泉大津市議会 > 2003-02-25 >
02月25日-01号

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  1. 泉大津市議会 2003-02-25
    02月25日-01号


    取得元: 泉大津市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-09
    平成15年  3月 定例会(第1回)1.平成15年2月25日午前10時泉大津市議会第1回定例会第1日を泉大津市議会議事堂に招集した。1.出席議員は次のとおりである。   1番  松本又三   2番  木野暁一   3番  吉村 譲   5番  広橋秀子   6番  溝口 浩   7番  高橋 登   8番  堀 ヨシ子   9番  中口秋都  10番  中谷 昭  11番  村山吉洋  12番  大橋一功  13番  肥田公二  14番  高岡 孝  15番  田中一吉  16番  田立恵子  17番  小林修平  18番  松本 仁  19番  小西日出夫  20番  清水 勝  21番  田村泰三1.地方自治法第121条の規定により本会に出席を求め出席したる者は次のとおりである。  市長                茶谷輝和  助役                田中康夫  収入役               中村民司  監査委員              吉田重義  教育長               楠畑正史  参与                豊西 晋  総合政策部長            射手矢秀生  総務部長              寺田昌義  市民産業部長            吉田修二  健康福祉部長            中桐清治  都市整備部長            北野文康  上下水道局長            中林忠文  市立病院長             岡澤 崇  市立病院事務局長          若狭 守  選・監・公・農委員会事務局長    竿下汎美  消防長               浜本清和  教育次長              川端正光  健康福祉部理事社会福祉事務所長  谷川泰久  総務部次長兼財政課長        根来輝明1.本会に出席せる議会事務局職員は次のとおりである。  事務局長              堺 正彦  次長                川端 博  主査                谷口宏行  書記                森口孝彦1.本日の議事日程は次のとおりである。  日程第1         会期の決定  日程第2 監査報告第1号 平成14年度現金出納検査結果報告の件  日程第3 監査報告第2号 平成14年度現金出納検査結果報告の件  日程第4 監査報告第3号 平成14年度定期監査結果報告の件  日程第5 議案第1号 辻川穐太郎やすらぎ基金条例制定の件  日程第6 議案第2号 泉大津市立学校の学校医等の公務災害補償に関する条例の一部改正の件  日程第7 議案第3号 泉大津市職員旅費条例の一部改正の件  日程第8 議案第4号 泉大津市介護保険条例の一部改正の件  日程第9 議案第5号 泉大津市老人集会所条例等の一部改正の件  日程第10 議案第6号 泉大津市国民健康保険料条例の一部改正の件  日程第11 議案第7号 高石市、泉大津市墓地組合規約の変更について高石市と協議する件  日程第12 議案第8号 市道路線の廃止の件  日程第13 議案第9号 市道路線の認定の件  日程第14 議案第10号 平成14年度泉大津市一般会計補正予算の件  日程第15 議案第11号 平成14年度泉大津市国民健康保険事業特別会計補正予算の件  日程第16 議案第12号 平成14年度泉大津市下水道事業特別会計補正予算の件  日程第17 議案第13号 平成14年度泉大津市土地取得事業特別会計補正予算の件  日程第18 議案第14号 平成14年度泉大津市介護保険事業特別会計補正予算の件  日程第19 議案第15号 平成14年度泉大津市水道事業会計補正予算の件  日程第20 議案第16号 平成14年度泉大津市立病院事業会計補正予算の件  日程第21 議会議案第1号 平成15年度予算審査特別委員会設置の件  日程第22 議案第17号 平成15年度泉大津市一般会計予算の件  日程第23 議案第18号 平成15年度泉大津市国民健康保険事業特別会計予算の件  日程第24 議案第19号 平成15年度泉大津市下水道事業特別会計予算の件  日程第25 議案第20号 平成15年度泉大津市老人保健特別会計予算の件  日程第26 議案第21号 平成15年度泉大津市公園墓地事業特別会計予算の件  日程第27 議案第22号 平成15年度泉大津市駐車場事業特別会計予算の件  日程第28 議案第23号 平成15年度泉大津市土地取得事業特別会計予算の件  日程第29 議案第24号 平成15年度泉大津市市街地再開発事業特別会計予算の件  日程第30 議案第25号 平成15年度泉大津市介護保険事業特別会計予算の件  日程第31 議案第26号 平成15年度泉大津市水道事業会計予算の件  日程第32 議案第27号 平成15年度泉大津市立病院事業会計予算の件  日程第33        施政方針1.本日の会議事件は次のとおりである。          会期の決定  監査報告第1号 平成14年度現金出納検査結果報告の件  監査報告第2号 平成14年度現金出納検査結果報告の件  監査報告第3号 平成14年度定期監査結果報告の件  議案第1号 辻川穐太郎やすらぎ基金条例制定の件  議案第2号 泉大津市立学校の学校医等の公務災害補償に関する条例の一部改正の件  議案第3号 泉大津市職員旅費条例の一部改正の件  議案第4号 泉大津市介護保険条例の一部改正の件  議案第5号 泉大津市老人集会所条例等の一部改正の件  議案第6号 泉大津市国民健康保険料条例の一部改正の件  議案第7号 高石市、泉大津市墓地組合規約の変更について高石市と協議する件  議案第8号 市道路線の廃止の件  議案第9号 市道路線の認定の件  議案第10号 平成14年度泉大津市一般会計補正予算の件  議案第11号 平成14年度泉大津市国民健康保険事業特別会計補正予算の件  議案第12号 平成14年度泉大津市下水道事業特別会計補正予算の件  議案第13号 平成14年度泉大津市土地取得事業特別会計補正予算の件  議案第14号 平成14年度泉大津市介護保険事業特別会計補正予算の件  議案第15号 平成14年度泉大津市水道事業会計補正予算の件  議案第16号 平成14年度泉大津市立病院事業会計補正予算の件  議会議案第1号 平成15年度予算審査特別委員会設置の件  議案第17号 平成15年度泉大津市一般会計予算の件  議案第18号 平成15年度泉大津市国民健康保険事業特別会計予算の件  議案第19号 平成15年度泉大津市下水道事業特別会計予算の件  議案第20号 平成15年度泉大津市老人保健特別会計予算の件  議案第21号 平成15年度泉大津市公園墓地事業特別会計予算の件  議案第22号 平成15年度泉大津市駐車場事業特別会計予算の件  議案第23号 平成15年度泉大津市土地取得事業特別会計予算の件  議案第24号 平成15年度泉大津市市街地再開発事業特別会計予算の件  議案第25号 平成15年度泉大津市介護保険事業特別会計予算の件  議案第26号 平成15年度泉大津市水道事業会計予算の件  議案第27号 平成15年度泉大津市立病院事業会計予算の件         施政方針1.議案付託表は次のとおりである。事件番号事件名付託委員会議案第4号泉大津市介護保険条例の一部改正の件産業厚生常任委員会1.地方自治法第123条第2項の規定による会議録署名議員は次のとおりである。   1番  松本又三   2番  木野暁一    ---------------------------               会議の顛末 △開会     平成15年2月25日午前10時01分開会 ○議長(清水勝) 長らくお待たせをいたしまして恐縮に存じます。議員各位には、本日招集されました平成15年泉大津市議会第1回定例会にご参集を賜り、厚くお礼を申し上げます。 ただいま全員の出席をいただいておりますので、平成15年泉大津市議会第1回定例会は成立いたしました。 よってこれより開会いたします。        ------------------- ○議長(清水勝) 会議規則第80条の規定により、本日の会議録署名議員を指名いたします。 1番松本又三議員、2番木野暁一議員、以上のご両名にお願いをいたします。        ------------------- ○議長(清水勝) この際、市長より、市議会招集のあいさつのため発言の申し出がありますので、これを許可いたします。市長。    (茶谷輝和市長 登壇) ◎市長(茶谷輝和) 議長さんのお許しをいただきまして、平成15年泉大津市議会第1回定例会の開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、定例会を招集申し上げましたところ、議員皆様におかれましては何かとご多用の中、ご出席を賜りまして、心から厚くお礼を申し上げます。 さて、本定例会にご提案いたしております案件につきましては、辻川穐太郎やすらぎ基金条例制定の件1件、条例の一部改正の件5件、市道路線の廃止及び認定の件、平成14年度一般会計並びに特別会計、水道、病院事業会計の各補正予算案件が7件、さらに平成15年度一般会計予算案並び特別会計予算案、水道、病院事業会計予算案が11件、合計26件についてご提案を申し上げております。 いずれも重要案件でございますので、どうかよろしくご審議の上、可決、ご承認を賜りますようお願い申し上げまして、まことに簡単でございますが開会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(清水勝) 市長のあいさつが終わりました。 △日程第1 会期の決定 ○議長(清水勝) それでは、これより日程表に従い議事に入ります。 日程第1、「会期の決定」を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期につきましては、本日より、来る3月25日までの29日間と定めることにご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって本定例会の会期は、本日より、来る3月25日までの29日間と定めることに決定をいたしました。 △日程第2 監査報告第1号 平成14年度現金出納検査結果報告の件 △日程第3 監査報告第2号 平成14年度現金出納検査結果報告の件 △日程第4 監査報告第3号 平成14年度定期監査結果報告の件 ○議長(清水勝) 次に、日程第2から日程第4までの監査報告3件は、いずれも監査委員よりの現金出納検査及び定期監査の結果報告でありますので、一括議題といたします。 上程3件につきましては、既に議員各位にご送付申し上げておりますように、平成14年度一般会計、特別会計並びに事業会計の平成14年11月及び12月分のそれぞれの末日現在の出納検査の結果報告と、平成14年度定期監査の結果報告であります。 つきましては、既にお目通し願っていることと存じますので、上程3件につきましてはこれをもって終結いたしたいと存じますが、これにご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって、上程3件につきましてはこれをもって終結をいたします。 △日程第5 議案第1号 辻川穐太郎やすらぎ基金条例制定の件 ○議長(清水勝) 次に、日程第5、議案第1号「辻川穐太郎やすらぎ基金条例制定の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(中桐清治) ただいま議題となりました議案第1号辻川穐太郎やすらぎ基金条例制定の件につきまして、ご説明申し上げます。会議事項の1ページでございます。 本件条例の制定の理由につきましては、辻川穐太郎氏の遺志により遺贈を受けました財産を基礎として、社会福祉法人の社会福祉事業の振興に要する資金に充てるため、地方自治法第241条第1項の規定により、辻川穐太郎やすらぎ基金を設け、これの管理及び運用等に関する事項を定める必要があり、本条例案を提出する次第でございます。 内容につきましては、4ページの条例案要綱によりご説明申し上げます。 まず、基金条例制定に至りました経過についてご説明申し上げます。 本市在住の辻川穐太郎氏、平成14年6月27日に亡くなられ、公正証書により、所有しております不動産、現金を市に遺贈され、社会福祉の向上に役立ててほしいとの申し出があったものでございます。不動産につきましては、土地が1,125.26平方メートル、居宅、事務所、工場等の建物が689.42平方メートル、そして、現金が6,861万2,914円となっております。不動産の活用については検討中でございますが、現金につきましては今回の基金を設けまして活用を図るものでございます。 それでは、内容につきましてご説明申し上げます。 本条例案は、辻川穐太郎氏の遺志により遺贈を受けた財産を基礎として、本市における社会福祉法人の社会福祉施設整備についての振興を図る必要があることから、辻川穐太郎やすらぎ基金を設け、基金の管理及び運用等に関する必要な事項を定めるものでございます。 1といたしまして、設置でございます。 社会福祉法人の社会福祉事業の振興に要する資金に充てるため基金を設置するものでございます。第1条でございます。 2の積み立てでございますが、基金は1の予算で定める額、2の運用資金について生じた余剰の額の金銭をもって積み立てるものでございます。第2条でございます。 3の管理についてでございますが、基金に属する現金は、金融機関への預金その他最も確実かつ有利な方法により保管しなければならないものでございます。第3条でございます。 4の運用益金の処理でございますが、基金の運用から生ずる収益は、一般会計歳入歳出予算に計上し、基金に繰り入れるものでございます。第4条でございます。 5の繰替運用等でございますが、市長は財政上必要があると認めるときは確実な繰り戻しの方法、期間及び利率を定めて基金に属する現金を歳計現金に繰り替えて運用し、または一般会計歳入歳出予算の定めるところにより歳入に繰り入れて運用することができるものでございます。第5条でございます。 6の処分についてでございますが、基金は1の資金に充てる場合に限り処分することができるものであること。第6条でございます。 7といたしまして、委任についてでありますが、この条例に定めるもののほか、基金の管理に関し必要な事項は市長が別に定めるものでございます。第7条でございます。 8といたしまして、附則に関する事項として、本条例案は公布の日から施行するものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、辻川穐太郎やすらぎ基金条例案の説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(清水勝) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定をいたしました。 △日程第6 議案第2号 泉大津市立学校の学校医等の公務災害補償に関する条例の一部改正の件 ○議長(清水勝) 次に、日程第6、議案第2号「泉大津市立学校の学校医等の公務災害補償に関する条例の一部改正の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。教育次長。 ◎教育次長(川端正光) ただいま議題となりました議案第2号泉大津市立学校の学校医等の公務災害補償に関する条例の一部改正の件について、ご説明申し上げます。会議事項7ページでございます。 まず、改正の理由といたしましては、学校医等の公務災害補償について今回、公立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償の基準を定める政令の規定の例によることとするため、所要の改正を行うものであります。 その内容につきましては、10ページの条例案要綱によりご説明申し上げます。 本条例案は、学校医等の公務災害補償に係る補償の範囲、金額、支給方法等について、公立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償の基準を定める政令の規定の例によることとするため、所要の改正を行うものであります。 まず第1は、補償の範囲、金額、支給方法その他の補償に関して必要な事項については、この条例に定めるもののほか、政令の規定の例によるものとするものであります。第3条関係であります。 第2は、報告、出頭等については、教育委員会は補償の実施のため必要があると認めるときは、補償を受けもしくは受けようとする者、またはその他の関係人に対して報告させ、文書その他の物件を提出させ、出頭を命じ、または医師の診断もしくは検案を受けさせることができるものとするものであります。第4条関係であります。 第3は、その他所要の規定の整備を行うものであります。 9ページに戻っていただきまして、附則に関する事項といたしまして、施行期日としては、この条例は公布の日から施行するものであります。 また、適用区分として、この条例による改正後の泉大津市立学校の学校医等の公務災害補償に関する条例の規定は、この条例の施行の日以後に支給すべき事由が生じた補償並びに同日前に支給すべき事由が生じた傷病補償年金、障害補償年金及び遺族補償年金で、同日以後の期間について支給すべきものについて適用するものであります。 なお、11ページからは、新旧対照表を掲げておりますので、ご参照ください。 以上、簡単でありますが、説明を終わります。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(清水勝) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定をいたしました。 △日程第7 議案第3号 泉大津市職員旅費条例の一部改正の件 ○議長(清水勝) 次に、日程第7、議案第3号「泉大津市職員旅費条例の一部改正の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。総合政策部長。 ◎総合政策部長(射手矢秀生) ただいま議題となりました議案第3号泉大津市職員旅費条例の一部改正の件につきまして、ご説明申し上げます。会議事項の19ページでございます。 条例の改正の理由でございますが、現下の厳しい財政状況にかんがみまして、公務のため出張する職員及び職員以外の者に対して支給する特別車両料金または日当に関しまして、所要の改正を行うものでございます。 内容につきましては、22ページの条例案要綱によりましてご説明申し上げます。なお、本件につきましては職員団体と協議する中、合意し理解をいただいております。 まず1といたしまして、旅費の改定についてでございます。 (1)特別車両料金、いわゆるグリーン料金につきましては支給しないものでございます。第11条関係でございます。 (2)日当の支給範囲の改定につきましては、三重県、滋賀県、京都府、兵庫県、奈良県または和歌山県に出張する場合は日当を支給しないものでございます。第15条第3項でございます。 2といたしまして、その他用語等の所要の規定の整備を行うものでございます。 次に、3といたしまして、附則に関する事項といたしまして、(1)この条例案は平成15年4月1日から施行するものでございます。附則第1項でございます。 (2)といたしまして、この条例案の施行に関しまして所要の経過規定を定めたものでございます。附則第2項でございます。 なお、23ページと24ページに新旧対照表を記載しておりますのでご参照賜りたいと思います。 以上、まことに簡単でございますが、説明を終わります。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(清水勝) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定をいたしました。 △日程第8 議案第4号 泉大津市介護保険条例の一部改正の件 ○議長(清水勝) 次に、日程第8、議案第4号「泉大津市介護保険条例の一部改正の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(中桐清治) ただいま議題となりました議案第4号泉大津市介護保険条例の一部改正の件につきまして、ご説明申し上げます。会議事項の25ページでございます。 泉大津市介護保険条例の一部改正につきましては、介護保険事業の円滑な実施と介護保険被保険者の保険料負担の公平適正化を図るため、保険料率について所要の改正を行うものでございます。 28ページの泉大津市介護保険条例の一部を改正する条例案要綱によりご説明申し上げます。 本条例案は、介護保険事業の円滑な実施と介護保険被保険者の保険料負担の公平適正化を図るため、平成15年度から平成17年度までの各年度の保険料率について所要の改正を行うものでございます。 1の保険料率についてでございます。平成15年度から平成17年度までの各年度における保険料率は、第1号被保険者の区分に応じ、それぞれに定める額とするものでございます。第4条関係でございます。 内容につきまして、保険料率は年額の料率となっております。 まず、生活保護の受給者、老齢福祉年金の受給者で市町村民税世帯非課税の者につきましては、現行1万9,470円を1万9,680円とするものでございます。世帯全員が市町村民税非課税の者については、現行2万9,210円を2万9,520円とするものでございます。本人が市町村民税非課税の者につきましては、現行3万8,940円を3万9,360円とするものでございます。本人が市町村民税課税で合計所得金額が現行250万円未満を200万円未満とし、現行4万8,680円を4万9,200円とするものでございます。本人が市町村民税課税で合計所得金額が現行250万円以上とあるのを200万円以上とし、現行5万8,420円を5万9,040円とするものでございます。 2、附則に関する事項といたしまして、27ページに戻っていただきたいと思います。附則として、施行期日につきましては、この条例は平成15年4月1日から施行するものでございます。 適用区分といたしまして、この条例による改正後の泉大津市介護保険条例の規定は平成15年度分の保険料率から適用し、平成14年度分までの保険料率についてはなお従前の例によるものでございます。 なお、29ページに泉大津市介護保険条例新旧対照表を記載しておりますので、ご参照願います。 以上、まことに簡単ではございますが、泉大津市介護保険条例の一部改正についての説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(清水勝) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 本件につきましては、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、所管の常任委員会に審査を付託いたします。 △日程第9 議案第5号 泉大津市立老人集会所条例等の一部改正の件 ○議長(清水勝) 次に、日程第9、議案第5号「泉大津市立老人集会所条例等の一部改正の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。都市整備部長。 ◎都市整備部長(北野文康) ただいま議題となりました議案第5号泉大津市立老人集会所条例等の一部改正の件につきましてご説明申し上げます。会議事項の31ページでございます。 本件の提案理由といたしましては、住居表示の実施に伴い、関係条例の規定の整備を行う必要があることから、用語も含め、所要の改正を行うものでございます。 内容につきましては34ページ、35ページの新旧対照表により順次ご説明いたします。 まず、改正の内容が、先ほど申し上げました住居表示の実施ということで、同種のものでその目的や動機が共通する3条例を一つの改正条例案によって一括して改正するもので、いずれも公の施設の設置に関する事項であります。 第1は、泉大津市立老人集会所条例新旧対照表でありますが、第1条の表、板原長寿園の項中、罫線の箇所、現行板原562番地を、改正案のとおり板原町3丁目23番23号に改めるものであります。 第2は、泉大津市公園墓地条例新旧対照表でありますが、第2条位置の項中、罫線の箇所、現行板原866番地ほかを、改正案のとおり板原町5丁目866番地の1外に改めるものであります。 第3は、泉大津市都市公園条例新旧対照表でありますが、別表第1のいずれも罫線の箇所、位置の欄でありまして、現行を改正案のとおりさつき児童公園の項中、宇多地内を虫取町2丁目地内に、板原1号公園及び板原2号公園の項中、板原地内を板原町4丁目地内に、板原4号公園の項中、板原地内を板原町3丁目地内に、板原3号公園及び板原公園の項中、板原地内を板原町5丁目地内にそれぞれ改めるものでございます。 続きまして、33ページに戻っていただきたいと存じます。 第1条から第3条まで本則による改正は以上の内容でございまして、附則といたしまして、この条例案は公布の日から施行するものでございます。 以上、簡単ではございますが説明を終わります。何とぞよろしくご審査の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(清水勝) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定をいたしました。 △日程第10 議案第6号 泉大津市国民健康保険料条例の一部改正の件 ○議長(清水勝) 次に、日程第10、議案第6号「泉大津市国民健康保険料条例の一部改正の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(中桐清治) ただいま議題となりました議案第6号泉大津市国民健康保険料条例の一部改正の件につきまして、ご説明申し上げます。会議事項の37ページでございます。 泉大津市国民健康保険料条例の一部改正につきましては、健康保険法等の一部を改正する法律等の公布または施行に伴い、一般被保険者に係る基礎賦課総額及び所得割額の算定等について所要の改正を行うものでございます。 43ページの泉大津市国民健康保険料条例の一部を改正する条例案要綱によりご説明申し上げます。 本条例案につきましては、健康保険法等の一部を改正する法律、国民健康保険法施行令等の一部を改正する政令等が公布または施行されたことに伴いまして、国民健康保険料のうち一般被保険者に係る基礎賦課総額及び所得割額の算定基準等について所要の改正を行うものでございます。 1といたしまして、一般被保険者に係る基礎賦課総額の算定につきましては、本市が負担する老人保健医療費拠出金のうち、退職被保険者等に係ります部分について、現行退職者医療制度で2分の1を負担しておりますのを、全額退職者医療制度で負担するものでございます。第2条関係でございます。 2といたしまして、一般被保険者に係る基礎賦課額の所得割額の算定につきましては、保険料の所得割額の算定に当たりまして、地方税法との整合を図るため、給与所得につきましては2万円を限度として給与所得特別控除を行うこと及び公的年金等の所得で65歳以上であるものに係ります17万円の公的年金等特別控除を行うことを廃止するものでございます。また一方で、地方税法に規定する青色事業専従者給与または事業専従者控除及び長期譲渡所得等に係る特別控除を新たに適用するものでございます。第4条、附則第8項及び第9項関係でございます。 3といたしまして、一般被保険者に係る保険料の基礎賦課総額の算定の特例等につきましては、保険基盤安定制度の拡充として低所得者を多く抱える保険者を支援する保険者支援制度の創設及び国・府において一定の支援措置を講じる高額医療費共同事業の制度化に伴い、平成15年度から平成17年度までの間、基礎賦課総額の算定において、国民健康保険事業に要する費用に高額医療費共同事業拠出金を含めまして、事業に要する費用のための収入に保険者支援制度によります繰入金、高額医療費共同事業交付金を含めるものでございます。附則第7項関係でございます。 4といたしまして、上場株式等に係る譲渡損失の繰越控除に係る保険料の算定の特例につきましては、地方税法等の一部を改正する法律により、上場株式等に係る譲渡損失の繰越控除制度が創設されたことに伴いまして、保険料の所得割の算定においても同様の特例を設けるものでございます。附則第12項関係でございます。 5といたしまして、その他所要の規定の整備を行うものでございます。 44ページにまいりまして、附則に関する事項でございます。恐れ入りますけども、再度42ページに戻っていただきたいと思います。 施行期日といたしまして、この条例は公布の日から施行するものでございます。ただし、附則第6項の次に1項を加える改正規定第7項の規定につきましては、平成15年4月1日から施行するものでございます。 適用区分といたしまして、この条例による改正後の泉大津市国民健康保険料条例の規定は、平成15年度分の国民健康保険料から適用し、平成14年度分までの国民健康保険料についてはなお従前の例によるものでございます。 なお、45ページから58ページにわたりまして泉大津市国民健康保険料条例新旧対照表を記載しておりますので、ご参照のほどよろしくお願い申し上げます。 以上、まことに簡単ですが、泉大津市国民健康保険料条例の一部改正についての説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(清水勝) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。堀議員。 ◆8番(堀ヨシ子) ただいま上程されました泉大津市国民健康保険料条例の一部改正の件につきまして、日本共産党市会議員団を代表いたしまして意見を申し上げます。 今回の条例の一部改正案は、健康保険法等の一部を改正する法律等の公布または施行に伴い提案されてきたものであります。 この改正案の中には、一般被保険者に係る基礎賦課額の所得割額の算定において、青色事業専従者給与または事業専従者控除の適用で中小・零細企業主に対し控除の枠を広げ、保険料の減額になり、賛成するものもありますが、給与所得特別控除や公的年金等特別控除を廃止することにより、給与所得者や年金生活者の保険料の引き上げになり、特に65歳以上の高齢者の中で173万円以上の年金収入の方に影響があり、最高で年間約2万円もの大幅な保険料の引き上げとなると聞いております。 昨年10月からは医療費の大幅な引き上げ、また、ことし4月からは年金の支給額削減、介護保険料の値上げも予定されており、何重もの負担増が年金生活者を直撃いたします。年金生活者に対する負担増には賛成できません。 よって、一括しての判断が求められておりますので、泉大津市国民健康保険料条例の一部改正につきましては反対をいたします。 以上でございます。 ○議長(清水勝) 他に。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 他にないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。本件、反対のご意見がありますので、起立により採決をいたします。 本件、原案可決することに賛成の方はご起立願います。    (起立者多数) ○議長(清水勝) ありがとうございます。起立多数であります。よって本件、可決することに決定をいたしました。 △日程第11 議案第7号 高石市、泉大津市墓地組合規約の変更について高石市と協議する件 ○議長(清水勝) 次に、日程第11、議案第7号「高石市、泉大津市墓地組合規約の変更について高石市と協議する件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。市民産業部長。 ◎市民産業部長(吉田修二) ただいま議題となりました議案第7号高石市、泉大津市墓地組合規約の変更について高石市と協議する件につきまして、ご説明申し上げます。会議事項の59ページでございます。 一部事務組合の規約を変更しようとするときは、地方自治法第286条第1項の規定により、関係地方公共団体の協議によりこれを定め、知事の許可を受けなければならないとなっております。また、組合規約の変更は議会の議決を得なければならないとなっております。このため、本件をご提案申し上げる次第でございます。 変更の理由でございますが、高石市、泉大津市墓地組合におきまして、行政改革の推進を図るため、組合議会の議員定数を見直す必要が生じたものでございます。 内容につきましては、61ページの高石市、泉大津市墓地組合規約の一部を変更する規約(案)によりご説明申し上げます。 変更は、組合規約第4条第1項に規定いたしております組合議員の定数20人を14人に改め、同条第2項に規定いたしております高石区域の第1選挙区の定数を17人から12人に、泉大津市区域の第2選挙区の定数を3人から2人に変更するものでございます。 なお、附則といたしまして、この規約は大阪府知事の許可のあった日から施行し、次の選挙から適用するものでございます。 なお、62ページに新旧対照表を記載しておりますのでご参照願います。 以上、まことに簡単でございますが説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(清水勝) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定をいたしました。 △日程第12 議案第8号 市道路線の廃止の件 △日程第13 議案第9号 市道路線の認定の件 ○議長(清水勝) 次に、日程第12、議案第8号「市道路線の廃止の件」及び日程第13、議案第9号「市道路線の認定の件」を一括議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。都市整備部長。 ◎都市整備部長(北野文康) ただいま議題となりました議案第8号市道路線の廃止の件及び議案第9号市道路線の認定の件につきまして、一括してご説明申し上げます。 まず、会議事項の63ページでございます。道路法第10条第3項において準用する同法第8条第2項の規定によりまして、次の路線の廃止について市議会の議決を求めるものであります。 路線名は台場線、区間は起点が清水町178番地先、終点が汐見町98番地の3先、道路の幅員は5.15メーターから24.80メーター、これの延長は道路部門1,424.10メーターであり、次の65ページの見取り図に当該路線を明示いたしております。 続きまして、会議事項の67ページでございます。道路法第8条第2項の規定により、次の路線の認定について市議会の議決を求めるものであります。 表の千原15号線から次の68、69ページ、70、71ページ、72、73ページ、そして74ページの下から2行目の路線板原26号線までの85路線につきましては、いずれも泉大津市道路線認定基準要綱に定めた道路位置指定を受けた道路、開発道路等として市道の路線認定を行う場合の認定基準また要件に適合することから、新たに市道として認定しようとするものであります。 最後の行に書かれております台場線につきましては、起点が高津町178番地の2先と先ほど当該路線の廃止でご説明させていただいた起点に変更があります。府道と市道隅切りの管理協定の変更によりまして延長が3.9メーター短くなったことによるものでございます。起点変更の場合は、旧路線の廃止と新路線の認定という2つの手続を要することからの認定手続であります。 これら86路線の認定につきましては、次の75ページから80ページにかけまして、見取り図1、2、3に路線をそれぞれ番号を付して表示いたしておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 以上、簡単ではございますが説明を終わります。何とぞよろしくご審査の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(清水勝) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。上程2件につきましては委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって上程2件は委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これより1件ずつ採決をいたします。 まず、議案第8号市道路線の廃止の件について、お諮りいたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって本件、可決すること決定をいたしました。 次に、議案第9号市道路線の認定の件について、お諮りいたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定をいたしました。 △日程第14 議案第10号 平成14年度泉大津市一般会計補正予算の件 ○議長(清水勝) 次に、日程第14、議案第10号「平成14年度泉大津市一般会計補正予算の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長(寺田昌義) ただいま議題となりました議案第10号平成14年度泉大津市一般会計補正予算の件につきまして、ご説明申し上げます。会議事項83ページでございます。 今回は、補正第5号でございまして、まず第1条におきまして歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ7,472万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ314億9,453万5,000円とするものでございます。 第2条では、繰越明許費の補正でございまして、地方自治法第213条第1項の規定により翌年度に繰り越して使用する経費を定めております。 また、第3条では、債務負担行為の補正でございまして、債務負担行為の追加を定めております。 第4条におきましては、地方債の補正でございまして、地方債の変更を定めたものでございます。 それでは、106ページの歳出の内容からご説明申し上げます。 まず、歳出全般にわたりまして、年度末を迎えまして、執行見込みの立ちました事務経費の増減、給料表の改定に基づく減額をいたしておりまして、各費目によりまして措置いたしておりますので、これらの内容につきましての説明は簡略もしくは省略させていただきます。 それでは、第1款議会費よりご説明申し上げます。 議会費につきましては、総額892万9,000円の減額でございまして、議員20名の3月期末手当の減額が主なもので、そのほか旅費、役務費につきましてはそれぞれ節減によるものでございます。 第2款総務費におきましては、6,055万3,000円を追加するもので、第1項総務管理費、第1目一般管理費では職員手当等におきまして、普通退職者4名分の退職手当を追加するほか、賃金では産休等の代替え臨時職員賃金を減額するものでございます。 108ページにまいりまして、委託料につきましては、南海中央線整備事業に係ります弁護士費用といたしまして420万円を追加するもののほか、第9目財産管理費の修繕料につきましては庁舎1階の自動ドアの修理費を追加し、第10目企画調査費では、市町村合併にかかわります情報紙の配布手数料といたしまして2市1町で構成する広域行政研究会への負担金を追加するものでございます。 109ページの第5項選挙費といたしまして、110ページの第8目農業委員会委員選挙費及び第10目光明池土地改良区総代選挙費につきましては、それぞれ無投票となりましたので減額するものでございます。 続きまして、第3款民生費におきましては7,024万1,000円を追加するものでございます。 第1項社会福祉費、第4目身体障害者福祉費は、112ページにまいりまして、福祉タクシーの補助対象者の増加によりまして125万円を追加するほか、第20節扶助費におきましては身体障害者の医療費、施設入居措置費等をそれぞれ追加をいたします。 第6目知的障害者福祉費では、さつき園の指導員の退職によりまして管理運営委託料を減額するほか、施設への入居者の増によりまして措置費の追加、第7目老人福祉費におきましては、特別養護老人ホームとの覚書に基づきまして、施設の整備資金償還補給金を減額するほか、介護給付費の増によりまして介護保険事業特別会計への繰出金を追加いたします。 第16目辻川穐太郎やすらぎ基金費の積立金につきましては、先ほど条例制定を可決いただきましたところでございますが、辻川氏からの寄附金を基金といたしまして積み立てるものでございます。 続きまして、第2項児童福祉費、第1目児童福祉総務費では、算定基準額の見直し等によりまして、民間及び他市保育所の委託料及び補助金を減額するとともに、民間保育所の施設整備資金償還補給金を減額、また、助産扶助費につきましては申請件数の増によりまして100万円を追加、第4目保育所費につきましては、保育士の嘱託職員の減によりまして報酬を減額、114ページにまいりまして、第7節賃金では、欠員等によります臨時職員の賃金を追加、賄材料費の減額につきましては給食材料費の価格安定によるものでございます。 第7目乳幼児医療助成費につきましては、制度改正によりまして市助成額が減額となったものでございます。 第3項生活保護費、第2目扶助費につきましては、国における予算措置上の関係で、国庫負担金が翌年度に繰り越される見込みから、財源内訳の変更でございます。 第5項国民年金費、第2目国民年金印紙購入費につきましては、平成13年度の印紙未使用分が確定したことによります減額をするものでございます。 第6項国民健康保険事業費におきましては、基盤安定化事業の増により繰出金を追加するものでございます。 116ページにまいりまして、第4款衛生費につきましては3,730万円を減額するもので、この主な内容といたしましては、第1項保健衛生費、第2目予防費におきましてはインフルエンザ等の医薬材料費を減額し、第3目保健事業費では住民健診業務に従事する臨時職員の賃金を減額、委託料につきましては各種健診委託料の減額によるものでございます。 第2項清掃費、第1目清掃総務費では、泉北環境整備施設組合におきまして経費節減を行った結果、清掃事業に係ります負担金が減額となったもので、先般、泉北環境整備施設組合におきます最終補正が可決されましたことにより、これ以外に約5,100万円の負担金が減額となる予定でございます。これにつきましては、不執行額として措置をする予定でございます。 第2目塵芥処理費におきましては、有価物の回収量の増によりまして助成金を追加し、第3項病院費につきましては118ページにまいりまして、人件費の削減によります繰出金の減額、第4項葬儀費におきましては市営葬儀件数の減少によりまして委託料を減額、第6款農林水産業費では職員人件費といたしまして11万9,000円を減額。 120ページにまいりまして、第7款商工費につきましては164万7,000円を減額するもので、主な内容といたしましては職員人件費のほか大型店進出対策資金及び緊急不況対策資金の利子補給補助金をそれぞれ減額するものでございます。 続きまして、第8款土木費におきましては7,896万円を減額いたします。主な内容といたしましては、職員人件費のほか、122ページにまいりまして、第3目道路新設改良費におきまして土地開発公社健全化によります用地買い戻し額の確定によりまして用地購入費を減額するほか、第4項都市計画費では、次ページにまいりまして、第3目街路事業費につきましては、南海中央線整備事業に伴います経費でございます。工事請負費におきましては、池浦町区域の道路改良工事を計画しておりましたが、本年度執行が困難となりましたので減額をするものでございます。また、負担金補助及び交付金、補償補填及び賠償金の減額につきましては、収用委員会におきます採決の遅延によるものでございます。 第6目公園管理費におきましては、高齢者就労事業が昨年12月末をもちまして終結したことに伴いましてこれらの経費を減額いたします。 第9目連続立体交差事業費では、大阪府からの受託事業におきまして用地購入から物件補償に一部振りかえがあったことと高架事業費の減によりまして鉄道事業者への負担金の減額、以上それぞれの経費を計上したものでございます。 第5項下水道事業費につきましては、124ページにまいります。泉北環境整備施設組合におきまして委託料、工事請負費等の経費節減を行った結果、負担金が減額となったもののほか、第6項住宅費、第1目住宅管理費では、虫取市営住宅の工事請負費の入札差金によります減額。 第9款消防費につきましては、職員人件費のほか消火栓施設の負担金等におきまして総額750万5,000円を減額。 第10款教育費におきましては3,885万3,000円を減額するものでございまして、この主な内容といたしましては、126ページにまいります、第5目養護教育費では介助人賃金の減額、第2項小学校費、第1目学校管理費におきましては、来年度の児童数の増加によります旭、宇多、条南各小学校の教室の改修工事を追加、第2目教育振興費におきましては、学級数の減によります教師用指導書等の減額のほか、第3項中学校費、第2目教育振興費につきましても同様の減額でございます。 128ページにまいりまして、第4項幼稚園費につきましては、介助員及び臨時教員等の減によります賃金、旅費の減額が主な内容となっております。 第5項社会教育費におきましては、第2目生涯学習推進費におきまして、南・北公民館、勤労青少年ホーム等におきまして開催いたしております定期講座の講師謝礼の減額のほか、130ページにまいりまして、第8目文化財保護費におきまして発掘調査作業員の賃金、及び池上曽根遺跡公園協会への委託料の減額、また、第12目織編館費では共益費の節減によります施設借上料の減額が主な内容でございます。 第11款公債費につきましては、一時借入金の利率の低減によります減額によりまして3,270万1,000円を減額するものでございます。 132ページにまいりまして、第12款諸支出金につきましては49万4,000円を追加するものでございまして、第1項諸支出金では高石市泉大津市墓地組合におきます駐車場用地の買収に伴います分賦金を追加するほか、第5項土地取得費では土地開発公社健全化によります用地買い戻し額の確定によりまして、土地取得事業特別会計への繰出金を減額するものでございます。 以上で歳出の説明を終わりまして、続きまして歳入の内容についてご説明申し上げます。恐れ入りますが、99ページに戻っていただきます。 歳入の第11款使用料及び手数料でございますが、市営葬儀の件数減を初め野球場の利用者の減少等によりまして、総額といたしまして1,283万円を減額するものでございます。 100ページにまいりまして、第12款国庫支出金及び第13款府支出金につきましては、そのほとんどが歳出に連動した増減でございまして、国庫支出金では2,227万円の減額、府支出金におきましては111万2,000円を追加いたします。とりわけ国庫支出金の生活保護費負担金につきましては、歳出で説明申し上げましたとおり、国の予算措置によります負担金の一部が翌年度に繰り越される見込みとなりましてので減額をするものでございます。 また、第2項国庫補助金の第3目土木費国庫補助金におきましては、南海中央線街路事業に係ります補助金が補助率の高い臨時交付金に振りかわったことによりまして750万円の増額となりました。 103ページにまいりまして、第14款財産収入でございますが、各基金の利子収入の減及び先般公売いたしました土地の土地売払収入を増額いたしまして、総額2,039万1,000円を増額いたしました。 第15款寄附金につきましては、辻川氏からの寄附金のほか一般寄附金を合わせまして6,929万4,000円を追加いたします。 104ページにまいりまして、第18款諸収入につきましては、総額9,962万3,000円を減額いたしまして、先ほど歳出でご説明申し上げました国民年金の印紙につきましては13年度の未使用分が確定したことによります売りさばき料金の減額のほか、雑入といたしまして大阪府市町村振興協会からの交付金、また、阪南三市競輪組合の分配金等がございましたので、財政調整といたしまして雑入を減額するものでございます。 最後に、第19款市債についてでありますが、南海中央線整備事業に係ります街路整備事業債及び連続立体交差事業債につきまして、事業費の減額に伴いまして3,080万円を減額するものでございます。 以上で歳入につきまして説明を終わらせていただきまして、次に91ページに恐れ入ります、戻っていただきたいと思います。 第2表の繰越明許費補正でございますが、連続立体交差事業におきまして5件の物件につきまして年度内に撤去が完了しないことから用地費と合わせまして8,713万円を翌年度に繰り越しするものでございます。なお、この繰越分につきましては大阪府からの受託事業でございまして、歳入歳出同額を繰り越すものでございます。 続きまして、92ページにまいりまして、第3表債務負担行為の補正でございます。 まず、連続立体交差事業につきましては、国の予算額に関連いたしまして、高架の本体工事に係ります負担金につきまして平成15年度までの期間、債務負担行為を設定するものでございます。また、公共用地取得事業費につきましては、土地開発公社での用地先行取得事業費に対しまして債務負担行為を設定するものでございます。 続きまして、第4表の地方債補正につきましては、歳入の市債のところでご説明申し上げましたとおり、街路整備事業債等の補正によりまして限度額を3,080万円減額とし、70億6,911万円と定めるものでございます。 以上、簡単でございますが、平成14年度一般会計補正予算(第5号)につきまして説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(清水勝) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定をいたしました。 △日程第15 議案第11号 平成14年度泉大津市国民健康保険事業特別会計補正予算の件 ○議長(清水勝) 次に、日程第15、議案第11号「平成14年度泉大津市国民健康保険事業特別会計補正予算の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(中桐清治) ただいま議題となりました議案第11号平成14年度泉大津市国民健康保険事業特別会計補正予算につきましてご説明申し上げます。会議事項の141ページでございます。 平成14年度泉大津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ590万7,000円を追加し、歳入歳出それぞれ67億3,654万3,000円とするものでございます。 それでは、歳出よりご説明申し上げます。150ページでございます。 第1款総務費におきまして9万3,000円を減額するものでございます。 第1項総務管理費で給与改定によります職員人件費でございます。 第2款保険給付費につきましては600万円を追加するもので、一般被保険者の療養費の増加によるものでございます。 続きまして、149ページに戻っていただきまして、歳入についてご説明申し上げます。 第3款国庫支出金につきましては240万円を追加するもので、療養費の増加によります療養給付費負担金の増でございます。 第8款繰入金につきましては2,965万6,000円を追加するもので、保険料に係ります政令軽減額の増加によります保険基盤安定繰入金の増でございます。 第10款諸収入につきましては2,614万9,000円を減額するもので、雑入の減でございます。 以上、まことに簡単ですが、平成14年度泉大津市国民健康保険事業特別会計補正予算の説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(清水勝) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定をいたしました。 △日程第16 議案第12号 平成14年度泉大津市下水道事業特別会計補正予算の件 ○議長(清水勝) 次に、日程第16、議案第12号「平成14年度泉大津市下水道事業特別会計補正予算の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。上下水道局長。 ◎上下水道局長(中林忠文) ただいま議題となりました議案第12号平成14年度泉大津市下水道事業特別会計補正予算につきまして、ご説明申し上げます。会議事項の155ページでございます。 今回の補正予算につきましては、補正予算第3号でございまして、予算の第1条に定めておりますように、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ9,242万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ54億5,287万4,000円とするものでございます。 第2条におきましては、地方自治法第213条第1項により翌年度に繰り越して使用することができる経費は、第2表繰越明許費補正によるものでございます。 また、第3条地方債の変更は、第3表地方債補正によるものでございます。 それでは、その内容につきまして、歳出よりご説明申し上げます。167ページをごらんいただきたいと存じます。 第1款総務費、第1項第1目一般管理費におきまして70万円を減額するものでございまして、給与改定に伴いまして職員給与費等で10万円を減額するとともに、負担金補助及び交付金で人件費等負担金60万円を減額するものでございます。 第2款事業費、第1項第1目管渠事業費におきましては5,643万円を減額するもので、その主な内容は給与改定による職員給与費33万円の減額のほか、168ページにまいりまして、管渠工事に伴うガス、水道管等の支障物件移設補償費を5,500万円それぞれ減額するものであります。 第3目流域下水道建設負担金につきましては、負担額の確定により468万3,000円を減額するものでございます。 第3款維持管理費、第1項第1目終末処理場管理費におきましては、エースセンターへの総汚泥量の減少により、汚泥処分委託料を500万円減額するものでございます。 第4目流域下水道管理費では、負担額の確定により1,461万1,000円を減額するものでございます。 169ページにまいりまして、第4款公債費、第1項第2目利子につきましては、長期債利子639万5,000円及び一時借入金利子460万5,000円をそれぞれ減額するものでございます。 次に、恐れ入りますが165ページに戻っていただきまして、歳入についてご説明申し上げます。 第1款分担金及び負担金、第1項第1目受益者負担金では、555万円を追加するものでございます。 第3款国庫支出金、第1項第1目下水道事業費国庫補助金では1,604万5,000円の追加で、これは管渠事業費の補助事業が増加したことによる1,500万円の追加と首都圏近郊整備地帯等事業補助率差額として104万5,000円を追加するものでございます。 第7款諸収入、第4項第1目雑入につきましては、歳入歳出の減額に伴う調整をするため、6,031万9,000円を減額するものでございます。 166ページにまいりまして、第8款市債、第1項第1目下水道債におきまして、下水道費の起債の調整をしたもので、5,370万円を減額するものでございます。 次に、恐れ入ります、159ページに戻っていただきまして、予算の第2条に定めております平成15年度に繰り越して使用することのできる経費につきましては、第2表繰越明許費補正に記載いたしておりますとおり、第2款事業費、第1項下水道事業費の管渠事業費におきまして2,500万円を限度として翌年度に繰り越しするものでございます。 繰り越しの理由といたしましては、管渠事業費の工事請負費のうち2カ所の工区におきまして、他の道路占用者との占用調整に時間を要し、結果として工事の工程におくれが生じたためでございます。 次に、160ページに移っていただきまして、予算の第3条に定めております地方債の変更は第3表地方債補正に記載いたしておりますとおり、補正前の起債限度額から5,370万円を減額し23億1,169万1,000円と定めるものでございまして、起債の方法、償還の方法は本表のとおりでございます。 以上、まことに簡単でございますが説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(清水勝) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定をいたしました。 △日程第17 議案第13号 平成14年度泉大津市土地取得事業特別会計補正予算の件 ○議長(清水勝) 次に、日程第17、議案第13号「平成14年度泉大津市土地取得事業特別会計補正予算の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長(寺田昌義) ただいま議題となりました議案第13号平成14年度泉大津市土地取得事業特別会計補正予算の件につきまして、ご説明申し上げます。会議事項175ページでございます。 今回は補正第1号でございまして、まず第1条におきまして歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ1億82万4,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ2億9,004万8,000円とするものでございます。 第2条におきましては、地方債の補正でございまして、地方債の変更を定めたものでございます。 それでは、187ページの歳出の内容からご説明申し上げます。 第1款土地取得事業費におきまして1億82万4,000円を減額するもので、当初は土地開発公社経営健全化による公社保有地の買い戻し以外に、用地取得費といたしまして計上いたしておりましたけれども、年度末を迎えまして不用となりましたので減額をするものでございます。 続きまして、歳入でございますが、185ページに戻っていただきます。 歳出の削減に伴いまして、一般会計からの繰入金、繰越金、預金利子、186ページの市債につきましてそれぞれ減額をするものでございます。 179ページに、恐れ入ります、戻っていただきまして、第2表地方債の補正でございまして、市債につきまして9,990万円を減額することに伴いまして、地方債の限度額につきましても同額を減額いたしまして、1億10万円とするとともに、銀行からの借入確定によりまして据え置き期間を3年以内とするものでございます。 以上、甚だ簡単でございますが、平成14年度土地取得事業特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(清水勝) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定をいたしました。 △日程第18 議案第14号 平成14年度泉大津市介護保険事業特別会計補正予算の件 ○議長(清水勝) 次に、日程第18、議案第14号「平成14年度泉大津市介護保険事業特別会計補正予算の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(中桐清治) ただいま議題となりました議案第14号平成14年度泉大津市介護保険事業特別会計補正予算につきまして、ご説明申し上げます。会議事項の191ページでございます。 平成14年度泉大津市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,112万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ24億1,543万4,000円とするものでございます。 それでは、歳出よりご説明申し上げます。204ページでございます。 歳出につきましては、第1款総務費で87万4,000円を減額するもので、給与改定等に伴います職員人件費の減額でございます。 第2款保険給付費につきましては5,771万1,000円を追加するもので、第1項介護サービス等諸費で5,291万1,000円の追加で、訪問介護、デイサービス等の居宅介護サービス給付費の追加、施設介護サービス給付費、福祉用具購入費、住宅改修費の減額及びケアプランに係ります居宅介護サービス計画給付費の追加でございます。 第2項支援サービス等諸費につきましては529万9,000円を追加するもので、要支援者に係る居宅支援サービス給付費の追加、福祉用具購入費の減額及び住宅改修費、居宅支援サービス計画給付費についてそれぞれ追加するものでございます。 第3項その他諸費につきましては32万4,000円を追加するもので、審査件数の増に伴います介護報酬審査支払手数料でございます。 206ページにわたっておりますが、第4項高額介護サービス等費につきましては82万3,000円を減額するもので、高額介護サービス等費の減額によるものでございます。 第4款基金積立金につきましては2,722万円を追加するもので、介護給付費準備基金への積立金でございます。 第6款諸支出金につきましては2,292万8,000円を減額するもので、給付費に係る前年度精算に伴います返還金でございます。 続きまして、201ページに戻っていただきまして、歳入についてご説明申し上げます。 第2款国庫支出金につきましては3,559万6,000円を追加するもので、第1項国庫負担金では給付費の増に伴います介護給付費負担金でございます。 第2項国庫補助金では、調整交付金及び介護保険システムの整備によります事業費補助金でございます。 第3款支払基金交付金につきましては1,904万4,000円を追加するもので、介護給付費交付金といたしまして社会保険診療報酬支払基金より交付を受けるものでございます。 202ページにまいりまして、第4款府支出金につきましては721万3,000円を追加するもので、給付費の増に伴います介護給付費負担金でございます。 第5款財産収入につきましては34万9,000円を追加するもので、介護給付費準備基金の利子収入でございます。 第6款繰入金につきましては107万3,000円を減額するもので、第1項一般会計繰入金につきましては、給付費の増によります介護給付費繰入金721万3,000円の追加及び給与改定等によります職員人件費の減に伴う職員給与費繰入金87万4,000円の減額、介護保険事業費補助金の増によります一般会計からの事務費繰入金100万円の減額でございます。 第2項基金繰入金につきましては641万2,000円を減額するもので、介護給付費準備基金繰入金の減額でございます。 以上、まことに簡単ではございますが、平成14年度泉大津市介護保険事業特別会計補正予算の説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(清水勝) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定をいたしました。
    △日程第19 議案第15号 平成14年度泉大津市水道事業会計補正予算の件 ○議長(清水勝) 次に、日程第19、議案第15号「平成14年度泉大津市水道事業会計補正予算の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。上下水道局長。 ◎上下水道局長(中林忠文) ただいま議題となりました議案第15号平成14年度泉大津市水道事業会計補正予算につきまして、ご説明申し上げます。会議事項の211ページでございます。 今回の補正は、第1条で定めておりますように、補正予算第3号でございまして、第2条におきましては収益的収入及び支出の予定額を補正するものでございます。 第3条は、予算第4条本文中の資本的収支不足額3億1,735万5,000円を2億8,340万5,000円といたしまして、その収支不足額補てんのうち当年度消費税資本的収支調整額1,281万7,000円を1,003万2,000円に、当年度損益勘定留保資金2億3,973万5,000円を2億6,148万9,000円に、建設改良積立金取り崩し6,480万3,000円を1,188万4,000円に改めますとともに、次のページにまいりまして資本的収入及び支出の予定額を補正するものでございます。 第4条は、予算第5条中、起債の限度額1億円を7,500万円に改めるものでございます。 第5条では、予算第6条第1号中、議会の議決を経なければ流用することのできない職員給与費の金額4億7,081万8,000円を4億5,734万1,000円に改めるものでございます。 第6条は、予算第7条中、棚卸資産の購入限度額1,061万9,000円を1,291万9,000円に改めるものでございます。 内容につきましては、恐れ入ります、218ページをごらんいただきたいと存じます。 収益的収入の第1款水道事業収益では3,936万5,000円を減額するものでありまして、第1項営業収益、第1目給水収益では有収水量が対前年度0.1%の減少の971万立方メートルとなる見込みにより、料金収益を1,500万円減額するものでございます。 第2目受託工事収益は、下水道工事に伴う排水管移設工事費の減によりまして2,548万5,000円の減額で、第3目その他の営業収益230万円は、件数の増によります下水道使用料徴収業務受託料の追加でございます。 第2項営業外収益、第2目他会計負担金118万円の減額は、取りかえ修理等の減によります消火栓維持管理費負担金の減及び給与改定及び異動によります人件費負担金の減でございます。 219ページにまいりまして、収益的支出では、第1款水道事業費用におきまして1,906万8,000円を減額するもので、各費目にわたります給与改定及び異動等による職員人件費1,304万円の減額のほか、第2目配水及び給水費、第19節修繕費ではメーター改造修理及び漏水修理費の減額600万円でございます。 第3目受託工事費は、下水道工事に伴います受託工事の減により2,306万2,000円の減額でございます。 220ページにまいりまして、第6目減価償却費では、事業の確定による配水管等の構築物減価償却費の増等によりまして2,138万9,000円の追加でございます。 第2項営業外費用、第1目支払利息では、利率の確定により企業債利子を追加するもので、第5目消費税では支出の減等による消費税及び地方消費税納付額210万円の追加でございます。 221ページの資本的収入では2,631万9,000円を減額いたします。 第1款資本的収入、第1項企業債は、事業費の減により2,500万円を減額するもので、第4項他会計負担金では設置件数の減により消火栓設置費負担金を減額いたします。 222ページにまいりまして、資本的支出は6,026万9,000円の減額でありまして、第1款資本的支出、第1項建設改良費では、給与改定等によります職員人件費の減のほか、第7目堺泉北港水道施設費は、工事未執行によります579万2,000円の減額で、第8目配水管整備費では、下水道工事に伴う配水管復元工事の増及び配水管新設改良工事、路面復旧工事の減等によりまして4,102万9,000円の減額でございます。 第9目施設整備費では、入札差金等によりまして1,315万1,000円の減額で、第10目営業整備費では改造修理の減に伴い、メーター購入費の追加でございます。 なお、補正予算実施計画並びに資本計画につきましてはご参照のほどよろしくお願い申し上げます。 以上、まことに簡単でございますが説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(清水勝) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定をいたしました。 △日程第20 議案第16号 平成14年度泉大津市立病院事業会計補正予算の件 ○議長(清水勝) 次に、日程第20、議案第16号「平成14年度泉大津市立病院事業会計補正予算の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。市立病院事務局長。 ◎市立病院事務局長(若狭守) ただいま議題となりました議案第16号平成14年度泉大津市立病院事業会計補正予算につきまして、ご説明申し上げます。会議事項の225ページでございます。 今回の補正は、第1条で定めておりますように、平成14年度泉大津市立病院事業会計補正予算(第2号)でございます。 第2条におきまして、平成14年度泉大津市立病院事業会計予算の第3条で定めております収益的収入及び支出の予定額を補正するもので、収入につきましては第1款病院事業収益の既決予定額から1,438万5,000円を減額し、補正後の予定額を47億5,209万9,000円とするものでございます。 支出につきましては、第1款病院事業費の既決予定額から6,910万円を減額し、補正後の予定額を46億9,538万4,000円とするものでございます。 第3条では、予算第4条の本文中の資本的収入が資本的支出に対し不足する額1億1,996万8,000円を1億756万8,000円に改めることで、資本的支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。 第1款資本的支出の既決予定額から1,240万円を減額し、補正後の予定額を3億2,006万4,000円とするものでございます。 恐れ入りますが232ページをごらんいただきたいと思います。内容について説明いたします。 まず、収益的収入につきましては、第1款病院事業収益、第2項医業外収益、第2目他会計補助金として1,438万5,000円の減額でございます。これは、一般会計よりの繰入金の算出基礎におきます人件費が確定されたことに伴うものでございます。 また、収益的支出につきましては、第1款病院事業費用、第1項医業費用、第1目給与費より4,610万円を減額するもので、内容といたしましては中途退職者の不補充及び給与改定等に伴いまして、給料で2,350万円、手当等で2,750万円、法定福利費で1,160万円それぞれ減額するほか、賃金で臨時職員の増加に伴います260万円の追加、報酬で嘱託職員増員に伴います950万円の追加、退職給与金で440万円の追加でございます。 第3目経費におきまして1,500万円の減額は、臨床検査委託費で単価の引き下げの交渉によります減額が図られたものによるものでございます。 また、第2項医業外費用、第1目支払利息及び企業債取扱諸費800万円の減額は、一時借入金利息が当初見込み利率を下回ったことによるものでございます。 次に、資本的支出につきましては、第1款資本的支出、第4項繰延勘定、第1目退職給与金で1,240万円の減額でございます。これにつきましては中途退職者の2人分の確定に伴う補正でございます。 恐れ入ります、226ページに戻っていただきたく思います。 第4条といたしましては、予算第7条1号中、議会の議決を経なければ流用できない職員の給与費につきまして22億6,759万5,000円を22億2,149万5,000円に改めるものでございます。 また、第5条といたしましては、予算第8条に係ります一般会計からの繰入金額を定めたもので、先ほどご説明いたしました収益的収入の減額により6億4,700万円を6億3,261万5,000円に改めるものでございます。 なお、227ページから231ページに補正予算実施計画、資金計画、給与費明細書を添付いたしておりますので、後ほどご参照賜りたく存じます。 以上まことに簡単ですが、平成14年度補正予算(第2号)の内容について説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(清水勝) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定をいたしました。 △日程第21 議会議案第1号 平成15年度予算審査特別委員会設置の件 ○議長(清水勝) 次に、日程第21、議会議案第1号「平成15年度予算審査特別委員会設置の件」を議題といたします。 本件につきましては既にご協議いただいておりますので、特別委員会を設置することとし、定数については10名と定めたいと存じますが、これにご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって特別委員会は設置することに決定をいたしました。 なお、委員につきましては私よりご指名申し上げます。大橋一功議員、木野暁一議員、小林修平議員、高橋登議員、田立恵子議員、田中一吉議員、松本仁議員、溝口浩議員、村山吉洋議員、吉村譲議員、以上10名の方を委員として選任いたしたいと存じますが、これにご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって委員には、ただいまご指名申し上げました方々を選任することと決定をいたしました。        ------------------------ ○議長(清水勝) この際、暫時休憩をいたします。 なお、再開は午後1時からといたします。    午前11時38分休憩        ------------------------    午後1時01分再開 ○議長(清水勝) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △日程第22 議案第17号 平成15年度泉大津市一般会計予算の件 △日程第23 議案第18号 平成15年度泉大津市国民健康保険事業特別会計予算の件 △日程第24 議案第19号 平成15年度泉大津市下水道事業特別会計予算の件 △日程第25 議案第20号 平成15年度泉大津市老人保健特別会計予算の件 △日程第26 議案第21号 平成15年度泉大津市公園墓地事業特別会計予算の件 △日程第27 議案第22号 平成15年度泉大津市駐車場事業特別会計予算の件 △日程第28 議案第23号 平成15年度泉大津市土地取得事業特別会計予算の件 △日程第29 議案第24号 平成15年度泉大津市市街地再開発事業特別会計予算の件 △日程第30 議案第25号 平成15年度泉大津市介護保険事業特別会計予算の件 △日程第31 議案第26号 平成15年度泉大津市水道事業会計予算の件 △日程第32 議案第27号 平成15年度泉大津市立病院事業会計予算の件 ○議長(清水勝) それでは、日程第22、議案第17号から日程第32、議案第27号までの平成15年度当初予算議案11件を一括議題といたします。 △日程第33 施政方針 ○議長(清水勝) 次に、日程第33といたしまして、市長より予算編成に対する施政方針を承ります。茶谷市長。    (茶谷輝和市長 登壇) ◎市長(茶谷輝和) 平成15年第1回市議会定例会の開会に当たりまして、市政運営に対する基本方針を申し述べ、議員各位を初め、市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じております。 今日、我が国の経済は、単なる循環型景気の低迷ではなく、複合的な構造による停滞に直面し、戦後経験したことのないデフレ状態が続くなど、あらゆる分野に大きな影響を与えております。小泉内閣は聖域なき構造改革を掲げ、改革なくして景気回復なしとの路線を推進し、歳出、税制、金融、規制の4つの改革を加速するとし、総合的な経済対策を進めており、最も重要なことはデフレ不況からの脱却といたしております。しかしながら、改革は道半ばにあり、成果が明確にあらわれるまでには、今しばらく時間が必要とされております。 さらにイラク情勢、北朝鮮問題による国際情勢の不安定と相まって、先行きが極めて不透明で、なお不況が続くものと予想されております。 このような中で、平成15年度、国の一般会計予算(案)では、平成14年度当初予算と比較し0.7%伸びておりますが、歳入におきまして、景気の低迷などにより税収が10.7%減と昭和62年度以来の低水準となっております。また、国債発行額は公約でありました30兆円を超え過去最大に膨らむとともに、歳入全体に占める国債の割合は44.6%と過去最悪となる状況となっております。 一方、地方を取り巻く情勢でございますが、地方の行財政運営に最も関係の深い国の地方財政対策は、平成15年度地方財政計画において歳入歳出規模で対前年度比1.5%減となっており、特に注目しなければならない地方交付税は7.5%の減となっております。この地方交付税の減額にあわせ、一方では臨時財政対策債を発行することにより、合計では対前年度比5.1%増となり、このことが具体的にどう展開されていくかは重要な要素となっております。 また、国庫補助負担金の削減、地方交付税の見直し、税源移譲のいわゆる三位一体の構造改革についても、芽出しという表現の中でその方向は見えず、また、税制改革による減税など不透明となっております。 一方、市町村におきましては、市町村の合併の特例に関する法律による市町村合併の期限を控え、合併問題が最大の課題となっており、平成14年4月1日現在、全国3,218市町村のうち約2,490の市町村において法定協議会、あるいは任意協議会、研究会などの取り組みが行われております。 このように、地方を取り巻く情勢といたしましては、地方交付税のあり方など国の地方財政計画への対応と市町村の合併問題の大きく2つの課題に対応することが求められており、いずれも効率的な行財政運営が基礎となっております。 本市では、行財政運営となりますと、まず、平成13年度半ばから鋭意取り組んでおります財政再建を図ることが最重要課題となります。財政再建につきましては、議員を初め市民の皆様方のご理解とご協力によりまして、財政再建計画(案)に掲げました数値目標よりもやや改善する成果を上げるなど、数値といたしましては順調に推移をいたしております。さらにこの財政再建を確実なものとするためには、国の地方財政計画が密接に関連いたしますことから、今後の展開と影響など慎重に見定め、財政再建計画のもと、鋭意市政の運営に当たってまいりたいと考えております。 あわせて、市町村の大きな課題となっております合併問題への的確な対応を図ってまいりたいと考えております。 本年度の最重要課題は、さきに申し上げましたように、財政再建を確実なものとしていくこと、そして、市の存在を左右する合併問題への的確な取り組みを展開することであり、極めて重要な時期にあると認識し、この2つの課題に全力をもって取り組んでいかなければならないと考えております。 まず、財政再建計画への取り組みでございます。財政再建は本格的に取り組み2年目を迎え、確かな道筋をつけることが重要となっております。 平成15年度一般会計予算案の総額は250億300万円、前年度比マイナス6.6%で、前年度繰上充用金や借換債の発行等を除いた実質的な伸び率はマイナス4.6%とする予算編成を行っております。特別会計等では300億5,300万円で、前年度比5.9%増としたものでございます。 一般会計予算の歳入では、国の地方財政計画や府の動向も視野に入れ、地方交付税、各種譲与金、交付金等の依存財源につきましては、対前年度比マイナス7.3%とし、主な自主財源である市税収入はマイナス4.3%と、現下の厳しい情勢と大きく変化する状況を背景に、より厳しく推計いたしております。 一方、歳出では事業別予算査定を導入し、緊急性、費用効果などを勘案した優先順位による予算配分を行い、また、人件費や経常経費等の削減を行うなど、重点的かつ効率的な配分による編成を行っております。 財政再建計画(案)と当初予算案の比較では、歳入は財政再建計画(案)の245億8,500万円に対し241億7,700万円を計上し、4億800万円の減額としたものでございます。また、歳出は238億9,500万円に対し、生活保護費など扶助費の増嵩はあるものの、236億3,900万円を計上し、2億5,600万円の減額としたものでございます。 したがいまして、普通会計ベースの単年度収支は5億3,800万円の黒字となり、財政再建計画(案)の6億9,000万円と比べますと1億5,200万円の減となります。 実質収支は、現時点での平成14年度の決算見込額を反映いたしますと、その不足額は15億4,600万円となる見込みであり、財政再建計画(案)の16億7,000万円と比べますと、実質収支では1億2,400万円が計画を上回って改善される見通しであります。 財政再建に確かな道筋をつけるためには、予算の執行にあってもより適切な対応等を行ってまいりますが、大切なことは常に財政再建計画(案)の推進を念頭に対応することであり、計画案の進行管理を行うことであります。 このため、進捗状況を精査し、計画の確実性の確保を図ることとし、実施できなかった事項、実施しているが計画数値と差異が生じた事項、計画に掲げていないが効果があった事項など分析いたしますとともに、阻害要因、促進要因等の分析を行ってまいります。 また、法律の改正や予測できなかった種々の要因等により実施をしなければならない事業もあることから、財政再建計画(案)を原則として、まず、平成18年度までの総事業量を抽出し、事業計画と財政計画を策定し、綿密な進行管理を行ってまいります。 また、財政再建計画(案)では行財政運営の構造改革を理念としており、さまざまな分野での取り組みが必要でございます。平成14年度に一部試行いたしました事務事業評価システムを本格化させるとともに、行政評価システムの本格的な導入に向け取り組んでまいります。 また、第3次総合計画に示す市民をパートナーといたします協働体制について、市民参加の検討会から提言をいただくこととなっており、この提言をもとに庁内専門部会で指針を策定し、市民との協働を考察してまいります。 また、財政再建計画と関係の深い新設小学校の整備につきましては、新しい事業手法であるPFI方式の研究を行っておりますが、さらにPFI方式による前提条件や事業化のあり方など調査研究を続けてまいります。この新設小学校整備事業の着手時期については、財政状況の見通しを十分に精査いたしまして、極めて慎重に判断してまいります。 なお、戎・宇多両小学校につきましては、児童の安全の確保を最優先に改修等を行ってまいります。 次に、市町村合併問題であります。 合併の是非、あるいは市町の合併のあり方としてどの市や町と合併問題を考え、どの方向にもっていくのかが大変重要であり、しかも、このことは議会を初め市民の皆様方との共通の意思形成を図ることが基本であります。 市町合併問題の方向を定めるためには、将来のまちがどのようになるのかという都市構想をまとめ、これを合併パターンの選択肢としてまとめる必要があります。 都市構想といたしましては、いわゆる人口規模で政令指定都市となる100万人都市、中核市となる30万人都市、10万人都市、そして合併を行わない都市のいずれも都市構想素案としてまとめたところであり、さらに充実を図ってまいります。 あわせて、将来のまちづくりビジョンとして第3次総合計画を基本に、都市政策ビジョンとしてまとめてまいります。 中核市となる30万人の都市構想の一つとしては、昨年8月に和泉市、忠岡町と泉北2市1町広域行政研究会を設置し、合併にかかわる調査研究に取り組み、研究報告書をまとめてまいりました。今後、合併パターンとして確実な選択肢となるよう和泉市、忠岡町と積極的な協議調整を図ってまいります。 100万人都市構想、10万人都市構想は本市単独で調査研究したもので、堺市を初め関係する市町には合併問題について共通の意思のもとに取り組むことを積極的に働きかけ、合併パターンとして確実な選択肢となるよう協議調整を図ってまいります。 現段階では、本市と共通の考え方のもとに合併問題に関する調査研究に取り組んでいるのは和泉市、忠岡町でありますから、この取り組みを基本にする必要がございます。和泉市、忠岡町において合併の意思を持つ共通の考え方ができるかどうかということが重要となります。したがいまして、この枠組みの中で個別パターンも考察し、協議調整を鋭意進めてまいりたいと考えております。 そして、合併問題を考える場合に重要なことは、市民一人一人に本市の将来について考えていただくことであります。このため、議員を初め市民の皆さん方に積極的に情報提供を行うとともに、アンケート調査や説明会など具体的な取り組みを進めてまいりたいと考えております。 そして、合併問題の方向についての重要な意思形成につきましては、市民との合意形成を基本とし、その方法等につきましては、議会、市民の意見や議論を通じてまとめてまいりたいと考えております。 次に、主要施策の概要についてであります。 まず初めに、「ともに生き心と心をつなぐまちづくり」につきましては、市民のだれもが生涯を通じて心身ともに健康で、生きがいに満ちた生活を送ることのできるまちづくりを進める必要があります。 社会福祉施策は、平成14年度に策定した地域福祉計画の普及啓発を図るとともに、社会福祉協議会の地域福祉活動計画と連携し、地域住民や行政機関などとの協働により、地域福祉の理念に基づいた社会福祉事業の充実に努めてまいります。 高齢者福祉は、高齢者の方々が安心して自立した生活が送れるよう、保健福祉サービスや在宅福祉サービスなどの生活支援施策の充実を図るため、国・府を初めとする関係機関との連携強化を図ってまいります。 障害者福祉は、第2次泉大津市障害者計画に基づき施策の推進に努め、また、本年4月から始まる支援費制度において福祉サービスが後退することのないようサービスの維持、向上を図るとともに、制度の周知に努めてまいります。 さつき園につきましては、保護者による自主運営へ転換を図っていくため、円滑に移行できるよう保護者との話し合いを進め、あわせて今後の対応について社会福祉協議会と連絡をとり、指導員とも協議を深めてまいります。 児童福祉は、泉大津市保育計画に基づき、保育所待機児童の解消を図るため定員枠の拡大に努めるとともに、待機児童の解消と多様な保育ニーズにこたえる保育所のあり方、将来像について検討してまいります。 また、民生委員児童委員協議会を初め多くの組織の協力を得て実施しております「親子広場」など、地域ぐるみでの子育て支援の充実・拡大に努めるとともに、地域子育て総合援助事業としてのファミリーサポートセンター事業の具体化を検討してまいります。 また、児童虐待防止ネットワーク(CAPIO)及び就学前の障害児を対象とした親子・幼児教室事業を推進してまいります。 保健事業につきましては、乳幼児から高齢者に至るまでのそれぞれのライフステージに応じた健康づくりのため、基本健康診査の内容の充実や各種検診の受診の啓発を行い、健康づくり、疾病の予防、早期発見を促進し、あわせて寝たきりにならないために機能訓練を行い介護予防対策に努めてまいります。 国民健康保険事業につきましては、国民皆保険制度の中核をなすものでありますが、課題は健全な事業運営であり、安定した財政運営が図れるよう、国・府に対し強く要望してまいります。 介護保険事業は、平成12年度実施以来円滑に事業を推進してまいりました。平成14年度には第2期泉大津市介護保険事業計画を策定しており、これに基づき、今までの実績等を踏まえ、市民が必要とする介護サービスや相談業務の充実、さらに、よりよい介護システムの構築と健全な事業運営を図ってまいります。 高齢者や障害者などに配慮した福祉のまちづくりを推進するため、泉大津市福祉のまちづくり整備重点地区を中心に、歩道段差等の改善工事を実施し、また、公共空間や交通機関の結節点など利用頻度の高い箇所からバリアフリー化の促進に努めてまいります。 市立病院は、地域の中核病院として良質の医療を提供し、信頼され安心される医療を行うことが責務であります。急性期の二次医療機関として内科の24時間救急や小児科の泉州医療圏輪番制救急を実施するほか、乳腺・リュウマチ等の専門外来の充実を図るとともに、地域医療連携室を中心に地域の診療所や他病院と連携を図ることにより、医療の機能分担を明確にし、地域医療の確保と住民の医療・福祉の向上に努めてまいります。 医療事故防止は重要課題と位置づけ、全職員が医療安全管理規程のマニュアルにより、事故の防止に最善を尽くしてまいります。 経営の健全化につきましても重要課題であります。今後さらに厳しくなると思われる診療報酬改定等も視野に入れながら、財政の健全性を回復するための方策・課題に全職員が取り組むことにより、経営健全化変更計画(その2)を着実に実施することで経営基盤の確立を図り、可能な限り計画を前倒しできるよう努めてまいります。 また、消化器内科、消化器外科の強化や糖尿病の治療を柱とする内科、透析室、眼科、栄養管理科の連携と充実を図ってまいります。 医療水準の向上と医療従事者のレベルアップを目指して、医療版ムーディーズと言われる日本医療機能評価機構による病院機能評価の獲得に取り組むほか、新たな医師臨床研修制度導入に係わる施設認定を促進するため、各種学会の研修指定病院資格取得と懸案事項であります病理医の招聘を行い、病理学的組織検査を行ってまいります。 さらに、職員研修として地域の医療機関の研修受け入れを視野にホスピタルフォーラムの衛星遠隔研修に毎月取り組んでまいります。 また、子供と女性にやさしいプロジェクトを推進し、母児同室や母乳育児に取り組んでまいります。 次に、「心豊かな人を育み文化が薫るまちづくり」についてであります。 近年、芸術・文化・スポーツなどに対する市民の関心が高まっており、市民の自主的な学習意欲を支援する上で生涯学習の果たす役割はますます重要となっております。このため、南・北公民館、勤労青少年ホームでは各種講座を開催するとともに、クラブ活動を支援してまいります。 また、地域活動や体験学習などさまざまな学習機会を提供し、自然との触れ合いや青少年団体の育成を図ってまいります。 市民会館は新たに発足するプロジェクトとの協働のもと企画、運営を行い、市民の文化需要にこたえるとともに、民間資金活用事業による空調設備の改修により、大ホールの全面活用と斬新なアイデア等により利用率の向上を図ってまいります。 文化の振興として、市民音楽祭、文化祭、市展などを開催し、市民の文化意識の向上と芸術文化活動を支援してまいります。 池上曽根弥生学習館では、体験学習や考古学教室などを開催し、織編館では「織り」の体験やギャラリーを作品発表の場として提供してまいります。 市民のライフステージに応じた生涯スポーツの振興として、総合体育館においては、幼児から実年までの段階別にスポーツ教室を開催するとともに、市民体育祭を初め各種スポーツ、レクリエーション活動の充実に努めてまいります。 図書館では、生涯学習の拠点として、学習に必要な図書資料の収集と提供を行うとともに、利用者サービスの充実に努めてまいります。また、市史編さん事業につきましては、「泉大津市市史本文編(上)」を発刊してまいります。 あすとホールでは、PFI事業による生涯教育及び地域情報等に関する公益サービスを展開してまいります。 学校教育につきましては、豊かな人間性や社会性をはぐくみ、みずから学び考える力の育成と特色ある学校づくりを推進してまいります。また、新学習指導要領による教育内容の厳選に基づき、基礎・基本の確実な定着、確かな学力の向上、きめ細かな指導、思考力・判断力の育成など、子供の興味・関心を引き出し、みずから考え判断する能力等の生きる力を身につけるため、授業改革や職場体験学習、ボランティア教育などの体験学習の充実を図り、地域社会の支援を活用した教育活動の充実を一層推進してまいります。 さらに、全国的に深刻化いたします子供たちの孤立化やいじめ・不登校、少年犯罪などの問題に対応するため、人に対する思いやりを持ち、豊かな感性をはぐくむ心の教育の充実を図り、心豊かな子供たちの育成に努めてまいります。 各学校園におきましては、日々の子供たちの様子や表情、行動等に常に目を配るとともに、子供たちと教職員の信頼関係を基盤にして、生徒指導体制の充実を図ってまいります。 また、スクールカウンセラーの全中学校への配置と心の教室相談員の適切な配置などを積極的に進めるとともに、教育研究所及び学校における教育相談並びに適応指導教室の活用により、子供たちが安心して学べる環境づくりに努めてまいります。 地域教育懇話会(すこやかネット)が全中学校区に設置され、体験活動や安全確保など子供たちの健全育成に積極的かつさまざまな取り組みがなされており、その活動の一層の発展を図るとともに、開かれた学校づくりへの支援を行ってまいります。 また、幼稚園教育の充実や小・中学校における図書館教育の充実に努めるとともに、情報教育につきましては、インターネットの利用による教育の情報化の推進を図り、情報モラルの育成にも努めてまいります。 学校教育施設の整備につきましては、本年度から学校施設の耐震診断実施計画を策定し、順次耐震診断を進めるとともに、施設の安全性と耐久性の確保を図る施設改修、児童・生徒数の推移に応じた施設整備を財政再建計画(案)を踏まえ、計画的に取り組んでまいります。 また、学校園での安全対策は、一昨年に発生いたしました大阪教育大附属池田小学校における事件が風化することのないよう安全管理に努め、子供の安全の確保を図ってまいります。 国際化への対応として、友好都市であるグレータージローン市への中学生国際親善訪問団の派遣や泉州国際市民マラソン参加選手の招聘を行い、ホストファミリーなどとの人的交流を推進してまいります。 人権の尊重につきましては、人権教育及び人権啓発の推進に関する法律など法の精神に基づき、同和問題を初めとする高齢者・障害者・子供の人権など、あらゆる差別の解消に向けた取り組みを推進してまいります。 また、人権相談事業につきましては、人権擁護委員による人権相談やフェミニストカウンセラーによる女性相談事業を実施するとともに、新たに常設の人権相談事業を実施し、その充実を図ってまいります。 男女共同参画社会の実現を目指し、男女共同参画社会基本法及びにんじんプラン・実施計画に基づき各施策を推進し、また、市民との協働による女性フォーラム、女性問題講座を初めとする意識啓発活動を進めるとともに、女性グループの交流を支援するなど、男女共同参画社会への機運の醸成に努めてまいります。 人権教育の取り組みにつきましては、憲法を初め、本市の人権を尊ぶまちづくり条例や人権教育基本方針、在日外国人教育に関する指導の指針等の精神に基づき、各学校園において人権尊重の教育を推進し、人権感覚の豊かな子供の育成に努めてまいります。 市民一人一人に平和のとうとさを深く認識していただくため、平和メッセージ展を初め平和見学バスの実施など、本市非核平和都市宣言の趣旨に基づき、平和啓発諸事業の推進に努めてまいります。 「便利で安心して生涯暮らせるまちづくり」についてであります。 まちは人々の生活の場であり、日々の暮らしの場であります。快適で住みやすいまちを築くためには、適正な都市機能の配置と計画的な市街地の整備が必要であり、住民との協働によりともに考えることが重要であります。 泉大津駅西地区のまちづくりにつきましては、泉大津駅西地区市民まちづくり会議を支援し、本市の中心拠点にふさわしい魅力あるまちづくりを創出するため、中心市街地活性化基本計画に基づく各種事業について研究をしてまいります。また、浜街道一帯の町並み景観を保全するため、浜街道まつりを支援してまいります。 地域拠点としての北助松駅及び松之浜駅周辺地区のまちづくりにつきましては、地区の特性を生かした快適なまちづくりを進めるため、それぞれの市民まちづくり会議を支援するとともに、女性の視点からまちづくりを考える活動にも支援してまいります。 南海本線連続立体交差事業は、先日仮下り線切りかえが行われたところであり、引き続き地元住民の意向を踏まえつつ、用地買収及び仮上り線工事等の事業を推進してまいります。 次に、臨海部の整備についてでございます。 港湾と都市、そして自然とが共生する、活力と創造性に富んだまちを目指し、きららタウン泉大津、トライポートサザン21、フェニックス事業を3つの柱としてその整備を促進しており、内陸部との一体的な連携による自律的な都市としての発展を目指しております。 きららタウン泉大津では、にぎわいのあるまちづくりを進めるため、施設整備の拡充について関係機関とともに鋭意努力をしてまいります。 トライポートサザン21では、国際的な総合物流拠点の実現に向け、船舶の大型化やコンテナ化に対応する外貿埠頭の整備と国内物流に対する内貿埠頭の整備を促進し、既設航路の充実と新たな航路の拡充に努めてまいります。 また、総合物流拠点の核となる中心地区を民間活力により整備を促進しているところであり、あわせて泉大津市企業誘致促進に関する条例を活用し、賃貸・分譲を進め、助松埠頭の充実を図ってまいります。 フェニックス事業につきましては、事業主体との密接な連携調整を図り、環境保全に努めながら事業の促進を図ってまいります。このフェニックス計画によって生じる埋立地は、本市にとって未来に開かれた貴重な開発空間であることから、この埋立地の整備目標を21世紀の都市課題である環境問題に対処し得る戦略的な開発拠点と位置づけ、「環境創造都市・泉大津市」を基本コンセプトとした土地利用並びに民間活力、市民との協働等のあり方について検討を進めてまいります。 さらに、港湾全体の整備と振興を図るため、関係機関に対し堺泉北港港湾計画などに基づく諸事業の促進を強く働きかけ、より一層港勢を高めるとともに、緑地・緑道の整備を促進し、市民が触れ合い、親しめるみなとづくりを進めてまいります。 総合的な交通安全対策といたしましては、交通安全施設の整備を初め、交通安全教育の充実、交通安全意識の高揚など、行政、警察、市民の三者一体の取り組みを進めてまいります。また、迷惑駐車、不法駐車対策を進めるとともに、市民の理解と協力を得ながら自転車放置防止の指導に努めてまいります。 住宅密集市街地における狭隘道路につきましては、災害時の安全性及び生活環境の改善を図る等の観点から泉大津市細街路整備等に関する要綱を活用し、良好な住環境の整備を図ってまいります。 水道事業につきましては、老朽化した中央浄配水場施設の更新及び老朽管の布設がえなど配水施設整備により、漏水防止並びにより安全で良質な水道水の安定供給に努め、業務の効率化及び市民サービスの向上を図ってまいります。 下水道事業につきましては、厳しい下水道財政のもと、計画的かつ効率的に整備を進めてまいります。また、水洗化率の向上を図るため、未水洗世帯への個別訪問を行うとともに、使用料収入の確保や維持管理費の抑制に努め、経営的視点をもって財政運営を行ってまいります。さらに、下水道事業研究会においてさまざまな視点からの研究を行ってまいります。 公園及び緑地につきましては、緑が豊かに息づき、潤いと安らぎのあるだれもが憩える美しい都市環境を形成するため、市民の自発的・主体的な活動を促進し、みんなの公園、みんなの緑化意識の醸成に努めてまいります。 防災対策につきましては、南海・東南海地震の今世紀前半での発生が予想されており、震災だけでなく津波被害も危惧されております。このため、国の災害シミュレーションについて研究するとともに、本年度は、庁舎の耐震診断並びに津波発生を想定した情報収集・伝達を中心とする防災訓練の実施と、各自主防災組織や自主防災組織連絡協議会が行う防災訓練などの支援、災害対策用備蓄毛布の補充を行い、地域防災力の向上に努めてまいります。 消防・救急体制といたしましては、救急救命士による気管内挿管などの医療行為の拡大が平成16年7月を目途に解禁されることに伴いまして、救急救命士の再教育、搬送体制の検証などを含めた総合的高度救急体制の実現に向け、(仮称)泉州メディカル・コントロール協議会に対し積極的に働きかけてまいります。また、防火対象等違反是正の推進並びに消防無線機器などの整備を図ってまいります。 次に、「うるおいのある環境と共生するまちづくり」についてであります。 近年、省資源や省エネルギーなど環境にやさしいまちづくりが求められている中、人々のライフスタイルも徐々に変化してきております。資源の有効利用、再利用、再生資源の活用など、資源循環型社会の形成を推進するため、一般廃棄物につきましては引き続きごみの分別収集とリサイクルの推進に努めてまいります。 また、ごみの減量化と増大するごみ処理経費の負担のあり方について、廃棄物減量等推進会議での議論、自治会連合会や衛生委員会等のご意見を参考にし、ごみ有料化の具体策を提案してまいります。 環境保全の推進につきましては、環境基本計画に基づき、市民等との協働に努めながら、環境にやさしい社会の創造に向け、計画の推進に取り組んでまいります。 新エネルギーの普及促進につきましては、資源の枯渇を防止し、温室効果ガスの排出量を抑制していくためには、市民一人一人がライフスタイルを考え転換することが大切であります。産業界、行政などあらゆる部門が協力して自然エネルギー、再生可能エネルギー等の新エネルギーの導入に関する情報交換を行いながら、有効な施策の実行に努めてまいります。 住宅施策につきましては、住宅マスタープランに基づき、公共と民間の適切な役割分担のもと、快適な居住環境の整備や居住水準の高い良好な住宅の供給に努めてまいります。さらに、マンション問題等住宅関係の相談や若者等の定住を図り、まちの活性化に資することを目的とする住宅購入資金融資あっせん制度を実施し、住宅購入を支援してまいります。 人々の暮らしや歴史、文化、自然が息づくまちの景観は、「未来」に引き継ぐべき資産として大切にはぐくみ、育てていく必要があります。そのため、暮らしの中にこれまでの歴史、文化や自然を取り入れた魅力的なまちをつくるため、市民景観会議「景観人の集い」を通じて都市デザインの創造に努めてまいります。 次に、「伝統と未来を紡ぐ生活・産業のまちづくり」についてであります。 我が国の景気の低迷は、本市における産業活動等にも多大な影響を及ぼし、これらに対応する産業政策や雇用対策が求められております。 まず、毛布・ニット等地域産業の振興につきましては、地場産業振興対策連絡協議会等のさらなる充実のもと、各業界みずからが考え展開する積極的な取り組みを初め、ニットカレッジ泉大津、大阪繊維リソースセンターを支援してまいります。 商業・サービス業の振興として、市内商業の活性化を図るため、泉大津市商店連合会への支援を行うなど、市内商業の振興に向け取り組んでまいります。 また、都市農業の振興と農地の保全に努めるとともに、漁業の安全操業の確保や市民に親しまれる漁港の維持に努めてまいります。 厳しい雇用状況を踏まえ、障害者や母子家庭の母親など就職困難者の雇用・就労を支援することを目的として実施いたしております泉大津市就労支援事業を、NPO、福祉団体、労働団体など関係団体との協働により積極的に推進してまいります。また、職業安定所管内で設置されております雇用対策推進協議会の関係団体との連携及び情報交換等の拡充に努めるとともに、緊急雇用創出特別基金事業の有効な活用を図り、労働環境の改善に努めてまいります。 次に、「創意を合わせ市民で創る人が真ん中のまちづくり」についてであります。 市民との協働による創意と工夫のあるまちづくりを進めるためには、市民の参加意識を高め、市民参加を促進することが重要であります。そのため、情報公開、情報提供を推進するとともに、広報・広聴活動の充実を図り、市民の市政に対する理解と関心を深めてまいります。 情報公開では、個人のプライバシーに関する情報を最大限に保護するとともに、公文書の公開、会議の公開、情報提供からなる総合的な情報公開制度のより一層の公正かつ円滑な運営を図ってまいります。 広報活動は、より親しみやすく読みやすい広報紙の発行に努めるとともに、CATVによる行政ニュースの提供、ホームページの充実、諸事業の的確なPRとその速やかな伝達を図るなど、市民生活に役立つ広報活動の充実に努めてまいります。 広聴活動は、直接市民の声や市民のニーズを的確に把握するため「提言はがき」や「ふれあい対話」を実施するとともに、市民相談の充実に努めてまいります。 生活安全の推進につきましては、泉大津市生活安全条例の基本理念に基づき、関係機関及び各種関係団体との緊密な連携を図りながら、広報・啓発活動に努めてまいります。 情報化社会への対応といたしましては、本年8月に総合行政ネットワーク(LGWAN)運用開始が予定されており、このため、大阪電子自治体推進協議会との共同事業によりシステムを構築するとともに、適切な運用を図ってまいります。また、総合行政ネットワークの運用に合わせ、庁内LANの整備を行い、事務の効率化と有効活用を図るとともに、電子申請などに対応を図る電子自治体の構築に向け研究を進めてまいります。 住民基本台帳ネットワークシステムは、本年8月からの住民基本台帳カード発行等の第2次稼働に向け、本制度の市民PRに努めるとともに、個人情報保護を第一義として国・府との連携のもと、システムの円滑な運営に努めてまいります。また、住民基本台帳カードの独自利用領域を活用した行政サービスの提供は、国や各自治体の動向を見定めるとともに、庁内において検討を進めてまいります。 以上、市政運営の基本方針についてご説明を申し上げてまいりました。 冒頭にも申し上げましたように、我が国の経済は構造的な停滞の中で、戦後初めてデフレという状況に直面し、経験が少ない中、その先行きは極めて不透明で危機感が高まりつつあります。本市におきましても、今後ますます厳しい状況が予想されております。 このような状況の中で、財政再建を初め諸課題が山積いたしておりますが、先人諸先輩の幾多の難局を乗り越えられ、泉大津を築いてこられました。そのご労苦を思うと今の試練と困難は必ず乗り越えなければならないものと思っており、施策の道筋を立て、職員と一丸となって全力を傾注して、効率的かつ効果的な行財政運営のもとに市政の運営に当たってまいりたいと思っております。 どうか、議員各位並びに市民の皆様におかれましては、一層のご理解とご協力を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、終わりたいと思います。ご清聴ありがとうございました。 ○議長(清水勝) 市長の施政方針が終わりました。        ------------------- ○議長(清水勝) この際お諮りいたします。予算大綱説明につきましては、平成15年度予算審査特別委員会において予算説明を行っていただくことといたしまして、本会議におきましては説明を省略させていただきたいと存じますが、これにご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって説明は省略することと決定をいたしました。 お諮りいたします。本日は以上をもって延会し、来る3月6日午前10時より再開いたしたいと存じますが、これにご異議ありませんか。    (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清水勝) 異議なしと認めます。よって本日は以上で延会し、来る3月6日午前10時より再開することといたします。 本日は、慎重ご審議ありがとうございました。    午後1時52分延会    会議録署名議員         泉大津市議会議長    清水 勝         泉大津市議会議員    松本又三         泉大津市議会議員    木野暁一...