令和 3年 2月 定例会
吹田市議会会議録6号 令和3年2月
定例会-----------------------------------◯議事日程 令和3年3月23日 午前10時開議 1 議席の変更について 2 議案第2号 吹田市
無料低額宿泊所の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について 3 議案第3号 岸部中5丁目地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について 4 議案第4号 吹田市
会計年度任用職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 5 議案第5号
吹田市立児童会館条例の一部を改正する条例の制定について 6 議案第6号
吹田市立教育・
保育施設条例の一部を改正する条例の制定について 7 議案第7号 吹田市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定について 8 議案第8号 吹田市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について 9 議案第9号
吹田市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について 10 議案第10号 吹田市積立基金条例の一部を改正する条例の制定について 11 議案第11号 吹田市
建築基準法施行条例の一部を改正する条例の制定について 12 議案第12号 吹田市手数料条例の一部を改正する条例の制定について 13 議案第14号
千里ニュータウン地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について 14+議案第15号 吹田市
都市公園条例の一部を改正する条例の制定について +議案第16号 吹田市
都市公園法施行条例の一部を改正する条例の制定について 15 議案第17号
吹田市立図書館条例の一部を改正する条例の制定について 16 議案第18号 吹田市公民館条例の一部を改正する条例の制定について 17 議案第19号
吹田市立子育て青少年拠点夢つながり未来館条例の一部を改正する条例の制定について 18 議案第22号 公用車の交通事故に係る損害賠償額の決定について 19 議案第23号 市道の管理の瑕疵による事故に係る損害賠償額の決定について 20 議案第25号 市道路線の認定について +議案第39号 令和2年度吹田市
一般会計補正予算(第16号) |議案第40号 令和2年度吹田市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号) |議案第41号 令和2年度吹田市
部落有財産特別会計補正予算(第1号) |議案第42号 令和2年度吹田市
勤労者福祉共済特別会計補正予算(第1号) 21|議案第43号 令和2年度吹田市
介護保険特別会計補正予算(第2号) |議案第44号 令和2年度吹田市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) |議案第45号 令和2年度吹田市
公共用地先行取得特別会計補正予算(第1号) |議案第46号 令和2年度吹田市
水道事業会計補正予算(第3号) |議案第47号 令和2年度吹田市
下水道事業会計補正予算(第1号) +議案第49号 令和2年度吹田市
一般会計補正予算(第17号) 22 議案第27号 令和3年度吹田市
一般会計予算 +議案第28号 令和3年度吹田市
国民健康保険特別会計予算 |議案第29号 令和3年度吹田市
部落有財産特別会計予算 |議案第30号 令和3年度吹田市
勤労者福祉共済特別会計予算 |議案第32号 令和3年度吹田市
後期高齢者医療特別会計予算 23|議案第33号 令和3年度吹田市
公共用地先行取得特別会計予算 |議案第34号 令和3年度吹田市
病院事業債管理特別会計予算 |議案第35号 令和3年度吹田市
母子父子寡婦福祉資金貸付特別会計予算 |議案第36号 令和3年度吹田市
水道事業会計予算 |議案第37号 令和3年度吹田市
下水道事業会計予算 +議案第48号 令和3年度吹田市
一般会計補正予算(第1号) 24 議案第31号 令和3年度吹田市
介護保険特別会計予算 +議案第20号 (仮称)
南千里駅前公共公益施設整備事業契約の一部変更について 25|議案第21号 佐竹千里山駅
線道路改良工事請負契約の一部変更について +議案第24号
包括外部監査契約の締結について +議案第50号 吹田市
北千里小学校跡地複合施設建設工事(建築工事)請負契約の | 締結について 26|議案第51号 吹田市
北千里小学校跡地複合施設建設工事(
電気設備工事)請負契 | 約の締結について |議案第52号 吹田市
北千里小学校跡地複合施設建設工事(
機械設備工事)請負契 + 約の締結について 27 議案第53号 令和2年度吹田市
一般会計補正予算(第18号) 28 議案第54号 令和3年度吹田市
一般会計補正予算(第2号) 29 議案第55号 吹田市
教育委員会委員の選任について 30 議案第56号 吹田市
公平委員会委員の選任について 31 市会議案第3号
吹田市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について 32 市会議案第4号
人権擁護委員の推薦に関する意見について 33 市会議案第5号
特定商取引法及び預託法における契約書等の電子化を拙速に導入しないことを求める意見書 34 市会議案第6号 預託法及び
特定商取引法の改正と法執行の強化を求める意見書 35 市会議案第7号 大阪府民の医療を守る意見書 36 市会議案第8号 性犯罪・
性暴力被害者への支援の拡充を求める意見書 37 市会議案第9号 後期高齢者に対する医療費の窓口負担割合の引上げを行わないことを求める意見書 38 市会議案第10号 長引くコロナ禍の下で、事業主や労働者への支援の継続と拡充を求める意見書 39 市会議案第11号
女子差別撤廃条約選択議定書の速やかな批准を求める意見書 40 市会議案第12号 刑法の性犯罪に関する規定について更なる見直しを求める意見書 (追加) 41 議席の変更について
-----------------------------------◯付議事件 1 議席の変更について 2 議案第2号 吹田市
無料低額宿泊所の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について 3 議案第3号 岸部中5丁目地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について 4 議案第4号 吹田市
会計年度任用職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 5 議案第5号
吹田市立児童会館条例の一部を改正する条例の制定について 6 議案第6号
吹田市立教育・
保育施設条例の一部を改正する条例の制定について 7 議案第7号 吹田市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定について 8 議案第8号 吹田市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について 9 議案第9号
吹田市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について 10 議案第10号 吹田市積立基金条例の一部を改正する条例の制定について 11 議案第11号 吹田市
建築基準法施行条例の一部を改正する条例の制定について 12 議案第12号 吹田市手数料条例の一部を改正する条例の制定について 13 議案第14号
千里ニュータウン地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について 14+議案第15号 吹田市
都市公園条例の一部を改正する条例の制定について +議案第16号 吹田市
都市公園法施行条例の一部を改正する条例の制定について 15 議案第17号
吹田市立図書館条例の一部を改正する条例の制定について 16 議案第18号 吹田市公民館条例の一部を改正する条例の制定について 17 議案第19号
吹田市立子育て青少年拠点夢つながり未来館条例の一部を改正する条例の制定について 18 議案第22号 公用車の交通事故に係る損害賠償額の決定について 19 議案第23号 市道の管理の瑕疵による事故に係る損害賠償額の決定について 20 議案第25号 市道路線の認定について +議案第39号 令和2年度吹田市
一般会計補正予算(第16号) |議案第40号 令和2年度吹田市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号) |議案第41号 令和2年度吹田市
部落有財産特別会計補正予算(第1号) |議案第42号 令和2年度吹田市
勤労者福祉共済特別会計補正予算(第1号) 21|議案第43号 令和2年度吹田市
介護保険特別会計補正予算(第2号) |議案第44号 令和2年度吹田市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) |議案第45号 令和2年度吹田市
公共用地先行取得特別会計補正予算(第1号) |議案第46号 令和2年度吹田市
水道事業会計補正予算(第3号) |議案第47号 令和2年度吹田市
下水道事業会計補正予算(第1号) +議案第49号 令和2年度吹田市
一般会計補正予算(第17号) 22 議案第27号 令和3年度吹田市
一般会計予算 +議案第28号 令和3年度吹田市
国民健康保険特別会計予算 |議案第29号 令和3年度吹田市
部落有財産特別会計予算 |議案第30号 令和3年度吹田市
勤労者福祉共済特別会計予算 |議案第32号 令和3年度吹田市
後期高齢者医療特別会計予算 23|議案第33号 令和3年度吹田市
公共用地先行取得特別会計予算 |議案第34号 令和3年度吹田市
病院事業債管理特別会計予算 |議案第35号 令和3年度吹田市
母子父子寡婦福祉資金貸付特別会計予算 |議案第36号 令和3年度吹田市
水道事業会計予算 |議案第37号 令和3年度吹田市
下水道事業会計予算 +議案第48号 令和3年度吹田市
一般会計補正予算(第1号) 24 議案第31号 令和3年度吹田市
介護保険特別会計予算 +議案第20号 (仮称)
南千里駅前公共公益施設整備事業契約の一部変更について 25|議案第21号 佐竹千里山駅
線道路改良工事請負契約の一部変更について +議案第24号
包括外部監査契約の締結について +議案第50号 吹田市
北千里小学校跡地複合施設建設工事(建築工事)請負契約の | 締結について 26|議案第51号 吹田市
北千里小学校跡地複合施設建設工事(
電気設備工事)請負契 | 約の締結について |議案第52号 吹田市
北千里小学校跡地複合施設建設工事(
機械設備工事)請負契 + 約の締結について 27 議案第53号 令和2年度吹田市
一般会計補正予算(第18号) 28 議案第54号 令和3年度吹田市
一般会計補正予算(第2号) 29 議案第55号 吹田市
教育委員会委員の選任について 30 議案第56号 吹田市
公平委員会委員の選任について 31 市会議案第3号
吹田市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について 32 市会議案第4号
人権擁護委員の推薦に関する意見について 33 市会議案第5号
特定商取引法及び預託法における契約書等の電子化を拙速に導入しないことを求める意見書 34 市会議案第6号 預託法及び
特定商取引法の改正と法執行の強化を求める意見書 35 市会議案第7号 大阪府民の医療を守る意見書 36 市会議案第8号 性犯罪・
性暴力被害者への支援の拡充を求める意見書 37 市会議案第9号 後期高齢者に対する医療費の窓口負担割合の引上げを行わないことを求める意見書 38 市会議案第10号 長引くコロナ禍の下で、事業主や労働者への支援の継続と拡充を求める意見書 39 市会議案第11号
女子差別撤廃条約選択議定書の速やかな批准を求める意見書 40 市会議案第12号 刑法の性犯罪に関する規定について更なる見直しを求める意見書 41 議席の変更について
-----------------------------------◯出席議員 35名 1番 泉井智弘 2番 澤田直己 3番 馬場慶次郎 4番 五十川有香 5番 池渕佐知子 6番 有澤由真 7番 石川 勝 8番 後藤恭平 9番 浜川 剛 10番 白石 透 11番 石田就平 12番 生野秀昭 13番 西岡友和 14番 川本 均 15番 木村 裕 16番 山本 力 17番 矢野伸一郎 18番 井上真佐美 19番 野田泰弘 20番 藤木栄亮 21番 里野善徳 22番 高村将敏 23番 橋本 潤 24番 斎藤 晃 25番 松尾翔太 26番 井口直美 27番 益田洋平 28番 吉瀬武司 29番 小北一美 30番 坂口妙子 32番 山根建人 33番 玉井美樹子 34番 柿原真生 35番 塩見みゆき 36番
竹村博之-----------------------------------◯欠席議員 1名 31番
村口久美子-----------------------------------◯出席説明員 市長 後藤圭二 副市長 春藤尚久 副市長 辰谷義明
水道事業管理者 前田 聡 危機管理監 清水康司 総務部長 小西義人 行政経営部長 稲田 勲 税務部長 中川明仁 市民部長 高田徳也 都市魅力部長 井田一雄 児童部長 中野 勝 福祉部長 大山達也
健康医療部長 前村誠一
健康医療審議監 岡 大蔵 環境部長 中嶋勝宏 都市計画部長 乾 詮 土木部長 舩木充善 下水道部長 柳瀬浩一 会計管理者 岩田 恵 消防長 笹野光則 水道部長 山村泰久 理事 岡松道哉 理事 保木本 薫 理事 小林祐司 理事 伊藤 登 理事 松本利久 理事 稲葉武司 教育長 西川俊孝 学校教育部長 山下栄治 地域教育部長 木戸 誠 教育監
大江慶博-----------------------------------◯出席事務局職員 局長 宮田 丈 次長 古川純子 参事 二宮清之 主幹 守田祐介 主査 山本紘也 主任
板津友哉----------------------------------- (午前10時 開議)
○木村裕議長 ただいまから2月定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。 議事に先立ち、一言申し上げます。 本日の会議につきましても、引き続き議員や議事説明員の座席の間隔をできる限り空けた配置とするなど、
新型コロナウイルス感染症の感染防止策を徹底した運営を継続して行いたいと考えております。 ただし、本日につきましては、本定例会の最終日で、多数の議案の採決を予定しておりますので、これまでの各日程のように、一部の議員に開会時と採決時を除いて退席していただくことにしますと、議場の出入りを相当な回数行っていただくことになり、退席の対象となる議員の負担や会議時間の増大につながることから、配慮する必要があると考えております。 そのため、この後、昨年の5月以降に開催した定例会の最終日の本会議の際と同様に、議席の変更を行い、議員には全ての議事が終了するまで、議席間の通路を含め、間隔を空けて座っていただくとともに、一部の議員には、
議事説明員側の座席にも間隔を空けて座っていただくことで、採決時における議員の出入りをなくしたいと考えております。 それに伴いまして、議席の変更が承認されましたら、市長、春藤副市長、辰谷副市長、教育長以外の議事説明員には退席していただき、別室で音声傍聴するなどして待機していただくことになりますので、あらかじめ御承知願います。 なお、待機中の議事説明員の提案説明や答弁などについては、その際に限り議場内に入り、あらかじめ指定している座席において行っていただくことになりますので、よろしくお願いいたします。 次に、諸般の報告をいたします。 ただいまの出席議員は35名でありまして、病気その他の理由による欠席届出者は1名であります。 本日の議事日程はお手元に配付いたしてありますので、それにより御承知願います。 本日の署名議員を私から指名いたします。 19番 野田議員、33番 玉井議員、以上両議員にお願いいたします。 これより議事に入ります。
-----------------------------------
○木村裕議長 初めに、26番 井口議員から、3月3日の本会議で行った質問の中の発言について、会議規則第63条の規定により、訂正したい旨の申出がありますので、ただいまから発言を許可いたします。26番 井口議員。 (26番
井口議員登壇)
◆26番(
井口直美議員) 3月3日の本会議における私の個人質問の中で、我が会派は自分たちのできる範囲で削減し、お困りの地域や必要な方々に届けることを続けていますと申し上げましたが、言葉足らずなので誤解を招く表現になってしまいました。 正しくは、我が会派は、頂いた報酬の中から吹田市以外で災害等でお困りの地方自治体に届けることを続けていますと述べるべきでありましたので、発言の訂正をお願いします。
○木村裕議長 ただいま26番 井口議員から、会議規則第63条の規定により、発言を訂正したい旨の申出がありましたので、許可いたします。
-----------------------------------
○木村裕議長 次に、日程1 議席の変更についてを議題といたします。 冒頭に申し上げましたとおり、議員に
議事説明員側の座席も含めて、間隔を空けて座っていただき、常時、全議員が議事に参画できるようにするため、別紙、お手元に配付いたしてあります変更後の議席表のとおり議席を変更したいと存じます。 お諮りいたします。ただいま申し上げましたとおり、議席を変更することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、ただいま申し上げましたとおり、議席を変更することに決しました。 それでは、ただいま決定いたしました議席に、それぞれお着き願います。 また、市長、春藤副市長、辰谷副市長、教育長以外の議事説明員には退席していただきますので、しばらく休憩いたします。 (午前10時4分
休憩)----------------------------------- (午前10時6分 再開)
○木村裕議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次に、日程2 議案第2号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
健康福祉常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。21番 里野議員。 (21番
里野議員登壇)
◆21番(
里野善徳議員) 過日の本会議におきまして、
健康福祉常任委員会に付託されました議案第2号について、審査しました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、社会福祉法の一部改正に伴い、
無料低額宿泊所の設備及び運営に関する基準を定めようとするものであります。 委員からは1 施設の定員の変更に対する考え方2 設備や運営に関する女性入居者への配慮の状況3 全国的に問題となっている不適切な食事提供や入居期間の長期化などに関する市内の施設の状況4 市営住宅を活用した本事業の実施などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第2号を承認しました。 以上、報告を終わります。
○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第2号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第2号は原案どおり可決されました。
-----------------------------------
○木村裕議長 次に、日程3 議案第3号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
建設環境常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。26番 井口議員。 (26番
井口議員登壇)
◆26番(
井口直美議員) 過日の本会議におきまして、
建設環境常任委員会に付託されました議案第3号について、審査しました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、建築基準法第68条の2第1項の規定に基づき、岸部中5丁目地区地区計画の区域内における建築物に関する制限を定めようとするものであります。 本案に対する質問、意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第3号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第3号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第3号は原案どおり可決されました。
-----------------------------------
○木村裕議長 次に、日程4 議案第4号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
財政総務常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。2番 澤田議員。 (2番澤田議員登壇)
◆2番(澤田直己議員) 過日の本会議におきまして、
財政総務常任委員会に付託されました議案第4号について、審査しました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、
会計年度任用職員の期末手当の改定等を行おうとするものであります。 本案に対する質問はなく、賛成意見が1件あり、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第4号を承認しました。 以上、報告を終わります。
○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第4号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第4号は原案どおり可決されました。
-----------------------------------
○木村裕議長 次に、日程5 議案第5号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
健康福祉常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。21番 里野議員。 (21番
里野議員登壇)
◆21番(
里野善徳議員) 過日の本会議におきまして、
健康福祉常任委員会に付託されました議案第5号について、審査しました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、
北千里児童センターの設置、指定管理者の範囲の拡大等を行おうとするものであります。 委員からは1 本条例改正後も地域住民団体による管理運営の実現に向けて市が積極的に取り組む必要性2 複合施設の管理運営を一体的に行うメリットが明確でない中、指定管理者制度導入を前提に条例改正することの是非3
北千里児童センター閉館後の時間帯に中学生から18歳までの青少年の居場所として活用する方策4 複合施設としてだけではなく、児童センター本来の機能に対する市民ニーズに応える必要性などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する反対意見が1件あり、続いて採決しましたところ、賛成者多数で議案第5号を承認しました。 以上、報告を終わります。
○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。34番 柿原議員。 (34番柿原議員登壇)
◆34番(柿原真生議員) 議案第5号
吹田市立児童会館条例の一部改正について、会派を代表し、意見を述べます。 今回、長年整備できていなかった
北千里児童センターを新たに設置することについては賛成の立場です。しかしながら、指定管理者の範囲を拡大し、地域住民を中心に組織された営利を目的としない団体から、法人その他の団体と無制限に変更することについて問題があると考えます。 1点目、市が法人その他の団体に広げる理由として、高齢化による担い手不足と言われていましたが、それは千里山竹園児童センターのことを指していると答弁をされていました。当該団体に確認をしたところ、一般的にコミュニティ団体では高齢化と世代継承が課題であるという話であり、当該団体が高齢化により児童センター業務を今後担えなくなると言ったわけではないとのことでした。したがって、市の説明は事実と違い、改正の理由とはなりません。 2点目、そうなると拡大の目的はただ一つで、
北千里児童センターに指定管理者制度を適用させることになります。北千里複合施設に整備する図書館、公民館と併せて1法人に業務を担わせることを最初から決めており、現行の地域住民を中心に組織された非営利の団体という規定では、3施設の業務を一括して担わせることができないと考えたためであろうと推察いたします。 ここで問題になるのは、3施設を1事業者に担わせることがなぜ必要なのか、もっと言えば他の児童館同様、直営か単独で地域団体に指定管理者として運営させるよりも、3施設を1法人に担わせることにより、従来の運営方法と比較してどこに優位性があるのかということであり、市はそのことを明確に説明できなければなりません。にもかかわらず、パブリックコメントに対する市の見解を見ても、委員会での質疑を通じても明確になっていません。 いろんな人が来ることで出会いが生まれるなどと言われていましたが、それは3施設が一つの建物に複合施設として整備されることのメリットであり、一つの法人が運営することのメリットではありません。少なくとも児童館においては、諸室のフレキシブルな活用もできないことも判明いたしました。 多世代の交流ができるような連携は、各施設の条例改正で、今回追加される多世代の融合という業務内容をきちんと執行すれば可能です。そもそも吹田市が従来どおり運営すれば、運営主体は吹田市という市長をトップとした言わば一つの法人と同じです。むしろ、地域との連携という課題で見れば、軌道に乗るまでは市がフォローする、連携ができる体制となるよう検討していくというのが市の立場であり、かえってやりにくい、難しいと認めているに等しいと言えます。 3点目、指定管理者は自主事業が可能となりますが、有料の参加費を徴収するような事業も可能となります。千里山竹園児童センターは、そもそも非営利の団体で運営をされており、自主事業においても全て無料となっています。お金を払う、払わないで差をつけないという方針を持っているからとのことです。今回、非営利という制限がなくなることで、利用者の経済力格差がサービスの格差につながる懸念があります。しかし、児童館は、民間のキッズプラザなどの有料施設とは違うのではないでしょうか。 4点目、今回の条例改正により、既存の直営の児童館にも指定管理者が拡大する可能性があります。また、平成21年に千里山竹園児童センターに指定管理者制度を導入して以降、一貫して地域の子供は地域で育てることが望ましいと言い続けてきましたが、それを覆しています。事業者が指定期間ごとに替わることは、指定管理者制度のデメリットであると答弁をされていましたが、そのようなデメリットを他の既存の児童館に広げかねないため、本案には反対をいたします。
○木村裕議長 3番 馬場議員。 (3番馬場議員登壇)
◆3番(馬場慶次郎議員) 議案第5号
吹田市立児童会館条例の一部を改正する条例の制定について、賛成の立場で意見を申し上げます。 児童会館の指定管理については、これまで地域住民を中心に組織される営利を目的としない団体に限定されてきましたが、本案によって民間企業を含む法人その他の団体へと範囲の拡大が可能となります。 本案については、多くのパブリックコメントが寄せられ、市直営での運営を求める意見、指定管理を導入するにしても地域団体に限定する、もしくは地域団体を優先することを求める意見、複合施設の運営に関して不安視する意見などが特徴的でした。 範囲を拡大する理由について、市は、高齢化の進行による人手不足により、地域での担い手の確保が年々困難となっている状況を踏まえ、今後、安定的に児童館を運営していくため、指定管理者の対象範囲を拡大しようとするものと説明しています。 しかし、千里山竹園児童センターの指定管理者選定について議会で議論した際、民間企業の参入も可能とすべきとの意見に対して、地域住民を中心に地域の子供たちを地域で守るという考え方の中で、子供たちを情操豊かにしていただきたいという考えがあり、地域住民を中心に組織する団体に委託したい旨の答弁を担当部長がしておられます。 そこで、改めて地域団体が望ましいという考えに変わりはないのか確認したところ、そのとおりであるとの答弁でした。我々としても指定管理そのものを否定するわけではなく、千里山竹園のような地域団体による指定管理が最良であり、その実現を求めるところです。地域住民団体による指定管理となれば、地域の諸団体との連携については、日常的なつながりの中で速やかに実現することが可能であり、指定管理者が替わるたびに再構築する必要もありません。民間企業が指定管理者となり、市の担当者が間に入って関係構築に奔走するなら多大な労力が必要となりますが、それも回避できます。 北千里小学校跡地への複合施設の建設に当たっては、北千里地区の中でも意見が対立しました。それは、市の事業推進の姿勢に起因することは強く指摘をしてきたところです。そのしこりは尾を引いており、3連合自治会の協力による運営団体設立は難しい状況にあります。市が望ましいとする地域団体による指定管理を妨げているのは、そもそもの市の姿勢にあるわけで猛省を促します。 指定管理者の応募にはまだ時間があります。市が望ましいとする地域団体による指定管理が実現するよう、市としての働きかけを続けるべきです。北千里地区全域の市民で組織された協議会が最良でしょうが、北千里地区全体を含む団体でなくても構わないとも聞いており、担い手不足の課題さえクリアできる、それに準ずるような地域団体が名のりを上げることができるよう、努力することを求めます。 市民と行政との協働は、待っているだけでは実現しません。市民の側のキーパーソンを見つけ、行政から仕掛けをつくっていくことが必要です。後藤市長は約20年前、環境分野における協働組織の設立に行政職員として深く関わり、実現された実績があります。この点はよく御理解いただけるはずです。適切な指示、助言をお願いいたします。 以上の意見を申し上げ、本案に賛成いたします。
○木村裕議長 以上で討論を終わり、議案第5号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第5号は原案どおり可決されました。
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○木村裕議長 次に、日程6 議案第6号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
健康福祉常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。21番 里野議員。 (21番
里野議員登壇)
◆21番(
里野善徳議員) 過日の本会議におきまして、
健康福祉常任委員会に付託されました議案第6号について、審査しました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、千里新田幼稚園及び江坂大池幼稚園を幼保連携型認定こども園としようとするものであります。 委員からは 幼稚園型ではなく幼保連携型認定こども園とする理由などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第6号を承認しました。 以上、報告を終わります。
○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第6号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第6号は原案どおり可決されました。
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○木村裕議長 次に、日程7 議案第7号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
健康福祉常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。21番 里野議員。 (21番
里野議員登壇)
◆21番(
里野善徳議員) 過日の本会議におきまして、
健康福祉常任委員会に付託されました議案第7号について、審査しました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、介護保険の保険料率の改定を行おうとするものであります。 委員からは 合計所得金額が1,500万円以上の被保険者の保険料率を二つの区分に分けた理由などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第7号を承認しました。 以上、報告を終わります。
○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第7号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第7号は原案どおり可決されました。
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○木村裕議長 次に、日程8 議案第8号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
健康福祉常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。21番 里野議員。 (21番
里野議員登壇)
◆21番(
里野善徳議員) 過日の本会議におきまして、
健康福祉常任委員会に付託されました議案第8号について、審査しました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、国民健康保険料の賦課割合の改定等を行おうとするものであります。 委員からは 保険料が増額となる多人数世帯を対象とした市独自の負担軽減策を実施する考えの有無などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、賛成者多数で議案第8号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第8号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第8号は原案どおり可決されました。
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○木村裕議長 次に、日程9 議案第9号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
建設環境常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。26番 井口議員。 (26番
井口議員登壇)
◆26番(
井口直美議員) 過日の本会議におきまして、
建設環境常任委員会に付託されました議案第9号について、審査しました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、市営住宅等の管理に係る業務の一部について指定管理者制度を導入するとともに、駐車場の使用料の改定を行おうとするものであります。 委員からは1 平成9年以降、駐車場の使用料を改定していない理由及び一律の使用料を今後、市営住宅ごとに改定する可能性2 同使用料に係る減免措置の有無3 指定管理者が行う業務内容4 指定管理者による家賃等の収納率維持の取組5 指定管理者制度導入後における入居者等の個人情報の取扱いなどについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第9号を承認しました。 以上、報告を終わります。
○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第9号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第9号は原案どおり可決されました。
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○木村裕議長 次に、日程10 議案第10号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
建設環境常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。26番 井口議員。 (26番
井口議員登壇)
◆26番(
井口直美議員) 過日の本会議におきまして、
建設環境常任委員会に付託されました議案第10号について、審査しました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、市営住宅整備基金を設置しようとするものであります。 委員からは1 旧津雲台第1住宅用地及び旧佐竹台住宅用地の利活用に係る地域からの要望2 旧円山町住宅用地を売却し、売却代金を市営住宅整備基金に積み立てる可能性などについての質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第10号を承認しました。 以上、報告を終わります。
○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第10号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第10号は原案どおり可決されました。
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○木村裕議長 次に、日程11 議案第11号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
建設環境常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。26番 井口議員。 (26番
井口議員登壇)
◆26番(
井口直美議員) 過日の本会議におきまして、
建設環境常任委員会に付託されました議案第11号について、審査しました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、建築主事による構造計算適合性審査を行う場合の手数料の額を定めるとともに、建築物エネルギー消費性能適合性判定の手数料の額を改定しようとするものであります。 委員からは1 建築主事による構造計算適合性審査の実施に係る職員体制2 同審査の年間件数の見込みなどについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第11号を承認しました。 以上、報告を終わります。
○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第11号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第11号は原案どおり可決されました。
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○木村裕議長 次に、日程12 議案第12号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
建設環境常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。26番 井口議員。 (26番
井口議員登壇)
◆26番(
井口直美議員) 過日の本会議におきまして、
建設環境常任委員会に付託されました議案第12号について、審査しました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、都市の低炭素化の促進に関する法律関係事務手数料等を引き下げようとするものであります。 本案に対する質問、意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第12号を承認しました。 以上、報告を終わります。
○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第12号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第12号は原案どおり可決されました。
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○木村裕議長 次に、日程13 議案第14号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
建設環境常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。26番 井口議員。 (26番
井口議員登壇)
◆26番(
井口直美議員) 過日の本会議におきまして、
建設環境常任委員会に付託されました議案第14号について、審査しました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、北部大阪都市計画千里ニュータウン地区地区計画に新たに追加した地区整備計画の区域内における建築物に関する制限を定めようとするものであります。 委員からは 当該区域内における建築物に係る制限の詳細及び集合住宅以外の建築計画の有無について質問がありました。 以上が質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第14号を承認しました。 以上、報告を終わります。
○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第14号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第14号は原案どおり可決されました。
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○木村裕議長 次に、日程14 議案第15号及び議案第16号を一括議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
建設環境常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。26番 井口議員。 (26番
井口議員登壇)
◆26番(
井口直美議員) 過日の本会議におきまして、
建設環境常任委員会に付託されました議案第15号及び議案第16号の各議案について、審査しました経過並びに結果を一括して報告いたします。 議案第15号は、公園の管理に係る業務の一部について指定管理者制度を導入するとともに、認定公募設置等計画に基づき設ける自転車駐車場等の占用料の設定等を行おうとするものであります。 議案第16号は、公募設置管理制度の導入に伴い、認定公募設置等計画に基づき設ける公募対象公園施設の建蔽率の特例を定めようとするものであります。 委員からは1 これまで公募設置管理制度のPark-PFIを導入しなかった経緯2 主要8都市公園に同制度を選択した理由3 同制度導入に係るパブリックコメントの分析結果及び全市域を対象としたワークショップの実施の必要性4 同制度の公募要件5 主要8都市公園の指定管理者制度に係る市と指定管理者の役割分担6 遊園等に対する同制度導入の可能性7 各都市公園の設置目的を本条例で規定する必要性などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する反対意見が1件、賛成意見が1件あり、続いて採決しましたところ、賛成者多数で議案第15号及び議案第16号を承認しました。 以上、報告を終わります。
○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。32番 山根議員。 (32番山根議員登壇)
◆32番(山根建人議員) 会派を代表し、議案第15号 吹田市
都市公園条例の一部を改正する条例の制定について並びに議案第16号 吹田市
都市公園法施行条例の一部を改正する条例の制定について、一括して意見を述べます。 この条例改正は、都市公園法の改正により導入をされた公募設置管理制度に基づき公募する指定管理者の指定期間を飲食店、売店等の便益施設設置管理許可期間と同様に20年に、建蔽率2%を12%に緩和し、民間事業者による収益施設を公園内に設置することを可能とし、その収益によって公園の施設更新や整備に活用しようとするもので、いわゆるPark-PFIと言われるその手法を、吹田市の主要8公園に導入しようとするものであります。 当然のことながら、この手法は、今までの吹田市の公園の在り方を大きく変えることになり、吹田市都市公園等の整備と管理の方針策定懇談会でも、有識者から、スケジュールが早過ぎる、市長にもう一つカフェを造れと言われ、急いでやるという話だけになっているようで非常によくない、市民力をそぐことになるかも知れない、地域を巻き込んでやるのであればもう少し慎重に時間をかけなければならないなど、多くの問題点について指摘をされました。 まずは、桃山公園、江坂公園を対象としたことに対しても、多くの市民意見や近隣の住民団体やボランティア団体から、様々な疑問や公園に対する思いが寄せられました。特に桃山公園では、豊かな自然と静かな住環境が失われるのではないかとの強い懸念が寄せられております。本会議や委員会質疑の中でも市は、魅力である樹木やため池などの自然や静かな環境は守る、こう言いますが、その反面、ハイセンスなレストランやカフェを設置し、それに付随する駐車場を建設するために、樹木の伐採や池の埋立ては行うと答弁をしており、矛盾をしております。 これは、民間事業者の利益を上げるための商業施設を確保しなければならない、吹田市が責任を持って公園の環境を管理することができない、Park-PFI制度そのものの一番の問題点を表しております。公園と一口に言っても、商業的な利用が全く許されてこなかったわけではありません。しかし、単に消費要求を満たすための施設が必要なのであれば、それが公園でなければならない理由はありません。収益の対象となる空間は吹田市の中に幾らでもあります。むしろ、人々にとっての憩いの場であったり、一時的な居場所として誰でも受け入れ、災害時には避難所のようなセーフティーネットとしての役割を果たすことが公園であることの根幹にあるのではないでしょうか。 市長は質疑の中で、今まで吹田市は公園に対して何もしてこなかった。Park-PFI事業でハイセンスな商業施設を誘致し、さらなる魅力を向上させ、多くの人に訪れてもらうんだとの趣旨の発言を行いました。しかし、果たしてそうでしょうか。特に、現在の桃山公園は、吹田市の土木部職員と地域住民や自然環境保護ボランティアの方々と協働して、自然環境豊かで静かにゆったりと憩える都会のオアシスとして整備されてきました。何もしてこなかったというのは、土木部職員に対しても住民やボランティアの人たちに対しても失礼であります。 都市の中の公園とは、そもそも自然や遊びの場が少ない都会の中で、自然や広場を人工的に創出し、保全し、ひとときの喧騒を逃れ憩える場や、子供たちや市民が気軽に活動できる場所であって、必ずしもにぎわいを求める場所ではありません。事実、市民意見の中では、自然の中での静かな環境や市民活動の場が失われるのではないかと懸念し、そのままでよいとする意見が多数上がっていました。 また、財政負担の軽減を図ることも目的とされ、商業収益を施設更新などに充てると説明をしておりますが、このコロナ禍の中でそんなにうまい話があるのでしょうか。百歩譲って財政的緩和策として公園の一部で収益事業を行うという選択肢は、あり得ない話ではないかもしれません。しかし、そのような決定は、市民の合意を得た上で、公園の根幹に関わる部分は守られなければなりません。お金のかかったものはきらびやかに見えて、見た目のよい演出をされると気持ちも高ぶってまいります。しかし、そうした熱もいつか冷めてしまいます。そうなったときに、気づいたら廃墟に立ち尽くしていたというのであれば、笑い話にもなりません。 市長は、今回の質疑の中で、御自身の公園に対する思いを語られました。それと同様に、Park-PFI制度を取り入れようとする主要8公園を利用する団体の人たちや、日常的に憩いの場として利用している近隣住民の人たちにも様々な思いがあります。 委員会質疑でも改めて確認いたしましたが、公園は市民のものであります。それら市民の思いを、最近とんと言われなくなった傾聴と対話で、都市公園の健全な発達を図り、もって公共の福祉の増進に資することを目的とする、この趣旨にのっとった公園の在り方そのものの議論を、市民と真摯に丁寧に一から行うべきである、こう申し上げ、本議案には反対をいたします。
○木村裕議長 25番 松尾議員。 (25番松尾議員登壇)
◆25番(松尾翔太議員) 議案第15号 吹田市
都市公園条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第16号 吹田市
都市公園法施行条例の一部を改正する条例の制定について、賛成の立場から意見を申し述べます。 本案の目的とする社会情勢の変化や都市公園等に係る様々なニーズへの対応や管理水準の維持、向上の課題に対して官民一体で取り組んでいくこと、この方向性自体は大いに評価をいたします。あわせて、費用対効果について、外部委託による部署の運営の効率化やコスト削減は、しっかりと取り組んでいただくことを期待をいたします。また、公園管理の基幹業務である指定管理に係る業務と公募設置管理制度に係る収益事業は明確に区分される運用がなされるべきであるということも、併せて申し述べておきます。 その上で、Park-PFIとは、公園にカフェやコンビニの設置をするということだけではありません。あくまでも事業対象の公園が持つ魅力、価値が高まることが目的であり、市はその公園の持つ魅力、価値の把握に努め、それに対し多角的な視点を持つべきであります。 本案議案参考資料には、江坂公園及び桃山公園から事業を実施しますと書かれています。桃山公園の価値、魅力は公園が持つ緑や竹林、そして春日大池に生息をする水鳥を観察できるところにあります。桃山公園にカフェやコンビニ、駐車場を造りたいからこれらを失っても構わないと、もし考えているのであれば桃山公園の魅力は失われるということを断言いたします。 この観点から、以下、要望いたします。 現在お示しの目指すべき姿ありきではなく、周辺住民の声をしっかりと聞き、地元と合意形成が取れない場合は、事業者選定を遅らせることも含めて検討すること、各公園の魅力や価値、市民ニーズをしっかりと把握し、それを高めることができる適切な事業者選定をすること、桃山公園の緑や竹林は、できる限り維持をすること、春日大池に生息する水鳥等の生態系に対し、公園のデザインだけでなく、工事日程も含めて最大限の配慮すること、以上を要望し、本案に賛成をいたします。
○木村裕議長 5番 池渕議員。 (5番池渕議員登壇)
◆5番(池渕佐知子議員) 議案第15号 吹田市
都市公園条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第16号 吹田市
都市公園法施行条例の一部を改正する条例の制定について、会派を代表し、反対の立場で意見を述べます。 今回、条例改正の根拠とする都市公園法改正により導入された公募設置管理制度、以下「Park-PFI」と申します、を進めることについて、以下の理由により反対の立場です。 1、公園の質とは何かについて、市民との認識が共有できていないこと、2、成功事例として掲げられている千里南公園や指定管理者制度による健都での検証ができていないこと、3、公園のバリアフリー化に関する文言が条例に入っていないことです。 まず前提として、この間、何か違う、どこか間違っているという感じが抜けませんでした。それは何なのか、どこなのかを考えたとき、平成29年度都市公園法が改正され導入されたPark-PFIが、本当に吹田市の公園に必要な制度なのか確信が持てないまま事が進んでいくことでした。 公園の維持管理については、直営管理であっても、既に民間事業者に委託している業務もあります。モニタリング調査など、行政が監視、監督するとともに、そもそもの指定管理者制度の目的である住民の福祉を増進する目的をもって、その利用に供するための施設である公の施設について、今回は公園について、民間事業者等が有するノウハウを活用することにより、住民サービスの質の向上を図っていくことで、公園の設置の目的を効果的に達成することを満足するのであれば、指定管理者が制限行為の許可業務や使用料の徴収業務、利用者や公園周辺住民等の協議会運営を担うことについては、反対するものではありません。また、このたび吹田市内に散在する遊園や緑地も
都市公園条例を準用することについてもよしといたします。 しかし、賛成できない以下の理由があります。 一つ目、Park-PFIをすることによって、つまり民間資金を活用することによって、公園整備・管理に係る財政負担が軽減されることは、市にとってはメリットです。一方、民間事業者のメリットとして、自らが設置する収益施設にあった公園の広場等を一体的にデザイン、整備できることで収益の向上にもつながる質の高い空間を創出できるとのことですが、事業者が収益向上を目的にデザイン、整備することが市民のメリットにつながるとは限りません。 公園だけが独立しているわけではありません。周辺のまちづくりと一体として考え、利用者も周辺に居住する市民にも喜ばれる公園であってほしいと願っています。 本会議において市長に対し、成長し続ける社会ではなく、SDGsの理念とも一致する環境と共生できる成熟した社会の実現にチャレンジという施政方針の意味を聞きました。市長は、私が思う環境と共生するという概念には、先進国に暮らす人について言えば、足るを知るということになる、限りなく利便性や欲求を追求した結果、今の状況を招いたのであれば、過剰なまでの欲求に社会全体としてリミッターを設ける考えが必要だ、自己の経済的な欲求の全てにおいて100点満点を求めるのではなく、社会、経済、環境のそれぞれが満点でなくても許容範囲でバランスが取れた社会、それが私がイメージしている成熟社会との答弁がありました。足るを知る、過剰な欲求に社会全体としてリミッターを設けることは同感です。そして、今回の江坂公園や桃山公園へのPark-PFI制度導入について、欲求が過剰であり、足るを知らなければならないと考えます。 確かに、公園の大きさにかかわらず、Park-PFIの導入により成功している事例は全国にあるでしょう。しかし、だからといって、吹田市の公園に当てはめることがよいことなのでしょうか。そもそも、平成29年、国土交通省がまとめた都市公園の質の向上に向けたPark-PFI活用のガイドラインによれば、都市公園への民間の優良な投資の誘導、公園管理者の財政負担の軽減がPark-PFIの肝の部分のようです。しかし、都市公園の質とは何かについて、市民と行政、そして民間事業者が認識を共有していなければ同床異夢になります。 二つ目、市長は一昨年7月定例会で、市長当選後の施政方針として、これまで公園には、通年の利用が可能で高質な憩いの空間となる施設がなかった、千里南公園に誘致したカフェレストランは、開店から5か月近くたった今も行列が絶えないという想定以上の反響を呼んでいる、このように明確になった市民ニーズに対して、次の展開を検討し、積極的に応えていきたいと述べられました。 本来、千里南公園の魅力アップのためにカフェレストランを誘致されたのでしょうが、その施設に訪れた人が千里南公園そのものを楽しんでいただけたのかどうか、これまで幾度となく議員から、その調査をしているのかと尋ねても、調査していないので分かりません、店舗の来客数しか分かりませんという答えでした。したがって、カフェレストラン設置により、千里南公園の質の向上が図られたのか分かりませんし、ましてや周辺の商業施設や公園周辺のまちづくりにどんな影響があったのかも検証されておらず、Park-PFI導入が吹田市の公園に必要だという結論にはなりません。 また、Park-PFIではありませんが、公園と公園内施設を一体として指定管理者制度を導入した健都レールサイド公園と健都ライブラリーについても、ライブラリーをオープンしてすぐ新型コロナウイルス感染拡大防止のため休館となるなど、管理者制度導入後の検証はまだできていません。 三つ目、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律、いわゆるバリアフリー法及び同法に基づく各法令の施行を受け、平成20年1月に都市公園の移動等円滑化整備ガイドラインが策定されています。他の自治体では
都市公園条例の目的の中に、都市公園法とともにバリアフリー法の規定に基づき、必要な事項を定めることにより、公園の健全な発達と使用の適正化を図ることを目的とするといった改正を行っているところもあります。今回、
都市公園条例を改正するのであれば、Park-PFIよりも、まず先に、誰もが使える公園を目指し、これら法令及びガイドラインに沿った公園とすることを条例に明記する改正をすべきであったでしょう。 以上、吹田市の公園へのPark-PFI導入については、公園の質とは何かについて、現世代市民が将来市民のことも考え、認識を共有できていないこと、千里南公園や健都での指定管理者制度導入の検証ができていないこと、そして公園のバリアフリー化に関する文言が入っていないこと、さらには公園という財産を持つ市民はもちろんのこと、行政内部におきましても、土木部だけで考えるものではなく、環境保全や生物多様性の観点から環境部、まちづくり全体としては
都市計画部、まちのにぎわいを言うのであれば都市魅力部と、そして忘れてはならないバリアフリー法に基づく障がい者の視点から福祉部といったあらゆる関係部署も含め、協議がほとんどできていないことから、Park-PFI制度導入を前提とするこれら2条例案には反対いたします。
○木村裕議長 以上で討論を終わり、議案第15号及び議案第16号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第15号及び議案第16号は原案どおり可決されました。
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○木村裕議長 次に、日程15 議案第17号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、文教市民常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。4番 五十川議員。 (4番五十川議員登壇)
◆4番(五十川有香議員) 過日の本会議におきまして、文教市民常任委員会に付託されました議案第17号について、審査しました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、北千里図書館を設置し、北千里図書館及び江坂図書館の一部の業務について指定管理者制度を導入しようとするものであります。 委員からは1 北千里小学校跡地複合施設内に設置予定の公民館、児童センターとの連携を担保する方策2 同施設内に設置する3施設の融合での事業を具体化できない中で、拙速に指定管理者制度を導入することの是非3 市と指定管理者で責任の所在を確認し、徹底する必要性4 指定管理者により新たに実施される自主事業への期待5 北千里図書館における市民ニーズの集約方法6 指定管理者制度を導入している健都ライブラリーにおいて、市民ニーズを反映した過程7 健都ライブラリーで行う健康寿命延伸の独自の取組が後退すると解釈されるような条文に改正することの是非8 将来を見据えた図書館の在り方の検討などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する反対意見が1件あり、続いて採決しましたところ、賛成者多数で議案第17号を承認しました。 以上、報告を終わります。
○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。33番 玉井議員。 (33番玉井議員登壇)
◆33番(玉井美樹子議員) 議案第17号
吹田市立図書館条例の一部を改正する条例の制定について、会派を代表して意見を述べます。 江坂図書館と新しく整備される北千里図書館について、業務の一部に指定管理者を導入されるものです。図書館だけでなく、江坂図書館は江坂公園と、北千里図書館は公民館及び児童センターとそれぞれ専門性の発揮が求められる施設で、その使用目的の違う施設を一体で管理、運営を行うことになります。比較対象とされる指定管理を導入している健都ライブラリーは、開館してすぐ新型コロナウイルス感染拡大のため休館となり、ほとんど実績もなく検証も比較もできません。 また、吹田市と指定管理者の連携会議が行われているのに、そのことを行うという明確な答弁がありませんでした。北千里の複合施設は、北千里小学校が廃校になり、その使い方がどうなるのか、住民にとっては紆余曲折がありながら待ち望んだ公共施設です。住民の願いに心を寄せることもなく、その声に背を向ける市の姿勢に問題があります。ワークショップを実施したと言いますが、どれだけの意見が反映されたのでしょうか。 図書館には、市民の約30%に当たる個人情報があり、指定管理により、その個人情報を民間事業者が管理することになります。図書館の仕事は、本の貸出しや返却、書架整頓やレファレンスに応えるような仕事ばかりではありません。小学校や幼稚園、保育所などに本の貸出しをしたり、学校訪問、調べ学習、学校図書館の支援など多岐にわたっています。 図書館法は社会教育法の精神に基づき、図書館の設置及び運営に関して必要な事項を定め、その健全な発達を図り、もって国民の教育と文化の発展に寄与することを目的とすると定められています。図書館の自由に関する宣言は、図書館は国民の知る自由を保障する機関として、国民のあらゆる資料要求に応えなければならないとあり、つまり公的な責任を果たすことが求められるのが図書館です。 パブリックコメントには、図書館に対して157件もの意見が届いているにもかかわらず、住民の声を聞き入れない安易な指定管理者の導入には賛同することができないことから、本条例改正には反対いたします。
○木村裕議長 5番 池渕議員。 (5番池渕議員登壇)
◆5番(池渕佐知子議員) 議案第17号 図書館条例の一部を改正する条例の制定について、以下、会派を代表し、反対の立場から意見を述べます。 そもそも、地方自治法244条の2第3項の地方公共団体が、公の施設の設置目的を効果的に達成するため必要があると認めるとき、条例の定めるところにより、法人その他の団体で地方公共団体が指定する者、つまり指定管理者に、公の施設の管理を行わせることができるという定めにより、公の施設への指定管理制度の導入が可能となっています。 しかしながら、今回の条例改正文において、北千里図書館については、既に指定管理者制度を活用している健都ライブラリーと同様に、効果的に達成するために必要な設置目的を追記されていますが、Park-PFI制度導入により指定管理者制度を適用するとされている江坂図書館においては、指定管理を活用していない他の6図書館、健都や北千里を除く、の設置目的と同じのまま、指定管理選定に該当する条文のみが追記されています。 指定管理者制度を導入するためには、地方自治法上において、公の施設の設置の目的とは何であるかを現行法令に従い明らかにした上で、指定管理者制度を導入することによって、その設置の目的が現実、具体的にどのような形で効果的に達成されると見込まれるのか、それを達成するための手段として、指定管理者制度がいかなる理由から必要とされているのか、そしてそれは指定管理者制度を導入しなければ達成できないのかについて、客観的な証拠に基づいて検証しなければなりません。 文教市民常任委員会での江坂図書館の設置目的を問う質問に対して、吹田市立図書館基本構想の実現を目指すと答弁していました。江坂公園にPark-PFI制度を導入するためにまとめた江坂公園の目指す姿には、江坂図書館について飲食可能な居心地のよい閲覧空間を創出し、学びと憩いの場として新生しますといった他の図書館とは大きく違う特徴を持つものとなっており、予算常任委員会審査においても公園管理に付加価値をつけた図書館事業をしたいという独自の設置目的を示すような発言もありました。 先ほど述べました文教市民常任委員会での図書館基本構想の実現が設置目的であるという通り一遍の答弁と、予算常任委員会での公園管理に付加価値をつけた図書館事業という江坂図書館独自の設置目的を示す答弁は、もはや自己矛盾を来しています。 江坂図書館の指定管理者の選定を行う予算も提案されている今改正において、健都ライブラリーのように独自の条例を制定するか、あるいは北千里図書館と同様に、図書館条例の中に江坂図書館の設置目的を明記するべきです。 また、北千里図書館においては、図書館長を置かないことが示されていますが、図書館法の第13条に、公立図書館に館長並びに当該図書館を設置する地方公共団体の教育委員会が必要と認める専門的職員、事務職員及び技術職員を置くと定められており、この複合施設における図書館の役割は大きい点からしても、北千里複合施設の施設長との兼務ではなく、単独の独立した館長が望ましいと考えます。 せめて、他市の事例のように、複合施設の運営が軌道に乗るまでの間、直営の館長経験者を配置する経過措置を設けるなどの工夫も十分に可能です。図書館長を設置するよう改めて再考を強く求めます。 以上のことから、今回の条例改正の大きな目的は、Park-PFIによる図書館の再整備及び指定管理者制度による管理運営を実施するためという趣旨から、新たに単独の条例を制定するでもなく、また設置目的を独自に明記もしない条例改正は、図書館の設置条例として認められないため、本案に反対いたします。
○木村裕議長 以上で討論を終わり、議案第17号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第17号は原案どおり可決されました。
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○木村裕議長 次に、日程16 議案第18号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、文教市民常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。4番 五十川議員。 (4番五十川議員登壇)
◆4番(五十川有香議員) 過日の本会議におきまして、文教市民常任委員会に付託されました議案第18号について、審査しました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、北千里地区公民館を移転し、北千里地区公民館の一部の業務について指定管理者制度を導入しようとするものであります。 委員からは1 指定管理者制度を導入する複合施設において、これまでと同様に配置される地区公民館長の業務が過大となることへの懸念2 市と指定管理者で責任の所在を確認し、徹底する必要性3 複合施設の特色に応じた、新たな指定管理者候補者選定基準の検討などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する反対意見が1件あり、続いて採決しましたところ、賛成者多数で議案第18号を承認しました。 以上、報告を終わります。
○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。33番 玉井議員。 (33番玉井議員登壇)
◆33番(玉井美樹子議員) 議案第18号 吹田市公民館条例の一部を改正する条例の制定について、会派を代表して意見を述べます。 吹田の公民館は、吹田方式と呼ばれる運営方式で、各地域の特色を生かしながら運営されてきました。館長をはじめ、事務員さんも地域の方で、地域の住民がコミュニティをつくれる場として様々な取組が進められてきました。講座や行事も創意工夫され、公民館文化祭をはじめ、講座で深めたものを発表する場もつくられ、地域の文化をつくってきていると言っても過言ではありません。 また、地域の子供たちも参加することもできるように幼稚園や保育園、小学校、中学校の作品の展示や公民館での書道教室など、自然な世代間交流も実施されてきました。また、災害時の対応も市と連携して行われています。また、これまで地域で運営し、市との信頼関係を築いてきたものも崩れてしまうことになります。 公民館は、社会教育法に定められています。第20条、公民館は、市町村その他一定区域内の住民のために、実際生活に即する教育、学術及び文化に関する各種の事業を行い、もって住民の教養の向上、健康の増進、情操の純化を図り、生活文化の振興、社会福祉の増進に寄与することを目的とする。また、第22条、公民館は、第20条の目的達成のために、おおむね次の事業を行うこととし、1、定期講座を開設すること、2、討論会、講習会、講演会、実習会、展示会等を開催すること、3、図書、記録、模型、資料等を備え、その利用を図ること、4、体育、レクリエーション等に関する集会を開催すること、5、各種の団体、機関等の連絡を図ること、6、その施設を住民の集会その他公共的利用に供すること、この法律及び他の法令によって禁じられたものは、この限りではないとあります。 定められている公民館の目的や、指定管理を導入をしても企画運営は今までどおりということも含めると、わざわざ指定管理者制度を導入する理由はありません。 パブリックコメントには、公民館について119件の意見が寄せられているにもかかわらず、住民の声を聞き入れない安易な指定管理者の導入に賛同することはできないことから、本条例改正には反対いたします。
○木村裕議長 以上で討論を終わり、議案第18号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第18号は原案どおり可決されました。
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○木村裕議長 次に、日程17 議案第19号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、文教市民常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。4番 五十川議員。 (4番五十川議員登壇)
◆4番(五十川有香議員) 過日の本会議におきまして、文教市民常任委員会に付託されました議案第19号について、審査しました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、子育て青少年拠点夢つながり未来館の青少年サポートプラザにおける指定管理者の業務に、青少年交流活動支援業務を新たに加えようとするものであります。 委員からは1 複雑・多様化する青少年の課題に対応するため、青少年相談業務の直営を堅持する必要性2 指定管理者の業務の拡大を契機とした青少年活動サポートプラザが新たに担うべき役割の検討などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第19号を承認しました。 以上、報告を終わります。
○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第19号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第19号は原案どおり可決されました。
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○木村裕議長 次に、日程18 議案第22号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
建設環境常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。11番 石田議員。 (11番石田議員登壇)
◆11番(石田就平議員) 過日の本会議におきまして、
建設環境常任委員会に付託されました議案第22号について、審査しました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、公用車の交通事故について、損害賠償額を決定しようとするものであります。 本案に対する質問、意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第22号を承認しました。 以上、報告を終わります。
○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第22号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第22号は可決されました。
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○木村裕議長 次に、日程19 議案第23号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
建設環境常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。11番 石田議員。 (11番石田議員登壇)
◆11番(石田就平議員) 過日の本会議におきまして、
建設環境常任委員会に付託されました議案第23号について、審査しました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、市道の管理の瑕疵による事故について、損害賠償額を決定しようとするものであります。 委員からは1 街路樹を原因とする同様の事故の発生事例2 市内の街路樹の管理状況などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第23号を承認しました。 以上、報告を終わります。
○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第23号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第23号は可決されました。
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○木村裕議長 次に、日程20 議案第25号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
建設環境常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。11番 石田議員。 (11番石田議員登壇)
◆11番(石田就平議員) 過日の本会議におきまして、
建設環境常任委員会に付託されました議案第25号について、審査しました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、道路法の規定により、青葉丘北16号線ほか44路線を市道として認定しようとするものであります。 本案に対する質問、意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第25号を承認しました。 以上、報告を終わります。
○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第25号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第25号は可決されました。
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○木村裕議長 次に、日程21 議案第39号から議案第47号まで及び議案第49号を一括議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、予算常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。2番 澤田議員。 (2番澤田議員登壇)
◆2番(澤田直己議員) 過日の本会議におきまして、予算常任委員会に付託されました議案第39号から議案第47号まで及び議案第49号について、審査しました経過並びに結果を一括して報告いたします。 議案第39号は、令和2年度吹田市
一般会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ20億6,287万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,831億3,185万6,000円に、議案第40号は、令和2年度吹田市
国民健康保険特別会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ3億4,519万円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ343億6,945万円に、議案第41号は、令和2年度吹田市
部落有財産特別会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ4万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ5億3,667万円に、議案第42号は、令和2年度吹田市
勤労者福祉共済特別会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ493万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3,585万6,000円に、議案第43号は、令和2年度吹田市
介護保険特別会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ2億2,796万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ284億7,081万円に、議案第44号は、令和2年度吹田市
後期高齢者医療特別会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ6,933万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ58億5,928万8,000円に、議案第45号は、令和2年度吹田市
公共用地先行取得特別会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ5億4,290万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ5,709万3,000円に、議案第46号は、令和2年度吹田市
水道事業会計補正予算案であり、収益的収入を1億6,832万8,000円減額し、83億8,264万7,000円に、収益的支出を7,872万4,000円減額し、63億9,131万5,000円にするとともに、資本的支出を2,429万5,000円減額し、81億5,299万2,000円に、議案第47号は、令和2年度吹田市
下水道事業会計補正予算案であり、収益的収入を1億1,519万2,000円減額し、97億1,382万円に、収益的支出を1億3,307万1,000円追加し、89億885万5,000円にするとともに、資本的収入を6,440万7,000円減額し、31億2,923万6,000円に、資本的支出を1,008万5,000円減額し、60億5,265万3,000円に、議案第49号は、令和2年度吹田市
一般会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ12億2,204万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,843億5,390万5,000円にそれぞれしようとするものであります。 各分科会での審査の後、本委員会において、本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第39号から議案第47号まで及び議案第49号を承認しました。 以上、報告を終わります。
○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第39号から議案第47号まで及び議案第49号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第39号から議案第47号まで及び議案第49号は原案どおり可決されました。
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○木村裕議長 次に、日程22 議案第27号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、予算常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。2番 澤田議員。 (2番澤田議員登壇)
◆2番(澤田直己議員) 過日の本会議におきまして、予算常任委員会に付託されました議案第27号について、審査しました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、令和3年度吹田市
一般会計予算案であり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,407億6,073万円にしようとするものであります。 各分科会での審査の後、本委員会において本案に対する反対意見が1件、賛成意見が2件、その他の意見が1件で、その意見の後に委員が3人退席し、続いて採決しましたところ、賛成者多数で議案第27号を承認しました。 なお、予算常任委員会理事会での新型コロナウイルスの感染防止を図るための運営方針の決定により、分科会の日程を変更するとともに、本委員会において総括質疑は行いませんでした。 以上、報告を終わります。
○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。36番 竹村議員。 (36番竹村議員登壇)
◆36番(竹村博之議員) 日本共産党吹田市議会議員団を代表し、議案第27号 2021年度吹田市
一般会計予算について意見を述べます。 まず最初に、評価できる点について述べます。 1、コロナ感染症対応の最前線で、感染症拡大により多忙化している保健所職員の定数を見直し、計画定数より9名増員されたことは評価できます。保健所は、昨年、中核市に移行したタイミングで新型コロナ感染症が拡大し、その対応に追われることになりました。慢性的な担当者の超過勤務の実態があり、保健所業務の一部を別の部署が分担するなど工夫されておりましたが、精通している職員を応援派遣候補者にするなど、今後の流行時に機敏に派遣できるよう、中核市になったメリットを生かし、さらに検討するよう求めます。 2、北部消防庁舎等複合施設は、いよいよ建設工事が始まります。地域住民からも期待された施設であり、引き続き事業推進に努力されたい。 3、まちづくりで、江坂駅北側におけるエレベーターの設置、千里山地区におけるコミュニティバスの試験運行の実施、山田三ツ辻付近の安全対策、上の川周辺のまちづくり、都市計画道路千里丘朝日が丘線の整備などは、いずれも市民の長年の願いに沿う事業であり評価できます。個別の事業によっては新たな課題が生じるかもしれませんが、引き続きの努力を求めます。 4、南吹田駅周辺緑化重点地区における公園の再整備については、住民とのワークショップなどを行い、意見や要望を取り入れて丁寧な計画が進められており評価できます。整備段階においても住民意見を尊重し、防災設備の設置など、多様な機能と魅力を持つ公園として整備されたい。 5、北千里駅前地区及び近隣センターの再開発事業については、地域経済の活性化やよりよい環境づくりにとって重要な施策となります。地域住民とともに、近隣の公園や市民センターの再整備と一体に連携した計画を求めます。 6、庁舎管理事業においてバリアフリータイプのトイレの設置、7、デートDV講座の小学校での実施の継続、8、コミュニティセンター、公民館にネットワーク設備の整備、これらは評価できます。 9、商工業者へのコロナ感染症の影響実態調査の実施は評価できます。今後、実態に見合った支援策を求めます。 10、独り親家庭における養育費の取決めの実態は、児童扶養手当申請者の3割とのことであります。公正証書作成費用の補助創設、家庭裁判所への同行支援を行うことは、独り親家庭の経済的自立につながり、子供の貧困解消の一助となります。心理的にも内容的にもハードルの高い手続であり評価できます。 11、1号認定の子供のうち、発達支援保育の国の補助要件が、2名以上の入所となっているが、市独自で1名でも補助を行うようにしたことは、評価できます。 次に、要望、改善が必要な点について述べます。 1、学校のクラス編制においては、コロナ禍の下での対応の観点から、ダブルカウントをモデル的に採用するなど、実質的に少人数学級となるよう求めます。 2、福祉施設における感染予防対策の課題が明らかになったが、利用者の特性上、一般的な呼びかけだけでは難しい。健康医療部と福祉部は、さらに連携を深め、予防策の徹底に取り組まれたい。 3、山田認定こども園について、家庭支援や発達支援などのセーフティーネットの役割も含め、引き続き公立施設として責任を果たすことの意義を認めるが、保育園と幼稚園を一体化することにより定員は大幅に減少するため、当該地域における保育需要をしっかりと見極められたい。施設設計に、現場の声を反映させるとともに、保育教諭の人事交流推進も含め、はぎのきこども園の教訓が生かされるよう求めます。 4、コロナ禍における保育所、幼稚園の給食費補助の継続については、他市の状況を見て検討するとのことでした。必要な家庭に必要な支援が届くよう支援をされたい。 5、生活保護世帯は、昨年3月末以降で79世帯増加しています。各種支援事業が終了し、生活保護の申請が今後増加する可能性があります。1月に一人増員されているが、ケースワーカー1人当たり108世帯となっており、さらなる増員を検討されたい。 6、障がい者グループホームを3年間で120人分整備する計画だが、場所や人材の確保ができておらず、必要な人数も把握できておりません。新年度は施設整備の補助金額や対象法人を拡大されているが、バリアフリー対応が必要など通常の家屋よりも建設費が割高になるため、支援の充実を求めます。 7、人権及びジェンダー平等をテーマにした研修について、参加職員が非常に少ない実態があります。研修を勤務として位置づけ、ロールプレイングなどの手法も取り入れて、実践的な研修になるよう求めます。 8、救急隊員へのPCR検査が実施されていないとのことでありますが、隊員の安心のためにも定期、頻回のPCR検査の実施を求めます。ワクチン接種について、医療従事者扱いとして優先接種を要望しているとのことであり、速やかに実現に向けて努力されたい。 9、20歳から30歳代の若い職員の退職者が全体の4割から5割と高くなっています。仕事の継承に支障となることが懸念されます。要因の一つとして北摂7市、府内中核市の比較で初任給が一番低いことや、経験年数10年の職員の平均給料月額が最も低いことなどが考えられます。働きやすい職場環境整備を進めるとともに、若年層の待遇改善を求めます。 10、男女共同参画の視点で2020年3月、吹田市避難所運営マニュアル作成指針が示されました。それに基づき、施設ごとに具体的なマニュアルを作成することになっているが進んでいません。危機管理室が働きかけと支援を行うことを求めます。防災計画の修正については、各部局と連携をしながら進めていただきたい。 次に、問題点を述べます。 1、北千里複合施設について述べます。図書館については、図書館法の第13条に、公立図書館に館長並びに当該図書館を設置する地方公共団体の教育委員会が必要と認める専門的職員、事務職員及び技術職員を置くとされています。そのことから、分室から図書館に格上げされる北千里図書館には、他図書館と同じように直営の館長を置くべきであります。 公民館の館長はこれまでどおり
会計年度任用職員となりますが、事務員は指定管理者が配置することになります。これまでは館長、事務員ともに地域の人が配置されることで、企画運営や他団体との連携も行われ、世代間交流も自然に行われてきましたが、館長の負担が増えることになり、今後の担い手不足につながることが懸念をされます。 児童館については、児童館閉館後の目的外使用の許可権限は市に残るため、他の施設利用者がフレキシブルに空きスペースを活用することは困難です。また、児童館利用者のニーズは、専門性を持った職員に相談できること、同世代同士の交流であると市も考えており、まずは児童館機能をしっかりと果たすことが求められています。児童館館長の役割の一つに、児童厚生員がスムーズに働けるようにすることがありますが、児童館には専任の館長を置かず、施設長が兼任することになっており、誰が児童館の実質的な責任者となるのか不明であり、このような状況で十分に専門性が発揮できるのか分かりません。問題であります。 2、Inforestすいたの契約更新については、吹田市観光協会が昨年10月に解散を決定し、市の当初の思惑が失われております。提案では、更新後の契約期間が6年3か月で約3,600万円の家賃が発生するとのことでした。担当部が実施された市民へのアンケートでは、市内観光情報はネットと広報誌でいいというのが8割を超えており、施設の必要性が極めて低くなっています。不要な出費は問題であると言わなければなりません。 3、2022年度から桃山公園と江坂公園にPark-PFIを導入し、指定管理者に公園を管理運営、再整備させることについては、予算委員会の意見でも述べたとおり、桃山公園について多くの利用者から、自然豊かな公園に集客施設や駐車場はやめてほしい、水鳥が飛来し静かで環境のよい樹木やため池などの自然を保全してほしいとの声が上げられており、短期間で841名分の署名が市長と議長宛てに届けられています。第3次環境基本計画や第2次みどりの基本計画で掲げられている生物多様性の保全や緑や自然環境を継承し生み出すとの目的が、桃山公園において担保されるかとの問いにも具体的な答弁はなく、住民や利用者の不安は払拭されないままでした。 当然のことながら、公園の整備や在り方は、近隣の地域商店の活性化やまちづくりと一体に進めなければなりません。しかし、桃山台、竹見台の両近隣センター再開発計画を実施する
都市計画部との連携や協議は行われておりません。先に述べた住環境やまちづくり計画を実施する関係部局との協議も行われておらず、民間事業者の提案に委ねる手法は市の責任放棄と言わざるを得ません。また、パブリックコメントで出た意見や、市や議会に提出された住民要求を無視して突き進む市の姿勢は、住民自治の観点から大きな問題です。公園は市長のものではなく、市民、住民のものです。市長は市民の声に真摯に耳を傾け、一旦計画を立ち止まるべきです。中の島公園、千里北公園においては、市が責任を持って住民や利用者との丁寧な話合いを行い、老朽化した施設の更新など進めることを求めます。 4、介護現場の人材不足解消は喫緊の課題であるとしながら、新年度の事業提案を見送ったことは看過できず問題であります。 5、CIO補佐業務拡充では、次期基幹系システム再構築方針の策定に伴う各種支援が位置づけられ、各業務システムの標準化やクラウド化について、自治体DX推進計画に基づく取組が加速しつつあるとして、その時流を十分に反映するとされています。しかし、国会では政府が進める行政のデジタル化の推進に対し、個人情報保護や自治体の行政サービスの後退が起こる懸念が指摘をされています。これら懸念が指摘をされている段階で、本事業を拙速に進めるべきではありません。 以上が、予算案の主な評価、要望と問題点であります。我が党の代表質問で、市長の施政方針では高齢者や障がい者の福祉施策についての言及がないことを指摘しましたが、市長は個別の具体的施策については、予算や実施計画により示させていただくと答弁されました。また、施政方針については、全ての市民が安心して幸せな生活を送ることができるよう、使命を果たす決意を述べたものというふうに言われました。 我が党は、予算案審議に当たり、市長が言われた個別の具体的施策について、地方自治体の使命である住民の福祉の向上の観点で、市民に寄り添う姿勢がどのように反映されているのか、真剣に議論をさせていただきました。先ほど具体的に述べたように、予算案の中には、市民や議会の要求に応えて努力され、実現した事業も少なくありません。同時に、かつてないコロナ禍を乗り越えるためには、これまで以上に行政と市民の信頼関係と協力が不可欠となります。 幾つかの問題点を述べましたが、いずれも重要な点であります。中でもPark-PFI導入では、桃山公園の多くの利用者の皆さんが訴えられていることには、寄り添おうとされない市の姿勢や、北千里複合施設整備でも地元や関係者の意見を聞こうとしないやり方は、住民が主人公で様々な施策に市民参画を進めなければならない地方自治体としての本来在るべき姿に逆行しているのではないかと言わざるを得ません。反省し、市民の信頼を取り戻してください。 以上、述べましたが、本予算案には重大な問題があり、賛成することはできません。 以上で終わります。
○木村裕議長 16番 山本議員。 (16番山本議員登壇)
◆16番(山本力議員) 民主・立憲フォーラムを代表し、議案第27号 令和3年度吹田市
一般会計予算案に意見を述べます。 まず、少人数学級についてでありますが、令和7年度までに、小学校学級を35人以下にしていく国の方針も決定したことにより、今後、吹田市においてもダブルカウントの実施と併せ、少しでも早く計画的に少人数学級を実現していくことが求められております。その場合の方策として、学区を再編させることについては、地域コミュニティに及ぼす影響が大きいために慎重さが求められます。中学校においても一部過大校などにおいて、ダブルカウントしないことによる40人以上クラスがあることから、小学校と同様の少人数学級を実現する吹田市独自の努力が必要であります。これらの少人数学級の諸課題については、総合教育会議で市長との協議、連携も必要になると思っております。また、教育委員会の組織についても、令和7年までの少人数学級を推進、整備していくための体制づくりについて検討をしていただきたいと存じます。 次に、北千里小学校跡地複合施設建設について。 長年、地元住民が待ち望んでいた公民館建て替え、図書館拡張、児童館新設であり、事前の説明会や、最終的には令和元年6月から10月までの6回にわたる複合施設ワークショップの中で寄せられた多数の意見を基に、3館の特性を十分に発揮しながら全館一体となった設計図が示され、運営も全館一体となった指定管理者による運営が示されております。 理事者の説明のように、各施設の利用者の世代間交流の促進を図るための多世代交流事業の実施による地域の活性化に寄与するだけではなく、北千里地域のまちづくりにも大きく寄与するために、イベント実施だけにとどまらず、施設全体の活動が新たな市民参画、ソーシャルビジネス、ソーシャルワークにも踏み込んだ取組となるように期待したいと思います。 次に、公募設置管理制度(Park-PFI)導入について。 本市が管理している主要8公園を、官民連携によるパークマネジメントの推進により、一層の魅力向上を図るため、平成29年5月に公布された都市公園法改正により創設された公募設置管理制度(Park-PFI)を導入して、公園施設の再整備及び指定管理による管理運営を令和4年(2022年)4月1日から、江坂公園及び桃山公園から実施されるとのことであります。 老朽化が進行している公園施設の更新費用を、民間資金を活用することで財政負担が軽減され、管理については指定管理者制度を導入するとともに、地域住民、ボランティア、民間業者との連携、協働を促進することで、これまで以上にきめ細かな施設管理が期待できるものでありますが、Park-PFIを導入するに当たり、都市公園法第5条の2第1項に規定されている施設や、都市公園法第5条の2第2項第5号に規定されている特定公園施設の整備、改修については、民間事業者の提案を求めることになりますが、公園管理者が当該公園の目指すべき姿を示されるとともに、近隣関係団体の理解やワークショップ等により公園利用者の意見を十分反映されることを求めます。 以上の意見を付し、議案第27号に賛成いたします。
○木村裕議長 4番 五十川議員。 (4番五十川議員登壇)
◆4番(五十川有香議員) 議案第27号 令和3年度吹田市
一般会計予算について、市民と歩む議員の会を代表いたしまして、以下、意見を申し述べます。 令和2年4月1日から、吹田市は中核市となりました。本来なら、この1年は中核市移行後の引継ぎ対応などに時間を割くものとなるはずでしたが、
新型コロナウイルス感染症の対応により、保健所の事業においても大阪府から引継ぎを受ける事業が後回しになるなど、府から職員が派遣されている事業に現実的に支障を来しています。 令和2年2月以降のコロナ影響下において各事業の優先順位をつけた上で、限られた予算においてどの事業を実施する必要があるのかなど、十分に精査をして提案されるべき予算案であるのが、この令和3年度
一般会計予算です。 市長は、本定例会初日の施政方針において、感染症がもたらした健康被害、経済的影響、そして不安な気持ちに対応するために、市民に最も近くある自治体として、中核市としての権限を最大限に生かし、誠意を持って市政を運営してまいりますと言われています。
新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、最優先すべきはあらゆる場面、あらゆる分野における感染症のこれ以上の拡大防止のための対応、感染症拡大により、厳しい生活となった市民や事業者等の救済です。しかしながら、令和3年度予算案のうち、新型コロナウイルス感染拡大防止のための予算は、全体から見ても極めて少ないと言わざるを得ません。 その反面、本当に今進める必要があるのかという疑問を持たざるを得ない事業も提案されています。市長の施政方針の経済、財政の厳しい局面が当面続くことが見込まれる中、市民にとって、直ちに必要なこと、これから必要になることを継続して総合的に判断し、この有事を乗り切ってまいりますといったお言葉のように、総合的な判断基準とはどのような基準としているのか、大いに疑問が残ります。 これら本市の事業実施や事業見送り等の判断においては、市民の存在は、あくまでも市の方向に沿った意見を聞く対象となっており、どんな方針がいいのかという初期段階から共に考えてつくっていくというものではありませんでした。特に、吹田市自治基本条例第20条、執行機関は、その案を市民に公表し、それに対して市民からの意見の提出を受け、その意見に対する考え方を公表するとともに、提出された市民の意見を考慮して意思決定を行わなければなりませんと規定されているパブリックコメントは、市の方針に沿った意見以外はほとんど考慮されることなく、拙速に進められようとしています。その象徴なのが、Park-PFI事業による江坂公園、桃山公園の再整備です。特に桃山公園について、予算常任委員会等での質疑も含めて以下に述べます。 公園は市民の共有財産です。その公園を再整備するために、市民へのアンケート調査、パブリックコメントをして、再整備の必要性をどのようにはかるかについては、市長の言葉を借りれば、それは定性的評価であり、定量的評価ではないということでした。反対意見が多くても、担当がもっともだと思う理由でなければ考慮しないということでは、吹田市民の意見の提出に関する条例、いわゆるパブコメ条例の趣旨や意味がありません。また、現世代の市民意見だけでなく、将来世代のことも考えられるのは市民ではなく、経験豊富な民間事業者だということでしたが、吹田市の公園は事業者のためにあるのではありません。市長御自身が推奨されていたフューチャーデザインの手法を用いて、吹田市の公園はどうあるべきかを話し合われたりもされていません。 さらに、公募設置等計画を作成する前提として、市が作成した公園の目指すべき姿がパブリックコメントの対象となり、桃山公園での全体計画に対して6割強の反対意見がありましたが、市長いわく、その意見は公園みどり室は全て受け取って、その上で魅力的にどうするのがよいか、知恵を出すのがPark-PFIの事業者提案によるとのことでした。市長は、行政を信じてほしい、まだ時間はある、説明を尽くす、誰も喜ばないのであれば不調に終わる、あるいは代案を示すと言われました。また、将来世代についても考えて提案してくるとも言われました。 しかし、これら条例が可決し、含まれている関連予算が可決されれば、公募条件もこのまま行政が考えた条件で公募が始まり、公募設置等計画が提出されれば、それ以降、軽微な変更はあったとしても、原則、計画変更はないでしょう。もし変更できるのであれば、当初の選考、選定そのものがひっくり返ることになり現実的に不可能です。できもしないことを言って、行政を信用してほしいとの市長の発言は、行政への不信感を増大させました。このような発言から、市長は市民の方々の不安や心配に寄り添っているとは思えません。この市長の言葉の重みは大きいものです。 そして、駐車場設置についても、好いたすまいる条例を根拠とされていましたが、その条例に当てはまるような条件としているのは吹田市であり、設置義務は必ずしもあるものではないということが分かりました。市長は委員会で、反対の理由が真っ当であれば聞いていくと言われましたが、真っ当であるか否かは、市長の裁量であれば、市長の考えと違う市民の意見は真っ当であったとしても通ることはありません。そして、そもそも市長も委員会で、コロナの状況は非常に残念、本来ならタウンミーティングをしていたと言われるように、御自身も十分に話合いができていないことは認められています。御自身で認めながらも、来年度に必ず進めないといけない特段の理由は、質疑を行いましたがありませんでした。加えて、関連する条例の意見でも申し述べましたが、他部局との連携もこれまでなかったとのことです。公園整備は周辺のまちづくり、生物多様性の視点も欠くことはできません。 今回のPark-PFIに係る一連の件は、特に市民は、議論の余地さえ認められることもなく進められてきたことから、今になって多くの市民の方々が声を上げておられるのが現状です。まちづくりに欠かせない市民共有の財産である公園の再整備の大きな方向転換については、行政の先走りをやめて一度立ち止まり、改めて、市民と議論をする時間を十分に設けて、民主的な方法で合意形成を図り、公園整備を行うべきであることを提案いたします。このままのPark-PFI制度の導入は拙速であり、自治体の憲法と言われる自治基本条例の基本を忘れ去られた事業については到底看過できません。 また、この事業だけでなく、少人数学級を求める民意への市の対応についても、以下、述べます。 35人以内の少人数学級へ向けた体制強化、早期計画化を求める市民からの陳情も約7,700筆を超えるたくさんの方々の思いがある中、吹田市は、予算や教室確保の問題として国の対応に前倒しで行う予定は現時点ではないとの見解を示されています。
新型コロナウイルス感染症予防や子供の学習保障の観点から見ても、明らかによいとは言えない学習環境で授業を受けざるを得ない子供たちの立場になって考えているとは思えず、非常に残念です。また、市長は、義務教育は人格の形成、子供の成長を担っている、そういう意味では、今の人数は私は多いと思っていると言われています。そうであるならば、予算権限を持っている市長と教育委員会のお話の場である総合教育会議にて提案し、議論すればよいことです。 国の定めている学級数、学習保障が守られていない子供たちに、地方自治の趣旨から、吹田市独自の予算で国の標準的な対応を待たず、吹田市独自の対応をするということを教育委員会を財政面から支えることで、子供の権利を守ることも十分に提案できますが、市長は耳触りのよさそうなお答えはされますが、実際は本予算案に独自対応の提案もされていません。 ダブルカウントへの対応や実現できる学校から対応することなども、当初予算で提案することが子供たちに対する教育面での保障やコロナ対策に大きくつながりますが、提案はされませんでした。 子供たちが、1日の多くの時間を過ごす学校という環境において、一人一人を尊重できる教育の環境づくりをしていく義務が地方自治体にあることをいま一度御認識いただき、これこそ今必要なことであるということではないでしょうか。 さらには、北千里小学校跡地複合施設においても、例えば市民意見を聞く機会として、地域説明会やワークショップの場があったにもかかわらず、複合施設整備の基本的な方針の中にマチナカリビングという言葉を使っていたからいいのだという一方的な理由で、市民意見を聞かず名称を決定するなど、これまでの事業において市民の存在が、共に政策をつくっていくパートナーシップではなく、どこか蚊帳の外になっていることは否めません。 このような事業をはじめ、当該予算に入っている多くの事業において、地方自治の本旨である住民自治、団体自治としての吹田市の今の現状を分析して、市民と共に考えて、市独自で提案していくことが求められているにもかかわらず、民主性、自主性に欠ける事業提案が散見されます。 市民主体のまちづくりとして、予算提案や政策立案過程において、根本的な改善が見られないため、自治体の憲法である自治基本条例に記載されている市民参画や市民意見を無視した予算提案であることから、当初予算という、もちろん当初予算の中には市民生活に欠かせない事業も含まれており、大きな予算ではありますが、市長の言われる民主的で清新な市政が全く保たれていない実態に問題提起をし、
新型コロナウイルス感染症拡大を抑えながらも、いかに市民、地域の声を拾い上げて課題と向き合うこと、これら市民との協働の視点が欠けていることを大いに反省いただき、すぐに改善することを強く求めまして、この視点に欠けた本案につきましては反対をいたします。
○木村裕議長 以上で討論を終わり、議案第27号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第27号は原案どおり可決されました。
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○木村裕議長 議事の都合上、午後1時10分まで休憩いたします。 (午後0時8分
休憩)----------------------------------- (午後1時10分 再開)
○木村裕議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次に、日程23 議案第28号から議案第30号まで、議案第32号から議案第37号まで及び議案第48号を一括議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、予算常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。2番 澤田議員。 (2番澤田議員登壇)
◆2番(澤田直己議員) 過日の本会議におきまして、予算常任委員会に付託されました議案第28号から議案第30号まで、議案第32号から議案第37号まで及び議案第48号について、審査しました経過並びに結果を一括して報告いたします。 議案第28号は、令和3年度吹田市
国民健康保険特別会計予算案であり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ340億1,565万6,000円に、議案第29号は、令和3年度吹田市
部落有財産特別会計予算案であり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億279万3,000円に、議案第30号は、令和3年度吹田市
勤労者福祉共済特別会計予算案であり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,902万5,000円に、議案第32号は、令和3年度吹田市
後期高齢者医療特別会計予算案であり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ57億2,042万9,000円に、議案第33号は、令和3年度吹田市
公共用地先行取得特別会計予算案であり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ38億680万円に、議案第34号は、令和3年度吹田市
病院事業債管理特別会計予算案であり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ14億9,474万1,000円に、議案第35号は、令和3年度吹田市
母子父子寡婦福祉資金貸付特別会計予算案であり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7,279万7,000円に、議案第36号は、令和3年度吹田市
水道事業会計予算案であり、収益的収入を82億2,302万8,000円に、収益的支出を65億1,203万7,000円にするとともに、資本的収入を13億8,450万円に、資本的支出を45億4,013万3,000円に、議案第37号は、令和3年度吹田市
下水道事業会計予算案であり、収益的収入を96億8,925万8,000円に、収益的支出を87億8,800万5,000円にするとともに、資本的収入を28億2,279万5,000円に、資本的支出を64億3,712万4,000円に、議案第48号は、令和3年度吹田市
一般会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ9,569万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,408億5,642万7,000円にそれぞれしようとするものであります。 各分科会での審査の後、本委員会において、本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第28号から議案第30号まで、議案第32号から議案第37号まで及び議案第48号を承認しました。 以上、報告を終わります。
○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第28号から議案第30号まで、議案第32号から議案第37号まで及び議案第48号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第28号から議案第30号まで、議案第32号から議案第37号まで及び議案第48号は原案どおり可決されました。
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○木村裕議長 次に、日程24 議案第31号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、予算常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。2番 澤田議員。 (2番澤田議員登壇)
◆2番(澤田直己議員) 過日の本会議におきまして、予算常任委員会に付託されました議案第31号について、審査しました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、令和3年度吹田市
介護保険特別会計予算案であり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ298億9,104万5,000円にしようとするものであります。 分科会での審査の後、本委員会において、本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、賛成者多数で議案第31号を承認しました。 以上、報告を終わります。
○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。34番 柿原議員。 (34番柿原議員登壇)
◆34番(柿原真生議員) 議案第31号 2021年度
介護保険特別会計予算について、会派を代表して意見を述べます。 新年度予算には、高齢福祉室の介護保険業務の一部を民間委託する予算が含まれています。要介護認定調査・認定審査会関係業務、住宅改修などの給付関係業務、減免申請など資格・保険料関係業務のうち、補助的な業務や定型的な業務は、委託事業者が担うとしています。公権力の行使に当たる要介護認定等の各種決定や、窓口での特殊ケースの説明などは、引き続き直営で行うとのことです。また、今回の業務委託では、タッチパネルとコンシェルジュを導入し、書類提出だけの事業者や、初めて制度を利用したいと来庁した家族など、最初から各窓口に振り分けるとのことです。しかし、窓口を訪れる市民をそう簡単に振り分けられるのかは疑問です。 現在、職員の体制は一般職18名、
会計年度任用職員16名の34名体制ですが、委託により一般職6名と
会計年度任用職員12名の18名を削減する見込みです。今回の業務委託は、経費削減を目的にしていないとの説明ですが、同じ予算で30人から33人程度の委託社員が雇われることになると見込まれており、新たに官製ワーキングプアを生むことになります。 人員が不足するのであれば、きちんと人を確保することが必要です。それができなかったゆえの現場の苦肉の策かもしれません。しかし、この間、市は各分野で役務の委託を拡大してきましたが、公契約条例を制定することもありませんでした。公務を担う委託労働者をワーキングプアにさせかねません。雇用に対する行政としての責任を果たそうという市の姿勢が見えないため、本案に反対いたします。
○木村裕議長 以上で討論を終わり、議案第31号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第31号は原案どおり可決されました。
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○木村裕議長 次に、日程25 議案第20号、議案第21号及び議案第24号を一括議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、理事者の説明がありましたので、ただいまから質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 この際お諮りいたします。本件については委員会付託を省略し、即決いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、本件については委員会付託を省略し、即決することにいたします。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第20号、議案第21号及び議案第24号を採決いたします。 本件について承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第20号、議案第21号及び議案第24号は可決されました。
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○木村裕議長 次に、日程26 議案第50号から議案第52号までを一括議題といたします。 理事者の説明を求めます。地域教育部長。 (地域教育部長登壇)
◎木戸誠地域教育部長 御上程いただきました議案第50号から議案第52号につきまして、提案の理由及びその概要を一括して御説明申し上げます。 議案第50号から議案第52号は、吹田市
北千里小学校跡地複合施設建設工事の建築工事、
電気設備工事及び
機械設備工事につきまして、それぞれ制限付一般競争入札を行い、本年3月3日に開札し、業者が決定いたしましたことから、契約を締結しようとするものでございます。 予算につきましては、令和2年(2020年)9月定例会におきまして御可決賜ったものでございます。 工事の概要ですが、北千里小学校跡地複合施設は、児童センター、地区公民館及び図書館機能を融合した多世代が交流するコミュニティ醸成機能を持つ複合施設として、鉄筋コンクリート造、一部木造、一部鉄骨造、一部プレストレストコンクリート造、地上2階、地下1階、延床面積約3,070㎡を整備するものでございます。 まず、議案第50号 吹田市
北千里小学校跡地複合施設建設工事(建築工事)請負契約の締結につきまして御説明申し上げます。 議案書5ページを御覧いただきたいと存じます。 工事内容は複合施設新築工事、昇降機設備工事、外構工事等を実施しようとするものでございます。 請負金額は12億5,133万6,900円、請負者は大鉄・ビック特定建設工事共同企業体でございます。 次に、議案第51号 吹田市
北千里小学校跡地複合施設建設工事(
電気設備工事)請負契約の締結につきまして御説明申し上げます。 議案書7ページを御覧いただきたいと存じます。 工事内容は電灯設備工事、動力設備工事、受変電設備工事、発電設備工事及び構内情報通信網設備工事等でございます。 請負金額は2億9,111万5,000円、請負者は中央・栄特定建設工事共同企業体でございます。 次に、議案第52号 吹田市
北千里小学校跡地複合施設建設工事(
機械設備工事)請負契約の締結につきまして御説明申し上げます。 議案書9ページを御覧いただきたいと存じます。 工事内容は衛生器具設備工事、給水設備工事、排水通気設備工事、給湯設備工事及び消火設備工事等でございます。 請負金額は3億513万4,500円、請負者は鳳・大設特定建設工事共同企業体でございます。 以上3件の工事場所は、吹田市古江台3丁目119番5の一部、119番149の一部でございます。 工期につきましては、本定例会議決後から令和4年7月29日までを予定しております。 なお、議案参考資料5ページから34ページに工事概要、請負者の営業の沿革、工事経歴書、財務諸表、図面などをお示しいたしておりますので、御参照いただきますようお願い申し上げます。 以上が、議案第50号から議案第52号までの提案の理由及びその概要でございます。 よろしく御審議いただき、それぞれ原案どおり御可決賜りますようお願い申し上げます。
○木村裕議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 この際お諮りいたします。本件については委員会付託を省略し、即決いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、本件については委員会付託を省略し、即決することにいたします。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第50号から議案第52号までを採決いたします。 本件について承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第50号から議案第52号までは可決されました。
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○木村裕議長 次に、日程27 議案第53号を議題といたします。 理事者の説明を求めます。行政経営部長。 (行政経営部長登壇)
◎稲田勲行政経営部長 御上程いただきました議案第53号 令和2年度吹田市
一般会計補正予算(第18号)につきまして御説明を申し上げます。 本案に係る追加議案書11ページを御覧ください。 今回の歳入歳出予算の補正は、1億1,735万9,000円を減額し、補正後の総額を1,842億3,654万6,000円とするものでございます。 13ページ、下段の歳出の表を御覧ください。 第4款 衛生費、第1項 保健衛生費で1億1,735万9,000円の減額は、新型コロナウイルスワクチン接種に係る実施スケジュールの変更及び業務内容の精査に伴うものでございます。 次に、上段の歳入の表を御覧ください。 第14款 国庫支出金、第1項 国庫負担金で6,147万9,000円の減額は、衛生費国庫負担金で、新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金、第2項 国庫補助金で5,588万円の減額は、衛生費国庫補助金で、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金でございます。 議案第53号の説明は以上でございます。 なお、お手元の追加議案参考資料35ページに資料をお示しいたしておりますので、御参照の上、よろしく御審議をいただき、原案どおり御可決賜りますようお願いを申し上げます。
○木村裕議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。5番 池渕議員。 (5番池渕議員登壇)
◆5番(池渕佐知子議員) 議案第53号 令和2年度吹田市
一般会計補正予算(第18号)について、会派を代表して質問いたします。 新型コロナウイルスワクチン接種事業について減額補正の案となっております。 まず、集団接種に関する医師、看護師の確保に苦慮されている自治体があるとの報道もあります。本市の状況をお示しください。また、医師、看護師の業務内容、報償費はどのようになっていましたか、近隣市の状況も含めお示しください。 二つ目に、接種開始の予約の日時について現在では未定ですが、接種券、つまりクーポン券の送付後、どのように周知するのでしょうか。不公平が生じないためには十分な周知期間が必要だと考えますが、予約開始日の何日前に公表するつもりなのか、お示しください。 3番目に、新型コロナワクチンに関する市のコールセンターは既に事業開始されています。新型コロナワクチンによる効果の持続期間、変異株への有効性について、市民から問合せがあると思いますが、どのようにお答えになってるか、お示しください。 今後も今回のように国からのワクチンの供給量や供給時期の変更があるかもしれません。今回も、市としては迅速に対応してくださっているとは思いますが、国、厚生労働省からの通知が迅速、正確でなければ、対応のしようがありません。また、市民の皆様へのお知らせを迅速、正確にしなければ、市民の皆様の不安感を払拭するどころか、混乱と不安感を増すことになります。これまで、国、厚生労働省から、恐らく府を通じてだと思いますが、府のどの部署あるいは府を含むどういった協議体、会議体などを通じて吹田市に通知や説明があったのか、今後も同じ経路や手段によると考えてよいのか、お示しください。 最後に、中核市になり、吹田市立保健所になったことにより、ワクチン接種に関してですけれども、情報がより密になったことがあれば併せてお答えください。 以上で質問を終わります。
○木村裕議長 小林理事。
◎小林祐司理事 集団接種における医師、看護師の確保につきましては、医師においては吹田市医師会などに出務の依頼をしており、一定数の確保ができる見込みとなっており、看護師についてもホームページだけでなく、LINEやツイッターといったSNSを利用しての募集も行い、これまで400人を超える応募があり、一定確保できる見込みとなっております。 医師、看護師の主な業務内容につきましては、医師が予診を行い、接種の可否を判断し、看護師が接種や接種の補助、接種後の健康観察を行います。 報償費につきましては、医師が2時間の出務で平日が3万5,000円、土、日、祝日が4万7,250円。看護師が3時間の出務で平日が1万円、土、日、祝日が1万3,500円となっております。 なお、近隣市につきましては、本年2月末の大阪府の調査において、多くが検討中との回答でしたが、1市においては本市と同程度の額となっております。 次に、接種予約の開始につきましては、ワクチンの供給が極めて少なく、3月下旬の高齢者の接種券発送時点では、予約受付ができない旨のお知らせをいたしております。予約の受付開始につきましては、市報、市ホームページ、SNS、広報番組、市内公共施設への貼り紙など、あらゆる広報手段を用いて、予約開始日までに十分な期間を取って周知してまいります。 次に、新型コロナウイルスワクチンに係る問合せにつきましては、市ホームページに厚生労働省のワクチンに関する情報が示されているページへのリンクを設けるとともに、市コールセンターでも対応できるよう、事前に厚生労働省のホームページの掲載内容を引用したQ&Aを作成しているところです。 なお、ワクチンの効果の持続期間については、臨床試験や接種が始まってから時間があまり経過していないことから、効果の持続期間については明らかになっていないと、また変異株への有効性については、ウイルスは絶えず変異を起こしていくもので、小さな変異で効果がなくなるものではない、またファイザー社のワクチンでは、変異株のウイルスにも作用する抗体が作られているという実験結果も発表されているとの回答を用意し、対応しております。 最後に、新型コロナウイルスワクチン接種に係るワクチン供給等の情報につきましては、これまで国の自治体向け説明会や
新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施に関する手引、また随時、厚生労働省から府のワクチン接種担当課を通じて情報伝達がございました。今後も、同様の経路、手段により、迅速な情報伝達がなされるものと考えております。 なお、中核市市長会を通じて、新型コロナウイルスワクチン接種に関する緊急要請をする中で、中核市の抱える課題等について、いち早く情報連携できるようになっております。 以上でございます。
○木村裕議長 以上で質疑を終わります。 この際お諮りいたします。本件については委員会付託を省略し、即決いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、本件については委員会付託を省略し、即決することにいたします。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第53号を採決いたします。 本件について原案どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第53号は原案どおり可決されました。
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○木村裕議長 次に、日程28 議案第54号を議題といたします。 理事者の説明を求めます。行政経営部長。 (行政経営部長登壇)
◎稲田勲行政経営部長 御上程いただきました議案第54号 令和3年度吹田市
一般会計補正予算(第2号)につきまして御説明を申し上げます。 本案に係る追加議案書29ページを御覧ください。 今回の歳入歳出予算の補正は、31億5,148万7,000円を追加し、補正後の総額を1,440億791万4,000円とするものでございます。 31ページ、下段の歳出の表を御覧ください。 第4款 衛生費、第1項 保健衛生費で25億6,975万7,000円を追加いたしております。 内容の1点目は、新型コロナウイルスワクチン接種に係るシステム改修費用、2点目は、ワクチン接種体制の確保及び接種に係る費用、3点目は、検体回収センターに対する運営経費の補助でございます。 第7款、第1項 商工費で5億6,436万5,000円の追加は、令和2年度に休業要請支援金や小規模事業者応援金などの給付金を受けていない中小企業等に対し、応援金を支給するための費用でございます。 第10款 教育費、第1項 教育総務費で1,736万5,000円の追加は、GIGAスクールネットワークを円滑に運用するためのICTサポーターの配置に係る委託料でございます。 次に、上段の歳入の表を御覧ください。 第14款 国庫支出金、第1項 国庫負担金で17億4,010万9,000円の追加は、衛生費国庫負担金で、新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金でございます。 第2項 国庫補助金で8億3,518万5,000円の追加は、衛生費国庫補助金で、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金、教育費国庫補助金で、公立学校情報機器整備費補助金でございます。 第18款 繰入金、第1項 基金繰入金で5億7,614万9,000円の追加は、財政調整基金からの繰入れでございます。 第19款 諸収入、第6項 雑入で4万4,000円の追加は、雇用保険料本人負担分でございます。 議案第54号の説明は以上でございます。 なお、お手元の追加議案参考資料37ページから45ページに資料をお示しいたしておりますので、御参照の上、よろしく御審議をいただき、原案どおり御可決賜りますようお願いを申し上げます。
○木村裕議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。25番 松尾議員。 (25番松尾議員登壇)
◆25番(松尾翔太議員) 議案第54号 令和3年度吹田市
一般会計補正予算(第2号)に対し質問をいたします。 本予算には、新型コロナウイルスワクチン接種体制の確保及び接種に係る費用や
新型コロナウイルス感染症検体回収センターの運営に係る補助、アクションプランにおいてもGIGAスクールネットワークの円滑な運用のためのICTサポーターを配置など、多くは今の社会情勢の中で必要な提案がなされていることは理解をしております。その上で、事業継続を下支えするために、市内の中小企業等に応援金を支給する事業について質問をさせていただきます。 本案が、委員会付託もかなわない本会議前日の議会運営委員会での提案になった理由は何か、お答えください。中小企業応援金の支給について、委員会を省略するほどの緊急性がどこにあるのか、併せて市の認識を問います。 次に、本事業では給付対象を2,500件としているが、その積算根拠をお答えください。また、売上げが30%減少という条件を設定した理由も、併せてお答えください。 次に、事前説明の中では、エール券協力店舗に20万円給付したこととの公平性を持たせたい旨の説明がありました。市民からは、エール券協力店舗にのみ20万円支給するのは不公平だという趣旨の電話も本市に頂いていると聞いておりますが、まずエール券協力店舗に20万円給付したことに対する反省はあるのかどうか、市の認識を求めます。 また、今回はNPO法人にまで給付対象を広げておられますが、これで企業・団体単位での支援は一定網羅できたとお考えなのか、この間行ってきた一連の20万円給付の流れは、これで最後と理解していいのかどうか、担当部局の所見を伺います。 次に、中小企業と言っても従業員の数や事業規模は様々でありますが、その精査もなく一律に20万円の同額を給付することが優れた支援策と言えるのかどうか。今回の給付は、事業継続を下支えするためと御説明をいただいておりますが、今本当に事業継続が厳しい事業者が、5月下旬に市から20万円頂いても継続は難しいケースもあるのではないかと考えます。であるならば、基礎自治体として吹田が果たすべき役割は企業・団体単位の現金給付の支援ではなく、コロナの影響で困窮した市民個人に対する支援こそ求められると考えますが、その点の市の認識を伺います。 次に、前年との売上げを比較することで給付対象を決定をすると、持続化給付金等で見られるような不適正受給のおそれが懸念をされます。企業の売上げの見方は現金主義、発生主義や検収時、あるいは出荷時など様々ございますが、試算表段階では売上げの見方は各事業者任せとなり、平等性を欠く可能性があります。確定申告済みの売上げベースであればこのようなことは起こりませんが、決算期ではなく西暦あるいは年度などを基準とする場合は、この点で不公平とならないよう、また不正が行われないように制度設計をする必要がありますが、制度として不適正受給がない立てつけに今回なっているのかどうか、お答えをください。 以上で1回目の質問を終わります。
○木村裕議長 都市魅力部長。
◎井田一雄都市魅力部長 今回の応援金につきましては、これまで事業者から寄せられました様々な意見や要望に加え、今議会の本会議初日の質疑を経て、検討を加速化いたしました。制度の詳細な設計や予算の積算、査定等に一定の時間が必要であり、御提案できる内容が先週確定いたしました。長期化するコロナ禍において、厳しい経営環境にある事業者に対して、少しでも早く支援する必要があるため、本日の提案とさせていただいたものでございます。 次に、支給見込み件数につきましては、令和2年(2020年)分の確定申告の見込み件数から大企業と思われる件数を除き、また大阪市が行ったアンケート調査等による事業者の売上げ減少率を参考に絞り込み、その上でこれまで市が実施してまいりました給付金の支給対象者数を差し引いたものでございます。 また、売上げ減少の要件につきましては、大阪府と共同で実施いたしました休業要請支援金と、本市独自の小規模事業者応援金では50%以上売上げが減少していることを要件としておりました。それらとのバランスから、長期的に経営に影響を受ける事業者に対する支援としまして、これまで国が実施してきました家賃支援給付金を参考に、年間売上げが30%以上減少することを要件としたものでございます。 次に、すいたエール商品券取扱協力店応援金につきましては、これまで御答弁させていただいたとおり、商品券の販売状況等を踏まえ、商品券の完売により見込んでおりました経済効果を達成するために、既存の商品券事業の枠組みを活用したものであり、支援策として一定の効果があったものと認識しております。一方で、対象外の事業者からも支援を求める声が寄せられており、時間等に制約のある中での事業実施であったことから、十分な支援を行うことができなかったものと認識しております。 今回の応援金により、既に実施してまいりました制度と合わせて、全ての事業活動を支援の範囲に含めることができたものと考えております。 なお、給付金型の事業者支援は、現時点では今回までの予定としており、今後の事業者支援としまして、新たな生活様式に対応した事業展開に取り組む事業者に対する支援を重点的に取り組んでまいります。 次に、今回の応援金を一律支給としたことにつきましては、事業規模や従業者規模を要件に加味することにより審査が複雑となり、支給に時間を要するため、申請方法についても明瞭かつ簡素化した制度設計とし、迅速に支援を行うためでございます。 最後に、適正な審査を行うために、今回の応援金では確定申告書の提出を基本としております。申請者が法人である場合は、決算期による申請書類の差はございますが、申請内容に偽りがないことの誓約同意をしていただき、また事後に確定申告書の提出を求めるなど、調査の実施について検討しております。 以上でございます。
○木村裕議長 行政経営部長。
◎稲田勲行政経営部長
新型コロナウイルス感染症に係る支援策についてでございますが、法人、団体だけでなく、個人レベルでも様々に影響を受けておられる状況であると認識をいたしております。 個人に対する支援策といたしましては、令和2年度の緊急対策アクションプランにおきまして、市民生活への支援策として14件、市負担総額20億円近い取組を掲げております。既存の関連施策も含めまして、関係各部において、影響を受けておられる市民の皆様の生活を支えるための取組を重ねてきたところでございます。 今後も引き続き、必要な支援策を適宜講じてまいります。 以上でございます。
○木村裕議長 25番 松尾議員。 (25番松尾議員登壇)
◆25番(松尾翔太議員) 議長のお許しを頂きまして、2回目は意見とさせていただきます。 先ほどのすいたエール商品券取扱店舗応援金に対する反省はあるかとの質問に対し、時間的制約がある中で十分な支援を行うことができなかったと答弁がなされました。議場で言える範囲の最大限の誠意がある、正直で本音の答弁だったと理解をいたします。だからこそ、今回は事前説明でもあったとおり、そこで生まれた不公平感を取り除くための事業提案がなされているのだと思います。 事業対象の2,500件という数字は、大阪市が行ったアンケート調査を参考にしたという御答弁でした。他市のアンケート調査を積算根拠にするのは、少し弱い気もいたします。こういった面も含めまして、やはり委員会付託がしっかりとなされ、しっかりと議論がなされたかったと思っています。 今後は、提案のタイミングやワクチン接種のような必ず必要な予算と抱き合わせで一本化されて出されてくる提案のされ方も含め、より審議が深まるものに是正をされますように心からお願いを申し上げまして、質問を終わります。
○木村裕議長 3番 馬場議員。 (3番馬場議員登壇)
◆3番(馬場慶次郎議員) 議案第54号 令和3年度吹田市
一般会計補正予算(第2号)について、会派を代表して質問いたします。 1、
新型コロナウイルス感染症検体回収センターについて。 検体回収センターを1か所に集約する理由及びその周知方法をお示しください。検体回収センターは、PCR検査・外来センターが軌道に乗るまでという暫定的な設置のはずでしたが、再度延期されることになります。PCR検査・外来センターが軌道に乗っていないという認識でいいのでしょうか、同センターの現状と課題についてお答えください。 検体キットを置く医療機関を増やす働きかけはどのようにしているのか、お示しください。 回収センター設置の際、感染の疑いがある患者が外出することには様々なリスクがあり、郵送での受付も検討すべきと指摘しました。検討されたか、お示しください。 総合福祉会館を回収場所とする場合、入居団体や出入り業者への説明が不十分ではないかと指摘しました。今回の期間延長について、十分な説明が実施されているのか、お示しください。 感染リスクを最小限にするため、検体の受渡し場所、方法、時間設定など、どのようにしているか、お示しください。 2、新型コロナウイルスワクチン接種について。 医師、看護師の業務内容、報償費について、令和2年度の予算と変更ないでしょうか。また、追加された薬剤師の業務内容と報償費をお示しください。 集団接種を進めるに当たり、医師、看護師のシフト管理はどこが担うのか、その方法と共にお示しください。 会場運営は外部委託しますが、各会場の責任者は誰になるのか、また市職員は各会場に常駐するのか、配置予定についてお示しください。 予約開始当日はホームページなどにアクセスが集中し、サーバーがダウンしてしまうおそれもあります。その回避策は検討されているのか、お示しください。ウェブ、LINE、ファクスや電話など、予約方法が多いほど市民の利便性は向上しますが、予約順位を決めることは難しくなります。また、特別定額給付金のときのように、重複して申し込む可能性もあります。予約システムに問題はないのか、お示しください。 3、中小企業等への応援金の支給について。 昨年5月から実施した小規模事業者応援金について、対象業種を設定したため、コロナ禍で多大な影響を受けながら支援の対象外となった事業所もありました。そのことをどう総括しているのか、お示しください。 今回の応援金では、前回対象外だったフリーランスについても分野を問わず対象となるのか、お示しください。 昨年の9月議会において、NPOへの支援を求めた同僚議員への質問に対し、市民公益活動センター(ラコルタ)などで相談を受ける中で、市独自の給付金を求める意見は聞いていないこと、また国、府の支援制度もあることから、市独自の経済的な支援制度の創設は予定していないと答弁していましたが、どのような変化があって、今回の支援制度創設に至ったのか、お示しください。 NPOへの支援について、商工費からの支出は困難であると理事者から聞いてきましたが、今回は商工費からの支出となります。今までと見解が変わったのか、お示しください。 4、ICTサポーターの配置について。 児童、生徒に一人1台のタブレット端末を配付して以降の児童、生徒、教職員からの相談、トラブルの主な内容及び端末の破損等の発生件数についてお示しください。 今回配置されるICTサポーターの配置人数、配置時期及び近隣市の状況についてお示しください。 来年度から端末を使ったデジタル教科書や不登校支援のためのタブレット活用など、多岐にわたる活用方法がある中、トラブル対応は迅速さが求められます。導入当初から、トラブルが多発している状況は把握されていたはずですが、なぜ今の提案となったのか、お答えください。 ICTサポーターが配置されるまで、職員体制の強化など対応方法についてお答えください。 教職員一人1台相当に配備されたパソコンやソフトについても、不具合が指摘されてきました。それらの問題は解消されたのでしょうか、お示しください。 今まで配置されてきたICT支援員は、今後も継続されると聞いています。ICTサポーターとICT支援員の役割の違いがあるのか、お示しください。役割を無理やり分けることで、二度手間が生じることを懸念します。柔軟に対応できるよう互いの業務を融通させることは可能なのか、お示しください。 ネットワークの不具合により、授業に支障を来すことは避けなければなりません。必要が生じれば、ICTサポーターの追加配置を早急に検討すべきと考えますが、そのような対応が可能か、併せて御答弁ください。 以上で、1回目の質問を終わります。
○木村裕議長 健康医療部長。
◎前村誠一
健康医療部長 新型コロナウイルス感染症検体回収センターの運営期間延長に係る数点の御質問についてお答えいたします。 まず、回収センターを集約する理由でございますが、同センターは、総合福祉会館と休日急病診療所の2か所で実施しておりますが、昨年9月末から今年2月末までの実績では、総合福祉会館は月平均95件の利用であるのに対し、休日急病診療所は月平均19件の利用にとどまっておりますため、運営主体である吹田市医師会と協議した結果、総合福祉会館のみの1か所に集約するものでございます。その周知につきましては、吹田市医師会により実施される予定でございます。 次に、地域外来・検査センターの現状につきましては、昨年11月16日に1か所目を開設して以来、今年2月末までに、25の医療機関から、延べ113件の利用がございました。利用件数は決して多くはございませんが、今後、再び
新型コロナウイルス感染症が拡大する局面を見据え、検査体制を維持する必要がありますことから、引き続き感染状況や利用実態を注視しつつ、適切な運営に努めてまいります。 次に、回収センターの利用促進のため、検体採取容器を置く医療機関を増やす働きかけにつきましては、同センターの運営主体である吹田市医師会から会員に対し、SNS等による周知が行われているものでございます。 次に、検体の郵送での受付につきましては、郵送では検体が同センターに届くまでに時間を要し、検査結果の判明時期が遅れますことから、来所による方法をお願いすることとなったものでございます。なお、感染のリスクを避けるため、代理人での来所も可能となっております。 次に、回収センターの期間延長に際し、総合福祉会館を利用される団体や出入り業者への説明につきましては、福祉部と連携し、総合福祉会館から行う予定でございます。 最後に、検体回収の方法等でございますが、検体の受渡し場所は、館外の人通りの少ない場所を指定しており、その時間帯は11時から16時までとなっております。また、回収センター利用者には、来館時には必ずマスクを着用し、館内には立ち入らないことや、回収後は速やかに帰宅していただくようお伝えし、総合福祉会館利用者等への感染のリスクを回避するよう努めていただいております。 以上でございます。
○木村裕議長 小林理事。
◎小林祐司理事 新型コロナウイルスワクチンにつきましてお答えをいたします。 医師、看護師につきましては、業務内容、報償費に変更ございません。薬剤師は、薬液の準備などに対応していただく予定にしており、報償費につきましては、3時間の出務で平日が1万円、土、日、祝日が1万3,500円となっております。 次に、医師、看護師のシフト管理につきましては、有料のシステムを活用し、本市職員が担う予定でございます。 次に、集団接種会場の職員配置につきましては、健康医療部職員による複数名体制での常駐を予定しており、その職員が会場の統括管理を行うことを予定しております。 また、来場者の検温や受付、また会場案内などについては、外部委託による従事員の配置を行いますが、それらに加え、各部に対し職員の派遣を求め、より安全で円滑な会場運営を行ってまいります。 次に、接種予約回線のアクセス集中における対策につきましては、アクセスが一度に集中した際の回避策として、自動でサーバーを増強させることが可能な仕組みとなっております。 最後に、接種予約順位につきましては、予約管理を行うシステムは一つであるため、先に反映された予約情報が優先されることから、重複することはないものと考えております。聴覚や発語に障がいのある方からは、保健センター宛てのファクスでも受付をさせていただきますが、予約システムに反映するまでに時間を要することもあることから、柔軟な対応を検討してまいります。 以上でございます。
○木村裕議長 都市魅力部長。
◎井田一雄都市魅力部長 続きまして、中小企業等応援金につきまして御答弁申し上げます。 昨年実施いたしました小規模事業者応援金につきましては、大阪府と共同実施いたしました休業要請支援金の対象とならない事業者のうち、特に経営に影響を受けている個人事業主を含む小規模事業者を、本市独自に支援したものでございます。 その後の長期化するコロナ禍において、様々な業種や事業規模の事業者につきましても、厳しい経営環境が続いているものと認識をしております。 次に、支給対象について、前回は対象業種を限定しておりましたが、この間、事業者からの様々な意見や要望を受けるとともに、議会における様々な御指摘を踏まえ、今回の応援金は幅広い業種を対象としております。なお、フリーランスの方につきましては、前回及び今回も対象に含めております。 また、今回の応援金では、収益事業活動を行う様々な法人も支給対象とするものであり、その一つとして、NPO法人も収益事業活動を行っている場合は対象となります。 最後に、NPO法人への支援に関して、商工費からの支出という点につきましては、各部局においては、それぞれの所管の範囲の中で支援策が検討されるものであり、都市魅力部、とりわけ地域経済振興室における事業者支援といたしましては、商工費の範囲の中で、どのような支援策を行うことができるかを検討しているという趣旨の発言を行ったものと記憶しております。 繰り返しになりますが、今回の応援金では、収益事業活動を行う様々な法人も支給対象としたものであり、このことにより、NPO法人も収益事業活動を行っている場合は対象としたものでございます。 以上でございます。
○木村裕議長 教育監。
◎大江慶博教育監 ICTサポーターの配置について御答弁申し上げます。 初めに、学習用端末に係る相談、トラブルの内容は、端末やソフトウエアにログインできないなど、通信の障害についてが主な相談であり、端末の破損は現時点で2件となっております。 次に、ICTサポーターの配置は3名で、遅くとも令和3年6月からの配置を想定しております。近隣の豊中市では本年度30名分、来年度27名分の契約を計画しており、同じく高槻市では来年度の配置を予定しておりますが、人数は未定とのことでございます。 次に、学習用端末は、昨年11月の導入当初から通信状況の不具合等が生じており、その改善に努めてまいりましたが、本年2月半ばを過ぎた時点でも、依然として年度内にフル稼働できるかどうか、不明確な状態となっておりました。その後、大規模な障害の改善はめどが立ったものの、新年度も様々な相談等が続くと考えられるため、システムエンジニア相当の技術や知識を有するICTサポーターを必要に応じて派遣することで、小・中学校の学習環境の維持、拡充を図るものでございます。 次に、新年度当初、ICTサポーターが配置されるまでの間は、教育センターの担当職員及び指導主事等を中心としたサポートを継続しながら、可能な限り、教育委員会事務局職員の連携により、学校をサポートしてまいります。 次に、教職員用端末の不具合は、現在解消されております。 次に、ICT支援員は、従来からある校務用システムの利活用について教職員に助言等を行っており、このたびのICTサポーターは、ネットワーク、端末の不具合や、転出入情報等の専用システムへの入力作業など、教職員の業務についての支援を行います。いずれも学校教職員のICT業務の支援を目的としていることから、相互の連携については検討してまいります。 最後に、専門性を有するICTサポーターが当該業務に携わることにより、より効率的に対応できると考えており、新学期からの学習用端末を使用した小・中学校における授業の充実に努めてまいります。 以上でございます。
○木村裕議長 以上で質疑を終わります。 この際お諮りいたします。本件については委員会付託を省略し、即決いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、本件については委員会付託を省略し、即決することにいたします。 議事の都合上、しばらく休憩いたします。 (午後2時8分
休憩)----------------------------------- (午後2時9分 再開)
○木村裕議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次に、別紙、お手元に配付いたしましたとおり、井口議員ほか4人から令和3年度吹田市
一般会計補正予算(第2号)の組替えを求める動議が提出されており、所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。 動議について、提出者の説明を求めます。26番 井口議員。 (26番
井口議員登壇)
◆26番(
井口直美議員) 議案第54号 令和3年度吹田市
一般会計補正予算(第2号)の組替えを求める動議につきまして、提出者を代表しまして説明いたします。 提出理由、本議案の商工振興事業については、事前説明では、前回のすいたエール商品券取扱協力店に20万円を給付したこととの公平性を保つため、今まで支援できていない中小企業等を支援するためという説明であった。さきの20万円給付には売上げなどの条件はなかったが、今回の支援の対象要件として売上げが前年と比べて30%以上減少していることという条件をつけており、これではその是正とはならない。また、この事業の1割以上もの予算が委託料であり、前回の給付事業の際に併せて制度を考えていれば、給付にかかる費用も削減でき、効果的に給付できたはずである。 企業支援も大切であるが、感染症拡大・対策の影響を受けた個人に対する支援こそが、基礎自治体としての果たすべき役割である。企業を構成するのも個人である。また、国や府の支援金や協力金などの問題点を少しでも緩和する、事業者の実態に応じたきめ細やかな対応が、基礎自治体には求められていると考える。 また、この予算規模や内容であれば、委員会に付託すべきところであるが、議案提案のタイミングにより即決となっており、全く異なる事業を一つの補正予算として審議、議決しなければならない提案となっている。このようなタイミングでの補正予算の提案であれば、せめて各事業を分割して提案し、少しでも議論の質を高め、円滑に議決できるようにすべきであると考える。本件、商工振興事業は十分に審査し、精査すれば、より効果的な事業にできる内容でもあると考える。 よって、このような提案は見直すべきであり、一括で議決すべき予算案でないと考える。同じく補正予算で提案されているワクチン接種等の予算に賛成するため、商工振興事業に関する予算案の組替えを要求する。 別紙の内容につきまして、よろしく審議の上、本動議に賛同いただきますようお願いをいたします。
○木村裕議長 説明が終わりました。 動議について、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 議案第54号及び動議について一括して討論に入ります。意見を受けることにいたします。11番 石田議員。 (11番石田議員登壇)
◆11番(石田就平議員) 議案第54号 令和3年度吹田市
一般会計補正予算(第2号)に対し、自由民主党絆の会を代表して賛成の立場で意見を申し上げます。 過日の議会本会議にて可決されました議案第38号 令和2年度吹田市
一般会計補正予算(第15号)の討論に際し、我が会派としては、その使途が市民の不公平感を助長するのではといった危惧について、指摘をさせていただきました。 このたびの補正予算(第2号)にある中小企業等応援金については、その指摘も踏まえ、予算等も勘案して御提案していただいたものと存じます。これを否定するものではございませんが、昨年の各種支援金・応援金受給者がこのたびの応援金の対象から外されており、これではすいたエール商品券取扱協力店が今月ですね、応援金を受給できることに対し、その他の経営に窮する中小企業との不公平感は払拭できないと新たに指摘をさせていただきます。 今回の補正予算で応援金はもう終わりと、先ほど理事者から御答弁がありましたけども、再考していただきまして、さらなる応援金等の支援策を講ずることを要望し、意見といたします。
○木村裕議長 3番 馬場議員。 (3番馬場議員登壇)
◆3番(馬場慶次郎議員) 議案第54号 令和3年度吹田市
一般会計補正予算(第2号)について、賛成の立場で意見を申し上げます。 中小企業応援金の支給について。 文化芸術関係者やNPOなどへの支援については、我々会派として
新型コロナウイルス感染症の流行当初から求めてきたところであり、今回の御提案を一定の評価はしたいと思います。ただ、時期としてはあまりにも遅過ぎます。昨年4月・5月に実施した場合と比較すれば、その効果は限定的になってしまうと言わざるを得ません。また、このような一律の支援は、緊急性を伴うことから許容されるもので、今の時期は具体的な事業継続や活動継続に取り組む企業、団体に効果的な支援策を講じ、各事業者の創意工夫を引き出していくべきと考えます。 地域経済振興室とともに、NPOに関しては市民部、文化芸術団体に関しては文化スポーツ推進室など庁内を挙げて、さらに積極的に情報を集め連携しながら、今必要とされる支援策について検討されるよう求めます。 ICTサポーターの配置について。 人数、時期ともに対応が不十分と言わざるを得ません。答弁にあったように、豊中市では児童、生徒へのタブレット端末の配備に合わせ、昨年から既に導入済みで人数も令和3年で27名と吹田市の3名との、その差に愕然といたします。 文部科学省でもGIGAスクールサポーターの活用の一層の促進を各自治体に昨年から促しており、補助金の枠組みも創設されていましたが、残念ながら本市では未活用でした。ようやく配備されることにはなりますが、文部科学省では4校に2名程度の配置を推奨しており、本市の体制はあまりに手薄です。 GIGAスクール構想により、子供たちの学習環境は劇的に変化します。その支援体制がしっかりした自治体とそうでない自治体とで、子供たちが享受する学習の機会に大きく差が生じてしまいます。現状では、児童、生徒に良好な学習環境を提供するという行政の責務を果たせていないと言わざるを得ません。また、ICTサポーターの配置は、教職員の負担軽減に大きく寄与することは言うまでもありません。 吹田市がICT教育先進市となるよう、ICTサポーターをさらに拡充するとともに、ICTを活用した学びの基本方針をしっかりと検討するよう求め、本案に賛成いたします。
○木村裕議長 以上で討論を終わり、議案第54号及び動議を採決いたします。 まず、動議について採決いたします。 動議に賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者少数であります。よって、動議は否決されました。 次に、議案第54号を採決いたします。 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第54号は原案どおり可決されました。
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○木村裕議長 次に、日程29 議案第55号を議題といたします。 理事者の説明を求めます。市長。 (市長登壇)
◎後藤圭二市長 ただいま御上程いただきました議案第55号 吹田市
教育委員会委員の選任につきまして御説明を申し上げます。 追加議案書の5ページを御覧いただきたいと存じます。 3月28日付をもって任期満了となられます福田知弘
教育委員会委員の後任につきましては、引き続き同氏を選任いたしたく御提案をするものでございます。 同氏は議案書6ページにお示しいたします経歴書にもございますとおり、大阪大学大学院工学研究科准教授として活躍される傍ら、兵庫県立加古川東高等学校スーパーサイエンスハイスクール事業運営指導委員会委員や、大阪市都市景観委員会委員として御活躍中でございまして、平成20年(2008年)から平成30年までの間、本市の環境影響評価審査会委員をお務めになっておられます。人格、識見とも本市の
教育委員会委員にふさわしい方として、引き続きお願いをしたいと存じます。 以上でございます。
○木村裕議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第55号を採決いたします。 本件について同意いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第55号は同意されました。
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○木村裕議長 次に、日程30 議案第56号を議題といたします。 理事者の説明を求めます。市長。 (市長登壇)
◎後藤圭二市長 ただいま御上程いただきました議案第56号 吹田市
公平委員会委員の選任につきまして御説明申し上げます。 追加議案書の9ページを御覧いただきたいと存じます。 3月29日付をもって任期満了となられます野呂 充
公平委員会委員の後任につきましては、長谷川佳彦氏を選任いたしたく御提案するものでございます。 同氏は議案書10ページにお示しいたしております経歴書にもありますように、行政法の専門家として関西大学法学部専任講師、同大学法学部准教授を歴任され、現在、大阪大学大学院法学研究科准教授として御活躍中でございまして、人格、識見ともに本市
公平委員会委員として最適の方と考え、御提案申し上げるものでございます。 よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願いを申し上げます。
○木村裕議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第56号を採決いたします。 本件について同意いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第56号は同意されました。
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○木村裕議長 次に、日程31 市会議案第3号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。14番 川本議員。 (14番川本議員登壇)
◆14番(川本均議員) ただいま上程されました市会議案第3号につきまして、議会運営委員会を代表しまして説明いたします。 市会議案第3号は、
吹田市議会会議規則の一部を改正し、本会議や委員会の欠席事由として、育児、看護、介護等を明文化するとともに、出産について産前・産後期間にも配慮した規定とするほか、請願書を署名または記名押印で提出できる規定に改正しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますよう、よろしくお願いいたします。
○木村裕議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第3号を採決いたします。 本件について原案どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、市会議案第3号は原案どおり可決されました。
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○木村裕議長 次に、日程32 市会議案第4号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。14番 川本議員。 (14番川本議員登壇)
◆14番(川本均議員) ただいま上程されました市会議案第4号につきまして、議会運営委員会を代表いたしまして説明いたします。 市会議案第4号は、令和3年2月10日付で市長から意見を求められました
人権擁護委員の推薦に関する意見でありますが、本市議会の意見は、前田 都氏につきまして、適任であるとするものであります。 よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。
○木村裕議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第4号を採決いたします。 本件について原案どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、市会議案第4号は原案どおり可決されました。
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○木村裕議長 次に、日程33 市会議案第5号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。32番 山根議員。 (32番山根議員登壇)
◆32番(山根建人議員) ただいま上程されました市会議案第5号につきまして、提案者を代表しまして説明いたします。 市会議案第5号は、政府及び国会に対し、
特定商取引法及び預託法における契約書等の電子化を拙速に導入しないことを求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。
○木村裕議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第5号を採決いたします。 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者少数であります。よって、市会議案第5号は否決されました。
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○木村裕議長 次に、日程34 市会議案第6号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。32番 山根議員。 (32番山根議員登壇)
◆32番(山根建人議員) ただいま上程されました市会議案第6号につきまして、提案者を代表しまして説明いたします。 市会議案第6号は、政府及び国会に対し、預託法及び
特定商取引法の改正と法執行の強化を求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。
○木村裕議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第6号を採決いたします。 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者少数であります。よって、市会議案第6号は否決されました。
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○木村裕議長 次に、日程35 市会議案第7号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。32番 山根議員。 (32番山根議員登壇)
◆32番(山根建人議員) ただいま上程されました市会議案第7号につきまして、提案者を代表しまして説明いたします。 市会議案第7号は、大阪府に対し、大阪府民の医療を守る意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。
○木村裕議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第7号を採決いたします。 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者少数であります。よって、市会議案第7号は否決されました。
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○木村裕議長 次に、日程36 市会議案第8号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。14番 川本議員。 (14番川本議員登壇)
◆14番(川本均議員) ただいま上程されました市会議案第8号につきまして、提案者を代表しまして説明いたします。 市会議案第8号は、政府及び国会に対し、性犯罪・
性暴力被害者への支援の拡充を求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。
○木村裕議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第8号を採決いたします。 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者少数であります。よって、市会議案第8号は否決されました。
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○木村裕議長 次に、日程37 市会議案第9号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。14番 川本議員。 (14番川本議員登壇)
◆14番(川本均議員) ただいま上程されました市会議案第9号につきまして、提案者を代表しまして説明いたします。 市会議案第9号は、政府及び国会に対し、後期高齢者に対する医療費の窓口負担割合の引上げを行わないことを求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。
○木村裕議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第9号を採決いたします。 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者少数であります。よって、市会議案第9号は否決されました。
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○木村裕議長 次に、日程38 市会議案第10号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。32番 山根議員。 (32番山根議員登壇)
◆32番(山根建人議員) ただいま上程されました市会議案第10号につきまして、提案者を代表しまして説明いたします。 市会議案第10号は、政府及び国会に対し、長引くコロナ禍の下で、事業主や労働者への支援の継続と拡充を求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。
○木村裕議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第10号を採決いたします。 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者少数であります。よって、市会議案第10号は否決されました。
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○木村裕議長 次に、日程39 市会議案第11号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。14番 川本議員。 (14番川本議員登壇)
◆14番(川本均議員) ただいま上程されました市会議案第11号につきまして、提案者を代表いたしまして説明いたします。 市会議案第11号は、政府及び国会に対し、
女子差別撤廃条約選択議定書の速やかな批准を求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。
○木村裕議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第11号を採決いたします。 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、市会議案第11号は原案どおり可決されました。
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○木村裕議長 次に、日程40 市会議案第12号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。4番 五十川議員。 (4番五十川議員登壇)
◆4番(五十川有香議員) ただいま上程されました市会議案第12号につきまして、提案者を代表いたしまして説明いたします。 市会議案第12号は、政府及び国会に対し、刑法の性犯罪に関する規定についてさらなる見直しを求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。
○木村裕議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第12号を採決いたします。 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、市会議案第12号は原案どおり可決されました。
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○木村裕議長 それでは、事務局職員に追加の議事日程等を配付させます。 (追加の議事日程等配付) お諮りいたします。この際、別紙、お手元に配付いたしました日程1件を日程に追加し、議題といたしたいと存じます。これに異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、別紙、お手元に配付いたしました日程1件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
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○木村裕議長 日程41 議席の変更についてを議題といたします。 新型コロナウイルスの感染防止を図るため、本日の本会議の冒頭に議席の変更を御承認いただき、
議事説明員側の座席も含めて議員に間隔を空けて座っていただいて議事を進行してまいりましたが、先ほど全ての議案の採決が終了いたしましたので、従来の議席に戻っていただくため、別紙、お手元に配付いたしました変更後の議席表のとおり議席を変更いたしたいと存じます。 お諮りいたします。ただいま申し上げましたとおり、議席を変更することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、ただいま申し上げましたとおり、議席を変更することに決しました。 それでは、ただいま決定いたしました議席にそれぞれお着きいただくため、しばらく休憩いたします。 (午後2時42分
休憩)----------------------------------- (午後2時43分 再開)
○木村裕議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 以上で、日程は終了いたしました。 閉会に先立ち、市長の挨拶を受けることにいたします。市長。 (市長登壇)
◎後藤圭二市長 令和3年2月定例会の閉会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。 議員の皆様方には、本会議に提案をいたしました議案を慎重に御審議をいただき、また御可決をいただき、ありがとうございました。 この1年間、特にコロナ禍におきまして、複数回、数度の臨時議会も含め、数多くの議案につきまして、御審議をお願いをしてまいりました。 引き続き、新型コロナウイルス対策に全力を尽くすとともに、着実に今の市政を進めて、市民のお命、また暮らしをお守りしてまいりたいと存じます。 以上、2月定例会閉会に当たりましてのお礼の御挨拶をさせていただきます。ありがとうございました。
○木村裕議長 2月定例会を閉じるに当たり、私からも一言お礼の御挨拶を申し上げます。 本定例会につきましては、
新型コロナウイルス感染症による2回目の緊急事態宣言が発令中の2月19日からの会期で開催してまいりました。現在は、首都圏の1都3県も含め、全国で緊急事態宣言は解除されましたが、新規感染者数が再び増加に転じる兆候も見られ、引き続き予断を許さない状況となっています。 そのような中、本定例会につきましても、昨年の4月以降に3回開催した定例会や5回開催した臨時会と同様に、議員や議事説明員の座席の間隔をできる限り空けた配置とするなど、感染防止策を徹底した運営を行ってまいりました。 また、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた市民等の対応のほか、全庁を挙げた取組となるワクチン接種に向けた体制整備などで繁忙の状況が続く理事者に配慮が必要であることから、議員各位の御理解と御協力の下、各会派の質問の割当て時間を、通常、議員1人当たり15分で算出しているところを12分に短縮するなど、通常の定例会とは異なった運営を行ってまいりました。 このような取組により、かなりの制約が伴いましたが、令和3年度の各会計の当初予算案など、数多くの重要な議案について委員会での連日にわたる審査も含め、本会議でも熱心に御審議いただき、本日無事に閉会の運びに至りましたことを厚く御礼を申し上げます。 市議会といたしましては、市民の皆様が新しい生活様式の中で日常生活を安心、安全に過ごしていただけるよう、今後も全力で取り組んでまいる所存でありますので、よろしくお願いを申し上げます。 また、理事者各位におかれましては、来年度、新型コロナウイルスのワクチン接種がいよいよ本格的に実施されるなど、閉会後も繁忙な状況が続くと存じますが、引き続きコロナ禍で厳しい状況にある市民や事業者のために御尽力賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 最後に、この3月末で定年退職される理事者の皆様方におかれましては、よりよいまちづくりや市民のために長きにわたり御尽力いただき、本当にありがとうございました。今後の御健勝とますますの御活躍をお祈り申し上げますとともに、今後も引き続き本市の発展にお力添えをいただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。 これにて本日の会議を閉じるとともに、2月定例会を閉会いたします。 (午後2時47分 閉会)
----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。吹田市議会議長木村 裕 吹田市議会議員野田泰弘 吹田市議会議員玉井美樹子...