吹田市議会 > 2020-03-23 >
03月23日-06号

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  1. 吹田市議会 2020-03-23
    03月23日-06号


    取得元: 吹田市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-09
    令和 2年  2月 定例会            吹田市議会会議録6号                          令和2年2月定例会-----------------------------------◯議事日程 令和2年3月23日 午前10時開議 1 議案第1号 吹田市長等の損害賠償責任の一部免除に関する条例の制定について 2 議案第2号 吹田市動物の愛護及び管理に関する法律施行条例の制定について 3 議案第3号 吹田市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について 4 議案第4号 吹田市市税条例の一部を改正する条例の制定について 5 議案第5号 吹田市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について 6 議案第6号 吹田市立教育保育施設条例の一部を改正する条例の制定について 7 議案第7号 執行機関の附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定について 8 議案第8号 執行機関の附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定について 9 議案第9号 吹田市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について 10 議案第10号 吹田市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について 11 議案第11号 吹田市立休日急病診療所条例の一部を改正する条例の制定について 12 議案第12号 執行機関の附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定について 13 議案第13号 吹田市浄化槽保守点検業者の登録に関する条例の一部を改正する条例の制定について 14 議案第14号 吹田市手数料条例の一部を改正する条例の制定について 15 議案第15号 千里ニュータウン地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について 16 議案第16号 予算で定める重要な資産の取得及び処分、議会の同意を要する賠償責任の免除並びに議会の議決を要する負担付きの寄附の受領等について定める条例及び吹田市監査委員に関する条例の一部を改正する条例の制定について 17 議案第17号 執行機関の附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定について 18 議案第18号 吹田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について 19 議案第22号 包括外部監査契約の締結について 20 議案第23号 地方独立行政法人市立吹田市民病院定款の一部変更について 21 議案第24号 市道路線の認定及び廃止について  +議案第36号 令和元年度吹田市一般会計補正予算(第9号)  |議案第37号 令和元年度吹田市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)  |議案第38号 令和元年度吹田市交通災害・火災等共済特別会計補正予算(第2号  |      )  |議案第39号 令和元年度吹田市勤労者福祉共済特別会計補正予算(第2号) 22|議案第40号 令和元年度吹田市介護保険特別会計補正予算(第4号)  |議案第41号 令和元年度吹田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)  |議案第42号 令和元年度吹田市病院事業債管理特別会計補正予算(第2号)  |議案第43号 令和元年度吹田市水道事業会計補正予算(第3号)  |議案第44号 令和元年度吹田市下水道事業会計補正予算(第3号)  +議案第45号 令和元年度吹田市一般会計補正予算(第10号) 23 議案第25号 令和2年度吹田市一般会計予算 24 議案第26号 令和2年度吹田市国民健康保険特別会計予算  +議案第27号 令和2年度吹田市部落財産特別会計予算  |議案第28号 令和2年度吹田市勤労者福祉共済特別会計予算  |議案第30号 令和2年度吹田市後期高齢者医療特別会計予算 25|議案第31号 令和2年度吹田市公共用地先行取得特別会計予算  |議案第32号 令和2年度吹田市病院事業債管理特別会計予算  |議案第33号 令和2年度吹田市母子父子寡婦福祉資金貸付特別会計予算  |議案第34号 令和2年度吹田市水道事業会計予算  +議案第35号 令和2年度吹田市下水道事業会計予算 26 議案第29号 令和2年度吹田市介護保険特別会計予算 27 請願第1号 国民健康保険料の負担軽減を求める請願  +議案第19号 (仮称)南千里駅前公共公益施設整備事業契約の一部変更について 28|議案第20号 吹田市文化会館改修工事請負契約の一部変更について  |議案第21号 吹田市立健都ライブラリー建設工事(建築工事)請負契約の一部変  +      更について 29 議案第46号 令和元年度吹田市一般会計補正予算(第11号) 30 議案第47号 吹田市副市長の選任について 31 議案第48号 吹田市監査委員の選任について 32 議案第49号 吹田市固定資産評価審査委員会委員の選任について 33 市会議案第1号 人権擁護委員の推薦に関する意見について 34 市会議案第2号 種苗法改正案の撤回を求める意見書 35 市会議案第3号 消費税率5%への引下げを求める意見書 36 常任委員会の所管事項に関する事務調査について-----------------------------------◯付議事件 議事日程のとおり-----------------------------------◯出席議員  36名    1番 泉井智弘     2番 澤田直己    3番 馬場慶次郎    4番 五十川有香    5番 池渕佐知子    6番 有澤由真    7番 石川 勝     8番 後藤恭平    9番 浜川 剛     10番 白石 透    11番 石田就平     12番 生野秀昭    13番 西岡友和     14番 川本 均    15番 木村 裕     16番 山本 力    17番 矢野伸一郎    18番 井上真佐美    19番 野田泰弘     20番 藤木栄亮    21番 里野善徳     22番 高村将敏    23番 橋本 潤     24番 斎藤 晃    25番 松尾翔太     26番 井口直美    27番 益田洋平     28番 吉瀬武司    29番 小北一美     30番 坂口妙子    31番 村口久美子    32番 山根建人    33番 玉井美樹子    34番 柿原真生    35番 塩見みゆき    36番 竹村博之-----------------------------------◯欠席議員  0名-----------------------------------◯出席説明員 市長        後藤圭二   副市長       春藤尚久 副市長       辰谷義明   水道事業管理者   前田 聡 危機管理監     清水康司   総務部長      小西義人 行政経営部長    稲田 勲   税務部長      小林祐司 市民部長      高田徳也   都市魅力部長    井田一雄 児童部長      中野 勝   福祉部長      後藤 仁 健康医療部長    山下栄治   環境部長      中嶋勝宏 都市計画部長    乾  詮   土木部長      松本利久 下水道部長     竹嶋秀人   会計管理者     岩田 恵 消防長       村上和則   水道部長      岡本 武 健康医療審議監   舟津謙一   理事        平田美恵子 理事        中川明仁   理事        大山達也 理事        伊藤 登   理事        宮田信樹 教育長       原田 勝   学校教育部長    橋本敏子 地域教育部長    木戸 誠   教育監       大江慶博-----------------------------------◯出席事務局職員 局長        宮田 丈   次長        古川純子 総括参事      岡本太郎   参事        二宮清之 主幹        守田祐介   主査        稲見敦史 主任        木村 剛-----------------------------------     (午前10時32分 開議) ○吉瀬武司議長 ただいまから2月定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。 諸般の報告をいたします。 本日の応招議員は36名でありまして、病気その他の理由による欠席届出者はありません。 本日の議事日程はお手元に配付いたしてありますので、それにより御承知願います。 本日の署名議員を私から指名いたします。 1番 泉井議員、15番 木村議員、以上両議員にお願いいたします。 なお、新型コロナウイルス感染症に係る緊急対応が必要になった場合は、議事説明員の離席を認めるとともに、休憩時間を柔軟に確保するなど、本会議の運営において配慮する申し合わせをしておりますので、御承知願います。 これより議事に入ります。-----------------------------------吉瀬武司議長 日程1 議案第1号を議題といたします。 本件につきましては、理事者から撤回についての申し出がありますので、ただいまから説明を受けることにいたします。春藤副市長。   (春藤副市長登壇) ◎春藤尚久副市長 御上程いただきました議案第1号 吹田市長等の損害賠償責任の一部免除に関する条例の制定につきまして、謹んで原案の撤回をお願い申し上げます。 本案につきましては、財政総務常任委員会での御意見や御指摘を踏まえまして、取り下げをさせていただきたいと存じますので、よろしく御承認賜りますようにお願い申し上げます。 ○吉瀬武司議長 お諮りいたします。 ただいま理事者から説明のありました撤回について、これを承認することに異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第1号の撤回について承認することに決しました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程2 議案第2号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、健康福祉常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。3番 馬場議員。   (3番馬場議員登壇) ◆3番(馬場慶次郎議員) 過日の本会議におきまして、健康福祉常任委員会に付託されました議案第2号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、中核市への移行に伴い、動物の愛護及び管理に関する法律の施行に関し必要な事項を定めようとするものであります。 委員からは 1 動物愛護管理員となる獣医師等の採用状況 2 引き取った動物の取り扱いについての市の基本姿勢 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第2号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。 ○吉瀬武司議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第2号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第2号は原案どおり可決されました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程3 議案第3号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、財政総務常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。8番 後藤議員。   (8番後藤議員登壇) ◆8番(後藤恭平議員) 過日の本会議におきまして、財政総務常任委員会に付託されました議案第3号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、市内に居住する職員の住居手当を改定しようとするものであります。 委員からは 1 市外居住者への手当を廃止した上で、市内居住者への手当を増額するなど、市内居住率の向上という目的がより明確になる制度設計の検討 2 具体的な効果を検証した上で、本案を提案する必要性 3 新型コロナウイルス感染症対策により新たな財政負担が必要となる可能性がある中で、手当を増額することの是非 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見を述べて退席した委員が二人あり、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第3号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。 ○吉瀬武司議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。25番 松尾議員。   (25番松尾議員登壇) ◆25番(松尾翔太議員) 議案第3号 吹田市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場から意見を申し上げます。 本提案の内容は、本市在住の39歳までの職員の住居手当を5,000円加算するものであります。職員の市内居住率が低下していることへの問題意識、そしてそれに歯どめをかけることへの必要性及び災害時の職員の駆けつけを提案理由とされていますが、職員には居住移転の自由があり、それに対する配慮に欠けていること、また5,000円増額したとき、どの程度職員が吹田市内に転居してくるかといった想定やシミュレーションもされていない中での提案だということが明らかになりました。 さらに、今後本市としてコロナウイルス対応により想定外の費用がかかるのが明らかである中で、この時期の住居手当アップは市民理解が得られないものと考えます。 コストの面においても、市内在住の職員が全員市役所周辺に住めば、交通費と住居手当で相殺はできますが、下新庄や淡路などに例えば住んでいる職員が亥の子谷や五月が丘など、通勤にバスなども要する場所に引っ越しをした場合、市内居住率は高まりますが、住居手当も交通費もともに増額する可能性があり、相殺どころか費用が膨張することは委員会において総務部が答弁したとおりであります。 最後に、先ほど申し上げた職員に保障されている居住移転の自由がある中で、どうしても住居手当を用いて職員の市内居住率を高めようという方向性が揺るがないのであれば、箕面市が行っているように市内の職員には一定額を支給、市外に住んでいる職員への住居手当をゼロにするといった増額ではない費用を抑制できる形での提案を求めまして、反対といたします。 ○吉瀬武司議長 5番 池渕議員。   (5番池渕議員登壇) ◆5番(池渕佐知子議員) 議案第3号 吹田市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場で討論いたします。 本条例案は、住居手当が支給される職員で市内居住、かつ39歳に達する日の属する年度末まで、住居手当月額2万7,000円に5,000円加算支給するため、条例改正するとのことです。 条例提案に至った背景として、議案参考資料によれば、近年職員の市内居住率が徐々に下がっている、災害時における職員の駆けつけの観点から市内居住率の減少に歯どめをかける必要性が生じている、職員が吹田市民として暮らすことで、日常生活の中での気づきが行政サービスに生かされることも期待されるとのことでした。 職員の市内居住率が徐々に下がっているとのことですが、市内居住者数及び職員数の平成31年度対平成27年度比では、それぞれ98.9%、106.7%であり、職員数の伸びに比して市内居住者数が伸びないため、市内居住率が徐々に下がっているように見えるだけではないのでしょうか。 また、住居手当に市内優遇措置がある近隣自治体の職員市内居住率も50%前後となっており、市内優遇措置がない吹田市の市内居住率48.3%は他市に比べて殊さら低いとは言えず、このタイミングで同じような住居手当の市内優遇措置をしたとしても、職員の市内居住率がふえるとは考えにくいです。 災害時の職員の駆けつけという点から、市内居住職員をふやすために優遇策を検討するということについては、職員が駆けつけやすいところ、つまり公共交通に頼らず、自力で移動できるところに居住していただくことは災害対応の点からは望ましいと言えます。ただし、公共交通に頼らず自力で移動できるというのは、例えば徒歩や自転車などで移動できる場所であって、橋や隧道を通らなくてもよい場所になりますが、このような条件が吹田市内全域に当てはまるかといえばそうではありません。隣接市に居住していても当てはまる場合もあります。 つまり、市内であっても、市庁舎などに距離のある地域も当然ながら多いため、市内、市外を問わず、公共交通機関を用いることなく庁舎に駆けつけることができる範囲内に居住する者を対象とするほうがこの条例の目的に対して明確と言えます。 しかし、そもそも日本国憲法において公共の福祉に反しない限り居住の自由を有するとあり、市職員に対して、市外に居住する理由、市内に居住する理由の調査は、居住の自由もあり行っていないとのことでした。それならなおさらのこと、現状の住居手当の額では不足していることが市外に居住する理由の一つであるということは不明であり、今回提案の住居手当を増額することが市内居住率を増加させることにつながるという客観的根拠もありません。 また、吹田市民として暮らすことで行政サービスに生かされることについては、逆に他の自治体に居住する職員が、本市と居住自治体との行政サービスを比較することにより、本市の行政サービス向上に生かせることも期待できることから、市内居住率をアップさせる理由にはなりません。 そして何より、今回の手当はどのくらいの居住率となるまで行うのかなどの明確な達成目標が示されておらず、改正条例案には期間の定めや区切り等も明記されていません。 以上のことから、条例案について反対します。 なお、市職員が吹田市に住まれること自体を否定するつもりは全くなく、むしろ歓迎いたしますが、それを市として金銭面で動機づけるのではなく、吹田市の市民サービスに魅力を感じられるような施策に対して予算を充てることによって、市職員もまた吹田市内居住者がふえることにつながるようにすべきであります。 また、職員の方々の待遇として必要であるというのであれば、住居手当ではなく、他市に比べて低い若年層の初任給等を含めた給与等全体の課題に向き合うことが妥当であることをつけ加えておきます。 以上、意見といたします。 ○吉瀬武司議長 以上で討論を終わり、議案第3号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認することに賛成の方は起立願います。   (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第3号は原案どおり可決されました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程4 議案第4号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして財政総務常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。8番 後藤議員。   (8番後藤議員登壇) ◆8番(後藤恭平議員) 過日の本会議におきまして、財政総務常任委員会に付託されました議案第4号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、地方税法の一部改正に伴い、個人市民税の基礎控除額の改定等を行おうとするものであります。 委員からは 1 条例改正に伴う本市の各事業への影響を早期に把握し、新たな市民負担が生じないよう全庁で対応する必要性 2 情報を提供するだけでなく、事業所管部局が対応策の検討を進めるよう、税務部から積極的に働きかける必要性 3 影響を受ける事業への今後の対応が、事業によって異なる理由 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する賛成意見が1件あり、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第4号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。 ○吉瀬武司議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第4号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第4号は原案どおり可決されました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程5 議案第5号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、文教市民常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。9番 浜川議員。   (9番浜川議員登壇) ◆9番(浜川剛議員) 過日の本会議におきまして、文教市民常任委員会に付託されました議案第5号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、成年被後見人に関し、印鑑登録の登録資格を見直そうとするものであります。 委員からは 1 成年被後見人の印鑑登録手続に後見人の同伴を求める理由 2 登録資格を見直すことになった経緯 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第5号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
    吉瀬武司議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第5号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第5号は原案どおり可決されました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程6 議案第6号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、健康福祉常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。3番 馬場議員。   (3番馬場議員登壇) ◆3番(馬場慶次郎議員) 過日の本会議におきまして、健康福祉常任委員会に付託されました議案第6号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、認定こども園吹田南幼稚園の位置を変更しようとするものであります。 委員からは 移転予定地における地中埋設物の撤去による開園への影響 について質問がありました。 以上が質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第6号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。 ○吉瀬武司議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第6号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第6号は原案どおり可決されました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程7 議案第7号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、健康福祉常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。3番 馬場議員。   (3番馬場議員登壇) ◆3番(馬場慶次郎議員) 過日の本会議におきまして、健康福祉常任委員会に付託されました議案第7号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、市長の附属機関として認知症総合支援業務委託事業者選定等委員会を置こうとするものであります。 委員からは 1 認知症総合支援業務委託事業者選定等委員会の設置目的 2 同委員会を業務開始時に設置しなかった理由 3 認知症初期集中支援チームの増加見込み などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第7号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。 ○吉瀬武司議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第7号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第7号は原案どおり可決されました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程8 議案第8号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、健康福祉常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。3番 馬場議員。   (3番馬場議員登壇) ◆3番(馬場慶次郎議員) 過日の本会議におきまして、健康福祉常任委員会に付託されました議案第8号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、市長の附属機関として地域活動支援センター業務委託事業者選定等委員会を置こうとするものであります。 委員からは 新たに設置する地域活動支援センターの事業形態を既存のセンターと異なるものにする理由 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第8号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。 ○吉瀬武司議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第8号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第8号は原案どおり可決されました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程9 議案第9号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、健康福祉常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。3番 馬場議員。   (3番馬場議員登壇) ◆3番(馬場慶次郎議員) 過日の本会議におきまして、健康福祉常任委員会に付託されました議案第9号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、普通徴収の保険料の徴収方法を変更しようとするものであります。 委員からは 1期当たりの納付額がふえることに対する低所得者への配慮 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第9号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。 ○吉瀬武司議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第9号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第9号は原案どおり可決されました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程10 議案第10号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、健康福祉常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。3番 馬場議員。   (3番馬場議員登壇) ◆3番(馬場慶次郎議員) 過日の本会議におきまして、健康福祉常任委員会に付託されました議案第10号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、国民健康保険法施行令の改正内容に準じ、賦課限度額の改定等を行おうとするものであります。 委員からは 1 賦課限度額のさらなる引き上げの可能性 2 累積赤字解消後の保険料軽減の可否 3 府内での保険料率の統一化により保険料が増額する多子世帯に対する国の支援 4 保険料の軽減措置を受けている世帯の割合 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する反対意見が1件あり、続いて採決しましたところ、賛成者多数で議案第10号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。 ○吉瀬武司議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第10号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認することに賛成の方は起立願います。   (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第10号は原案どおり可決されました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程11 議案第11号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、健康福祉常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。3番 馬場議員。   (3番馬場議員登壇) ◆3番(馬場慶次郎議員) 過日の本会議におきまして、健康福祉常任委員会に付託されました議案第11号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、休日急病診療所の位置を変更しようとするものであります。 委員からは 移転後の医師等の勤務体制 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第11号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。 ○吉瀬武司議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第11号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第11号は原案どおり可決されました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程12 議案第12号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、建設環境常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。10番 白石議員。   (10番白石議員登壇) ◆10番(白石透議員) 過日の本会議におきまして、建設環境常任委員会に付託されました議案第12号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、市長の附属機関としてESCO事業者選定委員会を置こうとするものであります。 委員からは 1 事業者選定の公平性を担保した委員の選任 2 応募事業者数の見込み 3 市役所本庁舎におけるESCO事業の実施経費及びその効果額の詳細 4 一般的な設備改修と同事業との省エネルギー効果の差を詳細に比較する必要性 5 同事業の実施期間を10年間とする理由 6 省エネルギー効果が当初の見込みに達しない場合の対応 7 同事業と吹田市役所エコオフィスプランとの関連性 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第12号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。 ○吉瀬武司議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第12号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第12号は原案どおり可決されました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程13 議案第13号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、建設環境常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。10番 白石議員。   (10番白石議員登壇) ◆10番(白石透議員) 過日の本会議におきまして、建設環境常任委員会に付託されました議案第13号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、浄化槽法の一部改正に伴い、浄化槽保守点検業者の遵守事項を追加しようとするものであります。 委員からは 提案時期が今定例会となった理由 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第13号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。 ○吉瀬武司議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第13号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第13号は原案どおり可決されました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程14 議案第14号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、建設環境常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。10番 白石議員。   (10番白石議員登壇) ◆10番(白石透議員) 過日の本会議におきまして、建設環境常任委員会に付託されました議案第14号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部改正等に伴い、複数建築物に係る建築物エネルギー消費性能向上計画の認定の申請等に対する審査手数料の設定等を行おうとするものであります。 委員からは 1 審査手数料の算定根拠 2 申請対象となる建築物 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第14号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。 ○吉瀬武司議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第14号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第14号は原案どおり可決されました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程15 議案第15号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、建設環境常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。10番 白石議員。   (10番白石議員登壇) ◆10番(白石透議員) 過日の本会議におきまして、建設環境常任委員会に付託されました議案第15号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、北部大阪都市計画千里ニュータウン地区地区計画に新たに追加した地区整備計画の区域内における建築物に関する制限を定めようとするものであります。 本案に対する質問、意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第15号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。 ○吉瀬武司議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第15号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第15号は原案どおり可決されました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程16 議案第16号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、建設環境常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。10番 白石議員。   (10番白石議員登壇) ◆10番(白石透議員) 過日の本会議におきまして、建設環境常任委員会に付託されました議案第16号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、地方自治法の一部改正に伴う規定整備を行おうとするものであります。 本案に対する質問、意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第16号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。 ○吉瀬武司議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第16号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第16号は原案どおり可決されました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程17 議案第17号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、文教市民常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。9番 浜川議員。   (9番浜川議員登壇) ◆9番(浜川剛議員) 過日の本会議におきまして、文教市民常任委員会に付託されました議案第17号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、教育委員会の附属機関として学校規模等検討委員会を置こうとするものであります。 委員からは 1 学校規模等検討委員会の議事録の公開 2 学校規模に課題のある校区の有無 3 学校選択制導入の検討 4 地元住民の意見を同委員会の審議に反映する必要性 5 法令上の標準学級数を前提に解消策を検討する必要性 6 財政面を考慮した解消策の検討 7 同委員会の答申後におけるパブリックコメントの実施 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第17号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。 ○吉瀬武司議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。3番 馬場議員。   (3番馬場議員登壇) ◆3番(馬場慶次郎議員) 議案第17号 執行機関の附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定について、賛成の立場から意見を申し上げます。 本市教育委員会では、既に吹田市立小・中学校の適正規模についての基本的な考え方を平成14年(2002年)3月4日に策定しており、小学校については適正規模を12学級から24学級とし、特筆すべき教育が期待できる場合は許容範囲を7学級から11学級としており、また中学校については適正規模を12学級から18学級とし、許用範囲を特筆すべき教育が期待できる場合は11学級以下もしくは19から21学級としています。 その考え方のもと、一部の小学校については校区調整を行ってきましたが、令和元年度において適正規模の上限を超える学校が小学校で6校、中学校で1校存在しています。学校規模の問題、特に大規模校対策の必要性については、過去の議会において何度も指摘をしてきたところですが、教育委員会では先述の吹田市立小・中学校の適正規模についての基本的な考え方は維持していると言いつつも、教育委員会だけでなく市長も大規模校、小規模校それぞれによさがある、児童・生徒数は多様性と言い始め、学校規模の適正化への動きを見せることはありませんでした。大規模校においては児童一人一人に目が届かないとの児童の保護者からの心配の声があることを把握しておきながら、その解消策を打ち出さず、子供たちに良好な学びの場、生活の場を提供できていないことは大きな問題であることをまず指摘しておきます。 前回は学識経験者や学校、幼稚園、PTA、地域の関係団体の代表者、公募市民の計13名からなる吹田市立学校適正規模検討会議を設置し、適正規模の考え方や今後の適正化の方向について議論をしていただき、意見書の提出に至りました。 今回は学識経験者2名、校長先生2名、PTA2名の計6名とのことで、地域の関係団体や公募市民の参加は考えていないとのことです。後藤市政全般に言えることですが、市民参画の機会が減少している傾向があり、大変危惧をしております。吹田市自治基本条例には、市民参画は市民の権利であり、その機会を保障することは執行機関の義務であると明記されています。審議会等の附属機関の設置に当たり、委員選任には原則公募を実施することと条例で定められていますので、当該附属機関においても同様に実施すべきであると考えます。条例の趣旨を十分に理解され、条文どおり実施されるよう要望をいたします。 今後、学校規模等について検討するに際し、留意していただきたいことが数点あります。 まずは、現状に適合させるために、吹田市の教育理念を低下させないこと、24学級までが適切だが、校区調整するのは大変なので、25学級以上でも認めようというような御都合主義があってはなりません。大人の事情に左右されることなく、子供たちにとって最適な学級数について純粋に議論をしていただきたいと思います。 また、1学級の人数についても議論が必要です。支援学級に在籍する児童は普通学級でも授業を受けますが、普通学級の児童数には含めないため、実際は35人や40人といった定数を超える児童が在籍しているクラスが多数存在しています。いわゆるダブルカウントの導入が必要ではないでしょうか。学級の人数が多くなると、先生の目が行き届きにくくなり、生活指導、学習指導の両面で問題が生じます。枚方市では、支援学級在籍児童も人数に含んだクラス編制を行い、学級数がふえた場合は市単費の教員を任用して対応しているとのことです。児童、生徒の生活・学習環境を第一に考えたすばらしい施策だと考えます。 現在は支援学級への在籍の有無だけでなく、いじめの認知件数の増加、貧困家庭や児童虐待など福祉的な要素、プログラミング教育の必修化など教員に求められる役割が増大し、負担も大きくなっています。近年の社会情勢の変化も加味した上で、1学級の適正人数についてもあわせて議論していただきますよう御検討ください。 以上の意見を申し上げ、本案に賛成いたします。 ○吉瀬武司議長 以上で討論を終わり、議案第17号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第17号は原案どおり可決されました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程18 議案第18号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、文教市民常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。9番 浜川議員。   (9番浜川議員登壇) ◆9番(浜川剛議員) 過日の本会議におきまして、文教市民常任委員会に付託されました議案第18号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、放課後児童支援員の資格基準を変更しようとするものであります。 委員からは 放課後児童支援員の欠員状況 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第18号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。 ○吉瀬武司議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第18号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第18号は原案どおり可決されました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程19 議案第22号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、財政総務常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。8番 後藤議員。   (8番後藤議員登壇) ◆8番(後藤恭平議員) 過日の本会議におきまして、財政総務常任委員会に付託されました議案第22号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、包括外部監査人の監査を受けるとともに、監査に関する報告を受けるため、公認会計士の小室将雄氏と1,210万円を上限とする契約金額で、包括外部監査契約を締結しようとするものであります。 委員からは 1 契約締結後に、本市監査委員等と外部監査人が意見交換を行い、公募時の提案と異なる監査テーマで包括外部監査が実施される可能性 2 監査テーマに本市の政策的な課題が適切に反映されないことへの懸念 3 同様の契約を締結する自治体の中で、契約金額に差が生じている理由 4 契約期間中に、新たに個別外部監査契約を締結する場合の監査委員の意見聴取と議会の議決の要否 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第22号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。 ○吉瀬武司議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第22号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第22号は可決されました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程20 議案第23号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、健康福祉常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。3番 馬場議員。   (3番馬場議員登壇) ◆3番(馬場慶次郎議員) 過日の本会議におきまして、健康福祉常任委員会に付託されました議案第23号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、地方独立行政法人市立吹田市民病院がその所有する土地及び建物の一部を譲渡したことに伴い、定款を変更しようとするものであります。 本案に対する質問、意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第23号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。 ○吉瀬武司議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第23号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第23号は原案どおり可決されました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程21 議案第24号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、建設環境常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。4番 五十川議員。   (4番五十川議員登壇) ◆4番(五十川有香議員) 過日の本会議におきまして、建設環境常任委員会に付託されました議案第24号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、道路法の規定により、藤白台57号線ほか17路線を認定するとともに、新芦屋下新芦屋上1号線ほか3路線を廃止しようとするものであります。 委員からは 1 市道路線を認定、廃止する際の地域住民への周知方法 2 市道路線廃止後の当該路線の取り扱い 3 市道の不法占拠者に対する指導方法及び市の管理責任 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第24号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。 ○吉瀬武司議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第24号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第24号は可決されました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程22 議案第36号から議案第45号までを一括議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、予算常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。8番 後藤議員。   (8番後藤議員登壇) ◆8番(後藤恭平議員) 過日の本会議におきまして、予算常任委員会に付託されました議案第36号から議案第45号までについて、審査いたしました経過並びに結果を一括して報告いたします。 議案第36号は、令和元年度吹田市一般会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ34億997万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,400億4,743万5,000円に、議案第37号は、令和元年度吹田市国民健康保険特別会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ1億1,959万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ351億8,829万3,000円に、議案第38号は、令和元年度吹田市交通災害・火災等共済特別会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ189万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ7,691万3,000円に、議案第39号は、令和元年度吹田市勤労者福祉共済特別会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ59万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3,316万5,000円に、議案第40号は、令和元年度吹田市介護保険特別会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ1億9,234万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ273億3,176万1,000円に、議案第41号は、令和元年度吹田市後期高齢者医療特別会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ662万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ53億8,665万8,000円に、議案第42号は、令和元年度吹田市病院事業債管理特別会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ4,667万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億1,338万2,000円に、議案第43号は、令和元年度吹田市水道事業会計補正予算案であり、収益的収入を1億538万1,000円追加し、77億4,361万7,000円に、収益的支出を3億6,863万円減額し、61億6,339万8,000円にするとともに、資本的収入を7億円減額し、27億3,965万4,000円に、資本的支出を5億3,961万1,000円減額し、56億7,926万3,000円に、議案第44号は、令和元年度吹田市下水道事業会計補正予算案であり、収益的収入を1億2,097万円減額し、98億2,509万5,000円に、収益的支出を1億6,286万1,000円減額し、89億1,904万5,000円にするとともに、資本的収入を2億4,295万円減額し、18億9,400万5,000円に、資本的支出を3億3,164万円減額し、57億3,874万6,000円に、議案第45号は、令和元年度吹田市一般会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ2億31万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,402億4,774万7,000円にそれぞれしようとするものであります。 各分科会での審査の後、本委員会において、本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第36号から議案第45号までを承認いたしました。 以上、報告を終わります。 ○吉瀬武司議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第36号から議案第45号までを採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第36号から議案第45号までは原案どおり可決されました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程23 議案第25号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、予算常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。8番 後藤議員。   (8番後藤議員登壇) ◆8番(後藤恭平議員) 過日の本会議におきまして、予算常任委員会に付託されました議案第25号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、令和2年度吹田市一般会計予算案であり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,351億9,473万3,000円にしようとするものであります。 各分科会での審査の後、本委員会において本案に対する賛成意見が1件あり、続いて採決しましたところ、賛成者多数で議案第25号を承認いたしました。 また、委員会の総意として 地域活性化イベントに関する予算については、これまで吹田まつりを開催してきた3会場(江坂、千里南、JR吹田駅周辺)の地域の特性を生かした新たなスタイルのにぎわいが継続できるよう、すいたフェスタとは別に市制施行80周年記念事業の一環として、地域活性化イベントを実施するものである。本来、市で行うイベントは、住民とともに交流とにぎわい創出のために行わなければならない。 よって、本予算については、地域の思いをもとにした地域のにぎわいと交流を育むイベントを開催し、事業の充実を図られたいとの意見を市に申し述べました。 なお、新型コロナウイルス感染症への対応による本定例会の日程変更に伴い、本委員会において総括質疑は行いませんでした。 以上、報告を終わります。 ○吉瀬武司議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。32番 山根議員。   (32番山根議員登壇) ◆32番(山根建人議員) 議案第25号 2020年度吹田市一般会計予算に対する意見を、日本共産党を代表して申し上げます。 まず、各分科会所管分について意見を述べさせていただきます。 財政総務分科会所管分について。 評価点として、自主防災組織に対する補助制度の創設については、地域から寄せられた要望を踏まえたものであり、評価できます。 情報システム運用事業の拡充については、RPAの導入で2021年度、年間約2,000時間の作業時間削減、またAI議事録作成支援システムの導入で2020年度約500時間の作業時間削減が図られることについて、進歩する技術を活用するものであり、全庁的な業務改善に資する事業でもあります。審議の中で、職員の長時間勤務の是正と市民サービスの向上を目的にしていることを確認いたしました。 次に、問題点を述べさせていただきます。会計年度任用職員制度導入に伴う継続任用職員の年収引き下げは問題であります。2020年4月から会計年度任用職員制度がスタートいたします。我が党は導入に当たって、1、働く職員に不利益を生じさせないこと、2、市民サービスの低下をさせないこと、3、協議を尽くして労使合意で実施すること、この3点の原則を確認してまいりました。 導入直前にもかかわらず、2019年度から継続して任用される非正規職員が会計年度任用職員に移行する場合については、新たな任用ではないので期間率を適用すると不利益が生じるという問題があり、この点での労使合意はなされておりません。 審議の中で、継続任用の会計年度任用職員の6月期末手当についても期間率が適用されて不利益が生じることを当然視し、非正規職員に対して何の痛みも感じないような答弁であったのは残念であり、3点の確認事項に明らかに反すると言わざるを得ません。 現在、本市では新型コロナウイルス感染症対策に全庁挙げて取り組んでおり、関係する職員は市民サービスに支障が出ないように、懸命に努力をしています。福祉職場等での人材確保も課題となっておりますが、安定的に事業を進めるためにも、引き続き協議を尽くすことを求めます。 続いて、文教市民分科会所管分について。 まず、評価点を申し上げます。中学校給食のあり方検討委員会については、教育長の全員喫食は一つのゴールと表明した姿勢は評価できます。また、一番望ましいのは自校調理方式との答弁もありましたが、食育や子供たちの成長を保障する観点からも、全国や大阪府でも大きな流れとなっています。温かくおいしいみんなで食べる中学校給食実現のため、一番望ましい形をいかに実現するかについて真摯な議論を進めていくことを求めます。 いじめ対策事業としてスターター教員の拡充は評価をできます。少人数学級の導入については、国の算数加配教員の柔軟活用方針も受け、小学校4校、中学校1校で少人数学級の実施をする予定としておりますが、市独自でのダブルカウントの実施、全学年での少人数学級の導入による教職員の拡充で、子供たちに行き届いた教育環境の整備が必要でもあります。 非核平和都市宣言事業について、JR吹田駅前さんくす広場に設置をされております啓発柱を初め、順次リニューアルしていくことは評価できるものであります。 ジェンダー平等施策、DV防止対策については、DV相談の時間及び回数増による拡充、中学生デートDV予防啓発講座実施校数拡充は評価をできます。ジェンダー平等社会実現のため、国際女性デーに合わせた啓発事業の取り組みなども検討し、さらなる市民への啓発、施策の推進に尽力をされたい。 問題点を申し上げます。学校給食調理員民間委託について申し上げます。 学校給食調理は、子供たちの食の安全、命を守るために衛生管理上の問題も厳しい基準が求められます。また、責任の所在についても、民間委託をすることにより、責任構造が複雑化し、曖昧さを生む温床ともなります。災害時の食料調理・提供の拠点ともなり得る学校給食調理について、安易な民間委託を進めることは許されません。 今回1校を民間委託し、国基準を満たしていない学校に人員を振り分けるとのことでありますが、本来であれば、吹田市が責任を持って人員を雇用し充足させなければならず、民間に丸投げをする姿勢は公的責任の放棄であり問題であります。 既に給食調理等民間委託をしている事業者やその職員については、今回の新型コロナ感染症対策による休校措置によって業務がなくなり、自宅待機になっていないか、給料は支給されるのか、急な食材のキャンセルなどにより事業者の営業が困難にはなっていないかとの問いに対し、詳しい状況をつかんでいない、こういう答弁でした。 公的事業を委託している責任者として、直営同様子供たちの安全、命を守る現場で働く人たちの処遇や事業者の経営状況を把握し、不利益が出ないように対応するべきであります。 学校校務員民間委託について申し上げます。 現在、個々の学校の校務員では対応できない規模の剪定や除草は業務委託をしているとのことですが、これで何ら問題ないのではないでしょうか。個々の学校単位では対応できない剪定、除草は複数校の校務員が対象校に集まって作業し、4校に一人責任者を置く方法を採用するとのことですが、作業中は校務員不在になる学校が生まれ、この間に対応の必要な事象が起きれば対応できない、こういうことにもなりかねません。 安全対策や個人情報の保護などが重要な課題とされる学校現場において多様な業務をこなし、経験が問われる校務員の民間委託については安易に進めるべきではありません。 留守家庭児童育成室民間委託の引き継ぎ業務については、新型コロナ感染症対策による突然の休校に伴い不十分になっている現状があります。しっかりと引き継ぎがなされることを要望いたします。指導員の確保については民間任せではなく、市が責任を持って行うことが必要であります。 すいたフェスタと地域活性化イベントについて申し上げます。 理事者答弁で、従来3会場の祭り参加者とすいたフェスタ予想参加者に3万人の開きがあることについて、従来の参加者は通行人も含む、なのでそんなには参加していないともとれる過小評価の答弁を行ったことは非常に残念であります。市の姿勢が問われます。だんじり曳行という伝統文化も、地元住民や担当職員の努力がなければ消えていてもおかしくはなかったし、今後もどうなるかはわかりません。3会場のイベントが成功するよう、市が責任を持って支援を行い、イベント継続の動きがある地域には継続した支援と連携で、地域のにぎわいと交流を創設するように求めます。 続きまして、健康福祉分科会所管分について意見を申し上げます。 まず、評価点について。新規で児童館に安全管理員を配置し、子供の見守りを実施することは評価できます。多胎児支援を手厚くし、親の心身の負担を軽減、虐待リスクを減らす効果が期待できることも評価できます。ファミサポ、ヘルパー派遣、宿泊デイサービスを拡充することも評価できます。わかたけ園単独通園を通年で実施することも評価できます。妊婦健診の公費負担を増額することも評価ができます。病児・病後児保育の対象を小学校1年生まで拡大すること、これも望まれていたことであり評価できます。ポータブル蓄電池、ソーラーパネル、簡易トイレなど福祉避難所への備蓄物資を拡充することも評価できます。子供食堂開設準備金の新設は、子供の貧困対策の前進で運営団体との意見交換を行うことは評価できます。学校など関係機関との連携を強められたい。今後、安定的、継続的な運営のための支援については検討を求めます。 高齢クラブへのバス貸し出しをふやし、年1回使えるようになることは評価できます。今後、実情に合わせてバス利用が促進するよう、さらなる制度の改善を求めます。予防接種事業の中学校3年生へのインフルエンザ予防接種の助成による拡充については、市の説明が医学的エビデンスに基づかないものであり、中学校3年生に限定せず、13歳以下、障がい者などあらゆる世代への助成の検討が必要であります。以上が評価点であります。 続いて問題点。重度障がい者受け入れのための建物改修、スプリンクラー、リフト車購入など障がい者グループホームや作業所への補助の拡充について、施設の開設時、受け入れ当初だけで効果があるのかは疑問が残ります。運営に対する補助は、この事業の進捗を見て検討が必要と考えます。また、福祉医療費助成制度廃止などにより削減された予算額と比べても十分とは言えません。 待機児童解消について。公立幼稚園2園の幼保連携型認定こども園への移行方針は評価しますが、中核市移行に伴う保育士・保育所支援センター設置予算が計上されておりません。待機児童解消のためには公立、私立を問わず、保育士を安定的に確保することは喫緊の課題であるため、早急な予算計上が必要であります。 介護人材確保については、人材育成・定着を目的とした従来どおりの事業にとどまっており、人材の確保のための事業を拡充するべきであります。 続いて、建設環境分科会所管分について意見を申し上げます。 まず、評価点。老朽化した道路路線の改修、バリアフリー化を計画的に進めていること、これは評価できます。公共施設の熱源の再生可能エネルギーへの切りかえを促進しており、市民に対して自然由来電力のグループ購入を勧めていることは評価できます。北千里駅前地区再開発がようやく動き出し、北千里駅周辺活性化ビジョンは市民、商業者からの意見をまとめたものであり評価できます。ビジョンに即して身の丈に合った規模の地域拠点となるように求めます。 続いて問題点について。パークマネジメント実施に向けた検討については、管理運営方針案について市民意見の募集を行っている期間にもかかわらず、予算提案は余りにも前のめりであります。設置管理許可制度のもと、千里南公園にカフェを誘致しましたが、予約なしには利用できないと仄聞しております。市民の財産である公園の緑や景色を借景にして地代年間141万円という格安の値段で民間が営業しているだけで、公園を利用する市民が気軽に立ち寄り憩う場所と言えるのでしょうか。 公園の価値を最大限に高めることがこの事業の目指す姿とのことですが、市民からの公園に対する要望は、子供たちがボール遊びができるような対策や災害に対応できる施設の整備などであり、都市公園法に定める公共の福祉の増進に資することを目的に設置、管理されなければならず、多様な主体でのマネジメントは、今まで市の果たしてきた役割を後退させ、利益を優先させなければならない民間主導の管理運営に大きく道を開くことになる懸念があります。 下水道管路施設維持管理に関する包括的民間委託業務については、住民対応業務から維持管理・老朽化対策業務までワンストップ化し、民間事業者に委託するものであります。技術職員の不足や計画的に老朽化対策を進めるために苦肉の策とは思いますが、このような手法は2014年から国交省が推進している制度であり、いまだに全国で24自治体しか実施しておりません。想定しているメリットがあるのか、職員の育成、技術の継承が大丈夫なのか、疑問が残ります。 以上が、各分科会所管分の意見であります。 まとめといたしまして、今市民の暮らしやなりわいは、消費税の増税や新型コロナウイルスの影響による経済の落ち込みなどにより、厳しい現状となっております。こうした中、今予算が地方自治法第1条の2、住民福祉の増進を図ることを基本として、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を広く担うという役割に即し、市民の生活を下支えするものになっているかといえば、首をかしげざるを得ません。 市長の施政方針を、目を皿のようにして何度も読み返して、やっとのことで見つけた唯一の福祉という言葉は、きめ細かな福祉、こういう言葉でありました。これは一体何なのか。さきに述べた細かな福祉施策の拡充はあるものの、総額3億円にも上る福祉医療費助成や障がい者重度加算補助の削減を補う障がい者施策や福祉施策の拡充は見られませんでした。 そして、予算委員会意見でも述べたように、介護保険事務の一部や学校給食調理員と学校校務員業務など、福祉や教育の事業を安易に民間委託することは、市民への公的責任を放棄すると同時に、都合よく民間事業者や民間労働者を使い回す、このような吹田市の姿勢は問題があると言わざるを得ません。 また、今回の新型コロナウイルス対策に伴う急な休校措置の中でも、留守家庭児童育成室の朝からの開室措置が実施できているのは、現場の指導員が無理を押して要請に応えているからこそでもあります。 しかし、会計年度任用制度移行に伴い、来年度こうした指導員も含む会計年度任用職員の給与が、人によっては年間21万円減となることも指摘をされております。 他方、私たちは反対ではありませんが、若手正規職員には吹田市在住を促す住宅補助金を支給する制度をつくる、こうしながら非常勤職員には制度上減額は当然という態度は、同じ公務を担う、働く仲間をどう思っているのか。人としてどうなのかと私は思います。 子供たちの日常生活を守るために奮闘している指導員には特別手当を出すべき、こういう声もある中で、会計年度任用制度による給与の不利益をこうむる現状を放置する姿勢は看過できません。 最後に、ことしは昭和15年(1940年)4月1日に三島郡吹田町を中心に同郡千里村、岸部村及び豊能郡豊津村の合併によって成立をした吹田市制施行80周年の節目の年に当たります。その後、三島郡新田村のうちの下新田と三島郡山田村を合併し、ほぼ今日の吹田市の形が定まりました。 市制30周年事業の一環として編さん委員会が組織され、実に20年もの歳月をかけて50周年を迎える年に刊行した全8巻の吹田市史には、古代の時代より戦国、江戸時代から戦前、戦中、戦後の近現代まで、織田信長に吹田氏一族が滅亡に追い込まれたことや、また大塩平八郎と吹田市のつながりなど歴史に照らし合わせながらも、こんな大きな事象の中にも庶民の暮らしや文化、風習が、どういうふうに生活をしていたのか、これが事細かに記されております。 当時の市長は刊行の辞をこうつづっています。先人のたどった歴史を詳しく正確に伝えるものと確信をしている。これを機に郷土の歴史を正しく認識し、郷土への関心と愛着をより一層深め、あしたの吹田市を築く礎としてほしい。50周年のときに発行した吹田市議会50年史では、当時の議長は、古きをたずねて新しきを知る、温故知新という言葉をつづっております。 周年事業とは本来そうあるべきなのではないでしょうか。今年度、来年度合わせて7,466万円の周年事業費のうち、有名作曲家の楽曲制作とミュージックビデオ制作及びどれだけの市民が参加することができるのかわからないコンサート開催に約3,000万円の費用を費やすとのことでありますが、市民がこうした税金の使い方を本当に望んでいるんでしょうか。後藤市長の施政方針には、先人が述べてきたような言葉の重みはありませんでした。先人を誇りに思うとの言葉もむなしく響くばかりでありました。 市民の生活が厳しくなっている今、やらなければならないことはカフェやパークマネジメントなどの派手な事象や見た目にとらわれた事業ではなく、市民の暮らしやなりわいに寄り添い、歴史や文化を大切にし、地方自治体の一番の役割でもあります住民福祉の増進を自主的かつ総合的に行うことであり、地に足をつけた地道な市政運営であります。 よって、以上の理由により、この残念な予算には賛成することができません。 ここで本当の最後に、今年度末をもちまして退職をされる職員の皆さん、全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し、市政発展のため、吹田市民のために御尽力いただき本当にありがとうございました。今後の新しい人生も実り多きすばらしい日々を送られますよう祈念し、感謝の言葉といたしたいと思います。ありがとうございました。御苦労さまでした。 ○吉瀬武司議長 30番 坂口議員。   (30番坂口議員登壇) ◆30番(坂口妙子議員) 議案第25号 令和2年度吹田市一般会計予算について、会派を代表して意見を述べます。 まず、文教市民分科会所管分について。 既に実施されているSOSカードですが、受理件数は136件で、そのうち命にかかわるなどの重篤な事案は教育委員会に提供し、個別に対応するとのことですが、現時点では命にかかわるような事案はなかったとのことで、教育委員会への情報提供はもちろん、差し出し者に対しても何の対応もされておりません。SOSカードの文面だけでなく、その奥に潜んでいる苦しみ、悲しみを感じとれる体制を構築いただきたいと切に願います。 答弁では、このカードは先生や家の人に相談できないことを書くとしているので、安易に教育委員会に情報提供することは子供への裏切りにもなりかねないとありましたが、送られてきたカードに何の反応もしないこと自体、子供への裏切りと考えます。今後は、どんな小さな声であってもおろそかにせず、かかわっていく体制構築を教育委員会と連携して進めていただくことを求めます。 また、今議会で学校教育現場への支援として、小学校1・2年生支援のスターターの増員、いじめ対応に特化した学校問題解決支援員の増員、いじめ予防を目的とした教職員の研修、児童・生徒向けいじめ予防授業及び学校風土・いじめ調査を拡充されます。 先日、大阪市内の小学校女子児童が、いじめが原因で自殺したという痛ましい報道もありました。いじめは絶対に許さないとの根本精神のもと、考えられる施策を積極的に実施し、さらなる子供を守る取り組みを要望いたします。 次に、健康福祉分科会所管分について。 児童部の保育幼稚園室の事業についてですが、昨年10月からスタートした幼児教育・保育の無償化について、我が党は子育て家庭や児童教育・保育の現場の声を真摯に受けとめ、施策の一層の充実、拡充につなげるために、利用者と事業者を対象に全国で調査活動を行いました。その結果、浮き彫りになったのが質の向上と受け皿の整備に対する要望が多かったことです。 この点について、吹田市の来年度の取り組みを分科会で質疑し、課題も浮き彫りになりました。人口増がしばらく続く本市での待機児童対策のさらなる推進と、障がいのある子供の教育、保育の充実や医療的ケアを必要とする子供の受け入れに関する支援の強化を図るよう要望しておきます。 同じく児童部の子供食堂開設補助制度の新設については、子供の貧困対策、居場所づくりに資する事業として北摂他市におくれをとっているものの、一定の評価をするものです。しかしながら、開設後の運営に係る費用は対象にならないため、食材やスタッフなどの運営費の確保が難しい現状への支援も必要です。 今後の課題として、関係者の自助努力に頼る仕組みを脱する持続可能な取り組みとなるよう、行政の支援を求めます。 次に、福祉部の生活困窮者自立支援事業の中の中高年のひきこもり対策についてですが、本市の取り組みは相談事業が中心となっています。相談に来られないような方々への訪問支援を実施する体制づくりや居場所づくりなどについて国の支援を求めながら、支援策の充実に取り組むよう要望しておきます。 次に、建設環境分科会所管分について。 公共交通施策等対策事業について、吹田市地域公共交通計画を策定するための予算が拡充されています。令和元年度は基礎調査を実施し、令和2年度に計画を策定し、その後に具体的に施策を実施していくステップは理解いたします。しかしながら、平成22年、今から10年前に策定された吹田市地域公共交通総合連携計画があり、達成できなかった施策があります。現況に合わせた計画を新たに策定することに異論を唱えるものではありません。現状に合わせた新たな課題や問題解決のための計画は必要であります。 しかし、この10年間の中で未達成になっている施策は速やかに実施しなければならないと考えます。公共交通空白地はいまだ残っており、解消に向けてはいまだ十分な対応ができているとは言えません。次期計画においては、これまでの計画を踏まえ、目標達成に向けて速やかに施策が推進される計画となるよう要望しておきます。 以上の意見を付して、本議案に賛成いたします。 ○吉瀬武司議長 5番 池渕議員。   (5番池渕議員登壇) ◆5番(池渕佐知子議員) 議案第25号 令和2年度吹田市一般会計予算について、市民と歩む議員の会を代表し、反対の立場から意見を述べます。 後藤市長が任期2期目となり、本格的な予算を提案する令和2年度当初予算提案、そして2期目の市政をどのように進めていかれるのかを示すであろう施政方針に期待を持って、この2月定例会に臨みました。 しかし、より多くの市民の皆様に方針が届くよう、実施計画や当初予算の主な取り組みで誰もが確認をできる内容を網羅的に説明することを最小限にとどめ、新年度の市政を進めるに当たっての基本的な姿勢、理念を中心にお伝えさせていただいた。少なくともこれまでより、市民の皆様にとってわかりやすくなったのではないかと市長みずからが評価された施政方針でしたが、市民の誰もが実施計画や当初予算の主な取り組みを隅々まで確認するでしょうか。何でもかんでも施政方針に書けばいいわけではありませんが、最小限ではなく、聞かれている市民の立場となって必要十分なものにしていただきたかったと思っております。 また、当初予算についても、本当に税金を使って行わなければならない事業なのか、納得できないものが多くありました。 課題認識は共有できたとしても、現状と課題のギャップを解消するための政策として、事業として、もっとほかのやり方があったのではないか、本当に執行部内でさまざまな角度、視点から議論、検討されたものなのかどうか、単なる思いつきや、あるいは特定の誰か、特定の団体の要求があったからそのまま提案したというものはなかったのかどうかなど、多くの疑問が湧いてきています。さらには、違法性の高い予算も、本会議等での質疑において明らかとなりました。 以下、具体的に幾つかの事業、予算について意見を述べます。 まず、自治会加入促進等活動補助金について。 単一自治会が、非加入者が参加可能なお祭りなどを開催する場合、開催経費に対して補助金を交付するとのことで、連合自治会主催や実行委員会方式などさまざまな形でお祭りが実施されています。詳細は把握しておりませんが、約570ある単一自治会におきましても、約130団体が夏祭り等を実施しています。地域住民相互の親睦を図る行事として、自治会会員以外の方々に対してもオープンな形で開催されていますとの答弁でした。 しかし、これまでもオープンな形で開催されているけれども、新規加入につながっておらず、しかも今回補助金の対象となる行事は新たに行われるものだけかと思いきや、これまでと同じ行事であっても補助金の対象となるとのことでした。また、提案された予算額は、これまで単一自治会等で行われていたものに補助したとして想定した額であると聞いております。補助金を出せば新規加入促進につながるという実証データもなく、今までと同じ行事であっても来年度から補助金を出す、さらには事業の達成目標であるはずの新規加入促進の有無の結果は補助対象団体には求めないということであり、これはまさしくばらまきでしかありません。 平成28年度末にまとめられた、すいたの地域自治のあり方検討意見集は、自治会、連合自治会を含む地域のあり方について、それまでの検討状況も踏まえてまとめられたものです。そこには、そもそも加入率が低いのは自治会に加入するメリットが見出せないからと記載されていました。であれば、加入促進活動を幾らやっても、未加入の方が加入するメリットを認めない限り加入率は伸びません。 そうではなく、目に見えるメリット、即効性のあるメリットはないけれども、例えば災害、例えば超高齢社会において、いざというときのお隣、近所の助け合いがとても大事だということを理解していただくことで、自治会加入のメリットを見出していただくことが回り道でも着実な進みになると考えます。 補助金の支給と連携して、QRコードを印刷した加入チラシの配布や、夏祭りの様子を市のホームページで情報発信するなどのサポートを行い、全体として実効性のある支援制度となるよう努めていきたいとの答弁もいただいております。 自治会加入促進策の必要性については、我が会派の議員もこれまで指摘、提案等はしてまいりましたが、補助金をばらまくのではなく、自治会がどんな活動をしているのか、自治会や地域コミュニティの存在が地域のセーフティーネットとなっていることを知っていただくこと、そのための情報発信を行政がサポートすることのほうが重要であり、単なる補助金の支給は不要と考えます。自治会加入促進策については再考を求めます。 次に、インフルエンザ予防接種助成事業について。 本予算において、中学3年生を対象としたインフルエンザ予防接種に係る費用の一部助成を行うための予算が提案されています。本事業については、本会議でも過去に多くの議員から積極的な問題提起がなされてきた事案であり、対象範囲が拡充されたことは評価いたします。しかし、本会議で指摘したとおり、本来支援を必要としている市民が助成対象になっているのか疑問です。今回の予算提案は、罹患率や死亡率などのエビデンスに基づくわけでもなく、日ごろエビデンスという言葉をよく使われる市長からの提案として違和感は否めません。また、中学生やその保護者から、助成への要望があったわけでもなく、教育委員会や学校現場への相談や意見交換が行われたわけでもないことが、議案質疑を通じ明らかになっています。 担当部としてはよかれと考えての提案でしょうが、児童、生徒の学業や学校生活にプラスであれマイナスであれ、大きな影響を与えかねない事業について、教育委員会に事前に相談をしないということは立案過程に不備があると言わざるを得ません。部局間の連携というのはそれほど難しいものなのでしょうか。庁内の風通しの悪さを危惧しています。 13歳までは免疫力が低く不安定であり、厚生労働省はインフルエンザの予防接種について、1回接種後より2回接種後のほうがより高い抗体価の上昇が得られるため、2回接種としています。子育て世代にとっては費用面での負担が重いという現状もあるため、その負担軽減のためにこそ補助を行うべきであります。 罹患した場合の重症化防止のために予防接種に意義があることは認められているところであり、未来ある大切な子供たちの命と健康を守るために補助制度を設けている自治体は数多くあり、本市においても同様の支援策を実施していくべきあり、今後のさらなる事業展開を期待したいところです。 次に、約1億円以上の予算をかけたいずみの園公園の突然の整備事業について。 そもそもいずみの園公園の整備については、当会派議員から、当初平成29年度のメイシアター工事の際に同時に整備を検討する必要性を伝えていましたが、そのときの部署間の連携はなく、検討、実施はされませんでした。つまり、当時は公園の整備は必要ないとの判断だったということです。 しかし、今回の突然の整備実施は、周辺地域からの要望などではなく、昨年9月ごろに工事の必要性について庁内において話し合いがなされて、メイシアターの工事が終わるまでの間にする必要があるため、随意契約前提の予算提案とのことでした。 そもそも吹田市自身が平成29年度に不完全な形でメイシアターの整備工事をしたことにより、平成30年6月の大阪北部地震により特定天井の損傷を受けて、再度工事をすることになりました。メイシアターの附帯工事とし、安価で工期も短縮されるとして、単独随意契約という方法で行うということについては、市の随意契約ガイドラインに書かれている地方自治法施行令第167条の2第1項第6号、競争入札に付することが不利と認められるときの(3)に当たるとのことでした。しかし、(3)に例示されている①には到底当たらず、②についても他の発注者の発注に係る工事と一部重複、錯綜する工事に該当するという市担当者の判断だとしても、そもそもなぜ今の時期に重複、錯綜する工事をしなければならないのかという疑問は残ります。また、随意契約をすれば、単体の工事よりも安い費用でできるという説明もありましたが、入札をしてみたわけでもありませんから、これは想定上のことでしかありません。 もとに戻って、公園の整備工事をするのであれば、メイシアター工事と一緒にすればよいというのであれば、なぜメイシアター工事の発注時に公園の工事も発注しなかったのか、そもそも公園の整備工事は必要であったのか、これらの疑問は消えず、随意契約ガイドラインに沿って行うからよいというのは後づけの説明にしかなっておりません。 次に、子供食堂の開設補助事業については、子供の居場所づくりの必要性を実現する事業提案に至った趣旨は理解しますが、事業内容については対象人数等も団体種類も問わず、開設に係る費用として1年間のみの補助という形になっています。この事業は、地域の子供たちが自由に利用することができ、地域に根づくためにその事業を継続することが大切なのであって、対象となる団体に対しては、地域諸団体とつなぐなどサポートを受けることのできる仕組みづくりも必要です。例えば現状、市ではフードドライブの常設化ができないのであれば、防災備蓄食品の活用なども含めた食材等のサポート体制の構築などが必要だと考えます。委員会審査におきましても、新規開設よりも継続的な運営にこそ助成すべきという意見もありました。運営経費についての補助制度を設けている他市事例もあり、本市でも真に必要な支援のあり方について検討するよう要望します。 また、本事業の達成目標は場所をふやすという単なる数値目標ではなく、一人一人の子供たちが取り残されることのない地域づくりとなることである点を強く認識していただき、閉鎖的、限定的な場ではなく開かれたコミュニティの醸成につながる支援となるよう求めておきます。 また、すいたフェスタ及び地域活性化事業費については、そもそも市の説明では、吹田まつり機能は万博会場に移すことから、これまでの吹田まつりを引き続き開催してほしいという声に応えるための地域活性化事業であるとのことでした。にもかかわらず、事業予算組み立ての際に、市が地域ニーズを積極的に把握されないままの予算となっており、地域間で既に格差が生じています。予算提案に至るまでの市の行ったプロセスに大きな問題があると言えます。 さらには、千里ニュータウン情報館の市制80周年の記念事業として、千里ニュータウンと他のニュータウンの3人の首長同士がサミット実施をするとされています。そのための予算として約380万円の委託料がありました。1部のシンポジウム及び講演会の後に、2部として限られた市民のみしか参加のできない千里南公園のカフェにて3人の市長が団らん会を行い、その様子を映像にて配信するという映像作成費等がこの約380万円の中に計上されているとのことです。それだけの費用をかけて特定のカフェという場所を使って映像配信する必要のあるものなのか、その映像は誰のために、何のために作成するのか納得のいく説明はありませんでした。特に映像作成や第2部の実施については、その妥当性について事業変更も含めて再検討するよう強く求めます。 そして、本予算に反対せざるを得ない大きな原因である固定資産税課税誤りに対する市の言う返還金の令和2年度当初予算分約3,500万円、中核市移行に伴う条例に従った人件費及び事業費約8億円に関して、以下、申し述べます。 中核市移行関連予算については、市は中核市移行関連条例の施行に法令上必要である各条例の審査基準をいまだ策定されておりません。これにつきましては我が会派議員が以前から指摘しており、その点を先週も確認いたしましたが、中核市移行に必要となる審査基準の有無さえ回答をされないばかりか、来年度から確認していきたいと言われるありさまでした。 審査基準が法令上必要である条例は、審査基準を定めない限り施行できません。本市もその認識はあるようですが、実際には対応をされておらず、このままでは行政手続法、行政手続条例違反となります。したがって、中核市関連条例に係る事業予算について、賛成などできないことは議員として当然のことです。 また、税務関係予算について、固定資産税、都市計画税の課税誤りによって生じた還付金、つまり取り過ぎた、いただき過ぎた税金の返還金及び付随して生じた還付加算金、つまり返還金において生じた地方税法で定められた遅滞利息の額について、この間、質疑を通じて尋ねてまいりました。 まず、市が対象者に送付した計算書等の明細には本税以外の記載はなく、本議会で指摘されるまで、誤って取り過ぎた税額のみを返還するとされていました。 本会議で指摘をされた翌日の委員会に、市は急に還付加算金として約500万円を示しましたが、委員会後、何についての還付加算金なのか、内訳を求めても回答はありませんでした。 以上のことから、税務部が示した金額が過誤納金をされてきた方々への返還、戻出の金額を全て含んでいるという確証は得られていません。 市は、当然に具体的に答えなければならない我が会派の質問にも答えないなど、市の動きはますます疑義が深まるばかりのものでした。 年利は地方税法の規定によると原則7.3%です。税金を取り過ぎてから20年が経過しています。課税誤りが発覚してから既に半年以上がたちます。その後もさらに莫大な遅滞利息が生じています。遅滞利息は、本税はもとより延滞金その他全てに発生します。 また、今回の過誤納金に対する還付金及び寄附額については、徴税費のうちの還付金、返還金等償還金にはあらかじめ多く金額の枠をとってあるのでそれで事足りるということではなく、正確に見積もった額を予算の中に計上し、示すべきでした。 以上、令和2年度吹田市一般会計予算には、市民生活に密接に関係した事業予算も多々含まれており、また行政経営のために必須の予算もありますが、これまで述べてまいりましたとおり、看過できない点が多々あるため、やむを得ず本予算には反対いたします。 以上、意見とします。 ○吉瀬武司議長 25番 松尾議員。   (25番松尾議員登壇) ◆25番(松尾翔太議員) 議案第25号 令和2年度吹田市一般会計予算について、会派を代表し意見を申し述べます。 まず初めに申し上げたいのは、コロナウイルスの影響により休校措置や各種イベントの中止などが相次ぎ、我が国は大変な危機にあるということであります。当然、吹田市もその例外ではありません。ここまでの影響を想定していなかったときに検討をされた本予算を、本当にこのまま執行することがよいことなのかどうか、一定疑問に感じます。 新型コロナウイルスの影響で企業業績や景況感の悪化、一斉休校によりパートを休まざるを得なかったなど、さまざまな家計に与える影響を勘案し、その打開策の一つとして大阪維新の会代表でもあります松井一郎大阪市長は、本年4月から学校給食の無償化を検討する旨の報道がありました。本市においても市長部局、議会が一体となり、非常事態に公務員の待遇を手厚くする予算、格段の緊急性を要さない事業の経費及び市民の納得のされないような政務活動費等の支出は行わず、1円でも多く、この国難とも言える事態からの復旧に対しての市民生活の助けになる支出を行うことを求めます。 その上で、今回提案の一般会計予算について問題点を指摘いたします。 人件費について。 約279.7億円が見込まれており、前年度と比べると32.5億円ほどの増額であります。これは本市が中核市に移行することによるものだけでなく、会計年度任用職員制度の導入が要因です。私が一般質問でも問うた時間外勤務の抑制などにはしっかりと努めていただき、人件費が極端に膨張することのないようにお願いをいたします。 また、先ほど可決されましたが、市内居住者の職員に対しての住居手当5,000円アップの施策により、人件費が膨れ上がっているか否かについては、決算時にしっかりと検証をさせていただき、コロナウイルスの影響により市民生活が苦しくなる中で、本当にこれが今やるべきものだったのかどうか問うてまいりますので、覚悟をお願いいたします。 次に、いじめなどを早期発見し、早期対応につなげる新たな手段として、市内公立学校の全児童・生徒に配布する事業のこどもSOSカードについて。 たった130通ほどの子供の悩みにも個別に返事をせず、市長から全児童・生徒に対してメッセージを配布する予定とのことですが、いまだそのメッセージすら届けられておらず、カードを送った子供からすると、数カ月前に送ったカードがほったらかしにされている感じがいたします。このような運用で一番懸念されることは、本当にいじめが起きても、どうせ誰も見ていないのではないかと思い、SOSカードを使わないことだということであります。このままでは教育委員会の予算を使った市長の単なるパフォーマンスだけに終わってしまいます。大人が本気で取り組み、子供たちに真剣に寄り添う姿勢をもって事業を成長させ、当初の目的に資するものにしていただきますように強く要望をいたします。 また、自治会加入促進についての予算も計上されております。担い手不足、加入率の低下の現状がある中で、地域の祭りや餅つき大会などに加入促進ブースを設置するという補助対象は決して効果的とは思えず、そこに補助金を投入するのであれば、より効果的な方策へと補助対象を見直すべきだと考えます。今後の補助金による加入実績などについても決算委員会などの場でしっかりと確認をさせていただきます。 動物愛護関連事業、飼い猫避妊・去勢手術補助事業について。 中核市移行に伴い、本市保健所でさらに推進すべきこの事業でありますが、予算額は大幅に増額となっておりますが、分科会での質疑では、現在府が行っている事業を引き継ぐ上での予算措置であり、府、市の現状の内容と変わらないと懸念をいたします。また、ふえ続ける野良猫対策は喫緊の課題でもあります。平成30年度本市実績はわずかに158頭であり、現状のままでは抑制とならない。獣医の市内要件の撤廃と、近隣他市との共同での取り組みも含めた大幅な推進が必要であると指摘をいたします。 次に、予防接種事業の拡充について。 中学3年生を対象にインフルエンザワクチン予防接種を拡充する予算については、本市が初めて定期接種以外に費用補助を拡大したことについては評価をするものの、今後は学童期について免疫の発達が十分でないことや、学校などで集団生活をしていることが影響して、罹患率が最も高い値であることが示されていることから、さらなる対象の拡大、拡充を求めます。 子供の生活支援事業として、子供食堂を開設する団体への補助金制度も提案をされております。一人で過ごしている子供の多くが貧困世帯なのかの調査が必要であることと、またこの補助の条件に月1回の子供食堂の開催が求められておりますが、月1回の開催で本当につながりを広げることのできる居場所づくりになるのかどうか、この検討もされておりませんので、この点の至急検討を求めます。 また、既存団体にも補助金を出すようでありますが、新規事業団体との不公平さを緩和するためだけの補助金としか思えず、またなぜ6団体なのかということについては把握している団体が6団体だからという答弁であり、既存団体に補助をする理由としては理解できません。 よって、既存の団体において補助対象にすることは反対であると申し上げておきます。既存の団体に補助を出すなら、新たな事業展開について補助金を出すような明確な補助基準が必要であると考えます。 しかしながら、子供食堂を通じて子供の生活支援につながることには一定期待をいたします。 以上、これらの意見及び指摘を十分に踏まえていただくことを強く要望して、本案には賛成といたします。 ○吉瀬武司議長 以上で討論を終わり、議案第25号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認することに賛成の方は起立願います。   (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第25号は原案どおり可決されました。 議事の都合上、しばらく休憩いたします。     (午後0時30分 休憩)-----------------------------------     (午後2時15分 再開) ○吉瀬武司議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次に、日程24 議案第26号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、予算常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。8番 後藤議員。   (8番後藤議員登壇) ◆8番(後藤恭平議員) 過日の本会議におきまして、予算常任委員会に付託されました議案第26号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、令和2年度吹田市国民健康保険特別会計予算案であり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ345億480万7,000円にしようとするものであります。 分科会での審査の後、本委員会において本案に対する反対意見が1件あり、続いて採決しましたところ、賛成者多数で議案第26号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。 ○吉瀬武司議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第26号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認することに賛成の方は起立願います。   (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第26号は原案どおり可決されました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程25 議案第27号、議案第28号及び議案第30号から議案第35号までを一括議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、予算常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。8番 後藤議員。   (8番後藤議員登壇) ◆8番(後藤恭平議員) 過日の本会議におきまして、予算常任委員会に付託されました議案第27号、議案第28号及び議案第30号から議案第35号までについて、審査いたしました経過並びに結果を一括して報告いたします。 議案第27号は、令和2年度吹田市部落財産特別会計予算案であり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億3,663万円に、議案第28号は、令和2年度吹田市勤労者福祉共済特別会計予算案であり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4,078万9,000円に、議案第30号は、令和2年度吹田市後期高齢者医療特別会計予算案であり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ59億2,124万5,000円に、議案第31号は、令和2年度吹田市公共用地先行取得特別会計予算案であり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6億円に、議案第32号は、令和2年度吹田市病院事業債管理特別会計予算案であり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9億374万1,000円に、議案第33号は、令和2年度吹田市母子父子寡婦福祉資金貸付特別会計予算案であり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7,870万3,000円に、議案第34号は、令和2年度吹田市水道事業会計予算案であり、収益的収入を85億5,097万5,000円に、収益的支出を64億7,104万7,000円にするとともに、資本的収入を44億150万円に、資本的支出を81億2,914万3,000円に、議案第35号は、令和2年度吹田市下水道事業会計予算案であり、収益的収入を98億2,901万2,000円に、収益的支出を87億7,578万4,000円にするとともに、資本的収入を31億9,364万3,000円に、資本的支出を60億6,273万8,000円に、それぞれしようとするものであります。 各分科会での審査の後、本委員会において本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第27号、議案第28号及び議案第30号から議案第35号までを承認いたしました。 以上、報告を終わります。 ○吉瀬武司議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第27号、議案第28号及び議案第30号から議案第35号までを採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第27号、議案第28号及び議案第30号から議案第35号までは原案どおり可決されました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程26 議案第29号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、予算常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。8番 後藤議員。   (8番後藤議員登壇) ◆8番(後藤恭平議員) 過日の本会議におきまして、予算常任委員会に付託されました議案第29号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、令和2年度吹田市介護保険特別会計予算案であり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ282億4,284万6,000円にしようとするものであります。 分科会での審査の後、本委員会において本案に対する反対意見が1件あり、続いて採決しましたところ、賛成者多数で議案第29号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。 ○吉瀬武司議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第29号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認することに賛成の方は起立願います。   (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第29号は原案どおり可決されました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程27 請願第1号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、健康福祉常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。3番 馬場議員。   (3番馬場議員登壇) ◆3番(馬場慶次郎議員) 健康福祉常任委員会に付託されました請願第1号について、審査いたしましたところ、請願の趣旨を不適当と認め、不採択すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○吉瀬武司議長 報告が終わりました。 委員長報告は不採択であります。 請願第1号について採決いたします。 本件について採択することに賛成の方は起立願います。   (賛成者起立) 起立者少数であります。よって、請願第1号は不採択と決しました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程28 議案第19号から議案第21号までを一括議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、理事者の説明がありましたので、ただいまから質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 この際お諮りいたします。本件については委員会付託を省略し、即決いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、本件については委員会付託を省略し、即決することにいたします。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第19号から議案第21号までを採決いたします。 本件について承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第19号から議案第21号までは可決されました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程29 議案第46号を議題といたします。 理事者の説明を求めます。行政経営部長。   (行政経営部長登壇) ◎稲田勲行政経営部長 御上程いただきました議案第46号 令和元年度吹田市一般会計補正予算(第11号)につきまして御説明を申し上げます。 本補正予算につきましては、本年3月10日に国の新型コロナウイルス感染症対策本部から示されました新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策第2弾を受け、国庫補助金を活用し、感染拡大防止対策等に関する財政措置を講じるものでございます。 議案第46号に係ります追加議案書の1ページをごらんください。 今回の歳入歳出予算の補正は、3,504万6,000円を追加し、補正後の総額を1,402億8,279万3,000円とするものでございます。 3ページ、下段の歳出の表をごらんください。 第3款 民生費、第2項 児童福祉費で3,504万6,000円を追加いたしております。 内容の1点目は、私立保育所等に対し、消毒液等の購入費用を補助するための経費3,397万5,000円の追加、2点目は、公立保育所及び公立幼保連携型認定こども園における空気清浄機等の購入経費89万8,000円の追加、3点目は、小学校等の臨時休業に伴うファミリー・サポート・センターの利用に対し、利用料相当額を補助するための経費17万3,000円の追加でございます。 次に、上段の歳入の表をごらんください。 第14款 国庫支出金、第2項 国庫補助金で、3,504万6,000円の追加は、民生費国庫補助金でございます。 議案第46号の説明は以上でございます。 よろしく御審議をいただき、原案どおり御可決賜りますようお願い申し上げます。 ○吉瀬武司議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。5番 池渕議員。   (5番池渕議員登壇) ◆5番(池渕佐知子議員) 議案第46号 令和元年度(2019年度)一般会計補正予算(第11号)について、以下6点質疑します。 1番目、3月10日、国の新型コロナウイルス感染症対策本部から、新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策第2弾が発表されたとのことです。発表を受けて、今回の補正予算提案までの経過をお答えください。 2点目、国から提示された対象メニューのうち、今回の補正予算に提案していないものがあれば、その内容と提案しなかった理由をお答えください。 3点目、今回、追加提案されました補正予算の対象となるメニューと、それぞれの予算額の積算根拠をお尋ねいたします、お答えください。 4点目、今回提案された歳入予算案は3,504万6,000円であり、国からの10割補助、つまり全て国庫補助金とのことです。 この歳入予定の民生費国庫補助金額よりも助成申請額が多かった場合の対応、あるいは民生費国庫補助金額の実際の交付額が予定額を下回った場合の対応について、答えられる範囲で結構ですのでお答えください。 5点目、また、提案されている助成金、補助金の対象期間とその手続についてお答えください。 最後に6点目、今回の国の緊急対応策の対象以外に、本市として考えているものがあるか、あるとすれば、なぜ今回の補正予算案に入れてこなかったのか、お尋ねいたします。 以上、質問といたします。 ○吉瀬武司議長 児童部長。 ◎中野勝児童部長 初めに、今回の補正予算の提案に至る経過でございますが、3月11日に大阪府を通じて、国から補助金交付要綱案が届きました。すぐに私立保育所や病児・病後児保育室などの事業者に対しまして、物資の納入めどや所要額を把握することと並行いたしまして、翌12日から関係部局と協議を始め、3月17日に補正予算を計上して対応していくこととしたものでございます。 次に、対象となるメニュー及び積算根拠でございますが、大きく二つございます。 一つ目といたしましては、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための備品等の購入費用でございます。対象施設及び事業は、まず民間の施設で実施する地域子育て支援センター事業、子育て広場助成事業、一時預かり助成事業及び病児・病後児保育事業、私立の特定教育・保育施設及び認可外保育施設でございます。 対象となる全ての保育所等へ御案内し、申請のございました所要額を確認の上、3,397万5,000円の助成金を計上いたしております。 また、公立の保育所、幼保連携型認定こども園に対しましては、保育幼稚園室で所要額を確認の上、89万8,000円を計上いたしております。 二つ目といたしましては、小学校の臨時休業等に伴い、ファミリー・サポート・センター事業を利用した場合に、その利用料相当額を補助するものでございます。 積算根拠につきましては、3月11日から3月24日までの平日に、小学校4年生から6年生までの児童が利用した場合を想定し、1日3人の九日分、17万3,000円を計上いたしております。 次に、歳入予定の民生費国庫補助金額よりも助成申請額が多かった場合の対応、あるいは民生費国庫補助金額の実際の交付額が予定額を下回った場合の対応についてでございますが、現時点におきましては国への交付申請額の全額が交付されるものと認識いたしております。今回の措置は、国の緊急措置に対応した予算提案でございますので、現段階ではこれ以上のお答えはいたしかねるところでございます。 最後に、補助金の対象期間につきましては、国が指定しております令和2年1月16日から令和2年3月31日までの期間に購入及び支払いが完了したものでございます。各保育所等に対しましてはその旨を明示して通知しており、この取り扱いに従い対応されるものと認識いたしております。 また、その手続につきましては、令和2年3月25日に国から補助金額が示される予定となっており、それを受け、本市から各保育所等へ交付申請を御案内する予定でございます。 以上でございます。 ○吉瀬武司議長 行政経営部長。 ◎稲田勲行政経営部長 まず、3月10日に国が示した緊急対応策のうち、市が実施主体となるもので、今回の補正予算に計上していない案件といたしましては、留守家庭児童育成室の臨時開室や物品購入など、既に現計予算の中で対応しているものがございます。緊急対応策の対象メニューに該当する経費であり、国庫補助の申請は行ってまいります。 また、学校給食休止への対応や、国民健康保険の傷病手当金支給など、現時点で国から詳細な枠組みが示されておらず、会期中の提案に至らなかったものもございます。今後、詳細がわかり次第、予備費の活用も含めて迅速に対応を進めてまいります。 次に、その他の本市の対策といたしまして、備蓄品の活用や、現計予算での対応により、医療機関や福祉施設、教育・保育施設、妊婦の方などへの物品の配布、緊急特別講演会の動画配信を含む広報、啓発、コールセンターによる問い合わせ対応などに取り組んでまいりました。 こうした取り組みや、今回の補正予算案件のほかに、予算化を伴う独自の対策として、現時点で具体的にお示しできるものはございませんが、今後とも感染の状況や市民生活への影響、国等の動向を注視しながら、迅速な対応に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○吉瀬武司議長 5番 池渕議員。   (5番池渕議員登壇) ◆5番(池渕佐知子議員) 2回目は質疑ではなく要望とさせていただきます。 国への交付申請額の全額が交付されると認識されているとのことですので、全額交付されることを私も信じておきます。 しかし、国庫補助金額よりも今回の吹田市に対する申請額が万一多くなった場合、全件を精査し、助成・補助要件を満たしているものであれば、不足分は市費で対応するように求めておきます。 また、行政経営部長からは感染の状況や市民生活への影響、国等の動向を注視しながら迅速な対応に努めてまいりたいとの御答弁をいただきました。議案第25号に対する反対討論で申し上げましたとおり、不要不急の予算、また事業内容の再考を求めた予算もありますので、可決した令和2年度予算とはいえ、新型コロナウイルス感染症対策など緊急を要する重要なものに予算を充てるよう、迅速、柔軟かつ的確な予算執行を強く求め、要望といたします。 ○吉瀬武司議長 以上で質疑を終わります。 この際お諮りいたします。本件については委員会付託を省略し、即決いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、本件については委員会付託を省略し、即決することにいたします。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第46号を採決いたします。 本件について原案どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第46号は原案どおり可決されました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程30 議案第47号を議題といたします。 理事者の説明を求めます。市長。   (市長登壇) ◎後藤圭二市長 御上程いただきました議案第47号 吹田市副市長の選任につきまして御説明申し上げます。 3月31日をもって任期満了となります春藤尚久副市長の後任につきましては、引き続き同氏を選任いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 同氏はお手元の経歴書にもございますとおり、昭和58年に本市に就職をして以来、こども部長、行政経営部長の要職を歴任後、平成28年4月からは本市副市長としてその職責を果たすなど、今後の本市行政における諸課題につきましても、その卓越した手腕をもって適切に対処することが期待できますことから、本市副市長の最適人材として御提案を申し上げるものでございます。 よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。 ○吉瀬武司議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。4番 五十川議員。   (4番五十川議員登壇) ◆4番(五十川有香議員) ただいま御提案されました副市長の人選につきまして、以下、お伺いいたします。 まず、女性活躍推進の観点からお伺いいたします。 市が決められている男女共同参画プランにおいて、本市の管理職の女性登用は30%を目標とされていますが、平成31年4月1日時点で管理職は24.7%です。さらに部長級職員におきましては12.1%にとどまっております。また、現状の特別職は、女性率はゼロパーセントです。 国連のSDGsの目標5、ジェンダー平等の実現や、吹田市として女性活躍推進を掲げておきながら、教育長人事等と同じく、今回の人選においても女性活躍の視点等は御検討されていないということでしょうか。女性登用について検討されたということであれば、なぜ提案に至らなかったのか、お答えください。 次に、今回の副市長の人事案件は、後藤市長になってから人選された方の再任という御提案がされています。同じ方の再任を選ばれたということは、この4年間の副市長としての市政運営等に対して市長は評価をされている点があるのだと思いますが、市長は先ほど卓越した手腕をもって各諸課題に対処できると提案理由をおっしゃいました。市長は、副市長のどの点を評価され、再任の提案をされているのでしょうか。抽象的ではなく具体的にわかりやすくお答えください。 また、次の4年間の市政運営についてはそういった諸課題に、副市長に何を求めていくのか、あわせてお答えください。 さらに、後藤市長が人選をされている特別職の方々は、選定要件のある程度決まっている教育委員や固定資産評価員以外で見ますと、本市において大阪府と連携することが多いとして選任された辰谷副市長以外、吹田市役所出身の方です。この点について、吹田市長としては吹田市職員としての経験がある方を優先的に人選として考えるという意図がおありなのでしょうか。 他市では副市長として求める条件を事前に市民にも提示をし、決定プロセスを透明化した上で公募を行った結果、行政経験はなくても民間企業を経験された組織経営のノウハウを持った副市長の活躍は、報道等でも取り上げられているところですが、副市長人選において公募及び民間出身の登用について、今回は御検討されたのでしょうか。 検討されていないのであれば、先ほど申し述べましたとおり、吹田市の行政経験者を優先するという考えがあるのか、市長の見解をお答えください。 以上で、1回目の質問を終わります。 ○吉瀬武司議長 市長。   (市長登壇) ◎後藤圭二市長 3点御質問をいただきました。 まず1点目、女性登用の視点につきまして。当然私は適材を検討する上で、年齢、性別にかかわらず検討してまいりました。それで、なぜ起用に至らなかったかという点ですが、これは次の御質問の答えになります。 2点目といたしまして、今回の推薦に関して卓越した手腕という、その具体的なことを示されたいということでして、それがお答えになるかと存じます。 具体的に申し上げますと、人格、識見、判断力、経験、実行力、ネットワーク力など行政経営能力を有することが、これは最低条件と考えてます。その上で、高いモラルとバランス意識を持って、市民の信頼に足る人物。具体的な考え方としたら、今申し上げた項目になります。 それから、次の4年間の市政運営に何を求めていくか。今申し上げましたように、引き続きその能力を存分に発揮して市民のために尽くしてもらいたいと考えております。 3点目としまして、公募及び民間企業出身者の登用、これは積極的に進めるようにという、そういう意図での御質問かなと受け取りました、市のOBを優先してるんではないかと。1問目でお答えしましたように、年齢、性別にかかわらず適材を、先ほどお答えしました基本的な考え方に基づいて選定をしたわけでございます。 公募につきましては、これは以前からこういう御質問はいただいておりますが、選任をする場合、公募により選任をする場合というのはもちろんあります。今一例をお出しいただきましたが、全国のほとんどの自治体では公募方式はとっておらないと認識をしております。一部では選任をされている、そういう流れはございます。本市において公募する、これは否定するものではありませんが、選任をする可能性がある場合、必要な場合、まずは私みずからが適切な人材を見出せない場合、2点目としまして特定分野に特化した専門家を全国広く募る必要性がある場合、3点目として公募する姿勢そのものを社会に示したい、そういう意図を持っての場合、この3点の場合は公募をするという選択肢を否定するものではございません。 以上でございます。 ○吉瀬武司議長 4番 五十川議員。   (4番五十川議員登壇) ◆4番(五十川有香議員) 2回目の質問をさせていただきます。 女性活躍の点につきましては、再任の方を選定した理由が女性の起用に至らなかったということですということなんですけれども、私が問いましたのが、再任を提案されているこの4年間の副市長の具体的な評価をお伺いしました。人格、識見、判断力、ネットワーク、モラルとバランス意識を持っているというふうに御判断に至った、その具体的な選定理由をお答えいただきますようにお願いいたします。 この4年間、副市長と一緒に市政を担ってこられたのは後藤市長なので、十分に知っておられるはずです。また、この公の場では言えないということもないでしょう。この選任に関しましては、私的な理由ではなく、公的に容認できるかどうかを決定する大切な質疑ですので、この方を次の4年も任せられるという判断の材料となったものを具体的に、1点や2点ほど、この4年間の例を挙げて具体的にお答えください。 2回目の質問を終わります。 ○吉瀬武司議長 市長。   (市長登壇) ◎後藤圭二市長 例を挙げてという御質問ですが、例を挙げ出すと切りがありません。議会の皆さんこそ、こうして議会のたびに副市長の答弁であるとか、調整等をこれまでもお願いをしてきたところ、その点でも、どの程度の信頼感を皆さんにお持ちいただいているのかというのは、私は信じるしかないわけですけれども、この4年間、吹田市が今この状態にあるそのこと自体、それは理事者側全員の責任でもありますし、実績でもあるかもしれません。欠けているところもございます。それも含めて、全てを御理解いただいて、副市長の人選に対して御賛同いただければありがたいと思っております。 以上でございます。 ○吉瀬武司議長 4番 五十川議員。   (4番五十川議員登壇)
    ◆4番(五十川有香議員) お許しをいただきましたので、3回目の質問をさせていただきます。 市長は例を挙げると切りがないとおっしゃいましたが、質問者は1点、2点ほど例を挙げて具体的にこの4年間の副市長としての評価を挙げてくださいというふうに質問しておりますので、その質問に対してお答えいただきますようにお願いします。 なぜかといいますと、公募等についてというところのお話ですけれども、吹田市においては審議会委員等は原則公募により市民等から選任するように、それは条例で定めています。市長は公募を行うときには自分自身が見出せない場合だと、あと2点ほどおっしゃいましたが、今回は公募等を含めてそれをされていないということは、御自身が見出すことができたということですので、それにつきましてこの公の場で、どういったこの4年間の、副市長としてのですね、評価につきまして1点、2点ほどで結構ですので、お時間に限りがある、切りがないとおっしゃいますので、それについて述べていただきますようにお願いいたします。 ○吉瀬武司議長 市長。   (市長登壇) ◎後藤圭二市長 同じお答えになりますが、今根拠として、各審議会が公募委員を選んでいるということと、副市長の人選を議会にお諮りするということを同じにしていただいたら、私は困ります。副市長の人選というのは、市長が責任を持って人選を行い、それを議会で御判断いただくということで、その1点、2点というのは総合力というのが答えになるんですけれども、改めてその高いモラルとバランス意識がその能力の上にしっかりとある、市民の信頼に足る人物であるというお答えをしておきます。 以上でございます。 ○吉瀬武司議長 24番 斎藤議員。   (24番斎藤議員登壇) ◆24番(斎藤晃議員) 議案第47号 吹田市副市長の選任について、お許しをいただきまして、大阪維新の会・吹田を代表して質疑を行います。 先ほどの議員からも同様の質問もあったかと思いますので、そのあたりはそのようにおっしゃっていただいて回答いただければいいかと思います。 始めます。我が会派は、特別職の選任については公募、民間人登用を推進する立場から、吹田市を初め公務員OBのみ指名、登用する現状に反対してまいりました。また、今回の副市長選任につきましては、同一人物の前回については、今後は何がしかの改善を期待する前提でやむなく看過した経緯もあります。これを前提に質疑を行います。 まず、一つ目の質問。今回の人選に関しても公募や民間人登用を採用せず後藤市長の側近を指名するという手法は、後藤市長が常々仰せの公募等の手段をとらずとも適材な人材があることが根拠と思われますが、日本中の誰よりも最も適任である根拠は示されることはありません。誰にでも理解、納得できるような説明を求めます。 二つ目の質問。被推薦者が最も適任であることを実証する手だても講じられることはありませんでした。その意中の人物を据えたいのであれば、公募を実施し、その意中の人物も応募させて、第三者的な選考機関を経ることにより、市長の利己的な判断ではなく、公明正大な選択、判断であるということを示すべきでありますが、努力はなされていません。このプロセスを踏んで開示することは不要とお考えでしょうか。 三つ目の質問。被推薦人につきましては被推薦人そのものが不適当とは考えず、一定評価するところではありますが、その実績等も周知されることはありません、そもそもその職、任務を望んでおられるのか否かも。もし公募が実施された際には応募されるのでしょうか。前回及び今回、それぞれについてお答えください。以上が質問3です。 副市長以外の特別職の現状について、教育委員会のいじめ問題及びその後の対応、水道工事の不正事件と、市民の信頼は失墜し、回復の兆しは見えません。ともにその責任ある席には市職員OBが鎮座されています。公職、特に特別職の登用について根本的なパラダイムシフトが必要な状況の中で、会期最終日に提案され、審議、検討の機会もない状態の中で、申し上げた状況も鑑み、できる判断はおのずと知れているところであり、大変残念であると明確に申し上げます。 最後に四つ目の質問です。今後、特別職等の選任については公募、民間人登用等について取り組まれる御意思はございますでしょうか。 以上、4点、回答をお願いいたします。 1回目の質問を終わります。 ○吉瀬武司議長 市長。   (市長登壇) ◎後藤圭二市長 4点御質問をいただきました。 1点目、最も適任である根拠は、日本中の誰よりもということがありましたが、日本中の誰よりもかどうかは私は自信はありませんが、私の知る限り最も適切な人材であるという判断から推薦をさせていただきました。 2点目としまして、公募に関しまして、そのプロセスの話です。その中で、利己的な判断という表現をされましたが、私は市民のための利他的な判断としてこれを推薦させていただいている、それは御理解いただきたいと思います。 そのプロセスが不要かどうかというのは、これは4点目の御質問でお答えをさせていただきます。 3点目につきまして、もし公募なら、被推薦人が応募するのかどうかという、これは仮定の質問でもございますし、私は本人ではないので、これはお答えできません。 公職の登用について、根本的なパラダイムシフトが必要な状況にあるという御主張ですが、私はそうは考えておりません。 それで、4点目ですが、今後公募につきましては、先ほど御答弁申し上げましたように、これは一つの手法でして、決してそれを否定するものではございません。公募に必要な状況、背景というのを先ほどお答えいたしましたが、そういう背景がある場合は当然公募というのは一つの選択肢です。公募というのは二つ、私は意味があると思ってまして、内部、外部の人材、人材に内部性、外部性がございます。公募においても内部人材が、先ほど御指摘がありますように応募することはできます。 それから、募る、公募の募ですけれども、これは推薦で選出をする方法と、広く募集をして、それを御指摘のように選定委員会等で決めるという方法がございます。人材と方法、これに決まった方法は私はないと思っております。みずから人選をできない場合は、これは勇気を持って、ほかの市長さんがやっておられるように公募をするということも選択肢の一つであると考えております。 以上でございます。 ○吉瀬武司議長 24番 斎藤議員。   (24番斎藤議員登壇) ◆24番(斎藤晃議員) お許しを得て、2度目の質問をさせていただきます。 我々が理想とするところとの距離は相変わらずあるわけですけれども、一定御丁寧な答弁をいただけたのかなというふうには考えます。 数点、再度確認したいんですけれども、まず当然我々が必要と考えるですね、最低限のところとして、この人を副市長にしたいですというところで、いろいろお考えになったり検討された、どういう段階を経たのか、そのプロセスの情報開示、これは最低限必要なのかなと考えます。今後その件について、積極的に取り組んでいただけるのかどうかをお答えください。 続きまして、2点目としまして、公募であるとか民間人登用について、その可能性は排除するものではないと。さまざまな状況の中で、今回前任の副市長を再度という御判断になったという、我々それに賛同するわけではないですけれども、後藤市長がそのように考えて、そうやって説明してしっかりやっていただく分についてどうのこうのね、言うところではないのかなというふうには考えますけれども、やはりその公募であるとか民間人登用、そういう有効性みたいなところについて、既に何がしかの研究、検討をされているのか。今後ね、その公募、民間人登用等について別の選考・選任方法について前向きに研究、御検討いただけるかどうか、この2点目、御回答をいただけますでしょうか。 最後に3点目ですね、今回このね、会期の最終日に御提案されて、じっくり審議や検討できる状態での御提案ということで、今後はですね、もうちょっとね、日程的にしっかりこういうお話をですね、討論、採決の場でする必要がない形の日程感で御提案いただきたいと、そのように考えます。この点についても御返答いただけますでしょうか。 最後に、利己的な判断という件ですけれども、当然、私も別に利己的であるとかということを申し上げているわけではなく、利己的ではなく公明正大にやってらっしゃるということを市民に対して示していただくようお願いしているという意味で申し上げましたので、その点、御理解いただきますようお願いいたします。 3点、御回答のほどをお願いいたします。 ○吉瀬武司議長 市長。   (市長登壇) ◎後藤圭二市長 3点いただきました。 確かに選任をされるプロセスというのは、市民にとっては、この議会中継をごらんになったり、傍聴されてる方にはおわかりだと思います。提案の中に説明も入れてますし、参考資料もありますし、ああ、それでこうして議論をされた上に選任されたんやなというのはわかるんですけれども、大半の市民にとったら、副市長の名前さえも知らん場合が多いです。どう選任されたか、なかなかわからない。そういう意味では、ただいまいただきました御意見というのは、市民にとって大事だと思ってます。副市長の役割というものそのものも、これはしっかり説明をしていかんといかんなと、今お聞きして思っております。どういう手段で情報開示するか、これからちょっと検討もさせていただきますが、取り組んでまいりたいと思っております。 それから2点目、民間人の登用を排除しないという点でして、これは、吹田市は約40万都市でございます。この自治体の規模におきまして、特に有事でない限り、通常はこの政権を安定的に発展させる、それに才能のある人材を当てるというのが通常の判断だとは思うんですが、例えば危機事象であるとか、財政的に非常に大きな問題を抱えた、そういう財政的、それから危機管理的な有事の際には、例えば3人目の副市長を公募する、それとか外部人材、民間人材を登用するということは大いに効果があるとお聞きして感じておりました。 それから、日程につきましては、これはまた議会との御相談事項になるかとは思うんですが、ぜひ事前に十分にもんでいただければありがたいと存じます。 以上でございます。 ○吉瀬武司議長 以上で質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。4番 五十川議員。   (4番五十川議員登壇) ◆4番(五十川有香議員) 議案第47号 吹田市副市長の人選について意見を申し述べます。 女性活躍の視点、公募や民間経験者の登用の検討、そして再度選定とされた理由について質疑をいたしました。 女性活躍の視点につきましては、市長の1期目のお答えとほぼ変わりないものであり、発展性がなく非常に残念でした。 また、市長の100のお約束においてもジェンダー平等などを掲げておられない姿勢を改めて感じました。市としてポジティブアクションをしていただきますように求めたいと思います。 さて、再任として春藤尚久氏を選ばれた理由等を受けて、以下意見を申し述べます。 そもそも副市長とは、地方自治法第167条第1項より抜粋いたします。副市町村長は、普通地方公共団体の長を補佐し、普通地方公共団体の長の命を受け政策及び企画をつかさどり、その補助機関である職員の担任する事務を監督し、別に定めるところにより、普通地方公共団体の長の職務を代理すると定められています。当然ですが、法律の条文のように、非常に重要な役割を多岐にわたって担うこととなります。 市長からは先ほどの御答弁から、副市長選任について、人格、識見、判断力、ネットワーク、モラルとバランス、総合的との発言などありましたが、それにつきまして、残念ながら何度も具体的にどのような点を評価したのかとお聞きをいたしましても、具体的にどの点を評価されたのかについてはお答えいただけず、見出すことはできませんでした。 この4年間の市政の流れから見ても、この方のみしかなかったというような市長の御答弁については納得いきません。今回は、中核市になる転機を迎える本市として、さまざまな市政運営を新しい視点で工夫することも可能となる時期でした。何より我が会派といたしましては、平成30年9月議会の北千里小学校跡地複合施設の予算審議の際の、理事者から特定の市民への不適切な働きかけにより、結果的に地域間で対立等を引き起こしたことは、どんなことがあっても公平、公正であるべき行政職員としてあるまじき行為であり、看過することはできません。 この行為を実際、議会でも認めておられるにもかかわらず、誰も処分等さえされていない人事体制には、反省をされたのかはいまだ疑義が残っています。 私たち会派は、市民の権利を十分に尊重した吹田市政の実現に向け、執行機関と切磋琢磨してよりよい政策提案等をしていきたいと考えていますが、行政には適法性はもちろん、公平・公正性が求められるべき立場であることを十分に御認識いただき、先般のようなことは本当にあってはならないことを再度強く申し上げます。 なお、我が会派は市民参画を積極的に推進することのできる組織づくりを期待したいと考えているところですが、私的な理由ととられるような、このような特定の市民に対する誤った公の働きかけを容認するわけにはいきません。 政治家である市長の代理役という、非常に重い役職をも担う副市長の責任は大きく、先ほど看過できないとして指摘をした点は、当会派としても非常に重要な観点であるため、市長の推薦者につきましては現時点で同意をすることはできかねますが、次の4年間は先ほど申し述べたことも含め、十分な反省のもと、心を入れかえて、常に公平性、公正性を担保されることを切に切に願いまして、賛否にはかかわらないことといたします。 ○吉瀬武司議長 以上で討論を終わり、議案第47号を採決いたします。 本件について同意いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第47号は同意されました。 ただいま選任に同意されました春藤尚久氏から挨拶したい旨の申し出がありますので、受けることにいたします。 ◎(春藤尚久氏) 本会議開会中の貴重な時間を頂戴いたしまして、一言お礼の挨拶をさせていただきます。 まず、この4年間、私が副市長として執務を執行できましたのは、ひとえに皆様方のお力添えのたまものと深く感謝をしておる次第です。ありがとうございます。 そしてまた、本日御同意いただきましたことに関しましては、現在取り組んでおります感染症対策あるいは自然災害に対する対策に迅速かつ柔軟に取り組める危機管理体制の確立、あるいは健都を発信源とする健康寿命の延伸施策の推進、子育て支援の充実などにしっかり取り組み、第4次総合計画の実現を目指しなさいという叱咤激励をいただいたものと受けとめております。 皆様の御厚情に応えるべく、市長を補佐して、全力で取り組んでまいりますので、引き続き皆様方のお力添えを賜りますよう、よろしくお願いをいたします。 本日はどうもありがとうございました。(拍手)-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程31 議案第48号を議題といたします。 理事者の説明を求めます。市長。   (市長登壇) ◎後藤圭二市長 御上程いただきました議案第48号 吹田市監査委員の選任につきまして御説明を申し上げます。 3月31日をもって任期満了となられます谷 義孝吹田市監査委員の後任につきましては、引き続き同氏を選任いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 同氏はお手元の経歴書にもございますとおり、公認会計士並びに税理士として公認会計士・税理士事務所を開設され、以来、本市におきまして長年にわたり御活躍をされている方でございます。 また、平成28年4月からは、本市監査委員として立派にその職責を果たされ、人格、識見ともに本市監査委員の最適者として御提案を申し上げるものでございます。 よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願いを申し上げます。 ○吉瀬武司議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第48号を採決いたします。 本件について同意いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第48号は同意されました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程32 議案第49号を議題といたします。 理事者の説明を求めます。市長。   (市長登壇) ◎後藤圭二市長 御上程いただきました議案第49号 吹田市固定資産評価審査委員会委員の選任につきまして御説明申し上げます。 3月29日をもって任期満了となられます上田茂久固定資産評価審査委員会委員の後任につきましては、■■■■■■■■■■■■■にお住まいの田中義久氏を選任いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 同氏はお手元の経歴書にもございますとおり、1級建築士として昭和63年に田中都市建築事務所を設立されるとともに、大阪府建設工事紛争委員会委員、大阪府建築士会副会長としても御活躍の方でございまして、人格、識見ともに本市固定資産評価審査委員会委員の最適者として御提案を申し上げるものでございます。 よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願いを申し上げます。 ○吉瀬武司議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。4番 五十川議員。   (4番五十川議員登壇) ◆4番(五十川有香議員) 議案第49号 固定資産評価審査委員につきまして意見を申し述べます。 固定資産評価審査委員会の委員は、当該市町村の住民、市町村税の納税義務がある者または固定資産の評価について学識経験を有する者のうちから当該市町村の議会の同意を得て市町村長が選任するとしています。 吹田市におきましては、当該関連事務において課題の多い事業であることは予算時の討論で申し述べたとおりです。 当然これを前提といたしますが、女性活躍推進、男女共同参画の点から、以下、意見を申し述べます。 吹田市では、男女共同参画プランにおいて女性審議会等委員の女性比率を40%から60%、市の行政委員会への女性の参画を推進することを掲げています。また、国連においても持続可能な社会の実現、SDGsの目標5、男女の性別の役割としてのジェンダー平等を掲げているところです。 実際市としても、先月に配布されました第4次すいた男女共同参画プランの年次報告に載っているとおり、固定資産評価審査委員会運営事業について女性委員はゼロ人という実績から、次回後任の際は留意すべき点等と記載し、女性登用について課題としては認識されています。 しかしながら、今回の人選については、そういった提案を具体的に検討し提案されているとは見受けられません。担当に確認をしましたところ、提案されている方の所属である建築士会は女性の人数が非常に少ないとのことであり、今回については一定理解をいたしますが、次回、他の分野等から人選をされる際には、具体的な条件設定等、女性登用に向けて工夫することを提案し、本件につきましては同意をいたします。 ○吉瀬武司議長 以上で討論を終わり、議案第49号を採決いたします。 本件について同意いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第49号は同意されました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程33 市会議案第1号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。19番 野田議員。   (19番野田議員登壇) ◆19番(野田泰弘議員) ただいま上程されました市会議案第1号につきまして、議会運営委員会を代表いたしまして説明をいたします。 市会議案第1号は、令和2年2月12日付で市長から意見を求められました人権擁護委員の推薦に関する意見でありますが、本市議会の意見は、津田郁夫氏、山西美明氏、筒井枝美子氏、古川真一氏、廣瀬惠美子氏、奥野博子氏、中村真二氏、淺野龍夫氏、上坂純朗氏につきまして、適任であるとするものであります。 よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いをいたします。 ○吉瀬武司議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第1号を採決いたします。 本件について原案どおり承認いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、市会議案第1号は原案どおり可決されました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程34 市会議案第2号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。36番 竹村議員。   (36番竹村議員登壇) ◆36番(竹村博之議員) ただいま上程されました市会議案第2号につきまして、提案者を代表いたしまして説明をいたします。 市会議案第2号は、政府及び国会に対し、種苗法改正案の撤回を求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。 ○吉瀬武司議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第2号を採決いたします。 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。   (賛成者起立) 起立者少数であります。よって、市会議案第2号は否決されました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程35 市会議案第3号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。36番 竹村議員。   (36番竹村議員登壇) ◆36番(竹村博之議員) ただいま上程されました市会議案第3号につきまして、提案者を代表いたしまして御説明をいたします。 市会議案第3号は、政府及び国会に対し、消費税率5%への引下げを求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○吉瀬武司議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。   (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第3号を採決いたします。 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。   (賛成者起立) 起立者少数であります。よって、市会議案第3号は否決されました。-----------------------------------吉瀬武司議長 次に、日程36 常任委員会の所管事項に関する事務調査についてを議題といたします。 本件につきましては、財政総務常任委員会健康福祉常任委員会及び建設環境常任委員会の各常任委員会委員長から、別紙お手元に配付いたしてあります常任委員会の所管事項に関する事務調査一覧表のとおり調査事項を変更し、令和2年4月1日から令和5年5月26日まで閉会中も調査したい旨の申し出があります。 各常任委員会委員長の申し出どおり、許可いたしましても異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、そのように決しました。-----------------------------------       常任委員会の所管事項に関する事務調査一覧表                          令和2年2月定例会                          (2020年)常任委員会調査事件調査期限財政総務1 防災・防犯行政について令和5年 (2023年) 5月26日2 広報に関する施策について3 部落有財産管理について4 行政管理、行財政改革について5 財政運営について6 情報化施策について7 税務行政について8 消防行政について健康福祉1 子育て支援等児童福祉行政について同上2 高齢者、障がい者等福祉行政について3 介護保険事業について4 国民健康保険、保健衛生、医療行政について建設環境1 環境保全行政について同上2 廃棄物処理行政について3 まちづくり行政について4 建築・開発指導、住宅政策、都市景観行政について5 市有財産の総合的な管理について6 道路等の整備及び交通対策について7 公園整備、緑化推進について8 下水道事業について9 水道事業について-----------------------------------吉瀬武司議長 以上で、日程は終了いたしました。 閉会に先立ち、市長の挨拶を受けることにいたします。市長。   (市長登壇) ◎後藤圭二市長 2月定例会の閉会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。 御提案をいたしました諸議案につきまして、それぞれに御結論を賜り、また本日追加提案をさせていただきました人選案件等につきましては、格別の御高配を賜りまして、お礼を申し上げます。 御審議の中で頂戴いたしました御意見、御指摘を踏まえまして、今後の市政運営を進めてまいる所存でございます。 また、新型コロナウイルス感染症拡大防止の対応のため、議会日程等について格段の御配慮を賜りましたことにつきましても重ねてお礼を申し上げます。 引き続き市民生活の安心、安全の確保に向けまして市を挙げて最大限努力をしてまいる所存でございますので、議員の皆様方の御協力を賜りますようお願いを申し上げます。 結びに、議員各位におかれましては、今後ますますの御健勝並びに市政発展のための御活躍を心より祈念申し上げまして、閉会に際しての御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○吉瀬武司議長 2月定例会を閉じるに当たり、私からも一言御礼の御挨拶を申し上げます。 現在、新型コロナウイルス感染症が世界中で猛威を振るっており、市も全庁を挙げて懸命にその対策に取り組んでいただいているところですが、市内においても複数名の感染者が確認されるなど、いまだに収束の見通しがつかない状況であります。 市議会といたしましては、市民の皆様が平穏な生活に一日も早く戻ることができますよう、今後も取り組んでまいる所存でありますので、理事者各位におかれましても引き続き御尽力賜りますようお願い申し上げます。 そのような中にあって、本定例会は市が市民への対応に万全を期すことに協力するため、日程の一部を変更し、開催いたしました。議員各位には去る2月20日より、令和2年度の各会計当初予算案など数多くの重要な議案について連日にわたり熱心に御審議いただき、また議事の運営についても多大な御協力を賜りました。おかげをもちまして、本日無事に閉会の運びに至りましたことを厚く御礼申し上げます。 本市において、来年度は市制施行80周年を迎える節目の年であり、4月1日からは中核市に移行し、幅広い分野の権限が本市に移譲されます。この権限を生かし、より市民に身近なところで行政サービスを展開することで、多様化、複雑化する市民ニーズに応え、地域主権の理念にかなった市政がさらに発展していくことを大いに期待しております。 最後に、この3月末で定年退職される理事者の皆様方におかれましては、よりよいまちづくりや市民のために長きにわたり御尽力いただき、本当にありがとうございました。今後の御健勝とますますの御活躍をお祈り申し上げますとともに、今後も引き続き本市の発展にお力添えいただきますようお願いいたします。 これにて本日の会議を閉じるとともに、2月定例会を閉会いたします。     (午後3時26分 閉会)-----------------------------------  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。吹田市議会議長吉瀬武司 吹田市議会議員泉井智弘 吹田市議会議員木村 裕...