平成28年 5月 定例会
吹田市議会会議録6号 平成28年5月
定例会-----------------------------------◯議事日程 平成28年5月31日 午前10時開議 1 議案第54号 吹田市
私立幼稚園在籍園児の保護者に対する補助金の交付に関する 条例の一部を改正する条例の制定について 2 議案第57号 公用車の交通事故に係る損害賠償について 3 議案第59号 平成28年度吹田市
一般会計補正予算(第2号) 4 議案第60号 平成28年度吹田市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 5 議案第61号 平成28年度吹田市
病院事業債管理特別会計補正予算(第1号) 6 議案第62号 財産の交換について 7 議案第63号 訴訟上の和解について 8 議案第64号 平成28年度吹田市
一般会計補正予算(第3号) 9 市会議案第1号 吹田市職員の
政治的行為の制限に関する条例の制定について 10 市会議案第2号 吹田市労使関係に関する条例の制定について 11 市会議案第3号 吹田市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 の制定について 12 議案第55号
LED防犯灯照明器具購入契約の締結について 13 議案第56号 (仮称)吹田市営新佐竹台住宅集約建替
事業特定事業契約の一部変 更について +議案第65号
吹田市立岸部第一
小学校屋内運動場大
規模改造工事(建築工事)及 |
び吹田市立岸部第一
小学校トイレリニューアル工事(建築工事)請 | 負契約の締結について 14|議案第66号
吹田市立岸部第二
小学校給食調理室改築工事(建築工事)、吹田市 | 立岸部第二
小学校トイレリニューアル工事(建築工事)及び吹田市 | 立岸部第二
小学校空調設備工事(建築工事)請負契約の締結につい | て |議案第67号
吹田市立西山田中学校校舎大規模改造1期工事(建築工事)及び吹 |
田市立西山田中学校トイレリニューアル工事(建築工事)請負契約 + の締結について +報告第3号
公益財団法人吹田市
文化振興事業団の経営状況について |報告第4号
公益財団法人吹田市
国際交流協会の経営状況について 15|報告第5号
公益財団法人吹田市
健康づくり推進事業団の経営状況について |報告第6号
一般財団法人吹田市
介護老人保健施設事業団の経営状況について +報告第7号
公益財団法人千里
リサイクルプラザの経営状況について 16 議案第68号 吹田市
公平委員会委員の選任について 17 市会議案第13号
吹田市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について 18 市会議案第14号
待機児童解消に向けて緊急的な対応を求める意見書 19 市会議案第15号
次期介護保険制度改革における
福祉用具貸与及び住宅改修の給 付見直しに関する意見書 20 市会議案第16号
福祉医療費助成制度の拡充を直ちに実施するとともに、患者負 担を増やさないよう求める意見書 (追加) 21 市会議案第17号
国民健康保険の保険料率や減免制度を大阪府内で統一せず、各 市町村が実情に応じた独自制度を続けられるようにすることを 求める
意見書-----------------------------------◯付議事件 1 議案第54号 吹田市
私立幼稚園在籍園児の保護者に対する補助金の交付に関する 条例の一部を改正する条 例の制定について 2 議案第57号 公用車の交通事故に係る損害賠償について 3 議案第59号 平成28年度吹田市
一般会計補正予算(第2号) 4 議案第60号 平成28年度吹田市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 5 議案第61号 平成28年度吹田市
病院事業債管理特別会計補正予算(第1号) 6 議案第62号 財産の交換について 7 議案第63号 訴訟上の和解について 8 議案第64号 平成28年度吹田市
一般会計補正予算(第3号) 9 市会議案第1号 吹田市職員の
政治的行為の制限に関する条例の制定について 10 市会議案第2号 吹田市労使関係に関する条例の制定について 11 市会議案第3号 吹田市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 の制定について 12 議案第55号
LED防犯灯照明器具購入契約の締結について 13 議案第56号 (仮称)吹田市営新佐竹台住宅集約建替
事業特定事業契約の一部変 更について +議案第65号
吹田市立岸部第一
小学校屋内運動場大
規模改造工事(建築工事)及 |
び吹田市立岸部第一小学 |
校トイレリニューアル工事(建築工事)請負契約の締結について 14|議案第66号
吹田市立岸部第二
小学校給食調理室改築工事(建築工事)、吹田市 | 立岸部第二
小学校トイレ |
リニューアル工事(建築工事)及び
吹田市立岸部第二
小学校空調設 | 備工事(建築工事)請負契約の締結について |議案第67号
吹田市立西山田中学校校舎大規模改造1期工事(建築工事)及び吹 |
田市立西山田中学校トイレリニューアル工事(建築工事)請負契約 + の締結について +報告第3号
公益財団法人吹田市
文化振興事業団の経営状況について |報告第4号
公益財団法人吹田市
国際交流協会の経営状況について 15|報告第5号
公益財団法人吹田市
健康づくり推進事業団の経営状況について |報告第6号
一般財団法人吹田市
介護老人保健施設事業団の経営状況について +報告第7号
公益財団法人千里
リサイクルプラザの経営状況について 16 議案第68号 吹田市
公平委員会委員の選任について 17 市会議案第13号
吹田市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について 18 市会議案第14号
待機児童解消に向けて緊急的な対応を求める意見書 19 市会議案第15号
次期介護保険制度改革における
福祉用具貸与及び住宅改修の給付見直しに関する意見書 20 市会議案第16号
福祉医療費助成制度の拡充を直ちに実施するとともに、患者負担を増やさないよう求める意見書 21 市会議案第17号
国民健康保険の保険料率や減免制度を大阪府内で統一せず、各市町村が実情に応じた独自制度を続けられるようにすることを求める
意見書-----------------------------------◯出席議員 36名 1番 泉井智弘 2番 澤田直己 3番 澤田雅之 4番 五十川有香 5番
池渕佐知子 6番 足立将一 7番 石川 勝 8番 後藤恭平 9番 浜川 剛 10番 白石 透 11番 里野善徳 12番 川本 均 13番 馬場慶次郎 14番 梶川文代 15番 井口直美 16番 橋本 潤 17番 矢野伸一郎 18番 井上真佐美 19番 野田泰弘 20番 藤木栄亮 21番 奥谷正実 22番 山本 力 23番 山根建人 24番 生野秀昭 25番 斎藤 晃 26番 榎内 智 27番 松谷晴彦 28番 吉瀬武司 29番 小北一美 30番 坂口妙子 31番 倉沢 恵 32番 竹村博之 33番 塩見みゆき 34番 柿原真生 35番 玉井美樹子 36番
上垣優子-----------------------------------◯欠席議員 0名
-----------------------------------◯出席説明員 市長 後藤圭二 副市長 春藤尚久 副市長 池田一郎
水道事業管理者 赤野茂男 特命統括監 米丸 聡 危機管理監 羽間紀雄 総務部長 岡本善則
行政経営部長 稲田 勲 税務部長 牧内 章 市民部長 小西義人
都市魅力部長 中嶋勝宏 児童部長 橋本敏子 福祉部長 後藤 仁
健康医療部長 乾 詮 環境部長 今川 学
都市計画部長 上野雅章 土木部長 松本利久 下水道部長 宮田 丈
会計管理者 原田 勝 消防長 村上博之 水道部長 岡本 武 理事 川本義一 理事 石田就平 理事 野上博史
教育委員会委員 河内幸枝 教育長 梶谷尚義
学校教育部長 羽間 功
地域教育部長 川下貴弘
教育委員会事務局理事 服部高佳-----------------------------------◯出席事務局職員 事務局長 吉見宗利 事務局次長 古川純子 議事課長 岡本太郎
議事課長代理 二宮清之
議事課主査 守田祐介
議事課主査 井上孝昭
議事課主査 東 貴一
議事課主任 森岡伸夫
議事課主任 板津友哉----------------------------------- (午前11時2分 開議)
○
奥谷正実議長 ただいまから5月定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。 諸般の報告をいたします。 本日の応招議員は36名でありまして、病気その他の理由による欠席届出者はありません。 本日の議事日程はお手元に配付してありますので、それにより御承知願います。 本日の署名議員を私から指名をいたします。 3番 澤田議員、34番 柿原議員、以上両議員にお願いをいたします。 これより議事に入ります。
-----------------------------------
○
奥谷正実議長 日程1 議案第54号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。6番 足立議員。 (6番
足立議員登壇)
◆6番(
足立将一議員) 過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託されました議案第54号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、
国庫補助金の交付基準の変更に伴い、補助の対象となる園児の見直しを行おうとするものです。 委員からは 1 市の負担額がふえる理由 2 私立幼稚園の
認定こども園化の推進と市補助金との関係性 3 所得に関係なく、市独自で多子世帯に補助を行う必要性 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決いたしましたところ、全員異議なく議案第54号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○
奥谷正実議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第54号を採決をいたします。 本件に対する
委員長報告は原案承認であります。
委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第54号は原案どおり可決されました。
-----------------------------------
○
奥谷正実議長 次に、日程2 議案第57号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
財政総務委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。5番 池渕議員。 (5番
池渕議員登壇)
◆5番(
池渕佐知子議員) 過日の本会議におきまして、
財政総務委員会に付託されました議案第57号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、公用車の交通事故について、損害賠償しようとするものであります。 委員からは 1 負傷者が治療に要した費用及び期間 2 事故発生時における負傷者の
シートベルト着用の有無 3 救急車と接触した軽貨物車の損害状況 4 事故の過失割合等の協議状況 5 救急車走行中の
安全配慮事項 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第57号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○
奥谷正実議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第57号を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は承認であります。
委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第57号は可決されました。
-----------------------------------
○
奥谷正実議長 次に、日程3 議案第59号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、各
常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について各
常任委員会委員長から報告を受けることにいたします。 まず、
文教市民委員会委員長から報告を受けることにいたします。30番 坂口議員。 (30番
坂口議員登壇)
◆30番(
坂口妙子議員) 過日の本会議におきまして、
文教市民委員会に付託されました議案第59号中所管分について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 理事者の説明の後、委員から 1
市立吹田サッカースタジアムの外壁に、これまで施設名称を表示する銘板を設置しなかった理由 2 英語表記も含めた銘板設置の必要性 3
スタジアム命名権(ネーミングライツ)の早期導入に向けた積極的な検討 4 スタジアムに関連する市負担を認識した上で、
ガンバ大阪等の要望に対応する必要性 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第59号中所管分を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○
奥谷正実議長 次に、
福祉環境委員会委員長から報告を受けることにいたします。6番 足立議員。 (6番
足立議員登壇)
◆6番(
足立将一議員) 過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託されました議案第59号中所管分について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 理事者の説明の後、委員から
児童部所管分として 1 子どもの生活に関する実態調査を大阪府と共同で実施するメリット 2 回答者の負担を軽減する調査票の作成の取り組み 3 同調査の中で、市独自の取り組みとして5歳児を対象とした調査を郵送で行う理由 4 同調査の業務委託において、
単独随意契約を予定している理由 5
小規模保育改修費等支援事業における事業所の選定基準 6 ICT化を助成する、保育所等における
業務効率化推進事業に対する
私立保育所等の応募状況 7
認定こども園佐竹台幼稚園の定員拡充のための
耐震化スケジュールが早まる可能性 などについて質問がありました。 次に、
健康医療部所管分として 1
市立吹田市民病院の建てかえ工事に係る
国庫補助金の今年度の内示額が、当初見込みを下回った理由及びその正確な把握 2 同
病院整備事業に係る総事業費などに変更が生じた場合の市民への丁寧な説明の実施 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見としては 1 児童部所管として 本補正予算には、
待機児童対策関係予算などが含まれており、
実態把握等ができていないことから質問を繰り返してきた。 今般わかったこととして、本市で最も多く待機児童が発生しているのは千里丘北で51人、2番目は藤白台3丁目で27人、3番目は佐竹台1丁目で20人、4番目は山田東4丁目及び山田西1丁目で18人、6番目は江坂町4丁目で17人、7番目は垂水町3丁目、津雲台3丁目及び桃山台1丁目等で15人であり、待機児童が多いのは以上の地域であるが、これまでの議案説明や質疑応答では、
南千里地域が特に多いとの発言が繰り返しされており、事実を正しく伝えるためにも、答弁訂正等を強く求める。 また、最も待機児童が多い千里丘北は、開発されるかなり以前から児童数の増加に関する話し合いが、市と事業主及び事業者の間で繰り返し長い期間をかけて行われ、その話し合いの末に用地の提供を受け、小学校を建設した経緯がある。 しかし、人口増加分に対応し必要となる他の施設等については、事業主及び事業者が、敷地内に施設誘致をすることが前提の開発であったり、それができていないために51名もの待機児童が発生していることを、現在の事業主ないしは当時の事業者に再度申し上げるよう強く求める。
北千里地域の藤白台3丁目では2番目に多い27人の待機児童が発生しており、また同地域と隣接する山田東4丁目で18人、山田西1丁目で18人など、山田東、山田北、山田西、山田南、樫切山、山田市場、尺谷等の山田地域においても多数の待機児童が発生している。
北千里地域と近いこともあり、今般、予算として上がっている統廃合に近い、
北千里保育園と
古江台幼稚園の
認定こども園化後も、
北千里保育園は保育所として継続して運営し続けることが重要である。 また、実情、実態等を見て初めて判断できることがあるが、
アンケート調査等しか行わず、実態を全く把握していない状態で計画をつくっていたことは明白であり、計画の練り直しや見直しをすべきであると強く申し述べておく。 加えて、開発による待機児童の発生は、開発の状況等から判断できる部分があるが、片山町や山手町、また垂水町、江坂町、
山田地域等は開発に直接起因しない慢性的な要素があると、私見ではあるが、判断できる。そのあたりも再度確認し、一過性のものか、慢性化して今後もしっかりと手当てしなければならないものなのかを判断できるよう、現状把握及び分析、検証等に努めるよう強く求める。 また、委員会の中でも指摘をしたが、実行する前にやるべきことをしっかりとやるよう強く申し述べ、意見とする。 2
児童部所管分について
待機児童解消アクションプランの具体化について、今回幾つかの提案があったが、民間任せのものが目立っている。また、これまでの予定や計画を実施していくにとどまっているようにも思われる。今後、同プランに基づき計画が進められるが、保育の質を守ることを基本に、市が責任を持って進められたい。 子どもの
生活支援事業は、市独自での実施や回収率が高くなる調査方法を質疑の中で提案したところ、前向きに検討するとのことであった。本市のこれからの施策に反映するためにも、ぜひ早急に取り組まれたい。 以上の意見を述べ、本案に賛成する。 との意見があり、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第59号中所管分を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○
奥谷正実議長 次に、
建設委員会委員長から報告を受けることにいたします。12番 川本議員。 (12番
川本議員登壇)
◆12番(
川本均議員) 過日の本会議におきまして、
建設委員会に付託されました議案第59号中所管分について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 理事者の説明の後、委員から
南千里庁舎管理事業について 1 南千里庁舎に隣接する
ガソリンスタンド用地を取得する必要性 2 阪急南千里駅周辺地域全体の
にぎわい創出を考慮した
公共施設整備の検討 3
公共施設最適化を推進する上での土木部の配置場所に対する考え方 などについて質問がありました。 次に、
交通バリアフリー道路特定事業について 歩道拡幅を提案するに至った経過及び
使用貸借期間終了後における
歩道拡幅等用地の買収等の方向性 などについて質問がありました。 次に、
公園等維持管理事業・
街路樹等維持管理事業について 1 樹木を伐採、剪定する際の市民への周知方法 2 市登録業者の業者登録上の所在地での業務実態を調査する必要性 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第59号中所管分を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○
奥谷正実議長 次に、
財政総務委員会委員長から報告を受けることにいたします。5番 池渕議員。 (5番
池渕議員登壇)
◆5番(
池渕佐知子議員) 過日の本会議におきまして、
財政総務委員会に付託されました議案第59号中所管分について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 理事者の説明の後、委員から 歳入について
地方公共団体セキュリティ強化対策事業が対象となる
国庫補助金の有無 などについて質問がありました。 次に、歳出について
行政経営部所管分として 1
地方公共団体セキュリティ強化対策事業における単年度の支出額 2
情報セキュリティー強化に向けた市の取り組み 3
情報セキュリティー対策について外部の専門家から意見を受ける必要性 などについて質問がありました。 次に、
税務部所管分として 1
住登外システムにおいて
個人番号入力時の再点検機能を追加するための改修を必要とする理由 2 他市における改修の実施状況 などについて質問がありました。 次に、
消防本部所管分として 1 大阪府
タウン管理財団所有の第13
駐車場跡地に移転建てかえを検討している北消防署の想定規模 2 北消防署の現地建てかえ方針を変更した経緯 3 救急車の現場到着時間を考慮した消防署配置の必要性 4 救急隊増隊に伴い必要となる
消防庁舎スペースの確保策 5 本市の消防力を地域ごとに数値化する必要性 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第59号中所管分を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○
奥谷正実議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。25番 斎藤議員。 (25番
斎藤議員登壇)
◆25番(
斎藤晃議員) 議案第59号 平成28年度吹田市
一般会計補正予算(第2号)につきまして、大阪維新の会としましては、賛成の立場からではありますが、土木費、消防費、それぞれに計上されました
不動産鑑定料につきまして、不動産の鑑定をしようとする
行為そのものに反対するわけではありませんが、意見を申し上げます。
南千里駅前交差点に位置する大阪府
タウン管理財団所有第13
駐車場跡地及び
阪急電鉄株式会社所有地と、それぞれ別の委員会に付託され審議されましたが、当然のことながら一体的利用、一団の用地であるとの認識から申し上げます。 1、
南千里駅前という本市においても有数の駅前立地、しかも
南千里駅前交差点に面する角地という商業地域に位置する用地におきまして、消防署、市庁舎を設けようとするのであれば、その計画は都市計画の理念や
にぎわい創出、広く
まちづくり全般の視点から疑問が残ること。 2、1に加えて、南千里駅はホームの北端のみに改札口があり、商業集積等は駅北側に集中しており、今回鑑定の対象となっている駅南側は開発がおくれている面もあります。将来的に阪急電鉄南千里駅南改札口の設置を、官民一体となって検討する可能性や、駅南側地域の発展と住民の利便を考慮した上でも、消防署、市庁舎という施設は必ずしも最善の選択肢ではないと考えること。 3、通行量、歩行者も多い
南千里駅前交差点に面して消防署を設置した場合には、かなり広い幅の消防車両の出入り口、歩道の切り下げが必要となると推察されるが、その際の歩行者の安全性の確保が懸念されること。さらに、庁舎機能も導入するとなると、消防車両進入路とは別に車両出入り口が必要となる。この横断歩道の人だまりができる交差点の東南角は切り下げだらけになり、安全面では甚だ懸念されるところであること。 4、北消防署の移転に関しては、今回、鑑定の用地以上に適切な相応の用地を確保する努力が必要と考えること。 5、今回、鑑定の対象となっている2筆の用地の有効利用を考えた場合、容積率上限の規模の建物を建設した場合に、延べ床面積1万3,600㎡程度のボリュームとなり、建設費は40億円程度の巨額の投資が必要となります。本市施設が一部入居するという前提で、用地取得費、その他経費も考慮した実現性のある事業計画が、本市で描けるのでしょうか。この点に関しても懸念するところであります。 以上の意見を申し上げまして、用地の取得に当たっては、安全性その他に関する確固たる見通しと、現実味ある事業計画をお示しの上、議会に諮っていただくようお願いいたしました上で、議案第59号 平成28年度吹田市
一般会計補正予算(第2号)に賛成いたします。
○
奥谷正実議長 14番 梶川議員。 (14番梶川議員登壇)
◆14番(梶川文代議員) 議案第59号 平成28年度吹田市
一般会計補正予算(第2号)について意見を申し上げます。 今回の補正予算の中におきまして、佐竹台幼稚園の耐震診断委託料が入っておりますが、佐竹台幼稚園は、もう既にこの春から幼稚園型認定こども園として新たに始まっている。ただ、今ごろ耐震診断委託料というのはいかがなものかと。やはり、そういったものを先に済ませてから、皆さんに安心して通園していただくのが通常であると思いますので、やはりこれについては今までの準備不足と現状の認識とか、検証とか、そういったものがかなり不足していたなというところで、指摘として申し上げておきます。 また、幼稚園就園奨励費の保護者補助金についてですが、説明では、国が出す分、市の負担が減るといった説明でしかなかったんですけれども、実際のところ、国が対象児童をふやした分、市の負担もふえているという状態であります。やはり、説明についても事実が正しく伝わっていないということを、苦言として呈しておきます。 また、本補正予算の中で
待機児童解消に関連する予算がほかにもたくさんのせられておりましたが、その中におきまして、今までの現状認識等がかなり低かったということが明らかであり、今般、ようやく待機児童の住所別の一覧が、資料としてやっと出されましたけれども、それを見たところによりますと、これまで
南千里地域に特化して、
南千里地域が足りないということで走っておりますアクションプラン案についても、見直さざるを得ないんではないかということを申し上げておきます。 委員会の意見の中でも申し上げましたが、これら実際の住所別の待機児童数を見れば一目瞭然でありますことを、殊さらに皆様にお伝え申し上げておきます。 なお、このまま今現在進めているような
南千里地域に特化したような形のプランを進めていきますと、これも資料で出ておりますが、
南千里地域には、今、南千里保育園、千里ニュータウン保育園、あやめ保育園、千里聖愛保育センター、玉川学園保育園、
認定こども園佐竹台幼稚園、ハッピータイムと、数多くの保育園施設がありますが、そこに今現在通園しておられる他の地域の、例えばですが、片山、岸部からは6名、豊津・江坂・南吹田地域からはお一人、そして千里山・佐井寺地域からは94名で、山田・千里丘地域から64名と、このようにニュータウン以外からのところから
南千里地域の保育園に通っておられる児童が、今現在165名おられます。 これは、やはり想定ではありますけれども、第3希望なのか、第4希望なのか、第5希望なのか、少なくとも第1希望ではない方がかなりおられることが推察されますけれども、本来、第1希望とされるその地域に保育園がしっかりと充足されていれば、これら165名の方、その分があきが出ると。要は、
南千里地域において、拡充をしても、そのうち余ってくる可能性があるということを申し上げておきます。 やはり、今現在通っておられる方も、住所によってですけれども、やはり半径500mないし1kmというような形で、しっかりと把握した形での保育園整備に努めていかなければ、後々までもバスに乗って、電車を乗り継いで、遠いところに通園しなければならない、その方たちの苦労がいつまでも続くということを強く申し上げ、それらについて再度しっかりとよく現状を認識して、分析、検証することを強く求めて意見とします。
○
奥谷正実議長 以上で討論を終わり、議案第59号を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は原案承認であります。
委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第59号は原案どおり可決されました。
-----------------------------------
○
奥谷正実議長 次に、日程4 議案第60号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。6番 足立議員。 (6番
足立議員登壇)
◆6番(
足立将一議員) 過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託されました議案第60号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 理事者の説明の後、委員から
国民健康保険料の値上げにより負担増となっている被保険者への対応策の検討 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決いたしましたところ、全員異議なく議案第60号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○
奥谷正実議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第60号を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は原案承認であります。
委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第60号は原案どおり可決されました。
-----------------------------------
○
奥谷正実議長 次に、日程5 議案第61号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。6番 足立議員。 (6番
足立議員登壇)
◆6番(
足立将一議員) 過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託されました議案第61号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 理事者の説明の後、委員から
市立吹田市民病院の建てかえ工事に係る
国庫補助金の今年度の内示額が当初見込みを下回ったことによる市民病院貸付事業の変更内容 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決いたしましたところ、全員異議なく議案第61号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○
奥谷正実議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第61号を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は原案承認であります。
委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第61号は原案どおり可決されました。
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○
奥谷正実議長 次に、日程6 議案第62号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。23番 山根議員。 (23番山根議員登壇)
◆23番(山根建人議員) 過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託されました議案第62号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、本市が所有する摂津市千里丘新町200番18及び同200番23の土地の合計2,392.62㎡と摂津市が所有する摂津市千里丘新町717番2、同718番2、同719番及び同720番の土地の合計2,392.62㎡を交換しようとするものであります。 委員からは 誘致する事業者をイノベーションパークに定着させるための方策及び市民にとって有益な事業者の誘致 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第62号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○
奥谷正実議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第62号を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は承認であります。
委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第62号は可決されました。
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○
奥谷正実議長 次に、日程7 議案第63号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。23番 山根議員。 (23番山根議員登壇)
◆23番(山根建人議員) 過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託されました議案第63号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、総合福祉会館内の業務の民間委託に伴う職の廃止に関連する地位確認等請求事件について、和解しようとするものであります。 委員からは 1 総合福祉会館の生活介護事業における過去の経過を十分認識した上で、議案を提案する必要性 2 訴訟に至るまでに、市が解決策を提案する必要性 3 市の顧問弁護士からの和解を促す助言の有無 4 市が責任を認め和解することへの懸念 5 和解に対する市長の見解 6 本委員会での市長発言が今後の裁判に与える影響 7 本案が否決された場合の市の対応 8 委嘱状とともに交付する非常勤職員の任期等に関する通知書の法的拘束力 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見としては 1 地方公務員法の規定から適切とは言えない雇用が、非常勤職員のみならず、臨時雇用員の任用においても、市で長年にわたり常態化している。市民生活の安定や市が持つべき役割と市のその行為の不適切性を比べて、前者がより尊重されるべきであるという点と、その問題は立法解釈に委ねられるべき性質であるという点から、あえて質問の中で言及しなかった。しかし、配付された非常勤職員の任期等に関する通知書等や答弁内容から申し述べる。 実質的に連続任用であるというような、法からは適切と言えない行為を主導的に誘引し、継続的に実行してきたのは市である。任用を受諾する権利は原告にあるとしても、任用の誘引がなければ、実質的連続任用というのはあり得ない。また、市は任用により原告らも十分に利益を享受していたと主張するかもしれないが、それは労働に対する対価にすぎず、問題の本質ではない。実質的連続任用により、人材確保のためにかかる手間やコストを省力し、業務の円滑な遂行等で利益を得ていたのは、適切とは言えない行為を誘引していた被告の市であることは明白である。 以上の点から、到底原告らの立場をしんしゃくして実質的連続任用を行ったものではないことがわかる。市の姿勢には大きな疑問が残る。しかし、市民である原告二人の負担を考え、その点からのみ、本案に賛成する。 2 総合福祉会館における障がい者の生活介護事業は、長く通所している重度障がい者が多いことから、なれた環境と職員のもとでの事業実施が望ましいこと、そして重度障がい者の生活介護を行える事業者が少ないことから、平成24年9月まで市直営で実施してきた。しかし、維新市政のときに本市が大切にしてきた重度障がい者の生活介護事業は、十分な議論や検討もなく、経費削減だけが優先され、民間委託となった。直営での運営時は、職員は専門職であるにもかかわらず、非常勤という処遇でその職を担ってもらっていたが、年度途中の9月30日で雇いどめとなった。当事者に対し、誠意ある対応や十分な話し合いが持たれていれば、訴訟にまで至らなかったのではないかと考える。 委員会審査においては、これまでも多額の税金が裁判に使われており、このまま裁判を継続すれば、さらに多額の税金が投入されることが明らかになった。これ以上、争い続けることは市民にとって何の利益にもならない。そして、この件に関する決定をした議会の責任も問われることになる。裁判所は和解勧告をしており、弁護士も和解を判断している。 よって、市の提案のとおり、和解に同意する。 3 委員会質疑の中において、これまで累々と続いてきた雇用形態の問題や事業上、運営上のマイナス面も指摘をしたが、やはりそういったものをこれ以上看過させるような今の市政は改めなければならないと強く思う。今般、非常に残念なのは、この状態がどのような方向に向かうのか不安が残るということ、また審査中の内容等も、どこまでしっかりと認識、理解しているのかということである。 市長の発言等を聞くと、どちらかというと、我々の意見等も反映されておらず、独断的な自身の思いとして、私たちに訴えるような場面があり、やはり問題がある。しっかりと聞く耳を持った上で、公平、公正な立場をもって、しかも市長という重責にあるということで、本市の将来を考えなければならない立場に置かれている者としての判断をしてほしかった。 本案には、賛成も反対もできないため、退席する。 4 市長が本委員会に出席した際の発言において、原告に大変有利となる市に責任があることを認めたことは大変残念である。今、まさに和解するかどうかの審査をしている本委員会において、原告に有利となるような発言をするということは、和解しなかった場合における裁判に極めて大きな影響がある。そのようなことを現段階で市長が発言したことは、大変大きな問題であり、市民のために仕事をすべき市長が、元非常勤職員で、まして市を訴えた原告のために仕事をしたということとなり、まさに市民に対する背任行為にほかならない。 そういった背景も含め、和解すべきかどうか大変悩んだが、やはり和解すべきではないと考えるため、本案には反対する。 5 本案については、このような事態になったこと自体を看過できるものではなく、市の対応については議会への事前説明がなく、今定例会において、和解案を既に裁判所に提出済みであるという状況で提案されたことは極めて遺憾である。 委員会質疑においても、地方公務員法上の地位について、いわゆる一般企業の雇用や労使関係とは全く異なる説明を行っていたにもかかわらず、任用の更新という発言を繰り返すなど、非常勤職員に関し、市の考え方、あり方について到底このまま見過ごすわけにはいかない。また、非常勤職員ということで、あくまで1年という任用期間が定められているにもかかわらず、経験年数加算があることで期待権を主張させていることは明らかである。 市民の税金である財源を使い、このような形で長引かせる可能性があることは、我が会派としてもまことに不本意である。また、原告の二人は長年にわたり、行政の事業に御尽力いただいたことも含め、大変な御苦労をおかけしていることは認めるが、今後、このような事案とならないような対策について、全くと言っていいほど準備をしていなかったことは、大変残念である。 以上の理由を踏まえ、今後の行政のあり方を考えるとともに、市長の答弁にあったような発言がされたことはまことに残念である。 よって、現状での本案を認めるわけにはいかない。 との意見があり、続いて採決しましたところ、賛成者少数で議案第63号を承認しないことに決定いたしました。 以上、報告を終わります。
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奥谷正実議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。26番 榎内議員。 (26番榎内議員登壇)
◆26番(榎内智議員) 議案第63号 訴訟上の和解について意見を申し述べます。 このたびの議案は、総合福祉会館が実施する生活介護事業が民間委託されることに関連し、任用期間満了をもって任用が終了するのは不服だとして、非常勤職員が市を相手取って提起した訴訟の和解であります。当然これは議会で可決されれば和解、否決されれば訴訟係属となるものであります。 このような中、委員会質疑において大きな問題が起こりました。市長は委員会にわざわざ出席し、市に継続雇用を期待させるような問題があったとして、みずから非を認める発言を行いました。明確に雇用の期限を定めた委嘱状があるにもかかわらず、原告の主張をうのみにするかのような市長の発言を容認することはできません。 議案が否決されれば訴訟が係属する状況で、わざわざ市を敗訴に追い込むおそれのある発言を、議会という公式の場で市のトップみずからが行うということは、原告の証拠とされてしまうおそれもあり、極めて大きな問題があります。発言の撤回を求めましたが、市長は応じませんでした。 また、議会からすれば、和解すべきでないと考えても、訴訟係属で敗訴濃厚となれば、和解したほうがましだという選択をせざるを得なくなってしまいます。このような発言と議会審議にゆがみをもたらした市長に対して、強く抗議をいたします。 また、市の非を認め、和解に応じようとする市の政策変更は、政権がかわったことによってなされた旨、市長は委員会で答弁をしております。要は、後藤市長が市長になったから、この元職員に退職金とも言えるような400万円の和解金を支払おうとしているということであります。 当然ですが、市長は徹底的に市民の利益のために仕事をしなければなりません。しかしながら、今回の和解は、市民のためではなく、元職員のために行おうとするものにほかなりません。市民に対する背任行為だと申し上げます。 和解の否決は敗訴の可能性があることから、議案の賛否については大変難しいものがありますが、不当な訴えを一度認めてしまえば、今回の件が今後のあしき前例となってしまうと考えられることから、このたびの和解については賛成することができません。
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奥谷正実議長 36番 上垣議員。 (36番上垣議員登壇)
◆36番(上垣優子議員) 議案第63号 訴訟上の和解及び関連する議案第64号 平成28年度吹田市
一般会計補正予算について、日本共産党議員団を代表し、意見を述べます。 吹田市は、総合福祉会館で実施してきた障がい者の生活介護事業を、平成24年(2012年)10月から民間事業所へ委託することを決め、この事業に20年以上従事してきた2名の職員を、その任用形態が非常勤職員であるという理由のみで、平成24年(2012年)9月末をもって、雇いどめを行いました。この2名の非常勤職員がこれを不服とし、吹田市に対し地位確認を求め提訴した裁判で、和解条項案が示され、市がこの和解を成立させるため提出したのが本議案第63号であります。 そもそも、戦後生まれた地方公務員制度のもとでは、自治体が行う仕事は原則として正規職員が担うということになっています。例外的に、1、災害などの緊急対応が必要な場合、2、1年以内など短期間にだけ必要とされる業務、これらについてのみ非正規雇用が可能であって、あくまで正規職員の補助的業務を行うとされています。しかし、その後、市民の公共サービスへの多様な要望が新たに生まれ、これに対応するために、自治体における非正規雇用が始まり、ここまで広がりました。今、吹田市では4割を超える非正規雇用の拡大まで進んでいます。 これは吹田市だけではなく、多くの自治体で行われています。一時的でも補助的でもない、本来なら正規職員が担う長期的で本格的な仕事、これをフルタイムではなく短時間勤務で行う特殊な勤務形態、つまり地方公務員法にはもともと存在しない雇用形態を、非常勤嘱託職員、または臨時職員による雇用を脱法的に利用するという形で、苦肉の策をとり続けているのが実態です。 地公法の規定では、非常勤嘱託職員は雇用期間が1年、臨時職員は半年で更新は1回までと定められているため、形式的には期限つきで雇用しながら、実際の運用は毎年契約を繰り返し、事実上、長期的な雇用を図ってきたということです。国による非正規公務員の雇用の実態にふさわしい法整備が急がれます。国の怠慢により、法のはざまに置かれ続ける官製ワーキングプア問題として、これはたびたび国会でも取り上げられてきたことは、皆さん御存じのとおりであります。全ての責は、国の怠慢だと言っても言い過ぎではないと思います。 さて、総合福祉会館の障がい者の生活介護事業も、重度の障がいがあっても、生まれ育ったまちで暮らし続け、社会参加への道も開きたいという願いに応えて、1987年から吹田市が始めた事業です。重度の障がいのある方への医療的ケア、機能訓練、入浴サービス、送迎など仕事の内容は幅広く、継続的、本格的仕事であることは明らかです。 維新市政のもと、経費削減のみを理由に行われたこの事業の民間委託そのものにも、我が党は反対をいたしました。非常勤職員という雇用形態であっても、正規職員とともに、この事業を20年以上の長きにわたり支えてきた2名の職員が、突然の、しかも年度途中の雇用どめに際し、市の非常勤職員として、専門性と経験を生かせる他の職への異動を望んだことは、余りにも自然なことではないでしょうか。 市当局がこのような背景も踏まえ、20年以上の労苦を認めて誠意ある対応をし、十分納得できる話し合いを持つことをしていれば、訴訟にまで至ることはなかったと考えます。 福祉環境
常任委員会の審議の中で、裁判にはこれまで多額の弁護士費用が発生しており、これ以上裁判を継続すれば、さらに多額の税金を投入することになることが明らかになりました。これ以上争いを続けることが、市民にとって利益になるとは思えません。議会の可否の判断責任も問われることになります。裁判所は和解の勧告をしており、原告、被告双方弁護士の判断も和解であります。 よって、市の提案どおり、訴訟上の和解を行うこと及び議案第64号に賛成をいたします。
○
奥谷正実議長 6番 足立議員。 (6番
足立議員登壇)
◆6番(
足立将一議員) お許しをいただきまして、議案第63号の訴訟上の和解について意見申し上げます。 本議案は訴訟案件であり、繊細な問題であることから、特に慎重に審議をいたしました。和解が提案されている訴訟については、非常勤職員に関する地位確認訴訟でありますが、同趣旨、同様の裁判例を見る限り、地位確認については基本的に認められず、継続雇用に関する期待権の侵害が認められた際、場合によっては損害賠償が認められるという訴訟であると理解いたしました。 相手方が訴える期待権、本人が期待する限り永遠に雇用が続くということに関する期待について、吹田市では本人の希望調査をした上で、毎年委嘱状を手渡ししていることから、市は期待権が生じる余地がないという立場で弁論すべきであると考えます。そもそも、そうだからこそ非常勤という雇用形態が可能であり、当該非常勤職員の任用を終了したのです。 質疑の中では、訴訟係属中にもかかわらず、一定期待権の発生について認めるような発言がありました。また、訴訟においても、市の立場を有利にするための積極的な陳述がなされていないのではないかという疑念も抱きました。担当者に御理解いただきたいのは、和解するといっても和解金の原資は税金でございます。今回の件は、市の業務上の瑕疵によって市民に損害が発生しているという状況です。市民からしてみれば、何のこっちゃということです。 仮に市の瑕疵、期待権を生じさせたことに関する瑕疵を認めて和解するのであれば、市民に損害が発生していることから、当時の担当者に対して何らかの処分があってしかるべきであります。しかし、それについても当時の空気がそうだったから担当者が悪いわけではないという、市民からすると理解しがたい理由で処分についての検討もしないということでした。誰のために仕事をするのか、改めて考え直していただきたいと思います。 期待権侵害の有無や程度に関しては、判決に委ねられるべきと考えること及び和解することによる今後の政治的影響を鑑み、本議案については反対いたします。
○
奥谷正実議長 14番 梶川議員。 (14番梶川議員登壇)
◆14番(梶川文代議員) 議案第63号 訴訟上の和解について意見を申し述べます。 この議案の参考資料を見ると、参考資料には原告らの主たる請求に対する本市の主張を認めるものであると評価できること、またこれ以上長引かせると、費用と時間がかかるだけと、そういったことが示されております参考資料を見て、その上では、もうこのあたりで終わらせといてもいいのかなという思いでおりましたけれども、ある議員の出席要請に応え、出席なさった市長の御発言を聞いていて、これでは本当にまずいというか、議案参考資料に示しておられるような内容とはことごとく違う内容が、市長の口から出た。それを聞いた上で、これを認めるわけにはいかないなと、非常につらい状況であったということを申し上げておきます。 やはり、市長の立場というのは、本当に公的な責任が重いということであって、御自身たちが提案なさってきているその議案に対して、やはり市長が責任を持ってその趣旨を貫くべきであって、全く違うことを、いきなり何を言い出すんやみたいなことがあってはならないということを、強く苦言、諫言申し上げ、この議案につきましては賛成できない、また反対することも、私としては当初は予定しておりませんでしたことから、退席させていただきます。
○
奥谷正実議長 以上で討論を終わり、議案第63号を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は否決でありますので、原案について採決をいたします。 原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者少数であります。よって、議案第63号は否決されました。
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○
奥谷正実議長 議事の都合上、午後1時まで休憩をいたします。 (午前11時59分 休憩)
----------------------------------- (午後1時2分 再開)
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奥谷正実議長 休憩前に引き続き会議を再開をいたします。 次に、日程8 議案第64号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、各
常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について各
常任委員会委員長から報告を受けることにいたします。 まず、
福祉環境委員会委員長から報告を受けることにいたします。23番 山根議員。 (23番山根議員登壇)
◆23番(山根建人議員) 過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託されました議案第64号中所管分について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 理事者の説明の後、委員から
児童部所管分として 1 高野台小学校の敷地内に市が設置するプレハブの保育施設を民間事業者が認可保育施設として運営する際の保育の質の担保 2 同施設を留守家庭児童育成室に転用する際の費用 3 リースによるプレハブ設置ではなく、市の直接工事による同施設整備の検討の有無 4 同施設の運営を2年間に限定する中で、民間事業者が公募に応じる可能性 5
南千里地域に特化して市が敷地を確保し、待機児童対策を行う理由 などについて質問がありました。 次に、福祉部所管分として 総合福祉会館で生活介護事業に従事していた非常勤職員の地位確認等請求事件に係る訴訟を継続した場合の市負担額 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目でありますが、委員から、議案第63号 訴訟上の和解についてが承認されなかったことに伴い、関連する予算622万5,000円を削除する修正案が提出されました。 提出者の説明の後、他の委員から 弁護士報酬の支払い時期 について質問がありました。 以上が修正案に対する質疑項目であります。 原案及び修正案に対する意見としては
児童部所管分について 審議における市の答弁は、以前から具体的根拠がなく、問われたからその場でした答弁にすぎないという感が常にある。そのため、答弁に整合性が見られず、矛盾が生じていることがしばしばあった。つまり、一つの事業を行うまで十分な調査、精査、想定、確認等をしているとは、到底見受けられず、よって、市の答弁も責任の重さを自覚しているとは思えず、どこか人ごとのような答弁であるとしか感じとれない。 例えば、プール等で行われる体育の授業での児童たちの叫声が子供の昼寝の妨げとなる問題や、子供たちが短期間で保育所を移動することより生じるメンタル面での問題があった。 前者についての市の答弁は、プレハブの建物では当然問題となるその防音性についてさえ、何ら検証を行っていないにもかかわらず、恐らく大丈夫という無責任なものであった。 また、後者については、経営母体の法人が同じであれば大丈夫という、質問に対する答えとなっていないものであった。市が言うように経営母体の法人が同じであれば大丈夫というのであれば、仮に保育所を運営する法人が異なれば、保育の態様が異なることになり、そのメンタル面での問題を市も認識し、前提としている回答になる。 以上、回答の全般にわたって、具体的根拠もなく、また責任感もないと言わざるを得ない。市長が命を預かるとまで言いながら、市の計画や姿勢はずさんであると保護者の方々から言われてもいたし方ない。 当然、これらのほかにもまだ疑問がある。しかし、子供を保育所に預けて働かなければ生活できない保護者にとっては、プレハブでも受け入れ先となるのであれば、本意でなくても預けざるを得ず、預けることもあると考える。そのような思いや権利を否定することはできない。そのため、当該計画は甚だ不十分ではあるが、補正予算案の原案に賛成する。 しかし、緊急対策と言いつつも、実施が来年4月である点、また計画がプレハブであり、高野台小学校1カ所のみである点など、計画を進めながら改善すべき点も多数ある。 ほかにも待機児童対策に関しては問題が山積している。事前の調査、検証、精査が不十分であった
待機児童解消アクションプランの形式的な実行ありきではなく、同時並行でさらなる良案がないかを常に思慮し、改善すべき点は速やかに公表し、改善、実行していくことが肝要と思われる。 また、ワーキングチームにおいては、庁内での検討だけでなく、受動的にではなく、進んで当事者の意見を聞く機会を頻繁に設け、専門家の意見も取り入れるようにすることが強く望まれる。以上、善処を心より要望する。 との意見があり、まず修正案について採決しましたところ、賛成者多数で承認いたしました。 続いて、修正議決した部分を除く原案について採決しましたところ、全員異議なく議案第64号中所管分を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○
奥谷正実議長 次に、
財政総務委員会委員長から報告を受けることにいたします。5番 池渕議員。 (5番
池渕議員登壇)
◆5番(
池渕佐知子議員) 過日の本会議におきまして、
財政総務委員会に付託されました議案第64号中所管分について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、平成28年度吹田市
一般会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ622万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,263億4,029万4,000円にしようとするものであります。 本案に対する質問は別段なく、審査の過程で委員から、
福祉環境委員会において、議案第63号 訴訟上の和解についてが否決されたことを受け、歳出補正予算を全額削除する修正案が承認されたことに伴い、歳入補正予算を全額削除する修正案が提出されました。 提出者の説明の後、委員から原案及び修正案に対する質問、意見は別段なく、修正案について採決しましたところ、賛成者多数で承認いたしました。 それに伴い、本委員会に付託されました議案第64号中所管分は消滅いたしました。 以上、報告を終わります。
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奥谷正実議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 原案並びに
福祉環境委員会及び
財政総務委員会の修正案について一括して討論に入ります。意見を受けることにいたします。14番 梶川議員。 (14番梶川議員登壇)
◆14番(梶川文代議員) 議案第64号 平成28年度吹田市
一般会計補正予算(第3号)について意見を申し述べます。 本議案におきましては、高野台小学校に(仮称)高野台スクール保育室を設け、暫定的に2年間をその保育室として使い、その後、留守家庭児童育成室の教室に転用していくというような状況の提案理由でありましたが、現在の高野台地区の3歳児以上の待機児童数は3人であります。南千里地区全体で3歳児以上は現在のところ32名。北千里を入れてニュータウン地区全体でも53名。 今現在の待機児童数が945人と言われておりますが、今現在、調査を行っている本当の待機児童というか、求職中ないしは仕事が見つかれば、預かるところがあれば仕事をしたいといった希望等の調査と今現在なっておりますことから考えれば、アバウトで聞いておりますところでは、今おります中の945人のうちのおおむね3分の1、300人は満たないだろうなと言われている状況の中で、先ほど申し上げました高野台は3名ですが、ニュータウン全体で53名。ただ、その53名の3分の1と見ても、定員60名には満たず、山田・千里丘地域の3歳児以上51名、千里山・佐井寺地域の3歳以上36名等を加えても、3分の1程度でみなせば定員が足りないのではないかと思われますことから、かなり広範囲な地域から通園していただかなければ、定員60名は埋まらないんじゃないかというのが、現段階の需要でありまして、現在の2歳児までも含めて広げていって、それでもかなり広範囲のことになるんじゃないかなということが想定できます。 また、学校の児童数の増加の状況を確認しましたところ、やはりこれが2年後、3年後には、やはり教室の数が多くなっていくということと、あと今現在、一部の校舎が耐震がもたないということで取り壊し、建てかえなければならないということに合わせてのことだということは、確認はできてはいるんですが、実際のところ、今現在進めている佐竹台府営住宅や高野台府営住宅でゼロ・1・2歳の小規模保育事業等が、早ければことしの10月ぐらいから開始できるのではないかと。 そのゼロ・1・2歳の小規模保育のその後の受け皿として、この今回つくる(仮称)高野台スクール保育室が生かされてくるのも、もう1年後、2年後、3年後になるという状態でありまして、実際のところ学校の児童数の増加で、教室数が不足するであろう、その必要な時期と、本当の受け皿的な形で活用できる状態とが非常に重なってくるというところが、私としては危惧するところであります。 また、今通園されている6,086名のうちのおおむね2,000名ぐらいは転園、自分の家から近いところの転園希望等も大体出されているということですが、それらの実際のところの数字、本当の希望等も全くまだつかめていないというところでありまして、やはりどれぐらいの方が、まずは最初入所するのか。民間委託をするということであれば、それらもある一定確定しておかなければ、委託事業者も見つからないのではということを大変危惧いたします。 これら全て児童部の現状把握等の不足でありまして、それらについての分析も検証もしていなかったという、何と言ってもそれらの失態が主ではありますけど、本当に不確定な状況で進まなければならないということに対して大変危惧はいたしますが、つくって、1億7,626万円という予算、入札後幾らになるかわかりませんが、投じた費用が無駄にならないように、しっかりとちょっと考えを改めて、計画を練り直して、くれぐれも学校の教育環境に支障を来すようなことのないように、くれぐれも留意されることをお願い申し上げて、意見といたします。
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奥谷正実議長 以上で討論を終わり、議案第64号を採決いたします。 本件に対する
福祉環境委員会及び
財政総務委員会の
委員長報告は修正でありますので、まず両修正案について一括して採決をいたします。 両修正案に賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、
福祉環境委員会及び
財政総務委員会の修正案は可決されました。 次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について採決をいたします。 修正議決した部分を除く部分を原案どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、修正議決した部分を除くその他の部分は原案どおり可決されました。
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奥谷正実議長 次に、日程9 市会議案第1号を議題といたします。 本件につきましては、過般の本会議におきまして、
財政総務委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。5番 池渕議員。 (5番
池渕議員登壇)
◆5番(
池渕佐知子議員) 過般の本会議におきまして、
財政総務委員会に付託されました市会議案第1号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、職員に対して制限する政治的行為や、それに違反した場合の処分などを定めようとするものであります。 3月定例会の委員会において、本案に対する質問は別段なく、その後、継続審査することに決定しました。 次に、今回の5月定例会での審査に当たり、本会議において提案議員から、附則の「平成28年5月1日」を「平成28年9月1日」に修正したいとの原案修正の申し出があり、承認されました。 その後、5月定例会の委員会において、委員から 1 職員の政治的行為を地方公務員法の範囲を超えて制限する理由 2 懲戒処分等の規定を設けることの是非 3 本案の提案に至った立法事実 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見としては 1 市会議案第1号から市会議案第3号までについて一括して意見を述べる。 提案議員から、職員の政治的行為の制限を定め、公正な市政運営を図る本市の当局と労働組合の交渉が不適切である、職員団体が支出すべきチェックオフの経費を税金で賄っている、風通しのよい職場環境をつくるなどの理由で、三つの条例が必要であるとの説明があった。 しかし、職員の政治活動は、憲法や地方公務員法において一部制限のもと、基本的人権として認められており、地方公務員法の範囲を超えて制限することは、基本的人権を侵害することになる。当局と労働組合の交渉を公開するとの内容は、憲法、地方公務員法、地方公益企業等の労働関係に関する法律で保障された職員団体、労働組合の団結権、団体交渉権を超えて制限することになり違法であるとの指摘を免れない。 職員給与からの組合費の徴収を一方的に廃止することは、議会側が労使関係を規律することとなり、不当労働行為となるなどの問題点を指摘した。質疑の中では、3条例案に共通して、条例を必要とするような立法事実が存在せず、具体的事例を提案議員に求めたが、客観的事実は示されなかった。また、提案議員の答弁は、具体的事例がなくても予防的に規制することはできるとの独善的な主張を繰り返し述べるだけであった。 職員の
政治的行為制限条例については、違反した場合、第3条に減給、停職、免職等の処分規定があり、憲法第19条の思想及び良心の自由、第21条第1項の集会、結社及び表現の自由及び第28条の労働基本権などの基本的人権を制限する憲法違反の条例である。 堀越事件、世田谷事件の最高裁判決では、国家公務員であっても職務遂行上においてのみ政治的中立性が求められ、個人の思想や行動まで規制するものではないことが示されており、本条例は最高裁判決も無視するものである。 労使関係条例については、もともと地方公務員法や地方公営企業等の労働関係に関する法律によって規定された職員団体、労働組合の団結権、団体交渉権を、法律を超えて制限するものである。公務員も憲法第28条に規定する勤労者であり、団結権、団体交渉権を持つことが認められている。労使間に当然見解の違いはあり、そのために団体交渉が認められている。条例で上から規制することは、法を逸脱するものである。 一般職職員の給与条例の一部改正については、職員一人一人の意思により組合の入会、退会の自由が保障されており、その意思に反し退会が認めらなかった事例は一つも示されなかった。今後の対応について労使間で協議されており、職員団体への特権的な便宜供与とは言えない。問題提起を受け、当局と職員団体との間で協議を進めており、その説明で十分な努力と言える。 よって、3条例案には反対する。 2 本案に関する総務部人事室の取り組みについては、一定、是とする。しかし、本案そのものについては、地方公務員法第36条の
政治的行為の制限を上書きする内容であり、その必要性はないと考える。 よって、本案に反対する。 3 市会議案第1号から市会議案第3号までについて、一括して意見を述べる。 委員会質疑により3条例案について確認した。また、3条例案に関する総務部の取り組みは、一定、評価できることもある。また、市は今後見直しを行い提案することや、必要な場合は内容を修正していく可能性にも言及している。市の対応、労使間の関係及び法令遵守について、今後検証する必要があり、3条例案を直ちに採決することは現時点では難しい。 よって、3条例案の採決は退席する。 との意見があり、続いて採決しましたところ、賛成者少数で市会議案第1号を承認しないことに決定いたしました。 以上、報告を終わります。
○
奥谷正実議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。14番 梶川議員。 (14番梶川議員登壇)
◆14番(梶川文代議員) 市会議案第1号 吹田市職員の
政治的行為の制限に関する条例の制定について意見を申し述べます。 この第1号並びに第2号、第3号の3条例ともに、さきの議会から継続審議であり、今議会でも委員会に付託をされて、鋭意慎重に審議されることであるということを願っておりましたし、適宜必要な条例の修正や、必要とあれば撤回等の結論が出るものと期待をしてはおりましたけれども、結局のところ、委員会審議の成り行きを見て判断しようと思っていた私にとりましては、委員会審議の中で期待してきたことがなされず、多くの会派が退席した上での賛成者少数という形で否決になったという結果であったということは、ちょっと残念ではあります。 ですが、やはりこのままの条例案ではまずいなという部分がありましたので、このままではちょっと賛成できかねるという状態であることを申し上げ、この後の市会議案第2号 吹田市労使関係に関する条例の制定について並びに市会議案第3号 吹田市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についても同意見であり、賛成できない、反対いたしますということを申し上げ、意見といたします。
○
奥谷正実議長 8番 後藤議員。 (8番後藤議員登壇)
◆8番(後藤恭平議員) 市会議案第1号、第2号、第3号について意見を申し述べます。 本議案第1号は、職員の
政治的行為の制限に関する条例という職員の適正な職務を求める正当性がある一方、間違いがあれば人権問題にもつながりかねないシビアな条例案であり、また第2号、第3号については労使にかかわる条例案ということで、労使と議会、とりわけ市長側には一定の理解を必要とする内容であることから、我々吹田新選会としては、本議案の条例案の趣旨には賛同するものの、拙速な結論を求めるものではありません。 ただし、本議案の趣旨に関しては、今後も市長には御理解をいただき、話を進めていただきたいと要望するとともに、進展がなき場合は、我々吹田新選会から同趣旨の条例案を提案することもあり得ますと意見を付し、退席いたします。
○
奥谷正実議長 以上で討論を終わり、市会議案第1号を採決をいたします。 本件に対する
委員長報告は否決でありますので、原案について採決をいたします。 原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者少数であります。よって、市会議案第1号は否決されました。
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○
奥谷正実議長 次に、日程10 市会議案第2号を議題といたします。 本件につきましては、過般の本会議におきまして、
財政総務委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。5番 池渕議員。 (5番
池渕議員登壇)
◆5番(
池渕佐知子議員) 過般の本会議におきまして、
財政総務委員会に付託されました市会議案第2号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、本市の当局と労働組合等との交渉の対象となる事項の範囲や、交渉内容の公表等に関する事項等を定めようとするものであります。 3月定例会の委員会において、本案に対する質問は別段なく、その後、継続審査することに決定しました。 次に、今回の5月定例会の委員会において、委員から 1 労使交渉に関する事項を条例により規定することの是非 2 労使交渉における全ての発言を記載した議事録の作成を求める理由 3 本案の提案に至った立法事実 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見としては 地方公共団体における労使関係に政治が介入していくことになる本案については反対である。 また、総務部の取り組み内容には全面的に賛同しているわけではないが、おおむね了承する。 との意見があり、続いて採決しましたところ、賛成者少数で市会議案第2号を承認しないことに決定いたしました。 以上、報告を終わります。
○
奥谷正実議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第2号を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は否決でありますので、原案について採決をいたします。 原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者少数であります。よって、市会議案第2号は否決されました。
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○
奥谷正実議長 次に、日程11 市会議案第3号を議題といたします。 本件につきましては、過般の本会議におきまして、
財政総務委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。5番 池渕議員。 (5番
池渕議員登壇)
◆5番(
池渕佐知子議員) 過般の本会議におきまして、
財政総務委員会に付託されました市会議案第3号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、職員団体費のチェックオフを廃止しようとするものであります。 3月定例会の委員会において、本案に対する質問は別段なく、その後、継続審査することに決定しました。 次に、今回の5月定例会の委員会において、委員から 1 労使間で締結した協定書に基づく職員団体費のチェックオフを不適切とする理由 2 職員団体費のチェックオフ廃止が不当労働行為になることへの懸念 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見としては 昭和52年当時、市長と市職員労働組合執行委員長との間で締結された協定書に基づき、組合費の天引きが行われている。大阪府内30市でも行われており、これが不適切であるという認識を特に持たない。 市が組合退会の自由の確保など、今後本案に付随する項目について、種々の適正化を進めようとすることに口を挟むつもりはないが、本案に反対する。 との意見があり、続いて採決しましたところ、賛成者少数で市会議案第3号を承認しないことに決定いたしました。 以上、報告を終わります。
○
奥谷正実議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第3号を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は否決でありますので、原案について採決をいたします。 原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者少数であります。よって、市会議案第3号は否決されました。
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○
奥谷正実議長 次に、日程12 議案第55号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、理事者の説明がありましたので、ただいまから質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 この際お諮りをいたします。本件については委員会付託を省略し、即決いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、本件については委員会付託を省略し、即決することにいたします。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第55号を採決いたします。 本件について承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第55号は可決されました。
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○
奥谷正実議長 次に、日程13 議案第56号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、理事者の説明がありましたので、ただいまから質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 この際お諮りをいたします。本件については委員会付託を省略し、即決いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、本件については委員会付託を省略し、即決することにいたします。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第56号を採決いたします。 本件について承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第56号は可決されました。
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○
奥谷正実議長 次に、日程14 議案第65号から議案第67号までを一括議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、理事者の説明がありましたので、ただいまから質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 この際お諮りをいたします。本件については委員会付託を省略し、即決いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、本件については委員会付託を省略し、即決することにいたします。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第65号から議案第67号までを採決いたします。 本件について承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第65号から議案第67号までは可決されました。
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○
奥谷正実議長 次に、日程15 報告第3号から報告第7号までを一括議題といたします。 本件につきましては、理事者から議案書のとおり文書をもって報告がありましたので、それにより御了承願います。
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○
奥谷正実議長 次に、日程16 議案第68号を議題といたします。 理事者の説明を求めます。市長。 (市長登壇)
◎後藤圭二市長 ただいま御上程いただきました議案第68号 吹田市
公平委員会委員の選任につきまして御説明申し上げます。 鎌倉利光
公平委員会委員の後任につきましては、■■■■■■■■■■■■■■■■にお住まいの稲田正毅氏を選任いたしたいと存じます。 同氏は、お手元の経歴書にもございますとおり、大阪弁護士会司法委員会副委員長を務められるなど、弁護士として法曹界の第一線で御活躍中でございます。また、平成25年(2013年)4月からは、本市開発審査会委員、建築審査会委員として立派に職責を果たされ、人格、識見ともに本市
公平委員会委員として最適の方と考え、御提案申し上げるものでございます。 よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。
○
奥谷正実議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。14番 梶川議員。 (14番梶川議員登壇)
◆14番(梶川文代議員) 今回上程されております
公平委員会委員としての、この稲田弁護士の経歴等を見るに、大阪府総合労働事務所特別労働相談員等をされておられるということから、
公平委員会委員としては、まことにもって最適の方だということは、大変理解しておりますが、現在、吹田市開発審査会委員や吹田市建築審査会委員も既にしておられるということから、本市内でも三つの委員を重任、兼任されるということについては、いかがなものかと思います。 私といたしましては、この稲田弁護士には
公平委員会委員に専念していただき、開発審査会委員や建築審査会委員等については、即時、別の方等を選任するようにお願い申し上げたいところでございますので、それを意見といたしまして、この方について不服等は全くございませんことを重ねて申し上げまして、意見といたします。
○
奥谷正実議長 以上で討論を終わり、議案第68号を採決いたします。 本件について同意いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第68号は同意されました。
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○
奥谷正実議長 次に、日程17 市会議案第13号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。20番 藤木議員。 (20番藤木議員登壇)
◆20番(藤木栄亮議員) ただいま上程されました市会議案第13号につきまして、議会運営委員会を代表いたしまして説明いたします。 市会議案第13号は、
吹田市議会会議規則の一部を改正し、議案の審査または議会の運営に関し、協議または調整を行うための場として、議会運営委員会小協議会を設けるとともに、所要の規定整備を行おうとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。
○
奥谷正実議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第13号を採決いたします。 本件について原案どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、市会議案第13号は原案どおり可決されました。
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○
奥谷正実議長 次に、日程18 市会議案第14号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。19番 野田議員。 (19番野田議員登壇)
◆19番(野田泰弘議員) ただいま上程されました市会議案第14号につきまして、提案者を代表いたしまして説明をいたします。 市会議案第14号は、政府及び国会に対し、
待機児童解消に向けて緊急的な対応を求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いを申し上げます。
○
奥谷正実議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第14号を採決いたします。 本件について原案どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、市会議案第14号は原案どおり可決されました。
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○
奥谷正実議長 次に、日程19 市会議案第15号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。19番 野田議員。 (19番野田議員登壇)
◆19番(野田泰弘議員) ただいま上程されました市会議案第15号につきまして、提案者を代表いたしまして説明をいたします。 市会議案第15号は、政府及び国会に対し、
次期介護保険制度改革における
福祉用具貸与及び住宅改修の給付見直しに関する意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いをいたします。
○
奥谷正実議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第15号を採決いたします。 本件について原案どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、市会議案第15号は原案どおり可決されました。
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○
奥谷正実議長 次に、日程20 市会議案第16号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。32番 竹村議員。 (32番竹村議員登壇)
◆32番(竹村博之議員) ただいま上程されました市会議案第16号につきまして、提案者を代表いたしまして説明をいたします。 市会議案第16号は、大阪府に対し、
福祉医療費助成制度の拡充を直ちに実施するとともに、患者負担をふやさないよう求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。
○
奥谷正実議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第16号を採決いたします。 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者少数であります。よって、市会議案第16号は否決されました。
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○
奥谷正実議長 お諮りをいたします。この際、別紙お手元に配付してあります日程1件を日程に追加し、議題といたしたいと存じます。これに異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、別紙お手元に配付してあります日程1件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
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○
奥谷正実議長 次に、日程21 市会議案第17号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。32番 竹村議員。 (32番竹村議員登壇)
◆32番(竹村博之議員) ただいま上程されました市会議案第17号につきまして、提案者を代表いたしまして説明をいたします。 市会議案第17号は、大阪府に対し、
国民健康保険の保険料率や減免制度を大阪府内で統一せず、各市町村が実情に応じた独自制度を続けられるようにすることを求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。
○
奥谷正実議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第17号を採決いたします。 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、市会議案第17号は原案どおり可決されました。
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○
奥谷正実議長 以上で本日の会議を閉じたいと存じます。 次の会議は6月2日午前10時開会をいたしますので、御参集願います。 本日はこれにて散会をいたします。 (午後1時48分 散会)
-----------------------------------地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。吹田市議会議長奥谷正実 吹田市議会議員澤田雅之 吹田市議会議員柿原真生...