平成26年 9月 定例会
吹田市議会会議録6号 平成26年9月
定例会-----------------------------------◯議事日程 平成26年9月26日 午前10時開議 1 議案第72号 吹田市子ども・
子育て支援法施行条例の制定について 2 議案第73号 吹田市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について 3 議案第74号 吹田市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について 4 議案第75号 吹田市歯と口腔の
健康づくり推進条例の制定について 5 議案第76号 吹田市市税条例の一部を改正する条例の制定について 6 議案第77号
吹田市立コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定について 7 議案第78号
吹田市立幼稚園保育料条例の一部を改正する条例の制定について 8 議案第79号 吹田市
留守家庭児童育成室条例の一部を改正する条例の制定について 9 議案第80号
吹田市立保育所条例の一部を改正する条例の制定について 10 議案第82号 吹田市立休日
急病診療所条例の一部を改正する条例の制定について 11 議案第83号
吹田市立老人デイサービスセンター条例の一部を改正する条例の制定について 12 議案第84号 執行機関の附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定について 13 議案第85号 吹田市環境美化に関する条例の一部を改正する条例の制定について 14 議案第86号
吹田市立学校条例の一部を改正する条例の制定について 15 議案第87号 吹田市
火災予防条例の一部を改正する条例の制定について 16 議案第88号 吹田市保育の実施に関する条例を廃止する条例の制定について 17 議案第89号 (仮称)吹田市営新佐竹台住宅集約建替
事業特定事業契約の締結について 18 議案第96号 平成26年度吹田市
一般会計補正予算(第4号) +認定第1号 平成25年度吹田市
一般会計歳入歳出決算認定について |認定第2号 平成25年度吹田市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について |認定第3号 平成25年度吹田市
下水道特別会計歳入歳出決算認定について |認定第4号 平成25年度吹田市
部落有財産特別会計歳入歳出決算認定について 19|認定第5号 平成25年度吹田市交通災害・
火災等共済特別会計歳入歳出決算認定について |認定第6号 平成25年度吹田市
勤労者福祉共済特別会計歳入歳出決算認定について |認定第7号 平成25年度吹田市
自動車駐車場特別会計歳入歳出決算認定について |認定第8号 平成25年度吹田市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について |認定第9号 平成25年度吹田市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について +認定第10号 平成25年度吹田市
公共用地先行取得特別会計歳入歳出決算認定について +議案第97号 平成25年度吹田市
水道事業会計利益の処分について 20|認定第11号 平成25年度吹田市
水道事業会計決算認定について +認定第12号 平成25年度吹田市
病院事業会計決算認定について 21 請願第4号
子ども医療費の所得制限をなくし、
子育て支援の更なる充実を求める請願 22+議案第90号 南吹田駅
前線取付道路築造工事(西工区)請負契約の締結について +議案第91号 南吹田駅
前線取付道路築造工事(東工区)請負契約の締結について 23 議案第92号 (仮称)
吹田市立千里丘北小学校給食厨房用備品購入契約の締結について 24 議案第93号 吹田市南吹田下水処理場雨水滞
水池設置工事請負契約の一部変更について 25 議案第94号 吹田市川面下水処理場雨水滞
水池設置工事請負契約の一部変更について 26 議案第95号 吹田市千一
地区公民館及び(仮称)千一
コミュニティ施設建設工事(建築工事)請負契約の一部変更について 27 市会議案第22号
人権擁護委員の推薦に関する意見について 28 市会議案第23号 大阪府の
乳幼児医療費助成制度の拡充を求める意見書 29 市会議案第24号 更なる年金削減の中止を求める意見書 30 市会議案第25号 消費税の増税撤回及び消費税率の10%への
引上げ中止を求める意見書 31 市会議案第26号
軽度外傷性脳損傷(MTBI)の周知及び
労災認定基準の改正などを求める意見書 32 市会議案第27号 産後ケア体制の支援強化を求める意見書 33 市会議案第28号
危険ドラッグの根絶に向けた総合的な対策の強化を求める意見書 (追加) 19 市会議案第29号 「議案第96号 平成26年度吹田市
一般会計補正予算(第4号)」に対する
附帯決議-----------------------------------◯付議事件 1 議案第72号 吹田市子ども・
子育て支援法施行条例の制定について 2 議案第73号 吹田市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について 3 議案第74号 吹田市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について 4 議案第75号 吹田市歯と口腔の
健康づくり推進条例の制定について 5 議案第76号 吹田市市税条例の一部を改正する条例の制定について 6 議案第77号
吹田市立コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定について 7 議案第78号
吹田市立幼稚園保育料条例の一部を改正する条例の制定について 8 議案第79号 吹田市
留守家庭児童育成室条例の一部を改正する条例の制定について 9 議案第80号
吹田市立保育所条例の一部を改正する条例の制定について 10 議案第82号 吹田市立休日
急病診療所条例の一部を改正する条例の制定について 11 議案第83号
吹田市立老人デイサービスセンター条例の一部を改正する条例の制定について 12 議案第84号 執行機関の附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定について 13 議案第85号 吹田市環境美化に関する条例の一部を改正する条例の制定について 14 議案第86号
吹田市立学校条例の一部を改正する条例の制定について 15 議案第87号 吹田市
火災予防条例の一部を改正する条例の制定について 16 議案第88号 吹田市保育の実施に関する条例を廃止する条例の制定について 17 議案第89号 (仮称)吹田市営新佐竹台住宅集約建替
事業特定事業契約の締結について 18 議案第96号 平成26年度吹田市
一般会計補正予算(第4号) 19 市会議案第29号 「議案第96号 平成26年度吹田市
一般会計補正予算(第4号)」に対する附帯決議 +認定第1号 平成25年度吹田市
一般会計歳入歳出決算認定について |認定第2号 平成25年度吹田市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について |認定第3号 平成25年度吹田市
下水道特別会計歳入歳出決算認定について |認定第4号 平成25年度吹田市
部落有財産特別会計歳入歳出決算認定について 20|認定第5号 平成25年度吹田市交通災害・
火災等共済特別会計歳入歳出決算認定について |認定第6号 平成25年度吹田市
勤労者福祉共済特別会計歳入歳出決算認定について |認定第7号 平成25年度吹田市
自動車駐車場特別会計歳入歳出決算認定について |認定第8号 平成25年度吹田市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について |認定第9号 平成25年度吹田市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について +認定第10号 平成25年度吹田市
公共用地先行取得特別会計歳入歳出決算認定について +議案第97号 平成25年度吹田市
水道事業会計利益の処分について 21|認定第11号 平成25年度吹田市
水道事業会計決算認定について +認定第12号 平成25年度吹田市
病院事業会計決算認定について 22 請願第4号
子ども医療費の所得制限をなくし、
子育て支援の更なる充実を求める請願 23+議案第90号 南吹田駅
前線取付道路築造工事(西工区)請負契約の締結について +議案第91号 南吹田駅
前線取付道路築造工事(東工区)請負契約の締結について 24 議案第92号 (仮称)
吹田市立千里丘北小学校給食厨房用備品購入契約の締結について 25 議案第93号 吹田市南吹田下水処理場雨水滞
水池設置工事請負契約の一部変更について 26 議案第94号 吹田市川面下水処理場雨水滞
水池設置工事請負契約の一部変更について 27 議案第95号 吹田市千一
地区公民館及び(仮称)千一
コミュニティ施設建設工事(建築工事)請負契約の一部変更について 28 市会議案第22号
人権擁護委員の推薦に関する意見について 29 市会議案第23号 大阪府の
乳幼児医療費助成制度の拡充を求める意見書 30 市会議案第24号 更なる年金削減の中止を求める意見書 31 市会議案第25号 消費税の増税撤回及び消費税率の10%への
引上げ中止を求める意見書 32 市会議案第26号
軽度外傷性脳損傷(MTBI)の周知及び
労災認定基準の改正などを求める意見書 33 市会議案第27号 産後ケア体制の支援強化を求める意見書 34 市会議案第28号
危険ドラッグの根絶に向けた総合的な対策の強化を求める
意見書-----------------------------------◯出席議員 35名 1番
中本美智子 2番 梶川文代 3番 生野秀昭 4番 榎内 智 6番 足立将一 7番
池渕佐知子 8番 西川厳穂 9番
矢野伸一郎 10番 澤田雅之 11番 川本 均 12番 竹内忍一 13番 山口克也 14番 後藤恭平 15番 柿花道明 16番 橋本 浩 17番
井上真佐美 18番 野田泰弘 19番 吉瀬武司 20番 木村 裕 21番 山本 力 22番 和田 学 23番 村口 始 24番 竹村博之 25番 藤木栄亮 26番 奥谷正実 27番 豊田 稔 28番 小北一美 29番 坂口妙子 30番 島 晃 31番 倉沢 恵 32番
塩見みゆき 33番 柿原真生 34番
玉井美樹子 35番 上垣優子 36番
山根建人-----------------------------------◯欠席議員 0名
-----------------------------------◯出席説明員 市長 井上哲也 副市長 山中久徳 副市長 太田勝久
水道事業管理者 赤野茂男
危機管理監 川上勝己 総務部長 牧内 章
行政経営部長 門脇則子 市民生活部長
木野内幸広 人権文化部長 木下寛和
まち産業活性部長 中江理晶
こども部長 春藤尚久
福祉保健部長 平野孝子 環境部長 羽間紀雄
都市整備部長 野上博史
道路公園部長 後藤圭二
下水道部長 井口秀幸
会計管理者 西山 均 消防長 村上博之 水道部長 松木 正
医療まちづくり監 米丸 聡 理事 安井 修 理事 乾 詮
教育委員会委員長 大谷佐知子 教育長 梶谷尚義
教育総務部長 原田 勝
学校教育部長 冨田卓己
地域教育部長 川下貴弘
教育委員会理事 橋本敏子-----------------------------------◯出席事務局職員 事務局長 吉見宗利
事務局次長 生田清温 議事課長 岡本太郎
議事課長代理 二宮清之
議事課主査 守田祐介
議事課主査 東 貴一
議事課主任 森岡伸夫
議事課主任 板津友哉----------------------------------- (午後4時 開議)
○
奥谷正実議長 ただいまから9月定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。 諸般の報告をいたします。 本日の応招議員は35名でありまして、病気その他の理由による
欠席届出者はありません。 本日の議事日程はお手元に配付してありますので、それにより御承知願います。 本日の署名議員を私から指名をいたします。 8番 西川議員、22番 和田議員、以上両議員にお願いをいたします。
-----------------------------------
○
奥谷正実議長 定刻がまいりましても、しばらく会議を続行いたします。
-----------------------------------
○
奥谷正実議長 議事の都合上、しばらく休憩をいたします。 (午後4時1分
休憩)----------------------------------- (午後5時21分 再開)
○
奥谷正実議長 休憩前に引き続き会議を再開をいたします。 これより議事に入ります。
-----------------------------------
○
奥谷正実議長 日程1 議案第72号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。19番 吉瀬議員。 (19番
吉瀬議員登壇)
◆19番(
吉瀬武司議員) 過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託されました議案第72号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、子ども・
子育て支援法の施行に関し必要な事項を定めようとするものであります。 理事者の説明の後、委員から 1 子ども・
子育て支援新制度開始に伴う手続等の変更点について、保護者に丁寧な説明を行う必要性 2 新制度開始後の市による
入所あっせん方法に関する変更点の有無 3 国基準での
小規模保育事業等の実施による
待機児童解消の見通し 4 事業者が入所を拒否できる、その他特別な事情の内容 5 新制度開始後も市が責任を持って児童の保育環境を維持する必要性 6
待機児童解消や保育の
潜在的ニーズに応えるための、
認定こども園など各種施設の充足に向けた政策的な誘導 7 虚偽の報告等に対する抑止力となる実効的な過料の運用 8 過料の金額の設定基準 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第72号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○
奥谷正実議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 2番 梶川議員。 (2番
梶川議員登壇)
◆2番(
梶川文代議員) 議案第72号 吹田市子ども・
子育て支援法施行条例の制定について意見を申し述べます。 昨晩に開催されました子ども・
子育て支援新
制度利用者向け説明会に、私は様子を見にまいりました。その説明会においては、現在、
認可外保育所に預けておられる方が
認可保育所や
小規模保育に移行した場合、1カ月当たり64時間未満の就労時間では預けられなくなるといった御心配や、本当に待機児童が解消できるのか、また利用調整が当面は吹田市ということであるが、今後はどうなるのか、また
施設型給付と
小規模保育の
地域型給付の利用料が同じとなれば、施設型に希望が集中するのでは、そのような場合はどのように調整するのかなど、ほかにもさまざまな質問がありまして、8時半までの予定を15分延長して8時45分までにはなさったものの、まだまだ質問なされたい方が数多くおられました。 結局は、質疑応答を打ち切って閉会となりましたが、その後の帰り際に、参加なさっていた方たちが、聞いてて余計にわからなくなったとか、国もまだ決まってないのに中途半端やなあとか、吹田市の担当者もあんまりようわかってはれへんみたいやなあとかといったことを話し合われておられました。 このような状況を見て、わかって、知っている私としましては、この条例案を現状ではもろ手を挙げて賛成することはできませんが、当事者に対してもっとしっかり説明し、きっちりと御理解いただけるように、詳しく丁寧な説明に努めることを条件と付して、今後の様子と状況の確認をしっかりとさせていただくということを予告、宣言して、本案については、この場におきましては賛成はいたしますが、現時点では不承不承であるということを認識しておいていただきたいということを申し述べ、意見といたします。
○
奥谷正実議長 34番 玉井議員。 (34番
玉井議員登壇)
◆34番(
玉井美樹子議員) 議案第72号 吹田市子ども・
子育て支援法施行条例の制定について意見を述べます。 2015年4月施行予定の子ども・
子育て支援法による市の条例制定です。この法律によると、幼児期の学校教育や保育、地域の
子育て支援の量の拡充や質の向上を進めるとされています。 しかし、利用するに当たって、手続の変更や、保育料がどうなるのか、国の方針が明確にならないまま、市の条例などが進められていきますから、現在の利用者、これからの利用者にとっては、一体どのように変わっていくのか、不安が拭えていません。 しかし、本会議や委員会の質疑の中で、利用者には丁寧に説明を行うこと、今の保育の質を守り、向上させていきたいという答弁がありました。議案88号の
保育所条例の廃止についても、これまでの
保育所条例の内容は、子ども・
子育て支援法施行規則に全て含まれているということもはっきりと言われました。 以前、児童館の
指定管理導入の際、地域の団体以外委託しないと答弁されたのに、現市長にかわったときに、方針を突然に変更して、
指定管理拡大の提案がされました。今回はそのようなことがないように、答弁されたことを守り、必ず実行されるよう求めておきます。 新制度に伴い、市は入所の申し込みをした利用者に対して、利用調整、あっせんを行います。例えば、保育所を希望し、
認定こども園や
小規模保育所などに入所となった場合、子供の保育を受ける権利や保育環境に差異が生まれます。そこは市の裁量権を最大限に発揮し、子供の保育を受ける権利を守り、保護者への就労保障を基本にして、市がこれまで積み重ねてきた施策を守り、充実し、公的責任を果たすよう求めます。また、利用者にとって過度な負担となるようなことは、実施しないようにしてください。 待機児童の解消は、保育の実施義務をうたった
児童福祉法24条1項に基づき、市の責任で
認可保育所での受け入れを行うことが基本です。新たな形で
小規模保育事業なども実施されることになりますが、市の責任を最大限に発揮されるようにすること、事業者の都合などにより、利用者にしわ寄せが行くことがないようにすることが必要です。 また、これまで吹田市が独自で行ってきた子供に対しての保育士の
配置基準等について、安易に国に準ずるとせずに、公立、私立ともに、同じ吹田の保育士の配置基準となるようにしてください。 吹田市はこれまでも独自の配置基準を設定し、子供の最善の利益を守る立場で、保育所でも幼稚園でも学童保育でも、市の責任を果たすために努力をされてきました。特に、学童保育では場所の確保を初め、待機児童を出さないように、市として責任を持って判断し、これまでの努力を積み重ねてこられました。乳幼児期に発達を豊かに保障することは、生きていく上で人生の土台をつくることになります。 これから施行される新制度は、就学前、就学後と全てを見通し、子供や保護者への支援、その年齢で豊かな発達を保障すること、すなわち子供の最善の利益を守るという立場で、吹田市独自の基準の設定について検討してください。 待機児童の解消や教育、保育の充実、保護者の就労支援、
子育て支援の充実など、課題を実践していく上で人材確保は大きな課題です。全国的にも
保育士不足と言われていますから、吹田市としても具体策の検討が必要です。新制度でも保育士の処遇改善が課題とされていたにもかかわらず、思ったようには改善策がとられていません。公立でも私立でも吹田市の子供たちを保育するわけですから、せめて市が人材確保に責任を果たすという立場に立って、質疑の答弁にあったような前向きな姿勢で、私立への補助制度の検討を含めた具体的な対応策を考えてください。 以上、要望として述べたことを要綱や規則をつくり、明記をしてください。 また、現在策定中の子ども・
子育て支援事業計画については、以上述べたこと、本会議、委員会での質疑で、現行の保育の質を向上させ、保護者が安心して
保育サービスを利用できるようにする、新制度の施行後も、保育を必要とする全ての児童の保護者が、安心して施設を選択できる環境整備に取り組むと言われた、これまでの吹田の保育や、子育ての施策を守っていくとする趣旨の答弁を覆すことなく、利用者を初めとする関係者の意見をよく聞き、実態に見合った事業計画を策定されるよう求めて、賛成といたします。
○
奥谷正実議長 以上で討論を終わり、議案第72号を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は原案承認であります。
委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第72号は原案どおり可決されました。
-----------------------------------
○
奥谷正実議長 次に、日程2 議案第73号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。19番 吉瀬議員。 (19番
吉瀬議員登壇)
◆19番(
吉瀬武司議員) 過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託されました議案第73号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、
児童福祉法の一部改正に伴い、
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定めようとするものであります。 理事者の説明の後、委員から 1 多様な
保育ニーズに応じるため、法改正により選択実施となる保育事業をより多く実施する必要性 2
小規模保育事業の実施に当たり、不足が想定される
保育士有資格者の確保のため、処遇改善など
市独自施策の検討 3
小規模保育事業等実施施設と保育所との連携の推進 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見としては 1
小規模保育事業について、
保育従事者の全員が有資格者で配置されるA型で実施することを質疑の中で確認した。 また、有資格者の配置が2分の1であるB型とする場合は子ども・
子育て支援事業計画の変更を伴うため、子ども・
子育て支援審議会に意見を求めなければならず、簡単ではないことも確認した。 また、全国的に困難と言われる保育士の人材確保について、具体的に検討するとの前向きな答弁もあり、
小規模保育の事業者を確保できないときは、
公立幼稚園の空き教室を使い、市の責任を果たすことも検討する旨の答弁があった。
待機児童解消は
認可保育所での実施が基本と考えており、新条例のもとでの新事業においても、大切な子供の命を預かることに対し、市の責任を明確に果たされたい。 今まで、
待機児童解消も含め、年度途中の受け入れなど、市の施策に協力してきた事業所等において、新条例のもとでの運営に困難が生じることのないように配慮されたい。 以上の数点の要望を検討し、実施することを強く求め、本案に賛成する。 2 子ども・
子育て支援事業計画の策定に当たっては、多様な
保育ニーズに対応したサービス提供について、十分な検討を要望するとともに、
小規模保育事業については認可施設との連携をしっかりと進めるよう求め、本案に賛成する。との意見があり、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第73号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○
奥谷正実議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第73号を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は原案承認であります。
委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第73号は原案どおり可決されました。
-----------------------------------
○
奥谷正実議長 次に、日程3 議案第74号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。19番 吉瀬議員。 (19番
吉瀬議員登壇)
◆19番(
吉瀬武司議員) 過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託されました議案第74号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、
児童福祉法の一部改正に伴い、
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定めようとするものであります。 理事者の説明の後、委員から 1 条例で規定する特例措置を使用せず、基準どおりの運用を早期に行う必要性 2 定員を超えて児童を受け入れている留守家庭児童育成室が多い中で3育成室で待機児が生じている理由 3 児童の受け入れを国基準どおりにした場合の待機児数への影響 4 今後の障がい児の受け入れ年限延長に向けた特別教室の活用による育成室の確保 5 面積基準等を満たすため、教育委員会と連携し、教室を確保する必要性 6 留守家庭児童育成室事業の教育委員会への移管による安定的な実施 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見としては 1 本案は、基準を定める条例であり、児童1人当たりの面積及び集団の規模等を定めるものである。 しかし、現在の留守家庭児童育成室の受け入れ状況や教室の確保などを考えれば、条例施行日から全ての育成室で実施することは非常に厳しい状況である。待機児を出さないよう市が努力を続けていることはよく理解している。 今回は、国の基準に基づき本条例が制定されるが、特に子供の過ごし方にかかわることは、参酌基準とはいえ、一日も早く全ての育成室で基準どおり実施され、子供たちの放課後を豊かにし、保護者の就労支援として事業を実施されたい。そのためには、場所と人材確保の具体的な手だてや方策が必要であり、策定を進める子ども・
子育て支援事業計画と一緒に見込みとしての計画を立てるとのことである。 期限のない特例措置ではなく、あくまでも経過措置とし、条例が施行される2015年4月1日までの半年間に手だてを検討の上、具体化し、詳細な計画を立てることも含め、努力するよう強く求める。 また、子ども・
子育て支援審議会を含め関係者の意見をよく聞かれたい。 以上の意見を述べて、本案に賛成する。 2 学童保育の質の確保について、質疑の中では自己評価とその公開を行うとの答弁があった。 今後の確実な実施を求め、本案に賛成する。との意見があり、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第74号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○
奥谷正実議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第74号を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は原案承認であります。
委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第74号は原案どおり可決されました。
-----------------------------------
○
奥谷正実議長 次に、日程4 議案第75号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。19番 吉瀬議員。 (19番
吉瀬議員登壇)
◆19番(
吉瀬武司議員) 過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託されました議案第75号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、歯科口腔保健の推進に関する法律に基づき、本市が行う市民の歯と口腔の健康づくりの推進に関し、基本理念を定め、市、歯科医療等業務従事者等の責務及び市民の役割を明らかにするとともに、歯と口腔の健康づくりの推進に関する施策の基本となる事項を定めようとするものであります。 理事者の説明の後、委員から 1 条例制定による、本市の歯と口腔の健康づくりに関する施策への影響 2 条例で規定する事業者の責務について、実態調査を実施した上で、具体化する必要性 3 歯と口腔の健康づくりの推進に関する施策の市民への幅広い周知 4 高齢者の誤嚥防止も視野に入れた計画的な施策の推進 5 府内各市で実施される歯と口腔の健康づくりに関する施策と本市施策との比較 6 条例制定による効果を検証するための調査の実施 7 パブリックコメント手続で寄せられた意見の活用方法などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第75号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○
奥谷正実議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第75号を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は原案承認であります。
委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第75号は原案どおり可決されました。
-----------------------------------
○
奥谷正実議長 次に、日程5 議案第76号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、財政総務委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。1番 中本議員。 (1番中本議員登壇)
◆1番(
中本美智子議員) 過日の本会議におきまして、財政総務委員会に付託されました議案第76号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、地方税法の一部改正に伴い、汚水または廃液の処理施設等に対して課する固定資産税の課税標準の特例措置に係る軽減割合を定めるとともに、法人市民税の法人税割の税率の引き下げ、軽自動車税の税率の引き上げ等を行おうとするものであります。 理事者の説明の後、委員から 1 法人市民税の法人税割の税率引き下げ分が国税である地方法人税に充てられ、地方交付税の原資となることの合理性 2 汚水または廃液の処理施設等に課する固定資産税の課税標準の特例措置に係る軽減割合の設定根拠 3 軽自動車税の税率決定において市の裁量が及ぶ範囲 4 環境負荷が小さい軽自動車等に課する軽自動車税の税率を引き上げることの妥当性 5 最初の新規検査から14年を経過する年度以後の年度分の3輪以上の軽自動車に課する軽自動車税の税率引き上げによる同車両の減少見込みなどについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見としては 本案は、地方税法の一部改正に伴い、法人市民税を引き下げ、軽自動車税を引き上げるという内容である。 それ以外に、府民税である自動車取得税を引き下げ、将来廃止する流れがある。 軽自動車は、環境負荷が他の自動車に比べて小さいにもかかわらず、2輪車を含めて軽自動車税を大きく引き上げることは、実質、庶民増税になる。 そのことに対して、一定の範囲で市に裁量権があるにもかかわらず、配慮をしない方向性には賛成できない。 以上の意見を述べ、本案に反対する。 との意見があり、続いて採決しましたところ、賛成者多数で議案第76号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○
奥谷正実議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第76号を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は原案承認であります。
委員長報告どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第76号は原案どおり可決されました。
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○
奥谷正実議長 次に、日程6 議案第77号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、文教産業委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。7番 池渕議員。 (7番池渕議員登壇)
◆7番(
池渕佐知子議員) 過日の本会議におきまして、文教産業委員会に付託されました議案第77号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、千里山コミュニティセンターを設置しようとするものであります。 理事者の説明の後、委員から 1 同額の使用料設定となっている会議室のそれぞれの面積 2 施設使用料の算定根拠及び他のコミュニティセンターの施設使用料との整合性 3 駅前にコミュニティセンターを設置する必要性及び電車利用による来館者の想定 4 委員会等での指摘に対する理事者の対応及び事前準備を十分にした上で委員会に臨む必要性などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第77号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○
奥谷正実議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第77号を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は原案承認であります。
委員長報告どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第77号は原案どおり可決されました。
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○
奥谷正実議長 次に、日程7 議案第78号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。19番 吉瀬議員。 (19番
吉瀬議員登壇)
◆19番(
吉瀬武司議員) 過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託されました議案第78号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、子ども・
子育て支援法の制定に伴い、同法の規定による保育料を定めようとするものであります。 理事者の説明の後、委員から 1
公立幼稚園の保育料を保護者の所得に応じた応能負担とした場合、負担増となる保護者の割合 2 応能負担への変更による保育料の増減の有無を、保護者に丁寧に説明する必要性 3 第3子以降の保育料が無償となる要件などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見としては 幼稚園保育料が応能負担により設定されるが、2年間の経過措置がとられるので、公立・私立幼稚園の両方に配慮した設定となっている。このことは、利用者や関係者の要望に応えたものであり、評価できるが、幼稚園保育料を応能負担により設定するのであれば、保育所と同様に国基準の70%に速やかに設定するよう求める。 以上の意見を述べて、賛成する。 との意見があり、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第78号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○
奥谷正実議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 2番 梶川議員。 (2番
梶川議員登壇)
◆2番(
梶川文代議員) 議案第78号
吹田市立幼稚園保育料条例の一部を改正する条例の制定について意見を申し述べます。 冒頭、さきに意見を申し述べた議案第72号 吹田市子ども・
子育て支援法施行条例の制定についてと同様の意見でありますので、再度、繰り返し申し述べることは避け、意見といたします。
○
奥谷正実議長 以上で討論を終わり、議案第78号を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は原案承認であります。
委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第78号は原案どおり可決されました。
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○
奥谷正実議長 次に、日程8 議案第79号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。19番 吉瀬議員。 (19番
吉瀬議員登壇)
◆19番(
吉瀬武司議員) 過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託されました議案第79号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、千里丘北留守家庭児童育成室を設置するとともに、
児童福祉法の一部改正及び吹田市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定に伴い、留守家庭児童育成室の定員の規定の見直しを行おうとするものであります。 理事者の説明の後、委員から 1 現在の定員と実際の受け入れ状況に差が生じている理由及び条例の規定にのっとった適正な事業の運営 2 定員を超えて弾力的に児童を受け入れてきた根拠 3 希望する全ての児童が入室できるよう各育成室の実情に応じた教室の確保などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見としては 学童保育の定員について、条例では90人を超えない範囲内において年度ごとに市長が定めると規定されているにもかかわらず、実際には90名を大きく超える165名の児童を受け入れている育成室があるなど、三つの育成室で定員を超えていることが明らかになった。 このことは、定員において児童が90名を超えないことを規定している条例に明確に違反しており、条例を遵守する姿勢が欠けていると言わざるを得ない。 このような状況を長年放置してきたことはゆゆしきことであり、関係者の処分も含め、コンプライアンス審査会等で調査されたい。 なお、以上のことを是正しようとする本案に賛成する。 との意見があり、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第79号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○
奥谷正実議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第79号を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は原案承認であります。
委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第79号は原案どおり可決されました。
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○
奥谷正実議長 次に、日程9 議案第80号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。15番 柿花議員。 (15番柿花議員登壇)
◆15番(柿花道明議員) 過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託されました議案第80号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、
児童福祉法の一部改正及び子ども・
子育て支援法の制定に伴い、同法の規定による保育料等を定めようとするものであります。 理事者の説明の後、委員から 1 国の基準に従い、保育所保育料の額を定めた後に、延長保育料に係る公私間格差が生じた場合の是正の必要性 2 受益と負担の公平性に配慮した延長保育料の設定などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見としては 保育等に要する費用について国が定める公定価格がはっきりしない中で、今回、延長保育料が設定される。また、保育の8時間認定や11時間認定など、複雑でわかりづらい仕組みの中での設定であるため、利用者には理解しがたい。 公私間の延長保育料の差を埋めるため、市が独自策を考え、公立保育所に合わせることは評価できるが、延長保育料は利用者負担をふやし、応益負担での設定となるため、認めることはできない。 との意見があり、続いて採決しましたところ、賛成者多数で議案第80号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○
奥谷正実議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 2番 梶川議員。 (2番
梶川議員登壇)
◆2番(
梶川文代議員) 議案第80号
吹田市立保育所条例の一部を改正する条例の制定について意見を申し述べます。 この条例案も、さきに意見を申し述べさせていただきました議案第72号 吹田市子ども・
子育て支援法施行条例の制定について及び議案第78号
吹田市立幼稚園保育料条例の一部を改正する条例の制定についてと同様の意見でありますので、これも再度、繰り返し申し述べることは控え、意見といたします。
○
奥谷正実議長 以上で討論を終わり、議案第80号を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は原案承認であります。
委員長報告どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第80号は原案どおり可決されました。
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○
奥谷正実議長 次に、日程10 議案第82号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。15番 柿花議員。 (15番柿花議員登壇)
◆15番(柿花道明議員) 過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託されました議案第82号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、休日急病診療所の位置を変更しようとするものであります。 理事者の説明の後、委員から 1 休日急病診療所の保健センターへの移転によるメリットとデメリット 2 休日急病診療所の市域内での適切な設置場所に関する市の認識などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第82号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○
奥谷正実議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第82号を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は原案承認であります。
委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第82号は原案どおり可決されました。
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○
奥谷正実議長 次に、日程11 議案第83号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。15番 柿花議員。 (15番柿花議員登壇)
◆15番(柿花道明議員) 過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託されました議案第83号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、岸部中デイサービスセンターを廃止しようとするものであります。 理事者の説明の後、委員から 1 岸部中デイサービスセンターの開設当初から利用率が低い理由 2 開設時に想定していた利用者数の妥当性 3 低迷する利用に対して市や事業者が実施した改善策の是非 4 来年度の介護保険制度改正による市立老人デイサービスセンター運営への影響 5 市立老人デイサービスセンターの今後のあり方及び運営形態の見直しの検討などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第83号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○
奥谷正実議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第83号を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は原案承認であります。
委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第83号は原案どおり可決されました。
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○
奥谷正実議長 次に、日程12 議案第84号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。19番 吉瀬議員。 (19番
吉瀬議員登壇)
◆19番(
吉瀬武司議員) 過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託されました議案第84号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、市長の附属機関として廃棄物処理施設長期包括委託事業者選定委員会を置こうとするものであります。 理事者の説明の後、委員から 選定委員会において、資源循環エネルギーセンターの管理運営業務を長期にわたり包括的に委託する事業者を選定することについて 1 他市の先進事例を十分に検証した上で、長期包括委託の導入を判断する必要性 2 同委託により人件費が削減できるとする根拠の妥当性 3 直営と比較して、管理運営コストが増加する可能性への危惧 4 民間事業者の有する専門的技術の活用による同センターの経済的かつ安定的稼働の実現 5 同センターの設備の大規模修繕実施を担保する項目を盛り込んだ要求水準書の作成などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見としては 1 市の業務を民間委託すること自体に反対するものではないが、今回の長期包括委託に関しては、維持補修費の削減及び直営での管理運営と比較した場合、財政負担の削減率の根拠となる数字について疑問がある。 仮に委託をした場合、15年後に大規模修繕を行う際、市の技術系職員が減少しており、委託料が非常に高額となる可能性がある。また、建てかえの際にも、市職員の減少により、委託業者の言い値で契約せざるを得ない状況に陥ってしまう懸念がある。 以上のことから、長期包括委託の導入については、削減されるコストと本市が負うリスクを考慮した場合、将来に対して責任が持てないため、本案に反対する。 2 コスト削減だけを考え、市の事業を民間委託するといった手法にはもともと反対である。 本案は廃棄物処理施設に長期包括委託を導入するものであり、同様の議案が昨年12月定例会に提案され、いろいろな意見が議会から出されたが、その後、精査や検証されたのかわからない。 また、他市比較においても、長期包括委託という運営手法が同じというだけで、本市と同じ規模や委託期間のものはなく、比較、検証したとの説明があったが、納得できるものではなかった。 質疑の中でも述べたが、市がこれまで積み上げてきた技術は、長期間の委託により継承が困難になる。 また、一番のメリットとして挙げられているコスト削減効果について、真っ先に挙げられているのは、人員体制の効率化による人件費の削減であるが、この削減額の根拠も曖昧である。 技術継承への不安、他市比較による検証、コスト削減の根拠の不十分さに対し、質疑の中でも明らかになったとは言えない。 よって、本案には賛成できない。 3 廃棄物処理施設長期包括委託導入アドバイザリー業務委託や同委託事業者選定委員会の設置について、実際の長期包括委託は15年間の長期にわたる契約であるため、今後、要求水準書、VFM評価、契約内容等を詳細に審査した上で、改めて是非を判断する必要があると考えるが、官から民への流れを進めることや、コスト削減が期待できることなどから、契約に関する詳細な内容を作成し、試算を行うアドバイザリー業務委託や選定委員会の設置に賛成する。との意見があり、続いて採決しましたところ、賛成者少数で議案第84号を承認しないことに決定いたしました。 以上、報告を終わります。
○
奥谷正実議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第84号を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は否決でありますので、原案について採決をいたします。 原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者少数であります。よって、議案第84号は否決されました。
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○
奥谷正実議長 次に、日程13 議案第85号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。19番 吉瀬議員。 (19番
吉瀬議員登壇)
◆19番(
吉瀬武司議員) 過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託されました議案第85号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、歩行喫煙を禁止するとともに、市長が指定した場所におけるポイ捨てまたは路上喫煙の禁止の勧告に従わない者に対し、過料を科することを定めようとするものであります。 理事者の説明の後、委員から 1 条例に過料を規定する前に、喫煙者のマナーを向上させる方策を検討する必要性 2 過料の金額を2,000円以下とする理由 3 過料を科することによる路上喫煙禁止等への抑止力の確保 4 過料徴収時のトラブル回避策の検討 5 市の管理職の職員が就業時間中に路上喫煙禁止地区等において違反者への指導、勧告、過料徴収の業務に従事することの妥当性 6 犬のふんの放置に対する過料を規定しなかった理由 7 市内全域の道路等の公共の場所での歩行喫煙を禁止することの是非などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見としては 環境美化の推進には賛同するが、本案では、市内全域の公共の場所での歩行喫煙の全面禁止が追加された。たばこのポイ捨て防止が目的であるのに、余りにも広範であり、行き過ぎた規制である。理事者から規制の実効性に疑問があるとの答弁があり、今回の条例改正の必要性に対し、疑義が生じている。 また、歩行喫煙禁止に伴い、啓発事業として、1,000万円を超える補正予算を計上していることも問題である。 路上喫煙禁止地区等における過料徴収について、その違反者への指導等の業務に従事する(仮称)環境美化指導員に、市の管理職の職員を充てるという計画は、管理職の職員が果たすべき業務のあり方から非常に問題がある。 以上の理由により、本案に反対する。 との意見があり、続いて採決しましたところ、賛成者多数で議案第85号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○
奥谷正実議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第85号を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は原案承認であります。
委員長報告どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第85号は原案どおり可決されました。
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○
奥谷正実議長 次に、日程14 議案第86号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、文教産業委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。13番 山口議員。 (13番山口議員登壇)
◆13番(山口克也議員) 過日の本会議におきまして、文教産業委員会に付託されました議案第86号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、千里丘北小学校を設置しようとするものであります。 理事者の説明の後、委員から 1 新設される千里丘北小学校の周辺に居住する児童が、同校に通学できないことに対する教育委員会の見解 2 千里丘北地域における十数年後の児童数見通し及びその対応などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第86号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○
奥谷正実議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第86号を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は原案承認であります。
委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第86号は原案どおり可決されました。
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奥谷正実議長 次に、日程15 議案第87号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、財政総務委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果についてを委員長から報告を受けることにいたします。1番 中本議員。 (1番中本議員登壇)
◆1番(
中本美智子議員) 過日の本会議におきまして、財政総務委員会に付託されました議案第87号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、縁日等の催しの防火管理について定めようとするものであります。 理事者の説明の後、委員から 1 火災予防上必要な業務に関する計画の作成及びその計画に基づく業務の実施等が義務づけられる指定催しの定義 2 指定催しの指定の要件を1日当たり10万人以上の人出が予想されること、または露店等の数が100を超えることに限定する理由 3 指定催しにおいて使用上の安全確保等が求められる対象火気器具等の種別 4 指定催しの主催者が選任する防火担当者に対し、対象火気器具等の使用に係る講習会を実施する必要性 5 指定催しだけでなく、小規模な催しに対しても火災予防に係る指導、啓発等を実施する必要性などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第87号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○
奥谷正実議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第87号を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は原案承認であります。
委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第87号は原案どおり可決されました。
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奥谷正実議長 次に、日程16 議案第88号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。19番 吉瀬議員。 (19番
吉瀬議員登壇)
◆19番(
吉瀬武司議員) 過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託されました議案第88号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、
児童福祉法の一部改正に伴い、保育の実施に係る基準を廃止しようとするものであります。 理事者の説明の後、委員から 国の方針が明確でない中で、性急に条例を廃止することへの懸念 について質問がありました。 以上が質疑項目であります。 本案に対する意見としては 質疑の中で、子ども・
子育て支援法施行規則に保育の実施に係る基準の内容が全て含まれているという答弁があった。 引き続き、本市がこれまで積み重ねてきた、保育や
子育て支援の施策を守り、充実させるために、市として責任を果たすよう強く求めて、本案を承認する。 との意見があり、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第88号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○
奥谷正実議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第88号を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は原案承認であります。
委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第88号は原案どおり可決されました。
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○
奥谷正実議長 次に、日程17 議案第89号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、建設委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。24番 竹村議員。 (24番竹村議員登壇)
◆24番(竹村博之議員) 過日の本会議におきまして、建設委員会に付託されました議案第89号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、(仮称)吹田市営新佐竹台住宅集約建替事業について、同住宅等の整備及び既存5団地からの入居者移転支援を行うため、代表企業となる株式会社長谷工コーポレーション関西及び構成企業の株式会社市浦ハウジング&プランニング大阪支店と特定事業契約を締結しようとするものであります。 理事者の説明の後、委員から 1 事業者選定における評価項目の詳細及び最高額で入札した企業が契約の相手方に選定された理由 2 1戸当たりの平米数や金額等の民間施工との比較 3 移転入居を希望しない居住者へのきめ細かな対応などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第89号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○
奥谷正実議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第89号を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は承認であります。
委員長報告どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第89号は可決されました。
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○
奥谷正実議長 次に、日程18 議案第96号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、各常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について各常任委員会委員長から報告を受けることにいたします。 まず、文教産業委員会委員長から報告を受けることにいたします。7番 池渕議員。 (7番池渕議員登壇)
◆7番(
池渕佐知子議員) 過日の本会議におきまして、文教産業委員会に付託されました議案第96号中所管分について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 理事者の説明の後、委員から 人権文化部所管分として 文化会館改修事業について 1 災害時の断水に一時的に対処できる受水槽給水の検討の有無 2 施設利用者に影響のない計画的な工事日程などについて質問がありました。 次に、まち産業活性部所管分として 観光センター移転整備事業について 1 (仮称)エキスポランド跡地複合施設の開業当初から観光センターを移転する理由 2 現行の3倍の運営費をかけてまで同センターを移転する妥当性 3 同センターが歴史的建築物の多い市南部に存続する意義 4 現観光センターの来訪者をふやす方策及び魅力的な観光地の発掘 5 吹田にぎわい観光協会からの賃借料徴収等の検討 6 同センター職員が接客業の視点を持つ必要性 7 市の意思決定を柔軟に変更できない課題などについて質問がありました。 次に、教育総務部所管分として 小・中学校管理運営事業について 1 平成19年度から国の財政措置があったにもかかわらず、本年度に図書を大量購入する理由 2 単年の大量購入ではなく、複数年に分けた図書購入 3 図書の大量購入により学校現場に生じる負担の軽減策 4 大量購入により図書が配架できない責任を学校長が問われることへの懸念 5 児童、生徒がさまざまな考え方を習得できる多様な図書配置 6 学校図書館図書標準100%維持のための予算措置 7 読書活動支援者の充実等、読書及び学習・情報センターとしての学校図書館機能を向上させる計画の策定などについて質問がありました。 次に、学校教育部所管分として 1 千里丘北小学校開校時から給食調理等業務を民間委託する妥当性 2 同校給食調理等業務を市直営で実施するほうが経費削減できるにもかかわらず、民間委託する理由 3 支援学級用空調設備工事費が概算で予算計上されていることの妥当性 4 同工事設計を自主設計で実施する必要性 5 今後のタブレットパソコン配置計画及び情報管理の徹底 6 タブレットパソコンの導入基準などについて質問がありました。 次に、地域教育部所管分として 勤労青少年ホーム解体撤去事業について 1 市有施設解体の判断に至る全庁的な基準 2 安易な跡地売却ではなく、利活用の十分な検討 3 地域の実情に見合った跡地の利活用などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目でありますが、委員から、学校教育部所管分の学校給食運営事業に係る予算1万7,000円及び関連する債務負担行為補正の追加、小・中学校配慮を要する児童、生徒に係る空調設備整備事業に係る予算486万円をそれぞれ減額し、読書活動支援者配置に係る予算256万6,000円を追加する修正案が提出されました。 提出者の説明の後、委員から修正案に対する質問は別段なく、原案及び修正案に対する意見としては 1 観光センターの移転について、市は今まで、観光ビジョンにおいて、市民の市民による市民ための観光を基本理念に観光政策を行ってきた。しかし、5年間、そのビジョンに基づいて、JR吹田駅前で行ってきた観光センターの総括や検証は行われていない。 また、現在の同センターの運営費用の約3倍をかけて、エキスポランド跡地の三井複合施設への移転効果や地域経済への波及効果についても具体的な数値目標は示されず、納得のいく説明は得られなかった。 十分に研究、精査したものとは言えず、1,700万人といわれる来場者数頼みで、にぎわいがあれば何とかなるという思いつきとしか言えない計画である。 市南部地域へ誘導するとの市の説明も、直通バスなどの具体的な交通政策の提案もなく、説明には多くの疑問が残る。 学校図書購入費用について、蔵書数100%を目指すことは評価できるが、図書の大量購入による教職員の業務多忙化、スペース不足、読書活動支援者等の人員不足など多くの問題点がある。スペース確保や棚の購入、読書活動支援者を一人1校に配置する人員補充、予算執行の計画性など、子供たちの読書教育推進のための質的向上を具体的に実行するように求める。 勤労青少年ホームの解体撤去について、言うまでもなく跡地は、市民の財産である。安易な売却はせず、障がい者施設や高齢者施設、保育所など福祉的な活用、市民、公共のための利活用を求める。 以上、問題点は多くあるが、子供たちに関する必要な予算もあり、この後、提出が予定されている委員会総意で附帯される決議の誠実な履行を求め、賛成する。 2 人権文化部関係については、メイシアターの受水設備を直結直圧方式に変更する予算を計上していた。直結直圧方式のメリットはあるが、まさかの災害時に給水管が破損すると断水してしまう。受水槽の水がめ機能も残しながら、直結直圧方式のメリットを享受できるような検討をしたかと尋ねたが、検討はしていないとのことであった。 まち産業活性部関係については、さんくす3番館にある観光センターを万博公園に移転させようとするものである。 現在は年間400万円ほどの費用であるが、移転後は1,200万円ほどにはね上がる。年間1,700万人の三井複合施設の来場者が、どれだけ本市の同センターに立ち寄り、そのうちのどれだけが市内回遊につながり、その結果、幾らの経済波及効果が市内産業活性化につながるのかという根拠となる数字が示されなかった。 物販の売上金のうち、一定比率が市の歳入になる仕組みを今後は考えるとのことであったが、この提案がなされた段階で、その仕組みについてはでき上がっていなければならない。この部分は準備不足である。 本市のPRは産業だけではない。教育、子育て、福祉、まち並みなどのトータルで住みやすさや暮らしやすさを押し上げ、市民満足度の向上を図り、人々が口々に、吹田はいいまち、暮らすなら吹田と言い合ってもらうことで吹田ブランドの向上、イメージの向上がなされなければならない。 その他、いろいろと論理の飛躍や関連性、脈絡のない説明、根性論もあったが、暮らしの幹ではない、公共事務の幹ではない行政サービスの部分で費用対効果がはかれない提案は受け入れることができない。 教育総務部関係では、小・中学校の図書購入費、9,125万6,000円が計上され、蔵書冊数が学校図書館図書標準の100%となるように、一度に8万4,496冊の本を購入するようである。受け入れ側に、置き場所、配架までの作業、本の選定をする余裕があるのか、一度に大量購入することが果たして最良の予算使途と言えるのか、さまざまな議論があった。 国から、平成19年度に5カ年計画が示され、学校図書の充足率向上を求められた。さらに、平成24年度に再度の5カ年計画が示されたが、本市は時期おくれの今となって、なぜか本を一度に大量購入して充足率100%を達成しようとしている。 議論がかみ合わないのは、全体像が示されないため、計画的ではないためである。全体像とは図書の充足と拠点づくりの2本柱であり、今回は前者の図書の充足だけが、にわかに取り沙汰されたことから違和感を覚えた。 今年は図書の充足、次年度以降は拠点づくり、中でも読書活動支援者の各校配置ができるような年次計画を策定されたい。 学校教育部関係では、債務負担行為で千里丘北小学校給食調理等業務の費用が、平成26年度から平成28年度で計上されていた。民間でできることは民間に担ってもらうという考え方から、民間委託はよしとするが、今回は委託したほうが費用は983万8,000円高くつくということである。 委託しなかった場合は他校から正規職員を人事異動させてくるので、実質は追加的な費用は発生しない。臨時雇用員の人件費はふえるが、委託するより費用総額を抑えることができることが質疑の中でわかった。 小・中学校の支援学級用空調設備設計委託料と同工事費が同時に予算計上されていたが、設計委託が済んでいない段階での工事費計上は費用の算出をどうやって行ったのかが不明であり、予算計上に際しては、あらゆる資料に基づき正確にその財源を捕捉しなければならないとうたう地方財政法第3条に抵触する懸念があるとの指摘が委員からされた。 結果、設計委託は市の技術職員で行うことで、総額486万円の設計委託料が予算修正されることになった。 地域教育部関係では、勤労青少年ホームの解体費5,656万4,000円を計上していた。解体撤去後、跡地の利用については、地元、第三中学校区やJR以南地域のためになるような使途を検討されたい。 基本、我々会派の考え方は市有土地の売却には賛同できないが、売却に付す場合も同様に、地元住民のために収益を充てるよう要望する。 以上の意見を述べて、本案に反対する。 3 (仮称)エキスポランド跡地複合施設への観光センター移転整備事業について、現在の観光センターは年間5,000人前後しか利用されていないが、当該地域に移転すると、今見込まれている同施設の来訪者1,700万人のうち、仮に1%の人が同センターに立ち寄ると、17万人もの人が利用される計算になるとのことである。いずれにしても、現状と比較して本市の魅力や観光情報が飛躍的に拡大する機会となると考える。 地域経済の活性化を図るためにも、外国人を含めた来訪者を市内回遊に誘導する体制をしっかりと構築するよう要望する。 あわせて、同センターによる観光振興事業が地場産業の振興をもたらし、財貨が本市に流入、還流する仕組みづくりをしっかりと構築するよう要望し、本案に賛成する。 4 まち産業活性部所管分について 吹田市観光センターは、平成21年10月に、市民の市民による市民のための観光をスローガンに開設され、平成23年度からは、吹田にぎわい観光協会に管理運営を委託して、まち案内事業等により本市の観光資源の魅力をPRするとともに地域の活性化に努めてこられた。 今回、万博エキスポランド跡地の三井複合商業施設開業に伴い、年間1,700万人の誘客が見込まれることから、本市のにぎわいの創出、地域経済の活性化に効果があると判断され、施設内の一角に同センターを移転するものである。 期待するが、現在、同センターの利用者数は、1日当たり約11人と少なく、また、運営面でも、決して充実しているとは言いがたい。移転を機に、同センター設置時における観光施策推進のスローガンである、市民の市民による市民のための観光をどのように継承されていくのか、観光事業をどのように地域経済の活性化につなげていくのか等について、今後どのように取り組んでいくのか再度検討され、より一層の施策の推進を求める。 学校教育部所管分について 校務用パソコンについて、我が会派は、学校におけるセキュリティー向上、校務の効率化と教員の負担軽減並びに子供と向き合う時間の確保等のために、以前から教員一人1台のパソコン整備を求めてきた。 しかし、近隣市では、100%の整備率であるが、本市は、28.7%と非常に低い整備率である。整備率が低いことから、個人のパソコンの持ち込みや、いまだにデータを自宅へ持ち帰り、校務処理が行われている状況で、いつか子供たちの個人情報が漏えいする事象が発生するのではないかと危惧している。 今後さらに、インターネット上の多様な学習教材を活用した授業が求められていることや、校務の効率化のために早急に、教員一人1台のパソコン整備を強く求める。 以上の意見を述べて、本案に賛成する。との意見があり、まず修正案について採決しましたところ、全員異議なく承認いたしました。 続いて、修正議決した部分を除く原案について採決しましたところ、賛成者多数で承認いたしました。 なお、議案第96号中本委員会所管分に対して、次の附帯決議を付すことを決定しました。 附帯決議(案)。 小・中学校における支援学級用空調設備工事設計委託料、総額486万円の減額修正に伴い、読書活動支援者3名を追加し、小学校、中学校ともに3学期の必要期間までその配置を求めるものである。 その理由は、教育総務部関係の予算案として小・中学校の図書購入費9,125万6,000円が補正され、一度に8万4,496冊もの図書が購入されるが、配架に係る手間が膨大であり、相当の時間を要することが見込まれるためである。 学校図書館図書標準が100%になれば、児童、生徒にとっては喜ばしいことではあるが、子供の利益を最優先に考えると、配架にかかる時間はできるだけ短い方が望ましい。 よって、本委員会は下記の事項を決議する。 読書活動支援者3名を追加し、小学校、中学校ともに3学期の必要期間まで配置すること。 さらに、附帯決議を議会の意思とするため、本会議で議案第96号が可決された場合には、同内容の決議を委員会提出議案として本会議に提出することを決定いたしました。 以上、報告を終わります。
○
奥谷正実議長 次に、
福祉環境委員会委員長から報告を受けることにいたします。19番 吉瀬議員。 (19番
吉瀬議員登壇)
◆19番(
吉瀬武司議員) 過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託されました議案第96号中所管分について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 理事者の説明の後、委員から 環境部所管分として 公害防止対策事業について 1 南吹田地域の地下水汚染の原因者として蓋然性が非常に高いと市が認識している事業者が、汚染拡散防止のための緊急対策工事の費用負担に応じる可能性 2 同事業者の協力姿勢が明確でない中で、同工事の実施設計予算を計上していることの妥当性 3 同工事の費用及び今後必要となる地下水浄化対策の費用負担を同事業者に求める交渉の実施 4 地下水の汚染浄化に関して、市の主張を変えずに、継続して同事業者と交渉する必要性 5 汚染原因者を特定しないまま対策だけが進むことへの危惧 6 地下水汚染の拡散防止や浄化対策の早急な実施による住民不安の軽減などについて質問がありました。 次に、こども部所管分として 1 委託で開設予定の千里丘北留守家庭児童育成室ではなく、市直営の育成室において開室時間延長のモデル事業を実施する必要性 2 千里丘北留守家庭児童育成室の委託において、他市で問題となった偽装請負が生じることへの懸念 3 府内各市で生じた問題点を把握した上での、留守家庭児童育成室の適切な運営委託の必要性 4 教育プログラムを取り入れるなど教育的観点を持った育成室の委託運営 5 多様な
保育ニーズに応えるため、幅広く事業者募集を行い、育成室の委託先を決定する必要性 6 育成室指導員の定着率が低い理由などについて質問がありました。 次に、福祉保健部所管分として 1 吹田操車場跡地を中心とした健康・医療のまちづくりポータルサイトにおける関連情報の一元化に向けた関係機関との協力体制 2 水痘及び肺炎球菌ワクチン予防接種の効果や副反応等の周知徹底 3 健康管理拠点拡大モデル事業において市民が市内の店舗等でテレビ電話による健康相談等を行う根拠 4 市民がテレビ電話を利用する動機づけとなる方策の検討 5 同モデル事業の効果目標の設定及び効果が低い場合の事業の見直し 6 同モデル事業と既存の特定健診の受診率向上施策による相乗効果 7 妊婦健康診査に係る公費負担助成拡充の市民への周知などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見としては 1 本補正予算中、私立保育所整備費助成事業、預かり保育を市立幼稚園全園に拡充するための予算、また乳幼児に対する水痘ワクチン及び高齢者に対する肺炎球菌ワクチンの予防接種事業や妊婦健康診査の全額公費負担への拡充等は大いに評価できる。 また、南吹田地域での地下水汚染の拡散防止対策のための実施設計予算について、緊急対策としての必要性は認めるものの、汚染源を特定すること及びその汚染原因者が社会的責任を果たすことは当然であり、それを追及する市の姿勢が問われている。 一方、吹田操車場跡地を中心とした健康、医療のまちづくりや医療クラスター形成に係る情報発信のためのポータルサイト構築に係る予算が230万5,000円計上されている。また、健康意識が低下しがちな人や特定健診を受診していない人に対し、健康意識を向上させるために、市内のスーパーマーケット、コンビニエンスストア、薬局等にテレビ電話端末を設置し、保健師や栄養士と健康相談等ができる国の健康管理拠点拡大モデル事業に約2,441万円が提案されている。いずれの事業も急いで実施しなければならないものではない。 ポータルサイト構築は、市民の利便性よりも企業を呼び込むための情報発信であり、市民の税金で行うべきものか疑問である。また、国の健康管理拠点拡大モデル事業も、国民の健康管理につながるのかわからない、試行的なものであり、ICT拡大を狙った安倍政権の成長戦略の一環である。国の全額補助事業であるということで、安易に採用することには疑問がある。 最大の問題は債務負担行為として、千里丘北留守家庭児童育成室の運営を社会福祉法人または学校法人に業務委託する提案をしている点である。市は委託理由について、今後の事業拡大に伴い、必要となる学童保育指導員の確保や、その管理が困難なためとしているが、民間においても保育士の確保は困難を極めており、直営よりも賃金に関する労働条件が悪いとされる民間法人に、指導員の確保を委ねることは現実的でない。偽装請負の疑いも払拭できず、学童保育事業に対する公的責任の後退につながる本案は、到底認められない。 何より新設校の開始時期と同時に、学童保育での生活が大きく変化する子供たちがおり、この子供たちに不安感を与えるべきではない。学童保育事業を民間委託するような重要な案件を実施計画に上げないまま、また保護者への説明もなく、唐突に提案することは拙速であり、乱暴である。 学童保育事業をめぐっては、子ども・
子育て支援事業計画にさまざまな課題が盛り込まれていく予定であり、その課題がどのような形態になるか未定のこの時期に、新設の育成室を民間への業務委託の突破口にすることは、行政として無責任過ぎるため認められない。 以上の理由により、本案には賛成できない。 2 環境部所管分について 南吹田地下水汚染緊急対策実施設計は、緊急性と市民の健康を考えれば必要と思われるが、汚染原因者である蓋然性が高いA社に関しては、汚染原因者であることを本市もほぼ特定していながら、同社との協力に関する協議ができない状況であり、非常に遺憾である。同社の地下水汚染の原因者としての因果関係があることを前提とした浄化対策の実施については、同社が協議、協力しないと申し出ている以上、今後の協議再開は非常に厳しい状況が続くと思われる。 このような状況において、緊急性を理由に本市が実施設計を行い、その後の工事では最大2億円を要するとともに、モニタリング等には毎年約2,000万円がかかるということである。今後、同社に対しては、一企業としての協議、協力が全く期待できないことを考えれば、同実施設計委託料の計上を現時点で認めることは非常に困難である。 こども部所管分について 千里丘北留守家庭児童育成室運営業務は、初めて学童保育を民間委託により実施する事業であり、官から民への流れとして、民間でできることは民間で行うということにつながるため、大いに賛成する。 学童保育における年限延長、障がい児の受け入れ等は、民間委託を導入しなければ完結できない事業である。また、その内容については次世代の人材育成のために教育的観点や視点をプログラムに取り入れなければならない。学童保育は保護者の就労支援に重きを置くが、放課後子ども総合プランを考慮した場合、就労支援を行うだけの事業ではないことを理解されたい。 しかし、民間委託に対してさまざまな不安があることも現実である。その一つ一つに丁寧に耳を傾け、不安を解消されたい。太陽の広場事業との一本化や全児童への対応を見据えると、学童保育事業の民営化は避けられない課題である。 以上を踏まえて、議案第96号中所管分について賛成する。 3 本案には、市内全域での歩きたばこの禁止や実際に科すつもりのない過料等の広報に1,000万円を超える予算、十分に詰められておらず効果に疑問を感じざるを得ない健康管理拠点拡大モデル事業に2,000万円を超える予算の計上など、市民から税金の無駄遣いではないかと問われれば、十分な説明ができるのか首をかしげたくなるような予算組みがされている。 長年の懸案事項である南吹田地下水汚染対策については、汚染原因者の対応を確定させることが先決であるにもかかわらず、このまま予算執行すれば、汚染者負担の原則にのっとることなく、本市が費用を全額支出することになりかねず、十分な交渉が行われていない現段階での支出は認められない。 また、昨年12月定例会に上程し、取り下げられた資源循環エネルギーセンターの長期包括委託に関する予算は、再度の上程にもかかわらず、コスト削減に係る詳細調査を行っておらず、長期にわたる民間委託により、職員の知識、技術が失われ、結果的に15年後の再委託や、その後の建てかえの際にコストがはね上がるリスクが非常に高く、質疑でその疑念を払拭できなかった。 以上のことから、問題の多い本案に反対する。 なお、環境部所管分での審査において、資料作成に関し長期包括委託における業務内容に誤解を招く記載がされていたり、南吹田地下水汚染緊急対策において、直近の調査では汚染レベルが低下しているにもかかわらず、その説明がないなど、議案の説明にさまざまな問題があったことを指摘し、改善を求める。 4 環境部所管の南吹田地下水汚染緊急対策工事について、本定例会で実施設計を委託後、本体工事として約2億円の工事費の提案が予定されている。 また、維持管理委託業務等に毎年約2,000万円の支出が見込まれている。本来、地下水汚染は地方公共団体が責任を持って因果関係の特定を行うべきであるが、現状は企業からの文書の内容から判断すれば、それを特定できる状況ではない。因果関係の特定を放置したままで、たとえ緊急工事といえども、工事を進めることは承服できない。 よって、本案に反対する。との意見があり、続いて採決しましたところ、可否同数であったため、委員会条例第14条の規定により裁決し、議案第96号中所管分を承認すべきものと決定いたしました。 以上、報告を終わります。
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奥谷正実議長 次に、建設委員会委員長から報告を受けることにいたします。24番 竹村議員。 (24番竹村議員登壇)
◆24番(竹村博之議員) 過日の本会議におきまして、建設委員会に付託されました議案第96号中所管分について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 理事者の説明の後、委員から 道路公園部所管分として 防犯灯のLED灯への取りかえについて 1 取りかえ箇所の選定基準 2 取りかえ箇所の近隣住民に配慮した照射範囲等の工夫 3 市内の防犯灯全てをLED灯に取りかえるまでのスケジュール 4 全ての防犯灯をLED灯にした場合の効果額 5 LED灯具の購入と取りかえ工事を分割発注する理由 6 照度が低い箇所を、市が率先して把握し整備する必要性 7 当初予算ではなく補正予算で提案する理由などについて質問がありました。 次に、都市整備部所管分として 山田川公園の既存部分と拡張部分の一体的な利活用が可能となる計画的な整備及び摂津市と協力した整備の必要性 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第96号中所管分を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
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奥谷正実議長 次に、財政総務委員会委員長から報告を受けることにいたします。1番 中本議員。 (1番中本議員登壇)
◆1番(
中本美智子議員) 過日の本会議におきまして、財政総務委員会に付託されました議案第96号中所管分について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 理事者の説明の後、委員から 歳入について 1 現時点での市税収入の見通し 2 定期予防接種事業等の自治事務について、国が政策決定した場合でも事後に地方交付税措置を受ける仕組みになることの合理性などについて質問がありました。 次に、歳出について 法人市民税システムの改修を早急に実施しなければならない理由 について質問がありました。 以上が主な質疑項目でありますが、審査の過程で委員から、文教産業委員会において学校給食運営事業及び小・中学校配慮を要する児童、生徒に係る空調設備整備事業の関連予算を減額し、読書活動支援者配置事業の関連予算を増額する修正案が承認されたことに伴い、歳入を231万1,000円減額し、歳入総額を1,136億6,734万8,000円とする修正案が提出されました。 提出者の説明の後、委員から、原案及び修正案に対する質問、意見は別段なく、まず修正案について採決しましたところ、全員異議なく承認いたしました。 続いて、修正議決した部分を除く原案について採決しましたところ、全員異議なく承認いたしました。 以上、報告を終わります
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奥谷正実議長 報告が終わりました。
委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 本件に対しましては、足立議員ほか3人から、中本議員ほか二人から及び倉沢議員ほか6人から修正案がそれぞれ提出をされております。 提出者の説明を求めます。6番 足立議員。 (6番足立議員登壇)
◆6番(足立将一議員) 議案第96号 平成26年度
一般会計補正予算に対する修正案を提出いたします。 本修正案は、廃棄物処理施設長期包括委託に関する事業と南吹田地下水汚染対策に関する事業に関連する予算を削減する内容でございます。 まず1点目の、廃棄物処理施設長期包括委託の修正理由ですが、この施策については昨年12月に当議会に上程され、審議の結果、理事者側から取り下げたにもかかわらず、全く同じ内容の提案でした。 この施策に反対する具体的理由ですが、1、長期包括委託により見込まれるコスト削減効果が明確でないこと。2、長期にわたって委託することにより、本市職員の知識、技術が失われるため、15年後の再委託や数十年後の建てかえの際に的確な判断ができず、結果的にコストが高くなる可能性があること。以上の2点があります。 次に、2点目の南吹田地下水汚染対策事業に見直しをかけていただく理由について説明いたします。 南吹田の地下水汚染問題は、長年にわたる懸案事項であり、対策は行っていただきたいところですが、今回の提案における理事者の説明どおり実施設計を行い、3月に工事の予算を組んでしまうと、2億円程度の工事代金及び毎年2,000万円程度のランニングコストが全て市の負担になる可能性があり、本来、汚染者負担の原則のもと浄化をすべきところ、それに反することになります。 汚染の広がりをとめる緊急対策は行っていただきたいところですが、汚染原因と考えられる企業の具体的な協力内容について、何の担保もない中では、税負担についての判断はできないため、そのことを踏まえ、改めて提案いただくことを求めます。 以上の理由から、この二つの事業に関連する予算を減額修正する案を提出いたします。 以下、修正案の内容について御説明いたします。 お配りいたしました平成26年度吹田市
一般会計補正予算及び歳入歳出補正予算事項別明細書原案修正表をごらんください。 まず、2ページ、3ページをごらんください。 上から4段目、第2表 債務負担行為補正におきまして、廃棄物処理施設長期包括委託導入アドバイザリー業務に関連する1,543万4,000円を削除いたします。 次に、4ページ、5ページをごらんください。 款4 衛生費の目、公害対策費におけます南吹田地下水汚染緊急対策実施設計委託料の1,099万4,000円を削減。同じく、2、清掃費、1、清掃総務費の廃棄物処理施設長期包括委託に関連する事業費630万4,000円を削除いたします。それに関連する予算についても修正いたしております。 以上で説明を終わります。
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奥谷正実議長 ただいまの修正案に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 続いて、1番 中本議員。 (1番中本議員登壇)
◆1番(
中本美智子議員) 議案第96号 平成26年度吹田市
一般会計補正予算に対する修正案を提出いたします。 本修正案は、観光センター移設に関連する予算を削減する内容でございます。 現在の観光センターは、平成21年に吹田の玄関口であるJR吹田駅の改札を出た場所で目につくという好立地で、市民がまちを回遊するためのさまざまな情報発信が、より効率的に行えるという理由により設置され、市民の市民による市民のための観光をキャッチフレーズに、吹田市の観光事業が進められてきました。 議案第96号補正予算、商工費及び債務負担行為補正、観光センター施設借上料は、観光センターを(仮称)エキスポランド跡地複合施設への移設をしようとするものです。理事者の御説明では、移設理由として、この施設を訪れる年間約1,700万人の来場者に対し、観光センターを通じてアプローチし、市内回遊につなげ、その結果、市内産業を活性化させるとのことでした。 市内産業の活性化とは、商店街にお金が落ちるということであり、魅力的な商店街づくりには当事者が頑張らないといけないが、そういう仕掛けに対して、観光センターが間をつなぐ役割を持つと位置づけられています。 しかし、1、これまでの5年間に関して、観光センター事業の来訪者は1日平均11人にすぎず、地域経済の活性化につながったかどうかなど、事業評価がなされていない。2、今回の移転により、年間費用は800万円増加し現在の3倍になるが、具体的に1,700万人のうちどれほどの人数が観光センターに来訪し、そのうち何割が市内回遊につながり、幾らの市内産業の活性化、経済波及効果があるのか、見込みが明確にされておらず、費用対効果が見えない。3、移転後、観光センターで物販を行い、その利益を吹田市に分配することを考えていると説明があったが、売り上げの何パーセントを市の収入とするのかなど、取り決めがなされていない。4、今回の移転により、市内観光の対象と位置づけるターゲットを、市外在住者や海外からの観光客を含む(仮称)エキスポランド跡地複合施設の来場者としており、現在の市民の市民による市民のための観光という観光ビジョンとそごが生じている。 以上の理由により、これまでの観光施策の評価が不十分なまま、観光センターの場所を変えることで、観光事業が推進できるという御提案は認めることができませんので、修正案を提出いたします。 以下、修正案の内容について御説明いたします。 お配りいたしました吹田市
一般会計補正予算及び歳入歳出補正予算事項別明細書原案修正表の2ページ、3ページをごらんください。 上から3段目、歳出について、款7 商工費、 項 商工費、目 商工振興費407万4,000円と、4段目、債務負担行為補正、観光センター施設借上料3,643万2,000円について削減をいたします。これに伴い、5段目、歳入につきましても、市税から削除させていただきます。 以上で説明を終わります。よろしく御審議のほどお願いいたします。
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奥谷正実議長 ただいまの修正案に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 31番 倉沢議員。 (31番倉沢議員登壇)
◆31番(倉沢恵議員) 議案第96号 平成26年度吹田市
一般会計補正予算(第4号)に対する修正案について、提案者を代表して説明をいたします。 本修正案は、債務負担行為、第2表中、千里丘北留守家庭児童育成室運営業務については、債務負担行為の項目から削除するものであります。 理由は、留守家庭児童育成室運営業務を社会福祉法人などに委託するとのことでありますが、吹田市としての公的責任の大きな後退は明らかであります。放課後の子供たちの安全を確保することは、行政の責任であるからです。 お配りしております原案修正表2ページ及び3ページをごらんください。原案と修正案を示しております。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御了承賜りますようにお願いいたします。
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奥谷正実議長 ただいまの修正案に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 原案、原案に対する修正案3件並びに文教産業委員会及び財政総務委員会の修正案について一括して討論に入ります。意見を受けることにいたします。35番 上垣議員。 (35番上垣議員登壇)
◆35番(上垣優子議員) 日本共産党市議会議員団を代表いたしまして、議案第96号と修正案について意見を述べます。 議案第96号 平成26年度吹田市
一般会計補正予算のうち、市民の命と健康に直接かかわる予算として、乳幼児の水痘ワクチン、高齢者の肺炎球菌の予防接種事業や妊婦健康診査の全額公費負担への拡充については、これまでも我が党も要望してきた内容であり、評価をいたします。 また、教育条件の充実に資する予算として、小・中学校図書館の図書を整備しようとする予算、小・中学校の支援学級の教室にエアコンを設置しようとする予算は必要な事業であり、また安心、安全のための街路灯のLED化など、これらについて一定の評価をするものですが、審議の中で述べたように、本来なら当初予算に計上すべき内容のものや、もっと現場の状況を正確に把握した上で予算化すべきであったものなどがあり、その他の事業についても、内容はともかく、市長の思いつき予算、実績づくり予算との感が否めません。 市長は3年前の就任時に、財政非常事態宣言を行い、市民生活に直接かかわる施策を次々と縮小、削減いたしました。我が党は、市長が後退させた施策について、市民生活への影響を検証し、必要があると判断した事業は復活、もしくは再構築すべきと求めてきました。提案された補正予算には、こういう市民本位の視点が抜け落ちている一方、効果が明確でない不要不急の無駄な税金の使い方や、関係者の声を聞かずに経費削減だけを目的にしたアウトソーシングの拙速な導入などが盛り込まれており、将来に重大な影響が懸念されます。 最大の問題は、債務負担行為として千里丘北留守家庭児童育成室の運営を社会福祉法人か学校法人に業務委託するというものです。市は、委託の理由を、今の事業でさえ困難な指導員の確保が、今後、事業の拡充に伴い一層困難になるためというように挙げています。 しかし、民間の事業所でも保育士の確保というのは困難をきわめています。直営よりも賃金、労働条件が低いとされる民間法人に、指導員の確保を委ねることが、果たして本当に可能なのか。何の見通しもありません。 また、市の直接の指示、命令を禁止する委託業務において、学校や地域、関係諸機関との連携が日常的に必要な学童保育の内容が確保できるのか、大きな疑義を禁じ得ません。 学童保育事業に対する公的な責任の後退につながるこの案を、到底認めることはできません。何より新設校の開設による学区の変更で、転校を余儀なくされる子供たちのうち、学童保育に通う子供たちは、学校生活と同時に学童保育での生活が大きく変化をすることになります。この子たちに不安感を与えるべきではありません。 実施計画にも上がっていない、留守家庭児童育成室の民間委託化という重要な案件を、保護者に説明もないまま唐突に提出するのは拙速であり、余りにも乱暴です。学童保育事業については、今後、事業計画にさまざまな課題が盛り込まれていきます。それらがどのような形態になるのか未定のこの時期に、新設育成室を民間への業務委託の突破口にすることは、行政として無責任に過ぎるものであり、認められません。 以上の理由により、この債務負担行為に関連する予算を削除する原案修正案に賛成をいたします。
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奥谷正実議長 22番 和田議員。 (22番和田議員登壇)
◆22番(和田学議員) 議案第96号 吹田市
一般会計補正予算について意見を述べます。 文教産業委員会所管分では、まち産業活性部関係については、観光センターを万博公園に移転させようとする費用負担において、現在の年間400万円から、移転後は1,200万円ほどにはね上がります。年間1,700万人の三井複合施設の来場者が、どれだけ吹田市の観光センターに立ち寄り、そのうちどれだけが市内回遊につながり、その結果、幾らの経済波及効果が市内産業活性化につながるのかという見込みもなされておらず、物販の売上金のうち、一定比率が市の歳入になる仕組みが提案の段階ででき上がっていませんでした。現在の観光センター機能の総括もないままに、高額な費用をかけて、当初の目的と異なる位置づけの観光センター移設については認められません。 学校教育部関係では、債務負担行為で千里丘北小学校給食調理等業務の費用が、平成26年度から平成28年度で計上されておりましたが、民間でできることは民間にやってもらうという考え方から、民間委託はよしとしますが、今回は、委託したほうが費用は983万8,000円高くつくということになっているようです。委託しなかった場合は、他校から正規職員を人事異動させてきますので、実質は追加的な費用は発生しません。臨時雇用員の人件費はふえますが、委託するよりかは費用総額を抑えることができるということが質疑の中からわかり、今回、議会側から予算案の削減修正がなされました。 小・中学校の支援学級用空調設備設計委託料と、同工事費が同時に予算計上されていますが、設計委託が済んでいない段階での工事費計上は、費用の算出をどうやって行ったのか不明であり、予算計上に際しては、あらゆる資料に基づき正確にその財源を捕捉しなければならない、地方財政法第3条に抵触することが懸念され、委員から指摘されました。結果、設計委託は市の技術職員が行うことで、総額486万円の設計委託料が議会側から削減修正がなされました。 次に、
福祉環境委員会所管分では、南吹田の地下水汚染拡散防止に関する費用計上について、汚染原因者を特定しないまま、市が率先して公費を投入するなどは認められません。揚水工事に最大2億円、その後の進行管理に毎年約2,000万円を要することが見込まれますので、その入り口となる議論、条件整理はしっかりとしておかなければなりません。汚染原因者を特定し、対策についての責任区分、費用負担の割合などを明確にしてからの着手検討としてください。 以上の意見を付して、議案第96号 吹田市
一般会計補正予算(第4号)の原案に反対いたします。
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奥谷正実議長 1番 中本議員。 (1番 中本議員登壇)
◆1番(
中本美智子議員) 議案第96号補正予算案に意見を申し上げます。 まず1点目、観光センター事業については、先ほど減額修正の議案を提案させていただきました。審議において、現在のJR吹田駅前の観光センターが行っている事業において、来訪者が1日平均11人と、当初目的とした地域経済への波及効果を上げるにはほど遠い状況ということがわかりました。にもかかわらず、費用に見合う効果が上がっているのか、事業評価がなされておりません。 補正予算では、現在の場所から(仮称)エキスポランド跡地複合施設へ移設させ、1,700万人の来場者をターゲットとして観光施策を進めると御提案がありました。しかし、現在の、市民の市民による市民のための観光という観光ビジョンとの整合性がとれない点、毎年の支出が1,200万円と現在の3倍になる提案にもかかわらず、市内産業の活性化や経済波及効果の見込みが明確ではありませんでした。 2点目、学校図書館図書標準を100%にするために、小・中学校の図書購入費用が予算化されました。この提案についても、常任委員会からの修正がなされましたが、私も、図書購入自体には賛成ですが、最大で4,500冊、その他学校でも数千冊の図書を今年度中に購入しなければならない状況です。書架の予算もつけずに、なぜ今、このような乱暴なやり方で図書標準を満たそうとするのかわかりません。 学校図書館の根本的な問題は、図書をそろえるという点以上に、学校図書館をどのように子供たちの学びに寄与するよう活用するのかという点です。読書活動支援者を全校に一人配置し、学校管理職や教師の理解を深め、物流の充実を行うなど、市として学校図書館活用方針を示し、計画的に実施する必要があるにもかかわらず、今回の審議では、学校図書標準を100%にした後のビジョンは示されず、計画策定の時期も明確ではありませんでした。 その他、減額修正提案がされておりますけれども、資源循環エネルギーセンターの長期包括契約についても、昨年12月に説明不足として取り下げた案件の再提案であるにもかかわらず、他市の長期包括契約後の状況調査も掘り下げたものは見受けられませんでした。委託期間とする15年、再委託期間を考慮すると30年間、ごみ排出量の変化とともに、ごみ処理行政も大きな施策の変更が見込まれますが、こういった点を熟慮した跡も見られませんでした。 南吹田地域の浄化対策についても、原因者と思われる企業の責任を追及しないまま、なし崩し的に吹田市が費用を支出する御提案には疑問を抱きます。 これまで3年半、市長は、財政規律を厳格化し、さまざまな事業を削り、市民に負担を求めてきました。将来の吹田市のためと、私も予算案に賛成をしてきました。結果、財政面での改善が見られたことは評価をいたします。 しかし、削った後だからこそ、今後の予算の使い道については、より精緻に説明できるもの、市民に御納得いただける内容でなければなりません。残念ながら、今回の予算提案内容や審議における御答弁をお聞きしていますと、本当に今回、この時期に、この支出は必要なのだろうか、十分な精査がなされた上での事業提案なのかという点で、納得がいかないものが多数ありました。 よって、本補正予算原案に反対をいたします。
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奥谷正実議長 2番 梶川議員。 (2番
梶川議員登壇)
◆2番(
梶川文代議員) 議案第96号 平成26年度吹田市
一般会計補正予算(第4号)に対する修正案のうち、観光センターの移転に関連する修正案について意見を申し述べます。 先ほど、この観光センターの移転に関係する商工費、商工振興費407万4,000円の減額と、債務負担行為補正、観光センター施設借上料3,643万2,000円の減額の修正案の提案者からお聞きをいたしました提案理由は、問題点や課題がしっかりと整理された、もっともな理由であり、大変説得力があるものだと思います。 それに引きかえ議案参考資料として示された、(仮称)エキスポランド跡地複合施設への観光センターの移転についてという、理事者が提案、そして示しておられる参考資料の中には、たった15行の箇条書きの資料、何ら説得力のないメモ書き程度の資料であり、これを見て、意気込み、やる気などは何も感じられません。 ただ、常日ごろから観光協会の関係者の方などからお聞きしている話の中には、熱い思いや、おもてなしの心などが感じられるのですが、その当事者の方々の思いや気持ちなども、市の説明では何ら説明ができておらず、また当事者の代弁をすることも全くできておりません。説得能力不足、そしてやる気がないとしか思えない。これでは観光協会の関係者、当事者の皆さんが気の毒だと思います。 担当理事者は、この修正案の提案理由にある問題点や課題の是正、改善に取り組み、まずはそれをクリアすべきだと申し述べ、ただこの修正案については当事者の皆さんの思いや気持ちをおもんぱかりまして退席とさせていただきます。
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奥谷正実議長 以上で討論を終わり、議案第96号を採決いたします。 本件に対しては3件の修正案が提出され、文教産業委員会及び財政総務委員会の
委員長報告は修正であります。 まず、足立議員ほか3人から提出された修正案について採決いたします。 本修正案に賛成の方は御起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、本修正案は可決されました。 次に、中本議員ほか二人から提出された修正案について採決をいたします。 本修正案に賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者少数であります。よって、本修正案は否決されました。 次に、倉沢議員ほか6人から提出された修正案について採決いたします。 本修正案に賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者少数であります。よって、本修正案は否決されました。 次に、文教産業委員会及び財政総務委員会の修正案について一括して採決いたします。 文教産業委員会及び財政総務委員会の修正案に賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者全員であります。よって、文教産業委員会及び財政総務委員会の修正案は可決されました。 次に、ただいま修正議決いたしました部分を除く原案について採決をいたします。 修正議決した部分を除く部分を原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、修正議決した部分を除くその他の部分は原案どおり可決されました。 お諮りをいたします。ただいま本案が修正議決されましたが、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決しました。
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奥谷正実議長 お諮りをいたします。この際、別紙お手元に配付いたします日程1件を追加し、直ちに議題とし、日程19を日程20に、以下日程を順次繰り下げたいと存じます。これに異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、別紙お手元に配付してあります日程1件を追加し、直ちに議題とし、日程19を日程20に、以下日程を順次繰り下げることに決しました。
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奥谷正実議長 次に、日程19 市会議案第29号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。7番 池渕議員。 (7番池渕議員登壇)
◆7番(
池渕佐知子議員) ただいま上程されました市会議案第29号につきまして、文教産業委員会を代表いたしまして説明いたします。 市会議案第29号は、議案第96号 平成26年度吹田市
一般会計補正予算(第4号)に対する附帯決議をしようとするものであります。 今回、学校図書館図書標準100%を達成するための大量の図書を購入する予算を含む平成26年度吹田市
一般会計補正予算(第4号)が可決しました。読書及び学習・情報センターとしての学校図書館の機能向上のためには、選書や配架など、図書と子供たちをつなぐ読書活動支援者の充実配置が求められます。 よって、別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。
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奥谷正実議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第29号を採決いたします。 本件について原案どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、市会議案第29号は原案どおり可決されました。
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奥谷正実議長 次に、日程20 認定第1号から認定第10号までを一括議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、決算審査特別委員会に付託いたしましたが、委員長から審査が終わっていないので、次の市会まで継続審査いたしたい旨報告がありました。 お諮りをいたします。報告どおり継続審査いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、認定第1号から認定第10号までは、次の市会まで継続審査することに決定をいたしました。
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奥谷正実議長 次に、日程21 議案第97号、認定第11号及び認定第12号を一括議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、企業決算審査特別委員会に付託をいたしましたが、委員長から審査が終わっていないので、次の市会まで継続審査したい旨の報告がありました。 お諮りをいたします。報告どおり継続審査いたしましても異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第97号、認定第11号及び認定第12号は、次の市会まで継続審査することに決しました。
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奥谷正実議長 次に、日程22 請願第4号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、
福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。19番 吉瀬議員。 (19番
吉瀬議員登壇)
◆19番(
吉瀬武司議員)
福祉環境委員会に付託されました請願第4号について審査いたしましたところ、請願の趣旨を適当と認め、採択すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。
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奥谷正実議長 報告が終わりました。 報告どおり採択することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、請願第4号は採択されました。 この際、処理についてお諮りをいたします。 (「議長一任」と呼ぶ者あり) 議長一任との声がありますので、そのように決定いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議長一任と決定をいたしました。
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奥谷正実議長 次に、日程23 議案第90号及び議案第91号を一括議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、理事者の説明がありましたので、ただいまから質問を受けることにいたします。12番 竹内議員。 (12番竹内議員登壇)
◆12番(竹内忍一議員) 議案第90号と91号、関連する議案ですから、一括して質問をいたします。 お持ちの方は、平成26年9月定例会提出予定案件表、これですが、この提出予定案件表の27ページ、28ページの入札参加業者というところをごらんになりながら、この質問をお聞きになっていただきたいと思います。 南吹田駅
前線取付道路築造工事は、近年まれに見る鮮やかなというか、不可解な入札結果となりました。西工区でも東工区でも共同企業体(以下「JV」という)、このスポンサーとして受注企業となっているのは大鉄工業という会社ですが、ここはJR西日本が37.68%の株式を保有しており、その密接な関係からJRに関する工事は優先的にというか、特別の営業をして受注につなげているようです。 この議案第90号・91号の取りつけ道路が取りつく先となる本体工事のトンネル部分は、吹田市がJR西日本と基本協定書を締結し、総額89億9,344万1,000円という工事費で、全額が吹田市の費用負担で行われています。実際の工事についてはJR西日本から大鉄工業へ発注がなされています。 私たち会派も、この本体のトンネル工事については、去る8月20日水曜日に現場を視察してきました。旅客営業をしている鉄道軌道敷の下、地下13mの深度まで掘削して、大断面のトンネルを掘り進めていきます。そこにカルバートボックスと呼ばれる部材をつなぎ合わせていき、車道と歩道となる空間を形成するような工事を鋭意施工していました。営業している旅客軌道敷に影響がないように、大鉄工業が施工することについては、密接な関係性からも、施工の技術上からも、ある一定は理解できるものです。本体工事が一般競争ではなく基本協定となったことへの理解です。 しかし、今回、開削部分での取りつけ道路では、そういう経過とは関係なしに、一般競争の工事公告がなされた西工区、東工区ともに、JVのスポンサーとして大鉄工業が落札し、JVサブには地元業者として西工区は橋本建設、東工区は松原工業ということで入札の結果が出ました。 冒頭に申し上げました鮮やかなというか、不可解な入札結果と指摘せざるを得ないのは、一般競争で広く公正な競争をした結果だという建前になっているのに、実際は西工区に応札したのは二つのJV、東工区に応札したのも二つのJVであって、地元業者は西工区の落札業者が東工区で札入れにおつき合いをして、東工区の落札業者が西工区で札入れにおつき合いをするという、世にも不思議なことが起こりました。しかも、地元事業者を入れかえるためだけか、二つの工事共同企業体からしか申し込みがありませんでした。こういう不思議なこともあるもんですね。 こういう不思議な契約を即決案件に回した政治センスもよくわかりませんが、議会運営委員会に委員を選出できない、交渉団体以外の会派が、これを委員会審査に付してほしいとお願いするには、どうすればよいのでしょうか。委員会審査に付してほしいとお願いしても、その委員会に会派所属の議員を委員として配属できない場合は、どうすればよいのでしょうか、今後の参考のために、いずれお聞きをしてみたいと思っております。 そこで、市契約室に尋ねます。仮にも公正な一般競争であるという建前になっているのであれば、応札者が二つの事業体のみで、西工区も東工区もJVスポンサー企業が同じ、しかも本体のトンネル工事を競争なしの基本協定書によって受注している業者が、取りつけ道路の工事を西、東どちらも受注する。加えて、西、東のそれぞれでは地元事業者が単に入れかわっただけであり、申し込みがどちらも二つの事業体からしかない、こういう外形になった場合、談合を疑うのが常識的な感覚とは言えませんか。落札した二つの企業体から事情聴取するようなことはされましたか。公正な競争による結果だとお考えでしょうか。公正な競争による結果であることを確約させる書面の提出を求めましたか、これら4点についてお答え願います。 市長に尋ねます。公正取引委員会がこの件で調査に乗り出した場合は、どのように対応されるつもりですか。市役所の自浄作用、みずからの身をみずから清めるという意味ですが、市役所の自浄作用について改善する余地はあるとお考えですか、ないとお考えですか。 次に、これもまた市長に尋ねます。この入札に関係した大鉄工業、橋本建設、松原工業、飛島建設、大成建設の関係者またはその家族から献金を受けてはいませんか。外国人献金はそこに含まれていませんか、市長の答弁を求めます。 選挙管理委員会の見解を求めたいところですが、かわって総務部に見解を求めます。市議会議員の中で、この入札に関係した大鉄工業、橋本建設、松原工業、飛島建設、大成建設の関係者またはその家族から献金を受けている者はいませんか。そこにまた、外国人献金は含まれていませんか、お答え願います。 以上、市契約室への質問四つ、市長への質問二つ、選管事務局または総務部への質問一つについて答弁を求めます。
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奥谷正実議長 総務部長。
◎牧内章総務部長 南吹田駅
前線取付道路築造工事、西工区と同東工区の両案件につきましては、特定建設工事共同企業体の代表者に、取付道路築造工事を行うに当たって、必要な過去の施工実績と監理技術者の経験を求め、その入札参加条件を吹田市公共工事等入札・契約制度改善検討委員会において決定したものでございます。 当該入札参加条件につきましては、道路公園部から20社程度の企業が実績要件を満たしていると聞いており、競争性については確保されているものと認識しております。 両案件は、結果として参加された共同企業体は少なくなりましたが、この入札参加条件により制限つき一般競争入札を実施しており、公正な入札が行われたものと考えております。そのため、落札した二つの共同企業体への事情聴取については行っておりません。 また、先ほども申し上げましたとおり、この入札については公正な競争による結果だと考えておりますため、そのことを確約させる書面の提出は求めておりません。 次に、公正取引委員会が調査に乗り出した場合の対応について、市長にとのことでございますが、まず担当から御答弁申し上げます。 先ほども御答弁いたしましたとおり、今回の両案件につきましては、制限つき一般競争入札の実施により、公正な入札が行われたものと認識しております。公正取引委員会がこの件で調査に乗り出すようなことはないものと考えております。 また、本市の自浄作用についてでございますが、談合情報があった場合につきましては、吹田市談合情報取扱要領に基づき、入札参加者への事情聴取を行い、その対応については、吹田市公正入札調査委員会において調査、審議するとともに、公正取引委員会等へも通報を行っているものでございます。 最後に、献金の有無についてのお尋ねでございますが、総務部といたしましては、そのことにつきまして把握をしておりませんし、今後、把握する必要もないと認識をしております。市の発注におきまして、議員への献金の有無により、事業者に対する取り扱いが変わるようなことは一切ございません。今回の案件につきましても同様でございます。 以上でございます。
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奥谷正実議長 市長。 (市長登壇)
◎井上哲也市長 竹内議員からの御質問に御答弁申し上げます。 南吹田駅
前線取付道路築造工事にかかわる入札につきましては、担当部長が御答弁申し上げましたとおり、公平、公正に行ったものであり、公正取引委員会が調査に乗り出すようなことはないものと考えております。 市政運営につきましては、常に自浄作用が働いているものと存じます。 次に、献金についてでございますが、私は法人からの献金は受けておりません。また、個人献金に関しまして、献金いただいた方がいずれかの企業等に関係しているかどうかについては把握できかねます。 先ほども申し上げましたとおり、この工事にかかわる入札は公平、公正なものでございまして、献金の有無が入札に影響を与える余地は一切ございません。この件を含め、私を支援していただいている企業に対し、市政運営において便宜を図ること、逆に不利な取り扱いをすること、そのいずれも一切ございませんので、御理解いただきたいと存じます。 以上、よろしくお願いいたします。
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奥谷正実議長 以上で質疑を終わります。 この際お諮りをいたします。本件については委員会付託を省略し、即決いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、本件については委員会付託を省略し、即決することにいたします。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第90号及び議案第91号を採決いたします。 本件について承認いたしましても異議ありませんか。 (「起立採決」と呼ぶ者あり) 本件について承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第90号及び議案第91号は可決されました。
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奥谷正実議長 次に、日程24 議案第92号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、理事者の説明がありましたので、ただいまから質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 この際お諮りをいたします。本件については委員会付託を省略し、即決いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、本件については委員会付託を省略し、即決することにいたします。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第92号を採決いたします。 本件について承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第92号は可決されました。
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奥谷正実議長 次に、日程25 議案第93号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、理事者の説明がありましたので、ただいまから質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 この際お諮りをいたします。本件については委員会付託を省略し、即決いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、本件については委員会付託を省略し、即決することにいたします。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第93号を採決いたします。 本件について承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第93号は可決されました。
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奥谷正実議長 次に、日程26 議案第94号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、理事者の説明がありましたので、ただいまから質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 この際お諮りをいたします。本件については委員会付託を省略し、即決いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、本件については委員会付託を省略し、即決することにいたします。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第94号を採決いたします。 本件について承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第94号は可決されました。
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奥谷正実議長 次に、日程27 議案第95号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、理事者の説明がありましたので、ただいまから質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 この際お諮りをいたします。本件については委員会付託を省略し、即決いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、本件については委員会付託を省略し、即決することにいたします。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第95号を採決いたします。 本件について承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第95号は可決されました。
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奥谷正実議長 次に、日程28 市会議案第22号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。25番 藤木議員。 (25番藤木議員登壇)
◆25番(藤木栄亮議員) ただいま上程されました市会議案第22号につきまして、議会運営委員会を代表いたしまして説明いたします。 市会議案第22号は、平成26年8月27日付で市長から意見を求められました
人権擁護委員の推薦に関する意見でありますが、本市議会の意見は、山西美明氏、筒井枝美子氏、古川真一氏、廣瀬惠美子氏、奥野博子氏、中村真二氏、淺野龍夫氏につきまして、適任であるとするものであります。 よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。
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奥谷正実議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第22号を採決いたします。 本件について原案どおり承認いたしましても異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、市会議案第22号は原案どおり可決されました。
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奥谷正実議長 次に、日程29 市会議案第23号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。31番 倉沢議員。 (31番倉沢議員登壇)
◆31番(倉沢恵議員) ただいま上程されました市会議案第23号につきまして、提案者を代表いたしまして説明いたします。 市会議案第23号は、大阪府に対し、大阪府の
乳幼児医療費助成制度の拡充を求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようにお願いいたします。
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奥谷正実議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第23号を採決いたします。 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、市会議案第23号は原案どおり可決されました。
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奥谷正実議長 次に、日程30 市会議案第24号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。31番 倉沢議員。 (31番倉沢議員登壇)
◆31番(倉沢恵議員) ただいま上程されました市会議案第24号につきまして、提案者を代表いたしまして説明いたします。 市会議案第24号は、政府及び国会に対し、さらなる年金削減の中止を求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。
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奥谷正実議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第24号を採決いたします。 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者少数であります。よって、市会議案第24号は否決されました。
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奥谷正実議長 次に、日程31 市会議案第25号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。31番 倉沢議員。 (31番倉沢議員登壇)
◆31番(倉沢恵議員) ただいま上程されました市会議案第25号につきまして、提案者を代表いたしまして説明いたします。 市会議案第25号は、政府及び国会に対し、消費税の増税撤回及び消費税率の10%への引き上げ中止を求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようにお願いいたします。
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奥谷正実議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第25号を採決いたします。 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者少数であります。よって、市会議案第25号は否決されました。
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奥谷正実議長 次に、日程32 市会議案第26号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。31番 倉沢議員。 (31番倉沢議員登壇)