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平成31年庁舎建替特別委員会 本文 開催日:2019年03月01日
平成31年庁舎建替特別委員会 本文 開催日:2019年03月01日

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  1. 岸和田市議会 2019-03-01
    平成31年庁舎建替特別委員会 本文 開催日:2019年03月01日


    取得元: 岸和田市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-21
    2019年03月01日:平成31年庁舎建替特別委員会 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 箇所) ◯岸田厚委員長  ただいまから庁舎建替特別委員会を開会します。  現在のところ、理事者からの付託事件はありません。  理事者より報告の申し出がありますので、発言を許します。 ◯坂井永二総務部長  それでは、私から報告をさせていただきます。  2月2日から8日までの間に、市民センター5カ所と市立公民館におきまして、庁舎建てかえの検討状況に関する市民説明会開催いたしました。  説明会では、これまでの特別委員会でご報告いたしました評価結果とその根拠を中心に、これに先立って実施しましたサウンディング調査結果や、昨年9月の市民説明会開催概要説明を行い、これらをもとに総合的に判断した結果として、現庁舎位置にて新庁舎建設したいという考え方につきましてご説明をいたしました。  このたび、説明会の結果についてまとめましたので、ご報告を申し上げます。  資料をお配りさせていただいていると思います。資料をお願いいたします。  説明会でのご意見は、大きく、建設地に関するものとして資料の1ページと2ページ、及び新庁舎建設に関するものとして資料の3ページの2つに整理してございます。  建設地に関するものにつきましては、主に評価に対するご意見でございましたので、資料評価項目ごと意見をまとめてございます。表の左側には市民のご意見を記載し、意見に対する説明や市の考え方を右側に記載してございます。  主なものについてご説明をいたします。  資料の1枚目、1)防災性安全性)に関することでございます。現庁舎位置での津波液状化を懸念する意見がございました。津波液状化という防災に関する事象につきましては、災害にも強い庁舎建設津波避難ビルとしての活用というハード面の工夫とあわせまして、避難計画業務継続計画など、ソフト面の対策で市民皆様が安心できる庁舎としていくという内容をお答えいたしました。  次に、利便性項目に関することでございます。公共交通の便がよい福祉総合センター敷地のほうが適地ではないかというご意見がございました。バスなどの公共交通機関利用という面においては、今回の評価結果からも、福祉総合センター敷地が有利でございますが、現庁舎への来庁手段調査結果では、68%の方が自家用車による利用でございまして、自動車社会ということもございまして、多くの来庁者自家用車で来庁されているという状況です。福祉総合センター敷地では、入出庫の際に出入り口付近の道路で渋滞を引き起こす可能性があり、問題があると考えてございます。現庁舎位置での建てかえに当たりましては、自家用車利用公共交通機関との連携、工事期間中の来庁者への配慮など、庁舎利便性の向上について考えてまいりたいと思います。  資料の2枚目をお願いいたします。  まちづくりに関する項目では、大正時代に市制が施行されて以来、現庁舎場所で市役所が存続してきたという歴史的な背景も重視すべきという意見とともに、選外となりました福祉総合センター敷地活用に関しまして、具体性がないことについてのご意見がございました。福祉総合センター敷地民間活用に関しましては、現在のところ、具体的な計画はございませんが、サウンディング型調査では、民間事業者による活用福祉総合センター敷地のほうが可能性が高いという意見でございました。庁舎建設に関する計画づくりと並行しまして、選外地活用に関しましても、民間事業者のニーズの把握のためのヒアリング等を行ってまいります。  経済性に関することとしまして、現庁舎位置建設することで分棟となることや仮設費が必要となること、工期が長くなることへのご意見がございました。分棟となることに関しましては、関連性を踏まえた部署の配置等により、市民皆様利用しやすいレイアウトを計画したいと考えてございます。工期につきましては、建設手法を工夫するなどして、短縮に努めたいと考えてございます。事業費につきましては、仮設費が必要となるものの、別館を活用することによりまして、事業費を少なくすることができます。また、工事中に必要となる駐車場は、民間施設活用なども検討しながら、事業費の圧縮に努めてまいりたいと考えてございます。  評価項目に関することではございませんが、今回検討した敷地以外も候補地として検討しなかったのかどうかについてのご意見、ご質問がございました。実現の可能性を考える中で、市が所有し、庁舎建設できる一定の広さがある場所候補地として選定し、庁内での検討を重ねるとともに、議会皆様協議を行いながら、候補地を絞ってきたことにつきましてご説明をいたしました。  また、建設地決定する手順や判断の理由についてのご質問がございました。今年度は、福祉総合センター敷地防災広場、現庁舎敷地の3つの候補地から2カ所に絞り込み、さらに専門コンサルタント業者による調査結果を参考庁内検討委員会協議を行い、政策決定会議におきまして、2つ候補地を含むエリアのまちづくりや財政への影響等から総合的に判断したことをご説明してございます。
     次に、資料の3枚目をお願いいたします。  今後、新庁舎建設することについてのご意見をいただきました。将来の業務の見直し、IT化市民センターと本庁との機能分担人口減少などを考えると、コンパクトに建設できるのではないかという意見がございました。庁舎規模は、職員数から算定されます庁舎面積先進都市の事例から試算して、建設場所検討を行う上での仮の想定面積として2万5,000平米としてございますが、実際の面積は、基本計画策定において、必要な機能規模について詳細に検討を行います。  また、景観配慮すべきというご意見建設資金に関するご質問がございました。景観への配慮につきましては、景観審議会にも諮りながら、担当課とも協議しながら、計画を進めてまいりたいと思います。建設資金につきましては、平成32年度までに実施設計に着手すると適用されます市町村役場機能緊急保全事業活用できるように、積極的に事業を推進してまいります。  最後に、その他としまして、市民意見をお聞きするタイミングに関することや、前回市民説明会への参加人数が少ないことについてのご感想がございました。市民説明会開催に際しましては、広報しわだや市のホームページ、今回の説明会では、それに加えまして町会連合会へお知らせするなど、市民皆様への周知を図るとともに、随時ホームページにおきまして検討結果を公表し、情報提供を行ってまいりました。  今後も、市民説明会開催やワークショップなどを呼びかけるなどして、市民皆様に関心を持っていただけるよう努めながら、市民皆様からのご意見を伺ってまいりたいと存じます。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ◯岸田厚委員長  ただいまの報告に対する質問がありましたら、順次発言願いします。 ◯井舎英生委員  今、説明を聞いて、ちょっと意見質問します。  私を含め、何人かの議員は、6カ所全部に参加していたんですけども、やっぱり気になるのは、こういう意見市民には率直にあったと思うんですね。ほぼ決定したことの報告をするような説明じゃなくて、やはりもっと検討段階市民意見を聞くという場でなければいけないと、そういう姿勢が足りないという、表現は違いますけども、そういうような意見がやっぱりどの会場でもあったように思います。  いずれにせよ、どこかに決めなきゃいけないことですから、それは、そういう時期が来るにしても、それまでに十分、何年も余裕があったにもかかわらず、そういう丁寧な市民に対する、市民意見を聞くという丁寧さが過去にもなかったというような感じだと思うんですけども、その辺についてはどういうふうに受けとめられているんでしょうか。 ◯花田陽公共施設マネジメント課長  今年度につきましては、情報発信等、たくさん行ったと自負しておりますが、それ以前につきまして、おっしゃるように、情報発信というんですか、ホームページでは掲載しておりましたけども、積極的には、少し足らなかったかなと思っております。 ◯井舎英生委員  少しじゃなくて、過去非常に、なかったという意見だったと思います。やはり市庁舎というのは、ほかの都市でもそうですけども、市民にとっては非常に大切な場所であり、関心事ですので、その辺の丁寧さが行政のほうにないと、やはり今後のことについても、市庁舎の中身のことについても、もっとやっぱり市民意見参考にすると、非常に見識の高い人たちも当然おられるし、若い人から高齢者までいますから、やっぱりそれを、よく市民意見を聞いて、設計をしていくということが非常に重要だと思うので、その辺がちょっと欠けると非常に不信感行政に対する不信感信頼感が損なわれるので、その辺を要望して、一応質問を終わります。 ◯岸田厚委員長  他にございませんか。 ◯反甫旭委員  ちょっと関連してお聞きしたいんですけど、今回の市民説明会人数は多かったと考えているのか、少なかったと考えているのか、教えてください。 ◯花田陽公共施設マネジメント課長  前回、9月よりはかなり、倍以上にふえてございますけども、市民全員からすると、やはりちょっとまだ少ないかなと感じております。 ◯反甫旭委員  広報はどのように行ったんでしょうか。 ◯花田陽公共施設マネジメント課長  今回の説明会につきましては、広報しわだと新玄関にありますデジタル広告等、またホームページ、今回につきましては町会連合会にもお願いいたしまして、広報したということでございます。 ◯反甫旭委員  僕の地域だけかどうかわからないんですけど、確かに市民の中で興味ある人とない人はおると思うんですけども、僕は広報しわだでしか、議会のこととは別で、見なかったので、もうちょっと町会連合会等にもお願いして、幅広い市民の方に目にかかる機会をふやしてもらえたらなと思います。これは要望で終わります。  別で、前の新聞報道で、7階建てになる、ならないというのが出ていたと思うんですが、その点、ちょっと詳しく教えてほしいんですけど。 ◯花田陽公共施設マネジメント課長  一部報道で、7階ということが出ていたたと思います。これは、その場、記者のインタビューで、そのボリュームを放り込むと、どれぐらいの大きさになるんやという質問で、大体その敷地に当たり、何階積んだら、7階ぐらいになりますよというお答えをさせていただいたということだけでございます。決定ではございません。 ◯岸田厚委員長  他にございませんか。    〔「なし」の声あり〕  ないようですので、理事者からの報告を終わります。  この際ですので、委員の皆さんから特定事件庁舎建てかえについてに関する事項で何かご発言はありませんか。    〔「なし」の声あり〕  それでは、最後に私より一言申し上げます。  市庁舎は、旧館で既に築60年以上が経過し、老朽化が著しく、耐震性に問題があり、建てかえが喫緊の課題であるとして、平成29年第2回定例会において本委員会が設置されて以降、今日まで9回の委員会開催し、平成25年の庁舎建替庁内検討委員会報告書に関する議論に始まり、庁舎建てかえの先進市である埼玉県春日部市を訪問し、新庁舎建てかえの概要特別委員会について視察をした後、建設候補地検討状況やそれに伴うサウンディング型市場調査など、報告を受け、議論してきました。そして今般、市長より、新庁舎建設地決定についての報告を受けました。  今後、我々議員には改選が控えており、5月からは第20次の岸和田市議会が新たに始まりますが、庁舎建てかえに関する調査議論はまだこれからであると考えています。次の議会においても本委員会が設置され、庁舎建てかえに関する調査議論が十分継続されて、検討されることを要望しておきたいと思います。  以上で庁舎建替特別委員会を閉会いたします。               (以 上) Copyright (c) Kishiwada City Assembly, All rights reserved....