岸和田市議会 2019-06-25
令和元年庁舎建設特別委員会 本文 開催日:2019年06月25日
議案第52号令和元
年度岸和田市
一般会計補正予算(第1号)の歳出のうち、
庁舎建設にかかわるものにつきましてご説明を申し上げます。
内容につきまして、議案書140ページをお願いいたします。
2
款総務費1項
総務管理費8目
財産管理費に1,100万円の
補正計上で、
右ページ、
事業別区分欄記載のとおり、岸和田市庁舎建替事業でございます。
これは、去る3月に開催されました平成31年第1回定例会の庁舎建替
特別委員会におきまして議論のありました、
庁舎建てかえ用地の
液状化に関する再検証を行うための
ボーリング調査に要する費用でございます。
ボーリング箇所は、
本庁舎敷地、
市民会館跡駐車場敷地、
別館敷地、
裁判所跡駐車場敷地の4カ所において、各々、各2カ所ずつ
ボーリング調査を行い、
液状化の可能性について判定を行うものでございます。各々20メートルの深さまで
ボーリングを行い、地層や水位等の確認から、
液状化の可能性に関して判定してまいります。
調査期間は2カ月程度を予定しております。10月末ごろには結果が出るものと考えてございます。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
◯京西且哲委員長
説明が終わりました。
質疑に入ります。質疑はありませんか。
◯岸田厚委員
今回、
液状化の調査ということで、本館2カ所、
市民会館跡、別館、裁判所というふうな形になったわけですけれども、
前回消防署のところもされたとは思うのですけれども、本館をもしするとしたら、どのあたりを予定されているのかお尋ねします。
◯花田陽庁舎建設準備課長
庁舎建設準備課からお答えさせていただきます。
今のところ、やはり敷地の対角というのですか、端と端でとりたいと考えておりまして、できましたらこの
下あたり、言いにくいですけれど、
市民会館の
下あたりと、旧玄関の
駐車場あたりを考えておりますけれども、これも大阪府の
文化財保護課への申請というのがございまして、今、市の
郷土文化課からそちらのほうへ書類を回してもらうというような手続になってございます。
最終決定というのは、それこそ業者が決まりまして、ここやったらやりやすい、やりにくいということがございますので、その時点で決定ということになると思います。
以上でございます。
◯岸田厚委員
市民がやはり一番気にしているのが、今回ここに決定したときに、津波の問題と、
あと液状化の問題に大変敏感になっておられると思いますので、その辺、きちんとしたデータをとっていただいて、10月末には結果が出るということですので、広報も含めてきちんとしていただきますようよろしくお願いします。
◯京西且哲委員長
他にありませんか。
〔「なし」の声あり〕
それでは、議案第52号の質疑を終結します。
以上で
付託事件の質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
以上で討論を終結します。
直ちに
付託議案を採決します。
議案第52号につきましては、原案を可とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
ご異議がないようですので、本件は原案を可とすることに決しました。
次に、
報告事項に入ります。
報告の申し出が1件あります。
◯寒川成志総務部長
それでは、私から、
庁舎建てかえに関する
報告事項といたしまして、今年度の
取り組み内容につきましてご説明を申し上げます。
今年度の目標は、先ほども申し上げましたが、
庁舎整備基本計画の策定でございます。
基本計画の内容でございますが、今回配付させていただきました
資料記載のとおり、現
庁舎位置における新
庁舎建設に関する
基本方針、導入すべき機能などの設計の前提となる
整備方針を整理し、新庁舎の配置、規模、
事業手法などを定め、
概算事業費及び
建設スケジュールを盛り込んでまいります。
それでは、今年度
作業スケジュールに関して、資料に沿ってご説明を申し上げます。
お手元の資料をお願いいたします。
表の上半分は、
基本計画策定の大きな流れを示してございます。
まず、枠囲いの表の一番上、
基本計画策定業務委託に関してでございますが、この
基本計画策定作業をお手伝いいただきます事業者として、既に公募を実施、
プロポーザル審査を経まして、前年度もお手伝いをいただきました
パシフィックコンサルタンツ株式会社と、昨日
委託契約を締結いたしました。
スケジュール全体としては、年度末を目標に
基本計画策定に取り組むわけでございますが、節目の目標として、10月に
中間報告、11月に
素案策定を一つのめどとして設定いたしております。
中間報告までの
取り組みといたしましては、
市民アンケートの実施。これは、無
作為抽出の18歳以上の市民の方2,500人を対象に、市役所来庁の目的や現状の
庁舎利用に関して不便に感じておられること、新しい庁舎に期待することなどをお尋ねする内容で、去る6月13日に発送、来たる7月11日までのご回答をお願いいたしております。
その下が、
職員ワークショップ、
市民ワークショップの開催でございます。これらは、職場として働く職員、お客さんとして来庁される市民の方々に集まっていただきまして、自由に思いを述べていただく場として設けているものでございます。
職員ワークショップは昨年度も開催いたしておりましたが、
本年度も
中堅職員を中心に、現在の庁舎の
問題点の洗い出し、及び解決に向けた提案を行っていただく予定としており、既に6月12日に第1回目を開催いたしております。
市民ワークショップにつきましては、6月3日から21日までの期間、20名を定員とし、公募を実施いたしております。市役所を利用するに当たって不便に感じている点や新庁舎に期待することなどを、四、五名で
グループを構成していただきまして、話し合っていただく場としたいと思っております。
一方、庁内でございます。
庁内検討委員会における検討につきましては、同
委員会に
作業部会を設置。防災、窓口、
執務環境セキュリティ、
情報システムの4つのテーマにつきまして、こちらは
関係部署の課長、
実務担当者が参加し、検討を行うことといたしております。既に6月14日に第1回目の
作業部会を開催いたしております。
その他、必要に応じ、
計画策定を進める中で
個別事項に関して担当課と協議が必要な場合は協議を実施。
ワークショップ、
作業部会で出された意見の
実現可能性や
問題点も整理してまいります。
これらの作業を
同時並行に進めながら、適宜議会にもご説明、ご報告をさせていただきながら、10月には
中間報告が形となりますよう鋭意取り組んでまいります。
スケジュールどおりに10月に
中間報告の取りまとめができましたら、速やかに
市民説明会を開催、年内には
パブリックコメントの実施を経て、年度末の
計画策定完了を目指すことといたしております。
また、来年度からの
基本設計業務に先立ち、現
庁舎位置、
市民会館跡駐車場における
境界画定を行うための測量をあわせて行ってまいります。これに関しては当初予算に計上されてございます。
なお、
本特別委員会に今般議決をお願いしております
補正予算でございますが、
委員会、
本会議にてご承認をいただきました後には、資料の最下段にも記載いたしておりますとおり、
液状化に関しても適切な
建設工法のあり方を検討するため、本庁、別館、
市民会館跡駐車場、
裁判所跡駐車場において、先ほど課長からもご説明させていただいたとおり、
ボーリング調査を実施してまいりたいと考えてございます。先ほども申し上げましたが、結果が出ましたら議会に対しても速やかにご報告を申し上げたいと考えてございます。
庁舎建てかえに係る
報告事項の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
◯京西且哲委員長
ただいまの報告に対してご質問等がございましたら発言願います。
◯鳥居宏次委員
この
スケジュールの案なのですけれども、この中に
文化財とか埋蔵物、そういうことが述べられてないのですけれども、そういう
問題点はないということなのでしょうか。
◯花田陽庁舎建設準備課長
文化財ですけれども、
文化財保護課ともこの間打ち合わせを行いまして、要は掘る前に連絡してくれということになってございます。ですので、今年は
ボーリングで穴はあけるのですけれども、それ以外のことは考えておりませんので、今年については手続も何もないと考えております。
以上でございます。
◯鳥居宏次委員
計画決定が3月末にされるということなのですけれども、
ボーリングはして進めていくということはそれでいいのですけれども、途中で埋蔵物が出てきたりしたらあれですので、今年度はしないと言うけれども、
計画決定がされるわけですね。その時間の問題がクリアできるのですか。
◯寒川成志総務部長
文化財の問題、先ほど課長から、今年度は
ボーリング調査に関してということで、その他は予定がないとご答弁申し上げましたが、
基本計画を策定するに当たっては、
文化財以外の問題、法令上のいろんな
制限なりも、いろんなところで課題にぶち当たることが考えられます。それはこの
スケジュールの中には記載はしてございませんが、都度、必要な折、先手を打って協議、調整、確認が必要なものに関しては取り組んでいきたいと考えてございます。よろしくお願いいたします。
◯鳥居宏次委員
本当に
計画決定までが短期間でするということなので、途中でそういうものが出てきたら、ちょっと計画が狂ってくるのかなと思ったりはしますけれども、今の答弁のとおりに解釈していいのですね。わかりました。
◯雪
本清浩委員
何点かあるのですけれども、まず、先ほど
基本計画策定業務の
委託業者名が
パシフィックコンサルタンツと決まったということでお聞きしたのですけれども、今回の
参加業者数というのですか、
グループ数というのは何社ぐらいあったのですか。
◯花田陽庁舎建設準備課長
今回は、株式会社長大と
パシフィックコンサルタンツの2社でございます。
◯雪
本清浩委員
それで、以前にも競輪場の件でもちょっと見せていただいたのですけれど、点数、どういう結果で出たかというのをいただいたのですけれども、今回はそういう資料は用意していただいているのでしょうか。
◯花田陽庁舎建設準備課長
2社ですので、高いほうの点数、総合計点だけはお知らせすることはできると思います。その内訳をお知りになりたいということなのですか。ちょっとその辺がわからないわけですけれども、総合計点はお知らせできると思ってございます。
以上でございます。
◯雪
本清浩委員
どういうところを評価してどういう結果になったのかというのを当然知りたいわけであって、2社だから、例えば6社だからとか、そういう問題ではないのじゃないのかなとは思うのですけれども、どうなのでしょうか。
◯花田陽庁舎建設準備課長
一般的にですけれども、内訳というのは余り公表されてないと私ども、考えております。何が何点とか。
自分の点数というのは、教えてくれというのは各社来ますので、それはお教えできるのですけれども、ほかの会社の点数をお知らせしているということはないと考えているのですけれども。
◯雪
本清浩委員
いや、当然これは、どういうところでこういうふうに決まったかというのは知らないと、ブラックボックスで点数がこっちが高かったからと言われても、なかなか納得がいきにくいので、その辺、ちょっとまた
委員会の中でも話をさせていただきたいと思います。
でも、今のところ出してないということですか。
◯寒川成志総務部長
お尋ねの件でございますけれども、大変恐縮なのですが、既に決定した業者の評点、評価の内容ということでございまして、今年度の
取り組みスケジュールという形のご議論なりをいただきたいなというところで、申しわけございませんが。
こちらとしましても、それがどこまで出せるものなのか、当然業者から
企画提案書とかが出ているのですけれども、そういったものはやっぱり企業の秘密に属するというところで、なかなかお示しはしづらいとは思うのですけれども、評価の結果については、また決定した内容という形になりますので、個別にご協議をいただきたいと思うのですけれども、よろしくお願いします。
◯京西且哲委員長
プロポーザルの
募集要項の中に、それぞれ
項目ごとの
評価点数って
オープンになっているのですよ。今までも
指定管理もそうなのですけれども、競合した場合、あるいは単独の場合であっても、それぞれの
評価項目の点数がこの業者は何点であって
トータル幾らというのは
オープンにされていることがあります。
だから、そこをもう一回、部の中なのか庁内なのか、1回協議していただいて、これ、出せるものだと思います。だから、今の時点で判断されてないだけやと思うので、ちょっと1回協議をして、
オープンにしてもらったほうが、この業者のためにもなりますし、総合の総評点がどれぐらいの点数で、決定する時点で最低何点以上でないとだめとか、多分持っていたと思うので、そこも含めてきちんとやっぱり
オープンにされたほうが、これから進んでいくわけですから、余り隠さずに、基本的には全て開示をするということでぜひ進めていただきたいと思います。その点は
オープンにする方向で1回協議をしていただきたいと思います。その点はよろしいですか。ちょっと答弁だけお願いします。
◯寒川成志総務部長
評価の点数に関しては、募集をするときにあらかじめ公開しますよ、この範囲で公開しますよというあたりのものとの兼ね合いもあるかと思うのですけれども、確認いたしまして、ただいま
委員長からお話のあった内容につきましては部内で協議をいたしまして、適切な判断をしてまいりたいと考えてございます。よろしくお願いいたします。
◯京西且哲委員長
委員の皆さん、いかがですか。
◯雪
本清浩委員
それと、加えてちょっとお願いしたいのは、もう実際これ、結果も出たものですから、どこを選定するか、先ほど
委員長からもお話がありました、
評価点数のあれも決まっていると思います。どなたが参加されてどういうふうに決まったかということも教えていただきたい。
ただ点数をつけてこうなりました、どなたが選んだかもわからないと。内部だけでやったのか、いやいや、外部の方も入っていただいたのか、専門家の方に入っていただいたのか、いや、そうではないのかと、そういうところが全く見えないので、その辺もよろしくお願いいたします。その辺は今、
委員長からもお話がありましたので、お話をお預けして待たせていただきたいと思います。
あと、
委託金額。
契約期間という、この令和元
年度スケジュール(案)では、例えば
プロポーザルが決定して、多分
募集要項にもあったと思うのですけれど、半ば以降ぐらいにもう決定して、この
スケジュール(案)でも今年度3月いっぱいまでとあるのですけれども、
委託金額と
契約期間についてお教え願えますか。
◯花田陽庁舎建設準備課長
期間ですけれども、昨日契約になりましたので、昨日6月24日から来年3月31日までの
契約期間となってございます。
金額は、当初予算が1,400万円でございまして、それよりも少し安いということで。
今、手持ちございません。申しわけないです。
◯寒川成志総務部長
大変申しわけございません、手元に契約書がありませんので、1円単位の金額についてはこの場では今直ちには。
ただ、先ほど課長、答弁申し上げたとおり、当初予算を若干下回る程度の金額で契約を締結してございます。
◯雪
本清浩委員
まだちょっと質問させていただくことがありますので、続けて調べていただけたらと思います。
それでは、
参加業者数は2社というか2
グループ、評価結果は出ていないと。
契約期間は6月24日から来年3月31日までとお聞きしました。
この
スケジュールを見せていただきまして、以前どなたか議場でも質問されたかもわかりませんけれども、その中でちょっと答弁として曖昧な答弁があったと思うのですけれど、曖昧と言っても悪い意味じゃなくて、例えば補助金の問題です。
補助金の問題で、例えば平成何年度までには
実施設計を終わらなきゃいけないのか、工事を終わらなきゃいけないのか、それとも庁舎をいつまでに開庁しないといけないのかというのがあると思うのですけれど、現時点でわかっている最新の情報で、要するに何年度までにしないと国の補助金をいただくことができないかというのを教えていただければと思います。よろしくお願いします。
◯西田淳一財政課長
委員ご質問の内容につきましては、
起債制度であろうと思います。
市町村役場機能緊急保全事業でございまして、平成31年度の
地方財政対策におきまして、この事業につきましては、
適用条件に令和2年度までに
実施設計に着手した事業については、令和3年度以降も現行と同様の地方財政措置を行うという旨が追加されたものでございます。
市町村役場機能緊急保全事業のメリットにつきましては、前回の
委員会等でもご報告させていただいたとおりでございますが、この
実施設計に着手という条件については具体的にどのような状況を指すのかということにつきまして、私どもから大阪府を通じまして国に質問を投げかけておりまして、昨日大阪府を通じて一定の回答を得てございます。着手の判断につきましては、契約行為がなされた時点を指すということでございます。
これを本市に当てはめますと、現在本市につきましては令和元年度、今年でございますけれども、
基本計画を策定することとなってございます。その後、一般論といたしましては基本設計に入りまして、これを経て
実施設計、その後に建設工事というものでございます。
これを契約の行為の場合分けと、簡単に分けますと、まず1点目、場合ですけれど、例えばの話でございますが、令和3年3月末までに
実施設計の債務負担行為を設定した上で、これに基づく契約を行った場合、この契約日が令和3年3月末、いわゆる令和2年度末ですけれども、これまでであれば、以降も保全事業として財源措置がされるということでございます。
同様に、これが継続費を組まれた場合でも、同じく契約日が令和3年3月末までに契約されているということであれば、以降も財源措置がなされるというところでございます。
また、
庁舎建設準備課とも話の中で、一定、契約の手法で出てまいります話としては、基本設計と
実施設計、建設工事を一括して契約するような場合が出たとき、これはどうなるかというところでございますが、これは工事請負にかかる議決も含めまして、令和3年3月末までに完結していることが必要になると考えてございます。
以上でございます。
◯雪
本清浩委員
ありがとうございます。詳しくご説明いきました。
ただ、最後の、要するに基本設計、
実施設計、建設までを一括で契約した場合も、令和3年3月31日までにすればいいということですね。保全事業として財源措置がされるということですね。
あと、活用可能期限はお聞きしたのですけれども、今の制度を活用するとなれば、
庁舎建設基金はどれぐらい用意しておけばいいのかというのと、現時点でまだ基金の十分な残高ができてないと思いますけれども、例えばその計画とかいうのがあればお教えいただきたいと思います。
◯西田淳一財政課長
基金のお話でございます。
現在、
庁舎建設基金につきましては1億500万円ほどが残高としてたまってございます。今年度、令和元年度に、いわゆる土地の売却等を前提といたしまして、10億円を積み立てる予定でございます。
この
市町村役場機能緊急保全事業に該当した場合、仮に100億円の事業規模であった場合には、90%までが起債措置が可能ということになりますので、当該10億円が基金での対応で可能ということになります。それ以上に事業規模がふえてきたりとかしますと、やはりその後の部分につきましては基金を積み増していく必要性があるとは思います。
ただ、行財政再建プランにつきましては、令和3年度にまた一部土地の売却を予定しておりまして、これももとにして財政調整基金等を一定積み増していくという計画はございます。後々の対応につきましては財政調整基金も勘案いたしまして対応していきたいと考えてございます。
以上でございます。
◯雪
本清浩委員
ありがとうございます。
今聞きました100億円規模の事業規模と言いましたけれども、事業規模というのは、ちょっと教えていただきたいのですけれど、例えば解体費用とか引っ越しの費用、いろんな新しい設備も当然必要となってくると思いますけれど、それを全て入れたものなのか、ただ、建設に関係するものだけなのか、もしわかりましたらお教えいただきたいと思います。
◯西田淳一財政課長
当然にその周辺の費用も含めて100億円の範囲内でしていただければありがたいと思っています。
ただ、今申し上げた
市町村役場機能緊急保全事業につきましては、建築費の内容になってくると思いますので、いわゆる用地費であるとかそういったものはこの対象とはもともとなりませんので、用地買収費であったりとかそういったものにつきましては、別途起債の手法をたどるなり、これは75%の充当で交付税措置はございませんけれども、そういったものが考えられます。全体の事業費が100億円の範囲の中でおさまれば、その内数の中でこの
市町村役場機能緊急保全事業を使用することができると考えてございます。まだちょっと事業の全体像の詳細が把握できておりませんので、今のところ、そういう計画に持っていけるように、担当の
庁舎建設準備課とも協議を重ねていきたいと考えてございます。
以上です。
◯雪
本清浩委員
ありがとうございました。
財源についてや
スケジュール案についてお聞かせいただきました。
あと1点、先ほどご質問もあったのですけれど、
文化財の調査についてなのですけれども、現に今、庁舎が建っています。しかし、例えばの話ですけれども、食堂の裏の、自転車置き場との間の通路がありますよね。あそこも今回建てかえるとなれば当然掘削する部分があると思うので、ああいうところをコンクリートの部分をはつって、あそこで例えば部分的にやるという、やはり埋蔵
文化財の調査というのは建てる範囲は全体に掘らなきゃだめなのですかね。
といいますのは、先ほどは令和2年度
実施設計で契約すればいいということだったので、例えば埋蔵
文化財が、ちょっと表現が下手なのですけれども、建物を壊しました、埋蔵
文化財調査を始めました、実際たくさん出てきました。そうしたら、そこでもう要するに
実施設計を契約すればいいのか、例えば埋蔵
文化財調査で3年かかってやっても行けるのかとかいう懸念をちょっと自分で勝手に抱いているのですけれども、その辺、どうお考えなのかなと。
例えば少しでも今掘れるところを掘ってみて、あるかないかのある程度調査すべき、部分的な掘削をして調査をしたらいいのではないかなと思うのですけれど、いかがですか。
◯花田陽庁舎建設準備課長
その点につきましても、大阪府の
文化財保護課とお話をさせていただきまして、今後の検討というのですか、要は建物の配置も何も決まってない状態で、どこを掘るとかそういう話ができない、向こうもそういうことをおっしゃっていまして、実際にここやったらどういう調査が必要やというような指示を受けようと考えてございます。
以上でございます。
◯雪
本清浩委員
私が今言っているのは、それは当然調査は、例えば工事範囲全体をしなければいけないと思います。私も一般のおうちを建てさせていただいて、それが埋蔵
文化財の地域だったので掘らせていただいたことがありますけれども、ではなしに、やはり危機管理として先に起こることに備えて掘ってみて、掘っておられる方にも聞いたことがあるのですけれど、大体地層を見ればわかると。土の色の変化とかで大体わかります、この辺がこうだったらわかりますということを、私も直接調査している方からか、聞いたことがあるのです。そういうやはり予備知識を入れるというのか、ある程度危険性があればそういうことも考えて、先をやっぱり読んで行動していかないと、壊しました、出てきましたでは、そこからまたばたばたするばかりで、日にちが延びるばかりで、そうしたら仮庁舎で仕事をする期間も長くなってまいります。
ですから、できるだけそういうことがないように、業務の継続性も考えて、前もってそういう対処できるようなことを進めていかなければならないと思います。これはもう答弁を求めませんので、どうかこれ、検討していただいて、勝手な考えです、当然あの辺も掘らなきゃいけないと思いますので、ある程度当然、大阪府に試掘をやりますということで言ったらいいわけですから。掘って、その可能性が低かったら、それだけでまた皆さんの検討の範囲とか、ある程度
スケジュールも固まってくると思いますので、どうかその辺、やっていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
以上で終わります。
◯花田陽庁舎建設準備課長
委員のご指摘のほう、十分理解できましたので、ほかのところと詰めていきたいと考えております。
先ほどの
基本計画の策定委託の委託料ですけども、税込みで1,399万2千円です。よろしくお願いします。
◯岩崎雅秋委員
ちょっと聞き漏らしていたら悪いのですけれども、先ほど
市民ワークショップの話がありましたけれども、これ、
スケジュールを見たら7月、8月の2回だけみたいですけれども、これはどういうメンバーで、何人で構成されているのでしょうか。
◯花田陽庁舎建設準備課長
市民ワークショップの件でございます。
16歳以上の市民を公募いたしまして、今のところ、一応先週で締め切ったのですけれども、10人の申し込みがございました。まだあきがございますので、今後ご希望があれば受け入れたいと考えてございます。
回数ですけれども、7月7日と8月4日の2回と考えてございます。余り数をふやしますと、やはり参加が減るのではないかということも考えまして、2回ということにさせていただきました。
以上でございます。
◯岩崎雅秋委員
何時間ずつ予定しているのですか。
◯花田陽庁舎建設準備課長
両方とも日曜日の午前中でして、午前10時から12時までの2時間ということで予定してございます。
以上でございます。
◯岩崎雅秋委員
じゃ、続いて
市民説明会ですけれども、計2回実施と。これは何カ所予定しているのでしょうか。
◯花田陽庁舎建設準備課長
市民説明会の件でございます。
前回と同じように、市民センター5カ所と中央地区公民館、計6カ所を2回と考えてございます。
1回目の10月の分ですけれども、10月の祭りが終わった週ぐらいから始めようかなと考えてございます。
以上でございます。
◯岩崎雅秋委員
1回目の10月の今の話ですけれども、検討の状況の報告があると。そのとき、
市民説明会で来た方からいろんな話が出てくるとは思うのですけれども、この
スケジュールを見てみると、いろんな、
市民アンケート、職員・
市民ワークショップ等での課題の洗い出しと書いていますけれども、ここでの
市民説明会でのいろんな意見というのは反映されるのでしょうか、されないのでしょうか。
◯花田陽庁舎建設準備課長
当然、市民の意見は広く聴きますので、その後、
庁内検討委員会を考えておりまして、そこで反映ということを考えてございます。
以上でございます。
◯岩崎雅秋委員
市民ニーズに応えるようによろしくお願いします。
◯南加代子委員
ちょっと重なるようですけれども、
市民アンケートの2,500通ですけれども、これは回収率をどのように設定をして2,500通と決められたのでしょうか。
◯花田陽庁舎建設準備課長
アンケートの件でございます。
岸和田市の場合、アンケートはほかの課でもたくさんやってございます。大体2,500通から3千通ということで発送しております。
というのは、市民の意見集約として活用する場合ですけれども、統計に用いられる計算式というのがございまして、対象人数に誤差とか信頼度とかいうような係数を掛けますと、必要なサンプル数が幾らというのが出てまいります。そのサンプル数がとれるように回収率を設定して計算しますと、大体2,500通ぐらい。回答率は大体3割から4割までと考えていまして、それで必要なサンプル数が出てくるというような計算でございます。
ちなみに、大体16歳以上、今回は16歳以上で16万人の方が対象になってございます。16万人に対しまして2,500通ですので、64人に1人の回答をお願いするということになってございます。
昨日時点ですけれども、もう回収されていまして、大分返ってきてございます。794通、昨日時点で返ってきてございます。
以上でございます。
◯南加代子委員
16歳以上に送ったのではないですよね、18歳以上ですよね。
◯花田陽庁舎建設準備課長
申しわけございません、18歳以上です。申しわけないです。
◯南加代子委員
ありがとうございます。
その
市民アンケート、また、
市民ワークショップ等がありまして、
市民説明会に検討状況で入っていくかと思うのですけれども、以前、
市民説明会も市民センターで行われたことがありましたが、決まったようなことを報告なさる場というふうにしか、皆さん、受けとめていませんでして、ここのところは非常に重要かなと思います。
市民の声をやはり反映していくべきだと考えると、この
ワークショップ、アンケートの結果に基づいて皆さんに報告をして、それに基づきながら説明会を行われるということでよろしいでしょうか。
◯花田陽庁舎建設準備課長
当然、説明会までに集めたデータなりをもとにやはり計画をつくってまいりますので、それもあわせてご報告させていただくと考えてございます。
以上でございます。
◯南加代子委員
ありがとうございます。
では、この後、説明会もあわせて検討に入っていくというところでお話を伺いました。ありがとうございます。
◯岸田厚委員
先ほどから
プロポーザルのことでお話があるのですけれども、提案内容について、この
委員会に示していただけるのかどうか。
プロポーザルの中身の提案、どういう提案をされたとかっていう、それは別に私たちが知るようなものではない……。その辺、ちょっとこの
プロポーザルを実施されたときに、例えば
基本計画の検討で、規模算定・施設計画・事業計画、どういったものの提案がなされたのかとかというのは、私たちにまだこの時点では示せるようなものではないのか、その辺、ちょっとまずお聞きします。
◯花田陽庁舎建設準備課長
先ほどお話ございました公開できる範囲というのを今後検討させていただくということでお願いしたいと思います。
ですので、その中身についてもそれに含まれると考えてございます。
以上でございます。
◯岸田厚委員
わかりました。
以前、福祉総合センターか何かのときに
プロポーザル方式を実施したときに、たしかいろんな会社からこういった提案をしてもらうというようなことがあったような気がしたので、その辺、ちょっともう一度確認をしていただきたいと思います。
それともう1点は、
市民ワークショップの件ですけれども、今お話があったように、10人程度しか今のところ応募がないと。追加でということで、その
ワークショップの討議内容というか、
ワークショップしていただく内容については、もう一定決まっているのかどうかお示しください。
◯花田陽庁舎建設準備課長
市民ワークショップについてでございます。
討議内容というのですか、ばくっとしか今のところちょっとまだまとめてございません。1回目に、現状についてどんなふうに感じているかということと、2回目については、将来的にどんな調査を考えていくか、もしくは、望んでいることはどんなことかというようなことを討議してもらおうと考えております。
以上でございます。
◯岸田厚委員
事前に多分、こういった内容で考えてきてほしいというような、多分そういう通知をされるとは思うのですけれども、その辺、突然来られて、さあ、話してと言うてもなかなか議論が深まっていかないと思います。その辺、ちょっと丁寧にお願いをしたいというのと、あと、この
市民アンケートがもうなされているということですので、アンケートの内容をできたらこの
委員会にもお示しをしていただければと思いますので、よろしくお願いします。
以上です。
◯花田陽庁舎建設準備課長
アンケートの内容は、そうしたら後ほどお配りさせていただきます。
以上でございます。
◯岸田厚委員
どういったアンケートが市民に届いているのかというのを、私たちもちょっと知りたいな、また、その中でやはり本当に聞きたい部分が聞いていただけているのかという部分もちょっとあるので、その辺、確認の意味を込めてちょっと見せていただければなと思いましたので、よろしくお願いをします。
以上です。
◯南加代子委員
基本計画がまだはっきりと決まってない、また、詳細設計も決まっていない段階なのですけれども、
庁内検討委員会の
作業部会の件ですが、窓口、防災、各課いろいろあると思いますが、例えば建物の規模というのがわかっていれば、窓口等もこれぐらいのものが今必要というところも出していけるかと思うのですけれども、これは各担当課が新しい庁舎になった場合はこのような形の窓口とか、また防災に関してはこのような防災が必要というところの課題を挙げるという、どのような基本をもとに計画を検討して挙げてくるのでしょうか。
◯花田陽庁舎建設準備課長
以前からいろんな課題がございまして、今、委員がおっしゃったような、窓口、どんなふうにするんや、当然ございます。
今問題になっているところをみんなで出し合いまして、その解決方法を探っている。規模が先やとか、今のところそれは考えてございません。どんなふうにすれば市民に一番負担がかからないのか、スムーズに事務ができるのかというとこらで考えておるというところでございます。
以上でございます。
◯南加代子委員
まだ決まっていないので決めにくいことかと思いますけれども、決まってからではまた決めにくいことも出てくるかというふうにお答えを聞いて思いましたが、ここのところは非常に難しいのですけれども、実際実務というのをあわせていかないといけないところもありますので、各課、ご意見を聞いて、きちんと検討していただきたいと思います。ありがとうございます。
◯雪
本清浩委員
先ほどちょっとお聞きするのを忘れていまして、
職員ワークショップが全5回と、
市民ワークショップは全2回予定されているということなのですけれども、これは傍聴ということは可能なのですか。ちょっと難しいのでしょうか。
◯花田陽庁舎建設準備課長
両方とも特にだめやとは考えてはございません。傍聴していただいても結構かと思います。
以上でございます。
◯雪
本清浩委員
そうしましたら、今先ほどお聞きしました
市民ワークショップの全2回は7月7日と8月4日、では、
職員ワークショップは全5回あるのですけれども、6月11日に第1回が開かれたということなのですけれども、今でなくても結構ですので、また開催予定等を教えていただけたら。
市民ワークショップの場所と時間も教えていただきたいと思います。
それと、ちょっと余計な発言なのかもしれませんけれども、先ほどありました
庁内検討委員会の
作業部会と庁内個別協議なのですけれども、この
スケジュールでは3月31日まで、これ、ずっと棒線が引っ張られているのですけれども、下から2番目、議会の上の決定
会議、策定が黒丸で2月の当初に決まっているのに、個別協議や
作業部会が、これ3月いっぱいまでやって、これはもう
計画決定が3月の上旬にされるということなんですけれども、
庁内検討委員会が決定をされるのに、まだここまでやっているというのはちょっといかがなものかと思いますので、3月31日まで続けるという思いなのかもしれませんけれども、今後、例えば庁内にしろ、これを外部に持っていくにしろ、ちょっと考えていただきたいと思いますので、それだけ申し添えておきます。
終わります。
◯反甫旭委員
ちょっと要望的な質問になるのですけれども、
市民説明会を各市民センターでされるということで、前回の説明会のときも、僕も地元でしか聞けてないのですけれども、結局同じ資料を渡して、同じような説明をそっちからして、意見が出たら聞くというような感じじゃなくて、庁舎も現
庁舎位置に建てるわけで、一番端っこに結果的になるので、例えば山手の人からしたら、交通アクセスとか、駐車場とか、いろいろ気になるところと、また岸城校区の地元の方の思うところというのは絶対地域性があって違うと思います。そんなんやったらアンケート等とかも通じて、住んでいる地域がどういうところで、そういう目線でこういうこと、意見があるのだとなというのをしっかりと各
市民説明会でも吸い上げていただきたいと思うのですが、そのあたりは考慮されますか。
◯花田陽庁舎建設準備課長
市民説明会のことでございます。
委員のおっしゃるとおり、地域ごとに特色が当然あると思いますので、それに適応したような形でさせていただきたいと思います。
以上でございます。
◯岸田厚委員
今回、この段階で
市民アンケート、
市民ワークショップを行うということで、それは理解できるのですけれども、今後、基本設計、
実施設計に入っていく段階で市民の声というのを聞く場というのはあるのかないのか、その辺、ちょっとお尋ねします。
◯花田陽庁舎建設準備課長
今回、もう最後に計画の
パブリックコメントということを考えてございますけれども、基本設計に至りましてもご報告を申し上げる予定でございます。形は
市民説明会にするのか、
パブリックコメントにするのか、ちょっとそこまで決めていませんけれども、今こういう形で
庁舎建設が進んでいますよということをお示しするべきやと考えてございます。
以上でございます。
◯岸田厚委員
少し気になることなのですけれども、今こういった形で、いろんな形で
市民アンケートや
市民ワークショップ、また
市民説明会でいろんな課題が出てきたときに、それが盛り込まれた基本設計、
実施設計になっているのかどうかという部分を、再度市民からもやはり検討させてほしいということができるのと、今よくあるのが、福祉総合センターのときもそうだったのですけれども、点字ブロックや車椅子トイレやいろんな動線の問題で、建ってからこれは使いにくい、これはおかしい、変えてほしいという要望が出されています。
だから、そういったことが起こらないためにも、基本設計、
実施設計に当たってはきちんとした声を聞いておかないと、建ってからまたやりかえるという、それこそ無駄な問題が起こってくると思うので、その辺、ちょっと丁寧にしていただきたいと要望というか、それをしておかないと、また建てたはいいけれども、この役所、使いにくいでとならないようにだけお願いしておきます。
◯京西且哲委員長
他に。
〔「なし」の声あり〕
ないようですので、
報告事項を終わります。
この際ですので、委員の皆さんから特定事件、
庁舎建設についてに関する事項で何かご発言はありますか。
〔「なし」の声あり〕
ないようなので、それでは最後に
委員会の報告はいかがいたしましょうか。
〔「正副
委員長に一任」の声あり〕
それでは、そのようにさせていただきます。
以上で
庁舎建設特別委員会を閉会します。
(以 上)
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