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12月18日-07号

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  1. 吹田市議会 2020-12-18
    12月18日-07号


    取得元: 吹田市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-09
    令和 2年 11月 定例会            吹田市議会会議録7号                          令和2年11月定例会-----------------------------------◯議事日程 令和2年12月18日 午前10時開議 1 議席の変更について 2 議案第137号 吹田市名誉市民条例の制定について 3 議案第138号 吹田市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について 4 議案第139号 吹田市保健所事務手数料条例の一部を改正する条例の制定について 5 議案第143号 調停条項案の受諾について 6 議案第144号 公用車のリース契約の解除に係る損害賠償額の決定について  +議案第145号 吹田市津雲台市民ホール指定管理者の指定について  |議案第146号 吹田市高野台市民ホール指定管理者の指定について  |議案第147号 吹田市佐竹台市民ホール指定管理者の指定について 7|議案第148号 吹田市桃山台市民ホール指定管理者の指定について  |議案第149号 吹田市青山台市民ホール指定管理者の指定について  |議案第150号 吹田市藤白台市民ホール指定管理者の指定について  |議案第151号 吹田市古江台市民ホール指定管理者の指定について  +議案第152号 吹田市竹見台市民ホール指定管理者の指定について  +議案第153号 吹田市立内本コミュニティセンター指定管理者の指定につい  |       て 8|議案第154号 吹田市立亥の子谷コミュニティセンター指定管理者の指定につ  |       いて  |議案第155号 吹田市立千一コミュニティセンター指定管理者の指定について  |議案第156号 吹田市立千里山コミュニティセンター指定管理者の指定につい  +       て 9 議案第157号 吹田歴史文化まちづくりセンター指定管理者の指定について 10 議案第158号 吹田市立武道館指定管理者の指定について 11 議案第159号 吹田市立総合運動場指定管理者の指定について 12 議案第160号 吹田市花とみどりの情報センター指定管理者の指定について 13 議案第161号 豊中市・吹田市・池田市・箕面市・摂津市消防通信指令事務協議会の設置に関する協議について 14 議案第162号 吹田市・摂津市消防通信指令事務協議会の廃止に関する協議について 15+議案第163号 令和2年度吹田市一般会計補正予算(第12号)  +議案第165号 令和2年度吹田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 16+議案第141号 吹田市立小・中学校特別教室等空調設備整備事業契約の締結につ  |       いて  +議案第142号 佐竹千里山線道路改良工事請負契約の一部変更について 17 議案第167号 令和2年度吹田市一般会計補正予算(第13号) 18 議案第168号 吹田市教育委員会教育長の選任について 19 議案第169号 吹田市教育委員会委員の選任について 20 議案第170号 吹田市教育委員会委員の選任について 21 市会議案第19号 不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書 22 市会議案第20号 老朽化した関西電力の原子力発電所の再稼働に反対し、廃炉を求める意見書 23 市会議案第21号 コロナ禍の下で年金を減額する制度の適用は中止し、年金支給額の改善を求める意見書 24 市会議案第22号 尖閣諸島周辺海域での中国公船による漁船追尾などに関する意見書   (追加) 25 市会議案第23号 少人数学級の実現を求める意見書   (追加) 26 議席の変更について-----------------------------------◯付議事件 1 議席の変更について 2 議案第137号 吹田市名誉市民条例の制定について 3 議案第138号 吹田市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について 4 議案第139号 吹田市保健所事務手数料条例の一部を改正する条例の制定について 5 議案第143号 調停条項案の受諾について 6 議案第144号 公用車のリース契約の解除に係る損害賠償額の決定について  +議案第145号 吹田市津雲台市民ホール指定管理者の指定について  |議案第146号 吹田市高野台市民ホール指定管理者の指定について  |議案第147号 吹田市佐竹台市民ホール指定管理者の指定について 7|議案第148号 吹田市桃山台市民ホール指定管理者の指定について  |議案第149号 吹田市青山台市民ホール指定管理者の指定について  |議案第150号 吹田市藤白台市民ホール指定管理者の指定について  |議案第151号 吹田市古江台市民ホール指定管理者の指定について  +議案第152号 吹田市竹見台市民ホール指定管理者の指定について  +議案第153号 吹田市立内本コミュニティセンター指定管理者の指定につい  |       て 8|議案第154号 吹田市立亥の子谷コミュニティセンター指定管理者の指定につ  |       いて  |議案第155号 吹田市立千一コミュニティセンター指定管理者の指定について  |議案第156号 吹田市立千里山コミュニティセンター指定管理者の指定につい  +       て 9 議案第157号 吹田歴史文化まちづくりセンター指定管理者の指定について 10 議案第158号 吹田市立武道館指定管理者の指定について 11 議案第159号 吹田市立総合運動場指定管理者の指定について 12 議案第160号 吹田市花とみどりの情報センター指定管理者の指定について 13 議案第161号 豊中市・吹田市・池田市・箕面市・摂津市消防通信指令事務協議会の設置に関する協議について 14 議案第162号 吹田市・摂津市消防通信指令事務協議会の廃止に関する協議について 15+議案第163号 令和2年度吹田市一般会計補正予算(第12号)  +議案第165号 令和2年度吹田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 16+議案第141号 吹田市立小・中学校特別教室等空調設備整備事業契約の締結につ  |       いて  +議案第142号 佐竹千里山線道路改良工事請負契約の一部変更について 17 議案第167号 令和2年度吹田市一般会計補正予算(第13号) 18 議案第168号 吹田市教育委員会教育長の選任について 19 議案第169号 吹田市教育委員会委員の選任について 20 議案第170号 吹田市教育委員会委員の選任について 21 市会議案第19号 不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書 22 市会議案第20号 老朽化した関西電力の原子力発電所の再稼働に反対し、廃炉を求める意見書 23 市会議案第21号 コロナ禍の下で年金を減額する制度の適用は中止し、年金支給額の改善を求める意見書 24 市会議案第22号 尖閣諸島周辺海域での中国公船による漁船追尾などに関する意見書 25 市会議案第23号 少人数学級の実現を求める意見書 26 議席の変更について-----------------------------------◯出席議員  35名    1番 泉井智弘     2番 澤田直己    3番 馬場慶次郎    4番 五十川有香    5番 池渕佐知子    6番 有澤由真    7番 石川 勝     8番 後藤恭平    9番 浜川 剛     10番 白石 透    11番 石田就平     12番 生野秀昭    13番 西岡友和     14番 川本 均    15番 木村 裕     16番 山本 力    17番 矢野伸一郎    18番 井上真佐美    19番 野田泰弘     20番 藤木栄亮    21番 里野善徳     22番 高村将敏    23番 橋本 潤     24番 斎藤 晃    25番 松尾翔太     26番 井口直美    27番 益田洋平     28番 吉瀬武司    29番 小北一美     30番 坂口妙子    32番 山根建人     33番 玉井美樹子    34番 柿原真生     35番 塩見みゆき    36番 竹村博之-----------------------------------◯欠席議員  1名    31番 村口久美子-----------------------------------◯出席説明員 市長        後藤圭二   副市長       春藤尚久 副市長       辰谷義明   水道事業管理者   前田 聡 危機管理監     清水康司   総務部長      小西義人 行政経営部長    稲田 勲   税務部長      中川明仁 市民部長      高田徳也   都市魅力部長    井田一雄 児童部長      中野 勝   福祉部長      大山達也 健康医療部長    前村誠一   健康医療審議監   岡 大蔵 環境部長      中嶋勝宏   都市計画部長    乾  詮 土木部長      舩木充善   下水道部長     柳瀬浩一 会計管理者     岩田 恵   消防長       笹野光則 水道部長      山村泰久   理事        小林祐司 理事        岡松道哉   理事        保木本 薫 理事        伊藤 登   理事        松本利久 理事        稲葉武司   教育長       原田 勝 学校教育部長    山下栄治   地域教育部長    木戸 誠 教育監       大江慶博-----------------------------------◯出席事務局職員 局長        宮田 丈   次長        古川純子 参事        二宮清之   主幹        守田祐介 主任        板津友哉   書記        水落康介-----------------------------------     (午前10時 開議) ○木村裕議長 ただいまから11月定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。 議事に先立ち、一言申し上げます。 本日の会議につきましても、引き続き議員や議事説明員の座席の間隔をできる限り空けた配置とするなど、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止等に十分配慮した運営を継続して行いたいと考えております。 ただし、本日につきましては、本定例会の最終日で、多数の議案の採決を予定しておりますので、これまでの各日程のように、一部の議員に開会時と採決時を除いて退席していただくことにしますと、議場の出入りを相当な回数行っていただくことになり、退席の対象となる議員の負担や会議時間の増大につながることから、配慮する必要があると考えております。 そのため、この後、過般の5月定例会や9月定例会の最終日の本会議の際と同様に、議席の変更を行い、議員には全ての議事が終了するまで、議席間の通路を含め、間隔を空けて座っていただくとともに、一部の議員には、議事説明員側の座席にも間隔を空けて座っていただくことで、採決時における議員の出入りをなくしたいと考えております。 それに伴いまして、議席の変更が承認されましたなら、市長、春藤副市長、辰谷副市長、教育長以外の議事説明員には退席していただき、別室で音声傍聴するなどして待機していただくことになりますので、あらかじめ御承知願います。 なお、待機中の議事説明員の提案説明や答弁などについては、その際に限り議場内に入り、あらかじめ指定している座席において行っていただくことになりますので、よろしくお願いいたします。 次に、諸般の報告をいたします。 本日の応招議員は35名でありまして、病気その他の理由による欠席届出者は1名であります。 本日の議事日程はお手元に配付いたしてありますので、それにより御承知願います。 本日の署名議員を私から指名いたします。 28番 吉瀬議員、36番 竹村議員、以上両議員にお願いいたします。 これより議事に入ります。----------------------------------- ○木村裕議長 日程1 議席の変更についてを議題といたします。 冒頭に申し上げましたとおり、議員に議事説明員側の座席も含めて、間隔を空けて座っていただき、常時、全議員が議事に参画できるようにするため、別紙、お手元に配付いたしてあります変更後の議席表のとおり議席を変更いたしたいと思います。 お諮りいたします。ただいま申し上げましたとおり、議席を変更することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、ただいま申し上げましたとおり、議席を変更することに決しました。 それでは、ただいま決定いたしました議席に、それぞれお着き願います。 また、市長、春藤副市長、辰谷副市長、教育長以外の議事説明員には退席していただきますので、しばらく休憩いたします。     (午前10時3分 休憩)-----------------------------------     (午前10時4分 再開) ○木村裕議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次に、日程2 議案第137号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、財政総務常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。2番 澤田議員。   (2番澤田議員登壇) ◆2番(澤田直己議員) 過日の本会議におきまして、財政総務常任委員会に付託されました議案第137号について、審査しました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、吹田市名誉市民の称号に関し必要な事項を定めようとするものであります。 委員からは 1 名誉市民の対象基準となる分野を条例に分かりやすく明記する必要性 2 より厳格な対象基準となる分野の設定 3 対象基準となる分野を事前の説明から変更した理由 4 ノーベル賞受賞者以外が名誉市民になる可能性 5 名誉市民の称号と市長賞との贈呈基準の相違点 6 市長賞との違いの明確化 7 名誉市民候補者の意向を十分考慮した上での称号贈呈の検討 8 クラフォード賞の受賞者などに対しても、名誉市民となれるよう市民に認知される実績の積み上げ等を市が支援する取組の必要性 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する賛成意見が2件あり、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第137号を承認しました。 以上、報告を終わります。 ○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 本件に対しましては池渕議員ほか二人から修正案が提出されております。 この際、提出者の説明を求めます。5番 池渕議員。   (5番池渕議員登壇) ◆5番(池渕佐知子議員) 議案第137号 吹田市名誉市民条例の制定に対する修正案について、提案議員を代表いたしまして説明いたします。しっかり、きっちり説明したいので、少し長くなりますが御了承ください。 私たちは、名誉市民の称号を贈ることについては賛同するところです。 以下、事前説明、本会議質疑、委員会審査の内容を踏まえ、地方自治法第115条の3に定める修正動議を提案します。 配付資料の議案第137号、吹田市名誉市民条例原案修正表を御覧ください。 議案第137号、吹田市名誉市民条例原案の第2条、名誉市民の基準中、学術研究その他のを削除し、名誉市民の称号は、市民、市内の団体または吹田にゆかりのある個人もしくは団体であって、社会の発展に寄与する活動が世界的に高く評価されたことにより、後略とするものです。 次に、提案に至った経過と考え方を述べます。 まず、条例案を作成する前に、3月から4月にかけて条例骨子案に対するパブリックコメントを実施したところ、何ら提出意見はなく、決して市民の関心が高いとは言えない状況でした。骨子案には、本市にゆかりのある方が、ノーベル賞を受賞するなどの快挙を成し遂げ、市民から吹田の誇りとして深く尊敬される存在となった場合に、名誉市民の称号を与えるということであり、学術研究その他のという文言はありませんでした。 次に、今回提案された条例案に対する議案参考資料によると、市民、市内の団体または吹田にゆかりのある個人もしくは団体であって、ノーベル賞を受賞するなど、学術研究その他の社会の発展に寄与する活動が世界的に高く評価されたことにより、広く市民から吹田の誇りとして深く尊敬されているものに対して、吹田市名誉市民の称号を贈るとなっており、骨子案には書かれていなかった学術研究その他のという言葉が付け加えられています。 また、同様に条例案では、ノーベル賞を受賞するなどという言葉はありませんが、議案参考資料と同じく、学術研究その他のという言葉が付け加えられています。 以上のことから、パブリックコメント時にはなかった文言、パブリックコメントの手続を踏まずに学術研究その他のという文言が入ったことは問題が残ります。そもそも、学術研究その他のという文言は何らかの理由による後づけだったのでしょう。 次に、代表質問において、吹田市名誉市民条例は特定の個人の方のみを想定しているものではないこと、議案参考資料に書かれているノーベル賞という言葉は、社会の発展に寄与する活動が世界的に高く評価されたことの一例であること、学術研究その他のその他には、学術研究に限らず、文化、芸術、スポーツなどの分野も含まれることとの答弁がありました。 また、委員会の中では、環境、平和、経済、多岐にわたる分野も含まれる、どの分野も排除するものではない、あらゆる分野という答弁もありました。 さらに、学術研究だけ頭出しせず、他市の条例のように文化、芸術、スポーツなど、列記してはどうかという質問に対して、他市ではいろいろな具体例を挙げているが、具体例を挙げることで少しイメージが、かえって縛ってしまうこともあり得るということ、その他については、今後、様々な分野が想定される中で、全ての分野が含まれるということとの答弁がありました。 これらの答弁から、なぜ学術研究だけ頭出ししたのか分かりません。原案の条文ですと、吹田市は学術しか重視しないのかと、市民に誤解を与える可能性が高く、危惧されます。また、まさか学術研究が他の分野よりも貴いから頭出しをしたという理由ではないと思いますが、社会の発展に寄与する活動の様々な分野に順列やランクはありません。 一方、現時点で該当するスポーツ分野の方がいないから、スポーツは該当しないと事前説明したけれども説明不足であったという答弁もありました。現時点で該当する候補者が学術研究分野の方だから頭出ししたのだというのが理由であれば、それは今後も普遍的な条例にしたいという答弁と矛盾しています。 また、スポーツ選手の場合、アスリートとしての功績ではなく、貧困や平和の活動に対して名誉市民を贈ることがある。そのとき、学術研究ではないが、その他としてスポーツ選手が含まれる可能性を示しただけであるというような質問に対して、おっしゃるとおりですと答弁されたようですが、それまでの質疑で、アスリートがスポーツを通して社会的な活動をされ、世界的な評価を受けられた場合、対象となり得るという内容の答弁をされていたことと、似て非なるものであり、簡単におっしゃるとおりですと答弁されるものではありません。さらなる誤解を生むことになっています。 以上述べてきましたが、これらの質疑を通して明らかになったことは、名誉市民の条件として、1、吹田にゆかりが深い、2、社会の発展に寄与する活動が世界的に高く評価されている、3、広く市民から吹田の誇りとして深く尊敬されているの3条件があり、対象者や団体がどのような分野の方であるとか、社会の発展に寄与する活動がどのような分野であるかについては、全ての分野が含まれるということでした。であれば、学術研究だけ特別に頭出しして、あらゆる分野をその他のという言葉で包含するのではなく、学術研究その他のという文言を削除することが、委員会質疑を経て導き出される最適解と考え、この修正案に至りました。 また、市長賞と名誉市民の称号との違いについては、本市市民または本市に縁のある者で、学術、文化、芸術、スポーツ等の分野において特に優秀な功績を挙げることにより本市の名声を高めたものという市長賞の条件に対して、先に述べた名誉市民の称号の条件ははるかにハードルが高いものであり、今回提案している修正案によって、名誉市民のハードルが下がったり、市長賞と混同されたりするものではないことを付け加えておきます。 最後に、私たちは財政総務委員会には所属していないため、委員会の質疑に入ることはできませんでした。代表質問を終え、答弁と条例案との矛盾を理事者に伝え、市長から修正案を出すべきと伝えましたが、結局、市長からの修正案の提案もなく、議会最終日となりました。修正案が出ないから、原案で賛成するしかないとするか、原案を反対するしかないとするか、二つに一つではなく、二元代表制の一翼を担う議会の議員として、修正案の提案権を行使することにしました。 原案と答弁とのそごを解消するとともに、その時々の玉虫色のような解釈ではなく、もちろん現在想定される分野をはじめ、どのような分野であれ、名誉市民の三つの条件を満たす方に名誉市民の称号を快く受けていただけるよう、修正案を提案しますので、ぜひ賛成していただきますようお願いいたします。 以上、よろしく御審議の上、修正案を御可決いただきますようお願いいたしまして、提案の説明とさせていただきます。 ○木村裕議長 説明が終わりました。 ただいまの修正案に対し、質問を受けることにいたします。25番 松尾議員。   (25番松尾議員登壇) ◆25番(松尾翔太議員) 議案第137号 吹田市名誉市民条例の制定についてに対する修正案について質問をさせていただきます。 名誉市民条例原案より修正案が優れている点は何か、また修正案にすることによって得られる条例上の利点は何か、具体的にお答えください。 また、本案は吹田市にゆかりのある方が世界的に高く評価され、人々の生活の向上や、多くの人々の価値観を変えるなどの功績を残されたときに、吹田の誇りとして深い尊敬を示すために、名誉市民の称号を与えるものであり、過日の財政総務委員会において全会一致で賛成となりました。 提案者の池渕議員は本会議の質問において、原案条文にある学術研究その他のその他として受賞されるとなると、受賞者に失礼に当たるのではないかという趣旨の発言もありましたが、この吹田市民の誇りとして名誉市民を与えようという趣旨の条例に対し、本会議で修正案が出され、住民代表である市議会議員同士がもめるような形での採決になれば、それこそ、将来名誉市民を受けられる方に対する失礼に当たるのではないかと考えます。 修正案を出すことで、将来名誉市民になる方に対するお祝いの雰囲気が毀損されるリスクがあると考えますが、そのリスクについての御認識をお答えください。 以上で質問を終わります。 ○木村裕議長 5番 池渕議員。   (5番池渕議員登壇) ◆5番(池渕佐知子議員) 御質問ありがとうございました。 一つ目の質問について、修正案が優れている点、条例上の利点は同じような答えになりますので、まとめて答弁いたします。 優れている点としては、条例案と議会での質疑の答弁とにずれがあれば、何のために質疑、答弁したのか分かりませんが、提案説明でも述べましたように、学術研究その他のという文言を削除することにより、あらゆる分野が対象であるとの答弁に合致するという点です。 具体的には、他市の名誉条例ではいろいろ具体例を挙げているが、具体例を挙げることで少しイメージが、かえって縛ってしまうこともあり得るという答弁や、その他については、今後、様々な分野が想定される中で、全ての分野が含まれるという答弁、普遍的な条例にしたいとの答弁に沿っているということです。 また、原案の条文ですと、吹田市は学術研究しか重視しないのかと市民に誤解を与える可能性がありますが、学術研究その他を削除することにより、その危惧を払拭できます。 条例案の利点ということについて、質問者の意図を間違って認識していたら申し訳ないのですが、もし今後、学術研究以外の分野の方が選ばれるときに、また選ばれたときに、条例原案であれば条文には書かれていませんがその他に含まれている分野ですというような説明が要らない、失礼にならないということです。また、失礼にならないように条文に書き加えようと、その都度、改正案を出す必要もなくなるということです。 二つ目の質問に対して、私たちも名誉市民の称号は、市民、市内の団体または吹田市にゆかりのある個人もしくは団体であって、社会の発展に寄与する活動が世界的に高く評価されたことにより、広く市民から吹田の誇りとして深く尊敬されているものに対して贈るという条例案の部分は修正しておりませんので、それでよいと考えております。 反問権はありませんので、質問をすることはできず、議員同士がもめるような形での採決とは何を指すのかよく分かりませんが、もしかして、採決で賛否が分かれることを意味しておられるのでしょうか。 議案に対して全員合意の結論を導き出せることができればよいのでしょうが、吹田市議会でいえば、36人の議員が性別、年齢、経験、様々な違いがあり、それぞれの考えを持ち、結論が分かれることもあり得ます。 丁々発止、様々な角度から議論を重ね、結果的に賛否が分かれたからもめた、結果的に全員一致だったからもめていないということではないと考えます。つまり、もめるイコール議論が伯仲したということではないですし、賛否が分かれたからもめたということではないと思います。 次に、お祝いの雰囲気が毀損されかねないということについても、何をもってそう言われるのか分からず、質問議員が想定されているリスクに対する答えになっているかどうか分かりませんが、例えば名誉市民の称号をある方に贈ることについて賛否が分かれるとお祝いの雰囲気が毀損されると思われる方ももちろんいらっしゃるでしょう。しかし、今回の条例案について賛否が分かれることとお祝いの雰囲気とは関係がないと考えております。お祝いの雰囲気を毀損されかねないというリスクと私たちが修正案を出すリスクとは別次元のリスクであり、どちらのリスクが大きいとか、小さいとか比べることはできません。 条例案の修正案を出すことで、お祝いの雰囲気が毀損されかねないというリスクについては、私たちはそのようなリスクがあるとは考えていませんが、もし条例案の賛否が分かれたり、修正案が出されたりすることによって、お祝いの雰囲気が毀損されかねないリスクが生じると原案提案時に理事者たちが考えていたのであれば、パブリックコメントでも、学術研究その他のという言葉を入れた骨子案を示して、市民からの意見聴取をすればよかったでしょうし、私たち議員にも御相談いただいてもよかったのではないでしょうか。ただし、事前審査に当たるから相談しなかったと言われるのかもしれません。 なお、私たちが考えるリスクとして、修正案を出すリスクと出さないリスクについては、以下のように考えます。 修正案を提案すること、つまり修正動議については、地方自治法第115条の3にあるものであり、手続に瑕疵はありません。逆に、提案された原案よりもよりよいと考える案があり、それを修正動議として提出することを自ら放棄することは、選挙を経て選ばれた私たち議員の役割が果たせていると言えるのでしょうか。議会の存在意義、議員の存在意義はどうなるのでしょうか。多様性のある民意を持った議会の中で議論し、よりよい案があれば提案する、そのことをしないことのリスクのほうが大きいと考えます。 質問議員が思っておられるような、もめるという意味ではないということを述べまして、答弁とさせていただきます。 ○木村裕議長 以上で質疑を終わります。 原案及び原案に対する修正案について一括して討論に入ります。意見を受けることにいたします。24番 斎藤議員。   (24番斎藤議員登壇) ◆24番(斎藤晃議員) 議案第137号 吹田市名誉市民条例の制定について、原案賛成の立場から意見を申し上げます。 条例案の第2条、基準には、学術研究その他の社会の発展に寄与する活動が世界的に高く評価されたことによりとの記載があり、これはノーベル賞を意識していることは容易に想像できるところであります。ノーベル賞となると日本人受賞者は近年、サイエンス、テクノロジーの分野に集中しています。 他市の事例におきましては、京都市は学術研究と同様に文化芸能の分野においても多くの方々にその称号が贈られています。また、川崎市ではスポーツの分野を主として贈られています。この二つの市の例規においては、相応の基準、文言が明記されています。基準や意図と例規の文言は明確に一致するのが望ましいと考えるところであります。 この吹田市議会本会議の答弁では、この対象とする分野において学術研究に偏重するものではないとも取れる答弁もあり、それを契機にこの制度の意図や基準についての解釈に係る議論が散見されているように思われます。原案の提案者はその意図する分野、基準について明確に示し、全議員の理解を得る努力をすべきであると考えます。 名誉市民の称号には、全ての市民に理解と賛同を得られることが理想であり、それを定める条例案がもし全員賛成で可決されないとすれば、この称号の価値や制度の意味を問われるところであるかと懸念します。 また、条例施行後の運用におきましては、既に複数の自治体からの名誉市民等の称号をお受けになっておられる方の場合には、その称号の価値の希薄化が懸念されるところで、さらには先に受けられた自治体への義理立てなど苦慮されることも想起されます。候補となる人物、団体が出現した際には、速やかな対応が可能な制度運用が必要と指摘します。 以上、意見として申し上げ、本原案に賛成します。 ○木村裕議長 以上で討論を終わり、議案第137号を採決いたします。 まず、修正案について採決いたします。 修正案に賛成の方は起立願います。   (賛成者起立) 起立者少数であります。よって、修正案は否決されました。 次に、原案について採決いたします。 原案どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第137号は原案どおり可決されました。----------------------------------- ○木村裕議長 次に、日程3 議案第138号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、健康福祉常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。21番 里野議員。   (21番里野議員登壇) ◆21番(里野善徳議員) 過日の本会議におきまして、健康福祉常任委員会に付託されました議案第138号について、審査しました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、教育職員に教職調整額を支給しようとするものであります。 委員からは 1 本条例改正による給料月額の引下げ改定の人材確保への影響に対する認識 2 他市状況も踏まえた本条例改正以外の人材確保策の検討 3 人材確保・定着のための職場環境改善の取組状況 4 本条例改正に伴って創設される保育教諭職について、その設置による人材定着の効果 5 保育教諭の配置が想定される幼保連携型認定こども園の現在の職員体制に関する検証の必要性 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第138号を承認しました。 以上、報告を終わります。 ○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。3番 馬場議員。   (3番馬場議員登壇) ◆3番(馬場慶次郎議員) 議案第138号 吹田市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、賛成の立場で意見を申し上げます。 待機児童問題を解消するため、本市では公立幼稚園の認定こども園化等により、多様な保護者ニーズに応える施設整備が行われています。それを担う職員体制の整備のため、本案によって、幼稚園教諭と保育士を一体化させ柔軟な職員配置を可能にしようという趣旨は理解いたします。 しかし、その勤務条件については、新設される保育教諭の初任給を近隣他市と比較したところ、北摂の7市の中で本市が最低額であり、また現在の幼稚園教諭からすれば、条例改正の影響による減額分を挽回するのに約25年以上の勤務と係長級などへの昇進も必要とのことです。 非常に厳しい条件であり、優秀な人材を確保し、かつモチベーションを維持しつつ、退職することなく続けて勤続してもらうことが可能なのか、大いに懸念されます。この点については委員会質疑において、多くの会派から指摘されたところです。 また、委員会での審議において、保育士給与の官民格差の問題もあり、保育教諭の給与は引き上げづらいとの答弁もありました。しかし、民間保育園においても保育士不足は深刻な課題であり、その解消のためには、公立の給与を低い民間側に合わせていくのではなく、公立の給与を上げ、かつ民間保育園への支援も積極的に行い、他業種への流出を避ける必要があります。 保育教諭の初任給を他市並みに引き上げるなど、給与面の待遇向上について積極的に検討するとともに、公民ともに保育現場におけるICT化の推進、保育補助者の配置促進など、職員の負担軽減のための諸施策を推進するよう求めます。 以上の意見を申し上げ、本案に賛成いたします。 ○木村裕議長 以上で討論を終わり、議案第138号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第138号は原案どおり可決されました。----------------------------------- ○木村裕議長 次に、日程4 議案第139号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、健康福祉常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。21番 里野議員。   (21番里野議員登壇)
    ◆21番(里野善徳議員) 過日の本会議におきまして、健康福祉常任委員会に付託されました議案第139号について、審査しました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、食品衛生法施行令の一部改正に伴う許可手数料の変更等を行おうとするものであります。 本案に対する質問、意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第139号を承認しました。 以上、報告を終わります。 ○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第139号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第139号は原案どおり可決されました。----------------------------------- ○木村裕議長 次に、日程5 議案第143号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、建設環境常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。26番 井口議員。   (26番井口議員登壇) ◆26番(井口直美議員) 過日の本会議におきまして、建設環境常任委員会に付託されました議案第143号について、審査しました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、大阪府公害審査会令和元年(調)第4号、吹田市地下水汚染対策措置継続請求事件について、大阪府公害審査会から提示された調停条項案を受諾しようとするものであります。 委員からは 1 被申請人企業から徴収することになる下水道使用料の見込額 2 同企業に適用される下水道使用料の減免の詳細 3 調停条項案第12項にある浄化措置の継続に影響を及ぼし得る事情の具体的内容 4 地下湧水の汚染浄化状況 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第143号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。 ○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第143号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第143号は可決されました。----------------------------------- ○木村裕議長 次に、日程6 議案第144号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、建設環境常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。26番 井口議員。   (26番井口議員登壇) ◆26番(井口直美議員) 過日の本会議におきまして、建設環境常任委員会に付託されました議案第144号について、審査しました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、公用車のリース契約の解除について、損害賠償額を決定しようとするものであります。 委員からは 1 リース契約が解除になるほどの事故の発生原因 2 当該事故における相手方車両の車名 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第144号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。 ○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。5番 池渕議員。   (5番池渕議員登壇) ◆5番(池渕佐知子議員) 議案第144号に対して、賛成の立場から意見を述べます。 信号待ちのため停止していた普通自動車に追突したが、事故発生が故意または重過失でないため当事者本人への請求はせず、市が負担するとのことです。 今回の事故は、過重労働に起因するものではないと聞いておりますが、今後も過重労働に起因する事故が起こらないよう、行政として労務管理の徹底はもちろんのこと、職員自身が健康管理に努めるよう、労務管理担当部局から、公用車を使用する各部局へ随時、注意喚起することを求めて賛成といたします。 ○木村裕議長 以上で討論を終わり、議案第144号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第144号は可決されました。----------------------------------- ○木村裕議長 次に、日程7 議案第145号から議案第152号までを一括議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、文教市民常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。4番 五十川議員。   (4番五十川議員登壇) ◆4番(五十川有香議員) 過日の本会議におきまして、文教市民常任委員会に付託されました議案第145号から議案第152号までについて、審査いたしました経過並びに結果を一括して報告いたします。 議案第145号は、吹田市津雲台市民ホール指定管理者に吹田市津雲台市民ホール運営委員会を、議案第146号は、吹田市高野台市民ホール指定管理者に吹田市高野台市民ホール運営委員会を、議案第147号は、吹田市佐竹台市民ホール指定管理者に吹田市佐竹台市民ホール運営委員会を、議案第148号は、吹田市桃山台市民ホール指定管理者に吹田市桃山台市民ホール運営委員会を、議案第149号は、吹田市青山台市民ホール指定管理者に吹田市青山台市民ホール運営委員会を、議案第150号は、吹田市藤白台市民ホール指定管理者に吹田市藤白台市民ホール運営委員会を、議案第151号は、吹田市古江台市民ホール指定管理者に吹田市古江台市民ホール運営委員会を、議案第152号は、吹田市竹見台市民ホール指定管理者に吹田市竹見台市民ホール運営委員会を、令和3年4月1日から令和8年3月31日までそれぞれ指定しようとするものであります。 委員からは 1 施設への要望に対し、地域の実情に応じた対応を市が助言する必要性 2 地域住民の運営により問題が生じた場合の対応策 3 地区市民ホール運営委員会委員長が無報酬の理由 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決いたしましたところ、全員異議なく議案第145号から議案第152号までを承認いたしました。 以上、報告を終わります。 ○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第145号から議案第152号までを採決いたします。 本件に対する委員長報告は承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第145号から議案第152号までは可決されました。----------------------------------- ○木村裕議長 次に、日程8 議案第153号から議案第156号までを一括議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、文教市民常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。4番 五十川議員。   (4番五十川議員登壇) ◆4番(五十川有香議員) 過日の本会議におきまして、文教市民常任委員会に付託されました議案第153号から議案第156号までについて、審査いたしました経過並びに結果を一括して報告いたします。 議案第153号は、吹田市立内本コミュニティセンター指定管理者に吹田市JR以南コミュニティ協議会を、議案第154号は、吹田市立亥の子谷コミュニティセンター指定管理者に吹田市亥の子谷コミュニティ協議会を、議案第155号は、吹田市立千一コミュニティセンター指定管理者に吹田市千里コミュニティ協議会を、議案第156号は、吹田市立千里山コミュニティセンター指定管理者に千里山コミュニティ協議会を、令和3年4月1日から令和8年3月31日までそれぞれ指定しようとするものであります。 委員からは 1 指定管理に係る人件費の内訳 2 施設の状況に応じて、指定管理者候補者の選定基準項目を見直す必要性 3 地域住民の利用割合を把握せずに、地域の基盤施設を理由に非公募で選定したことに対する認識 4 稼働率向上策の実施 5 施設の老朽化に対応した改修計画 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決いたしましたところ、全員異議なく議案第153号から議案第156号までを承認いたしました。 以上、報告を終わります。 ○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第153号から議案第156号までを採決いたします。 本件に対する委員長報告は承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第153号から議案第156号までは可決されました。----------------------------------- ○木村裕議長 次に、日程9 議案第157号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、文教市民常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。4番 五十川議員。   (4番五十川議員登壇) ◆4番(五十川有香議員) 過日の本会議におきまして、文教市民常任委員会に付託されました議案第157号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、吹田歴史文化まちづくりセンター指定管理者に特定非営利活動法人吹田歴史文化まちづくり協会を、令和3年4月1日から令和8年3月31日まで指定しようとするものであります。 委員からは 1 市と指定管理者が協力して施設の認知度向上に取り組む必要性 2 施設利用予約における公平性の担保 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決いたしましたところ、全員異議なく議案第157号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。 ○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第157号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第157号は可決されました。----------------------------------- ○木村裕議長 次に、日程10 議案第158号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、文教市民常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。4番 五十川議員。   (4番五十川議員登壇) ◆4番(五十川有香議員) 過日の本会議におきまして、文教市民常任委員会に付託されました議案第158号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、吹田市立武道館指定管理者に吹田市体育協会・ミズノグループを、令和3年4月1日から令和8年3月31日まで指定しようとするものであります。 委員からは 1 選定に疑念が生じないようにするための選定委員会の委員構成への配慮 2 市民サービス向上のため、指定管理者任せの運営によらない市の積極的な関与の必要性 3 施設利用予約における公平性の担保 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決いたしましたところ、全員異議なく議案第158号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。 ○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第158号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第158号は可決されました。----------------------------------- ○木村裕議長 次に、日程11 議案第159号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、文教市民常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。4番 五十川議員。   (4番五十川議員登壇) ◆4番(五十川有香議員) 過日の本会議におきまして、文教市民常任委員会に付託されました議案第159号について、審査しました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、吹田市立総合運動場指定管理者に吹田市体育協会・ミズノグループを、令和3年4月1日から令和8年3月31日まで指定しようとするものであります。 委員からは 1 指定管理者候補者選定において、一部の選定委員から著しく差のある評点が示された場合の対応 2 選定に疑念が生じないようにするための選定委員会の委員構成への配慮 3 公の施設として、民間企業とは異なる本市独自の運営方針の策定 4 市民サービス向上のため、指定管理者任せの運営によらない市の積極的な関与の必要性 5 施設利用予約における公平性の担保 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決いたしましたところ、全員異議なく議案第159号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。 ○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第159号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第159号は可決されました。----------------------------------- ○木村裕議長 次に、日程12 議案第160号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、建設環境常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。26番 井口議員。   (26番井口議員登壇) ◆26番(井口直美議員) 過日の本会議におきまして、建設環境常任委員会に付託されました議案第160号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、吹田市花とみどりの情報センターの指定管理に株式会社日比谷アメニスを、令和3年4月1日から令和8年3月31日まで指定しようとするものであります。 委員からは 1 花とみどりの情報センターにおける指定管理者候補者の職員体制 2 選定基準の評価項目にある同センターの利用促進策について、同候補者が示した具体的内容 3 同候補者が同センターの外観を改善する見込み 4 統合後の江坂花とみどりの情報センター跡での同候補者による講習会の開催予定 5 事業実施に係る同候補者の裁量範囲 6 指定管理委託料について、今年度予算額と同候補者が示した提案額との差の内容 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第160号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。 ○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第160号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第160号は可決されました。----------------------------------- ○木村裕議長 次に、日程13 議案第161号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、財政総務常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。2番 澤田議員。   (2番澤田議員登壇) ◆2番(澤田直己議員) 過日の本会議におきまして、財政総務常任委員会に付託されました議案第161号について、審査しました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、令和6年4月1日からの消防通信指令事務の共同実施の開始に向け、豊中市・吹田市・池田市・箕面市・摂津市消防通信指令事務協議会を設置することに関し関係市と協議を行おうとするものであります。 委員からは 1 消防通信指令事務協議会の関係市が負担する経費の割合が今後、固定化される可能性 2 消防通信指令業務の円滑な共同運用に向けた職員研修の実施 3 同業務の共同運用開始後も、適正な人員配置を維持する必要性 4 本市の消防の広域化における今後の方向性 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第161号を承認しました。 以上、報告を終わります。 ○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第161号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第161号は原案どおり可決されました。----------------------------------- ○木村裕議長 次に、日程14 議案第162号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、財政総務常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。2番 澤田議員。   (2番澤田議員登壇) ◆2番(澤田直己議員) 過日の本会議におきまして、財政総務常任委員会に付託されました議案第162号について、審査しました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、豊中市・吹田市・池田市・箕面市・摂津市消防通信指令事務協議会による消防通信指令事務の開始に伴い吹田市・摂津市消防通信指令事務協議会を廃止することに関し摂津市と協議を行おうとするものであります。 本案に対する質問、意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第162号を承認しました。 以上、報告を終わります。 ○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第162号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第162号は原案どおり可決されました。----------------------------------- ○木村裕議長 次に、日程15 議案第163号及び議案第165号を一括議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、予算常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。2番 澤田議員。   (2番澤田議員登壇) ◆2番(澤田直己議員) 過日の本会議におきまして、予算常任委員会に付託されました議案第163号及び議案第165号について、審査しました経過並びに結果を一括して報告いたします。 議案第163号は、令和2年度吹田市一般会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ14億7,740万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,837億8,024万円に、議案第165号は、令和2年度吹田市後期高齢者医療特別会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ737万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ59億2,862万4,000円にそれぞれしようとするものであります。 各分科会での審査の後、本委員会において、本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第163号及び議案第165号を承認しました。 以上、報告を終わります。 ○木村裕議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。3番 馬場議員。   (3番馬場議員登壇) ◆3番(馬場慶次郎議員) 両案のうち、議案第163号 令和2年度吹田市一般会計補正予算(第12号)について、賛成の立場で意見を申し上げます。 地方独立行政法人市立吹田市民病院への運営資金の貸付けについて。 新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、市立吹田市民病院の資金状況の厳しさが増しているとのことです。同病院が地域医療の最後のとりでとして、日常から公立病院としての責務を果たしていることは大いに認識しており、支援の必要性は理解いたします。 しかし、税金を原資に短期、長期合わせて10億2,000万円という少なくない金額を低金利で貸付けるには市民理解が必要です。コロナ禍における役割も含め、同病院の存在意義について市民理解が深まるよう、病院側からも本市の健康医療部からも発信力を高める必要があります。さらに積極的に取り組んでください。 貸付金の返済については、旧病院跡地が売却できれば長期貸付け分についてもすぐに返済可能とのことですが、逆に言えば、跡地が売却されなければ、資金状況はますます厳しくなり、新たな貸付けも必要になってしまいます。コロナ禍による景気後退が予想される中、民間企業の活動が停滞し、好条件での売却が成立しないことも想定されます。そうした場合、安価で売りさばいてしまうのではなく、市による買上げも検討すべきです。従来から、隣接する片山小学校の用地不足解消のため、市による土地の買上げについて議会でも意見が出されてきました。また、老朽化した公共施設の建て替え、新たな市民ニーズに応えるための大規模公共施設の新設も議論されています。様々な行政目的が想定でき、そのための病院跡地の活用について、柔軟に検討するよう求めます。 また、コロナ禍において経営が厳しくなっているのは市民病院に限った話ではありません。帰国者・接触者外来を設置するなど、コロナウイルス感染症に直接対応していただいた病院においても経営状況が悪化し、職員の期末手当が減額されたとも聞きます。医療機関の維持、また医師、看護師など、医療関係者の処遇改善は最重要課題であり、行政による支援が必要とされています。国の動向を注視しつつ、必要であれば市民病院以外の医療機関に対する本市独自の支援策を拡充するよう求めます。 続きまして、心不全予防のための保健指導の実施について。 国立研究開発法人国立循環器病研究センター、一般社団法人吹田市医師会とともに、心不全の予後因子に関する長期追跡研究を行うことについて、健康寿命の延伸を目指す取組として、その趣旨に大いに賛同します。国循が開発した生涯健康支援10を用いて、新しい形の保健指導を行うなど、循環器病をはじめ、様々な疾患予防につながることが期待されます。 本事業において、集団保健指導の実施などに関し、本市保健センターの保健師等の職員が重要な役割を担うことになっています。新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、保健センターからも保健所業務の支援に回っていると聞いており、本事業を推進することが保健センターの保健師の負担とならないか危惧されます。 10年以上にわたる長期の研究であり、1年や数か月の遅れは大きな影響がないと考えられます。感染拡大の状況によっては、保健所業務に集中すべき事態もあり得ます。実施の時期などについて、国循や医師会とも相談され、延期も含め柔軟に対応するよう求めます。 以上の意見を申し上げ、第163号を含む両案に賛成をいたします。 ○木村裕議長 以上で討論を終わり、議案第163号及び議案第165号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第163号及び議案第165号は原案どおり可決されました。----------------------------------- ○木村裕議長 次に、日程16 議案第141号及び議案第142号を一括議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、理事者の説明がありましたので、ただいまから質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 この際お諮りいたします。本件については委員会付託を省略し、即決いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、本件については委員会付託を省略し、即決することにいたします。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第141号及び議案第142号を採決いたします。 本件について承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第141号及び議案第142号は可決されました。----------------------------------- ○木村裕議長 次に、日程17 議案第167号を議題といたします。 理事者の説明を求めます。行政経営部長。   (行政経営部長登壇) ◎稲田勲行政経営部長 御上程いただきました議案第167号 令和2年度吹田市一般会計補正予算(第13号)につきまして御説明を申し上げます。 議案第167号に係る追加議案書の5ページを御覧ください。 今回の歳入歳出予算の補正は、4億2,012万8,000円を追加し、補正後の総額を1,842億36万8,000円とするものでございます。 7ページ、下段の歳出の表を御覧ください。 第3款 民生費、第1項 社会福祉費で3,414万円の追加は、高齢者施設や障がい福祉施設等への入所に伴うPCR検査等費用の補助でございます。 第2項 児童福祉費で1億6,820万円の追加は、低所得の独り親世帯に臨時特別給付金を再支給するものでございます。 第7款、第1項 商工費で2億1,778万8,000円の追加は、当初見込みを上回るふるさと寄附金の申込みに伴う返礼品送付等に係る委託料でございます。 次に、上段の歳入の表を御覧ください。 第14款 国庫支出金、第2項 国庫補助金で1億6,820万円の追加は、民生費国庫補助金で、母子家庭等対策総合支援事業費補助金でございます。 第17款、第1項 寄附金で4億3,361万3,000円の追加は、一般寄附金でございます。 第18款 繰入金、第1項 基金繰入金で1億8,168万5,000円の減額は、財政調整基金繰入金でございます。 議案第167号の説明は以上でございます。 なお、お手元の追加議案参考資料5ページから9ページに資料をお示しいたしておりますので、御参照の上、よろしく御審議をいただき、原案どおり御可決賜りますようお願いを申し上げます。 ○木村裕議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。4番 五十川議員。   (4番五十川議員登壇) ◆4番(五十川有香議員) 議案第167号 令和2年度吹田市一般会計補正予算(第13号)につきまして、会派を代表して質問いたします。 1、新型コロナウイルス感染症に係る高齢者施設等におけるPCR検査等実施支援事業について。 12月3日の我が会派の代表質問において、高齢者施設等への新規入所者等へ無料PCR検査の実施の必要性について質問をしたところ、御答弁では、本市では実施いたしません、自費で検査を実施した場合の費用は大阪府が実施する新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業補助金の補助対象となるものとのことでしたが、そこから約2週間後に当該事業が提案されています。 当該事業の実施を決定した時期とその理由、次に入所者及びショートステイ利用者に絞った理由、検査費の支援対象者を職員等は該当せず、入所者及びショートステイ利用者に絞った理由とその根拠をお答えください。 また、費用負担が市単費事業となっていますが、新型コロナ地方創生臨時交付金等の国補助金等に該当しないのはなぜでしょうか。さらには、大阪府で既に実施しているPCR検査等の費用を支給する事業と当該事業の違いについて、さらには検査費用全てではなく上限額を2万円と設定された根拠と理由、事業者への検査実施における周知方法についてお答えください。 次、二つ目、ふるさと寄附金事業に係る補正予算について。 当該事業については、当該事業の提案時期には、総務省や他市の状況等も研究をされた上での提案であったと認識をしておりましたが、吹田市が当初想定をしていたこの数字をはじき出した根拠、総務省の基準等も含むと、それが特別に吹田市のふるさと納税が急増したと考えられる理由。適切な時期に把握をしておれば、本来であれば、これらは11月定例会で上げるべき案件であったと考えますが、この提案時期が遅れた理由等についてお答えください。 以上、1回目の質問を終わります。 ○木村裕議長 福祉部長。 ◎大山達也福祉部長 本事業の実施を決定した時期につきましては、大阪府において警戒レベルが、いわゆるレッドステージになったことを契機として議論を開始し、12月10日に市として意思決定したものでございます。 また、市内の高齢者施設等への意見聴取を12月4日から8日にかけて実施し、感染症予防経費が増大していることや、大阪府の補助金では賄い切れない等の現状を把握した上で、庁内における議論を進めたため、このタイミングでの提案となったものです。 次に、補助対象を入所者等に限定しておりますのは、施設職員に対する定期的な社会的検査の実施が、クラスターの発生予防に必ずしもつながるものではないという考えがあることに加え、検体採取等の業務量や検査費用が膨大になるためでございます。 国の助成事業に該当しない理由につきましては、国の事業は実施主体を市町村としており、検査実施体制の整備が実施要件となっているところ、本市では吹田市医師会、保健所と相談した結果、医療機関の検査体制の逼迫度合いを勘案し、市主体の実施体制を構築しないとしたためです。 なお、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金につきましては、感染拡大防止等に係る支援を対象事業としており、本取組も当該交付金の趣旨に沿うものと考えられますので、今後、申請等の手続について関係部局と調整してまいります。 次に、大阪府の新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業補助金との違いにつきましては、当該補助金はサービスを提供するために必要な掛かり増し経費全般について、施設や事業所ごとに設定された上限の範囲内で補助するものであり、新規入所者等に対するPCR検査等も補助の対象となっています。 一方、今回提案しております補助事業は、PCR検査等のみを対象としたもので、大阪府の実施する補助制度を補完するものと考えております。 また、今回の補助事業の上限金額は、本市が実施しております妊婦を対象とするPCR検査等の補助事業の金額と同額としたもので、検査費用を調査したところ、1万円台から2万円台の価格帯の診療所が複数確認できたことから、2万円を上限と設定させていただきました。 最後に、周知方法につきましては、介護事業者が組織する団体等を通じての情報提供や施設等に対する案内文の送付、介護事業者への情報発信システムの活用等を行うとともに、本市ホームページへの掲載を予定しております。 以上でございます。 ○木村裕議長 都市魅力部長。 ◎井田一雄都市魅力部長 ふるさと納税の返礼品送付を開始するに当たりまして、想定される主要な返礼品が類似する他市の実績を参考に、令和2年度(2020年度)当初歳入予算の一般寄附金額を見込んだものでございます。 また、歳出予算につきましては、寄附見込み金額及び件数に基づき、総務省が定める基準のとおり、募集に要する費用の総額は寄附金の50%以内、そのうち返礼品に係る費用は寄附金の30%以内で積算したものでございます。 想定より多くの寄附申込みがあった要因といたしましては、あくまで推測ではございますが、本年10月に施行されました酒税の税率改正により、ビールの調達価格が下がったことを受けまして、必要な寄附金額を速やかに見直したことが、広く注目されたためではないかと考えられます。 こうしたことから、寄附金収入は11月に入って大きく増加し始め、11月中旬には予算の補正が必要となる可能性を意識し始めました。速やかに補正予算額を見積もりましたが、その後さらに予想を上回る寄附金収入があり、補正予算額の算出が難しい状況でございました。実績がない中、予算計上する確実性のある金額を精査するためには、より直近の実績である11月末時点の寄附金収入を確認する必要がございました。寄附金収入を確認後、関係部局との協議、調整の上、この時期の提案となったものでございます。 なお、このとき、より精緻な積算をするために、ポータルサイト運営事業者から月別の寄附金収入の傾向に関する情報を聞き取り、参考としております。当初予算の提案時において、一般的な傾向として12月の寄附が多いことを認識しておりましたが、本市の取組がこれほどまでに知られ、寄附が行われることを想定していなかったために、当初予算額を大幅に上回る見込みとなったものでございます。 以上でございます。 ○木村裕議長 4番 五十川議員。   (4番五十川議員登壇) ◆4番(五十川有香議員) 御答弁の中で、PCR検査の件で2点ほど確認をさせていただきます。 まず、レッドステージを契機とされていますが、1月以降レッドステージでなくなった場合も実施されるということでしょうか、いつまで実施されるのかお答えください。また、入所時でないと判断された場合は、支給しないということでよろしいでしょうか。 2点目、定期的な社会的検査についてですが、大阪府や吹田市よりも少ないとされている他府県や他市町村でも、入所者の方々と接する機会の多い職員へのPCR検査を実施されています。 外部と接触する可能性の高い職員からの感染リスク、重症化の高齢者へのリスクについても、懸念をされています。施設等からこのような意見やお求めはなかったのでしょうか。それでもこれら職員等を対象とされなかった理由を述べてください。 以上で2回目終わります。 ○木村裕議長 福祉部長。 ◎大山達也福祉部長 2回目の質問に御答弁いたします。 本事業は、レッドステージを契機として構築したものですが、レッドステージ解除後も市内の高齢者施設等において十分な感染症対策を行っていただけるよう、本年度末までの実施を見込んでおります。 次に、施設等の職員からの意見というものを把握しているかと、声を聞いておるかということにつきましては、議員がおっしゃったような声というものは具体的には今つかんではおりません。ただ、現在ですが、高齢者施設等におけるクラスターの発生状況から、施設の職員はこれまで以上に不要不急の外出を控えて自ら感染しないように気をつけておりますことや、施設内でマスクや消毒といった感染症対策を徹底しているという現状がございます。 加えて、本市福祉部の職員が各施設を現在巡回して、感染予防対策、感染対策の指導を行っておりますことから、施設職員による感染拡大は一定抑制が図られている傾向にあるのかなというふうに考えております。 ここで、さらに今回御提案する新規入所者等にPCR検査を実施することによって、新型コロナウイルスを施設内に持ち込まないような仕組みを強化することができるのではないかとの判断をしているものでございます。 以上でございます。 ○木村裕議長 4番 五十川議員。   (4番五十川議員登壇) ◆4番(五十川有香議員) 質問1点に答弁が漏れてますので、入所時でないと判断した場合は支給をされないということでよろしいでしょうか。検査を実施された時期が、入所時ではないと判断した場合は、支給をされないということでよろしいでしょうか、といいますのと、あと社会的検査につきましては、職員に対する検査につきましては感染のリスクというところで、当然予防対策というのは個人的にも、施設的にも十分されていますが、そういったことをPCR検査をもってしっかりと、感染してないという感染の状況も把握をできるというところに関しての観点は、今現在はお持ちではないということでよろしいでしょうか、お答えください。 ○木村裕議長 福祉部長。 ◎大山達也福祉部長 再度の御質問に御答弁申し上げます。 新規入所の考え方でございますけれども、まさに新規の方はもちろんでございますが、今現在入所している方で、医療機関にかかられる等の理由で一旦退所されて、また再度戻ってこられる方の検査というものも、新規と同じ扱いというふうに考えてございます。 施設の職員に対する検査につきましては、様々な考え方が現在ございまして、市としてもこれで感染対策が十分かと言われると、まだまだ検討の余地がある部分もあるのかなというふうには考えておりますので、今後の検討課題として引き続き考えていきたいと思っております。 以上でございます。 ○木村裕議長 27番 益田議員。   (27番益田議員登壇) ◆27番(益田洋平議員) 議案第167号 令和2年度吹田市一般会計補正予算(第13号)について、会派を代表して質問をいたします。先ほどの他会派の質問と重複する部分もありますが、御了承いただきますようお願いします。 新型コロナウイルス感染症に係る高齢者施設等におけるPCR検査等実施事業についてお伺いをいたします。 我が会派は、本定例会12月3日の代表質問で、国内、府内、市内の深刻な新型コロナウイルスの感染状況を示し、今定例会での当初の補正予算に新型コロナ対策が示されていないことを指摘をいたしました。その上で、高齢者施設等への社会的検査及びPCR検査費用等に対し補助するよう求めており、本定例会中に本事業が提案されたことについては評価するものです。 しかし、コロナ禍の下、高齢者や障がい者施設でクラスターが発生をしている現状を見れば、そもそも本定例会当初の補正予算案として議会に示し、予算委員会に付託して十分な審議を行うべきだったのではないでしょうか。なぜ、定例会最終日での駆け込み提案となったのか、その理由についてお示しください。 次に、本事業の提案に向けて担当部局では、いつの時点から検討を進められたのでしょうか。事前に、高齢者及び障がい者施設への聞き取りを行った上での提案となっているのでしょうか。また、近隣他市での同様の取組はあるのか、実施市、実施内容、実施時期について併せてお答えください。 本事業の目的は、高齢者施設等でのクラスターの発生を未然に防ぐこととされ、高齢者及び障がい者施設が、ショートステイを含む新規利用者に対しPCR検査等を実施した経費を補助するとされています。国の補助対象事業として実施されず、全額市費としての取扱いとなっているのはなぜか、その理由についてお答えをください。 我が会派は代表質問で、高齢者施設等への社会的検査の実施を求めました。それに対し健康医療部は、社会的検査はクラスターの発生予防に必ずつながるものではない、こう答弁されています。 本事業は、クラスター発生を未然に防ぐため、部分的、間接的な社会的検査を実施するものと理解するものですが、本事業の目的と健康医療部との見解にそごが生じていることについて、福祉部及び副市長の御見解をお示しください。 対象施設は、市内の高齢者及び障がい者施設125か所となっています。ショートステイのみを実施する障がい者施設や通所系施設は対象となっていません。ショートステイのみの施設であろうと、通所施設であろうと、施設内に利用者が長時間、あるいは一定期間の滞在と出入りがあります。クラスター発生のリスクが十分あります。入所施設以外でクラスターは発生していないのか、それらの施設も対象に含めるべきと考えますが、いかがでしょうか。 検査対象となるショートステイを含む新規利用者のPCR検査等の実施について、家族が検査の手続や同行をできる人はいいが、単身者は施設職員、あるいは居宅のケアマネやヘルパーが行うことになるのか、あるいは頼むことができるのか。検査を実施しない場合、入所の受入れが拒否されることがないよう手だてはどのように講じられるのか、お答えをください。 医療機関等を通して実施したPCR検査等が本事業の対象となるが、市内に検査の実施を行う医療機関はあるのでしょうか。また、対象施設は検査実施医療機関をどのようにして知ることができるのか、お答えください。 1回目の質問を終わります。 ○木村裕議長 福祉部長。 ◎大山達也福祉部長 高齢者施設等におけるPCR検査等の実施につきましては、当初、府の補助金を活用していただくことを想定しておりました。しかしながら、12月3日に大阪府における警戒レベルがレッドステージとなり、施設ごとに上限がある府の補助金だけでは対応し切れなくなることを懸念し、府の補助金を補完するものとして急遽追加提案させていただいたものでございます。 次に、本事業の検討を始めたのは、大阪府がレッドステージを示した翌日の12月4日でございます。その後、高齢者施設等との意見交換をしながら、具体的な事業構築を行ったものです。また、府内で高齢者施設等に対してPCR検査等の支援を実施している自治体は、現在、豊中市と大東市の2市で、この他に来年実施する自治体が6市あると聞いております。 豊中市につきましては、新規入所者、ショートステイ利用者、さらに既存入所者で医療機関から退院後の再入所の方も対象としており、大東市につきましては、65歳以上の職員のみが対象でございます。 次に、全額市費で負担する理由につきましては、本市の医療機関の検査体制が逼迫することや、保健所の業務量の増大が想定されるため、市主体の実施体制を構築しないとしたことから、国の助成事業の要件に該当しないものでございます。 今回御提案しております事業につきましては、高齢者施設等への新規入所者に対してPCR検査等を実施することで、新型コロナウイルスを施設内に持ち込まないようにすることを主な目的としており、高齢者施設等の職員や既存入所者等に対する定期的な社会的検査の実施とは異なるものと考えておりますことから、健康医療部の答弁とのそごはないものというふうに考えております。 また、本事業の趣旨は、高齢者等が集団で生活する場においてクラスターが発生することを可能な限り未然に防ぐものでございます。そのため、ショートステイのみや通所施設につきましては対象外といたしております。 なお、対象となる高齢者施設等におけるPCR検査等の実施につきましては、想定される複数の方法がございますので、そうした情報を各施設に提供してまいります。 最後に、市内で自費のPCR検査等を実施している医療機関は市として把握しておりませんが、近隣市のほか、郵送対応で実施する医療機関等があることは確認しており、高齢者施設等に対してこれらの情報提供を実施してまいります。 以上でございます。 ○木村裕議長 春藤副市長。 ◎春藤尚久副市長 高齢者施設等でクラスター発生を未然に防ぐためには、現時点における市内の状況等から、施設内に新型コロナウイルスを持ち込まないことが効果的と考えており、施設の新規入所者へのPCR検査等はこの観点から考えたものでございます。 私の方で保健所から市内で発生したクラスターの報告を聞いておりますと、残念ながら当該施設・事業所の中での感染予防対策が十分ではなかったということが多々見受けられるということもございまして、当該時点でそのような施設の職員や既存の入所者に対する社会的検査のPCR検査、これについてクラスターの発生予防に必ずしもつながるものではないと健康医療部は考えたものと捉えておりますので、そごはないものと考えております。 以上でございます。 ○木村裕議長 27番 益田議員。   (27番益田議員登壇) ◆27番(益田洋平議員) 2回目は要望と質問を数点させていただきます。 本事業は、府の補助金だけでは対応し切れないことを想定し、それを補完するものとしていると答弁されました。現在の感染急拡大の状況下で、高齢者施設等はさらに感染予防対策を講じる必要があるものだと推測いたします。今後、府の補助金上限額まで活用して感染予防対策を講じようとしている施設に対しては、府の補助金の上限に達していなくても本事業の対象となるよう要望をしておきます。 続いて質問です。社会的検査がクラスターの発生を未然に防ぐか否かの見解について、先ほどの答弁では、本事業は新型コロナウイルスを施設内に持ち込ませないようにすることを目的としており、社会的検査ではないため健康医療部とのそごはないということでありました。しかし、本事業は施設に新型コロナウイルスを持ち込ませないようにすることで、利用者と職員を感染から守り、クラスターの発生を防ぎ、施設運営を継続させることが目的なわけです。 部分的であって間接的であったとしても、本市は社会的検査が必要と、こう思っておられるのではないでしょうか、その点について改めて副市長に答弁を求めます。 対象施設について、ショートステイのみや通所施設は対象とならないということですが、全国的にも通所施設でクラスターが発生した事例がありますので再考を求めます。また、高齢者及び障がい者施設においてはショートステイを含む新規入所者だけでなく、外泊から再び施設に戻るときやショートステイの再入所、退院時の検査など柔軟な運用を求めますが、いかがでしょうか。 昨日、東京では822人の過去最高の新規感染者が確認されました。大阪では351人と依然高く、多くの方が感染をされています。大阪市では、高齢者施設の全職員に対して定期的なPCR検査の無料実施を検討すると発表いたしました。本市も高齢者及び障がい者施設の職員も検査対象に含めるよう求めますが、いかがでしょうか。副市長の答弁を求めて、質問を終わります。 ○木村裕議長 福祉部長。 ◎大山達也福祉部長 検査対象に係る御質問に、まずは担当より御答弁申し上げます。 今回御提案しております補助事業におけるPCR検査等の対象につきましては、高齢者施設等の新規入所者、ショートステイ利用者及び入院などの理由で一時的に施設等を離れていた方が再入所する際も、検査の対象とするものでございます。ショートステイにつきましては、月に複数回利用する場合もございますので、こうしたケースにつきましても柔軟に対応してまいりたいというふうに考えております。 また、現在、全国的に新型コロナウイルスの感染者が増加傾向にある中で、本市の高齢者等に対する検査対象範囲の拡大につきましては、今後の状況を把握した上で検討していきたいと考えております。 以上でございます。 ○木村裕議長 春藤副市長。 ◎春藤尚久副市長 社会的検査について、その必要性を全て否定しているわけではございませんが、施設事業所に出入りする方は当該施設のスタッフ以外にも多くおられること、それと一斉に全ての方を検査できませんので、効果については限定的と現時点では考えており、実施の予定はございません。 しかしながら、現在の感染状況を踏まえると、新型コロナウイルスに対してとりわけハイリスクな高齢者の方々等に対して、効果的な感染防止対策をこれまで以上に行っていく必要性は感じておりますので、クラスター発生を未然に防止できるように様々な方策について検討を進めたいと考えております。 以上でございます。 ○木村裕議長 以上で質疑を終わります。 この際お諮りいたします。本件については委員会付託を省略し、即決いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、本件については委員会付託を省略し、即決することにいたします。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。27番 益田議員。   (27番益田議員登壇) ◆27番(益田洋平議員) 議案第167号 令和2年度吹田市一般会計補正予算(第13号)について、賛成の立場で会派を代表し、意見を述べます。 本議案に示されている新型コロナウイルス感染症に係る高齢者施設等におけるPCR検査等実施事業は、高齢者及び障がい者施設での感染者及びクラスター発生を未然に防ぐため、高齢者施設等が実施する新規利用者に対するPCR検査等の経費に対し支援を行うものです。我が会派は、12月3日の代表質問で高齢者施設等が実施するPCR検査等の費用への補助を求めており、大変評価するものであります。 審議の中で、施設に新規入所者やショートステイ利用者が新型コロナウイルスを持ち込まないよう、一時的に施設を離れ再入所する場合や、月複数回利用のショートステイについても柔軟に対応したいと答弁されたことは、高齢者施設等の運営にとって大きな安心となることは間違いありません。しかし、ショートステイのみや通所施設及び介護従事者への検査補助が実施されないことは極めて不十分であり、今後、事業の拡充を強く要望をいたします。 新型コロナウイルス感染症が急拡大する下で、本市が市民の命を守るための本気の取組が求められています。しかし、本議案は今定例会当初の補正予算に含まれず、最終日に駆け込みの提案として示されました。重要な案件にもかかわらず、他の予算との兼ね合いで予算委員会に付託されず十分な審議が行えなかったことは残念でなりません。 本事業は、大阪モデルが赤信号に点灯した翌日の12月4日から事業構築の検討を始めたとのことです。あまりにも遅過ぎるのではないでしょうか。10月には市内大学で、11月には市内の高齢者施設でクラスターが発生し、感染拡大の兆候が現れていました。感染拡大を直視していれば、当然、本定例会当初の予算に含めることができていたはずです。市民の命と暮らしを守ると平素から口にする市長には猛省していただきたい。 昨日、東京で過去最多の822人の新規感染者が確認をされました。大阪でも351人と依然多くの感染者が確認をされています。医療体制が逼迫し、医療崩壊が心配される事態となっています。 事態は深刻な状況ではないでしょうか。政府の勝負の3週間はコロナに勝てず、大阪モデルの信号機では、感染拡大の兆候を見逃がしてしまい、必要な手だてが打てない。市中感染が広がり、感染経路不明者が大半を占める状況になっています。そうした下では、無症状の陽性者を発見し、一番ダメージを受ける医療機関や高齢者施設等で新型コロナウイルス感染を抑え込むことが、今まさに必要不可欠となっています。 東京都世田谷区では、担当部局に社会的検査の事務局を置き、委託先の検査会社が検査を進める体制をつくり、保健所への負担をかけずに、高齢者施設等への社会的検査を進めています。保坂区長は、10月から実施している介護事業所職員などへのPCR検査では3,619人が検査を受け、53人の陽性者が確認をされたとおっしゃっておられます。陽性者15人が全員無症状で見つかった施設もあり、クラスター化する直前だったかもしれない、社会的検査でクラスターを抑制することを期待したい、こうも語っておられます。 大阪市でも高齢者施設全職員への無償のPCR検査実施を検討しています。北九州市など、多くの自治体でPCR検査の実施に踏み出しています。本市でも、新型コロナウイルスの感染状況が深刻である意識を強く持っていただき、本事業の拡充、あるいは社会的検査へ踏み出し、市民の命を守る取組を迅速に講じていただくことを強く要望いたします。 最後に、コロナ禍の下、市民の命と暮らしを守る最前線で奮闘される職員の皆様には、改めて敬意を表し、感謝を申し上げます。新型コロナ感染拡大の下、年末年始を迎えることになります。引き続き、市民の声に十分耳を傾け、心を寄せ、希望を持って年を越せるよう御尽力いただくようお願いをし、意見といたします。 ○木村裕議長 2番 澤田議員。   (2番澤田議員登壇) ◆2番(澤田直己議員) 議案第167号 令和2年度吹田市一般会計補正予算(第13号)に対して、自由民主党絆の会を代表して賛成の立場から意見を申し述べます。 本市はこれまで、吹田市新型コロナウイルス感染症緊急対策アクションプランにおいて、今回の13号補正までに市負担分のみでも43億円を超える財政支出を行い、財政調整基金の取崩し額は当初予算分を除いて約50億円、残高は約18.5億円となりました。 コロナの長期化により、吹田市を取り巻く環境は不確実性を増しており、地域経済や市民生活はますます疲弊してきております。今後の財政の見通しも立てにくい状況が続きますが、そのような状況下においても、さらなる感染症対策の徹底と社会経済活動の維持の両立を図っていかなければなりません。 これまで実施されたアクションプランの財源の多くは、国の地方創生臨時交付金となります。現在、国で議論されている第3次補正予算の中には、追加分として1.5兆円が含まれていますが、これまでの交付金額を参考にすると、国の補正予算が可決した場合、吹田市には今後、約10億円程度交付されることが予測できます。年度内に執行しなければならないのか、繰越しできるかなどの詳細は未定ですが、入りがあるという前提で、コロナ第3波が吹き荒れるさなか、市民生活や地域経済・感染防止対策等において何が必要とされているのかしっかりと調査し、今から準備をしていただきたいと思います。 また、これまで行ったアクションプランの中でも特に費用対効果が高かったと思われるものについては、事業期間が終わっていたとしても、もう一度実施するなど、追加のアクションプランを迅速に講じていただきますよう要望します。 また、ふるさと納税に係る補正予算案について、本市は今年度の夏から返礼品の送付を開始したことで実績がなかった。先ほど、いろいろと状況が変わったということもあったと、そういう答弁がありましたので、寄附申込みの想定が困難であったということは一定理解をいたしますが、今後、このようなタイミングでの提案が極力されることがないよう、しっかりと情報収集に努めた上で精査していただくよう要望しておきます。 また、本市が返礼品送付を開始した時点と現時点では、返礼品に対する国の見解にも変化が見られます。一例を申し上げると、本市に本拠地を構えるガンバ大阪のユニホームは、以前であれば吹田市で製造されているか、ユニホームに吹田市の名前やすいたんのロゴがプリントされていなければ対象でないという認識でしたが、現在はプリントされていなくても対象になると読み取れる見解に変わっています。であれば、本市からもパートナーシップ協定を締結しているガンバ大阪に積極的に働きかけていただくよう要望しておきます。 また、本市はこれまで、他市へのふるさと納税による減収分が平成31年度課税分で約12億円となっておりました。今後、コロナの影響で大幅な税収減が予測され、その後の見込みも立たない中、ふるさと納税制度による寄附金は貴重な税外収入となりますので、これまで以上にふるさと納税の返礼品を充実させ、本市の魅力発信、地元企業支援、税外収入の確保に努めていただくよう要望します。 以上、意見とさせていただきます。 ○木村裕議長 以上で討論を終わり、議案第167号を採決いたします。 本件について原案どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第167号は原案どおり可決されました。----------------------------------- ○木村裕議長 次に、日程18 議案第168号を議題といたします。 理事者の説明を求めます。市長。   (市長登壇) ◎後藤圭二市長 ただいま御上程いただきました議案第168号 吹田市教育委員会教育長の選任につきまして御説明を申し上げます。 追加議案書の5ページを御覧いただきたいと存じます。 本年12月23日付をもって任期満了となられます原田 勝教育委員会教育長の後任につきましては、西川俊孝氏を選任いたしたいと存じます。 同氏は議案書6ページの経歴書のとおり、昭和53年(1978年)に本市岸部第二小学校教諭となられて以来、東佐井寺小学校長、教育委員会事務局理事、学校教育部長等の要職を歴任されました。 また、平成23年から平成25年までは本市教育委員会委員教育委員会教育長として、平成28年からは摂津市教育委員会委員として立派にその職責を果たされ、人格、識見ともに本市教育委員会教育長として最適の方と考え、御提案申し上げるものでございます。 よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願いを申し上げます。 ○木村裕議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。3番 馬場議員。   (3番馬場議員登壇) ◆3番(馬場慶次郎議員) 御提案の西川俊孝氏が人格、識見ともに優れた人物であることはよく存じております。それを踏まえた上で、市長の考えを確認させていただきます。 1、平成29年11月議会において、教育長が行政出身者となり、教育現場出身者が教育委員会委員にいなくなることで教育現場の声が届きにくくなるなどの不具合が生じないか尋ねたところ、教育委員会事務局には多くの教育職員がおり、教育現場と行政が力を合わせ、本市の誇りある教育行政を進めていくとの答弁でした。この間、教育現場と行政の連携や意思疎通は十分に機能していたと評価しているか、御所見をお聞かせください。 2、同じくいじめ等の学校現場の問題解決のためには、現場を熟知した教育職からの登用も選択肢ではないかとの質問に対し、新制度における教育長は現場の熟知だけでは足りず、学校現場と行政、それぞれについて深く理解をしている人物がならなければならないとの答弁でした。原田氏は行政職出身であり、西川氏は教育職出身です。前任者以上に教育現場を熟知した人物のほうが好ましいという判断があったのか、お答えください。 3、今議会の本会議において、教育長の人選について重視することの一つとして、本市の教育委員会が抱える課題に精通していることを挙げられました。本市の教育委員会が抱えている課題に関し、市長の認識及び西川氏と共有できている点、できていない点についてお示しください。 4、同じく重視することとして、その解決能力、ビジョン、情熱を持っていることを挙げられました。西川氏が抱くビジョンとその実現に向けた方策についてもお聞きだと思いますが、その中で共感されている点や評価されている点をお示しください。 5、西川氏は教育長の職を離れ7年がたちます。西川氏の再登板は、この間、教育長を任せ得る人材がほかに育っていなかったとも言えるのではないでしょうか。教育行政に関する人材育成についてはどこの部署が責任を持つべきなのか、また人材育成の現状についてお示しください。 6、教育行政を推進するスペシャリストとして、民間企業等経験者を起用するに至らなかったことの理由をお答えください。 以上で、1回目の質問を終わります。 ○木村裕議長 市長。   (市長登壇) ◎後藤圭二市長 6点の御質問を頂きました。 本会議の御答弁でも申し上げましたが、適任者を定め就任を依頼をし、受諾をしていただくという責務と、候補者を議会に推薦をさせていただくという手続、その責任は私、市長にございます。その上で、御質問に端的にお答えしたいと思います。 まず1点目、教育現場と行政の連携や意思疎通は十分機能してきたか。はい、そう努めてまいりました。それに対する自己評価はいたしません。 2点目、行政職出身、教育職出身、そういうお言葉がありました。教育現場を熟知した人物のほうが好ましいという判断があったのかどうか。これは、教育長という組織の長に必要なのは、ガバナンス能力とリーダーシップであり、その上で特に重視すべき点をさきの御答弁で3点挙げさせていただきました。 これまで積み重ねてきた専門性を軸に、組織全体の強みを引き出すという点においては、何職が望ましいという判断はございません。市長として総合的に判断をし、責任を持って推薦をさせていただきました。 3点目と4点目を併せてお答えいたします。教育委員会が抱えている課題、これを共有できてるか、それから推薦をさせていただいている西川氏と共感できてるか、その評価はどうかということです。 これは、吹田の子供を吹田市が責任を持って教育をするという根本的な思い、考え方を共有しているからこそ依頼をし、推薦に至ったということです。 5点目ですが、人材育成というお言葉が出てきました。特別職にふさわしい人材を育成するという発想には正直驚かされました。若手・中堅職員に使う用語。中間管理職以上、それ以上の上級管理職に対しては、自己の責任において成長するもの、それを適材適所で登用するというのが人事の基本です。そういう意味で、ふさわしい人材でおられる方にお願いをするという私の考えとは180度異なるものでございます。 6点目、民間企業経験者を起用する考えはなかったのか。これを否定するものではないということは、御答弁を以前も申し上げました。その上で、今回なぜ依頼しなかったか、それは民間企業経験者にその人材を求める必要に至らなかったということでございます。 以上でございます。 ○木村裕議長 3番 馬場議員。   (3番馬場議員登壇) ◆3番(馬場慶次郎議員) 1点だけ、吹田市教育委員会が抱えている課題ですね、具体的に何が課題なのかということについての市長の認識をお聞かせください。 ○木村裕議長 市長。   (市長登壇) ◎後藤圭二市長 当然のことですが、健全な教育環境を維持し、子供たちに責任を持って教育の機会を与え、人材を育成、それこそ子供、人材を育成をする。これは、教育の根本に何ら変わりません。それを維持し、さらに強化をしていくという考えです。 以上でございます。 ○木村裕議長 3番 馬場議員。   (3番馬場議員登壇) ◆3番(馬場慶次郎議員) そのためには何が不足してるのか、不足してないのかということをお伺いしております。時間がないのでまた改めてお伺いします。 以上で終わります。 ○木村裕議長 以上で質疑を終わります。 この際お諮りいたします。 本件選任に当たり、地方自治法第115条の2第2項の規定に基づき、参考人として教育委員会教育長候補者に出席を求め、所信表明を受けたいと存じます。これに異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、参考人として教育委員会教育長候補者に出席を求め、所信表明を受けることに決しました。 参考人への通知等の手続が必要であるため、しばらく休憩いたします。     (午前11時53分 休憩)-----------------------------------     (午後0時 再開) ○木村裕議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 これより、教育委員会教育長候補者から所信表明を受けることにいたします。   (教育委員会教育長候補者登壇) ◎西川俊孝教育委員会教育長候補者 後藤市長から吹田市教育委員会教育長に御推挙いただきました西川俊孝でございます。 本会議の開催中、貴重なお時間を頂き、私の所信を申し上げさせていただきます。 7年前に退任したとき、そのときにはもう一度この議場に入るなど考えもしませんでした。今回、この場に立つことになって第一に思いましたのが、子供たちにあしたも学校に行きたいと思ってほしいということです。そして、保護者の方にも安心して子供を学校に行かせたいと思ってほしいということです。 もちろん、学びは学校だけが全てではありません。しかし、基礎的な学力の定着を目指す学校は、同時に社会とつながり、自立の基礎を築いていく場でもあります。違う個性が出会う中で、時には摩擦や衝突もあるかもしれません。しかし、その中でも全ての子供が安心して学びに向かえる環境が必要です。そして、そこで最も大事な役割を果たすのが人の環境、子供たちに直接関わる教職員の存在だと考えています。 学校現場では若い教員が増えています。教職の経験の浅い教員だけとは限りませんが、子供や保護者と向き合い、その中で信頼される存在となるには授業はもちろん、授業外の学級経営などについても教員自身が学び、力をつけていくことが必要です。まずは、次代を担う管理職も含めて、教員、そして学校に関わる全ての教職員が地域ともつながりながら、吹田の子供たちのためにも職責を果たしていくことが重要だと考えています。 コロナ禍の下、厳しい状況ではありますが、あしたも学校に行きたい、安心して学校に行かせたい、学校がそのような場、そのような環境になるよう全力を尽くしたいと考えています。また、子供たちが義務教育を過ごした後についても、そのサポート体制などについて、関係機関との連携をより強化しなければならないというふうに考えています。 人生100年時代と言われています。その中にあって、地域教育では、市民の皆さんが生涯を通して様々な人たち、多様な世代の人たちと関わる中で、自己を磨くと同時に社会貢献も含めて社会とつながっていくこと、それが求められていると考えます。そのために、市の施設も有効に機能させながら、持続可能な学習のネットワークを構築し、地域の力を生かした学びの支援を進めたいと考えています。 情報通信やAIなどの急速な技術革新、グローバル化が進んでいく社会、近年の気候変動に起因すると思われる異常気象、そしてこのコロナ禍です。平成27年4月1日に施行された新しい教育委員会制度の下、教育長の果たす役割はますます重く、責任はより厳しいものと感じております。微力ではありますが、吹田市の教育の充実、発展に向けて全力で取り組む決意です。 以上、私の所信とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。 ○木村裕議長 所信表明が終わりました。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。26番 井口議員。   (26番井口議員登壇) ◆26番(井口直美議員) 議案第168号の吹田市教育委員会委員長の選任について、大阪維新の会・吹田を代表して意見を申し述べます。 新たな教育制度により、総合教育会議の設定や教育の大綱の作成が新たに設けられ、市長の教育行政の関わり方が重要になっている中、今議会で教育長の選任の議案が提案されました。教育行政の第一義的な責任者が教育長であり、その教育長を市長が議会の同意を得て直接任命することにより、市長の任命責任が明確にされています。 教育長の任命については、市の教育の方針、方向性を十分に考慮した上で、市長は前任の反省と改善点を踏まえ、本市の目指す教育行政を実施可能な人材を見いだすことが必至となります。そのためには、教育長の選任基準を明確に示す必要があるのではないでしょうか。 これまでの慣例によって教育関係者から選べば、その人材によって教育委員会と学校と連絡調整がスムーズに行え、それなりに効果も期待されるのかもしれません。しかし、教育現場が抱える幅広い課題には、あらゆる角度からの人選を考える必要があります。例えば、いじめ問題に力を入れていくにはその専門家の選任、また教育環境の整備に力を入れていくのであれば教育財源を外部から獲得できる人材、教員人事権の移譲などで全体のマネジメントが必要なら、他部署からの抜てきなど幅広い分野の力が必要だと考えます。 教育長の任命には議会の同意を得る必要がありますが、議会には市長の目指す教育行政、そのための選任基準も根拠も示されておらず、経歴のみが示されている状況で、どう判断をすればよいのでしょうか。我が会派の代表質問でも述べたとおり、本市はいじめの重大事態が幾度となく起こり、新型コロナウイルス感染症が発生した際は学校の休校による学習の遅れへの対応の遅さ、人事権移譲など教育委員会との温度差など、多くの課題が発覚しました。 これらの課題を解決すべく、議会もしっかりと教育長の人事が判断できるよう、今後、以下のことについて市長に強く要望をいたします。 1、市長の教育行政の方向性とそれに基づいた教育長の選任基準と根拠を明確に示すこと。 1、議会の同意が得られるよう、選任についての経緯の透明化を図り、任命を議会に諮る際には今後とも所信表明など丁寧な手続を行うこと。 1、目指す教育行政を実行させるために、次回以降の選任に当たっては、公募も含めた幅広い人選を検討されたい。 以上のことを強く求めておきます。 なお、このたび教育長に選任されようとする個人に対して異議を申し上げるものではなく、現在、本市は多くの課題を抱えているにもかかわらず、了承してくださったことに感謝と大きな期待をしているところでございます。 今後、本市と教育委員会、学校で十分な意思疎通を図り、子供たちのためにより一層御尽力いただきますよう願い、本件の賛成意見といたします。 ○木村裕議長 以上で討論を終わり、議案第168号を採決いたします。 本件について同意いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第168号は同意されました。 ただいま選任に同意されました西川俊孝氏から挨拶したい旨の申出がありますので、受けることにいたします。 ◎(西川俊孝氏) お礼の御挨拶を申し上げます。 このたびは、教育委員会教育長の選任に関しまして、議会の皆様から御同意を賜りまして、心よりお礼を申し上げます。 議長、副議長をはじめ議員の皆様におかれましては、今後とも教育行政につきまして、なお一層御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 また、市長、両副市長をはじめ理事者の皆様におかれましても、教育委員会に対しましての御理解と御支援を賜りますようお願いを申し上げます。 以上、甚だ簡単ではありますけれども、私からの心からのお礼とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)----------------------------------- ○木村裕議長 次に、日程19 議案第169号を議題といたします。 理事者の説明を求めます。市長。   (市長登壇) ◎後藤圭二市長 ただいま御上程いただきました議案第169号 吹田市教育委員会委員の選任につきまして御説明を申し上げます。 追加議案書の7ページを御覧いただきたいと存じます。 本年12月24日付をもって任期満了となります安達友基子氏の後任につきましては、引き続き同氏を選任いたしたいと存じます。 同氏は議案書8ページの経歴書のとおり、弁護士として法曹界の第一線におられまして、平成27年(2015年)から平成28年までは児童福祉審議会の委員として市政に御協力をいただき、また平成28年からは本市教育委員会委員として、令和元年からは東大阪市社会教育委員として立派にその職責を果たされ、人格、識見ともに本市教育委員会委員として最適の方と考え、御提案を申し上げるものでございます。 よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願いを申し上げます。 ○木村裕議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第169号を採決いたします。 本件について同意いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第169号は同意されました。----------------------------------- ○木村裕議長 次に、日程20 議案第170号を議題といたします。 理事者の説明を求めます。市長。   (市長登壇) ◎後藤圭二市長 ただいま御上程いただきました議案第170号 吹田市教育委員会委員の選任につきまして御説明申し上げます。 追加議案書の9ページを御覧いただきたいと存じます。 本年12月24日付をもって任期満了となります和泉愼次氏の後任につきましては、飴野仁子氏を選任いたしたいと存じます。 同氏は議案書10ページの経歴書のとおり、現在、関西大学商学部教授として御活躍される傍ら、センコーホールディングス株式会社社外取締役等としても御活躍中の方でございまして、人格、識見ともに本市教育委員会委員として最適の方と考え、御提案申し上げるものでございます。 よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願いを申し上げます。 ○木村裕議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第170号を採決いたします。 本件について同意いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第170号は同意されました。----------------------------------- ○木村裕議長 次に、日程21 市会議案第19号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。14番 川本議員。   (14番川本議員登壇) ◆14番(川本均議員) ただいま上程されました市会議案第19号につきまして、提案者を代表いたしまして説明いたします。 市会議案第19号は、政府及び国会に対し、不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。
    木村裕議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第19号を採決いたします。 本件について原案どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、市会議案第19号は原案どおり可決されました。----------------------------------- ○木村裕議長 次に、日程22 市会議案第20号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。32番 山根議員。   (32番山根議員登壇) ◆32番(山根建人議員) ただいま上程されました市会議案第20号につきまして、提案者を代表いたしまして説明いたします。 市会議案第20号は、政府及び国会に対し、老朽化した関西電力の原子力発電所の再稼働に反対し、廃炉を求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。 ○木村裕議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。24番 斎藤議員。   (24番斎藤議員登壇) ◆24番(斎藤晃議員) 市会議案第20号 老朽化した関西電力の原子力発電所の再稼働に反対し、廃炉を求める意見書案に賛同の立場から、以下申し上げます。 大阪維新の会は電力エネルギー施策については、脱原発依存、発送分離、独占見直し、自由化を基本的な考え方としております。また、関西電力幹部らの金品受領・便宜供与問題への対応は、一企業としての責任を果たされることはいまだありません。 大阪市は関西電力へ株主提案という形で原子力発電から多様なエネルギー源への転換をはじめ、情報開示による経営の透明性確保、所有分離による事業形態の革新などを求めてまいりましたが、株主総会では否決され現状に至ります。 原子力発電所の再稼働に当たっては、地元同意が不可欠であると考えます。高浜町長並びに町議会は同意したものの、福井県知事は慎重に確認を行うとのニュアンスの発言をしており、同意の決定がなされたわけではありませんが、不同意と断定できる状況でもありません。 それに加えて、景況感への配慮の面からもデリケートな問題と捉えており、この2点について動向、状況を注視した上で再稼働の判断には慎重な対応こそ求める必要があると考えるところであります。 しかしながら、本意見書案は脱原発依存推進にかなうところであり、加えて高い公益性、社会的責任、ガバナンスが求められる関西電力株式会社に対しては、福井県や大阪市だけではなく、多くのステークホルダーがあらゆる機会を通じて、企業風土改革と経営体質改善を求める必要性は強く認めるところであります。 以上、意見としまして、老朽化した関西電力の原子力発電所の再稼働に反対し、廃炉を求める意見書案に賛同します。 ○木村裕議長 以上で討論を終わり、市会議案第20号を採決いたします。 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。   (賛成者起立) 起立者少数であります。よって、市会議案第20号は否決されました。----------------------------------- ○木村裕議長 次に、日程23 市会議案第21号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。32番 山根議員。   (32番山根議員登壇) ◆32番(山根建人議員) ただいま上程されました市会議案第21号につきまして、提案者を代表いたしまして説明いたします。 市会議案第21号は、政府及び国会に対し、コロナ禍の下で年金を減額する制度の適用は中止し、年金支給額の改善を求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。 ○木村裕議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第21号を採決いたします。 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。   (賛成者起立) 起立者少数であります。よって、市会議案第21号は否決されました。----------------------------------- ○木村裕議長 次に、日程24 市会議案第22号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。7番 石川議員。   (7番石川議員登壇) ◆7番(石川勝議員) ただいま上程されました市会議案第22号につきまして、提案者を代表いたしまして説明いたします。 市会議案第22号は、政府及び国会に対し、尖閣諸島周辺海域での中国公船による漁船追尾などに関する意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。 ○木村裕議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第22号を採決いたします。 本件について原案どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、市会議案第22号は原案どおり可決されました。----------------------------------- ○木村裕議長 お諮りいたします。この際、別紙、お手元に配付いたしてあります日程1件を日程に追加し、議題といたしたいと存じます。これに異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、別紙、お手元に配付いたしてあります日程1件を日程に追加し、議題とすることに決しました。----------------------------------- ○木村裕議長 次に、日程25 市会議案第23号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。14番 川本議員。   (14番川本議員登壇) ◆14番(川本均議員) ただいま上程されました市会議案第23号につきまして、提案者を代表いたしまして説明いたします。 市会議案第23号は、政府及び国会に対し、少人数学級の実現を求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。 ○木村裕議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第23号を採決いたします。 本件について原案どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、市会議案第23号は原案どおり可決されました。----------------------------------- ○木村裕議長 それでは、事務局職員に追加の議事日程等を配付させます。   (追加の議事日程等配付) お諮りいたします。この際、別紙、お手元に配付いたしてあります日程1件を日程に追加し、議題といたしたいと存じます。これに異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、別紙、お手元に配付いたしてあります日程1件を日程に追加し、議題とすることに決しました。----------------------------------- ○木村裕議長 日程26 議席の変更についてを議題といたします。 新型コロナウイルスの感染防止を図るため、本日の本会議の冒頭に議席の変更を御承認いただき、議事説明員側の座席も含めて議員に間隔を空けて座っていただいて議事を進行してまいりましたが、先ほど全ての議案の採決が終了いたしましたので、従来の議席に戻っていただくため、別紙、お手元に配付いたしてあります変更後の議席表のとおり議席を変更いたしたいと思います。 お諮りいたします。ただいま申し上げましたとおり、議席を変更することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、ただいま申し上げましたとおり、議席を変更することに決しました。 議席変更後も引き続き議席間を空ける必要がありますことから、議事説明員側に座っていただいている議員に退席して別室等で視聴していただくため、しばらく休憩いたします。     (午後0時28分 休憩)-----------------------------------     (午後0時30分 再開) ○木村裕議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 以上で、日程は終了いたしました。 閉会に先立ち、市長の挨拶を受けることにいたします。市長。   (市長登壇) ◎後藤圭二市長 11月定例会の閉会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。 御提案をいたしました諸議案につきまして、本日追加提案をさせていただいた新型コロナウイルス感染症緊急対策アクションプランに基づく関連予算案や人選案件等も含めまして御可決を賜り、厚くお礼を申し上げます。 引き続き議会とともに、市民生活をはじめ事業活動や医療・福祉現場、学習活動を支えてまいります。 ここ数日の全国の都市部において、非常に厳しい状況となっております。12月3日に大阪府としても医療崩壊の危機を示す赤信号を点灯されました。本来助けられる命も助けられないといった、あってはならない事態が目前に迫っております。 年末年始には人と会う機会が増えることと存じますが、市民の皆様には食、運動、睡眠といった健全な生活習慣を維持した上で、特に急がない用事での外出を控えていただくこと、自分を守り、人を感染させないためマスクを着用していただくこと、外出から戻った際には入念に手を洗っていただくこと、この3点を強くお願いをいたします。 以上、本年最後の定例会の閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○木村裕議長 11月定例会を閉じるに当たり、私からも一言お礼の御挨拶を申し上げます。 本定例会につきましては、11月26日からの会期で開催してまいりましたが、新型コロナウイルス感染症について、11月22日には大阪府内で過去最多となる490名の新規感染者が確認され、それに伴い本市においても、これまでよりさらに多くの新規感染者が確認される状況が見られるようになりました。 また、12月3日からは大阪府独自の感染拡大状況の判断基準となる大阪モデルにおいて、府内の感染拡大状況が非常事態であることを示すレッドステージ、いわゆる赤信号の状態に移行しており、引き続き予断を許さない極めて厳しい状況の中での開催となりました。 そのため、本定例会につきましても、さきの5月定例会や9月定例会、4月以降に4回開催した臨時会と同様に、議員や議事説明員の座席の間隔をできる限り空けた配置とするなど、感染拡大防止等に十分配慮した運営を行ってまいりました。 また、高い水準の人数で推移している新規感染者への対応や、新型コロナウイルス感染症緊急対策アクションプランの事業の実施等で繁忙な理事者にも配慮が必要であることから、議員各位の御理解と御協力の下、本会議での代表質問、質問に係る各会派の割当て時間を、さきの9月定例会に引き続き、通常議員1人当たり15分で算出しているところを10分に短縮するなど、通常の定例会とは異なった運営を行ってまいりました。 このような取組により、かなりの制約が伴いましたが、去る11月26日より連日にわたり御熱心に御審議いただき、本日無事に閉会の運びに至りましたことを厚く御礼を申し上げます。 市議会といたしましては、市民の皆様が新しい生活様式の中で日常生活を安心、安全に過ごしていただけるよう、今後も全力で取り組んでまいる所存でありますので、よろしくお願いを申し上げます。 また、理事者各位におかれましては、閉会後も繁忙な状況が続くと存じますが、引き続きコロナ禍で厳しい状況にある市民や事業者のために御尽力賜りますようにお願い申し上げます。 新型コロナウイルス感染症に大きな影響を受けた本年も残り僅かとなりました。年末年始は、これまでのように御家族が集まって過ごすことができないかもしれませんが、新しい生活様式の下、皆様がそれぞれよき新年をお迎えになられますよう心からお祈り申し上げます。 これにて本日の会議を閉じるとともに、11月定例会を閉会いたします。     (午後0時33分 閉会)-----------------------------------  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。吹田市議会議長木村 裕 吹田市議会議員吉瀬武司 吹田市議会議員竹村博之...