴代教育長のほとんどは、竹内氏の教育長就任に強い懸念を表明されています。過去に本市教育長を歴任された方は、みずからの正当性と自己の主張を通すためには相手側の立場も考慮せずに暴言を吐く人と評し、高潔性が求められる教育長としてはふさわしくないと断言されています。私どもは、教育長選任の同意に当たり、竹内氏の言動のみを評価の対象にすべきでないことは十分に理解をするものでありますが、竹内氏の在職中の体罰、言動で現在もなお苦しんでいる卒業生、子供たちがいるとすれば、この生徒たちに寄り添い、向き合う姿勢と誠意を示すべきであるというふうに考えます。また、竹内氏本人には、現状での教育理念と弁明について改めて語っていただく機会を設けていただくことを要望いたします。 今回の教育委員会教育長の任命について同意を求める件については、平成27年4月に施行されました地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律にのっとって提案をされたものと理解をしておりますが、この改正では、教育長は、当該地方公共団体の長の被選挙権を有する者で、人格が高潔で教育行政に関し識見を有するもののうちから、地方公共団体の長が議会の同意を得て任命することとされ、教育長の任命の議会同意に際しては、新「教育長」の資質・能力を十全にチェックするため、例えば、候補者が所信表明を行った上で質疑を行うなど、丁寧な手続を経ることが考えられる。さらには、教育長の権限が大きくなることを踏まえ、委員よりも任期を1年短くすることで、委員によるチェック機能と議会同意によるチェック機能を強化できることとされています。このことからも、今回提案された教育委員会教育長の任命について同意を求める件については、私ども議会のチェック機能が従来教育長人事以上に求められている議案でもあります。先ほど申し上げました竹内氏の教育長としての資質、能力と適格性については、より慎重に議論と対応が必要であるというふうに考えております。 したがって、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の中でも、議会のチェック機能を高めることを目的にして盛り込まれた、いわゆる教育長候補者が所信表明を行った上で質疑を行うなど、丁寧な手続もとられていない中で、本議案に同意をすることはできないことを表明させていただきまして、退席の態度をとらせていただきたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(林哲二) 他にありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林哲二) ないようでありますので、討論を終結し、採決いたします。退席される方はどうぞ。     (7番野田悦子議員、8番高橋登議員、16番森下巖議員、17番田立恵子議員 退場) ○議長(林哲二) 採決いたします。本件、同意いたしまして、ご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林哲二) 異議なしと認めます。よって本件、同意することに決定いたしました。     (7番野田悦子議員、8番高橋登議員、16番森下巖議員、17番田立恵子議員 入場) △日程第12 議案第28号 特別職の職員の給与に関する条例の一部改正の件 ○議長(林哲二) 次に、日程第12、議案第28号「特別職の職員の給与に関する条例の一部改正の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。吉田総合政策部長。 ◎総合政策部長(吉田利通) ただいま議題となりました議案第28号特別職の職員の給与に関する条例の一部改正の件につきまして説明申し上げます。 会議事項の11ページでございます。 本件提案の理由といたしましては、教育長の任期中の給料を1割減額するとともに、退職手当を2割減額するため、所要の改正を行うものでございます。 改正の内容につきましては、恐れ入ります、14ページの条例(案)要綱により説明申し上げます。 本条例(案)は、平成31年4月1日において教育長である者の任期中の給料と退職手当を減額するもので、1、給料の特例につきましては、(1)特例措置といたしまして、教育長の本来の給料月額70万円を63万円に1割減額するものでございます。ただし、この減額は退職手当を計算する場合の給料には適用しないものでございます。 (2)特例期間といたしまして、給料を減額する特例期間を平成31年4月1日から平成33年1月12日までとするものでございます。 2、退職手当の特例につきましては、教育長の任期に係る退職手当を計算する場合に乗じる割合を、本来の割合である100分の15から100分の12に2割減ずるものでございます。 3、施行期日につきましては、この条例(案)は、平成31年4月1日から施行するものでございます。 なお、次ページに新旧対照表を添付しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 以上、まことに簡単ではございますが、説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(林哲二) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林哲二) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林哲二) 異議なしと認めます。よって本件は、委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林哲二) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林哲二) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第13 議会議案第2号 泉大津市議会基本条例の一部改正の件 △日程第14 議会議案第3号 泉大津市議会委員会条例の一部改正の件 ○議長(林哲二) 次に、日程第13、議会議案第2号「泉大津市議会基本条例の一部改正の件」及び日程第14、議会議案第3号「泉大津市議会委員会条例の一部改正の件」の2件を一括議題といたします。 直ちに提出議員の趣旨説明を求めます。丸谷議員。     (12番丸谷正八郎議員 登壇) ◆12番(丸谷正八郎) ただいま議題となりました議会議案第2号泉大津市議会基本条例の一部改正の件及び議会議案第3号泉大津市議会委員会条例の一部改正の件の上程2件につきまして、提出者を代表いたしまして提案理由及び改正内容について説明申し上げます。 議会議案第2号泉大津市議会基本条例の一部改正の提案理由といたしましては、議員間討議、陳情にかかわる意見陳述及び議員研修について新たに加えるに当たり、所要の規定の改正を行うものでございます。 改正内容の詳細につきましては、新旧対照表によりご説明申し上げます。 まず、第9条関係でございますが、同条2項「議員間討議の詳細については、別に定めるものとする。」を新たに加えるものであります。 次に、第15条関係でございますが、「議会は、請願及び陳情を市民による幅広い提案又は意見と位置づけ、適切に処理するものとする。」同条2項「議会は、審議等に必要がある場合は、当該請願及び陳情を行った者の意見を聴く(以下「意見陳述」という。)機会を設けることができるものとする。」同条3項「意見陳述の詳細については、別に定めるものとする。」を新たに加えるものであります。 次に、第27条関係でございますが、「議会は、議員の政策形成及び政策立案の能力向上と、議員の資質向上を図るため、議員研修の充実に努めるものとする。」同条2項「議会は、この条例の制定趣旨についての理解を深め、一般選挙後の議員の任期開始後速やかに、この条例に関する確認を議員全員で行うものとする。」を新たに加えるほか、所要の改正を行うものでございます。 次に、条例(案)に戻っていただきまして、附則にかかわる事項でございますが、この条例(案)は、平成31年4月1日から施行するものであります。 続きまして、議会議案第3号泉大津市議会委員会条例の一部改正の件の提案理由といたしましては、去る平成30年3月23日開催の市議会定例会におきまして、議員定数を1名減員し16名とする泉大津市議会議員定数条例の改正を行っております。今回の改正につきましては、この議員定数の改正に伴いまして、所要の規定の整理などを図るものでございます。 改正内容といたしましては、常任委員会の委員定数について所要の改正を行うものであります。 改正内容の詳細につきましては、新旧対照表によりご説明申し上げます。 第2条第1号関係でございますが、総務都市委員会の委員定数「9人」を「8人」に改めるものであります。 次に、条例(案)に戻っていただきまして、附則に関する事項でございますが、本条例(案)につきましては、新しい議会形成の任期が始まります平成31年5月1日より施行するものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、提案理由と改正内容についての説明を終わらせていただきます、どうぞよろしくご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(林哲二) 説明が終わりました。 お諮りいたします。上程2件につきましては、質疑、討論並びに委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林哲二) 異議なしと認めます。よって上程2件については、質疑、討論並びに委員会付託審査を省略し、これより1件ずつ採決いたします。 まず、議会議案第2号「泉大津市議会基本条例の一部改正の件」についてお諮りいたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林哲二) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 次に、議会議案第3号「泉大津市議会委員会条例の一部改正の件」についてお諮りいたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林哲二) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第15 議会議案第4号 国民健康保険への国庫負担の増額を求める意見書の件 ○議長(林哲二) 次に、日程第15、議会議案第4号「国民健康保険への国庫負担の増額を求める意見書の件」を議題といたします。 直ちに提出議員の趣旨説明を求めます。17番、田立恵子議員、お願いいたします。     (17番田立恵子議員 登壇) ◆17番(田立恵子) ただいま議題となりました議会議案第4号国民健康保険への国庫負担の増額を求める意見書につきまして、提出者を代表して趣旨説明を行います。 なお、案文の朗読をもちまして説明にかえさせていただきます。 「議会議案第4号          国民健康保険への国庫負担の増額を求める意見書(案) 国民健康保険制度は、国民の4人に1人が加入し、国民皆保険の医療制度の重要な柱となっている。 市町村国保の加入者構成は、かつては7割が農林水産業と自営業従事者であったが、今では、43%が年金生活者などの「無職」、34%が「非正規雇用」などで、合わせて8割近くになっている。国保加入者の貧困化・高齢化等が進む中で、国保料(税)の負担は協会けんぽや組合健保に比べて、加入者にますます重い負担を強いる制度となっている。 国民健康保険の構造的な問題を解決し、加入者に過酷な負担となっている国民健康保険料を引き下げるためには、十分な公費を投入することが必要不可欠である。 全国知事会・同市長会・同町村会においては、市町村国保への定率国庫負担の増額を政府に要望し続けており、2014年には、公費を1兆円投入し、協会けんぽ並みの負担率にすることを政府・与党に求めている。 国保料が高くなる要因の一つに、世帯の人数を算定基礎とする「均等割」がある。世帯の人数が保険料に影響するのは国保だけで、各世帯に定額でかかる「平等割」と同様、他の保険にはないものである。 医療分、後期高齢者医療支援分に係る「均等割」と「平等割」を合わせると、全国で徴収されている保険料(税)額は、およそ1兆円とされている。1兆円の公費投入で「協会けんぽ」並みの保険税とすることが可能である。 以上の趣旨から、国においては、国民健康保険料引き下げのため、国庫負担を増額することを求める。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成31年3月22日                           泉大津市議会」 なお、送付先は内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣であります。 以上、皆様方のご賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(林哲二) 説明が終わりました。 お諮りいたします。本件につきましては、質疑、討論並びに委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林哲二) 異議なしと認めます。よって本件は、質疑、討論、委員会付託審査を省略し、採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(林哲二) 異議なしと認めます。よって本件は、可決することに決定いたしました。 なお、ただいま議決いただきました意見書につきましては、直ちに関係大臣に対しまして送付いたしますので、よろしくご了承お願いいたします。     ------------------------------ ○議長(林哲二) 以上で、本定例会に付議された議案は全て議了いたしました。 それでは、ここで、今期をもって勇退されます清水勝議員から発言の申し出がありますので、これを許可いたします。清水議員、どうぞ。     (14番清水勝議員 登壇) ◆14番(清水勝) 今回、議員を勇退するに当たりまして、非常に貴重な時間の中で議長さんのお許しをいただきましたので、一言ご挨拶を申し上げたいと思います。 私は、多くの市民のご支援をいただきまして、7期28年、この議会に送っていただいたところでございます。そうした中で、過去に亀岡市長、さらには茶谷市長、そして神谷市長、さらには伊藤市長、現在の南出市長というように、5人の市長の政策等々を聞いて議論をしてきたところでございます。 そうした中で、今回、2年前に新しく南出市長が当選され、新しい市長として頑張ってこられていることも、私はこの目で、2年間ではございますが、見てまいりました。特に南出市長につきましては、市民の健康面では非常に政策的に具体的にトップに据えてやっておられる姿を見たときに、市民の本当の思いというのは、市長がそれにのって頑張っていただいているということにつきましては、私は本当に感無量であります。さらには、新しい今までにない市長の中での政策もどんどんと打ち出してきていただいておることにつきましても、非常に歓迎をしておるところでございます。 私も7期28年の中で、多くの市民の皆さん方のご支援で、いろいろと多くの職員の皆さん方に、あるいはきょうお座りのここにご出席の部長さん方にも、非常にご無理を申し上げたりしながら、いろいろと政策も実現をしてきたところでございます。そういう意味においては、心より厚くお礼を申し上げたいと思います。 これからは、本当に開かれた議会という言葉がよく使われておるわけでございますが、過日のいろいろな問題の中で、特に私が感じるのは、職員に対して高圧的に物を言ったり、あるいは気に入らなんだら、そのことが言葉として、暴言という言葉になろうかと思いますが、そういうものを平気でやっておるような議会であってはいけない。やはり職員は7万5,000の市民のために頑張ってきておられるわけでございますから、そういう中で一つの政策ビラを出すにしても、そのビラが15人の名前を勝手に了解もなしにそこに載せていく。このことはやっぱり私は許されないというふうに思っているところでございます。これからはそういう意味では、やはり議員の皆さん方は厳しくチェックをしながら、開かれた議会を目指していくためには非常に大事な部分ではあろうかと思っているところでございます。 私も77という年になりました。これからの人生をどう生きていくのかということは、自分自身を問われているわけでございますけれども、よくテレビでも言われております。ぼやっとして生きるんじゃないとチコちゃんに怒られらんように、これからもひとつ元気で頑張っていきたいと、かように思います。どうか長い間の本当にご支援、ご協力、ありがとうございました。これをもってご挨拶にかえさせていただきたいと思います。本当にありがとうございました。 ○議長(林哲二) ただいま清水議員からご挨拶がございました。清水勝議員におかれましては、7期28年間にわたり本市の市議会議員として市政の発展と福祉の向上に尽くされましたご功績に対しまして、衷心より敬意を表する次第であります。 どうか今後とも市政発展のためさらにご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、末永いご健康とご多幸をお祈り申し上げます。本当に長い間お疲れさまでございました。ありがとうございました。     ------------------------------ ○議長(林哲二) それでは、閉会に当たりまして、市長より挨拶のための発言を求められておりますので、これを許可いたします。南出市長。     (南出賢一市長 登壇) ◎市長(南出賢一) 泉大津市議会平成31年第1回定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 去る2月26日より開会されました本定例会では、提案いたしました諸議案につきまして、いずれも慎重なご審議のもと全て可決、承認をいただきまして、まことにありがとうございました。また、本会議を通じましていただきました貴重なご意見、ご要望は真摯に受けとめまして、本市の実情等を勘案しながら十分検討、研究を重ね、市政の推進に一層努めてまいります。どうか今後とも変わりませぬご支援、ご協力をいただきますようお願い申し上げます。 さて、議員の皆様方におかれましては、任期が間近に迫ってまいりましたが、在任中の市政の発展に対する多大のご功績には改めて深く敬意と感謝をあらわしたいと思います。本当にありがとうございました。4月21日に予定されております市議会議員選挙には、必勝を期してご健闘をいただきまして、再びこの議場でお目にかかり、ともに議論ができますことを心からお祈りを申し上げる次第でございます。 また、先ほど今期限りでご勇退のご挨拶をいただきました清水議員におかれましては、平成3年5月から7期28年もの長きにわたりまして、まさに平成の時代における泉大津市の発展、そして市民の福祉の向上に向けて大変なご尽力をいただきました。重ね重ねではございますが、心から感謝を申し上げ、また心から敬意を表したいと思います。先ほど大変温かい激励の言葉をいただきましたが、私自身まだまだ至らぬ点も未熟な点もございます。引き続き清水議員におかれましては、お体に十分ご自愛をいただきまして、人生の先輩として、また一市民として引き続きご指導、ご鞭撻をいただきますよう、どうか心からお願いを申し上げたいと思います。本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。 結びになりますが、冬の寒さもようやく和らぎ、春らしい気候になってまいりました。朝晩の寒さはまだまだ続きますので、ご自愛をいただきたいと思います。議員皆様方には、健康にご留意され、ますますご健勝にてご活躍されますことを心からお祈りを申し上げまして、泉大津市議会平成31年第1回定例会の閉会に当たりましてのお礼のご挨拶とさせていただきます。長期間にわたりまして、本当にありがとうございました。 ○議長(林哲二) 市長の挨拶が終わりました。 去る2月26日から本日まで25日間にわたる会期の中で、本会議及び予算審査特別委員会を通じまして熱心にご審議をいただき、おかげをもちまして無事終了することができましたことを心から厚くお礼申し上げます。 なお、ただいま議場に出席されております東消防長におかれましては、平成31年3月末をもってご退職されます。東消防長におかれましては、長きにわたり市政の発展と市民の安全のため努められましたことに対し、心から感謝申し上げる次第であります。どうか今後におかれましても、健康に十分ご留意され、ご精進賜りますように、さらに本市市政発展のためお力添え賜りますようお願い申し上げ、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。     ------------------------------ ○議長(林哲二) それでは、この際、閉会に当たりまして一言ご挨拶を申し上げます。 我々議員の任期も残すところあと1カ月となりました。今後、特別な事情がない限り、任期中にこの議場においてお目にかかることは本日が最後かと思います。今回の市議会議員選挙で再度立候補される皆様方には、何とぞご健康にご留意され、ご奮闘の上、めでたく当選に栄に浴され、再びこの本会議場にてお会いできますことを心よりお祈り申し上げます。 最後になりましたが、この1年間、池辺副議長とともに微力ながら議会の円滑な運営を努めてまいりましたが、皆様方の温かいご理解とご指導、ご協力を賜り、本日まで大過なく務めさせていただきましたことを心より厚くお礼申し上げます。本当にありがとうございました。     ------------------------------ ○議長(林哲二) それでは、以上をもちまして、平成31年泉大津市議会第1回定例会を閉会いたします。 慎重ご審議いただきまして、ありがとうございました。     午前11時13分閉会    会議録署名議員         泉大津市議会議長    林 哲二         泉大津市議会議員    堀口陽一         泉大津市議会議員    野田悦子...