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令和4年予算常任委員会 本文 開催日:2022年06月30日

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  1. 岸和田市議会 2022-06-30
    令和4年予算常任委員会 本文 開催日:2022年06月30日


    取得元: 岸和田市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-21
    2022年06月30日:令和4年予算常任委員会 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 箇所) ◯岡林憲二委員長  ただいまから予算常任委員会を開会します。  本委員会に付託されました事件は、お手元に御配付しております付託事件のとおりです。  審査の方法は議案番号順に審査することとし、議案第40号については、歳出は款ごと、歳入は一括、継続費、債務負担行為は一括して審査することとしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声あり〕  それでは、そのように進めさせていただきます。  まず、議案第40号のうち3款民生費の審査に入ります。  本件に関し、理事者の説明を求めます。 ◯山本美和福祉部長  議案書69ページをお願いいたします。議案第40号令和4年度岸和田市一般会計補正予算(第3号)のうち、福祉部に関する部分につきまして、私から御説明申し上げます。  内容につきましては、98ページ、99ページをお願いいたします。  右ページ一番上、3款民生費1項社会福祉費12目生活困窮者自立支援費に9160万3000円の補正計上で、右ページ事業別区分欄に記載の新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給事業でございます。  これは、昨年度、緊急事態宣言の延長を踏まえ、生活困窮者への追加支援として開始された制度で、社会福祉協議会で実施している総合支援資金等の貸付けを利用できない世帯のうち、収入や資産の基準に該当する世帯で、さらに求職活動等の要件を満たす世帯に自立支援金を支給するものでございます。今回、申請期限が令和4年8月31日に延長されたため、扶助費及び事務費等の予算の増額をお願いするものでございます。  なお、このたびの制度改正では、申請期限の延長とともに、求職活動の要件が緩和されております。また、本事業に係る経費につきましては、全額国の補助金が充てられる予定となっております。 ◯大西謙次子ども家庭応援部長  引き続き、議案書98ページ、99ページをお願いします。  左ページ中段、2項児童福祉費2目子ども子育て支援費に1億1506万8000円の補正計上でございます。右ページ事業別区分欄上から2つ目、放課後児童健全育成事業に5932万円の計上でございます。  これは、チビッコホーム待機児童の解消に向けて、令和5年4月より、常盤小学校において、新たに第3チビッコホーム、第4チビッコホームを通年設置するための工事費及び備品購入費でございます。  その下、保育所運営事業に5574万8000円の計上で、これは、国のデジタル田園都市国家構想推進交付金を活用し、市立保育所11か所にICTを活用した市立保育所業務支援システム導入に係る経費で、システム構築業務委託料システム使用料、プリンターなどの備品購入費などを計上しています。システムを導入することで、スムーズな登園、降園の実現など、保護者利便性の向上と、保育日誌や出席簿など、園児の情報に係る書類作成などの業務負担を軽減するなど、保育士の事務の効率化を目指すものです。  左ページ下段、6目児童福祉施設費に731万8000円の補正計上で、右ページ事業別区分欄一番下、市立認定こども園整備事業に731万8000円の補正計上でございます。
     これは、幼保再編前期計画に位置づけております、令和7年4月に開設予定の公立の幼保連携型認定こども園、(仮称)岸和田市立旭太田認定こども園の整備に関し、報償費委託料を計上しております。報償費につきましては、設計業者プロポーザル方式にて選定する際、外部有識者の意見を聞くためにお呼びするもので、その方への報償費です。委託料に関しましては、開設予定地である太田幼稚園地の測量及び地盤調査に係る委託料でございます。 ◯岡林憲二委員長  説明が終わりました。  質疑に入ります。質疑はありませんか。 ◯岸田厚委員  質問させていただきます。今回出ています、まず児童福祉費市立認定こども園整備事業についてお伺いします。  先ほどお話がありましたように、今回の市立認定こども園前期計画に基づくものであり、この計画は、全ての公立保育所幼稚園を6か所の市立認定こども園と、そのほかは全て民間の認定こども園にするという計画の上に立ったものであると理解してよろしいでしょうか。 ◯津田伸一こども園推進課長  そのとおりでございます。 ◯岸田厚委員  それでは、今回出されています委託料ですけれども、当初予算では計上されていませんでしたけれども、今回、委託料、設計、測量等委託料が出てきたというのは、計画が前倒しになるために今回出てきたのでしょうか。 ◯津田伸一こども園推進課長  当初の予定では、市民説明会を約1年前に行う予定でしたが、コロナの影響もありまして、昨年11月から12月にかけて実施させていただきました。今年2月に正式に前期計画を確定させていただきましたので、そのスケジュールに沿って今回補正計上させていただいています。 ◯岸田厚委員  今お話がありましたように、今回、コロナの影響で市民説明会があまりできていなかったということですけれども、当然、当該保育所幼稚園保護者に説明会をされたと思うんですけれども、その内容について、どのような意見が出されたのかお示しください。 ◯津田伸一こども園推進課長  特に多く頂いたのが、具体的な施設、園庭も含めてなんですが、カリキュラムを含めて、実際、新しい認定こども園での運営状況について、確定した段階で速やかに情報を提供してほしいという御意見を多く頂いております。 ◯岸田厚委員  それ以外にも、やはり保育所幼稚園として存続してほしいという声はなかったのでしょうか。 ◯津田伸一こども園推進課長  保育所幼稚園認定こども園について、それぞれの地域特性を生かして設置してほしいと。全て認定こども園にするのではなくて、幼稚園保育所認定こども園として整備してほしいという意見も頂いております。 ◯岸田厚委員  私どもは一貫して、今回のこの計画については、全ての公立保育所幼稚園をなくすのではなく、市立の認定こども園、また公立保育所幼稚園があって、父母の選択肢の幅が開かれるような計画に変更すべきだとずっと主張してまいりましたけれども、計画の変更なしに、今回はそのまま、この計画どおりの実施の予算であります。私どもは、この予算については反対せざるを得ないということで申し添えて終わります。  それともう1点、違う質問です。  今回、保育所運営事業の中で、デジタル化によるシステム開発の意向ということですけれども、この内容をもう少し詳しくお願いします。 ◯溝端多賀子子育て施設課長  このデジタル化の推進という部分ですが、保育所業務支援システムをICTを利用した形で導入しようというものでございまして、これを利用することで、ここにございます登降園管理機能であったり、あとお便りであったり、保護者から、アプリ等を活用した形での出欠連絡を頂けるような仕組みを取り入れまして、保育士の事務の効率化という形から、業務負担の軽減と保護者利便性の両方を図っていこうというものでございます。 ◯岸田厚委員  保育業務の軽減ということで言えばいいのかと思いますが、1つちょっと気になるのが、出欠の確認もこのアプリでしてしまうと、子供が今日はお休みしますというときに、今までは電話で子供の状況なんかも聞きながら対応できていたのが、そういった状況を把握することができなくなってしまうのかという懸念があるんですが、その辺は大丈夫なんでしょうか。 ◯溝端多賀子子育て施設課長  電話での対応も、もちろんこれからも継続させていただきますが、ただ、電話での連絡でなかなかそこまでの問合せであったり状況をお伝えしたいわけではなく、ただ欠席であるとかを早く連絡したい保護者にとっては利便性が上がると考えてございます。 ◯岸田厚委員  昨今、児童虐待等々いろんな問題がある中で、結構そういう発信のところ、電話とかの会話の中で察知するという話もよく聞きますので、その辺、デジタル化になって、あまりにもそういうことが分からないようなことにならないようにお願いしておきます。 ◯堂本啓祐委員  引き続き、保育所運営事業についてお聞きします。保育所業務支援システムを導入されるということなんですが、その前提となって、各保育所Wi-Fi環境がちゃんと整っているのか。それから、パソコン配備状況はどうなっているのか。業務支援システムが配備されても、パソコンがもしなければ、それを生かし切れないと思うんですけれども、その辺、Wi-Fi環境並びにパソコン配備状況をお聞きします。 ◯溝端多賀子子育て施設課長  市立保育所では、今、紙や電話での伝達、共有が中心となっていまして、パソコン、ICTを活用したWi-Fi環境の中での業務はできておりません。現在、Wi-Fi環境などは整っておりませんが、このシステムを導入するためにWi-Fi環境も整えて、端末を、1人1台とはいきませんが、各クラスに1台程度配布して、クラスの状況であったりを担任がすぐに記録したり把握したりできるような形にしたいと考えてございます。 ◯堂本啓祐委員  この業務支援システムを導入するに際してWi-Fi環境を整備されるということなんですけれども、分かりました。  それと、保育所は今240名ぐらいの職員がいらっしゃると思うんですが、やっぱり一番大切なのは引継ぎだと思うんですね、朝7時から夜7時までの勤務になりますので。引継ぎも、今は手とか口頭、文書とかでやっていると思うんですけれども、そういうのもちゃんとできるのかどうか。あと、去年悲惨な事故がありましたけれども、九州の福岡でバスの中に1人取り残していたとかそういうのがありましたけれども、このシステムを導入することによって、そういうことは防げるんでしょうか、お聞きします。 ◯溝端多賀子子育て施設課長  システムを導入するために、朝夕の引継ぎが全て機械化されるわけではなく、通常の保育、朝7時から夕方7時までの保育は人の手によって行われますので、お子さんを受け取って保育させていただいて、保護者がお迎えに来られるまでのところは全て今までと変わりはないものと考えておりますが、出席、欠席であったりを登降園管理で自動的に把握するということで、例えば、今日は何歳児クラスのこのお子さんが出席されていないといったことが漏れなく把握できることになりますので、そういった観点からも、まだ園から帰っていない子供が残っていないかであったり、そういう不突合がないかどうかも管理できるということから、そういったお子さんの悲惨な事故は逆に防げるのではないかと考えております。 ◯中井良介委員  常盤チビッコホームの増設のことをお尋ねします。待機児解消のために大事な施策だと思うんですが、常盤校区にはどれぐらい待機児がおったのか、現状を教えてください。 ◯鈴木覚子育て支援課長  常盤校区通年利用を希望されて待機となっておられた方の人数、過去5年程度で申し上げますと、令和4年5月1日では、定員100名に対して18名、令和3年度は16名、令和2年度は28名、令和元年度も同じく28名、平成30年度は13名のような状況でございました。 ◯中井良介委員  今回、そうすると、かなり受入れを増やして待機児解消になるようなんですけれども、それはどういう見通しなんでしょうか。 ◯鈴木覚子育て支援課長  今回、第3・第4ホームを建設しまして、定員を100名から160名と、60名増員する予定にしてございます。それによりまして、大体、通年で利用を希望されていた方、あるいは夏期に臨時で利用されていた方は通年で幾つか利用されるという方もお伺いしてございますので、そういう方も含めて、常盤校区につきましては、待機の解消は見込まれるのではないかと考えてございます。 ◯中井良介委員  その点については分かりました。常盤小学校は今非常に大きな学校で、何かとそういう問題を抱えているんじゃないかと思うんですが、ところで、今回の措置、5932万円という予算ですけれども、その財源の内訳を教えてくれませんか。 ◯鈴木覚子育て支援課長  今回の事業の予算の財源でございますけれども、まず工事費につきましては、国の子ども子育て支援整備交付金が、待機児童解消のための整備を行う場合は、今回補助率が6分の5にかさ上げされてございまして、4843万2000円ございます。一方、備品購入費につきましては、国費、府費それぞれ補助率3分の1の40万円となってございます。その残額部分につきましては、今回、ふるさと応援基金からの繰入金を充当するものでございます。 ◯中井良介委員  一般財源なしでできるのもありがたい話なんですが、国費が非常に多いということで、普通、教育施設なり、いろんな施設を造る場合の国費の補助率、今お聞きしましたら、6分の5を補助していると、こういうのはあまり聞いたことがないんですが、いつまでこういう措置が続く予定なんでしょうか。 ◯鈴木覚子育て支援課長  このかさ上げの措置につきましては、国の新・放課後子ども総合プランで、令和3年度末までに待機児童の解消を目指すとされてございましたけれども、全国的にはまだまだ待機児童が多い状況にあることから、待機児童解消のために、施設整備をさらに促進させる必要があるということで、今回補助率かさ上げされたものでございます。  この補助率かさ上げにつきましては、いつまですると明記されたものは出されてはございませんけれども、待機児童解消目的達成のため、達成のときまでは継続されるのではないかと考えているところでございます。 ◯中井良介委員  こういう学童保育が、このコロナ禍の中で、学校の臨時休業などもあったりして、学童保育が非常に注目も浴びたし、その役割の大事さもあったと思いますので、こういう機会を使ってこういう措置をやっていくのは非常にいいことだと思うんですが、あと定員ですけれども、初め聞いたときは4ホームで160人ということで、1ホーム40人になったのかなと思ったんですが、その点はどうなんでしょうか。 ◯鈴木覚子育て支援課長  今回、委員お話しのとおり、160名に増員になるんですけれども、現在第1・第2ホームは50名ずつの定員でやらせていただいてございますけれども、まだまだ待機がある状況でございますので、ホームの定員は、いずれもそのままということでさせていただいて、第1・第2は50名ずつ、新たに設ける第3・第4につきましては30名ずつということで160名と考えてございます。 ◯中井良介委員  もう終わりますが、厚生労働省の指針でも1ホーム40人以下とあって、待機児解消のために、今50名という多い定員に設定しているわけですが、やはり子供の間の関係とか、指導員と子供の関係などを見ても、やはりあまり大きいというのはいろいろ問題もあることだと思いますので、40名以下になるような措置も併せて取り組んでいただきたいと思います。 ◯京西且哲委員  保育所業務支援システムについて、もう少し確認したいと思います。保育所パソコンなりで受けるということなんですけれども、保護者はスマホか携帯で送る形になるんでしょうか。 ◯溝端多賀子子育て施設課長  委員おっしゃるとおり、保護者利便性の向上のためには、今皆さんスマホをお持ちですので、スマートフォンであったりとか、御自宅にあるPCでお子様の出欠であったり健康状態であったりを送信していただくような形を想定してございます。 ◯京西且哲委員  それと、そのシステムの選定、幾つかあると思うんですけれども、この選定の方法はどういう形でされるんですか。 ◯溝端多賀子子育て施設課長  ICTシステム構築に係ります業務委託ICTシステム利用料等につきましては、プロポーザルによる調達を予定しております。今回導入を目指しております市立保育所業務支援システムにつきましては、既に多くの事業者から様々な機能を有するシステムが提供されておりますので、プロポーザル方式委託先事業者を選定することで、よりよい機能や使いやすさについて提案を求めることが可能となり、円滑な導入が期待できるものと考えております。 ◯京西且哲委員  そのプロポーザルで選定する場合に、最近多いんですけれども、選定委員会のようなものは庁内でされるのか、外部の専門委員を入れるのか、その辺の選定方法を教えてください。 ◯溝端多賀子子育て施設課長  このシステム選定委員会につきましては、現在、内部の職員による委員会を予定してございます。 ◯京西且哲委員  導入時期と、それと最後は令和9年かな。導入時期のめどはいつぐらいの予定ですか。 ◯溝端多賀子子育て施設課長  この予算を御議決いただきましたら、できるだけ早く事業者募集要項を公開させていただきまして、早急に事業者の選定にかかりたいと思っております。事業の運用開始は、令和5年1月を予定させていただいております。 ◯京西且哲委員  このシステムは、業者が幾つかあるんですけれども、基本的に、持っているシステムをそのまま採用する形なのか、岸和田市独自で何かをバージョンアップというか新たな機能を組み込んでいくとか、そういうことになるんでしょうか。 ◯溝端多賀子子育て施設課長  機能の要件につきましては、我々が求めております機能を一定機能要件として示させていただく予定ですが、もう既にいろんな優良な先進的なモデルが提案されておりますので、その中で、より合致したものを選択していきたいと思っておりますので、新たにカスタマイズということは極力避けたいと考えておりますが、どういったものになるかは、今後、決定した事業者との協議の中で、予算の範囲内でということになるかと思います。 ◯京西且哲委員  前回の入所システムI導入も、岸和田市独自のシステムというか、いろんな条件を入れると、システムの開発に遅れが出たということもあったと思うので、その辺ちょっと聞きたかったんです。  それと、全く新しく初めて導入するということで、保育所の先生方あるいは保護者の使い方、その辺の講習会というのか、説明会的なものは予定されるんですか。 ◯溝端多賀子子育て施設課長  運用のためのそういった支援も、今回、プロポーザルをさせていただくことになれば、事業者に求めていこうと考えております。 ◯反甫旭委員  私からも、先ほどありましたが、チビッコホームについてお尋ねしたいと思います。私も過去から何度か質問でも取り上げさせていただいて、このように待機児童の解消に取り組まれていることに関しては、まずお礼を申し上げたいと思います。  ただ、ちょっと気になる点がありますのでお尋ねしたいと思いますが、今回常盤小学校で定員が増えるということで160人になるんですけれども、そもそもこの定員設定がおかしかったということで、常盤小学校は増えて当たり前といいますか、小規模校でも50人の定員がある中で常盤小学校は100名だったことが問題で、それを取り組んでいただけたということで、これはこれでいいんですけれども、私の地元も待機児童があって、それが今年解消されて、非常に喜ばれている声を聞くんですが、もともと取り組むきっかけになったのは、この常盤小学校待機児童になっている保護者からの声でした。  その中で、先ほど待機児童の数は18名か20名程度ということだったんですけれども、実際に常盤小学校で今まで起こっていたのは、やっぱり2年生の保護者とかが、本当は預けたいけれども、そういう状況だったので、預けるのを控えるようなことも実際起こっていたし、僕もそういう声も聞いたので、これで待機児童の解消になって、そうした保護者も喜んで預けることにもつながると思いますので、その点はよかったと思うんですけれども。このチビッコホームの増設なんですが、どこの場所に建設するのかお聞かせください。 ◯鈴木覚子育て支援課長  今回の増設場所でございますけれども、常盤小学校の校舎になかなか余裕・空き教室はございませんので、今、第1・第2ホームもグラウンドに建てさせていただいているところなんですけれども、その第1・第2ホームに隣接する形で、グラウンドに建設することとしてございます。 ◯反甫旭委員  その分、グラウンドも手狭になるのかなと思いますので、その辺りはまた課題として、教育委員会でも対策を考えていってもらうなり、また常盤小学校は児童数も多いので、隣接する土地の購入なども踏まえて、その辺りは教育委員会で課題として認識していただきたいと思うのと、今年増設されたところの保護者から言われたことなんですけれども、もともとあったホームよりも増設されたところのほうがおもちゃが少なかったりとかいう話も聞いたので、増設するほう、そういう差がないようにしていただきたいと思います。  僕も何度か常盤小学校にも足を運んで教室の状況とかを見たんですけれども、空き教室がなかったということで、半ば諦めていたところもあったんですが、結果的にグラウンドに増設されたということで、それだったら、こういう言い方は申し訳ないのかもしれませんけれども、1年早くできたんじゃないかと思いますので、その辺り、校長判断だったというのか、これは推測になるので、もうこれ以上申し上げませんが、その点はちょっと残念だったということを申し添えておきます。  今回の増設に当たって、民間でもこの学童保育に取り組まれているところもあるんですけれども、そうした民間で取り組まれているところとの調整というか、聞き取りみたいなことを行ったのか、お聞かせください。
    ◯鈴木覚子育て支援課長  今回の常盤小学校につきまして、特に民間の聞き取り等はさせていただいてございません。 ◯反甫旭委員  最後に要望して終わりますけれども、岸和田の学童保育待機児童があるということで、例えば社会福祉法人であったり、できるだけ保護者にも寄り添って取り組まれているところが幾つかあると聞いていましたので、公設で増やして、そういうところに影響が出ることもあったかもしれませんので、その辺り、やっぱり民間の法人ともしっかりと調整すべきだったと思うのと、学童においても、こども園なりと同じで、別に民間がやってもいいと思いますので、その辺り、今後、例えばこども園に通っていたところで学童を見るというのも、保護者からしたらニーズもありますし、そういう市民の選択肢も増えることになりますので、ある一定、待機児童が解消されましたので、そういう民間の法人との連携も踏まえて、今後、学童保育がいい方向になるように期待して質問を終わります。 ◯岡林憲二委員長  他にありませんか。    〔「なし」の声あり〕  それでは、3款民生費の質疑を終結します。  次に、4款衛生費の審査に入ります。  本件に関し、理事者の説明を求めます。 ◯山本隆彦保健部長  続きまして、一般会計補正予算のうち、保健部に係るものにつきまして御説明申し上げます。議案書の100ページ、101ページをお願いいたします。  4款衛生費1項保健衛生費1目保健衛生総務費に100万円の計上で、これは、右ページ事業別区分欄、保健センター管理事業に株式会社北海鉄工所から頂きました使途指定寄附金を、市民が安心して快適に利用できるよう、保健センターの庁用器具の購入に充てるものでございます。 ◯岡林憲二委員長  説明が終わりました。  質疑に入ります。質疑はありませんか。    〔「なし」の声あり〕  それでは、4款衛生費の質疑を終結します。  次に、7款商工費の審査に入ります。  本件に関し、理事者の説明を求めます。 ◯前田淳魅力創造部長兼農業委員会事務局長  議案書の102ページ、103ページをお願いいたします。7款商工費につきまして御説明申し上げます。  7款商工費1項商工費2目商工振興費に2億6200万円の補正計上でございます。右ページ事業別区分欄1行目、企業経営支援事業に2億6200万円の計上で、これは、市内での消費を喚起し、事業者支援と生活者支援につなげるため、市内店舗限定でキャッシュレス決済時に一定率のポイントを還元しようとするもので、当初予算を拡充して実施するための経費でございます。 ◯岡林憲二委員長  説明が終わりました。  質疑に入ります。質疑はありませんか。 ◯宇野真悟委員  それでは、企業経営支援事業についてお伺いいたします。いわゆるキャッシュレス還元施策という説明だったと思うんですけれども、実施時期や規模についてお示しください。 ◯上東束産業政策課長  当初予算で頂いた部分を拡充して実施いたします。今の当初予算で頂いた分の実施状況で申し上げますと、今年10月の1か月間を予定しまして、30%のポイント還元を行いたいと思ってございます。 ◯宇野真悟委員  10月実施という御答弁を頂いたんですけれども、キャッシュレス還元事業について、さっきも説明いただいたんすけれども、今回の補正で初めて出てきたものではなくて、3月に当初予算で成立したものです。もう6月末なんですけれども、10月ということで、今まで実施しなかった理由とかあるのか、お答えいただけますか。 ◯上東束産業政策課長  当初予算を決定いただいてから事業者選定等の事務を行ってきました。また、実施時期につきましても、適切な時期として設定した上で事業者の公募を実施したところでございます。 ◯宇野真悟委員  他市においては、商品券や現金の配布みたいな話も出ていて、私、それをやれと言うつもりはないんですけれども、6月末とか7月に実施している自治体もある中で、10月というのはちょっと遅過ぎるんじゃないかと思っております。コロナ禍からの経済の復活とかそういうのもあったと思うんですけれども、今、ロシアのウクライナ侵攻によって、物価高、非常に大きな状況になっておりまして、生活防衛のためにも、できるだけ早く実施していただきますよう要望いたしまして終わります。 ◯岡林憲二委員長  他にありませんか。    〔「なし」の声あり〕  それでは、7款商工費の質疑を終結します。  次に、8款土木費の審査に入ります。  本件に関し、理事者の説明を求めます。 ◯松下貴志まちづくり推進部長  続きまして、まちづくり推進部に係る補正予算につきまして御説明申し上げます。議案書104ページ、105ページをお願いいたします。  8款土木費7項都市計画費1目都市計画総務費に980万円の補正計上でございます。右ページ事業別区分欄一番上、地域公共交通事業者支援事業に980万円の計上で、これは、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、長引く原油価格の高騰がコロナ禍からの経済回復や市民生活等への不測の影響を緩和するため、地域公共交通事業者に対する支援に要する経費でございます。  現在、地域公共交通事業者は、市民の移動手段の要として、日常生活に不可欠なサービスを提供し、日々運行に努めていただいておりますが、コロナ禍における輸送需要の減少に加え、原油価格の高騰を受け、危機的な経営を余儀なくされております。このようなことから、乗車運賃の値上げや不採算路線区間の減便等、市民生活等への不測の影響を最小限に抑える観点で、一般乗合旅客自動車運送事業の認可を受けている者で、市内で起終点となるバス停留所のあるバス路線を有する交通事業者と、福祉移送サービスに限定する旨の条件が付された許可を除いた一般乗用旅客自動車運送事業、いわゆるタクシーの許可を受けている交通事業者に対して、運行燃料相当額の一部を支援するものでございます。  支援額については、対象とする路線や運行エリアと、燃料となる軽油、LPガスの高騰額を鑑みた支援単価を定め、今年度7月1日から12月末までの期間における90日分の運行実績に応じて補助金を交付したいと考えております。 ◯岡林憲二委員長  説明が終わりました。  質疑に入ります。質疑はありませんか。 ◯京西且哲委員  確認だけしたいんです。対象となる事業者、ざっと今説明されたんですが、もう一回詳しく聞きたいのは、バス、タクシー、福祉運送をやっている業者、こういうことですか。もう一回説明してくれませんか。 ◯高橋正悟市街地整備課長  まず、バスなんですけれども、通常の一般道を走る路線バス以外にも、実は高速道路を使って定期的に走っている、東京であるとか北陸であるとかを走っている路線バスもございます。それにつきましては同じ免許になっておりますので、バス事業者と、タクシー事業者につきましては、福祉に限定した免許というのもあるんですけれども、それにつきましては特定の利用者になりますので、福祉の分については除かせていただきまして、皆さんが駅前とかから乗られるタクシーの事業者に対して補助を行っていくということで考えさせていただいています。 ◯京西且哲委員  じゃ、かなり限定される、限定されないのか、一般のタクシーか。  その場合、高速バスという話もあったんですが、それは岸和田市内に本社なり営業所がある事業者というくくりでいくんですか。そこらを教えてください。 ◯高橋正悟市街地整備課長  先ほどお話しさせていただいたバス事業者の中でも、岸和田市内に起発着点を持っているところとなりますので、高速バスにつきましては、岸和田市内に営業所をお持ちの事業者、2事業者ございます。その方々を対象にしております。通常の一般道路を走っている事業者につきましては、実は岸和田に現在営業所がなくて、違うところにはあるんですけれども、岸和田市内を津々浦々走っていただいている業者が1業者ございますので、バス事業者としては3事業者を対象としております。 ◯京西且哲委員  じゃ、観光バス、いわゆる乗合バスというのかな、ここらは対象にはならないということですか。 ◯高橋正悟市街地整備課長  観光バスにつきましては、特定の利用者ということを考えておりますので、今回の部分からは対象としておりません。免許自体についてもバス事業ではございません。特定旅客自動車運送事業という別の免許になりますので。 ◯京西且哲委員  あと、原油の高騰価格の値上がりした部分の補助というと、大体どれぐらいの金額を想定されているんですか。 ◯高橋正悟市街地整備課長  事前に、バス事業者とかタクシー事業者にヒアリングさせていただきまして、実際の値上がり額を把握させていただきました。実際の値上がりで考えた中で、補助としましては、走行100キロメートル当たりになるんですけれども、バスにつきましては軽油を燃料としておりますので、現時点で考えているのは100キロメートル当たり925.5円、タクシーにつきましてはLPガスを利用しておりますので、936.5円程度と考えているところでございます。 ◯京西且哲委員  それで、90日間に限って支援、補助を出していくということなんですが、請求をもらうんですか、その事業者から。その期間内に何キロメートル走って、掛ける幾らでという。それは、最終的に申請を頂いて補助金を支出という形なのか、一定、例えば月単位とかという形で補助していくのか、その辺の手法はいかがなんですか。 ◯高橋正悟市街地整備課長  現時点で要綱はまだきちっと定まってはおりませんけれども、議決いただきましたら、今考えている内容をお話しさせていただきますと、基本的に7月1日以降にまず申請を頂きまして、6か月間で走った期間のうちの90日分ということを考えておりますので、90日に達した日以降であれば、その実績がマックスになりますので、一括で支払いさせていただきたいと。今、月々にお支払いするというところは想定しておりません。 ◯京西且哲委員  今後、原油なり燃料の高騰がどこまでいくか分からないんですけれども、これは全額国の補助ですよね。これは90日で終わるということなんですけれども、今後、その辺の高騰の部分をどう見ていくのかということをどう想定されているのかちょっと気になるんですけれども、一応、事業者とのヒアリングの中で出てきているということですが、それは事業者としては、助かると言ったら助かるんやろうけれども、これで何とかいけそうなんですか。その辺、現場、事業者はどんなイメージを持っているんですか。 ◯高橋正悟市街地整備課長  額の大小とかについては聞き取りいたしておりませんけれども、一定、額ではなく、公共交通を支援していくことについては非常にありがたいというか、言い方は失礼なんですけれども、感謝していますというお声は頂戴いたしております。 ◯京西且哲委員  近隣では、今やろうとしているのは岸和田市だけですか。今、高速道路を走るバスなりで、バス停なり発着点があってということなんですが、例えば、高速道路だとかなり距離が長いと思うので、よそのまちでもそういった対象となれば2か所からもらえるみたいな話になるのかなと思うんですけれども、近隣の自治体の動きみたいなのはもうつかんでいますか。 ◯高橋正悟市街地整備課長  近隣の市としましては、現在検討中ということで、先月の段階ではお聞きしております。その後、検討が進んで、補正予算を上げてくる自治体もある可能性はありますけれども、現時点で既に行っている隣の貝塚市につきましては、走行距離ということではなく、今回の原油高騰に伴うものでなく予算化されているということはお聞きしております。  先ほどの高速バスの件なんですけれども、我々としては、経由していきますと、それぞれの市町で恩恵があるという話もございますけれども、基本的には直行便を考えておりますので、岸和田から東京まで、岸和田から北陸まで、岸和田から四国まで走る3路線を考えております。 ◯京西且哲委員  じゃ、岸和田を出て、例えば泉大津に寄ったら駄目になるわけですね。ここスタートで東京終着、このパターンだけに補助するということで、よそを経由すると駄目と、こんなイメージでいいの。 ◯高橋正悟市街地整備課長  大阪市内に経由することはある路線とは聞いておりますけれども、例えば、岸和田より南のところから出て、岸和田に停まっていくというのは岸和田発着ではございませんので、そういった路線については対象としておらないということでございます。 ◯岸田厚委員  先ほどのお話にありましたように、7月から12月までの6か月間のうちの90日分と。なぜその90日分になったのですか。 ◯高橋正悟市街地整備課長  基本的には、3か月間の運行に対して補助を行いたいと考えておった次第なんですけれども、聞き取り等をしている中で、長距離バスにつきましては、現在は毎日走っていない状況になっているということで、まだ休止している会社もございますけれども、現時点で週のうち2日ぐらい走っていますよとか、そういうお話もございましたので、これから回復していくに当たっては、その倍といいますか、6か月の中での3か月で想定させていただいております。 ◯岸田厚委員  どうせなら、6か月全部の算定にしたらいいのかなと思ったんですけれども、やはり臨時交付金を使うことに当たって、そういう縛りというか、何かあるのでしょうか。 ◯高橋正悟市街地整備課長  縛り等は特にございません。基本的には、緊急措置として3か月、90日の実績について支援していきたいと考えているところでございます。 ◯岸田厚委員  その3か月、どんなふうに3か月取るのかはなかなか難しいと思います。7月から12月までの6か月間のうちの3か月ですので、その辺、せっかくやるんでしたら、7月から12月までの間で軽油等の高騰分にしたほうが事業者にとってもいいのかなと思うんですけれども、そういうことにはならなかったんですか。 ◯高橋正悟市街地整備課長  そうした場合、7月から12月までとなりますと、一般道路を走っているところにつきましても6か月間の支援となりますので、今考えている金額の、一般路線分につきましてはさらに倍という金額になってこようかと思っております。基本的には90日分の運行ということで考えているということでございます。 ◯岡林憲二委員長  他にありませんか。    〔「なし」の声あり〕  それでは、8款土木費の質疑を終結します。
     次に、9款消防費の審査に入ります。  本件に関し、理事者の説明を求めます。 ◯源勝利消防長  続きまして、消防費の補正予算計上について、私から御説明申し上げます。議案書の106ページ、107ページをお願いいたします。  9款消防費1項消防費3目消防施設費に881万8000円の補正計上で、右ページ事業別区分欄一番上、ゆめみヶ丘消防施設整備事業でございます。これは、山手地区の防災拠点として、令和7年4月1日に運用開始予定の(仮称)ゆめみヶ丘消防施設を整備するため、設計事業者を選定するに当たり、プロポーザル方式を採用するため、外部有識者の意見を聞くための報償費と、施工該当地の地質調査を行おうとするものです。 ◯岡林憲二委員長  説明が終わりました。  質疑に入ります。質疑はありませんか。    〔「なし」の声あり〕  それでは、9款消防費の質疑を終結します。  次に、10款教育費の審査に入ります。  本件に関し、理事者の説明を求めます。 ◯牟田親也生涯学習部長  議案書の108ページ、109ページをお願いいたします。  10款教育費7項保健体育費7目市民体育館費に525万3000円の補正計上で、事業別区分欄上から1つ目、総合体育館管理事業でございます。  これは、総合体育館におきまして、停電時に電源を確保するなど、電気設備を制御する設備、直流盤内整流器と申しますが、経年劣化により故障したため、修繕に要する経費でございます。 ◯藤浪秀樹教育総務部長  続きまして、10款教育費のうち、教育総務部に関するものについて御説明させていただきます。同じく108ページ、109ページをお願いします。  7項保健体育費8目学校給食費に4億6346万1000円の補正計上で、右ページ事業別区分欄に記載の学校給食運営事業です。  これは、内容的には2つございまして、まず1つ目ですが、昨今の物価高騰に伴いまして、学校給食の食材費が値上がりし、保護者から徴収させていただいている給食費のみでは献立に基づく給食の提供に支障を来し始めていることから、その食材費の高騰によって不足する給食費を、本年4月から来年3月までの1年間、1食当たりの上限額を20円として市が負担しようとするものでございます。  2つ目は、コロナ禍における保護者の経済的な負担を軽減するために、今年10月から来年3月までの6か月間、現行の給食費相当分を市が負担して給食費の無償化を図ろうとするものでございます。  なお、内訳ですが、食材費の高騰に係る部分が5981万4000円、無償化に係る部分が4億364万7000円で、いずれも新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用する予定としているところでございます。 ◯岡林憲二委員長  説明が終わりました。  質疑に入ります。質疑はありませんか。 ◯堂本啓祐委員  学校給食の無償化については、10月から3月まで実施するということです。それから、食材費の高騰分については、それを負担金という格好で支払うということなんですけれども、学校給食費の20円分を上限に負担するということなんですけれども、その20円とした根拠は何かあるのでしょうか。 ◯濱崎賢治学校給食課長  上限額を20円とした理由でございますが、4月末時点で、今後の食材の値段の動向をにらみながら献立や食材を工夫した上で、どの程度超過するか試算して決めたものでございます。食材費の高騰に対して、今回は、国からの新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用できる旨をお示しいただいたため、財源として活用し事業を行いますが、本来であれば、必要な食材費については保護者から頂く必要がございます。今年度におきまして、学校給食費検討委員会を開いて、今後の適正な給食を提供するために必要な金額については検討してまいりたいと考えております。 ◯堂本啓祐委員  その20円の値上がり分の負担金ですけれども、お金の流れはどうなるんでしょうか。 ◯濱崎賢治学校給食課長  本市には、学校給食費の受領や資金管理を行っております岸和田市学校給食会という組織がございます。食材費の高騰への対応も、また無償化への対応も学校給食会を通して行いますので、必要額を学校給食会へ本市の負担金としてお支払いするものです。 ◯堂本啓祐委員  学校給食会を通じて各学校の給食費の負担分を負担する感じになるんですかね。小学校、中学校は分かるんですけれども、幼稚園なんですけれども、天神山なんかは扱い的にはどうなるんですかね。 ◯濱崎賢治学校給食課長  学校給食を提供しております天神山幼稚園のみ対象となります。その他の幼稚園保育所などは対象となりません。と申しますのも、天神山幼稚園で提供されている給食なんですが、天神山小学校で作られております学校給食であり、実際に区分けすることが難しいこと。それから、兄弟姉妹で幼稚園と小学校に通われている場合等、同じ幼稚園、小学校で扱いが異なるのはおかしいと感じられる方もいらっしゃるためです。  それから、今、園区制がございませんので、定員に空きがあれば天神山幼稚園にもお入りいただける状況にはなっております。 ◯堂本啓祐委員  では、確認ですけれども、天神山幼稚園の給食自体は、値上がり分についても市が負担しますということ。それから、10月以降は天神山幼稚園に通っている方は、給食費は無償になるということですよね。それでよろしいでしょうか。 ◯濱崎賢治学校給食課長  おっしゃるとおりです。 ◯堂本啓祐委員  ちなみにこれ、保育所は、この給食費の扱いはどうなるんでしょうか。 ◯溝端多賀子子育て施設課長  保育所認定こども園におきます給食の無償化は、令和元年度に保育料等が無償化された際に、一定所得制限はございますが、3歳以上のお子さんにつきましては、副食費につきまして、世帯の収入に応じて徴収免除対象とさせていただいております。 ◯堂本啓祐委員  確認したいのですが、副食費については、360万円未満の世帯は今でも無償になっていると思うんですけれども、360万円を超える世帯は副食費を負担しているわけですよね。それがどうなるかということを聞いているんです。 ◯溝端多賀子子育て施設課長  年収360万円というのはおおよその目安でして、正確に申し上げますと、市民税の所得割合算額が7万7101円未満であるのか、以上であるのかというところになるのですが、その扱いにつきましても、1号、幼稚園部門の認定のお子さんと、2号、保育部門の認定のお子さんとでは、少し対応が変わっておりまして、1号認定のお子さんでありましたら、7万7101円以上のお子さんでありましても、小学校3年生までの兄弟から数えて第3子以降のお子さんにつきましては免除の対象となっております。幼稚園部門の2号認定のお子さんになりますと、特定世帯、例えば独り親世帯といった御家庭であれば、7万7101円以上の所得割合算額の御家庭でありますと、1号とは異なりまして、就学前の兄弟から数えて第3子以降の子供が無償の対象となります。その特定世帯以外の御家庭世帯でありますと、そこの制限が5万7700円未満かそれ以上という区分になりまして、5万7700円以上の世帯につきましても、就学前の兄弟から数えて3番目以降のお子さんにつきましては無償の対象となってございます。 ◯岡林憲二委員長  堂本委員、質問の内容が議案からそれていますので、議案の範囲内で質問してください。 ◯堂本啓祐委員  私はずれているとは思ってないんですけれども、今のは市立保育所のことを聞こうと思ったんですけれども、市立保育所にもそういう給食費の無償化は適用されるのかどうか。 ◯岡林憲二委員長  堂本委員、学校給食の議案なので、よろしく。 ◯堂本啓祐委員  委員長から指摘がありましたので、それは取り下げます。  では、来年度の学校給食について、現時点ではどのように考えているのかお聞きします。 ◯濱崎賢治学校給食課長  まず、学校給食費の無償化につきましては、今年度は臨時交付金がございますので今回予算化いたしましたが、学校給食費の無償化は、本市が単独で行うには非常に大きな財源が必要であり、今年度限りの事業でございます。令和5年度以降は、学校給食費を児童生徒の保護者の皆さん方から頂戴することとなりますので、なお引き続き食材費の高騰が続けば、先ほどもちょっと申し上げたんですが、学校給食費の見直しなども行わざるを得ないかなと考えておるところでございます。 ◯堂本啓祐委員  じゃ、この制度、もし来年、値上がりが続いている場合については、その負担分は保護者に負担していただくということでよろしいでしょうか。 ◯濱崎賢治学校給食課長  おっしゃるとおりでございます。 ◯中井良介委員  今の学校給食のことなんですが、無償化という大変喜ばしいことだと思います。ただ、今の話の中にもありますように、物価高騰が様々、大変な影響を与えておるわけですが、先ほどの説明で、食材費高騰分1食当たり20円というのは、これも半年ですか。1年とおっしゃったような気もしたんですが。 ◯濱崎賢治学校給食課長  これは4月から来年3月まで行います。 ◯中井良介委員  もう4月は済んでいるんですが、その分も補填するという意味なんですか。 ◯濱崎賢治学校給食課長  おっしゃるとおりでございます。 ◯中井良介委員  学校給食が食材費高騰分も含めて保護者負担になっていくとなると、しかも給食の無償化が来年3月で終わるとなると、一遍に保護者負担が値上がり分も含めたものになるわけですが、学校給食が本当に大事になっていると思うんですよね。子供の貧困ということが言われたり、子供の1日の食事の中でも、この学校給食が一番と言ったら語弊があるかも分かりませんが、非常に充実した食事になっているという話も聞くわけですけれども、やはり栄養バランスやカロリーなども含めて、学校給食が非常に大事だと思いますので、こういう補助、食材費高騰分と無償化について、確かに多くの財源が必要となるわけですけれども、非常に大きな市民の要望にもなっていると思いますので、続けるように努力していただきたいと要望して終わります。 ◯岡林憲二委員長  他にありませんか。    〔「なし」の声あり〕  それでは、10款教育費の質疑を終結します。  次の理事者と交代してください。    (理事者交代)  次に、歳入の審査に入ります。  本件に関し、理事者の説明を求めます。 ◯寺本義之財務部長  議案書の87ページをお願いいたします。1総括、歳入ですが、15款国庫支出金から20款繰越金まで、最下段の歳入合計の補正額欄に記載のとおり、9億6432万1000円の補正計上でございます。  90ページ、91ページをお願いいたします。15款国庫支出金2項国庫補助金に8億1512万7000円の補正計上でございます。1目総務費国庫補助金に6億7469万2000円の補正計上で、これは、右ページ説明欄に記載の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金6億4705万1000円と、デジタル田園都市国家構想推進交付金2764万1000円でございます。  2目民生費国庫補助金に1億4043万5000円の補正計上で、これは、右ページ説明欄に記載の新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給事業費補助金9160万3000円と、放課後児童健全育成事業費補助金4883万2000円でございます。  92ページ、93ページをお願いいたします。16款府支出金2項府補助金2目民生費府補助金に40万円の補正計上でございます。これは、右ページ説明欄記載の放課後児童健全育成事業費補助金でございます。  94ページ、95ページをお願いいたします。19款繰入金1項基金繰入金2目岸和田市ふるさと応援基金繰入金に1億1968万7000円の補正計上でございます。これは、歳出予算における放課後児童健全育成事業市立認定こども園整備事業、企業経営支援事業、ゆめみヶ丘消防施設整備事業及び総合体育館管理事業の財源とするものでございます。  96ページ、97ページをお願いいたします。20款1項1目繰越金に2910万7000円の計上でございます。これは、右ページ説明欄記載の前年度繰越金でございます。 ◯岡林憲二委員長  説明が終わりました。  質疑に入ります。質疑はありませんか。    〔「なし」の声あり〕  それでは、歳入の質疑を終結します。  次に、継続費、債務負担行為の審査に入ります。  本件に関し、理事者の説明を求めます。 ◯寺本義之財務部長  議案書73ページをお願いいたします。まず、第2表継続費の追加でございます。  斎場整備事業に係る経費につきまして、期間を令和4年度から令和8年度まで、総額32億8756万1000円追加したいものでございます。これは、新斎場の整備運営事業を実施する事業者を選定し、設計・施工一括型工事を進めていくためのものでございます。
     引き続き、74ページをお願いいたします。第3表債務負担行為の追加でございます。3件ございます。  1つ目は、市立保育所業務支援システム運用事業に要する経費につきまして、期間を令和4年度から令和9年度まで、限度額を1883万2000円。  2つ目は、市立認定こども園設計業務委託に要する経費につきまして、期間を令和4年度から令和5年度まで、限度額を3850万円。  3つ目は、ゆめみヶ丘消防施設設計業務委託に要する経費につきまして、期間を令和4年度から令和5年度まで、限度額を3850万円。  以上につきまして、それぞれ追加したいものでございます。 ◯岡林憲二委員長  説明が終わりました。  質疑に入ります。質疑はありませんか。 ◯岸田厚委員  債務負担行為の中の市立認定こども園設計業務委託なんですけれども、先ほどの予算は地盤調査・測量業務委託のためのプロポーザル及びその設計の関係です。この設計業務委託は、業者選定はいつ頃される予定なんですか。 ◯津田伸一こども園推進課長  今年9月頃を予定しております。 ◯岸田厚委員  そうすれば、9月からもう設計の業者選定に入って、これが9月の定例会ぐらいに設計業者の委託の予算が出てくるんですか。 ◯津田伸一こども園推進課長  今回の債務負担で基本的に。 ◯岸田厚委員  了解しました。先ほど言いましたように、これについては、そのものについて、やはり進めることは遺憾ですので、これについても削減を求めます。 ◯京西且哲委員  継続費で聞かせてください。以前にも確認させてもらった続きになるんですけれども、令和4年度の当初予算でこの継続費は上がっていなくて、今回の第2回定例会で上がってきたということなんですが、この時期に継続費としての提案になった理由を教えてください。 ◯生嶋雅美市民課長  今回、補正予算になった理由でございますが、昨年度、補正予算を頂きまして、斎場支援の業務委託を行っておりますコンサルと事業費の精査を行いまして、半年要しております。それで、今回補正計上することになりました。 ◯京西且哲委員  業務の流れはそれでいいと思うんですけれども、これは、かなりの金額なんでね。新斎場の整備は、基本的にはその方針で進むということで来ています。できれば、やっぱり当初予算で継続費として計上しておくべきというのが基本かなと思っています。昨年10月に業務委託されて、この業務委託の期間は令和5年まであって、この金額の査定はやっぱり当初予算に間に合わせてほしいし、間に合わすべきではなかったかなと思います。それを、1点申し上げておきます。  それで、昨年12月に総務常任委員会でこの確認もしましたけれども、今の説明で、設計と施工を一体で業者決定するということなんですが、去年12月の時点では入札方式なのか、総合評価落札方式のプロポーザル方式でいくのか、これはまだ貝塚市と岸和田市と岸和田市貝塚市清掃施設組合との3者で協議中ということで、決まったら報告してくださいと申し上げていたんですが、報告のないまま、この継続費が計上されているということなんですが、その辺の経過を教えてください。 ◯生嶋雅美市民課長  今回、公募型プロポーザル方式にて発注する予定でございますが、この4月に発足しました岸和田市貝塚市斎場整備運営事業者選定委員会で協議しておりまして、プロポーザル方式で行うと決定しております。 ◯京西且哲委員  いや、だから、今は事後報告、どっちにしても事後報告か。しかし、総務常任委員会でこの辺の報告が全くなかった中で三十数億円の継続費が出されると、その辺の選定委員会がどうやって設置されたのかとか、選定委員会のメンバーも分かりませんし、それが内部でされるのか、外部の委員を入れた附属機関として設置しているのか、この辺も全く聞かされてないんですよね。この辺を、まずやっぱり経過説明をしてから継続費の審査ということにしてもらわないと、いろんなことを確認する時間がないんです。  まず、その選定委員会はいつ設置して、庁内なのか外部委員が入るのか、その辺を教えてください。 ◯生嶋雅美市民課長  選定委員会につきましては、令和4年4月に発足しまして、建築学等に学識経験を有する方、関係行政機関の職員、市長が指名する職員として、6名以内で設置しております。 ◯京西且哲委員  確認ですけれども、附属機関として条例には以前からあったんでしたか。再度確認させてください。 ◯生嶋雅美市民課長  令和4年の第1回委員会におきまして条例を設定しております。 ◯京西且哲委員  今、継続費での審査なので、あまりその中身まで聞きにくいんですが、例えば選定委員会を何回開催する予定であるとか、貝塚市あるいは岸和田市貝塚市清掃施設組合の考え方なり意見はどういうものがあるのかとかもほんまは聞きたいんですけれども、これをやり出すとまた委員長に止められますのでしませんが、この辺、以前指摘をしているにもかかわらず、報告なしで継続費で上げてくるというのは、やはり気をつけていただきたいと思います。  その上で、今後の業者選定の時期はいつ頃の予定ですか。 ◯生嶋雅美市民課長  本補正予算を議決いただければ、その後、維持管理運営費につきましては、岸和田市貝塚市清掃施設組合議会において補正予算案が提案される予定でございます。その後、速やかに事業者募集を行いまして、今年中に事業者選定を行いまして、今年度中に事業者と契約締結したいと考えております。 ◯京西且哲委員  では、この継続費で上がっている32億8700万幾らは、20年間の運営費は入っていなくて、設計、施工に係る分の金額ということでいいんでしょうか。 ◯生嶋雅美市民課長  委員おっしゃるとおりでございます。 ◯京西且哲委員  あと、運営費については岸和田市貝塚市清掃施設組合議会で審査されるということですので、これも、2つの議決機関でそれぞれ可決されないと運営ができないという、ちょっと危険な判断の議決になるのかなと思いますが、斎場がかなり老朽化して、今後のことを考えると進めないかん事業だと私は思っていますので、その点を、変な誤解を招かないように、やっぱり事前にきちっと説明されることをお願いしておきます。 ◯岡林憲二委員長  他にありませんか。    〔「なし」の声あり〕  それでは、継続費、債務負担行為の質疑を終結します。  以上で議案第40号の質疑を終結します。  次に、議案第41号の審査に入ります。  議案の説明を求めます。 ◯藤原林市民病院事務局長  議案書75ページをお願いいたします。議案第41号令和4年度岸和田市病院事業会計補正予算について御説明いたします。  まず、第1条では補正予算を定める旨を規定してございます。  第2条では、当初予算で定めた資本的収入及び支出の補正予定額を定めるもので、収入では、第1款資本的収入第6項寄附金に20万円を、支出では、第1款資本的支出第4項基金積立金に130万円をそれぞれ増額補正したいためのものでございます。  それでは、補正予算の内容につきまして御説明いたします。116ページをお願いいたします。  資本的支出でございますが、1款資本的支出4項1目基金積立金に130万円の補正計上で、これは、今年2月に株式会社北海鉄工所より100万円、3月に当院の患者より10万円、4月にみなとオアシス岸和田運営協議会より20万円の御寄附を頂いたもので、右ページ、説明欄に記載のとおり、病院事業基金に積み立てようとするものでございます。  114ページにお戻り願います。資本的収入でございますが、1款資本的収入6項1目寄附金に20万円の補正計上で、これは、先ほど説明いたしました寄附金のうち、今年度、みなとオアシス岸和田運営協議会より、市民病院の医療充実のためにと、使途指定で御寄附を頂いたものでございます。  なお、株式会社北海鉄工所と患者から頂いた寄附金につきましては、令和3年度収入として計上しております。 ◯岡林憲二委員長  説明が終わりました。  質疑に入ります。質疑はありませんか。    〔「なし」の声あり〕  それでは、議案第41号の質疑を終結します。  以上で付託議案の質疑を終結します。  次に、先立って、議案第40号に対しまして、岸田委員から修正案が提出されました。修正案については、お手元に御配付のとおりです。  それでは、修正案に関し、提出者の説明を求めます。 ◯岸田厚委員  それでは、私より、議案第40号令和4年度岸和田市一般会計補正予算(第3号)に係る修正案についての提案理由を御説明いたします。  今回提案された市立認定こども園整備事業は、太田幼稚園、旭幼稚園、旭保育所を廃止し、市立の認定こども園に再編するものです。本提案は、岸和田市立幼稚園及び保育所再編方針【改訂】、再編個別計画【前期計画】の方針に基づくものであり、この計画では、全ての公立幼稚園保育所を6か所の市立の認定こども園と民間の認定こども園に再編するというものでありました。  この間、市民説明会やパブリックコメントでも、保育の選択肢を増やしてほしいという多くの市民の声がありました。市民説明会でも、市立の認定こども園、また公立の幼稚園、公立の保育所、そして民間の認定こども園と、様々な親の選択肢を残してほしいといった要望がありました。私どもも計画の見直しを求めてまいりましたが、今回の計画では、それを取り入れた計画ではありません。  以上の理由から、議案第40号令和4年度岸和田市一般会計補正予算(第3号)の歳出のうち、3款民生費2項児童福祉費6目児童福祉施設費市立認定こども園整備事業に計上されている報償費1万8000円及び委託料730万円を削除し、同額を歳入から削除するもの。それと同時に、債務負担行為のうち、市立認定こども園設計業務委託市立認定こども園整備事業)に計上されている限度額3850万円を削除するよう求めるものであります。  以上、議員各位の賛同をお願いいたします。 ◯岡林憲二委員長  説明が終わりました。  本修正案に対する質疑はありませんか。    〔「なし」の声あり〕  ないようですので、修正案の質疑を終結します。  暫時休憩します。 ◯岡林憲二委員長  休憩前に引き続き委員会を開きます。  これより討論、採決に入ります。  まず、議案第40号について討論、採決し、その後、議案第41号について討論、採決したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声あり〕  それでは、そのようにさせていただきます。  まず、議案第40号及び修正案について討論に入ります。討論はありませんか。    〔「なし」の声あり〕  ないようですので、討論を終結します。  直ちに議案第40号及び修正案について採決します。  本件については、起立採決をもって行います。なお、着席の委員は本件に反対とみなします。  まず、修正案について採決します。  本件は修正案を可とすることに賛成の委員は御起立願います。    (賛成者起立)  起立少数です。よって、本件は修正案を否決することに決しました。  次に、議案第40号の原案について採決します。  原案に賛成の委員は御起立願います。
       (賛成者起立)  起立多数です。よって、本件は原案を可とすることに決しました。  次に、議案第41号について討論に入ります。討論はありませんか。    〔「なし」の声あり〕  討論なしと認めます。  直ちに採決します。  議案第41号につきましては原案を可とすることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声あり〕  御異議ないようですので、本件は原案を可とすることに決しました。  最後に、委員会の報告はいかがいたしましょうか。    〔「正副委員長に一任」の声あり〕  それでは、そのようにさせていただきます。  以上で予算常任委員会を閉会します。               (以 上) Copyright (c) Kishiwada City Assembly, All rights reserved....