池田市議会 2022-06-06
06月06日-01号
令和 4年 6月
定例会議事日程 令和4年6月6日 午前10時
開議日程議案番号件名 前正副議長に対する感謝状の贈呈について 永年勤続議員に対する
全国市議会議長会からの表彰状伝達について第1報告第5号令和3年度池田市
水道事業会計予算繰越計算書について第2報告第6号令和3年度池田市
公共下水道事業会計予算繰越計算書について第3報告第7号令和3年度池田市
一般会計繰越明許費繰越計算書について第4報告第8号令和3年度池田市一般会計事故繰越し
繰越計算書について第5議案第49号令和4年度池田市
一般会計補正予算(第3号)第6議案第40号池田市
総合計画基本構想の議決に関する条例の制定について第7議案第41号池田市
後期高齢者医療に関する条例の一部改正について第8議案第42号池田市
子ども医療費の助成に関する条例の一部改正について第9議案第43号池田市
建築基準法施行条例の一部改正について第10議案第44
号池田市立養護老人ホーム条例の廃止について第11議案第45号動産の取得について第12議案第46号損害賠償の額を定めることについて第13議案第50号令和4年度池田市
一般会計補正予算(第4号) 第14議案第47号池田市
公平委員会委員の選任について第15議案第48号池田市
固定資産評価審査委員会委員の選任について第16諮問第1
号人権擁護委員の推薦に関する諮問について第17
一般質問出席議員 1番 下窄 明 2番 藤本昌宏 3番 西垣 智 4番 守屋大道 6番 安黒善雄 7番 三宅正起 8番 石田隆史 9番 中田正紀 10番 浜地慎一郎 11番 小林義典 12番 荒木眞澄 13番 坂上昭栄 14番 小林吉三 15番 山元 建 16番
藤原美知子 17番 前田 敏 18番 多田隆一 19番 細井 馨 20番 川西二郎 21番
山田正司説明員 市長 瀧澤智子 副市長 岡田正文 副市長 石田健二 教育長 田渕和明
病院事業管理者 福島公明
上下水道事業管理者 増井文典 市長公室長 西山 真
総合政策部長 水越英樹 総務部長 塩川英樹
市民活力部長 高木勝治 福祉部長 綿谷憲司 子ども・健康部長 藤井彰三
まちづくり推進部長 根津秀徳
都市整備部長 西村俊二 消防長 金井博司
上下水道部長 吉村 寛 教育次長兼管理部長
亀井隆幸本会の書記 事務局長 桝野祐子
事務局長代理 太田原慎也 事務局主幹 小畑雄大 事務局副主幹 脇
啓--------------------------------------- 市議会諸般報告事項◯2月28日
市議会定例会 市議会だより
編集特別委員会 ・3月定例会号(179号)の編集について
各派代表者会議 ・追加議案の提出等について
議会運営委員会 ・追加議案の提出等について◯3月7日
市議会定例会継続会◯3月8日
市議会定例会継続会◯3月10日
土木消防常任委員会 ・付託議案の審査◯3月14日
厚生常任委員会 ・付託議案の審査◯3月15日
文教病院常任委員会 ・付託議案の審査◯3月16日
総務常任委員会 ・付託議案の審査◯3月29日
各派代表者会議 ・3月
定例会継続会について
議会運営委員会 ・3月
定例会継続会の運営について
市議会定例会継続会◯4月7日 市議会だより
編集特別委員会 ・3月定例会号(179号)の編集について◯4月14日 市議会だより
編集特別委員会 ・3月定例会号(179号)の編集について
近畿市議会議長会定期総会前理事会(於
シティプラザ大阪) ・
近畿市議会議長会定期総会の運営等について
近畿市議会議長会定期総会(於
シティプラザ大阪) ・令和4年度
近畿市議会議長会会計予算等について◯5月11日
青風会議員団代表者交代 (
川西二郎議員から
山田正司議員へ)
議会運営委員会委員(
川西二郎委員)辞任許可
議会運営委員会委員(
山田正司委員)選任◯5月13日
各派代表者会議 ・5月臨時会について
議会運営委員会 ・5月臨時会の運営について◯5月16日
自民同友会議員団代表者交代 (
小林義典議員から
細井馨議員へ)
公明党議員団代表者交代 (
多田隆一議員から
荒木眞澄議員へ)
議会運営委員会委員(
小林義典委員、
多田隆一委員)辞任許可
議会運営委員会委員(
細井馨委員、
荒木眞澄委員)選任
全国自治体病院経営都市議会協議会(於
都市センターホテル) ・令和4年度事業計画(案)及び予算(案)等について◯5月18日
市議会臨時会 各派代表者会議 ・議会役員の選出等について
議会運営委員会 ・5月臨時会の運営等について◯5月23日 茨木市(大阪府)視察来庁 (3名
学校給食センターについて)◯5月25日
全国市議会議長会定期総会(於
東京国際フォーラム) ・新役員の選出及び令和4年度予算等について◯5月27日
全国民間空港所在都市協議会総会(於
都市センターホテル) ・令和4年度
協議会事業計画等について◯6月2日
各派代表者会議 ・6月定例会について
議会運営委員会 ・6月定例会の運営について--------------------------------------- 午前10時00分 開会・開議
○
小林義典議長 おはようございます。 去る5月30日告示のありました
本市定例会をただいまより開きます。 まず、事務局長より出席議員数並びに諸般の報告をさせます。
議会事務局長。
◎
議会事務局長(桝野祐子) 御報告いたします。 ただいま御出席は20名、全員でございます。 なお、お手元に
池田市議会の諸般の報告事項をプリントで配付しておりますので、よろしくお願い申し上げます。以上でございます。
○
小林義典議長 次に、本日の会議録の署名議員を指名いたします。 4番
守屋大道議員 15番 山元 建議員 の両議員にお願いいたします。 次に、今議会の議事運営について、
議会運営委員会の結果を、
議会運営委員会副委員長より御報告願います。中田正紀副委員長。 (
中田議員-議会運営委員会副
委員長-登壇)
◆
議会運営委員会副委員長(中田正紀) 去る6月2日、
議会運営委員会を開きましたので、その結果を御報告いたします。 まず、今議会の会期につきましては、6月6日から28日までの23日間とし、
議案審議方法につきましては、報告案件4件、補正予算1件、人事案件3件を除く8議案は
関係常任委員会に審査付託することになっております。 次に、議事の順序につきましては、お手元の議事日程表の順により、本日は、まず前正副議長に対する感謝状の贈呈、永年勤続議員に対する
全国市議会議長会からの表彰状の伝達を行った後、日程第1から第4までの報告案件を順次審議することになっております。 次に、日程第5の議案を審議の上、即決した後、日程第6から第13までの議案を順次上程し、提案説明、質疑の後、それぞれの
関係常任委員会に審査付託することになっております。
常任委員会につきましては、8日に
土木消防常任委員会、9日に
厚生常任委員会、13日に
総務常任委員会をそれぞれ開催願う予定をいたしております。 次いで、継続会は27日と28日を予定いたしており、
委員長報告、討論、採決、そして人事案件を審議し、引き続き一般質問を行うことになっております。
一般質問要旨の提出は、14日の午前9時から午前11時までと決定いたしております。 請願・陳情につきましては、締切期限である3日の午後5時までに提出のあった受付番号1、
シルバー人材センターに対する支援を求める意見書の採択を求める請願、受付番号2、
インボイス制度(
適格請求書等保存方式)の導入中止を求める意見書の採択を求める請願については、それぞれ
総務常任委員会に審査付託し、それ以後に提出されたものは、議会閉会中の
委員会付託とすることに決定しております。 さらに、意見書案の提出は、15日の正午までとなっております。 終わりに、27日、再度、
議会運営委員会を開催することになっております。 以上、
議会運営委員会の報告を終わります。
○
小林義典議長 ただいまの報告の順序で議事を運営いたしますので、よろしくお願いいたします。 まず、去る5月臨時会におきまして満場一致で決議されました、前正副議長に対する感謝状の贈呈を行います。 まず、
前田敏議員、前へどうぞ。 感謝状 前田 敏様 あなたは令和3年5月本
市議会議長に就任以来、卓越した手腕を大いに発揮され、議会の円滑な運営に尽力されました。 その功績は誠に顕著であります。 ここに本市議会の決議により、謹んで感謝の意を表します。 令和4年6月6日
池田市議会 (小林(義)議長より前田前議長に
感謝状贈呈) (拍手起こる) 次に、
西垣智議員、前へどうぞ。 感謝状 西垣 智様 あなたは令和3年5月本市議会副議長に就任以来、卓越した手腕を大いに発揮され、議会の円滑な運営に尽力されました。 その功績は誠に顕著であります。 ここに本市議会の決議により、謹んで感謝の意を表します。 令和4年6月6日
池田市議会 (小林(義)議長より西垣前副議長に
感謝状贈呈) (拍手起こる) では、前田敏前議長より御挨拶をいただきます。
前田敏議員。 (
前田議員-登壇)
◆
前田敏議員 ただいま皆様の御賛同を得まして、
小林義典議長から感謝状を賜りました。本当にありがとうございました。 私の1年間は、
西垣智議員にも支えていただいて、大過なく過ごさせていただいたというふうに思っております。たまたま私の巡り合わせかと思いますけれども、議長に就任をさせていただいて2回目でございましたけれども、1回目のときにも、2回目のときにも、市長の辞職願を受理する議長でございました。いろいろなことがあった、細かいことは申し上げませんけれども、そういったときにという意味では、この1年間、様々な過去にもなかったことを経験をさせていただいたというふうに思っております。 6月の議会に向けて様々なこともありましたけれども、8月には御承知のように市長選挙がありました。議員2名が新しい
まちづくり、市のために頑張ろうということで挑戦をいただいて、新たに瀧澤市長が誕生いたしました。 そうした中で、9月には議会の総意に基づいて、いわゆる
ハラスメント条例という形で、1年前、2年前の教訓を糧に、皆様の賛同を得て条例が制定できたということも1つの大きな出来事ではなかったかなと思っております。 コロナ禍ということで、本当に多田元議長をはじめ、前年の議長も大変な状況の中で、様々な行事が中止になりながら、そして交流もできなかったという1年でございましたけれども、やっと今年の春ぐらいからコロナ禍も縮小しながら、陽性者の患者も減ってきたということで、
まん延防止等重点措置や、あるいは様々な規制も解除されてきたという状況でございます。 そうした中で、今年は2月から、御承知のとおり、ロシアの
ウクライナ侵攻ということで、世界的に様々な問題を投げかけました。それだけではなくて、自然環境の破壊を含めて、大きな災害の発生ということで、全世界、地球規模で食料問題や原材料の調達等を含めて大きな話題を提供しております。 特に今年は第7次の総合計画の策定ということがありますけれども、本当に環境が変わる中、これからの10年をどう見据えていくかということで、この1年間、議員の皆さん、それぞれに御尽力いただかねばならないというふうに思っているところであります。 私たちの日常活動は、足元では市民の皆様に一生懸命頑張ろうということでありますけれども、基本は私たちの住んでいるこの日本の国ということでありますし、先ほど申し上げた世界の様々な経済、環境、社会情勢に目を向けながらその取組を進めていくというのが我々の議員の立場だと思っております。 この議員の任期、あと残された1年でございますけれども、様々な取組を皆様と一緒に、議会としての取組を進めてまいりたいと思っておりますので、引き続きの皆様方の御指導、御鞭撻をお願い申し上げたいと思います。 感謝状を頂くに当たりまして、言葉足らずでありますけれども、お礼の御挨拶とさせていただきます。本日はありがとうございました。 (拍手起こる)
○
小林義典議長 次に、西垣智前副議長より御挨拶をいただきます。
西垣智議員。 (
西垣議員-登壇)
◆
西垣智議員 一言お礼の御挨拶を述べさせていただきます。 副議長という大役を務められたのは、先輩議員、同僚議員の支え、指導をいただき、また
議会事務局の職員の皆さんには、私の至らぬところを日頃より陰から補佐していただいたおかげで、1年間の任期を無事終えることができました。このようにまだまだ若輩者の私がこのような賞状を頂けるのは、身に余る光栄でございます。 今期の議員任期も残り1年となりましたが、池田市10万市民の皆様が安全で安心して暮らせる
まちづくりを目指して、より一層精進してまいりたいと思います。 皆様には、今後も変わらぬ御指導をいただきますようお願いいたしまして、お礼の挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。 (拍手起こる)
○
小林義典議長 以上で、前正副議長に対する感謝状の贈呈を終わります。 次に、去る5月25日開催の
全国市議会議長会総会におきまして、15年勤続議員として
藤原美知子議員が栄誉ある
全国市議会議長会永年勤続表彰を受けられましたので、ただいまから表彰状の伝達を行います。 では、
藤原美知子議員、前へどうぞ。 表彰状 池田市
藤原美知子殿 あなたは
市議会議員として15年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第98回定期総会に当たり、
本会表彰規程によって表彰いたします。 令和4年5月25日
全国市議会議長会会長 清水富雄 代読。 (小林(義)議長より藤原議員に表彰状伝達) (拍手起こる) ここで、瀧澤市長より、ただいま表彰を受けられました
藤原美知子議員に対し、お祝いの言葉を述べたいとの申出がありますので、これをお受けいたします。瀧澤市長。 (
瀧澤市長-登壇)
◎市長(瀧澤智子) 高いところからではございますが、お許しをいただきまして、去る5月25日に行われました
全国市議会議長会総会において、15年の永年勤続表彰を受賞されました
藤原美知子議員の長きにわたる御功労を改めてたたえますとともに、10万池田市民を代表して一言お祝いの御挨拶を申し上げさせていただきたいと存じます。 藤原議員におかれましては、平成19年の
池田市議会議員選挙に初当選以来、4期15年にわたり市政進展に御尽力をいただきました。 栄えある表彰を受賞されましたことは、誠に喜びに堪えず、これまでの不断の御努力に対し深く敬意を表し、心から感謝を申し上げるものでございます。 このたびは本当におめでとうございます。
○
小林義典議長 以上で、永年勤続議員に対する表彰状の伝達を終わります。 では、これより議事に入ります。 まず、日程第1、報告第5号、令和3年度池田市
水道事業会計予算繰越計算書についてを議題に供します。 理事者の説明を求めます。
上下水道部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△報告第5号 令和3年度池田市
水道事業会計予算繰越計算書について 令和3年度池田市
水道事業会計予算を翌年度へ次のとおり繰り越したので、
地方公営企業法(昭和27年法律第292号)第26条第3項の規定により報告する。 令和4年6月6日 提出 池田市長
瀧澤智子~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
上下水道部長(吉村寛) ただいま上程になりました報告第5号、令和3年度池田市
水道事業会計予算繰越計算書について御説明申し上げます。 議案及び説明並びに参考資料の1ページから2ページを御参照願います。 今回の
予算繰越計算書は、
地方公営企業法第26条第1項の規定による
建設改良費の繰越しを行ったことについて、第3項の規定により議会に御報告させていただくものでございます。 繰越し案件は、
配水管新設・布設替工事のうち、関係機関との協議に時間を要したこと等の理由により年度内執行が困難となったものについて、翌年度に繰り越すものでございます。 2ページを御参照願います。 款1資本的支出、項1
建設改良費、事業名、
配水管布設工事のうち、天神1丁目地内、口径100mmから350
mm配水管新設工事について翌年度に繰り越しております。
予算計上額7,513万2,600円、
年度内支払義務発生額852万600円、翌
年度繰越額2,374万6,800円、不用額4,286万5,200円となるものでございます。 また、繰越額の財源といたしましては、
内部留保資金を充てるものでございます。 款1資本的支出、項3
施設整備費、事業名、配水管布設替工事のうち、天神1丁目地内、口径100mmから350mm配水管布設替工事について翌年度に繰り越しております。
予算計上額5億6,476万3,200円、
年度内支払義務発生額4億378万5,800円、翌
年度繰越額4,885万3,200円、不用額1億1,212万4,200円となるものでございます。 また、繰越額の財源といたしましては、企業債3,660万円、
内部留保資金1,225万3,200円を充てるものでございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○
小林義典議長 説明は終わりました。 本件に関し、質疑願います。
藤原美知子議員。
◆
藤原美知子議員 報告第5号、令和3年度池田市
水道事業会計予算繰越計算書についてお尋ねいたします。 まず1点目は、
建設改良費については天神1丁目の
配水管新設工事ということで御説明が今ありました。
予算計上額7,513万2,600円に対し不用額が4,286万5,200円と、半分以上、57%が不用額となっていますが、何か計画内容に変更があったのかどうか、関係機関との協議の内容も含めてお聞かせをいただきたいと思います。 2点目は、項3の
施設整備費は配水管布設替工事との説明でしたが、老朽管の布設替えという理解でよいのか。そうであれば、年間どのくらいの距離の配水管を取り替えるのか。こうした工事は、一度取り替えると何年ぐらい耐用年数はもつものなのか。材質も変わっていく中で、新たな配水管の耐用年数についてもお聞かせください。 最後に、両事業とも今回の工期についてはいつ頃、工事完了の予定となるのかお尋ねをいたします。以上です。
○
小林義典議長 上下水道部長。
◎
上下水道部長(吉村寛) 藤原議員さんの御質問にお答え申し上げます。 まず、不用額の件でございますが、この不用額につきましては、井口堂1丁目の工事を予定しておりまして、当初、大阪ガスさんの引込みと同じように整備する予定でございましたが、大阪ガスさんが令和5年に変更するということで後から変更されましたので、池田市についても同じ時期の施工にするように令和5年度に変更いたしました。 それと、配水管のことでございますが、平成22年に老朽管の交換計画を立てております。そしてそのときに出しました老朽管は58kmございまして、年間の進捗率は大体4kmでございます。今現在、更新は22kmほどできておりまして、年間4kmですから、まだあと数年かかる予定でございます。 それと、
ダクタイル鋳鉄管を今は使っているのですが、昔に比べて寿命といいますか、それは長くなる予定ではございます。 それと、この工事の竣工は4月20日、
工事竣工予定でございます。以上でございます。
○
小林義典議長 藤原美知子議員。
◆
藤原美知子議員 御答弁ありがとうございます。 1点、材質が変わって寿命も延びるだろうということなのですが、一般的にどのくらい、何年ぐらいもって、今度の分はどのくらいになるのかと、この点だけ再度お聞かせいただけますか。
○
小林義典議長 上下水道部長。
◎
上下水道部長(吉村寛) 今までの鋳鉄管でしたら38年が寿命だと言われていましたのですけれども、これからは100年ぐらいもつのではないかというふうに言われています。以上でございます。
○
小林義典議長 質疑を終わります。 これをもって報告第5号を終わります。 次に、日程第2、報告第6号、令和3年度池田市
公共下水道事業会計予算繰越計算書についてを議題に供します。 理事者の説明を求めます。
上下水道部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△報告第6号 令和3年度池田市
公共下水道事業会計予算繰越計算書について 令和3年度池田市
公共下水道事業会計予算を翌年度へ次のとおり繰り越したので、
地方公営企業法(昭和27年法律第292号)第26条第3項の規定により報告する。 令和4年6月6日 提出 池田市長
瀧澤智子~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
上下水道部長(吉村寛) ただいま上程になりました報告第6号、令和3年度池田市
公共下水道事業会計予算繰越計算書について御説明申し上げます。 議案及び説明並びに参考資料の3ページから4ページを御参照願います。 今回の
予算繰越計算書は、
地方公営企業法第26条第1項の規定による
建設改良費の繰越しを行ったことについて、第3項の規定により議会に御報告させていただくものでございます。 繰越し案件は、
管渠布設工事において、令和3年度の国の補正予算により増額された交付金及び個別補助金を活用するため、令和4年度に予定していた事業の一部を前倒しし、3月の補正予算に計上した事業について、年度末までの工期が厳しい時期の補正であり、関係機関との協議に時間を要したことにより、翌年度へ繰り越すものでございます。また、令和3年度中の竣工予定であった事業のうち、立坑工の工法変更及び推進工の土質状況により、年度内執行が困難となったものについて翌年度へ繰り越すものでございます。さらに、
下水道用地取得において、用地取得に伴う家屋の解体撤去について、翌年度へ繰り越すものでございます。 4ページを御参照願います。 款1資本的支出、項1
建設改良費、事業名、
管渠布設工事は、国の補正予算分として、八王寺川
バイパス管築造工事、井口堂西市場幹線耐震化工事、学大脇塚幹線管口耐震化工事、国道横断管耐震化実施設計について、翌年度に繰り越しております。また、八王寺川
バイパス管築造工事の令和3年度未完了部分について、翌年度に繰り越しております。
予算計上額23億7,912万8,700円、
年度内支払義務発生額16億3,885万5,094円、翌
年度繰越額6億824万3,200円、不用額1億3,203万406円となるものでございます。 また、繰越額の財源としましては、企業債3億2,700万円、国庫補助金2億8,114万1千円、
内部留保資金10万2,200円を充てるものでございます。 款1資本的支出、項1
建設改良費、事業名、下水道施設用地取得は、取得用地に建設されている家屋の解体撤去に伴う補償費について翌年度に繰り越しております。
予算計上額6,371万5千円、
年度内支払義務発生額5,794万3,986円、翌
年度繰越額552万5,300円、不用額24万5,714円となるものでございます。 また、繰越額の財源としましては、
内部留保資金552万5,300円を充てるものでございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○
小林義典議長 説明は終わりました。 本件に関し、質疑願います。
藤原美知子議員。
◆
藤原美知子議員 報告第6号、令和3年度池田市
公共下水道事業会計予算繰越計算書についてお尋ねいたします。 まず1点目は、令和3年度の国の補正予算を使って事業の一部を前倒しで行うとお聞きしましたが、
管渠布設工事の内容について、工法の変更という説明がありました。立坑工法の工法変更という説明でしたけれども、具体的な変更内容、そしてそのことによって雨水対策にどのような効果が得られるのか。今年度に繰り越すに至った関係機関との協議内容、具体的にお聞かせをいただきたいと思います。 2点目は、事業名が下水道施設用地取得とありますが、用地取得に至る理由と具体的事業内容についてお尋ねをいたします。 そして最後に、各事業の具体的な工事期間についてもお聞かせください。以上です。
○
小林義典議長 上下水道部長。
◎
上下水道部長(吉村寛) 藤原議員の御質問に順次お答え申し上げます。 八王寺川
バイパス管築造工事の件でございますが、これは夫婦池から鉢塚1丁目地内の八王寺川と荒堀川の合流地点まで八王寺川の直下にシールド工法において
バイパス管を築造する工事でございます。八王寺川及び荒堀川からの分水人孔の築造に際しまして、立坑工の施工方法の検討や架空線事業者、電気会社との協議に時間を要しました。また、施工方法が矢板工法、7mの矢板を、高いところから打ち込むという工法だったのですけれども、架空線事業者に線に当たるおそれがあるので、ライナープレート工法に変更してもらえないかということで日数がかかったものでございます。 続きまして、用地の件でございますが、概要といたしましては、下水道管が埋設されている用地で、有償による地上権設定をしていた土地でございましたが、地上権の期間が令和2年3月に満了したことから、本下水道管の重要性を鑑みまして、土地の買収を行い、取得した土地に建っている家屋を解体したものでございます。 工事期間ですが、令和4年4月28日まででございます。以上でございます。
○
小林義典議長 藤原美知子議員。
◆
藤原美知子議員 工法のお名前の違いは分かったのですけれども、具体的な中身についてお聞かせいただけますか。
○
小林義典議長 上下水道部長。
◎
上下水道部長(吉村寛)
藤原美知子議員さんの再度の御質問にお答え申し上げます。 ライナープレートを入れるのは、矢板、土留めをさせていただくために7mの鉄の鋼矢板を打ちつけていく予定だったのですけれども、それは一発の仕事でやりやすいのですけれども、さっきも申しましたとおりに、電線が干渉するのではないかということから、ライナープレート、掘ってはプレートをはめる、掘ってはプレートをはめるということで、だんだんと掘っていきますので、時間を要するものでございます。以上でございます。
○
小林義典議長 質疑を終わります。 これをもって報告第6号を終わります。 次に、日程第3、報告第7号、令和3年度池田市
一般会計繰越明許費繰越計算書についてを議題に供します。 理事者の説明を求めます。
総合政策部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△報告第7号 令和3年度池田市
一般会計繰越明許費繰越計算書について 令和3年度池田市一般会計繰越明許費を翌年度へ次のとおり繰り越したので、地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第146条第2項の規定により報告する。 令和4年6月6日 提出 池田市長
瀧澤智子~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
総合政策部長(水越英樹) ただいま上程になりました報告第7号、令和3年度池田市
一般会計繰越明許費繰越計算書について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案及び説明並びに参考資料の5ページから10ページまでを御参照願います。 内容につきましては、6ページの計算書に沿って御説明申し上げます。 今回の繰越明許費
繰越計算書は、令和3年度に繰越明許費補正にて御承認いただきました23事業につきまして御報告させていただくものでございます。 款3民生費の住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業、高齢者応援事業、窓口相談支援システム構築事業、私立保育所等補助事業及び子育て世帯臨時特別給付金給付事業につきましては、事業の進捗状況や契約済み等により減額した額を、その他の事業につきましては、御承認いただきました繰越明許費補正額の全額を令和4年度に繰り越しております。 繰越額の総額は、10ページの表の一番下の欄に記載しておりますように、16億2,282万7,540円となっております。 説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
○
小林義典議長 説明は終わりました。 本件に関し、質疑願います。山元建議員。
◆山元建議員 報告第7号、令和3年度池田市
一般会計繰越明許費繰越計算書について質問いたします。 本報告は、令和3年度で繰越しの報告がありました分を翌年度、つまり今年度、令和4年度で実施するという内容であろうかと思います。23項目にわたりますので、以前の質疑とちょっと重複するところもあるかもしれませんが、改めて質問いたします。 まず、今、説明にもありましたけれども、民生費、社会福祉費の住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業、以下、5項目は予算総額の全てが繰り越されたわけではないという話でありました。これもう少し、令和3年度の実施、令和4年度の実施等の詳しい内容をもう少し詳細に説明していただきたいということであります。 それから、民生費、社会福祉費の高齢者応援事業に関しては、住民票のある高齢者に3千円のギフトカードを渡すということであったかというふうに思います。これが市民に届くのにちょっと時間差があったというふうにも伺っておりますが、その詳細な事情と実際の進捗状況、全ての対象者に渡ったのかどうかということを含めて御答弁願いたいというふうに思います。 それから、商工費、消費喚起事業に関してですけれども、特定のキャッシュレス決済を使用した場合にポイントを付与するというものであったかというふうに思いますが、5月一月であるというような御答弁が以前あったかと思います。これに関しまして、終わったばかりではありますけれども、実際、消費が喚起できたのかどうかという具体的なところを分かっている範囲で結構ですので御答弁願いたい。 私どもは賛成はいたしましたが、そのときのコロナの感染状況を鑑みて実施すべきだというふうに申してきましたが、コロナの感染への影響とかそういったものがあったのか、なかったのかということも念のため聞いておきたいというふうに思います。 それから、教育費の小学校費の小学校管理事業、あるいは中学校費の中学校管理事業ということでありますが、これは1月臨時会の中の答弁で、トイレ内のそれから廊下の手洗いについて部分的に改修していくということ、これが執行されると66%が自動水栓化になるという御答弁がありました。同時に、具体的な箇所については、可能な限り学校の要望に沿えるような形で実施していきたいという答弁もございました。実際、予算執行の段階になりまして、どこの学校に工事が施工されるのかどうか、ここは伺っておきたいというふうに思います。取りあえず、以上、よろしくお願いします。
○
小林義典議長 福祉部長。
◎福祉部長(綿谷憲司) 山元議員さんの御質問に順次御答弁申し上げます。 まず、住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業に関してでございますけれども、こちらの事業ですが、2月の末頃に対象となる可能性のある世帯、世帯の全員が非課税であるという世帯に申請書を送付いたしまして、当初補正予算を計上した時点では、2月末に送付いたしますので、なかなか年度中にお振込するのは、ごく一部の世帯になるのではないかということで想定をしておりましたけれども、なるべく早くということで、年度内に8,207世帯、金額にいたしますと8億2,070万円の支給、お振込ができたということで繰越額を減少させていただいたということでございます。 次に、高齢者応援事業についてでございます。こちらは65歳以上の高齢者の方、2月1日の時点で2万8,299人の方を対象としてギフトカードを簡易書留でお送りするというものでございます。当初、4月ないし5月に一括で皆さんにお送りする予定でございましたけれども、ちょっと郵便局との調整の中で、これだけの多数の郵送物を1回で配達するのはなかなか難しいというお話が郵便局のほうからございまして、4月、5月と2回に分けてお送りさせていただいたということでございます。5月の中旬にはもう全件を発送はいたしましたけれども、簡易書留でございますので、まだ一部、お留守とかでお手元には届いていないというものもあるようでございます。お留守で受け取れなかった方につきましては、また改めてお送りさせていただく予定でございます。以上でございます。
○
小林義典議長 市民活力部長。
◎
市民活力部長(高木勝治) 山元議員さんの御質問に順次お答え申し上げます。 まず、消費喚起事業についてでございますが、5月末をもちまして、一月間のキャンペーンが終了したということでございます。最終の決済額につきましては約5億5,400万円ということでございます。また、ポイントの還元額、これにつきましては9,600万円ということでございます。 市内外の利用者によりまして、市内で5億5千万円の消費が起こったというのは大きなことであったのではないかというふうに思っておりますし、また詳細についてはまた検証していきたいというふうに考えております。 コロナ感染の影響につきましては、特にはなかったというふうに思います。以上でございます。
○
小林義典議長 子ども・健康部長。
◎子ども・健康部長(藤井彰三) 山元議員さんの御質問に順次お答え申し上げます。 まず、窓口相談支援システム構築事業でございます。来庁者との接触機会の低減による新型コロナウイルス感染症拡大防止等を目的としたタブレット端末による保育所申込手続を支援するシステム構築を行うものでございます。システム構築等に要する期間を考慮し、令和3年度中に業者決定を行う必要があったことから、想定された事業費について、令和4年1月臨時会に補正予算として上程し、議決を得、実際委託の執行につきましては令和4年度中に行うため、決定事業者との契約額を繰り越すものでございます。 次に、私立保育所等補助事業でございます。私立保育所等に対する補助のうち国が経済対策等として実施する保育所等に対する賃金改善事業を行うものでございます。事業期間は令和4年2月から9月であり、各月の保育士等の給与に対する補助を行うものでございます。事業期間全体の事業費を令和4年3月定例会に補正予算として上程し、議決を得、うち令和4年度分の事業費を繰り越すものでございます。 次に、子育て世帯生活支援特別給付金給付事業でございます。これにつきましては、令和3年度中に執行した分、8,192世帯、1万3,723人のお子様に13億7,230万円を執行しております。その残り額を翌年度に繰り越すものでございます。以上でございます。
○
小林義典議長 管理部長。
◎教育次長兼管理部長(亀井隆幸) 山元議員さんの御質問に御答弁申し上げます。 小学校管理事業、それから中学校の管理事業、いわゆる手洗い場の自動水栓取替え工事についてでございますが、対象につきましては、全小中学校・義務教育学校となっております。小学校で約300基程度、中学校で約100基程度、いずれも学校の要望を踏まえて、長期休業期間中に実施のほうをしていきたいと考えております。以上でございます。
○
小林義典議長 山元建議員。
◆山元建議員 ありがとうございました。 高齢者応援事業でありますけれども、おおむね届け切っているというお話でありましたけれども、例えば住民票はあるけれども御本人さんがいないとか、そういうのはレアなケースかもしれませんけれども、そういうようなことがなかったのかどうか、そういうときはどう対処しているのかということをお伺いします。 それから、小学校管理事業、中学校管理事業で、具体的な基数をいただきましてありがとうございます。これは特定の小中学校をまず進めるというのではなくて、あまねく全ての小中学校・義務教育学校に、100%ではないにしても進めていくという解釈でいいのかどうか、この辺もちょっと具体的に御答弁願えますでしょうか。
○
小林義典議長 福祉部長。
◎福祉部長(綿谷憲司) 山元議員さんの再度の御質問に御答弁申し上げます。 高齢者応援事業の未配達のものについてでございますけれども、現時点で、こちらの手元のほうに戻ってきてはおりませんので、件数等、はっきりしたことは申し上げられないのですけれども、例えば郵便局のほうで転送の手続をしていただいているとかいうような場合はそちらに届いていると思いますし、また戻ってきたものにつきましては、一定期間を設けて、改めて御通知を差し上げて、できるだけお届けできるようにしていきたいというふうに考えております。以上でございます。
○
小林義典議長 管理部長。
◎教育次長兼管理部長(亀井隆幸) 山元議員さんの再度の御質問に御答弁申し上げます。 議員さんがおっしゃいますように、どこかの学校に特定して実証実験的にというようなことではございません。御質問にもありましたけれども、全体の3分の2程度まで感染対策ということも踏まえた上での自動水栓化というような意味合いでございますので、議員さんがおっしゃるとおりかと思います。以上でございます。
○
小林義典議長 質疑を終わります。 これをもって報告第7号を終わります。 次に、日程第4、報告第8号、令和3年度池田市一般会計事故繰越し
繰越計算書についてを議題に供します。 理事者の説明を求めます。
総合政策部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△報告第8号 令和3年度池田市一般会計事故繰越し
繰越計算書について 令和3年度池田市一般会計の事故繰越しに係る歳出予算を翌年度へ次のとおり繰り越したので、地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第150条第3項において準用する同令第146条第2項の規定により報告する。 令和4年6月6日 提出 池田市長
瀧澤智子~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
総合政策部長(水越英樹) ただいま上程になりました報告第8号、令和3年度池田市一般会計事故繰越し
繰越計算書について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案及び説明並びに参考資料の11ページから13ページまでを御参照願います。 内容につきましては、12ページの計算書に沿って御説明申し上げます。 今回の事故繰越し
繰越計算書は、令和3年3月議会において、令和2年度の補正予算として予算化し、令和3年度に繰り越した橋梁長寿命化事業のうち、駅前2号橋補修工事について、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、材料の納期が遅れることになったことから、再度予算を令和4年度に繰り越し、工期延長を行いましたので、事故繰越の御報告をさせていただくものでございます。 翌年度の繰越額は8,203万円となっております。 説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
○
小林義典議長 説明は終わりました。 本件に関し、質疑願います。
藤原美知子議員。
◆
藤原美知子議員 報告第8号、令和3年度池田市一般会計事故繰越し
繰越計算書についてお尋ねいたします。 事故繰越ということですので、本来は年度内に完了するはずのものが何らかの事情によって翌年度に繰り越さざるを得なくなったということではないかと思いますが、その何らかの事情というのが新型コロナ関連で材料の納期が遅れたという御説明だったかと思います。 まず1点目、改めまして、コロナ関連というだけではなくて、事業の具体的な内容とそれからいつから実際には工事に入っていて、どのような材料が途中から手に入らなくなったのか、どういった部分が遅れているのか、より具体的な遅延内容についてお聞かせいただきたいと思います。 それから、2つ目は、再度延期をしたということは、一旦以前にも遅延したということなのか、その理由についても併せてお聞かせいただきたいと思います。 3点目は、最終的には、では、いつ頃、補強工事が終わっていくのかという工事完成時期についてもお聞かせいただきたいと思います。以上です。
○
小林義典議長 都市整備部長。
◎
都市整備部長(西村俊二) 藤原議員さんの御質問に順次御答弁申し上げます。 まず、遅延の内容ということですけれども、先ほども説明がございましたように、まず工事内容から御説明いたしますが、対象となる工事といたしましては、池田駅からステーションNに渡ります駅前2号橋歩道橋の老朽化に伴います補修工事でございます。現在、4月より施工してございます。 工事内容につきましては、屋根部分の改修工事及び通路のタイルの補修を改修する2件の工事がございます。もともと先行して施工する予定をしておりました屋根の改修工事に当たりまして、新型コロナウイルス感染症などの影響によりまして、半導体不足の影響を受けまして、材料の納期が大幅に遅延したため、未施工で繰越ししたものでございます。 それから、今回いつ終わるかということでございますが、今現在、4月から駅側のほうの屋根部分の改修を現在行っているところでございます。この6月に入りまして、今度、段取り替えしまして、北側の屋根の取替え工事に入っていく予定をしております。さらに、それに引き続きまして、タイルの補修を7月、それから8月にかけて予定しているところでございます。同様に、通路の半分を占用して工事のほうをやっていきますので、いましばらく利用者には御迷惑をおかけするところでございます。以上でございます。
○
小林義典議長 質疑を終わります。 これをもって報告第8号を終わります。 次に、日程第5、議案第49号、令和4年度池田市
一般会計補正予算を議題に供します。 理事者の説明を求めます。
総合政策部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△議案第49号 令和4年度池田市
一般会計補正予算(第3号) 令和4年度池田市の
一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。(歳入歳出予算の補正)第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ283,098千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ40,871,988千円とする。2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和4年6月6日 提出 大阪府池田市長
瀧澤智子~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
総合政策部長(水越英樹) ただいま上程になりました議案第49号、令和4年度池田市
一般会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案及び説明並びに参考資料の59ページを御参照願います。 今回の補正は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した新型コロナウイルス感染症対応経費について補正させていただくものでございます。 第1条で、歳入歳出予算の総額に2億8,309万8千円を追加し、予算総額をそれぞれ408億7,198万8千円とするものでございます。 それでは、歳出より事項別に御説明申し上げます。 恐れ入りますが、66ページをお開き願います。 款3民生費、項1社会福祉費、目3老人福祉費は、介護サービス事業所支援給付金給付事業の実施に係る費用の追加、目7障がい福祉費は、障がい福祉サービス等事業所支援給付金給付事業の実施に係る費用の追加、項2児童福祉費、目1児童福祉総務費の通信運搬費及び交付金は、障がい児通所支援事業所支援給付金給付事業の実施に係る費用の追加、補助金は、就学前保育施設等食材費等高騰対策支援事業の実施に係る私立保育所等補助金の追加、目3保育所管理費は、就学前保育施設等食材費等高騰対策支援事業の実施に係る保育所の賄材料費及び待機児童解消保育運営委託料の追加、目4児童発達支援センター管理費及び目5こども園管理費は、就学前保育施設等食材費等高騰対策支援事業の実施に係る賄材料費の追加でございます。 68ページ、款10教育費、項5給食センター費、目1給食センター管理費は、学校給食無償化・食材費等高騰対策支援事業の実施に係る補助金の追加でございます。 款13予備費は、歳入歳出調整による減額でございます。 次に、歳入について御説明申し上げます。 64ページにお戻り願います。 款15国庫支出金、項4国庫交付金、目1総務費国庫交付金は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の追加でございます。 なお、参考資料といたしまして、82ページから86ページに実施事業の概要を掲載しておりますので、御参照願います。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○
小林義典議長 説明は終わりました。 本件に関し、質疑願います。
守屋大道議員。
◆
守屋大道議員 議案第49号、令和4年度池田市
一般会計補正予算(第3号)について質問させていただきます。 本補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億8,309万8千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ408億7,198万8千円とするものです。 中身としましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金による補正予算が組まれているものと認識しております。 参考資料で質問させてもらったほうが分かりやすいかと思いますので、82ページから84ページまで、まず質問をさせていただきます。 介護サービス事業所支援給付金給付事業、83ページの障がい福祉サービス等事業所支援給付金給付事業、84ページの障がい児通所支援事業所支援給付金給付事業の3事業ですが、いずれも令和4年6月1日時点で運営実態のある事業所を対象とした支援給付事業となっております。それぞれの事業内容につきまして10万円から30万円の支援給付金が給付されるとのことですが、過去にも同様の給付金事業がございました。その際に各事業所で工夫されており、今後のコロナ感染予防対策として、ほかの事業所でも導入したらよいと思うような資金使途はあったのか、まずお尋ねいたします。 また、各事業所への周知方法、締切り、申請、振込、報告など、一連の事務手続を教えてください。 続きまして、86ページの学校給食無償化・食材費等高騰対策支援事業に関しましては、本年3月議会の代表質問で、青風会議員団を代表して私から要望させていただきました学校給食費の無償化が期限付ではありますが、実現できてよかったと思っております。その代表質問の際の答弁の中で、食材費等高騰分の費用、1食当たり22円を補助していくとのことでしたが、今回のこの補正額はその22円を算出根拠としているのか、またこの数字の算出はどのようにはじき出したものなのか、22円の算出根拠と対象人数をお聞かせください。 すみません、85ページに戻っていただきまして、就学前保育施設等食材費等高騰対策支援事業に関し、こちらは物価高騰分に対する支援となっております。補助対象とする施設は公立、私立を問わず、池田市内にある全ての就学前保育施設なのか、また支援をする期間はいつからいつまでなのか、施設への周知方法、締切り、申請、振込、報告などの一連の事務手続を教えてください。 さらに、こちらの事業の高騰分費用は幾らに設定し、その算出根拠、対象人数を教えてください。以上、よろしくお願いいたします。
○
小林義典議長 福祉部長。
◎福祉部長(綿谷憲司) 守屋議員さんの介護サービス事業所支援給付金給付事業並びに障がい福祉サービス等事業所支援給付金給付事業に関する御質問に順次御答弁申し上げます。 まず、令和2年度にも介護サービス事業所と障がい福祉サービス等事業所への支援給付金の給付を行ったところでございますけれども、その際はマスクですとかアルコール消毒液、手袋などの衛生用品、あるいは体温計などの購入に充てた事業所がやはり多かったということでございますけれども、施設への抗菌コート処理ですとか、手洗いの自動水栓化などの感染対策に使われた事業所もあったというふうに聞き及んでおります。 それから、事業の周知方法と今後の流れでございますけれども、本議案を御承認いただきましたら、できるだけ早く各事業所へ個別に案内と申請用紙を郵送させていただきたいというふうに考えております。早々に申請いただきましたら、7月には支給決定して振込ができるというふうに思っております。以上でございます。
○
小林義典議長 子ども・健康部長。
◎子ども・健康部長(藤井彰三) 守屋議員さんの御質問に順次お答え申し上げます。 まず、障がい児通所支援事業所支援給付金給付事業でございますが、ただいま福祉部長からも答弁がありましたとおり、障がい児通所支援事業所につきましても同様ではございますが、事業所によっては、従業員の中で陽性者が出た場合の濃厚接触者への対応として、検査キットの購入などに充てられたと聞き及んでおります。また、一連の事務手続につきましては、福祉部と歩調を合わせて実施してまいりたいと考えております。 次に、就学前保育施設等食材費等高騰対策支援事業についてでございます。まず、対象施設でございますが、市内に所在する民間の保育所、認定こども園、地域型保育事業所、幼稚園、認可外保育施設、公立施設につきましては、保育所、こども園、やまばと学園を給付対象とするものでございます。また、支援の期間でございますが、令和4年4月から令和5年3月までの期間を支援するものでございます。 最後に、一連の事務手続等、並びに算出根拠でございますが、対象施設に対して制度や申請方法等について通知するとともに、6月中の申請、7月中の振込、来年4月中の報告を想定しているところでございます。根拠につきましては、公立施設の保護者から徴収しております給食費月額5,500円が食材料費であることを踏まえ、消費者物価指数を根拠に高騰分費用を設定し、各施設の定員数を基準として各施設ごとの基準額を設定し、支給するものでございます。以上でございます。
○
小林義典議長 管理部長。
◎教育次長兼管理部長(亀井隆幸) 守屋議員さんの学校給食につきましての御質問に御答弁させていただきます。 議員さん御指摘のとおり、食材費高騰、それから給食の充実のために、1食当たり22円、約130万食、金額にして2,900万円強の補助金について、1月の臨時会において御承認いただいたところでございます。 御質問の22円の算出根拠でございますが、いわゆる消費者物価指数の推移を見る中で、例えば、例を出していきますと、小学校の場合、現行の給食費、これを採用したのが平成20年、そこから現在に至るまで据え置いているところでございますが、これと現在の状況を比較いたしまして、約9.89%の物価上昇という形になっているということですので、1食当たり現行220円の約10%である22円という形で試算させていただいたものでございます。 今回、物価高騰対策に係る費用につきましては、同様に消費者物価指数を基に、これは前年度と比較した上昇率を踏まえて試算させていただいたものでございます。 対象人数につきましては、小学校で5,132人、中学校で2,472人の合計7,604人が対象となっているところでございます。以上でございます。
○
小林義典議長 守屋大道議員。
◆
守屋大道議員 御答弁ありがとうございました。 福祉関連事業所への支援給付金のことですが、この事業所などには大阪府のほうからも給付金があるようで、施設とか事業所などでは目的に合った備品の購入や施設改修など、いろいろ考えているようでございます。当初は品薄で価格が高かったのですが、消毒薬、マスクなどの衛生用品や来訪者にも使用できる非接触型の体温計、そしてPCR検査キットなどの職員の福利厚生費に充てることができ、事業所側からも喜びの声が聞かれました。今回もせっかくのコロナ感染拡大予防の支援給付金ですので、池田市全事業所が効果的なものを購入できればと思います。以前の支援給付金の申請を行わなかった事業所があったのか、それはなぜ申請しなかったのか、分かる範囲でお答えいただけたらと思います。 そして、就学前保育施設などの物価高騰分の食材費の支援に関してです。先ほど4月から3月までの1年間は補助するということでございましたが、聞くところによると、物価高騰により、現状の給食費の徴収金額で賄えず、もう既に給食費値上げを決めている、検討を始めている施設もあるというふうに伺っております。私立でしたら給食費の設定を独自で行っており、値上げ幅も各施設の判断により異なるかと思います。先ほど、公立ですが、徴収している給食費の食材料費が月額5,500円で消費者物価指数をそこの施設の定員数を掛けたものを基準額として費用設定したと答弁がございました。具体的には1人当たりの補助額は幾らぐらいを予定しているのでしょうか。 また、今回の補助金額を上回る値上げを予定している施設には、この範囲内で設定する必要があるのか、再度周知する必要があるのかをお教えください。よろしくお願いいたします。
○
小林義典議長 子ども・健康部長。
◎子ども・健康部長(藤井彰三) 守屋議員さんの再度の御質問にお答え申し上げます。 まず、前年度やっておりました障がい児通所支援事業所支援給付金給付事業ですけれども、それで辞退されたところがあるのかということでございますが、まず令和2年度に1回補助をやっております。そのときは20か所ございまして、18か所が申請し、2か所が申請しておりません。2回目が令和3年にございまして、それも20か所の対象事業所がありまして、17か所の申請があったところでございます。 事業所のほうからは直接、なぜ辞退されるのかということは聞いておりませんが、やはり大阪府のほうも補助がございましたので、それとの兼ね合いで、頂いても買う場所がないとか物が入らないということで御辞退されたのかなとは思っております。 次に、就学前保育施設等食材費等高騰対策支援事業でございます。これにつきましては、根拠でございますが、公立保育所の3歳から5歳児の給食費である月5,500円を基準とし、食品の対前年度比、物価高騰率を4%として計算し、1人当たり月220円と試算しております。それを施設ごとの定員数に乗じて給付するものでございます。 また、各施設におきましては、私立によっては1万円ほどの給食費を取っているところもございますが、何とか1人当たり220円の食材費で保護者に負担をかけないように、また給食の質、バランスを維持するようにということで御通知させていただこうと思っております。以上でございます。
○
小林義典議長 福祉部長。
◎福祉部長(綿谷憲司) 守屋議員さんの介護サービス事業所支援給付金給付事業並びに障がい福祉サービス等事業所支援給付金給付事業についての再度の御質問に御答弁申し上げます。 令和2年度に2回実施をいたしまして、そのときの実績につきましては、介護サービスのほうが170か所を想定しておりましたけれども、申請がございましたのが163事業所、障がい福祉サービスのほうが142に対して102と、2回目につきましては、介護サービスが170に対して164、障がい福祉サービスが142に対して103ということで、障がい福祉サービスのほうが申請の割合が少し低いという状況でございます。 これにつきましては、障がい福祉サービス等事業所につきまして、サービス提供類型ごとにということで、1つの事業所で複数のサービス提供類型の指定を受けておられるという事業所につきましては、それぞれのサービス提供類型ごとに申請いただいて、サービス提供類型の数だけ給付するという仕組みでございました。基準日時点において運営自体があるということで、サービス提供の実績があるかないかということで運営実態ということで見させていただきましたので、事業所によっては、複数のサービス提供類型の指定を受けているけれども、特定のサービス提供類型は提供実績がなかったというようなことで対象にならなかったという事業所があったというふうに聞いております。以上でございます。
○
小林義典議長 守屋大道議員。
◆
守屋大道議員 御答弁ありがとうございます。 福祉関連事業所によっては支援給付金を申請されていないことがあったということですけれども、ある程度、これは充足してきているのかなというふうに思ったりもします。これまで本市で交付されました新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の総額と未執行額、そして今後の臨時交付金はまた国から交付される見込みなのかどうかをお教えいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○
小林義典議長 総合政策部長。
◎
総合政策部長(水越英樹) ただいまの守屋議員さんの御質問にお答えいたします。 地方創生臨時交付金の総額でございますが、約20億円となっております。そのうち大体事業費的には23億円を執行しているところでございます。今後でございますが、まだ国の予備費の執行、1兆円ございますが、8千億円しか交付されていませんので、2千億円分については今後、今年度中に交付があろうかと思っているところでございます。以上でございます。
○
小林義典議長 下窄明議員。
◆下窄明議員 議案第49号、令和4年度池田市
一般会計補正予算(第3号)につきまして、引き続き質問させていただきます。 ただいま質疑もございましたので、少し関連してというところでお伺いをいたします。 私から2点ということで、保育所等給食支援、また学校給食支援という内容についてお伺いをいたします。 1点目の就学前保育施設等食材費等高騰対策支援事業ということで、ただいまの質疑の中で、補助金等々につきましては申請の手続を取るということで答弁がございました。その使途の確認、その補助金を私立の保育所が使われたというときに、申請されたときに、これはこの内容に即したものですねとどのように評価して、またその申請をされるのかというその評価基準についてお伺いをしたいと思います。 続きまして、学校給食無償化・食材費等高騰対策支援事業ということで、これまで本市では、この地方創生臨時交付金につきましては、広く市民にいい影響があるかを鑑みて事業を行ってきたものというふうにも考えておりまして、内容につきましては上下水道料金の基本料金の無償化であったり、キャッシュレス決済のプレミアムポイントをつけてきたというようなものだというふうに考えておりますが、今回は学校給食の無償化ということで、就学児童・生徒を抱える家庭を対象とした支援策と、少しこれまでと視点が変わっているのかなというふうに思っております。この狙い、目的、そこに至った背景についてお伺いをしたいと思います。 続きまして、この大阪府内におきまして地方創生臨時交付金を活用した小・中学校及び義務教育学校の給食費の無償化、あるいは給食費補助を行っているケースはこれまで何例ほどあるのか、お伺いをいたしたいと思います。 続きまして、仮にこの議案が可決されたとしまして、その無償化のスケジュール、周知方法、またこの無償化によって各家庭でどのような手続を行わなければならないのかについてお伺いをしたいと思います。まずはここまでよろしくお願いします。
○
小林義典議長 子ども・健康部長。
◎子ども・健康部長(藤井彰三) 下窄議員さんの御質問にお答え申し上げます。 就学前保育施設等食材費等高騰対策支援事業についてでございます。補助金の申請を行っていただくのですけれども、その基準というのは明白なものは今、持っておりません。ただ、申し上げますように、やっぱり食材料費等が高騰しておりますので、その分に必ず使っていただくようにお願いするところでございまして、その旨は通知にも書かせていただくようにしていこうと思っております。また、来年の4月につきましては、報告書が上がってきますので、その中でしっかり見ていきたいなと思っております。以上でございます。
○
小林義典議長 管理部長。
◎教育次長兼管理部長(亀井隆幸) 下窄議員さんの御質問に御答弁申し上げます。 まず、これまで地方創生臨時交付金を活用した学校給食の無償化、あるいは補助を行っているケース、実績というような御質問だったかと思いますけれども、臨時交付金を活用した給食費無償化等の事例につきましては、小学校、中学校、校種を限定したもの、あるいは実施期間の異なるもの、こういったものも含めますと、大阪府内で25市町村が実施されたということで把握いたしておるところでございます。 それから、無償化のスケジュール、周知方法、それから保護者の手続についての御質問でございますが、無償化のスケジュールにつきましては、7月分以降、それから来年の3月分までの給食費を対象としているところでございます。 それから、周知方法につきましては、議決を得ましたら、保護者向けに周知文書のほうを配付する予定をいたしておるところでございます。 それから、家庭での手続でございますが、特に保護者のほうで手続を行っていただく必要はございません。保護者に負担いただくことなく無償化のほうを実施していきたいというふうに考えております。以上でございます。
○
小林義典議長 岡田副市長。
◎副市長(岡田正文) 学校給食の無償化の狙いということなのですけれども、交付金の趣旨に沿って、コロナ禍において電気、ガス、その他もろもろの物価の高騰による値上がり、それで特に家計の負担の大きい子育て世帯に対して速やかにということが重要だと思っていまして、速やかに支援を行うため、今回、この7月から来年の3月まで給食費の無償化をやることを中心とする事業にしたいなというふうに考えてやらせていただきました。以上でございます。
○
小林義典議長 下窄明議員。
◆下窄明議員 御答弁ありがとうございます。 それでは、再質問も含めて何点かお伺いをいたします。 まず、大阪府内で25の市町村でこの無償化等々が行われたというところで、時期が違うというような答弁もありましたけれども、大体令和2年度に行われているものが主なものかなというふうに考えております。先行して他の自治体でやっているものですから、やっぱり課題点だったりとかというのが恐らくその自治体であったかと思うのですけれども、そういったことで、このたび本市でこの無償化事業を行うということで、課題点とかというものが本市ではどういうところにあるのかなというのを把握されているのかについてお伺いをしたいと思います。 続きまして、この物価高騰対応分ということで1,010万円が計上されております。今もウクライナ情勢であったりとか、あとは為替の影響とか、為替が円高に振れるのか、円安に振れるのか、まだまだ分からないというようなところもありまして、この令和4年度内において、さらなる物価上昇が起こるということも考えられるのではないかなと考えております。今回計上された補正予算で、この物価高騰対応分とか給食費無償化分が賄い切れなかった場合のことなのですけれども、市として再度の補正予算を上げて、この学校給食費の無償化にこだわる考えを現状において持たれているのかどうかについてお伺いをいたします。 次に、先ほど答弁いただきました無償化をするのは子育て世帯に速やかな支援を行っていきたいというような意図でやっているのだということです。多くの児童・生徒を持つ家庭はありがたい制度だと受け入れる一方で、事情があって学校に通えない児童・生徒の家庭としては複雑な思いを抱えているものがあるのではないかと推測をされます。それぞれの学校での問合せ等々は受け付けられるとも思うのですけれども、一度に複数の案件が教員にまた降りかかってきますと、大変な事態にならないのかなというふうに思っておりますので、本市として相談窓口の体制をどのようにすべきと考えているのかについてお伺いをいたします。よろしくお願いします。
○
小林義典議長 管理部長。
◎教育次長兼管理部長(亀井隆幸) 下窄議員さんの御質問に順次御答弁申し上げます。 まず、実施するに当たっての課題点という御質問でございますが、今回の給食費の無償化につきましては、交付金を活用した時限的な措置ということから、来年度以降の給食費の在り方について無償化、あるいは物価高騰分の負担を含めた検討が必要になってくるということがまず前提にあるのかなというふうに思っております。 給食費の無償化、物価の高騰分、この支援につきましては、様々な効果がある一方で、当然多額の財政負担、こういうものが生じるということから、当然予算の確保、それからほかのいわゆる経済的な支援制度、この利用者の調整も大事になってくるのかなというふうに聞いておるところでございますので、今後そこにつきましては十分検討していく必要があるのかなというふうには考えております。 それから、もしさらなる物価高騰等があった場合の対応ということでございますが、議員さん御指摘のとおり、今後もやはりさらなる物価高騰の可能性は当然否定できないものというふうに思っております。かねてからこの学校給食、食材の選定、それから献立を工夫することで一定対応してきているということでございますので、一定今回の物価高騰分等につきましても、可能な限り予算の範囲内で対応していければなというふうに現段階では思っておりますが、一方で、さらなる高騰が生じた場合、予算の範囲内で賄うことが困難というふうに判断した際は、やはり市長部局と十分相談させていただく必要があるのかなというふうには思っております。 それから、もう一点の相談窓口的な体制ということでございますが、学校に問い合わせられる相談内容につきまして様々あるというふうに考えておりますので、その都度、適切な対応が必要というふうになってくるものかなというふうに思っております。議員さん御指摘のとおり、教職員の負担軽減というような観点からも、今回の給食費無償化に係る相談窓口として、教育委員会事務局としても、一定やっぱり主体的に取り組んで、各学校に対しても周知を図った上で学校と十分連携を図りながら保護者に対して丁寧な対応に当たっていく必要があるのかなというふうに考えております。以上でございます。
○
小林義典議長 下窄明議員。
◆下窄明議員 御答弁ありがとうございます。 最後の相談窓口のところ、なかなか管理部長だけだとおっしゃりにくい感じもあるのかなと思いましたので、ぜひともここは今後の通知の中ででも、例えば学校だったら各学校へ問い合わせてくださいと、市だったらここに問い合わせてくださいというような周知の中でも恐らくできることはあるのかなというふうに思いますので、そういう進め方について、市のほうで今考えがありましたらお聞かせいただきたいと思いますのでよろしくお願いします。 最後に、先ほど守屋議員のほうからも代表質問でも取り上げられたというような話もありましたし、これまでの一般質問の中でもこの学校給食費の無償化というものは取り上げられてきたものだと認識をしております。今回、この令和4年度7月から3月分までということで約2億3千万円、恐らく年間では大体3億円の財源があれば無償化が実施できると、単純計算だけですけれども、素人的には考えてしまうものでもあります。令和5年度以降のこの義務教育学校の給食費について無償化を検討できるものなのかについて、現時点でのお考えをお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
○
小林義典議長 瀧澤市長。
◎市長(瀧澤智子) 下窄議員の御質問にお答えをさせていただきます。 これまで食材料費の高騰が続く中、保護者の負担を求めることなく、栄養バランスであったり、また質や量を確保するために、食の充実というものにつなげるために、教育委員会とも連携をして取り組んでまいりました。来年度以降、もちろん実施をしていきたいという気持ちは持っているのですけれども、財源的にはやはり4億円近くかかるものであると思っておりますので、また今の物価高騰、先ほどおっしゃっていたような為替の動きであったり原油の価格、高止まりもあるかもしれないというような状況になりますので、社会情勢なども踏まえて適宜判断をしていきたいと考えております。 それと、日頃からこの学校給食の問題だけではなくて、保護者の方や市民の方から相談、御意見、お叱りも含めていろいろな声が入ってくるのですけれども、それに関しては教育委員会ともちろん連携をしながら相談体制、あと御返答をしている部分がありますので、それについては引き続きそのような体制で行っていきたいと思います。以上です。
○
小林義典議長 山元建議員。
◆山元建議員 議案第49号、令和4年度池田市
一般会計補正予算(第3号)について質問いたします。 本補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億8,309万8千円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ408億7,198万8千円とするというものでございます。 かなり詳しい質疑がありましたので、まず大ざっぱなことでありますが、これは今回の補正予算は、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が下りたということを理由とするものであるということでありますが、先ほどいろいろ質疑でその使い道、以前は衛生品とかそういうものに使ったと、今回は食品が中心になっているような印象を受けたわけでありますけれども、その今回の臨時交付金自体は国のほうから何か制限がかかっているのかどうか、それをひとつ押さえておきたいと思いますので御答弁願いたいというふうに思います。 民生費関係はかなり具体的なことがありましたので先に進みまして、やはり教育費、給食センター費、これは学校給食の無償化ということであります。86ページの支援事業内容を見ますと、給食費を無償化すると、その期間は今年の7月から来年3月までということだということが基本だと思います。さらに物価高騰に対応して学校給食を安定して供給するための補助を行うということであります。いずれにせよ、保護者負担を期限付とはいえ、なくすということだと思うのですけれども、この物価高騰、ちょっと先ほど来の質疑の中のことでちょっと聞きにくかったところもあるのですけれども、例えば去年の同月比とかと比べてどれだけ上がっているのかどうか。先ほどもちょっと答弁があったかと思うのですけれども、そのあたりの具体的な数字、根拠、これをお示し願いたい。 これも答弁がちょっとありましたけれども、やはり物価高騰が理由でありますから、交付金の使い方ということでありますから、どの程度、物価高騰が続くのかどうかという見通し、これもお示し願いたいというふうに思っております。以上、よろしくお願いします。
○
小林義典議長 総合政策部長。
◎
総合政策部長(水越英樹) ただいまの山元議員さんの御質問にお答えいたします。 今回の交付金について制限がかかっているかどうかということでございますが、今回の補正予算に計上させていただきました事業については、コロナ禍における「原油価格・物価高騰等総合緊急対策」において、地方公共団体が、コロナ禍において原油価格や電気・ガス料金を含む物価の高騰の影響を受けた生活者や事業者の負担の軽減を実施できるよう、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の「コロナ禍における原油価格・物価高騰対応分」というこれが創設されたものによって事業を行っていることでございます。これは新しく創設されたものでございまして、新たな制限というものはございません。ただ、この中の国が想定する事業といたしまして、生活支援の事例といたしまして、学校給食の負担軽減策、保育所・幼稚園・認定こども園・認可外保育所を含めてのものでございますが、このような内容がございます。また生活インフラとして欠かせない水道をはじめ、電気、ガスなど公共料金への負担軽減策等の内容がございますけれども、実際に制限ということはございませんので、ないということでございます。以上でございます。
○
小林義典議長 管理部長。
◎教育次長兼管理部長(亀井隆幸) 山元議員さんの御質問に御答弁申し上げます。 学校給食、今回の物価高騰分、具体的な数値はというようなことでございますが、先ほど22円の部分につきましては、守屋議員のほうにお答えしたとおり、平成20年度をベースにというようなことで、現行と比べて約9.89%上昇ということでという話をさせていただきましたが、今回の物価高騰分、これも若干触れさせていただきましたが、前年度の指数と直近の指数を比べまして試算させていただいたのが1,010万円ということでございます。1食当たりの単価に直しますと、3%程度の上昇率が今回発表された率ですので、7円から9円程度が1食当たり上がってくるものというふうに考えております。 今後の見通しでございますが、物価というのは、何分素人なもので、なかなか難しいところではございますが、遅れてやってくるというようなことも当然ありますし、今後、世界情勢の問題もありますし、なかなか物が入ってこないというようなことも含めて考えていくと、やはり少なからず上がっていくものなのかなというふうには考えておりますが、現段階におきましては、そこまでなかなか予算措置というのは難しいところでございますので、現段階においての予算措置をさせていただいたということでございます。以上でございます。
○
小林義典議長 山元建議員。
◆山元建議員 再質問いたします。 学校給食の無償化につきましては、私どもは食育という言葉があるように、教育の一環であるという立場から、学校教育の無償化を常々主張してまいりましたし、3月の代表質問でも私、申し上げた次第であります。それが実現したということは非常にこれは喜ばしいことでありますし、評価するものではありますが、ただ期限付の問題等があります。 物価上昇はこの4月のことでありますけれども、消費者物価指数の特徴の一つとして、価格上昇した品目が増加しているということがあります。そして値上げが特に目立つのは、まさしく食料品であるということが今言われています。生鮮食料品の値上がりが激しく、タマネギは昨年4月と比べて98.2%の増、マグロが17.2%、リンゴが35.9%となっているところであります。さらに言いますと、食用油は36.5%値上げしているということであります。こういった数字は、この数字だけではなくて、実際の池田市のまちの声を聞きましても、タマネギが今3個、4個が500円というようなことになっているということ、あるいは食用油も昔は1缶2,800円ぐらいだったのが今4千円近くになっているということで、池田市の状況を見てもこの数字を裏づけられるというふうに考えるわけであります。 今後のことでありますけれども、帝国データバンクは、世界的な食料品相場の上昇、原油価格の高騰、物流費や原材料費の値上がり、急激な円安など全方位でコスト増加が続いたため、食料品の価格高騰は中長期的に続くと予測しているということであります。ここにはウクライナ情勢の問題を絡めて輸入物資のコスト上昇、それから自公政権側の円安政策とかがあるのだと思うわけでありますけれども、こういう状況は恐らく続くであろうということでありましたら、先ほども話もありましたけれども、お金の出どころはさておき、物価上昇を考えて無償化をするというのであるならば、来年度以降も継続していくという決断を私はすべきではないかと思うわけであります。 今、教育委員会サイドからも市長部局と相談と、検討するということもありました。先ほども答弁を求められておりましたが、市長のほうからここへの決断といいますか、来年度以降も頑張ってやっていくというようなことを示していただければと思いますがどうでしょうか。よろしくお願い申し上げます。
○
小林義典議長 瀧澤市長。
◎市長(瀧澤智子) 山元議員の御質問にお答えをさせていただきます。 先ほどおっしゃっていたように、物価上昇というのは非常に市民への影響が大きなものという認識はしております。繰り返しになるのですけれども、やはり教育委員会のほうから給食費の値上げをしなければならない状況に来ているという相談を受けたときに、それは保護者の負担を求めるのではなくて、市のほうで支援をしていこうということになりまして、先日も審議・可決をいただいたような状況であります。そういった思いというのは今ももちろん変わっていないものになりますので、これからも状況を見ながら、また財源状況を見ながら、確保できるものはしていきながら取り組んでいきたいと思います。以上です。
○
小林義典議長 山元建議員。
◆山元建議員 具体的なことをまた聞きたいのですけれども、この物価上昇等も加味しまして、具体的に今払っている額が1人当たり幾らで、無償化で1人当たりどれだけの恩恵を受けるのかということ、これも改めて答弁願いたいということであります。
○
小林義典議長 管理部長。
◎教育次長兼管理部長(亀井隆幸) 山元議員さんの御質問に御答弁申し上げます。 給食費、保護者から頂戴している費用でございますが、小学校で1か月当たり3,680円、1食当たり220円と、それから中学校におきましては、中学1・2年生と3年生とは回数が異なりますので、単価は297円、1食当たり297円で、中学校1・2年生につきましては4,050円で、3年生につきましては3,510円という費用となっておるところでございます。以上でございます。
○
小林義典議長 質疑を終わります。 本件に関し、原案どおり可決するに異議ありませんか。 (異議なしの声あり) 異議ないものと認めます。 よって、議案第49号、令和4年度池田市
一般会計補正予算は原案どおり可決されました。 次に、日程第6、議案第40号、池田市
総合計画基本構想の議決に関する条例の制定についてを議題に供します。 理事者の説明を求めます。
総合政策部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△議案第40号 池田市
総合計画基本構想の議決に関する条例の制定について 池田市
総合計画基本構想の議決に関する条例を次のように制定する。 令和4年6月6日 提出 池田市長 瀧澤智子理由 地方自治法第96条第2項の規定に基づき、池田市
総合計画基本構想の策定、変更及び廃止について、議会の議決すべき事件とするため、本条例を制定するものである。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
総合政策部長(水越英樹) ただいま上程になりました議案第40号、池田市
総合計画基本構想の議決に関する条例の制定について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案及び説明並びに参考資料の14ページから16ページまでを御参照願います。 本条例の制定理由でございますが、地方自治法第96条第2項の規定に基づき、池田市
総合計画基本構想の策定、変更及び廃止について、議会の議決すべき事件とするため、制定するものでございます。 それでは、条例の内容につきまして御説明申し上げます。 恐れ入りますが、16ページをお開き願います。 まず、本則関係でございますが、地方自治法第96条第2項の規定に基づき、池田市
総合計画基本構想の策定、変更及び廃止については、議会の議決すべき事件とするものでございます。 次に、附則関係でございますが、公布の日から施行するものでございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○
小林義典議長 説明は終わりました。 本件に関し、質疑願います。
藤原美知子議員。
◆
藤原美知子議員 議案第40号、池田市
総合計画基本構想の議決に関する条例の制定についてお尋ねをいたします。 本議案は、地方自治法第96条第2項の規定に基づき、池田市
総合計画基本構想の策定、変更及び廃止を議会の議決すべき事件とするため、本条例を制定するという御説明が今ありました。 本市では、これまで
まちづくりの基本的な理念や目標、方針などを定める基本構想、基本計画、実施計画などから成る総合計画を策定し、これに基づいて行政運営が行われております。これまで基本構想は地方自治法に基づき策定を義務づけられ、12年前にもそのための審議が行われたことを覚えております。その後、地方分権改革の取組の中で基本構想の策定を義務づけていた規定が廃止され、自治体の判断に委ねられたことにより、本条例を制定するという内容であろうかと思っております。 質問の1点目ですが、義務づけ規定が廃止されたということは、今後は地方自治体に任せるということになりますので、まず最初に、自治体任せということになりましたので、今回提案するということは今後継続するだろうという判断の下でここで条例制定の提案が出されたのだろうというふうに思っております。本市でのこの間の総合計画に対する実績、それから実績をどう評価、判断しているのか、これまでの計画に対する実績と評価について、概要についてお聞かせをいただきたいと思います。 そして2つ目は、その上で本条例を制定し、基本構想の策定、変更、廃止をこの議会の議決すべき事件とするということは、逆に廃止もあり得るということですが、実施方向に決めたというその内容、経緯についてお聞かせをいただきたい。 そして、具体的には基本構想、基本計画、実施計画と、これまで同様の方法で策定し、実施することになるのかどうか、それとも違った方法を取るのか。今後の具体的な計画についても併せてお聞かせいただきたいと思います。以上です。
○
小林義典議長 総合政策部長。
◎
総合政策部長(水越英樹) ただいまの藤原議員さんの御質問に順次お答えいたします。 まず、総合計画のこれまでの実績等でございますけれども、第6次総合計画につきましては、地域分権、環境にやさしい
まちづくり、世界に誇れる安全で安心なまち、教育のまち池田、細河地域の活性化を重点施策として行ってきたところでございます。 その中で、アンケート調査等意識調査を行ったところ、これからの10年間の重要性についても高い施策として同じような内容になっているところでございます。やはりその中で実績としまして、やはり池田市のよさを活用した
まちづくり、住み続けたいまちを推進してほしいという内容がございまして、池田市も以前の第6次から行っていますが、第7次についても同じようにやっていきたいと思っているところでございます。 今回、この条例の制定を行う要因、内容でございますが、まず総合計画につきましては、本市における最高規範である池田市みんなでつくるまちの基本条例第16条において、総合計画に基づく市政運営が定められているところで、市民主体の
まちづくりに取り組むための指針として、引き続き策定はさせていただいているところでございます。その中で、議決につきましては、総合計画の基本構想は、本市が目指すべき中期的な将来像を描き、市政全般に係る政策等の方向性を総合的に示すものであり、その重要性に鑑みまして、これまでどおり議決事件とするために本条例を制定させていただいたものでございます。 今後の第7次の考え方でございますけれども、基本的な考え方といたしましては第6次総合計画とほぼ同じ内容にはなっております。先ほど基本構想、基本計画、実施計画というお話がありましたが、第7次に関しましては、基本構想と基本計画の立てつけにさせていただいております。 また、考え方ですが、第6次につきましては多くの施策を掲載しまして、事業レベルと思われる細かい情報まで掲載しておりましたので、理解しやすい内容ではありましたが、今後、非常に多くの個別行政計画を作成している現状におきまして、総合計画という最上位計画が果たすべき機能を考えまして、市としてはどう対応するか、目指すことを考えたところ、大きな方向性と将来像を位置づけるシンプルなものということにさせていただいているところでございます。各個別施策につきましては各分野の個別計画、施策においてお示しさせていただくという形になっているところでございます。以上でございます。
○
小林義典議長 質疑を終わります。 では、議案第40号、池田市
総合計画基本構想の議決に関する条例の制定については、
総務常任委員会において御審査願うことにいたします。 次に、日程第7、議案第41号、池田市
後期高齢者医療に関する条例の一部改正についてを議題に供します。 理事者の説明を求めます。福祉部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△議案第41号 池田市
後期高齢者医療に関する条例の一部改正について 池田市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例を次のように定める。 令和4年6月6日 提出 池田市長 瀧澤智子理由 大阪府
後期高齢者医療広域連合
後期高齢者医療に関する条例の一部改正に伴い、引用条項を改めるため、本条例の一部を改正するものである。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎福祉部長(綿谷憲司) ただいま上程になりました議案第41号、池田市
後期高齢者医療に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案及び説明並びに参考資料の17ページから20ページを御参照願います。 まず、改正の理由でございますが、大阪府
後期高齢者医療広域連合
後期高齢者医療に関する条例の一部改正に伴い、引用条項を改めるため、本条例の一部を改正するものでございます。 次に、改正の内容でございますが、19ページをお開き願います。 第2条の改正関係は引用条項を改めるものでございます。 改正条例附則関係につきましては、この条例は公布の日から施行するものでございます。 甚だ簡単ではございますけれども、説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○
小林義典議長 説明は終わりました。 本件に関し、質疑願います。小林吉三議員。
◆小林吉三議員 議案第41号、池田市
後期高齢者医療に関する条例の一部改正について質問いたします。 本改正は、大阪府
後期高齢者医療広域連合
後期高齢者医療に関する条例の一部改正に伴い、引用条項を改めるため、本条例の一部を改正するものとなっております。 1つは、この条項は傷病手当の内容に係るものが引用条項として変更されると、引用されている広域連合の条例も含めて傷病手当の内容の変更はあるのかどうかお聞かせください。 2点目、傷病手当は新型コロナウイルス感染症に係るものではないかなと思うのですけれども、新型コロナウイルス感染症発生以来の年度の傷病手当支給件数、もし数字をお持ちであればお聞かせください。以上、よろしくお願いします。
○
小林義典議長 福祉部長。
◎福祉部長(綿谷憲司) 小林吉三議員さんの御質問に順次御答弁申し上げます。 今回の条例改正で傷病手当の内容について変更があったのかということでございますけれども、内容につきましては全く変更はございません。 それから、
後期高齢者医療におきます傷病手当の実績でございますけれども、本市におきましては、令和3年度まで実績はございません。広域連合全体では令和2年度から43件の申請があったというふうに聞いております。以上でございます。
○
小林義典議長 質疑を終わります。 では、議案第41号、池田市
後期高齢者医療に関する条例の一部改正については、
厚生常任委員会において御審査願うことにいたします。 次に、日程第8、議案第42号、池田市
子ども医療費の助成に関する条例の一部改正についてを議題に供します。 理事者の説明を求めます。福祉部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△議案第42号 池田市
子ども医療費の助成に関する条例の一部改正について 池田市
子ども医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例を次のように定める。 令和4年6月6日 提出 池田市長 瀧澤智子理由 民法の一部改正により成年年齢が18歳に引き下げられたことに伴い、
子ども医療費の助成の対象者のうち成年者であるものに係る申請の手続等について保護者ではなく対象者本人が行うこととする等、所要の規定の整備を行うため、本条例の一部を改正するものである。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎福祉部長(綿谷憲司) ただいま上程になりました議案第42号、池田市
子ども医療費の助成に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案及び説明並びに参考資料の21ページから29ページを御参照願います。 まず、改正の理由でございますが、民法の一部改正により成年年齢が18歳に引き下げられたことに伴い、
子ども医療費の助成対象者のうち成年者であるものに係る手続等について保護者ではなく対象者本人が行うこととする等、所要の規定の整備を行うため、本条例の一部を改正するものでございます。 次に、改正の内容でございますが、24ページをお開き願います。 第1条、第2条、第6条から第10条まで、第13条及び第14条の改正関係は、成年者である対象者に係る手続については、保護者ではなく対象者本人が行うこととするなど、所要の規定の整備を行うほか、文言の整備を行うものでございます。 第4条及び第12条の改正関係は、文言の整備を行うもの、第5条の改正関係は、所要の規定の整備を行うものでございます。 改正条例附則関係につきましては、この条例は公布の日から施行するものであること、また所要の経過措置を設けるものでございます。 誠に簡単ではございますが、説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○
小林義典議長 説明は終わりました。 本件に関し、質疑願います。山元建議員。
◆山元建議員 議案第42号、池田市
子ども医療費の助成に関する条例の一部改正についてということでありますが、民法の一部改正により成年年齢が18歳に引き下げられたことに伴い、
子ども医療費の助成の対象者のうち成年者であるものに係る申請の手続等について保護者ではなく対象者本人が行うということであります。
委員会付託でございますので、ごく基本的なことを押さえるということで質問させていただきます。 子どもの医療費助成が18歳まで引き上げられたということであります。今回、成年年齢が引き下げられたということで、対象となる各子どもたちといいますか、18歳の1年未満の期間のことが対象になろうかというふうに思いますが、家人に対象者がいない関係もありますので、今まで子どもの医療費助成、今回のことに限らず、例えば子どもさんがけがをした、あるいは病気になったというときに、どのように医療費助成を受けられたのかという手続、方法とかを改めてここで確認させていただきたいというふうに思います。 それから、もう一つは、18歳でありますから、進路選択とかいろいろ非常に複雑、神経質な時期であります。そこで子どもさん、18歳の子が自分で申請するということになろうかということはちょっと酷なところがあるかなというふうに思います。少なくとも周知徹底はやっぱりするべきかなというふうに思います。最初の質問と関連すると思いますけれども、どうか御答弁願いたいと思います。よろしくお願いします。
○
小林義典議長 福祉部長。
◎福祉部長(綿谷憲司) 山元議員さんの御質問に順次御答弁申し上げます。 まず、
子ども医療費の助成の受け方でございます。助成につきましては、あらかじめ出生されたとか、あるいは御転入されたとかいうようなことで対象になられたときにお届けいただいて、医療証というものを発行しております。府内の医療機関であれば、保険証に添えてその医療証を医療機関の窓口で提示いただくことによりまして医療費助成が受けられるということになります。大阪府外の医療機関におきましては、医療費助成、窓口では受けられないので、一旦、健康保険における自己負担額をお支払いいただいて、後日、窓口のほうへ、いわゆる償還払いという形になりますので、申請をいただければ、お振込させていただくということになります。 それから、18歳以降、なかなか御本人が申請するというようなことは難しいのではないかということでございます。一般的に18歳で年度末までといいますと高校3年生の方が多いかなということで、窓口へ来ていただいてというのはなかなか難しいかというふうに思いますので、その点に関しましては、例えば親御さんが申請書を御本人の代わりにお持ちいただく申請代行というような手続もできますし、また申請書自体はホームページなどに掲載しておりますので、打ち出していただいて御郵送いただくというような形でも受付をさせていただきたいというふうに思っております。以上でございます。
○
小林義典議長 質疑を終わります。 では、議案第42号、池田市
子ども医療費の助成に関する条例の一部改正については、
厚生常任委員会において御審査願うことにいたします。 次に、日程第9、議案第43号、池田市
建築基準法施行条例の一部改正についてを議題に供します。 理事者の説明を求めます。
まちづくり推進部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△議案第43号 池田市
建築基準法施行条例の一部改正について 池田市
建築基準法施行条例の一部を改正する条例を次のように定める。 令和4年6月6日 提出 池田市長 瀧澤智子理由 建築基準法の一部改正に伴い、引用条項を改めるため、本条例の一部を改正するものである。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
まちづくり推進部長(根津秀徳) ただいま上程になりました議案第43号、池田市
建築基準法施行条例の一部改正について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案及び説明並びに参考資料の30ページから33ページを御参照いただきたいと存じます。 改正の理由についてでございますが、建築基準法の一部改正に伴い、引用条項を改めるため、本条例の一部を改正するものでございます。 内容についてでございますが、議案及び説明並びに参考資料の32ページをお開きいただきたいと存じます。 引用条項を改めるものでございます。 附則関係でございますが、本改正条例は公布の日から施行するものでございます。 甚だ簡単でございますが、説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○
小林義典議長 説明は終わりました。 本件に関し、質疑願います。小林吉三議員。
◆小林吉三議員 議案第43号、池田市
建築基準法施行条例の一部改正について質問いたします。 本改正は、建築基準法の一部改正に伴い、引用条項を改めるための改正となっております。 質問ですけれども、本改正は建築基準法第85条、仮設建築物に対する制限の緩和、それから第87条の3、建築物の用途を変更して一時的に他の用途の建築物として使用する場合の制限の緩和に係るものですけれども、本改正によって、それぞれ引用されている緩和の内容について変更があるのかどうかお聞かせください。以上です。
○
小林義典議長 まちづくり推進部長。
◎
まちづくり推進部長(根津秀徳) 小林吉三議員さんの御質問にお答えいたします。 内容に変更があるのかということでございますが、これ手数料条例の根拠を見ていくところでございまして、私どもの手数料に変更はございません。これはもともと議員おっしゃるように、新型コロナウイルス感染症の対応のための応急仮設建築物、それの存続期間の見直しを目的とする建築基準法の一部改正に伴いまして、
建築基準法施行条例の許可申請の手数料表において引用する条項がずれたもので、それを改正するものでございます。以上でございます。
○
小林義典議長 質疑を終わります。 では、議案第43号、池田市
建築基準法施行条例の一部改正については、
土木消防常任委員会において御審査願うことにいたします。
○
小林義典議長 暫時休憩いたします。 午前11時54分 休憩 午後1時30分 再開
○
小林義典議長 再開いたします。 次に、日程第10、議案第44号、池田市立養護老人ホーム条例の廃止についてを議題に供します。 理事者の説明を求めます。福祉部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△議案第44号 池田市養護老人ホーム条例の廃止について 池田市立養護老人ホーム条例を廃止する条例を次のように定める。 令和4年6月6日 提出 池田市長 瀧澤智子理由 施設の老朽化及び利用者の減少により、池田市立養護老人ホームを廃止するため、本条例を廃止するものである。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎福祉部長(綿谷憲司) ただいま上程になりました議案第44号、池田市立養護老人ホーム条例の廃止について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案及び説明並びに参考資料の34ページから37ページまでを御参照願います。 まず、廃止の理由でございますが、市立養護老人ホーム白寿荘につきましては、施設が老朽化しており、また利用者数も減少していることから、本条例を廃止するものでございます。 内容につきましては、36ページをお開き願います。 本則関係は、池田市立養護老人ホームを廃止するため、本条例を廃止するものでございます。 附則関係は、施行日は令和5年4月1日とし、併せて関係条例の規定を整理するものでございます。 甚だ簡単ではございますが、説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○
小林義典議長 説明は終わりました。 本件に関し、質疑願います。小林吉三議員。
◆小林吉三議員 議案第44号、池田市立養護老人ホーム条例の廃止について質問いたします。 本条例の廃止については、施設の老朽化及び利用者の減少により、養護老人ホームを廃止するというのが理由になっております。福祉施設がなくなるということで、福祉の後退になるのではないかなというふうにも思うわけですけれども、利用者の減で廃止の方向というのは、これまでも委員会や本会議などで話もあったわけですけれども、廃止の経緯についてお聞かせください。 また、令和3年度に7人入居ということでの予算を上げられておりました。入居されていた方、今いなくなっての廃止ということでしょうけれども、そのおられた方の状況、ほかの施設に移られたのかとかそういう内容についてお聞かせください。以上、よろしくお願いします。
○
小林義典議長 福祉部長。
◎福祉部長(綿谷憲司) 小林吉三議員さんの御質問に順次御答弁申し上げます。 まず、廃止に至る経緯ということでございますけれども、白寿荘につきましては、敬老の里全体の再構築を検討している中で、平成31年3月に敬老の里基本構想というものを策定いたしました。その検討の中において、施設の老朽化、50年近く施設がたっているということ、また年々入所者数が減少しているということから、将来的には廃止をして他の用途に使うべきというようなことで考えておりましたので、現時点におきましても入所者数が回復することがなく経過しておりますので廃止するということに決定したものでございます。 それと、現在の入所者なのですけれども、現在9名の方が白寿荘には入所をされております。この9名の方々につきましては、今年度中に基本的には近隣の同種の施設、養護老人ホームに御本人さんや御親族の御意向を伺いながら移っていただいてというふうに考えております。 議員のおっしゃっていただきました7人分の予算というのは、白寿荘以外の市外の老人ホームへの入所措置をする場合の措置費として予算を計上しているものということでございまして、白寿荘を廃止して他市へ移っていただきましたら、その部分、他市への措置費というのは増加するけれども、養護老人ホーム白寿荘の管理費は不要になるということでございます。以上でございます。
○
小林義典議長 質疑を終わります。 では、議案第44号、池田市立養護老人ホーム条例の廃止については、
厚生常任委員会において御審査願うことにいたします。 次に、日程第11、議案第45号、動産の取得についてを議題に供します。 理事者の説明を求めます。総務部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△議案第45号 動産の取得について 下記のとおり動産を取得したいので、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例(昭和39年池田市条例第8号)第3条の規定により、議会の議決を求める。 記1 種類 災害対応特殊消防ポンプ自動車2 数量 一式3 取得金額 金50,369,000円4 契約の相手方 兵庫県三田市テクノパーク2番地の3 株式会社モリタ 関西支店 支店長 土居典生 令和4年6月6日 提出 池田市長 瀧澤智子理由 災害対応特殊消防ポンプ自動車を取得したいので、本議案を提出するものである。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎総務部長(塩川英樹) ただいま上程になりました議案第45号、動産の取得について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案及び説明並びに参考資料の38ページをお開き願います。 取得する動産は、災害対応特殊消防ポンプ自動車で、取得金額は5,036万9千円、契約の相手方は株式会社モリタ関西支店で、本動産を取得するに当たりまして、地方自治法及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。 39ページを御参照願います。 本動産の取得につきましては、去る令和4年5月12日に指名業者9社による入札を行いました結果、第1回目の入札において、消費税を含めまして5,036万9千円で株式会社モリタ関西支店が落札しております。 なお、災害対応特殊消防ポンプ自動車の概要につきましては消防長から御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
○
小林義典議長 消防長。
◎消防長(金井博司) それでは、引き続きまして、災害対応特殊消防ポンプ自動車の概要につきまして御説明を申し上げます。 恐れ入りますが、議案及び説明並びに参考資料の47ページから49ページを御参照願います。 このたび更新予定の消防車両は消防施設設備整備5か年計画に基づき車両更新するものでございます。本車両は全国で大規模災害が発生した場合、各地へ緊急消防援助隊として派遣する車両であり、3トン級消防専用シャシに600リッターの水槽を備え、圧縮空気泡消火装置を装備し、少量の水で有効な消火活動を行うことができるものでございます。 加えて、新たに電動油圧昇降装置や電動アシスト付ホースカーを装備することで活動隊員の省力化を図るとともに、安全かつ迅速な活動を可能とする車両となっているものでございます。 簡単ではございますが、説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○
小林義典議長 説明は終わりました。 本件に関し、質疑願います。山元建議員。
◆山元建議員 議案第45号、動産の取得について質問いたします。 取得の理由は災害対応特殊消防ポンプ自動車を取得するというのが趣旨ということでありますが、これは私どもの会派は土木消防委員会に委員を出しておりませんので、幾つか、少し詳しく質問をしたいと思います。 災害のときに各地へ派遣という御説明がありました。これは逆に言いますと、地元では使うのかどうかということです。単純な疑問なのですけれども、それをまず伺いたいのと災害対応で特徴があるということでありますが、従来の同様の車種と比べてどのようなことができるかと、ちょっと説明がありましたけれども、もう少し詳しく、今までできなかったこういうことをもできるのですよとか具体的に述べていただければありがたいということであります。 それから、この車両自体はちょっと水槽という言葉が出ておりましたが、車両自身に水を貯水する能力があるのかどうかということをもう一度確認のために伺いたいと思います。 それから、新たな機能があるということのようでありますが、こういう同様の車両が周辺自治体でも今、購入というようなことになっているのかどうか、これも伺いたいと思います。 それから、入札について幾つか伺いたいと思います。 まず、一べつして明らかなのですけれども、事前辞退が非常に多いということであります。もちろん、これは一般競争入札ではなくて指名競争入札でありますから、相手さんが断るというのは自由でありますから、それは別に問題はないと思うのですけれども、しかしちょっと多いなというのがちょっと気になります。伺っている範囲で結構でございますけれども、何が辞退の原因になったのかというようなことを伺いたいというふうに思います。 それから、予定価格が4,636万3,637円ということです。この価格が事後公表なのか事前公表なのかということも聞いておきたいと思います。取りあえず、以上、よろしくお願いいたします。
○
小林義典議長 消防長。
◎消防長(金井博司) 山元議員さんの御質問に順次お答えを申し上げます。 この車両が各地へ派遣するということで、地元でも使えるのかという御質問でございますが、これはもちろん地元でも私どもで使っておる車両でございます。 次に、電動云々というところの昇降装置の具体的な説明でございますが、これは車両にホースを10本積載できるホースカーという器具がございまして、そのホースカーがおよそ100kg超の重さがございまして、それを上げ下ろしするのに電動で油圧を動かして自動で上げ下げができるという装置でございます。 あと、ホースカーですけれども、これもアシストつきにしまして、引っ張った段階で少し力が加わる、電動アシスト付自転車のような感じで進むという装置がついております。具体的な装備については以上でございます。 あと、水槽についてでございますが、この車は600リッターの水槽、水を積んでおります。この水を使って初期消火をするという形になってございます。 あと、新たな機能が周辺の自治体でもあるのかというところでございますが、圧縮空気泡消火装置(CAFS)、この辺のことは近隣の自治体でも使っているということは聞き及んでおります。あと、電動の昇降装置とか、アシストつきのホースカー、これについては近隣ではまだあまりないのかなと、全国的には数台聞いておりますけれども、恐らくつけているところもあるかもしれませんけれども、当市では初の試みでございますので、よろしくお願いをいたします。以上でございます。
○
小林義典議長 総務部長。
◎総務部長(塩川英樹) 山元議員さんの御質問にお答えしたいと思います。 事前辞退の理由としましては、事前辞退は説明会の辞退が3社、それから入札会の辞退は2社あったわけでございますが、具体的な理由を示している会社のそういう理由としましては、他の受注業務が多くて、さらにこの業務を受けることが困難であるといった会社もありますし、納入期日までの期間が短くて対応が難しいのだと、また装備品の一部を仕様どおり満たして造ることができないというふうな理由をもって事前に辞退されたということでございます。 あとは、予定価格の公表時期でございますが、これは事後公表としているところでございます。以上でございます。
○
小林義典議長 山元建議員。
◆山元建議員 大体、車の内容は分かりました。ありがとうございます。 全国でという意味だったのでしょうかね、数台とおっしゃいましたが、近隣ではあまりないと、ここまでの装備を持っている車はあまりないという趣旨の答弁だったと思うのですけれども、それを思い切って購入されるということ自体は歓迎すべきことなのかなと思うわけであります。 さらに水槽機能もあるということでありますが、これは確認ですけれども、当然、給水機能があるということでありますから、現地での消火栓での取水も当然可能であろうということ、それからもう一つ、取水方法としましては、火事の際の水の調達という意味でいいますと、消火栓と車自身に水を積んでいるということと、それから以前、伺ったことがあるのですけれども、やっぱり自然河川でも調達ができるところでは水を取るということも聞いたことがあります。そういうことにも対応できるのかどうかということをちょっと御答弁願えればと思います。よろしくお願いいたします。
○
小林義典議長 消防長。
◎消防長(金井博司) 山元議員さんの再度の御質問にお答えを申し上げます。 給水可能かというところの問題ですけれども、消火栓云々での給水も可能ですし、自然水利に対しても吸管を備えていますので、自然水利に対しても給水はできる装置でございます。以上でございます。
○
小林義典議長 質疑を終わります。 では、議案第45号、動産の取得については、
土木消防常任委員会において御審査願うことにいたします。 次に、日程第12、議案第46号、損害賠償の額を定めることについてを議題に供します。 理事者の説明を求めます。
上下水道部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△議案第46号 損害賠償の額を定めることについて 下記のとおり損害賠償の額を定めたいので、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第13号、
地方公営企業法(昭和27年法律第292号)第40条第2項及び池田市水道事業及び公共下水道事業の設置等に関する条例(昭和41年池田市条例第22号)第9条の規定により、議会の議決を求める。 記1 相手方 大阪府東大阪市稲葉2丁目3番17号 大阪ガスネットワーク株式会社 北東部事業部 北東部事業部長 西浦克敏2 損害賠償の額 金8,137,170円 令和4年6月6日 提出 池田市長 瀧澤智子理由 令和3年10月5日に発生した水道管の漏水に起因するガス管の損傷及びガス管内への水道水の流入に係る損害賠償の額を定めたいので、本議案を提出するものである。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
上下水道部長(吉村寛) ただいま上程になりました議案第46号、損害賠償の額を定めることについて御説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案及び説明並びに参考資料50ページから53ページを御参照願います。 本件は、令和3年10月5日に発生した水道管の漏水に起因するガス管の損傷及びガス管内への水道水の流入に係る損害賠償の額を定めるため、地方自治法第96条第1項第13号、
地方公営企業法第40条第2項及び池田市水道事業及び公共下水道事業の設置等に関する条例第9条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 それでは、経過につきまして御説明申し上げます。 51ページを御参照願います。 令和3年10月5日、午後10時頃、池田市神田1丁目14番15号地先において、池田市が管理する口径20mmの水道管から漏水し、噴出した水が付近の土砂と混ざり合い、近接した部材の1点に集中してジェット状に当たることにより研磨し損傷させることで、最終的に穴を空けてしまうサンドブラスト現象が発生し、大阪ガスネットワーク株式会社が設置する口径50mmのガス管を損傷させ、ガス管内に水道水が流入しました。現場付近92戸のガス供給が停止し、大阪ガスネットワーク株式会社などがガス管の修繕、ガス管内の水抜き作業を行ったため、令和3年11月18日、大阪ガスネットワーク株式会社から本件対応に係る費用の支払いについて申入れがあり、本件対応に係る損害について協議を行い、当該損害の額の確定に向けて調査を開始いたしました。 当該調査の結果、大阪ガスネットワーク株式会社に813万7,170円相当の損害が生じたことを確認し、令和4年4月27日、これを損害額とすることを相互に確認いたしました。なお、参考(2)として52ページに示談書(案)を、別記として53ページに損害金内訳書を記載しております。 簡単ではございますが、説明は以上でございます。よろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。
○
小林義典議長 説明は終わりました。 本件に関し、質疑願います。小林吉三議員。
◆小林吉三議員 議案第46号、損害賠償の額を定めることについて質問いたします。 本議案は、令和3年10月5日に発生した水道管の漏水に起因するガス管の損傷及びガス管内への水道水の流入に係る損害賠償の額を定めるためのものです。 昨年10月の神田のもので、経緯について御説明がありましたけれども、この経緯の中では、ガス管がいかにして損傷になったのかは分かるのですけれども、水道のほうの漏水のほうの原因についてはどういう原因だったのかお聞かせください。 また、この神田1丁目で発生した事故で、水道及びガス供給の停止となった期間はどのぐらいだったのかお聞かせください。 それから、損害金の内訳を見ますと、復旧工事に係る費用に対する賠償のように見えますけれども、例えばガス会社がこの間、営業できなかったことに対する損失などは含まれているのか、その点についてお聞かせください。 また、このガス停止によって、ガスの供給先の損害についてはどのようになっているのか、その辺をお聞かせください。以上、よろしくお願いします。
○
小林義典議長 上下水道部長。
◎
上下水道部長(吉村寛) 小林吉三議員の御質問に順次御答弁申し上げます。 漏水の原因でございますが、水道管の漏水の原因といたしまして、一番考えられるのは老朽化だというふうに考えております。 続きまして、停止期間でございますが、約1日の停止でございます。 それと、損害の関係でございますが、この補償等は大阪ガスさんはされないというふうに聞き及んでおります。以上でございます。
○
小林義典議長 小林吉三議員。
◆小林吉三議員 御答弁ありがとうございました。 水道管の漏水事故について、老朽化というお話がありまして、報告第5号の中でも更新の話がありました。更新をしていくのが対策かなと思いますけれども、これ以外での対策について考えておられることがありましたらお聞かせください。 あと、今回の損害賠償、これを補填するような事故保険制度というものに加入されていたのか、その活用状況についてお聞かせください。以上、よろしくお願いします。
○
小林義典議長 上下水道部長。
◎
上下水道部長(吉村寛) この老朽管だと思われる破損に対しての対策でございますが、やはりこの設置のときにしっかり配管同士のスペースを取るというのが一番大事ではないかなというふうに確認しておりますので、検査をしっかりした体制でやっていくということが大事かと思います。 もう一つ、保険でございますが、これは保険に入っております。年間保険で30万円超の保険に入っているところでございます。以上でございます。
○
小林義典議長 小林吉三議員。
◆小林吉三議員 ありがとうございます。 その保険でどの程度補填されるものなのか、その点をお聞かせください。
○
小林義典議長 上下水道部長。
◎
上下水道部長(吉村寛) 小林吉三議員の再度の御質問に御答弁申し上げます。 全額補償されます。以上でございます。
○
小林義典議長 質疑を終わります。 では、議案第46号、損害賠償の額を定めることについては、
土木消防常任委員会において御審査願うことにいたします。 次に、日程第13、議案第50号、令和4年度池田市
一般会計補正予算を議題に供します。 理事者の説明を求めます。
総合政策部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△議案第50号 令和4年度池田市
一般会計補正予算(第4号) 令和4年度池田市の
一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。(歳入歳出予算の補正)第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,500千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ40,874,488千円とする。2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和4年6月6日 提出 大阪府池田市長
瀧澤智子~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
総合政策部長(水越英樹) ただいま上程になりました議案第50号、令和4年度池田市
一般会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案及び説明並びに参考資料の87ページを御参照願います。 今回の補正は、第1条で歳入歳出予算の総額に250万円を追加し、予算総額をそれぞれ408億7,448万8千円とするものでございます。 それでは、歳出より御説明申し上げます。 恐れ入りますが、94ページをお開き願います。 款2総務費、項1総務管理費、目13自治振興費の負担金補助及び交付金は、秦野地域コミュニティ推進協議会による盆踊り大会用の備品の購入について、一般財団法人自治総合センターのコミュニティ助成が採択されたことによる助成金の追加でございます。 次に、歳入について御説明申し上げます。 92ページにお戻り願います。 款20諸収入、項6雑入、目1雑入は、歳出で御説明いたしました一般財団法人自治総合センターのコミュニティ助成の助成金の追加でございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○
小林義典議長 説明は終わりました。 本件に関し、質疑願います。小林吉三議員。
◆小林吉三議員 議案第50号、令和4年度池田市
一般会計補正予算(第4号)について質問いたします。 本補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ250万円を追加し、歳入歳出予算総額を408億7,448万8千円とするものです。 この質問の一つは、この補正は1点のみで自治振興費の負担金補助及び交付金は秦野地域コミュニティ推進協議会によるやぐら、そのほかコミュニティ活動備品の整備ということです。一般財団法人自治総合センターのコミュニティ助成が採択されたことによる助成ということでした。 これは主に夏祭りの盆踊りで使用するやぐらで、結構重いもので、私も議員になる前に組立てに参加したこともあるのですけれども、老朽化しており、重いもので、この交付金は地域にとって非常に喜ばれるものだと思います。 質問ですけれども、自治総合センターの助成について、この年度について、この地域のコミュニティの案件が採択された経緯についてお聞かせください。 また、同様の要望が他の地域からも出されているのではと思いますが、何かプライオリティーとかそういうものがあるのか、市のほうで調整されているのか、その辺についてお聞かせください。 それから、もう一点は、この夏祭り用のやぐらは秦野小学校区のスポーツ振興会が管理されておられたと思いますが、助成の相手先が秦野地域コミュニティ推進協議会、支援先となっております。これら助成されたやぐらの管理についてはどのような管理をされるようになるのか、この辺の事情について御存じであればお聞かせください。以上、よろしくお願いします。
○
小林義典議長 市長公室長。
◎市長公室長(西山真) ただいまの小林吉三議員の御質問に対してお答えしたいと思います。 この助成に関しましては、一般コミュニティ助成事業でありまして、宝くじの社会貢献広報事業として、コミュニティ活動に必要な備品や集会施設の整備に対して助成を行い、地域のコミュニティ活動の充実・強化を図ることとなっております。 これに関しまして、調整と申しますのは、現在、市のほうが複数の団体から応募があった場合でも、市の事前調査に通った案件について、時期の早いものから順番に採択しているところでございます。今現在、1件、ちょっと別の地区でだんじりのほうを申請したいという旨が出ております。 それから、スポーツ振興会、これに関しましては、地域のほうで保管等をしていただいているということを聞いておりますので、そのあたりの形で調整してもらえると考えております。以上でございます。
○
小林義典議長 質疑を終わります。 では、議案第50号、令和4年度池田市
一般会計補正予算は、
総務常任委員会において御審査願うことにいたします。 次に、受付番号1、
シルバー人材センターに対する支援を求める意見書の採択を求める請願、受付番号2、
インボイス制度(
適格請求書等保存方式)の導入中止を求める意見書の採択を求める請願につきましては、
総務常任委員会においてそれぞれ御審査願うことにいたします。 本日はこれをもって散会いたします。 なお、次回継続会は、27日、午前10時より開会いたしますので、よろしくお願いいたします。 慎重審議ありがとうございました。 午後1時59分 散会---------------------------------------
市議会議長 小林義典 署名議員 守屋大道 署名議員 山元 建...