吹田市議会 2014-03-28
03月28日-07号
平成26年 3月 定例会 吹田市議会会議録7号 平成26年3月
定例会-----------------------------------◯議事日程 平成26年3月28日 午前10時開議 1 議案第2号(平成25年) 吹田市長の給料及び地域手当の特例に関する条例の制定について 2 議案第69号(平成25年) 執行機関の附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定について 3 議案第135号(平成25年) 吹田市総合計画基本構想・基本計画の策定について 4 報告第1号 専決処分報告 専決第1号 訴訟上の和解について 5 議案第1号
吹田市立コミュニティセンター条例の制定について 6 議案第2号 吹田市消防長及び消防署長の資格を定める条例の制定について 7 議案第3号 吹田市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について 8 議案第4号 吹田市旅費条例の一部を改正する条例の制定について 9 議案第5号 吹田市積立基金条例の一部を改正する条例の制定について 10 議案第6号 執行機関の附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定について 11 議案第7号 吹田市立児童会館条例の一部を改正する条例の制定について 12 議案第8号
吹田市立こども発達支援センター条例の一部を改正する条例の制定について 13 議案第9号 吹田市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について 14 議案第10号 吹田市公害健康被害認定審査会条例の一部を改正する条例の制定について 15 議案第11号 千里ニュータウン地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について 16 議案第13号 吹田市公民館条例の一部を改正する条例の制定について 17 議案第15号 (仮称)
千里山コミュニティ施設整備事業に伴う不動産の取得について 18 議案第16号 JR岸辺駅南駅前広場整備工事請負契約の一部変更について 19 議案第17号 市道路線の認定及び廃止について 20 議案第30号 平成25年度吹田市一般会計補正予算(第7号) 21 議案第31号 平成25年度吹田市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号) 22 議案第32号 平成25年度吹田市下水道特別会計補正予算(第2号) 23 議案第33号 平成25年度吹田市下水道特別会計補正予算(第3号) 24 議案第34号 平成25年度吹田市交通災害・
火災等共済特別会計補正予算(第1号) 25 議案第35号 平成25年度吹田市
勤労者福祉共済特別会計補正予算(第1号) 26 議案第36号 平成25年度吹田市
自動車駐車場特別会計補正予算(第2号) 27 議案第37号 平成25年度吹田市介護保険特別会計補正予算(第2号) 28 議案第38号 平成25年度吹田市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 29 議案第39号 平成25年度吹田市
公共用地先行取得特別会計補正予算(第1号) 30 議案第40号 平成25年度吹田市水道事業会計補正予算(第4号) 31 議案第41号 平成25年度吹田市病院事業会計補正予算(第3号) 32 議案第18号 平成26年度吹田市一般会計予算 33 議案第43号 吹田市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について 34 議案第19号 平成26年度吹田市国民健康保険特別会計予算 35 議案第20号 平成26年度吹田市下水道特別会計予算 36 議案第21号 平成26年度吹田市部落有財産特別会計予算 37 議案第22号 平成26年度吹田市交通災害・火災等共済特別会計予算 38 議案第23号 平成26年度吹田市
勤労者福祉共済特別会計予算 39 議案第24号 平成26年度吹田市自動車駐車場特別会計予算 40 議案第25号 平成26年度吹田市介護保険特別会計予算 41 議案第26号 平成26年度吹田市後期高齢者医療特別会計予算 42 議案第27号 平成26年度吹田市
公共用地先行取得特別会計予算 43 議案第28号 平成26年度吹田市病院事業債管理特別会計予算 44 議案第29号 平成26年度吹田市水道事業会計予算 45 議案第42号 平成26年度吹田市一般会計補正予算(第1号) 46 議案第44号 吹田市一般職の職員の給料の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について 47 議案第45号 平成26年度吹田市一般会計補正予算(第2号) 48 議案第46号 平成26年度吹田市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 49 議案第47号 平成26年度吹田市下水道特別会計補正予算(第1号) 50 議案第48号 平成26年度吹田市交通災害・
火災等共済特別会計補正予算(第1号) 51 議案第49号 平成26年度吹田市
勤労者福祉共済特別会計補正予算(第1号) 52 議案第50号 平成26年度吹田市介護保険特別会計補正予算(第1号) 53 議案第51号 平成26年度吹田市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 54 議案第52号 平成26年度吹田市水道事業会計補正予算(第1号) 55 請願第1号 古江台幼稚園と北千里保育園との幼保一体化に関する請願 56 請願第2号 国保加入者の生活に配慮し国民健康保険料引下げを求める請願 57 議案第53号 吹田市教育委員会委員の選任について 58 議案第54号 吹田市固定資産評価審査委員会委員の選任について 59 市会議案第1号 吹田市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について 60 市会議案第2号 吹田市実費弁償条例の一部を改正する条例の制定について 61 市会議案第3号 人権擁護委員の推薦に関する意見について 62 市会議案第4号 患者負担の大幅軽減等を求める意見書 63 市会議案第5号 手話言語法(仮称)の早期制定を求める意見書 64 市会議案第6号
泉南アスベスト国家賠償請求訴訟の早期全面解決を求める意見書 65 市会議案第7号 集団的自衛権行使容認の解釈改憲を行わないよう求める意見書 66 市会議案第8号 容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための法律の制定を求める意見書 67 市会議案第9号 労働者保護ルール改悪反対を求める意見書 68 市会議案第10号 微小粒子状物質(PM2.5)に係る総合的な対策の推進を求める意見書 69 市会議案第11号 食の安全・安心の確立を求める意見書 70 常任委員会の所管事項に関する事務調査について (追加) 71 市会議案第13号 井上市長に対する問責決議 72 市会議案第14号 井上市長に対する
不信任決議-----------------------------------◯付議事件 1 議案第2号(平成25年) 吹田市長の給料及び地域手当の特例に関する条例の制定について 2 議案第69号(平成25年) 執行機関の附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定について 3 議案第135号(平成25年) 吹田市総合計画基本構想・基本計画の策定について 4 報告第1号 専決処分報告 専決第1号 訴訟上の和解について 5 議案第1号
吹田市立コミュニティセンター条例の制定について 6 議案第2号 吹田市消防長及び消防署長の資格を定める条例の制定について 7 議案第3号 吹田市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について 8 議案第4号 吹田市旅費条例の一部を改正する条例の制定について 9 議案第5号 吹田市積立基金条例の一部を改正する条例の制定について 10 議案第6号 執行機関の附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定について 11 議案第7号 吹田市立児童会館条例の一部を改正する条例の制定について 12 議案第8号
吹田市立こども発達支援センター条例の一部を改正する条例の制定について 13 議案第9号 吹田市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について 14 議案第10号 吹田市公害健康被害認定審査会条例の一部を改正する条例の制定について 15 議案第11号 千里ニュータウン地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について 16 議案第13号 吹田市公民館条例の一部を改正する条例の制定について 17 議案第15号 (仮称)
千里山コミュニティ施設整備事業に伴う不動産の取得について 18 議案第16号 JR岸辺駅南駅前広場整備工事請負契約の一部変更について 19 議案第17号 市道路線の認定及び廃止について 20 議案第30号 平成25年度吹田市一般会計補正予算(第7号) 21 議案第31号 平成25年度吹田市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号) 22 議案第32号 平成25年度吹田市下水道特別会計補正予算(第2号) 23 議案第33号 平成25年度吹田市下水道特別会計補正予算(第3号) 24 議案第34号 平成25年度吹田市交通災害・
火災等共済特別会計補正予算(第1号) 25 議案第35号 平成25年度吹田市
勤労者福祉共済特別会計補正予算(第1号) 26 議案第36号 平成25年度吹田市
自動車駐車場特別会計補正予算(第2号) 27 議案第37号 平成25年度吹田市介護保険特別会計補正予算(第2号) 28 議案第38号 平成25年度吹田市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 29 議案第39号 平成25年度吹田市
公共用地先行取得特別会計補正予算(第1号) 30 議案第40号 平成25年度吹田市水道事業会計補正予算(第4号) 31 議案第41号 平成25年度吹田市病院事業会計補正予算(第3号) 32 議案第18号 平成26年度吹田市一般会計予算 33 議案第43号 吹田市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について 34 議案第19号 平成26年度吹田市国民健康保険特別会計予算 35 議案第20号 平成26年度吹田市下水道特別会計予算 36 議案第21号 平成26年度吹田市部落有財産特別会計予算 37 議案第22号 平成26年度吹田市交通災害・火災等共済特別会計予算 38 議案第23号 平成26年度吹田市
勤労者福祉共済特別会計予算 39 議案第24号 平成26年度吹田市自動車駐車場特別会計予算 40 議案第25号 平成26年度吹田市介護保険特別会計予算 41 議案第26号 平成26年度吹田市後期高齢者医療特別会計予算 42 議案第27号 平成26年度吹田市
公共用地先行取得特別会計予算 43 議案第28号 平成26年度吹田市病院事業債管理特別会計予算 44 議案第29号 平成26年度吹田市水道事業会計予算 45 議案第42号 平成26年度吹田市一般会計補正予算(第1号) 46 議案第44号 吹田市一般職の職員の給料の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について 47 議案第45号 平成26年度吹田市一般会計補正予算(第2号) 48 議案第46号 平成26年度吹田市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 49 議案第47号 平成26年度吹田市下水道特別会計補正予算(第1号) 50 議案第48号 平成26年度吹田市交通災害・
火災等共済特別会計補正予算(第1号) 51 議案第49号 平成26年度吹田市
勤労者福祉共済特別会計補正予算(第1号) 52 議案第50号 平成26年度吹田市介護保険特別会計補正予算(第1号) 53 議案第51号 平成26年度吹田市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 54 議案第52号 平成26年度吹田市水道事業会計補正予算(第1号) 55 請願第1号 古江台幼稚園と北千里保育園との幼保一体化に関する請願 56 請願第2号 国保加入者の生活に配慮し国民健康保険料引下げを求める請願 57 議案第53号 吹田市教育委員会委員の選任について 58 議案第54号 吹田市固定資産評価審査委員会委員の選任について 59 市会議案第1号 吹田市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について 60 市会議案第2号 吹田市実費弁償条例の一部を改正する条例の制定について 61 市会議案第3号 人権擁護委員の推薦に関する意見について 62 市会議案第4号 患者負担の大幅軽減等を求める意見書 63 市会議案第5号 手話言語法(仮称)の早期制定を求める意見書 64 市会議案第6号
泉南アスベスト国家賠償請求訴訟の早期全面解決を求める意見書 65 市会議案第7号 集団的自衛権行使容認の解釈改憲を行わないよう求める意見書 66 市会議案第8号 容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための法律の制定を求める意見書 67 市会議案第9号 労働者保護ルール改悪反対を求める意見書 68 市会議案第10号 微小粒子状物質(PM2.5)に係る総合的な対策の推進を求める意見書 69 市会議案第11号 食の安全・安心の確立を求める意見書 70 常任委員会の所管事項に関する事務調査について 71 市会議案第13号 井上市長に対する問責決議 72 市会議案第14号 井上市長に対する
不信任決議-----------------------------------◯出席議員 35名 1番 中本美智子 2番 梶川文代 3番 生野秀昭 4番 榎内 智 6番 足立将一 7番 池渕佐知子 8番 西川厳穂 9番 矢野伸一郎 10番 澤田雅之 11番 川本 均 12番 竹内忍一 13番 山口克也 14番 後藤恭平 15番 柿花道明 16番 橋本 浩 17番 井上真佐美 18番 野田泰弘 19番 吉瀬武司 20番 木村 裕 21番 和田 学 22番 山本 力 23番 村口 始 24番 竹村博之 25番 藤木栄亮 26番 奥谷正実 27番 豊田 稔 28番 小北一美 29番 坂口妙子 30番 島 晃 31番 倉沢 恵 32番 塩見みゆき 33番 柿原真生 34番 玉井美樹子 35番 上垣優子 36番
山根建人-----------------------------------◯欠席議員 0名
-----------------------------------◯出席説明員 市長 井上哲也 副市長 山中久徳 副市長 太田勝久 水道事業管理者 赤野茂男 病院事業管理者 徳田育朗 危機管理監 赤松祐子 総務部長 牧内 章 行政経営部長 門脇則子 市民生活部長 木下寛和 人権文化部長 木野内幸広 まち産業活性部長 平野孝子 こども部長 春藤尚久 福祉保健部長 守谷啓介 環境部長 羽間紀雄 都市整備部長 森 正一 道路公園部長 後藤圭二 下水道部長 井口秀幸 会計管理者 西山 均 消防長 松中唯人 水道部長 川上勝己 市民病院事務局長 前田 聡 理事 安井 修 教育委員会委員 宮下幾久子 教育長 梶谷尚義 教育総務部長 原田 勝 学校教育部長 冨田卓己 地域教育部長 川下貴弘 教育委員会理事
上原達郎-----------------------------------◯出席事務局職員 事務局長 吉見宗利 事務局次長 生田清温 議事課長 小西義人 議事課長代理 岡本太郎 議事課主査 二宮清之 議事課主査 松山祐哉 議事課主査 辻本征志 議事課主任
森岡伸夫----------------------------------- (午前10時32分 開議)
○豊田稔議長 ただいまから3月定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。 諸般の報告をいたします。 本日の応招議員は35名でありまして、病気その他の理由による欠席届出者はありません。 本日の議事日程はお手元に配付いたしてありますので、それにより御承知願います。 本日の署名議員を私から指名をいたします。 19番 吉瀬議員、34番 玉井議員、以上両議員にお願いをいたします。 これより議事に入ります。-----------------------------------
○豊田稔議長 日程1 (平成25年)議案第2号を議題といたします。 本件につきましては、過般の本会議におきまして、財政総務委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。11番 川本議員。 (11番川本議員登壇)
◆11番(川本均議員) 過般の本会議におきまして、財政総務委員会に付託されました(平成25年)議案第2号について、審査いたしました経過並びに結果を報告をいたします。 本案は、市長の給料及び地域手当を減額する特例を設けようとするものであります。 平成25年3月定例会の委員会において、理事者の説明の後、委員から 1
グリーンニューディール基金事業に関連して市が行った随意契約などについて、市長は公明正大であると主張しているにもかかわらず、給料及び地域手当の減額をしようとする理由 2 100条委員会において真相究明中であるにもかかわらず、市長が給料などの減額を提案した理由 3 ガバナンス推進委員会の調査結果の妥当性 4 他の自治体の長が給料などの減額を実施した事例及びその減額理由の把握の有無 5 第三者機関設置により、同基金事業に係る随意契約などについて市長の関与があったかどうか調査する必要性 6 同基金事業の事務執行において不適切な事務処理が行われたことを受け、契約制度を見直す必要性 7 市長要求監査の結果が同基金事業に係る事務にかかわった職員の処分量定に生かされていない理由 などについて質問があり、その後、継続審査することに決定をいたしました。 次に、平成25年5月定例会での審査に当たり、本会議において理事者から、題名、第1条及び第2条の「平成25年4月」を「平成25年6月」に、附則第2項の「平成25年4月30日」を「平成25年6月30日」にそれぞれ修正したいとの原案修正の申し出があり、承認されました。 その後、平成25年5月定例会の委員会において、委員から 1 市長の違法・不当行為を調査審議する第三者機関を設置する必要性 2
グリーンニューディール基金事業の事務執行にかかわった職員の処分と市長の給料及び地域手当減額との関係性 などについて質問があり、その後、継続審査することに決定をいたしました。 次に、平成25年9月定例会での審査に当たり、本会議において理事者から、題名の「平成25年6月の」を削除し、第1条及び第2条の「平成25年6月」を「この条例の施行の日の属する月の翌月」に、附則第2項の「平成25年6月30日」を「この条例の施行の日の属する月の翌月の末日」にそれぞれ修正したいとの原案修正の申し出があり、承認されました。 その後、平成25年9月定例会の委員会において、委員から 市長が自身の給料及び地域手当の減額割合及び期間を決定した判断基準 などについて質問があり、その後、継続審査することに決定をしました。 次に、平成25年12月定例会の委員会において、本案に対する質問は別段なく、その後、継続審査することに決定をしました。 さらに、今回の3月定例会の委員会において、委員から 1 100条委員会の調査報告書の指摘を踏まえて本案を撤回する必要性 2 同報告書の内容を踏まえたガバナンス推進委員会における再調査の実施 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見としましては 1 中核市・特例市
グリーンニューディール基金事業に係る不適正な事務執行に伴う職員の人事上の措置が既にとられているが、市長に関しては、100条委員会の結論を待って審議するということで、これまで継続審査になっていた。 本来なら100条委員会の結論を踏まえ、みずからが責任を感じて議案を修正すべきであり、まず議案の撤回を行い、重大な責任を自覚し、それを反映させた議案を再提出すべきである。 他市の事例を見た場合、今回の提案と同じような給与10分の1の減額事例は職員の事務的ミスなどがほとんどである。 給与減額そのものには当然賛成であるが、今回のようにこれほど世間を騒がせ、市民に多大な迷惑をかけた案件の給与減額としては全く不十分であると考える。 以上の意見を述べて、本案に反対する。 2
本市グリーンニューディール基金事業についての100条調査特別委員会の調査報告書が議決された。この報告書では、太陽光パネル設置工事などに関して不適正な事務処理があったと判断している。 市長は、適正な価格であったか、単独随意契約が可能か、単独随意契約の際、緊急性を理由としてよいのか、契約相手先の選定に合理性があるかなどをきちんと点検、調査せずに決裁している。 地方財政法第4条には、地方公共団体の経費は、その目的を達成するための必要かつ最少の限度を超えて、これを支出してはならないとの定めがある。 今回の契約事務は、この法の趣旨に反しており、そのことにより井上市長は本市に少なくとも800万円の損害を与えている。 市長の関与の有無にかかわらず、事務処理上の責任だけ見ても、1カ月間10%の給与減額は妥当ではない。800万円を賠償することが妥当な責任の取り方であり、本案については認められない。 3 初めて議案が提案された平成25年3月定例会において、市長は提案理由として、ガバナンス推進委員会の結果、監査委員の監査結果を受けて職員の処分を行ったこと。その監督責任と市民に多大な迷惑をかけたことを含め、自身の処分を決めたと述べている。また、職員を処分しながら自分自身の処分をしなければ、その職員に全て責任を押しつけているという話もあるためと発言している。 さらに、市長個人の具体的な責任についての発言では、ガバナンス推進委員会においては、市長の関与が一切なかったとされており、監査委員も違法性はなかったという指摘であるため、今は具体的な責任はないと述べ、100条委員会で新しい事案が出た場合は、改めて処分を考えると答えている。 今回、100条委員会の報告書が提出され、議会において全会一致で可決した。その中では、ガバナンス推進委員会の報告書には書かれていなかったことも出てきている。また、監査結果と異なり、今回の随意契約に緊急性を当てはめるのは間違いであり、違法であるとの結論になっている。 市長は自身の処分を改めるのではないかと考えていたが、改めることはせず、今回の議案の取り下げもしていない。このことは、提案された当時の発言とそごがあるため、それをわかりながら賛成することはできない。また、100条委員会の報告書を可決した議員として本案の内容には同意できない。 したがって、本案について反対する。 との意見があり、続いて採決しましたところ、賛成者少数で(平成25年)議案第2号を承認しないことに決定をいたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、(平成25年)議案第2号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は否決でありますので、原案について採決いたします。 原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者少数であります。よって、(平成25年)議案第2号は否決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程2 (平成25年)議案第69号を議題といたします。 本件につきましては、過般の本会議におきまして、財政総務委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。11番 川本議員。 (11番川本議員登壇)
◆11番(川本均議員) 過般の本会議におきまして、財政総務委員会に付託されました(平成25年)議案第69号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、市長の附属機関として適正職務等第三者審査委員会を置こうとするものであります。 平成25年5月定例会の委員会において、理事者の説明の後、委員から 1 適正職務等第三者審査委員会で調査審議する一般職の職員の法令等に違反する疑いのある行為の定義 2 同委員会が実施する調査の範疇 3 同委員会の委員報酬を時間単価でなく、日額で支給する必要性 4 同委員会の委員報酬の支出抑制策の検討 5 廃止されている日本弁護士連合会の報酬規定をもとに同委員会の委員報酬を設定しようとする理由 6 弁護士が委員となっている他の委員会の委員報酬の支給方法 7 同委員会とガバナンス推進委員会の調査審議の対象が重複する可能性 などについて質問があり、その後、継続審査することに決定をいたしました。 次に、平成25年9月定例会での審査に当たり、本会議において理事者から、附則の「平成25年9月1日」を「平成26年4月1日」に修正したいとの原案修正の申し出があり、承認されました。 その後、平成25年9月定例会の委員会において、委員から 1 同委員会の委員報酬を日額支給に変更した経緯 2 一般職の職員の法令等に違反する疑いのある行為の調査を同委員会委員が行うのではなく、本市職員が行うことに変更した理由 3 同委員会委員の選任方法 4 同委員会の委員報酬の予算計上の見込み 5 一般職の職員の法令等に違反する疑いのある行為の調査審議を市長の要求監査により実施する可能性 6 市長の法令等に違反する疑いのある行為を調査審議する会議体の有無 などについて質問があり、その後、継続審査することに決定しました。 次に、平成25年12月定例会の委員会において、委員から 1 選任する同委員会委員の経歴などを議会に対して事前に報告する仕組みをつくる必要性 2 本市職員が職員の法令等に違反する疑いのある行為の調査を行うことにより、公平性が担保されないことへの懸念 3 同委員会委員の推薦を複数の大学から受ける可能性 などについて質問があり、その後、継続審査することに決定をしました。 さらに、今回の3月定例会での審査に当たり、本会議において理事者から、附則の「平成26年4月1日」を「平成26年7月1日」に修正したいとの原案修正の申し出があり、承認されました。 その後、3月定例会の委員会において、委員から 1 行き過ぎた処分を決定することのないよう、同委員会における調査審議を慎重に進める必要性 2 同委員会委員と他の委員会委員が重複する可能性 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく(平成25年)議案第69号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、(平成25年)議案第69号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、(平成25年)議案第69号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程3 (平成25年)議案第135号を議題といたします。 本件につきましては、過般の本会議におきまして、財政総務委員会に付託いたしましたが、委員長から審査が終わっていないので、次の市会まで継続審査いたしたい旨報告がありました。 お諮りいたします。報告どおり継続審査いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、(平成25年)議案第135号は、次の市会まで継続審査することに決定いたしました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程4 報告第1号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、文教産業委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。18番 野田議員。 (18番野田議員登壇)
◆18番(野田泰弘議員) 過日の本会議におきまして、文教産業委員会に付託されました報告第1号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本件は、損害賠償請求事件について和解する専決処分報告であります。 理事者の説明の後、委員から 第三者機関の相談窓口を利用した再発防止策の検討 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本件に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく報告第1号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、報告第1号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、報告第1号は承認されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程5 議案第1号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、文教産業委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。18番 野田議員。 (18番野田議員登壇)
◆18番(野田泰弘議員) 過日の本会議におきまして、文教産業委員会に付託されました議案第1号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、千一コミュニティセンターの設置等を行おうとするものであります。 理事者の説明の後、委員から 1 今後のコミュニティセンターの位置づけ 2 各センターの機能、面積等の格差を少なくするような今後の整備方針 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第1号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第1号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第1号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程6 議案第2号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、財政総務委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。33番 柿原議員。 (33番柿原議員登壇)
◆33番(柿原真生議員) 過日の本会議におきまして、財政総務委員会に付託されました議案第2号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、消防組織法の一部改正に伴い、消防長及び消防署長の資格を定めようとするものであります。 理事者の説明の後、委員から 1 消防長及び消防署長の資格要件となっている各職の在職年数の算出方法 2 現在の消防長及び消防署長に係る資格要件の有無 3 消防長の職に長期間在職することの弊害の有無 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決いたしましたところ、全員異議なく議案第2号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第2号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第2号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程7 議案第3号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、財政総務委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。33番 柿原議員。 (33番柿原議員登壇)
◆33番(柿原真生議員) 過日の本会議におきまして、財政総務委員会に付託されました議案第3号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、東京都の特別区内の省庁に勤務する職員の地域手当の支給割合を改定するとともに、当該職員に単身赴任手当を支給しようとするものであります。 理事者の説明の後、委員から 1 職員派遣を出張扱いから赴任扱いに変更することに伴い、支給する手当の変更点 2 近隣市において職員派遣を出張扱いとしている自治体数 3 派遣研修を終えた職員の処遇 4 派遣職員の健康状況の把握 5 再任用職員の派遣実績 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第3号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第3号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第3号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程8 議案第4号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、財政総務委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。33番 柿原議員。 (33番柿原議員登壇)
◆33番(柿原真生議員) 過日の本会議におきまして、財政総務委員会に付託されました議案第4号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、東京都の特別区内の省庁へ転任する職員及び省庁から転任する職員に移転料、着後手当及び扶養親族移転料を支給しようとするものであります。 理事者の説明の後、委員から 1 職員派遣を出張扱いから赴任扱いに変更することに伴い、支給する手当の変更点 2 各種手当の支給方法を条例施行規則等に明確に規定する必要性 3 近隣市において職員派遣を出張扱いとしている自治体数 4 派遣研修を終えた職員の処遇 5 派遣職員の健康状況の把握 6 再任用職員の派遣実績 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第4号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第4号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第4号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程9 議案第5号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、文教産業委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。14番 後藤議員。 (14番後藤議員登壇)
◆14番(後藤恭平議員) 過日の本会議におきまして、文教産業委員会に付託されました議案第5号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、ダブルリボンプロジェクト基金を設置しようとするものであります。 理事者の説明の後、委員から 1 DV被害を繰り返し受けている方の実態と特別な支援策 2 DV被害者への今後の直接的な支援の内容や方法 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決いたしましたところ、全員異議なく議案第5号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第5号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第5号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程10 議案第6号を議題といたします。 本件につきましては、理事者から撤回についての申し出がありますので、ただいまから説明を受けることにいたします。山中副市長。 (山中副市長登壇)
◎山中久徳副市長 御上程をいただきました議案第6号 執行機関の附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして、原案の撤回をお願い申し上げます。 本案につきましては、福祉環境常任委員会での御意見や御指摘を踏まえまして、取り下げをさせていただきたいと存じますので、よろしく御承認賜りますようお願い申し上げます。 なお、関連する予算につきましては、5月定例会におきまして整理をさせていただきたいと考えておりますので、重ねてよろしくお願いを申し上げます。
○豊田稔議長 お諮りいたします。 ただいま理事者から説明のありました撤回について、これを承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第6号の撤回について承認することに決しました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程11 議案第7号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。6番 足立議員。 (6番足立議員登壇)
◆6番(足立将一議員) 過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託されました議案第7号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、指定管理者の範囲を拡大するとともに、児童会館が行うことのできる事業を追加しようとするものであります。 理事者の説明の後、委員から 1 乳幼児一時預かり事業をモデル実施する山田西児童センターの受け入れ体制 2 同事業実施に当たり、保育設備整備に関する十分な検討がないことへの懸念 3 保育所における経験を同事業のマニュアルに反映させるなどの安全に関する取り組み 4 本来の業務ではない同事業実施による児童厚生員の負担増への配慮 5 児童会館ではなく、保育所の事業拡充による施策充実 6 指定管理者の範囲拡大以前に、地域住民を中心に組織される非営利団体を本市が主導し、育成する必要性 7 十分な準備を行った上での市民ニーズに応えた事業推進の必要性 8 児童厚生員や運営委員会委員等の関係者に十分な説明がされないまま本条例案を提案したことの是非 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見としては 1 類似事業としてファミリー・サポート・センター事業があり、まだキャパシティーもあるとの答弁があった。保育所で月30件断っているという報告もあったが、ファミリー・サポート・センター事業へつなぐ努力をしているのかという疑問もある。また、アウトソーシング、民営化を進める中で官が一時預かりを囲い込むことも理解に苦しむ。政府の保育緊急確保補助金があるからという安易な取り組み、発想ではないか。 一時預かりを含めて児童会館の指定管理を進める話もあったが、こうした地域密着型施設の運営は地域自治そのものと言える。指定管理をするにしても地縁団体もしくは地域に根差した団体にすべきであり、そういった条件整備や育成を怠ったまま社会福祉法人等に拡大する考えは首肯できない。 2 児童会館は、これまで地域に根差した施設として大変愛され、親しまれている。また、地域に非常に協力的に尽力いただいているが、市はそれに報いることを全くしておらず、人の道から外れていると思える部分が多々見受けられた。当事者や関係者等との話し合い、説明も全くなく、また施設の準備等に疑問もあるが、特に今回の児童会館の運営を審議する運営委員会を今後、置かないことができるようにする変更等については、まず現在の運営委員会と話し合うべきであり、物事の順序が違う。 今回の一時預かり事業を行う当該児童会館についても、ハード面で施設整備等に危惧があり、また体制等にも多くの危惧がある。それについても全く準備ができておらず、全く順序が間違っていることが明らかになった。これらについて、一事が万事、鶏と卵が逆である。しっかりと順序を守り、正しい運営に努めることを強く求める。 本案については、準備不足で順番が間違っているなど多くの問題があるため、賛成できない。 3 本案は、指定管理者の範囲を拡大するとともに児童会館が行うことのできる事業を追加する内容である。追加事業として児童会館での一時預かり事業を提案しているが、児童会館は保育を目的とした施設としてはつくられていない。 そういったことから、一時預かり事業の拡大は必要ではあるが、児童会館で保育を行うことは現状ではかなり無理があるのではないか。また、子供の命、安全を守れるのかという点にも多くの疑問が残る。 また、指定管理者の範囲を拡大することは安易な規制緩和につながりかねない。よって、本案には賛成できない。 との意見があり、続いて採決いたしましたところ、賛成者少数で議案第7号を承認しないことに決定いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。35番 上垣議員。 (35番上垣議員登壇)
◆35番(上垣優子議員) 議案第7号 吹田市立児童会館条例の一部を改正する条例の制定について、日本共産党議員団を代表して意見を述べます。 今回の条例改正は、児童館の指定管理先をその他の法人等に拡大し、新たな事業として一時預かり事業を加えようとするものです。 児童館は、児童福祉法第40条において、児童厚生施設と位置づけられ、その設備、運営について、児童福祉施設の設備及び運営に関する基準の第6章に次のように明記をされています。児童厚生施設は、他の児童福祉施設が何らかの意味において保護を必要とする児童を入所させることを目的としているのに対して、広く一般児童のために健全な遊びを与えて、その健康を増進し、情操を豊かにすることを目的とするというものです。 このように、そもそも児童館は、児童福祉法に基づき設置されている施設の中で、ただ一つ、全ての子供を対象にし、子供や親子が自由に利用でき、地域の子育て支援の役割を担うところです。 この主な目的から見て、公的責任の放棄につながる指定管理先の拡大を進めることは認められません。 また、一時預かり事業については、これを望む声が多くあり、その必要性についても理解をしています。 しかし、一時預かりの保育は、通常行われる保育とは異なり、家庭丸ごとの福祉的な支援が必要な場合もあり、専門性の発揮が求められます。 先日、ベビーシッターに子供を預け、亡くなるという痛ましい事件が起きてしまいました。保護者は、預けられればどんなところでもよいと思っているのではありません。子供の命と安全を最優先するところに預けたい、これが一番の願いです。 在宅で子育てをする家庭の強いニーズに応えるため必要な事業なのですから、子供を預かる施設、つまり保護を必要とする児童を入所させることを目的とする児童福祉施設、公立や私立の保育園での実施拡充こそ考えるべきです。 施設改修や人の配置、補助金制度の充実などを検討することなく、子供を預かる施設ではない児童館や児童センターでの一時預かり事業を実施することには賛成できません。 以上により、本条例案には反対です。
○豊田稔議長 以上で討論を終わり、議案第7号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は否決でありますので、原案について採決をいたします。 原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者少数であります。よって、議案第7号は否決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程12 議案第8号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。6番 足立議員。 (6番足立議員登壇)
◆6番(足立将一議員) 過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託されました議案第8号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、児童福祉法の一部改正に伴い、こども発達支援センターにおいて同法に基づく障害児相談支援事業等を行おうとするものであります。 理事者の説明の後、委員から 1 特定相談支援事業の概要及び支援専門員配置の有無 2 就学前障がい児の個別支援計画と学校における教育支援計画等との連携の重要性 3 こども発達支援センターへの医師及び看護師の常勤化等による医療体制の強化 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見としては 杉の子学園、わかたけ園ともに、医療的分野における体制の充実、強化を強く求め、賛成する。 との意見があり、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第8号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第8号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第8号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程13 議案第9号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。6番 足立議員。 (6番足立議員登壇)
◆6番(足立将一議員) 過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託されました議案第9号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、病院事業債管理特別会計を設置しようとするものであります。 理事者の説明の後、委員から 1 地方独立行政法人市立吹田市民病院が起債を行うのではなく、本市が起債し、貸し付けを行う根拠及び引き続き公立病院としての責務を果たす必要性 2 同病院のために本市が起債する理由を市民に十分に説明し、納得を得る必要性 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見としては 本案は、特別会計条例に病院事業債管理特別会計を加えるものであり、今後の流れは、病院のために必要な額を市が起債して病院に貸し、返済は病院が半分、市が残り半分を負担する形で返済することになる。 現状の、どういった目的で借金をするのか、何に使うのかが常に明らかにされていない中では、市民の理解は得られず、非常に難しい。 どのような目的、用途、なぜそれが必要なのか、そういった点について十分に納得できる説明が必要である。その説明をしない限りは、借金の返済を負担、肩がわりし、責任を負うことには、大変厳しいものがある。 今後、病院がどれだけ誠意を持って説明を尽くすのか、その一点にかかっているが、現段階においては説明を尽くしているとは言いがたい点が多々あり、本案には賛成できかねるため退席する。 との意見があり、続いて採決いたしましたところ、全員異議なく議案第9号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。2番 梶川議員。 (2番梶川議員登壇)
◆2番(梶川文代議員) 議案第9号 吹田市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について意見を申し述べます。 この条例案は、4月1日から吹田市民病院が地方独立行政法人に移行するが、移行した後は長期の借り入れができないということから、今後は吹田市がその受け皿として、借り入れの肩がわりをするための特別会計を設置しようというものですが、設置後の運用について明確な説明もなく、今の状況では、借り入れをする際にどのような目的、目途で借り入れをするのかという、内容すら審議する場も確認する場もないような状況であり、いつの間にやら借りてふえた借金の返済は、その半分は市民に御負担していただくことになるというのでは、市民に、説明はおろか、理解も納得もしていただけないと考えます。 よって、今後の運用について、市民にしっかりと説明責任が果たせるように、内容の確認ができる仕組み、そしてそれをしっかりと公表し、市民に説明をする仕組みをつくる必要があると申し述べ、現段階においては、それらが全くないということから、賛成できかねます。 よって、この採決は退席させていただきます。
○豊田稔議長 以上で討論を終わり、議案第9号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第9号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程14 議案第10号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。6番 足立議員。 (6番足立議員登壇)
◆6番(足立将一議員) 過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託されました議案第10号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、公害健康被害の補償等に関する法律の一部改正に伴い、公害健康被害認定審査会の委員の定数を変更しようとするものであります。 理事者の説明の後、委員から 1 委員定数の変更理由及び審査会委員からの意見の有無 2 本市の環境悪化を考慮し、審査会所掌範囲を変更する可能性 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決いたしましたところ、全員異議なく議案第10号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第10号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第10号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程15 議案第11号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、建設委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。32番 塩見議員。 (32番塩見議員登壇)
◆32番(塩見みゆき議員) 過日の本会議におきまして、建設委員会に付託されました議案第11号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、北部大阪都市計画千里ニュータウン地区地区計画の変更により、新たに追加された地区整備計画の区域内における建築物に関する制限を定めようとするものです。 理事者の説明の後、委員から 千里ニュータウン地区内における整合性のとれたまちづくりの推進 について質問がありました。 以上が質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第11号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第11号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第11号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程16 議案第13号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、文教産業委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。18番 野田議員。 (18番野田議員登壇)
◆18番(野田泰弘議員) 過日の本会議におきまして、文教産業委員会に付託されました議案第13号について、審査をいたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、千一地区公民館の位置を変更しようとするものであります。 本案に対する質問、意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第13号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第13号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第13号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程17 議案第15号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、文教産業委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。14番 後藤議員。 (14番後藤議員登壇)
◆14番(後藤恭平議員) 過日の本会議におきまして、文教産業委員会に付託されました議案第15号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、(仮称)
千里山コミュニティ施設整備事業に伴う不動産を取得するため、大和リース株式会社が所有する吹田市千里山霧が丘5番25の床面積1,065.59㎡を5億9,944万7,334円で取得しようとするものであります。 理事者の説明の後、委員から 1 契約価格の妥当性が判断できない議案提案となっている問題 2 区分所有に係る契約議案を提案する際の不動産鑑定評価実施の有無 3 不動産鑑定評価により契約価格が疑義となる判断基準及びその対応 4 区分所有による公共施設の永続性に対する懸念 5 本契約が締結されない場合の千里山のまちづくり全体計画に与える影響 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見としては 1 本件を審議するに当たり、本来は鑑定が入った資料がある中で審議に臨むべきであると思うが、それがなかった。 また、審議の中でさまざまな指摘を受け、相手方との契約に価格の見直し条項を入れる努力もしたが、それもできなかった中では、この議案には、少々賛同しがたい内容ではある。 しかし、全面否定するということにもならないので、採決については退席する。 2 不動産購入の議案審議を進める上で、第三者の不動産鑑定書をつけることは要件とも言える。議会審議への理事者の基本姿勢、議会への説明の姿勢に問題があると感じる。 しかし、コミュニティセンターは地域にとって必要な施設であるので、委員会での理事者の答弁を受けとめ、それが実行されることを信頼し、本案に賛成する。 3 本案は、本来であれば、従来の土地購入の議案と同様に、不動産鑑定、土地の評価書などの必要書類を提示した上で議会に対して説明を尽くさなければならない議案と思うが、今回、それがなかった。 UR都市機構施行の商業ビルであるが、本来であれば、この件についても、直接UR都市機構から市が購入すべきところをなぜか大和リースという会社が間に入り、その大和リースから市がエンドユーザー並みの価格で買っており、価格に対しては、やはり不動産鑑定書、評価書を見ながら審査に臨みたかった。 理事者の説明も、価格に対して疑義が生じた場合、1円単位でも疑義と捉えて再度の協議に入るという答弁があったが、1円単位で疑義というのは、6億円の契約からすれば、社会通念上あり得ない。 もし、市議会として本議案を成立させることができなかった場合、大和リースが即時に契約解除するという答弁もあったが、実際はそういう話ではなく、会社としての判断をするということであり、理事者の答弁にも余り誠実さが見られなかった。 本来であれば反対したいところであるが、退席する。 との意見があり、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第15号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。21番 和田議員。 (21番和田議員登壇)
◆21番(和田学議員) 議案第15号 (仮称)
千里山コミュニティ施設整備事業に伴う不動産の取得について意見を述べます。 本案においては、市における土地取引において、本来必要な不動産鑑定、土地評価書が示されないままに議案の審査をすることになり、私たちの会派としては、土地取引の価格について妥当性の判断ができないと考えております。 理事者の説明は、本定例会で議決しなければ、即時に大和リースとの契約が解除になるとのことでしたが、事実ではなく、実際は吹田市の判断を踏まえて会社としての判断をするということで、具体的な対応については示さなかったというものでした。理事者の説明に誠意がありません。 まち産業活性部長が、土地取引の議案に必要な不動産鑑定を添付せず、区分所有建物であってもそれをはしょることはできないという見解を示し、その点をもって事務の不手際であったとお認めでした。そのような不手際であると認めている議案については賛成ができません。 時間がないというタイムリミットをあおる議会への説明、議決できなかったら全てが無になるという事実ではない説明がまたしてもなされております。 本委員会として指摘していた、契約事項の一文に不動産鑑定士による鑑定を入れるという担保もなく、本契約の金額と後の鑑定価格との差が1円単位でも生じた場合には疑義として協議に入るとの答弁もありましたが、6億円の取引において1円単位で疑義ということは、社会通念上、あり得ません。そのような不誠実な態度で私たちへの説明に臨んでいます。まことに遺憾であると思います。 そもそも、なぜUR直接施行でなく、大和リースを介して、エンドユーザーのような区分所有を購入するのか、理解ができません。 反対する議員には、迷惑をかける、暴動が起きる、半ばおどしともとれる働きかけをした人もおり、軌道を逸したようにも思えますので、本当であれば反対するところですが、退席をいたします。
○豊田稔議長 1番 中本議員。 (1番中本議員登壇)
◆1番(中本美智子議員) 議案第15号について意見を申し述べます。 平成24年9月に、(仮称)
千里山コミュニティ施設整備事業6億円の債務負担行為について御提案がありました。私は、その折にこう申し上げ、反対をいたしました。 吹田市は、井上市長の財政健全化の方針のもと、行政の維新プロジェクトを進め、課題の一つとして公共施設の最適化を挙げ、現在、市内公共施設の最適配置について議論が進められています。にもかかわらず、全市的な見直しの中で、どの地区にどんな施設が必要で、今ある施設を廃止することも含め、調整がなされた上で千里山の施設整備が提案されたとは思えません。 また、URが敷地の一部に建物を建築することを条件に民間事業者に売却し、そこに建設されたビルのワンフロアを買い取る資金にするとの内容で、市が民間ビルのワンフロアを区分所有するような公共施設の整備はいかがなものか、仮にこの手法を用いるなら、新たな手法について、市民への責任を果たす意味で、真摯な議論が必要ではないかという内容です。 今議案の文教産業常任委員会での審議では、不動産鑑定評価書がなく、買い取り額の6億円という金額が妥当な金額かどうかというチェックのしようがないということが大きな問題となりました。また、事務の不手際があるこのような状態で約6億円もの金額を支出することは認められません。 地域の方々が公共施設の整備を望まれる気持ちは十分理解をします。しかし、先ほど述べた施設の位置づけが不明な点、所有の手法、また金額の妥当性についても疑問が残ります。 私は、この提案については、将来世代に責任を負うことができません。よって反対をいたします。
○豊田稔議長 以上で討論を終わり、議案第15号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は承認であります。 委員長報告どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第15号は可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程18 議案第16号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、建設委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。32番 塩見議員。 (32番塩見議員登壇)
◆32番(塩見みゆき議員) 過日の本会議におきまして、建設委員会に付託されました議案第16号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、JR岸辺駅南駅前広場整備工事請負契約について、上屋設置位置及び設置延長等を変更しようとするものであります。 理事者の説明の後、委員から 1 上屋設置位置等を変更するに至った経緯 2 上屋設置位置等の変更に伴う費用の増減及びその内訳 3 利用者や周辺住民の声を反映した駅前広場の整備 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決いたしましたところ、全員異議なく議案第16号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第16号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第16号は可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程19 議案第17号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、建設委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。32番 塩見議員。 (32番塩見議員登壇)
◆32番(塩見みゆき議員) 過日の本会議におきまして、建設委員会に付託されました議案第17号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、道路法の規定により、藤白台54号線ほか48路線を認定するとともに、千里山霧が丘2号線ほか7路線を廃止しようとするものであります。 理事者の説明の後、委員から 1 市道認定路線の総延長が増加しているにもかかわらず、市道の維持管理費を増額していない理由 2 岸部中芝田1号線を廃止する理由 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決いたしましたところ、全員異議なく議案第17号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第17号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第17号は可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程20 議案第30号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、各常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について各常任委員会委員長から報告を受けることにいたします。 まず、文教産業委員会委員長から報告を受けることにいたします。14番 後藤議員。 (14番後藤議員登壇)
◆14番(後藤恭平議員) 過日の本会議におきまして、文教産業委員会に付託されました議案第30号中所管分について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、平成25年度吹田市一般会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ24億5,471万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,082億9,122万4,000円にしようとするものであります。 本案に対する質問、意見は別段なく、続いて採決いたしましたところ、全員異議なく議案第30号中所管分を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 次に、福祉環境委員会委員長から報告を受けることにいたします。6番 足立議員。 (6番足立議員登壇)
◆6番(足立将一議員) 過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託されました議案第30号中所管分について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 理事者の説明の後、委員から 環境部所管分として 1 不法投棄に関する疑惑があった事業者と家庭系ごみ収集委託契約を継続した理由 2 廃棄物処理施設整備基金の積み立て状況 などについて質問がありました。 次に、こども部所管分として 幼稚園就園奨励費補助金の減額理由 などについて質問がありました。 次に、
福祉保健部所管分として 生活保護受給世帯数増加への対応及び生活保護担当ケースワーカーへの影響 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決いたしましたところ、全員異議なく議案第30号中所管分を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 次に、建設委員会委員長から報告を受けることにいたします。32番 塩見議員。 (32番塩見議員登壇)
◆32番(塩見みゆき議員) 過日の本会議におきまして、建設委員会に付託されました議案第30号中所管分について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 理事者の説明の後、委員から 都市計画道路十三高槻線正雀工区での用地取得のおくれに伴う事業への影響 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第30号中所管分を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 次に、財政総務委員会委員長から報告を受けることにいたします。33番 柿原議員。 (33番柿原議員登壇)
◆33番(柿原真生議員) 過日の本会議におきまして、財政総務委員会に付託されました議案第30号中所管分について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、平成25年度吹田市一般会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ24億5,471万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,082億9,122万4,000円にしようとするものであります。 本案に対する質問、意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第30号中所管分を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第30号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第30号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程21 議案第31号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。6番 足立議員。 (6番足立議員登壇)
◆6番(足立将一議員) 過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託されました議案第31号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、平成25年度吹田市
国民健康保険特別会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ2億4,420万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ397億5,512万9,000円にしようとするものであります。 本案に対する質問、意見は別段なく、続いて採決いたしましたところ、全員異議なく議案第31号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第31号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第31号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程22 議案第32号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、建設委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。32番 塩見議員。 (32番塩見議員登壇)
◆32番(塩見みゆき議員) 過日の本会議におきまして、建設委員会に付託されました議案第32号について、審査いたしました経過並びに結果を御報告いたします。 理事者の説明の後、委員から 合流式下水道緊急改善整備事業が遅延した主な原因 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第32号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。12番 竹内議員。 (12番竹内議員登壇)
◆12番(竹内忍一議員) 議案第32号 平成25年度吹田市下水道特別会計補正(第2号)に係る南吹田下水処理場雨水滞水池設置工事について、係る債務負担行為の延長に対する意見を述べます。 正雀下水処理場の解体工事では、事前に落札業者が決まっていないかとの情報が入ってきています。解体工事を受注するには、指名願でトビ・土工の希望を第4希望までに書いておく必要がありますが、指名願で希望を書いていない業者へ発注できるように入札条件をあらかじめ変えようと、下水道部の職員が動いているとの情報です。 解体工事をするのに建設業の許可でトビ・土工の許可を受けているのは当然ですが、公平な競争を促すために、本市では指名願を受けつけて、希望工種の意思表示をすることになっています。指名願で希望の意思表示をした者の中から業者を選定するのが通例です。 建設業の許可を受けていることは当該工種を受注する条件の一つですが、指名願にも希望工種としてあらかじめ届け出ておく必要があるのです。どういう理由か、その条件が外されようとしているのです。 廃棄物処理施設北工場解体のときもこのような不思議な条件設定がなされましたが、手続をゆがめることは、落札業者が決まっていて、そこへ導くためのごり押しではないのかと心配をしております。 この不可解な入札条件の緩和、落札先があらかじめ決まっているのではないかという情報、それに対する懸念が払拭されるまで、下水道部が所管するこの議案については賛同できません。 理事者の側で、解決策として、指名願が出ていない工種に業者の受注機会を与えないという当然の取り扱いをしてください。 以上の懸念を示し、本案には反対いたします。
○豊田稔議長 以上で討論を終わり、議案第32号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。 委員長報告どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第32号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程23 議案第33号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、建設委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。32番 塩見議員。 (32番塩見議員登壇)
◆32番(塩見みゆき議員) 過日の本会議におきまして、建設委員会に付託されました議案第33号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 理事者の説明の後、委員から 下水道使用料6億8,224万6,000円の減額理由 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第33号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第33号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第33号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程24 議案第34号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、文教産業委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。14番 後藤議員。 (14番後藤議員登壇)
◆14番(後藤恭平議員) 過日の本会議におきまして、文教産業委員会に付託されました議案第34号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、平成25年度吹田市交通災害・
火災等共済特別会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ451万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ8,927万8,000円にしようとするものであります。 本案に対する質問、意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第34号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第34号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第34号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程25 議案第35号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、文教産業委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。14番 後藤議員。 (14番後藤議員登壇)
◆14番(後藤恭平議員) 過日の本会議におきまして、文教産業委員会に付託されました議案第35号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、平成25年度吹田市
勤労者福祉共済特別会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ26万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3,341万7,000円にしようとするものであります。 本案に対する質問、意見は別段なく、続いて採決いたしましたところ、全員異議なく議案第35号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第35号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第35号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程26 議案第36号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、建設委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。32番 塩見議員。 (32番塩見議員登壇)
◆32番(塩見みゆき議員) 過日の本会議におきまして、建設委員会に付託されました議案第36号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、平成25年度吹田市
自動車駐車場特別会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ1,553万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億1,725万3,000円にしようとするものであります。 本案に対する質問、意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第36号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第36号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第36号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程27 議案第37号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。6番 足立議員。 (6番足立議員登壇)
◆6番(足立将一議員) 過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託されました議案第37号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 理事者の説明の後、委員から 介護保険給付費の減額理由 について質問がありました。 以上が質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決いたしましたところ、全員異議なく議案第37号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第37号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第37号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 議事の都合上、午後1時5分まで休憩をいたします。 (午後0時1分 休憩)----------------------------------- (午後2時 再開)
○豊田稔議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程28 議案第38号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。6番 足立議員。 (6番足立議員登壇)
◆6番(足立将一議員) 過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託されました議案第38号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、平成25年度吹田市
後期高齢者医療特別会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ280万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ43億3,528万6,000円にしようとするものであります。 本案に対する質問、意見は別段なく、続いて採決いたしましたところ、全員異議なく議案第38号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第38号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第38号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程29 議案第39号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、建設委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。32番 塩見議員。 (32番塩見議員登壇)
◆32番(塩見みゆき議員) 過日の本会議におきまして、建設委員会に付託されました議案第39号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、平成25年度吹田市
公共用地先行取得特別会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ1億2,549万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億226万8,000円にしようとするものであります。 本案に対する質問、意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第39号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第39号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第39号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程30 議案第40号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、建設委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。32番 塩見議員。 (32番塩見議員登壇)
◆32番(塩見みゆき議員) 過日の本会議におきまして、建設委員会に付託されました議案第40号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 理事者の説明の後、委員から 1 水道事業収益において下水道使用料徴収手数料を減額するに至った経緯 2 水道事業費用における受水費の増額理由 3 工事請負費9,300万円及び路面復旧費2,100万円の減額理由 4 一般会計出資金の増額理由及び平成26年度に先送りした工事の有無 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する質問、意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第40号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第40号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第40号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程31 議案第41号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。25番 藤木議員。 (25番藤木議員登壇)
◆25番(藤木栄亮議員) 過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託されました議案第41号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 理事者の説明の後、委員から 1 患者一人1日当たり医業収益の増加理由 2 同収益増加を目的とした政策的意図による高額な医療行為促進等の有無 3 経営状況の正確な分析及び市民理解を得るための十分な説明の実施 4 看護師の退職者が増加した理由及び人員補充の取り組み などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見としては 市民病院の地方独立行政法人化に当たり、これまでるる指摘し質問してきたが、現在、市民病院に未成熟な点が多々あることは当事者たちもわかっていると思う。ただ、今の状態で独法化する、ひとり立ちするにはまだまだ事足りない状況であることを踏まえ、今後、より一層の努力、精進並びに切磋琢磨することを強く求める。 なお、これまでも言っていることとやっていることが結局のところ全く違うということは言うまでもなく明らかなことであるが、今後、このようなことを繰り返さないよう、市民に真摯に、また誠実に対応し、今後の経営状況その他もろもろの点について、市民に負担いただいているに足る説明をしっかりとされたい。これ以上、市民を裏切り、だまし、うそをつくようなことを絶対しないことを強く求める。 との意見があり、続いて採決をしましたところ、全員異議なく議案第41号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第41号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第41号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程32 議案第18号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、各常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について各常任委員会委員長から報告を受けることにいたします。 まず、文教産業委員会委員長から報告を受けることにいたします。18番 野田議員。 (18番野田議員登壇)
◆18番(野田泰弘議員) 過日の本会議におきまして、文教産業委員会に付託されました議案第18号中所管分について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 理事者の説明の後、委員から 人権文化部所管分として 1 男女共同参画センター業務の一部委託の内容及び委託に係る予算内訳 2 同センター業務の一部委託を担う団体との今後のかかわり方 3 外国籍市民や来日外国人の相談、要望に柔軟な対応ができる取り組みの充実 などについて質問がありました。 次に、まち産業活性部・農業委員会所管分として 1 コミュニティ施設設置基準及び地域の実情に見合った今後の施設のあり方 2 都市魅力創造戦略策定事業における経済波及効果を算出する委託先及び算出作業への職員参加 3 起業家育成につながる市役所本庁舎内チャレンジャー育成事業の取り組み 4 大企業だけでなく地域経済を担う中小企業と市長との懇談会の実施 5 会議や計画策定だけでなく、地域の活性化等、よりよいまちづくりにつながる活動の実践 などについて質問がありました。 次に、教育総務部所管分として 1 災害時における、障がいのある児童、生徒や両親が共働きの児童、生徒の避難支援も含めた避難マニュアルの策定 2 家庭の経済状況による教育格差を生じさせないような取り組みの実施 3 必要に応じた校舎の営繕に係る予算確保 4 水はけの悪い学校運動場の改善に向けた計画的な整備 5 空調設備設置に伴う電気料金の増加分を補うための長期的な方策の検討 6 児童の増加が見込まれる(仮称)千里丘北小学校の普通教室の確保 などについて質問がありました。 次に、学校教育部所管分として 1 学童農園及び農業体験学習推進事業の廃止理由及び継続実施の必要性 2 日本語適応教室事業の発展のための教室協力者の増加策及び関係機関等とのさらなる連携 3 教員の体罰防止に向けた取り組みの徹底 4 小学校給食調理等業務のアウトソーシング効果額 5 小・中学校のモデル事業等先進的な取り組みへの参加決定基準 6 小・中学校に配置している教諭等に対する講師比率の高さの懸念及び正規教員の適正配置 などについて質問がありました。 次に、地域教育部所管分として 1 地区公民館文化祭事業の縮小による地域住民の文化祭活動への影響 2 図書館コンピュータシステム整備事業におけるICタグ貼付方法及び同システムの運用開始時期 3 図書館空白地域における整備計画の推進 4 災害時に避難所として利用する公民館の施設機能の充実 5 特定団体を優遇することのない公平、公正な施設運用 6 生涯学習に係る潜在的な市民ニーズを掘り起こし、集約した上での施策実施 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見としては 1 人権文化部所管分について ダブルリボンプロジェクト基金設置について評価する。今後、被害者への直接支援など具体的方策について充実させることを求める。 男女共同参画センター業務の一部を委託するが、現在参画する市民の力をさらに引き出し、自主グループづくりの支援を行うためであると理解した。 男女共同参画センターそのものは、極めて公的な目的を持つ施設である。歴史ある事業として、市と幅広い市民、市民団体との共同の力を一層育み、さらなる発展を求める。 まち産業活性部所管分について 地域特性を生かした産業振興について、市長と大企業との懇談会を9回実施しているが、本市の産業振興の主役は中小企業である。大企業だけという一方的な懇談会ではなく、商店会連合会、農業団体、各種団体など、きめ細かく懇談し、意見を聞き、市政に反映するよう改善を求める。 学童農園の復活については評価する。 教育総務部所管分について 就学援助制度が事業見直しで大きく後退しており、認定基準が生活保護基準の改悪で縮小される。部分的修正をして提案されたが、大きな打撃であり、対象人数の縮小は4年前と比べても大きく後退している。国が新たに支給品目に加えたクラブ活動費、生徒会費、PTA会費も対象にすべきである。 学校耐震化があと2年、エアコン設置があと3年で完了することは評価できる。 学校教育部所管分について 大阪府が人事権を持つ小・中学校教員の問題について、定数内講師の比率は、小学校が1割、中学校が1割5分にもなる。1年契約にもかかわらず、担任を持つ講師は、小学校が74人、定数内講師のうち82.2%、中学校が26人、同29.9%。府の責任は重い。 さらに、本市独自の課題として35人学級を実施するための加配講師予算が、平成23年度には1,500万円、4校4人配置であったが、26年度は290万円、1校二人配置に縮小された。 行き届いた教育のため正規教員の増加及び独自の努力での教員の増加を強く求める。 中学校給食について、デリバリー方式という基本的な問題点のため、おかずが冷たいなどの改善要望に応えられていない。現在、喫食率は15.2%。今後、親子方式や就学援助が適用できるような全員給食の実現を強く求める。 地域教育部所管分について 公民館などの各社会教育施設の耐震化を評価する。 地区公民館文化祭事業予算が事業見直しで2割削減され、地域のボランティアを支援する立場についてもっと真剣に取り組むべきである。 武道館の貸し出し問題について、公開されているルールを超えて、早朝4時から特定団体に貸し出しが行われた。教育委員会の裁量権と言うが、違法な拡大解釈である。行政執行に当たり、公平、公正を貫くべきである。市民がグリーンニューディール事件と同種の疑念を抱くことのないように改善することを強く求める。 市民体育館・プール使用料の値上げにより、利用者数の減少が生まれていることも指摘しておく。 各部にまたがり事業見直しによる影響の資料要求をしたが、井上市政4年目の予算における基本的な問題点は是正されていない。財政効率優先の行革を強引に市民に押しつける予算であり、大企業には甘く、意見も聞き、話し合いにも応じるが、市民の意見は届いていない。結局偏った市政である。 部分的に改善点があるものの、本案には同意できない。 2 地域教育部所管分について 平成27年度に第3次吹田市生涯学習推進計画を策定するということであるが、井上市政になってから生涯学習センターの整備がストップするなど、これまでの第2次計画の進行が大きく後退し、先細りの感がある。市内各地域で公民館や図書館、また本市でのシンボル的な文化施設のメイシアター、北摂地域でも随一の博物館、新しく開設した千里ニュータウンプラザ内での各種施設以外にも生涯学習に関連する施設が多くある状況で、今後の生涯学習施策は各施設での取り組みを束ねて一元化し、効果的な体制を構築すれば市民ニーズに対応できる可能性が広がる。このような未来的思考が望まれるところである。市民ニーズに応えるためにも積極的な取り組みが必要である。 生涯学習の目的は自己実現であり、学びを通して豊かな人生を送ることにあると考えており、その機会は市民に均等にあるべきである。 第3次計画を策定するに当たっては、行政主導でなく市民参画で進めるべきである。こうした施策を進める上において拠点施設が今後必要になる。北摂地域は生涯学習施設が4カ所あるが、本市でも実施計画で明確な実現年度を示すべきである。 老朽化している中央図書館の建てかえとともに、中央公民館、生涯学習センターの整備を早急に検討すべきである。 まち産業活性部所管分について コミュニティ施設の整備については、今後、千一、千里山と整備される予定であるが、これ以外の空白地域について、今後、どのように対応していくかが課題となっている。コミュニティ施設に加え、地域で必要な施設、例えば高齢者の交流や子育て広場的施設も加え、複合施設として整備することも必要である。 人権文化部所管分について 国際交流については、本市を訪れ、学び、働く外国人に対し、支援、サポートしていく体制の強化を求める。 本議案の審査に当たり、これらの指摘、要望を行った。当初予算は平成26年度の本市の政策の方向を示す意味でも最も重要な議案の一つである。 この26年度予算の審査以前の3月4日のグリーンニューディール基金に係る随意契約及び関連業務等に関する調査特別委員会の報告を真剣に受けとめて、調査報告でのさまざまな指摘が解決されていないことから、市長の提案するこの26年度予算には安易に賛成することが困難である。 しかし、市民生活に直結するこの予算を全面否定することにもならないので、採決については退席する。 3 人権文化部所管分について ダブルリボンプロジェクト基金の設置については大いに評価をする。さらなる取り組みの充実を求める。 男女共同参画センター運営事業の一部委託については、委託業務を行う任意団体は地域に根差した受け皿団体が望ましいとのことであるが、男女共同参画推進にふさわしい団体と認められるよう、今後、運営委員会や事務局スタッフの育成、強化に取り組むことを強く要望をする。 まち産業活性部・農業委員会所管分について 都市魅力創造戦略策定業務については、さまざまな大きなプロジェクトが進められる中で、魅力あるまちづくりのため、本市が目指す都市魅力について庁内で丁寧な議論を尽くし、一定の方向性を示すべきである。 また、吹田まつり補助金の増額については、周年事業とのことであるが、さまざまな福祉施策を削り縮小している中で大変疑問である。 コンサートのあり方等も含め、予算削減の検討をすべきであると強く要望する。 教育総務部所管分について 小・中学校施設の維持補修費の10年間の推移については、施設の老朽化対策を考えると、本来増額すべきであるが減額となっている。 トイレ改修等、課題が山積している。子供の教育環境の改善に努めるよう強く求める。 学校教育部所管分について 中学校給食の喫食率については、現状の課題を克服し、30%の目標に届くよう改善する工夫を求める。 以上の意見と要望を述べて、本案に賛成する。 4 地域教育部所管分について 在籍年数の長い人がいろいろと動いているように見える。適宜、適切な人事異動をされたい。親子でいろいろあったら問題である。私の指摘は李下に冠を正さずというものである。道徳心に期待をし、要綱、規定等の整備をされたい。 これら2点の特に不適切と思える事務執行に異を唱え、本案に反対する。 との意見があり、続いて採決しましたところ、賛成者少数で議案第18号中所管分を承認しないことに決定をいたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 次に、福祉環境委員会委員長から報告を受けることにいたします。25番 藤木議員。 (25番藤木議員登壇)
◆25番(藤木栄亮議員) 過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託されました議案第18号中所管分について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 理事者の説明の後、委員から 環境部所管分として 1 中高層建築物の建築紛争を起こさないため、事業者に対して市民へ十分な説明を行う等の指導強化の実施及び説明機会をふやす必要性 2 PM2.5等の大気汚染状況を市民へ迅速に周知する方策の検討 3 新たに管理を行う大気常時監視測定局と既存測定局との連携によるより正確な観測の実施 4 南吹田地下水観測井戸の設置経費が高額な理由 5 同井戸の設置箇所数の決定理由及び追加設置による汚染状況の詳細な把握 6 南吹田地下水汚染に関し専門家による特別対策チームを設置し、より強力に事業を推進する必要性 7 再生資源集団回収において古紙等回収量が減少している理由及び増加に向けた取り組み などについて質問がありました。 次に、こども部所管分として 1 保育所保育料の滞納に係る業務の負担軽減を目的とした債権管理特別チームの編成 2 認可外保育施設に依存するのではなく、認可保育施設整備による保育施策の推進 3 南保育園建てかえ候補地として環境管理センター跡地を継続して保有する必要性 4 障害者手帳を保有する障がい児に限定している留守家庭児童育成室の受け入れ年限延長の対象者を拡大する必要性 5 子育て世帯臨時特例給付金に関する周知の徹底 6 子供施策に係る保護者負担増等により生じた財源を子供施策に充てることを担保するために基金化等を検討する必要性 7 保育料等の値上げによる負担増加分を把握、分析し、市民に公表する必要性 などについて質問がありました。 次に、
福祉保健部所管分として 1 地域包括支援センターと関係機関との連携による地域支援システムの構築 2 障がい者グループホームに関する制度変更の内容と利用者に不安を与えない対応の必要性 3 (仮称)くらしの場で障がい者が安心して暮らせる看護師配置等の援助策の検討 4 臨時福祉給付金の市民への周知方法 5 保護司、民生・児童委員が活動を円滑に行うための環境づくり 6 地方独立行政法人市立吹田市民病院運営費負担金の積算内訳及び福祉保健部が所管することの妥当性 7 休日急病診療所が保健センターに移転後の休日医療体制への懸念 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見としては 1 環境部所管分について 資源リサイクルセンターに係る事業を縮小し、予算額で2割近い削減となっている。事業縮小ありきではなく、それにかわる新規事業や拡充事業もあわせて検討し、提案すべきである。 また、市営葬儀費にまで消費税増税分を上乗せするなど、生活弱者への配慮がなさ過ぎる。家庭へのごみ袋無料配布事業や太陽光パネル設置事業補助も復活の要望が強いにもかかわらず廃止されたままである。 こども部所管分では、新年度モデル事業として、留守家庭児童育成室事業で小学4年生の障がい児を受け入れることは、手帳取得者限定という問題点もあるが評価できる。一層の充実を求める。 昨年9月から子ども医療費助成の対象を拡大し、昨年度と比べ約5億円の当初予算増となっている。他市の多くで所得制限を撤廃していることを考慮し、本市でも所得制限の撤廃を強く求める。 また、わかたけ園の移転整備を進めることも評価する。 他方、この3年間で保育料などの保護者負担を約3億8,000万円もふやしたことは問題である。保育ニーズが高まり、認可保育所入所の不承諾通知の送付先が約600人になるにもかかわらず、保育所増設などの公的責任を果たす姿勢が弱く、認可外保育所として企業参入を図ることを待機児童解消策の中心に据えようとしていることは、保育の質や安全で子供の成長を保障する保育という点で大きな問題である。 また、条例案は継続審査となったが、公立保育所民営化に向けた委員会設置のための予算が含まれており、同意できない。
福祉保健部所管分では、くらしの場整備のための予算が計上されたことは評価できる。しかし、老人医療費助成の廃止や福祉バスの廃止、はり・きゅう・マッサージ助成の廃止、大気汚染に係る医療費助成認定の廃止など、この3年間で約17億円もカットされており、また新年度においてぜんそく3事業を廃止することは、子どもアレルギー予防事業を新規実施することを考慮しても納得できない。 ケースワーカーを1人ふやすが、貧困化により急増する生活保護受給者数に比して間尺にあっていない。早急に国基準に近づけることを求める。 事業廃止・縮小の影響や要望を調査し、必要な事業は再度実施するといった市民の立場に立った対応が見られず、福祉施策軽視の姿勢が際立った予算組みになっている。 その他、国民健康保険特別会計への法定外繰り入れの基準を切り下げ、市独自の繰り入れを約6,600万円減らしていることも問題である。 また、市民病院の地方独立行政法人化に当たり、市の医療に関する窓口を福祉保健部保健センターが担うのは無理がある。(仮称)地域医療課を創設し、医療施策の充実や、市民や議会への説明を行う部署を創設すべきである。 以上、幾つかの評価できる点はあるものの、市民に大きな犠牲を強いる予算になっており、問題点を多く含む本案には賛成できない。 2 かつては、子育て、福祉のまち吹田と言われていたが、事業見直しなどにより多くの福祉関連事業が廃止、縮小された。子育て、福祉のまち吹田という言葉は過去のものになってしまったと感じる。 当初予算は平成26年度における本市の政策の方向性を示す意味でも最も重要な議案の一つである。本案の審査以前の3月4日のグリーンニューディール基金に係る随意契約及び関連業務等に関する調査特別委員会調査報告を真剣に受け止め、調査報告でのさまざまな指摘が解決されていないことから、市長の提案する本案について安易に賛成することが困難である。 しかし、市民生活に直結する本案を全面否定することもできないため、採決については退席する。 3 環境部所管分について 公害対策費環境監視事業の委託料拡充分である南吹田地下水観測井戸設置業務は、観測井戸を3カ所設置するものであるが、地域には既に96カ所の観測井戸があり、あと何カ所に井戸を設置すればよいのかよく分からなかった。高濃度地域のため3カ所の観測井戸は必要とのことであったが、今後、地域の方が安心して生活できる環境に向けてどのように取り組んでいくのか、よく検討されたい。 こども部所管分について 留守家庭児童育成室事業は今後もニーズの高い事業と考える。来年度、障がい児の受け入れ年限を4年生までに延長するとのことであったが、今後もさらに拡充されたい。
福祉保健部所管分について 高齢化のピークを迎える2025年まで時間がなく、地域で高齢者が安心して暮らせる地域包括ケアシステムの構築を急がなければならない。構築に向けては行政が中心となり主体的に取り組むべきである。 全庁横断的に、また外部の医師会や地域のボランティア等と連携していくためには、市長や副市長、トップのリーダーシップが不可欠である。早急に体制構築への取り組みを進められたい。 以上の意見を述べて、本案を承認する。 4 環境部所管分について 地域の中で大変問題になっている飼い猫等による被害等に関する問題について、自治会長が地域の中で非常に苦労している。その助けになるような相談、対応等をされたい。 アジェンダ21すいたを推進する予算が年々減額になっているが、より一層活発になるように組織の再編を含めて前向きに取り組まれたい。 し尿処理関係では、長年放置している箇所は放置せず、しっかりと対処し、今費やしている費用が延々と執行されないようにしっかりと改善することを強く求める。 廃棄物処理施設整備について、現在、積立金の積み立ては預金利息だけとなっている。将来に向けて備えておく必要があることを述べたが、廃棄物処理施設は、水道施設、下水道施設に次いでほぼ24時間365日の稼働が求められており、とめることができない。老朽化したときには移設建てかえ等が必須となる施設であるため、建てかえ用地の確保等も含めて考えていかなければならない大きな課題であることも認識した上で積み立てていかなければいけない。 南吹田の土壌汚染が問題となっている。地域住民は、井戸を掘る際の振動、騒音等に不安を抱えている。そんなに井戸を掘って大丈夫なのかといった不安の声も上がっている。本当にいいのかどうか、しっかりと考えられたい。 中高層協議について、構想段階の手続である好いたすまいる条例に基づく意見と見解書について、現状は、住民側は精一杯の意見を述べ、思いを伝えても、事業者側が意見と見解を2回交わせばいいといった手続的な問題としてしか考えておらず、非常に甘いところがある。 本市の住宅環境等における住民意見の反映において、非常に大事な手続であることを事業者に再度認識させる必要がある。その後に行う中高層協議は、前段階における手続が形骸化しているため、全てが中高層協議にもつれ込んでしまうという悪循環が起きている。 都市整備部とともに、より住民の意見が反映されるためにはどう対処すればいいのかを大いに考えられたい。その際には、手続として、好いたすまいる条例の構想段階の手続と中高層協議の間に説明会の開催等を事業者に義務づけるなど、前向きに検討されたい。 こども部所管分について 質疑の中で、保育所は職員が309名に対し、臨時雇用員が480名、留守家庭児童育成室は職員が112名に対し、臨時雇用員が83名、幼稚園は職員が48名に対し、臨時雇用員が60名であることがわかった。留守家庭児童育成室はともかく、保育所と幼稚園は職員より臨時雇用員の人数の方が上回っている状況である。副市長やこども部長は、財政状況が厳しいからと同じような答弁を繰り返しているが、それとは全く関係のない問題である。まずは財政状況が厳しいという物差しを持っている者と持っていない者がいることをわかっておかなければならない。 そして、今の人員体制の中で、臨時雇用員の責任が非常に重くなっている業務もあることがわかっているので、地位や賃金等に対して過分な責任を負わせていないか等を再度検討し、人道的見地を持って雇用環境の改善を図るように強く述べておく。 幼保一体化について、担当所管の思い込みのせいで、もめている原因が認識できていないと感じる面が多々あった。保護者たちが強く求めている思いを真摯に受けとめてもっと検討していれば、理解、納得していただけるといった違う展開があったにもかかわらず、それを行わず、決定したことを単に押しつけ続けていることは言語道断である。 また、環境部所管分でも述べたが、幼稚園、保育所ともに、建てかえ用地の問題等も将来抱えていることを頭にたたき込み、50年、70年先のことも考え、今後の問題解消に向けて再度検討し直していく必要があることを強く述べておく。 子ども・子育て支援新制度に関する国の動向に先駆けて率先して取り組み、モデルを示すというこども部長の意気込みにどのような裏づけがあるのか。国の制度は、開始後1年、2年の間はどうなるかわからないところが多々ある。かつて介護保険制度が導入されたときもそうであった。当時、介護保険制度を担当していた現こども部長はそのことを経験をしたにもかかわらず、率先して取り組み、モデルを示すと言っている意味がわからない。これまでも、制度が安定し成熟してからでも遅くはないと何度も求めてきたが、今回も強く求めておく。 保護者負担について、市長の改革により、現在、保育所と幼稚園と留守家庭児童育成室の保護者負担がふえている。平成24年度に料金改定した留守家庭児童育成室、また平成25年度に料金改定した保育所、幼稚園による保護者負担増は、概算で約5億4,600万円にも上っている。 また、子供に関する施策において、事業見直しによって廃止、縮小された事業もある。これらにより削減された費用と保護者負担の増額分を足せば、一体どれぐらいの金額になるのかをまずは把握すること。そして、その分を子供の関連事業に全て使っていると言っているが、実際の数字も把握していない中で言っている神経がわからない。数字はうそをつかないので、まずは担当所管が進めてきた結果がどうなったか、しっかりと数字を捉えるように強く述べておく。その上で有言実行すること。それで浮いた金額を子供に関する施策に使うと言うのであれば、それを見せられたい。現状は言っているだけで何の裏づけも全くない状況である。私が現段階で調べた結果は、言っているとおりになっていないということを指摘しておく。 保育所民営化について、保護者が不安を抱え、怒りを湧き上がらせている原因が何であるかも、まるでわかっていないと感じる。 平成25年3月に吹田市就学前の子どもの教育・保育に関する将来ビジョンを公表した際、一緒に公表された幼保一体化施設の配置計画案。この8園の幼稚園が廃園、8園の保育所と8園の幼稚園をこども園に統廃合し、ほかは全てこども園にする配置計画案に対して、もっと慎重に進めることを求める請願が採択され、その後、拙速に民営化を進めることは絶対に反対であるという趣旨の請願も採択され、今議会においても幼保一体化施設について慎重に進めることを求める請願が提出されている。就学前の教育、保育に関することで、1年間に3回もの請願が提出される状況は尋常ではない、異常であるという認識をするべきである。その原因は何かと立ちどまり、自分たちの胸に手を当てて考え直し、もう一度、一から考え直す、それぐらいの意思で当たらなければ今の状況は改善できない。 福祉保健部について 国民健康保険特別会計、介護保険特別会計、後期高齢者医療特別会計への繰り出し額が年々増加の一途をたどっている。それに加え、福祉と医療が全て福祉保健部に固まっているためか、平成26年度の福祉保健部予算は1,000億円を超え、1,034億4,649万1,000円になっている。これだけの予算をかける膨大な仕事、多くの事業を抱えている福祉保健部の今の業務内容を見れば、福祉、医療に係ること何もかもが全て福祉保健部にかかっているように見えて仕方がない。膨大になり過ぎたものを少しスリムにしていくことを考える必要がある。 また、福祉と医療を少し分けて、すっきりとした形にしていく必要がある。前向きに考えるよう要望する。 現在、福祉保健部が所管し続けるにはそぐわない事業等があることも指摘した。本来、行政経営部が担うべき本市財産の運用、管理の仕事まで福祉保健部の仕事になっているので、早急に正しい部署にその業務を移管し、適正に運用することを強く求める。 今回の予算の中で地方独立行政法人市立吹田市民病院運営費負担金9億110万4,000円が提案されているが、これは一般会計予算及び予算説明書に数字が載っているだけで、この数字以外、内容等についてわかるような資料もなければ説明もない。このような提案をするのはいかがなものか。まして、市民病院の内容等をわかっている者もおらず、説明できる者もおらず、この数字の内容を確認することもできない状況で一体我々にどうしろというのか。全く中身も見ないで決裁の判こを押すようなことを私はできないということを強く述べ、意見とする。 5 各部においてさまざまな事業の選択を図り、財政健全化を目指そうとする姿勢には賛同する。特にこども部においては子育て支援の予算を拡大するなど、そういった面は大変評価している。具体に影響を受ける市民の声に耳を傾け推進されたい。 ただ本案については、政治と金の問題を抱える現市長が立てた予算案であり、市長の態度を見ていると、もはや市民の信託に反していると感じている。よって本予算に反対する。 との意見があり、続いて採決しましたところ、賛成者少数で議案第18号中所管分を承認しないことに決定しました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 次に、建設委員会委員長から報告を受けることにいたします。32番 塩見議員。 (32番塩見議員登壇)
◆32番(塩見みゆき議員) 過日の本会議におきまして、建設委員会に付託されました議案第18号中所管分について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 理事者の説明の後、理事者から 都市整備部所管分として 1 近隣地区への影響も考慮した上での桃山台・南千里駅間の沿道にぎわい活性化事業の推進 2 法律的に設置根拠のない千里ニュータウン情報館を設置する意義 3 地域住民の声を反映した吹田操車場跡地のまちづくり及び医療クラスター形成のための医療関係者を中心とした医療連携の創出 4 市営岸部中住宅における校区を限定した入居者募集の是正 5 業務量に見合った人員配置の必要性及び確実な技術継承 などについて質問がありました。 次に、道路公園部所管分として 1 資産経営室と連携した道路ストック等の年次的な補修計画策定の必要性 2 福祉部局と協力したコミュニティバス運行事業の拡充の可能性及び千里山地域での運行の見通し 3 放置自転車の移送撤去の手法改善の検討 4 第5期吹田市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画と整合性を図った交通バリアフリー道路特定事業の推進 5 景観面も考慮した街路樹の剪定及び街路灯などのLED化への積極的な取り組み 6 地域防災計画における街角防災ふれあい広場の位置づけ及び市の防災施策と連携した同広場の整備 などについて質問がありました。 次に、下水道部所管分として 水路の維持補修や河川環境整備予算を積極的に確保する必要性 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見としては 1 道路公園部は、都市基盤である道路と、景観や市民の憩い、防災拠点などの公共性の高い公園事業と、この2事業を不断の努力により維持管理されており、利用する市民にとって身近で美しい都市の象徴として誇りとなり得る。また災害時には緊急車両や搬送のための重要なインフラであり、災害拠点となる。 ただ、公共施設全般について適正な維持管理予算が確保されていたわけではない。道路、公園の維持管理においても、維持補修費は10年前からほぼ横ばいであり、更新に関する予算は計画により変動する。道路については、認定路線の総延長数が増加していても、維持管理費は平成17年度と同レベルであった。道路1km当たりでは、平成8年度、9年度では390万円であった維持管理費は現在、半減していることがわかった。 公園においては、施設管理について計画があるものの、緑の維持管理については、市として明確な基準がなく、枠予算の範疇で管理を行わざるを得ない状況にある。人件費は正職員削減の中で限界に達している。この状況を打開するためには、管理規模に対して適正な維持管理に対する財源が必要である。事業の必要性を定量的な観点で、合理的で説得力のある予算要求が重要になる。資産経営室との連携の中で、一元管理の観点で判断することもあわせて、固定費としての維持管理予算を確保する努力をされたい。 一部局の予算ではあるが、これまで長年にわたって削減された財源の確保について、今後、維持管理の考え方を再構築して取り組むべきある。 都市整備部所管分について 吹田操車場跡地の医療クラスター整備事業に対する連携窓口を吹田操車場跡地まちづくり室が担っていることから、特区の医療連携についても事務局的立場にあることがわかった。 この医療連携会議において、医師や医療関係者等医療連携に携わる人材がいないことから、医療連携に関する事務局機能が弱いことがわかった。連携体制の創出を提案、あるいは下支えすることが重要であり、事務局機能の強化が必要である。医療的専門知識を持ち、連携の仕組みを実現できるよう、提案から連携組織創出までの流れをつくる高いスキルと横につなぐ人材が重要である。 神戸市とは自治体規模も違い、自治体職員としては、国との直接交渉は難しいが、窓口として一元的に受ける体制で臨むべきであると指摘しておく。 また、まちづくりに対する取り組みについては、千里ニュータウン再生に対する説明は部分的な説明や議論だけではなく、全体のまちづくり構想を踏まえて、開発地別に理解を得ていくよう要望する。 大学との連携等による千里ニュータウンのモデル等を活用し、大阪府やUR都市機構と連携をし、全体像を示し、まちづくりを議論できるようにするなど、庁内の調整力を強化されたい。 以上の意見を述べ、本案に賛成する。 2 千里ニュータウン情報館や花とみどりの情報センターは、その費用対効果や目標設定が不明確である。これらは法的な設置義務もない市の独自事業である。他市にないとの理由でカットされてきた福祉サービスなどとの整合性を考えると、より厳格であるべきであり、認めることはできない。 また、交通バリアフリー道路特定事業については、部署間での共通の目標を認識していないことが明らかになった。目標もわかっていなければ、それを目指す予算になるはずがない。 新佐竹台住宅集約建替事業については、あいかわらず、市に必要な住宅ニーズについて十分な調査が行われておらず、入居決定における不公平な状況が変わっていない。これらの状況において、市の目標であった経常収支比率95%を達成できない見込みであることも鑑みると、この予算を認めることはできず、本案に反対する。 3 下水道部、都市整備部及び道路公園部の提案する事業にはまちづくりの理念や歴史を忘れたものが多々あった。 また、吹田操車場跡地における医療クラスター整備事業においては、事業の将来像が描き切れておらず、壮大な市費の無駄につながるおそれがある。 よって、本案に反対する。 4 2014年度予算は、井上市長が任期中で最後に本格的に組む予算となる。しかし、この3年間で福祉や暮らしにかかわるものが削られたままとなっている。重なったとはいえ、まちづくり関連の建設費が膨らんでいる。一方で、枠配分予算は10%圧縮であり、市民の身近なところで対応を先延ばしにするなど、わずかに削っていくということを積み重ねている。 また、市民と直接対応する職員を減らしているのが特徴である。予算の中でも、耐震化するとして計画されていた新佐竹台住宅集約建替事業が進むこと、吹田操車場跡地のまちづくりについても、防災機能や公園、緑をふやすことも計画されていることなどは評価できる。吹田操車場跡地のまちづくりについては、長年、いろんな思いをしてきた地元の住民の声もよく聞いて進められたい。北千里駅周辺活性化支援事業についても同様である。これまでの経過があるものについては、そのことがきっちりと引き継がれ、一部だけでなく、全体のことを考えたものになるよう求めておく。 質疑の中でも述べたが、生活に困っている人がふえており、できれば市営住宅に入りたいという市民の声をよく聞く。しかし、市営岸部中住宅の募集については、以前から求めてきたが、2014年度も全市的募集にはなっておらず、公平性も求めてきたが残念ながら改善されていない。 また、建設委員会所管部局は、下水道など市民生活、ライフラインを担当するところで、道路や橋梁など市民の安全を守る仕事や公園の維持などを含め市民生活に深く関わる部局である。保守点検、補修など技能も必要であり、災害時などの緊急対応も必要である。にもかかわらず、10%圧縮予算で必要な財源が措置されておらず、職員の不採用でこれからの技術や知識の継承がされないおそれがあるのは、市民生活への影響が心配される。年度途中であっても、予算措置をし、採用試験を行い、職員がきっちりと配置されるよう、市長がその判断をするよう強く求めておく。 以上、意見を述べ、本案には賛成できない。 5 道路公園部について 道路や公園等のインフラ資産について、ストック総点検事業を進め、全体状況を把握し、選定や維持管理の基準づくりを進め、早急に維持補修計画策定と財政的な見通しを明らかにすること。 緑あふれる未来サポーター事業に関して、年を追うごとにかかわる市民が増加している。市民が維持管理を行うことで財政面での効果もある。 今後も、花とみどりの情報センター等の専門的な知識を生かして事業を進めてほしい。希少種の保護、特定外来種への対応についても、環境部との連携により市として市民からの問い合わせに対し、対症療法的な対応ではなく、基準や方針づくりをされたい。 都市整備部について 吹田操車場跡地利用に関して、緑のふれあい交流創生ゾーンには、0系新幹線の取り扱いや太陽光パネル設置構想など、当初市民意見をもとに作成した構想や計画から変更になっている点がある。 駅前公共施設の設置についても、市民意見を聞いてつくった構想を変更するに当たっては、相応の周知が必要と思われる。 今後、最終的な施設配置を決定する前に機会を捉えて市民への説明を行われたい。 桃山台・南千里駅間の沿道にぎわい活性化事業や北千里駅周辺活性化支援事業など、コンサルタントへの委託による計画立案施策が予算化されているが、一つの商業地区を活性化することは隣接する地域への影響もある。千里ニュータウン全体の活性化という視点で有意義な計画を立案することを望む。 市営住宅に関しては、総戸数がこのままでよいのかという問題もある。公会計の変更に伴い、コスト計算を適正に行い把握する必要が生じてくる。まずは借り上げ型と建設することによる供給について、それぞれのコストがどのようにかかっているのか、土地、建物、維持管理、間接費も含め、総コストを比較検討できるようにし、その他メリット、デメリットも含め、説明できるようにされたい。 道路公園部、都市整備部両部に共通して、街角防災ふれあい広場及び吹田操車場跡地の緑のふれあい交流創生ゾーンと1号街区公園の防災機能について、指定地域の安全性の確認と震災時の利用者の想定や利用方法など、危機管理部門とも連携をして防災計画上の位置づけを明確にしておかれたい。 自転車駐車場に関して、岸辺駅前北仮設の設置により、現在は不法駐輪を防止している。今後、本格的な自転車駐車場の設置に関して、十分に利用者の利便性を確保し、また不法駐輪を防ぐよう、両部局間で協議して対策を立てられたい。 鉄道施設等耐震補強補助事業に関しては、緊急輸送道路に並行する地下鉄御堂筋線の高架強化に対する補助事業が予算化されている。この緊急輸送道路の指定及び沿道の建築物対応については両部局が連携して対応されたい。 以上の意見を述べ、本案に賛成する。 6 施政方針の中から質疑を行ったが、所管分の事業推進計画が、例えば部門間の協議が十分でない。現行事業の見直しにより市民に負担がかかっているにもかかわらず、対応策も考えないまま新規事業に取り組むなど、施政方針でいう元気の出るまちにはほど遠い予算組みになっていると言わざるを得ない。 グリーンニューディール基金に係る随意契約及び関連業務等に関する調査特別委員会報告書を真摯に受けとめ、委員会の指摘や再発防止策について完全に見直しがされないままの状態で、安易に賛成することは不適当であると考える。 市民生活に直結する予算を全面否定するものではないが、本案に反対する。 との意見があり、続いて採決いたしましたところ、可否同数であったため、委員会条例第14条の規定により裁決し、議案第18号中所管分を承認しないことに決定いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 次に、財政総務委員会委員長から報告を受けることにいたします。11番 川本議員。 (11番川本議員登壇)
◆11番(川本均議員) 過日の本会議におきまして、財政総務委員会に付託されました議案第18号中所管分について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 理事者の説明の後、委員から 歳入について 1 国の税制改正に伴う本市税収への影響 2 地方交付税が減額される見込み 3 土地売り払い収入を公共施設など整備基金に積み立てる必要性 などについて質問がありました。 次に、歳出について 総務部・消防本部所管分として 1 市長が出席する式典などの内容を精査し、公務日程の公表方法を再検討する必要性 2 契約制度に係る事務手続の再確認及び職員に対するコンプライアンス意識の啓発の必要性 3 障害者優先調達推進法に基づく物品発注において、障がい者団体などに対し物品納品の可否を事前に確認する方策の検討 4 市民の関心が高い情報に特化したポータルサイトの構築 5 本市の公用車を活用した犯罪抑止力につながる取り組みの検討 6 青色防犯パトロールカーの保有台数が多い地域における稼働率の向上策 7 救急車の現場到着時間短縮の方策 8 新たに更新する消防車両の内訳 9 被災者支援システムにおいて災害発生を想定したシミュレーション実施の有無 10 災害時の避難所運営における女性の視点を取り入れた取り組みの啓発 11 耐震性防火水槽の設置基準 などについて質問がありました。 次に、行政経営部・市民生活部所管分として 1 債権の適正管理に係る取り組みの進捗状況 2 退職した職員の補充を行わず、臨時雇用員などの非正規職員を充てることにより、職員の事務負担が増加することへの懸念 3 本市業務のアウトソーシングの推進状況及び新たにアウトソーシングの対象となる事業の有無 4 中核市への移行に向けた積極的な取り組みの必要性 5 本市の財政状況を改善するための取り組みの成果 6 市所有の未利用地の適正管理の必要性 7 公共施設最適化推進のため将来の行政需要を見込んだ上での計画策定の必要性 8 市民相談事業に係る予算の減額理由 9 府内各市が市税審議会を開催していないにもかかわらず、本市が同審議会を開催する理由 10 マイナンバーカードの活用によりコンビニエンスストアでの住民票などの発行システムを導入するメリット などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見としましては 1 総務部所管分について 部長マニフェストでも重点課題として取り上げられている、より公正で公平な入札・契約制度の構築について、世間を騒がせて市民に多大な心配、迷惑をかけたグリーンニューディール基金に係る随意契約及び関連業務における一連の契約手続などがあったが、100条委員会報告書の再発防止策を真摯に受けとめ、提言を入札・契約制度に反映し、二度と契約に関する不祥事が起こらないような体制の構築を強く要望する。 行政経営部所管分について 公共施設最適化推進事業に関して、平成26年度中に具体的な計画となる実施編を策定するとのことである。事業の担当所管ではないが、本市で初となる幼保一体化施設の整備事業に係る進め方で、保護者を初め関係者に不信感を与え、多くの要望書などが寄せられているのが現状である。 今後、実際に最適化を進める際にはこの教訓を生かし、市民ニーズを十分把握した上で地域の特性にふさわしい施設の配置を検討するとともに、地域住民に対して懇切丁寧な説明をし、理解を得ながら事業を進めるよう強く要望する。 適正な職員体制の構築について、3年間も常勤職員の新規採用をしない極端なやり方は理解できず、市にとって大きな損失である。 今回、職員の給料減額に関する条例を可決せざるを得なかったが、給料は下がり、しかも職員数は少なくなり、仕事量が多くなっては、職員のモチベーションが上がるはずもなく、実際、業務に支障が生じている。 議会で我が会派の議員が質問した新規採用職員の前倒し採用の実施を強く求めるとともに、無理のない職員配置と適切なアウトソーシングの推進を要望する。 以上の意見を述べて、本案に賛成をする。 2 4月から消費税増税やそれに伴う物価の高騰が始まろうとしている。また、国の社会保障費削減に伴う年金や生活保護基準の引き下げ、後期高齢者医療保険料の引き上げ、さらに国民健康保険料の毎年の値上げなどで市民生活は一層厳しくなっている。こういうときこそ、市民に最も身近な自治体である本市が市民の命や暮らしを守ることが求められている。 市長は就任直後に財政非常事態宣言を行い、収入にあわせて支出を組むと言い、市民サービスを削り続けてきた。行政の維新プロジェクトの名で行われてきたことは、事業見直しにより他市を上回る施策の廃止や縮小、福祉や子育て、教育など公的責任を後退させるアウトソーシングの推進、職員採用の3年間にもわたる凍結と非正規雇用の増大など、サービス向上を願う市民の思いとますますかけ離れたものになっている。 100条委員会の報告により、市長の責任は明らかになった。今、市民が求めているのは市長が責任を果たすことによる行政として公正、公平な市政運営であり、市民サービスの向上のために職員体制を保障することは不可欠であり、本委員会で指摘したとおりである。 以上の点から市長の政治姿勢は問題が多いと言わざるを得ない。 よって、本案には賛成できない。 3 職員の出退勤記録について、個々の職員の事情もあるが、毎日同じ職員が始業前ぎりぎりに出勤し、終業直後に退勤していることはないと思いたいが、往々にして同じ者ではないかと危惧している。どの部署の仕事でも、始業前5分以内に出勤し、終業後5分以内に退勤できるような内容ではないはずである。このような5%の職員の職務執行の状況は、地方公務員法第30条に定める服務の根本基準、同法35条に定める職務に専念する義務に反するのではないかと考える。 本委員会の所管では起こっていないことを望むが、法令を恣意的に解釈し、市民や議会に十分な説明もせず、単独随意契約を結ぼうとしていた部署がある。100条委員会の調査でもさまざまな不適正な事務処理が明らかになり問題になっているにもかかわらず、このありさまでは職員一人一人の認識の甘さ、反省のなさが露呈している。 井上市長になってからのことなのか、以前から同様のことが行われていたのが、今回、たまたま明らかになっただけなのかわからないが、いずれにせよ、執行機関として大きな問題である。 以上、一部の職員や職場の話ではなく、市役所全体としての問題であり、政策や施策、事業遂行以前にそもそも公務員とはという問題であり、このまま看過することはできない。直ちに是正するよう強く求める。 以上の意見を述べるが、予算案に直接関係するものではないので、予算案には賛成をする。 4 平成23年度当初予算において議会で承認された北千里小学校跡地における北千里コミュニティ施設の建設計画が、井上市長就任後の議会で突然中止が示され、地元住民もこの間、新しい計画案が示されるであろうと期待していた。しかしながら、3年が経過しても新たな計画が示されるどころか、北千里小学校の敷地約1万600㎡及び北千里小学校グラウンドの敷地約8,700㎡までが普通財産となり、平成26年度以降の利活用検討対象土地としての庁内協議がされており、甚だ許しがたい。 新年度予算案には北千里駅周辺活性化支援事業が新たに設定されているが、駅前の再活性化のリザーブ用地としても小学校跡地は必ず必要であり、本案に反対する。 5 市長は財政非常事態宣言を行っているが、それはまるで全国に約1,700ある自治体中最下位のような表現であるが、実際には本市の財政状況は上位50位以内に入っていると思われる。このような市民に対する財政上の数字のごまかしのために、市民サービスの削減や中止を行い、一方で手数料アップを行うなど、市民サービスの低下を招いている。手数料アップ前と比べると、福祉施設や体育施設において利用者の低下が数字にあらわれており、市民の納税価値に反している。 市長は、本市独自の施策について縮小や廃止を行っているが、地方自治の精神に反するものである。また、市長の選挙公約である中核市への移行に係る来年度予算は年間6万円となっているが、この6万円では中核市への移行はできない。 このような予算配分は市民の意向に反するものであり、認めることはできない。 との意見があり、続いて採決しましたところ、可否同数であったため、委員会条例第14条の規定により裁決し、議案第18号中所管分を承認しないものと決定いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。20番 木村議員。 (20番木村議員登壇)
◆20番(木村裕議員) 議案第18号 平成26年度吹田市一般会計予算について、反対討論を行います。 本案は吹田市における平成26年4月以降の新年度の一般会計当初予算であり、過去最高額となる約1,100億円について、その可否を判断するものであります。 基礎自治体における予算は、揺りかごから墓場までと言われてるとおり、時系列で見ても人の一生に深くかかわり、現時点で切り取ってみても、生活、暮らし、学校、教育、仕事、子育て、介護、福祉、まちづくり、地域コミュニティ、生涯学習、公衆衛生、水、医療など、360度に展開する広範囲に及んでいます。 本来であれば、私たち会派と市職員との信頼関係において、今日まで築いてきた予算、一般施策でもあるわけですから、そのほとんどの分野においては、優あるいは良、可とするものですが、今回の予算だけは認めるわけにはいきません。 その理由は、たび重なる政治と金の問題を引き起こし、吹田市に多大なる不名誉をもたらしたばかりではなく、吹田市長という公職の信頼を汚し、吹田市行政への市民からの信頼を失墜させた責任は大変大きなものであると考えています。 加えて、100条調査特別委員会からの報告書には、善管注意義務違反で、少なくとも800万円の損害を市に与えたと指摘されています。後援会幹部へ、市の規定を大きく上回る単独随意契約を締結し、環境省へは入札したと事実と異なる報告をしていました。100条調査特別委員会の職員アンケートは妨害するし、井上後援会からの資料提出も不十分な上に、市議会が設定した全員協議会への出席も拒み、誠実に対応してるとは到底思えません。 本人は公明正大であるということですが、本当に公明正大ならば、逃げずに十分に説明を尽くす方法もあったはずです。 これら6点の理由により、市長たる人物に不適格な井上哲也氏の組んだ予算については認めるわけにはいかず、本案に反対いたします。
○豊田稔議長 34番玉井議員。 (34番玉井議員登壇)
◆34番(玉井美樹子議員) 議案第18号 平成26年度一般会計について、日本共産党議員団を代表して意見を述べます。 この4月から消費税率が5%から8%に引き上げが実施をされ、8兆円の増税の押しつけと、さらに社会保障の改悪とあわせると、10兆円もの負担が押しつけられることになります。本来なら、国の悪政の防波堤になるのが大阪府や吹田市、地方自治体の役割ですが、井上市長の施政方針では削り続けた事業見直しを成果と述べられていました。 井上市政の3年間の維新流のやり方は、維新プロジェクトとして、これまでの吹田独自の暮らしや福祉にかかわるものの廃止や削減が進められてきました。市の職員は3年間採用停止で、非正規職員の割合は43%になっています。体育館など、指定管理や民間委託などが次々進められ、地域の行事の補助金も削られていて、参加をするたびに苦情を大人からも子供たちからも私たちは聞いています。 それでも事業見直しは成果だと言えるのでしょうか。もう少し、市民の皆さんの暮らしの現実に目を向け、暮らしを本気で支える自治体の役割が最大限に発揮されるべきであったと考えています。 井上市長が提案をした予算について、日本共産党議員団は、1、公立保育所の民営化実施計画の撤回。2、国民健康保険料の引き下げのために一般会計からの繰り入れをふやすこと。3、福祉バス復活のためのコミバスの調査の実施。この3点について、組みかえ動議の提案を予定していました。 日本共産党議員団は、公立保育所の民営化実施計画について、今回の民営化方針は、これまでのたくさんの皆さんの努力の中で培われた公立保育園の経験と実績、そこに寄せられる市民の信頼という財産を市みずからの手で破壊する以外の何物でもない。この間、保護者に対しても説明会が実施をされているけれど、納得は得られていない。その中で強引に進めるべきではないと代表質問でも取り上げ、計画の見直しをすべきだと言ってきました。保護者の皆さんを中心にして、議会へ要請され、吹田市にも署名が提出をされています。 そのような中で、昨年の12月議会にも保護者の皆さんから公立保育所民営化実施計画の慎重な検討を求める請願が出され、吹田市議会で採択をされました。このような声に、立ちどまるべきだと求めてきました。 この3年間、削り続けてきた事業に対して、市民の皆さんの声をよく聞くこと。削った事業について影響調査を実施することなど、課題は山のようにありますが、今回は井上市長が公立保育所の民営化にかかわる附属機関の設置についての条例について撤回をし、条例に関する予算については、5月議会で補正にて削除するという旨を表明をされました。 私たちが提案を予定していた組みかえ動議のうち、行政の維新プロジェクト、アウトソーシングの一環として進め、計画をされた公立保育所民営化実施計画にかかわる附属機関の設置についての条例の制定について、保護者や市民の声を聞き、公的責任の放棄になる公立保育所民営化実施計画について、前に進めるのを立ちどまったというのはこれまでになかったことであり、大きな決断をされたと考えています。 事業見直しによる削減された事業など、たくさんの課題については、今まで以上に市民や関係者、議会などの声をよく聞いて、必要に応じて立ちどまるよう強く求めて賛成とします。
○豊田稔議長 1番中本議員。 (1番中本議員登壇)
◆34番(中本美智子議員) 議案第18号に意見を申し上げます。 これまで3年間、井上市長の市民サービスを削る厳しい改革の推進に関して、吹田市の将来を考えてのことと賛成をしてまいりました。一昨年来のグリーンニューディール基金に関連する随意契約の問題や政治資金の問題が持ち上がり、大変大きな問題となりました。市民からも、吹田市、吹田市長はどうなっているのかと疑問の声が出ています。吹田市の名前が不名誉な事案でその名称を報道されることとなり、非常に残念に思います。 今議会初日、100条調査特別委員会の調査結果として、市長に、市に与えた損害800万円の返還を求める調査報告書が提出され、全会一致で可決をいたしました。 今回の予算審議は、市長に対して政治的な責任を求める中で行う、一種異常な状態で行うこととなりました。結果、四つの常任委員会全てで予算案が否決されました。三つの委員会終了後、各種団体から、予算が否決されたら自分たちの活動はどうなるのかという不安の声や問い合わせが各議員に直接寄せられました。これは行政がわざわざ市民団体にこの様子を知らせたとのことです。まだ本会議も終わらないうちから市民の不安をあおり、議員に何らかのプレッシャーを与えるようなやり方には納得ができません。 予算案に関してですが、先ほど、議案第15号でも述べましたように、千里山駅前コミュニティ施設の購入について、不動産鑑定書もなく6億円の支出をするとのこと。後日の鑑定によって差額が生じても、購入費に反映できないとのことでした。こういった事務手続の進め方にも疑問を感じます。 また、本日、公立保育園の民営化に関して、より十分な説明を求める委員の総意として、継続案件となっていた条例案が突然取り下げとなりました。委員会閉会後に関連する予算の組みかえもできないままの取り下げは前代未聞です。こういった議会対応にも不信感を覚えます。 市民サービスの停滞を望むものではありませんが、このような状況で予算案に賛成することはできません。
○豊田稔議長 7番池渕議員。 (7番池渕議員登壇)
◆7番(池渕佐知子議員) 議案第18号 平成26年度吹田市一般会計予算について意見を述べます。 所属する常任委員会の所管分については、審査の中で種々意見を述べてきましたので、改めては述べません。以下1点についてのみ特に述べます。 予算案のうち男女共同参画センターの事業委託に関する予算について本会議でも質疑いたしました。その後、担当職員から追加の説明も受けましたが、納得のいくものではありませんでした。 昨年9月20日に開催された男女共同参画推進本部会議で、団体への業務委託が、市長以下本部委員の了解を得て正式に決定したとのことですが、本部会議の議事録を読む限りにおいて、センターの状況、委託内容、委託先団体について、事実を誤認させる説明に基づく了解でした。 そもそも行政評価委員会第2次評価において、指定管理者制度について、地域に根差した受け皿団体が望ましいとの結果になったとのことですが、男女共同参画推進のための拠点施設の指定管理者の第1要件は、男女共同参画推進施策の実施能力の有無であり、地域に根差した受け皿団体という条件は必須ではありません。 しかも、評価結果は担当所管の意見が反映されたものであると聞いていますので、地域団体を指定管理者にすることを前提とした結果であるといえます。 担当者は、これら二つの結果を錦の御旗に、任意団体に委託することを既定路線として準備が進められたようです。 ことしに入り、3月4日に議会提案され、6日に任意団体の設立総会があり、この総会の場で、3月末に予算が可決すれば4月1日から委託することを同センター職員が説明したと聞いています。 また、同センターの1月からの講座チラシに、既に、平成26年度から参画スタッフは新しく生まれ変わりますとのフレーズから始まるリード文があり、議会の議決前に、既に事業委託することをほのめかした文章がありました。 今回、委員会提出資料を見ましたところ、業務委託844万円の委託先予定として、ある個の任意団体の名前が書かれています。 このように、議会や市民に情報提供も説明もせず事を進め、特定の団体、しかも担当職員が大きくかかわって設立されたであろう団体に単独随意契約で委託しようとすることは、100条委員会で問題としたことと根本的に同じではないでしょうか。 行政職員に求められるのは、法令にのっとり事務執行することです。契約に当たっては、地方自治法上、競争入札が原則であり、例外的に随意契約が認められていますが、地方自治法施行令で限定的にしか認められていません。そして、契約の相手方の選定における透明性と価格による競争性に欠け、交渉相手方との癒着、不正行為のおそれのある随意契約を行う場合、相手方選択の透明性、公平性に対し、最大限配慮しなければなりません。 この3月議会において、同報告書を全会一致で承認し、その中で再発防止策として随意契約の厳格化や、市長以下、職員の遵法精神と倫理規範意識の向上を求めました。 この議会において、このような案件が出てくるとは夢にも思いませんでした。全くもってがっかりです。 これまで同センターでは、正職員が数年で異動する中で、非常勤職員が専門性を持って継続的に事業を担い、男女共同参画施策の維持向上に努めてこられました。その非常勤職員が定年制がないにもかかわらずやめざるを得なくなり、今回やめられる非常勤職員の後、新規採用をせずにその人件費で任意団体に委託することを考え出したようですが、そもそも利用者団体の一部だけを組み込んだ任意団体を受け皿とすることは問題があります。この団体と随意契約、しかも単独随意契約することの法的根拠は地方自治法施行令第167条の2の第1項第2号とのことですが、この条文は、契約の性質または目的が競争入札に適しないものをするとき、随意契約によることができるというものであり、ある特定の団体と単独随意契約してもよいと解釈することは間違いです。 専門性のある一定レベル以上の能力のある非常勤職員を雇用することが無理だというのであれば、その専門性、能力を継続的に補充、充当できる民間団体の力の活用もあり得るのではないでしょうか。 その上で、もしも運営事業の委託契約、あるいは同センターそのものの管理運営を指定管理者に委ねるというのであれば、法にのっとった手続を踏み、透明性、公正性を持って相手方を選定すべきです。 よって、今回の事業委託及び委託予算は一旦白紙に戻し、男女共同参画センターを男女共同参画推進の拠点施設として、どんな担い手がどのように管理運営することがよいのか、検討し直すことを強く求めます。 なお、他の多くの予算については、市民生活、また市民へのサービスに直結したものもあることから、予算案については賛成といたします。
○豊田稔議長 6番足立議員。 (6番足立議員登壇)
◆6番(足立将一議員) 議案第18号 平成26年度一般会計予算について、吹田新選会を代表して、反対の討論をさせていただきます。 そもそも不信任決議の対象である市長が組まれた予算について、審議する必要があるのかということもございますが、市民生活に影響のある問題でございますので、議会質問及び委員会でも真剣に議論させていただきました。しかし、昨日、本会議直前に突然、保育所の民営化のための選定委員会設置についての議案が撤回されました。急遽開催された委員会でその影響について質疑させていただきました。 今回撤回すれば5月議会でも提案できなくなってしまうため、28年度の民営化ができなくなるのではないかという質問に対し、市長は頑張ってやりきるんだとお答えされました。先週の委員会においては、継続審査になり5月に採決された場合でも、28年度の民営化がおくれる可能性があり、そうなると、南保育園の耐震化や保育士配置の問題、民営化によって捻出した予算を使った子育て施策の充実など、さまざまなことに影響が出るとの御説明が担当部局よりありました。そんな中でも、保護者に対して真摯に説明すべきということで、厳しい判断ではございましたが、私は継続審査を求めました。そのような議論を一切無視する今回の撤回。 ちなみに、市長は28年度の民営化を目指して頑張るんだというふうにおっしゃっておりましたが、委員会で御説明いただいたスケジュール、事業者選定のために半年間、保護者、事業者、市当局との3者懇談に半年間、そして1年間の合同保育という、これまで保護者に対して説明してきたことを鑑みれば、当然不可能でございます。逆にそんなことも御理解されていないのかと非常に驚きました。 もし仮に、28年度の民営化にこだわったとすれば、保護者の意見を踏まえるべきだというような委員会の質疑で出た意見をも無視することになります。余りに急過ぎるこの撤回。民営化を1年引き延ばす前提で行われたのではないか、そして民営化が1年間引き延ばされた際、さまざま発生する問題、それに対する解決を一切考えずにそのような撤回をされたのではないかと考える次第でございます。 このことは委員会での長時間の議論をほごにするだけでなく、当初の計画、いたずらに保護者を不安にさせ、そしてこれまで市民の不安の声や質問に体を張って答えてきた市職員の努力すら水泡に帰す判断です。みずからの失政をそのような犠牲のもと、正そうとする態度。それはリーダーとしてあるまじき態度である、そのように考えます。 そして、そのような事業撤回に伴う予算修正すらいまだになされていない状況です。こんな場当たり的な予算提案が、この誇るべき吹田市においてなされて本当によいのでしょうか。 またその他として、建設委員会においては、医療クラスター整備事業、吹田操車場跡地開発という、本市にとって非常に重要な問題にもかかわらず、そもそも医療クラスターそのものの将来計画が見通せず、事業の費用対効果の分析もないまま、やみくもに組まれた予算であることが審議の結果明らかになりました。 教育維新と言いながら、いまだ現場に有効な予算組みをしていただけないこと、中核市移行を目指すと言いながら、そのための予算措置や、最も私は失敗と思っておりますが、新規職員採用を停止ということにより人員配置ができていないことなど、さまざまな点で言行不一致が目立ち、かつ相変わらず将来ビジョンを示さない予算編成。そういったことを受けて、私ども吹田新選会は本予算に反対いたします。
○豊田稔議長 2番梶川議員。 (2番梶川議員登壇)
◆2番(梶川文代議員) すいた市民クラブ梶川文代です。議案第18号 平成26年度吹田市一般会計予算について、意見を申し述べます。 吹田市ではここ数年、何でも変えればよいと思っているかのような間違った改革がなされ、吹田のよさが失われつつある。出口の先には何があるのかもわからないような暗いトンネルの中を拙速に突き進むような愚かな行為を強行していると感じ、今年度、私自身の希望で福祉環境常任委員会に所属いたしました。 井上市長は、就任直後から財政非常事態であるとして、底の浅い解釈でアドバルーンを強引に打ち上げられたように感じましたが、当初はお手並み拝見と思っておりました。しかしながら、市民の理解も納得も得ようともせずに、使用料や自己負担金の値上げ、施設使用料の減免基準統一化による実質的な値上げを強行して、生きがいや健康増進の活動の縮小を余儀なくされた高齢者の皆さんや、子供の健やかな成長を願う多くの市民の思いを踏みにじり、吹田の将来を担う、宝である児童、生徒の教育現場にまで踏み込んで、保護者の負担をふやし、子供たちのための予算までも削減する。 ほかにもさまざまな分野で明確な数字も実態も示さず、財政が苦しい苦しいと述べ、収入にあわせた支出を組むという持論を使い回して、市民の負担増、事業費削減によるサービスの低下など、市民に直面する本市施策の後退がめじろ押しであると感じます。 そして、近年では、配分予算と銘打って、その実は全ての部局の予算を一括してシーリングしてカットするという予算削減を強いて、何をどう削減するかということは自分たちで考えろと言わんばかりのような命令を下し、あとは部長に任せ、責任も部長がとれといった組織体制を構築して、市長御本人は市民にアピールするためのものなのか、ちゃっかりと市長配分予算を獲得しておられましたが、配分予算とは必要枠を超える財源を充実、強化すべき分野に、適正かつ的確に配分するための予算であるべきと考えます。いま一度しっかりと考え直して、改善、是正することを強く求めます。 次に、判断ミスによる遠回りの結果、後になって大きな損失や後悔を生むことになると懸念される幼保一体化の問題についてでありますが、これも財政的に困難であるという持論を押しつけ、その実はコスト削減が大前提の底知恵の浅い愚策の統廃合案であり、春藤こども部長は委員会の質疑の中で、まだ始まってもいない国の新たな制度である子ども・子育て支援新制度に先駆けて、モデルを見せるんだ、率先してやるんだと豪語しておられましたが、古江台幼稚園と北千里保育園の保護者たちから出された請願、常任委員会では全員賛成で採択となっておりますので、この後の討論採決においても採択されると思いますが、この請願に記されている保護者たちの聡明な請願の要旨をよく読んで学んで、賢明な対処と行動をされるよう強く求めます。 また、さきの12月議会で請願が出された保育園の民営化の問題についても、コスト削減が大前提の愚策です。選定委員会を設置する条例案については撤回されましたが、現段階においては、請願の趣旨も私たち議会が採択したという意思も全く無視されているとさえ感じます。民営化の対象となってしまっている、吹田保育園の地元である吹三地区では、連合自治会に加盟している16町会全てが署名集めの用紙を回覧で回して協力し、地元を挙げて保護者たちを応援しております。 そんな地元地区の気持ちや、請願に込められた保護者の皆さんの思いと真摯に向き合い、請願を採択した私たち議会の意思も尊重してくださることを強く求めます。 次に、4月1日から地方独立行政法人に移行することを目指している吹田市民病院の運営費負担金についてですが、その額9億110万4,000円。しかしながら、その内容、何に必要なのかがわかるといったものが何一つありません。今回の議案書にも議案参考書にもどこにもありません。ただこの吹田市一般会計予算及び予算説明書の171ページのほんの1カ所に、901104というこの6桁の数字だけが載っているだけであり、これでどうやって、この9億を超える予算を審議すればいいのでしょうか。 昨年までは病院事業会計の予算を審議することができましたので、今回のように審議が全く不可能な状態に陥らされるようなことはありませんでしたが、ことしからは勝手が全く違うにしても、吹田市民病院にとって、独立行政法人に移行前の最後で最初の大事なときに、余りにも不手際が過ぎるのではと思います。 また、特別委員会などで示しておられる収支計画概要案などの資料によれば、平成26年度からの負担金9億200万円に対して、単年度の利益を3億1,800万円出すとなっております。27年度は8億4,000万円に対して単年度利益3億5,000万円、28年度は負担金8億3,100万円に対して単年度利益3億5,000万円、29年度には9億8,000万円の負担金に対して単年度利益2億6,400万円となっております。要は余るということを示しておられ、その計画を組んでおられるということですが、ならば今回の平成26年度については、運営費負担金を9億110万4,000円も負担するのではなく、せめて6億円で十分ではないかと考え、この単年度利益、出た利益をどうするのかと尋ねてもみましたが、病院の説明によると、それは施設とかの修理費に使うとか、お医者さんの皆さんへ分配しなきゃなんないお金に使うとかといったわけのわからぬ説明をして、よく聞いて考えてると、結局は漫然と予算も計上せずに使ってしまおうと考えておられることが明らかになりました。 加えて申し上げれば、市民病院が独立行政法人に移行するに当たり、市民から大きな恩恵と財産を受けることになります。というか、既に受けておられますが、今までの累積赤字51億1,394万7,000円はゼロ、チャラとなる。借金についても、40億を超える借金、今後、それを吹田市が肩がわりすることになります。そのうち、平成14年以前にした借金は3分の2が市の負担イコール市民の負担、平成15年度以降は2分の1が市の負担イコール市民の負担となるわけですが、それとプラス土地について、帳簿価格21億4,467万103円の土地が、正式なものではありませんが、概算の鑑定価格では35億と言われております土地、それと建物、帳簿価格59億7,004万399円、これも正式なものではありませんが、概算の鑑定価格11億となっております。この大きな財産も、市民からそっくり市民病院はいただくということになります。 そして、これまでの繰入総額、要は、市民病院が延々と市民からいただいてきたお金ですが、わかっている範囲で申し上げますと、昭和57年から平成25年までは、収益的収入部分で338億6,065万2,000円、資本的収入の部分で106億7,156万円と、計445億3,221万2,000円をこれまで市民に負担していただいていた。 ただもう情けないのは、昭和28年から昭和56年までは、幾ら市民に出していただいてたかということも不明だと。本当に情けない、失礼な話でありますが、当然、これら何百億単位のお金も、もちろん市民にお返ししようなどとは思ってもおられないのでしょう。 ただ、このように至れり尽くせりの恩恵を市民からいただいて、独法化して、まだその上にこれからもずっと市民からいただけるもの、もらえるものはもらい続けて、余ったら自分たちで自由に使うなんてことは絶対に許せません。 水道部には、児童手当分の943万8,000円しか本市は繰り入れしておりません。それも実際に必要な額が明らかになってから補正予算で支出することになっております。本来であればこの水道部のように、実際にかかった費用、それを示し、事業主であり雇用主である吹田市に応分の負担を求めるのが当然です。是正を強く求めます。 また百歩譲ったとしても、平成26年度の吹田市民病院の運営費負担金は9億110万4,000円ではなく、6億円までにとどめるべきであると強く求めます。 また、今後は一体何に使うのかということが詳細にわかる資料を公表、公開し、市民に説明をして、理解、納得していただく、それが最低限病院が行うべき当然の責務であると、これも強く求めます。 なお、以上るる意見を申し述べたこと以外の分野においては、努力なさっていると評価すべきこともありますが、1万歩譲ったとしても、現段階においては、中身を見ることも確認することもできないのに、この運営費負担金9億110万4,000円などの書類に決裁印を押すなんてことは私にはできません。 よって、この後の採決は退席いたします。
○豊田稔議長 以上で討論を終わり、議案第18号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は否決でありますので、原案について採決をいたします。原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第18号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程33 議案第43号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。25番 藤木議員。 (25番藤木議員登壇)
◆25番(藤木栄亮議員) 過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託されました議案第43号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、国民健康保険法施行令の改正内容に準じ、賦課限度額の改定及び保険料軽減対象の拡大を行おうとするものであります。 理事者の説明の後、委員から 1 改正内容及び市民への影響 2 市負担額が増加する国の軽減対象拡大の是非 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見としては 本案は、最高限度額を4万円引き上げることとあわせて、低所得者層に軽減措置をとる内容であるが、軽減措置は消費税増税分の見返り措置として打ち出されたものであり、当然の中身である。内容は賛成できるが、一方で、一般に言う高額所得者層ではなく、実際には中間所得者層も含めた限度額の引き上げによる大幅な値上げになり、そういった負担が非常に大きくなることから、今回の条例案は賛成できない。 また、一般会計当初予算に関係するが、一般会計からの法定外繰り入れを減らすという市の努力を後退させる内容も含まれているため、本案には賛成できない。 との意見があり、続いて採決しましたところ、賛成者多数で議案第43号を承認いたしました。 以上で報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第43号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第43号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程34 議案第19号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。25番 藤木議員。 (25番藤木議員登壇)
◆25番(藤木栄亮議員) 過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託されました議案第19号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 理事者の説明の後、委員から 1 国民健康保険料抑制に向けた市独自の努力及び国へのさらなる要望活動の実施 2 同保険料を値上げする5年間の赤字解消計画の見直し 3 赤字が改善されない理由及びその分析と対策の必要性 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見としては そもそも本案は平均2.87%の保険料値上げを見込んでおり、その点からまず賛成できない。しかも収入で、市独自の医療制度の後退やこれまでの基準の切り下げにより、法定外繰り入れが6,600万円余りも減っている。市独自の努力を後退させることから、あわせて納得できない。 一方で、法定繰り入れについて、国制度による繰り入れをふやす内容もあるが、消費税増税を見込んだ見返りとしての内容であり、それをもって市の法定外繰り入れの減額が許されるものではない。 基幹系システムの改修により一時的な繰り入れの増額はあるが、これはあくまでも一時的なものであり、繰り入れ総額ではふえるが、長い目で見て一般会計からの繰り入れを減らす方向性であり、それが保険料の値上げにもつながってくることから納得できない。 結果として3,700世帯については国の軽減策により保険料が軽減されるが、5万世帯の約92%に当たる世帯が保険料増となる。 以上の点から、本案に賛成できない。 との意見があり、続いて採決をしましたところ、賛成者多数で議案第19号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第19号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第19号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程35 議案第20号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、建設委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。32番 塩見議員。 (32番塩見議員登壇)
◆32番(塩見みゆき議員) 過日の本会議におきまして、建設委員会に付託されました議案第20号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 理事者の説明の後、委員から 1 施設や管路の維持補修予算を積極的に確保する必要性 2 雨水レベルアップ整備事業豊津工区により得られた効果と今後の全体計画達成の見通し 3 ゲリラ豪雨による浸水被害対策を早急に講じる必要性 4 下水道事業の地方公営企業化への検討状況 5 下水道不正使用の防止策及び不正発覚時の市の対応 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見としては 1 4月から予定されている消費税増税は、市民の暮らしに直接影響を及ぼす。身近な市民の暮らしの実態をよく見て、年度途中でもぜひ見直しを検討されたい。 また、ゲリラ豪雨による浸水は毎年起こっており、対策を望む市民の声は切実である。ことしの夏に向けての予防策、個人への補償制度なども早急に検討し、対策を図られたい。 以上のことを要望し、本案に賛成する。 2 地方自治体における老朽化、インフラ整備は大きな課題である。処理場、ポンプ場の維持管理や更新に関しては、計画的に事業として推進しているが、管渠に関する維持管理、更新の今後の計画については、合理的な基準に基づく計画が明確ではなく、今後、膨大な金額が計上されることから、本市のインフラ整備全体のバランスを考えた事業とする必要がある。 必要な管渠整備についての予算額の根拠は明確でなかった。さらに説得力のあるインフラ整備予算要求方法を検討すべきである。 今後は、公共施設の最適化とともに、インフラについても一元的視点で検討し、他市比較やさまざまな観点で市民負担を最小限にする努力と、議会や市民に対する説明責任を果たせる予算組みを要望する。 以上の意見を述べ、本案に賛成する。 3 平成25年度、26年度にかけて下水道施策、管渠の資産台帳の整備が進められている。資産の把握を早期に行い、昭和30年代後半に布設した管路の更新や補修について、中・長期で計画を立て明確にし、また下水道料金算定のコストについて精査を行われたい。 緊急の管渠清掃については、予定価格を設計しているが、契約単価を長年、市内3業者の見積もり合わせにより決定している。この妥当性について、他市比較を行うなど検討を進められたい。 以上の意見を述べ、本案に賛成する。 との意見があり、続いて採決いたしましたところ、全員異議なく議案第20号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第20号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第20号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程36 議案第21号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、財政総務委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。11番 川本議員。 (11番川本議員登壇)
◆11番(川本均議員) 過日の本会議におきまして、財政総務委員会に付託されました議案第21号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、平成26年度吹田市部落有財産特別会計予算案であり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億5,803万9,000円にしようとするものであります。 本案に対する質問、意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第21号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第21号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第21号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程37 議案第22号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、文教産業委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。14番 後藤議員。 (14番後藤議員登壇)
◆14番(後藤恭平議員) 過日の本会議におきまして、文教産業委員会に付託されました議案第22号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 理事者の説明の後、委員から 1 加入者の意見をより反映した共済制度への改善 2 制度存続を図るための市の取り組み及び市民ニーズに応じた制度改正による加入率向上 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第22号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第22号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第22号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程38 議案第23号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、文教産業委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。14番 後藤議員。 (14番後藤議員登壇)
◆14番(後藤恭平議員) 過日の本会議におきまして、文教産業委員会に付託されました議案第23号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、平成26年度吹田市
勤労者福祉共済特別会計予算案であり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,586万6,000円にしようとするものであります。 本案に対する質問、意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第23号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第23号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第23号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程39 議案第24号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、建設委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。32番 塩見議員。 (32番塩見議員登壇)
◆32番(塩見みゆき議員) 過日の本会議におきまして、建設委員会に付託されました議案第24号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 理事者の説明の後、委員から 1 江坂公園駐車場休止に当たり、市営自動車駐車場計画当初の目的の達成度合いや収益見込みの妥当性等を検証する必要性 2 江坂公園駐車場の有効活用の検討 3 JR吹田駅南立体駐車場跡地の活用方針 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第24号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第24号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第24号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 定刻が参りましても、しばらく会議を続行いたします。-----------------------------------
○豊田稔議長 議事の都合上、しばらく休憩をいたします。 (午後4時 休憩)----------------------------------- (午後5時55分 再開)
○豊田稔議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 諸般の報告をいたします。 市会議案第12号につきましては、足立議員ほか二人の提出者から撤回についての申し出があり、許可いたしましたので、御報告をいたします。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程40 議案第25号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。25番 藤木議員。 (25番藤木議員登壇)
◆25番(藤木栄亮議員) 過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託されました議案第25号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 理事者の説明の後、委員から 1 地域支援事業への移行による利用者負担増に対する軽減策の実施 2 介護保険給付費準備基金の今後の運用計画及び目的にあった取り崩しの必要性 3 市民ニーズを反映した介護保険事業計画の策定などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決をしましたところ、全員異議なく議案第25号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第25号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第25号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程41 議案第26号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。25番 藤木議員。 (25番藤木議員登壇)
◆25番(藤木栄亮議員) 過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託されました議案第26号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 理事者の説明の後、委員から 大阪府の後期高齢者医療保険料が他の自治体と比べ高額である理由 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決をしましたところ、全員異議なく議案第26号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第26号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第26号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程42 議案第27号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、建設委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。32番 塩見議員。 (32番塩見議員登壇)
◆32番(塩見みゆき議員) 過日の本会議におきまして、建設委員会に付託されました議案第27号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 理事者の説明の後、委員から 財産売払収入2億7,411万7,000円の積算内容 について質問がありました。 以上が質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第27号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第27号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第27号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程43 議案第28号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。25番 藤木議員。 (25番藤木議員登壇)
◆25番(藤木栄亮議員) 過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託されました議案第28号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 理事者の説明の後、委員から 1 今後の起債予定及び議会への詳細な説明の必要性 2 吹田操車場跡地へ市民病院移転後に現市民病院の土地等を売却した場合の収入と本特別会計予算との関係 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見としては 1 議案第9号 特別会計条例の一部改正条例で述べた意見と同趣旨で退席する。 2 市民病院の独立行政法人化後は、派遣職員も含めて議会への出席義務はないという答弁であったが、今後、建てかえ問題等に対して、しっかりした答弁を受けるために、議会からの要請、あるいは委員会からの要請があった場合には、事務に関する答弁ができる身分の職員が出席することを要望し、本案に賛成する。 との意見があり、続いて採決をしましたところ、全員異議なく議案第28号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。2番 梶川議員。 (2番梶川議員登壇)
◆2番(梶川文代議員) 梶川文代です。議案第28号 平成26年度吹田市病院事業債管理特別会計予算について意見を申し述べます。 今議会の議案第9号の市民病院の借金の肩がわりを吹田市がするための特別会計を設置する条例案や議案第18号の一般会計予算中、たった6桁の数字だけしか提案されていない市民病院運営費負担金9億110万4,000円の予算などについては、それぞれの議案の討論採決の際に意見を申し述べたとおりでございますが、この議案についても、特別会計予算及び予算説明書の338ページに示されている前年度末現在高見込み額40億2,452万8,000円について、この金額について、再々に及ぶ確認をしたところ、正確には40億1,132万7,223円であり、この議案に載っております金額とは1,300万円の差があるということが明らかになりました。そして、その金額になるということは、先月2月中にはわかっていたにもかかわらず、一昨日まで隠し続けておられました。 それはさておき、この40億1,132万7,223円の借金の利息は8億5,945万1,044円であり、元金利息合計で48億7,077万8,267円、その内、平成14年以前の借金は14億1,622万4,826円であり、この内の3分の2が吹田市、すなわち市民に返済を御負担いただくことになる。また、平成15年以降からの借金は34億5,455万3,441円で、これも、この2分の1が吹田市、すなわち市民の負担となる。その市民に負担いただく額26億7,142万6,604円になりますが、それだけの大きな額の返済を市民に御負担いただくということを市民病院はよくよく認識しておくべきです。 また、これだけの御負担を市民におかけするからには、何のためにした借金なのかということ、そしてその利息も含めた金額、その内市民の皆さんに御負担をお願いする金額を今後は必ず公表、公開し、説明して、市民にしっかりと心からお願いするのが当然です。早急に対処、対応することを強く求めます。 それと、これまでは、私たち議会で予算や決算を審議する機会がありましたが、独法化するからと言って、これを免れることは断じて許せません。これまでの予算や決算審議にかわる方法、手段を早急に考え、提示なさることを強く求めます。 なお、中期計画だと言って、何年分もの、御自分たちの理想だか予定だか知りませんが、そんなもので済まそうなどとは思わないでいただきたいということを申し添えておきます。 なお、4月1日に提案があると聞いております中期計画の説明資料では、平成26年度から29年度、要は、建てかえになるのは30年度からですから、建てかえ前の期間、その間の予算の収入と支出の差は3億300万円、同じく平成26年度から29年度の収支計画では、純利益が12億8,200万円、同じく平成26年度から29年度の資金計画では、次期中期目標期間への繰越額が18億4,600万円となっており、いずれをとってしても利益が上がる、蓄えができるということになっておりますが、今議会で上程された市民病院の補正予算、その補正予算後の今年度の単年度利益は753万7,000円です。また、昨年度との収入と支出を対比すると、24年度の収入104億9,326万6,580円に対し、25年度の収入が107億4,023万円、その差2億4,696万3,420円が増となっておりますが、支出を見れば、平成24年度の支出が102億5,116万7,270円、25年度の支出が107億3,269万3,000円と、この支出のほうは4億8,152万5,730円の増となっております。 これだけのことをもってしても、今出されております中期計画は、実際とはほど遠い、具現性も実現性も低いものであると指摘しておき、現段階において本案に賛成することはできないと申し述べ、この後の採決は退席とさせていただきます。
○豊田稔議長 以上で討論を終わり、議案第28号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第28号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程44 議案第29号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、建設委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。32番 塩見議員。 (32番塩見議員登壇)
◆32番(塩見みゆき議員) 過日の本会議におきまして、建設委員会に付託されました議案第29号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 理事者の説明の後、委員から 1 地方公営企業会計基準の見直しに伴う予算編成上の変更点 2 給水収益が低下する中で、長期的視野で経営のあり方を検討する必要性 3 水道料金等への消費税増税分の転嫁を見直す可能性 4 業務量に見合った人員配置の必要性及び確実な技術継承 5 水道水中の放射性物質の測定体制及び同物質の検出状況 6 老朽化の進む施設や管路の更新計画 7 他部局や関係機関と連携した地下埋設工事の合理的な推進 8 災害時の給水体制及び備蓄水等の保有状況 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見としては 1 4月から予定されている消費税増税は、市民の暮らしに直接影響を及ぼす。質疑の中でも述べたが、国が見直せばというのではなく、身近な市民の暮らしの実態を見て、年度途中でも見直しを検討するよう要望し、本案に賛成する。 2 第2期アクションプランのスタートの年として、基幹管路や配水池の耐震化等、重要な事業が待たれている。さらに強化し、常に安心、安全という基本姿勢で水道水を供給するよう、強く要望しておく。 3 議案第40号も同意見であるが、水道事業会計における問題点として、固定資産の老朽化が激しく、耐震化工事の需要、また新規工事等がある中、経費削減、また業務委託についてもさまざまな取り組みを行ってきたが、今後、大幅な経費削減項目というのはなかなか見当たらない状況である。抜本的な対策が求められており、長期的に更新基準に当てはめた計画を明確にした上で、経営方針や考え方をわかりやすく、市民に見える形で示すことが必要になっている。 平成26年度予算についても、重要な工事が含まれており、市民が安心できるまちづくりの中で必要と考え、本案に賛成する。 4 平成26年度から、会計制度の変更ということで、当初から赤字予算が組まれている。旧来の会計制度でいえば、1,000万円の黒字会計予算ということであるが、今回、明らかになったのは、キャッシュフローの点でも毎年10億円余りが出ていくということであり、現状を見ても非常に厳しい経営状況であることがわかった。一方、維持管理費等の費用は毎年増大しており、これからかなり長い年月をかけて更新していかなければならない。 そのため、平成26年度を転機と考え、審議会等にも諮問しているということであるが、今後、中・長期にわたってどういった経営をしていくのか、大阪広域水道企業団との関係等も含めて、改めて早期に市民にわかるように示してほしいと考える。 以上の意見を述べて、本案に賛成する。 との意見があり、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第29号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第29号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第29号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程45 議案第42号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、財政総務委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。11番 川本議員。 (11番川本議員登壇)
◆11番(川本均議員) 過日の本会議におきまして、財政総務委員会に付託されました議案第42号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、平成26年度吹田市一般会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ8万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,128億2,463万8,000円にしようとするものであります。 本案に対する質問、意見は別段なく、続いて採決しましたところ、賛成者少数で議案第42号を承認しないことに決定をいたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第42号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は否決でありますので、原案について採決をいたします。 原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者少数であります。よって、議案第42号は否決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程46 議案第44号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、財政総務委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。11番 川本議員。 (11番川本議員登壇)
◆11番(川本均議員) 過日の本会議におきまして、財政総務委員会に付託されました議案第44号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、一般職の職員の給料を減額する特例を設けようとするものであります。 理事者の説明の後、委員から 1 課長代理級以下の職員給料減額割合の設定根拠 2 民間給与水準に改善の兆しがある中で、職員給料減額を行う妥当性 3 職員給料減額を引き続き行うことにより、職員のモチベーションが低下することへの懸念 4 市の財政状況が改善した場合に職員給料減額を継続する可能性 5 職員給料減額を実施した場合の本市ラスパイレス指数の見込み 6 本市ラスパイレス指数が100を超えた場合の本市財政に与える影響 などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見としましては 1 これまで27カ月間特例減額を行ってきたが、引き続き12カ月間事実上の延長を行おうとするものである。部長級の12.5%の給料減額を初め、係員では1.5%の減額率であり、役職段階に応じて減額率を設定し、給料減額の総額は1年間で約3億5,000万円となる。 ラスパイレス指数を引き下げるためとのことであるが、給料減額の規定は、分限・懲戒処分の対象としてのみ設定されている。吹田市職員の懲戒の手続及び効果に関する条例では、懲戒処分でも6カ月以下の期間で、減額率は10%以下とされている。しかも、分限・懲戒処分を行うためには、その公正さを担保するため、審査会も設置されている。職員の給料減額は、法律、条例で厳格な取り扱いを行うものとされ、あくまでも処分の対象とされてきた。 今回の特例減額については、市は行政の維新プロジェクトにおいて歳出抑制に取り組んでいるが、職員給料を引き下げても市民福祉の向上に全くつながらない。多々問題はあると思うが、労使合意を図るべく、一定の努力により得た結論であり、その合意を尊重し、やむなく賛成する。 2 職員給料の特例減額率を一部変更したが、1年間延長を実施する議案について、職員組合とも妥結しているため、基本的には賛成する。 ラスパイレス指数のみで職員給料が決まるわけではないとのことであるが、実際には、ラスパイレス指数100を超えないように、また大阪府内で上位にならないようにするための減額の提案であると理解する。 課長代理級以下の職員の減額率は以前より緩和されているが、課長級以上の減額率はそのままであり、しかも、他の職階よりも高い減額率となっている。管理職に相当する職員でも、これでは働きがいややる気も失せるのではないか、またこれから管理職を目指そうとする職員の志向もなえるものではないかと危惧する。 地方公務員法第24条第1項の、職員の給与は、その職務と責任に応ずるものでなければならないとの定めに反する給与とならないことが原則であり、特例であってもこの原則は踏まえるべきと考える。よって、地方公務員法に基づき適正に給与を規定すること及び職員がその給与に見合った職務と責任を果たすよう要望する。 との意見があり、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第44号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。4番 榎内議員。 (4番榎内議員登壇)
◆4番(榎内智議員) 議案第44号 吹田市一般職の職員の給料の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について意見を申し上げます。 4月から消費税の増税もあり、市民の負担が増大するこのようなときに、職員一人につき月額で約2万1,000円もの報酬アップをするなど、とんでもないことであります。 本案は、今年度末で期限が切れる暫定的な報酬カットを一部継続しようとする内容であるため、本案の反対はより多くの報酬アップを認めることになってしまうため、やむを得ず賛成するものであります。 そもそも報酬カットに期限を設けるべきではありません。期限つきであったカットを継続しようとするのに、またもや期限つきのカットであります。また、暫定カットのため、基本給のみのカットであり、ボーナスや手当はもとのままであります。職員にとって都合のいいカットの方法だと言わざるを得ません。 以上、意見を申し上げ、本案にやむを得ず賛成するものであります。
○豊田稔議長 以上で討論を終わり、議案第44号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第44号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程47 議案第45号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、各常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について各常任委員会委員長から報告を受けることにいたします。 まず、文教産業委員会委員長から報告を受けることにいたします。18番 野田議員。 (18番野田議員登壇)
◆18番(野田泰弘議員) 過日の本会議におきまして、文教産業委員会に付託されました議案第45号中所管分について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、平成26年度吹田市一般会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ4億3,921万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,123億8,542万7,000円にしようとするものであります。 本案に対する質問、意見は別段なく、続いて採決しましたところ、賛成者多数で議案第45号中所管分を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 次に、福祉環境委員会委員長から報告を受けることにいたします。25番 藤木議員。 (25番藤木議員登壇)
◆25番(藤木栄亮議員) 過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託されました議案第45号中所管分について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、平成26年度吹田市一般会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ4億3,921万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,123億8,542万7,000円にしようとするものであります。 本案に対する質問はなく、意見として 議案第18号 平成26年度一般会計予算で述べた意見と同趣旨で退席する。 との意見があり、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第45号中所管分を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 次に、建設委員会委員長から報告を受けることにいたします。32番 塩見議員。 (32番塩見議員登壇)
◆32番(塩見みゆき議員) 過日の本会議におきまして、建設委員会に付託されました議案第45号中所管分について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、平成26年度吹田市一般会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ4億3,921万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,123億8,542万7,000円にしようとするものであります。 本案に対する質問、意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第45号中所管分を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 次に、財政総務委員会委員長から報告を受けることにいたします。11番 川本議員。 (11番川本議員登壇)
◆11番(川本均議員) 過日の本会議におきまして、財政総務委員会に付託されました議案第45号中所管分について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、平成26年度吹田市一般会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ4億3,921万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,123億8,542万7,000円にしようとするものであります。 本案に対する質問、意見は別段なく、続いて採決しましたところ、賛成者多数で議案第45号中所管分を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第45号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第45号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程48 議案第46号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。25番 藤木議員。 (25番藤木議員登壇)
◆25番(藤木栄亮議員) 過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託されました議案第46号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、平成26年度吹田市
国民健康保険特別会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ250万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ375億7,957万6,000円にしようとするものであります。 本案に対する質問、意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第46号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第46号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第46号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程49 議案第47号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、建設委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。32番 塩見議員。 (32番塩見議員登壇)
◆32番(塩見みゆき議員) 過日の本会議におきまして、建設委員会に付託されました議案第47号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、平成26年度吹田市下水道特別会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ1,742万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ108億7,023万7,000円にしようとするものであります。 本案に対する質問、意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第47号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第47号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第47号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程50 議案第48号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、文教産業委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。14番 後藤議員。 (14番後藤議員登壇)
◆14番(後藤恭平議員) 過日の本会議におきまして、文教産業委員会に付託されました議案第48号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、平成26年度吹田市交通災害・
火災等共済特別会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ21万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ9,610万8,000円にしようとするものであります。 本案に対する質問、意見は別段なく、続いて採決しましたところ、賛成者多数で議案第48号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第48号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第48号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程51 議案第49号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、文教産業委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。14番 後藤議員。 (14番後藤議員登壇)
◆14番(後藤恭平議員) 過日の本会議におきまして、文教産業委員会に付託されました議案第49号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、平成26年度吹田市
勤労者福祉共済特別会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ13万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3,573万4,000円にしようとするものであります。 本案に対する質問、意見は別段なく、続いて採決しましたところ、賛成者多数で議案第49号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第49号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第49号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程52 議案第50号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。25番 藤木議員。 (25番藤木議員登壇)
◆25番(藤木栄亮議員) 過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託されました議案第50号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、平成26年度吹田市介護保険特別会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ665万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ230億4,627万1,000円にしようとするものであります。 本案に対する質問、意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第50号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第50号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第50号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程53 議案第51号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。25番 藤木議員。 (25番藤木議員登壇)
◆25番(藤木栄亮議員) 過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託されました議案第51号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 本案は、平成26年度吹田市
後期高齢者医療特別会計補正予算案であり、歳入歳出それぞれ221万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ44億3,227万円にしようとするものであります。 本案に対する質問、意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第51号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第51号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第51号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程54 議案第52号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、建設委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。32番 塩見議員。 (32番塩見議員登壇)
◆32番(塩見みゆき議員) 過日の本会議におきまして、建設委員会に付託されました議案第52号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。 理事者の説明の後、委員から消費税増税により市民負担がふえる中で、職員給料の減額割合を緩和することの是非及び水道部独自で職員給料等の金額を定める必要性などについて質問がありました。 以上が主な質疑項目であります。 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第52号を承認いたしました。 以上、報告を終わります。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第52号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、議案第52号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程55 請願第1号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。25番 藤木議員。 (25番藤木議員登壇)
◆25番(藤木栄亮議員) 福祉環境委員会に付託されました請願第1号について審査いたしましたところ、請願の趣旨を適当と認め、採択すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 報告どおり採択いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、請願第1号は採択されました。 この際、処理についてお諮りをいたします。 (「議長一任」と呼ぶ者あり) 議長一任との声がありますので、そのように決定いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議長一任と決定いたしました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程56 請願第2号を議題といたします。 本件につきましては、過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。25番 藤木議員。 (25番藤木議員登壇)
◆25番(藤木栄亮議員) 福祉環境委員会に付託されました請願第2号について審査いたしましたところ、請願の趣旨を不適当と認め、不採択すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。
○豊田稔議長 報告が終わりました。 委員長報告は不採択であります。 請願第2号について採決をいたします。 本件について採択することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者少数であります。よって、請願第2号は不採択と決しました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程57 議案第53号を議題といたします。 理事者の説明を求めます。市長。 (市長登壇)
◎井上哲也市長 ただいま御上程いただきました議案第53号 吹田市教育委員会委員の選任につきまして御説明申し上げます。 来る3月29日付をもって任期満了となられます小谷 泰教育委員会委員の後任につきましては、■■■■■■■■■■■■■にお住まいの谷口 学氏を選任いたしたく御提案申し上げるものでございます。 同氏は、お手元の経歴書にもございますとおり、昭和58年(1983年)に谷口歯科医院を開設され、現在は、大阪大学歯学会監事等として御活躍中でございます。また、本市休日急病診療所運営協議会委員、介護認定審査会委員、医療審議会委員としても市政に御協力いただくなど、人格、識見ともに本市教育委員会委員として最適の方と考え、御提案申し上げるものでございます。 よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。
○豊田稔議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第53号を採決いたします。 本件について同意いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第53号は同意されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程58 議案第54号を議題といたします。 理事者の説明を求めます。市長。 (市長登壇)
◎井上哲也市長 ただいま御上程いただきました議案第54号 吹田市固定資産評価審査委員会委員の選任につきまして御説明申し上げます。 来る3月29日付をもって任期満了となられます村上俊二吹田市固定資産評価審査委員会委員の後任につきましては、■■■■■■■■■■■■■にお住まいの上田茂久氏を選任いたしたく御提案申し上げるものでございます。 同氏は、お手元の経歴書にもございますとおり、1級建築士の資格を有され、現在、株式会社上田茂久・建築設計工房代表取締役として御活躍される一方、公益社団法人大阪府建築士会副会長を長年務められ、人格、識見ともに本市固定資産評価審査委員会委員として最適の方と考え、御提案申し上げるものでございます。 よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。
○豊田稔議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、議案第54号を採決いたします。 本件について同意いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第54号は同意されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程59 市会議案第1号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。26番 奥谷議員。 (26番奥谷議員登壇)
◆26番(奥谷正実議員) ただいま御上程されました市会議案第1号につきまして、議会運営委員会を代表いたしまして説明をいたします。 市会議案第1号は、市民病院の地方独立行政法人化に伴い、吹田市議会委員会条例の一部を改正し、常任委員会の所管事項について規定整備を行おうとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますよう、よろしくお願いをいたします。
○豊田稔議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第1号を採決いたします。 本件について原案どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、市会議案第1号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程60 市会議案第2号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。1番 中本議員。 (1番中本議員登壇)
◆1番(中本美智子議員) ただいま上程されました市会議案第2号につきまして、提案者を代表いたしまして説明いたします。 市会議案第2号は、市民ニーズの多様化により、地方自治体における議案審議の内容が複雑になる中、地方議会の執行機関に対する監視機能や政策形成機能を充実するため、国では平成18年の地方自治法改正がなされました。その一つとして、第100条の2において、専門的知見の活用に関する規定が改正され、議案における審査、事務の調査に関して、学識経験を有する者などを活用することができるようになりました。 吹田市議会議会改革特別委員会では、この専門的知見の活用について、平成23年度より検討を始め、他市事例の研究などを進めてまいりました。このたび、約1年間の議会改革特別委員会での議論を経て、今後、議案審議をさらに充実したものとするため、より柔軟に専門的知見の活用を図ろうとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。
○豊田稔議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。2番 梶川議員。 (2番梶川議員登壇)
◆2番(梶川文代議員) 市会議案、吹田市実費弁償条例の改正案について質問いたします。 まず、議会改革特別委員会でという、先ほどの説明がありましたが、私も議会改革特別委員会に所属をしておりまして、そこでも申し上げていたことなんですが、それを重ねて申し上げていきたいと思います。 まず、学識経験者の定義についてであります。 学識経験者の定義というのは、学問を学んだ経験があるという解釈がごく一般的であります。その場合、非常に幅の広いものであるということ、また出席していただく時間について、例えば4時間未満の場合は1万9,000円、4時間以上の場合は2万3,200円という要領の案もお示しにはなっているんですが、これについても、例えば来ていただいてお話を聞いたのが5分や10分だったらどうするのか、ないしは4時間1分か2分だったらどうするのか、そういったことについても申し上げてまいりました。 また、専門的知見を活用するという話でありますが、本条例案には、専門的知見という言葉もなければ、専門といった関連の文言も全く含まれておりません。それをもってすれば、何の目的で、何をしたいがために本条例案を改正したのかということが市民に御理解いただけるのか、それが伝わるのかということも非常に強く感じます。 以上の点について、提案者を代表しておられる議員さんの見解をお聞かせいただきたいと思います。
○豊田稔議長 1番 中本議員。 (1番中本議員登壇)
◆1番(中本美智子議員) お答えをいたします。 まず、学識経験を有する者とはということでございますが、学識経験を有する者というのを辞書で引いてみますと、専門領域の学問で評価を受け、豊富な経験と高い見識を持つと社会的に認められる人とのことです。今回の御提案でも、学識経験者とは、これらの専門領域での知識を有する方を想定するものであると考えております。 それから、2点目の出席要請をする時間について、もし来ていただいた時間が5分、10分だったりした場合はということでございましたが、学識経験を有する者の専門的知見を活用する案件について決定をするのは、この議会であります。したがって、質問議員が想定するような、例えば5分、10分で審議が終わるような内容の議案に関して、この条例の活用はしないのではないかという想定をしています。4時間1分だったらということもございましたが、もちろん、この運用に関しては、議会運営委員会も通しまして、どれぐらいの時間、どういった方に来ていただくかということを十分審議をした中で来ていただくということになるかと思いますので、御心配の点は大丈夫ではないかと考えております。 それから、3点目の、専門的知見と明記していないことと、また何のための条例案であるかの市民理解が得られないのではないかということに関してですけれども、専門的知見を明記していないという点については、先ほども、学識経験を有する者に関しての理解としまして、専門領域の学問で評価を受け、豊富な経験と高い見識を持つと社会に認められる方との解釈を述べました。一般的には、弁護士、公認会計士、医師、大学教授などが想定されますが、実際にこの条例を活用する場合は、先ほども申し上げたとおり、議会が学識経験を有する者として依頼する議案の内容に関して、専門的な知見を有するかどうかということを判断をいたしますので、明記をしていなくても問題はないものと考えております。 それから、市民理解の点についてですが、提案理由でも述べましたが、近年、市民ニーズの多様化により、地方自治体における議案審議の内容が複雑になっております。私たち議会には、執行機関に対する監視機能や政策形成機能を強化するという責務があります。その一環として国が地方自治法を改正しました。この議会機能の強化に関して、その運用については各地方自治体議会の自主性に任されています。今回、この条例案の制定は、今後、さらに吹田市議会の審議内容の充実や政策形成能力の向上が図られる一助となることは間違いないと考えておりますので、十分に市民の皆様には御理解いただけると考えております。 以上でございます。
○豊田稔議長 2番 梶川議員。 (2番梶川議員登壇)
◆2番(梶川文代議員) 今御答弁いただきました学識経験者の定義については、恐らく、三省堂の辞書のやつをお答えになったんだと思うんですけど、辞書というのは三省堂以外にもたくさんありますし、私が持っているものは、学識経験者というのは、本当に辞書の中ではないというか、大体、学識は、学問と見識とか学問と識見、そのところに経験者というようなものがついてくるというのがごくごく一般的でありまして、おっしゃっていることが全てそれで通るかといったら、そうではないということを申し上げておきます。 それと、例えばですけど、英語で学識経験者となりますと、例えばですけど、1点は、person with relevant knowledge and experienceとか、people of experience or academic standing、person of learning and experience、person with experience or an academic backgroundとか、ほかにもちょっといろいろあるんですが、要は、英語の世界では、学識経験者ということに関しては、決まった言い方はない。英語にはありません。専門的ということになりますと、大体、これはエキスパートであったりスペシャライズドナレッジということになったりというふうなことで、大体それは見てわかる、判断できることになりますので、やはり将来的なことも含めて専門的なことであるということがしっかりとわかり、明記しておくことが必要なんじゃないかなと、私は、そういったことも含めて、思っております。 専門的なことを聞きたいがために来ていただくんだということを、もちろん市民にも、そしてインターネット等の普及している時代の中でありますので、もちろんですけど、海外にもきちっとそれがつながっていく、通じるような状況にしておく必要があると思いますので、将来に向けては、やはりそういうのを修正、変更していく必要があるということも申し添えておきます。 それと、出席時間についてですが、4時間未満で1万9,000円。ただ、4時間しゃべるって大変ですよっていう。ただ、ほんと、お得感で言えば、やはり3時間59分59秒出ていただいたら一番お得ということになるんですが、そういうことについても、ただ、私は心配なのが、それを見たときに市民がどう感じるかということ。これに対して、確認でき切っていないところが大変不安でありますので、将来に向けてはこういったことを確認しておく必要があるのではないかということも申し添えておきます。 いずれにしても、市民のお金を、市民からいただいております、預かっております大切な税金を使って人をお呼びしていくということでありますので、この中では私一人だけがまだ理解、納得できていないよというような状況ではありますが、私と同じような人間がいるということも想定した上で、今申し述べた私の意見等も加味、吟味した上で、今後、しっかりと修正等をしていただきたいということをお願い申し上げ、発言を終わります。
○豊田稔議長 以上で質疑を終わります。 この際お諮りいたします。本件については委員会付託を省略し、即決いたしたいと存じます。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、本件については委員会付託を省略し、即決することにいたします。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。3番 生野議員。 (3番生野議員登壇)
◆3番(生野秀昭議員) 議案提案者の一人として賛成意見を述べます。 議案内容は、特別委員会内での議論では多数派であったことから、多数派の立場から少数意見の尊重を求め、賛成意見を述べます。 私は、昨年5月市議会において、委員会提案の議案に対する少数派の反対者として反論しましたところ、提案者を代表する発言者としてあるまじき個人の主観的感情の激高により、私への答弁もなく、不当な処分動議で反論をかわすといった人身攻撃に切りかえられ、質疑は打ち切られ、さらに議会人としての常識を疑う憲法第39条一事不再議に反する処分要求までが出されてしまいました。 その上、懲罰委員会の審議においても、憲法第31条に定められているように、我が国は罪刑法定主義、あらゆる刑罰、懲罰を決めるに当たっては法律の問題とされております。 私の場合、議事録を見てわかりますように、たった2ページの審議しかなされておりませんし、憲法や各法例、また会議規則や条例などと照らし合わせたような審議も一切なされておりません、さらに判例で禁じられている社交上の儀礼をもって懲罰が決められ、その上、なぜ陳謝と決まったのか、法的根拠が全く示されておりません。 また、侮辱していないと弁明したにもかかわらず、事務局作成の、侮辱しましたという陳謝文朗読を一方的に強要され、多数決による反論者の基本的人権を侵す行為、憲法第12条に反する権利の濫用、まさに、これこそ刑法第231条侮辱罪に相当するむごい少数派への仕打ちでありました。 政治とは絶対性がなく、近代哲学では、議会制民主主義のもと、多数決原理と少数意見の尊重とは、最終的には多数決により必ず多数派の意向が採用されるものの、採用されない反論や少数意見の中にも立場の違った正論が必ず存在するという考えで、順序は少数意見の尊重が先で、多数決の原理はその後であります。しかし、私の場合は、先に多数決の原理が働き、黒いカラスが白くなり、白い生野は黒くなり、刑法に反する違法な懲罰が科せられ、憲法で保障された少数意見としての反論、表現の自由は、完全に抹殺されてしまいました。 私は、このたびの提案では、恐らく、多数派である提案者の一人として、反対者の反論、少数意見の尊重に対しては真摯に受けとめ、反論されたからと言って、大人げない感情の激高で、多数派の横暴、多数派を背景とした多数決の原理、権利の濫用で人をおとしめるといった不当な動議や違法な処分要求などは決して行いません。 はや、皆様も御承知のとおり、昨日、静岡地裁で袴田事件の再審と勾留停止が決まり、袴田さんは東京拘置所から釈放されました。私の場合は、袴田事件と程度こそ比較になりませんが、議長に対し、本会議で3回、これで4回目、また議長と議会運営委員長に書面をもって再議を求めておりますが、いまだナシのつぶてのほったらかしであります。 早急に再議されることを改め要望し、以上の観点から、私は、このたびの議員提案に対する反論や反対者に対して、我々議員みずからが議員みずからの首を絞めるような、表現の自由や言論の自由を否定するようなことが二度と起こらないよう注意し、本議案に対しての賛成意見とします。
○豊田稔議長 以上で討論を終わり、市会議案第2号を採決いたします。 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者全員でございます。よって、市会議案第2号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程61 市会議案第3号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。26番 奥谷議員。 (26番奥谷議員登壇)
◆26番(奥谷正実議員) ただいま御上程されました市会議案第3号につきまして、議会運営委員会を代表いたしまして説明をいたします。 市会議案第3号は、平成26年2月24日付で市長から意見を求められました人権擁護委員の推薦に関する意見でありますが、本市議会の意見は、清岡隆文氏、田原元宏氏、矢橋良栄氏につきまして、適任であるとするものであります。 よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いをいたします。
○豊田稔議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第3号を採決いたします。 本件について原案どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、市会議案第3号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程62 市会議案第4号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。23番 村口議員。 (23番村口議員登壇)
◆23番(村口始議員) ただいま上程されました市会議案第4号につきまして、提案者を代表いたしまして説明いたします。 市会議案第4号は、政府及び国会に対し、患者負担の大幅軽減等を求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。
○豊田稔議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第4号を採決いたします。 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、市会議案第4号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程63 市会議案第5号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。23番 村口議員。 (23番村口議員登壇)
◆23番(村口始議員) ただいま上程されました市会議案第5号につきまして、提案者を代表いたしまして説明いたします。 市会議案第5号は、政府及び国会に対し、手話言語法(仮称)の早期制定を求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。
○豊田稔議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第5号を採決いたします。 本件について原案どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、市会議案第5号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程64 市会議案第6号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。23番 村口議員。 (23番村口議員登壇)
◆23番(村口始議員) ただいま上程されました市会議案第6号につきまして、提案者を代表いたしまして説明いたします。 市会議案第6号は、政府及び国会に対し、
泉南アスベスト国家賠償請求訴訟の早期全面解決を求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。
○豊田稔議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第6号を採決いたします。 本件について原案どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、市会議案第6号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程65 市会議案第7号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。23番 村口議員。 (23番村口議員登壇)
◆23番(村口始議員) ただいま上程されました市会議案第7号につきまして、提案者を代表いたしまして説明いたします。 市会議案第7号は、政府及び国会に対し、集団的自衛権行使容認の解釈改憲を行わないよう求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。
○豊田稔議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第7号を採決いたします。 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、市会議案第7号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程66 市会議案第8号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。26番 奥谷議員。 (26番奥谷議員登壇)
◆26番(奥谷正実議員) ただいま御上程されました市会議案第8号につきまして、提案者を代表いたしまして説明をいたします。 市会議案第8号は、政府及び国会に対し、容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための法律の制定を求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。
○豊田稔議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第8号を採決いたします。 本件について原案どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、市会議案第8号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程67 市会議案第9号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。23番 村口議員。 (23番村口議員登壇)
◆23番(村口始議員) ただいま上程されました市会議案第9号につきまして、提案者を代表いたしまして説明いたします。 市会議案第9号は、政府及び国会に対し、労働者保護ルール改悪反対を求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。
○豊田稔議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第9号を採決いたします。 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者多数であります。よって、市会議案第9号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程68 市会議案第10号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。26番 奥谷議員。 (26番奥谷議員登壇)
◆26番(奥谷正実議員) ただいま御上程されました市会議案第10号につきまして、提案者を代表いたしまして説明をいたします。 市会議案第10号は、政府及び国会に対し、微小粒子状物質(PM2.5)に係る総合的な対策の推進を求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いをいたします。
○豊田稔議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第10号を採決いたします。 本件について原案どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、市会議案第10号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程69 市会議案第11号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。26番 奥谷議員。 (26番奥谷議員登壇)
◆26番(奥谷正実議員) ただいま御上程されました市会議案第11号につきまして、提案者を代表いたしまして説明をいたします。 市会議案第11号は、政府及び国会に対し、食の安全・安心の確立を求める意見書を提出しようとするものであります。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いをいたします。
○豊田稔議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第11号を採決いたします。 本件について原案どおり承認いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、市会議案第11号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程70 常任委員会の所管事項に関する事務調査についてを議題といたします。 本件につきましては、各常任委員会委員長から調査事項について、別紙お手元に配付いたしてあります常任委員会の所管事項に関する事務調査一覧表のとおり、平成27年3月31日まで閉会中も調査したい旨の申し出があります。 各常任委員会委員長の申し出のとおり、許可いたしましても御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、さよう決しました。----------------------------------- 常任委員会の所管事項に関する事務調査一覧表 平成26年3月定例会 (2014年)常任委員会調査事件調査期限財政総務1 防災・防犯行政について
2 広報に関する施策について
3 行政管理、行財政改革について
4 財政運営について
5 情報化施策について
6 情報公開、個人情報保護施策について
7 市民生活行政について
8 消防行政について平成27年
(2015年)
3月31日文教産業1 教育施設の充実等学校教育行政について
2 地域教育行政について
3 体育振興行政について
4 人権啓発、非核平和、男女共同参画社会の推進について
5 文化振興施策について
6 コミュニティ施策について
7 市民自治の推進について
8 就労支援等労働施策について
9 産業振興施策について同上福祉環境1 高齢者、障がい者等福祉行政について
2 子育て支援等児童福祉行政について
3 介護保険事業について
4 国民健康保険、保健、医療行政について
5 廃棄物処理行政について
6 環境保全行政について同上建設1 道路等の整備及び交通安全対策について
2 建築・開発指導、住宅政策、都市景観行政について
3 まちづくり行政について
4 公園整備、緑化推進について
5 下水道事業について
6 水道事業について同上-----------------------------------
○豊田稔議長 お諮りいたします。この際、別紙お手元に配付いたします日程2件を日程に追加し、議題といたしたいと存じます。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、別紙お手元に配付いたしました日程2件を日程に追加し、議題とすることに決しました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程71 市会議案第13号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。33番 柿原議員。 (33番柿原議員登壇)
◆33番(柿原真生議員) ただいま上程をされました市会議案第13号 井上市長に対する問責決議について、提案者を代表いたしまして説明をいたします。 提案理由でありますが、一つ目は、
グリーンニューディール基金事業の疑惑に対し、みずから改善する姿勢が見られないということです。2点目は、二元代表制を無視した議会対応を行っているということであります。 本市議会は、井上市長に対し、昨年の12月定例会で、政治資金収支報告に関し猛省を促す問責決議を可決をいたしましたが、再度、井上市長の市政運営と議会対応について地方自治の精神にもとる、こういうことで再度猛省を促すという決議を提案をするものです。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますよう、よろしくお願いいたします。
○豊田稔議長 説明が終わりました。質問を受けることにいたします。6番 足立議員。 (6番足立議員登壇)
◆6番(足立将一議員) お許しをいただきまして2点質問させていただきます。 まず1点目でございますが、理由の1において、100条調査特別委員会の報告を取り上げておられますが、市長に対して、その報告書の中で、800万円の損害を賠償すべきという点と、あと、違法であったという結論も書いてあったと思うんですけども、そのことについて市長が対応されていないというふうに私は本議会で感じたんですけども、そのことについてどう思われているかというのが1点。 もう1点なんですけども、二元代表制を無視した議会対応ということで、つい先日も審議を無視して撤回するというようなことをされたんですけども、前回12月の議会で問責決議を出してと、問責決議というのは基本的に法的拘束力がないので、恐らく従っておられないのだろうなというふうに思うんですけども、それに対して、また再度猛省を促して、また従っておられない場合というのは、次はどのように対応をされるのか、この2点について伺います。
○豊田稔議長 33番 柿原議員。 (33番柿原議員登壇)
◆33番(柿原真生議員) まず、2点御質問いただきました。 100条委員会の報告書で、市長に対して800万円の賠償を求めるということについて、触れていないけれども、どう思われているのか、どうするのかということですね。 まず、触れていない理由なんですけれども、3月4日、定例会の初日にこの100条調査委員会の報告書を議決をいたしました。市長に対しては、少なくとも800万円の損害を吹田市に与えたとして賠償をする責任があるということは、既に議会の機関意思を、この議決ということをもって決定をしておりますので、重ねて決議をするということをする必要はないので、今回はあえて触れておりません。まず、触れていない理由ですね。 そこで、今の時点では、市長が適法な契約であったというふうに、この議場でもやりとりがありましたけれども、その根拠の一つとして挙げられているのが、吹田市のガバナンス推進委員会の報告書であります。 しかし、議員ももうよく御承知なんですけれども、このガバナンス推進委員会と、そして100条委員会の報告書の事実認定ですとか法的な解釈において、幾つも判断が分かれているところであります。この点については、今回の定例会で副市長が、精査をする旨の御答弁をされています。それをまだ今はされていないというふうに思っていますので、それを受けてですね、改めてどうするのか、この点がまず明らかにならないと、どうしていくのかということについては、今はちょっとお答えできませんので、その時点でまた検討をしたいなというふうに思っています。 それから、2点目の、市長が決議をしても守らない場合はどうするのかということです。 まず、議決をする前からですね、守らない場合ということは、想定はしておりません。しかし、議員がおっしゃられるように、この、今提案している問責決議というのは法的拘束力を持ちません。ですから、守らない場合という可能性もあります。新たな対応を考える必要が当然出てきます。ただ、その際にですね、議会の中でだけどうするということではなくて、そういったことも含めて市民の皆さんに知らせて、そしてこの後、この決議が議決をされましたら、この決議を力に、議会の中だけでなく、外での世論形成も含めて行って、市長に守っていただくように、私も提案者として努力をしていきたいというふうに思っています。 そのためには、この決議がより多くの皆さんに御賛同いただければ、より重みが増すのではないかというふうに思っておりますので、一人でも多くの議員の皆さんの御賛同をいただけたらというふうに思っています。よろしいでしょうか。 以上です。
○豊田稔議長 以上で質疑を終わります。 この際お諮りをいたします。本件については委員会付託を省略し、即決いたしたいと存じます。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、本件については委員会付託を省略し、即決することにいたします。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第13号を採決いたします。 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立) 起立者全員であります。よって、市会議案第13号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○豊田稔議長 次に、日程72 市会議案第14号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。6番 足立議員。 (6番足立議員登壇)
◆6番(足立将一議員) ただいま上程されました市会議案第14号 井上市長に対する不信任決議について説明いたします。 まず、この議案につきましては、最も重要であると考え、第1番に持ってきていただくことを議会運営委員会にお願いいたしました。また、議会運営委員会の決定で、一番最後に回ることとなりました。最も重要であるということと、加えて、私は、退席者が3分の1を超えて採決できなくなってしまうのではないか、そういうおそれも考えておりました。といいますのも、おととしの11月に同じような不信任決議案が提出された際は、100条委員会の結論を待ってからというようなさまざまな御指摘を受けて、退席者が3分の1を超え、採決できませんでした。同じようなことは二度と繰り返してはならない、そういうふうに思い、議案を第1番に回させていただこうと思った次第でございます。 今回の不信任決議につきましては、私は、吹田市議会の矜持を守るために提出させていただいております。 理由といたしましては、まず井上市長は、政治資金の問題、領収書偽造問題や、あるいは維新の会からの寄附、その未記載について、政治資金がどのように動いたのか、全く明らかにならない状況で、説明を求めても全員協議会を欠席し、そしてそれを受けて、問責決議案、12月議会に全会一致でそのことを指摘する問責決議を出しましたが、この3月議会においても全く姿勢は変わりませんでした。その姿勢を受けて、やはり政治と金の問題、そういったことにしっかりと市民の方々に説明していただきたい、それができない人に対しては、やはり信任はできない、そういう点が理由の一つでございます。 もう1点は、100条調査特別委員会に対する対応についてでございます。 私どもは、市長の後援会関連企業との単独随意契約の問題を受けて、それを調査いたしました。調査は思っていたよりも難航し、何百時間という時間をかけて、そして何百万円というお金をかけて調査をし、そして結論といたしまして、当該単独随意契約は違法であり、そして800万円の損害が市に発生しており、市長はそれを賠償すべきという結論を導き出すことができました。 ただ、市長は、それを受けて議会質問させていただきましたが、全く無視した対応をされておられます。ガバナンス委員会と100条委員会で法的見解が異なる点につきましても、私は、裁判を起こされてはいかがですかと、裁判所でどちらが正しいか認定されてはどうですかと、そういった主張もさせていただきましたが、それも一切鼻にかけず無視をする。それどころか、この100条調査特別委員会の結論に対して、残念であるという評価すら下されました。 これら一連の行動は、全て、問責決議にしてもそうです、100条委員会の調査結果にしてもそうです、法的拘束力を持たないがゆえの市長の行動である、そのように私は考えております。非常に、議会の決定、全会一致の議会の決定に対して、非常に軽んじられた対応をとられた、そのように私は考えております。 本来このような態度に対しては、二元代表制を担う一翼として、議会が一丸となって戦わなければならない状況である。にもかかわらず、どんどん崩されていく、そういった状況も目の当たりにしました。 今回、再度申し上げますが、私たち議会は、市長のこのような態度、市民の信頼を裏切り、そして議会を軽視する、そのような態度に対して不信任決議を成立させるべき、そのように考えて、今回提案させていただきました。私はまだ1期目でございまして、そしてこの議会の中では最年少でございます。政治家としての先輩、そして人生としての先輩の皆様に伏してお願い申し上げます。ゆめゆめ退席されずに、この不信任決議、賛成、反対どちらでも構いませんので、採決しないというような結論をとるのではなく、必ずどちらかの意見を出して、吹田市議会としてこの問題に結論を出していただきたい、そういうことをお願い申し上げて、私の提案を終わらせていただきます。 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますよう、よろしくお願いいたします。
○豊田稔議長 説明が終わりました。 質問を受けることにいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質問なしと認め、質疑を終わります。 この際お諮りいたします。本件については委員会付託を省略し、即決いたしたいと存じます。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、本件については委員会付託を省略し、即決することにいたします。 討論に入ります。意見を受けることにいたします。29番 坂口議員。 (29番坂口議員登壇)
◆29番(坂口妙子議員) 公明党を代表して、本議会に提案された井上市長に対する不信任決議に対して意見を述べます。 3月定例会初日に100条調査特別委員会がまとめた調査報告書が吹田市議会全会一致で承認されました。この報告書内容については、調査内容の詳細や判断等についても説得力のあるものとなっていますが、100条委員会の調査権は証言を求める範囲であり、捜査権の伴わない調査ではおのずと限界があり、市長の関与や指示については疑惑にとどまる結論となっています。 3月定例会で多くの議員から調査報告書の内容に関連した質問が出ております。しかし、市長や理事者の答弁は、ガバナンス推進委員会の報告書等や以前の答弁を踏襲したものであり、疑惑の払拭につながる答弁はありませんでした。 一連の問題について、疑惑の範疇を超える答弁が得られなかったこと、刑事告発されている結果も出ていないこと、また環境省の見解等も出ておりません。現段階は不信任決議案に対する決定的な判断材料に欠ける状況であると言えます。 提案会派の不信任決議案に対しては、市長の真摯な説明責任が不足していることは理解できますが、市長の議会や市民に対する背信行為や虚偽が証明できているとは言えません。現段階で、市長に対する不信任決議案に対して、議決する合理的理由が不足していると判断いたしました。 以上の理由により、現時点で党として判断すべき内容ではないとの結論に至り、退席をいたします。
○豊田稔議長 31番 倉沢議員。 (31番倉沢議員登壇)
◆31番(倉沢恵議員) 市会議案第14号 井上市長不信任決議について、日本共産党議員団を代表して意見を述べます。 1点目。井上市長の公共事業をめぐる疑惑については、市議会は全会一致で真相究明に当たってきました。その結果、グリーンニューディール基金に係る調査特別委員会報告書がまとめられ、全会一致で市長の責任を厳しく指摘をしました。 報告書は、結論として、この契約手続は入札業務に関する一般原則に反し、補助金適正化法第11条に定めた、補助事業執行に関する善良な管理者たる注意義務に反すること。市長の関与については、背景には何らかの大きな意向、指示があったのではないかと疑わざるを得ない、井上市長の関与の疑惑については払拭できなかったとしました。また、井上市長は、今回の不適正な補助金執行により、少なくとも800万円の損害を吹田市に与えたので、吹田市に賠償する責任があるとしました。よって、市長の責任は極めて重いと言えます。 2点目。今、井上市長がとるべき態度は、100条調査特別委員会の報告を真摯に受けとめ、報告書の結論を尊重し、市民に納得してもらえる説明を果たすことであります。また、地方自治の二元代表制のもとで、市長と議会は吹田市政をよりよくするため、お互いの立場を尊重し、予算や施策決定に当たっては、合意と納得の努力を積み重ねなければなりません。にもかかわらず、井上市長はその努力をせずに、強引な市政運営で市民生活に混乱を招いていることは責任重大であります。 よって、今の井上市長に対しては、問責決議が最も妥当であると思います。 3点目。今回、不信任決議が提出されていますが、提案者から、今後の吹田市政のあるべき姿については具体的に示されず、また市民生活にかかわる新年度当初予算議会での審議よりも政争が優先されるような議会になりつつあることは、極めて遺憾であります。我が党は、井上市長が反省と謝罪を市民に明らかにしない限り、断固として引き続きその責任を問うことを明言します。 以上の立場を明らかにし、今議会における市長不信任案の採決には加わらず、退席をいたします。
○豊田稔議長 2番 梶川議員。 (2番梶川議員登壇)
◆2番(梶川文代議員) 先ほどの提案者の代表の方の提案理由等をお聞きしておりました。その中において、昨日の話が出てまいりました。昨日は、若い方、1期の方が一生懸命頑張っておられるなと、私もしっかりとおつき合いをさせていただいたつもりであります。夜も11時半過ぎまででしたよね、ほぼ丸一日。 最後のほうで、ほんとにお願いしますということで、頭を下げて頼んでおられましたけど、昨日のことについては、やはりつき合ってくれた皆様に対するお礼も言っていただきたかったし、それによって迷惑をかけた人たちもおられる、その人には一言ぐらいの陳謝の言葉を述べるのが大人の常識ではないかと感じましたので、苦言を呈すようで何なんですが、一言それを申し上げたいと思い、壇上に上がらせていただきました。 今後も頑張っていただきたい、そのような思いも込めて言っているというふうに理解をしていただきたいとお願い申し上げ、私の発言を終えます。
○豊田稔議長 7番 池渕議員。 (7番池渕議員登壇)
◆7番(池渕佐知子議員) すいた市民自治の池渕佐知子です。意見を簡単に述べます。 これまで、市長の不信任については、まず100条委員会の報告書をまとめることを優先し、判断を後に送ってきました。100条委員会の一人の委員として、多くの時間と労力を費やし、調査し、報告書をまとめてきました。精いっぱいのことをしてきたと自負しています。 しかしながら、今回の100条委員会の報告書をもって不信任決議に賛成できるか否か、物すごく、本当に逡巡いたしました。先ほど提案者の方は、この議場に残って、賛成もしくは反対をしてほしいと、退席することはやめていただきたいというふうにお願いされましたが、私としては、本当にどちらを選ぶことも、今現在、ほんとの本心としてできません。 いろいろ逡巡いたしましたが、結論に至らないことから退席させていただきたいと思います。退席することも一つの結論だということを御理解いただきたいと思います。
○豊田稔議長 この際注意をいたします。定足数を欠くおそれがありますから、退席しないよう願います。 暫時休憩をいたします。 (午後7時52分 休憩)----------------------------------- (休憩後は会議を開くに至らなかった) 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。吹田市議会議長豊田 稔 吹田市議会議員吉瀬武司 吹田市議会議員玉井美樹子...